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読書が好きや!!
78
:
kn
:2006/10/25(水) 04:59:32
「わたしの菜食生活-Cruelty Free Life」秋田昌美 太田出版
ttp://www.ohtabooks.com/view/newsInfo.cgi?index=401
メルツバウ-秋田昌美氏の本。
動物の権利を尊重するアニマルライツという考え方に基づき肉食を止めた経緯が、
自身の日常のようすを交えて語られている。
本の中で「知っている事と気付くこととは違う」という言葉が印象的で、
なにか行動のきっかけとなるのは知識ではなく自発的な「気付き」であるという。
「気付き」とは当事者意識がないと生まれないもので、自分の行動(食べる、商品を買う)ことで
どのような影響があるのか、誰が苦しむ事になるのかなど思いやることにつながると思う。
日本において肉食など食が欧米化した明治あたりに、都合の悪い事は「見なくてすむ」「考えなくてすむ」
ようにしようと意識的にブレーキを取っ払ったあげく自尊心も品もなくしたのはこないだの
「戦場の精神史 ~武士道という幻影」読んだときも思ったこと。
しかし食品表示のアミノ酸が動物性か植物性か分からないときは問い合わせるとか、機内食でのトラブル等
秋田さんなみに徹底するのは日本ではホントに大変だろうなぁと思う。
自分の場合はBSEや鳥インフルエンザ問題が報じられる一方でグルメ番組でタレントが高級肉食ってるのとか見ていて、
無駄な生産と消費の繰り返しに、「もう食わんでええ」ととりあえず肉食やめたけど体調などはむしろ良い。
タバコや酒などと同じく楽しみのために食ってるだけで、よく言われる肉食わないと栄養が偏る云々は単なる言い訳だと思う。
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