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上条当麻×御坂美琴 いちゃエロスレ4

920災い転じて:2015/06/23(火) 17:45:25 ID:3zDDRPPw
「んああぁあ! 当麻ぁ! 好き…好きぃ! 好きなのぉっ!
 は、ん、すーはーすーはー、ぁんっ! もっと、して……激しくしてぇ!
 んんんっ! すんすん、は、ぁ…当麻……当麻ああああああ!!!」

しかしその瞬間、上条がいない間に好き勝手やってしまったツケが回ってきた。
上条風に言うならば、「不幸だー」である。

突然、部屋の玄関からドサッと何かが落ちる音。
美琴がビクッとして音のした方を見ると、買い物袋を足下に落とした上条が、
美琴に目を向けたまま呆然と突っ立っていた。

「あ、え…え…?」
「あ、ご、ごめん。その、俺の名前が聞こえたから、あの…何事かと…思い、まして…」

見られた。
見られた見られた見られた見られた!
自分の最も見られたくない場面を、よりにもよって上条に。
しかも今、思いっきり上条の名前を連呼していて、それを上条にも聞かれてしまった。

「あ、えと…も、もうちょっと外をブラブラしてくるから、『終わったら』メールしてくれよ!」

言いながら、回れ右をする上条。
色々と聞きたい事は山ほどあるが、今はこの場から離れるしかない。
だが。

「まっ、待ってっ! 違うの!」

上条が背中を向けた瞬間、美琴は急いで駆け寄り、上条の背後から抱きついてきた。

「ごめんっ! ごめん謝るから! だから…だから、き、嫌いに、なら、ないで……お願い…」

美琴の肩は小さく震えていた。こんな姿を見られたら絶対に軽蔑されるに決まっている。
しかしそれでも彼にだけは…上条だけには嫌われたくなかった。
美琴のそんな気持ちを知ってか知らずか、上条は背中を向けたまま答える。

「い、いや…『こんな事』で、美琴を嫌ったりは…まぁ、しないけど、さ。
 ただ…俺もいきなりで、えっと…ビックリしたっつーか、美琴も気まずいだろうし…その…」

上条も言葉がまとまらず、しどろもどろだ。

「って言うか、み、美琴って…お…俺の事、好き…なのか…?」

しどろもどろではあるが、しっかりと爆弾は投下してくる。
上条は鈍感ではあるものの、流石に自分の下着の臭いを嗅がれ、
尚且つ自分の名前を呼ばれながらオナニーする現場を目撃してしまったら、
他に説明のしようがない。

美琴は抱きついたまま、顔を真っ赤にしたが、
これで言い訳した【ツンデレた】ところで何の意味も無い事は分かっているので、

「………は、はい…」

と素直に認めた。
すると上条は頬をポリポリとかき、一度すぅーっと深呼吸をする。そして。

「あ、あーっ! 美琴のオナニー、思いっきり見ちゃったなー!
 これは男として、責任取らなきゃだよなーやっぱりー!」
「えっ!? あ、ちょっ! そそ、そんな大声で言わなくても………
 って、え? 責…任…って…?」

すると上条は、くるりと後ろを向いて、美琴の顔を見つめながら一言。
それは上条なりの、精一杯の責任の取り方。

「だ、だから…その、何だ…つ、つつ、付き合っちゃえばいんじゃねって事でだな!」



ちなみにだが、これより十数年後、上条は『正式』に責任を取る事となる。
海が見える素敵なチャペルで、ゲコ太みたいな神父に祝ってもらいながら―――




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