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【魔術】禁書オリキャラスレ【科学】25スレ目

1 : ■■■■ :2016/01/04(月) 23:43:43 ldMup/TA
ここは「とある魔術の禁書目録」のオリキャラ設定を書いたりssを作成するスレッドです。
※オリキャラ設定に難を感じる方は閲覧をご遠慮願います。

スレの約束事は>>2、テンプレは>>3にあります。

作成したオリキャラ、SSの保管庫はこちら
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1.html


2 : ■■■■ :2016/01/04(月) 23:44:37 ldMup/TA
―スレ運営に関する注意書き―
・このスレはsage進行です。レスする際には必ずメール欄に半角で「sage」と入力してください。
・名前欄には固定ハンドルネームの入力を推奨します。
・オリキャラを作るという行為そのものに対する誹謗中傷レスはスルーしてください。ただし、設定への批判と混同しないこと。
・安価は次スレを建ててからお願いします。目安は>>970レス目(無理な場合、新しい番号指定お願いします)
・wikiの編集の仕方についてはこちら(ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/284.html)を参照のこと。

 ―オリキャラに関する注意書き―
・キャラを作成する際には、レベル5設定、ホルス設定、極端な権力の持ち主など原作の物語、キャラクター、世界観を壊しかねない設定はご遠慮ください。
・自分のキャラに対する批判があった場合は熱くならず、状況に応じて説明するなり修正するなり設定を取り下げるなりしてください。
・オリキャラのwiki登録は、スレに該当キャラを投下してから少なくとも一日程度待ってから行うのが目安です。
・本スレではSSの投稿も頻繁に行われていますが、それに関して、原則的に以下の二点はマナー違反となっています。
 1:あなたのSSで使い潰す為にキャラを投稿すること
   『あなたが、あなたのSSで噛ませ犬にする為の薄っぺらいキャラ』を投稿されても、スレ住民としては反応に困ります。
   あくまでオリキャラスレはオリキャラがメインであり、仮に噛ませ犬を投稿するとしても、しっかりと練って作りましょう。
 2:あなたのSSの伏線としてのみ使用できるキャラを投稿すること
   キャラそのものが伏線で構成されており、特定のSSでしか用いられないようなキャラは、
   オリキャラの投稿がメインであるこのスレにおいては好意的には見られません。
 補足ですが、あなたのSSで使用する為にキャラを投稿する行為『そのもの』は禁止されておりません。
 上記二つのマナーを守っていただければ、キャラ製作もSS制作も当スレは歓迎しております。

 ―SSに関する注意書き―
・SSを作成する際には、原作の実力関係などを十分に考慮し、諸設定を壊さないように注意してください。
・SSはアップローダやwikiに上げ、数レス程度で収まる短編でない限りスレへの投下はご遠慮ください。
・【SS使用条件】に記入がない設定については、『使用条件:とくになし』と同じ扱いになります。
・SS投下されたら、書き手さんのモチベーションにも繋がる温かい感想、批判をお願いします。
 
 ―絵師に関する注意書き―
・絵師がリクエスト募集しない限り勝手にリクエストしないこと
・絵師がどのキャラを描くのかは絵師の意思を尊重する。
・リクエストしてもかまわないが、強制力はない。よって、リクに応じられなくても怒ってはならない。
・キャラをリクエストする場合、容姿や特徴については最大限、絵師に伝わるようにしておくこと。(特徴の加筆修正など)
・描かれたキャラがコレジャナイであっても憤慨せず、冷静に修正点を指摘して、お願いすること。(無論、応じられなかったとしても怒らない)


3 : ■■■■ :2016/01/04(月) 23:45:28 ldMup/TA
―テンプレ―
【名前】
【性別】
【所属】
【能力】※能力名(科学サイドの場合はレベルも)
【能力説明】
【概要】
【特徴】※見た目
【台詞】※そのキャラのしゃべり方、口癖、名セリフ等
【SS使用条件】

 ―例―
【名前】上条当麻(かみじょう とうま)
【性別】男
【所属】科学
【能力】幻想殺し(イマジンブレイカー) レベル0
【能力説明】右手で触れた異能の力を打ち消す能力。それが異能の力であれば、超能力・魔術問わず打ち消すことが出来る
【概要】自らの能力のせいでいつも不幸な目にあっている高校一年生
【特徴】黒髪のツンツン頭
【台詞】「いいぜ、てめぇが何でも(中略)まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」
【SS使用条件】主人公(ヒーロー)にしてください


4 : ■■■■ :2016/01/04(月) 23:49:57 WEk4RsqI
>>1


5 : ■■■■ :2016/01/05(火) 01:17:21 WxvqgHsk
書記じゃないよ経理だよorz
七不思議考案に時間をかけたいので、先に原石キャラを投下する形になるかな


6 : ■■■■ :2016/01/05(火) 02:30:09 WxvqgHsk
【能力】集結視点(マルチビューポイント)
【能力説明】
原石。学園都市主導の超能力開発においては透視能力に分類されるような能力だが、その際立った特殊性故に教師側からは通常の透視能力とは一線を画す能力だと見做されている。
通常の視野と透視野を切り替えられるこの能力はありとあらゆるものを見抜くとの評判だが、実際のところはどうなのか順を追って説明する。
透視対象に制限は無い。人だろうが生物だろうが物だろうが何でも透視できる。写真や映像に映る動物の体内組織だろうが巣食う病巣だろうが植物内部の維管束を流れる養分だろうが何でも、何でも見通す事ができる。生物が歩んだ足跡だろうが風の流れだろうがパスポート等に細工されている透かし絵だろうが何でも、何でも、何でも見抜く事ができる。
ここまでなら、もしかしたら高レベルの透視能力者でも実現できる範囲かもしれない。しかし、ここからが特殊たる所以。
片桐の能力は『視線』を、しかも『視線』に込められた【意図】さえをも透視してしまう。映像媒体に映る生物の『視線』を、視覚系・光学系・精神系(例えば精神感応などで他人と視界をリンクさせている場合など)能力越しの『視線』を、望遠鏡のスコープや無人機等に備わるカメラ越しの『視線』を透視し、そこに込められた【意図】を片桐は『視る』。
仮に『視線』が無くとも、人を『視る』だけで微細な筋肉の動きや血液循環の変化に態度から滲み出る挙動などで当人が現在抱いている感情をも読み取れるまでに至ったのは、片桐が心理学方面の勉学に励んだ結果&経験則&能力の恩恵。
能力範囲は彼の視界内。対象は視界内に存在する『視線』を含めたありとあらゆるもの。多く見過ぎると負荷は当然発生するので対象の選別で負荷を調節している。
教師側からは、近い将来『視線』を出した張本人の位置すら特定してしまうのではないかと原石らしく成長の方向性が不明ながらもそのような憶測を立てられている。

一応こんな感じの原石能力です
これでOKなら今日中にキャラは投下できるかと思います
では夜もふけっているのでこれにて失礼


7 : ■■■■ :2016/01/05(火) 03:40:45 iqfZOeME
>>1

>>6
・透視(物体内部の状態を見る)
・遠視(被写体内部の状態を見る)
・視力強化(ミクロな細工を判別する)
・精神感応(視線から意図を読む)

四能力じゃね?
いくら原石でも能力が複数あるのはいかんでしょ


8 : ■■■■ :2016/01/05(火) 07:13:43 IyfizXtc
銃キャラ投下っと

【名前】ミスティ=ノインバレット
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「魔弾の射手(デア・フライシュッツ)」「冬の死神(ブリーラー・レッスル)」
【能力説明】「魔弾の射手」
ドイツの民話およびそれを元に作られたオペラ『魔弾の射手』を元にした一組の霊装。
『魔弾(フライクーゲル)』と『白薔薇の冠(ヴァイセ・ローゼ)』の二つからなる。
『魔弾(フライクーゲル)』
この魔術の核である『魔弾』を再現した霊装。
魔弾の名のとおり見かけは怪しげな刻印がされた銃弾。徹甲弾からライフル弾までバラエティ豊富に取り揃えている。
術者の狙った場所に飛ぶという通常の魔弾としての機能の他に、風の魔術等による細工が施されており、発射する銃によっては一度放てば数km先から標的に向かって超音速で飛び、さらには生きているかのような空中機動を見せるというまさしく『魔弾』と呼ぶに相応しい性能を発揮する。
この弾を対物ライフル等にこめて使用し、超長距離から標的を抹殺するのが彼女の基本戦術である。
ただし、元としている伝承の関係上、造った魔弾七発の内の一発は自分にとって不利益となるところに当たってしまうという性質を持つ。
が、後述の『白薔薇の冠』を用いることで実質的にこのデメリットの回避も可能。
また、1kmを越える距離の射撃の場合、術者が銃弾の機動をリアルタイムで操作することはできなくなり、撃つ前にあらかじめ設定していたルートを辿らせることしかできなくなる。
『白薔薇の冠(ヴァイセ・ローゼ)』
オペラ『魔弾の射手』において主人公の恋人アガーテのかぶっていた白薔薇の冠をもととした霊装。
オペラにおいて最後の1発の魔弾が飛び出してきたアガーテに向かって発射されてしまうが、白薔薇の花冠がお守りになってくれたお陰で弾はそれ、間一髪命中をまぬがれた。
このことから白薔薇の冠が銃弾を逸らした――つまり白薔薇の冠は銃弾を自分から逸らすジャミングのような機能を持っていたと解釈。
このことを利用することにより、この霊装をかぶっている者を銃弾が避けるようになる。
主な用途は『魔弾』のデメリット回避だが、魔力を多量に注ぎ込むことで銃撃等に対する防御として用いることもできる。
「冬の死神(ブリーラー・レッスル)」
ドイツのネッカー・アルプ地方の町ロットヴァイルで語られる死神ブリーラー・レッスルをもととした魔術。
魔術を発動すると冷気を纏った一頭の馬が出現する。
この馬は『冬の死神』ブリーラー・レッスルの『冬』の象徴たる部分のみを抽出したものであり、冷気を操る力をもつ。
その力は辺り一帯を局所的な冬に変えることができるほどで、冷気を利用しての広範囲の熱源探査等も可能。
ただし、『死神』――つまりは『死をもたらすもの』としての性質を排除して現出させているため、この魔術による冷気および攻撃で人を殺すことはできない。
逆にいえば凍え死ぬ寸前の苦しみを延々と味わい続けることになるが。
【概要】ヨーロッパおよびロシア圏で活動するフリーの魔術的な傭兵。
戦場において無差別に姿を隠して攻撃を仕掛け、争いを無理やり長引かせるというたちの悪い傭兵稼業を主としている。
魔法名は『umbra759(影より出歩く者)』。
もとはドイツにある小規模な魔術結社に所属していた魔術師だったが、ある時その魔術結社が対立していた魔術結社との戦闘で偶然相手方の雇った傭兵の使っていた一挺のサブマシンガンを入手し、そこから銃の魅力にとりつかれ、それが高じて結社を抜け、今の傭兵稼業を始めた。
もちろん無断で結社を抜けたため、結社から追手を差し向けられており、それをいなしつつ日々戦場を荒らしている。
銃は『武器』であり『武器』は使われてこそ最高に輝く、という考えを持っており、『魔弾』を使うのも争いをいたずらに長引かせる仕事をしているのもより長く『武器』としての銃を使用するというただそれだけのためである。
本来はドイツの民話をもととした魔術を扱う魔術師であり、その方面では非常に優秀だったのだが、今では基本的に『魔弾の射手』と『冬の死神』しか使用しない。
とはいえ戦場での戦闘経験を積んだことにより、戦闘能力自体は向上しており、そう簡単に倒せるような相手ではない。


9 : ■■■■ :2016/01/05(火) 07:14:25 IyfizXtc
【特徴】高身長の二十歳くらいの女性。
白銀の長髪で目は蒼眼。
スタイルはいい。
基本的に黒っぽいコートを羽織っているが、その下は白いミニスカワンピースな上、常に頭のうえに『白薔薇の冠』をのせており非常にミスマッチ。
また、毎夜『魔弾』を造っているか一人で銃の鑑賞会をしているため、常に目の下にうっすらと隈ができている。
普段は愛銃である違法改造したバレットM82を背負っているが、場合によっては別の狙撃銃を持っていたりもする。
【台詞】
「来たれ、『冬の死神』。なに、この魔術では死にはしないさ。安心して『魔弾』を味わうといい」
「ああ……やはり銃はすばらしい。人間の産み出した芸術の極致と言っても過言ではないな」
「くくっ、いや、本当に愉快なものを見せて貰ったよ。これはお礼だ。遠慮なく受け取ってくれ」
【SS使用条件】特になし 


10 : ■■■■ :2016/01/05(火) 07:57:06 f7Dap4Kk
615 :■■■■:2015/12/08(火) 01:21:19 ID:5.gvUaSc「原石だから強くてもしょうがない」「原石だから原理不明でもしょうがない」
こういう使われ方するんだったらもう原石は禁止にしてもいいんじゃねえかなと思う


11 : ■■■■ :2016/01/05(火) 08:30:33 L784xvS6
視線の意図を『透視』するってもう訳わからん。もうただの言葉遊びじゃん


12 : ■■■■ :2016/01/05(火) 11:14:04 WxvqgHsk
今起きて>>6を見た作者の俺の感想→「何だこの馬鹿丸出しの唾棄すべき妄想の羅列は!?」

本当に俺が書いたんだね……いや確かに俺のキャラ作りってやりたい事全部詰め込んでからどんどん削っていく手法なんだけどさすがにこれはあかん
原案でもたたき台でもなくただの妄想の羅列でしかないわこれ。そもそも最近自分で作った書記キャラいるのに間違っている時点でおかしいしアホもいい所だわ
付き合いで酒飲んで帰宅後もちびちび酒を飲んでた深夜のテンションだったと言っても言い訳にもならん。俺が作者じゃ無かったら>>11みたいに指摘するわ
とにもかくにも>>6は即時撤回する。素面状態で設定を突き詰めてからキャラと一緒に投下します

>>7
元ネタの少女って写真でも透視できるじゃないですか
あれも駄目でしょうか?


13 : ■■■■ :2016/01/05(火) 14:00:22 WxvqgHsk
反省の意味を込めて原石設定を削除しレベル0にしました
酒は飲んでも飲まれるなを実体験する羽目になるとはorz
また、>>7への質問に対する返答が×なら原石設定自体取り下げます


【名前】片桐劉斎(かたぎり りゅうさい)
【性別】男
【所属】科学
【能力】レベル0
【概要】
白帝学園高校二年生。高校生徒会経理を務めている。白帝学園中学からの進学組。
普段からあまり喋らず無表情で何を考えているのか読み取れない。会話がワンテンポ遅れる事がままある。
前傾姿勢がデフォで、陰気振りに拍車が掛かっているが言いたい事をはっきり言う性格。少し口を開けて上歯と下歯を噛み合わせながら小声で「カッカッ」と小声で笑う癖がある(発音的には「ク」に聞こえやすいが当人としては潰れた「カ」の発音だそうだ)。
予算申請に生徒会の門を叩く部活動代表には余り評判がよろしくない。会話の中に皮肉に近い指摘を混ぜる為である。
片桐からすれば普段誰もが口を噤むような指摘を何故自分もしたらいけないのかと考えている。「人間は論理だけじゃなく感情でも動く。ならその感情を言い当てて何が悪い」という思考が根本にある。
タチが悪いのは、その皮肉に近い指摘が悉く的を射ている点である。よって、同じ生徒会メンバーからも「片桐の指摘は色んな意味でタチが悪い」と思われている。
こんな性格の為クラスの中でも孤立気味だが片桐は別段気にしていない。上級生の篠ノ井紫乃に関しては何処か自分と似た部分があるようなないような、自分でもよくわからないが「この人すごくいい」という印象から物陰からじっと観察している。ストーカーでは無い。断じて無い。

実はお笑いが大好き。しかし、どちらかと言うと漫才や落語方面では無く深夜バラエティー番組の面白おかしな企画ものが好み(リアルで例えると内○プロデュースみたいな番組が死ぬほど好き)。
普段無表情な片桐が事ある毎に陰気に笑うのはこの影響から。深夜帯のバラエティー番組を見ながら陰気に笑い続ける様はとてもじゃないが人前では披露できない。
そのせいか目が肥えてしまったので会長の帝白紫天の芸を見ても爆笑どころか皮肉混じりに淡々と悪い部分を指摘しながら最後に何時もの癖で「カッカッ」と小声で笑うだけ。
帝白の芸を見て本気で笑った事など今まで一度も無い、生徒会の中でも異端的存在。片桐が頷かなければたとえ生徒会メンバーであろうとも生徒会の経費に手を付ける事はできない。
許可無くポケットマネーを用いて生徒会活動を行おうものなら、金庫番である片桐の指摘は苛烈さを極める。勿論指摘は正論。反論の余地すら残さない陰気な指摘は、何処か甘ったるい雰囲気がある高校生徒会を足下から震え上がらせるのに十分な効果を発揮する。
「なぁなぁ」を許さず、感情が介入した甘えた妥協を許さず、交渉事ではギリギリまで折衝を模索し続ける性格は経理という任に向いていると言える。
【特徴】
前傾姿勢の為実際より背が低く見られる事が多いが、これでも180センチ体重80キロ代後半の体格。刈り上げの部類に入るテクノカット型の髪。色は焦茶色。
気に入った深夜番組は全て録画している。『外』の世界の放送番組で面白いものがあると聞けばすぐに調べてネット注文する。
【台詞】基本的に低いテンションを維持しながらボソボソと喋る。
「会長も皆も甘いなぁ。どうしてそこで『なぁなぁ』になっちゃうの?大事なのはわかるんだけど、学園側も困ってるんでしょ?だったら生徒会として何とかするのが当然じゃないの。今までのやり方で成果が出ないなら別の方法も考えていく。そういう時期に差し掛かってると僕は思うけどねー。カッカッ」
「お金は大事だよ。でも、私生活と学園の公式クラブを混同するのはよくないよなー。勝手にポケットマネーなんか出された日には金庫番の僕の立場が無い。わかってるなら止めてよねー。カッカッ」
「物の価値?ゴスロリの価値?確かに僕はよくわかっていないなぁ。でも、そのヘンテコリンなゴーグルを身に付けるあなたはすごくいいって事はわかるよ。今のあなたはすごく輝いている」
「カッカッ。カッカッ。カカッ、カカッ、カカカカカッッ………!」
【SS使用条件】
特になし


14 : ■■■■ :2016/01/05(火) 14:56:02 K4Sx9ef.
今、滝ヶ街が保管庫に登録されたけどこのへんの指摘って解決してたっけ?

(以下前スレより)
おそらく最先端であろう妹達が知識の詰め込みしかしていなかったので、戦闘経験を積ませるのは無理があるんじゃないかな。
世代を更新した番外個体も悪意を読み取りやすくした程度しか進化がなかったし、
学園都市肝入りでもない計画でそこまで先進的な(精神と時の部屋みたいな)学習装置が作れるか?という疑問がある。


15 : ■■■■ :2016/01/05(火) 14:59:38 IyfizXtc
今前スレ見返してきたけど見た限りでは解決してないね。


16 : ■■■■ :2016/01/05(火) 20:22:05 61.ikeIE
>>14
あー、ごめん。他の議論に紛れて見逃してたわ

一応弁明すると、火凛の開発は「強力な能力者すら打倒するレベルの武芸者を倒す為の者」って考えてたから、割と重要案件だとは思う。
「絶対能力シフト」級の物になるって言われると、ちょっと苦しいかもだけど


17 : ■■■■ :2016/01/05(火) 21:15:16 X/fFIhhs
>>13
故人の好みの問題でアウトセーフには直結しないけど、
作者さんがこういうキャラ作りが苦手なのか、
こういうキャラにどこか憎めない雰囲気を出させるさくらももこ先生が偉大なのか、
正直、元キャラとは似ても似つかない(似てない所は構わないと思うのですが………)
嫌味で好感が持てないキャラになってしまいましたね

あと元キャラの笑い声は「クッ、クッ、クッ」だったような…


18 : ■■■■ :2016/01/05(火) 21:33:48 27.MPq4s
どんな恥ずかしい経験も次に活かさなきゃ意味が無いって誰かが言っていたような気がする

【名前】侘常呂萃全(たどころ すいぜん)
【性別】男
【所属】科学
【能力】能力開発を受けていない
【概要】
白帝学園高校で教鞭を執る教師。25歳。独身。絶賛恋人募集中。
白帝では所謂情熱系教師に分類される。専攻科目は地理歴史科。
大学受験で一浪しているので教師としては今年で二年目という駆け出し。
弛まぬ努力を重ねて名門白帝学園に採用された喜びはそこそこに、頭の出来的に自分よりレベルの高い生徒がザラにいる現実に直面中。
一時は教師を辞めようかと思い詰めた時期もあったが、白帝学園中学で同じく教鞭を執る村居仙波に相談した際彼の熱い激励を受けて奮起。
努力を継続する事だけには自信があり、それに必要な体力も若人故に有り余っている。後は生徒に負けない知識を日々の教師生活で蓄積していくのみ。
村居を尊敬する教師として仰ぎ、いつか彼のような立派な大人になる事が今の目標である。
真面目な青年である侘常呂の唯一の欠点が酒癖の悪さ。村居に居酒屋で相談事を持ち掛けた際も実はベロンベロンに酔って周囲に迷惑を掛け捲っていた。
その際侘常呂は近くで食事をしていた橙山憐に酒を持って「俺の酒が飲めねぇのか(意訳)」と絡み、返す刀で酒瓶を一気飲みした橙山がキレて一触即発状態になった。
橙山の同僚で彼女と一緒に食事していた緑川強と村居が必死に二人を引き剥がす事で何とか事無きを得たが、当の侘常呂はその辺の記憶がポッカリ空いている始末。
村居からは禁酒を勧められており、一応侘常呂も尊敬する教師の言いつけを守っているが居酒屋を通り掛かるとウズウズしてしまう。
ちなみに、その時の一件が切欠となり橙山や緑川とは時折連絡を取り合うようになった。未熟者である侘常呂からすれば二人共手本にして然るべきの大人だからである。
【特徴】
174センチ70キロ中盤。若々しいフレッシュな新社会人。悪く言えば、雰囲気的に学生時代の香りがまだ抜け切っていない。
マンガ・アニメ・ゲーム大好き人間で、生徒とコミュニケーションを取る際もよく話題にしている。
【台詞】
「一に努力。二に努力。三、四飛ばして最後も努力!俺が胸張って言えるのはこんなもんくらしかない。目標見付けたら余計な事は考えず、唯がむしゃらに登って登ってその先を目指せ!」
「村居先生みたいに頭も技量もあって、奥さんや子供さんにも恵まれるような立派な大人になる為には……はぁ。まだまだ遠いなぁ」
「ウハハハハハ!!俺の酒が呑めねぇだとぅ?弛んでるぞテメェ!!ウハハッ、ウハハハハハハッッ!!悔しかったらこの一升瓶を一気呑みしてみろって………マジで呑みやがった。や、やるじゃね、ねぇか」
【SS使用条件】
特になし

>>17
さくらももこ先生の偉大さすごくわかります。僕も作っていて「ももこ先生のキャラ作りすごいな」って痛感しまくりでした
「くっくっくっ」も含めてさすがに野口さんと瓜二つにするのは憚られた事もあって嫌味成分を足してみました
正直もっと性格を良くして帝白に共感を抱くキャラは作れたんですけど、それだと生徒会メンバーの属性的に面白くないなぁって
個人的に僕は白帝学園高校生徒会の副会長だけは絶対に作らないって決めているんですけど(イメージ的に副会長は白帝学園中学進学組の高2で帝白とはライバル関係にあるみたいな)、仲良しこよしで纏まると却って組織機能が脆くなっちゃう傾向てあると思うんです
それと経理と言えば厳しい・嫌味・正論吐きというイメージが僕の中にありました。まぁそうじゃないと湯水の如く金が消えていって結局皆が困っちゃいますから仕方無いですけど


19 : ■■■■ :2016/01/05(火) 21:40:01 iqfZOeME
>>12
元ネタがなんであれ変わらないので×で

>>16
ちなみに>>14では省かれてるけどこんなことも書いてあったで
困ってるみたいだし老婆心で書き加えとく

(以下前スレより)
ただ知識を詰め込みました、くらいなら十分技術的にも可能だろうし、実戦経験はそれから自分で身に着けたとすればいいと思う。
性格に関しては急な知識の詰め込みによって人格が混乱してこうなった、みたいにするとして…。


20 : ■■■■ :2016/01/05(火) 21:43:37 WxvqgHsk
>>19
了解しました
件の原石設定は取り下げます
ご指摘ありがとうございました


21 : ■■■■ :2016/01/05(火) 22:24:55 X/fFIhhs
>>18
なるほど。そういう考えがありましたか。
なら片桐に「仲良しこよしな組織で纏まると却って組織機能が脆くなる」と考えているため
あえて嫌われ役となっている、というような設定を入れてみてはいかがでしょうか?
悪役キャラや暗部キャラならもってこいかもしれませんが、
あなたのキャラはそういう信条を
「他人を傷つけたりコミュ障だったりするけど本人は気にしていない」
の一言だけで終わらせている傾向があるような気がします

まあ個人の好みだけなので、聞き流してもらっても結構です


22 : ■■■■ :2016/01/05(火) 22:42:13 WxvqgHsk
>>21
「敢えて」ですか。う〜む、個人的に片桐にはいらないと思うんですよね。あれは彼の地だからこそ意味があると作者としては考えています
敢えて嫌われ役を担っている人をリアルで何人か見た経験はありますけど、いずれもストレスがやばそうだったんですよね
そして、何時しか周囲に愚痴を吐く人間になってしまっていたというか。僕が考える片桐というキャラは嫌われてもストレスなんか溜めないタイプです
だったら、どういう一般人が嫌われてもストレスを溜めないかというとそりゃその人の地なんだろうなと、このキャラに対しては結論付けています
別に片桐は頭が固いわけじゃなくて、正論振りかざせば文句や嫌味など何一つ言わずキリキリ働くタイプです。そこに甘えが介在すると皮肉交じりの指摘をするんです
こういうタイプの人って現実にいくらでもいますし、僕も何人も見てきました。そんな等身大皮肉キャラが組織に一人くらい居た方が属性的にも話の展開的にもいいと思います


23 : ■■■■ :2016/01/05(火) 23:02:47 K4Sx9ef.
>別に片桐は頭が固いわけじゃなくて、正論振りかざせば文句や嫌味など何一つ言わずキリキリ働くタイプです。そこに甘えが介在すると皮肉交じりの指摘をするんです

毎回概要が長い割に、そういう作者さんの思想を込めたキャラに限って核や信条を端折っている傾向があるということでは?


24 : ■■■■ :2016/01/05(火) 23:06:35 WxvqgHsk
まあ片桐タイプが立場として一番上だったり権力を持ち過ぎていたり強い能力持っていたりするとそれだけで反感はべらぼうにうなぎ上りするので、甘えも厳しさも理解している帝白が会長として上に君臨している今の組織は健全だとは思いますね
むしろ帝白みたいなタイプの人間の下で片桐みたいなタイプの人間が辣腕を振るうのはバランス的に丁度良いとさえ考えています。これが逆だと目も当てられない

>>23
確かに
では登録時に追加しておきます


25 : ■■■■ :2016/01/05(火) 23:12:46 iqfZOeME
>帝白の芸を見て本気で笑った事など
>許可無くポケットマネーを用いて生徒会活動を行おうものなら
>何処か甘ったるい雰囲気がある

このへんの無駄に攻撃的な表現がまずいんじゃね
現実的な組織バランスはともかく、色んな人が関わってる組織設定なんだから
新規キャラを作るときは波風立てないようにするのがマナーってもんでしょ
片桐が経理を軸に組織のヒエラルキーの頂点に立ってるみたいな書き方してるのもアレだし


26 : ■■■■ :2016/01/05(火) 23:39:52 WxvqgHsk
>>25
成程。ではこう修正しましょう

>「帝白の芸を見て本気で笑った事など今まで一度も無い、生徒会の中でも異端的存在。」
ここから「生徒会の中でも異端的存在」以外を丸ごと削除

>「許可無くポケットマネーを用いて生徒会活動を行おうものなら、金庫番である片桐の指摘は苛烈さを極める。勿論指摘は正論。反論の余地すら残さない陰気な指摘は、何処か甘ったるい雰囲気がある高校生徒会を足下から震え上がらせるのに十分な効果を発揮する。」
→「金庫の番を会長達から一任されている片桐の指摘は皮肉混じりながらも正論。別に片桐は頭が固いわけではなくて、他の生徒会メンバーと敵対したいわけでも無い。正論で以て対応すれば文句や嫌味など何一つ言わずキリキリ働くタイプである。そこに甘えが介在すると皮肉交じりの指摘をするのだ。」に修正

追加文章として以下を記載
「普段の会話に皮肉めいた言葉は混ざらない。混ざるのは決まって指摘する時のみ。これは片桐の地である。」


27 : ■■■■ :2016/01/06(水) 00:47:35 q.noW4jI
電撃殺しの2人が保管庫に登録されたけど、スレも変わったことだしこっちに一度投下した方がよかったのでは?


28 : ■■■■ :2016/01/06(水) 01:08:26 PyStib5Q
>>27
議論自体は前スレで終わり、前スレに投下済の訂正案への変更と設定の削除とそれに伴う自然な文章の構築くらいだったので改めての投下の必要性は無しと今回は判断しました


29 : ■■■■ :2016/01/06(水) 07:10:52 fohBHU6k
【名前】ウール=ノルディス
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「ユミルの肉」
【能力説明】「ユミルの肉」
北欧神話の主神オーディンが、原初の巨人ユミルの体で世界を作ったという伝承を元にした魔術。
この魔術によって得られる能力は2つあり、一つは自らの肉体を巨人の肉体と対応させることによる身体強化。
コンクリート壁を蹴破る文字通り人間離れした怪力を得られるが、こちらはどちらかといえばオマケ。
この魔術の真価はもう一つの能力である、ユミルの伝承を元にした再生能力にある。
自身の肉体をユミルの肉体と対応させ、世界に存在する物質を自らの身体の一部として取り込むことで驚異的な速度での肉体修復を可能とする。
その再生能力は半身を吹き飛ばされようが周囲に材料さえあれば一瞬の内に完全再生するほど。
また、上記の理論を利用することで、岩石の拳を形成したり、空気を足のように固めて踏みつけたりすることもできる。
強力な魔術ではあるが、当然のごとくオーディンに由来する術式を苦手とする。
この魔術の使用のために彼女の肉体はもはや人間と呼べないレベルまで組成が変化しており、この魔術が崩壊すれば彼女の命も尽きることとなる。
【概要】とある北欧系魔術結社に所属する魔術師。
魔法名は「crepusculum285(黄昏に住みし者)」。
常に顔には無邪気な笑みを浮かべ、平時はまるで無垢な少女のように振る舞うが、敵に対してはその笑みを浮かべたまま一切の容赦無く攻撃をするというどこか不安定な二面性を感じさせる女性。
ある日気がついたら自身の名前と魔術の知識以外に何も憶えていない状態で北欧の山奥の屋敷にいて、それから長い間ずっと一人で暮らしていたが、数年ほど前にその近くまで来た自分たちの魔術結社の本拠地を見繕っていたとある魔術師の2人組と遭遇。
彼女は人恋しさからその魔術師に自身の屋敷を本拠地として提供し、そのままの流れでその魔術師の内の1人がトップを務める魔術結社に所属することとなった。
長い間屋敷に一人ぼっちでいたせいか、よく誰にも告げずに世界各地に旅行に出かけることがあり、さらに行く先々で揉め事を起こして帰ってくるため、魔術結社のトップを務める魔術師の頭痛の種の一つとなっている。
また、彼女が唯一使える魔術である『ユミルの肉』の影響か、戦闘等の激しい運動をしなければ食事を摂らなくても半永久的に生活することができる。が、娯楽として食事はきちんと摂っているようだ。
【特徴】外見は20歳前半の年若い女性。
白磁器のごとく白い肌、翡翠を嵌め込んだようにも見える瞳、銀線を纏め上げたような髪、顔料を塗りたくったかのように不自然に紅い唇といった美しいが、どこか鉱物や人形じみた印象を受ける不自然さを湛えた美貌。
服は喪服を思わせる赤黒いドレスを主に着用している。つけてないしはいてない。
【台詞】
「わたしのなまえは……そう、ウール=ノルディス。ウールってよんでくれるとうれしいな」
「キヒヒヒッ!もっと苦しめ!そしてくたばれェ!もっとワタシを楽しませなァ!」
「………夢?あの人は……誰……?」
【SS使用条件】特になし


30 : ■■■■ :2016/01/06(水) 07:48:46 QRDZ2Vyg
>>13
>反省の意味を込めて原石設定を削除しレベル0にしました

ごめん、ちょっと意味がわからない
毎度能力にこだわりがあるあなたにとってはレベル0にする=罰則とでも考えてるの?
あと白帝生徒会って1人で作ってんの?副会長は作らないと言いつつキャラ設定指定してるし


31 : ■■■■ :2016/01/06(水) 07:55:45 q.noW4jI
>あと白帝生徒会って1人で作ってんの?副会長は作らないと言いつつキャラ設定指定してるし

というか、最近はほとんど同じ人がキャラ作ってるよ
そういうのが嫌なら自分で作ればいい


32 : ■■■■ :2016/01/06(水) 09:23:49 8sbJenC.
え? 全部一人で作ってんの?
ごめんそれなら>>25は撤回するわ
自分の設定にどう関連付けさせようと当人の勝手だよな


33 : ■■■■ :2016/01/06(水) 11:57:03 PyStib5Q
>>30
「反省の意味も込めて」と書いたつもりが「反省の意味を込めて」になってました…
反省というのは>>6のように「無理な能力を原石を理由に押し通そうとした」事への反省で
>>7さんへ質問レスを送った後に「ああ、これはやっぱ駄目っぽいな。無理に押し通そうとしたらまた不毛な議論になってスレの空気を悪くしてしまう」と思っていました
レベル0にしたのは罰では無く二つの理由があります。一つは>>24にある通りこの手のタイプに強い力を持たせない方がいいと考えた事
もう一つは白帝にレベル0って実は一人もいなかったという理由です。学年を経る毎にレベルが上がる傾向がある白帝で高2でレベル0というのはキャラ的にいいなと思いました
まあそのせいで概要で特徴づけようと無駄に攻撃的な内容にしてしまっていたようで、>>21さんや>>25さんの指摘はすごく有り難かったです

キャラ指定云々に関しては自分の語り癖の悪い部分が出ました。僕って組織メンバーを作る際、予め全体のメンバーの簡素な性格や概要を考えてしまうタイプなんです
作るかどうかは別にして、他の作者さんが投下されれば適時修正して。なので、それに応じて作っていた片桐の属性を説明する際につい副会長のイメージを出してしまいました
>>21さんの最後の文のようにちゃんと一文添えるのを疎かにしてしまいました。すみません
白帝学園高校生徒会については現状自分が一人ドンドンキャラを投稿しているのは事実です
自作キャラで組織を全て埋めるのは喜ばしくないというのはわかった上で、昔のように投下される作者さんがもっといた時期に比べて減った現状に照らし合わし、一人で全て埋める事だけは避けながらやっています


34 : ■■■■ :2016/01/06(水) 12:01:33 PyStib5Q
念のため誤解の無いように言っておきますが、「お前等が作らないのが悪いんだよ。とっとと作れ(意訳)」と言ってるわけじゃ決して無いですからね?曲解しないで下さいね?
昔と今とでは作者さんの数も違いますし、作者さんそれぞれのリアル生活も違っているでしょうし、昔はOKだった設定が今はNGだったりとかもザラです
その都度その都度の現状に沿ったキャラ作りができればそれが一番いいなあと僕は考えています


35 : ■■■■ :2016/01/06(水) 14:14:11 q.noW4jI
いずれにしても片桐の設定は、他作者に白帝生徒会メンバーおよび関連キャラを作らせにくい
あるいは関わらせたくないと思わせる一面があるのでご注意


36 : ■■■■ :2016/01/06(水) 14:57:14 q.noW4jI
とはいえ例えばですが、
バリバリの暗部組織におちゃらけキャラが投下されるのを防ぐためにこういうキャラをあえて投下して人払いをする
と、いう手法もあります

個人的な好みで言えばあまり好ましい手法とは言えませんが


37 : ■■■■ :2016/01/06(水) 19:40:56 SEhW4852
ID:q.noW4jIはいい加減くどいし煽りすぎ。相手が言い返さないからって言って良いラインと悪いライン考えようよ
少なくとも、個人の好みで概要に文句を言うのが好ましい手法とは思えないし辞めた方が良いと思う。


38 : ■■■■ :2016/01/06(水) 19:52:52 q.noW4jI
いんや。俺は昨日の人たちと違って、片桐のキャラはアリだと思ってるよ
キャラ募集してる所には向かなさそうと思うだけであって


39 : ■■■■ :2016/01/06(水) 20:21:36 KpSB10sY
すまねえッ!ちょいと遅くなっちまったが、前スレの安価まとめにして今年初安価キャラっす。
バタバタだったにも関わらず協力してくださった皆様に改めて感謝。


【名前】洟髪粋魅(はながみ いきみ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】 原 石
【能力説明】
万有電力(マグナスエレキテル)
不可思議なエネルギーによって自身の周囲に莫大な擬似揚力を発生させ、己を中心軸と見立て強大な電流を生み出す原石能力。
羽の無い風力発電機、台風発電の実現可能等で話題になる発電手法を原石特有の原理不明な力で実現させる
【概要】
窓のないビルの最上階に封印されている少女。
アレイスター=クロウリーの試算によると
外の世界に解放された場合、世界人口が五人になると言われている。
【特徴】
富士山のような巨大な胸と
鷹のような鋭い目つきと
茄子のような長い猿顔が特徴的
【台詞】
「やめろ。人間の寿命は短い。わざわざ死に急ぐ必要もなかろう」
【SS使用条件】
脱がせ


40 : ■■■■ :2016/01/06(水) 20:26:19 KpSB10sY
あっ、皆様すでにご存知かと思いますがこのキャラを保管庫に載せるのはナシの方向で


41 : ■■■■ :2016/01/06(水) 22:54:16 fohBHU6k
そういえば結局滝ヶ街ってどうなったの?


42 : ■■■■ :2016/01/06(水) 23:12:48 PyStib5Q
ID:q.noW4jIさんへ

指摘は理解致しましたが片桐は現行のままいきたいと思います
これはキャラ指定とかでは無いと前置きしつつ貴方が仰る「他作者に白帝生徒会メンバー〜」につきましては、
例えばですが正論を盾に片桐を顎で扱き使うドS副会長とかでも片桐の作者である僕は全く無問題、むしろバッチコイです
僕としてはこの件に限らず個性豊かな面白いキャラがスレへドンドン投稿される事を願うばかりです


43 : ■■■■ :2016/01/06(水) 23:34:43 q.noW4jI
前の書き込みでも言ったけど俺は昨日片桐にアレコレ言ってた人らと違って、片桐のキャラはアリだと思ってるからね
昨日アレコレ言ってた人らに嫌われやすそう、片桐の設定を見て関わらせたくないと思うような人がいそうと思うだけであって、
むしろ副会長のキャラを片桐を通して自然に誘導する手法は上手いとさえ思ったよ


44 : ■■■■ :2016/01/06(水) 23:56:08 BXWc/g9s
>むしろ副会長のキャラを片桐を通して自然に誘導する手法は上手いとさえ思ったよ

これは皮肉なのか天然なのか…


45 : ■■■■ :2016/01/06(水) 23:59:27 q.noW4jI
つか文句があんなら自分でオリキャラ投下とかして動けばいいのにな


46 : ■■■■ :2016/01/07(木) 01:58:34 US5xIeXs
片桐の台詞一つだけ追加
皮肉屋なだけのキャラじゃ無い、その正論が確かに他者を動かす力となるのを示す台詞になる事を願って(自身の皮肉指摘を棚に上げてるのには目を瞑りつつ。概要時点ではそういうキャラだから、うん)


「自分の思い通りに能力が働かない事をいつまでも卑下していて何か解決するの忽焉君?カッカッ、会長とかならもっと柔らかく優しげに説くんだろうけど生憎僕はこんなタチなんでね。君が悔やむべきは能力の不便利さじゃない。卑下してばかりで、今もなお転んだままの君の甘えだ。無能力者の僕からすれば、もし君と同じ能力を僕が持っていたなら何が起きるかわからなくても『何かが起きる事がわかっていれば』事前対策を取る事はできる。たとえ起こる未来が変わらなくとも後悔だけはしないようにする事はできる。授業で習ったけど、予知はこの空間…つまり三次元における因果律に関わってくるんだってね。もしかしたら、そこに予知を改変するカギが潜んでいるかもしれないね。カッカッ。どうせ悔やみ悩む青春を送るのなら、不可能と言われている予知の改竄に挑戦し続けるくらいの暑苦しい青春を送ってみなよ。切那先輩みたいに見てるだけでこっちの体温が上がりそうな程の暑苦しさで。カッカッ。カカッ!」


47 : ■■■■ :2016/01/07(木) 07:59:09 CYj7nMSw
>>29
>つけてないしはいてない

安心してくだ…できねえw実にけしからんですな!


48 : ■■■■ :2016/01/08(金) 15:48:17 P9tlKhAk
【名前】庵西院泥夢(あんざい なずむ)
【性別】男
【所属】科学
【能力】記憶樹脂(メモリーカムバック)レベル3
【能力説明】
触った合成樹脂に形状記憶特性を付加する念動能力。通常の念動力のように浮遊させる事はできない。
イメージとしては紙を折る際の折り目。この折り目の付加が能力の肝であり形状記憶の道標となる。

例:合成樹脂の塊に能力を掛け、馬型の成形とする。この場合、
・馬の脚を再現している部分の折り目に沿って合成樹脂を操る事で合成樹脂製の馬が走る。但し、折り目に沿った行動のみという一直線的な動作に限定される。その上バランスをよく崩すので使い物になるかと問われれば正直微妙と言わざるを得ない。
・折り目に沿って戻す事で馬を元の合成樹脂の塊に戻す事ができる。しかも、形状が記憶されている塊は、今度は庵西院が触らなくても馬に成形する。
・形状記憶の解除は任意で可能だし、部分的解除もできる。そこから新たな折り目を作る際は再び触る必要があるが、逆に部分的解除した上で残っている折り目を使って新たな造形を部分的に構築する事は可能。

制限は合成樹脂の個数でも無く操作範囲でも無く折り目の数という変わった制約の能力。折り目が少なければ少ない程多くの対象に能力を仕掛けられるが、逆に折り目が多ければ多いほど対象の数は絞られる(折り目の具体的な数字は定めません。少なくとも例に挙げた馬は成形可能。この馬一体の造形が折り目付加の上限という解釈でもOKです)。
この能力を使う際のコツは、予め人の手で成形されている合成樹脂に手を加える事。そうする事で一から合成樹脂を任意の形に成形するパターンより多くの対象へ能力を仕掛けられる。
【概要】
唱和園高校三年生。『奇行一座(ウェイステッドワークス)』の一員であり、『奇行一座』きっての【奇行屋<ウォーズマン>】とされている。
また、『唱和園の七不思議』の一角たる『死生生物達の饗奏宴(ライフ・アンド・デス・オブ・フルオーケストラ)』が発生した元凶でもある。
街中を歩けば落ちている空き缶を拾い、公園を歩けばゴミ箱に捨てられているスプーンを、路地裏を散策すれば放置されているドラム缶や水道管などを拾い集め、自宅へ持って帰る。
一般的にゴミとされる物を隅々まで洗浄し、湧き上がる創作意欲そのままにゴミを加工しながら組み合わせて様々な楽器を作る。
アルミ缶やフォークに木枠などでバイオリンやギターを、水道管や鍵などを用いてフルートを、コインやビンの蓋でサックスを作る姿は、時代の最先端をトップスピードで駆け抜ける学園都市の生徒とは思えない異質な少年。
能力が成長してからは様々な合成樹脂を漁り求め、アクリル絵の具などと組み合わせる事で立体的かつ生命の死生観を表現している彫像や絵画を生み出したりと非常に創作意欲に富んだ人間である。
その独創的感覚で生み出した作品を例に上げると、「顔の右半分は生命力溢れる表情、左半分は死に絶えているような虚ろな表情を浮かべる馬」、「ゴミの中から見付けた木枠を組み合わせて、彫像の口部分から木枠が『生えている』鹿の生首」。『さすがに刺激が強いだろう』と考えて他人には見せていなかった…『七不思議』の件があるまでは。
「いつもイニシアチブであれ。常にクリエイティブであれ。そうあれば、たとえ目の目に映る物や事が客観的に不必要と分類されてしまう物でも一瞬で己の人生を変えてしまう程の素晴らしき出会いに様変わりする」という親の格言をいつも胸に留めている。


49 : ■■■■ :2016/01/08(金) 15:49:05 P9tlKhAk
『奇行一座』きっての【奇行屋】とされている最大の理由は、学園都市の英知の結晶であるハイテク機器が全く使えない機械オンチだから。より正確には『使わない』から覚えない。使っていけば物覚えは早い。合成樹脂の成形装置操作は最早職人レベルである。
『時間に束縛されるのが嫌』という理由で時計はおろか携帯電話さえ持っていない。学校でも時計は見ない、自宅にも時計は無いという徹底振り。
見るに見兼ねた『奇行一座』のリーダー大玄利則から連絡用も兼ねたノートPCを贈られたが、『時刻表示がある』という理由で中々起動しない(おおよその時間間隔は体内時計…つまり腹の減り具合で測っている)。
よって、『奇行一座』のメンバーのくせに『奇行一座』の活動時刻に毎度遅刻する、着いた時には既にメンバー達は風紀委員や警備員から逃走しているのが大体のお約束。
最近では時刻表示の無い(メールの受信時刻さえ表示されない)特注の携帯電話を大玄から貰い、『奇行一座』メンバーで小学五年生の飛規斜子から操作方法を教えて貰っている。
どちらが年上なのかがわからなくなる構図を作り出す庵西院が『奇行一座』へ加入した理由は、親が自分へ贈ってくれた格言に『奇行一座』が当て嵌まると直感したからである。

そんな幽霊部員状態の庵西院の為を思って、リーダー大玄から庵西院の携帯へ一通のメールが送信される。
内容を要約すると『「オバケが出そうな何処かの夜の学校で各自おバカ行動を繰り広げる動画を取って来い的大会」を三日後の深夜三時より明け方まで開催するからちゃんと動画を取って来い』というもの。
『奇行一座』に加入して以来ロクに皆の活動に参加できていない事、今回は皆単独活動である、『深夜三時から明け方』までと時間の幅に余裕がある、動画の取り方がわからないので開催日時まで右往左往していたという、見るからに浮き足立っている・ワクワクしていた庵西院は企画におあつらえ向きである母校唱和園高校に狙いを絞った。
気を抜けば眠ってしまいそうになる睡魔と懸命に格闘しながら、慣れない動画撮影の準備を自分なりに整え、最低限の変装をしながら唱和園へ向かった庵西院を待っていたのは、メンバー全員が期せずして唱和園に侵入し持ちうる技術全てを使って馬鹿騒ぎしている光景だった。


大玄利則「オバケが出そうな何処かの夜の学校」
滑子進ノ助「非科学的な事象がよく否定されるこの学園都市でじゃろ?」
切瀬漢時「今時の推理小説でもオバケの存在が実証された試しは無いしね」
星地瑠璃香「そんな中で面白動画の舞台に相応しいオバケが出るなんて噂が立っている学校だなんて」
飛規斜子「…庵西院さんが通う唱和園高校くらいしか思い付きませんでした」


誰も彼も全くの偶然で、皆が『オバケが出そうな何処かの夜の学校=唱和園高校』と連想して、若干到着が遅れた庵西院を除くメンバー全員がバッタリ遭遇した同僚に驚きながらも「負けられるか!」という意地一つで騒ぎ、浮き足立つ自分が到着する前から盛大に奇行を繰り広げる場面に遭遇した庵西院は何故か無性に、堪らなく悔しくなり一度自宅へ戻った。
数十分後唱和園へ戻って来た庵西院は、自宅から大量の『作品』を持ち込んできた。「顔の右半分は生命力溢れる表情、左半分は死に絶えているような虚ろな表情を浮かべる馬」、「ゴミの中から見付けた木枠を組み合わせて、彫像の口部分から木枠が『生えている』鹿の生首」を筆頭に多種多様に渡る不思議生物の彫刻や立体的に映る絵画を総動員し、形状記憶を活かした動作付加で『奇行一座』メンバーを驚かしに掛かった。
勿論『奇行一座』メンバーは驚愕する。だが、驚愕するだけで終わらないのが『奇行一座』メンバーたる所以。
暗闇に染まった深夜も影響して、生きているのか死んでいるのかさえ不明な死生生物達の乱入に呼応するかのように奇行をヒートアップさせていく各『奇行一座』メンバー。滑子の摩擦係数操作能力で彫像達が群れを成して行進する。切瀬の空間移動能力で空中に突如姿を現しては消え去る不思議生物達。
飛規の計算し尽くされたワイヤーアクションに連動する立体的かつ躍動的な絵画達(元々の紙が闇に溶ける黒だった為、絵画に映る生物が本当にそこにいるように映る)が空を飛ぶ。
死生生物達がゴミで作られた楽器を打ち鳴らし、どんどん騒がしくなる饗奏宴は最高潮を迎える。
最後の〆として庵西院は完成直前だった古代中国の神獣である麒麟が立体的に見える大きな絵画にその場で最後の一筆を足し、大玄の念動能力で唱和園校舎の天上付近から吊るしてはためかせて貰った後に証拠隠滅工作を行い唱和園から去った。一連のどんちゃん騒ぎは余す所無く全て星地の手で収められ、後日『奇行一座』サイトに『「奇行一座」は見た!唱和園で産声を挙げる新たな都市伝説を!!』というタイトルが付いた編集動画がアップされた。


50 : ■■■■ :2016/01/08(金) 15:49:34 P9tlKhAk
これが唱和園生徒の目に止まり、瞬く間に生徒間の間に噂として広がった。今までの『奇行一座』の行動パターンとは全く以て外れる動画映像に、一部では『「奇行一座」の新メンバーの仕業』という声も見られたが新たな都市伝説誕生を歓迎する多数の声に掻き消される。
それは生徒達の多くが都市伝説に興味津々な事もあるが、動画の最後に映し出された、最古の『七不思議』である『童怪』の如く『生きているようにしか見えない』古代中国の神獣麒麟の影響もある。
庵西院を含めて生徒は時折こんな不思議体験を口にする。『夢の中に麒麟が現れたんだ。そしたら、その日から運が良くなった気がするんだ。不思議だろ?』と。
だがしかし、一番の影響はやはり『奇行一座』の奇行を置いて他に無し。庵西院泥夢がピタゴラスイッチ的流れの開始地点となり、おバカ行動に全身全霊を注ぐ『奇行一座』が引き寄せられ、偶然が偶然を呼び人が人を呼んだ結果産声を挙げた都市伝説は最新の『唱和園の七不思議』として『死生生物達の饗奏宴(ライフ・アンド・デス・オブ・フルオーケストラ)』の銘を与えられる。
そして。これを切欠とし庵西院は真の意味で『奇行一座』のメンバー入りを果たした(と本人は考えている)。
遅刻癖は相変わらずだが、以前よりは各メンバー間との付き合いも深まった。これを見越した上での開催だったのか…真実を知るはリーダーたる大玄利則のみ。
【特徴】
デコが広めで長短の丁度中間くらいの長さに切り揃う逆立つ臙脂色の毛。175センチ70キロ弱。狐目なのは、細かい作業をする際によく目を細める癖が自然と身に付いた為。
普段からして落ち着いた性格なのだが、一度(庵西院曰くの)『沸点』を超えると色んな意味でブレーキが掛からない自由な行動力を発揮するのは『死生生物達の饗奏宴』での庵西院の行動を見てくれれば理解できるだろう。『奇行一座』きっての【奇行屋】と称されるのは、実はこの辺も絡んでいる。
拘り事には徹底的に拘っていく職人気質。携帯電話の使い方などを教えて貰う飛規と気が合うのはその為。お礼として飛規の勉強を見ている。
【台詞】一人称「僕」。年上にも年下にも丁寧語。『沸点』超えたら口調は激変する。
「『死生生物達の饗奏宴(ライフ・アンド・デス・オブ・フルオーケストラ)』か。何時の間にか、すごく格好良い都市伝説名が付いてたんだ。僕って都市伝説とか余り興味が無いからなぁ。クラスでも一人でいる事ばっかりだから、そういう流行に疎いんだろうな」
「あぁ、また遅刻した。リーダーに携帯貰って、飛規ちゃんに使い方まで教えて貰っているのに。僕の腹時計が狂ってい……そういえば作業の合間に間食としてメロンパン食べたんだっけ。あれがいけなかったか」
「【奇行屋<ウォーズマン>】って名前、実は結構気に入ってるんです。だって、表現っていつの時代も『戦争(ウォーズ)』みたいな感じじゃないですか。自分の感情を、自分の表現したい事を実際に表現するのってまさに自己と…世界との『戦争』ですよ」
「オラッ!オラッ!オラオラオラアアアアッッ!!このまま終われるか!イイ所を掻っ攫われたまま終わりにさせられるか!このやるせなさを表現するには…これだ!!表現は自由だ!表現し切れないものを表現しようとする志は誰にも束縛されない!」
【SS使用条件】
特になし


51 : ■■■■ :2016/01/08(金) 17:31:20 ukXXKpAs
ところで過去ログを見てみたら唱和園の七不思議のうち、呪いの栞は仮登録だった
自分に何かアイデアがあるわけではありませんが、唱和園の七不思議を作りたいと思えばまだ作れるということでもあるっ!
………と、他の作者さんの制作意欲を煽ってみる


52 : ■■■■ :2016/01/08(金) 18:24:41 VyiBeQ7Y
テレポーターってまだ作れたっけ?


53 : ■■■■ :2016/01/08(金) 18:34:07 oxkpLR5U
保管庫の議論まとめによると
一度に複数の物体を移動可能な空間移動系能力者
の作成は打ち止めになったようだ。この条件に該当しなければおk…のはず


54 : ■■■■ :2016/01/08(金) 19:17:36 P9tlKhAk
>>51
呪いの栞の譜瀬秘篇が保管庫へ登録されてから二年近く経っている
当時は七不思議が中々集まらなかったという理由での仮登録であっても今となっては本登録だと作者さんが考えている可能性はある(むしろこっちの方が可能性高い)
という事で念の為作者さんに確認した方がいいのでは?


55 : ■■■■ :2016/01/08(金) 20:13:47 ukXXKpAs
>>54
ま、作者さんが本登録だと仰るなら>>51は当然取り消します

それはそうと唱和園の七不思議が今まで個人が引き起こすものが多く、
今回のような、複数の人物が関与するピタゴラスイッチ的な面白い七不思議がなかった理由は
保管庫の七不思議へのリンクが最も関与したキャラへのリンクだけという登録方法も一因なのでは?と思った

つまり、今回の七不思議は庵西院1人だけの概要に詰め込むのはいかがなものか?
と思うので皆様、唱和園の七不思議は関与キャラへの直リンではなく、七不思議で説明ページを作ってみてはどうでしょうか?


56 : ■■■■ :2016/01/08(金) 20:36:08 P9tlKhAk
>>55
その辺りも唱和園作者さんの返事待ちですな
どうやら最後の七不思議も複数キャラが関わるような形になるようですし


57 : ■■■■ :2016/01/08(金) 20:56:33 VyiBeQ7Y
>>53
なら大丈夫かな
ありがとう


58 : ■■■■ :2016/01/08(金) 23:56:57 AxPDdW..
>>48-50
YOU!SSで書いちゃいなYO!と思ってしまうくらいの今までとはモノが違う
大作&面白七不思議は素晴らしいです。気が向いたらSS化も期待しています。
相変らず能力は作り込まれていて、キャラも決して嫌いではないんですが、
やはり七不思議の一連の流れまでこのキャラに入れてしまうと内容が非常にゴチャゴチャしてしまう気もしますね;
そのせいで庵西院自身のキャラが薄くなりがちで、属性等を詰め込んでしまった感が生じているようだとも思ってしまいました


59 : ■■■■ :2016/01/08(金) 23:59:47 P9tlKhAk
>>58
奇行一座の幽霊部員だったのにちゃんと活動しているほかのメンバーより濃くしてしまうのはどうかと思ったので薄めにしていたりします


60 : ■■■■ :2016/01/09(土) 00:10:38 SSajvwRk
指摘通り色々と属性は濃いんですけどねえ
属性の詳細説明と七不思議及び奇行一座関連削ったら「一風変わった趣味・感性の持ち主」の一言で終わっちゃう>キャラ性の薄さ
まあ幽霊部員状態だった庵西院の立ち位置を考えると他の奇行一座メンバーのお株を奪わない程度に収まる現状の薄さが丁度良いかもです


61 : ■■■■ :2016/01/09(土) 00:13:07 3XDApB0o
なるほど。横レスですが納得


62 : ■■■■ :2016/01/09(土) 00:21:55 SSajvwRk
昔も気にしてましたが、最近のキャラ作りは属性を意識するようになりましたねえ
組織メンバーを作る際は必ずと言っていい程他のメンバーの属性を意識しながら作成に臨むようになりました
そうしないと属性が被ったりして勿体無くなる場面が出たりするというか
さくらももこ先生のキャラ作りの上手さを痛感した時もでしたが、自分のキャラ作りもまだまだ改善の余地有りですわ


63 : ■■■■ :2016/01/09(土) 01:08:30 xgh9s3WQ
【名前】太時千万里(ふとどき ちまり)
【性別】女
【所属】科学
【能力】レベル0
【概要】
唱和園高校三年生、オカルト研究会会長を務める女生徒。
オカ研会長の肩書きは伊達ではなく、古今東西のありとあらゆる超常現象、民俗学に精通している。都市伝説への関心も人一倍であり、唱和園高校への進学を決めたのも新しい都市伝説が頻発する特色に惹かれたから。
ただし彼女にとって都市伝説とはあくまで研究テーマの一つでしかなく、事件の当事者になるよりも傍観者でいたいというのが持論。そのため都市伝説の真相究明と混乱の沈静にあたる『火消し役』の風紀委員にも、都市伝説の取材と認知度の拡散にあたる『着火装置』の新聞部にも興味を示さず、事の成り行きをただ眺めるという太時なりの青春を謳歌している。
誰しも都市伝説に関わる可能性を秘めた唱和園高校において、事件の当事者になりたくないという太時のスタンスは一種の危機回避能力として昇華しており、『象牙の塔』こと七種臥鳶をして「真性の傍観者」と言わしめるほど。七種は実際に彼女の周りに噂の火種を幾度となく振り撒き、その悉くをあと一歩の所で回避され、とうとう諦めるに至ったんだそうな。新聞部の編集長七種、風紀委員の支部長此岸端とは同学年で過去に色々とあったらしい腐れ縁の仲だが、己のスタンスに基づきどちらにも肩入れしない微妙な関係を築いている。
オカ研での活動は主に都市伝説の蒐集と考察だが、オカルトに関する膨大な知識は一つの分野に留めておけず、同時進行中の研究テーマは多岐に渡る。会員各自の研究分野にもその圧倒的な知識量からしばしば助言を求められるが、教えるのは問題究明の取っ掛かりであるさわりの知識に留め、その先の深奥は彼ら自身に文献を紐解く事を推奨している。オカルトを愛好する会員たちもその真意を心得ており、各々の胸の内に「会長をあっと驚かすような奇譚異聞を語り聞かせる」という目標があったりするが、太時にとって大抵のオカルトは既知であるため一筋縄ではいかないようだ。
彼女が最近最も関心を寄せているのは、今年新たに会員となった一年の祓塚巫呼の身の回りで不可解な事象が度々起きている事。巫呼は一連の出来事を守護霊の仕業だと睨んでいるようだが、太時はこれまでに溜め込んだ知識に照らし合わせていく内に別の可能性に辿り着いた。しかしあくまで仮説であり、また検証するつもりもないらしい。何故なら巫呼の研究テーマにこれ以上深く関わる事が、何かしらの事件の当事者となる越えてはいけないラインだと本能的に悟っているからである。
ちなみに巫呼以上に注意深く事の成り行きを見詰めているのが長期の幽霊会員から突然のカムバックを果たした筆木人鳥であり、彼女からは言い様のない何かを肌で感じるらしく、筆木の動向(特に巫呼への過剰な接触)を自身に火の粉が降り掛からないよう気に留めながら絶妙な加減で牽制する事に執心している。
【特徴】
身長165cm、色白の痩躯だが不健康な印象はない。胸は控えめ。顔は自己評価では中の下だが、巫呼を始めオカ研の面々からは常々過小評価だと思われている。常に笑みと憂いを同時に湛えたような表情のため感情の起伏を読み取り難い。
膝に届くほどの灰白色の長髪を一束の三つ編みにし、肩から胸の前に持ってきて垂らしている。普段は掛けていないが、古い文献に向かう際やここぞという場面で集中したい時に度の入ってない縁なし眼鏡を掛ける。
私服は洋服だが萌葱色や縹色といった伝統的な和の色合いを好み、季節によって襲の色目を意識した配色にこだわりが見て取れる。
【台詞】
「おや、もしかして体験入部の新入生かな?ああ、ここが神秘を探究する者たちの集うオカルト研究会だよ。まあそう気負わずに。大したもてなしも出来ないが、お茶くらいなら出せる。ゆっくりしていってくれ」
「祓塚さん。その後も不思議な出来事は止まないそうだね。私の方でも独自に研究しているのだが……おっと、そう解決を急ぐものじゃないよ祓塚さん。守護霊に当たりを付けた君の読みは悪くないと思う。ただ、一つの見方を貫く事は、時として取り得る選択の幅を狭める事にもなりかねない。迷ったら文献を紐解く事だ。私たちの先人が積み上げてきたものが、きっと君の求める答えに導いてくれるだろう」
「私は一介のオカルトマニアに過ぎんよ。唱和園の都市伝説をただ蒐集し、独自に思いを馳せ、これを楽しむ。風紀委員と新聞部、どちらに与するつもりもない。私の事はそうだな……毒にも薬にもならない奴だと思ってくれて構わない。害もなく益もない、障りにもならないが為にもならない。そんな透明なカラーが私なんだよ、きっと」
【SS使用条件】
特になし


64 : ■■■■ :2016/01/09(土) 07:48:07 CLvYdmNU
【名前】ティファニー=アナスタシア=シーン
【性別】女
【所属】科学
【能力】壁面移動(バックポイント)レベル3
【能力説明】空間移動系能力。
能力としては査楽の『死角移動』に近く、彼と同様に別のものの位置情報を元に補強しないと能力が発動できない。
彼女の場合、位置情報として自分の背中を押し付けた壁を用いる。
そのため、転移できるのは背中を押し付けた壁面上とその壁の延長線上のみ。
能力者が壁と認識していればいいため、一応地面に寝っ転がった状態から転移することもできるが、転移先に人がいたりすると非常に危険なのでまずやらない。
【概要】学園都市のとある中学の1年に所属する女子生徒。
時折様々なゲーセンに出没し、人間ではありえないような動きを見せてハイスコアを叩き出す凄腕のゲーマー。
あまりにも人間離れしたスコアから、どこかの研究所が開発した新型のアンドロイドだとか人工的に調整されたクローンだとか好き勝手に言われている。
その正体は……

ただゲーム好きなだけの普通の女の子。
彼女の両親はRTAの世界ではそれなりに名の知れた2人組であり、その一人娘である彼女は小さいころから様々なゲームに親しんでいた。
前述の人間離れしたプレイヤースキルもこの時身につけたもので、学園都市に来る直前には母親と互角の腕前だったとか。
そんな彼女も子供心に能力に憧れて学園都市にきて以来、かつてのようにゲームをすることなく学生生活を謳歌していたのだが、ある日友達と遊んでいた時、友達の一人の提案で人生で初めてゲーセンに入り、そこで遊んだ学園都市謹製のアクションゲームにド嵌りしてしまった。
それ以来、彼女は時間を見つけてはゲーセン通いを繰り返し、普通ではありえないスコアを量産し、遂にはちょっとした都市伝説になるほどのプレイヤーとなった。
友達にはゲーセン通いをしていることは秘密にしているようで、謎のゲーマーの話が出る度にばれないかビクビクしているらしい。
ちなみに彼女がゲーマーになった元凶である彼女の両親は、二人ともイギリスで弁護士事務所を経営しており、地元では信頼のおける弁護士との評判を得ている。
が、大覇星祭の度に両親そろって学園都市に来ては学園都市のゲームを堪能して帰っていくらしい。それでいいのか弁護士。
【特徴】金髪幼女。
低身長でつるぺた。
ゲーセン通いの時は髪をまとめて帽子の中に入れ、顔を見られないように帽子を目深に被り、ばればれのシークレットシューズを履いている。
【台詞】ほぼ常時無言。会話は主にボディランゲージとよくわからないオーラで行う。
「…………。」
「…?……!………!!」
「!?…………///」
【SS使用条件】死ななければ


65 : ■■■■ :2016/01/09(土) 08:27:05 4xkD.hVc
保管庫に載ってから気づいたけど片桐は野口さんより永沢君に近いキャラになったな


66 : ■■■■ :2016/01/09(土) 20:16:29 SSajvwRk
>>65
言われてみえば確かにそうかも
というわけでインスピレーションを刺激された僕は早速藤木君っぽうい相方キャラを作ってくる事にする
(果たして待っている人がいるかどうかわからないけど)お楽しみに

>>63
遂にオカ研会長が来ましたね
会長であると同時に傍観者的立ち位置という独自のキャラ性は良い具合に融合してキャラの個性を際立たせていると感じました

>>64
金髪つるぺた幼女がボディランゲージで人とコミュニケーションを取る姿を想像したらほっこりしましたw


67 : ■■■■ :2016/01/09(土) 23:10:14 SSajvwRk
藤木君っぽい相方一丁上がり!

【名前】棚郡界斗(たなごおり かいと)
【性別】男
【所属】科学
【能力】突発増煌(アウトバースト)レベル2
【能力説明】
光学系能力の一種。棚郡の周囲5メートル圏内に侵入した対象から放たれる遠赤外線の波長を可視光線へ変更し、対象を煌びやかに光り輝かせる。この能力は自分にも適用可能。
【概要】
白帝学園高校二年生。高校生徒会経理を務めている片桐劉斎とは小学生時代からの腐れ縁。
性格は一言で言えば臆病。何事にも中々自信を持つ事ができず、意思表示も不得手。
比例して声も小さく、近付かないと何を喋っているのか聞き取れない事も。
他人の冗談染みた発言を真に受けてショックを受ける事もしばしば。馬鹿正直タイプ。
こんな性格が災いして小学生時分苛められていた期間がある。その期間中に片桐と出会い、彼の皮肉混じりの正論を切欠にイジメから解放されてから片桐と一定程度付き合いを持つようになる。
現在は片桐と同じクラスに所属している。孤立気味な片桐と会話を持つ数少ない生徒だが、互いに相手を友達とは捉えておらずあくまで腐れ縁という認識である。
血行が悪いのか、ひょろっとした体格相応なのか常時顔が幾分青褪めているが当人にとってはこれが普通。これでも病気らしい病気に掛かった事は無い。
しかし、体力がそれ程あるわけでは無く全力疾走は10秒持たない。運動神経もどちらかと言えば悪い部類に入る。
棚郡にとってスポーツに打ち込む人間=尊敬できる人間である。単純に羨ましがっているとも言い換えられる。
同学年で同じ光学系能力を持つ剣道部副部長病葉砂月には特にゾッコンで、いつしか病葉へ恋心を抱くようになったが同時に彼女に自分のような人間は不釣合いもいい所・叶うわけが無い馬鹿げた恋だとも自覚している。

自身がレベル2となり、片桐はいつまで経ってもレベル0のままという現実に棚郡は少なからず負い目を感じていた。
小学生時代苛められていた原因の一つに、棚郡がレベル0でイジメ側の方が超能力の強度が上だったという構図がある(ようは優越感に浸りたかっただけ)。
そこに片桐が正論で以てツッコミを入れ、結果として棚郡・片桐共々手傷を負いながらもイジメの実態を露見させた事で棚郡はイジメから解放された。
あれから幾らかの年月が過ぎ、今度は自分が片桐より超能力の強度が上になった棚郡は果たして無能力者の片桐相手に優越感を抱かずに接する事ができるかどうか不安で仕方なかった。
必死に努力を積み重ねる事でレベル0だった光学系能力がレベル2まで伸びた事は、臆病な棚郡にとって確かな自信になっていたからである。
自信が優越感に変わっていないか悩みに悩んだ挙句、結局良い証明方法が思い付かなかった棚郡は片桐へ馬鹿正直に自分の不安を打ち明けた。


68 : ■■■■ :2016/01/09(土) 23:10:38 SSajvwRk
棚郡界斗「ボクは不安なんだ。レベルの上下で君に優越感を抱くようになっていないか。昔片桐君に助けて貰ったのに。『レベルの上下で人の価値なんか決まらない。僕からすれば「無能力者はゴミ」だ「レベル最下層のクズ」だ言い散らかしながら棚郡君を苛めて下らないプライドに酔っているお前達の方がよっぽど「能無し」だ』って言って庇ってくれた君をボクは…!」
片桐劉斎「カッカッ。僕は君を庇う為に言ったんじゃ無いよ。あいつ等のドロドロに濁り切った甘ったるい優越感が気持ち悪くなっただけだよ。カッカッ、それにしてもあんな昔の事をよくそこまで覚えてるよね。僕なんか断片的にしか覚えていないなあ。…棚郡君の清々しい程澄み切っている馬鹿正直さが昔から変わらない事はずっと覚えてるけどね」


結論から言ってしまえば棚郡の不安は杞憂に終わる。片桐は棚郡が必死に努力してレベルを上げた事をわかっていた。
努力が実ってレベルが上がった喜びと、レベルが上がらない事をイジメのネタにされていた苦しみを両方知っている棚郡がこうして馬鹿正直に片桐へ不安を打ち明ける事自体彼が優越感になど浸っていない証左。
皮肉混じりに棚郡の不安を萎ませる指摘を行う片桐に、ようやく棚郡は安堵できた。それからの片桐との付き合いだが、特段の変化は無い。
相も変わらず腐れ縁のような一定程度の付き合いしか両者の間には存在しない。『それでいい』。棚郡も片桐も納得済みの縁を昔も今も結んでいる。
【特徴】
ひょろっとした長身。182センチ体重60キロ台。血行が悪そうな細い顔が特徴と言えば特徴。
黒髪。前髪は目に掛かる程伸ばしている。散髪は半年に一回しかしない。それまではボサボサの頭髪。散髪後は一転して坊主となる。
馬鹿正直故に、時々凄まじく真正直な毒舌がポロッと炸裂する。その威力たるや『ポロッ』などというふざけた擬音では無く『ドゴオオォォンン!!』という衝突音が鼓膜を叩くと錯覚してしまう程。
具体的に言うとあの片桐の皮肉交じりの指摘など屁でも無いくらいにぶっ飛んだ発言と称される程。タチが悪い事に発言者である棚郡は全くの無意識で、しかも悪意など欠片も存在しない正直な本音を(毒舌時に限って)スラスラと発言しているだけときた。
この毒舌は、特に気を許している片桐相手に炸裂する事が多い。一度片桐相手に凄まじい毒舌を吐露し、周囲にいたクラスメイト全員を凍り付かせ、あの片桐が渇いた陰気笑いを垂れ流し続けるしか無かった事件(?)が起こった事もある。
【台詞】たどたどしく、舌足らずな話し方。一人称「ボク」。
「ぼ、ぼぼ、ボクが司会!?む、むむむむ無理だって!絶対無理!」
「おはよう片桐君。きょ、今日の調子はど、どう?ボ、ボクは至って元気だよ。こ、この顔のせいでよく調子を崩しているように皆から思われてるけどさ」
「わかってるんだ。この恋が分不相応な片思いだって事は。ボクなんかが病葉さんの隣に立てるわけが無いんだ。わかっているのに……どうしてもこの『熱さ』が消えてくれない…んだ!」
「片桐君の笑い方か…。ずっと前から思っていた事なんだけど、片桐君のさ。その『カッカッ』って笑い、すっごく気持ち悪いよね。どれだけ気持ち悪いかって言うと、ドロッとした体液を垂れ流す蛞蝓が大挙して体に纏わり付いてくるような気色悪さっていうか。…ちょっと違うかな?もっとこうドロドロッとした青い血の池に嵌ったような…う〜ん、何て表現したらいいんだろ?ボクの語彙力の無さが……ってあれ?どうしたの片桐君?顔色悪いよ?」
【SS使用条件】
特になし


69 : ■■■■ :2016/01/09(土) 23:30:31 0T/sXs6M
乙です。仕事めちゃ早えぇw
正直、片桐単体ではちょっと………だったのが、相方?の棚郡の登場で
互いの味が出て双方のキャラが映えるようになったと思いますぞ!
………まあ、個人の好みですが………


70 : ■■■■ :2016/01/09(土) 23:38:56 SSajvwRk
>>69
片桐タイプのキャラは崩してナンボですよね
そして崩すに最も適当な相方キャラに求められる要素の1つは「無意識の言動で相方以上の威力(=ボケ)を発揮する。
そしてその被害を一番食らうのが他でも無い相方である」だと思いましたw


71 : ■■■■ :2016/01/09(土) 23:48:51 3XDApB0o
>>70
なるほど。やはりこういうキャラ同士の掛け合いはいいですね
この2人、正直それぞれ単体では陰気な雰囲気が強いですが、2人合わさるとある種の化学反応のような面白さが出てきますね
名前は伏せるけど、こういう相方に恵まれず失敗した例が過去キャラにもいました


72 : ■■■■ :2016/01/09(土) 23:52:38 PxbspMoA
>>71
この掛け合い方式、これからも時々採用するかもです
全ては僕のインスピレーションに刺激を与えてくれた>>65さんのおかげです
永沢君っぽいという感想が無ければ棚郡というキャラは生まれてこなかったんですから


73 : ■■■■ :2016/01/09(土) 23:57:25 0T/sXs6M
そういえば永沢君と藤木君にはもう一人相棒がいたような………w


74 : ■■■■ :2016/01/10(日) 00:07:58 6j70N0ac
永沢君といえば城ケ崎さんだな
というわけで怪我されたい願望のあるお嬢様キャラ期待


75 : ■■■■ :2016/01/10(日) 00:13:10 11tO85zU
ゴメン、俺が言おうとしてたの山根君だわw
でもそちらもそちらで期待


76 : ■■■■ :2016/01/10(日) 00:18:41 mFRDFo8o
悪いお二人さん
その2キャラ共よく覚えていないというか城ケ崎さんについては今初めて名前を知ったくらいのにわかだからウィキペディアなんかを見ても全くインスピレーションが刺激されぬww
なので他の作者さん作成に一縷の望みみたく期待するw


77 : ■■■■ :2016/01/10(日) 00:31:31 mEEQhxKg
【名前】朝倉俊介(あさくら しゅんすけ) 
【性別】男
【所属】魔術/陰陽師
【能力】『鎌鼬の式神』
【魔法名】『死神を引き連れる者(mors666)』
【能力説明】
鎌鼬の伝承を基に作られた式神を使役する。
鎌鼬は風によって肉体が構成されているため、姿は無色透明かつ変幻自在であり、物理的な攻撃では破壊することができない。また、魔術的にも非常に高度な隠行能力を持っているため、探査魔術を得意とする魔術師でなければ認識は困難。ただし鎌鼬を構成する風は金行に属しているため火克金の理により火を弱点とし、焼かれるとガラスを引っ掻いた様な悲鳴をあげる。
鎌鼬は3種類あり、それぞれの能力は以下のとおりである。
『1体目:風の槌』
風に鉄の如き硬度を持たせる能力を持った個体。主に固めた風を叩きつける攻撃を行い、最大出力で放てばトラックを吹っ飛ばす程の威力を出せる。他にも相手の周りの風を固めて拘束する、障壁を貼る、空中に足場を作る等と応用が効く。
『2体目:風の刃』
非常に鋭利な風の刃を飛ばす、攻撃特化の個体。風の刃はマシンガン並みの弾速と連射性能を持ち、最大出力(連射不可)で放てばビルを輪切りにすることも可能。また風の刃を一点に収束し、槍の様に放つこともできる。
『3体目:風の薬』
風に包んだ対象の傷や疲労を癒す能力を持った個体。特に切傷に関しては、生きてさえいれば両断された首や胴体でさえ癒着させ、治癒することが可能。また、副次的なものとして風で包んだ対象の体を麻痺させたり、眠らせたりという麻酔のような能力も持っている。

この鎌鼬は3体で1セットの式神であるため、1体が倒されれば他の2体も消滅する。しかし俊介は式符を複数制作しているため、破壊されても俊介の魔力が尽きない限り後続の鎌鼬が召喚され続ける。また複数同時に召喚することも可能であり、現在の俊介の実力では最大5セットの鎌鼬を召喚し、使役することが可能。

【概要】
陰陽術系の魔術結社に所属する若手の陰陽師。黒のロングコート、指ぬきグローブ、シルバーアクセサリーという基本を押さえた中二病患者であり、鎌鼬に攻撃させる際にやたらと技名を叫んだり、文化も違うのに魔法名を名乗ったり、後衛タイプのくせに古流武術を嗜んでいたり、同僚を勝手に作ったコードネームで呼んだりと、やりたい放題している。ただし、陰陽師としての腕は本物であり、単純な戦闘能力では所属結社の中ではトップクラスの実力を持っている。
良くも悪くも自分に正直な人間だが中二病であることを除けば性格はいたって善良で常識人。また努力家であり、同時に他者の努力や成果も素直に讃えられる真直ぐな人間であるため、結社の同僚達からはウザがられつつも何だかんだ慕われている。

【特徴】
年齢:17歳 身長178cm 体重63kg 美形かつスタイルもいいが、言動とファッションの残念さが全てを台無しにしている。

【台詞】
「ちっ、どうやら「機関(※敵魔術結社)」の連中に嗅ぎつけられたようだな・・・・いいだろう相手になってやる」
「こちらmors666、○○応答せよ」
「強い者が英雄(ヒーロー)になるんじゃない、格好良い者が英雄になるんだ・・・だからオレは自分が格好良いと思える生き方を貫きたい」

【SS使用条件】特になし


78 : ■■■■ :2016/01/10(日) 01:43:45 1NiKx58w
wiki未登録キャラの再利用

【名前】牧芽 空未(まきめ あけみ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】ブラックアトラクト02
【能力説明】
第三位関連のファイブオーバーから派生した研究。超電磁砲の威力ではなく『多彩さ』を再現しようとした兵器。
特定の信号に対し電磁波を放つ性質を持つ微生物を空気中の塵などに相乗りさせて散布し、
その連携によって誘電磁場を自在に発生させられる。つまり、磁力を操ることが出来る。
電磁波の反発力によって移動することも可能な為、風向きを無視した分布が可能なのも強み。
流石に第三位レベルの出力を再現することは叶わなかったが、大体レベル3〜4程度の威力を発揮できる。
ただし直線的に配列しないと十分な威力が確保できない為、磁力操作の軌道はかなり単純。
膨大な量の微生物を直列に連結することで殺人レベルの電流を放出することも可能。
この場合、電流に微生物自身が耐えられず使用した微生物は死滅することになる。
ネーミングからも分かる通り、第五位関連の研究技術も一部に用いられているとか。
【概要】
賜死部隊に所属している研究者の少女。学習塾前光アカデミーの社長をスポンサーに持つ。
殆ど信仰に近い領域で『木原』という概念に対して強い憧れを抱いており、
ある木原から採取した細胞から培養した骨髄を移植、血液的には完全に木原一族となっている。
思考回路についても強い憧れと長きにわたる研鑽から『木原ならきっとこうする』という
『本来の自分の思考』を突き破る形での発想方法を手にしている。
それは本物の『木原』ではないが、しかし立派な別種の強さであることに本人は気付いていない。
【特徴】
キツイ印象の吊り目で眼鏡装備。おでこは広めで、ポニーテールにしている。基本的に無表情。
普段は地味だが眼鏡を外すと(顔芸的な意味で)見違えるように。
ブラックアトラクト02の分布は手に持ったスマホで制御している。信号もこれで出している。
また、ブラックアトラクト02の使用を前提とした構造のコイルガンも所持している。
【台詞】敬語口調。『スイッチ』を入れれば木原っぽくなる。
「――――しかし惨いモノですね。同業者とはいえこの死に様は少し同情します」
「とんでもない……手品のタネというのは蓋を開けてみれば馬鹿らしいほど単純ですよ」
「ち・が・う・なァ……『木原』ならこうはしない。たとえば……こうだ」
「磁力にばかりかまけてんじゃねェぞォ! ブラックアトラクト02は元々電磁波を放つ性質を
 持つ。つまりちょいとやり方を変えれば、電撃で人を殺すことだってできるんだよ!」
【SS使用条件】
特になし


79 : ■■■■ :2016/01/10(日) 08:28:46 ku0RrWF2
>>71
>名前は伏せるけど、こういう相方に恵まれず失敗した例が過去キャラにもいました

そいつ誰だかわかった。今だから言えるけど俺もあんまり好きじゃなかったな

>>77
案外こういうタイプのオリキャラは今までいなかったかもしれないですな


80 : ■■■■ :2016/01/10(日) 09:46:32 aK3flEV2
>>78
賜死部隊所属のキャラを製作してもよろしいでしょうか?


81 : ■■■■ :2016/01/10(日) 12:09:52 yusP3HKg
何となく考えたことだけど、学園都市のスポーツってどうなってるんだろう
やっぱり超次元サッカーやテニヌやバヌケみたいなことやってるんだろうか


82 : ■■■■ :2016/01/10(日) 12:48:34 1NiKx58w
>>80
かまいませんよー


83 : ■■■■ :2016/01/10(日) 13:54:13 mFRDFo8o
魔術結社「多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)」のボスって結社作者さん以外で作ってもいいでしょうか?
作者さんがおられましたらご返事ください


84 : ■■■■ :2016/01/10(日) 14:24:46 6j70N0ac
多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)の作者です。
全然かまいませんよー、ただよろしければカッレラと魔導書原典「カレワラ」を一部補足して再投下したい予定です、
殆どが設定の補足やらで大筋の改変はないのですが、
>>83の作るボスの設定に矛盾が生じないかちょっと心配だったりしますね。


85 : ■■■■ :2016/01/10(日) 15:27:17 mFRDFo8o
>>84
ご返事ありがとうございます
作者さんが心配なさっている点はおそらく大丈夫でしょうし仮に矛盾が発生しても適時修正します
ただ一点だけ心配なのが、暫定的ボスキャラの魔術内容から組織の本拠地設定が付きそうなんです
具体的に言うと海上移動要塞型霊装にして、限定的空間移動も行える常世の寄港神殿『ハワイキ』がそれに当たります
もし本拠地設定を決めてしまう事が不都合を招くようでしたら「拠点の一つ」「隠れ家的拠点」でもOKですがいかがでしょう?


86 : ■■■■ :2016/01/10(日) 15:38:50 6j70N0ac
全然問題ありませんよー!
ボスキャラ楽しみにしてますね


87 : ■■■■ :2016/01/10(日) 15:43:42 mFRDFo8o
頑張りマース。ちょっと先行公開しますとイロ=コイという名前の男/女キャラです
扱う魔術は蛇神ンデンゲイの伝説に基づく魔術及びフィジー地方の信仰に基づく魔術
そして、他の誰にも明かしていない魔術としてワイアンドット族の伝承黒き蛇(イリアコイ)に基づく魔術を扱う、世界中の蛇伝承を追い求める「mara29(大海原を渡り逝く者)」でーす


88 : ■■■■ :2016/01/10(日) 18:17:16 mFRDFo8o
いきマース!長いデース!ごめんなサーイ!

【名前】イロ=コイ
【性別】男/女
【所属】魔術
【能力】蛇神ンデンゲイの伝説に基づく魔術及びフィジー地方の信仰に基づく魔術。他の誰にも明かしていない魔術としてワイアンドット族の伝承黒き蛇(イリアコイ)に基づく魔術。
【能力説明】
ンデンゲイはあの世とこの世の境に棲む始原の蛇神であり、強大な造船技術を持つと同時に地獄の力と土の生命原理を体現しているとされている。
現地信仰では天と地(海)が引き離される境をあの世とこの世の境界線と謳っており、天地両方の二重起源を持つンデンゲイは性別を有する人間の卵を産んだ伝説がある。
これを基にし、イロは蛇の卵を生で食す事で男でも女にでもなれる魔術『両性産卵(ウトロコラ)』を完成させた。
この魔術は自分にも他人にも掛ける事ができる。発動すると体表にヒビが入り、蛇の脱皮の如くパキパキと『皮』が破れ、新たな人体が抜け出てくる。体の構造も声質も完璧に男/女のそれである。老若男女色取り取りである。
他にも地獄の力を灼熱の炎熱や煮え滾るマグマと解釈し、大地の隆起や海原の怒涛と合わせて伝説にある通りの大洪水を引き起こしたと解釈したイロは炎属性・水属性・土属性の魔術行使を大得意とする。
大雨を降らし続けた逸話も再現でき、イロが起こした大雨の粒は弾丸に匹敵する威力と灼熱の水温で以て頭上から降下し続ける。

また、強大な造船技術を持っていたンデンゲイの名に恥じぬ大量の霊装船団『ナンタヴェア』と船団の寄港地であり認識阻害の魔術結界に覆われた常世の神殿『ハワイキ』の製造&保有者でもある。
船の主な材質は木や布。楕円形のボートに布でできた帆が掲げられている全長6メートル程の簡素な船だが大量の人間を乗せる事ができる。
動力源は搭乗者の魔力。コアとなる蛇の卵に魔力を注ぐ事で稼動する。船底を海面に『乗せ』、海原では時速1000キロ超の速度を叩き出すにも関わらず旋回性能も抜群。
遠隔&自動操縦・対G性能なども完備し、搭乗者は船酔いする危険性すら無い。しかし、船が海中に入っていく度に性能を落とし、船の高さからして半分以上が海中へ潜ると機能が完全停止する欠点がある。攻撃手段は特攻による自爆攻撃くらい。

朝日が昇る日の出と夕日が沈む日の入りに限定されるが、この二つをあの世とこの世の境界線と見做す事で、常世の寄港地『ハワイキ』から世界各地の海上へ『ナンタヴェア』は距離を無視して出航(=空間移動)する事ができるし、帰港する事ができる。『ハワイキ』も類似の方式で空間移動可能だが手間が掛かる。
『ナンタヴェア』にしろ『ハワイキ』にしろ通常は集団規模による力の結集の下で稼動している。単独で動かす事はできるが魔力消費が大きく、空間移動を伴う出航については集団規模で無ければ発動させる事は不可能である。
『多からなる一』の本部でもある神殿『ハワイキ』の広大さは、ちょっとした港町の規模。石造りの建物が建ち並ぶ中、各地に特徴的な高い屋根を持つ『ブレ・カロウ』と呼ばれる『神を呼ぶ』神社的建物がとある法則に基づいて建設されており、あの世とこの世の境目とも称されるこの内部が『ナンタヴェア』の空間移動における始点・終点となる。
世界各地に同じ構造の『ブレ・カロウ』が偽装を施された後に秘かに建設されており、『ナンタヴェア』だけでは無く結社メンバーの移動手段となっている。
『ハワイキ』特有の性質として死体を『ハワイキ』へ持ち込むとその死体の魂を一定時間呼び戻す事ができる。生き返らせる事は到底不可能だが、魂と交信する事が可能である。


89 : ■■■■ :2016/01/10(日) 18:18:30 mFRDFo8o
周囲には明かしていないが、イロはワイアンドット族の伝承黒き蛇(イリアコイ)に基づく魔術を他の主力魔術と同レベルで行使する事ができる。
一つは、他の魔術で言うところのゴーレム系魔術。イロが長く滞在する建築物は、まるで生命を宿したかのように動き出すし、その構造を変える。
最低でも一週間以上滞在していなければ発動できない魔術だが、特異なのは建築物だけでは無く建築物内部に備えられた数多の物品も生命が宿ったかのように動き出す点である。
魔術によって使役される非生物が感じる感触は手に取るようにわかり、魔術によって強化された物の物量攻勢は甘く見て良い物では無い。
イロはこの魔術によって神殿『ハワイキ』を秘かに使役下に置いている。核となる虹色の蛇の剥製が入った小さな木箱は『ハワイキ』の中心部に存在する他、自身でも幾つか持ち歩いている。
もう一つはマジックアイテムによる黒き蛇化。例えば蛇の剥製が入った小さな木箱の中に入れていた水を目薬として目に入れると、その瞳はあらゆる先を見通す千里眼と化す。
通称『蛇黒水(ポイズンイリアコイ)』。この水に浸した矢で敵を射れば、当たらなくとも対象となった敵は毒を浴びたかのように悶え苦しみ、『蛇黒水』に浸した指先を人に向けるだけで強力な暗示(例:蛇に睨まれた蛙のようにその場から動けなくする)を掛ける事ができる。
水を体内に含めば含む程黒き蛇の力を強大にして扱えるがこれは諸刃の剣。含み過ぎると蛇化が進み最終的には唯の蛇になってしまうのだ。
イロはこの欠点を改良中であり、最終的な目標として『神を呼ぶ』神社的建物『ブレ・カロウ』を魔術的記号としンデンゲイの力を降臨させ、蛇化した己に蛇神の魔術的記号を構築し、神殿『ハワイキ』の主人イロ=コイを始原の蛇神ンデンゲイと同一視させ、その力の一端を手に入れようとしている。
蛇の伝承の中には祖の力である蛇の力を取り戻さんと自ら蛇になる伝説が存在する。イロ=コイが目指すのもまた同じ。蛇神化という目指した先に辿り着いたとして、果たして己の自我が保っていられるかは定かでは無いがそれでもイロは目標達成の為に執念深く邁進する。
【概要】
魔法名「mara29(大海原を渡り逝く者)」。魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』の暫定的主導者。出身は公表していないがアメリカ出身。実際の年齢は100歳を超えている。
イロ=コイという名前は本人曰く本名では無い、コードネーム的な名称との事。かつて旅した日本で響きが気に入った言葉をコードネームに採用したらしい。
イロコイと聞くとアメリカのとある地域を連想する者がいるかもしれないが、これは蛇伝承を扱う魔術師として他の魔術師に自身が扱う魔術を誤認させるブラフでもあるそうだ。
表向きの職業は民族学者であり歴史研究家。世界中の蛇伝承を追い求め、若い頃は日夜問わず世界中を旅していた(ちなみに今も蛇伝承の蒐集は続けている)。
その折に抗争中の魔術師同士のいざこざに巻き込まれた事を切欠にズルズルと魔術の世界に引きずり込まれていった。
魔術師としての才覚としては霊装作成に特に秀でており、当時(半世紀以上前)は仲間と共に様々な霊装を作っては壊し、壊しては作っていた。魔術の腕も年を経るごとに強大さを増していった。
その後紆余曲折ありフリー魔術師になったイロは単身引き篭もり、およそ10年の時をかけて悲願の足掛かりとなる霊装神殿『ハワイキ』や霊装船団『ナンタヴェア』を作り上げた。
自身の悲願でもある蛇神化を心底望む理由は、十字教などの多数派が行う宗教裁判、異端審問、魔女狩りなどの弾圧によって迫害されてきた少数派の苦難を何十年もこの目にしてきたから。
一般人出身のイロからすれば、ずっとずっと疑問しか抱かなかった多数派による少数派への弾圧の構図がどうしても納得できなかった。
そこで自身がマイナー宗教出身ながらも宇宙規模の力を有するとされる蛇神に成る事で、十字教などの多数派と戦い蹴落とすのでは無く多数派の歩みをあっという間に追い抜いてしまう程の威光を世に示す事で現状の打破を試みているのだ。
よって十字教を筆頭に多数派と率先して交戦を起こす気は更々無い。イロが『多からなる一』に所属したのも、少数派の彼らが大きな対抗戦力に無為に踏み潰される可能性を可能な限り排除したいと思ったが為。
魔術師にしては珍しく全体の和・協調を説く変わり者として組織では随一の穏健派という評判を下されている。
開発した霊装『ナンタヴェア』・『ハワイキ』は集団的使用が前提とされており、目立った武装が施されていないのも交戦を殊更望まないイロの信念故。


90 : ■■■■ :2016/01/10(日) 18:19:00 mFRDFo8o
その為、『多からなる一』が厳重に保管していた魔道書原典『カレワラ』を盗み、十字教相手に直接戦いを挑もうとしたカッレラの行動には度肝を抜かされた。
内密にしている黒き蛇に基づく魔術を使用して発動させた千里眼でカッレラを捕捉し、結社を代表して『カレワラ』の核兵器染みた力を得て暴走する彼女と対峙。
ンデンゲイ魔術や『蛇黒水』などを総動員し、複数名の外部の人間の力もあり遂にカッレラを打ち負かし、捕獲する事に成功する。
この功績が認められ、また『カレワラ』の所有者状態が続くカッレラを組織の長にするわけにもいかない事もあり、イロ=コイは『多からなる一』の暫定的主導者となった。
イロが『カレワラ』に認められないのは、黒き蛇に基づく魔術を内密にしているなどイロが知識を広めたがらない性質だから。
思いがけず組織のトップに立ったイロは、慣れない立ち位置に戸惑いながらも一世紀近くに渡る膨大な魔術師経験から得た様々な知識や体験を糧に『多からなる一』運営の舵を切っている。
【特徴】
脱皮できるので定まった姿を持っていない。これは『イルミナティ』リーダー双鴉道化にどことなく通じる部分があるかもしれない。
若くてボインボインな美人にも、髪がサラサラな格好良い美青年にも、肥え太った不細工な中年にも、ハゲたオッサンにも、皺と白髪まみれのお婆さんにもなれる。口調も成った人間に相応しいものとなる。
イロの脱皮に毎度付き合わされる形となっている他の『多からなる一』メンバーは、「見た事無い新顔だな。さては新入りかイロかだな」という風に解釈している。
組織メンバーからの信頼は(『組織全体に率先して敵を責めない臆病風を吹かせている』という批判を除けば)かなり厚い。内部衝突の仲介役は大概イロが務めている(もれなく長時間の正座&説教付き)。
イロの悲願を知っているメンバーは極々僅か。その悲願に自分達が巻き込まれる事を懸念しているのかイロの理念に賛同しているのかを知るのは当人達のみでイロは知らない(自分の悲願を知っている事はわかっている)。
だが、それでイロ自身に危害が及ぶような事があっても仕方無いとイロは納得済み。自分の目標が皆の賛同を完全に得られるような代物では無い事くらい承知している。
それでも見たいのだ。一世紀以上にも渡る長き人生の終着点一歩前で、少数派が多数派に目に物見せられる瞬間をこの目で確と見届けたいのだ。尚、酒癖が非常に悪い事は周知の事実。
【台詞】成った姿に応じてコロコロ変わる。怒髪天を衝いた時だけ口調がオリジナルのものになる。
「あらっ。今日は皆集まり良いわねー。お姉さん意外に思っちゃったウフッ。普段は方針の違いで衝突する事も珍しくないから、顔を合わせたくない相手もいるでしょうに。どういう気の変わりようかしら?」←あなたの説教のせいです。
「最近の日本アニメの進歩は目まぐるしいな。カッレラじゃないけど、俺も日本の秋葉原に行ってみたいなぁ。日本に行けるような流れを作れないかな。ちょっと皆に相談してみよう」
「ハハッ!こっち来て皆酒呑もうぜ〜ヒック!ヒック!足らないなぁ。もっともっともっとたらふく酒を呑みてぇ。人生=酒よ〜。酒も熟成、人も熟成が肝心肝心。ヒック!」
「カッレラ…この愚か者め!!何と浅慮!!何処までも浅薄な事よ!!無茶は若人の特権よ。だがそれは何をしても良いという理由には決してならぬ!!…言葉で理解できぬのなら残るは実力行使しか無いか。さて、相手は『カレワラ』の知識によって無数の神話体系の魔術を行使する『樫切りの巨人』。逃走時、余程他の追っ手から逃げるのに夢中だったのだろう。利用できる霊装を持ち出せなかったのはまだ救いと言えるか。それでも、まさに聖人に近い核兵器染みた化物よな。…いいぜ。眩い光を放つ若人よ。一世紀以上生き抜くこの老人が…己(おれ)がテメェをブッ飛ばして目を覚まさせてやるよ!!」
【SS使用条件】
特になし
元が男でも女でもどっちでもいいですよー


91 : ■■■■ :2016/01/10(日) 19:33:24 1N.3I59g
最近暗いのばかり作ってたしたまには明るいキャラでも

【名前】舞阪 静玖(まいさか しずく)
【性別】女
【所属】科学
【能力】白紙撤回(メンタルリセット) レベル3
【能力説明】
対象の精神的状態を平時と全く同じ状態に戻してしまう能力。
親を殺された憎しみだろうと正気を失うほどの絶望だろうと関係なく普通の状態に戻る。
ただしこれは突出した感情のパラメータを平常値に戻すだけである為、
理性的な思考に基づいて行動している者や、平常値のパラメータが狂っている者には無意味。
また、感情の原因を消している訳ではないので稀にだが消しても即座に感情を復活させる者もいる。
【概要】
とある研究所で生活していた中学三年生くらいの少女。現在は研究所から脱走している。
その能力を見込まれ、『あらゆる人類の怒りの感情を消し飛ばし世界平和を達成する』という
良い感じに頭のネジが飛んだ狂信者集団に身柄を狙われており、現在も逃避行中。
感情表現をあまりせず、能力を使ってきた影響で感情というものを軽視しているが
本来は正義感が強く思いやりのある純粋な性格。反面一人で抱え込みやすい性質でもあり、
『危険な集団の相手をさせられない』ということで風紀委員や警備員にも助けを求めていない。
最近いよいよ追い詰められてきて、自殺を検討している節がある。
【特徴】
【台詞】女口調。一人称「私」二人称「アナタ」
「『白紙撤回(メンタルリセット)』。……これで少しは落ち着いた?」
「………………これで、私を助ける人は誰もいない。誰も巻き込む心配はない。
 …………………………………………………………………………………………」
「……だれか、たすけて…………」
【SS使用条件】
とくになし


92 : ■■■■ :2016/01/10(日) 20:45:23 6j70N0ac
・・・明るいってなんだっけ?w


93 : ■■■■ :2016/01/10(日) 21:03:44 1N.3I59g
>>92
かまちー時空的には、逆転フラグびんびんの状況なので明るいです(棒)


94 : ■■■■ :2016/01/10(日) 21:04:27 11tO85zU
 /i /{/'⌒'}  }}Y/ / ,r-、ヽ,  /
 ノ、|、ヾ_,,ノ  ノ ノ{ ヾ {^')) }フ/ /          _/
   \ヽ、    彡'`、、  'ー' ノ //",,゙ """ /    ヽ 
 ヽ-、ミ‐-、、 、,r=‐'¬ー=、、,-‐'_ ヽ、    /ノ     / 『味』 ウ・  こ
 ミ/   ~          ̄ノ /\   /彡 ""  |/  だ  ソ・  の
  /   ,'    u ∪   ! ヽ  | i、゙ー''"彡     /|   ぜ  を・  味
  、、∪ / ノ /  _,,,...-‐‐ニ=,ノ,,/ ヽ、,,_ \   ,イ / |    :  つ・  は
  ニ、=!, l_. レr=-ニ二、,,,.-'"    ー、==-ヽ'"/ / ヽ  :  い・
  、(・,)>ノ⌒  ∠,(・,)_く  ゙`   ヽ゚ノ`ー=、_ /// ∠   :  て・
    ̄/""゙   ヽ ̄ ̄  \ヽ      ̄ ̄ //   ノ     る・
  u 〈  、     u   (ヽ          //     ̄ノ
    ヽ -'   lj     >、       //  /    ̄ヽ、
    /ヽー‐ 、      /'"´ 'i     //  /       ∨ヽ/
    ^゙"⌒ヾ、     ,i|  ,"__}    //  /  /
    ー-  -      ヽ_人`'′ //  /  /
               / i'゙' /-─‐‐''/_/_
   、         _/-‐ヽ、___,,,, -‐‐  ̄
   ー-、、,,__,-‐'//ノゝノ ノ  ヽ\


95 : ■■■■ :2016/01/10(日) 21:05:26 11tO85zU
イジったらズレると思ってたら、イジらなくてもズレたw


96 : ■■■■ :2016/01/10(日) 21:12:41 aK3flEV2
>>82 ありがとうございます!


97 : ■■■■ :2016/01/10(日) 21:13:59 mFRDFo8o
突っ込んだら負けかなと思って突っ込まなかったよw

『ハワイキ』の前に海上移動要塞型という文言を加えるのを忘れてたので追加
後は『蛇黒水』を使用した箇所は濃度に応じて蛇の瞳になったり皮膚が鱗になったりする等外見的変化有りとします
だってその方が見栄え的に面白そうだからw


98 : ■■■■ :2016/01/10(日) 22:38:00 mFRDFo8o
以前修正案をスレに投下すべきとの声があったので『蛇黒水』の設定だけ再投下

もう一つはマジックアイテムによる黒き蛇化。例えば蛇の剥製が入った小さな木箱の中に入れていた水を目薬として目に入れると、その瞳はあらゆる先を見通す千里眼と化す。
通称『蛇黒水(ポイズンイリアコイ)』。この水に浸した矢で敵を射れば、当たらなくとも対象となった敵は毒を浴びたかのように悶え苦しみ、『蛇黒水』に浸した指先を人に向けるだけで強力な暗示(例:蛇に睨まれた蛙のようにその場から動けなくする)を掛ける事ができる。
『蛇黒水』を使用した箇所は濃度に応じて蛇の瞳になったり皮膚が鱗になったりする等外見的変化有り。『両性産卵』を掛ければ別段問題にはならない代わりに蛇化効果は削除される。
水を体内に含めば含む程黒き蛇の力を強大にして扱えるがこれは諸刃の剣。含み過ぎると蛇化が進み最終的には唯の蛇になってしまうのだ。


99 : ■■■■ :2016/01/10(日) 22:57:57 gpVZLvZg
そういえば陰陽術系の魔術結社って原作でも此処でもあんまり話題出ないなーと思って考えてみました

捜査五課:通称・陰陽警察
刑事局の中に組織された陰陽師による魔術機関。
明治維新の折に陰陽師の官職は事実上廃止されたが、それは日本を近代化させるための障害となる陰陽師達の権力を削ぐための政策であり、その結果陰陽師達は政治の表舞台からは姿を消した。しかし、国が近代化したからといって霊的な災厄や魔術師による犯罪行為が無くなるわけではなく、それらに対応できる陰陽師達の力は変わらず必要であったため、日本(大日本帝国)政府は整備し直した国家体制の中に陰陽師達を改めて組み込み、陰ながら日本を支える新たな陰陽師機関を作り出していったのである。
捜査五課もそうした旧日本政府の陰陽師機関を発祥とする組織の一つであり、その主な職務は魔術の関わる犯罪の捜査や違法魔術師の検挙等である。現在では全ての県警に配備されており、特に警視庁と京都府警の捜査五課はエリート揃いだと言われている。ただし行政機関に所属する故のフットワークの重さから、国際的な事件への対応は他国の魔術組織よりも出遅れる場合が多く、また他の警察組織と同様に、学園都市内で起こった事件については基本的に捜査権限を持っていない。
所属する陰陽師は国家公務員として扱われるため国から給与が出ており、ボーナスや危険手当も支給されている。ただし、所属するには国家試験をパス必要があり、その際には人格面の適性試験も実施されるため、基本的に人格破綻者は所属することは出来ない。現在は慢性的な人事不足により採用試験の年齢制限がかなり低く設定されており、十代半〜後半の者も大勢所属している。また、最近は陰陽師とは関係のない魔術師も少しずつ増えてきているらしい。
ちなみに捜査五課に限らず、旧日本政府の陰陽師機関の流れを汲む組織は政教分離が徹底されている。そのため科学には寛容どころか進んで取り入れており、陰陽道と科学を融合させた機材の開発を行う部署も存在する。

現代ファンタジー物の組織をイメージしました


100 : ■■■■ :2016/01/10(日) 23:05:59 mFRDFo8o
『条約』の件があるから、陰陽警察側が科学の恩恵をどこまで採用してるかが焦点になるのかな?
魔術結社とはいえ警視庁とかに食い込んでいるなら隠密には向かなさそうだし
アイデアは面白いと思ったから余計に気になった


101 : ■■■■ :2016/01/10(日) 23:18:34 gpVZLvZg
>>100
.>陰陽警察側が科学の恩恵をどこまで採用してるか
陰陽道の兵器転用は禁止されていますが、捜査本部の方で式神の技術を利用したAI搭載のコンピューターを使っていたり、人払いや隠行術系の影響を受けない監視カメラの開発を行ってる位の認識でお願いします


102 : ■■■■ :2016/01/10(日) 23:27:18 11tO85zU
>ただし、所属するには国家試験をパス必要があり、その際には人格面の適性試験も実施されるため、基本的に人格破綻者は所属することは出来ない。

最近投下されるキャラの傾向から意外とこのあたりがネックになりそうですが、
魔術サイドに新しい風が吹きそうな面白い組織になりそうで期待ですな!
ところで、所属キャラももう作ってますか?


103 : ■■■■ :2016/01/10(日) 23:34:01 mFRDFo8o
>>101
成程。わかりました


104 : ■■■■ :2016/01/10(日) 23:45:21 gpVZLvZg
>>102
ちょっと前にある中二病鎌鼬も私が上げましが、こいつが所属していても良いですね。・・・格好は警察官失格もいいところですが
ただ思いつきネタだったので他の所属キャラについては特に考えてはいません。もしよろしければ、皆様の案によって面白い職場にしていただけたら幸いです


105 : ■■■■ :2016/01/10(日) 23:50:03 mFRDFo8o
そういえば前に残響部隊という暗部設定が投下されたと思うけどキャラ共々保管庫に登録されていないんだっけ?
そういう過去にスレへ投下された設定やキャラを上手く活用できればより面白い製作ができるかもしれないね
かくいう俺も前スレにあった多からなる一の組織設定は目から鱗だったし


106 : ■■■■ :2016/01/11(月) 00:04:09 OdA5WBoQ
そういっていただけるとありがたいですねー作った甲斐があったってもんですよー

ちなみに組織名の由来は人種のサラダボウルともいわれるアメリカ合衆国の国璽に書かれている一文だったりします


107 : ■■■■ :2016/01/11(月) 00:18:59 8bHdK/4c
>>106
その由来は知らなかったですわ
イロをアメリカ出身にしたのはイリアコイ関連からなんですがこんな偶然もあるんですねえ


108 : ■■■■ :2016/01/11(月) 00:42:10 k1KJ3bPk
とりあえず>>99に突っ込んでみた。元ネタは分かる人には分かる://ブラッドサイン

【名前】寄城 魅憑(よりしろ みつき)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】霊障使い
【能力説明】
元々はただの憑依体質だったが、これを魔術的にコントロールすることで
制御された低位の悪霊などを自分に取り憑かせ、自在に霊障を生み出し、
自身に症状を起こして利用したりお札に封じて呪い攻撃にしたりできる。
・擬飾の符
霊障とは基本的に魂にこびりついた汚れのようなものなので、その汚れを精密に調整すれば
魂の形を調節することができるということにもなる。そして魂が変われば御使堕しのように
外見も人種レベルで変化して見える。これを利用して変装したり他者に成り代わったりできる。
・霊符装甲
劇症化させた霊障を封じ込めた大量のお札を身に纏い、装甲のようにする。
物理的攻撃力はないが、触れると大量の呪い(肉体的精神的病)を一身に浴びることになる。
【概要】
警視庁・捜査五課に所属している少女。実年齢は高校二年生程度。
陰気な性格で人間性は最低と言って差し支えないが、自分を制御する術は知っている。
フリー時代に国内の魔術結社を一つ、変装による内部工作で崩壊させたという実績を持ち、
その手腕を買われて全国の魔術と思しき事件に潜入捜査を行ったりする。
制御しているとはいえ自分の身を傷つける魔術なので、わりと病弱属性を持つ。
魔法名は「imperium817(この手に刃を御する鞘を)」。親類は数年前に全滅している為、天涯孤独。
【特徴】
霊障により姿は一定ではないが、変装時以外は金髪ツインテ幼女の姿になっている。
本来の姿は長い黒髪の陰気な少女。目元に濃い隈があり、不健康っぽい。また、巨乳である。
服装はいつも和ゴス。下着は身に着けておらず、服の下に貼ってある大量のお札がその代わり。
このお札で憑依体質の制御をおこなっている。
【台詞】気だるげな女口調。言葉の一番最初が省略されやすい。
「……チッ。あ゛ー、っるいわぁー。っんどくさいのよこの時期に」
「っゆーわけで、今回コンビのオシゴトだから頑張りましょーねー俊介クーン」
「ったま痛い……。っのう札の調整ミスったのかしら…………?」
「ぼべばがぶぐぶちぶば!? っソ、札の制御系にまでガタがきてやがる……!」
【SS使用条件】
特になし


109 : ■■■■ :2016/01/11(月) 00:45:18 k1KJ3bPk
あっ「所属していても良い」か。>>108の二つ目の台詞はナシで……


110 : ■■■■ :2016/01/11(月) 01:02:15 k1KJ3bPk
あ、実際にキャラ作ってみた感想としては、支部みたいなのが全国にあっても
キャラ同士の関連性とかつけづらいから組織の旨みが減っちゃうかなーと思った
そのへんどうにかする為に寄城は警視庁所属にして、全国に飛び回れる方便を作ったけど……

……よく考えたら間接的に浅倉くんの所属も決めちゃうようなセリフだったなこれ
突貫で作ったから色々と配慮が足りてなかったわ、すみませんでした


111 : ■■■■ :2016/01/11(月) 02:19:28 OdA5WBoQ
【名前】カッレラ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】樫切りの巨人
【能力説明】
フィンランドの民族叙事詩に登場した、天を覆う樫の木を切り倒した巨人をモチーフにした体積変換術式。
その巨人は普段は小人の大きさだった事から、自身の身体を自在に拡大・縮小できる。
土から炭素や窒素などの身体を構成する成分のみ抽出し作った着ぐるみを着ている様なもので、
原理は錬金術、発想は駆動鎧に近しいものがある。
潤沢な資源さえあれば際限なく巨大化でき、その体積を利用した質量攻撃を得意とする。
しかし体格差を物ともしない相手曰く「的が大きくなったに過ぎない」と散々な評価。

ただしこの術式の本質は「『巨人』という性質の獲得」にあり、
レーヴァテイン等の本来人間では取り扱う事の出来ない霊装や魔術を
「巨人」をなる事で人間の身でも無理矢理制御下に置く事が出来る。
更に魔道書原典「カレワラ」により複数の神話体系の魔術を強引に繋ぎ止め、
「巨人」という性質をマスターキーの様に無数の神話体系の魔術や霊装を行使する為の取っ掛かりとして利用する。
【概要】
魔術結社「多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)」の正規メンバー。
直接的な戦闘力は魔術結社でも指折りの実力派、出身はフィンランド。
特撮物に目が無く、特に勧善懲悪だけで語れない平成ライダーが大好物。
「道理を通すには相応の犠牲や悲劇が伴う」といった平成ライダー独特の薄暗い背景を
自身の魔術師としての在り方に重ね合わせている。
特撮者に傾倒するあまり女らしさに欠ける事を結社の心配されているが、気にしているのか指摘されると怒る。

結社を離反し内部抗争を引き起こし、混乱に乗じて魔導書原典『カレワラ』を奪取した反逆者の一人。
内部抗争を利用して十字教に敵対意思を示す事で、弱者という立ち位置に甘んじる現状を変え、
少数派宗教・民族としての誇りを取り戻す為に敢えて抗争を引き起こす。
巨人化術式とカレワラによる神話複合術式を利用して一時的に核に匹敵する力を得、
内部抗争から十字教への襲撃にシフトしようとするも、
結局十字教に対する襲撃は未然に結社の人間と複数名の外部の人間によって防がれる。

魔道書に選ばれた以上処分しようにも迎撃術式が作動してしまう為下手に手出し出来ず、
また結社のボスとなる人物が彼女の意思を汲んでくれた為、特例的に保護観察処分という形に収まる。

「立川教なる宗教の保護」という任務のついでに日本の特撮を生で見ようと学園都市にお忍び旅行を敢行するが、
同僚の監視を潜る事が出来ず最後まで行きたくも無い京都観光に連れ回され結局失意のまま帰国する羽目になった模様。

イロ=コイに対しては普段は常に反抗期の娘ばりにつっけんどんな態度だが、
自分の意思を汲んで温情を与えてくれた事に感謝はしている。
しかし照れ屋で感情を上手く伝えるのが苦手で、且つ同僚にそれを弄られるのが嫌だからなかなか素直になれない。

【特徴】
チアリーディングの衣装にヒーロー然とした意匠が凝らされた服を着た、しなやかで健康的な肉体を持つ。
【台詞】
「私は自己満足と欺瞞に満ちた『私の中の正義』の味方だ、まぁいいから黙って救われろ」
「さぁ、一緒に歌い始めよう、共に語ってゆこう。我ら、二つの方角よりやって来て出会いし者。」
「—―――うるせー馬鹿老害、絶対ありがとうだなんて言ってやんねー!!」
【SS使用条件】


112 : ■■■■ :2016/01/11(月) 02:20:14 OdA5WBoQ
魔術結社「多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)」
「弱小宗教・民族の寄せ集め」と表現される魔術結社。
列強国の侵略や大きな宗教の伝播、政治的な文化破壊などと言った理由から滅ぶ危険性を孕んだ
その土地固有の風習や古くからの伝統を守る事を主な目的としている。
「『大いなる個』に対する『多からなる一』たらん、世界の総意に対する抑止力たらん」という理念をもつ。
日本人の構成員も在籍しており、アイヌや立川流など「時代のうねりによって憂き目にあった民族・宗教」が参加する傾向にある。

基本的に大きな対抗勢力に対して共闘せざるを得ない事が多いので内部衝突は少ないが、
あくまで他の魔術結社と比べてに過ぎず、魔術師同士の方針が相容れず衝突する事も珍しくはない。

「文化や民族に優劣はない」という理由で明確な主導者は存在しないが、結社が所持する魔導書に所持者と認められた者がボスとして候補に挙げられる。
魔術結社全体で複数の魔導書を管理しており、その中には魔導書原典カレワラを始めとする強力な原典なども含まれている。

「魔道書原典『カレワラ』」
19世紀の魔術師エリアス=リョンロートがまとめたフィンランドの民族叙事詩。
もともとはフィンランド全域に点在する無数の口承伝話が寄せ集めに過ぎず、エリアスの手に依って一繋ぎの物語として昇華された。
したがってこの魔道書は「別々の逸話や似通った伝承を混ぜ合わせ、昇華させるノウハウの結晶」とも言える。
『カレワラ』の所持者が使う術式には類似する無数の神話体系の逸話を自動的に付与・合成され、
多方向の光が一点に集まる事で焦点を焼切る威力を得る様に、術は伝承の数だけ威力が激増される。
火の術式にはそれに類似する民話や伝承が付随し、その分の威力が加算され、
月の光を利用した術式には月を司る神の性質や「狂気」という属性が付与され、
月の光自体が超火力と精神錯乱効果を持つ殺人光線と化してしまう。

簡単な術式すら地形を変える程の大魔術級に化してしまう為おいそれと使用する事が出来ず、
魔術結社「多からなる一」の手に依って厳重に保管されている。
魔道書を使用する事よりも所持しているという事実が敵対勢力と対等な関係を築くカードの一つとなっており、正に核兵器に近い扱いとなっている。
しかしながらこの扱いは魔道書の「自身の知識をより広める者に協力する」という性質に合っておらず、
下手をすれば寄り知識を広めると認められた第三者に魔道書を奪取される危険性もある。


113 : ■■■■ :2016/01/11(月) 10:00:47 wvAF3uM2
魔術結社「微睡み誘う暗闇」

クトゥルフ神話郡の魔術結社。
理由の如何に関わらず、魔術や科学問わずで論理・倫理を蹂躙し破壊。狂気を世界に広めるのが主な目的。
と言うか、それ以外の目的は全く無い。
こんな目的しかない組織が崩壊せず成り立っているのは、
構成員同士の奇跡的な人間関係のバランスがあるのか、求心力のある指導者が居るのか、世界の悪ふざけ的な意思ゆえか不明。

メンバー参加は自由。
各種宗派とちゃんぽんになっていてもクトゥルフ神話郡の術式を使えたり、そもそも関係無い魔術だけどクトゥルフ神話郡っぽい術式が使えたり、魔術ですら無いけどクトゥルフ神話郡っぽかったり、
そんな奴等でも目的の元に行動するなら意思があるならば誰でもOK。
構成員は、扱う術式・霊装・道具に関係・由来・似ているクトゥルフ神話郡の怪物・邪神の名を自ら名乗る。
扱う術式や霊装やらが被って、名前がダブる場合があるが、その場合は名前を多少変える事で対応する。
(クトゥルフ。クトゥルー。ク・リトル・リトル。クルウルウ。句当流布。などなど)

目的が目的な上に、魔術・科学の『条約』に完全違反してる奴がいたり、
魔術師/人としてすらも論理・倫理的に狂っている行動をする者が多数いるので、潜在的な危険度はかなりの物。
狂気的な結社の活動ゆえに、イギリス清教・ローマ正教などの世界三大魔術組織や、
在野の相当数の魔術結社から睨まれており、何時か共闘・総出で討伐に来られるかもしれない。
実際に各地で騒動を起こす「微睡み誘う暗闇」の構成員を、敵対する魔術結社同士が利害恩讐を超えて一時的に手を組んで撃退する事は多い。

なお、結社自体が中々討伐されないのは、結社内では狂気その物としか思えない理由や、理由すら無い構成員同士のいがみ合いがよく起こるので、
その内に自然崩壊するか数が減って討伐し易くなると思われており、静観されているから。


結社の長は不明。
外部からはクトゥルフ神話において、邪神の頂点であり王座で冒涜的な言葉を吐き散らす盲目白痴の魔王アザトースに関する術式か霊装が扱える者が長か?と見られている。


114 : ■■■■ :2016/01/11(月) 10:04:49 wvAF3uM2
【名前】ニャルラトテップ
【性別】男/女
【所属】微睡み誘う暗闇
【能力】表向きは時空超越術式『ナイラトホテプ』。本当の術式は人格感染術式『輝くトラペゾヘドロン』。生来からの悪意。
【能力説明】
時空超越術式『ナイラトホテプ』。
名だたる邪神の一角、ナイラトホテプが時空を超越している事から使える術式。
それに由来するニャルラトテップの術式は自身を、過去未来現在の如何なる空間/時間にも偏在させる。
更にナイラトホテプは老若男女の区別なく自由に姿を変える事が出来る事から、ニャルラトテップもまた己の姿を老婆から少年まで自由自在に変える事が出来る。
この術式がゆえにニャルラトテップは不死身の存在と化しており、滅ぼす事は実質不可能である。

……と言うのが、表向きの使えると公言している術式。


人格感染術式『輝くトラペゾヘドロン』。
クトゥルフ神話郡において、有名な邪神召喚物の名を模した術式及び霊装。
霊装は霊的加工した自身の骨肉の塊。形状はサイコロ程の多面体の赤黒い物体。
これを相手の体の中に、光に晒さないように埋め込む事で己の人格を他者に転写できる。
更に転写した個体の骨肉から霊装を作ってと言うループもできる。

これ自体はサンジェルマンの人格感染に似ているが、あちらとは違って個体の意思は同期せずに完全に独立している。
最初は個体同士の考える事が同一で問題は無いが、離れた場所での活動で経験や何かにより思考の差異が起こり始める。
なので悪ければ別の個体の変質した『自分自身の意思』で同士撃ちが起こる危険性があるが、
その危険はニャルラトテップの精神の特異性(後述)のおかげで何とかなっている、
……ように見えるだけで何時か爆発しかねない手榴弾を抱えているような状況である。

何時の時代にも何処の場所にも居るように見えるのは、個体個体がその場の状況から即興で話を考えているだけである。


悪意。
人として破綻した思考。直接、間接問わずに他者を絶望させたがる狂気。
他者の最高の破滅を起こすのなら、自分さえも計画の駒に使い捨てられる精神性。
悲劇を起こし絶望/破滅させるのに趣味的な喜びは無く、それは自身の義務であると思い考え使命感で行動する。

他者を破滅させる方法は例えると、崖に向かって蹴落とすタイプではなく、相手を掴んで一緒に飛び降りるタイプ。
一般的な人間の善悪好悪正邪がどういう物かは理解しているが、それだけである。

【概要】
魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員。
諜報などの仕事を主にし、後始末などの雑事も担当する。
宇宙創成から終焉までの何時の時代、何処の場所にも存在していると嘯いている。
まともな生まれにまともな育ちをしていたはずだが、生来からの狂気ゆえに周囲を巻き込み破滅させたがる。
言わば洒落にならない被害を生みだすサークルクラッシャー。自覚があるだけなお性質が悪い。

演技力は全米が泣いて、アカデミー賞の全てを総舐めするレベル。

敵はもちろん……構成員――仲間も結社も例外ではなく絶望を起こしたいと思っている。
魔術結社「微睡み誘う暗闇」だけを壊滅させるならともかく、それを出汁に世界を巻き込み破滅させる計画を練っている。


さらけ出す本性は物凄く淡々としている、一切の喜怒哀楽が無い。虫を観察する学者の目で人を見る。
人格感染の大本の一人である、最初にやり出した人間はまだ生きてるかもしれないし、とっくの昔に死んでいるかもしれない。

【特徴】
老若男女様々。服装も様々だが色は黒で統一されている。
【台詞】
演技状態で一定の口調は無く、老若男女に合わせて使い分ける。
本性を出すと、一人称は私、そして凄く淡々とした口調になる、無表情と合わせて機械が喋っているかのような姿。

演技状態の一端。
「這い寄る混沌、無貌の神、月に吠えるもの……あたしの名はニャルラトテップ」←女/少女時
「危ないのは分かってる……分かってるんだ!それでもあいつを助けたい気持ちは嘘じゃないんだ!」←男/青年時
「止めておくれ……あの子には何の罪も無い、悪いのはわし一人じゃ……」←男/老人時
などなど

本性。
「えぇ、私の言っていた事ですか。全てが真っ赤な嘘です、今までお付き合いありがとうございました」
「残り39秒で全てが吹き飛びますね。それを見届けられないのは非常に残念です」
「私はこれで終わりのようです。別の私は上手くやって欲しいですね」

【SS使用条件】
自由


115 : ■■■■ :2016/01/11(月) 15:39:31 7XVV.wPY
うさぎキャラ

【名前】坏嶺 因幡(つきみね いなば)
【性別】女
【所属】科学
【能力】念動超躍(ラピッドラビット)レベル3
【能力説明】念動系能力の一種。
自分を中心に引きつけるようにしか念動力を発生させられない。
能力使用に制約がかかっている分出力はレベルにしては高い。
【概要】葵歯中学付属高等学校2年の女子生徒。
うさぎが大好きでうさぎに人生の半分以上を捧げているうさぎ狂。
将来の夢は生物学者かうさぎの飼育員かバニーガール。
将来の夢からもわかる通り、若干天然でアホの娘。
ただしうさぎへの愛は本物で自身の私物はうさぎだらけで、実家では20匹以上のうさぎを飼い、能力名もうさぎにちなんで変更し、死んだらうさぎと同じお墓に入りたいと語る等結構危ない領域に達しているほど。
そんなうさぎへの愛を除けば、一般的なちょっと正義感が強い女子高生であり、放課後には能力を使ってビル間をうさぎのごとく飛び回り、スキルアウトによるカツアゲ等を見つけては上空からのドロップキックをお見舞いしては逃走するという人助けモドキを行っている。
過去に自分と似たような格好をした『ヒーロー』を見かけたことがあるらしく、その『ヒーロー』に対しての対抗心が彼女が人助けモドキを行う理由である。ただしモドキと称するだけあって相手が3人以上の場合は隠れて上から物を落とすだけだが。
【特徴】黒髪ロングの今時の女子高生といった感じの少女。身長は少し高め。
学校以外では常時ウサミミカチューシャをつけている。某獣耳テロ集団は関係ない。
私服は胸元のオープンになった扇情的な服を着ていることが多く、ウサミミカチューシャと合わせてまるでバニーガールのように見える。
パンツはうさぎの刺繍入りで積極的に見せていくスタイル。
胸は胸元の開いた服装をすれば扇情的に見えるレベルにはある。
【台詞】
「うさぎの唾液には衛生状態を保つ作用がある…つまりうさぎとディープキスをすればするほど健康になるってことだね!」
「んー…相手は3人…この鉄パイプ落としたら一人くらいは気絶してくれるかなぁ…?」
「ちょ!?なんで私風紀委員に追いかけられてるの!?」
【SS使用条件】死ななければ


116 : ■■■■ :2016/01/11(月) 23:05:26 8bHdK/4c
>>111-112
補足事項追加等を受けてイロを修正するに当たり何点か質問させて下さい。箇条書きで纏めました

1.「混乱に乗じて魔道書原典『カレワラ』を奪取した反逆者の一人」という事はカッレラ以外にも明確な反逆者が複数いたという認識でOK?
2.「内部抗争から十字教への襲撃にシフトしようとするも」とは『カレワラ』を奪取したカッレラが単独で十字教襲撃を行おうとしたのかカッレラを含めた反逆勢力が十字教襲撃を行おうとしたのかどちら?
3.「魔術結社全体で複数の魔導書を管理しており」とあるが、作者さん的に幾つぐらい保管している想定か?また魔道書の『ランク』はやはりピンからキリまで?
4.「結社が所持する魔導書に所持者と認められた者がボスとして候補に挙げられる」設定だが、作者さん的にカッレラの他に魔導書の所持者は存在するか否か?

この4つはイロが暫定的主導者になるに当たってとても重要な要素ですのでご返答お待ちしております


117 : ■■■■ :2016/01/11(月) 23:26:03 qw1k4mPM
カッレラ以外にも反逆者は居たものの、単に「自分の宗教と他の奴の宗教が同列に扱われるのが気に入らない」という反体制派ばかりで、
カッレラは混乱を起こす為に彼等を焚き付けました。
なので内部抗争の実行犯は十数名居ますけど
十字教に明確な敵対意思を示そうとしたのはカッレラだけです。

魔導書はカレワラのみならず各々の宗教に関する書物が数点保管されてますが、
物理的な被害が一番デカくなるのはカレワラです。
彼女がカレワラを選んだのは自分に縁のある魔導書だったのと、
一番分かりやすい威力を発揮するから敵対意思を示すのに最も適してると
判断したからです。


118 : ■■■■ :2016/01/11(月) 23:37:22 8bHdK/4c
>>117
成程。わかりやすいご返答ありがとうございます
もう一つ。例にも挙げられている通り『カレワラ』はフィンランドの伝承の他にレーヴァテインなど北欧神話や他地方の伝承も記載されているようですが、
これはあくまで魔術師エリアス=リョンロートが生涯に渡って蓄えた知識の中に限定されるという解釈でよろしいですか?
何故これを聞くのか。外部の協力もあったとはいえ『カレワラ』保持者verカッレラをイロが打ち負かした整合性に関わってくるからです


119 : ■■■■ :2016/01/11(月) 23:58:43 qw1k4mPM
そういう解釈で問題ないですよー、変更させてしまい本当申し訳ありません。


120 : ■■■■ :2016/01/12(火) 00:07:45 jd4s.7Yc
いえいえ。ご回答ありがとうございます。また、カッレラ以外で組織が保管する魔道書を所持した者はいないと受け止めました

修正案投下。カッレラ達に対しての処分については作者さんの意見で変更する等柔軟な対応を行います
個人的にカッレラ達の処分を求める者達を納得させながら彼女達を特例的な保護観察処分に持っていくにはこれくらいしないといけないのではと考えてはいます

その為、あくまで潜在的であった組織内の反体制派を扇動し内部抗争を誘発させ、その混乱に乗じて『多からなる一』が厳重に保管していた魔道書原典『カレワラ』を奪取し、十字教相手に直接戦いを挑もうとしたカッレラの行動には度肝を抜かされた。
内密にしている黒き蛇に基づく魔術を使用して発動させた千里眼でカッレラを捕捉し、仲間達に他の反逆者の対処を任せた後に単独で出撃。結社を代表して『カレワラ』の核兵器染みた力を得て暴走する彼女と対峙する。
最初は説得を試みるもカッレラが貫こうとする信念を垣間見たイロは彼女に敬意を表しながら実力行使を決断。
ンデンゲイ魔術や『蛇黒水』などの総動員、複数名の外部の人間の力、『カレワラ』に触れてまだ間もない状態である事を利用し『カレワラ』の著者である19世紀の魔術師エリアス=リョンロートと一世紀以上生きている自分が知己であると騙る事で『カレワラ』使用に疑念を抱かせる等使えるものは何でも使った末に遂にカッレラを打ち負かし、捕獲する事に成功する。
この功績が認められ、また『カレワラ』の所有者状態が続くカッレラを組織の長にするわけにもいかない事もあり、イロ=コイは『多からなる一』の暫定的主導者となった。
イロが『カレワラ』に認められないのは、黒き蛇に基づく魔術を内密にしているなどイロが知識を広めたがらない性質だから。
カッレラにどうしても貫きたい信念があったとはいえ組織を存亡の危機に晒したカッレラ達反逆者への処分については、彼女達の意思に理解できる要素が散見された為今後二度とこのような事態を起こさない旨を記した魔術的誓約書を書かせる事を条件とし(これは処刑を含めた反逆者達の処分を求めた者達を納得させる為止むを得ない措置であった)、特例的に保護観察処分という形に収めた。


もしかしたらこの辺のやりとりをこの前みたいに10レス前後に渡って地の文つきでスレへ投下するかもです。インスピレーションが刺激されました
脳内設定なので正式な設定では無いのですが、僕が考える『ハワイキ』と『ブレ・カロウ』の真の使い方なんかを描ければなと思います
後はカッレラがすごく気に入りました。彼女の真っ直ぐさはイロにとって凄く眩しいものに映ったでしょうね。作者的に若い頃のイロはカッレラのように恐い物無しな性格だったりしますので


121 : ■■■■ :2016/01/12(火) 00:14:24 jdfc0tv2
【名前】稀井 佳音(まれい かのん)
【性別】女
【所属】科学
【能力】摩擦軽減(スリップメイク) レベル0
【能力説明】
触れた部分の摩擦係数を軽減させる能力。
レベル0なので精密な実験の中でようやく分かるくらいの規模。
【概要】
葵葉中学付属高等学校に通う高校一年生の少女。
お調子者な性格で、破天荒かつ傍若無人。何をしでかすか分からない(クラスメイト談)。
ただしそれらの悪ふざけは相手を見てやっているので冗談で収まる程度のものにしかならない。
真面目にならなきゃいけないときは真面目になるなど、最低限の常識は持つ。
……が、異常者ぶっていた為にモノホンの異常者に仲間認定され、友人となってしまう。
その友人が本格的にやらかさないようにキャラブレイクを気にしながら後始末に奔走している。

『+.*マーマレード*.+』という名前で動画投稿サイトに歌ってみた動画を上げている。
最高再生数は201。最高コメント数は17。最高マイリス数は3。紛うことなき底辺歌い手である。
【特徴】
金髪茶眼の少女。小柄な体格で貧乳。
吊り目でキツイ印象があるが、ビビると眉を八の字にして
生まれたての小鹿みたいにプルプル震えだす。
【台詞】「ー」を良く使う。粗暴な口調。
「うるせー! こちとら学校に侵入した大型犬が気になって授業どころじゃねーんだよ!」
(突如机に身を乗り出して仲の良い教師に中指を立てながら。この後めちゃくちゃ怒られた)
「ゑ? お、おー! もちろんだよやってやんよ!(こいつマジで言っているのか……!?)」
「あの……許してください……ホント……何でもしますんで……股とか喜んで開くんで……。
 何でもしますんで命だけは勘弁してください……お願いしますホント……」
「やめてくれェ! 皆の前で動画の話はしないでくれェ!」
【SS使用条件】
特になし


122 : ■■■■ :2016/01/12(火) 00:24:53 jdfc0tv2
今気付いたけど、>>91は特徴が抜けてたな
というわけで修正

【名前】舞阪 静玖(まいさか しずく)
【性別】女
【所属】科学
【能力】白紙撤回(メンタルリセット) レベル3
【能力説明】
対象の精神的状態を平時と全く同じ状態に戻してしまう能力。
親を殺された憎しみだろうと正気を失うほどの絶望だろうと関係なく普通の状態に戻る。
ただしこれは突出した感情のパラメータを平常値に戻すだけである為、
理性的な思考に基づいて行動している者や、平常値のパラメータが狂っている者には無意味。
また、感情の原因を消している訳ではないので稀にだが消しても即座に感情を復活させる者もいる。
【概要】
とある研究所で生活していた中学三年生くらいの少女。現在は研究所から脱走している。
その能力を見込まれ、『あらゆる人類の怒りの感情を消し飛ばし世界平和を達成する』という
良い感じに頭のネジが飛んだ狂信者集団に身柄を狙われており、現在も逃避行中。
感情表現をあまりせず、能力を使ってきた影響で感情というものを軽視しているが
本来は正義感が強く思いやりのある純粋な性格。反面一人で抱え込みやすい性質でもあり、
『危険な集団の相手をさせられない』ということで風紀委員や警備員にも助けを求めていない。
最近いよいよ追い詰められてきて、自殺を検討している節がある。
【特徴】
黒髪をボブカットにしている。基本的に半目気味でいつも眠そうな感じ。
ブラウザの更新マークのような髪留めが特徴的。小柄な体格で、貧乳。
研究所指定のものなのか、白衣をモチーフにしたワンピース型の学生服を身に纏っている。
【台詞】物静かな女口調。一人称「私」二人称「アナタ」
「『白紙撤回(メンタルリセット)』。……これで少しは落ち着いた?」
「………………これで、私を助ける人は誰もいない。誰も巻き込む心配はない。
 …………………………………………………………………………………………」
「……だれか、たすけて…………」
【SS使用条件】
とくになし


123 : ■■■■ :2016/01/12(火) 00:27:47 v/8bKdaU
>>120
いやそう言ってもらえると有難いっす。
スレ投下の方本当に楽しみにしてますねー!


124 : ■■■■ :2016/01/12(火) 07:14:21 1LQA/8sc
【名前】エレイン=ノインバレット
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『黒死斑の笛吹き男(ラッテンフェンガー)』、『満ち欠ける月(バルトアンデルス)』、『冬追いの鞭』
【能力説明】『黒死斑の笛吹き男』
ドイツの街ハーメルンに伝わる伝承『ハーメルンの笛吹き男』に登場する笛吹き男『ネズミ捕り(ラッテンフェンガー)』をもとにした魔術。
笛の霊装を奏でることで発動する。
『ハーメルンの笛吹き男』において『ネズミ捕り』はまず最初にネズミを笛によって川に誘導して溺れ死にさせ、ネズミ退治の報酬が支払われなかったため次に街の子供たちを笛によって連れ去った。
この魔術ではこの伝承を『局所的に発生した黒死病によって子供たちが多数死亡した事件』を意味するものだとし、『ネズミ捕り』をその死の象徴――つまりは『死神』であったと解釈することで、笛を奏でる術者に『黒死病を振りまく死神』としての効果を付与している。
それによって、笛の音が聞こえる範囲にいる者に対して全身に重度の敗血症を起こさせることができる。この笛の音が聞こえるというのはあくまで範囲の話であり、実際に音を聞いたかとは関係がない。
さらに同じ死神であるブリーラー・レッスルが冬を象徴していることと、ペストが流行した当時気候が寒冷化していたことの二つを利用することで『ネズミ捕り』=ブリーラー・レッスルであったとし、さらにブリーラー・レッスルは北欧神話の主神であったオーディンが十字教世界の中で死神とされたものだということから、死の神であるとともに魔術の神であったといわれるオーディンの『魔術の神』としての性質も魔術に組み込んでおり、それによってこの魔術によって起こった敗血症を魔術によるものとすることで特定の魔術的治療でしか敗血症が治癒しないようにしている。
ただし、この魔術においては『冬』が重要な意味をもっているがゆえに、気温が高くなれば高くなるほど効果が低くなり、人が暑いと感じるくらいの気温になると魔術の維持自体ができなくなるという欠点がある。
本来この魔術は彼女の姉である魔術師が最も得意としていた魔術だったが、彼女は狂想と執念によって劣化状態ながらも再現に成功している。
『満ち欠ける月』
17世紀のハンス・グリンメルスハウゼンの小説「阿呆物語」に登場する怪物バルトアンデルスをもとにした魔術。こちらが彼女の本来の魔術である。
「阿呆物語」では、森の中の石像が人間に触れられた時、バルトアンデルスと名乗り、人間、樫の木、雌豚、太いソーセージ、クローバーの畑、糞、一本の花、花をつけた枝、桑の茂み、絹のつづれ織り、など様々に姿を変え、最後にまた人間の姿になった。
この伝承のうち、バルトアンデルスが最初に変身していたのは石像であり、それ以降に変身したのは全て生き物もしくはかつて生きていたものであることから、バルトアンデルスの本質は石像であり、バルトアンデルスの能力は生き物もしくはかつて生きていたものに変身する能力だったと解釈。
これを利用することで、石・土をまるで生き物であるかのように自在に操作することができる。
操作範囲はかなり広大で、半径1.5kmほどの地面をまるで水面であるかのようにすることができる。
ただし、バルトアンデルスの象徴は「変わりやすい月」であるため、この魔術は月の出ている夜にしか使用できず、さらには新月と満月の夜にも使用できない。
『冬追いの鞭』
ファスナハト(謝肉祭)において、ブリーラー・レッスルが打たれる鞭をもとにした霊装。
見た目は非常に長い皮製の鞭。
この鞭を打つという行為が冬の象徴たるブリーラー・レッスルを追い払う、つまりは冬の追放を意味することを利用し、この鞭が触れたものから『冬』を追い出すという効果を持たせている。
特定の魔術に対してはかなり強力な効果を発揮する霊装なのだが、彼女は劣化したせいで自身にも影響を及ぼすようになった『黒死斑の笛吹き男』の影響から抜け出るためにしか使っていない。
普段は右足に巻きつけて所持している。
【概要】ドイツのとある小規模な魔術結社に所属する魔術師。魔法名は『reddo497(我は始めにして終わりなり)』。
とある魔術師の妹で重度のシスコンにしてヤンデレ。
姉が結社に所属している間はただのお姉ちゃん大好きっ子だったのだが、姉が銃に魅せられ結社を抜けてから日に日に病んでいき、最終的に「お姉ちゃんがわたしの前からいなくなるんだったらお姉ちゃんを殺してわたしも死ぬ!」という考えにいたった。
そして、そのために結社の全員を「説得」(本人談)し、現在は姉を殺害するために旅を続けている。
魔術師としては制御できていない魔術を広範囲に周りを気にせず乱発するため、扱う術式の威力も合間って非常に危険。
味方ごと黒死病で殺し尽くそうとするため、対策を練っておかないと一緒に行動した時点で死亡フラグが乱立するはめになる。


125 : ■■■■ :2016/01/12(火) 07:15:07 1LQA/8sc
【特徴】若干低身長の少女。
髪の色は蒼銀で目の色は空色。ただし常に限界まで見開いたレイプ目。
スタイルは年相応のものだが、基本的に子供っぽい服装をしているため、少し幼く見える。
【台詞】
「お姉ちゃんっ!一緒に寝よっ♪」
「お姉ちゃん……どうしてわたしをおいていっちゃったの……どうしてどうしてどうシてどウしてどうシてドうしてどうしテどウして…」
「ねえ……そこ退いてよ……わたしはお姉ちゃんを追いかけなきゃいけないの………そう、あくまでわたしとお姉ちゃんの間に割って入るのなら……コロス」
【SS使用条件】特になし


126 : ■■■■ :2016/01/12(火) 15:37:11 aIxk1YhA
エレインの登録早くね?
1日経ってないぞ?


127 : ■■■■ :2016/01/12(火) 17:39:07 bYYhdv8c
>>113
まだpクトゥルー系っていなかったもんな


128 : ■■■■ :2016/01/12(火) 17:53:14 1LQA/8sc
何か面倒なことになってる…


129 : ■■■■ :2016/01/12(火) 23:55:02 7yikjcIM
エレイン作者さん以外の、何でもかんでも登録するようなお馬鹿さんが勝手に登録したってことか?


130 : ■■■■ :2016/01/12(火) 23:58:19 7yikjcIM
作者さんなら絶対にしないであろう凡ミスを冒してるし


131 : ■■■■ :2016/01/12(火) 23:59:25 1LQA/8sc
>>129
別に登録してくれたのはありがたいんだけども…
どうすればいいんだろあれ


132 : ■■■■ :2016/01/13(水) 00:25:34 d4TEICzM
>>131
どうもこうもできないだろうね。登録した人については今度からもうちょっと余裕をもって登録しようと言うしかない
登録云々で思ったけど作ったキャラを保管庫に登録する自分からすると作っても保管庫に登録されないキャラの関連キャラって作りにくいんだなあって
前スレの桜見敷壮華や美佐倉忍乃の関連キャラ香盤歩叶とかね特に後者の場合は別の問題も孕んでいるというか
香盤には。美佐倉をスカウトしたという重要な設定があるのに保管庫に登録されていないから例えば別の作者さんが香盤の存在を忘れて似たようなキャラ作ってしまったらそれこそ作った作者さんも香盤作者さんも余り良い気分しないんじゃない?
別に保管庫に登録しないから悪いと責めているんじゃないよ。登録は作者さんの自由だけどそれで面倒な事が発生する場合もあるかもって話をしてるんだよ


133 : ■■■■ :2016/01/13(水) 00:34:36 d4TEICzM
そんな自分はカッレラや「多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)」の保管庫登録を心待ちにしております
前レスで登録は作者さんの自由などと言った口で何をぬかすかと思われる事請け合いですが、登録がないとイロを登録しても後々保管庫のイロの項目を振り返った際に保管庫に載っていない組織やキャラが概要にあってちんぷんかんぷんになる事は避けられないと考えているからです
お暇な時でいいので作者さんよろしくお願い致します


134 : ■■■■ :2016/01/13(水) 00:53:37 8cmlD2GM
いや、何日か経っても登録されてなければ別に他の人が登録しても良いんでない?
登録されて誰かが困るって話でもなし……


135 : ■■■■ :2016/01/13(水) 01:03:31 8cmlD2GM
まあ、私みさくら作者だけどセンパイはいずれ自分でやっとこうと思って忘れてたんだよね
あと前スレのベルさんとかもか。いい機会だし明日(今日)の夜になっても
登録されてなかったらこの二人は私が登録するよ。……別にいいよね?


136 : ■■■■ :2016/01/13(水) 01:06:23 d4TEICzM
>>134
自分も正直そう思っている部分はあるのですがグレーゾーンというか作者さん以外の人が当該キャラを登録する事に難色を示される方も過去におられましたので、はい
例えば以前話題に挙げた残響部隊とか確か他の作者さんも二人程キャラを作られていたのですが元の部隊が保管庫に登録されていないからかそのキャラ達は未だに保管庫に登録されていなかったり
他にもトータルの一員で僕がピースを作る前に実は既に一人別作者さん製作トータル構成員がスレへ投下されているのですがこれもまた保管庫に登録されていないんですよね(ロスコー=サイダーパフトイウというキャラです)
良い悪いじゃなく自分からすると何だか勿体無いなぁって思っちゃったりするんですよねえ

登録の件についてはそれで大丈夫だと思います


137 : ■■■■ :2016/01/13(水) 01:07:19 d4TEICzM
ロスコー=サイダーパフです。変換をミスりましたorz


138 : ■■■■ :2016/01/13(水) 07:02:29 Kf6qxwpM
いあ!いあ!


【名前】ラヴィニア
【性別】女
【所属】魔術
【能力】ヨグ=ソトースとの接触
【能力説明】
ヨグ=ソトースとの接触
子宮に魔力を誘導、二通りの方向性を与え銀色の鍵の束のどれかに打ち込む事で発動する
鍵からは玉虫色の球体がボコボコ増殖して以下の二つの内どちらかを形作る

ウィルバー兄
銀色の鍵一本で作れる。身長2m以上、3m近い巨漢の男性、犬のような鰐のような人間離れした顔
半身から下は象の鼻のような触手が数十本も生えている
見かけ通りの膂力はもちろん、人間の手で扱える武器も使える
生えた触手での高速移動も脅威、壁や天井すらも足場にして移動できる
元ネタと違って思考力と言うものは無く、術者の命令優先で動くロボットのようなもの

ウィルバー弟
銀色の鍵十本で作れる。無数の目が付いた二階建て家屋以上の大きさのゼリーのような不定形
体から生える幾つもの触手で高速で移動し、体当たりなどの質量攻撃をする
これも元ネタと違って思考力と言うものは無く、術者の命令優先で動くロボットのようなもの

【概要】
魔術結社「微睡み誘う暗闇」の所属員

ダンウィッチの怪においてウィルバー兄弟を産んだ母であるラヴィニア=ウェイトリーその人
1926年の万聖節前夜において、ヨグ=ソトースによりこの世界に連れて来られた
自分はやりたくないが邪神復活のための儀式を行う事を強制させられている
――と本人は語っている

勿論クトゥルフ神話は100%完全フィクションなので、そんな事は絶対にあり得ない話であり、彼女の言の全ては妄想だと断言できる
言わば彼女は現実と空想の区別をこじらせた重度のメンヘラ
語る境遇とは裏腹に、彼女の危機感の薄さに違和感がまず出る
容姿の矛盾点など、そこら辺の差異を突っつくと火が点いたかのように激怒する

【特徴】
白髪赤目のアルビノ、可憐と言うよりひ弱な不健康な20代前半の女性
ちなみに白髪は染めているだけで本来は茶髪、肌が白いのはインドア派で、目の赤色はカラーコンタクトでこれも本来のは茶色
【台詞】
「私は戸口に潜むものの下僕。貴方は門にして鍵たる虚空に拝謁した事があるかしら?」
「門にして道なるものよ、現れいでたまえ――汝の僕が呼びたれば」
「違う違う違う違う違う私はウィルバー兄弟の母で老ウェイトリーの娘でありヨグ=ソトースに連れられ邪神復活のための儀式を強制させられている哀れな」
【SS使用条件】
特になし


139 : ■■■■ :2016/01/13(水) 17:34:20 h44uKBSM
ニャルラトならともかく、アザトースやヨグソトースが複数居るとか中華製パチモングッズみたい


140 : ■■■■ :2016/01/13(水) 20:11:13 8cmlD2GM
かまちー作品でニャルラトホテプっていうと、
どこぞの凄腕スパイな復讐者のオッサンを思い出すな


141 : ■■■■ :2016/01/13(水) 20:25:33 AnngdS0A
いあ!いあ!はすたー!

【名前】ウェンディ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「渡り歩く死(イタカ)」
【能力説明】クトゥルフ神話において語られる風の神『ハスター』の眷属と云われる神格『イタカ』の力を限定的に行使する術式(と本人は称している)。
魔術を発動すると、空気によって不可視の巨大な『手』が形成される。
この『手』は術者の思いのままに動き、空気でできているとは思えないほどの怪力を持ち、さらには何度破壊されようが辺りの空気を取り込んで再生するが、これはあくまで付加価値程度のものでしかない。
この魔術の真価は、この『手』で包みこんだ人間・動物・物体を最大で上空50kmに転移させる空間移動能力にある。
転移可能な範囲は、自身の真下にある地面を中心とした半径50m、高さ50kmの円筒状の大気中。遠ければ遠いほど転移する座標がずれる可能性が大きくなる。
魔術としてはカナダの原住民の間で語られる風の精霊ウェンディゴの術式が元となっているが、ところどころに奇妙なアレンジが加えられ全体として別のナニカを示すような術式に変容している。
【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員。
ハスターの眷属である風の神イタカに仕える巫女を自称する魔術師。
かつて死にかけていたところをイタカに救われ、その際にイタカの力の一部を与えられた…とのこと。(事実としては暴風によって死を免れたのをイタカに救われたと勘違いしているだけ)
普段は世界中を『渡り歩く死』によって勝手気儘に巡り、彼女にとって魂の美しい人間をみつけて攫っては高空を連れ回し、最終的にはイタカへの供物として上空50km付近から地表に落とすというおぞましい人身御供を繰り返している。
過去にクトゥルフやダゴンなどの『水』の神々に由来する魔術師と何度か諍いを起こしているほか、『渡り歩く死』を使用する都合と過去にあった出来事のせいで温度感覚がぶっ壊れており、地上に1週間以上いると体調を崩す関係で大抵は一人で超高空にて過ごしているため、結社のメンバーが集まる場などは欠席していることが多い。
【特徴】黄色人種系の合法ロリ。ただし目が完全に狂人のソレ。
実年齢は不明だが間違いなく20歳は越えている。
茶色の短髪で紅色の瞳。
服装は踊り子を思わせる鮮やかな色の軽装。
【台詞】
「美しい…最近滅多に見ない美しい魂……生贄は貴方こそがふさわしい…」
「いい叫び…まだそんなに生命力が残っていたなんて…あの方もお喜びになるでしょう…ああ、ああ、貴方を今回の生贄に選んだのは正解だった…」
「暑い…暑いわ…もっと涼しいところで話しましょう…?」
【SS使用条件】特になし


142 : ■■■■ :2016/01/13(水) 22:02:15 KVAqIiis
>>139
組織の概要がだいたいそんな感じであってるからしょうがない


143 : ■■■■ :2016/01/14(木) 00:00:20 rUGI0l4w
ニャルラトホテプは危うく召喚されかけ、天草式を全滅させかけた模様


144 : ■■■■ :2016/01/14(木) 00:08:50 tSge250s
超絶有能五和ちゃんがどうしたって?


145 : ■■■■ :2016/01/14(木) 00:18:32 sMtBhJN6
>>114
このキャラってクトゥルフ色で纏めてあるけど殆どサンジェルマンそのものじゃないか?
思想信条支離滅裂な狂人だけど、あれでも魔術師を超越して魔神になる事は拒み、自称第三の分類になった極大のイレギュラー
そのサンジェルマンと結果的にほぼ同じ事象を起こせる狂人キャラって、言っちゃなんだけどパチモンぽい
魔神達にすら厄介な存在として認識されるほどの原作キャラだから、その特異性は無二のものであってほしいと思った
前に誰かが言ってたけど、恋査は原作者にのみ許された禁じ手、に近い感覚。まあ個人的な感想と言えばそれまでなんだけど


146 : ■■■■ :2016/01/14(木) 01:01:53 tSge250s
言われてみれば一理あるかな


147 : ■■■■ :2016/01/14(木) 01:33:43 sEnt0JNM
【名前】幸徳井逸樹(かでい いつき) 
【性別】男
【所属】魔術師/学園都市
【能力】
『蘇生術式』
陰陽道における降霊術の一つである『泰山府君祭』と錬金術の『ホムンクルス製造術』、そして学園都市の『クローン技術』を複合させた禁忌の魔術。
まず錬金術にクローン技術を複合させた魔術によって故人の肉体の一部を培養し、生前の故人と肉体的にも霊的にも全く同じホムンクルスを製造する。そして次にホムンクルスを寄り代として泰山府君祭を執り行い、ホムンクルスに元々宿っていた魂を生贄に捧げ、冥府より故人の魂を呼び起こし、ホムンクルスの肉体に定着させる。魂は定着先が生前と全く同じものであるため拒絶反応なく収まり、またこのホムンクルス自体もフラスコの外でも問題なく活動でき、成長や生殖まで行える、完璧な人間と言っていい完成度を持つため、この一連のプロセスによって作り出された生命は正に蘇生された故人そのものだと言えるだろう。
ただし、蘇生した人間には生前の記憶は殆ど宿っていないため、別の術式によって記憶を植え付ける必要がある。逸樹は自分の記憶をホムンクルスに定着させる術式を用いて、自分の持つ故人の思い出を擬似的な記憶として植え付けようと考えていた。

『擬・泰山府君祭』
『蘇生術式』を作り出す過程で生まれた攻撃魔術。
簡易的な泰山府君祭によって冥府より魂を呼び起こし、相手の肉体に強制的に定着させる。魂を定着させられた相手の身には拒絶反応によって肉体的にも霊的にも引き裂かれるような激痛が走り、また魂の重複によって意識が混濁し正常な思考ができなくなってしまう。さらに、生贄を捧げずに呼び起こされた魂は非常に不安定であるため直ぐに冥府へと帰還するが、その際に相手の生命力をごっそりと持っていくため相手は良くて失神、悪くてショック死する。また複数の魂を一つの肉体に定着させることも可能であり、その場合数が増えるほど拒絶反応や持っていかれる生命力の量も倍増する。
魂の呼び出しと定着は同時に行われる(と言うよりも相手の肉体そのものに魂が降ろされる)ため、この魔術は魂の呼び出しを許した時点で回避も防御も不可能である。

【概要】
学園都市で喫茶店を営んでいる魔術師。元々はとある名家の陰陽師であったが、事故死した幼馴染を生き返らせる為に狂気に呑まれ錬金術や科学に傾倒していき、ついには学園都市と交渉してクローンの製造技術と設備を借り受けるまでに至った。そこで魔術師としての天才的な技量と、学園都市の科学技術をも直ぐに理解できる明晰な頭脳を遺憾無く発揮し、わずか数年で『蘇生術式』を完成させ、幼馴染の蘇生にも成功する。
しかし、彼は培養槽の中に浮かぶ赤子に魂を定着させたとき正気に戻ってしまい、自らがそれまで行ってきた実験の犠牲となったホムンクルス達や、魂を生贄にされた目の前の赤子に対しての罪悪感に押しつぶされてしまう。その際自殺までも考えたが、残される赤子のことを考え思い止まり、結局は身勝手な記憶の定着や成長薬の投与はせずに、父親とし目の前の赤子を育てていくことを決心した。
性格は一時期狂っていたとは言え、善良で小心者。自身が暗部に落とされる可能性や、外部の魔術結社に我が子の存在が露見する可能性、そしてクローンの製造技術と引き換えに『蘇生術式』の研究資料を学園都市に提供しまったこと等、様々な悩みを抱えているが、現在は学園都市の第4区で平和に喫茶店を営みつつ、我が子の成長を見守っている。
ちなみに彼の営む喫茶店は美味しいコーヒーとスイーツ、そして彼がたまに行う驚くべき的中率の占いが話題となって、学生たちの人気を集めているらしい。

【特徴】
年齢:28歳 身長178cm 体重65kg メガネをかけた優しそうな青年。やや童顔だが整った顔立ちをしている。

【台詞】
「こちら本日のスイーツです」
「占いかい? そうだね、今はあまり忙しくないし、少しだけなら構わないよ」
「・・・弥樹、私はちゃんと父親できてるかな?」

【SS使用条件】
特になし


148 : ■■■■ :2016/01/14(木) 01:34:04 sEnt0JNM
【名前】幸徳井弥生(かでい みき) 
【性別】女
【所属】学園都市
【能力】「念動力」レベル1
シンプルな念動力。特殊な用法は出来ないが、既に30kg程のものを持ち上げることができる。美樹自身かなり才能があるため、直ぐにレベル2に上がると言われている。
【概要】
幸徳井逸樹が『蘇生術式』で蘇らせた幼馴染。戸籍上は逸樹の娘となっている、学園都市の小学校に通うごく普通の少女。しかし実際はその出生からか聖人としての能力を持ち、魔術こそ使えないが高い身体能力と強運を持っている。ただし、生まれてすぐ逸樹によって天使の力の大半を封印されているため身体能力は見た目相応であり(強運はそのまま)、そもそも本人は自分が聖人であることにさえ気付いていない。
性格はお転婆で世話焼き、樹里のことは父親として凄く慕っているが、たまに昔の記憶を思い出したかの様な行動をして逸樹を驚かせることがある。
学校帰りによく喫茶店の手伝いをしており、看板娘として学生たちから可愛がられている。

【特徴】
年齢:7歳(戸籍上) 身長121cm 体重21kg 逸樹の幼馴染は西洋圏の生まれであったため、彼女も見た目は金髪碧眼の白人。戸籍上はハーフという事になっており、彼女自身も母親は自分を産んですぐ病死したと教えられている。

【台詞】
「いらっしゃいませ、お席にどうぞ」
「・・・逸ちゃん、あんまり自分を責めちゃダメだよ・・・あれ? 今わたしなんか言った?」
「え? お父さんはお父さんじゃない。変なの〜」

【SS使用条件】
特になし


149 : ■■■■ :2016/01/14(木) 13:28:36 R7T4QzmE
魔術を使わないからといって聖人をオリキャラで作成したらだめじゃなかったか


150 : ■■■■ :2016/01/14(木) 14:25:08 hMVUuJ0U
>>145
俺もほぼ同じ意見です
またこういうキャラに限って速攻で登録され、登録したモン勝ちになる傾向があるようにも思われます
サンジェルマンも確かに原作者だけに許された禁じ手と言えるけど、科学よりも魔術は自由度が高いからこういう禁じ手もわかりにくいのかもしれないと思いました


151 : ■■■■ :2016/01/14(木) 16:30:13 tvEsqpFk
箇条書きにすれば似てるだけやないか

最初から最後まで目的不明だったサンジェルマンだけど、こっちは明確で
人格は並列化されてるサンジェルマンとは違うしね


152 : ■■■■ :2016/01/14(木) 19:27:50 opy5YI6o
サンジェルマンみたいに、魔神に位相再構築されてもいつか現れ出るってんならなぁ


153 : ■■■■ :2016/01/14(木) 21:18:37 FyUprTU2
魔術戦を描くのってすごく難しいいいいいぃぃぃ!!!魔術ssを書いていた作者さんマジスゲェと痛感しまくりいいいいいぃぃぃ!!
というわけでためしにスレへ投下してみたり。どこかおかしいところあっても魔術戦描写が初心者も初心者なド素人が描いたものとして生暖かく見てやってください。めちゃ変なところとか無いよね?及第点ギリギリクラスはあるよね?


「いい加減しつこい!!」


霊装船団『ナンタヴェア』の一隻に搭乗するのは、『多からなる一』から魔道書原典『カレワラ』を奪取した少女カッレラ。しかし、少女の肩から伸びる腕は人のそれでは無い。言うなれば『巨人』の腕である。
フィンランドの民族叙事詩に登場した、天を覆う樫の木を切り倒した巨人をモチーフにした体積変換術式によってカッレラは部分的に己が身を巨人と成している。
土から炭素や窒素などの身体を構成する成分のみ抽出し作った着ぐるみを着ている様なものと言えばいいか。
属性的には土に分類されるこの魔術で巨大な腕を得ているにも関わらず、搭乗する『ナンタヴェア』に沈む兆候は一切見られない。
霊装船『ナンタヴェア』は船の主な材質は木や布でできており、楕円形のボートに布でできた帆が掲げられている全長6メートル程の簡素な船だが積載量は相当なものである。
その『ナンタヴェア』のコアであり魔術的記号が細工された蛇の卵に自身の魔力を注入して船を動かしているカッレラは傍に控えさせている『カレワラ』に意思を伝え、応える『カレワラ』もまた目にも止まらぬ速度で魔法陣と化している己のページを捲る。


「うだる熱、凍てつく空気、原初の雌牛が育む恵みの川で育ち成った原始の巨人。この身に纏うは始まりの巨人ユミルの血肉。しからば大海もまた原始の巨人の礎となれ!!」


威力を重視したカッレラが詠唱を終えた直後、彼女が構成する巨人の腕は千キロ超の時速で海上を走る『ナンタヴェア』から両腕を海中へ突き入れた。
原始の巨人ユミルの血は海や川となり、身体は大地となった伝承を逆に解釈しユミルの身体を構成する海や海底たる大地を操る。
常識では考えられない事象を無理矢理現実のものとする魔術。その証明として、海中へ潜り込ませた両腕が通り過ぎ去った後に出来た波飛沫が意思を持った怒涛のように盛り上がり、カッレラと同じく『ナンタヴェア』を操縦する追跡者を呑み込もうと襲い掛かる。


「海国フィジーにて蛇神ンデンゲイは最も偉大で最も強大!蛇神に超えられぬ高波などこの世に無し。天と海を引き裂いた御業で以て荒れ狂う大海原を平定せしめよ!!」


追跡者イロ=コイに表情に特段の焦りは見られない。皺多き年老いた肌を海水で濡らしながらカッレラと同程度の長さの詠唱を終えたイロは右手を水平に振る。
それだけで今にもイロを呑み込もうとしていた高波の怒涛は真横に何十にも引き裂かれ、イロに襲い掛かる間も無く母なる海へ還っていった。


154 : ■■■■ :2016/01/14(木) 22:41:07 WP65581w
今日投下されたキャラへの指摘としては>>147の設定が魔術と科学の条約にモロ引っ掛かっているのが気になります
しかも学園都市と協力してクローン技術開発などを推し進めていった(交渉して設備を借り受けたのは協力で間違い無い)のは余りよろしくないのでは
設定を読んだ感想として漫画とある一方で展開されている内容に通じる部分はあるかと思いますがあちらは背後関係が不明なので参考にはしにくいですね


155 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:23:15 TXbe8kuE
>>120のss第一弾がとりあえず完成しましたので0時30分より数レスに分けて投下します
量的にスレへ投下するのは今回のみ。後は今回投下分含めて保管庫へ投稿する予定です(今後の内容次第で今回分の所々を加筆修正して登録するかも)
初めての魔術戦を描いたssという事もあって拙い場面が散見されるでしょうがよろしくお願いします
『カレワラ』verカッレラの核級の力は次で描かれる予定で、今は作者が魔術戦に慣れていない事もあってまだ助走段階だよ(ボソッ)


156 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:27:06 ASZHkjlo
>>122 → これ

【名前】琴箱 圭哉(ことばこ けいさい)
【性別】男
【所属】科学
【能力】桃死化粧(サイレントキラー) レベル2
【能力説明】
一酸化炭素を操る能力。最大で握り拳よりも少し大きい程度の量を操れる。
中毒にすることも容易で、『加減して中毒を起こす』といった芸当も可能。
一度操作下に置けば最大で5メートル程度まで離せるが、
手元に一酸化炭素がなければ無能力同然である上に、一度操作を始めると
操作状態を解除しないと途中でよそから一酸化炭素を注ぎ足す、といったこともできない。
【概要】
とある研究所に所属していた研究員。歳の頃は高校生くらいだが、それなりに優秀。
現在は研究所から脱走したという少女の足取りを追っている。
粗暴で荒々しい言動をしているが、基本に忠実で慎重な性格。何だかんだで義理堅い。
能力者としての未来が暗いと判断して自分から研究者の道を選んだという過去を持ち、
その過去が示す通り最善を選ぶためなら何であろうと切り捨てることに躊躇がない。
【特徴】
短髪を金色に染めた少年。目つきは悪いが全体的に童顔で、
『悪ぶった少年』というような印象が一番近いかもしれない。
研究所指定のものなのか、白衣をモチーフにした制服を身に纏っている。
【台詞】粗暴な口調。二人称はテメェ。三人称は「あの野郎」「あのアマ」「あのガキ」など。
「チッ。あのアマ『面倒な真似』しやがって。脱走とかマジありえねえ……」
「やあーっと見つけたぜ。これであのアマを回収できるってもんだ」
「――――おう、呼んだか? お姫様」
「『研究所の人員が巻き込まれないように脱走してまで俺達から離れようとする』……
 そんな『面倒な真似』しやがった大馬鹿の笑顔を取り戻すっていう『最善』の為なら
 命を狙われる危険だろうと喜んで呑み込むって、そう言ってんだよこの馬鹿女ッッ!!」
【SS使用条件】
とくになし


157 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:27:28 ASZHkjlo
>>155
おー、ちょっと間が悪かったな
がんばれー


158 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:31:13 TXbe8kuE
魔術。それはこの世界とは別の世界、すなわち異世界の法則を現実世界へ引っ張り出し様々な超常現象を発現させる技術を指す。
魔術の存在を知らない者からすればオカルトのようなもの。元々は才能を持たぬ者が才ある者へ追い付く為に開発された術。
法則たる下地となるベースは主に神話や伝承。手順を踏み己が生命力を魔力へ精製し、法則である神話などをコマンドとし、魔術的記号を示す事で魔術を行使する。この当事者達を魔術師と呼ぶ。
自身に刻む魔法名のブースターの一例として、魔術師達は組織構造を組み上げる。魔法名に刻んだ理想や信念を達成する為に。
今回語られる異説はそういった組織構造の一形態である、とある魔術結社で起こった内部抗争とでも言うべき事件。
結社の名は『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』。アメリカ合衆国の国璽に記載されている一文を組織名とするこの結社は他の魔術的組織から『弱小宗教・民族の寄せ集め』と表現されている。
列強国の侵略や大きな宗教の伝播、政治的な文化破壊などと言った理由から滅ぶ危険性を孕んだその土地固有の風習や古くからの伝統を守る事を主な目的としている。
その為か純粋な戦闘員も当然いるが、然程戦闘を得意としない・あるいは戦闘に消極的な魔術師も一定数存在する。
固有の風習や伝統を守る術は何も戦闘だけでは無い。むしろ戦闘に頼らない継続的な喚起や粘り強い教育が実を結ぶ事例は多数存在し、当然の事ながら結社で活動する穏健的な魔術師も心得ている。
無論掲げている目的のように必要に迫られた場合は結社として戦闘も辞さない。そんな『「大いなる個」に対する「多からなる一」たらん、世界の総意に対する抑止力たらん』という理念を有する『多からなる一』で発生した事件。
それは『多からなる一』秘蔵の魔道書の内の一つで、書に記載された魔術を行使すれば『多からなる一』が保管する魔道書の中で物理的な被害が最も大きくなると称される、十九世紀の魔術師エリアス=リョンロートがまとめたフィンランドの民族叙事詩『カレワラ』をある一人の少女が奪取した事を端に発する。
これは『多からなる一』正規メンバーにして魔道書原典『カレワラ』を奪取した少女カッレラと、同じく『多からなる一』正規メンバーにして逃亡を図ったカッレラを単身追った人間イロ=コイが中心となる物語。
描かれるは、現在進行中で進む物語の狭間たる海上戦から。太平洋のとある無人島周辺を舞台にした魔術師同士の戦いで一体何が交錯し、どのような思想が衝突したのか。物語の幕は…開かれた。






〜とある魔術の日常風景 異説「イ・プルーリバス・ウナム」Ⅰ〜






色濃い闇に覆われ、自分が主役だと言わんばかりに爛々と光り輝きながら己の存在を主張する星々も今夜ばかりは脇役に追いやられる、そんな異常な光景が確かに『そこ』にあった。
『そこ』とは太平洋に浮かぶ無人島。より正確に言えば、星々を脇役に追いやった『主役達』は無人島より相当離れた海域で時速千キロを超える速度で以て今なお激闘を続けている。


159 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:31:52 TXbe8kuE
色濃い闇に覆われ、自分が主役だと言わんばかりに爛々と光り輝きながら己の存在を主張する星々も今夜ばかりは脇役に追いやられる、そんな異常な光景が確かに『そこ』にあった。
『そこ』とは太平洋に浮かぶ無人島。より正確に言えば、星々を脇役に追いやった『主役達』は無人島より相当離れた海域で時速千キロを超える速度で以て今なお激闘を続けている。


「いい加減しつこい!!」


霊装船団『ナンタヴェア』の一隻に搭乗するのは、『多からなる一』から魔道書原典『カレワラ』を奪取した少女カッレラ。しかし、少女の肩から伸びる腕は人のそれでは無い。言うなれば『巨人』の腕である。
フィンランドの民族叙事詩に登場した、天を覆う樫の木を切り倒した巨人をモチーフにした体積変換術式によってカッレラは部分的に己が身を巨人と成している。
土から炭素や窒素などの身体を構成する成分のみ抽出し作った着ぐるみを着ている様なものと言えばいいか。
属性的には土に分類されるこの魔術で巨大な腕を得ているにも関わらず、搭乗する『ナンタヴェア』に沈む兆候は一切見られない。
霊装船『ナンタヴェア』は船の主な材質は木や布でできており、楕円形のボートに布でできた帆が掲げられている全長6メートル程の簡素な船だが積載量は相当なものである。
その『ナンタヴェア』のコアであり魔術的記号が細工された蛇の卵に自身の魔力を注入して船を動かしているカッレラは傍に控えさせている『カレワラ』に意思を伝え、応える『カレワラ』もまた目にも止まらぬ速度で魔法陣と化している己のページを捲る。


「うだる熱、凍てつく空気、原初の雌牛が育む恵みの川で育ち成った原始の巨人。この身に纏うは始まりの巨人ユミルの血肉。しからば大海もまた原始の巨人の礎となれ!!」


威力を重視したカッレラが詠唱を終えた直後、彼女が構成する巨人の腕は千キロ超の時速で海上を走る『ナンタヴェア』から両腕を海中へ突き入れた。
原始の巨人ユミルの血は海や川となり、身体は大地となった伝承を逆に解釈しユミルの身体を構成する海や海底たる大地を操る。
常識では考えられない事象を無理矢理現実のものとする魔術。その証明として、海中へ潜り込ませた両腕が通り過ぎ去った後に出来た波飛沫が意思を持った怒涛のように盛り上がり、カッレラと同じく『ナンタヴェア』を操縦する追跡者を呑み込もうと襲い掛かる。


「海国フィジーにて蛇神ンデンゲイは最も偉大で最も強大!蛇神に超えられぬ高波などこの世に無し。天と海を引き裂いた御業で以て荒れ狂う大海原を平定せしめよ!!」


追跡者たる老人イロ=コイに表情に特段の焦りは見られない。皺多き年老いた肌を海水で濡らしながらカッレラと同程度の長さの詠唱を終えたイロは右手を水平に振る。
それだけで今にもイロを呑み込もうとしていた高波の怒涛は真横に何十にも引き裂かれ、イロに襲い掛かる間も無く母なる海へ還っていった。


160 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:32:26 TXbe8kuE
「ちっ!まさにいたちごっこってヤツね!」

「そうじゃのう。何せ、わしがここに到着する前におぬしは別の者達とも戦闘を重ねておる。わしは、こうして戦いながらおぬしがまともな魔術を使えぬレベルまで疲労が溜まるまで待っておればよい」

「これが馬鹿老害お得意の消極的戦法か。臆病者のあんたらしい小賢しい戦法ね」

「誤解じゃの。普段ならこんな戦い方はせんわい。カッレラ。これでもわしは未だにおぬしを仲間だと思っておる。できる事ならおぬしを傷付ける事なく騒動を終結させたい。個人的にも、こんな戦いさっさと終わらせて魔術研究に没頭したいんじゃ。ヨボヨボの老いぼれの頼みを聞くのが若人の務めではないか?うん?」

「冗談よして。成ろうと思えば子供にでも中年にでも老人にでもなれるイカレ老害の言葉を真に受けるほど私は暇じゃ無いの!!」


カッレラは唇を噛みながらイロのふざけた言動に付き合う暇は無い事を言葉だけでは無く戦闘行為で示そうと魔術行使の燃料である魔力を練り上げる。
思えば『カレワラ』を奪取してからの流れ、いや奪取前から自分という存在の周囲に存在するであろう『運命』とやらはカッレラの予測から外れていた。


(潜在的な反体制派を扇動し内部抗争を誘発させ、混乱の最中に警備が手薄になった『カレワラ』を奪取する。当然途中で幾らかの不安定要素が現実化し、『カレワラ』奪取にそれなりの手間が掛かると思っていた。なのに、“あんなに上手く行くだなんて”。あれじゃ“早過ぎる”!!)


カッレラは『カレワラ』奪取の為に念入りに準備をしてきた。『多からなる一』に潜在的に存在していた反体制派―単に『自分の宗教と他の奴の宗教が同列に扱われるのが気に入らない』という反体制派ばかり―を静かに焚き付けたのもその準備の一つ。
勿論計画に絶対は無い。作戦結構当日に限ってカッレラが予測していない不慮の要素が具現化する可能性も織り込み済み。
だが、事態はカッレラが想像する以上にトントン拍子で進行した。思わず拍子抜けする程『カレワラ』が保管された部屋に辿り着いたカッレラは事が上手く運び過ぎている状況に戸惑いながらもこの機を逃すわけにはいかないと揺れる心を抑え込み、『カレワラ』の奪取に成功した。


「馬鹿老害!『アレ』もあんたの仕業!?」

「『アレ』とは何じゃ?『アレ』とは」

「とぼけるなっての。空間移動用に必要な魔力を充填していたコアをセッティングするだけでよかった筈の『ナンタヴェア』の殆どがどっかに行った事を言ってるのよ!!」


後は反体制派が起こしている混乱に付け込んでお目当ての『ナンタヴェア』に搭乗し、認識阻害の魔術結界に覆われた常世の海上移動要塞型神殿『ハワイキ』―『多からなる一』の本部であり、イロ=コイが開発した霊装でもある―の各所に設置されている『ブレ・カロウ』と呼ばれる特徴的な高い屋根を持つ神社的建築物から空間移動により逃走を達成する。
空間移動が可能な時間帯も計算しての作戦。実際には複数人物の魔力によってでしか空間移動は発動できない。だが、何事にも抜け道というのは存在する。
『ブレ・カロウ』による人や物体の空間転移に必要な魔力は確かに集団規模相当を求められるが、言い換えれば集団規模の魔力が充填されているコアのようなものを予め用意しておけば単独でも実質的に空間移動は可能なのである。
そして、コアとなる魔術細工済みの蛇の卵には殻に沿って卵内部を数日程度魔力が循環する機能が備わっていた。
これは遠隔操作や自動操縦時において必要不可欠な機能だが、カッレラはこの機能に目を付け逃走用の為に確保しておいたのだが、当の『ナンタヴェア』の殆どが数十分前には存在した船着場から消え去っていたのだ。
焦る心を必死に制御しながら方々を探し回ってようやく一隻だけ『ナンタヴェア』を見付けたのだが、今度は各所の『ブレ・カロウ』が構造を変形させながら一斉に地面の下へ沈んでいったのだ。


161 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:33:23 TXbe8kuE
「さぁのう。少なくとも現在判明している事は、おぬしが乗っておる『ナンタヴェア』は完成したばかりの赤ん坊で“まだ主人に愛着を持っていない”という悲しい現実だけじゃの」

(どうせ、『ハワイキ』には馬鹿老害にしか知り得ない秘密があったって事でしょうよ。当然と言えば当然だけどね。手札を全て明かす魔術師が何処の世界にいるって話よ)


空間移動による逃走手段を封じられたカッレラは、止むを得ず充填した魔力を使用し『ナンタヴェア』による航海を開始した。
幸い空間移動用にと反体制派の幾人かを口車に乗せ魔力を注がせているコアは余力十分である。
『カレワラ』の記載内容を読みながら次なる行動である十字教への襲撃に作戦をシフトさせようとした矢先に見知らぬ外部の人間と戦闘を行う羽目になった。
『カレワラ』の力を試す良い実戦相手と考え戦闘を開始したカッレラだが、思いの他相手は強かった。相当の手練だったという事であろう。
それでも確かな魔力消費と時間の浪費と引き換えに『カレワラ』による強大な戦力で戦闘を優勢に進めていたところに現れた『多からなる一』の刺客がイロ=コイ。
魔術結社『多からなる一』へ、本部機能を置く居住地として絶好且つ最適な『ハワイキ』などの霊装を提供した魔術師としては相当の変わり者。しかも、率先して戦いに赴かない臆病者としてよく名が挙がる老いぼれ魔術師が一人で『カレワラ』を有するカッレラの前に立ち塞がった。
想像だにしていなかった人間の出現に呆然とするカッレラがトドメを刺そうとしていた外部の者達を助け避難する時間稼ぎを行ったイロは、カッレラに投降を呼び掛けるもカッレラは己の主張を曲げなかった。それに対してイロもまた戦闘を決断し、今に至るというわけである。


「さぁ、一緒に歌い始めよう、共に語ってゆこう。我ら、二つの方角よりやって来て出会いし者。『カレワラ』第二章【巨大な樫の木と大麦】を根幹に術式構築」

(来るか!『カレワラ』が恐れられる所以たる“即興複合術式”!!)


カッレラの挙動に変化が生じる。巨人ユミルの腕と化した両腕から新たな巨人の腕が生え始める。ユミルは数多の巨人をその身体から産み出した始原の巨人である。
その神話に『カレワラ』は類似する無数の神話体系の逸話を自動的に付与・合成し、新たな物語を築き上げる。
カレワラ調韻律と呼ばれる独特なリズムを基本とし、時には高らかに唄い、時には談話形式へ主軸を置きながらカッレラは詠唱を紡いで行く。


162 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:34:04 TXbe8kuE
「始原の巨人より産まれ出でし霜氷の巨人は母なる海を冷徹な氷の地獄に一変させる!!」


ユミルの左腕から生えた新たな巨人は霜氷の巨人フリームスルスの巨腕。海の象徴であり氷でできた体を持つと『カレワラ』では解釈された霜氷の巨人の手が海面に触れた瞬間、海底に達する程分厚く堅牢な氷の大陸が出来上がる。
『ナンタヴェア』は海面に『乗る』形で航海する性質である。よって、氷の上では身動きの取れない座礁船も同じ。
カッレラは自身の『ナンタヴェア』付近のみ海水状態を保っている。
対抗するイロは大得意とする炎属性魔術にて自身の周囲に存在する巨大な氷の連なりを融かす事に専念するが、どうしても船の進行速度は減衰を強いられる。


「始原の巨人より産まれ出でし霜の巨人ウートガルザ・ロキは虚像と実像を混ぜ合わせ、卑しい嬌声を挙げる!!」


対となるようにユミルの右腕から生えたのは霜の巨人ウートガルザ・ロキの巨腕。幻と姦計に長けたロキの巨腕は一瞬で粉々に砕け散り、
光を屈折させる微細な粒子となってイロの進行を妨げる。しかも、この粒子には対象―この場合はカッレラ―の気配や魔力の感知を誤認させる『幻』の性質も兼ね備えていた。


「始原の巨人より産まれ出でし大妖精シェートロールは千変万化の腕で以て人を溺死させる!!」


氷の大陸に『ナンタヴェア』を座礁させてしまったイロは船から降り、屈折する光の世界で右往左往していた。
そこへ分厚い氷をブチ抜いて海底から上昇してきた巨腕二つの掌にイロは包まれ、フリームスルスの力を一部解除して液体に戻った海中へ引き摺り込まれていく。
フィンランドの池に棲むとされる妖精にして巨人シェートロールは人々を水の中に引き摺り込み溺死させる逸話を持つ。
イロも抵抗するが、トロールに備わる特質として体組織における強力な再生能力により大地から伸びる土の巨腕は幾度破壊しても海底から材料を補給し再生する。
いくら魔術師と言えど余程の例外を除いて人間である事には変わりない。酸素が吸えない水中で囚われる事がどれ程の危機かは身を以て知っているだろう。


「……」


一分が経ち、二分三分と時間の針は進む。激しい音も次第に聞こえなくなり、海中から伝ってきた振動も止んだ。
奇妙な沈黙が場を支配するが、カッレラは気など緩めない。このままで終わる?そうは思えない少女の予感に、操るシェートロールの巨腕に起きた異変が追随する。


「ッ!?腕が…!!」


切られた腕さえ引っ付くほどの強大な再生能力を持つシェートロールの巨腕がガタガタと崩れていく。まるで猛烈な毒に冒され組織を溶かされているようなそんな感覚。
無論シェートロールの巨腕に起きた事象がカッレラ当人に反映されないよう速攻で海底との繋がりを切って事無きを得たカッレラは少々間を置いた後に異変に気付く。
具体的には海底から伝わる振動を。あるいは熱を。そして思い出す。イロが操る伝説ンデンケイは地獄の力を備える蛇神であると。


「ちぃっ!!」


気配を探ると、海底に流れる地脈の力が急速に膨張しているのがすぐにわかった。とはいえ海底、つまり大地との繋がりを一度遮断したカッレラにイロが放つ攻勢を邪魔する仕掛けの実行はタイミングを考えると不可能に等しかった。
よって直接的な戦闘力は魔術結社でも指折りの実力派である事に加えて、危険時における対処能力等こと戦闘においては頭もキレるカッレラはフリームスルスの巨腕を拳から氷の大陸へ突き刺す。次に宙に浮いた形となった自身からフリームスルスの巨腕を生やすユミルの腕を切り離す。
フリームスルスの巨腕を支えたる支柱とし、『ナンタヴェア』ごとユミルの手に収まったカッレラは腕力に物を言わせたユミルの投擲で付近の無人島へ向かった。
次の瞬間、カッレラがいた場所を含めて氷の大陸がマグマの噴出や立ち昇る灼熱の炎柱に覆われる。
地獄の力を灼熱の炎熱や煮え滾るマグマと解釈し、大地の隆起と共に強大な炎属性魔術を扱うイロが囚われていた海中から浮上する。
多少ながら傷を負い、血を流すイロの身体で特に目を引くのは変質した瞳と右腕だろう。縦に長く伸びる黒目、そして黒い鱗のような皮膚から思わず連想してしまう生き物……それは蛇。


…to be continued


163 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:39:52 TXbe8kuE

以上です。拙作にお付き合い頂き誠にありがとうございます。いやぁ、マジ難しい
色んな巨人について調べなきゃだし、元ネタのカレワラも詳しく調べなきゃだし、異なる伝承の対決時の優勢・不利の度合いを見極めるのがむちゃくちゃ難しいし魔術ss書いていた人本当にスゴイスゴイとしか書いていて思わなかった
普段の科学ssならもうとっくに二話目も書きあがっている苦労度だった。まぁ、この数日でカッレラとイロの戦闘風景が大体思い浮かべる事ができた事が救いで、何とか一話を描く事ができました。自分にお疲れ様!


164 : ■■■■ :2016/01/15(金) 00:42:00 TXbe8kuE
あっ、コピペミスで一部被ってるなぁ。そこは無視して下さいorz


165 : ■■■■ :2016/01/15(金) 01:34:54 vRtalb6s
イ・プルーリバス・ウナムを保管庫の方に入れました。
所属キャラをドンドン募集しておりますので、よろしくお願いします


166 : ■■■■ :2016/01/15(金) 02:10:41 vRtalb6s
>>164
SSお疲れ様です、
クオリティ高くってつい引き込まれました…。
いやそれにしてもカレワラなんてマイナー物語調べるのが大変だったでしょうに、
なんというか、どんだけ大変だったかが容易に想像できてこわいですw


167 : ■■■■ :2016/01/15(金) 07:55:42 dg3j8BRg
>>114 >>147-148
これらについては議論中でいいんだよね
とりあえず作者さんの説明待ちとなりますが


168 : ■■■■ :2016/01/15(金) 13:30:59 TXbe8kuE
>>166
感想ありがとうございます!素晴らしい設定を生み出して下さったカッレラ作者さんに少しでも応えたくて頑張りました(シェートロールを登場させたのもカッレラがフィンランド出身だったからという理由だったり)
確かにマイナー物語を調べるのは大変でしらがそれを言ったらンデンゲイも一緒ですしね。『カレワラ』verカッレラが発揮する核級の威力を持つ巨人にも目星を付けていますので楽しみにしていて下さい

Ⅱ以降は『多からなる一』という一文を物語の軸の一つに置いた展開が為される予定です。つまりは『多数派』と『少数派』という立ち位置が、実は入れ替わってしまうのは容易である事の描写です
『少数派』として『多数派』たる十字教に戦いを挑もうとするカッレラが『カレワラ』で扱う主要魔術は決して『少数派』とは呼べない、結社からすれば間違い無く『多数派』の一つである北欧神話である事
『少数派』たるンデンゲイ魔術&フィジー信仰魔術を操るイロは、実は“『多数派』たる十字教に影響された(リアルではキリスト教。これは実話)”ンデンゲイ魔術&フィジー信仰魔術をも操れる事

神と大天使ウリエルが関わる『ノアの箱舟』伝説と類似あるいは同一視さえできてしまう逸話を持つ『“十字教に影響された”ンデンゲイ伝説』、
類感魔術を柱とする偶像の理論のような呪物崇拝でありながら独特な形態を取っているメラネシア招神信仰『カーゴ・カルト』、
これ等に他の結社の人間や『ハワイキ』・『ブレ・カロウ』達の力を組み合わせる事でイロは一体何を為す事ができるのか?
魔道書原典『カレワラ』を奪取したばかりに『独りになってしまった少数派』カッレラと、単身出撃しながら『少数派』たる他の結社の人間と力を合わせてカッレラを止めようとする『多数派』イロ、
二人が衝突する場に果たしてどのような『多からなる一』が存在したのか…みたいな流れを描いていけたらと思っています
ssを描く前にこれだけ長々と語ってしまってすみません。ペーペーの自分より大変な思いをしたであろう他の魔術ss作者さんが如何にss作成にて努力されていたのか、その跡が少しでも伝わればなと思って書いた面もあります。では失礼します


169 : ■■■■ :2016/01/15(金) 17:11:50 aQG3fJ4E
カーゴカルトなんて聞き慣れないから調べてみたけどおもしろい信仰だな
魔術でたとえたら相手の儀式を模倣して制御を乗っ取るような魔術になりそう
メジャーな神話は大体出尽くしてもうネタもないなと思ってたけどそうでもなさそうだな


170 : ■■■■ :2016/01/15(金) 19:15:38 ASZHkjlo
禁書だとカーゴカルトは
「あいつらが素晴らしい道具を持っているのはおかしい。あれはきっと、
 神様がみんなに平等に配ろうとしていた贈り物を、あいつらが盗んだからだ」
っていう文化的コンプレックスの話になってるけどね(神裂編SSの話)


171 : ■■■■ :2016/01/15(金) 19:28:08 TXbe8kuE
>>169-170
文化的コンプレックスから発生した信仰から生まれる魔術もあるでしょうね
そもそもイロは当地の人間では無いので受け止め方も違ったりするでしょう
唯、自分が考えている『カーゴ・カルト』魔術と皆さんが考える『カーゴ・カルト』魔術が果たして一緒かどうかは不明ですな
>>169を実行するには相手の魔術式を逆算したり使用される魔術知識が欠かせないでしょうし
その辺は一世紀近い魔術師経験だったり『蛇黒水』による蛇目化等によって相手の術式を看破し、
『カーゴ・カルト』魔術によって相手の魔術制御への割り込みを実現する事は可能かもしれませんけどね


172 : ■■■■ :2016/01/15(金) 23:59:11 TXbe8kuE
ss保管庫に「とある魔術の日常風景(ワンシーン・ワンカット)」を登録しました
魔術キャラならどんな話でもOK!魔術バトルでなくとも大丈夫、日常的なギャグ話とか人間関係が見える台本形式の会話劇でもバッチコイです!
スレの活気に繋がる事を期待します


173 : ■■■■ :2016/01/16(土) 00:37:17 HmTSxy52
wiki未登録キャラを再利用しようと思ったら未登録キャラじゃなかったけど
消すの勿体ないしここに一旦投下してから修正することにしたい

【名前】パール=ガウェイン
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『霊森甲冑』
【能力説明】
無数に存在するアーサー王伝説の一つ『緑の騎士』をモチーフにした術式。
自身の周囲に存在している植物の数だけ生命力を上昇させる能力を持つ。
植物の定義を微生物レベルまで拡大させている為、実質不死身状態となっている。
ただし、定義を拡大させた結果行動制約も厳しくなっており、
術式使用中は自分が失った生命力以上の生命力を失うような負傷は与えられない。
(首を斬られる前に斬ろうとしても、刃が一ミリも通らない)
【概要】
英国にてフリーで活動している魔術師の女性。名前は偽名であり、本名は不明。
騎士派の魔術師と言っても良いくらい頭が固く礼節を重んじる性格。
英国の未来を第一に行動し、フリーでありながら英国の魔術師と共闘したりもする。
そんな人間なのにフリーで活動しているのは、子供の頃に涙の理由を変えてもらった
とある傭兵の生き方に影響を受けているから――らしい。
『霊森甲冑』による相打ち上等のスタイルをとるほか、単純に騎士としても高レベル。
【特徴】
金髪碧眼の長身女性。
エメラルドグリーンに輝く騎士甲冑を纏っているが、露出が多く甲冑の役割は果たしていない。
甲冑を身に纏うのは『緑の騎士』としての在り方を自分に課すためであり、魔術的意味はない。
【台詞】必要な時以外は喋らない。英国のことはブリテンと呼ぶ。
「………………」
「…………不意打ちは騎士道に反するから言っておくが――私はまだ死んでいないぞ」
「……それでこそブリテンを担う騎士だ」
「魔法名はない。私にとって……それはあの人の背中だからな」
【SS使用条件】
特になし


174 : ■■■■ :2016/01/16(土) 14:08:06 WDEsQuSk
【名前】クトウルウ
【性別】男
【所属】微睡み誘う暗闇
【能力】「大いなるクトゥルフの招来」
【能力説明】クトゥルフ神話において超有名な旧支配者であるクトゥルフの力を行使する魔術。
クトゥルフ神話の設定によってクトゥルフは、四大属性の水の属性であるとされておきながら、大量の海水によって身動きを封じられテレパシーも届かなくなっているという矛盾がある。
それを、地球上の海水とは異なる液体を司ると言う解釈で発動するのがこの術式。
常温で液状である金属、水銀をクトゥルフに変形させる魔術。
見掛けはまんまクトゥルフ神話で語られる「烏賊の触手を生やした蛸の顔に、巨大な鉤爪の手足、ぬらぬらした鱗〜」という姿。
ある程度ならば形をある程度、意図的に崩す事ができ不定形にする事もできる。
単純な戦闘力は比重が重い水銀の体であるため、肉弾戦は非常に強力。
真の力は自身の半径数百mに無差別にばら撒くテレパシー。
異界の法則を流し込まれた一般人達は基本、割と洒落にならん心的外傷持ちになるだけだが、
稀に、独学で魔術師になれる程の才能に目覚める事がある。
魔術師相手には効果は無いが、自我が弱い子供や、繊細な芸術家気質には効果抜群。

欠点はサイズの限定、大いなるクトゥルフの異名を元にし構築したが故に、大きさを10m以下にする事ができない。
それだけの巨体を維持するための魔力消費が必要。
水銀の量的に足りなくても、中身をスカスカにする事で見掛けの大きさを確保する事はできるが、もちろん脆くなる。
一部に集中する事で、打撃のインパクトの瞬間には強度を確保できるが、それには集中力が必要。

ちなみに稀に魔術の才能に目覚めると言っても。その稀には、宝籤で1等賞+前後賞を取るのを連続3回繰り返すレベルの運が必要。
効果抜群な子供や芸術家気質持ちでも、宝籤1等賞を取れる運がいる。

【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員。
魔術師であるものには宗派問わず悪感情は無いが、そうでないもの一般人は見下しにかかる選民思想の持ち主。
科学にも魔術にも根拠の無い迷信俗信に振り回される奴が何よりも嫌い、なお、その迷信俗信を判定する基準は彼の偏見。
彼が迷信だと思えば迷信という無茶苦茶な論拠。
迷信判定されると、相手が魔術師であるならばともかく、一般人だと上記のクトゥルフの招来で、頭の中に異法則を叩きこんで常識を無理やり塗り替える。
これは相手を狂気に導くだけでしかないのだが、本人としては善い事をやってやったという無償の行為でしかない。
判定は、「目玉焼きにはマヨネーズかけて食べた方が美味しい」レベルの事で迷信扱いする。

拠点は夢堕ちる館と名付けてある、海に面した小屋を幾つも所有している。
外見上はあばら家に毛が生えたようなものだが、地下には魔術に必要な水銀をしこたま貯め込んでいる。

【特徴】ぎょろついた目をした魚面の中年男性。海藻のように妙にテカテカヌルヌルしたローブを着用している。
    年齢は40代程。
【台詞】「浅慮なる無知蒙昧な君等よ、この世には確固たる真意があると知りたまえ」
「真実は狂気を伴い、狂気こそが真実を暴く」
「ふんぐるいむぐるうなふくとぅるふるるいえうがなぐるふたぐん――」

【SS使用条件】自由


175 : ■■■■ :2016/01/17(日) 03:48:16 0YWnQgWc
【名前】朝生満留(あそう まる)
【性別】女
【所属】科学
【能力】不明
【能力説明】
特にこれと言った特技も超能力も持ち合わせていないが、体力には自信がある。
【概要】
学園都市で活動を行う新人リポーター。
才色兼備を自称する自信家で、将来的には野球選手と結婚するという野望を持つ野心家。
仕事の傍ら栄養士の資格取得の為に料理を勉強しているが、致命的な味覚音痴の模様。

バラエティ番組のコーナーで学園都市の学校に訪問しては学校の特色を解説しつつ、
偶然通りがかった生徒や教師に突撃取材している。
毎度番組の名物カメラマンの啜巣(すすす)と二人でアドリブ上等のコーナーを繰り広げる。
その所為で報道技術以外の芸人的なスキルが養われつつある、悲しいさだめ。
尚、啜巣曰く「スポーツ系の学校の回は若干テンションが高い」らしく、
将来の有望株には必ず「ちなみに彼女は居るの?」「年上とかどうよ」と聞いている。

【特徴】
白のスーツをパリッと着こなしたパッと見知的な成人女性。
何も話さなければ美人な人、話すと途端に残念さが露呈する。
【台詞】
「はい、毎度御馴染みリポーターの朝生満留です。好きな言葉は『一撃必殺』です、どうぞ宜しくお願いします」
「……にしてもデッカいわねー、常盤台。流石名門校は一味違うわ。あー心細っ。啜巣ぅ、アンタなんで男なのよー性別変えてきなさいよー気が利かないわねー」
「そりゃあ昂ぶるわよ、だってスポーツ名門校よ? 今の内に唾を付けとく絶好のチャンスじゃない!!今日の為に奮発してオメガフラワー買っちゃったんだからっ」
「青田買いは淑女の嗜み、今此処に『光源氏計画』を実行するわっ!!!!!!!!」
【SS使用条件】
とくになし


176 : ■■■■ :2016/01/17(日) 12:19:24 3i8sol1A
緊急時でないかぎり警備員でも男は学舎の園への出入りはご法度ですぜ


177 : ■■■■ :2016/01/17(日) 13:25:39 eWPwdPTY
台詞を読む限りでは、相方の男は結局入れなかったと思われます


178 : ■■■■ :2016/01/17(日) 13:48:24 nbCGUtyM
>>132
>>136
名前が挙がってる桜見敷やら香盤やら残響部隊構成員二人やらの作者です 去年ぶりに覗いてみれば、なにやらすみません…
意図的に登録を避けてる訳では無くて、創ったキャラは全て保管庫に登録したい所存ではあるんですけど 最近忙しくなかなか時間が取れないというのが正直な所で。
他の方に登録していただけるとわたしとしてはすごくたすかるのですが、全盛期はともかくスレ人口が少なくなった今ではそうもいきませんね…ご迷惑おかけして申し訳ないです
作らせていただいた関連キャラだけでも登録を急ぐべきでした。美佐倉作者さんにはお手数かけてしまってすみませんでした。


179 : ■■■■ :2016/01/17(日) 17:11:36 S7wADQ.k
>>175
なんか報われない恋の気配が……邪推かな?

>>178
気にしないで良いですよ〜
登録したのは関連付けどうこうではなく
単純にセンパイが魅力的で私自身登録したいなと思ったからですので……


【名前】亜耶 小梢(あや こずえ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】幻肢疼痒(ファントムイッチ) レベル2
【能力説明】
目の前の対象に痒みを与える能力。掻くと緩和されるが能力による物ゆえにまたすぐ痒くなる。
痒みの強さは最大で『ふとした拍子に背中が痒いな〜と気になる』程度だが、
ずっと続く為なかなかの精神的苦痛を味わうことになる。持続時間は10分。
なお、部位の指定は掌サイズなら自由自在。たとえそれが内臓でも眼球でも。
【概要】
葵葉中学付属高等学校に通う高校一年生の少女。
一見するとお嬢様然とした善人だが、本性は暗部にいないのが不思議な程のサイコパス。
親しい人の表情が苦痛に歪むことに心の安らぎを覚える性質。レズの素養も持ち合わせる。
クラスメイトの悪ガキを気に入り、普段はその悪ガキのおふざけに追従しているが、
ふとした拍子にそのおふざけを超える残虐な思想を垣間見せて悪ガキをドン引きさせている。
ただ、一応自分の欲望と社会の常識が相容れないことくらいは理解しているらしく
社会に適応する為に表面上を取り繕う程度の頭は持ち合わせている。
【特徴】
黒髪姫カットの美少女。顔がよく外面も良いのでそこそこモテる。
女性としては長身な部類に入り、おっぱいもいっぱい。
ふとした拍子に目からハイライトがなくなりやすい。
【台詞】のんびりとした優しげな口調。
「えへへ。前に辛いモノが好きって言ってたから、唐辛子のデスソース和えを作ってみたの」
「ええ!? その気になれば格闘だけで大型犬を撃退できるって、それほんとう!?
 それじゃドッグフードを買ってくるからそれを全身に塗りたくって突撃してみようよ!」
「何って、お昼寝してたから内股に肉便器っぽい落書きをしてただけだよ?」
「+.*マーマレード*.+ちゃん、再生数200突破おめでとう!」(最高の笑みで)
【SS使用条件】
特になし


180 : ■■■■ :2016/01/18(月) 01:40:53 .l8uO/v6
【名前】エイミー=マークスライダー
【性別】女
【所属】科学
【能力】駆動鎧『エアロフォートレス』
【能力説明】
空力使い関連の能力開発応用技術を詰め込んだ駆動鎧。全長は5メートルほど。
巨大なタコに似た形で、触手や体の各部にある数万の『吸盤』から空気を噴出し高速移動する。
また、脚部を自由に動かすことで不安定な足場どころか水上でも本来の移動スペックを保てる。
胴体の前後左右に8門ほど、風圧で弾丸を射出する風圧砲があり、一撃で小型家屋一つを
吹っ飛ばす程の威力を誇る。他にも砂塵を混ぜた高圧空気の噴射による切断攻撃や、
『吸盤』の空気噴射によってマクロな大気を操るなど、空力使いに出来ることは大体できる。
【概要】
20代後半の技術者。空力使い関連の応用研究をする鳳輦航空力学研究所の責任者をしていた。
しかし権利の問題で研究の打ち切りが決まり、部下が路頭に迷うことになってしまった為
学園都市から『離反』。開発した駆動鎧『エアロフォートレス』を中核にテロを企てている。
性格は極めて冷静で、義務感が強い。『離反』は部下に追い立てられる形で決めたものの、
単なる研究所の暴走をテロ計画にまで格上げする程度には落ち着いていて、アドリブ力もある。
部下への思いやりも強く、最終的にはテロが成功すれば外部機関への『亡命』、
失敗しても強大な技術力を盾に『殺すより暗部で飼った方が得』と思わせる策を練っている。
ただしその場合、反逆組織の手綱を握る為に彼女が人質として囚われるのはほぼ確実。
【特徴】
金髪碧眼。ウェーブした長髪にやる気なさげな眼が特徴的。目の下には隈がある。
普段は白衣の下に風圧砲の原理を応用した拳銃を忍ばせている程度だが、
『エアフォートレス』に乗り込むときは青を基調とした露出多めの軽装な駆動鎧に身を包む。
【台詞】『〜といったところか』が口癖。
「モチーフはこの街の学生だよ。ある種の技術を詰め込んだ駆動鎧なんて『まさに』だろう?」
「くだらない利権で私達を刺激したのは学園都市の方だよ。これはその報いといったところか」
「やれやれ、なかなかに苦労したが――これでやっとスタートラインといったところか」
【SS使用条件】
特になし


181 : ■■■■ :2016/01/19(火) 00:04:05 ZYSYix.M
>>173
一応確認しますけど、パールの作者さん本人ですよね?

>>180
HOでヘイヴィアが「スラッダー=ハニーサックルの正体が美少女だったら〜」
って言ってたのを思い出した


182 : ■■■■ :2016/01/19(火) 00:14:14 /91HEMS.
結局朝倉君は捜査五課には入らなかったのか・・・


183 : ■■■■ :2016/01/19(火) 00:26:54 0yG7iHOU
>>181
確認する術はないけど本人だよ
パールの外見設定はミリアサの緑の騎士をイメージしてることも覚えてる

あとエイミーはハニーサックルを意識して作ったからその発想は正しい


184 : ■■■■ :2016/01/19(火) 01:17:57 R2/Q4Exw
4巻で神裂が
「日本の警察機構に、火野神作のエンゼルフォールに気づいている者がいるとでも? 上半期の報告では霊能専門の捜査零課の存在は流言と断じられたはずでは?」

つまり日本では警察に魔術関係の部署は無いと言ってるようなもんで
捜査五課って、本当につい最近出来た新造組織だから知られてないとか
秘匿性が高いからイギリス清教の面々でも気づかなかったなんて設定でもないと存在知られてないって無理でね


185 : ■■■■ :2016/01/19(火) 01:25:52 R2/Q4Exw
その上、そこら辺の討伐不可避な野良魔術師の集まりがやるならともかく
公的な組織が、魔術と科学の融合を容認とかヤバくない
傍若無人なバードウェイやマークもそこら辺の理不尽な科学と魔術の条約を破ろうとはしてなかったし


186 : ■■■■ :2016/01/19(火) 01:33:37 0yG7iHOU
>>184
ああ……四巻だったか……
覚えがあったから一通り流し読みし直したんだが、
見つからんかったから気のせいだと思ってた……

私寄城作者でもあるけど、一応所属キャラ作者として

・科学云々の設定を取っ払って非公認組織にする
(京都に本拠を置く魔術結社、警察に顔が利く〜みたいな)

というのを提案してみる
作者さんどうでしょう?


187 : ■■■■ :2016/01/19(火) 18:34:38 wAvadHBg
〜とある魔術の日常風景 異説「イ・プルーリバス・ウナム」〜のⅡ及びⅢを投下しました
Ⅱでは戦闘派魔術師らしいカッレラの対処能力の高さを、Ⅲでは一世紀以上生きて来たイロのしたたかさを描けていればと思います
できればⅣは今週中に投下したいですね。初めての魔術戦ssを締め括るに相応しい(肉体的にも精神的にもな)激闘を描ければいいなと思います
拙作にお付き合い頂き誠にありがとうございます

>>178
いえいえ。こちらこそ急かすような形になってしまいすみませんでした


188 : ■■■■ :2016/01/19(火) 22:20:19 wAvadHBg
オルソラを意識して作ってみました


【名前】アーシィ=リトルガーデン
【性別】女
【所属】魔術
【能力】サンゴマ
【能力説明】
南アフリカの祈祷師兼呪術師サンゴマに関わる魔術を扱う。
主に羊の皮製マットにサイコロ・コイン・動物の骨などを投げ入れ先の未来を占う。霊的通信、お払い、清め、運勢を上昇させるマジックアイテム作りなどもお手の物。
また、サンゴマの占いには人が抱える心身的な病を診断する効果もある。占いの結果から魔術調合した薬草などを患者に処方したり、暗示魔術による催眠療法を実行したり、地脈・龍脈を用いて患者の自然治癒力を高める魔術を行使するなどヒーラーとしての役割も持つ。
【概要】
魔法名『清く澄み切った心は何者をも癒す(claritas742)』。魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』の構成員。
非戦闘要員の穏健的な魔術師。結社での主な活動は戦闘で傷付いたメンバーの回復係や、霊的通信術式による後方での情報収集&整理任務。
元はヨーロッパの片田舎で暮らす家族全員がローマ正教信者の生まれ。両親が厳格な信者であった為、教会から「アフリカの伝統は悪魔である。野蛮であり近付いてはならない」という教えを頑なに守っていた。
しかし、アーシィが8つの時家族全員が重篤な症状に陥る流行り病に掛かり、いくら西洋式の薬を飲んでも効果が無い。神に救いを求めに教会へ行こうとしても門前払いを受ける。
一人、一人と家族が死に遂にアーシィ一人だけになってしまった時ヨーロッパを旅していた南アフリカ出身の年経た男性魔術師に命を救われた。
後に師と仰ぐ事になるその魔術師に命を救われたアーシィは、天涯孤独の身となった自分に何かできる事がないか必死に考えた末に男性魔術師に弟子入りを志願する。
師と共に南アフリカの地に降り立ったアーシィは、南アフリカにおける祈祷師兼呪術師サンゴマに関わる魔術を習い身に付けた。
魔術師として一人前となったアーシィは、老衰の為にこの世を去った師の遺言から南アフリカの伝統を守る事を活動の主眼に置いている。
『多からなる一』に所属したのも、結社が掲げる理念が自分の理念に合致するからである。暇さえあれば仲間を連れ立って南アフリカの大地に降り立ち各地の伝統を守る啓発活動を地道に行っている。
その過去からローマ正教から南アフリカの伝統宗教に改宗しており、ローマ正教など十字教には良い印象は持っていないが穏やかな性格に非戦闘員である事も重なり武力でどうこうするなど考えた事は無い。
魔道書原典『カレワラ』に関連する一連の事件を引き起こした首謀者カッレラに対しては結構同情的。
カッレラの勇気と行動力は自分には無い優れた長所として、事件の前後において全く変わらない態度で彼女と接している。
【特徴】
160センチ程の身長。碧眼。頭のてっぺん付近が紫色でそこから先は金色に染まるセミロング。左側の髪の一部分だけ三つ編みにしている。
西洋式の服装とサンゴマの衣装が融合したかのような衣服を身に纏う。その豊かな胸は結社の女性陣の中でもトップクラスの巨乳&美乳だとの噂。趣味は占いと伝統的ダンス。
死ぬ一歩間際にまで行ったせいか、それとも霊感修行の成果か、体質的にアーシィの魔力感知能力は並外れている。年齢18歳。
【台詞】一人称「わたくし」。会話の最初に接続詞や感動詞などを連続して喋る癖がある。穏やかで清楚でおしとやかな雰囲気が会話の各所から滲み出している。
「さてさて、今日の仕事は月に一度の村の患者さんの診察でございますよ。最近は結社の仕事が忙しくて仕事以外で顔を出す事ができなかったですから。不肖アーシィ、今日は村人の皆さんの為に精一杯お仕事頑張ります!」
「『ハワイキ』より『ナンタヴェア』先遣隊へ。皆様の調査を元に情報を分析した結果間違い無いとの事。『ナンタヴェア』本隊と合流した後に直ちに目標の保護の為作戦行動を開始して下さい。前線の皆々様。御武運を」
「まぁまぁ。カッレラちゃんは素直じゃ無い一面もありますからねぇ。でもでも、その意固地さは何かを成そうとする時に意志を揺らがせない原動力にもなる。わたくしは、そんなカッレラちゃんが大好きですよ」
【SS使用条件】
特になし


189 : ■■■■ :2016/01/19(火) 23:09:35 RXChUhSY
いあ!いあ!

【名前】トルネンブラ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「狂気の楽隊」「偽本・死霊術書(ネクロノミコン=トルネンブラ)」
【能力説明】「狂気の楽隊」
クトゥルフ神話における『異形の神々』の一柱である白痴の邪神『アザトース』の周りで音楽を演奏し続けているといわれる陪神達を元にしたという魔術。
ピッコロ、太鼓といった楽器をフルートによる指揮のもと操り、美しいがどこか狂気を感じさせる音楽を奏でる。
この音楽には『偽本・死霊術書』の記述の一部が音のパターンに変換されて組み込まれており、聞いた者に多大な精神的ダメージを与える。
また、演奏のパターンを調整することで魔術記号とし、大規模な魔術を発動させることもできる。
行使できる魔術の例としては炎の塊を発生・操作する、暴風を巻き起こす、奇妙な怪物を象った何かの力の塊を召喚する、音波を利用した空間転移など。
「偽本・死霊術書」
彼女が魔術の世界に踏み込むきっかけとなった魔導書の写本。
『死霊術書』の写本の一つであり、原典の内『アザトース』の陪神について記述されている部分を抜き出したもの。
『毒』があまり薄まっておらず、一般の魔術師が見れば半分以上が発狂するという危険なシロモノ。
全頁を通じ楽譜に見たてて記述されているのが特徴。
【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員。『アザトース』に仕える音楽の神『トルネンブラ』を自称するメイド服を身に纏った女性魔術師。
結社では主に日常的な雑務の処理や組織の維持管理等を行っている。

かつては将来を期待されたフルート奏者だったが、ある時父親が「演奏がうまくなる不思議な本」として手に入れてきた『死霊術書』の写本である『偽本・死霊術書』を読んでしまい発狂。狂気のままに家を出て魔術の世界に足を踏み入れ魔術師となった過去を持つ。
そのため、フルート演奏の技術は非常に高く、プロとタメを張れるレベル。とはいえ演奏するのは冒涜的なメロディばかりな上、結社のメンバー以外の人前に出ること自体がそもそも少ないため、その腕が活かされる場面はほとんどない。

一見すると優しげで物分かりのよさそうな女性だが、その実彼女の精神は過去に『偽本・死霊術書』を見た時からずっと狂気に呑まれたままであり、その優しそうな表情の裏にあるのは闇に住まう邪神への思慕以外にない。
邪神のために必要とあらば同じ結社のメンバーすら犠牲にしようとするので、大半の結社員からは警戒の対象にされている。
【特徴】外見年齢20代後半の女性。茶髪蒼眼。
上記のとおりメイド服を着込んでいる。
どんな時でも常に微笑んでいるが、本当にどんな時でも(大怪我をしようが人を殺そうが)微笑み続けるため非常に不気味。
【台詞】人の呼び方は〜様。やたらと紅茶を勧めたがる。
「ラヴィニア様。こちらの紅茶をどうぞ」
「どうも、侵入者の方々。紅茶でもいかがでしょうか」
「落ち着いていただけましたか。さて、せっかくですし、紅茶をどうぞ。……あら、零してしまうなんてはしたない人ですね…うふふ…」
【SS使用条件】特になし


190 : ■■■■ :2016/01/22(金) 10:29:01 VVOfF/9E
>>167
サンジェルマンが魔神に特別視されてるのは、位相を作り直されても、また何時か現れるって所で
似てる部分は人格感染ぐらいしかないよ


191 : ■■■■ :2016/01/22(金) 22:14:26 msm5wz6g
>>184>>185>>186
ご無沙汰です。なるほど、4巻を読んだのはだいぶ昔だったので忘れていました。そういえば警察には対応できないみたいなこと言ってましたね。

ちょっと修正しました

陰陽局
内閣の管轄下にある陰陽師による魔術機関。東京に本部を構えている。
明治維新の折に陰陽師の官職は事実上廃止されたが、それは日本を近代化させるための障害となる陰陽師達の権力を削ぐための政策であり、その結果陰陽師達は政治の表舞台からは姿を消した。しかし、国が近代化したからといって霊的な災厄や魔術師による犯罪行為が無くなるわけではなく、それらに対応できる陰陽師達の力は変わらず必要であったため、日本(大日本帝国)政府は整備し直した国家体制の中に陰陽師達を改めて組み込み、陰ながら日本を支える新たな陰陽師機関を作り出していったのである。
陰陽局もそうした旧日本政府の陰陽師機関を発祥とする組織の一つであり、その主な職務は国内の霊的な災厄への対応と予防、そして魔術の関わる犯罪の捜査や違法魔術師の検挙等である。ただし行政機関に所属する故のフットワークの重さから、国際的な事件への対応は他国の魔術組織よりも出遅れる場合が多く、また学園都市内で起こった事件については基本的に捜査権限を持っていない。
所属する陰陽師は国家公務員として扱われるため国から給与が出ており、ボーナスや危険手当も支給されている。ただし、所属するには国家試験をパス必要があり、その際には人格面の適性試験も実施されるため、基本的に危険思想を持った人間は所属することは出来ない。現在は慢性的な人事不足により採用試験の年齢制限がかなり低く設定されており、十代半〜後半の者も大勢所属している。また、最近は陰陽師とは関係のない魔術師も少しずつ増えてきているらしい。
ちなみに陰陽局に限らず、旧日本政府の陰陽師機関の流れを汲む組織は政教分離が徹底されている。そのため科学には寛容であり、科学で済ませられる分野には進んで科学を取り入れる柔軟性を持つ。陰陽局も職務には普通にパソコンや携帯電話を使用しており、現場での移動手段も専ら自動車やバイクである。

警察関係と科学云々の部分を修正。民間の組織にすることも考えましたが、文章を考え直すのが面倒くさかったので、とりあえずFBIがCIAに変わったくらいの変化に済ませました。エンゼルフォールの時はがっつり影響を受けたせいで、組織の立て直しと政府への対応に追われていたという設定でお願いします。(ある程度落ち着いて、数日後いざ捜査に取り掛かろうとしたら既に事件が解決してました、みたいな)


192 : ■■■■ :2016/01/22(金) 22:14:53 msm5wz6g
>>182
ついでにコチラも修正を

【名前】朝倉俊介(あさくら しゅんすけ) 
【性別】男
【所属】陰陽局
【能力】『鎌鼬の式神』
【魔法名】『死神を引き連れる者(mors666)』
【能力説明】
鎌鼬の伝承を基に作られた式神を使役する。
鎌鼬は風によって肉体が構成されているため、姿は無色透明かつ変幻自在であり、物理的な攻撃では破壊することができない。また、魔術的にも非常に高度な隠行能力を持っているため、探査魔術を得意とする魔術師でなければ認識は困難。ただし鎌鼬を構成する風は金行に属しているため火克金の理により火を弱点とし、焼かれるとガラスを引っ掻いた様な悲鳴をあげる。
鎌鼬は3種類あり、それぞれの能力は以下のとおりである。
『1体目:風の槌』
風に鉄の如き硬度を持たせる能力を持った個体。主に固めた風を叩きつける攻撃を行い、最大出力で放てばトラックを吹っ飛ばす程の威力を出せる。他にも相手の周りの風を固めて拘束する、障壁を貼る、空中に足場を作る等と応用が効く。
『2体目:風の刃』
非常に鋭利な風の刃を飛ばす、攻撃特化の個体。風の刃はマシンガン並みの弾速と連射性能を持ち、最大出力(連射不可)で放てばビルを輪切りにすることも可能。また風の刃を一点に収束し、槍の様に放つこともできる。
『3体目:風の薬』
風に包んだ対象の傷や疲労を癒す能力を持った個体。特に切傷に関しては、生きてさえいれば両断された首や胴体でさえ癒着させ、治癒することが可能。また、副次的なものとして風で包んだ対象の体を麻痺させたり、眠らせたりという麻酔のような能力も持っている。

この鎌鼬は3体で1セットの式神であるため、1体が倒されれば他の2体も消滅する。しかし俊介は式符を複数制作しているため、破壊されても俊介の魔力が尽きない限り後続の鎌鼬が召喚され続ける。また複数同時に召喚することも可能であり、現在の俊介の実力では最大5セットの鎌鼬を召喚し、使役することが可能。

【概要】
陰陽局に所属する若手の陰陽師。黒のロングコート、指ぬきグローブ、シルバーアクセサリーという基本を押さえた中二病患者であり、鎌鼬に攻撃させる際にやたらと技名を叫んだり、文化も違うのに魔法名を名乗ったり、後衛タイプのくせに古流武術を嗜んでいたり、同僚を勝手に作ったコードネームで呼んだりと、やりたい放題している。ただし、陰陽師としての腕は本物であり、単純な戦闘能力は局の若手の中ではトップクラスの実力を持っている。
良くも悪くも自分に正直な人間だが中二病であることを除けば性格はいたって善良で常識人。また努力家であり、同時に他者の努力や成果も素直に讃えられる真直ぐな人間であるため、同僚達からはウザがられつつも何だかんだ慕われている。

【特徴】
年齢:17歳 身長178cm 体重63kg 美形かつスタイルもいいが、言動とファッションの残念さが全てを台無しにしている。ちなみに彼の上司は彼の服装を注意するのを既に諦めている。

【台詞】
「ちっ、どうやら「機関(※敵魔術結社)」の連中に嗅ぎつけられたようだな・・・・いいだろう相手になってやる」
「こちらmors666、○○応答せよ」
「強い者が英雄(ヒーロー)になるんじゃない、格好良い者が英雄になるんだ・・・だからオレは自分が格好良いと思える生き方を貫きたい」

【SS使用条件】
特になし


と思ったら既に登録されてましたか、これ登録後の修正って個人でやってもいいのでしょうか?


193 : ■■■■ :2016/01/22(金) 22:31:56 HU7aSCDE
>>192
作者さん本人なら自由に更新して良いと思います


194 : ■■■■ :2016/01/22(金) 22:42:44 msm5wz6g
>>193
ありがとうございます。また明日以降に時間見つけて修正入れます


195 : ■■■■ :2016/01/22(金) 23:41:09 msm5wz6g
ついでにもう一つ

【名前】藤原隆幸(ふじわら たかゆき) 
【性別】男
【所属】陰陽局
【能力】『五行の鬼』
【能力説明】
藤原千方の四鬼の伝承に独自に五行思想を加えた鬼の式神を使役する。鬼は肉体が五行のいずれかによって構成されており、また自身の属性を火行→土行→金行→水行→木行→そして火行と順々に変化させることが出来る(一度変化した後は数秒のインターバルが必要)。そして変化の度に五行思想の火生土、土生金、金生水、水生木、木生火の理の基にその力を段階的に増していく。鬼の大きさは2m〜5m程で、また能力は変化した属性によって異なる。
『火鬼』
炎を操る能力を持ち、火炎放射や炎を纏っての格闘によって戦う。十分に育った個体であればナパーム弾並みの火力が出せる。見た目は人型のマグマ。また藤原千方の四鬼の伝承には火鬼と隠形鬼が入れ替わっている物もあるため、この形態も身に纏う炎を消すことで隠形鬼としての能力を発揮し、姿と気配を消す事が出来る。その場合の見た目は(よほど探知に長けた魔術師にしか見えないが)人型に固まったアスファルト。
『土鬼』
土や岩石を操る能力を持ち、石壁や塹壕等を作り出せる。十分に育った個体であれば局地的な地震や地割れも引き起こせる。また藤原千方の四鬼の伝承には水鬼と土鬼が入れ替わっている物もあるため、その伝承を反映させこの形態からいきなり水鬼に変わることも出来る(その場合五行相生での強化は起きない、また五行相剋で弱体化することも無い)。見た目は流線型のゴーレム。
『金鬼』
攻防共に優れており、単純な戦闘能力ではおそらく最強の形態。金属や風を操る能力を持ち、風を纏っての高速移動や空気圧で弾丸を射出する遠距離攻撃で戦う。十分に育った個体であれば音速並みの速度が出せる。またこの形態は藤原千方の四鬼の金鬼と風鬼を混合させた物であり、風鬼としての能力も持っているため、肉体を風に変化させ飛行することも出来る。見た目は鎧武者、刀や槍を装備することも出来る。
『水鬼』
水を操る能力を持ち、鉄砲水で対象を押し流したり、索敵能力と幻覚作用を持つ霧を広域に散布することが出来る。十分に育った個体であれば小規模な洪水を引き起こしたり、町一つを霧で覆うことが可能。またこの形態から土鬼に変化することも出来る。見た目は人型の水晶。
『木鬼』
植物や雷を操る能力を持ち、蔓草の鞭や電撃で戦う。十分に育った個体であれば落雷並みの電撃を撃ち出すことが可能。またこの形態は風鬼としての能力も持っており、肉体を風に変化させることが出来る(金鬼が金行の風なら、こちらは木行の風という違いがある)。その場合、相手の物理攻撃を無効化しながら電撃をバラまけるため物理一辺倒の相手には正に鬼のような強さを発揮出来る。見た目は蔓の巻き付いた木人。

隆幸はこれらの形態を状況によって使いわけ運用する。また鬼たちの動きは隆幸の数十年に渡る研鑽と実戦経験によって一流の武芸者と言っていいレベルにまで洗練されているため、肉弾戦でも恐ろしく強い。複数の鬼を同時に召喚することも可能であり、ごく短時間であれば10体以上の鬼を同時に召喚、使役することが可能。


196 : ■■■■ :2016/01/22(金) 23:41:42 msm5wz6g
【概要】
陰陽局の現局長、豊かな才能と長年の経験に基づいた高い実力を持つ。若い頃は「鬼の藤原」と畏れられたバリバリの武闘派であったが、現在は流石に落ち着いており若手を導く良き年長者として人望を集めている。
既に現場からは身を退き、局長として受け持つ職務は主に本部での指揮や政界との折衝等であるが、一戦を退いて尚その力は健在であり有事に現場に趣いた際には鬼神の如き強さを発揮する。またあらゆる方面に顔が効くため、孤立しがちな陰陽局と外部機関との繋ぎ役としての任も受け持っている。ちなみに現在の警視庁捜査一課長とはマブダチで飲み仲間、若い頃は一緒に刑事ドラマのような過激な行動をしょっちゅうしていたらしい。
性格は穏やかで飄々としているが元武闘派なだけあってその眼光の奥には獣のような光が宿っており、気が高ぶったときはドスの効いた喋り方に変わる。
座右の銘は「罪を憎んで人を憎まず、されど1発ぶん殴るのは可」、苗字が藤原だが藤原千方とは特に血縁上の繋がりはない。

【特徴】
年齢:53歳 身長182cm 体重78kg 背の高い初老の男性、黙っていても絵になるダンディな大人の漢。普段は細目で優しそうな顔をしているが、気が高ぶった時は目を見開き印象がガラリと変わる。そのギャップからか部下からは普段の状態を「仏モード」、目を見開いた状態を「鬼モード」と称されているらしい。
ちなみに朝倉俊介に「E✩O(エレメンタル・オーガ)」というコードネームを付けられそうになったときは仏モードのまま拳骨を落とした。
 
【台詞】
「さて、詰ませてもらおうかな」 
「・・・ブチ殺すぞ、この下郎が」
「俊介、お前その格好・・・いや、やっぱいい、お前もそのうち過去のやんちゃを懐かしむ歳になるさ・・・」

【SS使用条件】
特になし


197 : ■■■■ :2016/01/22(金) 23:43:24 eNUN/tjg
やばい…まだ未完成状態だけどⅣの字数が気合入れすぎて他の話の倍以上になりそうだよ(汗)
日曜までには何とか投下したい(その時にⅢの一部を修正します。カーゴ・カルトの説明がわかりにくくて自分でも混乱したのでスッキリまとめた内容に修正する予定)けど頑張ろう
読んで下さる方が居られましたら、字数が多いので疲れると思いますので気をつけて下さい。後はエピローグとその一個手前のカッレラとイロの仲直りする場面だけだああ!!


198 : ■■■■ :2016/01/22(金) 23:49:36 yprWXVW.
楽しみにしています、字数とか気にせずに描きたいだけ書いてください!


199 : ■■■■ :2016/01/22(金) 23:51:59 eNUN/tjg
わかりました!2万5千字くらいいくかもしれませんが頑張ります!


200 : ■■■■ :2016/01/22(金) 23:55:01 OgbMEZhA
>>191
「エンゼルフォールの時にどうしていたか」も、個人的には追加した方がいいと思いましたが
最終的には作者さんの意思で決めていいと思います。
あと、組織名も変更予定ですか?もしそうなら、捜査五課を消して陰陽局を登録することになりますが
保管庫の状況が状況なだけに、少々面倒なことになりそうです・・・


201 : ■■■■ :2016/01/22(金) 23:59:12 K/6T5R/M
>>190
確かにそうかもしれないし、今更登録消せとは言わないけど
ニャルラトのせいでこういう姿不定形やサンジェルマンみたいなキャラが安っぽくなってしまった感覚はある


202 : ■■■■ :2016/01/23(土) 00:14:05 tJONqkvs
魔術界において使い回しの利く偽名を使って、自分にとって都合の良い嘘だけで記憶が構成されてる奴って
上条やオティヌスから駄目だしくらってたが

少なくとも、魔神連中からはどうしようがまた出てくるバグ扱い、だけは真実のわけわからん存在なんで
それだけがサンジェルマンのアイデンティティだけど、安っぽくはならんよ


203 : ■■■■ :2016/01/23(土) 00:15:12 Dhbe0VNE
>>201
外野だが、俺はそうは思わないし人のキャラをさして
「お前のせいでこういう設定が安っぽくなった」なんて言える神経が分からない
お前何様のつもりなの?


204 : ■■■■ :2016/01/23(土) 00:33:35 h9w7Xpes
外野は黙ってろよ


205 : ■■■■ :2016/01/23(土) 01:00:08 Dhbe0VNE
>>204
外野が騒がないとお前みたいな声の大きい馬鹿が自分が正しいって勘違いしちゃうだろ


206 : ■■■■ :2016/01/23(土) 01:36:43 1udW3s92
外野の一意見だけど、外野同士があーだこーだ言っても不毛なだけのような
問題点は既に指摘されてるんだから、作者本人がきっちり説明・納得を得ればいい話


207 : ■■■■ :2016/01/23(土) 09:48:02 N60dT/eo
どうしてこうなった

【名前】ウタウス
【性別】男
【所属】魔術
【能力】「灰を踏む者(クァチル=ウタウス)」
【能力説明】クトゥルフ神話群で語られる神格『クァチル=ウタウス』を元にした魔術。
この魔術を使用している術者に触れた物体は原子間の結合を断ち切られ、塵と化す。
これは術者に触れている物体なら無差別に発動するため、術者は魔術の発動と同時にまず間違いなく素っ裸になる。
また、元となった伝承の都合上この魔術を使用している間、術者は一切動けない。

というのが対外的な魔術の内容。
実際はアステカの軍神ウィツィロポチトリが姉である月の女神コヨルシャウキをバラバラにして山から投げ落としたという伝承に太陽神としてのウィツィロポチトリを組み込み解釈した魔術であり、クァチル=ウタウスはほぼ関係ない。
そのため、魔術使用時でも普通に動けるし、魔術を展開する範囲を両腕等に絞ることで服を残すことも可能。
ただし彼は自らの性癖を満たすために普段は全身に魔術を展開しつつポーズを取ってその体勢のまま地表を滑るように高速移動する。
ちなみにこの状態の時は足裏に魔術を展開するためにほんの僅かに魔術で浮いているため、『撃墜術式』一発で乙る。あとただひたすらに変態臭い。
【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員。
被虐願望持ちの露出狂という救いようがない変態。ちなみにバイセクシュアル。
性癖を自覚しつつ欲望を抑えようともしないため、一般的な変態と比べてもたちが悪い。
「微睡み誘う暗闇」に入った理由は、世界に混沌をもたらしより多様な人々が住む世界を作るため。…分かりやすくいうなら世界中の人間がバイセクシュアルの変態になった彼にとっての楽園を作るためである(別の理由としては、あんまりな変態っぷりにほとんどの魔術結社から結社に入るのを拒絶されたから、というのもある)。
持ち前の狂気で自分を受け入れてくれた結社のメンバーに対しては一方的に強い仲間意識を抱いている。
…実際のところ結社のメンバーからは「なんか変なヤツ」としか見なされてないが。
【特徴】高身長の筋肉モリモリマッチョマンの変態。褐色肌で笑顔が絶えない無駄に爽やかな男。
顔は申し訳程度にイケメン。
身体の線がバッチリ出るタイツを全身に纏っている。どこに需要があるのかわからないが常にノーパン。
【台詞】無駄に美声。
「さあ、殴ってくれ!(さわやかスマイル)」
「ぐおおおおお!?ハァ…ハァ…いい攻撃だった…!(恍惚とした表情)」
「さあこい!身一つで相手してやろう!(キメ顔全裸)」
【SS使用条件】特になし


208 : ■■■■ :2016/01/23(土) 11:52:38 5a5w7Gj2
まぁ指摘されてるなら説明はすべきだよなぁ。
無視して保管庫に登録するようなら残念だがwiki管理人に消してもらうしかないわな。


209 : ■■■■ :2016/01/23(土) 18:45:06 N60dT/eo
そもそもニャルラトで問題になってるのは一体どこなんだ?


210 : ■■■■ :2016/01/23(土) 20:26:54 kLP7eWhA
>>208
作成者ですが

他の人にも言われてる通り
サンジェルマンの特殊性は世界を作り替えられてもいつか出てくる所でして、被ってる所は人格感染ぐらいしかないです


211 : ■■■■ :2016/01/23(土) 20:40:10 uEqg/Lws
そもそもニャルラトってもともとは種族名なのではなかろうか?我々人類の種族名が人間であるように。
つまりコイツの名前は、人間に例えると「人間」という名前になるのか!?


ニャルラトホテプはテンション高めで小柄な体格をした銀髪の美少女しか認めないッ!!w


212 : ■■■■ :2016/01/23(土) 20:43:55 N60dT/eo
ニャルラトホテップは種族名じゃなく個体名だとマジレス


213 : ■■■■ :2016/01/23(土) 20:55:38 fT6rhvlc
ageてまでアピールしだしたか。
どうでもいい部分に絡んでる奴がいるなと思ったら自キャラが話題の中心になるよう自作自演してるのかな?


214 : ■■■■ :2016/01/23(土) 21:00:27 uEqg/Lws
悪いが他人だ。
チックショー………場を和ませようとするつもりが、
一足先に40年ぶりの大寒波を呼び寄せるだけの結果になっちまったか………orz


215 : ■■■■ :2016/01/23(土) 23:56:16 iqNVaaBM
〜とある魔術の日常風景 異説「イ・プルーリバス・ウナム」Ⅳ〜を投下しました
3万字近くになりましたが書き上げる事ができました。これにて今回の読み切りは終了です
素晴らしき設定を生み出して下さったカッレラ作者さんに感謝感謝しかありません
この度の拙作にお付き合い頂き誠にありがとうございました。機会があればまた別のお話で。では失礼します


216 : ■■■■ :2016/01/24(日) 00:36:27 6Dh/Mdio
おおおおお、お疲れ様です!!
いやぁ魔術の話が初めてとは思えない位引き込まれましたよ。

続編希望なんで多からなる一のキャラがまた増える事を祈るばかりです…!


217 : ■■■■ :2016/01/24(日) 03:27:51 lzTMsiTU
>>210
とりあえず作者さんの言い分は出た事なので、その説明を保管庫に加筆する修正案をここに投下してください
一日待って特に指摘がなければ、保管庫に加筆して、この議論は打ち止めにしましょう
一つ苦言を言わせていただくと、作者さんにはもう少し早く反応してほしかったですが


218 : ■■■■ :2016/01/24(日) 08:50:47 5S0lrXYQ
>>217
現状だと加筆するところがなくない?


219 : ■■■■ :2016/01/24(日) 09:10:55 NHwE4iIo
加筆ってどこを?


220 : ■■■■ :2016/01/24(日) 12:53:14 lzTMsiTU
サンジェルマンとの差異を作者さんの言葉で明文化するという意味です
具体的には世界改変されても必ず発生するという特殊性がニャルにはないという違いをです
今後もし今回の議論を知らない人が保管庫を見て同じ議論を蒸し返さないための予防措置になります


221 : ■■■■ :2016/01/24(日) 13:26:51 5S0lrXYQ
現状で十分差異は分かると思うけど
というかニャルラトの説明見て位相を改変されても出てくるなんて思う人はいないだろうに


222 : ■■■■ :2016/01/24(日) 13:56:50 ej2B5Gbg
>>213
ニャルラトはどうでもいいし未だによくわからない奴だけど、お前の性格の悪さだけはわかった


223 : ■■■■ :2016/01/24(日) 21:33:25 v1cHiLhY
>>215
乙です。
SSを書くと宣言されてからの速筆さには驚かされました。
初の魔術SSでここまでクオリティを高くできる腕はうらやましいです。
SSでキャラを詳しく描くのはやっぱり効果的ですね。


224 : ■■■■ :2016/01/24(日) 22:26:14 TQDOLdhc
>>215
乙です。やっぱりキャラが動いている姿はいいですね。
ところで、さしつかえなければで構いませんが>>163でおっしゃった
科学SSとは、異説・中華麺王以外にも過去に何か書かれていたということですか?


225 : ■■■■ :2016/01/24(日) 23:29:30 oLgf66kI
感想ありがとうございます!頑張ったかいがありました
ここのssだと特にハーティ×ヴィクトリアを色々参考にさせて貰いながらゴシゴシ書いていました
異説以外でも過去に何本か挙げていますし、実は別サイトでこことは違うssも複数書いていたりします
一時期ここから離れていた際は別サイトで練習も兼ねて書いていたので少しはss作りが上達していればなと思っています

念の為断っておきますがですが、異説で描かれた内容や設定はあくまでss設定です
勿論自分が考える自キャラの設定の裏側とか色々ssで表現していますがあくまで参考程度に見てやって下さい
ここで裏話を一つ。イロの伴侶の名前の元ネタは「追想の愛」を花言葉とする花から取りました
また伴侶の設定はその花がタイトルとなっている歌の歌詞を参考にしています

続編は未定ですが多からなる一のメンバーが増える事はssを執筆した自分も期待しています。ポテンシャルの高い組織だと思っていますしね
後は、皆も試しにss書いてみよう(ドン!)疲れるけど楽しいよ。キャラに深みを与えられる一要素になるしね
メチャクチャしんどいけど。特に魔術ssは頭が爆発するけど。慣れたら面白いからさ。慣れたらね


226 : ■■■■ :2016/01/25(月) 00:23:48 lIRaRYEA
「魔導書の様な異世界の法則の知識が脈々と口伝される」
っていうアイデアを思いついたんだけど、禁書の設定的にはナシ?

具体的にはある密教の教えが実は魔導書レベルの有害度で
常人は聞くだけで発狂するほど危険だから滅ぼされた的な設定を考えてるんだけど。


227 : ■■■■ :2016/01/25(月) 00:30:12 6y3JCQCM
元ネタは最近のニュースで話題になった美女と野獣、ジャックと豆の木などの童話口承かな?
その法則とやらを受け継ぐ代々の人間が魔道書レベルの『毒』に対してどのような対策を取ってきたかによるかな
中には耐えられない人間もいただろうしその辺の整合性をきちんと保てるか作者さんの手腕が問われると思う


228 : ■■■■ :2016/01/25(月) 00:33:19 lIRaRYEA
や、立川流のキャラに使おうかと思ってました。


229 : ■■■■ :2016/01/25(月) 00:36:49 6y3JCQCM
そうだったんですか。これは失礼しました
問われるのは.>>227にある通りだと思います。その点がクリアされればいけると思います
魔道書というものは、そもそも魔術師が魔術の使用方法を書いた物という設定ですしね


230 : ■■■■ :2016/01/25(月) 00:39:30 lIRaRYEA
了解しました。
じゃあ>>227をみたす様な設定で作っていこうと思います。
ありがとうございました。


231 : ■■■■ :2016/01/25(月) 23:40:55 6y3JCQCM
影を操る力を作りたくてでも超能力じゃどう頑張っても無理だって事に気付いてそんじゃ魔術で作ろうと思って、
所属組織的にマイナー伝承じゃないとなと思って月のウサギにまつわる伝承とか調べてたら何をどう間違ったんだろう、
ペルーにおけるモチェ文化の月の神シとか首切り神様アイ・アパエックとか変な方向へぶっ飛んでしまってるんだがアンデス信仰は一応侵略された文化だからいいんだろう、きっとそうだ
しっかしマイナー伝承は一文字だけの神名だったりンから始まる神名だったりを目にする機会が多いような気がする。不思議だ


232 : ■■■■ :2016/01/26(火) 15:50:39 F2iTN.ao
【名前】ビッグス=フォー=カラミズム
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『首切り創造神(デカピタドール)』、『月の神光(ワカ・デ・ラ・ルナ)』、『神殿更新』、『影鰐』。
【能力説明】
主にアンデス信仰に関わる魔術を操る。所属する魔術結社の特徴から最近日本の地方伝承から新たな魔術を習得した。


・『首切り創造神(デカピタドール)』
モチェ文化における主神にして創造神アイ・アパエックの伝承を基にした魔術。アイは首切り神デカピタドールでもあったと伝えられている。
アイ・アパエックはとある最高神を除きありとあらゆる神を駆逐した逸話を持つ。この性質から『神殺し』の特性を有しており、伝承上『神』を魔術的記号としている魔術・霊装に効果を発揮する。
特にモチェ神話に登場する主な神々が動物(伝承上の動物含む)と融合したもしくは動物そのものの姿だった事もあり、動物が関連する神話魔術・霊装には絶大な効果を発揮する。
『ツミ』と呼ばれる首切り用の大きなナイフ型霊装によって切り付けられた者に体内を巡る血液に枯渇という罰を与え、時間を経る毎に血液量を減少させる他、首付近に限定してだが少しでも首に傷が付けられた生物は即死する。
他にも人々が雨乞いをする神がアイだった事もあって水属性の魔術を操れる。弱点は月に関連した魔術・霊装。創造神であるアイに取って代わった最高神に纏わる伝承に基づく弱点である。

・『月の神光(ワカ・デ・ラ・ルナ)』
モチェ文化における主神にして創造神アイ・アパエックに取って代わった無銘の最高神シの伝承に基づく魔術。
月神の原型と称される原初の月の神であり、光輝く鎧を着た最高神シが創造神アイ・アパエックの上に立った伝承が残されている。起源が無銘でありながら自然の力、嵐、暦を操り、神々を支配したとされる。
太陽とは異なり月は昼でも夜でも見れらる事から現地信仰では太陽より月の方が強力であるという解釈が為されている。この事から伝承上『太陽』や『火』を魔術的記号としている魔術・霊装に強大な抑制効果を発揮する。
大本の魔術名と同じ銘であり、シが着用したとされる銀色の鎧型霊装『月の神鎧(ワカ・デ・ラ・ルナ)』から放たれる月の神光は『太陽』・『火』系魔術を遮断するのに重要な役割を持つ。
また、何処にでも現れるシの逸話では人間の悪事を暴く月の光について言及されている。ビッグスはこれを『月の光によって生じる影にシは干渉し、あらゆる影に自身や持てる力を潜ませ、人の魂と同義である影を用いて物事を表している』と解釈した。
モチェ信仰では夜に限らず昼にも月の光は地上に注いでいると見做されている故に、この魔術は昼夜両方で使用できる。
月の光、もしくは『月の神鎧』から放たれる光を浴びている生物の影に干渉し生物が持つ物体を含めた影を具現化し操作する。
具現化した影は生物の魂と同義である。それを傷付ければ影の主も傷付くが影の主のように魔術が使えるわけでは無い。
また、影の具現化として元の主の生命力を強制的に半分持っていかれる事もあってかなり厄介な性質を持っていると言える。
例外的にビッグスの影の具現化だけは他者のように生命力を半分持っていかれる事は無い。生物や物体の影に己の影を忍び込ませ感覚をリンクさせ諜報活動を行い、その影と自身を入れ替える事も可能としている。
無論魔術を解けば具現化した影は即消滅し自分の下へ帰って来るので使い勝手もいいが、具現化した影を傷付けられるとビッグスも傷を負うのは共通項である。


233 : ■■■■ :2016/01/26(火) 15:51:51 F2iTN.ao
・『神殿更新』
アンデス文明における特徴的な神殿建築を魔術としたもの。アンデス文明において古い神殿の上に新たな神殿を建築し、新築の神殿が古くなればまたその上から新しい神殿を建てるという形式を採っていた。
神殿を発掘していくと、旧態神殿が構造をそのままに保っており時代の変化を肌で感じられるのがアンデス文明の『神殿更新』である。
ビッグスはこれを魔術として整理し、神殿を含めた建築物の上から次々に建築物を重ね掛けする技法を編み出した。
これは、旧態の建築物の魔術的記号を損なわずに新たな魔術的記号を含んだ建築物を生み出せる事を意味していた。
多種多様な文化・宗教が集う『多からなる一』の構成員がフィジー信仰を基とする霊装神殿『ハワイキ』の上で暮らす上でビッグスが齎した魔術的建築方式は、各々が信じる神々の偶像や祈りを捧げる社を建築するに当たって『ハワイキ』と相互不干渉を起こさず建てられる事からとても重宝されている。
当時の『神殿更新』では更新の度に技術革新や品質改良が為されていた事実を踏まえるこの建築魔術は、同じ種類の建築物でも重ね掛けする程にその魔術的記号を強化する特質を有する。
もっとも、これを実際に実用レベルに操れるのは現在のところビッグスのみ―『ハワイキ』の製造者イロは現在進行中でビッグスから教えを受けている―である為にビッグスは事ある毎に土木工事監督として引っ張り出されている。
その頻度は傭兵時代よろしく『ハワイキ』外で魔術師と戦闘を行う回数よりも『ハワイキ』内で土木工事を監督している回数の方が圧倒的に多い事からして凄まじく感じられるだろう。

・『影鰐』
島根県の伝承に登場する怪魚をモチーフにした魔術。水に映った影に影鰐をモチーフにした棘だらけの短剣『磯撫』を突き刺し影の中に『潜り込ませる』事で影の主である生物や物体を思いのままに操作する。
伝承では影を影鰐に呑み込まれた者は必ず死ぬとされているが、影魔術とはいえ日本伝承は専門外だった事もあってそこまでは再現できなかった。
『磯撫』を抜くには影を映した―『磯撫』が刺さった―元の水面に浮かぶ魔法陣を水ごと吹き飛ばすしか無い。
【概要】
元魔術結社『革命者の王冠』第三瑠璃暗躍部隊幹部、現魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』土木工事監督。魔法名『我が死に場所は護るべき者達の影(umbra111)』。
元はフリーの魔術師。傭兵としてかつては様々な戦場にて一騎当千の働きを成し遂げていたが、ビッグスは次第に終わりの見えない争いそのものに辟易するようになり傭兵としての活動も休止するに至る。
特にビッグスが辟易していたのは、弱者達が強者達に虐げられる世の道理に対してである。幾ら己が傭兵として弱者の救済に当たってもこの道理は不変であり、時にはビッグス自身が強者側として弱小勢力を手に掛ける事もあったのが活動休止の決め手となった。
そんなビッグスが傭兵活動を再開する契機となったのは魔術結社『革命者の王冠』への加入。結社が『虐げられている者の救済』を掲げていたからである。
首領ティア=ラスター=ホルシュタインの意思に賛同したビッグスは、諜報や暗殺を目的とした第三瑠璃暗躍部隊幹部に抜擢される。部隊を統括する千人長ヘリオ=ストロップの補佐や後に新加入した、第二新緑遊撃部隊千人長ラーマと反りが合わない幹部のスザクの指導をこなすなど精力的に働いていた。


234 : ■■■■ :2016/01/26(火) 15:52:24 F2iTN.ao
ビッグスが『革命者の王冠』から離れたのは、他ならぬ『革命者の王冠』の活動内容に徐々に違和感を覚えていった事が始まりである。
『虐げられている者の救済』を謳っておきながら、「金さえあれば善にも悪にもなる使い勝手のいい集団」という魔術業界において評されるような活動内容、
諜報活動を主任務にしているからこそ感じる、『一旦世界を滅ぼしてから作り直す』事を信条にしている『世界樹を焼き払う者』に対する異様な敵愾心、
何より首領ティアや第一紅蓮騎士部隊千人長ヘラクリーズ達が為して来た成果がまるで『様々な民族、国家間を争わせる』下拵えのような性質を帯びていたからである。
これは、そういった戦場で長らく傭兵活動をしていたビッグスだからこそ感じ取れた違和感である(ティア達のもう一つの案『人類共通の敵を創り上げ、世界中の人間を団結させる』には気付いていない)。
とはいえ、これはあくまで違和感である。そしてビッグスがティア達に事の真相を問い質せば済む話であったが、ビッグスは恐怖故にその選択肢を取らなかった。
ビッグスはいい加減疲れていた。辟易していた。自分が再び傭兵として成してきたのは、結局のところ昔と全く変わらないと痛感し無力感に苛まされた。
魔法名に刻んだ信念に悉く背く行動を取ってきたと悟ったビッグスは、それでも尚己に傭兵として再起の機会を与えてくれたティアへの恩義に報いる為に、当時『革命者の王冠』と抗争を繰り広げていた強大な魔術結社のアジトを探し出し単身奇襲を仕掛けた。
最初から死ぬ為の奇襲だったが、これは自分の信念と違う『革命者の王冠』にその一員として在籍していられなくなったビッグスが苦悩の末導き出した脱退方法であった。
ティアとヘリオに脱退の旨を記した置手紙(『我が都合によりこれより死地へ向かい『革命者の王冠』が為に敵対する者達を全て打ち滅ぼさん。首領。千人長。世話になった。これが最期の言葉となる事を許せ』)を残し、死に場所として選んだ戦場で全ての敵を討ち滅ぼすも自身も瀕死の重傷を負う。
最早性や年齢の判別も付かない程肉体を破壊し尽くされたビッグスは、微かに漏れ出る吐息の中に己の無念さを込めた言葉を混ぜながら死を待つばかりとなった。
後に首領ティアや上司のヘリオ、第四金糸雀補衛部隊千人長フェリックス=フォン=ホーエンローエ等各部隊の千人長全てが現場に到着し周辺一帯を捜索したが、存在したのはビッグスの肉体の一部と思わしき欠片のみであった。
フェリックスによってビッグスの肉体と確定した肉片はティアの『昇華術式』に反応しない事も判明した。
ビッグスの肉片は丁重に葬られ、『革命者の王冠』においてビッグス=フォー=カラミズムは多くの謎を残したまま死亡したと認識されている。

死亡したと思われたビッグスだが、実は魔術結社『多からなる一』によって救助されていた。正確には、死に場所と決めた戦場付近にて『戦闘を避ける為の』敵情視察を敢行していたイロ=コイ達の手によってビッグスは『ハワイキ』に移送された。
当時ティアの感染魔術『昇華術式』が反応しなかったのは治療の際『両性産卵』を摂取させられ『新たな人体の構築』が成された為に魔術的に元の肉体の持ち主が消滅したと判断されたのか、『ハワイキ』の認識阻害結界によって感染を阻まれたのか等の可能性が挙げられる。
ビッグスはイロ=コイ達の治療の甲斐あって命を繋ぎ止めた。しかし、自身は死を望んでいたと憤るビッグスは治療を主導したイロ=コイに己の命を救った理由を問い質した。


ビッグス=フォー=カラミズム「イロ。そなたは何故素性も知れぬ魔術師である私を救った?私は死に場所を求め、あの地を最期の戦場と定め戦っていたというのに」
イロ=コイ「蛮勇を“気取る”死にたがりは、大抵何かしらの悲愴な決意を胸に宿しておるもんじゃよ。死の間際にあぁも無念を語っておったおぬしのような人間は、わしも見過ごせんのじゃ。ビッグスとやら。今一度考えてみよ。おぬしがどのような想いを魔法名に刻み、『革命者の王冠』の元一員として…魔術師として今まで生きてきたのかを」


235 : ■■■■ :2016/01/26(火) 15:52:50 F2iTN.ao
『革命者の王冠』の元一員という素性はバレていたが、今や脱退した身であると明言したビッグスをイロは殊更追及しなかった。
『多からなる一』に所属するメンバーの中には、複雑な事情を抱える理由ありな魔術師もいたからである。
列強国の侵略や大きな宗教の伝播、政治的な文化破壊などと言った理由から滅ぶ危険性を孕んだ、その土地固有の風習や古くからの伝統を守る事を主な目的としている『多からなる一』は、奇しくも『革命者の王冠』が掲げる理念と非常に類似するものであった。
『多からなる一』に迎えられたビッグスは、まずは傭兵として活動するよりも『多からなる一』に集った様々な民族&宗教文化に触れる事で今一度己を捉え直す事にした。
流浪の傭兵集団『革命者の王冠』に在籍していた頃には終ぞ発揮する事が無かった魔術『神殿更新』を用いて『ハワイキ』各地に建設される多種多様な文化建築へ大いに貢献。
「土木工事のオジイサンが今日も頑張ってる」的な視線を周囲から送られる中、戦闘用として『影鰐』など新たな魔術も習得する等ビッグスは次第にかつての輝きを取り戻すに至った。
魔道書原典『カレワラ』に関わる騒動では首謀者カッレラの行動理由に『革命者の王冠』首領ティア=ラスター=ホルシュタインに似た思想を感じ取り、彼女の討伐に立候補するもイロに説得され出撃を見送った。
カッレラを食い止めた上に彼女への処分を寛大なものとした―昔己がやったように結社を裏切るような真似をした者への代償は『死』かそれに比肩する程の艱難辛苦とビッグスは考えている―イロに不信感を抱いたビッグスは、後にイロへ魔術師として何を望んでいるかを問い質す。
かつてティアにはできなかった後悔―かつての自分にそれができていれば『革命者の王冠』を離反する事も無かった…かもしれない―を再び繰り返さない決意に満ちたビッグスの真摯な問いにイロは自身の悲願を打ち明けた。
イロが語る内容、それは血を血で洗う民族&宗教『抗争』では無い融和的な『競争』による弱小派の地位向上の達成であり、その為に蛇神ンデンゲイに成る事を目指すと断言したイロはビッグスに賛否の意思確認をしなかった。
拒否されても貫く覚悟があり、それでも拒否される恐怖は確かに持っているであろうイロの告白に自分を重ねたビッグスは言葉として明言せず、しかし行動としてイロが目指す理想をこの目で見たいという意志を示す決意をする。
それが上手く行けば万々歳、もし上手く行かなければ命に代えても制止しイロを護る役目を請け負う、まさに『我が死に場所は護るべき者達の影(umbra111)』という魔法名通りの生き様を『多からなる一』に見出したのである。

今でも時折ここにはいない『革命者の王冠』メンバーの事を気に掛ける。信念が違ったとはいえ、自分を再起させてくれたティア達には恩義しか感じていない。
特に指導していたスザクについては心配しかない。スザクの危うさ、独自の諜報活動によりビッグスのみが知り得た『必要悪の教会』に所属している魔術師橘飛鳥とスザクの因縁、因縁の大本たる女性は死去しておりどうにも因縁が断ち切れない絡まり合った事情はスザクと飛鳥の殺し合いでしか断ち切れないのかとビッグスは当時から頭を抱えていた。
しかし、『多からなる一』に籍を置いた今のビッグスはとある一つの可能性に着目していた。それは、『ハワイキ』の特性である死者の魂との交信。
昔スザクは恋慕を寄せていた飛鳥の妹を蘇生させる為に禁忌とされる死霊の秘術に手を出していた。つまり、蘇生させる為に必要な妹の肉体は未だ現存する可能性はある。
想いを寄せていた女性の死を割り切れていないスザクなら、亡骸へ保存魔術を施していても不思議では無い。
当時そこまで気を回してやれなかった事が悔やまれるが、もし二人の因縁を争い以外で断ち切れる方法があるのなら亡き妹の魂を現世へ降臨させるこの手段しかないとビッグスは考えている。
そして、『革命者の王冠』第三瑠璃暗躍部隊幹部ビッグス=フォー=カラミズムは既に死に絶え、今在るのは『多からなる一』土木工事監督ビッグス=フォー=カラミズムとして、旧友達と抗争になれば心を鬼にして戦場へ臨む事を心に固く誓っている。


236 : ■■■■ :2016/01/26(火) 15:53:21 F2iTN.ao
【特徴】
『革命者の王冠』時代→身長180センチ程。鍛え込まれた肉体が眩しい。南アメリカ大陸の国出身である為に色黒。黒髪をドレッドロックス状に纏め上げている。胸骨付近まで伸ばした幾本もの髪のせいで、周囲は上手く顔が判別できない。ラフな格好。ダミ声。
『多からなる一』現代→身長180センチ程。鍛え込まれた肉体が眩しい。年老いた皮膚は色白。白く染まった長髪をおさげとして先の方で一本に纏めている。燕尾服・ホワイトタイ・黒のシルクハットを身に付ける姿は正に英国風紳士。気品溢れるしなやかな声。

死の間際呟いた無念の中に自分の出で立ちについて言及した言葉を零したビッグスの願いを叶える為にイロが『両性産卵』で新たな人体を構築した際その言葉通りの姿にしてあげた。
目を開けたビッグスはビックリ仰天するも、すぐに自分の新たな姿をとても気に入った。今の姿を見て『革命者の王冠』メンバーがビッグスをビッグスと判断する事は魔術戦にでもならなければわからないだろう。
唯一不満に思ったのは年齢が50代前半であるにも関わらず新たな姿である現在の老紳士風の姿は60代後半である事。
肉体が破壊されまくっていた事もありイロにビッグスの年齢を悟れというのは無理な話であるのは承知しているので表立って不満を漏らす事は無い。
普段は土木工事の建築の傍らに剣技に関わる道場を開いていたり、イロや他の構成員と共にお茶会を開いている。
卓越した剣技を持つビッグスは、剣技に限らず道場の門を叩く構成員に長年自分が傭兵として歩んで来た技法を伝授・指導している。
また、とあるお茶会にて先日カッレラが任務のついでにお土産として買ってきた京都の茶葉がいたく気に入り、これを切欠にカッレラとの仲も雪解けに向かった。エロジジイである。
【台詞】
「ティアめ。相も変わらず際どい格好しておるな。私の鼻の下が伸びっぱなしになるばかりではないか。これはいかぬ。男共を惑わす色香は何としてでも食い止めねば。ヘリオに言って何とかし……あぁ駄目だ。あの者もティアに夜這いを仕掛ける程ゾッコンであったな。であるならば、今しばらくはティアの服装を認めるしかあるまい。うむ」
「こ、のよ…な形でし、かそなたらに…恩義を返せ、る方法を見出せなんだ。許せ…ティア。私はも、うそなた…らとは……『革命者の王冠』とは共に、居れぬ。…あぁ、一度でい…いから英国、風、の老紳士に、このダミ声から……おさらばできる気、品溢れる声を実現し、たかった……ものだ。そして……無意味に虐げられる者達を護る影でありたかったよ」
「ワッツハプン!!?私は夢でも見ているんだろうか?そうだ。これは夢だ。でなければ、夢にまで見た英国風老紳士の格好に気品豊かな声に私が成っているわけが無い!!あぁ、でも夢でもいいからもうちょっと堪能していたいな!!あぁ、やっぱりいいいぃぃ…!」
「最近私を見る皆の目が『土木工事のオジイサンが今日も頑張ってる』的な視線に染まっておるな。私も丸くなったものだ。かつては傭兵として各地の戦場を渡り歩いておったというのに。まぁ、平和が一番と思っておこう」
「こんな形で旧友と…かつての同僚にして教え子と相見える事になるとはな。ティアやヘリオ達は元気にしておるか?……そうか。この姿や声ではわからぬか。では、こう言えばわかるかな。スザク。そなたが未だに叶えられておらぬであろう想い人と再び相見える手段を掲示できるかもしれない………元魔術結社『革命者の王冠』第三瑠璃暗躍部隊幹部ビッグス=フォー=カラミズムが推して参る!!」
【SS使用条件】
特になし


237 : ■■■■ :2016/01/27(水) 23:30:44 NPhda1TA
【名前】母子里咬畏(モシリ カムイ)
【性別】男
【所属】科学
【能力】肉体再生(オートリバース)レベル2
【能力説明】
自分の怪我を治す肉体系の能力。軽度の打撲傷・切り傷・擦り傷などであれば1分もあれば再生するので、傷を治しながらの戦闘続行も可能。体内に侵入した毒素も時間をかければ除去できる。
筋繊維の断裂や骨折も許容範囲なら修復出来るので多少の無茶は利くものの、人体の限界を超える的な高位の肉体強化の真似事は流石に不可能。
身体検査を毎度サボっているのでレベル2の評価は入学当時のままだが、実際の強度はレベル3並みだと思われる。
【概要】
唱和園高校二年の男子生徒。オカルト研究会幽霊部員。
アイヌを遠い祖先とする道産子だが、魔術的素養は一切ない歴とした科学サイドの住人。美璃珈(ピリカ)という小学生の妹がいる。
部活や委員会などには所属せず他人を寄せ付けない雰囲気を纏っている。所謂一匹狼。クラスメイトから「怖い人」「不良」だと思われている事には彼自身気づいているが、実際その印象は誤解を多々含んでいる。ただし別段誤解を解こうとはしていない。
実は彼は噂話や都市伝説にある怖い話が大の苦手であり、それらで溢れている話題に入っていけず周囲の人間を遠ざけているというのが真相。
唱和園高校の特色は入学後に知ったのだが、時既に遅し。昔から怪談話だけは駄目だったのに、よりにもよって唱和園へ来てしまったのだ。怖い話が苦手というのは恥ずかしくて誰にも言えない秘密であり、彼に残された術は極力他人(噂好きの生徒)と関わらないようにする事だけだった。
それから彼は話しかけられても無視して立ち去ったり、ぶっきらぼうな物言いをしたりと、周囲に対して壁を作っていった。そうする内に周りからは不良だと思われるようになり、話しかけられる機会も減っていった。
その事を寂しいと感じはしたが、怖い話を聞くぐらいなら、秘密がバレるくらいなら、一人でいる方がマシだと自分に言い聞かせ続けた。太時千万里というミステリアスな先輩に出会うまでは。
ひょんな事から太時に秘密がバレてしまい、焦る彼に彼女は「誰にも秘密をバラさない代わりに、オカ研に入って貰う」という交換条件を持ち掛けてきた。オカ研への入部など到底受け入れ難かったが背に腹はかえられず、渋々条件を飲む事にした彼は、とりあえずオカ研に籍をおくだけの幽霊部員となった。
当初は変な女に目を付けられたくらいにしか思わなかった彼も、どうしようもなく寂しくなった時にオカ研を訪ねるようになり、学校で唯一彼の事情を知る『先輩』と話す時間に居心地の良さを覚えるようになり、次第にオカ研に自分の居場所を見出すようになって、それこそが彼女の思惑だったのだと悟った。
以降は『先輩』の影響から苦手である怖い話の克服にも前向きであり、恐怖の理由を真っ向から見極めようと努力している。彼が苦手の克服に挑む動機は勿論、いつの間にか惹かれていった『先輩』に、自分の事をもっと認めてほしいから、である。


238 : ■■■■ :2016/01/27(水) 23:32:04 NPhda1TA
しかし二年に進級して暫くした頃から彼はオカ研に顔を出さなくなり、時を同じくして新聞部部長の七種臥鳶の周辺で度々その姿が目撃されるようになった。
オカ研の活動は各部員の自由意志によるものであり、新聞部という新しい居場所を見付けたのならばそれもまた彼の選んだ道と受け入れるつもりの太時だったが、久しぶりに会った彼がどうにも浮かない顔をしているのが気掛かりだった。
実はこの時、彼はとある事件に自分の妹が関わった件で七種に弱みを握られており、秘密を守る事と引き換えに七種の用心棒として身の回りを警戒し護衛するように命じられていた。
それが『御形(ゴギョウ)』たる彼の役割であり、彼は言われるがまま七種の実験をサポートする集団『七草』のメンバーに引き込まれていたのである。
周囲に壁を作っていた彼の態度が気に食わない上級生の不良グループに絡まれる機会も少なくなく、必要に迫られて磨かれた喧嘩の仕方と腕っ節は、本気を出せばそこらの小規模な不良チームを一人で壊滅させるレベル。
本人は無用な諍いは極力避けたいというのが本音のようだが、その強さに目を付けた七種により『七草』の実戦担当に起用されてしまった。そして彼を陥れるためだけに、彼の弱みとなる妹絡みの事件の筋書きを練り、裏で糸を引いていたのは誰なのか。彼は薄々勘付いているものの、問い質した所で今更何かが変わる訳でもないと割り切り、再びオカ研の部室で『先輩』と話せる何時かをただ待ち焦がれている。
【特徴】
身長175cm。均整のとれた肉体は生まれ持った資質であり、また優れた運動神経の持ち主。
アッシュシルバーのウルフカット。眼光は鋭く剣呑な輝きを放っている。人より発達した犬歯が特徴的。
道産子にとって学園都市は暑いらしく、真冬以外は年中クールビズ。制服を着崩す理由も暑さからだが、それが不良だと思われる原因の一つになっているという悲しい性。肉食獣の牙をあしらったペンダントを首に下げているが、詳細は不明。
【台詞】
他人を呼ぶ際は目上でも関係なく苗字を呼び捨て。唯一太時だけは「先輩」と呼ぶ。
「俺に話しかけるな。耳障りなんだよ」
「は? オカ研に入れって、冗談だろ? 誰が変人の巣窟になんかーーーってオイ! ちょちょちょちょい、ちょっと待て待て。待ってって。わっ分かった、分かったから。入る、入りますからその事は誰にも言わないでくれよ先輩」
「ああ、コロボックルだろ。ガキの頃うちの田舎でたまに見かけたよ。なまら小さくてめんこい奴らでさ、あいつら元気にしてるかな……。ん? 別に平気だけど。コロボックルなんて珍しくもないし怖くもねえよ。たまに内地の人間はズレた事を言うよなーーーっつか、先輩? え、コロボックルについてもっと詳しく話せって? 別に良いっすけど……せ、先輩。顔近いっす」
「あいつは……美璃珈は出来の悪い俺なんかと違って、気立ての優しい人懐っこいやつなんだよ。友達だって沢山いる。こんな所で躓かせる訳にはいかねえんだ。……分かったよ、俺はアンタに従う。だから妹の件は黙っていてくれ……この通りだ」
【SS使用条件】
特になし


239 : ■■■■ :2016/01/28(木) 00:21:52 d/9o4siY
ホロホロっぽい


240 : ■■■■ :2016/01/28(木) 00:56:33 PlW6Lbvk
【名前】草陰繁婁(くさかげ しげる)
【性別】男
【所属】科学
【能力】無能力者
【概要】
唱和園高校の卒業生で、現在就活中の新聞記者志望の青年。現状は21歳フリーター。
高校在学中は『新聞部』に所属。卒業後の大学では本格的にブン屋を志して政治経済学、犯罪心理学などを一通り齧り、学園都市の大手新聞社から内定を貰うため日々就活に勤しんでいる。
一方で高校卒業後も都市伝説や噂話の収集は趣味の延長、というか最早一種の習慣として続けており、自身が運営するまとめサイトはそれなりの閲覧者を惹きつけている。

三年前、筆木人鳥に唱和園高校学校裏サイトの管理人を引き継がせた前任者こそが草陰。
卒業を間近に控え、後継者の選定が思うようにいかず悩んでいた彼の前に突然現れた見ず知らずの少年ーーー当時中学生の七種臥鳶ーーーは、適任の人物として筆木の名を挙げた。
本来であれば学外の部外者、それも中学生の提案などに耳を貸す彼ではなかった。にも拘らず、七種の推薦通り筆木を後任に選んだ理由を、後に彼は「あの時は、何故だか不思議とそうする事がとても自然で、かつそうした方が絶対面白くなるに決まっていると思えたからだ」と述懐している。
ちなみに筆木は草陰の人相を全く覚えていないので、もし今後二人が再会するとしても彼女は初対面だと判断するだろう。
高校卒業後も『新聞部』のOBとして唱和園高校にはちょくちょく顔を出しており、後輩部員たちの仕事ぶりを冷やかしたり苦戦している就活の愚痴を零したり更新された七不思議について七種と談笑している姿が度々目撃されている。
実は草陰こそは七種の実験をサポートする集団『七草』が一人、『蘩蔞(ハコベラ)』。
その役割は実験を学外の視点から観察するオブザーバーであり、唱和園の内情を知りつつ一歩引いた目線を持つ彼はまさにうってつけの人材だった。実際に学内にいる七種では気付けなかった発見が草陰の何気無い一言から生まれる事もあり、思った以上に重宝しているらしい。
草陰自身は七種の実験や彼の下衆さを良く理解した上で『七草』に参加しているので、本質的には七種と同じ穴の貉である。
また学校裏サイトには卒業後の現在も一般ユーザーとして度々書き込んでいる。
【特徴】
長身痩躯、黒髪短髪。就活生にしては少々フレッシュさに欠ける老け顔で、常に気怠げな印象。
就活中の身故、殆ど常時リクルートスーツ。だがアイロンを掛けてくれる相手も自分で掛ける暇もないのか、ヨレヨレ。私服には特にこだわりといったものがないようで、大手アパレルメーカーの既製服を適当に選んでいる。
【台詞】
「よーう後輩どもー、OBの草壁先輩が差し入れ買ってきてやったぞー。ん? 何をってここに来る途中懐菓子堂で適当に。ハァ? 贅沢言うなっつの。お前らだって好きだろ、あそこの駄菓子」
「だあああああッッ、また不採用! もうこれで何社目なんだっつの‼ 俺のどこが悪いんだよ、畜生‼ やっぱ顔か、この老け顔が駄目だっつーのか。若さが感じられない? フレッシュさに欠ける? 知らねぇよクソったれが‼ 今に見てろ、俺を落とした奴ら全員、いつか出し抜いて世紀の特ダネをあげてやるからよ」
「ふーん、『失心ドミノ』ねぇ。これでまた一つ七不思議が更新されたって訳か。それにしても、ここ最近の都市伝説の発生頻度はかなりの高さだよな。俺の在学中はこんなしょっちゅう記事のネタになる噂も聞かなかったが……、まったく羨ましい限りだぜ」
「俺も見てみたいんだよ、究極の都市伝説ってヤツを。学生生活最後のお巫山戯としてはこれくらいはやらなきゃな。ま、七種に目ぇ着けられた奴には気の毒だがよ。そこは唱和園に入った時点で、ある程度覚悟しておくべきなんじゃねぇの?」
【SS使用条件】
特になし


241 : ■■■■ :2016/01/28(木) 02:40:03 PlW6Lbvk
>>235
スザクの作者です。大分前に作ったキャラなのに関連付けてもらえるとは…
ただ保管庫や過去ログを見てみると、実は橘飛鳥の妹は生きているんですよね。スザクの最後の台詞は再開時を想定したくだりです
このままだとビッグスの気持ちが無駄なりそうな気がするのですが…


242 : ■■■■ :2016/01/28(木) 07:34:16 4sMPuVNI
【名前】ツァトゥグア
【性別】男
【所属】魔術
【能力】「怠惰な邪神(ツァトゥグア)」「無形の落とし子」「ンカイへの道」
【能力説明】「怠惰な邪神」
クトゥルフ神話において語られる神格『ツァトゥグア』を元にした魔術。
自身の肉体を黒いねばねばした半液体状に変化させる。
この状態では相手にまとわりつくことで相手の肉体を溶かして取り込むことができる。

とは本人の弁。
この魔術の実態は肉体改造により半液体状の肉体を得た魔術師が加工した人間の『皮』を被っている、というもの。
肉体が半液体化するように見えるのは、『サンプル=ショゴス』のごとく体表に開けられた小さな穴から肉体を染み出させているためで、中身のなくなった皮は肉体の中に小さくたたんでしまっておくことで肉体が半液体化したように見せかけている。
ただし、唯一脳だけは機能を残したまま半液体化することができず、握りこぶしほどの大きさの球体の中に押し込まれている。
これを破壊されれば当然即死するほか、肉体を半分以上破壊されても死ぬため、見た目の割には意外と脆い。
ちなみに、半液体化した肉体で相手の身体を溶かして取り込むことができるというのは嘘ではなく、食事等も肉体で包み込み溶かして摂取している。
また、魔術の特性上術者の視覚と痛覚は失われているため、周囲の状況を知るためには音の反響を利用するか何らかの魔術で探知する必要がある。
「無形の落とし子」
上記の『怠惰な邪神』の研究過程で作られた副産物とも言うべきもの。
一種の魔術生命体であり、『怠惰な邪神』で変質した肉体とよく似た特徴・性質を持つが、身体の強度はこちらの方が断然高く、力も並の生物では対抗できないほどある上、一部を槍や剣のような形に変形しての攻撃も行える。
素材は人間の皮と骨以外の部分全ての混合物。
寿命は長くなく、2年保てばいい方らしい。
戦闘等を行う時は主にこれを使用する。
普段は皮の中に肉体を覆うようにして携帯している。
「ンカイへの道」
空間転移を行う術式。
魔術の使用条件として転移させるものに一切光が当たっていないこと、転移先が地中にある同じく一切光のない空間であることの2つを満たさなければいけないが、その分転移可能な範囲が異様に広い。
彼は『無形の落とし子』で自身を包み込み、かつ転移先を自らの作った『ンカイ』と呼ぶ地下拠点にすることで魔術の使用条件を満たしつつ安全性を確保している。
【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員。
クトゥルフ神話の神格の一柱『ツァトゥグア』を名乗る魔術師。
名乗る名前の通り非常に怠惰で、普段は拠点としている豪邸の一室で食っちゃ寝しながら無為に日々を過ごしており、彼の気を引くようなことがない限り、魔術師としての力を振るうことはまずない。

その行動原理は『異常』への憧れとでも言うべきもの。
「普通と違うこと」に対して非常に強くこだわり、自らも異常な存在であろうとする。
特に異端といわれるような魔術や魔術師などには執着といっていいほどの興味を示し、助力の押し売りじみたことまでするが、反面常識的な考えを持った魔術師や大規模な勢力に追従する魔術師に対しては出会い頭に暗殺魔術をぶちこもうとするほどに嫌っている。
そのため、同じ結社のメンバーからは、騒動を起こしているところに勝手に出張ってきては敵の魔術師に攻撃し、むやみに騒動を大きくするトラブルメーカー、といった認識をされている。
ちなみに勝手に出張ってくる割に敵わない相手と見るや身体に仕込んだプラスチック爆弾で自爆し自分だけは魔術で脱出するなど無責任な行いを繰り返すため、彼に対していい感情を抱いているメンバーは非常に少ない。
【特徴】平常時の見た目は異常なまでに太った盲目の中年男性。
戦闘等を行う時以外では電動車椅子に身を任せている。
また、必要があれば『皮』を取り替えることで年若い青年の姿になったり、妙齢の女性の姿になったりもする。が、どんな姿でも盲目のまま。
服装は姿によって替えるが、スーツを着ていることが多い。
【台詞】中性的な喋り方。
「素晴らしい!実に素晴らしい!その異端さ!特異性!君のような魔術師に出会えるなんて私は本当に幸運だ!」
「いやあっはっは!すまないすまない!自爆については反省しているよ、この通りだ!まあ信頼の証として受けとってくれよ!」
「いやあ、実に残念だ。君の魔術はそんなに素晴らしいのに、どうしてその使い手たる君はわざわざ十字教なんぞに迎合する愚か者になろうとするんだい?」
【SS使用条件】特になし


243 : ■■■■ :2016/01/28(木) 14:39:40 nfxcRpJ.
七草が出てくるたびに七種のクズさが強調されていく


244 : ■■■■ :2016/01/28(木) 22:09:07 QaqiP65I
>>241
そうでしたか。これはこちらの確認ミスですな。わざわざご指摘して下さりありがとうございます
ビッグスが生きている事もスザクからすればビックリぽんでしょうし、驚くのがスザクだけというのは不公平でしょうからこの際ビッグスにも妹さんの生存にビックリぽんしてもらいましょうかw

まぁ、唯ビックリぽんして終わりというのは少々味気ないので台詞を一つ追加します

「い、いい、生きてたーーーー!!!??ワッツハプン!!!…た、確かに改めて話を聞いておる内に幾つか不可思議な点があったとは思っておったんじゃが。お、おいスザクよ!!何を尻込みしとるんじゃ!!昔みたいに尻を蹴っ飛ばして気合いを入れてやろうか!?」


245 : ■■■■ :2016/01/28(木) 22:12:08 QaqiP65I
今日は調子が優れないのでこの厨二御用達の三つ目キャラ投下で失礼。しばらくここには来れないかも


【名前】トワイライト=グリモス
【性別】男
【所属】科学
【能力】『避役の瞳(サトリ)』、『暴虐の神罰』。
【能力説明】
・『避役の瞳(サトリ)』
『サトリ』と聞くと日本伝承にて登場する人の心を読む妖怪『覚』を連想し、当人も冗談半分に妖怪『覚』の魔術だと漏らしているが実際はアフリカ各地で語り継がれるカメレオン伝承に基づく魔術及び霊装名である。
アフリカ神話や伝承においてカメレオンは「神の使い」「連鎖的に殺し尽くす毒を持つ」等と語られている。
例えば、細部に違いは見られるものの多くの民話において神の使いカメレオンが神から託されたメッセージ「人間は永遠に生きる事ができる」を人間に伝える前に、逸った人類が他の動物なり使者から神のメッセージ「人間は必ず死ぬ」を聞き、人類に死の運命が与えられるというものがある。
トワイライトはこれを「カメレオンの言動より先んじて己の欲望を満たそうとした為に人類に死の呪いが発生した」と解釈した。
霊装『避役の瞳』の瞳が開いている限り、トワイライト当人より先に動き彼に害を為そうとした『人間』(←ここが肝。言い換えれば無人兵器や自動操作のゴーレムに体全体を化物化した魔術師など先手を仕掛ける直前の“状態”が『人間』で無ければこの魔術は無視できる)は魔術操作を含めて動く直前に強制的に動作を停止させられる、所謂『先手の禁止』である。
トワイライトに奇襲の類は『人間限定』で一切通じない。停止状態から無理に挙動を発生させようものなら神経や血管が破裂し始め、魔力循環の不具合による暴発も生まれ、遂には死に至る。
人間がトワイライトに有効な攻撃を加える為には先手で無ければいい。すなわち『後の先』を狙う他無いが、『避役の瞳』は『サトリ』と呼称する通り有視界内に収めた生物の心を読む事ができる為に非常に困難である。
利用する伝承は神の使いカメレオンと当時カメレオンの主たる神と覇権を争っていた海神オロクンの逸話。
美しい着物を着て神とオロクンのどちらが人々から賞賛されるか競う直前神から使わされたカメレオンはオロクンと同じ衣装を身に纏っていた。
オロクンは何度も自身の宮殿へ引き返し別の豪華な衣装に着替えたが、いずれの場合もカメレオンはオロクンと同じ衣装を身に纏っていた。これによりオロクンはカメレオンの主たる神に屈した。
解釈としては「カメレオンは生物の心を読む事ができ、尚且つ相手に幻覚を見せる事ができる」である。つまり相手の脳内に様々な幻覚を抱かせる事が可能なのだ。
『避役の瞳』はトワイライトの額に埋め込まれている。先手を封じられ、心を読まれたり幻覚を見させられたりして『後の先』を狙うのも非常に困難だが、何らかの事由で『瞳』を閉じさせられる事ができれば付け入る隙はある。
しかし、それはトワイライトも百も承知。彼は古傷が痛々しい閉じられた左目に『避役の瞳』をもう一つ埋め込んでいる(カメレオンの目は二つある)。
強烈な刺激に対する防護術式を瞼の裏側に刻み付ける事で保護されるもう一つの『瞳』は、額の『瞳』を封じて千載一遇のチャンスとばかりに攻め込んでくる相手を容赦無く見透かす悪魔の瞳となる。
また、他のカメレオン術式としてトワイライトの体液(汗や血など)は、様々なものに連鎖的に浸透する魔術的な猛毒となる。そして、トワイライトに毒の類は効果無しである。


246 : ■■■■ :2016/01/28(木) 22:13:13 QaqiP65I
・『暴虐の神罰』
嵐と雷と火を司る暴虐の神ジャンゴの伝承に基づく魔術。目に見える戦闘魔術はこちらの方。
手から発生させる雷の両刃斧による一閃は数多の物質を刹那に消失させる超高温のラブリュスとなる他、周囲に放電する高圧電流とも化す。
暴風と大雨が渦巻く嵐の中でも各地に炎の災いを振り撒いた伝承から、トワイライトの操る火属性魔術は水属性や風属性魔術で打ち消されずに突貫する炎の矢となる。
無論ジャンゴ自身も風属性や水属性の魔術を操れる。その時々に応じた最善手を選ぶ頭脳を持ち合わせるトワイライトの実力は推して知るべし。
人だった頃のジャンゴには己の失策で仲間や身内を失った末に自殺するエピソードが存在するが、トワイライトは死後神として崇められた伝承を抽出しているので弱点とはならない。
その代わり属性とは別に激情を司る神の特質としてジャンゴ魔術を使い過ぎると、ある時を境に激情へ身を委ねる所謂『トランスモード』に陥ってしまう弊害がある。
圧倒的な速度を誇る雷を操る神として2、3分程度だが音速に迫る挙動を発揮できる代わりに周囲が見えなくなり、敵味方問わず胸の内を駆り立てる激情のままに滅ぼす行動に走ってしまう。
無論魔力消費の燃費など一切考えない為数分程で力を殆ど使い尽してしまう可能性が高いが、制限時間を過ぎる前に滅ぼし尽くしてしまうとその瞬間に『トランスモード』は停止し何時も通りの冷静さを取り戻す(『避役の瞳』はトワイライトにとって実は強力な武器では無く制限装置扱いである。殆ど力を使い尽した後でも最低限『瞳』に回せる魔力は残すよう左目の瞼の裏に刻んでいる防護術式に専用式を組み込んでいる)。
トワイライトにとって激情とは少数民族出身の戦士として命のやり取りをする刹那の愉悦。懸ける命は己と敵。生粋の戦闘狂であるトワイライトは、己の愉悦を至高なる高みまで昇らせてくれる機会を心待ちにしている。
【概要】
アフリカ出身の魔術師。魔法名『この瞳が在る限り如何なる者にも未来(さき)を許さない(pupula051)』。
魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』における強硬派筆頭格にして、聖人とも戦闘の経験があると嘯く三眼の魔術師。
『多からなる一』に加入するまでは各地の戦場に姿を見せては殲滅の限りを尽くしたと謳われる生粋の戦闘狂。
今までに『イルミナティ』や『世界樹を焼き払う者』の支部の幾つか瞬く間に壊滅させ、『革命者の王冠』と契約した魔術組織(善悪で判別すると悪側に分類される結社)を『革命者の王冠』の主力部隊が実際に動く寸前に殲滅したりと色々動き回っているが、その割に『凄まじく強いけどどんな魔術を使うのかがわからない』という評判が立っている。
トワイライトと出くわした魔術師の殆どが彼の手によって命を落としているからであり、命を失った者達はトワイライトが操る魔術の正体の断片すら仲間へ残す事ができないからである。
唯一わかるのは「当人が『サトリ』と呼ぶ『瞳』を額に浮かべる血塗られた魔術師」くらい。その危険度から『必要悪の教会』の手配書にも載っており、『必要悪の教会』内では日本伝承に登場する妖怪『覚』に基づく日系魔術を操る魔術師ではないかと囁かれている。

『多からなる一』に加入したのは少数民族の文化を守ろうとする結社の理念に心動かされたから。これでもトワイライトなりに自身が生まれ育った大地に根付く文化を愛している。
しかしながら、トワイライトは結社のメンバーとの共闘を悉く蹴る、集団行動など知るかと言わんばかりの単独行動し放題等々とにかく群れる事を嫌う。
自身が操る魔術に仲間が巻き込まれるのを防ぐ為などという良心からくる行動では無く、単に戦闘の邪魔だとしか考えていないという多少以上に傲慢な性格だがとにかく頭が切れる。
生粋の戦闘狂で至高の愉悦を望みながら自滅などの愚行を犯さない完璧に等しい程の感情の抑制術はトワイライトの特長である。

十字教など現在の多数派が魔術世界をリードする状況を快く思っていない。大きな対抗勢力には容赦の欠片も無く殲滅行動に走る。実力は確かなので、次第にトワイライトは組織きっての強硬派筆頭格と見做されるようになった。
「文化や民族に優劣はない」という理由で明確な主導者は存在しない『多からなる一』の構造はトワイライトにとっては実に居心地が良かったが、ある事件を境に暫定的主導者となったイロ=コイから抑制指示が下ってからは比較的大人しくしている。
『避役の瞳』によってイロの心の内など全て見透かしているトワイライトは、強硬派筆頭格として結社における確かな発言力を維持しながら来るべき至高なる愉悦の時を待ち侘びている。


247 : ■■■■ :2016/01/28(木) 22:13:54 QaqiP65I
ちなみに、トワイライトが滅ぼした結社の大部分に共通するのが『弱き者を己の私利私欲に使い捨てにしていた』事。
『革命者の王冠』と契約していた魔術結社は悪側なれどこの共通事項からは外れていたのだが、『革命者の王冠』の諜報部隊たる第三瑠璃暗躍部隊が結社周辺における諜報活動の際にトワイライトの『瞳』に引っ掛かった為に、あのような事になったという経緯がある。
【特徴】
身長187センチ体重90キロ台。額と左目に『避役の瞳』を埋め込んでいるが、余程の事が無い限り他者が左目の『瞳』を拝む機会は無い。
左目から左頬に縦一閃に流れる古傷が痛々しく浮かんでいる。結社のメンバーの誰にも左目の『瞳』については明かしていない。というか、自身の魔術について多くを語る事は無い。
日焼けした赤茶色の肌、右目の血塗られたと錯覚する程禍々しい赤い瞳、耳や首にまで伸びる赤黒い長髪、首元に巻かれた朱色のスカーフ、アフリカ各地の特色を融合させた民族衣装の上から硬質な紅色のマントをはためかせるなど赤系の柄で統一させている。
単独行動がデフォ。高い所が好きなのか、本部である『ハワイキ』内に存在する建築物の屋根の上などに座り潮風を浴びている姿を目撃されている。
【台詞】
「あぁ、本当だぜ。あの聖人は今まで俺が戦ってきた相手の中でも格別に強かった。なにせ、俺を相手に生き残れる奴がいる事自体が珍しいからな。俺もこの『サトリ』が無かったら正直ヤバかった。ははっ、信じる・信じないはお前等の自由さ。好きにしろや」
「よぉ、ジジイ。『革命者の王冠』の諜報部隊にいた筈のお前が何でここにいるんだってずっと前から聞きたかったんだよなぁ。いいだろ、減るようなもんじゃねぇし。……あぁ、そうだな。言葉にしなくともこの『サトリ』の瞳は全てを見透かしている。つまり、これは無駄話だが俺はこれでも話好きなんだぜ?無駄話も与太話も内緒話も大歓迎だ」
「向こう見ずなガキが突っ走って臆病者が『多からなる一』の舵を取ったか。まぁいい。しばらくは大人しくしてやるよ。あの野郎の望む事が実現に動き出せば遅かれ早かれここは嵐の中心地となる。そこに、俺が望む愉悦の機会があればそれでいいんだからな」
【SS使用条件】
特になし


248 : ■■■■ :2016/01/28(木) 22:15:54 QaqiP65I
特徴に一文追加

魔術とは関係無い一般人が暮らす普通の世界に出向く時は額の瞳に迷彩術式を施して一応隠している


249 : ■■■■ :2016/01/28(木) 22:19:42 QaqiP65I
間違えた。所属は科学じゃなくて魔術です。調子悪いのが如実に出てるなぁ。連レス&これで本当に失礼します


件の妹さんをキャラとしてちゃんと見たいかも(ボソッ)


250 : ■■■■ :2016/01/28(木) 22:24:45 4DuppDwM
妹って白鳳?
なら投稿されてるっしょ


251 : ■■■■ :2016/01/29(金) 07:43:57 ZhAplSxU
少しいじったので再投下

【名前】テポナストリ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「双子の大神殿」「ミクトランテクトリのナイフ」「ウィツィロポチトリの光槍」「太陽を喰らう者(トラルテクトリ)」
【能力説明】「双子の大神殿」
かつて古代アステカ王国の首都テノティトランにあった『双子の大神殿』と呼ばれる神殿を元にした霊装。
アステカの人々が征服した部族の神を自らの神に同化させ自分たちの神話体系に組み込んでおり、双子の大神殿があった神域にそれらの神々を閉じ込めて祀る牢獄のような神殿があったことから、使用すると霊装の周囲の半径50メートルくらいに結界を展開し、結界内でのアステカ系以外の魔術の使用を阻害する。ただし、発動を阻害できる魔術はせいぜい一般的な魔術師が一人で発動できる程度の魔術までで、また魔術の一部にアステカ的な要素を組み込んだ魔術も対象外。
基本的にこの霊装の使用には地脈からの魔力供給を必要とし、人からの魔力供給によって霊装を使用した場合には結界の大きさ等は変わらないが、魔術抑制効果が大幅に落ちる。
また、非常にデリケートな霊装であり、その一部を破壊されただけで霊装としての機能が失われてしまうため、偽装目的も含めて普段は大きなスーツケースの中に入っている。
「ミクトランテクトリのナイフ」
古代アステカにおいて最も重要な儀式であった生贄の儀礼、およびその儀式の為の捕虜を捕らえかつ古代アステカの実質的な軍事力を担っていた『ジャガーの戦士』と『ワシの戦士』を元にした魔術。
黒曜石のナイフを振るうことによって発動し、『双子の大神殿』の結界内の任意の位置に骨ごと人を両断できる程度の威力を持った斬撃を発生させる。
基本的に相手を視認しての発動になるが、一度この魔術によって傷を付けた相手に対しては、結界を解除しない限り視認なしでその傷の付近に斬撃を発生させることができる。
また発動のトリガーとなっているナイフを振るう行為は文字通りただの引き金であり、ナイフを横に振るい縦向きの斬撃を発生させる、などということも可能。
『ウィツィロポチトリの光槍』
古代アステカにおける太陽神にして軍神である神『ウィツィロポチトリ』の誕生と、その武器『シウコアトル』を元にした魔術。
早く言えばレーザーを放つ魔術であり、発動の為には一定以上の光量の太陽光が必要。
また、『双子の大神殿』を利用することで魔術の発動までの手順を簡略化しているため、『双子の大神殿』の結界内以外で発動しようとすると、発動準備に非常に時間がかかることになる。
この魔術の発動トリガーも黒曜石のナイフを振るうことである。
「太陽を喰らう者」
古代アステカにおける大地母神であり、死と再生の神でもある女神『トラルテクトリ』を元にした魔術。
『双子の大神殿』を中心として土などを集め、小さな家一軒分くらいの大きさのゴーレムのようなモノを作り上げる。
このゴーレムもどきは強い再生力と強固な身体を持ち、核となっている『双子の大神殿』を破壊しなければほぼ無限に再生し続け、また元となった神の神話から近くにいる人間全ての心臓に大きな負担をかけ続ける。
この魔術の発動中でも、『双子の大神殿』の霊装としての機能は有効。


252 : ■■■■ :2016/01/29(金) 07:44:43 ZhAplSxU
【概要】中南米の魔術結社『翼ある者の帰還』に所属する魔術師の女性。自称19歳。
幼い頃両親に捨てられ路傍で乞食のような暮らしをしていたところ、組織のとある魔術師の目に留まり、その魔術師の気紛れによって拾われるような形で組織に入ることになった過去を持つ。
もちろん道端で乞食をしていたような子供に対する扱いは酷いもので、魔術の実験台にされたり、霊装を身体に埋め込まれたりしたが、それでも彼女は拾ってくれた魔術師と居場所を与えてくれた組織に対して全幅の信頼をおいており、特に居場所である組織に対しては依存と言っても過言ではない程の執着を抱いている。
このため、テクパトルにより、「翼ある者の帰還」が組織として瓦解してしまったことにより心の拠り所を失ってしまい精神的に追い詰められた状態になっており、現在は世界中を行くあてもなく彷徨い、組織を抜けたメンバーを見つけては無理やりにでも連れ戻すということを行っている。
【特徴】黒髪で長髪。
身長は平均的でまるで生気を感じられないような目をしている。
体型はスレンダーで、どこがとは言わないが全体的に平ら。
普段はアステカの民族衣装を着た上から灰色のコートを羽織っているが、行く場所によってはラフなジーンズにTシャツといった格好や、全身スーツのキャリアウーマンスタイルになったりもする。
いずれの場合にも全身至る所に魔術発動用の黒曜石のナイフを仕込んでいるが、これは本来の霊装を見つからないようにするためのフェイクであり、彼女が魔術の発動に利用しているのは自身の両腕と両足に骨の一部として埋め込まれているナイフである。
【台詞】普段はうるさいほどよく喋るが、キレた時は口数が極端に少なくなる。
「ここらへんに最近来た人がいるはずなんですが、ご存知ありませんかー?」
「残念!まだナイフはあるのですよー!さあ、罰ゲーム代わりにもう一度食らってくださーい!『ミクトランテクトリのナイフ』!」
「………死にたいの?」


253 : ■■■■ :2016/01/29(金) 17:08:17 MGASZUag
微睡み誘う暗闇って首領や幹部作っていいんかな


254 : ■■■■ :2016/01/29(金) 18:40:50 ZhAplSxU
いいんじゃないかな
組織の概要に制約とかはついてないみたいだし


255 : ■■■■ :2016/01/29(金) 19:48:13 1fJdy.I.
>>253
自由


256 : ■■■■ :2016/01/29(金) 20:39:16 nsmdcJQI
>>239
言われてみればホロホロの妹の名前もピリカだったね

>>250
どこのモンゴル出身の横綱だよwww
って思ったらマジであってビビった&ワロタw


257 : ■■■■ :2016/01/29(金) 22:31:54 wgzN7VWI
無知乙

tps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%B3%B3


258 : ■■■■ :2016/01/29(金) 22:58:50 nsmdcJQI
これが噂に聞くネタニマジレスってヤツかぁ
ここも変わっちまったな・・・


259 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:13:12 wgzN7VWI
うわっ、だっせえ……
自分がバカでしたって素直に認めろよ


260 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:19:27 6u8g/Xck
つかお前ら何不毛なことやってんだよwww


261 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:22:56 nsmdcJQI
スマソ。バカなのは認めるけどID:wgzN7VWIが変に突っかかってくるから・・・


262 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:28:19 hqEDSaE.
教えてもらってありがとうとかいやあ良いのに頭のワルソーな文章書くからだろ


263 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:32:07 nsmdcJQI
>>257みたいな態度だとそんなの書けないってw


264 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:32:57 hqEDSaE.
>どこのモンゴル出身の横綱だよwww
>って思ったらマジであってビビった&ワロタw

頭のワルソーな文章


265 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:34:12 6u8g/Xck
お前らさっきから無駄にレス数稼ぐのやめろw


266 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:36:44 6u8g/Xck
つかくだらない言い争いしてる暇あるなら感想でも書けばいいのに


267 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:38:56 lpoZhHwM
>>250
………すみません。完全にこちらの確認ミスです
編集履歴を見たら白鳳は2012年に登録されていたキャラだったようで完っ璧に彼女の存在そのものが僕の記憶から消え去っていたようです
もし気分を害されたようでしたらスザクの作者さんにこのレスを借りて。本当に申し訳ありませんでした


268 : ■■■■ :2016/01/29(金) 23:46:56 nsmdcJQI
確かに関連キャラ全部把握は難しいね・・・
どっかの組織の頭とか、人気が出そうなキャラだとどうしても後から関連キャラが出てくることも多いから尚更
保管庫内でも、最初に該当キャラのページ作った時の設定の問題なのかどうかはわかんないけど、
編集で関連キャラへのリンク付けができないページもあるね


269 : ■■■■ :2016/01/30(土) 00:02:44 SybJgsRI
感想とは違いますがためしに自キャラの裏話を一つ
トワイライトの元ネタは某ジャンプマンガに登場した星○剣王さんです
そこに○ンパンマンの宇宙の覇者さんだったり邪王炎○何たらを操るキャラなどを混ぜ込んでキャラ造形しました
(笑)が言葉の最後に付いてしまいそうな劇中活躍だった剣王さんにインスピレーションを受けた身としてトワイライトには是非とも頑張って(?)貰いたいものです


270 : ■■■■ :2016/01/30(土) 01:33:23 e7zzXl4M
魔眼キャラは保管庫にも何人か登録されてるけど魔眼潰しキャラも同じくらいいるんだな
どれもルーの魔術だけどもしかしてビッグスの月の魔術はこれを睨んで作ったのかな


271 : ■■■■ :2016/01/30(土) 01:49:55 SybJgsRI
当たりです
話を作りやすくする為の因縁作りとしてイルミナティや必要悪の教会云々を記載していますが、
そこに所属する魔眼キラーの魔術を見るとどれもケルト神話に登場する太陽神ルーの伝承に基づく魔術でした
ビッグス作成中からアフリカ神話のカメレオン伝承は調査してましたので影魔術を探す途中で見付けた最高神シの逸話に行き着いた時にどうせなら組み込もうと考えました
まあトワイライトとビッグスが共闘するなんて場面は主導者命令でも無い限り滅多に実現しそうにないですし、そもそもトワイライトには強制停止魔術もありますしね
とはいえ、例えば必要悪の教会ならトチカが開発した魔弾タスラムを全身怪物状態のオズウェルが投擲すれば結構やばいやばい(汗)そこは当人に何とか切り抜けて貰いましょうかね


272 : ■■■■ :2016/01/30(土) 07:57:46 plcjiczo
今日も自演で自キャラ語りが捗るな


273 : ■■■■ :2016/01/30(土) 16:35:56 TFTyR.KY
実は自分の作ったキャラにはこんな裏話が〜〜


言うの早すぎだろwwww
なんの活躍もしてねえポンと投下しただけのキャラの裏話されてどうリアクションしろっつうんだよwww
せめてSSで活躍させて一年は待てやwww


274 : ■■■■ :2016/01/30(土) 22:51:24 83z4r25M
>>267
うーん、やっぱりスザクとの関連付けはビッグスにとって蛇足なように思えてきました
そもそも白鳳の存在を忘れていたので無理からぬ話でしょうが、後付の台詞も概要との齟齬が際立ってとって付けた印象を受けます
いっそスザク関連はさっぱりカットした方がスマートに纏まると思いますよ
正直身内の深い事情を諜報したり第三者に立ち入られるのって、ありがた迷惑だったりしますしね。そっとしておいて下さい


275 : ■■■■ :2016/01/30(土) 23:30:30 SybJgsRI
>>274
仰られる通り確かに蛇足ですね。カットします。ご指摘ありがとうございます。そして色々すみませんでした。今後気をつけます


276 : ■■■■ :2016/01/30(土) 23:31:03 fT/wXnA6
捜査五課の組織名と一部内容を変更しました。
寄城魅憑の作者さんには迷惑かけてしまって申し訳ありません


277 : ■■■■ :2016/01/31(日) 21:34:38 ZWWoc.9s
>>245
ジャンゴじゃなくてシャンゴみたいですよ
あとカメレオンの術式ですが、伝承では人間の自業自得にしても、他の動物が誤った言葉を伝えた場合にしても、
そもそもカメレオンがあまりに鈍間だったために生じたエピソードですから、
術者であるトワイライトは避役の瞳を発動している間、挙動がものすごくゆっくりになるってどうですか?
それと先手封じって万が一ヴェント(天罰術式Ver)と戦ったらどうなるんでしょうかね


278 : ■■■■ :2016/01/31(日) 22:13:26 eKeinYbI
>>277
これはお恥ずかしい…シをジと見間違えていました。何度も目にしていたんですが思いこみは恐いです
ご指摘の件ですが確かにカメレオンが鈍間という伝承もあるんですが、他にも道草したから神託を伝えるのが遅れたエピソードもあるんです
なので、必ずしもアフリカ伝承で神の使いカメレオン=鈍間とは限らないんですよ
天罰術式についてですが操るヴェントの肉体はテッラと同じく天使>人間という構図だと想定されるでしょうからね
停止魔術は仕様上害を為す者の“状態”が人間で無ければ無い程効果が薄まりますのでヴェントの天罰術式を遮断するのは正直難しいのではないかと思われます(できないとは言いません。ですが効果が薄まりますので『瞳』が天罰をストップし続けてくれる事をトワイライトは願うしかできません。『瞳』も天罰と同じく範囲や停止させる箇所の絞り込みはできないので)


279 : ■■■■ :2016/01/31(日) 22:29:34 eKeinYbI
話は別になるんだけど今日見付けたインドネシアの神話ハイヌウェレが面白い伝承だなと思ったんだけど宝物を出す場所が……ねぇ
やっぱりあの手の下品な神話は避けるべきなのかな?それとも下品だけど作ってもいいのかな?


280 : ■■■■ :2016/01/31(日) 22:51:28 seJh0au.
>>279
自分の体でせずに、何かの動物(♀)や微生物(♀?)とかを介して魔術を発動させる、みたいな感じならそんなに下品じゃないかも・・・
ジャコウネコのコーヒー豆みたいなノリで。


281 : ■■■■ :2016/01/31(日) 23:16:35 eKeinYbI
>>280
おおおお!これは良い情報を頂きました。ありがとうございます。ジャコウネコの件は知らなかった…
ヤシの実と魔術師の血から作る魔術生命体を用いた大地母神型ハイヌウェレ魔術ならそこまで下品にはならないかもしれません

仏教の伝播など様々な宗教・文化・伝承交流の象徴となったシルクロードを魔術にしたショタ魔術師とかアッコロカムイやコロポックルを下地にする女性魔術師とかネタはある
だけど自分ばかり特定の結社に突っ込むのも気が引けてしまうのでペースを落とした方がいいんだろうな
他の組織なら寄生虫関連でクトゥルフ神話の妖虫もいいかなと思ったんだけ魔術の幅が広がりそうな実在寄生虫がイマイチ見付からない…不死身生物のプラナリアをモデルや媒介にできる伝承でも探そうかな


282 : ■■■■ :2016/01/31(日) 23:31:41 ZWWoc.9s
前々から思っていたのですが、そうやって魔術のネタを投下前から並べられると、
もう他の作者さんはそのネタに手を出しづらくなるのでは


283 : ■■■■ :2016/01/31(日) 23:44:01 eKeinYbI
>>282
あ、そうなりますかね?自分としてはネタが被っても解釈次第でオリジナリティーを発揮できると思ってるんですよ
特に魔術は同じ伝承でも解釈次第でオリジナリティーは出す事ができると思うのです
後は、個人的にですがキャラの投下前・投下後に限らず能力&魔術ネタやキャラネタで色々情報のやり取りや雑談ができてもいいんじゃないかなと思うんです
反応する・しないは別にしてこれはスレの活性化にも繋がると思うんです。実際僕も>>280さんの意見で悩んでいた魔術を形にできそうですし
また、各作者さんがどういう視点で能力やキャラを作っているのかを僕なんかは参考にしたい派です。より良いキャラ作りの為にも
勿論これは一意見ですので、はい


284 : ■■■■ :2016/02/01(月) 00:58:31 51RMrYcg
「ツバをつける」とか「手垢がついた」という言葉が何のためにあるのか


285 : ■■■■ :2016/02/01(月) 01:12:13 F3ZY2zoM
限度によりけりじゃないかな
さすがにネタ案を箇条書きでずらずらと並べるのは迷惑だけど、一つ二つ案を出してアドバイスを募るのは別にいいと思うよ。


286 : ■■■■ :2016/02/01(月) 01:14:10 B.SYO7EI
>>284-285
わかりました。では今後は>>285さんのようにアドバイスを募る時にのみにします
お目汚し失礼致しました


287 : ■■■■ :2016/02/01(月) 23:47:49 XpU21Pu2
キャラ作りにここの意見は全く反映する気無いからガンガン議論して結構だよ派


288 : ■■■■ :2016/02/06(土) 22:34:56 MUOLQweA
魔術サイド作るの初めてなんで、色々アドバイスくれると助かる……
なんか作ったは良いが、やり過ぎた感があるので

【名前】ユダ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『神曲:大いなる叛逆者』
【魔法名】Judecca306(汝は地に堕ちしや)
【能力説明】
『神曲』におけるルシファーに存在を近づける刻印魔術。
全身に刻みこんだ刻印によって、ジュデッカの中心に封じられたというルシファーに存在を近づける。これにより、ジュデッカの重力場と冷気の極々一部を再現できるようになっている。
一部とはいえ扱える力は強力であり、冷気は数秒で人間を凍結可能。重力場も人を潰すには十分な威力を持つ。

当然だが、副作用のように多大な代償を負っている。

一つ目の代償は「破滅的な多重人格」である。
これは氷に封じられたルシファーが「醜悪な三面を持った姿」であった所から来ており、彼女の中には「元からあった人としての彼女の人格」「魔王としての傲慢で残虐な人格」「嫉妬深く自己愛に満ちた偏執的な人格」が根付いている。

二つ目の代償は「氷の様に冷たい体」である。
これもまた、封じられたルシファーが「その半身を氷に埋められた」という所から来ており、彼女は自身の体に熱という物を感じる事ができない。
ただしこれは「氷の中に埋められた」という状態を疑似体験し続けているだけの物であり、実際はきちんと体温が存在する。
 
三つ目の代償は「通常の3倍の重力に晒される」である。
これはルシファーが「地球の重力の中心に晒されている」という所から来ており、代償の中でも最も重い。

この刻印を刻めば、誰でもこの魔術を使えるように見えるがそうではない。
この魔術は、ただでさえ「ルシファーに存在を“近づける”という物」であり、元から近しい存在でなければならない。
なので「ルシファーとは完成された美の肉体である」という解釈の下、特に美しい彼女が選ばれている。ちなみに女なのは、男よりも女の方がより美しいという偏見から来ている。


289 : ■■■■ :2016/02/06(土) 22:35:21 MUOLQweA
【概要】
魔術結社『神曲』に所属する魔術師。29歳。
名前は『イスカリオテのユダ』から取った物であり、本名ではない。
『地獄篇』側における最高格の魔術師であり、事実上の統括役でもある。
代償である破綻人格(特に『魔王』)を抑え込む為に研鑽を積んでおり、普段は魔術師らしい行動はなにもしない。
しかし、存在自体が異端である為に、命を狙われる事が多い。
能力が能力だけに負ける事は早々無いが、追い詰められると人格の抑制に使っている割合が削がれ『魔王』や『偏執』が現れる事がある。

彼女自身は、温厚で物静かな性格。
結社の構成員には、残虐性の強い者も多いが、そこら辺には目を瞑る寛容さを持ち合わせている。
ちなみに戦闘は割と下手。力が強力すぎる為に実戦経験が少なく、同格以上の者と戦う事になれていない。殺しに慣れている『魔王』や『偏執』の方が、戦闘での魔術制御は上。

『魔王』はとにかく傲慢で血を見るのが好き。
殺人衝動の塊で、気に入った人物ほどジワジワと悲鳴や懇願の声を上げさせながら殺す傾向がある。
血飛沫や悲鳴を好む所から見て、かなりの派手好き。

『偏執』は自己愛の化身。
自身の美しさを何よりも愛し、他者の下品な美しさを何よりも嫌う。
醜い者には寛容で、神の気まぐれの被害者だと思っている。ちなみに、彼女にとっての「下品」とは装飾華美の事。
派手好きの『魔王』と違い、こちらはあまり戦闘や血を好まない。自己の絶対性だけがあれば良いのである。逆に言えば、彼女の美しさを脅かす者は一切の躊躇いなく殺す。殺しの手際で言えば『魔王』に勝る。

これらの人格が表に出る際、ルシファーへの近づき方も変化する。
それ故、扱える力の傾向が変化する。
・通常時
冷気と重力をバランス的に使えるが、どちらも致死には至らない。
重力で足止めした後、冷気で作り出した氷槍で串刺すのが主な戦法。
・『魔王』
重力に偏り、冷気はほとんど使えなくなる。
腕一本くらいなら即座に潰す程度の事はできる。
重力で体を押しつぶしたり、上方重力で遥か上空に跳ばした相手を急落下させる。などが主な戦法。
・『偏執』
冷気に偏り、重力はほとんど使えなくなる。
数秒で人間一人を凍結させるくらいは簡単になる。
氷槍の生成速度は通常時の数倍の速度になる。

とある堕天使崇拝教団によって祭り上げられ、肉体を改造された被害者としての過去を持つ。
出生・経歴共に平凡な少女であり、唯一の特徴がこの世から逸脱した美貌だけであった。
しかし、その美貌が仇となり、16歳の冬に教団によって攫われる。
攫われた彼女は刻印を刻まれ神体となり、重力の苦痛に歪む顔も無視して一方的に崇拝された。ちなみに崇拝対象であったので粗雑な扱いは受けず、むしろ赤子を育てる様に手厚く世話をされた。そのおかげで最低限の生活には苦労しなかったという。
そうして6年経った頃、魔術を完全に制御できるようになり、体も楽に動かせた。それに託けて『魔王』の人格が暴走し、教団の人間を皆殺しにした。
自由になった彼女だが、いつまた『魔王』や『偏執』の人格が暴走するかも分からない状態で表の世界に戻る事もできず、成り行きで魔術の世界へ残る事になり、現在の結社へ所属するに至った。

人格間での記憶は共有されている為、教団を壊滅させた際の記憶も残っている。殺戮の魔王を前に、恐怖せず、むしろ歓喜しながら自分に殺されていく彼等の表情がトラウマになっている。

【特徴】
身長171㎝ 体重53㎏ 髪はプラチナ色のロングストレート 豊満な体
服装はほとんどスーツ。空色のスカーフを好んで巻いている。
刻印は羽を模した形をしており、魔術を使用する際に白く光る。
一人称は、本人が「私」 魔王が「俺様」 偏執が「ワタシ」
二人称は、本人が「君」 魔王が「貴様」 偏執が「アナタ」
【台詞】
『本人』
「あー、あくどい事はほどほどにね?」
「っ……!まずい、抑え…切れない……」
『魔王』
「ハハハハハハハッ!!良い!良いぞ、その叫び!その憎悪!これでこそ、君臨のし甲斐があろうと言う物よ!」
「落刑だ。喜べ、貴様は天の高みを知る」
『偏執』
「あーら、下品だこと。豚以下ね、アナタ」
「凍りなさい。アナタは動く価値すらないわ」
【SS使用条件】
特になし


290 : ■■■■ :2016/02/06(土) 23:10:23 1.DB/9C6
ペースを落とすつもりがもう出来上がっちゃったので今回投下分を一区切りにする事にしました
今後は他の組織のキャラだったり無所属の魔術師とかを作っていきたいですね

【名前】エテノア=ウナルペク
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『賢明な小人(コロボックル)』、『紐持つ紅蛸(アッコロカムイ)』、『紐持つ蜘蛛(ヤウシケプ)』。
【能力説明】
エテノアが使用する主要魔術は紐がキーワードとなっている。エテノア自身も色んな魔術仕様紐を常時携帯しており、アイヌ紋様を基にした魔術仕様紐結びを幾つも創造している。

・『賢明な小人(コロボックル)』
アイヌ伝承に登場する小人コロボックルを基にした魔術。陰陽道における式神術に類似する憑依魔術によって小人コロボックルを現世へ顕現させる。
媒介はアキタブキの葉とエテノアが持つ紐。葉を中心に置き周囲を取り巻く紐を人型に織る事で憑依魔術を行う。
大きさは10センチにも満たないが数は数十単位まで顕現できる。かなり俊敏で斥候に活用する事もできる。見掛けによらず力もある。
コロボックルは特に狩猟や漁に優れた逸話を持っている。後述する別魔術と併用する事で『狩猟』や『捕縛』に様々な加護を付与する。
また、アイヌには行進呪詛という特徴的な集団儀式が存在する。陰陽術の影響を受けていると思われるこの集団儀式には戦に向かう者達へ加護を授ける戦陣呪詛(ウケヘホムシュ)や悪魔や災いから守護する加護を齎す魔除呪詛(ウニエンテ)等の他にも行進を必要としない火急的伝達用呪詛(ベウタンケ)等色んな種類がある。
エテノアは自身が顕現したコロボックルと共に呪詛を唱える事で詠唱の短縮化・効率化を高める事に成功している。
コロボックルの伝承上仲間と認めていない人の前に姿を現してしまうと顕現が解除されてしまうように思われるが、エテノアはこの欠点を媒介として使用している紐の結びで解決している。
古来より紐の結びは外部からの影響を封じる又は内部に霊魂や霊力・魔力等を封入する境界的な役割を有する。
操作する魔術において紐を最重要としているエレノアが構築した特性の紐結びによって顕現するコロボックルは人に姿を見られても顕現が解ける事は無い。
但し姿を見られると制御が難しくなるので、顕現したコロボックルが持つアキタブキの葉の表面には不可視や気配遮断の魔術紋様、裏面には水上行進の魔術紋様が描かれている。

・『紐持つ紅蛸(アッコロカムイ)』、『紐持つ蜘蛛(ヤウシケプ)』
アイヌ伝承に登場する巨大な蛸及び蜘蛛をモチーフにした魔術。紐玉を8つ水中もしくは地中の所定箇所へ封入する事で発動する。
『紐持つ神』と称されるアッコロカムイは1ヘクタールもの巨体を持ち、全体が赤色で、付近の海のみならず空までもがアッコロカムイの放つ赤色に染まっていたという。
エテノアはこれを「名の由来通り紐で構成された神がアッコロカムイであり、水を自身を形作る紐の構成材料とし、空を赤い水紐で覆った」と解釈した。
規模は範囲面積あたりで最大1ヘクタール強にまで及ぶ。支配下に置いた水は全て赤く染まり、アッコロカムイとしてエテノアは自由自在に操作する。
海上戦で真価を発揮するこの魔術において、赤い水に触れたものにアッコロカムイたる赤い『紐』が絡み付き水中へ引き摺り込む。
ここにコロボックルの『捕縛』の加護が加わる事で如何に巨大な怪力があろうとも難攻不落・脱出至難の網となる。
捕縛された対象は外部へ魔術を発動するのを阻害される。これは 霊力・魔力等を外部に漏らさない境界的な役割を持つ紐結び魔術の応用であり、コロボックルの加護を重ね掛けした上で実現させている。
他にも紐を束ねて刺突したり切り裂いたりする等の攻撃への転用も行える。その場合にもコロボックルの『狩猟』の加護により威力は増幅される。
アッコロカムイの前身は陸地で大いに暴れた巨大蜘蛛ヤウシケプとされており両者は同一のものであると伝えられている事から、陸地においては大地に存在する物質(非生物)を紐の構成材料にする魔術に様変わりする。
発動の切欠となる8つの紐玉は魔術発動後アッコロカムイもしくはヤウシケプの構成材料の一部として溶けて消えてしまうので、発動前に玉を潰すしか有効策は無い。
また所定箇所の位置は操作規模の大小に直結する。規模を大きくしようと思えば思う程相手に玉を潰されるリスクが高まるので、エテノアは俊敏なコロボックルを総動員して極力リスク軽減に努めている。


291 : ■■■■ :2016/02/06(土) 23:10:46 1.DB/9C6
【概要】
魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』の構成員。魔法名『誇り高き民の血は決して滅ばない(immortalis053)』。
名前からもわかるようにアイヌ出身の女性。極めて深刻な危機言語であるアイヌ語の保存活動に取り組む活動家の一面を持ち合わせている。
大量の録音資料を元に現代に沿った新たなアイヌ語の開発に取り組み、カタカナやローマ字等を用いて文章化も率先して行っている。
誇り高きアイヌの血を継ぐ末裔として文化侵略的行為を酷く嫌う。アイヌという民族が他地方から齎された文化を吸収し、融合させ、アイヌ独自の文化へ昇華させた民族であるからこそその地方に伝わる文化を根底から侵略するような行いを許せないのである。
故に異教狩りや宗教裁判のような侵略行為を悪と断じ、そのせいか特にローマ正教に関しては敵対勢力としか見ていない。

性格面ではかなりプライドが高く、何かと張り合おうとする。これは色んな文化が集う『多からなる一』でも同様で、異文化交流の際には何かとアイヌの素晴らしさだの誇りだのを説きながら臨む。
決して他の文化を軽んじているわけでは無いのだが、無条件で自身の民族や信仰する宗教を他の異文化と同列に見做されるのは我慢がならないようだ(つまり上辺だけで物事を語りたくないし語られたくないという事)。
異文化交流の際には率先して異なる宗教・文化を体験し、自ら吟味した上で評価する…だけなら何の問題も起きないのだがそこで一々張り合おうとするのでひと悶着が起きる事もしばしば。
基本的にプライドの高さからくる面倒臭ささえ除けばかなり常識的な人間だがもう一つ面倒な点がある。エテノアは貞操観念の強さが面倒臭いプライド並に高い。本人としては「今までアイヌ文化の保存活動に明け暮れてその手の話に縁が無かった」等と漏らしているがようは初心なだけである。
しかし惚れやすい性格をしているエテノアは腕組みしながら気になった殿方達の顔を思い浮かべ、難しい顔をしながら延々唸っている姿がよく見掛けられる。
そんなエテノアの交際基準だが、彼女は女系の家紋にして貞淑な女の証したるウプソルクッと呼ばれる火除けの加護を齎す貞操帯を肌身離さず身に付けており、エテノアはウプソルクッを見せてもいいと思った殿方というのを基準の1つに置いている。
言い換えれば何らかの手違いなり理由なりで殿方にウプソルクッを見られてしまうと、その瞬間からエテノアは押し掛け女房化しかねない。これもまたアイヌ文化の歴史に見られた在り様の1つである。

魔道書原典『カレワラ』事件の際結社に反逆した反体制派の一人に数えられている。上記のプライドの高さを上手くカッレラに突かれた末の行動だったが、事件収束後はきっちり反省して再び保全活動に邁進している。
カッレラとは事件後にがっぷり四つ、真正面から思いの丈をぶつけ合い共に至らぬ点について意見を述べた後にそれなりの頻度で行動を共にするようになった。
互いに弱小民族・宗教などを守りたい意思は同じである事を通じ合わせたエテノアとカッレラは、今度は互いに協力して様々な事を成し遂げたいと日夜活動している。
【特徴】
161センチ。20代前半。目鼻立ちが整った残念美人。全体的にスタイルも良い。パーマ掛かったセミロングの黒髪。酒豪。
両手は手の甲から肘まで特徴的な刺青が施されている。これは制御が難しくなった状態のコロボックルに干渉する魔法陣的役割も有している。
鉢巻である藍色のマタンプシを巻き、タマサイと呼称される邪気祓いの首飾りを首に掛け、ニンカリと呼ばれる大きな環状ピアスを両耳に付けている。
イラクサを材料に織られた光沢眩しい白と黒で構成されたテタラペを着用する。衣服には全てアイヌ紋様が施されている。
紐を使ったあやとり芸を嗜んでいる。世界大会があったら必ず優勝してみせるとは本人の弁。
【台詞】
「頑張らねぇと。あたしの腕にアイヌの言語の未来が懸かってるんだ。寝る暇なんか惜しんでいられるか!」
「成程成程。うん、この文化のおおよその概略は掴めた。だが、あたしの体に流れる血の根源たる誇り高きアイヌの文化だって負けてないよ!」
「そうそう。アーシィもあたしと同じでローマ正教嫌いだもんな。カッレラも十字教嫌い。実際に見た事あるけど、事によっちゃ信者でさえ異教徒として排除する頭のおかしい連中が世界最大宗派だなんて笑い話にもならねぇよな」
「プルプルプル……み、見たな!?あたしのウプソルクッを見たな!!?あああああああああああああああ!!!」
【SS使用条件】
特になし


292 : ■■■■ :2016/02/06(土) 23:11:17 1.DB/9C6
【名前】ダイアム=クレバリー
【性別】男
【所属】魔術
【能力】ハイヌウェレ型神話魔術
【能力説明】
世界各地に見られる食物起源神話の一つであるハイヌウェレ型神話を魔術として操る大地母神型魔術。
ダイアムがまず参考にしたのはインドネシアに伝わるハイヌウェレ型神話である。ダイアムは己の血とヤシの実などを材料にココヤシの木を模した魔術生命体を作り出している。
ハイヌウェレとしての魔術記号を付与された生命体は、植物における老廃物貯蔵庫の役目を持つ液胞的な器官を体内に形成しそこから陶器の皿や銅鐸などの宝物を排出する。
時間と供給される魔力や材料次第では霊装も生み出せるという一種の霊装開発装置の側面も存在する。
上記の魔術生命体は一箇所に留まるタイプ。ダイアムはもう一つのタイプとして、女性型の魔術生命体を作り出す。外見的には植物の皮を纏った埴輪のような風貌。
伝承として活用しているのはインドネシア神話のハイヌウェレ、日本神話の大気都比売神(オホゲツヒメ)、同じく日本神話の稚産霊(ワクムスビ)の三体。
稚産霊を除く二体は切り刻まれる事によって穀物が生じている伝承から、ハイヌウェレとオホゲツヒメは互いに切り合いながら穀物を生成する。
切り合いによって魔術生命体として限界に達したハイヌウェレとオホゲツヒメは一度死ぬ(=穀物になる)が、食物神を産み出した伝承を持つワクムスビの手によって数日後魔術的記号を付与した土の中に植えられた穀物の一部から再び生き返る(=作り出される)。
ワクムスビも五穀を生成する能力はあるが、普段はハイヌウェレとオホゲツヒメの監督役を務めている。性質上ダイアムによって特別に体を調整されており、限界を迎えて穀物に戻ればダイアム自身の手によって再び作り出される。
ハニワのような魔術生命体三体はいずれも以前の記憶を保持し続けている。これは脈々と受け継がれる遺伝子を記憶と解釈したダイアムの魔術式の結果である。
三体とも意思を持つ魔術生命体ではあるが、死んでも記憶を保持したまま生き返り、傷を負っても別に痛みなど感じないのでハイヌウェレとオホゲツヒメの切り合いは実に気だるそうな雰囲気を充満させる流れ作業と化している。
そこへヤシの葉をハリセン代わりにして地面を叩くワクムスビがツッコミを入れるのも日常茶飯事。植物の皮を被ったハニワ三体が織り成す奇妙奇天烈な光景は見る者へ何とも言えない感情を抱かせる。
【概要】
魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』の構成員。魔法名『母なる大地は人々にかけがえのない恵みを齎す(australia555)』。30歳目前の20代。
非戦闘員ではあるが、海上を旅する『ハワイキ』内に様々な穀物を供給する魔術師として重宝されている。
変人として有名。ある時は『ハワイキ』の一角に拵えた特性大型ハウスで一日の大半を過ごし、延々とハニワ型魔術生命体や穀物と語り合っている。
ある時は自ら鍬をもって耕した畑の土へうつ伏せになり、土の感触をとことん味わい尽くしながら独り言を垂れ流す。
ある時は魔術生命体と共にボケ&ツッコミの嵐を奏でながら他の魔術師から依頼された霊装が無事に出来上がるかどうか他人事のようにドキワクしながら待ち構えている(上手くいってもいかなくても終始あっけらかんとした態度に終始する)等奇行が激しい。


293 : ■■■■ :2016/02/06(土) 23:11:39 1.DB/9C6
少数民族が暮らす所は文化レベルが低く、戦争や疫病、飢餓・飢饉によって満足いく食生活を送れない人達も数多くいる。ダイアムもそんな人間の一人だった。
大人子供問わず、餓死する者達を多く見て来たダイアムは魔術師として国際機関の手の届かない場所で暮らす少数民族の人達に食糧支援を行っている。
現地へ赴き手渡しで食料の配給を行ったり、現地に適した穀物栽培の手法の手解きを行ったりと精力的に活動している。
魔術師として戦闘方面はとある例外的手段を除きからっきしだが、戦闘面で役立たなくとも己の魔法名に刻んだ信念を貫く事はできるとダイアムは考えている。
その信念故か、魔術を敵対する魔術師との戦闘手段としか捉えていない魔術師が余り好きでは無い。特に魔女狩りや宗教裁判など対魔術師に特化したイギリス清教『必要悪の教会』は穏健的なダイアムにとって珍しく「嫌い」の一言で切って捨てる存在である。
料理の腕は一流シェフ並。『ハワイキ』でダイアムがメンバーへ料理を振る舞う際は強硬派・穏健派問わず長蛇の列ができる。
【特徴】
手ぬぐいを頭に巻き、白のタンクトップを何時も土で染めている。ジーパンの長靴、ココヤシの葉を編んで作った帽子を被り開墾用の鍬を持つ姿は魔術師というよりも農家の人間。
172センチ70キロ弱。ボサボサの金髪に日に焼けた肌。鼻下と顎からは無精髭を生やしている。料理をする時は手編みの黒エプロン(ハニワの刺繍3つ付き)を着る。
とある例外的手段としてダイアムは両手と心臓の真上にある胸に魔法陣を刻んでいる。両手に刻むはハイヌウェレを殺した人間達へハイヌウェレを生み出した最初の人が作り出した呪いを術式化したもの。
魔術生命体ハイヌウェレを生贄にココヤシの木で出来た門に囲まれた結界魔術『アメタの呪い』を発動し、ダイアムを殺さず門を出た者は動物と化してしまう。
胸に刻まれた魔法陣はオホゲツヒメを生贄に発動する命を代償とする魔術『キリカク』。オホゲツヒメは稲荷神と同一視され、また稲荷神は仏教における荼枳尼天と同一視される。
荼枳尼天は人間の命の源である心臓を頂く代わりに死ぬその時までその人間に呪力を授けるとされている。
ダイアムは己の心臓を代償とし、結界魔術内に閉じ込めた敵を殲滅する為に荼枳尼天が操る自由自在の神通力を駆使し己の本懐を遂げる。
【台詞】
「あ〜は〜は〜ん〜〜〜は〜ん。たったった〜〜〜ん。ぷっぷっぷ〜ぶっぶっぶ〜とんとんとんととんとんとん〜」←霊装開発中
「あ〜は〜土になりたい。生まれ変わったら土になって木々や植物を支え、恵みの養分を齎す母なる大地に私はなりたい。あ〜は〜」
「今日のメニューは私のオリジナルココナッツカレーだよ。大量に作ってあるから、どんどんおかわりしてちょーだい!」
「『必要悪の教会』?あ〜あ〜あの汚れ塗れの不潔組織の事かい?あんな存在の名前をこの口から吐くだけでも私は億劫になるよ。…アレはいずれとんでもない方向へ舵を切る事になると思うな。『極めて特化し過ぎた組織』が遅かれ早かれ難局を迎える事になるのは私達人類が歩んで来た歴史が証明しているからね」
【SS使用条件】
特になし


【名前】ハイヌウェレ
【概要】
ダイアム=クレバリーが作り出した三体の魔術生命体の一体。ハニワ三姉妹の中では三女的立ち位置。三姉妹の中では最も活発的だがアホのハニワ。ヤシの花を模った飾りを頭に付けている。
【台詞】
「さぁさっ、頑張るんだ我が分身よ!あたしも華麗に舞い踊って応援するよ!ヒッヒッフー!ヒッヒッフー!」

【名前】オホゲツヒメ
【概要】
ダイアム=クレバリーが作り出した三体の魔術生命体の一体。ハニワ三姉妹の中では次女的立ち位置。
やさぐれダウナー系ハニワ。何時も悲観的でブツブツ愚痴を垂れ流している。蚕の繭を模った飾りを頭に付けている。
【台詞】
「何よその息遣い?出産じゃあるまいし。あぁ、何かムカついてきた。失敗しろー失敗しろー」

【名前】ワクムスビ
【概要】
ダイアム=クレバリーが作り出した三体の魔術生命体の一体。ハニワ三姉妹の中では長女的立ち位置。
三姉妹の纏め役にしてツッコミ系ハニワ。主人のダイアムにもタメ口を利く。偉そう。桑の葉を模った飾りを頭に付けている。
養蚕の神としてワクムスビは魔術で生み出した糸を操れるなど他の二体とは違って魔術戦闘を行える。とはいえ、専ら主人のダイアムの守護に専念する形ではあるが。
【台詞】
「うるさいぞハイヌウェレ。オホゲツヒメも。少しは静かにできな……あぁそうだった。ダイアムからして下手な鼻唄を歌ってるんだった。お前等、後でヤシの葉100回叩きな」


294 : ■■■■ :2016/02/06(土) 23:12:38 1.DB/9C6
【名前】ピクリス=K=ドロワ
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『三種の魔路(ザ・シルクロード)』、『伎楽面儛踏会(マスカレイド・クロス)』、『蜃気楼閣(ガンダルヴァ・ナガーラ)』。
【能力説明】
・『三種の魔路(ザ・シルクロード)』
シルクロードは東西の異文化交流において極めて重要な役割を持っていた。文化・宗教・物品の移動もそうだが、仏教のシルクロード伝播を代表に神話や伝承の通り道にもなっていた。
ピクリスはこれ等の役割を魔術的記号として抽出し、魔術式として整理整頓した。任意の地点に世界を横断する役割を持つ『路』を示す魔術的記号を付与し、物だろうが魔術を構成する魔力だろうが世界の力であるテレズマだろうが区画整理された『路』を流れるよう仕向ける事ができる。
一言で言えば流れの誘導に特化した通路構成魔術。通路は全てピクリスの感知範囲となる。道は『大海の魔路(シーロード)』・『草原の魔路(ステップロード)』・『虚空の魔路(オアシスロード)』の3つに大別され、地脈・龍脈・テレズマなどのエネルギーにも対応できるような仕組みになっている。
『大海の魔路』は水に『路』の魔術的記号を付与して作り出す道。海上・海中問わず作り出される『路』は全てを呑み込む大渦となり、海上を揺蕩う漂流物を乗せる大波にもなる。
『草原の魔路』は地面に『路』の魔術的記号を付与して作り出す道。地上・地中問わず構成される『路』は大地を揺るがす隆起となり、地割れすら引き起こす。
『虚空の魔路』は空間に『路』の魔術的記号を付与して作り出す道(オアシスと蜃気楼の伝承を利用している)。虚空に顕現される『路』は靄のようなものによって先を見通せない空間迷路と化し、彷徨う者は『路』を辿る様々な魔術の餌食となる。
『路』には必ず出口が設けられている。また、『三種の魔路』で操る『路』はそれぞれ単独使用を強いられる。術者であるピクリスには状況に応じて『大海』・『草原』・『虚空』のいずれを使用するのか臨機応変な立ち回りを要求されている。

・『伎楽面儛踏会(マスカレイド・クロス)』
古今東西「仮面」というのは神格や霊魂などが人間に宿る為の手段であると解釈するピクリスが世界最古に属する仮面たる伎楽面と伝統演劇伎楽を基にして編み出した、『三種の魔路』における『路』の中に入った者を原則対象とする魔術。
伝統演劇伎楽に登場する演者(=伎楽面が示す役割)を表現する木彫りの浮遊伎楽面(世界最古のオリジナル伎楽面をピクリスは日本にて発掘・入手した。14種類全70面。つまり各々の面を5セットずつ保有している事になる)を顔に装着させられた(頭からすっぽり被るような形となる)者は演者の役割を強制される。
他人と意思疎通は不可能。しかも、神格や霊魂などが人間に宿る為の手段であると解釈の為伎楽面を破壊すると装着していた者の脳も破壊される。
真の意味で洗脳を解除するには当人が閉じ込められた『路』が消失するか『路』から脱出するしかない。
伝統演劇伎楽に登場する伎楽面の中で特に危険なのが迦楼羅の伎楽面である。迦楼羅はインド神話のガルダであり、仏教の迦楼羅天でもあり密教でも重要な役割を持つ。
迦楼羅が炎そのものになった逸話『迦楼羅焔』を基にした術式を携える仮面は、取り付いた者へ強制的に金色の炎を宿させ、その炎で以て洗脳される者の体を焼きながら演者としての役割たる『敵の殲滅』を忠実に実行させる。
例外としてピクリスは自作でミニマム伎楽面を作っている。自作には洗脳効果など上記の効果が全く無い代わりに通信機能を持つ。『路』以外でも使える自作伎楽面は対象となる人物の顔を模した仮面(2つで1セット。例えばピクリスを模した仮面だとするならば片方は他者が持ち、もう片方はピクリス自身が持つ事で通信が可能となる)である。ピクリスの作り出す仮面はシュールだったり笑えたりする出来との評判。


295 : ■■■■ :2016/02/06(土) 23:13:30 1.DB/9C6
・『蜃気楼閣(ガンダルヴァ・ナガーラ)』
インド神話における半神半獣の奏楽神団ガンダルヴァと、ガンダルヴァの居城である蜃気楼でできた城の伝承に基づく幻覚魔術。
奏でる演奏が自然界の中のラーガ(=音の力学であり規定)とされているガンダルヴァと伎楽には深い関連性が存在し、一説では『天の伎楽神』とも称される。
ピクリスはハープ型霊装『ガンダルヴァ・ヴェーダ』を奏でる事で演奏を聞いた者達を幻覚に満ちた迷宮楼閣に引き摺り込む。
『ガンダルヴァ・ヴェーダ』の音は聴覚のみならず嗅覚にも侵入する。その為聴覚を遮断するだけでは『蜃気楼閣』を防ぐ事はできない。嗅覚を遮断するだけでも同義。聴覚と嗅覚双方から入り込む幻覚魔術は、すなわち双方を遮断しなければ防ぐ事は叶わない。
しかしながら自然界に普通に存在する音として奏でられるラーガは音としても匂いとしても微かなので事前に察知するのも困難である事もまた事実。
一度幻覚に嵌ると凄まじい臭気に苦しむ他全ての感覚能力に異常を来たす。また、幻覚で負った傷が実現する。
『三種の魔路』と組み合わせる事で難攻不落の幻覚魔術となり、敵へ『伎楽面儛踏会』を仕掛ける隙を作り出す手助けにもなる。
【概要】
魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』に所属するショタ魔術師。魔法名『旅人は道無き道を渇望する(via039)』。17歳だが外見は確実に10歳未満であると見間違う程。
魔術師家系の母と一般人の父を親に持っていたが、幼い頃母が魔女狩りに遭い殺害される。その後父親も母の後を追うように他界し、人身売買組織を転々とする。
その行き着く先として『必要悪の教会』に人材を補給する為の人身売買ルートを確立していたイギリス清教の司教の下へ売られる直前に母から伝授された魔術を用いて逃亡する(この時点まで魔術師としての力を公に振るった事は無かった)。
魔術を使わなかったのは両親を相次いで失った事による喪失感から自分の命などどうでもいいと考えていたからであるが、人身売買組織にて売り買いされる少数民族の子供達の境遇を身を以て体感する事で次第にこの状況を何とかしたいと考えるようになり生への執着心が芽生えた事で魔術師として生きていく事を決めた。
亡くなった母が秘密裏に残していた魔術理論と歴史を巡る旅が好きだった父の影響からピクリスはシルクロードに関わる伝承や異文化交流に着目し母の想定を超えるピクリスオリジナルの魔術を構築していった。魔術師としての才覚は間違いなく鬼才の部類に入る。

『多からなる一』では幻覚や洗脳などの搦め手を用いる魔術師として拠点防衛任務を預かる者の一人。拠点防衛が最も得意だからであるが、指示が下れば拠点攻略戦など前線で戦果を挙げる事を確実視される有能さも併せ持つ。
認識阻害結界を有する『ハワイキ』と自身の魔術のシナジーが抜群という事もあって特段の事由が無い時は本拠地の守護任務に就いている。
『路』を使って『ハワイキ』の移動の助力や緊急事態を想定した防護構築網の訓練も欠かさない等根は真面目。
少数民族の人身売買情報収集については特に執心しており、そこに魔術が絡んでいるとなると魔術結社『多からなる一』として他の結社メンバーと協力して迅速なる救出に臨む。
幼少の経験により特に魔女狩りについては絶対的な忌避感を抱いており、さらには自身を売ろうとしていた組織の買い手がイギリス清教の司教である事を知っているピクリスは十字教の中でも特にイギリス清教を毛嫌いしている。


296 : ■■■■ :2016/02/06(土) 23:14:00 1.DB/9C6
【特徴】
156センチ40キロ台後半という小柄な体格。格闘戦も不得手。短く切り揃えたエメラルドグリーンの髪の頂点からアホ毛がピョコンと立つ。スカイブルーのアンダーリム眼鏡を着用。
白系統のシャツの上から藍色のテーラードジャケットを着込み、黒の線と青の生地で構成されるチェック柄のチノパンを穿く。
根は真面目なのに、ピクリスが作り出す仮面がどうにもシュールだったり滑稽だったりするのでそれをネタにイジられる事が多い。
小柄な体格が災いしてか年下の仲間からもイジられるので、その時はムキになって自作仮面の芸術性を力説する。
【台詞】
「別に位相をどうこうしているわけじゃないよ。ボクはただ誰もが歩んでいける『路』を作っているだけさ。まぁ幻覚に囚われた君達が気付く事ができるかどうかは知らないけどね」
「ボクもダイアムと同意見だね。『必要悪の教会』もイギリス清教も表面は良い格好を貫いているけど、中身はドロドロ。全員が全員そうとはさすがに思わないけど、第一印象が最悪だからなぁ」
「だーかーら!このミニマム伎楽面は通信アイテムとしても有能だけど、それ以上に芸術作品としての価値が高いんだってば!ほら見てよ!この彫りの深さ!頬の質感!表情から浮かび上がる伎楽面の躍動ぶり!!君達も魔術師の端くれなら文化に対する造詣を深める事をオススメするよ……ってそこ笑わない!!」
【SS使用条件】
特になし


297 : ■■■■ :2016/02/07(日) 11:38:11 8NdxalyY
>>288
特に問題はないと思う。
せいぜいなぜ刻印でルシファーに近づけるかが不明瞭なくらいか
概要について質問だけど、『神曲』に地獄篇がどうこうって設定あったっけ?
過去スレで『神曲』の所属キャラを一通り見てきたけれど組織について殆ど言及されてなかったような


298 : ■■■■ :2016/02/07(日) 12:47:15 7KzLMP16
>>297
>せいぜいなぜ刻印でルシファーに近づけるかが不明瞭なくらいか
すまない……あんまり考えてなかった。一応、代償自体が近づく要素だと考えてる。
あとこれ、「刻印魔術」じゃなくて「刻印礼装」の方がええんかな

>概要について質問だけど、『神曲』に地獄篇がどうこうって設定あったっけ?
 過去スレで『神曲』の所属キャラを一通り見てきたけれど組織について殆ど言及されてなかったような
元ネタの「神曲」が、「地獄篇」「煉獄篇」「天国篇」の三つに分かれてて、現在いるキャラは全部「地獄篇」の魔術を使ってる。
もっと大規模であれば、天国篇や煉獄篇の魔術を使う奴もいると思う(ここら辺は作者様に聞いてみないとわからんが)。
組織自体は無法地帯っぽいから、一応のまとめ役として書いた。その系統で最強なら他の魔術師も文句ないだろう。という考えで


299 : ■■■■ :2016/02/07(日) 15:08:02 SejnutGQ
【名前】虐祇百太郎(しいたぎ ももたろう)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】感染術式「人面犬」
【能力説明】
ロビスオーメン、スフィンクス、ハーピー、件……等。
世界中の人面生物伝承を統合し作成された複合術式。
狂犬病ウイルスに術式を施す事で、ウイルスを媒介に不特定多数に魔術を伝搬させ、
ウイルス保菌者、及び保菌者に噛まれた人間を数日間で徐々に肉体組成を変質させ人面犬の様な姿に変容させる魔術。
都市伝説の人面犬同様身体能力が高く、
またスフィンクスの特性からウイルス製作者には逆らう事が出来ない様になっている。

ウイルスに対して術式を組み込んである為
術式を解除した所でウイルスそのものは消し去る事は出来ず、神経系が狂って死亡する。
なので完治させるには菌が脳に到達し、人面犬化する前に術式解除とワクチンが必須。

人面犬は犬としての本能・特性を持ち、本能を利用して無力化する事も可能。
虐祇は帰巣本能や嗅覚を利用して保菌者の家族の居場所を特定させた。
【概要】
東京郊外にて「多からなる一」のカッレラ、エテノアの二人と交戦した、日本国籍の長身痩躯の男性魔術師。
嫌いなものは「人並み」という言葉。
科学技術や理論によって未知の存在や事象がどんどん少なくなり、
想像の余地すら介在しない現代社会を「浪漫がない」と吐き捨てる厭世的な浪漫主義。
「『ワケわかんねぇ』が満ちたオモシロい世界」を作る為、
都市伝説をモチーフにした魔術を用いて一般人を襲撃。東京郊外で人面犬騒動を巻き起こした。

人間の想像力は未知なる物事に対する恐怖と直結していると考え、
「人面犬となった保菌者に自分の家族を襲わせる」
「全員を殺さずに、必ず目撃者を何人か残す」
など敢えて非道な行動を貫くことで人の恐怖を煽り、都市伝説を伝搬させた。

事件前は実用性が薄い都市伝説モチーフの魔術を複数の神話や伝承を複合し作成しては、
その完成度に悦に浸るという無為としか言えない行為を繰り返していたらしい。
実用性に欠けるとはいえ術式としての完成度は高い水準で、
彼が作成した「人面犬」とその他都市伝説モチーフの魔術を使って「多からなる一」の二人をあと一歩という所まで追い詰めた。
だが「人面犬は元には戻れない」という推論を立てたエテノアに対し
すんなり肯定した上に「これも都市伝説っぽくてオモシロいだろ?」と嘯いた事で二人が激昂。
最終的にエテノアの体内に侵入したウイルスを介して術式の塗り替えられ、
所有権とワクチンを奪取された上に飼い慣らした人面犬に噛み殺される。

尚、彼の手によって人面犬になった保菌者は施しようが無い為
カッレラ、エテノア両者の手によって殺処分された。

【特徴】
坊主頭の軽薄そうな男。190近い長身とやせぎすの体系が特徴的
【台詞】
「飼い慣らされた家畜の発想だな、洗濯機の中に真理は存在しねぇぞ。神様って連中はやりてぇ事突き詰めたヤツに微笑むんだよ。運命神然り、死神然りな」
「何『もしかして助かるんじゃ』って顔してやがる。心配すんな、もう二度とヒトには戻れねぇよ」
「悪いな、お前には何の恨みも縁もないんだが……まぁ都市伝説ってのは基本的に理不尽なトコあるから、まぁ車に轢かれた程度の感覚でヨロシク頼むぜ」
【SS使用条件】
特になし


300 : ■■■■ :2016/02/08(月) 01:58:33 Ys8cWA0g
たまには日常キャラを

【名前】皐月=アップヒル(Satsuki_Uphill)
【性別】女
【所属】一般
【能力】なし
これといった技能はないが、童話の創作で使う元ネタとして世界中の神話・伝説に精通している。ただし魔術的な知識とは異なり、あくまで一般人が調べて知り得る範囲内の情報である。
【概要】
英国はロンドン在住の童話作家。日本出身。
イギリス清教『必要悪の教会』所属の魔術師・サターン=アップヒルの妻であり、彼との間に一人娘の弥生をもうけた。サターン及び弥生にとっての、まさに日常の象徴と呼ぶべき人物。
夫と娘が魔術師である事を含め、魔術の存在は理解している。しかし皐月自身はあくまで一般サイドの住人であり、今後も魔術を身に付けるつもりはないようだ。時に命のやり取りを迫られる夫や娘の身を常に案じ、彼らが安心して帰ってこられる場所を守る事こそが、家族のために自分ができる唯一の務めだと信じている。
弥生の親日家……というか、日本への強烈な憧憬の原因は当然ながら皐月。彼女としては、娘には自分の生まれ故郷である日本の風土、文化を学び少しでも今後の人生の糧にしてほしかった、くらいの思いだったのだが、多感な時期と厳格な父親への反発とが予期せぬ相乗効果を生み出した事で、思った以上にのめり込んでいく娘に半ば圧倒されている。別に日本文化に興味を持ってくれた事は嬉しいのだが、途中からマンガやアニメで描かれる偏った『日本』に憧れている節があると勘付いており、本物の大和撫子への道は遠そうだ……とは思っていても口に出さないようにしている。
サターンとの出会いは彼女の学生時代、ロンドンへ留学していた時の事。期せずして魔術絡みの事件に巻き込まれた皐月を、必要悪の教会から派遣されたサターンが救ったのがきっかけ。その後も旺盛な好奇心から様々な事件に首を突っ込む皐月をサターンが助けるという展開を何度か繰り返す内に、彼との出会いに運命じみたものを感じ、猛アタック。
堅物のサターンをどうにか口説き落とし、二人はめでたくゴールイン。要するに弥生の恋愛における押しの強さは母親譲りだったりする。
弥生を授かってからはロンドン郊外のアップヒル邸で娘の世話をしながら、夢だった童話作家としても軌道に乗り、順風満帆な生活を送る。やがて成長し、魔術師の家の跡継ぎとして父の厳しい指導に臨む娘を気に掛けはしたものの、魔術師の間には母親といえど余人の立ち入る隙はないと分を弁え、私生活の面で弥生をサポートする事にした。ただし母親としての本音は、大切な一人娘には魔術師以外の生き方で幸せを掴んでほしい……であり、その思いは昔も今も変わっていない。
そして弥生の思春期から始まったサターンとの確執には、今日に至るまで中々てこずらされている。実家を出て必要悪の教会の女子寮に移った後も度々顔を見せに帰ってくる弥生との母娘仲は今でも良好だが、二人の間を取り持とうと夫の話題を振ると途端に塩対応をされ。夫はといえば、普段はまるで気にしていない風なのに、たまに酷く酔って帰ってきては夜更けまで娘の行く末を案じ自分の無力さを嘆くので、その聞き手になってあげたり(もっとも、夫が妻である自分にだけ見せる弱さは皐月的には萌えポイントであり、この時間は嫌いではない。寧ろ嬉しかったりする)。二人の冷戦関係を雪解けへと向かわせるには、決定打を欠く状況が続いていた。


301 : ■■■■ :2016/02/08(月) 01:59:30 Ys8cWA0g
そんな時に舞い込んできたのが弥生の恋人・橘飛鳥の存在だった。皐月は自分と夫が手塩に掛けて育てた娘の選んだ相手なら、絶対に間違いはないという信頼の下、二人を祝福した。そして同時に、この日本から来た青年にアップヒル父娘の問題解決を託してみようと思ったのである。
とりあえず停滞した家族関係を打開するためのカンフル剤として、最も強烈かつ手っ取り早い手段である二人の結婚を虎視眈々と狙っている。弥生には二人の仲を全力で応援すると言い、向こうから求婚して来ないならこちらから迫りなさいと自身の経験を元にアドバイス。しかし思った以上にヘタレな飛鳥に痺れを切らし、近頃は既成事実を作るために極自然な流れで彼を押し倒すプランを練るまでに。そして出来上がったプランを弥生に提案すると、大和撫子がどうだのと顔を赤らめモジモジする娘に呆れるやら感心するやらで、要するになんだかんだ平穏な日々を送っている。
【特徴】
四十代前半とは思えないほど若々しく、娘と買い物に行くとよく姉妹に間違われる。身長は弥生より少し小さい。胸は逆に少し大きい。
元は日本人らしい黒髪だったが、幼い娘のお人形のような金髪に心を奪われ金に染めたという経緯を語った所、弥生には血涙を流す勢いで嘆かれたらしい。ちなみにボブカット。
暖色系のゆったりとした洋服を好む。着付けが出来る弥生に和服を薦められる事もあるが、窮屈だからと遠慮している。ピンクのベレー帽がトレードマーク。
【台詞】
夫は「アナタ」、娘は「弥生ちゃん」と呼ぶ。
「あなたが橘飛鳥くんね。はじめまして、弥生ちゃんのママの皐月です。うふふ、よろしくね。……ちょっとアナタ、いつまでトイレに篭ってるの! 便秘にしたって限度があるわよ‼」(お付き合いの挨拶に来た飛鳥に対して)
「弥生ちゃん、いい事? 待ってるだけの女なんて、今の日本にはもういないのよ。惚れた男の子には、こっちから押して押して押しまくって、勢い余って押し倒すくらいのつもりで望みなさい! 大丈夫、私だってそんな感じでパパを落としたんだから。ええもう、メロメロよ」(娘との作戦会議パート1)
「うーん……どうしてそこで赤くなっちゃうかな、この子は。婚約を迫るなら既成事実を作っちゃうのが一番手っ取り早いんだって! 何? 何をブツブツと……って、大和撫子はそんな破廉恥な事はしない⁉ ちょっと、やだもー。弥生ちゃんってばめんどくさーい」(娘との作戦会議パート2)
「うんうん、そうね。きっと大丈夫よ、アナタ。普段のアナタは不器用過ぎて、本当に伝えたい事を上手く伝えられていないのかもしれないけれど。いつかきっと、あの子は応えてくれるはずよ。だから信じましょう。アナタと私の愛娘を」(酔って弱音を零す夫に対して)
【SS使用条件】
傷害・死亡はNG


302 : ■■■■ :2016/02/09(火) 19:40:21 rUPjJqXk
【名前】シャン
【性別】男
【所属】魔術
【能力】シャッガイからの昆虫、ザイクロトルの怪物、“グレート・オールド・ワン”バオート・ズックァ=モグの逸話に基づく魔術。
【能力説明】
・シャッガイからの昆虫
クトゥルフ神話に登場する架空の昆虫である妖虫を操作する魔術。魔術生命体として産み出される数多の妖虫は生物の生体組織に寄生し、脳に寄生すれば生物の思考や感情を思うがままに操作する事ができる。
よって、シャンは妖虫を通じて全ての生物を操作する事が叶う。また生体組織に侵入する特性から細胞破壊や異物の排除などナノサイズの精密操作を実行する。
妖虫はテレパシーや催眠術を代表に色んな念力を扱え、光合成を行う事で魔術生命体として活動する為の生命力を育む。寄生後は寄生先から生命力を調達する。
サイズは五センチ程だが、寄生した途端体が消滅し一種の生体エネルギーとなる。これは妖虫が完全なる物質的存在では無く精神的・あるいは幽体的存在である事を利用している。
この性質からどんな生物にでも寄生する事ができる。そして次々に寄生先を変更し、接触感染によって伝染していく。寄生先の生体エネルギーに同化しているので探知術式を使用しても中々発見できない。
妖虫の性格は冷静で合理的で無情。自己学習能力も有する。任意に操作する場合はある程度近くに術者であるシャンが居る必要がある。
寄生した妖虫を排除する方法は短時間寄生先に濃度100%の純酸素を吸入させればいい。そして妖虫は火に弱い。念力を突破できる威力の火炎ならば死滅するのは容易い。

・ザイクロトルの怪物
妖虫が奴隷として使役した生物。強靭な肉体を有している反面知能は低い。メタルチックな灰色の体を持つ。体長は最大で5メートル弱。肉食性で主な攻撃は齧り付き。
強靭な肉体を「どのような事態になっても生き抜いていける」と解釈したシャンによって産み出された魔術生命体ザイクロトリアンは不死身生物として有名なプラナリアのような肉体構造を持つ。
力こそ逸話に語られる怪物に劣るが、その再生能力は極めて厄介。バラバラにすればする程ネズミ算式に増えていく。大規模な攻撃で消滅させるのが得策。

・“グレート・オールド・ワン”バオート・ズックァ=モグ
『旧支配者』を意味する“グレート・オールド・ワン”の一角バオート・ズックァ=モグの逸話に基づく魔術。
あらゆる虫と疫病を司ると解釈されたこの魔術では虫だけでは無く細菌やウイルスなどの疫病を新たに作り、操り、またその抗体を自身の体内を流れる血液で以て作り出す。
この魔術で妖虫を制御し、制御された妖虫がザイクロトリアンを操るというトップダウン命令方式である。
特性として虫や細菌などの生体構造や位置、会話(?)や意思(?)を識別する事ができる。妖虫を用いた情報収集で最近ロシアの『細菌の壁』に用いられる殺人ウイルスやワイルドカード球菌と類似した細菌&ウイルス開発に成功した。


303 : ■■■■ :2016/02/09(火) 19:40:41 to78tKkI
【概要】
魔術結社『微睡み誘う暗闇』の構成員。
クトゥルフ神話に登場する架空の生物の別名を自身のコードネームとして呼称している。
結社に所属している癖に未だ結社のメンバーとまともに会話する事ができない人見知り。
普段は念力によるサポートを行わせる妖虫を周囲に侍らせてブツブツ独り言を垂れ流している。気軽に話せる友人は虫や細菌ばかりとの事。
虫オタクで疫病マニア。蒐集心の赴くままに進めるその足は極寒のロシアや科学の総本山学園都市にまで及ぶ(いずれも外部から妖虫を使った情報収集に徹したが)。

狂気を内包する魔術師として世界中を虫や細菌・ウイルスで埋め尽くす事を悲願にしている。
そうすれば否が応でも話題がそれ等に集中し、結果として「気軽に話せる友達が沢山できる」からなどという単純明快且つぶっ飛んだ狂気を内包している願いである。
この辺りかつて惑星が破壊され逃げ惑う日々を送った生き残りの妖虫が抱いたであろう疎外感や孤独感に共感していると見られなくもない。
しかし、どちらにせよ他からすれば傍迷惑な悲願である事には違いない。タチが悪いのはその点について指摘されても全く自分の考えを崩さないシャンの融通の利かなさだろう。
【特徴】
長身だが痩せ気味の体格。ハロウィンの仮称で見られるような黒のフード付きロングマントを着用。
フードを深く被り、しかもよく伸びた茶色の前髪のせいで顔がよく見えない。40代前半。気軽に話せる友達(主に虫と細菌・ウイルスについて三日三晩話せる人)募集中。
【台詞】
「………今日も他の魔術師と会話できなかったなぁ」
「僕の友達作りの邪魔をする奴等は全員皆殺しだ。そうだ。そうしよう。交渉の余地なんて無い。交渉なんかする必要無い。邪魔者は排除する。昔から生物の本能に刻まれているれっきとした遺伝子なんだから否定される謂れは全く無い!」
「40過ぎてまともな友達いないのってやっぱりおかしく見られるよね。そうだよね。うん。きっとそうだ。早く作ろう。もっと作ろう。沢山沢山一杯一杯。その為にも研究と開発に打ち込まないと。うん」
【SS使用条件】
特になし


304 : ■■■■ :2016/02/10(水) 16:00:00 Z57eqrCY
【名前】バルマ=ガラドリエル
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『英雄の金鎌』、『邪眼の鏡楯』、『冥王の兜』。
【能力説明】
ギリシャ神話の英雄ペルセウスが神話の中で使用した武具の伝承を基にした霊装を扱う。


・『英雄の金鎌』
鍛冶の神ヘーパイストスが作製した黄金の鎌剣(ハルパー)の逸話を基にした霊装。普段は腰付近にぶら下げている。
逸話において材料となったアダマントを黄金と定義されているので、バルマが持つハルパーの材質も黄金である。
巨人や怪物を屠ってきた切れ味と決して損なわれる事の無い硬さを誇っていた事から魔力を通せば切断能力と頑丈さが飛躍的に上昇する。
不死をも殺す鎌剣としても知られ、死を回避する復元・再生・身代わりなどの効果・性質を断ち切る性能を有する。

・『邪眼の鏡楯』
鍛冶の神ヘーパイストスが作製し、女神アテネがメドゥーサの首を取り付けたアイギスの逸話を基にした霊装。
形状は円形の鏡の中心部に翠色の宝石が埋め込まれている構図。普段は胸当てとして装着している。実戦では鏡から顕現する淡い銀色の光が壁となる楯として展開する。
胸当て時は呪いなどの呪術的効果を防護する魔除けの効果を発揮する。楯として展開する場合は物理攻撃から身を守る頑丈な楯としての性質の他にゼウスの雷すら防ぐ逸話から対雷においては特筆すべき防御力を発揮する。
メドゥーサの邪眼を跳ね返した逸話からアイギスの光の壁は邪眼の視線(有視界内含む)に込められた効果を誘導する効果を持つ。そして、鏡の中心部に埋め込まれたメドゥーサの瞳を顕す宝石から放たれる翠色の光線は当たった対象を硬直させる。浴び続ければどんどん石化していく。
鏡の力により翠色の光線の軌道を曲げたり散光させたりする芸当も可能。邪眼封じでありながら邪眼としての性質を併せ持つアイギスは攻防一体の霊装である。
欠点は魔力を通さないといずれの効果も発揮できないという事と、翠色の光線を別の色に変色させられると邪眼効果が消滅する事と、邪眼に込められた効果が『視線を介する』タイプでは無く『視線を介さない』無差別に発動するタイプだと防護できない事が挙げられる。

・『冥王の兜』
冥王ハデスがペルセウスに貸し出した隠れ兜の逸話を基にした霊装。ティアラチックな額当てとして装着している。
自身から放たれる光(体に光を浴びて色として反射する光を含む)を透明にし姿を消す事ができる。
気配なども遮断できるが、透明になってしまう性質上アイギスの邪眼光線や邪眼封じが使用できなくなる弊害がある。主に奇襲や後退に使用する。


305 : ■■■■ :2016/02/10(水) 16:00:51 Z57eqrCY
【概要】
イギリス清教『必要悪の教会』に所属する魔術師。魔法名『胸に刻みし想いを成し遂げん(core178)』。28歳。
代々魔術師の家系に生まれ、霊装も祖先からずっと受け継いで来た由緒ある一品ばかり。
バルマもまた幼少の頃より魔術師になる為の修行に打ち込み、18歳を迎えた誕生日に一人前になった証として霊装を授かった。
その後はギリシャ神話系魔術師を多く擁し女神ガイアを崇拝する魔術結社に在籍し、結社の命令に従って各地で活動していた。
在籍して数年経ち、なお命令によって各地を転々としていたバルマは結社の上層部が自分を意図的に本部に近付けさせないようにしているという疑念を抱く。
命令を破り少数の仲間と共に本部へ帰ったバルマが見た者は上層部がギリシャ神話に出て来る怪物キマイラを延々と作り出している光景だった。
キマイラの素材として秘密裏にアフリカから数多くのライオンを生け捕りにし、有用な戦力と上層部が見込むキマイラの材料として消費している景色はバルマの価値観を大きく揺さ振った。
バルマが所属する前後から結社全体の倫理観は狂い始めており、比較的真っ当な思想を持つ魔術師を本部から遠ざけるよう上層部は動いていた。
しかも、キマイラの餌として身寄りの無い小さな子供を宛がっていた事も判明し逆上したバルマは意思を同じくする仲間と協力して自身が在籍する結社を打ち滅ぼさんと行動を本格化しようとした矢先に結社本部は何処からともなく現れた襲撃者の手によって瞬く間に殲滅された。
『冥王の兜』によって姿を隠していた事もあり生き残ったバルマは、狂っていた本部の魔術師だけではなく自身と共に結社を断罪しようとした仲間の魔術師すら襲撃者によって命を落とした事を知る。
怒りに染まったバルマは霊装を展開し瓦礫と化した本部に佇む襲撃者に戦いを仕掛けるも逆に金縛りのように動きや魔術を封じられ窮地に立たされる。


襲撃者「…悪かったな。“こいつ等”とは違うお前の仲間を巻き込んじまったようだ。あいつ等も今のお前のように“ここに在る”魔術に引っ掛かるとはな」
バルマ=ガラドリエル(こいつ…私の心を読んで!?)


額に在る瞳を『サトリ』と呼称する襲撃者がバルマの心を読んだのか周囲に解放された子供達がいたからなのか、襲撃者はバルマを殺さず彼女に解放された子供達の世話を勝手に託しその場を後にした。
結社が殲滅し居場所を失ったバルマは在籍した結社のような蛮行を防ぐ事を主目的に対魔術師の取り締まりに特化した『必要悪の教会』へ所属した。
『必要悪の教会』に手配されている件の襲撃者と遭遇した魔術師において殆ど存在しない例外たる生き残りの一人として、バルマは『必要悪の教会』へ件の襲撃者が扱う魔術が日本伝承に登場する妖怪『覚』に基づく日系魔術を操る魔術師ではないかという暫定的私見を進言している。
一見して額にある瞳から邪眼使いのように見受けられるが、それなら展開していたアイギスで防げた筈である。
そして伝承的に『覚』は瞳を介さなくても心を読める事等から額の瞳はブラフであると現在の所結論付けている。
金縛りに関しては襲撃者の言葉から結社上層部が襲撃者相手に使用した魔術であると推測し、心を読めるなら金縛り魔術に引っ掛かる事も無いだろうと考えている。
実は邪眼封じのアイギスが『視線を介さない』無差別に発動するタイプだと防護できない事をバルマは知らない。ギリシャ神話を参考に霊装を作製した祖先も想定していない。
仲間を殺された憎しみは未だにある反面襲撃者からすればバルマ達も狂った上層部と同じ魔術師であると見做されてもおかしくない―そもそもバルマ達はその結社の構成員である―事から命のやり取りをする戦場では致し方無い事であるとも受け止めている。
『必要悪の教会』では魔術結社に虐げられる子供達を救う任務に就く事が多い。所謂結社攻略戦を得意としており、必然的に普段接する機会が多い魔術師も対結社攻略任務に就く者達となる。


306 : ■■■■ :2016/02/10(水) 16:01:20 Z57eqrCY
【特徴】
美しい金髪をおさげにして腰付近まで垂れ流している。身長163センチ体重50キロ中盤で美乳。家系が一般的に名家でもあった事から礼儀正しい。醸す雰囲気もお淑やか。
ティアラチックな『冥王の兜』と胸当ての『邪眼の鏡楯』を中世ヨーロッパの時代に見られた白黒ゴスロリチックな魔女風ドレスと一緒にそれぞれ身に付けている。
三度の飯より鍛錬が好き(でもご飯はちゃんとたらふく食べる)。かつて殺される一歩手前まで行った経験から普段から準備や鍛錬をしっかり行って戦場で余すとこなく活かせるようにと考えるバルマの思考の表れである。あと読書も好き。
【台詞】一人称「私」。二人称「貴方」「貴女」「貴様」など。
「あそこか……待ってて下さい。すぐに貴方達を助けます」
「ふぅ。今日の鍛錬も実に有意義だった。『必要悪の教会』は手合わせしてくれる有能な魔術師が多くてとても助かります。さぁ夕ご飯にしましょう」
「貴様か!私の友を…仲間を手に掛けたのは!許さない…貴様はこの私が討ち取る!!『胸に刻みし想いを成し遂げん(core178)』!!」
「あの『サトリ』がただの暴虐の塊のような狂人なら子供達を救ったりなんかしないだろう。あまつさえ奴に襲い掛かった私を見逃したりなんかしないだろう。…だから苦しいのか。私の仲間を手に掛けているのに…憎悪は未だに私の心にこびり付いているのに…奴の行動に理解を示せてしまう自分がこの胸の中に居る…!!」
【SS使用条件】
特になし


307 : ■■■■ :2016/02/11(木) 02:14:07 7fSMR2.E
【名前】粟峪君輝(あわたに きみてる)
【性別】男
【所属】科学
【能力】念動破砕(マスターキー)
【能力説明】レベル3
念動力の一種。
念動力を一転に収束させる事で地面にクレーターを作るほどの威力を生む。
「核シェルターすらこじ開けてみせる」と豪語しており、能力名はその自信の表れ。
【概要】
学園都市の某高校に所属する極普通の学生。
風紀委員入隊を熱望しているが日頃の素行と性格の所為で面接試験がパス出来ないでいる。
通称「教員潰し(アナーキスト)」の変わり者。
自分が気に入らない教員を何人も社会的に殺した事で有名で、教員の評判は最悪に近い。
学校の成績や超能力はかなり優秀な自信家で、
本来は長点上機学園志望だったらしいが、内申点の低さから敢え無く不合格となり渋々現在の学校に進学する。

理不尽や不平等を嫌い、正しいと思った事は行動しないと気が済まない性質。
最初に教員を潰したのも当時の学校で行われていたいじめを教師が見て見ぬ振りをしていたから。
それ以降「子供を導くに相応しくない教員は排除すべき」といった考えに至り、
不倫疑惑の有る教員や体罰を行う教員を、その行為を白日の下に晒す事で社会的に殺してきた。
同校の風紀委員は「裁定者気取りのエセ原理主義」「頭がカタい」と酷評している。

反社会的でやや独善的な所はあれ、後ろめたい面のある人間以外には等身大の極普通の学生でしかなく、
特に尊敬できると判断した先生に対しては全幅の信頼を置く模範生らしい一面も持っている。
尚教員の不正には厳しいが生徒の素行不良には意外と容認派で、「若気の至りはノーカン」との事。

【特徴】
165cmとやや小さ目な身長にサラサラな黒髪が特徴的。
取り立てて良くも悪くもない顔立ちだが、威圧感を出す為か余り笑わない。
【台詞】
「任せろ、俺の念動破砕は万能鍵(マスターキー)。核シェルターすらブチ抜ける」
「目の前で泣いてる子供に手を差し伸べない平凡以下が。一丁前に子供に道徳語んじゃねぇよ」
「誰かがやらなきゃ、だったら俺がやらなきゃなって思ったんだ。
褒められる様な事はしてないって自覚はしてる。けどそれで子供達が良い師に巡り合えたのなら、俺の行動にも意味があるんじゃないかって」
【SS使用条件】
とくになし


308 : ■■■■ :2016/02/12(金) 14:46:46 rW0SqwhE
【名前】黒獅子雅(くろじし みやび)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『九字護身法』、『怪鳥の怨爪』。
【能力説明】
・『九字護身法』
陰陽道でもポピュラーな部類に入る『九字護身法』を操る。『九字護身法』とは様々な災いから身を守る結界を張ったり災いを齎す者を調伏する護身法の一種である。
本式の『切紙九字護身法』及び略式版の『早九字護身法』を用いる。主に用いる呪文たる九字は「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・前・行」。
黒獅子は所謂興味本位で始めた幼少の頃よりずっと『切紙』を反復的に行って来た。常に同じ所作、同じ息遣いによって『切紙』を実行し続けていた為にそれ等が一種の魔術的記号にまで昇華した。
九字の印を結ぶと同時に呪文を詠唱する事で一種の結界魔術として発動する魔術『切紙九字護身法』の守護力は上記の経緯から底上げされている。
欠点としては同じ所作で同じ魔術しか発動できない事だが、黒獅子は『九字護身法』しか使用しないので余り関係無い。
また、『九字護身法』には「臨兵闘者皆陣列前行」の後に一字を加える十字法も存在する。これは九字の効果を特定方向へ絞り込んで強化する為の一字であり、同じ所作で強度を底上げされた魔術を更に一点強化して調伏用として攻撃的に発動する黒獅子の切り札である。
十字に加えられる一字は「命・水・勝・一・行・虎・王・合・天・鬼・大」など。黒獅子は10年以上に渡る研究成果として十字目におけるオリジナルの一字を数種類開発している。
略式版の『早九字護身法』については後述する『怪鳥の怨爪』の中で詳しく説明する。

・『怪鳥の怨爪』
怪鳥以津真天の爪の魔術的記号を抽象し作製された霊装。剣の如き鋭さを有する銀色のネイルチップのような形をしており、爪内部には九字護身法で使用される呪文が記されている。両手の指10本に付け爪として装着する。
この霊装は略式版の『早九字護身法』使用時に効果を発揮する。『早九字護身法』は自身の指を剣に見立てた上で横5本・縦4本、合計9本の線を決められた順番を遵守しながら空中などに描く事で本式の『切紙九字護身法』より簡潔に素早く魔術を発動できる。
しかし、それでも9本の線を描く隙は存在する。そこで利用したのが、爪が剣の如き鋭さを持っていたとされる怪鳥以津真天の逸話。
その逸話から『剣』と『反復』の魔術的記号を抽出した『怨爪』は、一度描いた魔術的軌跡を次からは該当する所作が開始した瞬間から自動的に発現させる特性を持つ。
黒獅子は『怨爪』を装着した右手の指5本を横線に、同じく『怨爪』を装着したもう左手の指4本(親指を除いている)を縦線に適応させ、魔力を通しながら順番通りにそれぞれの指をほんの少し動かすだけで自動的に線が描かれる。
詠唱不要の為の爪内部に記されている呪文と『怨爪』の特性を活かし一瞬で『早九字護身法』を発動する事に成功している。
左手の親指に装着している『怨爪』には十字法の一字を爪内部に刻んでいるが、容量の都合上1つの呪文しか刻めないので『切紙九字護身法』より自由度は格段に下がる。
体全体の『反復』が魔術的記号になっている『切紙九字護身法』に比べて強度自体は下がるも、『反復』の魔術的記号を抽出する『怨爪』使用版『早九字護身法』も霊装未装着版『早九字護身法』に比べればその力はしっかり底上げされている。
また、以津真天の逸話から死者の存在を感知し、死体や死体現場に残る残留思念を掬い取る特質がある。銀色の光が不規則に点滅するのがその兆候である。


309 : ■■■■ :2016/02/12(金) 14:47:12 rW0SqwhE
【概要】
陰陽局に所属する局員の一人。年齢は20代前半。魔法名『あらゆる災厄から人々を守る守護人と成らん(praesidium453)』。
5歳の時に事故で両親を失い、紆余曲折を経てとある陰陽師一家の養子となった経緯がある。
養子となった陰陽師一家は厳しくも温かな人達ばかりで、黒獅子も第二の家族として独り立ちした今でも定期的に連絡を取り合う良好な関係を築いている。
幼少の頃より遊戯として何度も繰り返していた『九字護身法』が、今の黒獅子が扱う魔術の元型となった。
養子として育てられながらも陰陽師としての誇りをきちんと持ち、日本に住まう者として魔術が絡む事件から一般人を守る事を魔術師としての行動理念に据えている。
普段は陰陽局から多少離れた場所に建っているマンションの一室で生活している。高速道路でも走行可能なビッグスクーターを駆って毎日局へ出勤している。
局長藤原隆幸から任される仕事は戦闘任務や殺人事件の現場に残る残留思念の分析に要人の護衛など種類豊富である。
同僚に朝倉俊介や寄城魅憑など個性的なメンバーがいる中で至って真面目な常識派を自称する。言い換えれば苦労人属性持ち。個性的なメンバーと組んで仕事に臨む時は胃薬が欠かせないらしい。
【特徴】
160センチ体重50キロ前後。平凡なスタイルなのが少々悩み。艶やかな紫色の長髪をハーフアップにしている。赤の蝶ネクタイを模したリボンでアップにした後ろ髪を纏めている。
社会人らしくビシッとしたグレーのスーツ・パンツスーツを着こなしている。インナー用としてストライプが入ったブラウスを着用する事が多い。色は主に白系統。
普段から『怪鳥の怨爪』を装着している。一般人相手にはファッションの一つとして説明している。胃薬を常用するようになってから健康アイテムに詳しくなり、気に入ったアイテムを局長や同僚に紹介している。
【台詞】
「またお腹が痛くなってきた。はぁ、どうしてここのメンバーは一癖二癖あるタイプが多いのかなぁ?もう」
「じゃじゃ〜ん!今日あたしが紹介するのは大手健康食品メーカーが新開発したサプリメントよ!食生活が乱れがちな現代社会を生きるあたし達に欠かせない一品になる事間違い無し!」
「現場に残った残留思念から、やはり今回の事件に魔術師が絡んでいるのは間違い無さそうです。下手人である魔術師の正体及びどのような魔術が用いられたのか、現在解析を進めている最中です」
「局長!ここはあたしが死守します。その間に敵の本丸潰しを優先して下さい!あたしなら大丈夫です。どうとでもしてみせます!」
【SS使用条件】
特になし


310 : ■■■■ :2016/02/12(金) 17:01:43 rW0SqwhE
そういえば吸血鬼って作ってもいいんだっけ?
確か過去スレで話題になった事がある記憶があるんだけどどこでだったかがわからない…


311 : ■■■■ :2016/02/12(金) 17:08:43 0bN7cuUg
>>310
確かその時は作っちゃだめみたいな結論だったと思う。


312 : ■■■■ :2016/02/12(金) 17:25:12 rW0SqwhE
>>311
見付けました。3年前の17スレで投稿されたロスコー=カーバンクルという吸血鬼キャラで議論があったみたいですね
確かに当時の意見としてオリキャラとして避けた方が〜というものが多いですね
改めてお伺いしますが「見た人はいない」「魔術師に感知されていない」などの原作設定を崩さないようにしてもやはり吸血鬼キャラはNGですかね?
是が非でも作りたいと思っているわけでは無く、「そういえば原作に吸血鬼っていたな。保管庫にいるかな?あれ一人もいない」という流れからの質問です


313 : ■■■■ :2016/02/12(金) 17:59:55 0bN7cuUg
>>312
wikiの吸血鬼のページで存在そのものが世界の危機だとか不老不死だとか書かれてるのを鑑みると、オリキャラが踏み込んでいいところじゃないと思う。


314 : ■■■■ :2016/02/12(金) 18:07:57 rW0SqwhE
>313
やっぱりそこがネックですか…わかりました
それっぽいのを作るにしても伝承から編み出した吸血鬼魔術を扱う魔術師とかが妥当ですかね


315 : ■■■■ :2016/02/12(金) 22:23:01 rW0SqwhE
魔術師作ってて難しいと思ったのがキャラごとに魔術師になった理由を逐一考えなきゃいけないところだなあ
傭兵稼業とかならまだすっ飛ばせるんだけど。この辺が科学キャラとは違うというか
学園都市の学生=能力者だからそういう意味だと概要作りがすごい楽だなあと再認識した


316 : ■■■■ :2016/02/12(金) 23:26:35 el.kF8Oo
バックボーンというか、魔術師になった理由がわかってないオリキャラって確かに少ないな。

原作だとちょい役とかは理由は明かされないままフェードアウトする事が多いけど


317 : ■■■■ :2016/02/12(金) 23:39:00 rW0SqwhE
>>316
そうそう
魔術師はやっぱり魔術師になろうと思ったバックボーンにキャラとしての特徴が込められてるから、
オリキャラだと特に重要だと思う。逆に科学キャラよりいいと思ったのは能力の自由度よりも、
年齢の自由度が広がった点かな。能力持ちの爺さんやおっさんが作れるのは個人的に手応えが抜群にある


318 : ■■■■ :2016/02/13(土) 15:56:43 8xt15wkI
【名前】ティンダロス
【性別】男
【所属】魔術
【能力】魔術生命体・ティンダロスの猟犬
【能力説明】
・ティンダロスの猟犬
クトゥルフ神話作品に登場する架空の生物、ティンダロスの猟犬。

制作としては陰陽師関連の蠱毒の応用で、多数の犬を檻の中に入れて殺し合わせ残った一匹を、
犬神作成の儀式、首だけ出した状態で埋めて(目の前、届かない位置に食べ物を置く)絶食の苦しみを味わわせた上で殺す。
その死体を加工して作っている。

見た目はドロドロに溶けた犬、太く長い注射針の舌を持っている。
元のクトゥルフ神話作品においても持っている、90度以下の鋭角の壁から壁に現れる転移能力を持つ。
さすがに過去や未来に移動はできず、転移距離も数百mが限界。とてつもない悪臭を放つため、前兆は察知可能。
元のクトゥルフ神話作品において、未来視、過去視をする人間を察知して追跡する特性上、遠視関係の魔術を使われると自動察知して騒ぎ出す。

見た目からは想像できないぐらい機敏に動く、不定形なので打撃や銃撃の類は効果が薄い、また全身が毒素の塊なので触れるだけで重篤な悪影響が出る。

通常は丸い壁に覆われた一室に保管されているが、持ち運ぶ時は(不定形を活かし)丸い特殊な形状のトランクケースに入れる。
犬神の伝承を用い式神として安定性を出したのは良いが、爆発力が足りなくなったとは本人の言。
【概要】
魔術結社『微睡み誘う暗闇』の構成員。

確固たる目標も無く『何となく』でこれまで生きてきた男。
何となく魔術を学び、何となく人を殺し、何となく微睡み誘う暗闇に入った。行き当たりばったりが過ぎる生き方をしている。
どうしてこんな事をするのか、そんな事をするのかと聞かれても、何となくで答える。
しかし、それらは誰かに流されてやった事でもなく、自分の意思でやった行動である。

感情は平坦で、瀕死の傷を負ったりどんな事が起こったとしても一定の値を超えない
(少し笑ったり、驚いたり、悲しみの顔を見せるがそれ以上の変化は無い)
他者に対して悪感情は抱かないが、薄い親愛の情しか見せないので、切り捨てる時は容赦無く切り捨てる事ができる。

【特徴】
三十代前半の男性、茶に染めた髪の日本人男性
スーツにトレンチコート、目深に被った中折れ帽だけが特徴、顔はモブ顔の特徴の無い男。
【台詞】
一人称は私。二人称は君、とぼけた喋り方
「君はそうだな、今日は止めて明日から本気出せば良いんじゃないかな」
「まあ殺されてもしょうがないんじゃないかなぁ、物凄く痛いとは思うけど恨んでくれても構わないよ」
「どうしてこんな事をするのかだって?何となくやりたかったからだけど?」
【SS使用条件】
特に無し


319 : ■■■■ :2016/02/13(土) 20:21:42 xxkPbJlk
ここで>>317に対してメタっぽいキャラが出るとは思わなかった


320 : ■■■■ :2016/02/13(土) 23:20:41 CZCajohM
先月の超電磁砲で念動力で発火、透明化、音への干渉、電子操作が可能なのが判明したな


321 : ■■■■ :2016/02/14(日) 07:06:58 NdQ5qO3Q
あれはゴーグル君こと誉望万化が、あわきんよろしくレベル5に近いレベル4だったからとも考えられる
禁書時系列からすると、あともう少しで死ぬ予定だからそのへんは一切触れないか有耶無耶なまま退場しそう
いずれにせよ万能念動系の量産はやめた方がよさそう


322 : ■■■■ :2016/02/14(日) 09:42:40 zEQ8shC.
誉望の念動でできることの1つや2つくらいならオリキャラにプラスαして量産してもよさそう
念動系マジ万能


323 : ■■■■ :2016/02/14(日) 22:13:25 37ZbtViM
【名前】小森咲子(こもり さきこ)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「小玉鼠」
【能力説明】
秋田県の猟師たちに伝わる幻獣「小玉鼠」をモチーフにした式神、見た目は小さなハツカ鼠。この鼠の式神は高い俊敏性と跳躍力を持ち、また咲子の号令一つで爆発する能力を持っている(特定の場面で自動的に爆発するように命令をすり込むことも可能)。
この爆発能力は小玉鼠の自分の体を爆発させることによって神の怒りや警告を人間に示すという伝承を基にしたものであるが、咲子はこれに鼠を「大黒天」の神使とする伝承を組み込むことにより「爆発することにより大黒天の力を周囲に示す」という術式を作り出している。そして、この術式は大黒天の持つ軍神としての特性や、大黒天の原型であるマハーカーラの破壊神としての特性を強く表すものであり、式神の爆発に伴って轟音と衝撃波を発生させ周囲のものを破壊する効果を持つ。爆発の威力は音と衝撃で人を気絶させる程度の威力から小型の家屋を粉々に吹っ飛ばす程の威力まで細かく調整することが可能。また衝撃波にはある程度の指向性を持たせることも出来る。
そして、この式神は爆発するまでは一切の攻撃性能を持たず、大黒天の術式の方も効果がシンプルかつ瞬間的であるため非常に魔力の燃費が良い。そのため咲子はその気になれば(式符を作る莫大な手間はかかるが)数百体規模の軍団でこの式神を運用することも出来る。
弱点は防御能力が皆無なことだが、咲子自身もその点を熟知しているため、基本的に視覚等を共有させ遠方から密かにけしかけるという戦法を取る。


324 : ■■■■ :2016/02/14(日) 22:13:48 37ZbtViM
【概要】
陰陽局に所属する女性陰陽師。先天性のアルビノであるため身体能力は貧弱で体力もないが、アルビノを神の使いとする日本の民間信仰の影響からか魔力は非常に豊富、そのため幼い頃は秋田県のある村落で神子として祭られ、半ば軟禁状態の生活を送っていた。しかし事件の調査で村を訪れた若き日の藤原隆之の姿に憧れ陰陽局に入ることを決意、数年かけて親族を説き伏せ上京した経歴を持つ。
外見は小柄で童顔な小動物系。実年齢よりかなり若く見られがちだが中身は仕事と趣味に生きる大人の女性であり、その言動には外見に不釣合いな程の知性と貫禄が現れている。また性格は思慮深く、皆を引っ張っていくリーダーシップを持つ。しかし、幼少の頃より奇異の目で見られてきた影響からか内心は非常に臆病で自虐的であり、普段はあえて勝気に振る舞うことでそれらをひた隠しにしている。
職務では使用する魔術の関係上、主に敵の拠点や魔術霊装の破壊を担当することが多い。または大量の鼠を率いて町一つを虱つぶしに探索するといった数の多さを生かした任務に就く場合もあるが、どの様な任務も大抵は式神の遠隔操作によって済んでしまうため、彼女自身が戦場に直接赴くことは滅多にない。そのことに関して彼女はそれが合理的行動であり、むしろ鈍臭い自分が戦場に来ても足でまといに成るだけだと割り切っている。
しかし、同時に同僚達が戦っている時にいつも自分だけが安全圏に引き篭っていることを自嘲している所もあり、その影響からか率先して汚れ仕事を引き受け、場合によっては敵組織のライフラインや非戦闘員を爆撃して回る(流石に人相手には手加減をするが)といった卑怯とも取れる行動をすることもある。

ちなみに酒好きだが下戸であり、酔うと泣き上戸になって普段言えない本音が溢れてくる。その時の事を本人は覚えておらず、同僚達に自分の本心が既にバレていることにも気付いていない。そして彼女が本音を吐き出せるようにと、同僚達がいつも彼女を飲みに誘っていることにも気づいていない。
彼女が知っているのは飲みに行った翌日は何故か心がスッキリすることだけ・・・ある意味幸せ者である

【特徴】
26歳、身長:150cm、体重:軽い 白髪に桃色の瞳をしている。また体力はないが別に病弱ということはなく、今までろくに風邪も引いたことがないらしい。
朝倉俊介に付けられたコードネームは「ソクラテス」、最初は意味が解らなかったが「白鼠」のこと言われて理解した。彼女自身も映画鑑賞を趣味にしているため割と気に入っているらしい。

【台詞】
「あら、私そんなに若く見えるかしら?」
「窮鼠猫を噛むって知ってるかしら? 追い詰められた鼠は恐ろしいわよ。特に私の鼠達は虎にだって特攻するんだから」
「はぁ〜私はダメな女だよ・・・みんなが頑張ってるのに一人だけ引っ込んでてさ・・・ホントみんなゴメン・・・ゴメンね・・・」

【SS使用条件】
特になし


325 : ■■■■ :2016/02/14(日) 23:29:20 3ydrxHBU
誉望は念動力でここまでできるって言うのを見せてくれたのが大きいな
汎用性が高いとは思っていたけどまさか透明化に消音、発火、電子操作までこなすとは


326 : ■■■■ :2016/02/15(月) 15:24:16 pW0QlzA6
久方ぶりに投下

【名前】ヒュドラ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「千貌月霊(ヒュドラ)」
【能力説明】「千貌月霊」その他精神魔術や水の魔術等多数の魔術。
クトゥルフ神話群に登場する神格『ヒュドラ』を元とした魔術。
ただし、あくまで『ヒュドラ』を再現しようとした魔術なため、過程はクトゥルフ神話において語られる『ヒュドラ』とは似ても似つかない魔術となっている。
簡単に言えば情報を無意識の内にやりとりするようにこの魔術を仕込んだ人間(以下『端末』)に通信用魔術による一種のネットワークを形成させる魔術であり、このネットワークを利用することで広域からの情報収集を行ったり、長距離転移や集団洗脳、記憶の抜き取り、精神破壊や膨大な量の水の操作等の大規模な魔術を行使することができる。

この魔術の源となっているのは『端末』の上顎に刻み込まれている小型の魔法陣。
この魔法陣は「『端末』に無意識下で魔力を生成させ、その魔力を用いて『端末』自身に魔法陣を書き足ささせることで能力を拡張していく」という機能を持ち、最初は上顎の一部にあるだけで機能も上記の自己拡大能力しかないが、一週間ほど経てば魔法陣は上顎のほぼ全域に達し、『端末』に通信魔術を無意識に使用させるようになる。
通常ではここまでしか拡大しないが、術者が気に入った『端末』にはさらに魔法陣を刻み込むことで擬似的に術者の人格を植え付ける作業が行われる。
この人格を植え付けられた『端末』(以下『親端末』)は、『端末』をとりまとめる中核となるほか、通信魔術以外にも幾つかの魔術が使えるようになり、より魔術師に近づくことになる。
とはいえ、その力量は一般的な魔術師に劣り、1人に対して2人がかりでようやく優位に立てる程度。
この『親端末』化は通常一年以上に渡ってゆっくりと行われるが、『端末』の負担を考慮しなければ外部からの補助を受けることで最短一時間ほどで行うことも可能。ただし、九分九厘『端末』の脳が耐えきれず、2、3発魔術を撃っただけで魔法陣が暴走し、頭や身体を吹き飛ばすことになる。
魔法陣を刻む際には原典に倣ってある種の魔術生命体もどきが入った薬品を飲ませるが、それ以外にも『親端末』や術者本人がディープキス等によって魔術で直接刻み込んだりすることもある。
なお、『端末』を利用して逆探知のように術者の居場所を探ろうとした場合、術式に組み込まれた防護術式が作動しSAN値直葬ものの情報を頭に叩き込まれるため、廃人と化す危険性がある。
【概要】とある名家に生まれた生粋のお嬢様で、かなりの世間知らず。
普段はある役所の相談窓口(という名の愚痴吐き場)に勤めており、利用者(主に暇を持て余した老人や仕事に疲れたOL)からはどんな話も興味深そうに聞いてくれる、聴き手に徹してくれて話しやすいと評判だとか。

役所に勤める相談員というのは表向きであり、本来は魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員で、クトゥルフ神話における外なる神の一柱『ヒュドラ』を名乗る魔術師。

彼女の行動原理は「他人のことを知りたい」というもの。
それだけなら誰でも多少なりとも抱く思いだが、彼女の場合は「他人のことを知ること」が手段ではなく目的となっており、そこから他人とわかり合おうとしたりすることはない。
そのため、他人がどれだけ貴い行いをしようが、またどれだけ下劣な行いをしようが彼女がそのことについて何一つ思うことはなく、ただ他人を知れたことに対して満足感を抱くだけである。
「微睡み誘う暗闇」に入ったのも、結社員の一人に色んな人がいる等の誘い文句で勧誘されたためであり、結社の目的である世界に混乱をもたらすことに関しても気が向いたら実行する程度。
それでも結社のことは割合気に入っているらしく、結社員が騒動を起こす場には大抵『親端末』を操り参加しているらしい。
【特徴】銀髪碧眼の見目麗しい女性。小柄だがスタイルはいい。
仕事中はゆったりとしたワンピース姿だが、プライベートや魔術師として活動する時には扇情的なランジェリーの上からやはり扇情的なナイトドレスを身に纏い、脇には巨大な枕を抱え、頭にはかわいらしいナイトキャップをかぶる。
『親端末』は性別が女であること以外に共通点はない。
【台詞】お嬢様言葉。
「……♪……!……♪♪(ニコニコしながら話を聞いている)」
「とても興味深いお話をありがとうございました。またの機会をお待ちしておりますわ」
「外道?卑劣?何を仰ってますの?そんなもの貴方の価値観の押し付けですわ。絶対的な基準が存在しない以上、貴方のソレは独りよがりな正義でしかありませんのよ?」
【SS使用条件】特になし


327 : ■■■■ :2016/02/15(月) 15:35:41 pW0QlzA6
ミスった…再投下

【名前】ヒュドラ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「千貌月霊(ヒュドラ)」その他精神魔術や水の魔術等多数の魔術。
【能力説明】「千貌月霊」
クトゥルフ神話群に登場する神格『ヒュドラ』を元とした魔術。
ただし、あくまで『ヒュドラ』を再現しようとした魔術なため、過程はクトゥルフ神話において語られる『ヒュドラ』とは似ても似つかない魔術となっている。
簡単に言えば情報を無意識の内にやりとりするようにこの魔術を仕込んだ人間(以下『端末』)に通信用魔術による一種のネットワークを形成させる魔術であり、このネットワークを利用することで広域からの情報収集を行ったり、長距離転移や集団洗脳、記憶の抜き取り、精神破壊や膨大な量の水の操作等の大規模な魔術を行使することができる。

この魔術の源となっているのは『端末』の上顎に刻み込まれている小型の魔法陣。
この魔法陣は「『端末』に無意識下で魔力を生成させ、その魔力を用いて『端末』自身に魔法陣を書き足ささせることで能力を拡張していく」という機能を持ち、最初は上顎の一部にあるだけで機能も上記の自己拡大能力しかないが、一週間ほど経てば魔法陣は上顎のほぼ全域に達し、『端末』に通信魔術を無意識に使用させるようになる。
通常ではここまでしか拡大しないが、術者が気に入った『端末』にはさらに魔法陣を刻み込むことで擬似的に術者の人格を植え付ける作業が行われる。
この人格を植え付けられた『端末』(以下『親端末』)は、『端末』をとりまとめる中核となるほか、通信魔術以外にも幾つかの魔術が使えるようになり、より魔術師に近づくことになる。
とはいえ、その力量は一般的な魔術師に劣り、1人に対して2人がかりでようやく優位に立てる程度。
この『親端末』化は通常一年以上に渡ってゆっくりと行われるが、『端末』の負担を考慮しなければ外部からの補助を受けることで最短一時間ほどで行うことも可能。ただし、九分九厘『端末』の脳が耐えきれず、2、3発魔術を撃っただけで魔法陣が暴走し、頭や身体を吹き飛ばすことになる。
魔法陣を刻む際には原典に倣ってある種の魔術生命体もどきが入った薬品を飲ませるが、それ以外にも『親端末』や術者本人がディープキス等によって魔術で直接刻み込んだりすることもある。
なお、『端末』を利用して逆探知のように術者の居場所を探ろうとした場合、術式に組み込まれた防護術式が作動しSAN値直葬ものの情報を頭に叩き込まれるため、廃人と化す危険性がある。
【概要】とある名家に生まれた生粋のお嬢様で、かなりの世間知らず。
普段はある役所の相談窓口(という名の愚痴吐き場)に勤めており、利用者(主に暇を持て余した老人や仕事に疲れたOL)からはどんな話も興味深そうに聞いてくれる、聴き手に徹してくれて話しやすいと評判だとか。

役所に勤める相談員というのは表向きであり、本来は魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員で、クトゥルフ神話における外なる神の一柱『ヒュドラ』を名乗る魔術師。

彼女の行動原理は「他人のことを知りたい」というもの。
それだけなら誰でも多少なりとも抱く思いだが、彼女の場合は「他人のことを知ること」が手段ではなく目的となっており、そこから他人とわかり合おうとしたりすることはない。
そのため、他人がどれだけ貴い行いをしようが、またどれだけ下劣な行いをしようが彼女がそのことについて何一つ思うことはなく、ただ他人を知れたことに対して満足感を抱くだけである。
「微睡み誘う暗闇」に入ったのも、結社員の一人に色んな人がいる等の誘い文句で勧誘されたためであり、結社の目的である世界に混乱をもたらすことに関しても気が向いたら実行する程度。
それでも結社のことは割合気に入っているらしく、結社員が騒動を起こす場には大抵『親端末』を操り参加しているらしい。
【特徴】銀髪碧眼の見目麗しい女性。小柄だがスタイルはいい。
仕事中はゆったりとしたワンピース姿だが、プライベートや魔術師として活動する時には扇情的なランジェリーの上からやはり扇情的なナイトドレスを身に纏い、脇には巨大な枕を抱え、頭にはかわいらしいナイトキャップをかぶる。
『親端末』は性別が女であること以外に共通点はない。
【台詞】お嬢様言葉。
「……♪……!……♪♪(ニコニコしながら話を聞いている)」
「とても興味深いお話をありがとうございました。またの機会をお待ちしておりますわ」
「外道?卑劣?何を仰ってますの?そんなもの貴方の価値観の押し付けですわ。絶対的な基準が存在しない以上、貴方のソレは独りよがりな正義でしかありませんのよ?」
【SS使用条件】特になし


328 : ■■■■ :2016/02/16(火) 19:42:36 XTiN3Iao
〜とある魔術の日常風景 異説「レジェンダリー・ヒューマンドッグズⅠ」〜を投稿しました


329 : ■■■■ :2016/02/16(火) 23:13:08 RyxtXfys
陰陽局の作者さんが居られたらお伺いしたいんですけど、
陰陽局の本部は東京のどの辺にあるかって決めていられていますか?
それともss独自設定として異説限定として場所を決めてもいいでしょうか?
もし決められているようでしたらどの辺りか教えて頂いてもよろしいでしょうか


330 : ■■■■ :2016/02/17(水) 01:19:24 xVSqPgMw
>>329
陰陽局の作者です
とりあえず今思いつきましたが千代田区の皇居と防衛省の間くらいに本部がある設定でいかがでしょうか
ちなみに現実で言えばこの辺りにはローマ法王庁大使館があるのですが、禁書の世界でもローマ正教(=カトリック)拠点が皇室の近くにあるかもって考えると、政府も色々気をつかいそうですね


331 : ■■■■ :2016/02/17(水) 09:13:02 rd.lAVsI
やたらと女子高女子大のある市ヶ谷か…


332 : ■■■■ :2016/02/17(水) 11:22:26 C.LMoR6s
>>330
ありがとうございます。了解しました
設定上主体的には関われないんですが折角東京が舞台になるので陰陽局所属キャラにもssに登場してもらおうと思っています


333 : ■■■■ :2016/02/19(金) 00:51:43 YcLj4Lvc
滝ヶ街の審議中ってあれ解決したんだったっけ


334 : ■■■■ :2016/02/19(金) 08:04:06 ruToYWEc
してないはず


335 : ■■■■ :2016/02/19(金) 21:40:40 l5eSiXxE
962 :■■■■:2016/01/04(月) 15:12:15 ID:6NeVg0Kc
>>942
おそらく最先端であろう妹達が知識の詰め込みしかしていなかったので、戦闘経験を積ませるのは無理があるんじゃないかな。
世代を更新した番外個体も悪意を読み取りやすくした程度しか進化がなかったし、
学園都市肝入りでもない計画でそこまで先進的な(精神と時の部屋みたいな)学習装置が作れるか?という疑問がある。
ただ知識を詰め込みました、くらいなら十分技術的にも可能だろうし、実戦経験はそれから自分で身に着けたとすればいいと思う。
性格に関しては急な知識の詰め込みによって人格が混乱してこうなった、みたいにするとして…。

14 :■■■■:2016/01/05(火) 14:56:02 ID:K4Sx9ef.
今、滝ヶ街が保管庫に登録されたけどこのへんの指摘って解決してたっけ?

(以下前スレより)
おそらく最先端であろう妹達が知識の詰め込みしかしていなかったので、戦闘経験を積ませるのは無理があるんじゃないかな。
世代を更新した番外個体も悪意を読み取りやすくした程度しか進化がなかったし、
学園都市肝入りでもない計画でそこまで先進的な(精神と時の部屋みたいな)学習装置が作れるか?という疑問がある。

16 :■■■■:2016/01/05(火) 20:22:05 ID:61.ikeIE
>>14
あー、ごめん。他の議論に紛れて見逃してたわ

一応弁明すると、火凛の開発は「強力な能力者すら打倒するレベルの武芸者を倒す為の者」って考えてたから、割と重要案件だとは思う。
「絶対能力シフト」級の物になるって言われると、ちょっと苦しいかもだけど


横レス。ドラゴンライダーなどの駆動鎧のマインドサポート等で搭乗者は経験のレベルで再調整された思考を持てる事は確定している
人間の脳は反復活動する事で経験を積んでいくのと合わせて折衷案としては『思考加速仮想空間体感装置』が上記のマインドサポートと同様の事が可能、
元設定にあるポッドで過ごした期間を週単位から月単位に変更、それに伴い諸設定を微修正すればいけるのではと思う
あとキャラ作者が率先して指摘に応えて修正案出さないといつまでもズルズル長引くだけだよー


336 : ■■■■ :2016/02/19(金) 23:58:37 9OpWNFcI
この人工知能云々に関しても、作中のレベル4を優秀な部類と見ているか、
たいしたことない連中だと見ているかと同じで
住民間での埋め難い見解の相違があると思われ
>>335で記された、人工知能技術はミサカシリーズでアレだからそんなに進んでいないのでは?という意見と
ミサカシリーズは所詮使い捨てだから手抜き人工知能使ってたのでは?という意見(おそらく作者の意見はコッチ)
があって住民間での見解の相違が出ているという感じで


337 : ■■■■ :2016/02/20(土) 18:57:11 ksFX0qPc
あ、どうも火凛の作者です。
とりあえず修正出す前に確認だけど、
・思考加速仮想空間体感装置は技術的に可能
・ポッド内に居た期間を延ばせば無問題
って事でおk?


338 : ■■■■ :2016/02/20(土) 19:37:10 mzupyx9U
>>337
個人の意見だけど学園都市の技術でも精神と時の部屋じみたのは流石に無理じゃないかなと思う
というか戦闘経験を積ませるだけなら仮想空間の中で何十年も過ごさなくても学習装置でそういった経験を叩き込めばいいんじゃない?


339 : ■■■■ :2016/02/20(土) 19:59:55 /7EsN.rY
>>337
まず設定にある「数十年」という文言を別の言葉(例えば「数多くの」とか)に変える。これで精神と時の部屋〜という指摘は解決する(筈)
次に>>335でも言ったマインドサポート形式を採用する場合だけどドラゴンライダーが第三次世界大戦に導入予定だった経緯を考えると、
技術習得に一ヶ月程掛かったと仮定して作中時間では早くても11月以降に装置から解放される感じになると思う


340 : ■■■■ :2016/02/20(土) 20:35:44 ksFX0qPc
うむ、レスを見る所によると『学習装置』に設定内容変えた方が楽そうだな。
じゃあ修正案は、

『学習装置』によって、あらゆる武術に関する知識を詰め込まれている。その影響で幼児退行を引き起こし、見た目より10年は知性が若い。
しかし、武芸者に矯正させられている為に「怯え」や「躊躇い」などの勘定が消え失せ、淡々と人を殺せるようになっている。

こんな感じでどうでしょうか。


341 : ■■■■ :2016/02/20(土) 20:47:05 /7EsN.rY
>>340
いけると思う


342 : ■■■■ :2016/02/20(土) 20:59:11 a6IcTfcg
要するに精神と時の部屋っぽい学習部屋がダメだっただけか


343 : ■■■■ :2016/02/20(土) 21:17:33 mzupyx9U
>>340
問題ないと思うよ


344 : ■■■■ :2016/02/20(土) 23:23:49 3K4twl82
>>340
確かにそれが一番無難だろうね
>>339の言うマインドサポート形式を採用する場合は、また別の問題が出てくる
なによりこのキャラが作中時間では早くても11月以降からしか行動できなくなってしまう


345 : ■■■■ :2016/02/21(日) 07:40:11 wzKvFbPY
【名前】ダゴン
【性別】男
【所属】魔術 元「多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)」 現「微睡み誘う暗闇」
【能力】三又の鍬 ルルイエ
【能力説明】
・三叉の鍬
ダゴンが農耕神から海神に変化させられた事に基づく魔術。
海神の象徴である三又戟と、農耕神としての持物である鋤が混ざり合った異形の霊装。
刺した場所を基点に、地面なら液状化、海なら海流の操作、海産物の操作や異常活性化、異形化などを行う。
魚などのあらゆる海産物を融合させた10mの巨人を作り出す事もできる、見た目は半魚人。

この霊装と、自身の魔術的に改造した体を使う事により、クトゥルフ神話作品のクトゥルフを模した体となる事ができる。
外見はクトゥルフ神話作品のクトゥルフその物で山より巨大な体を持つ。なお、それをすると半日も持たずに体が崩壊する
また、それをやらなかったとしても無茶な改造の結果。寿命は既に一年を切っている。

・ルルイエ
クトゥルフ神話作品において大いなるクトゥルフが眠る神殿。それを元にした霊装、まだ未完成。
クトゥルフ神話作品において浮上した結果、クトゥルフのテレパシーで芸術家などの特定の人間を精神的に不安定にさせた。
それを元にしたこの霊装は、テレパシーを受けた人間の潜在意識に十字教への憎悪を埋め込む。
試算では強力な結界の中に居ない限りは、地球の7割ほど範囲の人間が対象になる。
見た目は金属と海産物が融合した数km程の異形の神殿。
柱などは天然の騙し絵となっており、直線と見えたと思ったら曲線だったりする。

【概要】
魔法名「mergo127(共に溺れもがけ)」。
大勢から弾圧を受けた少数派であった頃が十字教の一番輝いていた時期であると考える男。
だが今では多数派として世界に君臨する現在は、信仰が腐れてしまったと考える狂気的な十字教徒。故に現在の十字教に関しては何もかもが憎悪の対象。
悲願は、自分を犠牲にしてでも十字教が世界の少数派であり、弾圧・迫害を受けながらも信仰を止めなかった頃に戻す事。

色々と思惑を隠し、魔術結社「多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)」に入っていた事がある。

異教に対する悪感情は特に無い。というか。
十字教において異教の神は妖精なんとかいう矮小なもので、神の威光を汚す事なんて出来やしないから、別に目くじらを立てるもんじゃないよね?
っていう超上から目線の代物。

むしろ少数派でありながら信仰を保ち続ける他メンバーの真摯さなど好ましく思ってたし羨ましがってもいた節もある。
結社では超が付く過激派との評判であった。魔導書原典『カレワラ』の奪取を狙おうとした時もあったが失敗。
穏便であり十字教に進んで牙を剥く事もない結社にも見切りをつけ脱退。

現在は「微睡み誘う暗闇」に所属している。
破滅衝動を持ち世界に混沌を広げる爆弾と言う事で、彼に「微睡み誘う暗闇」のメンバーは惜しみない援助をしている。
それを本人も分かっているので「微睡み誘う暗闇」内の人に対しての仲間意識などは無い。
自分を利用しても良いのでこっちも利用させてもらうと言うドライな関係。

【特徴】
年齢40近い、2mの身長の痩せ枯れた禿頭の男性。
重病の末期患者みたいに死にそうな外見だが、目や声は生気で満ちている。
薄黒いローブで全身を覆っている。

【台詞】
一人称・私。二人称・君。
「私の想像、それこそが世界の真実に他ならないと思う」
「世界において十字教は少数派でなければいかんのだ!それでこそ本物の信仰が維持される、大勢に支持される現状など虫唾が走る!」
「理解などいらない、される気も無い。私は地獄に落ちる覚悟をしているが故に」
【SS使用条件】
自由


346 : ■■■■ :2016/02/21(日) 17:21:19 G5DmfkFU
修正完了しました。かなり久しぶりなので全投下

【名前】滝ヶ街 火凛(たきがまち かりん)
【性別】女
【所属】科学
【能力】超音籠手(ブレードメイカー)レベル2
【能力説明】
手に持った物に高周波を流し込み、物体を高速振動させる音響系能力。
能力名から分かる通り、ほぼ刃物にしか効果を成さないので、使用用途を刀剣類に絞っている。

【兵器】HsSM-12/HsIE-09/HsAC-04
【兵器説明】
・HsSM-12
刀を瞬時に作成する『鞘』『柄』『マガジン』の3つで1セットの兵装。
『マガジン』には液化処理が施された材料が納められており、これを『鞘』の側面部に差し込む事で材料を注入する。材料注入後に『柄』のトリガーを引く事で刀身の作成が開始され、2秒程で作成が完了する。
刀身の作成中は『鞘』と『柄』の連結がロックされ、切り離す事ができない。
また、刀身が破壊されても材料を鞘に入れ、再度『柄』と『鞘』を連結させてトリガーを引けば刀身は修復される。
作成される刀身は基本的な70㎝程の物。

・HsIE-09
視界に捉えた事象を観測・解析し、次の事象を予測する義眼。
内部にAIが組み込まれており、これが解析と事象予測を行っている。
解析・予測結果は神経系を通じて脳に送られ、視界がモニターの様になって反映される。
最大3秒先までの事象予測が可能。

・HsAC-04
吸着機能と擬態機能を併せ持つ特殊戦闘スーツ。
首のチョーカー型受信機が神経信号を受けとり、任意の接触箇所を吸着状態にする事ができる。擬態は接触箇所の色彩を解析して自動で行われるが、これも任意で解除する事ができる。
基本色は黒。

【概要】
唱和園高校に書類上在籍。1年生。
高度な戦闘技術を修めた者に対抗する為、世界中のありとあらゆる武術との戦闘経験を積まされた、対武闘者用戦闘兵。通称『武芸者殺し(ウォーテイカー)』。
『学習装置』によって、あらゆる武術の知識が詰め込まれ、その全ての対処法を会得している。
このデータの中には、素人や武術を齧った程度の人間との戦闘データも含まれており、俗に言う「素人特有のセオリーに沿わない読めない動き」という物も彼女には存在しない。
彼女に想定不可能といえる技は「どの系統にも属さない完成された我流」と呼べる物だけである。

膨大な量の知識を詰め込んだ影響で、幼児退行を引き起こしている。
基本的な知性が実年齢よりも10年は若く、言動は幼子のソレでしかない。
しかし、武芸者としての矯正を受けている為、戦闘に支障が出る感情は、一切表れない。
むしろ、彼女にとっては「戦い、殺す事が当たり前」なのである。

元々彼女は『置き去り』の一人であり、その時から右目の視力が無かった。
小学5年生の時に研究機関へと引き取られ、一度は(機械の目だと成長に支障がでるので)生物の目を移植された。
初期段階では、体力強化と能力開発のカリキュラムを平行して受け、基礎的な武術の鍛練も行っていた。
成長が一段落して遅滞化した頃に、右目を摘出して義眼を移植。馴染むまでの休眠期間として『学習装置』による知識の刷り込みを開始した。
終了後は、いままでのカリキュラムに加えて、基礎的な学習と、改良型戦闘ドールを相手にした武術鍛練を続けている。

現在は、研究機関の居住施設で生活しており、任務と定期外出の月2回の時以外は施設から出てこない。
施設内は色々と充実しており、任務と定期外出の月2回の時以外は施設から出てこない。
施設内は色々充実しており、割と娯楽には事欠かない模様。
彼女はほとんど、トレーニングルームにしか居ないが。

【特徴】
身長156㎝ 体重47kg 胸はやや控えめ
髪は腰まであるロングストレート(右目を隠す為に前髪が半分長い

【台詞】一人称は「私」
基本は丁寧語。幼児退行の所為で子供のような口調。
例:殺す→倒す 殴る→叩く 食事→ごはん
「えっと……貴方を、倒します」
「―――見えた」
「終りました。今から、帰ります」
【SS使用条件】
特になし


347 : ■■■■ :2016/02/22(月) 15:43:47 dHYl1yzA
高校って一回卒業したらまた別の高校に入りなおす事ってできるのだろうか。

「『青春したい』って理由で研究職を辞めて普通の高校に入りなおした長老キャラ」
みたいなのふと思いついた。


348 : ■■■■ :2016/02/22(月) 16:11:16 Ge/aNs0.
中退ならいけるかも


349 : ■■■■ :2016/02/22(月) 22:22:22 iwY6Bm66
>>347
ウィキペディアの過年度生を参考にしてみては?
一通り目を通してみたけど>>347が考えているキャラの年齢だと全日制高校再入学は無理そう


350 : ■■■■ :2016/02/22(月) 22:45:12 dHYl1yzA
>>349
つか、スッゲェな。こんな2揃うのなかなかないぞ


351 : ■■■■ :2016/02/22(月) 23:05:42 iwY6Bm66
うおっマジだww
こんなこともあるんだな


352 : ■■■■ :2016/02/22(月) 23:59:22 UukBU/K.
本日の神降臨

今日はあと少ししかありませんが


353 : ■■■■ :2016/02/23(火) 08:00:46 FE3mczTM
【名前】箆座堂 紫衣(のざどう しえ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】記憶司書(ノレッジキーパー)レベル2
【能力説明】記憶を読み取る精神系能力。
ただし読み取れるのは意味記憶のみ。つまり相手が過去に何をしたか、相手が今何を考えているか等は分からない。
また、能力の発動には記憶を読み取る相手と額を合わせる必要がある。
能力名はとある掲示板でスレ建てして募ったらしい。
【概要】葵葉中学付属高等学校1年の女子生徒。
アホの娘っぽい見た目をしたおバカ。
特に記憶力が壊滅的なまでに悪く、リアルに3歩歩くと憶えたことを忘れたりするレベル。
記憶力が壊滅している以外の部分は意外と悪くない。最も記憶力と比べて、だが。
では運動ができるかと言われればそれも駄目。
身体能力は標準以下であり、さらにそこに鈍臭さも加わり中学の体育の成績欄に1がついていたほど。
唯一の長所は実生活を送る能力が非常に高いこと。
料理は主婦と遜色ないレベル(ただしよく包丁で指を切る)で、洗濯掃除は完璧。さらにスーパーのタイムセールの戦場に突っ込んでいっても衣服の乱れ一つなく戦利品を抱えて帰ってこれるなど、主婦力レベルがあるならまちがいなくレベル5。きっと将来はいい母親になれるだろう。

彼女の持つ能力は使いようによっては非常に有益な能力なのだが、上記の通りバカなため全く有効活用できていない。
…とはいえ活用法を思いついたところで実行する前に忘れるだろうが。

バレンタインには日頃の感謝の印としてクラス全員男女オカマホモレズ問わずチョコを贈っているほか、何故かホワイトデーにも同じく全員にクッキーを贈っている。
ちなみにお返しプリーズ!とのこと。

どうでもいいことだが、千夜一夜物語が丸暗記しているレベルで大好きである。
【特徴】見た目を一言でいうなら、アホっぽい文学少女。
小柄でロリロリした体つきで、黒髪の頂きには見事なアホ毛がそびえ立ち、その瞳は純真無垢な輝きを湛え、眼鏡は伊達眼鏡でサイズすら合っていない。
また、指のいたるところに絆創膏を貼っている。
【台詞】
「安価で能力名を決める、っと」
「また勝ってしまった…。敗北を知りたい……」
「私の気持ち、受け取って?」
【SS使用条件】死ななければ


354 : ■■■■ :2016/02/23(火) 14:38:27 mR9SjGOc
〜とある魔術の日常風景 異説「レジェンダリー・ヒューマンドッグズⅡ」〜を投稿しました
キリが良かったので話数を増やしました。今回はちょっと短めです


355 : ■■■■ :2016/02/24(水) 02:09:26 xBv2PY52
【名前】医王野潮(いおの うしお)
【性別】男
【所属】魔術/陰陽局
【能力】牛頭天王の術式
【能力説明】
『牛頭天王』
もとインドの祇園精舎の守護神とされる牛頭天王に纏わる伝承を元にした式神を使役する魔術。術式を発動すると、鎧を纏い斧を携えた牛頭の巨神が顕現する。
牛頭天王は神仏習合でスサノオの本地とされた事から、その虚像であっても大蛇退治の英雄神の名に恥じない怪力を発揮する。その膂力はトラックを持ち上げ、振り下ろした斧の一撃は大地を割り砕く。

牛頭天王はかつて世に疫病をもたらす行疫神として畏れられ、やがて御霊信仰との習合によって厚く祀られた事で、疫病を駆逐する除疫神として崇められた歴史を持つ。
これらの伝承により、術者は『病』の原因となる細菌類、ウイルス、真菌類、寄生虫などの病原体や、毒素、電離放射線などの有害物質から身を守る事が出来る。
疫病を司る神格の権能は伊達ではなく、医王野にとって未知の細菌や新種のウイルス、果ては魔術的な毒素、魔術生命体が生み出す有害物質でさえ、『病』の原因となり得る要素はことごとく無力化され消滅する。
さらに一度無力化した病原体・有害物質は記憶され、『牛頭天王』の虚像から溢れ出す『瘴気』として再現可能。
医王野はこれまで世界中で数多の病原体・毒素等を記憶しており、その中には長い時間を掛けて患者をじわじわと苦しめる病や、逆に一瞬でショック死を引き起こすケースなど多彩なラインナップを誇る。

『蘇民将来』
術者以外が『牛頭天王』の瘴気から逃れるために必要な霊装。牛頭天王の護符である。護符と言っても見た目は八角柱の木片に「蘇民将来之子孫也」と書かれた物で、大きさは携帯のストラップ並み。
医王野は陰陽局で共に戦う魔術師一人一人にお手製の『蘇民将来』を配備しており、木片の空洞内に各々が自らの髪の毛を入れる事で、専用の護符として完成する。中に他人の毛髪が入った『蘇民将来』を身に付けていても瘴気除けの加護は得られない。

他にも高度な回復魔術の使い手でもあり、治癒系統の術式については古今東西あらゆる文化圏のそれに造詣が深い。

【概要】
魔術結社『陰陽局』に所属する魔術師。魔法名は『毒を以って毒を制す(Virus801)』。
京都・祇園の出身で、使用する術式『牛頭天王』は地元にある八坂神社に所縁のもの。そのため代々魔術師の一族の者と思われがちだが、実は元医者であり独学で魔術師となった異色の経歴を持つ。そのため同僚からは専ら「先生」と呼ばれている。

彼は元々祇園で開業医を営む父親の跡を継ぐべく医大に進み、医者となってからは一人でも多くの患者を救いたいと、『国境なき医師団』の一員となって世界中を飛び回り活動した。しかし貧困や紛争によって奪われていく数多の命を目の当たりにする内に、現代医学では、自分の技術では救える命に限りがある事を思い知らされ、苦悩する。
そんな時に、アフリカの難民キャンプで現地の呪術師が心霊医療を施す瞬間に偶然立ち会い、彼は人の命を救う手段として『魔術』という存在があるのだと知る事になる。日本へ帰国してからもあの時見た奇跡が頭から離れず、遂に独学で魔術を学び、修めてしまった。

その後はフリーの魔術師として世界各地を放浪し、訪れた地方に伝わる『癒し』に纏わる伝承を学んだり、風土病の根絶に協力したりしていたが、旅先で父の訃報に接し、帰国した。父親の遺体に残された呪詛の痕跡を彼は見逃さず、父を衰弱死に追いやった魔術師の行方を執念深く辿り、復讐を果たす。彼はこの時初めて、『牛頭天王』の瘴気を用いた『殺人』を行った。
その事件以降、彼は自身の活動内容に『人々を苦しめる魔術師の駆逐』を加え、やがてその風貌と行動から『黒衣の臨床医(ドクターブラック)』の異名で呼ばれるようになった。それから暫くは海外を中心にフリーでの活動を続けたものの、四十半ばにして活動の拠点を日本に定めたらしく陰陽局に加わった。

陰陽局では局長の藤原隆幸に医療術式の練度を高く評価され、局内の医療部門におけるエースと目されている。しかし彼自身は長年世界各地を飛び回って活動していた名残からある種の放浪癖があり、本部の医務室に留まっているより日本各地の霊災現場へ『出張』したり、全国指名手配の違法魔術師の捜索に赴いたりと、本部がある東京を離れている事が多々ある。
本人も自身が陰陽局内で外様な存在である自覚はあるようだが、自分がどう思われているかよりも自身のなすべき事を優先しているため、彼を取り巻く人間関係は上手くいっているとは言い難い。
しかし最近どういう訳か、自分を『師匠』と呼び慕う同僚の少女と行動を共にする事が多い。というか出張先に何故か居たりする。
元は一般人だったので最新の科学技術や電化製品(学園都市『外部』の技術)には一切抵抗なく、自在に使いこなす。


356 : ■■■■ :2016/02/24(水) 02:10:40 xBv2PY52
【特徴】
長身痩躯のアラフィフ男。白に近い灰色の短髪、肌は日焼けして浅黒い。
薄緑の着流しの上に丈の長い白の着物を羽織っており、手術着と白衣を和装にしたような出立ち。度の強い眼鏡を掛け、モダンなデザインの杖をついている。
牛頭天王の虚像は一丈六尺の巨体から漆黒の瘴気を溢れ出させており、この時医王野の白い着物は真っ黒に染まる。彼が黒衣を纏うのは、相手にとって死の宣告と同義である。

【台詞】
「大丈夫だ。あんたは助かる。俺は助かる見込みのないやつに気休めの言葉を掛けてやるほど、お人好しじゃない」
「学園都市の医療技術は、そりゃあ進んでるんだろうさ。でもその恩恵に浴する事が出来るのは、あの街の住人だけだろ。二十年、三十年なんて、今世界のどこかで苦しんでいる人達にとっては気が遠くなるような先の話だ。病は彼らを待ってはくれない」
「ペスト、天然痘、黄熱、エボラ出血熱……数え上げれば切りがないほど、人類史は疫病との闘いの歴史でもあった訳だ。これからお前が挑むのは、かつてこの星で猛威を振るった死に至る病の数々。そのどれもが極大の絶望をお前に与えるだろうが、さて、麻酔は必要かな」
「嬢ちゃん、何故あんたがここにいるんだ?今度の『出張』は俺単独の任務だった筈だが。……何、急遽増援として派遣された?局長に許可も取ってある……?ハァ、って事はまたあんたと二人旅か。こないだのような珍道中はもう御免だぞ、まったく……」
【SS使用条件】
特になし


357 : ■■■■ :2016/02/24(水) 02:55:26 xBv2PY52
特徴に追加
魔術師となった今でも、簡易的な処置が可能な医療キットを携帯している。
朝倉俊介に付けられたコードネームは『ペイルライダー』。『黒衣の臨床医』よりはマシとの評。


358 : ■■■■ :2016/02/24(水) 12:26:26 xHHYgoIA
このキャラいいね。個人的にビビッときた
関連キャラの少女も期待


359 : ■■■■ :2016/02/24(水) 18:10:23 HPO6Jd7k
医者、少女、黒衣の臨床医・・・台詞がCV大塚明夫で聞えてくるな


360 : ■■■■ :2016/02/24(水) 20:23:15 LSiK4dpI
関連キャラの少女の容姿がもうこの時点で想像できちゃったけど、今言うのは野暮なのでやめておこうw
勿論予想外しをしてもらっても私は一向に構わんッッッ!!!!!!


361 : ■■■■ :2016/02/24(水) 21:34:05 xBv2PY52
皆さんコメントどうもです。久しぶりの魔術キャラだったけど、気に入って貰えて幸いでした
関連キャラの少女は募集したいと思います。また、別の関連キャラも大歓迎ですので、よろしくお願いします


362 : ■■■■ :2016/02/25(木) 23:14:06 tcv7Mcws
今は詳細は言わないが、誉望に続きまた我々読者の予想外な事実が明らかに・・・


363 : ■■■■ :2016/02/26(金) 21:59:25 VQm6ndKg
〜とある魔術の日常風景 異説「レジェンダリー・ヒューマンドッグズⅢ」〜を投稿しました


364 : ■■■■ :2016/03/01(火) 12:55:54 FaerJSy2
提案なのですが、保管庫の捜査五課を陰陽局として扱う今の形はリンク付けでも混乱しますし
新たに陰陽局のページを作っても構わないでしょうか?


365 : ■■■■ :2016/03/01(火) 15:12:32 jx7GqxaM
本当は陰陽局のページを作ったほうがよかったんだろうけど、既に保管庫の管理人がいるかどうか怪しいような状況だから苦肉の策で今のような形になったと思われ


366 : ■■■■ :2016/03/01(火) 19:00:40 O.Ilfut.
【名前】メイプル=アーカイブス
【性別】女
【所属】魔術
【能力】五葬(パンチャ・ダータヴァハ・シャーストラ)
【能力説明】
死者を弔う葬送は様々であるが大別するならば火葬、水葬、土葬、風葬の四つに分けられる。風葬の中には空葬と呼ばれる第五の葬送も存在する。
世界各地に点在する葬送を収集・再編集し簡略化を施した上で、四葬の発祥である古代インドの五大理論と対応させる葬送魔術。
葬送の特性上、火や水などで死傷した逸話を持つ魔術に一定の効果を有する。五大理論を基にした単純な属性魔術も扱える全体的には威力や規模は葬送魔術の方が勝る。
他にも魔術として利用できる五大理論を用いる学問はヴァーストゥやアーユルヴェーダなどが挙げられ、メイプルも陣地作りや医学療法などに活用している。

・火→南東。銀色。金星。火葬に対応。制御は視覚。
・水→北東。黄色。木星。水葬に対応。制御は味覚。
・土→南西。緑色。ラーフ。土葬に対応。制御は嗅覚。
・風→北西。白色。月。風葬に対応。制御は触覚。
・空(空間)→中央。無色。土星。空葬に対応。制御は聴覚。

実戦では火葬を象徴する焼き尽くす火、水葬を象徴する切り刻む水、土葬を象徴する圧殺する土、風葬を象徴する腐食する風をそれぞれ操る。
葬送に最低限必要な魔術的記号を取捨選択し、過不足なく再編集した事によって素早く発動でき、たとえ相手に防御されたとしても各葬送を対象に浴びせた時点でその葬送は形式的に完遂した事となるが威力は基本的に控え目である。詠唱すれば威力は上昇する。
葬送にはいくつかの葬送を順に重ねる複葬という葬制が存在する。これは後者の葬送ほど重要性が高まる性質になっており、メイプルの葬送魔術もこれに倣う。

○対象に降り掛かる土砂から体液や体の一部が付着した土砂を取り出し、人体を描いた木札を中心に土人形を作成し火葬すると従来の火葬より威力や規模を増強させた感染術式に変貌する。人体を描いた木札と土人形という二段構えである事から干渉対象から感染ルートを使って反撃されても木札が身代わりとなり術者に影響は無い。
○火葬を浴びせている対象に水葬や土葬などを重ねていったり風葬を浴びせている対象に水を振り撒き再び風葬を重ねていくと比例的に威力が増していく。これは単に複葬の魔術的記号の他に火葬した遺骨を海川や山に撒く「散骨」や風葬した遺骨を洗い再び風葬する「洗骨」などの魔術的記号を強調するやり方である。組み合わせ方は数多い。

風葬に含まれる空葬とはチベットの葬儀鳥葬を代表するように遺体を野生動物に食べさせて処理する葬送だが、厳密的には野生動物に食べさせるのは手段の一つでしか無く、本質は遺体を天に届ける為に骨ごと肉体を消失させる葬送である。
五大において空間や虚空を意味する「空」と対応させた空葬は「天に届ける為の移動手段」を抽出して空間と対応させた魔術と「骨ごと肉体を消失させる葬送」を抽出して虚空と対応させた魔術に分けられる。
前者の場合メイプルを中心に半径八十m内の複数の区画に空間移動を行う地点を設置する。区画は最大四立方m。設置できる数は五つまで。
後者の場合メイプルを中心に半径二十五m内の一区画に存在するあらゆる物質を削り取り、最終的には大気ごと消失させる。
削り始めてから消失までに掛かる時間はおよそ十五秒。区画は最大一立方m。空葬に複葬は適用されない。

五大の制御には五感が重要な役割を持つ。右目には「アグニ」の魔術的記号を刻む銀色のコンタクトレンズを仕込み、両耳には「アーカーシャ」の魔術的記号を刻む無色透明のイヤリングを装着し、鼻と舌にはそれぞれ「ブーミ」と「ジャラ」の魔術的記号を表す緑色&黄色のサンスクリット文字を鼻腔内及び下の裏側に刻み、両手の甲に「ヴァーユ」の魔術的記号を表す白色のサンスクリット文字を刻んでいる。
これ等は五大魔術の制御に重要な役割を持つだけでは無く、五大に対応する各々の五感を各五大魔術に適用させるに当たって得た感覚を知覚する為に必須となる魔術的記号である。
つまり、魔術で発生させたにしろ魔術に関係無く発生させたにせよ火に視覚を、水に味覚を、土に嗅覚を、風に触覚を、空間に聴覚を宿す事ができるのである。
また、何らかの方策でメイプル自身の五感を封じられたり乱されたりすると該当魔術は消失したり制御が乱れたりする。


367 : ■■■■ :2016/03/01(火) 19:03:15 O.Ilfut.
【概要】
魔術結社『陰陽局』に所属する褐色の少女。魔法名『弔いの導き手となりて(Requiescat649)』。十四歳。
東南アジア出身の魔術師で、かつて東南アジアを襲った大地震の被災者の一人。親戚を頼りに住み家をインドに移した後に現地で魔術の修行に明け暮れる。
被災したメイプル達を支援してくれた者達の中に魔術を扱う者がいた事が切欠で魔術を知り、独学で現在の魔術を習得した。
被災した時に支援してくれた救援隊を通じて日本を知り、インドに住み家を替えた後も進出する日系企業を眺めながら次第に日本という国そのものに興味を持ち魔術修行と並行する形で日本語などを勉強し、路銀も稼ぎ、遂に来日を果たす。
そこで偶然勃発した魔術師との戦闘で『陰陽局』の魔術師と遭遇し協力して敵対する魔術師を倒した事を契機に『陰陽局』の存在を知る。
『陰陽局』の待遇を知り、ここぞとばかりに自分を売り込もうと決意したメイプルは一年に渡る猛勉強の末に国家試験を一発クリア。最年少クラスの魔術師として『陰陽局』に配属された。
元が陰陽師主体の魔術結社ではある為かメイプルは陰陽道に関心が高い。インドの五大とは違う陰陽道ならではの五行を操る局長藤原隆幸のような魔術師には特に強い興味を示す。
藤原にあれこれ質問する姿は二人の体格の差から祖父と孫のやり取りのように映る。『陰陽局』内では一種の緩衝材的存在と化している。
また、メイプルは被災した経験から人の弔い方に拘るようになった。それは魔法名や取得した魔術にも現れている。
被災により両親を失い、大津波により遺体を弔う事もできなかったメイプルは災いを齎す者達には容赦の無い弔いを実行する。
そんな過去の影響からか『陰陽局』に所属する歳の離れた同僚魔術師医王野潮を『師匠』と呼び強く尊敬している。
出張を含め彼が行く先々に出没し、医王野の助手として魔術を用いて裏から治療行為を手伝っている(年齢的に医療的資格を持てない)。
好奇心旺盛で日本各地の和食にはとことん目が無い。出張先では必ずご当地の和食を食べ漁るのでよく姿を晦まし、同行者の医王野を振り回す事が多い。
【特徴】
小学生と見間違うくらい小柄な体格に褐色の肌。色素の抜けた藍色の短髪。開放的な服装が主体で特に白のワンピースを好む。
手には同僚の朝倉俊介からプレゼントされた丸型のサングラスや白い指ぬきグローブを常時装着している。
サングラスも指ぬきグローブも魔術的記号を看破されない道具だが、朝倉の話を真に受けて「これが今ジャパンで流行しているスタイルなのか」と勘違いしている。勿論メイプルは気に入っている。
【台詞】一人称「ワタシ」。二人称「アナタ」。妙に語尾を伸ばす癖がある。詠唱の時は癖が出ない。各詠唱の枕詞として『弔いの刻は今ここに』が付く。
「何ですか小森サン。…これですかぁ?これは朝倉サンに貰った『今ジャパンで大流行している格好良いキメ☆スタイル』のグローブですぅ」
「弔いの刻は今ここに。色は銀色、式は灰燼、熱性・反応の象徴は陽炎の如く揺らめく色彩と化す!」
「へぇ。陰陽道も感染術式は色々ですねぇ。ワタシの術式にも応用できるのは……中々見付からないですぅ」
「遅いですよ師匠!待ちくたびれましたよぅ。…増援ですよ増援。局長にもバッチリ許可貰ってきましたからぁ!さぁ行きましょう!」
【SS使用条件】
特になし

>>364
新しく作っていいと思うよ
捜査五課のページに理由を書いておけばいい
保管庫の管理人さんはいなさそうだしなぁ


368 : ■■■■ :2016/03/01(火) 22:03:44 QeU5K6/o
そろそろ陰陽局にも○○キャラが欲し…いやなんでもないっすw


369 : ■■■■ :2016/03/01(火) 22:53:16 O.Ilfut.
スタイル抜群なグラマラスキャラもいいよね
まあ今回は弟子キャラという事もあってロリキャラにしたよ

>>366でわかりにくい文があったので修正
これ等は五大魔術の制御に重要な役割を持つだけでは無く、五大に対応する各々の五感機能を各五大魔術に適用させる為に必須となる魔術的記号である。
つまり、魔術で発生させたもしくは魔術で干渉した火に視覚を、水に味覚を、土に嗅覚を、風に触覚を、空間に聴覚を宿す事ができるのである。


370 : ■■■■ :2016/03/02(水) 00:00:05 dSiZTprc
やっぱ保管庫管理人ってもういないのかな
この禁書板自体も怪しいもんだけど


371 : ■■■■ :2016/03/03(木) 22:55:21 WsNFkzbI
>>396
医王野の作者です。関連キャラを作ってくれた事、率直に嬉しいです
流石に外人ロリは想定の範囲外でしたが…寧ろアリなんじゃないかな!

以下、弟子に負けじと医王野の魔術に追加設定

『八王子』
牛頭天王の八人の子らである八王子の伝承を基にした式神。式札に魔力を通す事で、牛頭の面を付け、太刀や槍、鉾、棍棒や弓でそれぞれ武装した式神を最大八体召喚可能。
父の牛頭天王と同様、疫病神とされる八王子もまた瘴気の塊であり、その身体及び武具に触れた生物に重篤な健康被害をもたらす。弱点は直接式神に触れず、内部の核である式札を破壊する事であるが、医王野は予備の式札をいくつも携帯しているので倒した側から再生する。
医王野が『八王子』を使うのは『牛頭天王』だけでは対処し切れない状況に陥った時のみだが、八体もの式神を同時に使役(召喚中は全式神と五感を共有)する事は当然甚大な負荷を強いる諸刃の剣であり、その最大展開時間は持って15分。
八王子は本来陰陽道において暦の吉凶を司る八将神と同一視されるのだが、医王野は方位神としての権能を敢えてオミットする事で純粋な兵隊として運用している。これは『八王子』の展開時間を少しでも伸ばすための苦肉の策である。


372 : 360 :2016/03/03(木) 23:07:55 CwGd5vIo
>>360での予想は外人ってこと以外はだいたい当たったか・・・
ま、ほとんど>>359が並べてくれたキーワードのおかげだったりするんですがねw


373 : ■■■■ :2016/03/03(木) 23:44:24 w1.Ji2mI
おじさんを師匠と仰ぐ少女という設定に外人ロリは上手くハマると思って作ってみたけど好評のようでよかった


374 : ■■■■ :2016/03/04(金) 14:38:49 lzt2IB3A
【名前】アリア
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「ルンペルシュティルツヒェンの命名論」と魔道書「災厄の坩堝(パンデミックプラント)」
【能力説明】
原典に分類される魔道書「厄災の坩堝(パンデミックプラント)」を所有する。その形状はズバリ「子宮」。
アリアは本来人体に備わっている子宮を摘出され「厄災の坩堝」を取り付けられている。自律活動の為に魔道書によってアリアは常に一定の生命力を魔力に変換させられている。
その代わり、魔術の主体はアリアでは無く原典の方にある。地脈や龍脈から必要なエネルギーを供給する事でアリアの負担を軽くする事は可能。
魔道書の記述内容はギリシャ神話で語られる、この世のありとあらゆる災厄を詰め込んだ壷『パンドラ』。
開かれた『パンドラ』に唯一残った人類の希望であり絶望でもある「エルピス」を時空に干渉する力と綴っている魔道書により、アリアは強大な予知能力と過去視能力をその身へ強制的に宿している。
「時空に干渉する力は壷の外の人類を絶望させる」「壷は人類の希望を喪失させないストッパー役」という点を強調されている為にアリアは“人間とコミュニケーションを取る為”の言葉、そして文字全般に渡る筆記機能を失っている。
よって、他者とは「だー」や「うー」など知的障害者のような意味不明な言葉でしかやり取りができないし、相手へ伝える為の文字を書く事もできない。

『パンドラ』は人類に様々な災厄を齎したが、見方を変えると『パンドラ』はありとあらゆる災厄を詰め込む事ができる倉庫のような働きを持つとも言える。
災厄を魔術と置き、アリアに害を及ぼす魔術は全て「厄災の坩堝」に呑み込まれる。例えるならば質量を保持する物質が存在するだけで時空が歪み、移動すると時空の歪みが広がる重力波。
アリアの周囲には重力波のような歪みが、降り掛かる災厄に応じて適時発生するようになっている。その歪みは「厄災の坩堝」へと誘う時空の穴。
「厄災の坩堝」内に呑み込める魔術の貯蔵量は膨大であるものの、量に応じて子宮の形を取っている魔道書は膨れ上がる。
つまり、アリアは魔術を呑み込む程妊婦のように内側からの圧迫に耐えなければならない。当然子宮が呑み込める上限にアリアの体は耐えられない。

ルンペルシュティルツヒェンはグリム童話に収録されている作品。願いを叶えて貰った代わりにお腹の子供を差し出すようドワーフに約束させられた女性が、ドワーフの名前を当てる事で約束から解放され、また名前を当てられたドワーフが自滅するという物語である。
抽出する魔術的記号は「口承」「妊婦」「名前」「ドワーフ」。ドワーフは通常では説明が付かない現象であるポルターガイストと見做されている場合があり、「ドワーフ」=「魔術」とした。
童話では約束を叶えて貰う代償として子供を差し出す約束が交わされたが、マリアは魔道書によって魔術を呑み込むだけで代償を支払うに値する行為をしたわけでは無いのでこの束縛からは解放されている。
抽出した魔術的記号「妊婦」は子宮形態原典「厄災の坩堝」と関連付けられる。同じく抽出した魔術的記号「名前」は対象の名前を知れば対象を支配できる概念、世界に共通する、名前に秘められた神秘性を宿す記号である。
「厄災の坩堝」に呑み込まれた魔術は『パンドラ』の蓋を空けるように時空の歪みを通じて外に排出する事はできるが、それだけでは魔術の支配権は再び相手に戻る。また、排出される魔術の取捨選択ができない為に排出の順序や量などの制御も利かない。
そこでグリム童話ルンペルシュティルツヒェンの理論を活用し、呑み込んだ魔術の名前と魔術的記号などを看破すればアリアは排出した他者の魔術を自身の魔術として操作できる。
ルンペルシュティルツヒェンはグリム童話として編集される前、現代から約四千年前から口承伝承として途絶える事なく伝えられてきたとされる。
その歴史の長さ、「口承」という性質から「ルンペルシュティルツヒェンの命名論」を使用する時のみアリアは他者と言葉や文字を交わす事ができ、加えて排出する魔術の順序や量などの制御もできる。
強制的に宿らされている予知能力や過去視能力を併用する事で看破の確率を飛躍的に上昇させている。
また、時空の歪み=時空への干渉である事から「厄災の坩堝」は三次元的干渉では変化させられない予知した未来を変える可能性を秘めている。


375 : ■■■■ :2016/03/04(金) 14:39:18 lzt2IB3A
【概要】
魔術結社「多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)」に保護されている12歳の少女。とある魔術師が製作した『パンドラ』伝承を綴った魔道書「厄災の坩堝」に唯一適合した被験体。
適合する被験体に行き当たるまで何千人もの幼い少女を誘拐し、第二次性徴を迎えた子宮を摘出し、取り付けた原典の拒絶反応によってその命を失わせている非道な実験を「厄災の坩堝」執筆者である魔術師と所属する魔術結社は十年以上繰り返していた。
アリアもまた争乱による貧困により2歳の時に両親を失い、行く宛ても無いところ結社に誘拐された。
10歳を迎え初潮が発生した頃、アリアもまた実験に参加させられた。実験の目的は「厄災の坩堝」を最大限に活かせる素材。
実験前までに魔術師になる為の育成も施されており、グリム童話ルンペルシュティルツヒェンの理論もまた「厄災の坩堝」を有効活用する為の魔術である。
実験の結果アリアは原典の拒絶反応から生死の境を彷徨うものの息を吹き返し、「厄災の坩堝」に適合した被験体となる。
魔術師になる為の育成と平行して結社に忠誠を誓う洗脳教育も行われていたアリアだったが、実験による命の危険、取り付けられた魔道書による弊害、自分の実験が終わった後在庫処分のように「廃棄」された少女達の惨状、何より女性としての機能を剥奪した結社に忠誠を誓う気など無くなってしまった。
結社にはアリアを魔術で洗脳するという手もあったが、皮肉な事に「厄災の坩堝」に呑み込まれ無効化されてしまうので有効な手立てを見出す事ができない日々を過ごす中、以前から敵対関係にあった「多からなる一」の攻勢によって結社は壊滅、「厄災の坩堝」の執筆者である魔術師はこれもまた皮肉な事に反逆したアリアの手によって命を落とした。

「多からなる一」に保護されたアリアだったが、他者と文字や言語を通じたコミュニケーションを取れない束縛から当初は孤立状態に陥った。
原典の汚染で頭をやられた知的障害者みたいに捉えられるのが嫌で塞ぎ込んでいたが、ご飯を運んで来る魔術生命体のハニワ三姉妹と交流を重ねていく内にアリアの心境に変化が現れる。
会話できない束縛はあくまで人間限定で、人間で無ければ言葉を話せる事に気付いたアリアはハニワ三姉妹との交流を経て次第に明るさを取り戻し、今では三姉妹の生みの親であるダイアム=クレバリーの農作業の手伝いをするようになった。
ダイアムや他の構成員達とコミュニケーションを取る時は主にボディーランゲージ。小柄な体型を懸命に動かして身振り手振りを繰り返すアリアはようやく「多からなる一」に腰を据える事ができるようになった。
最近では生物の心を読めると豪語するトワイライト=グリモスに自分の通訳係になって貰おうと果敢にアタックしている。
「ルンペルシュティルツヒェンの命名論」はアリア主体の魔術だが、「災厄の坩堝」による魔術は原典が主体となっている為にトワイライトはアリアのアタックを強制的に止める事ができない。
また、心を読まれる事を全く恐れないアリアのアタックにトワイライトは辟易しながらもアリアの魔術が有益である事自体は認めており、必要だと思う範囲で渋々付き合っているが通訳係を承諾した事は一度も無い。
構成員では無い為に『未来を変える』必要でも無い限り外に戦闘に行く機会が中々無いアリアは、年端もいかない子供らしく今日もまたハニワ三姉妹と一緒に大地を駆け回りながら多種多様な文化に彩られている街の中で元気に遊んでいる。
【特徴】
年齢通り小学生くらいの体格。腰まで届くボリュームたっぷりの髪は全体的に深い青色だが毛先付近は翠色に染まっている。
鳥の羽が装着されている麦藁帽子を被り、エメラルドブルーのチューブトップとスカート風パレオを着用する。パレオの下には短めの黒スパッツを穿いている。いつも裸足。
自分の性は知らない。アリアという名は所有していた両親の遺品に記載されていたもの。
【台詞】「ルンペルシュティルツヒェンの命名論」を用いない限り人間と会話する事ができない。独り言も漏らせない。人間では無い生命体に話し掛ける事はできるが、アリアの声が聞こえる範囲に人が来た途端喋れなくなる。
「うー、うーあー。……むーむー。いーあー!」
「ハイヌウェレもオホゲツヒメも『産める』んだよね。…私はもう子供を産めないからさ、ちょっと羨ましいな……なんて。えへへっ。切り合うのは全然羨ましくないけどね。伝承の再現と言えばそれまでだけど、ダイアムももうちょっと上手いやり方は無かったのかな?」
「(さぁ私の心を読んで!あなたみたいな魔術師と出会えるなんて想像すらしていなかったけど、あなたなら私の通訳係になれる!予知したあの未来を良い方向へ変える為に、あなたの力が必要なのよトワイライト!!)」
【SS使用条件】
特になし


376 : ■■■■ :2016/03/04(金) 14:50:08 lzt2IB3A
災厄と厄災がごっちゃになってるな
災厄で統一します


377 : ■■■■ :2016/03/04(金) 15:14:16 N0JZ0tIk
原典の拒絶反応って何だ…?


378 : ■■■■ :2016/03/04(金) 15:26:19 lzt2IB3A
拒絶反応じゃなくて魔道書の毒だった
拒絶反応は魔道書の毒素に変えます


379 : ■■■■ :2016/03/04(金) 15:39:26 N0JZ0tIk
原典の「毒」って廃人になったり気が狂ったりするような類のものじゃなかったっけ?
それだと概要と齟齬があるような


380 : ■■■■ :2016/03/04(金) 15:51:29 lzt2IB3A
元々拒絶反応としたのは10歳くらいの幼い人体から子宮を摘出した直後に子宮型の原典をセットされる事に対する生体拒絶反応みたいなイメージがあったからです
またこの原典は所有者から生命力を奪う作用がありますので子宮摘出直後のショック及び原典の汚染と併せる事で被験体が生き残る事は困難を極めるという感じですかね
汚染で気が狂って暴れまくったら出血多量によって普通に死にますしね


381 : ■■■■ :2016/03/04(金) 16:04:57 N0JZ0tIk
つまり手術による体力の消耗と原典の生命力吸収で死んでたってこと?
なら毒云々じゃなくそう書いた方がいいと思うけど


382 : ■■■■ :2016/03/04(金) 16:10:48 lzt2IB3A
わかりました。このように追記修正します

・適合する被験体に行き当たるまで何千人もの幼い少女を誘拐し、第二次性徴を迎えた子宮を摘出し、手術によって消耗した少女に取り付けた原典による生命力吸収や汚染などによってその命を失わせている

・実験の結果アリアは手術による消耗や原典の生命力吸収・汚染などから生死の境を彷徨うものの息を吹き返し、「災厄の坩堝」に適合した被験体となる。


383 : ■■■■ :2016/03/04(金) 17:44:23 jHePTeJ2
しっかし冷静に考えるとエグいキャラだな…


384 : ■■■■ :2016/03/04(金) 20:01:26 7XnmU9n6
原作出演は絶対無理なキャラだw


385 : ■■■■ :2016/03/04(金) 23:35:25 lzt2IB3A
自作キャラで印象的に一番悲惨で悲劇的でえぐい経歴を持つキャラを作ろうとしてできたのがアリアかな
魔術的にも保管庫に登録されているパンドラとどう差別化を図るか悩んでこういう形に落ち着いた
これでも最初は漠然ながら予知を行う巫女キャラを考えてたんだけどなぁ
パンドラでいこうと決めた瞬間からキャラの方向性が今のやつに決まっちゃった


386 : ■■■■ :2016/03/05(土) 01:27:06 rj8zbDic
魔道書は自身の知識を広める者に協力するという性質がある訳だけど、
口が利けず文字も書けないアリアを原典が所持者に相応しいと認める理由が足りないのでは
この原典は他の魔道書とは違いその性質・制約はない、的な説明では個人的に納得しかねる


387 : ■■■■ :2016/03/05(土) 01:41:27 1at4m2Rg
>>386
だからこそ「ルンペルシュティルツヒェンの命名論」があるんですよ
あれでどんどん他の魔術師にパンドラの恐ろしさを広めていくというのが執筆者の狙いだったわけです
アリアも「命名論」に使用に忌避感など覚えていませんしね


388 : ■■■■ :2016/03/05(土) 02:39:18 rj8zbDic
>>387
命名論って蓄積した魔術を発動する時の詠唱とか必殺技の掛け声みたいな限定的な台詞じゃないの?
その場合他者に伝わるのは蓄積した魔術の情報だけでパンドラの知識は流布されないし
命名論で魔術使う時に普通に話せるなら、うーあー言う必要なく普段から適当な簡易魔術のついでに不自由なく意思疎通できるんじゃ
周りには結社の魔術師いっぱいいるんだし、攻撃的でない魔術を吸収・ストックさせてもらうとかで解決しない?


389 : ■■■■ :2016/03/05(土) 13:22:37 jxJ5fvt6
>>388
魔術結社は仲良しこよしの集団ではなく、それぞれの利害一致で集まっている意味合いが強いから
ただ単にアリアに懇切丁寧にそのような魔術を教えてくれる人物がいなかった
という設定かもしれないね


390 : sage :2016/03/05(土) 20:30:19 3nDPEwDU
以前イラスト付きのキャラを投稿してた者ですが、久々に暇が出来たのでイラストリクエストでも募集させてください!
先着3名、キャラは問いません(どちらかといえば女の子が得意ですが…)
もし宜しければどうぞ。


391 : ■■■■ :2016/03/05(土) 20:31:04 3nDPEwDU
あー下げミスった…スミマセン…


392 : ■■■■ :2016/03/05(土) 20:40:43 Opn5.UMo
では怪盗メジェドで!
ダメならニコ=オハンロンでお願いします


393 : ■■■■ :2016/03/05(土) 20:51:56 koKcCyLA
痣桐無啼ちゃんをオナシャス!
次点で魔術結社「神曲」のユダさんを


394 : ■■■■ :2016/03/05(土) 20:56:30 5vDdSWEg
破輩先輩殿か緋花か大地芽功美様か吟醸坊響悦のうち誰か1名お願いします!


395 : ■■■■ :2016/03/05(土) 21:01:36 wLr0lMWw
こんな時だけ俺参上!
そして上玉利先輩という無茶振りw


396 : ■■■■ :2016/03/05(土) 21:33:00 1at4m2Rg
>>388-389
ご意見ありがとうございます。ではこのような感じでどうでしょうか

現在「多からなる一」の保護下(=保護対象)となっているアリアは構成員達から色んな魔術を呑み込ませて貰っている(排出も適時実行している)。
勿論各々の特有の魔術では無く、『人払い』や地脈・龍脈に干渉する一般的な魔術など“呑み込ませても自分が不利を被らない”魔術が多数を占めている。
アリア側からすれば魔道書に記されている『パンドラ』の力(=知識)を広める事ができ、「多からなる一」からすれば未知数な部分が多い原典「災厄の坩堝」の概要を知る事ができ、双方に利がある。
何より自分を救ってくれた「多からなる一」に報いる為にいずれは正式に構成員となり、自分が過ごしたような悲惨な境遇から抜け出せずにいる人達を今度は自分の手で救いたいという思いをアリアは秘かに抱いている。
そして、誰かを救えた時に初めて今は無い自身の魔法名を見定める事ができるとアリアは考えている。また、少数ながらアリアに“独特の魔術”を呑み込ませている(=「ルンペルシュティルツヒェンの命名論」にて扱えるよう教えている)者達の例として、
世界中の蛇伝承を蒐集している「多からなる一」の現主導者イロ=コイやかつて傭兵魔術集団『革命者の王冠』に所属するなど極めて魔術的戦闘経験が豊富なビッグス=フォー=カラミズム等がいる。


397 : ■■■■ :2016/03/06(日) 00:27:27 S9QDV0qA
>>396
自分の疑問点は概ね解消されたと感じます
パンドラの力を知識と解釈するのは未だ一抹の引っかかりではありますが…
原典の記述内容の拡散については色んな解釈があるものと納得します
しかし設定の変更で口が聞けない不遇が薄まったりトワイライトの通訳志願に必要性がなくなったりした気がしますが
作者さんとしてそれでよろしいのでしょうか?特に不遇はアリアの設定における肝のように思われますが


398 : ■■■■ :2016/03/06(日) 01:05:37 aXFZEbxk
>>397
別に不遇設定は殆ど変わっていないと思っています。何故なら「命名論」と「坩堝」は別個の魔術ですから
『パンドラ』の知識を知ってもらうだけなら「坩堝」だけでよいのです(「多からなる一」が件の結社を壊滅した時に結社に残る資料からアリアに「坩堝」が取り付けられている事は知られています)
逆に予知能力や過去視能力を併用して「命名論」を頻繁に使われる事態になる方が他の魔術師にとってはある意味鬱陶しいでしょう。アリアも相当遠慮をしていると自分は捉えています
故に鬱陶しいと思われない少数派の魔術師として魔術師経験が非常に長いイロやビッグスを挙げていますがそれでも完璧な意思疎通は不可能です。遠慮もやはり存在するでしょう
だからこそトワイライトの『サトリ』と強硬派筆頭格として保護対象にも全く遠慮しない傲慢な性格はアリアにとって同じく遠慮不要且つ完璧な意思疎通が叶う唯一の“人間”なのです…というのが作者としての捉え方です


399 : ■■■■ :2016/03/06(日) 01:25:20 aXFZEbxk
結局の所アリアは他者に『パンドラ』の内容を知って貰いたいという欲求もありますが同時に自分を知って貰いたいという欲求もあるという事ですかね
それなのに自分と同じ人間へ自分の気持ちを言葉や文字として伝えられない束縛がある限りアリアの不遇設定は中々色褪せないかもしれませんね…


400 : ■■■■ :2016/03/07(月) 16:02:31 XT5fo1Ac
身も蓋もない事を言えば、ハニワが通訳すればよくね?という話に


401 : ■■■■ :2016/03/07(月) 22:40:33 HZf7BkBY
>>400
「人間では無い生命体に話し掛ける事はできるが、アリアの声が聞こえる範囲に人が来た途端喋れなくなる。」という設定がある為に通常の通訳は不可能です
それこそ誰もいない所でハニワ三姉妹に言伝を頼んで、相手からの返事を貰ってまた言伝を…という繰り返し(言わば言伝のパシリ)になるでしょう
それは、かつては人間相手に普通に喋る事ができたアリアにとって余計にきついでしょうね。それにハニワ三姉妹も常にアリアと一緒にいるわけではありません
ハイヌウェレやオホゲツヒメは定期的に死にますし、ワクムスビはダイアムの用心棒も兼ねていますので結構忙しいです
なのでどうしても必要な場合はハニワ三姉妹に言伝を頼んだりするでしょうが、三姉妹への迷惑も考慮して通常はパシリをお願いする事は中々無いでしょう


402 : ■■■■ :2016/03/07(月) 23:38:23 51DNhEVc
「多からなる一」内の人間関係に強いこだわりがあるためか、
複雑な人間関係になりつつあるせいか、はわからないけどアリアの概要がどんどん長くなっていく・・・


403 : ■■■■ :2016/03/07(月) 23:51:24 HZf7BkBY
追加は>>396までですのでこれ以上は長くならないと思います


404 : ■■■■ :2016/03/07(月) 23:57:53 XT5fo1Ac
台詞を見た感じ、喋れなくなるというのはうーあーの意味不明な喋りになるだけで発声すら不可になる訳じゃないよね
ハニワとは常時意思疎通可能みたいだし、その場に他人がいても伝言じゃなく同時通訳出来る筈じゃ?
そしてハニワをパシリ扱いするのは遠慮する一方で、果敢に通訳をアタックされてるトワイライトェ…


405 : ■■■■ :2016/03/08(火) 00:24:33 1U5Wz5f.
>>404
ハニワとの意思疎通は「会話ができる」のであって「「心と心が通じ合う」わけでは無いんです
よってアリアとハニワが共にいる状態で他人が近付いてくると途端にアリアはうーあー言葉になり、その言葉をハニワは明確に理解できるわけでは無いのです

トワイライトには全くもって遠慮する必要が無いとアリアは認識しています。遠慮など不要、意思疎通の為なら迷惑なんて幾らでも掛けてやるみたいな意気込みです
まぁ心を読める相手には萎縮するか堂々とするかの二択みたいなイメージを僕が持っていたりして、アリアは後者のイメージですね


406 : ■■■■ :2016/03/08(火) 16:29:21 1U5Wz5f.
【名前】アメリ=クロニクルとジスト=クロニクル
【性別】男
【所属】魔術
【能力】「シバルバーの宮廷庭園」と「十二人の冥王(トゥエルヴ・リーパ-ズ)」
【能力説明】
マヤ神話における冥界シバルバーと、シバルバーに君臨した死神たる十二人の冥王を操る魔術。
「シバルバーの宮廷庭園」は陣地魔術の一種である。地下世界にしか築けないという弱点を抱えており、建築に掛かる日数は5日程と場所や時間の制限が存在する為に基本的に待ち伏せや防衛戦に特化している。
地上とは真逆の世界という解釈から重力が反転している(簡単に言えば上下逆さま状態。足が天井についているイメージ)ので、例えば庭園に聳える建物などは全て天上から下方へ向けて建っている。体感的に慣れるには時間が掛かるだろう。
庭園には伝承通りサソリ・血・膿の川、来訪者を惑わす十字路、人間と見間違う精巧な人形、焼けた石などの試練がそれぞれ魔術的記号が強調されたアレンジを施されながら来訪者を待ち構えている。

「十二人の冥王」はシバルバーに棲む死の権能を振り翳す冥王達を指す。それぞれ二人一組で行動する。
「シバルバーの宮廷庭園」陣地内でしか発動できない。アメリとジストは用途に応じて6組の中から一組の冥王の力を選んで振るっている。内訳は以下の通り。

・アハルメスとアハルトコブ:『呪死』を司る。第一の館「暗闇の館」を担当。気配や魔力を遮断する暗闇で来訪者を覆い、死角から呪術を携えた剣によって攻撃を加える。
・シックとパタン:『急死』を司る。第二の館「震えの館」を担当。冷気の嵐と雹を纏う氷の化物を使役し来訪者を襲う。
・チャミアバックとチャミアホロム:『餓死』を司る。第三の館「ジャガーの館」を担当。ジャガーの牙や爪には分子結合を破壊する切断能力が付与されている。
・アハルプーとアハルガナー:『病死』を司る。第四の館「蝙蝠の館」を担当。蝙蝠の化物カマソッソを始めとした蝙蝠の群れを操る。蝙蝠に噛まれたり傷を付けられたりした者に『毒』を与える。
・シキリパットとクチュマキック:『失血死』を司る。第五の館「剣の館」を担当。大小も様々な数多の剣を生み出し自在に操作する。剣で傷付けられた者はその剣を破壊しない限り血が止まらない。
・フン・カメーとヴクブ・カメー:冥界シバルバーの頂点に立つ。『焼死』を司る。第六の館「炎熱の館」を担当。冥界の強大な黒き炎熱を纏って敵対者と攻防を繰り広げる。アメリとジストの切り札。

シバルバーには来訪者に命懸けの試練を課す為に6つの館が存在する。そこにシバルバーを統括する十二人の冥王達を宛がい、二人一組の合計6組の冥王達がそれぞれ宛がわれた館の力を振るえるように術式を組み上げた。
「シバルバーの宮廷庭園」の何処かに館は存在し、館内に存在する『各館の性質を象徴する魔術的記号を宿す物品』を破壊すれば館の力は振るえない。
また、この魔術は魔術師が二人一組になって初めて振るう事が可能な代物である。しかも、二人一組という要素の“度合い”によって魔術的記号が強調される仕組みになっている。
この強調の為にアメリとジストは「十二人の冥王」使用時に互いを繋ぐ魔術的リンクを脳内に設けているが、言い換えれば片方のダメージがもう一方にも及ぶという弱点にもなっている。
【概要】
魔術結社「多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)」に保護されている結合双生児。結合場所は頭部。年齢は15歳。アメリが兄、ジストが弟である。
複雑に脳が絡み合っており、『外』の世界において分離手術は不可能と診断されているアメリとジストは、脳の絡まり具合から五感や思考感情を共有するという稀有な能力を持っている。
幼少の頃は結合している自分達の体に然程不満を持っていなかったのだが、成長するにつれ自然と癒着している脳の分離を互いに望むようになった。
その一番の理由は、頭が結合している状態では何かあった時に挙動がどうしても制限されるから。過去に何度かそういった危ない場面に遭遇した経験があるクロニクル兄弟だからこそ、「弟を守りたい」「兄さんを守りたい」という意思は強靭であった。
当時はテレビでも話題になり、ボランティアの自発的行動によって分離手術に掛かる手術代の募金が開始されるなどした。
しかし、どこの病院を回っても手術は不可能と診断され途方に暮れていたクロニクル兄弟に募金集めに勤しんでいたボランティアが手術可能な病院があるかもしれないとアメリ達を誘う。
そこに待ち受けていたのはマヤ神話系魔術結社による監禁と改造。マヤ神話における冥界シバルバーと、シバルバーに君臨した死神たる十二人の冥王の伝承に基づく魔術に相応しい素材として結合双生児のアメリとジストが狙われていたのである。


407 : ■■■■ :2016/03/08(火) 16:29:53 1U5Wz5f.
度重なる人体改造を受け、魔術的リンクを脳内に設ける「十二人の冥王」使用中に限って脳の結合を魔術的に分離する事ができるようになったアメリとジスト。
自分達の望みを叶えて貰った形にはなったものの、その為に普通の人生を送る事無く数多の『死』が渦巻く「シバルバーの宮廷庭園」に敵対者を誘い込んで殺害し続けて行く日々を強要されたクロニクル兄弟は精神を磨耗させ、遂に気が狂ってしまった。
自分達を「『死』を振り撒く選ばれし冥王」と狂信し、神話の真似事みたくクロニクル兄弟を改造した魔術結社の構成員全てを罠に掛け壊滅させた後に旅に出たアメリとジスト。
2人は次の虐殺の地として日本を選び上陸。とある地方にて「シバルバーの宮廷庭園」を作り上げ大量殺人を敢行しようとした。しかし、そこに現れたのは魔術を知らぬ無垢な一般人では無く、得体の知れない笑みを浮かべる一人の女性魔術師だった。


鳳輦沙耶歌「ヤッホー☆君達がこの冥界の王様かな。私は鳳輦沙耶歌(ほうれん さやか)。中立をこよなく愛する和平主義者だ。何の用かって?決まってるじゃん。君達を保護しに来たんだ☆できるなら穏便にいきたいところだけど、そうもいかないかもねーこりゃ。あははー☆」


アメリとジストは「シバルバーの宮廷庭園」に侵入してきた鳳輦と名乗る魔術師曰くの「オ☆シ☆オ☆キ」によってボッコボコにされ、ボロ雑巾のように引き摺られながら『多からなる一』に保護される形となった。
余りの完敗に狂っていた気も幾分正気に戻ったアメリとジストだったが、完全に正気が戻ったわけでは無く衝動的に今度は自分達を保護してくれている『多からなる一』の構成員に危害を加える為に動き出すが…


鳳輦沙耶歌「あははー☆懲りないねぇ2人共。以前は君達の惨状を慮って手心を加えたんだけど、今度は容赦を掛ける必要も無いか。私は非暴力を貫いて殺されるようなボケている平和主義者じゃ無いんだ。たとえ保護下に置かれている君達相手でも躊躇なく暴力を振るうよ。よろしく☆」


またもや鳳輦が立ちはだかり、鳳輦曰くの「キ☆ョ☆ウ☆イ☆ク」によってボロッボロの雑巾のようにズタボロにされたアメリとジストはようやく正気に戻った。オマケに鳳輦を姐さんと慕い、彼女に絶対服従するようになった。
その後鳳輦の仲介もあり、『ハワイキ』の地下世界の一角に「シバルバーの宮廷庭園」を建設する事も許された。
魔術『神殿更新』を有するビッグス=フォー=カラミズムの協力も得て地上等に悪影響を及ぼさず建築できた冥界陣地には、『ハワイキ』に攻め入る魔術師達を想定し他の魔術師の誘導により『死』の陣地に誘い込まれるような仕掛けが施されている。
本来であれば何時か起きるかもしれないとはいえ防衛戦に結社の保護下に置かれているアメリとジストを投入するのは避けるべきだが、これはクロニクル兄弟、そして兄弟の意思を推す鳳輦の強い意向である。
『多からなる一』の理念を知り、理念実現の為に奔走する皆を今度は自らの意思で守り通す。『死』を振り撒く自分達が誰かの『生』を守る事にアメリとジストは生き甲斐を感じている。そして、これは鳳輦に誘導されて出した答えでは無い。鳳輦もクロニクル兄弟の意思決定に口を挟まなかった。
それが件のマヤ神話系魔術結社を解体する為に前線に赴き、既に壊滅していた現場に残留していたクロニクル兄弟の思念を採取していた鳳輦にとって『既に予見していた事』だったとしても、アメリとジストが自らの意思で決意した事に意味がある。

ちなみにクロニクル兄弟と同じく『多からなる一』の保護下に置かれている少女アリアにアメリとジストは揃って惚れている。
所持する魔道書の関係で人が近付くとまともに会話できなくなるアリアに「上手く喋れなくなる現実を何度も味わわせてしまうのは気が引ける」と遠慮がちな弟に比べて、「そういう時こそ俺達が付き添ってやらねぇと!」と兄は積極的である。
だが、頭が接合しているので2人は離れられない。結果的にアメリとジストは取っ組み合いの喧嘩をしながらアリアの様子を離れた場所から眺めている事が多い。


408 : ■■■■ :2016/03/08(火) 16:30:33 1U5Wz5f.
【特徴】
アメリ→身長168センチ体重60キロ後半。金色の髪にパーマを掛けている。碧眼。左側頭部がジストと結合している。
着崩したスーツ風スタイル。黒色のテーラードジャケットにボトムスとして藍色のデニムを穿く。
ジスト→身長167センチ体重60キロ中盤。容姿はアメリと瓜二つ。右側頭部がアメリと結合している。
セットアップスタイルの服装。ストライプの入った灰色のサルエルジャケット&パンツを着こなす。
兄アメリは積極的な性格、弟ジストは内向的な性格。好みの女性のタイプも好き嫌いする食べ物の種類も非常に似通っている。
【台詞】
アメリ
「頑張れよジスト。兄ちゃんが絶対にここから出してやるからな。…だけでも……ジストだけでも………絶対に!」
「俺達が誰だかわかってんのか?『死』の権能を振るう事を許された神の力を持つクロニクル兄弟だぞ!アァ?……えっ?知ってる?」

ジスト
「そんなの無理に決まってるじゃないか兄さん。だって…僕と兄さんの頭は結合しているしね。僕と兄さん、生きるも死ぬも一蓮托生だ!」
「僕達を保護しにきた?……噂に聞く『必要悪の協会』かな?生憎僕と兄さんはあなたの保護なんていらない。僕達兄弟を冥界(じごく)に縛り付けたこの世界に今更希望なんて持たない。全てを怨み、全てを呪い、全てに『死』を振り撒いてやる。あなたはどんな『死』がお好みかな?……えっ?『笑死』?」

アメリ&ジスト
「まずいよ兄さん!このままじゃ鳳輦姐さんが設定した呼び出し時刻に間に合わない!!『オ☆シ☆オ☆キ』確定だよ!!」「うおおおっっ!!嫌な記憶が頭にいいいぃぃ!!あの年増オバ…ゲフンゲフン!姐さんの『キ☆ョ☆ウ☆イ☆ク』は二度と味わいたく無いが、『オ☆シ☆オ☆キ』も嫌だああああぁぁ!!」「だから言ったじゃないか!!アリアちゃんに話し掛けようとしないでさっさと鳳輦姐さんの所に行こうって!!」「馬鹿野郎!!一人寂しそうにしていたアリアを見て何とも思わないのか弟よ!!」「そ、そりゃ何とかしてあげたいって僕も思うけ……じ、時間が!!」「うおおおおおぉぉぉ!!間に……間に合えええええぇぇ!!!」
「俺達兄弟にできる事」「僕達兄弟がしたい事」「それは」「それは」「『死』の力で『生』を守る!!」「今度こそ自分達の意思を違えない!!守りたいものをこの手で守り抜く!!」
【SS使用条件】
特になし


409 : ■■■■ :2016/03/08(火) 16:47:55 7VDuGwp2
これまた色々な意味ですごいキャラだな


410 : ■■■■ :2016/03/08(火) 16:54:05 1U5Wz5f.
上に載っているもう一人のキャラ鳳輦沙耶歌も色んな意味でぶっ飛んでいますのでお楽しみに(?)
ビッグスやトワイライト並みの濃さがあるかもしれません>鳳輦沙耶歌


411 : ■■■■ :2016/03/08(火) 19:17:46 1U5Wz5f.
【名前】鳳輦沙耶歌(ほうれん さやか)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「シャプシュの調停」と「ウガリットの天命」及び「字喰らい蟲」
【能力説明】
「シャプシュの調停」とはウガリット神話に登場する女神シャプシュの魔術。シャプシュは世界の全てを照覧し、物語の転換点において神々に重要な助言を行う太陽神である。
嵐と慈雨の神バアルと炎と死の神モートが織り成した死闘ではモートに殺害され冥界の奥地に封じられたバアルを見つけ出し、後に再び死闘を繰り広げる二者を脅迫を交えながら仲裁した。
名前の語源をバビロニア神話の太陽神シャマシュと共通させるシャプシュは残された逸話から権能として『調節』『調停』『仲裁』を持っていると解釈した鳳輦の操る魔術は、神話は違えど太陽神の力を振るう他の類似魔術とは異なる特徴を有する。
シャプシュは天空から世界の全てを照覧するというが、あらゆるものを見通す魔眼のような特徴ある目を持っていたわけでは無い。
それなのに世界の裏側に存在する冥界(伝承では冥界そのものがモートであり、世界の裏側とは大地の下に存在する世界と同義)の奥地に封じられたバアルの亡骸を探し出してきた。
太陽が神格化した存在が太陽神である事から鳳輦は太陽という恒星に備わる全ての力からシャプシュの逸話を分析した結果、シャプシュには太陽神として『引力(重力)』を操る力を有していると結論付けた。
言うまでもなく、地球は太陽の引力の影響を受けている。それは大地の下に存在する冥界においても同じ。太陽の光や熱が届かなくとも引力であれば届く。
つまり、鳳輦は「シャプシュはバアルとの間に特有の引力を設け、見付け出したバアルの亡骸を冥界から引き摺りだした」「世界を照覧する全知の力とは『引力』による事象との“接続”」としたのだ。
鳳輦は太陽神らしく強大な炎やプラズマの高熱に眩き光の力などを振るうが、その先に待ち受けるのは重力を含む引力による力尽くの調停である。
一定の範囲を太陽と同じ重力加速度である30G近くのフィールドに様変わりさせたり、特定の対象間に引力を設け強制的に接続させたり、接続させる引力の方向を上手く利用すれば実質的に真横に強大な重力を放てるなど応用範囲は幅広い。
この“接続”の魔術式を専用の術式に組み替え仕掛ける呪術魔術は互いに引き合う『引力』の強弱を『調節』する事で呪術返しなどの反撃を敢行しようとする対象からの反転攻勢を妨害すると同時に敵対魔術師が鳳輦へ仕掛けて来る呪術魔術や感染魔術を(威力にもよるが)跳ね返すタチの悪さを誇っている。
世界中の事象と接続できる全知の力と解釈する以上様々な事象に接続して情報を収集できる筈だがそこまで再現する事は叶わず、大地や壁などに残る残留思念を収集するに留まる。

「ウガリットの天命」もシャプシュの伝承に基づく呪術魔術である。シャプシュは最高神イルの使者という役割を持ち、逸話的にその言葉は最高神の言葉と同等の力を持つ。
故に神々に重要な影響を与える助言や脅迫を行い、言葉で以て神話を動かしたと捉える鳳輦の言葉そのものが魔術的記号となっており、『鳳輦の言葉に影響を受けた者』に太陽神の加護や呪いが発生する。影響の度合いで威力は上下する。
代表例を挙げると助言を受けた者は気力や体力が活性化され、脅迫(=呪い)を受けた者は体の内側が焼かれるような呪術を宛がわれたりする。
通常では一度に数人程度にしか効果を発揮できない呪術だが、ここに外的要因として太陽の光が重なると、シャプシュの真の力を『引力』と解釈する事も合わさって太陽の光を浴び且つ鳳輦の言葉に影響を受けた者全てに加護や呪いなどが“接続”されるという大規模呪術魔術となる。
鳳輦の言葉を耳にしていない者または一切惑わされない者には全く効果は発揮されない。またシャプシュは天空を住み家としていた関係で、相手の顔の位置が鳳輦の顔の位置より高い所にあると効果は発揮されない。
但し、一度「ウガリットの天命」に掛かると顔の位置を高くしても鳳輦の言葉を遮断しても効果は継続するし、電話などによる言葉でも効果を発揮する。


412 : ■■■■ :2016/03/08(火) 19:18:12 1U5Wz5f.
「字喰らい蟲」とは世界中に点在する文字信仰において、字を食べる習俗を虫食い算の蟲に見立て最適化した『字を喰らう』魔術である。
魔術を発動すると有象無象の幽体蟲が現れ、字の匂いを嗅ぎ取り、貪り、消化ないし封印するというサイクルを繰り返すただそれだけの魔術。
喰らった文字の内容を知る事はできないが、喰らう前後の蟲の反応と今までの経験則で文字の種類や文章量などをおおよそ推測できる。
書物に記された文字や石版に刻まれた絵文字など文字だけを食べるので、油性マジックで書いた文字が間違っていても気軽に消せるお手軽魔術などと鳳輦は嘯いているが無論そんな代物では無い。
魔術において魔法陣やルーン文字を筆頭に文字を使用した魔術は事欠かない。鳳輦の「字喰らい蟲」はそんな文字を操る魔術の天敵であり、それだけの為に鳳輦はこの魔術を開発した。
文字を喰らう性質上鳳輦の「字喰らい蟲」は魔道書をも喰らう。とはいえ、原典クラスともなればできても封印するのが精一杯と言ったところ。
一方写本や偽書であれば大抵は短時間の内に消滅させ、時間が掛かる場合でも確実に消去できる。
魔道書を喰らう場合における蟲の利点は上記でも述べたように鳳輦が蟲の喰らった文章の内容を“知らされない”事に尽きる。
専門の『異端審問官(インクジショナー)』でさえ写本の処分に伴う『毒』の汚染の除去に5年は掛かるとされているが、鳳輦はその現状を変える魔術を秘かに編み出したのである。
魔道書の『毒』の汚染に染まらず魔道書を処分できる事から鳳輦が所属する結社の構成員等は魔術師鳳輦沙耶歌を指して『魔道書納め(デパーチャー)』と呼称している。
【概要】
魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』の構成員。日本出身の女性魔術師。魔法名『斯くそう在れ(praesentia500)』。
強硬派でも穏健派でも無く中立派を謳う和平主義者。結社内では強硬派と穏健派の間を取り持っている。時折内部衝突の仲裁役を買って出る事もある。
唇を半月型に広げながら浮かべる笑みは魔女では無く、魔性でも無く、例えるなら何処までも得体の知れない怪しげな嗤い。
和平を謳い、何事もまずは穏便に物事を解決しようとするが暴力による解決に打って出る事もよくある。
鳳輦は和平主義者であり平和主義者では無い。和平に必要であれば暴力を容易に認めるしその逆に暴力による解決法が多勢を占めても穏便な解決策を提示する事も多々ある。
例えば、かの魔道書原典『カレワラ』強奪の首謀者カッレラや他の反逆者への寛大な処分を提示したイロ=コイにいち早く賛同したのも鳳輦である。


鳳輦沙耶歌「そもそもさー、今も『カレワラ』がカッレラを主と認めてるんだよね?それなのに、どうやってカッレラを処分するのさー。あっ、そうだ☆あの手があった。私の『字喰らい蟲』で『カレワラ』を封印したらいいんだ☆私の蟲達は雑食だからねぇ、封印した時に『カレワラ』が傷付いて、さぁ復活させた時に読めた代物じゃ無くなってても勘弁願うよ皆さん☆」


『カレワラ』が敵対勢力と渡り合う強大なカードである事は言うまでも無く、封印に伴うリスクを鑑みればイロ=コイの提案は実に優れているという方向へ“誘導させた”人間こそ鳳輦沙耶歌である。
その口車の軽やかさと秘められた思惑の深みは人の心を読む強硬派筆頭格のトワイライト=グリモスでさえも時に戦慄させる。
時勢を見抜くのに長け、バランス感覚が抜群な鳳輦は『多からなる一』が管理する魔道書に万が一の事(強奪され敵対勢力に利用されているetc)が発生した時に魔道書を処分ないし封印するという、彼女の通り名である『魔道書納め』としての役目を請け負っている。
また、極々僅かしかいないイロ=コイが秘める悲願を知る人間の1人でもある。イロの悲願に対する鳳輦の反応は現在のところ特に無い。強いて言うならば、『怪しげに嗤いながら興味深そうに眺めている』くらいである。
扱う魔術の関係から太陽の力を削ぐ月の魔術を得意とするビッグス=フォー=カラミズムと戦線を共にする機会は多くない。
元来エロジジイのビッグスとは反りが合わない部分があるようだが無用の諍いを起こすような悪手を打つ事は無い。逆にトワイライトに対しては物怖じせずよくからかうような態度を見せる。


413 : ■■■■ :2016/03/08(火) 19:18:37 1U5Wz5f.
元々は日本に存在する魔術結社『神道系出雲派』に所属していた。鳳輦家は跡継ぎとして天道祓栄を擁する天道家に並ぶ高名な家柄である。
鳳輦家の血を引く者は代々『出雲派』に所属する、これが習わしでもあったが鳳輦にとっては酷く窮屈だったのだろう。
『出雲派』に所属していた頃に秘かに開発中だった「字喰らい蟲」と関連し、シリアの古代都市ウガリットに保存されていた粘土板文字であるウガリット文字やウガリット神話に興味をそそられた鳳輦は鳳輦家に勘当される事を条件に『出雲派』を離脱し、フリーの魔術師として単身シリアに渡る。
そこで得た知識から「シャプシュの調停」と「ウガリットの天命」を編み出し、その後世界を回る流浪の旅を経て「字喰らい蟲」を完成させた頃に絶滅の危機に陥っている文化などを守る『多からなる一』に腰を据えた。
現在『多からなる一』の保護下に置かれているアメリ=クロニクルとジスト=クロニクルが気の狂いから生じる蛮行を行おうとした地方こそ『出雲派』が本拠地を構える中国地方であった。
アメリとジストを「オ☆シ☆オ☆キ」して帰宅する途上で偶然ながら天道家の跡取りである天道祓栄と彼と行動を共にしている『神道系皇室派』所属魔術師神座遊奉に遭遇した。
彼から鳳輦家の安泰振りを聞き内心ホッとしたのは言うまでもない。そして、『多からなる一』の保護下で再び騒動を起こそうとしたクロニクル兄弟に「キ☆ョ☆ウ☆イ☆ク」を施し、アメリとジストを正気に戻した(実は天道達と遭遇した時に神座が芸として見せてくれた「アメノウズメの術式」に着想を得た類似魔術を用いてクロニクル兄弟が抱く負の感情を散らしている。出身柄鳳輦は日本の伝承や神話にも詳しい)。どスケベな野郎が大嫌い。
【特徴】
身長165センチに色白の肌、肩まで掛かる艶のある黒髪。外見は20代後半に見えるが実際は40代前半。胸やヒップを含めた総合的スタイルは中の上。
枯れた大木を中心に星々が熟れた果実のように捉えられる銀河が一面に描かれたTシャツ、ダークブルーのクライミングパンツに白を基調としたスニーカーを着用している。
黒色の指ぬきグローブを装着し、右手の親指・中指・薬指と左手の人差し指と薬指にそれぞれ粘土状の指輪を付けている。首からは粘土等で構成された特注リングをぶら下げている。
【台詞】一人称「私」。語尾に「☆」を付ける時がある。男性の名を呼ぶ時は「〜君」、女性の名を呼ぶ時は「〜さん」になる。
「中立というのはとても良いものだ。穏便にもなれれば強硬にだってなれる。あはは☆中立という言葉はどっちつかずになるという意味じゃ無いよ。無限の可能性を開く事ができるリスポーン地点…それが私の立っている場所さ」
「こんな狭い部屋に捕らえられて可哀想だねぇカッレラさん?でも大丈夫☆君は直にここから出られる。よかったよかった。あははー☆」
「心を読まれて失敗するだなんて笑っちゃうよね。心を読んでもどうしようもない現実を叩き付けてやるくらいの気概が欲しいもんだ。そうは思わないかいトワイライト君?」
「アメリ君もジスト君も遅いね。大方愛しのアリアさんに今日もまた心奪われたクチかな?こりゃ間に合うかな?間に合わないかな?さてさて、クロニクル兄弟は果たして鳳輦沙耶歌の「オ☆シ☆オ☆キ」を免れる事ができるか…答えは一分後すぐ☆」
「私の蟲達を随分気にしているようだけど、君にそんな余裕はあるのかな?触らぬ神に祟り無しと昔の人は零していたけれど、今の君は既に女神の色香に囚われてしまっているんだよ。つまりはね…女神と“繋がった”君は決して逃れられない」
【SS使用条件】
特になし


414 : ■■■■ :2016/03/08(火) 19:25:02 1U5Wz5f.
特徴を修正
×右手の親指・中指・薬指
○右手の親指・中指・小指


415 : ■■■■ :2016/03/09(水) 00:10:07 2wcavOKU
その湧き上がる創作意欲は真似できないし純粋に羨ましく思う反面、
白帝生徒会の時みたいな、一つの枠内の人間関係が同一作者さんのキャラで過剰に固まっていくのが、
何とも言えない気分になる。過去に自分も似た経験をしたから余計に
……あくまで個人的な感想なので、スルーしてくれて構いません


416 : ■■■■ :2016/03/09(水) 00:27:57 a6xzPBVo
自分もそう思っている部分はありますよー
今回は「これ絶対作りたい」と思ったから作ったんでこれからは再びSS製作に専念する予定です
立川教キャラとか個人的に心待ちにしてたりするんですけどねー
3月に入って投下されたキャラが自分のキャラしかいないというのはやはり寂しいですね…


417 : ■■■■ :2016/03/09(水) 00:34:08 fo45hzAw
えっ!?
と、いうことは「多からなる一」は
「多(キャラ)からなる一(作者)」ということになってしまうということなのか!?


418 : ■■■■ :2016/03/09(水) 00:46:06 a6xzPBVo
極論を言えばこういうのって該当作者(今回の場合は自分)が控えるか皆でどんどん作っていくかの二択しか無いんだよなあ
んで前者ばかり選択すると結局先細りする未来しか無いのが悩ましい所。とりあえず自分はSS製作に集中するのでキャラ投下は控える予定ですよー


419 : ■■■■ :2016/03/09(水) 01:01:48 K2/2bQxM
最近魔術師の間で指ぬきグローブが流行ってるみたいだな


420 : ■■■■ :2016/03/09(水) 07:57:43 lbaAF56c
>>415-418
そのへんは俺はどっちでもいいと思うよ。意欲があれば作ればいいと思うし
ただキャラ作るだけなら1人でもできるしね

>>419
だいたい朝倉さんのせいだwww


421 : ■■■■ :2016/03/09(水) 09:07:43 wrus2WvM
【名前】アフトゥ
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「這い畝る混沌」
【能力説明】曰く、クトゥルフ神話に語られる神格「ナイアルラトホテップ」の千の化身のうちの1つである神格「アフトゥ」を元とした魔術。
術者の左眼、右腕、左足を赤黒い煙に変え、その煙と煙に触れた物体を自在に操ることができる。

この煙の正体は、術者の肉体の一部と土・海水等を混ぜ、ミキサーにかけた後魔術的な処理を施し乾燥させて作った微粉末。
要するに術者の肉体から作り上げた霊装である。
元から左眼、右腕、左足はこの霊装に置き換わっており、それらが赤黒い煙に変わるように見えるのはそれぞれの部位があるようにこの霊装で形作り、その上から包帯を巻いて誤魔化しているため。
また、この霊装には左眼の煙に視覚、右腕と左足の煙に触覚といった具合に各部位の機能が付与されており、左眼の煙以外はかなり強い物理的な力も持つ。
これを利用し、左眼を視認が困難なレベルまで拡散させて秘密裏に情報収集を行ったり、拡散させた右腕を使って『オジギソウ』のごとく相手を削り取ったり、同じく拡散させた左足で相手を包み込み、グシャっと押しつぶしたりすることができる。

ちなみに、彼女は誰にも明かしていないが、実はこの3箇所だけではなく舌も霊装に置き換わっていたりもする。
【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員。
自称『正義の魔術師』。
曰く、自らの信じる正義に従って行動する誇り高き魔術師…なのだが、その正義は一般的な正義からは遠くかけ離れたナニカであり、一般的には『悪』または『狂気』と呼ばれる類のものである。
そのため、彼女は過去に何十人もの人間を大した理由もなく殺害しているが、それを「必要な犠牲」「悪の魔術師が滅びるのは当然」「誰ですか?」と気にも止めていない。
そもそもの思考回路が常人とは大幅に異なるため、狂人が数多く所属する「微睡み誘う暗闇」の中でもトップクラスに会話が通じない。
例としては質問に対して質問で返す、一度肯定した事柄を次の瞬間には否定する、唐突に「はい」「え?」としか言わなくなる…等。

普段は小説家として活動しているが、その小説の内容と人気は推して知るべし。
一応一部の頭のかわいそうなお友達にはカルト的な人気を誇るらしいが。
【特徴】ゴスロリ系ファッションを身に纏った30代後半位の女性。茶髪赤眼。目は完全に逝ったかんじ。
右腕と左足を包帯でぐるぐる巻きにしているほか、左眼を覆い隠すように顔に包帯を巻きつけている。
【台詞】
「私は通りすがりの正義の魔術師です。とりあえずこの家を燃やしますね」
「全く、いい加減にして欲しいですね。腕がダーってなりましたよダーって」
「首を落とすくらいじゃ不確実ですかね。とりあえず骨だけにしておきましょう」
【SS使用条件】特になし


422 : ■■■■ :2016/03/09(水) 23:36:29 JjI3p9x6
ぼんやりとしたいい加減な設定は思い浮かぶのに、なかなかキャラにはならない・・・w
気が向いたら使ってもらっても結構です。


・自称・世界征服をもくろむ極悪非道な魔術師。
いずれ世界征服した際に住みやすいように環境を整えようとするが、結果的にそれらが人助けとなり
周囲から慕われてしまっている、あるいは救世主的な扱いを受けている。
(世界征服は規模を縮めても可)

・自称・正義の味方の魔術師。でも必要以上に器物損壊が激しくそういう部分で敵味方問わず煙たがられている
(科学サイドの風紀委員でも可)

・胸部のボタン飛ばしを銃弾代わりにして仕事をする暗部の人

・男子校あるいは女子校に潜入している異性キャラ

・どう考えてもどう見ても生徒と見分けがつかない光真小学校の教師
(あるいはその逆でどう見ても教師にしか見えない児童)

・原作の「グループ」のように表向きは普通の暗部だが、学園都市か別の暗部組織に対して反逆の機会をうかがっている組織


423 : ■■■■ :2016/03/09(水) 23:46:27 JjI3p9x6
おっと、一番上の魔術師の声のイメージは、男性なら千葉繁さん、女性なら新井里美さんで。


424 : ■■■■ :2016/03/10(木) 04:12:05 n1r2j4vQ
>>411
多分意識してるんだろうなーとは思うけど、物語シリーズ感ぱないの
扇の不敵さ、余弦の暴力、伊豆湖の全知という要素を足して3で割ったみたいな
あと鳳輦って以前どっかで見たと思ったら科学キャラのエイミーの概要の研究所の名前にあったな


425 : ■■■■ :2016/03/10(木) 07:59:26 G2TMJYm6
>>416>>418
製作を抑えるよりも1組織に集中しすぎないようにすれば、無理に控えなくてもいいかと


426 : ■■■■ :2016/03/10(木) 19:20:47 3UEBReNE
>>424
当初は「天秤型霊装を持つ不敵な和平主義者」を考えていたけどイマイチピンと来ず、「裁き」とか「法」とかをキーワードに探してたらシャマシュに辿り着き、
もう一捻り欲しいと思ってたら語源が同一のシャプシュに出会ったという流れ
「シャプシュは世界の全てを照覧する」→「そりゃ全知って言うんだ」→「全知とくれば何でも知ってるお姉さんだよな」と連想したので鳳輦のキャラ造形の参考にしています
唯、例に挙げられた扇は僕自身興味が湧かないキャラなのでキャラ製作時全く参考にしていませんし、
暴力に関しても暴力陰陽師というよりかは「目には目を」でお馴染みのハンムラビ法典からインスピレーションを貰っているという事だけは言明させて頂きますね
さすがに法典まんまというわけでは無いですが中立派を謳う鳳輦のキャラ作りにおいて色々参考になりました
鳳輦という名前は「鳳凰」という漢字のどちらかを使った響きの良い言葉がないかと思ってたら見付けた名前ですね。神道系出身者によく似合った名前だなと思っています

>>425
ぶっちゃけキャラ作りしてたらSSがちっとも前に進まないwなのでキャラ作りは控えます
多からなる一に集中しているのはSSを作っている影響とかもありますが、何よりコンセプトが自分の魔術師作りのコンセプトに合致しているからなんですよね
僕ってどちらかというとマイナー系統の神話伝承魔術キャラ作りが得意な一方でメジャー系統の神話伝承魔術キャラがイマイチ不得意なんですよね
必要悪の教会を例に挙げますけど、一応何でもこい的な制度を設けていますし勿論他宗教キャラもいるんですけどそれでも基本は十字教系列魔術だと思うんですよ
そして僕自身十字教魔術製作には中々気が乗らないという身も蓋も無い理由がありまして…。北欧神話やケルト神話とかも現状余り興味が湧かないというのもあります(SSは別ですよ)
これからは神道系とかに目を向けて作っていく形になったりするかもです(例えば『出雲派』に所属する鳳輦家の現当主とか)


427 : ■■■■ :2016/03/10(木) 23:09:30 qWNe9Rs2
人には得手不得手がある。キャラ概要もしかり。


428 : ■■■■ :2016/03/11(金) 22:53:29 VEsScmvA
【名前】オーフェ=スカナビア
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「山の女神」「影の女王」「棘散の槍(ゲイボルグ)」
【能力説明】「山の女神」
北欧神話に登場する巨人『スカジ』を元にした魔術。
スカジは元来山の女神であったとされているが、北欧神話においては女巨人として登場する。
この魔術ではこれを「スカジは強大な力を持っていたために後世において女巨人として伝わった」と解釈。
これを利用することで大地を割り、大岩を砕く程の怪力とそれに耐えられる頑強な肉体を得ることができる。
ただし、あくまでも『山の女神』としてのスカジが怪力を持っていたと解釈しているため、山以外の場所、特に海などでは力をほぼ発揮できなくなる。
「影の女王」
ケルト神話において語られる影の国の女王であり、スカジのケルト神話での姿であるともされる呪術師『スカアハ』を元にした魔術。
一般的に影の国は冥界を表しているとされ、また多くの神話において冥界は地の底にあるとされることから、地面にできた影を影の国を表す魔術記号として利用することで、一定の範囲内にある影に視覚を移すことができる。
「棘散の槍」
ケルト神話においてボルグ・マク・ブアインによって作られ、後にスカアハによってクー・フーリンに授けられた魔槍『ゲイ=ボルグ』を元とした霊装。
ゲイ=ボルグは銛のような形状をした槍であるとされるが、その最大の特徴は投げれば30の鏃となって降り注ぎ、突けば30の棘となって破裂するという特異な性質にある。
この霊装は上記の性質を「ゲイ=ボルグは穂先に触れたものを棘のごとく爆散させることができた」と解釈し作られた霊装であり、魔力を籠めて何かを突くことで物体を突いた方向に鏃状の破片として爆散させることができる。
例として、岩を突くことで石の槍を打ち出す、空気を突くことで風の棘を発射する等。
ちなみに槍としてはすごく頑丈だがクッソ重い。
【概要】とある北欧系魔術結社に所属する魔術師。
魔法名は「terra014(我は母をこそ愛する)」。
無類の山好き…というより海嫌い。子供の頃海で溺れたことを今の今まで引きずっている。
これは魔術にも表れており、彼女の使用する魔術は総じて山では非常に強力だが海では碌な力を発揮できないものが多い。
(気に入らない人限定で)煽るのも大好きであり、特に海が好きな人に対しては「海(笑)」やら「海水浴が許されるのは中学生までだよねー」と全力で煽りにくる。
過去には煽りまくった結果ある魔術結社と交戦しかけたこともあるとか。
ただし海は嫌いでも海鮮は好き。漁師は嫌いだけどその漁師が獲る魚は好き、とのこと。
【特徴】茶色の長髪をした女性。長身。
登山用の上着にランニングスカートを身に纏い、背中に弓と『棘散の槍』を背負っている。
【台詞】
「ウミコワイウミコワイウミコワイウミコワイウミコワイ」
「はぁ〜?海?海とか時代遅れっしょ。今は山よ山」
「ごめんなさいごめんなさいもうケンカ売りにいきませんだからもうゆるしてくださいお説教はやめてくださいおねがいしますぅぅぅ……」
【SS使用条件】特になし


429 : ■■■■ :2016/03/11(金) 23:55:37 BKllfvhc
必中の魔術銃ってそのまま性能を必中にするのはまずいよね?
神話じゃ滅多に見ない必中性能を持つ銃の伝承を見付けたんだけど


430 : ■■■■ :2016/03/12(土) 12:57:26 N3FGIL/g
>>429
まずその必中銃の伝承についてkwsk。紹介サイトへのリンクでもいいから
伝承の内容次第だけど必中といっても当たったら必ず死ぬ必殺とは限らないし、
魔弾の威力・強度にもよるような。出鱈目に撃ってもロックオンしたミサイルみたいに標的へ飛んでく弾でも、
咄嗟に何かの遮蔽物でガードされたり、超感覚で弾道を見切られて斬り捨てられたり
とりあえずそういう横槍や抵抗がなければ標的に向かって必中するはずの軌道で飛んでく、なら良いと思う


431 : ■■■■ :2016/03/12(土) 13:20:59 JBNtKL6g
>>430
出先から失礼
キルギスの英雄マナスが所持する白き銃アクケルテだよ
一発のうち損しも無し、距離は関係無し、狙撃した敵は必ず殺害している名銃だね
個人的には自動追尾機能と投擲や射撃阻害魔術への耐性を付与するみたいな形にしようと考えている


432 : ■■■■ :2016/03/12(土) 16:25:15 AgWyI2NI
ある程度の制限を設ければ必中でもいいんじゃないかな
あくまでも視界内に限るとかさ


433 : ■■■■ :2016/03/12(土) 19:39:09 EWW3.842
帰宅した

>>432
それじゃ『視界内』という条件をもうちょっと厳しくして、目の焦点があった対象に投擲&射撃阻害魔術(これは投擲&射撃に対する阻害の伝承を活用した魔術という意味ね)への耐性付き必中魔弾を撃ち込むのはOK?
自分のイメージだと魔術で土の壁を作って防ぐのは(威力にもよるが)アリ、但し投擲&射撃に対する阻害の伝承を活用した魔術による防御には耐性があるので(威力にもよるが)撃ち抜かれるみたいな


434 : ■■■■ :2016/03/12(土) 21:23:24 a/A7pmx6
銃キャラってどんなキャラがいたっけと思ってwikiで銃 魔術って調べたらフル=朕とかいうキャラが出てきたんだけどどういうことなの…


435 : ■■■■ :2016/03/12(土) 21:50:21 EWW3.842
過去ログ遡ってみたけどスレに投下されていないキャラっぽい?
保管庫への登録も初期の方だったから誰かがおふざけでやったのかも


436 : ■■■■ :2016/03/12(土) 21:58:12 SghaBZns
実は保管庫は完全に削除されていないキャラがいまだにいくつか潜んでいる
例えば煙永流美がいまだに複数いたりする


437 : ■■■■ :2016/03/12(土) 22:00:53 N3FGIL/g
>>433
自分はその条件&イメージならおkです
しかしマナス、アクケルテ共に恥かしながら初耳だった。軽くググってもオリサーバントくらいしか見当たらないし、
マイナーだというのも頷ける。431のようなスペックは専門の文献に載ってたんでしょうか?ネタの仕入れ先が気になります


438 : ■■■■ :2016/03/12(土) 22:13:38 EWW3.842
ネタの仕入れ先というか発端となったのはSS専用の鳳輦専用武器としてシリアにかつて存在したダマスカス鋼(この前本屋でダマスカス鋼特集していた文献を見付けた)を用いた伝説の武具を調査していたら『アクケルテ』に行き着いたというわけ。銃の伝承は剣や弓矢と違って希少も希少だから見付けた時は嬉しかったよ
しかしSS専用で済ますのは惜しいなと思ったので関連キャラを作ってみたよ。SS作りに専念すると言って数日後にキャラ製作とは自分自身想定外だったけど実はかのネクロノミコンはダマスカス鋼に彫られたという一説もあるみたいだし、そこから想像が広がるかもね


【名前】ジャマル=アジェ=ハッダード
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『鋼の銃剣(ダマスカスウェポン)』
【能力説明】
ジャマル=アジェ=ハッダードが所持する霊装。主に刀剣だが一部に銃も存在する。インド出産の特殊なウーツ鋼にかつてシリアのダマスカスに存在していた製造技術を用いて製作している霊装。
製造技術は数百年程前に途絶えたがとある女性魔術師の協力を得てインドやシリアに存在する鉱山や遺跡群において魔術による残留思念調査を長期間実行した結果失われたとされた鉱石や製造技術を掘り起こす事に成功している。
ダマスカス鋼は頑丈・しなやか・劣化しないという特徴を持つ。また刀身や銃口に波や木目のような独特の紋様が生まれ、それが魔術的記号ともなっている。

・『ダマスカスナイフ』
ダマスカスで製造されたダマスカス鋼ナイフ。コンパクトなサイズに仕上げられている。
投げナイフとしても使用する為数多く所有する。
『宙に漂う絹のハンカチを触れるだけで容易に切断する』という逸話を『風の加護に包まれている絹のハンカチを容易に切断する』と解釈しており、切れ味鋭い刃に『風』を切り裂く効果が付与されている。
また、かつて十字軍の騎士達を多く血祭りに上げ、その甲冑を貫き、剣を折ったという逸話から十字教由来の魔術や霊装に有効である。

・『クリスナーガ』
インドネシアに伝わる聖剣『クリス』の中でも特別な一品。全長60センチ程の非対称の曲がりくねった短剣。
刃の根元に竜の頭を模した装飾がある。刀身の波模様は竜の尾を表現する。刃の中心には金の象眼がある。
インドの神ナーガの力を宿す短剣は、呪術用として用いられる。

・『ティソーナ』
スペインの英雄エル・ジッドが所持していた名剣の一振り。型は西洋剣。鍔と柄頭は黄金で製作されている。その強さは所持者の力量によって上下するという性質を有する。
炎を刀身に宿す他に炎魔術の威力を強化する薪としての役割も併せ持つ。また、所持者と敵対する者達の内所持者より直接的戦闘能力が劣る者は恐怖に苛まれ戦意を喪失する。

・『コラーダ』
スペインの英雄エル・ジッドが所持していた名剣の一振り。型は西洋剣。鍔と柄頭は黄金で製作されている。『ティソーナ』と対を為す剣で、こちらは所持者によって強さは上下しない。
魔力を通す事で切れ味を上昇させる他刀身の平で攻撃する場合平が当たった箇所の内部に衝撃を加える。

・『アクケルテ』
キルギスの英雄マナスが所持していた白い銃。銃身は鋼鉄、銃口がダマスカス鋼でできている。神話では一発の撃ち損じも無く、距離も関係無く、狙撃した対象は必ず殺害している。
銃にも大砲にも変化した逸話を抽出し鳳輦の持つ『アクケルテ』は形状をハンドガンサイズからアンチマテリアルライフルサイズまで変化させられる。
銃の口径によって威力は変動するがいずれの場合にも魔力が込められたダマスカス鋼製魔弾には必中効果と投擲&射撃阻害魔術への耐性が付与されている。
但し、必中させるには対象に目の焦点を合わさなければならない。硝煙には『靄』の魔術的記号が存在し、狙撃後の雲隠れに利用している。

他にも『シミター』や『タルワール』等々ダマスカス鋼を用いた刀剣を幾つも所持している。


439 : ■■■■ :2016/03/12(土) 22:14:26 EWW3.842
【概要】
シリア出身の魔術師。古来より続く鍛冶屋の血筋で、数百年前に失われた魔術仕様ダマスカス鋼の再現に執心していた。
しかし、再現は思うようにいかず途方に暮れていたところ鳳輦沙耶歌という日本出身の魔術師と出会い、鳳輦の協力を得て長期間に渡る調査を敢行し遂に資材となる鉱石や製造技術を掘り起こす事に成功した。
現在はインドで暮らしており、ダマスカス鋼を活かした包丁などの販売を手掛けている。ネット販売もしており、その切れ味の鋭さから世界中から注文が来るという。
魔術師としての実力は本物で、霊装『鋼の銃剣』を活かす立ち回りに徹するがむしろ鍛冶屋としての実力の方が際立っている。
世話になった鳳輦とは『鋼の銃剣』の賃貸契約を結んでおり、ジャマルが所持する秘密格納庫に置いている『鋼の銃剣』の数々を鳳輦へ貸し与えている(勿論有料)。
鳳輦が『ティソーナ』を所持した折、戦意を喪失させられた事から彼女に『鋼の銃剣』を扱って貰った方が武具も喜ぶだろうと考えての事である。
最近は景気も好調で偶に店に寄る鳳輦に店や霊装の自慢話をグダグダ述べている。鍛冶屋たる者、やはり己の手で作った武具を他人が十二分に活かしている姿を見るのが至福なのだろう。
【特徴】
36歳。175センチ程のガッシリした体格。濃い眉毛とちょび髭がトレードマーク。黒髪を刈上げている。
ラフなシャツに地味なジーンズを穿く。パイプを口に咥えながらパソコンのキーボードを叩き、続々届く注文メールの対処に明け暮れている。
【台詞】
「俺がこの手で復活させてやるんだ。誰も成し遂げられてねぇ魔術仕様のダマスカス鋼の再現を!」
「ダマスカス鋼ってのは神様連中しか創造できねぇみてぇな大層な資材じゃ無ぇんだ。あくまで人間が作り出した人間が扱う為の鋼。だからこそそこに俺の人生を懸ける意味がある。他に選択肢があるのかもしれねぇが、俺にゃその一本道だけで十分だ」
「よぅ鳳輦。景気はどうだ。その様子だとわりかし順調そうだな。俺か?見ての通りさ。今も3件注文メールが届いたばかりだ。今のご時勢繁盛するにゃネットを上手く活用しなきゃな」
【SS使用条件】
特になし

イメージは原作に登場するジーンズ店主だね


440 : ■■■■ :2016/03/12(土) 22:19:00 EWW3.842
『アクケルテ』の説明欄に鳳輦の名前が入ったまんまだった。そこジャマルだ。登録する時に修正するよ


441 : ■■■■ :2016/03/12(土) 22:24:51 SghaBZns
シリア周辺あたりは現在の情勢が情勢なだけに、原作では今後も出てこなさそうな分野だな


442 : ■■■■ :2016/03/12(土) 22:30:08 EWW3.842
最近は立ち読みできる本屋も少なくなってきてネット中心に情報を集める事が多いけどより詳細を調べたければやっぱり実物の本に限るという話かもしれないなあと実感した今回のキャラ作りだった


443 : ■■■■ :2016/03/12(土) 22:32:17 ZsBytVuI
いつもの作者さんは魔術や能力には素晴らしい才能を発揮しているけどその反面、キャラ概要は苦手そうなイメージ


444 : ■■■■ :2016/03/12(土) 23:21:02 EWW3.842
>>437
グーグルブックスでマナス少年篇・青年篇・壮年篇という本にアクセスしてキーワードを入れて調べてみるといい
アクケルテの説明も出て来るよ

>>443
これでも概要を短くしたんですよ
予定では微睡み誘う暗闇とも関連付けようとしていたんですけど長くなりそうだったからスッパリ切りましたし


445 : ■■■■ :2016/03/13(日) 23:27:28 v6glyaFI
理想は半分とか2/3程度にしてほしいんだけどな
長すぎるとキャラの特徴が多すぎて個性がボヤける


446 : ■■■■ :2016/03/13(日) 23:50:42 2vPK6x8.
>>445
反面、外見的な特徴はあまり力が入ってなさそうな分、余計にボヤけて見えてしまうね


447 : ■■■■ :2016/03/13(日) 23:54:39 34kMIUS6
概要の長さは人それぞれ作者さんそれぞれで別に構わないと俺は思うけど、
合計3レス以上になるとさすがに全体がぼんやりしてしまうのと同時に
「他人にはあまり使ってほしくないんだな」という印象を与えがち

とはいえその匙加減は難しいな・・・
短すぎたら短すぎるで、余計にぼんやりしてしまうし・・・


448 : ■■■■ :2016/03/14(月) 19:11:47 HzoQgutw
【名前】ミスカトニック
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『死霊術書・魔叫凶典(ネクロノミコン・アル・アジフ)』
【能力説明】
『死霊術書・魔叫凶典(ネクロノミコン・アル・アジフ)』
解釈を意図的に間違えたコピーにコピーを重ねる事による【本物/原典を超える偶然が生む偽書・写本】の作成計画に局所的に成功した一品。
英国に保管されている原典を部分的に凌駕する性能を誇り、クトゥルフ神話における神格の威力を再現できる。見た目は何らかの動物の皮を使った本。

「冷笑無貌(ナイアルラトホテップ)」
自在に形や大きさを変える暗黒の物体を召喚。
赤く輝く三つの目を持つ大蝙蝠、三つの肢を持ち鉤爪や触腕が伸び縮みする頭から触手を生やした怪物、ハイエナの体に禿鷲の体を持つ貌の無いスフィンクスなど。
様々な怪物に変化する、見た目を裏切り知能は人間を大幅に超える。

「窮極鍵門(ヨグソトース)」
虹色の球体の集合体を召喚。これに触れれば数百kmの空間転移が可能。
触れた物体の部分部分だけを空間転移させる事もでき、対象の部分部分だけを順次転移させる事でバラバラのスプラッター死体にできる。

「狂騒奏者(トルネンブラ)」
生きた音というような物を召喚。
聞いた一般人を暗示にかけたり発狂させたりする事も自由自在。
破壊力の面でも、出力上では圧で軍艦を木っ端微塵にする事は余裕。

「沸騰混沌(アザトース)」
不定形の白いアメーバのような原生生物のような何かを召喚。
それは空間で爆発的に膨張して範囲内の物体を何もかも粉砕する。範囲は数kmは余裕。
見るだけで精神的に強烈な痛撃を受けるおまけ付。

他にもクトゥグアやクトゥルフ、ハスターなど数々の神格の再現ができる。
毒は極めて高濃度。魔術の覚えがある人間でも優秀でなければチラ見しただけで気絶するか発狂する。
ちなみに、コピーにコピーを重ねて完成するまでの歳月で、死霊術書・魔叫凶典に及ばないまでも毒がある魔道書が彼の拠点にはゴロゴロある。

【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の幹部。魔術の才能があり努力していた男。魔術名は『智を得る事で全てを収める(scio131)』
十字教徒がしていたような、他所の宗教の神や人を自分の宗教に取り込んで隷属させる方法を学んでみたり、特別に強力な魔道書を作り出して人、物、金を集めて世界の王者になろうとするなど。
微睡み誘う暗闇においては、分かり易い俗物といったような感じで、数少ない割と人間的な思考回路をしていた。
そこら辺を人付き合いが壊滅的な結社のメンバーに重宝がられたのか面白がられたのか定かではないが、幹部の立ち位置に担ぎ上げられて好きにやっていた。

危険を冒して死霊術書・魔叫凶典を奇跡的に開発したのは良いが、余りにも危険すぎるために、必要悪の教会のインデックスを真似て多重の精神防壁を張って抵抗しようとしたが
誰かからの人為的な悪意があったのか技術的に足りてなかったのか不明だが、処置には失敗、精神的に摩滅。現在は辛うじて人間の機能を保っているという有様。
今はバグったコンピュータと同じで、かつて自分がやっていた行動を繰り返すだけの歯車となっている。
それを他の構成員に誘導される事で、他結社との交戦の時に良いように使われている幹部と言うより兵器と同じ扱い。

現在は戦闘に立つ事が多く他の魔術結社から相当に恨まれているが、その中でも『多からなる一』からは昔から仇敵と言う認識で憎悪されている。
十字教徒がしていたような、他所の宗教の神や人を自分の宗教に取り込んで隷属させる方法を少数民族・部族の集まりの『多からなる一』に実験としてやろうとして彼等の逆鱗に触れた模様。


449 : ■■■■ :2016/03/14(月) 19:12:58 hiZQv/RU
【特徴】三十路の金髪白人男性。見た目だけなら眼鏡にスーツのインテリイケメン。全く感情が無く無表情。じっとしてると死体と見間違うレベル。
喋る時は、人の話を聞いているようで聞いていないと言う対話が困難な有様。話が前後する時も珍しく無い。声音だけは穏やか。
自分の喋りたい事のみを喋り、しょっちゅう講義と称しては同じ事を何度も何度も喋る事がある。
動きはのっそりしており、走ると言う事は絶対にしない。魔術戦などの命のかかった戦いでも同じ。

【台詞】一人称・私/二人称・君/三人称・彼、彼女。
「この魔道書を記すにかけた人、物、金は膨大な量となった。かの物語のアル・アジフに匹敵する性能を持つに至るには概算で数百人と言う人間が必要だったが、それだけでは足りなかったのだ――」
「魔道書は完成したなら使わなければいけない、実証実験はすませるべきだろう」
「……ああ、そうだ。死霊術書・魔叫凶典の開発はまだ時間がかかるのか?後どれだけの人を使い潰せば完成に至るのだろうか」

「君達は勿論、君達の信奉する神々も私達に隷属する」
「これは十字教がやっていた事のちょっとした応用なんだがね、妖精に零落させるか悪魔に堕落させるかの良い所取りなんだよ、古代パレスチナにおいて信奉されていた神が現代でどうなっているかご存知かな?」
【SS使用条件】自由。


450 : ■■■■ :2016/03/14(月) 22:27:52 WEuiI1uQ
>>445-447
昔の全盛期と言われていた頃はキャラ募集があったりする参加型だった
今はそうではなくなった。キャラ作りだけなら1人でもできるしね
ただそれだけのことだろう


451 : ■■■■ :2016/03/14(月) 22:35:13 wH8oaKcw
キャラ乗っ取り騒動でだいぶ人が減ったからなぁ


452 : ■■■■ :2016/03/14(月) 22:53:39 WQI8XGMk
ここで沢山キャラ投下してた奴が、
自演で自分のキャラを褒めたり、指摘された点を問題ないってゴリ押ししようとしたり、
自分で自分のキャラをwikiから削除して「荒らされました・・・」ってスレで報告したり

まあ色々あったからな


453 : ■■■■ :2016/03/14(月) 23:37:33 Of1NPOOg
>>450-452
昔はああだの全盛期はどうだの懐古に浸るのはいいんだがキャラ作ってるか?
一部が継続的に作っているだけじゃいつかのようにまた停滞時期に入るぞ
創作意欲がないのに愚痴を垂れ流すだけというのはよくないと思うが


454 : ■■■■ :2016/03/14(月) 23:59:30 WEuiI1uQ
正直ネタが…
作るのは強制じゃないしな(ふるえ声)


455 : ■■■■ :2016/03/15(火) 00:03:54 FZDq.B5k
>>452
自演で自キャラを褒めたり自キャラ語りする人なら今でもいるけどな


456 : ■■■■ :2016/03/15(火) 12:56:12 lyDLmqyg
スレ活性化の起爆剤になればと新組織考えたよ。所属メンバー募集してます

神道系遠野派

神道系魔術結社の一角を名乗る勢力の一つ。だがその実態は夥しい数の小規模な魔術結社(さらに小さな結社予備軍を含む)の集合体。遠野派という大きな括りの中に、大小様々な勢力・派閥が混在しており、自己中心的な魔術師の集まりである魔術結社の中でも極端に横の繋がりが強く、悪く言えば烏合の衆。最早魔術結社という枠組みすら超えた魔術ネットワークと言って差し支えない。
勢力圏は東北地方を中心に、北関東や北陸から東海を含む中部地方にまで及んでおり、範囲だけなら日本国内最大規模の魔術結社とも噂される。本拠地は岩手県遠野市とされているが、これはダミーという情報もあり、実態は未だ謎が多い。
構成員が使用する魔術は基本的に神道系のそれだが、天津神よりは国津神の、それも地域土着の神をモチーフとする傾向がある。加えて神ならぬ怪異、神より堕ちた所謂妖怪の民間伝承をベースにした術式が多い事も特色として挙げられる。魔術生命体の研究・製造を行う魔術師は絶滅危惧種とされているが、結社には妖怪の再現に成功した専門チームが存在するという真偽不明な情報も飛び交っている。
勢力拡大を優先し、参入を申し出る魔術師を積極的に迎え入れた結果、神道系以外の文化圏の魔術も内包するようになっており、京都の皇室派からは「日系魔術師の寄せ集め」と揶揄されている。実際日系魔術師の受け入れも行っているので、返す言葉もないのだが。

20世紀初頭、日本民俗学の開拓者柳田國男によって纏められた『遠野物語』によって遠野に伝わる民間伝承は世間に広く紹介されたが、その神秘性は薄れるどころか、以降も畏敬の念を以って扱われた。
ところが今から50年ほど前、東京都西部に突如として築かれた学園都市が状況を一変させた。科学サイドの総本山たるこの街の存在は、周辺で細々と活動していた魔術結社や結社予備軍を震え上がらせるには十分過ぎたのである。
彼らは彼ら自身の生存のため、共通の脅威を前にして手を結ぶ事にした。西日本で一定の勢力を誇っている神道系魔術結社に借りを作るよりは、東の住人である自分達が一つになるべきという意見では一致していたのだ。
それから暫くは『東日本新派』という大きな枠組みの中でどの派閥がイニシアチブを取るかで幾つか小競り合いが起きたものの、十年ほど前に他を圧倒する実力と天性のカリスマを併せ持った人物が現れ、彼が率いる魔術結社を中心に成立したのが、現在の『遠野派』である。
とはいえやはり勢力圏が広大過ぎるというのは弊害も多く、結社の代表である『梟師(タケル)』ですら、末端まではその全容を把握し切れていない。そのため一部には叛旗の機会を窺っている勢力や、近しい境遇の魔術結社『他からなる一』に勝手に迎合しようとしている派閥があるなど、内部にも不穏分子を抱えいつ瓦解してもおかしくない綱渡りの状況にある。
現状は『梟師』と彼を支える幹部メンバーによって何とか統制が保たれている。当初の目的である対学園都市は、あちらからの接触が不気味なほどない事もあり現在は形骸化しており、国内の魔術サイドにおける『遠野派』の存続を優先する現状維持を当面の指針としている。なお神道系他派閥との関係は、勢力圏の多くがかつて朝敵の異民族とされた経緯から、『皇室派』とは敵対とまではいかぬものの友好関係にはない。


457 : ■■■■ :2016/03/15(火) 22:53:54 LxR4NAIk
>>450
スレが多数参加型から少数精鋭型に変わったということか・・・?

>>452
三行目はちょっと違う。wikiのキャラ削除ができるのは管理人だけだよ
今もいるかどうかはわかんないけど

>>453-454
そんじゃ、愚痴るだけじゃなく建設的?な意見も。
制作方法もいろいろ手広くしてみてはいかがだろうか?
以前やってた合作キャラ(例:吟醸坊響悦。能力と概要で作者が別々)や
リクエストあるいは>>422のようなキャラの大まかな設定提供
(ただし勿論、仮に誰にも採用されなくても泣かないこと)
と、いった具合にいろいろな方法を試みるのもいいかもしれない


458 : ■■■■ :2016/03/15(火) 23:00:51 20mzDkrU
>>457
ページ削除ならともかくキャラの記述削除するぐらいなら誰にでも出来るぞ


459 : ■■■■ :2016/03/15(火) 23:02:03 LxR4NAIk
ゴメン、ページ削除のことな


460 : ■■■■ :2016/03/15(火) 23:21:16 gLS5bOcI
>>456
募集かけるならキャラも一緒に作ったほうが集まりやすいような


461 : ■■■■ :2016/03/15(火) 23:30:26 UmepzsMA
そのへんは一長一短だな
過去に自キャラも一緒に出して、それが逆に人払いになってしまった事例もあったような気がするし


462 : ■■■■ :2016/03/16(水) 06:11:44 HEnk6Gqk
>>456の関連(?)キャラ作ってみたけど、悪ノリが過ぎたかもしれない
目に余るようなら指摘してくれれば名称変更とかで対応します(何とは言わない)

【名前】鵜飼 鍔(うかい がく)
【性別】男
【所属】魔術/神道系遠野派
【能力】式神『深緑の乙女』
【能力説明】
古い椿に精霊が宿ることによって、古椿が生まれるという過程を式神で再現した術式。
周囲の木に紙製の式神を宿らせることにより、木を怪木と化して操ることが出来る。
単純に枝による攻撃を行う他にも、漆を分泌したり花粉を散布したりと、
樹木の種類に応じて、樹木の生態を極端に活発化させて利用することができる。
また、木を人間の女性型に『変形』させて使役することも可能。
【概要】
無口で厳しそうな雰囲気の男。魔術結社『悪衣悪食』の実質的なリーダー。
夢も希望もない社会に希望をあふれさせる為に魔術の研究を行っているとか。
ただ、結社の最終目的を見れば分かるように善人というわけではなくむしろ悪人の部類。
彼に限った話ではないが、『神秘』というものを美化しすぎている節もある。
【特徴】
黒一色の服の上に、カーキ色のジャケットを羽織った長身の男。
頬はこけ、無精ひげが生えているが不健康そうなほどではない。
【台詞】一人称は「私」。
「やはり、神秘に、奇跡に満ちた世界を作るには、ただ妖怪を生み出すだけではだめだ。
 江戸時代、自然と妖怪が生まれてきたような土壌……それそのものを作る必要がある」
「驕るな。我々は『悪衣悪食』。目的の為ならばあらゆるものを切り捨てる集団だ」
「そうだよ、創るんだ。妖怪達の住まう異空間……『マヨヒガ』をな!!」
「は? 何を言っている? 私を…………切り捨て、」
【SS使用条件】
原作で言う「第一章で出てくる事件の入り口となる悪役」くらいを想定してます

【魔術結社名】悪衣悪食
【概要】
一応、枠組み的には神道系遠野派に分類される魔術結社。
ただし権力構造的にはほぼ独立していると言っても過言ではない。
数人程度の小規模な魔術結社だが、技術力に関しては油断できないものがある。

彼らの目的は、例外なく『神秘による社会の救済』。
社会が悪いことだらけなのは昔と違って神様の神秘が届きづらい環境になっているせいで、
この世に神秘を満ち溢れさせれば自然と神様の神秘も届くはずだ、という発想。
その為に妖怪が自動的に生み出される異空間『マヨヒガ』を環境を整備しようとたくらんでいる。
……のだが、仮にやるとなると日本の国土の95%が森に覆われるという試算が出ている。
それも、既存の森を拡張するのではなく既存の森を新たに塗り潰す形で。
あまりの危険度から、陰陽局からもマークされているヤバい結社。

悪衣悪食の名が指すように、必要であれば何でも切り捨てるという組織特性を持つ。
たとえ、結社のリーダーでさえも。


463 : ■■■■ :2016/03/16(水) 06:19:19 HEnk6Gqk
>>462追記
構成員は、基本的に濁った汚い感じの色合いの服を身に着けている。


464 : ■■■■ :2016/03/16(水) 22:08:39 EV6LhvY6
今まで作った魔術キャラで最長かも(汗

【名前】バーバラ=グリマルキン
【性別】女
【所属】魔術
【能力】複合式猫魔術『キャットクラフト』
【能力説明】
バーバラが世界各地を放浪し、蒐集した『猫』に纏わる伝承を融合させた創作魔術の総称。


魔術生命体『化け猫シリーズ』
バーバラが神道系遠野派の魔術師と共同で製造した、『猫』の魔術的記号を持つ神、幻獣、妖怪の類を基にした魔術生命体の総称。

『猫又』
日本の民間伝承においては、年月を経て年老いた猫は尾が分かれ、霊力を備えた猫又になり、人を襲い食らうとされる。バーバラは生まれながらに二尾の猫又を製造可能。
猫又の能力は身体能力の上昇。常人を超えた筋力、敏捷性、超感覚を覚醒させる。

『火車』
火葬場や葬列を襲って屍を奪う妖怪は火車と呼ばれるが、その正体は猫である事が多いとされる。また、猫が屍を跨いだり、猫の霊が取り憑く事で死体を動かすという伝承は今日でも日本各地で伝わっている。
火車の能力は死体の操作、及び死体の残留思念の読み取り。ただし死後24時間以内の新鮮な死体でなければいずれの能力も発揮されない。

『金華猫』
中国の伝承。浙江省金華地方の猫は、人家で三年飼われると怪をなすようになるという。日本の猫又伝承に類似する。
金華猫の能力は変化(変身能力)であり、望む姿に変身する事が出来る。

『チェシャ猫』
ルイス=キャロル著『不思議の国のアリス』に登場する猫。作中で猫はアリスと問答をした後、にやにや笑いだけを残して姿を消す。
チェシャ猫の能力は空間移動(テレポート)であり、予め指定した座標へと転移する。ただし用途は緊急時の逃走専用であり、空間移動を攻撃に利用する事は出来ない。

『ケット・シー』
アイルランドの伝承に登場する猫妖精。人語を解するなど高い知能を備え、独自の王国を築いている。人間界で猫のふりをして暮らしている者もいるらしい。
ケット・シーの能力は猫との会話。また、使い魔でない野生の猫(一般的に猫は群れを作らず単独行動する動物)でも『猫の王』として命令を飛ばす事が出来る。

『バステト』
エジプト神話において豊穣と性愛を司るとされる猫頭人身の女神。また殺戮に酔う雌獅子の女神『セクメト』と同一視される事もある。
能力は異性への魅了の他、『バステト』を介して『セクメト』の破壊衝動を解放させる事だが、一応創り出したものの過去の反省を理由に使用を封印しているらしい。その事について訊かれると、「若気の至り」「若さ故の過ち」「正直すまんかった」などと呟きながら遠い目になるのでそっとしておこう。

また『化け猫シリーズ』の他にも、自身の使い魔として多数の黒猫を使役している。黒猫自体は普通の猫だが、バーバラの忠実なしもべとして情報収集や斥候に活躍する。


儀式場『猫屋敷』
バーバラの肉体そのものを儀式場として最適化し、改造している。これにより彼女は『体内に飼う』という形で、魔術生命体の抱える『清潔な儀式場など限られた場所でしか生存出来ない』という問題点を克服している。彼女の体内は霊的に拡張されており、その内部には彼女の使い魔である多数の黒猫と、『化け猫シリーズ』が住み憑いている。
また彼女が扱う魔術生命体は総じて『猫』に類する存在であり、『猫は家に付く』という俗信や『死んだ猫は哀れんだ人に憑く』という迷信を魔術的に解釈する事で、『人が猫を被るのではなく、猫が人を被る』という状態を無理なく維持している。これによりバーバラは『化け猫シリーズ』が備える戦闘力や特殊能力を恩恵として生身の肉体で行使する。
『化け猫シリーズ』は『猫屋敷』から出してもごく短時間であれば生存可能であり、個別の戦力とする事も出来る。しかし所詮数分で息絶える儚い生命であるため、この運用法は滅多な事がない限り使わない。


465 : ■■■■ :2016/03/16(水) 22:10:01 EV6LhvY6
『猫に九生あり(A_cat_has_nine_lives.)』
『猫』に関する西洋の迷信の一つ。猫には九つの命があるため、そう簡単には死なないという俗信であり、これだけなら単なる諺に過ぎない。
バーバラは猫の瞳の大きさが周囲の明るさによって容易に変化する現象を、『死』と『再生』を繰り返す月の満ち欠けに対応させ象徴化する事で、自身に再生能力を付与する術式に昇華させた。
再生能力は九回という回数制限付きで、自分自身の命を合わせると九回までは肉体的損傷を再生し、瀕死の状態からでも生き返る事が出来る。九回というのは一度の戦闘での上限設定であり、消費した分の命の予備は月の光を浴びる事で補充可能。
またきっちり九“回”生き返る訳ではなく、ゲームで例えるならシューティングゲームの残機数ではなくライフゲージのイメージ。絶大な威力の攻撃を受けた場合には、数回分の命を一度に削り取られる事もある。バーバラは残りの命が三つになった時点で撤退する事にしている。


『九尾の猫鞭(cat_o'_nine_tails)』
こぶの付いた9本の縄を付けた鞭状の霊装。1881年まで英軍公認だった処罰道具で、鞭打ちの跡が猫の引っ掻き傷のように見えた事からこの名が付いた。
霊装としては『猫又』の尾の皮を用いて製造され、魔力を通すと射程が最大20mまで伸張し、威力はぶ厚いコンクリートの壁を粉砕する。9本の縄はそれぞれが意思を持つかの様に動き、多方向から敵を襲う。またこの鞭は霊獣を素材にしているため、実体のない(炎や空気、光などで構成された)存在をも鞭打つ事が可能。


『九尾の猫又』
『化け猫シリーズ』の『猫又』、『猫屋敷』、『九尾の猫鞭』を三位一体とし、自身を『九尾の猫又』へと変化させるバーバラの切り札。
日本の民間伝承において、狐は年月を経て霊力を持った妖狐となるが、この年月の経過に伴い尾が増える過程は猫又のそれと類似している。そして妖狐の場合、九尾が最高のランクとされる。
この九尾に至る魂のランクアップを、一般的に二尾止まりとされる猫又で行おうというバーバラの破天荒な発想のもと生み出されたのがこの魔術。
術式を発動すると、腰に巻きつけた鞭の9本に枝分かれした縄を媒介に強大な魔力の発露たる九尾が生じ、バーバラ自身の姿も巨大な化け猫となる。最強クラスの妖怪とされる九尾の狐を模した九尾の猫又もまた、偶像の理論によって破格の魔力を宿す事が出来る。
その戦闘力は通常時の『猫又』の比ではなく、亜音速での高速移動、空を切った鉤爪が衝撃波を生み出す、その威容に恐怖した者を金縛りにする、高温の火炎を吐くなどまさに大妖怪の如き暴威を振るう。
ただしやはり理を外れた存在には違いないので、何もしなくても30分、全力戦闘となると10分が九尾を維持出来る限界である。またこの姿の時、『猫又』以外の『化け猫シリーズ』の恩恵を得る事は出来ない。


466 : ■■■■ :2016/03/16(水) 22:11:48 EV6LhvY6
【概要】
神道系遠野派に身を寄せている流れの魔術師。自己紹介によると元は英国の魔女という出自であり、魔法名は『不吉を運ぶ黒猫(Cattus296)』。
『猫』に魅せられ、『猫』をこよなく愛する愛猫家。ただその愛は年月を経る内にかなり歪みを生じており、生きた猫を素材として魔術生命体を生み出す実験を繰り返す事も厭わない。自分の邪魔になる存在は容赦なく排除する一方で、自分にとって何の利益もない人助けを買って出たりする事もある、非常に気紛れな生き方をしている。
とにかく『猫』に纏わる伝承を掻き集めるために世界各地を放浪し、その過程で様々な魔術師と出会い、また幾つかの魔術結社にも身を寄せた。しかし野良猫の如く、どこの組織にも長く居着く事はなかった。最初に所属した『魔女の夜会』、欲望を醸成した『イルミナティ』、構成員の一人『バースト』として殺戮に耽った『微睡み誘う暗闇』が特に印象深いそうだが、最後については封印したい黒歴史の一つらしい。
そして『猫又』伝承を求めて日本を訪れた際、九尾の狐伝説に着想を得た『九尾の猫又』を自身の猫魔術の集大成とし、その完成のために魔術生命体を研究している日系魔術師に接触した事がきっかけで遠野派に加わった。数年の試行錯誤の末、『猫又』を含む『化け猫シリーズ』の製造に成功し、実験に協力してくれた魔術師に義理立てする形で、現在も遠野派に身を寄せている。しかしこれは腰を落ち着けた訳ではなく、何時また野良猫のように姿を消すかは彼女の気分次第。
彼女は自己顕示欲が強く、新たに習得した猫魔術を披露したがる悪癖がある。日本では各地で化け猫騒動を引き起こし、政府直属の魔術機関『陰陽局』から派遣される魔術師たちと度々交戦し、不利と見るや逃走を繰り返している。『九尾の猫又』を見せて以降は、単なる違法魔術師(便宜的に『黒猫』と呼称)から霊災指定の討伐対象として妖怪じみた扱いを受けており、実際に本腰を入れた彼らに討たれる日もそう遠くない……、のかもしれない。
ちなみに最近の日本における猫ブームは歓迎している。純粋な愛猫家としては言うに及ばず、使い魔や『素材』の個体数が増える現状は彼女にとってメリットしかない。同じ猫魔術を使う在騒吏侍と出会えば意気投合するかもしれないし、分かり合えないかもしれない。

【特徴】
齢八十を数える老練の魔術師だが、姿は童女そのもの。所謂ロリBBA。
藤色のロングヘア、金色の瞳、八重歯という蠱惑的な容姿。華奢な幼女体型に漆黒の和ゴス(ミニスカ)を纏い、黒猫の耳と尻尾を生やしている。特に猫舌という訳ではない。
普段は猫耳娘といった人間に近い姿でいるが、状況に合わせてより猫に近い姿(果ては猫そのもの)へ変身する事も可能。
『九尾の猫又』発動時の姿は九本の尾を持つ爛々たる金眼の黒猫。その巨躯は立ち上がった状態でビルの5階ほどにまで達し、九本の尾はその倍近い長さを誇る。
好きな食べ物は猫飯、魚料理全般、マタタビ酒。
好きな山は猫又山、猫魔ヶ岳。
好きな作家は夏目漱石。
嫌いな物理学者はシュレディンガー。


467 : ■■■■ :2016/03/16(水) 22:12:32 EV6LhvY6
【台詞】
自身の猫口調には一種のプライドを持っており、昨今の特に理由もなく猫口調になるキャラ付けには我慢ならないらしい。
『猫』に関する諺や慣用句を度々引用するが、一部創作も含まれている。

「おやおや、妙齢の女性に年齢を訊くのはタブーだと知らにゃいのか坊や。好奇心は猫が殺す、と云うであろう?にゃに、そんな物騒な諺じゃにゃかった?さあ、どうだったかにゃあ」

「……あ?テメェ、今『にゃ〜ん☆』つったか?言ったよにゃあ、にゃあッッ‼⁉⁇……ったくこれだから、近頃は猫も杓子も。儂はにゃ、お前のようにゃ大した理由も覚悟もにゃく、それまでの会話の脈絡を無視して急に猫口調ににゃる輩には虫唾が走るんだよ。気安くファッション感覚で使ってんじゃねぇよ、糞餓鬼」

「如何かにゃ?これが世にも珍しい、『九尾の狐』にゃらぬ『九尾の猫又』よ。にゃはは。にゃにを隠そう、これが儂の生涯最高傑作……にゃんじゃ、あまりの威容に言葉も出にゃいか?にゃっはははは。にゃにか感想が聞ければと思うたが、まあ無理もにゃい。結構毛だらけ猫灰だらけ。その代わり、この姿を見たからには、あまりあっさりくたばって儂をがっかりさせてくれるにゃよ、小童共?」

「生き恥を晒してまで生きたくにゃい?儂の半分も生きてにゃい青二才が、随分と生意気にゃ台詞を吐いたものじゃにゃいか。完璧な人間にゃんていやしにゃい。生きてりゃ誰だって失敗するし、恥をかく時もある。それでも人は恥を忍んで、失敗を乗り越えて成長する生き物にゃんだ。別に止めやしにゃいがね。このまま自分で自分の命を諦めるにゃら、それはただの逃げ。生き恥が死に恥に変わるだけの、言うにゃれば恥の上塗りにゃ訳だが、それでも構わないにゃらどうぞご自由に」

【SS使用条件】
ネタでもシリアスでもお好みで


468 : ■■■■ :2016/03/16(水) 22:36:46 EV6LhvY6
それでも構わないにゃらどうぞご自由に

それでも構わにゃいにゃらどうぞご自由に

最後の最後で痛恨のミス…猫口調めんどくせえ!


469 : はた :2016/03/16(水) 23:01:31 CbQa/lOM
ショーン・マクアードル川上
xtw.me/Xw0Ew1h


470 : ■■■■ :2016/03/16(水) 23:07:55 HEnk6Gqk
>>468
テキストエディタとか使って、最後に「な」だけ「にゃ」に置換すれば一発じゃね?


471 : ■■■■ :2016/03/16(水) 23:30:02 gM9d98j6
やっと旅行から帰宅…
スレの流れは見てたものの海外じゃスレに書き込みできないのな。
一応、立川流のキャラは製作中です。


472 : ■■■■ :2016/03/17(木) 01:21:05 KbxOWDpY
>>465
偶像の理論の恩恵を受ける事は可能だと思うけど九尾と猫又はやはり別個の存在なんだし恩恵は割りと抑え目じゃないかな
破天荒な発想で実現させているのだから何処かしら無理な解釈があるわけで、それは偶像の理論に影響してくるのでは?
それなら尾が増える類似性を強調して九つの尾を持つ事によるパワーアップを主体的に、偶像の理論による恩恵は補足的な要素に置いた方が自然だと思う


473 : ■■■■ :2016/03/17(木) 02:18:00 W596yeaE
未登録キャラ再利用

【名前】イリーア=ニューハンプシャー
【性別】女
【所属】魔術
【能力】北欧神話の武具にまつわる魔術を使う
【能力説明】
『投擲の手(ヤールングレイプル)』
『ミョルニル』を扱う際に必要とされた鉄製の手袋を元にした霊装。
この霊装では別途用意した『弾丸(ミョルニル)』の霊装を音速の125%ほどで射出できる。
サイズの関係上撃っただけでも相応の衝撃波が生まれ、ヤールングレイプルはミョルニルを
制御する役割を持つ為ミョルニルたる弾丸射出の衝撃は術者に影響を及ぼさない。
『必殺の剣(レーヴァテイン)』
英雄譚に必ずといって良いほど登場する『ある特定の敵の弱点となる武器』の特徴を抽出し、
『設定した対象に対して絶対の破壊力を生み出す』性能をとりつけた短剣型の霊装。
対象を設定して刺せば誰であろうと一撃で八つ裂きにするというとんでもない性能を持つ。
ただしそれ以外に特別な性能はなく、条件設定に時間がかかる為突発的な戦闘では使いづらい。
対象にできるものの大きさに制限はないが、効果を与えられる範囲は半径500m程度。
【概要】
色んな勢力から命を狙われている少女。『曖昧な形になった北欧神話の真の形を見つける』
という目的を持つ魔術結社に所属していた、非戦闘要員の研究者だったが『必殺の剣』を
危険視した(一部技術を欲しがっている)魔術師達に追われている。
彼女自身は呑気なところもあるが至って善良な性格。現状を悲観しているものの深刻さはない。
メンタルは非常に頑丈であり、心が折れたりはしないが、代わりに覚醒したりもしない。
なお、彼女の知らないところで『大規模霊装による広域破壊計画』の嫌疑をかけられ、
その情報がもとで近々イギリス清教必要悪の教会から追手が来るとか来ないとかになっている。
【特徴】
中学生くらいの少女。金色の長髪で切れ長の碧眼。
貧乳。動きやすさ重視なのか、Tシャツにホットパンツとラフな格好をしている。
大きめのリュックを背負っており、ここに『弾丸』や『必殺の剣』を忍ばせていたりする。
【台詞】何故かえらそうな敬語調
「退くなら今のうちですよ? 私は追いかけませんから。……ほんとに、退くなら今ですよ?」
「私はまださらに霊装を控えています。……退くなら今ですからね?」
「仕方ありませんね。そんなに退きたくないなら私が退いてあげます。追わないで下さいね?」
【SS使用条件】
特になし


474 : ■■■■ :2016/03/17(木) 08:05:22 PkIU4LCA
>>472
すいません、ちょっと指摘された点が分かりにくかったので確認させてください
偶像の理論の恩恵とは具体的にどの能力を指し、駄目だと思われたのでしょうか
また、類似性によるパワーアップは偶像の理論とは違うのでしょうか
今の想定では、偶像の理論で集めた魔力で通常時の猫又の性能を爆発的に底上げしてる感じです
金縛りは大妖怪クラスならあってもおかしくないかなと。火炎は正直九尾からの借り物ですね…

ちなみにネタ探してる時に九尾猫又とかそれを超える羽九尾猫又とか紹介してるサイトを見たけど
ちょっと胡散臭かったので発想だけ頂いた次第です。返信は昼か夕方以降になるかと。失礼します


475 : ■■■■ :2016/03/17(木) 08:27:27 KbxOWDpY
>>474
「九尾の尾を持つ猫又」という姿は九尾の尾を模している以上偶像の理論の恩恵を受けられるでしょう
しかしそもそもの話「九尾の狐の尾」と「猫又」は別個の存在であり、猫又の尾は九尾の尾ではありません
猫又の尾が九尾の尾と同一視されるような伝承が存在するならともかく破天荒な発想で繋げている事により偶像の恩恵が控えめなのではと思いました
>最強クラスの妖怪とされる九尾の狐を模した九尾の猫又もまた、偶像の理論によって破格の魔力を宿す事が出来る。
なのでこの文章に違和感を持ちました

それならば九尾も猫又も尾を裂いて数を増やし妖力を得る架空の生物なのですから「猫又は尻尾を増やす事で力を得る生き物」という部分を独自解釈で強調し、
その結果として九本の尾を持つに至り偶像の理論が発生、恩恵は控えめながらも役割や姿などの類似性により補助的に偶像の理論の力を得ている形になるのが自然だと考えました


476 : ■■■■ :2016/03/17(木) 09:38:42 h/5ahB5U
>>475だけどこちらの勘違いかもしれないからおかしなところがあったら指摘して下さい
文章をそのまま受け取ると「九尾の尻尾を持つ猫又になるけどそれって猫又?猫又要素侵害してないか?」と言う疑問なんです
九尾の尻尾なんて猫又は持っていないですから。それなら猫又の尻尾だけど九本生やす魔術にして偶像の理論を適用したほうが自然かと思った次第なんです


477 : ■■■■ :2016/03/17(木) 13:00:27 PkIU4LCA
>>475
分かりやすいご指摘に感謝します。ようやく合点がいきました
やはりご指摘通り類似性があるとはいえ同一視とまではいかないので、後半の解釈を元にもう一度練り直してみる事にします
そこで窺いたいのですが、控えめな恩恵とは性能を今よりどれくらい抑えれば自然に見えるでしょうか?


478 : ■■■■ :2016/03/17(木) 13:28:07 h/5ahB5U
>>477
パッと思い付くのは九尾の持つ特徴的な力の一部をあくまで補助的に扱える、強大な力を内包する九尾の象徴である尻尾と同じ九本の尻尾を持つ事による偶像理論適用で扱える魔力を底上げするとかかな。後は程度次第だね


479 : ■■■■ :2016/03/17(木) 13:37:07 h/5ahB5U
送信ミスした
控えめの具体的な数字はこちらの主観が多分に入ってしまう以上今は指摘しません
まずは作者さんがこれくらいと考える数値を出して皆さんの意見を伺ってみて下さい
自分はこれから夜遅くまで多忙になるのですみません


480 : ■■■■ :2016/03/17(木) 14:20:15 .MNfBf/U
>>464
今更だが、いくらなんでもイギリスの魔女を神道キャラですって言い張るのは無理ない?
所属の話だから問題ない(日系魔術師の流入は示唆されてる)ってことなんだろうけど、
そもそもこのキャラ妖怪の魔術使うだけで日系ですらないじゃん

仮にこのキャラがOKなつもりで組織作ったんだったら、それもう神道系○○派じゃなくてよくね? って思うよ
だってほかの組織は使用術式とか含めてちゃんとカラー統一してるもん


481 : ■■■■ :2016/03/17(木) 14:40:51 exbi.Cp.
九尾の狐と猫又について、
作者さんは「同じ空想上の伝説の生物だから偶像の理論で存分に力を併用できる」と考えている
しかし指摘者さんは「同じ空想上の生物とはいえ、九尾の狐と猫又は違うのでは?」と考えている
と、思われます
場合によっては、完全に猫又や猫関係の力に絞って九尾の狐関係は除外してもいいかと思います

ちなみに余談だけど、生物的には狐は猫よりも犬の仲間に近いそうです


482 : ■■■■ :2016/03/17(木) 14:54:52 exbi.Cp.
>>480
そういう意味では必要悪の教会って、魔術ジャンルを問わずいろいろなキャラを入れやすい極めて扱いやすい魔術組織だったのかも


483 : ■■■■ :2016/03/17(木) 17:51:30 pFvd3YMI
【名前】招蝶尋花(しょうてふじんか)
【性別】女
【所属】科学サイド/『オーディナル』
【能力】催眠能力(ヒュプノシス) レベル4
【能力説明】
精神系統能力の一種で、集団を催眠状態としてその意識を奪って指令を与える能力。その間の記憶は目覚めた後に残らない。
ただし、催眠能力でありながら眠らせる力は弱く、元から睡眠状態にある人間に使用したほうが効果を発揮する。
彼女はこの欠点を克服するために何セットも連なる袋に催眠導入剤の粉末を小分けして持ち運んでおり、能力使用時には超小型のハンディ型ファンやドローンなどでそれを散布するという手順を踏む。
効果対象は半径五十メートル圏内の十数人程度だが、粉末を散布した場合は半径百メートル圏内の百人規模に及ぶ。
この能力の真価は同一対象に繰り返し使うことで覚醒状態でも能力不使用で彼女の命令を聞くよう設定されるという効果にある。

【概要】
浅間学園付属中学三年。学内の他の教員は呼び捨てにするのに対してとある教員を「先生」と呼び慕う。
『オーディナル』を率いる上位五人の一人であり、リーダー格である。その活動の中で他人に奥ゆかしさを望む一方で自身の言動に矛盾を生んでも殆ど気にしないという自己欺瞞の塊。
「先生」に心酔しており、その教えを学校に根付かせるべく卒業までに自分の後継者を探し出すのが彼女の重要な役割でもあり、そのためにお気に入りを寵愛しつつ、邪魔者を排除するという選別行為を行っている。これは学内に留まらず他校にも手を伸ばしており、他のグループとの抗争にも発展している。

ただしこうした性格は「先生」による教育方針と学内の特殊な環境によって形成されたところが強く、彼女が羽休めと呼ぶオフの時間帯はそうしたことから一切解放され、本来の盛り上げ上手な女子中学生といった感じで表の友人関係を作っている。
またどんな地味っ子も洒落乙にする特技を持つ。
常盤台中学に入ることにあこがれていたようだが、同じく付属小学校からの進路相談で学級崩壊事件が発生し、断念せざるを得なくなり、結局エスカレーター式でこちらに来た経緯がある。
得意教科は古典と日本史。寮生活で自転車通学をしている。

【特徴】
普段は学生服を着て活動している黒髪ロング少女。ウェーブがかった髪に友達からのヘアピンを刺している。
ブランドバッグなどを持ち歩くことは分相応に思っており、特注の黒の革製スクールバッグを愛用。

【台詞】
一人称は私。二人称は男であれば「貴方」、女であれば「貴女」だが感情が高ぶると「お前」か「呼び捨て」になる。強調するために同義語を言葉を重ねる癖がある。
「よしなさい。焦らずとも慌てずとも騒がずとも敵はとうに私の掌中にあるのですわ。私たちはひたすらに静かに慎重に陣中でじっと待っておればよいのです。」

「――――良心の痛み?虫に刺されたくらいなんてことありませんわ。」

「お前は何もわかっちゃいませんッ!先生はッ先生はッ!生き残るために戦うために勝つために、どんな手でも使うのが正義だと仰いましたわッ!まさしくその通り!!」

「ドジでへなちょこでそそっかしい貴女ですけど、それでも私の大切で不可欠で揺るぎない友達ですものね。さーて、今日はどこへお出かけ?」

【SS使用条件】
特になし

久しぶり来たらなんか魔術ラッシュだったので能力者を挟んでみた。
ついでに学校と組織設定も投下するお


484 : ■■■■ :2016/03/17(木) 17:58:25 pFvd3YMI
【組織名】『オーディナル』
【概要】
表向きは生徒会のような自治組織であり、浅間学園付属中学及び高校の秩序回復の一手として作られた。序列を重んじ、「先生」の下に上位五人の幹部が組織の指揮系統を掌握する。
暗部組織として育成されており、役割は非公式な警備員(アンチスキル)で、メインとしては他の暗部やスキルアウトの掃討を行う。DAと違い、「先生」の一存で作られた組織であり、警備員の一部署ですらない。
風紀委員のように証となる腕章を有する。

【学校名】浅間学園付属
【所在地】第七学区
【概要】
学園として幼稚園から大学までを一貫体制で教育しているが、外部からの転入または外部への転校も可能。
素行不良な生徒が増加し、高校と中学、小学校で多数の学級が崩壊。大覇星祭への参加すら危ぶまれるレベルになって閉鎖が検討されていたが、学園を支援している研究機関から出向したある教員の手により見事秩序を取り戻した。
元通りというよりも新たなルールが敷かれた形であり、『オーディナル』を組織させているのもその一環である。
付属高校と隣接している。

(裏設定)
ある教員こそが学級崩壊の原因を生み出した張本人であり、研究者として行った大規模実験によるもの。学園の上層部に隠蔽されており、公にはなっていない。
真実を隠しつつも『オーディナル』のうち素養の高い特定の生徒を勧誘しており、暗部組織に近い活動を行わせている。

【制服】
小学校は私服で中学、高校共通の制服。
男子生徒は白のワイシャツに赤のネクタイ、黒のズボンと、肩にショルダーループのついたブレザーを着用。ブレザーの下には青のベスト(またはカーディガン)を着用している。
女子生徒は襟の小さなブラウスに、赤地にチェック柄の短スカート、その上からブラウンのブレザーを着用。ブレザーの下には赤のベスト(またはカーディガン)を着用している。
教師はフォーマルスーツ着用が基本。

シンプル目指したらマジで簡素すぎて自分でも笑ってしまったw


485 : ■■■■ :2016/03/17(木) 19:40:23 PkIU4LCA
>>479
ご指摘を参考に練り直してみました

『九尾の猫又』
『化け猫シリーズ』の『猫又』、『猫屋敷』、『九尾の猫鞭』を三位一体とし、自身を『九尾の猫又』へと変化させるバーバラの切り札。
日本の民間伝承において、狐は年月を経て霊力を持った妖狐となるが、この年月の経過に伴い尾が増える過程は猫又のそれと類似している。そして妖狐の場合、『九尾』が最高のランクとされる。
バーバラは猫又も妖狐も尾を裂いて数を増やし妖力を得る霊獣であるという類似性から、「妖狐と同じく猫又は尻尾の数を増やす事で力を増す」と解釈。腰に巻きつけた鞭の九本に枝分かれした縄を媒介として尾に見立て、九本の尾を得た事により『九尾』との偶像の理論が発生し、強大な力を内包する『九尾』の象徴である尻尾と同じ九本の尻尾を持つ『猫又』が扱える魔力を底上げする。また役割や姿などの類似性により、控えめながらも『九尾』が持つ特徴的な力の一部をあくまで補助的に扱う事が出来る。
術式を発動すると、バーバラの姿は九尾を備えた巨大な化け猫となる。その戦闘力は通常時の『猫又』の比ではなく、その巨体からは想像も出来ない程の高速挙動を初め、空を切った鉤爪が衝撃波を生み出したり、その眼光に恐怖した者を畏縮させ金縛りのような状態にする。また『九尾』の持つ力の一部である火炎を九本の尾に纏わせ攻撃する事も可能。
ただし類似性を強調しているとは言えやはり理を外れた存在には違いなく、何もしなくても30分、全力戦闘となると10分が術式を維持出来る限界である。またこの姿の時、『猫又』以外の『化け猫シリーズ』の恩恵を得る事は出来ない。


486 : ■■■■ :2016/03/17(木) 19:56:33 PkIU4LCA
>>480
仰る通り、バーバラは神道系キャラではありません。日系魔術師ですらないでしょう
設定上目的のために一時的に遠野派(のごく一部)と接触し、気紛れで留まっているだけで本質的には流浪の魔術師です
なのでもし保管庫に登録する際は、無所属という事になりますね
もともと魔術結社は原作での設定でも自分勝手な魔術師が利害の一致で寄り集まった組織ですし、人員は常に流動的だと思います
遠野派は特に末端までの統制が極めて困難な組織なので、人しれずよそ者が紛れ込んでいつの間にか消えてても問題ないかと

それでもやはり既存の魔術結社と比べて異質だと仰られるなら、
バーバラが目的を達した時点で遠野派から去ったと修正するのでも自分は問題ありません。如何でしょう?


487 : ■■■■ :2016/03/17(木) 20:06:23 exbi.Cp.
組織の第一号キャラが、その組織にとっては異端児的なキャラだったのは失敗だったということか


488 : ■■■■ :2016/03/17(木) 21:16:17 W596yeaE
>>487
おっそうだな(鵜飼作者)

すいません許してください関連削除でも何でもしますから!


489 : ■■■■ :2016/03/17(木) 21:39:47 JKddsAMA
そうとは限らんぜ。失敗かどうかはこれからだ


490 : ■■■■ :2016/03/17(木) 21:40:47 JKddsAMA
救済委員の啄鴉兄さんとか異端児もいいとこだったじゃねーかw


491 : ■■■■ :2016/03/17(木) 22:42:30 KbxOWDpY
>>485
こちらはその内容で問題無しです

>>484
後日投下されるであろう「先生」の概要次第で学生に暗部討伐を実行させる『オーディナル』について指摘をさせて頂くかもしれません

>>471
立川流のキャラ投下楽しみにしています


492 : ■■■■ :2016/03/17(木) 22:49:56 exbi.Cp.
>>491
>>484を読む限りでは「先生」も「オーディナル」も逆に暗部や上層部とはグルなのでは?


493 : ■■■■ :2016/03/17(木) 23:06:58 KbxOWDpY
>>492
>真実を隠しつつも『オーディナル』のうち素養の高い特定の生徒を勧誘しており、暗部組織に近い活動を行わせている。
これをそのまま読むと『オーディナル』は暗部組織に類似した活動を行うが暗部組織では無いという事を示しており、「暗部組織として育成されており」との矛盾が発生している
また、「役割は非公式な警備員(アンチスキル)で、メインとしては他の暗部やスキルアウトの掃討を行う」とは『オーディナル』全体の活動を指すのか『オーディナル』のうち素養の高い特定の生徒」に宛がっている任務なのか>>484ではわからない
「先生」が暗部絡みなのは明白だけど散見される不明点含めて「先生」の概要待ちというわけ。暗部が深く絡む学校の設定は初期段階であやふやにしちゃ後々面倒臭くなると個人的に考えているので


494 : ■■■■ :2016/03/17(木) 23:08:12 exbi.Cp.
あっ、ゴメン
他の暗部の掃討も仕事内に入ってた。ここの「他の暗部の掃討」を、原作のグループと同じように(本人たちの意向はともかく)
「学園都市に反旗を翻す暗部か勢力の掃討」に変えるか
「「先生」に刃向かう勢力の討伐」にでも変えた方がいいかも
あるいはグループ同様に表向きは従順だけど本心は………なキャラが出てきても面白いかもしれない


いずれにしても「先生」次第か


495 : ■■■■ :2016/03/17(木) 23:17:17 JKddsAMA
この時点で既に「先生」が誰がどう考えても、どう頑張っても、まともな人間ではない件w


496 : ■■■■ :2016/03/17(木) 23:19:22 KbxOWDpY
近い将来確立した暗部組織として活動させる為の前準備段階が『オーディナル』という解釈なのであれば、今の段階で暗部に喧嘩売れば袋叩きというかやり返されるのは自明の理
そこにやり返されないだけの後ろ盾的な理由を「先生」の概要にどれだけ付加させられるかが鍵だ。正直結構難しいと思うけど
だって「先生」に統括理事会メンバーの後ろ盾があったとしても、他の暗部組織のバックにいるのは普通に考えて別の統括理事会メンバーだもん
殲滅しない限りやり返されるリスクは健在。暗部と『闇』は厳密に言えば別個だよ。なので「先生」の概要に色々懸かってくるというわけ


497 : ■■■■ :2016/03/17(木) 23:51:15 JKddsAMA
作者さんが『オーディナル』をスクールやブロックと同じように、内心では学園都市に反旗を翻そうとしているのか、
学園都市には従順な組織で「他の暗部の掃討」=「学園都市に反旗を翻す他の暗部や勢力」の掃討と考えているか
で、大きく変わるね


498 : ■■■■ :2016/03/17(木) 23:53:45 JKddsAMA
いずれにせよ、旧約15巻の暗部抗争は学園都市上層部にとってもイレギュラー中のイレギュラーだったんだろうな


499 : ■■■■ :2016/03/18(金) 00:22:01 3.EPMskw
今後のキャラ次第だって分かってるなら、何もこんな長々とやりとりせんでも
昔と違って人もいないんだし、無暗に圧力かけるようなやり方は誰も得しないと思う


500 : ■■■■ :2016/03/18(金) 01:08:43 fvXWL9Og
いいよいいよ全然
ただ全然思いついてないけどもw

なぜか魔術師を考えたから投下する

【名前】セルウィー=アウスウェイト
【性別】女
【所属】魔術/『異なる力(ヘテロダイン)』
【能力】精霊術
【能力説明】
ここでいう精霊術とは偶像の理論を利用した彼女のオリジナル魔術であり、「精霊は自然界の万物に宿る」という精霊信仰に基づく偶像の理論を利用して自然物を「精霊」として使役する術式。
北欧神話の世界樹やケルト神話の守護樹に見られる精霊と妖精信仰の一つの型たる「樹木への信仰」を術式の根底に据えており、まず母なる樹(樹齢の長さが基準)を設定し目印のルーンをつけて対価(魔力)を供給するという手順を行わなければ、その他の無数の自然物に宿る精霊たちと心を通わせることはできない。つまり木を基地局としてあらゆる生命の声をつないで聴き、力を借りるという仕組み。工業製品は彼女の解釈で「精霊が嫌う」という理由から除外される。
精霊の力は攻撃よりも支援に適しており、例えば樹木の成長力を得た場合、高い治癒効果を発揮する。精霊とのつながりが解かれない限り、効果が永続するため不老不死に匹敵する身体を得る。動物の耳を借りて可聴域を広げたり、光を捻じ曲げて迷彩化したり、潜水中も息が途切れなかったりと応用範囲が広い。
攻撃としては周辺環境に雑音を生み出して不快にするなどといった程度だが、安定的に力を得られる環境にいて、尚且つ一点に力を寄せれば岩をゴーレムとしたり、雷を落としたり、海を荒れさせたりすることもできる。
ただこうした大掛かりな攻撃には相応の対価が必要であるためかなりの儀式的準備を要する。また良くある話で精霊や妖精の類が悪戯好きな性格を持つため、たとえ契約者であっても従順とは言えず、身の丈に合わない契約は身を滅ぼすとされることから、拒絶されて運悪く頭がパーになってしまうかもしれないので使いたがらない。
霊装が不要であることが肝であり、一見すれば理解できない力を行使しているように見える。
精霊信仰というものを基にしているだけあって精霊一つ一つは微々たる力しか持っておらず共鳴させることで大きくする関係上、人工物が多いなどの力を得にくい環境では使いづらい魔術である。また環境汚染はつながりを阻害する要因となり得る。
精霊との距離は最大で半径十キロメートル離れていてもつながることができる。

【概要】
十六歳。出身は北アイルランドの村。ドルイドを親に持ったことで生粋の魔術師として育つ。地域に息づく精霊信仰にヒントを得て魔術を開発した。
魔術結社『異なる力(ヘテロダイン)』に所属する魔術師。一応ボスであるが頻繁にフォローされる側になるほどいつも頼りがいがない。素っ気ない態度くせに実はかまってちゃんという気難しい性格。
オリジナル魔術を生み出すほどに魔術師としての才は高く、魔術師としては珍しく仲間想い。カリスマというより愛されているという感じで祭り上げられている。揶揄われるのがデフォ。
第三次世界大戦時には雪に埋まっているところを所を戦車隊に轢かれそうになっており、トラウマを得た。彼女の前で「戦車」「雪」「埋まる」というワードは禁句。
異教徒狩りによって親を殺された経緯があり、十字教徒を敵視する。また多神教の世界観を破壊するという意味でも科学サイドや十字教には強い嫌悪感を抱いている。
ただし、同時に敵を知ることの大切さを理解し、必要とあれば積極的に魔術作成にそれらの知識を取り入れてよいとする考えを持つ。

【特徴】
金髪ロング少女。毛先にカールがかかっている。服装は黒のフード付きドルイドローブ。
手の五本指すべてに指輪をはめているが、それらは呪術的意味があると見せかけるフェイクである。
体格は小柄、胸のサイズは自慢できない。

【台詞】
一人称は「わたし」、二人称は「君」
「君さ、隠れてわたしのこと頭の可笑しい電波娘って言ったよね、言ったでしょ。え、言ってない? おっかしいな。精霊たちが伝言ゲームで伝えてくるから内容に尾ひれはひれがつくことはよくあるけど。あ、違った。頭が腐っておかしな電波を受信する妄想娘ってなんかさらに悪化してる!?」

「なにおー!えらそーに!わたしはボスなんだからね!言うことは聞いてね!?怒るんだからね!?」

「じゃあ、私は支援に回るよ。『それしか能がない』っていっちゃいけないお約束をーーーーーー!?」

【SS使用条件】特になし


501 : ■■■■ :2016/03/18(金) 01:09:56 fvXWL9Og
【名称】異なる力(ヘテロダイン)
【概要】
非十字教系の魔術結社の一つ。ヘテロダインとはラテン語で hetero(異なる)dyne(力)となる。
その名の通り、科学的世界観や十字教的世界観を嫌悪しており、逆に多神教的世界観を重んじる組織である。
ヨーロッパとアジアを中心に十字教と科学サイドによって破壊された多神教関連の遺跡を保護し、また自らの魔術に利用することを目的として活動している。
各国の教科書に魔術を仕込んで歴史や科学の知識を改変するという事件を起こした。

事件についてはあんまり深く設定を考えてないが、原作だかにあった貨幣を云々して市場を暴落させる魔術的なアレをイメージした


502 : ■■■■ :2016/03/18(金) 01:32:52 fvXWL9Og
>>500
能力一部修正

【能力】木と石の精霊術
【能力説明】
ここでいう精霊術とは偶像の理論を利用した彼女のオリジナル魔術であり、「精霊は自然界の万物に宿る」という精霊信仰に基づく偶像の理論から、自然物を「精霊」として使役する術式。
北欧神話の世界樹やケルト神話の守護樹に見られる精霊と妖精信仰の一つの型たる「樹木への信仰」や同様に普遍的に見られる「石への信仰」を術式の根底に据えており、まず目印のルーンをつける母なる樹や石となるものをあらかじめ探して対価(魔力)を支払うという手順を行わなければ、その他の無数の自然物に宿る精霊たちと心を通わせることはできない。つまり木を基地局としてあらゆる生命の声をつないで聴き、力を借りるという仕組み。工業製品は彼女の解釈で「精霊が嫌う」という理由から適用されない。
精霊の力は攻撃よりも支援に適しており、例えば樹木の成長力を得た場合、高い治癒効果を発揮する。精霊とのつながりが解かれない限り、効果が永続するため不老不死に匹敵する身体を得る。動物の耳を借りて可聴域を広げたり、光を捻じ曲げて迷彩化したり、潜水中も息が途切れなかったりと応用範囲が広い。
攻撃としては周辺環境に雑音を生み出して不快にするなどといった程度だが、安定的に力を得られる環境にいて、尚且つ一点に力を寄せれば岩をゴーレムとしたり、雷を落としたり、海を荒れさせたりすることもできる。
ただこうした大掛かりな攻撃には相応の対価が必要。また良くある話で精霊や妖精の類が悪戯好きな性格を持つため、たとえ契約者であっても従順とは言えず、身の丈に合わない契約は身を滅ぼすとされることから、拒絶されて運悪く頭がパーになってしまうかもしれないので使いたがらない。
霊装が不要であることが肝であり、一見すれば理解できない力を行使しているように見える。
精霊信仰というものを基にしているだけあって精霊一つ一つは微々たる力しか持っておらず共鳴させることで大きくする関係上、人工物が多いなどの力を得にくい環境では使いづらい魔術である。また環境汚染はつながりを阻害する要因となり得る。
精霊との距離は最大で半径十キロメートル離れていてもつながることができる。

これ終わったらとりあえず先生設定を考えねーと


503 : ■■■■ :2016/03/18(金) 03:10:33 fvXWL9Og
【名前】麦播刈米(むぎまきかりめ)
【性別】男
【所属】科学サイド
【能力】能力開発していない
【能力説明】なし
【概要】
能力開発関連の研究機関に勤務する研究員。
出向という形で支援先の浅間学園付属中学の社会科教員に赴任し、『オーディナル』を設立し、所属生徒を引率する「先生」となった。
マニュピレーターなど義体技術のような身体に機械を埋め込む者のことを「不純物を持つ人間」と軽蔑し、あくまで能力一筋(超電磁砲のようなコインを用いるなどの応用範囲は可)で戦える者を評価し、彼はそれを純粋培養と表現する。この思想は学園都市の学会でも特異とされる。
その理由として「機械の補助を得る者は必然的に絶対能力へ進化する条件から外されている」と考えるため。
したがって『オーディナル』における指針としても能力開発以外の人体改造は禁止であり、不良がするような身体を傷つけて装飾する行為も禁止である。
しかしこれはあくまで自らが育成する実験動物(モルモット)に混じり気を与えたくないという科学者としてのこだわりにすぎず、生徒たちのことを思ってではない。
この考え方で周囲に「範を示さなければならない」という論理で機械頼りの他の暗部組織や不良の塊であるスキルアウトを徹底的につぶしたいという欲求を持つ。
ただし、現時点では上層部にもみ消してもらう関係上、従順な演技を行い、反抗的な暗部組織に限定して掃討を行う。
スキルアウト掃討は『オーディナル』で広範に命じられ、暗部掃討に関しては重用する『オーディナル』上位五人を中心とした人材で行わせる。
彼の考え方は科学の街という中で機械や情報システムに依存しないという矛盾を孕んだ理想へと発展し、それを実現するため、人為的なAIM拡散力場への干渉によって能力者集団を制御して大きな個を作り出そうする思考連結実験を行った。
その結果が学級崩壊に至る学生の暴走であったが、それをマッチポンプとして事態を収拾する「先生」役を担い、公的には解決したと見せかけることに成功している。
この失敗を「もともと素養が低かったからだ」と判断して『オーディナル』の設立を決定した。
自身を慕う招蝶を含む指折りの五人のことは他より差をつけて重用しつつも、冷徹に優秀な実験動物としか看做しておらず、「先生」としての生徒へのふれあいも経過観察と称している。

【特徴】
男性とも女性ともつかぬ中性的な姿をしている。黒髪ロングは招蝶と同じだがこちらは嬉しくない。
長身で痩せ型。体格に合うように調整した特注のフォーマルスーツを着用する。
独自の訓練法で「五感」を常人以上に鍛えており、微妙に肌に感じる空気の振動だけで視なくても室内の人数、位置を察知するだけでなく、視力や聴力、嗅覚は狩猟民族かというレベルである。

【台詞】
一人称は僕。二人称は認めている対象相手には君付けの名前で呼び、そうでなく侮蔑対象なら呼び捨て。あるいは怒りを感じるときは「てめえ」と吐き捨てる感じでいう。

「はぁー、てめえら暗部も所詮は道具(きかい)におんぶに抱っこのかす汁野郎か。僕の抱える理想には程遠いんだよなあ。だから消えなよ目障りだし。」

「頑張りなさい、尋花君。大きく育つことを期待しているよ。」

「革新には縛りが必要さ。その中で生き残りに賭けて策略(かけひき)を使うっていうのが素晴らしいことなんだよ、わかる? 僕の教えたい正義っていうのはそこなんだよなあ。」

【SS使用条件】
特になし


504 : ■■■■ :2016/03/18(金) 03:11:02 fvXWL9Og
どうだろう(何とか考えた


505 : ■■■■ :2016/03/18(金) 14:31:21 Hm2mQn1k
今まで他の暗部と戦うような設定持ちの暗部は>>496のような意見や、
「暗部に喧嘩を売るような組織なんかすぐ潰れる」というような意見を受けてボツになってきた。
そのためか今までのオリキャラ暗部は学園都市上層部にはどの組織も従順な所ばかりで、
暗部=殺しや強キャラのライセンスみたいな扱いばっかりで、あんまり変わり映えがしなかった。
そういう意味では、スクールやブロックのように内心では反抗心を持っている暗部は
意外と変わり映えが少ないここのオリキャラ暗部の中では新しいと思う。
あと、暗部全般にいえることだけど新約以降の末路は……………
(新約以降の概要が描かれた元暗部キャラも1人いたが)


506 : ■■■■ :2016/03/18(金) 16:32:51 3.EPMskw
新約七巻でガッツリ暗部キャラ出て来てるし、再編があっただけで暗部はなくなってないと思うよ


507 : ■■■■ :2016/03/18(金) 17:04:02 Hm2mQn1k
つまり新約1巻の一方が行ったとされる暗部解体は、ほとんど無意味だったわけだ
ってこれ以上はスレチか


508 : ■■■■ :2016/03/18(金) 17:30:20 fvXWL9Og
>>505
品評さんくす
ホントは先生設定は他人に丸投げとかいう愚かな考えを抱いてた

そしてすまん、無駄にキータッチが止まらなくてキャラをつくってしまったお
トップが五人しかいないから他の人が参加する枠を残しておきたいのでここで止めることにする
ちょっとくらい過激なキャラが出てもスレ的にご褒美でしょという短絡な考えですはい。その分、アラがあってもおかしくない(

【名前】三途伽藍(さんずがらん)
【性別】女
【所属】科学サイド
【能力】物量天秤(スケールシフト) レベル4
【能力説明】
触れることで異なる物体の質量を入れ替える能力。手放しても五、六分は状態を維持できる。これにより、例えば自動車の質量を米粒レベルに変更し、軽々と持ち上げることができる。
入れ替えられる対象にできる物質の大きさは容積にして最大三十立方メートル、最小一立方ミリメートル。数にして六個(入れ替えるという性質上、対がなければならないので、二個か四個か六個)となる。
彼女はこれを使い、鬼の金棒(デーモンパワーロッド)と呼ぶ長さ八メートル・太さ一メートルクラスの超巨大な鉄製の棍棒を自在に振り回したり投擲する武器として使用する。
駆動鎧を薙ぎ払ったり、トラックを転倒させたりとやりたい放題。

・鬼の金棒(デーモンパワーロッド)
専用武器として用意している。ただの巨大な鉄塊の棍棒ではなく、空気抵抗を減らし、振りやすいよう加工している。

【概要】
浅間学園付属中学二年。
学級崩壊事件で巻き込まれた被害者であると同時に加害者であり、一年留年するはめになっている。本来なら退学も必至であったが、招蝶や「先生」の助けで留年に踏みとどまったという経緯があり、双方を慕う。
スキルアウトや暗部などは元々悪の塊だとしてこれを掃討するのに良心の呵責は一切感じないが、勘の鋭い彼女は薄々と「先生」がそれより深い悪事に手を染めているのではと疑いつつある。
素行は不良の時期を経たこともあって悪いと言わざるを得ず、問題児扱いであるが、徐々に友人の手で矯正されている。
『オーディナル』内では招蝶の「静」と彼女の「動」がうまく合わさるように戦闘スタイルが確立している。
アクティブな性格で趣味もスポーツが多いが、ニチアサのアニメを視聴する隠れた趣味を持つ。数か月ごとに発売されるアニメのDVDボックスを寮内の友人に押し付ける(ポストに突っ込む)。治療のために冥土返しの病院でお世話になったことがある。
その戦闘スタイルから嫌でも悪目立ちするため、その名も『鬼畜ロードまっしぐらな金棒娘』とか『悪い子は日曜夜に現れる六道の鬼畜(シックスロードデーモン)にお仕置きされる』という都市伝説が流れるほど界隈では有名になってしまっている。

【特徴】
茶髪セミショート。くりんとしたアホ毛が特徴だが、コンプレックスらしく普段はキャスケットを被って隠しており、戦闘時にだけ脱ぐ。
野球部に属するいわゆる体育会系で、制服をラフに着こなす。鬼の金棒を扱うため、革手袋をはめている。
熱血というだけでなく頭も回る様で部活でもマネージャー兼コーチを務めるほど。

【台詞】
一人称はワタシ。二人称は親しい場合は名前+さん・くん付け呼び。そうでない場合はアンタ。「先生」のことを「先公」と呼ぶ。

「何々、招蝶さん。あー、「先公」からのオーダーか。じゃあしかたないね。ワンゲーム終わったら切り上げよっかー。」

「スケールシフト、――――『鬼の金棒』の重量を『食べ残しの米粒』へ。逃げるのも戦うのも同じこと。――――全ては圧倒的なオーダーの下でアンタらは平等にひれ伏すだけってねぇ!」

「『不幸だー』って叫ぶツンツンイガグリ頭の高校生にぶつかって弁当台無しにされたぁ? 『オーディナル』の第一位さまが? あっはははははっ、何それ、笑えるからやめてよー!プーププププッ! ・・・・・・ひぃーひぃーひぃー。で、どーせ「先公」に弁当をねだる口実にする気でしょー? そんなあからさまな抜け駆けは許さないよー、代わりにワタシのを分けてしんぜようか。」

「振り向いてほしかったら、あの「先生」を出し抜いて見せるほどの才能を開花させたら、いいんじゃないって思うんだよね。ワタシはそーやって考えて毎日能力の開発(トレーニング)に勤しんでるよ。」

【SS使用条件】
特になし


509 : ■■■■ :2016/03/18(金) 17:34:53 ovlC7rxE
超能力で質量変更は確か……


510 : ■■■■ :2016/03/18(金) 17:38:00 fvXWL9Og
しかし書いて粗に自分で気づいた
質量軽くしたまま当てても全然ダメージにならないよな
ぶつける瞬間に戻せばいいのかな


511 : ■■■■ :2016/03/18(金) 17:44:57 fvXWL9Og
>>509
それが質量保存のことなら、一応仕組みの上では移し替えるだけだから、全体として質量が失われたわけではないということなんだけど、それ以外に何か問題があるなら・・・


512 : ■■■■ :2016/03/18(金) 17:53:23 ovlC7rxE
前スレでこんな意見が出た

>既存の超能力でない限り超能力だから出来る、じゃあ通らないしなぁ。
>ずっと前出たトンネル理論使った透過能力みたいなものすごい複雑で理解が追い付かないなんてことになりそう。

質量を入れ替える事ができるというのを超能力特有の「そういう能力に目覚めたから」で通すのなら首を傾げざるを得ない
おそらくそこまで考慮していないんじゃないかなとは思うけれど質量交換可能な理論みたいなものってある?


513 : ■■■■ :2016/03/18(金) 18:18:46 ovlC7rxE
例えばだけど自動車の質量が米粒レベルになったとして自動車を構成する各物質にはなんの影響も無いのか、
巨大な鉄製の棍棒の質量を低下させたとして棍棒を構成する分子結合に影響は出ないのかみたいな疑問が浮かぶ
物質の中には質量が大きいほどファンデルワールス力(分子間力とほぼ同義)が強く働く性質を持つ物もあるようだけど、
例えば人体の質量を上下させる場合人体構造にどんな影響が出るか想像できないんだけど説明できる?


514 : ■■■■ :2016/03/18(金) 18:19:55 ovlC7rxE
すまん、鉄は分子結合じゃ無かった
そこは無視してくれ


515 : ■■■■ :2016/03/18(金) 18:40:35 fvXWL9Og
こういってしまうと元も子もないが、原作でいうと流体反発(物体に掛かる浮力を変更)っていうのやつも「実際の物体の重さも体積も変わらない」のに浮力の増減が発生する現象という何とも説明し難いんだけど、
個人的にはこれを「ある物理現象に干渉して変化させる」能力だと思っている。
なので能力でこれが可能だというなら、質量を変更することも可能なのではという考え。ヒッグス粒子が質量を定義するんだから、この能力で交換しているのはヒッグス粒子そのものだろうということでもいい

そんで結合に影響が出ないのかという点については、
変更できる最大と最小の質量を既定したのはそれ以上の質量差を交換すると分解されるおそれがあって、干渉値(能力のレベル)を超えるということで制限的にできないということにした
ただ三十立方メートルの鉄と一立法ミリメートルの米の質量差を交換して、結合に影響が出ないかというと疑問があるので解決策としては交換できる質量差を縮める方向かな
まあでも鉄に限らず金属は結合力が高く、なおかつ原子が外力でちょっとズレても再結合するといういわゆる「展性延性」を持つので、耐えられるという解釈もできなくはない。小さいほうは質量が大きくなっても大した問題ではないだろう。


516 : ■■■■ :2016/03/18(金) 18:44:29 fvXWL9Og
質量に影響を与えるのはヒッグス粒子じゃなくて場の方だったのでそっち(


517 : ■■■■ :2016/03/18(金) 18:56:39 ovlC7rxE
つまりこの能力は触れた物体に掛かるヒッグス場を操作する(効能としては入れ替え限定)能力という事なのか
……昔ヒッグスで揉めた事があったような気がするが記憶がおぼろげだ遡ってこよう
一応劇場版小説でヒッグスは禁書世界で実在している事は明かされているのでできない事はないのかな?


518 : ■■■■ :2016/03/18(金) 18:58:56 fvXWL9Og
簡単にまとめた

能力の原理と制限

触れた対象の異なる複数の物体の質量を交換する。仕組みとしてはヒッグス場・粒子への干渉で行う。。
人体や自動車のような複雑な部品構造を持つ物体を対象とする場合、全ての部品の質量が均等に増減するので、たとえば骨の質量が軽くなって肉がそのままということは起こらない(マイルド設計)
質量交換によって結合力に影響を与えるが、バラバラになるとかといった眼に見える影響を与えるようなものは干渉値(能力のレベル)を超える。したがって交換できる質量差は制限がある。


519 : ■■■■ :2016/03/18(金) 19:02:33 ovlC7rxE
>>518
記憶がおぼろげで済まないがヒッグス場はともかくヒッグス粒子操作は過去スレの議論でボツになった筈
ヒッグス粒子操れるなら一方通行は木原神拳に対抗できた筈だとか何とかという意見が出た筈だ
勿論昔の議論なので今ならOKが出るかもしれないが…ヒッグスの議論したスレどこだっけか見付からん


520 : ■■■■ :2016/03/18(金) 19:11:27 3.EPMskw
質量をダイレクトに変えようとするから話が複雑になるんじゃないかな
重量を操作する能力ならどうだろう?
重量を変える能力なら予想できない影響も生まれないし、結果も同じだと思う


521 : ■■■■ :2016/03/18(金) 19:14:39 ovlC7rxE
見付けた16スレの>>355-503までの間にヒッグス議論があったんだった
うーん、この議論なら>>508のヒッグス能力はアリのように感じられるんだが他の意見も聞いてみたほうがいいかもしれない


522 : ■■■■ :2016/03/18(金) 19:18:52 fvXWL9Og
一方通行はあくまでベクトルを操るだけで、学園都市内の能力者の能力を全て再現できる万能ってわけじゃないよ(できるのはAIM拡散力場に干渉できる滝壺だけ
ヒッグス場はスカラー場の一種でベクトルがないから作用できないから一方通行ができないのは当然
なら一方通行ができないことを引き合いにしてヒッグス干渉ができないと導くのは間違いなのではないだろうかと思う
現に精神干渉系は一方通行はできない
とはいえ>>520が言うように重量でもいいかな。納得しやすいならむしろそっちで
重力による重量と慣性力による重量どっちも扱えればより金棒振り回しやすそうだしな・・・


523 : ■■■■ :2016/03/18(金) 19:28:43 ovlC7rxE
>>522
そうだね。俺もそう思うからアリじゃないかと感じた>方通行ができないことを引き合いにしてヒッグス干渉ができないと導くのは間違いなのではないだろうかと思う
ただ、傾向として理論上一方通行に通用する能力があるのをオリキャラスレで認められるかどうかって事が肝心なんだ
単に触れるだけじゃ反射は機能しないだろうし、偶然を装って触れてしまえばベクトルの存在しないヒッグス場への干渉を一方通行は防御できない(筈)
そして、傾向として一方通行に通じてしまう能力はボツになってきた今までの経緯がある。だから他の意見も聞いた方がいいと思ったんだ


524 : ■■■■ :2016/03/18(金) 19:38:09 fvXWL9Og
偶然を装って触れられて死ぬ一方通行っていうのがちょっと予想できない件w
いつ狙われてもおかしくない立場である以上、触れて良い相手以外の予期しない接触に対しては反射の膜を張ってるだろうし、そうでないなら銃で撃たれて死ぬ可能性も十分ある
見解の違いって感じかな

でも既に言ったように重量案なら問題なく解決できそうなので修正して再投下するお


525 : ■■■■ :2016/03/18(金) 19:41:11 ovlC7rxE
>>524
まあ理論上というやつですよ
修正案を再投下されるようなのでここいらでこちらもヒッグス議論から下ります
しつこく食い下がってしまってすみませんでした


526 : ■■■■ :2016/03/18(金) 19:50:30 ovlC7rxE
それと、重力操作と慣性操作の組み合わせが多重能力と受け取られないよう気を付けて下さいね
(重力は引力と遠心力の合力ですからその辺の加減などの調整が能力の主体になるのかな?)


527 : ■■■■ :2016/03/18(金) 20:29:32 fvXWL9Og
自分で書いててあれなんだけどちょっと怖い事実に気付いたんだよ

例えば重いけど動けくなるだけで死なない程度の瓦礫に下敷きになってる奴がいるとするじゃんよ
それをもっと重いそうなのと入れ替えて超重くしたら死ぬやんって思った。ぶっちゃけ金棒より怖い><


528 : ■■■■ :2016/03/18(金) 21:07:43 fvXWL9Og
修正完了

【名前】三塗伽藍(さんずがらん)
【性別】女
【所属】科学サイド
【能力】重量天秤(スケールドバーター) レベル4
【能力説明】
触れる異なる物体同士の重量(引力によって生じる重さと慣性力によって生じる重さ)を「そっくりそのまま入れ替える」という能力で、手放しても五、六分は状態を維持できる。
これにより、例えば自動車の重さを米粒レベルに変更し、軽々と持ち上げて投げ飛ばすことができる。逆に相手の持つ武器の重さをより重いものと交換にして使えなくするなど応用性が利く。
入れ替えられる重さの差は五十トン程度で、その差に収まる物体であれば大小は問わない。ただし、気体や液体は形が特定できないので不可(容器ごとであれば可)
同時に入れ替えられる数は最大で六個(入れ替えるという性質上、対がなければならないので、二個か四個か六個)となる。
彼女はこれを使い、鬼の金棒(デーモンパワーロッド)を自在に振り回したり投擲する武器として使用する。
駆動鎧を薙ぎ払ったり、トラックを転倒させたりとやりたい放題。

・鬼の金棒(デーモンパワーロッド)
専用武器として用意している。形状は五メートル、総重量は三トンの巨大な鉄製の棍棒で空気抵抗を減らし、振りやすいよう加工している。

【概要】
浅間学園付属中学二年。
学級崩壊事件で巻き込まれた被害者であると同時に加害者であり、一年留年するはめになっている。本来なら退学も必至であったが、招蝶や「先生」の助けで留年に踏みとどまったという経緯があり、双方を慕う。
スキルアウトや暗部などは元々悪の塊だとしてこれを掃討するのに良心の呵責は一切感じないが、勘の鋭い彼女は薄々と「先生」がそれより深い悪事に手を染めているのではと疑いつつある。
素行は不良の時期を経たこともあって悪いと言わざるを得ず、問題児扱いであるが、徐々に友人の手で矯正されている。
『オーディナル』内では招蝶の「静」と彼女の「動」がうまく合わさるように戦闘スタイルが確立している。
アクティブな性格で趣味もスポーツが多いが、ニチアサのアニメを視聴する隠れた趣味を持つ。数か月ごとに発売されるアニメのDVDボックスを寮内の友人に押し付ける(ポストに突っ込む)。治療のために冥土返しの病院でお世話になったことがある。
その戦闘スタイルから嫌でも悪目立ちするため、その名も『鬼畜ロードまっしぐらな金棒娘』とか『悪い子は日曜夜に現れる六道の鬼畜(シックスロードデーモン)にお仕置きされる』という都市伝説が流れるほど界隈では有名になってしまっている。

【特徴】
茶髪セミショート。くりんとしたアホ毛が特徴だが、コンプレックスらしく普段はキャスケットを被って隠しており、戦闘時にだけ脱ぐ。
野球部に属するいわゆる体育会系で、制服をラフに着こなす。鬼の金棒を扱うため、革手袋をはめている。
熱血というだけでなく頭も回る様で部活でもマネージャー兼コーチを務めるほど。

【台詞】
一人称はワタシ。二人称は親しい場合は名前+さん・くん付け呼び。そうでない場合はアンタ。「先生」のことを「先公」と呼ぶ。

「何々、招蝶さん。あー、「先公」からのオーダーか。じゃあしかたないね。ワンゲーム終わったら切り上げよっかー。」

「スケールドバーター、――――『鬼の金棒』の重量を『食べ残しの米粒』へ。よっこらせっと。逃げるのも戦うのも同じこと。――――全ては圧倒的なオーダーの下でアンタらは平等にひれ伏すだけってねぇ!」

「『不幸だー』って叫ぶツンツンイガグリ頭の高校生にぶつかって弁当台無しにされたぁ? 『オーディナル』の第一位さまが? あっはははははっ、何それ、笑えるからやめてよー!プーププププッ! ・・・・・・ひぃーひぃーひぃー。で、どーせ「先公」に弁当をねだる口実にする気でしょー? そんなあからさまな抜け駆けは許さないよー、代わりにワタシのを分けてしんぜようか。」

「振り向いてほしかったら、あの「先生」を出し抜いて見せるほどの才能を開花させたら、いいんじゃないって思うんだよね。ワタシはそーやって考えて毎日能力の開発(トレーニング)に勤しんでるよ。」

【SS使用条件】
特になし


529 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:02:40 3.EPMskw
>>528
非常にどうでもいい話なんだけど、
AとBの重量を入れ替える→B重量のAとCの重量を入れ替える
だと
A重量のB
B重量のC
C重量のA
で能力対象三つになるから、個数制限の()内は要らないんじゃない?


530 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:11:24 JiaB3uHk
この能力で一番恐ろしいのって金棒を軽々振り回せることより米粒一つのサイズに50tもの重さを乗せれることにあるんでないかな
50tの米粒とか想像したくもないわ…


531 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:22:47 OvXIuhXg
50tの米粒は凄いけど、米粒ぐらいの重さのものってどんなに巨大なものでもノーダメージなんじゃ…


532 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:27:31 ovlC7rxE
別に重量が米粒でも元の形状や硬度とかは変化しないから色々やりようはあるでしょう


533 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:28:08 fvXWL9Og
>>529
そうじゃないよ><
能力名からも分かるようにA:B、C:Dみたいな関係で入れ替わるんだ
つまりAをBの重さにしたとき、同時にBはAの重さになるんだ。そして能力を切ればAとBはそれぞれ元々の重さに戻る
そういう演算ルールなので、AをB、BをC、CをAにするような玉突き型の入れ替えはできない
玉突き型にすると連動してしまって能力を切ったときに全部元に戻ってしまうしな


534 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:40:05 OvXIuhXg
これは同時に触れないと重量交換できないのかな?
相手の武器を重くして使えなくするのはいいけど、これ重い物を持ち歩かなければいけない事にならん?


535 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:49:23 1snHCZjk
今後の展開次第では麦播裏山死ねになるかもしれないw


536 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:50:08 fvXWL9Og
最初に触れたやつと次に触れたやつの重さを交換する、ただし間はあんまり置けない。
手放しても維持できる時間と同じ、5、6分くらいかな


537 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:53:24 fvXWL9Og
>>531の疑問については>>532みたいに形状で何とかするっていう手と
相手にぶつける寸前で能力を切って元の重さに戻すというアクロバティックな使い方の二通りかな


538 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:57:06 U2hQTt2w
とりあえず身近で想像しやすいものは皆に疑問が湧きやすい、というのは解った


539 : ■■■■ :2016/03/18(金) 22:59:06 1snHCZjk
もしこれが魔術だったらほぼ何事もなくすんなり通ったかもしれんね


540 : ■■■■ :2016/03/18(金) 23:24:47 6IzH3SeQ
魔術は何でもありだからな


541 : ■■■■ :2016/03/19(土) 00:15:38 e2vCHRtk
なんか複雑になりすぎたのでもう少しシンプルにすべきかと思い、>>529>>532の指摘を基にこうして修正した

【能力】重量天秤(スケールドバーター) レベル4
【能力説明】
触れた一つ目の物体と次に触れた二つ目の物体の重量(引力によって生じる重さと慣性力によって生じる重さ)をそっくりそのまま交換するという能力であり、一度触れて使用すれば手放しても五、六分は状態を維持できる。
入れ替えられる重さの差は五十トン程度で、その差に収まる物体であれば大小は問わない。ただし、気体や液体は形が特定できないので不可(容器ごとであれば可)
三つ目の物体に能力を使用すると自動的に一つ目の物体に及んでいる能力の効果が切れ、二つ目と三つ目が重量を入れ替えられた状態になる。このように次々触れて順繰りで重量の交換をしまくることも可能。
彼女はこの能力を使い、主に鬼の金棒(デーモンパワーロッド)を軽くして自在に振り回したり投擲する武器として使用する。
目標に命中する寸前に能力を切ることで物体の重量をもとの状態に戻し、大きな重量の打撃力を与えるといったアクロバティックな手法で駆動鎧を薙ぎ払ったり、トラックを転倒させたりとやりたい放題している。
それ以外にも自動車の重さを米粒の重さに交換し、軽々と持ち上げて投げ飛ばすことができ、逆に相手の持つ武器の重さをより重量のある物体と交換することで使えなくするなど応用を利かせた能力が活躍する。

・鬼の金棒(デーモンパワーロッド)
専用武器として用意している。形状は五メートル、総重量は三トンの巨大な鉄製の棍棒で空気抵抗を減らし、振りやすいよう加工している。


542 : ■■■■ :2016/03/19(土) 01:32:39 E7r.lIyw
ヒッグス議論は正直高度過ぎて参加出来なかったけど、素人感覚の疑問で一ついいだろうか
投擲ならともかく、打撃の直前で重量を元に戻すと慣性とか遠心力で振り抜く分には問題ないんだろうけど
瞬間的にでも3トンの重量を少女の細腕で扱う事になる訳で手首とか折れないの?
あとインパクトの瞬間は重量が戻ってて、相手に大きな重量の打撃力を与えるなら、作用反作用の法則で殴った方も相当痛いんじゃない?


543 : ■■■■ :2016/03/19(土) 02:01:20 e2vCHRtk
瞬間的に慣性力が米粒分の重さから3トン分の重さに変わるだけで、その力は振り抜いた方向に働くわけで、
振っている方向と違う方向に負担がかかるなら手首が折れるかもしれんけど、手首を振ってる方向に重力がかかるんだから大した負担にはならないんじゃないかな
そんで作用反作用もバットのような細長い物体に受ける衝撃がそのまま全体に均等に伝わるわけじゃなく、根元を握ってる手に影響はたいしてないように思う


544 : ■■■■ :2016/03/19(土) 02:04:07 e2vCHRtk
勿論負担がゼロってわけじゃないからグローブ的なのはしてるけど


545 : ■■■■ :2016/03/19(土) 04:43:39 igW2jRcI
というかこれ、地面と水平方向に振り抜くのは無理じゃない?三トンの力が加わった瞬間にその物体は地に落ちる
有効な打撃法は相手の頭上に振り降ろす、その方向だけが有効に思える


546 : ■■■■ :2016/03/19(土) 08:30:31 ztcOnL4c
>>541
さすがに50t=50000kgは盛りすぎなような気がする。あわきんの能力でさえ限界重量そんなにないし

>>539
確かに魔術なら50tでも何も言わなかったかもしれない
最も、俺自身や多くの読者に、
魔術>>>>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>>>科学な考えや
レベル5=踏み台・雑魚ってイメージが植えつけられてるせいかもしれないが


547 : ■■■■ :2016/03/19(土) 13:23:53 e2vCHRtk
>>545
重量があるものは動かしにくく、動き出したら止めにくいという性質がある
ならば、最初に軽い状態で動かした状態で、重い状態に戻しても、動いてる状態は不変なのだから、止めにくいっていうのが正しいのであって、止まって落ちるってことはないんじゃないかな?
だから水平方向に動かしても問題ないように思う

>>546
テレポートはことさら異次元を通すという仕組みで演算が難しいことが強調されてるからあてにはならないけど、
とりあえず50トンといえばMBT一両分だから、戦車を木の葉のように持ち上げて投げるくらいの能力だと思えばいいんじゃないかな
大能力者は軍隊において戦術的価値を得られる能力なわけだから別段強すぎるわけではないと思う。
ていうか魔術師には制限がないという論理もおかしくて理論は違えど奇跡を生み出す意味で能力者と同じなんだから、威力を出せるかどうかはそこに至る過程次第だと思う
能力者と魔術師が違うのは、能力者があからさまにレベルという枠で出力制限を受けるからであって、魔術師はレベルはないが、魔力と知識の量という枠で出力制限を受けている
だから魔導書や魔法陣が必要だし、場合によっては個人じゃなく聖歌みたいな集団単位の魔術を使用したりするんだろうし、
魔術師もパワーこそ最強みたいなのはアックアとかみたいな右席陣や聖人、ステイルみたいな天才一部であって、本来の魔術師は闇咲さんみたいな地味な魔術を駆使してるんじゃないのかなあ(シェリーとかもゴーレム作れるけど見る限り能力者と差はあんまりないわけで
あと能力者側は多重能力が禁じられてるという点も大きいが、禁じられていなければテレポート&大気系能力&精神系能力みたいになって強力になる要素はある
いくら原作でどんどん魔術師(もはや魔神)のインフレをしてるからと言って一般の魔術師>能力者っていう考え方は安易だし、魔術師だから許されるっていう理由にはならないんじゃない?
魔神級かもしれないけど到達できないレベル6と既に到達されたどころか既に元からいた魔神という業界の差がでかいだけ

まあこの辺は持論だけども。


548 : ■■■■ :2016/03/19(土) 13:34:20 RZx2z3yw
とある一方で出た摩擦係数能力者は120トンの負荷も普通に防いでいたっけか
能力によるけど一概に原作の空間移動係の重量制限を当てはめない方がいいと思うな


549 : ■■■■ :2016/03/19(土) 14:04:04 kLpGw4Wo
流石にレベル5=雑魚とかまで言われるとイメージで語ってる感が強すぎて何言ってんのと言わざるを得ない
美琴は聖人相手に五分五分だぞ?しかも性格上殺し技を禁じた上で
魔神=脳幹先生・☆、聖人その他=レベル5、その他=その他で原作登場済みの戦力だけでも釣り合いはとれてるじゃん


550 : ■■■■ :2016/03/19(土) 14:41:17 Jdl7ibns
>重量があるものは動かしにくく、動き出したら止めにくいという性質がある

この理論で言うと『振り抜いた重量3㌧のもの』を止めるのもムズカシイとなる訳だが(重くて持ち続けられなくなるのもあるし)
殴った直後にまた軽くすんの?


551 : ■■■■ :2016/03/19(土) 16:13:26 e2vCHRtk
>>550
軽くするつもり
ただまあ、それにしても武器を使う方が能力使いづらいという致命的な問題が出てきたな
戦闘でのギミックにこだわる意味では武器を使いたいけど、小手先の修正だと難しくなってきた感じ
武器なんて使わず駆動鎧を米粒並み重量にして蹴とばせばいいだけだしな・・・


552 : ■■■■ :2016/03/19(土) 16:15:06 e2vCHRtk
水平移動は止めて指摘通り、垂直降ろししかできないとして、それの有用性を考えることにするw


553 : ■■■■ :2016/03/19(土) 16:27:35 e2vCHRtk
連投になってしまうが、ちょっと思いついたバカげた案を提示するのでダメっぽかったら行ってくれ

金棒を振り抜いて当てる瞬間に金棒の元の重量に戻す。そして当ててすぐ重量を今度は自分の体重と交換す
良い案だと思うんだが


554 : ■■■■ :2016/03/19(土) 17:57:35 e2vCHRtk
何とか説明を加えて修正した

【能力】重量天秤(スケールドバーター) レベル4
【能力説明】
触れた一つ目の物体と次に触れた二つ目の物体の重量(引力によって生じる重さと慣性力によって生じる重さ)をそっくりそのまま交換するという能力であり、一度触れて使用すれば手放しても五、六分は状態を維持できる。
入れ替えられる重さの差は五十トン程度で、その差に収まる物体であれば大小は問わない。ただし、気体や液体は形が特定できないので不可(容器ごとであれば可)
三つ目の物体に能力を使用すると自動的に一つ目の物体に及んでいる能力の効果が切れ、二つ目と三つ目が重量を入れ替えられた状態になる。このように次々触れて順繰りで重量の交換をしまくることも可能。
後述するように鬼の片棒は見た目に反して使い勝手が悪く、サブウェポンの扱いである。

・鬼の金棒(デーモンパワーロッド)
専用武器として用意している。金棒というネーミングだが実際はタングステン鋼製の四メートルのメイスのような形状をしており、総重量は三トン。
打撃の部分は空気抵抗を減らす工夫を凝らし、持ち手となるグリップには打撃を与えた瞬間に微妙に後方へ刃がズレて力を逃がして伝えないような構造が備わっており、衝撃で手首を痛めることはない。
使い方はまず振りやすい適度に軽い重量に交換し、目標に命中する瞬間に元の重量へと戻す。命中した後は再び軽い重量に交換することですっぽ抜けることを防止する。この性質上連撃には向かない。
命中すれば大重量の打撃を与えられるが、振る方向は垂直か水平かというパターンに固定されるため軌道が読まれやすいという弱点がある。
あえて身体に分相応な大きさで使い勝手の悪い武器を使うのは見た目が与える強烈な印象


555 : ■■■■ :2016/03/19(土) 18:02:07 e2vCHRtk
最後の行が抜けてた
>>印象で能力本来の使い方を誤読させる意味があり、鬼の金棒を相手に切り札だと思わせて近づき、駆動鎧やトラックなどを米粒並みの重量に交換することで軽量化し、直接蹴り飛ばしたりするほうがメイン。


556 : ■■■■ :2016/03/19(土) 18:28:11 LkY74dPM
駆動鎧って中に人が入ってない場合だよね
中の人ごと一気に重量操作出来るの?人間と機械はまったく別の物体だと思うが
駆動鎧だけを米粒くらいに軽量化しても中に人が入ってたらそうそう蹴り飛ばせないよね


557 : ■■■■ :2016/03/19(土) 18:38:07 e2vCHRtk
>>556
蹴とばすってまあバランスを崩させて転倒させるくらいになるんかな
蹴り飛ばすってそういう意味もあるし。もちろん、無人ならボールみたいに飛ばせるだろうし


558 : ■■■■ :2016/03/19(土) 21:00:18 RZx2z3yw
能力内容に異議を唱えはしないんだけど例に挙げた自分の体の重量と獲物の重量の入れ替えは止めた方がいい
獲物の重量3トンが自分に適用されるという事は自分の体重が3トンになるよう重力場が作用するという事だ。
身動きすらままならなくなるどころか複雑骨折や筋肉断裂になる可能性高じゃないかな


559 : ■■■■ :2016/03/19(土) 21:45:20 RZx2z3yw
強いて言えば上限50トンはいいとして下限も設けた方がいいような気はする
1グラムの物体を50トンにする場合作用する重力場の強度はどんだけになるという話だから
異議を言うつもりは無かったんだが上のレス投下後にあれ?って思ってしまったから。すまん


560 : ■■■■ :2016/03/19(土) 21:48:01 kLpGw4Wo
そこまでは必要ない気が
どんだけも何もその重力場をどうこうする能力なんだしな
あまり厳密に見すぎると、どんな能力だって違和感出てくると思うし


561 : ■■■■ :2016/03/19(土) 21:56:04 RZx2z3yw
それもそうだな
>>559は聞かなかった事にしてくれ


562 : ■■■■ :2016/03/19(土) 22:00:16 IMAr2FhE
ここ数レス見てると、鬼の金棒(デーモンパワーロッド)が3トンという設定が余計な足かせになっているように思える。
実際100kgくらいでもだいぶ重いよ。あとキャラ自体の身体能力が非常に高いとしても、さすがに能力とか抜きで女の子(仮)が
3トンの棍棒振り回すのは、「先生」が嫌っている何らかの肉体改造等でもやってない限り厳しいかと。


563 : ■■■■ :2016/03/19(土) 22:30:36 e2vCHRtk
アスカロンも同サイズだけど200㎏だからな
ってことで3トンは重すぎると感じたんで300kg設定にするわ


564 : ■■■■ :2016/03/20(日) 14:06:50 .QIUN94E
【組織名】蓬莱ガールズ
【概要】
動画投稿サイトを中心に活動している四人組のインディーズアイドルバンドグループ。
可愛らしい外見とは裏腹の能力を用いた本格的バンドパフォーマンスが魅力的。
露出は少なめだが、最近動画サイトのイベントなどに顔出しも始めて人気が出て来た。
メンバー全員が高校一年生であり、活動(動画投稿)は中学時代から行っている。
メンバー間の仲は結成当初から今に至るまで良好。目指すはメジャーデビュー。
ちなみに蓬莱ガールズの由来はホーライ(ギリシャ神話の四季の女神達の総称)から。
(メンバー全員の名前に四季が含まれているため)


【名前】秋霜 杏沙(あきしも あずさ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】発電能力(エレクトロマスター) レベル2
【能力説明】
一般的な電撃使い。出力はそこまで高くないが、慣れている為直流電流を流し
電子機器の電源代わりになることができる。でもけっこう重労働らしい。
【概要】
葵葉中学付属高等学校一年生の少女。蓬莱ガールズのドラム兼電源担当。
能力の関係上パソコンに強く、そこから動画投稿も担当している。
動画投稿の延長線上で、イベントなどでの窓口役も買って出ることが多い。
総じて裏方総括といった役回りで本人もそれが性に合ってると思っているが、
アイドルとして最低限の華がなくてはという謎のプロ意識から、人前では
意図的に、普段とは似ても似つかない苛烈な雰囲気のキャラクターを演じている。
といっても無理をしている訳ではなく、本人はいたって普通に楽しんでいる。
でもたまにボロが出る。あと全体的にお粗末。(そこはご愛嬌)
【特徴】
黒髪をショートボブにした少女。普段は眼鏡をかけているが人前に出る時はサングラスになる。
ステージ衣装はパンク風味だがそこはかとなく服に着られている感が否めない。
【台詞】ステージ中は無理にテンションを上げてる感がある
「自前の照明設備だけじゃ無理があるかなぁ。光学系の能力があれば楽なんだけど」
「ねね、聞いて! Nムービースのイベントにオファーが来たんだよ!」
「ヒャッハー!! うぇえええい! うぇっ、ぇっ、げほっ!」
「(…………今の編集でカットしとくから)」
【SS使用条件】
とくになし


565 : ■■■■ :2016/03/20(日) 14:52:53 t3V0z99.
杏は夏の季語(花だと春)だけど別にいっか


566 : ■■■■ :2016/03/20(日) 15:09:46 .QIUN94E
>>565
それ言ったら霜とか混じってるし、細かいことは気にしない方向で


567 : ■■■■ :2016/03/21(月) 02:05:45 U00C7ZXQ
【名前】ソフィ=エッジクラスト
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『月虹の吸血鬼(ナイト・レインボウ)』
【能力説明】
血=虹と見立て血液を虹色にしたり血から様々な虹を創造する魔術を端に発し、遂には吸血鬼創造にまで届いた虹魔術。
とはいえ世に言う『カインの末裔』を創造したわけでは無くとある地方に伝わる吸血妖怪を創造したわけだが、幾つかの共通点からソフィは吸血鬼という呼称を用いる。
古来より虹は血と同一視される伝承が世界各地に存在する。また、虹を指で指してはいけないという伝承は更に多く世界に存在する。
それは虹に敵対する行為を禁忌と見做し、禁忌を冒した者達は虹によって災いを齎され、遂には虹に喰われてしまうと考えられていたからである。虹は神秘であり不気味でもある怪物のような存在で、敵対すると祟られるという構図である。
虹の色は虹の血であると同時にそんな喰われた者達の血であるという伝承も存在し、ソフィはそこから血=虹と見立て、血液を虹色にしたり血から様々な虹を生み出す魔術『鮮血の虹』を作り出した。
これは世界に散らばる虹伝承を魔術として行使する為の土台だったが、ソフィは東南アジアに暮らす民族に伝わる吸血鬼伝承を元に自らを吸血鬼にする魔術を創造した。
およそ人体において血液が関与しない部位は存在せず血液が骨肉を作り出し支えているのである。よって、『魔術的な血液は骨肉を魔術的に作り変える事ができる』という解釈の元、ソフィは人体を東南アジアに存在する伝承中の吸血鬼に作り変える魔術『月虹の吸血鬼(ナイト・レインボウ)』を生み出したのだ。
魔術『月虹の吸血鬼』によって吸血鬼化したソフィだが、元の吸血鬼の人間に負けた逸話から各地の吸血鬼に見られる怪物的な膂力は存在しない。
しかしながらその身体は虹の特性上身体を霧散化する特質を有している。骨や内蔵さえも虹色の霧となって散り、後に再生する。
ソフィが扱う伝承における吸血鬼や虹は水を吸い、水を扱う象徴であった事から莫大な水を縦横無尽に操る数々の水属性魔術を会得している。
水属性魔術の中で一番強力なのは莫大な虹色の水を双頭の蛇のように操り対象を圧倒的な奔流で以て圧砕するだけで無く与えた傷口に虹色の水が付着し体内の血液を抜き出す仕様を有する『双頭の虹蛇(ベルラン・カン)』。
人体を魔術的に作り変える魔術によって自分の身体だけで無く他人の身体を作り変える事ができる。具体的には他人の身体を流れる血液を抜き出し、代わってソフィが作り出した虹色の水を注入する事で作り変える(伝承的に血の代わりが水で務まった逸話から水から様々な血を作り出せるようになっている。勿論血は虹に変化させられる)。
他人を吸血鬼にする事はできないが、吸血鬼もどきにする事は可能。ソフィに絶対服従し、血に飢えた生物となる。
この他に虹を橋と見立て撃墜術式を受けずに空中を移動する&虹を釣竿と見立て一方向限定ながら虹の端から端へ瞬間移動する魔術『虹梁』、虹の発信地点である自身の周囲に発生させた虹に物品を収納する『虹甕』、
乱射する数多の虹に触れた物体を腐食させる『虹蜺』、目に見える太陽もしくは月の周囲に暈を発生させ祟りの始点とする呪術魔術『白虹』(太陽の場合)or『月虹』(月の場合)などを操る。
元の吸血鬼が夫婦の妖怪であり、日中に見えるような濃い虹が夫・夜間に見えるような薄い虹が妻だった関係から日中は男・夜間は女の吸血鬼に変化している(その方が力は増す)。


568 : ■■■■ :2016/03/21(月) 02:06:07 U00C7ZXQ
【概要】
非十字教系の魔術結社『異なる力(ヘテロダイン)』に所属する魔術師。魔術名『艶やかな鮮血の上を鬼が闊歩する(lamia666)』。
ハワイ出身。魔術を操るネイティブハワイアンの末裔。幼い頃マウナケアで目にしたナイト・レインボウに偉大なる神秘性を抱き、虹にまつわる伝承を扱う魔術師となった。
マウナケアに建設される天文台に現地民が反対の声を挙げている活動にも参加しているなど自己主張をはっきり行う勝気な女性だが魔術による実力行使は控えている。
世界を旅している間にベトナムに存在する吸血鬼伝承を知り、『虹魔術を存分に扱う身体』として虹の化身たる吸血鬼になる魔術を開発した。この時今の魔法名を己の胸に刻んだ。
『異なる力』内では捕らえた敵対魔術師の尋問役をこなす。敵を吸血鬼もどき化させ情報を引き出し、更にはその敵を元の魔術組織に送り込み内部崩壊させる手管を見せる。
実は男嫌い。現代風に例えるなら合コンなど見向きもせず女子会に没頭するタイプの女性。よって男性タイプの吸血鬼になる事がとても苦痛。
魔術名の『月虹の吸血鬼』を『白虹の吸血鬼』にしなかったのも男性タイプの吸血鬼を表す文字より女性タイプの吸血鬼を表す文字が良かったから(後は単純に『月虹』に吸血鬼らしく『月光』を掛けている言葉遊び)。
しかし、日中の魔術戦闘においては男性タイプの吸血鬼の方がより力を増す為嫌々ながら変化している。間違ってもソフィを「男装趣味の痛い女性」とか「ヒーフィメール」などと呼んではいけない。即刻吸血鬼もどきの仲間入りである。
逆に女の子は大好き。ボスのセルウィー=アウスウェイトを溺愛し、可愛らしい彼女に近付く悪い虫(=男)をしっしと追い払っている。
とはいえ、結社内の男性魔術師と実戦で連携する際に齟齬を来すような愚かな真似は犯さない。ようは気分の問題でありそれ以上でもそれ以下でも無いのだ。
十字教と科学サイドによって破壊された多神教関連の遺跡を保護する活動の性質からか似たような理念を有する魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』の魔術師と行動を共にする機会がある。
時には情報交換を、時には共闘するなどを積み重ねていった結果現在では『多からなる一』と交渉する際の窓口のような立ち位置となっている。
【特徴】
透き通るような黒い長髪は毛先が針のように尖って見える程癖っ毛が無いサラサラ感を携えている。切れ長の虹色の瞳。伸ばす髪により右目が隠れがち。身長168センチ。20代後半。
鋭く尖った牙を生やす。男の吸血鬼に変化する時は牙が更に伸び長髪は白髪となる。女の吸血鬼に変化する時は爆乳になり長髪は銀髪となる。男性時は渋い低音ボイス。女性時は高めの可愛らしいボイス。
虹の透かし装飾が入ったノンバイトーを被る。ホワイトカラーの生地に虹色の蛇が描かれたアオザイドレスを着こなす。各所にアレンジを施しており、メンズ用としても通用する。
【台詞】男性タイプ・女性タイプ問わず一人称は「私」で統一。比較的口調は荒い。
「えぇと、『多からなる一』の連中と接触するのは明朝でいいんだっけか。共闘までは期待しねぇが精々有益な情報交換になる事を期待しようかね。あの辺は奴等にとっても大事な文化遺跡だ。鬱陶しい連中に汚される事を良しとはしねぇだろう」
「しっし!お前等にセルウィーちゃんに触る権利はこれっぽっちもねぇ。セルウィーちゃんを抱っこしていい子いい子するのは私だけの特権だぜ?」
「ああん?お前今何て言った?『男装』?おーおー、そうかいそうかい。わかったよ。痛い程理解したぜ。お前が死ぬ程血に飢えた化物に仲間入りしたがってるって事はよ。なら、さっさと喰われちまいな…血塗られし虹色の吸血鬼(おに)にな!!」
【SS使用条件】
特になし


569 : ■■■■ :2016/03/21(月) 22:12:34 Cw7kJsbI
【名前】アレドラ=スキャンピノウ
【性別】女
【所属】科学
【能力】十字聖火(ゴッドブレス)
【能力説明】
任意の地点に発生した魔法陣から、炎が噴出する“魔術”――とされている。
炎の温度はゆうに2000度を超え、学園都市の尺度で言えば大能力に相当する。魔法陣の発生というラグはあるものの、突如現れた位置からの攻撃は脅威。
ただし、発動の前には手に持った専用の『光る十字架』で十字を切る必要がある。


――というのは、全て彼女の妄想である。
いわゆる暗示型の能力者で、マーキングした箇所(この場合十字架型レーザーポインターで魔法陣を投影した箇所)から炎を噴出する能力。
十字を切るという動作も、一定の動作を行うことで思考をクリアにし、演算の不純物を取り除くという意味合いが強い。
【概要】
神学校の五月学園(神学研究部門ローマ正教書物研究科)に所属していた少女。現在は除籍処分を喰らっており、落第防止のお世話になっている。
思い込みが強く夢見がちな性格で、平たく言うとキチガイ一歩手前。自分を神の使徒だと本気で信じ込んでおり、奨学金も『外』の怪しいオカルトグッズに消えているとか。
意外と外交的な性格であり、『布教』と称して日中は出歩いている為(印象の好悪は別として)顔見知りは非常に多い。
なお、使徒を自称するわりに肝心の十字教の教義についてはわりといい加減。というか、自分の信じることと異なる話は基本的に聞かない。
本人は至って善良(なつもり)なので、もしかしたらアジテートハレーションの時も粗製濫造ヒーローの一人として出て来ていたかもしれない。
【特徴】
真っ黒いローブを身に纏った少女。下はシスター服だが、フードは被っていない。
ウェーブがかった肩くらいの長さの金髪で、目はどす黒く濁ったドブのような碧眼。
だいたい中学二年生くらいで、発育はそこまでよろしくない。
【台詞】たまに第〇章、××節、と言ってからそれっぽいことを格言を言うが、もちろん全部適当である。
「第53章、9節、『溺れる者はとりあえず助けよ』。目の前で困っている人がいたら、まずは助けるものです。話を聞くのはそれからでしょう」
「ですから、ロキの福音書にスカンジナビアの民への書簡がありますでしょう? その56章1節の話をしているんです」
「五月学園であれば私の信仰をより深められると思っていたのですが、どうやら私の信仰は既に深まりすぎていたようでして……私の正しすぎる真実は、他の方々にはまだ受け入れられなかったのです。ただ、誤っているとはいえ世の秩序はそれでうまくまとまっているのです。私は正しい情報により人々を渾沌に陥れる悪趣味はございません。だから、自分から引くことにしたのですよ」
「第1章、1節、『ここで退いたら全部終わり』。…………ああ! 神よ! 私の信仰の深さをご覧ください!!」
【SS使用条件】彼女に正気は存在しません


570 : ■■■■ :2016/03/21(月) 22:48:04 03oQgcB.
五月学園はもうそっとしておいてやれよw

>もしかしたらアジテートハレーションの時も粗製濫造ヒーローの一人として出て来ていたかもしれない。
でもこのあたりは個人的には気に入った。


571 : ■■■■ :2016/03/22(火) 01:31:42 yWYO8G8U
【名前】遊留祇咲士(ゆるぎ えみし)
【性別】男/神道系遠野派
【所属】魔術
【能力】国津神『アラハバキ』と『クナトノカミ』
【能力説明】
『境界を越える客人神(アラハバキ)』
国津神の一柱にして、東北・関東で広く祀られる女神アラハバキの伝承を元にした魔術。
アラハバキは謎多き神であり、その神格が何を司っていたのかについては大和朝廷による支配から意図的に削除されており、今日に伝わるのは断片的な情報に留まる。遊留祇は遺跡の発掘や古文書の解析によってアラハバキの神格を浮き彫りにする事に成功し、さらに独自の解釈を加える事で一つの術式へと昇華させた。
荒脛巾(アラハバキ)はその名からも分かるように健脚の神として知られる。その神威を解放する事で、術者は聖人の速度域に迫るほどの高速移動が可能となる。ただし向上するのは『走る』という運動の中で発揮される脚力とそれに付随する全身の筋力だけであり、格闘で聖人並の膂力が得られる訳ではない。
またアラハバキは代表的な客人神(まろうどがみ)の一柱でもあり、主祭神の客分たる神として特に関東・東北地方では相当数の祠が存在し祀られている。来客たる『まろうど』の属性を持つアラハバキは元来旅の神であり、その神格の解放は術者に空間移動を可能とする。具体的にはアラハバキが祀られている社や祠、後述する『標杖』でマーキングした座標に瞬時に移動する事が出来る。
他にアラハバキは大和朝廷に服属せず出雲から追われた蝦夷(えみし)の人々の守護神ともされ、彼らの持つ優れた製鉄能力を神格化した存在であるという解釈から、鉄と鉄を含む合金(炭素鋼及び特殊鋼)の操作が可能となる。手持ちの鉄製品の他、周囲の土壌から取り出した鉄を武器などの様々な形状に変化させ獲物としたり砲弾として射出したりするのが遊留祇の主な攻撃手段となる。

『境界を隔てる塞の神(クナトノカミ)』
国津神の一柱にして、一説には女神アラハバキと夫婦とされる男神の伝承を元にした魔術。
クナトノカミは境の神の一つであり、塞の神、障の神、道祖神、道陸神、手向けの神などとも言われ、村や部落の境にあって他から侵入するものを防ぐ神である。境は古来より未知の世界と接する所として最も危険な場所と意識されており、畏怖の念を抱く場所であるため、祀られる神の性格もまた恐ろしい威力を持つものとして信仰されている。
クナトノカミの術式は一種の結界魔術であり、『塞の神』と刻まれた鋼鉄製の杭を地面に突き刺す事で、指定した範囲(人一人分から最大で小さな集落を覆う程度)に堅牢な結界を展開する。結界は強度の制限内であれば、魔術・物理問わず外敵からの攻撃を自動的に反射する。結界の強度はローマ正教の司教クラスに匹敵し、個人で扱うレベルとしては申し分ない。
またこの結界を張るための霊装として用いる鋼鉄製の杭はクナトノカミの神体であり、夫婦神のアラハバキとのリンクが発生する。即ちアラハバキが客人神として渡り歩く祠の代用品という役割を持つ『標杖』として機能する。遊留祇は量産型の『標杖』を遠野派勢力圏内の各地にこっそり設置し、空間移動の目的地としてマーキングしている。有事の際は『標杖』を頼りに攻撃を受けている同志のもとへ馳せ参じ、結界を展開する。


572 : ■■■■ :2016/03/22(火) 01:32:37 yWYO8G8U

【概要】
神道系遠野派を率いる魔術師。組織の内外を問わず、指導者を意味する『梟師(タケル)』の異名で呼ばれる。魔法名は『和を以って貴しと為す(Accordare001)』という、個人至上主義の魔術師としてはある意味異端の存在。
十年ほど前に自身の魔術結社『まつろわぬ魂を受け継ぐ者』を率いて混沌としていた遠野派に合流し、並々ならぬ手腕で以て組織全体を纏め上げ、そのまま東日本最大規模の魔術結社の長となった男。全盛期を過ぎた今でもその実力とカリスマ性は色褪せてはいない。
普段の彼は飄々とした態度でつかみどころのない人物だが、座右の銘は魔法名と同じで調和を何より重んじる。例え拳を交えなければならない相手とでも、単に力でねじ伏せるのではなく対話を通して一つになろうという姿勢は昔から変わらない。組織の長として甘いのは自覚しており、部下からも度々苦言を呈されるのだが、そこだけは譲れない彼なりの矜恃である。
活動の拠点は岩手県を中心とした東北地方だが、広大過ぎる勢力圏を持ってしまった遠野派の調和を保つために、合流した魔術結社や魔術師個人の生の声を聞きたいという理由から自身の術式で遠野派の勢力圏内を飛び回っている。旅先の同志たちと絆を深める時もあれば、止むを得ず袂を分かつ時もある。
未だ現役の魔術師だが、遠野派の行く末を見据えて自身の後継者育成にも力を入れており、次の『梟師』候補として三人の弟子を取り、秘密裏に指導している(そういう意味では、彼はエリザリーナと同じ『魔導師』と呼ばれる存在でもある)。自身とは思想もビジョンも異なる弟子たちの内、誰が遠野派を率いるのに相応しいかは未だ決めあぐねている。
【特徴】
背が高くがっしりとした体格の壮年男性。年齢は四十代半ば。
若干白髪が交じる髪を頭髪料でオールバックにしている。普段は半開きの双眸は見開かれた途端に鋭い眼光を放ち、彫りの深い顔は日に焼けて、整えられた口髭からは滲み出るダンディズム。
旅に出る時はバックパッカーのようなラフな格好。バックパックの中には『標杖』の予備や獲物として使う鉄類が入っている。遠野派の代表として他の魔術結社と接触する時などフォーマルな場では一張羅のスーツを着こなす。
実は周囲に隠しているが遮光器土偶グッズというニッチな商品の愛好家であり、拠点の私室には自身のコレクションが並んでいる。
【台詞】
一人称『僕』、二人称『君』、三人称『彼/彼女』など。呼び掛ける時は『〜〜さん』。特に親しい仲間に対しては呼び捨てや砕けた口調を使うが、基本的に敬語。
「ようこそ神道系遠野派へ、我が新しい同胞たちよ。僕が代表の遊留祇咲士です。皆からは『梟師』と呼ばれる事が多いですがね。ともあれ、僕ら遠野派は君たちの合流を歓迎します」
『暫く旅に出ます。何かあったら呼んでください』(拠点執務室に残されていた書き置きより)
「『和を以って貴しと為す』……、自分でも分かってはいるつもりですよ。僕の思想が普通の魔術師のそれから大きく外れている事くらいは。それでも、僕は自分の意思を曲げるつもりはありません。『調和』を以て遠野派を纏め、不満があればまず話し合わないと。不都合な物事を暴力で解決するのは、対話を尽くしてからでも遅くはないはずですから」
「三人とも、自分の気配は十分に断ちましたね?宜しい。それでは本日の課題は鬼ごっこです。範囲は県内全域、第三者に迷惑を掛けなければどのように逃走しても構いません。僕を迎え撃つのでも結構。日が落ちた時に僕から逃げ切れた者は課題クリア。捕まった者の夕餉はお預けです。では皆、張り切っていきましょう」
【SS使用条件】
特になし


573 : ■■■■ :2016/03/22(火) 21:55:09 4glMmaKA
捜査五課が消えているということは保管庫の管理人帰ってきたんだ
最近少しずつスレに人が戻ってきてるっぽいな


574 : ■■■■ :2016/03/22(火) 22:20:40 eTBHAd5Q
保管庫管理人さん戻ってきたなら、誤登録で複数存在するキャラや五木ひろしもどうにかしてほしいな・・・


575 : ■■■■ :2016/03/22(火) 22:32:41 fd57Rnso
取り合えず誤登録で消すべきキャラ全部張ったら?
多分久しぶりだし把握してねえと思うよ


576 : ■■■■ :2016/03/22(火) 22:46:36 eTBHAd5Q
それもそうか。とりあえず俺が知ってる範囲のみ。

ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/225.html
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/226.html
両方とも
煙永流美(ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/213.html)の誤登録。
同じようなキャラは他にもいるかもしれない。

五木ひろし
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/591.html
各スレ最後の安価キャラ第1号。何でもかんでも無差別登録する人のせいで誤って登録された。

チェイソン・ロイ
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/548.html
ボツ認定にも関わらず勝手に登録されたキャラ。たぶん永遠に審議中


577 : ■■■■ :2016/03/22(火) 22:52:23 eTBHAd5Q
あと削除以外にも、
作者が今もいるかどうか不明だが、
「岩見祥吾(ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/500.html)を永山勇(ながやま・いさむ)に改名してください」
(この談話室の書き込み自体が本当に作者のものかどうかも不明だが・・・)

とか、

天童寺学園SS(ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/2437.html)のタイトル間違い
(現在、誤タイトルで天道寺学園SSというタイトルになっている)

も、あったな。


578 : ■■■■ :2016/03/23(水) 02:15:01 Y0nMgrOk
【名前】天藤 瑞(てんどう みず)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『煙の赤竜』
【能力説明】
『金太郎の母』である山姥……貶められた山の女神をモチーフにした術式。
金太郎の母が通じたという山神たる全長10mの赤い竜を構成し、使役する。
金太郎の母が赤い竜と通じたのは夢の中である為、護摩木を燃やして、
術者の脳内にある赤い竜の像を生じた煙に投影して操作する必要がある。
赤い竜が用いるのは主に風や炎による攻撃で、ちょっとした戦術兵器程度の威力はある。
本質は煙である為基本的に不死身だが、大規模な風などには弱い。
【概要】
少女四人で構成された遠野派系結社予備軍『百花繚乱』のリーダー格。
『百花繚乱』の目的は妖怪に零落した女神を研究し、貶められた女神の格を取り戻すこと。
天藤の場合は集落の信仰している女神の名誉が貶められているのが許せず活動を始めた。
この通りわりとプライドの高い性格だが、普段は飄々としていて呑気。
ただし、キレると手が付けられなくなる。
【特徴】
黒髪黒目な深窓の令嬢風味な美少女。ただし、表情はけっこう豊か。
『街中で着ていても浮かない巫女服』という感じの服装をしている。
キレると瞳孔が小さくなったりして顔芸をかます。
【台詞】
「なっははは〜。でさでさ、今度駅前に新しいブランド店がオープンしたんだって!」
「ん〜。ちょ〜っとオイタが過ぎるかにゃ〜ん?」
「何って? んふふ、私は私の信じる神様の名誉を取り戻したいだけだよ〜」
「身元も分からん程のウェルダンにされたくなけりゃ無様に命乞いするしかねぇっていう、
 世の中のルールも分っかんねぇのかクソ魔術師サマってのは!! あァ!?」
【SS使用条件】
とくになし


579 : ■■■■ :2016/03/23(水) 14:05:17 6.IxMYr.
童話というか、小説を術式に組み込むことってできたっけ。


580 : ■■■■ :2016/03/23(水) 15:51:14 Gv1P.A.U
小説を基にした術式は原作にも事例がないから難しいな。
度合いとかにもよるけど、原作のサンドリヨンの童話をもとにしたシンデレラがあったから、
俺はアリかなと思う。


581 : ■■■■ :2016/03/23(水) 17:07:59 Y0nMgrOk
アスカロンとかあるし、たとえば指輪物語の何とかを
実在の技術で再現してみたみたいなのはアリだと思う

確かクトゥルフ神話群もそんな感じだったよね?
超凄い魔術師が神話体系丸々作ったって話だった気がする(うろ覚え)


582 : ■■■■ :2016/03/23(水) 21:38:52 6.IxMYr.
やりすぎた感が否めない、指摘の方よろしくお願いします

【能力】位相・「非現実の王国」
【能力説明】
とあるボロアパートの、とある一室にだけに展開された異世界。
魔術的には「位相」、科学的には「虚数学区」に相当する、偶然の産物。
「元々の住人である或る男が半生を費やして作り上げた「世界観」の数々が位相として形成されるまでに至った」
とヴィヴィアンは語っており
事実「部屋の中に入った女の子が一時的に男性化する」等、
既存の物理法則では説明がつかない現象が起こっている。


583 : ■■■■ :2016/03/23(水) 21:45:24 Y0nMgrOk
>>582
普通にアウトだと思う
位相を作るのはどう考えてもやりすぎ
アレイスターがあんな大がかりな都市作ってやっとできるレベルだぞ?


584 : ■■■■ :2016/03/23(水) 21:48:44 6.IxMYr.
だよなぁ。

「非現実の王国で」っていう遠大過ぎる小説を魔術として使ってみたいんだが
どうしても世界改変系の壮大なものになっちゃうっていうね


585 : ■■■■ :2016/03/23(水) 22:35:38 4EAYHJF.
わざわざ位相を作らなくても、小説という演劇の再現は霊装を用いて神殿を立てるという方法でそういう世界空間は可能なんじゃない?


586 : ■■■■ :2016/03/24(木) 17:19:06 UbgQfic.
【名前】レイリー=ウォーカーズ
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『輪廻転生(テ・ピト・オ・テ・ヘヌア)』
【能力説明】
チリ領イースター島に伝わるラパ・ヌイ神話の主神であり豊穣神マケマケと島の各地に聳え立つモアイ像の信仰を一種の輪廻転生として解釈した魔術。
マケマケは瓢箪の中の水や果肉から鳥人や人間を作り出したとされる。また島民の内、位の高い者達はその人生を終えると島の岩盤へ瓢箪の水を掛けながらくりぬいて作られた墓を建てられる。その墓こそがモアイ像である。
石像に刻まれた絵文字は刺青(タトゥー)を表し、刺青の多いもの程位の高い者であったモアイは現地に残る伝説ではひとりでに歩き回り、瞳に宿す呪術的エネルギーによって外敵から集落を守護していたとされる。
見方を変えると、島民はモアイ像に生まれ変わったと見る事ができる。そして、島民を生み出したのは豊穣神マケマケである事からレイリーはマケマケ信仰とモアイ信仰を輪廻転生という枠組みで以て融合させた術式群を生み出した。
工程としてはまず瓢箪型霊装『アクアク』の中に在る術式群を地面や岩、建物などへ浸透させる。そうすると振り撒かれた材質を構成要素とし、浮き彫りになった刻線に沿う数多の鳥人『タンガタ・マヌ』が召喚される。術式群の展開規模は大きな街一個分に相当する広さを持つ。
鳥人はイースター島の岩盤に描かれており、それは岩盤からくりぬかれるモアイ像と起源を同じくする。この共通性を利用しているのである。
嘴を有する小さい顔と人間と同じ手足を有する鳥人はその場から半径20m程しか動き回る事ができない代わりに対象を手元に引き寄せる神通力染みた力を発揮する事ができる。
この神通力は火や雷のような現象にも適用される。鳥人達は引き寄せた対象を喰らう事でエネルギーを取り込み、肥大化し続ける。一定以上エネルギーを取り込んだ鳥人は自動的に爆発四散する。
自動的爆発した直後にレイリーが幾つも所持する、核となる珊瑚に四散したエネルギーが自動的に集まり今度は真紅の瞳と朱色の光でできた体を持つモアイ像達が召喚される。エネルギー蓄え中にレイリーの意思で破壊した&敵に破壊された場合は、他の鳥人達のエネルギーと融合させる形となる。
このモアイ像を構成する材質は岩盤や建物などでは無く魔力である。生存中・死後に関わらず存在し続ける霊力の伝承を下地に置く事で実現している。
鳥人とは違いモアイ像に範囲制限は存在しない。真紅の瞳から放たれるビームも強力だが、真骨頂は陣形を組む事による守護結界の構築である。
横一線でも縦一線でも三角・四角・円周状でもいい、法則に則った陣形を組む事で各モアイ像の瞳から漏れ出る赤い電流のようなエネルギーが繋がり、強大な守護結界を構築する。
またモアイ像は墓であった事から、鳥人の墓であり生まれ変わりでもあるモアイ像には鳥人と同じく対象を引き寄せ喰らう性質が存在する。
鳥人よりエネルギー吸収容量を増しているとはいえ当然モアイ像も限度を超えて対象を喰らい続けると爆発四散するのだが、鳥人とは違いエネルギーを消費する術が存在する為モアイ像を攻略するのは並大抵では無い。
鳥人・モアイ共に任意に行動させる事もできれば自動稼動させる事もできる。自動稼動の場合は基本的に自分達に攻撃を加えてくる者や魔力を伴う生物・現象に反応するように設定されているが、この設定は何時でも変更・加減できる。
他にも位が高い者ほど刺青が多い伝承を利用している為、レイリーの身体は多様な刺青で埋め尽くされている。
これは当初レイリーの魔術的技量や身体能力を底上げする為のものであったのだが、現在に至っては刺青を彫る事がレイリーの趣味にもなっている。


587 : ■■■■ :2016/03/24(木) 17:19:28 UbgQfic.
【概要】
非十字教系の魔術結社『異なる力(ヘテロダイン)』に所属する魔術師。魔術名『黄昏に彩られる座に刻線を描く者(Tabula613)』。40代後半。
全身刺青だらけの強面であり、その拘りはスキンヘッドにしている頭部に鳥の群れを表現した刺青を刻む程。
刺青マニアとして知られており、男女問わず結社の魔術師に無表情で刺青を勧めてくるので多少鬱陶しがられている。特に女性。レイリーとしてはイヤらしい事をしたいのでは無くあくまで似合う刺青を彫りたいだけなのだがどうにも理解されないようだ。
以前は「刺青シールは邪道」という考えの持ち主であったが、刺青を敬遠されがちな状況から入門編として使用するくらいならセーフという思考に落ち着いている。
この刺青シールがとにかく精巧で、シールを組み合わせる事で魔術的記号として活用できるとの評判からシール作製の依頼が結構ある。当然レイリーとしては苦々しいのだが、「何事も興味を持って貰えなければ始まらない」と考え渋々依頼を受けている。

職人気質的な気難しさが地に現れる性格で、魔術師としても順序通り手順通りの戦闘を好む。つまりイレギュラー的存在や順序を無視するタイプが好きでは無い。
これはイレギュラーに弱いという意味では無くイレギュラーが発生すると手順を変更しなければならないという煩わしさから来る嫌悪である。
魔術の特性から守りの戦を得意とする。鳥人で遅滞防御網を構築し、鳥人で足止めできなかった者の侵攻をモアイ像による守護結界で阻止するというのが基本的な戦術。
位が高い者ほど刺青が多い伝承を利用できるのはレイリー本人だけでは無い。鳥人やモアイ像にも魔術的刺青『ペトログリフ』を施す事で各種機能を底上げし、イレギュラーへの対処に活用している。
褌をこよなく愛する人間で、寒冷地に滞在でもしていなければ白の褌一丁でいる事が大半。眩しい肉体美という名の全身刺青模様に思わず目が眩む。
「計画性を好む変人」という実にアンバランスな人間。それがレイリー=ウォーカーズというヒトである。
【特徴】
180センチ中盤の引き締まった体格の至る所に多様な刺青が彫られている。肉体的損傷により魔術的な意味を有する刺青が欠損した場合は渋々刺青シールを重ね合わせる事で処置している。
永久脱毛により頭部はスキンヘッド。頭部だけでは無く頬・耳・鼻など顔全体にも刺青が施されており、ただでさえ強面な表情に更なる畏怖を付け加えている。
モアイの核となる珊瑚が数多く入っている瓢箪型霊装『アクアク』にロープを結んで肩から掛け背負っている。『アクアク』は全長1.2メートル、胴回り2メートルにも上る。
【台詞】
「『タンガタ・マヌ』による足止めは8割方成功。残る2割は突破。北西より侵攻開始。ならば……石刻の鳥人は『ペトログリフ』により現世に顕現せし機能を拡充させる!しかしながら哀れにも潰えた鳥人は輪廻という名の運命に導かれ、物言わぬ墓場の守護像となりて、今ここに転生した意義を豊穣神の神器の御前に証明せん!!」
「またシールの作製依頼か?確かに私の腕を見込んでくれている事については素直に嬉しい。しかしだな、私の本職は刺青を彫る事であってシールはあくまで……あぁ本職は魔術師だったな。そう、趣味だ趣味。うむ。率直に言おう。私は君の体を彫りたいのだ。彫りたくて仕方無いのだ。君に似合う模様も既に決めて………あっ逃げた」
「…ボスよ。君は何故こんな雪の中に埋まっているのだ?擬似的な冬眠か?あぁ、精霊と契約するには冬眠も必要なのか。初めて知った。しかしここはよく冷えているな。さすがの私でも褌一丁というわけには……うおっ!?ボスの目が据わって!?まさしく冬眠前の熊の如し!お、落ち着けボスよ!!」
【SS使用条件】
特になし


588 : ■■■■ :2016/03/24(木) 20:31:35 UbgQfic.
【名前】樟己春海(くすのき はるみ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】芳香可視(イメージセンサ)レベル2
【能力説明】
匂いを視覚として捉える能力。分類としては肉体系に属する。
刺激が強い匂いほど色が濃くなる傾向がある。
半径5メートル以内の一人にだけ匂いを可視化している視覚を共有できる。
【概要】
浅間学園付属高校一年生の少女。蓬莱ガールズのベース担当。
学級崩壊が多発した煽りを受けて一時期不登校になっていた。
その間蓬莱ガールズのバンド活動に集中しメンバーの励ましもあって復学。
何事も楽しみたいという思いから厳しい場面を迎えてもウキウキする心を忘れない。
ライブでは合間のMCを担当。能力でメンバーが食べた昼食の内容や香水の中身を当てたりする。
ファンに自分と同じ視覚を共有させ一体感を生み出す等盛り上げる為にできる事を常に考えている。
匂いフェチと勘違いされる事が多いがそんな性癖は持ち合わせていない。駄目な匂いからは即退散。
【特徴】
藍色の長髪。髪は腰まで届くくらいの長さ。同年代の平均より5センチくらい高い身長。タレ目。
黒色のストライプ入りの臙脂色ミニスカに黒ニーソを組み合わせてできる太腿の絶対領域がアピールポイント。
【台詞】
「さぁて今日杏沙が食べた弁当は次の内どれ?一番焼肉弁当。二番カキフライ弁当。三番唐揚げ弁当。ヒントは色の濃度だよ」
「皆には感謝してるの。あたしが一番辛い時に励ましてくれたのは蓬莱ガールズの…皆だから」
「ここが踏ん張りどころなのはわかってる。でも、ライブを思いっきり楽しむ気持ちを忘れちゃいけないよ」
【SS使用条件】
特になし


589 : ■■■■ :2016/03/24(木) 23:05:39 d9eCx18M
>>588
肉体系能力で匂いの視覚化なんてできるのか?
どっちかといえば肉体をどうこうっていうより透視みたいな超感覚な気がするんだけども


590 : ■■■■ :2016/03/24(木) 23:24:30 UbgQfic.
肉体系というより透視か
そんじゃ透視系に修正


591 : ■■■■ :2016/03/24(木) 23:30:11 d9eCx18M
いやちょっと待って
さすがに透視系は無理がない?
正直分類できそうな系統がなさそうだし○○系ってのを一々書かなくてもいいと思う
あと精神系能力でもないのに能力による視覚共有はおかしいかと


592 : ■■■■ :2016/03/24(木) 23:43:18 UbgQfic.
言われてみれば
そんじゃこんな感じで

【名前】樟己春海(くすのき はるみ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】芳香可視(イメージセンサ)レベル2
【能力説明】
匂いを視覚として捉える能力。
刺激が強い匂いほど色が濃くなる傾向がある。
【概要】
浅間学園付属高校一年生の少女。蓬莱ガールズのベース担当。
学級崩壊が多発した煽りを受けて一時期不登校になっていた。
その間蓬莱ガールズのバンド活動に集中しメンバーの励ましもあって復学。
何事も楽しみたいという思いから厳しい場面を迎えてもウキウキする心を忘れない。
ライブでは合間のMCを担当。メンバーが食べた昼食の内容や香水の中身を能力を使って当てたり、ファンにヒントを教えながら答えさせたりする。
ファンと共にライブを作り上げる事で一体感を生み出す事を主眼に置き、盛り上げる為にできる事を常に考えている。
匂いフェチと勘違いされる事が多いがそんな性癖は持ち合わせていない。駄目な匂いからは即退散。
【特徴】
藍色の長髪。髪は腰まで届くくらいの長さ。同年代の平均より5センチくらい高い身長。タレ目。
黒色のストライプ入りの臙脂色ミニスカに黒ニーソを組み合わせてできる太腿の絶対領域がアピールポイント。
【台詞】
「さぁて今日杏沙が食べた弁当は次の内どれ?一番焼肉弁当。二番カキフライ弁当。三番唐揚げ弁当。ヒントを教えるね。マグマのように赤〜く煮え滾った色の匂いだよ」
「皆には感謝してるの。あたしが一番辛い時に励ましてくれたのは蓬莱ガールズの…皆だから」
「ここが踏ん張りどころなのはわかってる。でも、ライブを思いっきり楽しむ気持ちを忘れちゃいけないよ」
【SS使用条件】
特になし


593 : ■■■■ :2016/03/26(土) 00:49:43 KgwO1tT6
セルウィーとセラウィーどっちが正しいんだ?


594 : ■■■■ :2016/03/26(土) 20:09:44 7CuNDgUQ
【名前】誉田三角(ほんだ みすみ)
【性別】男
【所属】科学
【能力】類稀なリズム感覚
【能力説明】
BGMに合わせるように手持ちの木刀で地面を叩くことにより、
聞いている者の感情をある程度高揚させることができる。
特殊な技術ではなく、学園都市ではマイナーなもののそこそこ知られている手法。
ただ、効果も「リラックス効果がある何某」と同等程度のものでしかない。
植物の育成にも効果がある(真偽不明)らしく、芝生の整備にも役立っていると本人は話す。
【概要】
霜北沢学園の教師兼研究者でサッカー部の顧問。
本人もサッカーが得意であり、学生時代はサッカー部のエースだったらしい。
フレンドリーな性格であり、生徒にも親しげに接するが、少しせっかちな部分もあるとか。
音楽を取り入れた最新の指導方法を導入しており、部活中は雄々しいBGMがかかる……
が、部員からは「何故か笑える」と不名誉な評価を受けている。
それによって部員の緊張がほぐれるところまでが効果なのだが、本人は何となく不服。
【特徴】
浅黒い肌にサングラス。金髪をオールバックにしており、妙にオーラを感じる。
よく木刀を持って歩いているがこれはリズムを刻む為のものであり、体罰はしない。
【台詞】語尾をよく伸ばす、悪く言えばチャラい口調
「ん〜……どうすっかなぁ〜……この指導方法」
「いや、待てねぇな〜。お前早く補習終わらせろよ〜」
「おい! 直接狙える距離だぞお前!」
【SS使用条件】
とくになし


595 : ■■■■ :2016/03/26(土) 20:43:31 VjHWNF/A
>>594△!!
こういうネタは個人的には大好きです。


596 : ■■■■ :2016/03/27(日) 14:55:03 TCuK6.0U
>> 593
間違えた><
セルウィ―が正しいw


597 : ■■■■ :2016/03/27(日) 16:04:48 coYgNpg.
正しいのを再度登録して間違っているやつは談話室で削除申請した方がいいんじゃない?


598 : ■■■■ :2016/03/27(日) 22:40:19 TCuK6.0U
>>597
申請した


599 : ■■■■ :2016/03/27(日) 22:47:57 Hn2okVyE
【名前】花鶏 天子(あとり てんこ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】振子棍棒(クロックジャック)
【能力説明】
花鶏の使用する武器。伸縮式の振り子のようなものを振りまわして扱う。
振り子は通常時は一メートル弱だが、最大で五メートルほどにまで伸びる。
振り子運動を用いた機構の研究者である彼女は、これの運動を自在にコントロールできる。
なお、先端の材質は鉄球である為、まともに頭に食らえば頭蓋骨の陥没は免れない。
【概要】
花盛学園の高等部一年生。無能力者だが研究者としては有能。猿子派閥に所属している。
自己評価が異様に低いが、勇敢で思いやりのある性格。
『人的資源』の時にも粗製濫造ヒーローとしてフレメアの下へ行ったりしていた。
(尤も、博覧百科に辿り着く前に他のヒーローに倒されてリタイヤしたが)
過去に自分を救った猿子のことを『本物のヒーロー』と呼び慕っている。
【特徴】
陰鬱そうな雰囲気の地味な少女。原因は主に長すぎ&重たすぎる前髪。
本気モードになると髪をかき上げ、若干印象が明るくなる。
小柄だが、武器を振りまわすときはどこから力を出してるんだと思うほどパワフル。
【台詞】弱気な口調の割に、ここぞという時は言葉に力が漲る
「えっと…………その、おはようございます……」
「確かに私は一山いくらのモブかもしれないです、けど…………
 そんな私でも、今このときくらいは、ヒーローになったって良いじゃない!!」(人的資源時)
「…………あの時の私は、ヒーローの意味を履き違えていたんだと、思います……」
「ヒーローかどうかなんて、もうどうでもいい。私は、ただあの人の為に立ち上がる!」
【SS使用条件】
とくになし


600 : ■■■■ :2016/03/28(月) 21:47:32 XyCMuj.A
魔術師の魔術説明で位相という単語を使うのはこれが初めてだから先行して投下
作者的には問題無いと思うけれど指摘があればよろしくお願いします
大きく分けて三つ在る魔術の内この魔術がキャラ概要に密接に絡んでくるので

【能力】魔術「絶対退避(セフティーミス)」
【能力説明】
リトアニア神話はかつて十字教による宗教侵略に遭った。リトアニア神話における主要な神格であるピクラスやパトリムパスは悪魔と見做され、信望者達は十字教へ改宗させられた。同じく主要な神格であるペルクナスを奉る神殿も十字教勢力によって取り壊される憂き目を見た。
しかし、運命神プラアムジスにおいてはその存在を悪魔に貶められる事も無ければ物的損害も存在しない。何故ならばプラアムジスはペルクナスを筆頭に主要な神格達のような明確な特徴を世に広めていなかったからである。
プラアムジスは運命・宿命を支配する最古の神であり、宇宙や神々を含めた万物の運命をその手に握っていたが自らが表舞台に立つ伝承は無い。
創世神話に語られる洪水伝説においてもプラアムジスは怪物である巨人や胡桃、精霊などを地上に使わしたが自身は決して出張る事をせず舞台の裏側に居続けた。
故に全ての運命の手綱を握る最古の神であるにも関わらず自身の明確な特徴を世に広めず、土着の神ながら外来宗教である十字教の宗教的弾圧を回避した。
リトアニア神話最古の運命神プラアムジスの伝承を利用する「絶対退避(セフティーミス)」はアイザックを『安全圏』に退避させる再調整魔術である。
万物の運命を掌に収めたプラアムジスが振るう権能の特徴を強調した魔術であり、降り掛かる様々な災厄から反射的にアイザック自身を災厄の範囲外=『安全圏』に瞬間移動させる。この時『必中』や『感染』などの対象から除外される加護が付与される。
これは世界を直接動かす全能神トールや魔神オティヌスが用いる原理とは違う。十字教系の魔術師は『天使の力』を別位相(『天界』)に干渉して呼び出す事で活用しているが、アイザックの場合はプラアムジスが棲まうとされる位相『天界』を的、自身を矢、魔術「絶対退避」を弓と見立て瞬間移動を実現させている(イメージとしては的である『天界』目掛けて矢であるアイザックを弓である魔術「絶対退避」に番えて射るという図式)。
無論位相『天界』に飛ぶわけでは無い。『天界』は現実世界に重なるフィルターとなっており、魔術「絶対退避」によって放たれたアイザックは『安全圏』たる的となる『天界』の一地点付近に在る現実世界に瞬間移動するという構図である。
これは位相を改変しているわけでは無い。位相を的に見立て的付近の現実世界へ瞬間移動する再調整魔術である。だが、とにかく使い勝手がよくないのが欠点である。
まず退避の基準として災厄が降り掛かった場合に反射的に自動発動するという『反射』に使用が限られてしまっている。
次に、同じく退避の基準として退避する先の選定だが予め『安全』と定めた地点か災厄の規模から自動的に算出した『安全圏』かに瞬間移動する形となる。
前者の場合、予め定めた『安全圏』が災厄の規模によって『安全圏』に入らない場合瞬間移動できない欠点が存在する。よって、必然的に予め定める場合の『安全圏』はより遠方とならざるを得ない。
後者の場合、一見すると「敵の攻撃の範囲外に瞬間移動し速攻で反撃できる」と見做され前者より使い勝手が良いと判断されるかもしれないがこちらの方が使い勝手が悪い。
魔術「絶対退避」の精度は『安全圏』までの距離に左右され、この数値が大きければ大きいほど精度は増し、逆に小さければ小さいほど精度が悪くなるという変わった性質を持つ。
これはリトアニア神話の神々に願掛けする場合、願掛けする為の貢物の重さと運んできた距離の乗の数値が大きいほど願掛けの強度が増すという独特の信仰が影響している。
なので、通常戦闘で後者の瞬間移動を発動した場合精度の荒さによって算出した『安全圏』からブレる事が少なくない。退避した筈の災厄に巻き込まれる可能性は決して低くないのだ。
よってアイザックは専ら前者の、しかもより遠方に定めた『安全圏』に瞬間移動するという使用方法を用いる。
これがどんな死地からも必ず生き延びているアイザックの魔法名にも繋がっている。もっとも、必要な場合は前者を使用する場合も存在するが。


601 : ■■■■ :2016/03/28(月) 23:03:52 XyCMuj.A
修正
もっとも、必要な場合は前者を使用する場合も存在するが。→もっとも、必要な場合は後者を使用する場合も存在するが。


602 : ■■■■ :2016/03/29(火) 13:21:50 bUHGEM6w
【名前】アイザック=J=アンタナス
【性別】男
【所属】魔術
【能力】「絶対退避(セフティーミス)」、「運命神の使者」、「ロムヴァの侵攻」。
【能力説明】
「絶対退避(セフティーミス)」は>>600-601参照

魔術「運命神の使者」とは洪水伝説においてプラアムジスが使わした怪物たる巨人や精霊に基づく魔術。風の巨人『ヴェーヤス』、水の巨人『ヴァンデニス』、虹の精霊『リンクスネミー』らに分かれる。
魔術を発動する始点となるのは口の中に入れた胡桃。予め切れ目を入れている胡桃を噛み切ると同時に魔術が発動し、菫色の風もしくは琥珀色の水がアイザックの周囲に出現する。
この状態でも出現させた風属性魔術や水属性魔術を操る事はできるが規模は控えめ。真価は胡桃を噛み切った後の動作によって現れる。
口内から胡桃の殻を吐き出すと殻はすぐさま巨大化しアイザックを覆う。殻の周囲に風もしくは水が集い、爆風と爆圧を操る菫色の風の巨人『ヴェーヤス』か大渦と波涛を操る琥珀色の水の巨人『ヴァンデニス』を形作る。
伝承では『ヴェーヤス』と『ヴァンデニス』は互いを嫌っており、度重なる二人の死闘によって地上が壊滅的な打撃(=洪水伝説)を被った事から『ヴェーヤス』と『ヴァンデニス』を切り替える度に力が増幅する仕様となっている。
巨大化した胡桃の殻はさながら巨人という名のロボットの中心部に相当するコクピット。殻の中に篭るアイザックは巨人の知覚機能を通じて殻の内側に反映される映像や音、魔力の流れなどから戦況を判断する。伝承から殻の防護力は折り紙つき。殻の中に人を数人搭乗させる事も可能。
運命神の使いとして選ばれた虹の精霊『リンクスネミー』は伝承では死者を蘇生したと見受けられる逸話を持つ。
これをアイザックは「死者の死因を取り除く事で蘇生させた」と解釈した。古より精霊や虹が有する性質とも適応させており、『風』と『水』の魔術的記号によって生み出した虹を周囲一帯へ円状に拡散させる。
これにより虹を浸透させた地域に『眠っている』死因を習得し、光線としてアイザックが放つ虹の帯を受けた対象に死因を体感させる呪術魔術として行使する。
簡潔に纏めると精神に作用する事で対象の身体に死因が齎す肉体的損傷を実現化する魔術。精霊を操る魔術や虹を操る魔術に聡い魔術師と組めば、呪術を実際の現象レベルに引き上げる事も、対象を草木に広げ死因となり得る要因を“取り除く”事も可能だろう。


603 : ■■■■ :2016/03/29(火) 13:22:39 bUHGEM6w
魔術「ロムヴァの侵攻」とは言うなれば唯一神教を弱体化させ土着信仰の多神教を強化する魔術である。リトアニアはヨーロッパにおける最後の異教徒国家と称されるほど様々な信仰が存在した。
十字教が最大宗派となって以降も土着信仰は根強く残っている。リトアニアの十字架のデザインには土着信仰が反映されているものが数多い。
そして20世紀後半になると多神教信仰(土着信仰)の復活を声高に叫びながら活動する運動が活発化し始める。その名はロムヴァ運動。
アイザックは十字教勢力の反対を受けて尚国家にその存在を認めさせ、その運動が世界中に広がっている歴史的事実を基にリトアニア神話の土着神にして数多の神々の運命を支配する最古の運命神プラアムジスの権能『宿命』と搦めながら術式を組み上げ、ロムヴァの名を冠する魔術として完成させた。
アイザックが首からぶら下げる、多神教を取り入れたデザインとなっている八端十字架(東西南北及び北西南西南東北東方向へ架の端が伸びる十字架。十字架の中心の円は『天界』を現し、8つ在る架に纏わり付く螺旋は『宿命』を意味する)型霊装『アニミズム』を天に掲げ呪文を詠唱する事で魔術は発動する。
元々はアメリカに住むインディアンが唯一神教が掲げる唯一神をあくまで多神教の内の1つと定義するのと類似し、十字教の力の源となっている唯一神の権能を様々な権能に分かれる多神教のように分割・弱体化させる『宿命』を創造する事を目指した魔術である。
具体的には、魔術が発動するとアイザックの後背に螺旋する光線を架に宿しながら輝く八端十字架が顕現し、十字架から放たれる螺旋光線を浴びた魔術師達は螺旋光線に纏わり付かれる。
その魔術師が唯一神教を基に魔術を行使している場合魔術発動の原動力となっている魔力を精製方式に不具合を起こさせ、該当する魔術師に魔力循環の暴発を引き起こさせる。
逆に多神教の魔術を行使している場合魔力精製に必要な生命力を大幅に活性化・増強する効果を該当する魔術師に与える。勿論アイザック自身も対象に含まれる。
範囲は最大半径5キロ四方。魔術の仕様上殻の中に閉じ篭る『ヴェーヤス』と『ヴァンデニス』を行使している間は殻の外にいる対象へ螺旋光線を放てない。
また、唯一神教は多神教の神々を邪悪、つまり悪魔に貶め弱体化させる事が多いがリトアニアでは悪魔という存在は決して邪悪なものでは無い。
リトアニアの民家には幸運や幸福の象徴として悪魔の像が置かれており、創世神話では神の天地創造を悪魔が手伝うなどどちらかと言うと人間に悪戯を仕掛けたり人間を手助けする性質を有する。
魔術「ロムヴァの侵攻」では火の点いた煙草を咥えながら別の呪文を詠唱する事でリトアニアに古くから伝わる万物に関わる悪魔『ヴェルニアス』を使い魔として召喚する。体は煙草の煙によって構成されるので煙草の火が消えると『ヴェルニアス』も消滅する。風属性魔術にも弱い。煙だが物を持ったり殴ったりする事ができる。
運命神プラアムジスと類似する性質を持つ『ヴェルニアス』は螺旋光線を浴びる事で悪魔の力を減衰させる専用術式への耐性を獲得し、アイザックから貢がれる酒を口に含む事で強力無比な灼熱の赤色光線を撃ち放つ。
リトアニアの御伽噺では悪魔は狩人に必中の銃を与えると信じられ、アイザックはその逸話を悪魔が持つ魔力と捉えて術式を組み上げており、『ヴェルニアス』が放つ熱光線や対象を酩酊状態に追いやる呪術には自動追尾効果が付与されている。


604 : ■■■■ :2016/03/29(火) 13:23:37 bUHGEM6w
【概要】
非十字教系の魔術結社『異なる力(ヘテロダイン)』に所属するリトアニア出身の魔術師。30代後半。魔術名『死に恥を晒すくらいなら生き恥を晒せ(Pudor845)』。
組織において有数の実力を持ちながら基本的に『現地における偵察要員』または『敵対組織調査の為の斥候要員』という役割に甘んじている。
アイザックは『異なる力』へ加入する以前から如何なる戦場・死地においても必ず生き延びてきた。それはひとえに魔術「絶対退避」によるものであるが、言い換えれば酒を酌み交わし友誼を結んだ仲間達が奮戦する戦場から一人だけ退避する事と同じであった。
仲間達は死地から必ず退却できるアイザックに様々な言伝や遺言を頼んだ。結社の為、仲間の為、部族の為、家族の為、己が胸に刻んだ魔法名の為、理由は様々だがアイザックへ言葉を伝えた者達は誰一人としてアイザックを妬まず、笑顔でアイザックを見送った。
アイザックは死んでいった仲間達が残し、遺したメッセージを伝える伝達役を忠実にこなしてきた。一人だけ尻尾を巻いて逃げる醜態を晒していると嘯かれ、生き恥を晒し続けてきた男は魔術「絶対退避」以外の力を求め、代々家系に伝わる多神教魔術の完成に尽力した。
数世紀前に十字教勢力がリトアニアの多神教を侵略して以降、秘密裏に脈々と受け継がれてきた唯一神教への反抗魔術の基盤。
リトアニアの多神教神話や魔術「絶対退避」の基幹となっている運命神プラアムジスの伝承は各地に散らばっており、その全容を把握し術式化する為には数世紀もの長い時間が必要であった。
そして、ロムヴァ運動による多神教復活という歴史的事実が最後のピースとなり、アイザックの代で「運命神の使者」及び「ロムヴァの侵攻」が完成した。
丁度この頃『異なる力』に加入したアイザックは、ボスであるセルウィー=アウスウェイトの個性に面食らいながらも以前までの役割が性に合うというか落ち着くという事もあって原則偵察&斥候要員として活動している。
ボスのセルウィーが操る精霊魔術や同僚のソフィ=エッジクラストが操る虹魔術へアイザック自身が操る魔術を組み合わせる事でシナジー効果を生み出す事に成功している。
魔術の特質と活動内容から、他の魔術結社に所属する魔術師と顔見知りである場合が存在する。
最終的に尻尾を巻いて逃げるのと同義の行動を行うので、それ等の魔術師からは大抵「臆病者」と蔑まれている(『異なる力』内においてもアイザックの本当の実力を知る者はいない。片鱗程度ならば協力して魔術開発を行ったセルウィーやソフィは感じ取っている)。
戦場から必ず生き延びて帰還する事を命題に置いているアイザックにとって臆病者などという蔑みは全くもって耳に痛くない。
情報というものが魔術師の戦闘において勝敗を左右する分水嶺になる極めて重要な要素である事をアイザックは知っている。
アイザックが偵察&斥候要員として活動する際まともに戦闘しないのもこれ故。逆に言えば、例外的に『戦闘要員』として活動する際は『異なる力』有数の実力を拝む事ができるだろう。
多神教世界観を根本から否定しない程度であれば科学の恩恵を利用している。普通に携帯も使うし、科学技術で増産される色んな銘柄の酒や煙草も嗜む。最近は無人偵察機ドローンを入手した。偵察活動に有効活用できないか現在思案中である。


605 : ■■■■ :2016/03/29(火) 13:24:10 bUHGEM6w
【特徴】
176センチ70キロ前半。肩まで届く白生地の布に黒の光条が幾つも描かれているカフィーヤをイカールという黒色の輪で抑えながら頭に掛け、その上から前方に鍔がある白基調のスポーツ用帽子を被る。当地を来訪した際に気に入った衣装である。
茶髪で多少パーマ掛かっている。楕円形型のサングラスを掛け、顎下に無精髭を生やす。下唇の真下に黒子が2つ真横に連なるように存在する。頬は若干ふっくらしている。
灰色のアンダーシャツの上から青を基調とした迷彩柄のジャケットを羽織り、下半身にはスカイブルーのジーンズ・脛の中間程まで届く黒のブーツを身に付ける。
ジャケットの内ポケットにはリキュールの入ったスキットルと、悪魔『ヴェルニアス』をの魔術的記号を刻んだ葉巻をしまっている。
【台詞】
「どいつもこいつも俺に託して先へ逝きやがる。託される身にもなってみろってんだ。ったく。今日の煙草と酒の香りはやけに目に染みやがるぜ……あばよ」
「魔術を知らねぇ素人が正義感に猛って降り掛かった災厄に挑んで結果死んだ。それが無様に死に恥を晒した無駄死にだったかどうかはこれからわかる。こいつが遺した『死因という情報』を扱う俺達が採るべき方針次第でな。少なくとも俺はこいつに死に恥を晒させるつもりは無ぇ」
「生物の可聴域を借りたり自然に発生する音を『声』に変換したりして意思疎通を行う…か。まるで電波を送受信して会話する携帯みたいな魔術だな。…相変わらずだなあの娘は。俺も精霊魔術の一端を操れるが、あいつの魔術はオリジナリティーに溢れている。数世紀掛けて魔術を開発してきた俺達とは違う正真正銘の天才だ。…頭のネジが飛んでんじゃねぇか?」
「はっ?『頭の可笑しい電波娘』?そんな事誰が言うんだ。俺は言ってないぞ。……『頭が腐っておかしな電波を受信する妄想娘』?あぁ、絶対俺じゃ無いな」
「信仰を始めよう。万物が溢れる世界を見よう。古より母なる大地に棲む神々の唄に耳を傾けよう。8つの架と宿命の螺旋が交差する時、運命は反逆の狼煙を上げる!!」
「共に往こう煙の隣人。出会い、語り合い、酌み交わし、嗤う。仄かに見える御伽噺の悪戯好きよ。邪悪とは無縁の遊戯を観衆に披露し大いに興じるがいい!!」
【SS使用条件】
特になし


606 : ■■■■ :2016/03/29(火) 16:39:29 4Y6T9T8M
長い。


607 : ■■■■ :2016/03/29(火) 19:40:55 XK2lRPwk
うむ、長いな


608 : ■■■■ :2016/03/29(火) 20:15:42 35GlpW22
長いッスね
まあ、いつものことだけど


609 : ■■■■ :2016/03/29(火) 20:46:22 ZzWYUpr2
もしも設定投下を通してコミュニケーションをはかりたいなら、もう少し読みやすい文章を書いたほうが反応は得られやすい


610 : ■■■■ :2016/03/29(火) 21:23:48 tvYeSAok
長いのはいいとして、発動条件の降りかかる災厄というのが基準点として非常に曖昧だと思う
具体的にどれくらいの脅威に対して発動するのか。食らえば瀕死レベルか、打撲傷レベルでも該当するのか
また反射的にとは言っても、魔術である以上は魔力を消費する訳で、転移するのに魔力が足りない時は「絶対退避」じゃないよね


611 : ■■■■ :2016/03/29(火) 21:49:27 bUHGEM6w
>>610
アイザックにとって脅威になるもの+当たるのが確定しているのであればどんなものでも反応する
具体的にはセフティーミス行使中アイザックに攻撃の類(呪術でも罠でも何でも)が当たる瞬間に瞬間移動が発動する
だからどんなに小さな攻撃でも当たりそうになる(=当たるのが確定している場合ね)と瞬間移動が発動するのでとても使い勝手が悪い
魔力が足りない時はセフティーミスに限らず魔術が使えないのはお約束
但し主に斥候任務に従事しまともに戦闘になる前に瞬間移動による即離脱を行使する、更には魔力を精製する生命力を活性化させる手段持ちなのでそういう事態に陥るのはまず無いと思われる


612 : ■■■■ :2016/03/29(火) 21:50:36 bUHGEM6w
当たる瞬間じゃ当たっているか。当たる直前ね>二行目


613 : ■■■■ :2016/03/29(火) 22:07:07 tvYeSAok
それは確かに相当使い勝手が悪いね。他の強力な魔術で無双してても小石を投げられれば即退場な訳か
撤退専用だから遠方に飛んだ後すぐ戦場に戻る術もないし
しかし自分の意思でなく不意の反射でいつ消えるかも分からんのに戦場で悠長に遺言や伝言を頼めるのだろうか


614 : ■■■■ :2016/03/29(火) 22:20:18 bUHGEM6w
>>613
正確にはセフティーミス『行使中』に小石がアイザック『当人』に当たるのが『確定』の場合ですね。魔術師の戦闘はどんなささいな攻撃が魔術の基点になるかわかったものでは無いですしね
巨人魔術で呪術を含む攻撃に対して折り紙つきの防御力を有する殻の中に閉じ篭っている場合は殻が破られない限り退場はしませんが
超遠方へ離脱するのが嫌なら精度の荒さが発生するリスクを抱えても災厄の規模から自動的に算出した『安全圏』に瞬間移動する方式を選ぶという形ですかね
この使いづらさは作者的には意図的に設定してます。そうしないと全能神トールみたくなってオリキャラとして一発アウトになりかねませんしね
遺言や伝言は勿論戦場に向かう前に前もって聞いておくという感じですかね。酒の席で互いにブツブツ漏らすみたいな光景を想定しています


615 : ■■■■ :2016/03/29(火) 23:06:44 tvYeSAok
あれ、殻の中にいる時は殻を破るほどの脅威じゃないと反射に該当しないのか
それだと別に使い勝手の悪さは殆ど感じないかな。殻自体相当硬いんでしょ?強制撤退はそれが破られた時の保険な訳で
そんなどうしようもない状況の戦場に戻った所でアイザックが戦力になる筈もないし。まあ相当強キャラな設定だから殻自体滅多に破れなさそうだけど


616 : ■■■■ :2016/03/29(火) 23:29:23 bUHGEM6w
>>615
僕が考えるセーフティミスの使いづらさの本質は、当人の届くならどんな攻撃でも反応してしまう、
脅威に応じて自動算出するパターンの場合『安全圏』までの距離が短くなりやすい通常戦闘では精度が荒くなる、
殻の中に閉じ篭る場合はセーフティミスという魔術は殆ど意味を為さなくなるという総合的なアンバランスさにあります
また、巨人化にまで至る魔術とかロムヴァとかは斥候任務においてまず使いません
殲滅任務では無くあくまで偵察任務をこなす以上余分な情報を一切敵側に与えないようにアイザックはしています
アイザック的に偵察任務において最も重要な事は情報を大量に入手する事では無く少しでもいいから確実な情報を必ず持ち帰る事だと考えています
言い換えれば瞬間移動魔術は(使い勝手がすごく悪いから)敵側に知られても別に構わないのです…というのが作者の捉え方です


617 : ■■■■ :2016/03/29(火) 23:41:23 tvYeSAok
なるほど。それではここまでの説明で明らかになった具体的な発動条件を加えてくれれば自分はおkです
でもやっぱり他の人も言ってますが長すぎると色々と、ね。読むのがうんざりでスルーされちゃうとか
頑なに斥候だけを信条にして、巨人魔術とかは蛇足だったんじゃないかなぁ…と個人的に思った。ここまで話に付き合ってくれてありがとう


618 : ■■■■ :2016/03/29(火) 23:47:22 bUHGEM6w
>>617
>>616の三行目がわかりにくいかも。念の為補足します
三行目の場合って斥候とかじゃ無く本格的な戦闘に発展していると僕は思っています
そんな戦場から仲間を残して退避するような手段をアイザックは情報漏洩の観点から、
また心情的な面も併せて取りたくなくなるのではと考えます。台詞から察せるように仲間の死に無反応な冷血人間じゃ無いので
これが単独戦闘でも情報漏洩の観点から瞬間移動の方式を自動算出パターンを変更してでも敵を討つ事を優先する思考になると思います

具体的な発動条件は登録時に追加しておきます。長さについてですが2レス以内に収まりそうなら多少削ってでも短くする、
3レス以上になりそうなら詰め込みたい要素全て詰み込むというやり方にすると自分で決めています(最近決めた事ですが)
なので申し訳ありませんがよろしくお願いします。そしてお付き合い頂きありがとうございます


619 : ■■■■ :2016/03/30(水) 23:32:45 9eDLP/vc
【名前】夕凪 陽夏(ゆうなぎ ひなつ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】便利空間(フリースペース)・レベル3
【能力説明】
念動系能力の一種で、自分から半径20m以内のものを動かすことができる。
1つに割ける重量・全体の限界値ともに100kgくらい。現在一度に能力を行使できる限界個数は10。
つまり例えば100kgのものを動かしたいと思ったら、それ1つだけしか動かせなくなる。
動かしたい物体はあらかじめ視認しておく必要がある。
頭上でギターとピックを能力で動かして「これがホントのエアギター!」としたり、
自分自身に使用して範囲内のみでアクロバティックな動きをしたりする。
ぶっちゃけ普通の念動能力なのだが、それだと味気ないと感じて上記の名前で登録した。
【概要】
葵葉中学付属高等学校1年生の少女。蓬莱ガールズのギター担当。たまにボーカルやパフォーマンスも。
明るく誰とでも分け隔てなく接するが、おだてに弱いお調子者で熱くなりやすい性格でもある。
幼いころから音楽やパフォーマンスが大好きで、それでみんなを楽しませたいという思いを抱いている。
学校成績は音楽・国語・英語はやや良いほうだが、数学や社会科は不得意でよく友人の世話になっている。
高校進学時は第7学区の学校に進学予定だったが、葵葉付属の熱心なスカウトを受けたことと
蓬莱ガールズメンバーで親友でもある秋霜杏沙と同じ学校になるということで葵葉付属に進学した。
最も、彼女からすれば蓬莱ガールズメンバーおよびファンたちは全員親友と思っているが。
様々な場所に足を運んで蓬莱ガールズのPRをしたり人脈作りをしようとしたりと行動力もある。
たまにトラブルメーカーと化すこともあるが笑って許せる範囲がほとんどなので、そこはご愛敬。
【特徴】
身長160cm。目と口が大きめで親しみやすそうな顔だち。
胸あたりまで伸ばしたオレンジ髪のサイドテールと、どんな服装でも目立つ巨乳が特徴的。
サイドテールはその日の気分で左右どちらかコロコロ変わる。
ヘソ出しシャツに短パンといった露出度が高く動きやすい服装を好む。
ただし冬場は一転してかなり厚着になる。
能力のせいなのか、感情に連動して結んだサイドテールが動く。
【台詞】
「おっはよう!みんな今日も楽しんでいこうっ!」
「うん、うん、そうか。それはつらかったね………だったらその悲しみ、私達の音楽でぶっ飛ばしてやる!」
「こうやって音楽やってるとみんなも私も楽しいっ!音楽ってやっぱりいいねぇ!!」
【SS使用条件】
死ななければ


※友人随時募集中です。そして彼女に熱心なスカウトをした葵葉の人物もこっそり募集中です。


620 : ■■■■ :2016/03/30(水) 23:58:24 ZMidOG8k
( ゚∀゚)o彡゜
( ゚∀゚)o彡゜

これで蓬莱ガールズも「冬」のボーカルを残すのみか…?


621 : ■■■■ :2016/03/31(木) 02:12:45 nGVbO14o
【名前】儺取双翼(なとり そうすけ)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】両面宿儺、天叢雲剣
【能力説明】
『両面宿儺』
飛騨地方に伝わる異形の鬼神、両面宿儺の伝承を基にした魔術。
両面宿儺は一つの胴体に前後両面の顔、計八本の手足を持ち、剣や弓矢で武装した異形の怪人として描かれる。力強く俊敏で、皇命に従わず人民から略奪を繰り返したため官軍に誅伐されたという。
ただ『日本書紀』において武振熊命に討たれた凶賊とされる一方で、岐阜県の在地伝承では悪鬼や毒龍を退治し寺院の開基となった逸話も残されている。猛々しい鬼神であると同時に、文化英雄や守護神としての側面も併せ持った存在だった。
それら在地伝承を収集し、宿儺の偉業を称えた逸話や美談を強調し、極限まで先鋭化させたのがこの魔術。術式の発動に際しては自身の身体的特徴を両面宿儺に対応させ、偶像の理論によって自身をその化身に変貌させる。
身の丈は伝承に沿い18丈(約54m)もあり、その巨体には余りに似つかわしくない速度で戦場を駆け巡る。二振りの剣は森の木々を薙ぎ払い、二張りの弓矢は必中の精度こそないものの着弾地点にクレーターを穿つほどの威力を誇る。また旱魃を退け冷害から農民を救った逸話から、自身の周囲に火属性魔術の効力を減衰させる雨を降らしたり、悪霊を駆逐する灼熱の火炎を両方の口から吐いたりも出来る。
『日本書紀』では単なる辺境の逆賊と見做され、宿儺に関する記述は極端に少ない。儺取はそれを逆手に取り、弱点らしい弱点を持たない魔術として練り上げた。これを搦め手で攻略する事は極めて困難であり、真正面からの力押しでねじ伏せるより他にない。

『天叢雲剣』
三種の神器の一つであり、素戔嗚尊が八岐大蛇を退治してその尾の中から得た神剣。日本武尊の東征の際には草薙剣の名が生じている。
のち熱田神宮に祀られた神剣だったが、1945年の終戦直後に岐阜県高山市の飛騨一宮水無神社に一時遷座した記録がある。実はこの時儺取の祖父である魔術師が神体の管理を任された宮司の脳内から神剣の『設計図』を密かに盗み出しており、以来一族の悲願として双翼の代で漸く再現に至ったのが、『天叢雲剣』のレプリカ。
ただしレプリカとはいえ、オリジナルである神剣を精巧に模した逸品であり、言うなれば英国のカーテナ=セカンドに相当する業物。逸話や伝承から魔術師が独自の解釈で組み上げた霊装とは偶像の理論という観点から一線を画する。
天叢雲剣で素戔嗚尊の十拳剣が破損した逸話から、同格以下の武器を破壊する特性を持つ。しかし特筆するべきは龍脈に流れる莫大な力の収束・制御である。天叢雲剣は八岐大蛇の体内から出現した事から龍の属性を有し、地上の八方へ鎌首をもたげる大蛇は龍脈そのものと解釈出来る。これにより周囲の龍脈から無尽蔵に等しい力の供給を受ける事が可能となり、『両面宿儺』の維持にはこのエネルギーが当てられている。無論儺取の周囲で他の魔術師が龍脈から力を汲み出す事は非常に困難となる。
ちなみに『天叢雲剣』のレプリカは両面宿儺が左右に剣を帯びていた伝承から二振り存在し、術式『両面宿儺』の発動と共に双剣も相応のサイズの光剣に変化する。この時、宿儺の毒龍退治の逸話と龍の属性を持つ神剣にシナジー効果が生まれ、巨大な刀身に猛毒の追加効果が発生する。


622 : ■■■■ :2016/03/31(木) 02:13:59 nGVbO14o
【概要】
神道系遠野派の魔術結社『千早振る守護神の目覚め』の首魁にして、遠野派の『梟師』を支える幹部でもある魔術師。
魔術結社『千早振る守護神の目覚め』は遠野派の中でも指折りの武闘派集団であり、儺取を筆頭に血気盛んな荒くれ者が集っている。遠野派が纏まるまでの混迷期では、武を以て他を圧倒する彼らが組織の主導権を握るかと思われた。
しかしそこに現在の『梟師』こと遊留祇咲士が現れ、儺取との三日三晩に及ぶ死闘(遊留祇にとっては『対話』)の末、儺取の方が根負けした事で雌雄は決した。以来二人は盟友となり、再会するたびに取り敢えず勝負してその後で酒を酌み交わす仲となった。結社に所属する配下の魔術師たちも首魁である儺取の決定に異を唱える者はおらず、現在は本拠地である飛騨地方を中心に自警団のような活動を行っている。
口より先に何かと手が出る性分だが、基本的に曲がった事は嫌いで男気溢れる兄貴分。結社の内外を問わず彼を『アニキ』と慕う者は多い(ただし殆ど男衆に限る)。同じ遠野派の結社予備軍『百花繚乱』のリーダー天藤瑞にほの字であり、(彼なりに精一杯)果敢にアタックするも今のところ成果は芳しくない。
そんな儺取にも、周囲の誰にも明かしていない秘密がある。それは彼がシャム双生児として生まれたという過去。過去という表現になるのは、彼と繋がっていた双子の兄はもうこの世にいないからである。幼少期、背中合わせで生まれた彼らは、兄の成長だけがある時から止まり、やがて兄は脳死という形でこの世を去った。双翼の背中には、未だ兄の幼い躰が癒着しており、心臓も鼓動を刻み続けている。
そして儺取のもう一つの秘密が、彼が兄の死を境に自身の内面世界に生み出した亡き兄の人格である。彼の場合はよく知られている二重人格のパターンとは異なり、兄の人格が顕在化する事はない。儺取は自身の進むべき道に迷った時、内面世界で背中合わせの兄に問い掛ける。それが譬え、頼れる存在として慕われるプレッシャーから逃れるためのよすがとして、彼自身が生み出した都合の良い虚像である可能性に気付いていても。
【特徴】
年齢30代半ば。身長2mの偉丈夫。筋骨隆々であり、素の状態でもプロの格闘家をKOするほど戦闘のセンスはずば抜けている。
朱色のざんばら髪を背中まで伸ばしている。金色の瞳と発達した犬歯が特徴的。意外に手先が器用で、趣味は木工。
現代の衣服を組み合わせて唐風の甲冑を纏っているかのような装い。背中に大きなリュックサックを背負い、中には弓矢一式が入っている他、このリュック自体が兄の存在を隠す覆いでもある。左右の腰には二振りの剣を帯びている。
術式『両面宿儺』発動時の姿は光り輝く異形の鬼神。伝承通りの特徴を有し、唐風の甲冑を纏った姿で顕現する。
【台詞】
「てめぇが最近東北で名を売ってる野郎か。あぁ、別に名乗らなくてイイぜ。どうせ覚える気はねぇんだ、これからくたばる奴の名前なんざヨ」
「よぅ咲士!なんだヨすっかりご無沙汰じゃねぇかこの野郎‼てめぇが旅に出てるって事は、また不穏分子どもと『対話(タイマン)』かヨ。ったく、ご苦労なこったな。え、『梟師』さんヨ?なんだったらその座、今すぐオレが変わってやってもイイんだぜ」
「よ、よぅ天藤。奇遇だなこんな所で。いや、オレはたまたま通りかかっただけなんだが……じっ、実はだな。オレの地元で高山祭っつぅそりゃド派手な祭があるんだが、見に来ないか?『百花繚乱』のメンバーと一緒でもイイぜ!好きなもん奢ってやっからヨ‼ま、まぁ考えといてくれや。それじゃ、オレはこれで……」
「なぁ兄貴。オレはこれからどうしたらイイ?皆はオレを『アニキ』だなんて慕ってくれるけどヨ。俺にはアイツ等に指し示してやれるようなビジョンなんざねぇんだ。このままお山の大将を続けてたら、いつかボロが出る。……なぁ、兄貴。兄貴ならどうする?オレじゃなくて兄貴が生き延びていたら、アイツ等を何処へ導いてやるんだ?」
【SS使用条件】
特になし


623 : ■■■■ :2016/03/31(木) 02:39:04 TT3xpnk2
>>621
>両面宿儺
偶像の理論は似た形のものに力が宿るものであって、偶像の理論で鬼神になれるのは筋が通らない
偶像の理論なら、身体はそのままなのに宿儺の力の数%が震えるって感じになると思う
あと、在地の宿儺の美談を収集したのに弱点は日本書紀基準っていうのはおかしな話じゃないか
別に美談としての宿儺を使っているから弱点が極端に少なくなっているとかで良いと思う
あるいは、個人的には美談に縛られ悪事ができないみたいな弱点にならない弱点でもあり

>天叢雲剣
カーテナ=セカンドに相当はやりすぎ、オリキャラでやって良い範囲を超えてると思う
原作で日本の魔術師の存在感が強くない以上、そこまで強すぎだと矛盾が生まれる
原作に出ていないとはいえ、精巧に模しているというのもトンデモすぎるんじゃないかな
スペックについては特に問題ない気がする
同格か否かがどういう基準で決まるのかは気になるけど


624 : ■■■■ :2016/03/31(木) 12:47:18 nGVbO14o
>>623
宿儺の偶像の理論は組み込むと鬼神化に支障が出るので省きました
カーテナはものの例えで、具体例として分かりやすいかなと思ったので入れたのですが、省きます
他自分なりにご指摘に沿うように修正してみましたのでご確認ください

『両面宿儺』
飛騨地方に伝わる異形の鬼神、両面宿儺の伝承を基にした魔術。
両面宿儺は一つの胴体に前後両面の顔、計八本の手足を持ち、剣や弓矢で武装した異形の怪人として描かれる。力強く俊敏で、皇命に従わず人民から略奪を繰り返したため官軍に誅伐されたという。
ただ『日本書紀』において武振熊命に討たれた凶賊とされる一方で、岐阜県の在地伝承では悪鬼や毒龍を退治し寺院の開基となった逸話も残されている。猛々しい鬼神であると同時に、文化英雄や守護神としての側面も併せ持った存在だった。
それら在地伝承を収集し、宿儺の偉業を称えた逸話や美談を強調し、極限まで先鋭化させたのがこの魔術。術式の発動に際しては自身の身体的特徴を両面宿儺に対応させ、自身を核とし龍脈から汲み上げたエネルギーをその身に纏った化身に変貌する。
身の丈は伝承に沿い18丈(約54m)もあり、その巨体には余りに似つかわしくない速度で戦場を駆け巡る。二振りの剣は森の木々を薙ぎ払い、二張りの弓矢は必中の精度こそないものの着弾地点にクレーターを穿つほどの威力を誇る。また旱魃を退け冷害から農民を救った逸話から、自身の周囲に火属性魔術の効力を減衰させる雨を降らしたり、悪霊を駆逐する灼熱の火炎を両方の口から吐いたりも出来る。
この術式は在地伝承における美談としての宿儺を利用しているため、弱点が極端に少ない魔術として練り上げられている。ただし宿儺の美談を強調し過ぎたが故に、美談に縛られ術者が『悪事』と見做した行為でこの魔術を振るう事は出来ない。これを搦め手で攻略する事は極めて困難であり、真正面からの力押しでねじ伏せるより他にない。

『天叢雲剣』
三種の神器の一つであり、素戔嗚尊が八岐大蛇を退治してその尾の中から得た神剣。日本武尊の東征の際には草薙剣の名が生じている。
のち熱田神宮に祀られた神剣だったが、1945年の終戦直後に岐阜県高山市の飛騨一宮水無神社に一時遷座した記録がある。実はこの時儺取の祖父である魔術師が神体の管理を任された宮司の脳内から神剣の『設計図』を密かに盗み出しており、以来一族の悲願として双翼の代で漸く再現に至ったのが、『天叢雲剣』のレプリカ。
ただしレプリカとはいえ、オリジナルである神剣を精巧に模した逸品であり、逸話や伝承から魔術師が独自の解釈で組み上げた霊装とは偶像の理論という観点から一線を画する。
天叢雲剣で素戔嗚尊の十拳剣が破損した逸話から、接触した同格以下の武器(神器の精巧なレプリカであるため、大抵の武具・霊装は該当する)を破壊する特性を持つ。しかし特筆するべきは龍脈に流れる莫大な力の収束・制御である。天叢雲剣は八岐大蛇の体内から出現した事から龍の属性を有し、地上の八方へ鎌首をもたげる大蛇は龍脈そのものと解釈出来る。これにより周囲の龍脈から無尽蔵に等しい力の供給を受ける事が可能となり、『両面宿儺』の維持にはこのエネルギーが当てられている。無論儺取の周囲で他の魔術師が龍脈から力を汲み出す事は非常に困難となる。
ちなみに『天叢雲剣』のレプリカは両面宿儺が左右に剣を帯びていた伝承から二振り存在し、術式『両面宿儺』の発動と共に双剣も相応のサイズの光剣に変化する。この時、宿儺の毒龍退治の逸話と龍の属性を持つ神剣にシナジー効果が生まれ、巨大な刀身に猛毒の追加効果が発生する。


625 : ■■■■ :2016/03/31(木) 15:18:02 ykUh5GA2
【名前】氷崎 那音(ひざき なおと)
【性別】女
【所属】科学
【能力】魅了美声(チャームボイス) レベル3 【兵器】疑音発声器『ダミートーカー』/HsVA-13『レイブンクライ』
【能力説明】
自分の声を聞いた相手を虜にし、思うが儘に操る精神系能力。
効果時間は彼女の声を最後に聞いた時から3時間。彼女の声を聞かせ続けている限りは、操る事ができる。
常時発動型で、極稀に途切れるが、彼女自身には制御できていない。

なお、同レベル以上の精神系能力者には無効化できる。

【兵器説明】
・擬音発声器『ダミートーカー』
 チョーカー型の人工発声器。
 神経信号を受けとり、人工音声を発する。

・HsVA-13『レイブンクライ』
 翼の様な形状をした、超薄型スピーカー。
 片翼で2m程の幅があり、両翼で計8個のスピーカーが搭載されている。
 実は『ダミートーカー』もこの兵装の一部であり、スイッチを切り替える事で内臓マイクが起動する。翼が開くのもこの時である。
 普段は折りたたまれ、リュックの様な形状になり持ち運び易くなる。

【概要】
唱和園高校の2年生。
極上の美声の持ち主で、元蓬莱ガールズのボーカル担当。
高校一年に上がる直前に能力が覚醒し、それ以来、歌う事を止めた。
『ダミートーカー』を手に入れてからは会話は出来るようになったが、メンバーへの負い目から、他人とのコミュニケーションは少なくなった。
特に仲の良かった夕凪陽夏とは、今でもメールだけのやり取りは続けているが、絶対に会おうとはしない。

今でも歌いたい欲求に駆られて、放課後に屋上で歌っている事がある。
基本的に人が居なくなった頃に行っているが、たまに部活などで残っていた生徒に目撃される事があり、能力のおかげで正体はバレていないが、これが都市伝説「宵闇の歌姫」として広まってしまっている。

現在は、暗部組織『トータル』に所属。
即席の兵隊を大量作成できる能力の有用性から、スカウトされ、大規模な戦闘任務に参加する事が多い。

【特徴】
身長159㎝ ウェーブの掛かった黒の長髪 胸は普通
【台詞】
「『ごめんね、もう私は歌えないの』」
「『アナタには、関係ない』」
「アレを倒して。その後は……そうね、寝てて」
【SS使用条件】
特になし


626 : ■■■■ :2016/03/31(木) 15:19:51 ykUh5GA2
元々歌うキャラ考えてたから、色々混ぜてみました


627 : ■■■■ :2016/03/31(木) 18:34:13 CpvInS/M
現在登録されてる蓬莱ガールズの初期設定を大幅に変えかねない設定持ちだけど、そのへんはいいのかい?


628 : ■■■■ :2016/03/31(木) 18:41:57 ykUh5GA2
改めて確認してみると問題だらけだった……
すいません、一度取り下げます


629 : ■■■■ :2016/04/01(金) 22:38:20 4tia1U6o
新年度一発目!

【名前】鳳輦彪歌(ほうれん あやか)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】呪薬『井守の粉』、聖具『櫛島の湯津爪櫛』
【能力説明】
・呪薬『井守の粉』
「イモリの黒焼き」が一番有名だが、イモリを魔術的に特殊な工程を踏む事で粉末状の薬にし、対象へ直接振り掛けたり、粉末を溶かした酒や水を飲ませたり、体に塗り込む事で効果を発揮する。
伝承では「イモリの黒焼き」は強制的な惚れ薬や媚薬として使用されていたが、彪歌はここにアレンジを加え愛憎逆転の呪薬『井守の粉』を製作した。
「憎しみを抱く相手でも惚れさせてしまう(=愛憎のバランスを弄ぶ)」惚れ薬に込められる『愛憎』の魔術的記号のバランスを弄るこの呪薬を与えられた者は、憎しみ(憎悪・敵意・殺意etc)を向けていた者を愛し、愛(友愛・親愛・恋愛etc)を向けていた者を憎むようになる洗脳を施される。
また、これとは別の手順で作製された『井守の粉』を身体に塗り込む彪歌は再生能力を持つようになった。
イモリは大人になって尚四肢のみならず脳・内蔵・骨さえも再生する能力を持つ。約三億年前から現代にまでその種を残し続けているイモリを魔術的に解釈し、「伝承的にイモリ自身の繁殖行動の激しさから製作した薬に惚れ薬の効能が生まれた」という経緯を踏まえ、彪歌はイモリのような再生能力を効能として人間に与える呪薬を開発した。
四肢がもげようが骨が粉々に砕かれようが脳や心臓が吹っ飛ぼうが再生するとまではいかないが、それ等未満の損傷なら高速再生していく…後述する聖具使用時を除いては。

・聖具『櫛島の湯津爪櫛』
沖へ流罪となった後鳥羽上皇が嵐に遭い漂着した島で世話になった老人に礼として愛用の櫛を与えた。
この老人こそが当代の鳳輦家に仕える人間であり、後に主である当代当主に献上された櫛は鳳輦家によって魔術的細工を施された。素材は竹。鬼石と呼ばれる石も組み込まれている。
天皇家が所持する高質の櫛に現代では部分的に失われてしまっている魔術技術を注ぎ込んだ結果、千年経っても替えの利かない聖具となっている。
スサノオによって救われたクシナダヒメの逸話を基にする聖具であり、出雲に残された神話伝承を下地に当時の鳳輦家秘奥の技術がつぎ込まれている。
「男性(神話の場合スサノオ)が女性の生命力を得る為にクシナダヒメを櫛にした」と解釈できる伝説を「クシナダヒメを男性の櫛に組み込んだ」と独自解釈する事で後鳥羽上皇という男性が愛用していた櫛に齟齬を起こす事無くクシナダヒメ要素を組み込んでいる。
『櫛島の湯津爪櫛』の特筆すべき特性を一言で表すならば『呪力』であろう。呪力の根源の1つである『呪い』を数多く抱いた後鳥羽上皇愛用の櫛は、古来より櫛が呪力を宿すと謳われる事も相俟って呪力を活性化させる『器』としては申し分無しの一品であった。
漂着した先で世話になった者に愛用の櫛を礼として渡す行為に呪いは存在せず、残留する呪いを時間を掛けて浄化した鳳輦家によって高質な櫛に出雲に残る神話伝承から収集したクシナダヒメの魔術的記号を組み込んだ。
聖具『櫛島の湯津爪櫛』を挿す彪歌はスサノオの加護(主に身体強化)と操る呪術のレベルを数段上げる効能を得ている。これにより呪薬『井守の粉』の効能を大幅に引き上げ、不死に近い高速再生能力と空気中に存在する水蒸気に粉末を溶かす事で実現する強力且つ集団規模の愛憎逆転呪術を両立させている。


630 : ■■■■ :2016/04/01(金) 22:38:45 4tia1U6o
【概要】
魔術結社『神道系出雲派』に所属する女性魔術師。20代後半。天道家に並ぶ高名な家柄鳳輦家の現当主を務める。
かつて鳳輦家を勘当された鳳輦沙耶歌とは姉妹関係。一回り以上歳の離れた妹である。沙耶歌と同じく国内最大規模の魔術結社と謳われる『神道系出雲派』の全容を知る者の一人。
鳳輦家は島根県北部・西部及び隠岐諸島に影響範囲を広げる家系である。かつて隠岐に流罪となった天皇家の人間の世話に努めたり、今では島根県の無形民俗文化財に認定されている隠岐島前神楽の伝統を取り込んだりと何世紀も前から活動している。
現当主彪歌もまた神楽を舞う巫女としての技術・役割を受け継いでおり、毎年行われる出雲大社での神楽奉納にも巫女として参加している。
主に使用する呪薬の他に出雲神楽や石見神楽、隠岐島前神楽などの舞踏魔術及び葬祭魔術を高水準で行使する事ができ、神懸りなどの憑依(トランス)魔術もこなすなど鳳輦家現当主の名に恥じぬ実力の持ち主である。
当初の予定では姉である沙耶歌が鳳輦家の当主に就く筈だったのだが、個人的都合により沙耶歌は鳳輦家から勘当され、まだ10代の少女であった彪歌が当主に就く運びとなった。
一回り以上歳が離れている事もあって、彪歌は沙耶歌の人となりを上手く理解できていない。物心付く前も後も姉に抱いた印象は決まって「物の怪のような笑みを絶やさない不気味な女性」である。
自分勝手な理由で当主の座を自分に押し付けた沙耶歌に彪歌は今でも憤りを感じているが、同時に自由奔放に世界を駆け回っているであろう姉の行動力を羨ましく思ってもいる。
しかしながら、『出雲派』は持ち得る神秘性こそ魔術の力の根源と考える魔術結社である。本来であれば姉の沙耶歌や天道家の跡取りのように各地を回って神秘性の象徴である魔術を披露してしまう事態は避けなければならないと彪歌は捉えている。
なので、天道家の跡取りに対して良い印象を持っていなかったのだが最近その跡取りである天道祓栄が出雲大社に立ち寄った際に思いがけず姉の沙耶歌の話を聞いて以降は天道への印象を改めた。
沙耶歌が今も鳳輦家を気に掛けていた事、日本津々浦々話を楽しげに語る天道の笑顔を見た事、それ等が彪歌の中で合わさり沙耶歌や天道のような人間が安心して帰られる居場所を作り、守る事こそが鳳輦家現当主魔術師鳳輦彪歌の役目なのだと悟ったのである。
魔法名『渡り鳥の還るべき居場所の家主(domum858)』。時々出雲大社に立ち寄る天道の話に興じ、出雲大社を訪れる参拝客に応対しながら彪歌は故郷を飛び立った姉の帰りを待ち侘びている。
【特徴】
身長163センチ。膝裏まで伸びる艶のある黒髪。前髪は姫カット、後ろ髪は白の檀紙を用いて束ねている。色白の肌。女性としてスタイルは抜群。特に胸が大きい。
出雲神社の巫女装束に身を包み、千早を装束の上から羽織り、髪に当主の証である聖具『櫛島の湯津爪櫛』を挿す。
気品ある清潔感を漂わせ、その微笑みは柔和というよりもお淑やかという言葉が当て嵌まる。
【台詞】一人称「あたし」。それなりに見知っている相手には下の名前で呼ばせるし自分も下の名前で相手を呼ぶ。
「籠の中の鳥とか井の中の蛙とか、『外の世界を知らず安寧な箱庭で暮らす哀れな生き物』みたいに捉えられてしまうけれど果たしてその鳥や蛙達は本当に哀れなのかしらね?安寧の住み家を持たない生き物は、何時かその身を磨り減らして地に伏してしまうわ」
「最近は『皇室派』の周辺で諍いが絶えないわね。そもそも『皇室派』は『遠野派』や『武家派』とは仲悪いし。『倭派』は魔術結社としての体制自体が揺らいでいる不安定な兆しがある。うーん、次々に歯車が噛み合わなくなっていっている気がする。一歩間違えたら神道系魔術結社間で大規模な戦乱が勃発する事態に……なんて、さすがにそれは無いか」
「今頃沙耶歌姉さんは何処で何をしているのかしらね。家には顔を出せなくても出雲神社に立ち寄るくらいはできるでしょーに。まぁ話を聞く限りじゃ相変わらず元気そうだし、でも偶にはあたしの顔を見に来てくれても……あーあ。姉妹って感覚ホント薄いねー」
「祓栄君。遊奉さんは何処へ?……そう、御神籤を引きに行ったの。フフッ、彼女の神楽は人を笑顔にする素晴らしい舞だから、もし時間があったら舞の事でお話したいなって」
【SS使用条件】
特になし


631 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:09:32 brlMje8M
【名前】武藤刻定(むとう ときさだ)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『鬼切術式』
【霊装】『童子切安綱の贋作』
天下五剣のひと振りである『童子切安綱』を精巧に模した刀
【能力説明】
『童子切安綱』の持つ鬼を斬ったという伝承をシンプルに「魔を殺した」と解釈することで、斬撃に魔術やそれに類するものを斬って滅するという効果を付加することが出来る。また他にも人が鬼を斬った伝承に由来する魔術を扱う。

・『鬼切安綱』
渡辺綱が茨木童子という鬼の右腕を切り落とした伝承を基にした魔術。
「片腕を切り落した」とは「相手の戦力を半分にした」ことだとする解釈から、この魔術は刻定が斬った対象の持つ力を一時的に半減させる効果を持つ。効果は刀が相手にカスっただけでも発動し、また2回斬れば更に半分(1/4)、3回斬ればまた更に半分(1/8)と効果は重複していく。そして相手の持っている力とは単純な身体能力や魔力だけでなく耐久力や五感等かなり細かく設定する事ができ、また生物以外の物質や魔術等を斬った場合でも効果を発揮する。そして、半減させる力をより細かく絞れば絞る程この魔術の持続時間は伸びる(逆に言えば大雑把な設定だと、数秒〜数分程度しか持続しない)。
ただし、この魔術自体には攻撃力は無く、また、この魔術を発動している間は刻定の持つ刀は切れ味が無くなるため(物体をすり抜けるようになる)、斬撃自体でも相手にダメージを与えられなくなる。そして、そもそも相手に斬撃を当てられるなら、この魔術を使わずに普通に相手を斬れば良い場合の方が多いため、総じて使いどころが難しい魔術だと言える。

・『鬼丸国綱』
病に伏せていた北条時政が、病の元凶であった鬼が斬られた事によって快復したという伝承を基にした魔術。
ここで斬られる鬼とは人に病や災いをもたらす存在のことであり、それを基にしたこの魔術は斬る(というよりも刀に触れさせる)という行為によって対象の罹っている毒や病、呪詛、洗脳、幻術といった様な所謂「状態異常」全般を解除する効果を持つ。ただし癌の様に本人の体の一部を切除しなければならない病気には一時的な鎮痛程度の効果しかない。
また、この魔術も『鬼切安綱』と同じく発動中は刀の切れ味が無くなるが、こちらは鬼という病の元凶を斬って病を快復させたという伝承を反映させ、状態異常を斬って解除すると同時にその状態異常の元凶に斬撃のダメージを与える効果を持っている。例えば呪いを罹けられていた人間を斬って解呪した場合、その人間にダメージは無いが呪いをかけていた魔術師はまるで刀で斬られたかの様な傷を負う。峰打ちのように衝撃だけを与えることも可能。ただし、このダメージは元凶の者がある程度近くに居ないと発動しない(状態異常の解除自体は問題なく出来る)。
そして北条時政の鬼切伝説は刀がひとりでに動いて鬼を斬ったという物であるため、この魔術も刻定本人が状態異常に罹かった場合、彼が刀に触れているとき限定だが自動発動する。


632 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:10:34 brlMje8M
『童子切安綱』
源頼光が酒呑童子という鬼の頭領の首を刎ねた伝承を基にした魔術。
源頼光ら討伐隊が酒呑童子を油断させるために、鬼と共に血の酒と人肉を食らった伝承を反映させ、この魔術は刻定が血の滴る人肉を口にすることによって発動する。この際、彼は自分の腕の肉をほんの少し齧って飲み込むことで魔術を発動している。
そして、この魔術は人肉を鬼達と共に食らったという伝承を「本来人間では絶対に勝てない筈の酒呑童子を打倒出来たのは、鬼の様に人肉を食らう事によって、源頼光自身も奴らと同じ鬼に成っていたからである」と解釈し、刻定の肉体を鬼に変化させる効果を生み出している。そのため、この魔術の発動中、刻定の皮膚は赤銅色に代わり、額からは一対の角が生える。また身体能力や五感、魔力が大幅に強化され、肉体や骨格は鋼鉄を遥かに超える強度と、欠損した手足がすぐに再生する程の異常な治癒能力を持つようになる。
また、この魔術の発動中は刻定の持つ刀は人外の者に対して極めて高い殺傷能力を発揮するようになり、特に対象の首を刎ねるという行為に成功した場合、対象の持つ能力や特性を全て無視して対象を即死させる事が出来る。そして、ここで言う人外の者とは単に魔物の様なモノのみを指すのではなく、式神やゴーレム、魔法生物等の魔術によって生み出された擬似生命や、聖人や魔導師の様な本来人間が有していない力を保持している者も含まれる。また、日本では鬼と神を同一視する信仰もあるため、天使や神さえも効果の対象に含まれている。
しかし、強力な魔術である反面、その代償として消耗も大きく、また術者の精神までも鬼へと変化させてしまう危険性を持っている。そのため常人がこの魔術を使用すると、すぐに理性を失い、鬼に成り果ててしまうだろう。現在、刻定が曲がりなりにもこの魔術を安定して使えているのは彼の類まれなる血統と才覚、そして十年以上に渡る過酷な鍛錬によって培った彼の強靭な肉体と精神力あっての事なのである。

また本当にヤバイ案件にあたる際には東京国立博物館に保管されている本物の『童子切安綱(刀)』の使用許可が下りるが、それを用いた『鬼切術式』は贋作とは段違いの出力を発揮する。

【概要】
魔術結社『陰陽局』に所属する魔術師。平安時代より時の権力者に仕え、魔を討伐してきたとある武家の末裔であり、彼自身も一族が長きに渡って研鑽してきた武術を高いレベルで習得している。性格は豪快で義理人情に篤い。また弱きを助け強きを尊ぶ高潔な武人であり、同時によく食べ、よく戦い、よく嗤う、まるで荒々しい鬼神の様な人間でもある。
そして、そうした二面性は彼の宗教観にも表れてり「善性も悪性も共に人間の性であり、故に人間は因縁(理由)さえあれば善行でも悪行でも行ってしまうものだ」という日本仏教的な思想を持っている。つまりは善人にも悪人にも、そうなるに至った様々な理由があるのだとする考えである。しかし、だからと言って彼自身は別に悪人を野放しにする様な人間ではない、むしろ人間の悪性に理解があるからこそ、自分がクソ野郎にブチ切れてソイツを一方的にぶちのめすこともまた人間の当たり前の性(その是非は別として)であるとする、ある意味清々しいほど便利な思考をしている。
戦闘では武術と魔術を織り交ぜて戦う典型的な前衛タイプ、その強さは肉体を魔術で強化せずとも羆を相撲で投げ飛ばし、強化有なら挙動が音速を超える程である。また決して脳筋というわけでもなく一般的な陰陽術であれば一通り習得しており、小技や絡め手を用いても戦況を動かせる狡猾さも持っている。
陰陽局の局員としては既に勤務10年を超えるベテランの一人であり局の若手からは良い兄貴分として頼られているが、言動がイケイケGOGO過ぎて周りの人間をしょっちゅう置いてきぼりにするため黒獅子雅からは朝倉俊介や寄城魅憑に並ぶ胃薬要員に数えられている。また一時期休職して数年ほど武者修行で世界中を回っていた経験からか良くも悪くも色んなところに友人や敵を作っているらしい。


633 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:11:06 brlMje8M
【特徴】
28歳、身長:200センチ以上、体重:100キロ弱
見上げる程の長身と鋼のように鍛え上げられた肉体を持つ。容姿は無骨だが不思議と愛嬌があり、笑うと子供っぽい。また、なにげに名家生まれで育ちが良いせいか豪快な性格とは裏腹に、言動の節々に学と気品の様なものが表れている。
朝倉俊介に付けられたコードネームは「鬼切(オーガ・セイバー)」、何かそのまんま過ぎね? 
とツッコミを入れたら次の日から「絶・鬼神刀(エスパーダ・デル・オグロ・フォルティシモ)」と呼ばれるようになった。そんで、覚えづらいので速攻で「鬼切(オーガ・セイバー)」に戻させた・・・コードネームで呼ばれること自体は全然ウェルカムらしい
【台詞】
「鬼とは魔であり神であり、そして己自身である・・・難しいだろ? まあ善悪の二元論じゃ中々表せねーもんなんだよ」
「もう少し体を鍛えたらどうだ? どんな大層な魔術だって術者が落とされたら意味ねーぞ」
「お互いに譲れねえもんがあるんだ、なら対話も説得も無粋だろ? どっちが我を通せるか、コイツ(刀)で語り合おうや」

【SS使用条件】
特になし


634 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:24:38 hFNddQUc
超音速挙動に加えて聖人魔術師天使神をも対象に含むという下りはあってもいいと思うけれどやるなら本物の『童子切安綱(刀)』の時限定にした方がいい
でないとこのキャラはオリキャラとしてアウトだと思う。そして本物を使う際のリスクは贋作以上だろう?ならそのリスクも明記するべきだ


635 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:30:00 hFNddQUc
そうだ、少なくとも神は対象外にした方がいいな
魔神を殺せる魔術と言い換えればどれだけやばいのかわかるだろ


636 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:33:51 wOIz8MOw
聖人崩しを持ってる天草式にかまちーが言及して、「大変なことになる」とまで言ってるんだけど(16巻)
普通に聖人魔術師天使神を即死させる術式とか各方面から潰しにかかられると思うし、NGだと思う
特攻効果を得られる、でもダメだと思うし、この部分はまるまる削った方がいい気がする

あと、魔術を使っているとそのうち理性がなくなるってそれリスクになってないと思う


637 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:37:45 brlMje8M
>>634>>635
承知です、とりあえず修正は明日以降に


638 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:39:39 BR/Fbo2A
そういえば必要悪所属の鬼殺しさんも
今でも認めてない人いるのでは?と思うくらいに
昔、だいぶ紛糾した議論が起きたな


639 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:40:15 hFNddQUc
>>637
>>636の指摘も忘れずに。この魔術匙加減が結構難しいぞ


640 : ■■■■ :2016/04/02(土) 00:52:02 hFNddQUc
個人的な意見としては生物学的に聖人を即死させる魔術はあってもいいと思う
聖人は無敵な存在でも無いし魔術が効かない存在でも無いし
即死魔術があっても大方の魔術師を寄せ付けない程の実力を聖人が有しているだけであってね
その辺の匙加減次第でセーフにもアウトにもなると思う


641 : ■■■■ :2016/04/02(土) 01:10:35 fCItpugE
首はねられた即死効果とか関係なく流石に聖人でも即死するんじゃ…
天使とか魔神とか人間が勝っちゃいけないやつらを殺せるのはやばいけど、聖人に特効効果がつくくらいならアリだと思うな、原作でも聖人って刺傷に弱いとか、弱点自体は有るみたいだし


642 : ■■■■ :2016/04/02(土) 01:22:11 wOIz8MOw
>>640
いや、原作では単に聖人を一時的に身動きとれなくするだけの聖人崩しでも
「魔術サイドにおける天草式の組織バランスは崩れた」とまで(あとがきで)言われてるし…
大覇星祭での刺突杭剣といい、禁書世界で対聖人術式って相当ヤバい扱いを受けてると思う

あまり当人ぬきで言い合ってもいけないのでこれ以上は>>637の改定案を待つことにする


643 : ■■■■ :2016/04/02(土) 01:27:24 brlMje8M
とりあえず修正を

『童子切安綱』
源頼光が酒呑童子という鬼の頭領の首を刎ねた伝承を基にした魔術。
源頼光ら討伐隊が酒呑童子を油断させるために、鬼と共に血の酒と人肉を食らった伝承を反映させ、この魔術は刻定が血の滴る人肉を口にすることによって発動する。この際、彼は自分の腕の肉をほんの少し齧って飲み込むことで魔術を発動している。
そして、この魔術は人肉を鬼達と共に食らったという伝承を「本来人間では絶対に勝てない筈の酒呑童子を打倒出来たのは、鬼の様に人肉を食らう事によって、源頼光自身も奴らと同じ鬼に成っていたからである」と解釈し、刻定の肉体を鬼に変化させる効果を生み出している。そのため、この魔術の発動中、刻定の皮膚は赤銅色に代わり、額からは一対の角が生える。また身体能力や五感、魔力が大幅に強化され、肉体や骨格は鋼鉄を遥かに超える強度と、欠損した手足がすぐに再生する程の異常な治癒能力を持つようになる。また、この魔術の発動中は刻定の持つ刀は切れ味が大幅に上昇し、『鬼切術式』の持つ魔を斬って滅する効果も強化される。
しかし、強力な魔術である反面、その代償として消耗も大きく、また術者の精神までも鬼へと変化させてしまう危険性を持っている。そのため常人がこの魔術を使用すると、すぐに理性を失い、鬼に成り果ててしまうだろう。現在、刻定が曲がりなりにもこの魔術を安定して使えているのは彼の類まれなる血統と才覚、そして十年以上に渡る過酷な鍛錬によって培った彼の強靭な肉体と精神力あっての事なのである。


644 : ■■■■ :2016/04/02(土) 01:33:34 hFNddQUc
>>642
こちらも当人のいないところでこのレス以上の言いあいはしないのだけれど、
書き方がまずかったけど>>640で言っているのは対聖人用術式じゃ無くて生物学的に生物を殺す魔術の事ね
>>641も言っているけど首を刎ねたら生物は死ぬし聖人だって死ぬ
なら首を刎ねる逸話を利用し首を切った生物は即死する魔術は聖人にだって効くでしょ?
単純に聖人はメチャクチャ強いので即死魔術を持っていたとしても聖人に適用する隙が無いだけであってね
原作に登場した障害物をすり抜け標的を絶対に逃さないブラフマーアストラが聖人に無効とは読めないでしょ?
魔術が聖人に無効というのは違う。それを無効と錯覚させる程の実力持ちが聖人というだけの話というのが俺の見解


645 : ■■■■ :2016/04/02(土) 01:38:48 hFNddQUc
リロードすればよかったな
『鬼切術式』の持つ魔を斬って滅する効果って『鬼丸国綱』を強化する事かな
とりあえず俺は異論無しです


646 : ■■■■ :2016/04/02(土) 01:39:26 brlMje8M
>>644
うーん・・・とりあえず首刎ねKOは結構気に入ってるので上手いことすり合わせることが出来たらと思います


647 : ■■■■ :2016/04/02(土) 02:12:43 wOIz8MOw
>>643
俺としてはもう言うことはないかな
問題ないと思う

>>644
すまん、読み違えてたな
聖人だろうと条件次第で生物全般を殺す術式は条件によると思うけど、全くなしではないと思うし、条件にハマれば聖人も殺せるという認識は同意する
聖人は頑丈ではあっても魔術効果をレジストできるわけじゃないしね


648 : ■■■■ :2016/04/02(土) 02:45:36 BRv8YmeM
プロ野球選手の大谷って奴が193㎝の100㎏だけど全然ムキムキじゃない
2m越えて鍛えた肉体だと120㎏は超えると思うよ


649 : ■■■■ :2016/04/02(土) 03:03:40 fCItpugE
>>636
大火力の砲撃や広範囲をまとめて巻き込む類いの魔術ならともかく、肉体強化系なら理性を失いかねないってのはそこそこのリスクだと思うけど


650 : ■■■■ :2016/04/02(土) 11:47:40 sm.gFFKo
あるキャラの能力で窓のないビルを壊せるか議論を思い出すな
結局あのときは窓のないビルは原作で一方通行でも全く壊せなかったから
破壊対象に持ってくるのはやめよう、で終わったと思う


651 : ■■■■ :2016/04/02(土) 12:41:26 Z5TgD2l2
天草式の聖人崩しは聖人が刺突に弱いという弱点を元にしたことと、
身近に神裂火織という聖人がいて彼女の力になりたいという意思の元集団が団結して血の滲むような思いで編み出した技
聖人崩し自体、実際の効果は聖人の身を短時間に硬直させるだけで、アックアが起爆したのは二重聖人という特例だったからだしなあ
それを魔と付くものなら何でも、とか聖人への特効性能、とかは個人レベルの魔術師が振るう力として違和感がある
全生涯を懸けて聖人打倒に打ち込んだような老練の魔術師ならまだ理解の余地はあるけども
まあ聖人に首をはねる隙があれば術式関係なく死ぬというのは同意するけどね


652 : ■■■■ :2016/04/02(土) 14:52:26 fCItpugE
>>651
でも言っちゃ悪いが凡庸な魔術師数名がたった数年死に物狂いになれば生み出せる魔術だからな聖人崩しって。
聖人をピンポイントで殺しに行く魔術はむしろ政治的なリスクの方がでかすぎて誰も作りたがらないだけであって、術式そのものはそんなに超常的なもんでもないのではってのが俺の考えなんだけど。あと原作でも対聖人用じゃなくてもコレ直撃すれば聖人殺せね?って効果の魔術は一杯あったし、聖人の火力や身体能力自体なら天才と呼べるレベルの魔術師ならある程度再現可能みたいだし、超強いけど魔神みたいな超越者ではないってのが聖人のパワーバランスだと思うな。
当たりさえすれば聖人でも殺せる系は才能と時間とそれを持っていても周りからフルボッコにされない程度の政治的後ろ楯を持ってるキャラなら使えてもいいと俺は思うよ
まあこの話題はもう終わったことなのかもしれないけど


653 : ■■■■ :2016/04/02(土) 15:10:00 cFEx5mv.
>>652
天草式ってかなり優秀な魔術集団じゃなかったっけ
偶像のスペシャリストだとかなんとか
聖人崩し自体も作ることによるリスクよりリターンの方がよっぽど大きいと思うし多分作ろうとした人間はいっぱいいたんじゃないかな


654 : ■■■■ :2016/04/02(土) 15:21:28 sm.gFFKo
とりあえず聖人殺しやりたがってる人がいることだけわかった


655 : ■■■■ :2016/04/02(土) 16:58:17 k95mTfII
俺は暗部や統括理事にケンカ売るキャラや組織の時点で拒絶反応示してしまうんだが、
聖人に関してもそういう感覚持ちかもしれない


656 : ■■■■ :2016/04/02(土) 17:01:49 Z5TgD2l2
話は変わるけど、もう保管庫登録済みの>>448ミスカトニックについて
解釈を意図的に間違えたコピーが原典を凌駕するって今更だけどありなのか?
仮にありだとしても、「一部」凌駕するとある割にはクトゥルフ神話のお歴々がトンデモスペックで並んでるように見える
せめて一つの神格の記述について原典超えを果たした、くらいに抑えるべきだと思うんだが


657 : ■■■■ :2016/04/02(土) 21:18:04 cFEx5mv.
>>656
意図的に間違えたコピーが原典を越えるのはありえないと思うなぁ
記述を間違えたコピーなんてまず魔道書としての機能すらないだろうしまず間違いなく執筆中に暴走して執筆者が死にそうだし
仮に偶然に偶然が重なって新しい原典になったところでそれがクトゥルフ神話関連において死霊術書を越えるのはありえないんじゃないかな


658 : ■■■■ :2016/04/02(土) 22:04:42 ZsBa2WM.
何度も繰り返した中での成功例ってのは設定に書いてるし
越えるってのも部分的ってのも書いてあるけど


659 : ■■■■ :2016/04/02(土) 22:17:41 cFEx5mv.
その一部を越えるのもありえないんじゃないかって意見ね。一応
そういえばミニスカってコピーを作る時どうやったんだろ
写本のコピーなんて性能的にはたかが知れてるだろうし


660 : ■■■■ :2016/04/02(土) 22:20:53 cFEx5mv.
やべミニスカじゃないミスカトだ


661 : ■■■■ :2016/04/02(土) 22:21:46 brlMje8M
・『童子切安綱』
>>643の再修正を
聖人や天使への特効云々を全部カットして、シンプルに威力強化に変更しました
むしろ汎用性というか雑魚狩り能力は上がった気もしますが

源頼光が酒呑童子という鬼の頭領の首を刎ねた伝承を基にした魔術。
源頼光ら討伐隊が酒呑童子を油断させるために、鬼と共に血の酒と人肉を食らった伝承を反映させ、この魔術は刻定が血の滴る人肉を口にすることによって発動する。この際、彼は自分の腕の肉をほんの少し齧って飲み込むことで魔術を発動している。
そして、この魔術は人肉を鬼達と共に食らったという伝承を「本来人間では絶対に勝てない筈の酒呑童子を打倒出来たのは、鬼の様に人肉を食らう事によって、源頼光自身も奴らと同じ鬼に成っていたからである」と解釈し、刻定の肉体を鬼に変化させる効果を生み出している。そのため、この魔術の発動中、刻定の皮膚は赤銅色に代わり、額からは一対の角が生える。また身体能力や五感、魔力が大幅に強化され、筋肉や骨格は鋼鉄を遥かに超える強度と、欠損した手足がすぐに再生する程の異常な治癒能力を持つようになる。また、この魔術の発動中は刻定の持つ刀は切れ味が大幅に上昇し、『鬼切術式』の出力も上昇する。そしてこの魔術の発動中に対象の首を刎ねるという行為に成功した場合、対象の持つ能力や特性を無視して対象を殺す事が出来る。
しかし、強力な魔術である反面、その代償として消耗も大きく、また術者の精神までも鬼へと変化させてしまう危険性を持っている。そのため常人がこの魔術を使用すると、すぐに理性を失い、鬼に成り果ててしまうだろう。現在、刻定が曲がりなりにもこの魔術を安定して使えているのは彼の類まれなる血統と才覚、そして十年以上に渡る過酷な鍛錬によって培った彼の強靭な肉体と精神力あっての事なのである。


662 : ■■■■ :2016/04/02(土) 23:33:41 Z5TgD2l2
>>657
やっぱり普通になしだよなあ。コピーが原典を超えるなんて
それならいっそミスカトが魔道書の原典を執筆出来る程の実力者で、クトゥルフ位相の知識にアクセスし原典アルアジフを執筆
しかし成功と同時に精神に異常をきたし発狂、の方がまだ納得できる
少なくともkm単位の現象をポンポンだせる神格が「ごろごろ」してるのが、どのあたりが「部分的」なのか分からない
作者さんがいればそこらへんを聞いてみたいんだが


663 : ■■■■ :2016/04/03(日) 21:31:23 3RINd1wA
【名前】家代 宮毘(えしろ みやび)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『産中の苦』
【能力説明】
妹尾忠孝に力を与えた『産女』……貶められた産土神をモチーフにした術式。
任意の対象の傷や苦しみを重さに転化し、術者の血を浴びせた箇所に肩代わりさせる。
血を浴びせた箇所が地面に接触すると重さは元に戻って血のついた対象に与えられる。
ただし、五分間重さに耐えきった場合、10分ほど元の傷や苦しみに対する耐性を得る。
大体致命傷1つで200kg、一つの血につき蓄えられる重さも200kg程度。
いわゆる『オーバーキル』などの場合は、血が焼き切れて転化が失敗する。
【概要】
少女四人で構成された遠野派系結社予備軍『百花繚乱』の一人。
『百花繚乱』の目的は妖怪に零落した女神を研究し、貶められた女神の格を取り戻すこと。
良く言えば落ち着いた、悪く言えば冷めた感じの性格。
女神の格を取り戻すこともそこまで重要視しておらず、主な動機は探究心にある。
『百花繚乱』に所属したのも半分以上は実利目的だったが、今はそれなりに愛着もある。
【特徴】
目の下に隈がある不健康少女。どこの学校のものかも分からないセーラー服を着ている。
腕には包帯が巻かれていて、腰に輸血パックをいくつもぶら下げ、
術式の関係上、血はいくらあっても足りないので造血の為の香草を胸に忍ばせている。
【台詞】
「わらわ戦闘タイプじゃないから。研究者だから。ね、少し落ち着こうビークール」
「あーあー……瑞の奴ついにキレちゃった。わらわ知-らね」
「うわうわうわー……。『産中の苦』が一発で許容量オーバーとか、マジ笑えねーし」
「『産中の苦』が生物限定だなんていつ言った?そしてこの瓦礫に血が着いてから既に五分。
 つまり、そなたの攻撃を完全に防御する最強の盾は最初から用意されていたってことね」
【SS使用条件】
特になし


664 : ■■■■ :2016/04/03(日) 22:15:43 vyz6Eha2
面白い魔術だな
発想がいいというか


665 : ■■■■ :2016/04/03(日) 23:51:38 3RINd1wA
>>664
ありがとう
魔術が真っ先に思いついたキャラだったから、そう言ってもらえると嬉しいな


666 : ■■■■ :2016/04/04(月) 00:15:30 dTOIA9co
>>662
作成者だが

天草式SSでクトゥルフの幻影を偶像の理論で召喚したのがいるが
そのクトゥルフの幻影は「どんなスペックになろうが人間では絶対に敵わないという『設定』だから狂うしかない」というもん
そこまでの絶対性はないから問題ないよね?と思うんだけど


667 : ■■■■ :2016/04/04(月) 00:50:51 dTtYKCW.
>>666
話を見てると

・限定的とはいえコピーが原典を超えるのはおかしい
・km単位の現象を起こせるのは全然限定的じゃない

って話が出てて、2番目については特に思うところはないんだけれども、それは別として、(オリキャラスレのルールで)魔術師個人が使える魔術としては強すぎるんじゃないかな
たとえば十字教の天使を参考にした術式を使う魔術師がいて、天使が地球の半分を更地にできるからって周囲数十キロ破壊できるのはおかしいし
まして数十キロ破壊、数百キロ転移、軍艦真っ二つレベルの戦力を多彩に揃えてる魔術兵器(元人間)とか、それはオリキャラでやっていい範囲を逸脱してるんじゃないかと
まぁSSで天草式があっさり攻略してたし一線級なら簡単に追い返せるのかもしれないけど、スペックの問題と攻略難易度の問題は別だから
と考えると、転移か軍艦真っ二つのどちらか一つに絞る程度が限度だと思う


668 : ■■■■ :2016/04/04(月) 20:51:18 gz6G2SHM
>>663
wikiで調べたんだけど、妹尾忠孝じゃなくて妹尾兼忠じゃないかな


669 : ■■■■ :2016/04/05(火) 00:58:24 UX8Erkzk
【名前】報瀬竈守(しらせ かまもり)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】塩土老翁
【能力説明】
日本神話において潮流と航海を司る神、塩土老翁の伝承を基にした魔術。
『記紀』神話における塩土老翁は、登場人物に情報を提供し、とるべき行動を示すという重要な役割を持っている。海幸山幸説話においては、悲嘆に暮れる山幸彦に出会った塩土老翁が良い潮路に乗る方法を伝え、海神の宮に行かせる。つまり、航海の道案内をしているわけで、謂わば船の水先案内人と言える役割でもある。他に武甕槌神、経津主神の先導や神武天皇の東征を促したエピソードもあり、それらの行為は一種の知恵授けであり、現代で言うところの情報提供に他ならない。船が安全に航海するためには、潮の流れや天候の変化などを正確に知ることが欠かせない。古来、航海関係者はそうした海上で遭遇する『未知の情報』を司る海の神に安全を祈った。そうした信仰の対象になったのが、航海を守護する情報の神である塩土老翁であった。

報瀬は『未知の情報』の提供者である塩土老翁の神器『神竈』から神託を得る事が出来る。この『神竈』は宮城県塩竈市御釜神社に現存する四口の竈の他に、松島湾釜ヶ淵に沈んだと伝わる失われた遺物をサルベージしたものであり、その神託は非常に高精度。もはや未来視の域にあると言っていい。ただし伝承上の塩土老翁はあくまで他者に情報を提供するアドバイザーであるため、術者自身の未来を見通す事は出来ない。

また塩土老翁は製塩技術を伝えた神としても知られ、神道では海(塩水)に入って身の穢れを祓う儀式があるように、塩は古来より清めの力があると信じられてきた。神器『神竈』の中に張られた海水は絶える事がなく、竈から出た途端に塩へと変化する。膨大な量の塩が生み出す奔流は鬼や悪霊といった邪悪な存在を断罪し、それらを基にした術式を悉く打ち消し押し流す。塩の形状は変幻自在であり、剣や槍などの武器を形成したり、敵対者を塩の柱にする事も可能。
【概要】
神道系遠野派の結社予備軍『みちのくの五賢人』の一人にして、遠野派の将遊留祇咲士を支える幹部でもある魔術師。まさに賢者と呼ぶべき風貌の老練の魔術師であり、『梟師』の良き理解者・アドバイザーとして遠野派全体の中でも名の知れた存在。常に泰然と構えており、余程の事がなければ狼狽えない不動の精神を持つ。
結社予備軍『みちのくの五賢人』は彼を筆頭とする五人の老魔術師によって構成されている。元は十分に魔術結社を名乗れる人員を揃えていたようだが、過酷な修行を繰り返す中で自然淘汰されて行き、残った五名で現在に至るらしい。結社名の由来は五人それぞれがみちのくの磐城・岩代・陸前・陸中・陸奥の五カ国出身だから。現在は奥州の秩序安寧を命題とし、その一環で遠野派の活動を見守っている。
遠野派の幹部としては未来視の魔術で遠野派内部に不穏な動きがないかを内偵し、必要な情報を遊留祇に提供する他、彼の倍近い年月を生きて培った経験から時に思惑に苦言を呈したり結社の方針についてアドバイスする事もしばしば。ただし本人はこれを歳を食った老いぼれにありがちな余計な小言だと自嘲しており、最後の決断はあくまで『梟師』である遊留祇に委ねるつもりでいる。
【特徴】
頭髪は完全に禿げ上がり、真っ白い顎髭は地面すれすれまで伸ばしている。つり上がった眉毛が厳めしい印象を与えるが、普段の態度は好々爺そのもの。
若い頃から剣道や古武術に精進していたお陰で、杖を突いているが腰は曲がっておらず未だ気力に満ちている。
水戸黄門の衣装によく似た装束を纏い、印籠の代わりに『神竈』を背負っている。
【台詞】
「ほっほっほ、また来たか我らが若き『梟師』よ。儂らも話し相手がおらんと呆けてしまいそうじゃからの。客人の来訪は歓迎するぞ」
「良い報せと悪い報せ、どちらが先に聞きたい?もっとも、そのどちらもこれから先に起きる事じゃがな」
「儂がこの魔術を会得して早半世紀ほどになるがの。今頃になって、我ながらつまらん術を身につけたものじゃと憂えておるよ。『未知』とは恐怖であると同時に期待でもある。何もかもが『既知』の世界など、擦り切れ色褪せたフィルムを見るのと何ら変わらんよ」
「……そうか。彼奴はもうすぐ……」
【SS使用条件】
特になし


670 : ■■■■ :2016/04/05(火) 12:12:31 xsvpzpx.
振動と摩擦係数の両方操れる科学ってあるのだろうか?
スカラーになっちゃうんかな?これ


671 : ■■■■ :2016/04/05(火) 17:32:26 w5W6tRpY
>>621
登録してからの指摘だから後出しジャンケンみたいな感じがして心苦しいんだけどすごく今更の質問をしてもいいだろうか?
天叢雲剣が飛騨一宮水無神社へ一時期避難していた経歴はわかるんだが神体の管理を任された宮司が天叢雲剣の設計図を知っていたというのはおかしくない?
天皇家さえ見る事が叶わないのが熱田神宮のご神体だ。という事は飛騨一宮水無神社の宮司は天叢雲剣を見ていないし設計図も知らないのではないだろうか


672 : ■■■■ :2016/04/05(火) 18:11:09 SirinYZs
>>667
じゃあこんな感じで、スレ内の意見から能力とか省略して纏めたり

【名前】ミスカトニック
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『死霊術書・魔叫凶典(ネクロノミコン・アル・アジフ)』
【能力説明】
『死霊術書・魔叫凶典(ネクロノミコン・アル・アジフ)』
英国に保管されている原典に及ばないまでも、劣化しているがクトゥルフ神話における神格の威力を再現できる。見た目は何らかの動物の皮を使った本。

「冷笑無貌(ナイアルラトホテップ)」
自在に形や大きさを変える暗黒の物体を召喚。
赤く輝く三つの目を持つ大蝙蝠、三つの肢を持ち鉤爪や触腕が伸び縮みする頭から触手を生やした怪物、ハイエナの体に禿鷲の体を持つ貌の無いスフィンクスなど。
様々な怪物に変化する、見た目を裏切り知能は人間を大幅に超える。

「沸騰混沌(アザトース)」
不定形の白いアメーバのような原生生物のような何かを召喚。
それは空間で爆発的に膨張して範囲内の物体を何もかも粉砕する。範囲は数kmは余裕。
見るだけで精神的に強烈な痛撃を受けるおまけ付。

他にもクトゥグアやクトゥルフ、ハスター、ヨグソトースなど数々の神格を降臨できる。
毒は極めて高濃度。魔術の覚えがある人間でも優秀でなければチラ見しただけで気絶するか発狂する。

【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の幹部。魔術の才能があり努力していた男。魔術名は『智を得る事で全てを収める(scio131)』
十字教徒がしていたような、他所の宗教の神や人を自分の宗教に取り込んで隷属させる方法を学んでみたり、特別に強力な魔道書を作り出して人、物、金を集めて世界の王者になろうとするなど。
微睡み誘う暗闇においては、分かり易い俗物といったような感じで、数少ない割と人間的な思考回路をしていた。
そこら辺を人付き合いが壊滅的な結社のメンバーに重宝がられたのか面白がられたのか定かではないが、幹部の立ち位置に担ぎ上げられて好きにやっていた。

危険を冒して死霊術書・魔叫凶典を奇跡的に開発したのは良いが、余りにも危険すぎるために、必要悪の教会のインデックスを真似て多重の精神防壁を張って抵抗しようとしたが
誰かからの人為的な悪意があったのか技術的に足りてなかったのか不明だが、処置には失敗、精神的に摩滅。現在は辛うじて人間の機能を保っているという有様。
今はバグったコンピュータと同じで、かつて自分がやっていた行動を繰り返すだけの歯車となっている。
それを他の構成員に誘導される事で、他結社との交戦の時に良いように使われている幹部と言うより兵器と同じ扱い。

現在は戦闘に立つ事が多く他の魔術結社から相当に恨まれているが、その中でも『多からなる一』からは昔から仇敵と言う認識で憎悪されている。
十字教徒がしていたような、他所の宗教の神や人を自分の宗教に取り込んで隷属させる方法を少数民族・部族の集まりの『多からなる一』に実験としてやろうとして彼等の逆鱗に触れた模様。


673 : ■■■■ :2016/04/05(火) 20:16:39 w5W6tRpY
【名前】鬼部亜紋(もののべ あもん)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『阿用郷の鬼一口』、『於爾の大歳神』、『鬼加美』
【能力説明】
・『阿用郷の鬼一口』
「鬼とは如何なる存在か」を発端とし、出雲風土記にて最古の鬼と謳われる阿用郷の鬼に結び付けた魔術。
この魔術では鬼を「あやふやな存在であり、人の認識によって人を喰らう鬼となった」を定義付けている。
普段は鬼部の周囲をうろつく霧となっている。この霧には認識阻害機能が付いており、隠密活動などに向いている。
認識阻害機能を解除すると、それは魔力を宿す不自然な霧となる。魔術を齧る者のみならず霧の現象そのものに違和感を抱く者達が現れるだろう。
警戒、敵意、殺意、恐怖、怒り等々様々な負の感情を抱かれる事によって霧は存在感を得、一つ目の鬼の顔となる。
古来より鬼の力を持つ妖怪は人を喰らう伝承が数多く存在する。肉体を喰らう者、心を喰らう者、影を喰らう事で人の命を貰うなどという伝承も各地に点在する。
魔術『阿用郷の鬼一口』では、出現した一つ目の鬼が影を食べるとその部位が動かなくなり、肉体を食べられるとどうなるかは明白である。
人の負の感情を食べ続ける度に(物理的にも魔術的にも)強大化する一つ目の鬼の顔だが、逆に言うと「鬼?あぁ、そんなもんこれで簡単に倒せるわー」とか「鬼?鬼だ!おおお!!会いたかったぜ!!」とか、負の方向に感情が移動しない思考回路の持ち主相手だと単なる認識阻害機能付きの霧でしかなくなる。

・『於爾の大歳神』
島根県に鬼村という場所がある。鬼村は鬼神や鬼一族が暮らす村と謳われ、村に存在する神社では大歳神を祀っている。この大歳神は鬼神と同一視されており、鬼一族から信仰を受けていた。
大歳神は豊穣神であり、大歳神の祟りは豊穣に関わる植物によって顕現する。神にとって祟りの対象となる者は神を畏れない者にある。
神への信仰は裏返せば神への畏れである。大歳神を畏れない者=鬼(神)を恐れない者と定義し、『阿用郷の鬼一口』が効かない相手に使用する。
鬼という存在や力を恐れない者程効果が高くなり、神の御業である豊穣の象徴たる植物が地中より生えてくる。
蔓を携える異様な植物は松葉のような鋭さと竹のような生命力の高さを持ち、ある時は剛力を宿す槍衾になり、またある時は蔓に絡め取った者の生命力を吸収する触手になる。
また、大歳神は方位による縁起を司る権能も持つ事から所謂『虫の知らせ』のような迫る危険を察知する感覚を研ぎ澄ます効果もある。
妖怪の鬼を前面に出す『阿用郷の鬼一口』と神の大歳神を前面に出す『於爾の大歳神』はワンセット扱いであり、双方の欠点を補う為相互補完性能は高い。

・『鬼加美』
島根県奥出雲町に鬼の試刀岩と呼ばれる岩が存在する。かつて鬼が刀の試し斬りをしたとされ、周囲に亀裂を起こさず綺麗に真っ二つに両断されている。
この伝承から『どんな鬼が』、『何の為に』、『誰を想定して』、『どのような効果を』、『本気で振るえばどのような結果に至るのか』を計算して製作された霊装。
鬼包丁のような形状で鍔が無く、柄巻も存在しない無骨な刀剣。刀身は全長2メートル強。刀身の中心部に空く円状の穴は一つ目を現す。鞘は鬼部の影である。
霊装に魔力を通すと円状の穴に球状の一つ目が出現する。刀身の色や刃紋は魔力の量や注入の加減で変化し、刃紋からは刀身の色に応じた煌びやかな光が輝く。
鬼とは元来人を喰い、思うが儘に暴れる妖怪である。鬼が刀を作る鍛冶伝承はあっても鬼が人の武器であり、鬼を退治する為にも使用された剣を振るう伝承は殆ど存在しない。
なおかつ、試し切りにも関わらず周囲に亀裂をおこさず破壊力を刃が触れる部分へ一極集中させて大岩を両断した『破壊力』と『繊細さ』の融合は本来鬼に似つかわしくない芸当である。


674 : ■■■■ :2016/04/05(火) 20:17:27 w5W6tRpY
『どんな鬼』、想定するは阿用郷の鬼と同一視される鍛冶の神でもある天目一箇神、『何の為に』、想定するは鬼を殺せる力や術を持つ者に対抗する為、『誰を想定して』、鬼を殺せる力を持つ者とは鬼と同じ人外の者、鬼を殺せる術を持つ者とは人間、『どのような効果を』、想定するは節理を見極める『瞳』と相反する力の『融合』とした。
『鬼加美』は天目一箇神の御力を最大限に発揮する為に製作された、相反する力を融合させる刀剣である。
鬼の膂力の象徴である『破壊力』と武具を製作する鍛冶神の象徴である『繊細さ』を併せ持つ『鬼加美』は無駄な破壊を周囲に振り撒かず、刃に触れる部分だけを両断する。
伝承元の試刀岩は節理に伴う両断であった事から刀身の中央部に出現した一つ目はエネルギーの筋道を見極め、刃紋に『川』や『山』の魔術的記号を付与し、融合させた『破壊力』と『繊細さ』を宿す刃で以てエネルギーを逸らしたり断ち切る事を可能とする。
波紋から放たれる光にも『川』や『山』の魔術的記号が宿っており、刀身を振るう軌跡や斬撃を与えた箇所に光が滞留する事によって様々な“流れ”を分散したり誘導したり堰き止めたりできる。
『本気で振るえばどのような結果に至るのか』の行き着く先、阿用郷の鬼や河川・山を作り出したダイダラボッチとも同一視され、天叢雲剣を作りたもうた鍛冶神天目一箇神の力を宿す『鬼加美』の本領。
それは全力(=魔力消費大)で振るう場合に限って発動する、刀剣そのものや刀剣を振るう主、刀剣に宿る異能に悪影響を及ぼす逸話への耐性を意味する『鍛錬』である。
【概要】
魔術結社『神道系出雲派』に所属する魔術師。鬼部家現当主。千年以上の歴史を持つ鬼部家始まって以来の異端児と称される。魔術名『心で鉄塊を打つ探究者(Fora191)』。
鬼部家はとある特殊な生き様を貫徹する、代々鍛冶を司る家系なのだが鬼部亜紋が当主となってからは刀剣のネット販売に精を出すようになった。
神秘性を謳う魔術結社に所属していた経歴、伝統工芸を嗜む者特有のネット時代とも謳われる現代社会への不適応ぶり、それらを露呈する家の者達に大層不満を持っていた鬼部亜紋は当主になった途端に己の野望である刀剣販売店『鬼部屋』を設立、『鬼部屋』の代表として伝統的な日本刀のみならず包丁製作や顧客の要望に応じた創作刀剣の受注を承るようになった。
「神秘性?何それ?おいしいの?」と言わんばかりの現当主の行動に当初は反対が多数を占めていた鬼部家だったが、伝統工芸や伝統芸能が時代の流れによって段々と廃れていく現状を何とか打破しようと必死に抗う鬼部の姿勢に次第に感化された。
最近ではアニメで登場する刀剣を再現したり刀剣の鑑賞会を開いたりするばかりか刀剣や包丁を扱う海外の業者にコンタクトを取り、個人的に良製品を輸入して技術を学ぶなどその貪欲な姿勢は今も変わらない。
事業も好調な事もあって今や『出雲派』有数の金持ちとなった鬼部家だが鬼部自身は大概財布の中身がスッカラカンである。鬼部は非常に気前が良い(=金遣いが荒い)ので、開催したパーティや合コンなどでは何時も鬼部が全員分を奢る。
本人は「俺ァ宵越しの銭は持たねぇ主義だ。ガッハッハ!」などとのたまっているが、丁髷スタイルの受けが悪いのか女にはモテない。参加した合コンで女性と良い関係になった事は一度も無い。
「時代が最先端を走る俺に付いてこれないだけだ。坊さんがあのツルッツルスタイルでモテる時代なんだ。丁髷だってイケる!そういう時代が来る!ガッハッハ!」などと嘯いているが時代遅れ過ぎるだけなのではないかと周囲では噂になっている。

神秘性を軽んじていると当の鬼部家の人間からも見做されている鬼部だが、鬼部ほど神秘性を重要視している者は中々存在しない。
扱う3つの主要魔術の内2つが、他者が抱くあやふやなモノ(=神秘性)依存の魔術である事からしても伺えるだろう。
鬼部にとって神秘性とは「人間が心の内に抱くロマン」であり、それを探究し続けていく事こそが自身の生き様であると捉えている。
そもそも鬼部家はとある特殊な生き様を千年以上貫徹し続けてきた一族であり、それは『模造(レプリカ)から本物(オリジナル)を越える道を探究する』というものである。


675 : ■■■■ :2016/04/05(火) 20:17:51 w5W6tRpY
レプリカが氾濫している世の中において、そのレプリカがオリジナルのどの要素を模倣したのか、どの技術を別技術で代替しようとしたのか。
本物を模倣し模造品を作る従来の思考とは一線を画し模造品から本物に使用される技術・要素を探究・発見し、オリジナルとは別方向へ開花させた一品を作り出そうとした考古学的な思考を持つ一族こそが鬼部家であり、鬼部亜紋は一族が千年以上前から初志貫徹してきたロマン溢れる生き様を体現しているのである。

源平合戦の折、敗走を重ねた平家の人間や平家に与した者達を匿ったり援護したりした者達がいる。世に言う『平家の落人』を助けた『平家の隠れ里』の住人であり、鬼部家もまたその一員であった。
その際神代版天叢雲剣に魔術的に関与する機会があった。当時の神代版天叢雲剣はオリジナル版天叢雲剣を模した初代レプリカである。
天目一箇神の子孫達が作製したそのレプリカの構造を魔術的関与で知った鬼部家だったが、鬼部家は天叢雲剣を製作しようとはしなかった。
レプリカに使用された技術・要素からオリジナルに存在する構造を推測し、当てをつけたその技術を改良し、自ら開発する刀剣に組み込めないか試行錯誤し続けた。
鬼部家は天叢雲剣を作ったのは天目一箇神と考えており、日本各地に存在する伝承と合わせて『スサノオが八岐大蛇から得た天叢雲剣はかつて天目一箇神がアマテラスに献上した剣である』と断定している。
千年近くの歳月が流れ、かつて日本の至る所に存在した神秘性が薄れ行く中開発された霊装『鬼加美』特有の性質『鍛錬』はまさに天叢雲剣に使用されたであろう技術の亜種。
神の権能を再現したわけでは無い。天叢雲剣の本物(オリジナル)を作ったのでも模造品(レプリカ)を作ったのでも無い。
魔術師ならば誰もが行う独自解釈に基づく神話伝承の模倣。その極地の一つであり、鍛冶神天目一箇神が持っていたと推測される技術を別方向に開花させたものこそが鬼部亜紋が完成させた『鬼加美』である。
【特徴】
身長180センチ、体重80キロ台。30歳目前。長い黒髪をオールバック風にした後、頭部頂上付近を基点に後ろ髪を細い白布で巻き止める等色々細工を施し丁髷にしている。
丁髷の先端は城の屋根に在る鯱の尾のような反り具合。顔がでかい癖に狐のような印象を与える細い目という構造が特徴。
灰色掛かった作務衣を着用。上から各所に紅葉が描かれた山吹色の袢纏を羽織り、黒い鼻緒を据えた雪駄を履く。
アニメ大好きマンガ大好き二次元の世界があったら飛び込みたいオタク気質。実は甘酸っぱい恋愛モノが好物なのも、自分が全くモテず跡継ぎの心配をされている周囲からの哀れみの視線の影響…なのかもしれない。
【台詞】
「この包丁…魔術的記号はどこにも無ぇが何か匂うんだよなぁ。工程を想像しちまう悪い癖だが、こういう直感は案外馬鹿にゃできねぇ。よっし。コンタクト取ってみっか!」
「イヤッホー!!今日は俺の奢りだああぁぁ!!宵越しの銭なんざいるか!!金ってのは湯水のよう垂れ流してこそ使いがいがあるってもんよ!ガッハッハ!!」
「二次元の世界って神秘的以外の何物でも無いよな。あの世界に俺も入りてぇぇ」
【SS使用条件】
特になし


676 : ■■■■ :2016/04/05(火) 20:32:39 w5W6tRpY
個人的に出雲派が掲げる神秘性を追求してみたんだが…神秘性って難しい
当初のイメージだと刀神王悦みたいに滅茶苦茶はっちゃけたキャラを作りたかったけど、
途中からポケモンのタケシに近くなってしまった。思い付いた台詞も戦闘系が一切無しとは作者も想定外
鬼伝承キャラは初めて作ってみたけど、差別化を図るのが難しいねえ。儺取や武藤とどう差別化するか悩んだ悩んだ
保管庫に登録されているキャラだと灯森麻音の鬼遊びがすごくセンスいいなって思った
とりあえず出雲派を謳うならスサノオの天叢雲剣要素は必須だろと思って作ってみたよ

>>672
大丈夫だと思うよ

>>670
振動と摩擦係数か…イメージしにくいから何とも言えない
とりあえずレベルにもよるけど多重能力に該当しなければ大体はいけるはず
後は完成稿を読んでみないとどうにも…かな


677 : ■■■■ :2016/04/05(火) 21:33:57 t6XDF9lY
>>676
レスサンクス
いやすまん、オリキャラはオリキャラで考えてたんだが設定見直ししようとして何となくググってたら
振動と摩擦係数があったからこれもし両方使えるとなったらどんなカテゴリーになんのかなって思っただけよ


678 : ■■■■ :2016/04/05(火) 22:46:16 w5W6tRpY
>>677
そうなのか。まぁ投稿されるキャラ期待

ついでにちょっと修正。主に台詞
笑い声を「ダッハッハ」に変更。「ガッハッハ」はしっくりこなかった
「あの世界に俺も入りてぇぇ」を「あのロマン溢れる世界に俺も入りてぇぇ」に変更
書かなくてもいいと思ったけど『鬼加美』を振るう時は勿論身体強化術式を使ってる
原作でも名称は出していないけど必要最低限の強化術式や防護術式を施す魔術師はいるしね


679 : ■■■■ :2016/04/05(火) 23:34:19 uCoQlzrU
うーむ・・・スレ活性化という意味ではやはり無難な感じのキャラよりも
何か議論になりそうな部分もあるちょっとキワドイキャラや魔術や能力が良かったりするのかな


680 : ■■■■ :2016/04/05(火) 23:38:28 w5W6tRpY
無難の中にセンスが見えるキャラを見ると個人的にグッとくる
能力的なら家代宮毘や灯森麻音の魔術は作者の腕の高さが見えてテンション上がる


681 : ■■■■ :2016/04/05(火) 23:50:23 3.S3BAU.
思うがままにやればいい
あまりにも俺キャラTUEEEとかオリキャラの範疇逸脱とかしない限りは
いつもの職人さんもキャラ作成での苦手な部分はあるようだし


682 : ■■■■ :2016/04/05(火) 23:56:20 zY/szy/.
麻音いいよなあ
鬼ごっこって有名だけど意外性のある元ネタだとおもう


683 : ■■■■ :2016/04/06(水) 01:01:52 YHcZFk0.
議論といえばちょっと前の重量三トンの金棒使いの女は面白かったな
作者さん以外にも参加できる想像しやすいキャラという意味では秀逸だった


684 : ■■■■ :2016/04/06(水) 02:32:03 PuSxNUCw
>>668
間違えた!登録しとくとき直しておくわありがとう


685 : ■■■■ :2016/04/06(水) 02:54:05 8s/qEdQ2
>>671
大昔には管理を任された宮司が神体を盗み見て流罪になった記録があるにはあるんだけど、
流石にフィクションとはいえ現存する神社の宮司さんにそこまで不遜な事はさせられないか…
そこで代案なんだけども、天叢雲剣の遷座は戦災を逃れるために急遽行われた。
熱田神宮から飛騨一宮水無神社へ移送される道中、どうしても皇居や神宮レベルからは格落ちする魔術的セキュリティの穴を突いて
儺取の祖父が千里眼で神体を透視したというのではどうだろうか


686 : ■■■■ :2016/04/06(水) 03:11:44 8s/qEdQ2
後から思い付いた第二案として、儺取の祖父とその一族は移送中の神体を奪おうと襲いかかるも、
乱戦となり神体そのものを奪取する事は叶わなかったが、混乱に乗じて神体を透視する事には成功し、
以来レプリカの生成に心血を注ぎ孫の代で完成を見た、というのではいかがでしょう


687 : ■■■■ :2016/04/06(水) 04:26:37 k1zlyXUY
【名前】ハーバート=ウェスト
【性別】男
【所属】微睡み誘う暗闇
【能力】蘇生液
【能力説明】
『蘇生液』
クトゥルフ神話に登場する架空の薬液、注入すれば死んだ人間を蘇らせるという化学物質、それを元に開発された一種の魔術生命体。
元の話からして散々な結果に終わったのもあるのか、一定の成果は挙げたもののランダム要素が強すぎる代物と化した。
死体の蘇生は良いが知能が無くなる事が多く、かなり上手くいっても生前の人格から大きく変わる事になる、もちろん悪い意味で(穏やかな少女が物凄く攻撃的な性格に変貌するとか)。
元の話とは違って、夏場の死後に三日経ったような腐乱死体でも注入すれば蘇る。知能皆無のゾンビと全く変わらんモノになるが。
性別体型時間経過が違う死体に注入する薬液の適切な量以外にも、様々な事が大きく関わるのは間違いないが、糸口は未だに掴めていない。
これを注入するための注射器は常備している。

これ等以外にも学園都市の最新技術や他の木原の技術を見ているので。
科学、化学問わずに人の怪我や病気を癒し、老化を止めて寿命を延ばす等の技術は一通り覚えている。
日進月歩の学園都市から離れて日が過ぎているので、その技術も多少古くなっているが
【概要】
魔術結社『微睡み誘う暗闇』の構成員。
クトゥルフ神話に登場するマッドサイエンティストを自分の名前に付けられている。元は学園都市の科学者。
不老不死の研究やろうと思ったけど他の研究者がやってるから、死者の蘇生にシフトしてやろうとしたが上手くいかなかった人。

実態は木原一族の一人で本名は「木原不要」、司るものは『無価値』。
序列は下位と言うか、木原の枠に入れるべきか迷うぐらいの人物。

科学者にあるまじき発想をする、それが悪人や外道だからというだけなら良いのだが、根本的に論理が成り立っていない。
進まない実験からどういう事か、学園都市を離れ、オカルトに道を見出した挙句に魔術に傾倒して微睡み誘う暗闇に所属する事になったと言う経歴からもよく分かる。
他の科学者や魔術師の理論を無節操に取り入れ、全体がぐちゃぐちゃになった実験を強行、データをろくすっぽ取っていない事から実験が振り出しに戻る事もしばしば。
【特徴】
ギリギリ170程の身長。
薬液に汚れた白衣にこれまた汚れたスーツの眼鏡。外見年齢は二十代前半だが、実際は倍以上の年齢。
頭は金髪に染めているがプリン頭、4:6の割合で黒が6で無精髭も生やしている。汚い学者といった外見。

柔和というか抜けた表情で人から舐められる第一印象。全体的に棒読みな口調で危機感というものが欠如している。
戦闘などの修羅場なんかでピンチに陥ったり感情が高ぶりだすとへらへら笑う。
【台詞】
「俺もアレだけどさー何ていうかさ、お前もちっとは上手くやってくれよなー」
「あっやっべ、データ取ってなかったわ。あーやだやだまた一からやり直しかよー」
「俺もあいつもそうだけど、お前も人でなしだよなぁ」
「これからは世のため人のために働くから見逃してくれない?……やっぱ駄目かー」
【SS使用条件】
無し。


688 : ■■■■ :2016/04/06(水) 11:00:05 q6h9H9QQ
>>685
どちらの代案でもいいと思うけど神体を透視をしたのならその祖父は祟られたと思うんだ
歴史上神体を目にした者達はまず祟られている。ウィキペディアには単に流罪となったしか記載されていないけれど、
宮司は神体を目にしたから流罪になったのでは無く目にした後に発生した不慮の出来事(=祟り)により流罪を課せられた
その辺を上手く概要に取り込めたらキャラ性が上がると思うよ。後はどちらの案でも皇室派との因縁が生まれそうだね


689 : ■■■■ :2016/04/06(水) 12:53:58 8s/qEdQ2
>>688
了解です&修正案です。皇室派との因縁はまた後ほど考えてみます

『天叢雲剣』
三種の神器の一つであり、素戔嗚尊が八岐大蛇を退治してその尾の中から得た神剣。日本武尊の東征の際には草薙剣の名が生じている。
のち熱田神宮に祀られた神剣だったが、1945年の終戦直後に岐阜県高山市の飛騨一宮水無神社に一時遷座した記録がある。
この時の遷座は戦災を逃れるために急遽行われたものであり、熱田神宮から飛騨一宮水無神社へ移送される道中、魔術的なセキュリティは皇居や神宮レベルからはどうしても格落ちする。
儺取の祖父とその一族はその穴を突き、移送中の神体を奪おうと襲いかかるも、乱戦となり神体そのものを奪取する事は叶わなかったが、混乱に乗じて神体を透視する事には成功した。祖父は神体を目にした事で祟られ、まともに魔力を精製出来ない身となったが、一族の繁栄を未来に託し、レプリカの生成に心血を注ぎ孫の代で遂に完成を見た。


690 : ■■■■ :2016/04/07(木) 04:56:18 3U3P8xUM
【名前】傘下 不直(かさした ふじか)
【性別】女
【所属】科学
【能力】雨下除水(ローリンドロップ) レベル3
【能力説明】
触れた物質の撥水性を操作する能力。
プールに飛び込んでも水を完璧に弾く超撥水を与えることもできれば、
コップ一杯の水を足元にかけるだけで全身に水が広がる超親水を与えることもできる。
触れてさえいれば流動的な切り替えも可能で、応用で足裏の撥水性を操作しての高速移動なども可能。
撥水と親水をコントロールすることにより、水流操作の真似ごとくらいなら問題なく行える。
能力は念動能力の一種らしく、触れた物体の表面に膜のようなものを張っているんだとか。
触れてさえいれば、一度に五つまで膜を展開、操作することが可能。
【概要】
例芸中学校二年生の少女。温厚で、常に微笑んでいるような性格。
ただし戦えない訳ではなく、逆鱗に触れると微笑みながらマジギレするタイプの人。
雨の日にスキルアウトを叩きのめす正義の怪人と第七学区で噂になっている『雨下美人』の正体。
継続的にやっているわけではなく、襲われた際の緊急回避として一回返り討ちにしただけなのだが、
噂が独り歩きした結果、面子を守る為にスキルアウトが『犯人狩り』を始めてしまう。
罪悪感をおぼえた彼女は、暴力以外の方法でスキルアウトを治める為の方法を探しているが、
今のところ、『自分が都市伝説の本人だと名乗り出て粛清される』以外に確実な解決策は見つかっていない。
このことからも分かるように、争いを好まず自己犠牲的な一面のある少女でもある。
【特徴】
ポニーテールの黒髪少女。中学二年生としてはプロポーションは大人びている。
例芸中学校の制服である、腰ほどまである群青色のジャケットに灰色のミニスカート。
彼女個人のファッションとして、黒のサイハイソックスにブーツ的な意匠を持つ現代的な雨靴を穿いている。
下着の色は黒。
【台詞】
「うっふっふ〜。今日はお弁当の卵焼きの出来がいいから嬉しいのよ〜」
「えっと〜、人の下着を見て品評会を始めちゃうってことは、殴られる覚悟はできてるってことよね〜?」
「…………なんとか、しなくちゃ。…………原因を作った私が、なんとか…………」
「……勝手よね〜。私のせいで明確に犠牲が出ているのに、私はそのツケから逃げようとしている。
 自分が痛い思いをしたくないから、だから最適解から目を逸らしているだけ。……でも、怖いの……」
【SS使用条件】
特になし


691 : ■■■■ :2016/04/08(金) 00:59:39 6PX68AWY
提案。作者さんが居られたら作者さんに、作者さんがいないかもしれないからその場合は皆の意見を聞きたい

①多からなる一の魔道書管理設定に基づいて魔道書設定のみの投下&保管庫登録は有り?
→設定上結社が管理している魔道書の所持キャラは一人しかいないからこの設定が宙ぶらりんになっている印象がある
>>457も参考にしてるんだけど、キャラが上手いこと思い付かなくても魔道書の設定はいけるみたいなパターンもあると思う
後々先行投下されている魔道書設定に作成キャラを関連付けてもいいと思う

②神道系出雲派に幹部的な設定を設けるのは有り?
→イメージとしては郷村制。出雲国が十個の郡で形成されていた事を元ネタに10人の幹部(=出雲派に所属する各家の当主)が存在する…みたいな
こういう自治組織は大概余所者排除の閉鎖組織になりがちだからそれが逆に神秘性に繋がって面白いんじゃないかなと思った次第

①、②共にあくまで提案です。どうでしょう?


692 : ■■■■ :2016/04/08(金) 01:08:43 6PX68AWY
ちなみに②に関しては漠然としたイメージは持っていますが①の魔道書に関しては完璧にノープランですし作る予定も無いです
スレを遡っていた折に>>457をもう一度読み直し「そういえば多からなる一に魔道書管理設定があったなぁ。
あれってそのまま放置というのは勿体無い要素なんじゃないか?」と思った次第で今回提案してみました


693 : ■■■■ :2016/04/08(金) 03:32:44 ftlWT7.6
>>691
作者さんが出てくるかもしれないって状況だとスレ住民からの意見も出づらいと思う
一か月くらいで期限を切って返事を待ってみたらどうかな
ちょこちょこしか覗かない人でも一か月も待てば見るだろうし


694 : ■■■■ :2016/04/08(金) 05:32:02 uhCZM4xw
>>693に同意。他作者の創作した設定を弄る訳だから最低でも一月くらいは様子を見た方がいい
それで音沙汰なかったら改めて今スレにいる住人で意見を出し合えばいいんじゃないかな


695 : ■■■■ :2016/04/08(金) 05:43:13 uhCZM4xw
ところで人面犬SSのつづきまだかなwktk


696 : ■■■■ :2016/04/08(金) 06:49:46 VDimcugA
ところで>>390さんのイラストまだかなwktk


697 : ■■■■ :2016/04/08(金) 11:14:31 6PX68AWY
わかりました。では作者さんが居られましたらその都度。居られない場合は一ヵ月後に再提案します
ssについてはもうしばらくお待ちを。ここ一ヶ月ss作成を中断してキャラ作りばかりしてたのは、
自分の周囲でずっと風邪やらインフルやら肺炎やらが流行に流行ってバタバタぶっ倒れていたからです
気力体力を相当消耗するss作成は控えるべきと判断していましたのでこれから徐々に再始動という感じです
僕もカッレラ達と人面犬の攻防を早く書きたいですし、トワイライトがss限定で所持する聖具『狂飆の杖』も早くお披露目(?)したいし、
6話に登場予定の神道系の○○達や7話に登場予定の魔女達及びssでは未登場の”鴉を啄む『鴉』”も出したくて出したくて仕方無いです


698 : ■■■■ :2016/04/08(金) 12:12:25 6PX68AWY
書き方悪かったかもだけど僕はいずれの病気にもなっていませんからね。だからキャラ作りもできましたし
まぁ今はss作成より発売される原作新刊の方に気が向いていますけどねー


699 : ■■■■ :2016/04/08(金) 12:39:26 VDimcugA
>>697
啄鴉「またこの俺の暗黒闘気(オーラ)に導かれし者がいた………ような気がする」


700 : ■■■■ :2016/04/08(金) 12:48:14 VDimcugA
あと細かいツッコミだけど魔“導”書ね
と、思ったら原作内や禁書目録Indexでも魔道書と魔導書が混在してた………


701 : ■■■■ :2016/04/08(金) 12:53:12 6PX68AWY
最新になるにつれて魔道書で統一されてるかな


702 : ■■■■ :2016/04/08(金) 20:37:39 ftlWT7.6
混在も何も、旧約一巻の時点で魔道書だったけど
原作にあったとしてもそれは単なる誤植でしょ


703 : ■■■■ :2016/04/08(金) 20:58:36 xThQW.Lw
禁書Indexの混在ぶりがヒデェw


704 : ■■■■ :2016/04/08(金) 22:26:09 uhCZM4xw
ふと思ったんだけど、新約8巻のグレムリン東京侵攻の時に
陰陽局って何かしてたのかな?


705 : ■■■■ :2016/04/08(金) 23:00:20 i.OhAF0.
>>704
そういう原作の出来事とのクロスオーバーを考えていくのも面白いな
でもそこまでいくと二次創作の領域になっちゃうからこのスレ的にどうなんだろ?


706 : ■■■■ :2016/04/08(金) 23:22:20 xThQW.Lw
俺もそういう原作とのクロスオーバーは面白いと思う。
実際、原作の出来事とのクロスオーバーを行っているSSも保管庫にはあった。
ただし時系列はどのSSも現時点では全て旧約時代までのものばかりだった。

特に暗部系だと、一方通行による暗部解体があったことにより、
解体後の動向が記されている美佐倉忍乃以外の暗部系キャラは旧約でどうしても時間が止まってしまうと思われる。


それはそうと現在、保管庫の文字化けが酷い様子


707 : ■■■■ :2016/04/09(土) 03:32:36 qwCeOT7M
そういえば旧約四巻読んでて気付いたけど、禁書世界だと立川流ってもう絶滅してる設定らしいな
立川流キャラを作るって言ってた人がいたけど、やめておいた方が良いと思う


708 : ■■■■ :2016/04/09(土) 15:28:28 rYXDA0hc
それがマジなら恐るべし原作設定で明言の壁ェ…


709 : ■■■■ :2016/04/09(土) 19:09:59 nxdRyUwc
原文プリーズ
立川流に言及してる文だけでいいから


710 : ■■■■ :2016/04/09(土) 23:39:18 qOfbiQ4k
>>709
終章で土御門が言及してる
御使堕しの主犯をでっち上げようって話になった時に
「実は立川流の残党でも生き残ってたってことにしとくか」みたいなこと言ってるから、
少なくとも魔術サイドでは全滅したってことになってるらしい


711 : ■■■■ :2016/04/09(土) 23:51:55 ytZMHgSc
>>710
ふむ・・・ポジティブに考えるなら、その嘘がまかり通ると土御門が判断してるってことは「立川流には残党がいる可能性がある」って魔術サイドが判断してるってことなんじゃない?


712 : ■■■■ :2016/04/09(土) 23:56:02 IwUAnmy6
絶滅危惧種の保護を目的に掲げている多からなる一にとって立川流の生き残りはまさにうってつけの魔術師だわな


713 : ■■■■ :2016/04/09(土) 23:57:34 m2Neg0rQ
ま、解釈の仕方は人それぞれだわな


714 : ■■■■ :2016/04/09(土) 23:59:42 or7a3.PI
原作内ではほとんどいない設定のはずの魔法生物が大量発生してたりするしね


715 : ■■■■ :2016/04/10(日) 00:04:13 9oC.9D5I
>>711
いや、それはポジティブに考え過ぎだろう・・・
少なくとも魔術サイド公式(必要悪の教会)的には全滅してると認識されてるわけで、
生き残りの情報を秘匿できる組織力って、それはもうオリキャラでやっていい領域じゃないと思う

術式だけだから、っていうのも、そもそも勢力外の人間がなんで術式をマスターできてんの?って話だし
そもそも原作で全滅って公式見解が出てるのを「でも生き残りがいる可能性は否定できないよね?」はダメだろう


716 : ■■■■ :2016/04/10(日) 00:23:59 66WPETL.
>>714
ほとんどは生きてる霊装みたいなもんだけどね
自我ないのが大半だし


717 : ■■■■ :2016/04/10(日) 01:29:30 GPO7oVlM
ポジティブに考えるなら、じゃなくてそれは「都合のいい解釈」じゃん…


718 : ■■■■ :2016/04/10(日) 01:50:39 qti3HOQo
そういや無かったよねという元ネタ

【名前】雪村うさぎ(ゆきむら うさぎ)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】雪女
【能力説明】
雪の妖怪として名高い雪女の伝承を基にした魔術。
偶像の理論で自身を雪女に見立て、冷気を操る事が出来る単純明快な術式。ただし相手を数秒で氷漬けにするなど、その冷却能力は侮れない。
また男性限定で魅了の効果を発揮し、ほいほい近付いてきた輩から精気を吸って魔力(の素になる生命力)を回復する事も可能。ちなみに吸精方法についてはトップシークレット。
弱点はお察しの通り熱。真夏の炎天下では殆ど無力の存在となる。
【概要】
神道系遠野派の魔術結社『まつろわぬ魂を受け継ぐ者』に所属する魔術師の少女。
結社内では新入りの方で、リーダーである遊留祇咲士に憧れて加入した経緯がある。ただ雪村の憧れる『梟師』像は相当尾ひれが付いた噂話に基づいているため、遊留祇の理想を彼女が正しく理解しているのかどうかは正直微妙。
結社内では他のメンバーからお子様(あるいはマスコット)扱いされる事もしばしばで、遠野派の幹部集会が行われる日などは他の結社から来た幹部達にも飴玉やらお小遣いを貰ったりと可愛がられている。が、本人的にはあまり釈然としないようだ。
遊留祇の後をぴょこぴょこついて回る姿は微笑ましいが、実際は若干ストーカー染みており、『客人』である歳神的性格を持つ雪女の資質から彼の旅について行ける謎のバイタリティは驚嘆すべきものがある。
彼女が遊留祇に向ける感情が単なる憧れなのか淡い恋心なのかは微妙な所だが、このままではヤンデレまっしぐらなので何とかしなくてはと思う『梟師』なのであった。
【特徴】
年齢は十代半ば。発育は年相応といった具合で、胸もまだ発展途上。
雪のように白い肌、幼いながら整った顔立ちに白銀のセミロング。瞳は南天の実を思わせる真紅。
雪女の象徴である白装束を纏い、白い頭の左右側面に譲葉を模した髪飾りを付けている。
【台詞】
「あれっ、咲士さん? 咲士さんはどこ? 私の咲士さんはどこへ行ったの⁉ なんてね☆ こんな事もあろうかと、咲士さんのリュックにこっそりGPSと盗聴器を、っと。……あれ、反応ナシ? ふ、ふふ、ふふふふふっ。こうなったらいつもの勘で! なんとかするしか、……ないっ‼」
「もうっ、儺取さん! 毎度言ってますけど私を子供扱いしないでくださいっ‼ アメなんていりませんから。いや、儺取さんがどうしてもと言うのなら、貰える物は貰っておきますけど。あ、報瀬さんどうもお久し振りで……あのー、私別に親戚の子とかじゃないのでお小遣いとかそういうのは。いえ、せっかくの善意を無碍にするのもなんですし、頂ける物は頂いておきますので。……なんですか儺取さん何か言いた気ですが」
「えーみーっしさぁぁああああん‼ ふう、やっと逢えました。もう、咲士さんたらまた黙って旅に出ちゃうんだもの。一言声を掛けてくださればお供しますのに。えへへ、でもこうしてまた逢えたので、万事解決ですね。さあ例の『対話』はこれからですか? 咲士さんのお手を煩わせるのもあれですし、ここは私がサクッとヤっちゃいますから☆」
【SS使用条件】
特になし


719 : ■■■■ :2016/04/10(日) 17:30:41 pY2sGvyA
「実は立川流の残党でも生き残ってたってことにしとくか」
=生き残ってない
っていう論理はおかしい

生き残ってる可能性がゼロなら、でっち上げにもならないわけで


720 : ■■■■ :2016/04/10(日) 18:50:03 3107KPOU
好きに書けばいいんじゃないかな、というか原作だと立川流って見つけ次第デストロイされるようなお尋ね者達なのか?


721 : ■■■■ :2016/04/10(日) 19:52:31 9oC.9D5I
>>719-720
生き残りの可能性がゼロだから作るななんて一言も言ってない
原作でこの先立川流のキャラが出て来る可能性はあるだろうし、
立川流の魔術だけ使うキャラが出て来るかもしれないけど、
それは原作だからやれることであって、可能性がゼロじゃないから挑戦して良いってことにはならない
オリキャラスレでは、既存の台詞と矛盾が生まれるキャラを作るのはいけない、と言いたい
そりゃ立川流のキャラ作りたかった人は気の毒だと思うけど、原作の台詞なんだから仕方ないじゃん
原作の設定を無視してオリジナルの設定を生やしたいなら、それはもう自分で二次創作書けよって話になるだろう


722 : ■■■■ :2016/04/10(日) 20:45:25 GPO7oVlM
個人的には立川流キャラ作ってもいいけど、めちゃくちゃ作りにくいと思うけどなこれ
この土御門の言い方だと、たとえ生き残りがいたとしても表舞台で活躍している者はその台詞時点で知られていないし
少なくとも周囲に影響力のある人物はいないんだろう

能力が弱いキャラか地方や田舎に隠匿している孤独なキャラ、ぐらいしか作れない


723 : ■■■■ :2016/04/10(日) 20:56:21 pST3Tjq.
ハワイキの設定を考えると隠匿には持ってこいの結社だぞあそこ


724 : ■■■■ :2016/04/10(日) 21:03:38 AwQoIcd6
要するにこれ消息不明って事だよな
学園都市とその近しい組織にいたら不自然ってことか


725 : ■■■■ :2016/04/10(日) 21:07:21 Cd1iqdTY
>>722
能力が弱い魔術師とか、ここの住民が一番苦手な分野じゃないですかー


726 : ■■■■ :2016/04/10(日) 23:48:09 mhG4y9AQ
作者さんがいないところで余りあれこれ言うのも何だが原文を読む限り立川流の人間は消息不明という線が妥当
立川流キャラを作るのなら存在の露見を防ぐ設定は盛り込まないといけないだろう
その上で設定的にカッレラ(と『多からなる』一のメンバー)が立川流の保護任務に出向いたようだから立川流キャラは『多からなる一』と何らかの接点があったと見れるかな
その辺の整合性をどう付けるかが作者さんの腕の見せ所。個人的にはかつて日本を旅したイロや日本出身で神秘云々に秀でている出雲派出身の鳳輦と関連付けてみるのも一つの手だと思うよ


727 : ■■■■ :2016/04/10(日) 23:54:29 nnmnua.I
肯定派の人は原作はもう魔人とか神とか相手にしてるし今更立川流の魔術師とか、かまちーは出す気も掘り下げる気も一切ないだろうと思っているのかもしれなく、
否定派の人は上にもあるように旧約4巻の土御門の発言から、原作で掘り下げない部分を拡大解釈するのはマズいのでは?と思っているのかもしれんね
いずれにしても、これに関しては住民間で埋めようがない溝があるように思われる


728 : ■■■■ :2016/04/10(日) 23:54:57 mhG4y9AQ
付け加えると『多からなる一』に保護されて以降なら『ハワイキ』の魔術結界があるから世間から姿を晦ます事は容易
よって気を付けなければならないのは保護される前までの設定や環境だと思うな


729 : ■■■■ :2016/04/10(日) 23:59:14 Cd1iqdTY
多からなる一が必要悪に代わるご都…便利組織になりつつあるw
それはそうとそもそも立川流とは何ぞや?ググっても落語家しか出ねえw


730 : ■■■■ :2016/04/11(月) 00:03:01 BRAcCZbU
>>721の言いたい事は十二分に理解できるよ。>>721のいう解釈は普通にできるしね
とはいえ原作の台詞で立川流は全滅しているという文言は無い。なら消息不明と見る事もできる
設定や環境を相当うまくやらないといけないと思うけど俺は立川流キャラ作成はOKだと思うよ

立川流はね…性的な密教というか何と言うか。あの辺をどう解釈して魔術に落とし込むか俺はすごく興味があるw


731 : ■■■■ :2016/04/15(金) 23:40:45 Yk81msZ6
この静けさは新刊ショックか何か?

【名前】雨曽根素子(あまそね もとこ)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『無双の女傑』
【能力説明】
利根川に棲む河童の女親分、『ねねこ河童』の伝承を用いた魔術。
ねねこ河童は女だてらに関八州の河童の親分衆の総元締めとして君臨し、九州最強の河童と謳われた九千坊すら退けた天下無双の荒くれ者だった。
偶像の理論により自身をねねこ河童の化身に見立て、その怪力を振るう事が出来る。パワーだけなら聖人に匹敵する彼女と近接戦をするのは極めて危険。また河童の能力として、水中でも地上と同様に動き回れる。
弱点は河童の力の源である頭の上の皿。利根川の清流で特殊な儀式を経て作成された逸品であり、一度砕かれるとそうそう替えの利く霊装ではない。
【概要】
少女四人で構成された遠野派系結社予備軍『百花繚乱』の一人。
『百花繚乱』の目的は妖怪に零落した女神を研究し、貶められた女神の格を取り戻すこと。
術式のモチーフであるねねこ河童さながらの男勝りな性格で、かつては利根川の畔を拠点に同系統の魔術を使う結社のリーダーを務めていた。
しかしある時『百花繚乱』のリーダー格の少女天藤瑞と出会い、興味本位で勝負を挑んだ所手も足も出ず惨敗を喫し、その後は自身の結社を離れて『百花繚乱』に加わった。
彼女が『百花繚乱』に加わったのは、組織の目的よりも『姐様(アネサマ)』と慕う天藤の傍にいたいというかなり個人的な理由からだが、今では切り込み役、及び近接戦闘担当として天藤からもそれなりに認められている。
天藤に憧れる以前から男を見下す傾向があり、自分よりも弱い男には興味がないと言って憚らない。しかしその所為でこれまでまともな恋愛をした事がなく、単に男慣れしていない言い訳に聞こえなくもない。
天藤を巡る恋敵(?)である儺取双翼を一方的に敵視しており(儺取的には何故か突っかかってくる変なヤツくらいの認識。鈍い)、二人を近付けさせないようにあの手この手で妨害工作に精を出す。しかし何故かこの行為を見た天藤があらぬ誤解をしてしまい、「二人の事、応援するね」と笑顔で言われてしまった時は三日間寝込んだ。
【特徴】
どこか猫っぽい顔立ち。深緑のロングヘア。頭頂部に霊装の皿を乗せ、背中全体に亀の甲羅のような刺青を施している。立端があり、胸もある。具体的にはGはある。
戦闘時の格好は隻眼半裸の魔神やビキニアーマーの戦乙女が裸足で逃げ出す痴女っぷり。具体的にはどうしても隠さないとアウトな箇所に水草を張り付けているだけ。
なお最近は天藤の勧めでお洒落を勉強中であり、彼女に選んでもらったコーデを普段着として着用している。
【台詞】
「アタイは自分よりも弱い男には興味ないんだ。アタイが欲しけりゃ腕ずくで奪ってみせな!」
「どいつもこいつもデレデレしやがって。これだから男ってヤツは」
「河童の起源は信仰心を失った土着の水神が妖怪に零落したという説があって、『ねねこ河童』は女の河童。つまり零落する前は女神様だったんじゃなかろうかという事で『百花繚乱』に入れてください!あと『姐様』と呼ばせてください!お願いします‼」
「えっ、儺取の野郎に地元の祭りに誘われた?そ、それでどうするんですか姐様。……姐様が行くなら、勿論アタイもお供します。さ、さーて何着て行こうかなー楽しみですねー姐様ー(あの脳筋バカが姐様をでっ、デデデデートに誘った、……だと?アンニャロ抜け駆けする気か、だがそう上手くはいかねえんだよ。アタイの姐様に付く悪い虫は蚊蜻蛉だろうと全力で潰す!アイツの思い通りになんてしてたまるかよ‼)」
【SS使用条件】
特になし


732 : ■■■■ :2016/04/16(土) 00:29:59 o2KgpTUI
新生活で忙しいのかもねー

【名前】神原 蘭(かんばら らん)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『天啓騙り』
【能力説明】
人の言動を真似る『天邪鬼』……貶められた女神・天探女をモチーフにした術式。
自身に対する敵意や攻撃の意図を探知し、その意図の矛先を操作する。
攻撃の跳ね返しではなく一種の思考誘導のようなものなので、瞑想の心得があれば対応できる。
ただし、探知自体を抑えるのはかなり難しく、これによる読心がメインの用途と言ってもいい。
索敵にも使え、射程半径は探知だけなら約300メートル。操作するなら20メートル。
【概要】
少女四人で構成された遠野派系結社予備軍『百花繚乱』の一人。
『百花繚乱』の目的は妖怪に零落した女神を研究し、貶められた女神の格を取り戻すこと。
常に冷静沈着な『百花繚乱』の頭脳役。頭脳プレイが得意。
真面目な性格だが一方で冗談が通じづらく、年相応の少女文化に疎い節がある。
四人の中で唯一女神本来の格を知っており、零落した女神を復権させる具体策を練る為に研究している。
【特徴】
おかっぱの黒髪少女。仲間の趣味でゴスロリ衣装を着せられており、
お蔭で西洋人形風の日本人形というような出で立ちになっている。
ファッションに疎いわりにスタイルについてはなかなかのものを誇っている。
【台詞】
「そもそも瑞と素子では得意とする距離が違うだけで近距離戦なら意外と……いや、何も言うまい」
「ファッションなど、私の専門外なのだが…………」
「……囲まれたな。矛先を捻じ曲げるのはここぞという時まで温存だぞ。すぐに対応されるからな」
「これは『第二希望』だがな……世の中には妖怪でありながら神格化された事例も存在する。
 絡新婦、沼御前、長壁姫、玉藻前。『女神の復権』だけなら、道筋は完成しているんだよ」
【SS使用条件】
特になし


733 : ■■■■ :2016/04/16(土) 01:52:00 sievBt.Y
【名前】ニグラート
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「母なる大地(グランドマザー)」「魔性の黒山羊(シュブ=ニグラス)」
【能力説明】「母なる大地」
世界各地の様々な多神教において語られ、またその多くにおいて主神またはそれに準ずる扱いを受けている地母神を元にした魔術。
この魔術においてはウルガリット神話における女神『アスタルト』の逸話を軸にアステカの地母神『トラルテクトリ』、ギリシア神話の女神『アフロディーテ』等の多数の女神にまつわる術式を複合している。
魔術の使用と同時に、術者を中心とした半径1kmほどの地面がまるで粘液が溜まったかようにドロドロになる。その地面に沈んだものは、1秒も経たないうちに分解され、地面と同化してしまう。
ただし、術者が指定したものだけは地面に沈み込むことはなく、まるで元の地面であるかのように移動することができる。
また、術者だけはドロドロになった地面の中を分解作用を受けずに自在に動きまわることもできる。
「魔性の黒山羊」
クトゥルフ神話において数少ない女神として語られ、ヨグ=ソトースの妻にして同格の存在ともされる神格『シュブ=ニグラス』を元としたという魔術。
『母なる大地』によってドロドロになった地面から全身が鉱物質でできた擬似生命体を産み出す魔術である。
この擬似生命体は相応の硬度と怪力を持つが、その分脆く、また身体の一部が『母なる大地』によって変質した地面に触れていないと即座に身体が崩壊する。一度に産めるのは最大でおよそ1000体だが、倒されたり崩壊した場合には再び産み出すことが可能。
これだけだと相当強力な魔術に思えるが、当然デメリットはある。
第一に、この魔術で産み出した擬似生命体は細かなコントロールができず、術者の敵対存在を見つけて攻撃する単純な活動しか行えないこと。
第二に、擬似生命体を産むごとに術者は身体の内から引き裂かれるかのような尋常ではない痛みに襲われることである。
特に後者の激痛は人間が耐え切れる限界を優に越えており、魔術による痛覚遮断をしてさえ並の人間であれば絶叫を免れないほど。
彼は強度の痛覚遮断+気合で耐えてはいるが、あまりに激痛を受けすぎたため現在進行形で脳の機能の一部が破壊されつつある。
【概要】孤児院を経営している魔術師には珍しいお人好しな少女。
出かける度に何処からかロリショタを拾ってきては育てている魔術師らしからぬ魔術師。


というのはあくまでも表向きの顔で、本性は魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員であり、元は男だったが、魔術と自家発電とロリといちゃつくために自らの肉体をロリに改造した変態魔術師。
結社の目的である世界に混迷をもたらすことに関しては積極的だが、その理由が「世界が無茶苦茶になれば孤児が大勢発生する。そこでその孤児を引き取れば大ロリハーレムができる!」というものであるあたり、悪い意味で一貫していると言える。
ちなみに一応ロリに対しては紳士的(?)な態度をとっており、にゃんにゃんするのも合意の上であるらしい。(実際には合意の上だろうがどちらにせよ犯罪になるわけだが)


彼自身すら気づいていないが、『魔性の黒山羊』の副作用によって脳機能が破壊されつつある結果、人格が肉体に引っぱられて地母神アスタルトとしてのものに書きかわりかけている。
そのため、性的嗜好の対象としてしか見ていなかった彼のロリハーレムメンバーに対して徐々に性欲ではなく愛情を抱くようになってきており、本性自体が表向きの顔である善良でお人好しな少女に変化しつつある。
【特徴】黒髪黒眼の絶世の美幼女。
かわいさと愛らしさに全振りした見た目。
表情や言動はゲスな男のそれだが、それすらもかわいらしさに転化するレベル。
服装は自身の体格に合わせたマタニティドレスを着用する。
普段は2〜3人の女性魔術師を引き連れている。
【台詞】
「ロリがひとーり、ロリがふたーり……。いいねぇ!魔術師どもはしけた面ばっかだったのに比べてこっちは大豊作じゃねえか!あの子はああしてこの子はこうして…じゅるり!ヤる気でてきたぁぁぁ!ヤっるぞぉぉぉ!」
「ロリこそが至高ッ!他の属性なんぞロリの付属品にしか過ぎんわァ!」
「愛して…いるわ…私の…愛しい子…」
【SS使用条件】特になし


734 : ■■■■ :2016/04/16(土) 02:39:17 1H4f70ZI
>>733
すごいすき


735 : ■■■■ :2016/04/16(土) 03:36:42 HfB9Uols
【名前】オーベッド=マーシュ
【性別】男
【所属】魔術
【能力説明】
・「インスマス」
欧州の片田舎にある河口に面した町を乗っ取った際に付けた名前。
後述の魔術生命体「深き者」の生産プラントと化している。
一端のマフィア並みに武器、薬物、人間売買を行っている。
何者かの襲撃があった際には、後述の重火器の類を持って「深き者」が迎撃に当たる事になる
なお、乗っ取る際に前に住んでいた住民は、ほぼ全てが「深き者」の材料に使われた。

・「深き者」
外界に対する免疫力が低く、メンテの手間を鑑みるに、個体の能力と比べるとコストの面で見合わないとされた魔術生命体。
それをコストの低下や免疫系の見直しで一定の完成を見た者たち、まあ、それでもようやくトントンと言ったぐらいだが。
ほったらかしにしても2年は持つ程には外界への耐性を持つ。
戦闘力の面で成果は無く、常人と全く変わらない者や、多少は優れた者で常人に身体能力でやや勝るぐらい、泳ぎは得意だが陸上の行動には少々難が出る。
知能の面では人間と変わらないが、オーベッド=マーシュに服従するよう調整を受けているので、思考の柔軟性の面で人間に劣る。
外見は鱗だらけの魚人間と言ってもいい。材料は人間と海産物。

・「クトゥルフ」
オーベッド=マーシュの切り札。
幾多の「深き者」を合体させた物。外見はクトゥルフまんまの怪物。数十人で50m程。
不定形であり前に進むだけで体が崩れていくような有様だが、これの用途は崩れた際に吸っただけで肺が腐る瘴気を辺りにまき散らす化学兵器としての使い方。
【概要】
魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員、資金調達や人体実験用の人間確保など。
アフトゥのアレな小説の出版などのどうでもいいような雑務もこなす。

結社の目的を全く理解も納得もできず、メンバーは全員が気狂いと断じている。
なお、彼も気狂いの内である。刹那主義者で快楽主義者。
旨い飯を食う事。他には男でも女でも食っちまう事も好き。ドでかい花火を起こすのも大好き。

インスマスにおいてかなりド派手な行動をして注目を浴びており。
現在の魔術業界において。移動式ではなく転々と出来る拠点でもない事の危険性は理解しているが、今が良ければそれで良いので気にしてはいない。
細々とした雑務をこなしているのが、気紛れな他の結社員から重宝されているのか、助けが入るので今の所はさほど大事にはなっていない。
【特徴】
年は40後半、バーコードハゲでかなり肌が荒れた肥満体な男性。身長はかなり低く160cm程。
嫌な笑い方や、魚臭さと加齢臭のせいで余り傍に居てほしくないタイプ。
服装は基本的にはスーツだが、極彩色的な配色センスがサーカスのピエロ的な意味で笑いを誘う代物。
【台詞】
「ひいふうみいの……くそ。出費がキツ過ぎるぜ……使いすぎたか。払えないと知ったらあのマジキチ共が黙っちゃいないよなぁ……」
「家族の復讐がどうのこうのとか、俺が知るかよ、わけのわかんねぇ事を抜かすなてめぇ!」
「俺はここで良いけど、お前も上手くやってくれよな頼むぜ」
「くそくそくそくそぉおおおおお!死ぬのかよ冗談じゃねぇよ!このショーを最後まで見れないまま死ぬとか嫌だよぉぉぉぉ!」
【SS使用条件】特に無し。


736 : ■■■■ :2016/04/16(土) 23:24:02 sievBt.Y
>>734
ありがとうございます


737 : ■■■■ :2016/04/16(土) 23:36:17 Efn.X6jo
ウルガリット神話?
ウガリット神話の間違いじゃないか?


738 : ■■■■ :2016/04/17(日) 00:31:08 6M5ObFkQ
>>737
ごめんミスだ
ウガリット神話であってる


739 : ■■■■ :2016/04/17(日) 01:01:36 83QL7r82
【名前】松末(ますえ)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『冬威席巻』、他天草式の術式
【能力説明】
雪女を初めとした、冬に対する畏れの信仰をモチーフとした術式。
冬の到来は神の訪れで、適切な距離を保たなければ身の破滅を齎すという信仰を曲解している。
吹雪を生み出し操るが、この吹雪自体には寒さ以外に特殊な攻撃力はない。
降り積もった雪に近づくと対象の体表が冷やされ、逆に離れると熱される特殊効果を持つ。
雪が降り積もった時点で半径10m内にいた者はすべて対象で、1m移動するごとに10度変動する。
ただし、一度雪を踏めばそこからは変動はない。(効果については持続する)
【概要】
天草式十字凄教に所属している少女。元々は北海道の極寒環境で幽閉されて
魔術兵器の生きた動力炉として扱われていたが、数年前にひょんなことから天草式に救われる。
今も後遺症として絶賛病弱お嬢様系少女として大活躍(?)しており、
ごほごほ言いつつも必要悪の教会の魔術師として日本人街の治安維持に勤しんでいる。
【特徴】
茶色い長髪と碧眼が特徴。元々オランダ系の血筋に加えて外的特徴を『取り入れて』いる。
極度の寒がりであり、コートやセーターなど防寒着がバッチリだが、
全体的なコーディネートはどこか十二単に近いものがあったりする。
【台詞】相槌が「ごほ」になったりする。たまに言葉が間延びする。口癖は「絶対安静」。
「ごほ、ごほ……。いちおー私は絶対安静ってことなんですが、手が足りないなら仕方ないですしねー」
「ごほっ!? あ、あれは単に事件の手掛かりを探していただけであって……!
 別にジーンズ店主に恋心を抱いてるとかじゃーないですからやだなーもーごほごほ!!」
「ごほっ、別に不思議じゃーないでしょう。何せオランダは江戸の時代でも日本と交流があったわけですし」
「妖怪の正体は西洋からの渡来人って説もありますし、ごほっ、怪異の『記号』にゃー最適でしょう?」
「ここまでが『魔術兵器の私』の限界。ただ、忘れたんですか? 今の私は、天草式十字凄教の一員でもあるんですよ?」
【SS使用条件】
特になし


740 : ■■■■ :2016/04/17(日) 02:32:18 IeWHLrm.
保管庫見てたら、かなり前に創られたキャラだけど鬼島甲兵と
最近作られた武藤刻定の童子切安綱関連の設定で決定的な矛盾が生じてる件
もう鬼島の作者さんはいないかもだけど、どうしようもないのかなこれ


741 : ■■■■ :2016/04/17(日) 03:31:07 83QL7r82
>>740
うわ、マジだ!
…………この場合は、早い者勝ちになるんじゃない?


742 : ■■■■ :2016/04/17(日) 03:47:08 XCTFQE76
母乳をウォーターカッターのように発射する能力を使う暗部の殺し屋ってダメかな
ダメなら忘れてくれw
ちなみに概要とかは全く考えれてなく、今後も一身上の都合により作れないです


743 : ■■■■ :2016/04/17(日) 03:59:11 VOSvz9KM
>>742
昔の時代劇か何かででくノ一が母乳を使った攻撃をしてたのを思い出した


744 : ■■■■ :2016/04/17(日) 19:18:17 1cUQwXXc
昔はともかく今なら現存する国宝童子切をオリ設定でレプリカにする事が不遜だという意見もあるかもしれない


745 : ■■■■ :2016/04/17(日) 20:24:59 6M5ObFkQ
だからといって過去キャラの方をどうこうしたり、その記述を無視したりするのはダメじゃない?
しかも直近のキャラとかならともかくかなり古いキャラだし


746 : ■■■■ :2016/04/17(日) 20:51:13 HVmsgCc.
>>743
くノ一忍法帖か、あれは笑える


747 : ■■■■ :2016/04/17(日) 20:56:26 /h4TLS9Y
>>744-745
何はともあれ問題点や矛盾点を挙げた方がいいかと
そうしないと話がバラバラになって結局まとまらなさそう


748 : ■■■■ :2016/04/17(日) 21:38:20 02DA7Res
現存する国宝をレプリカにするのはモラルとしてどうよという意見だから矛盾点じゃないな
このやり方がまかり通るのなら国宝レベルの謂われあるオリジナルをばんばん持ち出せる
そもそもレプリカになっているの一文で終わらせるような事件じゃないぞ国宝強奪はと今更思ったり


749 : ■■■■ :2016/04/17(日) 21:57:40 zxZF1C5g
仮に国宝級の霊装がNGなら、鬼島さんだけじゃなく武藤さんもNGになると思う
強奪がNGで借り出しがOKっていうのもおかしな話だよな?


750 : ■■■■ :2016/04/17(日) 22:10:47 zxZF1C5g
言葉が足りなかったので補足すると、
そもそも今のスタンスって将来的に矛盾が生まれる可能性が低ければだいたいOKって感じだし
それなら別に日本の国宝なんて使われそうもないし好きに設定してよくない?という考えだ
パワーバランスにしてもそもそもオリキャラスレのルールで一定以上の強さは弾かれるし、
これまでにも入れられる枠が少ない設定を使ったキャラはたくさんつくられてきたし
その上で鬼島さんがNGとなるのであれば、同じように
「有事の際には国宝を貸し出してもらえる」って設定の武藤さんもNGになりうると思う


751 : ■■■■ :2016/04/17(日) 22:28:18 h3qpwHb6
>>750
国宝を使うのがNGなんじゃなく、それをオリキャラが所持している事に説得力があるかどうかが問題なんじゃないかな?


752 : ■■■■ :2016/04/17(日) 22:40:07 IeWHLrm.
古い方の設定を認めるなら、武藤がいざという時に貸してもらえる童子切は実はレプリカという話になる
今のままだとどうしても矛盾は解消されないよね。しかし学園都市が国宝を研究対象にって今更だけど意味不明だなw


753 : ■■■■ :2016/04/17(日) 22:47:19 zxZF1C5g
>>751
>そもそも今のスタンスって将来的に矛盾が生まれる可能性が低ければだいたいOKって感じだし
>それなら別に日本の国宝なんて使われそうもないし好きに設定してよくない?という考えだ
こういうこと
国宝だから所持してちゃいけないっていうんなら、貸し出しも同じようにいけないと思う

>>752
ちなみに、霊装を研究材料にしようとしたケースについては
『天使の涙』っていう霊装を学園都市が回収したっていうのがPSP版で出て来てるよ
霊装って言っても文化財でもあるわけだし、学園都市が学術的に研究するのはおかしくないと思う


754 : ■■■■ :2016/04/17(日) 22:53:19 1cUQwXXc
国宝レベルの物品をオリキャラに持たせるなら相応に説得力ある内容が欲しいわけ
強奪しましたーレプリカになりましたー事件は表沙汰になっていませんー…お終い
こんな簡素な一文を乱発するような事態になりそうなのはモラルとしてどうよという話だ
そういう意味なら鬼島も武藤ももうちょっと説明が欲しいわなという感想
結局さあ武藤の設定を取り下げたら終わりの話ではあるし武藤作者が納得して取り下げを承諾するかしないかだしな


755 : ■■■■ :2016/04/17(日) 23:15:20 JKxE/55s
鬼島に強奪される前の話or鬼島から奪還した後の話ってことで脳内補完すればOKじゃね
武藤の普段の装備はあくまでレプリカなんだし


756 : ■■■■ :2016/04/17(日) 23:38:13 zxZF1C5g
>>754
どっちも説明が欲しいっていうのは同意かなー
っていうか>>744-745の流れで話してたから、
そうじゃないならこれ以上はやめておく


757 : ■■■■ :2016/04/18(月) 08:35:54 gfJ774Us
2015年1月時点で、国宝の美術工芸品のうち個人所有者の死亡などにより所在不明と判明したものが3件、所在調査中のものは9件。
国宝を含めた重要文化財全体で、盗難、所有者の死亡などによる所在不明が180件、所在調査中が68件。

とりあえずリアルでは国宝強奪はありえるが、それが表沙汰にならずというのはありえないようだ


758 : ■■■■ :2016/04/18(月) 13:20:01 9LhxVgIQ
そのへんは魔術サイドだし隠蔽されててもおかしくはないな


759 : ■■■■ :2016/04/18(月) 15:50:53 jUm664TU
初期キャラだから設定が簡素になっていること自体仕方ないのを加味しても説明足らずが散見されるな
学園都市への移送中に強奪されたとあるが強奪地点が学園都市の中か外かでその後の動向が大きく変わるよな
中なら学園都市と繋がりがあるイギリス清教が動くし外なら今なら陰陽局か
それにレプリカで童子切を貸し出した側を納得させられるわけがない。童子切が魔術サイドなら学園都市の隠蔽力はそこまで通用しない
今更どうにもならんのかもしれないが脳内保管で処理するには穴が多いな。武藤も貸し出し設定あたりが怪しい。どうすりゃいいのかね


760 : ■■■■ :2016/04/18(月) 16:07:22 sv0XYzIA
>>759
陰陽庁は国サイドだから、横のつながりで国(文化庁?)の所有物借用できるのは別におかしくわないと思うけど
常に借りっぱなしじゃなく、ピンチの時だけ使わせてもらうってだけなんでしょ?

あとレプリカ云々については、輸送を担当してたのが学園都市か国かで奪われた責任の所在は変わるんじゃね?


761 : ■■■■ :2016/04/18(月) 16:56:07 ihPNLCoE
説明不足とは思うがアウトになるかと言えば、初期なんて数行の設定とかいっぱいあるしいちいち言い出してたらキリがないと思うんだよなー
そもそも陰陽局というか神道系の政府系自体、グレムリン襲来のときの対応について説明がないのは重大な説明不足だと思うし
あれが説明不足これが説明不足っていうのは却って自分達の首を絞めるだけだから、原作と矛盾してなければ目を瞑る方が無難だと思う


762 : ■■■■ :2016/04/18(月) 19:19:59 zRGAeXvo
>>754
そもそも国宝=強力な霊装っていう常識は日本においては通じないんじゃないか?
イギリスの場合は大英博物館(アーセナル)自体が魔術サイドと密接にくっついているからイギリスの国宝=強力な霊装っていう論理が成り立つが、日本の博物館や国宝指定する文化庁が魔術サイドかといえば8巻の騒動を鑑みるに考えにくい
つまり国宝つっても単純に歴史的価値しかなくて魔術的価値は薄いものもあるかもしれない


763 : ■■■■ :2016/04/18(月) 19:23:56 zRGAeXvo
ついでにリアルではかなり著名な武器であるはずのアスカロンが禁書世界だと非伝承物ということになってたりするんで、大英博物館収蔵みたいな例外を除いてリアル基準でそれが国宝かどうかで禁書でも国宝だという判断をしなくてもいいんじゃないかな


764 : ■■■■ :2016/04/18(月) 19:28:03 zRGAeXvo
日本に公的魔術組織の存在か感じられないのは天草一味にしろ闇咲にしろ土御門にしろが日本の国家系勢力じゃない時点でお察しなところ
僧正でたけど殆ど仏教に触れられることもなかったし、イスラムにしろ仏教にしろ存在するか怪しい宗教勢力の魔術師設定は難しいんだよなあ


765 : ■■■■ :2016/04/18(月) 19:57:35 jUm664TU
共存させるなら>>755の脳内補完が無難かね


766 : ■■■■ :2016/04/18(月) 20:25:12 5dVjUmPw
伝説の中にしか存在しない剣アスカロンと
伝説があって、しっかり現物もあるのを比べるのか……(困惑)

新訳2巻のバードウェイが、魔術使う際に物差しの役割を言及してたところを見れば
少なくとも、童子切が霊装として機能するのは伝承見れば明らか


767 : ■■■■ :2016/04/18(月) 21:02:30 gfJ774Us
個人的に国宝を「借りて戦いに於いて使用する許可が出る」って方がよっぽどおかしい気がするんだがな
まあこういうのも個人差があるか


768 : ■■■■ :2016/04/18(月) 22:03:19 xzKsFzn2
武藤作者さんが童子切のレンタル設定を取り下げれば済む話なんじゃないかな
通常時のレプリカでも十分強そうだし、長々と議論を要する様な余計な設定を付ける必要なくね?
というか最近のキャラなのに武藤作者さん本人の意見がまだ出てこないのも問題を長引かせてる。外野ばかり盛り上がる一方


769 : ■■■■ :2016/04/18(月) 22:21:32 B8JzN8kc
鬼島の作者だけど、今更このキャラが話題で盛り上がるとは思わなかったわ……
改善、改変と言っても昔すぎてどーしたら良いのやらwww


770 : ■■■■ :2016/04/18(月) 22:36:41 jUm664TU
>>769
強奪の経緯を詳しく書いて欲しいな。後々の事を考えてもきちんと概要で説明していたほうがいい
武藤との兼ね合いを考慮するなら鬼島も当初はレプリカを使用していてある時に本物を強奪し今のような魔術規模になったとする
強奪時期は明言しないほうが兼ね合いとしてはいい。武藤も鬼島の修正設定に沿って貸出設定を修正する
その際指摘があった貸出可能の根拠となる設定を追加する…というのはどうだろうか
正直デリケートな部分だから鬼島作者と武藤作者の間で話し合いを持つのが賢明だと思うが


771 : ■■■■ :2016/04/18(月) 22:40:14 9LhxVgIQ
いや待て、時系列曖昧制をとるのは反対だぞ、今以上にややこしくなるし
っつかわざわざ修正させようとしてるのはなんなんだ?
ここは後から作った武藤作者が取り下げるのが筋だろ


772 : ■■■■ :2016/04/18(月) 22:55:59 PtFY2/RM
どうすればいいかとあったから兼ね合いという仮定の上で一意見を出しただけだって
鬼島作者が他のキャラにオリジナルを持たせたくないのならその意見を尊重するべきだ
ただし経緯も不明、強奪後の周囲の反応も記載無し、文面だけ読むとレプリカで事が収まっているとも受け取れる内容とくれば首を傾げざるを得ないのも正直な感想
だからきちんと詳細を記載したほうがいい、後は武藤作者に自分の意見を表明すれば武藤作者も頷くだろうというのが俺の意見だ


773 : ■■■■ :2016/04/18(月) 22:57:55 xzKsFzn2
しかし武藤作者さんじゃなくて鬼島作者さんの方が反応早かったのが個人的に意外w
かなり初期からオリキャラ作られてますよね。まだ作ってるとしたらかなりの古参なんじゃないだろうか

今だから聞いてみたいんだけど、鬼島には概要にも気になる設定があるんだよなー。ずばり、リアルな鬼の設定
オリ吸血鬼は以前ダメみたいな感じでまとまったけど、鬼の設定って昔は特に指摘なく罷り通ったのか?今だとアウト臭いかもなー


774 : ■■■■ :2016/04/18(月) 23:07:58 xzKsFzn2
あと何気に獣人とかも設定にあるしwちょっと禁書世界をファンタジーに解釈し過ぎてるきらいはあるかと
原作では黒小人(ドヴェルグ)は特殊な技術を持った「人間」だった訳だけど、
鬼だの獣人だのといった魔術生命体ではない「純粋な人外」にはそうそう手を出さない方がいいと思うんだ
作者さんが名乗り出てくれた折角の機会にそのあたりを詰め直してみてもいいかもね


775 : ■■■■ :2016/04/18(月) 23:18:35 B8JzN8kc
ぶっちゃけもう記憶曖昧なんだけどなww
鬼とか獣人周りは、確かねーちんが戦った獣王とかその辺から、
そういう人外の怪物が居るって拡大解釈してた気がするなあ


776 : ■■■■ :2016/04/18(月) 23:22:58 llJpuMkg
この場合、武藤作者が修正するのが正しいんだろうけど、鬼島甲兵の童子切強奪の部分があまりにも説明不足なのも事実だな
あと武藤が本物借りられる理由に関しては>>760の考察で俺は納得したな


777 : ■■■■ :2016/04/18(月) 23:59:26 xzKsFzn2
仮にレンタルした国宝が戦闘中にポッキリ逝っちまったら武藤は賠償出来るんだろうか
国宝の賠償……ってちょっとイメージ出来ないんだけど、一公務員レベルの魔術師に何とかなる程度なのか?


778 : ■■■■ :2016/04/19(火) 00:09:19 b6RpwvTA
弁償は無理なんじゃないかな。それこそお金に換えられるものじゃないだろうし
というかそもそも捜査五課自体が必要悪の教会にすら認識されてないちっちゃな組織のはずだし国宝級の物品を借りれるのは正直違和感がある


779 : ■■■■ :2016/04/19(火) 00:15:56 KRbMju.Q
普通は、博物館が国宝を借用する際にはめっちゃ高い保険に加入するらしいな


780 : ■■■■ :2016/04/19(火) 00:23:51 SEk.3mTM
そもそも論で言ったら、皇室派のときに政府組織はアウトみたいな話は出てたんだけどね


781 : ■■■■ :2016/04/19(火) 00:35:26 MUYjoC0k
やはり博物館に特別展時で貸し出すならともかく、戦闘用途で国宝を預けるなんて文化庁が許可する筈ないよな
武藤の童子切レンタル設定を無くすのが一番スマートな解決策に思えてならない


782 : ■■■■ :2016/04/19(火) 00:40:53 MUYjoC0k
勿論他の方からも指摘されてるように、鬼島の国宝強奪をもっと詳細に描写してほしいというのもあるけどね


783 : ■■■■ :2016/04/19(火) 00:43:11 34RNM5vE
まあ外野がとやかく言っても仕方ないし、この件は武藤の作者さんが来るまで気長に待てばいいんじゃないかな
あんまりこの話題ばかり話してると他の人が投稿しづらいだろうし


784 : ■■■■ :2016/04/19(火) 19:02:20 yq12za0w
母乳と聞いてインズピレーションを刺激されてssそっちのけで一日使ってキャラと魔術を拵えた俺は変態なのかもしれない…w一応テーマは『生命』だが

【名前】凰華翔蓮(おうか しょうれん)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『八百比丘尼』、『赤猪岩』、『底根』
【能力説明】
・『八百比丘尼』
粟嶋神社に伝わる人魚伝説を基にした生命魔術。凰華はこの魔術を18歳の折に自身の体に使用し、肉体は今なお18歳の時と変わらない。
人魚の肉を食べた若き少女が八百年という永い時を過ごした伝説を有り余る生命力を体にストックしたと解釈。
各地に樹木を植えた伝承を生命の象徴である樹木に自身の生命力のストックを振り分けていたと断定。
凰華の魔力が篭る皮膚と血を与えられた樹木は彼女の魔力を己の生命力として吸収し契約を結ぶ事で頑丈と長寿の恩恵を得る。傷害や病気に蝕まれたり枯れる直前であっても凰華の皮膚と血を与えられれば治癒・復活する。
凰華は力を振り分ける魔術を適用した事で生命の象徴の一つである母乳が出る体質になっている。また、凰華と血の契約を結んだ樹木は『底根』における生命力の象徴となる。

・『赤猪岩』
後に大国主となるオオムナヂが焼き殺された赤き猪に似た岩に基づく魔術。解釈としては溶岩を猪に似せたとしている。
右腕に巻き付けている数珠のように束ねられた赤貝の霊装『母神の貝殻』が基点となる。貝殻には清水井の水と凰華の母乳で練った薬を塗り込まれている。
これはオオムナヂが復活する際に活躍したキサガヒヒメとウムギヒメの再生神話だが、見方を変えるとこの貝殻には赤猪岩の脅威の象徴である灼熱と重量を御す効力があったと受け止められる。
地面から多数発生させる猪の牙のような鋭い溶岩を対象へ突き刺したり、右腕に猪の形をした溶岩を纏って殴打したり噴射する等の攻撃を行う。火除けの加護を持つ『母神の貝殻』を交える事で精緻さに拍車が掛かる。
他にも真っ赤に輝く逸話から岩石や土砂を赤く光り輝かせたり、霊装の貝殻から白色の潤滑水を発生させ様々な事に利用できる。

・『底根』
黄泉の国と同一視される根の国。出雲国に入口が存在すると伝えられている底根の国。呼称は様々だが、この魔術では根の国をニライカナイと同義であるとし、生命力満ち溢れる地こそが底根の国であるとしている。
生命力の象徴として『八百比丘尼』により血の契約を結ぶ樹木を設定し、契約を結ぶ樹木から齎される酸素をニライカナイに住まう神からの恩恵とし、対象となる吸引する動植物達に恩恵に対する贄を要求する。この要求の対象は契約主である凰華が任意で選抜できる。
生きる為に必須である酸素を吸えば吸うほど要求される贄は『贄を捧げなければならない生命にとっての重要度』を求められる。
所持する物品を始め、自身の身体や身内や仲間に恋人など重要度が高まるにつれ捧げられる贄となる対象の重要度は上がり、捧げられた対象は風葬の如く分解され虚空へと消える。
酸素に魔力や魔術の痕跡は存在せず、『酸素を体内に取り込む』動作が魔術的記号におけるトリガーとなる為感知は困難を極める。
一度対象になった者が大本の樹木を破壊しようとする、もしくは樹木越しに術者へ逆襲を仕掛けようとすると恩を仇で返す形となり筆舌に尽くしがたいペナルティーを課せられる。
逆に血の契約によって樹木に恩恵を捧げた格好の凰華は、『酸素を体内に取り込む』事で身体能力を上昇させる事が可能。吸えば吸うほど身体機能は爆発的に伸びる。
上昇した身体機能の保持時間は酸素吸引後2分まで。吸う度に保持時間の開始地点が更新される。この酸素を封入している携帯式酸素ボンベを複数所持している。


785 : ■■■■ :2016/04/19(火) 19:03:31 yq12za0w
【概要】
魔術結社『神道系出雲派』に所属する魔術師。凰華家現当主。齢90にして70人もの子を産み育てあげた歴戦の主婦。魔法名『主婦はいつの時代も最強なり(Vita000)』。
夫が亡くなった後凰華家の当主に就いた。本来であれば子が当主になるのが定石だが、夫婦の方針で子はいずれも魔術と関わらない一般サイドの人間として活躍している事もあり “魔術家系の人間として” 凰華翔蓮が『最後』の当主に就いた。
共に魔術師であった夫婦は、かつての戦争にて広島を始めとする中国地方に降り掛かった戦災を体験した時から子供達には戦争とは無縁の生活を送って欲しいと願うようになった。
弁護士、写真家、新聞記者、ダンサー、銀行員、ゲームデザイナー、国家公務員……今では凰華夫婦が育て上げた子は一人前の大人となり、皆世界各地で活躍している。
中国地方の各森林組合に顔が利き、凰華家もまた林業を家業とする家系である。凰華翔蓮も普段は現場で作業指示や保全活動に精を出している。

出雲派は持ち得る神秘性を特に重視する魔術結社であり、凰華もまたそれを重視する魔術師である。
出雲派が扱う魔術が外部に漏れるのは極力避けるべきとの考えから、子供達に一切魔術を教えなかった側面もある。
魔術師という立ち位置は好き好んでなるようなものでは無いとする凰華は、しかし魔術師であったからこそ戦争から生き残る事ができた経緯から魔術を否定する人間でも無い。
出した結論は凰華翔蓮の代で魔術師という生き方に終止符を打ち、凰華翔蓮自身は魔術師としての生き方を全うするというもの。
中国地方各地の木々と血の契約を結び、不測の事態が発生してもすぐに対応できるように常在戦場の心構えを持つ。この辺は戦争を体験した者ならではの思考回路である。
未成年の魔術師相手には特に顕著になるが、彼等の行く末に不穏な気配を感じたのなら歴戦の主婦を体現するかのように立ちはだかる。
愛情その他諸々を口に出す事が苦手な為に、専ら実力行使に出てしまうのはご愛嬌(?)。言わなくてもわかるだろうが子供が好き。
男の子も女の子も皆大好き。手の掛かりそうな面倒臭い子を目前にすると殊更テンションが上がる。表情や声色には然程変化は無いが。
【特徴】
身長160センチ。亜麻色のショートボブ。ジト目が特徴的。不機嫌になればなるほど無表情になる。18歳の外見なので、制服を着れば女子高生に勘違いされる事間違いなし。スタイルは中の上。安産型のヒップが一押し。
谷間が見えるブカブカの半袖白シャツ。青色を基調に緑と黒のストライプが入るチェックシャツを腰に巻く今時スタイル。スカイブルーに黄土色が混ざるショートデニム。朱色の一本歯下駄を履く。
右手の中指に引っ掛けるようにしつつ右腕に霊装『母神の貝殻』を巻き付けている。作業用の工具が入っているウエストポーチを腰に装着。この中に携帯式酸素ボンベ等も入っている。
外見からは可憐な少女という印象しか持たれない。凰華の元来の性格は口数の少ない無愛想というもの。つっけんどんな態度は地である為口を開けば結構厳しい言葉が放たれる事が多い。
滅多に笑う事も無いので、今は亡き父が母の何処を好きになったのか今でも我が子に不思議がられている始末。水浴が趣味。家の敷地に建設した露天形式の風呂に水を張って浸かるのが日課のようになっている。
【台詞】一人称「私」。基本的に口数は少ない。声色は平坦。台詞にどことなくエロさを漂わせる。
「…そうです。間伐は明後日の午後2時から……はい」
「ハァ…ハァ…やっぱりイイ。気持ちイイ。水浴サイコー」
「あなたは間違っている。あなたが間違っていないと考えていても、私があなたを愚かだと断定した。だからここであなたを止める。魔術師の生き様は、ともすれば乳離れできない赤ん坊の夜泣きに通じるものなのかも。…嫌なら男女の営みのように私を押し倒してでも押し通りなさい。凰華翔蓮…いざ、推して、はだけながら、参りましょう」
【SS使用条件】
特になし


786 : ■■■■ :2016/04/19(火) 19:18:32 SEk.3mTM
神道系〇〇派って結社名じゃないでしょ


787 : ■■■■ :2016/04/19(火) 19:56:55 yq12za0w
>>786
結社名(=魔術結社)だよー
保管庫も過去スレにもそれぞれ独立した魔術結社として記載されている


788 : ■■■■ :2016/04/19(火) 20:27:28 MUYjoC0k
樹木越しにというのがよく分からないんだが、位置どり的な問題の事であってる?
じゃあ樹木は攻撃せず術者を直接攻撃する分にはペナルティ発生しないんだよね


789 : ■■■■ :2016/04/19(火) 21:10:01 yq12za0w
>>788
術者を直接攻撃する分には発生しない
樹木を攻撃する、もしくは樹木に施されている術式を解析しようとするとペナルティーが発生する
イメージとしては人を操る魔術を分析・逆算して魔術的な手順に則って逆襲を仕掛ける魔術師を想像してみてくれ
解析=逆襲の為の準備作業=ペナルティー発生という風に術式が組まれている。説明が足りなかったなあ


790 : ■■■■ :2016/04/20(水) 04:11:52 QGDJcux2
>>784
大丈夫だ問題ない
今の住民は>>731の格好も華麗にスルーする紳士揃いだからな!
最近特徴がおざなりなキャラが多い中、特徴が詳しいキャラなのは珍しいと思った


791 : ■■■■ :2016/04/20(水) 08:18:31 EhV/efhk
能力説明と概要は正直あまり読んでない


792 : ■■■■ :2016/04/20(水) 11:08:56 YFXwmRes
原作的に乳首と股間さえ隠れてればおk


793 : ■■■■ :2016/04/20(水) 11:11:45 cgcuRf.M
男性キャラで上条さん顔負けの不幸発動で毎回全裸になっちゃうオリキャラもいるしな!(しかも風紀委員だったりするw)


794 : ■■■■ :2016/04/20(水) 12:59:04 u8gCktoc
別に楽しみ方は個人の自由だし強要もしないけど、それってキャラの外面だけ見てるって事じゃない?
また敢えて言う必要あるかな?そこに情熱を注ぐ作者にとってはモチベ低下でしかないでしょ


795 : ■■■■ :2016/04/20(水) 15:23:25 EhV/efhk
解りやすく描かれていて良いなあと思うキャラは何度も読んでより理解しようと意欲が湧くし
活躍する場が想像できたりしてとても楽しませてもらってる
でも残念ながらただ長いだけで想像しにくく、余計な情報が多すぎて特徴がボヤけてしまうキャラもいる
情熱を注ぐ姿勢には頭が下がるが、読み手に伝えるという部分にも気を配って欲しい


796 : ■■■■ :2016/04/20(水) 17:30:16 SnGYE472
私いつも短めを心がけてるタイプの住人だけど、
長い設定もアリだと思うよ〜
>>795も長文をやめろって言ってるわけじゃないしね
短めなのは雰囲気とか関連キャラで
書いてない部分を想像してもらう為だけど、
これは説明不足と隣り合わせだから……
結局、どっちも一長一短って訳よ


797 : ■■■■ :2016/04/20(水) 19:33:31 MnmCzZDw
最近よくある後から問題が発覚するパターンは設定の長文化が原因な気もするけどね


798 : ■■■■ :2016/04/20(水) 19:56:01 cgcuRf.M
>>796
確かにそうだな。
短い文のキャラだとそれはそれで、>>796の言う通り説明不足だったり、
キャラ作者とSS作者の解釈や考え違いが生じたこともあった。

>>797
長文だけが原因ではないと思う。
そういう長文キャラに限って、翌日速攻で保管庫に登録されることが多いというのもあるかもしれない。


799 : ■■■■ :2016/04/20(水) 22:34:54 HwY4zv8k
上手く伝わっていないと思われる部分を修正&追記

>凰華の魔力が篭る皮膚と血を与えられた樹木は彼女の魔力を己の生命力として吸収し契約を結ぶ事で頑丈と長寿の恩恵を得る。
→凰華の魔力が篭る皮膚と血を与えられた樹木は皮膚&血ごと彼女の魔力を己の生命力として吸収し契約を結ぶ事で頑丈と長寿の恩恵を得る。
樹木に契約術式が施されているかどうか外見では魔術師でも判別できず、専用の解析魔術ないし解析用霊装が必要となる。

>所持する物品を始め、自身の身体や身内や仲間に恋人など重要度が高まるにつれ捧げられる贄となる対象の重要度は上がり、捧げられた対象は風葬の如く分解され虚空へと消える。
→所持する物品を始め、自身の身体や身内や仲間に恋人など酸素吸引量増加につれ捧げられる贄となる対象の重要度は上がり、捧げられた対象は風葬の如く分解され虚空へと消える。


記載内容についてはコンパクトに纏められている方が理解しやすくssでも使いやすいのは実体験として事実。
情報量が多いとそれだけ自由度が減り、キャラ像を想像する上で余計な情報と思わしき部分が多いほどボヤけるのもまた事実
しかしながら自分はその余計な情報を入れる事を好む派です。>>796のように想像や関連キャラに一任するやり方は勿論ありでしょうが自分は基本的にしません
結果としてキャラを“とある方向に抑え付ける”ような『記号』として扱うのであれば余計な情報を入れない方がいいですがね(この書き方で自分の真意が伝わるかは不明ですがこの書き方が一番簡潔かな?無論他の方々がそうしていると言いたいのでは無く、自分がそうやってしまいそうだという意見です)
自分は無駄や余計を好む性分なのは確かですね。まぁテーマみたいなものはそれぞれに定めながら作成してますけどね。例えば出雲派に所属させた鳳輦、鬼部、凰華の各魔術は出雲派らしいとある共通するテーマを設けた上で作りましたからね


800 : ■■■■ :2016/04/20(水) 22:42:06 YFXwmRes
>>799
長い、簡潔に


801 : ■■■■ :2016/04/20(水) 22:45:41 HwY4zv8k
>>800
無駄&余計バッチコイ!


802 : ■■■■ :2016/04/21(木) 01:43:53 5yfqzaQ6
凰華の魔力が篭る皮膚と血を与えられた樹木は頑丈と長寿の恩恵を得て、たとえ枯れる直前であっても再び与えられれば治癒・復活する。


803 : ■■■■ :2016/04/21(木) 07:46:51 pwv5RFdU
>>785
18歳から70年以上も容姿の変わらない少女って普通に怪しいし噂になるような
変装でもしないと、林業関係で現場に出張り続けるのは「本人として」は無理じゃないかと思うんだ。当主の名代とか言い訳を立てないと
しかし70年で70人か……もしかして亡き夫の死因は常に生命力が有り余っていた妻についていけなかったのでは……所謂腹上s(ry


804 : ■■■■ :2016/04/21(木) 08:12:39 wXThupsk
>>803
では一般人の前では言い訳ができるくらいの変装を普段はしている事にする


805 : ■■■■ :2016/04/21(木) 17:31:07 78EgCpKQ
もしかして勘違いされているかもしれないから補足すると凰華は子供を育て上げたとあるので皆社会人になっている
なので大体50年で70人産んでいる。これは69人子供を産んだギネス記録を参考にしている
産まれ方も大体似通っているね。これは生命力を振り分けると解釈した魔術を適用したことによる作用と受け取ってもらってもいいし偶々そうなったでもいい
確実なのは夫婦揃って男女の営みが大好きだった、つまりエッ(以下自主規制


806 : ■■■■ :2016/04/21(木) 19:10:32 hn0CT2.w
【名前】伊冬 縁理(いとう ゆかり)
【性別】女
【所属】科学
【能力】空力使い(エアロハンド) レベル3
【能力説明】
ごく一般的な空力使い。ただ、ライブ会場周辺に気流の噴出点を設置することで、
気流によって擬似的な遮蔽式の防音、音響効果を生むことが可能。
音がよく響くため、地味に野外ライブで重宝する能力。
【概要】
葵葉中学付属高等学校 1年生の少女。蓬莱ガールズのボーカル担当。
全体的にボケ成分の強い蓬莱ガールズで貴重なツッコミ役を担っている。
生真面目な性格だが、リーダーシップをとるのは苦手。
主におかしな方向に脱線し始めた時の路線修正を行うサブリーダー役をする。
感覚のズレを修正するためか、同じクラスの友人(常識人)に
あえてツッコミを入れてもらっている姿が確認されている。
【特徴】
栗色の長髪をメンバーに勧められるままツインテールにしている。
身長は同年代平均と比べてあまりにも低く、全体的にちんまい。
髪形のせいもありどう見ても小学生だが本人は気付いていないもよう。
ただ、歌声はロリボイスからしっとりとした大人の歌唱まで幅広い。
【台詞】
「ちょっとー、また話がズレてるわよ。なんでデスメタルやることになってんの???」
「うん、うん、そうよね。ありがとう。これで基準点まで戻って来られたわ」
「え!?いやあの、わたし高校生で……これ学生証っ、ちゃんと申請もしてるんで……」
「能力維持しながら歌も歌ってると、けっこう演算力が鍛えられる気がするのよね」
【SS使用条件】
特になし


807 : ■■■■ :2016/04/21(木) 19:14:00 pwv5RFdU
18歳で加齢を止め、以来約50年で70人を産む、か。双子三つ子四つ子があったとしてもその間殆ど身重って事だよね。戦時中も含めて
ギネス記録はすごいと思ったが、普通に周囲から奇異の目でみられそう。現代日本なら多分マスコミも放っておかない
神秘性を重要視するはずの出雲派の重鎮がそこまでのリスクを冒してハッスルし続ける事が多少の違和感
一般的に大家族といえば一人が10人も産めば十分多いと思う。70人はインパクト狙いだとしてもやり過ぎでは、というのが個人的な感想


808 : ■■■■ :2016/04/21(木) 19:51:46 wXThupsk
>>807
そうですね。では20人くらいにしましょうかね。戦争前後の時代背景を考えるとこれくらいなら許容範囲内でしょう
個人的な感覚で言えばマスコミに取材されても別に構わないと思いますけどね
魔術に神秘性を求めこそすれ地域での暮らしにまで完璧な神秘性を求めるのかと問われれば全てが「はい」とはならないでしょうし
そもそも林業関係でマスコミの取材が入っていても別段おかしくないなあと思います


809 : ■■■■ :2016/04/21(木) 20:59:15 Ak8NeLBA
>>806
これでついに蓬莱ガールズが全員揃いましたか













誰かSSかイラストオナシャス!(ボソッ


810 : ■■■■ :2016/04/21(木) 22:03:03 L1I3TyEY
再投下

【名前】凰華翔蓮(おうか しょうれん)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】『八百比丘尼』、『赤猪岩』、『底根』
【能力説明】
・『八百比丘尼』
粟嶋神社に伝わる人魚伝説を基にした生命魔術。凰華はこの魔術を18歳の折に自身の体に使用し、肉体は今なお18歳の時と変わらない。
人魚の肉を食べた若き少女が八百年という永い時を過ごした伝説を有り余る生命力を体にストックしたと解釈。
各地に樹木を植えた伝承を生命の象徴である樹木に自身の生命力のストックを振り分けていたと断定。
凰華の魔力が篭る皮膚と血を与えられた樹木は皮膚&血ごと彼女の魔力を己の生命力として吸収し契約を結ぶ事で頑丈と長寿の恩恵を得る。
樹木に契約術式が施されているかどうか外見では魔術師でも判別できず、専用の解析魔術ないし解析用霊装が必要となる。
傷害や病気に蝕まれたり枯れる直前であっても凰華の皮膚と血を与えられれば治癒・復活する。
凰華は力を振り分ける魔術を適用した事で生命の象徴の一つである母乳が出る体質になっている。また、凰華と血の契約を結んだ樹木は『底根』における生命力の象徴となる。

・『赤猪岩』
後に大国主となるオオムナヂが焼き殺された赤き猪に似た岩に基づく魔術。解釈としては溶岩を猪に似せたとしている。
右腕に巻き付けている数珠のように束ねられた赤貝の霊装『母神の貝殻』が基点となる。貝殻には清水井の水と凰華の母乳で練った薬を塗り込まれている。
これはオオムナヂが復活する際に活躍したキサガヒヒメとウムギヒメの再生神話だが、見方を変えるとこの貝殻には赤猪岩の脅威の象徴である灼熱と重量を御す効力があったと受け止められる。
地面から多数発生させる猪の牙のような鋭い溶岩を対象へ突き刺したり、右腕に猪の形をした溶岩を纏って殴打したり噴射する等の攻撃を行う。火除けの加護を持つ『母神の貝殻』を交える事で精緻さに拍車が掛かる。
他にも真っ赤に輝く逸話から岩石や土砂を赤く光り輝かせたり、霊装の貝殻から白色の潤滑水を発生させ様々な事に利用できる。

・『底根』
黄泉の国と同一視される根の国。出雲国に入口が存在すると伝えられている底根の国。呼称は様々だが、この魔術では根の国をニライカナイと同義であるとし、生命力満ち溢れる地こそが底根の国であるとしている。
生命力の象徴として『八百比丘尼』により血の契約を結ぶ樹木を設定し、契約を結ぶ樹木から齎される酸素をニライカナイに住まう神からの恩恵とし、対象となる吸引する動植物達に恩恵に対する贄を要求する。この要求の対象は契約主である凰華が任意で選抜できる。
生きる為に必須である酸素を吸えば吸うほど要求される贄は『贄を捧げなければならない生命にとっての重要度』を求められる。
所持する物品を始め、自身の身体や身内や仲間に恋人など酸素吸引量増加につれ捧げられる贄となる対象の重要度は上がり、捧げられた対象は風葬の如く分解され虚空へと消える。
酸素に魔力や魔術の痕跡は存在せず、『酸素を体内に取り込む』動作が魔術的記号におけるトリガーとなる為感知は困難を極める。
一度対象になった者が大本の樹木を破壊しようとする、もしくは逆襲の要となる樹木に施されている術式の解析を敢行しようとすると恩を仇で返す形となり筆舌に尽くしがたいペナルティーを課せられる。
逆に血の契約によって樹木に恩恵を捧げた格好の凰華は、『酸素を体内に取り込む』事で身体能力を上昇させる事が可能。吸えば吸うほど身体機能は爆発的に伸びる。
上昇した身体機能の保持時間は酸素吸引後2分まで。吸う度に保持時間の開始地点が更新される。この酸素を封入している携帯式酸素ボンベを複数所持している。


811 : ■■■■ :2016/04/21(木) 22:05:37 wXThupsk
【概要】
魔術結社『神道系出雲派』に所属する魔術師。凰華家現当主。齢90にして20人もの子を産み育てあげた歴戦の主婦。魔法名『主婦はいつの時代も最強なり(Vita000)』。
夫が亡くなった後凰華家の当主に就いた。本来であれば子が当主になるのが定石だが、夫婦の方針で子はいずれも魔術と関わらない一般サイドの人間として活躍している事もあり “魔術家系の人間として” 凰華翔蓮が『最後』の当主に就いた。
共に魔術師であった夫婦は、かつての戦争にて広島を始めとする中国地方に降り掛かった戦災を体験した時から子供達には戦争とは無縁の生活を送って欲しいと願うようになった。
弁護士、写真家、新聞記者、ダンサー、銀行員、ゲームデザイナー、国家公務員……今では凰華夫婦が育て上げた子は一人前の大人となり、皆世界各地で活躍している。
中国地方の各森林組合に顔が利き、凰華家もまた林業を家業とする家系である。凰華翔蓮も普段は現場で作業指示や保全活動に精を出している。

出雲派は持ち得る神秘性を特に重視する魔術結社であり、凰華もまたそれを重視する魔術師である。
出雲派が扱う魔術が外部に漏れるのは極力避けるべきとの考えから、子供達に一切魔術を教えなかった側面もある。
魔術師という立ち位置は好き好んでなるようなものでは無いとする凰華は、しかし魔術師であったからこそ戦争から生き残る事ができた経緯から魔術を否定する人間でも無い。
出した結論は凰華翔蓮の代で魔術師という生き方に終止符を打ち、凰華翔蓮自身は魔術師としての生き方を全うするというもの。
中国地方各地の木々と血の契約を結び、不測の事態が発生してもすぐに対応できるように常在戦場の心構えを持つ。この辺は戦争を体験した者ならではの思考回路である。
未成年の魔術師相手には特に顕著になるが、彼等の行く末に不穏な気配を感じたのなら歴戦の主婦を体現するかのように立ちはだかる。
愛情その他諸々を口に出す事が苦手な為に、専ら実力行使に出てしまうのはご愛嬌(?)。言わなくてもわかるだろうが子供が好き。
男の子も女の子も皆大好き。手の掛かりそうな面倒臭い子を目前にすると殊更テンションが上がる。表情や声色には然程変化は無いが。
【特徴】
身長160センチ。亜麻色のショートボブ。ジト目が特徴的。不機嫌になればなるほど無表情になる。18歳の外見なので、制服を着れば女子高生に勘違いされる事間違いなし。スタイルは中の上。安産型のヒップが一押し。
谷間が見えるブカブカの半袖白シャツ。青色を基調に緑と黒のストライプが入るチェックシャツを腰に巻く今時スタイル。スカイブルーに黄土色が混ざるショートデニム。朱色の一本歯下駄を履く。
魔術を知らない一般人の前では容姿による違和感を抱かせないよう普段から言い訳ができるくらいの変装(メイクや作業着etc。時には魔術的な変装も)をしたり、凰華家当主の名代を名乗ったりしている。名代時の名は凰華妙蓮(おうか みょうれん)。
右手の中指に引っ掛けるようにしつつ右腕に霊装『母神の貝殻』を巻き付けている。作業用の工具が入っているウエストポーチを腰に装着。この中に携帯式酸素ボンベ等も入っている。
外見からは可憐な少女という印象しか持たれない。凰華の元来の性格は口数の少ない無愛想というもの。つっけんどんな態度は地である為口を開けば結構厳しい言葉が放たれる事が多い。
滅多に笑う事も無いので、今は亡き父が母の何処を好きになったのか今でも我が子に不思議がられている始末。水浴が趣味。家の敷地に建設した露天形式の風呂に水を張って浸かるのが日課のようになっている。
【台詞】一人称「私」。基本的に口数は少ない。声色は平坦。台詞にどことなくエロさを漂わせる。
「…そうです。間伐は明後日の午後2時から……はい」
「ハァ…ハァ…やっぱりイイ。気持ちイイ。水浴サイコー」
「あなたは間違っている。あなたが間違っていないと考えていても、私があなたを愚かだと断定した。だからここであなたを止める。魔術師の生き様は、ともすれば乳離れできない赤ん坊の夜泣きに通じるものなのかも。…嫌なら男女の営みのように私を押し倒してでも押し通りなさい。凰華翔蓮…いざ、推して、はだけながら、参りましょう」
【SS使用条件】
特になし


812 : ■■■■ :2016/04/21(木) 23:13:46 pwv5RFdU
>>808
自分は修正案で問題ありません。ただ個人的見解の相違として蛇足を承知で言わせてください
林業関連の取材は特に問題ないで同意です。ただ修正前の70人というギネス級の多産となると全国規模のニュースになるかもですし
「異常な生命力」という「情報」は他の魔術師にも術式の逆算・推測に繋がるヒントを晒してしまう事になりかねません
神秘性を重んじる出雲派の重鎮がそんなリスクは冒さないんじゃないか、というのが自分の考えでした

あと保管庫の出雲派の説明で腑に落ちない事なんですけど、他の結社が探らないようにしている、って今思うと変じゃないですかね
寧ろ敵対勢力は出雲派の力を削ぐために積極的に情報収集すると思うんですけど。何を気を遣う必要があるんでしょうか


813 : ■■■■ :2016/04/21(木) 23:27:23 wXThupsk
>>812
それは出雲派を作った人じゃ無いとわからないw
他にも出雲派第一号キャラの天道が魔術として地脈操作を行える(実在していないが国宝に近いレベルの)霊装を持っていて、
その上で日本を「すんごく居心地の良い国」にする為に各地を旅しているという出雲派の在り方とは逆行しているとも見て取れる設定だからなぁ
まかこの辺の背景には後継ぎに修行させるという天道家現当主の意向もあるんだろうなと自己解釈しているけど
皇室派キャラとも繋がりがあるけど、惚れられたんだからしょうがないよねとこれまた脳内補完してる
敢えて推測するなら外部が出雲派の神秘性を侵害しようとするとしっぺ返しを食らうようなヤバイ『何か』があるのかもね


814 : ■■■■ :2016/04/21(木) 23:40:10 wXThupsk
上で言った鳳輦、鬼部、凰華の各魔術に共通するテーマというのがまさしく出雲派の有する『得体の知れなさ』だったり
鳳輦の呪薬、鬼部の鬼一口、凰華の贄魔術…媒介が視認できない水蒸気や酸素だったり認識阻害から一転鬼の口でパックンチョという『目に見えないor急に出現する脅威』、
呪い、畏怖、生贄…目に見える膨大な破壊力を振り撒く魔術というよりかはどれも一筋縄ではいかない『正体不明さ』、
こういうのを突き詰めていくと色々面白くなるというか、日本の伝承ってこの手のものが結構多いなとキャラ作りしながら思ったよ


815 : ■■■■ :2016/04/22(金) 00:27:30 4a8zVH7E
うーん、出雲派の神秘性に準拠した新参キャラが増える一方で浮き彫りになるのが
神秘性とは縁遠い実力行使な初期キャラというのは中々に皮肉な話ですね


816 : ■■■■ :2016/04/22(金) 02:17:08 vW6qkQDw
神道系はちょっと独自設定が強すぎて禁書の設定と一部矛盾があったり、設定自体に疑問点がある場合もあるからね
まだ脳内補完で対処できるレベルだけど、今のうちに問題が起きたとき作者さんがいなかったらどうするか決めた方がいいかもしれない


817 : ■■■■ :2016/04/22(金) 11:32:28 Q6UicajM
最近はほとんど同じ人しか投下してないせいか、名前や特徴が割と似ていることが多いなと思った


818 : ■■■■ :2016/04/22(金) 12:32:20 4a8zVH7E
それについては別にどうでもいいかな。作る意欲がある人が作ればいい
でもそういう同一作者かも、という法則性を見つけるというのも楽しみ方の一つだよね


819 : ■■■■ :2016/04/22(金) 20:41:23 HLNi7Pw6
神道系キャラを眺めて気付いた事…木属性の魔術師少ねぇ!自キャラ除いたら悪衣悪食の鵜飼しかいないとは
NARUTOだとチートの代名詞みたいな力なのに。や火水風土は派手だし単純に強力だから木より作りやすいのかも


820 : ■■■■ :2016/04/22(金) 20:43:55 Q6UicajM
科学側は過去スレで土属性少ねえって言われたことがあったね


821 : ■■■■ :2016/04/22(金) 21:40:06 vW6qkQDw
>>817
最近って、文体にフェイク混ぜてなければ、見た感じここ一週間で少なくとも四、五人は投稿してると思うけど


822 : ■■■■ :2016/04/22(金) 22:42:58 6on4Jp4Q
武藤の作者です。すいません、過去キャラの確認を怠っていました。
すっかり出遅れましたが、該当箇所を修正しました


823 : ■■■■ :2016/04/22(金) 23:30:35 Q6UicajM
やはり武藤の童子切安綱(本物)所持設定取り消しになってしまったか
個人的な好みだけで言えば童子切安綱(本物)の行方は、鬼島にパクられっぱなしの現状よりも
武藤作者さんの東京国立博物館に保管されている設定の方が好きだったけど
こればかりはどうしようもないか


824 : ■■■■ :2016/04/22(金) 23:45:31 vW6qkQDw
>>823
感じ方は人それぞれだけど、それをあえてこの場で言う必要あったか?
そこでそういうことを言うと、前の議論で鬼島の設定に追記を求めてた人達全員に
「鬼島の設定が好みじゃなかったからアウトにしようとしていた」ってレッテルが貼られることになると思うんだけど


825 : ■■■■ :2016/04/22(金) 23:51:24 rr9ZyYNQ
つーか何年も前の設定に今更ごちゃごちゃ抜かすなよとかしか


826 : ■■■■ :2016/04/22(金) 23:56:17 dYBfaQx.
【名前】ニググラトフ
【性別】女
【所属】微睡み誘う暗闇
【能力】「真黒き豊穣(グレートマザー)」「狂気孕む黒山羊(ダークヤング)」「死霊術書・万魔母神(ネクロノミコン・シュブ=ニグラス)」
【能力説明】「真黒き豊穣(グレートマザー)」
泡立つ雲のような濃度の霧を体から発する。
それに触れた構造体は有機・無機問わず、のたうつ触手を伸ばす爛れた肉塊に変質する。
実は攻撃用途ではなく、魔道書が自らの知識を広めるための行為に過ぎない。
込められた魔術的な記述の写本ができるなど、知識を広めるための行為に加担できれば汚染対象からは除かれる事となる。

「狂気孕む黒山羊(ダークヤング)」
真黒き豊穣の霧が凝縮して生み出される疑似生命体。
象のような巨体に山羊のような五本の肢、触手が無数に生えた名状しがたい外見。
外見相応の怪力や生命力に敏捷さを発揮する。生み出される速度は数秒と経たずに十も二十もぼこぼこ出てくるぐらい。
ダークヤングの主な行動はニググラトフの防衛であり、ちょっかいをかけない限り自発的な攻撃意思は見せない。

「死霊術書・母神(ネクロノミコン・シュブ=ニグラス)」
『死霊術書』の写本の一つであり、原典ネクロノミコンの内のシュブ=ニグラスの母神としての属性を重視して抜き出した物。
ニググラトフは自身の体を魔術的に改造し、胎内の子宮および幾つかの内臓すらも取り除いて体内に納め、魔道書とほぼ一体化している。
魔道書をフルに使えば、産む母神としてのシュブ=ニグラスの力を発揮し、敵対象の魔術を体に吸い取り、何かのおぞましき怪物――『仔』にして出産する事ができる。
全ての豊穣神や悪魔の原型となった伝承から、特にそれ関係の魔術と相性が良い。
逆に唯一神などの一神教関連の術式には全く効果が無い。

ちなみに、上記三つの魔術は使う度に常軌を逸した多幸感を受ける。そのため度重なる魔術行使により、ニググラトフからは思考能力が殆ど失われている。

【概要】魔術結社「微睡み誘う暗闇」の構成員。
前身は場末の娼婦にして、麻薬で体を崩し、タチの悪い性病にかかってしまった女。
安アパートで圧し掛かる衰弱と狂気の中で、偶然見付け面白がった結社構成員に引き込まれて改造を施される。
体は健康になった代わりに魔道書の毒や改造で完全な狂気に侵されており、魔道書と一体化しているために、魔道書の知識を広めるための行動には一切の躊躇が無く周りを巻き込んでまでやる。
今は経過観察も兼ねて、他の構成員からの支援を受けたり受けなかったりしながら世界をさ迷っている。
時たま正気に戻って昔の事を思い出す時があるが、どうしてこうなったと言わんばかりの怒涛の転落人生を思い出す切っ掛けにもなるので、思いだした瞬間にまた発狂する。
昔は、花屋やパン屋が夢の純真無垢な子供だった。
【特徴】改造によって変色した紫色の髪に緑色の目、肌は褐色の二十代半ば、身長170程の女性。髪の長さは腰まである。
正気を窺わせない惚けきった顔。体型は性的、胸はメロン並みに豊満で尻も大きいが、腰だけは腹の中に本が収まっているとは思えないぐらい絞れている。
下着は付けておらず、ミニスカートのような丈の短いマタニティドレスだけ。
改造や魔道書の生命力供給のおかげで体はとても丈夫。悪路でも大丈夫なのでいつも裸足。
声はしっとりとしたウィスパーボイス。
【台詞】一人称あたし。貴方とか彼とか彼女とかの呼び方はひらがな。基本的に自分の言いたい事だけを喋る。
「うん。皆のためにもあたしの世界を広めるよ。あなたも嬉しいよね」
「い……ひぁう!どんどん広がれあたしの、ぅあ!」
「ひひ、うぁ……!あ、たしの……愛しい愛しい子供達。早くあたしを守ってちょうだい」
「ぁ、え?――あ、あたしは、こんな嫌だ何でこんなの違うあたしはこんなぁあ、ああああああああああああああ!!!!!!!」
【SS使用条件】自由


827 : ■■■■ :2016/04/22(金) 23:59:28 HLNi7Pw6
魔道書が術者に生命力を供給する事は無いと思う


828 : ■■■■ :2016/04/23(土) 00:17:47 STTOpno.
いや15巻と19巻か
暦石がショチトルの命助けたり、月のウサギの直撃くらったエツァリを助けてるから、生命力供給なんかの補助はあるよ


829 : ■■■■ :2016/04/23(土) 00:26:43 q8eYCiEI
>>828
書き方悪かったけどそれって原典だからじゃなかったっけ?
写本に自律稼動機能ってあったっけ?
もしやるにしても写本に記されている魔術による生命力強化とかになるんじゃないかな


830 : ■■■■ :2016/04/23(土) 00:38:52 FD1bhbSU
写本だから魔道書の機能がなくなるとは思えないけど


831 : ■■■■ :2016/04/23(土) 00:47:29 STTOpno.
>>829
いや魔道書は基本的に全部意思があるけど
というか暦石や月のウサギにしたって、大元の魔道書から記述抜き出して作ったコピー品だし


832 : ■■■■ :2016/04/23(土) 00:50:19 q8eYCiEI
>>831
そうだったか
知識不足だったすまん


833 : ■■■■ :2016/04/23(土) 01:15:33 9ie58Qlk
うん?写本や偽書含めて魔道書全部に意思があるなんて記載あったっけ?
記憶に無いから念の為ググってみたけどやっぱり原典以外にそんな記載(知識を広めようとか)は無さそう
暦石や月のウサギにしても派生品とはいえ写本じゃ無く原典だ
確か原作だと自律稼動とかの機能は「魔道書の中でも原典には〜」という括りでの説明だったような気がするんだけどなぁ
これが俺の勘違いだったらスルーしてくれ


834 : ■■■■ :2016/04/23(土) 01:24:01 FD1bhbSU
「無さそう」
「だったような気がする」
……なんで指摘するのに原作読んで確認しないの?


835 : ■■■■ :2016/04/23(土) 01:49:02 q8eYCiEI
>>834
オリアナと戦った際の土御門の台詞とかかな
「魔術に関する知識を詰め込まれそれ自体が術者の意思に依らず一つの魔法陣として起動するもの。魔道書の原典」
勿論俺の解釈が間違っているかもしれないから違ってたらスルーしてくれって話だよ


836 : ■■■■ :2016/04/23(土) 01:49:31 STTOpno.
7巻や9巻にあるけど、自律稼働するのにいるのは執筆者の微弱な魔力だけで、そっからは地脈から吸いとって動く(むしろインデックスのように執筆者が魔力を全く持ってない限りは絶対に起こる現象)
魔法陣を大量に書き入れた術式のレシピが魔道書で、崩壊するか動くかの二択どっちか


837 : ■■■■ :2016/04/23(土) 01:57:20 q8eYCiEI
>>836
一応断っておくけど>>826の設定に難癖つける意図は無いから
写本や偽書にも原典と同じように自立意思みたいなものがあったのかを確認したかっただけなんだ


838 : ■■■■ :2016/04/23(土) 02:50:53 XUit8ugI
それにしても組織の設定で扱う魔術の被りも可としているとはいえ、
つい最近投下されたニグラートとの被りを恐れない姿勢はある意味見習いたくもある
元ネタが同じだからどうしても二番煎じぽく見えてしまうから自分は極力避けるかちょっと時期を見る派かなぁ


839 : ■■■■ :2016/04/23(土) 08:33:32 q8eYCiEI
>>835に補足する形になるかもしれないけど写本の自律稼動に疑問を持った理由の一つとして、
ルーン石碑の写本には原典のような防護機能が無いからというのもあったのね
自律稼動と防護機能は別枠かもしれないがどちらにも動力源は必要だから疑問を持ったんだ
この議論で魔道書に対する理解が少しでも深まればなと思うよ


840 : ■■■■ :2016/04/23(土) 12:01:13 QqYTyLfc
しっかり難癖つけてるじゃん
確認できてんならもういいだろ、いつまで続ける気だよ


841 : ■■■■ :2016/04/23(土) 13:54:09 YmVc6e0E
序章でくっちゃべる系ヒロインにしたかった
(例:陛下)

【名前】万 花琳(ワン=ファリン)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】陰陽克殺
【能力説明】
この世の万物は「気」によって構成され、それが陰陽に別れているというのが陰陽説の理論。
陰陽のバランスを崩せばイザナギの失敗した神産みのように万物の組成を乱すことになる。
この術式はそのバランスを徹底的かつ精密に崩壊させることで物質を消し飛ばすことができる。
発動は両掌から。ただし自分も「気」で構成されている為、自爆のリスクを孕んでもいる。
このリスクを抑える為普段は一定以上の「陽気」のみ対象にするセーフティをかけており、
「陽気」を与える治療用の術式と併用することで大規模な範囲攻撃をも可能としている。
【概要】
業界では『壊滅贈与(ホワイトエレファント)』として広く知られている魔術師。
依頼一回につき一回の戦闘を行い、確実に敵対者を壊滅させることからこう名付けられた。
魔術サイドでも名前と顔は知られているが、手口については未だに謎に包まれている。
正体は身一つで世界中を旅して回る中学生くらいの年齢の少女。
慇懃無礼な性格で非常に恩着せがましく、軽薄な感じの雰囲気。一見するとコメディ世界の人。
ただ、殺るときはきっちり殺るタイプの性格で、おふざけとマジの境界線が分かりづらい。
魔法名は『Sanatio117(遍く苦痛に束の間の癒しを)』。
彼女曰く、今の自分は致命的なエラーを起こしたプログラムのようなものなんだとか。
【特徴】
長髪をツインテールにした巨乳美少女。東洋人らしい顔立ちだが全身総白髪。
服装はほぼ全裸で、さながらプレゼントのラッピングのように身体中にリボンを巻き付けているだけ。
胸元に花のようなリボンの結び目があることを除けば、意匠らしき意匠もまったく存在しない。
超目立つはずだが、魔術で何とかしているのか旅先で騒ぎを起こすようなことはない。
【台詞】ハイテンション系敬語。誰でもお客様、〜様と呼ぶ。
「はーい壊滅贈与ちゃんですよ! え? 呼んでない? 帰れ? そんなぁーお客様ってばいけずぅー☆」
「日本語なら話せますのでご心配なく☆ ……いえ、語学に堪能なわけではなく、昔取った杵柄というヤツです」
「あはーはー!! ご安心をお客様! 壊滅贈与の花琳ちゃんと一緒にいるからには安全はともかく勝利は保障いたします!」
「原初の巨人しかり第五元素しかり気しかり、洋の東西を問わず大体の宗教には万物の根幹を成すモノがあるのです。
 末端に手を伸ばすより、根幹を抑えた方がお手軽でしょう? はいこれ企業秘密。聞いたお客様には死をプレゼントーっ☆」
「あ、はは。あはははは!! 素晴らしい、素晴らしいですよお客様! それでこそ私が求めた境地ってモンです!!」
【SS使用条件】
特になし


842 : ■■■■ :2016/04/23(土) 19:01:57 PSwkhSKY
微睡み誘う暗闇でまだ出てないメジャーな神格って
アザトース、ヨグソトース、クトゥグア、ハスターなぐらいか


843 : ■■■■ :2016/04/23(土) 19:49:03 tKoYC8j.
>>840
難癖?心外すぎるぞ。設定として疑問に思った事を聞いて何が悪いんだ?こっちはキャラを潰したくてやってるんじゃない
逆に写本に自律稼働機能があるなら創作の幅が広がるから俺としても大歓迎だ。でもそんな話を見た記憶がないんだよ。そこで原作を今一度確認した
提示のあった七巻と九巻だがインデックス、オルソラ、土御門達の台詞に地の文、いずれも自律稼働の前提として「原典」「原典クラス」という但し書きがある
インデックスの写本云々については魔力精製可能と仮定として原典内容を一言一句記憶しているインデックスが書けばそれは原典になるという意味だ
つまり写本クラスなら自律稼働はしないんじゃないのという疑問はまだ晴れていないしキャラ作者の「魔道書全般に意思のようなものがある」という回答にもまだ納得はしていない
皆はどう思うんだ?インデックスのような例外は別にして原典の機能と同格を写本で実現するのはOKなの?OKならそれでいいんだよ。今後それ前提でキャラ作りすればいいんだから


844 : ■■■■ :2016/04/23(土) 20:58:22 PSwkhSKY
魔法陣をページに記述したのが魔道書と、9巻で土御門とステイルが上条に講釈あったシーンだっけ
記述の際の執筆者の微弱な魔力を受け取り自律稼動可、よっぽどのヘボだと爆死で
あれ説明読む限りは魔道書は全部自律稼動してなきゃおかしいはずなんだけど
神裂SSで酸性雨に蝕まられる石碑とかの言及あったりとか、そこら辺マジで原作でどうなってるんだろ


845 : ■■■■ :2016/04/23(土) 21:01:41 FwaKVRQI
ここのオリキャラで魔道書取り扱ってるキャラ及びその作者は、おそらくほとんどが
>>843の言う「原典の機能と同格を写本で実現するのはOK」と解釈しているんだろう
自立稼働機能云々に関してもいずれにせよ、魔道書を取り扱う作者の間で
「もうこれ以上かまちーは魔道書に関して詳しい解説や、断言するような内容は一切行う気がないだろう。それなら拡大解釈で考えてOKでは?」
という考えがあるんだと思う
学園都市に魔法生物がいるかどうかなんざ、今後一切絶対かまちーは断言しないという前提のもと、
魔法生物が都市伝説にがっつり関与している学校ができたように

要するに、こういう原作者が二度と触れないであろう部分を拡大解釈していくのを是とするか非とするかなんだろう


846 : ■■■■ :2016/04/23(土) 21:07:10 EvlNlQKY
まあある程度の拡大解釈はOKだと思うけど
どこかで壁のようなものを設けないと禁書に存在しそうにないキャラになってしまうからなあ


847 : ■■■■ :2016/04/23(土) 22:37:19 q8eYCiEI
>>844
私見を述べるなら写本は文字通り原典を写し取る過程で魔道書の毒を軽減すると同時に執筆者の魔力を除外しているんだと思う
魔道書は超高密度の魔法陣のようなものだから、写し取ったり偽書みたいに写し取る過程で改竄する事で元々の魔法陣の密度を薄くしているんじゃないかと
そうする事で毒を軽減したり元の原典とは別解釈を魔法陣に刻み込んだりして魔術師の扱いやすいようにしているんじゃないだろうか?
その代わり原典と呼ばれる程の強力な魔道書に刻まれている精密な計算式を改竄したり手を加えたりするわけだから写本や偽書は原典に比べて機能が低下すると俺は推測している
原典を写し取った写本の内容を知る魔術師が執筆したのは原典となるのか、なるとしてもその原典は大本の原典を超え得るのか、この辺までくると確定的な結論が出ないんじゃないかなぁとも思ったり


848 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:29:36 XUit8ugI
自分は魔道書は誰かに書かれた時点で執筆者の魔力を起点に地脈龍脈で存続するので
原典・写本を問わず自立稼働はすると思う
ただし自動迎撃機能は原典クラスに限るとも。扱う術式の強さと毒の強さ、それと迎撃の有無が格の違いかなと


849 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:30:21 9ie58Qlk
原典→魔術師が執筆した超高密度の魔法陣が敷き詰められた魔道書。文字などに執筆者の魔力が込められており、それを燃料源にして地脈や龍脈の力により半永久的に自律稼動する。
写本→原典を写し取った魔道書。一部分を写し取ったり写し取り方を前後させる等で毒の純度を薄める。執筆しないので写本には自律稼動の為の魔力が込められない
偽書→原典の内容を写し取った上で改竄した魔道書。アレンジする事で毒の純度を薄める他に別解釈を付加させる事で使用する魔術師にとって都合が良い。但し大本の原典を改竄している為に機能が落ちている

俺のイメージはこんな感じ。偽書の場合改竄時魔術師が改竄部分を執筆して自身の魔力を刻んでいるのかどうかが疑問というか。原作にちゃんとした写本や偽書が出る事が中々無いから情報が不足してるのよな


850 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:34:06 QqYTyLfc
>>845
写本=原典の機能を弱体化させたものっていう解釈自体は拡大解釈でも何でもないんじゃないか
保護機能があったら原典と同格って、そもそも原典の保護機能は余波だけで核シェルターを揺るがす攻撃をヘビーパンチ程度のダメージに抑える防御力を持ってるんだけど、
お情け程度の保護機能があるだけで原典と同格にしてるとか拡大解釈だとかってそれは100か0かって言うレベルの極端さだと思う


851 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:37:49 QqYTyLfc
自立稼働の話が抜けてしまっていたが、これも同じで、機能を弱体化させた結果自立稼働しなかったら、劣化コピーした結果動かなくなりましたって言っているようなもので、あまりにもお粗末すぎるだろう


852 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:38:52 q8eYCiEI
写本や偽書にもピンからキリまでありそうだからあれだけど、皆の意見を読む限り写本や偽書でも自律稼動自体はするけど半永久的じゃ無かったり(=魔術師が意図的に魔力を供給する必要があるとか)自動防護機能が無かったりするというのが落としどころなのかもしれないなあ


853 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:39:40 QqYTyLfc
>>852
うん、落としどころとしてはそんな感じかなと思う


854 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:41:52 yU6fAk3w
ちゃんとした偽書や写本が中々出てこないって
偽書や写本の実物は一度も作中で出てきてないで


855 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:44:49 q8eYCiEI
>>853
俺もそう考える
その上で>>826は実は修正する必要が無いと思うのね
生命力供給も母神シュブ=ニグラスに基づく写本の魔術を使用して生命力を得ていると脳内補完できるし

>>854
ルーン石碑の原典と写本


856 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:47:26 q8eYCiEI
言及されているだけならローマ正教が口実作りの為に用意した法の書の偽書か


857 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:50:54 yU6fAk3w
>>855
それ酸性雨でボロボロって語られてるだけで実際どんな感じかは不明やん


858 : ■■■■ :2016/04/23(土) 23:55:42 q8eYCiEI
>>857
確かにそれも言及されてるになっちゃうな。すまない
今後偽書や写本が原作にババーンと登場する機会は……なさそうだよな
出るとしてもやっぱり原典だろうなぁ


859 : ■■■■ :2016/04/24(日) 04:49:15 7e/e7ycY
休日早朝に一人溜まったキャラを纏めて登録している寂しさを込めて、胸糞

【名前】窓口の女
【性別】女
【所属】魔術
【能力】畜蠱士卒
【能力説明】
蠱術によって生み出された『力』を札を使って特定の形に整え使役する術式。
無数に蠢く虫のような形の『力』に触れると、生物だろうと無生物だろうとぐずぐずに腐る。
本来は一体ずつしか使役できないが、一体を司令塔にすることで札を介したネットワークを作り、
『力』を複数に分割することで複数体の使役を可能にしている。
『力』は虫のようではあるが本質的には不定形なので大概の攻撃は無意味。
一応札を攻撃されると破壊されるが、すると『力』は司令塔を通して再分配され、
司令塔を破壊しない限り壊していくごとに残りの個体が強化されていくことになる。
また、『力』の形を整えることで、特定の人間の姿を模したりすることもできる。
【概要】
謎の施設『伏魔之殿』の案内役を務める女性。
巧みな話術で『伏魔之殿』を訪れた者を追い詰め、殺し合いに導こうとする外道。
冷淡なほどに物静かな性格で、常に淡々と話を進めていく。
『伏魔之殿』を訪れた者にいちいち事務的な説明をするが、
接しているのは『畜蠱士卒』で作った自分のレプリカで、本体は別室待機。
ただ、我欲は乏しく、『伏魔之殿』の運営目的も分かりやすい欲望ではなさそうな雰囲気がある。
【特徴】
チャイナドレスを身に纏った、20代中盤くらいの女性。
黒い長髪で眼鏡装備。表情は滅多なことがない限りは無表情。巨乳。
畜蠱士卒は黒チャイナだが、本体は赤チャイナ。
【台詞】
「ようこそ、『伏魔之殿』へ。私が今回の案内役となります。どうぞよろしくお願いします。
 突然ですが、平川様には――――――殺し合いに参加していただきたいと思います」
「こちらが平川様の命綱である霊装となります。操作説明は必要ですか?」
『ああ、私に攻撃しぐじゅ無駄ですよ。このように本物ではあぐじゅじゃばぐば』
『……、……仕方がありませんね。こちらの方で霊装を起動します。死にたくなければ、どうぞ殺し合いを』
「ふ、ふ。…………やっと、やっとここまで来た……。あと、もう少しで……」
「…………………………………………………………………………は。なん、で?」
【SS使用条件】
特になし


【施設名】伏魔之殿
【概要】
中国のどこかに存在している魔術施設。施設名はとある中国の作品からとられている。
小さな泡のような部屋が集まってできた円形のドームで、一つの部屋に一つ簡易な霊装がある。
施設全域が人間を用いた『蠱毒』の儀式場で、大儀式を行い、勝ち残った一人を『人蠱』にしようとしている。
利用するのは誘拐した魔術と関わりのない一般人であり、『人蠱』にした一般人を兵器化するのが目的。
殺し合いの停滞を防ぐ為、魔術的なトラップが各部屋に設置されているなど、非常に悪辣。
…………ただし、完成した『人蠱』を制御するシステムはおざなりであり、突破される可能性が高い。
むしろ突破され、開放された『人蠱』が恨みのままに世界を荒らすように仕向けるのが真の目的である。

複数の人間によって運営されているように見えるが、実際には『窓口の女』の術式によって
そう見せかけられているだけに過ぎず、運営側の人間は彼女のみ。
実際には、この施設は世界を巻き込んだ彼女の壮大な自殺のお膳立てにすぎない。


860 : ■■■■ :2016/04/24(日) 08:48:12 wwD0LpTI
ネクロノミコンとかいう原典であって原典ではない魔導書もあるんやで


861 : ■■■■ :2016/04/24(日) 12:38:44 6HHG3FFk
>>859
バードウェイの魔術講釈の台詞に、
「魔術とは科学と並ぶほどの専門的な技術と知識の積み重ねだ。異能のセッティングだって手前と時間がかかる」とある
アウレオルスやサンジェルマンに操られていた一般人ならともかく、ろくに魔力の精製方法も分からない一般人が霊装を使いこなせるのだろうか
「火を出すはずの杖」を鈍器にして殺し合いをしても蠱毒の儀式が成立するなら問題ないだろうけど
魔力を練るだけでも、個人の才能にはよるだろうけどちょっと説明されたくらいで使えるようになるものなのか…?


862 : ■■■■ :2016/04/24(日) 12:52:27 7e/e7ycY
>>861
小萌先生は使えてたし、丁寧に解説すれば大丈夫……なはず
駄目そうなら、霊装の方を一般人でも使えるものに工夫しよう
『使用者の生命力を勝手に吸い上げる呪いの杖』みたいに
ま、一人二人は失敗して死ぬかもしれないけどへーきへーき!


863 : ■■■■ :2016/04/24(日) 18:52:28 7e/e7ycY
想定していた参加者と霊装の一例はこんな感じ

【名前】平川 真咲(ひらかわ まさき)
【性別】男
【所属】魔術(一般)
【能力】縮地要覧
【能力説明】
平川に渡された霊装。道教における瞬間移動の術、縮地法を扱う為のマニュアル。
地図のような形状をしていて、自分の周囲の地形と生命体の位置が表示され、
該当部分を指差して「地よ縮め」と唱えることで移動が行われる。
転移先に何かがあった場合、それが地形ならずれて転移されるが、
生命体なら空間移動のような転移事故が発生する。所持品も同時に転移される。
【概要】
謎の施設『伏魔之殿』に拉致された大学生くらいの青年。女っぽい名前がコンプレックス。
ごくごく平凡で、どこにでもいる一般人という感じの性格。
進んで人殺しをしたいとは思わないが、追いつめられたら分からない。
一方で意地っ張りな一面もあり、頭に血が上ると合理性でものを判断できなくなる。
今回の場合、窓口の女に対する怒りが恐怖を上回り、合理性を無視して
『殺し合いの流れを破綻させることで窓口の女の目論見を潰す』という目的を得ている。
もっとも、その結果窓口の女に命を狙われ、命の危機に晒されていくことになるのだが。
【特徴】
多少女顔な好青年。短髪にしたいが、似合わないと笑われるので肩くらいまで伸ばしている。
身長は平均だが体格は華奢。とはいえ、男であると分かるレベル。
身体的特徴がアレなので、服装はV系一歩手前くらいにしてバランスをとろうとしている。
【台詞】
「こ、殺し合いだと!? ふざけんじゃねえ、誰がそんなバカげたこと……!」
「必要に決まってんだろ! 話せよ、基礎スペックから応用まで全部だ全部!!」
「うっぷ……! ……はっ、はっ……イカれてる……こんなの絶対にイカれてる…………!」
「…………決めた。蠱毒だかなんだか知らねえが、こんなふざけた企み全部ぶち壊してやる。
 死ぬ気で足掻いてそれでもあの女の掌の上なんて、そんな惨めな展開絶対認めねえ……!」
【SS使用条件】
特になし


864 : ■■■■ :2016/04/24(日) 19:05:04 RvR2qfps
>>863
空間転移なんてハイレベルなことをマニュアルごときで出来るようになるのはやりすぎ


865 : ■■■■ :2016/04/24(日) 20:28:24 7e/e7ycY
>>864
あれ、空間転移がハイレベルって話出てたかしら
ジャイアントキリング演出的にも変えるのは吝かでもないけど


866 : ■■■■ :2016/04/24(日) 20:37:26 6HHG3FFk
>>862
小萌先生が魔術を使えたのは、横で禁書目録の知識を借り、その場で指示通りにしたから
また一般人、特に宗教に疎く宗教防壁のない日本人は使えたとしても一度きり、それ以上は異界の知識(毒)に汚染されて廃人確定
根本的に、一般人に軽くレクチャーするだけで魔術が使えるようになるという考えからして甘過ぎるんじゃないか
また霊装はよほどの例外でもない限り、あくまで道具だ。それ単体では意味をなさず、術者が魔力を注いで始めて力を発揮する
この窓口に女が、そのイレギュラーな霊装を殺し合いが出来るくらいの相当数を保有しているというのは、些か度が過ぎていると思うけど
総括して、発想は面白いと思うものの原作設定を軽んじている感が否めない。残念ながら863の設定も含めて自分は受け入れ難い


867 : ■■■■ :2016/04/24(日) 20:50:59 7e/e7ycY
>>866
そうかー残念……
じゃあ他の人の話も聞いてみて駄目そうだったら取り下げるってことで


868 : ■■■■ :2016/04/24(日) 21:00:08 RnWvTqso
>>867
一般人でも使える霊装の部分がなくなればいいんじゃない?
伏魔之殿に拉致った人間を精神操作して、ナイフや斧とかで殺し合わせるみたいな感じなら特に違和感ないかな


869 : ■■■■ :2016/04/24(日) 22:08:26 JEV8AvDA
もっと気軽に魔術キャラ製作してほしいという願いも込められているからかもしれませんが、
窓口作者さんの中では、魔術は道具や環境さえ整っていれば誰でも気軽にできるモノであるという考えがあるように思われます。
しかし、口下手で申し訳ないのですが、魔術はそこまでお手軽で誰でもできるようなモノではないと思います。
申し訳ありませんが俺も>>866さんとほぼ同意見で反対です。


870 : ■■■■ :2016/04/24(日) 22:30:11 7e/e7ycY
>>868-869
霊装云々を省いても良いんだけど、それだと流石にモニターっぽすぎるしやめておこう
じゃあ今回はボツってことで、また別の機会に


871 : ■■■■ :2016/04/25(月) 05:57:14 kYGkWJgA
以前、学園都市の学生が何らかの方法で偶然魔術を行使してソレが唱和園の都市伝説になった
と、いう設定を持ち込もうとしてボツになった時にも似たようなやりとりがあったね
その人も魔術がお手軽に誰でもできるようなものだという考えがあった


872 : ■■■■ :2016/04/25(月) 06:00:55 kYGkWJgA
しかしこうやって違う見方で見てみると、多くの人を操って強大な魔術を行使していたアウレオルスは極めて優秀な魔術師だと再認識させられた


873 : ■■■■ :2016/04/25(月) 07:05:08 J9mzHR.g
無自覚にエンゼルフォール発動した上条のパパンとはいったい


874 : ■■■■ :2016/04/25(月) 07:40:47 kYGkWJgA
上条一族はある意味木原一族顔負けのトンデモ一族っすからw


875 : ■■■■ :2016/04/25(月) 11:27:26 OSMCmKMU
クイーンアン…


876 : ■■■■ :2016/04/26(火) 01:20:07 nz8LNp.o
【名前】皇真耶菜(すめらぎ まやな)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】八百万神式統合憑依魔術『自然(じねん)』。代表的な派生魔術『自然:水神穿鑿』。『自然:分霊傀儡』。
【能力説明】
・八百万神式統合憑依魔術『自然(じねん)』
神は何にでも宿るという『八百万の理論』の独自発展型術式。人は自然の一部であるとする『自然(じねん)』という在り方がある。
この日本古来の在り方を自然現象への信仰や祟りなどから発した神道の神々が有する性質と対応させた。つまり八百万神の性質に則り人を含めた様々な霊魂の力を対象へ宿すという理論を基盤とする統合憑依魔術である。
例えば人の身に神を降ろす事は余程の例外を除いて不可能である。人間の方が神の力に耐え切れないからである。
しかしながら、これは逆説的に人の身は神霊の力全てを降ろす器として不十分ではあるものの『対象』の一つであると唱える事もできる。
八百万神式統合憑依魔術『自然』では自己トランスによる意識覚醒の『加減』と『方向性』を調整し、神々の性質や特徴に対応させるように肉体を変質させ、人の身が耐えられる規模に収まったと解釈できる程度(=神からすれば矮小に見える)の力を振るう。
一般的な憑依魔術に比べれば強大さを増した力を振るう事ができる反面憑依対象となった神々の性質に基づく弱点を同時に抱える事となる。他にも『自然』には神道における八百万神の性質たる分霊の理論や物品に霊魂が宿る憑き物の理論なども組み込まれており、それ等に準じた術式も取り揃えている。
但し、やはり相性や修練度というものは存在するらしく相性が悪かったり不慣れだったりする憑依魔術を行使するには相応の時間が必要となる。そこで普段皇がよく使う(=相性が良く修練度も高い)代表的な派生魔術の内二つを以下に記載する。

・『自然:水神穿鑿』
神話において指の間から零れ落ちたものが神になった伝承が存在する。その伝承とは、イザナギがカグツチを斬り殺した際に生まれた水神クラミツハとクラオカミの逸話。
カグツチを斬り殺した際に柄を握る指の間から滴り落ちた血から生まれたクラミツハとクラオカミは共に水神として崇められている。
また、「涓滴岩を穿つ」という諺があるように日本には滴る水滴によって岩盤に穴を開ける逸話が各所に存在する。代表例として尖った鍾乳石から滴る水滴によって岩を削る伝承などがあり、それらに準じた術式も編み出されている。
上記の術式のキーとなるのは「繰り返し」である。コツコツと積み上げると言い換えても良い。長い時間を掛けて何滴もの水滴が滴り落ちる事で岩に穴を開ける伝承の見方を変えると、一滴には大して威力が無いという事である。
では、その一滴に備わる威力が凄まじかったらどうなるか。それが繰り返されるのならば一体どれ程の破壊力を顕現できるのか。
この魔術ではクラミツハ&クラオカミの神話と「涓滴岩を穿つ」逸話を神は何にでも宿るという『八百万の理論』の独自発展型術式『自然』を基に統合し、棒状に尖ったもの…つまり五指の間から放たれる一滴に岩を穿つ破壊力を備わらせる。
水神クラミツハが出始めの水を司る神である事から実現させている水滴の威力は、同じ地点(=穿ってできた『痕跡』に当てるor穿った水滴に当ててもいい)に繰り返し当てる事で破壊力が加速度的に増していく。
これだけならまだ対処は容易なのかもしれないが、そこに水神クラミツハやクラオカミが司る権能にして魔術的記号「祈雨」・「止雨」・「灌漑」・「井戸」が加わる。
「井戸」を用いて指の間から水滴の元となる水を生み出し、「灌漑」を用いて水滴を『水滴の繰り返し=集合体である水流』に置き換え破壊力を激増させ、「祈雨」と「止雨」を用いて動向を精緻に制御する矢の如き水の奔流の数々は常軌を逸する破壊力を実現させている。
奔流から散弾のように水滴を射出する事もできるので制圧戦にも使用可能。『水神穿鑿』を使用する際皇の肉体は強化される。皮膚は竜の鱗のような水色の皮膚となり、竜の牙や爪を表すように歯や爪が鋭く尖り、人間を超えた速度域での肉弾戦闘を可能とする。


877 : ■■■■ :2016/04/26(火) 01:21:38 nz8LNp.o
あっごめん。1レス以内に収まるかなと行を数えていたら間違って書き込んじゃった
まだキャラ作成途中なんで完成したら続きを投下する


878 : ■■■■ :2016/04/26(火) 02:29:01 pwsF9Y/A
これに残りの魔術設定と概要以下台詞までを入れたら
まず間違いなく1レスには収まらないような


879 : ■■■■ :2016/04/26(火) 02:55:38 EIrJjT3M
>>876
トランス状態とか、第一の召喚儀礼っていうか
魔術の基礎っぽいことしてるのがけっこう気に入った
がんばれー


880 : ■■■■ :2016/04/26(火) 15:10:28 nz8LNp.o
>>876の続き

・『自然:分霊傀儡』
古来より木や紙で作成された人形に身代わりになって貰い、災厄を負わせる習わしが存在する。ここに『自然』を挟み込み、皇の魔力が込められた木片や紙片で形作られた人形が皇真耶菜の姿に変化する憑依魔術。
自律稼動に必要な思考能力・会話機能・五感等々を備え、込められた魔力によるが魔術も使用可能。とはいえ通常使用できる魔術は本人と比べるべくもなく、人払いやちょっとした攻撃魔術、憑物の理論を応用した簡易的な通信・偽装・暗示魔術など基礎的な魔術に限られる。
だが、魔術師と言えど外見から皇の姿を持つ人形を身代わりと見抜くのはまず不可能である。纏う肉体を破壊されると当然核となっている人形も消滅するが、魔術や魔力の痕跡を一切残さない為憑依術式を宿す人形を調査する事ができなくなる。
これは身の丈を超える負荷が掛かると滅びるという人と神降ろしの関係を表す理論を逆手に取った上で先鋭化させた仕組みである。
『自然』には神道の神々に備わる分霊の理論も組み込まれている為、皇は『分霊傀儡』を集団規模で作成する事ができる。
皇は『分霊傀儡』により斥候任務を遂行しており、木片人形と紙片人形はそれぞれ双子の如く一組セット扱い。
互いに情報をリアルタイムで共有しており、片方の人形が先行するのが基本。どちらかの人形が『破壊』もしくは『行動不能』に陥った場合その人形は消滅し、次いでもう片方の人形も自滅する。
この時に『後の方で消滅した人形』が蓄えた情報を術者の皇にフィードバックする(これは術者へ情報をフィードバックする際に術者の位置を悟られないようワンクッション置く目的がある。すなわち消滅した先行する人形と繋がっていた『後の方で消滅した人形』の位置が仮に探知されても大元の術者の位置までは辿り着けないという事である)。
術者の皇の指示次第では重要な情報を得た時点で自爆する手段も取る(簡易的な通信魔術も使えるが、それは専ら方々に散った人形とのやり取りに使用される。探知魔術によって術者の位置を知られる事を防ぐ為である。もっとも、状況によっては人形をわざと術者の傍に控えさせる場合もある)。
戦闘手段では余り役に立たないと思われがちだが、皇が直接魔力を供給する事によって各々の指の間から『水神穿鑿』を放つ事ができる。
発射源を数多く揃えた状態で放たれる数多の『水神穿鑿』は、射線上に何物をも残さないと言わんばかりの圧倒的な弾幕と化す。また、皇自身が人形に触れる事で人形達がやり取りしている情報を得たり新たな指示を与える事も可能。
【概要】
国内最大規模と噂される魔術結社『神道系出雲派』において未成年ながらも結社の重鎮達に見劣りしない強大な戦闘能力を持つ事から『怪童』と称されている三名の魔術師の内の一人。
凪平音羽と同じく神道を信望しているのでは無く、望む現象を実現する為に神道を利用している魔術師。魔法名『昇竜ここに顕在せん(Draco496)』。
表で普通の暮らしを送っていたり何かしらの職業と平行させながら活動している当主達とは違い、魔術師としての活動に専念している『出雲派』の直接戦闘担当の一人でもある。
魔術の神秘性を重視する重鎮達の代わりに方々へ出張し、他の魔術結社に関する情報収集や『出雲派』に関するダミー情報を撒いたりする傍らで必要に迫られた場合戦闘を行う。
直接戦闘担当の名に相応しく壮絶な破壊力を生み出す魔術の使い手たる『怪童』の一角として活動する皇達の働きが、『出雲派』が国内最大規模の魔術結社であるという噂の信憑性に繋がっている。
神道を信仰していない皇が『出雲派』に所属しているのは、神秘性に包まれている『出雲派』になら神道における禁じ手とされる術式が存在すると睨んでいるからである。
それは対神格用術式、所謂『神殺しの術式』である。日本神道において対神格用の伝承はごまんと存在するが、それを確固たる高度術式として昇華している例はまず見受けられない。
禁じ手として各神道系列の魔術師達が資料の廃棄を含めて術式作成を禁じていた背景には、「日本神道そのものを覆しかねない魔術になり得る」という懸念があったのではないかと皇は考えている。
現実問題として『神殺しの術式』を人の身で行うにはどうしても無理が生じる。人の身で行えるような術式では無いのだ。それも高度な対神格用術式となると尚更である。
だからこそ、生贄として捧げられる娘を救う為に『何の変哲も無い剣<とつかのつるぎ>』で以て邪神を斬り伏せた逸話の発祥地の流れを汲む『出雲派』ならば、秘かに『神殺しの術式』を構築し保管しているのではないかと考えているのだ。


881 : ■■■■ :2016/04/26(火) 15:10:53 nz8LNp.o
もっとも、皇は『神殺しの術式』が欲しいのでは無い。皇は特に竜神を好んでいるのだが、悲しきかな蛇と竜が同一視される風潮もあって竜(蛇)退治の逸話が散見される昨今の時勢がどうしても気に入らないのである。
皇が扱う『自然:分霊傀儡』も竜(蛇)退治の逸話を基にした術式に該当しないように『神』部分を強調した術式となっている。
伝承において竜や蛇が退治される大きな要因は、邪な力だったり毒だったりを持っているからである。邪竜(蛇)・毒竜(蛇)などに当て嵌まらない水神伝承が、邪神たる蛇の化物を切り伏せた『何の変哲も無い剣<とつかのつるぎ>』を介して生まれたのも奇縁と言えば奇縁かもしれない。
皇が『神殺しの術式』を求めるのは、『神殺しの術式』を参考に己が身で扱える新たなる術式を生み出し対竜(蛇)神用神話伝承を基にする術式を駆逐する為。
例えば対竜(蛇)神に効果を発揮する神話体系を利用した魔術に対して対神格用術式を参考に編み出した専用対抗魔術を放てば対竜(蛇)神用魔術全般を駆逐できると皇は計算している。
全より個を優先するという実に魔術師らしい動機を胸に抱く皇は、今は『出雲派』の重鎮達が望む方向性を実現する為活発に活動している。
いずれは重鎮達のみが知っている可能性がある『神殺しの術式』に手を届かせる事に執心している『神道系出雲派』を代表する直接戦闘担当『怪童』の一角たる皇真耶菜は、神道を信望しない故にやはり知らない。
日本で二番目に古く、神秘性の追究を最重要視する『神道系出雲派』の実態や秘奥を何故他の神道魔術結社が無理に探ろうとしないのか。その核心的理由を。
『出雲派』の神秘性の象徴…“情報の不足”が魔術的記号として昇華している事を見抜いている各神道魔術結社が想定する『畏れ』…そこに秘められる『神の威光』を。
【特徴】
16歳。身長167センチ。スラッとした脚線美が自慢のモデル体型。薄紫色に染めた長髪を赤色の紐で結んでポニーテールにしている。前髪パッツン。目力強し。
洋風の漆黒のドレスの上からアレンジを加えている藍色の浴衣を着こなす。和洋折衷を意味しており、習合などにより伝来した神々を受け入れた神道の懐の深さを示すものでもある。
浴衣の本体部分と中振袖が分離しており、二の腕が露出している。中振袖は腕に括り付けており、袖の内側に憑依魔術に使用するアイテムを収納している。中振袖そのものも憑依魔術のシンボルになる物品である。
漆黒の生地に金色の波形が描かれている帯は蝶を模した前結び、浴衣の各所に桐の花と二つ引きの引両紋(○←この図形の内側に二本の黒線が横に引かれている。これは竜を示す紋である)が描かれている。厚底の黒ブーツを履く。
憑依魔術を使用する影響か普段からハイテンション。ノリが良く、精神が高揚してくるとハイテンションな性格に拍車が掛かる。
とはいえ精神高揚が魔術行使の精度に支障を来したりはしない。でなければ三名しかいない『怪童』の一角に数えられたりはしない。
計算高く、目的遂行の為に辛抱を重ねる我慢強さも持ち合わせる人間であるがハイテンションなノリからは中々想像できないらしく、周囲からはヤクチューのように自滅しそうなのに中々そうならない変わった人間と見做されている。
また『自然:分霊傀儡』の人形にも皇の性格がそのまま現れる為に、人形と相対する敵対魔術師からすれば「馬鹿っぽい」「雑魚」「身代わりに戦闘を任せて術者はヒソヒソ隠れている典型的な小物」と見做されている。その先に居るのが『怪童』と謳われる、一人で以て軍勢と渡り合える強大な魔術師である事を知らずに。
【台詞】
「やばいよやばいよやばいよ!!破壊された人形の情報だと、あの辺りに敵さんが居るっぽいなあ!!逃げるが勝ちかな?ヒャハハハ!」
「ヒャハハハハハハハ!!ヒャハハハハハハハハハハ!!!ああ笑った笑った笑いこけた。やっぱり追いつかれちゃうよねぇ。わかってたわかってた。あぁ、そんな可哀想なものを眺めるような目で見んなよお。私だって一生懸命(猫を被って)やってるんだからさぁ。ね?」
「なんでよお!どうしてこんなに簡単に死んじゃうのお!?『怪童』と呼ばれる私の実力はこんなもんじゃないわよって宣言したかったのに。空気が読めない奴等だなあ。まぁもう空気すら吸えないけどねえ。ヒャハハハ!!」
「望むは一つ。『神殺しの術式』。悲願に手を届かせる為なら、信仰なんてこれっぽっちもしていない神道にだって頭を垂れてやるわよ。魔術師らしく我儘に。私の思いの溢れる儘に」
【SS使用条件】
特になし


882 : ■■■■ :2016/04/26(火) 15:23:27 nz8LNp.o
造形としては芸能人の出川の女性版みたいなキャラクターを模索してみた。
小物みたいなテンションの奥に潜むヤバイ何かというのは出雲派の神秘性にも繋がるかな
魔術としては魔法(物理)ならぬ神秘(物理)を追及してみたよ
保管庫に登録されている天道や凪平のような実力行使キャラが出雲派に居る環境みたいなのも気にしてみた
国内最大規模の魔術結社と噂されるんだから噂の出所となる『大きさ・強さ』みたいなものは絶対あるからね

>>878
『自然』と『水神穿鑿』が1レス以内に収まるかどうかという意味ね。『分霊傀儡』まで含めると収まらないだろうし、魔術一つずつに1レスというのも避けたかった
当初は『自然』だけで1レス埋まりそうだったからこれでも結構削ってるなあ


883 : ■■■■ :2016/04/26(火) 15:34:13 nz8LNp.o
>>881の訂正
>皇が扱う『自然:分霊傀儡』も竜(蛇)退治の逸話を基にした術式に該当しないように『神』部分を強調した術式となっている。
→皇が扱う『自然:水神穿鑿』も竜(蛇)退治の逸話を基にした術式に該当しないように『神』部分を強調した術式となっている。


884 : ■■■■ :2016/04/26(火) 20:53:13 DbiFzI7k
そういや神道系結社の人間も当たり前みたいにラテン語で魔法名名乗ってるけど、この様式って全国規模のものなのかな?
原作の純日本系魔術師で魔法名名乗ってた人いたっけ?


885 : ■■■■ :2016/04/26(火) 21:48:32 EIrJjT3M
特に確認されてないかも
でも純日本ではないけど日本出身の天草式が名乗ってるんだし
文化の流入ってことで名乗ってても不思議はないんじゃないかな


886 : ■■■■ :2016/04/26(火) 22:00:08 CcMVzqq6
天草式でも名乗ってるの必要悪所属のねーちんだけじゃなかったっけ
そうなると天草式を出て必要悪に入ったから名乗りはじめたとも考えられるし根拠としては弱くないかな?


887 : ■■■■ :2016/04/26(火) 22:02:04 qm3GhjHw
>>884
アステカ系もインド系も名乗ってないし、あれは文字通りラテン語圏のみの伝統な可能性があるな
まあでも>>885も言ってるけど、この辺りは文化交流としてあえて名乗ってるみたいなイメージでいいんじゃない?


888 : ■■■■ :2016/04/26(火) 22:07:06 pwsF9Y/A
率直に言って胸焼けしてくる
設定を精査しようと集中したつもりだけど内容が殆ど入ってこなかった
>>795の人が言いたかった事がようやく分かった気がした


889 : ■■■■ :2016/04/26(火) 22:07:44 nz8LNp.o
バードウェイの説明に魔術師は己の目的をラテン語で刻むとある
まあ正直魔法名のラテン語様式に関してはあやふやでいいと思うけどねえ
近代以降二本に流入してきたでもいいしね。そこは深く掘り下げる箇所じゃないよ
最近は魔法名がわからない魔術師の方が多いくらいだし、魔法名を付けたければ付ける、頓着しないなら付けないでいいんじゃない?


890 : ■■■■ :2016/04/26(火) 22:17:40 .EZrRgq2
前々から思ってんだけど、別に投稿されたキャラ全部読み込んで把握しなきゃならん義務なんてないんだよ?
長文で読みづらい、把握しづらいなあって思うキャラいるかも知れんけど、
そう思ったらサッサとスクロールしてやればいいんじゃないかなあ。
最終的に『個人の好みだろ』で終わる話であってスレのルールにすらならんのだから、
そこに言及されてもどうしようもないだろ。


891 : ■■■■ :2016/04/26(火) 22:32:03 EIrJjT3M
>>886
確かみんなしてSalvare000名乗ってたはず
まぁそれはつまりイレギュラーってことなんだけど、
逆に言うと魔法名ありの反証が「名乗ってるキャラがいない」だけ
(しかもそもそもの絶対数が少ない)
って状況で、西洋圏以外は魔法名なしって独自設定作っちゃうのは……
というのが本音

まあ私神道キャラ作るときは西洋かぶれ以外魔法名つけてなかったからどっちでもOKだけど


892 : ■■■■ :2016/04/26(火) 23:02:22 CcMVzqq6
>>891
ん?
あれって天草式の信念として「救われぬものに救いの手を」って言っただけじゃないの?
魔法名としていってるならsalvareの後の数字はそれぞれ違うはずだし


893 : ■■■■ :2016/04/26(火) 23:55:11 qm3GhjHw
ずいぶん前に上げっぱなしにしてたキャラを修正して

【名前】葛城静鳴(かつらぎ しずな)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『鳴弦』『穿魔の弦』『瀬織津姫の弦』
【霊装】『梓弓』(オーソドックスな和弓タイプの物)
【能力説明】
『鳴弦』
原作でも闇咲逢魔が使用していた、梓弓の弦を引く音色に魔術的効果を持たせた魔術。攻撃・防御・移動・索敵・隠形・幻術等、一通りのものが揃っている。

『穿魔の弦』
遠距離攻撃用の鳴弦、収束した風の矢を撃ち出す。放たれた矢は物ライフル並みの弾速と貫通力を持っており、また発射前であれば弾道を設定することも可能。葛城は「鳴弦」の索敵と併用することにより、入り組んだビル群の中でも遠方の対象を正確に捕捉し、射抜くことが出来る。

『誘魔の弦』
古神道における神隠しの逸話に道教の縮地法を取り入れた移動用の鳴弦、矢を撃ち込んだ場所に瞬間移動することが出来る。仕組みは、まず移動先に矢を撃ち込み、その後自分の足元or自分自身に矢を撃ち込むことで、2本の矢の間に霊脈のルートを構築し、それを介して物体を移動させるというもの(矢自体に攻撃力はない、また「穿魔の弦」と同じく発射前に弾道設定が可能)。転移先の座標指定を力技でクリアすることにより、それほど手間をかけずに瞬間移動という高度な魔術の発動を可能にしている。移動距離は最大で1km程、また1本目の矢は事前にセットしておく事も可能だが、数十分もすれば霊脈に溶け込んで消失してしまう。
また2本目の矢が当たりさえすれば自分以外のものも転移可能。ただし、この魔術は転移の機能を安定させるのに術式の大半を費やしているため暗号化等の対外的な部分は脆く、かなり簡単にレジスト出来てしまう。そのため敵魔術師を撃ち抜いて強制転移させるという使い方はまず出来ない、葛城もそのことを理解しているため基本的に自分や味方を安全圏に移動させるのに用いている。

『瀬織津姫の弦』
「穿魔の弦」に禊祓を司る神の1柱である「瀬織津姫」の「あらゆる穢れを川から海へ流す」という特製を合わせた魔術。放たれた矢は直接的な攻撃力こそ持たないが、射られた対象と霊脈との間にパス(川)を構築し、対象が内包している魔力を強制的に霊脈(海)へ流出させる効果を持つ。その流出力は繋げた霊脈の質に比例し、葛城のホームグラウンドである東京のような巨大な霊脈が流れている土地では1発(パス1本)くらうだけでも、並みの魔術師なら数秒で魔力が枯渇する程の効果がある。また、魔術や霊装等を射った場合でも効果がある。しかし、流出するのは生命力ではなくあくまで魔力であるため、一般人には基本的に効果がなく、魔術師であっても魔力を生成しなければ流出をやり過ごすことが可能。ただし天使の力(テレズマ)のように本来人間が有してない力に関しては常に流出していく。
パス自体はそれなりに優秀な魔術師であれば、時間と手間さえ懸ければ解除は可能だが、そのために魔術を使おうとすれば流出が始まるため、基本的に誰かに解除してもらうのが現実的な対処法だと言えるだろう。またパスが繋がる霊脈が流れる土地から対象が退去した場合、パスは自動で解除される。ただし東京のような土地でくらった場合、郊外に逃れるくらいの移動距離が必要。


894 : ■■■■ :2016/04/26(火) 23:55:32 qm3GhjHw
【概要】
魔術結社『陰陽局』に所属する魔術師。日本に古くから在る神道系の名家の生まれ。だが彼自身は家督を継ぐことよりも、自身の力を現場で生かすことを選び、半ば勘当同然で実家を出奔し陰陽局に所属した経歴を持つ。性格は真面目で誠実だがやや神経質な所があり、同僚からはよく堅物、KYとからかわれているらしい。また、力を持つ者はその力を世の為に役立てる義務があるという持論を持ち、彼自身も日々プライドを持って職務に臨んでいる。
しかし実際のところ、これらは単なる使命感に根ざした行動というわけではなく「そうした正しい生き方ができなければ、自分達のような異能者(要するに魔術師)はすぐに社会から排斥されてしまうだろう」という恐怖より生じた強迫観念のようなものであった。このことは本人も自覚しており、また確固たる信念を持つ同僚の黒獅子や、奔放ながらも自信に満ち溢れている武藤らに対しては、心の内では羨望と嫉妬が入り混じった様な感情を向けている。
そして彼はそうした自らの嫉妬心を自覚するたびにウジウジと自己嫌悪に陥っているのであった。良くも悪くも真面目で不器用であり、おそらく独りぼっちでいるとどんどんダメになっていくタイプの人間だと思われる。
戦場では遠方からの狙撃と味方の救出を担当。相手の手の届かない距離から一方的に攻撃し、近づかれれば幻術と瞬間移動で逃げるという、敵にとってはこの上なく厄介でウザったい戦法で着実に任務を遂行する。特に小森の鼠達から地形や位置情報のオペレートを受けて放つ渾身の矢は、数km先の対象さえも容易く射抜く精度を持つ。

【特徴】
24歳、176cm、65Kg 短く切りそろえた黒髪と切れ長の瞳、引き締まった顔立ちをしている。普段の格好は隙のないカッチリスーツだが、戦闘時は科学的な防刃・防弾加工がされた戦闘服とヘッドギアを着用、また万が一に梓弓が破損したときの防衛手段として腰のホルスターに拳銃(ニューナンブM60)とスタングレネードを収めている。その出で立ちは魔術師というよりも機動隊やアンチスキルに近く、その上で梓弓と弓懸を装備している姿はなかなかにシュールである。
朝倉俊介に付けられたコードネームは「神霊弓兵(セイクリッド スナイパー)」
正直ちょっと恥ずかしいけど、これも信頼の証だと考えており、呼ばれるとそれっぽく応答する。

【台詞】
「こちら葛城、ポイントに到着しました。合図があり次第、すぐに攻撃を開始します」
「魔法使いなんてものが持て囃されるのは物語の中だけです・・・私たち魔術師はあまりにも簡単に人を傷つけ、殺す事ができる。そんな危険で得体の知れない存在に人々が抱く感情なんて・・・大抵は恐怖と拒絶ですよ」
「・・・逃がさない」

【SS使用条件】
特になし

前と比べて所属結社が変わったり、地味に老けたり、メンタルが更に弱くなったりしてます。ちなみに穿魔の弦の能力はワールドトリガーという漫画のイーグレットとバイパーを合わせたようなイメージです


895 : ■■■■ :2016/04/27(水) 00:04:27 hBkha2E6
>>892
そのセリフって天草が必要悪の教会に所属する前と後どっちに言ったセリフだったっけ?
後だったら、神裂から魔法名を聞いたってことになるけど、前だったら天草時代には神裂はすでに魔法名名乗ってたってことになるし


896 : ■■■■ :2016/04/27(水) 00:31:09 O45cQGkI
>>880
NARUTOの影分身の術を思い出した、ひょっとして例の分身修行も可能なんだろうか?


897 : ■■■■ :2016/04/27(水) 00:55:48 z0UV.5CI
>>896
NARUTOのような分身修行は無理だけど元が身代わりの術式だから、
術式を工夫すれば修練中に術式が暴発した際に人形にリスクを負わせる事はできるんで修行のお供にできるよ


898 : ■■■■ :2016/04/27(水) 01:21:35 z0UV.5CI
>>897に追記するけど『自然:分霊傀儡』は斥候任務をこなす人形であり、『自然:水神穿鑿』の移動砲台であり、いざという時は術者に降り掛かる災厄を代わりに負う身代わりみたいなイメージかな
工夫が必要だから即座に性質を切り替えられるわけじゃ無いだろうけど各性質ごとの人形を事前に備えておけばまあ嫌らしいだろうね。魔術師の戦闘は事前準備が肝というのがよくわかるなあ


899 : ■■■■ :2016/04/27(水) 02:00:17 v0h0uXgk
【名前】嗅供郎(かがし くろう)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】山田の曾冨騰(そほど)
【能力説明】
古事記で語られる知恵の神『久延毘古』をベースにした魔術。クエビコとは案山子の事であり、この神は歩くことは出来ないが、天下のことは残らず知っているとされた。
嗅は自身の肉体を贄としてクエビコに捧げ、自己を道具として置き換える事でクエビコの権能を行使する。具体的には自身の肉体の大部分を大量の繊維質に置き換え、それを埋め込んだ案山子を自身の分身とする事が出来る。
案山子一体で周囲100㎢圏内の走査、及び土地に眠る過去数十年分の残留思念を取得可能。嗅は東北一円をくまなくカバーする監視網を設置しており、その範囲内の出来事を大抵知り得る。常に全ての案山子が情報を同期している訳ではなく、自身の意識が存在する土地の情報に限って取得出来るため、イメージとしてはクラウド上のデータに近い。案山子ネットワーク内での意識の移動は瞬時に可能。
また、何者かによって案山子が破壊されそうになった場合は、ダメージが一定値を超えた段階で敵対者を巻き込み自爆するように設定している。これは一部の地方で農作物の収穫後に役目を終えた案山子を焼いて祀る風習を攻撃的に解釈した術式。火力はそれ程でもなく、あくまで時間稼ぎが目的。
本体(意識のある案山子)が破壊された場合、そこから一番近くの案山子に自動的に意識が移る。よって東北一円の案山子を全て潰さなければ嗅を滅ぼす事は出来ない。
【概要】
神道系遠野派の結社予備軍『みちのくの五賢人』に所属する魔術師。
『みちのくの五賢人』の活動内容は奥州の安寧を維持する事であり、嗅の扱う魔術は本来であれば東北一円の異常察知に寄与する筈である。が、彼は正真正銘、生粋のスケベ爺であり専ら女子の着替えを覗いたり女湯を覗いたりと自身の欲望を満たすためだけに魔術を使っている。
女体の神秘への探究心は常軌を逸しており、目的のためなら自身の肉体すら贄として捧げる事も厭わない。他の『五賢人』のメンバーも出会った当初はその性根を叩き直そうとしたらしいが、結局変態は変態のまま今に至る。ちなみに彼を知る一部の人間からは案山子(scarecrow)と助平を掛けて『スケベクロウ』と揶揄されているが、当人は何処吹く風である。
『未来』の情報を司る報瀬竈守と対をなす『現在』と『過去』の情報を司る嗅は遠野派の『梟師』遊留祇咲士も一目置き、時として報瀬以上に助力を仰ぎたい存在でもあるのだが、大抵の場合すげなく断られている。
また嗅に秘密を知られて口封じのために彼を消そうとする勢力は一つや二つではなく、実際嗅の分身たる案山子の何体かは破壊された事がある。しかしどういう訳か数日後には何事もなかったかのように復活しており、自分では動けない彼に代わって案山子の管理を行っている何者かがいるのではないかという噂がまことしやかに囁かれている。
【特徴】
案山子。外見は個性的かつバラバラで統一感はない。
一応、結社のアジトにある第壱号は竹の軸に藁を纏わせて作った胴体に、農夫の頭巾の奥にある暗闇に淡く灯った二つの光という頭部を持ったモデルであり、便宜上これを本体と呼ぶ事もあるが、実際はその時意識が入っている案山子こそが本体である。
なお言うまでもなく案山子そのものであるため立っている事しか出来ず、自分では自由に移動する事も出来ない。
【台詞】
笑い声は「カカ」「カッカッカ」など。語尾ではないが、台詞の末尾は「か」ではなく「カ」になる。
「カカ、俺様の知恵を借りたいだと?お断りだ若造。俺様の目は俺様のために、俺様の耳は俺様のために、自由に使う権利がある。何者も俺様の桃色領域を侵す事は許さん」
「さて今日はどの娘を観察するとするカ……。何せ女子達のあられもない姿を過去から現在まで選り取り見取り出来るのだから、逆に決めるのに困ってしまうな!カッカッカッカ‼」
「カッカッカ!『スケベクロウ』とはまた言い得て妙な渾名ではないカ。俺様の生き様をこれほど的確に表した異名が他にあろうカ?いやはや、愉快痛快。カカッ、カーッカッカッカッカ!」
【SS使用条件】
特になし


900 : ■■■■ :2016/04/28(木) 18:13:57 f8jdo9LQ
>>899
個人的に一人称は儂(ワシ)の方がいい


901 : ■■■■ :2016/04/28(木) 19:17:51 I3RjGsOk
東北らしさを出すのなら「俺」と書いておら、もしくはおらぁ


902 : ■■■■ :2016/04/28(木) 19:27:45 .TK1BM/Y
吾輩・・・いや何でもないw


903 : ■■■■ :2016/04/28(木) 22:04:29 fIQUZIEc
>>900-902
ご意見ありがとうございます
改めて一考した結果、901さんの東北らしさを出す案を頂こうと思います
保管庫に登録する際に修正します


904 : ■■■■ :2016/04/28(木) 23:05:57 .TK1BM/Y
スケベクロウの登録早すぎね?・・・と、思ったら一応もう1日経ってたのな


905 : ■■■■ :2016/04/29(金) 02:25:18 czuPowUw
スケベクロウは良い感じに新刊の雰囲気が感じられて、言い表しづらいけど凄い好きだ


906 : ■■■■ :2016/04/29(金) 05:57:38 0dAot8dI
こういう解りやすくシンプルなキャラいいな、もっと増えて欲しい


907 : ■■■■ :2016/04/29(金) 12:46:02 pJ/kZBbw

今度>>691で出雲派の幹部云々で再提案する時に追加する予定の質問なんだが


908 : ■■■■ :2016/04/29(金) 12:52:16 pJ/kZBbw
途中送信してしまった。今度>>691で言った出雲派の幹部云々で再提案する時に追加する予定の質問なんだが、
神道系の設定にさ「法王級の威力を持つ神道系魔術は存在しない。」とあるけどおかしいと思うんだ
現実と照らし合わせて法王級が教皇級とイコールとすると神道系魔術にはイノケンティウスクラスの魔術が一つたりとも存在しないって事になる
でも原作では日本神道系には対神格用術式が存在するとある。これって最低限教皇クラス以上はあると思うんだ
なんで今度の再提案時に「法王級の威力を持つ神道系魔術は存在しない。」の修正も提案するつもり


909 : ■■■■ :2016/04/29(金) 13:19:30 itmnJa1U
教皇級=法皇級はおかしくないか?
歩く教会と魔女狩りの王が同格とは正直思えない


910 : ■■■■ :2016/04/29(金) 13:29:16 pJ/kZBbw
>>909
一応俺もそう思うんだ>教皇級=法皇級はおかしくないか
リアルだと法王=教皇だからさ今更ながら気になって
原作だとローマ教皇ってローマ法王とは呼ばれない(と記憶していたけど違うかな?)けどどうなんだろな


911 : ■■■■ :2016/04/29(金) 13:51:19 czuPowUw
法王級を魔女狩りの王とみるかローマ教皇とみるかだな
魔女狩りの王レベルの術式ならあるだろうなって思う
でもフィアンマ封印したり歩く教会破ったりは出来ないと思う


912 : ■■■■ :2016/04/29(金) 13:56:44 0dAot8dI
教皇=キリスト教の最高位聖職者の称号
法王=宗教上の最高指導者などに用いられる呼称

リアルと禁書じゃちょっと捉え方に差があるかもしれない


913 : ■■■■ :2016/04/29(金) 13:57:55 pJ/kZBbw
>>911
最低限教皇級はOKって事かな
後は日本神道系に存在する対神格用術式が法王級魔術に劣るかどうかが気になっているのよね
俺はね劣らないと思ってるんだ。腐っても神を殺す力だからさ。単身人の身で扱えるとは思わないけどね


914 : ■■■■ :2016/04/29(金) 14:19:47 pJ/kZBbw
別に神道系キャラがマジもんの対神格用術式を扱えるなんて言いたいわけじゃないのね
原作でも正真正銘の『神を殺す力』は人の身で耐えられるような代物じゃ無いって地の文に記載されているし
でも同時に『神を殺す力』である対神格用術式が日本神道に確かに存在するともある。これが法王級に劣るとは思えないってだけなんだ
だから「法王級の威力を持つ神道系魔術は存在しない。」の修正を提案したいと考えているわけ


915 : ■■■■ :2016/04/29(金) 15:25:17 czuPowUw
>>913-914
神道全体で見ればそりゃできるだろうと思うけど
そもそもwikiのは「神道系」って枠組みの中の話でしょ?
それなら別に修正する必要なくない?


916 : ■■■■ :2016/04/29(金) 15:25:57 Li9ZgVGI
そもそも法王級とか教皇級とかが何を基準にしてるかがあやふやなんだが。単純な威力・攻撃規模で測るのか、それとも複雑さ・万能性で測るのかとか
>>893みたいに個々の魔術の性能自体はそれほど高くないけど、実用性に特化されてる故に強いって感じのキャラもいるし


917 : ■■■■ :2016/04/29(金) 15:38:05 pJ/kZBbw
>>915
wikiの「神道系」って日本神道という「宗派」だよね?
だったら日本神道に対神格用術式があるとくれば「法王級の威力を持つ神道系魔術は存在しない。」という文言は齟齬が発生するのではないかと思うんだ

>>916
そうなんだよね。あやふやなんだよね
だから基準があやふやなのに「法王級の威力を持つ神道系魔術は存在しない。」として一括りに否定されてしまっているのはどうなのだろうかと
威力とあっても一点特化なのか多様的なのか万能性なのか種類も分かれるだろうしさ


918 : ■■■■ :2016/04/29(金) 15:43:56 pJ/kZBbw
うん?俺の解釈が間違っているのか?
俺はwikiの「神道系」というのはイルミナティとか外国の魔術結社に所属する神道魔術師は別にして
日本神道という「宗派」全般に共通する概要を記載しているものだと捉えていたんだけど違うの?


919 : ■■■■ :2016/04/29(金) 15:50:03 czuPowUw
>>917
いやー神道全般の話だとしたら拡大解釈多すぎって話になるでしょ
(日本は隠れた魔術大国うんぬんとか)
あれは魔術結社の集まりとしての説明・見解っていう風に認識してたけど
違うならむしろそっちの方が問題になるのでは……?


920 : ■■■■ :2016/04/29(金) 15:56:39 pJ/kZBbw
>>919
初期の方で神道系ってどんな意図・流れがあって投稿されたんだ(汗)
確かに宗派も色々分かれているもんだけどあの説明だと原作の神道説明を神道系に反映するのは普通であると受け止めてしまえたり
日本は隠れた魔術大国云々はオリ設定で別にいいんじゃねと捉えていたんだが(原作で言及されたらう〜んだが)どうなんだろうね
初期の流れが俺にはさっぱりわからん


921 : ■■■■ :2016/04/29(金) 16:00:57 itmnJa1U
というかそもそもの話なんだけど、オリキャラで法王級の魔術や霊装を持ってるキャラって作ってもいいものなのか?
個人的にはダメだと思うんだけど


922 : ■■■■ :2016/04/29(金) 16:02:32 pJ/kZBbw
もし「神道系」が「魔術結社」の欄にあったなら別段疑問なんて湧かなかったんだけど「宗派」欄にあるからな
「北欧系」なら「北欧神話という宗派」、「神道系」なら「日本神道という宗派」という風に俺は認識していたよ
これがケルト系でもアステカ系でも一緒だなあ


923 : ■■■■ :2016/04/29(金) 16:06:56 pJ/kZBbw
>>921
オリキャラの魔術として作る気はないんだけどその存在が無いっていう言及に「あれ?」と思った次第で
キャラを作る上で「法王級の神道系魔術は作れない」のと「法王級の神道系魔術は存在しない」は同一かもしれないけど
もし修正案を作るなら「法王級と思わしき神道系魔術(例:対神格用術式)は存在するが人間が扱えるような代物では無い」みたいな風になると思う


924 : ■■■■ :2016/04/29(金) 16:55:36 pJ/kZBbw
過去スレ遡っていたらフル=朕と出くわした…!!スレに投下されてたキャラだったのかよ!しかも全スルーされてるし!ぐあああぁぁぁ……


神道系の説明の初出は尼乃昂焚の概要からか。「神道系」の編集履歴を見てもわかるけど結構変遷があるんだな
「神道系」という括りでスレに投下されたわけじゃ無く、キャラ概要から始まり後々に皇室派とか倭派とかの結社説明が断続的にスレへ投下された経緯があるのね
初投稿時の尼乃の説明を読むとやっぱり「神道系」って「日本神道という宗派」を指して作られたっぽいなぁ


925 : ■■■■ :2016/04/29(金) 19:35:52 BV/czrzo
【名前】城戸操仁(きどそうじ)
【性別】男
【所属】科学
【能力】「念動人間(スタンド)」 レベル4
【能力説明】
通常、念動力(テレキネシス)は決まった形を持たないが、それを特定の形状に固定し、そして特定のパターンで持って操作することができれば、出力や速度を上昇させる事ができるのでは? という研究の基に生まれた能力。念動力を人型に固定し操ることが出来る。
人型である理由は単純にそれが一番動きのイメージをしやすく、かつ様々な動きのパターンを作れるからである。まるで筋肉や骨格のように細かく操作された念動力が複雑精緻に連動することによって生まれるパワーは凄まじく、放つパンチは鋼鉄の扉をブチ破り、そのハンドスピードは弾丸を凌駕する。また念動人間の動きは運動力学を基に最適化されており、その気になれば柔術の様な技を披露することも出来る。
念動人間の射程距離は最大20m程、この範囲であればどこにでも出現させる事が可能。またその形状は城戸の肉体と全く同じだが、サイズはある程度変化可能で、最大で20m程にまで巨大化させることができる。そして巨大化させればその分だけパワーもスピードも相対的に上昇する、ただし本人の肉体とサイズが違えば違うほど操作性は低下し、脳にも負荷がかかる。また城戸自身の肉体に重なる様に展開することで、擬似的なパワードスーツの様に運用することも可能であり、その状態ではコンクリを砕けるパワーと、家屋を飛び越せる跳躍力、銃弾を防げる防御力を発揮できる。ただし、あまりパワーを上げすぎると肉体に負荷が掛かるため、このモードは専ら防御と逃走用に使われる。
現在は腕や足だけを出現させたり、腕や指の数を増やしたり、伸び縮みさせたりといった応用技の開発も行っているが、この能力は人型から少しでも離れると途端に操作性が低下するため、実用に耐えられる段階まで持っていくには相当時間が掛かるものと予想されている。

【概要】
長点上機学園に通う高校2年生。風紀委員所属。いつもクールで格好付けているが、ここぞという場面で締まらない2,5枚目、だが心の内には熱いハートと正義感を秘めている。
ちなみに「スタンド」という能力名は彼の能力開発を担当した科学者が猛烈な熱意で付けたものであり、またその科学者は能力開発の一環(という体で)として城戸の自室に「とある漫画」の単行本を全巻送りつけたことがある。それを受けた城戸の反応は「これ一部と二部は読まなくてよくね?」というドライなものであったが、彼自身も読んでいるうちに直ぐにハマり、3日程で読破してしまった。その結果、能力のイメージを掴めたからか念動人間の性能は飛躍的に上昇したが、この研究記録を発表した時の学園都市の研究員達の反応は、彼の担当科学者いわく「笑っちまうほど凄まじかった」らしい。
現在、その担当科学者は更なる段階として念動人間に自律行動機能を付加し、ゆくゆくは独自の自我を持たせるという研究をしているみたいだが、どこまで本気なのかは不明である。

【特徴】
身長185cm。能力開発の一環で武術をみっちり習っているため体格は良く、能力抜きでも相当強い。また顔立ちは結構整っているがハンサムというより精悍といった印象を見る人に与える。

【台詞】
「どうよ、中々のパワーだろ? これが俺のスタ・・・あ、いや、俺の能力「念動人間」だ!」
「うちの科学者が良い歳してしょっちゅう引用してる言葉の一つだが、今日はあえて俺も使わせてもらう・・・覚悟はいいか? オレはできてる」

【SS使用条件】
特になし


926 : ■■■■ :2016/04/30(土) 01:32:47 Tq3X6UOU
>>925
他作品ネタはだめだぞ(一巻にはジョジョネタが入ってるけどこのスレではそういうことになってる)


927 : ■■■■ :2016/05/03(火) 14:43:07 K65V39Sw
【名前】拝閲梓倫(はいえつ しりん)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】神道版『人払い』魔術『幸魂奇魂』。一霊四魂式祈祷魔術『直霊』。『直霊』の派生魔術『天の逆手』。
【能力説明】
・神道版『人払い』魔術『幸魂奇魂』
出雲屋敷の仕組みに一霊四魂の理論を適応した『人払い』魔術。国造りの神大国主の逸話・権能を端に発する結界魔術とも見做す事ができる。
大量に所持する五方札を巻いた小さな円盤状の土器を東西南北に設置し、その中央に同じく小さな円盤状の土器を置き、術者が“心の中で唱える”詠唱「幸魂奇魂守給幸給」を実行し発動する。
発動すると五つの土器は大地に『還る』ように溶けていく。神道における土葬…人は土に還る理屈を応用し『幸魂奇魂』を人に適用する事もできる。この場合土器は人体に『還る』。
大まかな効果は二つ。結界内では特に陰陽師が好んで扱う風水系や家相系の魔術が機能不全に陥る。また、地脈や龍脈も遮断されそれ等を用いた魔術も当然使用不可能となる。
これは家相鬼門風水などの凶相から一切免れられる出雲屋敷の仕組みの応用である。例えば『山』や『川』などの魔術的記号は結界からの干渉による競合などで機能不全に陥る。
もう一つの効果は神道版『人払い』の効果。『幸魂奇魂』は人に存在する霊魂の内、直感的認識を司る幸魂(さきみたま)及び理論的認識を司る奇魂(くしみたま)に干渉する魔術でもある。
現実に見える効果としては幸魂の場合は右脳の働きに干渉し、奇魂の場合は左脳に干渉する術式。
雑多な人の思考・感情を一定の方向性に整える事で人の挙動を操作したり、潜在意識に働き掛ける事で特定の人物(達)に対する認識を誤魔化す事が主目的。
出雲屋敷の仕組みを応用すれば地脈や龍脈の流れを制御できる為、結界内では神道版『人払い』の効果を、結界外では風水の理論を用いた一般的な『人払い』の効果を発揮できる。
幸魂及び奇魂は用途に応じて別々に使用する事も可能。この魔術を発展させていく中で行き着いたのが一霊四魂式祈祷魔術『直霊』である。

・一霊四魂式祈祷魔術『直霊』
日本神道に伝わる対神格用伝承を『交渉術』と見做し、一霊四魂の理論を通じて対人間用・対魔術用に調整した魔術。
一霊四魂とは、神や人には荒魂(あらみたま)、和魂(にぎみたま)、幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)という四つの魂が存在し、それ等を直霊(なおひ)という霊魂が制御しているという理論である。
幸魂と奇魂は和魂の一部であり、大別的には荒魂と和魂とに分けられ、神が持つ荒々しい側面(例:自然災害などを筆頭とする神の祟りや呪い)が荒魂であり平和的な側面(例:豊作などを筆頭とする神の恩や恵み)が和魂という事になる。霊魂が邪に染まると直霊は曲魂(まがひ)となり、荒魂や和魂などは性質を邪なものに変貌させる。
“心の中で唱える”詠唱「和魂直魂守給幸給」と『対象に利のある行い』をする事を引き鉄とし、術者が敵意を抱かない事を条件とし、荒魂の側面を持つ神話伝承魔術の数々を和魂に対応する拍手(指先まで合わせる一拍手)で以て沈静化する。
つまり曲魂から直霊に、また荒魂から和魂に『属性』を変貌させる日本神道独自の祈祷を魔術に置き換え、破壊力や呪いなどを有する魔術を構成する動力源である魔力の性質や量を変化させてしまう魔術である。
術式へ干渉するのでは無く動力源の魔力に干渉するタイプ。動力源を変化させられてしまうと術式が成り立たなくなるので自動的に魔術は消滅するという構図である。
『対象にとって利のある行い』はその時々に応じて変化するが、利があれば何でもいい。傷を治す、情報を教える、援護する、投降する…etc。
とにかく拝閲から直接『利のある行い』を受けた対象はその時点から『直霊』の影響下に入り、影響下にいる者は熟練の魔術師であっても『幸魂奇魂』の対人用効果などをまともに受ける。
対象を救う為には、敵意を拝閲に抱かせる必要がある。そうすれば『直霊』は即座に解除される。当人の性格上困難を極めるだろうが、とにかく拝閲を刺激し続けるしかない。だが、仮にそれを成功させたとして待ち受けるのは『直霊』の派生魔術『天の逆手』である。


928 : ■■■■ :2016/05/03(火) 14:43:37 K65V39Sw
・『天の逆手』
“心の中で唱える”詠唱「荒魂曲魂呪給祀給」を引き鉄とし、術者が敵意を抱く事を条件とし、和魂の側面を持つ神話伝承魔術の数々を手の甲を逆にした一拍手で以て凶暴化させる。
「平和的な神でも貶せば祟られる」。『天の逆手』は一霊四魂の理論を応用し、神の恩恵の曲解に確固たる裏付けを与え、和魂の側面を持つ神話伝承魔術に強靭な攻撃性を付加させている。
この事から拝閲は八百万の神々が持つ伝承に対する造詣が深く、様々な穏健的神話伝承魔術を凶暴化させて行使する。
曲魂の元和魂から荒魂に変貌する際の神の祟りは凄まじいという理屈を用いている為、穏やかで恩恵溢れる神話伝承であればある程曲解の強度が跳ね上がる。

本来詠唱というのは口に出す必要がある。ノタリコンと呼ばれる暗号を用いた簡略的詠唱でも言葉にする必要があるのだ。
しかし拝閲の“心の中で唱える”詠唱の場合は黙祷の宗教的意味を一霊四魂の理論を通じて抽出した末の産物である。
黙祷には宗教的意味が無いなどとされているが、心中であろうと祷りには確かな宗教的意味があり、神や人の内面である一霊四魂は心の疎通を意味する。
その為、逆に言葉を発している最中に“心の中で唱える”詠唱は不可能である。例えばダメージを負い堪らず呻き声を発してしまっている間は心中詠唱を行使できない。
【概要】
国内最大規模の魔術結社と謳われる『神道系出雲派』に所属する魔術師。拝閲家現当主。魔法名『神秘を守護する番人(Negotio054)』。50代後半。
大小様々に存在する神道系列の各結社と折衝を持ち、『交渉』によって出雲派の神秘性を守護する結社きっての『交渉人』。
情報を漏らさない出雲派において他結社と折衝を持つと聞けば首を傾げるかもしれないが、ようは出雲派にとって重要な情報が漏れ出た場合の『始末人』である。
他の神道系結社が出雲派の情報を探ろうとしなくても不慮の出来事で情報が外部に漏れ出てしまう可能性は存在する。
可能性が具現化した場合、重鎮達と協議して許可が下りた後に拝閲を中心にチームが組まれ、情報の流出先を捕捉・掌握する。
神道版『人払い』魔術『幸魂奇魂』の対人用効果の行き着く先は、土器を人体に『還す』事による永続的な支配である(例:脳に『自分は出雲派の人間である』という記憶を刷り込み、齟齬を生む関連記憶を改竄する。回復魔術と同じく一度改竄されたら復元は不可能である)。
今の出雲派には拝閲による『交渉』によって他の神道結社から引き抜いた、もしくは結社ごと吸収した魔術師が一定数存在する。
上記の事からわかる通り、拝閲は厳格な神秘主義保持論を唱える側の重鎮である。唯、生来の性格故なのか魔術師らしいとでも称すべきなのか拝閲の感性は常人とは相当にズレている。
例を挙げると、情報が外部に漏れ出た場合流出先に対して抱く感情は敵意では無く哀れみである。「出雲派の情報を得ただなんて絶対許せない。必ず潰さないと」では無く「出雲派の情報を得てしまっただなんてなんと運の悪い可哀想な方々なのでしょう。わたくしめが救ってあげましょう」という具合である。
およそ敵意という感情を抱く事は無く、唯々哀れみを抱いて事に対処する。己の行いが対象の救いに繋がる事を信じ切っているタイプの人間。
本来出雲派の重要な情報を知った外部の人間は処刑して然るべき意見がある中で支配という顛末に落ち着かせる事で対象の命を救っているので形式的には救済になっている事実が余計にややこしい。
もし拝閲が敵意を抱いて事に対処しようとすれば、それは『交渉』では無く『始末』でも無く、容赦の欠片も無い『殺戮』に発展するであろう。
神々が荒魂を具現化するように人々に強大な祟りを差し向けたのと同じように。扱う魔術も性格も極端な二面性を有する、それが魔術師拝閲梓倫の生き様である。


929 : ■■■■ :2016/05/03(火) 14:45:08 K65V39Sw
【特徴】
身長170センチ。もじゃもじゃしている白髪が特に目立つ。老婆らしく体の至る所に皺が見られるが、大木の年輪を表現していると錯覚してしまう程の深みを見る者に与える。
黒のアンダーシャツの上から深緑のミリタリーブルゾンを着用。純白のプリーツスカートの上から灰色掛かった透け素材のチュールスカート(巻きタイプ)を身に付けている。黒のサイドゴアショートブーツを履く。歳を取ってもオシャレには気を使っている独身貴族。
『交渉』時にチームを組むのは、如何にして対象を『直霊』の影響下に置くかを考えての事。チームに攻撃させている対象を拝閲が助ける事で発動条件を満たすのがいつものパターンだが、何事も拝閲の想定通りに動くわけが無い事も考慮している。
時には拡声器を使用してこちらの目的(=情報)を大々的に伝える事で発動条件を満たしたり、設置した『幸魂奇魂』を解除する事で対象が龍脈・地脈などを用いた魔術を発動できるようにする事で逆に『直霊』の発動条件を満たすなど工夫を凝らしている。
【台詞】
「以前から申し上げているように、わたくしめは出雲派の情報流出に繋がるような行いには断固反対です。わたくしめの心労にも少しばかり配慮して下さっても罰は当たらないでしょう?」
「あちらには3人、向こう側には2名ほど魔術師が潜んでいるようです。どうしてあなた方を狙っているのかは皆目見当も付きませんが、どうやらわたくしめもあなた方に巻き込まれてしまったようです。…(和魂直魂守給幸給)…お気になさらず。これでも一端の魔術師ですので。実は“あなた方が都合の良いタイミングで現れたわたくしめを警戒している”事など百も承知なのですよ」
「敵対?何を仰います。わたくしめは唯々心配なのでございますよ。あなた方の身の上に何かあってはならないと肝に命じ、双方に利のある平和的な話し合いができればと、はい」
「(幸魂奇魂守給幸給)……おや、どうしました?頭が痛みますか?大丈夫です。“同じ出雲派の魔術師”じゃないですか。ささっ、わたくしめに看せてごらんなさい」
「(荒魂曲魂呪給祀給)……さてさて。魔術使用の縛りから解放されて、現在のあなた方はさぞ勇み立っているのでしょうね。その姿勢が勇み足に繋がっている事に気付かずに。わたくしめにこの手段を採らせてしまったのはあなた方にとって救いなのかどうか。…あらあら。このような物言いは現在のわたくしめには相応しく無い…か。では……救いを拒んだ者の末路をその身に刻みやがれクソ野郎!!」
【SS使用条件】
特になし


930 : ■■■■ :2016/05/03(火) 15:35:54 coI7igPU
恒常的な洗脳能力にしては発動が簡単すぎない?


931 : ■■■■ :2016/05/03(火) 17:09:23 K65V39Sw
>>930
では人間に対して恒常的な支配を実行する為には『幸魂奇魂』を仕掛けた土砂の中に対象を閉じ込めた上で対人間用の『幸魂奇魂』を掛ける必要があるという風にするのでどうでしょうか?
一応『幸魂奇魂』は全部が全部恒常的な効果というわけでは無く、時間制限があるタイプもあれば術者の任意でON/OFFを操作するタイプ等もあります


932 : ■■■■ :2016/05/03(火) 17:26:20 k6f8bFKY
>>927-929
敵意を抱かないことを条件にしている魔術の使い手が敵意ではなく憐れみを抱く性格って、それ条件が条件じゃなくなってないか?
そもそも投降させるのは結果的に戦闘や処刑による害をなくすだけで、そんな加算法でもいいならいくらでもこじつけが可能になると思う。
たとえば、ここでこっちに動くのが最適解だったけど貴方の為にそうは動きませんでした、でもこの理屈なら利のある行為をしたってことになる。
そうすると実質無条件で魔術を使えなくして、なおかつ即座に(戦闘する場合は基本結界内だろうし)相手を洗脳する術式ってことになって、魔術無効だけでもバランスが壊れているのにさらにバランスが酷いことになっている。
利のある行為の定義をもっと客観的かつ揃えたら勝ちってレベルまで厳しくするか、条件は現状のままで『相手が拝閲のしている行いが利にならないと突っぱねたら能力が無効化される』くらいの追加条件づけをした方がいいと思う。


933 : ■■■■ :2016/05/03(火) 17:33:11 k6f8bFKY
>>932
すまん。
>己の行いが対象の救いに繋がる事を信じ切っているタイプの人間。
ってところで投降するって部分を投降させるに読み違えてた。でも適当な情報を口にしたり治療魔術を使ったりするだけで術式の対象にできるんじゃ結局は同じことだし、内容はあんまり変わらない。


934 : ■■■■ :2016/05/03(火) 17:44:01 K65V39Sw
>>932
では「利益と不利益による相殺」を設けるというのはどうでしょうか?
例えば「拝閲が相手の傷を治しました。しかしその相手は傷を負う毎に強くなる強化術式を持っていました。この場合傷を治す利益と同時に強化術式を使用できない不利益も発生しているので利が相殺される」という風に
あるいは「拝閲が拡声器を使って情報を伝えました。遠くにいる者達は『直魂』の影響下に入りましたが近くにいる者達は拡声器の音量が大きくて耳が痛くなりました。この場合情報を得た利益と同時に耳が痛くなるという不利益も発生しているので近くにいた者達においては利が相殺される」という風に
利の定義は相手の意思次第という『依存』と生物学的な『構造』に基準を置けば条件が複雑になるので万能とはならないと思うのですが如何でしょう


935 : ■■■■ :2016/05/03(火) 18:04:42 VB8yxD7E
一応聞いておきたいんだが、結界の最大展開範囲は?
これ結構重要な要素だと思うんだよな。この魔術の利便性を測る尺度としては
あと思いついたのは、例えば結界の範囲を広くするほど魔術の効果は薄まり、
逆に狭めれば狭めるほど効果が強くなる、とかだと相手の力量に合わせて発動条件を満たす地点への誘導とか
駆け引き要素が生まれて面白いんじゃないかなと思った


936 : ■■■■ :2016/05/03(火) 18:15:05 K65V39Sw
>>935
結界の範囲は厳密には決めていません。通常の人払いと同じ程度みたいな解釈でもいいかと。但し複数設置できる事は確実です
また『直魂』と『幸魂奇魂』は連動要素があるとはいえ別個の魔術なので結界の範囲=『直魂』の範囲というわけでもありません
それにこの魔術って今のままでも結構癖が強い筈なんですよね。行いをする前に問答無用で攻撃されるとまぁやばいというか
『天の逆手』を使用しない通常の拝閲はおよそ直接攻撃的な魔術が一切使えないので麦野みたいにサーチアンドデストロイするタイプは相性最悪だったり
基本的に見知らぬ魔術師相手に採る行動って警戒するかさっさと攻撃して亡き者にするかとかみたいな選択になる場合がままありますし。嵌れば強い、嵌らなかったら話にならないみたいな魔術ですね


937 : ■■■■ :2016/05/03(火) 19:16:51 k6f8bFKY
>>934
条件としては抜け穴の存在を加味しても妥当だと思う。ただし現状では、一度発動したらそれで条件が有名無実化している(発動したらその後不利益が起きても術式に影響がない)から
条件については術式の維持条件にもして、発動後の不利益が発動の為の利のある行為を上回ったらその時点で術式が解除されるようにしないと強すぎると思う。
補助魔術が不利益になる魔術師なんて限定的すぎるし、情報を伝えるのはそもそも拡声器を使わなければ良い話だから現状では殆ど条件の意味がないままになっている。
見たところ直霊は争いを回避する為の手段のように思えるので、相手の魔術を封じる代わりに自分からも手が出せない状況にするというのは設定的にも合っているはず。
それと、術式を発動することそのものによる不利益は計算に入れないことを明記しないと、魔術を実質無効化する不利益で大抵の利益は相殺されるんじゃないかな。

あと、>>932で言っていた『幸魂奇魂』とのシナジーについては>>931の改訂で解消されてると思うので気にしないでOK。一応言っておく。


938 : ■■■■ :2016/05/03(火) 19:51:39 13jXWC9Q
いやあこれラスボス以上のレベルのキャラだなあ…
もっと制限キツくするか能力半減ぐらいにしないとアカン気がする


939 : ■■■■ :2016/05/03(火) 20:12:00 K65V39Sw
誤解があるかもしれないので補足
まず魔術全般無効化というのは誤りで破壊力や呪い以外の魔術、利用している伝承にもよるとは思いますが例えば回復魔術や通信魔術、防御魔術等を無効化する事はできません
また無効化するにはその度に拍手という動作を行わなければ発動しませんので対面で聖人と戦えばボコられるでしょう
>>937の意見を全体的に受け入れた上で修正する形にはなりますが、>>931の改訂はあくまで恒常的支配効果を与える『幸魂奇魂』を想定していると受け止めて下さい
『直魂』影響下にある対象に時間制限付きの『幸魂奇魂』を実行するとして、仮に利益不利益がイコールになってもイコールになる前に『幸魂奇魂』が掛かっていますので洗脳下におけます
但し恒常的では無いので、ここから恒常的支配を施すには多少時間が掛かります。その隙に味方が対象を救い出す事も可能でしょう(=外部からの介入に弱い面があるという事。まあその対策としてチームを組んでいるというのもありますが)
魔術戦は事前準備が肝となります。追跡チームを組むのですからチーム全体で対象への対策や仕掛けの段取りを計画するでしょう。その行き着く先の結果の『一側面』が拝閲の概要と見做して下さい


940 : ■■■■ :2016/05/03(火) 20:25:50 K65V39Sw
肝心な事言うの忘れてたし記載するの忘れてた
『直魂』は一霊四魂の理論を使っているので神や人間以外の伝承…たとえば神と同一視されない妖怪の伝承を使った魔術は全般的に無効化できません
上でも書いたけど相性が極端に出る魔術なんですよこれ。嵌れば完封、嵌らなければ…みたいな


941 : ■■■■ :2016/05/03(火) 21:06:42 k6f8bFKY
>>939-940
まず前提として、こちらが強さのバランスを考える時は大体1対1の状況を想定して、部外者の介入はそれを想定したキャラでない限り考えないことにしてる。
何故なら仲間の介入まで想定してたら不確定要素が多くなりすぎて、単純な強さの比較にならなくなって考えた人の裁量一つで強さが変化しかねないから。
つまり「洗脳を受けても仲間が助けに来てくれるだろうからバランス崩壊じゃない」という理屈は正しくないという認識を持っている。
その理屈で言うと、1対1では絶対死なない術式と相手を絶対逃がさない術式で時間をかければ絶対相手を殺せるっていう戦法もOKということになってしまうし。

その上で、>>931の改訂が恒常的な洗脳に限定されるなら、やっぱりバランスが崩壊していると思う。洗脳効果とのシナジーは切らないと、いくらなんでも強すぎる。
なんでもいいから利益を与える(この時点で利益計算スタート)→洗脳する→不利益超過で解除(ただしこの時点で既に決着)って流れだったら利益不利益の条件が実質無意味になってるから、これまでの話し合いの意味がなくなるし。
>>938も言っているけど、洗脳とか能力無効化とかは一撃で勝負がついてしまうラスボス級の能力だから、使う場合は威力を弱めるか条件を相当きつくするべき。
私見だけど、嵌まれば強いと嵌めれば完封では本質が大きく異なると思う。オリキャラスレのバランス的には、嵌まれば圧倒的に有利、くらいに留めた方が良いんじゃないか。
個人的には条件が凄まじく厳しければ嵌めれば完封をしても良いと思うけど、このキャラの場合条件があまりにも緩すぎる。


942 : ■■■■ :2016/05/03(火) 21:17:23 efoWlEnI
【名前】エリュン
【性別】女
【所属】魔術
【能力】婚姻供犠
【能力説明】
北欧では王の葬儀に女性を副葬し、副葬した女性を王の来世の妻にするという信仰があった。
その信仰を模して『狼の顎に噛まれた隻眼の老人の遺体』と共に燃やされる儀式の最中、
儀式が中断してしまったことで、中途半端に『主神の妻』の性質を獲得してしまった。
正確には『フリズスキャルヴ』の適性だが、不完全ゆえに『全世界を見渡す』権能はない。
精々、『全世界を見渡せるほどの高台』からくる位置エネルギーを任意に与える程度。
投擲した小石がツングースカ大爆発を起こしたりするが、防御手段がないので自分も死ぬ。
【概要】
とある北欧系魔術結社に生贄として捕えられていた元奴隷の少女。
『主神の妻』となった少女と魔術的リンクを作り、主神の力を振るえるようにする計画が
設備の不備か理論の破綻か、とにかく失敗した結果、結社の人間は全滅。
少女だけが生き残り中途半端に特異な性質を獲得した結果、今度はその性質を狙われることに。
その境遇から重度の人間不信だが、本来の性格は心優しく明るい、ちょっと単純な性格。
根気よく付き合えば心を開いてくれるかもしれないが、自己評価が極端に低いので要注意。
【特徴】
粗末なボロい服を身に纏った、痩せこけた少女。
見てくれは良いが左頬から左腕にかけて火傷の痕がある。
不完全ながらも『主神の妻』の性質を持つせいか、
見た目の印象を上塗りするように蠱惑的な雰囲気を感じさせる。
【台詞】
「へへ、どこにでもいる普通の中学生が、たった一か月でストリートチルドレンかぁ……」
「もうやだ、お父さんとお母さんのところに帰りたいよ……」
「い、いいん、ですっ。こ、こんな私の為に立ち上がってくれる人を救う為なら。
 私の、私の命くらい、安いものなんですから……………………!!」
【SS使用条件】
特になし


943 : ■■■■ :2016/05/03(火) 21:29:25 K65V39Sw
修正&追加案

・幸魂及び奇魂は用途に応じて別々に使用する事も可能。時間制限があるタイプもあれば術者の任意でON/OFFを操作するタイプ、恒常的な支配を実行するタイプなども存在する。
但し、魔術師など洗脳魔術に対策や耐性を持つ者相手に“確実な効果”を発揮する為には『幸魂奇魂』を仕掛けた土砂の中に対象を閉じ込めた上で対人間用の『幸魂奇魂』を掛ける必要がある。

・とにかく拝閲から直接『利のある行い』を受けた対象はその時点から『直霊』の影響下に入る。とはいえ、術式行使においては詳細な条件が厳密には存在する。その最たる物が『一霊四魂の理論外』及び『利益と不利益による相殺』である。
『直魂』は一霊四魂の理論を使っているので神や人間以外の伝承…例えば神と同一視されない妖怪の伝承を使った魔術は全般的に無効化できない。
また、利の基準を相手の『意思』と生物学的な『構造』に置いており、術式発動後においても対象にとっての不利益が同じく対象にとっての利益のある行為とイコールないし上回ればその時点で術式が解除されてしまう。
但し、『直魂』を発動することそのものによる不利益は条件外である。対象を救う為には、上記の詳細な条件に沿った解決策に打って出るか、敵意を拝閲に抱かせる必要がある。そうすれば『直霊』は即座に解除される。
当人の性格上困難を極めるだろうが、とにかく拝閲を刺激し続けるしかない。だが、仮にそれを成功させたとして待ち受けるのは『直霊』の派生魔術『天の逆手』である。

・神道版『人払い』魔術『幸魂奇魂』の対人用効果の行き着く先は、『幸魂奇魂』を仕掛けた土砂の中に対象を閉じ込めた上で対人間用の『幸魂奇魂』を掛ける事による恒常的な支配である

・時にはハッタリを効かす為に出雲派において飛び抜けた戦闘能力を持つ直接戦闘担当、『怪童』と称される魔術師をチームに入れてわざと拝閲へ向けて攻撃を仕掛けさせ対象に接近する手管を使用する事もある。

シナジー効果は削ったけど対策が無ければシナジーは別にして『幸魂奇魂』が効くのには変わりないと思うので一番上のような文言にした。どうですかね


944 : ■■■■ :2016/05/03(火) 22:07:42 K65V39Sw
これでもう〜んとなるなら『直魂』は心中詠唱から3分経って初めて効果を発揮するというのはどうかな?
その3分内で利益・不利益の度合いが計算され、利益が上回れば効果発動という感じ。元ネタの神語もゆったりとした言い回しだったから組み込める
(『幸魂奇魂』に関しては呪文を記載した紙を搭載した土器を使っているし、『天の逆手』は貶しによって平和的な神が暴虐化するのは早いという理屈も付ける事は可能だろうから該当しないが)


945 : ■■■■ :2016/05/03(火) 22:14:36 k6f8bFKY
>>943-943
『直魂』そのものついてはこれ以上は特に問題ないかな。利益計算はさっき言った条件の無意味化にもつながるので反対だけど。

>但し、魔術師など洗脳魔術に対策や耐性を持つ者相手に“確実な効果”を発揮する為には『幸魂奇魂』を仕掛けた土砂の中に対象を閉じ込めた上で対人間用の『幸魂奇魂』を掛ける必要がある。
ただ、この修正は余計だったと思う。これまでの記述だと魔術師は直霊を使われない限り洗脳をレジストできるという風に解釈できてたし俺もそうしていたけど、そうじゃないとなると今度は普通に洗脳チートになる。
こちらが直魂の条件を厳しくした方がいいと言っていたのはその後に続く洗脳が凶悪すぎるからせめてその条件を厳しくすべきだと思ったからで、肝心の洗脳が対策なしだと魔術師でも絶対に食らうとなったら前提がおかしくなる。
原作の描写的に、一般的な魔術師なら気付けの術式は持っていてもおかしくないと思うが、そもそもその気付けを使う判断すら歪められるのだから意味がない。
そちらが意図していると思われる味方の救出にしても、既に洗脳されて敵側に都合のいい認識を加えられた味方と思うだけで相手を洗脳できる魔術師相手ではあまりにも無理ゲーすぎるだろう。(台詞から解釈して、相手の所属に対する認識すら変更できるものと解釈した)
それと、
>洗脳効果とのシナジーは切らないと、いくらなんでも強すぎる。
こんな一文のせいで意図を掴みづらくさせてしまったみたいで申し訳ないが、こちらが問題にしているのはむしろその後の
>なんでもいいから利益を与える(この時点で利益計算スタート)→洗脳する→不利益超過で解除(ただしこの時点で既に決着)って流れだったら利益不利益の条件が実質無意味になってるから、これまでの話し合いの意味がなくなるし。
というところで、この部分はまだ解決できていない。

というか、ここまで議論している以上、そちらにもバランスが崩れていないと考える明確な理由があると思うので、こちらの言い分だけじゃなくそちらの言い分も聞きたい。まだ俺が気付いていない弱点を想定しているのかもしれないし、その弱点次第ではこちらの考えも変わる。


946 : ■■■■ :2016/05/03(火) 22:33:59 K65V39Sw
>>945
基本的にどの魔術師でも耐性ないし対策をしていなければ洗脳魔術は防げないと考えている
魔術というのは対策無しで防げるようなもんじゃない。原作の描写的に一種の洗脳効果のある人払いは地脈や龍脈の影響で一般人は行動を無意識に誘導される
対して魔術師は人払いの効果を受けない。これは描写的に地脈や龍脈の流れに影響されない対策を打っているからだろう。ステイルも煙草で精神ロック&解除とかが可能だし
対オリアナ戦で土御門は一定以上のダメージを受けた者を昏倒させる魔術をモロに喰らっている。これは能力者故に魔術の対策ができていなかったからだ
魔術師など〜は上記を吟味した上で個人的に当たり前の事を書いただけだと捉えている。個人的には洗脳系魔術への基礎対策は魔術師の共通認識なんじゃないかなと思ってるくらいだ
だから基礎対策済みの魔術師に“確実な効果”を発揮する洗脳魔術を行使するには〜という意味で>>943を記載している。これならバランス崩壊でも何でもないだろう?


947 : ■■■■ :2016/05/03(火) 22:39:31 FeioAOW6
バランスやオリキャラがやっていい領域でID:k6f8bFKYとID:K65V39Swの間で、根本的な認識違いがあるような気がする


948 : ■■■■ :2016/05/03(火) 22:52:51 K65V39Sw
>>945の意見を借りるならこうだ
これまでの記述だと魔術師は直霊を使われない限り洗脳をレジストできる
→今の記述だと“基本的”に魔術師は『幸魂奇魂』を仕掛けた土砂の中に対象を閉じ込めた上で対人間用の『幸魂奇魂』を掛けられない限り洗脳をレジストできる

怪我を負ったり何やして魔術対策が上手く働かないor使えない状態の魔術師に効かないとなったらそれ何の為の洗脳魔術だよ洗脳魔術(笑)だよになると思うんだ


949 : ■■■■ :2016/05/03(火) 23:07:12 VB8yxD7E
横からちょっと違う切り口で質問いいかな
そもそも論になるかもだけど、拝閲の目的は出雲派に関する情報漏洩の後始末なんだよね
それなら仮に恒常洗脳が可能だとして、記憶だけ改竄して帰すので十分だし、そちらの方が自然じゃないかな。結社単位の吸収とか逆にリスク増やしてないか
神秘性を重んじるなら、秘密を共有する同志は少数精鋭であるべきだろう。歴代の秘密結社は無闇矢鱈に人員を膨らませたりしないものだよ
洗脳といっても影響下にある全員の言動を常に同時に把握・管理出来る訳じゃないでしょ。「にわか出雲派」とでも言う輩の口からぽろっと情報が漏洩したら本末転倒
それこそ出雲派以外の全ての魔術師を出雲派に取り込めば憂いは消えるだろうけど、あまりにも現実味に欠ける。少なくとも一介の魔術師が成せる事業とは思えない、上で言われてるけどラスボスクラス
要するに恒常的洗脳じゃなくて記憶の改竄に留めておけば、全て丸く収まるんじゃないかと思うんだ
リロードしてないので既に解決してたらスマン


950 : ■■■■ :2016/05/03(火) 23:17:25 k6f8bFKY
>>946-947
魔術師なら基礎的な洗脳対策くらいは備えている(ステイルの使った術式程度なら)という認識は俺も同じだけど、原作の描写を見る限りかなり対症療法的なものしかなく、対策というほどのものではないと思ってる。
そもそも人払いは地脈に細工を施すことで何となくその場所に行くたくなくさせる程度のものでしかなく、厳密には洗脳ではない。新約二巻の一方通行が地脈の流れを感知した描写を見るに魔術師は地脈の流れを見ることができるから人払いの影響を受けないのであって、洗脳に対する耐性があるとはならないだろう。
正直に言って俺は別に一般的な魔術師なら洗脳防止の魔術を持っているという解釈も否定はできないと思うし、そういうことなら良いんだが、原作からではどうとも言えないことを一つの設定で間接的に認めると後々問題になりそうな気がして怖い。
そこで、一応この設定を通す前に、「一般的な魔術師が簡単な洗脳防止の魔術を持っている」という認識をスレの共通認識にしておきたいと思うんだがどうだろうか。
要するに、この設定はこのままでいいけど、その前に前提となる認識をスレの共通認識にしていいかスレのみんなに確認をとる段階を設けたいということなんだが。


951 : ■■■■ :2016/05/03(火) 23:28:00 K65V39Sw
作者の立場から言わせて貰えるなら今の設定であれば『直魂』の影響下において攻撃魔術を封じて以降に仕掛ける洗脳魔術(対策を打っている魔術師なら防護可能レベルのヤツね)だって使用する伝承にもよるけど対象は防御魔術や何やらで防護可能だ
『直魂』との連動(シナジー)を切ったからね。その上でどうやって土砂云々の洗脳魔術にまで持っていくのか拝閲は考えなきゃいけない
対象を土砂に埋める事自体が『意思』的にも生物学的にも不利益にもなるし、下手をすれば最後の締めにいく前に『直魂』が解除される可能性は低く無い筈だよ。今の設定ならそう簡単にはいかないと思うけどね

>>949
出雲派は国内最大規模の魔術結社と噂されているのでその辺に倣っています(あくまで噂なので真逆だったりするかもしれませんが。『一定数』としているのは多すぎず少なすぎずを狙っているからです。また引き抜きについては記憶改竄の痕跡を調査できる魔術がないとも限りませんしね。まぁ問題であれば『結社ごと引き抜いた』は削除しましょう)
にわか出雲派の危険性なら、何というか天道が皇室派のキャラと付き合っている時点で…だったり
今度の日曜日に再提案予定の出雲派幹部設定のたたき台にはその辺の齟齬合わせに関する言及をしようかなと思っています
簡単に言えば保持する神秘性のランクが重鎮達とその下ではまるで違うみたいな

>>950
>「一般的な魔術師が簡単な洗脳防止の魔術を持っている」という認識をスレの共通認識にしておきたいと思うんだがどうだろうか。
いいよ。俺は持ってる派。原作に登場する魔術師ってウィキに載っていない魔術とか実は色々使っているからね
明記されていない魔術を隠し持っている可能性は十分にある。まぁ一から十まで記述していると一巻一巻が膨大になっちゃうかな
ヴェント侵攻戦でローマ正教側が使用した防御魔術をすり抜ける棕櫚魔術を使用していた事もウィキには掲載されていないもんね
あれに似た魔術を作りたいと思っているけれど面白そうな元ネタがまだ見付からない…


952 : ■■■■ :2016/05/03(火) 23:56:01 k6f8bFKY
>>950
一応立場を表明しておくと、どちらかと言うと俺も持ってる派。
原作では明記されていないけど、魔術の基礎技術に精神を制御するものがたくさんあるから、洗脳防止の精神防壁くらいはあっても不思議ではないと思ってる。


953 : ■■■■ :2016/05/03(火) 23:59:50 VB8yxD7E
正直に言うと「分からない」だなあ
魔術師が魔術師に洗脳系の魔術使ったのって殆どない。あっても天使だったり黄金錬成だったり天罰だったり規格外のばっかり
大覇星祭の時にステイルが捨て身の魔術行使した時魔術師なら術的な攻撃耐性くらいあると言われてるが、洗脳も含むのか…


954 : ■■■■ :2016/05/03(火) 23:59:55 K65V39Sw
最後に誤解の無いように言っておくけど『直魂』の利益計算云々の中にある、最後の締めである土砂云々の『幸魂奇魂』の実行において発生する不利益は計算上カウントされない
理由は行為と利益・不利益の判定は同時だから洗脳されたという事実は揺らがない。まぁそこまで持って行くのに独力だと大変になったから簡単にはいかないだろうけど


955 : ■■■■ :2016/05/04(水) 00:03:01 C/6x3teA
あぁ、計算上では無く実質的にだねごめん。言葉は難しい


956 : ■■■■ :2016/05/04(水) 08:21:40 fryXe..g
>>950
申し訳ないが俺は反対
それをスレの共通認識にするのはまた違う話になるし、既存キャラでも明らかに洗脳解除の術式できなさそうなのもゴロゴロいる
それに>>953が言うように原作内での洗脳魔術は規格外な例ばかりでまず参考にならない
ここに踏み込むのを是とするか非とするかの問題かもしれないが


957 : ■■■■ :2016/05/04(水) 09:26:38 TRhQQDDo
魔術師の行動原理にはまず「個人的な願い」があり個人を重要視する、という概念?があるのに
一般的な魔術師が簡単な洗脳防止の魔術を持っている、というのは相反するように感じられる


958 : ■■■■ :2016/05/04(水) 11:04:06 C/6x3teA
キャラ作者として一応意見をば
新約4巻でブリュンヒルドの頭からグングニルの情報を抜き取る(=記憶の抜き取り)際にブリュンヒルドは「精神的な防壁が手薄になった」と発言している
これが何を意味しているのかと言えば魔術師には脳内干渉系を防ぐ精神防壁術があり、戦闘の最中にそれが手薄になると干渉される事もあるという事実だ
>>952の言う精神防壁の一環だろうし、少なくとも精神防壁術はあるんだろう。唯、>>956-957の意見も一理あるだろうね
人を操ったり精神に干渉する魔術なら新約だと獲冴のこっくりさんを代表にサローニャのレーシー、ブリュンヒルドの強制睡眠ルーン魔術とかか
何回か言っているけど人の精神に干渉する魔術は存在する。精神簿壁や専用の対策が無ければ魔術師でも喰らうという認識は今も変わっていない
俺は魔術師が精神干渉に対する基礎対策を持ってる派だけど別に持っていなくても「魔術師など洗脳魔術に対策や耐性を持つ者相手に“確実な効果”を発揮する為には〜」という文言はそのまま通じると考える
文字通り何の対策もしていない奴は喰らうってだけの話だからね。結局のところこれって“魔術師に効く”洗脳魔術をオリキャラで認めるかどうかって話に行き着くんでしょ?
だったら俺は認めるよ。これを認めないってナンセンスだわ。人を操る魔術そのものを否定しかねないからね。勿論手間とか魔術師の腕とかで色々工夫をこなさなきゃいけないだろうからその辺は気をつけないといけないんだろうけどね


959 : ■■■■ :2016/05/04(水) 11:50:44 C/6x3teA
魔術業界といういのは日常茶飯事的に相手の魔術の裏を掻き、抜け道を探し、それ等をどう埋めて、対策しながら封じていくかの戦場である事は原作でもしっかり描かれている
今回の件で例えるなら精神防壁を崩す精神干渉系魔術を開発したり、それ等に対抗するべく新たな対策が打たれていく。これの繰り返しだ
という事はだ。仮に精神干渉に何の対策も打っていない魔術師がいるとして、その魔術師が精神干渉魔術を喰らったらそりゃまともに被害を受けるに決まってる
魔術師だから魔術が効かないんじゃない。対策を講じている魔術師だからこそ対抗できるという話だ。対策を講じていない=一般人と同レベルというわけだ
これをオリキャラでやっていい領分とかバランス崩壊とか言って否定するのはおかしいと思う。まぁ当初の案だと指摘通り条件が緩すぎたから今の制約はあって当然だと感じているよ


960 : ■■■■ :2016/05/04(水) 12:59:47 I1tSd7cg
>>951
自分は『結社ごと引き抜いた』を削るなら>>943の条件で納得する
やはり規模の徒らな拡大は目に余るので。魔術師個人レベルなら何も言わない


961 : ■■■■ :2016/05/04(水) 13:20:05 TRhQQDDo
洗脳を含む精神汚染?系の魔術の存在→問題ない
それに対抗する防壁等の手段→存在してもおかしくはない
それを魔術師の誰もが備えている→不自然

こういう認識だなあ


962 : ■■■■ :2016/05/04(水) 13:34:36 3mtwjhXU
今まで出た意見を見るに、これ制約とがゴテゴテ付けるんじゃなく、普通に魔術師に洗脳をかける場合、よっぽど相手が無防備or衰弱してないと不可ってことにすればいいんじゃない?
そんでそうした状況に相手を持っていく話術や策略の老練さの方にキャラの強さの主軸を置けばバランス取れると思うな


963 : ■■■■ :2016/05/04(水) 15:36:02 I1tSd7cg
>>928
>神道版『人払い』魔術『幸魂奇魂』の対人用効果の行き着く先は、土器を人体に『還す』事による永続的な支配である(例:脳に『自分は出雲派の人間である』という記憶を刷り込み、齟齬を生む関連記憶を改竄する。回復魔術と同じく一度改竄されたら復元は不可能である)。
改めて読み返してみて思ったんだが、これって「魔術師」という生き方の性質上永続的な支配が成立するかはかなり微妙じゃね?
魔術師はどこまでいっても個人主義者。所属する結社だって抜ける時は躊躇いなく抜けるだろうし
その本能とも言うべき性質すら捻じ曲げて完全に思考停止の傀儡にする魔術なんだっけ?もう少し支配中の具体的な状態が知りたい


964 : ■■■■ :2016/05/04(水) 16:34:45 qBAPuRUQ
>>962
今回の魔術は対策持ちの魔術師にも条件を満たせば洗脳可能をコンセプトにしているのでそちらの案は受け入れられない。すまない

>>963
出雲派の魔術師&出雲派に忠誠を誓う人間という風に改竄を施す…が正確かな
引き抜いた魔術師を思考停止の傀儡にするわけじゃないね。まあやりようによっては傀儡にできることはできるだろうけど


965 : ■■■■ :2016/05/04(水) 17:36:35 BF7HbT9g
洗脳というばウートガルザロキは?


966 : ■■■■ :2016/05/04(水) 18:11:22 I1tSd7cg
>>964
つまり引き抜いて洗脳を施した後でも洗脳内容の範疇に於いては自由意志を保持するという認識でいいのかな
その場合、何らかの要因でその被洗脳者が出雲派への忠誠(執着)を捨てる事態が発生した時、拝閲はその事を察知できるの?
要は自分が洗脳下に置いている全ての人間と常時リンクし、感情や感覚を得、遠隔地からでも思い通りに記憶を上書きしたり操ったり出来るのかという疑問
その場合はその都度命令魔力を消費するのか。もっといえばリンクを維持するだけでも常に魔力を消費すると思うんだけど自分の認識であってる?


967 : ■■■■ :2016/05/04(水) 18:21:57 qBAPuRUQ
>>966
自由意志保持という認識で合ってる
同系統の改竄の上書きで出雲派を抜けるみたいな事例はあってもおかしくない
リンクは繋いでいない。そういう魔術じゃないからできないと言った方が正しい
但し既に拝閲によって記憶が改竄・消去され、しかも重鎮でもない魔術師から得られる情報なんてたかが知れているかだろうから痛くも痒くもない


968 : ■■■■ :2016/05/04(水) 18:32:44 r5cizMQ.
>>958-959
洗脳魔術を認めるか否かに焦点を当てるのはちょっと本題からずれてるな。
ブリュンヒルドの防壁は洗脳じゃなくて読心によるものだし、グングニルの開発者だからこそ施してある特殊な措置である可能性も否定できない。
洗脳の術式の存在は多数あるしそれは間違いない話だが、このキャラの場合は結界(人払いと同レベルの範囲)を敷いて心の中で詠唱するだけで発動できると、原作のそれより発動条件が圧倒的に軽く汎用性が高い。
しかもチームを想定している以上結界は部下に張らせればいいわけだから、範囲攻撃と広域探知がなければ反応できずに術中に落ちる可能性が高くなってしまうということでもある。
設定で集団運用を匂わせている以上、バランスもそれを基準にしないといけないというのは>>941でも少し触れているけども。
議論のきっかけになったのは洗脳術式が許容されるか否かではなく単純に拝閲の洗脳の成立条件が緩いからで、洗脳対策が一般化しているなら成立条件が緩くてもバランス的には問題はないというのが今の流れ。
洗脳対策が一般化していないなら、やはり成立条件が緩いからバランスがおかしいということになる。だから先にその認識をスレの中で共通にできるか確かめたいという風に言った。

ただしこんな風に意見が割れている以上、個人的には共通認識の成立は諦めて、洗脳対策の魔術ではなく宗教防壁や魔力のような、魔術師なら誰もが持っているものに阻まれるという設定にした方が丸く収まると思う。
その中に洗脳対策の魔術も含めて、土砂に埋めれば宗教防壁も魔力も関係なく、仮に洗脳対策をしていようがお構いなしに術中に落ちるという設定ならそちらのコンセプトも崩さず済むんじゃないか?


969 : ■■■■ :2016/05/04(水) 18:46:50 I1tSd7cg
>>967
なるほど。正直洗脳という表現についての印象で双方の認識に齟齬があるかもと思ったので、確認出来てよかった
自分は原作のみさきちのように、一度洗脳下に置いた一部の人間はいつでも遠隔で操作出来るにではと思っていたんだ
操作は言い過ぎか、少なくとも心変わりしたかくらいは察知出来るものと思っていたけど、どうやら違うみたいだね
そして新たに気になった最後の一行だけど、つまり拝閲は出雲派に関する情報ならどんな些細な漏洩であっても処理するという訳ではなく、
幹部・重鎮クラスが管理するレベルの機密情報の漏洩に限って「動く」という認識で間違ってないかな?


970 : ■■■■ :2016/05/04(水) 18:50:25 4OOjJfP2
正直精神防壁が基本になっちゃうと登録してある自キャラに矛盾が生まれるので
できればそういうのはナシにしてもらえるとありがたいです、ハイ


971 : ■■■■ :2016/05/04(水) 19:46:07 B8Vu7Xxc
テス


972 : ■■■■ :2016/05/04(水) 19:47:52 B8Vu7Xxc
うーん? レスはできるのか……
>>970だけど、なんだかエラーが出てスレが立てられないみたい
悪いけど>>973に任せた、ごめんね!


973 : ■■■■ :2016/05/04(水) 20:28:27 qBAPuRUQ
>>968
では宗教防壁に基準を置くことにしよう。一般的な魔術師クラスの宗教防壁には通常の洗脳魔術は弾かれる。しかし土砂云々の場合は防壁等々打ち破れるとする
但し対象の宗教防壁が崩れている場合、例えば何らかの要因で意識が相当朦朧していたり意識不明に陥っている場合は通常の洗脳魔術は効くとしたい
これなら理屈として筋が通っているし意識がヤバかったら洗脳関係なく致命的なんだからバランス的にも許容範囲内だろう?どうかな?

>>969
原則出雲派にとって重要な情報の場合に動くという解釈で問題ない


974 : ■■■■ :2016/05/04(水) 20:29:38 qBAPuRUQ
新しいスレは深夜に作るよ。今は無理だ


975 : ■■■■ :2016/05/04(水) 21:09:21 qBAPuRUQ
うん?意識不明がイコール宗教防壁崩壊には繋がらないか?まあそうであっても精神の摩耗や何やで宗教防壁を崩すようなやり方はあるだろう
とりあえず宗教防壁を崩せば通常の洗脳魔術は効くというのはやりたい


976 : ■■■■ :2016/05/04(水) 23:02:45 C/6x3teA
【名前】拝閲梓倫(はいえつ しりん)
【性別】女
【所属】魔術
【能力】神道版『人払い』魔術『幸魂奇魂』。一霊四魂式祈祷魔術『直霊』。『直霊』の派生魔術『天の逆手』。
【能力説明】
・神道版『人払い』魔術『幸魂奇魂』
出雲屋敷の仕組みに一霊四魂の理論を適応した『人払い』魔術。国造りの神大国主の逸話・権能を端に発する結界魔術とも見做す事ができる。
大量に所持する五方札を巻いた小さな円盤状の土器を東西南北に設置し、その中央に同じく小さな円盤状の土器を置き、術者が“心の中で唱える”詠唱「幸魂奇魂守給幸給」を実行し発動する。
発動すると五つの土器は大地に『還る』ように溶けていく。神道における土葬…人は土に還る理屈を応用し『幸魂奇魂』を人に適用する事もできる。この場合土器は人体に『還る』。
大まかな効果は二つ。結界内では特に陰陽師が好んで扱う風水系や家相系の魔術が機能不全に陥る。また、地脈や龍脈も遮断されそれ等を用いた魔術も当然使用不可能となる。
これは家相鬼門風水などの凶相から一切免れられる出雲屋敷の仕組みの応用である。例えば『山』や『川』などの魔術的記号は結界からの干渉による競合などで機能不全に陥る。
もう一つの効果は神道版『人払い』の効果。『幸魂奇魂』は人に存在する霊魂の内、直感的認識を司る幸魂(さきみたま)及び理論的認識を司る奇魂(くしみたま)に干渉する魔術でもある。
現実に見える効果としては幸魂の場合は右脳の働きに干渉し、奇魂の場合は左脳に干渉する術式。
雑多な人の思考・感情を一定の方向性に整える事で人の挙動を操作したり、潜在意識に働き掛ける事で特定の人物(達)に対する認識を誤魔化す事が主目的。
出雲屋敷の仕組みを応用すれば地脈や龍脈の流れを制御できる為、結界内では神道版『人払い』の効果を、結界外では風水の理論を用いた一般的な『人払い』の効果を発揮できる。
幸魂及び奇魂は用途に応じて別々に使用する事も可能。時間制限があるタイプもあれば術者の任意でON/OFFを操作するタイプ、恒常的な支配を実行するタイプなども存在する。
効果の有無の基準に宗教防壁を置いている。一般的な魔術師クラスの宗教防壁には通常の洗脳魔術は弾かれるが『幸魂奇魂』を仕掛けた土砂の中に対象を閉じ込めた上で対人間用の『幸魂奇魂』を掛ければ宗教防壁も洗脳対策用魔術もお構いなしに術中に落とせる。この魔術を発展させていく中で行き着いたのが一霊四魂式祈祷魔術『直霊』である。

・一霊四魂式祈祷魔術『直霊』
日本神道に伝わる対神格用伝承を『交渉術』と見做し、一霊四魂の理論を通じて対人間用・対魔術用に調整した魔術。
一霊四魂とは、神や人には荒魂(あらみたま)、和魂(にぎみたま)、幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)という四つの魂が存在し、それ等を直霊(なおひ)という霊魂が制御しているという理論である。
幸魂と奇魂は和魂の一部であり、大別的には荒魂と和魂とに分けられ、神が持つ荒々しい側面(例:自然災害などを筆頭とする神の祟りや呪い)が荒魂であり平和的な側面(例:豊作などを筆頭とする神の恩や恵み)が和魂という事になる。霊魂が邪に染まると直霊は曲霊(まがひ)となり、荒魂や和魂などは性質を邪なものに変貌させる。
“心の中で唱える”詠唱「和魂直霊守給幸給」と『対象に利のある行い』をする事を引き鉄とし、術者が敵意を抱かない事を条件とし、荒魂の側面を持つ神話伝承魔術の数々を和魂に対応する拍手(指先まで合わせる一拍手)で以て沈静化する。
つまり曲霊から直霊に、また荒魂から和魂に『属性』を変貌させる日本神道独自の祈祷を魔術に置き換え、破壊力や呪いなどを有する魔術を構成する動力源である魔力の性質や量を変化させてしまう魔術である。
術式へ干渉するのでは無く動力源の魔力に干渉するタイプ。動力源を変化させられてしまうと術式が成り立たなくなるので自動的に魔術は消滅するという構図である。
『対象にとって利のある行い』はその時々に応じて変化するが、利があれば何でもいい。傷を治す、情報を教える、援護する、投降する…etc。
とにかく拝閲から直接『利のある行い』を受けた対象はその時点から『直霊』の影響下に入る。とはいえ、術式行使においては詳細な条件が厳密には存在する。その最たる物が『一霊四魂の理論外』及び『利益と不利益による相殺』である。
『直魂』は一霊四魂の理論を使っているので神や人間以外の伝承…例えば神と同一視されない妖怪の伝承を使った魔術は全般的に無効化できない。
また、利の基準を相手の『意思』と生物学的な『構造』に置いており、効果発動後においても対象にとっての不利益が同じく対象にとっての利益のある行為とイコールないし上回ればその時点で術式が解除されてしまう。


977 : ■■■■ :2016/05/04(水) 23:03:41 C/6x3teA
加えて心中詠唱から3分経って初めて効果を発揮する制限が存在する。その3分以内で利益・不利益の度合いが計算され、利益が上回れば効果発動。但し、『直霊』を発動することそのものによる不利益は条件外である。
対象を救う為には、上記の詳細な条件に沿った解決策に打って出るか、敵意を拝閲に抱かせる必要がある。そうすれば『直霊』は即座に解除される。
当人の性格上困難を極めるだろうが、とにかく拝閲を刺激し続けるしかない。だが、仮にそれを成功させたとして待ち受けるのは『直霊』の派生魔術『天の逆手』である。

・『天の逆手』
“心の中で唱える”詠唱「荒魂曲霊呪給祀給」を引き鉄とし、術者が敵意を抱く事を条件とし、和魂の側面を持つ神話伝承魔術の数々を手の甲を逆にした一拍手で以て凶暴化させる。
「平和的な神でも貶せば祟られる」。『天の逆手』は一霊四魂の理論を応用し、神の恩恵の曲解に確固たる裏付けを与え、和魂の側面を持つ神話伝承魔術に強靭な攻撃性を付加させている。
この事から拝閲は八百万の神々が持つ伝承に対する造詣が深く、様々な穏健的神話伝承魔術を凶暴化させて行使する。
曲霊の元和魂から荒魂に変貌する際の神の祟りは凄まじいという理屈を用いている為、穏やかで恩恵溢れる神話伝承であればある程曲解の強度が跳ね上がる。

本来詠唱というのは口に出す必要がある。ノタリコンと呼ばれる暗号を用いた簡略的詠唱でも言葉にする必要があるのだ。
しかし拝閲の“心の中で唱える”詠唱の場合は黙祷の宗教的意味を一霊四魂の理論を通じて抽出した末の産物である。
黙祷には宗教的意味が無いなどとされているが、心中であろうと祷りには確かな宗教的意味があり、神や人の内面である一霊四魂は心の疎通を意味する。
その為、逆に言葉を発している最中に“心の中で唱える”詠唱は不可能である。例えばダメージを負い堪らず呻き声を発してしまっている間は心中詠唱を行使できない。
【概要】
国内最大規模の魔術結社と謳われる『神道系出雲派』に所属する魔術師。拝閲家現当主。魔法名『神秘を守護する番人(Negotio054)』。50代後半。
大小様々に存在する神道系列の各結社の魔術師と折衝を持ち、『交渉』によって出雲派の神秘性を守護する結社きっての『交渉人』。
情報を漏らさない出雲派において他結社の人間と折衝を持つと聞けば首を傾げるかもしれないが、ようは出雲派にとって重要な情報が漏れ出た場合の『始末人』である。
他の神道系結社が出雲派の情報を探ろうとしなくても不慮の出来事で出雲派にとって重要な情報が外部に漏れ出てしまう可能性は存在する。
可能性が具現化した場合、重鎮達と協議して許可が下りた後に拝閲を中心にチームが組まれ、情報の流出先を捕捉・掌握する。
神道版『人払い』魔術『幸魂奇魂』の対人用効果の行き着く先は、『幸魂奇魂』を仕掛けた土砂の中に対象を閉じ込めた上で対人間用の『幸魂奇魂』を掛ける事による恒常的な支配である(例:脳に『自分は出雲派の魔術師&出雲派に忠誠を誓う人間である』という記憶を刷り込み、齟齬を生む関連記憶を改竄する。回復魔術と同じく一度改竄されたら復元は不可能である)。
今の出雲派には拝閲による『交渉』によって他の神道結社から引き抜いた魔術師が一定数存在する。
上記の事からわかる通り、拝閲は厳格な神秘主義保持論を唱える側の重鎮である。唯、生来の性格故なのか魔術師らしいとでも称すべきなのか拝閲の感性は常人とは相当にズレている。
例を挙げると、情報が外部に漏れ出た場合流出先に対して抱く感情は敵意では無く哀れみである。「出雲派の情報を得ただなんて絶対許せない。必ず潰さないと」では無く「出雲派の情報を得てしまっただなんてなんと運の悪い可哀想な方々なのでしょう。わたくしめが救ってあげましょう」という具合である。


978 : ■■■■ :2016/05/04(水) 23:05:19 C/6x3teA
およそ敵意という感情を抱く事は無く、唯々哀れみを抱いて事に対処する。己の行いが対象の救いに繋がる事を信じ切っているタイプの人間。
本来出雲派の重要な情報を知った外部の人間は処刑して然るべき意見がある中で支配という顛末に落ち着かせる事で対象の命を救っているので形式的には救済になっている事実が余計にややこしい。
もし拝閲が敵意を抱いて事に対処しようとすれば、それは『交渉』では無く『始末』でも無く、容赦の欠片も無い『殺戮』に発展するであろう。
神々が荒魂を具現化するように人々に強大な祟りを差し向けたのと同じように。扱う魔術も性格も極端な二面性を有する、それが魔術師拝閲梓倫の生き様である。
【特徴】
身長170センチ。もじゃもじゃしている白髪が特に目立つ。老婆らしく体の至る所に皺が見られるが、大木の年輪を表現していると錯覚してしまう程の深みを見る者に与える。
黒のアンダーシャツの上から深緑のミリタリーブルゾンを着用。純白のプリーツスカートの上から灰色掛かった透け素材のチュールスカート(巻きタイプ)を身に付けている。黒のサイドゴアショートブーツを履く。歳を取ってもオシャレには気を使っている独身貴族。
『交渉』時にチームを組むのは、如何にして対象を『直霊』の影響下に置くかを考えての事。チームに攻撃させている対象を拝閲が助ける事で発動条件を満たすのがいつものパターンだが、何事も拝閲の想定通りに動くわけが無い事も考慮している。
時には拡声器を使用してこちらの目的(=情報)を大々的に伝える事で発動条件を満たしたり、設置した『幸魂奇魂』を解除する事で対象が龍脈・地脈などを用いた魔術を発動できるようにする事で逆に『直霊』の発動条件を満たすなど工夫を凝らしている。
時にはハッタリを効かす為に出雲派において飛び抜けた戦闘能力を持つ直接戦闘担当、『怪童』と称される魔術師をチームに入れてわざと拝閲へ向けて攻撃を仕掛けさせ対象に接近する手管を使用する事もある。
【台詞】
「以前から申し上げているように、わたくしめは出雲派の情報流出に繋がるような行いには断固反対です。わたくしめの心労にも少しばかり配慮して下さっても罰は当たらないでしょう?」
「あちらには3人、向こう側には2名ほど魔術師が潜んでいるようです。どうしてあなた方を狙っているのかは皆目見当も付きませんが、どうやらわたくしめもあなた方に巻き込まれてしまったようです。…(和魂直霊守給幸給)…お気になさらず。これでも一端の魔術師ですので。実は“あなた方が都合の良いタイミングで現れたわたくしめを警戒している”事など百も承知なのですよ」
「敵対?何を仰います。わたくしめは唯々心配なのでございますよ。あなた方の身の上に何かあってはならないと肝に命じ、双方に利のある平和的な話し合いができればと、はい」
「(幸魂奇魂守給幸給)……おや、どうしました?頭が痛みますか?大丈夫です。“同じ出雲派の魔術師”じゃないですか。ささっ、わたくしめに看せてごらんなさい」
「(荒魂曲霊呪給祀給)……さてさて。魔術使用の縛りから解放されて、現在のあなた方はさぞ勇み立っているのでしょうね。その姿勢が勇み足に繋がっている事に気付かずに。わたくしめにこの手段を採らせてしまったのはあなた方にとって救いなのかどうか。…あらあら。このような物言いは現在のわたくしめには相応しく無い…か。では……救いを拒んだ者の末路をその身に刻みやがれクソ野郎!!」
【SS使用条件】
特になし

スレの意見を反映した修正案投下。宗教防壁を崩せば通常の洗脳魔術は効く云々は敢えて記載しなかった。該当部分を読めば想像できるだろうしね
俺はこれで問題無いと判断しているよ


979 : ■■■■ :2016/05/04(水) 23:08:45 C/6x3teA
ぬお?規制でスレが建てられない…
すまないが>>980頼んます


980 : ■■■■ :2016/05/04(水) 23:54:55 B8Vu7Xxc
何回かの試行の結果、建てられました!(事後報告)

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/6947/1462373618/


981 : ■■■■ :2016/05/04(水) 23:56:26 C/6x3teA
>>980
乙。ありがとう


982 : ■■■■ :2016/05/04(水) 23:58:27 w2nj.QcU
拝閲作者さんとはこれからも今回のように意見が合わないことが多々ありそう


983 : ■■■■ :2016/05/05(木) 00:55:44 .Dr6cjCM
>>982
結局綺麗に収まったし、後からチクチク言うしか能がない人よりはよっぽどスレにいて欲しい人だよね


984 : ■■■■ :2016/05/05(木) 06:36:04 rBsXLpkc
綺麗に収まってる?なんか魔術師の誰もが備えてるって話には反対してる人いたのに
強引に持ってった気がするけど


985 : ■■■■ :2016/05/05(木) 08:05:15 VFvbFyuQ
>>982-984
綺麗に収まったかなんて住人一人一人によって受け止め方は違う。気になる点がまだあるなら遠慮なく突っ込めばいいのよ
自分としては魔術師の誰もが備えているのが「洗脳への対策」から一般的な「宗教防壁」に基準が変わった事で特に気になる事はなくなった
ただ問題点や疑問点を指摘するならともかく人格攻撃とも取られかねない言葉だけをレスするのは狡いと思うよ
作者だって応じようがないもの。言った者勝ちで後味を悪くするだけ。思っても胸の中に留めようよ


986 : ■■■■ :2016/05/05(木) 08:08:23 .kKk8wNM
作者としては>>968の意見を受け入れた段階で共通認識の成立は諦めているよ
ちゃんと記載してなくて>>984みたく勘違い生んだなら悪かった。すまない


987 : ■■■■ :2016/05/05(木) 08:10:43 o3t2YKNs
宗教防壁ってのは精神防壁と同じ事?なんか妙な造語が出来てますけど…
ブリュンヒルドの言ってた精神的な防壁ってのとは質が違うもんなん?


988 : ■■■■ :2016/05/05(木) 08:12:52 .kKk8wNM
補足しておくけど宗教防壁に基準を置いているというのは『幸魂奇魂』独自の仕様だからね
他の洗脳魔術も全て『幸魂奇魂』と同じ仕様であると言いたいわけじゃ無いから勘違いしないでね


989 : ■■■■ :2016/05/05(木) 08:14:53 .kKk8wNM
>>987
精神防壁の一環が宗教防壁という解釈でいいと思うよ
宗教防壁も魔術の毒に犯されて狂わない・廃人にならない為の宗教観、つまり精神的な防壁の一種だから


990 : ■■■■ :2016/05/05(木) 08:20:38 .kKk8wNM
連レスすまないが気になったので。宗教防壁は造語じゃ無いよ。旧約1巻から作中に登場している魔術における基礎用語だよ


991 : ■■■■ :2016/05/05(木) 13:08:22 IP.AaKIw
ところで最後の最後でちょっとスレチかもしれないけど、なかなか新しいスレ立てることができなかった理由の1つとして
他の無駄スレがよく立てられていることと、古いスレが昔と比べてなかなか過去ログ行きにならないことがあるらしい


992 : ■■■■ :2016/05/05(木) 13:14:48 u3gxA8/c
過去ログに行く基準が変わったんかな


993 : ■■■■ :2016/05/05(木) 13:25:49 IP.AaKIw
俺個人の予想だけど、最近はほとんど過去ログ行きになっていないと思われ
このオリキャラスレ関係だけでも、23スレ目以降はまだ過去ログに行かず現役扱いだし、
別の地下スレでやってた安価SS闇城の夏休みシリーズの土台スレも全て健在だったりするし


994 : ■■■■ :2016/05/05(木) 13:26:09 ZfqhQBoM
なんか新スレで珍妙なキャラがわいてるね


995 : ■■■■ :2016/05/05(木) 13:26:46 ZfqhQBoM
sage忘れたすまん


996 : ■■■■ :2016/05/05(木) 13:30:11 u3gxA8/c
ネタだろあれ
安価キャラの代わりとでも思えばいいんじゃね


997 : ■■■■ :2016/05/05(木) 13:34:26 IP.AaKIw
>>994
アレはアレで「悪い見本」のいい例になると思われ
スレもうすぐ終わるからぶっちゃけると「悪い見本」のテンプレにいいかな〜と魔が差したりもしたw
あといつものヤツ、土台は一応出しときましたぜ
やらないならこのまま埋めちゃってもOKです


【名前と性別】>>998
【所属】科学
【能力】なし
【能力説明】
なし
【概要】
>>998
【特徴と台詞とSS使用条件】
>>999


998 : ■■■■ :2016/05/05(木) 14:10:59 EH5Dj.c6
【名前】高枝斬鋏(たかえだ きりづか)
【性別】男


999 : ■■■■ :2016/05/05(木) 16:01:07 ue2G1T0w

【特徴と台詞とSS使用条件】
「どうです? いかにも原作に居そうな素晴らしいキャラでしょう? こう見えても私、大学で民俗学を研究してるんですよ」
「ハッハッハ、何ですかそのキャラは! まるで悪いお手本を見てるようだ」


1000 : ■■■■ :2016/05/05(木) 17:41:56 u3gxA8/c
埋め


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