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武具・道具・祭具

437 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/03(日) 20:33:46
今日も何事も無し。
それを確認するのが、ドイツの『組織』に潜入した扶桑鷲太郎の日課となった。
彼は、復讐の手立てを求めて、このドイツに降り立った。
神をも殺す武具、【神滅ぼしの槍】の一つ【救世主の聖槍】は、実は公的に保管されているものは偽物であり、真物は、とある『組織』に保管されているとの情報を得たからだ。
それはありふれた胡散臭い噂であったが、鷲太郎は【神具鍛冶】としての知識を活かした分析と、幾らかの直感によってそこに真実が含まれていると判断したのだ。

しかし『組織』に求めた【槍】は、確かめてみると【救世主の聖槍】の真物ではなく【智神の槍】であり。
存在すると伝え聞いた【槍】は、『製作途上』であり。
そもそも、完成のメドすらたっていなかったのだ。
かつて、ナチスが【槍】について研究し、情報を収集していたというのは、紛れもなく事実であった。
しかし、最初は『帝国の栄光』のために、後には『逆転勝利』のために研究されたその資料は、敗戦と共にその多くが失われ、また闇に葬られていたのだ。

鷲太郎は、一度ひどく落ち込んだ後、気を取り直して再度の情報収集に努めることにした。
なんといっても、ドイツはドヴェルグたちの故郷の一つである。
滅んだ神々が復活した、この時代においても、失われたままの技術は多い。
だが、ここならば、日本とはまた別のルートから手に入る知識もあるに違いない。
それが、一度期待を外された鷲太郎が立てた算段であった。

そしてそれは、わずかな情報を得るだけで空振りに終わるはずであった。
そのはずだったのだ。


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