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武具・道具・祭具

1 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/30(金) 16:50:56
主として武器や道具から日用品まで、様々な物に関する記述を行うスレッドです。

2 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/01(土) 03:53:12
【黒き槍】
メクセトが作ったと言われる1032の武器のうちの一つ。
外見は単なる黒塗りの槍だが、この槍の恐ろしい点は槍先にこの世の全ての種類の呪詛と、増幅魔法が仕掛けられている点である。
そのため、槍が相手に刺さる(触れるだけでも良いという説もある)と、瞬時にその相手に対して最も有効な呪詛が選択されて相手の体内に入り込み、急速増殖して相手を狂死に至らしめる。
しかし、この槍を使う代償は使い手の命そのものであり、また槍も使い手の命を使い果たすと爆発して塵と化す。
この機能は、敵である神々に武器が回収されて逆に使われることを恐れたためと言われるが、メクセトらしい悪辣な武器である。

その後、この槍のコピーもしくは量産型と言える武器が多々作られたが、オリジナルほどの破壊力を持ちえた物は現時点ではない。

3 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/01(土) 04:19:42
その槍は想定されるより一段階上のスケールのものを破壊する事ができる力があった。
理屈を、理論を、用途を、壮図を、想像を、創造を、必要を、執拗を、設定を、安定を、
常に凌駕し続けるが故に最強の武器と言われる。

4 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/01(土) 17:53:57
【フォーク】
初めて食器として使い始めたのは【マル・アネトス】。
元々農具として使われていたものが農民の一揆の際に武器として使われ、そのまま武器としても定着した。しかしその後、【マル・アネトス】の息子が幼いながらも戦いに参加しようと木の枝を折って武器を作ろうとした。それは小さく、とても武器にはなりそうもなかったが、食器にしたら丁度よいのではないかと思いつき、【フォーク】が誕生した。

5 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/01(土) 18:07:27
【弩】
アロイで開発され、射程・威力において最強を誇った射撃武器。
連射には向かないが、その狙撃能力はアロイ軍を最強たらしめる一因となった。

6 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/01(土) 19:05:46
【尖片】
2リーデ程(人差し指2本)の長さの小型の短剣。
投擲用の短剣だが、その使用者の大半は魔術師である。
普段はローブやコートの中に70〜100本程度忍ばせ、魔術による遠隔操作、あるいは射出による物量攻撃を行うのが基本仕様となっている。
術者によっては、連結させて剣や鞭として扱ったり、儀式に触媒としたり、
隙間なく密集させて盾にしたりもしたとか。

7 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/01(土) 23:59:14
【無限の剣(はてなきのつるぎ)】
メクセトが作ったと言われる1032の武具の一つ。
それ単体では、魔法によって威力と切れ味が強化された単なる魔剣なのだが、この剣の最大の特徴は相手に呪文を唱えながら投剣として投げつけて命中するとその周囲に結界が張られ、同様の剣が多数の他次元(一説には数億)から召喚され一斉に標的に対して襲い掛かるという点である。
しかし、その結界の範囲は広く、剣の標的は結界内にいる全てであり使用者も例外ではないため、この剣を使って生き延びたい場合は、使用者は急いでその場から逃げなければならない。
伝説ではメクセトは俊足で投擲の達人にこの剣を与え、彼は使用した後に全力でその場から逃げたのだが間に合わず、神と共に剣に串刺しにされて果てたと言う。
【黒き槍】とは違い、使用者の命を食らうというわけではないのだが、やはり使用者に待ち受ける運命は死であるという意味で悪辣な武器。

後世にこの武器の再現は幾度と無く試みられたが、成功例は100の世界から同様の武器を呼び出す【槍の群(スピアーズ・クラウド)】ぐらいである。
尚、予断であるが、【槍の群】は【第三次継承戦争】の際に【単眼神の群(サイクロプス・クラウド)】の騎士イルバ・ガゥ・マドルゥムに対して使われたが、彼はこの全てを避けたという。

8 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 00:07:06
【?の剣(はてなのつるぎ)】
【無限の剣(はてなきのつるぎ)】に対抗するため生み出された。
【紀】へのアクセス権を消去することにより多次元からの召喚を妨げることができる。

9 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 00:07:25
【ジルドーレ】
湾曲した刀身を持つナイフ。自分を傷付ける事で、好きな対象の自分と同じ部位を傷つけることが出来る。同様に、誰かをこれで傷つけると自分に返ってくるので使いどころが難しい。
言わずもがな、メクセトの武器である。

10 言理の妖精語りて曰く :2006/07/02(日) 00:33:13
【血色の戦場旗】
メクセトが作ったと言われる1032の武具の一つ。乾いた血にも似たくすんだ赤色の戦場旗。
「一つの欲望と二つの希望」を見る者の心に喚起し、その心を旗の所有者に繋ぎ止める。
【獅子王と仔獅子の書】真正写本によれば、メクセトによって1032英雄の一人
に選ばれた獅子王キャカラノートの唯一人の娘クフィル・ライオネスはこの旗の力で
【異形の諸部族】を支配し、その統率された軍勢でもって【仔獅子連合】を滅ぼしたという。

11 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 00:58:23
【鈍色の鉄杖】
メクセトの1032の武具の一つ。
触れたものを片端から腐食させていく呪いの杖。無論自分も腐っていく。

12 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 01:01:31
……メクセト………………

13 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 01:13:06
うん、確かに悪辣な武器で神も英雄も殺しまくったメクセト自身が一番悪辣な兵器だよな

14 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 09:38:52
粘着剣と化したエクスカリバーは後に【汚濁】を喰らって粘邪剣と化した。

15 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 09:58:28
粘邪剣エクスカリバーは鱗無き竜騎士アルトと竜王国に災いをもたらした。
粘邪剣がハルシャニアの中の【海】に投げ込まれることがなかったら、
そのまま竜王国は滅び、ガロアンディアンも存在することは無かっただろう。

16 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 12:18:53
4000年の後、鞘となったハルシャニアはエクスカリバーを開放する。

17 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 14:06:28
【外半錬理書】
死霊使いガルズが記したとされる魔導書。
トロス三国時代に主流であった【統合魔術理論】を完全に否定し、それらの対抗呪文の数々を研究していたガルズはその集大成をこの書に記したという。

18 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 14:34:06
『ペレケテンヌルの弓』
三種の変異、即ち、数・力・霊質の変化を引き起こすという弓。
中空に浮かぶ2本の槍から出来ており、3本以上手が無いと扱う事ができない。
併し、義手を使って此れを用いた人間が居た為、
後に人が触れると其の人間に不幸を齎す様に改良された。

19 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 18:09:35
【ヤローアイオスの鞭】
三又の鞭。異獣ヤローアイオスの尾から作られているという。

20 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 21:23:02
【カリブルヌス】
粘着剣からさらに粘邪剣へと変じた【エクスカリバー】の「兄」にあたる
【人鉄の魔剣】。この二振りの剣は「兄弟」であるだけでなくライバル同士でもあった。
ある予言によると、粘邪剣エクスカリバーがハルシャニアの中の【海】に
投げ込まれてから4000年後、再び地上に現れる「弟」エクスカリバーと戦い、雌雄を決するという。

21 ミュリエンティ :2006/07/03(月) 14:51:09
 アルセスがキュトスと旅をしていた頃、最初に持った武器。銅でできた切れ味の鈍い短剣。

22 ビークレット :2006/07/03(月) 15:08:31
白く輝く炎の剣。ハルバンデフを守護していた魔竜クロウ・クルーウァッハの鱗を突き破り、内側から焼き尽した。

23 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/03(月) 15:09:23
そのときハルバンデフは泣いた。

24 ニースフリル :2006/07/03(月) 15:13:30
キュトスが護身用に持っていた暗器。針のように小さく細い短剣。麻痺毒が塗られており、また、なくしても必ず手元に帰ってきたという。

25 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/03(月) 17:52:41
キュトスの71武装の銘は後にキュトスの姉妹の名前となった。

26 ルーティエッタ :2006/07/03(月) 19:24:06
 キュトスの暗器のひとつ。
 恐ろしく切れ味の鋭いつけ爪。 ごく小さなものであるため巨大な敵や厚い防具には効果が薄いものの、鉄をも簡単にまっ二つにしたという。
 一度キュトスはルーティエッタを外し忘れてアルセスの体に傷をつけてしまったことがある。
 どこを傷付けたのかはナイショ。

27 アーヴァスキュアレ :2006/07/03(月) 23:44:05
見た目は一振りの聖剣。
その正体は天使アーヴァスキュエル。
天使の歌声には特有の振動があり、それが刃に乗ることによって
竜の鱗もやすやすと貫く。

28 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/05(水) 13:07:48
『成し得ぬ盾』

メクセトの1032の武具の一つ。
相手の攻撃を無効化する絶対防具であると同時に、此の盾を砕いた者の魂を砕く極大の呪いでもある。

呪いは「盾を砕いた」という因果に関わるものに降り掛かる為、盾の持ち主も魂を砕かれる。

29 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/05(水) 15:35:02
【レーヴァンティン】
人鉄の魔剣の一つ。その形状は剣というよりも「杖に炎に似た刃が生えたもの」といったところ。
「刃の葉が生えた枝」と形容されることもある。白臥猫チルマフの化身である猫騎士ビルカルテが振るう。

30 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/05(水) 16:06:15
猫騎士ビルカルテが持つレーヴァンティンは「祭器」としての剣である。

31 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/05(水) 17:22:56
【デルフォス写本】
【猫】の用いる魔術技法について記された魔術書。
魔導書【ノミト・デルフォス】をリーデ・ヘルサルが訳したもので、不完全な記述が多い。「炎」に関連した魔術が多く記され、その中にはレーヴァンテインを用いた儀式魔術の項がある。

32 クレアノーズ :2006/07/05(水) 23:07:47
虹色に輝く一枚の羽根。美しい見た目とはうらはらに、一振りで骨まで断つ切味を持つ。攻撃のモーションが大きいのが難点。
武器としての性能もさることながら、持ち主の回りに展開される守りの結界が強力であり、
アルセスがより攻撃性能の高い武器に持ち変えて以降は、
キュトスが結界のために持っていた。
大魔王ハルバンデフとの最後の戦いでは、自ら宙に舞い、
アルセスの前に立ちはだかって猛毒の吹雪を切り裂いた。

33 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/07(金) 00:50:09
【ロンブルート】
槍の柄に仕掛けられた仕込み剣。
戦闘中に所有者の意思ではなく事故で柄から剣が外れないように魔法がかかっている(それ以外の魔法はかかっていない)。
北方帝国で作られた武器だが、北方帝国の戦において使われたと言う記録は残っていないことから、もともと護身用の武器、あるいは装飾用の武器であったと考えられる。
ちなみにある武器固有の名前ではなく、その武器の種類名である。

伝説では、ハルバンデフがカーズガンを屠ったのがこの武器だったという。
そのため現在でも草の民の間では「呪われた武器」として忌み嫌われている。

34 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/07(金) 12:04:07
風の王ハルバンデフに憧れるハルバンデフィンたちはロンブルートを模ったアクセサリーを身に着ける。

35 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/10(月) 18:19:33
【デートゥリア】
デーデェイア六槍の一振り。
形状は突撃槍(ランス)のそれであり、漆黒の色は如何なる光も反射しない。
普段は手の平サイズで、強く握り締め意志を込めると巨大化する。
この性質はデーデェイア六槍に共通している。
己が魂を削り、先端から破壊の濁流を解き放つ事が出来る。

36 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/10(月) 18:57:41
【デルタスカ】
デーデェイア六槍の一振り。
黒色で、重く太い。並の力では持つことすら出来ない。
形状は槍というよりメイス。無数の丸い突起が付いており、先端は一回り大きくなっている。
己の血液を注ぎ込み、振る事で巨大な破壊の奔流を放つことができる。

37 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/10(月) 19:50:38
【デーデル】
赤黒い槍。デーデェイア六槍の一振り。
無数の血を浴びた禁忌の武装。
己が記憶を糧として全てを溶解させる液を放出する。

38 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/11(火) 14:27:17
【メガマル】
【人鉄の魔剣】の製造技術を応用して作られた剣。
材料となったのは【第一次地獄開放事件】に関与し、後に「地の元魔」
と化したギガマルの息子メガマルである。この親子は精霊の出身であるので、
【精霊鉄の魔剣】と言えるのかもしれない。地獄の女帝レストトロオセが
自分の命令に背いたギガマルへの罰として作らせたものである。
メガマル自身が魔剣として叩き鍛える過程に耐えられずに(精神が)壊れて
しまったため、【人鉄の魔剣】とは違い人格を残してはいない。

39 クレアノーズ語りて曰く、 :2006/07/11(火) 17:44:24
【デルシーク】
デーデェイア六槍の一振り。真紅に染まった槍。
鋭さや破壊力は他の槍に劣るが、自らの感覚を失う代償として粘着性の液を放つ。
その粘つきは紀納豆のそれに準ずる程である。

40 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/11(火) 18:22:43
【パイロルムス】
デーデェイア六槍の一振り。使い手の体温を奪うかわりに、
使い手以外を焼き尽くす猛火を噴出する。ただし、この
猛火とその熱が使用者の失われた体温を補うことは無い。

41 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/11(火) 20:11:18
【デースティア】
デーデェイア六槍の一振り。包威の槍の異名を持つ。
最期の槍にして最も物理的硬度に優れた槍。
石突から穂先まで肉化金属で覆われており、如何なる破壊も耐え切る。
装甲から本体がせり出すことで最大級の破壊を撒き散らす。
使い手は【感情】を徐々に失い、最終的には破壊を撒き散らすだけの殺戮機械になる。

42 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/11(火) 20:12:43
【パイロルムス】は投槍としても優れており、
炎を噴射して推進力とし、敵を何処までも追尾する。

43 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/12(水) 17:45:22
デートゥリア:ランス
デルタスカ:メイス
デーデル:トライデント
デルシーク:槍
パイロルムス:投げ槍
デースティア:変わり槍

44 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/12(水) 18:01:28
デーデェイア六槍を揃えてはいけない。
彼の六本の槍が揃った時こそ、神威【シックス・ピストンズ】が発動するのである。

45 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/13(木) 16:37:05
「破身の槍」
メクセトの1032の武具の一つ。
デーデェイア六槍に似た性質を持ち、自分の命と引き換えに必殺の赤い粘液を発射する。

46 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/13(木) 17:05:56
この赤い粘液は命や魂そのものを溶かしてしまう。

47 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/13(木) 22:52:45
【ドリル】
亜大陸に於ける究極の一。
テンボトアンやイア=テムですら扱いきれなかったという。
しかし使用者が後にドリルによって命を落とすことになるとは皮肉なものである。

48 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/13(木) 22:55:42
「ドリル」とはのたくるもの、のたうちまわるもの。
全く恐ろしい暴れ馬だ。

49 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/13(木) 23:42:27
ドリルを模した/模そうとした/機能の一部を再現した武器も一様にドリルと呼ばれる。

50 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/13(木) 23:50:52
それらは元祖ドリルと区別するため、【ドリローアー】(「ドリルの子、子孫」の意)
と呼ばれることもある。

51 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/15(土) 18:49:17
【ドリル】
九極の最後の一つ。
亜大陸の八方位に散らばる他の九極とは別次元の性質を有し、
亜大陸中心地点の地下一キロメートルに封印されている。

52 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/15(土) 19:14:34
其の地下1キロメートル迄の穴掘りに、ドリローアが使われた事は言う迄も無い

53 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/15(土) 20:30:43
グレンテルヒの作品にはドリローアーの付いた物が多く見られる。

54 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/15(土) 21:34:10
【螺旋槍】
ドリルの別名。

55 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/16(日) 09:42:18
【鎖鋸】
九極の六。
全ての植物を根から断ち切る【樹】の天敵。

56 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/19(水) 00:53:30
【万騎の緑旗】
メクセトが作ったと言われる1032の武具の一つ。
旗自体に攻撃力はないが、この旗を振ることにより全ての次元の使用者自身を召喚することが可能。

ただし、この旗の能力を使用する代償は自身の命であり、召喚した次元の自身の命でもある。
結果、場合によってはその次元の因果が無茶苦茶になってしまう可能性を秘めている。

ある意味最も悪辣にして凶悪な武器だが、この旗を与えられた英雄は自身の力で割り振られた神を倒し、この旗を燃やしてしまったので使用されずに済んだ。
もし使用されていたら幾つかの次元は死んでいた可能性が高い。

57 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/19(水) 22:15:00
【クリアケンポッチ】
キュトスの姉妹が34番目エミリニェロギッポロネーシャが肩に担いでいる袋。
黄色い斑がついた桃色である。持ち主であるエミリニェロギッポロネーシャ
が念じると、袋の口からカラメル状に溶けた高熱の砂糖の塊が発射される。
袋の口をいじることで発射される塊の形や速度を調整することも可能。
一度に打ち出せるカラメル状の「弾」はたいていの動植物なら丸ごと
包み込んでしまえるほどのサイズである。大きさといい温度といい、
直撃すればただではすまないことは間違いない。また、一度でも「弾」
を食らってしまった相手は、さらに何度も何度も溶けた砂糖の塊を
ぶつけられ、文字通り砂糖漬けにされてしまう。そのまま時間がたって
カラメルが冷えると、哀れな犠牲者は「砂糖菓子」と化す。

58 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/22(土) 21:56:02
【挽歌斉唱】
クレアノーズの刀。
カルリアが作った【クレアノーズの片翼】の一本。
形状は鍔の無い刀。彼女の作にしては珍しくなんの変哲も無い唯の片刃刀。
ただし刃にはエクリエッテ特性の毒が塗られており、掠っただけで昏倒する。

59 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/22(土) 22:11:33
【聖歌輪唱】
クレアノーズの刀。
カルリアが作った【クレアノーズの片翼】の一本。
柄尻から糸が伸びている【振り子】。
刀身にアルセスを称えるアルセス教の聖歌が彫り込まれており、
【錘】概念をクレアノーズ自ら【封印】した、対アルセス用に特化した武装。
彼女はアルセスを称える文句を歌いながらアルセスを切り刻んでやろうと
思って聖歌を刻んだのだが、数度に渡る交戦を経て尚傷一つ負わせられていない。
カルリアの刀をベースとして微細な部分を自分で調整したので、
アルセス以外にはただの棒切れにしかならない。
しかしその威力は本物で、これを受ければアルセスとて無事では済まないだろう。

60 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/23(日) 02:31:55
【宣託盤】
コキューネーの所有する洗濯板。
脳髄洗いに用いる道具。
物質を選択的に透過し、脳だけを洗う事が可能。
過去からの託宣を受け取ることも出来る。

61 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/23(日) 09:28:15
【洗濯板】
主に泡良の国で使われた木製の板。
段差の刻みつけられた板に洗濯物を擦りつけて汚れを落とす。
脳髄洗いのコキューネが持っている道具を見た者がそこから発想を得て発明された。

62 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 15:49:39
実はメクセトの1032の武具のうち、800個以上は名前が違うだけの全く同じもの。

63 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 16:04:41
ネタにつまったメクセトはそれらの武器にただひたすらに強大なる破壊の力を付加したのであった。

64 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 17:08:16
エクスカリ……なんだって?
そんな剣は知らないな。
イィクスカリヴェルという槍のことなら知っているがね。

65 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 17:35:38
必要とあらば主を見捨てる悪魔の槍だよ・・・あれはな。
見捨てられた奴は惨たらしい余生を過ごすことになるそうだ。
魔王ベルグ=ベアリスしかり孔雀色のブリシュールしかり。
あんな邪槍なんて手にい入れないほうがマシさ。

66 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 17:41:37
もしかしてアンタ、ベルグ=ベアリスがキュトスの姉妹から
人形にされただけで済んだと思っているのかい?
とんでもない…この話には続きがあるんだ。

67 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 19:01:22
メクセトの1032の武具については、実は43種類というのを支持。

68 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 19:07:35
時間が経つとともに性質や形態を変えるものも多く有るので一概には言えない。
変化する前後のものが別々のものとみなされている事例もある。

ここにメクセトの遊び心を感じるのは私だけではあるまい。

69 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 20:04:17
中には手にした瞬間使用者もろとも周囲を巻き込んで爆発するものすらあるので、
武具の数は刻々と減っている。

70 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 20:11:52
神滅ぼしの武具同士がカップルになって「子供」を生み、数が持ち直すこともあるそうだ。

71 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 20:21:25
【繁茂の粉塵宝玉】
爆弾型をした『神滅ぼしの武具』の一つ。爆発すると同時に
神滅ぼしの武具どもの『増殖』や『繁殖』を活性化させる。

幸いにもまだ破壊されていないようだ。(新史暦2006年現在)

72 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 20:36:42
【1032】

【神滅ぼしの武具】の最上限数。どれほど増殖や繁殖をしようと【武具】の数が
この数を超えることは無い。【神滅ぼしの武具】の総数が1032に達した瞬間に
増殖と繁殖は止まる。再び【武具】のどれかが破壊され欠員が出るまで始まることもない。

73 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 20:37:45
繁茂の粉塵宝玉の真の特性は、自爆や外傷によって破壊されたときに発現する。
破壊と同時にメクセトの1032の武具の増殖・繁殖機能は最高限度にまで発現される。
こうして【武具】達の数は数年〜数十年もしないうちに"最上限数〟である1032に達するとみられる。

74 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/25(火) 22:39:08
【不壊の刃】
神滅ぼしの武具のひとつ。絶対に破損することが無いナイフ。

75 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/03(木) 13:57:45
アーヴァスキュアレは、後にラプンセルナイトへと受け継がれる。

76 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/07(月) 22:58:21
【カータドゥース】
またの名を『突き上げ鎌』。召喚されたジヌイーバ達が持っていた武器。
特に自分より大きな敵と戦う際に威力を発揮したという。

77 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/07(月) 23:12:50
カータドゥースはカタドスと呼ばれることが多かった。

78 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/08(火) 00:38:51
【妖槍イィクスカリヴェル】
振るう者の時を喰らう妖槍。
突く度に若返っていく。それだけ聞けばとても良い武器に聞こえるが、数百年を一瞬で喰らうため、普通の人間には扱えない。
力も記憶も失っていくため、レベルドレインよりも恐ろしい。タイムドレインと言うべきか。
極限までドレインされると、存在さえも失ってしまう。

79 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/08(火) 00:53:44
この妖槍のさらに恐ろしいところは、時が奪われたという症状を自覚する
ことができないという点にある。妖槍が持ち主を見捨てるまで、
振るう者の時は、槍と共有された状態にあるのだ。
だから本人には力や記憶が奪われているという感覚はない。
しかしこの時から「所有権」はすでに妖槍の手にわたっている。

80 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/08(火) 01:00:25
突く度に若返るという都合の良い効果のみが振るい手本人や周囲の者の目に映ることになる。

81 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/08(火) 01:44:07
【銃】
筒状のものから、魔術に拠って魔術を撃ち出す武器、
或いは物質その他に拠って物質その他を撃ち出す武器の総称。
使い易さを考えて筒に取っ手が付き、鈎型などをしているものもある。

中遠距離の攻撃に向き、通常の弓矢よりも速く威力も高いため、便利。

大き過ぎる為に普通の人間一人では使えないものは【砲】と呼ばれる。

82 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/08(火) 16:10:16
「英雄」
弓。此れで射った矢は、1本が4本に、4本が16本に、16本が64本にと爆発的に増える。

普通の矢しか射る事はできないが、此の弓に宿る魔力を正しく理解しているなら、
魔術の干渉の起こる事無く、魔術付与(エンチャント)された矢を射る事ができるだろう。

83 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/09(水) 00:02:32
【洗濯板・オブ・ジャッジメント】

脳髄洗いコキューネーの洗濯板。
洗脳の必須品にして攻撃力に長けた優秀な鈍器、また波状障壁を展開する盾でもある。

84 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/09(水) 11:45:06
『僧職書列』
バール・マルクス著。1477年に発行され、当時のアルセス教のあり方を批判し、
神職にある者の本来の立ち居振舞いを説いた。

85 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/10(木) 13:45:45
脳髄洗いコキューネーの洗濯板"洗濯板・オブ・ジャッジメント〟は
ただ洗うのではなく、洗えるもの(者・物)を選んで招きよせるんです。
コキューネー女史の脳洗いの失敗例が聞かれないのは、この洗濯板による
事前の選別のおかげなんですよ。

86 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/10(木) 16:27:03
洗濯板・オブ・ジャッジメントにだって限界はある。
その性能を発揮させるには才能や熟練が必要だし、
ある程度の機能を引き出せても、どうにもならない状況はある。
例えば前の持ち主のひとりであるアヴロノのラピナススは
貪蝗相化という現象で怪物のようになった同族を元に戻すために
この洗濯板を用いたが、彼女は同族を元に戻すことができず、
逆に彼らに骨も残さず食い尽くされてしまった。
これは貪蝗相化したアヴロノ達の異常が精神・人格上のものに
限らず、肉体的・生理的なものにも及ぶ、生き物としての在り方全体
にわたるものだったからである。洗濯板は環境や本人の不努力
による悪を矯正することはできても、肉体的・生理的
な原因で現れる獰猛さを消し去ることはできないのだ。

87 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/10(木) 16:30:49
精神洗浄の大家であるコキューネーの『脳髄洗い』も洗濯板
に頼り切ったものではなく、そのほとんどは他の技術・魔法・器具
の組み合わせで占められている。それでも洗濯板は『脳髄洗い』
にあたって重要な要素ではあるが、コキューネーは洗濯板
の弱点も研究しそれを考慮に入れて使用している。

88 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/15(火) 23:43:10
【バクスチュア】
 イルディアンサ3の最強の武器。
 前2作で最強の武器だったパンゲオンが、設定上最後の敵であるグレンデルヒの装備となっているため、
新たに設定された。

89 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/17(木) 04:31:43
英雄で射った矢は他世界からの召喚ではなく分裂に拠って増える
故に分裂後の矢は分裂前に劣る

此の弓は金生革命の際に革命軍に拠って開発され、革命軍の数での不利を補った

90 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/18(金) 15:07:30
英雄で射る矢は前述の通り増えるが,其の構成は不安定で,
分裂後数十秒〜数分後に消滅する。
よってこの弓で資材を増やす事はできない。

分裂した矢が消滅した時に,分裂する前の最初の一本が残る。
この矢は分裂の根幹を成すものであり,分裂した矢の消滅前にこの矢を破壊すると
其の時点で其れまでに最初の矢から分裂した全ての矢が消滅する様になっている。
最初の矢がどれかを見破るのは,できる人にはできるといった難易度。

体に刺さった矢が消滅することで,流血に因るダメージを与えられるので,
分裂した矢が消滅するタイミングをはかって追加ダメージを与えられる。

2射目で第1射の最初の矢を打ち抜き,追加ダメージを与える戦法を編み出した者がおり,
其の人間は清影の側近の一人であったと伝えられる。

91 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/18(金) 16:02:33
表意文字を扱う国々では書物が武器とされます。
文字と現実のあいだにある間隙を利用して世界に揺らぎを与える方法です。
最初に行ったのは大魔法使いミアスカと言われています。

92 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/26(土) 23:53:43
【全て喰らい尽くす義手】
メクセトが作ったと言われる1032の武器のうちの一つ。
外見上はただの義手だが、自らの意思を持ち、目的のためであれば義手そのものが最適と思われる行動を自律的に行う。
もちろんこの義手に与えられた目的は「神を殺すこと」であり、そのための最終手段が用意されている。
その最終手段は「全て喰らい尽くす」ことであり、すなわち義手のある周辺の空間を次元から消滅させることである。
ただし、この次元の消滅に例外はなく、装備者も次元から消滅させられてしまう。
伝承では、この義手を装備したのは隻腕の武人であり、彼は無くした片手が蘇った、と大喜びし、メクセトに感謝し忠誠を誓ったと言う……その後待ち受ける運命もしらずに。
相変わらずメクセト、容赦なしである。

93 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/07(木) 20:59:04
【MP】
マーディキラウド・パクラス(「マーディキ神群の援助」の意)の略で
マーディキ神群により物質化された魔力や術式のこと。
見た目は「淡く光る繭のような石」といったところ。
持ち運びがしやすく魔力のMPと術式のMPを組み合わせれば
素人や素質の無い者でも強大な魔法を行使することができる。
本来は魔法に不得手な配下たちのために主であるマーディキ神群
が用意したものであるが、彼らが滅びたのちにも残され
力に劣る多くの魔術師がこれを求め、しばしば愛用した。

94 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/08(金) 13:50:17
リーデ・ヘルサル氏の話によれば、【蒼穹洋】の住人はどんなに離れていても
故郷の島とつながっているのだという。たとえばコキューネー島で生まれた者は
世界のどこにいようとコキューネー島がある方向を無意識のうちに感じ取るのである。
これは他の70の島々の出身者でも同様である。

95 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/08(金) 13:54:49
人々がもつこの力ないし出身島との絆を道具で再現しようとする試みはあった。
しかしながらリーデ・ヘルサル氏の知る限りでは、成功例はないという。

96 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/29(金) 21:23:05
【シャープペン槍】

この筆記具によって記述された事柄は、「どこかの平行世界」で実現する。
その性質上、所有者の世界にはなんら影響を及ぼさないが、他の平行世界に干渉する手段と併用すれば、その恩恵を受けられるかもしれない。
また、別世界にも「シャープペン槍」は存在する為、誰かがそこで記述した内容が、こちら側の世界で実現されている可能性も否め無い。

97 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/29(金) 21:33:24
シャープペン槍の存在はシャープペン槍によって記述されたことにより成立した。その元のシャープペン槍の存在はシャープペン槍が記述したことによって成立した。そしてその(以下略)

とにかく、シャープペン槍とは紀元槍の枝分かれした先端であるという説がある。

98 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/30(土) 19:56:54
シャープペン槍の起源ははっきりとしない。
現在は神代の聖遺物として厳重に保管されているというが、
そもそもこの槍に関する伝承が正しいものであるという確証もない。
シャープペンと言うのが人の名だったのか、それとも地名だったのか、
そういったことすら今では知る者はいない。

99 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/30(土) 20:07:56
シャープペン槍の伝説が事実通りのものか否か、
我々が確証を得ることは不可能だ。
ただし、否定することもまたかなわない。

たとえ目の前にシャープペン槍があったとしても、
その影響が現れるのは常に異世界。
その影響をこの目で見るのは土台無理な話なのである。

100 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/30(土) 20:18:10
ペン槍。
それは、樹木神の祝福を受けし槍。

101 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/30(土) 23:08:49
豆腐槍。

豆腐を鍛えて出来た槍。その鍛え方によって硬度が千差万別。
この槍で殺されることを柔らかく言う時、「豆腐の角に頭をぶつけて死ぬ」と形容する。

102 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/01(日) 13:23:51
突発的で大規模な自然災害や、超常現象、怪奇現象などが観測されると、別世界の愉快犯がシャープペン槍を用いていたずらしているとも言われている。
まこと、世界とは危なっかしいものである。

103 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/01(日) 13:56:10
【ペン聖記】

とあるシャープペン槍の所有者で、
自称ペン聖と名乗る男が書き記した手記。
彼は、シャープペン槍のみならず、異世界で引き起こされた現象を知る術を持っていた。
この【ペン聖記】には、ペン聖が異世界にもたらした数々の災厄と、
それによって生じた被害者達の混乱、阿鼻叫喚の様子がが余すところなくメモされている。

しかし、この【ペン聖記】は、一つの世界を滅ぼした日を最後に白紙となっている。
別世界で、誰か自分のような愉快犯がペン槍を手に入れていたら、
もしかして自分の世界も危ないのでは無いのか。
それに気づいたペン聖が発狂し、狂乱の中で死んでいったからである。

104 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/04(水) 09:57:20
【ホルシアの舌】
伝説によれば【南東からの脅威の眷属】の熊を司る精霊ホルシアの舌であるとも言われる。
装備することであらゆる発音を再現でき、また装備者の意思に従って呪文を詠唱してくれる魔法の舌。
ホルシアの舌を装備した魔術師は「二枚舌」の称号で呼ばれた。
あらゆる発音を再現できるということは、装備者の種族では発音できない音を再現できるということであり、
すべての種族のすべての呪文を唱えることができるということである。
しかしときに装備者の意図しないところで、または意図に外れてとんでもない大呪文を唱えてしまうこともある。
その時は魔力が足りないため威力が落ちるか発動しないという結果になるが、
強引に装備者の魔力を根こそぎ引きずり出して呪文の力の糧にしてしまって装備者が体を壊したり
発動した魔法が暴発して舌の装備者が志望してしまうことも少なくないという。
『オルザウン禁忌集』には装備者が酒や薬物に酔っている場合にこのようなことが起こったとある。

105 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/04(水) 09:58:38
>>104下から二行目
×志望→○死亡

106 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/07(土) 20:30:21
【ロウォイラス】
その名は「神火の松明」を意味する。
古き神ピュクティェトが持つ光と炎の剣である。

107 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/16(月) 09:39:50
【無鱗王の指輪】
竜王国の至宝。「無鱗王」とは竜に戻る力とともに鱗を失った竜騎士にして建国王たるアルトを指す。
代々の国王に受け継がれ、その指を飾った。指輪の台座には宝石ではなく【紀大豆】の世界で最後の一粒が嵌まっている。

108 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/17(火) 09:12:57
梟の精霊ジェドウェルが持つ「すすり泣く剣」はまたの名をメガマルという。

109 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/26(木) 15:57:35
[孫の手]
プラティノウムで作られた細身の剣。
一般に売られている商品は、この剣の存在を隠すためのカモフラージュである。
シリーズもので、製造されたのは五種類あるが、使いこなせる者がいないため、ある場所で保管されている。
製作者によれば、孫の手という名は、最強の剣「猫の手」にちなんだものであるという

110 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/08(水) 20:45:31
【八尺尺八】
悪魔タバクシャラスの武器。全長240リーデを超える吹き矢。
2リーデの厚さの鉄板をぶち抜くほどの威力があるらしい。
【猫の国】のたて笛を模してあるといい、演奏も一応可能。

111 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/21(火) 13:28:25
【カーズガンの剣】
英雄カーズガンがふるった魔剣。悪魔や異獣といった
地獄の住人がこの剣で傷つけられると、その傷は全く回復しない。
血が固まることすら無く、患部を外気にさらし続けることになる。
肉体だけでなく霊魂に負った傷も同様の状態になるという。

112 ヨ=グ・ウム :2006/12/04(月) 23:32:57
【睨み付ける魔杖】
知恵ある杖。遠くに落ちたマッチだろうが隠された陰謀だろうがあらゆる物事を見通す魔法のステッキ。
欠点は時たま所有者に虚偽の申告を行なう事。

113 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/04(月) 23:47:19
睨みつける魔杖は全視の十二賢者ヨ=グ・ウムの所有物であるが、彼はそれをラヴァエヤナに使える司書から賜った。

114 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/04(月) 23:48:05
>>113
ラヴァエヤナに使える司書
から修正
ラヴァエヤナに仕える司書

115 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/05(火) 00:02:59
【睨みつける魔杖】は全てを見通す。
その視能は透徹たるシャルマキヒュにも勝るほどだ。

ただし頭が悪い。
大抵の場合、自分が何を見てるかも理解していない。
所有者は、杖が何を見たか聞き出すだけでも一苦労することとなる。

116 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/20(水) 10:04:19
【バルガラッドの糸刃剣】
猫騎士ミューンとともにモロレク(悪鬼)討伐を行った食鬼人バルガラッドが
ふるった糸のこぎりのような形をした武器。主にナットニウムでできており、
糸の部分は納豆神第十二位ネバシュトラシュの鋭い刃のような粘り糸が用いられている。
ワリバーヤが滅ぶのと時を同じくしてアロイに持ち出されたという。

117 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/08(月) 04:37:17
【氷血のコルセスカ】
メクセトが作ったと言われる神滅ぼしの武具の一つ。
1034人の英雄の一人であるフォグラント。
彼が、主であるメクセトより与えられた武具は、一人の少女であった。
その少女の名は『コルセスカ』。
彼女の両手には、触れた者の持つ全ての熱を瞬時に奪い去ってしまうという呪いが、メクセトの手によってかけられていた。
また、その呪いによって奪い取った熱は全てコルセスカ自身へと移されてしまうという反作用も存在した。
そんな彼女を不憫に思ったフォグラントはコルセスカを秘密裏に逃がすと、何の変哲も無い普通の槍を『氷血のコルセスカ』と周囲に偽り、神々との戦いへと向かったという。

118 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/08(月) 04:40:01
>>117
訂正、
×1034人の英雄
○1032人の英雄

119 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/08(月) 20:22:47
【命脈の呪石】
メクセトが作ったと言われる1032の武具の一つ。
血のように赤黒く、臓物のように脈動する呪われた宝石。
本来、自然現象であるはずの『再生者』を、人為的に発生させ、確実且つ、
無限に行う事で不死の存在を作り出そうと試みた結果、行き着いた失敗作である。
この宝石を持つものは、幾ら死のうとも次の瞬間には蘇ることができるが、
その見返りとして、蘇るごとに体の一部分が腐り落ちていくという副作用が存在する。

伝説では、この宝石を使用した英雄には神との戦いによって768回もの死が訪れたが、
その度に蘇り、戦い続け、遂には神の命を屠ることとなる。
しかし、その時には既に彼の身体は、顎部と上半身の一部、そして右腕だけとなっていた。
そんな自分の姿に絶望した彼は、今まで宝石を握り続けていた右腕の力を緩めると、
次の瞬間には絶命したという。

120 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/09(火) 01:22:40
【氷砕の弓】
メクセトが作ったといわれる1032の武具の一つ。
弓が命中すると、相手を絶対零度のもとに凍りつかせ、そして砕け散らせる。
しかし、その反動はすさまじく、弓を射たものの身体を分子レベルまでバラバラにしてしまうと言う。

伝説ではこの弓を授かった英雄は、大軍を率いて先頭に立ち神の軍勢に立ち向かったが、この武器を使った瞬間その威力のため軍勢は敵味方共に全滅したという。

121 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/09(火) 01:41:49
【繁茂の粉塵宝玉】
メクセトが作ったと言われる1032の武具の一つ。

『ある存在が武器をゼロから作り上げる工程』が封じ込まれた宝玉。
砕かれることでそれが開放され、砕けた粉塵を浴びた周囲のものを
次々に武器へと作り変えていく。その様子は植物が地面から生えて繁茂する様を思わせる。
こうして生まれる武器の品質は、材料となる周囲のものに左右される。

持ち主は多腕の巨人であり、武器の携行を禁じられた神域に宝玉を持ち込み、
殺すべき神の目の前でこれを砕いていくつもの武器を出現させたという。

122 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/09(火) 16:08:21
【銀の物語】

銀の物語とはガドール・コヘレトとカタン・コヘレトからなる
コヘレト兄弟によって書かれた『冬の魔女』をモチーフとした逸話集である。
当時、世間に広まっていた冬の魔女の物語は、その大半が編者による改作を受けており
原話とはほど遠いものとなっていた。
そのため、コヘレト兄弟は独自に世界に散らばる冬の魔女の物と思しき伝説や民話を蒐集、
編集し、新史暦210年頃に発行。
初版発行時には『真・冬の魔女の物語』と言う題名であったが第二版以降は『銀の物語』と改訂された。

また本書は、『焔の竜と銀の少女』『魔法少女と七人の納豆売り』『崩落の回廊』などの
全九章から構成された512頁の大著であり、あまり一般大衆受けをしなかった為か、
後に、同出版社から児童向けに編集された『ぎんいろのまじょ』も発行されている。

123 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/10(水) 22:51:03
【フィフウィブレスの鍵】
精霊族フェルケフェーナスの将軍、フィフウィブレスが死霊を呼び出すために使用したといわれる祭具。
この鍵を持つものは、冥府の扉を開き、死者の軍団を呼び寄せる事が出来るという。

フィフウィブレスの亡き後は、死霊使いガルズが手にし、その後は紆余曲折の末に、
かつて、ベータリ地方の北西に存在した小国ヒュールサスに住まう、一人の少女の手に渡る事になる。

124 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/14(日) 23:38:24
【人間扉(ひとのなをかんするとびら)】
メクセトの作った1032の神滅ぼしの武具の一つ。
その実体は、人間そのものを【扉】にするというもので、正確には武具ではなく呪文なのかもしれないが、伝説では武具として扱われたのでここでは武具に分類する。
この武具はメクセトに絶対の忠誠を誓う、双子の魔術師の弟に与えられ、「巨たる神(おおたるかみ)」を滅ぼす際に、兄は弟の【扉】を使って神の胎内に入り、命が尽きるまで全ての破壊魔法を使ったという。
「巨たる神」を滅ぼした後、この弟がどうなったかについては伝説の語るところではない。

とある伝説によれば、この【人間扉】はもう一つ作られ、神に破れ処刑直前であったメクセトはこの【扉】を通って異次元へと逃れ、未だにどこかの次元に生きているという。

125 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/28(日) 19:08:09
【飛槍】
爆薬を積んだ空飛ぶ金属の槍。
猫の国の言葉でミサイル・ロケット。
槍は力や原初を象徴し、転じて強力な武器に槍の名を付ける慣習から飛ぶ槍「飛槍」と呼ばれる。
エンジンの雛形を作ったが如何にして推進力を付けるか技術者が悩んでいると悪魔ススが自らの身体を裂いて水・エタノール混合物、ケロシン、液体酸素の液体燃料を分け与えた。
こうして世界最初の飛槍は最強の槍にあやかって「チョメゲルシェネスナ」と名付けられた。

126 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/28(日) 21:59:13
ゴールデンフィンガー。繊細にして大胆な神の指。

127 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/28(日) 22:00:31
飛槍には燃素を使う魔術飛槍と純粋な科学力の飛槍の二種類に分かれる。

128 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/28(日) 22:17:50
フロギストン・スピアー!

129 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/28(日) 23:14:38
こっちの世界ではフロギストンが存在しています。
異世界って物理法則が違うって言えばそれでおkだからいいよね!

130 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/28(日) 23:30:29
チョメゲルシェネスナは悪魔ススが喚起されている間しか飛翔しなかった。
悪魔の元居た場所と、喚起された場所で物理法則が異なっていたため。

ススが気付かなかったのか、あえて告げなかったのかは不明。

131 【魔弾】 :2007/02/15(木) 20:54:36
ツィタシポネは不気味な宝剣を腰に下げている。
雁字搦めに拘束された異形の剣は斬るより抉る、断つより穿つと弓矢のような刀身。
使い手が抜かずとも剣は敵の肉を切り裂くために襲い掛かる。
幾星霜経とうと獲物を追い続ける執念深さと獰猛さから鮫とも揶揄される。
一部の隙もなく密閉された鉛、銅、鋼、錫、銀、金によって造られた正方形の中に隠れることで何とか身を守ることが出来る。
もっとも、それがその者の墓を決めるに等しい行為だが・・・・。

132 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/16(金) 01:13:37
【滑爪】(ぬめづめ)
「回転する武士道」の異名を持つ武士道・魚住の愛刀。
刀身が常にヌメヌメしていたといい、どんなにぬめりを落とそうと
それが止むことは無かったという。気温や大気の湿り具合に左右されることも
なかったと伝えられている。切れ味はなかなかのもので、さらに
ぬめりが潤滑油の役割を果たすのか、やけにずぶずぶ刃をめり込ませることができた。

133 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/16(金) 01:20:25
滑爪は魚住が手にする以前は【刀】というよりも鋸のように使われ、
本来は人ではないほかの生き物を切るための刃物であったとも言われる。

134 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/16(金) 22:34:00
滑爪のぬめりはサッシにこびりつく頑固な汚れも濯ぐだけで落とす。
その刀身は錆や汚れとは無縁の代物であった。

135 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/19(月) 20:14:53
不死殺しのハルペー。
ステータス:不死及びそれに類する効果(復元・再生)を無効化する鎌。

136 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/21(水) 22:34:28
ハルペーの【不死無効化】は、あくまでハルペーが斬りつけている間のみ有効であり、刃を相手から離せば直ちに不死性は取り戻される。
また、鎌としてはあくまで通常のものであるため、斬るのが難しい存在を害するには不向きである。

137 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/22(木) 17:43:20
あくまで「人型」の首を刈り取ることに特化した形状機能だから肉体が変容したばけもの相手では・・・。

138 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/22(木) 23:43:16
【神々の斧】
かつて神がとある目的のためのみに人に与えたといわれる斧。
紀元槍の欠片を鍛えて作られたそれに切られた物は、いかなる方法によっても復元できなくなる。
とある目的とはメクセトの処刑であり、その斧で切り刻まれたメクセトは完全な死を迎え、今に至るまで復活を遂げていない。

139 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/06(火) 11:13:57
【岩読の剣】(いわよみのつるぎ)
『岩』とは墓標船を指す。墓標船を傷つけることなくそこに秘められた
英知を引き出すことを可能にする魔法の剣。また、墓標線から取り込んだ情報
をもとに形状や大きさを変えることもできる。最古の都市国家ハイダル・マリクの
獅子王キャカラノートに仕えた魔術師によって制作され、ハイダル・マリクと仔獅子の諸都市国家の
繁栄に貢献した。しかしハイダル・マリクに襲来した魔人メクセトに奪われてしまう。
彼が自ら人類から選び出した1032英雄とともに神々に戦いを挑み敗北した以降は
行方知れずとなるが、のちにレストロオセの四十四騎士が一、ヴェイフレイの手に渡ることになる。

140 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/06(火) 12:18:39
五大紀剣

パンゲオン世界では稀有な紀性を持つ剣。
魔槍、聖槍の類なら溢れるほどあるが、剣は非常に少ないのがこの世界。
その数少ない名剣のなかで最も優れた剣がこの五振りの剣である。

141 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/06(火) 13:18:29
紀剣とは何らかの紀性を内包した剣の事をいう
五大紀剣に選ばれる剣は、中でも特に一紀性に特化しており
それ故に、他の紀剣の追従を許さない名剣、名刀であると言える

五大紀剣の一つ、名刀『鴨ノ嘴』は"硬"性に特化した紀剣である

142 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/06(火) 13:34:57
人鉄の魔剣は"人"性を内包した紀剣とも言えるが、その性質上、様々な不純物が混じるため五大紀剣ほどに特化した紀剣にはなりえない。

143 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/06(火) 15:48:01
七天八刀

東方の地で屈指の腕利きとされる七人の剣客のこと。
彼らは何れも超の付く名刀を操り、その一閃は鉄を切り裂き海を断つという。

この内、七天八刀・第七位・宵のみが二刀流であるため、七人の剣客と八振りの刀という名前が付けられた。

144 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/08(木) 14:19:21
『岩読の剣』の変形にあたっての制限
■耐久性を著しく損なうような形状にはできない。
例えば、細くしすぎたり構造をもろくしたりはできない。(破壊されないため)
■あまりにも小さくしすぎることはできない。
例えば砂粒ほどの大きさにはできない。(紛失防止のため)
■機能を果たすのに意味を果たさず、また邪魔になる部位をつけることはできない。
意味の無い部分、邪魔になる部分は欠損しやすく、機能を妨げやすい。

145 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/08(木) 20:45:38
神剣ロウォイラスは五大紀剣の一つ、神が鍛えし『明』性に特化した紀剣である。

146 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/08(木) 20:48:11
五大紀剣のうち、人の鍛えし剣は一振りのみ。
それ以外の剣は全て、神や悪魔の手によって造られたものである。

147 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/11(日) 02:21:42
神悪魔竜猫「いやいや、ウチは剣なんて作ってませんよ?」

148 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/11(日) 09:33:56
神が鍛えた一振り
悪魔が鍛えた一振り
竜が鍛えた一振り
猫が鍛えた一振り
そして、人類の精髄たる魔人が鍛えた一振り

149 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/11(日) 10:17:14
神や悪魔や竜や猫が否定するので、五大紀剣の一本を鍛えた人の子孫は
残りの四本も先祖が作ったことにした。

150 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/11(日) 15:27:11
ロウォイラスはピュクティェトが振るう神の鍛えし紀剣
鴨ノ嘴は無銘たる軍神が滅した悪魔より奪いし紀剣

151 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/11(日) 15:54:27
五大紀剣はいずれも起源を『平らな大地の時代』に求める事ができる。

152 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/11(日) 16:19:42
ガルディエーラの剣は大型のでっかいやつですのー!

153 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/11(日) 16:32:35
松明の剣ロウォイラスは剣先に炎を灯している。

154 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/12(月) 02:11:16
【砕地為す拳】
メクセトの作った1032の武具の一つ。
その形状はグローブのようなものであったとも、拳に塗りこむ薬のようなものであったとも言われるが、はっきりしない。
史上初の拳法であったという説もある。
その武具を装備し、放つ拳は地面を砕くことすら可能であったという。
しかし、やはりこのシリーズの武具に代償はつきもので、拳を放つ度に体に重度の負担がかかり、使用者は最後には死に至らしめられるのである。
この武具の装備者は神を倒した優越感に浸りながら真っ白になって死んだという。
まぁ……きっと彼に悔いはなかったんだよ、多分。

155 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/12(月) 18:58:55
鎌威太刀は艶のある女の声で笑う。ただしタガが外れたように延々と。
死と向き合う者にしか聞こえないという笑声をあげながら
相手の骨肉を草のように刈りとる魔性の太刀である。
一説によると、この妖刀は西方の悪魔を加工してつくられたという。

156 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/12(月) 20:09:53
【アルトフレキスの盾】
万能兵装。ダグダの釜。その盾は盾のみに在らず。

157 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/12(月) 20:19:22
戦場で猛烈に、コーヒーが飲みたくなった貴方。ああ、一体どうすれば!
そこでこのアルトフレキスの盾!
こいつは盾になったり槍になったり釜になったり十徳ナイフになる優れものさ!小さくしてポケットにしまえばドコにでも持ち出せるんだよぉ!
これで瞬時にコーヒーメイカーに早変わり!・・・・・・・カップが無い・・・・。

158 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/12(月) 20:26:17
直接豪快にがぶ飲みだぜ。

159 トミュニ :2007/03/12(月) 20:33:46
あちちちち!

160 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/12(月) 21:29:27
五大紀剣の一つ、九頭竜双剣とは『殖』性に特化した紀剣である。

161 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/13(火) 01:05:53
銘刀・塵芥影切(ちりあくたかげきり)
七天八刀、第三位の持つ大太刀。

162 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/13(火) 16:50:37
>>161
訂正
影切→屑切

163 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 11:14:14
妖刀「五重刻」

その妖力はかの大妖怪・猫山魔から与えられたものだという。



ところでこの刀ってどんな力を持ってるのかよく分からん。上の一行だけ思いついた。設定キボン

164 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 13:22:16
>>163
猫山魔が猫山田に見えた

165 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 13:25:01
ねこさんマー!

           、jw从v,.,
         ,..:.゙.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':.,
       ,..':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,',`:..,,
       ,';;,,:,:,:,:,:,:,:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.;,;,;゙ヽ:.:.:゙':.,
       r.‐.、''::::-,,:._::_;;:.-'''゙}‐'゙~:,;ハ:.:.:.:゙,
     ,.゙,}、:.:ミ:.:.:.:.:';';';';`:.、::.j:.:.:.;.;'  i:.:.:.:.゙
    /:.:.:, ,.:.:.:.:.:.;.;:,W;.;.;.:Y:.::.    i:.:.:.:.,゙
     {.:.:.:.:, i;,;,;,;''ftッ,从ィァ:;j:.     i:.:.:.:;゙
     {.:.:.:.:} ',:.三≧;;_爻;;)三.    ,':.:.:.:,゙
      ',:.:.:; ヽ,, ,i{’ij ’ ,';,;,     /:.:.:.:,゙ に゙ゃぁあ
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      '.,  '、 ,'   ,':;'    i_ i;,;,j
        '、  '.、  .,':;'    ,'`_..i`''゙
         ゙、 、j /'"     /_,_j_j
         ゙"ー'
そんな釣りにでぬこが釣られマー!

166 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 13:26:27
五重刻については「立会い」って話に出てたような希ガス。
物語スレだったような。

167 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 13:29:37
>>165こそ猫山魔の正体

168 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 13:39:05
大妖怪猫山魔五郎左衛門

169 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 14:20:54
その名に「猫」と付くだけあって猫になんらかの由来があるのだろう

170 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 15:09:53
五大紀剣

神が鍛えし紀剣、ロウォイラス
魔が鍛えし紀剣、鴨ノ嘴
猫が鍛えし紀剣、コナタ
竜が鍛えし紀剣、九頭竜双剣
人が鍛えし紀剣、、、、、、?

171 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 15:28:20
猫騎士ウトナは物事を「変換」する鍛冶屋である。
紀なる剣も彼が作成したのだ。   翌日ゴミ捨て場に放置されていたが。

空気中から新しい物質を作り出したり、卑金属から貴金属に変えるだけではなく、
「水」という性質から防具を作ったり、「夜」という事象を剣の形にしたり、生物を擬人化したり。

彼は騎士としては平凡な能力を疎み、自分が戦士として大成したいのだが、いくら自分の創ったものが傑作と褒め称えられようと、それで英雄が活躍しようともその功績と栄華は決して自分のものではないことに苛立ちを感じている。
いかに価値のあるものでも、人によってその価値が発揮されない、猫に小判とは正にこの事。

172 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 15:30:26
猫から人へひらめきは渡る。

こなたより、かなたまで。

173 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/22(木) 15:33:56
そうか、コナタは猫紀剣此方なのか

174 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 02:03:37
【無銘】
泡良産の刀。
決して名前が無いのではなく、そういう名前の刀。
鉄すら紙のように切り裂いたという。
もともとはちゃんとした名前があったのだが、持ち主を転々とするうちに元々の名前が分からなくなり、そう呼ばれた。
持ち主に祟って害をなした、という説もあるが、本当のところは分からない。

175 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 02:18:26
コナタは『研』性に特化した紀剣、その切れ味は使えば使うほど鋭くなっていく。

176 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 02:49:04
人が鍛えし紀剣【ルイン・オブ・パンテオン】
その名は猫の国において「全ての神々の滅び」を意味する。
神滅ぼしの武具の原点であり、魔人の狂気が創り出した最強にして最狂。
その特性は『滅』性に特化しており、その力は神をも滅す。
神々との戦争においては、メクセト自身が使用したと云われている。

177 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 03:05:39
ルイン・オブ・パンテオンは『平らな大地の時代』に紀神によって作られた『悪魔殺しの槍』をメクセトが発掘、研究した結果の産物である。

178 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 12:28:21
コナタは切れ味が良すぎて「人を切ってる感触も空を切ってる感覚もしない、まるで宇宙空間で素振りをしてるみたいでつまらない」といわれる。

179 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 14:07:07
メクセトが持つROPは東方の伝承ではカナタと呼ばれる剣であり、猫の霊感の助けを得て人が作り上げた剣だという。

180 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 14:27:13
ROP、一瞬なにかのゲームかアイテムの略かと思った

181 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 20:21:06
【滅】性って神々を滅するほどに殺すことに特化してる、ということ?

182 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 20:39:15
多分、殺した挙句復活不能の完全消滅なんじゃないかな。
神々って殺しても復活したりするし。

死ぬと魂になって復活するというよ。

183 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 21:48:39
【滅】性。
デリート。世界からの完全消去。記述の霧散。

184 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 22:34:09
このルイン・オブ・パンテオンはキュトスの姉妹を忌み嫌う集団(宗教組織)?の手に渡り、大地より新生する姉妹を滅ぼすために使われた。
内部から裏切りおこり以後、この紀剣の行方は分っていない。

185 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/24(土) 08:35:29
砥性と硬性ってどっちも似てるんですが、明確な違いがわかりません

186 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/24(土) 08:51:20
【砥】性
鋭さの増加、磨かれ続ける性質、研ぎ澄まされた刃。
【硬】性
頑丈なる形質、破壊されぬ存在、堅硬なる巌。

187 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/30(金) 19:48:56
『偽・氷結槍コルセスカ』
天廊戦争の際、英雄フォグラントが使用した槍。
元は何の変哲もない普通の槍であったが神の血を浴びた事で対神性を帯びた神殺しの槍と化す。
フォグラント亡き後、天の階段跡よりソルダ・グラムの手によって発掘され、焔竜大戦時に使用された。
だが炎帝城での最終決戦時において、メルトバーズ配下である謎の仮面槍士とソルダ・グラムの一騎打ちの際
仮面槍士が放ったパンゲオストライクによって原子レベルにまで粉砕されてしまう。

188 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/30(金) 20:02:57
仮面槍士ってアルセスっぽい

189 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/30(金) 20:09:57
いや、つか明らかに本人じゃね?

190 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/30(金) 21:00:58
アルセスの必殺技パンゲオストライクだしなぁ。ほかに使える者はいないのか?

191 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/30(金) 21:08:06
仮面槍士がアルセス本人だとして、なぜ仮面で顔を隠してまでメルトバーズに組したのか? なぜ偽・氷結槍を破壊したのか? 何か偽・氷結槍が存在してはならない理由があったのか? それは、この後に訪れるソルダの紀人化に関係があったのか?

192 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/30(金) 21:10:22
キュトス姉妹関係で暗躍してるからねぇ・・・コルセスカとソルダの仲を引き裂こうとしてついでに茶番を組み立てたんじゃ

193 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/30(金) 21:23:52
対神性の武器が存在している事も許容できなかったのかも、しかもそれを恋敵が所持しているとなってはね…
この一連の悲劇はアルセスにとっては正に一石二鳥の喜劇だったのだろうな。

194 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/01(日) 01:49:54
人間を恋敵、と見るあたり、アルセスはだいぶ弱体化しているな。

195 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/04(水) 21:52:27
剛剣『蒼穹銀河』

悪魔ヴェイフレイが持つ剣。武器でありながら過剰かつ無駄なオプションと遊び心に溢れている。
玩具にしか見えないが、ヴェイフレイの常軌を逸した『剣技』にもびくともしない耐久性を誇る。

196 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/04(水) 22:04:30
代表的な無駄なオプション
・渋い電子音声が出る。
・あちこちがいろんな色に光る。
・少し変形する。

197 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/04(水) 22:08:53
>>194
紀元槍を持つ主神として長い生を送って少々病んでいるのだろう

198 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/04(水) 22:15:03
病むことこそ人間性の強い証明。
弱体化した神は似姿たる人間の在り方にすがるようになった。
主客転倒とはこのことだ。

199 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 11:00:30
剛剣『蒼穹銀河』の対となる鋭剣『紅蓮星雲』が存在する。
ふたつは合体して最終奥義とか繰り出す。

200 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 11:32:54
剛剣『蒼穹銀河』は何となく近未来的なデザインだが、
対して鋭剣『紅蓮星雲』は古代的な印象を見る者に与える。
しかしながら大きさと輪郭が共通しており、
この二振りが対となる剣であることを感じ取ることができるだろう。

201 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 12:37:04
アズールギャラクシィ……剛剣『蒼穹銀河』の固有奥義。

スカーレットネビュラ……鋭剣『紅蓮星雲』の固有奥義。

このふたつが融合することでさらに恐るべき最終奥義へと昇華する。

202 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 14:46:29
宇宙オーラとかそういうもやもやした暗黒エネルギーを噴出して凄まじい連続刺突と360゜マルチウェイの大斬撃を放つ。

203 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 17:31:25
それが最終奥義『エレボスマキア』(っふ、運がよければギリシャ語で
『暗黒の戦い』という意味になるだろう……)だっ!

204 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 17:49:09
ヴェイフレイはイロモノ杉て生前は倦厭されてたんだろうな・・・・

205 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 20:03:29
え、今ってヴェイ公死んでんの?

206 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 20:15:33
生前:人間。暴利を貪る悪徳の騎士として奸婦に仕えていた。
今:悪魔。地獄に落ちて尚呪祖の配下として仕えている。

207 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 20:29:06
じゃあ悪魔騎士のみなさんって、主君を追って自殺したのかな。

208 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 20:39:52
あるいは殺されたか・・・・

209 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 20:49:51
レストロオセを追って、自ら地獄に降りた者は強力な悪魔騎士になった。
自決できず、逃亡の果てに処刑されて地獄へ落とされたものはあまり強力ではない悪魔騎士になった。

多くはこの二通りに区分できる。
規格外なものに、生きたまま地獄門を通ってレストロオセの下へ参じた騎士が数名。

210 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/05(木) 20:57:15
「両利きの魔槍」
槍士ボーゲィデアの得物。
外見は(類似している)ネザ。某ゲームの槍兵の槍とかイメージ。
長い方がバルーチャ(barchha)、短い方をサング(san)と呼んだ。
朱塗りの短槍は報復の槍。傷つける者にけっして癒えない、死に至る傷を負わせる死の一撃。
黒塗りの長槍は貪欲の槍。血と贄と力を喰らう、強大であればあるほど必殺となる魔の一撃。

211 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 17:36:19
【絶叫の呪槍】
カルリア作。吼哮る虫ダレッキノの持つ泣き叫ぶ槍。【歌う剣】?

212 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 23:13:29
そう、【歌う剣】だ。

213 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 23:24:05
歌う剣はなにを歌っているのだろう。なにか物悲しいエピソードが感じられる。

214 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 23:30:24
絶叫の呪槍は《謡》に包まれている。頭蓋を抉るように響く慟哭はもはや大気を振るわせる暴力である。
槍は《謡》で振動しており、直に触れれば塵芥となるか液化するだろう。

215 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/14(土) 00:04:38
吼哮る虫ダレッキノの両手はなぜ無事なのか。
悪魔研究者の一人はこれを直接尋ねてみようと思い立った。

216 ダレッキノ語りて曰く、 :2007/04/21(土) 13:15:49
それは私が槍と同じ様にその口腔から《謡》を絶叫して掻き消しているのだ。その槍の呪いを相殺するために私はいつも咆哮る。

217 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/21(土) 15:01:40
>>216
・・・それだと今度は声帯とか口の周りがやばいんじゃねーですか?

218 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/21(土) 15:03:29
ダレッキノは細かいことを気にしない男よ!
手や喉が痛くってもがまんがまん。

219 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/21(土) 15:06:22
槍の穂先だけが絶叫の有効範囲ってことにしたらいい

220 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/21(土) 15:52:07
じゃあダレッキノががんばって歌ってるのは無意味どころかよけいなことになるじゃないか。
掻き消されてただの槍になっちまう。

221 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/21(土) 19:09:22
ダレッキノは強い子なので槍がどんなシロモノでも戦えます。
喉も鍛えられるしね。

222 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/24(火) 00:57:48
槍「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダレッキノ「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」
槍「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダレッキノ「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」
槍「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダレッキノ「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」
槍「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダレッキノ「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」

じろすけ「うるさいなぁ・・・・」

223 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/24(火) 00:59:19
それジロスケの耳がつぶれる。発狂する。白助って変換されたからこれ本名。東方系とのハーフ

224 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

225 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 00:36:33
スロックの仮面にはめられている赤いレンズは、
装着者の意のままに遠くのものも近くのものも
正確に観測できるようにする。
その時に起こる魔力の作用によってレンズは瞬くように発光する。
彼の仮面についたレンズは黄色から橙色の光を放つため、
炎が燃えているように見える、というわけである。

226 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 08:16:34
スロック・キャキギンムは自身の魔力を同調させることで
レンズの遠近の調整をより素早く円滑に行える。
そのときはスロックの魔力のうねりに合わせてレンズが燃えるように光る。

227 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 18:22:46
宝石からビーム

228 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 18:42:22
星夜光と似ているので著作権を巡ってイングロールと裁判。

229 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 18:58:46
名づけたのはアルセスなので原告アルセス。
弁護人もアルセス。
判事もアルセス。

230 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 19:04:58
宝石からビーム   命名:魔石光

231 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 19:14:56
宝石はみんなビーム出すぜ、魅了効果のついたヤツ。

232 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 19:20:11
どっかの女王もブルーダイヤに魅了されて狂ったんじゃ?

233 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 20:10:05
>>232
誰だって?

234 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/01(火) 20:31:39
アインノーラの宿ったダイヤで狂った女王様

235 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/02(水) 22:22:47
【首輪】
飼育されているなにものかの逃走を止める器具。
単体ではなく、綱や鎖などの物品と組み合わせて使う。
転じて、所有の証とも、服従の印としても使われる。

236 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/02(水) 22:26:29
【杖】
危機への備え、そして復活への支え。
安全祈願として、新たに拓かれた交通路の道端に突き立てられているのを見かける。
(ただし、大神院はこの風習に好感を持っていないようだ。そういう地域では、代わりに車輪か犬の小さな像を置くらしい。由来は聞けなかった)

237 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/02(水) 22:28:33
【靴】
悪路を往くものの友。
身を磨り減らせて主の足をを守る。
転じて、「表に出ない功労者」の意も。

238 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/02(水) 23:15:41
【杖】と違って【槍】は凶兆だ

239 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/09(水) 23:24:49
【ビターエッジ】
フレウテリスの騎士ヴェイフレイが所有していたが、メロロキンが功績をあげた
際に褒美として与えられた。刃が触れた部分を、刺激を苦味とも知覚するように
変化させる力がある。この剣で切られた者は痛みと同時にそれと同等に強烈な
苦味を傷口に感じることになる。舌以外の部分で味を感じること自体、ふつうなら
味わい得ないものであり、痛みと苦さだけでなく違和感と吐き気をも引き起こす原因だと考えられる。
傷が治癒した後も苦みは残るが、時間が経ち組織が一新されれば大抵の場合やがて元に戻る。
ただし傷の深さや部位によっては一生残り続けることもあるようである。

メロロキンがかつて自分を叩きのめした1032人の勇士の子孫たる1032の家族を襲った後、
ビターエッジは奪い取られ、彼を1032の欠片に分割する際に用いられた。
分割されたメロロキンはそれぞれ、1032人の逆魔師の手元に封じられながら常に苦みにさいなまれることになった。

240 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/11(金) 01:02:24
【壷(名称不明)】
悪魔の持っている宝物(?)。
覗き込んだものの魂を抜き取って内に閉じ込めてしまう。
魂の抜かれた体は悪魔の言いなりとなる。

241 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/11(金) 01:07:13
【テール・オブ・サーキット】
輪廻の終端という意味の名を持つ長剣。
魔女が振るったとされる第二級遺物。
本大陸では魔剣扱いなのだが、新大陸以南ではなぜか破邪の聖剣とされている。
テリオサーキット、とも。

242 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/11(金) 01:11:02
【ウルアドラス】
逆魔師ウォゾマが制作した魔法の剣。その名は『煮立った大鍋』を意味する。
じつはこれ、紀人にして草の民の英雄カーズガンの名前の意味でもある。
ウルアドラスはカーズガンの剣を意識して作られ、この剣で悪魔や悪鬼など
地獄の住人につけられた傷は他の刃物によるそれと比べて治りにくい。

243 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/11(金) 01:15:07
【指輪】
契約・誓詞の証であり、その継続を示すもの。
指にはめずとも、持ち歩いたり、信頼するものに預けていても効力は持続する。
エンゲージとも。

244 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/13(日) 13:36:23
【学校】
強力な結界。
内部からも外部からも自由な通行はできない。
「正門」「裏門」「抜け道」「屋上」「下水溝」などを通る必要がある。

245 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/13(日) 23:24:41
【学校】内で発生した出来事は秘匿・隠蔽され外部に伝わらない。

246 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:17:19
北棟南側階段、二階と三階の間の踊り場で鏡に「ぽにー」と唱えると、7代目生徒会長(ポニーテール)が結界の外へ連れ出してくれます。ただし、非常時に限り。

247 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 16:40:08
用も無いのに呼び出すなんて悪戯やってっとポニーで絞め殺される。

248 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/26(土) 23:58:41
【ヘリエステラのブーツ】
一見革靴。しかし自分で動く。ヘリエステラ以外が履くと足を食われ、死ぬまで歩き続けることになる。
その正体は、、、、、

249 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 00:00:24
ぬぬーぬ

250 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 09:48:26
の×××であった。なぜ伏字にしているかというと、
材料として提供されたその部位は、そのまま彼(?)の弱点となっているためである。
だからここで明かすわけにはいかないのだ。わかってほしい。

251 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 11:19:04
いいや教えてもらうッ
さもなくば・・・教えていただくことになるぞッ

252 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 19:37:52
・・・いいだろう。しかし、これを知ったが最後、お前は・・・・・・

253 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 19:38:08
その後>>253を見たものはいない

254 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 19:52:11
【魔石光】
宝石からビーム。魅了効果アリ。
星夜光と似ているので著作権を巡ってイングロールと裁判。

255 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 19:56:35
宝石ビィィーーーーーーーーーッム!!

256 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 20:08:39
イングロールに殺されるぞ!

257 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 20:41:47
>>253はナニモノだったのか

258 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 20:51:41
生物(ナマモノ)

259 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 21:04:33
ニをマへ変換する力が介在し、>>253は消化された

260 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 22:25:27
【語る壷】
見た目はさまざま。しかし見るものが見れば「良くない空気」をまとっているらしい。
魂を持ち、さまざまなことを語るが、自分から喋ることはなく、聞かれないことにも答えない。
壷によって得意な知識分野が異なる。まるで人間が閉じ込められてるかのように・・・。
ちなみにヒビが入ると喋ることはなくなる。

261 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/28(月) 00:49:07
【白衣】
製造・加工に携わるものが高確率でまとっている装備。
名のとおり、基本的にカラーリングは白。
形状は薄い長袖長裾を基本とする。

ただし装着者によりカスタム化されていることも多く、一見白衣とわからない白衣も存在する。

262 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/02(土) 15:13:20
文房具【カッター】
【紙】の天敵。

263 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/02(土) 15:17:18
ポニー教(を含めた髪宗教)が存在をひた隠しにするものがある。

その名は【ハサミ】。あらゆる【髪】を断ち切る魔の遺産。
古代民族が神に髪を捧げる祭具として使われていたが、そのあまりの強大さに恐れをなしたポニンスト教授が封印した。

264 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/02(土) 15:20:42
ハサミは九極の八。

265 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/02(土) 16:27:54
扱いによってはより髪を美しく見せることも可能であらう。
しかしながら素人が手を出せば最後、十円ハゲを生み出すこととなろう。

266 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/02(土) 17:09:22
ハサミで十円ハゲは難しいのでは?
と、お考えの向きはどうか少しお待ちいただきたい。

素人では、ハサミとして扱えないのである。
熟練の手とそうでない手を道具は鋭く見抜く。
するとたちまちハサミはハサミで無くなり、例えば自動バリカンなどの獰猛極まりない代物に成り果てるのである。

かくしてあわれ初心の使い手は丸坊主となる。

267 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/08(金) 21:44:34
紀元槍。


無限の本数、存在する。

268 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/10(日) 10:49:43
魔法剣メテスカテス

(・∀・)ニョキニョキ
|  |
|  |
|  |
|  |
(・∀・)

269 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/10(日) 10:49:59
なんという双頭ヴァイヴ

270 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/11(月) 01:58:51
・・・顔しかないぞ。

271 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/12(火) 14:12:09
ディオルの持つ宝石剣とは魔法剣メテスカテスであった。
鞭の様に曲がり伸縮自在にして槍の様に硬くそそり立つ。

272 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/12(火) 18:42:02
そして先端に顔。

273 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/12(火) 19:41:42
双頭の魔法剣メテスカテス。
迅雷の速さで敵を貫き屠り去る死の運び手。

ディオルのコレクション。

※剣は槍と同義語です。

274 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/12(火) 19:42:00
頭って何に使うの?

275 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/12(火) 19:44:57
その魂の振動(ソウルヴァイフヴレーション)は全ての悪を抉り穿つ。

頭は回転と振動を同時に行い、刃はないがその殺傷能力は折り紙付きである。

オプションで魂を溶かす紅い粘液を吐き出すらしい。

276 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/14(木) 22:59:27
メテスカテス。

先端に顔が彫刻されてる(ギリシャ彫刻みたいな)と考えれば結構カッコヨス

277 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/14(木) 23:08:20
>>276
うむ、なかなか格好よく・・・ねーよwwwwww

278 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/14(木) 23:38:55
顔が精巧なアルセスの顔の彫像。

279 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/15(金) 01:37:02
ディオル「魂の振動(ソウルヴァイフヴレーション)!この“刃”は……心でしか、視えないッ!」

すぶぶ

敵「あはめええええぇえええぇえ!
すゅ、魂の鼓動(スピリットクウェイク)がとまりゃなひぃぃぃぃ!」

280 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/15(金) 10:23:20
メテスカテスは否応なしに口走らせる。
使用時はノリノリな気分ではあるが、
しょせん強制してるのも同然なので、
後になって気持ちが沈み込んでしまう。

281 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/15(金) 16:46:46
これにより数多の持ち主を破滅させてきた。
常人は精神の傷を負い立ち直れなくなり、最悪狂死する。

これに耐えうるは心身共に鍛えられたディオルのみ。

282 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/15(金) 16:46:56
なんという中二病

283 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/16(土) 13:44:19
ディオル以外に試した者はいない
メテ(略の逸話はそのほとんどがディオルの脳内にのみ存在する

284 言理の妖精語りて曰く、 :2007/07/04(水) 23:34:25
【鈴】
悪魔の装身具。右の角か翼につける。
高音のものほど強力な悪魔のもの、という統計がある。
悪魔狩りが狩った悪魔の数を数えるのに利用することもある。

285 言理の妖精語りて曰く、 :2007/07/09(月) 00:44:47
<<兵器>>
【マカティエル】
天使級天使猫。悪疫を蔓延させるための機能を持つ。
メクセトの勢力の戦いの際には【地球】在来の菌
を大繁殖させ、各地の都市や兵営に散布した。
天頂城砦?の技術による、さらに強力な疫病を放つことも
できたのだが、そのようなことは行われなかった。
天頂城砦の『貸主』に、ゆくゆくは【地球】に移住する
計画があったためとも言われている。
それでも被害は凄まじく、多くの死者が出た。
【フトリエル】
天使級天使猫。格闘型の中でも、普段は体内に収納された、
杖・棍状の武器を使用する打撃重視の天使猫である。
フトリエルの杖には機体から抜き取られたものがあり、
後代にまで伝わっているという。
【クシエル】
天使級天使猫。猛火に包まれた鞭を主武装とする。
この炎の鞭はクシエルが戦闘で破壊された際に戦利品として
持ち帰られ、戦乙女ジャスマリシュが一、リト=アーニスタの持物となる。
【プシエル】
天使級天使猫。火力重視の機体だが、それでも大天使級のウリエルやマーリクには数段劣る。

286 言理の妖精語りて曰く、 :2007/07/21(土) 12:45:50
【アトゥールインの矢】
射抜いたあらゆるものを縫いとめる矢。作者は工神バッカンドラとも伝えられる。

『パンクウテトリの悲劇』の際に放たれ、『牙無し』を彼が破壊途中であった歴史に縫いとめ固定した。
『牙無し』はそこから逃れられず、そのまま破壊していた歴史とともに消滅することになる。

287 言理の妖精語りて曰く、 :2007/08/04(土) 14:10:08
【扉】
穿孔器。
問題。
パンゲオンに傷をつけず、しかし2地点間の最短ルートを築くにはどうすればいいか。
回答。
その場所がパンゲオンでなかったころに2地点間のトンネルを作っておき、パンゲオン世界からはそのトンネルへの入り口だけを作ればいい。
なに、今はもう存在しない世界から苦情など来やしない。

288 言理の妖精語りて曰く、 :2007/08/28(火) 23:19:37
【業皇】(ごうこう)
「金平国で金生革命を起した指導者・清景が佩いていたという剣。地獄の名工ベルメコスの作と言われる。
この剣は『業』を喰らって吸収し、結果として『業』を喰われた者は『業』から解放される。
それは救済と呼ぶにふさわしい効用だが、業皇の所有者自身はその恩恵にあずかることはできない。
そのかわり所有者は業皇に誰の『業』を喰らわせるかを決めることができる。
『業』を浄化できる者は、『業』とそれに囚われた者達にとって救いの神に等しく、
業皇の力は清景のカリスマの一端を成していたとされている。」(『歴史の中の魔剣』より抜粋)

289 言理の妖精語りて曰く、 :2007/08/28(火) 23:38:46
「氷のような瞳を持つ白皙の少年」と「炎のような髪を持つ褐色の少年」は
魔剣を授ける存在としてよく挙げられる。この二人は兄弟だとも同一の存在の異なる顕現ともされる。

290 言理の妖精語りて曰く、 :2007/08/28(火) 23:39:47
>>289
実はどちらもアルセスの一面である。

291 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/08(月) 00:01:50
【四群の九刃】
『珊瑚の角を持つ蛙の国』に伝わる三十六の刃。
堕天使から捥ぎ取られた三十六の翼から鍛えられた、という。
四群の呼び名はそれぞれ『美戦九士』『麗躍九士』『美戦九姫』『麗躍九姫』。
あくまで『刃』そのものだけを指し、柄や鍔などは含まれない。

ジヌイービの種族の中でも強者にしか身に帯びることができなかった。
その一部は故郷の世界から傭兵として渡ってきた所有者を斃した者により、
この世界に留めおかれることになった、という。

292 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/08(月) 02:00:57
・・・ジヌイービの文化に切断具は無い、というのが彼らの特徴だったような。

293 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/08(月) 02:16:42
ジヌイービの雄であるジヌイーバは、カータドゥースと呼ばれる鎌を持っている。
ジヌイービは雄と雌で異なる文化を持つ知的生命である。

294 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/08(月) 03:52:08
もう一種はなんと呼ばれるの?

295 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/08(月) 05:09:33
たとえば。
たとえばだが、
ジヌイービという種族が刃物を持たない文化ゆえに編み出した武術、
という記述と、
ジヌイービに伝わる伝説の剣、
という記述を併立するにはどうすればいいんだろう。

神を信仰しない人でも神という概念は知っている、みたいなものだろうか。

296 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/08(月) 05:12:21
ちょっと違うか。
疑問を持つという事を知らない人間が自然現象の説明に神という存在を思いつくかどうか、かな。

いや待て意味不明。

297 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/08(月) 20:49:27
ジヌイービにとって、刃物は何より恐ろしいもの。
先端恐怖症にも匹敵する忌避感を覚えさせるものだ。
ジヌイービの守護者たるジヌイーバはこれを生まれながらに
克服している。ただしそれは武器として使うためではなく、
ひるむことなく『刃持つ敵』と戦い倒すため。
ふつう、彼らが振るうのは戦鎚や棍棒といった鈍器である。

298 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/08(月) 22:24:35
彼らは元々野蛮で好戦的な種族ではない証拠である。

299 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/17(水) 22:19:46
auf

300 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/28(日) 01:58:54
【ダナスティア】
火薬により飛翔して相手を殺傷・威嚇する兵器。
我々の世界で言うところのロケット(いや、ロケット花火の強力版?)。
ダナスティアという名前は、発明者の夫人の名前をもじって付けられた名前らしい。
リクシャマー帝国軍再編の際に、新中核兵力として魔術師師団とこのダナスティアの部隊が最終選考に残った。
しかし、この兵器が最終選考で落ちたのは、政府首脳を前にした公開実験で、発明者のスカーフが引っかかったままダナスティアに点火し、発明者は火だるまになった挙句空高く舞い上がって粉々になったという痛ましい(というか笑える)事件が起きたためである。
この事件が無く、また最終選考に残っていたのがダナスティアであれば、この世界において主流技術となったのは魔法ではなく科学だったかもしれない。

301 言理の妖精語りて曰く、 :2007/10/28(日) 09:08:51
【お団子】
とある地方では、メカメカしい神やソウゾウしい神に対し、一年に一回お団子をお供えする風習があるらしい。
もしかしたら他のグレンテルヒシリーズにお団子をお供えしている風習もあるかもしれない。
これらは、今後も調査すべきテーマといえよう。

302 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/04(日) 12:36:32
お団子。
名前を聞いてわかるように、死した子を捏ね固めたものである。
ささげるべき規定量に達しない年は、子の多い家から「供物」を差し出さねばならなかった。

303 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/11(日) 16:32:17
御団子(ミダンゴ)
本来神格を持つもののみ食すことを許される大量の紀を含む団子。
中には虹色に輝く猫剣から抽出したエキスが詰まっており、食すことで経験値を7点獲得出来る(TCG換算)。
この団子は所有する神から頂くか、掠め取るしかない。

神の七菓子の一つ。

304 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/11(日) 16:33:35
TCGって何の単位系?

305 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/11(日) 17:27:11
ゲームの略称です。
こことか
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1193325984/
ここ参照。
http://flicker.g.hatena.ne.jp/Niv-Mizzet/

306 304 :2007/11/11(日) 22:27:15
さんくす

新単位かと思ったがチガタ

307 304 :2007/11/11(日) 22:30:28
連レスでスマンが
経験値7点 てどのくらい良いものなの?

308 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/11(日) 22:35:49
ヒトが空を飛ぶくらい

・・・できるかな?

309 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/11(日) 22:38:43
>>307
能力値が7点上昇できるくらい。

ぶっちゃけこんだけあれば確実に優勝できる、ってくらいいいもの。

310 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/11(日) 22:41:06
優勝は別にどうでもいいなあ。
他に使い道はないの?

311 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/11(日) 23:43:59
他キャラにプレゼントしてフラグを立てる。

312 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/12(月) 01:30:57
【お団子】
毒を入れた飲食物を指す言葉でもある。

313 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/13(火) 21:15:16
東方の文化圏で「黄金色のお菓子」と言えばソイップルパイのことである。
パイ生地にソイップルの皮が使われており、金色にきらきらと輝くのがその由来だ。
とてもリッチな気分になれる。
中身ももちろん甘煮されたソイップル。
干したモノなどではなく生のソイップルをふんだんに使おう。

アイスクリームを添えたアラモード等も美味しい。

314 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/13(火) 21:48:55
【ファイアスターター】
多世界移動中の木戸野の装備品のひとつ。
天廊戦争時代の物品で厚手の手袋の形をしている。
これをはめたものは以下の魔法を代償無しで公使できる。
・炸撃
・爆撃
・火炎縛
・灼熱波
・焦熱の外套
木戸野にとってこの手袋は銃器の代用品であった。

315 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/14(水) 00:07:12
木戸野・ローエル・信次太

316 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/14(水) 00:32:42
スリーヘッデッドハウンドの旗揚げでぃ!

317 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/14(水) 00:40:33
ああ、3時間で解散したという伝説の!すげえやホントに元構成員さん!?ね、ね、ちょっと髪の毛もらっていい?俺、コレクションしてるんだ、潰れたチームの構成員の髪!

318 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/14(水) 00:53:02
信次太「解散したわけじゃあない。つまりだな……いつのまにやら構成員が一人にまで減ってっど!?
―――という塩梅なわけだよ。まぁ、せっかくだから髪の毛は進呈しようじゃないか。」

319 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/14(水) 01:07:05
ありがとう!大事にフォルダにしまうよ!・・・ん、あー・・・こりゃ、また・・・。フーン・・・。(木戸野の頭部をチラッと見て)・・・髪は、大事にしたほうがいいよ、君。うん。マジで。

じゃ!ありがとー!

320 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/14(水) 10:53:41
>>313
>>316
>>317
>>318
>>319
これって武器・道具・祭具の記述か?

321 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/14(水) 12:46:21
ソイップル……東方ではけっこうポピュラーな果物だが、一部地域においては昔、
太陽神をあらわす神聖な果実として、一般人が食べることは許されなかった。
ソイップルパイの原型は儀式のなかでソイップルから作られる神への捧げものだという説がある。
葉や根などからも祭器がつくられ、儀式の最後にソイップルパイとともに焼き尽くされる。

322 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/14(水) 12:52:21
スリーヘッデッドハウンド……一言で言えばクスリ。
稀に赤茨原から流出するという同名の秘薬を参考にして生み出された。
服用すれば3時間ほどの間、反射神経や感覚、運動能力を劇的に向上させることができるが、
その代償として体毛、とくに髪の毛がよく抜けるようになる。

323 匿名魔女 :2007/11/15(木) 11:22:56
スリーヘッデッドハウンド

赤茨原から流出する秘薬
音声麻薬。クランテルトエルスが赤茨原で変質したもの。
赤茨原でのみ誕生する突然変異種、
三頭のクラシカルハウンドの死体から精製したものであるとも言われる。

摂取すると他者が認識する自らの思想・性格・能力を底上げすることができる。
過大評価を強制する

324 言理の妖精語りて曰く、 :2007/11/18(日) 11:48:06
赤色の葉を噛み締めて舞踏を捧げる祭りがある。
神体は朽木。
神は不在。
去っていった神を呼び戻すための祭り。
高速の舞踏は五人の踊り手が交代しつつ演じられ、その総演時間は日没から夜明けまで。
日の出とともに踊り手は赤い葉となって崩れ散り、現れたモノを神とする為にその身を飾る。

325 言理の妖精語りて曰く、 :2007/12/02(日) 11:02:35
クチクラ草

魔力を霧散させる繊毛が生えた草。繊毛が光を反射することから輝草クチクラとも呼ばれる。
魔草を育てる際の栄養供給に重宝する重要な草。
【紀】が平均的な植物より多い。

326 言理の妖精語りて曰く、 :2007/12/02(日) 14:22:13
【ノブラーナ草】

北方帝国北部において生息する強烈な幻覚作用を持った草。
幻覚作用の主な特徴としては、視点の焦点が合わなくなり、視覚対象を一つの像として結べなくなる。つまり、一つのものが複数のものに見えてしまう。
第二次建国戦争において北方帝国の解放軍は、これを燃やして作った灰を敵陣に大量散布し、敵に自軍を何倍にも見せるという戦術を使って効果をあげている。

327 言理の妖精語りて曰く、 :2007/12/02(日) 18:13:01
キューティクルシールド

三国共同開発による対魔法繊維。
服に織り込むことでカタパルト程度の攻撃魔力を単独で完全に霧散させる力を持つ。
作成から40時間ほどで程度でその効果が失われる。
戦地に魔法で転送することも出来ないため、利用法がかなり限定されている。

328 言理の妖精語りて曰く、 :2007/12/02(日) 19:00:33
カタパルド程度ってどれくらいだよ…

329 言理の妖精語りて曰く、 :2007/12/02(日) 19:02:46
>>328
カタパルト、っていう動物がいるんですよ。
握りつぶすと、天然魔法のかかった断末魔の声でヒトが大量に死ぬんです。7、80人くらい。

330 言理の妖精語りて曰く、 :2007/12/02(日) 19:57:59
カタパルトって同名の甲虫もいるから威力については判らないな。
虫のカタパルトは触覚を千切ると弩くらいの速度で飛んで死ぬんだ。
こっちだと殺せても1人だな。

331 言理の妖精語りて曰く、 :2007/12/02(日) 20:00:04
>>330
子供を近づけちゃいけない昆虫No.1じゃねえかwwww

332 言理の妖精語りて曰く、 :2007/12/02(日) 20:02:02
石弓の速度はメチャ遅いですよ。
虫のカタパルトで人死にがでるのは、その体液が口などから摂取された場合くらいです。
まあ、子供がおもちゃにしない方がよい。と言うのは同じですけどね。

333 言理の妖精語りて曰く、 :2007/12/21(金) 13:50:46
【封魔手裏剣】
封魔の符を武器形態にしたもの。対象を傷つけることが条件となる。
封魔の毒が塗り込んであり、傷口から全身を駆けめぐる。原料はキューティクルストライプに自生するクチクラ草。
対象の内在魔力を大量に分解できるが、相手に命中させなければならないという点から実用性に難ありということで研究は凍結された。
製造分は闇市に流しているが、売れ行きが良いようであれば資金源としての開発は続けられる予定。
開発はトトパン研究員。検証はマングーステイマー渡瀬が行った。

334 言理の妖精語りて曰く、 :2008/02/25(月) 23:21:51
【ガッラファンディ】
意思を持つ大剣。『大地の中心の九十九騎士』の一振り。
大剣にしてはやけに軽く感じられるが、剛さ鋭さは並の剣を凌ぐ。
かつて敵の囚われになった際、「使い手を選ぶ際、相手は悪人でなければならない」
という呪いがかけられたが、悪人がこの剣をとったが最後、
ガッラファンディからの思念波により徐々に人格改造されていく。
「悪人でなければならない」のは選ぶ時点でのことであり、
選んだ後は善人になっていても良いのである。

335 言理の妖精語りて曰く、 :2008/02/25(月) 23:38:05
【オッキーム】
意思を持つ長剣。『大地の中心の九十九騎士』の一振り。
思ったこと、というよりも思考にあがった全ての言葉が
実際の音声として外界に漏れ出すという呪いがかけられた。
しかも思念波が使えなくなっているので、メッセージを使う相手を絞ることすらできない。
だが前向き。

ガッラファンディとともに新大陸のデコラ半島に持ち込まれた。

336 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/08(土) 13:21:16
嘆きの投網


・・・妖精たちの溢れるイマジネーションで、この道具の用法や能力を解き明かしてくれることを望む。

337 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/08(土) 14:37:28
如何にも特別な品物っぽいが、しかしよくある投網である。

338 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/08(土) 15:00:02
嘆きの投綱自体はよくある投網だけど、ほら、これを使ってる人物がすごい有名じゃん。えっと、ほら、誰だっけ?

339 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/08(土) 15:46:41
投網か。

・・・たしか大食いの竜を妻にした時間魔術師が使っていた気がするな。
亜大陸南端に居を構えた・・・ええと、て・・・、て・・・、テアテラ、だったかいう名前の。

340 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/08(土) 16:01:51
>>339
あ、そいつの話ちょっと知ってるかも。
たしか、例の投網って、奥さんとの馴れ初め話に出てくるんじゃなかったか?

「投擲された投網は、天に飛びたたんとする竜の片足をとらえた。魔術師はすかさず投網の時間を止め、竜を地に繋ぎ止めた。」

という語りを、何かの話で見た気がする。

341 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/08(土) 17:41:52
竜すら地に繋ぎとめる投網って、相当な大きさだな。
よく個人で扱えたものだ。

342 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/08(土) 17:47:02
特に、巨きな竜だという注釈もないから普通サイズの竜なんじゃない?

343 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/09(日) 06:43:57
テアテラがすごい怪力の持ち主で、投網がすごい大きいんじゃなかったっけ?

344 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/09(日) 08:20:55
それだとテアテラも巨人ということになるが、これって巨人族の童話だっけ?

345 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/09(日) 10:41:14
>>340で言ってるのは、北方帝国のほうで有名な民話「テアテラと竜」のことだと思う。
話の内容はいくつかのバリエーションがあるらしいけど、その中のわりかし有名なタイプでは、「巨人にして時間魔術師のテアテラは、」ってあるから。
その民話のモデルというか元ネタになってるのが、亜大陸に実際にいたらしいテアテラさん。

346 344 :2008/03/09(日) 10:50:01
そうだったのか。
じゃあ俺が読んだ童話だと「テアテラは巨人」という説明は省かれていたんだな。
いやあ、竜をそのまま嫁にするとかいうから、てっきり小さな普通サイズの竜だと思ってたよ。
竜のほうも大きなヤツだったんだなー。

347 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/09(日) 11:06:25
ところでその童話って、どういう話なの?

348 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/09(日) 21:37:43
『嘆きの投網』

古代巨人族の伝承に伝わる。
その全長は小型の竜程度なら軽々と包み込むほどであり、使用者が正確に投擲さえすれば狙った箇所を確実に絡めとるという。
これを用いた時と糸を操るという巨人の魔術師は竜の片足を捕らえ、その時間を停止させる事で飛翔を妨げ、大地に繋ぎとめたという。

この言い伝えから、「妨げる」「大地に繋ぎとめる」「時間を停止させる」などの現象が確認されうる古代遺物と推定される。
時間を止めたなどのファクターは使用者固有の能力であるにせよ、そのような成果を残しているということは即ちそのエピソードが道具に神話化して同調する可能性をもたらすことを意味する。
神話化し伝播・波及するこの投網の性能は、やがて誇張が虚構を組み立て、正統な魔具の構築へと至る。


なお、この嘆きの、という修辞は飛翔を妨げられた竜が高く吼え声を上げたことに由来するという。

349 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/13(木) 21:11:04
セラメルの鉄槌


・・・妖精たちの溢れるイマジネーションで、この道具の用法や能力を解き明かしてくれることを望む。

350 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/13(木) 22:03:02
2匹目のドジョウは、釣り上げるのにとてつもない力が要るんだ。
糸を垂らす奴に工夫がなければなおさらだ。

セラメル・・・たしかこれも童話にでてきた品物だぜ。
でも教訓話くさくて面白くなかったな、俺は。

351 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/13(木) 22:16:10
セラメルの人物像を一言で表すと「甘い女」だな

352 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/13(木) 23:23:31
セラメルは生物じゃなかったけど、意思を持つ道具だった。
あれは・・・いや、彼女ははじめからおわりまでずっと優しい、母のような姉のような存在だった。
少なくとも、私にとってはね。

353 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/13(木) 23:43:02
記憶に無いのだが、私が幼児の頃、口にくわえたり噛み付いたりしてよく涎まみれにしていたらしい。スマン。

354 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/13(木) 23:51:17
>>350
その童話ってどんな話か、誰か知ってる人はいないかな?
よければ教えてくれないか。

355 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/14(金) 00:51:02
【千人長の外套】
メクセトが1032の英雄に与えた武器の一つ。

と、言ってもこれは直接攻撃の武器に使うのではなく、部隊長がこれを纏うことにより残りの部下達の意識を支配して自分の手足のように使うことが出きると言う支援兵器である。
(簡単に言えば部下がフ×ンファンネルやフ×ン×ルとかビッ×みたいに使えるようになるというも)
しかし、この武器の代償は、使用して一定時間後にはこの外套に精神を食い尽くされるというものであり、その呪いの効果は外套を脱いでも継続する。

356 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/14(金) 01:02:30
あー、たしか鍛冶屋の兄ちゃんが「叩くと何でも作れるハンマー」を拾って、王様お抱えの鍛冶屋になって、姫さんに気に入られて、戦に出ることになって、貴族に取りたてられて、でもだんだん王様の要求がエスカレートしちゃって(以下略

で、最後はハンマーの精と一緒に井戸に身投げするんだよな。
・・・分を過ぎた強欲は身を滅ぼす、と言いたいがために作られたような話だったなー。

357 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/14(金) 14:39:10
>>354>>356
鍛冶屋とセラメル(ハンマーの精)の会話が印象的だったなあ。

「何でも作れる?そんな馬鹿な道具があるわけがない。しかもそれが、女の言葉で喋るなど。なんて馬鹿馬鹿しい」
「ふふふ。子は母親から。世界はキュトスから。いつだって何かをつくるのは女なのよ。男はそばで見ているだけ」

あと姫さんに嫉妬して、鍛冶屋に心中しようとささやく場面もよかったなあ。女って怖いと思った。

358 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/30(日) 02:01:04
【永劫の柱】
メクセトの作った武器の一つで、封印兵器。
いかなる魔術を持った物も、魔法も、いかなる自然現象も封印できるというもの。
その原理は、その対象の周りの時間を凍結してしまう、というものである。
ただし、使うには膨大な魔力を必要とする。

ちなみに、この武器に関しては1032人の英雄のいずれにも与えられなかったらしく、また天上での戦争において使用されたという記録・伝承も残っていない。
何ゆえに、そして誰に託すためにメクセトがこの武器を作ったのか?は不明である。

359 言理の妖精語りて曰く、 :2008/03/30(日) 12:40:43
間違って永劫の柱自身を封印してしまった為に解除も出来なくなったというドジッ子メクセト。

360 言理の妖精語りて曰く、 :2008/04/12(土) 19:28:58

考えたくも無い事であるが、実の所神滅ぼしの武具というのは非常に効率的な機能を持つ兵器である。
これらは文字通り神を滅ぼす。使用者の命を奪う、という極めつけの代償を支払う事で、という但し付きでだが。
だがその代価、果たしてそれほどに割に合わない額なのか、ということを考えた時、実際はそれほどでもないことに気付くはずである。
当然の事だ。何しろ神を殺す。
人のみではどんな手段を用いて足掻こうとも決して手の届かぬはずの存在、神。
その神をたかが人間風情が殺そうと言うのだ。命一つで届くならこれ以上ないほど安上がりだと言えよう。
数値で表すなら。人を一として神を一万としよう。神を殺すために人から一万差っぴいて神にぶつけるのが神滅ぼしの武具だ。当然人の一は削られてマイナス九千九百九十九となるのだが、人は零から下は等しく死である。幾ら削られても死ぬのは同じなのである。
そう考えた時・・・・・・これらの手段は凄まじいまでにローリスクハイリターンなものであると捉えられるのだ。

361 言理の妖精語りて曰く、 :2008/06/04(水) 22:09:13
【マカトラム】
「大地の中心の九十九騎士」の一つである九つの鎧の一つであり「九つの鎧のかしら」と称される。
獅子王キャカラノートが愛用していたと言われるが、『獅子王と仔獅子の書』によれば彼の戦死した際に粉々に砕け散ったとある。
その破片のいくつかは後世に伝えられ、英雄シャーフリートの鎧フラーゴレースが破損した時に修理に用いられたという。

362 言理の妖精語りて曰く、 :2008/08/08(金) 07:44:50
>>360
人が支払う代償は本当に一で済むのだろうか?
死んだ後の事は衆目に晒されないから、知られていないだけではないだろうか?
差分の九千九百九十九が、どこから供給されているか…もっと慎重に考えなければならないのかもしれない。

363 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

364 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

365 言理の妖精語りて曰く、 :2008/12/27(土) 19:21:37
・魔王の斧。
・魔王専用装備。
・呪われています。
・実は通販で購入しました。
・投げると必ず当たります。
・但し戻っては来ません。
・道具として使うと十徳ナイフになります。
・武器として使ってもダメージがありません。
・植えるとトントロポロロンズの実が生ります。

366 言理の妖精語りて曰く、 :2010/01/02(土) 19:38:23
メクセトが作ったと言われる神滅ぼしの武具
その中でも最も狂力であったと云われている十二武具の事を
【デュオデクテットオブカーストゥパンゲオ(神滅ぼしの十二呪装)】と呼び、
その全てはメクセトの所有していた【墓標船】の蔵書内に書かれていた
【猫の国】由来の言葉を冠されており、有名な所では
氷血の魔女槍"コルセスカ"
無限の剣"スクラマサクス"
繁茂の粉塵宝玉"ニュークリアボム"
血色の戦場旗"ジョリーロジャー"
混沌の小箱"ブラックボックス"
などの武具が挙げられる。

367 言理の妖精語りて曰く、 :2010/01/19(火) 23:49:18
繁茂の粉塵宝玉"ニュークリアボム"……

爆発すると頭の中をクリヤーにしてくれる粉末が噴出される。
吸引した直後は至福極楽大天国であるが、少し遅れて
中空に無数の武器が浮き上がるのが見え始め、
間もなくひとりでに己が肉体に突き立てられる、そんな幻をみることになる。

幻に刺されれば人は死ぬ。それまで幸せでいっぱいであっても死ぬ。

もし生き耐え切ることができたなら、幻をじかに手に取り、数多の武具として操ることができるようになる。

368 言理の妖精語りて曰く、 :2010/02/01(月) 20:11:56
無限の剣"スクラマサクス"…

並行宇宙の本質的な無限性に着目し、メクセトの研究の結果生まれた武具。
別名、「数学的」武具のうちの一つ。

無限^無限の宇宙にてそれぞれに形の異なる刃を鋳造し、次元融合により重ねあわせた時、
剣の威力は、ゆうにπの九十九乗キロメガトンを凌駕するとされる。

無論、その力は指向性のコントロールが不可能なレベルであり、持ち主をも滅ぼしてしまう。

369 言理の妖精語りて曰く、 :2010/02/15(月) 15:28:55
混沌の小箱"ブラックボックス"……

膨張型ブラックホールを閉じ込めた箱。
その形が四角い(正方形)のは、封じる力を強めるための幾何学魔術。

使用者は、神に対し、箱を開けてみろと迫る。
開けられないなら神の名を捨てろと迫る。

神は自我崩壊を避けるため、罠と知りつつ箱を開けざるを得ない。
解放されたブラックホールは事象の地平線を拡大しつつ膨張を続け、神を飲み込む。

もし事象の地平線を超える能力を持つ者(例:扉の魔女)であれば、
脱出することも可能だろうが、多くの神は自らの完全性ゆえに
その種の逃避能力に疎いため、ブラックホールに飲み込まれて死んでしまう。

370 言理の妖精語りて曰く、 :2011/05/15(日) 20:21:52
カトラス

ザニの谷から広くチャカ大陸に広まった武器。
石化の法力を込めた刃を棒の先にはめ込んだもの。
刃の部分は使い捨て仕様となっており、そもそも切れ味からくる殺傷力を狙ったものではない。
あくまで相手に石化の影響を及ぼすのが第一義である。
そのあと、切れ味も狙って曲刀状になったり、吹き矢へと進化を遂げたりした。
こうした派生形もカトラスと呼ばれることが多い。

名前の由来は『ザニの谷』に本拠を構えていた秘教・ジュバルディェゥィタムシャィャース宗に伝わる霊鳥コカトリス。
コカトリスの嘴と吐息には石化の力があるとされた。

371 言理の妖精語りて曰く、 :2011/05/15(日) 20:25:14
カトラスの原型は、石化させた後に、残った棒で叩き割る、
という後代生まれる派生形にも劣らぬエグい使われ方をしていた。

372 言理の妖精語りて曰く、 :2011/05/21(土) 18:41:35
>>367
使用パネルは炎炎炎剣である。

373 言理の妖精語りて曰く、 :2011/08/16(火) 12:02:12
>>93
【ターペイタンスニーカー】
【MP】の一つ。履いている者が霞んで見えるほど足が速くなる靴。
ただし臭うので使用前によく洗濯すること。
ターペイタンはこの靴を最初に履いた巨人

374 言理の妖精語りて曰く、 :2016/06/13(月) 20:29:28
【焦熱刃】
メクセトが最初期に作った魔剣であり、失敗作である。
その刃は焔を上げ、数千度におよぶ高熱を発する。
しかし、アルセス製の武具に使用者を保護する機能など基本的に存在しないため、使えば炭や灰になる暇さえ無く一瞬で蒸発することになる。
後に改良されて【氷炎の双刃】となり、二つの刃が互いを補う構造へと変化した。
焦熱と極寒を同時に発生させることにより、使用者が即死せず、存分に苦しんで死ぬようになったのだ。

375 言理の妖精語りて曰く、 :2016/06/28(火) 19:59:16
【ニダ・イメア・ルセ=スー】
アルセスが最後に製作した1033番目の神滅ぼしの武具であり、究極の武具。
同時に、最高の人造人間であり、武具製造機でもあるように設計された、一人の少女である。

アルセスは、彼女に自身の持つ知識の全てと、これまでに製作した武具の性能を再現する能力を与え、究極の作品とした。
更に、彼女には如何なる地域、如何なる社会にも溶け込める潜入能力まで存在していた。
かの覇王は、これらの能力と共に、彼女に「あらゆる人間を己の製作した武具で最高の苦痛を与え、殺害する」使命を授け、自身を超える自身の後継者たるべき存在として遺したのだ。
彼女は、アルセスの死後に目覚め、その能力の全てを用いて、人類の歴史に幕を降ろすはずだった。

しかし、彼女が冬眠から目覚めてから最初に出会ったのは、よりにもよって自殺寸前の男であった。
自殺されては、使命である「己の製作した武具での殺害」が出来ない。
やむを得ず彼女は、男の自殺を止め、話を聞いた。
聞けば、男は職が無く、親兄弟を亡くし、婚約者に裏切られた、挙げ句の果てには不治の病が発覚したという。
悲嘆にくれる男だったが、彼女が来た以上、何も問題は無かった。
彼女は、かの覇王アルセスの後継者である。
アルセスは、生前万能の才人と称えられており、当然、後継者である彼女はその能力を受け継いでいた。
彼女は、衰退していた当時の医学では不治だった病をあっさりと治し、廃棄物の加工を手始めに大商会を設立し、孤児を養い、奪い取られた金を取り戻し、村を興し、町を繁栄させ、航路を開拓し、盗賊を退治し、侵略国を逆に征服し、その片手間に多くの自殺者や餓死予備軍を救った。
ただ、婚約者の代わりだけは、どうしても見つけることが出来なかったので、とりあえず自分が代行することにした。
斯くして、ようやく男が住んでいた地域が武具を買えるくらい豊かになった頃、自分達の国で製作した武具しか認めない二つの国が、その地域に侵略の手を

(中略)

そして、彼女は、男と沢山の子や孫、曾孫や玄孫に囲まれ、老衰で息を引き取った。
最高の医学、完全な防備、尽きることの無い富を以てしても、防ぐことの出来ない己の死。
そして、その死の後も、天寿が尽きるまで生き続けなければならない、彼らの生。
それこそが、彼女が与えられる「己という武具による、最高の苦痛を伴った殺害」である。
それが、彼女の結論だった。
今も、彼女が遺した都には、大神殿となった彼女の墓があり、そこには生命と繁栄の守護者である彼女への参拝客が、常に絶えることが無いという。

376 言理の妖精語りて曰く、 :2016/06/28(火) 20:36:18
【共命の銀杯】

アルセスが1032の英雄に与えた武具の1つ。
どれほど強大な生命力を持った者でも、毒殺可能な一組の杯である。
武具と言うより暗殺道具であるが、当時の「武具」とは、戦場に持っていく品全般を指す言葉であったため、これも当然武具に含まれる。

この杯には、二つの機能がある。
一つは、杯同士で乾杯をすることにより、内部の液体を至高の美味を持った毒酒に変える機能。
もう一つは、乾杯をした者同士の生命力を同化させて、均等に分配する機能である。
要するに、乾杯を続けていけば、杯を使用した者達はいずれ同時に毒に倒れることとなる、というそういう呪いの杯であった。

ただし、この杯を授けられた英雄【底無し】ボールドウィンが挑むことになったのは、無限の生命力を持つと言われた酒神だった。
酒神より先に酔い潰れれば、当然、乾杯して杯の呪いを再発動させることは出来ず、そのまま自分だけ死ぬことになる。
酒神は、呪いで生命力を削減されなければ、如何なる攻撃も毒も通用しないほどの強大な生命力を持つ。
そして、仮にも酒の神たる者が、酒に弱いはずも無い。
しかし、ボールドウィンは、あえてその無謀な勝負に乗った。
無限の生命力を持つという酒神は、同時に、無限に等しい貯蓄量を持つ酒蔵の主でもあったからだ。
二人の対決は、一杯の麦酒から始まり…………勝負は月が形を変え、また同じ形に戻るまで続いた。
様子を見に行った偵察兵の証言によると、無限の酒蔵の中身は全て飲み干され、酒神は、体液が全て無くなり、完全なミイラとなっていたという。
そして、ボールドウィンはと言えば…………彼は、酒神の死体の上で、杯を覗き込んだ格好のまま、死んでいたという。
因みに、彼の死因は、今で言う栄養失調である。
酒だけでは、一月以上生き延びるには栄養が足りなかったのであろう。

377 言理の妖精語りて曰く、 :2016/06/29(水) 20:29:15
【槍神還元槍(みんなあるせすになる)】

メクセトが1032の英雄に与えた武具の1つ。
槍の形をしたペンがくっついた白い槍であり、本体に周囲の状況を記載することで発動する。
効果は、周囲の人名を全て槍神アルセスに変えるというものであり、それによって対象の存在を塗り潰し、紀元槍に還元することが出来る。
対象が何をやっても、全て「アルセスのやったこと」になってしまい、対象の存在自体が無意味化するのである。
当然、この効果には、槍の使用者自身も巻き込まれる。
副作用として、使用範囲外の人名もいくらかアルセスに置き換わるが、こちらは必ずしも対象の存在が無意味化するとは限らないようだ。

378 言理の妖精語りて曰く、 :2016/07/01(金) 05:08:08
【虹の戦輪】

メクセトが1032の英雄に与えた神滅ぼしの武具の1つ。

外周部に刃が付いた虹色の輪であり、投擲武器。
外れる度に無数に分裂し、対象か使用者のどちらかをランダムで狙う。
【最速の神】シッツァに対して使用された。
使用したのは、【大道芸人】と呼ばれた戦輪の達人であり、彼は、戦いの間中、ひたすら戦輪を奇妙なポーズで回避し続けたという。そして、戦輪は、慢心したシッツァが余裕綽々でを避け続ける度に、その数を増し続けた。
「遊び」に飽きた彼が、星の反対側に逃げた時には、戦輪は、虹色の雲となって彼を挟み撃ちにして圧殺したという。
なお、伝えられている、この武器の使用者の言葉は「こんなことなら、格好つけずにきちんと朝食を食べて来るのだった…………」である。

379 言理の妖精語りて曰く、 :2016/07/18(月) 07:57:30
【無限延長のスリングショット】
メクセトが、1032の英雄に与えた武具の一つ。
自身の周囲に暗黒の迷宮を展開し、獲物を散々いたぶり、その恐怖を糧とする邪神「暗夜の追跡者」に対して使われ、これを滅ぼした。
使用した英雄は、ヴォールヴィ。
歴戦の傭兵ではあったものの、目立つ武功は無く、その異名の由来となった、ただ一つの取り柄を除けば、とりたてて特徴の無い男だった。
彼は、邪神に殺された妹と弟の復讐のため、神滅ぼしの戦に加わった。

この武具には、二つの長所と一つの欠点があった。
長所の一つ目は、的を絶対に外さない絶対命中の呪いによる必中性能。
二つ目は、何処にでも固定出来る柄と無限に延長し即座に収縮する紐による、理論上無限に引き上げることが出来る攻撃力。
そして、欠点は、その無限に上昇する攻撃力に耐えられる弾丸も、その反動に耐えられる射手も、どちらもこの世には存在しないことだった。

そして決戦の日「暗夜の追跡者」が長い追跡の果てに、獲物を袋小路に追い詰めてほくそ笑んだ時、【石頭】ヴォールヴィも、また邪神に向き直り、ニヤリと笑った。
その瞬間、彼は、ベルト代わりに巻きつけていたこの武具の紐を解放し、己自身を弾丸としたのだ。
その時、追う者と追われる者は、逆転した。

翌朝、闇が晴れた迷宮において、かつての邪神の囚われ人たちは二つのモノを発見したという。
それは、身体を完全に砕かれ、恐怖の表情を浮かべたまま死んでいる邪神と、安らかな表情を浮かべたヴォールヴィの首であったという。

380 言理の妖精語りて曰く、 :2016/07/26(火) 19:51:28
【レストロオセヘルム】
呪詛レストロオセの頭部を象ったと言われる面頬付きのヘルム。
形が大きく異なる贋作が多数あるが、肝心のレストロオセの頭部の形が不明であるため、どれが正しい形かは不明である。

381 言理の妖精語りて曰く、 :2016/07/28(木) 21:02:29
【紅眼の水晶球】
メクセトが、英雄に与えた1032の武具の1つ。
指輪の形をした、大量破壊兵器。
紅い瞳の入った水晶球が、大きな特徴である。

使用する時は、宝石に擬装されている水晶球を、敵目掛けて投げつける。
投げた水晶球は、空中で破裂。
砕けて、その欠片は無数の反射鏡となって、敵を自動的に取り囲むのだ。
そこへ、指輪本体の紅眼から「整列した光」なる紅色の光線を撃ち込む。
それによって、光は、無数の反射鏡で乱反射、敵を穿ち続ける光の檻となる。

ただし、この光および反射鏡には、指輪の使用者を選別する機能など無い。
そして、光から逃れることなど不可能であるため、この指輪を使った者は、ことごとく自滅の道を辿ることになる。

382 言理の妖精語りて曰く、 :2016/08/08(月) 20:32:26
【最強魔導剣ロストセルフ】
メクセトが英雄に与えた1032の武具の1つ。
手にするだけで、最高の魔法と剣技が使えるようになる、杖にして剣たる武具。100人の優秀な魔導師と同数の優れた剣士を、生きながら魔力加工することによって作られた。

この武具は、装備者の自我、すなわち欲望を吸収して稼働する。
しかし、この武具を手に取る者の大半が
「何の努力も無しに、最強になること」
「世人を圧倒し、世人に讃えられる存在になること」
だけを望んでいるため、これを手に取った時点で欲望が成就してしまう。
そして、全ての自我を失い精神的な死を迎えるのだ。
メクセトは、この武具を一万の自称英雄や自称英雄候補によって運ばせたが、本来の殺害対象であり、この武具の最終的な所有者となった【空虚なる神】のところまで到達出来たのは、その中のたった一人だけであったという。

【ポットアーマー】
阿女伊遅阿時代の国家「スモール・プリティン」こと「振国」の国軍における制式防具。
種別は、全身鎧。
この鎧には、大きな特徴がある。
パーツごとに分解することによって、調理器具として流用出来るのである。
振国は、美食で有名な国であるが、その国軍も食を第一としている。
これは、そのことが良く分かる一例であろう。

383 言理の妖精語りて曰く、 :2016/08/11(木) 21:02:42
【病馬の蹄鉄】
メクセトが、英雄に与えた1032の武具の1つ。
【猫の国】の神話に基づいて作られたモノであり、同タイプの武具があと3つ存在するという。

この武具は、病の精霊である蒼白い馬を召喚する機能を持つ。
蒼白い馬は、病原菌を撒き散らし、その菌のあるところへ高速移動出来る。
すなわち、この武具は生物兵器の散布による大量殺戮機能と、攻防に有効な高い機動力を併せ持つのだ。
しかし、蒼白い馬の高速移動能力を騎手が享受するには、騎手自身も、蒼白い馬の病に罹患していなければならないという欠点がある。
また、ところ構わず病原菌を撒き散らかすという、その能力自体も、かなり扱い辛いものである。

この武具の最後の使用者は、病の拡散を恐れ、最小限の範囲でこれを使用して敵対した神を倒したものの、最後には、自らが招いた病によって、倒れたという。

384 言理の妖精語りて曰く、 :2016/08/22(月) 19:07:18
【自在鋼スティルアイレス】
メクセトが、英雄に与えた1032の武具の一つ。
太古の地層から掘り出された【生きた鉄】によって作られた、流動する生きた鋼である。

その本質は、寄生生命体であり、担い手と一体になって機能する。
これは、変形する武具でもあり、状況に応じて、盾にも剣にも、鎧にも鞭にもなる。
また、この武具自体が、生命と知性を持ち、己自身で断して、戦う。
だが、その代わりにこの武具は、使用するたびに、少しずつ、担い手の肉体を削っていくという。

この武具は、1032英雄の一人、マムリカ・ペレククに与えられた。
彼女は、贖罪のために神滅ぼしの戦いに参加したというが、彼女が、いかなる罪を犯したのかは、知られていない。
また、マムリカは、己を空しくして戦ったことから、主のために全てを尽くす【メイド拳法】の創始者であるとされている。
彼女は、夢を具現化し、人心を操る邪神【悪夢の支配者】と戦い、これを倒す代わりに死んだ。
後には、もはや生命を持たなくなった鋼の断片だけが、残されたという。


〜ある少年と銀色の液体の会話、その一断片〜

「では、あなたは『生きた鉄』では無くて『異帯域』から来た、知恵ある生き物なのですか?」

「無論だ!【自在鋼スティルアイレス】とは、仮の姿。この私、エイルラッセーラ=マタディアスこそ、『異帯域』から来た旅人、『銀肌人』の冒険家である!メクセトの技術は、私の肉体をこの『帯域』でも活動出来るように改造し、若干の調整を加えただけに過ぎないのだよ!」

「では、マムリカさんは?彼女は…………」

「ああ、彼女は、私の『家主』だ。この『帯域』では、本来、我々のような無機知性体は、生命として世界に認定されないのだが、彼女のような現地の生命と同化すれば、なんとかその『検閲』を免れることが出来るのだよ」

「ええと、では、彼女は、人間なんですね?」

「ああ、それは、この私が保証しよう。少々変形することもあるが、彼女自身は、正真正銘のこの世界の有機知性体、つまり、ただの人間だ。」

「よ、良かった…………」
「ほう、彼女に興味があるのかね?良ければ、私が仲介しようか?」

「え、それは、その…………」

「安心したまえ!私と彼女は、あくまでビジネス上の付き合い、仕事仲間に過ぎないよ。私は、有機知性体に、そういった興味は無い。むしろ、私は、君を応援しよう!」

「じゃ、じゃあ、お願いします!」

「よろしい!では、このエイルラッセーラ、微力の限りを尽くして君を手助けすることを、ここに誓おう!だから、まあ大船に乗った気分で居なさい、少年!小心者は、モテないぞ」

「は、はい!」

「ところで…………その代わりというわけでは無いが、一つだけ、君に聞きたいことがあるのだが」

「はい、僕が知っていることでよろしければ、なんなりとお答えします!」

「あ、その…………」

「その?」

「美女の噂を聞いたことは無いか?いや、有機知性体の女性ではなく、電磁波が匂い立つような『ベリリウムの美女』の噂だ!」

「べ、べりりむ?」

「…………やはり、知らないか」

「すみません、お役に立てなくて」

「いや、良いさ。論理的に言って、この『帯域』にそんなモノが居るはずも無い。しかし、惜しい。異星のような別世界、見たこともない奇怪な生物たち、そして、時代にそぐわぬ高度な技術を持った文明に、傲慢な王…………後は、囚われの『ベリリウムの美女』さえ居れば、完璧なのだがなぁ!」

「本当に、すみません」

「だから良いさ、君のせいじゃない。」

「…………」

「そう、娯楽小説の内容が、現実になるわけが無い。『水星シリーズ』は、確かに面白いが、アレはあくまでフィクションであって、現実ではない。例え、異なる『帯域』にあってさえ。そんなことは、分かっていたさ」

「あの、お気を落とさないで下さい。事情は良く分かりませんが、あと一歩なのでしょう?それなら、そのうち、自然となんとかなるかもしれません」

「ありがとう、君は優しい子だな」

「いえ、適当なことを言ってしまって、すみません」
「いやいや、これだけ条件が揃っているのだ、あり得ないとは、誰にも言えないさ」

「はい!」

385 言理の妖精語りて曰く、 :2016/08/27(土) 07:01:35
『ファントム・ラバーズ 幻の恋人たち』
とは、美少女攻略アドベンチャーゲームである。

108人を超えるヒロインと、ルートによって別人のように性格が変わる主人公が話題を呼んだ。
種を明かすと、ゲームの舞台である浮遊学園都市・ゆらぎ市は、政府が少子化対策に製作したVRシミュレータ内の架空の存在であり、実在しない。
そして、主人公「有瀬幻火(あるせげんか)」は、ヒロインたちが創造した「理想の恋人」という一つの幻であり、やはり実在しないのだ。
そうした真相が明かされるフラベウファルートでの、「ゲームの外の現実」への反逆エンドや、唯一、主人公と同様の存在といえるシステム管理人格フラベウファとの心中エンドなどは評価が高い。
しかし、そこまでに107人のヒロインを攻略しなければならないという面倒臭さや、おざなりなルートの多さが大きく足を引っ張り、結局、このゲーム自体は、低評価で終わったのだった。

【迷宮斧ラビリュントス】有名な【万物を貫く矛】と【万象を防ぐ盾】に代表される「仮説の実証のために作られた武具」いわゆる【幻説武具】の一つである斧。

迷宮とそこに巣食う怪物、そして、その囚われ人たちについて書かれた【猫の国】の書物、ヴィクトル・ペレーヴィン著『恐怖の兜』
これは、それを元にして作られた武器。
人間が、根源的に抱える孤独を超越させる斧である。
すなわち、この斧は、「結局、人は孤独なのではないか?」という命題を打破するために作られたのだ。

この斧は、この世に存在するのは、所詮、自分一人に過ぎないとする「独我論」概念を、迷宮として具現化させる機能を持つ。

迷宮は、取り込まれた人々の個々の自我、「我」を絶対の壁で分断し、一つの巨大な迷宮、巨大な「我」を形成する。
しかし、孤独な「独り」が「個」であるためには、逆説的に「個以外の存在」すなわち「他者」が仮説上だけでも必要とされる。
「独我論」においては、「他者」を含むこの世の全てが「我」であるとされるが、この世の全てを、いやただ一人だけでも「他者」の全てを認識出来る人間など、果たして存在するのだろうか?
認識出来ず操作も出来ない「我」
「我」に含まれない「我」など、では無い。
よしんば、全ての小さい「我」を含む、より巨大な「我」「大我」が存在したところで、その「大我」と、それに含まれる「我」は明らかに別物である。
迷宮による分断は、その事を証明こそすれど、決して「大我」の絶対性を肯定することは無い。

すなわち、この斧は「独我論」の概念をあえて実体化させることによって、その矛盾を示す実験器具なのである。

また、この斧は、個々の自我を区切る迷宮の壁自体や、その壁があるにも関わらず自我同士が共鳴し、共感する現象の、その仕組みを理解することを目的として作られたとも言われている。
しかし、果たしてそれに、この斧は、不可欠なのだろうか?
斧があっても無くても、それらを理解するために払わねばならない労苦や、そのための手段は、結局は変わらないのではないだろうか?

ともかく、壁は、今日も我々の前にある。
壁は、個人を区切ることによって自我を存在させ、それによって、唯一絶対の「大我」が己自身と対話するだけではなく、人間同士が互いに関係を持つことが出来る、という可能性を形成し続けているのだ。

386 言理の妖精語りて曰く、 :2016/10/24(月) 19:51:29
【夢見人の冠】
1 国の教育機関において居眠りをした生徒に被せられる紙の冠

2 1の元になった昔話に出てくる魔法の冠。

387 言理の妖精語りて曰く、 :2016/11/07(月) 02:05:35
【被召芯】

召喚魔法、召喚技術において、召喚に応じて現出した対象の核、軸、楔となるもの。
これの有無によって転移の術か召喚の術かは区別される。
例えばただポータルとかゲートとかを開いて相手にこっちに来てもらうのは転移の術である。

被召芯は術体系によって様々な形態をとる。それは明確にカタチをもった「呪具」であったりもするし、
文面によって表される「契約」であったりもする。

388 言理の妖精語りて曰く、 :2016/11/10(木) 01:36:34
全世界英雄協会で用いられる被召芯は七大理事の召喚に用いられているものを除き、時限式となっている。
これにより、ついうっかりメクセトを召喚してしまっても、所定の時間が来ればその構成体は崩壊し、災いはそこで止むことになる。
時限式になっているのは、こうした危機管理の意味合いの他、召喚に必要な魔力の節約のため、また良からぬ者に英雄が囚われた際の機密保持のため、といった理由もある。

389 言理の妖精語りて曰く、 :2016/11/19(土) 00:22:11
被召芯と総称されるものは最初からその名前のカテゴリに入れられていたわけではない。
ヅアート英雄協会の創立メンバーであるガク・テレツェゾンがこれを概念化した。
これは諸宗教、諸民族、諸地域における多種多様な術式にいわば「統一規格」を与える一環であった。
規格を合わせる事で「整然とした混合魔術」への道が開かれた。

帝国が各地で行った多種多様な封印を復元(応急措置)するにあたって、これはおおいに役に立った。

391 言理の妖精語りて曰く、 :2016/11/20(日) 15:16:00
ブリューナク

日本人錬金術師・扶桑崎大和が制作した槍。アーサー・P・マクドナルドが
世界各地の「信徒を失った古き神々」から協力を取り付ける際、太陽神ルーに贈られた。
五つに分かれた穂先からは光線を発射し、投げればどこまでも敵を追尾し、どんな場所でも召喚でき、灼熱を放ち、それ自体が雷電にもなる。
使い手の実力によってその性能はさらに高まり、ルーのような高位の超常的存在が持てば勝利は約束されているも同然である。
ルーが持つ複数の槍の力と、それらへの神話解釈を統合したような、多機能の魔槍。

マクドナルドの協力者であるが非戦闘員であるミハエル・”イエスマン”・ローゼンクランツの腕にも、
もしもの為の自衛用として小型化・低出力化されたブリューナクがインプラントとして仕込まれた。
1990年代末の「決戦」の直前に襲撃を受けた際、最大出力で解放し手首から先が消し飛んでしまうが、
現場での魔術的な治療によって回復。失った手首も復元するが、そのエネルギー源に埋め込まれていたブリューナクを用いた為か、
肉体と完全に一体化、彼の手は常に高熱を帯びるようになってしまう。
以後、日常生活では制御魔法を有する黒革の手袋の装着が必要不可欠になってしまった。

392 言理の妖精語りて曰く、 :2016/11/25(金) 19:44:56
友好の証として、握手を求められたときでさえ手袋を脱げないため、その度に怪訝な顔をされてしまうのが、彼の悩みであった。

ただ、扶桑崎の招待に応じて日本の『セントー』へ行った時は、少し事情が違ったという。
彼は、手袋の件で【クサナギノツルギ】なる聖剣の右手を持つ現地のエージェントと揉め

(中略)

襲来してきた巨大タコ相手に共闘したこともあり、所属する組織は違えども、同じ志を持つ仲間として、認め合う仲になったという。
それ以来、彼の悩みも、かなり軽くなったようで、時折柔らかい表情を見せるようになった。
恐るべきは、東洋の神秘『セントー』というべきだろうか。

なお、彼が土産に持ち帰った【タコヤキ】なるアーティファクトは、重要な証拠物件として、組織の研究課に永久封印されることとなったことを、ここに報告しておく。
研究課は、このアーティファクトに

「なんて冒涜的な代物なんだ!もっと持って来てくれ!」

と、大変な興味を示しているそうだ。
ローゼンクランツは、近いうちに、また日本を訪れることになるだろう。

393 言理の妖精語りて曰く、 :2016/12/06(火) 01:40:03
扶桑崎鷲太郎は扶桑崎大和の養子である。血縁上は彼の妹の息子、つまり甥である。
彼の妹は「信仰を失った古の神々」の一柱ゼウスの子を身ごもり、妬みにかられたゼウスの妻ヘラに殺された。
残された幼子を大和が引き取り、男手一つで育て上げた。

そして鷲太郎は大和のもとで錬金術と鍛冶の業を学び、父に匹敵する職人となった。
彼が生み出した作品と編み出した技術は父と盟友アーサー・マクドナルドたちの組織に多大な恩恵を与えた。

その研鑽の背後では妻がありながら浮気をし母を身ごもらせた挙句、自分の妻の凶行から守ろうとしなかったゼウスと、
殺害者であるヘラへの憎悪、母の死の後もゼウスやヘラたちと同盟関係を続けたアーサー達への不信感を抱えていた。
しかし、育ての親への愛情と恩義もあり、こうした気持ちをなるべく抑え込み、表に出さないよう自制してはいた。

394 言理の妖精語りて曰く、 :2016/12/13(火) 14:44:37
【クラウ・ソラス】
扶桑崎大和が、アイルランドやスコットランドの民話に登場するクレイヴ・ソリッシュ(光の剣)を基に作成したマジックアイテム、またそのシリーズ。

イルミナティによって伝承に登場するクレイヴ・ソリッシュの何本かが回収・保管されており、彼はそれを研究する事の出来る立場であった。
大和は民話に描写されたクレイヴ・ソリッシュの性能を再現した魔剣をいくつか制作し、
さらにアレンジとして独自の機能をつけた二振り「喰らう剣」「逸らす剣」をつくった。

「喰らう剣」は刃を当てた相手の生命力を、服や鎧ごしにも吸収して自己修復し、光や切れ味を強める機能を持つ。
「逸らす剣」は相手の武器と打ち合ったり、鍔迫り合いになった際に、使い手の望む方向に相手の武器をはじく機能を持つ。
これらはさらなる研究用に回された他、アレンジ剣を含む何本かは刀剣好きなレプティリアンたちに献上された。

その後、扶桑崎大和はアーサー・P・マクドナルドらと共に裏でレプティリアン打倒の計画を進め、その過程で世界各地の「信徒を失った古き神々」と接触。
その際ケルトのダーナ神族の長ヌアザにより、マジックアイテムを作成し提供することを求められる。これによりヌアザはアーサー、大和たちが協働に足るか見極めようとした。
扶桑崎大和はヌアザ用の剣として「喰らう、逸らす剣」を作成して提供した。
これはかつて作成した「喰らう剣」と「逸らす剣」の機能を併せ持ち、神用に出力を上げた品である。
ヌアザはこれを気に入り、彼の勧めで出力を落とし安定性を高めた量産型が生産された。これが「クラウ・ソラス」である。
ヌアザが持つ「喰らう、逸らす剣」は「クラウ・ソラス一号」と言える。

395 言理の妖精語りて曰く、 :2016/12/14(水) 08:55:23
「決戦」においてダーナ神族の本拠である地下異界を守っていたヌアザは襲来したドラコニアン二人に対し、
エリンの四至宝の一つである「ヌアザの剣」を持ちだし、「クラウ・ソラス一号」との二刀流で迎え撃った。
この戦いで「ヌアザの剣」は破損し、戦後「クラウ・ソラス一号」と合体させることで修復がなされた。

396 言理の妖精語りて曰く、 :2016/12/20(火) 12:31:02
扶桑崎鷲太郎は、海に面した崖の上に立っていた。
崖は高く、日没までまだ間があるというのに、もう既に、下の海面の様子を窺うことは出来なかった。
彼は、崖の上で初めての冒険を思い返すとともに、同時に、これからの自分の人生について、思い悩んでいたのだった。


扶桑崎鷲太郎は、神を憎む復讐者だった。
彼は、母を殺したヘラと、母を捨て、見殺しにしたゼウスを強く憎んでいた。
その憎しみは、育ての親である扶桑崎大和や、その友人である無空和尚に幾らなだめられても、消えることはなかった。

ただ、その彼も、義父から習った鍛冶の技に集中している時だけは、その憎しみを忘れることが出来た。
そうした修練の結果、扶桑崎鷲太郎は、東洋一と謳われる【神具鍛冶】に成長した。
しかし、それでも、彼の心には、いつもどこかに神々への憎しみがあり、それは事あるごとに顔を出すのだった。

そんな彼が、最も熱中したのが【神滅ぼしの武具】の開発であった。
彼の義父である扶桑崎大和は、神々に対して中立を貫く組織の一員ではあった。しかし、そもそも神々に運命を弄ばれた鷲太郎の母は、義父にとっても妹である。
いくら彼が、組織に忠実だといっても、その内心が穏やかであるはずもなかった。
扶桑崎大和は【神滅ぼしの武具】を作るための高度な技術やアイディアを、それとなく鷲太郎に伝え、彼の息子は、それを乾いた地面のように吸収していった。
だが、大和は、鷲太郎自身が【神滅ぼしの武具】を扱うことだけは、決して許そうとはしなかった。
鷲太郎が、腹違いの兄弟である鍛冶神と同じく、脚が不自由であったということもある。
しかし何より、扶桑崎大和は恐れたのだ。
ヘラもゼウスも、強大な神であり、なおかつゼウスは、人間の浅知恵を見抜いた逸話までもつ狡猾な神である。
【神々の復活】以後も、そのような強大な神が滅ぼされた事例は、そうは無い。しかも、そうした事例の多くにおいて【神滅ぼし】を為し遂げた英雄は、同士討ちになって死亡しているのだ。
扶桑崎大和は、それを恐れた。

彼は、もう二度と、家族を亡くしたくはなかったのだ。

397 言理の妖精語りて曰く、 :2016/12/25(日) 00:46:40
神は殺しても良いが、滅ぼしてはならない。

神は殺されても蘇るか修復する。豊穣の神がそうであるように殺されて蘇ることで
自然の恵みをもたらす者もいる。蘇るという現象そのものが世界に波及して豊穣をもたらす。

しかし滅ぼしてしまうと蘇ることも修復することもない。蘇生や修復はなされず、
健在時に行われる神威もない。滅ぼしてしまうと、世界と世間には害しか無い。

「神滅ぼしの武具」は存在してはならない。
一柱、二柱と滅ぼされていけば最終的には地上に生物の住める所はなくなる。
一柱くらいなら……が積み重なれば、一万年後には地上は全て死の荒野となり、真水と海水のある所は全て澱んだドブになる。

398 言理の妖精語りて曰く、 :2016/12/25(日) 13:37:45
……という話を広めれば、神を滅ぼそうという輩はいなくなるだろうか?」
とバアルはモートに言った。
「殺すだけならまだいい、というのは死に慣れしてる俺ら基準の考え方だな」
モートは答えた。

二人はこれから七年ごとに行うプロレスの現場に向かっているところだ。
殺すことが前提だが、神である両者にとっては一時的な敗北、退場に過ぎない。
七年前、バアルとモトは戦闘を行い、相討ちとなり、その後バアルだけが蘇った。
相手であるモートが復活したのはその七年後、今現在から数日前である。
モートが蘇った地点をバアルが訪れ、そこから「リング」に向かってまた戦う。

彼らを称える神官も信徒がいなくなってからも、休まず続ける恒例行事であった。

399 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/03(火) 03:25:16
ケリュケイオンは四つ存在する。

ヘルメスが持つ一本目。
メルクリウスとの「習合」の際に彼に贈った二本目。
「全き人」としてデザインした分身ヘルメス・トリスメギストスに持たせた三本目。
「霊的な息子」として受け入れた異邦の子神ヘルマヌビスが修行を完成させた記念に与えた四本目。

「神秘の杖」のうちで最も著名なものであり、これを模倣・再現する多くの試みがなされた。
そうした模造品と区別して、以上の四本を「神のケリュケイオン」とも呼ぶ。

400 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/11(水) 19:11:41
翻訳AI【ヒギンズ教授】は、あらゆる言語をネイティブ以上に用いることが出来た。
ポジティブな面を挙げれば、それは、国家や階級を超えた対話の可能性を広げた。
しかし、ネガティブな面で言えば、【ヒギンズ教授】は、国家や階級という既得権益とアイデンティティを確保していた存在、「言語障壁」を破壊したとも言えるのだ。
それは結果として、不安を抱える人々による「異人狩り」異質な存在を見出だすことによって、自己を保全する活動を促すことになったと言われている。

しかし、その責任は、AIという一つの道具だけに負わせるべきなのだろうか?むしろ、異質な存在を「卑しい」として排除しなければ、自らの「高貴さ」を保てない我々人間自身の性質をこそ、見直すべきではないだろうか?

401 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/12(木) 12:41:48
【三蛇の杖】

「暗黒魔導師」ジョック・ラーカンが持つ杖。彼が命すら狙われる原因となっている秘法の主たるもの。
人造のケリュケイオンの中で至上の逸品とされ、人造の神具の中でも最高ランクと認められている。

ヘレニズム期のアレクサンドリアに存在した魔術結社によって造られた。
ヘルメス神のケーリュケイオンと医神アスクレピオスの杖の機能を再現し、一本の杖の中に合一させた。

レプティリアンによって奪取され、人類の集約意識に干渉する装置の一部とされた。
集約意識を一つの脳に見立て、ある箇所にこれを突き立てる事で、人類がレプティリアンの存在に気付きにくくする狙いがあった。
副作用として、ケーリュケイオンとアスクレピオスの杖が混同される風潮がホモ・サピエンス社会に広がった。

集約意識に殴り込みをかけたが失敗し無力化されたバアル軍団の救出作戦時に再発見され、外界に再び持ち出された。
救出作戦に参加し、大きな功績をあげたジョック・ラーカンは、神々から何が欲しいかを聞かれ、
この「三蛇の杖」を求めた。彼が各地の有力な魔術神のお気に入りであったこともあり、この希望は受け入れられた。

402 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/12(木) 20:11:03
【お兄様魔砲】
自己を【妹】だと確信する者のみが、用いることが出来る魔法兵器。
射出する対象を【お兄様】という【形相】に当てはめることで、あらゆる存在を【お兄様】に変え、無敵のパワーを与える。

403 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/21(土) 22:04:16
【ブレイスヴァ/ゼロシステム】とは、紀改神【ブレイスヴァ・ウィングゼロカスタム】に搭載されている未来予知装備である。
装着者は、あらゆる物事の終端を予見することが出来る。

404 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/26(木) 03:31:31
【万英殿】

【万雄殿】の遺構と遺物を元に「ヅアート英雄協会」が再構築した魔導施設。
万雄殿はレガ文明において偉人と見なされた男性の魂が祀られる場であり、
女性の魂は含まれなかったが、再構築の際に改良がなされ、男女両方の偉人の魂を保管できるようになった。
ヅアート英雄協会は「あの世」「霊界」と仮定した領域から英雄の霊をこの施設に呼び込み、
物質化させた上で待機状態に置き、必要なときに万英殿から召喚する、という術式を生み出した。

ムッガ動乱において襲撃され、万英殿のパーツ、また協会の極秘であった術式の中身が外部に流出する結果となった。
襲撃の原因の一つが、他宗教同士、異民族同士の偉人を、新しい術で混在させ活用していた事への反感だったと言われている。

【万英殿】はヅアート英雄協会が離散したのち、「全世界英雄協会」が設立される際に【万傑殿】として再建された。

405 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/27(金) 11:15:45
ムッガ動乱のあと、チャカ大陸、また本大陸西部各地において起こった内乱、革命において【英雄】の姿が見られるようになる。

神話や伝説、古い歴史書や伝承に語られる英雄たちが時を超えて出現し、
自分の同胞たちが求める分離独立、主権ある土地のためにその力をふるった。

406 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/02(木) 14:58:28
協会の英雄召喚技術で召喚される英雄は、知名度や民衆の支持と関係なく、
古ければ古いものであるほど強力な傾向がある。生前の実力では隔たりがあっても、
古いというだけでそれが逆転する事も珍しくない。

ヅアート英雄協会時代には「あの世」「霊界」に長く居たことと関係があるという推測がなされた。
全世界英雄協会の場合、その傾向があるのは認めながらも理由については例によって「ノーコメント」である。

407 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/03(金) 16:15:05
古い英雄のほうが強いなら古い英雄をたくさん召喚すればいい、というわけにもいかない。
新しい英雄と技術の原理は全く同じであり、多少の手間と必要な資材・エネルギーが殖えるだけである。
しかし、古い英雄の場合、「一時召喚」という形でなされることがほとんど。
これは文字通り一時的に英雄を召喚するもので、魔法や異能を行使してもらったら、その場で帰ってもらう方式である。

問題は彼らの価値観や思想背景である。古ければ古いほど、その価値基準は現代人と隔たり、
過去に起った歴史上の争いや対立も当事者であるなら、現代であろうと冷静ではいられない。
「常時召喚」をされた英雄が「不用意な発言」をしたり英雄同士、また対立相手の子孫とぶつかることになれば、その炎上の鎮火は大変である。

408 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/04(土) 18:47:55
【万英殿】には、召喚された英雄たちのために、武具や衣裳が用意された倉庫が設置されていた。
それは、段々と規模を拡大し、ついには【万具殿】と呼ばれる巨大施設となった。

409 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/06(月) 00:11:11
ムッガ動乱においては万具殿に納められた武具や衣装も盗み出された。

万英殿が万傑殿へと改築されるさい、万具殿とその収納物には霊体認証システムが導入され、それぞれの武具と衣装は登録された英雄にしか扱えないよう工夫された。

410 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/06(月) 15:24:04
全世界心技体育競技大会の上位入賞者、所謂「メダリスト」を没後、万傑殿に祀り上げるシステム。

これは「現代的な価値観を持ち、それ故に古き者よりは御しやすい英雄」を確保する手段である。
万具殿の衣装と武具によってパワーを底上げすれば、近世〜近代の英雄ほどの出力は発揮できる。

411 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/06(月) 18:41:48
通常、英雄と武具では英雄の方がより重要である。

それは、万具殿に用意された武具の多くが、召喚された英雄が扱うことで初めて威力を発揮するレプリカであり、古代に失われた武具の「再現品」であるということもある。

だが、一番の理由は、英雄が扱う武具には、成人男子十数人がかりでないと持ち運ぶことすらままならない棍棒や、担い手を選ぶ魔剣なども珍しくは無いということだ。
単純に、武具だけあっても役に立たないのである。

412 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/07(火) 20:44:39
【ラクルラール=カラテ=G3―Xアーマー】
略して、【ラクカラアーマー】とは、AIによるサポートで理想的な動きが出来るようになるパワードスーツである。

この装備は、身に付ければ変身ヒーローのように強くなり、天使的な存在をも倒せるようになる、という触れ込みで警察に売り込まれた。
しかし、これを使いこなすには、AIの指示に完全に支配される「無我の境地」を装着者が得ることが必要であり、そのため実戦配備は未だ難航している。

413 言理の妖精語りて曰く、 :2017/02/09(木) 20:02:00
「万具殿」に納められている武具には「英雄の残り香」すなわち、その武具を扱った英雄の力の残滓が残留している。

414 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/05(日) 17:58:01
『ふりくと学園メモリアル』とは、男性キャラ同士の接触・衝突を設計出来るゲームである。

キャッチフレーズは、「運命を変革するRPG」
公式からは、関係構築RPGとも言われている。

415 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/09(木) 20:17:50
【共有日記】
類感魔術の応用で、通信が可能な魔術書。
リアルタイムで更新される交換日記である。

416 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/14(火) 20:09:22
それでも女の子と女の子がおでことおでこをこつんとする事には勝らないと言われている。

417 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/14(火) 21:14:32
女の子同士の「こつん」は、二人を見ていた人の心をも震わせ、記憶を呼び覚ますからだ

そう、失われた記憶が甦り、過去の捉え方が変わるとき
それはある意味、光を越えた速さだと、言うことが出来るのだ

418 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/26(日) 18:34:18
メクセト王は『不滅の金属』をもって、多くの【神滅ぼしの武具】を作ったという。

419 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/27(木) 20:22:47
扶桑崎鷲太郎の『第一候補』案は、これ以上無いほど失敗した。
彼には、もはやそれに挑戦する意欲が無くなっていたのだ。
彼は、その案の虚しさを思い知っていた。
例え『第一候補』である【天空神の槍】を完成させたとしても、彼に訪れるのは虚しさと敗北だけであろう、と。
欧州で彼が体験した、ある奇妙な冒険の記憶が、彼にそう告げていたのだ。

420 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/28(金) 20:38:31
叔父であり、義父でもある扶桑崎大和の想いを知っていた鷲太郎は、表立って復讐を試みることは無かった。
しかし、彼はまた、自分と母を不幸にした神々への復讐のため、いかなる機会も逃すつもりはなかった。
しかも彼は、日本において『神々の復活』関連の問題を一手に引きうける機関に所属していたのだ。
実行部隊ではなく、バックアップ部隊の所属であるとはいえ、そんな彼にとって必要な情報を集めるのは、決して難しくはなかったのだ。

421 言理の妖精語りて曰く、 :2017/04/30(日) 06:06:29
だが、そんな彼であっても、【槍】のノウハウを持つ組織に接触することは難しかった。
それが海外の組織、ドイツの組織であること自体は、問題ではなかった。
鷲太郎の所属する組織は、世界中にある同様の組織と協力関係にあったからである。
当の組織が、治安側ではなく反権力側、もっと正確に言えば犯罪組織に近いものであることでさえ、接触することだけを考えれば問題ではなかった。

問題であったのは、その組織がよりによって『ネオナチ』と関わりがある組織であるということであった。
いくら世界中の『組織』が協力的な関係にあるとはいえ、自国の恥部を他国に解決させる『組織』など存在するわけがない。
『ドイツの【槍】に関わるな』
情報が判明してからすぐに、それが鷲太郎たちが所属する組織にとっての正式な決定事項となった。
それは、個人的な心情などを超越した、絶対的な禁止命令であった。

鷲太郎は、【槍】を作り出すノウハウを目の前にしながらも、それとの接触を禁じられてしまったのだ。

422 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/02(火) 21:29:45
しかし、それでも彼は決して、その組織との接触を諦めようとはしなかった。
その時の彼は、やっと見つけた復讐の機会に心を燃え上がらせていたのだ。

公式なルートで接触出来ないのなら、裏のルートを用いれば良い。
彼は、裏社会経由で渡りをつけ、フリーの神具鍛冶として密かにドイツへ渡った。
もちろん、所属『組織』には、出国前に辞表を提出していた。
いくら日本の『組織』といえど、脱退した人間を拘束することは出来ない。

そうして、準備を整えた彼は、後ろ髪をひかれる思いで故国を後にした。
もはや、二度と帰らぬ覚悟と共に。

彼の僅かな心残りは、実の息子のように可愛がってくれた伯父、扶桑崎大和にきちんと別れを告げていないことだけであった。
機上の人となった彼は、伯父と、その悪友である無空和尚の顔を思い浮かべながら、到着後のスケジュールを再確認していた。
もはや、あの二人の顔を見ることは、もう二度と無いかもしれない。
感傷に浸る扶桑崎鷲太郎であったが、その時の彼には、これから先に奇妙な冒険が待ち受けていることなど知るよしも無かったのだ。
さらに言うならば、彼の荷物の中には、その伯父当人が丹念に作り上げたお守りと、無空和尚による土産を催促する手紙が密かに仕込まれていたのだが…………当然ながら、そんなことなど彼には知るよしも無かったのであった。

彼が荷物の『仕込み』に気付き、嬉し涙を流したり、怒りの声と共に手紙を破り捨てるのは、彼が感傷に浸った、そのわずか2分後のことになる。

423 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/18(木) 17:56:39
18世紀に生まれた「最後のスラヴの神」その名はツィルニトラ。
この神の像がドイツ西部ブランデンブルクで「発掘」されたことがこの神の誕生の契機となった。

この地にかつて住んだスラヴ系民族の崇めた神、かつて崇められていた、と信用され、
その想念の「枠」が受け皿となり、この神は「受肉」した。

少なくとも「組織」はそう認識している。

この神の像が含まれる「プリルヴィッツの偶像」は地元の職人による贋作であることが後に暴かれたのは事実である。

スラヴの「信仰を失った神々」も、彼が古代から存在したなんて話は知らない、と言う。

ツィルニトラは寄る辺なき神であった。

424 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/18(木) 23:58:49
スラヴの神々からも、ゲルマンの神々からも距離を置かれている彼は、人間に化けてその社会に紛れ込む事にした。
「魔法の神」と言う彼にとっては事実である自己認識も、他の神々からは支持されない。
自己にとっての真実を確認し直すため、更新するため、人間の世界で一から魔術を学ぶ事にした。

このとき「像を造らせ『発掘』させる」力を大いに活用した。

425 言理の妖精語りて曰く、 :2017/06/16(金) 05:42:13
ヘレゼクシュ地方の鉱山では、【カボチャ灯】が愛用されている。
この灯火は「鉄皮南瓜」に「行き場を無くした魂」をまじないで変形させた「燃える金貨」を入れて作られる。
そうした作成方法はともかく、この【カボチャ灯】は、とても美しい照明である。
鉱夫たちの鎚音が響く薄暗い坑道では、ゆらゆらとかすかな風に揺らめくこの灯火が、唯一の明かりでなのだ。
この灯火は、橙色の光を投げかけ、小柄な鉱夫たちの影を何倍にも引き延ばし、さらなる薄い影と共に踊らせる。

426 言理の妖精語りて曰く、 :2017/06/27(火) 17:55:04
【齧る四肢】

審理的真理軍の長となったトーマが装着した、モナドリアクター内臓の義足と義手。
オルテガ通商連合ギルドのプラチナ会員企業「ビスカン商会」から流出した技術が用いられている。
装着者はこの名をとって「齧る四肢のトーマ」と呼ばれた。

手のひら、足の裏に触れたものを装着者の意図に応じて、モナドへと還元し、エネルギーとして吸収したり、
そのまま任意の方向に暴発させることができる。

法術を使用できないという宗教上の利用から、法術やその他の「異端的」「異教的」な術体系を使用できない唯信派の彼らは
それらに合致しないテクノロジーを追い求めた。モナドリアクターはそんな彼等が手にした力の一つである。

427 言理の妖精語りて曰く、 :2017/06/28(水) 06:06:32
【さいからミシン】があれば、誰でも裁縫の達人になることが出来る。

このミシンは、ファッション系企業が売り出した商品であり、専用のコミュニティである【VRものづくり工房】との連動機能がウリである。
このミシンさえあれば、提携ブランドの最新スタイルの服や洋服を、自分の手で作り出すことが出来る。
更に、コミュニティに自作した衣服のデータをアップロードすることで、デザインをSNS内で共有したり、工場委託して大量生産することも出来る。
更には、有料デザインとして売り出したりすることも可能なのである。

人気のあるデザインをした者や、定期的に行われるコンテストに入賞した者には、プロへの道が開かれているという噂もあり、このミシンは、今や品薄商品である。

そして、この好評を受け、販売元は【さいから3Dプリンタ】なる姉妹商品を売り出すとのことだ。
新時代のネットワーク連動製品の勢いは、まだまだ止まることはないであろう。

428 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/20(木) 05:34:15
扶桑崎鷲太郎は、あらゆる事態を覚悟していたはずであった。
彼は、ドイツの秘密結社と接触するにあたり、ドイツを完璧にマスターしていたし、裏社会の事情も探れるだけ探っていた。
汚い仕事に従事させられることも想定していたし、もちろん、いざという時に逃亡するためのルートさえ用意していたのだ。

それでも、どれだけ準備を積み重ねても、どれほど情報を集めても、力の及ばない事態というものも、存在する。
鷲太郎は、そのことも、きちんと肝に銘じていたはずであった。

429 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/21(金) 05:58:37
彼は、どれほど過酷な「仕事」 にも耐えるつもりであった――――実際には「仕事」と呼べるようなものは、ほとんど無かった。
彼は、多少の犯罪や悪事にも、その手を染める覚悟はあった――――しかし、求められていたのは、むしろ慈善行為に近い「仕事」であった
彼は、接触対象が小さな組織であり、カルト化した閉鎖的な集団となっていることも覚悟していた――――しかし、まさかその「秘密結社」が家族経営だとは、予想もしていなかった。
彼は、どんな厄介な上司や同僚をも、覚悟していた。
靴をなめさせられようが、どれだけ理不尽な命令をされようが、耐えるだけの備えと対応力は身に付けてきた。
だが、
だが、
だが――――彼の上司は、どこにでも居そうな主婦であり、彼に与えられた部下も、またどこにでも居そうな小娘であった。
確かに、彼には神具鍛冶としての技能は求められていた。
しかし「結社」の予算や、準備の関係のため、今のところそれらを振るうことは出来なかった。
どれほど腕の良い技術者でも、素材が揃わねば、その力を見せることは出来ない。

かくして――――陰惨でハードボイルドな「仕事」に従事するはずだった扶桑崎鷲太郎は、「上司」であり「首領」である話好きな主婦の身の上話と、ワガママで小生意気な「部下」子守りに付き合い続けるハメに陥ったのであった。

――――どうして、こうなった?

430 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/04(金) 07:13:49
【思晶石】とは、呪術結晶の一種。
それは、思いを内部に閉じ込める効果を持つ。
その製法は、鈴国が独占していることで有名である。

夏への憧れを封じ込めた石は、冬のさなかにもキラキラ輝き、暖かな思い出を刻んだ石は、暖炉の中であかあかと灯る。

431 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/05(土) 09:48:56
<<<<白いワンピースを着た幼馴染とヒマワリ畑を駆け抜け、ソーダの瓶をあけて入道雲の聳える青空をながめたものだった。>>>>

432 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/16(水) 02:24:13
センジュ・フォリアマールは全世界心技体育大会の金メダリストであり、死後、万傑殿での処置により英雄となった。

現代の英雄である彼は、死者としての時間が少なすぎて英雄としての出力に欠ける。
ここまでは他のメダリスト系英雄と同じだが、彼は莫大な資材を投じた追加パックの装着によりそれを補う。

433 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/17(木) 04:15:44
その追加パックは、いざ戦闘となると自動的に展開し、彼専用の鉄棒に変わるのだ

434 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/17(木) 04:43:15
扶桑鷲太郎は、東アジア最高の【神具鍛冶】にして、母を殺した神への復讐者たる半神である。
しかしそんな彼も、今では、すっかり子守りが板についてきてしまった。

まず朝は、誰よりも早く起きて、トレーニングをこなし、朝食の用意をする。
カルト教団【聖遺産協会】の正メンバーは二十人ぐらいいるらしいが、この本部(という名の山小屋)に暮らしているのは、わずか三名に過ぎないので、それも大した手間ではない。
次に、【偉大なる聖母】という仰々しい二つ名を持った一家の母親を起こし、続いて【栄光を約束されし麗しき妹君】なるワガママ娘を起こす。
ちなみに、後者の二つ名は、ワガママ娘当人にねだられて、鷲太郎がつけたものだ。
彼女には、それまでそのようなものが一切無かったらしく、つけた当日には飛び上がらんばかりに喜んでいた。
三日間に渡って苦労させられた鷲太郎も、これで報われるというものだが、彼女はなぜか、やたらと素直になりたがらない。
【聖母】様の前や【協会】の『公式行事』においては、別人のように素直で真面目な彼女なのだが、鷲太郎の前では、やたらと刺々しいのだ。
この時も、大喜びしたと思ったら、照れ隠しに蹴りを入れてきた。
まあ、中学生(くらい)の女子に蹴られてダメージを負うような鷲太郎ではないが、蹴られれば普通に痛いので、そこは避けておいた。
避けられた彼女は、鷲太郎の代わりにオーク材の堅固なタンスを蹴ってしまい、足の指を痛めてしばらく跳ねていた。
彼女は、しきりに悪態をついて鷲太郎を非難していたが、鷲太郎自身も、この時ばかりは自分を非難したい気分であった。
彼は、かわいそうでならなかった――――蹴られたタンスが。

そんな【妹君】を起こすことこそが、今のところ、この【協会】における鷲太郎の最大の任務であった。

435 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/18(金) 07:02:17
【妹君】は、やたらと寝起きが悪いくせに、寝起きの姿を見られることを酷く嫌がる。
そのため、【妹君】を起こしにいった鷲太郎の身体には、特に艶っぽい事情もないのに、引っ掻き傷だの歯形だのが付いていることも、稀ではない。
更に、うっかり【妹君】の寝乱れた姿を目撃などしてしまった日には、その被害は恐ろしいものになる。
鷲太郎は、子どもの身体になど全く興味は無いが、色々とデリケートな【妹君】にとっては、そうした『トラブル』は大問題なのだ。しかも、【妹君】は寝相がたいそう悪く、寝起きには、原始人か無人島漂流者のような斬新なファッションに身を包んでいることもざらである。
おかげで、裏社会にその名を知られる【神具鍛冶】鷲太郎が、この国に来てから最初に作り出した神秘の武具は、魔獣から身を守るための【狼牙のブレスレット】であった。
よりによって【神具鍛冶】の技術を用いて、荒ぶる少女から身を守ることになったことは、扶桑崎鷲太郎がこの国で味わった四番目くらいの驚きとなった。


そしてその後、【妹君】と共に食卓へと向かう。
一家の兄である【祝福されし黄金の目覚めを導く栄光なりし光の御子】は、【妹君】より遥かに早く起床しているので、こちらは起こしにいく必要はない。
ちなみに、こちらの長ったらしい二つ名は、鷲太郎がつけたものではない。
彼は、元々この一家、というより【協会】において、特別な地位にいるのだ。

【協会】の本部メンバー二名を終結させたところで、鷲太郎の朝の『任務』は完了する。
【協会】のトップである【聖母】は、仕事や出張などで本部を空けることも多い。
そのため、彼女に対して鷲太郎がなにかする必要は特になかった。

436 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/24(木) 05:53:37
【聖母】だけでなく、【御子】に関しても、起こす必要はあまり無い。
彼には、鷲太郎が起こしに行く前から起きているフシもあるくらいだ。
そのため、鷲太郎の『任務』は、【妹君】を起こした時点で、大体完了する。
そもそも【御子】は、とても素直で礼儀正しい男の子であり、鷲太郎に迷惑をかけることなど考えられなかった。
この国に来てから、ときどき鷲太郎は自分の幼い時分を思い返してみることが増えた。
しかし、復讐心をもてあまして、義父に迷惑をかけ通した(さらに言うなら今もかけ続けている)自分と、朝の連続ドラマに出演しても違和感が無さそうな【御子】は、どう比較しても、似ても似つかなかった。
ただ、それでも彼を見ていると、何やら心に引っ掛かるものを感じるのが、鷲太郎の気になるところであった。

437 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/03(日) 20:33:46
今日も何事も無し。
それを確認するのが、ドイツの『組織』に潜入した扶桑鷲太郎の日課となった。
彼は、復讐の手立てを求めて、このドイツに降り立った。
神をも殺す武具、【神滅ぼしの槍】の一つ【救世主の聖槍】は、実は公的に保管されているものは偽物であり、真物は、とある『組織』に保管されているとの情報を得たからだ。
それはありふれた胡散臭い噂であったが、鷲太郎は【神具鍛冶】としての知識を活かした分析と、幾らかの直感によってそこに真実が含まれていると判断したのだ。

しかし『組織』に求めた【槍】は、確かめてみると【救世主の聖槍】の真物ではなく【智神の槍】であり。
存在すると伝え聞いた【槍】は、『製作途上』であり。
そもそも、完成のメドすらたっていなかったのだ。
かつて、ナチスが【槍】について研究し、情報を収集していたというのは、紛れもなく事実であった。
しかし、最初は『帝国の栄光』のために、後には『逆転勝利』のために研究されたその資料は、敗戦と共にその多くが失われ、また闇に葬られていたのだ。

鷲太郎は、一度ひどく落ち込んだ後、気を取り直して再度の情報収集に努めることにした。
なんといっても、ドイツはドヴェルグたちの故郷の一つである。
滅んだ神々が復活した、この時代においても、失われたままの技術は多い。
だが、ここならば、日本とはまた別のルートから手に入る知識もあるに違いない。
それが、一度期待を外された鷲太郎が立てた算段であった。

そしてそれは、わずかな情報を得るだけで空振りに終わるはずであった。
そのはずだったのだ。

438 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/24(日) 12:14:51
兄妹の兄、ミヒャエルは、どこから見ても良い子だった。
彼は、【儀式】において重要な役割、はっきり言って生け贄に近い役割を担っているにも関わらず、きわめて真面目で素直だったのだ。
そう、素直過ぎるくらいに。

とはいえ鷲太郎から見て【儀式】の成算は、高くはない。
いや、はっきり言って成功の見込みなどはなかった。
【世界樹】と【生命の木】を重ね合わせること自体は、妖精王がどうとかいう小説で読んだことがあるが、そこへ更に【知恵の戦神】と【救世主】を重ね合わ
せて、神の持つ【永遠の生命】を【黄金の果実】として奪い取ろうなど、無理があり過ぎるように思えたのだ。
強大な存在になぞらえるにしても、それ相応の強大な触媒が必要となる。
コストや正確な手順の都合から言って、そうした儀式が成功したためしなどは一切なかった。

439 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/24(日) 12:37:38
柄を作るは去りし日々
穂となるは人々の営み
貫くは来たる無明の闇
この名を紀元槍とする

440 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/27(水) 04:16:10
終わりはいつも突然訪れる。

ひとつ前の世界は紀元槍が突然折れたことで滅びた。
槍の滅びを防ぎ、そして支え続けた英雄が突然引きずり出され、追放されたのだ。

追放した神々の釈明は不可解で矛盾に満ちていた。
呆れた妖精たちの中には更なる不信が募り、やがて離れていった。
槍の根元で訴えたところで雲上の神々は無視を決め込むだけだろうから。

441 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/07(土) 21:05:06
翡翠の神像は、清らかな音色をたてる
それは、日の光が奏でる太陽の音
南国の海中を思わせる、爽やかな緑の、明るい音

442 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/26(木) 21:26:41
エブグルブ・バフォウは紅玉の祭笏ナッタートマエーンを帯びて行動した。

ゴラムバ家の至宝であるこれを持つことは彼の魂の半分がディフワ・エマ・ゴラムバである証である。

すくなくとも信奉者たちはそう信じた。

443 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/28(土) 01:56:07
翡翠の神像と紅玉の祭笏の伝説

蠢動秩序総体開闢解講蟲神教すなわちガンディスシャニティアとルズ=アナイ=アナイすなわちルザナイ教が鬩ぎ合っていたある時代、
蟲術の大家は神々の加護を求めながら、蟲神の一柱を模った神像を掲げ、
いっぽう法術の大聖は唯一神の加護を求めながら、天霊が備える自在後光の意匠持つ紅玉の祭笏を掲げた。

その結果について双方が異なる伝承を伝えている。

ガンディスシャニティア側の伝承は言う。天から差した光が翡翠の神像に宿り、羽化した神霊の奏でる太陽の覚曲が異教徒を薙ぎ払ったと。
ルザナイ教側の伝承は言う。聖人が祭笏を投げるとそれは一直線に異教の偶像に飛んでいき、その胸を貫き粉砕し、憑依しかけた異教の悪霊を退散せしめたと。

444 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/29(日) 13:44:24
このとき紅玉の祭笏ナッタートマエーンを掲げた聖者。彼こそがゴラムバ家の祖なる大聖ゴラである。

ゴラの死後、紅玉の祭笏は彼の遺体とともに墳墓に葬られた。
しかし、火山の大噴火による溶岩流がその上を覆い、墳墓は埋め立てられてしまった。

紅玉の祭笏はゴラムバ家当主の就任式において墳墓から取り出され用いられてきたが、
これを期にそれはできなくなってしまった。

それでもなお、ゴラムバ家は紅玉の祭笏を一族の至宝として、神から預けられつづけていると認識した。

445 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/29(日) 14:26:44
【無明の剣】むめいのつるぎ はメクセトが作った神滅ぼしの武具の一つである

この剣は斬りつけたものの光を奪う(生物ならば視力を失わせる)とされるが、これは副次的な機能であり、本来の力は別にある。
その本来の機能は時空圧縮であり、光すら歪曲する斬撃によって何もかもを消滅させるという。
きわめて強力な武具だが、この全力の一撃を放った使い手は代償として歴史から抹消され、存在そのものがなかったことにされてしまう。
ゆえに、この剣は「どうやら三回全力使用されたことがあるらしい」とわかっていても、
「誰がこの剣を用いたのか」は不明なままである。

446 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/07(火) 05:54:28
【無明の剣】には、周囲の光を残らず奪う機能が存在する。
しかし、その使い手にとっては、それがもたらす闇は大した問題ではない。
なぜなら、この光を奪う機能は、使い手に対しては常に発揮されるからだ。
すなわち、視覚に頼らない凄腕の剣士でなければ、この剣を使いこなすことはおろか、持って歩くことすら出来ないのだ。

447 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/16(木) 19:28:07
逸話武装(ナラティブ・ウェポン)は、改良され神話武装(ミソロジー・ウェポン)となった。
その本質は、最適行動教授アプリBABELにより管理される三つの「ギア」にある。

天球ギアは、生物としての最善を装備者に想起させ、地球ギアは、社会生物群としての最善を教授する。
そして、最後に人球ギアが、装備者個人の過去の経験を反映した最善・最適のルートを導くのだ。
天の法・地の理・人の生
この三つは、それぞれ異なる様式であり、異なる視座であるといえた。
それら全てが揃ってこそ、完全無欠たる行動補助足り得る。
そう、それが当時のきゆら大学教授会の結論だったのだ。


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