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科学サイドのキャラを語るスレ
1■■■■:2011/05/05(木) 21:23:25 ID:wJJk2mTM
科学サイドで一番強いのは誰かとか第6位は誰かかを話し合おう

2■■■■:2011/05/05(木) 21:44:11 ID:UmEJV10.
第六位予想スレが実質的に科学サイドのキャラを語るスレなんだが

3■■■■:2011/05/05(木) 23:09:21 ID:NA5wUDDs
スレ立て乙

4■■■■:2011/05/06(金) 23:13:18 ID:.Qy/YMLM
ステファニーに車撃たれた絹旗のセリフから、科学サイドとそれ以外の最大の違いは、「戦闘中敵の能力を見極め、その弱点をつけること」ができるかどうかだと考えてる。

黒子も知らなかった結標の能力名を駒場が言えたりするのはこれを極めてるからで、なんの能力者かも知らずに上条と闘った浜面や海原を殺しはぐったエツァリはそんなにマスターしてなかった。
そんでその完全な形が木原神拳と上条の超電磁砲よみ。


モツ鍋さんは…

5■■■■:2011/05/07(土) 13:11:03 ID:Ykdm7LNE
>>2
でもあれだとレベル5方向の話しに持っていかれるから
いいと思うよ

6■■■■:2011/05/08(日) 18:08:35 ID:1wuklf02
一番強いのはぐんば

7■■■■:2011/05/09(月) 19:29:27 ID:hcLoUC5.
>>6
天使�隶貶釥聞朓磧法紊阿鵑弌紊Ľ辰譴襪�
ぐらいってことか。
オッさんの強さおかしくなるような…

8■■■■:2011/05/09(月) 19:44:31 ID:AdQ5GH1E
公式でチートだから別に変にはならないと思う
今でも強い軍覇がどこまでインフレするかは楽しみ

9■■■■:2011/05/15(日) 00:47:33 ID:a.izaFxM
メンバーって他(グループ、アイテム、スクール、ブロック)とは少し立場が違うんじゃないかな?
「アレイスターの犬」とも呼ばれてたしなぜかブロックのアンテナ破壊計画を「上」より先に気づいてた。
どう思う?

10■■■■:2011/06/15(水) 17:18:12 ID:VzGF2hRo
勃起不全のおっさんvsヤリマン娘w※画像有り
ttp://yariman.zxq.net

11■■■■:2012/06/07(木) 01:44:26 ID:X6soKhps
馬場君ばかり目立ってずるい

12 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2012/06/08(金) 10:59:07 ID:eiKyGEk6
             -―――――- . . .
         . : :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :`: .、
       /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
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    ヽ: : : : : : : /       /  /  ',   ` --ミ: : : : :/
      ゝr―=彡'   | l/ /  /     ',        `ヽ(
.      /       !   !/ /  /     ヽ          ハ
    /       |   |/ /       \       /  :.
.     ′     /  / /           \       :.
.   /     /  /  //≧=、_, /   __,へ
   ′   ./  // /,x==ミ-、       〃  x==ミヽ    \ :.
.  /    / / // //  ,-、 `ヽ       〃,-、  ヽ l \   ヽ 、
 /    / / // / {   {::゚::}  '          {::゚::}   }!|ヽ \  \\
./    / / // /  \_ `¨_,       |!    ¨´ / |ハ  \  \`-イ)
.    / / // / 1    ̄       |!     ̄   l.:)' !   \  \`ヽ
   / / // /!{`ヘ    u        |          /_,爪     \  \ \
.  / / // /! ト---、  U             lj   / | | ヽ     \  \ \
 / / // // !  | \      , -―-、     /| ! !  \     ヽ  ヽ ヽ
./ / // // /  / / .l 、  _/二 ̄二\   / | | |   ',
. / // // /  / / ./| : : :.、         イ | l  | | |    ',      l   |  |
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13■■■■:2012/10/08(月) 14:41:47 ID:1spWzdmw
って訳よ!

14■■■■:2013/01/28(月) 21:43:48 ID:cw7gXzsg
( ^ω^)ペロペロ

15■■■■:2013/01/28(月) 23:50:56 ID:E5C025qc
上条当麻は格キラーかな

16■■■■:2013/01/29(火) 20:16:34 ID:Xog9K2hM
アイテムの時代が来るな

17■■■■:2014/01/18(土) 14:10:47 ID:NdW5.Rog
オティヌスは真ヒロイン

18■■■■:2014/08/29(金) 22:01:59 ID:/iRyArHI
闇城降魔「安価でめんどくさい夏休みを送る」

・オリキャラスレのキャラで安価SSになります
・オリキャラに抵抗がある方はそっ閉じ推奨
・wikiに載ってないキャラを指定する場合(取りこぼし、安価キャラなど)はその設定の記載をお願いします
・展開はなんでも良し。日常、恋愛、バトル、カオス、どんと来い
・何故に闇城?→オリキャラ1号なのと記述が少ないので動かしやすそうだったからです(おい

一応スペック
【名称】闇城降魔
【サイド】科学
【レベル】4
【能力】御使装甲(エンジェルアムド)
【性格】大雑把、めんどくさがり、何か頼まれると最初に
「あ〜だりい」が出る。高校生で、上条と同じ学校に在籍

19■■■■:2014/08/29(金) 23:13:49 ID:mmdIDMi.
闇城「あ〜だりい!だりいけど、俺の今までの夏休み記録用意したぜ」

前スレ(一日目〜十六日目までの記録)
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/6947/1309319109/29-

別選択肢や別安価が出た場合のIFストーリー
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/6947/1310176350/43-

20■■■■:2014/08/31(日) 00:02:53 ID:3F6065go
十七日目



闇城「うーん・・・よく寝た」

闇城「こんな清々しい朝は久々だぜ」チュンチュン

闇城「よくわからん奴から電話も来ないし」

闇城「外から誰かの呼び声が聞こえてくるわけでもない」

闇城「それに、ドアがぶっ壊したくる襲撃者がいるわけでもねえ!」

闇城「平和って・・・なんて素晴らしいんだ」ジーン

闇城「少し物足りなさを感じるがそれは贅沢ってもんだよな」ウンウン

闇城「よし! 今日は何をするか」


>>21
1 外出(場所も指定)
2 洗濯物を干す
3 その他

4 破輩の手伝い
5 崎野に電話

21■■■■:2014/08/31(日) 00:04:17 ID:Pc19zL2E

やっぱりフォローはちゃんとしておきましょう

22■■■■:2014/08/31(日) 00:11:41 ID:3F6065go
闇城「崎野に電話で謝っとくか。フォローは早いほうがいいしな」

闇城「なら昨日のうちにしとけ、というツッコミはなしだぜ」

 prrrrrrr.....

闇城「あ、もしm――」

 ブチ…ツーツーツー

闇城「何だあいつ! 逆ワン切りしやがった! つーか会話の途中に切る率高すぎだぞ」

闇城「それほど怒ってんのかな・・・」

闇城「もう一回」ピッ

prrrrrr.....

 ガチャ

闇城「頼む切らないでくれ!!」

崎野『・・・』

崎野『何? アンタとなんか会話したくないんだけど』

闇城(氷のように冷たい言葉・・・闇城ハートがフリーズンブロークンだぜ)

闇城(そんなに怒るようなことか? 女ってのはわからん)

闇城「昨日のことな、怒ってるんだったら、謝る」

崎野「・・・」

23■■■■:2014/08/31(日) 00:20:20 ID:3F6065go
闇城「あの場はああするほうが良かったと思ったんだ。よくわからない初対面の人間を力押しに屈服させるっつーのは趣味じゃなくて」

闇城「それに俺とお前の中だろ? あれくらいなら察してくれると・・・」

崎野「嘘つき」

闇城「え」

崎野「なに後付け設定をべらべらとねじ込んでるの? 昨日行ったとおり、ただあいつが巨乳だったから味方したんでしょ?」

闇城「いや、それは! そうだけど、そうじゃなくて・・・!」

崎野「意味分かんない」

闇城(なぜだ・・・どうしてシリアスパートに! どう考えてもあそこはギャグパートで俺にビンタくれてプンスカ帰るのが定石だろ!)

闇城「俺はお前とは仲良くいたいんだ。なんだかんだでお前といた時間はつまらなくはなかった」

闇城「こんな幕切れなんて納得できねえ! 終わらせたくねえ!」

闇城「どうしたら・・・許してくれる?」

崎野「・・・」

崎野「そうね・・・なら誠意を態度で見せてもらおうかな」ニヤ

闇城「というと?」

崎野「今日一日私と>>24しなさい」ビシッ

>>24
ヒナミンの出してきた条件とは?

24■■■■:2014/08/31(日) 00:27:55 ID:PMYvftsk
・ヒナミンの布教活動に協力
・ホナミン急成長の秘密探りに協力
・友達作り
・デート

いずれか1つ好きなのを選びなされ

25■■■■:2014/08/31(日) 00:37:25 ID:3F6065go
まさか逆に問われるとはww
崎野らしさを考えた場合これかなぁ・・・
――――――――――――――――――

崎野「今日一日ホナミン急成長の秘密探りに協力しなさい」

闇城「え・・・? そんなことでいいのか」

崎野「何よ? 不服ならもっと重いものを用意してもいいんだけど」

闇城「いやいや滅相もございません! むしろ懐の広さに感激してるのでございませう」

闇城「ちなみに・・・急成長とはどこのことだ?」

崎野「アンタは私と仲直りしたいのそれとも怒らせたいの?」ピキ

闇城「すまん聞かなかったことにしてくれ。察しが悪かった!」アセ

闇城「んー、しかしどうするか」

26■■■■:2014/08/31(日) 00:45:15 ID:3F6065go
闇城「秘密探りと行ったら直接ホナミンに会うしかないよな」

闇城「またお前らを合わせることになったら、二度目の悲劇が・・・」

崎野「今日はヒナミンじゃない」

闇城「ん?」

崎野「今日は崎野ヒナミとして接触する予定よ。あっちは素のあたしを見た事ないし、バレないでしょ」

闇城「まあ、ボロが出なきゃな」ハハ…

闇城「だとすれば、あとは口実作りか」

闇城「俺ら二人がホナミンに怪しまれず接触するための口実・・・うーん、これは難しいな」

闇城「『俺ら二人共ホナミンファンなんで色々聞きたいんです!』 で、いいか?」

崎野「ふざけないで! 私が何であんな奴のファンにならなきゃいけないのよ! 私はヒナミン一筋なんだから!」プン

闇城「分かった分かった! だから耳元で怒鳴らないでくれ!」

闇城「んじゃ・・・崎野はいい案があるのかよ。違和感なく俺らがホナミン会うための口実」

崎野「当たり前でしょ。私が考えた口実は・・・」

>>27
どんな口実?

27■■■■:2014/08/31(日) 01:02:50 ID:BpZ594CY
とりあえず連絡先を知っている(前日参照)闇城がホナミンに、一緒に遊ぼうとか何か理由をつけて呼び出す

28■■■■:2014/09/01(月) 22:13:27 ID:YUCoTLB6
崎野「どうせアンタのことだから、あいつから連絡先は聞いてるんでしょ?」

闇城「まあな」

崎野「はぁ・・・」

闇城「いや、何でそこでため息なんだよ!? そこは『でかした!GJ!』だろ」

崎野「別に・・・ただ少し呆れただけだから」

崎野「それで、アンタが連絡を取りなさい。理由はなんでもいいから『遊ぼう』でもなんでも」

闇城「俺そこまでチャラ男じゃねーぞ」

崎野「どの口が言うか。ほれ、さっさとかけろこの旗男」

闇城「ちくしょう・・・あんまりだ」ウッ

29■■■■:2014/09/01(月) 22:16:25 ID:YUCoTLB6
 


闇城「連絡終わったぞ」

崎野「それで? 返事は」

闇城「二つ返事でOK来れた」

崎野「はぁ・・・」

闇城「だから何そのため息!?」ガビーン

崎野「ほら、じゃあさっさと待ち合わせの場所に行くわよ。時間は?」

闇城「11時に第七学区の噴水前広場」

崎野「りょーかい。遅れるんじゃないわよ」

闇城「へいへい」

30■■■■:2014/09/01(月) 22:23:45 ID:YUCoTLB6

 ☆ 噴水前広場

闇城「遅れるなっつってたのにあいつが遅れてんじゃねえか」ハァ

 キャッキャッ ウフフ

闇城「こんな場所で長時間待たされるのは地獄だぞ・・・」

闇城「ホナミンの野郎もこねーし、一体どうなってんだ? まさか二人で手を組んで俺をはめようと・・・!」

崎野「なに一人でブツブツ言ってんの、気持ちわるっ」

闇城「――な、後ろだと!?」フッ

崎野「大体さっきから私はここにいるんですけど?」

闇城「お、お前崎野か・・・金髪だし、ポニテだし、ゆるふわファッションだし・・・」

闇城「・・・」ゴクリ

闇城「そんな格好もできたんだな」ボソ

崎野「本日何度目の挑発?」

闇城「いやいや! 普通に意外と思っただけだ! コスプレとか普段着とか色んな意味で挑戦的なデザインだったから・・・」

崎野「ま、私としても自覚してるけど。ヒナミンという真の姿を偽るにはイメージと真逆の格好をするのが一番でしょ」コレウィッグダシ

闇城「なるほど・・・」ソメタノカトオモッタ

31■■■■:2014/09/01(月) 22:32:24 ID:YUCoTLB6

闇城「それにしてもホナミンはどうしたんだ? 約束の時刻はとうに過ぎてるぜ」

崎野「知らないわよ、あんな奴のことなんて」プイ

??「うぉおおおおおおおおおおお!! どいたどいたぁ!!」

 ナンダアレ コワイ ムネガユレテ...ケシカラン!

??「こっちは遅刻かかってるんだから! 挽肉になりたくなければ道を開けろぉおおおおおおお!!」

闇城「な、なんだ!?」

崎野「どうやら、お出ましのようね」フゥ

ホナミン「あ! 相棒だ! おーい! って、止まらないぃいいいいいいい!!」

闇城「おいおいおいおい! ストップ! こっちに突っ込んでくるなぁあああ!!」

ホナミン「そんなこと言ったって! ホナミンは急に止まれないのぉおおおお!!」

 ゴチン☆

闇城(っててて・・・む息が吸えねえ・・・! 顔に膨大な質量を持った何かが・・・!)

闇城「ムゴ・・・ムゴゴゴ」

ホナミン「むぅ〜あの程度の加速を食い止められないなんて・・・根性がまだ足りないかな・・・?」

闇城「ムゴゴ!!」

ホナミン「あ、悪いね。相棒。あなたをクッション代わりにしちゃった」テヘ

ホナミン「大丈夫?」

32■■■■:2014/09/01(月) 22:39:44 ID:YUCoTLB6
闇城「ムゴゴゴ!」

闇城(大丈夫・・・じゃ、ねえから! その胸をどけろ! 死ぬ・・・このままじゃ窒息死・・・)

ホナミン「ん〜? なんて言ってるかわからないよぅ。もっとはっきり! 根性見せろ!」

闇城(あ、死んだこれ)

闇城(頼む・・・最後の望みは崎野・・・アンタだけだ)クラクラ

闇城(助け・・・)チラ

崎野「・・・」ゴゴゴゴゴ

闇城(!? なんで憤怒のオーラをそこまで放出しているんだ!? ここは『闇城を助けなきゃ!』っていう使命感に駆られてるのが普通だろ!)

崎野「それで、お前は・・・」ユラッ

崎野「いつまで胸に顔を埋めてるんだこのド変態がぁァァァ!!」ト

闇城「がッ・・・・・・ングぎゃああああああああああ!!」ドガバアキグシャアアア

崎野「・・・全く。私がこうしなかったらいつまでも胸に顔をうずめていたでしょ」

闇城「色々と・・・誤解があるが・・・結果的に助かった」ボロ

闇城「ありがと・・・」

ホナミン「???」

33■■■■:2014/09/01(月) 22:47:30 ID:YUCoTLB6
 ☆

闇城「さて、落ち着いたとこで・・・これからどうするかホナミン」

ホナミン「今日は私の好きなところでなんでもしていいんでしょ!? うわぁ〜楽しみだなぁ。ハートに火が灯るってもんだよ」キラキラ

崎野「ちょっと闇城。こいつになんて口実つけて会うことにしたのよ」ヒソヒソ

闇城「え? 悪と戦うのにも休息は必要だから俺が好きな所に連れて行ってやる、って言ったけど・・・なんかまずかったか?」ヒソヒソ

崎野「・・・別に。そういうことね」ヒソ

崎野(バカ・・・! それじゃまるで・・・//)

崎野(あー、もう! 何でこいつはそういうことを無神経に言えるのかな・・・)

ホナミン「あ、そういえばそちらの人は?」

ホナミン「てっきり二人で行くものなのかと。もしかしてあなたもホナミンの仲間になりたいのかな?」

崎野「ばっ・・!」

闇城「ああ、俺から説明するよ」

闇城「ムキになって否定したら余計めんどくせえことになるぜ。ここは俺に任せろよ。うまくごまかすから」グッb

崎野「むぅ」

闇城「紹介遅れたな、こいつは・・・」

>>34

1 俺の友達だ
2 俺の恋人だ
3 俺の妹だ
4 その他

34■■■■:2014/09/01(月) 23:05:11 ID:pBzOPn0U
この書き込みの秒数1の位が
1・5=1
2・6=2
3・7=3
4=他のホナミンファン(今まで登場した誰か)もやってくる
8=ホナミンファンだ
9=ホナミン&ヒナミンファンだ
0=ヒナミンだ!

35■■■■:2014/09/02(火) 05:44:49 ID:7tcpuE3s
0が出なくてよかったなwwもしも0だったら正体隠したの台無しだったww

36■■■■:2014/09/06(土) 10:06:20 ID:xu4EVEF6
闇城「俺の友達だよ」

ホナミン「ふーん友達ねえ・・・」ジロジロ

崎野「・・・ッ」

ホナミン「まあいいわ。ならそういうことにしておきましょ」

ホナミン「んじゃどこに行く?」

闇城「俺は特に要望はないぞ。主役はアンタだからな。自由に決めてくれ」

ホナミン「わかった!」

ホナミン「じゃあ>>37に行こうよ!」

>>37
どこに行く?

37■■■■:2014/09/06(土) 10:29:46 ID:XBQISwJs
ラブホテル

38■■■■:2014/09/06(土) 11:25:10 ID:xu4EVEF6


闇城「ぶはっ!!」

崎野「ちょ・・・! アンタ!」アワワ

ホナミン「なに?」

崎野「なに?じゃないわよ! こいつをどこに連れて行くつもり! そんなの絶対認めないから!」アワワワ

ホナミン「え〜ただの友達にそんな権限があるとは思えないけどぉ」

ホナミン「それともあなたに何か不都合でもあるの〜?」

崎野「普通よ! 友達だったら止めるのは当然じゃない! そんなところにいかせるかっての」

闇城(既に行ったことがあるとはいえねえ・・・)

ホナミン「ふふ冗談よ、冗談」

ホナミン「お友達のリアクションを見てみたかっただけ。正義の味方のホナミンがそんなイエロー☆タクシーなわけないじゃん」

崎野「むむむ・・・」

崎野「アンタ・・・もし私がいなかったらホイホイ着いてったわけじゃないでしょうね」ヒソ

闇城「ないない! このKENZENの具象である俺に限ってそんなことは!」ヒソヒソ

闇城(ない・・・と思いたい)

39■■■■:2014/09/06(土) 11:29:50 ID:xu4EVEF6
崎野「とにかく! アンタに行き先を決めるのは危なさすぎる! 私が決めるから」

ホナミン「え〜別にいいけどさぁ。あなたそんなに場所とかに詳しいの? 見たところ男に縁がなさそうだけど」

崎野「アンタに言われとうないわ! これでもね! 有名なデートスポットならそこらのカップルよりも・・・」

闇城「デートスポット・・・?」

崎野「」

崎野「・・・///」ボフッ

崎野「も・・・もういいから! さっさと行くわよ着いてきなさい」

闇城「あ、待て待て。どこに行くんだよ」

崎野「最初は>>40に行くから!」

闇城「お、おう」

闇城(なに顔真っ赤にして慌ててんだ?)

>>40
どこに行く?

40■■■■:2014/09/06(土) 11:51:03 ID:RLdcueJo
ファッションセンターやまさと

41■■■■:2014/09/06(土) 19:29:54 ID:xu4EVEF6
闇城「つーかどこだそこ?」

崎野「第7学区の知る人ぞ知る服屋よ。本当に知ってる人しか知らないから閉店ギリギリの危ないお店」

闇城「おいおい何でそんなところに。服みたいならセブンスミストでも何でもあるじゃねえか」

崎野「わかってないわね。そういう経営ぎりぎりのお店こそ赤字覚悟の大セールをやってるものよ。アンタあまりお金ないんでしょ? それならそっちのほうがいいじゃない」

闇城「・・・なるほど」

闇城「って、俺の服買いに行く気か!?」ハイッ?

崎野「そりゃあね。この人がホナミンコス以外に興味があると思って?」

闇城「そうだけどよ・・・別に俺は」

崎野「大体ねえ! アンタ私服のセンス0なのよ! なにその聖十字なんちゃらって書かれたポロシャツは! かっこいいと思ってるの!?」

闇城「いやー・・・たまたま昔の服があったからつい」

崎野「ついじゃない! そんなの着るの、真性の中二病患者か日本語の意味わからなくて文字の見た目だけで判断する外国人くらいなものよ!」

闇城「そんなにひどいのか・・・?」ガクッ

闇城(くそ・・・啄の野郎が絶賛してたから今でも通用すると思ってたんだが・・・確かにあいつ男のファッションにおいては感性がゆがんでるからな)

42■■■■:2014/09/06(土) 19:35:31 ID:xu4EVEF6
闇城「・・・」ズーン

崎野「はい! 決定! これから行くのはファッションセンターやまさとよ! アンタもそれでいいわね」

ホナミン「べーつにー特に異論はないけど?」

崎野「そう・・・。ならあいつが服を選んでる間に女子は女子同士・・・下着でも見て回らない?」

ホナミン「ん〜下着なら・・・いいよ」

崎野「そ、たのしみね」ニッ

崎野(計画通り)

崎野(闇城にはああ言ったけど、本当の目的はこっち。まずはこいつが本当におっぱいを偽っていないかどうかを見極めるべきよ。それは選ぶブラのサイズでわかるわ)

崎野(もし偽乳ならあいつの目をごまかせるほど高性能な豊胸ブラがあるってことだしね。私にも利益がある!)

崎野「それじゃ行くわよ。ついてきて」

闇城「・・・」ズーン

43■■■■:2014/09/06(土) 19:41:41 ID:xu4EVEF6
 ☆ ファッションセンターやまさと

闇城「うわ・・・見るからに閉店間近って雰囲気だな」

ホナミン「というか堂々と閉店セール実施中って書いてあるんだけど」

崎野「閉店はする・・・! するとはいったがまだ時と場所を指定していない・・・! つまり」

闇城「どういうことだ?」ザワ…ザワ

崎野「この店は年がら年中閉店セールをやってるの。所見の方ならちょっとは気を引けるかもだからね」

ホナミン「なにそれ。終わる終わる詐欺じゃん! ヒーロモノで一番やっちゃいけないのに」

闇城「ホナミン。別にやまさとさんは悪と戦うヒーローじゃないから。ただの服屋の店長だから。許してやれ」

闇城「そんなことより崎野。頼みがあるんだが」

崎野「何よ?」

闇城「服選び手伝ってくんね? ほら、俺おしゃれとか疎くてさ、崎野の助言があると助かるんだが」

崎野「・・・え、そんな」

闇城「ダメか?」

44■■■■:2014/09/06(土) 19:46:09 ID:xu4EVEF6
崎野「ダメじゃ・・・ないけどさ」

崎野(もしここで闇城に付き合っちゃえば、この女の秘密を探ることが・・・!)

崎野(だけど、こいつ素材はいいのよね。その素材が生きるよう私が導いて自分好みに仕上げるのも悪くないかも//)

崎野(って、なに自分好みに仕上げるとか言っちゃってんの私! 違う違う! そうじゃなくて!)

崎野「・・・//」プシュー

闇城「お、おい大丈夫か?」

崎野「・・・!」ハッ

崎野(どうしよ! 私!)

>>45
どうする?

1ホナミンに付き添う
2闇城に付き添う
3その他

45■■■■:2014/09/06(土) 20:26:14 ID:F1p7rksk
闇城さん以外も行動安価あるんですね
1で

46■■■■:2014/09/06(土) 20:36:23 ID:xu4EVEF6
闇城ばかりだと安価パターンが偏るかなと思ってw
他キャラの心情もできるだけ描写したいしね
――――――――――――――――――――――

崎野「残念。私はこの子と下着見てくるから」

闇城「な・・・下着だと!?」ガタッ

崎野「ちなみに男子禁制! 更衣室でも覗こうものなら・・・」ギロ

闇城「!」ゾッ

崎野「殺すから」

闇城「ワカリマシタ」

崎野(これで・・・いいよね。そう。本来の目的を忘れちゃダメよ私!)

崎野「さ、下着コーナーはこっち。闇城なんてほっといて行きましょ行きましょ」

ホナミン「相棒! そんなに服の取捨選択に困っているなら予備のホナミンコスチューム貸してあげるから。後でね」

闇城「いや、ホナミンコス着るくらいなら・・・このままのほうが」

 ポツン・・・

闇城「なんて言う間に一人だよ」

47■■■■:2014/09/06(土) 20:41:05 ID:xu4EVEF6
闇城「客数も少ないから、なおさら孤独感が半端ない」

闇城「まあいいや。メンズコーナーに行きますかね」トボトボ

闇城「しっかし、ダサくない格好ってなんだ?」

闇城「服なんてきれりゃイイからな。まったく思いつかないぜ」

闇城「けど、ここでまた失敗したら崎野の毒舌が飛んでくる・・・意外と響くんだよな。あいつの言葉」

闇城「なんとしてでもイケイケの服を選んでやるぜ!」グッ

闇城「よし・・・それならば、まずは情報収集だな」

闇城「他の男性客が選んでいる服を見て完コピしてやるぜ!」

??「・・・」

闇城「よし! あいつの後を追ってみよう」

>>48
誰?

48■■■■:2014/09/06(土) 20:42:41 ID:DG7Su.so
ヒナミンの宿敵?のゲコ太マスク

49■■■■:2014/09/06(土) 20:52:57 ID:xu4EVEF6
ゲコ太マスク「う〜ん、こちらの色も良いでござるな」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/573.html

闇城「」

闇城「・・・人選をミスったかな」

闇城「さすがにレスラーマスク(ゲコ太柄)をかぶったジャージ男(赤マント付き)がまともなおしゃれを知っているわけがねえ」

闇城「つーかあいつ、どことなく啄と同様の臭がするんだよな・・・生き別れの弟か?」

闇城「いいや、別の男の客を・・・探そう」

闇城「と思ったが・・・他にはいそうにねえな」

闇城「しゃーない。万が一、摩訶不思議が一ということもあるしあいつを追ってみるか」

50■■■■:2014/09/06(土) 20:53:04 ID:F1p7rksk
ゲコ太マスク

51■■■■:2014/09/06(土) 20:55:09 ID:F1p7rksk
まさかの安価内容カブりwww+作者さんの予想以上の速筆

52■■■■:2014/09/06(土) 20:57:48 ID:xu4EVEF6
ゲコ太マスク「うーん、これか? いやはや・・・でもこちらも」

闇城(つーか何を悩んでいるんだ? 一体何の服を・・・)

ゲコ太マスク「よし! コッチにするでござるよ!」

ゲコ太マスク「この柄のジャージ! 素晴らしいでござる!」

闇城「ってジャージかよ!! 年がら年中ジャージの干物男かっての!!」

ゲコ太マスク「む・・・何者!?」

闇城「あ」

闇城(しまった・・・勢い余ってついツッコミを・・・)

闇城「いや・・・ただの通りすがりの通行人さ」

闇城「アンタが熱心に悩んでるものだから何を見てるのかと思ってさ」

ゲコ太マスク「なるほど、そういうことでござったか」

ゲコ太マスク「しかーし!」

闇城「ッ!」ビク

ゲコ太マスク「拙者の正装であるジャージを馬鹿にするのは許しがたい!」

闇城「いや・・・だってよぉ」

53■■■■:2014/09/06(土) 21:03:56 ID:xu4EVEF6
今週更新止まっていたからねww
その分を休日に消化しているというわけさ
―――――――――――――――


ゲコ太マスク「よいか! ジャージというのは!」

ゲコ太マスク「無駄な装飾のない動きやすさを重視したフォルム! ボディラインをなぞるように施されたデザイン! そして抑えめな値段と三拍子を兼ね備えているのでござる!」

ゲコ太マスク「さらには・・・! ・・・!」

ゲコ太マスク「・・・! ・・・!」

ゲコ太マスク「・・・!」

闇城(なんでこうも変な格好にこだわる奴に遭遇するんだろう)

闇城「分かった分かった! ジャージは素晴らしい! それでいいよ」

ゲコ太マスク「ふむ・・・ようやく分かったでござるか」

闇城「んじゃ、アンタが私服を着るとしたらどうするんだ?」

ゲコ太マスク「というと?」

闇城「アンタだってその格好で毎日を過ごしてるわけじゃないだろ。私服はどういうものを着てるんだ?」

54■■■■:2014/09/06(土) 21:08:54 ID:xu4EVEF6
ゲコ太マスク「そんなことを知ってどうす・・・」

ゲコ太マスク「はっ! まさかお主、拙者の正体を探っているのだな!?」バッ

闇城「野郎のプライベートなんて興味ねえよ」ハァ

闇城「実はだな・・・」

 ☆

ゲコ太マスク「なるほど・・・おなごからの駄目だしか。それは堪えるでござるな」

闇城「だろ? つーわけで文句の言いようのない完璧なコーディネイトを目指しているというわけ」

闇城「アンタのファッションセンスを俺に貸して欲しいんだ」

ゲコ太マスク「ふむふむ。迷っているものがいれば手を差し伸べるまでのこと」

ゲコ太マスク「お主のコーディネイト。このゲコタマスクが引き受けた! 大船に乗ったつもりでいたまえ」ババーンッ

闇城(その大船が泥舟じゃねえといいけど・・・)

55■■■■:2014/09/06(土) 21:12:40 ID:xu4EVEF6
ゲコ太マスク「というわけで持ってきたでござる」

闇城「おう・・・」

ゲコ太マスク「いやー迷ったでござるよ。お主の幸薄そうな顔をプラスに引き立てるファッションと言うのはなかなかの無理難題でござった」

闇城「ほっとけ」

闇城「それよりも服! 早く見せてくれよ」

ゲコ太マスク「おお! そうであったな。こちらでござる」バッ

闇城「こ、この服は・・・!?」

>>56
どんな服?(画像リンクでも可)

56■■■■:2014/09/06(土) 21:16:51 ID:XBQISwJs
ttp://www.amazon.co.jp/PUNKRAVE-%E3%80%90%E3%82%B4%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%80%91PUNKRAVE-%E3%82%B4%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%80%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88/dp/B00BXZZJES

57■■■■:2014/09/06(土) 21:21:58 ID:xu4EVEF6
ゲコ太マスクww
啄に毒されすぎだろwww
――――――――――――

闇城「・・・」

ゲコ太マスク「どうでござるか! 拙者の目に狂いはなかったはず」

闇城「・・・まず一つ言っていいか?」

ゲコ太マスク「何でござるか」

闇城「これ、レディースなんだけど」

ゲコ太マスク「・・・」

闇城「・・・」

ゲコ太マスク「こ、これはわざとでござる!」アワワワ

ゲコ太マスク「お主なかなか華奢な体つきだから、ぱっと見男か女かわからんでござる!」

ゲコ太マスク「それにこれはレディースといっても男女兼用に近いデザインでござる!」

ゲコ太マスク「つまり! これをお主が着ても! 何ら違和感はない!」キリ

58■■■■:2014/09/06(土) 21:30:08 ID:xu4EVEF6
闇城「それを抜きにしてもこのデザインは先鋭的過ぎないか。つーかこれゴスロr」

ゲコ太マスク「なにを言っておるのでござるか! 今はこれが流行しているのでござるよ!」

闇城「え、まじで?」

ゲコ太マスク(ここまで来たらもう引けないでござる。虚も押し通せば誠になる)

ゲコ太マスク「そうでござろう。小悪魔系男子が今は流行りなのでござるよ」

ゲコ太マスク「それにお主の真名、闇城降魔の名にピッタシと思わぬか?」

闇城「そう言われれば・・・そんな気がしないでもない」

ゲコ太マスク「そうでござろう、そうでござろう」ウンウン

闇城「と言ってもなぁ・・・身体に合っても顔と一致しないと思うんだが」

ゲコ太マスク「ならば! ウィッグとメイクも施そう!」

闇城「え」

ゲコ太マスク「メイクに関しては安心するでござる。拙者の師匠から学んだメイク術でお主を別人に変えてみせよう!」

闇城「いや・・・待て! それもはや女装」

ゲコ太マスク「善は急げさっさとするでござるよ!」

 アーレー

59■■■■:2014/09/06(土) 21:36:23 ID:xu4EVEF6
 ☆ 数分後

闇嬢「はぁ・・・」

ゲコ太マスク「お、おおお・・・!」パァァ

ゲコ太マスク「我ながら恐ろしい出来栄えでござる」

ゲコ太マスク「もはや女子・・・いや、女子よりも女子らしい!!」

ゲコ太マスク「拙者の読み通り金髪ツインテ+ゴスロリはやはり正義でござった!!」

闇嬢「流された俺も悪いけどさ・・・これ絶対に違うだろ」

ゲコ太マスク「何を言っておる! これこそ今の流行りでござる!」

ゲコ太マスク「それにセール品は返品対象外でござるよ。今更途中下車はできぬ」

闇嬢「どうしてこうなった・・・」

闇嬢(確かに違和感はあったんだよな・・・あの治験の時から。完璧に男に戻れてねえというか、体つきが中性的になっちまったというか・・・)

ゲコ太マスク「ほれ、お主もあの鏡で自分の姿を見てみよ。そうすれば文句は出まい」

60■■■■:2014/09/06(土) 21:40:20 ID:xu4EVEF6
闇嬢「・・・」チラ

闇嬢「・・・え? これが俺・・・なのか?」

ゲコ太マスク「そうでござる。感想は?」

闇嬢「かわ・・・いい」ゴクリ

ゲコ太マスク「そう! それで良いではないか!」

ゲコ太マスク(ここらへんが潮時でござるね。大事になる前に撤退するでござる)

ゲコ太マスク「それでは! 拙者はまた助けを求める声に呼ばれたのでお暇するでござる!」ソサクサ

闇嬢「・・・なんか大事なこと忘れてるような気がするが・・・これはこれで・・・」

闇嬢「・・・はぁ〜」ポーッ

61■■■■:2014/09/06(土) 21:45:25 ID:xu4EVEF6
 ☆

崎野「うわー・・・この下着、きわどいわね」

崎野「ねえ、アンタもそう思わない?」

ホナミン「ん〜そうだねえ」

崎野(無関心か・・・それを装っているだけか。どちらにせよ動かさないと)

崎野「ねえねえ、アンタはここで買うとしたらどのブラを買う?」

ホナミン「別になんでもいいけど、強いているならあれ」

崎野「え・・・これってスポブラじゃない」

崎野(なにその色気なさ! もしや胸の大きさでカバーできるという余裕の現れ?)

ホナミン「動きやすくていいよ」

崎野「へ、へぇ〜」

崎野(パンチラ寸前の動きにくいコスを着ているのに下着は動きやすさを重視なんていみわからない)

崎野(まったく読めないわね・・・さすがホナミン)ギリッ

62■■■■:2014/09/06(土) 21:50:03 ID:xu4EVEF6
崎野(もしや・・・豊胸ブラとスポブラの両方の効果を兼ね備えたブラを着用しているのかも)

崎野(確認する必要があるわね)

崎野「ねえ」

ホナミン「なに?」

崎野「アンタ今どんな下着つけてるの?」

崎野(って、これじゃセクハラおやじの言葉みたいね。まあそういうとこ気にしなそうだし、いいか)

ホナミン「えーとねー」

崎野「見せてもらえないかな? 女同士だし・・・」

ホナミン「・・・」

ホナミン「いいよ!」

崎野「え・・・ッ本当!? 嬉しいなあ!」

崎野(よし順調。待ってなさいアンタの化けの皮はいでやるから)

63■■■■:2014/09/06(土) 21:53:47 ID:xu4EVEF6
 ☆ 更衣室

ホナミン「それじゃあ、脱ぐね」

崎野「うん・・・」ドキドキ

崎野(なんか・・・緊張する。こんな目の前で堂々と脱ぎ始められちゃ・・・)ドキドキドキ

崎野(しかも、まるで私が脱がしてるみたいじゃない)ドキドキドキドキドキ

ホナミン「はい、脱いだよ」

崎野「あ、うん」

崎野「!!」

崎野(こ・・・これは)

崎野(ホナミンの胸は・・・!)

>>64
1 本物
2 偽乳
3 その他

64■■■■:2014/09/06(土) 22:28:52 ID:F1p7rksk
おまかせ
ただし崎野よりは…

65■■■■:2014/09/06(土) 22:59:13 ID:xu4EVEF6
崎野のよりは・・・大きいのか小さいのかどっちなんだい!
―――――――――――――――――――――――――


闇嬢「おーい! ホナミン、崎野! いるかー!」

崎野「!」ビク

ホナミン「あ、相棒が呼んでる。行かなきゃ」ダッ

崎野「あ・・・ちょっと!」

崎野(もう! 一瞬だったから確かめる暇なかったじゃない)

崎野「まあいいわ・・・文句言ってやるんだから」

 ガラッ

崎野「ちょっと闇城・・・あんたねえ・・・!!」

闇嬢「おう」ドドーン

崎野「」

ホナミン「え・・・その姿はまさか・・・ブラックローズ女帝!! こんなところで会うなんて! いいわ両親の仇、ここでとらせてもらう」

崎野「そうね・・・何を勘違いしたんだか知らないけど見るに耐えないからボコボコにしちゃっていいわよ」

闇嬢「ま、待て! 普通に可愛くないか? この恰好。そんなにひどいか?!」

崎野「可愛いからムカつくのよ! 男のくせに私よりも可愛くなるなーっ!!」キーッ

ホナミン「相棒・・・いま助けるからね。ブラックローズ女帝に乗っ取られたその身体。いま介抱してあげる!!」ブンブン

闇嬢「」

闇嬢「り・・・」

闇嬢「理不尽ダーッ!!」

66■■■■:2014/09/06(土) 23:07:15 ID:xu4EVEF6

 こうして、俺はゴスロリ姿で街中を逃げまわるはめになった。
 ・・・・あいつらまじで殺気を放っていた。女装にこれだけのリスクが有るなんて知らなかったぞ。

 結局その日はホナミンの胸の正体を掴めないまま終えることになったのは言うまでもない。しかし命からがら自宅に逃げ込んだ後・・・

 『今日はアンタのせいであいつの正体がわからなかったんだから。次もまた協力しなさいよね。以上』

 と、崎野からのメール。
 どうやらこのめんどくさい調査は終わるのはまだまだ先のようだ。
 あ〜だりい・・・

 とりあえずこれから調査を進めるにあたって女装だけはしないよう、心に誓っておこう。


 十七日目   完

67■■■■:2014/09/06(土) 23:14:02 ID:xu4EVEF6
 十八日目

 チュンチュン・・・・・・チュンチュン

闇城「・・・」zzz

闇城「はっ・・・!」ガバッ

闇城「リアルな夢を見た・・・・俺が暗部の人間になったりつるぺた幼女になったり、ありえない夢を・・・」

闇城「まさか・・・まさかな」ハハハ

闇城「さて、今日もフリーだ。この予定のなさに虚しさも覚えるが、それは考えないようにするぜ!」

闇城「そうだな〜今日は何をするか」

1 外出(場所も指定)
2 電話(誰から?)
3 その他

4 破輩の手伝い
5 崎野の手伝い

68■■■■:2014/09/06(土) 23:14:39 ID:xu4EVEF6
安価は>>69だぜ

69■■■■:2014/09/06(土) 23:23:08 ID:DG7Su.so
5 そろそろケリをつけようか・・・

70■■■■:2014/09/06(土) 23:30:22 ID:xu4EVEF6
闇城「昨日の件もまた曖昧になっちまったからな」

闇城「やはり一人のおっぱい聖人としても、白黒付けなきゃならねえ」

闇城「そして、その舞台装置も用意してある!」

闇城「そう・・・ホナミンが大衆の前にその胸をさらけ出さなければならない舞台を!」
 
 prrrrr....

闇城「ああ、もしもし崎野か」

闇城「今日は・・・ああ・・・そうだ・・・そこにいく・・・持ち物、忘れるなよ」

闇城「よし! 次はホナミン」

闇城「もしもし・・・ホナミン。今日も楽しい場所に連れて行くぜ。それでだな・・・」

闇城「よし! こっちも大丈夫」

闇城「もしかしたら、ホナミンコスを脱ぎたくないから断られるかと思ったが、大丈夫だったぜ」ホッ

闇城「今日が決戦の時・・・張り切って行くぜ!」

71■■■■:2014/09/06(土) 23:36:54 ID:xu4EVEF6
 ☆ 市民プール

闇城「おっす崎野」

崎野「いきなりプールだなんて、アンタも大胆ね」

闇城「でもいい案だろ? プールに行くとしたらホナミンは必然的に水着にならなくてはならない」

闇城「つまり! 確実に直の胸を拝めるというわけだ」ハハハ

崎野「バリバリの下心ね。やっぱ昨日女装HENTAI野郎は粛清するべきだった」ムッ

闇城「何言ってるんだ! 別に俺は興味ねえし! 崎野が知りたいと言ってるから手伝ってるだけだし」アセアセ

崎野「ふん、もういいわよ」

??「あ! いたいた!」

崎野「ん。誰かこっちに向かって手を振ってるけど・・・誰?」

闇城「やっぱ3人でプールは少しさみしいと思ってな。知り合いを一人呼んでおいた」

崎野「アンタってやつは本当に・・・」アキレ

>>72
誰?

72■■■■:2014/09/06(土) 23:42:27 ID:F1p7rksk
緋花

73■■■■:2014/09/06(土) 23:53:02 ID:xu4EVEF6
緋花「闇城さーん!」

闇城「おお、久しぶり。元気だったか?」

緋花「ええ! 元気なのが私の取り柄ですから!」

 プルンッ

崎野「な・・・ッ」

崎野(なんてものをぶら下げてるのよ・・・この乳女!)

緋花「そういえばおねえちゃんから聞きましたよ!」

闇城「え・・・何を」

緋花「闇城さんに会ったってこと。どこであったのか秘密にされちゃいましたけど、フランス料理おごったそうですね!」

闇城「ホッ」

闇城「あれは半ば無理やりおごらされたようなものだよ」ハハハ

 エーソウナンデスカー ワタシモツレテッテホシカッタデスー カネガアレバナ…

崎野「〜ッ!!」プルプル

崎野「闇城・・・ちょっとこっちに」

闇城「え?」

崎野「早く!」

74■■■■:2014/09/06(土) 23:59:51 ID:xu4EVEF6
 ☆

崎野「何のつもりよ! あんな乳女連れてきて!」

闇城「いや・・・それは」

崎野「もしかして私へのあてつけ!? そうやって私を惨めな気持ちにさせるの!?」

闇城「違うって! そういう意図はねえよ・・・」

闇城「ただ緋花は紛れも無く本物をもっている・・・それと照らし合わせることで俺のOPeyeの精度が上がるんだ」

闇城「たとえ露出の少ない水着でごまかしてきたとしても、確実に答えが出せる!」グッ

崎野「ふん! アンタの目が確かなんて保証はないんだから。そんなことじゃ信じないからね」

闇城「ええー」

崎野「もし確証が掴めないならひんむいてでも確かめてよ! ラッキースケベはアンタの十八番でしょ」

闇城「意図的にやったらラッキースケベじゃないような・・・」

闇城「とにかくさ、緋花はお前と同じ歳だし悪くない奴だから仲良くしてやってくれよ」

闇城「それにもしかしたら緋花に聞いたほうが巨乳への道のりが開けるかも知れねえぞ?」

崎野「・・・一理ある」

闇城「だろ?」

75■■■■:2014/09/07(日) 00:03:17 ID:3m4.3gxs
闇城「よし決まりだな。くれぐれも緋花を傷つけるようなことは言うなよいいな?」

 タッタッタ・・・

崎野「ふん、何よ・・・巨乳相手にはすぐ優男気取っちゃって」


崎野「・・・・・・ちょっと待って」


崎野「あいつ・・・今あの乳女が私と同じ年って言ってた・・・?」

崎野「ははは・・・悪い冗談よね。そうに決まってる」

崎野「まさか、ね」

76■■■■:2014/09/07(日) 00:10:47 ID:3m4.3gxs
闇城「しっかし遅いな、ホナミンのやつ」

崎野「まさか逃げたんじゃ・・・」

緋花「ホナミン・・・?変わった名前ですね」

闇城「本名じゃねえよ。けどそれ以外名乗らないからそう呼ぶしかないのだ」

緋花「へぇ〜闇城さんって個性的な友達が多いんですね」

闇城「ま、まあな」

崎野(あなたもずいぶん個性的よ・・・乳的な意味で)

緋花「崎野さんでしたっけ? 私も闇城さんのお友達の焔火緋花です。どうぞよろしく」スッ

崎野「どうも・・・ヒナミン・・・じゃなくて崎野ヒナミです」ギュ

崎野(礼儀正しい・・・笑顔が眩しい・・・胸が大きい・・・私じゃ勝ち目がないなぁ)

崎野(・・・勝ち目・・・? なんの勝ち目よ? 何言ってるんだろ私)

ホナミン「ごめーん! おくれちったー!!」

緋花「あ、来たようですね」

闇城(来たかッ!!)ガタッ

77■■■■:2014/09/07(日) 00:18:42 ID:3m4.3gxs
 ギュイィィィ…………

闇城(OPeye起動・・・ホナミン・・・との距離10M。水着チェック・・・スタンダードなビキニにフリフリがついている)

闇城(そして肝心の胸の大きさ・・・! 俺が今まで会ったことのある人物と照らし合わせる・・・この振動パターンはっ!)

闇城(それは―――――ッ!!)


>>78
1 大地クラス
2 破輩クラス
3 御坂クラス
4 崎野クラス
5 その他

78■■■■:2014/09/07(日) 00:33:52 ID:8ANRu1kQ
2(破輩先輩)と3(御坂美琴)の間。どっち寄りかはおまかせで。
間が激しく幅広そうだってことは気にしないようにしようぜ!!

79■■■■:2014/09/07(日) 00:45:04 ID:3m4.3gxs
闇城(出た! これは・・・)

闇城(超電磁砲と破輩先輩殿の中間! どちらかと言えば破輩先輩よりか!)

闇城(感覚的には朱花くらいか!)

闇城(しかしなぜだ? なぜ前回と比較してズレが出る!)

闇城「!」パチンッ

闇城「そうか・・・そういうことだったんだな」

闇城「豊胸ブラで盛れるのはあくまでブラで覆える部分のみ、地肌の部分との乖離が違和感を覚えさせる・・・」

闇城「しかし、厚い生地・・・そう! ホナミンのコスプレのように胸部に生地が重ねがけされて、なおかつ花の装飾が施されている場合、全体的にボリュームが出て脳を錯覚させていたのか」

闇城「ははは・・・まいったねこれはどうも」

緋花「あのー・・・闇城さん?」アハハ…

闇城「崎野、ホナミンの胸はまさしく本物だ。結果は出たぞ」

崎野「なん・・・ですって」

80■■■■:2014/09/07(日) 00:50:36 ID:3m4.3gxs
闇城「認めるんだ、現実を・・・」

崎野「うっ・・・可能性は考慮していた。けど・・・」

崎野「それを受け止めるのはこんなにも重いんだね」

緋花(なんの会話なんだろう)

ホナミン「いや〜いい天気だね相棒! 絶好プール日和だよ」

ホナミン「おや、あなたは誰?」

緋花「どうも。闇城さんの知り合いの焔火緋花っています。ちなみに夢はヒーローになることです」

ホナミン「へえ。あなたもヒーローを目指してるんだ。あたしもだよ」

緋花「え?ホナミンさんも!?」

ホナミン「うん。そのために日夜悪と戦っているのだ」エッヘン

緋花「奇遇ですね。私も風紀委員として貢献活動に性を出しているんですよ」

ホナミン「なんかあたしとあなたって」

緋花「気が合いそうですね」ニコッ

 キャッキャッ キャッキャッ

闇城(なんか意気投合している)

81■■■■:2014/09/07(日) 00:54:12 ID:3m4.3gxs
闇城「さて、俺は・・・」

崎野「・・・」チーン

闇城「この意気消沈した崎野を何とかしないとな」

闇城「どうにかして立ち直らせないと・・・何をすればいいんだ」

1 治験の話を持ち出す
2 プールに放り込む
3 そっと抱きしめる
4 その他

82■■■■:2014/09/07(日) 00:54:34 ID:3m4.3gxs
安価は>>83

83■■■■:2014/09/07(日) 00:55:19 ID:RBr3fLUs
1

84■■■■:2014/09/07(日) 01:01:30 ID:3m4.3gxs
闇城(個人的には、もうアレには関わりたくはないが・・・)

闇城(アレは男用だっからああなっただけで女用が安全なのは朱花で証明済みだ)

闇城(これでみんな幸せになればハッピーエンドじゃねえか)

闇城「そんなに胸が大きくなりたいのか?」

崎野「・・・」コク

闇城「なんで?」

崎野「それは・・・その、アンタみたいな男って胸が大きいほうがいいんでしょ?」ボソ

闇城「・・・え?」

闇城「それは・・・つまり、俺のために?」

崎野「・・・!?///」カーッ

崎野「なわけないでしょ!! ヒナミンファンには認めたくないけどアンタみたいな助平な男が多いのよ! ファン人気を拡大させるためには胸が必要なの! それだけだから! なに気持ち悪い考えしちゃってくれてんの!!」

闇城「わ・・・悪かったよ。そりゃそうだよな・・・崎野が俺のためになんてな・・・・」

闇城「恥ずかしい妄想だった。聞かなかったことにしてくれ」

崎野「・・・ふん///」

85■■■■:2014/09/07(日) 01:06:27 ID:3m4.3gxs
闇城「お詫びってわけじゃないんだが、それなら一つ耳寄りな情報を教えてやるよ」

崎野「」ピク

闇城「なんと、胸も大きくなってお金もたくさんもらえるバイトだ」

崎野「ヤバい仕事じゃないでしょうね」ジト

闇城「ノンノン! 真っ白だよ。実はだな・・・」

 ☆ 闇城説明中

崎野「なんでそんな美味しい仕事を紹介しなかったのよ! それならこんな苦汁をなめるような事にはならなかったのに」

闇城「ま、一応リスクを考慮してだな」

闇城「で、どうするんだ? 行くのか?」

崎野「もちろん! 明日行くわ」

闇城「はは・・・気が早いな」

86■■■■:2014/09/07(日) 01:09:35 ID:3m4.3gxs
闇城「ま、これで胸の心配はしないで済んだんだ」

闇城「今日はそう言うの関係なしに遊ぼうぜ」

崎野「・・・うん。そうだね」

崎野「ようやく私の人生に一筋の光脈が見えたわ!」

崎野「よーし! 今日ははしゃぎ回るわよ! 着いてきなさい闇城!」

闇城「へいへい」

闇城「なんちゅー豹変ぶりなんだか。胸の力って偉大だな」カンシン

87■■■■:2014/09/07(日) 01:15:52 ID:3m4.3gxs
 その日今までの憑き物が落ちたように明るい姿を崎野は見せてくれた。
 今まではどこか斜に構えた態度で可愛げなかったが、今日で言えば可愛さでは100点満点だろう。
 まあ胸の力にはかてないがな! 焔火ちゃんとホナミンの弾ける胸! 飛び散る水滴! 眩しい水着姿! 150点オーバーだ。

 本当にごちそうさまでした。
 やっぱプールはこうでないとな!

 十八日目 完

88■■■■:2014/09/07(日) 14:05:15 ID:3m4.3gxs
 十九日目

 ゴロロロロ…

闇城「ん〜今日は曇りか。ココ最近晴れ続きだったから、珍しいな」

闇城「ニュースではところにより雨と言ってる」

闇城「出かけるなら傘を持ってくか」

闇城「さて、何をしよう」

>>89
1 外出(場所も指定)
2 電話(誰から?)
3 来客(誰?)
4 その他

5 破輩の手伝い

89■■■■:2014/09/07(日) 14:22:47 ID:L/W4CTiI
5 そろそろ手伝わないとな

90■■■■:2014/09/07(日) 14:26:41 ID:LH0fJS8g
3 159支部の破輩以外の誰かが訪ねてくる

91■■■■:2014/09/07(日) 14:40:05 ID:3m4.3gxs
闇城「・・・あ」

闇城「すっかり忘れてた・・・」

闇城「そうだ、破輩先輩殿と約束してたじゃねえか・・・手伝うって」

闇城「もう2週間以上経つのに一度も行ってねえ、これはいかんな」

闇城「よし、今日は手伝いに行くぞ!」

 ☆ 159支部

闇城「というわけでやって来ました」テヘ

破輩「何がというわけでだこの怠け者」ポカッ

闇城「いたっ・・・さーせん」

破輩「まあいい。いくら遅いとはいえ来てくれたことには変わりがないからな」

破輩「今日はタップリと手つだってもらうぞ」ニヤ

闇城「はは・・・光栄なことで」タジッ

92■■■■:2014/09/07(日) 14:44:07 ID:3m4.3gxs
闇城「それで進展のほどは?」

破輩「ないわけではない。こちらも無能と罵られたくはないからな」

破輩「学園の名簿から数名の怪しい人物を絞り込むところまでは成功した」

闇城「へえ、誰だ?」

破輩「実はこの事件の前から粗暴さで有名な不良がいてな、ずいぶんと手を焼いていたんだ」

破輩「一度はおとなしくなったようだが、もしかしたら今も水面下で行動しているのかもしれん」

破輩「名は――――――」

破輩「木原一善」

93■■■■:2014/09/07(日) 14:51:56 ID:3m4.3gxs
闇城「木原・・・? どこかで聞いたことがあるような・・・」

破輩「そしてこれがそいつの写真だ。どうだ? 見るからに危ないだろ?」ピッ

闇城「!」

破輩「どうした?」

闇城「どっかで聞いた名だと思ったらやっぱりそうか・・・こいつ知っているぜ」

破輩「なんだと? どこで会ったんだ」

闇城「バイトだよ。日雇いのバイトでたまたま一緒だった」

破輩「そうか・・・実はいまそいつの足取りを追っていてな。学校側には実家に帰省と申告されてあったが、実際には外出届けが提出された履歴はなかった。寮にも帰っていないようで、今どこにいるか皆目検討がつかない」

闇城「ふうん・・・」

闇城「先輩殿はそいつが黒と睨んでいるのか?」

破輩「可能性は高いと思う。まだ証拠を得たわけではないから確実ではないけどな」

闇城「そうか・・・」

闇城「俺はさ・・・あいつとそこまで面識があるわけじゃないけど、根っからの悪とは思いたくねえな」

破輩「なぜだ?」

闇城「俺が弁当忘れて困っていた時あいつは自ら自分の弁当を俺にくれたんだ。確かに口は悪いし強面だし、自分の身体いじくりまわすぶっ飛んだ野郎だけど、心の何処かには良心があると信じてえ」

94■■■■:2014/09/07(日) 15:02:46 ID:3m4.3gxs
闇城「もちろんあいつが黒という可能性を否定しているわけじゃねえんだ」

闇城「もし黒だったなら、その良心に掛けてみたい。あいつが変われる可能性にも掛けてみたい」

破輩「・・・闇城」

破輩「ふっ。お前は優しいんだな」

闇城「そういうわけじゃない。ただめんどくせえだけさ」

闇城「さて、つまりは今は一善の捜索をしてるっていうことなんだな」

破輩「ああ、夏休み中は学園の見回りは最小限でいいと思うしな。今はグレーを追うことに力を注いでいる」

闇城「はっ、こんなことならあの時メアド交換しとけばよかったぜ」

闇城「んじゃ、探しにくか。捜索範囲はこの第五学区でいいのか?」

破輩「そこだけだと狭すぎる。支部員を分断させて第五学区、第六学区、第七学区を重点的に調べていきたいと思う」

闇城「よしなら俺は第七学区で捜索するぜ。あそこは俺の庭だからな。不良どもが屯する場所だって把握しているぜ」

破輩「わかった。第七学区だな。ならば>>95と一緒だ。仲良くしてやってくれ」

>>95
誰と一緒?

1 破輩
2 厳原
3 鉄枷
4 一厘
5 佐野
6 湖后腹
7 秋園
8 春咲

95■■■■:2014/09/07(日) 15:45:17 ID:3E5S8L2I
この書き込みと次の書き込みの秒数1の位と同じ数字
(0か数字カブりの場合はお任せ)

96■■■■:2014/09/07(日) 15:49:54 ID:ZRuFaaEo
てや

97■■■■:2014/09/07(日) 15:59:50 ID:3m4.3gxs
破輩「わかった。第七学区だな。ならば一厘、秋園と一緒だ。仲良くしてやってくれ」

闇城「へいよー」

 ☆ 第七学区

闇城「というわけで、だ。助っ人の闇城降魔だ。よろしくな、お二人さん」

秋園「秋園雛菊です! よろしくお願いします!」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1534.html

一厘「一厘鈴音。よろしくね」

闇城「む?」

一厘「どうかした?」

闇城「あれ? 一厘鈴音・・・? それにその顔・・・どこかで・・・!」

闇城「あ!!」

一厘「へ!? な・・・なによ」

闇城「アンタ・・・一一一の番組でに出てたノロケカップルの片割れじゃねえか!」

一厘「は・・・はぁ!?」アセアセ

闇城「ちくしょう・・・リア充と一緒とか・・・地獄すぎる。そういうや風紀委員とか言ってたもんなあん時」

一厘「誰がのろけてるもんですか! あれはたまたまで・・・」アセアセ

秋園「あ!それなら雛菊も見ましたっ! 鉄枷先輩と鈴音先輩。すーっごく! ラブラブでしたよね! 支部内でも仲いいんですよ」

闇城「ちくしょう・・・ちくしょう・・・」ガッガッガッ

一厘「雛菊! 余計なこと言わないの! それに仲良くなんてないから」アワワ

98■■■■:2014/09/07(日) 16:04:59 ID:3m4.3gxs
 ☆

秋園「さー。今日はどこから調べていきますか」

秋園「昨日は南東部を見まわったので北に上がってみますか?」

一厘「むー・・・」プゥ

闇城「はぁ・・・」

秋園「お二人共! しっかりしてくださいよ!」

一厘「わかってるわよ、もう」

秋園「鈴音先輩は鉄枷先輩と一緒のほうが良かったかもしれませんけど、これも風紀委員の仕事ですから! 頑張るですよ」

一厘「だから! 別に鉄枷は関係ないから!」カーッ

闇城「とほほ」

秋園「闇城先輩は第七学区に詳しいんですよね? 木原一善が潜んでいそうな場所とかわかるんじゃないですか?」

闇城「うーん・・・心当たりはあるんだけどな」

99■■■■:2014/09/07(日) 16:09:40 ID:3m4.3gxs
闇城(下手に路地裏突っ込んで、不良どころかもっとやばい奴らに出くわす可能性もあるし)

闇城(比較的安全な場所から調べてくほうがいいよな)

闇城「娯楽の民」

一厘「それって、あの大型アミューズメントパーク?」

闇城「ああ、あそこは様々な学生の娯楽施設だからな、特に不良ならホイホイ釣れると思うぜ」

一厘「なら、まずはそこに行ってみるか」フム

秋園「賛成です! ちなみに少し遊んでもいいですかー?」

一厘「雛菊、あなたさっきこれは風紀委員の仕事だとかなんとか言ってたわよね?」

秋園「あ・・・はい。すいませんです」シュン

秋園(鈴音先輩が今日雛菊に冷たい・・・鉄枷先輩との関係はあまりおちょくらないほうがいいのかも)

100■■■■:2014/09/07(日) 16:14:18 ID:3m4.3gxs
 ☆ 娯楽の民

闇城「ここに来るのは3度目かあいも変わらず、カップルでごった返し、そしてすぐ隣にもカップルの片割れが」

一厘「なによ。その目は」ムッ

闇城(しかも怖い。常盤台のお嬢様とは思えない)

闇城「どうだ? いそうか?」

一厘「うーん私もあまり風輪生の顔は覚えていないのよね。どう雛菊? 誰か顔見知りはいた?」

秋園「えーとですねぇ・・・」キョロキョロ

秋園「あ! いました! あの人は多分風輪の生徒ですよ! 確か」

秋園「おーい! そこの人ー!」

??「・・・?」

>>101
誰?(風輪学園生限定)

101■■■■:2014/09/07(日) 16:32:52 ID:0Z2wWUkA
神道猛

102■■■■:2014/09/07(日) 23:06:30 ID:3m4.3gxs
神道猛「ん? なんだお嬢ちゃん俺に何か用かよ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/45.html

秋園「お嬢ちゃんじゃありません! 私はこう見えても立派な風紀委員です」

闇城「まったくだ。この子を子供扱いしちゃ困るぜ。どうみたって立派だろ」

闇城「主に胸が」ボソッ

神道「なんだなんだ? ぞろぞろと? この俺にサインでも貰いに来たのかよ」

一厘「貴方、風輪学園の生徒ですよね」

一厘「違うとは言わせませんから」

一厘「風輪学園第15位・・・神道猛」

闇城「へー・・・アンタ15位なんだ? と言ってもブービーか」

神道「ブービー言うな! 好きでこの順位に甘んじているわけじゃねえよ」

秋園「それでそれで! なんでこんなところにいるんですかッ!?」ズイッ

神道「お前はお前で元気がいいな。ちょっと顔が近い。暑苦しいから近寄んな」グイッ

神道「つーか、いちゃ悪いのかよ。今長期休暇中だぜ? どこで何をしてようが俺の勝手だろ」

103■■■■:2014/09/07(日) 23:16:19 ID:3m4.3gxs
神道「それともあれか? その見回りを手伝わなかったから見つけ出して無理やり手伝わせようって魂胆か?」

神道「勘弁してくれよ・・・オレはオレで忙しいんだからさ」ハァ

一厘「別に貴方に期待はしていませんよ。典型的な非協力的強者ですからね」

一厘「ただある者を探してここに来た。そしたらたまたまあなたがいた。それだけですから」

神道「はっ・・・だといいけど」

闇城「それで? こっちの事情がわかった以上アンタもここにいる理由を隠さなくてもいいだろ?」

一厘「それとも・・・隠さなきゃいけない理由でもまだあるの?」

一厘「学園のトップ集団であるレベル4の中に首謀者がいるとは思いたくないんだけど」

秋園「ええ〜! そんなことだったら哀しい! 違う、違うよね? 神道先輩!」ズイッ

神道「だから近えっていうの!」グイッ

神道「別に隠すほどのことじゃねえけどさ・・・ここにいるのはただ普通に・・・」

少女「神道くん! こんなおっきい景品とれたよ!」

神道「デートってだけさ・・・」ポッ

104■■■■:2014/09/07(日) 23:24:23 ID:3m4.3gxs
闇城「」

闇城「よーし! 計画変更! 学園がピンチなのにここでのんべんだらりと呆けてる男を風紀委員の名のもとに粛清するべしっ!!」

一厘「なに嫉妬してるのよ。ホント、モテない男の周年ほど見苦しい物はないわ」シレッ

秋園「闇城先輩! 人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて地獄に落ちますよ!」

闇城「俺の味方はいねえのか・・・」シュン

 ココニイルデ トオモッタケド アンタモテキヤ

神道「よし、じゃあ次はどうする?」イチャ

少女「神道くんにお任せ。神道くんとならどこでもいいよ//」イチャ

神道「んじゃそういうことで」

闇城「ぐ・・・ぐ・・・ぐ」

闇城(ぶっ飛ばしてえ・・・! 体をくの字にしてふっ飛ばしてえ・・・!)

一厘「最後に一つ質問させてもらってもいい?」

神道「なんだよ、常盤台のお嬢様。手短にな」

一厘「ここらへんで木原一善を見なかった?」

神道「・・・」

神道「>>105

>>105
神道の答えとは?

1 見てねえよ
2 そう言えば見たな
3 その他

105■■■■:2014/09/07(日) 23:40:08 ID:8ANRu1kQ
>>104
> ココニイルデ トオモッタケド アンタモテキヤ
なっ、何かいるーーーー非モテなマスクな何かがいるーーーーwww

安価
1。ただし本当かどうかはおまかせ

106■■■■:2014/09/07(日) 23:48:55 ID:3m4.3gxs
神道「見てねえよ」

一厘「そう、なら後はお二人でごゆっくり」

秋園「あらら。ここじゃないみたいですね」

闇城「傷を増やすだけだったか・・・骨折り損のくたびれ儲けだな」

闇城「次だ! 次行くぞ次」

一厘「貴方に任せていていいのか不安になってきましたよ」

秋園「闇城先輩は大丈夫ですよ! 根拠はないけど!」

一厘「根拠がなければ意味ないんだけども・・・」

 ☆ 路地裏

闇城「よし、ここならいつ野生の木原が飛び出してきてもおかしくないぜ」

闇城「しかもラブラブカップル共もいない! なんて素晴らしいんだ!」

一厘「本当にこんなところにいるの? 見るからにごみたm」

闇城「お嬢様は知らねえだろうけどなココらへんで暮らす奴らもいるんだよ。光のまばゆさに耐え切れず闇に身を投じることを強いられた連中がな」

一厘「・・・」ムゥ

一厘「なめないでよね。いくら常盤台だからって何も知らないわけじゃないんだから」

一厘「私だって・・・これくらいのことは・・・」

107■■■■:2014/09/07(日) 23:52:37 ID:3m4.3gxs
闇城「しっ!」

一厘「な、なに・・・?」

闇城「向こうから誰か来る! 隠れるんだ」

秋園「こっちにスペースがあるよ! 鈴音先輩はこっちに」

闇城「あの、俺は」

秋園「そこのゴミバケツが空いてます」

闇城「いや空いてますって・・・」

闇城「そんな事言ってる時間もねえか・・・ええい、ままよ!」

 スポッ

??「・・・」

 カツ…カツ…カツ

??「・・・ッ」

闇城(・・・あいつは・・・)

>>108
誰?

108■■■■:2014/09/07(日) 23:58:23 ID:RBr3fLUs
THUNDER→LOVERSあるいはそのメンバーの誰か

109■■■■:2014/09/08(月) 00:10:15 ID:dFMYIZ56
TAKUYA「ふぃ〜今日も最高のライヴだったZE」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/704.html

SUZU「今日のTAKUYA最強に最強だったよ!」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/705.html

GORI「やはり路地裏ライブは制約がないから自由度も高いな。自分の思ったように音を出せる」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/729.html

YUI「ここ最近は好調だよね! いつもよりお客さん増えてる感じ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/730.html

JIMI「もっともっと名を売ってビックになりてえよな。良い意味で有名になりてえ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1166.html

 ゾロゾロ…

闇城「何だこいつら・・・見たところバンドグループみてえだけど」

闇城「とりあえず隠れるほど危ない連中じゃなさそうだし、出てみるか」

 カポ

闇城「よ、あんたら」

110■■■■:2014/09/08(月) 00:19:46 ID:dFMYIZ56
一同「!?」

TAKUYA「ご・・・ゴミ箱から人が・・・」

YUI「怖い・・・」

GORI「何だお前は」

闇城「いや〜通りすがりの一般人です」

SUZU「全然通りすがってないよね?」

闇城「こ・・・細けえことは気にすんな! そんなことより・・・」

一厘「そんなことより、その路地裏ライブについて詳しく聞かせてもらいたいですね」スッ

秋園「歌も聞きたいです―」

JIMI「なっ! 風輪の風紀委員!? なんでこんなところに!?」

TAKUYA「いや・・・その路地裏ライブはいつもやってるようなゲリラライブじゃねえから・・・」

TAKUYA「その・・・だから・・・」

 ズザァアアア!

TAKUYA「すんませーん!! 今回は見逃してくれ! また楽器取り上げられたらせっかくの勢いがパーになっちまう。この通りですお願いします」

闇城(なんという変り身の早さ・・・ごまかしが効かないと判断したら早急にスライディング土下座をかます。こいつプロだ・・・!)ゴクリ

SUZU「TAKUYA・・・私達のためにそこまで」

GORI「タクだけにさせる訳にはいかない。俺達も続くぞ」

JIMI「そうだな。一人でカッコつけてんじゃねえぞTAKUYA」

YUI「私達はみんなで一つなんだ。土下座だって」

111■■■■:2014/09/08(月) 00:25:02 ID:dFMYIZ56
一厘「なにゴリ押しでいい話にしようとしてるんですか?」

一厘「結局反省もせずゲリラライブしてたんでしょ。要は」

TAKUYA「いや・・・今回は迷惑のかからないようこうして人通りの少ない場所で・・・」

一厘「関係無いです」ビシッ

秋園(いつにもまして厳しいよ。鈴音先輩)

一厘「あなた方には風紀委員として適正な処置を取らせていただきます」

GORI「そんな・・・」

JIMI「俺らの夢が・・・」

一厘「・・・」

一厘「・・・と、言いたいところですが」

一厘「今は別件のこともありますし。チャラにしましょう」

TAKUYA「マジでか!?」

一厘「ただし、こちらの質問に嘘偽りなく答えること」

SUZU「うん! 嘘なんてつかないよ」

一厘「では聞きます? この周辺であなた方以外の風輪生を見かけませんでしたか? 例えば・・・木原一善とか」

112■■■■:2014/09/08(月) 00:31:18 ID:dFMYIZ56
YUI「一善・・・てあのヤバゲなやつ?」

TAKUYA「見てないぜ・・・見たら即効逃げ出しちまうもん」

JIMI「俺は風輪の生徒じゃねえからしらねえけど木原ってやつそんなにヤバイのか?」

SUZU「噂でしかないんだけど怪しい薬やってるとか何十人も再起不能にしたとか悪いうわさしか聞かないな」

GORI「今のあそこにはそんなヤバイ奴がいるのか、哀しいことだなOBとしては」

一厘「では、見ていないということでいいですか?」

TAKUYA「ああ、見てない」

SUZU「あ、だけど。私達のライブを聞きにちょくちょく来る風輪生いるよね。ほらさっきのライブにもいたし」

YUI「そうだね。誰だっけあの子?」

TAKUYA「確かあいつは・・・」

>>113
誰? (風輪生限定)

113■■■■:2014/09/08(月) 00:36:01 ID:KuxOq8Bk
湖后腹くンw

114■■■■:2014/09/08(月) 13:00:16 ID:dFMYIZ56
ダメだこの支部ww
――――――――

TAKUYA「そうそう! 湖后腹君だ確か!」

SUZU「風紀委員だけど私達のライブを応援してくれているのよね」

一厘「」

一厘「それはどうも」ピキ

一厘(後で・・・きつーくお灸をすえてあげなくちゃね)

闇城「そんじゃどうする?」

秋園「もう少し先を調べてみましょうよ!」

115■■■■:2014/09/08(月) 13:15:01 ID:dFMYIZ56
闇城「そうだな。路地裏って言っても色んな所に繋がっているし、調べて見る価値はあるだろ」

一厘「では行きましょう。日も暮れ始めたし、時間もそんなにないわ」

秋園「暗いと少し怖いですもんね・・・」

 ☆ 2時間経過

闇城「あ〜駄目だ。手がかりはなし・・・か」

一厘「今日のところはここで終いね」

秋園「やったー! ご飯だご飯!」

闇城「いいのか? 俺はもう少し付き合えるけど」

一厘「さすがにこの時間帯をうろつくのは危険だわ。たとえあなたと私がレベル4だとしても」

闇城「そうか・・・確かにもしなんか会った時に女子二人守りながらはキツイな」

一厘「なんで私が守られる前提なの。正直風紀委員でもない一般人あなたのほうが不安なんだけど」

闇城「いやいや、これでも修羅場をくぐり抜けてきたのだぜ?」

116■■■■:2014/09/08(月) 13:23:05 ID:dFMYIZ56
秋園「闇城先輩の力見てみたいです!」

闇城「よし! 機会があれば見せてやるぞ。群がる悪党をちぎっては投げ千切っては投げ・・・その勇姿を網膜に焼き付けるよ。後輩」

秋園「わぁ〜楽しみです」キラキラ

一厘「話半分に聞いておいたほうがいいわよ。本当にこの人が強いのかなんてわからないんだから」

一厘「それじゃ、私はこっちだから。あなた達も早く帰りなさいよね」

秋園「はーい! じゃあ私も帰りますね闇城先輩また明日!」

 タッタッタッタ…

闇城「いや、明日来るとはまだ言ってねえけど・・・て、聞かずに帰りやがった」

闇城「・・・」

闇城「さて、俺はどうすっかね」

闇城「なにか気になるんだよな・・・こんだけ探しまわって不良一匹にすら遭遇しねえってのが」

闇城「もう少し調べてみるか・・・」

117■■■■:2014/09/08(月) 13:27:37 ID:dFMYIZ56
 ☆

 コソ

??「まさかここに風紀委員の捜査が入るとはな・・・」

??「後々厄介なことになるのは避けたい」

??「あの三人の中から見せしめに一人潰すとするか」

??「そうだな・・・」

??「あいつにしよう」ザッ

>>118
誰?

>>119
誰を狙う?
1 闇城
2 一厘
3 秋園

118■■■■:2014/09/08(月) 14:50:54 ID:KuxOq8Bk
水園 鏡(ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1243.html)と固地債鬼(ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/656.html)

119■■■■:2014/09/08(月) 14:55:47 ID:keUPNEjs


120■■■■:2014/09/08(月) 14:57:44 ID:4zV4pmUY
中円良朝

121■■■■:2014/09/08(月) 22:41:57 ID:dFMYIZ56
固地が風紀委員狙うんじゃイミフになるので水園だけで
――――――――――――――――――――――――

秋園「ふふ〜ん今日のご飯は何にしようかっな〜」テクテク

秋園「やっぱ夏はさっぱりしたものがいいよね。冷やし中華とかそうめんとか!」

秋園「でもでも! 夏バテしないようにある程度スタミナの付くものも食べなくちゃ〜」

秋園「うなぎとかいいなぁ〜うなぎそうめんっていうのもありだよね〜♪」

 ザッ…

水園「待て」

秋園「ほよ?」

秋園「誰ですか?」

水園「ペイント・・・この言葉で伝わるか」

秋園「ペイント? ペンキ屋さんですか?」

水園「はっ・・・風紀委員であるというのにこの名を知らないとは呆れたな」

秋園「す・・・すみません。なにぶん風紀委員見習いなもので」テヘ

122■■■■:2014/09/08(月) 22:50:34 ID:dFMYIZ56
水園「まぁ、いいさ。知ったところでどうせ再起不能になるんだから」

秋園「へ? どういうことですか」

水園「まだわからないのか? 俺はお前を半殺しに来たってわけだ」

 ……ゾクッ

秋園「え・・・なんで? わ、私なにか悪いことしましたか」アワワワ

秋園「それなら謝りますよ! だだだから暴力反対です!」

秋園(この人の目・・・本気だ)

秋園(怖い・・・誰か・・・!)

水園「俺らペイントはあの路地裏を主に活動している」

水園「風紀委員がノコノコこられちゃ迷惑なんだよ・・・だから見せしめだ。悪いが覚悟しろ」

 ブンッ!

秋園「ヒッ!」



 ガギィッ!!



水園「・・・防がれた?」

??「――――間一髪、だな」

秋園「あ、あなたは!」

>>123
誰?

123■■■■:2014/09/08(月) 22:52:32 ID:KQujw.N2
まさかの黒丹羽

124■■■■:2014/09/08(月) 22:54:13 ID:4zV4pmUY
鉄枷くン

125■■■■:2014/09/08(月) 23:12:04 ID:dFMYIZ56
黒丹羽→お助けマン
一善→ネタ枠
あれ、敵って誰だっけ(錯乱)
――――――――――――

黒丹羽「大丈夫でしたか?」ニコ

秋園「く・・・」ウッ

秋園「黒丹羽センパ〜い!!」ガシッ

黒丹羽「怪我は?」

秋園「ありません! でももうちょっとで・・・」

秋園「黒丹羽先輩は何でここに?」

黒丹羽「帰りがけに秋園さんの姿が見えたので・・・後を追う怪しい人影と一緒にね」ギロ

水園「ほう・・・邪魔をするか。ならば二人まとめて」

黒丹羽「出来るんですか? 中学一年の女子しか狙えない臆病者が」ニコッ

水園「言ってろ」ゴウッ

 ドドドドド!!

秋園「は、排水口の水が飛び出してきたんですか!?」

126■■■■:2014/09/08(月) 23:23:51 ID:dFMYIZ56
水園「極度の高水圧は人の体さえも砕く槌となる」ドドドド

水園「その目障りな薄ら笑いとともに消えろ、偽善者」

 ドッ!!

秋園「なにあれ・・・!? まるで水の砲弾・・・黒丹羽先輩避けてください!」

黒丹羽「・・・」スッ

水園「手を差し出した・・・? それで防げると思ったか!!」

 ギャンッ!

黒丹羽「水なんて所詮は状態の一つ」

黒丹羽「なら――――ッ」

 ビッ!

 シュゥゥゥゥ…

黒丹羽「僕の干渉範囲ですよ」ニッ

秋園「消えた!? アレだけの質量を持った水の塊が一瞬にして・・・」

水園「・・・なるほど。どうやら高位の能力者か」

水園「温度を操る能力・・・発火能力に近い能力者といったところだな」

水園「・・・どうやらあまり相性が良くなさそうか」

黒丹羽「いい考察力ですね。この一度の駆け引きでそこまでわかるのならバカではなさそうだ」

黒丹羽「君のためを思って言いましょう。引いたほうが得策だと」

127■■■■:2014/09/08(月) 23:31:58 ID:dFMYIZ56
水園「笑わせるな。退くのはお前のほうだろ」ニッ

水園「その右腕・・・血にまみれているぞ」

黒丹羽「・・・ッ」

水園「確かに貴様は俺の創りだした水塊を消え散らせた。しかしその衝撃までも消しきれたわけではないようだな」

水園「さあ・・・後何発防ぐことが出来る? 右手を捨てる覚悟でもなければその女を守りながらの攻防は不可能だ」

黒丹羽「・・・」ツー

黒丹羽(驚いたな・・・まさか衝撃が身体に伝わる前に消しきれなかったとは)

黒丹羽(今までは触れたその瞬間、僅かなタイムラグもなく消すことができた・・・ということはおそらく、こいつもレベル4といったところか)

黒丹羽(ちっ・・・右腕は脱臼していやがる。使い物にならなさそうだな)ダラン

128■■■■:2014/09/08(月) 23:40:51 ID:dFMYIZ56
黒丹羽「秋園さん」

秋園「はい!」

黒丹羽「助けを呼んできてください・・・近くの風紀委員でも警備員でもなんでもいい」

秋園「でも黒丹羽先輩・・・腕が」

黒丹羽「いいから。僕は大丈夫です」ニコッ

秋園「わ! 分かりました! すぐに呼んできますね! それまで絶対無事にいてください!」

 タッタッタ・・・

水園「情けないな。アレだけ大口を叩いておいて助けを求めるとは」

黒丹羽「好きに言ってください」ニコッ

黒丹羽「いや・・・」

黒丹羽「勝手にほざいていろ」ギロ

水園「・・・!」

 ゴゴゴゴゴ

黒丹羽「一つ誤解しているようだから教えてやるよ」

黒丹羽「あの風紀委員に助けを呼ばせたのは、助力が必要だったからじゃない。ただ邪魔だっただけさ」

黒丹羽「あいつがこの場にいたら色々不都合なんだよな・・・そう窮屈だ。くだらない上っ面で振る舞うなんてバカバカしい」

黒丹羽「ここに観客はいない。アンタと俺だけさ。死合には十分なステージだろ?」

129■■■■:2014/09/09(火) 00:00:27 ID:d71FdAG.
水園「よくわからない奴だ」

水園「だが・・・今のお前は俺と同じ臭いがする」

黒丹羽「冗談を」フッ

水園「その淀んだ瞳、過去に大きな不幸に直面したと見える」

水園「「なんで俺が」「どうしてこんな目に」・・・そんな感情が湾曲し、瞳に灯る復讐の炎に変えているぞ」

黒丹羽「・・・」

水園「ペイントとは、まさに貴様にふさわしい居場所だ。俺達は平等に不幸・絶望を与えることを目的としている」

水園「誰かだけが不幸のどん底に叩きつけられるのはおかしい。ならば皆同じ目に合わせてしまえ、これならばみな平等だ」

水園「お前も感じたことはないのか? どうして自分がつらい目にあっても、周りは笑っている? そんな笑顔が憎たらしいと思ったことはないか」

黒丹羽「・・・なるほど」

黒丹羽「マジで言ってるんだったら相当な馬鹿だ」

水園「なんだと」ピクッ

黒丹羽「子どもの夢みたいに非現実的なんだよ。確かに全ての者に同様の苦痛を与えられるなら喜んで入ってやるよ」

黒丹羽「だがな、たかがある国の、たかが一都市の、たかが学生の、たかが一部が、結束したって世界を覆う不平等なんて覆せるわけがない」

黒丹羽「思い上がりも甚だしいな。アンタら、自分が世界を変えるられるとでも思ってんのか。この腐りきった世界を」

黒丹羽「そんな無駄なことに力を入れるより、ただ自己満足のため気が済むようにやるほうがまだましさ」

黒丹羽「俺が気に食わないから潰す、それだけでいいだろ? 変な忠義だの義務感だのは蛇足にすぎない」

水園「小さなところで価値観が食い違ったようだな」

水園「なら、慣れ合いは終わりだ。お前みたいな奴でも奴らの関係者なら見せしめにはなるだろ」

黒丹羽「もし俺を倒せたらアンタはヒーローになれるぜ? ハハッ。皮肉だな。不幸を与える者が一つの学園に光を当てることになれば」

130■■■■:2014/09/09(火) 00:05:07 ID:d71FdAG.
 ☆
 
 ダッダッダッ

秋園「誰か・・・誰か・・・!」ハァハァ

秋園「このままじゃ黒丹羽先輩が・・・」ゼェゼェ

秋園「まだ闇城先輩も鈴音先輩も遠くには行ってないはず・・・!」

秋園「見つけなきゃ・・・早く!」

秋園「――あ。あそこにいるのは・・・!」

>>131
誰?
1 闇城
2 一厘
3 その他

131■■■■:2014/09/09(火) 00:13:19 ID:wzw9h9Bk
1

132■■■■:2014/09/09(火) 00:22:52 ID:d71FdAG.
闇城「う〜ん結局手がかりなし・・・か」トボトボ

闇城「なんか視線を感じたんだが気のせいだったのかね。帰るとしますか」

 ダッ

秋園「闇城先輩!」

闇城「秋園ちゃん・・・? どうしたんだ。そんな汗だくで走ってきて」

闇城「まさか・・・俺に言い残したことが? いやいや告白はまだ早」

秋園「黒丹羽先輩が!!」

闇城「・・・いぜ?」

秋園「黒丹羽先輩がピンチなんです!! 助けてあげてください!」

秋園「相手は多分レベル4です! 早くしないと・・・!」

闇城「分かった分かった! とりあえず落ち着こう。話は聞くからさ!」

 ☆秋園説明中…

闇城「つまり・・・今その黒丹羽ってやつが秋園ちゃんを襲った奴と戦ってるっていうのか?」

秋園「はい」

闇城「でも黒丹羽ってやつもレベル4なんだろ? しかも学園では6番目の実力者だ。焦るこたぁねえと思うけどな」

秋園「でも! 私をかばったせいで右腕を負傷してるんです・・・。あの時避けることもできたのに・・・後ろにいる私のために」

133■■■■:2014/09/09(火) 00:33:55 ID:d71FdAG.
秋園「私・・・何にもできませんでした。風紀委員としてこういう時の対処法だって習ってきたはずなのに、足がすくんじゃって・・・」

秋園「もし、黒丹羽先輩に何かあれば私は一生引きずると思うんです。自分の無力さのせいで・・・誰かが傷つくなんて。本来守るべき存在を盾にしたなんて・・・!」ギリッ

闇城「・・・オーケー。なら少し急ぐか」

秋園「・・・!」

闇城「要はその黒丹羽ってやつが無事ならいいんだろ? だったらこの闇城がささっと駆けつけてささっと加勢して、敵をぶっ飛ばせばいいだけじゃねえか」

闇城「それなら秋園ちゃんが悔いる理由なんてなくなる。そうだろ?」

秋園「はい・・・はい! そうですね。案内します。ついてきてください!」ダッ

 ☆

闇城「そろそろか?」ダッダッ

秋園「はい! あそこを曲がった所に・・・」

 バッ

闇城「・・・なんだこりゃあ」


闇城たちは何を見た? 
>>134の書き込み時間(秒数一の位)で決定

1倒れてる水園
2倒れてる黒丹羽
3倒れてる水園
4倒れてる黒丹羽
5どちらもいなかった
6倒れてる黒丹羽
7倒れてる水園
8倒れてる黒丹羽
9倒れてる水園
0倒れてる両者

134■■■■:2014/09/09(火) 02:32:54 ID:1bXgsKOE
てs

135118:2014/09/09(火) 03:27:44 ID:crEjcwCM
>>121
十日目あたりの性映像屋と堕我ポジか、実は潜入捜査なのか、それとも本当に裏切ってしまったのか?
なポジ狙いだったけど結局イミフになってしまい申し訳ないです;;

136■■■■:2014/09/09(火) 06:34:20 ID:wzw9h9Bk
こっちの世界の黒丹羽くンは、度々皮肉を言いつつ何だかんだでいろいろ助けてくれる人になりつつあるw

137■■■■:2014/09/09(火) 15:01:35 ID:sz7MlULE

 ☆

黒丹羽「・・・・・・チッ」

水園「片腕が使えないわりによく動くな」

水園「少しは戦闘慣れをしてるか」

水園「だが」スッ

水園「これだけの量・・・避け続けることが出来るか?」

 ピチャ…

黒丹羽「馬鹿の一つ覚えだな。性懲りもなく水塊を出現させるだけか」

水園「俺の本場は水中なんでな。地上では水を使った戦闘方法も限られてくる」

水園「だが、貴様にはこの程度で十分だ。潰れろ」

 ドッ!! ドッ!! ドッ!!

黒丹羽「・・・ッ!」

水園「逃げ場はない。終わりだ」

黒丹羽「それは、どうだかな」

 ギャンッ!

水園「バカな。地面が隆起しただと・・・それを壁代わりに避けるとは・・・」

黒丹羽「さて、今度はこっちの番だ」

黒丹羽「水を操ることしかできないなら、形を変えてしまえばいい」スッ

 ピシ…ピシピシ

水園「周囲の水が・・・凍りついていく!? そうか・・・ようやく分かった」

水園「貴様、物体の「温度」ではなく「状態」そのものを操っているというのか」

黒丹羽「わかったところでもう遅い。さしずめアンタは牙を抜かれた野犬。武器になるものはもうない」

138■■■■:2014/09/09(火) 15:21:10 ID:sz7MlULE
黒丹羽「だが、俺にとってはここにある全てが武器なる」

黒丹羽「そう。例えば空気」ニヤ

水園「・・・なに」

黒丹羽「ほら」スッ

黒丹羽「ここに5本のダーツの矢がある。その穂先周辺を電離させ、固定すれば」ジ…ジジ

 バチッ…バジッ

黒丹羽「殺傷能力5倍増。殺人ダーツの出来上がりってわけだ」

水園「プラズマ・・・! まさかその状態さえも」

黒丹羽「さあ攻守交代。その醜い姿をさらに醜悪なもに染めてやるよ。ハハッ!! ハハハハッ!!」

 ブンッ!

水園「・・・ッ!!」ヒュッ

水園(なんとかかわした・・・! だが、狙いが性格だ。いつまでカワし続けられ続けられるか)

黒丹羽「ほら、あと四本」

 ビュッ!

水園「・・・グッ!ガァアアア」

黒丹羽「おっとかすめたか。腕が落ちたか? これじゃ得点にもならねえよ」

水園「かすめただけでこの威力・・・直撃したらヤバイ」

             ダブルブル
黒丹羽「なら次は・・・脳天を狙うとするかな」ニタ

黒丹羽「残りの三本まとめて・・・」

黒丹羽「振りぬくッ!!」ビュッ!

139■■■■:2014/09/09(火) 15:33:55 ID:sz7MlULE
 ドシュゥウ!!

水園「詰めが甘かったな」

黒丹羽「なに? ダーツが水に撃ち落とされた?」

黒丹羽「どこから、水が・・・!」ギリッ

水園「お前はたしかにすごい。4つの状態を使いこなしているといえるだろう」

水園「だが、なんでもできるからこそ行き当たりばったりの戦い方。それでは、一つに優れた奴の思考は読めるはずもない」

水園「ああ、そうだ。俺は確かに水を操ることしか脳がない。だが、だからこそ水という存在の重さを知っている」

水園「水を奪われしまえば何もできないことなどもわかりきっている」

水園「だからこそ、その時の対象法だって常に常備しているものさ」スッ

黒丹羽「ペットボトル・・・! なるほどね。そこに水を蓄えていたというわけか」

黒丹羽「だが――まだまだ俺のほうに分がある」

水園「いや、お前の負けさ」

 ズドッ!!

黒丹羽「・・・あ・・・?」

 ブシュウウウウウウウ!!

黒丹羽「こ、れは・・・水の弾丸? いや背後からのウォータカッター・・・か?」

水園「ダーツを防ぐための水の他に、奇襲を仕掛けるための水も背後に忍ばせていたのさ」

水園「このペットボトルの蓋を開けさせる隙を与えた。それが貴様の敗因だ」

??「はい! あそこを曲がった先に・・・」

水園「どうやらお仲間が来てくれたようだぞ? 俺も見せしめという目的は果たした」

水園「もうここにようはない」ダッ

黒丹羽「・・・チッ」ドサ

黒丹羽「無様だな・・・本当に」

140■■■■:2014/09/09(火) 15:39:23 ID:sz7MlULE
 ☆

闇城「なんじゃこりゃあ・・・」

秋園「黒丹羽先輩が・・・!!」ダッ

秋園「黒丹羽先輩!! しっかりしてください!!」ユサユサ

黒丹羽「・・・」

闇城「秋園ちゃん! 動かしちゃ駄目だ! 腹に風穴が空いてやがる」

秋園「え・・・?」ベチャァ

秋園「これ・・・血? いや、いやあああああ!!」

闇城「くそ! どうなってやがる!」

闇城(こいつってたしかあの時の・・・銃弾すらものともしねえこいつがやられるだなんて)

闇城「とにかく! 警備員に連絡を! それと救急車!」

秋園「は・・・はい」

141■■■■:2014/09/09(火) 15:50:33 ID:sz7MlULE
 ☆ 病院

闇城「・・・」

秋園「・・・」

 プシュー

医者「ふう、終わったよ」

秋園「あの・・・先輩は」

医者「一命は取り留めたね。今回はあの冥土帰しも同伴したんだ。死なせることなんてありえないよ」

秋園「よ、よかった・・・」ジワ

秋園「私のせいで・・・先輩が・・・死んじゃったら。ウッ・・・ウワァァアアン」

闇城「秋園ちゃん。黒丹羽ってやつは助かったんだ。もう悪い未来視はやめようぜ」

闇城「いま君に必要なのは、あいつの回復を願うことなんじゃねえのか」

秋園「ヒック・・・ヒグッ・・・でも、私・・・」

秋園「黒丹羽先輩に恨まれてると思います・・・ヒグッ・・・私が駆けつけるのが遅かったばっかりに」

闇城「そんなことはねえと思うぜ?」

秋園「なんで・・・ングッ・・・分かるんですか?」

闇城「実はな、俺もあいつに助けられたことがあったんだ。誰が呼んだわけでもないのに、さっそうと駆けつけて助けてくれた」

闇城「あいつは人助けが趣味なんじゃねえのか? だったら、そんな奴が自分の傷を誰かに押し付けるようなやわな人間のはずがねえ」

闇城「きっと、秋園ちゃんが無事だったことを喜ぶはずさ」

秋園「そう・・・なんですかね?」

闇城「ああ」ニッ

142■■■■:2014/09/09(火) 15:56:29 ID:sz7MlULE
医者「面会は許可されてあるよ。行きたければ行きたまえ」

闇城「そっか」

闇城「なら、ここは秋園ちゃんが言ってあげるべきだと思うぜ」

闇城「ほぼ初対面の俺が会いに行っても、困るだけだしな」

秋園「はい。行ってきます・・・。まだ怖いけど、逃げちゃダメですよね」

闇城「おう! 頑張ってこい」

秋園「はい! 励ましてくれてありがとうございます! 闇城先輩!」

 タッタッタ・・・

闇城「ふう・・・なんかどっと疲れた一日だったぜ」

闇城「俺はどうしようかな」

>>143

1 帰る
2 やっぱ秋園についていく
3 アルジュナの様子でも見ていくか
4 そういや崎野って今日治験なんだっけ
5 その他

143■■■■:2014/09/09(火) 15:56:58 ID:Lr/9/veM
5 独自に調査をする

144■■■■:2014/09/09(火) 16:03:12 ID:PP5uRqzg
>>125
えっ、敵?ペイントだろ?(すっとぼけ)
安価は4で

145■■■■:2014/09/09(火) 16:04:21 ID:sz7MlULE
闇城「・・・」クルッ

闇城「やっぱ、このまま終わらせちゃけねえよな」ダッ

闇城「秋園ちゃんから聞いた話だと、見せしめのために襲われた」

闇城「あの場に近づけばこうなるぞ、というメッセージのためか?」

闇城「なら、何かがあるんだ。他にも被害者を出さないためにも、調べて見る価値はある!」ダッ

闇城「またあの路地裏に・・・」

 ☆

闇城「ここだ。俺らが立ち入った場所はたしかにここだったはずだが」

闇城「見たところは何もない・・・」

闇城「けど、何かがあるんだろ? そうに違いねえ」

146■■■■:2014/09/09(火) 16:14:06 ID:sz7MlULE
??「・・・」ザッ

闇城「隅々まで調べてやる・・・!」

闇城「俺の住む第七学区に潜在する危険があるなら、取り除くのが当然だろ」

闇城「だりいけどな。こればっかは仕方ねえ」

??「・・・」スッ

闇城「もう9時か・・・腹減ったな」

闇城「アンパンと牛乳でも買ってこればよかったかも」

??「・・・」ヒュウウ

闇城「――ん、後ろからなにか・・・?」

??「ハッ!!」

 ブンッ!

闇城(敵っ!?)


>>147の書き込み時間(秒数一の位)にて次の展開が決定

2、5、7、9 闇城気絶
1、3、8   御史装甲ガード
6、4     闇城ダメージ(中)
0       闇城カウンター

147■■■■:2014/09/09(火) 16:17:19 ID:PP5uRqzg
気絶率が妙に高いw

148■■■■:2014/09/09(火) 16:47:02 ID:sz7MlULE
不意打ちだから仕方ないw
――――――――――――

闇城「ガッ・・・!」

闇城「う・・・・あ・・・」ドサ

水園「・・・懲りずにもう一匹か」

水園「今度はずいぶんとマヌケなやつだ。普通、こういう場所を調べるのなら背後に気を配るのが当然だというのに」

闇城「・・・」

水園「さて、どうしたものか」

水園「そうだな。とりあえずは我がアジトにお招きしよう」

水園「生かすも殺すも壊すも、他の奴らに任せればいい」ガシッ

水園「・・・どうなるか見ものだな」ニィ



 十九日目 完

149■■■■:2014/09/09(火) 16:48:56 ID:sz7MlULE
 二十日目

>>150
誰視点?

1 闇城
2 秋園
3 黒丹羽
4 その他

150■■■■:2014/09/09(火) 17:02:08 ID:PP5uRqzg
秒数1の位安価で行くぜ!
1 闇城
2 秋園
3 黒丹羽
4 一厘
5 破輩
6 ヒナミン
7 啄
8 一厘・破輩以外の159支部員
9 一善くン
0 お任せ

151■■■■:2014/09/09(火) 17:04:55 ID:wzw9h9Bk
治験ヒナミンが気になるのでヒナミンで

152■■■■:2014/09/09(火) 17:16:33 ID:sz7MlULE
 ☆

鉄枷「くそ・・・なんでだよ」

鉄枷「なんで・・・!」スタスタ

 
破輩『――と、いうわけだ』

鉄枷『なら、その黒丹羽をやったやつをぶっ飛ばしに来ましょうよ! こんなことされて黙ってちゃいられねえ!』

破輩『その必要はない』

鉄枷『なんでですか!』

破輩『私達の目的は何だ? 学園を守ることだろ。それに第七学区は私たちの管轄ではない』

破輩『黒丹羽のことは私だって頭にきている。けど、ここは警備員や第七学区管轄の風紀委員に任せるしかないのさ。私達は今すべきことを果たすんだ』


鉄枷「学園っつーのは生徒一人ひとりの集合だろ? だったら生徒一人のために行動することだって学園を守ることじゃねえのかよ!」

鉄枷「破輩先輩の言いたいことはわかるけどよ・・・それでも俺は」

鉄枷「ぶっちゃけ納得行かねエ!」ダッ

153■■■■:2014/09/09(火) 17:21:59 ID:sz7MlULE
 ☆ 病院

鉄枷「黒丹羽本人に聞いてやる。あいつが誰にやられたのか」

鉄枷「大事なクラスメイトだ。そのためなら俺は!」

鉄枷「・・・と、あいつの病室はどこだろう」キョロキョロ

鉄枷「しまった・・・せめて聞いてから飛び出してくるんだった」

鉄枷「ん〜・・・弱ったな。これだけ広い場所じゃ見つけるのもぶっちゃけ難しいぜ」

鉄枷「ここは人に聞く以外なさそうだな」

鉄枷「よし。あの人に聞いてみるとするか」

鉄枷「あ、そこの人!」

??「・・・?」

>>154
誰?
1 ヒナミン
2 アルジュナ
3 秋園
4 その他

154■■■■:2014/09/09(火) 17:49:15 ID:wzw9h9Bk
1

155■■■■:2014/09/09(火) 22:05:01 ID:sz7MlULE
崎野「なに?」

鉄枷「お、おう・・・」

鉄枷(何だこの子。すごい・・・)


>>156
1 巨乳だ
2 貧乳だ
3 普通の胸だ

156■■■■:2014/09/09(火) 22:28:36 ID:PP5uRqzg
1

157■■■■:2014/09/09(火) 22:43:23 ID:sz7MlULE
鉄枷「・・・!」ハッ

鉄枷(イカンイカン! 何を見入ってるんだ俺は! 俺には一厘というものが・・・)

崎野(フフ。完全にガン見してたわね。今はその視線さえも誇らしいわ)

鉄枷「あのだな・・・実は昨日運び込まれた奴の病室に行きたいんだが知ってないか?」

崎野「昨日・・・ああ、もしかして」

鉄枷「知っているのか! 頼む教えてくれ!」

崎野「いいけど・・・アンタは?」

鉄枷「そうだな、説明が遅れた。俺はそいつのダチだ」

崎野「そ、ならいいわ。着いてきなさい」

崎野(あの急患に闇城が付き添っていたから気にはなっていたんだけど、こいつと関係はあるのかしら)

崎野(闇城のやつ・・・! せっかくこの胸を見せつけようと思っているのに、昨日はいつの間にか病院から消えてるし、メールも無視するしなんなのよ)

崎野「はい。たしかここだったわよ」

鉄枷「悪いな。助かった」ダッ

158■■■■:2014/09/09(火) 22:50:32 ID:sz7MlULE
黒丹羽「・・・」
 
 ピー…ピー…ピー

鉄枷「黒丹羽! おい!大丈夫か!」

黒丹羽「・・・」

崎野「今は眠っているようよ。まあ、軽傷ではないんだしそうそう意識は戻らないんじゃない?」

鉄枷「まじかよ・・・!」ギリッ

鉄枷「一体どこのどいつが・・・許せねえ!」

崎野「あなたは風紀委員? なら闇城を知らない」

鉄枷「闇城・・・誰だそいつ?」

崎野「昨日この人に付き添って病院にきてたのよ。貴方の後輩と一緒にね」

鉄枷「待て・・・闇城? そう言えば破輩先輩が助っ人が来るとか言ってたな・・・その名が確か」ハッ

崎野「なるほど。闇城は風紀委員の手伝いをしてたわけか」

崎野「それで? 何か連絡は来てない?」

鉄枷「俺の方には何もだな。なんだ。連絡がつかないのか?」

崎野「まあね。まさかこの事件に首を突っ込んでなきゃいいんだけど・・・」

159■■■■:2014/09/09(火) 23:01:30 ID:sz7MlULE
鉄枷(・・・もし俺が闇城ってやつの場合どうするか)

鉄枷(秋園に頼まれて助けに向かったはいいものの、もう既に間に合わなかった)

鉄枷(そんな苦汁をなめちまえば・・・俺だったら)

鉄枷(元を断つために、一人でも調べに行くはずだ)

鉄枷「・・・」スッ

鉄枷「なあ・・・アンタ」

崎野「ヒナミンよ」

鉄枷「ヒナミン、もしかしたら闇城ってやつはやばい目にあってるのかも知れねえ」

崎野「なんですって!?」

鉄枷「根拠はねえけど長年のカンってやつだ・・・」

160■■■■:2014/09/09(火) 23:05:33 ID:sz7MlULE
鉄枷「俺は今から昨日の現場を調べに行こうと思っている」

鉄枷「危険が潜んでいるかも知れねえ、けどついてくるか?」

崎野「もちろん! まだあいつにくたばられちゃ困るのよ!」

鉄枷「なら決まりだ。行くぞ!」

崎野「ええ!」

??「待て」

崎野「!?」

??「闇城の危機なら行かない訳にはいかない。自分もついていこう」

鉄枷「あんたは・・・?」

>>161
誰?

161■■■■:2014/09/09(火) 23:13:32 ID:PP5uRqzg
>>144ですっとぼけてたらマジで敵がペイントになっちゃった件

・桃園先生
・ゴリ川先生
・啄兄貴
・一善くン
・緋花
・アルジュナ
・ゴドリック
・怪傑メジェド

のうちの最大2人まで

162■■■■:2014/09/10(水) 00:59:15 ID:6WII845U
せっかくなのでメジェドで
てか何で唐突にメジェド出てきたしwww

163■■■■:2014/09/10(水) 07:48:12 ID:Yqbj5kEE
>>162
メジェドは前スレでも2,3回名前が出たけど毎回安価外れで出て来れなかったと思う
ちなみに伝承元のメジェド神は神様なだけにチート神だったりする

164■■■■:2014/09/10(水) 23:06:58 ID:k3.rrdV2
怪傑メジェド「申し遅れた。私の名はメルヴィン=ルーカス。闇城という子とは・・・」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/2156.html

メジェド「特に何の関係もない」アッケラカン

鉄枷「ねーのかよ!? さも何か縁ありげに登場したくせに!!」

メジェド「いや・・・正確に言えばないわけでもない、もしかしたらもっと早くに出会っていた可能性もあり、それは並行世界では確定した事実でもあり・・・」

鉄枷「まあいいや。よくわかんねえけど、危なさそうなやつじゃねえみたいだしな」

鉄枷「けど、俺一人じゃ二人は守りきれない。ついてくるなら最低限自分の身を守る覚悟だけはしておいてくれよ。二枚目さんよ」

メジェド「案ずるな。これでも自らの力に多少なりとも自信がある」

鉄枷「オーケー。んじゃ行くぞ」

ヒナミ「ええ行きましょ」スッ

鉄枷「うわっ!? なんだそのコスプレ!? いつの間に着替えた」

ヒナミ「バトルフラグが立ったので戦闘衣装に着替えたわ。でも前のサイズだから胸がきついかも」ギュウギュウ

ヒナミ「これが終わったら新調しなくちゃね」エヘ

鉄枷(うう・・・ぶっちゃけ、露出多めのコスチュームから自己主張する胸がエロい)チラチラ

鉄枷(イカンイカン! こんな大事な時に何を考えてるんだ俺! 邪念を取り払え! そうだ! 一厘の慎ましやかな胸を想像しろ!)

鉄枷(・・・ふぅ。やっぱ普乳が一番落ち着くな。俺も若い時は巨乳一筋だったが、ある時ふと思った)

鉄枷(ヴィーナス像のように抑えめ、かつ女性のシンボリックを失わない適度な大きさに俺の求める美があると!)

鉄枷(よし! 俺はもう惑わされねえぞ! 巨乳なんかに・・・)チラ

ヒナミ「ねえ? 何してるの早く行こ」ジーッ

鉄枷「ッ!!?///」

鉄枷(その上目遣い+谷間の強調は卑怯だ!! こんなことされたら男は誰だって過剰反応しちまうぞ!!)

ヒナミ(フフ、この男純情っぽくておもしろーい。やっぱ、胸が大きいとこういう遊びもできるからいいわよね)クス

165■■■■:2014/09/10(水) 23:13:18 ID:k3.rrdV2
 ☆

闇城「ん・・・」

闇城「ここは・・・?」

 ズキッ

闇城「――ツッ! そうか・・・頭ぶん殴られて気絶させられたのか」

闇城「・・・」キョロキョロ

闇城「どこかの個室みたいだな・・・窓がなくて蛍光灯だけがついていやがる」

闇城「てことは地下か・・・?」

闇城「俺の身体は椅子に縛り付けられて身動きが取れねえ」ギシギシ

闇城「大層なことに鎖を何重にも重ねてあるな。これじゃ御史装甲で壊せないかも」

闇城「ようするに・・・」

闇城「監禁されてるっぽいな・・・」ハァ

闇城「あ〜だりい・・・なんでこんなことに」

 ガチャ

??「おはよう、お早いお目覚めだな。闇城降魔」

闇城「誰だアンタ」

>>166
誰?

166■■■■:2014/09/10(水) 23:17:55 ID:U/SNuxDI
ペイントのリーダー苛句沙凛萄と>>167

167■■■■:2014/09/10(水) 23:23:34 ID:eIba7OcQ
木原一派の誰か(一善以外)

168■■■■:2014/09/10(水) 23:43:15 ID:k3.rrdV2
苛句沙凛萄「私の名は苛句沙凛萄。ペイントの創始者でありリーダーでもある」

苛句沙「こちらの豚は・・・って自分から喋れ」

大狗部汰含「ふひひ・・・ひどいですよ。苛句沙のあねさん」

大狗部「でもそういうところも好みだぜ?」

 ゲシッ!!

大狗部「おうっ!」

苛句沙「言葉もわからないのかこの豚が・・・もう一度い言おうか」

大狗部「だ、大丈夫です・・・わかりやした」

大狗部「俺は大狗部汰含・・・ペイントの構成員だ」

大狗部「ちっ・・・テメエが女だったらよ穴という穴に俺の精えk」

苛句沙「不快だ。もう喋るな」ゲシッ

大狗部「あぁッン!」

闇城(何だこいつら・・・仮面の女にズングリムックリの豚野郎・・・どうやらそうとうやばい奴らに捕まっちまったようだぞ、こりゃ)

169■■■■:2014/09/10(水) 23:56:23 ID:k3.rrdV2
闇城「あんたらの狙いは何だ」

闇城「俺をどうするつもりだよ!」

苛句沙「そう慌てるな・・・いまじっくり考えてるところだ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1237.html

大狗部「そうだ。どうせこの先には不幸しか待っていないんだぜ? げへっ・そんなに自分の残酷な運命を早く知りてえのか?」ニタァ
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/850.html

闇城「ペイント・・・ッ。予想以上にクソッタレの集まりのようだな!」ギリ

苛句沙「何を言っている? ただ私達は平等を求めているだけさ」

苛句沙「ただ平等に不幸を与えるだけ。さもなくば理不尽な不幸で絶望した者も浮かばれない。その不条理を正そうとしてるだけだよ」

苛句沙「この豚も、幸せしか見てこないスイーツなバカ女どもを絶望の淵に叩きこむのにはちょうどいい駒だったのさ」

大狗部「俺は女を犯したい。姉さんは俺に汚され絶望する女を見たい。利害の一致ってわけさ」キヒヒヒ

闇城「テメエら・・・」ギッ

闇城「はっきり言ってやるよ!! テメエらはただの下衆だ!! 平等なんてのは口実に過ぎねえ!! ただ人の苦しむ姿を拝むために・・・自分の欲求を満たすためだけに動く獣だっ!!」

苛句沙「そう吠えるな。弱く見えるぞ?」

苛句沙「お前もずいぶんと幸せの中に浸り続けてきたようだな。そろそろ絶望の味を知る時だ」

苛句沙「なあ豚。こいつにはどんな絶望を送りたい?」

大狗部「ヘヘッ! こいつは自分よりも他人のことを第一に考える偽善者の臭いがしますぜ!」

大狗部「だったら、こいつをいたぶるよりこいつの知り合いに危害を加えることで、最大多数の最大不幸を与えられますよ。グヘッ、グヘヘヘヘ・・・」

170■■■■:2014/09/11(木) 00:05:24 ID:4pShbX7E
苛句沙「なるほど・・・お前も考えるようになったな」

大狗部「そうでしょう! では、こいつの関係者に不幸を与えるのは俺にまかせてください」

苛句沙「お前は、ただ女とやりたいだけだろ」

大狗部「ええ!そうですとも!」

大狗部「けど、こいつの目の前で知人を俺が汚す姿を見せたらどうですか? 一度に二度美味しい! 二人同時に絶望させられますよ!」

苛句沙「ふん。お前はエロゲーのやりすぎだ。だが、まあいいさ。任せる」

大狗部「あいあいさー♪」

闇城「やめろ・・・!」

大狗部「え?」

闇城「俺はどうなったっていい!! けど、俺の仲間を、大切な友人に手を出すんじゃねえよ!!」

大狗部「ダメだね〜・・・そんな甘えはゆるさねえよ?」

大狗部「お前には絶望を贈るんだから。これくらいしなきゃあ」ニタァ

闇城「・・・クソッ!!」

大狗部「よし、お前の携帯借りるぜ」

大狗部「電話帳から女の子の名を探して・・・メールを打つ」

大狗部「(大事な話がある。第七学区〇〇まで来てくれ。)こんなかんじの文面でいいかぁ〜? 馬鹿な女は変に期待して、その後すぐに絶望を味わうことになる・・・グヘヘ。我ながら素晴らしいシナリオだぜ」

171■■■■:2014/09/11(木) 00:09:40 ID:4pShbX7E
闇城「・・・!」

大狗部「さて、送信」ピッ

闇城「・・・ッ」

大狗部「おいおい急に黙りこむなよ」

大狗部「なぁ・・・誰に送ったと思う? 君の知り合いの女の子! 誰だと思う!?」

大狗部「なあ! なぁ! ナア!! 誰が俺の性奴隷になると思うぅ〜〜!?」ハァハァ

闇城(来るな・・・来るんじゃねえぞ!!)

大狗部「お前の電話帳で見つけた名前・・・俺がメールを送った相手は―――」

>>172
誰?(女性限定。闇城の知り合いのみ)

172■■■■:2014/09/11(木) 00:17:23 ID:gY2lovdk
ジュリア

173■■■■:2014/09/11(木) 00:21:16 ID:2pQ6LI0Q
黄泉川先生
原作キャラがNGなら闇城めぐみ

174■■■■:2014/09/11(木) 00:25:34 ID:YPvHwlDs
おまかせ

175■■■■:2014/09/11(木) 14:17:47 ID:4pShbX7E
闇城よりもゴドリックが絶望の淵に叩きこまれそうな人選だなww
―――――――――――――――――――――――――――

 ☆ おっぱいパラダイス 開店前
 
 ピコリーン ユーガッタメール!

ジュリア「あら、メール?」

ジュリア「誰からかな」パカッ

ジュリア「なになに・・・『二人だけであって話したい。11時までに第七学区〇〇まで来てくれ』ですって?」

ジュリア「闇城君から・・・か」

ゴドリック「どうかした? ジュリア」

ジュリア「い、いえ・・・なんでもないわ」フルフル

ジュリア(どうしよう・・・二人だけってことはよほど大事な話なのよね)

ジュリア(もしかしたら・・・第六天魔王に新たな動きが・・・? いや、でもそれならゴドリックと来てくれと指定があるはず)

ジュリア(なんだろう・・・少し嫌な予感がする)

ジュリア(どうしよう・・・)

>>176
どうする?
1 行く
2 行かない
3 ゴドリックに相談
4 その他

176■■■■:2014/09/11(木) 14:20:17 ID:2pQ6LI0Q
3

177■■■■:2014/09/11(木) 14:34:40 ID:4pShbX7E
ジュリア「ねえ、ゴドリック」

ゴドリック「どうしたんだい、ジュリア」

ジュリア「ちょっと相談があるの」

ジュリア「このメール、見て頂戴」スッ

ゴドリック「これは・・・闇城からの?」

ゴドリック「ジュリアと二人きりで・・・? あいつ一体何を考えているんだっ・・・!」ギリ

ゴドリック「もし変な気を起こしているのなら僕が始末する」スチャ

ジュリア「ちょっ・・・ちょっと・・・そんな物騒なことじゃないと思うわよ、多分」

ジュリア「ただ、内容も提示せずにただ来てくれっていうのは彼らしくないと思って」

ジュリア「ゴドリックはどう思う?」

ゴドリック「やめときなよ。適当に用事があるって言って断ればいい。それと、大事な話ならそっちから会いに来いっていうのも付け加えて」

ジュリア「うーん・・・確かにそのほうがいいかもね」

ジュリア「じゃ、そう送っとくわ」ピッ

ゴドリック「よし、今日も仕事がんばろう」

ジュリア「ええ! たくさんの指名がもらえるよう頑張っちゃうんだから」

178■■■■:2014/09/11(木) 14:38:32 ID:4pShbX7E
 ☆

 from ジュリア
 sub ごめん
 本文
 今日は用事があって行けそうにないわ。
 そんなに急を要する大事な話ならお店に来て直接話してちょうだいね?

大狗部「ちっ・・・! 使えねえ」

闇城(・・・ほっ)

大狗部「だが、お前も女友達は多いようだなあ!! まだまだ手数はあるんだよねぇええ」

大狗部「だったら次は・・・この>>179って奴を呼び出してやる!」

闇城「!!」

>>179
誰?(闇城の知り合いの女性限定)

179■■■■:2014/09/11(木) 14:57:43 ID:2pQ6LI0Q
闇城の電話帳内で「マイ☆スウィートハニー」と書いてある人物ww

180■■■■:2014/09/11(木) 21:35:29 ID:4pShbX7E
大狗部「なんだなんだぁ・・・このマイ☆スウィートハニーってのは」

闇城「それは・・・!」

大狗部「テメエ、嫁がいやがったのかよ!! 許せねえ・・・テメエの前で陵辱の限りを尽くしてやるぞ!!」

闇城「やめろっ!!」

闇城(そのアドレスは・・・あいつに・・・つながっちまう!!)


>>181の書き込み時間(秒数一の位)で闇城の『マイ☆スウィートハニー』が決定

1 ホナミン
2 崎野
3 朱花
4 対馬
5 石墨
6 緋花
7 零下
8 鉄砲町
9 美坂
0 啄

181■■■■:2014/09/11(木) 21:51:23 ID:OkdknlhI
そら

182■■■■:2014/09/11(木) 21:57:30 ID:I1MwPy/Y
マイ☆スウィートハニーに破輩先輩がいなくて全俺が泣いた
あっ、でも今回に限ってはいない方がよかったのか?

二日目Bにこんな記述があったというに・・・
>※これを乗り越えないと破輩先輩は攻略できません

183■■■■:2014/09/11(木) 21:58:23 ID:I1MwPy/Y
ってなぜにこのキャラにwww

184■■■■:2014/09/11(木) 22:05:56 ID:4pShbX7E
もはや風輪騒動から遠のいてるからねwwメンツは風輪勢多いけど
破輩先輩はまたの機会に・・・
―――――――――――――――――――――――――――――

闇城(くそ・・・ちょっとしたおふざけだったんだ)

闇城(それなのに・・・まさか・・・朱花がひどい目にあうなんて)

闇城(そんなことあっちゃいけねえ!!)

闇城(動けよ闇城降魔!! まだ俺の牙は抜かれてねえ!! 俺の魂は折れちゃいねえ!!)

闇城(だったら・・・!!)

闇城「うおおおおおおおおおッ!!!」

 ギィインッ!!

闇城「こんな鎖、エンジェルアムドで断ち切ってやる!」

 ギィインギィイン!!

大狗部「おーおー。嫁のピンチには過剰反応するのな。けど残念」

大狗部「あっちからは「わかった。そこにいけばいいのね」っていう返事をもらってるんだよねえ〜」ニタァ

闇城「ぐぅ・・・ッ!!」

大狗部「せいぜいあがけ。けど体力は残しておいてくれよ? 目の前で怪我される嫁を見て発狂する体力ぐらいはなぁ・・・」ニヒヒヒ

闇城「―――――がああああああああああああッ!!」

185■■■■:2014/09/11(木) 22:11:26 ID:4pShbX7E
 ☆

崎野「ここが黒丹羽って人が襲われた場所なの?」

鉄枷「ああ、秋園からはそう聞いている」

メジェド「それで、ヒナミン。闇城とやらから連絡は?」

崎野「ないわね。なに無視してくれちゃってるのよ! あいつ・・・」

鉄枷「今携帯が手の届かない場所にあるのか、使いたくても使えない状況にあるのか、それともただの無視か」

崎野「無視!? そんなことあいつに限ってないわよ! あいつ私みたいな美少女戦士にメールを貰ったら鼻の下のばしてヘラヘラしながらすぐ返信してくるわよ!」

鉄枷(美少女って・・・)

メジェド(自分で言うのか・・・)

186■■■■:2014/09/11(木) 22:13:57 ID:4pShbX7E
崎野「・・・」コホン

崎野「とにかく、万が一のことを考えて行動するべきよ。手遅れになってから後悔しても遅いんだから」

鉄枷「それに関してはぶっちゃけ賛成だ」

鉄枷「けど、結局手がかりになりそうなものは何もない」

メジェド「さっそく手詰まりか」

崎野「うーん・・・困ったな」

187■■■■:2014/09/11(木) 22:24:59 ID:4pShbX7E
鉄枷「秋園も襲ってきた奴の顔は暗くてよく見えなかったらしい」

鉄枷「実際に戦った黒丹羽なら、何か情報を持ってるかもなんだがな」

メジェド「その彼は戦闘不能・・・目をさますのはいつになることやら」

崎野「ああ! もう! そもそも情報が少なすぎるのよ! 何か風紀委員の情報網をつかって調べられないの?」

鉄枷「だから、絞り込む条件すらすくねえんだ。わかってるのは水を操る能力者ってだけ」

鉄枷「そんな奴、この学園都市にゴマンといる」

崎野「むー・・・むー!」

メジェド「ふむ、芳しくないな」

鉄枷「どうするよ・・・」

>>188
どうする?

1 捜索継続
2 帰る
3 助っ人登場 (誰?)
4 その他

188■■■■:2014/09/11(木) 22:29:30 ID:IcjpA.O2
3:啄兄貴

189■■■■:2014/09/11(木) 22:54:38 ID:4pShbX7E
啄「フハハハ、困っているようだな諸君!!」スタッ

鉄枷「何だお前!?」

メジェド「何者!」

崎野「こいつ・・・相当できる(コスプレイヤーね)」

啄「我が友の助けを呼ぶ声が聞こえてきたのだよ。ククク・・・このざわついた空気2年前と同じだ・・・」

鉄枷「いやいいから名乗れよ!?」

啄「名乗る名はない・・・強いて言うなら『暗空の先行者』とでも」

鉄枷「いやマジでそういうのいいからさ! 風紀委員としてジャッジメントするぞ!?」

啄「啄鴉です」

崎野「啄さん・・・? あなたは闇城の知り合いということでいいのかしら」

啄「ああ・・・奴とは幾億年も前から血の盟友としての契を交わしていて」

鉄枷「それで? 手伝うってのなら嬉しいがあいにく手詰まりなんだぜ」

啄「くく・・・まあ貴様らでは所詮そこまでだろうな」

メジェド「なに? ならばお前にはなにか策でもあるというのか」

啄「愚問だな。なければこのように現れたりはしない」

啄「かつて志を共にした時・・・お互の身に何か会った場合を考え携帯には発信機を取り付けてあるのだ」

啄「つまり!」ガバッ

啄「闇城居場所など手に取るようにわかる!」

鉄枷「マップ上にアイコンが点滅している・・・そこが闇城の居場所なのか?」

啄「ククク・・・そういうことだ」

190■■■■:2014/09/11(木) 22:58:45 ID:4pShbX7E
崎野「ここから近いわ」

崎野「この辺りだと・・・まさか取り壊し予定の廃墟かしら」

メジェド「急ごう!」ダッ

 ☆

朱花「よし、とりあえず準備もできたし」

朱花「行くとしますか」グッ

朱花「けど、いきなりなんなの・・・闇城の奴」

朱花「二人だけで大事な話って・・・」

朱花「//」ブンブン

朱花「何考えてるのよ! 私。どうせ大したことじゃないでしょ」

朱花「期待するだけバカを見るわよ」

191■■■■:2014/09/11(木) 23:07:30 ID:4pShbX7E
朱花「とにかく、待たせるのも悪いし行きますか」

 ☆

朱花「よし。多分待ち合わせ場所はここだったよね」

朱花「けど・・・」キョロキョロ

朱花「ずいぶんと殺風景な場所だね」

朱花「待ち合わせの場所くらいもっと洒落た場所にできなかったのかあいつは」ムスッ

朱花「ま、闇城のセンスなんてたかがしれているというか。愚妹もどんなところが気に入ったんだか」

朱花「・・・ふむ」

>>192の書き込み時間(秒数一の位)にて次の展開が決定

1、3、5、9 拉致される
2、6、8 鉄枷達と合流
4、7 大狗部、鉄枷達以外の誰かが来る
0 大狗部返り討ち

192■■■■:2014/09/11(木) 23:08:39 ID:OkdknlhI
どう

193■■■■:2014/09/11(木) 23:10:11 ID:YPvHwlDs
あと少しで返り討ちw

194■■■■:2014/09/11(木) 23:24:46 ID:4pShbX7E
大狗部「御機嫌いかがかな? お嬢さん」ガシッ

朱花「へっ・・・?」

朱花「いつの間にッ・・・! アンタ誰!」

大狗部「俺は・・・闇城君のお友達だよ」ニタァ

朱花「離して! アンタみたいな奴が闇城の知り合いなわけ無いでしょ!」

大狗部「おやおや。人を見た目で判断するのはいけないなぁ〜・・・」

大狗部「そんな子にはお仕置きが必要だぁ・・・」グヒッ

朱花「やめなさい・・・! 大声出すわよ」

大狗部「どうぞ。叫んだところで周りには誰も居ないけどなぁ」ニヤニヤ

大狗部「そう怒らないで。楽しい遊びをしよう」

朱花「遊び・・・?」ゾクッ

大狗部「ああ、とっても気持ちの良い遊びだ。俺と君とで」

大狗部「観客には闇城君を招待してある」

朱花「や・・・いや・・・!」フルフル

大狗部「もう遅い」

 バキッ……

195■■■■:2014/09/11(木) 23:32:05 ID:4pShbX7E
 ☆

鉄枷「間違いない・・・!」

崎野「ここのようね」

メジェド「こんなボロボロの建物に・・・本当にいるのか」

啄「電子の波がそう囁くのならそれに従うのみだ。ここからは命をかけた戦いになる・・・」

啄「貴様ら覚悟はできているか」

鉄枷「大げさなようで大げさじゃないな。相手はあの黒丹羽を潰した相手だ。戦いになれば苦戦を強いられるに違いない」

鉄枷「ヒナミン・・・やっぱ。アンタは・・・」

崎野「なめないでッ!」

崎野「私だってそりゃ能力者としては大したことはないかもしれない・・・けど!」

崎野「それでも! 覚悟ならここにいる誰にも負けない自信があるんだから! 完全武装少女ヒナミンを甘く見んじゃねえぞ!」

メジェド「ふむ。その意気は良い。なら・・・行こう」

メジェド「もう言葉は必要ないはずだ」ザッ

鉄枷「・・・」コク

崎野「・・・」コク

啄「・・・」ククク

196■■■■:2014/09/11(木) 23:39:17 ID:4pShbX7E
??「おっと・・・」サッ

??「ここからは関係者以外立入禁止だ」

??「そうそうに立ち去ってもらおう」

一同「!!」

>>197
誰?(複数人可 ペイントメンバー限定)

197■■■■:2014/09/11(木) 23:44:29 ID:OkdknlhI
痣儀圏而と砌神楽と嵯峨美馬

198■■■■:2014/09/11(木) 23:44:38 ID:YPvHwlDs
舐江と、大狗部同様ペイントに寝返った木原一派

199■■■■:2014/09/12(金) 23:04:58 ID:/cNglYGE
鉄枷「おいおい・・・こりゃまた手厚い歓迎だな」

啄「降りかかる火の粉は払うのみ。この救済委員、啄鴉の前に立ちふさがるということがどういうことかわかるか?」ククク

メジェド「相手が魔術師でないとしても容赦はしない。理不尽な暴力は鎮圧する」スッ

嵯峨美馬「うふっ。生きのいい獲物がたーくさん。無能力者(ザコ)をいたぶるのも飽きていたところです。あなた方のような実力者を屈服させ、蹂躙し、征服してみたかったのですよ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1298.html

砌神楽「嵯峨様。あまり熱中し過ぎぬよう。戦闘にのめり込むと周りが見えなくなるのが貴方様の悪い癖です」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1274.html

痣儀圏而「風紀委員がのこのこと・・・お前らの正義など所詮ガキの絵空事でしかないことを教えてやるよ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1247.html

崎野「はわわわ・・・見るからにやばそうな奴らなんですけど」

崎野「こんな奴らと本当に戦うの・・・?」オロオロ

鉄枷「3対3だ。ヒナミンは先に進め」

崎野「え。っわ、私だって戦えるよ!」

鉄枷「勘違いすんな。俺はお前が戦力にならないから先に行かせるわけじゃねえ」

鉄枷「ヒナミン・・・アンタ言ったよな。闇城を助けるって覚悟はここの誰にも負けないって」ニッ

鉄枷「だったら、先に進むのはアンタが適任なんだよ。闇城を助け出せ! ぶっちゃけそうすりゃ万事オッケーだ」

崎野「・・・・!」

崎野「うん・・・わかった!」コク

崎野「負けんじゃないわよ」ダッ

鉄枷「アンタもな」グッ

200■■■■:2014/09/12(金) 23:16:03 ID:/cNglYGE
痣儀「行かせてよかったのか・・・?」

砌「大丈夫でしょう。見たところ高位の能力者でもありませんし。むしろ好都合です。大狗部のエサがまた一つ増えました」ニコッ

鉄枷「あいつはやられねえよ」スッ

啄「時として覚悟は圧倒的実力差を凌駕する奇跡を起こす。奴もまた因果の輪から外れた超越者への覚醒が迫っているというわけだ」

嵯峨「意味分かんない。そんなことより早くかかってきなよ! フフフ楽しみだなぁ〜君たちの苦痛で歪む顔を見るの」

メジェド「・・・」グイッ

メジェド「・・・」ヌギヌギ

メジェド「・・・」スッ

メジェド「準備は整った。歪人共よ。かかってこい」ドドーン

痣儀・嵯峨・砌「」

鉄枷「あ、アンタ! なに上半身に袋かぶってんだよ! ふざけている場合じゃねえぞ!」

啄「いや・・・違う」

鉄枷「え?」

啄「やつから溢れ出る暗黒闘気・・・あの袋はそれを制御し、自らの力として最適化することにより最高のパフォーマンスでの戦闘を可能にしている。その姿はまさに死体を包む布(シュラウド)のようだ!!」ククク

啄「フーゥハハハ!!俺には見える・・・膨大なまでの暗黒闘気が!!」

鉄枷「やべえ、ついていけねえ」

メジェド「うん。そう言うことでいいよ」

鉄枷「そうなのかよ!?」ガビーンッ

201■■■■:2014/09/12(金) 23:24:21 ID:/cNglYGE
鉄枷「・・・とにかく!」

鉄枷「おしゃべりはここまでだ」

鉄枷「行くぞッ!!」ダッ

啄「御意!」ヒュン

メジェド「怪傑メジェド! ここに見参!」ザッ

>>202の書き込み時間(秒数一の位)にて対戦カードが決定

1、7 鉄枷VS砌 啄VS痣儀 メジェドVS嵯峨
2   鉄枷VS痣儀 啄VS嵯峨 メジェドVS砌
3、8 鉄枷VS嵯峨 啄VS砌 メジェドVS痣儀
4   鉄枷VS砌 啄VS嵯峨 メジェドVS痣儀
5、9 鉄枷VS痣儀 啄VS砌 メジェドVS嵯峨
6   鉄枷VS嵯峨 啄VS痣儀 メジェドVS砌
0   乱戦

202■■■■:2014/09/12(金) 23:37:23 ID:paNhQ1js
このシリーズ、何だかんだでヒナミンがメインヒロインな予感w

203■■■■:2014/09/12(金) 23:42:19 ID:paNhQ1js
むう・・・カード的には鉄枷VS痣儀(風紀委員VS元風紀委員)見たかったが、安価の廻り次第ゆえに仕方ないか・・・

204■■■■:2014/09/12(金) 23:54:40 ID:/cNglYGE
嵯峨「ふふ。君に来〜めた? 君が一番いい声で鳴いてくれそう」チャキ

鉄枷「日本刀・・・脇差か」

鉄枷「わりいが、べっぴんさん。この俺に肉弾戦で挑むのはいささか分が悪いと思うぜ」

鉄枷「それに武器が金属というのもなッ!!」グッ

 【鉄枷束縛VS嵯峨美馬】


啄「ククク・・・今の俺は阿修羅すらも軽く凌駕する」

啄「相手が小娘だとしても加減はできんぞ? 逃げるなら―――――」

 ジャキン

啄「いや、もう遅いか。我が暗黒闘気貴様を完璧に敵と認識した」

啄「あとは闇の呑まれあがくのみだ。フハハハハハッ!!」

砌「あらあら。ずいぶんと饒舌なお方ですね」

砌「その達者な口が、いつまで聞けるか見ものです」フフフ

 【啄鴉VS砌神楽】


痣儀「なめやがって・・・そんな恰好で挑んでくるとはな」

メジェド「見かけで判断するのは三流。戦い方で判断して二流。思考までを読み取って判断してようやく一流」

メジェド「さて、三流戦士。かかってこい」

痣儀「うざってえ・・・その袋の中身を肉塊に変えてやる・・・」ギリ

 【怪傑メジェドVS痣儀圏而】

205■■■■:2014/09/12(金) 23:58:58 ID:/cNglYGE
>>206
誰視点?
書き込み時間の秒数一の位で決定

1   闇城
2、6 鉄枷
3、7 崎野
4、8 メジェド
5、9 啄
0 >>207の書き込みで決定

206■■■■:2014/09/12(金) 23:59:39 ID:R/IDayjk
きませい

207■■■■:2014/09/13(土) 00:11:29 ID:QdocqJnA
啄「さあかかってこい小娘!」

啄「とはいっても! 既に貴様は我が手中! マリオネットのごとく手のひらで踊るに過ぎぬがな!」

砌「さあ、それはどうですかね?」

 シュン!!

砌「それだけ大見えきっていれば隙も当然あります」

 グザグザグザ!!

啄「・・・・ガッ!!」

砌「貴方様はこのナイフの良い的でしたよ」

砌「相手がどのような能力かもわからないのにうかつに射程圏内に入ってくるとは、おバカさん」ウフ

啄「さて、それはどうかな?」ニヤ

砌「!?」

砌「なんで・・・致命傷になるよう狙って転移させたというのに」

啄「残像だ」スッ

啄「いや・・・それは我が幻影にすぎない」

砌「消えた・・・はっ」

啄「遅い! もらった!!」

砌(後ろ――――)


>>208の秒数安価で決定

1、4、8 砌ダメージ(中)
3、7   砌ダメージ(小)
2、6   啄ダメージ(中)
5、9   砌 回避
0     砌ダメージ(大)

208■■■■:2014/09/13(土) 00:19:22 ID:fd8mqKUQ
どうだ

209■■■■:2014/09/13(土) 00:29:24 ID:ZDDQgvfI
まさかの唯一の兄さんがダメージ枠

210■■■■:2014/09/13(土) 00:34:10 ID:QdocqJnA
啄「ぐぅ・・・ッ!?」
||||||||

 グザッ
 …ポタ…ポタ

砌「言ったでしょう? 手中に収められているのはあなただと」

砌「貴方の像が光をコピーして作り上げたダミーということは知っていました。あえてそれに乗ることによって、逆に隙を作らせたというわけです」

砌「でもでも。少し誤算でしたね。ホントは一撃で仕留めるつもりだったのですが目視なしの転移では座標軸にズレが生じるみたいです」

啄「ククク・・・」ズポッ

啄「この程度で俺を集中に収めたと・・・?笑わせないで欲しい」ゲフッ

啄「こうなるのも計算の内だ。よって俺は貴様よりも更に上にいる・・・!」

砌「ふふ。面白い方ですね。子どもみたいに負けず嫌いで、純真な人」

砌「けど、だからこそそういう人は生き残れない。この裏側の世界ではまずそのような人が食い物にされてしまうのですよ?」ニコ

啄「クハハッ!! 何を言っている。俺は闇を纏いし咎人・・・純真など対極の存在だ」

啄「その証拠に見せてやろう!! この啄鴉に流れる暗黒魔神の力をッ!!」

啄「黒き誓約の元、暗黒の眠りから目覚めよ!! 暗黒時空(ダークネスワールド)!!」

211■■■■:2014/09/13(土) 00:52:02 ID:QdocqJnA
砌「これは・・・」キョロキョロ

砌「漆黒の両刃剣が辺り一面に出現した?」

啄「これこそが暗黒時空・・・暗黒流体で精製された無数の剣が貴様を穿つ」

啄「逃げ場はない・・・これはどのような能力者でも防ぐことができぬのだ!!」

砌「わかりきったブラフを・・・所詮この武器は貴方のその右手に持つナマクラをコピーしただけのシロモノじゃないですか」ウフ

砌「質量のない武器など恐れるに足りません。どうぞ? 攻撃してきてください」

啄「後悔するなよ・・・小娘」ニッ

 ビュッ!! ビュッ!! ビュッ!!

砌「いくらリアルに見えても所詮はまやかし・・・こんなもの」

砌「私の身体をすり抜けることしかできない」

啄「・・・」

砌「さてさて。虚仮威しはここまでです」

砌「本当の剣山というものを見せてあげましょう」ヒュン

啄「空間移動・・・!」

 ガシッ!

砌「とらえた! 触れるということは本体! このまま貴方の身体に無数のナイフを転移させてあげましょう!」

啄「ぬう・・・っ」

 バンッ!


>>212の秒数一桁で決定

1、5、8 啄ダメージ(大)
2、6   啄ダメージ(中)
3、7   啄回避
4、9   砌ダメージ(中)
0     啄ダメージ(特大)



    ダメージ概念を明確化するためにヒットポイント制にしてみる

啄「〜〜」
|||||||| ←HP 初期値10
        現在は8
        ダメージ(大)-3 ダメージ(中)-2 ダメージ(小)-1 ダメージ(特大)-5
        0になったら戦闘不能。グダりそうな感じもするのであくまで試験的な導入

212■■■■:2014/09/13(土) 00:53:09 ID:PGXtR8So
兄貴ィ!

213■■■■:2014/09/13(土) 19:16:36 ID:ZDDQgvfI
カウンター安価くらった後に、きっちりカウンター安価を返すとはさすが兄さんやでぇ

214■■■■:2014/09/14(日) 12:09:42 ID:EJUKS4/U
啄「フッ」

 スッ! ザクザクザク!!

砌「コートを脱いで・・・脱出した?」

砌「やりますね」ギリ

啄「まだ終わりではないぞッ!」

砌「また性懲りもなく、見た目だけの剣を・・・」

 バキッ

砌「あぅ・・・!」
||||||||

啄「言っただろ?貴様は既に我が手中だと」ククク

砌「・・・幻影の剣に本物が混ざっていたというの・・・? なるほど・・・カモフラージュというわけですか」

215■■■■:2014/09/14(日) 12:20:45 ID:EJUKS4/U
砌「でも・・・一度受けた技をみすみす二度も喰らいませんよ」

砌「その不意打ちはもう通用しませんから」

啄「だろうな」

啄「だが、ワンパターンな戦術などそもそも邪道」

啄「手を変え品を変え戦況に対応していくのが我がやり方よ!!」ダッ

砌(特攻・・・肉弾戦に持ち込む気)

砌(いいでしょう。このナイフで)スッ

砌(完膚なきまでに潰してあげます)

>>216の秒数一桁で決定

1、3 砌ダメージ(中)
2   啄ダメージ(大)
4   砌ダメージ(小)
5   啄ダメージ(小)
6   砌ダメージ(大)
7、9 啄ダメージ(中)
8   回避
0   両者ダメージ(大)

216■■■■:2014/09/14(日) 12:27:26 ID:XuONKy1s
どうなる

217■■■■:2014/09/14(日) 12:49:33 ID:EJUKS4/U
砌「フンッ」

啄「ナイフをそのまま突き刺してくるか・・・!」

啄「だがその程度の直線的動き造作も無く回避できるぞ」クク

砌「甘い」

 ヒュン!

啄「なっ・・・」

啄(振り切った右腕から、ナイフが消えている?)

啄「しかーしっ!!」ヒョイ

啄「だとすれば、この俺へと転移させるのは明白・・・狙いが正確な分、予測も回避もしやすいというわけだ」

啄「そしてッ!!」

啄「貴様は自分の攻撃に絶対的な自信がある、おそらくはその転移攻撃により多くの敵を葬ってきたのだろう」

啄「その瞬間が隙だ! もらったぞ!」

啄「この一撃にすべてを込める・・・闇夜に吼えよ、我が右腕!!」

啄「暗黒剛掌波ッアアアアアアアアアアアアア!!」バッキィイイイイ ※ただのソゲブです

砌「グゥアッ・・・アアア!!」
|||||

218■■■■:2014/09/14(日) 13:00:05 ID:EJUKS4/U
砌「・・・」ケホ

砌「やりますわね・・・」

砌「正直驚きました・・・ここまで出来るとは」

啄「驚きか? 自分が女であっても容赦なく殴られる現実が」

砌「それもそうですね・・・ここまで躊躇なく拳を振ったのは貴方様が初めてでございます」

啄「この戦場に性別は関係ない。男だろうと女だろうと相手壁になるのならこの俺は全身全霊を込めて突き破る」

啄「それが相手の礼儀でもあると同時に俺のポリシーだ。そうでもなければブレてしまうからな・・・」

啄「しかし、闇に魂を売った俺とはいえ心が傷まないわけではない」

啄「このまま続けてもその整った顔に生傷を増やすだけだ。それは貴様も俺も望まぬだろう」

啄「退け。見逃してやろう」ククク

砌「なにを・・・」

>>219
砌はどうする?

1、8、6 戦闘続行
2、4、5 撤退
3、7、9 >>220
0     「舐めないでくださいますか?」

219■■■■:2014/09/14(日) 13:57:44 ID:ykYAp6oA
暗黒時空(ダークネスワールド)!!

220■■■■:2014/09/17(水) 22:44:37 ID:dBV7SSmQ
>>220が出たと思って無茶ブリかましそうになったけど、ルール上は4か

221■■■■:2014/09/19(金) 16:08:11 ID:DiObqllc
砌「くぅ・・・」

砌(確かに体力の消耗が激しい・・・)

砌(無茶をして私が倒れでもしたら皆様に多大なる迷惑が・・・)

砌「ふふ・・・ならお言葉に甘えてここは引きましょう」

砌「しかし、これで勝ったと思わないことですね。私はこれからも貴方様の首を狙いますよ」ニコ

砌「油断したところを・・・スパッ、なんて」フフフ

 ヒュン!

啄「ククク、この俺に再度挑もうというのか、その蛮勇は褒めてやる」

啄「この啄鴉は逃げも隠れもしない! いつだって貴様の挑戦を受けてやるぞ!! フハハハハハッ!」

222■■■■:2014/09/19(金) 16:10:02 ID:DiObqllc
>>223
誰視点?

1 闇城
2 崎野
3 鉄枷
4 メジェド
5 その他

223■■■■:2014/09/19(金) 16:14:18 ID:9MCHbDzw
ドン!

224■■■■:2014/09/19(金) 16:15:53 ID:9MCHbDzw
書き忘れたw
5で

225■■■■:2014/09/19(金) 16:27:54 ID:DiObqllc
 ☆ 病院内

一善「おいおい、どうなってんだこりゃあョ」

一善「ずいぶんと愉快な姿になっちまったじゃねえか、黒丹羽ァ」クク

黒丹羽「・・・」

一善「一体どこのどいつにやられたんだか」

一善「どちらにせよ、俺はこいつを買いかぶり過ぎていたのかもなぁ」

一善「情けねえったらありゃしねえ。所詮はあまちゃんだったってことか」

226■■■■:2014/09/19(金) 16:32:00 ID:DiObqllc
一善「・・・さて。冷やかしはこのくらいでいいか」

一善「あのジジイにこの腕の最終調整をしてもらわねえといけねえからな」

一善「・・・」

>>227
どうする?

1 帰る
2 黒丹羽覚醒
3 見舞いに来た者と鉢合わせ(誰かも指定)
4 その他

227■■■■:2014/09/19(金) 16:34:58 ID:LBV2BmtM
2!

228■■■■:2014/09/19(金) 16:41:29 ID:DiObqllc
 パチッ

一善「ンぁ・・・?」

黒丹羽「・・・っ」ムク

黒丹羽「・・・」キョロキョロ

一善「ハハッようやくお目覚めかよ、呑気なもんだな。おい」

黒丹羽「俺は・・・生きてる・・・のか?」

一善「ああそうだ。皮肉なことに風紀委員に助けられてな」

黒丹羽「ちっ・・・余計なことを」

一善「拾った命だ。ありがたく思っとけョ。それがこれから潰す相手になろうとなぁ」

黒丹羽「・・・偽善の行動に感謝なんているものか」ボソッ

黒丹羽「それよりも、木原」

一善「なんだぁ」

黒丹羽「バイクを出せ。出かけるぞ」

229■■■■:2014/09/19(金) 16:50:57 ID:DiObqllc
一善「おいおい。気でも触れちまったのかョ」

一善「テメエはまだ安静状態を維持しないといけない身だぜ? もし動こうものなら傷口が開いて・・・」

一善「すぐにお陀仏だ」ニヤ

黒丹羽「どうでもいい」

一善「かかっ! そうかョ・・・自分の身はどうでもいいんだな。いいぜ。その捨て身の姿勢、気に入った」

一善「どこでも案内してやるョ・・・言ってみな」

黒丹羽「ペイントのアジト」

一善「はぁ?」

黒丹羽「とぼけても無駄だ。どうせお前のことだ・・・そういうつながりは持っているんだろ」

一善「鋭いカンをお持ちだこと・・・ァア。ペイントね。しらねえこともねえョ」

一善「もしかして、黒丹羽。お前そこにやられたのか」

黒丹羽「・・・」

一善「ハハッ!! こりゃ傑作だ! あの組織は俺らと似たところがあると思っていたんだがな! 同族嫌悪ってやつか? まさか喰い合いになるたぁ・・・」

黒丹羽「そいつらを潰しに行く」

一善「報復か? そりゃ復讐者に相応しい行いだな」

黒丹羽「それだけじゃない。これから勢力を伸ばすのなら邪魔になってくる・・・邪魔な芽は早めに潰すに限るからな」

230■■■■:2014/09/19(金) 16:55:31 ID:DiObqllc
一善「ケケッ。わーったよ。準備しな。すぐに出発だ」

黒丹羽「・・・」

一善(楽しみだねえ・・・こいつがどこまで持つか)

一善(死ぬなら死ぬでもいい。だが死にかけの獣は時に計り知れねえ力を持つこともあるしな)

一善(散り際の花火、しかと見届けさせてもらうぜ)ニタァ


 ☆

>>231
誰視点?

1 闇城
2 崎野
3 鉄枷
4 メジェド

231■■■■:2014/09/19(金) 17:04:18 ID:lbf3kTz2
2

232■■■■:2014/09/19(金) 22:24:18 ID:DiObqllc
 ☆

崎野「はぁ・・・はぁ」

崎野「なんて入り組んだ作りになっているのよ! こんなのもう迷路じゃない!」

崎野「あっちこっちいったりきたり・・・薄暗いせいで目印もつけがたいし」

崎野「ほんとにここなのかな・・・? 闇城はどこにいるの・・・?」

 カツン カツン カツン

崎野「足音・・・? 近づいてきてる」

崎野「ここは、隠れて様子を窺うに限るわね」

??「・・・」

崎野「来た・・・あの人は」

>>233
誰?

233■■■■:2014/09/19(金) 22:31:17 ID:AuL0fEAw
木原縮退
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/955.html

新キャラNGなら↓

234■■■■:2014/09/19(金) 22:39:58 ID:lbf3kTz2
苛句沙・大狗部以外の誰か
(この書き込みの秒数1の位が奇数ならペイント側・偶数ならヒナミンの味方側)

235■■■■:2014/09/19(金) 22:45:55 ID:DiObqllc
木原縮退「・・・」カツカツ

崎野(あのなり・・・研究者の人かな)

崎野(研究者が何でこんなところに・・・?)

崎野(というか・・・あの人が従えてるのってライオン・・・!? 見るからにやばいよね、うん)

崎野(ここは適当にやり過ごして・・・)ガツ

崎野(・・・ん、何か後ろに変な感触が・・・)ソーッ

デザインアニマルc(以下DAc)「グルルル・・・」

崎野「んギャーーー!? お、おおおお狼!? やめて! 食べないで!!」

縮退「あら、チャーリー。なにか見つけたのっ・・・・て、これはこれは可愛らしいアサシンさんね」

崎野「待って! あなたに敵対する気はないから! だからこの狼を止めてぇ〜」

DAc「グーッ・・・・」

縮退「ふむ・・・本当?」

崎野「嘘じゃないよ! もしアンタがあいつらの仲間だとしても私は攻撃しない! ただ闇城を助けたいだけなの!」

縮退「そんなこと言われて「ああそうですか」と信じられれば世の中の争いの8割は消えるんじゃない?」

236■■■■:2014/09/19(金) 22:54:05 ID:DiObqllc
DAa「グゥゥゥゥウウ!!」

縮退「アルファ、ちょっと落ち着いて。まだどうするか考えてるから」

崎野「ヒッ! ライオンまで!?」

崎野「お願いします! ヒナミンは嘘つかないよ!」

縮退「その前に、立場をはっきりしておきましょう」

縮退「あなたはここがペイントのアジトと知って踏み込んできたの?」

崎野「ペイント・・・? いや、名前は知らなかったけどここに捕まった仲間がいるってわかったから・・・」

縮退「なるほど、目的は救出だけなのね」

崎野「だからさっきからそう言ってるじゃん!」ムスッ

DAc「グル」ギロ

崎野「ヒッ・・・スミマセン」

縮退「ふぅむ・・・」

縮退(私の立場的に微妙なところよね)

縮退(なんせ私は・・・)


>>237
縮退の立場とは?

1 一善に頼まれてここに来た
2 ペイントと協力関係
3 なんとなく寄っただけ
4 その他

237■■■■:2014/09/19(金) 23:03:04 ID:zkLAeQ7s
アジトの家賃取り立てと忘れてたペット回収(いずれか1つだけでもOKです)

238■■■■:2014/09/19(金) 23:10:32 ID:DiObqllc
縮退(家賃取り立てやらDAの回収やらでどちらかと言えば味方よりなのよね)

縮退(この子の仲間が拉致されたということは、その子がペイントに不利益をもたらすからでしょ? だとしたら救助を手伝うのもな・・・)ウーン

縮退「もし、私がペイントの一員だとしたらどうする?」

崎野「え・・・」

縮退「理由もなしに誰かを捕まえるわけないのはあなただってわかるでしょ?」

縮退「無条件に返すメリットが何もないじゃない」

崎野「じゃあアンタは・・・!」

縮退「ええ。ペイントの仲間・・・というのが正しいのかしら?」

崎野「じゃあ・・・私をここで倒すきなの」

縮退「そこは困りどころね、正直、仲間と言っても金でしか繋がっていないし恩も情もないわけだし」

縮退(ぶっちゃけて言えば、子どもたちの争いは子どもたち同士でやって頂戴って感じ)

239■■■■:2014/09/19(金) 23:20:04 ID:DiObqllc
崎野(どうしよう・・・)

崎野(能力者ではなさそうだけど、この動物は厄介だわ)

崎野「・・・!!」ブンブン

崎野(駄目だ!何弱気になってるんだ私! こんなんじゃ送り出してくれたあいつらに顔見せできない)

崎野(やるっていうのなら上等だわ・・・こんなちょっとでかいわんことにゃんこ、ヒナミンの敵じゃないんだから!)グッ

縮退「さて、そろそろ決めないといけないわね」

縮退「なら、こうしましょう」


>>240
どうする?

4、6、9「悪いけど、あくまでペイント側だから。あなたの身柄は彼らに預けるわ」

1、3、8「OK。面倒な被害も損失も控えたいからあなたを闇城のもとまで案内してあげる」

2、5、7「私の用が済むまでおとなしくしてて。というわけで少し気絶しといてもらうわ」

0    助っ人登場 (>>241 誰?)

240■■■■:2014/09/19(金) 23:23:39 ID:zkLAeQ7s
ちぇいさー!

241■■■■:2014/09/19(金) 23:27:35 ID:zkLAeQ7s
うーむ・・・前スレの時から思ってたけど、何となくヒナミンは秒数安価運が悪いような気がするw

242■■■■:2014/09/19(金) 23:29:10 ID:DiObqllc
縮退「ブラボー」

 シュルシュル

崎野「へっ・・・?」

DAb「シャーッ!!」

崎野「蛇ぃ!? 身体に巻きついてきて・・・!」クルクル

 ギュウ…

崎野「身動きが・・・とれな・・・クゥ!」バダンッ

縮退「ごめんね。やっぱ私はペイントよりの人間だから。あなたをほっぽっとくわけにはいかないの」

縮退「今からペイントのリーダーに会いに行くの。ついでに貴方の身柄もそこに預けることにするわ」

崎野「こ、このぉ〜!!」ジタバタ

縮退「抵抗しても無駄。暴れれば暴れるほど、ブラボーは締め付けるわよ」

 ギリ…ギリ

崎野「うっ・・・くぅぅぅ!!」

243■■■■:2014/09/19(金) 23:36:05 ID:DiObqllc
縮退「さて、この子はアルファの背にでも乗せて運ぶとして・・・」

縮退「あとはリーダーさんに会いに行くだけね」

縮退「電話してもつながらないということはお取り込み中かしら? ちゃんとこの建物内にいるでしょうね」

崎野「くぅう・・・」

崎野(これじゃミイラ取りがミイラだよ・・・ごめん闇城)

崎野(いや・・・だけど・・・!)ピキーン

崎野(こいつが会いに行こうとしてるのはリーダーなんだよね。ならそこに闇城がいる可能性は高いんじゃない?)

崎野(ふふふ、計算通りね)

崎野(むしろ上手く行きすぎて怖いくらいよ)フフフ

縮退(なんでこの子こんなに勝ち誇った顔してるのかしら・・・)

244■■■■:2014/09/19(金) 23:39:11 ID:DiObqllc

>>245
誰視点?

1 闇城
2 崎野
3 鉄枷
4 メジェド
5 一善&黒丹羽

245■■■■:2014/09/19(金) 23:40:52 ID:AuL0fEAw


246■■■■:2014/09/19(金) 23:51:55 ID:DiObqllc
大狗部「ぐひ・・・ぐひひひ」

闇城「このやろぉ・・・!!」ギリ

朱花「助けて・・・闇城・・・助けて」

大狗部「笑いが止まらねえよ!! こんな上物をこんなシュチエーションで犯せるんだからなぁ!!」

大狗部「さあ・・・次は下着だ・・・下着を剥いてやるよぉ」ジュル

闇城「やめろって言ってんだろ!! ぶっ殺すぞ!!」ガシガシッ

大狗部「おいおい。そんな言葉はねえだろぉ・・・?俺だって生きてるんだからさぁ」

大狗部「たとえ捕まっても『反省しています。これから一生をかけて償います』で済むんだよ。未成年って免罪符さえありゃあな! 誰も俺を殺すことなんてできない!! ギャハハハ!」

大狗部「悔しいか!? 不幸か?! もっと見せろその絶望で満ち足りた情けねえ面を」ニタァ

朱花「う・・・ぁあ」

大狗部「おいおい。どこに逃げようってんだぁ」ガシッ

朱花「・・・ヒィ!」

大狗部「と言っても麻痺薬で拘束してるわけだから、逃げられるはずもねえんだがな」ニタニタ

朱花「なんで・・・どうしてこんなことに・・・」

247■■■■:2014/09/20(土) 00:07:45 ID:Jus72v9w

朱花「ねえ闇城・・・なんで私が・・・こんな目に合わなきゃいけないの?」

朱花「私が悪いことをしたの? ねえ・・・なんの罰なの・・・これは・・・!!」

闇城「・・・!!」

大狗部「ばつぅ?」

大狗部「何を勘違いしてるんだ? こんなナイスバディのイケメンとヤレるなんてご褒美に近いぜ?」

大狗部「普通だったら種馬よろしく金払ってじゃなきゃヤレねえのに!」

闇城「テメエは黙れ!! くそ!! こんな鎖ぃ・・・!!」

 ビギッ ビギッ ビギッ

闇城「ぶっ壊して・・・・」

大狗部「無理だっつってんだろ。何回やってるんだよ」フヒヒ

大狗部「さて。学習しないバカは放っておいて」

 ジロリ

朱花「・・・ヤ、」

大狗部「俺達は俺達で楽しもうか」ニコ

朱花「イヤアアアアアアアアアアアア!!」ビリビリ

闇城「やめろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!」




>>248の秒数一桁により次の展開が決定(鬱回避ガンガレ)

1 >>249が決定 
2 一善くン 登場
3 闇城 鎖破壊
4 事後
5 黒丹羽マン 登場
6 事後 【鬱エンド】
7 啄 登場 
8 一善&黒丹羽登場
9 事後
0 闇城覚醒

248■■■■:2014/09/20(土) 00:09:05 ID:OMtQ9xNg
うら

249■■■■:2014/09/20(土) 00:10:22 ID:PxgPi77U
黒丹羽マンマジお助けマンwww

250■■■■:2014/09/20(土) 00:19:38 ID:r7UbHWkw
そして割と理不尽な目に遭いやすいヒナミン&朱花

251■■■■:2014/09/20(土) 00:24:19 ID:Jus72v9w
あぶねええww 6だったら事後精神を病んだ朱花に闇城が殺されるエンドだった
それに人様のキャラをレ○プする展開はかなりキツかったから助かったぞwwありがとう黒丹羽マンwww
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


黒丹羽「醜いよなぁ」

 グジュ

大狗部「え?」

 ジュワアアアアア!!

大狗部「お、俺の腹が!! も、燃える!! あぎゃあぎゃあああああああああ!!」

黒丹羽「本当に本当に醜いクソ野郎だ」

黒丹羽「跡形もなく消し潰してやろうか」ギロ

大狗部「お、お前は・・・!! 第六位!! なんでこんなところに!!」

大狗部「水園さんが始末したはずなのに!!」

黒丹羽「へえ・・・どっかで見かけたと思ったら。アンタ、木原の下僕だな」

黒丹羽「はは・・・なるほどね・・・」

黒丹羽「お前、裏切ったってわけか」ジト

大狗部「ひ、ひぃいいい。違うんだ! これは! ペイントの奴らに脅されて!!」

黒丹羽「そのわりには随分とノリノリだったよな」

大狗部「ぐぅ・・・・」

黒丹羽「俺が大っ嫌いな人間は、節操のないクズと、自酔した偽善者と」

黒丹羽「いともたやすく裏切ることの出来るゴミだ」ガシッ

 ジュワアアアアア!!

大狗部「うぎゃあああああああああああああああああ!! 全身が蒸発!! 蒸発するううううぅぅぅぅ!!」

252■■■■:2014/09/20(土) 00:33:21 ID:Jus72v9w
黒丹羽「醜い豚の丸焼きってか・・・? 文字通り全身の脂肪の燃焼させてやったぞ。感謝しろ」

大狗部「・・・」プスプス

闇城「アンタ・・・・・・!」

黒丹羽「お前は・・・」

黒丹羽「いつぶりだ? 面倒ごとに突っ込んでいくのが趣味なのか」

黒丹羽「どちらにせよ、女一人守れねえ奴がでしゃばるんじゃねえよ」

闇城「なんだと!?」ムカッ

黒丹羽「今だってそうだ。それにあの時の人殺しの女さえその様子じゃ救えなかったんだろ」

闇城「そ・・・それは・・・!」

闇城「アンタだって無様にやられてたくせに偉そうに言うんじゃねえよ! 言っとくけど瀕死だったお前を運んだのは俺なんだからな!」

黒丹羽「ふん・・・」

黒丹羽「だが、あの風紀委員は守った。その事実は変えようがない」

闇城「この! ああいえばこう言う!」

黒丹羽(何俺は張り合ってるんだ・・・くだらない)

253■■■■:2014/09/20(土) 00:48:23 ID:Jus72v9w
黒丹羽「・・・ったく」

 キン!

闇城「鎖が・・・溶断されたのか?」

黒丹羽「さっさとそこの女を連れて逃げ出せ。ここにいられても邪魔なだけだ」

闇城「なんだと? 言っとくけどな・・・そもそも誰のせいでこうなったのか」

黒丹羽「いいから、帰れ」

黒丹羽「また、お前が捕まれば同じことが起きるかもしれないんだぞ。それがお望みか?」

闇城「くっ・・・それは・・・そうだけど」

闇城「それはアンタだって同じことだろ! アンタに何かあれば辛い思いや悲しい思いをする奴が」

黒丹羽「いない」

黒丹羽「そんな奴は、いない」

闇城「!!」

黒丹羽「俺は居場所なんかを持ち合わせていないからな。偽りの涙や感嘆を漏らす奴はいても本物は何もない」

黒丹羽「だからこうして戦える。省みず進んでいける」

闇城「けどよ・・・既にボロボロのやつを置いていけるか!!」

黒丹羽「それはお前のエゴだろ? ただお前は傷ついた人間を置いて逃げ出すという反英雄じみた行動をしたくないだけだ。ただ自分のためにここに留まろうとしている」

黒丹羽「典型的な偽善。そこに転がってる豚の次に嫌いな人種だよ、お前は」

闇城「テメエ・・・黙って聞いてりゃペラペラと!!」ギリ


>>254
どうする?

1 言う通り帰る
2 帰らない
3 敵乱入(ペイントメンバーor縮退)
4 その他

254■■■■:2014/09/20(土) 00:51:53 ID:OMtQ9xNg
4で作者に任せるぜ

255■■■■:2014/09/20(土) 00:54:47 ID:PxgPi77U
4 苛句沙ら、アジトを爆破し撤収を図る

256■■■■:2014/09/20(土) 14:10:41 ID:E/SIErQA
 ☆

苛句沙「おや、珍しい客人だね」

縮退「そうね。こうして面と向かって会うのは久しぶり」

縮退「この建物の使い勝手はどう? 元は私の研究所だったんだから不便ではなかったでしょ?」

苛句沙「無駄に入り組みすぎている。もっとこざっぱりできなかったの」

縮退「城と同じよ。攻めこまれないよう、複雑な構造にしているの。私の研究データを奪おうとする輩や私自身を“木原”への人質にしようと考える輩が大勢いるからね」

苛句沙「そう。まあいいわ」

苛句沙「どうせこのおんぼろの建物は爆破して木っ端微塵にするのだから」フフ

縮退「まったく、いい趣味してるわね。それを譲り渡した本人の前で言う?」

苛句沙「君がどんな反応するのか見たかったの」

縮退「建物に情なんてないわよ。家賃さえ貰えれば私はそれでいい。DAと同じ所詮は人のために作られた道具でしかないんだから」

苛句沙「そう、淡白だね。ところでそこの子は?」

縮退「ああ、この子・・・なんでも闇城って子を探してるそうよ」

崎野「ムグー!! ムゴモガ!」

縮退「うるさかったから口も封じちゃった」テヘ

苛句沙「へえ・・・それはそれは、彼の不幸のスパイスになりそうね」

苛句沙「大狗部が役に立たなかったから閉鎖して建物ごと倒壊させようと思っていたけど、物足りなさも感じていた」

苛句沙「でもこの子がいればさらに輝きをました絶望を生み出せる・・・!!」

257■■■■:2014/09/20(土) 14:18:46 ID:E/SIErQA
縮退「ま、私は関係ないし興味もないよ」

苛句沙「じゃ、家賃という名の手切れ金を渡しておこう」

苛句沙「これで、私達を繋ぐものもなくなる・・・次会う時が、あればいいね」

縮退「貴方みたいな子とは正直二度と会いたくないわよ。それじゃあ」タッ

苛句沙「ふふ・・・そろそろ私も始めなきゃ、ね」

苛句沙「真の絶望への手向けの花・・・」

苛句沙「フフフ・・・フフフフフフ」

 ☆

黒丹羽「だったら、お前は残って何がしたい」

黒丹羽「別にお前が奴らと関わる理由はないはずだが?」

闇城「あんな危険な奴らを放っておけるか! 俺が直々に務所にぶち込んでやる!」

黒丹羽「身の程を知れ。何の抵抗もできずまんまと敵の罠にかかって捉えられた間抜けはどこの誰だ?」

闇城「うるせえ! 不意打ちは・・・しかたねえだろ」ボソ

闇城「それに! お前だって瀕死の重傷を負わせられたこと忘れてんじゃねえぞ!」

黒丹羽「・・・!」ギリ

258■■■■:2014/09/20(土) 14:28:02 ID:E/SIErQA
 ピーピーピー!!

黒丹羽「・・・?」

闇城「なんだこれ・・・警報?」

 ☆

鉄枷「あれは・・・?」

啄「漆黒のベールへと包まれていく巨塔・・・」

メジェド「ビル全体がシャッターで覆われて行くぞ、何が始まるのだ」

 ☆

 侵入者排除プログラム起動...

 全出入口の封鎖を確認...

 建物内の生体データスキャン...

 4名を確認...

 うち全員が登録メンバーに含まれていないことを確認...

 以上により建物内の4名を侵入者と断定...

 これより、最終コードの開放を開始します...

 機密保持のためすべての端末のデータを削除後、建物本体の爆破に移行します...

259■■■■:2014/09/20(土) 14:37:26 ID:E/SIErQA
黒丹羽「ほら見ろ」

黒丹羽「おとなしく逃げ出さないから、こうなる」ハァ

闇城「うるせえ! 今は口論している暇はねえだろ!」

闇城「爆破だと・・・?あいつら拠点を放棄したってのか! 狂ってやがる」

黒丹羽「俺らが脱出しようがしまいが、この混乱に乗じて逃げ出せるというわけか。どちらに転んでも美味しい。考えたな、ペイント」

黒丹羽「とにかく、動くぞ。ここにいても仕方がない」

闇城「ああ! 朱花は俺が運ぶ。そういえばさっきの豚野郎は・・・?」コツゼン

黒丹羽「いない、な・・・意識があってこっそりと逃げ出したんだろ」

闇城「そうか」

闇城(だったら4人目の侵入者って・・・? いや、今は脱出を再優先にしないと!)

 端末データ削除までおよそ15分...

黒丹羽「時間もそうない、死にたくなかったら急げ」

闇城「わかってるって!」

260■■■■:2014/09/20(土) 14:43:09 ID:E/SIErQA
闇城「お、おい!」

黒丹羽「どうした」

闇城「上に続く扉の・・・鍵がかかってる」

闇城「そうとう分厚いぞ、いきなり詰んだのか・・・・」

黒丹羽「こんなもの」スッ

 グニャア

黒丹羽「ただ風穴をぶち開けてやればいいだけだ」

闇城「おお・・・おおおお」

黒丹羽「・・・」

黒丹羽「ハァ・・・ハァ」

黒丹羽(傷のせいか、能力行使のスタミナ消費が激しい・・・)

黒丹羽(これはガス欠も十分にありえるな・・・無駄には使えないか)

261■■■■:2014/09/20(土) 14:52:24 ID:E/SIErQA
闇城「おい、黒丹羽。お前顔が真っ青だぞ、汗もひどいし・・・」

黒丹羽「構うな。自分のことは自分で何とかする」グッ

闇城「だったら・・・途中で絶対にへばんじゃねえぞ。二人抱えて脱出なんて俺はアメコミヒーローじゃねえんだからな」

黒丹羽「お前に手を貸されるなら死んだ方がマシだ」

闇城「なっ!? せっかく人が元気づけてやってるのに」

黒丹羽「いいから、非常口に向かうぞ。期待は薄いが、そこならシャッターが張られてない可能性もある」

闇城「いや、待ってくれ」

黒丹羽「なんだ?」

闇城「確かアナウンスでは4名の侵入者って言われていたよな? けど俺らは3人」

黒丹羽「どうせあの豚だろ。放っておけ」

闇城「いや、あいつも一応はペイントのメンバーだ。だったら事前に登録されてある可能性だって高い。それなら侵入者とは認識されないんじゃないか?」

黒丹羽「だったら、誰だって言うんだ」

闇城「たまたま迷い込んできた人かも」

黒丹羽「そんなものは自業自得だ。こっちも命が危ないのに人をかまって死にたいのか」

闇城「見殺しにはしたくない」

262■■■■:2014/09/20(土) 15:03:42 ID:E/SIErQA
黒丹羽「・・・勝手にしろ」

黒丹羽「だが、お前の偽善にその女まで巻き込むな」

朱花「・・・っ」

闇城「あ、そっか朱花がいたのか・・・」

黒丹羽「そいつは俺が運ぶ」

闇城「いいのか・・・? その体じゃ・・・」

黒丹羽「構うなと言っただろ。行くならさっさと行けよ。ただでさえ低い生存率が更に低くなる」

闇城「黒丹羽・・・」

闇城「お前って実は結構良い奴?」

黒丹羽「殺すぞ」

闇城「」

闇城「気のせいだった」

 ☆

縮退「ほお〜まさか、私が組んだ最終コマンドに爆破をねじ込んだのか」

縮退「いやあここまでくると感心だね。結局使わずじまいの機能だったから内側から見てみたかったよ」

縮退「ところで一善。あなたは何でこんなところに?」

一善「そりゃあ、こっちのセリフだョ。なんで縮退のババアがここに」

縮退「失礼ね。貴方腕もDA化してあげましょうか」

縮退「私はペイントから資金の回収をしていただけよ」

一善「はっ! そりゃあ奇遇だな。俺らはペイントを潰しにきたんだ」

一善「ま、俺は所詮ドライバーで、こうして裏口待機を命じられたわけだがな。結果として野郎と心中しないで済んだぜ」

263■■■■:2014/09/20(土) 15:18:55 ID:E/SIErQA
縮退「心中なんて気が早いわね。脱出できるかもしれないのに?」

一善「そもそも、このビルが元お前の研究所だってわかった時から入る気はさらさらなかったわけョ」

一善「機密保持にうるさいお前が、たかが一能力者でこじ開けられる機構を作ると思うか?」

一善「あいつが怪我でもしてねえなら話は変わったかも知れねえが、今のあいつじゃ不可能。死ぬだけョ」

縮退「そうね。暗部対策も兼ねてシャッター付近には改良型AIMジャマーを搭載しているわ。今頃起動を始めた頃でしょう」

縮退「出口に近づけば近づくほど能力も減衰していく・・・ジレンマね」

一善「おー怖い怖い。本当入らなくて正解だったぜ」

縮退「あ」

一善「なんだョ」

縮退「しまった。もう一つの目的すっかり忘れてたわ」

縮退「置き忘れたDAの回収・・・あれも最終コマンドに組み込まれてるはずだから今頃動き出しちゃってるかも」

一善「おいおい・・・さらに生存率が下がったぞこりゃあ」

 ☆

闇城「おーい! 誰か! 誰かいないか!!」

闇城「畜生・・・返事がねえ」

闇城「ん・・・?あれは・・・」


>>264の秒数一桁で遭遇した相手が決定

奇数 崎野
偶数 デザインアニマル=ズール(DAz)

264■■■■:2014/09/20(土) 16:37:50 ID:QvApUyyk
そういやとある科学の一方通行で出た過激派警備員もDAだったよな

265■■■■:2014/09/20(土) 23:11:53 ID:E/SIErQA
DAz「■■■―――ッ!!」

闇城「何だこいつ・・・? 動物・・・いや」

闇城「こんな生物見たことがねえぞ」ゾクッ

闇城「ぱっと見はライオン・・・けど背中からは山羊の頭が・・・尾の代わりには大蛇が・・・・」

闇城「なんだっけ、こいつ・・・ああ、そうか」

闇城「架空の生命体・・・キメラってやつか」

DAz「■■■■!!」ガッ

闇城「何でもありかよ、この町は!」ヒョイ

闇城「くそ、こんな奴に時間を食っている暇はねえってのに!!」

闇城「エンジェルアムドッ!!」ブンッ

DAz「■■」ヒュ

闇城「動きが早え・・・逃げるのは無理だな」

闇城「やるしか・・・ねえのかよ」ギリ

266■■■■:2014/09/20(土) 23:22:21 ID:E/SIErQA
 端末データ削除完了まで残り12分...

闇城「おそらくこの見かけは虚仮威し! 中はただの精密機械の塊だ!」

闇城「その中枢・・・人間で言う脳の部分を潰しちまえば機能は停止する!」

闇城「問題はどこにそれがあるか・・・顔は3つあるからな。虱潰しにぶん殴っていくか」

>>267の秒数一桁で次の展開が決定

1、3、8 回避される
2     蛇頭にヒット
4、5   闇城ダメージ(中)
6     獅子頭にヒット
7     蛇頭、山羊頭にヒット
9     山羊頭にヒット
0     闇城 ダメージ(特大)

267■■■■:2014/09/20(土) 23:25:23 ID:PeqtC6ZM
ほい

268■■■■:2014/09/20(土) 23:30:10 ID:PxgPi77U
ぶっちゃけ仮に崎野だったとしても、あんまり変わらなかったような・・・

269■■■■:2014/09/20(土) 23:32:42 ID:E/SIErQA
 データ削除完了まで残り10分...

闇城「らあっ!!」

 ヒョイ

DAz「・・・」

闇城「くそ・・・闇雲に攻撃してもダメか」

闇城「まぐれあたりに期待してちゃ、時間がいくら合っても足りねえ・・・」

闇城「けどこの状況で細工を施すってのも無理だ・・・そもそも俺にそんなテクニックがあるわけねえし」

闇城「こうなったら、不本意だが・・・」

闇城「>>269をするしかねえ!!」

>>269
どうする?

1 逃走
2 エンジェルアムド ゴリ押し
3 黒丹羽に援助要請(偶数で来る奇数で来ない)
4 その他

270■■■■:2014/09/20(土) 23:34:07 ID:E/SIErQA
ミス
>>271

271■■■■:2014/09/20(土) 23:38:06 ID:cZ52pkwM
4 「啄と共に編み出した『逆十字天使同盟(リバースクロスエンジェルリンカー)』の奥義をするしかねえ!!」

272■■■■:2014/09/20(土) 23:39:27 ID:PxgPi77U
壁を壊して颯爽と現れるメジェドが!

273■■■■:2014/09/20(土) 23:49:12 ID:E/SIErQA
闇城「は・・・ッ―――――」ピキーン


啄『ついに完成した・・・』

闇城『これが俺たち逆十字天使同盟の究極奥義』プルプル

啄『この技さえあれば打ち破れぬ者はなし』

闇城『よし、なら早速・・・』

啄『いや、これは必要となるまで封印しておこう』

闇城『なんでだ?』キョトン

啄『乱発すればすぐに対抗策を生み出されてしまう。門外不出、一子相伝の技として残すことで究極を保てる』

啄『闇城・・・この技は俺とお前のみの奥義だ・・・使い所見誤るなよ?』クク


闇城「ついに・・・長年暖め続けたあの奥義を、ここでお披露目する時が来ちまったか」

闇城「相手は機械・・・なら広まることもねえ」

闇城「啄! 今ここで使わせてもらうぜ!!」

 <クシュン …カゼカ?

274■■■■:2014/09/21(日) 00:00:17 ID:a0mhjL0Y
闇城「行くぞ」

 ゴゴゴゴゴ

闇城「逆十字天使同盟、究極奥義ぃ・・・・!!」

 ダッ!!

闇城「南十字の断頭台《サザンクロスエクスキューション》!!」

闇城(まずは・・・ランダムのフットワーク・・・!)シュンシュンシュン

闇城「そしてェ!!」

闇城(敵の視線が逸れた瞬間にッ!!)

闇城「殴りっ!!」

 メキィ…

DAz「■■■■■■―――――ッ!!!!」

闇城「抜けるっ!!!!」バキバキバキ

 バンッ!!

闇城「更に!! そこから垂直に・・・」

闇城「アッパァアアアアアアアア!!!」

 メキメキメキ

DAz「・・・・!!」

275■■■■:2014/09/21(日) 00:06:51 ID:a0mhjL0Y
闇城「見たか! 十字の軌跡を描いた不可視の拳を! エンジェルアムドの力を借りて威力は倍増!」

闇城「これを受けて立ってられたやつは今まで一人もいないぜ」キリッ

DAz「・・・」バジッバジッ

闇城「やったか!?」

>>276の秒数一桁で決定

2、5、9   DAz 半壊
1、3、4、8 DAz 機能停止
6、7     DAz 効果はいまいちのようだ
0       DAz 爆発

276■■■■:2014/09/21(日) 00:12:30 ID:15uquE2E
やったか!?←それは死亡フラg

277■■■■:2014/09/21(日) 00:12:49 ID:9N9mBvzs
頑張れ闇城

278■■■■:2014/09/21(日) 00:23:50 ID:a0mhjL0Y
DAz「・・・shha爆manjxuap」ガーガー

DAz「・・・omw発qjsicansil・・・」ピーピー

闇城「おいおい。こりゃまじでやったのか」

闇城「いや〜自分の才能が怖くなっちまうね。こんな化け物も独自の奥義で倒しちまうんだから」

闇城「総合格闘技界デビューも夢じゃないな」ウム

闇城「・・・て、なんかヤバイ煙が立ってるんだけど」

DAz「iosjo,xandueqうぇっrちゅいおっっp」あqsうぇdrftgyふじこlp」シュー

DAz「・・・・・・イッ」

闇城「い?」

 ピカッ……

 ☆

黒丹羽「ん」

 ドゴォォォオオオオオ……

黒丹羽「爆発が始まったのか? まだ時間はあるはずだが・・・」パラパラ

黒丹羽「振動の伝わり方からすると二階のあたりか、たしかあいつが向かったのも・・・・」

黒丹羽「ま、どうでもいいか」

朱花「・・・ん・・・んんぅ」パチ

黒丹羽「はあ・・・こっちもようやくお目覚めかよ」

279■■■■:2014/09/21(日) 00:30:43 ID:a0mhjL0Y
 ドサッ

朱花「!?」ベチッ

朱花「いったた〜〜! 何いきなり振り落としてるの! お尻打ったじゃない!」

黒丹羽「重かったから」

朱花「お、重!? 嘘よ! 貴方がヒョロっちいだけでしょ」

黒丹羽「とにかく、目が覚めたなら自分で歩けよ」ゲホ

黒丹羽「それともその格好で男に触られたいのか?」

朱花「へ・・・?」

 マッパー 

朱花「」

朱花「!!!?///」バッ

朱花「み、見たの!?///」

黒丹羽「ハァ・・・んなこと言ってる場合か」

黒丹羽「早くここから出ないといけないっていうのに無駄なものを見て時間をつぶす暇はねえよ」

朱花「ど、どういうこと・・・?」ドギマギ

黒丹羽「建物に閉じ込められた、あと十分で爆発する。以上」

朱花「え・・・ええええええええええ!!」マジデスカ

黒丹羽「わかったら足を動かしてくれ。時間がないことは理解したろ?」

280■■■■:2014/09/21(日) 00:39:33 ID:a0mhjL0Y
朱花「わ・・・わかったよ・・・」

朱花「その経緯は知らないけど説明してる時間もないんでしょ? ならただ愚直に着いて行く」

朱花「けど、一つ要求するわ」

黒丹羽「?」

朱花「貴方のパーカー、貸しなさい///」

黒丹羽「ヤダ」

朱花「はあっ!? 何アンタ!? 花も恥じらう乙女に全裸で歩かせる気!?」

朱花「どんなプレイよドS野郎!!///」

黒丹羽「・・・別にアンタが大衆にその貧相な身体を晒そうと知ったこっちゃないね」

黒丹羽「あの豚に捕まったアンタが悪いんだ。衣類全部引き裂かれちまって・・・完全な自業自得じゃねえか」

朱花「そうだけど・・・! それでも手を差し伸べるもんでしょ普通は!」

黒丹羽「だって・・・アンタの身体、あの豚の唾液とか体液とかついてそうだし」

朱花「ついてないわよ!! 失礼ね、私をなんだと思ってんの! この潔癖症!」

黒丹羽「・・・チッ」

 パサッ

朱花「分かればいいの、分かれば」

281■■■■:2014/09/21(日) 00:49:13 ID:a0mhjL0Y
黒丹羽「・・・」ムスッ

朱花「うわ・・・さすがにブカブカ」

朱花「そんなひょろ体型でも私よりは大きいのね」クス

黒丹羽「恩を仇で返された気分がよくわかったよ」

朱花「そのレディに対する配慮の無さを考えれば当然よ」

朱花「私はまさに獣のような大男に襲われたのよ。普通だったら即カウンセリングが必要なんだから。そういったケアを心がけてよね」

黒丹羽「・・・」

朱花「・・・ん?」

朱花(お腹の辺りに・・・染み? いや、これって)

朱花「血・・・?」

朱花「ねえアンタ、怪我してるの?」

黒丹羽「だったら?」

朱花「いや・・・私にできることは、ないけど」

朱花「死なないでよ・・・ね」

黒丹羽「・・・・・!」

黒丹羽「無様にぶっ倒れるのは一回で十分だ」ゼェ

黒丹羽「命なんてどうでもいいが、まぬけな姿を晒すきはねえよ・・・」ゼェゼェ

282■■■■:2014/09/21(日) 00:55:18 ID:a0mhjL0Y
 ☆ 二階

 パラ…パラ

闇城「・・・・・」

>>283の秒数一桁で闇城の状態が決定

1 重症
2 軽傷
3 かすり傷 
4 重症
5 軽傷
6 かすり傷
7 軽傷
8 重症
9 かすり傷
0 奇跡の無傷

283■■■■:2014/09/21(日) 01:16:13 ID:9N9mBvzs
ほい

284■■■■:2014/09/22(月) 23:19:11 ID:2lAqmQco
闇城「っつつ・・・」フラフラ

闇城「危ねえな・・・九死に一生を得るとはまさにこのことか」

闇城「爆発の直前に御史装甲を展開できたからいいものの、あと一秒遅れていたら粉微塵だったぜ」フゥ

闇城「まあいいや、さっさと後一人の侵入者を探そうかな」

闇城「ん、あそこの扉だけ、不自然に開いてやがる」ピク

闇城「なにがあるんだ・・・?」コソ

崎野「ん〜っ!! んんん〜!!」ムゴムゴ

闇城「崎野!? 何でここに!?」ベリッ

崎野「ぷはっ・・・闇城・・・来てくれたんだ・・・」

崎野「闇城を助けにここまで来たのはいいんだけど、敵に捕まって、ここに閉じ込められて・・・・爆発が始まったって聞いて、もうダメかと・・・思った」

崎野「助ける側が助けられるなんておかしな話だけど・・・その。ありがと、ね。闇城」

闇城「後一人が崎野だったなんてな・・・探してよかったぜ」

 端末データ削除完了まであと5分...

闇城「時間もギリギリだ、さっさと出ないとヤベエ」

闇城「動けるか?」

崎野「それなんだけど・・・」

>>285
崎野の状態は?

1 麻痺薬で動けない
2 拘束具で固定されている
3 問題なし
4 その他

285■■■■:2014/09/22(月) 23:24:41 ID:TVYfnGLk
3

286■■■■:2014/09/22(月) 23:35:27 ID:2lAqmQco
崎野「大丈夫だ。問題ない」キリ

闇城「だったら、もったいぶった言い方すんなよ」ハァ

闇城「さ、こっちだぞ」

崎野「まったく、のりが悪いわね」フン

闇城「この状況でボケをかませるお前が図太いだけだ」

崎野「な・・・!? ヒナミンはこんな危機には慣れてるだけであって別に図太いとかそういうわけじゃないから! 繊細な乙女のハートを兼ね備えているの!」

闇城「へいへい」

崎野「適当に相槌で済ますなぁ!」

闇城「あ・・・」

崎野「どうしたの?」

闇城「下に続く階段が・・・瓦礫で覆われてやがる」

崎野「な、ななななんですと!?」

闇城「そっか、さっきの爆発の衝撃で・・・」

287■■■■:2014/09/22(月) 23:48:17 ID:2lAqmQco
崎野「爆発・・・ってまだ時間はあるはずでしょ?」

闇城「いや、それとは別の・・・って説明は後だ。ほかに一階に続く階段がないか探すぞ!」

崎野「わ、わかった!」ダッ

 ☆

黒丹羽「ちっ・・・ダメか」

朱花「非常口付近に来たはいいけどシャッターが降りてるわね」

黒丹羽「・・・」ガンガン

黒丹羽「素材からすると、合金製のようだ。この硬度・・・タングステンあたりか?」

朱花「タング・・・ステン?」

黒丹羽「戦車の装甲とかにも使われている金属だ。とにかく硬い、ここいらにあるガラクタでぶん殴ってもびくともしないだろうな」

朱花「じゃあ、私の電撃で・・・!」

黒丹羽「やめとけ」

朱花「なんで?」

黒丹羽「さっきから感じないか・・・? 脳に直接響いてくるような耳鳴り、頭痛・・・」

黒丹羽「おそらくAIM拡散力場、干渉し演算を乱す機器が働いてやがる、何も考えずに能力を発動でもしてみろ。噴出点がずれ、眼球の奥から雷撃が飛び出すかも知れねない」

朱花「なにそれ、ちょっとかっこいい」ゴクリ

黒丹羽「・・・それに、レベル2,3程度の電撃でタングステンを貫ければ苦労はしない」ハァ

288■■■■:2014/09/23(火) 00:09:38 ID:MG/9cAYA
朱花「じゃあどうするのよ! このままじゃ仲良く生き埋めだけど?」

黒丹羽「・・・」

黒丹羽「・・・それもいいかもな」ニタ

朱花「バカッ! 何簡単に諦めてるのよ! さっきマヌケな姿は見せないって言ったじゃない! このヘタレ!」

黒丹羽「冗談だ・・・耳元でキーキー騒ぐな、みっともない」

朱花「冗談言ってる場合じゃないでしょ・・・やめてよ」グスッ

黒丹羽「・・・フン、泣いて済めば、どれだけ楽なことか」

黒丹羽「結局、助かるならやることは一つしかねえよ」

黒丹羽「このシャッターをぶち壊す」

 端末データ削除完了まであと4分...

朱花「え!? だってそれは無理だって・・・」

黒丹羽「アンタはな、俺は違う」

 スッ

黒丹羽(と・・・いきこんでみたはいいものの、恐らくチャンスは一回だけだ)

黒丹羽(ただでさえギリギリの体力・・・その中でAIM干渉を押しのけて能力を発動しないといけない・・・どう考えても一回が限界だ)

黒丹羽(能力の方向性を矯正しろ、キャパシティダウンの様に行使事態が困難になるわけじゃない)

黒丹羽(暴走さえしなければ・・・!)

 カッ!!

>>289の秒数一桁で決定

1 シャッターに穴が開く(朱花が通れる程度)
2 腕が霧散する
3 指が溶ける
4 シャッターに穴が開く(朱花が通れる程度)
5 腕が溶ける
6 シャッターに穴が開く(二人が通れる程度)
7 指が溶ける
8 シャッターに穴が開く(朱花が通れる程度)
9 シャッターに穴が開く(二人共通れる程度)
0 メジェド参上

289■■■■:2014/09/23(火) 00:11:20 ID:Ige9.8Nk
メジェドさんカモン!

290■■■■:2014/09/23(火) 00:27:45 ID:MG/9cAYA
 ドォオオオオオオオオオオ!! 

黒丹羽「!?」

朱花「なに!?」

メジェド「ふむ・・・あっけないな。タングステン・・・金属の中では最高温度の沸点を持つがオシリスの炎の前では消し炭同然」

朱花「ふくろお化け・・・? 目から火を出すの?」

メジェド「お化けではない! 強きをくじき弱きを救う、怪傑メジェドとは私のことだッッッ!!」

黒丹羽「・・・またわけのわからない奴が・・・」

メジェド「むむ! お嬢さん! 君はなんという恰好をしてるんだ! ささ、私の予備袋をかぶって!」

朱花「いやよ。私まで変人に仕立て上げるな!」

黒丹羽「ちょうどいいじゃんか。その袋かぶって俺にパーカー返せば」ポン

朱花「ふざけるなっつーの! 全裸に袋かぶるとか・・・変態レベル上がってるし!」

メジェド「いや・・・全裸よりはマシではないか」

朱花「全裸のほうがまだましよ!」

メジェド「なん・・・だと」ガクッ

黒丹羽「よくわからないけど、シャッターはぶっ壊れたんだ、先に出るぞ」

朱花「あ、そうね。見た目の強烈なインパクトで忘れてたけど私達を助けに来てくれたのよね、ありがとう」

メジェド「うむ。私もようやく見せ場を作れてホッとしている」

メジェド「このまま何もしなかったら、『何しについてきたんだこいつ』状態だからな」ボソッ

291■■■■:2014/09/23(火) 00:36:25 ID:MG/9cAYA
黒丹羽「だったら、闇城とか言う奴もまだ上に取り残されてるっぽいぞ」

黒丹羽「見せ場を作りたきゃ助けにでも行けば?」

メジェド「よしわかった! 闇城が上にいるんだな! 助けい向かおう!」ブシュー

黒丹羽「袋からジェット噴射・・・なんでもありだな」

朱花「ふふ・・・」

朱花「素直じゃない奴! 正直に言えばいいじゃん『闇城も助けてやってくれって』」ムフ

黒丹羽「黙れ、泣き虫全裸痴女」

朱花「はっ!? 泣いてないからっ! 涙目は泣いたことにはならないから! それに全裸じゃないし、血のついた小汚いパーカー着てるから!」

黒丹羽「」ムカッ

黒丹羽「そうだな、無事脱出を終えたことだし、その小汚いパーカーは不要だろ。返してもらうか」ピキ

朱花「HENTAIです! 警備員さん! ここに女子の服を脱がそうとするHENTAIがいまーすっ!!」

 <ブッコロスゾテメエ <キャー キレター <ミニクイヨナ…ニンゲンテノハ <ヘンターイ

292■■■■:2014/09/23(火) 22:25:05 ID:ojBz76Rk
 ☆

闇城「駄目だ・・・ここ以外一階に繋がる階段はねえ」

崎野「じゃあ・・・!」

闇城「八方手詰まりだ・・・ッ。くそ!」

崎野「ど・・・どうしよ・・・私は・・・、まだ死にたくないよ」

闇城「崎野・・・!」

闇城「お前は、お前だけは俺が守ってやる」ガシッ

崎野「どう、やって・・・?」グス

闇城「爆発と同時にエンジェルアムドを展開する・・・一か八かだがお前だけは、絶対に」

崎野「それじゃ闇城は・・・?」

闇城「・・・」

293■■■■:2014/09/23(火) 22:33:13 ID:ojBz76Rk
崎野「まさか、自分を犠牲になんて考えてないでしょうね」

崎野「それじゃ意味がないの! アンタも助からなきゃ意味が無いのよ!」

闇城「崎野・・・」

崎野「アンタの力でしょ? ならあんた自身が信じなくてどうするの」

崎野「大丈夫・・・」コク

崎野「エンジェルアムドならたとえビルが倒壊しようと二人共守ることができる」

闇城「そう・・・だな・・・」ニッ

闇城「伊達にレベル4をやってるわけじゃねえんだ。たかがビルの瓦礫ぐらいお茶の子さいさいで防いでやるぜ」グッ

 端末データ削除完了まで後2分...

崎野「その意気よ! ええ、大丈夫」

崎野「不思議ね・・・あと少しで周囲が爆炎に包まれるっていうのにちっとも怖くない・・・」

闇城「そうだな・・・」

闇城「なあ、崎野」

崎野「なに?」

闇城「決してやましい気持ちはないということを最初に断っておく」

闇城「その上での提案なんだが・・・」

崎野「なによ、周りくどいわね」

294■■■■:2014/09/23(火) 22:41:31 ID:ojBz76Rk
闇城「抱きしめてもいいか」ボソッ

崎野「――へっ?」

崎野「え、ちょちょちょちょ! ちょっと!////」

崎野「何いきなり大胆なことをしれっと言ってるのよ!!」カーッ

崎野「こんな状況で・・・さては吊り橋効果でも狙ってるの!? 下衆男!」

闇城「落ち着け! だからやましい気持ちはないって言ってるだろ!」アセアセ

闇城「ただ・・・エンジェルアムドの硬度を最大限に挙げるには防御範囲は狭い方がいい」

闇城「少しでも密着したほうが、生存確率もアップするってことだよ。わかったか?」

崎野「むむぅ・・・まるで取ってつけたような口実だけど・・・それしかないなら、そうするわ」

闇城「わりいな・・・好きでもない男とこんなことするなんて、お前も本望じゃないことはわかってるが・・・」

崎野「バカ・・・」

崎野「嫌いだったら、助けになんて来ないわよ・・・」ボソッ

闇城「ん?なんか言ったか?」

崎野「なんでもないわよ! というか時間がないんだから早くしなさいよね!!」カーッ

闇城「俺からするのか!?」

崎野「当たり前でしょ!」アセアセ

闇城「わ・・・わかったよ。んじゃいくぞ」

 ギュウ…

崎野「ひゃ///」

295■■■■:2014/09/23(火) 22:46:44 ID:ojBz76Rk
 端末データ削除完了まであと1分...

闇城「大丈夫か・・・? 痛くないか?」

崎野「ううん・・・もっと強く抱きしめて」

闇城「い、いいのか?」

崎野「少しでも展開面積は狭いほうがいいんでしょ! だったら躊躇するなッ!//」

闇城「お、おう・・・」

 ムギュウ

闇城「あれ・・・」

闇城(この感触は・・・?)

闇城「あーごほん」

闇城「崎野・・・お前ブラ変えた?」

崎野「そういう質問はズケズケしてくるのね」ジト

闇城「いや・・・そういうわけじゃないんだが・・・随分と質感がリアルというか」

崎野「お生憎様、本物よ」ニッ

闇城「なん・・・だと?」ゴクリ

崎野「アンタが紹介した治験に行ってきたの。結果は見事成功。散々バカにしてくれたアンタに魅せつけるのもここに来た理由だったんだから」

闇城「まじかよ・・・」

296■■■■:2014/09/23(火) 22:52:46 ID:ojBz76Rk
崎野「どう・・・その、かっ・・・感想は!!//」

闇城「いや、あのですね」ドギマギ

闇城「むしろこう押し付けられるとまともな思考ができないというか!!」

闇城「トラウマと興奮が入り混じってカオスなことに・・・!」ダラダラ

崎野「しっかりしなさいよ! アンタに命がかかってんだからね、闇城!」

闇城「お、おう・・・」

メジェド「お熱い所悪いんだが」

メジェド「助けにきたぞ。お二人さん」

闇城「」

崎野「」

 バッ!!

闇城「いやまて!! これは誤解だぞ!! 怪人半身袋!」

崎野「そ、そうよ!」

メジェド「わかってるよ・・・こんな状況じゃタイタニック号で残された男女二人組のような心境になってもおかしくない」ウンウン

メジェド「あれ、そうなると俺不要だったか?」

闇城「ちょおおおおおおおおおお!! だから・・・違うんだってばああああ!!!」

297■■■■:2014/09/23(火) 23:01:34 ID:ojBz76Rk

 結果から報告すると、俺と崎野は助かった。
 突如現れた怪人半身袋の謎光線により、超高度のシャッターに風穴があき、無事脱出口を作り出せたというわけだ。
 けれど、命に別状はなかったとはいえ、その後に課せられた課題は多々あるわけで・・・

メジェド「爆発寸前のビルで、愛を確かめ合う男女、怪傑メジェドにより救出」

メジェド「これ、記事にしてもいい?」

闇城「いいわけねえだろ! 俺らただの見せ者で、ほとんどアンタの自画自賛じゃねえか! つーかなに写真までとってやがる!」

崎野「・・・//」

崎野(写真は、ちょっと欲しいかも)

 ☆

破輩「お前ら。私の言いたいことはよくわかったか?」ピキ

鉄枷「はい・・・」

闇城「はい・・・」

破輩「まったく、指示に従わずことを大きくする部下と風紀委員でもないのに首を突っ込みたがる知り合い・・・」

破輩「どうして私の周りにはこうも問題児が多いかな」ムスッ

湖后腹「ははっ大変ですね」

 ゴツン

破輩「風紀委員の仕事をサボって、取り締まるべきゲリラライブの観客に混じっていたお前が言うな!」

湖后腹「・・・すいません」イテテ

298■■■■:2014/09/23(火) 23:14:11 ID:ojBz76Rk
 ☆

黒丹羽「・・・」イラ

アルジュナ「お、新入りだな! ここの病室、学生の街のくせにばあさん爺さんばっかでキツかったんだよ」

アルジュナ「仲良くやろうぜ、もちろん俺様が先輩だからナ! ちゃんと敬えよ!」

朱花「アルジュナ、こいつ性格悪いから気をつけたほうがいいわよ〜」

朱花「アンタもこの馬鹿正直一直線の男を見習ってその性格矯正しなさい」ビシッ

黒丹羽「・・・」イライラ

黒丹羽(助けるんじゃなかった)

 ☆

縮退「あらあら、長い別れかと思ったけどずいぶん早い再開ね。何か用でも?」

苛句沙「いや、ただの文句と質問」

苛句沙「せっかく絶望に沈む者を増やせる機会だったのに、あのシャッターをぶち破った変人のせいで台無しだよ」

苛句沙「ちゃんとAIMジャマーは起動していたの? だとしたらなぜあの男は異能を行使し、シャッターを破壊できたの?」

縮退「・・・」クス

縮退「事実だけ言うとAIMジャマーは正常に機能していた」

苛句沙「だったら・・・」

縮退「そしてこれは推測」

縮退「この世界には超能力以外の・・・別の法則が存在するのよ。あの男が行使したものはそれ。そう考えると合点がいくんじゃない?」

苛句沙「物知りげに語るね、何か心当たりがあるの? 貴方も腐っても“木原”なんだし」

縮退「さあ? 私はDAにしか関心はないから・・・それ以外のことに興味は希薄なのよね。――でも、そうね」

縮退「私の少ない引き出しから考えると・・・」ウーン

縮退「魔法、だったりして」ニヤ

299■■■■:2014/09/23(火) 23:26:13 ID:ojBz76Rk
苛句沙「・・・バカバカしい」

苛句沙「聞くだけ時間の無駄だった。それじゃあね」

縮退「あ、待って」

苛句沙「何」

縮退「貴方のお仲間さん、あのおでぶちゃん」

苛句沙「そいつがどうした」

縮退「うちの一善の元仲間だったそうでね、裏切ったことを知って一善がひどく怒ったのよ」

縮退「今頃、半殺し、いや3分の2殺し。いやいや3分の5殺しくらいされてるんじゃないかしら。助けに行かなくていいの?」

苛句沙「それ既に死んでるんじゃ」

縮退「そうね。なら言い方を変えて――骨は拾ってあげないの?」

苛句沙「あの豚はただの使い捨ての駒。情も何もない。むしろ処分してくれて感謝。臭くて邪魔だったの」

縮退「そう・・・一善も人知れず善行を働いていたのね、それならそれで良かった」ニコ



 拉致されたり、爆殺されかけたり、その後ありもしない噂を流されそうになったり、こっ酷く叱られたり、思い返せば散々な2日間だったと思う。
 でもそんな二日間で唯一良いと思えたこと、それは――

闇城「なんだかんだ巨乳を抱きしめられたのは役得でした」キリッ



 二十日目   完

300■■■■:2014/09/23(火) 23:31:44 ID:ojBz76Rk
 二十一日目

闇城「おはよう!」

闇城「・・・と、言って「おはよう」と返してくれる存在がいればな・・・」

闇城「いやいや、朝からブルーになっても仕方ない」

闇城「今日も張り切っていこう!」

闇城「まあ。叱られたばっかりだから、派手なことはしないようにせんとな」

>>301
どうする?

1 外出 (場所も指定)
2 来客 (誰?)
3 破輩の手伝いに行く
4 その他

301■■■■:2014/09/23(火) 23:33:35 ID:Ige9.8Nk
4 今日は一日寝て過ごす(夢の中で過ごす)

302■■■■:2014/09/23(火) 23:47:00 ID:ojBz76Rk
闇城「う・・・」クラ

闇城「起きたばっかなのに・・・急に眠気が」ストン

闇城「疲れがたまってんのかな」ウトウト

闇城「いいや・・・今日は寝て過ごそう」

 ぐぅ・・・・zzzzz

 ☆

闇城「ここは・・・」

闇城「どこだ・・・? ずっと真っ白な空間が続いていく」

??「やあ」

闇城「お前は?」

>>303
誰?

303■■■■:2014/09/24(水) 00:21:17 ID:.XH7PqqY
アーロンさん

304■■■■:2014/09/24(水) 00:21:58 ID:Gq9oYlIQ
白雪窓枠

305■■■■:2014/09/24(水) 00:29:34 ID:0Spn.krk
次の書き込みの秒数1の位が
1破輩先輩
2崎野
3朱花
4ジュリア
5緋花
6対馬
7美坂
8山女山
9御坂
0おまかせ

10の位が
1子供化
2闇城より頭1つ大きい
3貧乳化
4巨乳化
5闇城に関する記憶リセット
0変化なし

306■■■■:2014/09/25(木) 06:01:56 ID:VLQMP2R6
アーロン=アボット「あらぁ〜! 闇城くんじゃなぁ〜い↑ 声かけて正解だったわ〜」ポッ
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/782.html

闇城「げっ!? 英語のアーロン先生!!」

闇城「な・・・なんで!!」

アーロン「決まってるでしょ・・・君が私を求めたからよぉ〜」ムキン

闇城「ないないない!! 断じてないから!! 俺はノンケだ〜ッ!!」ドンビキ

アーロン「ここは何も制約のない世界よ・・・現実世界での堅苦しい仮面は外して楽になりましょ」

アーロン「先生知ってるんだから・・・闇城くんも私と同じだって」ハァト

闇城「ひ・・・ひぃ〜〜!!」ダッ

アーロン「あぁん! 待って〜そんなに急いじゃやぁ〜YO!」

闇城(違う違う違う!! 断じて違う!)

闇城(俺は生粋のおっぱい星人! 男にも雄っぱいにも興味はねえよ!!)

アーロン「待って〜・・・って言ってるんだろこのやろうがぁあああああああ!!」ズザァアアア

闇城「げえっ!? なんだその鬼の形相のスライディング!? 中学二年生のエレクトロマスター(レベル5)でも引くレベルなのにお前がやるなぁ!!」ヒエッ

307■■■■:2014/09/25(木) 06:04:20 ID:VLQMP2R6
闇城(何が悲しくて筋肉ダルマのホモ教師と死の逃走劇を繰り広げなきゃならんのだ!!)

闇城「あ〜だりい!!」

闇城「誰か・・・助けてくれ!!」

??「任せろ」スッ

闇城「あ、アンタは!?」

>>308
誰?

308■■■■:2014/09/25(木) 07:14:47 ID:6o1MIY9Q
啄兄貴

309■■■■:2014/09/25(木) 16:05:22 ID:VLQMP2R6
闇城「啄! 助かったぜ」ホッ

闇城「あの筋肉ダルマを止めてくれ! 命と貞操の危機なんだ」

啄「我が盟友の頼みならば甘んじて受け入れよう」

啄「ここは任せろ。貴様はそのうちに安全な場所へ」

闇城「啄・・・死ぬなよ」

啄「たとえこの身朽ち果てようとも、魂は不滅」

アーロン「あらぁ!!」

アーロン「長身でスラっとした体型、きりっとした顔立ち・・・モデルさんみたいね」

アーロン「キライジャナイワっ!!」ガバッ

 アーッ!!

闇城「啄・・・お前のことは忘れねえ」

闇城「中二病患者だったけど、なんだかんだで良い奴だったなぁ(過去形)」

310■■■■:2014/09/25(木) 16:09:18 ID:VLQMP2R6
闇城「ん・・・景色が変わっていく」

闇城「ここは第七学区か・・・? すこしぼんやりとしているが間違いない、見慣れた景色だ」

闇城「ふと、気がついてしまったんだが、これって夢の世界だよな」

闇城「夢の中で夢と気づいてしまう人間はストレスを強く感じている、なんて話があるがそれは置いといて・・・」

闇城「夢の中ならやりたい放題じゃねえか」ハッ

闇城「普段ならできないあんな事やこんな事・・・」ワナワナ

闇城「今の俺は自由だ! 何をやっても許される!!」

闇城「よし! >>311しよう!」

311■■■■:2014/09/25(木) 16:10:39 ID:Th5iGfWU
おっぱいパラダイス(貧乳編)

312■■■■:2014/09/25(木) 16:22:50 ID:VLQMP2R6
闇城「よし・・・!」スッ

闇城「わ、俺の財布が札束でぎっしりだぜ」

闇城「さすが夢の中・・・空想具現化なんてお手のものだな」

闇城「この金でおっぱいパラダイスの女全員を指定してやる」グヒヒ

闇城「夢のおっぱいハーレム! 強者の時代が今ここに始まるのだ!!」グハハハ

 ☆ おっぱいパラダイス

店員「すいませんお客様。今日はちっぱいデーなのでCカップ以上の従業員は休業させているのです」

闇城「・・・はい?」

闇城「いやおかしいだろ!? 商標詐欺レベルだよこれ!? ものを売るってレベルじゃねーぞ!!」

闇城「大体、おっぱいパラダイスなのに貧乳って・・・どういうことだよ! 寿司屋に来てガリしかないような気分だよ!」

店員「いえ、これが意外と好評なんですよ。あ、ここにインタビューの動画があります」ポチ

某高校教師『いや〜、僕も最初は抗議しようかと思ったんですよ』

某高校教師『けど、騙されたと思って・・・一度指名してみたんです。するとまだ年端もいかない少女が出てきて、僕のことお兄ちゃんって余分ですよ』

某高校教師『妹プレイとか・・・反則だろーーーーーっ!!』ムハッ

某高校教師『今ではもう貧乳しか無理ですね、巨乳を見てると汚れた大人を見てるみたいで。ちっぱいは正義! ステータス!』

某高校教師『あ、言っとくけど決してロリコンじゃないですよ! 僕も教師なんでそういうことになったらちょっと立場的に危ういから・・・』

313■■■■:2014/09/25(木) 16:31:42 ID:VLQMP2R6
闇城「なんだと・・・?」ゴクリ

闇城(あの某K先生がまさかロリコンに転身するとは・・・)

闇城(俺におっぱいとは何かを説き、導いてきてくれたあの人が)

闇城(脱おっぱい聖人だと・・・?)

闇城「いや! でも俺は俺だ! 巨乳を所望する! せめてジュリアさんレベルでもいいから!」

店員「ですから、今日は貧乳しかシフトが入ってないんですって、ないものねだりはやめてください」

闇城「ぐぬぬぬぬ!!」

闇城「・・・わーったよ! だったら貧乳だろうと無乳だろうと虚乳となんでもきやがれってんだ!」

闇城「けどな、俺は絶対におっぱい聖人をやめねえ・・・俺をはぐらかそうって魂胆ならそれは無駄だぜ?」キリ

店員「ククク・・・せいぜいほざくがいい。この店を出る時、貴様は既に死んでいる、おっぱい聖人としての貴様はな」

闇城「やってみろよ・・・言っておくが俺は筋金入りのおっぱい聖人だぜ? 不滅、不死、不死身!!」

闇城「というわけで>>314‐316の子を指名するわ」

店員「かしこまりました」スッ

>>314‐316
誰?(ひんぬー限定)

314■■■■:2014/09/25(木) 19:09:56 ID:w1e/nEsA
白井黒子

315■■■■:2014/09/25(木) 21:47:33 ID:o6sPe78.
スリムアップ仮屋様
雄っぱいNGなら佐天涙子(原作版)←ココ重要

316■■■■:2014/09/25(木) 21:58:35 ID:6o1MIY9Q
鉄砲町

317■■■■:2014/09/25(木) 22:23:33 ID:VLQMP2R6
 ☆

闇城「・・・」ソワソワ

闇城「つい勢いで選んでしまったが、どうなることやら・・・」

闇城「まだかな・・・」

白井黒子「お兄様!! ああ麗しきお兄さま!!」ダッ

闇城「な、なんだいきなり!?」タジッ

白井「ああ、お兄様の香り・・・白井どうにかなってしまいそうですわ」ウットリ

闇城「わわ、いきなり飛びこんできて、顔をうずめるな!!」アセアセ

闇城「つ〜かお兄さまって何? 妹キャラなの貴方さん!?」

白井「おほん、これは失礼いたしました。私、白井黒子と申しますの」

白井「私を指名してくださったご主人様には、お兄様として接しております。どうぞよろしくですの」ペコ

闇城「いきなりハードなものを引いちまったな・・・」

闇城「その・・・白井さん」

白井「あらやだ、お兄様。いつものように黒子と呼んでくださいまし」フフ

闇城「黒子・・・」カーッ

闇城(いかんいかん。俺は客だ。なんで恥ずかしがる必要がある! 堂々としろ闇城降魔!)

白井「なんですの?」

闇城「いいか、いくら客商売とはいえ、そこまで過激なスキンシップはどうかと思うぞ。この俺は紳士だからいいものの、もしそっちのけがある、輩にでもしたら、どうなることか・・・」ドギマギ

白井「ふふ、黒子のことを気遣ってくれるだなんて、お兄様はやさしいのですね」クス

闇城「別にそういう訳じゃなくてあくまでモラルとしてだな・・・」

白井「でも大丈夫ですわ。黒子はわきまえています。見るからに危険そうなご主人様には『養子に来て間もない兄と距離感の掴めない妹』で対応していますから」

闇城「え? じゃあ俺は?」

白井「見るからに無害そうなご主人様には『兄が好きすぎて困るヤンデレ一歩手前のブラコン妹』で通しております。今の黒子はこちらですね」

闇城「両極端だな、おい」ハハ…

318■■■■:2014/09/25(木) 22:29:45 ID:VLQMP2R6
佐天涙子「先生! 先生〜!」

闇城「こんどはなんだ・・・?」

佐天「ねえ先生、見てみて! 私テストで100点とっちゃった♪」

闇城(教師と生徒の関係かよ・・・マニアックすぎるだろ)

佐天「ねえいつもみたいによしよしして?」

闇城「はい?」

佐天「早く! なでなでしてよぉ・・・」

佐天「それとも・・・私の事嫌いになっちゃったの・・・?」グスン

闇城「あ、ああ・・・! すごいな!俺も教えたかいあったってもんだ」ヨシヨシ

佐天「えへへ〜・・・先生にほめられちゃった」ニヘラ

闇城(キツい・・・俺にこのロールプレイはきつすぎるぞ・・・)

闇城(でも・・・可愛いのは認めよう。巨乳以外でドキッとするなんて・・・悔しい、でも)

闇城(悪くない!)

319■■■■:2014/09/25(木) 22:36:15 ID:VLQMP2R6
鉄砲町「・・・」スッ

闇城「あ、最後は鉄砲町か・・・」

闇城「似た顔だったからもしやと思って指名したが、本物のようだな」

闇城「ふぅ・・・見た感じいつもと変わらないな」

闇城(よかった・・・)

鉄砲町「・・・」タッタ

闇城「ん、どうした? 横に腰掛けてきて」

鉄砲町「・・・んぅ」スリスリ

闇城「お、おい! どうしたんだ鉄砲町! 逆膝枕はちょっとレベル高すぎだって」アセアセ

鉄砲町「ニャー・・・///」

闇城「」

闇城(よりによって猫かよ!? たしかによくよく見ると!! ネコミミと尻尾が!! 確かにもともとの性格が猫っぽいところはあるけどさ、いくらなんでも安直すぎるだろ!!!)

闇城(しかし破壊力抜群んんッ!! 悔しい!! ときめきが止まれねえええええ)バクバク

鉄砲町「ニャン・・・//」

320■■■■:2014/09/25(木) 22:47:51 ID:VLQMP2R6
白井「きぃ〜!! この泥棒猫!! その位置は黒子の特等席ですのよ!!」

佐天「白井さん、違います!! 先生の膝は私の勉強椅子ですから!」

鉄砲町「・・・」ゴロゴロ

闇城「お、お前ら。一回落ち着け! これあくまでロールプレイだから! そんなマジにならなくていいから」

白井「お兄さま、私との関係は嘘でしたの・・・? 実の兄妹での禁断の恋・・・」

白井「あの晩、私とお兄さまの愛の巣で誓い合った関係は嘘でしたの!?」キィーッ

闇城「ねえから!? なに既成事実を捏造してやがるんだ!! 俺犯罪者になっちゃうよ!?」

佐天「ダメだよ!先生、妹とは結婚できないんだから。先生言ってくれたじゃん。私が高校卒業したら結婚しようって! だから、私が・・・」

闇城「あ、頭が痛くなってきた・・・」

鉄砲町「ニャ!!」バリバリ

闇城「いてて!! 爪を立てるな鉄砲町! なに怒ってんだよ!」

白井「お兄さま、はっきりしてくださいまし」

佐天「私達の誰が、好みなんですか?」

闇城「唐突な質問!? ちょ・・・待て」

鉄砲町「ナー!」ガリガリ

闇城「痛い! 地味に痛いから! ミミズ腫れ出来ちゃう! そう急かすな、今言うよ!」

闇城「俺の好みはだな・・・」

>>321
1 白井
2 佐天
3 鉄砲町
4 Fカップ未満は恋愛対象に含まれねえ(キリッ
5 その他

321■■■■:2014/09/25(木) 22:50:58 ID:w1e/nEsA
4w

322■■■■:2014/09/25(木) 23:01:16 ID:VLQMP2R6
闇城「悪いがこの中にはいねえな」

佐天「え?」

闇城「Fカップ未満は恋愛対象に含まれねえんだ、残念だが」

闇城(そうだ、これでいい)

闇城(たとえ、奇抜なキャラで媚びても本質的な部分でかけている。乳がなけりゃあ、話しにならないぜ!)

鉄砲町「シャーッ!!」バリバイリバリ

闇城「いっ、イデーっ!! お前はひっかきすぎだ!! 内なる野生の本能に目覚めたのか!?」

佐天「わ、私はまだ発育途中ですから! 高校卒業ごろにはIカップにはなってる算段です!」

闇城「なに・・・!?」ゴクリ

佐天「白井さんなんてまだAAカップですよ、成長は見込めないかと、だから、その・・・」

佐天「この中では、私が一番ですよね。ね? 先生」エヘ

闇城「確かに・・・成長の見込みがあるのはいいことだな」ウム

白井「甘いですわね、佐天さん」

白井「そしてお兄様は長期的なスパンで物事を見ていませんの」

闇城「なに」

白井「いいですか、お兄さま。あなたは巨乳巨乳連呼しておりますが所詮は脂肪の塊ですわ」

白井「10代まではいいものの20代に入ったらそれを強く実感できますの」

闇城「どういうことだってばよ」ゴクリ

323■■■■:2014/09/25(木) 23:07:43 ID:VLQMP2R6
白井「型崩れ、ですわ」ニコ

闇城「!!」

白井「年齢とともに肌の質は衰えたるんできます、もちろん胸も」

白井「ブラでなんとか体裁は保てても、はずしてみたらあらびっくり」

白井「胸というよりも、胸部から垂れ下がる脂肪、乳牛のようなたれ乳」

白井「そんなものに、魅力を感じまして?」

白井「たとえ小ぶりでも衰えない艶と崩れない形、それこそ求められる胸の姿ではありませんこと?」

闇城「・・・くッ!!」

闇城(やばい・・・ぶれている、俺の本質が・・・揺さぶられている)

闇城(まさか桃園先生もこれにやられたのか・・・?)

闇城(事実を知り絶望しちまったのか・・・?黄泉川先生もそうだと知って、悲しんだのか?)

白井「それでもまだ言うなら、真の美を見せてあげましょうか? お兄さま」スルッ

闇城「え・・・? いやいやいや!! 何脱ごうとしてやがる!! そういう店じゃないだろ!! ここは!!」

白井「ふふ、冗談ですわ」

324■■■■:2014/09/25(木) 23:13:26 ID:VLQMP2R6
闇城(この白井とか言う奴のペースに乗せられては駄目だ)

闇城(そうだ、とりあえず・・・話題をそらそう)

闇城(その間にタレチチへの反論は考えるとして)

闇城(どんな話題をふるか・・・こいつらがなるべく食いつきそうなものがいいな)

闇城(よし、決めた・・・)

闇城「なあなあ、そんなことより!」

>>325
1 何かゲームしようぜ!(何をする?)
2 尻について語ろうぜ!
3 恋話しょ!!
4 その他

325■■■■:2014/09/26(金) 00:26:05 ID:6ze9edgk
夢であることを利用して巨乳化するよう念じる。
この書き込みの秒数1の位で成功者が決定
1白井・鉄砲町
2鉄砲町のみ
3白井・佐天
4鉄砲町・佐天
5失敗
6失敗
7白井のみ
8失敗
9佐天のみ
0全員

326■■■■:2014/09/26(金) 00:37:19 ID:6ze9edgk
自分で振っといて何だけど闇城さんご愁傷様でしたw

327■■■■:2014/09/26(金) 00:41:01 ID:78Gl/ovc
大きくな〜れッ

328■■■■:2014/09/26(金) 00:45:25 ID:6ze9edgk
あっ、せっかくなので1でも失敗でも作者さんにお任せしたいと思います

329■■■■:2014/09/27(土) 21:29:34 ID:zBu5LIgo
闇城「なあ、だけどさ、もし巨乳になれるって言えばどうだ」

闇城「なりたくないか?」ニヤ

白井「結構ですの」キッパリ

佐天「うーん私は・・・そうだな〜。・・・なってみたいかも」ポッ

鉄砲町「ニャッ」

闇城(ククク・・・やってやるぜ。この世界は俺の想像したとおりに再構成される!! つまりは神に等しい力があるんだっ!!)

闇城(なれ、巨乳に!!)ビシッ

白井「なにをやっておりますの? お兄さま」

佐天「そのポーズは・・・まさか都市伝説にある、悪魔を召喚する儀式のものですかっ?」ガタッ

鉄砲町「ミャ?」

闇城「・・・あれ?」

330■■■■:2014/09/27(土) 21:34:47 ID:zBu5LIgo
闇城「く・・・もういっちょ!」ビシッ

白井「まあ、お兄さま。ごっこ遊びはそこまでにして欲しいですの」

佐天「出ちゃうんですか? 悪魔! 出ちゃうんですか!?」ワクテカ

闇城「・・・なぜだ」

闇城「まさか・・・俺の夢への没入が薄くなってきているとでも?」

闇城「夢を夢と自覚した時点で、目覚めがすぐそばまで来ていたということか・・・」

白井「何を言ってますの? そんなことより・・・何がご注文は」

佐天「そうですよ! もっとお話したいです」

佐天「悪魔は出なくて残念でしたけど、また機会はありますって!」

闇城「いや、そういうことではなくてだな」

闇城「・・・ウッ」

331■■■■:2014/09/27(土) 21:39:14 ID:zBu5LIgo
 ☆

闇城「・・・」パチリ

闇城「あ、もう夜か・・・」

闇城「本当に一日中寝ちまった」ハハ

闇城「なんか夢を見ていたような気がするけど・・・なんだっけかな」

闇城「むむ・・・なにか巨乳に対する絶望を感じてしまって気がする」

闇城「よし、綺麗さっぱり忘れよう! こんな時はコンビニ言ってグラドル雑誌でも読みあさるとするか」

闇城「やっぱりおっぱいは最高だぜ!!」


 二十一日目   完

332■■■■:2014/09/27(土) 21:42:04 ID:zBu5LIgo
 二十二日目

闇城「あ〜だりい」

闇城「昨日寝過ぎたせいで肝心の夜になかなか寝付けなかったぜ」ネブソク

闇城「このまま家にいたらまた夜まで眠っちまいそうだ」

闇城「生活リズムを整えるためにも、どっかに出かけよう」

闇城「どこに行くか?」

>>333

1 セブンスミスト
2 パラダイスセブン
3 恵みの大地
4 病院
5 破輩の手伝い
6 その他

333■■■■:2014/09/27(土) 21:44:05 ID:6.k9FlFA


334■■■■:2014/09/27(土) 21:55:18 ID:zBu5LIgo
 ☆

闇城「なんとなくセブンスミストに来たはいいけど」

闇城「なにすっかなー」

闇城「一人で服選びってのもなかなか寂しいもんがある」フゥ

闇城「・・・でもここといえば、美坂や崎野と出会った場所でもある」

闇城「なんだかんだであの二人とは今も交流があるからな」

闇城「そう考えると出会いの場だったり・・・なんて」フッ

??「・・・」ウーム

闇城「ん・・・あいつは」

闇城「何やってんだろ、声を掛けてみっか」

闇城「おーい! どうしたんだこんなところで!」

>>335
誰?(何しに来た?)

335■■■■:2014/09/27(土) 22:13:16 ID:ozvXXGQE

合コンメンバー集め

336■■■■:2014/09/27(土) 22:23:25 ID:zBu5LIgo
啄兄貴人気wwしかし合コンってww


闇城「おーい啄、何してんだこんなところで」

啄「おお、闇城か。やはり俺とお前は断ち切れぬ鎖で結びついているようだ。ここの邂逅もまた・・・」

闇城「長い長い! いいから質問にこたえてくれよ!」

啄「男女の宴、選ばれし者の選択、まるでノアの方舟のごとく」

闇城「ようするに・・・コンパのメンバー集めか?」

啄「その通りだ」

闇城(わかってしまう自分が嫌だ)ズーン

啄「というわけで、だ。ここであったのも何かの縁。闇城、貴様も我とともに船の切符を手にするが良い」

闇城「いちいち、表現が大袈裟というか中二と言うか・・・」

闇城「ま、暇だし参加してもいいぞ?」

啄「おおそうか!! さすが友よ!」

闇城「というかコンパに至った経緯はなんだ? お前ってそんなに出会いに飢えてたっけ?」

啄「愚問だな・・・我が一生の后がそこら辺に転がっているわけがなかろう、ましてやこんな形での出会いなど言語道断」

闇城「だったら何で」

啄「我が仲間の願いなのだ。12人委員会の仲間を無下にはできぬ。また任務続きのこの頃、たまにはこういった気晴らしも必要ということだ」

闇城「はぁ・・・お前もなんつうか、何も考えていないようでいろいろ苦労してんだな」

337■■■■:2014/09/27(土) 22:35:28 ID:zBu5LIgo
闇城「んじゃ、男の方は大体揃ってんだな?」

啄「左様、貴様を合わせて七名だ」

闇城「結構多いな? 女子の方は」

啄「・・・」チラッ

闇城「なんで目をそらすんだよ」

啄「・・・0だ」

闇城「おい、今日やるんだろ」

啄「ククク・・・どうやらそこいらの女どもでは我が暗黒闘気に触れただけで怯えてしまい、逃げ出してしまうのだ」

闇城「そりゃ、長身黒コートの男が訳の分からない中二用語連発しながら声かけてきたらそうもなるだろ。暗黒闘気関係なしにな」

闇城「つーか? その十二人委員会とやらに女子メンバーも居るんだろ? そいつら誘えばいんじゃ」

啄「闇城。それは浅はかな考えだぞ。それではいつものメンバーでのパーティに過ぎぬではないか」

啄「常に新しい風を取り込まなければ、マンネリと化してしまう」

闇城「それはまあ・・・確かに」

啄「というわけで、闇城。任せたぞ」ポン

338■■■■:2014/09/27(土) 22:42:10 ID:zBu5LIgo
闇城「え・・・おいィ?」

啄「時と場所は後々メールにて告知する。それまでに選ばれし七人の女神を集めておいておけ」

啄「それでは、また会おうぞ。マイ・フェイバリットライバルよ!!」フハハ

闇城「ちょ・・・まてええええええええええ!!」


闇城「逃げられた・・・本当逃げ足だけは早いやっちゃな」

闇城「しゃーない・・・乗っかかった船だ。やるだけやってみるとするか」ハァ

闇城「あ〜だりい・・・」

>>339>>342

誰を誘う?(女性限定、七名まで)

339■■■■:2014/09/27(土) 23:41:40 ID:UF.vbB.o
手堅く対馬影華ちゃんで

340■■■■:2014/09/27(土) 23:51:25 ID:FWFcFN4A
ならばこちらも手堅くジュリアさんで

341■■■■:2014/09/27(土) 23:51:46 ID:m9iWJ7y.
ミサカミコト(どちらなのかはおまかせ)

342■■■■:2014/09/28(日) 00:08:56 ID:HIooP0dU
おなじみのメンバーが集まりつつある所にあえて初出キャラを

羽瀬木真心(とある高校)
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1191.html

343■■■■:2014/09/28(日) 11:57:59 ID:enc3loH2
性別メノウはダメですか?
と思ったら〆切だったでござる
1安価1人と思ってたぜ・・・orz

344■■■■:2014/09/30(火) 23:33:40 ID:6teSpWXw
 ☆ 会場にて

闇城「よう」

啄「遅いぞ、闇城。すっぽかしてそのまま逃げ出したかと勘ぐってしまった」

闇城「お前の無茶ぶりに答えてやったんだから多少のタイムロスには目をつむってくれ」

闇城「ま、五人までしか集められなかったけど」

闇城(正確に言えば女子は四人だが・・・)

啄「なんだと・・・数が合わないではないか」

闇城「まずは感謝してくれ。とりあえず、案は3つある」

啄「言ってみよ」ビシ

闇城「なぜ上から目線? ・・・まったく」

闇城「一つ、お前の一二人委員会から女子を呼んでくる」

啄「むむ・・・数合わせで呼ぶというのもな。しかしやむを得まいか」

闇城「二つ・・・これはできれば避けたいところだが最悪の場合はやるしかない」

啄「というと?」

闇城「俺が女子枠で参加するってわけだ。これなら6対6で数が合う」ボソッ

啄「闇城・・・貴様に女装癖があるとは思っていなかったぞ」ドンビキ

闇城「お前にだけは引かれたくないよ!! 言っとくけど気乗りはしないからな!? ほんとにほんとに最悪の場合ってだけだっ!!」

啄「それで3つ目は?」

闇城「スルーかよ・・・」

闇城「3つ目はだな、」


>>345
どうする?
1 12人委員会ガールズ参戦(2名指定)
2 闇嬢参戦
3 その他


345■■■■:2014/10/01(水) 00:02:40 ID:cO9nW4G.
メノウアリかよwww

この書き込みの秒数1の位が
1、3、5、8=1
2、4、6、9=2
0=>>346さんお願いいたす!
7=誰か乱入(キャラはおまかせ)

346■■■■:2014/10/01(水) 00:04:30 ID:FWikx8Wg
よしそれじゃ2か誰か追加のいずれかで

347■■■■:2014/10/11(土) 12:56:02 ID:zYqIlivw
学園のチート銃は当麻さんのイマブレにとって無茶厄介だな
なんかどんどん反則的な技術になってるしな

348■■■■:2014/10/14(火) 19:33:52 ID:5j8Yu/F6
 ☆

闇嬢「・・・結局こうなるのか」ハァ

啄「・・・!」

闇嬢「何だその目は、バカにしたきゃすればいいだろ」

啄「ふ、ふん! なんでもない。さっさと行くぞ。みな待っている」

啄(俺の心を一瞬にして奪ったあの生娘に似ている・・・)

啄(ククク・・・男の分際で俺の神臓を揺さぶるとは、やるな)

闇嬢(何を提案してるんだ俺は)ズーン

349■■■■:2014/10/14(火) 19:56:39 ID:5j8Yu/F6
 ☆ 会場

啄「ククク、またせたな我が盟友たちよ」ザッ

ゲコ太マスク「師匠! 拙者既にドキがムネムネですぞ!」

仲場志道「ん? もう一人男がくるんじゃなかったのか。啄」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/458.html

啄「ああ、奴は突如用事が入ってしまったようでな。結局来ないことになった」

苑辺肇「フフ、ま・・・それも致し方ない。この僕がいたらレディたちを独り占めされると思ったのだろう」キラッ
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1133.html

仲場「その自信は相変わらずだな。苑辺がいれば話題には事欠かさなそうだ」ハハッ

未来守護者「未来でのパートナーが確定的に明らかな私にはこのような戯れは無意味なのだがな。これも一二人員会の結束と真の記憶を取り戻すためならば」ソワソワ
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1149.html

未来守護者「ふふ、それであちらはまだなのか」ソワッ

啄「まあ、待て。まだこちらが揃っていない」

ゲコ太マスク「師匠六人目は誰なんでござるか?」

仲場「綿杜の奴はこないだってさ、まあ、あいつはそうだろうな」

ゲコ太マスク「むむ。あの男。また意味もない言いがかりで拙者たちを避けているんでござるか!? 一二人委員会でありながら」

仲場「色いろあるんだろう。そんな単純なもんでもないんだよ」

仲場(それにあいつが避けているのはお前と啄だけなんだよな・・・)

啄「フフフ、その点は抜かりない。これも運命の先取りから導き出された解だ。その対策として別の者を連れてきてある」

??「・・・」ドモ

苑辺「むむ? 君は・・・」

>>350
誰?

1 村雨流燕
2 刺界
3 農条態造
4 その他

350■■■■:2014/10/14(火) 20:09:04 ID:oJouANc.
御嶽山噴火の時期と休養期間がカブってたかもしれないから、心配だったっす
お元気でそうでなによりです



351■■■■:2014/10/14(火) 20:21:41 ID:5j8Yu/F6
リアル夏休みが終わってから忙しすぎワロタwww
みたいな感じでした
―――――――――――――――――――――

農条態造「よ、12人委員会のみんな。今日はよろしくってね」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/515.html

仲場「お、農条じゃんか。久しぶりだな」

農条「どうも先輩」ペコ

啄「フフフ。この俺の目に間違いはなかった。わかっていたぞ農条、貴様はどうせ夏休み活動がない日は暇でぐ〜たらしてると!!」クハハ

農条「それはお互い様ってね。暇だからこんなことやってるんでしょ?」

ゲコ太マスク「何を! 日々振りかかる悪と戦うッ!戦士の束の間の休息というものでござるよ、これは!」

仲場「ま、そういうことにしておいてくれ」ハハ

仲場「とりあえず、救済委員同士仲間同士、楽しんでいこうぜ」ニッ

農条「もちろん! 最初からそのつもりってね」

未来守護者「それより!それより早く女子共を! こんなむさい集まりはもう十分だぞおおおお!!」

苑辺「慌てる乞食は貰いが少ない。そんながっついているとレディは離れていくよ」キラリ

 ☆ 店の前

闇嬢(おいおいおいおい!!)

闇嬢(なんだあの奇人変人びっくり箱は!!)

闇嬢(まともそうなのが二名しかいねえ! しかもあのカエルマスク野郎マジで啄の知り合いだったのかよ!!)

352■■■■:2014/10/14(火) 20:30:55 ID:5j8Yu/F6
闇嬢(いや、でも前回とは衣装もウイッグも変えてるからばれないのかな・・・?)

闇嬢(どのみち今ここにいることを猛烈に後悔している!!)ビシッ

対馬「あ、あの〜・・・闇嬢さ、闇城さん?」

対馬「その恰好は・・・・?」シドロモドロ

美坂「さすがに今までの猥雑な発言もろもろは流してこれましたけどこれは・・・」ヒキ

ジュリア「やっぱ変態だったのね」ジト

闇嬢「待て! これはあいつの頼みであって俺の意志ではないんだ!」

ジュリア「まともな精神なら頼まれたってやらないから」

闇嬢「ぐぬ」

ジュリア「本当は女装癖をもともと持ち合わせていたんじゃないの?」ニッ

美坂「え・・・そうなんですか、降魔さん」

対馬(私の闇城さんのイメージが崩壊していく)

対馬(食事に誘われて舞い上がっていたはずなのに今は海より深く沈んでいる感じです)ズーン

闇嬢「いやいや! だからそうじゃなくて!」

353■■■■:2014/10/14(火) 20:44:41 ID:5j8Yu/F6
織原瑪瑙(オリハラメノウ)「あなた達、闇嬢ちゃんがかわいそうでしょ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1895.html

美坂・対馬・ジュリア「誰!?」

闇城「あ〜・・・ちょっとした知り合い。この人なら今の俺も受け入れてくれそうだから呼んどいてよかった」

織原「いい? 体が男か女かなんてどうでもいいの。問題はここよ、ここ」トントン

対馬「胸・・・? 胸が大きれば男の人でも女として扱われるんですか!? だったら私は・・・」ショボン

織原「もうちが〜う! ハート! 心よこ☆こ☆ろ☆」

織原「心が女の子ならその子はもう正真正銘女の子なの。だから君たちも闇嬢ちゃんが男というイメージは捨てて、女の子として、同姓として見てあげるのがいいわ」

織原「そのほうが嬉しいよね? 闇嬢ちゃん?」ニコッ

闇嬢「いや、それフォローにもなんにもなってねえっス」

闇嬢「というか女扱いされたら俺の社会的地位が崩壊するのですが」アセアセ

織原「破壊からの再生、自分の殻を打ち破って新たなる自分への飛翔も大事よ?」

闇嬢「俺にはまだその世界は早すぎますよ」ハハ・・・

ジュリア「わかったわ闇城君。君は実は女の子だったのね。色目で見てしまってごめんなさい」

美坂「もう昔のように接することはできませんが・・・これからは同性の友達としてよろしくお願いします」ペコ

対馬「え・・・え・・・」キョロキョロ

対馬「・・・!」ペコッ

闇嬢「いやいや、おかしいでしょ。なに生暖かい目で見つめてくるの」

闇嬢「それなら罵倒暴言の嵐のほうがまだましだから」ハラハラ

354■■■■:2014/10/14(火) 20:54:17 ID:5j8Yu/F6
羽瀬木真心「わりい! 闇城! 遅れちま―――ッ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1191.html

闇嬢「あ」

羽瀬木「――た?」

 ☆ メノウ説明中・・・

羽瀬木「まじかよ・・・アタイ、闇嬢がそんなことになってるなんて知りもしなかった」

羽瀬木「ゴメンな、闇嬢。気づいてやれなくって」グスン

闇嬢(なんだこれ)

 ☆

闇嬢「なんか・・・もういいや。もう疲れたよ」トホホ

闇嬢「それじゃ、行きますよみなさん」

闇嬢「もう一度確認しておきますけど」

織原「わかってるわ。私達はみんな闇嬢ちゃんを女の子として扱う」

織原「ばらさないから、安心して」ニコッ

闇嬢「ありがと・・・」

闇嬢(もう引き返せねえな・・・ここまで来ちまったら)

闇嬢(まさかたかがコンパでここまで大事なものを失うことになるとは思わなかった)

闇嬢(けど、もういいんだ。ここまできたなら中途半端はやめにしよう)

闇嬢(たった数時間、女で貫き通してやるぜ!!)

355■■■■:2014/10/14(火) 21:02:41 ID:5j8Yu/F6
啄「さあ! 時は来た! 立てよ友! 天使降臨だ!」ガッ

未来守護者「おお!」

苑辺「きたか」ガタッ

ゲコ太マスク「まままっまだだだ、あわわわあわわてるような」ブルブル

仲場「わー」パチパチ

農条「どんなべっぴんさんが来るか楽しみってね」ニヤ

美坂「どうも」ペコ

対馬「こ、こんばんは!」

ジュリア「今日は楽しみましょ?」

羽瀬木「おいおい! なんだこのヒョロッちいガキどもは。こんなんじゃアタイが食っちまうぞ」ワハハ

織原「うふふ。若い男の子がたくさん? お姉さんと仲良くしてね」ニコッ

闇嬢「・・・」

闇嬢「よろしく・・・ね?」ウフ

闇嬢(死にたい)

356■■■■:2014/10/14(火) 21:08:07 ID:5j8Yu/F6
 ☆

啄「よし、これで全員の自己紹介は終わったな」

啄「よし、次は・・・!」

啄「何をするのだ?」

闇嬢(おい! ノープランかよ!)

啄(闇嬢、どうすればいい)ジーッ

闇嬢(やめろ、こっちみんな)

織原「もう仕方ないわね。こういう時は“アレ”に決まってるでしょ☆」

未来守護者「アレとは・・・?」

織原「>>357よ」

>>357
何をする?

357■■■■:2014/10/14(火) 21:09:07 ID:FMRaZuk2
王様ゲーム

358■■■■:2014/10/14(火) 21:17:32 ID:5j8Yu/F6
ゲコ太マスク「おお! 王様ゲームでござるか! ナイスアイデアでござる!」

苑辺「王たる資格があるかどうか試すには持って来いだね」フフン

闇嬢「わ、わ〜楽しみだな―」キャピ

対馬「・・・」ウルッ

闇嬢(対馬ちゃん。そんな目で見ないでくれ・・・)

羽瀬木「ひひ楽しみだな! アタイが王様になったらハグさせるどころじゃ済ませねえぜ」

農条「なんというご褒美、楽しみってね!」

 ☆

美坂「はい。割り箸は全員に配りましたよ」

織原「はーいじゃあ王様だーれだ!」

>>359
王様は誰?
そして命令は?
(3と8が〇〇するなど)

359■■■■:2014/10/14(火) 21:41:58 ID:s/nRz2Ik
王様
秒数1の位が
1 闇嬢
2 メノウちゃん
3 啄
4 羽瀬木
5 美坂
6 対馬
7 農条
8 ゲコ太マスク
9 未来守護者
0 上記以外の誰か

命令は…王様によって大きく変わりそうなので、おまかせで
秒数が奇数なら無難な命令。偶数ならいきなりアレな命令で

360■■■■:2014/10/14(火) 22:46:54 ID:5j8Yu/F6
ゲコ太マスク「せ、拙者でござる!」ハイッ

織原「ふふ、そんなに慌てなくても王様の座は逃げないわよ」

闇嬢(げ、あのカエル野郎かよ! アイツの事だから一緒にマスクをかぶろうなんてふざけた命令するんじゃないだろうな!!)

ゲコ太マスク(この好機・・・逃す訳にはいかないでござる)

ゲコ太マスク(もし男うちでワイワイやるならともかく今は花の乙女が6人も・・・ッ!) ※4人です

ゲコ太マスク(しかもどれもハイレベル・・・遜色ないでござる)

ゲコ太マスク(ここはいきなりえげつない命令をかます!)

ゲコ太マスク「よ・・・4番は。」

ゲコ太マスク「王様に・・・」

ゲコ太マスク(ど、どうする!? き・・・キスはさすがに・・・まだ早いでござるな)

ゲコ太マスク(よし・・・ここは紳士的にも)

ゲコ太マスク「愛の告白+2分間のハグッ!!」ビシッ

 ざわ・・・
      ざわ・・・

美坂「ええ?・・・本気!?」

対馬「そんな、恥ずかしいです」カーッ

ジュリア「逆に初々しくて可愛いわね」クスッ

織原「うん。同感?」

闇嬢(想像を超えてきやがった。あのエロマスク野郎!!)ギリ

未来守護者「くっ・・・先を越された!」

361■■■■:2014/10/14(火) 23:00:25 ID:5j8Yu/F6

 しかし、ここであることを失念していたゲコ太マスク。
 4番を指定したことは良い。
 が、それが女であるという保証はない。

ゲコ太マスク「あ」

 そう、男・・・!
 男が四番である可能性を考慮していなかったゲコ太マスク。
 後悔、圧倒的後悔・・・!
 そして男同士の熱い抱擁などまさに誰得・・・!

ゲコ太マスク「今から命令変えるのはありでござるか?」

羽瀬木「あぁん?! それでも男かてめー! 一度決めたことはまげんじゃねえよ!!」

ゲコ太マスク「ヒッ! す、すみません」

ゲコ太マスク(このサラシのお姉さん怖いでござる)

 単純に考えればゲコ太マスクを除いた男5・女6で女に当たる可能性の方が若干高い。
 しかしここで忘れてはいけないのが、女に紛れた狼2匹である。
 闇嬢・織原はれっきとした男のシンボルを所持している。つまり男7・女4が正しい確率であり女に当たる確率は絶望的・・・
 不幸中の幸いはゲコ太マスクが狼の存在に気づいていないことか

ゲコ太マスク「そ、それで・・・4番は誰でござるか」

 ざわつきの中で手が上がる。
 その者とは・・・・!

>>362の秒数一桁で4番が決定

1 ジュリア
2 未来守護者
3 美坂
4 仲場
5 メノウ
6 啄
7 対馬
8 農条
9 羽瀬木
0 苑辺

00 闇嬢

362■■■■:2014/10/14(火) 23:03:27 ID:g2/jHE9A
t

363■■■■:2014/10/14(火) 23:12:00 ID:5j8Yu/F6
対馬「わ、私・・・です」

ゲコ太マスク「お、対馬殿か。男でなくてよかったでござる」ホッ

羽瀬木「ちっ。つまんねーな」

未来守護者「・・・爆発しろ」ボソッ

対馬「あの・・・その・・・どうしても、やらなきゃ駄目ですか?」

ゲコ太マスク「もちろんでござる! 王様の命令は絶対でござる〜」

対馬「そうですか」シュン

対馬(どうしよ・・・私・・・告白なんて)ドキドキ

対馬(それに、闇城さんの前で・・・)ドキドキ

対馬(うう・・・)ウルッ

闇嬢(おいおい・・・対馬ちゃんマジで悩んでねえか?)

闇嬢(確かに真面目な対馬ちゃんだとこういうの遊びとは割り切れなさそうだしな・・・)

闇嬢(ここは俺が身代わりに・・・)

闇嬢(いや、でも・・・あのカエルやろうと抱き合うなんて)ゾッ

闇嬢(いやいや・・・見捨てるわけには・・・うーんでもこういうのに耐性を付けさせるのが対馬ちゃんの為にもなるのか)ウーン

闇嬢(どうする・・・どうするよ俺)

>>364
どうする?

1 4番は俺だぜ!
2 我慢だ対馬ちゃん!
3 その他

364■■■■:2014/10/14(火) 23:15:27 ID:oJouANc.
1

365■■■■:2014/10/14(火) 23:45:21 ID:92PE5iGQ
とりゃ

366■■■■:2014/10/15(水) 20:22:42 ID:k57d7ZQo
闇嬢「それは違うよ」

対馬「え・・・?」

闇嬢「四番は・・・おr(ゴフンゴフン)私」

対馬「ええ? でも・・・」

闇嬢「対馬ちゃんあなたの見せてみて」

対馬「は、はい」スッ

闇嬢(この瞬間に俺のとすり替えて・・・!)シャシャ

闇嬢「んん? 対馬ちゃんの番号7だよ?」ドウゾ

対馬「そんなはずは・・・確かに私・・・」ハッ

対馬(もしかして闇嬢さん、自分のとすり替えて・・・? でもなんで・・・)

対馬(もしかして私のために)ドキッ

対馬(女装もこうなることを見越して・・・?)ドキドキ

対馬(闇嬢さん・・・)

ゲコ太マスク「むむ? つまりは闇嬢殿が拙者に熱い告白をしてくれるという解釈でいいんでござるか!?」

闇嬢「そ・・・そうだね」ヒクヒク

闇嬢(はぁ〜〜〜〜!! だりい!!)

367■■■■:2014/10/15(水) 20:30:27 ID:k57d7ZQo
ゲコ太マスク「で、ではでは!! 早速頼むでござる!! 拙者、もうしんぼうならんでござるよ!」

啄「・・・」プッ

仲場「どうしたんだ啄? そんな突っ伏して? まさか中二病が悪化して・・・?」

啄「ククク・・・これほどまでに御し難いとはな、この内から溢れ出る暗黒微笑を・・・!!」プププ

闇嬢(あの野郎・・・!!)

闇嬢「あ〜ごほん」

闇嬢「ゲコ太マスクさん」

ゲコ太マスク「はいでござる!」

闇嬢「私、ミステリアスな男性ってとても魅力に感じるんですよぉ」ズィッ

闇嬢「好きになっても・・・いいですか?」キュ

ゲコ太マスク「・・・!」

ゲコ太マスク「くぁwせdrftgyふじこlp;@:!!!」ボフンッ

苑辺「爆発した? なんという威力なんだ」

農条「マスクまでも真っ赤っ赤ってね!」

美坂(ごめんなさい降魔さん。普通に気持ち悪いです)

織原「闇嬢ちゃんも吹っ切れたようね。うふふ。立派に成長しちゃって」

対馬(私はわかってますよ。闇嬢さん)グッ

368■■■■:2014/10/15(水) 20:35:53 ID:k57d7ZQo
闇嬢「ゲコ太マスクさん!!」ギュ

ゲコ太マスク「!?」

ジュリア(もう帰りたい)

ゲコ太マスク「はうっはうっ!」

闇嬢「ゲコ太マスクさん!」ギュウウウ

啄「ククク・・・ゲコ太マスク・・・歓喜のあまり声も出ぬか」

ゲコ太マスク「ふげっ・・・あがっ」

仲場「いやいやどうみてもあれ、ハグじゃなくって」

農条「コブラツイストだってね」

闇嬢(とりあえず、こいつは沈めておいた方がいい!! 俺のためにも対馬ちゃんの為にも!!)

 ギュウウウ!!

苑辺「独特な愛情表現だが・・・綺麗なバラには刺がある。あれくらいアグレッシブな方がそそるよ」フフン

ゲコ太マスク「」ピクピク

闇嬢「あ、ゴメンナサイ」

闇嬢「つい、感情が高ぶって」ボウヨミ

369■■■■:2014/10/15(水) 20:42:25 ID:k57d7ZQo
羽瀬木「よし次行くぞ次ー!! 今度はアタイが王様だかんなっ!」

織原「じゃあ一回割り箸を回収してまた配るわね」

対馬「あのゲコ太さんは・・・」

未来守護者「そこら辺に寝かせておけ、それよりはよっ!!」

ゲコ太マスク「ぐ・・・体が・・・潰れ・・・」ウーン

ジュリア「なんか悪夢にうなされてるみたいだけど・・・」

闇嬢「いいから! さて次行こう次!」

 ☆

ジュリア「配り終えたわ、じゃあ行くわよ」

羽瀬木「王様誰だああああ―ッ!!」


>>370の秒数一桁で決定
1ジュリア
2羽瀬木
3未来守護者
4美坂
5対馬
6啄
7仲場
8メノウ
9農条
0苑辺

370■■■■:2014/10/15(水) 20:43:31 ID:MixKM5Ws


371■■■■:2014/10/15(水) 20:53:18 ID:k57d7ZQo
ジュリア「あら、私?」

闇嬢(よし! ジュリアさんならまともな命令だ)

闇嬢(少なくともこいつら男共よりは・・・!)

ジュリア「ん〜そうねえ」ニヤニヤ

闇嬢(あれ、何あの表情。優しいお姉さんキャラの目じゃねえ!!)

ジュリア「ようし、きめた!」

ジュリア「2番と6番は〜」

ジュリア「>>372する!」

未来守護者(2番!? 私だ!)

羽瀬木(6番・・・?アタイじゃん! よっしゃ!)

闇嬢(まじかよ、マジで・・・>>372すんのか!?)

372■■■■:2014/10/15(水) 21:00:57 ID:AeNTNU0o
パンツを交換

373■■■■:2014/10/16(木) 21:40:45 ID:92jFCHiA
羽瀬木がパンツ交換で喜ぶ痴女になってしまった・・・
――――――――――――――――――――――

一同「」

ジュリア「なによ〜なにかおかしい? 文句あるなら〜!!」ヒック

ジュリア「今ここであそこで寝てるカエルと同じ運命をたどるわよ〜!!」ウィー

闇嬢「あの、ジュリア様」

闇嬢「もしかして酔ってる?」ソー

ジュリア「誰が酔ってますかー!! そんなこと言うなら貴方の雄っぱいもんじゃうぞ〜」ワキワキ

闇嬢「やっぱ酔ってる!! お酒を扱う仕事なのに酔いやすいってどうなの!? つーかいつの間に酒頼んでたし!」

織原「ん〜でも面白いわね。男同士でも女同士でも、男女でも。面白くなることまちがいなし」ニパー

闇嬢「俺は違うぞ・・・よかった・・・対馬ちゃんは?」

対馬「私も違うです・・・良かった」ホッ

374■■■■:2014/10/16(木) 21:51:26 ID:vE33gzz2
未来守護者「二番は私だ」スッ

美坂「ヒッ! ななななにもうパンツ脱いでるんですか!!」

闇嬢「しかも虹色ラメ入りブリーフ・・・とんだ変態だなこれは」

啄「ククク・・・今の貴様がそれを言うか」

仲場「啄にも同じ言葉を返すよ」

闇嬢「おいおい・・・6番は地獄だな。誰だ?」

羽瀬木「アタイだーッ!!」ズンッ

農条「まさかこの状況で勢い良く名乗りを上げるのは意外ってね」

羽瀬木「この・・・持ってけ泥棒!!」ポイッ

未来守護者「むむ・・・これは」パサッ

未来守護者「ふふほおおおおおおおおおおおおお!!!」

闇嬢「パンツを丸めて野郎の顔にぶん投げるたぁ・・・さすが羽瀬木だな。肝が座ってやがる」

未来守護者「パパぱっぱぱん!! つ!!」

未来守護者「・・・・・・・ふぅ」

未来守護者「おっとすまない。取り乱してしまった」キリ

未来守護者「約束だ。私のパンツも差し出そう。一見ただのブリーフだが未来の素材で作られており収縮自在、吸収性も高い。多い日も安心だぞ」キリリ

375■■■■:2014/10/16(木) 22:02:56 ID:92jFCHiA
羽瀬木「闇嬢、ライター持ってるか?」

闇嬢「え・・・ああ。あるけど」ポイ

羽瀬木「サンキュッ」パシッ

闇嬢「どうすんだ?ライターなんか持って」

羽瀬木「こうするんだ」ジュッ

ボオオオッ!!

未来守護者「な、なにをしている!! 私のパンツに火をおおおおおおおお!!!」

羽瀬木「別に交換するとはいったが、履かなきゃいけねえなんて事は言ってなかったろ?」

羽瀬木「だから燃やした」ニッ

啄「ククク・・・恐ろしき女よ。奴もまた闇の炎の使い手か」

仲場「未来守護者にとってはそうだろうな」トオイメ

未来守護者「あ・・・ああああ」プルプル

未来守護者「私の特注ブリーフが・・・限定66のブリーフが・・・!!」

闇嬢「地味に多いな」

未来守護者「まいっか、犠牲にしても得るだけの価値はあった」ハァハァ

未来守護者「私は穿くぞ!! この使用済みパンティーを!!」

羽瀬木「あ、それ予備のだから」

羽瀬木「しかも先日買ってそのままの未使用品」

羽瀬木「残念だったなこの変態!」ガハハ

未来守護者「・・・な」

未来守護者「・・・・なん・・・だと」グニャアー

未来守護者「う、うわああああああああああああああああ」

未来守護者「」

376■■■■:2014/10/16(木) 22:13:03 ID:92jFCHiA

 ☆

未来守護者「・・・パンツパンツパンツ」ブツブツ

ゲコ太マスク「う・・・う、ううう」

ジュリア「うう〜ん、ゴドリック〜・・・ふざけないでよ」ムニャムニャ


美坂「なんか、犠牲者が増えてるんですけど」

羽瀬木「よし!男はあと4人だな!! ぶっ倒してやるぜ!」

闇嬢「いいね! 次は啄を再起不能にしてやる」

啄「フハハハ、傲慢だな闇嬢!! いいだろう、やってみろ、この啄鴉に対して!!」

仲場「そういうゲームじゃねえから・・・」

農条「盛り上がってきたってね」

苑辺「この僕がノリで遅れを取っている・・・」ギリ

織原「じゃあ次行くわよ〜ん」

一同「「王様だーれだ!」」

>>377の秒数一桁で王様が決定

1 闇嬢
2 啄
3 対馬
4 美坂
5 仲場
6 農条
7 メノウ
8 苑辺
9 羽瀬木
0 ジュリア様

>>378
命令は?

377■■■■:2014/10/16(木) 22:14:09 ID:rFaTLlsQ
ジュリアが様付けになってるーーーー!?

378■■■■:2014/10/16(木) 22:17:06 ID:ioUMX3Hw
1番と2番は王様と>>379をするッ!

379■■■■:2014/10/16(木) 23:28:45 ID:rFaTLlsQ
・相撲
・バッファローゲーム
・ポッキーゲーム
・セ○ゲーム
・その他
(いずれも罰ゲームにプロレス技付き)

好きなのを選びなされ

380■■■■:2014/10/18(土) 20:14:03 ID:sixWcD/E
ちなみに番号は>>376の秒数安価を利用
―――――――――――――――――

羽瀬木「1番と2番はアタイと相撲じゃあ!!」ドンッ

闇嬢「1番は私だ」ゲッ

啄「弐番手とは気に食わんがこれもまた因果の収束か・・・・」クク

闇嬢「あの・・・相撲は少しトラウマ気味なんだけど」

羽瀬木「うっせえ闇嬢!! やるって言ったらやんだよ!! 「YES」か「はい」で答えろ!!」

闇嬢「い、いえ〜・・・・す」トホホ

啄「この俺に相撲で挑むか、うら若き戦乙女(ヴァルキュリア)・・・!フフ、フハハハ!! 良いだろう闇式SUMOUで応えよう!!」

羽瀬木「んじゃいっくぜえ〜」

闇嬢「ちくしょう・・・てかげんしないからな」

 ☆ 数分後

闇嬢「」ピクピク

啄「」ピクピク

羽瀬木「なんでえ弱っちいの・・・こんなもんかよ」パッパッ

農条「羽瀬木ちゃん容赦無いってね」

仲場「啄のアホはともかく同姓にまで容赦ねえとはおったまげたな・・・」

381■■■■:2014/10/18(土) 20:22:45 ID:sixWcD/E
闇嬢「くそ・・・」

啄「貴様もあの禁断の果実に惑わされたか・・・」

闇嬢「ああ・・・組み合いになった時、モロに谷間が見えて・・・集中できなかった」ゲフ

啄「さらにはそれを・・・当ててくるという力技・・・まさにラグナロク・・・!」グハ

闇嬢「おっぱいにはかなわねえ・・・・」

啄「闇よりも深い深淵を見た・・・」

 ドサッ・・・

美坂「命令の度、リタイヤ続出なんですけど・・・」

農条「生きるか死ぬかのデスゲームってね」

苑辺「命を賭し、輝きを増す。それはまるで終焉の篝火・・・美しい」ウットリ

仲場「そっか、なら次は苑辺だな」

織原「ほんと・・・若いっていいわ〜☆」ポワ

対馬「あの・・・提案があるんですけど」

美坂「なに?対馬さん」

対馬「王様ゲームだと、指定された番号と王様しか楽しめないと思うんです。別のゲームにしませんか?」

382■■■■:2014/10/18(土) 20:31:40 ID:sixWcD/E
織原「そう? 私は見てるだけでも満足よ〜」

美坂「私は賛成。というか命令がえげつないから私に被害が及ぶ前に変えちゃいたいです」アハ

苑辺「変容を受け入れる心の広さもまた美・・・許可するよ」

仲場「俺はどっちでもいいんだが・・・周りに任せよう」

農条「俺もー」

羽瀬木「じゃあ! 相撲大会にしようぜ! さっきのじゃ不完全燃焼ってもんよ!」

農条・仲場・苑辺「それは無理(ってね)」フルフル

羽瀬木「ちっ・・・根性ねえ男どもだな」

羽瀬木「じゃあ何すんだよ?」

対馬「あの・・・一つ案があります。というか幼稚園でやって楽しかったので、ここでもやってみたいな、と」

対馬(というか・・・闇嬢さんと)ポッ

383■■■■:2014/10/18(土) 20:44:35 ID:sixWcD/E
美坂「それで、対馬さん? どういうゲームなの」

対馬「・・・汝は人狼なりや」

一同「汝は人狼なりや?(ってね)」

対馬「ええ、人狼ゲームといえばわかりやすいですか?」

対馬「どういうゲームかは追って説明します。その前に寝ているみんなを起こしましょうか」ニコッ

 ☆

闇嬢「というわけで、人狼ゲームをやることになったのか」

啄「何だそれは」

未来守護者「未来のデータベースに存在しない・・・? まさか歴史の闇に葬られたロストテクノロジー!?」

ゲコ太マスク「か・・関節が悲鳴を上げてるってね」

ジュリア「もっと・・・お酒!!」ヒック

闇嬢「要約すればテーブルトークの心理ゲーム?みたいなもんだ」

闇嬢「村サイドと狼サイドに分かれて騙し合うゲーム」

闇嬢「詳しくはここな」
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9D%E3%81%AF%E4%BA%BA%E7%8B%BC%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%82%84%3F

仲場「ものすごい荒業で説明を省略したな、おい」

384■■■■:2014/10/18(土) 20:53:58 ID:sixWcD/E
闇嬢「まあ、やっていけばわかってくるさ・・・」

闇嬢「しかし問題が一つ。12人でやる場合は狼の数は3。村人側に不利なんだ」

羽瀬木「3人しかいねえのか? それならすぐぶっ倒せるじゃねえか!」

闇嬢「心理戦(物理)ですね。わかります」

闇嬢「とにかく、あと3人欲しいな。15人の場合でも狼は3。村に有利な方が最初はいいだろう」

対馬「で、でもその三人、どうやって見つけてくるんですか?」

闇嬢「いや、それには心当たりがあるんだ」

闇嬢「この店に入った時から、ちょこちょこ見知った顔を見かけててな。声かけて連れてくるわ」

美坂「この人の顔の広さはどうなってるんですか」

織原「というか、その格好で声かけても大丈夫なのかしらん?」

>>385>>387
闇嬢の見かけた知り合いとは?
一レス一人
初出のキャラは関係も

385■■■■:2014/10/18(土) 21:07:47 ID:BZkd8v6.
人狼にふさわしい人物…それは木原一善!

386■■■■:2014/10/18(土) 21:11:01 ID:P.Qbuxg2
風紀委員の誰か
(基本おまかせだが、知人がいる159支部176支部以外で初出キャラの場合闇城との仲は険悪)

387■■■■:2014/10/18(土) 21:55:13 ID:gUXkkfnY
とある高校のクラスメイトで男性キャラを…と思ったけど闇城さん学年不明だったでござる………
というわけで、次から1人だけ選びなされ

・双鴉道化(さらなるカオスを求めるなら。かつて闇城の強欲に誘われて語り合ったことがある)
・出若銘助(若干闇城と性格がカブるか?一応同校の友人)
・淡路風基(生真面目キャラ。まともそうな人が欲しいなら。一応同行の友人)

388■■■■:2014/10/19(日) 14:50:33 ID:IbwiHgjI
一善くンはこういう要員じゃないだろwww
一善くんがいるのに159支部だと色々まずいのでナルシストつながりで美待
濃すぎるメンツの薄め役として淡路。この3名です
――――――――――――――――――――――――

闇嬢「よーし、連れてきたぞ」

美待「醜い・・・醜すぎて吐きそうだ、男であるものが女の恰好などと、目に毒」

淡路風基「まったく・・・人がラーメンを食べている時に。というかなんだ闇城。その恰好は」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1295.html

一善「ケケケッ・・・本当はぶっ飛ばしででも拒もうと思ってんだが、こいつの恰好と言い面白そうなことになってやがんじゃねえかョ。俺も混ぜろや」

織原「見事に恰好に突っ込まれてるわねん」

闇嬢「すっかり忘れてた」ズーン

苑辺「あの強面の男、僕と髪型がかぶってる・・・」

苑辺「僕の美的センスに近いものを持ってるようだね、素晴らしい」

苑辺「そしてあの金髪風紀委員・・・彼にも似た波長を感じる・・・フフ、面白いめぐり合わせだ」

仲場「なんか疲れてきた」

農条「それは言えてるってね」ハフゥ

美坂「それじゃ、始める? ジュリアさんは相当酔っ払ってるから休んだほうが」

ジュリア「うるさいわねえ! 私はまだまだいへるわよぉ!」

闇嬢「だそうです」

対馬「・・・始めましょう」

389■■■■:2014/10/19(日) 15:01:22 ID:IbwiHgjI
対馬「では軽くゲームの流れを説明しますね」

啄「聞いてやらんでもない」

対馬「まず、この15人のなかでランダムに役が決まります」

対馬「その役というのが【村人】、【霊能者】、【占い師】、【騎士】、【狂人】、【人狼】の6つです」

美坂「村人と人狼だけじゃないんだ」

対馬「ええ、なんの能力もない村人だけでは難しいですからね」

闇嬢「【占い師】は毎日一回一人を占うことができ、人狼か人間かを知ることが出来る」

未来守護者「ふん占いなどと非科学的だ! 未来から来た私にはそんな胡散臭いもの信じられん!」

淡路「待ち給え、虹色マッシュルーム」

未来守護者「虹色マッシュルーム!?」ガビーン

美待「所詮はゲームだ、科学もオカルトもないだろう」

仲場「そういうキャラ設定なんだ、こいつは。言わせてやってくれ」

未来守護者「」プルプル

美坂「また、この人気絶しそうですよ! やめてあげてください」アセアセ

羽瀬木「んだぁ? メンタルまで弱っちいのかよ、またパンツやるか?」ワハハ!

闇嬢「とにかく」ゴホン

闇嬢「占い師はそういう役、かなり重要な役だからなった人はしっかり見極めて占ってくれ」

対馬「次は【霊能者】ですね」

390■■■■:2014/10/19(日) 15:09:36 ID:IbwiHgjI
対馬「【霊能者】は村で処刑した人が人間か狼かが分かる人です」

苑辺「待ってくれ? 村で処刑とは・・・?」

闇嬢「ああ、昼のターンで村人全員で話し合い、人狼と思われる人物を一人挙げるんだ」

対馬「そしてその人を処刑します」

羽瀬木「よぅしなら処刑人はアタイがやってやんよ!」

闇嬢「そんな職はねえ!」

苑辺「なるほど・・・村の考察があってたかどうかを確認するための役ということだね」

苑辺「自らの決定に疑念を抱く村人に答えをもたらす希望の光・・・美しい。僕にふさわしい役職だ」フフフ

美待「いや、君の美しさではいささか役不足だね。真の美の体現者であるこのワタシにふさわしい!!」

苑辺「なに・・・?」

美待「なんだい?」

 バチバチ・・・

対馬「ちなみに【霊能者】はもっとも狼に狙われやすい役ですのですぐに退場になってしまうかも」ウフフ

苑辺「そうだなそこまで言うなら君に譲ろう」

美待「いや、君の美を見誤っていた。ワタシには及ばなくとも代役を務めるには十分だ」

闇嬢「さて、次は【騎士】だな」

391■■■■:2014/10/19(日) 15:18:13 ID:IbwiHgjI
ゲコ太マスク「【騎士】? それはつまり正義の味方でござるな!? やりたいでござる!」

対馬「ま、まあそういうものですね」

闇嬢「【騎士】は夜のターン人狼が殺そうとしている人物を予想し守護対象に選ぶことが出来る」

対馬「狼の襲撃対象と一致した時、守りが成功。狙われた村人を救うことができます」

羽瀬木「おっ、それいいね! アタイがやってやんよ! そこのカエルじゃ返り討ちだろ」

闇嬢「だから現実とごっちゃにすんなって」

対馬「それに役はランダムですから、選べませんよ」

ゲコ太マスク「そんな・・・人を食らう人狼なんてやりたくないでござる」シュン

羽瀬木「ほーん。ま、アタイはなんでもいいがね」

闇嬢「そして次は【村人】」

対馬「これが村サイドの最後の役ですね」

農条「へー、で、【村人】にはどんな能力があるんだってね」

闇嬢「なにもない」キッパリ

啄「なにもないことが能力・・・そうか、虚無に返す絶対の君臨者というわけだな!!」

仲場「そんな村人がいてたまるか」ビシッ

闇嬢「要するに、狼に食われるだけの役」

闇嬢「・・・になりたくなければ自分から積極的に話、狼を推理することだ」

闇嬢「それが、村人の能力みたいなものだな」

対馬「ですね」ウンウン

392■■■■:2014/10/19(日) 15:30:55 ID:IbwiHgjI
対馬「ここからは狼サイドの役です」

闇嬢「まず【狂人】」

美坂「名前からして嫌な響きですね」

織原「フフン、でも実際はみんな恋に狂ってる狂人なのよ?」

淡路「哲学的なことはどうでもいいですから」ハァ

対馬「【狂人】は人間ながら狼に味方する人のことです」

闇嬢「これも特殊な能力とかはないんだが、狼に有利なように話を進めたり、占い師を騙ったりする」

ゲコ太マスク「人間のくせに狼に味方するなど許せないでござる!!」プンプン

闇嬢「まあ狼には誰が【狂人】かはわからないから【狂人】が食われちまうこともあるんだがな」

美待「狂人にふさわしい醜い終わり方だ。そうだね、ワタシは君が適任だと思うよ?」フフン

一善「あぁ? 喧嘩売ってるなら買い占めてやるぜ?」ピキ

対馬「始まる前からこれだと議論が始まったら、大乱闘になりかねませんね」ハハ

闇嬢「だな・・・」

美坂「それで最後が【人狼】ということですか?」

対馬「はい、これがこのゲームの要であり主役でもある【人狼】です」

393■■■■:2014/10/19(日) 15:43:35 ID:IbwiHgjI
闇嬢「【人狼】は昼のターンには村人になりすまし、夜のターンに村人を一人食い殺す。残虐非道の人外」

闇嬢「という設定」ボソッ

闇嬢「【人狼】は今回3人だが、人狼同士は誰が人狼なのかはわかる。誰を食うかは投票だ」

対馬「逆に村人は誰が誰なのかは言葉を信じることでしか決定できません」

対馬「村サイドになる人はよく考えてくださいね?」ニコ

美坂「しかし対馬さんノリノリですね」

対馬「ふえ?」

闇嬢「確かに、対馬ちゃんがここまで饒舌になるんは珍しいな」

対馬「い、いえ! 普通ですよ! ちょっと楽しみになってきているだけです」オロロ

織原「うふふん? 私も楽しみよ」

対馬(闇嬢さんと一緒にルール説明するだけで楽しいなんて言えるわけがありません・・・)

一善「おいおい・・・はやくしろョ。さっさとしねえと帰っちまうぞ」

闇嬢「そうだな・・・じゃ始めっか」

対馬「わ、私カード持ってきてますよ」スッ

闇嬢「お、用意がいいな対馬ちゃん。けど今回はデジタルにスマホのアプリでやろう」

闇嬢「これならゲームマスターも機会音声で進めてくれるし、色々と便利だ」

対馬「はいわかりました!」

394■■■■:2014/10/19(日) 15:49:31 ID:IbwiHgjI
闇嬢「んじゃ、俺がこのアプリにそれぞれの名前を入力していくからな」ポチポチ

対馬「全員の登録が終わったらゲーム開始です」

仲場「ようやくか・・・」

闇嬢「よし決まった。あ、あと村の名前か。ぱっと思いつかないな。なんかある?」

啄「デビルズ・サンクチュアリ!!」

闇嬢「あいよ」ピッピッピッ

美坂「それでいいんですか!?」ガビーン

啄「ククク・・・デビルズ・サンクチュアリ。それは悪魔が住民の闇の聖域」

仲場「闇なのに聖域かよ」

啄「悪魔ならば・・・たかが狼には負けはしないッ!!」バンッ

淡路「自分が狼だったらどううするんだい」ハァ

啄「その時は、悪魔を凌駕するダーク・ナイトメア・ワーウルフになるまで」ククク

農条「もはや世界観がめちゃくちゃってね」

395■■■■:2014/10/19(日) 16:01:19 ID:IbwiHgjI
闇嬢「よし始まるぞ」

GM『全員揃ったようだな』

美坂「うわ、これが人口音声ですか? 本当の人の声みたい・・・」


【デビルズ・サンクチュアリ村 プロローグ】

GM『昼間は人間のふりをし夜に正体を表すという人狼。その人狼がこの村にも潜んでいるという噂が広がった。
  村人たちは半信半疑ながらも村の外れの宿に集められることとなった』

GM『集められた村人は15名』

GM『闇城』

闇嬢「うむ」

GM『啄』

啄「ほう」

GM『美坂』

美坂「わ、私ね」

GM『ジュリア様』

美坂「様つけ!?」

ジュリア「はぁ〜い。よんだぁ?」ヒック

闇嬢「なんか付けなければとおもって・・・」

GM『メノウ、仲場、農条、淡路』

GM『変態カエル』

ゲコ太マスク「拙者のことでござるか!? ひ、酷いでござる!!」

闇嬢「うるせえ、あんな命令をしておいて否定はさせねえぞ」

美坂(降魔さんも人のこと言えないと思うけど・・・)

396■■■■:2014/10/19(日) 16:08:46 ID:IbwiHgjI
GM『対馬ちゃん』

対馬「ふへっ!? GMにちゃんづけは変な気分です」

闇嬢「すまんつい癖で、そう入力しちまった」

GM『一善くン』

一善「おい・・・これも癖とでも言うつもりかョ」ピキピキ

闇嬢「いや、とんがりコーン木原と迷ったけどコッチのほうがしっくり来ただけ」

一善「人狼村人関係なくまずお前を殺す・・・」キヒ

GM『虹色きのこ』

未来守護者「!! なんだ、このふざけた名は!!」プンスカ

闇嬢「未来守護者よりもしっくりきたから。というか元の名自体変な名だからいいだろ」

GM『ナルシスト1号、ナルシスト2号』

苑辺・美待「おい」

闇嬢「キャラが被ってたから」アッケラカン

闇嬢「ちなみに1号が苑辺、二号が美待な」

美坂(後半に連れて投げやりになっていくわね)

GM『処刑人☆羽瀬木』

羽瀬木「お! まじで処刑人?よっしゃ!」

闇嬢「名前だけな」

397■■■■:2014/10/19(日) 16:22:32 ID:IbwiHgjI
GM『さあ、自らの姿を鏡に写してみろ。そこに映るのはただの村人か、それとも血に飢えた人狼か・・・』

GM『君が村人ならば力を合わせて人狼を見つけ出すといい。人狼ならば、どの者を食らいどの者を残すかしっかり考えると良い』

GM『さあ、始めようか』

 ドン

闇嬢「これからGM(ゲームマスター)に名前を呼ばれた奴が画面に映し出された自分の役を確認する」

闇嬢「俺が持ってちゃ見えちまうかもしれないから、5メートルほど離れた机にこのスマホは置いておく」スッ

闇嬢「それじゃ、始めるぞ」

対馬「くれぐれも自分の役職をすぐに喋ったりしないでくださいね」

GM『処刑人☆羽瀬木、この鏡を見給え』

羽瀬木「おーし! なんだなんだ!?」

 ☆

闇嬢「こうして俺以外の全員が自分の役職を確認し終えた」

GM『闇嬢、この鏡を見給え』

闇嬢「・・・おう」

闇嬢「俺の番か」

闇嬢「さて、なんだろうな・・・」


>>398
闇嬢の役職とは?
1 村人
2 人狼
3 狂人
4 騎士
5 占い師
6 霊能者

398■■■■:2014/10/19(日) 16:39:58 ID:5OOxmFj6
この書き込みの秒数1の位が奇数なら2偶数なら1

399■■■■:2014/10/19(日) 17:16:08 ID:IbwiHgjI
その他の役職はこちらが予め決めておきます。途中で変えただろ!と言われないように今のうちに答えをパス付きでうpしておく。ゲーム終了時にパスも伝える形で
ttp://upload.megabbs.info/src/up0078.txt.html

闇嬢とともに推理していくスタイル。人狼を見つけ出せるか!?
―――――――――――――――――――――――――


闇嬢(お、村人か)

闇嬢(村サイドなら経験者ということもあり、占い師か霊能者になりたかったけど。仕方ないな)

闇嬢(村視点というのも面白いし、ま、楽しむとするか)

GM『それではこれより10分間の話し合いとする』

GM『なお、初日は占い師、霊媒師を名乗るものを処刑襲撃することはできない。人間狼共々理解しておくよう』

 ブチッ

闇嬢「まずはじめに占い師が名乗ってくれ」

苑辺「名乗れば狼に襲われるぞ?」

闇嬢「初日は大丈夫だ。それに二日目以降も騎士が守ってくれるかもしれない」

闇嬢「ちなみに俺は占い師じゃないが・・・占い師が名乗らなければ村は圧倒的に不利だ。頼む」

  ざわ・・・

啄「この俺が占い師だ。ククク・・・まさかなまさか闇の使者である俺が村を導く役を負わされるとは、いやはや困った」

闇嬢「他にはいないか?」

美坂「他にって、占い師は一人じゃないんですか?」

闇嬢「いや、狂人もしくは人狼が占い師を騙っている可能性もある」

農条「なるほどってね!」

美待「その通りだ」スッ

美待「その黒装束の男の言うことを信じるな。真の占い師はワタシだ」

羽瀬木「おいおいおい! 本当に出てきやがった! どっちが本物だよ!」

400■■■■:2014/10/19(日) 17:29:37 ID:IbwiHgjI
対馬「今はわかりません。他に占い師の人は・・・?」

 シーン

対馬「いなさそうですね」ホッ

対馬「なら次は霊能者ですね。占い師が二人である以上、霊能者も名乗って欲しいです」

苑辺「なるほど・・・霊能者が襲われやすいのはこういうことか」

未来守護者「というと?」

苑辺「騎士は一人しかいない。守るとしたら占い師か霊能者か・・・人狼を直接的に見つけ出せるのは占い師。優先順位は言わずもがなさ」

織原「そうよねえ・・・ワタシが騎士なら優先して守るのは占い師だもの」

対馬「でもでも! 占い師を確信できない以上霊能者の存在は必須なんです。お願いします出てきてください」

闇嬢「いや・・・そうでもないんじゃないか?」

対馬「え・・・?」

闇嬢「霊能者が名乗りでるのはどちらかの占い師が人狼を見つけた時でもいい。そいつを処刑した後、霊能者の結果と照らしあわせれば占い師が本当か嘘を付いているか判別がつく」

対馬「なるほど・・・でも、名乗る前に狼に襲われたら・・・騎士もただの村人を守ろうとはしないだろうし」

闇嬢「それもあるな・・・まあ、霊能者に任せるよ」

 ざわ・・・
    ざわ・・・

闇嬢「で、名乗り出ないか。それならそれでいいが・・・結果が狼の場合は言ってくれ」

401■■■■:2014/10/19(日) 17:40:14 ID:IbwiHgjI
美坂「騎士は名乗らないんですか?」

闇嬢「騎士が名乗ったら守りの要が速攻狼に狙われちまう」

対馬「騎士は自分を守ることはできないんです」

美坂「そっか・・・そうですよね、騎士が死んじゃったら。狼はだれでも好きな様に食べちゃえますもん」

一善「はは! まさに虐殺だな! おもしれぇ・・・」

ゲコ太マスク「な、なんだその言い方! もしかしたら貴様人狼だな!」

一善「はぁ・・・短絡的なバカだなおめえはョ。そういうバカは一番最初に食い物にされるぜぇ?」

一善「そう言えば? おめえなれたのか?正義の味方の騎士様には?」

ゲコ太マスク「残念ながら騎士じゃないでござる! というか騎士であってもYESという奴はいないでござるよ!」

一善「ほう、それは悪いコト聞いたな・・・」クク

闇嬢(いきなり探りを入れてきたか・・・一善の奴。だけどあいつはもともとああいうキャラだし。人狼であることの決定的根拠にはならない)

対馬「残り時間7分ですね。これからは初日に処刑する人を決めたいと思います」

仲場「と、言われても。まだ何も情報が揃っていないんだけど」

闇嬢「ああ、だからヤマカンみたいなもんだな。初日は」

402■■■■:2014/10/19(日) 17:52:09 ID:IbwiHgjI
ジュリア「はいは〜い!! ワタシはァ、そこのきのこが怪しいとぉ、思いマフ!」ビシッ

未来守護者「な、なにぃ!?」マジカ

未来守護者「なにを根拠に!! 私は善良なる村人だぞ!!」

未来守護者「俺よりもそこの強面のほうが十分怪しいではないか!!」

一善「多弁どもで押し合っても不毛なだけだ・・・こういう時はなぁ」ギロ

一善「話し合いに加わらねえ奴に焦点を当てんのが定石だぜぇ?」

淡路「僕のことか・・・? 悪いね今、頭のなかで整理していたんだ」

淡路「ボロが出ないよう黙っていたわけじゃないさ」

ジュリア「いいからぁ〜きのこ!! きのこをやっちまえばいいのよぉ〜〜」

未来守護者「酔っぱらいは黙っとれい!!」

対馬「本当は霊能者さんが進めるべきなんですが・・・いないですからね」

対馬「闇嬢さん、進めてくれませんか?」

闇嬢「俺だって、みんなからすれば村人確定じゃないんだ。こういう時は流れに乗ってくしかないかな」

啄【占い師?】「ククク・・・もしや」

啄【占い師?】「これはあるかもしれんな」

闇嬢「何が?」

啄【占い師?】「あのジュリアという女性、あいつが真の狂人かもしれん」

啄【占い師?】「そしてもう一人の占い師、彼奴が人狼の可能性も」

闇嬢「それはさすがに・・・」ハハ

403■■■■:2014/10/19(日) 18:03:59 ID:IbwiHgjI
美坂「あの、私はジュリアさんでいいんじゃないかな、と」

ジュリア「えぇ? 誰に言ってるのよみ〜さ〜か〜」

美坂「いや、別に人狼と言ってるわけじゃないんですよ」アセアセ

美坂「ただジュリアさん相当酔ってるから早めに退場して、休んだほうがと」

苑辺「言っておくがレディ。この決断も重要なんだ。日を重ねるごとに人は減っていく、つまり処刑の回数にも限りがあるということ」

苑辺「それを、人狼ではないと考える人物に使うことができない」ウム

美坂「それは、そうですね・・・」

苑辺「ま、僕はその人と、そこの不良が人狼と睨んでいるが」

美待【占い師?】「残り3分だ」

仲場「そろそろ決めねえとな。俺のカンでは織原さんだ。カンだから理由は聞かないでくれよ」

農条「わかんねえってね。闇嬢ちゃんはどう考えるってね?」

闇嬢「え・・・誰が怪しいかって?」

農条「うん」

闇嬢(わかんねえけど・・・)

闇嬢(誰もが怪しく見えちまうんだよな・・・)

闇嬢「」チラ

対馬「?」

闇嬢(この対馬ちゃんだって、もしかしたら人狼かも知れねえんだ)

闇嬢(わからねえ・・・わからねえけど・・・強いて言うなら)

闇嬢「強いて言うなら>>404だ」

>>404
闇嬢が怪しいと思う人物は?
(自分は全て知ってるのでおまかせはなしで)

404■■■■:2014/10/19(日) 18:54:00 ID:JE8mvSnM
いや、あの、その・・・ジュリア、様

405■■■■:2014/10/19(日) 19:23:39 ID:IbwiHgjI
ジュリア「へー・・・闇嬢」ギロ

ジュリア「私に逆らうんだぁ・・・」

闇嬢「す、すいません」

闇嬢(目が据わってる!? こええええええ!!)ガクブル

ジュリア「そんなに私を陥れたいの、ええ!?」

闇嬢「違いますよ! というかゲームですからそこまでマジにならなくても・・・」

ジュリア「これはねぇ・・・ゲームであっても遊びじゃないのよ!!」ウィー

闇嬢「そのフレーズどっかで聞きました!!」

ジュリア「ふざけるんじゃないわよおおおおお!! 私は! 私は狼じゃないぃぃぃ」

ジュリア「男よ、男こそ狼! 男は狼なの〜よ〜気をつけないさ〜い!」ヒック

闇嬢「そのフレーズもどっかで聞きました」


GM『時間だ。これより会話を禁止する。呼ばれたものは一人ずつ人狼と思われる人物に投票せよ』


闇嬢「・・・!」

闇嬢(時間切れかよ・・・こりゃ票割れしそうだな)

GM『投票と同時に占い師は占いたい人物を指定。人狼は襲撃対象を指定、騎士は守護対象を指定せよ』

GM『それでは、処刑人☆羽瀬木』

羽瀬木「・・・」スッ

羽瀬木「・・・」ポチポチ

羽瀬木「・・・」コレデイイノカ?

GM「次にナルシスト2号」

美待「・・・」イラッ

 ☆

GM『最後に闇嬢』

闇嬢「・・・」

 あなたは本当に“闇嬢”ですか
 《はい》 いいえ

 それでは、処刑対象を選択してください
   虹色きのこ
   一善くン
  →ジュリア様
   変態カエル

406■■■■:2014/10/19(日) 19:40:27 ID:IbwiHgjI
 『私は狼じゃないぃぃぃぃ!!』

闇嬢「すまん・・・ジュリア様」ポチッ

 ☆

GM『恐ろしい夜が明け、朝が来た。昨日処刑された人物とその票数、そして狼の犠牲者を伝える』

GM『そして占い師には占いの結果を、霊能者には処刑された人物の正体を伝える』

GM『これを確認し、各々怪しいと思われる人物に目星をつけよ』

GM『闇嬢、こちらへ』

闇嬢「へいへい」

闇嬢「つーかいきなり俺殺されてないよな・・・」

 投票結果
 ジュリア様 6票
 虹色きのこ 3票
 一善くン   3票
 メノウ    1票
 淡路     1票
 美待     1票

 よってジュリア様を処刑しました

闇嬢(様付なのに処刑)プ

 そして昨日人狼の餌食となった者は仲場です

 以上2名はこれより先の発言を禁止
 ゲームより除外します

闇嬢(やられたのは仲場か・・・)

407■■■■:2014/10/19(日) 19:50:48 ID:IbwiHgjI
GM『次に啄』

啄【占い師?】「ククク・・・俺のカンはよく当たる。人狼よ震えて待つが良い。必ず見つけ出してやる」

 ☆

闇嬢「よし全員確認したな?」

農条「おうよってね」

美坂「まさか仲場さんがやられるなんて・・・」

苑辺「仲場なら、あっちでジュリアさんを介抱している。彼も美人と二人きりでまんざらではないだろう」


ジュリア「私は狼じゃないぃのに〜」ブツブツ

仲場「まあまあ」

美坂「なんか大変そうにしか見えないんですけど」ハハ…

対馬「今回も話し合いの時間は10分です。始めましょう」

闇嬢「そうだな・・・まずは占い師の結果から聞こうか。占った理由も頼む」

啄【占い師?】「俺か、占ったのはズバリ闇嬢」

闇嬢「俺かよ、理由は?」

啄【占い師?】「闇嬢は全体の流れを操作しているような印象を受けた。もしこいつが人狼ならば敵の思うがままよ。そのため占った」

織原「んでぇ〜? 結果はどうだったのん」

啄【占い師?】「結果は人間。闇嬢のことは信じても良いぞ」

闇嬢(確かに俺は人間だが・・・)

闇嬢(まだ啄が真の占い師と決まったわけじゃない。狂人だとしても適当な者を人間と言うことはできるしな)

対馬「美待さんはどうでした?」

408■■■■:2014/10/19(日) 20:05:51 ID:IbwiHgjI
美待【占い師?】「ワタシが占ったのはズバリそこの不良」

一善「あぁ?」

美待【占い師?】「発言が怪しかった。結果は白だ・・・残念ながらね」フン

闇嬢「どちらも黒だしならずか」

対馬「困りましたね・・・どうしましょうか」

闇嬢「霊能者、名乗りがないということはジュリアさんは人間だったということでいいか?」

 シーン

闇嬢「この沈黙・・・肯定と捉えるからな」

ジュリア【死者】「だから言ってるじゃないの―!!」

対馬「もしかしたら、仲場さんが霊能者という可能性も」

闇嬢「そうだな・・・とりあえず、状況を整理するか」

 闇嬢    人間
 対馬    人間?
 美坂    人間?
 メノウ    人間?(私が騎士だったら〜発言。騎士の可能性あり)
 羽瀬木   人間?
 ジュリア  死亡   (多分人間だった)
 啄      占い師? (ジュリアが狂人の可能性を指摘)
 仲場     死亡   (人狼に襲われたことから人間確定。霊能者である可能性も)
 農条     人間?
 ゲコ太マスク 人間?(騎士ではない発言あり)
 淡路     人間? (寡黙気味)
 一善     人間? (美待から人間と占われる)
 美待     占い師?
 未来守護者 人間? (人狼と疑われて焦っていたような・・・?)
 苑辺     人間?

409■■■■:2014/10/19(日) 20:21:27 ID:IbwiHgjI
闇嬢(さて、誰が怪しいか・・・)

美坂「あの、なんで仲場さんだったんでしょう」

一善「そりゃあアレだろ。一番ポーッとして食いやすそうだったからだ」ヒヒヒ

織原「特に理由なんてなかったんでしょ。最初は占い師を襲えないから、適当に選んだだけ」

苑辺「随分、わかったように話すんですね。まるで本当の人狼のように」フフ

織原「これでも教師の端くれなの? 他人の思考を読み取るなんてわけもないわ」

未来守護者「いや、貴様は人狼だからこそわかったのだ、そうにちがいない!」

淡路「・・・」フム

羽瀬木「おいきのこ! なんかお前怪しいぞ! まさかこのアタイを誘導しようとしてんじゃねえだろうな!」

未来守護者「なにぃ!? この頭に誓って正真正銘人間だ! 貴様こそそのパンツで仲場を手にかけたのだろう!」

羽瀬木「なんだとー!!」ヤンノカオラ

未来守護者「ぼ、暴力反対!」ヒエエ

闇嬢(よし・・・あいつに追求を掛けてみるか。もしかしたらボロが出るかもしれん)

闇嬢(>>410に!)

410■■■■:2014/10/19(日) 20:29:26 ID:TSVfPxjg
一善くン

411■■■■:2014/10/19(日) 20:32:38 ID:TSVfPxjg
あと余談でかつ今更ですが、学園都市風な役名にしても面白かったかもしれないっす

412■■■■:2014/10/19(日) 20:46:44 ID:IbwiHgjI
学園都市風・・・占い師が読心能力とかかしら
―――――――――――――――――――――

闇嬢「なあ、一善くンよ」

一善「あぁ・・・?」

闇嬢「アンタゲコ太マスクから人狼かと問われて否定しなかったな」

一善「否定するまでもねえ戯言だったってだけだ」

闇嬢「じゃあ、人間ということで間違いないんだな」

一善「くどいぞ。そうだョ」

闇嬢「ちなみに・・・投票では淡路に一票あったがあれはアンタの票でいいんだな?」

一善「ああ・・・言ってんだろ。まず疑うのはボロを出さないよう黙ってる奴だと」

闇嬢「淡路、何かあるか」

淡路「・・・ようやく、考えがまとまった」

淡路「僕が考えるに強面の君は人狼ではない」

一善「ったりめえだ」

淡路「だが僕自身人狼ではない・・・そこで怪しく感じたのは」

淡路「農条くん、君だ」

413■■■■:2014/10/19(日) 20:57:29 ID:IbwiHgjI
農条「俺っ・・・? てね」

淡路「一善くンが言ったよう、僕が怪しまれるのは仕方ない」

淡路「それは自らの考えを提示しないから。どのような立ち位置かを表明しないなら疑われるのも当然だ」

淡路「だけど、それには君にも言える。一見君は発言しているように見えてその中身はない」

苑辺「確かにさっきもわからないと言って闇嬢に振っていたな」

農条「実際わからなかったんだから仕方ないってね」

一善「くく・・・ハハハ。決まりだ」ニヤ

農条「ちょ・・・」

一善「淡路、テメエは真っ黒だョ」

一善「ちょろいもんだ・・・ちょっとつつけば焦って発言しようとする。カカカッ」

淡路「何だそれは・・・それじゃ発言しようとしまいと怪しまれてしまうじゃないか!」

一善「そうだ・・・俺は最初からテメエに目をつけていた。その時点で詰んでんだョ」

淡路「〜〜ッ!!」

未来守護者「そうだ! その可能性は高い!」

ゲコ太マスク「処刑は淡路殿に賛成でござる!」

闇嬢「・・・」

414■■■■:2014/10/19(日) 21:07:53 ID:IbwiHgjI
一善「――というのは戯言だ」

一善「ほら、グレーが二匹、釣り上がったぞ」

闇嬢「どういうことだ・・・?」

一善「こんな行き当たりばったりの推理に賛同するのはただの馬鹿か」

一善「俺のミスリードを助長しようとする黒・・・!」

一善「大体怪しまれれば黒だろうと白だろうと発言しようとするだろ。処刑されたくないってのはここにいる共通の意志だからな」

一善「――・・・きのこ野郎かカエルに黒が潜んでいるぜ」

未来守護者「なっ・・・」

ゲコ太マスク「ぬっ?」

闇嬢「理屈はわかるけど・・・」

闇嬢(どっちも前者に見えちまうんだよなぁ・・・)ウウム

織原「何重にも罠を張り巡らせているのね・・・侮れない子」フフ

対馬「そろそろ時間です。決めましょうか」

美坂「その二人なら最初から怪しいオーラを出していた未来守護者さんにしませんか・・・?」

未来守護者「そんな・・・なんで!」

闇嬢「理由はいってんじゃんか。怪しいオーラを出してたって」

ゲコ太マスク「拙者は絶対に処刑しないでほしいでござる! 人が減って困るのは村の方でござるよ」

淡路「それは、君が村人ならばの話だ」

415■■■■:2014/10/19(日) 21:20:54 ID:IbwiHgjI
GM『時間だ。以降の発言を禁止して投票に移る』

闇嬢(投票か・・・また票が割れそうだが・・・)

??【人狼】(投票は――に。さて襲撃対象をどうするか。なるべくグレーな者を残したい。だとすれば・・・)


 ☆ 翌日のターン

GM『恐ろしい夜が明け、朝が来た。昨日処刑された人物とその票数、そして狼の犠牲者を伝える』

GM『そして占い師には占いの結果を、霊能者には処刑された人物の正体を伝える』

GM『これを確認し、各々怪しいと思われる人物に目星をつけよ』

GM『闇嬢、こちらへ・・・』

闇嬢「はいはい」

闇嬢(えーと、処刑されたのは・・・?)

>>416
誰?
1 未来守護者
2 ゲコ太マスク 
3 淡路

416■■■■:2014/10/19(日) 21:29:08 ID:trZ6pFh6


417■■■■:2014/10/19(日) 21:38:53 ID:IbwiHgjI
闇嬢「・・・!」

  投票結果

 虹色きのこ 8票
 ゲコ太マスク   3票
 淡路     2票

 よって虹色きのこを処刑しました

闇嬢(まあまあ無難なとこだな・・・俺も結局未来守護者に投票したし)

 そして昨日人狼の餌食となった者は対馬ちゃんです

 以上2名はこれより先の発言を禁止
 ゲームより除外します

闇嬢「対馬ちゃんかよ・・・」

闇嬢「でも少し安心した。あんないい子が人狼であるはずがない! 良かった!」

 ☆

対馬「・・・」ショボーン

未来守護者「・・・」ショボーン

織原「二人共あっちで唖然としてるわね」

苑辺「きちんと黙っているのはさすがだ」

対馬(んもぅ・・・もっと闇城さんとゲームを楽しみたかったのに)ムゥ

対馬(でもいいです! ここからは活躍を見てますから)

418■■■■:2014/10/19(日) 21:55:08 ID:IbwiHgjI
啄【占い師?】「では結果を言おう」

啄【占い師?】「残念ながら美坂は白だ・・・」

美坂「ざ、残念ながらってなんですか!」

闇嬢「ちなみに占った理由は?」

啄【占い師?】「未来守護者の投票を押したのは彼女・・・ならば疑うのは当然」

闇嬢「確かに、美坂のあの一言がなければ結果は変わったかもだな」

美待【占い師?】「ワタシが占ったのは苑辺。そこの野蛮な者の考えに乗るわけではないが、君もまた考えが見えなくてね」

美待【占い師?】「結果は白だ。正直美しきものを葬るのはいささか気が引けたからこの結果は嬉しいね」

闇嬢「今回も狼を見つけられなかったか・・・」

一善「くく・・・くハハハ!!」

農条「どうしたんだってね? いきなり高笑い出して!」

一善「ビンゴォ・・・! 黒だぜ、虹色きのこはョ」

織原「あらん」

苑辺「なに?」

美坂「それはつまり・・・」

一善「あぁ・・・俺が霊能者だ」

419■■■■:2014/10/19(日) 22:01:39 ID:IbwiHgjI
一善【霊能者?】「これで残りは2匹」

一善「引きずり出すのは時間の問題だなあ」

農条「ちょっとまって欲しいってね」

農条「いきなりこのタイミングで出てきて「ああそうですか」なんて信じられないってね」

農条「対馬ちゃん、ジュリア様、仲場が霊能者の可能性もあるんだってね」

闇嬢「それもそうだな・・・」

一善「おいおい・・・黒が出たら名乗れって言ったのはお前だぜ? やみじょぉお」

一善「俺を疑うのかぁ?」

闇嬢「それは・・・」

>>420
1 疑う
2 ゲコ太マスクが怪しいと思う
3 メノウが怪しいと思う
4 淡路が怪しいと思う
5 羽瀬木が怪しいと思う

420■■■■:2014/10/19(日) 23:54:17 ID:qZ9u9nC2
3

421■■■■:2014/10/19(日) 23:58:35 ID:qZ9u9nC2
今思ったら闇城=人狼パターンもサスペンスあるいはデスノート風で面白かったかも

422■■■■:2014/10/22(水) 20:20:43 ID:Sc8gX1LY
闇嬢「俺は信じてもいいんじゃないかと思ってる」

一善「ほぅ」

闇嬢「もし偽物ならこんな怪しまれるタイミングで名乗り出たりはしねえだろ。ここで名乗りでたのは自分が真の霊能者の確信があるからだ」

闇嬢「俺は淡路。アンタを怪しんでるぜ」ジロ

淡路「闇城。そいつの味方をするのか」

淡路「わかってはいるさ。未だ自分がグレーから抜けい出ていないことくらい。けれどな、僕だけを見てていいのか」

淡路「僕から言わせてもらえば、この議論を進めていっているのは闇城と木原、そこに美坂さんがちょこちょこ」

淡路「占い師は除くとして残りの者は僕とそう変わらない」

淡路「一つのことにとらわれて、周りが見えなくなるのは危険だ」

淡路「それとも、それが狙いだったりするのか?闇城」ニヤ

闇嬢「そういうわけじゃない。けどお前が言ってるのは結局「自分だけじゃないよ他にも怪しい奴はいるよ」ってだけだ」

闇嬢「本当に村人なら、それの主張がほしい」ジッ

423■■■■:2014/10/22(水) 20:33:13 ID:Sc8gX1LY
闇嬢「淡路だけじゃない。他の人ももっと意見を欲しい。思考開示と矛盾指摘がこのゲームの肝だからな」

啄【占い師?】「ククク・・・そうか。ならばこの俺の推理を一つ、聞かせよう」

啄【占い師?】「これは俺からの視点の話だ。つまり俺は俺だからこそ自分が真の占い師ということがわかっている。だとすればもう一人の占い師の正体は?」

美待【占い師?】「ふん、偽物がよく言ったものだよ」

闇嬢「啄視点で話すなら、美待は狂人ということになるな」

啄【占い師?】「が、突如の霊能者の名乗りが俺の推測に確信を与えた」

啄【占い師?】「そこの占い師は狂人ではなく狼。おそらく、狂人が占い師として名乗り出ないから自らが占い師として名乗りを上げた」

闇嬢「んじゃあ狂人はサボりってことか?」

啄【占い師?】「さっきまではな、が今ここぞとばかりに霊能者としてウヌが存在を偽ったというわけだ」

一善「ハッ! その発想は斜め上だな! 占い師さんョ。だったら今ここで聞いてみようぜ! 他に霊能者がいないかって! いるんだろ?真の霊能者が」

啄【占い師?】「それはないな・・・おそらくは既に死んでいる。それを見越して貴様は霊能者として名乗りでたのだ」

一善「推論ばっかで意味ねえなあ・・・だったらなんだ? 俺様を処刑しようってか? いいけどョぉ・・・死ぬぜ?村の連中らは」

424■■■■:2014/10/22(水) 20:42:48 ID:Sc8gX1LY
美待【占い師?】「この真偽が確定しない状態で、占い師の言葉に乗るのはナンセンスだ」

美待【占い師?】「占い師が信用を得るには黒を見つけるしかない・・・ワタシは自分の真を証明したいんだ」

美待【占い師?】「そこで提案がある。村の者は誰を占って欲しいか意見を聞かせてくれ。ワタシはその者を占う。一人で考えるよりもまだ確率は上がるだろう」

一善「正気か? そんぐれーテメーで考えやがれ。声のでかいやつが狼だったら、白を占わされるだけだぞ」

闇嬢「いや・・・いいんじゃないか? ここは多数決で決めてみようぜ。もちろん意見の誘導なしで、みんなが思ってる怪しいやつを挙げる」

闇嬢「一番多いやつを処刑、二番目に多いやつを占う。時間もないし、どうだろう?」

一善「ちっ・・・まあグダるよりはいいかもな」

美坂「そうですね。早く決めましょう。指差しでいいですか?」

羽瀬木「アタイはだれでもいいけどよぉ」

淡路「・・・」

闇嬢「じゃあ、いくぜ。自分が思ってる怪しいやつを指差すんだ、いいな?」

闇嬢「いくぞ!」

 ビシッ!

>>425
一番怪しい者(処刑対象)
>>426
二番目に怪しい者(美待の占う対象)

425■■■■:2014/10/22(水) 21:37:09 ID:TIx.tEoM
ゲコ太マスク

426■■■■:2014/10/22(水) 22:00:13 ID:8n9R0nJI
一善くン



と見せかけて美坂

427■■■■:2014/10/23(木) 17:23:39 ID:fwpmWHbQ
ゲコ太マスク「せ、拙者でござるか!?」マジデ

美坂「そんな、ゲコ太マスクさんはわかりますが・・・なんで私まで」

ゲコ太マスク「美坂ちゃんひどい!」

淡路「美坂さんは逆になにも匂わせていなかったからな、それが怪しく取れた」

一善「お、意見が合うじゃねえか。匂わせない奴は逆に不自然。黒を見つけ出すためには俺みてえに少なからず怪しまれちまうからョ」

羽瀬木「いいだろ、さっさとそのカエルを吊ろうぜ! 文句な〜し」

ゲコ太マスク「やめるでござる!!」

苑辺「なんでだい?」

ゲコ太マスク「拙者を処刑したら・・・その・・・」

啄【占い師?】「言えないのだな? 残念だ・・・我が弟子が黒と通じていたなどと・・・」

ゲコ太マスク「師匠ーーーー!!」

闇嬢「美坂になるのは意外だったが、これも民意だ。これでいいな美待」

美待【占い師?】「ああ・・・可憐なバラには刺がある。君を占っておくのに越したことはないよ、美坂」

美坂「うにゅう・・・」

美坂「いいです。それで結果がわかるなら」

美坂「どうぞ。占ってください」フン

428■■■■:2014/10/23(木) 17:34:03 ID:fwpmWHbQ
GM『時間だ。以後の発言を禁止し、投票に移る』

闇嬢(どうなるんだ・・・)

 ☆

GM『恐ろしい夜が明け、朝が来た』

GM『諸君、昨日人狼と思われる者を処刑したはずなのに今日もまた犠牲者が出てしまった』

GM『ではそれぞれ結果を確認し給え。闇嬢』

闇嬢「うい」スッ

 投票結果

 変態カエル 10票
 一善くン    1票

 よって変態カエルを処刑しました

 早朝、無残な姿で発見されたのは・・・

闇嬢「」ゴクリ

 ナルシスト2号です

闇嬢「ッ!!」

429■■■■:2014/10/23(木) 17:47:03 ID:fwpmWHbQ

 ☆

美待【占い師?】【死亡】「〜〜〜!!」

闇嬢「はあ・・・まさか占い師がやられるとはな」

羽瀬木「おいおい! 騎士は何をやってんだよ!! 出てこいきっちりけじめを付けさせてやる!!」

一善「・・・カッ」

苑辺「一度状況を整理するか」

生存

 闇嬢 啄から白判定
 一善 霊能者? 美待から白判定
 啄 占い師? 美待を黒と疑う
 美坂 美待の占う対象だったが・・・
 淡路 一善に指摘されてから発言多め
 農条 
 羽瀬木
 織原
 苑辺

死亡

 対馬    襲撃
 未来守護者 処刑  狼?
 仲場    襲撃
 美待   襲撃 占い師?
 ジュリア 処刑
 ゲコ太マスク 処刑

苑辺「こんな感じだ」

苑辺「とりあえず、先に占い師と霊能者の結果を聞こうか」

430■■■■:2014/10/23(木) 17:55:11 ID:fwpmWHbQ
啄【占い師?】「ククク・・・出た! 出たぞ!!」

啄【占い師?】「黒が出た・・・それは羽瀬木。貴様だ」

羽瀬木「あぁ!? てっ、・・・めえ!」

羽瀬木「相撲で負けたからって適当言ってんじゃねえぞ!!」

羽瀬木「アタイはただの村人だっての!! ふざけんじゃねえ」

苑辺「ついに黒か・・・まあいい。霊能者の結果は?」

一善「ざぁんねん。あいつは白だったぜ」

農条「だったら、黒を吊るのがいいってね」

闇嬢「いや・・・待て」

闇嬢「そもそも、美待が襲われたことについて考えなしという訳にはいかないだろ」

織原「そうねえ・・・あの状況で占い師が襲われるということはもう騎士はいないとみていいのかしら」

一善「それだけじゃねえ。これでそこのデカパイが黒濃厚になったってわけだ」キヒヒ

一善「さらに芋づる式に、そのデカパイに白判定を出した占い師を偽の可能性が浮上する」

431■■■■:2014/12/06(土) 16:47:47 ID:nMJG9eQs
1ヶ月以上が経ってしまったが、作者さんは無事なのだろうか

432■■■■:2014/12/06(土) 23:35:29 ID:Uo.svWNE

23日目

チチチチチ…

闇城「んむ」

闇城「朝…だと」

闇城「記憶が前後しているな。昨日なんかあったような」

闇城「そうだ…啄とコンパを開いて」

 ズキン

闇城「! っつーー…!」

闇城「思い出そうとすると頭が痛む」

闇城「深く考えないでいこう」アッケラカン

闇城「さて何をしようか」

安価下
1 散歩
2 メール
3 お見舞い
4 159支部へ
5 その他

433■■■■:2014/12/06(土) 23:42:32 ID:vXwEL/z.
確かに人狼ゲームはいろいろ難しくなりそうでしたな。何はともあれ無事で何よりっす。

安価は1か4のいずれか1つで。



















人狼の答え合わせもいずれしてくれるんですかね・・・

434■■■■:2014/12/06(土) 23:54:26 ID:Uo.svWNE
闇城「ん〜?」

闇城「とりあえず、この最悪の寝起きをどうかしたいし、気晴らしも兼ねて散歩でもするか」

 外

闇城「は〜・・・夏休みもあと一週間とちょっとか」

闇城「なんやかんや色々やってるけど、夏定番のことを欠かしてるよな」

闇城「そう! 夏といえば海!! 弾ける飛沫と眩しい肌色!」

闇城「そして花火! 夏祭り! 屋台! 肝試し!」

闇城「夏らしいことはたくさんあるのに今までの行動にそれらが該当してないというのはな…」

闇城「まあプールは行ったけども? やっぱ海っしょ」

闇城「んーでも行くとしたら学園都市外になるのか…だりいな」

闇城「なら花火大会か? ちょっくら調べてみるか」

闇城「むー…」ポチポチ

??「…」

 ドン

闇城「あ、悪い。よそ見してて」

??「――」

安価下
誰?

435■■■■:2014/12/06(土) 23:57:01 ID:J6J5YFlo
前スレで出そびれたティア団長か一善くン

436■■■■:2014/12/07(日) 00:20:03 ID:iK40b0MY
人狼の答えはわからぬ。別作者なので


ティア=ラスター=ホルシュタイン「いえ、こちらこそ。少しよそ見をしていました」ニコ
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/2230.html

闇城「あ…ああ。そうか。なら…いいんだけど」

闇城「な、なんだこのけしからん恰好は。どこぞのコスプレ?マントの下にビキニアーマー?いやそれ以上にきわどい!そして胸。なんといっても胸! 強調しすぎて目のやりどころが」

闇城(怪我とかはしてないか?)

ティア「…」

闇城「あ、あれ・・・デジャヴ?」

闇城「い、いや〜珍しい格好してるからつい」ハハハ

ティア「ええ。実はここでサーカスの公演を行っているんですよ。よろしければ是非見に来てください」ビラ

闇城「へえ。サーカスかぁ」ドウモ

ティア「それでは次の公演があるので」ペコ

闇城「きわどい恰好だったけど…美人さんだったな。外人美女…ありだ」

437■■■■:2014/12/07(日) 00:27:09 ID:iK40b0MY
闇城「ふぅ…けっこう歩いたし、気分転換にもなったかな」

 カッコーカッコー

闇城「そろそろお昼時か。腹も減ったし、飯どうすっか」

闇城「寮に帰りゃ食い物はあるかもだけど動きたくなくなりそうだな」

闇城「だとすれば外食? 闇城さんはお財布はピンチなのですが」

闇城「はぁ・・・だりい。突如弁当を持って現れるおかん系ヒロインにでも遭遇しないかな」

安価下
1 帰宅
2 外食(どこで?)
3 闇城のために弁当をもってきた〇〇が!(誰?)
4 その他

438■■■■:2014/12/07(日) 00:47:35 ID:2tyZppMU
まさか代替わりしていたとは………何はともあれよろしくです。
俺、別スレで一応アナザーとかIFとか亀ペースでやってます。気が向いたらこちらもよろしくです。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/6947/1310176350/

安価:3

・オカンで検索したら出てきたキャラその1 焔火朱花
・オカンで検索したら出てきたキャラその2 塩原香魚
・実は世話焼きなオカンっぽいかもしれない破輩先輩
・実は世話焼きなオカンっぽいかもしれないメノウちゃン
・誰か初出キャラ

いずれか1人、好きなのを選びなされ

439■■■■:2014/12/07(日) 09:39:23 ID:iK40b0MY
本人が来たら来たでおいとましますがね
あくまで繋ぎとしてよろしくお願いしやす

破輩「ふーむ」テクテク

破輩「ここの見回りも一応終わりということでいいな」

破輩「そろそろ弁当にするか」

破輩「しっかし、少し作りすぎたな。一人で食べるには完璧にキャパオーバーだぞ」ズン

破輩「これも全ては私と同行する予定だった春咲が熱とかで休むから…」

破輩「む…あいつは」

闇城「…」オナカスイタ

破輩「ふふん…」

破輩「ふふふーん♪」

破輩「調度良い。弁当も消化して、手伝いを増やすチャンスだ」ダッ

440■■■■:2014/12/07(日) 09:48:12 ID:iK40b0MY
破輩「ねえねえそこのボク」

闇城「んぁ」

破輩「お姉さんとお☆茶しない?」

闇城「」

闇城「こんなところで逆ナンとか…何やってんすか」

破輩「ば、ばか者!これはだな、その場のノリというかなんというか」アセアセ

破輩「お前こそなんだ!そのノリの悪さは!お前だったら二つ返事でYESだろ」

闇城「酷い偏見を見た…」

闇城「それで何のようだい?」

破輩「ああ…実はだな」

 ○

闇城「なるほど飯の代わりに手伝えと。随分安い男になっちまったもんだ」

破輩「何を言ってる。私の手作りだぞ。プライスレスだ」ムス

441■■■■:2014/12/07(日) 09:56:50 ID:iK40b0MY
闇城「なんだと!?それはポイント高いな!」

闇城「一度現役JKの作る手作り弁当というものを食べてみたかったんだよ!!」ガタッ

破輩「このテンションの落差には呆れるな。そう期待するなよ。ありあわせで作ったものばかりだからな」

闇城「御託はいい。さっさと始めようぜ」キリッ

破輩「こいつのテンションにはついていけないよ」ハァ

破輩「それじゃ、あそこの公園で腰を落ち着けるとしようか」

 ○

破輩「それじゃ、蓋、開けるぞ」

闇城「お・・・おう」ドキドキ

 パカッ

破輩の弁当の出来は?

安価下
1 美味
2 メシマズ嫁属性
3 まあ無難
4 その他

442■■■■:2014/12/07(日) 12:10:47 ID:gZ/QNw.w
破輩先輩の作者さん的にはどうなんだろう?と気になりつつ
見た目は壊滅的味は1
見た目はうまそう味は2
の、いずれか1つで

443■■■■:2014/12/07(日) 13:01:19 ID:iK40b0MY
闇城「ッ!!」

破輩「どうした? その鳩が豆鉄砲を食ったような顔して」キョトン

闇城「すまん。一つ聞いていいか」

闇城「これは、「かつて封印された邪神ダーク・マターの欠片。それが今ひとつになる時がきた!」 というテーマを元に構成された弁当箱の中の現代アート的なもの……じゃないよな」

破輩「?」

破輩「要するにどういうことだ」

闇城「真っ黒焦げじゃないですか」

破輩「ばッ、ばか…」カァァ

破輩「これは違う! 味付けを今流行のイカスミソースでトッピングしたものだ! 決して焦がしたわけじゃないからな!」アセリ

闇城「そして、よくわからない形に切り刻まれた惣菜の数々…」

闇城「もしかして破輩先輩殿…」


闇城「そうとう不器用だったりする?」

破輩「うるさいうるさい! 多少見た目は不格好でも味は最高だから黙って食え!」ブンブン

444■■■■:2014/12/07(日) 13:06:50 ID:iK40b0MY
闇城「やめて! 風で浮かせて無理やり口にねじ込もうとしないで! 死ぬから!」

破輩「なら、無駄口叩かずに食べてみろ。絶対に考えは変る」

闇城「へいへい…」ジー

闇城「それではいただきます」オソルオソル

 パクッ

闇城「むむ?」

破輩「どうだ? うまいだろう」

闇城「確かに、味は悪くない」モグモグ

闇城「このあと副作用があるとかない…よね?」

破輩「ばかいえ」ポコッ

闇城「でっ」

445■■■■:2014/12/07(日) 13:19:50 ID:iK40b0MY
闇城「なんというか…家庭的というか、おふくろの味みたいな」

破輩「それは褒め言葉と受け取っていいのか?」

闇城「もちろん。先輩殿を妻にする奴は幸せモノっすよ。見た目はアレでもここまでの味を毎日楽しめるんだから」

破輩「見た目はアレっていうのは余計だ」フッ

破輩「まあいい。これで私の料理の腕を魅せつけられたからな」

破輩「ほらまだまだあるぞ。食えるだけ食っとけ。今日は長丁場になるからな」

闇城「げっ…そんなにハードなんですか」

破輩「ああ。お前がいない間にそこそこ進展はあってだな。今日はいざこざにけりをつけるための重要なポイントになるかもしれん」

闇城「そんな日に悠長に弁当食ってる場合じゃ…」

破輩「だからこそだよ。腹は減っては戦はできぬ。それに夜にならなきゃ奴らも動かないからな。昼はこうして過ごすだけさ」

446■■■■:2014/12/07(日) 13:28:16 ID:iK40b0MY
闇城「やつら…?」

破輩「風輪の不良。木原一派だ」

破輩「ついに奴らの隠れ家を見つけてな今日の夜。奴らが活動を始めた際に侵入を試みようと思っている」

闇城「ぶっ!!」

破輩「ど、どうした!? 喉をつまらせでもしたか?」

闇城(よりによって一善クンかよ! 昨日もなんやかんやで一緒に遊んだというのに次の日には敵同士か…)

闇城(ものすごい微妙な立ち位置にいる俺…これは関わらないほうがいいか?)

闇城(でもなぁ…弁当を食った手前断るというのも…)

闇城(どうする…! 俺!)

安価下
1 破輩を手伝う
2 断る
3 その他

447■■■■:2014/12/07(日) 14:35:06 ID:BBay0yJU
1善くン

448■■■■:2014/12/07(日) 17:57:08 ID:iK40b0MY
闇城「い、いや。なんでもねえ」

闇城「ただ木原一派と聞くと結構やばい奴らの集まりだと思ってな。もし戦闘にでもなったら」

破輩「安心しろ」フフ

破輩「お前の目の前いるのは風輪学園の第2位だ。そこらのゴロツキに仲間を危険な目にあわせはしないさ」

闇城「そりゃあ頼もしいことで」

闇城(まあ…どこか影を持った奴とこのままの関係を続けるのはいけねえよな。あいつの正体を、敵か味方かもはっきりさせねえと)

破輩「さて、もう少し時間もあるし活動再開としよう」スクッ

闇城「そうだな。俺は何をすればいい?」

449■■■■:2014/12/07(日) 19:43:47 ID:iK40b0MY
破輩「ん〜私の付き添いでもいいが。他の支部員の手伝いに行ってもいいぞ」

闇城「他のぉ?手伝うことなんてあるのか随分と昼は暇そうだけど」

破輩「いやはやもう2週間以上こうして見回りを続けているとな、便利屋みたいな立ち位置が定着してしまって」

破輩「今日も迷子猫の捜索や、幼稚園生との交流やら、交通整理、街路舗装の手伝いとか見回りの傍ら行っているよ」

闇城「うへぇ…良いように使われてるなぁ」

破輩「いやむしろ風紀委員のあるべき姿だと思うぞ。最近は風紀委員の不祥事もあってか、距離を置かれることもあるからな」

破輩「こうしてなんでも頼んできてくれたほうが私としては嬉しい」ニッ

闇城「俺にはわからない領域の話だぜ…」

破輩「で、今日は…確か厳原が幼稚園での手伝い。一厘は迷い猫の捜索。秋園は除草の手伝い。男どもは交通整理中だ」

破輩「どうする? 誰かの手伝いに行ってもいいんだぞ?」

闇城「どれもめんどくせえことを…」

安価下
1 厳原さんのところに行ってみようかな
2 一厘とかいうリア充の冷やかしにでも
3 秋園ちゃんは元気にしてるかな?
4 あえて男どもと友情を育みに行くぜ
5 破輩先輩殿に付き添う所存であります

450■■■■:2014/12/07(日) 21:06:03 ID:BSpyybag
ここは5しかねえ

451■■■■:2014/12/07(日) 22:44:43 ID:B.xKLUD6
闇城「いまから会いに行くというのもたるいし先輩殿にお供しますよ」

破輩「お、そうか?それならよろしく頼むよ」

破輩「といっても本当にやることはないんだよな。今日見回る分は終わったし、夜の備えも終えてある」

闇城「あ!ならなら」

闇城「近くにサーカスがやってるようだぜ。どうせだし見に行くとか…?」

破輩「サーカス…ねえ。そんな興味はないけど」

闇城「俺が興味あんの!やることないならその付き添いということで!」

破輩「おいおい、それじゃ立場が逆転…って待て待て!どこに行く気だ。手を引っ張るな!」グイグイ

闇城「だから言ってるでしょサーカスだって。サ・ー・カ・ス」

破輩「まったく。身勝手なやつだ」ハァ

破輩「まあいい。ただし!お前のおごりだからな」

闇城「へいへい。浮いたメシ代でおごりますよ」ニッ

452■■■■:2014/12/07(日) 23:05:03 ID:B.xKLUD6
 ○

破輩「へえ〜。『シルク・ド・ラ・クローヌ』ねえ。もっとちゃっちいのかと思ってたけど結構しっかりしてるじゃん」

闇城「キャストも豪華だぜ。ほらあそこのお姉さん。きわどい恰好なのにどこかしら風靡な印象を与える。そして何より巨乳!」

破輩「よくわかないな。別に胸があっても邪魔なだけだぞ。肩はこるし動きは制限されるし。いいことなんてそうそう…」

闇城「本人になくても周りにはあるんだよ。幸せを振りまいてるんだから堂々としといてくれよ」

破輩「幸せ…ね」フムゥ

 ワーワーワー キャーキャーキャー

闇城「どうかしたんすか?そんな神妙な顔して」

破輩「いや、ただな…ふと思ったんだよ。私にとっての幸せってなんなんだろうって」

破輩「小さい頃から人助けは好きだったし、感謝されると嬉しかった」

破輩「だから風紀委員になってみんなのためになることが自分の幸せと考えていたんだけどな」

破輩「最近になって思うのは自分の幸せだと思っていた感情はただその助けたものに感化された一時的なものにすぎないんじゃないかってことだ」

破輩「それは悪いことじゃない。幸せの共感も大事なことだ。けど結局今の私には残っていない。自分が自分の価値観で勝ち得た幸福なんて一つもないのかもしれない」

 ハハハ ヒエー

破輩「まるであの道化のように、自分は人のために尽くすだけ…それじゃまるで機械だな…なんて思ったりしてて」

破輩「な、なあ。お前はどう思う。自分で言っててよくわからなくなってきてて」

闇城「うっ…どけ!禿頭。そんな近づいてたら見えねえだろ!!俺に弾む肉体、弾ける巨乳を拝ませろ!!」

破輩「…」ピキ

453■■■■:2014/12/07(日) 23:13:57 ID:B.xKLUD6
 ○

闇城「要するに…」ボロ

闇城「先輩殿は人のためだけじゃなくて自分のためにも何かをしたいってことか?」

破輩「随分ステージの方に釘付けのようだったが、最低限の話は聞いてたようだな」ムスッ

闇城「そりゃもちろん。学園都市の聖徳太子とは俺のことだぜ」

破輩「こんな下品な聖徳太子がいてたまるか!」

闇城「とにかく話を戻すぜ。どうなんだよ先輩殿」

破輩「むぅ…まぁ端的に言えばそうかもしれない」

破輩「…けど」

闇城「けど?」

破輩「軽蔑しないか?風紀委員なのに自分のために何かしようなんて奴を」

闇城「…こりゃ重度のワーカホリックだな」

454■■■■:2014/12/07(日) 23:41:24 ID:B.xKLUD6
闇城「風紀委員だって人間だろ。なら自分のために何かしようと咎める奴はいねえよ」

闇城「というか自己犠牲に成り立つ奉仕活動なんてどんだけブラック組織なんだか」

破輩「い、一理ある」

闇城「結論。好きなことを好きなようにやってください。至ってシンプルだがこれで解決だな」

破輩「いや…それが…」

闇城「まだ何か?」

破輩「自分のためにやりたいこと…っていうのがわからないんだ」

闇城「〜〜khtf」

破輩「露骨にめんどくさそうな顔をするな!仕方ないだろ。いままでこんなこと考えもしなかったんだから」

闇城「それはさすがに自分で見つけてくださいとしか言い様がないな。それは先輩殿にしかわからんことだし」

破輩「それはそうだがまったく検討もつかないんだ。女たらしのお前なら一般的な女の子がどんなことを幸せと感じるかわかるんじゃないか?」

闇城「相変わらずひでえ言われよう」ズーン

455■■■■:2014/12/07(日) 23:48:32 ID:B.xKLUD6
闇城「別に女たらしでもねえし女子の気持ちっつーのにもピンとは来ないんだが」

闇城「一般的に考えるとするなら」

闇城「例えば友達同士でスイーツ食べに行ったり? 化粧したり? おしゃれで服買いに言ったり?」

破輩「甘いモノは太るから…化粧も毎朝するの面倒だし、服だってほぼ整復で間に合ってるし」ウーン

闇城(こじらせ系女子とはこういうものなのか)

闇城「じゃあやっぱ恋愛か?好きな人の隣にいるだけで幸せを感じるらしいぞ。乙女とは」

破輩「れ、恋愛?」ドキッ

破輩「悪いがそんなものとは無縁な生活にいるからな…恋人はおろか気になる奴もいないし」

闇城「んま、確かに俺としても自分の手でリア充を一組増やしたいとは思わないからおすすめはしない」

闇城「でもでも。自分だけの幸せが欲しいのなら、もし気になる相手を見つけた時には逃さないほうがいいぜ」

破輩「…心に留めておく」

456■■■■:2014/12/07(日) 23:55:01 ID:B.xKLUD6
 ○

闇城「いやーなかなか良かったですな先輩殿」

破輩「ん。そうだな。期間限定の公開だったらしいから見ておいてよかった」

破輩「サーカスというものがあそこまで熱狂するとは思わなかったぞ」フッ

闇城「でしょうでしょう」

闇城「…で、そろそろ時間?」

破輩「そうだな。もう一厘たちは集まっていると思う。最後にもう一度確認しておく」

破輩「本当に手伝ってくれるのか?」

闇城「ああ。乗りかかった船。最後まで付き合うぜ。先輩殿!」ビシッ

破輩「フフン。なら…あとで泣き事言っても知らないからな」

闇城「むしろ泣かせてやりますよ。不良のアホどもを!」

457■■■■:2014/12/08(月) 00:04:34 ID:IvjhL5KY
 ○ 第五学区 某所

闇城「ここは空き地…だよな」

破輩「ああ。正真正銘ただの空き地だ」

破輩「ここから見える向かい側の施設。あれは数年前に実験器具の暴発から研究停止に追い込まれ廃棄された実験場だ」

破輩「ここらへんは人通りも少なくて目撃情報も無いに等しかったんだが、つい最近停止したはずの実験場が稼働しているという情報が寄せられた」

破輩「そこで調べてみるとドンピシャ。その建物内に入っていく数名の人影をとらえた。その中には以前退学処分を受けた風輪の学生がいたというわけ」

闇城「そいつが。木原一派だったってことか?」

破輩「そういうことだ。これが明らかになったのがつい先日。そして今日実際に潜入を行おうと考えている」

458■■■■:2014/12/08(月) 00:14:34 ID:IvjhL5KY
破輩「考えているんだが…」

闇城「誰も来てない…」シーン

破輩「どういうことだ?時間は間違っていないよな」

闇城「揃いも揃って遅刻とかか?」

破輩「鉄枷ならまだしも時間厳守の厳原がいないというのは」ウーン

闇城「大事になってなきゃいいが」

安価下の秒数1秒で展開

1・8 鉄枷「みんなで張り込み用のアンパンと牛乳買ってきやした」
2・7 厳原「ごめん。遅刻しちゃった」テヘペロ
3・6・9 一善「テメエらのお仲間さんはみーんなおねんねしてるぜぇ?」
4・5 破輩「あ、明日のこの時間だった」

459■■■■:2014/12/08(月) 00:32:28 ID:eekAIUI2
はい

460■■■■:2014/12/08(月) 00:36:59 ID:mr.g./Ek
0が出たらどうなるのだろう・・・

461■■■■:2014/12/09(火) 17:22:15 ID:RgeBtF6c
鉄枷「あ、破輩先輩。ちっす!」

佐野「既についていましたか。お待たせしました」

 ゾロゾロ

破輩「お前らどこに行ってたんだ?」

厳原「いや、ね?鉄枷君が張り込みにはアンパンと牛乳は欠かせないっす!っていうもんだから」

一厘「仕方なく、買い出しに行ってあげたんです」

湖后腹「何いってんですか。一厘さんも「私はうぐいすあんパンだからね!」なんて言ってのりのりだったくせn」

 ギロリ

一厘「なにか言った―?THUNDER→LOVERS ファンの湖后腹君」ニパ

湖后腹「あ…なんでもないです」フルフル

闇城「買い出しに全員で行くのかい。仲がいいんだか要領が悪いんだか」ハハ

秋園「あ、闇城さんもいらっしゃってたんですか。ということは…手伝ってくれるんですか?」パァ

闇城「おう。この俺が来たからには安心しろ。とんがりコーン一味など一蹴してやろう」フハハ

一厘「何言ってんのよ。前回は面倒ごとに足突っ込んで、安々と捕まって、鉄枷が助けに行かなかった危なかったくせに」ムゥ

鉄枷「はは。いいじゃねえか。その借りを返すという意味でもな。一緒に頑張ろうぜ」アクシュ

 パシッ

闇城「リア充は敵!熱血赤鉢巻。お前に力を貸すのではない!先輩殿のために助力するということを忘れるな!」

一厘「なっ…!こっちが下手に出ればつけあがって!こんのぉー」ムカ

462■■■■:2014/12/09(火) 17:27:45 ID:RgeBtF6c
佐野「まあまあそこまでにしましょう」

一厘「佐野先輩!でもこいつ…!」

佐野「ここで内輪もめしてても時間の無駄ですし、非生産的です。目的は同じなのですから些細な価値観の違いは目をつぶって協力関係を作っておきましょう」

秋園「闇城さんはあの時、私のために駆けつけてくれました。だから今は少しふざけてるかもだけど大丈夫だと思います。やるときはやってくれます!」

一厘「はぁ…過大評価しすぎよ。まったく」

一厘「こんなやつなんかより私の鉄枷のほうが…//」ボソボソ

破輩「さて。全員集まったな。春咲はいないがそのための補充要員もいる。計画通り進めていくぞ」

「「はいっ」」

463■■■■:2014/12/09(火) 17:34:46 ID:RgeBtF6c
破輩「まずは佐野・厳原はここで待機。私達と連絡を取りつつ周囲の動きにも注視しててくれ」

破輩「もし付近で怪しい動きが見られたら直ちに報告。必要であれば警備員への連絡も怠るな」

厳原「任せて」

佐野「やり遂げましょう」

破輩「残りはふた手に分かれて潜入だ。ちょうど南口と北口に分かれている」

破輩「既に廃墟の一部とかしていて鍵はかかっていなかった…だが電子ロックがある場合は湖后腹に任せて解除してもらう」

破輩「旧来のロック式なら一厘でもいけるな」

一厘「見る限り古い建造物を細々改修していたようですので鍵の種類も新旧入り交じってることが予想されると思います」

湖后腹「最悪、実力行使でぶっ壊すことも視野に入れときますね」

破輩「できれば、木原一派に悟られず侵入したい。なるべく穏便にな」

464■■■■:2014/12/09(火) 17:40:39 ID:RgeBtF6c
闇城「はいはい質問」

破輩「どうした?」

闇城「まだ木原一派が風輪の問題に関与してるとは決まっていないんだよな」

破輩「そうだ。それを確かめるための捜査だしな」

闇城「んじゃあ。もし、その証拠が見つからなかったら。ただ廃墟でだべってただけだったらどうするんだ?」

破輩「その場合は…」

一厘「もちろん決まってるでしょ」

一厘「あれだけ悪評を垂れ流しているやつよ。風輪とは関係なくても他の場所で何をやってるかわかったもんじゃないわ」

一厘「とっちめて、洗いざらい吐かせてやるんだから」ギリ

一厘「ね。鉄枷?」

鉄枷「お、おう…!」

破輩「その通りだ。以上」

闇城「結局どう転んでも衝突は避けられないか…こりゃ腹くくるしかねえな」

465■■■■:2014/12/09(火) 17:53:06 ID:RgeBtF6c
破輩「それじゃ後はグループ分けだな」

破輩「一厘は鉄枷と着いたほうがいいだろう」クス

一厘「はっ、破輩先輩!?///」

鉄枷「…」カーッ

闇城「うっ…俺のゴーストが囁いてやがる。『爆発しろ!!』と…!」ソウヤデ ユルシチャアカンデ

破輩「秋園は私について来い。こういう経験はないだろうからな。リーダーが教えるのが義務というものだろう」

破輩「さて残った二人は自由に決めていいぞ。二人でよく相談し合え」

湖后腹「…」チラ

闇城「…」チラ

〜闇城・湖后腹相談タイム〜

闇城「なぁ…」

湖后腹「はい」

闇城「二者択一とはいっても選択肢は一つしか無いよな」

湖后腹「はい…」

湖后腹「あのバカップルとともに行動するのは地獄ですよ。不器用&ツンデレのハートフルコメディのなかで脇役になりたければおすすめしますが」

闇城「いいか?あえて告白しよう」

闇城「俺はおっぱい星人であると」ドドーン

湖后腹「な…!」

466■■■■:2014/12/09(火) 17:59:22 ID:RgeBtF6c
闇城「我いるところに巨乳あり。つまり巨乳とおっぱい星人は二つで一セット。どちらか一つがかけたら成り立たない」

闇城「言いたいことは聡明な君ならわかるだろう?」ニコ

湖后腹「いや。おっぱい星人がいなくても巨乳は巨乳ですよ。その理屈は破綻してる」ロンパー

闇城「グハ!!そこをついてくるとは…!」

湖后腹「じゃんけんしましょう。恨みっこなしで」

闇城「くそ運任せかよ…だが、俺には巨乳の女神が付いている。故にじゃんけんでも負けるはずがない」

湖后腹「せーの」

闇城「じゃんけん」

湖后腹・闇城「ぽん!」

安価下の秒数一桁で勝敗が決定

奇数 闇城勝利
偶数 闇城敗北

467■■■■:2014/12/09(火) 18:07:37 ID:nCixaTV2
むん

468■■■■:2014/12/09(火) 18:56:58 ID:RgeBtF6c
湖后腹「そんな…まさか」ガクッ

闇城「ハハハハハ!!やはり俺には巨乳神がついていた!!」

一厘「何やってんのよ。あの二人は」ジト

厳原「頑張ってきてね、みんな!」

 ○

闇城(というわけで湖后腹クンには犠牲になってもらい、俺は巨乳コンビと行動を共にすることになった)

闇城(いや〜眼福眼福。この二人が並ぶと絶景だぜ)ニヤリ

秋園「こ、ここが北口ですね」ゴクリ

破輩「ああ…手入れもされてない状態だ。何が転がっているかもわからない。足元には気をつけろ」

闇城「よいしょっ…と」ガチャ

 ギ、イイイィィィ…

秋園「開きました! 入れそうですよ」

破輩「ああ。進もうか」コク

 一方その頃…

鉄枷「な、なあ。近すぎないか?一厘」ドギマギ

一厘「うるさわね。別に暗がりが怖いとかじゃなくて寒いだけよ!それに手つないどいたほうが…」

一厘「安心…出来るでしょ」ポッ

鉄枷「…///」カーッ

一厘「…///」モジモジ

湖后腹(死にたい)

469■■■■:2014/12/09(火) 21:38:19 ID:RgeBtF6c
闇城「電気は通ってないみたいだな。廃墟だから当然か」

秋園「もし活動してる場合は非常電源に切り替えてるんでしょうか。それともソーラーパネルから変換した電力でまかなっているのかも」

破輩「詮索は後だ。それよりも今は周囲に目を向けた方がいい」

破輩「罠や見張りがどこに潜んでいるかわからないからな。既に私達は奴らの居城に足を踏み出してるんだ」

闇城「そうだな…気をつけよう」

闇城「ん?あれは…」

安価下
闇城の見つけたものとは?

1 人(誰?)
2 ゴミ
3 エロ本
4 その他

470■■■■:2014/12/09(火) 22:25:33 ID:bzu98IYc
3と1(風輪の誰か)
1はナシでも、どちらでもおまかせで

471■■■■:2014/12/09(火) 22:52:28 ID:RgeBtF6c
闇城(エロ本が宙に浮いている!?)ギョッ

 クシクシ

闇城(いや…暗がりでよくわかんねえけど。誰かが読んでるのか)

??「」ハァハァ

闇城(こっちに気づいていないって、どんだけ夢中になってんだよ)

破輩「どうした闇城。さっきからそっぽばっか向いて」

秋園「何か見つかりました―?」

闇城「えっ…ああ」

闇城(先輩殿は気づいてないのか。どうする見て見ぬふりを…)

闇城(いやそれじゃ意味ねえな。怪しい奴はかたっぱしからぶつかってかねえと!)

闇城「おい! そこにいるんだろう! 誰だ!」

??「」ビクッ!

安価下
誰?

1 大狗部
2 中円弟
3 木原一派の下っ端
4 まさかの一善
5 その他

472■■■■:2014/12/09(火) 23:10:40 ID:xO81wndE
4

473■■■■:2014/12/09(火) 23:25:10 ID:RgeBtF6c
一善「んあ…なんだテメエら」

一同「」

闇城「いやお前こそ何してんだよ!!」ビシッ

一善「見てわかんねえのかョ。週一の楽しみの『週刊BOIN!』を読みふけってるだけだろうが」

闇城「うっ…そこまで堂々とされると逆にこっちが間違ってるみてえじゃねえか」

闇城「つーかいきなり本丸に遭遇するとは。ダンジョン一発目の敵が魔王だった見てえな拍子抜け感…」アトソレミセテ

一善「おいおい。風紀委員もいんじゃねえか。こりゃご大層な客人だ」ジブンデカエ

破輩「木原…」ギリ

秋園「怖いです…」ブルブル

474■■■■:2014/12/09(火) 23:31:03 ID:RgeBtF6c
一善「おいおい。開口一番がそれかョ。俺も嫌われたもんだなぁ」カカカ

一善「それで一体何のようだ。くだらねえ理由だってんなら…」

破輩「ここを調べさせてもらう」

一善「あン?」

破輩「貴様の悪事をみすみす見逃す訳にはいかない。ここで終わりにしよう」

秋園「悪は栄えた試しはないんですからね!」ビシッ

一善「は…そういうことか。つーかそれしかねえよなァ・あんたらがここに来る理由なんざ」

一善「しっかしひでえョな。一方的に悪のレッテルを貼り付け、反論の余地もないまま潰しにかかる。正義という毒に侵された亡者どもが…俺達よりもたちが悪いぜ」

闇城「…違うのか」

闇城「違うって言うなら、教えろよ。ここで何をやってるのか」

一善「聞きてえか」ククク

475■■■■:2014/12/09(火) 23:38:12 ID:RgeBtF6c
――――

一厘「あそこを曲がったとこ! そこから僅かな光が漏れてるわ」

鉄枷「よし…いくぞ」

――――

一善「なら教えてやるよ」

――――

湖后腹「なんだ…これ」ゾッ

鉄枷「こいつら…!」ギリ

――――

一善「俺達がここでやっていること」

一善「それはョ――――…」

――――

一厘「こんな…こんなことが…あっていいの?」


安価下
一善が行っていることとは…?

1 人体実験
2 拉致監禁
3 薬物の密売
4 お誕生日会
5 その他

476■■■■:2014/12/10(水) 01:20:17 ID:2ktaLE62
2

477■■■■:2014/12/10(水) 21:44:23 ID:OYHzZIY2
想定していた中で最も展開がエグくなりそうな選択肢が来たか…
ネタ木原が黒木原になります(予定)


「だ…だのむ。家に返してくれぇ」

「もう、逆らいません反抗しません抵抗しません」

「私は貴方の下僕です、奴隷です。だから助けてください」


鉄枷「どういうことだ…どういうことだよこれは!!」

湖后腹「全身ボロボロの人が鎖で拘束されている…こんなの刑務所よりも酷いぞ」

――

一善「人身売買。もしくは臓器の有償提供。これが金になるんだよ!おもしれえぐれえにな」

一善「といってもここに連れてこられるのはゴミ同然の奴ら。暗部の犬や、無能力者殺しを行う殺人鬼、少年院から脱走してきたクズだ…表じゃ必死こいて探しまわる取り巻きがいっからな。そういうい意味では好都合ってわけョ」

一善「そういった『裏のゴミ掃除』を担当してる。ゴミをリサイクルしてやってるんだ。言っちまえばテメーらよりも表の平和に貢献してんだぜ」

一善「感謝してもらいたいねえ」ニタリ

 ゾッ……

闇城「って、」

闇城「テメー!!」ガッ

闇城「どこか裏があるとは思ってた…けど!!」

闇城「ここまで腐ってるとは思っていなかった!!人間のやることじゃねえ!!」

478■■■■:2014/12/10(水) 21:52:25 ID:OYHzZIY2
一善「はぁ?わかんねーな」

一善「お前掃除できないタイプの人間か?ゴミを始末して怒るなんてな」カカカ

一善「ゴミ女は性奴隷として成金の男どもに奉仕し、ゴミ男は労働奴隷や人体実験の素材に有効活用」

一善「ゴミでも役目を見出してやってんだぜ。ま、ブスやひ弱なやつじゃ買い手も就かねーから」ピッ

闇城「(空間にスクリーンが映し出された?)」

一善「このように俺らのストレス発散用のサンドバックになってるけどな。ぶん殴るといい悲鳴で泣くんだよこれが!ハハ、ハハハハハハハハ!!」

破輩「こ、これは」

秋園「酷い…」

闇城「もういい」

一善「あ?」

闇城「もう、黙れ」

闇城「アンタが救いようがない事だけはよくわかった」

闇城「だから…だりいけど…」

闇城「ここで有無をいわさずぶっ飛ばす!!」バッ

 ブンッ!

一善「おっとぉ〜。危ねえな」

479■■■■:2014/12/10(水) 22:00:30 ID:OYHzZIY2
一善「無駄なことはやめとけョ」

一善「どうあがいたってテメーらは俺を潰すことはできねえ…」

一善「なぜなら他人のために行動しているって枷があるからな」クヒヒ

破輩「どういうことだ。いくらお前らが抵抗しても私達の前なら」

一善「能力の話じゃねえ。ただ立場の違いだ」

一善「テメーらはいい子ちゃんを気取ってるゆえに…」

一善「こいつらゴミを人質に取られたら何もできねえだろ?」ニタァ

三人「!!」

一善「ここにリモコンがある。それぞれのボタンはある動作と連結しててな。何だと思う?」

一善「答えは単純。あのゴミどもに仕掛けられた爆弾のスイッチてわけョ。もし俺が一つでもこれを押せば…」

一善「ボンッ!てね…汚え花火が一個完成ってな。カカカッ」

闇城「お前…本気か」

闇城「人を殺すことに何のためらいもないのか」

一善「だぁ〜から。あいつらは人なんかじゃねえ。ただのゴミ。ごみ処理にためらいなんてあるわけがないだろ」

480■■■■:2014/12/10(水) 22:13:33 ID:OYHzZIY2
一派A「おい!誰だお前ら!」

一派B「こいつら風輪の風紀委員か。こんなところまで!!」

一厘「見つかった?…ならここは…」

鉄枷「ぶん殴って目を覚まさせてやる!」

湖后腹「数だけいたって!!」

??「やめろ」

三人「ッ!?」バッ

中円良朝「そこまでだ風紀委員。抵抗するならここにいる奴らを処刑する」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/44.htm

――

一善「さて、どうする?自らのエゴを押し通してゴミを見捨てるか?」

一善「本当ならそれが正解だ。だがテメエらは無理だよな」キヒ

一善「この時点で詰んでんだ諦めて投降しな。今なら…命だけは保証してやるよ」

破輩「この…外道がっ!!」

秋園「先輩…私…どうすれば」

闇城(こいつは殺すといえば殺すだろう…単なる脅しじゃねえのはわかりきってる)

闇城(だったらどうする?…おとなしく投降)

闇城(馬鹿か!それじゃミイラ取りがミイラじゃねえか。秘密保持のためにも俺らはここから出ることは一生できなくなる)

闇城(最悪、捕まってる奴らと同じ末路だ)

闇城(どうする?どうすればいい)

安価下
1 投降
2 逃げる(みんなで)
3 逃げる(一人で)
4 リモコンを狙ってエンジェルアムド!
5 助っ人登場(誰?)
6 その他

481■■■■:2014/12/10(水) 22:29:30 ID:2ktaLE62
1

482■■■■:2014/12/10(水) 22:41:43 ID:OYHzZIY2
闇城「…やめだ」

破輩「えっ?」

秋園「せ、先輩…?」

闇城「どう動こうと、人質は死ぬ。無理だ。一善を倒し、死者を出さなくてハッピーエンドなんて」

闇城「俺は知っている。任務のため命令のためなら軽々と人を殺せる人間を…一善はそいつと同じ目だ」

破輩「だ、だが…」

一善「そのとぉり。わかってんじゃねえかお前。嬉しいねえ。無駄にサンドバックを消費しないでこっちも助かるぜえ!」

破輩「諦めていいのか!?こいつに屈服するということは…!」

闇城「闇の底まで堕ちた人間をぶん殴るには自分も同等に成り下がんねえと拳は届かねえ」

闇城「つまり…抵抗するということは、こいつと同じよう人質の命を軽視して、殺されようが知ったこっちゃないって振り切るしかねえ」

闇城「そんなこと俺にはできねえ。先輩殿はできるのか」

破輩「…ッ」

破輩「………ッ!!」

483■■■■:2014/12/10(水) 22:50:16 ID:OYHzZIY2
秋園「私…嫌だ」

破輩「秋園?」

秋園「こんなこと…言ったら風紀委員失格かもだけど…私は…私は…」ポロポロ

秋園「こんな人達に捕まりたくなんて無い!!」

秋園「だって…!!捕まったらそこで映しだされてる人みたいに!服を剥がされ全身を殴打されて!生きているのに死んだような目をして…」

秋園「そんなの…いやだ…いやです!」ウッ

秋園「私はまず一番最初に自分や風紀委員の先輩や闇城さんを大切にしたい!!」

秋園「あの人達はもともと悪い人なんでしょ…なら仕方ないじゃないですか。もし死んでも、それは自業自t」

 パシッ

破輩「それは…絶対に言っちゃいけない言葉だ。風紀委員なら、なおさらな」

秋園「…だったら」キッ

秋園「破輩先輩はいいんですか!?自分がひどい目に合わされても!その選択で助かる人はいませんよ!!」

秋園「あの人達が開放されるわけでもない、なら私達だけでも助かる選択をするのが。普通でしょう」

秋園「自分のことを何一つ考えない人が!!誰かを守ることが出来るんですかっ!!」

破輩「秋園…」

484■■■■:2014/12/10(水) 23:01:34 ID:OYHzZIY2
一善「いいねぇ!そこの嬢ちゃん。オメー悪党の才能が有るぜ」

一善「結局一番強いのは自分のためだけに行動するやつだ。平気な顔で他人を切り捨てることのできるやつだ!」

一善「風紀委員なんかやってねえでこっちに来ねえか?」

秋園「一緒にしないでください!私はただ…生きたいんです」

一善「熱くなってる所悪いんだけどョ。いつまでもこうしてだらだら続ける気はないんだわ」

一善「だから、もう一つ人質を用意した」ニヤ

一善「ほい。お前らのお仲間さん。別行動してたっぽいが、あっちは人質を提示された瞬間、素直に投降したぜ?」

秋園「まさか、一厘さんたち…が」

一善「さて嬢ちゃん。無関係のゴミは見捨てる覚悟はあったようだが。仲間はどうするョ?」ニヤ

秋園「〜〜ッ!!」

485■■■■:2014/12/10(水) 23:25:36 ID:OYHzZIY2
秋園「それでも私は…!」

闇城「エンジェルアムド!」

 ドスッ

秋園「…ぁう」

破輩「闇城。お前!」

闇城「一善。これでいいだろう。投降だ」

一善「ヒュー。やるねえ。面白え」

闇城「…ごめんな。秋園ちゃん」

一善「いいだろう。手厚くもてなしてやるぜ。俺様特製のフルコースをゆっくり堪能してくれ」

一善「だが、まだ仲間がいるかもわかんねえ。いたらここに呼び出せ」

破輩「!!」

一善「もしアンチスキルでも呼びやがったら…人質全員とテメーらの命もねえと思えよ。ハ、ハハハハハハハ!!」

 ○

 そこからの記憶は曖昧だ。
 恐らく、俺自身が思考を停止していたからだろう。
 しかし、そこから続く地獄の日々で、悲痛で苦痛な悲鳴だけは鮮明に脳へと殴りこんできた。

    「鉄枷ぇ!鉄枷ぇ…嫌だぁ…私は……こんな男に汚されたくなんか。あ…ああああああああああッ!!」

    「こうなったのは全て貴方のせいだ。貴方が投降なんていうから。何で私を一人逃げさせてくれなかった?何で私を殴ってまで投降に踏み切ったんですか?許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」

    「結局、幸せを見つけることもできなかったな」

 度重なる拷問よりも、そっちのほうが堪えた。腹をえぐられ臓物を引きずり出された痛みの何十倍もキツかった。
 そして、これからもこの地獄は延々と続いていくのだ。
 
 誰か俺を殺してくれ。俺が人質になっても構わずこいつらを潰してくれ。
 こんなのは生きてるとは言わない。死んだ方がマシだ。

 もしかしたらあの時の人質もそう思っていたのかもしれない。
 だとしたらあのとき俺は――――――


 23日目 BADEND

486■■■■:2014/12/10(水) 23:33:20 ID:OYHzZIY2
下衆木原をノリノリで書いてたら取り返しの付かないところまで来てしまったでござるの巻
ネタならともかくガチ悪で描くとどうしても鬱エンドに…使いやすいようで全然使いにくい一善くン


To be continue?

安価下
1 23日目最初から
2 >>437から
3 >>446から
4 >>475から
5 >>480から
6 その他
7 このまま24日へ

487■■■■:2014/12/10(水) 23:43:58 ID:jVBAV1XA
>>438に書かれた別キャラルートで

488■■■■:2014/12/11(木) 23:06:22 ID:1s4Vrizw
 スッ

闇城「ん?」

塩原香魚「食えよ。弁当だ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/2313.html

闇城「い、いいのか?!見ず知らずの俺に…」

塩原「別に。作りすぎちまったからな。食いもんを無駄にするくらいなら。そこら辺ではらすかしてる奴に恵んだほうがマシだろ」

闇城「アンタ…ゴリラみたいな顔してても、中は慈母のような温かみを持ってるんだな」ウルッ

塩原「誰がゴリラじゃボケ!!」ゴンッ

闇城「んデッ!!」

489■■■■:2014/12/11(木) 23:20:08 ID:1s4Vrizw
 ○

闇城「ふぃ〜食った食った。しっかし量が多いぜ…」

塩原「これだけあれば仲間と食う時に楽しいだろうが。男はガッツリいくもんなんだよガッツリな」

闇城「そういうもんかね。ま、大人数での飯がうまいことには同意だけどさ」

闇城「んじゃそういうことで」

 ガシッ

塩原「おいおい。タダ飯食ってとんずらなんて冷てえじゃねえか」

闇城「はは…こういうパターンですか」

闇城「あ〜だりい。おとなしくコンビニで済ませりゃ良かったぜ」

塩原「後の祭りだ。おとなしく言うことを聞いてもらうかんな」ニッ

闇城「なんだよ。めんどくせえことは勘弁だぞ」

塩原「めんどくせえかどうかはお前次第だな。まシンプルなことだ」

塩原「それは…」

安価下
1 俺のダチになれ
2 俺の飯の試食係になれ 
3 良い女紹介してくれや
4 その他

490■■■■:2014/12/11(木) 23:31:15 ID:4BGdWIuo
1と3。両方でもいずれか1つでも

491■■■■:2014/12/11(木) 23:44:06 ID:1s4Vrizw
塩原「良い女紹介してくれや」

闇城「…は?」

塩原「いや、こうして料理を振る舞うことが俺の趣味でもあんだけどよ…俺の連れは男どもばっかなんだよ」

塩原「それじゃ宝の持ち腐れだろ?やっぱ可愛くてグルメな女に俺の手料理を振る舞いたいってわけよ」

塩原「個人的な要望としてはお世辞なしできっぱりとうまいまずいを言ってくれる女だ。あと胸は…」

闇城「いや待て待て!」

闇城「なんで俺が紹介する前提で話を進めてんだよ!つーか俺が女友達いなかったらどうすr」

塩原「いや、お前はいる。タラシの臭いがプンプンしやがんだ」

492■■■■:2014/12/11(木) 23:48:09 ID:1s4Vrizw
闇城「ぬぬ…」

塩原「否定はしないんだな。んじゃ紹介してもらうか。しないってんのなら…」ポキポキ

塩原「俺はお前を…」ギリ

 ドドドドドドド

塩原「ぶっこr」

闇城「おいおい!なにいきなりシリアスバトルをこんな流れから展開しようとしてやがる!」

闇城「…わかったよ。けどこれっきりで終わりだ。恩着せがましく何度も縋りつくんじゃねえからな」

塩原「そんな女々しい真似すっか。それより早く!早くしねえとそのために用意した飯がまずくなっちまう!」

闇城「既に用意済み!?」

493■■■■:2014/12/11(木) 23:52:11 ID:1s4Vrizw
闇城(さて…結局めんどくせえ事になっちまった)

闇城(いや?でも俺は紹介するだけでいいからその後とんずらすりゃいいか)

闇城(いいや。このめんどくさそうな男に対応できそうな女子を呼んで丸投げしちまおう)

闇城「よし。ならこいつを紹介してやるぜ!」

安価下
誰を紹介する?
1 ヒナミン
2 朱花
3 闇城めぐみ
4 ホナミン
5 その他の女友達(誰?)

494■■■■:2014/12/12(金) 07:18:57 ID:ogyfBo6Q
オカンワードつながりで2w
あと、お好みで誰か1人(こっちはいてもいなくてもOKです)

495■■■■:2014/12/12(金) 07:25:59 ID:ogyfBo6Q
あっ、すみません。もしよろしければ、もう1人出るなら初出キャラで

496■■■■:2014/12/12(金) 07:27:37 ID:8PUDTma2
久しぶりの3

497■■■■:2014/12/16(火) 20:29:38 ID:dFPzbX0.
 ○

闇城「朱花!君に決めた」

朱花「何が決めたよ。こんなトコに呼び出しておいて」

闇城「前に騙されて呼び出され、ひどい目にあったくせにノコノコ来るとは警戒心が足りなくないか?」

朱花「帰る」プイ

闇城「だーっ!待て待て!すいません調子乗りました!だからこの通り!」スライディングドゲザー

朱花「…何のよう」

闇城「じつはかくかくしがじかで」

塩原「さあ食え!!」

朱花「はや!?何この展開!?」

498■■■■:2014/12/16(火) 20:36:18 ID:dFPzbX0.
塩原「俺はお前に作った飯を食ってもらいたいんだよ!そのために用意した」

朱花「イミワカンナイ」

闇城「いいからいいから。食ってくれよ」

塩原「…、」ジーッ

塩原(顔よし、胸よし…後は俺の望む舌とそれを的確に言い表すことの出来る表現力…!)

塩原(これさえあれば、まさに俺の求める女だ!)

朱花(なんかものすごく上から見られてるような)

朱花(ま、いいわ。さっさと済ませて帰ろう)

朱花「いただきます」パクッ

朱花「ん!!」

闇城「やったか!?」

塩原「どうだ味の方は!!」

朱花「これは…」

安価下
1 美味しい
2 グルメリポーターばりのリアクションでうまい
3 普通
4 まずいんだけど

499■■■■:2014/12/16(火) 21:12:35 ID:MOVjOcac
2

500■■■■:2014/12/23(火) 13:16:01 ID:MZmnXg2U
朱花「中はさくっと外はふんわり、味覚の大革命!!味自体もしつこくなくそれでいて一度食べたらやみつきになりかねない中毒性!殺人的旨さ!」

闇城「おいおい…オーバーすぎじゃねえか?」

闇城「なあ、あんたも…」

塩原「…」プルプル

闇城「そう思わねえか?」

塩原「…」ジーン

闇城「なんか感動している!?」ガビーン

501■■■■:2014/12/23(火) 13:19:07 ID:STIe3qY2
塩原「これだ!これ!」

塩原「俺が求めていたのはこういうリアクションをしてくれる女なんだよ!」

塩原「なあアンタ!」

朱花「?」

塩原「俺の女になれ!」

闇城「ブーッ!!」グハッ

闇城「アンタ!色々はしょりすぎだろ!飯食ってうまいと言ったら付き合えとか…!」

塩原「ええい!お前には聞いてねえ!」ドゲシッ

502■■■■:2014/12/23(火) 13:22:28 ID:STIe3qY2
塩原「どうだ?こrから毎日俺がお前の味噌汁を作ってやる」

塩原「味噌汁だけじゃねえ、お前が望むもんならなんだって作ってやる」

塩原「だからお前は…その笑顔とともに俺のそばに居てくれ!」

闇城(わけがわからなくてカオスだ)

闇城(まあこんなむちゃくちゃな野郎にYESと答える奴はいないだろ)

闇城(ましてや飯に釣られるなんて…ないよな?)ハハ

朱花「そうね…私の答えは」

朱花「>>503

503■■■■:2014/12/23(火) 16:08:06 ID:Tjob7w7A
まずは友達から

504■■■■:2014/12/23(火) 17:14:32 ID:tJ1vx0L2
闇城「うっ…俺のゴーストが囁いてやがる。『爆発しろ!!』と…!」ソウヤデ ユルシチャアカンデ

505■■■■:2014/12/27(土) 18:53:04 ID:UoQVWkq2
当麻さんのイマブレの効果音がなつかしいなあ

506■■■■:2015/01/01(木) 18:21:51 ID:nfmRdBBE
朱花「まずは友達から」

塩原「な、なにぃ!?」

朱花「当たり前でしょ。飯食ってうまかったら付き合えとかイミワカンナイし」

朱花「でも美味しかったのは事実だし、これからも食べてみたいとは思った」

朱花「だからとりあえずは友達として、これから仲良くしていきましょう」

朱花(美味しい物も食べたいしね)フフン

闇城「とりあえずは…一件落着なのか?」ホッ

507■■■■:2015/01/01(木) 18:27:28 ID:nfmRdBBE
塩原「く…くぅ!」

塩原「彼女というものを手に入れるにはこの程度の味じゃ駄目だったということか!!」グヌヌ

闇城「いや、アンタ話し聞いていたか?」

塩原「ふ、ふははは!なら一層燃えてきた!!」

塩原「これで物足りねえってんならこれ以上にうまいもんを作って持ってきてやる!だから覚悟しとけよ!」ダッ

塩原「絶対に折れはお前を嫁に迎える!!その席あけておきやがれええええええ」

闇城「お、おい!だから」

朱花「言っちゃったわね…」

闇城「なんか更にめんどくさそうなことになってきやがった」ハァ

闇城(まいいか。他人ごとだし)

朱花(男から迫られるっていうのもなかなか悪くないわね…もっと美味しものも食べられそうだし期待できそう)

508■■■■:2015/01/01(木) 18:30:20 ID:nfmRdBBE
闇城「悪いな、いきなり呼び出して面倒ごとに巻き込んじまって」

朱花「今に始まったことでもないでしょ」

闇城「はは。たしかにそのとおりだな」

 ぽか

朱花「素直に認めんなっつーの」

朱花「それで、呼び出した用事はこれだけ?」

闇城「おう」

朱花「それじゃ私も用事があるからいくわね」

闇城「用事ってなんだよ」

509■■■■:2015/01/01(木) 18:34:12 ID:nfmRdBBE
朱花「バカのお見舞い」

朱花「アルジュナのやつが「暇なんだよ―寂しんだよ―」ってうるさいから。仕方なくね」

闇城「な…なるほど」

闇城「というか俺のほうが付き合い長いのに朱花の方に連絡よこすのかよ」ガク

朱花「そりゃ、野郎にお見舞いされてもなんもおもんないしね。やっぱ出会いのない殺伐とした病院には私のような華が必要なのよ」エッヘン

闇城「俺はどっちかというと妹さんにきてほs」

 ボコスッ

朱花「妹言うな!今は関係ないだろ―が!」ムスッ

闇城「ズミマゼン」

510■■■■:2015/01/01(木) 18:37:35 ID:nfmRdBBE
朱花「それで?アンタも他人じゃないわけだし会いに行く?」

闇城「ん〜どうしようかな」

安価下

1 行く
2 行かないで帰宅(23日目終了)
3 別の場所へ(どこ?)
4 その他

511■■■■:2015/01/01(木) 20:42:59 ID:k042hvt.
1

512■■■■:2015/01/01(木) 21:30:12 ID:nfmRdBBE
闇城「どうせやること無いし、ついてくよ」

朱花「あぁそう。だったら適当にお見舞いの品買って行きなさい」

闇城「げっ…何で俺が」

朱花「だって前回のアンタが上げたやつアルジュナ喜んでたじゃない。アンタのセンスはどこかあいつと似通ってるところがあるんでしょ」

闇城「ドリアンカレースープ…あれは嫌がらせ半分興味半分だったんだがな」

闇城「ま、いいや。そこら辺のコンビニでまたなんか買っていくよ」

朱花「二人分ね。理由は後で分かるわ」

闇城「?了解…」

513■■■■:2015/01/01(木) 21:33:39 ID:nfmRdBBE
 病院

闇城「というわけで悲しき患者二人に」

アルジュナ「なんだなんだ!?」ワクテカ

黒丹羽「…」ムス

闇城「いちごおでん買ってきたぞ」ズイッ

アルジュナ「おお!こんなもんまであんのか!さすが学園都市だナ。発想がぶっ飛んでやがるゼ」

黒丹羽「…」スッ

朱花「何アンタはまた二度寝しようとしてるのよ!」グイッ

黒丹羽「…」チッ

514■■■■:2015/01/01(木) 21:38:41 ID:nfmRdBBE
朱花「わざわざこの私が買ってきたものをないがしろにしようなんてことは許さないからね。さぁ飲みなさい」ズイッ

黒丹羽「恩を仇で返すっていうのはこういうことか…」

闇城「いや、俺のチョイスで俺のマネーで買ってきたものなのですが」

アルジュナ「いやいや。クロニワこれけっこういけるぜ!苺の酸味とODENの濃厚な旨味が合わさって絶妙なハーモニーを奏でてやがる」グビグビ

黒丹羽「アンタは何でもうまいって言うだろ」

闇城「まあ、俺にとっても色々とお前には借りがあるからな、飲めねえって言うなら無理矢理にでも」ニコ

 ジュワーッ

朱花「ちょ! 中身蒸発させるんじゃないわよ!あ〜…せっかくのいちごおでんが…もったいない」

515■■■■:2015/01/01(木) 21:46:44 ID:nfmRdBBE
黒丹羽「それで…?今日も冷やかしか?だったらさっさと失せてくれ。あんたがいたらうかうか寝ることも出来やしない」

朱花「黒丹羽、貴方も植物人間みたいに寝てばっかなのよ。さっさと体動かして回復しなさい!」ビシッ

朱花「そうだ。外出許可取れたら今日は外に出ようか。いい加減病院内も飽きたでしょうし」

闇城「な、なぁ…アルジュナ」コソ

アルジュナ「なんだ闇城」コソコソ

闇城「もしかして朱花のやつこんな風に頻繁に来てんのか」コソ

アルジュナ「ああ…聞いて驚くなよ。ペインドがらみの一件からほぼ毎日だ」ヒソ

闇城「俺にはお前の見舞いって言ってたが、どう見ても…」コソ

アルジュナ「イグザクトリー。俺なんておまけよ。朱花の目的は確実に…」ヒソ

516■■■■:2015/01/01(木) 21:51:28 ID:nfmRdBBE
黒丹羽「いいから、さっさと帰れ」

闇城・アルジュナ(「「あいつだ」」)

アルジュナ「聞いたところによると、危ないところをあいつが助けたようだな」ヒソ

闇城「ああ…しかも何もできない俺の前でさっそうと現れて救出しやがった」コソ

闇城「まるで主人公補正を奪われたような屈辱を覚えたぜ」クソ

アルジュナ「こりゃ、完璧におちたな」

闇城「いや、まだまだ恩返しってだけだろ。うん…認めん、認めんからなぁああああああああ」

朱花「何を認めないの?」キョトン

闇城「はっ…!いや、なんでもない」

517■■■■:2015/01/01(木) 21:58:11 ID:nfmRdBBE
闇城「そんなことより、アルジュナ!傷の方はどうだそろそろ退院してもいい頃なんじゃないか」

アルジュナ「まあな。第六天魔王のヤローに受けた傷はあらかた回復したが」

アルジュナ「どうやら俺をここにおいておきたい奴がいるようでな。不自然にも退院させたがらねえ」

黒丹羽「はっ…陰謀論でも語るつもりか?そんな理由がどこに」

アルジュナ「単純に俺が魔術側の人間だからだろうよ」

朱花「ん?魔術…?」

闇城「そういやそんなこと言ってたな」

黒丹羽「おいおい…」

アルジュナ「まあ、あまり深入りしないほうがいいぜ。なんにでも“線引”は必要だからナ」ニッ

518■■■■:2015/01/01(木) 22:03:19 ID:nfmRdBBE
闇城「でも、知らないことでまた第六天魔王みたいな奴が現れでもしたら…」

アルジュナ「心配すんナ!そんときはそんときでなんとかなる」

闇城「随分適当だな!?」

アルジュナ「まぁ…」

アルジュナ「ここの飯は悪くねえし、もう少し厄介になる」

アルジュナ「んでもクリシュナを追いかけないといけねえし、最後にはこっそり脱走するつもりだ」

アルジュナ「いつサヨナラでもいいように、今別れの言葉を告げてもいいんだぜ?闇城」

闇城「誰がするか!」

519■■■■:2015/01/01(木) 22:08:36 ID:nfmRdBBE
朱花「アルジュナはもうそろそろ出て行くってこと?」

朱花「それじゃあ、私もお見舞いする必要ないかなー」チラチラ

黒丹羽「…」ヨシッ

朱花「なにこっそりガッツポーズとってんのよ!!本当に来なくなるからね!一人ぼっち飯を楽しみなさい!」

アルジュナ「いやそれなんだが…」

アルジュナ「実は朱花がいない時に他の子が来てんだよナ、こいつの見舞いに」

朱花・闇城「ハッ!?」

黒丹羽「おい…黙っとけといったろ」

アルジュナ「おっとそうだっけ。悪い悪い」ハハハ

黒丹羽(入院期間伸ばしてやろうか)

520■■■■:2015/01/01(木) 22:18:00 ID:nfmRdBBE
闇城「うっ…俺のゴーストが囁いてやがる。『爆発しろ!!』と…!」ソウヤデ ユルシチャアカンデ

朱花「誰?というかどういう関係!?」

黒丹羽「ほっとけ」

朱花「じゃあいい!アルジュナ!」

アルジュナ「はいっ。一人は茶髪ポニーでミニスカもう一人は…」

 ビシッ

アルジュナ「おっと危な」

黒丹羽「いいから黙れ。次はその眼球を狙うぞ」

闇城(クソ…!俺が流れに飲まれている。完全にこいつ主役じゃねえか。俺取り巻きAで嫉妬する役回りじゃん!)

闇城(ここは主導権を取り返すためにも有利な方向へ話題をふるしかねえ)

闇城(どう切り出す!?)

安価下
1 もうマヂ無理 帰宅(23日目終了)
2 そういや第六天魔王に動きはあった?
3 前から気になってたんだけどクリシュナって誰
4 お見舞い勢登場 (偶数:一善くン 奇数:女子達)
5 その他

521■■■■:2015/01/01(木) 22:28:11 ID:ee9eenZU
4

522■■■■:2015/01/01(木) 22:33:58 ID:nfmRdBBE
奇数でよかった…




闇城「あ、そういえb」

 ガラッ!

??「黒丹羽!元気してるー?」

??「こんにちは皆さん」ニコ

闇城「」

朱花「」

黒丹羽「」

アルジュナ「しかしうまいなこれ」ズズー

523■■■■:2015/01/01(木) 22:41:17 ID:nfmRdBBE
白高城天理「ほよ?今日は随分とギャラリーが多いねえ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/218.html

香澄心履「黒丹羽、随分と人気ものになったのね。少し嫉妬しちゃう」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1464.html

闇城「落ち着け…落ち着け俺のゴースト!まだデス・クリスマスはまだ早い」ミナゴロシヤ リアジュウハスベテ

朱花「ははは…本当に人気者ね」

アルジュナ「大丈夫か朱花。足元ふらついてるぜ」

黒丹羽「」ネタフリ

524■■■■:2015/01/01(木) 22:50:19 ID:nfmRdBBE
 ○

朱花「なるほどね〜二人は同じ学校の生徒なんだ」

白高城「うん。私達は中等部だから実際合うことは少ないんだけどね」

香澄「いろいろ縁があって一緒にいることは多いと思いますよ」フフ

白高城「あなたはただストーカーまがいのことをしてるだけじゃん」プウ

香澄「会いたいと思ったから会いに行っているだけです。悪いですか」

朱花「へ、へえ…またまた濃ゆいメンツをたらしこんだものね。しかも中学生を」ジト

黒丹羽「…」

アルジュナ「いやいや。年下だけじゃないぜ。前には先輩で茶髪ボインなお姉さんもきてたし」

朱花「こ、この…見境ない万年色情狂!」

闇城「というかそれ破輩先輩殿じゃね!?ふざけんな!!先輩の隣は俺の予約済みだぞ!!」

黒丹羽「(マジで帰って欲しい)」

525■■■■:2015/01/01(木) 23:04:02 ID:nfmRdBBE
闇城(クソ…更に展開は俺を不利な方向に)

闇城(こ、このままじゃ)

24日目〜〜

黒丹羽「あ〜だるいわ〜まじだり〜わ〜」

朱花「今日は私と一緒にお散歩よ!」ズビシッ

白高城「それよりも私と一緒に激しく体を動かそうよ!」ウリャー

香澄「皆さん黒丹羽の体をもっと気遣ってあげてください。寝てていいですよ、私の膝元で。子守唄を歌ってあげます」ウフフ

破輩「黒丹羽…話がある。グラウンドまで来てくれないか…」ズゥン

〜〜〜

闇城(いかんいかんいかん)

闇城(確実に奪われる。画面の隅に追いやられる)

闇城(阻止しなくては。この流れを断ち切るために)

闇城「どうすればいい!!」

安価下

1「実はこいつめっちゃ腹黒いんだぜ!」
2「困ったときはバッファローゲームだ!」
3「俺が観測できない場所ではその現象そのものが起こっていない。つまり帰宅することで(ry」
4 一人に絞って会話(誰と?)
5 その他

526■■■■:2015/01/01(木) 23:15:58 ID:VAa2hXzg
4 黒丹羽にSEKKYOU

527■■■■:2015/01/01(木) 23:16:00 ID:k042hvt.
2
ただしこの書き込みの秒数1の位が2、6、0なら阻止されるかもしんない

528■■■■:2015/01/01(木) 23:24:02 ID:nfmRdBBE
闇城「――――ッ!」ピキーン

闇城「説教。その手があったか!」

〜〜

闇城「てめえ一人に絞れ。他の子が可哀想だろ!」ソゲブ

黒丹羽「ごっ…がっあ」

黒丹羽「俺が間違ってた…ハーレム王を築こうなんていけなかったよ」

黒丹羽「○○…俺はお前だけを見て生きていく」

○○「黒丹羽…」

残された女子「私達はどうすればいいの…」

闇城「俺の胸に飛び込んでこい!俺が受け止めてやるよ!」

 キャーヤミジョーサーン ステキー



〜〜

闇城(完璧だ…この計画)

闇城(いける…黒丹羽の脱却と俺の地位向上で一石二鳥じゃねえか)

529■■■■:2015/01/01(木) 23:29:05 ID:nfmRdBBE
闇城「悪い!ちょっとこいつと話があった」

 ガシッ

黒丹羽「!?」

黒丹羽「おい!離せ!」

朱花「どこいくの闇城」

闇城「ちょっとした世間話だよ。すぐ戻る」

闇城「それまで女子会でも開いてくれ!」グッb

 ガララ…パタン

朱花「いきなりあいつは…」

白高城「黒丹羽…大丈夫かな。車いすで無理やり運ばれていったけど」

香澄「元気がいいですね。最近彼が明るくなったのもあの人の影響があるのでしょうか」

アルジュナ「女子会って…俺はどうすりゃいいんだヨ」

530■■■■:2015/01/01(木) 23:41:35 ID:nfmRdBBE
 〜屋上〜

闇城「おっ…絶景だな。学区を一望できそうだぜ」

黒丹羽「あの気持ち悪い空間から逃れられたことには素直に礼を言うが」

黒丹羽「何のつもりだ」

闇城「もちろん!ズバリお前に言いたいことがある」

闇城「わかるよな…?」

黒丹羽(言いたいこと…だと?)

闇城「もうわかってんだよ。お前のやってることは」

黒丹羽「なに?」ピク

闇城(とりあえずこいつはたくさんの女を泣かせてきた下衆男ということで話を進めるぜ。じゃないと説教なんて気分にはなれないからな)

黒丹羽「…」

黒丹羽(こいつ…ただの馬鹿と思っていたが、裏に通じていた?)

黒丹羽(それとも風紀委員が突き止めたのか…?いやそれはまずない)

闇城「もう止めろ。これ以上誰かがどこかで涙を流すなんて俺には耐え切れねえ」

闇城「お前だって、本当はそんなことを望んでやってるわけじゃないだろ」

闇城「香澄ちゃんや白高城ちゃんだってお前のわがままに付き合わされて可哀想だ」

531■■■■:2015/01/01(木) 23:51:05 ID:nfmRdBBE
黒丹羽「黙れ、何も知らない愚図が」

闇城「!!」

闇城(食いついてきた?ということはマジでそうなのかよ!)

闇城(今すぐエンジェルアムドしたいが落ち着け…ここは徹底的に論破して潰してやる)

黒丹羽(どこから入れ知恵されたかは分からないが、こいつのこの口調…本当に知っているようだな)

黒丹羽(どうする…この体じゃまともにはやりあえない。木原を呼ぶか、いや。調度良く香澄がいる。あいつに記憶の操作を…)

闇城「ああ、知らないさ。お前の詳しい事情なんてな」

闇城「けどな!俺は知っている。やっていいこととやっちゃいけないことの区別くらい」

闇城「お前にどんな過去があろうと誰かを悲しめることなんて絶対に駄目だッ!!」

闇城(そう!ハーレムなど論外!)

黒丹羽「……」

532■■■■:2015/01/01(木) 23:58:30 ID:nfmRdBBE
黒丹羽「キレイ事なんて小学生でも並べられる」

黒丹羽「だがな、自分が実際そっちの立場に立った時、綺麗事通りの行動をできるやつは――」

黒丹羽「いない。誰一人だって。この世に」

黒丹羽(ああ…わかってるさ。お前に言われなくても。復讐が何も生まないことは)

黒丹羽(だが…だったら…泣き寝入りしろとでも言うのか。忘れろとでも言うのか)

黒丹羽(無理に決まってる。たとえ何の生産性もない自己満足だとしてもやめる訳にはいかない)

黒丹羽(全ての人間に軽視されているこの傷を…俺までもが軽視しちゃいけないだろ…!)

闇城「いない…かもな。だけど道を外さないよう近づこうと努力することは出来る!」

闇城「今からでも遅くないだろ!近づけよ!綺麗事に!」

闇城(早く一人に絞れ!)

533■■■■:2015/01/02(金) 00:08:52 ID:zUlZX/Tg
闇城「じゃないとお前と知り合ってきた人間はみな不幸になる」

闇城「破輩先輩殿だってお前の本性(見境ない男)を知ればどれだけ失望することか」

黒丹羽「…」

『悪いな。学生を頼るだらしない風紀委員で。
           でも、もし力を貸してくれるというなら私は嬉しい。すごく嬉しい
                          学園6位の黒丹羽ならしっかりしてるし力強いからな』

黒丹羽「…」

『お前には礼を言わなくちゃいけない。うちの仲間が世話になった。もし黒丹羽がいなかったらどうなっていたことか…』

黒丹羽「……」

『なあ、黒丹羽。お前風紀委員には興味ないか?
             秋園がしつこく言ってくるんだよ「黒丹羽先輩は風紀委員に向いています!誘ってください!」ってな』

黒丹羽「――うるさい」

黒丹羽「誰に失望されようが知ったことじゃないさ。失望するのもされるのももう慣れっこなんでね」

闇城「駄目だ!!」

534■■■■:2015/01/02(金) 00:16:35 ID:zUlZX/Tg
闇城「失望なんて…絶対に慣れちゃいけない感情だろ」

闇城「お前が失望した時それはどんな感覚だった!?」

闇城「痛かっただろ!悲しかっただろ!苦しかっただろ!死にたくなっただろ!」

闇城「それと同じ感覚を繰り返すのも、相手に押し付けるのも絶対に駄目だ」

闇城「それはその痛みを知っているお前こそ誰よりも知っていることなんじゃないのかよ!!」ドン

黒丹羽「…!」

535■■■■:2015/01/02(金) 00:23:06 ID:zUlZX/Tg
闇城「いい加減にこんなことはやめて前に踏みだせよ」

闇城「クソッタレな連鎖を止められるのはお前しかいないぜ黒丹羽!」

黒丹羽「……」

安価下の秒数で黒丹羽の考えが決定

1 変わらず   
2 変わらず
3 悩む
4 変わらず
5 改心
6 悩む
7 変わらず
8 悩む
9 変わらず
0 改心

536■■■■:2015/01/02(金) 00:25:05 ID:uz4kUxh2
変わらず多いですなw
やっぱり人は簡単には………

537■■■■:2015/01/02(金) 00:42:13 ID:zUlZX/Tg
SEKKYOU TUEEEEEE!


黒丹羽「……クソッタレな連鎖、ね」

黒丹羽(そうだな…まさにその通りか。今俺が行ってるのは過去に俺が受けた理不尽な暴力と同じ)

黒丹羽(痛いと泣き叫んで暴れたことで傷が癒えるはずもない、それどころか悪化するだけだ)

黒丹羽(本当に自分の傷を軽視しないのならば、それを埋めることを考えるのが正しいんだ)

黒丹羽「だったら…どうすればいい?どうすれば終わりにできる」

黒丹羽「暴走した歯車のように悲しみをまき散らす機械はどうすれば止まることが出来る」

闇城(きた!!その言葉を待っていた!!)

闇城「ただ一人でいいんだ」

黒丹羽「?」

闇城「一人いれば十分だ。お前を受け止めて、つなぎとめてくれる子を愛し続けろ」

黒丹羽「何を言い出すかとおもいきや…スイートな思考回路だな」

闇城「お前には『居場所』が必要なんだ。安心できるたった一つの『居場所』が。それがないからお前は(非リア充の求める席を)奪い続ける」

黒丹羽「居場所…」

538■■■■:2015/01/02(金) 00:48:53 ID:zUlZX/Tg
 ○

朱花「あ、何してたのよ。もうこんな時間よ」

闇城「悪い悪い。つい話し込んじまってな」

黒丹羽「くだらない話だった」

朱花「これから夕飯の時間だからもう帰るけど、闇城は」

闇城「俺も帰るよ。つーか夕飯!?一緒にいい?」

朱花「来んな!…と言いたいけど断ったら愚妹がうるさいからね。うーん…しゃーない」

闇城「よっしゃ!ゴチになります!」

朱花「買い出し付き合いなさいよね。もちろん割り勘だから」

闇城「オーケーオーケー。任せろ」

朱花「それじゃあ、また来るから」

アルジュナ「おう。またな」

539■■■■:2015/01/02(金) 00:55:29 ID:zUlZX/Tg
黒丹羽「ったく…長居しすぎだ」

黒丹羽「お前らもな」

白高城「いいじゃない。どうせやることないんでしょ」

香澄「むしろこれからじゃない?」

黒丹羽「…」

アルジュナ「んむ…」

アルジュナ「おっ…と、ちょっとトイレにでも行ってこようかナ〜」

アルジュナ「これは大きい方だから少し長くなりそうだ〜」

 ガララ…パタン

黒丹羽「終わりだ」

白高城「え…なにが?」

黒丹羽「俺とお前らを繋ぐ関係はもう捨てる」

白高城「んん?唐突に分けのわからないことを言い出すのは慣れっこだけど今日のはずば抜けてわけわかんないよ」アセ

香澄「アベンジャーの名を捨てるということ?」

黒丹羽「そうだ」

540■■■■:2015/01/02(金) 01:02:00 ID:zUlZX/Tg
白高城「い、いきなりなんで!?」

黒丹羽「別に、飽きただけさ」

黒丹羽「くだらないことに力を注いでも仕方ない…しな」

香澄「別に私は構わないけど木原たちが納得するかしら?」

黒丹羽「納得しなければ力でねじ伏せればいいだろ。結成と同じようにさ」

黒丹羽「お前はどうなんだ。白高城」

白高城「わ…私は…復讐がしたいとか言う訳じゃないから解散に反対はしないけど…」

白高城「でもそうしたら私達を繋ぐものは…」

黒丹羽「なくなるな、当然」

香澄「それは寂しいわね」

黒丹羽「…」

541■■■■:2015/01/02(金) 01:20:51 ID:zUlZX/Tg
黒丹羽「とにかく、そういうことだ。木原にも俺から伝えておく」

黒丹羽「さて関係も消えたんだ。お前らも明日から来なくていいぞ」

    『お前は居場所があると思ってるのか』
 
    『そりゃあるだろ』

    『なんで分かる?それが仮初めのものじゃないとどうして信じれる?』

    『難しいことを聞いてくんな…でも自分が楽しいと感じた時や温かい気持ちになれた時、ここが自分の居場所なんだと実感できることはある』

    『あるからにはあるんだ!お前も探してみろよ』

白高城「嫌だよ…」

黒丹羽「だったらどうする?新しい関係でも築くか?」

黒丹羽「例えば―――――」












      コイビト
黒丹羽「居場所…なんてな」

542■■■■:2015/01/02(金) 01:33:17 ID:zUlZX/Tg

 復讐がなにも生み出さないことは知っていた。
 それでもやめられなかったのは、過去の自分への執着だった。
 過去に起きたことを許せずに、どうしようもない怒りをただぶつけていた。

 今、俺は未来を見ている。
 これからのことを、じっと見据えていくつもりだ。

 過去を無かったことにするのではなく乗り越えることで精算する。
 それが本当に俺の求めていた折り合いの付け方だったのだろう。先を見ることで怒りは薄れ、傷もふさがっていく。
 時折発作のように襲ってくる痛みと怒りはあるが、それを共に抑えてくれる奴がいる。
 あのバカの提案を真に受けたわけではないが、もしかしたらこういう存在が『居場所』というのかもしれないな。

 しばらくはこの『居場所』に厄介になるが、あっちもあっちでまんざらでもないので良しとしよう。


 23日目 完

543■■■■:2015/01/02(金) 19:12:42 ID:N/t2.pL6
乙です
いい話にまとまっていて良かったと思います

しかしその影で本人の懸念通り隅に追いやられつつある闇城さん

544■■■■:2015/01/05(月) 16:34:06 ID:h9OKiMRU
24日目

チュン…チュンチュン

闇城「はっ!」ガバッ

闇城「よかった…よかった…」

闇城「まだ俺視点だ」ホッ

闇城「さて、夏休みも残す所後一週間か、悔いなく過ごしたいな」

闇城「何をしようか」

安価下
1 自宅で過ごす
2 来訪者(誰?)
3 出かける(どこ?)
4 その他

545■■■■:2015/01/05(月) 22:50:54 ID:Zu4VJmww
誰か原作キャラに会いに行こう!

546■■■■:2015/01/07(水) 23:10:04 ID:kssQGPvs
闇城「とりあえずそこらへんぶらぶらするか」

闇城「この夏休みで俺の狭かった顔もすこしは広がったし、誰かしら会うこともあるだろうしな」ガチャ

 ○

闇城「ふーむ。案外会わないもんだな…」

闇城「お、あれは?」


誰?
安価したの秒数一桁で決定

1 上条
2 御坂
3 白井
4 一方通行
5 ステイル
6 神裂
7 御坂妹
8 初春 
9 インデックス
0 >>547(原作キャラ)

547■■■■:2015/01/07(水) 23:17:11 ID:inhYmaYc
ステイルこい!

548■■■■:2015/01/07(水) 23:31:43 ID:kssQGPvs
 フコウダ…

闇城「あそこから松葉杖をついて満身創痍で歩いてくるウニ頭は…」

上条「はぁ…インデックスのやつ俺の入院中に冷蔵庫の食料食い荒らしてないだろうな?」

上条「やっぱ小萌先生にあずけておくべきだったか…こんな恐ろしい退院はゴメンですよ」テクテク

闇城「おーい、アンタ」

上条「ん?ああ…いつぞやの一般人じゃありませんか」

上条「見ての通り満身創痍の上条さんになんか御用でせうか」

闇城「闇城降魔だ。いい加減覚えろ」

上条「はは、それさっきもビリビリに言われた」

549■■■■:2015/01/07(水) 23:37:18 ID:kssQGPvs
闇城「別に用はないんだけどさ。ただ見知った顔だから声かけてみただけ」

闇城「というかなんだそのなりは。交通事故にでも巻き込まれたのか?」

上条「いやぁ、ただのダイナミック下克上を終えただけですよ」

上条「そっちもそっちでだいぶ顔つきが変わったようなきがするけど。気のせいか?」

闇城「顔つき?ああ、何度か修羅場を乗り越えてきたからな。変わるのも仕方ないな」ウンウン

上条「あれ。どこか既視感を覚え…」

550■■■■:2015/01/07(水) 23:58:02 ID:kssQGPvs
上条「まあいいや。それじゃ俺行くから」カツ

闇城「待った待った」
                                           キメラ
上条「なんでせうか。今は一分一秒でも早く帰らないと腹を透かした同居人が…」ワナワナ

上条「だーっ!どう考えても頭の傷が増える展開しか見えない!!」

闇城「だから早く帰りたいんだろう?それなら荷物持つぜ。そんなぼろぼろな恰好で重荷を背負ってくのもキツイだろ」

上条「え…いいのか」キョトン

闇城「まあどうせ同じ方向だしな」

上条「ううう…こんなにも良い奴がいるとは。あとはこれが優しいお姉さんだったら文句はないのに」

闇城「あ用事思い出s」

上条「頼む!!なんでもないから!」

551■■■■:2015/01/08(木) 00:04:11 ID:qHHPVj3k
 ○

闇城「しか〜し、その同居人ってのはあの白いシスターさんのことか」テクテク

上条「ああ、インデックスって言うんだけどさ。わけあって一緒に住んでいるんだ」テクテク

闇城「年端もいかない少女と同棲とか、う…裏山けしからん」ギリ

上条「何言ってんだ。ゲーセンにいた時にアンタも見たろ。容赦なしに俺の頭を食い砕こうとする白い悪魔を…」フルフル

闇城「何を言ってやがる。もはやそれがご褒美なんだろ?本当は『不幸だ―』なんて言いながら快感を感じてんだろ!?」

上条「上条さんを勝手に変態扱いするんじゃないのことよ」

上条「一度味わうといい…マジで死ぬから」ゴクリ

552■■■■:2015/01/08(木) 00:09:31 ID:qHHPVj3k
上条「ん、着いたな」

闇城「へえ。こっちの方に住んでんのか」マジマジ

闇城「それじゃ荷物はここにおいておくから」

上条「もう行くのか?」

闇城「まあ役目は果たしたことだし特に長居する理由もないし」

上条「お礼じゃないけど上がっていかないか。お茶くらいならだすぜ?他は期待しないほうがいいけど」

闇城「ん〜どうすっかな」

安価下

1 お邪魔する
2 別の場所へ(どこに?)
3 その他

553■■■■:2015/01/08(木) 14:24:58 ID:KiGLdKGM


554■■■■:2015/01/08(木) 23:32:30 ID:ZCoWCXRk
実は番外編も含めると>>546の面々の中で未登場なのは御坂妹と初春のみだったりする

555■■■■:2015/01/09(金) 06:19:58 ID:CMOGoZ3M
初春は別スレの七日目IFでチラッとだけ登場している
御坂妹はあの独特の台詞回しが書きにくいせいか、全く登場していない

556■■■■:2015/02/14(土) 19:11:14 ID:74t3du2Q

ホスト規制が解除されずにはや一ヶ月…
スマホからの書き込みなんで遅くなると思う



闇城「断るのも悪いし、おじゃましとくか」

上条「そう来なくっちゃ。久々の来客だからな。上条さん本気出しちゃいますのことよ?」

闇城「ほ~」

上条「ほら俺はあそこの部屋なんだ」

闇城「ん、誰か部屋の前にいるぞ」

??「…」ジー

上条「あいつは…」

 安価下の秒数一桁
 誰?

1 インデックス
2 ■■■■
3 御坂
4 神裂火織
5 ステイル
6 御坂妹
7 土御門  
8 スフィンクス
9 インデックス
0 更に安価下

557■■■■:2015/02/14(土) 22:08:06 ID:qTRivvMk
まさかのホスト規制だったとは・・・
ゆっくりでも構わないので応援してますぜ。
ところで、初代さん(前スレから人狼ゲームまでの人)と2代目さん(人狼ゲームの翌日以降)どちらになります?

558■■■■:2015/02/15(日) 18:41:13 ID:37dWzFJI

二代目です
そのうち初代さんが来るかと思ってたけど来ないっぽいね…


上条「あれ、御坂妹じゃねえか。どうしたんだ。俺の家の前なんかで突っ立って」

闇城「御坂妹…?あの超電磁砲に妹なんていたのか」

御坂妹「…」

闇城「…ほう」マジマジ

闇城「確かに瓜二つだな…もしかして双子?」

上条「あ、ああ。そういうことだ」

御坂妹「先日のお礼を、と思いまいて。改めておじゃましたのですが…どうやらおじゃまでしたねと、ミサカは友達の友達という微妙なポジションの居心地の悪さから足早に立ち去ろうと準備をしつつ、一礼します」

上条「別に邪魔なんかじゃねえよ。お礼をしに来たんだろ。なら御坂妹も上がって行けって」

闇城(変な口癖。とういうかズバズバ言いすぎだろ!たしかに俺も微妙な距離感を感じてはいるが…)

御坂妹「そうですか…?ならお言葉に甘えてとミサカは部屋の主よりも先に薄汚れた部屋に潜入します」

上条「薄汚れた言うな。こう見えて上条さんはマメに掃除してるのですよ!」

闇城「はは…変わった子だな」

559■■■■:2015/02/15(日) 18:42:49 ID:37dWzFJI

 ガチャ

禁書「…!」ピク

上条「お~い。インデックス戻ったぞ~…って」

上条「なんじゃこりゃあああああああああ!!」

闇城「おいおい…」

御坂妹「これはひどい、とミサカは眼前の惨状に顔をしかめます…」

禁書「ぐるるるるる…!!」

上条「い、インデックスさん…?。なんですかその野性味にあふれた瞳は」

上条「そんな野獣っ子に育てた覚えはありませんよ、はは、はははは」

禁書「とぅ…ま…ぁ」グルル

御坂妹「そういう趣味があるのですかとミサ」

上条「違うから!!ないから!」

禁書「お…なかぁ……減った…ぁ」ギン!

 ガブッ

560■■■■:2015/02/15(日) 18:45:04 ID:37dWzFJI

上条「んぎゃああああああああああ!!」

禁書「お腹減ったお腹減ったお腹減ったお腹減った」ガブッ! ガブッ! グチャッ!

上条「ギブギブギブギブ!!死んじゃう!上条さん死んじゃう!! なんか人間の頭からは聞こえてきてはいけない破砕音が聞こえてるから!!」

禁書「ひどいよとうま!なるべく早く帰ってくるって言ったのに!!もうこの部屋にある食料なんてとっくに尽きちゃってるよ!!もう半日も何も食べてないよ!!」

上条「だだだだだから!そういう時は小萌先生の家にいけと…!」ギャアアア

禁書「時既に遅しだよ! 気がついたらお腹すきすぎて部屋から出る体力も尽きていたんだよ!!」ガリッガリッ

上条「俺の頭をこんなにアグレッシブに砕こうとする体力が残ってんじゃねえか!!うぎゃあああああ」

禁書「これは火事場の馬鹿力ってやつだよ!!ここで餓死するならせめてとうまを道連れに…と」ガリッガリッ

上条「怖いこと言うな!!」ンギャアア

禁書「とうま…私と一緒に地獄に落ちてくれる?」ガブッ!ガブッ!

上条「落ちない!引き釣り上げてやるから!とにかくやめてくれぇえええ!!」ヒィィィィ

上条「誰か、一刻も早くインデックスに食料を…俺の頭半分がなくなっ…ちまう!!」

561■■■■:2015/02/15(日) 18:46:42 ID:37dWzFJI


闇城「いや…そうしたいのはやまやまなんだが。食いもんなんてなんにも…」

御坂妹「…」ゴソゴソ

御坂妹「それでしたら、クッキーがありますが」

上条「それだ! それをこいつの口に…!!」

御坂妹「あなたのために作ってきたのですが、仕方ありませんね…」ボソッ

 ○

禁書「プハーッ! 生き返ったんだよ!ありがとねクールビューティ」

上条「上条さんは一回死んで生まれ変わるところでしたよ」ボロッ

御坂妹「およそ3秒で全て平らげるとは…恐れ入りましたとミサカは感嘆します」

闇城「飢えとは怖いな」ゴクリ

禁書「ところであなたは誰?」

562■■■■:2015/02/15(日) 19:17:12 ID:37dWzFJI

闇城「ん。ああ、悪い。自己紹介がまだだったな。一応こいつと同じ学校に通ってる闇城降魔ってもんだ」

闇城「まあ友達ってほど親しい間柄でもないが顔見知り程度の関係だと思ってくれ」

禁書「へえ!私はねインデックスっていうんだよ!」

闇城「い…インデ…なに?」

禁書「インデックス!魔法名はDedicatus545。献身的な小羊は強者の知識を守るって意味だよ」

御坂妹「魔法名…?」

闇城「はは。またまた香ばしい設定をお持ちで」

闇城(と夏休み前の俺だったら一蹴していたんだが、既に魔術師とかいう連中に何人か出くわしてるからな)

上条「はいはい。インデックスさん余計なことはしゃべんなくていいから。自体がややこしくなる」

禁書「むぅ~」

563■■■■:2015/02/15(日) 19:18:11 ID:37dWzFJI

闇城(もしかして上条のやつ…こいつも魔術師と関わりが…?)

上条「ん?どうした闇城。なんか俺の顔についてる?」

闇城「おう、無数の噛み跡が」

上条「はは…これはいつものことだから気にしないでくれ」

闇城(探りを入れるべきか微妙だな。知ったところでどうなるわけでもないし)

御坂妹「傷はもう大丈夫ですか、とミサカは貴方の安否を気遣います」

上条「傷?ああインデックスの噛まれたところならそこまで」

御坂妹「いえ、先日の傷です。聞いた所予定よりも早く退院してきたと聞いたので」

上条「見ての通り満身創痍ですよ。まあ、あとは自宅で安静にしとけば数日で包帯とかは外せそうだけど」

御坂妹「そうですか…」

御坂妹「ありがとうございます、とミサカは重ね重ね謝辞を述べます」

闇城(と言うか、この子との関係も気になるんだよな)

闇城(どっちかに探りいれてみようかな)

 安価下
 何を聞く?

1 インデックスとの関係
2 御坂妹との関係
3 上条について詳しく
4 その他

564■■■■:2015/02/15(日) 22:12:18 ID:UkpM5w.Y
2

565■■■■:2015/02/17(火) 21:45:26 ID:yHirrcg6


闇城「なんだなんだぁ?まさかこの子のために体を張って守ったとか言う話ですかこの色男!」

御坂妹「まぁ…込み入った話があるんですがざっくり言えばそんな感じです、とミサカは簡潔に答えました」

禁書「ちがうんだよ。とうまは自分のために戦ったんだよ。そう言ってたもん」

上条「おう。御坂妹や御坂をほっておけなかっていうのもあるけど、やっぱ俺が嫌だったんだ」

闇城「なにこのイケメン」

闇城「でも結局具体的な内容は見えてきてないぞ。何と戦ったんだ?悪党か?スキルアウトか?悪事を働く研究者とか?」

上条「学園都市第一位」

闇城「は?」

上条「な~んっつってな!ははは、なに一瞬信じてんだよ」pgr

上条「レベル0の上条さんがそんな無謀なことするわけ無いだろ」

上条「ちょっとした最強をぶっ飛ばしてきただけだ。もちろん与えたダメージより受けたダメージのほうが半端無くてこのザマだけど」

566■■■■:2015/02/17(火) 21:51:30 ID:yHirrcg6
闇城「この野郎!俺の純情を怪我しやがって!人間不信になったらどうしてくれんだ」ムカー

御坂妹「ちょっと、いいですか」

闇城「大体初めてあった時から胡散臭…ん、俺?」

御坂妹「少しお話が、とミサカは袖口を掴みながら表へ出ろ、と示唆します」グイグイ

上条「お、おい御坂妹」

御坂妹「大丈夫です。あなたの考えているようなことはしゃべりませんので」

闇城「なんだ…なんだ?」ヒッパルナ

 玄関前

御坂妹「…」

闇城「で、なんなんだ」

御坂妹「手短に言います」

567■■■■:2015/05/11(月) 21:17:25 ID:32vXl4W2
途中で脱走してすいませぬm(__)m
恐らくもう誰もいないだろうけど自己満足を自己完結させるためにしばらく安価抜きで続けていきます

御坂妹「彼の日常の基準点になってくれませんか、とミサカはきっぱりと言い放ちます」ジッ

闇城「基準点だぁ? 何いきなり言い出してんだか。大体俺と上条がどういう関係か…」

御坂妹「あなたと彼との関係はおおよそ把握しています。それを踏まえた上での発言です、とミサカは念押しします」

御坂妹「ミサカとしても彼との付き合いはそう長いものではありません。ぶっちゃけた話つい先日のようなものです」

御坂妹「けれど彼がどういう人物かはだいたいわかった気がします」

闇城「まじかよ。俺には頭かじり虫に年中噛み付かれてる幸薄い奴ってイメージしか……」

御坂妹「彼はお節介なんです。その上危険を顧みない大馬鹿者です。自分の身を投げ出してでも手を伸ばされたら差延べるような超お人好しです」

御坂妹「だからこそ、どこへでも行くしどこまでも沈んでいく。自分の力で誰かをどん底から引き釣りあげられるのならと」

闇城「……アンタもその引き釣り上げられたくちか?」

御坂妹「そうですね。否定はしません」

御坂妹「ただそうやって何度も何度も奥底へと進むにつれ、彼は彼があるべき日常を見失うのではないかと危惧しているのです、とミサカは心中を吐露します」

御坂妹「あなたはただ彼と接し、彼がこの日常こそが自分のいる場所なんだと実感できるように努めてもらいたいのです」

闇城「なるほど、だから基準点ってか? 筋は通ってるな」

闇城「けどさ」

568■■■■:2015/05/11(月) 21:26:29 ID:32vXl4W2
闇城「別に俺がそこまでしなくてもあいつはわかってると思うぜ?」

闇城「あいつはあいつがいる場所に返すために誰かを救おうとしてんだろ。だったら導き手が導く場所を忘れちゃいけないだろ」

闇城「ま、どちらにせよ。オレはオレとして接しさせてもらうぜ? といってもそんなに知ってるわけじゃないけどな」

御坂妹「…そうですか。ミサカは少し考えすぎていたようですね、と反省します」

闇城「そういうこった。んじゃ戻るとすっか」

 ○

上条「お帰り。何話してたんだ?」

闇城「ま、ちょいちょいっとな」

上条「はっ! まさか御坂妹から一目惚れの愛の告白!?」キャー

御坂妹「言ってる意味がわからないのですがと、ミサカは要は黙れと忠告します」

闇城「俺もギャルゲー主人公くらいのスペックがありゃあそんくらい期待出来たんだがな」ハハハ

569■■■■:2015/05/11(月) 21:33:19 ID:32vXl4W2
禁書「そんなことより、おなか空いたんだよおなか空いたんだよおなか」

闇城「俺のスペックが“そんなこと”で流された……」ズーン

上条「いやインデックスさん? あなたさっき御坂妹からクッキーをもらったでしょ」

禁書「あんなものじゃ全然物足りないんだよ! ねえとうまとうまとうま!!」ウガー

上条「わ、わかったから落ち着け! そして犬歯をちらつかせるんじゃありませんのことよ!?」

御坂妹「私のクッキーが“あんなもの”……と、ミサカは腹ペコシスターに唖然とします」ズーン

禁書「ご飯! ご飯行こうよとうま!」

上条「ぐぬぬぬ……退院したばっかで金が」

禁書「また入院したらもっとお金がかかるんだよ」ギロリ

上条「さらっと怖いこと言うな!!」ヒー

570一応トリップつけときます ◆8TJkvamSm6:2015/05/11(月) 21:53:44 ID:32vXl4W2

上条「ぐぉおおおお…金が、でも命がまた危険に…」ウーン

上条「ど、どうすれば」

闇城「要するに上条は金がなく、そこのシスターさんはたらふく食いたいんだろ?」

闇城「だったらその二つを一気に解消するいい方法があるぜ?」ニヤ

上条「うっ、嫌な笑み! でも聞いちゃう!悔しい!」ビクンビクン

 ○

闇城「てなわけで、だ」

福百紀長「へいらっしゃい! 4名様ね」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/570.html

禁書「えっとねえっとね! 私はこのきかんげんていちょうめがきゅうきょくもりはいぱーでらっくすらーめんチャレンジってのにするんだよ!」

上条「まさか大食いチャレンジとは……失敗した時が怖いのですが」ショウユラーメンデ

闇城「まぁまぁ、延命治療だと思って、な?」オレミソラーメン

上条「結局死ぬ定めなのでせうか!?」

御坂妹「一度にあれほど偏った食事を行うと人体に及ぼす影響が…」

闇城「そういうのはきにしないきにしない」

御坂妹「わかりました」シオシカアリエマセン

571 ◆8TJkvamSm6:2015/05/11(月) 22:02:36 ID:32vXl4W2
福百「はいよ。醤油と味噌と塩とそれから」

福百「期間限定超メガ究極ハイパーデラックスラーメンチャレンジだね?」ニヤリ

禁書「そうだよ!早くそのハイパーデラックスなラーメンを食べたいんだよ!?」ワキワキ

福百「言っておくがお友達の助けはなしだよ?それでもやるんだね」

禁書「もちろんだよ! 頼んだってあげないんだよ!」

福百「わかった。くれぐれも後悔のないようにね」

上条「はぁ~完食したら5千円贈呈。残したら一万円の罰金だからな…ハイリスク・ハイリターンだ」

闇城「言い出しっぺは俺だし、駄目だったら俺からも少し出すからそう思いつめた顔すんなって。悪化すんぞ」カカ

572■■■■:2015/05/12(火) 19:26:04 ID:Ofm9CAHM
ワシが見ておるぞ幸村ァーッ!!
お待ちしておりました。焦らずマイペースで仕上げてください

573 ◆8TJkvamSm6:2015/05/12(火) 23:54:47 ID:/zMDTv92
まだ見ている人がいるとは…感謝感激ですわ゚(゚´ω`゚)゚。
―――――――――――――――――――――――


上条「ちくせう。所詮は人事でせうよ。内側からも外側からも頭痛で苦しむ上条さんの気持ちなんて」ウウウ

福百「なんか苦労してんだね。同年代なのに。ま、それはそれこれはこれだ。根切りは通用しないかんな」ヘイオマチ

闇城「まま、食えって? 食って忘れちまえ」ズゾゾゾ

上条「今日はやけ食いですわ!食いだおれて忘れちまうぞぉおお」ズゾゾゾゾ

禁書「ふご!! おいふぃいんやよ!! こんなに量があふのに決してそのインパクトに味がまへてなふぃんだよ!!」ズゾゾゾムシャムシャ

福百「当たり前だ。質より量なんてのは邪道さ。質も量も極めてこそ真のラーメンだかんね」ハッハ

禁書「これなら後3杯はおかわりできるんやよ!! おいふぃくて…!ムシャムシャ箸が止まらないんだよ!!」

福百「これに挑戦する奴はみんな最初は言うんだよなぁ」ニヤリ

御坂妹「……」ツルツル

574■■■■:2015/05/12(火) 23:57:10 ID:EFNsuabw
みこちゃんこと美琴さんはいいな

575 ◆8TJkvamSm6:2015/05/13(水) 00:00:33 ID:p/acq3YE
御坂妹「おいしい……」ボソッ

闇城「だろ? 言っとくけどこの店は情報通じゃねえと来れない場所だからな、ここに招待した俺の顔の広さに感謝するんだな」

御坂妹「…はい。グッジョブですとすかさず懇親のサムズアップをあなたに送ります」ニッ

闇城「…お」

闇城「おう」

闇城(素直に感謝されるとなんかむず痒いな…ま、悪かねえが)

上条「御坂妹はこういうものを食べるのは初めてか?」ズゾゾゾ

御坂妹「ええ。今までは点滴による摂取か固形栄養食などでしたから。知識では知っていましたがこうして口にするのは初めてです」

闇城「ラーメンが初めてって、一体どんな人生送ってきたんだよ」ハハ

上条「まあ、色々とな」

御坂妹「色々とですね」

闇城「?」

576 ◆8TJkvamSm6:2015/05/13(水) 00:14:08 ID:p/acq3YE
 オイシンダヨ オイシンダヨ

闇城「ま、なら良かったな。初めて食べるラーメンとやらがここの店で」

 コクガアリナガラ ソレデイテ アッサリ チャシューハホドヨイヤキカゲント シャキシャキノモヤシ

御坂妹「はい。そうですね。ミサカの初めてがどこぞのごついおっさんのもので奪われたら正直ショックでした、とぶっちゃけます」

 コレヲツクッタモノダダレダ! ッテ サケビタインダヨ

上条「その言い方はいささか卑猥じゃないですかミサカさん!?」

 イイクイップリダネ コノチョウシデイクト…イヤ マサカネ ハハ

闇城「いや、確かにいかにもなラーメン屋のおっさんが作るラーメンて案外ハズレが多いんだよな。なんだこれ!? ギャップ萌えでも狙ってんのか!? みたいなことも多々あるぜ」

上条「顔じゃ味は判断出来んでしょ…ま、期待はずれなことは。わからなくもない」

上条「見た目は清純可愛いシスターさんでも、蓋を開けてみればあらびっくり。常時腹ペコキャラでしかも噛み付いてくるこれほど神様を恨んだことは……」ペラペラ

 ゴゴゴゴ

闇城「お、おい…」

上条「そもそもだ、俺はあの時おかしいことに気づくべきだったんだ。賞味期限デッドゾーンのパンをおいしそうにむしゃぶりつくす姿を見て「ああ、こいつは食に関して貪欲なモンスターだ」と」

 ゴゴゴ

闇城「うしろうしろ」

上条「…へ?」

577 ◆8TJkvamSm6:2015/05/13(水) 00:20:07 ID:p/acq3YE
禁書「ねえとうま? それって誰のことを言ってるのかな、かな?」ジー

上条「い、インデックスさん? お前ら、ラーメンは?」

禁書「もう食べ終わったんだよ。とても美味しかったんだよ」ニコ

上条「そ、そうかやったな。5千円ゲットなのだ―。は、ははは」

禁書「ねえとうま?」

上条「なな、なんでせうか」

禁書「インデックスはね食後のデザートを希望するんだよ」ニコニコ

上条「お、おうそれなら。帰りにコンビニによって、てなに歯をぎらつかせてるんでせうか!? ここにもう食べるもんなんてないんだが」

禁書「いや、あるんだよ。いつも噛み慣れてるから。お口直しにはぴったりなんだよ?」

上条「と、というと?」

闇城「結局このパターンか…ま、少しばかり長生き出来て良かったな」ポン

御坂妹「南無です」ツルツルツル

禁書「いただきまぁぁぁあすなんだよッ!!」ガブゥゥ

上条「んぎゃあああああああああああああああッッ!!」

578 ◆8TJkvamSm6:2015/05/13(水) 00:27:52 ID:p/acq3YE

 ○

 (お会計)
 醤油ラーメン
 味噌ラーメン
 塩ラーメン
 超メガ究極盛ハイパーデラックスラーメン
  +上条ヘッド

福百「まさかこれを完食する奴がいるなんてね。私の世代じゃ会うことも無理かと思ったんだけど…」

福百「いいものが見れたよ。ま、それはこの御礼だと思って受け取ってくれ」

上条「なんか悪いなこれだけ食ったのに逆にお金もらっちまうなんて」ボロッ

福百「別に。それまでこいつで稼いできたから五千円くらい安いもんだよ」ニシシシ

闇城「良かったな。頭は守れなかったがつかの間の財布の平穏は守れて」

御坂妹「病院でならいつでも待ってますよ、とミサカは手招きします」

上条「不吉なこと言うな! しばらくは病院にも行かねえし、諭吉も英世もあとこのメガネのおっさんも守り通す!」

禁書「とうま~もう眠いんだよ。早く帰ってお風呂に入りたいんだよ」ウトウト

579 ◆8TJkvamSm6:2015/05/13(水) 00:34:37 ID:p/acq3YE
上条「なんですか姫。さっきまで超エキサイティンで人の頭蓋骨を噛み砕かんとしてたのに」

禁書「だから疲れたんだよ! これもとうまのせいなんだからね、この私に無駄な労力を使わせて」

上条「いやそれは貴方様が勝手に…」

禁書「罰として私をおぶっていくんだよ。眠いし、おにゃかいっぱいで……」

上条「っと、」ガシ

禁書「ん……」スースー

上条「まったく散々人を振り回して眠っちまうとは、やれやれなのですよ」

上条「しょうがね、背負っていくか」

闇城「いやいや、その体じゃ無理だろ」

上条「あ、…そう言えば上条さん退院したばかりなのでした」ハハ

闇城「天然モンのお人好しだなまったく。家まで送ればいいんだろ? だったら俺が運んでいく」

上条「いいのか?」

580 ◆8TJkvamSm6:2015/05/13(水) 00:42:09 ID:p/acq3YE
闇城「男に二言はなし! それに無事送り届けなきゃ俺が心配で眠れねえんだよ」

御坂妹「……ブーメランとはこのようなものなのですかね」ボソッ

 ○

上条宅前

上条「いやぁ、悪い。助かった。二人共。インデックスも心地よさそうに寝てるよ」

闇城「それはいいんだが…あのシスターの胃はどうなってんだ? 見た目と質量が一致していないほどの重さだったぞ」ゲッソリ

御坂妹「アレだけの量がまるごと入ってるわけですからね、むしろ太らないことが異常です」

上条「それについては触れてはいけない気がするんだ」ハハハ…

上条「ともかく、今日は助かった。ありがとうな」

闇城「別にこっちも色々と楽しかったからお互い様だ」ニヤニヤ

御坂妹「あなたは助けられることも知っておいたほうがいいと思いますから。後々のために」

御坂妹「それでは。私も帰ります」

闇城「お、一人で大丈夫か?」

581■■■■:2015/05/15(金) 23:57:06 ID:VOsWQdx6
みこちゃんこと美琴さんはかわいすぎる

582 ◆8TJkvamSm6:2015/05/17(日) 03:50:45 ID:FYtWafkg
御坂妹「心配ご無用です、とミサカは自らの鍛え上げられた肉体を誇示すべく二の腕のちからこ見せつけます」グッ

闇城「おいおい……どこにあんだよ、力こぶ」

上条「御坂妹なら大丈夫さ。いざとなったら他の妹が危機を察知できるだろうし」

闇城「妹?まだいるんかよ」

上条「ま、まあな。意外と多産系なおかんなんだよ」ハハハ

闇城「そっか。とにかくそういうことなら俺もお暇するとするか。ま、あとは若いお二人でゆっくりとな」ニヤニヤ

御坂妹「満月の夜だからって野獣化してくれぐれも過ちのないよう」

上条「美女と野獣じゃあるまいし! つーか美女な野獣だろこの場合」

583 ◆8TJkvamSm6:2015/05/17(日) 03:55:15 ID:FYtWafkg
御坂妹「それでは失礼します。また機会があれば」

闇城「おう。んじゃまたな妹さん、上条」

上条「二人共気をつけて帰れよー」

 ○

闇城「ふう…早い一日だったな」

闇城「……」

闇城「夏休みも残り僅かか……」

闇城「こりゃ、無駄にはできないぞ。残りの数日はさらに充実した夏休みを送らねえと」




 24日目  完

584 ◆8TJkvamSm6:2015/05/17(日) 04:04:33 ID:FYtWafkg


 25日目

 コケーコッコッコ コケーコッコッコ

闇城「ふぉ……ああ」

闇城「10時か……もうちょい惰眠をむさぼりたいところだが、これ以上は無駄だよな」ボリボリ

闇城「とりあえず飯食ったらどっか出かけるとしよう」

 ○

闇城「よぅし。今日も1日アグレッシヴにいこうじゃねえか」

闇城「出かけるのはいいとして、どこに行くか」

このレスの書き込み時間(秒数一桁)により決定

0 病院
1 路地裏をブラブラ
2 デーメテール
3 啄の家
4 セブンスミスト
5 第5学区  
6 第7学区
7 娯楽の民
8 第6学区
9 >>585

585 ◆8TJkvamSm6:2015/05/17(日) 04:09:25 ID:FYtWafkg
闇城「……」

闇城「……」

闇城「特に宛もないし、啄のところでも行くか?」

闇城「…何が悲しくて夏休み終盤に野郎の家に上がりこまにゃならんのだ」ハァ

闇城「といっても本当にそんぐらいしか思いつかねえし、そうするか」

 ○

 ―啄宅前―

闇城「まじで来ちまったよ」

闇城「道中特に何もイベントもなくここまで来ちまったよ」ハァ

闇城「まいいさ。ここまで来ちまったんなら前進あるのみ」ピンポーン

啄はいたか、いなかったか?
このレスの書き込み時間(秒数一桁)が奇数ならいた。偶数ならいなかった

586■■■■:2015/05/21(木) 00:02:07 ID:ZCKutzog
各地の秒数安価も普通に突破してくる啄兄貴パネェw

587■■■■:2015/05/23(土) 22:40:07 ID:8nIOXAbk
みこちゃんこと美琴さんはかわいすぎる

588■■■■:2015/05/24(日) 23:57:08 ID:L8AEJbcQ
みこちゃんこと美琴さんはかわいすぎる

589■■■■:2015/06/11(木) 03:59:12 ID:/hQzGa3c
みこちゃんこと美琴さんはかわいすぎる

590■■■■:2015/06/11(木) 05:31:53 ID:/hQzGa3c
当麻くんのイマブレは最強っす
銃とかにも対応できたらなおいいんだけど・・

591■■■■:2015/06/11(木) 23:57:11 ID:/hQzGa3c
みこちゃんこと美琴さんはかわいすぎる

592■■■■:2015/06/24(水) 22:28:26 ID:F54I1arY
                _____
          ,   ´ ̄      ̄`丶、
      ,   ´                  ヽ
     /                      \
  厂′                       ノ  ヽ
  ',                    〃   〉
   ヽ            ‐‐- 、     l|     /
   |l            ヽっ‐-、ヽ   jl    ,′
    l|             `¨¨^ヽ  〃,.. ..、!
    l|                  イくっ-、,'   怪傑メジェド、保守に参上!
   !                  |l `¨/
   ,'                   ノ′ /
  ,'                /  /
  /    、             ,'  ,′
//      \           /   /
/     ヽ ニヽ、         /  ,:'
        ヽ三..\     /  /
        〉ニ三..> 、 / ノ
          |三三三三≦イ

593■■■■:2015/06/28(日) 23:58:51 ID:6gT9S7lU
みこちゃんこと美琴さんはかわいすぎる

594■■■■:2015/07/06(月) 00:08:55 ID:u/v1QhjE
ヤミちゃんこと闇城さんはかわいすぎる

595■■■■:2015/07/07(火) 23:19:27 ID:UuMCy8gc
みこちゃんこと美琴さんはかわいすぎる

596■■■■:2015/07/08(水) 14:34:51 ID:tomnjjvE
カーくんこと鴉兄さんはかわいすぎる

597■■■■:2015/07/08(水) 23:46:23 ID:HRtctepo
みこちゃんこと美琴さんはかわいすぎる

598■■■■:2015/07/14(火) 23:47:42 ID:sBZd9FHM
インデックスちゃんことIndex-Librorum-Prohibitorumさんはかわいすぎる

599■■■■:2015/07/17(金) 23:58:51 ID:cITtLo2o
みこちゃんこと美琴さんはかわいすぎる

600■■■■:2015/07/18(土) 22:47:50 ID:6/1rC7nw
600こと600は600すぎる

601 ◆8TJkvamSm6:2015/07/18(土) 22:48:02 ID:ItzcULD.
啄「ぬ、誰かと思ったら貴様か闇城」

闇城「俺で悪かったな。まあ長ったらしい挨拶は抜きだ」

闇城「部屋上がらせろ」ガッ

啄「させぬ」

闇城「おいおいなんですか? そのバスケ部センターポジションバリのディフェンスの構えは」

闇城「こっちは死ぬほど暑い中わざわざ出向いてやったっていうのに」

啄「誰も頼んでいないが?」

闇城「むむ、啄のくせに正論吐きやがる」グヌヌ

602 ◆8TJkvamSm6:2015/07/18(土) 22:52:47 ID:ItzcULD.
闇城「っていうか!前俺んち勝手に上がり込んできただろ!」

闇城「挙句の果てにはSUMOUにまで付き合わされるしこちとら散々な目にあったぜ」

闇城「その借りを返させてもらうということで、あがるぞ」グイッ

啄「させぬ」ガッ

闇城「…」

闇城「…」

啄「…」

闇城「どうしたんだお前? そういや口数もやけに少ないし」

603 ◆8TJkvamSm6:2015/07/18(土) 22:57:26 ID:ItzcULD.
闇城「ははーん」ピキーン

闇城「そういやそうだったな。お前はそういう奴だった」ニヤリ

啄「…」

闇城「なにか隠し事や大事なことがある前はそうやって口を閉ざすもんな。そういう不器用なところ昔から変わってねえんだな」

闇城「大丈夫だって! 誰もベットの下とか覗かねえからよ!」ポン

啄「…」

啄「フハハ、さすが我が友。何もかもお見通しというわけか」

604 ◆8TJkvamSm6:2015/07/18(土) 23:03:05 ID:ItzcULD.
啄「その通り! 今日という神々が決定づけたデスティニーデイ! 俺はオペレーションシグマを実行に移すのだ!」

闇城「こいつ開き直って元の調子に戻りやがった」

啄「というわけで。だ。」

啄「今から出かける。残念だが又の機会にでも」

闇城「いやいやいや」ガシッ

闇城「まさかそのオペレーションなんたらの全貌を明かさないまま逃げようなんて言うんじゃないだろうな?」

啄「貴様には関係のないことだ。これは俺の手で決着付ける問題」

闇城「関係ならあるぜ」

啄「なぬ?」

605 ◆8TJkvamSm6:2015/07/18(土) 23:22:20 ID:ItzcULD.
闇城「俺はお前の知り合いだ。それだけで首を突っ込む権利はあるはずだぜ?」

啄「…まったく、貴様という男はまさに天邪鬼だな」クク

啄「こちらから押すと離れ、退くと近づいてくる」

啄「だったらよかろう。友として俺の勇姿最後まで見届けてもらう」

闇城「まったく、いちいち大げさだって言ってんだろ」

闇城「それで? 結局何しようとしてるんだ?」

啄「フフ、実はだな…」

オペレーションシグマとは?
安価下の秒数一桁で決定

0 治験(ギャグ回)
1 >>607(おまかせ)
2 惚れた女子に告白(ラブコメ回)
3 潮義士仁との決着(ギャグ+シリアス回)
4 前回の合コン リベンジ(ギャグ+ラブコメ回)
5  >>607(おまかせ)
6 惚れた女子に告白
7 前回の合コン リベンジ
9 救済委員会、穏健派も過激派ももっと仲良くなろうよ会の実施(ギャグ回)

606■■■■:2015/07/18(土) 23:29:50 ID:6/1rC7nw
待ってました!

607■■■■:2015/07/18(土) 23:34:39 ID:GKpXOCEk
ダークネスワールドッ!

608■■■■:2015/07/18(土) 23:41:31 ID:6/1rC7nw
今更だけど8が出たらどうする予定だったんだろう・・・

609 ◆8TJkvamSm6:2015/07/18(土) 23:42:46 ID:ItzcULD.
何度も間が開いてしまってすいませぬ
もはや先代が始めて一年経ってしまった…
―――――――――――――――――

啄「治験だ」

闇城「は?」

啄「ぬ? 知らぬか医療ボランティアといえばわかりやすいか」

闇城「いや、その意味はわかっけどよ。珍しいなお前が金稼ぎなんて。レベル4だし奨学金ありゃ何とかなるんじゃないのか」

啄「救済委員の活動で何かと嵩むのだよ。ま、これも来たるべき調和と安寧のための犠牲と思えば安すぎる代償だ」

闇城「ギャグで言ってんのかマジなのかわかんなくなってきたぜ」ハハ…

610 ◆8TJkvamSm6:2015/07/18(土) 23:51:37 ID:ItzcULD.
闇城(つーか治験とかもう二度と関わりたくねえぞ)

闇城(あの惨状を思い出しただけでも寒気が)ブルッ

啄「どうした闇城?」

闇城「あ、いや、その」

闇城(治験となりゃ話は別だ。関わるのやーめた)

闇城「あ!! そうだったそうだった。俺用事が…」

啄「誓いを忘れたわけではあるまいな闇城? 首を突っ込むからには最後まで俺の勇姿を見届けると…!!」

闇城(あ、これ断れないやつだ)

611 ◆8TJkvamSm6:2015/07/18(土) 23:58:23 ID:ItzcULD.
 
◇病院

闇城(教えてくれ。俺はあと何回夏休み中にこの病院に来なくちゃならない)

闇城(エンジェルアムドは俺に何も答えてはくれない)トオイメ

啄「ついに、決戦の地に来たか…。此処から先は地獄の一本道。覚悟を決めろよ。闇城」

闇城「なんだろう、お前の大げさな表現もなぜかこの状況だと違和感ないわ」

闇城「それで、なんの治験なんだ?お前がそこまで言うなら相当のもんなんだろ」

闇城(巨乳化薬なんて言うなよ…いや、フラグとかじゃなくてマジで!!)

612 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 00:11:11 ID:eIpHQdFg
啄「この案件は受けるものが全くいないで凍結寸前のものだ」

啄「なぜ受けるものがいないかだと? ククク。噂によれば副作用が絶大、命の危険があるとまで言われている」

啄「もちろん、最低限の臨床実験はされてるだろうし、命を落とすまでとはいかないだろうが…」

啄「何かが「死ぬ」のかもな」ニヤ

闇城「その代わり莫大な謝礼が用意されてるってわけか」

啄「そうでもないぞ。良くて奨学金3ヶ月分程度だ」

闇城「三ヶ月!? おいおい高すぎてきな臭くなってきてるんだが!? まじで止めといたほうが…」

啄「否! 我が理想のためにここで足を止めるわけにはいかん!」

啄「この>>613の治験、乗り越えてみせる。我が暗黒領域をもってしてな!」フハハハ

>>613
どんな治験?
1 中二病の治療薬
2 巨 乳 化 薬
3 ただの風邪薬
4 その他

613■■■■:2015/07/19(日) 00:21:48 ID:P65D2gWA
2だったら十五日目とどう変わるのだろうか…
無理っぽかったら4のおまかせで

614■■■■:2015/07/19(日) 00:26:29 ID:0WJQbvck
4 惚れ薬

615■■■■:2015/07/19(日) 00:27:32 ID:0WJQbvck
それにしても闇城さんは5の倍数の日はロクな目にあわねえw

616 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 00:30:39 ID:eIpHQdFg
闇城「」

闇城「エ、チョットキコエナカッタ」

啄「巨乳化薬」

闇城「……」クルッ

闇城「うおおおおおおおお!!」

啄「なに回れ右して逃げ出そうとしている」ガシッ

啄「別に貴様が服用するわけでもあるまい。ただ付き添ってくれればよいのだ」

617 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 00:47:45 ID:eIpHQdFg
5日目  暗部クラウドに関わって死にかける
10日目 第六天魔王と交戦し負傷(というか死んでる)
15日目 治験で巨乳化 啄やら潮義に言い寄られる
20日目 ペイントに拉致される。既のところで爆死回避
25日目 治験の恐怖再び←new!

治験なら死にそうにはならないから(震え声)
―――――――――――――――――――

闇城「ま、まあそうか」

闇城(そうだ。冷静になれ俺。実害を被るのは俺じゃなくてこいつ)

闇城(なら何も問題ないな、啄だしおっぱいとか気にしないだろうし)

闇城「わかったよ。だりいからさっさと済まそうぜ」

啄「ではいくぞ」ギィ

618 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 00:55:27 ID:eIpHQdFg
科学者「いやぁ、よく来てくれたね。待っていたよ」

啄「…」ペコ

闇城「」ゴクリ

科学者「君が啄君だね、で、そっちの君は…?」

闇城「ああ、付き添いの闇城っす。ども」

科学者「そうか…悪いんだがしばらく席を外してもらえないかな」

闇城「え、なんでですか?」

科学者「一応実験関係者以外には情報を漏らさない決まりなんだ。これから彼にはこの治験の概要を説明しないといけないが君には聞かせられない」

科学者「もちろん啄くんも口外してはいけないよ」

啄「承知」

619 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 01:00:26 ID:eIpHQdFg
科学者「もし君もこの治験に参加してくれるというのなら話は別だがね」ニヤ

闇城(絶ッッッッッ対、やんねえ!!)

闇城「じゃあ失礼します。効果が出たらまた見に来ます」

啄「残念だが、これも試練のうちか…闇城よ、俺は必ず生きて貴様のもとに帰ってくるぞ!!」

科学者「はは、大袈裟な。それでは闇城くんしばらく病院見学でもしてておくれ」

闇城「うす」

620 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 01:15:04 ID:eIpHQdFg

 ◇ 病院内 通路

闇城「病院見学と言ってもねえ」

闇城「こうなんども来りゃ嫌でも覚えちまうっていうか」

闇城「今更目新しい場所なんてねえし」

闇城「どうすっかな。なにして暇をつぶそう」

闇城「あ、そうだ。病院といえば多分あいつがいんじゃん」ピーン

闇城「>>621と話でもして時間を潰そう」

誰?
1 アルジュナ
2 黒丹羽
3 朱花
4 その他(誰?)

621■■■■:2015/07/19(日) 01:18:38 ID:P65D2gWA
4 初登場の誰かと遭遇

622 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 17:04:48 ID:eIpHQdFg
一スレ目出身&同校つながりで古城優真を召喚するぜ
終盤にて新キャラ…これはまたまたどうなるか

―――――――――――――――――

 ◇

古城優真「はぁ…暇だなー」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/419.html

古城「なんで夏休みはいる直前に病気になんてかかっちゃうんだ」

古城「おかげで夏休みまるまる入院生活だよ」ハァ

古城「最初はクラスメイトもお見舞いに来てくれたけどもうこんな時期になればね、誰も来てくれないんだよなー」

古城「あー暇だなー」

623 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 17:10:32 ID:eIpHQdFg
 ガララ

闇城「うーす。優真ー? 生きてるか―?」

古城「え? や、闇城…?なんでこんなとこに」

闇城「見りゃわかるんだろ見舞いだよ見舞い」

闇城(ついでだけどな)

古城「そ、そうなのか。珍しいな、お前がその…そういった気を利かせるなんて」

古城「お前と僕ってそこまで親しい間柄でもないし、顔見たらちょっと話するくらいだし、なによりお前はめんどくさがりだし」

闇城「ったく。ひどい評価だな?俺の中ではもうちょい親しいゲージは高いぞ」

624 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 17:15:20 ID:eIpHQdFg
闇城「ま、俺の中でも少しは変化があったってこった」

闇城(この夏休みだけで何度見舞いに来たことか)

闇城「しかし、お前も災難だよな初日から髄膜炎?なんかにかかるなんて」

古城「全くだよ。なんでこんなことになるかなぁ…不幸だ」

闇城「大丈夫俺に比べればまだまだ幸せな部類だぜ」

625 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 17:22:28 ID:eIpHQdFg
闇城「それで退院はいつ頃なんだ?あんま遅くなると進度的にキツイだろ」

古城「それなら心配ないよ。長くても始まって一週間前後には退院できるだろうだってさ」

闇城「げげ、それでもまだ半月か。退屈地獄だな」ヒエッ

古城「そうだね。毎日毎日同じような日の繰り返しで辟易気味だよ。もっとも入院中はそれが望ましいんだろうけども」

闇城「刺激を欲しているようだな」ニヤ

古城「な、なんだよその顔」

闇城「いや、ただせっかく見舞いに来たんだ俺が何かしら超!エキサイティン!な刺激をプレゼェントゥしようかと思ってな」ニヤニヤ

626 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 17:27:52 ID:eIpHQdFg
古城「めんどくさがり屋のお前がこうも積極的だとなにか不気味なんだが…」

闇城「いいいからいいから望みを言え。出来る範囲で俺が叶えてやろう」ナハハ

古城「それなら……」

古城の望みとは?
1 病院敷地内での散歩に付き合え
2 なんか面白い話をしろ
3 ジュース買ってきて
4 その他

627 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 17:28:20 ID:eIpHQdFg
安価下で

628■■■■:2015/07/19(日) 18:24:07 ID:0WJQbvck
2 これまでの思い出を語ろうぞ!

629 ◆8TJkvamSm6:2015/07/19(日) 21:05:50 ID:eIpHQdFg
終盤へ向けての振り返り回な予感
―――――――――――――――

古城「だったら、なにか面白い話してよ」

古城「その様子からすると闇城様はとてもとてもスリリングでエキサイティン!な夏休みを送っていたようだしね」フン

闇城「おうよ。なら心して聞けよ」

闇城「闇城の夏休み前編!」

闇城「これは>>630の話だ」

何日目の話?
>>630の秒数一桁で決定

1 1日目
2 2日目 
3 3日目
4 4日目
5 5日目
6 6日目
7 7日目
8 8日目
9 9日目
0 10日目

630■■■■:2015/07/19(日) 21:12:04 ID:PK3MYQ2E
個人的に四日目か十日目が好き

631■■■■:2015/07/19(日) 21:57:48 ID:0WJQbvck
確かに4日目は話としては感動秘話だけど人に話せる範囲はかなり限られるぞ!w

632■■■■:2015/07/19(日) 23:57:03 ID:v26KBMMA
みこちゃんこと美琴さんかわいすぎる

633■■■■:2015/07/19(日) 23:59:53 ID:0WJQbvck
またお前かw

634 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 22:05:04 ID:Tun2VGe6
今日でちょうど闇城誕生から4年目
もうそんなに経ったのか…
―――――――――――――――

闇城「これは四日目の話だ」

闇城「俺も色々考える所があってな、急遽「無能力者狩り」狩りを決行しようと思い立ったのだ」

古城「おいおい本当に急遽だな。というかアグレッシブすぎだろ。僕じゃとても考えられないよ」

闇城「今考えれば夏休み入ったテンションでおかしくなってたのかもしれん」ハハ

闇城「それで、いかにもな路地裏で待機してるとドンピシャ。やばげの女と俺は遭遇した」

古城「ま、まじで会っちゃったのかよ!?それで?まさか戦闘になったのか!?」

闇城(ふふ、食いつきがいいな。さすが退屈地獄を送っていただけのことはある)

闇城「ま、焦りなさんな。恐ろしいのはこれからなんだから」

635 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 22:14:55 ID:Tun2VGe6

―――命知らずが一人ィ・・・。その愚行、私を暴食部隊の網走逸実と知ってのことかなぁ?

―――アイツラは家畜だよ。能力者《わたしたち》が踏みつけるためだけに存在するさぁ! 生きてる価値もない、死んだ方がマシ。だから私が善意を持って殺してあげてるんじゃないィィ!!

古城「…もっと恐ろしいことが?」ゴクリ

闇城「ああ」

古城「もったいぶらずに言えよな。気になるじゃないか」

闇城「結論から言おう。戦いはほとんどしなかった。その代わり一緒に飯を食いに行くことになった」

古城「」

636 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 22:22:37 ID:Tun2VGe6
古城「ごめん。僕の理解力がないだけなのかもしれないんだけど」

古城「話の展開に追いつけていない」

闇城「ああ、俺もだ」

―――いや・・・お前結構可愛い顔してるなって思って。殴る気失せちまった
    どうだ。こんな無駄なことはやめて。飯でも行かねえか? 近くに美味いレストランがあるんだよ

闇城(俺もなんであんなことを…命の危険に直面して、気分がハイになってたのか)

闇城「ま、その過程にもいろいろあったんだが結局近くのファミレスに行くことになった」

古城「ファミレスの人たち逃げて。超逃げて」

闇城「まあ俺はそこで思ったんだよ、この女と戦って力でねじ伏せても根本的な解決にはならないって。こいつを変えるにはなにか俺が別の可能性を提示する必要性があるんだって」

637 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 22:28:55 ID:Tun2VGe6
闇城「俺の説教タイムってわけだ」

闇城「そいつにもっと女らしくあれと言ったわけだな。普通の女子の楽しみを知れば無能力者狩りなんてやめるのではと思ったからな」

古城「危険人物によく言うねお前も。どんなメンタルしてるんだよ」

闇城「もはやなるようになれって感じだったからな」ハハ

古城「それでその子はどんな反応を見せたの」

闇城「上等!じゃあ教えてみろよ!みたいな感じで食って掛かり」

闇城「一緒にセブンスミストでショッピングすることになった」

古城「」

638 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 22:32:55 ID:Tun2VGe6
古城「あのさ」

闇城「うん」

古城「さっきから話が飛躍しすぎでしょ。聞く身にもなれっていうか、あんたはサイコパスと戦いに来たんじゃなかったのかい」

闇城「仰るとおりでございます」

古城「それがなんで、デートみたいになってるの?自慢?ああ、そうですか彼氏もいず、夏休みすべて棒に振った僕に対しての挑発ですか」

闇城「違う! 断じて! 俺だってあんなことになるとは…」

闇城「ま、まあ。最後まで聞けって。そうしたら見方も変わってくるだろうし」

639 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 22:39:04 ID:Tun2VGe6
闇城「そのショッピング中に会った知り合いの力も借り、結果的にそいつの外見は見違えるように激変した」

闇城「黙ってれば、どっかの事務所から声がかかるくらいの可愛さだな。まあ一部ボリューム面での物足りなさもあったg」

古城「…」ジトー

闇城「」ゴホン

闇城「見た目は普通の女子に近づけた、あとは内面の問題だった」

闇城「あいつの心にたまった闇さえ取り除けば、絶対に変われると俺は思った」

640 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 22:44:25 ID:mSwEuFUM
古城「内面の問題ってそれが簡単に変われば苦労はしないよ」

古城「どんなに手に打って出たんだい」

闇城「それは――」

―――よし。なら次は・・・ホテル街に行こう
    なんのため? そりゃあお前の身体に“女”を教えてやるために決まってんだろ

闇城「」サー

闇城「そ、それはだな」ダラダラ

――ーん、あッ…そこ

―――や…ァんッ

―――も、もうだめ。おッ、かしくなうぅ…!

闇城「」ダラダラダラ

641 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 22:49:36 ID:Tun2VGe6
闇城「き、企業秘密かな」

古城「は、なにそれ!? そこが一番重要じゃん!」

闇城「重要なのは過程ではなく結果だから…」フルエゴエ

闇城「結果、あいつは変わったよ。別人のようにな」

闇城(というかもはやマジで別人だった)

古城「一体何をしたっていうんだ…」ジー

闇城「」キコエナイフリ

闇城「だけどな、変わったが故に気づいてもしまったんだ。今まで重ねてきた自分の罪の重さにも」

642 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 22:57:57 ID:Tun2VGe6
古城「そっか無能力者狩りしてたんだもんねその子」

闇城「お前が日常に戻るというならその罪は俺も背負うと言った」

闇城「あいつは無能力者狩りをやめるといった。そしてその組織とは手を切るとも言った」

古城「じゃあその子は普通の女子に戻れたんだ!すごいじゃんか闇城」

闇城「…」

闇城「いや、どうなんだろうな」

闇城「その後、そいつと同じ組織の人間が襲撃してきてな」

闇城「俺はそこで初めて知ったんだ。あいつが警備員に自首したことを

643 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 23:02:43 ID:Tun2VGe6
古城「自首…まあ確かに表に戻るということは然るべき処置を受けないと、だもんね」

闇城「その通りだ」

闇城「だけどさ、これでよかったのかって思うことも時々あるんだよな」

闇城「俺はあいつに普通の女子らしい生活を送ってほしいと思ってたんだが」

闇城「結果は正反対さ。どこに監獄生活を送る普通の女子がいる?あのままで良かったというわけじゃないけど、なんか…な」

古城「それは仕方ないことだと思う。闇城もさ、そんなに悩まないでくれよ。具体的には知らないけど君のやったことは間違いじゃないと思うから」

644 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 23:07:40 ID:Tun2VGe6
闇城「そうだな。サンキュー古城」ニッ

古城「お礼はいらないよ。その代わり」

闇城「?」

古城「今度、その子の面会に一緒に行こうぜ」グッ

古城「その子も喜ぶだろうし、僕もその子に少し興味を持ったからね」

闇城「ははっ、それもいいかもな。会えるかどうかは別としてなにか差し入れでも渡しに行くか」ハハッ

闇城「んじゃ退院後にな。ちゃんと体治しとけよ!」

古城「OK! ようやく退院後の楽しみができたよ」

645 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 23:13:32 ID:Tun2VGe6
闇城「じゃあ次は闇城の夏休み後編だな」

古城「なんかこのエピソードだけですごい濃密だったんだけど、まさか毎日こんな濃度なのか?」

闇城「まぁな。どれも甲乙つけがたいが密度で言えばこれ以上のもある」

古城「一体どんなふうに生活してればそんなことになるんだよ」ハハ…

闇城「よし決めた!」

闇城「次は>>646の話だ!」

>>646の秒数一桁で話す内容が決定

1 11日目
2 12日目
3 13日目
4 14日目
5 15日目
6 16日目
7 17日目
8 18日目
9 19日目
0 20日目

646■■■■:2015/07/20(月) 23:14:14 ID:eLL8Qtmg
エンジェルアムドッ!

647■■■■:2015/07/20(月) 23:20:51 ID:g1TyLJAY
5の倍数の日が当たったらどうする!?w

648 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 23:33:40 ID:Tun2VGe6
なんだこの4率(驚愕)
やはり4周年だからなのか…なのか!?
―――――――――――――――――

闇城「前編はちょっと重い話だったからな」

闇城「後半はほのぼのエピソードを綴るとしよう」

古城「へぇ修羅場ばかりの夏休みってわけでもなかったんだな」

古城「で、何があったの」

闇城「んーとな、知り合いと遊園地行ってきた」

古城「へえ、いかにも夏休みって感じ」

649 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 23:38:32 ID:Tun2VGe6
闇城「まあな。俺もたまにはゆっくり過ごしたいんだよ」

闇城「それに前々から行こうと約束していたし」

古城「つかぬことを聞くけどその知り合いは男?女?」

闇城「おいおい決まってんだろ。女子だよ。何が悲しくて野郎と二人きりで遊園地行かにゃならんのだ HAHAHA」

古城「えっ…じゃあそれデートじゃ」

闇城「いやいや。そういう関係じゃないよ。確かにそいつは可愛いし胸もでかいけど」

古城「ムネ…」ツルペタ

闇城「ただ前回迷惑かけたから、そのお詫びってだけ」

650 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 23:44:51 ID:Tun2VGe6
古城「いやいやそれでも意識とかしちゃうでしょ。だってふたりきりだろう?」

闇城「いや~その予定だったんだけどね。なんかその子、美坂って言うんだけどそいつの知り合いにもばったり会ってな」

闇城「類は友を呼ぶのかしらんけど豊胸ストレッチ仲間ということでその人も胸でかかったなー」デヘヘ

古城「ムネ…」ツルペタッン

闇城「さらにその知り合いの知り合いにもあって、結局4人で遊園地を回ったんだよ」

古城「初対面2人いる中で遊園地って気まずくなかったのか?」

闇城「いんや。普通に楽しかったぜ? いいものも見れたし」ヌギオンナスゴカッタ

651 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 23:50:53 ID:Tun2VGe6
古城「ほあー。何気に闇城コミュ力高いんだな。いつもめんどぐさがって人付き合い避けてたから意外だったよ」

闇城「意外は余計だ」

古城「それで、なんかその美坂っていう子との進展はあったの?」

闇城「進展って?」

古城「とぼけるなよ。男女で遊園地行ったんだ。恋とかに発展してもおかしくないだろ」テレッ

闇城「そうなりゃ俺としちゃ万々歳だが、ないだろうな」

闇城「別にこれといったイベントもなかったし…」

闇城「んーそれでも強いて言うなら」

652 ◆8TJkvamSm6:2015/07/20(月) 23:57:16 ID:Tun2VGe6
闇城「「降魔さんにとって私はどんな存在なんですか」と聞かれたぐらいか」

古城「いやそれってもう」

古城(めっちゃ異性として意識されてんじゃんか)

古城(気づいてないのか?朴念仁気取りなのか?どっちにしろなんか…ムカツク)

古城(さっきの話と言いこいつなんかモテてない?これが夏休みデビューなの?いつの間にか遠い存在になってるし)

古城「それに対して闇城はなんて答えたんだよ」

闇城「周りと比べなくていい。美坂は美坂で俺にとって大切な存在だってな」

古城「……よくそんなキザったらしいセリフ言えるな」アキレ

653 ◆8TJkvamSm6:2015/07/21(火) 00:01:12 ID:7E5nGDwo
闇城「だって本心だし」ムゥ

古城「本心をそのまま口にできるのもすごいぞ」

古城「それで美坂って子はなんだって?」

闇城「なんか吹っ切れた。難しく考えるのは辞めますってさ」

古城「ほう、それでそれで?」

闇城「いやそれで終わり。最後に観覧車に乗って次もまた友達としてどこか行こうと約束したくらいかな」

古城「は、はぁ」

654 ◆8TJkvamSm6:2015/07/21(火) 00:04:20 ID:7E5nGDwo
古城(こいつ、器用なのか不器用なのかわけわかんない)

古城(けど、それがこいつらしいかも。なんだ、ならそんなに変わってないじゃん)フフ

闇城「どうした。なんか俺変なコト言ったか?」

古城「何でもねーよ。ま、もうちょっと敏感になれって話」

闇城「???」

655 ◆8TJkvamSm6:2015/07/21(火) 00:08:49 ID:7E5nGDwo
闇城「んじゃ後編も終わりだな。そろそろ知り合いから呼び出し掛かりそうだし行くわ」

古城「あ、もう行くのか?」

闇城「おっ寂しいのか」ニヤ

古城「ちげーよバカ。でもこれだけじゃ物足りないからあとひとつくらい話していけ」

闇城「まったくわがままな奴だな」ヤレヤレ

古城「言い出しっぺはお前だ。僕をちゃんと最後まで満足させろ」ムッ

656 ◆8TJkvamSm6:2015/07/21(火) 00:12:12 ID:7E5nGDwo
闇城「へいへい。了解しましたよお嬢さん。闇城の夏休み特別編の開幕だ」

闇城(さて、何日目の話にしようか?)

>>657
何日目の話?
4日、14日を除く1日目から24日目までの間で

657■■■■:2015/07/21(火) 00:18:34 ID:ENHAE7h.
今18分だから18日目で

658■■■■:2015/07/21(火) 00:24:23 ID:ENHAE7h.
あと保管庫行って今更気づいたけど古城って女だったのな

659 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 20:15:13 ID:4/92We5U
闇城「やっぱ夏休みと言ったらプールだよな!」

闇城「というわけでとりを飾るのはキャッキャウフフのプールでの出来事だ」

古城「うわ、清々しいほどにムカつく」イラ

闇城「いや素晴らしかったな、弾けるしずくと弾む胸!キラキラ光る水の中俺はクラゲのように流れに身を任せ」

古城「薄っぺらいポエムはいいから! どうせお前のことなんだからその美坂って子と行ったんだろ」

闇城「いや別の女子」

古城「」

660 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 20:20:20 ID:4/92We5U
古城「お…お前な~」

闇城「なんだよ、その目。そんなダメなことか?ただ遊びに行っただけだぜ?」

古城「いやそれはわかるけど、それならなおさら美坂って子を誘いなよ。これからも友達としてよろしくって約束したんだろ?」

闇城「いや~迷ったんだけどな。巨乳枠でどっちを誘うか」

古城「いや巨乳枠ってなんだよ!?自分でそんな枠を設定してるわけ?キモっ!何様のつもり!」ドンビキ

闇城「ち、ちがう!誤解!今のは俺の言い方も悪かった!」

闇城「もう少し詳しく説明するからチャンスを」コノトオリ

661 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 20:24:20 ID:4/92We5U
古城「なんだよ。どうせしょうもない理由だろうけど」

闇城「実はだな…」

◇ 説明中

古城「本当にしょうもない理由じゃんか」ハァ

古城「なにそのヒナミンって子がホナミンってライバルの胸が本物かどうかを調べるための比較として呼んだって?」

闇城「おう!本物を用意しとけばわかりやすいだろ!」

古城「そんな理由で呼び出されたと合ったら本人マヂギレでしょ」

闇城「ま、まぁな。でも最後はみんなで仲良く楽しめたから結果オーライということで」

662 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 20:33:46 ID:4/92We5U
古城「その楽観的姿勢はいずれ痛い目見そうな気がするけど…」

古城「まぁいい。それでホナミンは本物だったの?」

闇城「おっやっぱ気になっちゃう?なんやかんや古城も女子だからな~」

闇城「他の子のサイズが気になっちゃうのも仕方ないよな~」

闇城「でも少なくとも古城よりはあっt」

 ゴンッ!!!

古城「ごめん。蚊がいたんだよ」ドドド

闇城「ぐ…グーで、殴った」シュウウ…

663 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 20:40:33 ID:4/92We5U
闇城「ホナミンのそれはまごうことなき本物でした」

古城「じゃあ、ヒナミンって子はショックだったんじゃない。ライバルに負けちゃうなんて」

闇城「それがこの俺の天才的提案にて回避を可能にしたのだ」ドヤ

古城「へー」

闇城「興味なし!?普通にショックなんですが」

古城「いや大体しょうもないことってのはわかりきってるから」

闇城「ノンノン!今回はほんとにすごいって!マジで!古城にも薦めても良いレベル」

664 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 20:44:54 ID:4/92We5U
古城「じゃあ話半分程度に」

闇城「いいだろう聞いて驚くなよ」ゴクリ

闇城「崎野が貧乳から巨乳へと変わるべく俺が提案したものは…」

??「闇城はいるかーーー!!」

665 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 20:56:07 ID:4/92We5U
闇城「な、誰っ…て、啄?」

古城「ひっ!長身ビジュアル系の男が胸にメロンぶら下げて現れた!?」ヒエッ

闇城「その姿…治験はもう終わったのか」

啄「ああ、この通り!俺は新たな人類の進化を体験した」

啄「ッくく…。爽快な気分だぁあああ!!まるで生まれ変わったようだ!!」

闇城「色んな意味で生まれ変わってる…よな。というかテンション高くない?」

666 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 21:02:18 ID:4/92We5U
啄「そして覚醒した俺は気づいてしまった…我が深淵に眠る封じ込められた鈍色の感情に!」

古城「ねえまさか。そのヒナミンに勧めたのって」

闇城「うん。これだけど…やっぱ男と女じゃ効果が違ウノカナー」カナー

啄「その感情は当然ならば排他されてしかるべき禁忌のもの。しかし今この体ならばその呪縛は消える」

啄「ククク…ハハハハハハ!! だからこそ今!! この瞬間心の奥底から声高に叫ぼうではないか」

啄「闇城…」

闇城「お、おう」

啄「好きだぁあああああああああああああああああああああああああ!!!」ガバッ

闇城「ひ、ひぃいいいいいいい!?」

科学者「あ、いたいた」

667 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 21:07:46 ID:4/92We5U
闇城「おい先生! どうなってんだこいつ!明らかに様子がおかしいぞ!」ヒィイ

科学者「やはり肉体の急激な変化に心がついていけてないようだね。一時的な錯乱を起こしているようだ」

科学者「うーむ、肉体の変化の持続性安定性は向上したがそれに伴う心の安定化にまだまだ難ありだな」

科学者「ま、女性が服用するならなんとも問題がないし、男が利用するのは稀であるからまぁ良しとしよう」

闇城「良しとしよう!じゃねええええええええええええええ!!」

闇城「闇城の闇城が今まさにピンチなんだけどぉおおおおおお!!」

 ヨイデハナイカ ヨイデハナイカ

 ハナセ― ギャー

古城「……」

古城「私は自分の力で大きくしよう」ウン


 25日目   完

668 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 21:15:11 ID:4/92We5U
26日目

闇城「はぁ…」ゲッソリ

闇城「もう病院なんかいくもんか絶対にいくもんか」ブツブツ

闇城「あとしばらく啄の野郎にも会わないほうがいいな…」ゾクッ

闇城「さて、今日は何をするか」

安価下
何をする?
1 とりあえず外をブラブラ
2 考えていると来客が(誰?)
3 誰かに電話(誰?)
4 その他

669■■■■:2015/07/23(木) 22:40:03 ID:qQogCr2M
>>605でハズしてしまった合コンリベンジ
(啄兄貴登場時は元通り)

670 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 23:03:04 ID:4/92We5U
闇城「そういや前回の合コンなんかグダグダで終わっちまったな」

闇城「ま、あのカオスなメンツじゃ仕方ない。綺麗にまとまるほうがおかしいし」

闇城「よし決めた!今日は知り合い誘って合コンリベンジだ!」

闇城「ならメンツもしっかり考えないとな」

671 ◆8TJkvamSm6:2015/07/23(木) 23:57:14 ID:4/92We5U

列挙してきづいたが
闇城と関係の深い男メンバーって意外と多くなかった
――――――――――――――――――
闇城「場所は前回の小洒落た店でいいよな。18時スタートとして…」メモメモ

闇城「さて、問題は誘うメンツだな」ウーム

闇城「女子はいいとして男な…」

闇城「俺よりイケイケのやつを誘うと俺が空気になりかねん」ヒエッ

闇城「なら俺が厳選に厳選を重ねた最強メンバーで男性陣は決定しよう」

闇城「よし、俺が誘うのは…」

1 アルジュナ
2 塩原
3 根暗零次
4 桃園
5 ゲコ太マスク
6 黒丹羽
7 ザイフリート 
8 美待
9 啄
0 >>672

>>671のIDにて参加人数と参加者が決定

(例 ID:4/92We5Uならば 4と9と2と5が参戦 同じ数字が複数あっても変化はなし)

672■■■■:2015/07/24(金) 00:00:21 ID:vSRzN9qA
まさかの兄貴再びw

673 ◆8TJkvamSm6:2015/07/24(金) 00:08:45 ID:B43SB8og
ミスた。671って自分やん
いっこ下で672を参照しやした しかしどのみち啄みは参戦するというw
――――――――――――

闇城「…」

闇城「…やはりそうなるとまず一人目は啄か」

闇城「夏休み中はあいつの顔見たくなかったんだが、仕方ない」

闇城「あいつが変人っぷりを見せれば見せるほど相対的に俺が持ち上がっていく」ニヒ

闇城「昨日の借りだ。存分にピエロになってもらうぜ」ニヤ

闇城「けどまだ足りないな」

闇城「あと最低でも二人。誰にするか…」

1 アルジュナ
2 塩原
3 根暗零次
4 桃園
5 ゲコ太マスク
6 黒丹羽
7 ザイフリート 
8 美待
9 緑川
0 >>674

>>673のIDにて参加人数と参加者が決定

674■■■■:2015/07/24(金) 00:15:08 ID:..JrWJcU
ふむ

675■■■■:2015/07/24(金) 00:22:05 ID:vSRzN9qA
>>673
ぬおっ!?
>>671なので作者さん自らのID採用で桃園先生、啄兄貴、塩原香魚、ゲコ太マスクで決定かと思って
感想書いたつもりがまさかのID採用とは………(しかもまさかの兄貴召喚www)

ちなみにまた自らのID(>>673)になってるっす。(この場合は桃園先生と零次追加)

676■■■■:2015/07/24(金) 03:24:47 ID:3XsFqoS.
当麻くんのイマブレは最強っす
銃とかにも対応できたらなおいいんだけど

677■■■■:2015/07/24(金) 17:26:06 ID:mFsJeCg2
>>671
初出キャラって手もありますぜ。今までもそんな感じで出たキャラもいますし。
何はともあれ応援してます

678 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 20:35:25 ID:0A1kCXmM
ぬぉぉ…。また自分に安価指定してた俺アホス
まあ、初ID表示なんで今回は採用ということでw
初出キャラでもいいけど、既出キャラに再登場のチャンスもあげたいという
願望もあるんで初出は0が出た場合のみにしてやす
それでも啄は出すぎだコノヤローw
―――――――――――――――

闇城「よし、後は根暗兄と桃園先生と美待のやろうにするか」

闇城「ってなんてメンツだよ…これじゃまたあの二の舞いが…」

闇城「いやいや! あの時よりも俺は成長している! 大丈夫だ!」ブンブン

闇城「次は女子の方のメンツだな」サテ

闇城「この奇人変人オンパレードの中、理性を保ち続けられるだけの屈強な精神と、俺に花を持たせてくれる存在が望ましい」

闇城「人数はえーと、俺、啄、根暗兄、先生、美待で五人だから、女子も五人くらいが妥当なところか」

闇城「よし、誰を呼ぶかな」

>>679‐680のIDにある数字で参加人数と参加者が決定
(最低4人、最大6人。最低値に満たなかった場合再度安価。最大値を超えた場合、若いレス・左側の数字から優先して採用)


1 美坂
2 破輩
3 緋花
4 根暗妹
5 崎野
6 ホナミン
7 秋園
8 朱花
9 対馬
0 初出キャラ(後に安価指定)

679■■■■:2015/07/26(日) 20:42:48 ID:C534E/56
秒数安価も運次第だったけど、こっちはさらに運次第ですな

680■■■■:2015/07/26(日) 20:45:34 ID:Zg9YyogE
>>679
数字多いw
是非破輩先輩殿にもチャンスを…!

681 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 21:01:42 ID:0A1kCXmM
秒数安価だとある程度調節できちゃうので(コンマがあればよかった)
新たな試みとしてID内数字安価を採用しやした
バトルパート時のランダム安価には結構応用が効きそう
―――――――――――――――――――――

闇城「よし。ならば緋花、零下ちゃん、崎野、ホナミン、対馬ちゃんでいこう」

闇城「緋花、崎野、ホナミンは前回プールに行ったメンツだからな面識もあるし上手くやるだろ」

闇城「崎野とホナミンが喧嘩を始めなければ…だが」ボソッ

闇城「零下ちゃんは兄貴を誘うのにハブるわけにはいかねえ。そんなことしたらあの兄が何をしでかすか…」ハハ

闇城「対馬ちゃんは前回ので少し退屈そうだったからな、今回こそは楽しませてやるぜ」グッ

闇城「…お、もしかしてちょうど五人? 男女比も同じで問題なしだな。順調順調!」

闇城「ならばいざ誘うとしますか!」

682 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 21:18:42 ID:0A1kCXmM

  ――こうして俺は

啄「クククッ。狂宴の再開か…血沸き肉踊る舞台を楽しみにしておけ。ところで闇城、なにか胸の部分に違和感を覚えるのだが何かしらないか? 昨日の記憶も断片的でな」

桃園「く~っ!まさか闇城!お前が合コンのセッティングをするとはな!先生感激だぞ…いや、あくまで男女不純異性交遊を取り締まる名目のもと参加するのだからな。決してピチピチJCJKと仲良くなろうなんて考えていないぞ!」

 ――様々な者に

零次「コンパ…そういう俗なものには… えっ、零下は行くって?なら僕がついていかなきゃ駄目じゃないか!しょうがない…」

美待「貴様程度が呼ぶ女に期待などできないが…まあいい。もしかしたらということもあるだろう。参加してやる。光栄に思えよ」

 ――様々な方法で

緋花「合コン…ですか?闇城さんは参加するんですよね?なら行きます」

零下「…ちょっぴり。気になるかも。友達…できる…かな?」

 ――参加を承諾させた

崎野「なにかと思ったらコンパ?暇なやつねアンタも。まぁたまたま用事もないし付き合ってあげるわよ」

ホナミン「久しぶりだね相棒! えっ?コンパ?緋花もいる?ならいくいく~!」

対馬「あの、前回はありがとうございました。今回も楽しみです。ぜひ参加させてください」

 ――そして

683 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 21:30:34 ID:0A1kCXmM

 ◇ コンパ会場

闇城「それではみなさん」コホン

闇城「お忙しい中、急遽開催されることになったこの会に参加していただき誠に感謝御礼申し上げます」

闇城「各自お飲み物を用意ください」

闇城「それでは――」

一同「「「カンパーイ!!」」」

 ◇

闇城「ってわけで始まるとしよう。今日は歌えや騒げや無礼講!ルールの中で楽しもう!」

桃園「うひょーい!酒はないけど若い子に囲まれて先生嬉しいねえ!」

美待「あなたは本当に教師ですか?その発言ゆくゆくは風紀委員として取り締まる必要性も…」

啄「固いことは却下だ…ここは男同士で見つめ合うような場ではない。麗しき生娘に目を向け、心奪うタイミングを飢えた野獣の眼光で見据える時だ」ククク

零次「うん?どうしたんだい零下?何が食べたい?お兄ちゃんが何でも持ってきてあげるからね?好きに言っていいんだよ」

闇城(やはり想像はしていたが…カオスだ)

684 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 21:39:24 ID:0A1kCXmM
零下「お兄ちゃん、大丈夫だって。零下…自分でできるから…え?お兄ちゃんが不必要?そんなこと言ってないって…」

ホナミン「オーノー! ヒナミンどうしちゃったのその胸!? もしかして虫さされッ?」

崎野「なわけあるかっ!本物よ本物!私はね、アンタとの敗北から一転、勝利を掴んだのよ」エッヘン

緋花「へぇ…すご~い。こんな短期間でも成長するんだね。すごい大きい…」ジー

崎野「更にでかい貴女が言っても皮肉にしか聞こえないんだけど」ピク

対馬「…」キョロキョロ

対馬「…」ジブンノハ

対馬「…」ガックシ

685 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 21:43:26 ID:0A1kCXmM
闇城(あっちもあっちでなかなかにカオス)

闇城「さて、どっから切り込んでいくか」

>>686
どうする?
1 根暗兄妹との会話
2 緋花、崎野、ホナミンとの乳談義に参加
3 対馬との会話
4 その他

686■■■■:2015/07/26(日) 21:49:13 ID:wpbu95X2
2。お好みで3を加えても

687 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 21:56:38 ID:0A1kCXmM
闇城「ほらほら、さっそくいがみ合うなお前ら。正義の味方同士だろ」

崎野「む~何よ。これは女のプライドを掛けた戦いなんだから邪魔するなぁ」

ホナミン「大丈夫だよ、ホナミン別にここで戦おうなんて思ってないから」

ホナミン「それでもいずれ決着は付けさせてもらうけどね」ニッ

緋花「はは。さっきからこんな調子で…」コマッタ

崎野「こいつが私の胸に対して難癖つけてくるのよ。「何があったの?何をしたの?」って」

崎野「これが私の本来の姿、抑えられていたポテンシャル(胸囲)がただ開花しただけだっていうのに疑り深いのよね」フン

闇城「お前、どの口が言うか…」

688 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 22:01:06 ID:0A1kCXmM
ホナミン「だってホナミンも女の子だしそういうのは気になっちゃうんだもん」

闇城「ホナミンも大きくなることに憧れてるのか?」

ホナミン「別に~?動く時邪魔だし肩凝るから今のままでオールオッケィ☆」

崎野「フフ。敗者のボヤキは惨めだね~」エヘヘ

闇城「お前は天狗になり過ぎだぞ。いっとくが過去のお前に突き刺さってるからなその言葉」

緋花「もう。胸のことばっかり二人共闇城さんの影響受けすぎですよ」マッタク

689 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 22:07:07 ID:0A1kCXmM
緋花「もっと女子らしくおしとやかな会話しましょ―よ」

崎野「女子らしいって例えば?」

緋花「そうだね、例えば」

ホナミン「はい!なら根性を発揮したエピソードを…」

崎野「却下」

ホナミン「ぶー…じゃあ恋バナ!これならヒナミンも文句無いでしょ!」

緋花・崎野「こっ…!?」

闇城「お、いいじゃん。女子らしい女子らしい」

緋花「ま、まあ…確かに」

崎野「そりゃそうだけど…」キョドキョド

690 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 22:12:34 ID:0A1kCXmM
闇城「ようし、じゃあじゃんけんに負けた奴が話すってことで。もちろんもし俺が負けなら俺が話そう」

闇城「んじゃテーマは初恋のエピソード!」ノリノリ

崎野「四分の一…」ドギマキ

ホナミン「いいね。この勝負。燃えてきたああああっ!」

緋花「拒否権はないんだね…」ハァ

闇城「まけても恨みっこなしだ。じゃあいくぞ!」

ホナミン「最初はグーッ!☆」

緋花「じゃん、けん…」

崎野「ぽんっ…!」

>>691
結果は?
1 闇城の負け
2 崎野の負け
3 ホナミンの負け
4 緋花の負け

691■■■■:2015/07/26(日) 22:20:28 ID:C534E/56
複数人負けもあり得る………こういう時こそ秒数安価っす
「この書き込み」の秒数1桁の数字が………

1 闇城の負け
2 崎野の負け
3 ホナミンの負け
4 緋花の負け
5 闇城一人勝ち
6 崎野一人勝ち
7 ホナミン一人勝ち
8 緋花一人勝ち
9 誰か2人の負け
0 闇城と誰かの負け

692■■■■:2015/07/26(日) 22:22:37 ID:C534E/56
あっ、誰かの一人勝ちが当たった場合、書くのが大変なら人数絞ってもOKっす

693 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 22:28:58 ID:0A1kCXmM

闇城「げっ」

ホナミン「ほよっ」

崎野「ええ~!?」ガビーン

緋花「よかった~」ホッ

闇城「そうかぁ。これは残念。だがルールはルール。守るしかないよな」

闇城(別に俺の初恋話など安いもんだ。引き換えにこいつらの話を聞けるならな)ニィイ

闇城(どっちもまったく予想がつかない。特にホナミン)

ホナミン「はいは~い!じゃあ私から話すねッ!」

崎野「軽ッ!?そんな簡単に話していいの?」

ホナミン「別に恥ずかしいことでも隠すことでもないからねっ!」

694 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 22:32:09 ID:0A1kCXmM
緋花「もう、ホナミンはオープンすぎるんだから」フフ

ホナミン「んじゃ言うよ。ホナミンの初恋の相手は…」

崎野「…」ゴクリ

闇城「…」ウム

緋花「…」ハイ

ホナミン「相棒!」

三人「」

崎野「相棒って言うと…」

緋花「それってつまり…」

闇城「え? 俺のこと…?」

ホナミン「うん☆」

闇城「マジで…?」

695 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 22:36:03 ID:0A1kCXmM
ホナミン「正確に言うならば(予定)がつくのかな?」

崎野「」

緋花(ヒナミンが完璧に硬直してる…)

闇城「そ、そりゃどういうこった」

ホナミン「え~だからそのままの意味」

ホナミン「男女のペアで数々の激闘をくぐり抜けていった先、お互いの心は友情から愛情へと変わっていくのッ!」

ホナミン「そう、相棒から恋人へ!あー!こういう熱い展開。たまらないよねッ!」

崎野「」

崎野「」ハッ

696 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 22:38:48 ID:0A1kCXmM
崎野「な、何よそれ。要は今はまだ好きとかいうわけじゃないってことじゃん」

ホナミン「まあね!」エヘン

崎野「いばって言うな!」ムキャー

ホナミン「だって仕方ないもん。ホナミンはまだ初恋してないんだから」ムゥ

闇城「いや、なるほど…たしかにホナミンらしいな」

緋花「ですね」

崎野「…まったく、しれっとツバつけてるんじゃないわよ」ボソッ

697 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 22:43:48 ID:0A1kCXmM
闇城「じゃあ次はどっちから話す。恥ずかしいなら俺からでもいいぜ?」

崎野「ちょ!待ちなさい」

崎野(どうしようどうしようどうしよう。どうせ言うんだったら後でも先でも関係ないけど)

崎野(こいつの話聞いた後だとすごい言いにくいかも…いやいや、そんな気にしなくてもいいじゃない!)

崎野(あ~もう!何一々考えてるのよ私!)

崎野「言う!私が先!」

闇城「おっ、そうか?」

ホナミン「ヒナミンの初恋かぁ。恋でもライバルにならないといいね☆」

崎野「は、はぁあああ!? わけわかんないんですけど!!///」カーッ

698 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 22:53:34 ID:0A1kCXmM
緋花(ホナミンの煽りが的確なのか、ヒナミンの耐性が皆無なのか)

緋花(この場合どっちなんだろう…)

闇城「ほらほら、言うんだろ? 早くし給え」ドヤァ

崎野「ク、クゥゥ…」ギリッ

崎野「いいわよ!心して聞きなさい」

崎野「私の初恋の相手は…」

崎野(どうしよ…本当の事言う?で、でも…ぬぅぅぅ…)

>>699の秒数一桁で決定

1 昆虫怪人軍団幹部 ヘラクレス将軍
2 完全武装少女ヒナミン
3 堕ちverヒナミン
4 昆虫怪人軍団幹部 ヘラクレス将軍
5 闇城
6 昆虫怪人軍団幹部 ヘラクレス将軍
7 堕ちverヒナミン
8 完全武装少女ヒナミン
9 昆虫怪人軍団幹部 ヘラクレス将軍
0 啄キャンセル

699■■■■:2015/07/26(日) 22:59:37 ID:Zg9YyogE
啄ー!早く来てくれー!

700■■■■:2015/07/26(日) 23:00:24 ID:wpbu95X2
昆虫将軍妙に多すぎるwww

ちなみにジャンケン1人勝ちした緋花だと誰ってことになってたんだろう

701 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 23:08:49 ID:0A1kCXmM
まぁそうなりますよねw
5だったらヒナミン√でした
緋花なら…やっぱゴリr…緑川先生かな!
――――――――――――――――――

崎野「ふ、フフフ」

崎野「私のこの恰好を見ても分からないの?」ザバァ

闇城「またその恰好かよ!ていうか下に着てたんだ!?」

ヒナミン「そう!マジカルハートにイグニッション!!完全武装少女ヒナミンとは私のことだよ!」キラッ

緋花「わぁ!言わなくてもわかることを堂々と言い切った!」

ホナミン「ふふ、その姿に変身したってことは本気なんだね!」

闇城「いやどういうことだよ!」

ヒナミン「私の初恋の相手?そんなの決まってるじゃない、姿を模倣するほど恋にこがれているの!」

ヒナミン「今までの正義感を投げ捨てて悪の組織昆虫怪人軍団に寝返ったヒナミンver堕にね!」

702 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 23:14:03 ID:0A1kCXmM
闇城「…」

闇城「…あ~」

ホナミン「…うん」

緋花「なるほど」

ヒナミン「な、何よその微妙な反応」

闇城「いや。これは俺のレギュレーション設定が甘かった」

ホナミン「さすがに創作の人物をだすのは…ネ?それならホナミンだってホナミンって言ったもん」

緋花「そもそも同性ですし」

ヒナミン「むぅ~だってそうなんだから仕方ないじゃない!」

ヒナミン(私だってこの選択は逃げってことはわかってたわよ)

ヒナミン(でも本当のことを…本当の人物を…)

ヒナミン(こんな場で言えるわけ無いでしょうが!!)ムキャー

703 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 23:17:55 ID:0A1kCXmM
崎野「…」ショボーン

緋花「あ、服着たんだ」

ホナミン「じゃあじゃあ次は相棒の番だね!」

ホナミン「別にホナミンって言ってもいいんだよ?」エヘヘ

ホナミン「そしたら相思相愛ってことで今すぐにでも付き合えちゃうネ?」

崎野「ば、馬鹿言ってるんじゃない!あんたは(予定)でしょうが!」

闇城「まあまあ、それもお楽しみってとこだな」ニヤニヤ

緋花「勿体つけずに早く言ってください」

対馬「…ゴクリ」 ヌスミギキ

704 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 23:23:07 ID:0A1kCXmM
闇城「俺の初恋の相手はだな…」

崎野・緋花・ホナミン「…!」ゴクリ



対馬「…」ソワソワ

啄「…」オレカ?

闇城「>>705だ」

>>705
誰?(初出キャラでもOK。しかしホモはNG)

705■■■■:2015/07/26(日) 23:33:03 ID:C534E/56
苛句沙うそですごめんなさい。破輩先輩殿か対馬影華か初出キャラの誰かのうち、いずれか1人

706 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 23:45:25 ID:0A1kCXmM
闇城「…」キョロキョロ

対馬「…」

闇城「…」ヨシ

闇城「対馬ちゃんだ」ボソッ

崎野「え``」

ホナミン「ほほう!」

緋花「というと…今あそこにいる子ですよね」

闇城「」コク

707 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 23:49:10 ID:0A1kCXmM
闇城「一応言っておくとあくまで初恋、俺が初めて意識した子ってだけなんだ」

闇城「だから早くアタックしろよみたいな誘導は簡便な。昔と今とじゃ状況も俺の心も違うからな」

緋花「じゃあ今は好きじゃないんですか?」コソ

闇城「そういうわけじゃないけど…」

闇城「とにかく難しいんだ」

ホナミン「じゃあその意識したキッカケというのは?」

崎野「」ポカーン

闇城「それはな、俺が中二の時お助けマンみたいな活動をしていた時のことだ」

708 ◆8TJkvamSm6:2015/07/26(日) 23:58:20 ID:0A1kCXmM
闇城「たまたま俺が困っていた対馬ちゃんを助けたことが始まりだ」

闇城「それ以来対馬ちゃんとはちょくちょく会うようになってな」

闇城「その当時の俺はやってることはたしかにお助け的なものだったが、その行動と見た目が奇抜だったせいで周りからは一歩引かれていた。助けた人物にもな」

闇城「けど、対馬ちゃんは俺の行動に、考えに賛同してくれた。時には差し入れやらで援助もしてくれたんだ」

闇城「まあそこまで親しい異性もいなかったからな。意識しちまってたってわけだ」

緋花「めずらしくまともなエピソードですね」

闇城「まあな。まともな子と関わるとまともなエピソードになるのだよな、これが」

ホナミン「ふぅ~ん。今はどうなの?」

闇城「だからそれは…そうだな、昔ほど意識はしてない」

闇城「それに対馬ちゃんは対馬ちゃんなりの生き方があるからな俺みたいな半端者が深く干渉しちゃいけない気がするのだぜ」

闇城「それに今くらいの関係も悪く無いと思ってるし」

崎野「…」

709 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 00:04:40 ID:3TKy6lG2
崎野(まさか初恋の相手がこんな近くにいるなんてね…!)

崎野(予想外の伏兵…だけどその気持が薄れてるなら大丈夫かな)

崎野(そう、彼女が闇城のむかしの気持ちを意図して掘り起こさない限りは…)ハッ

崎野「――ッ!」クルッ

対馬「…!!」アワワ

対馬「」プイ

崎野(まさか…聞いてたの?今の話?)

崎野(てことは…てことは…!)

崎野(いやいや、なんだ私。なんで焦る必要が…)

崎野(いや…もうわかってるくせにとぼけるのはやめよう、時間の無駄)

崎野(私は…そう、私の本当の初恋はこいつなんだ…)

崎野(だから…それが叶わなくなることを…恐れてる)

崎野(一度自覚したら、少し気が楽になったかな)フ

崎野(でも、これからどうしよ…)

710 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 00:09:10 ID:3TKy6lG2
 
 ◇

対馬(…)

対馬(…闇城さん)

対馬(どうしよう。動悸が止まらないよ)ドッドッドッ

対馬(嬉しいんだけど…嬉しいんだけど複雑)

対馬(今はそれほど意識してないんだよね…それは私がチャンスを逃してたってことなのかな?)

対馬(もしもっと早くに思いを伝えられてたら…!)

対馬(ううん…駄目だよ。そんな勇気、あの時の私にはなかった)

711 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 00:13:14 ID:3TKy6lG2
対馬(…)

対馬(……なら)

対馬(なら今は?)

対馬(今なら…今なら…)

対馬(まだ間に合うのかな…?もし今言えば、闇城さんは…)

対馬(私って…ずるい女だ。自分が傷つきたくないからずっと逃げてきたのに、大丈夫ってわかった途端に手のひら返し)

対馬(でも…ズルでもしなきゃ…)

対馬(私は勝てないよ。闇城さんの周りには私なんかよりもっともっと魅力的な人がいるんだもん)

対馬(正々堂々なんて力がある人だけが言えることなんだ…! 非力な人は回り道して他の手を探すのが常套手段なんだから)

712 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 00:19:25 ID:3TKy6lG2

対馬「」グーッ

対馬(考えたら、お腹すいてきちゃった)

対馬(ここ、ビュッフェスタイルの店なんだっけ)

対馬(じゃあなにかご飯取ってこよ、考えるのはその後だね)スッ

 ◇

対馬「わあ。どれも美味しそうだな」

対馬「ん~でもお肉ばっかじゃ駄目だよね。野菜もしっかりとらな」

 ドンッ

対馬「あ、すみません!前見てなくて…!」

??「…」

>>713の秒数一桁で決定
1 闇城
2 美待
3 啄
4 桃園
5 零次
6 零下
7 崎野
8 ホナミン
9 緋花
0 >>714(合コンメンバー以外も可)

713■■■■:2015/07/27(月) 00:26:47 ID:Gy6985mI
さて誰だ

714 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 00:34:56 ID:3TKy6lG2
修羅場ktkr
―――――

崎野「…」

対馬「あ、」

崎野「こっちもよそ見してたからお互い様ということで」ニコ

対馬「え、ええ…」

崎野「それとは全く関係ない話なんだけどさ」

対馬「はい」

崎野「さっきの話聞こえてたんだよね?」

715 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 00:40:38 ID:3TKy6lG2
対馬「う…」

対馬「…はい//」カーッ

崎野「そっか……」

崎野「それで?それを知ったわけだけど影華はどうするの?」

対馬「…」

対馬「あの、もしかしてですけどヒナミさん」

対馬「私が闇城さんのこと…あれなの、わかっていました?」

崎野「まあね」

崎野「貴女と最初にあった時点で薄々気付いてたわよ」

崎野「バッファローゲームなんかクソみたいなゲームでも楽しそうにしてたし、なによりアイツを見る頻度とその表情ね」

716 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 00:49:45 ID:3TKy6lG2
崎野「あれじゃ自分からバラしてるようなものよ」ハァ

崎野「何故かあのバカは気づかなかったようだけど」

対馬「そんな、恥ずかしい…//」

崎野「もう一度聞くけど、どうするの?告白しちゃう?」

崎野(勢いで聞いちゃったけど、もし彼女がはいと言ったら)

崎野(私は…)

対馬「私は…」

崎野(私は…!)

対馬「私は…!」

>>717
二人はどうするか?
秒数一桁で決定

   対馬    崎野
1 告白する  後押しする
2 告白しない 後押しする
3 告白する  阻止する
4 告白しない 阻止する
5 告白する  後押しする
6 告白しない 後押しする
7 告白する  阻止する
8 告白しない 阻止する
9 告白する  阻止する
0 告白しない 阻止する

717■■■■:2015/07/27(月) 07:54:20 ID:DDfZPS4c
マジカルハートにイグニッション!

718 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 12:38:40 ID:3TKy6lG2
対馬「やっぱ…無理ですよ」

対馬「だって今の闇城さんは昔の闇城さんじゃないから」

崎野「…!」

対馬「いろいろ考えたんです、考えて考えて…!それでもやっぱ無理だなって」

崎野「そう」

崎野(なんでだろう。なんか釈然としない)

崎野(本当は安堵するべきなんじゃないの?ライバルが消えて)

崎野(なのに、なんだろうこの感じ…!)

719 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 12:43:01 ID:3TKy6lG2
崎野「それでいいの」

対馬「いいわけ…!  ないです…ょ」シュン

崎野「じゃあ無理なんて言うな。諦めもつかないくせして悟った風に語るんじゃない!」

崎野「ヒナミン的にはそういうのが一番嫌!大人ぶって、一歩引いてるくせに未練タラタラでなっさけないったりゃありゃしないわ!」

対馬「そんな…!」

崎野「…」フー

崎野「影華、貴女次第よ。諦めるならすっぱり諦める。挑戦するならガツンと行きなさいよ。じゃないといつまでたっても進歩がない」

対馬「…!…!…!」

720 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 12:47:32 ID:3TKy6lG2
崎野(何様だって顔してるね…)

崎野(ま、その通りなんだけど)

崎野(でもね、貴女がどっちかを選択してくれなきゃ私も動けないんだから)

崎野(貴女の思いが続いたままなのに私が抜け駆けなんかしたら、どっちも辛いでしょう?)

対馬「なんで…?どうしてそこまでして私の背中を押してくれるんですか」

崎野「余計なお世話って思ってる?」

対馬「…」コクリ

崎野「世話してやってるわけじゃないのよ。私だって」

721 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 12:51:01 ID:3TKy6lG2
崎野「私は私のためにやってるの」

対馬「どういうことですか?」

崎野「貴方がはっきり白黒つけたらようやく私が選択できる」

崎野「私が…」カーッ

崎野「…///」

崎野「闇城を諦めるか、否かのね」

対馬「そ、れは?」

対馬「つまり…その…ヒナミさんも闇城さんのことが…?」

崎野「…///」コク

722 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 12:52:43 ID:3TKy6lG2
対馬「そっか…」

対馬「……」

崎野「驚いた?」

対馬「いえ…なんか嬉しくて」

崎野「嬉しいって…」

対馬「自分だけじゃないってことがわかってホッとしたんです」

対馬「けど、なら…!」

対馬「私が抜け駆けなんてフェアじゃありませんよ!」ムッ

723 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 12:57:12 ID:3TKy6lG2
崎野「いいの。闇城の初恋は貴女なんだしその権利はあるはず」

対馬「よくありません!分かったんです…!」

対馬「確かに自分は地味です。これと言って奏でた特技も持ち合わせていないんです」

対馬「ヒナミさんとか他の人達に比べたら見劣りするかもだけど…!」

対馬「それでもやっぱり、対等に立ち向かっていきたいって思ったんです」

対馬「だから…先手必勝じゃなくて平等に…!」

対馬「告白するんだったら一緒にしましょうよ!」

崎野「」

崎野「は、はぁ!? なにそれ。いきなり」

対馬「いきなりでもなんでもありません。もうずっとヒナミさんだって闇城さんを思い続けていたんでしょう?」

対馬「もう夏休みも終わりです。これを逃したら次会う機会なんて、そうそうないですよ」

崎野「それは、そうだけど」

724 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 13:03:52 ID:3TKy6lG2
崎野(まさかこんな展開に…)

崎野(二人で同時に…?それじゃどっちか片方は…)

崎野(……)

崎野「」スクッ

崎野「一つだけ言っておくわ」

対馬「なんでしょう」ムッ

崎野「もしあいつに選ばれなくても恨まない。あなたはすっぱり忘れれる?私ならできる」

崎野「できないのならそんな事言わないほうがいいわ」

対馬「忘れることなんて…出来るわけないじゃないですか」

崎野「じゃあ」

対馬「忘れません。だけどそれを背負っていきます」

対馬「背負って背負って歩いていきます。ヒナミさんを祝福しながら」

崎野「…」

725 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 13:05:39 ID:3TKy6lG2
崎野「…」

崎野「…不器用な人」

崎野「でも分かった。恨みっこはなしってことには同意するみたいだし」

崎野「いいよ。しようじゃない。――一緒に」

対馬「…はい」コク

726 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 13:09:53 ID:3TKy6lG2

  ◇ 屋外にて

闇城「なんだなんだ?いきなり呼び出して」

闇城「崎野と対馬ちゃん。まさかこの二人で再びバッファローゲームの再開かっ!?」

対馬「闇城さん」

崎野「真剣に聞いて」

闇城「え、」キョトン

闇城「お、おう…」ナンダナンダ

崎野「」チラッ

対馬「」チラッ

崎野・対馬「」コクッ

727 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 13:15:22 ID:3TKy6lG2
崎野「好き…ッ、だから///」

対馬「私達どっちも///」

闇城「お、え、あ、とと?」

崎野「だから――」

対馬「選んでください!」

崎野・対馬「どっちと付き合うかを!」バンッ

728 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 13:19:17 ID:3TKy6lG2
 どうやら俺は疲れているらしい。
 確かに最近は暑い日が続く。だからと言ってこんな恥ずかしい幻聴はないだろう。こんなのは布団の中で妄想して後にもだえ苦しむそれだ。

闇城「悪い、聞こえ」

崎野「ヒナミんチョーップ!!」ベシッ

闇城「ヘグゥ?!」

対馬「聞こえなかったとは言わせませんからね!?」

対馬「聞こえるくらい頑張って大声で言ったんですから!!」カーッ

闇城「え、その反応って…ガチで言ってるのでせうか?」

崎野「こんなこと冗談で言うか、バカ!//」

闇城「…」

729 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 13:22:40 ID:3TKy6lG2
闇城「ほえええええええええええええええええええええ!?!?!?!!?」

闇城「え、え、え、え、ええええええええ!?」

闇城「待て待て待て待て!!」

崎野「待たない」

対馬「待ちません」

闇城(馬鹿野郎!ノーガードの相手にいきなりボディブロー叩き込んでくる奴があるか!!)

闇城(なんの心構え一つしてこなかった俺にはもはやどうしていのかわけわからん!?!)

闇城(やばい、やばい、ぞ!でもなにか返事を…)

闇城(ていうか好き?俺のことを?二人共!?)

闇城(そして俺は選ばなきゃいけないのか!?どっちかを!?)

730 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 13:26:32 ID:3TKy6lG2
闇城「」チラッ

崎野「…//」ソワソワ

対馬「//」カーッ

闇城(まじか…)

闇城(…よし、状況整理は確認した)

闇城(なに、冷静になれば難しい選択じゃない)

闇城(俺がどっちのほうが好きなのか、それに対して答えればいいだけのことだ)

闇城(どっちも、とか選べないなんて半端な選択はこいつらの勇気に対する侮辱だ)

闇城(男なら…はっきり決めるべきだよな。だりぃけど)

731 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 13:37:40 ID:3TKy6lG2
ヒナミンとの活動日数のほうが多いので
若干ヒナミンのが有利ですw
―――――――――――――――――


闇城「そうか、じゃあ言うぞ」

崎野「っ」

  ざわ…

対馬「~~ッ!」ギュウ

        ざわ…

闇城「俺は…」

――私知ってますよ? 闇城さんは一見めんどくさがり屋に見えて、実は誰よりも他の人のことを気にかけていることを

――バカ・・・嫌いだったら、助けになんて来ないわよ・・・

闇城「>>732が好きだ」

>>732の秒数一桁で決定

1、2、3、5、7、9
崎野

4、6、8、0
対馬

732■■■■:2015/07/27(月) 16:30:10 ID:9ZJVduvk
どうなる?

733 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 19:07:59 ID:3TKy6lG2

 ◇ ――数カ月後、とある保育園

 キャー ワーワー ヤホー

園児A「あっ、影華ちゃんきた~!」ワー

対馬「こらこら、ここでは影華お姉さんでしょ、もう」

園児B「てことはあのダークキャッスルもくるんだな~」ヒューヒュー

対馬「ダークキャッスルって…」

園児C「だって自分のことそう言ってたよ!」

園児D「ねえねえ、ダークキャッスルとどこまで行ったの?手繋いだ?チューした?」

対馬「ちゅ、チュウなんて…///」

園児A「影華ちゃん遅いよ~。もう付き合ってるんでしょ」

対馬「それはそうだけd…って何言わせるんですか!もう」プン

対馬「君たちにはまだ早いことです!」

園児B「ふ~ん、ならいいもんね~」ニヒ

園児C「ダークキャッスルに聞くから」ネッ

734 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 19:14:51 ID:3TKy6lG2
対馬「えっ…て、」

??「よ、ガキンチョ共元気してたか!」

園児D「わーダークキャッスルだ! ねえねえ聞きたいことあるんだけど~!」

??「ほほう…なんでも言っていいぞ。この「はびこる深淵の絶界・ダークキャッスル」こと闇城降魔に答えられないことはない!」

園児A「影華ちゃんとエッチなことした?」キョト

闇城「ぶっふぉおお!」ドグシャ

園児C「なに大げさなリアクションで吹っ飛んでんだよ! ほら答えろよダークキャッスル!答えられないことはないんだろ」

闇城「ぐぬぬ…このマセガキどもが」

闇城「いいか、それは大人の話だ。毛も生え揃わないガキンチョはママのおっぱいでもすって我慢しときな」ヘン

闇城「な、影華?」ギュ

対馬「ひやっ/// いきなり肩に手をかけないでくださいよ!驚くじゃないですか」

対馬「…バカこーま」ポッ

735 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 19:21:39 ID:3TKy6lG2
 ワーワーラブラブダー ヤッパデキテンジャン

闇城「ええい黙れよ黙れ愚民ども。今日わざわざここに来てやったのは言うまでもない」

園児D「ああ、そうだった!モロコシヘッド・ヴァーサス・3ゴリ川先生の続き!話してくれんだよな!」

園児A「ちげーよ!だいろくてんまおー襲来! 救世主魔術師伝説の話だろ」

闇城「ふふ、2本立てに決まってんだろおおお!!」

 ワーワーワー ヤッター クカカ…タノシミダネェ

園長「やれやれ、ボランティアで遊びに来てくれるのは助かるんだけど、あの口調はなんとかならないかねえ」

対馬「すいません。こーま、年下にはいつもあんな感じなんで」ハハ

園長「ま、いいけどね。おかげで随分とこの園も賑やかになった。身内のいないここの子どもたちにはああいう兄貴分的存在が必要だったんだろう」

対馬「そうですね。なんやかんや言ってこーまのいうこと聞いてますし」

園長「それに君もずいぶんと変わったしね」ニコ

736 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 19:37:36 ID:3TKy6lG2
対馬「わ、私もですか?//」

園長「ああ、なんか憑き物が落ちたみたいに元気になって。悩みの種が消えたってところかな?」

対馬「そ、そんな。私はいつだって元気ですよ!」アワワ

園長「そうだね。じゃあいつもよりさらに元気になったと言っておこう」フフ

対馬「もう園長先生までからかうんですか」ムゥ

対馬「まったく…」

 ソコデ モロコシヘッドノ イチゼンクゥン ハ ナント!!

 オオー パネェ… ソノアタマハ カザリジャナカッタンダナ

対馬「…//」モゥ


 ……ザァァァ


 夏休みが明けてもう2ヶ月が過ぎようとしています。

 最近、毎日が楽しい。特にこうやって闇城さん…ううん、こーまと一緒に保育園に行く日がすごく楽しい。

 これもあの時の一歩のおかげ。背中を押してくれたあの子と、勇気を持てた自分と、それを受け止めてくれたこーまのおかげだと思う。

 色んなことがあって、色んな人に出会って、いま私はここにいるんだ。だからこそ…それを無駄にしないためにもこの時を一生懸命生きようと思う。

 そう、絶対に手放さない。ようやく手に入れたんだから。


対馬「もう、そんなに走り回ってると危ないよ、みんなー」


 赤く色づく葉が散る中で、その人はいる。たくさんの子供とはしゃぎながら笑っている。

 私はそれを見つめている。いつまでもこんなに楽しい時が続くようにひっそりと祈りながら――――。





 完

737■■■■:2015/07/27(月) 20:02:39 ID:9GtZeppU
乙です。
若干イレギュラーなことも多い安価SSですが、綺麗にまとまってよかったと思います


しかし他の面々の様子など………まだまだ安価闇城ワールドは終わらない!
という期待もまたありますな!

738■■■■:2015/07/27(月) 20:03:35 ID:9ZJVduvk

ヒナミンルートを期待していたが対馬ルートも案外悪くなかったと思う俺ガイル
ところでこのssはwikiに載せないのかな?

739 ◆8TJkvamSm6:2015/07/27(月) 20:19:03 ID:3TKy6lG2
ヒナミンはやはり秒数安価には弱いんだね…
60%を勝ち取れなかったか(´・ω・`)

ん~wikiにか。
作者交代やら安価SSやら台本形式やら例外的な要素盛りだくさんだけど大丈夫なんかな
こういう時は安価(アンケート)で決めるしかねえ

1 載っけちまうZE
2 やめておくZE
3 本スレに相談だZE
4 その他

740■■■■:2015/07/27(月) 23:33:03 ID:9GtZeppU
4 同日の他キャラ視点か続きの日もやってみようZE………作者さんの気が向いたら
 俺個人の意見ではwikiに載せないからフリーダムにできたと思うから、2だZE
 でもこれは俺1人の意見じゃ決めらんないZEEEE!!

>>739
確かにヒナミンは妙に秒数安価運が悪いですなw(別スレのアナザーストーリーでも)

741■■■■:2015/07/28(火) 01:38:46 ID:yf2Ax/lU
3 とりま聞いてみるだけ聞いてみるのも手ですぜ
宣伝の意味合いも兼ねてw
個人的には日ごとに纏められてると振り返りやすくて有り難いが

742 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 04:19:39 ID:MR7CNGVU
>>740
なるほど、確かに載せること意識してないかったから伸び伸びできたという側面もあるね
けど、もしWIKIに登録するようになってもこのノリで行くつもりですぜ

続きは書きやす(このままじゃ報われないキャラも多いので)
目標は31日目で完結だけどなるべくこのスレで収めたいんで、駆け足気味になるかも

>>741
本スレ住民達のリアクションが気になる反面ちょっと怖いなw
まあ宣伝にはなるのか…?うーん??


よし、ダメと言われたらすっぱり諦める覚悟で聞いてきやす

743■■■■:2015/07/28(火) 06:48:00 ID:lh9/I96k
>>742
別スレ(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/6947/1310176350/43-)
で、闇城「安価でめんどくさい夏休みを送る」IFストーリーを書かせてもらっている作者です。

このスレで収まらないなら、IFストーリーに使っているスレを使ってもらっても大丈夫です。
むしろ駆け足になってしまうなら、ここも使ってのびのび行うのがいいかと思います。
そして便乗するような形で申し訳ありませんが、wiki登録OKならこちらの掲載許可もお願いしてきます。

あとこれは余談ですが、初代さんも「夏休みは30日くらい」という認識でしたが、
私の地元では夏休みは「7月20日の海の日から8月31日」までの『約40日』くらいでした。
ちなみにちょっと個人情報ではあるのですが、地元は日本の南の方です。

744 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 11:57:07 ID:MR7CNGVU
>>743
まじですか。ではもしも足りなくなりそうでしたら使わせていただきやす

なんか一日目=8月1日のイメージがありやした。なぜだ?
まあ今回は31日で〆の形で行きたいと思います
それじゃ始めます

745 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 12:09:38 ID:MR7CNGVU
 27日目

 昨日のコンパ、特に当たり障りなく終わった。
 美待の野郎は相変わらずの傍若無人っぷりだったけど女子には真摯に対応していたんで良しとしよう。
 根暗兄妹は結局ふたりきりで話してることが多かったな。もう少しいろんな奴と交流すればいいのだが、それは今後の成長として見守っていく所存である。
 桃園先生は、ひたすら女子に絡もうとしていたが、途中同僚の人に見つかってフェードアウト、言い様だったぜ。
 俺はというと、崎野から恋話を聞こうとしたところで啄に邪魔され貴重なチャンスを棒に振っちまった。その後はみんなでド定番の王様ゲームやら、人生ゲームをして終了といったところだ。
 遊ぶ内容としては充実していたが、俺としては少し物足りなかったり…

闇城「…っと、こんなものか」

闇城「日記もついにここまで埋まったか、感慨深いな」フム

 ミーン ミーン

闇城「つうか、セミうるせえ」

闇城「やっぱ外だとこんなに聞こえてくるもんなのか…」

 ミーン ミーン ミーン ミーン

闇城「しっかし遅いな>>746のやつ。ここで待ち合わせって言ってたのに」


>>746
誰との待ち合わせ?

746■■■■:2015/07/28(火) 12:12:58 ID:As1DpOvs
前回の合コンで出そびれた破輩先輩

747 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 12:22:34 ID:MR7CNGVU
破輩「すまん。待たせたな」

闇城「ホントっすよ。あまりにも暇なもんだから外で日記なんか付けてました」

破輩「日記?お前がか…?」キョトン

破輩「意外とマメなところがあるんだな」プッ

闇城「なぜそこで笑う?!」

破輩「そんなことはどうでもいい。さっさと行くぞ」

闇城「行くってどこにっすか。用事があるから付き合えとしか聞いてないんだけど」

闇城「できれば面倒ごとには…」ハハ

破輩「阿呆だな。お前は」

闇城「へ?」

破輩「私との用事で今までめんどくさくないものだった例があるか?」ニヤ

闇城「デスヨネー」

748 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 12:32:36 ID:MR7CNGVU

 ◇

 テクテク

闇城「それで、なにか手がかりは見つかったんすか」

破輩「いや、特には」

闇城「あらま。もう夏休みも終わりっすよ」

破輩「そうだな。グズグズはしていられない」

破輩「だがここで一つ気になる情報が舞い込んできた」

闇城「?」

破輩「噂によると、とある一画で風輪生らしき人物の何人かがもめていたとのこと」

破輩「やめるだのやめないだの、分裂だの下克上だの」

破輩「どれもあまり穏やかではないワードだな」

749 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 12:42:05 ID:MR7CNGVU
闇城「そいつらも一枚岩じゃなかったってことかね?」

破輩「そうかもな。だとすれば組織としての結束が弱まっている今がチャンスとも考えられるな」

闇城「そりゃそうっすけど、それだけの手がかりじゃどう切り込んでいけばいいものやら」

破輩「いやここでもう一つキーとなるワードがある。その会話の中で一人の風輪生の名が聞こえてきたらしい」

闇城「もしかしたらそいつがなにかしらの関わりを持ってるかも…ってことっすね」

破輩「その通り。だから今そいつのもとに向かってる」

破輩「>>760のところにな」

>>760
名前が上がった人物とは?
1 黒丹羽
2 一善
3 坂東将生
4 神奈音響
5 その他(風輪生)

750 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 12:42:46 ID:MR7CNGVU
みすた
>>751

751■■■■:2015/07/28(火) 13:41:02 ID:lh9/I96k
実は初出の3

752 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 16:31:28 ID:MR7CNGVU
闇城「坂東将生…?」

破輩「なんだ?心当たりでもあるのか」

闇城「いやまったく」アッケラカン

闇城「その坂東って奴は学校じゃどんな人物なんだ?」

破輩「学年は私と同じだがそこまで目立つやつじゃないな」

破輩「いや外見はかなり目立つ方なんだが、不良かと言われればそう言うほどでもない」

破輩「前に一度理科室の電子機器を壊したんで説教したくらいか」

闇城「ふ~ん。ま、とりあえず行ってみようぜ。実際会って話したほうがわかるだろ」

破輩「そうだな、男子寮はもうすぐだ」

753 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 16:36:50 ID:MR7CNGVU

 ◇ 風輪学園・男子寮

破輩「え~と、確かこの階だったな」

闇城「意外と綺麗なんだな」キョロキョロ

破輩「当たり前だ、風紀委員がここの点検も行ってるんだから」

闇城「げ、そんなことまでやんのですかい」

破輩「当たり前だろ? おっ、この部屋だ」

闇城「よし潜入!って…」

 ガチャガチャ

闇城「鍵がかかってるな…」

破輩「インターホンを鳴らしても反応がない」

闇城「留守ですかい?」

破輩「いや、居留守かも知れない」

破輩「合鍵は既に調達済みだ。入ってみるとするか」キラン

754 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 16:46:14 ID:MR7CNGVU

闇城「いいんすか、プライバシーの侵害なんじゃ」

破輩「状況が状況だからなもう手段を選んでる余裕も少ないんだよ」

破輩「それにいいだろ?男なんて見られて困るのはベットの下くらいなんだから」

闇城「それは色々と独断と偏見があるような…」ヒテイハデキナイガ

 ガチャ

破輩「よし。開いた」

闇城「すまぬ。坂東って人。これも事件解決のためと思って…」


 ◇ 部屋


破輩「ふ~む。予想はしていたが相当散らかってるな」

闇城「夏なんだから生ごみはせめて片付けてくれよ」クセッ

闇城「つーかエロ本も普通に散乱してるし。何のためにベッド下という空間があるのか」

破輩「――! これは…」

闇城「なにか見つけたんすか?」

破輩「これは…>>755か?」

1 血痕
2 何かの鍵
3 何かの計画書
4 その他

755■■■■:2015/07/28(火) 17:59:39 ID:As1DpOvs
3

756 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 19:34:06 ID:MR7CNGVU
破輩「計画書…にしてはやけにざっくりとしたものだな」

闇城「どれどれ」パシッ

 【新リーダー就任式】
 8月27日 午後4時

 例の場所にて開始。絶対参加。
 これに参加しない者は後の粛清対象として重罰に処す。
 旧リーダーの解任と承認をもってこの会を終了とする。

闇城「なんだこれ」

破輩「坂東が何かしらの組織に入っているという話は聞かないが、これを見る限りだとどこかの組織のものだな」

闇城「ヘッドの交代か?なんかスキルアウトみたいだな」

破輩「坂東は能力者だ。スキルアウトということはないだろう」ウム

闇城「あ、そっか。じゃあなんなんだこれ?」

破輩「…」

757 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 19:38:55 ID:MR7CNGVU
闇城「日付は今日になってるぜ? 午後4時からだと今から2時間弱ってところか」

破輩「場所がわからないんじゃな。何かのヒントでもあれば良いんだが」

闇城「潜入する気ですかい」

破輩「ああ。もしかしたらこの組織が風輪を荒らす奴らの巣窟という可能性もある」

闇城「あ、そっか…」

闇城「じゃあなおさら時間には間に合わせねえと」

破輩「よし。時間もないことだ。一回、支部に戻るぞ」

闇城「何か考えが?」

破輩「ああ、うちの情報担当を舐めるんじゃないぞ」ニッ

758 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 19:46:06 ID:MR7CNGVU

 ◇ 病院にて

アルジュナ「こんなものか…と」フゥ

アルジュナ「うっし、ようやくここともおさらばだ。グッバイまずい病院食。そしてようこそクリシュナの手作りご飯!」

アルジュナ「傷が癒えるのにまさかここまで時間がかかるとはな、いや退屈だったね」

アルジュナ「そしてこれからもこんな退屈な生活を送るであろうお前さんには同情だネ」

アルジュナ「って、無視かヨ!?このクソ仏頂面!」

黒丹羽「…」

アルジュナ「どうしたんだヨ。そんな携帯をまじまじと見つめて」

アルジュナ「ツーカ。いつも以上に無口だナ?」

アルジュナ「ははーん。さてはいつもの子が見舞いに来てくれないから落ち込んでんだろ」ヒュー

759 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 19:56:33 ID:MR7CNGVU
黒丹羽「…」カチャ

アルジュナ「お、ようやくこっち向いたか」

黒丹羽「…」スクッ

アルジュナ「で、無視と…つーかどうした。まだ傷治りきってないんだろ。なに出かけようとしてんだよ」

黒丹羽「…」

アルジュナ「オーケィオーケィ。そんなに俺様と話すのがイヤナンデスネ。アルジュナショックだわ。いやマジで」

アルジュナ「ってマジで出て行く気か!?やめとけやめとけ。また入院期間を伸ばすだけだぞ」

黒丹羽「さっきからうるさい。ただの散歩だ」

黒丹羽「体慣らしの運動も兼ねてのな」

アルジュナ「ほ~ん。知らねえからナ。また看護師サンに怒られても。あ、でも俺も今日でいなくなるんだから関係ないか」ハハハ

760 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 20:08:33 ID:MR7CNGVU
黒丹羽「じゃあな、インド。もうその暑苦しい顔見せるなよ」ガラッ

アルジュナ「インドって!?」

アルジュナ「まじで行っちまいやがった…」

アルジュナ「…」フーム

 ◇ 例の場所

一善「さぁて。今日は楽しい楽しいお祭りだ」

一善「楽しもうじゃねェか」キヒ

坂東将生「…」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/53.html

神奈音響「も、問題ないYO」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/410.html

中円良朝「ついに木原さんがこの組織のリーダとなる日が来たんですね。あぁ…楽しみだなあ」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/44.html

一善「あぁ。いい加減奴のヌルいやり方にもイライラしていたからョ。俺があいつの下ってわけじゃねえが、ま、つまるところの下克上だ」ニッ

坂東「…なあ木原」

一善「なんだョ」

坂東「お前がトップになったらどう変わるんだ?」

761 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 20:16:46 ID:MR7CNGVU

一善「聞きてぇか。そうだな」

一善「これだけの能力者が揃ってるんだ。学園内なんてちっぽけな場所は飛び出してもっともっと闇に沈んでいこうじゃねか」

一善「テメエら一般人は知らねえだろうがョ。この街にゃ腐るほど闇が転がってやがる」

一善「そこで活動する奴らは通常じゃ考えられないほどの金、女、権力を持ってんだ」

一善「どうだ。フェアじゃねえよな?そこでふんぞり返ってるクソどもの足元を掬ってみたくはねえか?」ニィ

一善「そしてそいつらが持つものを俺らが奪取すんだョ。面白そうだろ」

神奈「さっすが木原さんだYO!スケールが違う、レベルが違う!アンタをリーダーで問題ないYO」

坂東「…それにはどれだけのリスクがある?今でさえ風紀委員に嗅ぎ回られているというのに」

一善「ビビってんじゃねえョ。安心しろ闇に浸かれば身を隠すのも証拠隠滅も楽勝だ。そういったバックアップは腐るほどある」

一善「そうだな。問題があるとするなら――」

一善「雑魚が少し死ぬくらいか」

 ざわ… ざわ…

762 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 20:25:30 ID:MR7CNGVU
坂東「死のリスクがあんのか」

一善「ったりめえだろ?こんなお遊びとはわけが違うんだ」

一善「ハイリスクハイリターン結構じゃねえか。こんぐらいのスリルがなきゃつまんねえョ!なぁそう思うだろ中円!」

中円「は…っ、はい!」

一善「というわけだ。わかってくれたかな坂東クゥン?」

坂東「…」

中円「しかし、今のリーダーは来るんですかね?その人も木原さんと長い付き合いですし、ここに来ればどうなるかはわかってると思うんですが」

一善「あぁ…奴はここで処刑する、再起不能になるまでな」キヒッ

一善「何があったかしらねえが牙を抜かれた獣はもはや使い物になんねえからな。だが放置しておくのも危険だ」

一善「だからこそ怪我で弱っているところを狙う。この人数と設備だ。レベル4と言えど楽勝だぜ」

一善「もちろん奴はそれを知ってる、だが来なくちゃいけない理由があるんだよな。どうしても」

 バッ

坂東「木原…お前」

神奈「イッツクレイジー!」

763 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 20:34:59 ID:MR7CNGVU
白高城「…ンーッ…ンーッ!」ジタバタ

一善「ほぅらこうやればどうよ!人質なんてベタだがョ。ああいうあまちゃんには効果的ってわけだ」

坂東「かつての仲間を…お前…!」ギリッ

一善「仲間ァ…?何抜かしてんだ坂東。こいつはそんなんじゃねえよ」

一善「こいつはただあのヤローのためにホイホイついてきたクソビッチお花畑だョ」

一善「俺らのことなんかなんも考えていねえ。そんな奴が仲間なわけねえよなぁ」

神奈「裏切りは粛清!修正!はやくせい!」

坂東「…」ギリ

一善「しかしバカだよな。どうせ意識も回復しないレベルで処刑されるんだから、こいつが無事開放されるところを見届けられるわけもねえのに」カカッ

一善「ま、奴が死んだ後のメインディシュとして存分に嬲ってやれ。これは俺からのプレゼントだ」ニィィ

 ワーワーワー

神奈「その心意気!俺心ノリノリ!いえー!」

中円「…」

坂東「…」クッ

764 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 20:44:04 ID:MR7CNGVU

道原歩「さっすが、木原さぁん!やることのレベルが高すぎてちびっちまいそうだずぇ!」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/38.html

道原「ふひ、ふひ。はやくメインディシュの時間にならないかなぁ…」チラッ

白高城「…ぃゃぁ!!」ゾッ

一善「おいおい、慌てんなョ。まだ主役が…」

 ドォオオオオオオオオオ!!

坂東「!!?」

神奈「OH! 壁が爆発! 心臓はバクバク!」

 ザワザワ ナンダナンダ イッタイナニガ マサカキタノカ!?

一善「3時45分。15分前行動たぁいい心がけじゃねえか」ニィ

??「…」

一善「――――なあ? 第六位さんョ」

黒丹羽「…」フン

765 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 20:52:16 ID:MR7CNGVU
 ◇

春咲桜「顔データとの照合完了…この男は坂東将生で間違いありません」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/47.html

破輩「そうか。でかしたぞ春咲!」

闇城「まさか、男子寮周辺の監視カメラ全てにアクセスしてここ数時間の映像から坂東を見つけ出すとはな」

闇城「さっすが風紀委員…俺にはできそうにないぜ」ゴクリ

破輩「坂東を確認できた監視カメラの場所と地図を照らしあわせていくと…」キュッキュッ

 バン

破輩「おそらくここ周辺ってことになるな」

闇城「?…ここらへんって研究所くらいしかなくないか?それも随分と前に閉鎖された」

破輩「そうだな。不良の隠れ家にはうってつけというわけだ」

春咲「随分と…濃厚になってきた」

766 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 21:09:23 ID:MR7CNGVU
闇城「どうする?行ってみるか」

破輩「もちろんだ。春咲はこのことを支部員に連絡、各自あとで私が指定するポイントに集まるよう言っといてくれ」

春咲「了解…」

破輩「私達だけでも先に行っておこう。もう開始予定の時刻まで25分ほどしかない」

闇城「了解であります先輩殿!」ビシッ

767 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 21:21:53 ID:MR7CNGVU
一善「ありがとョ。素直に華を添えに来てくれて」

黒丹羽「…はっ」

一善「俺としても才ある者を殺すのはおしぃんだけどヨ…障害になるっつーなら話は別なんだぁ…」

一善「だからここでスリ潰れろ」ギンッ

黒丹羽「お前がそんな下らないことに執着するとは意外だったな」

黒丹羽「だが、言ったはずだ。もうこのくだらねえ集まり自体解散させると」

黒丹羽「俺はここに来たのはそれを知らせるためだ。特にリーダー交代とか抜かしてるアホどもにな」ニヤ

一善「解散?そんなことを思っているのはテメエだけだぜ?」

一善「なぁお前ら…そうだろッッッ!!!」

 オー ソウダー

神奈「当たり前だのクラッカー!」

中円「ここまで来たら…もう引き下がれない」ギリッ

坂東「…」

坂東(こんなの…こんなのがあっていいのか)

坂東(俺は…)

>>768
坂東の選択は?
秒数一桁で決定。

1 黒丹羽に加勢 単独 
2 木原につく
3 黒丹羽に加勢 仲間と
4 木原につく
5 黒丹羽に加勢 単独
6 木原につく
7 黒丹羽に加勢 単独
8 木原につく
9 黒丹羽に加勢 仲間と
0 >>769


768■■■■:2015/07/28(火) 21:28:33 ID:UmF5tcf.
板東がこの先生きのこるには

769 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 21:38:38 ID:MR7CNGVU
坂東「ええい!!」

坂東「やめだやめだ!!」

一善「ぁぁん?」ギロ

坂東「こんなのクソつまんねえ。俺はこんなんじゃ笑えねえ」

坂東「そうだ。俺はもともとただ仲間と馬鹿騒ぎしてかっただけなんだ」

坂東「この街の闇にも、リーダーにも興味なんてねえ」

坂東「俺は降りるぜ。そしてこんなのぶっ潰してやる」ドン

仲間A「俺もです!木原から逃げてきた俺をかくまってくれたのは坂東さんだ。坂東がいないここにようはねえ!」

 ワーワー オレモダ オレモダー

中円「お前ら…裏切る気か」

坂東「そもそもテメエらの派閥とは犬猿の仲だ。このほうが自然体で良いじゃねえか」ニィ

神奈「ワオ。命を粗末に♪ そ・そ・粗末に♪ こんなところにバカ発見!」

一善「所詮ポンコツの集まりか。まあいい。どうせ使えなかったら消す予定だったしな」

一善「少し早いゴミ掃除だ。一緒に片付けてやるョ!!」

770 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 21:45:31 ID:MR7CNGVU
坂東「らぁ!!」

道原「うげっ!!」ドゴォ

坂東「バカなやつだな。人質を裏切りそうなやつの近くに配置しとくたぁ。ナンセンス」

 シュルシュル

白高城「ば…坂東さん」

坂東「逃げな白高城ちゃん。ここにいたらまた人質だぜ」

白高城「でも黒丹羽が…」

坂東「奴は自分の手でけりをつけるんだろ。だから君がここにいると邪魔になっちまうんだ」

白高城「…!」

――――納得しなければ力でねじ伏せればいいだろ。結成と同じようにさ

白高城「わかった…」

白高城「坂東さんも無事で…」

道原「おい逃すと思うかぁ!!」ガバァ

 ドゴッ

道原「ゲブゥ」

坂東「追わせると思うか?」

771 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 21:52:05 ID:MR7CNGVU

一善「おいおい…メインディッシュが逃げちまったじゃねえかョ。まったく」

一善「まあいい。あんなもんテメエをここに引き寄せた時点で用済みだ」

黒丹羽「…」

坂東「おいおい焦ってんじゃねえか木原?声が震えてるぜ」

一善「殺せ」

 ワーワー!!

坂東「来るぞ。黒丹羽。しっかり踏ん張れよ!」

黒丹羽「…雑魚はお前らに任せる。俺は木原とのケリをつける。そうすればすぐに終わるだろ」

坂東「OK。と言ってもこの人数比だ。そう長くは持たないから短期決戦で頼むぞ」

黒丹羽「…」コク

772 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 21:58:24 ID:MR7CNGVU

神奈一派A「うおおおお!!」

坂東「うらぁ!!」

神奈一派B「壁伝いに…?うぎゃあ!!」

坂東一派A「さすが坂東さん!俺達も続け!」

坂東一派B「終わらせてやるぜ!!」

木原一派A「落ちこぼれのくそどもがぁ!!木原さんに逆らう奴はみんな死だ!」

黒丹羽「どけ」

木原一派B「うがっ!」

神奈一派C「バケモノか!?全然ピンピンしてんじゃねえか!」

 ドゴッ バキッ グシャ!!

黒丹羽「木原は…この先か」

??「させない」スッ

黒丹羽「お前は…」

>>773
誰?
1 神奈音響
2 中円良朝
3 香澄心覆
4 その他

773■■■■:2015/07/28(火) 22:09:22 ID:lh9/I96k
一善くンなら1をぶつけそう

774 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 22:32:54 ID:MR7CNGVU
中円「…」

黒丹羽「木原のイヌか」

中円「なんとでも言えよ…すぐに断末魔に変えてやる」カラン

黒丹羽「金属バッド…随分と古典的な武器だな」

黒丹羽「そんなものが俺にきくとでも?」

中円「どうだろうな!!」ダッ

中円「ふん!! ふん!!」

 ブンッ! ブンッ!

黒丹羽「…ッ」

中円(当たらねえ…!能力だけじゃなくて体のこなしもかなり戦闘慣れしてやがる!)

黒丹羽「がら空きだ」

中円(一瞬で懐に潜り込んで…?)ギョ

黒丹羽「痛みに悶えろ」

 ジュウウウウ

中円「うがああああ!!」

中円(触れられたところが…熱い!!焼きごてを当てられてるみたいだ!!)

中円(だけど…!!)

775 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 22:51:08 ID:MR7CNGVU
中円「これでいい」ニッ

黒丹羽「…?」

黒丹羽(能力が…強制終了、だと)

中円「捕まえた、逃げられねえぞ」ガシッ

黒丹羽(こいつ、腕を…)

中円(肉を切らせて骨を断つ作戦だ。一発逆転のチャンス!ここで決めてやる)

中円「能力を使えなきゃこのバットを防ぐすべはねえだろ!!」ブンッ

黒丹羽「――く、!!」

>>775の秒数一桁で黒丹羽へのダメージが決定

1 不安定ながら状態変化発動   【小ダメージ】  
2 片腕でガード            【中ダメージ】
3 上半身をのけぞらして回避    【無効】
4 胴体にヒット             【大ダメージ】
5 片腕でガード            【中ダメージ】
6 状態変化発動           【無効化】
7 胴体にヒット            【大ダメージ】
8 片腕でガード           【中ダメージ】
9 不安定ながら状態変化発動 【小ダメージ】
0 傷口にヒット           【極大ダメージ】

黒丹羽の耐久値 |||||

小ダメージ| 中ダメージ|| 大ダメージ||| 極大ダメージ||||

776 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 22:55:29 ID:MR7CNGVU

 ドギャア!! 

黒丹羽「…――ぐッ、ぅ…!」

|||||→|||

中円(こいつ!?この腕を捨てに来やがった!?)

黒丹羽「はぁ…はぁ」

黒丹羽「~~~ッ!!」ジュワアアア

中円「しまった。バットが…!」

中円(くそ、俺の能力の稼働時間がもっと長けりゃ…!)

黒丹羽「AIMに干渉する能力か…なるほど、木原が可愛がるわけだ」

777 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 23:04:00 ID:MR7CNGVU
黒丹羽「だが、連続での発動また長時間の運用はきついようだな。ま、レベル4でもないのならそんなもんか」

中円「なめやがって…」ジャラ

中円「…!これさえあればなぁ!!テメエらレベル4なんて」

黒丹羽(カプセル…?なにかのドラッグか?)

 ガリッ ゴクッ…

中円「ぶっ潰してやるよ。六位。この俺がなぁ!!」ギンッ

黒丹羽「!」

>>778の秒数一桁で次の展開が決定
1 体晶の影響で倒れる
2 能力の強化
3 体晶の影響で倒れる
4 能力の強化
5 能力の強化
6 体晶の影響で倒れる
7 能力の強化
8 体晶の影響で倒れる
9 能力の強化
0 能力の強化。道原も参戦

778■■■■:2015/07/28(火) 23:09:50 ID:kDnaDwWk
ほい

779■■■■:2015/07/28(火) 23:11:19 ID:kDnaDwWk
やっちまったぁ…
ごめん黒丹羽orz

780 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 23:18:22 ID:MR7CNGVU
道原「中円先輩! 俺も加勢しまぁす!」

道原「俺と中円先輩のタッグは無敵っすよ!」

道原「ほらみてくだせえ!学園の第6位がもう虫の息! やりましょう!そして木原さんにこいつの首を差し出すんすよ!」キヒヒ

中円「ああ、俺が奴の能力を封じる、その時に二人でかかるぞ」

道原「おらおら!かかってこいよレベル4!」

中円「今だ!! お前は後ろから!」

道原「はいい!」

 キィーンッ!!

黒丹羽(また能力が…!)

黒丹羽(効果範囲は不明だがさっきよりも稼働時間が伸びていやがる)

781■■■■:2015/07/28(火) 23:18:23 ID:lh9/I96k
黒丹羽もヒナミン同様、秒数安価運は悪いと思われ

782 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 23:23:48 ID:MR7CNGVU
道原「食らってくたばれ、道原スイングゥウウ!!」

 ブンッ

黒丹羽「くそっ!」

中円「前がお留守だぞ!!」

 バギッ

黒丹羽「あ、ガッ…!」

 ドォォォ!

中円(渾身の蹴りだ。こいつは効いただろ!)

黒丹羽「…っ」
|||→||

黒丹羽(くそっ。…今のでまた、傷口が)

黒丹羽(意識が…)フラ

783 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 23:31:35 ID:MR7CNGVU
中円「もう立つ力もないのか?」

道原「レベル4とは言え所詮能力だよりのもやしですよ!俺達は鍛え方が違うんだよね!」

黒丹羽「…」

中円「よし、これでとどめだ」ブンッ

>>784の秒数一桁で次の展開が決定

1 中円の限界時間到達
2 黒丹羽戦闘不能
3 白高城がかばう
4 闇城登場!
5 黒丹羽戦闘不能
6 ボルテックス!
7 白高城がかばう
8 黒丹羽戦闘不能
9 中円の限界時間到達
0 風紀委員到着

784■■■■:2015/07/28(火) 23:33:34 ID:lh9/I96k
どうなる!?

785 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 23:43:01 ID:MR7CNGVU
さすが我がHEROの闇城
――――――――――


闇城「おらぁああ!!!」ドガッア

中円「なっ…!?」

 ズザアアア

闇城「なんか能力発動できねえからよ…闇常識ボディタックルをお見舞いしてやったぜ」フン

黒丹羽「お前…」

闇城「よ、つくづく危険な場所で会うよな。とにかくこれで前回の借りは返したぜ」ヘン

黒丹羽「…」

闇城「今は何でここにいる!?とか聞くのはお互いなしにしよう。今は目の前の敵をぶっ潰すのが先だろ?」

道原「な、中円先輩ぃ~…しっかりせてくだせえ」

中円「大丈夫だ…まだ、いける」ビギビギ

道原「ひえっ。目、真っ赤じゃないっすか~…これ以上能力を使い続けちゃヤバイんじゃ…」

中円「勝たなきゃ駄目なんだよ…もう、これで勝たなきゃ」

中円「木原さんに合わせる顔が…」

闇城「どうやら能力封じの正体はあいつってわけか」

786 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 23:45:59 ID:MR7CNGVU
道原「さ、させねえよ!」

道原「まだお前は能力を使えないんだ!なら俺のほうが有利」

闇城「ほう、そうかね」ニヤ

道原「おらぁ!!道原ケツバット!」

 ヒョイ

闇城「くぐってきた修羅場の数が違うんだよ」

闇城「どきな!」バキィ

道原「…ふげぇ」


道原歩 戦闘不能

787 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 23:50:28 ID:MR7CNGVU
中円「…!」

闇城「さて、後はアンタだ」

中円「ちくしょう…ちくしょう!!」

 ガシッ

中円「うわあああああああああ!!」

闇城「滅茶苦茶しやがる…」

闇城「そんなバット振り回されちゃ近づくに近づけねえな」

闇城「どうするか…」

中円「あっ…」

闇城「ん?」

 カランカラン

中円「あ…ああ…」ガクッ

中円「く、そが…!もう限界なのか、よ」

中円「う、あ…あ……」

 ドサッ

闇城「おおう…」



中円良朝 戦闘不能

788 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 23:54:25 ID:MR7CNGVU
破輩「闇城!」

闇城「先輩殿!」

破輩「なんだこの状態は…ここにいるのは全員風輪生なのか」

闇城「よくわからないけど…仲間割れしてるのか」

木原一派A「風紀委員だと!? 何でこんな所に!!」

神奈一派A「潰せ! 数ならこっちのほうが有利だ!」

破輩「くっ!話してる暇なんてないようだな」

闇城「結構ヤバイんじゃないかこの状況…おい、黒丹羽!」

闇城「…黒丹羽?」

破輩「黒丹羽がどうかしたのか!?」

闇城「いやさっきまでそこに!」

破輩「黒丹羽が…ここに…? 一体どういうことだ?」

789 ◆8TJkvamSm6:2015/07/28(火) 23:58:57 ID:MR7CNGVU

神奈一派B「うらぁ!」

闇城「うわっ」

木原一派B「死ね!!」

闇城「くそ、他の風紀委員は!?まだ来ないんですか!?」

破輩「本来なら全員集合してからの潜入だったからな…まだまだ時間が必要だ」

闇城「このままじゃ俺達だってジリ貧っすよ!」

破輩「わかってる!」

790 ◆8TJkvamSm6:2015/07/29(水) 00:07:20 ID:/LyGoQFw
春咲《破輩先輩!》

 ジジ…

破輩「春咲、どうした!?」

木原一派D「うらぁ!!」

破輩「ちぃ…邪魔だ!!」ブォオオ

木原一派D「うぐぁ!!」

春咲《今そこに支部員の人たちが到着したようです》

破輩「来たか! 誰と誰だ!?」

春咲《はい。えーと…》

春咲《この人達です!》

>>790~791のIDの数によって参戦者と人数が決定(上限なし)

1 一厘
2 いない
3 湖后腹
4 鉄枷
5 いない
6 秋園
7 厳原  
8 佐野
9 いない
0 アルジュナ

791■■■■:2015/07/29(水) 00:11:30 ID:lL7v48eU
ID参戦者再びか…希望はアルジュナだけど0はなかなか出なさそう……
って>>790の記述通りだとこのID次第ってことか!?

792■■■■:2015/07/30(木) 00:24:17 ID:7IK0ftn6
実は保管庫に登録されている、どのSSよりも
ここの方が真面目に風輪の風紀委員の仕事を行っている春咲桜さん

793 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 11:56:54 ID:QGB5tQ3U
鉄枷「この159支部のムードメーカー、鉄枷束縛!ここに見参!お待たせしました!」

佐野「その異様なテンションはなんですか。やれやれ、また始末書が増えそうだ…」

厳原「二人共、観たところあの建物内には数え切れないほどの敵がいるわ。心してかかるように」

鉄枷「りょ~かい。ひっさびさに腕がなるぜ」

春咲《警備員への救援要請は既にうってあります。あくまで時間稼ぎ、仲間の補助が第一目標であることを忘れないで下さい》

佐野「承知しました。では、とりかかるとしますか」クイッ

厳原「ええ。破輩。待っててね…」

794 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 12:05:20 ID:QGB5tQ3U
 ◇

破輩「お前ら!」

闇城「お、ついにか…助かるぜ」

鉄枷「ん、お前またいるのか」

闇城「そりゃ破輩先輩直属のパシr…助手だからな!」

鉄枷「くぅ!ぶっちゃけ裏山けしからん!破輩と24時間隅から隅までみっちり行動だと!?」

闇城「いや言ってねえよ!つーかリア充に発言権ねえから!」

鉄枷「んだと!?」

闇城「やるかおら」

厳原「もう、二人共!今はそんなことやってる場合じゃないでしょ!」

佐野「ふんっ!」ドギャア

木原一派F「うげごっ!」

佐野「今はこいつらの動きを止めることに集中してください」

795 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 12:13:16 ID:QGB5tQ3U
坂東「う……」

坂東(はぁ…はぁ…)

坂東(気がついたらぶっ倒れたやがった。はは、何が坂東一派の長だよ。情けないったりゃありゃしない)

坂東(つーか、いつの間に風紀委員が?)

坂東「…潮時か」

坂東「…」

破輩「らぁ! さぁっ!!」ブォオオ

 ギャー グエー

破輩「坂東、やっぱりお前も不良の一味だったんだな」

破輩「はぁあ!!」

坂東「…へへ、バレちまったか」

796 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 12:17:48 ID:QGB5tQ3U
破輩「詳しいことは全て後だ。それまでくだばるんじゃないぞ!」

坂東「…はは、不幸なことか体だけは頑丈でね。くたばりたくてもそう簡単にはくたばらせてくれねえんだよ」

佐野「しかし、まさかここまで水面下で多くの風輪生が活動していたとは」

厳原「これは私達への責任追及もあるでしょうね」ハァ

坂東「…」

坂東「乱闘中だ…死にぞこないの独り言だと思って聞いてくれ」

鉄枷「うらぁ! 手錠でがんじがらめにしてやるぜ」

神奈一派R「くそぉ…」


――最初は、ただの憧れだったんだ。

797 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 12:25:44 ID:QGB5tQ3U

闇城「エンジェルアムド!!」

木原一派W「かってえ…俺の念動力すらはねのけるのか」

 ――高校生らしく、男同士で馬鹿やって、たまに怒られて、また馬鹿やって。そんなごく平凡な青春に俺は憧れていた。

厳原「佐野君。後ろの物陰!」

佐野「奇襲とは…いただけませんね!」

 ――そう生きていてるとさ、自然と俺の周りには仲間が集まってきたんだ。

破輩「――!!」

木原一派S「――!!」

 ――そう、刺激を求めている馬鹿は俺だけじゃなかったてことさ

黒丹羽「……」ハァハァ

 ――気がつけば俺は祭り上げられて、坂東一派なんて呼ばれていた。

白高城「――ッ!!」

一善「――」ニヤ

 ――そして他の一派と交流を持つようになってだんだんと狂い始めちまっていったんだ。

798 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 12:35:52 ID:QGB5tQ3U

 ――カツアゲ、窃盗、ナンパ、だんだんとエスカレートしていく行為に歯止めが効かなくなっていた。

 ――いつの間にか「馬鹿をやる」なんて範疇から飛び出しちまっていることにも気づいていなかった。

 ――気付いた時にはもう遅い。もはや抜け出せねえ泥沼に腰まで浸かっていたんだよ。

 ――それは俺だけじゃねえ、もしかしたらあの木原だって…

 ――もしかしたら抜け出したくてももう抜け出せないことを知って、あいつはさらに奥へと沈んでいくことを選択したのかもな

 バンッ

黒丹羽「よう木原…また会ったな」

一善「しつこいなぁ…黒丹羽ァ」ギリッ

一善「これからって時にョ。テメエのせえでめちゃくちゃだぜ」

黒丹羽「知った事か。いや、お前の邪魔をできたんなら本望か」

一善「クカカ!!まさかここまでズレちまうとは思わなかったぜ、マジでョ。お前が解散なんて言わなきゃ、まだうまくやっていけたものを」

一善「いんや…でも、まだ一つだけ共通の思いはあるか」ニヤ

799 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 12:44:16 ID:QGB5tQ3U
黒丹羽「そうだな」

一善「俺はョ」

黒丹羽「お前を…」

「「殺したい」」

 バンッ!!

一善「てわけで消えやがれこの死にぞこないがぁあああああああああああ!!」

黒丹羽「木原、お前はここで消さなきゃいけない」

 ジュゥゥウウ!

一善(金属を変形させて簡易的なブレードかョ…俺のサイボーグに対抗してきたつもりか?笑わせる!)


黒丹羽「お前がいると…」

黒丹羽「《居場所》が危険にさらされるからな!!」

 ガンッ!! ギィン

一善「居場所?おいおい何を言い出すんだョ黒丹羽!」

 ギィン ガァン!!

一善「そんなもんはこの世に存在しねえ!そう言ってたのはテメエだろ!!」

黒丹羽「そうだな、ない。“まだ”な」

黒丹羽「だが俺の“居場所”になれる可能性を持ったやつがいる。だから俺は――」

 ガァン ガァン ガギィ!!

800 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 12:51:55 ID:QGB5tQ3U
一善「まさかあの女のことを言ってんのかョ」ニヤ

黒丹羽「…だとしたら?」

一善「残念だァ…本当に残念」ククク

一善「その女なら今さっき――――」


>>801の秒数一桁で決定

1、4、7    俺が始末したョ
2、5、8    またもや人質として捕まえたぜ   
3、6、9    売り渡しといたぜ
0        逃げ出していったぜ

801■■■■:2015/07/30(木) 14:06:19 ID:6eLLxd1M
一善くウゥゥゥゥゥン!!

802 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 15:34:12 ID:QGB5tQ3U
一善「ついさっき売り飛ばしておいたぜ」

黒丹羽「なんだと…?」ピク

一善「空間転移系の能力者は貴重なんだとさ。本来の予定じゃ存分になぶって精神をぶっ壊した後に…ってことだったんだけどョ」

一善「こうなっちゃしかたねえョな。はは、はははははは!!」

一善「もう着いた頃じゃねえか?学園都市のパーソナルリアリティ研究の糧になれるんだ。あいつも本望だろうよ!」

黒丹羽「…!」ギリッ

一善「おっ?レアだね~。常時能面のお前がそこまで怒りを露わにするとはョ」

一善「いいぜぇ…そうだ、その怒りだ。怒り狂ってそのまま…」

 ダンッ!!

一善「死にやがれっ!!」

黒丹羽「木原…」

黒丹羽「木原ぁあああああああああ!!」

803 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 15:40:14 ID:QGB5tQ3U
黒丹羽「ああああああッ!!」

黒丹羽「やっぱりテメエは!!殺さなきゃいけねえようだな!!」

 ガギンッ カギンッ!! 

一善「むしろ殺す意味なんかなくなっただろぅ?」

一善「テメエが守るべき居場所なんてなくなっちまったんだからよぉおおおおおおおおお!!」ギャハハ

>>803の秒数一桁で次の展開が決定

1 お互い無傷 
2 黒丹羽 ダメージ大
3 一善  ダメージ大
4 黒丹羽 ダメージ小
5 黒丹羽 ダメージ中
6 一善  ダメージ極大
7 一善  ダメージ小
8 黒丹羽 ダメージ大
9 一善 ダメージ中
0 黒丹羽 ダメージ極大

804 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 15:45:54 ID:QGB5tQ3U
一善「やっぱりな」ニィ

黒丹羽「あ``っ?」

 ザンッ!!

黒丹羽(背後か…らッ?!)
||→|

一善「おっと、かすめただけか。既のところで察知しやがったな」

一善「この新型の自立駆動兵器…ステルス回転刃にョ」

一善「お前に目視されてりゃ状態変化のフィールドを張られて、機械が触れただけでおじゃんよ」

一善「けどステルス性ならばいつどこから来るかもわからねえ」

805■■■■:2015/07/30(木) 15:46:46 ID:7IK0ftn6
前スレからの関係を辿ると闇城も込みで複雑な関係ですなぁ…

806 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 15:58:49 ID:QGB5tQ3U
一善「つまり常時展開をしないといけないわけだが…」

一善「そんな体力、もう残ってねえよなァ…」ククク

一善「少なくても半月は入院するレベルだ。そんな状態で出てきたって実力の3割も出せねえに決まってる」
||||||||

一善「加えてその左腕。動かせねえのか?ははん。中円の野郎たまには良い働きすんじゃねえか」

黒丹羽「…くそが」ガクッ


黒丹羽「はぁ…はぁ…――グッ!!」

一善「じゃあな黒丹羽。ここで無様に死んでいけ」

一善「原型もとどめないくらいに切り刻んで豚の餌にしてやるョ」


>>807の秒数一桁で次の展開が決定

1 闇城到着
2 黒丹羽 回避
3 黒丹羽 戦闘不能
4 黒丹羽 反撃
5 闇城到着
6 黒丹羽 回避
7 黒丹羽 戦闘不能
8 闇城・破輩 到着
9 >>808
0 黒丹羽 戦闘不能(二分の一で死亡)

807■■■■:2015/07/30(木) 16:02:48 ID:7IK0ftn6
黒丹羽は秒数安価の運勢いまいちなんだよなぁ………(別スレでのアナザーストーリーでも)

808 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 16:27:11 ID:QGB5tQ3U
破輩「そこまでだ木原一善!!」

黒丹羽「ッ」

一善「――ッ!!」

闇城「一善くンよ…もう終わりだ」

一善「ちぃ…風紀委員。どっから嗅ぎつけてきやがった」

破輩「やはり。この一件には貴様が関与していたんだな」

闇城「信じたくはねえけど、これが事実ならしゃあない」

黒丹羽「…邪魔をするな」グッ

破輩「立つな黒丹羽!傷口がまた開いているんだぞ!死にたいのか!!」

黒丹羽「死ぬか…それも悪くない」ニィ

809 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 16:31:57 ID:QGB5tQ3U
黒丹羽「こいつさえ殺せれば…もう」

一善「クカッ!!自暴自棄か!?」

闇城「黒丹羽、その必要はないぜ」

黒丹羽「なんだと…?」

闇城「俺はまさかお前らに面識があったとは知らなかった」

闇城「けど、何かしらの因縁があるんだろ?」

闇城「だったらそれを断つのは、俺の役目だ」

闇城「俺がお前の代わりに木原一善との決着をつけてやるッ!!」

一善「はぁ?なんだそりゃ」

闇城「俺もアンタに何の関係がないわけじゃないからな、一善くンよ」

810 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 16:36:20 ID:QGB5tQ3U
破輩「こいつは危険だ。私も…」

闇城「いいえ、破輩先輩殿は黒丹羽を安全なところまで」

黒丹羽「てっめ! ふざけ――」

黒丹羽「ゴホッ!! ぐぁ…がっ!!」

破輩「叫ぶな。出血がさらに悪化してる」

黒丹羽「はなせ…よ」

黒丹羽「はなせ!!」

黒丹羽「俺は…あいつだけは…!!」

破輩「く…許せ」シュッ

 トンッ

黒丹羽「…ぁ」

 ドサッ

破輩「少し眠っておいてくれ。暴れたら運べないからな」

811 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 16:44:02 ID:QGB5tQ3U
闇城「頼みましたよ。先輩殿」

破輩「ああ…すぐ戻るが、気をつけろよ」ビュウウ

闇城「もちろんですとも」ニッ

闇城「じゃ、ケリつけようぜ。一善くン」
|||||||

一善「馬鹿が・・・よほど死にたいんだな。マゾヒストクン?」
||||||||

対抗安価

>>811>>812の秒数一桁を比較

>>811が大きければ一善が闇城ダメージ
>>812が大きければ闇城が一善にダメージ
同数であれば両者同じダメージをうける

1~3 小ダメージ
4~6 中ダメージ
7~9 大ダメージ
0   極大ダメージ

812■■■■:2015/07/30(木) 17:39:15 ID:E2RmyC96
ほい

813 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 17:58:54 ID:QGB5tQ3U
一善「お望み通り送ってやるョ!!」

闇城(腕から・・・回転ノコギリか!)

一善「ハハハッ!!くたばれ闇城!!」

 無数の刃が遠隔操作によって襲いかかる。
 人間の反応速度をはるかに上回るそれは闇城では回避することはできない。

闇城「きか…」

 しかし。
 しかしだ。
 回避ができなくともやりようはいくらでもあった。闇城降魔には完全なる盾とも呼べる御史の装甲があるのだから。

闇城「ねぇ!!」バキィ

 不可視の一撃が回転ノコギリに叩き込まれる。もともと高度な精密機械を無理矢理に小型化した代物だ。
 その一撃に耐え切れるほどの耐久性があるわけでもなく、あっけなく砕け散っていく。

闇城「はぁああああ!!」

 回転ノコギリの群をくぐり抜けて闇城は一善の懐へと潜り込む。

一善「――!」

 一善の反応。
 しかしそれよりも早く。

闇城「エンジェルアムド――ッ!」

 不可視の閃光が貫いた。

一善「グギィィイイ…ッッ!!」
|||||||||→||||||

814 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 18:09:48 ID:QGB5tQ3U

闇城「まだ終わんねえぞ!!」

一善「ちく、しょうがぁああああああああああ!!」ギリギリギリッ

 流れは闇城にあった。

闇城「なんでこんなことをやってんだお前は!!」

 それはコンディションの差、レベルの差だけが要因ではない。

闇城「一緒にバイトをした!一緒にゲームもした!」

闇城「そんなふつうのコトだってできるお前がなんで!!」

 闇城は単純に怒っていたのだ。夏休みの一部でも共に過ごした人間が、悪に手を染めていることが。
 何度も、何度も同じような体験をしてきた闇城だからこそ、この不条理なめぐり合わせに怒号を飛ばしているのだった。

一善「黙れ黙れ黙れェエエ!!テメエみたいな平和ボケしてる奴にはわかるはずねえだろ!!」

 対して一善。
 無意識化でこの面を闇城に見せることに戸惑いがあった。
 
 この2つの心の差が戦局を大きく左右する。

闇城「わかりたくもねえよ!!」バギィ!!

一善「はグッ…!!この野郎…」ゼーハー
||||||→||||

815 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 18:15:59 ID:QGB5tQ3U
一善「調子に乗ってんじゃねえぞ!!」ヒュンッ

闇城「ッ!?」ザシュゥウ
||||||||→|||||

闇城(足元を狙って…!?)

一善「知らねえんだョ…」

一善「知ったこっちゃねえんだョ…」

一善「俺に対するテメエの考えなんてよぉ!!」

一善「俺は俺だ。殺したきゃ殺すし、奪いたきゃ奪う。誰にも干渉されずになぁ」

 ザンッ

闇城「あ~だりぃ」

闇城「どうやら俺じゃお前を説得なんてできねえ」

闇城「俺にできることはやっぱ…」

闇城「てめえを叩きのめすことだけだ!!」

816 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 18:27:50 ID:QGB5tQ3U
 ◇ 屋外

破輩「よし、ここまで来れば大丈夫だろ」キョロキョロ

 

破輩「まだ中では仲間が戦ってる。私も戻らなくては」

黒丹羽「…」ストン

破輩「止血の処置はした。もう少しの辛抱だ。ここにいればあと少しで警備員もやって来る」

破輩「よし、じゃあ私は…」

??「…」

破輩「ん。あれは?」

>>817
破輩が見つけたものとは?

817■■■■:2015/07/30(木) 19:29:29 ID:MW0ocCGM
秒数安価(この端末からは秒数が見えません)
この書き込みの秒数1の位で!(ただし無茶ブリもあり)

1 浚われてる白高城
2 誰かの腕章
3 木原一派の誰か所有のいかがわしい本
4 破輩先輩のブラ
5 誰かの携帯
6 一善くンのサイボーグのネジ
7 援軍(風紀委員側)
8 ドクロマークが描かれたスイッチ
9 援軍(木原側)
0 おまかせ

818 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 21:49:56 ID:QGB5tQ3U
なかなかカオスな選択肢の中で無難なところを引きましたな
―――――――――――――――――――――――――


??「…」ザッ

破輩「お前…」

破輩「まさか、木原側の…」

??「…」コクリ

破輩「まさかお前が木原の仲間だったとはな!」

破輩「――――>>819ッ!!」

>>819
誰?

819■■■■:2015/07/30(木) 22:30:22 ID:MW0ocCGM
ぬおっ!?
誰かが木原一派になっちゃう恐ろしい安価呼び寄せちまいました………

前スレのフラグ消化で菱沼丈一朗

820 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 22:57:13 ID:QGB5tQ3U
菱沼「ふふ、こんにちは159支部の破輩さん」ニコ

破輩「菱沼…明知のピスケス…」

破輩「文武両道、模範的優等生と聞いていたが…どうしてお前が。木原なんかの下に」

菱沼「別に下についたわけではありません。ただ利害の一致といったところでしょうか」

 スッ

菱沼「俺は出来損ないが嫌いだ。見てるだけで叩き潰したくなる。そして木原も同様出来損ないを餌として生きてるような人間だ」

菱沼「あわないわけがないだろ?」ニィ

破輩「お前…!!」ギリッ

菱沼「違うのか?」

破輩「違うに決まってるだろ!!そんなことを考えてるのは、お前と木原以外に――!!」

菱沼「いいや、いるぜ。そこに」ピッ

破輩「…は…?」

菱沼「黒丹羽千責、そいつもまた下のものを憎んでいる。裏では化け物とのたまい、都合の良い時だけ媚びへつらう出来損ない共に」

破輩「適当な事を言うな!黒丹羽は…!!」

菱沼「間違いない。なんてったって本人から聞いたんだからな」

821 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 23:05:43 ID:QGB5tQ3U
破輩「どういうことだ」

菱沼「俺はそいつらの組織にもちょこちょこ顔を出していた」

菱沼「だから、黒丹羽と話をすることも多かった。表では優等生をきどり、裏では出来損ないの掃除にせいをだす。まるで自分を見ているかのようだったぜ、その姿はな!」

破輩「おい、ちょっと待て――その話だと」

破輩「黒丹羽は…」

菱沼「ああそうだ。アヴェンジャーのメンバー。しかも木原たち主犯格を取りまとめるリーダーさ」

822 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 23:14:22 ID:QGB5tQ3U
破輩「そんな…じゃあ」

破輩「」チラッ

黒丹羽「…」

破輩(なんだったんだよ。今までのことは…!!)

破輩(秋園を命をかけて守ってくれたのはなんだったんだよ!!)

破輩(あれも全て、私達を欺くための演技だったってのか!!)

菱沼「惜しいよなぁ、本当。俺の真の理解者ができるかと思っていたんだが…」

菱沼「まさか、いきなりアヴェンジャーを解散なんて言い出すんだからよ」

破輩「…」ピク

破輩「なんだと?」

菱沼「腑抜けたのか物怖じしたのか、もしかしたらアンタら風紀委員に肩入れしすぎて情でも湧いたのかもな?」

菱沼「突然今までの活動をやめると言い出すんだから木原は激昂。だから今日黒丹羽をぶっ潰してリーダーを乗り代わろうと考えたんだ」

破輩(――!そうかだからあんな計画書が坂東のところに…!)

823 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 23:22:28 ID:QGB5tQ3U
菱沼「俺もころっと手のひらを返すそいつに裏切られた気分になったんだぜ?」

菱沼「だから木原に賛同し、こうして来てみたわけだが…」

菱沼「まさか、風紀委員がいるとはな。本当誤算だよ」ハァ

破輩「それでどうする?このまま帰るか?」

菱沼「まさか、せめてそこの死にぞこないを潰さなきゃ腹の虫がおさまらない」ギリッ

破輩「させるかよ。そんなこと」

菱沼「おいおい、どうした? そいつはこの騒動の主犯だ。どんな目に遭おうが自業自得だろ」

破輩「だとしても」

破輩「だとしても!!」

 ビュウウウウウ!!

菱沼(風が…吹き荒れる)

菱沼(風輪のボルテックス。これがその実力か)

菱沼(いいねえ…出来損ない掃除は楽しいが、一方的で終わっちまう)

菱沼(こんなふうに、高位能力者同士で戦ってみたかったんだ)ニィ

破輩「私はこいつに何度も助けられた!!だから今回は私が守る番なんだ!」

824 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 23:31:36 ID:QGB5tQ3U
破輩「裏の顔だとか、敵だったとか!そんな細かいことは後回しだ!!」

破輩「まず受けた恩は返すっていう当然の事を成したあとでな!」

菱沼「面白い。ではいくぞ」

破輩「はぁああああああああ!!」

 ブオオオオオオオオオッ!!

 ◇

闇城「…しぶといな。さすがサイボーグの体」ハァハァ
|||||


一善「テメエのその能力…うざってえ」ハァハァ
||||

闇城「だが、腕に仕込んだ回転ノコギリは全部落としたぜ」

闇城「あとは、その腕一本だ。まだやるのか」

一善「ったりめえだ。お前もこの手ですりつぶしてやるョ」

 ジャギン

一善「高周波ブレード。こんなこともあろうかと改装の際に仕込んでいてよかったぜ」

一善「さすがにこれを能力じゃ防ぎきれねえだろ!!」

闇城「げっ、そんなものまであんのかよ!」

825 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 23:46:01 ID:QGB5tQ3U
闇城「けどまあそんなナマクラ、腕ごとへし折ってやるよ」

一善「ははは…カカカカカカ!!」

一善「やってみろよ!!できるもんならなぁああああああああ!!」ダッ

闇城「エンジェルアムド!!」ドッ

>>825の秒数一桁で次の展開が決定
1 一善 ダメージ小
2 闇城 ダメージ中
3 一善 ダメージ中
4 闇城 ダメージ極大
5 一善 ダメージ大
6 お互い回避
7 闇城 ダメージ大
8 一善 ダメージ極大
9 闇城 ダメージ中
0 警備員 突入

826 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 23:49:19 ID:QGB5tQ3U
闇城(振り下ろしたそのすきを狙って…)

 バキィ

一善「パリィだと!?」

闇城(腕をいなし、そのまま本体を…)

闇城(狙う!!)

一善「ちぃいいい」

 ビッ!

闇城(かすめただけか!!)

一善「この野郎…」
||||→|||

闇城「まだまだ!!」

827 ◆8TJkvamSm6:2015/07/30(木) 23:57:50 ID:QGB5tQ3U
闇城「これで決着をつけるぞ!!」

一善「そりゃ…どっちの意味でだ?」ハー…ハー

一善「ハハハッ!!言うまでもねえか。俺の勝利に決まってんだからョ!!」

闇城「言ってろ!!」

闇城(確実に一善の体力は摩耗してきてる。この勝負、分は俺にあるはずだ!!)

 カッ!!

>>827の秒数一桁で次の展開が決定

1 一善 ダメージ中
2 闇城 ダメージ大
3 一善 ダメージ中
4 闇城 ダメージ極大
5 一善 ダメージ大
6 お互い回避
7 一善 ダメージ大
8 一善 ダメージ極大
9 闇城 ダメージ中
0 警備員 突入

828■■■■:2015/07/30(木) 23:58:39 ID:7IK0ftn6
ここでまさかの警備員突入か・・・

829 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 00:02:25 ID:eZ65uKfU

 ダッダッダッ

警備員「そこまでだ!!」

警備員「二人共その場に伏せろ!」

闇城「!」

一善「ちぃ…警備員まで呼んでやがったか」

桃園「おいおい…闇城。何でこんな所に」

闇城「先生…いや、そのいろいろあって」

桃園「まぁいい。前の部屋は既に制圧してある。あとはここだけだ。これが終ったらじっくり聞かせてもらうからな」

闇城「…はは。了解」

一善「…」

一善(さて、どうしたものか)

830 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 00:06:55 ID:eZ65uKfU
一善(んあこたぁ…もう決まってるよな)キヒッ

一善(こんなところで捕まるわけにはいかねえ)

一善(かと言ってこれだけの数を相手できるわけがねえ)

一善(だったら逃げるしかねえョな)

一善「これはこれはご苦労なこった。先公共が揃いも揃ってゾロゾロと」

一善(周囲は塞がれてるか…あるなら上)

一善(天窓…あそこからなら)ニヤ

一善(よし、やってやろうじゃねえの)

831 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 00:14:51 ID:eZ65uKfU
警備員「いいから伏せろと言っている!」

警備員「このゴム弾、殺傷性はないが一瞬で意識を刈り取るだけの力はある」

桃園「そうだぞ坊主、痛い目見たくなきゃ…」

一善「馬鹿が」

一善「有無を言わさず撃っときゃいいものを…」

一善「だからこうやって…」グググ

一善「逃げ出される隙を作り出すんだよ!!」ダンッ

警備員「なんて跳躍力だ!?」

警備員「あの天窓から逃げるつもりだぞ! 撃て!!」

闇城「一善!!」

 ダンダンダン!!

一善「――――!!」

>>832の秒数一桁+IDの合計数で次の展開が決定。

0~12  一善逃走
13~18 警備員が撃ち落とす
19~   闇城が叩き落とす

832■■■■:2015/07/31(金) 00:19:23 ID:Qa9PD.1Q
IDには数字が一切出ないこともある…
つまり………案外逃走率高し

833 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 00:30:17 ID:eZ65uKfU
GJ!合計値13とは…まさにギリギリ
――――――――――――――――

一善(へっ!!そんなおもちゃの弾丸。俺の空間掌握と鋼の体があれば…!)

一善(!? う、動かねえ!?サイボーグに負荷がかかりすぎたのか)

一善(くそ闇城との戦闘で…!)

 ダンダンダン!!

一善「う、っがああああああああああ!!!!!」ダンダンダン

 ドギャアアア ドスン!!

警備員「やった…!」

桃園「ったく、やんちゃしなきゃ痛い目にはあわなかったのに」

桃園「いや、こういう輩は痛い目見ても懲りないタイプか」フン

一善「くそ・・・がッ」ガクッ

 木原一善




 戦闘不能

834 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 00:35:21 ID:eZ65uKfU
 ◇

破輩「――!」

菱沼「おっと、ここくらいが潮時か」

破輩(あの装甲車、警備員が到着したんだな)

菱沼「残念だが、ここで引かせてもらうとするか。またの再戦たのしみにしてるぞ。ボルテックス」

 ダッダッダッ…

破輩「待て! 貴様も…!」

破輩(いや、今は奴と追いかけっこをしてる場合じゃないな)

破輩「くそ、次会った時は――!!」クルッ

破輩「みんな、無事でいろよ!!」

835 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 00:44:52 ID:eZ65uKfU

闇城「はぁ~…終わったのか」ドサッ

桃園「けが人はこっちに運び出せ!油断して取り逃すことはないようにな!」

 ガヤガヤ

 戦闘によって怪我をした者が警備員によって次々と運びだされていく。
 俺はその光景を淡々と見守っているしかできなかった。

破輩「闇城…!大丈夫だったか」

闇城「まあね。何度死ぬかと思ったけど、なんとか生きていますよ」ハハ

破輩「ばか者。死んでもらっちゃ困る」

闇城「え…」

破輩「言っておくがこれから先がもっと大変なんだからな。事後処理や学校責任者への報告」

破輩「これだけ多くの風輪生が事件に関与しているとなれば、そう簡単には済まされないだろうしな」

闇城「いやいや、闇城さんは風輪生じゃないんですが」

破輩「おいおい…手伝う約束は約束だ」ニィ

破輩「それになんだかんだ、お前といると楽しいしな」フフ

闇城「先輩殿…」

 その笑顔は反則だ。そんな顔で言われちゃ断るに断れないだろう。

闇城「わかりましたよ…まったく、こんなんなら来年から風輪に来たほうがいいレベルなんじゃないか?」

836 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 00:49:47 ID:eZ65uKfU
破輩「ああ、歓迎するぞ」

闇城「冗談っすよ。こんな危険がいっぱいな学園だれが入るかってんだ」ハハ

破輩「ばか者」コツン

闇城「いてっ」

破輩「確かに今回の一件は予想外の事だった」

破輩「けど、それが今一応の終着を見せて感じるんだ…」

破輩「いい風が吹いてきたって、な。これから風輪学園は良くなっていく」

破輩「ううん、私達の手でもう二度とこんなことが起こらないよう、良くしていくんだ」グッ

闇城「こんなことがあった後だってのにポジティブっすね」

破輩「ポジティブに考えなきゃやっていけないんだよ」

闇城「…確かに」

837 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 00:59:05 ID:eZ65uKfU
鉄枷「お~い破輩先輩!」

佐野「全員の収容完了しました」

厳原「私達も一度警備員の元に向かいましょ」

破輩「よし、じゃあそうするか」

破輩「今日は寝れないだろうが全員全力で挑めよ!終ったらそこの闇城も連れて打ち上げにでも行こうじゃないか」

「「「了解!」」」

闇城「…」

闇城「…」フッ


 一筋の風が通った。
 弱くて気付かれないような小さな風が。
 だけどその後に大きな風が全身を揺らすように続いてく。

 まるで今まであった嫌なことすべて流してくれるような大きな風の渦だった。

 その風の流れに沿って俺もまた一歩踏み出していく。
 その先が希望に満ち溢れていることを信じて。


>>838の秒数一桁で次の展開が決定

奇数 追加イベント発生
偶数 27日目 完

838■■■■:2015/07/31(金) 01:03:03 ID:W5pov6G.
白高城は研究者の手に堕ちたendですなw

839■■■■:2015/07/31(金) 01:07:54 ID:Qa9PD.1Q
ここでまさかの追加イベント…
白高城について…か?

840 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 01:15:59 ID:eZ65uKfU

 《はい。未だに意識は回復しない状態でして…》

 《明日に警備員管轄の病院に移すということですか?》

 《はい、はい…了解しました。では今日いっぱいは引き続きこちらで入院させておきます》

 《逃げ出す可能性? 恐らくないでしょう。目が覚めたところで動ける体じゃないですから》

 《逃げ出すといえば、あの奇妙な患者ですがね…》

 《…! ……! ……!》


 ◇ 
 
黒丹羽「……」

黒丹羽「……」パチ

黒丹羽「…?」キョロキョロ

黒丹羽(そうか…あのまま病院に運ばれたってわけね)

黒丹羽(…木原はどうなった…くそ、)

黒丹羽(全身を固定されてやがる)

841 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 01:20:15 ID:eZ65uKfU
黒丹羽(どうやら、俺の正体もバレたってわけか。この処遇を見るに)

黒丹羽(…なにか忘れてないか…?)

黒丹羽「…………」

黒丹羽(…白高城)ポツリ

黒丹羽(ッ!!!!)

黒丹羽「~~ッ!!」ジタバタ

 ギシッ! ギシッ!

黒丹羽(そうだ…こんなところで寝てる暇はないだろ!)

黒丹羽(俺の居場所は…俺の居場所は…)

黒丹羽(あいつにしか…!)

842 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 01:32:44 ID:eZ65uKfU
黒丹羽「…!」ハァハァ

黒丹羽(月が出ている。もう夜か)

黒丹羽(もうそんなに時間が経ってんのかよ)

黒丹羽(じゃあ…今更探そうとしたって…クソ!!)

黒丹羽(いつもそうだ。信じようとするといつも俺の手からこぼれ落ちていく)

黒丹羽(俺はいつまで裏切られつづけなくちゃいけない…)

黒丹羽(……)

 病院の一室。すでに消灯時間は過ぎているのか、明かりはついていない。
 月明かりに照らしだされた窓枠のみが鉛色を鈍く光らせている。
 
 黒丹羽は空を見つめていた。
 遠くへ行ってしまった彼女を追い求めるかのように虚空ばかりに視線を走らせる。

黒丹羽(…)

 一瞬、風が吹いた。
 カーテンがふわりと舞い上がり、わずかな間窓を覆い隠す。

??「よ、相変わらずの仏頂面だな」

 風が止んだかと思うと、気づけば窓際に腰をおろす男がいた。
 光を受けた銀髪が妖しく煌めき、褐色の肌は闇の中に溶け込んでいる。

 男はニヤリとばつが悪そうに微笑むと一言。

アルジュナ「忘れ物」

843 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 01:41:52 ID:eZ65uKfU
黒丹羽「…」

アルジュナ「おいおい、なんだよその目! もっと早めの再開に目を輝かせろよな!」

黒丹羽「…」チッ

アルジュナ「別にこっちだって戻ってきたくて来たわけじゃねえ」

アルジュナ「ただ忘れ物をそのままにしておくわけにはいかねえだろ」

黒丹羽「そうかい・・・だったら、とっとと回収して帰れよ」

アルジュナ「いや、違うんだよ」

黒丹羽「?」

アルジュナ「俺の忘れ物じゃねえ。これは黒丹羽お前の忘れ物だ」

 言うが早いか、扉が開く。
 こんな時間の来訪者、一体誰かと目を向ければ。

??「黒丹羽…」ジワッ

黒丹羽「し、ろたき?」

白高城「黒丹羽!!」ダキッ

 そこにはここにいるはずのない白高城天里の姿があった。
 どういうことだと、アルジュナに目を向ければ、いかにもな説明口調で語った。

アルジュナ「今日の朝からお前の様子がおかしかったんで帰るついでにこっそり着いてったんだヨ」

アルジュナ「そしたらちょうどこの子が拐われそうになっているのを見つけちまったってワケ」

844 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 01:49:06 ID:eZ65uKfU
アルジュナ「せっかく見つけたお前の居場所なんだろ?二度と手放すんじゃねえぞ」

白高城「黒丹羽!私…私…!!」

黒丹羽「…悪かったな」

黒丹羽「…守ってやれなくて」ボソッ

白高城「いいよ、これから一緒なら、私はそれで…」

 これから。
 その言葉に黒丹羽は声を詰まらせる。
 すべてがバレた。これからなんてよりこの少女との距離が離れていくだけだろう。

 もしかしたら、もう二度と合うことも叶わなくなる――そんな気がした。

黒丹羽「…」

黒丹羽「これからも、俺はお前を守れない」

白高城「え、ええ…?どうして?」

黒丹羽「今日の騒動ですべてが明るみに出たんだよ。おそらく明日には警備員が引き取りに来る」

黒丹羽「首謀者は俺だ。だれよりも責任が重い。恐らく学校も退学、そのまま少年院送りが無難なところか」

845 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 01:56:41 ID:eZ65uKfU
白高城「そんな…!」

黒丹羽「わかっていたさ。いつかこんな日が来ることは。ただその可能性から目を背けていた」

白高城「もう会えなくなるなんて嫌だよ!せっかく無事に黒丹羽の所に戻ってこれたと思ったのに…」グスン

白高城「こんなのって…こんなのって」ポロポロ

白高城「いやだよ…」

黒丹羽「…」

アルジュナ「だったら」

アルジュナ「俺と一緒に来るか?」ニッ

黒丹羽「…何を言ってるんだ」

アルジュナ「だから俺と一緒にここを出るんだよ。大丈夫外には俺の仲間もいる。生きていくには困らないぜ」

アルジュナ「ただ、ここを出るということはすべてを投げ打つ覚悟を持つってことだ。今まで知り合ってきた奴ら、親でさえも切り捨てな」

黒丹羽「…!」

アルジュナ「居場所のためにそれだけのことをする覚悟はあるか?」

846 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 02:04:15 ID:eZ65uKfU
黒丹羽「端から俺はこんな所になんの思い入れもない。親もいないしな」

黒丹羽「だが、」チラッ

白高城「…!」

黒丹羽「お前はどうなんだ白高城?お前は俺なんかよりも大事なものが」

白高城「ない!!」ビシッ

白高城「そんなのない…私は何を捨てても黒丹羽のそばにいたいの」グスン

白高城「だから、ね?」ニコ

黒丹羽「…」

黒丹羽「そうか」

アルジュナ「決まりだな」ニィ

アルジュナ「よぅし。じゃあそうと決まれば実効あるのみ!夜明けまでにここを出るぞ」

アルジュナ「ここに来るのももう最期だ。心残りのないようにな」

黒丹羽「…心残りなんてあるものか」

 そう。俺にはもう隣に居場所となり得る存在がいる。
 それだけで充分だった。

847 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 02:18:55 ID:eZ65uKfU
 夜明けが近づき、学園都市の町並みに光が差し込み始める。
 それを一望して俺達は外へと繋がるゲートへと向かっていった。

アルジュナ「ゲートの人間は俺がプラジャーパティで抑えておく。その間に抜け出すぞ」

黒丹羽「…」コクッ

白高城「はい」コクッ

 こんな街になんの思い入れもない。
 しかし被るべき罰を放棄して逃げ出すのはすこしだけ後味が悪かった。

 けれど、

白高城「外国か~。私行ったことないんだよね。黒丹羽はある?」フフッ

 これから先のこと。
 そこには光が広がっている。その光を見ていると、これでよかったのだと確信が持てた。

 俺はこいつの傍にいたい。
 だからこの選択に何も後悔なんてしない。

 ゲートを抜けた先、見慣れぬ世界が広がっている。その向こうにはちょうど朝日が登ろうとしていた。

黒丹羽「ったく、眩しいったらありゃしない」

黒丹羽「けど…悪くないな」フッ


 この朝日のようにまばゆい希望の道を、俺たちは共に進んでいくだろう。



 これからも――ずっと。




 27日目  完

848■■■■:2015/07/31(金) 05:20:02 ID:Qa9PD.1Q
アルジュナ△

849 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 12:43:24 ID:eZ65uKfU
余談

黒丹羽どっかで戦闘不能になるだろと思って高をくくってたら秒数安価をくぐり抜けて最後まで生き残りやがった…
ヒナミンほど秒数安価運は悪くなかったということか

>>783
30%の確率で戦闘不能
>>803
40%の確率で戦闘不能
>>806
30%の確率で戦闘不能

さらに白高城
>>783
20%の確率で重症
>>800
30%の確率で木原にムッコロされてた
>>837
50%の確率で追加イベント発生せず。消息不明のまま

意外と運がいいのか…?
それを称えるということでこのペアはハッピーエンドでゴールインにしました
アルジュナ帰国イベントの消化も兼ねまして

それでは28日目開始します

850 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 12:52:43 ID:eZ65uKfU
28日目

闇城「あ~だりい」

闇城「たくっ、昨日の大騒動でこってこてに絞られたぜ・・・」ゲソッ

闇城「もはやボロ雑巾状態だ…」

闇城「くそ。風紀委員の奴らは風紀委員だからそこまで怒られないけど、無関係の学生となると警備員の風当たりキツイもんな」

闇城「いっそのこと、俺も風紀委員にでもなるか?」ハハ

闇城「なんてな。めんどくさがり屋の俺には合わないぜ」

闇城「あ~だりい。外は暑いし体の節々は痛いし、ずっと寝ててぇよ」

闇城「けどそれはもったいないよな…残り数日の夏休みだし、やり残していることはごまんとある」

闇城「うむ。やはり何かしよう」スクッ

闇城「んで、何しようか?」

>>851
何をする?

851■■■■:2015/07/31(金) 14:58:11 ID:Qa9PD.1Q
さすがに一厘と白高城の関係までは消化しきれませんでしたか…
しかし安価にも関わらず、風輪関係をここまできちんとハッピーエンドに持っていった技量は素晴らしいです

安価
・闇城が言っていた「やり残していること」を消化しにいく
・夏祭り
・乳を求めて三千里
・ヒナミンorホナミンの布教活動に協力
・あ~だりい!昨日はハードだったから寝る!(夢の世界再び)
・他の支部に遊びに行く(ただし昨日のこともあるので奉仕活動中心で)

好きなのを選びなされ

852 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 15:54:41 ID:eZ65uKfU
闇城「ん。そうか、今日は夏祭りが第7学区の河川敷付近で行われるとかなんとか言ってたな」

闇城「このイベントは夏休みには欠かせないだろ!」

闇城「女子の浴衣姿…そしてちょっとしたハプニングで肩口からスルリと」ニヒヒ

闇城「よし。決めた!夏祭りに行くぞ!!」

 ◇ 夕方

 ドンドンパララー オー キャー

闇城「というわけで、来たのはいいものの…」

闇城「俺一人ぼっちじゃねえか!!」

闇城「くそ・・・あえて電話で誘わず偶然の出会いに賭けた俺が馬鹿だった」ガクッ

闇城「見事にリア充ばかりじゃねえか…このアウェイ感半端ねえ」

853 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 15:57:27 ID:eZ65uKfU
闇城「一人射的…一人りんご飴…」

闇城「ああ、駄目だ。何もかも虚しく見えてしまう…」

闇城「くそ。どうすれば…!」ギリッ

>>854
どうする?

1 今から電話をかけて誘う(誰を?)
2 誰かとばったり出会う
3 帰宅
4 その他

854■■■■:2015/07/31(金) 17:17:13 ID:Qa9PD.1Q
3うそです2で

855 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 17:43:19 ID:eZ65uKfU
闇城「ん、あいつは…」

??「…。…。」

闇城「俺の知り合い!!」

闇城「よっしゃ来たぜこれ!これでぼっち夏祭り回避」

闇城「是が非でも、あいつと一緒に過ごしてやる!!」

闇城「お~い。そこのアンタ!!」

??「…?」クルッ

闇城「おっ、やっぱり>>856じゃん。どうだ一緒にここらへん廻らないか」

??「…」コクッ

闇城「ようし。決まりぃ~! 今日は楽しむぞ!」

>>856
誰?(初出キャラの場合は関係も)

856■■■■:2015/07/31(金) 17:57:39 ID:5vZv3nn2
いつか登場させようと思っていたキャラをここにきて出すぜ
ヤミジョウとの関係はおっぱい同好会で知り合った仲


【名前】恒例行事
【性別】女
【所属】科学
【能力】『空振乱打』:レベル4
【能力説明】
大気系の能力。自分の周囲に気流の噴射点を数十存在させ、それを『打つ』ことで強大な衝撃を拡散させる。
演算の補助的な役割として本人は特注のバットを使用しており、噴射点を球に見立ててバッティング(乱打)することで演算成立に役立てている
逆に空振るとその噴射点は消えてしまうのが弱点である
本人はよく空振りをするため、能力向上のために演算能力を鍛えるのでは無く、
下半身や腕の筋肉強化といった、主に身体能力を鍛えているという変わったトレーニングを日々積み重ねている
【概要】
常盤台中学3年生。なぜか金束晴天を師匠と呼んでいる。
元気いっぱいなスポーツ少女。
正規の能力開発ではなく、ソフトボールの練習を積み重ねてレベルを上げた。
(パーソナルリアリティが強化された為、と一節では言われている)。
基本的に誰に対しても敬語で接する。特に年上に敬意を払うのは、レベルや学校の関係はないと思っている。
普段の元気ハツラツスポーツ大好きな様子からは想像できないが、常磐台中学に属するだけあって、
お嬢様系の技能(ヴァイオリンや刺繍)も勉強もトップクラスである。
【特徴】
スクール水着(制服は教師がいる時だけ)
丸いだて眼鏡で髪型は縦ロール
身長199.9cm、胸は巨乳で余裕の3桁。
【台詞】
「ぴかぴかぴかりんじゃんけんポン!」
「胸は女のコのパラメータで1番重要っす~」
【SS使用条件】
18禁でもいいのよ

857 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 18:57:42 ID:eZ65uKfU
安価キャラと安価SSがついに交差してしまったか…
何スレ目のだ?w
―――――――――――――――――――――

恒例行事「ふふ~まさかこんなところで闇城さんに会うとは思いませんでしたよ~」

闇城「俺もだ。常盤台って門限とかなかったか?」

恒例「ふふ~。そんなこと気にしてたら夏休みなんて楽しめませんよ~だ」ベーッ

闇城「おいおい、この不良少女」

恒例「なんとでもいいなさいな。私は楽しむことに命をかけてますから」エッヘン

恒例「たとえ無断外出があの寮監にバレたとしても…」ワナワナ

恒例「我が生涯に一片の悔い無し!」

闇城「大げさだな!?つーかさすがに一片ぐらい悔いろ!」

 ワー ナニアレ オオキイ 

恒例「むっ、何やら周囲からの視線を感じますぞ」キョロキョロ

恒例「もしかしたら私達!カップルとか思われてるんですかね!?なんちゃって」

858 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 19:01:38 ID:eZ65uKfU
闇城「いや、カップルというより」

闇城(この身長差…完全に母と子だよな…)

闇城(くそ身長2メートルという設定さえなければ完璧なのに!胸の大きさも上位に食い込み、ルックスも悪くない!常時水着というデメリットも今は浴衣姿で消えている!)

 フフ ナニアレー オモイシロイクミアワセ チビガイルー

恒例「なにかいいました~?」

闇城「いや、なんでも」

闇城(並んで歩くと、相対的に俺がチビに見えんじゃねえか)ズゥン

闇城(一応平均身長程度はあんのに…)

859 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 19:07:29 ID:eZ65uKfU
恒例「あっ、射的だ。やりましょうよ~」

闇城「おっ、いいな。俺がなんかとってやるよ」

射的屋「へいらっしゃい。デカいべっぴんさんとちっこいあんちゃん」

闇城「ちっこい言うな!!」

闇城「一回200円だな。じゃあ…」

 チャキ


闇城「狙うは大当たり…」ガチャ

闇城「OPeyeで…」キュィィイ…

闇城「狙い撃つ!!」ズドンッ!!

>>860の秒数一桁で決定

奇数 当たり
偶数 外れ

860■■■■:2015/07/31(金) 19:22:54 ID:.dbHPu0c
>>857
5スレ目の安価キャラですね。まとめられたのは次スレ。
というか何故OPeyeを使うんだww闇城さんww
当たり、外れって、まさか………

861 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 19:42:38 ID:eZ65uKfU
5スレ目ってなかなか歴史を感じる
――――――――――――――


闇城「あ~…外れか」

恒例「下手くそっす」

闇城「うるへー難しいんだよこれ。銃なんてモデルガンでも触ったことないんだから」

闇城「次行くぞ次!」

恒例「はーい」

862 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 19:46:43 ID:eZ65uKfU
闇城「ほら、綿菓子あるぞ。食べていかないか」

恒例「ん~綿菓子デスカ…」

闇城「どうかしたか?」

恒例「いや、あれ砂糖の塊じゃないですか。太っちゃいますよ」

闇城「ははっ。そんなこと言ったら屋台の甘いモノは全般ダメになっちまうぞ」

恒例「いいです!焼きそばの方が好きですし~」

闇城「おっちゃんみたいな感性だな…」ハハ

闇城「んじゃ焼きそばでもたこ焼きでもいいよ。なんか買ってそこいらのベンチで食べようぜ」

恒例「そうですね! じゃあ焼きそば入りジャンボたこ焼きにします!!」

闇城「うまいのか…それ?」ヒッ

863 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 19:53:26 ID:eZ65uKfU
 ◇

闇城「ふぅ。ようやく一息だな」

恒例「なかなか開いてる席なかったですもんね」

闇城「大盛況だからな。少し遠いけど見つけられただけラッキーだったよ」ヨイショ

恒例「ここだったら花火もよく見えそうですよ~」

闇城「おっマジか。じゃあかなり穴場スポットだったんだな」

恒例「そうですね~。でももっといい人が隣だったら花火も最高だったんですけど」ハハハ

闇城「悪かったな。こんな冴えない奴と一緒で」ムッ

恒例「冗談ですよ、冗談!ほらほらそんな怒らないで! はいあ~ん」

闇城「怒ってねえしそのジャンボたこ焼きもいらぬ!」

恒例「ムキになっちゃ駄目ですよ~ほらほら~」ジュウウウウ

闇城「あっじぃいいい!!」ギャー

恒例「あっ! ごめんなさい。ちゃんとフーフーしてませんでしたぁ」

864 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 19:57:11 ID:eZ65uKfU
闇城「お前わざとやってるだろ…」ボロ

恒例「も~そんなことないですよ。ほら口周りも…」フー

闇城「いっ!?」

恒例「火傷しないようにふーふしてあげます。ほらお口をだして」フゥー

闇城「それぜってえ意味ないから!止めろ!口と口が近い!!」カーッ

恒例「そうなのですか?」キョトン

闇城「当たり前だろ…火傷してフーフーで治す奴がどこにいんだ」

恒例「それもそうですね」

闇城「そうだよ」

恒例「…」

闇城「…」

恒例「…」プッ

闇城「はは、」

二人「「あはははははははっ!!」」

865 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 20:02:55 ID:eZ65uKfU
闇城「お前のそういう所全然変わってねえな」

恒例「そういう闇城さんも、ですよ」

闇城「俺はめっちゃ変わったぞ。うん。この夏休みだけで大きな成長をした」

恒例「本当ですか…? それなら私だってこの数年で20センチも身長伸びたんですからね」エッヘン

闇城「伸びすぎぃ!?成長期ってレベルじゃねえぞ!」

闇城「確かにおっぱい同好会に所属してた時からでけえと思ってはいたが…」

闇城「まさかあれか20センチも…」ゴクリ

闇城(確かに、身長のデカさにばっかり目を向けがちだが胸も着実にあの頃よりでかくなっている!)

闇城(並のサイズじゃ2メートルの長身というインパクトに負けてしまうが、爆乳が長身とうまく噛み合って全体の均衡を保っている)

闇城「OPeye…計測不能計測不能計測不能!!」

闇城「なんちゅうことだ!」

866 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 20:08:19 ID:eZ65uKfU
恒例「でた、闇城さんのOPeye!」

恒例「あの時よりも精度はあがってるんですか?あの時は力士の雄っぱいと本物のおっぱいすら見分けがついてなかったのに」クス

闇城「ったりめえだ。今じゃ精度が上がり過ぎで触感さえも伝わってくるようだぜ」

闇城「が、それをもってしてもお前のそれは規格外だ…」ゴクリ

恒例「ふふ、なら直に触ってみます?」プチッ

闇城「おいやめろ」

恒例「闇城さんなら…いいよ?//」ヌギッ

闇城「ええい、R18展開に無理やり持ってこうとするな!いくら使用条件が緩いからって!」

恒例「あれあれ、なんですかその余裕。もっと理性をふっ飛ばして襲ってくるかと思ったのに」ツマンナイ

867 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 20:14:05 ID:eZ65uKfU
闇城「だからいったろ?俺も成長したって」ニィ

恒例「え、まさか…」

恒例「闇城さんグラデュエーションしちゃったんですか!?」マサカノ

闇城「…さぁ?」

恒例「むぅ~!!その思わせぶりな態度嫌いです!」

闇城「ふはは。まぁせいぜい考えるのだな」フハハハ

恒例「くぅ~!なんか負けた気分…」

 ◇

闇城「さて…」

闇城(ジャンボたこ焼きもなんとか消化したし、おしゃべりも一段落といったとこか)

闇城(花火までにはもう少し時間があるな。どうするか)

>>868
1 恒例と話す(何について?) 
2 闇城の知り合いが登場(誰?)
3 恒例の知り合いが登場(誰?)
4 当然尿意が!
5 その他

868■■■■:2015/07/31(金) 20:18:48 ID:.dbHPu0c
4は何なんだろう…と思いつつ
1(恒例の成長経緯について)+2(既存キャラでも初出キャラでも)

869 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 20:23:04 ID:eZ65uKfU
闇城「話し変わるんだけどさ」

恒例「なんですか?」

闇城「どうしてそんなにでかくなったんだ?」

恒例「どっちが?」

闇城「どっちも」

恒例「そりゃもちろん牛乳とスク水のお陰ですよ!!」エッヘン

闇城「ほう…」

闇城「」ハッ

闇城「いや「ほう…」じゃねえ!!」

闇城「牛乳はまだしもスク水ってなんだよ!スク水に豊胸効果あんなら全国のJCJKはみんな巨乳だっつの!」

恒例「それはまぁ私の体質的な…」ハハ

870 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 20:28:29 ID:eZ65uKfU
恒例「牛乳効果で身長と胸がどんどん大きくなるでしょ」

恒例「でも常時スク水だと体も胸が押さえつけられるから、それに反発しようとしてもっと大きくなろうとするのだ」ビシッ

闇城「するのだ、じゃないが」

闇城「しかし、そんな変態的な方法で身長で負けるのは悲しいな…」

恒例「闇城さんもやれば?まだ間に合うかも」

闇城「やんねえよ! これ以上俺の品位を落とさないでくれ!」

恒例「品位なんてあったんですか」ズバリ

闇城「うッ…」←多数女装経験済み

闇城「すいませんありませんでした見栄張ってました」

恒例「ですよね。プライドの欠片すらないのが闇城さんですから!」

闇城「ちくしょう…ストレートに貶してきやがる」シクシク

871 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 20:35:07 ID:eZ65uKfU
闇城(なんでこのHENTAIにここまで言われにゃならんのだ)

闇城(確かに俺も相当だが公私の区別はわきまえてるつもりだぞ)

??「む、貴様はあの時の」

闇城「ん。誰だ後ろから?」

千住「それに恒例先輩まで…なんの集まりですか一体」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1353.html

闇城「」

恒例「あっ。千住ちゃん。おひさ~」

闇城「お、お前はあの時の…」

闇城「千住だっけ?何でこんな所に…」ブルブル

千住「? 何を震えている」

872 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 20:39:32 ID:eZ65uKfU
恒例「あっ、わかった~千住ちゃんも花火見に抜け出してきたんだ~」

千住「そんなわけなかろう。先輩の脳みそはその胸にでも詰まっているのか?」

恒例「ひ、ひど~い!!」

千住「ルームメイトが脱走したのだ…」ハァ

千住「どうしても夏祭りに行きたいって聞かなくてな。そして私が連帯責任ということで連れ戻しにここまで来たというわけだ」

千住「先輩たちは見てないか?」

闇城「常盤台の生徒だろ?ここじゃみんな浴衣だからな」ウーン

恒例「そうそう、制服なのは千住ちゃんくらいだよ。いつもはスク水の私が今日に限ってはちゃんと浴衣着てるんだから」エヘン

873 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 20:46:39 ID:eZ65uKfU
千住「浴衣か…あんな動きづらい服ではいざというときに困る」

闇城「いざってどういう時だよ」

千住「もちろん敵襲だ」フフン

闇城「お前は一体どの世界で生きてるんだ…」

千住「しかし、見ていないかではもっと先の方ということかもしれないな」

千住「先輩、もし見かけたら私にご一報を」

恒例「うんうん。千住ちゃんのルームメイトって天寺ちゃんだよね? わかったよ~」

闇城「常盤台も大変なんだなぁ」シミジミ

闇城(花火にはまだ時間あるし手伝ってもいいけど…)

闇城(あの千住だしな…余計なことはするなボコォ!!なんてことになったら…)ヒエッ

闇城(ん~どうするか…)

>>874
手伝うor手伝わない

874■■■■:2015/07/31(金) 21:14:53 ID:Iw/UiNIw
手伝う
網走を攻略した闇城さんなら千住ルートも可能か…?

875 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 21:25:32 ID:eZ65uKfU

闇城(けどな、この人混みの中一人で探すのは無謀だ)

闇城(むしろここで恩を売っておけば、うかつに殴っては来なくなるだろう)ムヒヒ

闇城(よし、手伝うぜ!!)

闇城「ちょいまてよ千住!」

千住「なんだ?…、…、…」クルッ

闇城「闇城降魔だ。俺達も探すの手伝ってやるよ」

恒例「え~?私もっすか」

闇城「当たり前だろ。むしろお前こそ先輩なんだから、かわいい(?)後輩のために一肌脱ぐってもんじゃねえんかい」

恒例「む~確かに…」

千住「こちらが不利益を被るわけではないから、その申し出を断りはしない」

千住「では私は東の方面を重点的に調べる。先輩と闇城は北の方を頼んだ」

876 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 22:30:40 ID:eZ65uKfU

 タッタッタ

闇城「なんだよあの言い方。感謝の言葉一つ言えんのか」ムス

恒例「ふふ、千住ちゃんはこうやって誰かに親切にされたことないからね。どう返していいのかわかんなかっただけだよ」

闇城「不器用すぎんだろ…」オイオイ

恒例「それじゃ探しに行きましょ。あの子の顔知ってるのは私だけですし」

闇城「そうだな。俺が役に立てるのかわからんけど行ってみるか」ウシ

 ◇

877 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 22:40:19 ID:eZ65uKfU
ワイワイ ガヤガヤ

闇城「どうだ。いたか?」

恒例「いないよ~」

恒例「こっち側じゃないのかな?」

闇城「ふむぅ。これはめんどうなことを請け負っちまったようだな」

恒例「ん。あれって…」

闇城「なんだなんだ。なにか見つけたのか!?」

恒例「闇城さん。あれみて!」

闇城「な、あれは」

闇城「――――>>878じゃねえか!」

>>878
何を見つけた?

878■■■■:2015/07/31(金) 22:50:36 ID:.dbHPu0c
風紀委員(闇城と会ったことがあるかどうか、どこの支部かはおまかせ)
と一緒にいる『天寺と思われる少女』

879 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 23:32:01 ID:eZ65uKfU
風紀委員「~~!」

少女「――!――!」

闇城「あれは――緋花ちゃんじゃねえか!」

恒例「いました。天寺ちゃんです」

闇城「え?」

恒例「はい?」

緋花「もう、これに懲りたらくれぐれもこのようなことはしないでくださいね」

天寺京嵐「は~い」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1352.html

闇城「お~い」

恒例「そこのお二人さん!」

880 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 23:36:39 ID:eZ65uKfU
緋花「あ。闇城さん…と」

緋花「ヴぇ!?」

恒例「?」

緋花(何この高身長お化け)

緋花「…そちらは?」

恒例「あ、闇城さんとの知り合いでそこの天寺ちゃんともお知り合いの恒例行事でーす!」

天寺「せ、先輩なんでここに!?門限はとっくに…」

恒例「ふふん。理由は天寺ちゃんと同じだよっ!」

天寺「なるほど…大体わかりました。ふふふ」

闇城「それで、どうして緋花はこの子といたんだ?なにか叱ってるようにも見えたけど…」

緋花「それはですね…」ハァ

881 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 23:41:36 ID:eZ65uKfU
緋花「私が風紀委員として見まわってると目があったんですよ。すると何やら挙動不審げに逃げ出すものですから、追い詰めて問いただしていたんです」

闇城「なるほどなるほど」

緋花「そしたら、この子。こんなものを持ち歩いてて…//」スッ

天寺「ふふふ。いいじゃないですか」

闇城「なんだこれ飲み物?」

緋花「媚薬です」

闇城「」ブーッ

闇城「なんちゅうものを持ち歩いてんだ今頃の中学生は…」ゲホゲホ

緋花「この祭りに際して変なものを持ち込んでいたらそれだけで警備員に通報されてもおかしくないんですからって叱っていたところです」

天寺「いやん。それを使うのは愛しの御坂様だけですわん!他のものに使うことなんてありませんのに…」

闇城「いや使うなよ!?」

882 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 23:46:50 ID:eZ65uKfU
闇城「それで?その媚薬は緋花が預かっとくのか?」

緋花「もちろん。まことに不本意ですが//」

天寺「しょぼ~んですわ」ズゥン

天寺(なんてね。そんなの部屋に帰ればいくらでもありますわ。ふふふ)

緋花「あ、でも。やっぱ…」

闇城「?」

緋花「これは闇城さんに預けておきます」ズィ

闇城「へっ?」

闇城「いやいや待て。なぜ俺に渡す」

緋花「それは女である私がこういうの…持ってたら色々とおかしいじゃないですか」

緋花「こういうのって普通は男性が持ってるものですよね」

闇城「間違っちゃいねえけど…」ポリポリ

緋花「それに闇城さんなら悪用しないって信じれますから。安心して預けることができるんです」

闇城「そうか…?それなら」パシッ

緋花「では頼みましたから!」

883 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 23:53:22 ID:eZ65uKfU
闇城「お、おう…」

闇城(なんだろう、上手く口車に乗せられた気がする…)

 
 【媚薬を手に入れました】


恒例「あっ、千住ちゃ~ん。ここにいたよぉ!」

千住「まったく手間をかけさせおって」ズンズン

天寺「ひぃ!?千住さん。なんでここに!?」

千住「言わなければわからぬか」ポキポキ

千住「貴様のおかげでどこまで私が迷惑を被ったか…」ドドドドド

天寺「ひぇ~!!首は!首だけはご勘弁を~ッ!!」ペコペコ

千住「問答無用!!」ボギィ!!

天寺「あがたっ!?」ドサッ

884 ◆8TJkvamSm6:2015/07/31(金) 23:57:14 ID:eZ65uKfU

 ガシッ

千住「先輩たちのおかげで助かった。そして私のルームメイトが迷惑をかけた」

千住「すまなかったな」ペコッ

緋花「とにかく、そういう薬には手を付けないように指導をおねがいしますね」

千住「なに?前回すべて破棄したと思っていたら、まだ隠し持っていたか貴様!」

天寺「」チーン

千住「答えろ。どうせ貴様のことだ。まだ隠し持っているに違いない!出せ!私も巻き添えを食らうのはもうゴメンなんだぞ!」

天寺「」ガクッガクッ

恒例「天寺ちゃん完璧に気を失ってるから…」

緋花(何この人こわい)

闇城(俺も怖い)

885 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 00:01:26 ID:K9.wC/qA
千住「まあ、良い」グィ

緋花(女の子一人を…)

闇城(軽々と肩で担ぎやがった…)

恒例「あはは。天寺ちゃん肩掛けバッグみたい!」クスクス

千住「それでは…私はここで」

闇城「あ」

 バンッ! ヒュー…ドンッ!!

緋花「わぁ!花火だ!!」

恒例「綺麗だな~やっぱわざわざ抜けだしてきたかいがあったよ」

千住「…」パァァ

闇城「やっぱ近場で見ると違うねぇ。こう迫力とか音とか!」

千住「…ふ、ふん」

千住「こんなもの見てなにが楽しいのか理解できぬな。ただの科学現象ではないか」

886 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 00:07:08 ID:K9.wC/qA
恒例「そう?私はもっと神秘的ななにかに感じるけどな~」ウフ

緋花「確かに…人の叡智が空にこうして刻まれるってなんだか不思議な感じです」

 ドンッ…! ドンッ…! バァッン!!

千住「…」

闇城「たまにはこういうものもいいと思うぜ」

闇城「細けえことは抜きにしてさ。単純にテンションあがんじゃん」

千住「ふむ、まあ記憶には残るかもな…」

千住「――と、こうしちゃいられない。一秒でも早く帰らなければ寮監に何をされるか」

恒例「ははは~大変だねえ~」

 ゴッ!!

千住「先輩、貴様も人ごとではないだろ」ムスッ

恒例「」ドサッ

千住「それではな。と言ってもまた会うことはないだろうが」ズルズル

闇城(あの巨体を…)

緋花(引きずって運んでる…)

887 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 00:09:22 ID:K9.wC/qA
緋花「行っちゃいましたね・・・」

闇城「おう」

緋花「あの前から思ってたんですけど」

闇城「なんだ?」

緋花「なんで闇城さんの知り合いってあんなにも個性派ぞろいなんですか?」

闇城「しらん」

闇城「個性派って言えば聞こえがいいが、ようするに変人が多いってことだろ」

緋花「そんなこと・・・なくもないですね」ハハ

888 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 00:13:37 ID:K9.wC/qA
緋花「あ、私もこの後支部のみんなと用事があるんでした!」

緋花「それじゃ闇城さん。また!」

闇城「そっか。気をつけてな」

緋花「はい。それと媚薬はちゃんと管理しといてくださいね~」

闇城「わーってるよ」ヘイヘイ

闇城「・・・」

闇城「みんな行っちまったか」

闇城「それじゃ俺も帰るとするかねえ」

闇城「今日は久々にゆっくりと出来た。花火も綺麗だったし、いろんな奴にも会えたしで、悪くなかったな」

889 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 00:18:06 ID:K9.wC/qA
闇城「それに…」ムフフ

闇城「こんな素晴らしいアイテムまで手に入れちまったからなぁ!!」

つ媚薬

闇城「ふふふ。健全な男子がこんなけしからんものを手に入れたら使うしかないだろ」ニヤニヤ

闇城「緋花もまだまだ男をしらねえな!ふはははははは!!」

闇城「――……」フゥ

闇城「だが、これは来るべき日が来るまで大事にとっておこう」

闇城「焦るなよ俺。チャンスは絶対に来るはず…それまでうかつに使って失敗は避けたい」

闇城「よし、なんかやる気出てきた!!これを糧に明日も頑張るぞーー!」ウオー



 28日目  完

890■■■■:2015/08/01(土) 00:24:00 ID:YKdY3Ph6
乙です。
まさか……まさか誰もやらないと思ってた本スレオンリーで毎回封印されていた
安価キャラを持ち出す猛者がいたとは…(しかもだいぶ昔の)

そして緋花!常識人枠キャラっぽく振る舞ってるけどお前もたいがい個性強いぞw
(恒例行事の化物スペックにはさすがに及ばないけど、この娘も相当なスペック)

891■■■■:2015/08/01(土) 08:29:04 ID:7uZI3ewY

誰も予想してなかったキャラの個性の強烈さのせいか、短めな話だったためか(網走回は長めの話だった)
千住ガードは今回は崩し切れなかったか・・・
闇城さんもこの土壇場でしれっと珍品手に入れてるしw

892■■■■:2015/08/01(土) 12:31:23 ID:uAo1UgIg
恒例は安価キャラの中でも比較的ましな方だから良かった
これで初期の奴らが出ようものなら宇宙の法則が乱れるぞ(笑)

893 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 17:16:30 ID:K9.wC/qA

千住ルートって…需要ないっしょ!w
――――――――――――――――


29日目

闇城「はぁ…今日合わせても、もう残り3日か」

闇城「学校嫌だ…」ズゥン

闇城「しかしいやだいやだと言っても時間はまってくれない」

闇城「ならできることは、一日一日を悔いなく生きることだけだ」ウム

闇城「よし、今日はどうしようか」

>>894
何をする?
1 とりあえず外出
2 突如来客が
3 突如電話が
4 その他

894■■■■:2015/08/01(土) 18:32:27 ID:uAo1UgIg

鉄砲町を地獄の底から引きずりあげてやるしかねえよなア!

895■■■■:2015/08/01(土) 18:47:33 ID:YKdY3Ph6
4 媚薬をどうにかしねえと

清城「風紀委員か警備員に引き取ってもらうか、何とか処分しねえと」
エロ城「媚薬を誰かに使いに行こう!!」

どちらか一方でも分岐ルートでも

896 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 20:08:29 ID:K9.wC/qA
ぐふぅ。ついに鉄砲町にも決着をつける時が来たのか
なかなか28日は長丁場になりそうだぜ…
――――――――――――――――――――――

 コト…

闇城「ん?」

闇城「宅配便かな」ガチャ

闇城「なにもないじゃんか」

闇城「あれ、でもドアの隙間に封筒が…なんだこれ。宛先も書かれてねえし」

 ビリビリ

闇城「…!」

 その中身は一枚の千円札だった。
 瞬時に俺はその送り主が誰かということに気づく。


闇城「鉄砲町…!」ガタッ

闇城「おい鉄砲町!!いるんだろ!!出てこいよ!!」

897 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 20:14:30 ID:K9.wC/qA
闇城「まだ近くにいるはずだ…!」

闇城「追いつけるよな!」ダッ

 追いかけて何がしたいのか。
 そんな疑問がふと湧いた。確かに具体的に自分が彼女にしてやれることは思い浮かばない。

 けれど、

闇城「どこだ!?また顔を見せてくれよ!」

 それがほっといていい理由にはならなかった。
 何をするかなんて見つけた後にでも考えれば良い。
 今は探さなくては。今動かなきゃ、二度と彼女に会えない気がした。

闇城「くそ…!あいつ足だけは早いんだよな」ダッダッダッ

闇城「駄目だ…見失っちまった」

 いつまにか握りつぶしてしまっていた封筒。
 そこには小さな文字で「さよなら」とだけ書かれていた。

898 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 20:23:16 ID:K9.wC/qA
闇城「くそ、メールもどうせ返事は来ないだろうし…!」

闇城「ああ!もうあの野郎!」

闇城「おもしれえ…!お前が自分から地獄に落ちようとしてんなら」

闇城「俺は意地でも引き釣りあげてやるよ!だりいけどな」

闇城「さて、いきこんだはいいものの…どうするか…」

闇城「今、俺にできることは…」

>>899
1 道行く人に鉄砲町を見なかったか聞く(秒数一桁が7で見た。それ以外見てない)
2 ブライトステアホテル(あの日の場所)に行ってみる
3 闇に精通してそうな人に聞く
4 その他

899■■■■:2015/08/01(土) 20:33:46 ID:YKdY3Ph6
とりあえず1(よろしければ初出キャラ)

既存キャラで闇に精通してそうな人は敵方か退場キャラばっかりだしなぁ・・・

900 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 20:42:54 ID:K9.wC/qA
闇城「おーい、そこのアンタ!!」

??「…はい?」

闇城「ここらへんで小さい女の子見かけなかったか?特徴は――」

闇城「…って感じなんだけど」

薬紗富美「…」フーム
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/2037.html

薬紗「残念だけど知らないね」

901 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 20:45:59 ID:K9.wC/qA
薬紗「君は何?その子のストーカーさん?」

闇城「違うよ!詳しい事情は話せないけど断じてそんなことじゃないから!」

薬紗「ふ~ん。ま、私の様々な不幸を乗り越えてきた観察眼からすると、確かに君は悪いやつじゃなさそうだ」

闇城「だろ…?」

薬紗「けど、後先考えず首を突っ込む馬鹿。反省はするが後悔はしないタイプと見た」ズバリ

902 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 20:50:50 ID:K9.wC/qA
闇城「悔しいが、否定出来ない俺がいる」クソゥ

薬紗「人探しか、風紀委員として手伝ってもいいんだけど。詳しい事情が話せないんじゃな」

闇城「風紀委員なのか。アンタ」

薬紗「この腕章が目にはいらない?「台風の目」だとか「疫病神」とか言われてるけどこれでもれっきとした風紀委員なんだから」

闇城「それって頼りにしてもいいのか…?」ハハ

薬紗「正直しないほうがいいよ。私の近くにいるだけで怪我することになるから」キッパリ

闇城「はは…なら素直に従うとするよ。俺も無駄な怪我をしてる暇はねえからな」

903 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 20:55:14 ID:K9.wC/qA
闇城「…と、なるとやっぱ」ボソボソ

闇城「何かの手がかりがあるかもしんねえし、ブライトステアホテルに一度…」ボソボソ

薬紗「ん。ブライトステアホテルだって?」

闇城「わわっ!何でもねえよ」

薬紗「ははぁ~ん。もしや…」

薬紗「3週間くらい前の例の事件でも追ってるの?」ニヒッ

闇城「そ、それは…」

薬紗「あれはすごかったよね。ホテルの一室が一瞬にしてボカンだもの。実は私もあの時近くにいてさ…」

薬紗「風紀委員として避難誘導に参加したわけだけど…」

闇城「あ~ゴホンゴホン!」

904 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 21:02:18 ID:K9.wC/qA
薬紗「現場には犯人らしき人物も被害者もいなかったそうだよ」

薬紗「しかし隣接する部屋にいたヒトの証言だと何やら男女の話し声が聞こえ、銃声も聞こえてきたとのこと」

薬紗「映画でも流しているのかと思ったけど、現場には実際に大量の薬莢が残されていた」

薬紗「ね?不思議でしょ?まるで隠蔽でもされてるかのような事実と結果のちぐはぐ具合」

闇城「そ、そうだな…」サーッ

闇城「お、俺も実はさそれが気になってたんだよ。奇遇だな。あははははーー」

薬紗「じゃあ追ってる子がその事件に関与してるってこと?」

闇城「え…!」

闇城(やば…どじった!!)

闇城(どうしよどうしよ。たしかにその通りなんだけどその通りなんだけども!)

闇城(はいそうです!なんて言えねえよ!!)

905 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 21:10:55 ID:K9.wC/qA
闇城「さぁな。でも現場から立ち去る少女を見かけたって話だからもしかしたら…ってとこだ」

薬紗「へえ、そんな情報は初めてだよ。何気に君情報通だね」

闇城「まぁ…現代のシャーロックとは俺のことだからな!!」ハハン

薬紗「でも、その件には深く関わらないほうが身のためだよ」

闇城「…?どうしてだ」

薬紗「裏の噂によると…それは暗部組織の仲違いによるものってことらしいから」

薬紗「命令に背いた罪で部屋まるごと爆殺。死体が出てこないのは裏で抹消されたからなんて言われてるくらいだし」

闇城「なんでアンタがそんなことを知ってるんだよ」

薬紗「いやでも耳に入ってきちゃうわよ。ひょんなトラブルから何百回も裏の事件に巻き込まれてるんだから…」ハァ

906 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 21:23:52 ID:K9.wC/qA
闇城「暗部組織か…」

闇城「そのことでもうちょっと何かしらないか」

薬紗「追求を止めろって言ってるのに、なんで聞かないのかな」

薬紗「私が受動的トラブルメーカーだとしたら、君は能動的トラブルメーカーだよ」ハァ

薬紗「クラウド…その組織はそう呼ばれてるらしいわよ」

闇城「クラウド…か。他には?そのクラウドについてもっと詳しく!」

薬紗「私は情報屋じゃないってのに…ちょっとまってて」パラパラパラ

闇城(日記か…。一日のページがぎっしり。しかも「殺されかけた」だの「半殺し」だの不吉なWordばっかりが目につくぜ…)

闇城(人様の事言えねえけど、こいつもどんだけ厄介事に巻き込まれてんだか)

薬莢「――――ん」

闇城「なにか見つかったか?」

薬莢「えっとね…」


>>907の秒数一桁で決定
1、3   なにも見つからなかった
4、9、  クラウドのアジトの場所
2、8   メディアの情報
5     不知火の情報
6     盤石の情報
7、0   鉄砲町の情報

907■■■■:2015/08/01(土) 21:45:10 ID:9G7WMkBA
なにも見つからない方が幸せ

908 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 22:04:45 ID:K9.wC/qA

薬莢「読み上げたほうが早いな」

薬莢「8月17日。スキルアウトの集団に鉄砲町大筒という少女と間違われて確保される。命からがら逃げ出すことに成功したがあのままだったら暗部組織クラウドに引き渡されていたそうだ。もしそうなったとしたら私はどうなっていたのか
…あまり考えないようにする」

薬莢「――って感じ。要するにクラウドがスキルアウトを利用して鉄砲町という子を狙ってるってわけよ」

闇城「…! なるほど」

薬莢「やっぱ第10学区はいくもんじゃないわね。勘違いってこれで何度目ってくらいだし」

909 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 22:18:04 ID:K9.wC/qA
薬莢「私が知ってるのはこんなところ」パンッ

闇城「ありがとう。たすかったぜ」

薬莢「…」

薬莢「くれぐれもこの情報源が私とは言わないように。またスキルアウトや無能力者狩りや暗部やらに狙われるリスクは少しでも低くしておきたいんで」

闇城「わーってる。そんじゃアンタも色々大変そうだけど死ぬんじゃねえぞ」グッ

薬莢「その言葉、そっくりそのままお返ししますよ―」

 ◇

闇城「さて、目撃証言は得られなかったけど、結構重要な情報が手に入った」

闇城「鉄砲町は元いたクラウドに狙われてる。無理もねえ…あの時命令違反を犯してでも俺の命を救ったんだ」

闇城「今度は俺の番だ…鉄砲町」

闇城「それで10学区のスキルアウトが動いているということは鉄砲町は10学区にいるってことか?」

闇城「スキルアウトが素直に話すとは思えねえし、もう少し情報があってからでもいいよな…」

闇城「けど時間がねえ。こうしている間にも鉄砲町は狙われてんだ」

闇城「どうするか…」


>>910
1 10学区へ
2 ブライトステアホテルへ
3 恵みの大地へ(秒数一桁が7で…?)
4 その他

910■■■■:2015/08/01(土) 22:24:26 ID:YKdY3Ph6
3 何が起こる!?・・・秒数7だけだと難しそうだけど

911 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 22:33:52 ID:K9.wC/qA

テクテク…

闇城「…」


闇城「…」スタッ

  デーメーテール
 【恵みの大地】

闇城「そう言えばあいつと初めてであった場所はここだったな」

石墨「あれ、闇城じゃん。寄ってく?」

闇城「ああ。ちょっとだけ」スッ

石墨「ほよ。今日は一人でなんだ?ふふ。ついに二股がバレてどっちからも見放されたんだな~」ザマァ

闇城「…」

石墨「…闇城?」

闇城(まさか、な。まさかとは思うけど――)

 期待していた。
 またあの時と同じ場所で鉄砲町がいることを。

 そして俺の顔を見ると、ちょっとだけ微笑んで、次にはせわしなくメールを打ち込んでいる。
 メールの内容はまた「お金ないからかして」なんてふざけたもんで、俺がそこでツッコミを入れるとよくわからない顔文字で「ケチンボ」って言ってくる。

 そんな光景が目に浮かぶようだった。

912 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 22:36:52 ID:K9.wC/qA
鉄砲町「…」カチカチ

闇城「――!!」

鉄砲町「…!」

鉄砲町「…」

闇城「鉄p――――ッ…」

鉄砲町「」ニコッ

鉄砲「」

鉄「」

 スゥッ…

闇城「…くっ」

913 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 22:40:19 ID:K9.wC/qA
石墨「何飲む?いつものでいい?」

闇城「悪い。今日はやっぱ帰るわ」

石墨「はっ?なによそれ。冷やかし?」ムッ

闇城「ほんとうに悪い。また来るから」ダッ

石墨「何なのよ、今日のあいつ」

   ◇

闇城「はは。何考えてるんだ俺。いるわけねえのにな…」

闇城「ええい。辛気臭いのは止めだ止め!」

闇城「10学区に何かしら手がかりがあるんだ。そこに行けば、きっと…」

914 ◆8TJkvamSm6:2015/08/01(土) 22:48:04 ID:K9.wC/qA
闇城「きっと鉄砲町が…」

闇城「いる…よな」


  ◇ 10学区


闇城「ここに来るのは久々だな。相変わらず治安の悪そうなことで」

闇城「見たところ、鉄砲町どころか人影すら見えねえ」

闇城「これから何をすりゃいいかな」

>>915
どうする?

915■■■■:2015/08/01(土) 23:46:09 ID:YKdY3Ph6
腹ごしらえも兼ねて、とりあえずこの第十学区にある潘夢華の中華料理店に寄ってみる

916■■■■:2015/08/02(日) 16:00:39 ID:DCin6HaY
潘夢華
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1591.html

917 ◆8TJkvamSm6:2015/08/02(日) 20:30:09 ID:1U/1J8UY
闇城「」グゥ‐

闇城「そういえば、朝飛び出したっきりで何も口にしてなかったな」

闇城「腹が減っては戦はできぬ。思考を落ち着かせるためにもまずは飯にしよう」

闇城「ん~…この辺だとどこが安くて近いかな…」ポチポチ

闇城「おっ、一件ヒット。中華料理屋か…言って見る価値ありだね」

 ◇

闇城「すいませ~ん」ガラッ

潘夢華「ぉぉう!久々の一見さんなのら~!」

闇城「あれ、もしかして初見お断り的な…?」

潘夢華「ううん。そんなことはないのだじぇ。ウェルカムなのら!」

闇城「そうか…?ならよかった」

闇城(変なしゃべり方)

918 ◆8TJkvamSm6:2015/08/02(日) 20:32:21 ID:1U/1J8UY
潘夢華「ささ、狭いけど座って座って!」

闇城「おう」

潘夢華「ご注文はなんなのら?すぐに作っちゃうのら」

闇城「ん、そうだな。中華の定番といえばやっぱ麻婆豆腐だし、それで」

潘夢華「はーい。かしこまり!少々お待ちを~」

919 ◆8TJkvamSm6:2015/08/02(日) 20:39:45 ID:1U/1J8UY
闇城「」…クッゴクッ

闇城「…ふぅ。ようやく一息つけた気がする」

闇城「しかし他の屋台に比べて。空いてるんだな、ここ」

潘夢華「そうなの。他の店に客取られるもんだから常時閑古鳥が鳴いてるのら」

闇城「へえ、なんでまた?まずいのか」

潘夢華「そんなことないのら!美味中の美味!ただ常連で固まりすぎて新規が入りづらい空気になってるらしいのだじぇ」

920 ◆8TJkvamSm6:2015/08/02(日) 20:46:23 ID:1U/1J8UY
闇城「は~。なるほど、俺が来た時はそんな感じしなかったけどな」キョロキョロ

潘夢華「お客さん10学区の人じゃないでしょ」

闇城「ん、まあそうだな。今日はたまたまここに来る用事があっただけだ」

潘夢華「10学区の人間はその常連を恐れているのら。ここらじゃ悪名高い奴もよく来るからにゃ」

潘夢華「だから基本的に新規は来ない。来るとしたら怖いもの見たさの馬鹿か、他学区のお客さんというわけなのら…」ハァ

闇城「なんだか大変そうだな」ハハ

??「…」スッ

潘夢華「あ。いらっしゃい!君かぁ、久し振りなのら~」

闇城(噂をすれば常連登場か…)

??「…」スタッ

闇城(隣りに座ったか。どれ…恐れられているっていうヤツがどんななのか、顔を拝ませてもらうとするか)チラッ

闇城「…!」

>>921
誰?

921■■■■:2015/08/02(日) 22:27:50 ID:XWhOcjVI
ア イ テ ム
(全員でも誰か何人かだけでもどちらでも)

922 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 18:00:27 ID:wgPcFoFw
麦野「ったく、今日の相手はちょっぴりだるかったぜ」

フレンダ「でもでも結局!私達の勝利ってわけよ!」

闇城「」

闇城「女二人…てか片方は」

麦野「ん?」

麦野「おいそこにいるやつ」

フレンダ「おおぅ麦野が男子に声をかけるとは?もしかしてもしかして逆ナンってわけよ!」

 バキィ

麦野「お前は黙っとけ」

フレンダ「星が…回ってるってわけ…よ」クラクラ

麦野「よう、久々じゃねえか。相変わらず暑苦しい顔しやがって」ニヤ

闇城「…」

闇城(こいつ、前に鉄砲町の行方を教えてくれた奴だよな)

闇城(もしかしたら今回も・・・)

923 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 18:08:44 ID:wgPcFoFw
麦野「そう言えば、探してた相手には会えたのかよ」

闇城「あの時はな…」

闇城「けどまた探してる」

麦野「はぁ?なんだよそれ」

闇城「実は…」

 ◇

麦野「はははは!なるほどね。やっぱあの女も暗部の人間だったってわけか」

闇城「も、ってなんだよ。まさか」

麦野「ああ、私達もそうだけど?」

フレンダ「ちょっとちょっと麦野!こんな一般ピーポーにばらしちゃって言いわけ」

麦野「別に構いやしねえよ。どうせこいつ一人で何かできるわけでもねえ。しようとするなら消すだけだしな」

闇城「…」

闇城「そうだな。俺は今アンタらにかまってる暇はない」

闇城「俺が今やることは鉄砲町を地獄の底から引き釣りあげることだけだ!」

924 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 18:13:51 ID:wgPcFoFw
麦野「くせえ」

闇城「なんだと」ムカッ

麦野「青臭えんだよクソガキ」

麦野「なにが救うだ? なにが地獄の底から引き釣りあげるだ!?」

麦野「ははははははは!!おかしくって腹がねじ切れちまうよ」ハハハ

闇城「テメエ…何が言いてえんだよ!」

麦野「なあ深海魚って知ってるか?」

フレンダ「はいはい!知ってる! 鯖のことってわけよ?」

 ばきぃ!

フレンダ「」チーン

麦野「普段は薄暗え奥底でひっそりと生きてる日陰者なんだが」

麦野「釣り上げられるとあら大変。気圧の変化でめんたまは膨らみ、酷い時にゃ体まるごと爆発するんだぜ?」

闇城「だから!どういうことだって――――」

925 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 18:20:33 ID:wgPcFoFw
麦野「それと同じだよ。人間も」

麦野「深海で生まれ育った魚がそこでしか生きられないように、人間も闇の住人は永遠に闇のままさ」

闇城「違う!人間は変われるんだよ!俺はそれを知ってる!」

麦野「ぎゃははは!笑わせんな。変われるのならみんな変わってるさ。それができねえから泥すすって生きてる奴がそこらで這いつくばってんだろうが」

麦野「お前がやろうとしてるのはまさに釣り師と同じことだよ。釣り上げる対象なんか知ったこっちゃない。ただ自己満足のためにやろうとしてるんだ。だからこそ、その後どうしようかなんて何も考えてないだろ?」

闇城「…それは…今考えることじゃ」

麦野「いや、今考えることだ」

闇城「!」

麦野「中途半端な気持ちで見通しも持たねえまま手を伸ばせば、逆に引きずり込まれるぞ?私達みたいな人間になぁ…」ニタァ

926 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 18:27:21 ID:wgPcFoFw
闇城「脅しのつもりか?」

麦野「いや、事実をいったまでさ」

フレンダ「その通りってわけよ。暗部なめんじゃねえぞ」

闇城「…」

闇城「…」

麦野「さては、お前。これが初めてじゃねえな?」ニヤ

闇城「…何がだ?」

麦野「闇の住人を無理やり表に引き釣りあげたことがだよ」

麦野「その時はまるで自分がヒーローだと思ったんだろ?正しい行いをしたと満足したんだろ?またその感覚を思い出したくて、同じ価値観を別のやつにも押し付けようとしてる」ニヤ

麦野「違うか?」

闇城「――――…!」

927 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 18:34:23 ID:wgPcFoFw
闇城「いい加減にしろ!!」ダンッ

闇城「さっきから聞いてりゃ想像でぺちゃくちゃものを語りやがって!」

闇城「俺はな!そんなヒーローだとか正しさなんかで行動してるわけじゃねえ!」

闇城「ただ、あいつは今苦しんでる!それに事実に俺はほっとけないと思った!だからこうしてるんだ!」

闇城「お前らからすれば俺の行動は偽善なのかもしれない、おせっかいなのかもしれない、気に食わないのかも知れない!」

闇城「けどな!これは俺の選択だ!何を言われようが何をされようが曲げる気はねえよ!」

フレンダ「うわ…うざキモ」

麦野「…」ククク

フレンダ「麦野?」

麦野「そうかい。じゃあ勝手にすりゃいいさ。端からそのつもりだろうしな」

麦野「ただ一つ忠告しておくぜ」

麦野「表と闇は共存できねえ。どうあがいてもな」

麦野「もしテメエがそいつと寄り添う覚悟なら…」

麦野「どちらかが犠牲を払って、どちらかの領域に入るしかねえ。その代償はデカイぞ」クク

928 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 18:39:05 ID:wgPcFoFw
闇城「そうかい。耳に入れておくよ」

潘夢華「はーい。麻婆豆腐お待ちなのら!」

闇城「いただきます!」ガツムシャ

闇城「ごちそうさま!」ペロリ

潘夢華「はやっ!? もっと味わって食べて欲しかったのら…」ショボン

闇城「それじゃお会計、ここにおいておくから」チャリン

潘夢華「はーい。またのお越しを~」

麦野「…」

フレンダ「何だったのあいつ?ああいう単細胞馬鹿はさっさと死んだほうがマシってわけよ」

フレンダ「ねえ麦野?」

麦野「クク、そうだな。だがああいうヤツに限ってしぶとく生き残りやがるんだ」

麦野(生き残っても…地獄しかねえけどな)

929 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 18:45:22 ID:wgPcFoFw
 ◇

闇城「くそ、嫌な気分になったぜ」

闇城「暗部の連中ってのはあんなにも荒んじまってんのか…」

闇城「鉄砲町…お前は」

闇城「お前は違うよな…」

闇城「ん。なにか視線が…」

闇城「誰だ?」

??「…」コソッ

>>930
誰?
(鉄砲町を指定する場合は秒数一桁が2,7,0の場合で成功。それ以外だとスキルアウトに)

930■■■■:2015/08/03(月) 19:24:36 ID:jtXRBYBw
ボルテックス☆ユリリン

931■■■■:2015/08/03(月) 19:28:53 ID:qMKgsF/o
170支部(第十学区管轄)の誰かとおまかせ(170支部員1人だけでも)

932 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 19:48:09 ID:wgPcFoFw
破輩「あれ…やっぱり」

闇城「えっ?」

破輩「闇城だよな。お前。どうしてこんな所に」

闇城「先輩殿こそ、なんでまた?風輪騒動の後始末に追われてるんじゃなかとですか」

破輩「まあな。今も絶賛書類と格闘中だ。だがそれは今他の支部員に押し付けてきている」

破輩「今の私は別件で活動中だ」

闇城「別件…?まだなにかやることが?」

破輩「そういうことだ」

933 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 19:58:30 ID:wgPcFoFw
闇城「ほ~ん。そうなんですか」

破輩(追求はしてこないか…)

破輩(興味が無いのか?それともそれどころではないのか?)

破輩(まあ言うと、手伝うなんて言い出すかもしれないし。言う必要ないならこのままでも良いか)

破輩(風輪騒動以外にもこいつに頼るというのはいささか気が引けるしな)

破輩(そう、>>934での活動中なんて私一人でも…)

>>934
破輩の別件とは?

1 170支部と、ある事件についての打ち合わせ
2 風輪生、不知火京がよくここで目撃されると聞いて調査中
3 お墓参り
4 その他

934■■■■:2015/08/03(月) 20:18:36 ID:jtXRBYBw
今の私は破輩妃里嶺ではなくボルテックス☆ユリリンだ!

935■■■■:2015/08/03(月) 21:01:01 ID:qMKgsF/o
不知火が風輪生ってことガチで忘れてたw

936 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 22:58:46 ID:wgPcFoFw
破輩(そう、ボルテックス☆ユリリンでの活動なんて私一人でも・・・)

破輩「」ハッ

破輩(というか、こんなこっ恥ずかしいもの一人じゃないとできないに決まってるだろぉ!?)

破輩「…///」

闇城「どうしたんだ先輩殿?顔赤いぞ」

破輩「いや、…そのキョーモアツイナー…なんて」

破輩(上から制服を着ているからバレてないよな…?でも急いで着替えたからもしや…)

937 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 23:04:19 ID:wgPcFoFw
闇城「??」

破輩(くっそー、ここなら知り合いにも会わないだろうと思っていたのが罠だった…)

破輩(第10学区の悪を取り締まる、旋風の隼・ボルテックス☆ユリリンのデビューがこんな形で潰されてしまうとは…)

破輩(いや、いっその事開き直るか?)

破輩(無理無理無理!できないできなできない!)

破輩(高3で魔法少女とか…いろいろギリギリすぎるだろ)

破輩(しかもこの恰好…露出度高すぎて正義の味方ってより悪の女幹部みたいだし。くそっ…オーダーミスだ)

闇城「そっかじゃ俺も色々やらなきゃいけないことがあるから」スッ

破輩「何か困り事か?」

闇城「まあね」

破輩「!」

闇城「?」

938 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 23:08:36 ID:wgPcFoFw
破輩(これはもしや…ボルテックス☆ユリリンの初仕事なんじゃないか?)

破輩(こいつには色々助けられた。その恩返しという意味でも今度はこっちが助けてやる番なのでは?)

破輩(いやいや、待て!それはわかるが、なにもユリリンの姿での必要性は…)

破輩(しかし…私はユリリンとして誰かの力になりたいから今こうしているんだよな。うーん)

破輩「よし…」

破輩「闇城、>>939

>>939
1 頑張ってくれ!応援してるぞ
2 私も手伝おう
3 私も手伝おう。ボルテックス☆ユリリンとしてな!
4 その他

939■■■■:2015/08/03(月) 23:14:29 ID:qMKgsF/o
1→4 ボルテックス☆ユリリンとして再登場。別人として振る舞う

940 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 23:22:34 ID:wgPcFoFw
破輩「闇城、頑張ってくれ!応援してるぞ」

闇城「はぁ…どうも」ペコ

闇城「それじゃあまたいつか」ペコ

破輩「おう。あんまり危ないことには首を突っ込むなよ!」

闇城「へーい」

 タッタッタ…

破輩「よし、ここで一度撤退し…」ヌギヌギ

ユリリン「ボルテックス☆ユリリンに変身だ」バーン

ユリリン「うむ、このままだと一瞬で顔バレだ。だがこんな時のために変装セットも用意してある」ムフフ

ユリリン「黄緑髪のポニテウィッグとキュートな花をあしらったメガネ。あとはルージュで」キュッキュ

ユリリン「できあがり!ふふ…自分の才能が怖いぞ。まるで別人のようだ」ニヤニヤ

941 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 23:32:13 ID:wgPcFoFw
ユリリン「よし、まだ遠くにはいってないな」

ユリリン「しかし闇城のやつ…こんなところで何やってるのか」

ユリリン「まあいい、付いて行けばわかることだ!」

 ◇

闇城「さて、宛がないけどどうすりゃいいのかな?」

闇城「今は3時を回ったところか…急がねえと日が暮れちまう」

??「ふふん。お困りのようだな」

闇城「だっ…誰?」ドキッ


ユリリン「天が呼ぶ、風が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を挫けと私を呼ぶ!」

ユリリン「トウッ!」

闇城「わわっ!?空から人が!?」

 スタッ…

ユリリン「私は旋風の隼!ボルテックス☆ユリリン!」ドドーン

闇城「」

>>942の秒数一桁で闇城の反応が決定

1、4、7、0      闇城「わわ!なんかすごい人来た!」
2、3、5、6、8、9  闇城「あの…何やってんスか。先輩殿」

942■■■■:2015/08/03(月) 23:35:20 ID:qMKgsF/o
若干バレやすい安価だwww

943■■■■:2015/08/03(月) 23:37:07 ID:.0rRPKQI
そしてバレないw
先輩の変装能力が高いのか闇城がアホの子なのか

944■■■■:2015/08/03(月) 23:43:34 ID:jtXRBYBw
さらに>>942>>943もバレない安価w
ボルテック☆ユリリン…一体何者なんだ(棒読み)

945 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 23:50:27 ID:wgPcFoFw
闇城「わわっ、なんかすごい人来た」

ユリリン「見るからになにか困っているようだな。このボルテックス☆ユリリンが助力してやろう」

闇城「いや…たしかに困ってるのは事実だけど人に頼るようなことでもないし、そもそもアンタみたいな怪しい格好した人にはなおさら…」

ユリリン「変な格好とは何だ!これは風の谷の由緒正しき正装で」

闇城「一体どこの住民だよっ!?そんな裸族みたいな風の民はいやだッ!!」

ユリリン「ええい、私の服装はどうでもよいのだ!お前が困っているから力を貸してやると言っているのだ。素直にイエスと言え」

闇城「俺は今アンタに困ってるよ…」ハァ

946 ◆8TJkvamSm6:2015/08/03(月) 23:58:32 ID:wgPcFoFw
闇城(くそ…ここに破輩先輩殿がいたら不審者っていうことでしょっぴいてもらったのに)ハァ

闇城(でもこのまんまじゃ埒あかねーぞ。俺がイエスと言うまでついてきそうだし)ハァ

闇城(しゃーない。重要な点は伏せて説明だけするか…)


  ◇ 説明中


闇城「ということで、鉄砲町って子を探してるんだ」

ユリリン「知り合いがここのスキルアウトに狙われてると。なるほど大変だなそれは」

闇城「どう発展しようと、スキルアウトとかの危険集団と関わるのは目に見えてる。やめといた方がいいぜ。俺に関わるのは」

ユリリン「何を馬鹿なことを言ってる。だったらなおさら付きあおうぞ」

ユリリン「こう見えて私はレベル4だ。戦力として期待してもらっていい」エヘン

闇城「…」

闇城(さらに面倒なことになった)

947 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 00:03:26 ID:J4GOw3oY
ユリリン「よし、では捜索だな。張り切って行くぞ」

闇城「んな、無闇矢鱈でいいのか? 10学区といえど二人で全部は」

ユリリン「気にするな。私は空から見て回る。闇城はスキルアウトの住処のような廃屋を見て回ってくれ」

闇城「しれっと危険な方を俺に任せやがって…」

闇城「――って、あれ?俺自己紹介したっけ?」

ユリリン「!?…」

ユリリン「馬鹿だなさっき自分で名乗ってたじゃないか。はは、ははははは」

闇城「そうだっけ?まあそんなことは今はどうでもいいけど…」

闇城「」ジーッ

闇城(なんか怪しい)

948 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 00:12:51 ID:J4GOw3oY
ユリリン「はっは、はは…」

ユリリン「よし、じゃあ捜索開始だ。行くぞっ」ビュン

闇城「…おし、俺も探すとするか」

 ◇

 それから数時間、ちょくちょく謎の人物と合流しながらも捜索が続いた。
 3時間が経過し、陽も落ちてきそうな頃合。未だ成果を得られずに焦りばかりがつのっていたそんな時。

 ――事態は急変を見せる。

ユリリン「闇城!!」

ユリリン「見つかったぞ!」

闇城「なんだと!?」

闇城「どこだ! 案内してくれ!」

ユリリン「ああ、分かった。急げ!今彼女は――――」

>>949~950のIDの数字合計で鉄砲町の状態が決定

0~5   何者かに襲撃され、重症を負って病院に搬送されている!
6~9   謎の4人組(クラウド)に追われているぞ!
10~13 スキルアウトに追われている!
14~20 駅の前を独りで歩いてる
21~ >>951

949■■■■:2015/08/04(火) 00:20:35 ID:EgKBDcoo
そいやっ!!

950■■■■:2015/08/04(火) 00:36:09 ID:3HYxisKk
うん

951■■■■:2015/08/04(火) 00:40:15 ID:EgKBDcoo
戦犯私です。すまぬ…すまぬ…
ユリリンの正体隠しに運を使いすぎたか…

952 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 00:56:00 ID:J4GOw3oY

 ◇

「いたぞ!野郎どもこっちだ」

「もう捕まえきれねえなら殺しちまってもいいそうだぜ!」

「だったら簡単だ!!これで」チャキ

「あのガキの体に風穴をぶち込めばいいだけだからな!」ダンッダンッ

鉄砲町「あ…!ぐぅ」ブシュウ

 サプレッサー装着済みなのか、銃声は聞こえなかった。
 けれど、私の右肩が火傷でもしたような熱さを帯びた瞬間、自分が撃たれたことに気付いた。

 何度も何度も人間に鉛球を打ち込んできた私だからわかる。これは重症だと。

 ここ数日、ずっと何も食べてこなかった。脚はふらつく、思考は鈍る、もはや追手を巻くことすらかなわないような状態だった。

鉄砲町「…」

 でも、何故か怖いという感情や後悔はなかった。
 それは、“今日でよかった”から。

 今日、なんとか手に入れた千円をあのヒトに返せてよかった。もし明日にしていたら、それは叶わなくなってしまっていたから。

953 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 01:01:19 ID:J4GOw3oY

 ダンッ!!

鉄砲町「ヒギッ…!!」 ジワァ

 脇腹が次に熱くなった。まるで体中の熱という熱がそこから抜け出していくかのよう。

 どうしてだろう?
 いまの現状に怖いとは思っていないし後悔もしていない。
 じゃあなぜ…それでも私は逃げ続けようとしてるのだろう?

鉄砲町「…ハァ…ハァ」

鉄砲町「…ッ!!」ドポンッ

 気がつけば川に飛び込んでいた。
 血の跡でどこに逃げても追跡されてしまうからだ。

 それからのことはよく覚えていない。ただ、遠くから聞こえるサイレンの音がけたたましく耳の中に反響してきたことだけはよく覚えている。

954 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 01:04:56 ID:J4GOw3oY

 ◇ 病院

闇城「――ッ!!おい、鉄砲町!!」

医者「なんだね君は!?」

闇城「今日搬送された少女…知ってるだろ!?知り合いなんだよ!教えてくれよ!」

医者「それは…いま」

闇城「ええい!貸せ!」バシッ

医者「まて!君!」

闇城「待ってられるかよ…」

闇城「こんな時に悠長に!!」ダッ

955 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 01:15:16 ID:J4GOw3oY

 ガラッ

闇城「鉄砲町!!」

鉄砲町「…」ピーピーピ

闇城「鉄砲町…なんて姿だよ」

 肩と脇腹の銃痕、痛々しく存在するそれがまず目に入った。

 しかしそれだけじゃない。
 度重なる擦り傷に打撲痕。おそらく今まで追っ手から逃げているときにつけられたものだろうと思う。
 栄養失調なんてレベルをゆうに超えるほど、まるでミイラのように彼女の体はやせ細っているのに、なぜか傷の密度はそれをはるかにしのいでいる。

鉄砲町「…ぁ、」

闇城「大丈夫…なわけねえよな。そんな姿で」ジワッ

 悔しくて涙がこぼれていた。

 俺は――遅かったんだ。
 
 それは今日だけの話じゃない。
 もっと早く、遊園地の前で再開したあの時すぐに行動できていれば鉄砲町はここまで追い詰められることもなかったのに。

鉄砲町「…さ」

闇城「もういい、今はしゃべるなよ!」

956 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 01:20:21 ID:J4GOw3oY

鉄砲町「さ…ぃ、ご…に」

闇城「やめろ…やめろよ」フルフル

鉄砲町「また…かぉ…見れて…」

鉄砲町「よかっ………た」ニコッ

闇城「最後なんて言うなよ!!」

闇城「お前はまだ死んじゃいねえ!!ここにいるだろうが!!」

闇城「鉄砲町…そうだ、そんなに危ないなら、今度から俺の寮に来いよ・・・!」

闇城「あそこならセキュリティもしっかりしてるし、なんたって俺がいる。俺が24時間お前を守ってやるよ・・・!!」

闇城「だから退院したら・・・」ジワッ

闇城「退院したら・・・」

957 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 01:22:48 ID:J4GOw3oY
闇城「おいっ!!!」

闇城「鉄砲町は助かるんだよな!?」

医者「・・・」

闇城「なんとか答えろよ!!?」

医者「…腹部に打ち込まれた弾丸が内蔵の重要な機関を破壊し尽くしている」

医者「そしてこの衰弱ぶりでは、おそらく手術にも耐え切れず途中で…」

闇城「っざけんな!!」

闇城「そうだ…病院…それなら」ハッ

958 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 01:28:31 ID:J4GOw3oY
 ガラッ

闇城「アルジュナ!!」

闇城「アルジュナ、助けて欲しい奴がいるんだ。今にも死にかけでよ」

闇城「お前のあの矢の力があれば…!」

闇城「ある…じゅな?」

 曲がって突き当りの病室。いつもならそこに気さくな魔術師がいた。
 瀕死の俺でさえも一瞬にして治せる力を持った魔術師、アルジュナが。

 だが、その部屋にはもう誰も居ない。
 空虚な空間に風の音だけが流れ込んでくる。

闇城「おい…どこいってんだ」

闇城「こんな時に…はは…遊んでる場合じゃないんだって、さ」

闇城「出てこいよ…おい!!なんとか言え!!」

 それから病院中を駆けまわった。売店に食堂に屋上。どれだけ探してもあの男は見つからなかった。
 探している途中ですでに答えは出ていたんだ。あいつはもういない。帰るべき場所に帰ってしまったのだと。

 だけど最後のわらに縋る気持ちで探し続けた。

959 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 01:34:15 ID:J4GOw3oY
 ガラッ

闇城「…アルジュナ!」

 気がつけば最初の病室に戻ってきていた。
 そう、鉄砲町が運び込まれたあの部屋に。

医者「…」

闇城「…え?」

 そして、そこにはすでに鉄砲町もいなくなっていた。

医者「ついさっき、息を引き取ったよ…霊安室に今はいる」

闇城「ああ…あああ…ああああああああ!!」

闇城「うそだろ…うそだろうそだろ」

闇城「こんな…こんなにあっさりと」

闇城「あいつが死ぬわけが…」


――表と闇は共存できねえ。どうあがいてもな。

――もしテメエがそいつと寄り添う覚悟なら…

――どちらかが犠牲を払って、どちらかの領域に入るしかねえ。

――その代償はデカイぞ

960 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 01:47:23 ID:J4GOw3oY

闇城「黙れ、黙れ黙れ黙れ黙れ!!」

闇城「こんなのが代償なもんか!!」

闇城「こんなクソッタレな…」

闇城「…うっ、うわあああああああああああ!!!!」


 俺はどこで間違えたんだろう。
 今日の朝頑張って追いついていれば?
 もっと早くに会いに行けば?
 あいつの裏を知って手を引いていれば?

 それとも…そもそもあいつと会うことが間違いだったのかもしれない。

 あいつを知らなきゃ、俺はここまで苦しまなかった。
 俺を知らなきゃ、あいつは闇という居場所を失わずにすんだ。

 けど、

医者「おい君、ここは霊安室だぞ…!」

闇城「…」フンッ

医者「…ぐええ」

 後悔は先には立たない。
 だったら今俺にできることだけを考えようと思う。今まで彼女にできなかったことを…今ならできるから。


闇城「鉄砲町…」

闇城「こんな暗くてジメジメしたとこにいたのかよ」ハハ

闇城「さ、こんなところにいないで俺の寮に来いよ。そこで一緒に暮らすんだ」

闇城「そこなら…もう怖いものもないから。誰もお前を傷つける奴はいないから」ニッ

闇城「よいしょっと…。え?おんぶなんかしてもらわなくても、一人で歩けるだって?」

闇城「無理すんなよ。お前はもう少し俺に甘えろ」

闇城「そう…これからは」クヒ

闇城「俺がずっとそばにいるんだから」アハハハハハハハハアハハハハ





29日目   完

961 ◆8TJkvamSm6:2015/08/04(火) 02:03:44 ID:J4GOw3oY

余談
風輪バッドエンドに続き鬱エンドになってしまった…
14日の再会から十日以上経過しているんで若干ハードな展開にしようと思っていたのだが、まさか死亡ルートに着地するとは…

>>948の残りはスキルアウトやクラウドとの戦闘なんでまだ直接的に死にはつながらなかったんですけどね。
ちなみに>>909の3の選択肢で無事7ならば直行鉄砲町と遭遇、スキルアウトとかの交戦もなくそのまま鉄砲町√で完と言った予定でした。

さて今回10日、23日に続く鬱エンドなんですが闇城自身は生きているんで闇城視点でこのまま続行も可能です。
すべては安価次第ということで。

To be continue?

>>962
1 30日へ
2 >>909の3が成立したとこから
3 29日目 最初から
4 その他

962■■■■:2015/08/04(火) 07:43:26 ID:ZsprWeI.
乙です。
暗部はどうしてもハードモードですからなぁ・・・

鉄砲町絡みの他の日も
5日目IF→一方通行と遭遇。何とか逃げ切るが鉄砲町を見失う
14日目IF→鉄砲町を追うが、不知火に阻まれる。鉄砲町を救うため、闇城はあえてクラウドに入る

安価

3と>>920の中華料理店で遭遇したのがまさかの鉄砲町本人だったら
両方が難しければ3のみでも

963■■■■:2015/08/04(火) 07:53:56 ID:xRjJKUaQ
>>951
貴殿は何も悪くありませんぞ
秒数安価やID安価は完全に運次第ですからな

964■■■■:2015/08/04(火) 23:54:20 ID:w4viIPiE
今日は数字が付いているID自体があんまりなかったと思われる。
もし1だったら闇城さんならぬ病み城さんになってただろうな。
いや、今回のラストで既になっていたか・・・このまま続いたら暗部にケンカ売るルートの可能性が高かったかも

965 ◆8TJkvamSm6:2015/08/05(水) 05:22:35 ID:GGO/9PDE
29日目

闇城「はぁ…今日合わせても、もう残り3日か」

闇城「学校嫌だ…」ズゥン

闇城「しかしいやだいやだと言っても時間はまってくれない」

闇城「ならできることは、一日一日を悔いなく生きることだけだ」ウム

闇城「よし、今日はどうしようか」

>>966
何をする?
1 とりあえず外出
2 突如来客が
3 突如電話が
4 その他

966■■■■:2015/08/05(水) 10:29:28 ID:XDo0fUrQ
>>895

967 ◆8TJkvamSm6:2015/08/05(水) 19:16:40 ID:GGO/9PDE
闇城「くくく…」ニヤニヤ

闇城「今日は天気もいい、こんな日は」

闇城「絶好の媚薬日和だ!」クズー

闇城「よし。やってやる、やってやるぞ」

闇城「これを使わなくてどうする!そんなの男じゃねえのですよ!」

968 ◆8TJkvamSm6:2015/08/05(水) 19:25:42 ID:GGO/9PDE
闇城「ではさっそく、用法用量の確認…」

闇城「なになに、一回につき三分の一を飲み物に混ぜてご利用ください。無色透明なのでバレる心配なし、風味も損ないません」

闇城「つまり三回まで使えるというわけか…」ゴクリ

闇城「ふふふ、これなら闇城ハーレムも夢じゃない!」

闇城「ならばまずは>>969に使ってみるか」

闇城「効果が楽しみだぜ」ヒヒヒ

>>968
誰に使う?一人のみ選択
1 生意気な崎野
2 バレても許してくれそうな美坂 
3 ハイリスクハイリターン破輩
4 まさかの千住
5 その他

969■■■■:2015/08/05(水) 19:44:55 ID:mXNU8t2I
まさかのクズ城さんルートwww
ならばまさかの初出キャラw
(初対面か夏休み以前に会ったことがあるかはおまかせで)

970■■■■:2015/08/06(木) 01:10:18 ID:J3CjtXY6
既存キャラの関連キャラという手も…
展開次第では性映像屋顔負けルートになることもありそう

971 ◆8TJkvamSm6:2015/08/06(木) 21:55:02 ID:k5DdZEvA
闇城「ならばまずはあいつに使ってみるか」

闇城「効果が楽しみだぜ」ヒヒヒ

闇城「ならば、邪魔の入らぬよう、ここに呼び出したほうがいいよな」

闇城「あいつなら来てくれる…はず」prrrrr

闇城「おう、もしもし。あー俺俺、闇城だ」

闇城「実はよ――」

 ◇

 ピンポーン

闇城「お、早速来たか。やはりあのネタで釣ると急いできやがるな」フフ

972 ◆8TJkvamSm6:2015/08/06(木) 21:59:29 ID:k5DdZEvA
柾木桐香「…」
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/929.html

闇城「ささ、はいったはいった。お茶でも飲んでくつろいでおけよ」

柾木「本当なんだろうな…」ボソッ

闇城「ああ、本物だ。俺がこの身で体験したんだ。間違いない」

闇城「それに同じ高校のよしみだ。こんな嘘つくわけ無いだろう?」キリ

柾木「そうっか。じゃあ早く出してくれよ!その巨乳薬ってヤツを」キラキラ

闇城「おおいいぜ。さあ、あがったあがった」

973 ◆8TJkvamSm6:2015/08/06(木) 22:05:50 ID:k5DdZEvA

 ◇

柾木「しかし闇城が治験ね…男なのに巨乳になる薬とか嫌じゃなかった?」

闇城「まあ嫌だったけどよ…その代償として大金が手に入って、完成品もこうして送られてきたんだ。そんじゃないだろう?」

柾木「そりゃお金が貰えるのはいいけど、男じゃ完成品もらっても使う機会ないだろ…」ハハ

闇城「そう!そこで乳も求める哀れな子羊に恵んでやろうとのことだよ!」ビシッ

柾木「誰が!哀れな子羊じゃ!お前が是非使ってほしいって言うから来てやったんだろ」ムカー

闇城「まあまあ、解釈の違いはこの際置いておこうじゃないか」ハハハ

闇城「大事なのは飲むか否か、それだけだろ」

柾木「…飲むよ。そりゃあ」

闇城「決まりだ」スッ

柾木「?見た目はただの水だな?」

闇城「水に溶かしてある。原液のままじゃ効果が強すぎるからな」

974 ◆8TJkvamSm6:2015/08/06(木) 22:09:25 ID:k5DdZEvA
柾木「そっか。じゃ、いただきまー」

闇城「待て」

柾木「なんだよ?」

闇城「これは一応完成品だが万人に効くわけじゃない」

闇城「当然、個人差もあるんで効果が現れなかったり、思わぬ副作用が出るかもしれない」

闇城「それでもいいんだな?」

柾木「いいよ、期待はずれだとしても怒らない」

闇城「その言葉が聞きたかった」ニヤ

闇城「じゃ後は止めない。好きなようにしな」

柾木「なんだよ?その言い回し」

柾木「まあいいや。じゃ早速…」

 ゴク…ゴクゴク

闇城(飲んだ!)

975 ◆8TJkvamSm6:2015/08/06(木) 22:13:31 ID:k5DdZEvA
闇城(巨乳薬…実際にあるんだが残念ながらそれは違うんだよなぁ)ニヤニヤ

闇城(さて、あの変態お嬢様の媚薬がいかなものか見極めさせてもらうぜ!)

柾木「うん…?味はただの水だけd」

柾木「……んっ」

柾木「……なんか、体が」


>>976
効果は?
1 動悸が激しくなる
2 もはや惚れ薬
3 特になにも起こらなかった
4 その他

976■■■■:2015/08/06(木) 22:45:01 ID:J3CjtXY6
1→4 腹が減る

977 ◆8TJkvamSm6:2015/08/08(土) 19:02:30 ID:JFpe1KR6
柾木(なんだ…急に動悸が激しくなって…?)

闇城「おいおいどうした。顔赤いぜ?」スットボケ

柾木「…!//」

柾木「そんなことより!全然効果が見られないんだけど?」ドキドキ

柾木「それにお腹まですいてきちゃって…//」グー

柾木「ねえ…なにか食べさせてよぉ」ウル

闇城「!!」

闇城(なんだ!?妙に艶やか? これが媚薬の力なのか!)

闇城「そ、そうだな。恐らく胸の発育には栄養が必要なんだろう!」

978 ◆8TJkvamSm6:2015/08/08(土) 19:05:05 ID:JFpe1KR6
闇城「この闇城が腕に縒りを掛けて絶品を振る舞おうではないか」

柾木「うん…//」

柾木(なんだろう…)ポーッ

柾木(あの闇城がすごく頼もしく見える)ドキドキ

闇城(効果はまずまずのようだな…)

闇城(よし、これから)

闇城(これから…)

闇城(あれ? どうしよう)

979 ◆8TJkvamSm6:2015/08/08(土) 19:17:50 ID:JFpe1KR6

 ◇

闇城「できたぞ。闇城特製野菜炒め~季節の野菜にもやしを添えて~だ」

柾木「いただきます!」ドキドキ

闇城「そうあわてんな。料理というのはよく味わって…」

柾木「そ、そうだね。じゃあ」

 チュ…クチュ

柾木「…んっ」

 クチャァ…ンクッ…ンッ

闇城「どんな味わい方!?」ガーン

闇城「誰がそんな色っぽく食べろといった!!」

柾木「だってぇ…」

柾木「美味しいんだもん…闇城のぉが」

闇城「その言い方は誤解を生むからやめろ!」

980 ◆8TJkvamSm6:2015/08/08(土) 19:22:23 ID:JFpe1KR6
闇城(ヤバイ。だんだんとキャラ崩壊が始まっている)セイサクシャサン スンマセン

闇城(さすが媚薬…この俺を後手に回させるとは…)

闇城(このままじゃ主導権が…)

闇城(まあいい。まずは俺も腹を満たしてから考えるとするか)パクッ

柾木「ぁあ…もう食べ終えちゃったよ」

柾木「足りないよぉ」ドキドキ

闇城「わがまま言うな」

柾木「闇城のも…ちょうだい?///」

闇城「何言って…わわっ!?」

闇城「顔が近い!!顔が近い!!」

柾木「お口の中の…ちょうだーい…」ドキドキ

闇城「それはシャレにならない!」

981 ◆8TJkvamSm6:2015/08/08(土) 19:26:52 ID:JFpe1KR6
闇城(ヤバイ。この媚薬…性欲だけじゃなくて食欲まで底上げする力を持ってんのか)

闇城(このままじゃ…いろいろな意味で食われる!)ゾッ

闇城(こうなったら…!)

>>982
1 守ったら負ける!攻めろ!
2 一回気絶してもらおう
3 逃走
4 その他

982■■■■:2015/08/08(土) 19:39:35 ID:heCP8iw.
いつも楽しく拝見しております。柾木(と他何人か)作者です。
初出の誰かと無茶ブリしてしまった時はまさかこのキャラ採用とは思いませんでした。

安価は3で

983 ◆8TJkvamSm6:2015/08/08(土) 19:50:36 ID:JFpe1KR6
おお…まさかの本人降臨とは…
最初の出番がこんな形ですいませぬ
初出で知り合いとなると、古城よろしく「とある高校」からの選抜が無難と思っているのでこのような選抜でした

―――――――――――――――――――――――

闇城「!」ガタッ

柾木「ふぇっ…どこぉ…行くの?」ポーッ

闇城「お、お前がもっと食べたいと言ってるから買い出しだ!」

闇城「もう、おれんとこには食材は0だからな」

柾木「そんなぁ…やみじょぉ…待ってよぉ」

闇城「いいか、くれぐれもその状態で外にでるなよ?ここでゆっくりしとけよ!」アセアセ

闇城「すぐ帰ってくるから!」ダッ

 バタンッ

柾木「やみじょぉ…こるぁ…待てってー…//」ドキドキ

984 ◆8TJkvamSm6:2015/08/08(土) 19:55:37 ID:JFpe1KR6
 ◇

闇城「ふぅ…危ないところだった」

闇城「まだ真っ昼間だってのに夜の時間に突入するところだったぜ」

闇城「いや…けど根本的な狙いはそれなんじゃ…?」

闇城「あ~!よくわからん!まあいい。とにかく効果が切れるまでは寮には戻れないな」ハァ

闇城「ん…媚薬の残り焦って持ってきちまったぜ」

闇城「こんなもん持ってるのバレたら…風紀委員にそくジャッジメントですの!だぜ…」

闇城「しかし、まだ2回使えるんだよな…捨てるのはもったいない気も…」

闇城「でも、また柾木のようになったら…どう対応していいのかわからん!」ウガー

985 ◆8TJkvamSm6:2015/08/08(土) 19:59:05 ID:JFpe1KR6
闇城「これはとりあえず保留だ」

闇城「とにかく効果時間は半日だから午後11時まではどこかで時間を潰さないとな」

闇城「なにをしようか」キョロキョロ

>>986
1 恵みの大地へ
2 娯楽の民へ
3 他の者にも媚薬を試す(誰?)
4 その他

986■■■■:2015/08/08(土) 21:01:26 ID:Zsm0vT..
効き目はわかったので誰か巨乳キャラに使いに行く

987■■■■:2015/08/08(土) 21:20:25 ID:heCP8iw.
1

988 ◆8TJkvamSm6:2015/08/10(月) 21:38:33 ID:Mzz8rTDI
 ◇ 数十分後

闇城「はぁ…これといってやることが見つからなかったぜ」

闇城「やはり」チラッ

闇城「これを使うしか…」ムフ

闇城「そうだよな、これは神の啓示だよな!「使命を果たせ」という!」

闇城「よっしゃ!なら今度は巨乳の女子に使ってやる!欲望のおもむくまままに!」ムハー!

闇城「よしなら、そこら辺に知り合いの巨乳娘は…」キョロキョロ

??「…」

闇城「いた!ついてる!」

闇城「たぶんあれは>>989じゃん。早速接触だ」ダッ

989■■■■:2015/08/10(月) 21:44:49 ID:fzmHKg9I
ちちりん

990 ◆8TJkvamSm6:2015/08/10(月) 21:51:01 ID:Mzz8rTDI
闇城「しっかし何やってんだ?一厘のやつ公園のベンチなんかで物思いに耽って」

一厘?「…はぁ」タユン

闇城「ため息で揺れるレベルの乳とは…」ドキドキ

闇城「というかあいつってあんなに巨乳だったっけ?いや急成長ということもあるしな、成長期なら何が起こってもおかしくない」

闇城「よし、じゃあ声をかけるぞ…!」

闇城「お、おい」

一厘?「はい?」

991 ◆8TJkvamSm6:2015/08/10(月) 21:58:56 ID:Mzz8rTDI
闇城「何やってんだ。こんなところで」

一厘?「え?いや…考え事というかなんというか」

一厘?「――って、なんですかそのフランクな態度。私達初対面ですよね…?」

闇城「おいおい!何度もそっちの活動の手伝いで顔出してるだろ!?お前とも一緒に見回りだってしたし!」

闇城「はっ…まさか。風紀委員の活動をサボってるのを俺に見つかったから他人のふりでシラをきるつもりだな。先輩殿リスペクトの俺としては許しがたき愚行!」

一厘?「風紀委員? って、まさか…」

闇城「ええい。連行だ連行!事後処理もサボって怠惰をむさぼる愚民がここにいる」グイッ

一厘?「ちょ!タンマ!」バシッ

闇城「なに、抵抗する気か貴様!」

一厘?「貴方、私を鈴音と勘違いしてるでしょう!」

闇城「勘違いも何も、お前は一厘鈴音だろ!159支部所属で、馬鹿に暑苦しい彼氏がいる!」

一厘?「ち~が~う~!!」

992 ◆8TJkvamSm6:2015/08/10(月) 22:03:19 ID:Mzz8rTDI
闇城「ええい。ここまで来て見苦しいぞ!」グイッグイッ

一厘?「見苦しいのは貴方でしょ!なに白昼堂々、盛大に勘違いかまして空回りしてんの!」

闇城「勘違いなどしておらぬ!」

一厘?「してる!私の名前は琴音!」

一厘?「一厘鈴音の従姉妹の―――」

壱厘琴音「壱厘琴音なんだから!」

闇城「ええい、言い訳は…!」

闇城「…」

闇城「…え?」

闇城「従姉妹…?」

壱厘「」コクコク

闇城「not一厘?」

壱厘「」コクコク

993 ◆8TJkvamSm6:2015/08/10(月) 22:09:01 ID:Mzz8rTDI
闇城「なんかその…」

闇城「ええと…」

闇城「すまん」

壱厘「いいわよ。間違われるのは慣れっこだし。ま、ここまで人の話聞かずに暴走する人は初めてだったけど」ハァ
ttp://www49.atwiki.jp/indexorichara/pages/1861.html

闇城「しかし、あいつに従姉妹がいたとはな。盲点であった」

壱厘「歳も同じだし、見た目も似てる。違うのはレベルと学校ぐらいだしね。私でも鈴音と話している時、たまに鏡に向かって話してるような気分になるから貴方の気持ちわからないわけじゃないけど…」

闇城(違うのは学校とレベル…?)

闇城(いやいや、そこにぶら下げているけしからん果実には絶対的な違いがあるだろ!)

994 ◆8TJkvamSm6:2015/08/10(月) 22:13:03 ID:Mzz8rTDI
闇城(はっ…そうだ。俺は巨乳っ娘にこれを使うためにここにいるのだ…!)

闇城(相手が彼氏持ちの一厘でないとわかったら好機…清々しい気分でこれを使えるぜ)ニヤリ

闇城(そのためにはまずお近づきにならねば…!)

闇城「そっか…でも、確かに俺はお前を一厘と見間違えたけどよ」

闇城「お前が何かに悩んでるのは見間違いじゃなかったはずだぜ?」キリ

壱厘「え…っ」

壱厘「別に悩んでなんか…」

闇城「悩んでなきゃ、公園のベンチで意味深にため息なんかついてねえよ」

995 ◆8TJkvamSm6:2015/08/10(月) 22:18:54 ID:Mzz8rTDI
闇城「これも何かの縁だ。聞かせてくれよ。お前の悩み。俺でもなにか力になれるかもしれねえ」

壱厘「いや、でも初対面の人に話すようなことでも…」

闇城「従姉妹の知り合いなら完璧な赤の他人ってわけでもないんだ。さっきの無礼を詫びるつもりでもなにか手伝わせてくれ」

壱厘「は、はぁ」

壱厘(鈴音についてのことだし、知り合いの人なら話すだけ話してみるのもありか…)

壱厘「わかりました。そこまで言うのならちゃんと最後まで付き合ってくださいよ?」

闇城(よし!きたぞこれ)

壱厘「実はですね…」

996 ◆8TJkvamSm6:2015/08/10(月) 22:36:49 ID:Mzz8rTDI
このスレは以上で切り上げて続きは>>743の通りIFストーリー作者さんのスレで行います

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/6947/1310176350/572-


大きな分岐がなければ残り3日、350レスくらいで完結できそうな気がします
今週中に完結予定なので引き続き最後までお付き合いください

997IFストーリー作者:2015/08/10(月) 22:39:17 ID:65HDsinU
乙です。
私も最後までお付き合いさせていただきます。
……………魔がさして無茶ブリしたくなるかもしれませんがね
楽しみにしております。

998■■■■:2015/08/10(月) 22:48:27 ID:1dfzeQk.
ぬおっ!?
もうそんな時期か!?移動後も
ワシが見ておるぞ!幸村アァァァ!!






応援してます

999■■■■:2015/08/10(月) 22:54:27 ID:fzmHKg9I
完結が近いのでせうか
おめでたいような少し寂しいような(数少ない現在進行中のオリキャラssなので)
何はともあれ応援しています

1000■■■■:2015/08/10(月) 22:56:55 ID:65HDsinU
本スレ宣伝梅

【魔術】禁書オリキャラスレ【科学】24スレ目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/6947/1425132753/l50

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