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汎用記述スレッド

1 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/19(日) 14:27:12
 この場所は特に制限を設けない総合記述スレッドとして汎用的に扱います。
 ここに記述された文章が神話を構成する断片となります。

2 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/20(月) 02:19:31
【言理の契約】

私たちは思われることによって存在し、語られることによって進化します。
知る者が多ければ多いほど、印象が強ければ強いほど、私たちは栄えます。
語る者がいなくなり、思う者が消えたとき。
それが私たちの終焉です。

私はあなたに語りましょう。
魂に封じられたあらゆる記憶をここに捧げて、知恵も力も与えましょう。
だから、ひとつだけ約束を。
私たちが求めるものは、いずれの時もただひとつです。
この物語を語り継ぎ、世に知らしめてみせてください。

3 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/21(火) 04:07:51
実はね、マロンゾロンドは沢山いるんです。
あたくし、連中が列になって歩いてるのを見たから本当です。

しかもあれは全部親子関係です。
マロンゾロンドは一柱につき一回だけ子を産みます。(ちなみに単性繁殖です)
つまり連中の家系図を書くと、先祖から子孫までが完全な一直線になるんです。
親マロンゾロンド、子マロンゾロンド、孫マロンゾロンド……と延々と続くわけですね。

連中は大家族なわけですから、普段はどっかの隠れ家に潜んでるんです。
どこかって? そりゃ知りません。
でもあたくしが行列見かけたのは例の遺跡の近くでしたからね。
ひょっとしたらあの辺にあるのかもしれません。
この辺りじゃよく出ますからね、マロンゾロンド。

ああ、そういえばいちばん最初のマロンゾロンド。
つまりマロンゾロンドの家系図の一番上のマロンゾロンドなんですけどね。
こいつだけは凄まじくでっかいマロンゾロンドらしいです。
つまり、ええ、こんなボロ屋よりはよっぽどでかいマロンゾロンドです。
そいつがのっしのっし歩いてるのを見た奴がいるそうです。
ええ、本当ですって。何せ私の従弟の話ですからね。
だってそんな大きいマロンゾロンド、見間違えようがないでしょう?

4 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/21(火) 23:59:58
古き神の中で特に戦に長けた者と言えば、
すぐさまシャルマキヒュとアルセスの二柱が挙げられよう。
念のため注しておくと、この二柱は他の神に必ずしも力で勝るわけではない。
しかし両神については争いにまつわるエピソードの例が著しく膨大であるため、
数の上の問題からそのような印象が生じたのである。

共に戦神として崇められるシャルマキヒュとアルセスであるが、
両者にはその信仰の性質に若干の違いもある。
シャルマキヒュは主に神々同士の争いでその力を発揮した。
南東からの脅威の眷属に果敢に立ち向かい、
最も多くを下したと伝えられるのは他ならぬシャルマキヒュである。

一方アルセスは好んで世界各地を歩いた神であり、
行く先々で大小の喧嘩争いを制している。
自ら喧嘩を吹っかけるようなことはあまりなかったアルセスであるが、
相手の側がそれを許さなかったのである。

こういった両神の性格の違いもあって、
シャルマキヒュが主に信仰されるのは軍隊に属す兵士たちであるのに対し、
アルセスが信仰されるのは奔放な喧嘩人や冒険者である。
ゼダ公爵家のサイクロプス・クラウドがシャルマキヒュを信仰し、
希代の冒険者ナプラサフラスがアルセスを信仰していたことなどは、この象徴的な例であろう。

 (クリープ・フェーン『神話』)

5 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/23(木) 10:04:47
「僕はアルセスだよ」
「へえ。ずいぶん大げさな名前ですねえ!」
 そりゃあそうだろう。まさか、目の前に居るひ弱そうな男が、いくつもの伝説やら彫刻やら絵なんかにさも力強そうに描かれている紀神その人だとは、このいかにも人のよさそうな古本屋の主人は夢にも思わないだろうね。
「よく言われるよ。それで、アレがあるってのは本当なのかい?」
「はい、はい!ただいまお持ちいたしますので、どうぞそちらのほうにおかけになっててくださいな」
 ぼくは丸太を切っただけの椅子に腰かけて待った。その間、その辺の本棚から題名も見ずに一冊とりだしてパラパラめくってみた。よりにもよって神話事典だ。しかも知った顔がいくつもいやがる。あ、こいついくらなんでも美形すぎだろ。実物はもっとブ男だぜ。それにレストロオセちゃんが“呪祖”のほうなのも気に食わない。こないだ“聖母”のほうとデートしてたらいきなり“呪祖”に変わって、飲んでたハーブティーを顔にぶっかけてきやがったんだ。おかげで上半身大ヤケドだ(まあ、2ミリ秒で治ったけど、紀神だって熱いものは熱いんだ!)。“聖母”のほうは可愛くていいんだが“呪祖”のやつとはどうしてもウマが合わない。いつか変動周期を調べなきゃいけないな。そうだ。
「ねえ。ジャッフハリム時代の獣骨卜占術の資料とか、ない?」
「すいません旦那、うちはそっち方面は弱いもんで。いまアレをお持ちしますんで、よっこらしょっと!」
ちぇっ。

6 【二大祖国】 :2006/02/26(日) 01:59:34
古代ジャッフハリムに次いで――を支配した二大国家。
その版図は広く、両者を合わせると――および――にまで及んだ。

両国は互いに激しく争い合い、最終的には分裂して共倒れの形となる。
しかしその文明・文化は後世に色濃く影響しており、
また歴史的に連なる国家は現在も少なくない。

このような背景により「世界中の人間の歴史的母国」という意味を込めて、
両国は『二大祖国』として人々から尊ばれる。

7 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/26(日) 18:28:44
「先生」
「うん」
「一体何をされてるんですか」
「その、なんだ。軽くこの辺を片しておこうかと」
「はあ」
 一週間も自分の家にこもりきりだった先生が突然近魔研に戻ってきて、こんどは机回りや私物の整理をはじめた。私は棚の書類を整理しながら、少し呆れて先生の様子を眺める。
「珍しいですね、どういう風の吹き回しですか。いつもは絶対私にやらせるのに」
 性根ずぼらな先生の散らかした諸々を片付けるのは習慣的に私の役目だったはずであり、目の前の光景には多大な違和感を覚える。これまでの八年間ではありえなかったことだ。私が半年間の研修に行ってる間に、奇人ぶりにますます磨きがかかったのか。
「いやね、ちょっと身辺の整理をしておきたくなったものだから。もう時間もあまりないからね、いつお迎えが来ることか」
「は?」
 何を言い出すんだこの老人は。私が驚いて口を開けていると、先生は椅子にふんぞり返って煙草をくわえ、私に正面から向き合ってきた。先生のこの姿勢は講釈を垂れはじめる前兆だ。こうなると、私も棚の入れ替えを一時中断せざるを得ない。
「言っていたかな、実はここのところずっとあるテーマにかかりきりで」
「え? あ、それは知ってます。先生が家にこもるとなったらそれしかありませんものね。まさか家族サービスで奥さん労わってたわけでもないでしょう」
 その間に一度、ものすごくどうでもいい書類上のサインが必要で先生の自宅を訪ねたことがあった。どうにも怪しげな呪具や術素材の類が大量に積まれていたことを思い出す。どうせまたろくでもない実験をやろうとしているのだろう。この年で古代魔術にのめり込むとは、まあ何とも酔狂なことだ。が。
「うん、それなんだけどね。何とか成功したよ。随分準備に駆けずり回ったけれど、【人類】は無事発動した」
「は、人類?」
「そう。【人類】だ」
「ホモ・サピエンス?」
「この文脈でどうしてそうなるんだ。オルザウン禁忌集の方だよ」
「先生?」
 先生は真顔だった。先生はときどき嫌味や皮肉を口にするけれど、相手を笑わせるための冗談なんて言ったためしがない。
「昔から興味はあったんだ。それこそ小さい頃からね。おおっぴらにやるわけには行かなかったが、陰で少しずつ情報を集めてはいた。六十年来の夢が叶ったわけだよ。しかし少しだけ、残念な気持ちもある」
 先生は天井を向いて煙を吹き出した。すぐに視線を私の方に戻し、再び真っ直ぐ見つめてくる。それが清々しさのか寂しさなのか判断できない、微妙に涼しい目つきだった。
「後世に名を残すとか、世の中に貢献するとかね。そういうのに躍起になってる連中を見て、私はくだらないと思っていたのだよ。だが、今になってみるとどうにも惜しいと思えてしまう。自分の発見が自分の中だけで完結してしまうというのがね、どうにも寂しいことに思えてしまうのだ。丸くなったのか、もう若くないということなのか……」
「先生、さっきから何を言ってるんですか?」
 言葉を遮ろうとして口を挟んだが、先生は一向に気にしない。口調を崩すこともなく、まったく同じペースで次の言葉を続けていく。吐き出される副流煙が気になった。
「だからね、とりあえず、私の調べてきたことの一部を君に預けてみようと思う。場所は分かるね? もし分からなければ家内に聞くといい。君はあまり出来の良くない生徒だったが、それでもまあ、七年もこの私の下にいたのだ。やろうと思えば大抵のことはやってのけてみせるだろう。後は自分で考えなさい」
 先生はくわえていた煙草を灰皿に置いて腕を組んだ。椅子に深く座り直す。私はその前で突っ立ったまま微動もできず、そして返す言葉もない。
「おお、そろそろだ。なかなか歴史的な瞬間と言えるだろうね」
「何のことですか」
「だから、【人類】だよ」
 一陣の風が吹いた。




「……と」
 何だろうか、少しぼうっとしていたようだ。突っ立ったまま我を忘れるとは、自分のことながらさすがに呆れる。そう、今は棚の中身を入れ替えていたのだった。すぐに作業を再開する。
 三冊ほどの事典を小脇に抱え、ふと先生の机に視線を向けた。なんだか様子がいつもと違う。あれだけ散らかっていた先生のスペースが、今日はきちんと片付いている。なぜだろう、自分は手を出していないはずだ。一段すっきりとした机の上には、まだ煙のくすぶる灰皿が乗せられていた。

8 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/27(月) 04:54:28
つまるところ、私が欲した物は真の愛だったのだ。誰も見た者はいない。しかし、愛は、愛として在る。
愛を携えた勇者の前に敵は存在し得ない。来し方より伝わり行く末まで続く真理だ。
だがあの者が私に本当に愛を授ける事はなかった。
『愛している』と言う事は容易く、それ故に軽い。
私がマロゾロンドへの愛を口にした所で、誰がそれを信じる?
レストロセオを生涯の友と宣言した所で、戯れか皮肉と取られるだけだ。
真の愛を口に出すことは誰にも出来ぬ。愛が見えないのは絶対言語ですら正しく語れないからだろう。
それでも私は愛が在ると信じた。紛れもない真実として。
疑る者を打ち破り、光をもたらす愛を。
ああ、告白しよう、疲れたのだよ私は。
伝説で彼が彼女の為に槍を作ったという、それに憧れた。
故に、私は愛を欲してしまったのだ。愚かな事にな。

9 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/27(月) 06:40:55
「で、なんだ。結局ヤらなかったのか」
「女なんてなあ、頭も腹も空っぽなんだからよう。ブスっと突っ込んで支えてやんなきゃあ。お前の《槍》は何のためについてるんだよ?」
「うるせえな!あいつは、そんなんと違うんだよ!」
「ひょっ、なんだこの兄ちゃん。まだ槍は『新品』か」
「《初陣》済ませちまえばぜんぜん女の見方変わるぜえ。いい女紹介してやろうかぁ?」

10 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/27(月) 14:40:53
これはシステムなのだ。
我々は誰にも気付かれず、自身すらその全貌を知らぬままこの計画を遂行せねばならない。
既に情報は拡散している。我々のあずかり知らぬところで情報は生まれ、そして変容を繰り返す。
もはや我々でさえ、それを制限し流す立場にはいないのだ。
後はシステムのおもむくまま、我々は我々の目の前の事象に対処しよう。

11 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/28(火) 15:15:54
【人類】の秘密に到達した者がいるのに、なぜ【人類】は唱えられないのか?
【人類】を唱えようとすると何らかの抑止力が働くのか?
【人類】の発動を観測することが人間には不可能だから?
それとも……そもそも【人類】なんて魔術は存在しないのではないだろうか……?

12 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/28(火) 20:02:33
マロゾロンは心優しい神という。怖いの見た目だけさ。
もし遠くの誰かに伝えたいことがあったならお菓子を用意するといい。
お菓子と一緒に手紙を差し出せば、どうしてか相手に届くんだ。
だから、マロゾロンを見かけたら邪魔してはいけない。
マロゾロンが猫背なのは、みんなから預かった手紙を落とさないようにぎゅっと抱いているからなんだよ。

13 【ミアスカ】 :2006/02/28(火) 22:47:39
(一)深飛鳥。最近では国名の一般則に倣い、ミアスカと書かれることが多い。
(二)ミアスカの国語。古くはミアスカ語と呼んだが、国名とその国の人間、また国語を言葉の上で区別しないメアレンの言葉との浸透作用により、単にミアスカと呼ぶことが多くなっている。母音が少なく、表音文字と表意文字を使い分けることで豊かな表現を行う。
(三)ミアスカ人。ミアスカ国籍を持つ者、ミアスカに住む者、ミアスカ民族の血を引く者、または紀ミアスカに触れた者。ミアスカ語と同じく、単にミアスカと呼ばれる。

14 バンゲオン :2006/02/28(火) 23:13:27
・幻獣。世界創造に関わる存在。このものが満ちる虚無を砕いた結果、世界が現れたという。
・武器の名称。殺したものに生命を付与する。

15 ミアスカ流脚撃術 :2006/02/28(火) 23:33:18
ミアスカ国で盛んな武術。その一撃は盾を貫き、鎧を砕く。
一人の官吏が古神セルラ・テリスに勝負を挑み、勝ち取ったもの。
そのせいかこの国の役人はみな丸太のような足をしている。
武芸家の間でミアスカといえば「蹴りの国」となっている。
『ガイドブックシリーズ17 はじめていくミアスカ』

16 言理の妖精語りて曰く、 :2006/02/28(火) 23:33:39
ロカムカから発見された洞窟の壁画には、多くの紀神たちが描かれているのは有名な話である。
しかしそれらを更に写実化させ、現代における紀神たちのイメージを安定させたのは画家オウィ・K・トカームだ。
オウィは洞窟の壁画の前でじっと佇んで三日ほどそれを見つめ続け、その後百枚以上もの絵を一気に描き上げたという。(連作:紀神たちの夕べ)
その紀神たちの絵をみた古代研究者たちは「まさしくこれこそ紀神である」と認めたほどその出来は素晴らしいものだった。
なおオフィは晩年、連作のうち何枚かと共に失踪し行方不明になっているため、現在においてその完成形を見ることは叶わない。

17 研究ノート :2006/02/28(火) 23:48:34
たとえば、彼らの宇宙にあって我々の宇宙にないものに「レタス」というものがある。
これは家庭の食卓にも頻繁に上がるごく標準的な植物であり、つまり野菜の一種である。
他にキャベツという野菜も存在するが、両者は見た目が酷似しているので注意されたし。
(総じて質感はレタスの方が柔らかいと言われる) 
こういった我らの宇宙に存在しない動植物の例は、
パケロ・アグレロ・クロイイの著作『幻想博物誌』に多数見ることができる。

18 【高麗ニンジン】 :2006/03/01(水) 10:23:03
 あらゆる世界を根本から刺し貫くとされる巨大な"根"。
 世界の果てに埋まるとも、世界の中心から伸びるとも言われ、全ての存在をそこから生やす。神話世界の非常に強力な根元的概念。フラクタル構造を持つとされるこの根はあらゆる部分が栄養を吸収すると同時に、またあらゆる部分が栄養である。
 健康を究めようとするあらゆるものはオタネニンジンを求め、これに触れたものは【高麗】の概念に到達するという。

19 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

20 ある学者のノートより抜粋 :2006/03/02(木) 03:41:49
パンゲオンによって世界が創造される以前、そこには何があった? いや、何がいた? パンゲオンはその時すでにいたはずだ。そして古き神々もいたのだろうか? ほかには? ほかには何がいたのだ? 紀元槍はあったのか? パンゲオンは紀元槍から生まれたとしたら? ならば紀元槍がそもそも最初にあったことになる。紀元槍とはなんだ? 伝説には紀元槍に触れた者の話もあるが、紀元槍に触れるとはどういう状態を指すのだ? どこにいけば紀元槍に触れるのだ? 紀人とは? 紀神とは? 紀元槍とはいったい何なんだ? そもそも、【紀】はなんだ? あらゆる概念を持ち合わせる、矛盾すらも包括する概念とは? 概念? もしも紀元槍が紀そのものであり、紀元槍になる以前は紀であったとするなら、この世界の最初にあったのはたった一つの概念だということか……?

21 ゲヘナの一人 :2006/03/02(木) 23:53:51
世界とは思考する虚無だ。
それはある日、思考することを覚え、物を考え始めた。
この思考の泡が世界であり、我々だ。
我々は虚無の頭の中にいるのさ。
虚無が考えるのを止めたら、文字通り、雲散霧消だ。
くだらないくだらない。

22 【大神院】 :2006/03/03(金) 02:47:47
『二大祖国』時代の中ごろに義国の一地域で誕生した宗教的集会がその母体。
神々の神格に明確な序列を設け、数派の属性に秩序立てて分類。
さらにこれに当てはまらない神々を邪神とし、異端として信仰を禁じた。

この教義自体は一般に普及することなく、一地域のみのものにとどまる。
しかし組織としての大神院は義国の政権に対して大きな力を持つまでに発展し、
義国の滅んだ後もその系列の多くの国家に強い影響を与えながら現在に至る。

23 【メカメカしい神】 :2006/03/03(金) 04:31:58
 またの名を、「グレンテルヒによる試作機七号」という。
 そのシルバーメタリックなボディが放つ神々しい輝きは、暗い夜道を明るく照らしてくれる。昼間見えることはあまりないが、夜空に浮かぶメカメカしい神は白くて丸い姿をしている。
 この神を信仰している地方では、磨き上げられた銀製の道具をお守りとする風習がある。

24 ミアスカの昔話 :2006/03/03(金) 14:00:42
昔々ミアスカに一人の官吏がいました。ただの男でしたが、美しい女を妻にしていました。
妻の美しさはミアスカ王の耳にも入りました。王は男を妬み、その妻を奪いたくなりました。
ある日、官吏は王のもとに呼び出されました。王は「ハイダル・マリクにこの手紙を届けよ。期限は一日だ」
男は答えました。「恐れながら申し上げます。王の国からハイダル・マリクまで人の足で1月、馬の足で2週間の距離があります。一日ではとても届けられません」
王は難癖をつけました。「貴様はミアスカの官吏のくせに王である余の命令がきけんというのか。何を考えておる。貴様は逆賊ではあるまいか」
男は青くなりました。「なんと恐ろしいことをおっしゃいます。昨日の私も今日の私も明日の私も王の忠臣です。ただ今の命令は私には無理なのです。私にできる他の命令ならなんでもこなします」
王はほくそ笑んで言いました。「ならば、お前の妻を差し出して逆賊の汚名をそそいでみせよ」
男は沈黙しました。妻を失いたくなかったのでした。
王は追い討ちをかけました。「余の命令をきけぬのならお前は逆賊だ。処刑する。逆賊でないならば、手紙を一日で届けるか、妻を差し出すがいい。」
男は仕方なく家に帰り、妻に今日あったことを打ち明けました。
すると女は「なんと簡単なご命令でしょう」と言いました。そして男に手紙の準備をさせ、自分はお菓子を買いにいきました。
お菓子と手紙が揃うと女は男を人気の無い小道に連れて行きました。
ちょうど夕刻でした。古神マロゾロンが出る頃合でした。待っていると暗がりの奥からのそのそと黒衣の何者かが現れました。マロゾロンでした。
女はマロゾロンに足をひっかけて転ばせると、手紙とお菓子を捧げました。
男は訳も判らず目を白黒させました。
翌朝、王は晴れやかな気分で目を覚ましました。今日はあの官吏から妻を奪い取れるからでした。けれどもその気分にはすぐ水が差されます。
側仕がハイダル・マリクからの手紙を持ってきたからです。これはもちろん昨日の王の手紙への返事でした。
そのせいで王は不機嫌になりました。あの官吏が無理難題を解決できたのは妻の知恵のためという噂を聞いてさらに気分を悪くしました。
官吏の妻が賢いと聞いて王はもっと欲しくてたまらなくなり、次の日、また官吏を呼び出しました。

25 ハイダル・マリク :2006/03/03(金) 14:14:41
「最古の都市」ハイダル・マリクの伝説は、それが存在した場所について幾つかの諸説がある。
後世、ハイダル・マリクがあったと噂される土地の住人はこれを信じて、
自分たちの街を各々勝手に「ハイダル・マリク」と呼ぶようになった。
そのため、現在では世界中にいくつも「ハイダル・マリク」という名の都市が存在する。

26 ハルバンデフの奇景 :2006/03/03(金) 19:52:15
草の民の平原には無数の槍が突き立てられています。槍の長さは人の背丈の倍ほどです。この長い槍が地平線まで整然と並んでいます。
雨の季節になると、それらの槍に雷が落ちます。避雷針代わりです。
これを始めたのは幼年時代のハルバンデフと言われています。
幼年時代のハルバンデフは遊牧民の1人でした。ハルバンデフもおおくの子どもたち同様に羊の世話をしていました。
ある時、その遊牧民たちは雷神の怒りを買いました。それから羊に雷が落ちるようになりました。
遊牧民にとって羊は財産です。羊を殺されては貧しくなるばかりです。
ある時、ハルバンデフは雷が落ちるところに居合わせました。目に焼きつくような光が走った瞬間、ハルバンデフは今日の夕飯は羊だと思いました。しかし、残念なことに雷は羊でなくてそばにあった木に落ちました。ハルバンフは肩を落としました。
その夜、遊牧民の長は皆を集めて雷神を鎮める方法を求めました。良い案を考えた者には長から羊肉が振舞われることになりました。
食い意地の張ったハルバンデフは長に昼間見たことを伝えました。すると長に不謹慎と殴られました。
ハルバンデフは意地汚いだけでなく意固地な性分でもあったので長を見返そうと思いました。それで自分と同じく肋の浮いた食い気ばかりの子どもをあつめて平原に槍を突き立て始めました。
それ以来、羊に雷が落ちることはありませんでした。
ハルバンデフには長から羊が与えられましたが、受け取らなかったといいます。避雷針を考案して雷神を倒したこと自体に満足したからとも言いますが、長の首を求めたからとも言います。
長の首を求めたという話では、ハルバンデフの幼年ではなく青年であったと言います。

27 【φ】 :2006/03/04(土) 19:54:11
マイナスの音価を持つ母音。それと組み合わさった子音の発音をなくす。
たとえば、古代ジャッフハリム語で、古き神アレはAlephφと記述される。
このような母音がなぜ作られたのかは諸説あるが、AleqφやAlethφなど、
同音異義語を記述の上で区別するためという説が主流である。

28 【オルザウン禁忌集】 :2006/03/05(日) 14:19:27
人智を凌駕し、歴史を歪ませかねない術法・秘宝について記された書。
これらは人類の存亡を脅かす脅威であり、決して触れてはならない禁断の力であると説く。
古代魔術としての【人類】や【起源】、奇跡の宝石や絶対言語などが禁忌として挙げられている。

オルザウン、エルヌール、ニースフリルらによってまとめられ、
活動の中心となったオルザウンがその書名の由来となった。

29 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/06(月) 02:21:34
古代魔術と近代魔術はその根本が異なる。正直言って全然違う。

古代魔術とは神や精霊によって世界に刻まれた奇跡を再現する現象だ。人間は定められた媒体を用意して呪文を唱え、正確に儀式を行う必要がある。条件が満たされれば、神の奇跡は再び人間の前に現れるだろう。儀式はつまるところスイッチであり、それが押されさえすれば誰が用いても決まった効果が得られるのだ。そのため古代魔術においては、術者の霊的素養以上に、唱えたい術についての正確な知識と用意があるかどうかが重要となる。古代魔術と考古学、伝承学が密接に関係するのはこういった理由からである。

対して、近代魔術は合理的な魔術体系である。人間は魔術の原理をの経験と理論によって体系化した。その仮定は帰納と演繹の連続である。初期の近代魔術はまったく実用的ではなく、思考自体が価値と言わんばかりの道楽的な学問と見做されていた。しかし研究と改良を重ねる中で次第に近代魔術は実用化し、現在では古代魔術に劣らず我々の文明に貢献している。近代魔術においてはその魔力を己の精神力でいかに精密に操るかが鍵であり、術の使用は個人の能力に大きく依存する。

30 【パンゲオニルド哲学】 :2006/03/06(月) 20:04:53
世界そのものを原初神パンゲオンから流出する【本質(イルド)】の顕現である、と説く神秘哲学。
伝承では古代の英雄アルプテギンがパンゲオン直々にその教えを授けられたとするが、
現在の研究の結果ではその成立年代は新しく、中興の祖と仰がれたミルー=バオルオンが事実上
の「宗祖」であるという説が定説になっている。
若かりし頃のアルセスバハル二世が傾倒していたことで有名。

(ミース・テーギル監修『簡易思想事典』)

31 【ウェウーレベルンがニースフリルによって隠された経緯】 :2006/03/06(月) 22:25:27
「ちょいちょいちょい。オルザウン」
      「何か」
「これやばいって。言理大戦」
      「いいじゃないか。知らぬはただの不幸だが、知らせぬは許し難い悪だ」
「いやだって。これは、これはまずいでしょ。歴史変わるし」
   「貴女、魔女のくせに随分と臆病ね」
「あんたは人間のくせに落ち着きすぎだ!」
      「つまり、神といえども七十一分割もすればもはや人と変わらないのだ」
   「紀神の力が人間の能力の延長上のものでしかないことの証明ね」
「おかしいし! その論法おかしいし!」
   「本当に情けのないことね。こんな慌しいのがあの紀神の片割れだなんて」
      「ヘリステラは、彼女はこんな風ではなかった。姉妹でこうも変わるとは」
「人格否定か!」
      「それに面白いじゃないか。あの小賢しいアルセスに一杯食わせられると思えば」
   「まあ素敵。坊やの悔しがる顔が思い浮かぶわ」
「あんたら結局愉快犯かよ!」

32 【タールシャー通り】 :2006/03/06(月) 22:47:10
マロゾロンドによって滅ぼされた商業都市フロントクロンを貫く大通り。
かつて新しき神ティーアードゥが“冒涜の魔女〟ファルナビスの顔面をリンゴのごとくすり下ろした場所。
神々を冒涜した罰としてティーアードゥが魔女の顔面をすりおろすのに使ったのはざらざらとした路面そのもの。
魔女への罰が終わった後、タールシャー通りには血と肉で赤い線が引かれているように見えたという。

33 【蟻の子】 :2006/03/07(火) 01:06:53
「偉大なる女王蟻」フリグメルタは優れた英雄と交わり、その優秀な血を受け継ぐ無数の兵隊蟻を産む。
それが蟻の子。神々の敵を滅ぼすために量産される半神の戦士である。寿命は20年から30年ほど。
その姿は漆黒の複眼を持つ以外は人間と変わらない。蟻の子は女王蟻に対しての絶対服従を
本能とし、マーブラーミグを除きフリグメルタに歯向かった者は存在しない。
マーブラーミグによってフリグメルタを殺された後は、その多くが亜大陸地方に移り住んだと伝えられるが、
蟻の子自体には繁殖能力が無いため、現在では絶滅しているはずである。

34 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/07(火) 02:14:37
【紀元ブランコ】
 あらゆる世界を根本から揺するとされる巨大な"振り子"。
 世界の果てに吊るされているとも、世界の中心から伸びるとも言われ、全ての存在をそこから小学生みたいに大ジャンプさせる。神話世界の非常に強力な根元的概念。フラクタル構造を持つとされるこのブランコはあらゆる部分が板であると同時に、またあらゆる部分が鎖である。
 遊びの道を究めようとするあらゆるものは藤○弘に投げられると言われ、これに触れたものは【紀元】の概念に到達するという。

35 【ソウゾウしい神】 :2006/03/07(火) 02:29:21
またの名を「グレンテルヒによる試作機零号」という。
一号以降の試作機と異なり、実体を持った機械ではなく、
錬金術師グレンテルヒの夢に現れ、試作機シリーズ発明の霊感を与えた存在である。
夢に現れた【ソウゾウしい神】はグレンデルヒが自分の教えることを理解しないと
強烈な騒音でグレンデルヒをさいなんだと言う。
グレンデルヒが一号機を完成させたのは最初に彼の夢に零号機が現れてからわずか
10日後であったと伝えられる。零号機に駆り立てられたグレンテルヒはその後も優れた発明や
魔法工学の研究を残したものの、常に強いストレスにさらされていたことが彼の手記からは伺える。

36 【食鬼人バルガラッド】 :2006/03/07(火) 13:40:32
アルセスバハル二世に仕えた毒見役にして護衛兵。猫騎士ミューンとともに悪鬼討伐を行う。
食鬼人の異名は彼が悪鬼の肉を好んで食したという伝説による。
伝説によればかつて王を暗殺するために料理に混ぜられた悪鬼の肉(猛毒)を毒見したとき、
彼はその味わいに魅せられ、その肉を再び食べたいが為に猫騎士ミューン率いる悪鬼討伐軍に参加した。
彼の人間離れした強靭な胃袋は、古き神ピュクティェトの加護の賜物だとも伝えられる。

37 猫騎士の残したもの :2006/03/07(火) 14:35:42
猫騎士は二つの仕事で有名です。
一つは戦術家としてたくさんのドクトリン(戦闘理論)を残しました。もう一つは著述をたくさん残しました。
猫騎士のドクトリンは戦争史にあるとおりです。
著述のほうは大駄作です。活版印刷の発明初期における最大の駄作作家でした。書物の歴史において猫騎士ほどたくさんの本を書いたものはいません。同時に猫騎士ほどたくさんの駄作を残したものもいません。
猫騎士の作品は現代でも残っていて文章作法の本や修辞学の本に頻繁に引用されます。猫騎士の文章は悪い見本の好例とされています。
それでも猫騎士の作品が残っているのは猫騎士が愛されていた証拠でしょう。

38 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/07(火) 15:09:14
「クレンデルヒによる試作機」シリーズ
零号:ソウゾウしい神・・・クレンデルヒの夢の中に現れ、試作機開発のひらめきを与えた存在。
一号:ウイウイしい神・・・記念すべき第一号。
二号:ヨソヨソしい神・・・1号をさらに改良したものだが、まだ動作に不自然さが残っていた。
三号:コマゴマしい神・・・本物の職人にも匹敵する精密な作業が可能になっている。
四号:ニクニクしい神・・・クレンデルヒ曰く「最低最悪の失敗作」
五号:タケダケしい神・・・戦闘用に特化した機体。当時の軍に買い取られ「単眼神」の原型となる。
六号:ナマナマしい神・・・人間とまったく変わらない姿を持つ。ちなみに女性型。
七号:メカメカしい神・・・飛行機能を持たせた最初の機体。シルバーメタリックな装甲が美しい。

39 陰謀論 :2006/03/07(火) 18:38:30
「【猫】」……?

こんな動物は見たことがないが。
……ああ、伝説上の生き物なのか。

「概念上は【竜】の対となる存在。
世界は【猫】と【竜】によって二分され、
義国は【猫】の勢力圏、鈴国は【竜】の勢力圏である。
【猫】と【竜】の眷属の苛烈な戦いは歴史の裏で数千年に渡って繰り返され……」

……。
なんだ、これは?

40 【猫】 :2006/03/07(火) 21:33:06
 猫はおおよそ虎や獅子、豹の幼獣のごとき姿をしていると伝えられる。
 体はしなやかで平衡感覚に優れ、どんな高いところから逆さ向きに落としても、必ず安全に着地できるという。ラダムストンの『エクリーオベレッカ』では、浮遊城から落とされた男が、3つの願いの1つで猫に変身することで無事に降り立っている。
 人間にはない感覚器官を持つと言われ、タルルペリーの『東方地理誌』では、ひざの上で眠っていた猫が突然に起き上がり、虚空を見据えたとある。ミアスカには尻尾が九つある猫の伝説があり、神秘学者クリープ・フェーンはこれを猫が持つ感覚器官の数としている。すなわち、眼、耳、鼻、舌、肌、髭、眉間、尾、肉球である。ヒューティウスの『凱旋記』では、髭を切られた猫が失明したようになって泉に落ちる様が描かれている。オウィは猫の頭を持つシャルマキヒュを描いた。
 このライオンのフェアリーは人間のそれに似て不可思議であり、とらえどころがない。好奇心を持って人間に近づき、おおむね友好的であるが、ふとした気まぐれで手痛い目に合わされることもしばしばである。ペリムの民話には、猫の示す地面を掘って二度金貨を手に入れた男が、三度目には熱湯の噴出を浴びる話がある。リグローサの伝承では、猫を敵に回したら錘のついた紐をすばやく動かすと、目をくらますことができるといわれている。また、猫は水を渡ることができないため、川に飛び込めば逃れられるとも言う。リルクリンデの『猫に恋した青年』では、主人公ガルデンフィはマタタビという霊草によって猫を魅惑する。
 猫はしばしば、魔法使いによって連れられていると言う。皇帝エーゼンティウスは、猫が幼獣の姿をしているのは獣が獣となる以前の状態、パンゲオンを表すものであり、猫を原初の混沌のシンボルと解釈している。豹はパンゲオンから生まれた、空を飛ばない最初の生物である。
 ゲルンジ夫人は猫が何千といる世界の話を書いている。この世界には竜はトカゲという指でつまめるほどの亜竜しかおらず、猫はトカゲを見つけ出しては戯れに襲う。

  (パケロ・アグレロ・クロイイ『幻想博物誌』)

41 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/07(火) 22:03:39
むかしむかしレメスは悪魔エフラスから「水を飲むことができない」という呪いをかけられました。
でも、その呪いは「海水は飲める」というものでした。レメスはエフラスの悪い父ネビロンの
たくらみで陸からとても遠い孤島に置き去りにされてしまいます。レメスは喉の渇きに耐えられず、海水を口にしてしまいました。
のどが焼けるように痛んだことは言うまでもありません。

42 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/08(水) 00:54:04
その昔レメス神は暴君ビシャマルが集めた魔術師団により力を奪われた。
ビシャマルは彼に服従を強要したがレメスはそれを拒否した。
逆上した暴君は錆びない鎖でレメスを縛り上げ海中に投じさせた。
間もなくセルラ・テリス女神によって救出されはしたものの、
この時からレメスは海水に加え、鎖を嫌うようになった。
この地に住むレメス崇拝者が鎖やそれに似た紐を身につけることを
忌避するのは、以上の伝説によるものである。

(クルマルル・マナン『ハイダル地方の習俗と歴史』)

43 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/08(水) 22:01:29
「先生、【パンゲオン】ってなんですか?」
   「【パンゲオン】? 聞かない言葉だな。見せてごらん」
「ええと、私はそう読むと思ったんですけれど。PUNGEON」
   「うん……と、ああ、何だこれか」
「ご存知ですか?」
   「あのね、ちょっと読みづらいけれど、これはPではなくてDなんだよ」
「ん、それじゃあ……なんだ、DUNGEONじゃないですか」
   「そうだね。【ダンジョン】。これで意味は通じたかな」

44 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/08(水) 22:25:37
師匠「【パンゲオン】を攻略しようという愚かな冒険者がいるとしたら…」
弟子「したら?」
師匠「お悔やみ申し上げるね。ミルー=バオルオンの地図など当てにはならんよ。」

45 【聖ポルポフォン】 :2006/03/10(金) 16:14:31
ワリバーヤ王朝2代目の王アルセスバハル一世に仕えた神官。
単純な自然信仰と英雄崇拝との混交物だった当時の信仰を、独自の理論で
もって整理し直しアルセス教として知られる教義をまとめあげた。
後に8代目の王ブラーサームの御世に同国で行われた刀狩の際には、
集められた刀を鋳造して彼の巨像が建てられている。

(ミース・テーギル監修『簡易思想事典』)

46 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/10(金) 17:07:07
ワリバーヤ王朝の君主
1代目:ディスカレイル
2代目:アルセスバハル一世
3代目:ルータマス一世
4代目:ルータマス二世
5代目:カカーブン
6代目:アルセスバハル二世
7代目:ルータマス三世
8代目:ブラーサーム
9代目:アルセスバハル三世

47 【共通語】 :2006/03/11(土) 12:48:18
【共通語】
一系統の表意文字に二系統の表音文字をもつ言語。現代世界の共通語。
大航海時代から現代にかけて、ゆっくりと時間をかけて全世界に広まった。
起源は古ミアスカ語。チャカの表意文字に二系統の表音文字を合わせたこの言語は、
他言語の吸収率が高く、貿易・軍事国家としてのミアスカの台頭、それに伴う
ミアスカ語のビジネスランゲージとしての普及とともにやがて世界の多くの言語を
消化吸収。その過程で、大元であった古ミアスカの語彙はやがて埋没してゆき、
現在はほとんどその原型を留めていない。しかし、一種の表意文字に二種の
表音文字という基本構造と基本的な文法だけは現代に至っても変わっておらず、
古ミアスカ語で書かれた多くの文献は、単純な辞典を用意するだけで読むこと
が可能である。

48 【カタナ】 :2006/03/11(土) 15:39:54
槍の一種。
通常よりも刃の部分が非常に広く、元来の突く、叩くだけではなく斬ることに特化している。
そのため刀身は多くの場合が片刃であり、反りが見られるのが特徴。
遠方より伝来しワリバーヤ朝によって広く用いられた。

カタナは優れた切れ味を旨とするが、その性能は刀工の腕に大きく寄る。
また通常の武具類と異なり、付加的な装飾だけではなく
刃部の形状そのものに美術的な価値が見いだされる。

49 【ブラーサーム】 :2006/03/11(土) 16:25:45
ワリバーヤ王朝第8代国王。彼の代にアルセス教復興運動が興り、ブラーサームもそれに心を
動かされ認めたために、世俗化が進んでいたワリバーヤ王国は再びアルセス教化する。
ブラーサーム王は国中からゲヘナの血で汚れた【刀】を集めさせ、
英雄神アルセスと建国王ディスカレイルと聖ポルポフォンを讃え平和と繁栄を願う巨像を作らせた。
これが世に言う【刀狩】である。近世トルクルトアにまとめられた『アルセス教史』
には彼が夢の中に現れたアルセス神に命じられて刀狩を行ったという伝説が紹介されている。
彼は「忌まわしき道具は滅びなければならない」と主張し最終的には国中の全ての刀を像に変えようとした。
彼は【刀】を悪魔の道具とみなしていたらしく、【刀】の製造を禁止し製造技術を弟子などに教えることを禁じた。
さらには【刀】製造に関する書物の焚書を命じ、これらの禁を破る者には死罪をもって対応した。
ワリバーヤ刀の製法のほとんどが現在に残ってない理由には、
刀職人の間の秘密主義もさることながら、この王の徹底した政策によるところが大きい。
【刀】そのものはそれまでにも大量に作られ、また多くの愛好者が国内外にいたため
現存するものも多いが、それでも現代の多くの刀剣ファンにとって彼は呪詛レストロオセに匹敵する大悪魔である。
彼はゲヘナに対しても寛容な政策をとった有徳の君主ではあるが、ワリバーヤ国内に混乱
を招き他国に付け入る隙を与えた暗君でもある。そうでなくとも【刀】という重要な兵器
を失わせた事はこの国の滅亡を早めた一因であることは否めない。
後代の歴史家のなかには彼はゲヘナの魔術のせいで狂ってしまったとする者もいる。
このような見解はブラーサーム在世中にもあったようで、彼が死に弟のアルセスバハル三
世が即位すると、ゲヘナへの弾圧はより過激な形で再開された。

(融月社刊『世界の君主たち』)

50 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/12(日) 01:52:16
ブラーサーム王の時代に起こった惨事
まず一つ目、【刀匠の館】放火事件・・・これにより禁を破っていない刀匠の多くまでもが死亡した。
犯人はわかっていないが、「王自身が密かに命じた」や「刀が再び作られるのを恐れた外国が行った」等、諸説ある。
二つ目、【ヘレゼクシュかぜ】の蔓延・・・5年間にわたりヘレゼクシュ一帯の住民を苦しめ、十万人以上の死者を出した。
ブラーサーム王の死とともに沈静化する。「王の乱心」と同様にゲヘナの魔術によるものとされた。

51 【槍】 :2006/03/12(日) 08:11:38
一撃必殺の暗器。的確な突きにより、一撃で敵をし止める。
アルセス神は神話で語られる朗らかな人柄とは裏腹にこの恐ろしい槍を持つことから、二面性の神と呼ばれる。

52 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/12(日) 12:38:03
槍、というのはこの世界ではかなり強烈なイメージを持つモチーフである。
そのため強力な武器そのものを槍と呼ぶこともある。例えば、暗器としての【槍】がそうである
遠い未来、この世界でも開発されるであろう「爆薬を積んで空を飛ぶ極太の矢」
は【飛槍】と呼ばれることになると私は予言し、断言する。

53 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/13(月) 00:12:32
あの二人を追って何になるのか。どうせ追いつくことなどできはしない。
追いついたところであの二人と戦えるのか?あの恋人たちと?
強欲な我々のせいで彼らは未だに永遠の眠りにつくことができないのだ。
ああ、アルセス神か誰かがあの石を砕いてくれまいか。
あれがこの世から消えれば、一つの憂いが消え去るのだ。

54 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/13(月) 02:07:37
近世西域トロスにおいて歴史の表舞台に立ったのは、トルクルトア、小ペルネー、アロイの三国である。
ペルネー統一聖王朝の崩壊からアロイによるトロス再統一までの三百年間をトロス三国時代という。
この時代に、トロスの文化芸術は大きな発展を遂げた。

55 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/14(火) 02:48:32
紀石を手に入れようと、無謀な夢を抱く小悪党は多い。
しかし今の世界を見れば分かるとおり、そんなちゃちな策謀が成る見込みは万に一つもありえない。
我々は勝つ見込みのない、いや負ける恐れのある勝負に命を賭けない。
だから、準備には万全を期す。
どれだけの時間がかかるかは分からない。もしかしたら百年か、あるいはまたそれ以上。
しかし我々は気になどしない。確実に策が成る見込みさえあれば、時間など恐れるに足りぬ。
我々は、我々以外の何者にも悟られることなく少しずつ用意を整える。
そしていつの日か我々は、あるいは我々の後継者が、必ずやあの神の力を手にすることだろう。

56 月刊『男の暴君』 :2006/03/14(火) 16:18:33
トルクルトアのある出版社から刊行されているという月刊雑誌。
だが「ある出版社」についてはトルメルキア内に所在地がある、以外の情報は
明かされていない。モノがモノなだけに嘘である可能性も捨てきれない。
出版社名も公開されていないが、ファンの間では『ビシャマル書房』の通称で呼ばれている。
この雑誌はエロ・グロ・ナンセンスを取り扱う(非常に限られた趣味をお持ちの)成人向けの雑誌である。
しかし、なぜか魔法史や魔法工学や錬金術の「研究論文」と銘打ったモノが掲載されることも多い。
他の雑誌と異なるのは作品や論文の発表者の名が全く記されない点である。
内容の過激さから各国で発禁処分を喰らっている。

57 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/16(木) 14:43:58



                               ○
                                地上太陽

      ×ジャッフハリム跡    
                         ×
                        ワーリバーヤ

          旧鈴国圏
    ×ミアスカ


               _
             /  \
            │ 槍 │            ×フロントクロン
             \_/
                             旧義国圏


    草の民



\ 
 \  大流河      大山脈  ___________
  ■■■■■■×▲▲▲▲▲▲▲
  │        ↑          \      ↑本土
  │      トゥルサ          \  
  │                     \
  │                     /
  │                   /
  │      大砂漠       /
  │                /  ←亜大陸
   \              /
    \            /
      \         /                   外
       \      /
         \   /
          \/ 

「先生、ずれてませんか?」
「うるさいな。私の環境だとこれでちゃんと見れたんだ!」

58 大山河 :2006/03/16(木) 15:51:50
本大陸と亜大陸を分ける大流河と大山脈を指す。
西の大流河は驚異的な流域面積を持ち、険しい密林によって覆われる。
東の大山脈もまた険しく、霊気立ち込める魔の山岳である。

両大河の踏破は非常に困難であり、
本大陸と亜大陸の通行には山河間に開いたトゥルサ地方を通る必要がある。

59 【紀元神郡】 :2006/03/16(木) 22:51:51
「単に『神々』でいいじゃん」とか言ってはならない。
紀に至らずとも、信仰を得て神と呼ばれた精霊などは存在するからだ。
たとえば亜大陸の、【南東からの脅威の眷属】の多くがそれである。

60 【言語戦争】 :2006/03/17(金) 01:06:01
世界を律する言語を巡って争われる神々の戦争。
勝利した神々の言葉が「万物の文法」たる【天則】を構成することになる、という。
現在のところ「古き神々」と「新しき神々」つまり紀元神群の言葉が世界を律している。
この争いに敗北した神々は『魔神』や『邪神』などとと蔑称され、宇宙の果てに追いやられるか
滅ぼされるかした。オルザウン禁忌集の注釈書「ウェウーレベルン」にはこの言語戦争の様子が
描かれているが、同書によれば言語戦争はまだ終わってはおらず、今もなお続いているのだと言う。
「魔神たちの勢力は健在であり、アルセスを筆頭とする紀元神群がその座を奪われることも有り得る。」
と著者オルザウンは記している。

61 【マーディキ神群】 :2006/03/17(金) 09:35:39
魔神族のひとつ。シャムザルとその妻アレヴォドを筆頭とする神々でかつては亜大陸地方の東海岸地帯で崇拝されていた。
デーデェィアによってシャムザルとアレヴォドと長男ドーレヘン以下18人の子神が殺された後、
その配下の神々は砂漠の要塞に立て篭もり、地の利を生かした戦法で紀元神群の軍勢を悩ませたが、
フリグメルタの生んだ「蟻の子」たちによって殲滅される。「蟻の子」は短命である代わりに、
半年のあいだ睡眠をとったり飲み食いしなくても生存可能の強靭な戦士であり、
砂漠での長期の戦闘に耐えうる者たちだった。マーディキ神群の絶滅後、
その空位を埋め崇拝の対象となったのは【南東からの脅威の眷属】どもであった。

62 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/17(金) 09:45:58
マーディキ神群への信仰があった頃、
シャムザルは天空神、アレヴォドは太陽神、ドーレヘンは月神、
その弟たる17人の神々は星神だとされていた。
あるいはそのように自称していた。
もしかしたら言語戦争に勝利した暁には
実際に空やそれらの天体を司ろうと考えていたのかもしれない。

63 ケールリング派 :2006/03/17(金) 12:59:54
言理大戦。奴らはまたそんなことを言ってるのかい。
いいか、言理大戦なんてものは古き神を擬人化したがる連中の空想だ。
人より前から存在した、はるかに人を超越した紀神たちがだよ、
なぜそんなに分かり易い派閥に分かれて争うんだ?
しかもそこで用いられたのが言葉だなんて。ひどいトンデモだな。
ましてや神が人間に敗れただと?
あの連中はよっぽど、神々のことを理解したいらしいな。
自分たちに理解できる程度の存在だと思うことで、恐怖から逃れようとしてるんだろう。
言葉。そんな人間に理解できるような下等な概念、連中には必要ない。
連中はただ、我々には想像もできない超越的な思惑によって動くだけだ。
我々ごときが、そこに意味を読み取ろうとするんじゃない。
何かが読み取れたとすれば、それは酷く侮辱的な曲解でしかないのだ。

64 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/17(金) 14:38:18
2000年前の地層を調べてみると、どうにも当時はミアスカは、チャカ大陸の方へと動いていたらしい。
その後何らかの理由でこの動きが変わり、メアレンの方へ移動し始めた。
現在の速度で移動すれば、32万年後にはメアレンはミアスカと一つになっていると見られている。

65 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/17(金) 16:10:27
先生「『ふぅん。』とか言っちゃあならんぞ!」
弟子「はぁ」
先生「これは大陸移動としては超異例とも呼べる速さなんだぞ!」
弟子「へぇ」

66 【ウェウーレベルン】 :2006/03/17(金) 16:41:32
エレヌール失踪後に旅に出たオルザウンが帰郷してから著した「オルザウン禁忌集」の注釈書。
この書は人智を凌駕し、歴史を歪ませかねない術法・秘宝の来歴やそれにまつわる伝説を
詳しく記したもの。そのほとんどの記述が言語戦争にあてられているといってもよい。
オルザウンはそのなかで魔神の健在であることを説き、古き神々や新しき神々もその力を
除けば人間に毛が生えた程度の存在でしかないという考えを記している。
「神は意外と頼りにならない」と考える彼はウェウーレベルンに
オルザウン禁忌集で紹介した危険な術法や秘宝への対抗策を盛り込んだ。
しかし当時のトルメルキアでは紀元神群への信仰が篤かった。
友人のニースフリルはこれの発表によってオルザウンが投獄されるの
を心配し、密かに草稿をどこかに隠してしまった。それから1年後、
そのコピーが紀元神群を信仰しない地域を中心に多く出回ることになる。
それと同時にオルザウンとニースフリルは忽然と姿を消した。

67 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/17(金) 16:47:54
>>66
×トルメルキア
○トルクルトア

>この書は人智を凌駕し、歴史を歪ませかねない術法・秘宝の来歴やそれにまつわる伝説を
>詳しく記したもの。

>この書は人智を凌駕し、歴史を歪ませかねない術法・秘宝の来歴やそれにまつわる伝説
>さらに、それらの術法・秘宝に対する対処方法を詳しく記したものである。

68 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/19(日) 11:02:17
新しき神デーデェィアが持つ
男根の数「6」、睾丸の数「28」、女陰の数「496」、子宮の数「8128」、
これらの数字は全て「完全数」である。これらの器官は、
普段は「33550336(第五の完全数)」つの乳房に隠されていて見えない。

69 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/19(日) 11:18:19
>>68訂正
×隠されていて見えない。
○隠れていて見えない。

70 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/19(日) 21:51:37
エレヌールと単独公演の観客達が,混沌の果てを抜けてどこへ行ったのかには諸説ある。
「アレの霊廟に招かれた。」「地獄の扉を開けてしまった。」「消滅した。」
「幾億の猫が住まう異世界へと飛んだ。」「未来か過去に行った。」
「あの公演は観客を生贄として悪魔に捧げる儀式だった。」などがそれである。

彼が古き神や新しき神の「御許に招かれた」とするものも多い。
アルセス、アレ、シャルマキヒュ、カーズガン、デーデェィア・・・
紀元神群以外の神の名があげられることすらある。
それを「実証する」ものとして【エレヌールの祈り】と題される一連の文書群
が存在するが、そのほぼ全てが本人の筆跡とは似ても似つかぬ粗悪な偽物である。

71 【大魔女トルソニーミカ】 :2006/03/20(月) 12:57:23
古代魔術を法具に封じ込める術を持つ大魔女。
古くより生き、その正体が人か神かすらもはや不明。
辺境に居を構え、珍しい術素材と引き換えに訪問者に見返りを与える。
威力神セラテリスとの交流が篤く、様々な法具武具を授けている。

72 【ラニミーフ】 :2006/03/20(月) 19:54:09
【南東からの脅威の眷属】のひとり。アリアローとダワティワとテンボトアンの父。
かつて神々や他の精霊族と戦いの中で率先して先頭に立ち、多くの古傷を追い、
呪詛を浴びた。彼はその後治療と延命の魔術によって命を永らえていたが、
三人の息子によって大魔女トルソニーミカとの取引材料にされてしまう。
南東からの脅威の眷属に伝わる治療魔法のあらかたが掛けられたラニミーフは
術素材としても有用であった。父親を代償に息子達が手に入れたのは高位の神をも
閉じ込める恐るべき法具。それはハーハーンにある、三兄弟が古き神アルセスとともに
暮らすための神殿に組み込まれることになる。

73 言理の妖精語りて曰く :2006/03/21(火) 11:12:43
ウェウーレベルンの内容が「不明」とされる理由
第一にニースフリルが隠したという草稿の実物が現在まで発見されていない。
第二にニースフリルが草稿を隠してから一年後に現れだした「草稿のコピー」と称する文書が、
本当に草稿のコピーであるという確証が無い。また、「コピー」が出現した地域が
一ヶ所ではなく複数であり、それぞれの「コピー」の内容には食い違いがある。

74 【セラテリス】 :2006/03/25(土) 02:36:22
たとえばあの最強の力神が怒って暴れはじめたとしたら、
紀元神群はこれを抑えることができるだろうか?
いや、きっと不可能だ。
全ての神が束になったところで、セラテリスにはとてもとても敵うまい。
幸運なのは、強靭な精神を持つ彼女が我を失うなどありえないということだ。

75 言理の妖精語りて曰く :2006/03/27(月) 12:48:28
ゲルンジ夫人の語る「幾億の猫が住まう世界」とは何か?
古代からの伝承をもとに彼女が構築したファンタジーなのか。

それは原初より以前に滅んだ過去の異世界だと言う者もいる。
逆にこの世界が滅んだ後に生まれる未来の異世界だと言う者もいる。
今ある世界と平行して存在する異次元の世界だと言う者もいる。

76 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/30(木) 02:54:44
世界の中心には槍がある。
とても巨大な、高く高く聳える槍だ。
この槍に触れるため、多くの挑戦者が旅立った。
しかし本当に槍の在り処まで辿りついた者は、本当に一握りしか存在しない。
彼らの行く手は、様々な試練によって阻まれるからだ。
                  その名は超絶の究極ダンジョン――PUNGEON

77 言理の妖精語りて曰く、 :2006/03/31(金) 04:39:59
オルガンローデ。
危機に追いやられた『南東からの脅威の眷属』が最後の希望として拵えた紀竜だ。
それは同時に、グレンデルヒの技術によって完成された機竜でもある。
オルガンローデは紀元神群に関わる世界中を荒らしてまわり、
最後は親とも兄弟とも言える自らの分身にして本体、紀竜オルゴーと相討った。

78 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/02(日) 03:56:20
神話体系と一概にいっても、実際は一枚板ではない。
紀元神群やデャルト・ンマリヒなど、異なる系統の神話を一度に扱っているからだ。

古き神々がどのようにして生まれたか、という問題に関して、一定の答は出されていない。
いくつかの諸説はあるが、どれも局地的な伝承に過ぎない。
今のところは、「いつの間にかそこにいた」と言うしかないのだ。

79 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/02(日) 03:59:24
いくつか代表的なエピソードはある。
神話の時代では『アルセス・ストーリー』。
最近では『ナプラサフラス・サーガ』。
あるいは数度の地獄解放事件の顛末などがそれである。

80 【アルセス・ストーリー】 :2006/04/02(日) 04:15:28
最も弱き神、少年アルセス。
何のためか彼が世界を巡り歩いたという伝説は各地に残される。
アルセスは持ち前の身軽さと機転によって、次々と難題を乗り越えた。
彼の旅こそが、この神話体系の中で最も有名なエピソードであろう。

81 【ナプラサフラス・サーガ】 :2006/04/02(日) 04:20:06
冒険者の神アルセスの影を追い、世界各地を旅したナプラサフラス。
彼は後に稀代の冒険者として永くその名を残すこととなる。
神代の遺跡の探検、紀竜との奇妙な関係、グレンデルヒをはじめとした大勢の仲間達。
そして物語の最後でナプラサフラスは遂にアルセスと出会い、
槍に触れて紀人の一柱として認められた。

82 【ティーアードゥ・リリック】 :2006/04/02(日) 13:59:26
ナプラサフラス・サーガが叙事詩(サーガ)であるのに対し
ティーアードゥ・リリックは叙情詩(リリック)の形式をとる。
新しき神ティーアードゥを語り手として、その誕生から
彼が神となり、そして没落するまでを嘆きと憂いに満ちた調子で語る。
ティーアードゥが行ったという残虐で過激な刑罰の事跡が
大量に盛り込まれていることから『虐刑の歌』とも呼ばれる。

83 【グレフ・ディ・モズルによる改革】 :2006/04/02(日) 23:28:46
ハルバンデフとの戦争であるバキスタの戦いに破れ、長年の宿敵であった北方帝国に多額の軍資金を支払っての皇帝パトゥーサによる征伐戦争にも失敗した西方諸国は深刻な二つの問題に直面することになった。
一つは経済難であり、もう一つは国内治安の悪化である。というのも、ハルバンデフのさらなる侵攻を防ぐため、喪った兵力を補填を目的に各国の傭兵団を草の民との国境地帯に集めたものの、警戒されたハルバンデフによる侵攻は行われず(既にハルバンデフの矛先は北方帝国及び南方のトゥルサに向けられていたため)、次第に各国はこの防御線の維持に要する費用によって国内経済が圧迫されるようになり、また彼らに支払う給料が滞りがちになったことから傭兵団が勝手に国境地帯の集落や街において略奪を行うようになったからだ。
草の民との国境に近いリクシャマー帝国においては、特にこれらの問題は深刻であり、彼らは今までの政策から大きく方向転換をせざるを得なかったが、経済の建て直しを優先するか、治安の回復を優先するかで国論は二つに割れた。
結局、皇太子であるロズゴールⅢ世とその腹心である司教グレフ・ディ・モズルの主導する治安回復を優先目的に掲げた改革派が政権を握り、後に「グレフ・ディ・モズルによる改革」と呼ばれる政治改革が始まった。
しかし、彼の改革案は、酒の製造・販売の中止や売春宿の廃止等、国教の経典に非常に原理主義的かつ理想論が先行しすぎていたため、当初から否定的な意見や批判が多く、各種の法律が施行されたにも関わらず、当初これを守るものは少なかった。
そこで、彼は憲兵騎士団を組織して、これを違反する者の摘発に乗り出したが、これは帝国各地において傭兵団や地元の在郷勢力をはじめとした各種勢力との衝突を招くこととなり国内治安をさらに悪化させる要因になってしまった。また、摘発を厳しくすれば厳しくするほどこれらの商売は地下に潜って巧妙化することとなり、各種の武装犯罪組織を産み出す土壌になった。
改革は始まってより15年後、グレフ・ディ・モズルが後ろ盾とするロズゴールⅢ世が事故で死亡したことにより頓挫し、この改革の後に新たな国内政治の改革の為に抜擢されたのは、皮肉にも彼が禁止した各種商売を闇で巧妙かつ組織的に行っていた豪商のマグドゥール・ドゥ・ギボンであった。

84 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/04(火) 01:36:09
クレンデルヒによる第五の試作機「タケダケしい神」はリクシャマー帝国軍に買い取られ、
のちにクレンデルヒ自身も新兵器開発顧問として軍に引き抜かれた。
彼の参入により「タケダケしい神」を基にした新兵器の開発はさらに促進された。
完成後、導入されたその兵器の部隊は「単眼神の群」と呼ばれ、周辺諸国を恐れおののかせることになる。

85 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/04(火) 17:10:20
「クレンデルヒによる試作機」の別名
(いずれも工学を司る妖精の名からとられている。)
零号:なし
一号:アーウィソーラ
二号:カウァエール
三号:ミシェムドガ
四号:アバト
五号:オルクパレル
六号:パルガレデ
七号:クレーグレン
※試作機の名の由来となったこれらの妖精たちが
科学を司る金属神ペレケテンヌルに仕える存在であることから
後代に、この神と零号機とを同一視する解釈が生まれる。

86 【怪盗がある科学者宅に忍び込んだときの話】 :2006/04/06(木) 09:32:26
「わー出るわ出るわお宝の山。でも危ないもんばっかであまりお金になりそうにないなー。
えーっと、あれ、なんだこれ」
「何者だ!」
「うわ、ばれるの早っ」
「貴様、そこで何をしてるッ」
「これはこれはグロンド博士。今日はちょっとお忍びで泥棒を」
「泥棒? アッ、さては怪盗クララリアだな!?」
「それにしても随分早く進入に気付かれちゃったわね。余裕を持って犯行に及んだつもりだったのだけど」
「それはな、さっき善意の第三者から通報があったから」
「あやしーい」
「一体誰の差し金だ? ノロ細胞をどうする気だ!」
「別に誰の差し金でも。ノロ細胞ってこれのことですか?」
「そう、そう、それそれ。大切なものだから返しなさい」
「ノロ細胞って言うんだ。しかも大切なものなのね。それなら是非とも持ち帰って高く売りさばかなくっちゃ」
「そ、そんなー! 言わなきゃよかった」
「というわけで、私はこれから博士の目を盗んでトンズラこきますので。それではごきげんよう」
「ま、待ってくれ! 最後にひとつだけっ!」
「あら、何かしら」
「わ、わしにも例のセリフ言ってくれんかのう?」
「『あなたの幸せ、ちょっぴり私に分けてください』?」
「うひゃあ、クラララリアちゃんっ! わし感激!」
「アホか」

87 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/06(木) 11:41:26
そしてグロンドはクララリアに恋してしまった。
ノロ細胞よりクララ細胞が欲しくなってしまった。
「わしの幸せ、もっとわけてあげたいのう・・・クララララララぁ・・」
そして彼はノロ細胞に続く「盗まれる価値あるもの」を生み出そうと
さらなる研究に取り掛かったのだった。

88 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/06(木) 19:25:38
【ノロ】
①義国の建国神話に登場する、神が最初に創造した両性具有の人間。
「原祖」とも呼ばれる。ノロは真ん中から引き裂かれて男と女となり、
これにより生まれた最初の男をノウ、最初の女をエモルという。
義国の歴代の王は即位時に「ノロの御霊」を体内に受け入れる儀式を行っていた。
②男女両方に広く用いられる人名。この名を持つ歴史上の人物も多い。
③グロンド博士らが研究した謎の肉塊。その細胞を「ノロ細胞」と呼ぶ。

89 ゴシップの神・エーラマーン語りて曰く、 :2006/04/10(月) 01:19:48
アルセスがエレヌールの才能を見いだしたのは、エレヌールが10歳の時である。その時既にエレヌールは『槍のタングラム』を書き始めており、また10歳にして既にゲルンジ・サロンの生き残りのメンバーを取り込み大きくなったニースフリルのサロンに出入りし、その才能を認められていた。エレヌールが初めてニースフリルのサロンに入ったのは8歳の誕生日で、その時当時13歳のオルザウンに出会い、一目惚れをした。アルセスとはあくまでも教師と生徒の関係であり、肉体的な関係はなかったようだが、それでも恋愛とも友情とも違う、一種精神的な絆で結ばれていたようである。ちなみにクラララリアの男女選り好みしない性癖は当初から社交界で有名で、ニースフリルとも一時交際していたようだが、どうやら一方的に縁を切られたようで、クラララリアはかなり未練を引きずっていたらしい。

90 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/14(金) 17:12:15
ここでまた誤解が起こった。
ある者はそれを錘(おもり)と理解し、ある者は鐘(かね)と理解した。
こうして紀元錘の定義は拡散した。
己が混沌の象徴であることをまさに体現するかのように。

91 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/15(土) 00:05:31
世界の始まりのときに古き神であるアルセスが槍を持っていたように、
世界の終わりのときに錘を持っている新しき神がいるという。
しかし、その神はいまだこの世界に現れていないのだとも。

92 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/15(土) 05:53:03
紀元槍と紀元錘。古き神と新しき神。秩序と混沌。時間と空間。竜と猫。
これらはいずれも対立軸をなしているものだが、しかしすべてが同じ対立を表しているのではない。
混沌の力を用いる古き神もいれば、時間に関わる猫も存在する。

93 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/15(土) 14:28:32
【アルセス教の神話】
●世界の創造
世界の初めにアルセスがあった。
アルセスは自己の一部を切り分けることで神々を、
虚無だった宇宙に自己を与えることで世界を創造した。
アルセスはこの偉大なる創造のため自己の多くを失い、
「最弱の神」と呼ばれるようになってしまった。
しかし聖ポルポフォンはアルセスこそが「最強の神」であると説く。
なぜなら万物はアルセスそのものでもあるからである。
●人類の創造
アルセスの汗から最初の男が、
涙からは最初の女が創造された。
●巡礼英雄ナプラサフラス
新しき神の一人にして冒険者ナプラサフラスは
アルセス教の重要な聖人でもある。彼の冒険は
ただの冒険では無く、アルセス神に近付くための巡礼であった。

94 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/15(土) 14:41:19
【アルセス教の「三信」】
●アルセス神と創造
アルセスが世界を創造し、運営し続ける。ゆえに神と創造は一体である。
●聖人と聖典
聖人の行いは聖典に記され、聖典の記述の中から聖人は信徒を導く。ゆえに聖人と聖典は一体である。
●戒律と来世
人々をよりよき来世に導くため、アルセス神は戒律を示した。
それぞれの来世は戒律に従うかどうかにかっている。ゆえに戒律と来世は一体である。

95 【ラヴァエヤナ】 :2006/04/15(土) 15:59:56
知識を司る神。世界のはじまりに、多くの知識を他の神々に与えた。しかし彼女は、争いの知識だけは他の神々に与えることをしなかった。自分が弱いことを知っていたからである。しかし、心猛々しいセラティスは、自ら他の神々との取っ組みあいを始め、そうして自分で争いの知識を作り上げていった。やがて他の神々はセラティスを見習って各々の争いの知識を作り上げ、こうして神々は別々の争いの力を手にすることとなった。ラヴァエヤナとセラティスの仲が悪いのはこうしたわけである。

96 ゴシップの神・エーラマーン語りて曰く、 :2006/04/15(土) 21:09:15
ラヴァエヤナはセラテリスのことをただ暴れるだけで教養のない馬鹿女だと思っている。
セラテリスはラヴァエヤナのことをただ年がら年中【神々の図書館】にこもって本を読んだり書いたりしてるだけの根暗女だと思っている。
しかしこの二人にも接点がある。実はセラテリスは、詩を書くのが好きなのだが、
これが彼女は戦いの知識以外はほとんど頭の中になく、必然的に書くことも戦いのことばっかりで、
しかも書く詩というものがどれもこれも幼い彼女ならではの清らかな乙女心が全開のベタベタな文体、
まあようするにイタイ系のポエマーだったのだ。
そんなセラテリスでも、文学の鑑賞眼だけは流石にラヴァエヤナのことを認めていたので、
セラテリスはしょっちゅう【図書館】にてってってと駆け込んではラヴァエヤナのもとに詩をもっていくのである。
ラヴァエヤナの方もほとんど毎日健気に通ってくるのを無下に断るわけにもいかず、
それでも自分の意見と鑑賞眼だけは絶対に曲げないので結果的に毎回毎回散々にやっつけることになってしまい、
またその度ごとにセラテリスは腹いせに【図書館】の本棚を思いっきり蹴倒したり柱を粉々に粉砕したりするので、
【図書館】では工神バッカンドラの振るうトンカチの音が絶えず鳴り響くことになり、これがまたラヴァエヤナの神経をイラつかせ、
こうして二人の仲は時代を下るごとにますます険悪なものとなってゆき、やがてあの『図書館完全倒壊事件』に至るというわけである。

ちなみに、ラヴァエヤナの方が明らかに詩才が優れているにもかかわらず、
もっぱらセラテリスの方が詩神と称えられるのは、セラテリスが自分のことを褒める詩を書く者に対して助力を惜しまず、
対照的にラヴァエヤナは人間ごときの書く詩なんか見向きもしないからである。基本的にお高くとまってやがるのだ。

さて、皆様方はどちらの方がいい女と思うだろうか?
おっと、私は二人に殴られないためにそろそろ退散することにしよう。

97 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/15(土) 21:37:05
セラティスは寡黙な少女。
紀竜すらもそれを認める、紀神一の人格者。
義に篤く、道理に倣い、静かに孤独に己を磨く。

そんな生真面目で無骨なセラティスの隠れた趣味は、実は詩を書くことだ。
ああ見えて意外と恥ずかしがりな彼女のこと、これはセラティス一人だけの内緒ごとなんだ。
胸の内に秘められた乙女の秘密、お前らも絶対に他言しちゃあ駄目だぜ。

98 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/17(月) 10:34:27
・・・と他言できるのはエーラマーンだけに違いない。
彼の存在を葬ろうとした神や精霊や人間は数知れず。
だがしかし、誰一人として「友達の友達」にして「知り合いの知り合い」たる
彼の実体に辿りつけたためしがない。彼が滅ぼされないということは
【紀】や【天則】によってゴシップや噂話の存在が許されていることの証なのかもしれない。

99 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/17(月) 12:30:17
【ジャホラット・パピルス】
亜大陸の東海岸にある都市ジャホラット近郊の洞窟で発見されたパピルス。あらゆる世界を貫く
という【高麗ニンジン】の起源と何千万もの猫が住むという異世界について記されている。
49枚の断片からなり、それぞれ異なる文体や方言で記されていることから、
多数の別々の著者らによって書かれたとみられている。

100 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/18(火) 09:56:48
あらゆる世界を貫くという【高麗ニンジン】の伝説は東亜大陸から伝わったものである。
亜大陸の西海岸の者達が本土との公益の拠点トゥルサをおさえた後、
東海岸地方では東亜大陸との貿易が盛んになった。物品だけでなく双方の文化が行き交うようになり
高麗ニンジンなどの伝承が西海岸にもたらされ、東亜大陸には【眷属】への信仰が持ち込まれた。

101 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/20(木) 10:34:40
【ラカジン・ネベル・ネブ】
ヘレゼクシュのネブ出身。ワリバーヤ王朝第8代国王ブラーサームの時代に、
自らをアルセス神から紀元槍で魂に紋章を刻まれた「神の伝令者」であると名乗り
極端な平和主義と光と闇・善と悪で構成される強烈な二元論を特徴とする教えを説いた男。
ブラーサーム王に献呈した基本的な教理書【ブラーサーマカーン】をはじめ、
多くの著作と書簡を残したがのちの弾圧によりそのほとんどは現存していない。
彼は当時の世俗主義に傾いたワリバーヤの社会を批判し、アルセス神への徹底的な献身
と清貧を説いた。そして彼の雄弁と信仰とカリスマ性にひかれ無視できない数の人々が
彼の教団に入信した。一時期は彼の教えはワリバーヤ国外にまで広がろうとするほどの勢いであったが、
ブラーサーム王の【刀狩】にもラカジンの絶対平和思想の影響が見られる。

102 101下から2行目 :2006/04/20(木) 10:37:02
×勢いであったが、
○勢いであった。

103 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/20(木) 12:50:08
【アルセスバハル三世によるラカジン派弾圧】
ラカジン派の布教を許可していたブラーサーム王が死に、
弟のアルセスバハル三世が即位するとラカジン派の信仰は禁止され、
信者には棄教が義務付けられ、それに従わない者は容赦ない弾圧がなされた。
ブラーサーム王の治世で行われた【刀狩】と王の死ぬ5年前から猛威を
振るい始めた、【ヘレゼクシュかぜ】の蔓延で社会情勢が不安定となっていた。

国内に住むゲヘナとともにラカジン派はこれらの災厄の元凶と決め付けられ
スケープゴートにされてしまった。さらに偶然にもこの疫病の分布とラカジン派の布教した地帯
とが重なってしまっていたことが「ラカジン派の暗躍を示す証拠」とされてしまい、
アルセスバハル三世の呼びかけとともに外国でもラカジン派が苛烈な迫害を受けることになる。

104 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/20(木) 13:10:14
【異端者ラカジンの処刑】
ラカジン派弾圧のさなかにラカジンの処刑が行われた。
アルセスバハル三世は彼に栄誉を与えず美しい殉教になってしまわないように
火あぶりの刑や磔刑にするのはやめ、汚泥の池にラカジンを沈めて
窒息死させることにした。処刑執行後、汚泥の池から引き上げられた
異端者の死体は獣や鴉の餌にされた。

――――「アルセス教史」

105 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/21(金) 16:42:23
魔法少女きゆらが喚起する振り子踊りは、人々の疲れ果てた命と魂を癒し、燃え上がらせる。
そして踊り終えた誰もが願う。「もう一度、きゆらに会って、おそろいの服で踊りたい」と。
やがてきゆらが次に出現する場所と時間を割り出すため占術や統計学的手法が研究されるようになり、
これらの分野は大きな発展をとげるのであるが、現代においてさえ彼女の出現場所・時間
を正確に割り出すことは出来ていない。

106 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/21(金) 23:32:51
とある深い森の奥、黒い霧に包まれた湖のほとりに、立派なお城が立っていました。
たくさんの召使いに囲まれたお城の主は、まだ年幼い女の子です。
召使いたちは皆とても女の子に忠実でした。
中でも信頼されていたのは、三代も前から城に使えている老執事。
執事はどんな時も決して女の子の側から離れません。
同年代の友達のいない女の子にとって、執事はいちばんの話相手でした。

女の子はお城の中を見て回るのが好きでした。
執事を連れ立って、地下室から天井部屋までを隅から隅まで歩くのです。
外の世界を知らない小さな女の子にとって、その散歩はまさに冒険でした。

「じい、この扉はどこに繋がっているのかしら?」
「古い物置きでございます。長い間使われていないので、綺麗な場所とは言えません。
 お着物が汚れてしまいましょう」
「でも一度くらい中を覗いておきたいわ。構わないでしょう?」
「お嬢様がそうお望みならば」

女の子はお城の中を何百回となく散歩しました。
やがて女の子は、お城のことについて誰よりも詳しくなりました。
どの通路がどの部屋に通じているかはもとより、
どの部屋にどんなものが置いてあるかといったことから、
どの柱にいくつの傷がついているかといったことまで。
いまや女の子には、お城の中のあらゆることが手に取るようにわかりました。

107 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/28(金) 15:28:34
1.『路の女王』ヘリステラ/『列算者』ヘリステラ
2.『燦然たる珠』ダーシェンカ
3.『歌姫』カタルマリーナ
4.『黒のサンズ』/『万色のサンズ』
5.『呪姫』エトラメトラトン
6.『傀儡師』ラクルラール
7.『七つの風の主』シャーネス
8.『白炎のビークレット』
9.『紀なるアーズノエル』/『すべてを見つめるアーズノエル』

108 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/28(金) 17:22:09
お城の中を知り尽くした女の子は、次に外に興味を持ちました。
「じい、このお城の外には何があるのかしら?」
「霧でございます。
 この城は湖からわき立つ濃い霧で包まれているのでございます」
「その霧の向こうには?」
「森がございます。
 外からやってくる者を阻んでこの城を守る深い森でございます」
「では、その森の向こうには?」
「人間が住んでいます」
「人間だったらこの城にもいるわ」
「その数が違います。
 森の外にはこの城の何千倍、何万倍という人間がいるのでございます」
「本当かしら?
 そんなにたくさんの人がいたら、ぎゅうぎゅう詰めになってしまいそうなものだけど。
 このお城にだって、そんなに人は入りきらないわ」
「いいえ、お嬢様。
 外の世界は途方もなく広大なのでございます。
 外の広さと比べれば、我々の城すら小さな点に過ぎません」
そんな広いところ、女の子には想像もつきません。
ずっとお城の中で育ってきた女の子にとって、世界とはお城と同じ広さだったのです。
女の子のいちばんの興味は、お城の中から外の世界に移りました。

109 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/28(金) 19:13:11
 「悪魔の九姉」の初期の活動のうち、最も有名でかつ最も大規模なものが、「パレルノ山六千人殺し」である。
 当時リクシャマー帝国領土内最大の鉱山であったパレルノ山では、マグドール商会による大規模な坑道の中に、鉱山で採れる貴重な鉱物を用いた錬金術研究所が密かに設けられていた。
 ここで行われていたのが、キュトスの48番目の姉妹ミュリエンティと70番目の姉妹カスミストを用いた人体実験である。
 度重なる薬物の投与と、副作用に対抗するための魔術による強制的な肉体補強により精神崩壊寸前にまで陥っていた二人を救ったのは、「九姉」第三位の歌姫カタルマリーナと第七位の白炎のビークレットであった。
 アーズノエルに報を届けられ、ヘリステラとシャーネスの助けによりこの地に辿り着いた二人は、白昼堂々と真正面から襲撃を行った。
 まず朝方に発掘物輸送の拠点であった山麓の街が、続いて抗夫たちのねぐらである山中の小村がビークレットによって焼き討ちにされ、女子供を含む三千人が死亡した。
 麓の村から異様な白い炎が噴水のように燃え上がったのを目撃した発掘監督官は、すぐに坑道の抗夫たちを呼び寄せ、それを見た抗夫たちは急いで山道を下っていった。
 そして夕方、山道で二人と抗夫たちが鉢合わせし、山彦に響くカタルマリーナの歌によって二千人が発狂死。狂気と戦いながらかろうじて逃げ延びた少数の抗夫は、帝国の役人に二人の恐るべき力を上告し、翌々日付けで帝国軍部は「単眼神の群」百人を含む軍隊千人をパレルノ山に派遣した。
 一方、「九姉」の二人は坑道に進入し、外の騒ぎに無関心だった哀れな抗夫を殺害しながら研究所に突入。暢気に研究に没頭していた錬金術師を弱火でじっくりとあぶり殺し、囚われていた二人を救出。そのまま山中で一夜と一日を明かし、ミュリエンティとカスミストの介抱に専念したが、容態は芳しくなく、カタルマリーナとビークレットは二人を背負って下山することを決意した。
 明朝。帝国軍は、まず山道を封鎖し歩兵による山狩りを行った。山中に潜伏し様子を伺っていた二人はまもなく三人の歩兵と遭遇し、ビークレットが歩兵を炎で瞬殺。炎を目撃した帝国軍司令官はその近辺に向けて弓による射撃を行うも、狙う対象が森の中で直接見えないことと山の下から上へという無理な地勢、それにカタルマリーナの歌による弓兵の混乱によって攻撃は失敗、まんまと四人を包囲網から取り逃がしてしまう。その後、救出した二人を山中の安全な場所に安置し、奇襲による各個撃破を行いながらカタルマリーナとビークレットが麓に下りた時には、帝国兵の数は五百人に半減していた。そして麓の平原での正面衝突で、帝国側は虎の子の「単身眼の群」を含む残存兵力による突撃を敢行、結果は全滅。山中の二人の妹を回収し、「九姉」の二人はようようと引き上げていった。

 この事件は大陸全土に衝撃を与えた。「キュトスの魔女に手を出してはならない」という通達が各国で出され、しかし圧倒的な魔女の力に恐れおののいた人々はますますキュトスの姉妹を迫害することをやめなかった。そのおかげで、この事件の後しばらくは、人里にいたキュトスの姉妹の大半が身を隠し、その中には「九姉」を逆恨みするものもいたという。
 しかし、この一件の後もキュトスの姉妹が不逞の輩によって拉致監禁されては九姉に報復されるという事件が後を絶たず、姉妹は自分たちが九姉の庇護を必要としていることをまざまざと認識させられ、また人々はキュトスの姉妹たちを本格的に忌み嫌い遠ざけるようになった。
 このような事態が緩むのは、やっと大暦が三つ下った頃、西域にトロス三国が興る時代に入ってのことである。

110 言理の妖精語りて曰く、 :2006/04/29(土) 03:31:06
女の子は、外の世界について執事に尋ねました。
執事はその質問に、ひとつひとつ丁寧に答えていきました。
「お前の話が本当なら、じい、外の世界はとても素敵なところだわ」
「まだお若いお嬢様にとっては然様でございましょう。
 しかし城の外は、良いことばかりではございません」
それは女の子も同感でした。
執事の話では、外の世界の人々の間には常に不和が絶えません。
誠実で温かい召使いに囲まれて暮らす女の子は、それが不思議でなりませんでした。
「じい、外に住む人たちは、どうしてああも争ってばかりなのかしら?」
「それは不思議なことではございません。
 たくさんの人間が集まったとき、そこに考えの違いが生まれるのは当然のことでございます」
「でも同じ人間でも、この城の皆はとても仲良しだわ。
 私はこのお城の中で、誰かが喧嘩しているような光景を見たことがないんだもの。
 外の人たちには、何かすぐ険悪になってしまう理由があるんじゃないかしら」
「お嬢様、それは反対でございます。
 外に住むの人々ではなく、この城の者たちの方が特別なのでございます」
「まあ、じい、たしかにお前の言うとおりだわ。
 私はどうしたって自分のことを中心に考えてしまうけれど、
 特別なのがいつも自分の方でないとは限らないのね」
そうして女の子は、どうして自分たちの城にだけ不和がないのかを執事に尋ねました。
執事は順を追って、この城の過去をひとつひとつ説明していきました。

111 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/02(火) 17:26:12
【リルモーラによる赤の書】
【蒼空の魔女教団】の長リルモーラによって書かれた五色の教典(白・黒・青・赤・黄)のひとつ。
赤の書では紀元神群を天空母神の敵たる悪魔の一族として描写する。
本文によればリルモーラは一族に代々伝わっていた「ウェウーレベルン」の写本を大母神から永遠の命を
与えられたオルザウンの所に持っていき、誤った部分を訂正し、欠けた部分を補ってもらったという。
それがこの「赤の書」であり、魔女教団では「赤の書」が正統なウェウーレベルンであるとされた。

112 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/02(火) 17:33:44
【ザフ・アーレードのウェウーレベルン】
貴重な紫羊皮紙が使われた豪華な写本。紫羊皮紙は王が持つ本だけに使うことが
許された高価な材料である。ザフ・アーレードは亜大陸と本大陸を結ぶ交通の要所
トゥルサの支配者で、そこらの小国の王より遥かに豊かな富を有していた。
彼がウェウーレベルンの「コピー」や関連する文書を集めさせ、
それを総合して作成させたのがこれである。内容は充実しているが、
ザフの好みに合わせたためなのか制作者の趣味なのか、明らかに脚色ととれる記述も多い。

113 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/03(水) 00:09:26
三代前の城主、つまり女の子のひいおじいさんはとある小国の大臣でした。
ひいおじいさんは公明正大な優れた政治家でしたが、宮中に起きた政争に敗れてしまいます。
一族とその召使いは国を追放され、人里離れ打ち捨てられたこのお城に住まうことを命じられました。
森から出ることを禁じられた一族は、最初のうちは生活にたいそう苦労したそうです。
なにせ、何の知識もないまま森に放り出されたことになるのですから。

「わたくし達は少しずつ森の中で生きる術を学びました。
それはそれは、困難な日々であったと記憶しております。
しかし何年もそうして暮らしていると、自ずと森との接し方が分かってまいります。
一度適切な距離感が掴めれば、森は決して脅威ではございませんでした。
やがて我々にとっての森は、外から来る者を阻む得がたい守り手とすらなったのでございます」

それから何十年の月日の後、遂に女の子は生まれました。
城主もその息子もとうに亡くなり、当時の城の主は女の子のお父さんです。
一族はすっかり森に溶け込んで生活を続けていました。
いまや波風の立たぬ穏やかな日々が当たり前、異変が起きたのはそんなときです。
にわかに、城内を恐ろしい疫病が襲ったのです。
人の身体を喰らい、人から人へと移る死病です。
森の加護も、目に見えぬ悪病までは阻んではくれませんでした。
もともと狭い城の中です。病はあっという間に伝染します。
召使いたちは次々と病に倒れ、その魔の手は城主にまで襲い掛かりました。

「幸いお嬢さまは病に染まりはいたしませんでした。
お父上の身を挺したご対処が功を奏したのでありましょう。
城のすべての者を病が侵す中で、お嬢様だけは最後まで健康であり続けました。
とはいえ、どの道ほかの者たちは助かりはいたしません。
この森にお嬢様一人だけが取り残されるのは、何とも酷なことでございましょう。
そうお考えになったお父上は、悩み抜いた末に一計をご案じになられたのでございます」

114 【大荒野】 :2006/05/04(木) 01:15:10
北方帝国最北端の農村マクシより70ガロオルクにわたって広がる不毛の荒野。
土地が酷くやせていて、開拓は不可能。
そのさらに果てには、大は天を突かんばかりに高くそびえ立つ大木、
小は茨のような低木などありとあらゆる植物が伸び育ち絡みあい
ひしめきあっているという【大森林】が広がっている。
未だこの【大森林】を制覇した者はいない。

115 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/04(木) 09:03:50
【ノロ・アリラッギ】
旧義国圏ガロアンディオン出身のクランテルトハランス研究者。
聖ポルポフォンの前に現れた「アルセス神」が実はクランテルトハランスの一種である
という説を唱えたために危うくアルセス教徒から殺されかけたことで有名。
「クランテルトハランスの生態分類」「クランテルトハランスと宗教」
「クランテルトエルス――尊厳を破壊するもの」等の著作がある。

116 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/04(木) 23:05:38
古き神ピュクティエトはかつて亜大陸にあった森林地帯に住んでいたティリビナ神群の
地母神たちとの戦いを有利に運ぶために森を焼き払い、かの地を不毛の砂漠に変えた。
ピュクティエトの企みどおり、力の源である大地を殺されたティリビナ神群は一気に弱体化したという。
亜大陸を砂漠に変えた後、彼は人間に灌漑技術や乾燥地帯で生活するその他の方法を教えた。
彼はまた火の神でありながら、他の神々と共同で大砂漠西側の地下水脈とオアシスを支配しており、
紀元神群とその信徒に敵対する者が大砂漠西側で水を手にすることはきわめて難しい。
ただし紀元神群を信じない者であっても、紀元神群に対して弓を引こうとさえしなければ水は普通に手に入る。

117 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/05(金) 12:07:38
ある時、アルセスがナプラサフラスにかつて自分が破壊した魔神の神殿を見せながら――
「これが敗北した神話の成れの果てだよ。そして一度敗北した神話に復権は無い。」
「敗北してしまったのは彼らが神話に過ぎなかったからです。」
「いや、我々の神話が勝利しただけだ。」
「なぜ『我々の神話』などとおっしゃるのか?あなたがたは真理であったゆえに勝利した紀の神々ではありませんか。」
「勝っただけなんだよ。勝ち残っただけだ・・・」
「ご謙遜が過ぎませんか?あなた方の神性と神威は世界が始まってから常に至高のものであり、神聖さは永遠に不動です。」
「だけど僕はその神聖さを疑っている。だから僕は神のなかで最弱なんだ。」

118 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/05(金) 21:24:32
「じい、お前の話はおかしいわ」
女の子は執事の言葉に疑問を挟みます。
「だって今でもこのお城の皆はぴんぴんしてるじゃないの。
 不治の病って、それはつまり治らないってことでしょう?
 辻褄が合わないわ」
執事は少しのあいだ口を噤みました。
にわかに沈黙がおり、しかしやがて話は再開されます。
「その通りでございます。
 わたくしたちの病は、治るようなものではございませんでした。
 どうせ助からぬ身であるのならば、たとえその身を捧げてでもと……
 それが父上様のお考えでございました」

女の子は理解しました。
実際にどのようなことが行われたかは分かりません。
それでも、今の自分がどのような意思によって生かされているのか、
その真実を直観的に確信したのです。

「お父上様は、森の大霊とご契約を交わされました。
 望む者は自らの命を森に捧げ、その霊の力を持ってお嬢様を守り続ける。
 城の者たちにも、もはや反対の声はございませんでした」

病に弱った魂とはいえ、何十人分もの生命の力は莫大なものでした。
その力を用いて、森の大霊は死んだ召使いたちに仮初めの命を与えました。
それは魂も意識も持たず、過去の記録を元として動く外の見だけの命です。
それでも召使いたちは生前の意志に倣って、そして森の大霊に操られて、
まるでどこにでもいる人間と同じような姿で女の子を見守っていたのです。

「つまり、じい。
 あなたもその仮初めの人間の一人と言うことなのね?」
「その通りでございます、お嬢様」

119 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/06(土) 00:54:26
 義国の大カクレヤ(隠矢)の『天体論』によってまとめられた当時の宇宙観は、夜月、幽月、精月、太月の四つの月と、土星、火星、水星、天星の四つの遊星、そして太陽が、地球を中心に回っているというものでした。これら九つの星は、それぞれその巡る軌道が球層をなしていると考えられており、これに夜空の星々の球層を加えた十の球層が地球を同心円状にとりかこんでいるというのです。それらの球層は、それぞれ夜光天、幽冥天、精霊天、太陰天、太陽天、土塊天、火力天、水晶天、そして天堂天と呼ばれ、さらにその外側に、夜空の無数の星々たちの球層、恒星天があり、それぞれにその天球層を支配する神々が存在すると考えられました。この図式を最初に引用し教義と引き合わせたのが、義国の大神院です。大神院の教義はまもなく廃れますが、大神院によって定められた球層と神々との対応関係は後にさまざまな陰秘学によって利用され、それとともに徐々にその神話的神秘性を高めてゆき、やがて今日の占星術の基礎をかたちづくったのです。

(アケルナ・エリル『占星術入門』)

120 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/07(日) 09:59:27
ゲヘナとルスクォミーズとの間に生まれたモロレク(悪鬼)どもは絶滅し、現在では或る意味で
伝説上の存在と言える。その代わりある種の犯罪組織がモロレクの名で呼ばれるようになっている。
彼らはあろうことかその忌まわしい入団儀礼を神々の名の元で行う。これは邪悪なる犯罪者集団に服従する
ことを聖なる神々にかけて誓う、という悪魔崇拝に勝るとも劣らぬ冒涜行為である。
この不浄極まりない悪行は、一説には裏社会の王者でもあったマグドゥール・ドゥ・ギボンによって
創始されたという。このリクシャマー帝国の商人は自分がセルラ・テリス女神を想像したと言った涜神者であった。

121 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/07(日) 10:25:34
その儀式は名を【杯儀】といい、主に酒を注がれた杯が使われる。この杯を入団者と団長と
が交わすことで入団者とモロレク(犯罪者組織)との契約が成立する。この契約は「血のつながり」
や「家族」「一家」等という呼び名で表現されるように、擬似的な血縁関係である。
一口に杯儀といってもモロレクの系列によって手順や様式が若干違う。
また杯儀は入団儀式以外の時、例えば誰かが後を継いで新しい団長になる時にも行われる。

122 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/07(日) 23:47:50
槍神アルセス、ヒトを友とし、ヒトを槍となす者。
不死神キュトス、死を禁じられた者には生もまた無い、死を求めぬ限りは。
唖之神マロゾロンド、彼の者、語らずとも多弁なり。
零之神アレ、彼の者を語り得る者もまた零。
流闘神シャルマキヒュ、千里眼に約束されし勝利の激流を下る者。
戦鬼神デーデェイア、彼女の差し出す命運はただ二つ、殲滅か駆逐か。
金錐神ペレケテンヌル、無機なる知恵の頂は、才なき者にただただ非情。
鉄願神セルラ・テリス、力でありながら力に焦がれて已まぬ者。
乾錐神ピュクティェト、緑の霊峰を枯らし、これを地母神どもの墓標となしたる者。

123 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/08(月) 07:27:27
本来ドルネスタンルフは古き神でなく丸き神に分類すべきだが、
カテゴリーの増えるのを嫌った学者によって古き神とされた。

124 言の葉の精たち曰く、 :2006/05/09(火) 00:10:32
「なんだこれ。どう見てもアマンとノルドールじゃないか。しかもご丁寧にAvloniaなんて名前つけやがって。お前にはプライドってものがないのか」
「そういうあんただって、あそこのあの部分はレ・コスミコミケそのまんまじゃない!」
「何をー!」
「やるかー!」

125 ニースフリル :2006/05/09(火) 09:50:14
「あー、月か。
月ってよく分からんよね。出たり消えたりするし。
ああいう変なもんが浮かんでりゃ、そりゃ魔力だって溜まるでしょう。
さて、今晩の月は……お、三つか」

126 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/09(火) 10:06:03
セラティスが何考えてるのかよう分からん、というのは確かにその通り。
あの幼神の行動原理は、紀神の中でもとりわけ特別なようだ。
マロンゾロンドほどではないにせよ、留守の間何をやっているのかは見当も付かないね。

とはいえ、セラティスの行いに明確な基準が存在するのもたしかなことだ。
と言うのも、彼女の全ての行動はどうやらある神跡を守護するためであるらしいの。
紀神など一部の例外を除いて、セラティスはある場所に他者を決して立ち入らせようとしない。
あのとき千の異神を屠ったのだって、結局はその場所を守るためだったと言う。

もちろん我々は例外なんかではないから、彼女が何を守っているのか知りはしない。
だから想像するしかないが……まああの幼い神のことだ。
きっと心を込めて大切に育てた、美しい【花園】でもあるんじゃあないのかな。

127 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/09(火) 13:05:52
【ウィータスティカ】
①紀元神群統治以前の亜大陸の伝説に登場する潤星(水星)にあるという楽園の大宮殿。
②【南東からの脅威の眷属】に属する三兄弟アリアロー、ダワティワ、テンボトアンが
アルセスと一緒に暮らすための「愛の巣」として作り上げた神殿風建築物。所在地は
トルメルキア近郊にある都市ハーハーン。内部には三兄弟が実の父親と引き換えに
大魔女トルソニーミカから受け取った、高位の神をも閉じ込め得る法具が組み込まれている。

128 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/09(火) 15:08:06
亜大陸人のなかで【ウィータスティカ】のイメージが広がったのは
マーディキ神群やティリビナ神群が滅ぼされ、紀元神群と新しく亜大陸に入ってきた
【南東からの脅威の眷属】との戦いが始まってからであるとされる。急激な砂漠化に加え、
激しい戦闘に巻き込まれて多くの町々や村々が破壊され、人々は困窮に陥った。
人々はせめてもの慰めに、楽園とその大宮殿への夢想を豊かにしていったのだろう。

129 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/11(木) 16:18:12
【天使長フレナブレ】
紀元神群の兵士である妖精・フェ―リム(天使)を統率する天使長。
褐色の肌に碧色の目を持ち、彫りの深い秀麗な顔立ちをしている。
頭髪と羽は目をみはるような黄金色。天使長だけあって戦士としてのレベルも極めて高い。
輝くような外見と武勇とは対照的に口数は少なく、ただ黙々と神々に従う。

130 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/11(木) 16:22:22
>>129訂正
1行目
天使長→「天使長」
3行目
天使長→フェ―リムの長

131 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/11(木) 18:34:41
【南東海諸島】
【南東からの脅威の眷属】の故郷とされる南洋の島々。その昔【眷属】は
ここから海を越えて亜大陸にやってきた。熱帯気候であり、その熱帯雨林
には本大陸や亜大陸では見られない珍しい動植物が繁殖し繁茂している。
特に植物の生い茂るさまは「南の【大森林】」と形容されるほどである。
海岸線を中心に大陸とは違う人種の人々が居住しているが、奥地には
【剣歯長虫】や【深緑豹】といった危険生物が跋扈しており、大陸には
ない感染症や寄生虫の類も恐ろしいものである。

132 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/13(土) 00:09:04
妖精皇帝エフラスが天に切り離されたアヴロニアに置き去りにされた後、
指導者を失った妖精たちの間では、新たに種族の統治者の位を得ようと諸王が乱立した。
エフラスの配下で大陸を任される将軍の一人であったハジュラフィンは
号を【蛇蝎将】から【蛇蝎王】に変え、繭衣のルウテトは【銀の森】の木で王座を作らせた。
他にも有象無象の者たちが【妖精王】を名乗り、それぞれで勢力を形成して
紀元神群に立ち向かったり、逆に抵抗を止め、「共存」することを選んだ者もいる。

133 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/14(日) 17:24:35
【アヴロノ】
妖精。神話の時代に西の果ての【アヴロニア島】から大陸に侵攻した種族。
(アヴロノ(妖精)の大陸侵攻に関しては【エフラス】の項参照)
世界的にみると「妖精」と呼ばれる存在にはアヴロニア島起源ではないもの
もいるのだが、その多くがひっくるめてアヴロノと呼ばれる傾向がある。
アヴロノには翼が二つ(一対)のものと四つ(二対)のものとの2タイプがある。
前者は飛行時のスピードに、後者は飛行時の小回りに長ける。
羽の数と飛び方の違いから、前者を【鳥態】後者を【虫態】と言う。
どちらかといえば虫態が多数派である。

□知られているアヴロノ
妖精皇帝エフラス、蛇蝎王ハジュラフィン、繭衣のルウテト、孔雀色のブリシュール
など

134 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/15(月) 18:46:57
【各伝承におけるフェーリムの起源の例】
■ウェウーレベルンによると
フェーリム(天使)は、神話時代の戦いにおいて
同胞を裏切り紀元神群の側につくことを選んだアヴロノ(妖精)である。
伝説で言われる火葬の煙と遺灰は神々に対する服従の証を立てる儀式で使われる。
それは儀式のその場で同胞たるアヴロノの死体を焼いてつくられる。
■義国の建国神話によると
人類最初の夫婦ノウとエモルが子供達を残して先立った時、神々は夫婦の遺体を
火葬し、そこから出た煙と灰から子供達の守護者を創造した。それが天使とも呼ばれる
フェーリムである。フェーリムは子供たちを守るだけでなく教育を施す役目も持っていた。

135 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/15(月) 22:05:27
【貪蝗相】(読み:どんこうそう)
蝗の皇ロシンバズイの体から分泌されているとされる物質あるいは魔力の影響で
相変異(とりわけ群生相)にも似た心身の変異が起こったアヴロノのこと。
羽が普通の個体よりも大きくフォルムが鋭い印象があり、引き締まった体つきをしている。
痩せて体が細いように見えるが、筋肉の強度や膂力は一般的な個体を遥かに超えている。
その代わり、普通とは比べ物にならない程の栄養を摂取し続けなければならない。
このため、貪蝗相のアヴロノは異常なまでに食欲旺盛で一般のアヴロノの四倍の兵糧
を消費するという。貪蝗相化したアヴロノ自身の精神も変化しており、必要とあらば、
飢えを満たすために同族や人間を喰らうことさえ厭わない、とも。

136 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/16(火) 00:29:37
お城の秘密を知ってからも、女の子は今まで通りの生活を続けました。
ただし、ひとつだけ変わったことがあります。
女の子は、以前のように頻繁にお城の中を散歩しないようになりました。
それよりも、自分の部屋で何か考え事をしている時間が多くなったようです。
そうしてまた、何事もなく何週間かが過ぎました。

ある晩、女の子はとつぜん老紳士の部屋を訪ねました。
「ねえ、じい。
 このお城に不和がないのは、お父様たちが森と契約したからと言ったわね」
「は、お嬢様。たしかにそう申し上げました。
 我々の魂によってお嬢様に与えられた森からの加護が、
 城民を命あるかのように動かし固く結束させているのでございます」
「じゃあ、森の外に出たとしても、お前たちは今のように振る舞えるのかしら?」
「加護の対象であるお嬢様は、出来る限りこの森にいらっしゃらねばなりません。
 しかし加護の結果である我々は、森の外に出ることに何ら支障ございません」
「そう。それじゃあもうひとつ、
 お前たちに新しい仲間を加えることは出来るのかしら?」
「は、お嬢様がそう望まれ、依り代となる肉体さえございますれば、
 森の加護がその者を新たな仲間として我々に招き入れましょう」
「うん、そう。よく分かったわ、じい」
女の子は、何かを決意した風に老執事を見上げました。

「それで、じい。私考えたのだけれど。
 もしも外に住む人たち皆にお前たちと同じ魔法を掛けてあげたら、
 きっと世界中から悲しい不和がなくなってしまうんじゃないかしら?」
「それが成し遂げられれば、確かにお嬢様の仰る通りになりましょう」
「ねえ、じい、本当に私にそれが出来ると思う?
 お前は私を手伝ってくれる?」
「は、お嬢様のお望みとあらば」

 このようにして、あの長く恐ろしい死者の森の侵攻が始まったのです。

137 汎用記述スレッド・第1次まとめ :2006/05/16(火) 11:05:05
言理の契約(>>2)マロンゾロンド(>>3>>8>>32)マロゾロン(>>12)シャルマキヒュ(>>4)
アルセス(>>4-5)二大祖国(>>6>>22)【人類】という魔術(>>7>>11)オルザウン禁忌集(>>7)
ミアスカ(>>13>>24)ミアスカ流脚撃術(>>15)オウィ・K・トカーム(>>16)パンゲオン(>>14>>20>>30>>43>>76)
パケロ・アグレロ・クロイイ著『幻想博物誌』(>>17)「ゲヘナの一人」のつぶやき(>>21)
大神院(>>22>>119)メカメカしい神(>>23>>38>>85)ハイダル・マリク(>>25)【φ】(>>27)
ハルバンデフ(>>26)古き神アレ(>>27)オルザウン禁忌集(>>7>>28>>60)古代魔術と近代魔術(>>29)
パンゲオニルド哲学(>>30)ミルー・バオルオン(>>30>>44)
ウェウーレベルン(>>31>>60>>66-67>>73>>111-112>>134)

138 汎用記述スレッド・第1次まとめ :2006/05/16(火) 12:34:19
ハイダル・マリク(>>24)パケロ・アグレロ・クロイイ著『幻想博物誌』(>>40)
パンゲオン(>>40)オウィ・K・トカーム(>>40)ミアスカ(>>40>>47>>64)
アルセス(>>51>>53>>79-80>>89>>91>>93-94>>117>>122)ハルバンデフ(>>83)

ゼダ公爵家のサイクロプス・クラウド(>>4)ナプラサフラス(>>4>>93>>117)
ニースフリル(>>28>>31>>66>>89>>125)タールシャー通り(>>32)ティーアードゥ(>>32)
“冒涜の魔女〟ファルナビス(>>32)フリグメルタ(>>33)マーブラーミグ(>>33)
蟻の子(>>33)紀元ブランコ(>>34)ソウゾウしい神(>>35)食鬼人バルガラッド(>>36)
猫騎士ミューン(>>36-37)「クレンデルヒによる試作機」シリーズ(>>38>>85)

139 汎用記述スレッド・第1次まとめ :2006/05/16(火) 12:37:58
レメス(>>41-42)エフラス(>>41>>132-133)聖ポルポフォン(>>45>>93>>115)
アルセス教(>>45>>93-94>>115)ブラーサーム王(>>45-46>>50>>101>>103)
ワリバーヤ王朝の君主(>>46)【共通語】(>>47)【刀】【カタナ】(>>45>>48-49)
トロス三国(>>54)トルクルトア(>>54>>56)小ペルネー(>>54)アロイ(>>54)紀石(>>53>>55)
月刊『男の暴君』(>>56)本大陸・亜大陸の地図(>>57)大山河(>>58) トゥルサ(>>58>>83>>112)
紀元神群(>>59-60)【南東からの脅威の眷属】(>>59>>61>>131)言語戦争(>>60)
マーディキ神群(>>61-62)ティリビナ神群(>>116)ケールリング派(>>63)チャカ・チャカ大陸(>>47>>64)
デーデェィア(>>68-69>>122)エレヌール(>>70>>89)大魔女トルソニーミカ(>>71-72)
ラニミーフ(>>72)セラテリス(>>41>>71>>74>>95-97>>120>>122>>126)
ゲルンジ夫人幾億の猫が住まう世界(>>40>>75)オルガンローデ(>>78)
神話体系と一概にいっても、実際は一枚板ではない(>>78)アルセス・ストーリー(>>79-80)
ナプラサフラス・サーガ(>>79>>81)ティーアードゥ・リリック(>>82)
グレフ・ディ・モズルによる改革(>>83)バキスタの戦い(>>83)皇帝パトゥーサ(>>83)ロズゴールⅢ世(>>83)
マグドゥール・ドゥ・ギボン(>>83>>120)北方帝国(>>83)リクシャマー帝国(>>83-84>>120)

140 汎用記述スレッド・第1次まとめ :2006/05/16(火) 13:01:53
ピュクティェト(>>35)北方帝国(>>114)リクシャマー帝国(>>109)トロス三国(>>109)アルセス(>>101)

刀狩(>>45>>49>>103)刀匠の館(>>50)ヘレゼクシュかぜ(>>50>>103)
「クレンデルヒによる試作機」の別名(>>85)クラララリア(>>86-87>>89)
グロンド博士(>>86-88)原祖ノロ・ノロ細胞(>>86-87>>88)エーラマーン(>>89>>96-98)
ラヴァエヤナ(>>95-96)ジャホラット・パピルス(>>99)高麗ニンジン(>>99-100)
ラカジン・ネベル・ネブ(>>101-102>>104)アルセスバハル三世(>>46>>103-104)
きゆら踊り(>>105)悪魔の九姉(守護の九姉)(>>107>>109)パレルノ山六千人殺し(>>109)
【大荒野】(>>114)【大森林】(>>114>>131)ノロ・アリラッギ(>>115)ピュクティェト(>>116>>122)
『天体論』の宇宙論と占星学(>>119)モロレク(悪鬼)(>>36>>120)モロレク(犯罪者組織)(>>120-121)
【杯儀】(>>120-121)神々の称号(>>122)ドルネスタンルフ(>>124)ウィータスティカ(>>127-128)
天使長フレナブレ(>>130)【南東海諸島】(>>131)アヴロノ(>>132-135)フェーリム(>>129>>134)貪蝗相(>>135)

141 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/17(水) 13:41:13
「あたしにとって音楽は……カイと出会うためにあったんだ」
このままじゃカイといっしょの学校には行けない。そう気付いたミユキは一大決心をして受験に専念する。だって、あたしたちは最果ての二人なんだから!
離ればなれになるなんて考えられない、ずーっとずーっといっしょにいたい!!そんな2人のアルセス・ストーリー。
割部亜矢 微熱のタングラム3 好評発売中

142 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/17(水) 15:22:48
【地球】はかつてばらばらに散らばった大地の欠片であった。それぞれの大地には
各々の住民が住んでいた。のちに「神」「悪魔」「精霊」「妖精」などと呼ばれることになる者達である。
ある時、とある大いなる者がその手を宇宙の彼方から他方の彼方にまで手を伸ばし
散らばっていた大地を集め、その髪で縫い合わせて一つの大きな盆状の大地となした。
【平たい大地の時代】の始まりである。一つとなった大地を見て、住人たちはより広い大地を
手に入れることを求めるようになった。自分たちが住んでいる大地の欠片がちっぽけなものに思えてきたからだ。

143 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/17(水) 15:31:12
彼らは外の世界に飛び出し、より広い領地を求めて戦った。
その戦いぶりの凄惨さに大地は涙を流し、それが海となった。
勝利した者たちは己を「高き者(神々)」と称し、広く良質で美しい土地を得、
敗北した者たちは「悪魔」と蔑称され、狭く荒れ果てた醜い土地に追いやられた。
神々の住む場所は「天国」や「楽園」と呼ばれ、悪魔の住む土地は「地獄」と呼ばれた。
中立の立場に立った者達や、勝利を得ながらも「神々」であることを拒否した者達は
「精霊」や「妖精」と名乗った。

144 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/17(水) 15:57:39
時が経つと以前ほど戦いは熾烈でなくなった。だが別に平和になったためではない。
勢力の強い者と弱い者がはっきりと分かれ、弱い者は強者に歯向かうことがなくなり
勢力の強い者達も無理に戦って消耗することを嫌って他の勢力と同盟を組むようになっただけである。
一部の、戦いから開放された者達の余興として【人類】を含む様々なものが創造されたのもこの時期である。
この「平和」な時代は千年続いたとも、一万年続いたとも、それ以上の年月続いたともいわれる。

145 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/17(水) 16:08:26
「平和」な時代を終わらせたのは一つの急報だった。とある神々の宮廷に被造物たる
真鍮の伝令鳥が伝えた。多くの欠片からなる大地を繋ぎ止め支えていた大神の髪が
朽ちてほどけ、大地の結びつきが弱くなっている、と。しかし応対した神は
それを信じず、気分を害されたといって真鍮の伝令鳥を粉々に砕いてしまった。
それから数日後、世界各地で大地震が相次ぐようになった。大地の淵にある土地の
なかには大地と切り離され、宇宙のどこかに飛んでいってしまったものもあった。

146 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/17(水) 16:16:15
とうとう神々も大地どうしが離れかけていることを認めざるを得なくなった。
だが、危機はこれだけではなかった。前々から神々の統治する大陸に侵攻の手を
伸ばしていたアヴロニア島の妖精どもがこの混乱に乗じて
これまでとは比べ物にならない程の大軍でもって大陸に侵入したのだ。
その理由は一目で明らかだった。彼らの郷であるアヴロニア島は
【平たい大地】のまさに端にあったのだ。彼らがあのまま島にいたら大地本体から
離れつつあるアヴロニア島ごと虚空の宇宙に飛んでいく羽目になっていただろう。

147 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/17(水) 16:26:58
妖精軍の総数はアヴロニア島全人口にほぼ等しいと言っても過言ではなかった。
死にもの狂いの彼らは、優秀な司令官である妖精皇帝エフラスに統率され
瞬く間に版図を広げていった。その間神々らは分離する大地への対策も立てねば
ならなかった。ここで神々の賢者は結論を出した。大地を最も安定した形である【球】状
にすれば大地は離れていかなくなる、と。神々と呼ばれる者すべての力を合わせれば
それは不可能ではない。ただ、大地を球化するならば【地球】の核などの内部となるもの、
つまり「詰め物」が必要であった。その「詰め物」となるべき候補は、悪魔の住む「地獄」であり
その他妖精や精霊の住む土地であった。神々の企みを知った悪魔、精霊、その他妖精らは
勢力の大小を問わず神々の領地に攻め入り、神々の園めがけて進軍した。

148 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/17(水) 18:02:38
このエフラスという妖精の皇帝はじつは神でもあった。前にもエフラスは妖精軍を率い、
大陸に侵攻し大きく版図を広がったことがあった。この時、神々はエフラスに
神の力を授け神に昇天させることを条件に軍の撤退を約束させたのだった。
彼の率いる妖精の軍勢はただそこにあるだけで大きな影響力があるというのに、
今回はその数をさらに増やして襲い掛かってきたものだから
紀元神群をはじめとする神々にとってはたまったものではない。
今回のようにやむをえない事情があったとて以前に結んだ和平の条約を大きく裏切った
ことは間違いない。神々はこの機会にアヴロニア島を大地から切り離そうと考えた。

149 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/18(木) 00:09:01
神々は地上で敵と戦うグループとアヴロニア島を大地から分離させるグループとの二手に分かれた。
後者の神々は「魚の服」を着てアヴロニア島沖の海底に潜った。海底にも亀裂は走っている。
「魚の服」を着た神々が亀裂の底に潜っていく。3日続けて潜り続けた結果、
神々はそこに大地を縫う大神の髪を見出した。間もなく、それは切断される。
グループの他の部隊によって同じことがアヴロニア島の海のあちこちで行われるが、
妖精軍も黙ってはいない。妖精達も海中に潜り作業中の神々に襲い掛かる。
水中の乱闘が始まった。この戦いで犠牲となった者も多かったが、
ほぼ全ての髪を断ち切ることに成功した。しかしこれで任務は終わりではない。
神々はグループ総出で亀裂の中からアヴロニア島の岩盤を外へ外へと押していく。

150 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/18(木) 23:22:51
まあるいドルネスタンルフと鉄願神セルラ・テリスは茶飲み友達である。
ドルネスタンルフはしぶいマイス茶を好み、セルラ・テリスは甘いロクゼン茶を好む。
またこの甘みに釣られて、ときおり黒衣のマロンゾロンドが茶会に同席する。

この言い伝えから、ドルネスタンルフへの捧げものはマイス茶が、
セルラ・テリスとマロンゾロンドへの捧げものはロクゼン茶が定番である。

151 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/19(金) 12:25:05
【ミューブラン】
亜大陸の中央からやや西寄りの地点にある山。四角錐に近い形状(ピラミッド型)をしている。
かつて魔神族が一、ティリビナ神群の聖域であり、豊かな緑に恵まれていた。そのため『緑の霊峰』
とも呼ばれていたが、古き神ピュクティェトの炎に焼き尽くされ、草一本生えぬ禿山になってしまった。
その変わり果てた姿は『乾いた錐』と称され、ピュクティェトの号の一つ『乾錐神』の由来となっている。

152 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/20(土) 15:36:51
【ヘレゼクシュ】
西域トロスの東に位置する地域。かつてワリバーヤ王朝が栄えたが
王朝が滅びるとともにトロス三国が一・アロイの支配する地となった。
ワリバーヤ王朝時代の政策の影響で、アロイ統治後もキュトスの姉妹
への忌避と蔑視が強く残る。姉妹への蔑称である【キュトスの魔女】と
いう言葉が生まれたのもこの地である。この蔑称はトロスを通して
トルクルトアや小ペルネーにも広がっていった。

153 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/21(日) 23:22:41
【ティリビナ神群】
魔神族が一。女性神のみで構成される珍しい神々。かつて亜大陸全土で崇拝され、
他の魔神族と協力し紀元神群に対抗していた。彼女らは亜大陸全体に茂っていた
木々から力を得ることができた。一説ではこの木々は彼女らの一部であったとか。
常に木々から力を得続け、木々に紛れ込む彼女らに紀元神群は苦戦していた。
そこで森を焼き払うことを決心したのがピュクティエトである。
彼女らの力の源である木々を焼いた結果、ティリビナ神群は弱体化し、
この戦いは紀元神群の勝利で幕を閉じた。

154 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/23(火) 10:16:39
神々に挑んだ妖精と精霊は追い返され、悪魔は神々のさらなる怒りを買うことになった。
そして大地の球化が始ると、【地球】となる大地の内側に詰めるものとなったのは勿論
悪魔と蔑称された者達が住む【地獄】、そして精霊や妖精の居住地であったけして少なくない土地
であった。世界中の神話で地獄や冥府は地下にあるとされるのはこの出来事の記憶ゆえである。

悪魔、またの名を「低き者」あるいは「底に有るべき者」達は世界の最も低い場所に住むものとなった。

155 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/23(火) 17:21:34
つまり【地獄】とともに悪魔も埋め立てられてしまったというわけである。
それ以後、悪魔(底に有るべき者)たちがどのようにして生きながらえてきたかは
定かではない。だが、地下に閉じ込められた後も伝説や民話に悪魔は登場し
現代でもまれに彼らと思しき者が目撃される。もしかすると、
地底の住民の中に地上世界への道を拓いた者がいたのかもしれない。

156 【死びとの森の姫】 :2006/05/25(木) 18:15:48
黒き森の姫に操られた五十人の死者の群れは、
たちまちにして近隣のいくつかの村落を取り込んだ。
一晩にして、彼らの数は千人にまで膨れ上がった。

勢いを増した彼らは、続いて鍛冶の街サルテミを襲った。
優れた武器を持つサルテミの自警団はそれなりに優秀だったが、
死者の軍団を前にしては満足な力をふるえなかった。

こうして死者たちは武器を作る技術を手にした。
この時点で彼らの数は五千人。
ヒュールサスの王都が死者たちに埋め尽くされるまで、もう時間はかからなかった。

157 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/25(木) 21:59:57
【猿薪姫】
東亜大陸の極東に伝わる女神。猿田彦と薄女の娘。
八山八谷を見通す程背が高い。
戦場で命と引き替えに片目を無くす。

158 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/26(金) 00:58:51
【五法五則】
東方において神すらも守らねばならない原則。

一・罪無き者を害さず
二・他を思う事を害さず
三・友を喰らう事無かれ
四・近親交わる事無かれ
五・【国中の太刀】触れる事無かれ

以上をもって五法とする。
五則は神のみが見る事が出来る。

159 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/26(金) 01:41:51
【真神】
東方の妖怪・妖精が信仰する名の無い神。
神々よりも古き神とされ、万物を導いた者。
目は東方全てを見渡し、声は東方全てに響き、耳は東方全てを聞き、手は東方全てを抱いていた。

だが人は厳しい真神の導きを捨て、新たな神々を作った。
その新しき神と人は古き真神を討ち果たし、幾重にも切り裂いた。

無数に分かれた体は各々命を持ち、人、動物、神のいずれでも無い者となる。
そのいずれでも無い者は人傷付け、導く者となった。
また一説に、真神の四肢は肋骨、黒御魂、白御魂、剣の四つに変じ、妖怪の頭領に代々継がれると云われる。



柳葉兵々衛国定著『妖怪考五巻・祖霊信仰における真神説の是非』および『同八巻・祭の道具に見る妖の印』より引用

160 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/27(土) 00:22:09
【泡良紅玉記】

彼の地今だ土なく、海無き頃。
風の揺らぎ寄りて三つ現る。
一つを天子と言い、一つを狗子と言い、一つを蛇子と言う。

三つ各々争いて、休まる事無く。
されど年老いて、狗子躯硬くなり山原となり、蛇子溶けいで海川となり、天子薄らぎ天空となる。
なれど三つ更に争い、時々に血を吹き出す也。

その血形持ちて、山原に住み、海川に住み、天空に住まう。
各々祖の血引きて、強き者也。

三つとうとう死に至り、狗子八つに散り散りと成り、蛇子八十に割け狗子の間と周り囲み、天子魂粗く八つの姿と成る。

三つの子等、三つ無くして彼の地を治むる。

161 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/27(土) 00:42:54
【泡良紅玉記】
強き者住みし八つ島、八千夜明けとも荒ぶり、各々島が勝手気侭に動く也。
強き者共は其れをほとほと困り、集まりて話をす。

武神の長の【眞速馬神】腰の長き太刀抜き、島々の中の島にそれを突き刺し、島を止むると申す。

強き者共それに賛成し、力合わせ真ん中の島に太刀を刺す也。
島は痛がり熱き血潮振り撒き身を大きく振るわせど、思う通り太刀通りて、島止まる。

強き者共散り散りの島を真ん中に集めるも、蛇子の亡骸が邪魔をし、島は近けれども離れ離れとなる。

162 【アルセス・ストーリー】 :2006/05/27(土) 03:30:06
「アルセス。こちらにいらっしゃい」
呼んだのはラヴァエヤナだった。知の神、書の守、ラヴァエヤナ。
槍の神のアルセスはゆっくりと振り返る。
「なんだい、ラヴァエヤナ。今日もまたおつかいかい?」
「いいえ、今は別の用事よ。あなたの槍を私にお見せ」
アルセスは槍を掲げた。紀元槍、世界の中心。
ラヴァエヤナはじっと静かに槍を見つめる。
「やはりそうだわ。この槍は死んでいる」
「死んでいる? 槍が?」
「その証拠に、輝きが褪せているわ。
 あなたは槍の所持者として、輝きを取り戻さないといけない」
「それは、一体どうやって?」
「紀元の地へ向かいなさい」

163 地名まとめ(暫定)本大陸 :2006/05/27(土) 17:19:20
【国家】ミアスカ(御飛鳥):鈴国の分裂後、その中でもっとも勢いのあった国。国技のミアスカ流脚撃術が非常に盛ん。
【国家】トルクルトア:本大陸の近世西域トロスで栄えたトロス三国が一。優れた文化人を多く輩出した。
【国家】北方帝国:ジャッフハリム時代より二千年近い年月にわたって続いた歴史ある国家。
【国家】リクシャマー帝国:商業と軍事を両輪にして繁栄を謳歌した帝国。北方帝国をも支配していた時期がある。
【国家】ガロアンディアン:旧義国圏にある。クランテルトハランス研究者アリラッギの出身地
※ミアスカはチャカ大陸とメアレンに関する記述から本大陸でない可能性もある。
【地域】トロス:西域という地帯にある。トルクルトア、小ペルネー、アロイが栄える。
【地域】ヘレゼクシュ:トロスの東にある地域。かつてワリバーヤ王朝が栄えた。
【地域】ハイダル地方:キュトスやキュトスの姉妹、レメス等の伝承が多く残る土地
【都市】フロントクロン:マロゾロンドによって滅ぼされた商業都市
【都市】ハイダル・マリク:ヌト語で「いとしきこきょう」という意味。世界最古の都市。同名の都市も多い。
【自然】大荒野:北方帝国最北端の農村マクシより70ガロオルクにわたって広がる不毛の荒野
【自然】大森林:【大荒野】のさらに果てにある、ありとあらゆる種類とサイズの植物が伸び育ち絡みあう未踏の地。
【自然】パレルノ山:リクシャマー帝国領土内最大の鉱山であったが、「悪魔の九姉」に襲撃され約六千人が死んだ。
【自然】銀の森:大陸西部にある広大な森。銀色の霧が発生し、【銀の虹】が数十年に一度目撃される。

164 地名まとめ(暫定)亜大陸・その他 :2006/05/27(土) 17:23:50
【地域】大砂漠東部:遊牧中心の暮らし・精霊信仰(南東からの脅威の眷属)
【地域】大砂漠西部:農耕中心の暮らし・神々信仰(紀元神群)
【都市】トゥルサ:本大陸と亜大陸をつなぐ交通の要所たる都市。
【都市】ジャホラット:亜大陸の東海岸にある都市。ここで高麗ニンジンを語るパピルス文書が発見された。
【都市】トルメルキア:亜大陸地方の東海岸地帯にある大都市で、大砂漠東部のオアシス共同体の総元締め。
【都市】ハーハーン:精霊三兄弟がアルセスと暮らすための神殿風建築物を建てた街。トルメルキア近郊にある。
【自然】大砂漠:亜大陸のほぼ全体を覆う砂漠。かつては森林地帯だった。
【自然】ミューブラン:亜大陸の中央からやや西寄りの地点にある山。かつて緑に恵まれていたが、今では禿山。
上に該当しない土地
【地域】南東海諸島:亜大陸の南東にある熱帯の島々。【南東からの脅威の眷属】の故郷。
【地域】東亜大陸:「高麗ニンジン」の伝承はこの地から交易を経て亜大陸に伝わった。
【地域】【国家】アワラ(泡良):東亜大陸の東にある円環状の島々。
【地域】チャカ大陸:2000年前の地層の調査の結果、当時ミアスカはこの大陸に向かって移動していたらしい。
【地域】メアレン:現在ミアスカが近づいている地。32万年後には両者は一つになると見る人もいる。

165 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/28(日) 13:35:35
【皿鮫】
東方に棲息する妖怪の一種。水陸両方で活動できる「二足歩行の鮫」。
伝説によると彼らの祖先は人間と鮫の混血であるという。
頭部や皮膚は鮫そのものだが、尾鰭は無く、頭部は皿に似た甲で覆われている。
手は人間のそれに似た複雑な動作が可能なつくりをしており、人のように道具
を作り使いこなすことができる。その性質は獰猛かつ効率主義的。
彼らの行動原理は「他種族は食料、同族は保存食」などと表現される。
のちに東方に来訪した西方の学者は皿鮫を【人魚】のなかまに分類した。

166 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/28(日) 23:26:56
【泡良紅玉記】
泡良の中島に二柱の神ありて、一柱の名を安良手ノ信彦と申し、もう一柱の名を季稜姫と申す。
舞姫の季稜姫は賢き妻にて、武神の信彦は優しい夫なり。互い慈しみ、信彦は常々季稜姫守りける。

真魔ノ禍神が季稜姫の体を乗っ取りて、信彦に太刀を向けん。
信彦、禍神を払わんと月維剣抜き払い、季稜姫と戦わんとす。
なれど払う手段なくして、太刀合わせたまま七夜明くる。
一番の長鳴鳥が鳴きし時、季稜姫が信彦の顔を突きて、切っ先信彦の左目を貫かん。
信彦はその痛みに堪えかね、乱雑に月維を振いて、季稜姫の脇腹を切り裂かん。
その傷によりて禍神逃げ出ししも、信彦は季稜姫を傷付けた事を恥じて山に隠り、月維剣は帯を幾重に巻きて封じられた。

167 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/29(月) 15:41:16
パンゲオンは義国の神話では「創造神」、鈴国の神話では「根源神」である。
義国の神話ではパンゲオンは無から世界を創造した。
鈴国の神話ではパンゲオンが世界の素となり、そこから世界が生まれた。
のちに義国と鈴国との国境線付近にあるヘレゼクシュで発祥したアルセス教では
パンゲオンは主神アルセスと同一の存在とされる。アルセス教の創世神話では
アルセス=パンゲオンは「虚無に自らを分け与えることで世界を創造した」とされ、
ここには義国と鈴国の神話が融合したようなパンゲオン観がみられる。

168 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/02(金) 01:06:37
荒野の一面に広がる、無数の妖精の潰れた死骸。
その惨状の中心に血塗れのセルラ・テリスは立ち尽くす。

やがてそこに、もう一柱の神が現れる。
鎮座する球神ドルネスタンルフ。

「これは私がやった」

セルラ・テリスは驚いて振り返る。
無機たるドルネスタンルフに表情はない。

「私が殺したのだ。連中にはそういうことにしておこう」
「だけど、」

セルラ・テリスは次の言葉が続けられない。
口を開いたまま放心し、やがて俯き目を瞑る。

「……ぐすん」

169 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/09(金) 15:47:33
【ウィ―タスティカの三兄弟】
【南東からの脅威の眷属】の精霊三兄弟。トルメルキア近郊の都市ハーハーンに
アルセスと暮らすための愛の巣【ウィ―タスティカ】を建てた。ウィ―タスティカ
の名は亜大陸の伝承に登場する、【潤星】(水星)にある楽園の宮殿に由来する。
その名に恥じぬ神殿風のたたずまいは美しいが、内部には神をも閉じ込める法具が組み込んである。
・・・三兄弟はアルセスがたとえ一度自分たちの元に来ても、もう逃がす気はないのだ。

170 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/09(金) 16:00:17
長男【アリアロー】
三兄弟の長兄。「兄弟のまとめ役」を自負しているが、その暴走ぶりは三兄弟でも随一。
傍目から見ようと、どこから見ようと「まとめ役」のあるべき姿からは程遠い。
次男【ダワティワ】
その名はダワティアとも発音する。「女性的な」言動や身振り手振りが特徴。
「ハァハァハァハァハァハァハァ.........ウッ」→「ウッ、ウッ、ヵァ――ッ!」
「ただ愛したいだけなのに。」→「否、愛し愛たいだけなのよ…」への流れは定石である。
三男【テンボトアン】
かの強大なる紀竜【オルガンローデ】の製作にも参加した【眷属】でも有数のインテリ技術者。
【ウィ―タスティカ】の設計を担当したのも彼である。アルセスへの愛も兄達に勝るとも劣らない。

171 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/09(金) 16:07:22
>>170
6行目
「ハァハァハァハァハァハァハァ.........ウッ」→「ウッ、ウッ、ヵァ――ッ!ところで」
に訂正。

172 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/09(金) 16:09:17
インテリのテンボトアンは美形メガネの変態である。

173 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/09(金) 16:16:08
熱血漢(自称)のアリアローは2.5枚目かつポエマーな変態である。

174 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/15(木) 13:26:04
【フォドニル】
北方帝国で崇拝される【魔路神群】の主神。【魔路】は呼んで字の如く「魔力の道」を意味する。
【魔路】は「魔力の川」「魔力の血管」でもあり、神話によればフォドニルは
魔路を魔法の小舟でさかのぼり、激流をも乗り越えて【魔路の水源】に至り根源の知恵を得たという。

175 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/15(木) 13:47:22
豊かな知恵と魔法・秘術の熟達ぶりで有名なフォドニルだが
ただの頭でっかちではない。魔路の激流を渡り越えたことからもわかる通り
強靭な肉体と精神力の持ち主であり、軍神や戦いの神としても知られている。

176 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/23(金) 23:57:27
【リーデ・ヘルサル】
【猫】は空想上の生き物であり、今尚其の実在について議論が交わされているが、
猫が実在するという論理を強力に押し進めたのがリー・デヘルサルである。
自身が【万猫殿】からやって来たと称し、
猫に関わる研究に多大な貢献をした。
彼の持つ知識量は大変なのものであるが、
猫の実在を信じる者と、猫はあくまで空想上の生き物とする者達の中での評価は
真二つに分かれている。

177 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/06/24(土) 00:02:29
猫の実在を主張する一派を【ヘルサル派】
猫の実在を否定する一派を【シルティアル派】である。
リーデ・ヘルサルとフィーリア・セア・シルティアルは晩年まで対立しつづける事になる。

178 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/06/24(土) 00:08:29
【フィーリア・セア・シルティアル】
猫否定論者の一人。
彼女の著書【反猫の挽歌】は余りにも有名。

「私は無軌道なる自由への疑問を放ちます。貴方がたの幻想は、果たして正しく人の生に機能しうるのでしょうか」

179 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/06/24(土) 00:10:55
魔路は多層構造であり、上層であるデクリア層、中層であるラ層、下層であるフォド層と、四次元断層であるケイオス層から成る。

180 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/24(土) 00:18:03
【:】
猫の哲学者リーデ・ヘルサルは自分の名を記すとき、
いつも名前の前に二つの点を書き込んでいた。(【】内参照)
ちなみに、「縦に並んだ二つの点」は【猫】が一、チルマフのシンボルでもある。

181 言理の妖精の語りて曰く、 :2006/06/24(土) 00:27:07
名前の前に【:】を記すのはチルマフに対する敬意の表明であり、
【・】を記すのは竜に対する敵意の表明である。
猫と竜とが決闘する際、【・】を付けて手紙を送るのが主流だった。

182 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/24(土) 00:40:59
異端の彫刻家【坂本】はアワラ系移民として旧義国圏ガロアンディアンにある
コミュニティで生まれ育った。しかしアワラ人共同体からも彫刻界からも
追放されてしまってからは、放浪の旅に出、行く先々で作品を残していった。

183 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/24(土) 10:37:56
【坂本】の目的地は民族の故郷である泡良諸島ですらない。彼の目的地はデーデェイアの子宮であった。
「息子を見捨てた母など偽りの母である。デーデェイアこそ真の母だ。」

184 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/24(土) 13:47:03
【イパフィト・アムズハン】
草の民系ガロアンディアン人。高速帆船を足とする貿易業で成功を収めた
ルングーン商社の創立者。ハルバンデフ研究の俊英イヴン・アムズハンの兄
であり、弟イヴンが研究した『風の王』としてのハルバンデフの生き方を
もとに独自の人生哲学を構築し、一線を退いてからはその人生論の著作に力を入れる。

主な著作に『風の王を生きろ』『一つの目で世界を見よ』等がある。

185 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/24(土) 19:35:44
高速帆船の主要動力に【理】による永続風の発生が使われていたのは中世までのことで、近代に於けるそれはグレンテルヒの発明品を原形とする【揺らぎの帆】を用いることにより発生するキュラギ空間の形成を推進力としている。

186 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/06/24(土) 22:01:48
【空中庭園】
地中深くに埋もれているとされる伝説の遺跡。
ニースフリルがその存在の可能性を示唆したが、発見には至っていない。
彼女によれば、かの庭園は地球の中心核に「浮かんで」いるという。

187 言理の妖精語りて曰く :2006/06/25(日) 02:51:16
高麗ニンジンがあるならば。
高麗ダイコンがあってもおかしくは無い筈だ。

188 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/25(日) 22:07:26
【ロメ・ミルトン】
二大祖国の時代、鈴国で名を馳せた医者にして植物学者。
その研究は専ら薬学系統に寄与され、多くの霊草・薬草を発見した。
彼の膨大な研究成果を編纂した【樹医白書】は近代薬学の礎になっている。
ちなみに、当時の医学とは半ば魔術、半ば薬学であった。

189 ジャホラット・パピルス第14断片語りて曰く、 :2006/06/25(日) 22:20:30
高麗ニンジンが生命の樹だとするなら高麗ダイコンは枯渇の樹である。
高麗ニンジンが生命を育む太陽のような橙色であるのに対し
高麗ダイコンは骨と灰に似た白色をしている。

190 :リーデ・サルテル語りて曰く、 :2006/06/25(日) 22:28:28
高麗ゴボウの存在を忘れてはならない。
かの樹は汚濁の樹、高麗ダイコンとてかつては瑞々しい生気を放っていた。
しかし高麗ゴボウは細く汚く、周囲に呪詛と穢れを撒き散らす。
いつの日か聖水による浄化の時が来るまで、その汚濁は永遠に続く。

191 ジャホラット・パピルス第15断片語りて曰く、 :2006/06/25(日) 22:47:09
高麗ダイコンによる枯渇、高麗ゴボウによる汚染
この二つは高麗ニンジンをじわじわと弱らせている。
少なくとも人類が滅ぶ前に高麗ニンジンは限界を迎えるであろう。

192 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/06/25(日) 22:58:30
或いは、高麗ゴボウの汚濁さえ落とせれば高麗ニンジンの限界を引き伸ばす事は可能だろう。

193 オルザウン禁忌集語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:07:07
納豆があれば、ごぼうは生まれ変わることが出来る。

194 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:11:43
紀納豆の粘着性ならば、聖水ならずとも【汚濁】を絡めとることが可能。
問題は、その瞬間に穢れを帯びた【堕納豆】が誕生してしまう事だ。

195 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:19:30
【納豆】は紅い。
【堕納豆】は茶色い。

196 竜騎士クザリル語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:22:35
紀性を失った【納豆】は土くれに等しい。

197 竜騎士クザリル語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:27:07
【堕納豆】も、かき回せばいまだ糸を引くのが救いではある。

喰う気にはならないが。

198 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:29:30
しかし武器にはなる。敵に投げつけてやればその敵の鼻は曲がり、粘つきと穢れによって立つ事もできなくなるだろう。

199 竜騎士クザリル語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:29:47
【堕納豆】は人間に食わせておけばよい。人間というのは意外と穢れに強い生物だ。

問題なかろう。

200 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:29:59
【堕納豆】を使った料理の記述は、【オルザウン禁忌集】外典【ウェウーレベルン】に見られる。

201 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:31:16
【坂本】の掘り出した【納豆彫刻】の粘つきの再現は信じがたいものがある。
あの彫刻は彫れば彫るほど粘ついていくのである。

202 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:42:19
あらゆるものを切り裂くと言われたエクスカリバーでさえ、紀納豆の糸には手こずった。

203 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:45:22
エクスカリバーは納豆に刺さって王者の到来を待っている。

204 エクスカリバー語りて曰く、 :2006/06/25(日) 23:48:27
俺の手刀に切れないものがあるとは思いもしなかったぜ。
硬さとも柔軟性とも違うあの…うぅむ、紀納豆の「強さ」
には言葉では表現しがたいものがあるな。まぁ、納豆は好きだけどな。

205 聖剣 :2006/06/25(日) 23:50:00
活目せよ地上の勇者。
貴様が目にするのは天を遍く覆う腐朽の巣、混沌の並び、這い寄る混沌、垂れ下がる粘性。いかなる概念であれどその結びは解けず、いかなる名剣であろうとその繋がりは断ち切れぬ。
其は混沌。其は地中の王。其は天上を廻るもの。其は絡みつき離れぬもの。
聖剣の光、究極の斬撃であろうとも、この永劫の前には泡沫の如きと知るがいい。
来るがいい、我が名は【納豆】。三千世界に絡みつく深淵なり!!!

206 言理の妖精語りて曰く :2006/06/25(日) 23:51:13
エクスカリバー「納豆から抜けられなくなっても後悔はない。
だが、早く王者とやらが迎えに来なければ
オレは納豆とひとつになってしまう・・・
いや、王者よ、どうか到来しないでくれ・・・
・・・オレは・・・もう・・・納豆から離れたく・・・ない・・・」

207 納豆国 :2006/06/26(月) 00:01:24
竜騎士アルトが引き抜いた聖剣は、しかしもう既に納豆と同化していた。
王者となり人と竜の共存圏【竜王国】を建国したアルトはそれ以来粘つく聖剣、【粘着剣エクスカリバー】を携え幾つもの国を束ね上げた。

208 言理の妖精語りて曰く :2006/06/26(月) 00:02:41
アロンダイト「エクスカリバー、やめろッ!往くな、往くんじゃない!
気をしっかり持つんだッ!」

209 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/06/26(月) 00:05:39
エクスカリバーの切れ味はかつてとはもう程遠いものであった。
しかしその刀身は何処までも伸び、あらゆる敵兵を捉え、従う家臣に絡みついて深い結びつきを与えたと言う。
そして、とても臭かった。

210 納豆曰く、 :2006/06/26(月) 00:40:30
納豆に有効な武器は、【味噌汁】しかない。【味噌汁】こそその粘つきを断ち切る対納豆武装である。

211 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 00:45:36
味噌をお湯に溶かすだけの一般の魔法使いとは異なり、
ミアスカは味噌を可能にする大豆を栽培するところからはじめた。

212 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 15:21:17
大豆をある菌によって発酵させると【納豆】に似たものが出来上がる。
これを【亜納豆】という。【亜納豆】は【堕納豆】のように茶色いが、
【紀納豆】や【堕納豆】が持っていた夢のような粘りはない。
かき混ぜれば一応粘り糸は形成されるが、それは箸や指で切れてしまうほど脆弱なものである。

213 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 19:12:08
【デュスタル・ムーン・サーン】
堕天せる納豆神ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーの化身を自称する魔人。
カルト教団【新生ハイミラ教団】のリーダー。"空使い〟リーナ=ゾラ・クロウサーと
泡良系トルクルトア人魔術師"回転する武士道〟魚住との戦いで左目の光を失った。

214 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 19:43:10
「回転する武士道」魚住は【侍】職に属する魔術師である。
【武士道】なる論理体系に従って生きる彼らは【刀】と呼ばれる特殊な武装を持って戦う。魚住の旋回剣術は【気】と呼ばれる東方の魔術理論を複合させた恐るべき殺人剣である。

215 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 20:19:42
魚住はかつてデュスタルの魔法により「体重」の一部を吹き飛ばされたため、
肥満体系でありながら、見た目に比べて体重が遥かに軽い。
そのため彼の【武士道】は独特なものにならざるを得なかった。

216 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 20:26:22
侍とは【武士道】の異名である。【武士道】を実践する者もまた、【武士道】と呼ばれるのだ。
この【武士道】という言葉の、ある意味で特殊な用法は【ミアスカ】に通じるところがある。

217 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 20:35:17
【武士道】達が用いる【刀】はワリバーヤ王朝で使われたものとも
違う形状である。ワリバーヤ王朝の【刀】は全長の三分の一が刃であるが
【武士道】達の【刀】は全長の三分の二以上が刃で占められている。

218 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 21:49:42
【デュスタル・ムーン・サーン】
彼は納豆を武装とする【納豆使い】であるが、同時に高位の納豆魔術師でもある。物質を構成する最小単位であるクォークを納豆の同位体として操る彼は、相手の体重、即ち重力さえも変動させられるのである。

219 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 21:58:43
"空使い〟リーナ=ゾラ・クロウサーは傭兵であり、戦争屋であり、運送屋であり、暗殺者であり、魔女でもある。

220 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/26(月) 23:04:35
>>215訂正
肥満体系→肥満体型

221 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/27(火) 02:08:54
【肥満体系】

いわゆる【キュラギ体系】【高麗体系】に並ぶ三大神話体系の一である。

222 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/27(火) 10:22:28
【肥満体系】はアワラのものではない。いや、この世のものですらない。
しかし【武士道】魚住の心身にはこれが溢れている。いや、迸っている。

223 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/27(火) 10:34:09
【高麗体系】は【橙色の世界根】を世界で最初に発見し、
【高麗ニンジン】と命名した賢者を源流とする。
その賢者の名は記録から失われて久しいが、【ジャホラット・パピルス】のある断片
の記述によると、彼もまたこの世のものではなかったらしい。

224 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/27(火) 15:18:21
【ドーザ・ウェモン】
"湖中の天〟ドーザ・ウェモン

トルクルトア人。【肥満体系】を魚住に伝授した人物。
本人の言によればペルネー統一聖王朝分裂の動乱期に生まれ、トルクルトア側の兵として
ムーズルーン湖で戦死し、その後「水死体のまま生き返った」のだという。
この奇跡は【肥満体系】の力によるものだとも。彼の言っていることが
本当だとすると、魚住に最初に出会った時点ですでに300歳を超えていることになる。

225 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/28(水) 11:16:40
ヌーナ

コロニュービア

パノティオン

ロディニオ

パンゲオン←いまここ

ヨンドヴァナラウンド

ユーラメリコン

ザ・ワールド(←【猫の国】???)

阿女伊遅阿(あめいじあ)

パンゲオン・ウルティマ

226 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/28(水) 12:23:19
こういった世界の捉え方は数ある解釈のひとつでしかない。
世界が直線的に移り変わっていくという保障はない。
それは網の目上であるかも知れず、あるいは境目なく溶け合っているかもしれない。

227 :リーデ・ヘルサル驚いて曰く、 :2006/06/28(水) 12:24:50
き、きみはソー・ラヵーの通行経路をなぜ知ってるのかね?

228 言理の妖精語りて曰く、 :2006/06/28(水) 22:02:31
【納豆戦士】
納豆を自在に操る戦士。【堕納豆】を使う戦士は邪悪であり、【紀納豆】を使う戦士は正義であると信じられている。

229 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/02(日) 14:38:33
「……知っている。
  俺は貴様を知っているぞ! カーズガァンッッ!!!!」

「―――ハルバンデフッ!!」

地獄にて。

230 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/05(水) 13:04:28
『ストスムス』
悪魔の一種。絶対言語以外での意思疎通は不可能。
唾液のダイヤで出来た体を持ち、悩める者に悪しき閃きを与える。
「魔が差した」の「魔」は、此の悪魔の事を指す。

アグア・ストスムスやワレビ・ストスムスといった固体名を持つ者が存在する。

231 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

232 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/07(金) 16:12:47
魔王には、悪魔の王という意味の他に、
魔なるもの、即ち妖怪や邪霊、怪物達を統べる王、
残虐な行いにより魔王として畏怖された王といった意味が在り、一定しない。

233 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/07(金) 20:22:56
通常、悪魔には固有の名称が無い。
しかし稀にいる個体名を持つ悪魔達は【貴族】と呼称され、爵位を持つ。
それらの上位に位置するのが魔王である。

234 メクセトさん :2006/07/08(土) 01:22:08
【今日のメクセトさん.1】
♪お魚咥えた野良猫、追っかけて〜
 魔法を連射だ
 陽気なメク〜セト
 皆が塵になる〜
 建物も灰になる〜
 るーるるるっる〜
 都市が一つ死ぬ〜

 メクセト「はっはっは、余がこの悪戯猫めを捕まえてやったぞ」
 大臣「おそれながら陛下、そのために街が一つ地図から消えてしまいました」
 メクセト「む、言われて見ると辺りが静かだのぅ」
 大臣「……(てめ〜、わざとだろ)」
 メクセト「正義のためとはいえ、ちとやり過ぎたかのぅ」
 大臣「……(ちょっと、じゃねぇよ!)」
 メクセト「良し、決めた。元を正せばこの猫が悪いのじゃ。全てこやつのせいにしよう」
 大臣「は、仰せのままに(んなこと誰が信じるんだよ!)」

 かくして、【猫】は最強の生物の一つとして語り継がれていくのでした……
 
 大臣「マジで!?」

235 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/08(土) 01:36:39
>>234
版権ネタ禁止

236 メクセトさん :2006/07/08(土) 02:13:00
>>235
ごめん

237 メクセトさん :2006/07/08(土) 02:25:51
【今日のメクセトさん.2】
人は未知の世界に憧れる。
空もまた、その一つである。

とある男が功績を立て、「褒美をとらす」と言ったメクセトに「空を自由に飛ぶこと」を褒美に与えてくれるよう願い出た。

メクセト「うむ、良かろう」

そう言うとメクセトは、突然男の襟首を掴み空高くぶん投げた。

メクセト「はっはっは、もうあんなに遠くまで行ってしまったぞ、大臣。しかも楽しそうに歓声をあげておるわい」
大臣「……(ありゃ、悲鳴だよ)。それで、陛下、あの者いかなる手段にて地へとお下ろしになるのでしょうか?」
メクセト「大臣、知らぬのか?。地には重力というものがあり、空に投げたものは何時かは地に落ちるのだぞ」
大臣「しかし、それではあまりに……」
メクセト「何を言うか、大臣。彼の者は『空を自由に飛びたい』と申したが、『地に自由に下りたい』とは申さなかったではないか。そう申せば、余が魔術を使って望みを叶えてやったものの、奇特なことじゃ」
大臣「……(てめぇ〜、わざとだろ!?)」

しかし、男は何時まで経っても地には落ちてきませんでしたとさ。

大臣「天文図を書き換えた方が良いかもしれないなぁ……」

238 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/08(土) 15:32:57
語りすぎれば【揺らぎ】がなくなる。
収束することは即ち安定を意味し、安定は矛盾の消滅を意味する。
その定義、その概念は【紀】を殺し、【紀】を滅ぼす。
【揺らぎ】を語れ。語るべき事を語るのではなく、揺らぎを語るのだ。
それこそが【紀】に至る、唯一の手段なのだから。

リーデ=スゥト・ヘルサル 【紀揺らぎと猫性】序文より

239 メクセトさん :2006/07/08(土) 15:54:12
【今日のメクセトさん.3】
ある日の宮廷にて

大臣「陛下、ご相談申し上げねばならぬことがございます」
メクセト「……む、そうか、では先に謝らねばならぬのぅ」
大臣「……(このばか殿様は、また何かしでかしたのか?)。何でございましょうか」
メクセト「実は……余は皆に内緒でこっそりと犬を飼っておるのじゃ」
大臣「犬……で、ございますか?」
メクセト「うむ、余がおしのびで出かけたある場所でな、雨の中で、たった一匹で震えておったのでな、つい可哀想になってしまったのじゃ。そこで、こっそりと飯を与えて飼っていた次第じゃ」
大臣「はぁ、左様でございましたか(この人にも良い所があるんだな)」
メクセト「だが、宮廷長に知られると後が五月蝿そうじゃし、最悪捨てられてしまうかもしれん。のう、大臣、ちゃんと余が直々に面倒は見るから飼っても良いであろう?」
大臣「(あんたに逆らったら一族皆殺しでしょうが)分かりました、私めが宮廷長に掛け合いましょう。それで、陛下、その犬というのは?」
メクセト「おいで〜、ポチぃ〜」

ずぅうううん!
地面を揺るがすような振動と、威圧感、そして室内に充満する獣としか形容のし難い独特な臭い
そして大臣の目の前に立ち塞がったその巨大な姿は……

大臣「ば、ば、ば、化け物!」
メクセト「何を言うか、これが余の愛犬ポチじゃ。可愛いであろう」
大臣「い、い、犬って、へ、陛下、この犬首が二つございますが!?」
メクセト「うむ、【ケルベロス】とかいう犬種らしいのぅ」
大臣「へ、へ、へ、陛下、こ、この様なばけも……もとい、犬をどこから連れて来られたのですか?」
メクセト「地獄じゃ」
大臣「……へ?」
メクセト「この前、余の宮殿に忍び込み、不遜にも余の命を狙おうとした不逞の輩が余に『地獄に落ちろ!』と申したのを覚えておろう?。しかし、余は地獄という場所が如何なる場所か知らぬ。そこで退屈しのぎに行ってみたのだが、まぁ、あまり面白くない所だったぞ。おまけに悪行を尽くして死んでもあの程度のことで済むのならば、人間何時まで経っても悪事を辞めぬわけじゃ」
大臣「……(あんたが言うな!、あんたが!)。それで、その犬はいかがいたしたのでございますか?」
メクセト「こんなつまらぬ所へ来てやったのだから、何か土産に貰ってやろうと思ってな、見ると地獄の入り口でこのポチが血の雨に濡れて一匹寂しそうにしているではないか。そこで貰ってきてやったと、そういうわけじゃ」
大臣「……(今頃地獄は大騒ぎだよ)」

かくして「『地獄の番犬』を傍らにはべらせし狂君」という、後の世に有名なメクセトの姿はこの時誕生したのでした。

メクセト「ところで相談というのは何じゃ?」
大臣「はぁ……もう良いです(最近、宮廷内で化け物を見た、とか行方不明者が出た、という話だったけど、もう犯人わかっちゃったからなぁ)」

240 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/08(土) 19:42:28
第二次地獄解放は人為的に行われたものではない。
地獄の門番の暴走によって行われたものである。

241 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/08(土) 20:07:59
メクセトは世界に強く、世界は納豆に強く、納豆はメクセトに強い。

242 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/08(土) 22:14:24
メクセトは暗黒期においては【暗黒共和国】の議員であり、
暗黒共和国の事実上の支配者ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーの走狗であった。

243 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/08(土) 22:44:59
ハイダルマリクを打ち滅ぼし、神々に戦いを挑んだメクセト。
数多の武器を以て、数多の神を滅ぼしたメクセト。
併しながら神に敗れた後は、紀神の眷属に過ぎぬ納豆邪神の玩具に過ぎぬ。

244 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/08(土) 22:45:43
そうして、セルラ・テリスの一撃はナットゥー・ラ・ネヴァーツキーを四つに引き裂いた。

245 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/09(日) 11:01:32
【メクセト】は四人の子供をもった母親に問いました。

「お前の子供のうち一人だけ見逃してやるが、三人は殺す。一人を選べ」

選べないと母親が言うと、メクセトは再び問い掛けました。

「では、お前の子供のうち一人だけ殺してやる。どの子がいいか選べ」

246 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/09(日) 22:17:40
【メレキウス】
【リーグス神話】を伝える書物の一つ【天上の神国ディスカレイリーグの年代記】
では「水の元魔」として記述される。魔人メクセトの異母妹であり、
リク=テロテ=キュラッタの娘である。しばしば膨大な量の水の形をとって
洪水や津波となり、多くの命を喰らった。

247 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/09(日) 22:56:29
剣音は高らかに  弦音は清澄に

穂先は貪欲に   指先は沈み往く

かくて四元は天を掴まん

ラドーア・メイ著 【ディスカレイリーグ・クロニクル】四元魔に関する記述より

248 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/09(日) 23:42:06
【ギガマル】
【第一次地獄開放事件】に関与した大魔術師。失われた精霊族の出身。
はじめは大地の球化の際に地底に閉じ込められた仲間と再会したいがために
【地獄】の門の開放に参加したのだが、地獄の女王となっていたレストロオセの脅迫
に屈し、彼女の軍勢と異獣が地上に出ることを許してしまう。彼はまた、
【リーグス神話】の影響が濃厚な歴史書【地上の王都ディスカレイリーグの年代記】
では「地の元魔」として記述されている。第一次地獄開放事件の際、自らの過ちを悔いた
彼は「南方の草原の勇者」に協力し、地獄開放の鎮圧を成功させたのだが、
地獄の門が閉じる間際にレストロオセが放った呪詛により、魂に埋め込まれた
衝動の赴くままに地震魔法を放ち、多くの都市と国々を破壊する者となった。
ワリバーヤ王国の首都ディスカレイリーグもニ度、彼の手で破壊されてしまった。

249 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/10(月) 01:07:39
『メガマル』

ギガマルの息子。

250 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/10(月) 10:09:53
【クラシカル・ハウンド】はキュトスの姉妹達の飼う猟犬である。
彼は主に演奏済みの音を狩り立てる。

251 クレアノーズ語りて曰く、 :2006/07/10(月) 20:23:29
キャッハハハ!! 滑稽滑稽、滑稽極まりなく無様で醜悪、見るに耐えないおぞましさね! 最高、そして最悪だわクククククク。
ハ―――、キュトスが不死、ですって? 愚かね、愚かとしか言いようが無いわ。
誰が一体そんな事を信じているのかしら。だって私たちはキュトスではないのだから。キュトスの一部でありキュトスとしての過去がありいずれキュトスになりうる存在。ああ素敵、それじゃあ私たちの自意識はいずれ統合されて不死のキュトスになってしまうのかしら?
いいえ、いいえ! その答えは否でしかなく諾の答えは私たちの欺瞞であり詐称であり矛盾でしかない。私たちは分かたれた。そして己となり我を得、あろうことか長女ヘリステラはナンバリングをして私たちを姉妹にしてしまった!!
嗚呼、ああ、なんてこと!
ただのキュトスの断片が、ただのキュトスの分身が、クローニングされた七十一分の一キュトス達が、なんと姉妹になってしまいました!
功罪、と呼びたければ呼ぶといいし、功績と称えたければ称えればいい。
兎にも角にも、ヘリステラの所行は私たちの存在を昇華し/貶めた。
もうわたしたちは戻れない。
いいことアルセス、【戻れない】のよ。
少なくとも私たちの意思では、私たちの力ではキュトスにはなれない。
私たちが姉妹である限り、その概念を突破し、アーズノエルの紀念を崩壊させて統合しないと、貴方が彼女を取り戻す事など出来はしない。
そしてね。アルセス。
私たちは、私たちの半数以上は、キュトスになりたいなどとは思っていない。
ええ、貴方のことが大好きなセレブレッタ―――キュトスの【愛】性を受け継いだ彼女でもそれは望まないでしょう。
だって私たちは既に姉妹なのだから。この私はクレアノーズなのだから。
それを失いたいだなんて、思うはず無いでしょう?
いいかしらアルセス。そしてね、私はそれを許さない。【キュトス】を【禁ずる結界】は、私たち結界の六十二妹がいる限り崩れない。守護の九姉が結界の八方位と天上を護り、私たち六十二妹が結界そのものとなる。そうして私たちは充足する。
拒絶。そう、拒絶するわアルセス。私は、貴方を、拒絶する。
結界の六十二妹筆頭、ルスクォミーズに代わる代替中核。結界守護者クレアノーズ。
その名にかけて、【キュトスの姉妹】は終わらせない―――。
望むなら殺しなさい、私たち全ての意思を、ルスクォミーズとの戦いで確かめられた、私たちの絆全てに対する敵意と憎悪を以ってね!!!
その意思が在るならば、私たちを皆殺してから纏めてその槍で串刺しにするがいいでしょう。そうすれば話が早い。貴方の妄執は果たされる。
ああ、ひょっとしたら、それも無様で面白いかもしれないわね?

252 メクセトさん :2006/07/12(水) 01:08:50
【今日のメクセトさん.4】
いつもの宮廷、いつも王の間、いつもの玉座に何時ものように傲岸かつ尊大に腰を下ろしたメクセト。
しかし、その姿はどこか不機嫌だ。
傍で甲斐甲斐しく王の間の掃除をする侍女も、それを察してか、普段以上にビクビクしている。

大臣「陛下、ずいぶんとご機嫌斜めのご様子ですが、いかがなさいましたか?(どうせ、つまらないことだろうけどね)」
メクセト「大臣、余は不満じゃ!」
大臣「どのようなことが、でしょうか?もし宜しければ、この大臣めにお話願いませんでしょうか?(あんたがまた馬鹿な大騒動を起こす前に手を打たなきゃならんからな)」
メクセト「うむ、実は余はお忍びで、芝居に行ってきたのじゃが……」
大臣「芝居でございますか(また護衛の目を盗んで王宮から逃げやがったな)。言ってくだされば、劇団を宮廷に招いてお好みの演目を演じさせましたものを(お願いだから少し王宮で静かにしていてくれよ……)」
メクセト「それではつまらぬではないか。それでだ、余が芝居小屋に入った時、余を皮肉った演目が演じられていたのだ」
大臣「……(なんて命知らずな)。それはけしからぬ話でございますな。なるほど、それで陛下はお怒りなのでございますな」
メクセト「いや、余が不満なのは……」

その時、王の間に突然一陣の疾風がふいた。
そして風が止んだ時、そこには一人の妖艶な美女がいた。

魔女「おやおや、王様、ご機嫌の方はいかがだい?」
大臣「……(また厄介なのが出てきたよ)。これは、これは、魔女様、ご機嫌麗しゅう」
メクセト「出たな、余の不機嫌の元凶め!。そもそも魔女とは見目麗しい美少女が相場と決まっておるのじゃ。そなたのような年増がなるものではないわ!」
大臣「……(嘘吐け、今考えただろ!、そんな話聞いたこともないぞ!)」
メクセト「いきなりお言葉だねぇ、あたしはまだ若いよ。それにあんたのいうような見目麗しい、魔法を使う少女だった時代もあったんだけどねぇ。もっとも、すぐにあんたに閨の手管とやらを教え込まれて、少女じゃなくなっちゃったんだけどさぁ」
大臣「……(やっぱり)」
侍女「……(やっぱり)」

呆れてこっそりと溜息を吐く大臣と、青ざめてその場から逃げ出す侍女。

魔女「それで、なんであたしがあんたの不機嫌の元凶なんだい。まさか、本当にそれだけが原因なわけじゃないだろう?」
メクセト「む、それじゃ。そなた、魔女の分際で、王より目立つとは何事じゃ!?」
魔女「はぁ?。悪いけど、あたしゃ、滅多にあんたら以外の人前には現れないことにしているんだけどねぇ」
メクセト「とぼけるでない、世がお忍びで芝居を見に行ってみると、明らかにそなたを主役にした物語が主演目で演じられておって、余を主役にした劇が幕間の寸劇で演じられておったのだぞ。余がおぬしの引き立て役とは不愉快極まりない」
大臣「……(それが不機嫌の原因かい!。しかし、それはそれで勇気がある劇団もいたものだ)」
魔女「そんな劇があるって話は聞いたことはないねぇ。何処に、何時観に行ったんだい?」
メクセト「未来じゃ」
大臣「未来……でございますか?(もう、あんたの行動にはどこから突っ込んでいいのか分からねぇよ)」
メクセト「そうじゃ、おまけに誰もが余の偉業を忘れているときている。魔女ごときのつまらぬ行いは覚えていて、余のことを忘れるとは不機嫌極まりないわぃ」
大臣「それはあまりの恩知らずな所業でございますなぁ(良かったじゃないか、あんたが相当なばか殿様だという事実は記録として未来には残ってないってことなんだから)」
魔女「それで、あんたのことだからただじゃ済まさなかったんだろう?」
メクセト「それよ。あまりに頭にきたものだから、その場にいた人間の頭の中に地獄への『扉』の開放の方法を刷り込んでやったわい。じゃが、思い出しても腹立たしい!。どうせなら都市の一つも滅ぼしてやれば良かったわい!」
大臣「……(てめぇ、どこまでも他人に迷惑かけなきゃ気が済まねぇのかよ)」
魔女「あ〜、そりゃ、都市の一つや二つ消えるほうが良かったかもねぇ」

【第一次地獄解放】、それは誰がどのようにして起こしたのか未だに分かっていない。しかし、その惨劇が人類を滅ぼしかけたのは事実である。

魔女「(しかし……未来に行ったんならどうして自分の末路を知らないんだろう?。あぁ、また、いつものように自分に不都合な情報はスルーしたわけだ)」

253 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/12(水) 12:27:48
【サナン・キンドゥ】
小国ヒュールサスを滅ぼした「死人の森の軍勢」撃退のために招かれた【ユンダリャー戦士団】
の部隊「灰白の雷光」の隊長。筋骨隆々たる肉体を漆黒の肌で包んだ男。その気性は激しいが厳格である。
副隊長のマンサン・アルズルフとは亜大陸でのダルヤル討伐の際に出会い、
恋人であった時期もある。その人種的特長から主にチャカ大陸に住む【黒檀の民】の出であると
考えられるが、どこの民族・国家の出身かは不明である。「サナン・キンドゥ」という名も本名では無いらしい。

254 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/13(木) 18:43:43
シカラ人は欲望に忠実で裏表が無い。だから騙されやすい。
パルド人は欲望に貪欲で表しか見せない。だから騙されやすい。
ちなみに、省略した主語はそれぞれ逆である。

255 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/14(金) 19:21:23
【肥満四書】
三大神話体系が一【肥満体系】を伝える四つの書物
(『肥え太る世界の書』『脂身の女王』『豊満なる年代記』『痩せぎすのソーラク王』)
の総称。

256 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/15(土) 21:00:40
【飛来神群】
宇宙より飛来した巨大なる邪神の群。
亜大陸上空に【浮遊大陸】を建造し、そこを拠点として紀元神群や南東からの脅威の眷属と争った。
浮遊大陸は、その存在が後にニースフリルによって発見されている。

257 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/15(土) 22:15:00
【翼持つ者クロウサー】
飛来神群の一柱。空を統べる者。
天を覆うほどの白い翼と、地表を眺める金の眼を持つ女神。
右腕の長さは身長の七倍あり、四つの関節を持つ。
左手には黒い帽子を持っている。

258 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/18(火) 00:38:37
【ルーシメア】
古代において、この世界のある地方を丸ごと舞台にして自作の物語を上演していた
"大いなる言語の種族〟キャカラノートによって創作された者の中で最強の存在。
『ウェウーレベルン』等によればキャカラノートの分身であり願望そのものでもあるという。
彼女は無意識のうちに創造されたが、その物語を退屈にさせずにはおけない性質
のために封印されていた。しかし、魔人メクセトにより封印から開放され
キャカラノートの物語世界に登場してしまう。解き放たれたルーシメアは"完全無欠〟
を特徴とするさまざまなヒロインとなって地上に降り立ち、物語世界の登場人物の
親友や恋人や親類縁者になり、さらに必要以上に優れた才能と能力を奮って他の
登場人物から見せ場を奪った。こうしてキャカラノートの物語世界はさらに
精彩を欠くものとなってしまう。

259 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/18(火) 23:33:03
南は亜大陸の大砂漠、北は大雪原の果てまで闊歩し悪を討つ、
彼こそ英雄シャーフリート。竜の力を奪いし悪魔の如き猫ディスノーマ
を屠り、最期は邪悪なる大魔王ハズラッカーグと相討ちした偉大なる勇者。

死後は彼の息子と仲間達が志を継ぎ、北方帝国を築いた。

260 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/19(水) 14:45:55
>>129訂正
フレナブレ⇒フレナフェレ

261 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/20(木) 17:59:03
「ああ糞忌々しいあのボロブ人の強欲商人!!」
「声大きいって」
「大体ボロブ人はどいつもこいつもやる事が姑息なのよ、貪欲で見苦しいったら!」
「落ち着け」
「うっさいわね、アタシはあんたみたいななよなよしたトルクメキア人が大嫌いなのよ、生白い肌の色してんじゃねぇわよ」
「おいおい、ガロアンディアンで人種差別発言は止そうぜ」
「うっさい、種族差別が駄目なんであって、人種差別はいいのよ」

262 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/20(木) 22:24:39
「やれやれ・・・あんた、【予防局】のことを知らないらしいな。」
「何よそれ?」
「『差別狩り』のプロ集団さ。やつらに連れ去られたら最後、
数日後にはキラキラおめめの善男善女になって帰ってくるって話だ。」
「言ってる意味わかんないんだけど。」
「わからないままのほうがいいかもな。ま、とにかく言動には気をつけておくことだ。
『種族差別は駄目だけど人種差別はいい』なんて言いふらしてたらしょっぴかれるぞ。」

263 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/20(木) 22:45:14
「もしかして、順正化処理技術?」

264 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/20(木) 23:33:51
「何だそれ?
まぁ、【国民不和予防局】は国の機関なんだから
俺が名前も知らないような技術も取り入れててもおかしくはないわな。
俺が知ってるのはな、相手に考えを変えるようにしむける【改心誘導】
って魔法だ。必要に応じて薬物やら催眠術が使われることもあるらしい。」
「それ、まんま順正化処理なんだけど。」

265 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/22(土) 01:07:33
人間と鰭耳人、アヴロノと【眷属】、【竜】と【猫】
などといった異種族同士のカップルからは子は生まれない。
それは亀と蛇との間に子が生まれるのを期待するようなものである。

しかしこれには例外がある。それは竜王国王家である。
異種族同士の血を引く子供が生まれるのはこの国の、この王家のみである。
複数の種族の血を引く王の存在は、単に国の統治者であるだけでなく
多くの種族がひとつとなって暮らす、この国の在り方を体現しているともいえよう。

266 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/22(土) 01:17:34
>>265下から三行目の
>この王家のみである。

>この王家のみ。
に訂正

267 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/22(土) 02:49:26
竜や猫は紀性を持っているので、其処から相手の形質を取り出す事で交配は可能な筈。
とはいえ異種姦なんて余程の愛が無い限りはやらないだろう。猫も竜も。

逆に紀神や紀人は普通に遣ってそう。

後、猫と竜の場合は【対】消滅が在るので子供は出来そうにない。

268 【アグア・ストスムス】 :2006/07/22(土) 13:52:48
「アグア」とは「染み込む」という意味。
多くの宗教から最も恐れられ、また憎まれた悪魔。

アグアに干渉されたものは、自分の気に入らない思想や学問を憎悪し、
無知と誤解に基づく的外れな非難すら辞さなくなる。そればかりか
暴力や権力を用いてそれらを排除することを正しいことだと思い込む。
アグア・ストスムスはさまざまな宗教の聖職者・指導者のもとに
現れてこの『悪しき閃き』を与えた。己が信ずる宗教とはそぐわない
思想や学問の存在と向き合うことはしばしば苦悩や苦痛を伴うが、
この悩みに対してアグア・ストスムスは最も安易で愚かしい答えを与える。
こうしてアグアに呪われてしまった者はいきり立ちながら自分が反宗教的と
決め付けた者達を弾圧し排除していった。歴史上しばしば勃発した
宗教戦争にもこの悪魔の影があるとされる。

アグア・ストスムスの狙いはこうして人々に宗教を非理性的なもの、
狭量で残酷なものだと思い込ませることだと言われているが定かではない。

269 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/23(日) 10:40:20
【ファフボロッフ】
炎熱の精霊王。その体は『生命の炎』で構成されている。
さまざまな種族の『生命の炎』でできているが、
その中核はある精霊族のものであるためなのか、
精霊の一種であるとされることが多い。
炎と熱を操作する他、触れた対象から『生命の炎』
を吸収したり、逆に注入したりできる。

270 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/23(日) 10:48:40
『生命の炎』を注入されても、元気になったり強くなったりすることはない。
肉体の許容量を超えた『生命の炎』は逆に肉体を焼き崩壊させてしまう。
ファフボロッフはこういう調整に長けていないので一気に数十人分の『炎』
を吹き込んでしまうかもしれない。その場合は一瞬にして生命の火柱があがるだろう。

271 ぺロヨン改めベロヨン語りて曰く、 :2006/07/24(月) 14:50:07
ガロヨーム、彼は平たい大地の時代に生きていた元食物神である。彼はアヴロノの女と結婚し
アヴロノの共同体の一員となった。アヴロノ族が神々に牙を剥き始めたとき、彼は
神々の元に戻ることなくアヴロノ側について戦った。彼は裏切り者である。
彼は戦鬼神デーデェイアに捕らえられるまでに、20の神と259の眷属の殺害に関わったと言う。
捕らえられたガロヨームは新しい人格を植えつけられた。このことから彼を二重人格者
と呼ぶものがいるが、多重人格が元の人格を保護するために生まれるものであるのに対し、
ガロヨームに植えつけられたものは彼を責め苦しめるためである。主導権を握っていたのは
言うまでも無くもう一人のガロヨームであった。このもう一つの人格のことを
『タリ・ガロヨーム(二番目のガロヨーム)と呼び、元の人格を『コル・ガロヨーム(最初のガロヨーム)』
と称することも有る。曽祖父ガロヨンチョによれば、捕らえられてから再び姿を現したガロヨームの体
は縮んでアヴロノのようになっており背中にはこれまたアヴロノのような四枚の羽が生えていたそうだ。

272 クオリス=イーニット曰く、 :2006/07/24(月) 16:14:53
実際さぁ、カツカツなんだよガロアンディアンの金庫もさぁ。
市場取引監視委員会にしても魚人肉の販売禁止法にしても、押さえつける度に裏に回って手の付けようがないってのが現状だね。
爬虫類系の種族の教育・雇用システムの構築には死ぬほど金がかかるし、
腕力の差による事故で殺害された場合の保証とか、水棲居住区の建設とか、
赤字も赤字、ウチの財政破綻寸前ですぜ。
どだい多種族混成国家なんざ無理な話だったんだ。端から間違ってたに違いない。俺はそう思うね。

273 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/26(水) 20:47:28
【ヘルサル】
北方帝国付近で広く見られるこの姓はジェニム民族の星読み師【リラ=ヘ】が起源であるとされる。
婚姻した相手の姓と自らの姓をある一定の法則に従って組み合わせる独特な風習をもつこの民族は現在の北方帝国のシュヴィチマリクを中心として生活していた。
その中で有力な族長であった【イバ=ルサリ】と【リラ=ヘ】が結ばれ、その勢力を強めていった事からヘルサル姓が広まっていったものと思われる。
現在確認されている限りでは北方帝国では【シュトラク】【ニルズス】【リュルテ】に次いで四番目に多い姓が【ヘルサル】である。

274 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/28(金) 17:53:04
ガロアンディアンとは理想郷という意味。

中世において再興されたのはガロアンディオン。理想の家という意味である。

275 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/28(金) 18:00:16
ボロミア王国→ボロミア神義主義連邦王国→竜王国→古ガロアンディアン→ボロミア新王国→ガロアンディオン→【異種族狩り】により一時消滅→ガロアンディアン

276 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/28(金) 18:03:51
第二次地獄解放の際、真っ先に犠牲となったのは興ったばかりの聖アルセミアだった。
地獄の番犬の吐息は聖アルセミアを薙ぎ払い、完璧に破壊した。
跡には長い亀裂が走っている。
現在残っている、【アルセミア大断層】の上にかの国が存在していたのである。

277 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/29(土) 21:43:25
「主様」
「なんだい、フラベウファ」
「レストロオセの使いの鴉です。お目通しを・・・」
「捨て置いて構わないよ。それより僕達にはやるべき事があるだろう?」
「はい、主様。・・・・・・そろそろです」
「そうか。 フラベウファ、本当に良いんだな?」
「はい。元より好みは主様の物。貴方に使われることが私の存在理由です」
「・・・わかった。 ・・・見えたぞフラベウファ。あそこに見えるのが【夜次関数】・・・アウターの断片、法則ならざる法則、そしてキュトスの残滓を咥えるモノだ」
「視認しました。 あの存在を屠ってくれば宜しいのですね?」
「ああ。僕は近づけないからな。 この為の君だ。活躍に期待する」
「必ずや。 それでは行って参ります。我が主、アルセス様」

金鎖と黄昏の歌より 一部抜粋

278 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/30(日) 15:48:06
リーデ・ヘルサル「紀械神はこの世が始まる前にもあった。けれどもこの世が始まる前からあったわけではない。」
学徒ヘブニン「グレンテルヒ氏のようなスゴイ発明家が世界が始まる前にもいたと言うのですか?」
リーデ・ヘルサル「歴史は繰り返すのさ。周期も、流れの速さも様々に…ね。」
学徒ヘブニン「ですがね先生、世界の始まる前のことなんて我々が知りえるはずもない領域ですよ。」
リーデ・ヘルサル「それでもねへブニン、わたしは知っているんだよ。」
学徒ヘブニン「?」
リーデ・ヘルサル「"前世の記憶〟ってやつさ。……おいおい、これ見よがしにズッこけるなよ。」

279 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/30(日) 15:50:45
>>278一行目
>けれどもこの世が始まる前からあったわけではない。
を削除

280 言理の妖精語りて曰く、 :2006/07/31(月) 14:31:47
紀械神「無貌/無銘の軍神」
ネィムレス・ウォゥ・ガッ。紀械神が一。金色に輝く美しい装甲を持つ
性能も見た目も本物そっくり
何者かに依って過去へ運ばれる

281 『ゲトラッハタ文書』より :2006/07/31(月) 17:50:16
アウカ湖人はアウカ(世界・大いなる水)に造られしただ一つの人類であり、
唯一柱の神を崇めていた。しかし彼らの唯一神の中には4人の霊が入っていた。
ハイテン、ロロス、キナフゥン、ドロードーンであった。彼らは一つの系列の四つの
宗教で唯一の神として崇拝されていた。アウカ湖人は四つの霊の存在を知らなかった。
四人の唯一神はアウカ湖人に湖の外の神々を崇拝することを禁じた。
湖の外とは「存在しない」ことの暗喩であるが、どのみち黒い水面から上をみることが
ないアウカ湖人にとっては事実そのままであった。

282 『ゲトラッハタ文書』より :2006/07/31(月) 18:02:36
ハイテンは最初の唯一神であり、最初の宗教と最後の5つ目の宗教を作った。
ロロスは二番目の唯一神であり、自分の教えにハイテンの教義を取り込み作り変えた。
キナプーンは三番目の唯一神であり、ロロスの教義の上にそっくりそのまま自分の案を上乗せした。
ドロードーンは四番目の唯一神であり、一から教義を作り上げ、前の3体の教義と違うところは、
自分の言ったことが正しく、前の教義の誤りを正したのだとした。
彼らは明言こそしなかったが、みなアウカにあって水の姿をしていた。

283 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/02(水) 15:32:44
【岐阜本光健】
ぎふもとみつたけ。あだ名はミッタケ。知識をひけらかしたがる性癖を持つクソガキ。
ヌアランダーラが諸世界を渡る過程で食した知的生物のひとり。
家族構成は光健・父・母・祖母・姉。食われたときの年齢は12歳。
好きな画家は速水御舟。好きな作家はロード・ダンセイニと内田百輭。

ヌアランダーラが四番目のキュトスの姉妹・サンズを目にしたとき、
この怪物の中に住む人格の一つとなっていた彼は、なぜか既視感に襲われたそうだ。

284 【グリュカ宣言】 :2006/08/07(月) 01:26:43
 グリュカ宣言は宗教学者シャーナハトによる宗教学の自由を宣言した著作。通称シャーナハト自由の書。
当時宗教学の世界で支配的であった「神話はゆらぎを欲し、語られるを欲さない」というイデオロギーの
くびきから宗教学を開放し、神話に対するメタ的考察を可能にした。
 そもそも、「神話はゆらぎを欲し、語られるを欲さない」という考えは古くから一般的であり、
その初出はリーデ・ヘルサルによる『紀揺らぎと猫性』序文の「語りすぎれば【揺らぎ】がなくなる。」という
記述であるとされる。しかしながら当時の宗教学はこれを遵守した結果、「ただ無目的に神話を蒐集するのみ」
の存在となってしまった。しかし、シャーナハトは同書の「【揺らぎ】を語れ。語るべき事を語るのではなく、
揺らぎを語るのだ。」という記述に注目した。すなわち、ただそこに「在る」神話を書にまとめ、その裏の意味について
考察するだけの行為はむしろ神話の【ゆらぎ】を抑圧し固定化するだけであるとし、それよりもゆらぎを許容する
神話の全体像そのものについて語ることこそが重要であると主張したのである。
 なお、表題の【グリュカ】とは目的の為に犠牲を払う行為をさす【グリュカが片腕を切り落とす】ということわざから。

 「いまここに、私シャーナハトはすべての若き宗教学者を代表し、敢えて宣言しよう。私は宗教学を【ゆらぎ】の友に戻すため、
今までの論文すべてを切り刻むこともいとわぬ誇り高きグリュカの戦士となる。さあ、我に続くものよ、その気高き魂の剣を手にとり、
ケールリングとヨンダライトの岸を越え、ともに闘おうではないか!」
〜〜『グリュカ宣言』第5章より〜〜

285 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/07(月) 15:11:15
【ディリン・グーマタン】
ボロブ人。キュトスの71兄衆の一人。兄と呼ばれたい姉妹は67番目の『f(w)=58+72i468-4^7115』。
自称『素因数分解を発見した数学者の生まれ変わり』であり、
これから「一万回生まれ変わっても君を解き明かすよ」とのこと。

286 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/07(月) 18:30:56
【タディサル・シュトラク】
キュトスの71兄衆の一人。兄と呼ばれたい姉妹は25番目のアルセス(アルシャサ)。
理不尽な理由でウィータスティカの三兄弟に殺害されたアルシャサの仇を討つため、
同じく三兄弟に復讐を誓うフクロウの精霊ジェドウェルに協力する。
その過程でジェドウェルとは親友の間柄になったが、タディサルは
ウィータスティカの三兄弟と直接対決する前に病気で命を落としてしまう。

287 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/07(月) 20:02:24
【魔王・ベルグ=ベアリス】
平たい大地の時代に強大な力と権勢をほこった魔王。
しかし妖槍イィクスカリヴェルを求め、手にしたときから
ベルグ=ベアリスの没落が始まった。

288 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/07(月) 20:45:17
杭のジャスターファイダーは釘のナタリエルに心臓を貫かれて灰になったという。
本人は彼女に倒されて本望だったようだ。

289 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/09(水) 18:31:11
【ラブドヨーニゴ】
討たず、討たれざるラブドヨーニゴ。
キュトスの姉妹の44番目ネクロゾーンが引きずり出して使役する異獣の一匹。
彼は何者によっても絶対に殺されることがないかわり、
逆に誰かを殺すこともできない。彼の手でどれほどひどい傷を与えられようと
傷つけられた相手は必ず生還する。

290 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/10(木) 18:43:12
歴史上に存在する全ての魔王を称して、
『十八魔王』と呼ぶ。

291 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/10(木) 18:46:25
【魔王】を討ち果たす存在を【裏魔王】と呼ぶ。
地獄で魔王ハルバンデフを倒したカーズガンもこの裏魔王の一人である。

292 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/10(木) 18:49:44
ある者は言う。
【魔王】には【魔王】たる絶対の所以があり、
また【魔王】を倒せるのは【裏魔王】だけなのだと。

ある者は言う。
【魔王】は大悪を成した者が周囲からそう呼ばれるだけであり、
【魔王】を倒した者が後から【裏魔王】と呼ばれるに過ぎないのだと。

293 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/10(木) 19:09:36
有名な十八魔王はハルバンデフやベルグ・ベアリスであるが、
魔王テンボトアンの存在も忘れてはならない。

294 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/10(木) 19:28:24
魔王テンボトアン。
それは最悪の竜使いの名前である。
最も恐るべき竜を生み出し、操った彼に畏敬の念を込め、
「竜の威を借る魔王」という格言が生まれた。

295 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/10(木) 19:37:03
最も恐るべき魔王は誰かといえば、それはハルバンデフである。
最もヘタレた魔王は誰かといえば、それはテンボトアンである。

296 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/11(金) 02:54:00
イヴン・アムズハンはハルバンデフをその著作「諸王における戦略・戦術論」において「風の王」として再評価したわけであるが、これは短期における戦略・戦術を評価したのであって長期戦略においては、残念ながら同書内においてもあまり高い評価は下していない(むしろ低い評価を下している)。
「風の王」で有名なくだりに比べて、あまり有名ではないが、同書内の「政治家と将軍〜長期戦略と短期戦略・戦術の役割分担〜」の章において彼はハルバンデフを以下のように記述している。

「(前文略)それ故、短期の戦術・戦略における勝利は決して永遠の勝利とは同義ではなく、むしろ明日の敗北と同義と言えよう。
 歴史に例を求めれば、ハルバンデフ、パトゥーサ、ムルサ・ドゥカクらがこれに当てはまると言える。
 こと、ハルバンデフにおいては、最も味方としなければならない身内や同族を敵にしたという点において、既に戦いの始めから敗者としての末路は決まっていたのだ。(前述の通り、部族社会において戦争をする場合、これは致命的な失敗である)
 将軍が有能であればあるほど、政治家を軽んじ蔑むようになりこの罠に陥りやすく……(以下略)」

 ただし、彼の著作内において、短期戦術・戦略と長期戦略の双方において高い評価を得た人物はいない。

297 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/11(金) 23:58:01
【ワユイーン】
妖精の一種。その姿は『毛むくじゃらの胎児』と称される。
翼や羽の類はもっていないが、大気と一体化することで
宙に浮き、空を飛ぶことができる。ひ弱そうな外見とは
裏腹に、行動的で気が強い傾向にある。彼らの社会では
自分や自分達の種族に楽をさせることが最優先課題とされ、
戦争で屈服させた他種族を奴隷として使役していた。
ゴキブリ(コックローチ)を奴隷のシンボルとして最初に
用いたのも彼らである。

298 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/12(土) 22:00:57
キュトスの姉妹フィランソフィアと大魔法使いライデフとの間に生まれた
コルニアとタリニアは双子の姉妹である。彼女らは『蹂躙の双姫』の異名を持ち、
二人で繰り出す赤魔術は"絨毯爆撃〟と称されるほどの威力と規模をほこる。

299 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/12(土) 22:18:02
大魔法使いライデフはフィランソフィアを親代わりとして育った。
しかし彼の本当の親はハルバンデフその人だった。

300 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/12(土) 22:26:41
コルニアは原キャカール人の伝承を伝える『獅子王と仔獅子の書』
にある獅子王キャカラノートの系図にもその名が登場する。
ただし名前だけの登場であり、事跡については記されていない。
名前が同じなだけの別人かもしれない。

301 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/24(木) 21:01:27
『姿無き声』
『姿無きものども』に連なる眷属の内、高度な知能と多数の未確認情報が上げられる正体不明の存在。
後期フィアレーン研究において主眼とされた研究対象であり、学院都市においては幾つかの学区領域が合同で研究を行っていた。
にも関わらず、姿無きものどもの正体や生態、その他伝承の由来すら判然としなかった。
音も無く自然に増える足跡、何処からとも無くする声、何も無い所から迫る不可視の爪。姿無き眷属達は各地でその凶行や奇行を確実に積み重ねており、早急に対処が求められる。

302 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/26(土) 15:55:40
【フラッカルヤンダーン】
名前は「硬い納豆の燃える投げ槍」という意味で、多くの納豆神が得意とする必殺技
ならびにこの技によって放たれた槍状の物体をさしていう。対象に刺さると爆発する。
使い手によっては爆発するタイミングや爆発するまでの時間を調整することができ、
飛んでいる途中で爆発させて眼くらましに使ったり時限爆弾として使うことも可能である。

303 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/26(土) 20:53:13
【メセルス】
南東からの脅威の眷属によるオルガンローデ開発とそれに伴う【竜】研究の副産物。
変身機構であるメセルスルイトを起動することにより、竜が竜騎士になるが如く変身
することができる。ただし竜(竜騎士)とは違い、身体構造そのものが変化するのではなく
変身者の体の表面に一瞬にして戦闘用の軽装甲(コスチューム)が形成される。

テンボトアンにより作り出された九色のメセルスルイトが麗躍九姫に与えられている。

304 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/26(土) 21:12:47
赤色のメセルスルイトで変身…メセルスロッタ
青色のメセルスルイトで変身…メセルスクエル
黄色のメセルスルイトで変身…メセルスフェナ
緑色のメセルスルイトで変身…メセルスハロフ
桃色のメセルスルイトで変身…メセルスリシェ
黒色のメセルスルイトで変身…メセルスバイド
白色のメセルスルイトで変身…メセルスワーレ
金色のメセルスルイトで変身…メセルスアレル
銀色のメセルスルイトで変身…メセルスルゲト

305 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/26(土) 21:24:45
各色のメセルスが扱う武器
(赤・斧)(青・剣)(黄・弓)(緑・鉤爪)(桃・魔法杖)
(黒・鞭)(白・槍)(金・戦鎚)(銀・大鎌)

306 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/28(月) 17:37:10
【ボローム根性焼き】
美戦九姫と一体化したボローム・フィーレバッハの必殺技。
魔力で赤熱させた魔槍ワリューウィアで滅多打ち&滅多刺しにする。
「ボロームボローム根性丸焼き」という強化技もある。

307 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/28(月) 17:51:09
【ボロームボローム根性丸焼き】
美戦九姫と一体化したボローム・フィーレバッハの必殺技。
「ボローム根性焼き」の強化版。美戦九姫の魂を一時的に体外に召喚し、
同時に9つに分身した星封槍ワリューウィアを持たせ、ボロームと10人がかりで
滅多打ち&滅多刺しを行う。ただし美戦九姫の魂の加護が無いボロームは
生身に等しいため危険度が高い。

308 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/28(月) 23:44:05
南東からの脅威の眷属たる美戦九姫の力を用い、眷属の切り札たるオルガンローデに立ち向かう、か…。

ボローム・フィーレバッハは智慧と勇気と仲間達との団結を以ってオルガンローデを退けていたが、
オルガンローデの改造が進むに連れて敵わなくなってきた。

(中略)

こうしてボロームは美戦九姫の力を用い、オルガンローデを退けたのだった。

309 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/29(火) 22:17:10
『ルミナス・ブレイズハート・ダークブレイド』
伝説の英雄シャーフリートの生まれ変わり。ビアレーデとは来世からの恋人だったが、究極魔王ダークシャドウの策略によって引き離された。
伝説の剣シャイニングレボリューションは五段階に進化し、ルミナスのエレメンタルスピリットに呼応して強力になっていく。
ダークシャドウを倒し、ビアレーデを取り戻すが、ダークシャドウの側近のデスカオスこそが真の魔王だったことを知り、魔竜デザイアオブドラグーンを自らの右腕に封じ、呪われた邪眼デススティンガー・ネオに肉体を蝕まれながらも最後の戦いに赴き、自らの中の邪悪と光の力を融合させた『アルティメット・ゴッドフレイム・バーストセイバー』を発動させ世界を救った。

310 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/29(火) 22:31:28
アルセス「デーデェイア。襲撃任務を依頼したい」
デーデェイア「分かりましたわ、槍の神様。 それで、わたくしは誰を殺さなければいいんですか?」

311 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/30(水) 16:28:58
【兵衛士】
東方で広く兵士・軍人の呼称として用いられる。
階級を表すさいは個人名の後に「兵衛」をつける。
例えば一番下の階級は「一兵衛」である。
国や軍隊組織により階級の数に多少の違いは有るものの、
大抵は「ニ十兵衛」が最高の階級である。

312 リーデ :2006/08/30(水) 18:08:53
エアル・バクスチュアル・オーによる世界の終焉が到来したその時、
キュトスの姉妹は再びキュトスになる事を選択した。
全ての姉妹は統合され、紀神キュトスが復活した。再会を果たしたアルセスとキュトスは、次の世界「ヨンドヴァナラウンド」の創世神となったという。
他の紀神や紀人達は世界に散らばり、各地で信仰されている。
その中で、金鎖の娘フラベウファはキュトスを得たアルセスに捨てられ、世界の果ての断崖で一人静かに絶望しているという。

313 言理の妖精語りて曰く、 :2006/08/31(木) 20:53:17
神々を語る上で、無視してはならないのがそれぞれの性質である。
彼らについて語り継ぐ伝承にはある程度の誤差はあれ、一定の方向性が定まっている。私はこれに着目し、その神の傾向を属性という器に収め、規定する試みを行った。以下がその区分である。

地のアルセス、風のアレ
火のピュクティエト、水のハザーリャ
闇のマロゾロン、光のドルネスタンルフ
人工のペレケテンヌル、自然のガリヨンテ
秩序のラヴァエヤナ、混沌のキュトス
竜のセラティス、猫のシャルマキヒュ
戦のデーデェイア、調停のエーラマーン
境界のゲヘナ、逸脱のアエルガ=ミクニー

これらの神々は互いに双剋し、お互いの力を拮抗させながらバランスを保っている。戦と混沌を司るデーデェイアとキュトスが死んだことにより神々の戦いが終決したのは、ある意味でごく当然とも言える。

パールスセイ 【神論概略】より

314 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/02(土) 03:24:26
アルバダオバ

亜流。水棲。特殊な扉化をし、時空を超える個体が存在する。
猫の国に於けるネッシー等の伝説の正体の一つ。

315 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/02(土) 14:47:23
世界が告げました。
在りがとう。跳び断て。誤眼弟蛇とう。翅ね。
世界が告げました。
空白に虚ろという名の虚構化した蓋然性の高さを象徴したかのごとき零泊の樹木は満ち満ちて空には高く高く深く低く香る自然は馨しく黎明は直ぐ其処にさあれっつらごー。

316 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/05(火) 00:06:56
【ラーゼフの黒い本】
狂医ラーゼフが記録した「ホモ・サピエンス」のメモを集め、「黒い革」で綴じたもの。
この革はラーゼフ自らが殺したネグロイド(ホモ・サピエンスの黒色人種)
の革を剥いでなめしたものである。本文によれば革にされた人物はホモ・サピエンスの
なかでラーゼフの毒牙にかかった最初の犠牲者でもあるようだ。
記述はこの一冊では終わっておらず、コーカソイド(ホモ・サピエンスの白色人種)の革で
装丁された【ラーゼフの白い本】に続いており、さらに三冊目であるモンゴロイド(ホモ・サピエンスの黄色人種)
の革で装丁された【ラーゼフの黄色い本】で終わっている。

317 ノエレッテ謡いて曰く、 :2006/09/05(火) 00:11:17
ラーゼフは鬼畜医師。転換。機知躯の石。石像。自動人形。
連想・結論。ラーゼフ・シリーズ。全57体まで完成した汎収集適応インタフェイス。有機素材により構成されたトップダウン式人工知能搭載のワイヤレス。

・・・ただし、オリジナルは居た。
かもね。

318 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/05(火) 00:39:33
ランスクリーオウ医師連盟医師A「あの一体が使えなくなったところで
替えはきくのだ。ふふふ、しかもラーゼフシリーズは顔も体格も変幻自在。
誰も気付くことはあるまいよ。」
ランスクリーオウ医師連盟医師B「そうですな。フハハハハ!これまで通り、
我々の天下ということですか!全く世間の愚かさが愉快ですらありますな。」
????「そうは問屋が卸さないわよ!」
ランスクリーオウ医師連盟医師A&B「誰だ!?どこから入ってきた!!」
怪盗クラララリア「私は人呼んで怪盗クラララリア!あんたたちの会話、
一から十まで全部聞かせてもらった!観念なさい!」
ランスクリーオウ医師連盟医師A「こンの馬鹿小娘が!聞かせてもらっただと?
下らんな!泥棒の証言なぞ誰が信じるものか?」
怪盗クラララリア「いいえ、馬鹿はあんたたち。話を聞いていたのは私だけではなくってよ。」
ランスクリーオウ医師連盟医師B「ギェェェ!それは『録響晶』!だがそれはコソ泥が手に入れられる
代物じゃないはず!もしかしてキサマのバックについているのは・・・・!!」
怪盗クラララリア「はい、無駄話はこれでおしまい♪間も無く官憲の方々が大挙して
ここに押し寄せてくるわ。あなたたちには逃げ場はない。」
ランスクリーオウ医師連盟医師A&B「そんな〜ッ!!」

319 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/06(水) 14:31:32
「すべてはアエルガ=ミクニーの仕業だ!」

科学や宗教でも説明のつかない不条理や超自然現象をこの一言で解明したつもりになった学者がいたが、その根拠を論理的に説明できるわけもなく、ほかの学者からは誰からも相手にされなかった。
彼は、「人の世に起こる論理的に説明できない事象は、すべて、アエルガ=ミクニーによる【リセット】と【ロード】が原因で起こったバグであり、それは人の世の物理現象では説明することはできない」という持論を持っていた。
彼の生存中に彼の学説が認められることはなかったが、彼の言葉は大衆の間で不思議な現象を説明するための代名詞として使われるようになった。曰く、「心霊現象というのは、すべて、アエルガ=ミクニーの仕業だ!」など。

また、彼は自説のなかでグレンテルヒ問題にも言及しており、「グレンテルヒなる人物は歴史上のどこにも存在せず、アエルガ=ミクニーによって引き起こされた【バグ現象】を歴史的に説明するために、後世の人々が現象自体を擬人化することで論理的に回収した。グレンテルヒという名前はその符号のようなものである」という新説を唱えたが、やはり誰からも相手にされなかった。

320 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/06(水) 18:32:39
『MP』
1MPにつき百人単位の高貴な魂と等価。魂の位は芸術家など感性の高い人物ほど高位であり、槍のタングラムに招かれた人の大半は高い感受性と芸術を解する人々であり、その中には偉大な演出家や劇団員、脚本家や作家、音楽家、画家なども含まれていた。
総勢千人ほどと伝えられる槍のタングラムの初回公演は、大量の魂を生贄にすることにより6ものMPを昇華せしめた。

321 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/09/07(木) 20:33:34
『燦然都市連合』
燦然たる珠ダーシェンカが統治する都市群の総称。
レメス信仰が盛んであり、中核都市パイラータで開かれる最高評議会では評議長ダーシェンカを筆頭に、各都市の市長が集う。
三千都市連合という呼称は語呂合わせであり、ダブルミーニング。
三千世界の事象を遍く内包する物、としてダーシェンカが類似定義を行ったことによりファガノン平原を含むカイラン地方はその領域内において完結した生態系を維持する事が可能である。
実際の都市数は、最多の時で71都市。この上限数もまたダーシェンカの作為によるもの。彼女が形相による見立てを用いた魔術体系を用いた為、その影響は各都市に見られる。
東方文化の影響を強く受けている。

322 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/11(月) 16:14:02
【ザイ三姉妹】
シャルマキヒュの娘たる戦乙女ジャスマリシュの三姉妹。
ザイ=ラミス、ザイ=ジャエト、ザイ=アーウォスの三人。
父親は猫騎士ミューンであるとされるが、白臥猫チルマフとする伝承もある。
竜殺しに長けた三匹の猫騎士『殺竜三騎』が持つラミスの槍、
ジャエトの鉈、アーウォスの矛は元は彼女らが持っていたものである。

323 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/11(月) 17:32:53
【ザイ=ジャエト】
古き神シャルマキヒュの娘たる戦乙女ジャスマリシュのひとり。
ザイ三姉妹の次女。呪いによって触手に変えられた右手と左手に持つ鉈を武器とする。
性格は前向きというかポジティブというかアッパー系。
髪型は猫の国で言うところの『ボブカット』である。

324 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/11(月) 18:14:14
アッパー系のザイ・ジャエトはノってくると「ヒャッハァ」とか言って笑う。

325 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/11(月) 21:30:44
『ザイ=アーウォス』
戦乙女ジャスマリシュのザイ三姉妹の三女。
酷い乱視で、眼鏡がないと何も見えない。
しかしその反面耳は戦乙女の中で最も優れている。
頭に生えた大きな猫耳をピクピクと動かしながら索敵するのだ。

326 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/11(月) 22:30:26
『竜神信仰』
竜を神と考え、崇め奉る信仰。
界竜ファーゾナーを主神とし、調停竜エルアフィリス、守護竜クルエクローキ、威力竜オルゴーの三柱がその下に付く。

ちなみに界竜ファーゾナーなる竜は現在確認されておらず、信者達の想像上の竜だとする説が有力である。

327 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/15(金) 23:55:08
【バルベーロー】
才能や魔力に秀でた者を自分達の内に引き入れようとする思想集団。
彼らから引き入れの対象とされる者は「星を持つ者」と呼ばれる。
バルベーローでは優れた才能や高い魔力が「星」と呼ばれ尊ばれる。
バルベーローを構成するのは「星」を有すると判断された者達であり、
その門戸は「星」を持たぬ凡人へは開かれていない。
「バルベーロー」という名前は未来に出現するという紀人からとられている。
彼らの伝承によれば。かつてこの集団の祖達の前に遥か未来の世界から
来た紀人バルベーローが現れ、自身の霊と肉となるべき「星を持つ者」
を集めることを命じたとのこと。以後彼らはこの言葉に従い、
星を持つ者を集めながらも自らの星(つまり才能や魔力)を磨く日々を続けている。
その日がいつかは伝えられていないが、来るべきその時、星を持つ集団バルベーロー
に属する全員の霊と肉は一つに融合し、紀人バルベーローになると信ぜられている。

328 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/18(月) 02:14:31
さすがばっちゃだ。
あの人なんでも知ってるぜ。

地面を中途半端に熱して、進入した兵の足の裏を定温火傷せしめるんだよな。
最初のうちは誰も気にも止めない。
敵陣の真ん中まで行ったあたりで皆自分の火傷に気付いて立ち往生。
もはや満足に動けなくなったところを一網打尽にされたんだ。
ひどい戦争もあったもんだ。

329 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/21(木) 20:24:58
【アラストーム】
夢を司る神人。
人が眠って夢を見ている間に人の意識がいっている「場」そのもののようなもの。
それをつくりだしている存在であり、それ自体であり、その中に充満している存在。

330 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/22(金) 02:36:26
【非仙教】
【紀元錘】を追求する人々によって信仰される宗教の一つ。
その歴史は古く、ジャッフハリム時代以前にすら遡る。
【紀元錘】に触れたとされる一人の人間、
【名前を呼ぶことのできない賢者】と呼ばれる紀人
(もっとも、彼ら自身はそのような存在を普通の紀人と区別して【紀仙】と呼んでいる)
を奉じて集まった人々のグループに端を発する。
多くは山奥や森の中のような世界の片隅や辺境のような所に暮らす
散在する小さな秘教集団のような形で存在している。
武力にしても権力にしても魔力にしても、「力」一般を持つことを基本的に好まず、
戦争や争いなどの起こる場所を避けて生きていく術を心得ている。
そのような性質のため、歴史の表舞台にはほとんど姿を見せないが、
民衆の中ではなんとなく彼らのことはよく知られていて、
小さな村などに行くと、【名前を呼ぶことのできない賢者】やその他の
彼らの聖人達が祭られている祠が時に目につくことがある。

331 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/22(金) 12:47:01
【紀名派】
非仙教の教派の一つ。
【名前を呼ぶことのできない賢者】の名前を知ることこそが【紀元錘】に至る最大の鍵であるとする流派。
ただし、たとえ知ることができたとしても、その認識は知ることのできたその人だけのもので、
【名前を呼ぶことのできない賢者】の名前は声にだして言うこともできないし、紙に文字で書くことも不可能である。
ただ、その名前を心の中で唱えることによって【紀元錘】に達することができるか、あるいはそれに近づくことができると言われる。

332 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/22(金) 15:56:40
【名前を呼ぶことのできない賢者】その人を中心に形成された最初の非仙教徒の集まりの事を
特に【紀仙教団】と呼ぶこともある。

333 329 :2006/09/23(土) 16:40:35
夢の神人ってもういましたね。
名前の付け方間違ってるし。
無かった事にしてください。

334 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/23(土) 17:00:54
アラストームとトラスティティは共に夢の神であった。
しかし両神は、互いに人々の夢の場をかけて合い争った。
最終的に全ての夢を食いつくし、夢の覇権を手に入れたのはトラスティティ。
アラストームの存在は「なかったこと」とされ、現在では一部地域の伝承に名を残すのみである。

335 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/23(土) 22:46:34
矛盾があってもそれを上手く利用するのがゆらぎ流w

336 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/25(月) 00:20:09
かつて、
イウワァバイはカーウィスの半身たるカーティスを殺した。
イウワァバイは龍帝ガドカレクの骨を削り、四つの印璽を作った。
イウワァバイは魔人メクセトの足跡に溶けた銀を流し込んだ。
イウワァバイはトルソニーミカと同じ服装で一年を過ごした。
イウワァバイは『紀狂』にてアローカのゾエルンに秘密の書物を書き写させた。
イウワァバイは麗躍九姫のすべてに恋をした。
イウワァバイは痩せぎすのソーラク王に踏みつけられた。
イウワァバイはコル・ポニーと六聖者の知られざる告白を記録した。
イウワァバイはレーラァに苦言を呈した。
イウワァバイは英雄達の産湯を瓶や壷に入れて収集した。
イウワァバイは肉体を失ったリト三姉妹の次女に機巧家政婦(メイドロボ)の体を用意した。
イウワァバイはマロゾロンドのなかに紛れ込んで見分けがつかなかった。
イウワァバイは魔竜レーレンタークに"豊穣〟と"繁栄〟を喰らうことを教えた。

337 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/26(火) 23:16:31
紀元槍に関する異説は古来数多く存在した。
曰く、【槍】は超古代文明の遺した惑星軌道エレベータであるとか。
曰く、【槍】は竜巻に似た、単なる自然現象であるとか。
曰く、【槍】は虚空の先からパンゲオン世界をつるすいわば「ひも」であるとか。
だが、もっとも興味深いのは南方民族の異説であろう。
それによると、この世界は巨大なキノコのかさの裏であるという。
そして、【槍】こそはキノコを支える柄。そのキノコの名は「蟻背(アリセ)」。
蟻背は罵蟲(パムシ)の背から生えてきた。
だから空が青いのは、本当は下にある蜜が青いから。

338 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/27(水) 00:36:49
【ダカ ◆M5vQG7kANk】
801道を信奉する似非関西弁の使い手。あやね ◆eY45Z75rvsに粘着するライバル(自称)
であるが、あやねの分身の一つであるという説もある。トリップキーは#dakaraである
ことが判明しているが、これはダカ自身が自らキーをバラしているため。
ダカのキー公開は、自分がヘマをやらかしたときに「ダカに成りすました何者か」の仕業に
摩り替えられるようにするための行為だと考えられる。

339 言理の妖精語りて曰く、 :2006/09/30(土) 11:31:25
【リト=ブラッセ】
戦乙女ジャスマリシュのひとり。リト三姉妹の次女。かつて
"戦乙女の母〟シャルマキヒュ女神や他のジャスマリシュとともに
龍帝ガドカレクの軍勢と戦ったが、仲間をかばって
ガドカレクの吐く猛火の直撃を受け、肉体を失ってしまう。
奇跡的にも魂は失われず、怪人イウワァバイにより彼が用意した
機巧家政婦(メイドロボ)の体に定着させられる。
主武器はシャルマキヒュが討ち取った龍帝の角を加工して作られた長大なドリル。
ガドカレクの鱗を貫き命を絶った聖剣・龍帝斬アーヴァスキュアレを意識して
魔槍・龍后穿ガドカレクという名がつけられている。リト=ブラッセは「龍后穿」の名を
証するかのように、このドリルで龍帝ガドカレクの妻・龍后ソルボワールを貫き殺した。

340 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/04(水) 03:12:38
言語魔術師の中で最も恐れるべき一人は、
世に数多の死亡フラグを自由自在に操るあの者だ。

341 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/04(水) 20:48:01
パンゲオン
1.無。
2.キャカラノートの神殿。
3.(集合的に)神々。

342 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/04(水) 22:57:45
前神代までの紀人は新しき神として信仰の対象になったのだが、それ以降の紀人は粗製濫造された者が多く大半は記録にすら残らず埋もれていった。

343 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/05(木) 16:33:34
ヌアランダーラが【猫の国】を訪れたとき、岐阜本光健はこの怪物に捕食され取り込まれた。
この時ミッタケ少年を苦しめたのは痛みや恐怖だけではなかった。ヌアランダーラのその姿は
かつて引っ越す前、メビウスゼロ世界を持ち寄った友人が書いた怪物の想像図そのものだった。
かつての友人の想像物が実在したことに対して、ミッタケ少年はそれこそ臓腑がえぐられるような嫉妬を覚えた。
しかもその想像物が自分に向かって襲い掛かったことで、彼はあの友人から復讐されたのだと感じた。

344 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/05(木) 16:37:00
岐阜元光武の今際の際の衝動はヌアランダーラの真相に刷り込まれ、引き継がれた。
そうしてヌアランダーラは、今日もミッタケのかつての親友・金城を探して回る。

345 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/05(木) 23:02:49
岐阜本光健、今はヌアランダーラである者は、かつて自分が想像したクラインフィニティ世界のもの
を見つけ、その実在を証することに執着する。岐阜本少年にとって金城少年の創造したメビウスゼロ世界の実在は
ヌアランダーラの出現によって証明されてしまった。同じ様にしてクラインフィニティ世界の実在を明らかにし、
少なくともメビウスゼロ世界と同等に真実であることを証明しなければならないという思いに駆り立てられている。
真実とただの空想では真実のほうが明らかに上位。クラインフィニティ世界を見つけないかぎり、
自分はただの空想屋であり、本当にある異世界を見た金城少年に比べ遥かに劣ることになる。

346 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/05(木) 23:08:18
ミッタケ少年には「(友人など)対等である者に対し、優れてもいいが、劣っていてはならない」という価値観がある。
もし、金城少年と同等の世界を見る目が無かったのなら、自分は金城少年と友達であってはならないということになる。
別の言い方をするなら、「友達でいるのに値しない」。彼がクラインフィニティ世界の真実性の証拠を求めるのは、
金城少年と再開したときに、少なくとも「同等の者」として振舞えるようにするためでもある。

347 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/09(月) 19:08:33
【カーティス】
想念の魔女。赤魔術師団体【カーウィス】の全団員の想念の中に
住まう実体を持たない存在。「カーウィスの半身」と称された。
カーウィスの他の魔術結社と比べてもあまりにも強靭な結束も彼女の力によるもの。
しかし普段は団員それぞれの深層意識の底に身を潜めており、カーティスの存在を
知っている団員すら存在を意識することはなかった。また、カーウィスの団員は彼女にとっては
自分の肉体同然であり、自由自在に操ることができるため
彼女こそカーウィスで最強の術者であったと言える。

彼女が黒衣の怪人イウワァバイに殺されたとき、カーティスとの
繋がりが強かった団員達も同時に絶命した。

348 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/10(火) 23:15:59
【ゼルディーオ】
第一次地獄開放の際に地上世界に出現した異獣の一体。
【地上の王都ディスカレイリーグの年代記】や【天上の神国ディスカレイリーグの年代記】
では「風の元魔」として記述され、その他にも「上空から眺めるもの」「地獄から来たもの」
「大いなる死の風」などの異名を持つ。空を飛び、風を操る力と術に長ける。

349 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/11(水) 09:42:43
リーグス神話によれば至高四元魔はそれぞれ百人の高位魔族を率いているとされるが、
本当だろうか。メクセトは群れをつくりたがるような者ではないし、ギガマルは憔悴しきっていて
部下の面倒を見れはしない。メレキウスは自分と接する者に高過ぎるいハードルを課しがちだし、
ゼルディーオも自分のまわりに誰かがたくさんいることで自由を奪われると感じる性格だ。

350 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/11(水) 19:21:25
【単位局】
言語詠唱型魔術の利便性向上のため、数量言語化が達成されていないものを正確に表す
単位の研究を行う団体、様々な国や富豪からの援助で運営されている。

【POE】
単位局により開発された文章発音時の恥ずかしさを表す単位、この単位の成立により
絶望と恥辱の詩集と言われる【セルラの桃色詩集】の恥ずかしさ世界一説が
完全な形で証明され(647億〜656億POE)、嬉し恥ずかし系魔法の発展に貢献した。

351 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/13(金) 22:43:27
【転生王アメイジア】
チャカ大陸北東部のガンド人の神話伝承に登場する王。
世界でただ一人、輪廻転生する能力と使命を神から与えられた。
転生によって世界各地にさまざまな種族・民族・性別の者として生まれ、
子をもうけ、人々を導いたとされる。アメイジアの転生は『西と東の交わるところ』
で行われた魔神との戦いで魂を砕かれるまで続き、この世にアメイジアの
子孫でない者や導かれたことのない民は殆ど存在しないと言われる。

352 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/13(金) 23:29:39
【エッド・アメイジア】
【エッド】とは「自称」の意。世界中に沢山いる。
大抵は救いようのない狂人だが、まれに信者を獲得していい暮らしをしている奴もいる。
ひとつの街に最低一人は【自称アメイジア】が住んでいるという。

353 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/13(金) 23:39:03
【フルフミブァルム】
蜥蜴人の一種。種族名は「緑の雲から来たもの」を意味する。
緑色の鱗を持つことから緑鱗人と呼ぶこともある。
数が少ないわけではないのだが、身体的・文化的に
単一の人種・民族にまとまっている。
彼らの神話・伝承では作中での語り部が他種族であることが
圧倒的に多いことも特徴のひとつである。

主な居住地は西方六カ国のペウス。

354 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/17(火) 17:58:16
【カオス】
またはゆらぎ、とも。
この世界を構成する全てのものが生まれたとされる場。
物質の生成と消滅が一瞬にして起きており、常に不安定。
何かの偶然で、比較的長い時間カオスが安定したときに【ヌーナ】が生まれたとされ、
さらにヌーナがカオスを安定化させたために、今の世界が出来上がった。
猫の国はカオスとは別の次元に存在しており、特別な影響は受けていないようだ。

355 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/19(木) 09:57:56
デラオンの血族は妖精の一種ワユイーンの最後の一族である。ワユイーンは大地の球化以降の
急降下ぶりは凄まじい。奴隷にしていた種族から反逆されて皆殺しにされたり、今度は自分たちが
家畜扱いされたり、新しい病気で死にまくるでもう災難の連続だった。でもってデラオンの血族もやがて滅びていく
わけだが、その様子を記した物語というか記述の集成が『最後のワユイーンの最期』である。

356 魔王 :2006/10/21(土) 09:27:50
昔々あるところに魔に魅入られた王がいました。
王は軍隊を率いて大陸の東から西まで焦土に変えました。王が征服できなかったのは大陸北の万猫殿と大陸南の竜の巣だけでした。
焦土と化した都市にはたくさんの孤児がいました。孤児たちは明日生きるために身体や命を売りさばき、同じ境遇の者同士で争い合いました。
そんな孤児たちの中から一人の傭兵が現れました。この傭兵は魔に魅入られた王の跡を追って歩き、王の軍隊の一員として戦いました。かつて孤児だった傭兵は同じ境遇の子どもたちと故郷をたくさん生み出しました。
やがてこの傭兵は王の側近になりました。この頃の王は力が衰えていたので、速やかに傭兵に王座を奪われました。傭兵は王を城門に吊るし、その王女を犯して地上より遥か高みにある塔に幽閉しました。
王となった傭兵は再び戦争をするために先代の手に入れた支配地をすべて解放しました。王となった傭兵は先代とは逆周りに侵攻しました。西から東へ、復興した都市や農地を焼き払って進みました。
再び孤児が生まれました。孤児たちの中にかつての王のように傭兵になる者もありました。そして孤児出身の傭兵が王に復讐を企てました。それをかつて孤児で傭兵であった王は捻り潰しました。王は大陸の西から東までを征服すると孤児たちを罪ある者もない者も関係なく平等に殺しました。
そのうちに王は今までとは違うことを始めました。孤児を保護する命令を公布しました。そして大陸全土に孤児院ができました。
孤児院といっても名ばかりでそこは収容所でした。無数の子どもたちが無惨な死を遂げました。王は成果を確認すると今度は死にかけの子どもたちを手ずから救い始めました。
王の手で直接救われた子どもたちは王に忠誠を誓いました。
救われた子どもたちは自らを洗脳しました、自分は王の所有物だと。
かくして、かつて孤児で傭兵であった王は魔王と呼ばれるものに変じました。

この魔王は邪悪な治世を行った後に行方不明になりました。ある日、密室状態の自室から忽然と姿を消しました。
王は罪深かったので、竜となって空に昇ったととも、竜に変化したあと猫騎士に討たれたとも、またその力を認められて威力神にさらわれたとも言います。
けれども人々の好んで信じたのは、王が地獄に落ちたというものでした。
これは昔々の物語、まだ人間が愚かだったころの話です。
<終わり>

357 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/21(土) 13:09:03
【エイス・ロネ】
エイス・ロネという一人の人物ではなく、トルクルトアのある歴史家集団の筆名。
しかし彼ら自身は表立ってそれを明かそうとはせず、一種の秘密結社として活動した。
主な業績に古代・中世・近世・近代の四部からなる『ロネ版トルクルトア史』がある。

358 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/21(土) 13:34:29
ロネ版トルクルトア史・古代の部
第1巻.諸人類の誕生と神話の時代
第2巻.文明初期のトルクルトア
第3巻.獅子王の諸都市との交流
第4巻.白猫の民と黒猫の民
第5巻.ジャッフハリム時代
第6巻.暗黒期史復元の試み
第7巻.二大祖国時代
第8巻.第二暗黒期
(以下続く)

359 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/25(水) 07:38:26
【エイス・ロネ】の中に、後に紀人となったハレがいたという噂も流れたが、
ハレは生存中に一切のコメントを出していない。
ハレは歴史には興味がないと何度も(その著作の中ですら)言っているが、
エイス・ロネのメンバーであることを知られたくなかったのかもしれない。
無論、真相は不明である。

360 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/25(水) 23:14:29
【上井ラナ】
超絶萌えキャラ神。
萌えキャラオブ萌えキャラ。
あらゆる萌えキャラに対するヌーナでありパンゲオン。

361 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/10/25(水) 23:23:45
>>360
上井、つまり上【い】である彼は、【あ】であり、始まりのα、そしてパンゲオンであり、原初たる存在【アレ】なのである。

362 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/25(水) 23:27:19
どこかの宗教における、ヌーナの御言葉とされるもの↓

「この世界には、萌えという概念が必要なのだ」

363 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/25(水) 23:36:31
うえいらなはway runner

364 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/10/26(木) 00:34:34
>>363
way runner とは、道を駆ける先駆者にして未知を切り開く探求者。
速さの神であり、智の探究神でもある。

365 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/26(木) 00:39:46
そして『路の女王』とも関係が深い。

366 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/26(木) 21:26:45
【ケフレーヒル】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族は西北人。
常時親友及び恋人募集中な悪魔。騎士の中で最も召喚に応じやすい一人であり、
召喚後も術者と深い関係を結びたいがために地上に残ることで知られる。
ケフレーヒルの親友や恋人になると地獄の諸侯とのつながりを持ちやすく
なると言われ、地獄との関わりを持ちたがる魔術師からの人気は高い。

367 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/26(木) 22:44:43
【ゾムドレ】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族はアヴロノ。
その凶暴さ、獰猛さは悪魔の基準でみても常軌を逸している。その凄まじさたるや、
貪蝗相化させられたロシンバズイの配下の生き残りではと囁かれるほど。
さらに、他の誰かと何かを取引したり契約するなどという思考を
持ち合わせていないため、彼をわざわざ召喚しようという者はいない。

そんな彼も主君たる呪祖レストロオセの前では驚くほど大人しくなるという。

368 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/26(木) 23:30:25
【トロメリア】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族は人間(ノローアー)。
ビシャマルの魔術師団の一員として紀人レメスの捕獲にも参加したという。
古代から積み上げてきた魔法関連の知識量は「デルゴの図書館の書架」と呼ばれるほど。
彼女の知識には失われてしまった魔法や秘儀のそれも含まれる。彼女を召喚する者が
求めるのもその貴重な知識なのだが、代価として「同等に価値のある知識」を示さなくてはならない。

369 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/27(金) 21:13:30
【パンゲオン・ザ・ダンジョン】
時代、認識、解釈によって姿はさまざまに変わる。
その数ある解釈のひとつでは、これは「槍の砦」と呼ばれる。
紀元槍と呼ばれる謎の巨大槍が砦の中心から天に向かって突き出している。
内部は地獄と呼ばれる非常に危険な異界と繋がっており、砦の中だけ別の次元に存在している。
中に入ることは困難ながらも出来るが、触れるだけで全ての知識、快楽などが得られるという
砦の最上階、槍が砦の外と繋がる場所は、誰一人としてたどり着いたことがない。
まず砦に入ったら、最上階を目指すのはおろか、元来た道を辿っても砦から出られないということがあり、
挑戦して行方不明になった者は数知れない。
砦の一番てっぺんは、砦の外からは見ることが出来るが、実際にその場所までたどり着かないと本当はどうなっているか分からない。
砦の周りは幻惑を見せる霧が漂っており、砦を外から見るものを惑わすといううわさまである。

370 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2006/10/27(金) 21:28:35
>>365
彼の名は『路の王』。
キュトスの姉妹ヘリステラの対を為す、旅人の神である。

371 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/27(金) 23:58:50
【ゴルプスッド】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族はフルフミブァルム。
ジャッフハリム時代に西方から招かれたある武術指南役の息子だという。
メクセトに弱みを握られているらしく、この魔人の玩具たるダルスカームの下手糞な
召喚術に応じることを余儀なくされた苦労人。そしてダルスカームの悪行
に手を貸しオルマズ族をほぼ全滅に追いやった為に、カーズガンからも憎まれる羽目になった。

372 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/28(土) 11:07:28
【タバクシャラス】
又の名を八尺尺八のタバクシャラス。
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族は鰭耳人。
鍛え上げられた肉体はまさに筋骨隆々、それでいて肉体美と機能美が共存する芸術的実存だ。
地獄に堕ちてなお、その輝きと煌きは失われていない。
彼に呼びかけるときの掛け声は「オッス!兄貴!」と決まっている。

地獄で最もァツーィ!漢として某三兄弟からも注目されているとかいないとか。

373 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/29(日) 11:41:07
【ハルハハール】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族はフェルケフェーナス。
小麦色の肌と青い瞳を持つ小柄だが美しい少年の姿をしている。
騎士の中でも珍しく精霊の出身であるためか、なかなか強大な力を持っている。
鰭耳人の中でもフェルケフェーナスを信仰していたアウマグ人の出であるタバクシャラス
に自分のことを崇拝させようと躍起になっているようだが…。

374 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/30(月) 10:32:37
ゴルプスッドの居城には城主が収集した膨大な数の剣がおさめられている。彼は剣好きの悪魔としてよく知られている。
たくさんの剣を所有することは彼の魂が地上にあったときから、それも幼い頃からの願いであった。
彼の両親は剣術師範として西方から招かれ、兵士達に剣の技を教えていた達人であったが、
息子にその才能は受け継がれず、そのためか両親との関係はあまり豊かなものではなかった。
彼自身も剣技の上達に関しては幼い頃から諦めを抱いていたが、『剣』という武器そのものには
並々ならぬ魅力を感じ、書庫に篭っては古今東西の剣や剣にまつわる伝説の本を貪り読んだ。
しかし現物に触ることは両親が許さなかったので悶々としていたそうである。

375 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/30(月) 22:14:13
【レストロオセ三十七騎士】

聖母レストロオセを守護せし三十七の聖騎士。
彼らの魂は今もなお、神と昇じたレストロオセに忠誠を尽くす。
この世を闇が覆うとき、かの戦士たちは再び地上に降臨しよう。

376 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/30(月) 22:34:34
【レストロオセの三十七騎士】にも辛い決断をしなくてはならない時があった。
例えば、それは仲間だと信じていた七人の裏切り者を討ち取ることであった。
彼らはそれらを乗り越えてきた。主君に過ちがみられるときは打ち首覚悟で忠言をした。
聖女レストロオセも、媚びや偽りとは無縁の騎士たちを信頼し敬愛した。

377 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/30(月) 22:42:49
レストロオセの三十七騎士は騎士の鑑、
レストロオセは主君たる者の鑑である。

378 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/30(月) 22:50:49
レストロオセの44騎士って地獄開放事件の度に何柱か出て来てそうよね。

379 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/30(月) 23:05:00
地上に出てきた“騎士”ゴルプスッドが紀人カーズガンに尻尾を切り落とされてる。
彼の元の種族は“蜥蜴”人の一種なんだけど、また尻尾が生えてくることは無かった。
蜥蜴と蜥蜴人はやっぱり全く別の生き物なんだろう。

380 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/31(火) 21:55:10
カーズガンの持っていた剣に、再生能力を停止させる能力があったとも考えられるんじゃないか?

381 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/31(火) 21:56:10
>>380
新解釈

382 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/31(火) 23:39:53
>>380
呪いの剣だなきっと。

383 言理の妖精語りて曰く、 :2006/10/31(火) 23:43:56
オルガンローデの剥落の鉤爪との関連が疑われる。

384 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/09(木) 10:03:38
チャカ大陸では本大陸がかつて『忘却の地』であったと語る伝説が多く存在する。
本大陸はある魔物の力によって、立ち入った者の記憶を根こそぎ消し去ってしまう
魔境と化したが、ある英雄がその元凶を断ち切ったので、元に戻ったという。

385 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/10(金) 01:07:11
【太陽の妖精騎士団】
妖精皇帝エフラスが失われた後に代頭したアヴロノの諸新王の一人・ハールが率いる軍団。
名前にある「太陽」は団長であるハールの名の語義が「太陽」であることと、
自身が新しい時代に輝く太陽にならんとするハールの野望に由来する。

ハールと共にフェーリムを生み出す(アヴロノをフェーリムに変える)技術を手に入れようと奔走し、
フェーリム『製造』技術を憎み闇に葬ろうとするヒャガン=アンらと何度も対決した。

386 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/11(土) 00:41:04
要約する能力

387 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/11(土) 16:13:21
それは噛み砕く能力であり、効率化の能力である。
引用を集めて、それを切り貼りするだけでは、いけない。」
と、私の姉はよく語っていた。
その姉が死んで今日でちょうど3年になる。
姉の結婚相手は別の女性と結婚し、姉の霊前を訪れることはない。
しかし二人の間に生まれた子はいいやつに成長し、こうして来てくれた。

388 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/11(土) 18:56:58
邪猫ディスノーマは邪猫ではなく邪描である。

邪描ディスノーマは邪描ではなく悪描である

悪描ディスノーマは悪描ではなく悪戯描である。

      ―――ゲシュタルトを崩壊させる呪文

389 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/11(土) 19:34:51
身の上話のような語りから一転して詠唱に転じる。
『ゲシュタルトを崩壊させる呪文』の特徴である。
前半にあたる『身の上話のような語り』は上記の
『要約する能力についてよく話していた姉が死んで今日で三年目になる。』
以外にも何種類か存在する。しかしながら誰が、どのような意図でつけたのかは不明。

390 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/12(日) 16:27:28
【猫の地球の最後の歴史】
猫の国の地球から過去の人類(ホモ・サピエンス)が絶滅した後に出現した
種族『手を持つ猫』の歴史を描く書。竜術師ゴルトルーヴェンが賢者の岩
の内部に隠された記述を秘術で読み取り、書き写したもの…という建前だが、
空想の物語とみられる。多くの作者が別々に創作したためか、互いに内容が
大きく違う版がいくつも存在する。

391 ラグナロク :2006/11/13(月) 18:31:39
バルドル(バルデル)の死によって早められた、神族と巨人族の間に起こる世界終末戦争。太陽と月がフェンリルの子であるスコルとハティに飲み込まれ、
あらゆる命が巻き込まれ、あらゆる命が消える。相手は死ぬ。

392 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/13(月) 20:51:45
ってWikipediaに書いてあった

393 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/14(火) 01:18:40
まじでッ!?

394 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/14(火) 01:19:33
えっマジで

395 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/14(火) 12:09:46
Yuragipedia?

396 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/15(水) 22:10:55
レスカミーレは喜劇的なまでに不運な少女であった。
彼女の想像した不運はすべてがその身に降りかかる。

397 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/15(水) 22:56:26
コキューネーはそんな彼女を哀れんで、不運を想像しないように脳みそを洗ってあげようと思った。

398 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/15(水) 23:50:44
ガロヨンチョもまたレスカミーレに同情した。また、彼は物語の作者にもなりたかったので
彼女についていってネタでも集めようかと考えた。しかしガロヨンチョはしょせん
ガロヨンチョであり、一度目の不運に遭遇した瞬間にあらゆる気力が萎えてしまった。
さらに記憶力も良くなかったので、その後に通過した苦難も一月もすれば
ぼやけて概要すらろくに言葉にできない状態になるのだった。

399 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/15(水) 23:52:14
コキューネーの手術の結果、レスカミーレは【絶対楽天家】となった。

400 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/15(水) 23:57:54
「なあんて悲しいんでしょう!なあんて苦しいんでしょう!」
ノリも人格も何もかも、前とは違ってしまったレスカミーレを、
急に遠い存在に感じてしまったガロヨンチョ。そんな彼の心を
見通したかのように、カーズガン坊やは無言でロクゼン茶をそっと差し出す。

401 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 00:05:34
各国に対応する守護戦乙女(『ジャスマリシュ論』より)
アロイ:アロイ=メルクール
トルクルトア:イルディクリーズ
ペルネー:ムーフォトール
北方帝国:ザイ=ラミス
竜王国:ザイ=ジャエト
彩国:ザイ=アーウォス
北辺帝国:リト=アーニスタ
ワリバーヤ:リト=ブラッセ
ペラティア:リト=ユディーア
ティシムガンド:ガロッド

402 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 00:30:03
アウラ:フィーガルデ
リクシャマー帝国:リーデルサル
ロズゴール王国:カエム・ア・ロズゴール
ペウス:ラクラクマー
カリデ王国:ブルーティ
ステアト:フェロトヤイキト
ロクシア王国:メリム=メファイ

403 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 19:37:21
トトリはトイッカト・ルダの塔を最後の砦として戦った。
彼には想い人がいたが、結局告白できなかったという。


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1140459429/803

404 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 19:51:58
>>403
トイッカト・ルダの塔は、ダルトカイットの塔とほぼ同義である。
第一次時空融合事件の際に出現した「虚物」。
元々はなかったはずなのに、歴史の書き換えによって「デコラ半島にある、世界最古の建造物」
ということにされてしまった。

405 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 19:54:15
ちなみにダルトカイットの塔は以前存在しているので、
世界最古の建造物が全く同じ時期に二つで来たという奇妙な状況ができている。
そして誰もその事を不審に思わない

406 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 20:01:19
テオサケルは言った。「まるで二通りの歴史書が同時に真実となっているかのようだ。」
その通りかもしれない。
この場合、「ディルメレン年代記」と「チク・シールの書」がそれに当たるのだろうか?
それとも「黒き髪の年代記」と「アルカェミスト」か?

407 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 20:22:22
【ロネ版トルクルトア史】が欲しい・・欲しくてたまらない!
文庫版でどっかに売ってないかなー

by一文学少年(10)

408 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 23:20:06
待っていればいつか必ず文庫化される……僕もそう信じてたさ。
でも現実は無情だった。
好きな作家に限って、ぜんぜん文庫化なんてされやしなかった。
分かったんだ。待ってるだけじゃだめだって。

だから……僕は決めたんだ。
僕自身が、自分の手で文庫化してやるって!

409 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 23:28:48
図書館で読むだけでは満足できない?
その気持ち、わかるよ。
本という存在は美しい。ロネ版トルクルトア史の装丁は
とりわけよいものだった…見た目、手触り、何もかも。
自分の手元において愛蔵したくなる。
文庫版でもあのセンスを維持して欲しいと思う。

410 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/18(土) 23:31:06
ユヤ少年は世界中の書物を文庫化することに執念を燃やした。
彼の思想は、彼の死後も細々と、しかし色濃く受け継がれていった。

411 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/19(日) 10:45:03
【ダ・モン】
ラーカルの兄弟のメンバー。愛くるしいぽっちゃり系少年。
誤解されやすいが、菜食主義的サークル「草食動物の館」に
参加していることからもわかるように、肉は食わない質である。
好きな動物は馬で、作品にも馬を題材にしたものが多い。

出会うたびに「気持ち悪い。」と突っかかる馬刺し好きのトトリとは犬猿の仲。

412 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/19(日) 14:33:05
主な著作は「おれは汗血馬」など。

413 言理の妖精語りて曰く、 :2006/11/20(月) 22:47:04
謎多き男ツンデレーエフ。そのフルネームはウラジーミル・ミハイロヴィチ・ツンデレーエフといった。
露西亜風表記をするならばВладимир Михайлович Тундреевにでもなるのだろうか。
正直なところツンデレーエフ(Тундреев)部分の表記の正しさには自信が持てない。

414 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/11(月) 23:50:22
「燃える単眼」は第四大地から除去されるべきだと判断された。
彼を迎えに第一大地から四体のアウターがやってきて連れ去っていった。
「燃える単眼」の引渡しが比較的スムーズになされたことに関しては、
第四大地側の死者の働きによるところが大きい。

415 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/17(日) 11:46:24
お前に捨てられてから 俺はまるで
街角に張られた サラ金のチラシみたいだ
誰だって見向きもしない
それはそうさ
俺はお前に捨てられたんだから

お前のことを本当に愛していた
何もかもが壊れた今だって
お前への愛だけはあの時のまま
脳味噌の中に眠ってる
その完全さが
ますます俺を苦しめると分かっているのに

俺の耳から花が生えたら
お前の部屋に置いてくれるか
あの窓際の パラノイアックに白い写真立ての隣にさ
俺の耳から花が生えたら
お前は俺を見てくれるか
毎朝水をやって 琥珀色の瞳で微笑んでくれるのか
俺の脳味噌に埋め込まれた種が 花開いたなら

416 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/18(月) 10:07:10
ガットゥーゾ…
ドヴァが作り出した、史上最悪の兵器。
二つ名を絶氷の飼い犬。
ダークマターよりエネルギーが補給されることにより無限の稼動が可能。
それ以上のことは、私も知らない…

417 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/18(月) 15:03:50
ガットゥーゾ…?
芝食ってるところしか見たことがないなぁ。
ところで一昨日、林檎食べたら子供ができちゃったんだけど、
これ、どういうことなんだろね?
俺にもダークマターが内臓されてんのかな?

418 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/20(水) 06:10:34
【ahzhaldarnawt】

人間の人格に寄生する妖精。
非常に自己顕示欲が強いのが特徴的。
ほとんど繁殖することはなく、症例も少ない割に情報が多いのはそのせいか。
女王のように振舞う。また宿主を奴隷のように扱い、たいていの行動を抑制する。

クランテルトハランスの変種ともいえるが、ahzの(宿主を介した)発言には
もとは人間であったような節も見られる。
ahzhaldarnawt、およびahzという略称はahz自身でつけたという。
これを使わないとahzが激昂するため、避けるべき。

(カハリサイのすすめより引用)

419 言理の妖精語りて曰く、 :2006/12/27(水) 10:57:26
【紀元獣】
紀竜、猫、世界誕生以前に生きていた頃のパンゲオン、等のような存在達のこと。
紀神のペットとして飼われているものもいる。

420 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/04(木) 22:28:12
ベルグ・ア・フィリスの『生まれ変わり』の一人にボルダイル・オイロブがおり、
トルクルトアの都市ディルメレンで森羅万象の知りうる限りを詰め込んだ年代記を著した。
彼には多くの弟子がおり、ボルダイル・オイロブの死後、彼らはベルグ・ア・フィリスの
年代記とされる文書を収集しディルメレンに保存するようになった。
弟子たちはボルダイル・オイロブによる年代記と併せて、それらをディルメレン年代記と呼んでいる。

421 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/04(木) 22:53:58
【ディルメレン年代記】
ベルグ・ア・フィリスの生まれ変わりを自称する歴史家ボルダイル・オイロブが
トルクルトアの都市ディルメレンで、森羅万象の知りうる限りを詰め込んで書き上げた年代記。
ならびに、ボルダイルの死後に弟子たちが収集したベルグ・ア・フィリスの年代記とされる文書をまとめてこう呼ぶ。

年代記収集は弟子の代でも終わらず、以降の世代によっても行われている
(それもまた、ディルメレン年代記の一部とみなされる)。この結果、
ディルメレンの書庫に収められた量は膨大なものとなっており、
歴史の全てを網羅しているといっても過言では無いと言われるほどである。

422 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/05(金) 00:37:48
ハロハデルは魔人メクセトと永きにわたる闘争を繰り広げていると言われる。
ある時、彼は奸智に長けたメクセトに真実を伝えさせないために、己が胸の口を
縫って塞いだことがあった。そうした途端、彼はその力の多くを失ってしまった。
しかし糸を抜いて胸の口を開放すると、元通りの力が戻ってきたという。
このエピソードからハロハデルの力の大本を『真実』であるとする説が唱えられた。

423 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/05(金) 18:44:58
ウィンナーの語源は猫の国由来であるという。
猫の国に存在するとある都市は巨大な豚によって治められており、その豚の卵こそがウィンナーなのである。

424 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/05(金) 22:56:24
カリハサイにとって、その日は自らを崖に突き落とす日になる。
彼の飼い主が仕事を言いつければゲームは始まる。

漏れ聞いた知識だけで稚拙な言語魔術を組み、飼い主を絞め殺すゲームだ。

425 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/06(土) 00:02:00
しかし「蛇」カリハサイにとって「豚」である飼い主は天敵だった。
豚の厚い皮膚と強靭な脂肪はカリハサイの紡ぐ言の葉の毒素を通さないのである。

426 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/08(月) 14:36:58
「歴史の全てを知る必要はない。必要を感じるのでなければ、知ろうとしなくてもいい。
目にとまった歴史から、新しく世界の記述や記録を始めればいい。神話は何も要求しない。
膨大さを重荷に感じなくてもいい。矛盾も食い違いも大歓迎、むしろ推奨。
まー、とりあえず、かるーくいきましょう。」―――ボルダイル・オイロブの弟子

427 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/08(月) 14:46:50
とは言うものの、かるーくいくことは逆に大変なのであった。『肩の力を抜け』
という言葉が存在するのも、肩の力を意識して抜くことがなかなか難しいからなの。
だからまず私がアルセスが神であることを否定するの。
ウィプロポパネポ・ツムヌムオベキョはハルバンデフの毛をじかに剃ったわけではなく、
彼が脱いだ兜とか帽子とかから体毛を回収したの。
メビウス・ゼロは本当はクラインフィニティが好きなの……

428 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/12(金) 21:57:16
【猫の国のバベルの塔】という伝説がある。
伝承により細部は様々な違いが有るが、多くに共通するのは以下の内容である。

――猫の国において、バベルの塔と呼ばれる巨大な塔を建設する計画があった。
――しかし、人間達の技量が足りなかった為に失敗、塔は崩壊し言語が乱れた。

なぜ我々の国と共通する【バベル】という名詞が使われているのか、
塔の崩壊と言語の混乱にどんな因果関係があるのか、など疑問は幾つもある。
しかし私の考えるその最たるものは、『何故猫の国の話なのに主役が人間なのか』、ということだ。

【猫の国】が舞台であると明らかにしておきながら、その主役を当然の様に人間であると伝える。
これは非常に不自然であり奇妙なことである。
これは果たして何を意味するのだろうか?

429 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/12(金) 23:26:58
仮面の国、チャンカル。
底に住まう人々を、チャンカリアと呼ぶ。

又、匿名を希望する時、チャンカリアを自称する場合がある。

430 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/12(金) 23:47:04
チャンカルは巨大な盆地に位置する都市。
中央底辺域に住まうチャンカリアと、周辺高層域に住まうチャンカロス。
同様の仮面をつけて出自を隠そうとも各々の能力差により隔意は生まれる。
嫉妬、軽蔑。
それらが無言のままに住人を分断する。

431 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/14(日) 22:45:33
ハルバンデフの軍旗は獅子の首を掲げた巨人を象ったものであった。
そして一説によれば、この巨人こそがメクセトであるという。
つまり、彼はハイダル・マリクを一夜にして滅ぼしたという人物を軍旗とし、自らをメクセトの後継者としたというのだ。
この説が本当ならば、草の民がハイダル・マリクの子孫を称している(ただし、そうではない地方もある)のに対して、かなり挑戦的な軍旗をハルバンデフは用いていたことになる。
彼の持つ、自らの出自の民である草の民へのルサンチマンは深いものがあったのだろうか?

432 :リーデ・ヘルサル語りて曰く、 :2007/01/15(月) 17:47:03
注:このテキストは、新史暦2029年10月20日に発刊されたウィークリィエーラマーン第47号に掲載のラース・アッカード氏のコラムを一部抜粋したものです。


人の痛みが分からない、という言葉を耳にする。
先日わが国で起こったバラバラ殺人事件に対する反応である。
年端も行かぬ少年が「キレた」。家族の言葉に怒り、殺してしまったサストーの事件、友人を喧嘩の末に殺し、首を切り取って隠したボーリングの事件。連続したセンセーショナルな事件は国民の眉を大きく歪ませた。
そのニュースを見た祖母が言う。テレビやゲーム、マンガの影響で、してはいけないことが分からなくなっている、と。
それを聞いた私は、あることを連想した。
それらの事件に続く、ある悪いニュースである。

独裁者アルセスが処刑された。10月4日に下された判決は死刑。かつての独裁者は数億の資金を掛けた裁判にも関わらず、異例のスピードで処刑されたのだ。
だがこの行為はむしろわが国の首をさらに締めたものだとしか思えない。
上がっている声は、アルセミア王国の強権的な態度に対する批判だけではない。
かつての支配者アルセスを、被支配者であったトカゲ人たちが殉教者として扱いつつある。
アルセスの暴虐は精霊賜教徒やラカジン派の住民の焼き討ちや緑葉の民達への虐殺に表わされている。彼の暴君ぶりは言うまでも無く死刑に相応しいものであり、結論自体は納得の行くものだった。
だが、裁判が短すぎると、彼ら被害者は言う。
アルセスの犯した罪は数知れず、全てに完全な判決を下す事は出来なかった。
彼らはそれに怒っていた。
もっと徹底的な裁きを。神の、精霊の裁きを。
嘆きの声はアルセミアには届かず、ハンセでは東西に分裂した民族紛争が今だ継続中だ。
実際の所、アルセミアはアルセスを捕らえろと叫ぶばかりで本質的な解決策を何一つ行ってこなかった。
調停軍はまるで機能していない上、擁立されたトカゲ人の王はただの傀儡に過ぎず、現地住民の自治などまるで望めない。
アルセミアはアルセスのゲルシェネスナ保有を口実に戦争に踏み切ったものの、その目的は何時の間にかアルセスの打倒にすりかわっていた。
それが、根本的な間違いだった。むしろ事態は悪化しているのだ。独裁者アルセスによって纏め上げられていたハンセは統率を失って混乱の中に叩き落された。
これは、アルセミアが抱える資本主義のイデオロギーの、歪みが生んだ結果でもある。
すなわち、分かりやすい目標設定と、それに伴う最良の結果の提示である。
競争原理を支えるその思考は耳に心地良い。それは国民の思考停止を招き「安全欲求」を刺激する。
アルセスを倒せば何もかもが上手くいく。諸悪の根源はアルセスである。
左様、諸悪の根源は確かにアルセスかもしれない。
だがしかし、根を倒した所でそれが吸い取った養分は戻らず、倒れた茎や葉は大地に横たわり周囲の植物の生長を阻害する。
アルセミアがすべきは、まずアルセスという老木の周囲を良く見渡し、安全を確認してから伐採するということではなかったか。

同様のことを、私はそれとは乖離した、卑近な世間で感じていた。
バラバラ殺人が最近になって連続した。世間はそれを不安に思い、その原因を探した。
槍玉に挙げられたのはマンガやゲームなどの娯楽メディアだ。
暴力的な表現が倫理感の発達を妨げる。現実と虚構の区別がつかなくなる。
成る程、確かにそういった事が原因で人を無残に殺すこともあるかもしれない。
ところで、人をバラバラにして殺す理由はなんだろうか。
いくつか挙げられる。
まずは隠蔽する際、持ち運びや隠すのに便利だからという理由。
あるいは、相手が憎いからという理由。
そして、楽しいからという快楽殺人の場合もある。
勿論これら全ての原因が娯楽メディアにあるわけではない。
だが、昨今の表現の規制運動には、それさえ無くしてしまえば問題が解決する、というようなニュアンスが暗に読み取れなくも無い。
その安易な結論、思考停止の態度こそ、このアルセミアという国の歪みなのだろう。
仮に表現が規制されたとしても、残虐な事件は無くならない。減るかも知れないが、根本的な解決はなされない。
「腫瘍」があり、それを切除さえすれば病は癒される。そんな思考が蔓延れば、転移した腫瘍は必ず我々に害を及ぼすだろう。

433 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/19(金) 01:21:05
その頃【蛇】カリハサイはゲームに負け、埋められていた。

勝てないはずがなかった。
彼の側にチェックメイトされるキングはなかった。
故に負けようがなかった。勝てない、だなんてありえない。

彼の作った言語魔術は、「錠だけ」の呪い。
飼い主が、錠を開けられなければ彼の勝ち。
開かない錠などあるものか、そう言って飼い主はゲームを受けた。

錠そのものに鍵穴はあれど鍵はない。作っていないものはない。
だが作れないかは確認しなかった。
試すまでもなく彼には作れなかったから。

鍵は、錠を開ける者の名前だった。
開かない錠を開ける者はいないが、開く錠を開ける者はいる。

そうして彼はゲームに負けて、埋められて、三日後に息絶えた。

434 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/20(土) 02:44:59
【混沌】というサークルがある。
【秩序】というサークルがある。

【混沌】も【秩序】も、神や人間を問わず様々な要素によって構成される。
【混沌】と【秩序】の勢力が均衡することで、この宇宙は安定を保っているのだ。
これが宇宙の真実。そう宇宙の真実。

435 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/20(土) 21:12:48
たとえばほとんどの竜は【混沌】に属するし、
ほとんどの猫は【秩序】に属する。

鈴国の始祖は【混沌】に属する紀人で、
義国の始祖は【秩序】に属する紀人だ。

アルセスは【混沌】と【秩序】の両方にコネを持っている。
セラティスも同様だ。

キュトスの姉妹の何人かは【混沌】との関わりが深く、
また別の何人かは【秩序】との関わりが深い。
たとえばタマラは【混沌】に影響力を持っているし、
ニースフリルは【秩序】からの援助を受けている。

436 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/22(月) 17:25:42
【バベル兄妹】
兄妹とあるが、一人の存在。兄と妹が混沌の力により、不均衡な形で融和されてしまった。
それまでは二人は仲が良い訳でも嫌いあっているわけでもなかったが、肉体のみならず
精神も融和したことで、互いの考えていることが見られたくない部分まで晒されることになり、
強烈な不快感と違和感を感じている。また複数の感情や思念が入り混じるため、
どちらかの精神が興奮したり衝動にかられると、もう一方も意識が混濁してまともな思考ができなくなる。
兄妹ともどもこうなるくらいならいっそ相手に消えてほしいと考えているが、
元の状態に戻るために全ての混沌を宇宙から追放する、という目的に関しては一致している。
そのためにバベル兄妹は秩序の者達を混沌との戦いに駆り立て、大きな力を与えて勝利に導こうとする。

437 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/22(月) 17:47:05
アイ・バベルとダイ・バベルは仲良し兄妹だようぜ

438 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/22(月) 20:40:13
クロウサー家は一つの『家』と呼ぶには巨大過ぎる集団であり、
その内部はさらに複数の血族に分けられる。そのなかで最も
有力とされるのが『蹄鉄の四血族』である。この蹄鉄は地獄における
クロウサー家の庇護者であったダウザールの愛馬の蹄鉄を表す。
かつてレストロオセの軍勢がダウザールの領土を襲撃した際、
ダウザールとは殺され、その愛馬も犠牲となった。
彼を敬愛する四人の術師は遺品として馬の蹄から蹄鉄を取り外すと
それを持って地上を目指し、到達した。
そして地獄から生還した四人は四つの血族の祖となった。

439 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/22(月) 20:47:10
『蹄鉄の四血族』の紋章は、それぞれ、翼持つ者クロウサーの四つの特徴
「巨大で白い翼」「下界を見下ろす金の眼」「四つの関節を持つ長大な右腕」
「黒い帽子を持つ左手」に蹄鉄を組み合わせたものとなっている。

440 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/24(水) 22:08:22
【ゾラの血族】
『蹄鉄の四血族』の一つ。地獄から自分の生命と
魔王ダウザールの愛馬の蹄鉄を持ち帰った四人の人物の一人・ゾラを祖とする。
ゾラの血族の紋章は彼女が持ち帰った蹄鉄と翼持つ者クロウサーの特徴の一つ
「白き巨翼」をモチーフとしている。

『風使い』リーナ=ゾラ・クロウサーはこの血族の出身である。

441 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/24(水) 23:38:53
『絶対制空権』リーナ=ゾラ・クロウサーはかるくてうすくてぺったんこ。
・・・・・・ではなく、空という概念を掌握する事が出来る言理魔術師。

442 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/24(水) 23:55:49
天空神シャムザル「ああ、そのまま、がっしり、掌握してくれ……。」

443 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/25(木) 00:41:01
凪の砂漠は飛行機レースが盛んだ。
岩塩のみっしり詰まった滑走路から飛行機が飛び立つ。

444 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/25(木) 14:27:09
【マウザの血族】
『蹄鉄の四血族』の一つ。地獄から自分の生命と
魔王ダウザールの愛馬の蹄鉄を持ち帰った四人の人物の一人・マウザを祖とする。
マウザの血族の紋章は彼が持ち帰った蹄鉄と翼持つ者クロウサーの特徴の一つ
「地表を眺める金の眼」をモチーフとしている。

445 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/25(木) 16:31:24
クロウサー家の『蹄鉄の四血族』が用いる魔術はそれぞれ異なる特性を持っている。
特性はそれぞれの血族が掲げる紋章に対応したものとなっており、例えばゾラの『白き巨翼』ならば空に関連する魔術、マウザの「地表を眺める金の眼」ならば見鬼や霊視、千里眼などである。

446 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/25(木) 17:16:01
エジーメの「黒い帽子を持つ左手」は付加の魔術を特性とする。
翼持つ者クロウサーがその左手にある黒い帽子を他者の頭にかぶせる時、
帽子を被せられた者は新しい力と役割を付加されたという。

447 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/25(木) 20:26:38
【ガレニスの血族】
クロウサー家で最も有力とされる『蹄鉄の四血族』の一つ。地獄から自分の生命と
魔王ダウザールの愛馬の蹄鉄を持ち帰った四人の人物の一人・ガレニスを祖とする。
ガレニスの血族の紋章は彼が持ち帰った蹄鉄と翼持つ者クロウサーの特徴の一つ
「四つの関節を持つ長大な右腕」をモチーフとしている。

448 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/25(木) 22:19:37
ガレニスの血族の「四つの関節を持つ長大な右腕」は武力の魔術を特性とする。
クロウサーの定めた鉄の掟に従わぬ者の首を刎ね、彼女の領域を侵した者たちを駆逐する破壊の力は、百の神々を殺したと伝えられている。

449 パンテクウトリの悲劇 :2007/01/27(土) 00:59:23
ガレニスの血族でありながら、クロウサー家の血族魔術の能力を全く持っていなかったパンテクウトリ。
彼は周囲の人間を見返してやろうと、十四歳の時にレストロオセの四十四騎士の一人、ミシャルヒを喚起した。
ミシャルヒの幻術により彼を虐げていた一族達は大半が惑わされ、パンテクウトリの下僕となった。
しかしその状況に危機感を覚えた他の三血族はパンテクウトリとミシャルヒの排除を決意、各血族から選りすぐりの精鋭たちが彼らを討伐しに派遣された。

450 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/27(土) 02:07:14
これがクロウサー家の四分の一の血族が死に絶えた、後にパンテクウトリの悲劇と呼ばれる事件の発端だった。

451 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/27(土) 12:15:53
最も有力だった「蹄鉄の四血族」の一角が崩れ、新たな勢力が台頭した。
大地の精霊を従える【ローディッシュの血族】がそれである。
しかし同時にその他の血族達もガレニスの血族の後釜に座ろうと勢力争いを始めた。

452 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/28(日) 17:56:14
義勇軍ブリュンヒルデは、新史前2760年頃にハイダル地方コニグ県のルドレセ寺院において結成された。
一番隊、二番隊、三番隊の三つの隊によって構成されており、各隊は当時務めていた隊長の名を取って、
グラム隊、ノートゥング隊、バルムンク隊、と呼ばれていた。
また、総隊長であったアルメ・グラムは、神に匹敵する力を持つ紀竜の一である焔竜メルトバーズに対抗する為、
自らの実弟であるソルダ・グラムに、神滅ぼしの武具の探索を命じていたと言われている。

453 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/29(月) 21:00:30
「その槍……」
「あぁ、何でも天の階段跡から見つかった1032英雄の一人が使ってたっていう槍らしい、
 名前は確か……何だったかな……」
「……コルセスカ……」
「ああ、そうコルセスカだ、よく知ってるな」
「まぁ……」
「しかし、コルセスカ、ねぇ……」
「……?」
「いや、神すら滅ぼすほどの武器って割にさ、何か綺麗な響きの名前だよなって……」
「…………」
「まぁ、この槍は何の力も持たない偽物だったみたいだけど……って、どうかした?」
「…………別に……」
「……何か俺、変な事言った?」
「…………別に……」
「………………」
「ぁっと……そ、そろそろ街が見えてきたな…
 結局、武具は見つからなかったし、姉貴にはどやされるだろうなぁ」
「……お姉さん?」
「うん、ブリュンヒルドの頭やってるんだけど、知ってる?」
「元ケーニッヒの姫君アルメ・L・グラム、メクセトに裏切られ義勇軍を立ち上げたという……」
「ほんと、よく知ってるな、流石は魔女」
「…………」
「ま、寺院に着いたら、あんたにも紹介するよ」
「えぇ……」

454 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/29(月) 22:27:27
「………〜」
「お、なんだよ、急に鼻歌なんか……」
「…………別に……」
「(この槍の話してから機嫌がいいような……?)」


姉と再会する時が楽しみ。ソルダ君早く気付いてw

455 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/29(月) 22:40:55

ちょwwソルダ、冬の魔女フラグ立ってるwww

あと、アルメとコルセスカってメクセト時代の知り合いっぽい?

456 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/29(月) 22:52:15
焔竜メルトバーズと戦う際に共闘したらしいがまだ会っていないのか?

457 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/29(月) 23:06:09
姉との「再会」がコルセカかソルダによって変わる。
どっちにしろだれかつづきかいて。

458 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/30(火) 00:51:07
神滅ぼしの武具探索の途中でソルダと冬の魔女は出会ったのかな?
手に入れた偽物?の槍がフォグラントの槍だったとすると、ソルダは
今まさに二つの氷血のコルセスカを手にしていることにw

あと調べてみたら、アルメとソルダの名前ってフランス語で
アルメ=アーミー=軍隊と、ソルダ=ソルジャー=兵士って意味なんだね。

459 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/30(火) 02:19:11

「おかえり愚弟、相変わらず冴えん面をしているな」
「ただいま姉貴…、相変わらず毒舌が振るってるね…」
「ふむ、どうやら神滅ぼしの武具も無事に見つける事が出来たようだな
 正直、期待などは微塵もしていなかったのだが……」
「あ、いや、その事だけどさ……実はこれ、偽物みたいでさ…何の力も無い普通の槍みたいなんだ」
「は?」
「す、すまん姉貴」
「まて、貴様は何を言っているんだ?」
「や、だから、見つけてきた槍は偽物で……」
「……槍だと?」
「そう、だけど…?」
「では、貴様の後ろにいる娘は何なのだ」
「え、ああ、そうだった……紹介するよ、彼女とは旅の途中に出会ったんだけど
 姉貴も知ってるだろ、最近流れていた冬の魔女の噂、実は彼女が……」
「成る程な……いや、もう良い喋るな馬鹿者、やはり愚弟は愚弟だったと言う事か」
「……な、はい? ちょ、姉貴?」
「さて、久しぶりだな親友、今は冬の魔女、と呼べば良いのか?」
「えぇ、久しぶりですねアルメ、あの名前はもう捨てたから……」
「…………え、二人とも知り合い?」
「なんだ貴様、まだ居たのか」
「居たのかって……、姉貴……」
「ディークとバルも心配していた、ここは良いから顔を出して来い」
「いや、でもさ……」
「黙れ、いいから失せろと言っているのだ」
「う、失せって……はぁ、わかったよったく……なあ、あんた」
「?」
「姉貴に何かされそうになったら大声だせよ、すぐ駆けつけるから」
「ほう、帰ってきたばかりだと言うのに、そんなに死にたいのか愚弟?」
「げ、やば……じゃあ、また後でな!」
「…………」
「ちっ、相変わらず逃げ足だけは速い……む、何を笑っている」
「……いえ……その、昔と比べて、とても仲が良くなったと……」
「まぁ、今は二人きりの家族だからな……」
「アルメ、貴女は変わることが出来たのですね……」
「そう…だな、人は時と共に変わる、私は昔の私ではなく、あいつも成長した」
「えぇ、私が前にあった時は、まだ歩くのもおぼつかなかったのに…」
「今では一端の男だ、本人には絶対に言わんが意外と頼りにもなる」
「えぇ、そうですね、本当に……」
「…………」
「…………」
「……もしかして旅の途中で何かあったか?」
「……いえ……別に……」
「……もしかして惚れたか?」
「……い、いえ……べ、別に……」
「ふぅ、何だお前も暫く見ない間に変わったのだな、男の趣味が」
「なっ……!?」
「いや昔はお前、親父趣味だったろう?ほら、あの何とかという英雄の」
「……そ、それがフォグラント様の事を言っているのなら、
 今も昔もそういう相手では在りません、確かに尊敬はしていましたが」
「成る程、つまり我が愚弟こそが、そういう相手、ということか」
「ち、違っ……」
「ほう……」
「だ、だから……」
「…………(ニヤニヤ)」
「〜〜〜っ!!(真っ赤)」

460 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/30(火) 06:25:23
「おお! ソル坊じゃないか、久しぶりだな、いつ帰ってきたんだ?」
「あ、バルさん、ただいま、ついさっき帰ってきたばかりだよ」
「一年ぶりぐらいか、けっこう背も伸びたじゃないか」
「はは、まあ、まだまだバルさんには適わないけどね……あ〜、ところで」
「ん、ああ……あいつか? あいつなら今、巡察に行っているが、何なら誰かに呼びに行かせるか?」
「い、いや、居ないなら別に良いし、というかぶっちゃけ会いたくないし」
「がっはっは、まあ、昔からソル坊はあいつが苦手だったからなぁ…だがな、もう手遅れだ」
「……え゛」
「や〜ん!ソルダきゅ〜んっ!!」
「おわあっ!?」
「ひどいよ、ソルダきゅん! ボクに何も言わないで出て行っちゃうなんて、凄く心配したんだぞ〜!」
「がはは、いつもながら、二人はラブラブだのぅ」
「ばっ、バルさん、気色の悪い事いわんでくださいっ! ちょ、お前も早く離れろっ!」
「やだ、ソルダきゅんったら、照れちゃって〜もう、可愛いんだから!」
「ちっが〜〜うぅ!」


「またやっているのか、あの馬鹿どもは」
「……あの方は?」
「ああ、あのデカイのか? あいつは三番隊隊長のバルムンク、あんな図体だが一応は人間だ」
「………」
「くっくっ……どうした、何やら不機嫌そうだが…」
「…………別に……」
「ふっ……」
「…………あの」
「なにかな?」
「その……仲、良いんですか…」
「そうだな、奴らとは国を追われて以来、ずっと一緒だったからな」
「…………」
「ふむ、やはり気になるか?」
「…………別に…」
「そうか?」
「……えぇ…」
「…………」
「…あの……」
「どうした?」
「……いえ…その、可愛らしい方ですね……」
「ん、誰がだ?」
「……髪を、二つに縛っている方です…」
「ああ、愚弟に抱き付きつつ、今まさに唇を奪おうとしているあいつか…」
「え…っ!?(グキッ)」
「まあ、唇は冗談だが……というか、いま凄い勢いで振り返ったな、首は大丈夫か?」
「……べ…別に……平気です…」
「そうは見えんが……」
「だ、大丈夫です……それよりも…」
「ん、ああ…、彼の名はディーク・ノートゥング、二番隊の隊長だよ」
「………」
「どうした、冬の魔女ともあろう者が『サブレーが納豆を食らったような』顔をして」
「……彼?」
「ああそうか…あいつは、あんな容姿だが一応は男だ」
「…………」
「ついでに言えば、妻帯者でもある」
「…………」
「ふふ…安心したか?」
「…………別に…」
「……ふっ…ふはははっ」
「………わ、笑わないでください…」
「くっくっ…いや、すまない…、しかし…ふふっ…セスカは本当に可愛いやつだな」
「…………アルメ、貴女は凄くいじわるです…」

461 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/30(火) 16:08:33
今、最も萌えるゆらぎの神話ですね。

462 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/30(火) 18:45:44
なにこのゆらぎ系ギャルゲー。
ストイックな姉との禁断のルート。
王道の冬の魔女ルート。
見た目アレなBLルート。
ウホッ 別の意味で禁断。兄貴とのァツーイ!ルート。




・・・・・・・・よりどりみどりのハーレムルートなんか期待してない?

463 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/30(火) 20:21:06
>>462
ちょw全ルート中4分の3がアブノーマルww


まあ、それはともかく誰か続き書いて。

464 言理の妖精語りて曰く、 :2007/01/31(水) 23:44:47
「彼女は魔女だ」
「そんな事は、俺だってわかってる」
「いや、君はわかってないね、あれは真なる魔女の一人にして神の欠片の一つ」
「……何?」
「つまり、君の最愛の人は化け物だって事さ」
「お前!」
「おっと、怒らないでよ、僕は本当のことを言っただけだろ、だいたい君だって見ただろう彼女の力を」
「それは……」
「例えどれだけ君が愛していたとしても、ただの人である限り彼女と結ばれる事はない」
「さっきから、何を、言いたいんだよ、お前は…」
「だからさ、君も一歩踏み出せばいいんじゃないって事さ、彼女と同じ、人という枠から外れた場所へとね」
「お前、一体、何者なんだ……」
「内緒……と言いたい所だけど、そうだね君には名乗っておこうか…
 僕の名前は、ア;&35$3=アル$&8タ、通り?3$の英雄さ…」

465 言視の妖精騙りて曰く、 :2007/02/01(木) 18:14:56
彼女はずっと待っていた。
彼との約束を果たす為、放浪の果て、行き着いたその森で、彼をずっと待っていた。
いつか会おうというその約束が、何時の日か果たされる事を信じて。

466 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/01(木) 20:02:33
「ごめん、今は行くよ…けど、例え俺が、今の俺じゃ無くなったとしても、
 例え君がどれだけ遠い場所に行こうとも、いつか必ず会いに行くから…」

彼は私にそう言うと、周りの制止も聞かずその場を去りました。
私は彼に対して何も言う事が出来ず、ただ呆然と彼の背を見送る事しかできませんでした。
彼の姿が見えなくなり、暫くの間、部屋の中に静寂が包まれました。
そんな、誰もが口を開く事が出来ない、とても重く圧し掛かるような空気の中で、
場にそぐわない、とても愉快そうに笑う少年の声が聞こえたような気がしました…。

私は、何故だかとても悔しい気持ちになり、俯き小さく涙をこぼすのでした。

467 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/02(金) 00:21:48
【因果師】
人の因果を交換できるという能力を持つ者。
例えば不幸な死を遂げる運命のAと、幸福な最期を遂げるBがいた場合、AとBの最期と最期に至るまでの過程を全て交換することができる。
また各因果師は5つの因果のストックを持っており、そのストックから選んだ因果を対象者の因果と交換することができる。
一見便利な能力に見えるが、この能力を所持するにはそれなりの代償を支払うことになる。
すなわち、己が因果の外にはじき出されて不確定な因果の中で永遠に生きるというものであり、それはあらゆる死より過酷な運命である。
不確定な因果、それは昨日と今日、そして明日の因果が繋がるとは限らないというもので、簡単に言えば同じ次元にそのまま存続することができないということ。
因果師が明日目覚める世界は、今日とは違う世界かもしれないのだ。
【ラプラスの魔物】より解き放たれて、【シュレーディンガーの猫】に身を委ねた者、それが因果師である。

468 言視の妖精騙りて曰く、 :2007/02/02(金) 17:01:45
>>467
この因果師の亜種とも呼ぶべき能力を持つ魔女が、キュトスの魔女のラヤロップである。

469 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/02(金) 19:08:51
ラヤロップも呪いを受けている。

470 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/03(土) 01:57:16
【Wiki編集神】

ゆらぎWikiを編集している神。
【ゆらぎの神話】内の全存在の中で最も偉大。
いくら感謝しても感謝しきれない。

明らかに至高神。

471 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/03(土) 18:49:15
編集は無駄な情報の削除も兼ねている。
編集神は容量を食い潰す存在を『始めから居なかった』事にできる。

誰も勝てねえ、、、、編集神こそが真の神、唯一神である。

472 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/03(土) 18:58:50
そしてその流れに反逆する!

473 百科事典管理人 :2007/02/04(日) 06:33:18
そうだ!反逆だ!
ぶっちゃけ編集する人が少数だと情報が偏って仕方無い。
という訳で編集してくれる人大募集。
IP晒されるのが嫌だって人はライブドアID取ると大丈夫ですよ。

容量は現状で全200MB中の5MBを使用中。多分大丈夫。
きつくなったらアップしてある画像を消してPBBSへのリンクに切り替えれば良いですし。

説その①、説その②って感じで矛盾する記述を併記できる様になると本望。

474 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 08:09:22
生きることへの遠い絶望。

475 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 18:32:22
この宇宙と外宇宙では四元の対立軸が異なる。この世界では火と水、風と土が対立するが、
外宇宙では火と土、水と風が対立する。ここで悪魔クエスドレムが『クルウルウ』を降ろした
とき、その敵側にいたのが風を力とする者達であったことを思い起こしてほしい。
『クルウルウ』は外宇宙の水の精。一説によれば、敵側の『暴風の五王』の背後には
外宇宙の風の精の存在があった、とも言われている。

476 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 19:15:09
いあ!いあ!

477 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 22:23:05
なんか邪神とか来ちゃいそう

478 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 22:43:22
宇宙的恐怖!宇宙的恐怖!

479 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 23:01:15
コズミックテラー。
宇宙の寺?

480 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 23:03:48
>>479
宇宙的恐怖、だと。

481 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 23:04:02
こずみちゃんがックテラーとないたのだ

482 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 23:04:07
>>479
宇宙的恐怖、だと。

483 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 23:13:41
猫が竜より強いってのが許せん

484 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 23:13:54
>>479
宇宙的恐怖、だと。

485 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/04(日) 23:21:07
>>480
>>482
>>484
これはまさに宇宙的恐怖だな

486 銀色の :2007/02/05(月) 23:17:25
けして届かない運命でも
眩い光は指しつづける
擦れ違いの欠片は降り注ぎ
今はもう手を触れることすら叶わない
巡りあうその時まで 
触れた指先はかじかんだまま
もつれた運命は空回り

諦めた後 あの日の貴方のことば
向き合って 逃げて 傷付けあった
答えはないけれど 確かな想いがここに
重なり合う涙の軌跡 いますぐ貴方の下へ羽ばたきたいのに
抱きしめて欲しいと 哀しみが消えること 願いつづけて
ひとりにはして欲しくないから
繋がった運命は血を流し


離さない指先を 鳴り止まない慟哭と
信じつづけるその強さを
揺るがない現実にして
巡りあうその時に 離さないと微笑んで
凍り付いたその時を  貴方の炎で溶かして欲しいから

487 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/08(木) 14:25:20
旗。
戦場において、所属を示し、威光を示し、存在を示し、個人の戦果と武勲を印象付ける、武力の象徴。
しかし魔法が存在する世界に於いてはもう一つ、別の意味が加わる。
旗に描かれた国家の紋章そのものに魔術的意味を与え、紋章が描かれた旗そのものに魔術的効果を付与するのだ。
この効果は国、あるいは部隊によって異なるが、象徴する概念が国家という巨大なものであるため、その魔術の規模は個人単位で行うものよりも遥かに大きくなる。

このため、国家や騎士団の紋章は魔術師や将軍達によって厳正な議論・審査を通した後に決定される。

488 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/08(木) 16:04:37
キュトス戦団を象徴するアーザノエルの御手にもこんな意味が・・・・。

489 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/08(木) 17:17:24
>>488
あの紋章ってアーザノエルと一時的にリンクする効果があるんだっけ?

490 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/08(木) 23:19:12
そんな効果があれば楽なんだろうけど・・・。
実際はただの旗らしいよ。魔術効果は「けしてやぶれない」こと。
意思の通達はアーザノエルが根性いれてがんばってます。念波とか電波とか量子通信とか。

491 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/08(木) 23:21:59
魔女騎士たちの結束の証ってところかな?
なかなか役立ちそうな効果っぽいけど。

492 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/08(木) 23:27:32
やぶれない、は「不敗」ってことかな。無敵無敵ィ!

493 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/08(木) 23:31:20
ちがうって。消しても破れない、つまり、消しゴムでごしごし擦ってもびりって破れない紙質なんだよ。
ノートがびりってなって鬱にならないんだ。

494 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/08(木) 23:35:07
ちょwww
紙でできてんのかよwwwwwwwハサミちょきちょきするアーザノエル可愛スギvvv

495 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/08(木) 23:46:46
「ちょきちょきちょき…」切り取り線に沿ってハサミを入れていくアーザノエル。
「…ふぁ……へくちっ……あ…」完成間近にクシャミをしてしまうアーザノエル。
「…………」クシャミの弾みで線を越えて切ってしまい呆然とするアーザノエル。
「……ちょき…ちょきちょき…」涙を堪えながら、一から作り直すアーザノエル。

496 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 00:01:29
アーザノエルカワユスwwww

497 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 00:03:44
ドジっ娘属性獲得と見てよろしいか。

よろしいね?

498 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 00:39:32
「ドジっ娘? 馬鹿な事を…
 私は守護の九姉の一にして『すべてをみるめるあーざ…」
台詞の途中で噛んだアーザノエル。
「…………」
無言のまま俯きプルプル震えるアーザノエル。
「ドジっ娘? 馬鹿な事を…
 私は守護の九姉の一にして『すべてを見つめる』アーザノエル
 その様な無様な呼び方は止めてもらおうか!」
何事も無かったかのように最初から言い直すアーザノエル。
でも、ちょっと顔が赤いアーザノエル。

499 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 01:44:36
よしよし。
ちょっとだけバグっちゃったんだよな。
並列作業が重かっただけだもんな。
うん、アーザノエルは悪くないよ。

500 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 01:57:30
とりあえずぶきっちょなアーザノエルすてきー。

501 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 02:28:14
あたまをなでなでされて照れるアーザノエルキボン

502 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 02:38:34
「ええぃ、訳の分からない事を言うな!
 何だ、その生暖かい笑みは、やめろ頭を撫でるな!
 あ、こらっ、そこのやつ聞こえたぞ、ぶきっちょだとっ!
 あーもぅ、みんな嫌いだ! あっちへ行け、馬鹿ー!!」

恥ずかしさのあまり、自分でも何を言っているのか分からなくなっているアーザノエル。

503 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 15:50:33
最近のゆらぎは萌える新ジャンルの宝庫ですかそうですか。

504 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 15:59:05
魔術は、通常媒体とするものが存在する。
二種類があり、
音、視線、血脈、動作、接触といった基本となる直接媒体。
言語、論理、図画、文字、手印、舞踏といった発展的な間接媒体。
多くの魔術体系はこれらから媒体を一つあるいは複数用い、魔術を行使する。

紋章、旗、図案などといった魔術は図画を媒体とする間接媒体魔術であり、その図画が含有する意味に対応した効果を持つ。
また、その図画が象徴する概念が、いかに概念として浸透しているか、
つまり、どれだけの権威があるかによってその効力も変動する。

505 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 16:03:16
クォーツ型少女萌えス。
ていうか新ジャンル【クォーツン】ってどうよ?

506 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 16:17:43
態度がクォーとツンに分かれるってこと?
想像つかん。
具体例求む。

507 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 16:49:42
「お腹すいた、ちょっとで良いから食べさせて〜(ガブッ)」
「ちょ、痛っ!なにすんだよお前!?」
「何よ、ちょっと齧っただけじゃない、それ位で怒るからアンタはモテないのよ馬鹿!」
「はぁ? 何だよアイツ、訳わかんねぇ…」

 食おう、ツン…
 すまん、カッとなって書いた、今は反省している

508 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 16:51:28
クォーツン。 クォーツ型でツンツン。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1149400731/720
と、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1140326832/502
が並存してそうなアーザノエルさんのこと。

509 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 16:54:49
萌えっ娘を演じているマシンということか。

なんか業が深いな。

510 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 16:55:02
>>507
普通に可愛い件について。

511 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 16:58:38
ていうか、並列処理で反応してたら処理落ちしたり重くなったりして、混乱してわけがわからなくなった、みたいな。
演じてるのもいいが、どっちかというと素で希望。

512 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 17:03:35
あれだろ、>>502のアーザノエルは、セーフモード中のアーザノエルなんだろ

513 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 17:19:16
疲れたときのアーザノエルは可愛い。

514 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 18:27:37
流れを読まず唐突に、ある人鉄の魔剣の話を投下。

「おい待て、そこの娘」
「…………」
「うぉい! 無視して通り過ぎようとするな!」
「……何、あんた?」
「うむ良くぞ聞いた、俺の名はイクタチ、最強の妖刀である」
「ふぅん、で…その最強の妖刀様はなんで粗大ゴミの日に捨てられてんの?」
「いや…ちょっと、前の持ち主に口喧嘩の末に捨てられて…」
「弱っ……」
「弱くない! 強いよ俺、だって最強の妖刀だし!」
「でも、捨てられたんじゃん」
「仕方ないじゃん! 俺、刀だし、文字通り手も足も出ないし!」
「ていうか、口喧嘩して持ち主に捨てられたって時点でねぇ…」
「いやいや、それは全体的にアイツが悪いんだって、俺がちょっとふざけて
『お前、最近、頭頂部が薄くなってきてね? バロスwww』
 って、言っただけで、この有様ですよ?」
「それ、完璧にアンタが悪い」
「え、嘘、マジで?」
「うん、マジマジ」
「まぁ、いいや、あんな奴…それより娘、お前良い身体してるな…ブヘッ!?」
「はい、セクハラ禁止〜」
「ちょ、止め、砂をかけるな、そういう意味じゃないって!」
「じゃ、何なのよ」
「いや、剣士の素質がありそうな身体をしてるから」
「してるから?」
「えっと…俺の次の持ち主になってください」
「何それプロポーズ? ごめんね、私、あなたみたいな奴って生理的に受け付けないの」
「プロポ…、いや違うし……っていうか、俺、何気に酷いこと言われてる!?」
「そもそも私、剣士になるつもり無いし」
「そこを何とか! 今ならこの特製キーホルダーも付いてきますよ!」
「いらないしそんなの、っていうか、それ何処から出したの」
「え? え〜と何だろ、そこはほら俺って妖刀だし、多分、何か妖しい力で」
「なるほど〜」
「え、嘘、今の説明で納得した!?」
「まあ、正直、どうでもいいし」
「あ、そうっすか…」
「ていうか、アンタの存在自体がどうでもいいし」
「ちょ、辛辣なご意見!?」
「ところで、何の話してたっけ?」
「え、いや、だから、って、わざと言ってるだろお前、なぁお前わざとだろそれ?」
「え〜、なんのこと〜、私、わかんな〜い」
「ぜってぇ、わざとだこれぇぇっ!」
「じゃ、そういう事で、そろそろ私行くから」
「え、ちょ、話はまだ…」
「それじゃ、ばいば〜い」
「いや、まっ……ちょ、こんなところに置いていかないでぇっ!!」

515 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 19:01:04
後の女傑ボロームである。

516 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 21:29:23
結局イクタチスルーかよwwwwバロスwwwww

517 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 22:39:20
>>あなたみたいな奴って生理的に受け付けないの

ちょwwwヒドスwww

518 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 22:42:02
おそらく人鉄にアレルギーがあるんだろう。難儀だね。

519 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 23:14:17
イクタチの所持者になったら毎日が五月蝿そうだな

520 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 23:18:09
口喧嘩の末、捨てられたってことは口論で持ち主を論破した、ってことかな。
わりと知性かもしれない。助言とかしてくれたり。

521 脱字 :2007/02/09(金) 23:28:50
知性→知性派

522 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/09(金) 23:38:56
イクタチに使われている人鉄の元となった人物には弟がいた
彼も兄と同じく人鉄へと変えられ、魔弓イクユミヤへと加工されたという

523 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/10(土) 02:33:42
ニライカナイ=似頼叶異

似通った頼みごとをしても、返ってくる結果は似ているとは限らず、むしろ異なっている。
という意味の四字熟語。

小さな手抜きが大きな損失を招く、という意味で使われることがある。
バタフライエフェクト。

524 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/11(日) 18:07:29
でも・・・・・・この・・・・・・

【武器が女の子になるっていうのは使えるぞ!!】

525 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/11(日) 22:37:19
さらに一歩進んで・・・・・・

【僕が武器になって女の子に使われる!!】

526 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/11(日) 23:30:17
人鉄の魔剣が人化。
或いは、剣の精霊とか言って実体化。

527 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/12(月) 00:06:09
それは人鉄ではなく、鉄人。
柔らかな鋼鉄の体を持つ一族。自身を武具と化して剣士の一族と共生関係にあるだけの存在。
自ら人鉄と成ることを選んだ剣とは切れ味も強靭さも譲る。
逆に、望まぬ人鉄化をされた剣は鉄人族の化した剣に劣ることもある。

528 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/12(月) 00:17:54
>>525
つまり、


・俺が伝説の武器になる。

・女の子に拾われる。女の子が俺を使って戦う。英雄になる。

・数十年後。女の子が母親になり、その娘が成長して、俺が母親から娘に託される。

・母親が殺される。女の子が俺を握って復讐を誓う。

・俺を携えて一人旅に出る女の子。迫り来る追っ手を、俺を使って退ける。

ある夜。月を見上げながら、母の形見である俺に、親子の思い出を滔々と語る女の子。

「私にはもう、母さんの形見の貴方しかいないの……」


というところまで妄想が広がってしまった俺はどうしたらいい?

529 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/12(月) 00:24:28
>>528
その妄想を思うがままに書き連ねてみるといいと思うよ。
物語スレとか、そこらへんに。断片だけとか。

530 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/12(月) 23:00:22
>>528
問題は使い手が必ずしも美少女・美女になるとは限らないことだ。
むさいオッサンばかり、、、、、оrz

531 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/12(月) 23:42:09
それはそれで

532 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/12(月) 23:46:45
うむ、何の問題もないぞ。>使い手オサーンばっかし

533 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/13(火) 17:58:45
むしろ男のほうが

534 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/13(火) 18:00:30
いっそ美女か美少女っぽいおっさんで

535 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/13(火) 20:04:21
>>534
どんなだよww

536 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/13(火) 20:13:43
>>535
つ【ディーク・ノートゥング】

537 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/14(水) 00:30:29
美少女「あーどっこいしょっと」

538 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/14(水) 00:52:13
親父臭い美少女テラモエスwwww

539 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/14(水) 02:00:55
なぜあの暴君の正体がダークシャドウとかいう悪魔なのか正直わからなかった。
確かにあの男はやる事なす事どう見ても悪魔にしか見えないのだが、時間が
経ってくると不思議と間違いなく奴は本当の意味で悪魔だ間違い無いなと思えてきた。 
白鼠によればその名は『虎と狼の言葉』で「暗い影」を意味するそうである。
地味なんだか不吉なんだかわからない。ちなみに自分が昔から使っていた剣は
シャイニングレボリューションというらしい。名前の意味は「輝ける革命」。
妙に倒すべき相手と対応しているので、ダークシャドウとかいう悪魔が
この剣によって討たれることに疑問を挟む余地は無いだろう。

540 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/15(木) 02:06:09
私は黒い線で描かれていた。
黒に塗りつぶせば、私は見えなくなる。

あの方は白い線で描かれていた。
白い線を黒い面にひく。

少し、あの方に近づけただろうか。

541 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/16(金) 21:07:30
一つ、そう敬われるほどの力をつけること
一つ、そう蔑まれるほどの行いをすること

一つ、そう呼ばれるほどに人類と隔たっていること



―――魔女と呼ばれる三つの条件

542 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/16(金) 21:09:40
嫌悪を呼びたければ、獣の顔で流麗に話せ。
憐憫を誘いたければ、幼き顔で切々と啼け。

543 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/16(金) 23:32:37
お母さんから生まれたとき、みなさん肌に鱗があったはずです。
そしてそれがすっかりはがれ落ちるには、ひとりひとりでせいの伸び方が違うように、それぞれかかる時間が違っているのです。

自分の鱗がすっかりはがれたからといって、鱗のあるお友達をはやしたてたりからかうのはやめましょう。

544 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/17(土) 19:28:43
最近某所においてキュトス姉妹の「姿」の目撃例が相次いでいる。
キュトスの窓とも言うべきそこに行けば、
姉妹の姿をちらとではあるが見ることが出来るらしい。
もちろん、彼女らに見つからないようにしなければいけないのは当然のことではあるが。
しかし、困難につりあうだけの価値はある。
ということで私も行ってみた。

……ハルシャニア萌え……!

545 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/17(土) 23:52:32
戦場の屍を啄ばむ魔女クアネ(せんじょうのかばねをついばむまじょくあね)。
キュトスの魔女フィランソフィアと死の河の渡し守ドロレスの間にできた娘。

※ドロレス・アン・ズー。「暗くて冷たい島」の住人。亡霊を満載した、暁の空と共に浮び上がり日の暮と共に沈む往く船を操舵し死の大河を越えていく。

546 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/18(日) 00:06:21
冥府の統治者、復讐の女神ツィタシポネと渡し守ドロレスは血の繋がった兄弟姉妹であり夫婦である。

547 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/19(月) 17:42:45
美少女っぽいおっさんか、
おっさんっぽい美少女か、
私はどちらを選べば良いのだろう。

〜とある人鉄の魔剣の日記。

548 死際の老兵騙りて曰く、 :2007/02/19(月) 19:31:50
兵士を煽り戦をさらに惨たらしいものにする魔女、クアネ。
いかなる山野の蛮族、外洋の夷敵でさえあの魔女に遠く及ばない。
戦場において逃げるものは敵、逃げないものは訓練された敵。悪である生者に嘲笑う。善である死者に微笑む。
幾度も奴の姿を見てきた。その度に敵と味方が死んで逝く。
ふと天を仰げばそこにいる。ある兵士はハルペーで首を刈られ、ある傭兵は全身を群がる死鳥に啄ばまれ、ある指揮官は魔眼によって生きながら石となる。
・・・・・でも、どうしようもなく、あの「死」に惹かれてしまう私は、もう終わっているのかも・・・・。

549 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/19(月) 19:51:29
>>547
美少女っぽいおっさん→男、年齢高。歴戦の経験が渋い魅力。背中を預けられる相棒を探すアナタに。ただしハードボイルド一直線Death。
おっさんっぽい美少女→女、年齢低。可能性は無限大。原石を磨きたいチャレンジ精神旺盛なアナタに。ハズレを引いたら・・・一蓮托生?

550 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/19(月) 19:55:28
>>547
渋い歴戦の勇士が
「きゃぁぁあ!あ〜、えへへ、失敗しちゃったミ☆」
なんてことになるのか・・・。

551 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/19(月) 20:18:19
それはそれで。

552 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/19(月) 20:58:47
・・・美少女っぽい性格ってそういうのなのか。
性格に「美」がつくってのはどういうことなんだろう。
清純派?(死語)

553 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/19(月) 23:17:59
それでいて世の酸いも甘いも知り尽くした・・・・な感じ?

554 美少女っぽいおっさん :2007/02/20(火) 22:45:12
「ああ?
てめえ、俺に"ちゃん"付けしやがったな!?
おいいいかションベン小僧、こんな顔してるが俺は男だ。
皆そろって勘違いしやがる、毎度毎度いい迷惑だ。
この顔は生まれつきだ、文句言われたって知らねえよ。

それに十五のときに年齢凍結したんでこう見えるが、俺はもう四十九だ。
下手すりゃお前らの親より年食ってんだよ。
ハルバンデフの軍勢だってこの目でシカと拝んでら。

だからよ、お前らもうちっと俺を敬え。
……いや、菓子で機嫌取ろうとすなって。甘くて食えるかっつーの。
だから頭撫でんなよ! ガキじゃねえっつってんだぞ俺は!!」

555 亡霊 :2007/02/20(火) 23:32:00
「おぅ、『嬢ちゃん』、じゃあ俺と同期か?
なに『嬢ちゃん』は止めろ?
硬ぇこと言うなよ、もう時が止まっちまった俺っちからすりゃ、100を超える爺ぃ、婆ぁだって『坊ちゃん』『嬢ちゃん』だよ。
それでぇ、どこでハルバンデフの野郎を見たって?
北方帝国か?、それともトゥルサか?
俺か?俺はバキスタよ!
まぁ、ヘマってその時死んじまったんだがな。
だってよぉ、皇帝陛下が俺のような足軽にまでプレートメールをくれるんだぜ。
舞い上がるってもんさ。
まぁ、おかげで逃げることなく、投石器の石に潰されてペシャンコになったけどよ。

ささ、呑みネェ、呑みネェ、メイドならぬ冥土の酒だぁ!」

556 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/21(水) 11:28:45
メクセト。
【ヨンダライトの権化】とまで言われた彼の最後は、だが神によって討ち取られるという無残なもの。

ところで1034の英雄はそれぞれ一柱の神を殺し、メクセトは300の神を殺し、そして一柱の神に討ち取られたらしいが、その計算だと少なくとも1335柱の神々が存在する事になる。
そんなにいたのか、神。
というか紀神ではない?

557 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/21(水) 12:49:02
1032の英雄じゃなかったっけ?

558 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/21(水) 13:02:52
1032とも1024とも言われている。

しかしどちらにせよ、1000を超える数の英雄たちが存在し、それに相対した同数以上の神々が存在したということには大いに議論の余地がある。
紀元神群たちはその数の少なさを補う為、自らの分身、下位神を創造した。
そしてまた、新しい神として紀人たちを迎え入れた。
あるいは、英雄達と相対したのはこの紀人たちなのだろうか。

559 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/21(水) 19:36:02
巨たる神、無銘たる軍神、その他etc...。
千柱以上の神々が殺されたことになるが、これは紀人または眷属の類か・・・我々が知らないまだ視ぬ神柱がいるということか。

560 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/22(木) 00:30:21
王は眼前の光景を面白がるかのように、目を瞬かせた。
少女が苦しげに首を押さえ、どこからか噴出した真っ白な霧がその全身を厚く包みこんだ。霧はたちまち王の視界を埋め尽くし、彼の従える軍勢の両翼いっぱいまで広がった。
しかし軍勢に動揺は無い。王を、その采配を、先を見通す力を、なにより希代の魔道戦士としての実力をよく見知り、己の生命をも預けるほどに信頼していたからだ。
何事かと様子を探り始めた参謀たちqqqqqqqqqqqの声を背後に聞き、さてどうするかとあごをなでた王の頬を風がなでた。
と、霧が動いた。中心にいる何かが大気を飲み込むように、渦を巻いて収束してゆく。
霧に引かれたそよ風が強風となり、豪風となり、颶風となって兵の兜を飛ばし天幕を剥ぎ取り軍旗を引きちぎらんと唸った。
王もあわてる参謀たちにせかされ、随行魔術師の障壁内で暴風をやり過ごした。静かに自らの呼吸を数えていると十五回目で風がやんだ。

障壁を出ると、兵たちもまた部隊の魔術師が張った障壁を解き、陣を組みなおし始めていた。
かろうじて軍旗は残っているが、ボロ布も同然と化していた。
それを見上げて参謀の誰かが悔しげに舌打ちする。
が、王は笑っていた。軍旗が立っているということは軍勢が軍勢としていまだ機能し存在する、と【世界】が認めている証だからだ。
雑魚一匹の自爆にしては少々驚かされたが、同時に軍勢の頑健さも示されたのだ。ここで檄を飛ばしてやればもう少し士気も揚がろう。
が、それくらいの事は指示されずとも手配する参謀たちに動きが無い。何かを目にして硬直している。
将兵も同じく、いまだわずかにたなびく霧の流れゆく方を見て、口をあんぐりとあけて固まっている。
さすがに不審を覚えた王が参謀たちの見るほうへ目を向ける。何かあるのかと目を凝らす。
が、その必要はなかった。すぐそばにそれはあった。
だが、今まで気付かなかったのも無理はない。予想しがたいものを認識するのに人は時間がかかる。

白い犬がいた。ただただ白い。毛皮が白いわけでなく、全体が輝いているのだ。
だが特筆すべきは外見よりも大きさだ。陣形の崩れかけた王の軍勢、その右翼中ほどの正面に、白い岩を積んだ塔のような左前脚が。左翼中ほどの正面に、同じく巨人でも抱えられないような右前脚がある。
両の後脚は薄くなった霧の向こう側にまだ隠れていて見えない。
肩までの高さは、王の居城より大きいだろう。尖塔まで加えればわずかに越えるかどうか、と思えた。
その上、背に動くものが見える。どうやら翼までそなえているらしかった。
太い太い首の先には、竜をかみ殺すといわれても信じてしまいそうな鋭すぎる牙の並ぶ口と、太陽石のような煌々たる輝きを放つ目玉が王を睨んでいた。

さすがに虚を突かれた王の顔に満足したのか、犬は巨大な目を細めた。
「芸でもして見せろ、というから応えてやったぞ、満足か?人間。それで、お前はこれからなにをする、と言っていたのだったか?」
やや高いかすれ声を脳裏に直接流し込まれ、王はこの犬が先ほど進軍の道程に割り込んできた少女、自称「魔女の代理」の少女だとやっと思い至った。

561 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/22(木) 00:34:28
つい先ほどの事のはずなのに、記憶に霞がかかったようでなかなか思い出せなかった。
魔女狩りの軍勢の正面に立ち、王に「この先に住む『魔女』は人間と事を構える気はない。どうか目こぼしてほしい」と古代宮廷式の最敬礼とともに告げた少女。
王は、さる高貴なお方から[魔女はなべて害悪であり、見つけ次第狩り殺すか捕らえて差し出せ]と命を受けていた。
それゆえの大戦力・魔術師の数であり、錬度の高い将兵であった。自身も魔術師であった王は十分な装備もそろえていた。
すでに「魔女」を数人狩っていたし、、甘く見ていたところもあったかもしれない。
ともあれ、少女の言葉を聞いた王が思ったのは、「戦う気がないならちょうど良い、皆捕らえてしまうとしよう。多人数いるなら半分は差出し、もう半分は自分の手元でいつものように慰み者にしても良い。配下の将兵たちにも褒美をやらねばならないことでもあるし」といった事後算段のみであった。
そして目の前の相手を見たとおり魔女が召使う少女か何かと思い、深く考えることもなく返答してしまった。
「我々は魔女を見つけ次第退治する。抵抗するなら殺しつくす。これは冠にかけて覆らぬ。娘、貴様も命が惜しいならさっさと失せよ。それとも魔女の使い魔か何かならひとつ芸でもして時間を稼ぐか?」と笑ったのだ。

犬は王の返答を待っているらしい。その様子に緩みは見えない。人間を対峙に値する敵として扱っているのだ。
今まで王に狩られた魔女は違った。人間を侮っていたし、そもそも出会ったと同時に戦闘に入っていたのでこんなふうに問答したことはなかったのだ。
どうするか。
戦力的には魔女を倒すことはできるはずだ。奇襲でなくとも魔術師は臨戦態勢でいるし、兵士の槍や矢には破邪や封魔の術法がかかっている。
問題は相手の能力が不明なことか。それが対魔女戦では一番重要なのだが。
それに、ここで退けば命を破ったことになり「あのお方」に王位を返上せねばならない。豪華な生活に未練はないが、存分に魔術の研究をするには都合が良かった。実際この立場でなければ魔女を研究に供する事もできなかったろう。
それ以前に、あのお方なら命を実行できなかった自分を処刑するような気もするが。

王は返答を決めた。決めてしまった。


-------------------------------------------------------
>>560
なんか途中にqqqqqqqqqqqとか入ってるけど無視で。

562 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/24(土) 01:53:59
ハツ  ダイジュウナナジマジョトウバツエンセイグンダン ダンチョウホサカンリンジダイコウ
アテ  セイジョウキュウソウトクフ ソウトウホサカンドノ

ワレ アールブサンチュウニテ マジョノスアナヲハッケン
デンゲキテキキシュウヲココロミルモ ツカイマニヨルボウガイヲウケ コレトコウセン
ハイゲキニミゴトセイコウスルモ ダンチョウイカ シカン ニジュウサンメイ フショウ 
キンキュウナル グンゼイサイヘンノ ヒツヨウアリ
カキュウテキスミヤカナル ブッシ ジンインノホジュウヲモトム

ナオ ゲキハセルツカイマノシガイハ マジュツケンキュウニオイテ トクイッキュウノザイリョウ トハンメイ
マタ ガクジュツテキジュウヨウセイノミナラズ ソノタイクキョダイカツヒルイナキケイジョウニテ ゼヒヘイカノゴゼンヘオキ ゴヒロウシタクソウロウ
ツイテハ アリュウホバクヨウユソウソウチ ノテハイヲネガイタシ

563 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/24(土) 02:44:44
目を覚ますと、あなたは見知らぬ部屋にいた。
あなたはどうやらさらわれたようだ。
幸い怪我はないようだ。体を束縛する物もない。
だが持ち物は全てなくなっている。
あなたが困惑していると突然、部屋のドアが開けられた。
現れた少女はあなたに喋る間も与えず、右手に持った【豆腐】で殴りかかってきた!

どうする?

564 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/24(土) 02:47:56
ちょきを出す!

565 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/24(土) 17:28:16
襲い掛かってくる少女に、あなたは【ちょきを出す】!

少女の【豆腐】に二本の指が深々と突き刺さり、粉々に打ち砕かれた――かに見えた。
完全な立方体のままの【豆腐】があなたの頭にヒット!
あなたの頭にたんこぶができた。

「はん、【トントロポロロンズ】即ち【ぐー】にわざわざ【蟹味噌】を出す奴がどこに…
ああ、その馬鹿が今目の前にいるのか」

あなたが少女に反論しようとすると、先程【ちょき】を出した二本の指がぽろりと取れて落ちてしまった!
あなたは絶句した。

「お前、どうしたんだ?死にたいのか?
…まさかここまで来ておいて何も知らない訳ではあるまいし。というかそんなこと言ったら殺す」

どうする?

566 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/24(土) 23:51:27
紀神セラティスとバッカンドラは兄弟らしい。
戦鬼神デーデェイアとテリース川が交わったことで生まれた。
デーデェイアって影の薄い中国人?それともあの凄い蛸?川と交わるってその神格と?まさかセラティス?
テリース川ってセラティスと関わりが深いらしい。で、生まれたバッカンドラとセラティスは姉弟。え、じゃあテリース川はお母さん?
つーか紀神ってどっから生まれたんだよ。前の世界ではパンゲオン同様そこで暮らす生き物の一種だったらしいけど親とかいたのかな?
電波電波電波出んな。

567 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/24(土) 23:55:09
デーデェイアの初代もたまには思い出してあげてください・・・。

568 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/24(土) 23:55:29
>>565

1「正直は美徳。速やかに状況把握をすべし」
2「沈黙は金なり。下手のこと抜かしたら殺される」
3「1と2の妥協案。言い訳とごまかしと謝罪と美麗辞句を用いご機嫌取り」
4「ゲームなんだからリセットしなさい」

569 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/24(土) 23:56:01
古いほうのデーデェイアとテリース川が交わって生まれたのがバッカンドラ。
セラティスと兄弟ってのは親が同じっていう意味じゃなくて、関わりが深いから、兄弟も同然、っていう意味。

570 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/24(土) 23:56:57
セラティスは男の子だったのか。

571 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/25(日) 00:04:04
>>569
真にサンクス。
旧いデーデェイアがテーリス川と交わるって性交に例えた一種の比喩表現と認識してもいいの?
紀神にも親とかいたのかな・・・・・・。

>>570
はいそうですがなにかもんだいでも?

572 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/25(日) 00:07:11
じつはもんだいがはっせいしたのだが・・・
なんとかする。

573 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/25(日) 00:12:17
むしろ男の子のほうが

574 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/25(日) 00:30:59
そう、男の子のセラティスこそがヒーちゃんだったのだよ。

575 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/25(日) 11:30:06
セラティスは両性具有。これで一発解決。

ン? ア゛ッ

576 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/25(日) 16:31:44
あなたはポーズしてサイコロをふった。3がでた。
ちっ。リセットできないか…。
あなたはポーズを解除した。

あなたは少女に対し【言い訳とごまかしと謝罪と美麗辞句を用いご機嫌取り】!

少女は頭を抱えた。
「…つまりお前はいわゆる記憶喪失とかいうアレでコレがソレ?えー…
…………私の決意返せ!あの時の涙返せ!あと金返せこの恋泥棒!色男!女の敵!
はー…私のことも自分のこともわからないのか?」
あなたはうなずいた。
「じゃあ少しだけ説明してあげる。
さっきのは…【ぐー】は【ちょき】に勝ち【ぱー】に負け、
【ちょき】は【ぱー】に勝ち【ぐー】に負け、
【ぱー】は【ぐー】に勝ち【ちょき】に負けるっていうルールの殴り合い。
ルールよりどれだけ先に殴るかが鍵…細かいことははあとでいいか。
ルールで負ければ武器が壊れるから、お前の【ちょき】の指も落ちたんだ。
それで、お前も私もその殴り合いの参加者で…ええと、つまり…ああもうこの馬鹿!
私はお前を倒そうとしてたんだよ!」
そんなあ。少女はひとりで喋ってひとりでキれた。
少女はゆらりと立ち上がり再び【豆腐】を手に殴りかかってくる!

どうする?

577 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/25(日) 16:55:47
「とりあえず勝てそうな【ぱー】をだすぜ!」
「まあ、一番【ぐー】がいいかな」
「ここはあえて【ちょき】をだすぜ!」
「つきあってられねーよバーローwww逃げるわwww」
「ありのまま彼女を受け入れる」

どうする?

578 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/25(日) 17:35:05
一部バッドエンドが含まれていますw

579 言理の妖精語りて曰く、 :2007/02/26(月) 22:13:38
あなたはポーズしてサイコロをふった。5が出た。
…これって、6が出たらどうなったんだろう?
あなたはポーズを解除した。

少女が殴りかかってくる!

あなたは【ありのまま彼女を受け入れる】!
あなたの頭に【豆腐】がクリティカルヒットした!
床に倒れたあなたに少女が駆け寄る。

「何でよ!殺されそうになったら逃げなさいよ!本当の馬鹿か!
お前が本気になってくれないと私が…私だって何もできなくなる!お前のせいだ!
後悔したくないのに!おとなしく私なんかに殺されるな!」

そう言いながらも少女はあなたを素手で殴る。
あなたの頭からは血が流れている。
少女は泣いているようだ。

「泣いてない!泣いてない馬鹿!…うわああああん!」

意識が朦朧としてきた。目がかすむ。
おや?また誰かが部屋に入ってきたようだ…
少女は気づいていないようだ。

どうする?

580 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/01(木) 01:38:19
【女の価値は名前で決まる】

581 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/01(木) 03:25:33
[時間内にコマンドが入力されませんでした]
自動的にポーズがかかり、勝手にさいころが振られた。1が出た。
ポーズが解除された。

あなたは【そのまま目を閉じた】。

少女は泣きながらあなたを殴っている。
部屋に入ってきた誰かが、少女を殴り倒した。
誰かはあなたの身体に触れて、そのあと部屋から出ていった。

あなたはそのまま目覚めることはなかった。

[death 2]
[Continue?]


自動的にポーズがかかり、勝手にさいころが振られた。3が出た。
ポーズが解除された。

少女の後ろで、誰かが何かを振りかぶる。
あなたは【渾身の力を振り絞り、少女を突き飛ばした】。

誰かの振りかぶった勢いのまま、尖ったものがあなたに突き刺さった。
あなたは視界が真っ白になって、意識を失った。

あなたはそのまま目覚めることはなかった。

[death 2]
[Continue?]


自動的にポーズがかかり、勝手にさいころが振られた。4が出た。
ポーズが解除された。

あなたは【「後ろおおおお!!!」と叫んだ】。
少女は驚いて後ろを見た。
男が少女の真後ろで、【真っ赤な鋏】を振りかぶっていた。
少女は素早く【豆腐】で【鋏】を打ち壊し、そのまま男を殴り倒した。

冷たい声で少女が言った。
「ああ、お前、偽者なんだ。さっきからおかしいとは思ったんだ。
 あいつは見知らぬ子供を助けるようなイキモノじゃない。記憶がないなら尚更に。
 でもありがとうな、助かった。少しだけだけ嬉しかったよ。
 じゃあ、死ね」

少女は素手ではなく、【豆腐】であなたを殴った。

あなたはそのまま目覚めることはなかった。

[death 2]
[Continue?]


自動的にポーズがかかり、勝手にさいころが振られた。6が出た。
ポーズが解除された。

あなたは【このままでは本当に殺されそうな気がして、必死で少女に抗った】。
少女の後ろで、誰かが何かを振りかぶり、そのまま少女に突き刺した。
少女が倒れた。
あなたは意識を失った。

あなたは目を覚ました。さっきの誰か…男が目の前にいる。
「お、目を覚ましたね?頭をずいぶんやられたみたいだけど、どこか悪いところはあるかい?」
 あなたはうなずいた。
「…そう、大丈夫ならいいよ。
 しかし君も、[赤い手袋]に狙われるだなんて、一体何をしたんだい?
 あいや、言わないで。君のことだからまた女心を弄んだんだろう。でもそろそろ慎んでくれないと、僕も愛想尽かすからね。
 しかし[赤い手袋]を泣かせるなんて、凄いねえ、君は。[赤い手袋]がまるで普通の女の子みたいだったよ。
 こんなところでなかったら、それこそお似合いだったかもね。
 久しぶりに、倒しちゃったのが惜しく思える娘だったなあ」
 男はあなたが口を挟む間もなく喋る。
 ペラペラペラペラ。
「あ、完全に倒したかはちゃんと確認したよ。[赤い手袋]はもういない。そこは安心していいよ」
 あなたはそれを聞いて、目の前が真っ暗になった。

あなたはそのまま目覚めることはなかった。

[death 2]
[Countinue or ahz]

582 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/01(木) 03:27:21
白働的にポーズがかかリ,勝手にさいころが振られた.7が出た.
あなたは自分で喋れるようになつた.
ポーズが解除された.

あなたは【「ひひ人違いです!!!」と叫んだ】.
少女と男が同時に止まつた.

「なんだつて?」
(だから,あなたたちやこの場所のことはわからないけど,自分のことはわかるんだつてば
 そもそもこんなわけのわからん殴リ合いになんか参加した覚えがないんですつてば)
男は小さな端末を取リ出した.
「そうだね,ここにいるのは僕と[赤い手袋]だけになつてる.
 僕のこともわからないのなら,君はまさか[丼鼠]じゃないつて言うのかい?」
(そんなの聞いたこともあリません!!!)
「…人違い……?そんな,ばかな…私は…」
少女がヘたリこんだ.
「なら君は帰つた方がいい.両手を挙げるか白旗を掲げるかすれば襲われない.出ロは自分で探せる距離だよ.
 …さあ,早<,行きなよ?」
男はあなたに一瞥も<れず,【真つ赤な鋏】を構え,まだ放心している少女に近付<.

どうする?

[コンフリクトエラーです 続行します]
【女の価値は名前で決まる】
【あなたは男につかみかかつた】

「邪魔しないでよ.あの娘を倒すなら今なんだ,わかる?」
(どうして倒さなきゃいけないんですか?逃げればいいじゃないですか!
 こんなおかしなことで勝ってどうするんですか!?)
「これがおかしなことだって?嘆かわしいにもほどがある!
 【豆腐】を武器にするなんて,紀元槍への反逆にも等しい!
 どうしてあの娘が[赤い手袋]なんて名前か,わかるか?」
(そんなの見ればわかります!あの娘の手袋の茶色っぽいのが全部血なんでしょう!?)
「わかってるなら放してくれよ!それだけあの娘は【豆腐】を汚したんだ!
 あの娘はその為に両手に風穴まで開けたんだ,救いようなどもう無いよ.
 僕だってそんなことは見ていたくないし,君が倒されても知らないよ!」

男につかみかかつていたあなたは振り払われた.
それでもあなたはなお男につかみかかる.
男につかみかかつていたあなたは振り払われた.
それでもあなたはなお男につかみかかる.
男はあなたを【鋏】で刺した!
あなたは倒れ、意識を失った。
そのとき少女は既に部屋からいなくなっていた.

あなたはそれから目覚めることはなかったが、
[death 1]
[clear]

583 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/10(土) 22:48:13
日が暮れ始めた。小高い丘に立ち、地平線近くに見える人家の煙を見つめて居るところに
「竜参属・大潤さまですね?」
後ろから声がかかった。強くはっきりとしたものであったが、紛れも無く老婆の声であった。
「ええ、そうです。聖職者として九柱の創生竜さまに仕えさせて頂いている竜参属・大潤ですが、どうして私の名前を?」
「八位様に伺いました。焔竜の巫女様の話では貴方様は巫女様の命の恩人だそうで……巫女様は
四日ほど前にお目覚めになられたのですが、大潤さまが西に向かわれたと聞いて残念がられておりました。
せめて褒美だけでも受け取ってもらいたいと、こうしてこの私めをおつかわしになられたのです。」
二週間も早く出発した壮年の男の足に、四日前に出発した一人きりの老婆が追いつく?
身なりも汚く、馬やその他の足を借りる金があるようにも見えない。
それ以前に九頭竜の巫女はたとえ一般人でなくともそう簡単に会える存在ではない。
それとも正体は老婦の姿をした妖怪・ズーズヤサ(山婆)だとでもいうのか。
ズーズヤサ、あるいはズージャス、個体数はさほど多く無いものの、その生息地は広く、
西方や東亜大陸でも目撃証言がある。その正体は零落した山の女神とも、
心がねじくれた悪魔に永遠の命を与えられた魔女だとも言われている。
女神や魔女に関連付けられることからもわかるように強大な魔力を持つが、
その何よりの特徴は、駿馬をも凌ぐ健脚。目の前の老婆がズーズヤサだとすれば、
自分に追いついたのにも説明がつく。それとも地元の老婆が気まぐれと暇潰しにからかっているのか。
あたりは暗く、彼女の衣も黒ずんでいる。ささくれた髪の毛に隠れて表情もよく見えない。
だがその手に持った袋には逆に光があった。これが褒美のつもりなのだろうが、貨幣や貴金属にしてはやけに赤い。
人か妖かを見極めるため、大潤は相手の出方を待った。
「ではこの袋の中身を受け取ってくれますね?」
老婆があけた袋の口を思わず覗き込むと、そこにあったのは燃え上がり、もがき苦しむ蛇か百足にも似た真っ赤な炎。
なぜか袋自体を焼くことは無いそれには、ヒルかミミズのようなぬめりがあるように見えた。
「これはいったい、なんですか。」と聞くと、
「『幸福』だと聞」

老婆が言い終わる前に逃げだした。

584 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/14(水) 01:02:38
【ネームレスオーガ】
その名は『虎と狼の言葉』で「名無しの食人鬼」を意味するという。
ヌアランダーラとナルマミンガを素体とする二機が存在する。
ヌアランダーラを素体とした機体のカラーリングは黒、
ナルマミンガを素体とした機体のカラーリングは白である。

【ネームレスオーガ・バイド】
その名の通り、黒いカラーリングを施されたネームレスオーガ。
『沈黙の書庫』と呼ばれる領域から回収されたヌアランダーラを素体とする。
ヌアランダーラがもつ、知的生命の意識を喰らう性質を利用した機体。
搭乗席は存在せず、外部から取り込んだ単数または複数の意識を織り上げて
最も戦闘に適した『形無きパイロット』をつくりあげる。

585 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/14(水) 13:26:34
【ネームレスオーガ・ワーレ】
その名の通り、白いカラーリングを施されたネームレスオーガ。
『沈黙の書庫』と呼ばれる領域から回収されたナルマミンガを素体とする。
素体となったナルマミンガは、同種と思しきヌアランダーラと比べて、
情報を取り込み蓄える能力には劣っていたが、調整・改良の結果、
膨大で複雑な情報を直接触れずとも消去できる性質を発現した。
これは、かつて『沈黙の書庫』の深奥に立ち入ろうとした調査隊を
襲った「選別ののちの人格消去」の再現でもあった。
この能力を持つネームレスオーガ・ワーレは、能力の射程に入りさえすれば
その機体のパイロットの脳を丸ごと白紙にできるため、有人機との
戦闘では絶対的な優位に立つことが可能である。

586 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/16(金) 12:59:22
【メセルスクエル・ルフティレス】
メセルスクエルに変身したエッジールが、仲間たちのメセルスルイトを
装着・起動させることでさらなる変身を果たした姿。麗躍九姫が持つ
全てのメセルスの特性を発揮する。『ルフティレス(包括する空)』
の命名はメセルスの創り手であるテンボトアンによるもの。
ヴェイフレイをある程度追い込むことはできたものの、台詞と口上と
不必要な大げさな所作その他を止め、本来の実力を発揮した彼には敵わず、敗れる。
一命をとりとめ、砂漠に置き去りにされていたところをテンボトアンに
保護されるも、エッジールはもう二度と戦士としては戦えない体になっていた。

587 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/16(金) 16:56:26
メセルスとアルセスってなんか似てない?

588 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/16(金) 17:00:17
名前がどちらも四文字で「セ」と「ル」と「ス」が入ってるところ、とかね。

それ以上似ているといったらかわいそうだ。メセルスが。

589 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/16(金) 17:01:17
テンボトアンが命名しただけに、ね

590 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/16(金) 23:38:31
【吸血竜ケルクツェック=竜騎士ノスフィ・ラトエ】
螺旋竜カラコールの従妹、趣味は逆セクハラとダイロ弄り、たまたま知り合った閃樹に案内されて竜神信教本山に現れる
閃樹曰く「けしからん程に大きかった、一位も少しは見習ってうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp」

などと新キャラを参入させて最近停滞気味の彼等の関係にテコ入れしてみる。

591 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/16(金) 23:49:23
不死の属性を持つノスフィ。
彼女は竜騎士形態の時、ニンゲンに近い形態になる。
他の竜騎士たちが戦闘に特化した『鱗鎧』を身に纏っているのに対し、彼女は竜形態・竜騎士形態共に鱗を持たない。
純白の滑らかな肌は両形態共通であり、彼女はその純白の肌から特殊な波長の光を放ち、周囲の視線を逃れる事ができる。
その能力を使い、男女問わず色々な秘密を収拾している。

592 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/16(金) 23:52:39
吸血竜ケルクツェック
好物はいい男の血液。
可愛い娘の血液も好き。
可愛い動物の血液も好き。
可愛げが無くても血液は好き。
つまり血液ならなんでもいい。

593 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 00:16:40
「やあ久しぶりだねダイロ、元気にしていたかい?」
「ちょ、久しぶりなのは良いが、あいさつしながら体を撫で回さんでくれ…」

「ね〜…閃樹さん? あの巨乳女は誰なのかな〜?」(ピキピキ)
「い、いや…先日、街でナンパ中に知りあってな、何でもダイロ君の従妹だと言うので連れて来たんだが…」(ビクビク)
「ほぅ、ナンパですか…閃樹殿、確かここ数日は修行の旅に出ていたと聞いていましたが…その辺、少し詳しく話をしましょうか…」(ピキピキ)

594 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 10:58:49
九位やダイロのみならず一位と閃樹にも絡ませられるなんて・・・・おそろしい!
あれなに巨乳なのはもう当たり前のように浸透しているのね。

595 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 10:59:55
ノスフィ・ラトエはその能力で隠密や偵察に適している。

596 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 11:02:04
>>591
鱗を持たない竜って某ゲームのフルフルを連想しちゃう

597 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 12:08:57
竜猫色気担当ナンバー1の称号を巡って争うライヴァルキュラが猫にいそう。

598 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 17:31:30
とりあえずダイロはいいケツしてますな

599 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 17:41:29
ダイロは男にも大人気。


そして界竜の巫女は貧乳神スネッグの加護を受けまくりんぐ

600 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 17:44:30
ば、一位の巫女が貧                        乳      なんていったら殺されるぞ!

601 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 19:10:14
最近では最年少の九位にも負けそうです、え、何の話って、決まってるでしょ、一位のむ

602 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 19:16:07
そのご>>600>>601を見たものはいない

603 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 19:56:39
「なあなあ、この部屋に九位ちゃん泊めたってマジなん?」
「ぶっ、何故お前がその事を知っている!?」
「あ、それ僕が教えた」
「ちょ、それこそ何でアンタが知っている…」
「いやぁ、ほら僕って一応、偉い神様だし?」
「何いってんの?ただのストーカーだろ」
「酷いなぁ、純愛に生きる恋の狩人と言っておくれよ」
「はいはい、アルセスおつ、で、どうだったよ?」
「いや、特に何も…ただ飯食って寝ただけ、あ、別のベットでな?」
「ちょ、マジで?それは無いわぁ…」
「煩い黙れ、お前こそ界竜の巫女と何も進展が無いくせに」
「ばっ、別に俺と一位はそう言うんじゃっ…」
「とか言いながら、今週末は彼女と一緒にデートなんでしょ」
「ぶはっ、何でアンタがその事を!?いや、それは別にただの買出しに付き合うだけでデートでは…」
「ふふっ、僕の情報網を甘く見てはいけない、君、新作映画の当日券を二枚購入したでしょ?」
「ほほぅ? それは詳しく聞かせてもらおうか?」
「いや、だからそれは…」

いつの間にか結構親密になってる男三人とか…って、あれ何でアルセスが居るのん?

604 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 20:01:55
閃樹とダイロは違和感に気付いていない、アルセスは人がイチャイチャするのが妬ましくて人の恋路を邪魔する気なんだね。

605 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 20:06:18
と言うか閃樹、お前仇討ちはどうした

606 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 20:09:55
もう復讐なんてどうでもよくなってきたんじゃ。

「ち、違うぞ、あの、これは断じて色事に現を抜かしているわけでは・・・・・・そう!憎しみは新たな憎しみを産む、この不毛な連鎖は誰かが断ち切らなくてはならないのだ、我が師、一刀斎老を草葉の陰でそう思っているに違いないのだ!」

607 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 20:10:20
おじいちゃん可哀想

608 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 20:18:28
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1167314338/530
この記述を見る感じ、仇討はもう止めたっぽいね

あと、つなぎの神話スレの『立会い』を読んだ感じだと
お爺ちゃんも弟子に仇を討って欲しいとは思ってなかったんじゃね?

609 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 20:27:08
>>608の云うとおり、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1157553177/19を見るとやはり閃樹には無謀な戦いに身を投じるより生きていて欲しい、という想いが感じられる。

610 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 20:47:32
>>603のデートって、あれだろ>>593から派生したやつ
一位「貴方がナンパ等という不埒な行為をするのは別に私には関係ありませんが、えぇ、まったくと言って良いくらいに関係ありませんが、その事を嘘を吐いてまで隠すのは悪質ではないですか、いえ私に隠し事をしていた事に怒っているのではなく貴方が嘘を吐いた事に怒っているのです、嘘を吐くのは盗人の始まりとも言いますし、私は閃樹殿にその様な犯罪者にはなって欲しくないのです、ですから嘘を吐いた罰として今週末に行う街への買出しの荷物持ちとしてついて来る様に、あ、そう言えば丁度今週末に新作の映画が公開されるのを知っていますか、そうあの騎士と魔女の悲恋物語の、いえ、別に催促している訳では無いのですよ、別にただの世間話で、ただ少し興味があるだけで巷でも話題の恋愛巨編だそうじゃないですか、いえこれはまぁ九位からの受け売りなんですけど、そういえば閃樹殿はここ最近、云々…」

611 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 21:00:54
あれ一位ってツンデレ?

612 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 21:01:52
映画の内容がソルダとコルセスカの話な件

613 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 21:31:54
その映画の総監督はアルセス、大好評な新作映画のお陰で印税ガッポガッポ
人の恋路を邪魔した上にそれを食い物にするアルセス映画監督はテラ鬼畜

614 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 21:47:53
見える見えるぞ俺には、一見何でもないような振りをしながらも内心は週末デートの事で一杯でソワソワしまくりングな一位の姿が見える。

615 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 22:01:45
>>614
そして俺はそれを妄想して萌えまくりんぐ

616 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 22:02:38
>>613
実は映画、ノンフィクションだから。アルセスが破局させましたから。

617 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/17(土) 23:22:41
http://flicker.g.hatena.ne.jp/yugui/20070317/p2

説き歩くタウラに戦士たちは笑い、言いました。

新たな神が来た。今度の神は言葉で争う神だ、と。

618 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 02:04:16
ノスフィ・ラトエ ダイロにセクハラするのが趣味。性格はエロおやぢ。
ウトナ ラトエのライバル、飄々としているけど内心ダイロ狙ってる。

九位ライバル多いな、いや全部妄想だけど

619 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 02:05:39
ダイロじゃない、九位だ

620 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 04:08:06
ノスフィが来てからというものクィの様子が変でな、何かに焦ってるような感じで
前にも増して引っ付いてくるというか、今までとは違う感じで甘えてくると言うか
最近は一日のうち身体を離してる時間の方が少ない気がするし、
抱き合ってる時とか何かを訴えるような表情で顔を摺り寄せてきたりして、
もうね、そろそろ儂の理性もマジでヤバスなんだが…なぁ、どうすれば良いと思う?

などと、久しぶりに出会った友竜カラコールに相談なのか惚気なのかよく分からんことを語られて
ついつい、奴の顔面に全力の衝撃波を叩き込んでしまった俺を一体だれが責められようか? by.廻転竜ヴィントミューレ

621 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 04:36:17
螺旋竜は紀竜の墓場である竜骸の森を守り
廻転竜は紀竜の揺籠である竜卵の谷を守る

622 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 08:14:58
>>620
あんたは英雄だ

623 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 08:19:35
廻転竜ヴィントミューレ。輪っか。

624 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 18:17:05
ヴィントミューレは四枚の羽を持ち、それを風車のように回転させる事により周囲の大気を操る事が出来る。

625 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 18:34:38
ヴィントミューレの化身する姿は竜籠守ムーラン、
ノスフィ・ラトエに淡い恋心を持っていたり持っていなかったり

626 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 20:48:19
4年前、ダイロはノスフィ・ラトエに散らされちゃいました。なにを?…らめぇぇぇえええ!

627 なにを?無論後ろn アッー :2007/03/18(日) 20:50:11
そのことも相まって、ダイロとムーランは仲が良いんだか悪いんだか微妙な関係。

628 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 20:51:21
竜って変身すると性別変化するらしいけど、ダイロたちは変化しないのかな。

それとも性別変化は竜騎士限定で、
他の人型はそのままなのか

629 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 20:51:59
性別変化のほうが特例だと思ったけど

630 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 20:53:43
性転換もとい性別変化する竜ってバイエルン=ディシルキュトスのこと?

631 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 20:54:44
あと、緑龍騎士団のリーダーとか。

632 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 20:55:08
他に知らんな。
特例増やすと希少性薄れてつまらんので他の色づけキボン

633 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 20:56:56
え、緑竜騎士団長タラドカン・デ・ラ(ハタラドゥール)って性別って変わるの?
初耳

634 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 20:57:35
なんか、竜にとって性別はあんまし関係無いとか、そういう話から生まれたんじゃなかった?

635 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:00:54
性別変わるとか昔の設定誰も覚えてねーwwww

636 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:00:58
猫騎士も竜騎士も、記述があるのとないのに極端な差があるよね。

637 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:02:34
オレは「誰も」の範囲に含まれないのか・・・orz

638 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:03:52
ダレモ

古き竜騎士。物忘れが激しい。

639 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:05:22
ダレモ。なんだかダイロの偽者みたいな。

640 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:06:32
ダイロがダレモにあこがれた名を名乗っている。

641 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:07:25
【小川伶】

白皙の麗人。

642 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:07:41
ダイロはハルバンデフィンだったのか。

643 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:07:59
ダレモは先代の竜墓守

644 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:08:51
じゃあしょうがないなw

645 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:12:02
【佐藤一槍斎】
『ヌアランダーラの株』の一体。第七次東方探索隊リーダー。
髪型はボサボサ頭とポニーテールを足して二で割ったような感じ。
『株』の中では珍しく世間向けに名乗る『社会名』を名乗っていない。
彼をはじめ第七次東方探索隊のメンバーは、ヌアランダーラの命令で
やらされる無為な探索に嫌気が差し、ヌアランダーラが不要であると考えている。
東方に行かされた『株』のうちヌアランダーラに不満を持つ者たちを吸収し、
『第七次東方探索隊』は当初の四倍以上に膨れ上がるに至った。
彼の一派は同じ反ヌアランダーラでも、タイガーリリィなどとは異なり、
ヌアランダーラを殺そうなどとは考えてはいない。あくまでヌアランダーラ
は自分達にとって不要なだけであり、従うに値しないだけである。
その点ではもっとも冷淡であると言えるかもしれない。

646 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:26:15
>>645
まさか一刀斎を取り込んだ?

647 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:28:53
平行世界の同一人物。

648 ミッタケの思考 :2007/03/18(日) 21:32:22
史実の剣豪「伊東一刀斎」の名前を微妙にいじる。→それに合わせて武器を槍に。
→ゲームとかに出てきそうなサムライっぽい髪型に→「佐藤一槍斎」の出来上がり

649 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:34:21
いやいやいや。
ならんならん。
無理ありすぎだそれは。

650 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:35:47
というか一刀斎ファンとしてはなんかこうモヤモヤというか吐き気というか・・・。

651 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 21:44:04
「佐藤一槍斎」の初出。ちなみに履歴では 2007年02月27日(火) に作成。
http://wiki.livedoor.jp/flicker2/d/R%a1%a6%a5%b5%a1%bc%a5%c6%a5%a3%a1%bc%a5%f3

652 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/18(日) 23:15:16
【サー・トリプルエース】
『ヌアランダーラの株』の一体。第七次東方探索隊の初期からのメンバー。社会名は『ノールク・ナ・レノド』。
                  ボーステンタクス                  
                           のため、      に佐藤一槍斎を差し出す。
佐藤一槍斎がいなくなった後は、彼が第七次東方探索隊の長となる。

653 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 00:27:56
サー・トリプルエースは彼自身の名を忌み嫌っており、仲間内でも『ノールク・ナ・レノド』と呼ばせている。
ヌアランダーラが与えた力や武器も「名前と同様に最悪のセンスでもって付け加えられた」ものとして捨て去っている。
彼が持っている力はヌアランダーラから与えられた全てを捨てたうえで、一から築き上げられたものである。

654 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 11:23:18
佐藤一槍斎はかつての仲間の手で『邪神』の生贄にされてしまった。微妙に名が似ている剣聖とは違い、
彼の強さは持たされた槍の強さでしかなかったので、槍を奪われると抵抗できずにそのまま生涯を閉じた。

サー・トリプルエースは佐藤と違い、ヌアランダーラを殺そうと考えた。ただし中身だけである。
ヌアランダーラに蓄えられた『意識』を全て消し去り、かわりに自分がそこに滑り込むことで
飛来神群の力を手に入れようと企んだ。ヌアランダーラという体を得た場合、上質な生贄として
『株』を作り捧げ続ければ、自分は『邪神』から力を得続けることができるかもしれない。

655 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 15:25:42
リルムヘイズの歌の森

656 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 17:11:25
かつて螺旋竜カラコールが棲む竜骸の森に猩々のセングスが侵略してきたように、
ヴィントミューレの守護する竜卵の谷にも南東からの脅威の眷属の魔手が伸びた。

657 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 18:37:23
竜卵の谷におけるオロガンローデサンプリング採取作戦

指揮官:大海星「浅瀬に引きずり込む」ラバム
副官:海栗の双子ジザザ・ズザザ
以下二百体

658 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 18:43:22
Q.ヌアランダーラのネーミングセンスの酷さはどこから来てるの?
A.岐阜本光健くんの能力です。相手は死ぬ。

659 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 19:49:49
竜卵の谷を襲撃の際、副官であった筈の海栗の双子の突然の裏切りによってラバムは敗走する事となる

660 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 20:26:50
ヌアランダーラ「君につけたサー・トリプルエースって名前ってさぁ、けっこうお気に入りだったりするんだよ。」
サー・トリプルエース「感謝の言葉もございません。(何がトリプルエースだ。何がサーだ。
世間に対して無力な肉塊に過ぎん貴様が勝手にひとを騎士扱いとは……馬鹿じゃないのか?
貴様が与えるものの安っぽさは何だ?なぜ俺が『スペシャルクレイモアー』
なんて名前からして適当感全開な武器を押し付けられねければならなかった?)」

661 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 20:59:25
サー・トリプルエースに与えられた能力の名は『ランスロットバスター』というが、
本人が見せるのをひどく拒んだため、その詳細は不明である。
『スペシャルクレイモアー』も、彼がそれを手にしているのを見た者はほとんどいない。
彼が武器とするのは空気中の燃素を操る『赤魔術』をはじめとする、この世界の魔法である。

662 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 21:05:24
よほど与えられた能力や名称が中二病を患っていたのだろう。
ランスロットバスターは暗黒エネルギーを扱うんだ。

663 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 22:11:14
スタックヒルトハーテンホース

664 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 22:37:21
それは、ラフディーボールにおける試合開始の合図。

「ステェァックヒィールート……ハーテンホース!」

意味はよくわからない。

665 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 22:41:46
ラフディーボールは熱いぜ!
ハーテンホーォォッス!!!

666 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 22:51:12
叫ぶだけでテンションが↑。あれ、テンションって「上げる」ものではなくて「張る」ものだっけ?

ハァーテェンホォォッス!!!

667 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 23:29:51
01:アレフ「意思」
02:ベート「開放」
03:ギーメル「思考」
04:ダレット「理解」
05:ヘー「智恵」
06:ヴァヴ「物質」
07:ザイン「現象」
08:ヘット「慈悲」
09:テット「理性」
10:ヨッド「感情」
11:カフ「衰退」
12:ラメド「増殖」
13:メム「思考」
14:ヌン「欲求」
15:サメフ「峻厳」
16:アイン「概念」
17:ペー「精神」
18:ツァディー「無知」
19:コフ「忘却」
20:レーシュ「理解」
21:シン「抑圧」
22:タヴ「自己」

意味は無い。勝手に考えてくれ

668 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 23:39:32
梵字だっけ?
結構似通ったのも多いんだな。

669 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 23:41:01
タロット?

670 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 23:41:10
ヘブライ語のアレフベートですね。
ヴェイフレイやミッタケがよだれをたらして喜びそうな。

671 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 23:41:49
ヘブル語だったような確か

672 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/19(月) 23:47:17
用例
「俺の名は×××!!偉大なる××様よりこのカフ(衰退)の間を任された者だ……。
フフフ……気付いているとは思うが、このカフの間に足を踏み入れた瞬間から
キサマのパワーは衰退し始めているぜ。衰えゆく中でこのオレを倒せるかな?」

673 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 07:31:17
彼が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋。
部屋を見渡すと、そこには今まで彼が寝ていたベッド、空っぽの本棚、古びた机、割れた鏡、薄汚れた扉。
鏡を覗くと、そこには寝巻き姿の自分、黒い髪が少し寝癖で跳ねている。
机の上を見た、そこには日に焼けた日記帳が一冊。
適当に開いてみる、そこには何も書かれていない。
一ページ目から順に見ていく、最後のページに数行の文字列。
一行目、ようこそ歪みの街へ。
二行目、どうやらフリッカー現象に巻き込まれたようだ、上記述者曰くここは『歪みの街』というようだが、さて…
三行目、中々に興味深い事象に遭遇した、以前にもここに来た人間が居たようだ、もう少し探索を続ける事にしよう。
四行目、謎が解けてしまえば存外つまらないモノであった、所詮は凡人の想像物ということだったのだろう。
五行目、失態だ、揺らぎの穴に飲み込まれ、妙な場所に飛ばされてしまった。
六行目、一度、魔女を発見したが見失ってしまった、どうやら俺と同じく飛ばされていたらしい。
七行目、また見失った、この場所は少し空間が不安定のようだ、早く魔女を見つけて殺さなければ…
書かれていた内容を全て読み終え日記帳を閉じる、机の引き出しを探る、そこには一つの錆色の鍵。
彼は部屋の中を、もう一度見回したあと部屋の外に出る。
扉の向こう、そこには長い廊下が続いている。

674 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 11:43:37
リノリウムの無機質な廊下はしんと静まり返っている。
脇には扉一つ窓一つ無く、遥か前方に見える扉に続くだけだ。
しばらく歩き、木製と思わしき古めかしい扉に手をかける。
開いた。

675 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 18:30:21
扉は開かれてはいない。
ノブに手をかけたところで手は止まっている。

開いたのは廊下の天井だ。
取り付けるところを間違えた扉のように、ぱかん、と音を立てて左右に開いたのだ。

唖然、として固まる彼の前に、件の天井……「穴」から降り立つもの一つ。

676 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 20:05:03
穴から降り立つもの、巨大な百足、気味の悪い鳴き声を発しながら此方に向かってくる
慌てて手にかけていたノブを回す、開かない、扉を殴りつける、開かない
百足が此方に向かって跳躍した、悲鳴を上げて避ける
ぬらりと鈍い光沢を放つ鍵爪のような脚の先が身体を掠め背筋が冷える
キリキリと大百足が此方に振り返る、慌てて元来た方向へと走り出す
百足が追ってくる、早い、追いつかれそうだ
先ほどの部屋の扉に手がかかる、後ろを振り返る、巨大な顎が迫るのが見えた
その瞬間、世界が振れた、目の前の大百足が消え、今まで居た廊下とは違う場所に放りだされていた
一瞬混乱したが日記帳に書かれていた言葉を思い出すと少し納得できた
『この場所は少し空間が不安定のようだ』

677 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 20:08:09
その空間は奇妙だった。草。
緑色の草原が遥か先まで広がっているのに、林立する家屋がやたらと目に付く。
ここは町なのか。
しかし道路のようなものがある雰囲気は無い。舗装された路もない。路でない、道。
そこは草の町。緑の街。

動く影は何一つ無く。
風は凪いでいる。

678 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 20:48:02
地平線に向かってあぜ道が延々と続く。
続く、続く、続く、続く、続く、終りなく続く。
さて、どうしたものかと、だだっ広い草を押し潰し、仰向けになる。仰ぎ見る先には満天の星と瑠璃色の空。
蝉はシャンシャン、シャンシャンと声も枯れよと泣き叫び、そよ風は夏の熱気を和らげてくれる。

だが、瞼を瞑って尚、日の光は我が眼を熱く灼く。

679 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 20:50:10
    _、   ,_
    ヽ〃  ̄`ヽノ      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    /i ! ノハヽtj _     |  
  /`j、リ,,゚ ヮ゚ノj__/\   <  ひらがなでヨロ
/| ̄ ̄∪ ̄∪ |\/    | 
  |   代理   |/      \_____

680 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 20:54:05
>>679
こういう意味?

ちへいせんにむかってあぜみちがえんえんとつづく。
つづく、つづく、つづく、つづく、つづく、おわりなくつづく。
さて、どうしたものかと、だだっぴろいくさをおしつぶして、あおむけになる。あおぎみるさきにはまんてんのほしとるりいろのそら。
せみはしゃんしゃん、しゃんしゃんとこえもかれよとなきさけび、そよかぜはなつのねっきをやらわげてくれる。
だが、まぶたをつむってなお、ひのひかりはわがまなこをあつくやく。

681 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/20(火) 21:31:50
そして、陽光は瞼という防壁を打ち砕き、その奥の眼球を焼き尽くした。
私は絶叫した。絶望、絶対的な痛み。
目が燃え上がり、灰が舞う。

気が付くと、私は「炎の眼」を得ていた。
それは伝説に云う魔性の瞳。
私は、世界の【炎】が観える。

682 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/21(水) 14:20:55
世界は見回せば見回すほどに広がってしまう。
高く高く持ち上がった波濤は、その高さゆえに自身の矮小さを知って、崩れ落ちる。

683 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/21(水) 14:26:40
高揚。私の精神は身体を飛び出し思考の速さで際限なく加速していく。
浮遊。極小の世界から極大の世界へとフィルターが剥がされた視界はクリアになっていく。知覚は驚くほど研ぎ澄まされ、意識は拡散する。
墜落。太陽の熱を遥か彼方に感じていた肌はじりじりと焦がされていく。自我の崩壊。熱はもはや感じづ、冷たく、暗い処に落ちてしまったかのように体が鈍化していく。

684 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/21(水) 23:24:17
エピグラフ交換には時間を要します。

どのくらい。

そうですね、2分の1単位もあれば。

わかった、たのむ。

685 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/21(水) 23:35:47
突破した。
そこは加速した空間。加圧した平面。

気がつけば、月面都市に到達していた。
周囲には炎が見える。 ここは五番目の月、【炎月】だというのか。
これではまるで地上太陽だ。

686 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 01:13:21
誤字の妖精が飛び交っているようだが。
見直しせずに投稿した場合はもちろん、見直しを潜り抜けた誤字などは修正せずにむしろ保護、さらにできれば活用してやってもよいのではないだろうか。
というか修正の投稿で初めて誤字に気付いたりするし、ぶっちゃけ意味あるのかと。

あ、もちろん恥ずかしいから修正したいっ、というのは記述者本人の自由だと思うのですよ。

687 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 01:19:11
同意。
誤字から生まれる良い記述ってけっこうあるし。
不吉の小腸とか。

688 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 01:20:49
>>680 そういう世界がガチで存在してました。
http://www.hiragana-gateway.com/hrgn/enc/aHR0cDovL2piYnMubGl2ZWRvb3IuanAvbW92aWUvNzAzOS8=

689 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 01:25:41
読みづらいなwwwwww
しかしすばらしい。理想郷のようだ。
だが見にくいwwwwwwwww
しかしそこがいいかも知れん。
それにしても目に悪いwwwwwwwwwwww

690 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 12:33:08
こんなことに労力注ぎ込むなんてギガバカスwwww

691 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/23(金) 21:14:40
>>690
http://www.hiragana-gateway.com/

釣りだよな?ちょっと言ってみたかっただけなんだよな?な?

692 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/24(土) 23:38:16
【真人類協会】
無鱗王アルトを悩ませた人間至上主義者団体。この場合、『人間』『人類』とはノローアーを意味する。
彼らにとってノローアーのみが本物の人類であり、人類とされる他の種族は『偽人類』である。
もとはノローアー主義者が集まるサロンのようなものだったが、アルトたちの台頭に脅威をおぼえた
勢力や個人から援助を受け、自前の兵力までも発達させるようになる。
他のノローアー主義者を援助しながら、他種族との融和を説く者に対する過激なテロ活動を行った。

693 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/24(土) 23:44:04
東側宗教や主義の面でかなり過激。魔女とか亜人とかは許しません

694 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/25(日) 00:06:46
「許される事があるとするなら、それは道具になる時だけだ。」とノローアー主義者ゲー・グランは言った。
ちなみに、彼は同じ真人類協会の女魔術師(魔女に非ず)であるロイ・スングランの企みにはまり、
竜王国側に捕まってしまったのだが、そこで奇跡的な改心を成し遂げることになる。
不自然なほどの変貌ぶりから、彼を竜王国において順正化処理技術を受けた第一号とする考えもある。
(ただし史実では、竜王国における順正化処理技術の歴史は第三代王オーレル・テルク=カシュ・ガロアンディアン
の御世にこの技術をもつアルセミット聖王国が竜王国の統治下に入ったときにはじまる。
それ以前にも、存在自体は知られていたものの成功させるほどの技術はまだ無かったとみられる。)

695 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/25(日) 12:14:38
女魔術師と魔女ってどう違うの?

696 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/25(日) 12:20:29
女魔術師は魔術を使える女の人
魔女は、魔女という存在(ある意味での超越者)

697 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/25(日) 12:26:28
魔男がいてもおかしくないんじゃないか

698 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/25(日) 12:29:36
witch、magician、wizard、sorcerer、sorceress、

699 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/25(日) 18:54:56
魔女、魔術師、魔法使い、男の妖術師?、女の、魔術師?

700 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/25(日) 18:55:21
この場合マジシャンは魔男

701 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/26(月) 21:39:01
レメスの一矢により湖中穴が生まれ、その矢こそが槍、我々のいる大地は精月であり、我々が精月だと思っていた星が地球であるという考えは、異端として弾圧された。
それは我々が神々に祝福された人類であるということの否定だからである。
神の不在の証明は、容易に心を壊しうる。

702 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/26(月) 22:22:50
>>701
そういうものを信仰の神秘として目の前から遠ざける人間とは。

703 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:00:05
ところでみんな、こいつをみてくれ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1153030084/63
復讐神タマ、これの3行目「五つの剣」に注目してほしい。
これは、五大紀剣を現しているんじゃないか?

704 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:08:15
タマ、即ち玉。

宝剣である五つの剣・・・つまり「玉」。

タマとは実は五大紀剣に宿った神格だったんだよ!!!

705 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:11:49
とすると五大紀剣は切れないナマクラということか
刃があっちゃ玉とはいえないしなぁ

706 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:13:08
や、玉って宝の意味であって別にそのまんま球体って意味じゃあ・・・

707 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:14:12
>>704

         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i

708 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:15:18
玉。あるいは玉(ぎょく)。柄の部分に埋め込まれているのかも。

709 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:15:24
「剣」と「玉」が同一なら「鏡」の性質も当然持っているはず。
紀剣に触れたものは真実にしか触れられない。

710 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:16:46
タマの体内に棲む竜の中で最大規模を誇るゼレカ。煉瓦職人の煉瓦による人造火竜

711 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:25:44
自分も煉瓦で出来たイスカボズ。髪の毛とか目とか爪とか肌とか中身とか除くと人間にそっくり。

712 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:31:57
>>707
期待に違わぬ反応をどうもありがとう。

ちなみに彼らはウィータスティカの三兄弟であるとも言われています。

713 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:32:57
預言者降臨

714 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/27(火) 23:37:48
道理で……息が合っているわけだ。

715 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 12:15:33
体も心も相性がぴったりだね

716 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 14:36:00
それは、異なる世界線より呼び出された存在
憎しみに狂った、ある魔男が現界へと召喚した悪鬼
自らを妖刀に呑まれ、自らも妖刀を呑み込んだ剣魔
猫神魔竜を尽く斬り殺し喰らい死滅させる人ならぬ非徒
彼の名は千呪、千の呪いを身に纏い閃の訓えを棄てた修羅
その死呼ぶ刃が向かう先には一人の

717 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 14:53:10
>>716
だれのことだかよくわからないが、七天八刀の第三位を連想した

718 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 15:10:37
千呪=せんじゅ=閃樹…

719 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 15:43:36
えええ閃樹って異世界の人間で召還されて妖刀(イクタチ?)を持って色々殺して喰って呪われてる凄い奴ってことですか。

720 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 15:58:21
俺の中では閃樹アウター説が急ピッチで構成されていますお

721 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 16:05:49
名前を継いだ弟子であるのか、名前を騙った他人であるのか、変わり果てた本人であるのか。

722 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 16:20:36
転生体で閃樹に秘められた力が!! みたいな展開キボン

723 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 16:44:50
魔術結社や邪教神殿みたいなところで

「剣鬼を継ぐ者に異界の肉を授けん……剣鬼よ、剣魔となれ。
その骨は凶意を支える柱。その血は他者より流れ込む慟哭の支流。
剣と合一し、剣の意志のまま、剣を牙とし生類を喰い尽くせ。」

724 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 17:26:23
平行世界の閃樹じゃね?
異なる世界では閃樹は一位を殺し、妖刀【五重剋】を手にし、その妖気に中てられて、千呪に変貌、猫神魔竜を殺しつくし人をも滅す、その存在を知った魔男の手により、我々の知る閃樹が居る世界へと召喚され、七天八刀三位に数えられる、んで【五重剋】の真銘こそが【五重剋塵芥屑切】みたいな

725 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 18:00:29
じゃあ閃樹対千呪の同一人物対決キボン

726 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 18:00:55
>>724
『殺しつくした』ってことは、四十四騎士や創生竜や創生猫、アルセスやセルラ・テリスや軍神すら殺したってこと?
そこまでの力を与える五重剋って一体何なんだ、五大紀剣どころの話じゃないだろ…下手をすれば紀元槍クラスじゃないか?

727 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 18:03:39
>>726
エターナルチャンピオンシリーズみたいに、同じ神(存在)でも次元によって
強さに差があるんジャマイカ?

728 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 18:04:40
平行世界の猫竜がこの世界のそれと同じかどうかは不明だし、紀元神群がいるかどうかもわからん。
あと五重剋は五つ重ねることを剋つとかなんとか。

729 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 18:09:12
それは世界を蝕む致命的なバグが具現化した姿。
五重剋は五重剋自身でしか破壊する事が出来ず、世界に唯一の存在である為、破壊は不可能…
その為、ある別平行軸上の世界においては万物の存在が五重剋を持つ一人の剣鬼に斬り捨てられる事になった。

しかし、何の因果であろうか、今この世界には二つの五重剋とその振るい手が存在するのである。

730 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 18:13:50
>>729
魔男はその為に千呪を召喚したのかもな

731 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 18:29:46
五重剋を造った鍛冶師はこの刀にある呪いを課した。

「  」を五つ積み重ねる事。

それによって五十剋は完成し、真の力を発揮する。
千呪は五つ積み重ね、一刀斎は一つ積み重ねた。

この世界の五重剋は、未完成なのである。

732 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 18:38:13
>>731
一刀斎は竜、千呪は猫と竜と神と魔と人って事ですか?

733 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 19:09:59
霊草キャベツ。
紀鳥コウノトリ。
赤ん坊はこれらから誕生する。

734 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 19:12:48
生命の誕生とそれに伴う成長・繁栄、そこから必然的に起こる老衰と死を司る。

735 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 20:54:23
千呪はこの世界に移った後も妖刀を振るい目に映る全てを斬り続けた
ある時は街を斬り滅ぼし、またある時は国を斬り滅ぼした
そんな中で、ふらりと立ち寄った小さな村があった
そこは既にある山賊達の手によって蹂躙されていた
千呪は山賊たちをいつもの様に皆殺しにした
その後に残ったものは死に絶えた山賊と村人の骸
黒煙を上げる村と荒らされた田畑
そして、奇跡的に生き延びていた一つの命
血みどろの剣鬼の姿に、ただ震えるしかできない矮小な存在に
何故か、千呪はその凶刃を振り下ろす事はなかった

736 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 21:08:08
その後、ただ一人生き残った幼子を拾い上げ育てたのが一刀斎であった。

彼の刀「五重剋」を目にしたとき、幼子は奇妙な顔をしてこう言った。

「似てるけど違う」と。

737 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 21:22:03
千呪を召喚した魔男=アルセス

738 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 21:52:31
千呪は目に映る全てを斬り続け、その内東亜大陸で優れた剣客に送られる称号七天八刀の第三位を襲名することになった。
もっとも、千呪はそんなのことを知らないし、どうでもよいくらい些事なことだった。
だって、奴は見た奴を殺す声を掛けた奴を殺す近づいた奴を殺す挑んだ奴を殺す逃げる奴を殺す追いかけてくる奴を殺す命乞いをする奴を殺す立ち向かう奴を殺す。とにかく殺し続ける。

739 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/28(水) 22:23:37
双満月の夜、決まって彼は山の麓の泉へと訪れる、彼はそこで何をするでもなく、月明かりの下、掲げた大太刀の刀身を眺め続ける、その瞳はただ刃だけを見つめ続け、例え声をかけようとも反応はない、事実その耳には私の声は届いて居ないのだろう、ただ一途に妖光へ魅入る彼の姿は何故か悲愴に見えて、いつしか双満月の夜を待ち焦がれている自分に気付き、そして私は今日も泉へ向かう。

740 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/29(木) 00:04:07
七天八刀の頂点ともいえる無双朧月と鏖殺戦鬼、エイプリルは「リハーサル」の能力で彼等の虚像を作り出そうとした。
まず始めに生み出したのは無双朧月の虚像、だが自らが作り出した虚像と目が合った瞬間、気が付けばエイプリルは倒れていた、圧倒的な力の差に何が起きたのかすら分からなかった。
次に生み出そうとしたのは鏖殺戦鬼、だが何故か彼の虚像は作り出すことが出来なかった。
それから数年、偶然にも鏖殺戦鬼の噂を聞いた、何でも近くの小村を襲っていた盗賊団を村人ごと皆殺しにしたらしい、珍しくたった一人の幼子だけを残して。
その話を聞いたエイプリルは鏖殺戦鬼を探す事にした、何故そのような行動に出たのかは彼女自身も分からなかった。
そして、ある双満月の晩、遂に彼女は見つける事となる、澄んだ泉の辺で月光の元に佇む彼の姿を。

741 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/29(木) 13:33:34
エスカトーレ

アオジャリとコーンとミルクのスープ。
でも色が変。 これじゃあ血の色だわ。
庶民は虎のミルクでスープを作るのです。お嬢様。

742 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/29(木) 14:14:32
庶民の間では朝食として広くしたしまれていますのよ

743 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/29(木) 16:29:55
閉じられた系に向かって放散するのが閉塞?

ではなく、ではなく。

744 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/29(木) 16:54:31
ゲストを迎える事自体に意味は無い。
だから放散。

745 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/29(木) 16:55:15
そして摂取から変移して、姉妹に項を遷す。

反転。

746 言理の妖精語りて曰く、 :2007/03/29(木) 18:39:04
syangara

747 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/01(日) 23:59:56
『イスラームの琴』とはトルクルトア神秘派の著書の題名であるだけでなく、
異界において『アラジフの書』につけられた呼び名でもあるという。
イスラームとは、その呼び名が出た小説の書き手がいた国の宗教であるキリスト教とは別の宗教、
つまり『異教』である。この宗教圏では、失われかけた文化圏の知識を拾い上げ、中世に哲学や科学が発達し、
その成果はキリスト教の宗教圏でさらに花開き、その世界における近代科学の発達にも貢献することになる。
失われた知識、秘められた英知の探求というテーマの受け皿として異教の名が選ばれたと言えるかもしれない。
しかしアラジフの書が持つ暗黒面と併せて見ると、そこにあるのは驚異や尊敬だけではないことがわかる。
異教とは自分たちが置かれる風土とは異なる『外なる世界』。しばしば外部は恐怖と脅威と異形の受け皿となる。
『外なる世界』は『異教』に限らない、例えば『異民族』。この書き手の他の作品では
その世界に実在する民族が、邪神に従う人肉嗜食者の子孫とされている。

748 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/02(月) 00:32:42
本当に人肉を喰らう邪神の眷属だった。

749 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/02(月) 00:40:36
トルクルトア神秘派の「イスラームの琴」も猫の国の存在を仄めかしつつ、隠匿された知識や「外」「異なるもの」へと記述が進んでゆく

750 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/02(月) 01:03:23
【キリシタンバテレンの妖術】
トルクルトア神秘派の著作のひとつ。主にこの世界ではない場所における
『魔法にしか見えないが、純然たる科学技術であるもの』を集めた書物。
妖術師扱いされた技術者・学者についての記述もある。
元は『猫の国』のある国で使われた語。外国からやってきた異教徒が
用いた当時最新の技術を、妖術と見なしたのが起源という説や、
単に風評により異教徒を妖術使いとした時に使われたという説が立てられている。

751 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

752 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/06(金) 17:45:03
【ノア】
アザミの話に登場する、『猫の国』の旧人類の遺産である人工知能群の一つ。
ウトナピシュティムと同じく洪水神話に関わる神話の登場人物からとられている。
アザミの話が正しければ、この人工知能群は『手を与えられた猫』の言葉をまとめて辞書を編纂した。
これにより『手を持つ猫』たちの言語がおおむね標準化され、文字の綴りが統一されたという。
ちなみに、神話のノアはこのようなことはしていない。
この『ノア』という名はこの神話の宗教が広がる地で男性名として使われており、
その一人にノア・ウェブスターという辞書編纂者がいた。
人工知能群ノアは後者のノアに近い存在だと言えるかもしれない。

753 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/07(土) 23:43:44
ギランディアン派はワリバーヤ王朝の第四代目王・ルータマス二世の御世に興った。
ギランディアンは名家に生まれたが、寺院に出され、そこでミオーラウ(神職者)として
の修練を積んだ。一族の間では既に後取りは決まっており、ギランディアンを
初めとする末の三人の兄弟たちには聖職者として身を立てさせようとした。
上の三人の兄妹が家に残るかわり、ギランディアンは兄ナプラサフラスと弟リュギーン
とともにリュドリクサス寺院に奉公に出された。
ナプラサフラスは「あと数年、産まれるのが早ければ……」とウジウジ繰り返し、
リュギーンは「兄上は聖ナプラサフラスの名を持つ割には冒険しないんですね。」と
口だけで努力と行動が伴わないナプラサフラスを揶揄しながらも仲が悪いわけではなかった。

754 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/07(土) 23:54:41
ギランディアンはというと、この時からまとう空気が違っていた。
兄にせよ、弟にせよ、他の多くの子弟にせよ
神職者になった後の事を語らせれば、どの貴族、どの有力者のお付き・相談役になるか、
といった世俗的な方向にしか話を展開させなかった。
たいていの者は寺院に入れられたことを不運と感じており、どうせなら
それで利益をあげようという考えだった。
ギランディアンはそれに馴染むことができなかった。

755 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/08(日) 00:02:44
ところで、寺院にいる子供たちには、少なくとも二つ層がある。
貴族や名家出身の子、
口減らしのために出された平民の子や身寄りの無い子。
ギランディアンは後者の子らに近づいた。
そこで彼は、後に親友となり、敵となるイルムと出会う。

756 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/08(日) 00:19:50
イルム、後のリーグシル派の有力候補、過激な武闘派幹部である。

757 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/08(日) 00:21:03
たかが一派の幹部と侮ってはいけない。熱烈な若手信者達を掌握し、影から手を引く彼の影響力はリーグシルの中でも大きく、とても計り知れない

758 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/08(日) 00:32:09
ギランディアンははじめ、貴族でない子に幻想を抱いていた。
恵まれないゆえに清廉な努力を積む者達、だと考えていた。
だが彼らも同じ人の子。彼らも彼らで欲はあったし問題を抱えてもいた。
そこに勘違いして飛び込んでしまった上流階級の子弟。
場は白け、下手をすると不穏な空気になりかけたところをイルムがフォローした。
これがきっかけでイルムとの交友が始まった。ギランディアンはイルムの
もとをちょくちょく訪れるようになり、いつしかそれが自然になった。
平民の子も父母の顔を知らない子もそう感じるようになった。
彼らの中には、後にギランディアン派の一員となる者もいたくらいである。

759 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/08(日) 00:53:51
当時のふたりを知る或る人物はその様子を「ギランディアンはまるでイルムの弟のように見えた。
二人はまるで本当の兄弟のようだった。イルムがギランディアンに親しくするのは、彼が
名家の子だから、と考えるやつもいたが、少なくとも自分にはそう思えなかった。」と語る。

イルムはギランディアンを挑発するときに「昔のように頭をなでてやろうか?」と言ったそうだが、
それは同時にかつての親密さの名残でもあっただろう。

760 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/08(日) 19:56:25
女のアザミは男のほうと同じ世界の出身で同じときにいて、他世界への人類の脱出を阻止しようとしていた。これは人類の多くが他世界へ既存世界の闘争を持ち込もうとしたからだった。このアザミの身体には男のアザミの子が宿っていた。
男のアザミは女のアザミの攻撃を回避し、人類を脱出させる準備を整えた。準備が完成したその日、男のアザミは人類の大部分を裏切り、抹殺した。もっとも命は奪っていない。既存世界の闘争を他世界に持ち込もうとした人々を猫に変化させ、類似世界に送り込んだ。

761 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 19:03:12
朝出社したら机がなくて上司から退職を宣言された。
私はきびすを返すとそのままハローワークにいった。
就職したのも初めてならば、くびになったのも初めてで、加えてハローワークへいくのも初めてだった。
午前中のハローワークに人は少ない。
係のおばさんに尋ねると、昼が終わったあたりからぐっと人が増えるらしい。良い時間にきたとほめられたが、全然うれしくなかった。これくらいうれしくないのは久しぶりだった。

762 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 19:25:53
え・・・・実話?

763 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 21:28:58
いいや。いきなり退職宣言されるなんてことは実際はないかこれはフィクションだ。
こういう現実でありそうなことも神話の記述になるかなと思って試しに書き込んでみた。

764 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 21:41:44
言理の妖精は普段、「Zの領域」に棲んでいる。
世界を弄りたくなると、そこを出て、ペンや絵筆やキーボードやナイフで神話を作る。
領域の外は神話だらけの神話だけ。

765 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 21:42:19
>>764
それなんてローゼン?

766 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 21:49:10
「それなんてローゼン?」
妖精は唐突に尋ねた。
聞かれた妖精は面食らって、
「えっ・・・え?なに?」
訊き返した。
訊き返された妖精はむっとして、
「だから、『ゼットノリョーイキ』って言ってたろ?だから、『それなんてローゼン?』って言ったんだよ」
と、強めに言った。
強めに言われた妖精は困った顔で
「え、えーと・・・『ローゼン』って・・・何?」
と、小さな声で答えた。
尋ねた妖精は得心した。
ああ、オレはいま、「ネタかぶり」を見たのだ、と。

767 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 22:10:11
>>766
パクリじゃないし、露骨でもないからダイジョウブ

768 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 22:16:56
>>767
そのセリフ>>765に言ってやれ

769 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 22:24:27
>>768
おれが>>765

770 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 23:16:16
さて無職となったわけだが、ちっとも再就職する気がおきない。
なんつーか、人間怖い?
それは冗談として社会になじめない感じがあるので世界の辺境のような場所で働く仕事はないかなと探してみる。ハローワークで。
あった。みつかった。しかも金払いがよい。
死体洗い、もとい、ゆかんの仕事だ。葬儀会社の仕事で遺体をお湯で洗って清める仕事だ。
さっそく応募してみるか。

771 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/09(月) 23:25:04
ギランディアンは叫んだ。国に争いが起こるのも、天災が地を襲うのも、
悪鬼モロレクが跳梁するのも、全て我が教えを奉じないためである!と。
そして多くの偽宗派と邪教が幅をきかせているためである!と。
ギランディアン派の正しい信仰を持つべきだ。他宗派、他宗教は駆逐すべきだ。
最初はイロモノ男としか見られていなかったが、あまりにもしつこく繰り返し、
信者にもその価値観を実践させたため、本当にヤバい男であると見なされるようになった。
ギランディアンは何度注意しても行動を改めなかったので
縄を頂戴することになり、獄にブチ込まれた。

が、当時の王ルータマス二世に世継ぎが生まれた。特赦によりギランディアンは解放される
ことになったのだが、何を勘違いしたのか感涙のあまり王子を正しい信仰に導くぞ!と言い出したので
官吏の皆さんはブチ切れた。さすがにまずい状況だと感じた彼は隣国のペラティアに逃げることにした。

772 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/10(火) 20:26:14
【エルトティティ】

言語を司る神人

言理の妖精の中に宿り、黒の色号を持つ。

773 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/10(火) 20:28:37
「zの領域」は言理の妖精と密接な関係があるとし、それをどう定義するか竜(秩序派)哲人達の間で議論が続けられている。

774 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 00:35:05
忌戦節の次の日が誕神祭の日です。
前日におこもりをした分、みんなでお祝いしましょう。

775 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 01:07:54
最古の紀人であった郁田は、狂鍛冶師・観栄明によって弟の郁由を人質に捕られ已む無く人鉄の魔剣へと鍛えられた。

776 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 01:26:50
観栄明は郁田を人鉄の魔剣へと鍛えた後、捕らえていた郁由をも人鉄へと換えたが、それは鍛えずに売り払った
それから幾年が経ち、ある国の弓鍛冶師の下へと渡った郁由は、史上初の人鉄の弩として生まれ変る事となった

777 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 23:14:07
ルーウィスパ。五つの身体から五つの頭が生えている。
1.ゼオートの主神の伴神。
2.ゆらぎの怪物。

右頭蛇首、主頭蛇首、左頭蛇首
第一右頭蛇足、第一左頭蛇足
第二右頭蛇足、第二左頭蛇足
第三右頭蛇足、第三左頭蛇足
右頭蛇尾、左頭蛇尾

778 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 23:14:38
だがこれは失敗作に終わった。
人鉄が意思持つ鉄であったためである。

779 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/12(木) 23:19:29
意思を持つ、大したことじゃない、と、思うだろうが、これは振るい手に只の鉄の武具と違う、多大な影響を与える。

780 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/13(金) 00:12:23
観栄明の生涯は紀元に連なる妖刀を鍛える事だけに費やされた、そして、その結果の末に生み出された二振りの妖刀こそが、紀性を喰らい続け増大してゆく狂刀【五重剋】と、紀性に至った人間を鍛え上げ作り出した凶刀【イクタチ】である。

781 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/13(金) 19:42:20
紀元神群の長シャムザルと敵対したぜオート神群の神柱。

ゼオート神群を率いる邪神アルセス
アルセスの伴侶、破壊神キュトス
キュトスの飼う災厄の魔獣マロゾロンド
蛆虫の化身ハザーリャ
おぞましき骸デーデェイア
百頭の獅子シャルマキヒュ
血塗れの猿ピュクティェト
地の知を貪る蝗ラヴァエヤナ
陰惨なる大烏賊ペレケテンヌル
蹲る獣の頭蓋ドルネスタンルフ


782 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/14(土) 01:51:50
行頭からの三柱以外は特に害意ある呼び名ではないんだな。

783 メーア・トゥルム語りて曰く、 :2007/04/14(土) 21:57:10
母が愛していたのは父ではなく父の歌でした。
母の葬儀の後、父は三日三晩歌い続け、声を出せなくなってから10時間後に息絶えました。

同じように、彼女が愛しているのは私のピアノでした。
彼女の唯一の言葉である唄を乗せられる曲でした。
ですから私は旋律になりましょう。この血の海全てを曲にして、彼女に捧げましょう。
この体が燃え尽きて、彼女の歌を全ての国民が聞いた時、
私は真に彼女の歌と共に生きられましょう。

784 サナトス・ラーズワルド語りて曰く :2007/04/14(土) 22:26:09
火の海はあの男の人の近くまで迫っていた。
逃げてと何度も叫んだけれど、身振り手振りだけでは伝えられない。
だってあの人は多分、目が見えない。
塔の上にいることを、今初めて疎ましく思う。言葉の違いさえなければ…!
あの人はいつも通りピアノの蓋を開け、鍵盤に手を乗せ、息を吸う。
逃げて、お願いだから逃げてください!
曲は歌の始まるところまで来てしまった。
じっと、見えない目で見つめられ、どうしても逃げられなくて、私は歌い始める。
後はもう、殴りかかってくる波のような旋律に、押されて暴れる私の海を歌うだけだ。
あの人は、今日でこの曲を完成させるつもりなのだろうか?
リズムはどんどん駆け足になり、船から落ちたあの感覚を思い出し、
...vivo hodie!
終わって欲しくない瞬間が、終わってしまった。
体中の力が抜けて、ふらつきながらあの人を見ると。

ピアノごと、火に包まれていた。

785 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/16(月) 20:49:33
魔眼、魔貌というものがある。これらの中には人を魅了し惹きつける力を持つものがある。
さらに眼(視線)や顔貌ではないく、その美しい肉体美で魅了するものは「魔体」と呼ばれる。

例としては悪魔タバクシャラス、肉体言語を操る言語魔術師アヌビ(アヌビス) などが上げられる。

―――世界最初にして最後の窮極の「魔体」
あるところにナルシスという美しい男がいた。少年とも青年とも壮年とも云い難いが、彼に釣り合うものはミエス・リヴァ位だろう。
完璧な筋肉、理想的な人体構成、黄金率を誇る肉体は絶対的に美しいと表現される。
「草花は彼の為に咲き、禽獣は彼の為に啼き、星々は彼の為に輝き、世界は彼の為に巡る。百神千霊万人が彼に見惚れるだろう」と記述される。

ある日、彼は水面に映った自分に見惚れ、恋をしてしまった(偶然あるいは彼に振られた悪神の陰謀?)。
以来、飲食を断ち、不眠不休となった彼は瞬きひとつせず、そこから動かなくなった。

様々な神霊から加護を受けた彼だが、誰の言葉にも耳を貸さず、触れようにもその神々しさに慄き、ただ見守ることしかできなかった。

そこである神が槍を投じ、水面の影を打ち崩したところ、ナルシスは河に映った写像とおなじように霧散していった。

786 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/16(月) 21:21:35
>>785
ポポタマーの奇抜な説
ナルシスはキュトスの姉妹にいた《男性体》オレになる《千蛮変化》アターシャ、槍を投じた神はアルセス?理由は写像とナルシスに対する歪んだ嫉妬?

787 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/16(月) 22:06:54
ナルシスは自己陶酔・自己愛などを意味するナルシシズムの語源となったのは羞恥の通りだ。

788 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/16(月) 22:08:05
ああ恥ずかしい、そういって妖精はつばを吐いた。

789 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/16(月) 22:16:33
ぎゃー、喰らうざーさんの妖精玉だー!眼に染みるー!

790 妖精玉 :2007/04/16(月) 22:35:57
言理の妖精の必殺技。
負の言詞で構成された圧縮言語を正の言詞で構成されたものにぶつける。相手は死ぬ。

791 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/16(月) 22:50:54
ようせいたま。

792 【刈り取りの軍勢】 :2007/04/17(火) 00:01:30
ガナン共和国連邦の異端審問官で構成されている。名目上は国内外の不穏分子を監視・鎮圧する特殊部隊という扱い。
名称コードは魔路神群の主神フォドニルの率いた草刈り鎌と牛に騎乗した天駆ける軍勢が由来。

異端と敵を徹底的に撃滅する紀械群。異端は敵と同義語であり、ひとりでも異端者がいれば街を焼き払い、住人を皆殺しにした。
任務上需要があるのか通常の部隊と違って対霊装備も施している。彼の「不死刈り」なども彼等の所業である。
零落した異教の神、辺境に巣食う亡霊(精霊)は「存在しないもの」であり、発見され次第、悉く抹殺された。

793 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:18:49
【刈り取りの軍勢】の活動期間は五日間であった。
部隊・装備、ならびに領民の損耗に比べて成果がほぼ零に等しかったためである。
五日間、百二十時間の活動において、延べ7万2千人超の人・精・霊を【殺し】、百二十余の聖堂・祠を破壊。二名の魔女嫌疑者を【処刑】、一柱の土着神(等級:副神級)を【絶縁】した。
部隊運用上問題があった点といえば、稼動開始地点を国内、それも連邦第三首都に定めたことだろう。
・・・国境から外部へ向けて進軍させればまだ国力を減らす羽目にはならなかったのだ。

794 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:27:32
刈り取りの軍勢は二種類ある。異端審問を行なう処刑人である刈り取りの軍勢、通常の「戦争」を行なう軍事活動組織としての刈り取りの軍勢。

795 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:29:18
この失策「刈り取りの軍勢」を考案したのは九尾評議会。
やつらは戯れにこの虐殺を示唆したのだ。すべて彼等の掌の上・・・・。

796 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:30:25
見分け方は簡単。
「汝の神はいずこにおわす?」の問いを笑いながら発するのが「刈り取りの軍勢」。

797 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:32:27
九尾評議会の九つの尻尾は創生猫を表しているとされるが、創生猫を司る猫柱は確定されておらず、巫女もいない。
創生猫とは創生竜に相対し対立することで存在する概念なのだ。

798 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:32:48
なぜなら位階も巫女も必要ないからだ。

799 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:33:13
>>796
・・・・・・・どっちの?

800 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:34:53
この「軍勢考案」は評議会メンバーと噂される「厚衣」のアルフレイムによるもの。
噂であって、九尾評議会とアルフレイムの実在は未だ確認されていない。

801 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:35:54
・・・名称にそもそも区別がないからなぁ。
たぶん「戦争」のほうじゃないのかな。

802 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:38:35
刈り取りの軍勢のイメージ(紀械)はこういうのだったんだ。

ttp://www.diced.jp/~fbi/review1_gff1.htm

803 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:40:06
バー寒はいいものだ。
腰が無いあたりが実に良い。

804 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:40:59
>>802
いやだからどっちの「軍勢」なのかと

805 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 00:42:06
ガーベラの後ろすがたに惚れる

806 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 10:32:32
アトラク・ナチャの血を引く者がいるらしい。……で報告されていたのは
ヤルダバ・ナチャ、サクラス・ナチャ、エンリキ・ナチャの三人。
ヤルダバ・ナチャとサクラス・ナチャは双子のオカマであるが、
ふたりの弟エンリキ・ナチャはある種の傾向を同じくするものの
オカマではなく雄雄しきオス(漢)であったとのこと。
ヤルダバ・ナチャとサクラス・ナチャは『架空化の刑』、
エンリキ・ナチャはキュトスの姉妹の凶刃によって世界から姿を消したらしい。

807 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 12:44:19
ナチャの一族はアエルガ=ミクニーの手で創造されたという。
ナチャの祖をつくるときに材料となったのは蜘蛛神アトラク・ナチャの血だとも糸だとも言われている。
彼らに与えられた役割は、グレジェルミラン大岩獄に棲むアトラク・ナチャがつくる巣を手入れして、
その完成時期を調整すること。アトラク・ナチャの巣は完成すると世界の終わりを引き起こす要素となるため、
巣をいじらせてそれを遅らせたり進めたりできるということは、世界の終わりをコントロールできるということでもある。

808 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 16:57:29
ナチャ一族は秩序の守護者である。

809 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 18:31:10
世界の破滅を知るもの。糸を解くもの。世界の歴史を読み解くもの。

810 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/17(火) 22:26:15
ヤルダバ・サクラス兄弟などが受けた『架空化の刑』・・・・それは世界からの放逐、一種の流刑に等しい。

811 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/18(水) 01:04:43
デウスエクスマキナ

自覚なくそれに近いのがアルセス。

自覚あるだけに寂しがってるのがアーザノエル。

812 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/18(水) 18:01:42
シャイニング紀元槍なんてやめてくださいねほんと。

813 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/18(水) 20:19:11
創始者にキュトスの姉妹リルモーラを抱く魔術教団、『蒼空の魔女教団』。
抜ける様なあおぞらを天空母神とし、その加護を受ける。一方、よあけ(暁と夜空)を敵対視している。

814 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/18(水) 20:19:30
「よあけ」って神、魔女?

815 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/23(月) 12:28:11
ベルグ・ア・フィリスの記述に私は上書きする。

つまり、『楽孫属・地流』は毒殺されたわけではない、と。
彼は優れた後継者を確保する上での最良のコトワザ『鷹の子は鳶に非ず』を
張っておいたのだが、それが効きすぎて強くなりすぎた息子に暗殺された、なんてことはない。
彼がそんなヘマをやらかすだろうか?おまじないに過ぎなかったコトワザを
体系だった魔法にまで高めた男が、コトワザゆえに死ぬなどということがありえるだろうか。

816 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/23(月) 22:33:40
・ワインの件について

ボシャノサラダ
スープは薄口。南方風。
トンボ肉、到着は前日夕方予定。下準備引くと半日強しか使えず。
オクリモノ。ワイン倉開放許可アリ。ただしカギは調理長。
ルーツをお尋ねになるかも。配膳係はヨシュア。予習させておく。
オールア地方産のフルーツがお好き。カガチア?聞いた事ない。調理長も見たことないらしい。
ウーイェが調達の取り付け。よくやった。なんか香りの強い果物らしい。
ティリア沿岸の塩、輸送中の湿気で半分が石。ハンマーも通じない。


――『第二次建国戦争』とも呼称された戦の初期に交わされた暗号文らしきメモ。調理人の覚書に見せかけて領主の間で回覧されたらしい。

817 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/24(火) 00:01:12
エミュレート・アルケス。
エミュレートとは猫語。他のシステムに似せて、ある機能を擬似的に実現すること。

アルケス=アルセス。すなわち第四大地における非常に強力な根元的概念、すべての論理空間を貫き存在する『紀元槍』の再演である。
マシンパワーに任せた演算処理能力で単純な力量は最強・対紀槍用に特化している。128の中の最終兵器【Curagi】のプロトタイム。

818 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/24(火) 00:03:17
アルケスを演算できる装置の完成が最大の課題であった。
この課題は結局、人類と紀神との協調のときまで持ち越されることとなる。

819 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/24(火) 00:04:48
兵器として設計されたアルケスは、平和の維持のために建造されることとなる。

820 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/24(火) 16:04:07
平和の為に作られた。調停者。自分から傷つけることはできない。
紀を消滅させる。どっかの太公望の太極図みたいな。

821 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/25(水) 16:27:58
血涙天女に本体はない。波動であり本質に宿るもの。その中に充満し、またそれ自身である。

三次元の空間に広がる魔路(川、容器)を渡り、その中に満ちる魔力(水、内容液)に浸かり、その源泉に生まれ、末端で死に絶える。

つまりの本質、「流れ」そのものである。

上層において放散し下層において凝固する。

四元素においては形なく移ろう水。あるいは靄である。

定義を定義する、本質の改竄者。

822 ナギャン地区の魔術師語りて曰く、 :2007/04/27(金) 17:30:47
?なんだあの男は、、、、マイカール・チャーラム!?みんな伏せろ!

く、配列機関で論理記述を並列展開しているのか?これ以上は持たないぞ!

ああ、エド、エド、私の愛しいエドウィン、こんなことになってしまって、すまない。せめて最期は君の胸の中で死にたいんだ、、、、、

823 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 18:27:27
ジョナス!まだだ、俺達はまだ折れないッ!折れさせもしない!
お前も、俺も、みんなも……ぐぅッ!?

「寛容とは、馴れ合いに非ず。平和とは、惰弱に非ず。悪から目を背ける事を、正しき言葉で覆うなかれ……」

聖者気取りの狂信者めが……呪文の間に小言を挟むたぁ、随分と余裕をカマしてくれるじゃねぇか!
……決めた。ここで命を捨ててでも、テメェに一矢報いる。絶対にだッ!

824 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 19:54:06
「「合体!」」

825 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 20:14:21
いかん!やめるんじゃ二人ともーー!
今のままでは合体はまだ無理じゃ!

826 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 20:32:41
連結ぅー!だめだ、メルトダウンしてしまうぞ!

827 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 21:31:39
「「命を無駄に捨てやしない……さようなら、ブレン老師。」」

バヒュオオオオオオオオオオオオオオオオ!!(←マイカールのところに飛んでいく音)

828 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 21:54:08
そして三人で連結。PPPシステム起動。敵中枢最深部に衝角破城釘を打ち込み自爆。

829 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 21:54:32


830 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 22:21:30
トリオン・パンゲイオラス・ポニー・システム

831 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 23:36:00
墓標船に記されし「エイプリルフール」という単語に心当たりはあるか?

832 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 23:43:13
ブレン老師って同性愛者ではないけど、あらゆる矛盾を肯定する、異端(変態)の容認者だったよね?
魔術師としては破格の能力、賢者としても高い素養を持っていたけど普段着は裸体にマント纏っただけとかいう。

833 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 23:45:52
あとネクタイな。

834 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 23:57:45
大魔術師ブレン・アーニスタ

裸族。裸マント+ネクタイ、素足に革靴

835 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 23:58:51
>>834
で、ポニーの娘な

836 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/27(金) 23:59:19
女装もお上手。

837 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/28(土) 00:02:28
裸族。裸マントにネクタイ、素足に革靴、で女装がお上手なポニーの娘。

なんてカオス。

838 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/28(土) 00:06:43
のーのー。
いっつ、のっとかおてぃっく。
いっつぁ、ぱらどくす。

839 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/29(日) 00:25:37
ブレン・アーニスタ老師「ふたなりとか両性具有とか性別を持たない謎の生物だとか……そんな解答はみ・と・め・な・い!
そういうすり合わせというか強制合体論説は全くもって無粋極まりない。ま、わしに夢を見続けて欲しいというのもあるがな。」

840 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/29(日) 00:53:52
え、なにいってるんだ。女が女装してなにがわるい。あれおれの中じゃ中年男のイメージがガがッガ

841 言理の妖精語りて曰く、 :2007/04/29(日) 22:17:19
「猫の手も借りたい」という言葉は秘剣「猫の手」から取られているのは周知の通りだ

842 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/03(木) 19:08:28
しかし実際に猫の手が借りられれば、他のどんな手も力不足に感じられることだろう。
ときに猫の手は万能とさえ感じられる。
そして・・・ああ・・・あのぷにぷに・・・。

843 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/03(木) 19:14:46
にくきゅー!

844 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/12(土) 18:57:55
俺の家には大きな蔵がある。
頑丈な南京錠がかかっているので本来は入れないんだけど
実は、蔵の裏には子供が屈んだら入れる位の穴があいている。
その為、俺は子供の頃はよく其処から潜り込んで探検ゴッコをして遊ぶ事が多かった。
ある日、いつもの様に穴から蔵へと入り込んだ俺は隅に置かれた小さな箱を見つけた。
大きさは手のひらに乗るぐらいだったと思う。
箱には『円環○○飛○神封○如○令』(?の部分は読めない字)と書かれた御札が張られていた。
好奇心のままに札を破り箱を開けると、色褪せた小さな紙袋が入っていた。
紙袋の表には確か『マチテネムルヤナルカミサマ』と書かれてたと思う。
何故か面白く感じて、口に出して何度も読んだので、鮮明に覚えている。
暫く紙袋の文字を読んで遊んでいたが次第に袋の中身も気になり紙袋を開いた。
次の瞬間、俺は悲鳴を上げていた。
箱の中には白髪のような物がびっしりと詰まっていたからだ。
急に込み上げてきた恐怖に箱を取り落とし、次の瞬間には蔵の外へと飛び出していた。
それから暫くして、冷静になった俺は御札を握り締めたまま出てきていた事に気が付いた。
でも、それを元に戻しに行く勇気も出ず、結局その日以来、蔵には近づかなくなった。
因みに、その御札は今でも持っている。

845 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/12(土) 20:48:04
それは我が友グレイシスだろう、と。
七本腕の蒼眼はささやいた。

846 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/12(土) 20:50:32
七本腕の蒼眼は故人(?)である。
しかし彼は今でも大地の上を二本の足で歩いている。
ただし供は彼でなく彼女だ。

847 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/12(土) 21:29:52
一閃双蹴!
グレイシスソバット!

848 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/12(土) 21:34:52
糸の竜。魔王の一角グレイシス。

849 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/12(土) 21:35:42
糸己竜

850 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/12(土) 22:31:04
自己と他者を糸で繋ぐ竜、それがグレイシス。

851 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/12(土) 22:35:06
白い糸で友誼
黒い糸で仇敵
赤い糸で愛憎
黄の糸で忠義
緑の糸で

852 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/13(日) 23:24:56
アルセス

853 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/14(月) 19:03:40
よりどりみどりの色彩乱舞。
アルセスが放つは七色の七倍の光。
全世界の9割の女と、1割の男を虜にする、
天地を彩る妙なる調べ。

854 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 18:42:43
魔法少女だった女の子は言いました。
わたしの願いを、夢を、こわしてください。

かくして、滅望のケモノがあらわれた。

855 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 22:05:49
パンゲオンの九つの竜頭が吼えた。荒ぶるケモノは夢の世界を食い尽くす。

856 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 22:13:02
パンゲオンが見る夢は、背に乗せた皆が歌う声。
おのれの歩みに合わせてゆれる、さざめく皆の笑い声。

しかして巨獣は幸福に沈んだ。

857 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:18:50
新神代2007年、有背市のある旧家の蔵を中心に突如としてフリッカー現象が発生した。
また、それと連動するかのように紀竜グレイシスの現出、下級飛来神群の来訪、魔法少女の暴走、ワールドイーターの召喚、地獄門の一時的開放などの事件が勃発した。
当時、社会(やしろかい)に所属していた異能力者や、当代の界竜の巫女の手によって、この一連の事件は一応の終結へと向かう事となったが、この事件には様々な謎が未だに存在する。
事件時に出回った、偽ヘリステラ黒幕説を筆頭に、悪魔の九姉の目撃証言、神剣ロウォイラスの消失などである。
そして極めつけは地獄門開放時、有背市上空に現れた謎の巨大紀械とその周囲を囲むように開いた666もの数の"扉"の存在である。
上記の現象は、有背市の殆んどの人間が目にしたにも拘らず、当事件の中心的存在である筈の、社会(やしろかい)及び、竜神信教総本山は口をそろえたかのように「そのような事実は存在しない」と答えているという。

858 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:20:08
有背市=うせ市、と読む。

859 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:22:03
魔法少女の願いにパンゲオンが敗北。
ぉwww

860 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:25:44
>>857
事件時、神剣ロウォイラスを振るう学生服姿の少年が目撃されている。

861 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:29:52
>>860
直後、「街中で振り回すなっ!」の声とともに連れの女学生に張り倒されていた。・・・便所スリッパで。

862 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:33:47
>>861
そこは「凍った」便所スリッパで、だろ

863 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:37:35
社会に所属していた件の異能力者の能力は限定条件内における「絶対凍結能力」であった

864 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:39:23
当代の界竜の巫女の能力は「灼衝之武」。
炎の武であった。

865 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:41:25
謎の巨大紀械=ファイバー

866 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:44:50
ワールドイーターが召喚されたってのによく無事だったな世界

867 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:45:49
偽ワールドイーターでしたから。

868 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:47:36
本物だったら軍神呼ばないと世界喰われてる。

869 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:48:11
扉はワレリィの所業。いや、馬鹿がドンドン開けた扉の後始末か?

870 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:50:02
>>860
ロウォイラスって松明=炎の剣だったかな?
Vフレイムというやつがいた気がする。

じゃあ、少年の正体は・・・・・!

871 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:51:41
偽ワールドイーターを倒したのはグレイシスを巧みに操る謎の青年、何故紀竜が現代に現れ一介の人間にあれほど懐いていたのかまったくの不明。

872 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:52:00
巫女の「武」って代によって違うのか

873 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:54:58
>>872
今度物語スレに溢れるほど記述するぜべいべー

874 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:55:45
やはりロウォイラスをもつ少年の中にはソルダ・グラムの意識体が存在するのだろうか?

875 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/16(水) 23:58:03
ところでフリッカー現象って何だろう?

876 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 00:02:38
>フリッカー現象
「いつものこと」という意味ですな

877 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 00:11:09
地獄門開放と共に地獄より現れし存在、その者の名は"堕落せし焔"

即ち、メルトバーズ

878 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 00:31:30
便所スリッパの女学生=コルセスカの転生体?

879 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 00:31:45
蘇りしもの。昇らざる暁。

メルトパーズ=リピーテッド

880 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 00:32:48
偽ヘリステラは彼と再会する為だけに地獄門を開いた

881 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 00:34:53
彼女がたどり着いたとき、地獄門はすでに開いていた。

882 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 00:37:03
いつものことであるがゆえに。
そう、これは何度もやり直された光景。
何度でもやり直せる光景。

「あした」の予行演習。

883 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 00:45:04
復活したメルトバーズは、
当代界竜の巫女の武の力によって、その身に纏う獄炎を奪い取られ
少年の持つ松明の剣によって、その身を大地に縫い付けられ
少女が放った絶対凍結によって、その身を滅ぼされた

884 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 00:55:40
召喚された、偽ワールドイーターは
一脚閃覇一刀流皆伝者の青年により四肢を奪われ
糸竜使いの青年が繰るグレイシスによって、その魂を食い尽くされた。

885 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 01:25:01
グレイシスお腹壊しちゃいますよ

886 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 01:42:46
当代の巫女は、当時わりと高齢であった。
戦うお婆ちゃん萌え。

887 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 02:13:53
当代界竜の巫女(78歳)は究極的に若作りの為、どう見ても20代前半にしか見えません
でも、中身はしっかりお婆ちゃんで、よく「若い人は元気で良いねぇ」なんて言ってます
あと肩を揉んであげると、いつも持ち歩いている巾着の中からお菓子(主に黒飴やベッコウ飴)を一つお礼に貰えます

888 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 15:58:32
外見年齢も年取ってる方がいいだろう!

889 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 17:14:07
動揺すると若作りが解ける。
或いは、若作りの為に割いているパワーを解いて、他の事に用いる事が在る。

言うても、パワーを用いない若作り(整形とか整体とか厚化粧的なもの)は残る。

本気を出すと老けるというキャラ。

890 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 17:49:44
それってどんな幻海師範

891 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 17:59:12
それなんて幽々白書

892 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 19:26:35
地獄門開放に伴い発生した瘴気に誘われて下級飛来神群が地獄門上空に集結、その数は約八百万
しかし、突如現れた巨大紀械によって開かれた多数の扉によって、その殆んどの個体は別次元空間へと追放された

893 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 19:26:42
幽幽白書ってなんだっけ・・少年・マガジン?

894 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 20:28:28
残ったのは数万程度。大部分は他の次元に飛ばされた。

同時刻、ゆらぎ市上空に多数の未確認飛行生物が確認された。

895 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 21:23:59
何この現代神話史上最大のカオス

896 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 21:25:28
「史上最大」は毎秒更新中です。

897 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 21:27:14
「あれは・・・まさか宇宙人か?」
「うそ、UFO!?」
「いや、なにか褐色の球体がワイヤーでつながっているような・・・」

「「「な、納豆だァーーーー!!!???」」」

898 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 21:28:43
納豆の雨により人類は総かゆいかゆい病を発症。
市長はゴルフコンペに行っていて留守だった。

899 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 21:36:03
魔法少女暴走事件の際に放たれた酔嬢紀爆発(すいじょうきばくはつ)によって、有背市南東に聳えていた鳴門山は消滅した

900 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 21:42:18
>>865
この時代に何でファイバーが…

901 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/17(木) 22:00:28
酔いどれお嬢さまが爆発したのですね。

902 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 00:45:02
魔法少女の暴走を止めたのは、ある一人の少年が彼女に向けて叫んだ、たった三文字の短い言葉でした

903 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 08:41:03
ま●こ

904 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 10:31:04
「(顔を急に真っ赤にして)な、なにいってんのよこんな時に!」
という反応を期待していたのかどうかは定かではない。

905 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 19:29:06
通 報 し ま す た

906 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 20:58:52
(虚をつかれると思ったら、こうだ。今日びのませたガキはこれだからいけねェ……)

907 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 21:07:34
「信じられない・・こんなときにマリコだなんて。あいつの名前を口に出すなんて」

908 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 21:20:27
まるこ。ではないのか。アニメの人名を叫ぶだけで捕まるとはなんて国だ!

909 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 21:20:47
>>907
なにこの三角関係

910 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 21:33:28
>908
マルコきゅんは実在の男の子だよ!

911 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 21:43:13
松子だろ?

912 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 21:43:50
舞子ちゃん

913 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 21:45:41
まくろまるこ

914 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 22:05:41
マイクロまるこ

915 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 22:24:56
まるこコスモス

916 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 23:28:58
彼女は彼であり一人の少年にして三人の少女であり、
大にして小、混沌に擬せられるもののまごうことなき秩序である。
……などというハッタリ誤魔化しは彼女にはさっぱり通用せず、
後でこってり絞られることになったのでした。

917 ノエル ◆5i5JBgRlDo :2007/05/18(金) 23:44:42
世界は宇宙だ。
ならば宇宙の外側は世界ではないの?

そのとおり。

918 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/18(金) 23:53:33
呟きで一人問答をする少女を見下ろす蒼い目玉が五つ。

そいつは困った。私はそこから来たのだが。

いとおしげにそう呟くのは白い獣。

919 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/19(土) 09:54:02
偽ワールドイーターの四肢を切断した、太刀の名は五重剋"一絡幾断"
遥か昔、妖刀を振るいし悪鬼を打ち滅ぼしたと云われる霊刀である

920 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 21:18:00
ワールドイーターの脚は三本。
切り落とした四肢の残る一本は誰のものか。

921 はるばんでふ :2007/05/20(日) 21:18:49
おまえ の ものは おれ の ものだ

922 かあずがん :2007/05/20(日) 21:20:38
のこり は ぜんぶ わたし の ものだ

923 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 21:34:47
魔王ハルバンデフ
魔超越王カーズガン

史実を無視した呼称だが、歴史や神話に興味無い人にはこのほうが通りがいいらしい。

924 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 23:48:38
青年の手から呪符を奪ったメイド姿の女性は小さく呟いた
「ナルカミサマが来る…」
困惑しながら青年が問い詰めようとした瞬間それはやって来た
夜の空を引き裂き、遥か彼方から来訪するもの達、飛来神群
突然の出来事に呆然とする青年に向かって一体の飛来神が襲い掛かる
悲鳴を上げる青年、だが無残にも臓物を撒き散らしたのは彼ではなく
襲い掛かってきたはずの飛来神の方であった
そして青年の周囲には、かつて蔵の中で子供の時分に見つけた
まるで白髪のような純白の糸達が、彼を護るかのように舞い踊っていた

925 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 23:49:22
弱いwwwwwwwww

926 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 23:49:49
鳴髪様

927 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 23:51:13
飛来髪群弱すぎwwwwww

928 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 23:52:08
飛来髪>飛来神
だな。
強さ的に。

929 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 23:52:48
純白の糸=飛来髪

930 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 23:53:47
まあ、"下級"飛来神群らしいから弱くても仕方ない

931 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/20(日) 23:56:09
糸=飛来髪=グレイシス

932 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/21(月) 00:05:47
その光景を傍で見ていたメイド姿の女性は驚愕の表情で叫んだ
「馬鹿な!呪符は私が手にしているのに何故お前にっ!?」
ただ困惑しつづける青年、そしてその周りを舞う糸を睨み付けるが
未だ上空で増え続けている飛来神群に気が付き舌打ちを一つして
唖然とする青年を置き去りにして街の方角へ向かって走り去っていった

933 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/21(月) 00:19:14
見たいテレビが始まる時間だったのである。

934 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/21(月) 00:23:05
野球中継の延長は大嫌いである。

935 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/21(月) 00:28:18
後日、青年は彼女が自分の通っている大学の購買部で働いている事を知る事となる

936 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/21(月) 01:09:18
きっかけは焼きそばピザカツロールにしこたま仕込まれていた注射針。

937 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/21(月) 01:35:21
「こ、こんなに美味い焼きソヴァピッツァカツロゥルは初めてだ!この大量に仕込まれた注射針が味を引き締めているのか!こんな発想をする人はどんな人なんだろう・・・よし、購買で訊いてみよう!」

938 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/21(月) 01:53:12
女「いらっしゃ…うげっ!?」
男「焼きそばピザカツロール一つ…あれ、君は昨日の…」
女「ひ、人違いです!」
男「いや、明らかに本人でしょ、昨日の夜にメイド服姿で僕の大切な物を奪ったじゃないか…」
女「ばっ、わざわざ人聞きの悪い言い方をするなああああぁぁっ!!?」

939 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/22(火) 00:18:52
ヒソヒソ

940 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

941 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/23(水) 07:03:29
【炎帝五天将】
焔竜大戦の際、焔竜メルトバーズに付き従ったと云われる五人幹部達である。
その内わけは、参謀の”問い示す魔女”を筆頭に、
炎帝軍近衛隊長の”謎の仮面槍士”と、そして陸海空軍を率いていた三人の将軍達である。

942 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/23(水) 17:02:33
【人魚】
獰猛な海獣の一種。現地では犀魚と呼ばれる。

943 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/23(水) 21:17:46
陸海空軍、【天皇】が後ろに控えているな

944 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/23(水) 21:29:45
海ってさあ、需要あるかな・・・?

945 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/23(水) 21:39:57
将軍が三人もいるもんだから、【陸海空軍】はいっつも右往左往です。
やっぱり一つの軍に将軍は一人でいいよね。

946 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/23(水) 22:03:36
じつは一つの軍だったのか

947 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/23(水) 22:03:55
三人で一人、三頭で一匹。

948 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/24(木) 04:44:02
炎帝軍近衛隊の隊員達は、黒い衣で全身を覆い隠した小柄な姿をしている
これらの者達は全て、謎の仮面槍士が何処からとも無く連れてきたのだとか

949 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/24(木) 19:11:17
倒しても倒してもすぐに起き上がり、無限に現れ続ける。

黒衣の悪魔とよばれる

950 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/24(木) 19:21:49
五天将などと云われているが、実際は三人。
魔女、仮面槍士、そして三人でひとつの三位一体の怪物。

951 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/25(金) 05:14:04
黒衣の悪魔、ぶっちゃけその正体は仮面槍士が呼び出したマロゾロンド

952 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/25(金) 12:15:28
道理で見てるだけで胸がいっぱいになるわけだ。

953 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/25(金) 23:19:36
おい、>>952、その口の端に引っ掛かった黒い布切れはなんだ?
・・・おまえ、もしかして食べたんじゃないよな・・・・・?

954 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/25(金) 23:36:22
マロゾロンドって増えるワカメみたいに胃の中で増殖するらしいぞ。爆発的な勢いで。

955 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 21:50:41
口からごばーッと逆流

956 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 22:14:05
腹が裂ける。出産。さようならレギュラーの皆様。こんにちはイレギュラーの皆様。

957 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/27(日) 22:15:52
いいえ、まだまだレスキューの手番です。
死神も悪魔もお呼びではありませんね。

958 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/28(月) 02:02:07
いつも思うんだけど、腕や脚の数どころか内臓器官も異なるいろいろな「人類」を一手に引き受けてるレスキューってすげぇよな・・・。

959 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/28(月) 02:19:26
【レスキュー】
神聖不可侵の加護を受けた達人級の蘇生技術者。
【ゲヘナの系譜】とも呼ばれる。
世界に数少ない「ヒーロー」の一分類。

960 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/30(水) 23:12:04
陰謀論ではミオン・アウマーグと裏族長委員会は世界の覇権をかけて
裏で闘争を繰り広げるライバル同士とされることが多い。
これは、裏族長委員会が祖と仰ぐ(とされる)獅子王キャカラノートが
鰭耳人のスゥイ族をキャカールの草原から亜大陸に追い返したことからの着想だと思われる。

961 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 14:21:43
「閃樹殿、少しよろしいでしょうか?」
「あ?あぁ、アンタは確か…」
「竜導師長の葛と申します」
「珍しいな、アンタが俺に用なんて…」
「えぇ、まぁ…実は少しお願いがありまして…」
「お願い?まさか、大事な巫女様に近寄るな…とかか?それだったら安心しろよ、俺はあんな暴力女のことは…」
「いえ、そのような事ではありません、大体、この竜神信教では例え巫女たちであろうと恋愛の自由はありますからね」
「いや、だから俺は別にあんな奴の事なんか…」
「まぁ、その話の真偽は兎も角として、彼方に依頼したい事柄が有るのですよ」
「……依頼?」
「ええ、ここより北東に半月ほどいった場所にある小さな村へ調査をしに行っていただきたいのです」
「調査?その村に何かあるってのか?」
「いえ有りません、いや、無くなったと言うべきでしょうか…」
「……どういうことだ?」
「これは、その村に偶々立ち寄ったという信者の方から御聞きした話なのですが、村の住人は言うに及ばず家畜や愛玩用の小動物まであらゆる生物が全て斬り殺されていたと…」
「まさか…」
「そう、この話が本当であれば祖国だけでなく、この竜神信教本山も危険かも知れません、もし『彼』が戯れにでもこの本山へと足を踏み入れてしまえばどうなるか」
「わかった行ってやるよ、でも何で俺なんだ?あんたなら命令すれば幾らでも…」
「まぁ、そうなのですが、それには二つほど理由があります、一つは彼方が縮地の使い手であること、普通の人間が半月かかる距離も彼方なら数日で走破できるでしょう、事は緊急を要しますからね…」
「なるほど…」
「そして、もう一つは相手が本当に『彼』であった場合、そのような伝説級の相手を出来るような人材を私は三人しか知りません、その内の一人は一位様、彼女はここを離れられませんし、残りの一人は…まぁ、彼女は間違いなく私の『お願い』何てモノを聞いてくれる訳がありませんからね、下手をすれば話し掛けただけで斬られかねません…」
「ふぅん?まぁ、詳しくは聞かないけど…」
「はは、まぁ、そうしてくださると有難いです」
「しかし…生きる伝説の剣鬼『名無し』か…」
「……どうかしましたか?」
「いや、なんでもない、じゃあ早速向かうことにするよ」
「ええ、ですが、どうか無茶は為さいませんように、一位様が悲しむような事はくれぐれも無いようにお願いしますね」
「いや、だから俺と一位は別にそんなんじゃ…」
「あはは、冗談ですよ、いえ、まぁ冗談では無いですがね」
「どっちだよ!?」
「どちらでしょうね、まぁ、彼方なら分かるでしょう?」
「……あんた、意外といい性格してるんだな」
「はは、よく言われますよ」

962 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 19:20:42
閃樹が村へ調査に向かった頃、社会(やしろかい)もまた千呪討伐の為に動き出していた
「まさか、君がウチに手を貸してくれるとはね…どういう心境の変化?」
「このまま鏖殺戦鬼を放っておけば罪も無い人々の血が流れる事になる…そのような事は武士道の端くれとして許容できぬが故」
「あのね、僕の前でまで猫を被らなくても良いから……で、本音は?」
「はっ、わかっていて聞くんじゃねえよボケが、理由なんざ、ただ単に面白そうだからに決まっている!」
「変わらないな、君は…」
「お前は変わったなカナタ、手前が社会なんざに入るとは思いもよらなかったぜ」
「僕にも色々あったって事さ、何にせよ先ずは任務をこなさなきゃね、頼りにしてるよ夜彦」
「まっ、任せておきな、この無双朧月の手にかかりゃ、名無しの野郎なんざチョチョイのチョイよ!」

963 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 19:37:15
ブカブカの着流しを着た黒髪の猫耳幼女が上の会話をしているのを何故か想像して萌えた…ところで夜彦って性別決まってたっけ?

964 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 19:55:37
ああ。男。

965 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 20:04:28
>>964
そうか…       orz

966 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 20:08:29
最近流行の男の娘(おとこのこ)じゃだめかい?

967 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 20:08:50
うほ、いい猫又。よりはマシだと思うが

968 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 21:20:20
たしか黒猫って言語を理解出来ないんじゃなかったか…何で普通に喋ってるんだ?
もしや夜彦は猫の中でも異質な種族である黒猫の中で、更に異質な存在なのか?

969 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 21:28:46
黒猫が言語を理解できない、なぜ?

970 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 21:44:06
そりゃ、音が遅すぎるのさ。
黒猫の黒は毛が黒いんじゃあなくて、亜光速で動いているから光が

971 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 22:11:54
じゃあ奴等のホントの毛の色はなんなんだ?

972 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 22:22:41
>>971
ぐぐれ

973 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 22:30:02
ぐぐれ色。
愚昏色。

974 言理の妖精語りて曰く、 :2007/05/31(木) 23:03:41
くらいイメージなのは分かった。

975 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/01(金) 06:58:32
腐臭漂う骸の村
黒き朧月は天の駿馬と立会い
彼方の守人は千の呪いに蝕まれる
偶像の騎士はただそれらを見つめるのみ
狼狽する朧月と血溜まりに伏す守人
立ち尽くす駿馬に一つ呟きを残し
千の呪いは姿を消した

未だ双月は満ちぬか…

976 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/01(金) 23:26:16
千呪以外わかんない。だれか推理して。

977 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/01(金) 23:37:50
千呪だけわからない・・・

978 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/03(日) 21:41:51
『株』を三人まとめて殺してた竜騎士ド=ガズドの胸のあたりに古参の『株』ヒューリートの剣がずぶりと刺さり、
その後ヒューリートが『株』喰いとして知られる赤鱗の【竜】に全身を噛み砕かれるのを見て、ふと
「命って浪費されるものなんだなぁ。」と彼は思った。
多分、ここにいる者はヌアランダーラ側にせよ【竜】側にせよ、
何らかの意味で世界から飽きられてしまったのだろう。そうでなければ
こうもポンポン死にまくるわけがない、と感じる。では自分はどうだろうか。

答えは出ていた。うまい具合に肋骨の間にざっくりするりと入り込んだ流れ矢。
彼は倒れ、その血が砂漠の砂に染み込んでいく。

979 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/03(日) 22:06:23
ヌアランダーラは倒せたのか?

980 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/03(日) 22:34:38
魔王が消し去ったが、単に此の世界から居なくなっただけ。
ヌアランダーラは滅びなかった。
時の果てる時に復た遭おう。

981 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/04(月) 00:12:48
逃げのびた、などと疑われないように、ミッタケは自分の意志がある部分を『首級』に見立て、
魔王にそれをとりあげさせた。【扉】を経てここから去った『株』と「体の大半」に
まだ残るペリア等への追求を防ぐために、ヌアランダーラが【扉】に「体の大半」
を持っていかれて力尽きたと思い込ませねばならなかった。

首級の真贋をはかるため、「一瞬の再生」の術をかけられたそれは
ミッタケの思惑通り、ヌアランダーラが宇宙から消え去ったと【竜】たちに確信させた。
……少なくともそのように処理された。

982 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 00:58:57
 捨てたはずの痛々しい過去が、襲ってくる。
逃げようと引っ越そうと置き去りにしておける性質のモノではなかったということか。
予感はしていた。でもその意味はわからなかった。
馬鹿であった頃の夢想に見て、
なお愚かな今の悪夢に見ていたナメクジの巨体が迫り―――
その存在を悔いてきたモノが己が人生を閉ざすのか。
何という酷い冗談。助けを求めようにも、
夕暮れのこの路地には誰もいない。まるで人払いでもされたように。
まるで定められた死のお膳立て。ナメクジの突き出す頭の先に円形の穴が開いた。
円い口を内側にふちどるようにナイフのような牙がずらりと並ぶのが見える。
ナメクジは彼の目の前で立ち上がり、口をめいいっぱい広げて、包み込むように、捕らえる。
ぬめぬめして熱い、じめじめして暑い、中は澱んで息苦しい。
食道が口のほうからすぼまる。押しやられるように内へ内へと――

983 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 01:04:02
ここで再定義。
「これ」は牙を持つ。
ナメクジに牙は無い。
よって「これ」はナメクジではない。

すっきりとした気分で飲み込まれた。
体中をぎゅうっと抱きしめられて、悪くない。

984 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 01:07:41
どうでもいいから、新参のオレに書き込みをためらわせるくらいのハイレヴェルな記述でここを埋め尽くしてください。

985 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 01:09:05
ポニーの名において、お前を再調教してやる。
さあ、後ろを向くがよい。

986 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 01:11:33
「再」ってことは少なくとも一回は調教されてるってことか。
なんて手の広い……ハイレヴェル、それどころかハイエストレヴェル!

987 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 01:14:01
そんなことにポニーを名乗らないで欲しいのポニー。
しかしポニーはどこにでも存在するので停められないのでポニー。

988 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 17:38:31
味噌は万能だ。
紀械や飛行船の燃料にも使われ、イモータルコアも紀味噌を使用した。
紀味噌は塗ると霊的能力を高め、味噌漬けの武器や防具も存在する。
紀味噌は霊薬であり、経口摂取すれば不老長寿さえ夢ではないとされる。

赤・白・黒などの種類に分かれる亜味噌も民間では食料や肥料、薬に重宝される。

989 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 21:50:56
鋭き糸のハマジュン
粘り糸のハジジュン

990 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 22:02:49
ヤマジュンは?

991 岐阜本英子 :2007/06/06(水) 22:49:42
赤い糸でござろうよ。

992 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/06(水) 23:18:11
赤味噌糸の使い手

993 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/07(木) 15:21:13
つまり味噌と納豆双方を自在に扱う強力な戦士である。

994 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/07(木) 16:48:00
豆腐は……これ以上完璧になり過ぎると他の連中が可哀想なので手を出していない。
これほどの自信、それほどの実力。メクセトの再来か、と人々が疑うのも無理はなかった。

995 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/07(木) 19:19:40
むしろメクセトがヤマジュン

996 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/07(木) 20:27:17
メクセトは若りし頃、大豆魔術(とりわけ納豆)に傾倒していたしな。

997 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/07(木) 22:02:06
紀納豆竜バーガンネヴァディツキー。

納豆を食らうもの。納豆そのもの。第二のオロガンローデ。

998 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/07(木) 22:03:20
外宇宙に放逐され、飛来神群とその他の星の生物達に納豆を広めた。
カールヤ学が宇宙的に進歩したのはこいつのおかげ。

999 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/08(金) 00:53:22
次スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1181226130/

1000 言理の妖精語りて曰く、 :2007/06/08(金) 01:02:57
1000なのでメトメサンマ降臨。

1001 メメトサンマ :2007/06/12(火) 18:47:23
こんにちは。

1002 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

1003 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

1004 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

1005 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

1006 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

1007 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

1008 <<妖精は口を噤んだ>> :<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>




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