したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | まとめる | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

汎用記述スレッド 2

1 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/07(木) 23:22:10
この場所は特に制限を設けない総合記述スレッドとして汎用的に扱います。
ここに記述された文章が神話を構成する断片となります。

前スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1140326832/

894 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/02(日) 11:57:43
夢見るものは、往々にしてそれだけで満足してしまいがちである。

しかし、「新しい視界を持たなければ、新しいセカイには行けない」という言葉もある。

夢を見ることは、矛盾に満ちている。
それは、丁度人生のようだ。

895 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/13(木) 04:20:55
オルテガ通商連合ギルド総帥セバスチャン・エメリックは言った。

「まつろわざる英雄も地獄の住人も待ってはくれないんですよ。
我々が迅速に動けなかったら失われた人命は、どれほどあるのでしょうね?
億に達しても驚くに値しませんな」

「大公様より貸して頂いている通商軍にはまず速さが必要なのです。
我々は領主である大公様の顔に泥を塗るわけにはいかないのです。
もっと速く。もっと早く、そのためには資材も人材もまだ足りません」

「ディラー・ホワイト氏ほど命をかけて世界の為に戦っている者が、いましょうか?
英雄と言う生き物はですね、大悪魔やら魔神という生き物はですね、部隊の深奥にいる司令官すら単騎で殺しに来れるのですよ。」

896 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/13(木) 20:43:38
大都会のドブ川で、鈍色のドラゴンを見た
「そんな目をするなよ」
そう言ったら
くるりと宙返りをして
水底に潜って消えた

897 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/17(月) 00:07:27
自己の心身と霊魂を変容させ、「この世界に存在しない種族」の形に
落とし込む事で、この世界の魔法や異能のルールの対象外に自己を置く、という高等技術が存在する。

しかし一歩間違えば、自己そのものが「この世のもの」ではなくなる。
つまり「この世から除外される」危険がある。

898 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/19(水) 20:30:28
刺激が欲しい
果てが欲しい
冒険が欲しい
物語が欲しい

中身が虚ろだから、ルールブックと成功例を求める
中身が虚ろだから、何にでも逆らう
中身が虚ろだから、本当にやりたいことがない

そして、中身が虚ろだから、新しい何かを詰め込める
これから先へ、進んでいける

899 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/26(水) 18:44:13
・身ぶりとは、身分の表徴である。
 それは、身体を規定する「動き」であり、再生産される階級であるといえる。
 具体的な例としては「テーブルマナー」による階級上昇の抑止が挙げられるだろう。
 マナーというのは、ディレッタントのおもちゃではなく、区分をもたらす実利的なものなのだ。
 その拘束は、絶対的なものであり、階級のある社会に生まれついた時点で、逃れることは出来ない。
 
 たとえば、身ぶりを複写出来る機械のようなものでも出現しない限り、身ぶりによる階級の規定から逃れることは難しいだろう。
 だが、そんなものは、まず間違いなく実現することはない。
 なぜなら、身ぶりを複写する機械というのは、すなわち「人間を操る機械」でもあるからである。
 人間が、機械に主体性を奪われることを恐れるかぎり「フランケンシュタイン・コンプレックス」を持ち続けるかぎり、そうした機械が出現することはないであろう。

 もっとも「人間の主体性」という概念自体が、近年では疑われつつあるのだが。

900 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/29(土) 17:23:34
セカイに赦されていると感じていれば、人は自由になれる。
自己を解放することが出来る。

しかし、人が自分らしくあるためには、どれだけの赦しが必要になるのだろうか?

そして誰が『自分らしくあってはいけない』と禁じているというのだろうか?

901 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/03(水) 11:43:51
千年聖戦最末期、その時代にはオルテガ通商連合ギルド加盟のプラチナ会員企業同士の対立が深まっていた。

教王庁の信徒の多い国々、反教王庁同名の国々、それぞれに企業は援助を行った。
それ自体が国家に等しい力を持つプラチナ会員企業の援助のもと、両社の闘争は苛烈さを増した。

交えられた砲火の中には禁呪指定の魔法や大量破壊兵器もふんだんに盛り込まれた。
のちに「抑止力の撃ち合い」と評される大威力のぶつけ合い。それにより中央大陸の地下を巡る地脈と霊脈も甚大な影響を受けた。
地脈と霊脈の変動は大陸全体の食料や資源にも影響を及ぼす。
不作と豊作が無秩序に発生し、あるところで汲み上げ魔力資源が枯れたかと思えば、別の場所で火柱のように吹き上がる。

902 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/11(木) 06:18:31
全智全能の神こそ、誰よりも愛することが出来ないもの
そして、愛されることが出来ないものだ。

果てが無い存在を、一体どうすれば愛することが出来ると言うのだろう?
自在に自他を変容させうるなら、それは結局誰とも向き合えないのと同じことだ

形が無く、相手の意志さえ保証しない存在の前では、自由意志たる愛は存在出来ない。
それとも、全能の存在は、全能であると同時に「全能では無い」ことを矛盾無く両立出来るのだろうか?

903 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/14(日) 19:30:17
夜の町で、妖精を見た
コンビニの野菜売り場で、ダイコンにとまってた

デカイ足音がして、振り向くと
けばけばしいオレンジ色のおばさん

すごい勢いですれ違う

ふと見れば、オレンジの背中にも虫の羽根

もしや、アレも妖精なのか?

904 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/18(木) 09:45:06
「夜の町をたむろするような妖精は、妖精ではありません!」

「じゃあなんなんよ」

「妖怪です。百鬼夜行というのは夜の街をたむろする彼らの堕落した慣習の現れなのです」

「でも座敷童とかは夜の街に行かないでしょ」

「来てますよ」

「えっ」

905 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/20(土) 07:20:15
「そこのバーで、オレンジジュースを飲んでいるのがそれですね。話によると、先の大戦が終わった後に引っ越して来たとか」

「マジか…………」

「ええ、大マジです。ちなみに、彼は『グチしか言わない人』の幸運を奪い取って、別の人に渡す能力を持つそうですよ。今まで、800人は、その能力で破滅させてきたとか」

「なにそれこわい」

「まあ、『グチしか言わない人』を破滅させるぶん『他人を誉める人』には、幸運をもたらすらしいので、全体的な収支としては、問題無いのでしょう」

「幸運を奪われるのは、問題以外のナニモノでもないと思うのですが」

「まあ、それはさておき、ここで提案があります!」
「え、なんですか?」

「これから一緒に、飲みにいきませんか?もちろん、あのバーで」

906 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/20(土) 11:40:57
とある路地裏に、座敷童が集まるバーがあるという。
理由はともあれ運を扱いやすい場となっており、
運の移動に一役買っているそうな。

907 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/25(木) 06:39:52
「さいから屋」もしくは「アマチュア・サイカラリストの乱」は、非合法の店舗の集合体である。
彼女たちは、「野図・悪」とかいう船をどさくさに紛れてのっとり、自分たちの理想の国作りを、ひいては、理想の生き方をしようとした素人の集団であった。

彼女たちは、のっとった船の上に、屋台を開き、劇場を作り、集合住宅を作った。
そして、様々な不用品をもちより「先代女王の像」を作って、それを旗印に、自分たちの国を作り始めたのだ。

その「王国」は、野放図の上に野放図を重ねて出来あがっていた。
「王国」の象徴である教典は、チラシや不要なコピー用紙によって偽造され、大量に量産された。
王国を破滅させるとされる幻影の剣は、常に彼らを追っていたが、不規則かつ高速で移動し続ける彼女たちに、追いつけるわけもなかった。

ついには、彼女たちは、先代女王が健在なら、けっして許さなかったであろうことにも、手を出し始めた。
彼女たちは、賃金を払う余裕もないのに人を雇い、家賃を値切り、借金を踏み倒した。
そして、信用がはっきりしない地域通貨を流通させ、不用品を無料で修理して共有した。
彼女たちの行動は、いきあたりばったりであり、採算性の欠片も無かった
さらには、彼女たちはそれらの無軌道な行為を、勝手に作り上げた「先代女王の像」を神輿にかついで行ったのだ。


要するに、彼女たちは、単なるタチの悪い素人の集団であった。

908 言理の妖精語りて曰く、 :2017/06/13(火) 06:10:40
TRPG『ゆらぎ神話大系 エマジェンシング・ワールド』

【紀神・マロゾロンド】の信仰魔法一覧
LV1触手捕縛
   虫除け
LV3サイレンス
   触手会話
LV5影転移
   槍貸与
   もっと触手会話
LV6もっともっと触手会話
LV7触手創発会議
LV8ミレノプリズム 対象にランダムでバッドステータスを与える
           もしくは、対象を甘いものに変える
LV9【ブリコラージュ・クリエイション】

909 言理の妖精語りて曰く、 :2017/06/16(金) 05:47:49
ゆらぎ神話TRPGには、【神話判定】というシステムがある。
これを使えば、登場するNPCや起きるイベントから攻略中のシナリオまで、あらゆる設定を変更することが出来る。
常に「思いのまま」とはいかないし、反動や代償、限界も存在はするのだが。

910 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/10(月) 19:58:59
月林朋(つきばやしとも)は、コピーレフトなキャラクターである
もともとキャラがブレがちだったオリジナルから、更に色々と欠落したため、「彼女」からは「固有の性質」というモノが、完全に無くなってしまった。
「彼女」は、神話に登録される前から、不定な存在である。
あるいは「彼女」は、「空虚」や「不確定」という性質自体を受けとめるために産まれてきたのかもしれない。

911 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/11(火) 16:42:55
日村過多輝(ひむらかたき)は月林朋の対存在として姿を現す。

「彼」の性質は「彼女」がその時々でもつ性質に応じて形成される。

912 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/13(木) 02:56:02
月林朋が「彼」である場合、日村過多輝は「彼女」となることが多いようだ。

二人が「彼」であり、二人が「彼女」であることもある。

対・関係は同性においても生じる。対・関係に応じて性質が形成される以上、
ふたりが存在する時点でそれぞれの性質は対なのだ。

913 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/18(火) 17:04:34
万民友和思想と全世界英雄協会は両輪の関係にある。
後者の存在無くして、この思想が世界中に広まることはなかっただろう。

それぞれの民の象徴たる英雄を新しい秩序に貢献する存在として活用、
そうすることで、協会の掲げる万民友和に優位と正当性を民に示す。

しかし協会が踏み込まない一線が存在した。民族以上の概念「種族」の始祖・真祖、
そして「宗教」「宗派」の開祖や聖人、神人たち。協会はそこに手を出すことを避けた。

草の民の偉人であるだけでなく、
「新しき神」「紀人」としての位格を宗教により持たされている英雄カーズガンの召喚は例外中の例外であると言える。

914 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/21(金) 01:06:26
たとえば、開祖が自分の説いた宗教と違うことを言い出したら?
もし、それに真実味や説得力があったら?

その開祖を戴く宗教の民は混乱し、あるいは開祖を名乗る敵と見做し本気で壊しにかかるだろう。

世界の安定を求める全世界英雄協会はそれを望まず、万民の友和状態を率先して破壊しかねないその状況は、
万民友和思想が目指すものでもない。

915 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/21(金) 14:32:40
カーズガンが召喚された理由には様々な推測が外部でなされた。

単に戦力不足を一気に補うため。
宗教上重要な意味も持つ英雄を召喚する事への問題が意識されていなかったため。

……さまざまな説がまことしやかに唱えられているが、中でも注目されているのは

生前、彼のライバルであったハルバンデフが何等かの形でこの地上にあらわれており、
この「風の王」に対抗し得る存在として召喚されている、という説である。

916 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/24(木) 05:59:06
ルビー、サファイア、エメラルド。
暗い洞窟の中には、無造作に宝石がばら蒔かれていた
そして、その奥には、奇妙な紋様で彩られた古代の遺跡が、侵入者たちを呑み込もうと待ち構えていたのであった。

そう、あの宝石は『撒き餌』だったのだ。

917 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/23(土) 21:19:20
カーズガンが、レーシング場に降り立った時、彼に声をかける者があった。
「私は、ハルバンデフとは全く関係が無いただの通りすがりだが、君はハルバンデフの次に速い英雄らしいな。ぜひ、私にその腕を見せてはくれないか?ああ、ハルバンデフとは全く関係のない理由なのだが」

その男は、真夏の日中だというのにマフラーをきつく巻き付け、おまけに草の民の伝統衣装であるフード付きコートを着こんでいた。
そして、その背には『風の王ハルバンデフここにあり』と大きく金色の塗料で書かれていた。
さしものカーズガンも、この時ばかりは対応に困ったという。

918 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/05(木) 19:55:49
ルーマニア相撲とは、アフガンより伝わった【航空相撲】が変化した技であり、拠点防衛に特化した護国の技であると言われている。
ルーマニア相撲の達人に出会った敵は、みな自ずから逃げ去り、川向こうから姿を現すことはないと言う。

919 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/06(金) 15:55:18
あなたはアフガニスタンで出土したセラピスの像を知っているだろうか?
金棒を持った全裸のおっさんの神像を。これが発見されたバグラムは、「コーカサスのアレキサンドリア」と呼ばれた都である。
ところでアレクサンドリアにはセラペイオン(セラピス神殿)付属の大図書館があった。

920 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/14(土) 02:31:41
アレクサンドリアはかつてローマ帝国の都市であった。

ルーマニアとは「ローマ人の国」を意味する国名であり、この地もまたローマであった。

ローマの叡智は帝国が滅んだあとも脈々と生き続け、結合していったのだ。

金棒を持つセラピスは図書館の守護神セラピスのもう一つの顔。
すなわち、武という知恵を体現する。

921 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/18(水) 05:57:58
セラピスは、獣の顔と人の顔を併せ持つという。
それが知識の神と武の神の二つの顔を持つのは、むしろ当然というべきなのかもしれない。

922 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/21(土) 18:45:14
RIKISHIは、神々のために戦う最も神に近い闘士である
また、後にイスラエルと呼ばれたヤコブは、天使に勝利したことでその加護を授かった
しかし、RIKISHIは別にユダヤの民である必要はない
よって、RIKISHIとは天使である

だからRIKISHIの背中には、翼が生えているのだ

923 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/29(日) 14:10:57
無銘たる軍神がメクセトを滅ぼしたのは納豆によってつくられた武具であるという説が存在する
この武具を授けたのは納豆神群であるとも、鴨であるとも言われ、定かではない。

924 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/30(月) 05:40:01
原因を見出だすことが出来ない悪意や憎悪は、大抵の場合、ただの警戒警報(アラート)である。
それは、遠い過去に蓄積された己、またはその構成要素と周辺環境、すなわち世界との軋みに他ならない。
つまり、悪意には理由がある。
自分自身でも、その後に続けるべき(ふさわしい)行動を見失っている理由かもしれないが。

対して、善意には理由は不要である。
それは、時に理由を失ったまま世に流通し、己や世界を軋ませる。

925 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/23(木) 10:16:19
太陽は常にある
曇りの日にも、雨の日も
わたしやみんなを照らしてる

雲には銀の裏地があって
銀の上には金がある

金色かがやくお日さまが

926 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/12(火) 19:55:15
ツェラハープの話をしたい。
ほら、一曲だけ弾いて世界を変えたあいつの事だ。

927 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/13(水) 19:23:19
あいつはさ、ある宝石商の娘さんでさ、
だから人並み外れた審美眼を持っていたんだ。

928 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/14(木) 19:17:51
だから美しい物に飢えていた。
ありとあらゆる物の価値がわかるから、
価値がわからないものが見たかった。

929 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/15(金) 18:59:21
そうして、ツェラハープはある日
"地の果て"へ向かった。
誰もいないところなら、
誰も見たことも無いものが見れると思ったからだ

930 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/16(土) 18:34:24
あいつは幸運にも、何一つ問題なく目的地に進めた。
ただひとつ問題があったのは、地の果てなんてなかった事だ。

931 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/17(日) 22:19:51
ドルネスタンルフは勤勉だった。
彼女の目指した果ては、
とうに丸め込まれて消えてしまった。
彼女はそれに気付かず、"果て"を目指した。

932 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/18(月) 18:58:27
あいつが"地の果て"に辿り着く事はなかった。
その代わり、他の果てに辿り着いた。
ありとあらゆる文明からかけ離れた、
"文明の果て"にツェラハープは至ったんだ。

933 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/19(火) 22:53:46
"文明の果て"は文明と呼ばれるものが、
過剰発達の末に滅んだ場所だった。
魔法は大陸を消すような威力の物しかなく、
科学技術は用途のわからない計器とAI しかなかった。

934 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/20(水) 22:33:41
"文明の果て"に在るものはすべて、
一つ一つが奇跡のような代物でありながら、
普通の生活を営むには過剰で、無価値だった。
その性質はツェラハープが求めた物であり、
"文明の果て"に住む者が忌むべき性質だった。

935 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/21(木) 22:04:37
あいつは最初こそぬか喜びしたが、
すぐにそこの歪さに気がつき、帰路につこうとした。
しかし、交通法規にしたがった数々の機器はそれを許さなかった。
ツェラハープはここに住まざるをえなくなったんだ。

936 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/22(金) 23:41:05
まぁ、あいつは夢のために"地の果て"に行くようなやつだから、
すぐにここで住むと決断出来た。
しかし、"文明の果て"での文明は人間を凌駕してる。
ここの人間はすでに滅びかけていたのさ。

937 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/24(日) 19:47:00
生きる術ならばあった。
しかし生きる理由が決定的になかった。
発展させるべき文明はとうになく、
嗜むべき芸術も廃れてしまった。
退屈という苦痛が住人を蝕んでいた。

938 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/26(火) 00:08:30
しかし、あいつはそんなことお構い無しに日々を過ごした。
人に興味を持つようなたちではなかったのだ。
そして幾日か立った後、何の気なしに歌を歌った。

939 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/26(火) 00:12:41
その歌は偶然にもどの計器も反応しなかった。
住人達は初めて許された娯楽を知った。
生きる理由を掴めるかもしれないという、
生きる理由が芽生えた。

940 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/26(火) 00:16:34
そうして、"文明の果て"はいまや世界の享楽都市に変貌した。
これがツェラハープの偉業のあらましだ。

941 言理の妖精語りて曰く、 :2018/01/16(火) 12:00:05
ミハエル・イエスマンは全身が強烈な光を発している。比喩ではない。
そのため、常にコートに身を包み、黒革の手袋をはめている。
最も激しく輝くのは両手と顔面である。(身体のあらゆる部分、すなわち眼球そのものも発光しているが、ものを見る際の不便はないらしい)
頭にかぶるヘルメットには十字状のスリットが入っており、ミハエルの意思に応じて開き具合を調節できる。

普通の人と対面する際には十字部分はしっかりと閉ざされる。そうでないと眩しすぎて相手は平衡感覚すら狂ってしまう。

942 言理の妖精語りて曰く、 :2018/01/17(水) 10:03:34
光は彼の力そのものであり、普段は力を押さえる事で発光を押さえ込んでいる。
仮に、野外で全裸になりフルパワー展開すると輝きのあまり宇宙の人工衛星から捕捉できるほどになる。

943 言理の妖精語りて曰く、 :2018/01/19(金) 13:04:35
強い光は機械の大敵。そのため彼に支給された端末や機材は最高度の耐光仕様になっている。
だが、ほとんどオーダーメイドであり、かなりの高価。
協会の機材のほとんどには間近で作業できないため、彼がやれることには限界がある。
このことはミハエルがイエスメンというチームを育てる事にこだわる理由になった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)


■ したらば のおすすめアイテム ■

ポケットモンスターブラック2 - 任天堂


この欄のアイテムは掲示板管理メニューから自由に変更可能です。


掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板 powered by Seesaa