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こめんてぇたぁのひとりごと

1かのっぴ:2002/04/06(土) 11:48
某ばあすのコメンテーターもやっているかのっぴ。
言いたいことは間違いなくたまると思うので
書く場所としてここを確保します。
あそこだけだと言うことが限られそうだから。
ぼやきだけでなく、いい詩があったとか、
こいつ面白そう、とか、そんな雑感も書いて行きます。
明日から第3回。ちょっとかったるいが、
どうせやるなら面白く、表と裏を使い分けて(w

2かのっぴ:2002/04/07(日) 19:22
http://www11.u-page.so-net.ne.jp/sc4/kano-i/gunjou3_1.txt
作品評下書きの現場を公開します。毎日少しずつ変わるかも。

3かのっぴ:2002/04/09(火) 21:09

Verse Verge TOTO (予想してみた@笑)

this推薦 「最後の港1945」箱(次点「コンクリート」りっと)
ちょり推薦 「蓄音球」ユーリ(次点「探索鉄道デー」ヨケマキル)
投稿者推薦 「破滅」はやかわあやね(次点「紡がれていく断片」山田三平)
最多得票 「探索鉄道デー」ヨケマキル(次点「レンギョウ」千葉新)
有望新人 「レンギョウ」千葉新(「コンクリート」りっと)

明日からレス解禁。かるーく全作品に作品評下書きを書いておかないと。
そしてすぐに投稿せず、他人のレスをニヤニヤ眺め、適当に逆をついて
土曜日あたりに書き込み予定(w

4かのっぴ:2002/04/13(土) 08:54

葉月くんがこんなこと言ってたぁよ。

> なお、ご覧のようにコメンテーター不足がやや深刻です(苦笑)
> あと5人〜10人くらいいると嬉しいのですけれども。
> 心当たりと情熱のある方は、
> ぜひコメンテーターを紹介して下さい(涙)。

つーわけで、やりたい人、おらんかねー?(w

にふてい掲示板のトラブルがあったせいか、作品評の出足が悪い。
苦手な作品に this 氏の評がついていて助かる。解釈は詳細だからね。
その解釈に従うか否かは別として。
さて、あまり面倒なこと考えてないで今夜あたり評を書き込もうっと。
評は長けりゃいいってもんじゃないんだよねー。
今までの自分への反省も含めてそう思う。

5かのっぴ:2002/04/14(日) 09:43
注目の詩人 in 「群青詩賞」 vol.1

ヨケマキル
http://www5.ocn.ne.jp/~yoke/

 この人の言葉にはわけのわからない力を感じる。意味のつながり
という共通コードからはすでに遠く離れ、自然な繋がりやリズムを
破壊し尽くしたところで成り立っているような、根源的な力を感じる。
今回の投稿作品は形式的に比較的整っていたが、「僕」の言葉にその
混乱が内包されているようで楽しめた(もっと点あげてもよかったかな)。

6かのっぴ:2002/04/14(日) 20:53
注目の詩人 in 「群青詩賞」 vol.2

りっと
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/4028/

頭では不協和音のはずの言葉が、心では和音に聞こえる、そんな表現を
理想としている。私のコメントに対するレスでそう語ってくれた。
このようなこだわりを持っている人には注目してゆきたい。
初見ではなかなか理解できないかもしれないし、私も理解しているとは
いえないが、何度か読むうちに独特の味がわかるようになるかも知れない。

7かのっぴ:2002/04/16(火) 08:08
第1クール結果発表。
予想があたったのは最多得票の次点と有望新人だけ。
適当にやったからこんなものか。
コメンテーターの癖を読めなかったのは悔しいな。
第2クールはコメンテーターとしての働きはないが、
ちょっと石南花くんの詩と真剣勝負がしてみたい。
これだけに評をつける予定。
気が向いたらほかの作品に感想を書き、
予想もまた懲りずにやってみようと思っている(笑)
注目詩人はまた2人ほど拾って書いてみよう。

8かのっぴ:2002/04/17(水) 10:36
真剣勝負したいとは言ったものの、それが意味のある勝負なのか?
彼の日記をみるとそう思わざるを得ない。あまりにも考え方が違いすぎる。
言葉に真摯になることは人間を否定することなのだろうか?
読み手も書き手も人間であり、人間である読み手としての自分を私は表現する。
作者名からくる先入観を排して詩に向き合うという時も、
それが人間の言葉だということ自体は疑わない。
そして人間の複雑さを言葉を通してみつめる。固定観念では括れない複雑さを。

論理的、客観的に言葉と人間は分離しない。それは自明なのだから
気にする必要などないとは思うが、彼の人間に対する強い不信感は
正直怖い。彼に人間の読み手としての自分を晒すのは勇気がいる。

彼を叩く暢気な厨房が羨ましい。

9かのっぴ:2002/04/18(木) 15:39
彼の日記も詩とみなせばよい。字面どおり解釈する必要はない。
いまさらこんなことに気づくとは。
考えすぎることは間違いなく詩を読む楽しみを減退させる。
また一つそのことを経験した。アタマでは分かっているんだけどね。
考えすぎないで真剣勝負してみることにした。
今週は本当ならコメンテーターはお休みだし、土曜日の〆にはこだわらずに行く予定。

それはさておき、約束どおり予想。次点予想はややこしいからしない。

やませば推薦 「サンザシの枝」
芳賀女史推薦 「ハンペン工場の歌」
うみねこ推薦 「僕はポケットを叩いたりしない」
最多得票   「僕はポケットを叩いたりしない」
有望新人   「プリン」

10かのっぴ:2002/04/18(木) 16:03
〆といえば葉月君、〆切り守れよ(笑)
ななひともばっくれやがって。しゃーねぇなぁ、もう(プチ怒)

11かのっぴ:2002/04/18(木) 23:18
注目の詩人 in 『群青詩賞』 3

マッドビースト
http://members.jcom.home.ne.jp/0715770302/

近代の詩の始まりであった新体詩は、七音、五音の韻律に縛られていたと
否定的に語られることが多い。しかし詩の言葉は結局、韻律から
逃れることはできないし、七音、五音を用いた韻律を我々が自然と感じるならば
それを積極的に詩に活かす姿勢もまたありだろう。七音、五音をわりと
積極的にとりいれ、時には文語も用いることで彼が模索しているものは
何だろうか。七音、五音は詩を束縛するものだろうか、それとも
詩に活力を与えるものだろうか。歴史だのジャンルだの余計な知識は抜きにして
彼の詩を観察するのも悪くはない。

12かのっぴ:2002/04/20(土) 01:00
「パンが欲しい。ジャムはもういいから。」

結局石南花君に感じた違和感はそんなものなんだろう。
評はジャムの味への賞賛の言葉で結んでおいた。
真剣勝負と気張ったにしてはあまりに滑稽だったようだ。
こうしている間に自分にとってのパンをみつければよいものを。

13かのっぴ:2002/04/22(月) 21:07
次回が最終回の予定。
第3クールが終わった後にまとめ書きします。
今回は推薦権があるので予想はしません。

14かのっぴ:2002/04/27(土) 12:17

<最終回 前編>
注目の詩人 in 『群青詩賞』

4.いいみ
(サイトなし。ギルド登録詩2篇)
http://www17.big.or.jp/~kinro/make1/r5903.htm
http://www17.big.or.jp/~kinro/make1/r6141.htm

書き連ねた経験からくる独特の練りこまれた言葉づかいがとても興味深い。
今回の投稿詩はそれに加えモンタージュ効果などによる立体感もあった。
これからが楽しみな詩人といえるだろう。洗練されたものを目指す過程で
持ち味を殺してしまわないか心配でもある。彼女を生かすか殺すかにより、
評者は存在意義を問われるだろう。彼女を殺すような評者はもういらない。

5.石南花(ちょり)
http://members.tripod.co.jp/calmfield/

人間的な感情を前面に押し出すようなタイプとは正反対の作風である。
しかしそれでいて言葉の感触はどこかやわらかい。スペースや改行を
今回は使っていなかったが、へたにそれらを使った詩よりも空虚で
不思議な世界を表現していたように思う。実をいうと彼はスペース、改行を
比較的多用するが、それらは意味のある使われ方であるように思う。
がきんちょのような普段の発言を我慢すれば(笑)、作風はまあまあ
読ませるものではあると思う。現代絵画でもみているような気にさせる。

6.たまこむし
http://shibuya.cool.ne.jp/tamakomushi/

作品は短かったがどこか忘れられないような印象が残っていたので、
有望新人の次点にノミネートしておいた。
サイトをみると、なかなか面白いこだわりをもって活動している。
エロティシズムを追求するためか恋愛を美化しすぎない描き方がいい。
エロに走るからといってポルノに走りすぎていない点も評価できる。
これからどんな言葉が生み出されるのか期待したい。
ポルノも案外保守的なもの。その罠に陥らないで活動して欲しい。

15かのっぴ:2002/04/27(土) 12:32

<最終回 中編>

本当はコメンテーターを前回でやめるつもりではあったが、
ただでさえコメンテーターの人数が少ないことを考えて、残ることを決意した。
(詩について考えすぎると実生活がめちゃくちゃになる自分をなんとか
コントロールしてここまでやっているが@笑)

コメンテーターはもっと流動化していいと思う。
いまはみんな同じ方向をみているのではないか、そんな気さえする。
もちろん個々の作品評をみるとそうでもないのだけれど。
洗練だけが言葉の力を引き出すわけではない。引き算だけが推敲ではない。
洗練だけを目指せば活力がなくなって行く。
好みをオブラートに包んで提示することは、へたすればその人の持ち味を
殺してしまう。たかが読み手のエゴのために!!
どうせ好みをいうなら誉めるところは誉めろ!
詩を楽しんで読め!しかめっ面するな!!
向上心?真摯??ふざけんな!!!
詩は勉強するものじゃねぇんだよ。
書かなきゃいられないもんなんだ!!!!!!!!!!!!!

16かのっぴ:2002/04/27(土) 12:50
<最終回 後編>

今回救いなのは、書き手が流動的なところ。
この点において群青詩賞は将来性があると思う。
常連の投稿者のなかにも注目していい人は確かにいるのだが、
彼らには後進に道を譲る潔さをそろそろ求めたいところである。
群青詩賞の枠は限られている。その枠のひとつを占有することの
重みは理解しているのであろうか?
彼らはむしろ読み手として貪欲になるべきであろう。
ただでさえ人手不足のコメンテーターサイドにもっと人が流れてくることを期待したい。
評の多様性も私はもっと見たい。私だけが異端になるのはもうごめんだ。

愚痴ばかりだが私はこの場所が嫌いではない。
詩板でウザイと叩くなら叩け!だが馴れ合いサイトには私がさせない。
葉月くんもそれは望んでいないはずだから。
これにて最終回になるが、詩人の発掘場所として群青は興味が尽きない。
ギルドも離れたことだし、ネット詩紀行を書くための拠点のひとつに
群青を活用して行きたい。

気が向いたらネット詩紀行の連載をこのレビュウではじめたいが、
なんだか私の連載だけで気が引ける(笑)少し様子をみてみようと思う。

17かのっぴ:2002/06/13(木) 10:59
振り返って

自分の見る目に自信がないことを晒しているような文章だなと反省。
最近は書き手のための批評は書いていない。純粋に詩を読むのを楽しみ、
それをレビュウ記事にしている。それが詩集読書感想文であり、ネット詩
紀行だ。その傾向はギルドで推薦式選集を書き始めた頃からあった。
Verse Verge のような投稿サイトの詩に対するレス、とくに「批評」と
呼ばれているものは、書き手のためのものか、書き手の視点でみたものが
ほとんどであり、読み手の視点でレスを書いていた私はそこに違和感を
感じていたのかもしれない。それがわからずに苛々していた。
その苛々がこの文章になったのかもしれない。

虫のいい話だが、この記事が Verse Verge と◎の対立を煽らないことを
願っている。この文章に対する非難は私に向けて欲しい。
読み手として自分の視点で読むことはこれからも続けるし、
あそこでのコメンテーターをするときもそれは変わらない。
そのことによって私に来る非難も甘んじて受けよう。

読み手の視点での批評は書き手には向かわないし、別のことを感じているはずの
他の読み手とも共有されることはない。それを考えると虚しくはあるけれど、
伝えようとする努力の前に伝える内容の吟味をする段階はある。それを軽視しては
いけない。詩に向き合ったときの自分を見つめることをもっと繰り返して行きたい。

18かのっぴ:2002/07/16(火) 17:10
群青とは離れますが、よそで展開している批評論をこちらにもリンクして
おこうと思います。

http://www11.u-page.so-net.ne.jp/sc4/kano-i/criticism1.html


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