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乗り物・機械・兵器スレッド

1言理の妖精語りて曰く、:2007/07/09(月) 16:35:45
乗り物、機械、兵器に関する記述を行うスレッドです。

182言理の妖精語りて曰く、:2021/01/01(金) 08:26:24
【ハツヒノデ】は、年始の朝に地底世界を一巡りする大型トラックである
その荷台には、巨大な赤王果【メルトバーズ】が搭載されており、その暖かな輝きが新年の始まりを祝福するのだ

なお、一周した後には、この果実は切り分けられ、皆に振る舞われる
その味はとても美味しく、体の芯から熱気で温められるという嬉しい福効果もついてくるのだ

183言理の妖精語りて曰く、:2021/01/16(土) 12:10:38
【ハンド・シンジュク・ターミナル・デバイス】(HSTD)

腕につける小型端末であり、同時にこれ自体が「シンジュク駅」でもある
その性質を利用し、いかなるシンジュク駅にも侵入を可能とする万能の切符(駅によっては別途料金や許可が必要)として使えるのが、その最大の特徴

もちろん駅であるため、さまざまな電車が停まることが可能であり、小型の出前トレイン、データ/アプリトレイン、さらにはトレイン精霊や伝書かたつむり、強化プログラムトレインなども、これによって使用可能となるのだ

184言理の妖精語りて曰く、:2021/01/22(金) 11:26:57
HSTDのデータ送信は、アストラル界シンジュク駅や十一次元シンジュク駅を利用しているとされている
ただし、その仮説は、全ての分野における専門家たちの合意が成立していないため、超合シンジュク運営によって公認されているわけではない
それは、専門家各自の認識・観測出来る範囲が、それぞれ大幅に異なっているためである

また、超合シンジュク駅の都市伝説には、HSTDだけが反応する「亡霊シンジュク駅」などの存在が噂されているが、これもまた同様の理由で非公認となっている

185言理の妖精語りて曰く、:2021/01/23(土) 01:37:13
【機械女神の眼】
誰でも最高性能AIによるプロ並みの鑑識機能を用いることが出来るという触れ込みの裏アプリ
使いみちは色々
草野球や草サッカーの審判にも使えるかも?

186言理の妖精語りて曰く、:2021/02/03(水) 22:52:01
蒸気都市エンドミットの上流階級(ジェントリ)においては、外套さえも蒸気機関である
金属の外套は、蒸気熱によって暖房を行うだけでなく、自立歩行や飛行を行ってその所有者(マスター)の動きに追随し、果ては伸び縮みする蒸気アームによって身の回りの世話までするという

そんな上流階級の一部には、外套を蒸気犬と同様に扱う者たちまでおり、闘犬ならぬ『闘外套』を暖かな室内で行う贅沢な遊びを楽しむのだとか

中流以下の階級は、中央蒸気機関(セントラル・スチーミング・エンジン)からの滞りがちな蒸気供給で暖を取るしかないというのに・・・・・・・・

187言理の妖精語りて曰く、:2021/02/09(火) 21:44:40
【ピクチャーブック・アプリ】
アメル・ア・フィリス専用の自己強化アイテム

アメルは、唯一固有の【空想世界】を持たない【生成物】である
だが彼女は、逆にそれを活かし、他者の【世界観】を自身にダウンロードすることで、あらゆる異能を使用可能になるという【空想引用力】を身に着けたのだ!

しかも、このアプリの可能性はそこに終わるものではない
アメルが宿敵である【逆ハープリンセスナイト】の熱烈なハーレム勧誘攻撃に苦戦する中、ひとりの無名熱血俺様新人編集者が、強化アプリ【アポクリファブック・アプリ】を持って、彼女の元へと向かっていたのだ・・・

(続かない)

188言理の妖精語りて曰く、:2021/02/14(日) 12:33:05
自己と世界を再編集せよ、アメル・ア・フィリス!

189言理の妖精語りて曰く、:2021/03/13(土) 22:55:56
【1パー】(かねもち)たちがいなくなった街で、人びとの生活を支えているのは貧困階級の【サイバー・飛脚】たちだ
既に生身の脚を遥かに超えた性能を持つその義足は、街中に放たれた武装ドローンや反出生教徒、そしてもちろん【天国人】(ゾンビィ)たちの攻撃をさらりと躱す

彼らがピザなどを配達するおかげで、自家菜園や契約農園などに縁がない人びとでも、なんとか日々を凌ぐことが出来ているというわけだ

世は、【終わらざる病魔の時代】(エンドレス・パンデミック・エイジ)
無限に変異と進化、さらに新たに発見されるウィルスとの不本意な共生を余儀なくされたこの世界では、今日もウィルスに対抗した進化を遂げた最新技術とそれでも進化しきれない人類が、なんとか共に暮らしている

ほら、電線が引きちぎられもはや役割を終えた電柱を、クノイチ・スタイルの【サイバー・飛脚】が蹴って三点飛びをするその後ろには、
【撮り脚ストーカー】の男が、彼女の網タイツに見惚れるあまりに尻もちをつき、その肥満したボディ(しんせんなおにく)を求めて、大量の【天国人】(ゾンビィ)が群がってきている

これが、この新時代の風景なのだ

どこか遠く、雲衝く摩天楼(タワー・マンション)か、生前葬要らずの巨大墓地(シェルター)だかに【1パー】(かねもち)が眠る頃
【サイバー・飛脚】たちは、廃墟を蹴って空を飛ぶ
ただただ、今を生き抜くために

その美しさ、たくましさの前には、形なき無音の数字(マネー)など、なんの意味があるだろうか
彼女たちは、今日も行く
明日を知らず、過去も追いつけない
それはどこか、言葉と計算の追いつけない、輝ける/無明の生の瞬間の中を

190言理の妖精語りて曰く、:2021/04/17(土) 14:10:35
【ハムスター】は、どんな荒地でもばく進できる乗り物であり、これに砲を取り付けたものを【ハムスター砲】という。

191言理の妖精語りて曰く、:2021/05/03(月) 22:53:30
【フラクション演算器】とは、過去と未来がもつ【時空行間領域】を用いて演算を行う計算装置である
未来は未だ決定していないものである
顔面に命中するはずだったボールが、ほんのわずかな身じろぎや空気の震え、突風などによって外れることがあるように、いかに確定的な路線の未来予想でも外れる可能性はある

そして、それはまた過去も同様なのだ
過去には、既に起きた事象には、定かに認識することが不可能な部分がある
穴に入ったパチンコ玉を観測したとき、そこから認識できるのは、あくまで「パチンコ玉がどういったルートを辿ったか」ということだけである
その玉が、どこの釘にどれほどの強度でぶつかったか、人間はその正確なところを完全に把握することなど出来ない
記録映像を確認するにしても、撮影・記録・観測・認識の各時点においてのミスや把握の失敗はつねに起こりうる
視覚情報を形成する光すら、真の意味で一瞬で現状を伝達しているわけではなく、その情報の何%かは観測する際にすでに失われているのだから

ましてや、人間の記憶などは実に不確かなものである
それはつねに、現在その人間が置かれている物理的および精神的な環境、外部情報による印象操作・認識誘導によっていくらでも後から改竄可能なあいまいな思い込みに過ぎない
ゆえに、過去にはつねに「じつはこうであったかもしれない」というブレ、ゆらぎが存在するのだ

そうした未来と過去におけるゆらぎ、解釈によって情報を補強可能な「行間」を利用する演算装置こそが、【フラクション演算器】である
この場合における「行間」とはすなわち「数値がとりうる可能性」という意味でもある
量子コンピュータが量子のもつれを利用してより高度な計算を可能とするうに【フラクション演算器】は、過去と未来におけるゆらぎ、すなわち世界の可能性を利用することによって、より高度な演算をより短時間で行うことが出来るのだ

192言理の妖精語りて曰く、:2021/05/04(火) 09:31:57
巷間に流布している俗説では、【フラクション】演算器は、「波紋のまなざし」を持つと言われている
それは、その観測によって時空を不安定にする混沌の【楔】なのである、と

193言理の妖精語りて曰く、:2021/05/04(火) 16:54:22
三式爆炎弾

四式バク夢食(むしょく)弾

194言理の妖精語りて曰く、:2021/05/10(月) 09:37:27
空間歪曲バリアは、ときどき誤動作を起こす
今回は、どこかの星の貧乏アパートに接続してしまったのだが・・・さて、これからどうするべきなのだろうか?

今、宇宙を超越した家賃取り立てと領有権争いの戦いの火蓋が落とされた・・・のかもしれない

195言理の妖精語りて曰く、:2021/05/14(金) 22:50:44
二つの月の正体は、重力による空間歪曲砲であった
それは宙を歪め、空に二重の虹を映し出す

196言理の妖精語りて曰く、:2021/05/22(土) 08:30:14
【ネコメンド】
ARアプリの一種
写真に撮ったモノのおすすめポイントを猫が教えてくれるアプリ
猫の意見は、特殊な首輪を介して読み取られ、翻訳される

ただし、おすすめポイントはあくまで猫の基準であることに注意

街の抜け道とか、鮮度が良い魚屋さんなど意外なステキスポットが見つけられちゃうかも!?

197言理の妖精語りて曰く、:2021/06/23(水) 11:59:19
【血の鉄騎】とは、汎用性のある機能を有している鉄(くろがね)の獣である
それは、血液を与えることによって乗り手に適した性質および形態へと変化する

198言理の妖精語りて曰く、:2021/06/25(金) 10:34:04
【大災害】後に人類の最大の脅威となったのは、遺伝子改変植物と何処にでも入り込むネズミ駆除ロボットであったが、「最高の脅威」と言えば、それは天から見下ろす気象操作衛星であったろう
紫外線の操作、気象の変更、栄養剤や農薬の高高度散布・・・人類が自分たちの利益だけを考えて生み出したテクノロジー、その全てが彼らにとっての驚異となったのだ

199言理の妖精語りて曰く、:2021/07/11(日) 10:33:54
【機神具】は、内部に人工的に【神】を宿らせた機器の総称であり、その大半は兵器である
その一部は【機神箒】と呼ばれ、条件さえ揃えば生身での音速超過を可能とするのだ

200言理の妖精語りて曰く、:2021/07/11(日) 22:47:09
バナナ・スリップ・カー

201言理の妖精語りて曰く、:2021/07/23(金) 09:42:17
スチームエステBOXは、蒸気都市エンドミット最先端の流行でもある

202言理の妖精語りて曰く、:2021/07/24(土) 22:51:26
この、駅前などに備え付けられた二メトル前後の鉄の箱に入れば、誰でも一瞬で美しくなれるのだ
化粧も万全、全身スリムな夢の箱である

203言理の妖精語りて曰く、:2021/09/19(日) 22:58:47
百烈千火砲

204言理の妖精語りて曰く、:2021/10/21(木) 07:53:21
『キャット・キャブ』は、バイオパンク時代における代表的な交通機関である

それは、しっぽと耳を生やしたタクシーであり、いかなる隙間をもすり抜ける
高齢化社会において、CC(キャット・キャブ)は、人々の心強い味方であった
しかも、燃料はカツブシパックやバイオ・ツナオイルだけで良い


まあ、ときどき、お昼寝から起きてこないことだけは問題なのだが・・・・・・・・

205言理の妖精語りて曰く、:2021/11/29(月) 08:02:52
【憑信武装】は、思いの蓄積によって成る

206言理の妖精語りて曰く、:2021/12/11(土) 11:51:22
参管死怨砲

207言理の妖精語りて曰く、:2022/06/24(金) 12:43:47
【祝祭機・フリッカーマシン】
ヒトの心と身体を拡張する装置

もともと精神病などの研究および治療のために開発されたが、現在では主に娯楽のために用いられている
元を辿れば、神科用のただの長椅子(カウチ)の発展形でもある


ステッキから、ぬいぐるみ、巨大ロボット、バイク、ローラースケート、HMD(ヘッドマウント・ディスプレイ)などその形態は多種多様
共有可能な幻想である仮想世界を構築
さらに、別機体が構築した他の仮想世界に対し、波紋を投げかける機能を持つ

208言理の妖精語りて曰く、:2022/07/06(水) 18:23:37
全世界英雄協会の7大理事用の被召芯は「とにかく壊れない」ことが指向されている。
理事が欠ける事態を防ぐためのものであるが、被召芯の頑丈さはそのまま「出力してもいいエネルギーの上限」につながる。

故に、7大理事となった英雄は、通常の英雄よりもさらに大きな力を行使できる傾向にある。

209言理の妖精語りて曰く、:2022/07/08(金) 13:42:10
7大理事には生身の、定命の種族の者もなる。そうした着任者たちには巨大なパワードスーツめいた着衣が貸与される。

「英雄」には頑丈な芯を、それ以外には頑丈な鎧を、というわけである。

210言理の妖精語りて曰く、:2022/07/14(木) 22:11:58
7大理事は全員が「英雄」であることもありえるし、
全員が定命の者であることもありえる。
故に被召芯とパワードスーツめいた着衣はそれぞれ7つ存在する。

7つ組の「芯」と「鎧」がある。今は使われることはない機能だが、
それらを全て組み合わせると、一つの巨大なヒトガタとなる。
「猫の国」のウィッカーマンを彷彿とさせる、骨組みの巨人めいたシルエットとなる。

211言理の妖精語りて曰く、:2022/11/01(火) 20:19:24
【トライチェーン・エボルトシステム】 
三重螺旋遺伝子構造を模した「進化する機械」のアップデート新システム  
一部の担子菌類の生態を元にしている

このシステムの最大の特徴は、外部の機械・生物のデータを取り込むことが出来ることである
これによって既存の【交配進化システム】を更に上回る飛躍的な進化の可能性を得ることが出来た

だが、問題なのはそれは同時に欠点でもあるということである
急激な進化は、それに見合う同等の破滅の可能性をも呼び込んでしまう
可能性とは決してポジティブな意味だけではなく、ネガティブや理解不可能な未来の出現をも含むものでもあるのだ・・・・・・

212言理の妖精語りて曰く、:2022/11/01(火) 20:25:03
【エッグミミクリー・ブラックボックス】
EMB
「進化する機械」エヴォルトシリーズに設置を義務付けられた装置
いかなる進化を遂げても付属していく、寄生体とも共生体とも呼べる存在であるが、その詳細は一切不明

どうやら、エヴォルトシリーズ内外の情報を取得・蓄積していることだけは確かなようなのだが・・・・・・

素性分からぬ同居人
それは時限爆弾なのか、それとも進化によって未知の未来に迷い込んだ機械を救う、アリアドネの糸なのだろうか?

213言理の妖精語りて曰く、:2022/11/06(日) 08:48:31
【電磁誘導式・描砂曼荼羅】

最近の流行である【科学的復興魔術運動】の初期にもてはやされた技術

多色の砂それぞれに磁性を持たせることで、高速移動中や水中など、既存の【描砂曼荼羅】では不可能な環境での術式の使用を可能とした
また、これによってそれまで【達人】階級以上の魔導師のみに可能であった「魔法陣効果の高速切替」を万人に可能とするという効果もある

ただし、その実行には特殊かつ高度な電磁制御システムとAIが必要であり、それはたびたび深刻なバグを起こしがちであった

しかし、それはシステム構築を下請けに継ぐ下請けへの丸投げを行ったためであり、理論的にはなんの問題もないとする説もある
あるいは、これからまた再評価される技術であるのかもしれない

214言理の妖精語りて曰く、:2022/11/06(日) 08:53:32
【積層爆発反応・描火魔法陣装甲】

最近の流行である【科学的復興魔術運動】によって誕生した特殊な魔導工学系のアーマー

任意で爆発させられる多層の装甲に多色の火薬を仕込み、装甲の各「レイヤー」と爆発の時間差を駆使することで、空中に「花火の魔法陣」を描くことが出来る
それによって、多様な魔法陣効果を即座に再演することが可能となる

ただ、慈善に仕込む火薬の量や色彩に再演可能な魔法陣パターンが限定されるなど、その技術的問題はまだまだ多い

215言理の妖精語りて曰く、:2022/11/06(日) 09:04:45
【黒騎士ディーアンシー】

現地名「エルナ・カルル・ケトナス」

最新の【神滅ぼしの武具】とも言われる呪いの強化外骨格である

【ラ・キルイルの戦役】において、「緑色の血」を流したため、その内部には大量の植物プランクトンが詰められており、それによって装着者の「気」(マナ)を増強しているものと思われる

また、これが活動している地域である【ユーラメリコン】では、全身封入型VRシステムの研究が盛んなため、これはそれを応用した「装着者のゲーム行動を全て戦闘行動に変換する」【システム・コルセスカ】を利用したものであるという疑惑もかけられている
実際、あらゆる装着者がこの外骨格の装着後に暴走するなど、その機能には不自然な点も多く……

216言理の妖精語りて曰く、:2022/11/13(日) 13:34:22
幻の蒸気時計(スチームクロック)
ラカジン派の異端説・あるいはハイミラ教団の説話にある
紀元槍を時計塔にみたてた起源槍、そのプロトタイプ。
己がそうであるとは知らないおじいさんの時計。
蒸気による救済を夢見るクロックワーク・メサイア

217言理の妖精語りて曰く、:2022/12/18(日) 00:45:00
◎今月の絶滅作家復活計画に使用された装置とその経過報告

・【作家脳培養装置】
プールいっぱいに培養された脳からは、豚骨ラーメンの情報しか取れなかった
次は、全世界の海、その次は木星か金星を舞台に実行してみようと思う

・強制分散コンピューティング・ブレインハッキングアプリ【シェイクスピアの猿ゾンビ・指向性改式】
残念ながら、ヒトという生物は個体差が激しすぎる
エロ要素のデータだけは多めに取れたが、それとて個人の嗜好の種類が多すぎて、ドラゴンが乗った車が毛だらけになって、大量の性器と触手を生やす始末
やはり、全身整形と洗脳を併用するべきか……?

・多元分史発生装置【ワールド・デストロイ・ハンマー改・指定作家限定】
異なる歴史、異なる世界ごと作家を複製・創造するという計画

だが、どうも起点世界とは異質な世界しか創られないものらしい
成果があがるにはあがるのだが、こちらの文化・文明形態からは、全く理解できないような作品も多い
海産物世界の真面目な触手文学とか、天空世界の愉快な気体マンガだとかを描かれても……

これでは、せっかく発動用に入手した核爆弾100tも宝の持ち腐れだ
この実験はひとまずこれで切り上げて、核は他の実験に利用することとしよう

絶滅作家復活計画はこれからも続く!
まだまだ続かせるのだ!

218言理の妖精語りて曰く、:2022/12/20(火) 01:52:43
古代の情報端末【ガラケー】は、インプラント手術が不可能な人物向け、インテリア、ストラップ追加効果、モンスーン・濃霧地域、手指の鍛錬、ソシャゲ依存症状からの離脱治療など、26世紀の現代となっても様々な利用価値から活用され続けている
一方、【スマホ】は1世紀で人類とともに絶滅した

219言理の妖精語りて曰く、:2023/01/01(日) 03:46:06
【クルグ・バッカンドラ】
造られたバッカンドラ。グレンテルヒが開発したとされる紀械神の一柱。紀械神を建造するための紀械神。
存在をエネルギーへと変換する存在素機関【モナドリアクター】を逆回転させることでエネルギーを存在へと変換する。これによって任意の存在者を無から創造することが可能となり、物理的実体に囚われず概念工学的に紀械神を建造できるようになった。
クルグ・ペレケテンヌル以降の紀械神、いわゆる後期紀械神群はこの紀体によって建造される。

220言理の妖精語りて曰く、:2023/01/17(火) 21:49:28
【ロールケーキ砲】
お菓子の国の上級兵器菓子の一種

まるで消防車のような車両に搭載されているが、突き詰めればクリームも油なので絶対に火事に使ってはならない
逆効果だ

たっぷりの生クリームは、火ではなく、暴徒を鎮圧するために用いられる

221言理の妖精語りて曰く、:2023/04/23(日) 22:32:31
【終末時計】

本来これは世界で最も正確な時計として造られた。
世界の寿命まで測れてしまうエントロピー観測装置に流用できるのは
制作者にとっては皮肉な誤算であったのだ。
この時計はギャラルホルンの角笛、黙示録のラッパめいたアラームが鳴るという……
「シシシ、世界の終わりそれが何時なのかなど、誰も決して知りたくないのさ……」
世界の熱的死まで、あと僅か――

222言理の妖精語りて曰く、:2023/04/24(月) 13:49:21
熱的死という意味では世界は何度も終わっており、その度に相転移してやり直しているという説はカール・クルギュフトンによって提唱された。
なおカール・クルギュフトンはこの世界には存在しない。

223言理の妖精語りて曰く、:2023/07/07(金) 01:35:33
ウォーキング・スチームポッドは、富裕層向けの動く屋外用暖房であり、夏は氷を製造することも出来る優れものである
ただし、その場合もかなりの熱を発するため、蒸気外骨格の内部でガンガンに冷房を聞かせている資産家はともかく、その召使いたちは蒸し暑い鉄の塊にひたすら追いかけられて難儀することになる

とはいえ、ときにその立場も逆転することもある
外骨格任せの「ジョギング」をしていたはずの資産家が、坂道で壊れて転倒したポッドに追いかけられた件などが、その良い例である
外骨格など着ていない召使いは、素早く狭い横道に逃げ込むことが出来たのだが、資産家はそうはいかなかった

そこへ更に、謎の故障が加わった結果、資産家はただの重りと化した外骨格を着込みながら、長い坂道をひたすら走り続けることとなったのである

224言理の妖精語りて曰く、:2023/07/26(水) 22:13:06
ショコラトーグ。
菓国ネセゲアへの侵略者に対してかつた行われた激戦で、欠落した体のチョコ置換による復帰を繰り返したクッキーマンの果ての果て。
冷たいショコラで脳以外の全てを鎧って侵略者をちぎって投げて刻んで蜂の巣にする一騎当千の単騎兵力。
【チョコレート工場】が開発した理論純カカオの超硬装甲やスイートココア動核(ハート)といった当時の高度技術が山と投入されている。
今でも脳の賞味期限切れで果てていった彼らの遺骸から形見分けされたショコラウェア群は一級品と名高く、裏社会の強者の多くが伝家の宝刀として装備している

225言理の妖精語りて曰く、:2023/07/27(木) 05:40:40
アエルガ=ミクニーとレーヴェヤーナの信仰は芸術方面でも対立しており、二神に捧げられた芸術はそのまま芸術の二大ジャンルとして有名である

226言理の妖精語りて曰く、:2023/08/13(日) 23:24:57
魔導大砲は、その製作地や製作集団によってその方式がそれぞれ異なる

真空吸引式があれば、その逆とも同類とも呼べる空圧式もあるし、亜竜や巨大ウナギ、十足ガマ、マッチョパームなどから採れる油を使った油圧式も存在する
他にも慰謝料懲役・雷神誘導式、排気誘爆式、月光加工ばね式、植物スプリング式、締め切り圧式などがあり、それらは用途や目的に応じて多様なものをさまざまな形で発射している

一説によればこの世界自体も、どこかへたどり着くために発射された巨大な砲弾であり、世界外との摩擦によって自らを発射し続ける巨大な魔導大砲であるともされている

その真偽は不明だが、今日も大砲は何かを飛ばす
あるいは破壊のため、またあるいは水や種、ボトル・シェル、ボイスメールなどのメッセージやプレゼントを届けるために
大砲は、撃ち続けるのである

227言理の妖精語りて曰く、:2023/11/03(金) 22:04:17
【電車槍】
世界交錯鉄道を疾走する磁気と電気を象徴する超電導磁気浮遊走行車両。
この世の最果てに到着する槍とも呼ばれる。

228言理の妖精語りて曰く、:2023/11/08(水) 23:42:33
【地獄爆発】事件の後、地上に広がった【歩く死者】たちはそのまま文明再興の労働力として用いられるようになった
彼らは、バラバラにしても何も食べさせなくても動き続けるため、失われた化石燃料動力の代替として有用だったのである

これこそが、世にいう【死者動力文明(ゾンビ・パンク)】の始まりである

229言理の妖精語りて曰く、:2023/11/09(木) 15:09:27
失われた化石燃料【醤油】がもたらした技術は、広範囲に及んでおり、大規模な恐慌が起きた。
その後の時代では【死者の水戻し】による莫大なエネルギーを得る方法が確立され、エネルギー革命が起こった。
【大豆弾】などはもはや懐古コレクション品扱いである。

230言理の妖精語りて曰く、:2024/01/05(金) 18:25:24
【超音速投槍機】
その槍はもはや落雷だった。轟音、衝撃波、強風、ソニックブーム。
凄まじい貫通力があったが、あまりにも大雑把に後方の全てを吹き飛ばした。
それはまさに投げる大砲であった。

231言理の妖精語りて曰く、:2024/04/09(火) 17:24:09
【創世時計】は、デカルトの思想を元にした懐中時計型魔導機
絶対理性としての神と直結しうる人間の精神を以って、時間を始めとする肉体という「自然」の要素を制御することを目的として設計された
これは欠陥品であり、これまではまともに機能することはなかった

しかし、これに朽ち枯れるという要素、すなわち生成と滅亡の循環(サイクル)を持つ植物的鉱物【水晶華】の結晶を中核部品として加えれば、あるいは……?


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