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妙な夢〜第2夜〜

360kn:2007/05/04(金) 00:51:11
久々に見た。

夕方、俺は誰かの車の後部座席に乗っていて目を覚ます。前の席に夫婦(おそらく俺と同じぐらいの年齢)が居て何か話しながら車を走らせている。
なにか道路が混んできて横に運転のおかしい車があって、それを先にやり過ごすのだがあるところで角を曲がり、
狭い道に入ったところ、その車がいきなり止まっていて4つのドアが開きそうになっている。
ドアにぶつかりそうになって急ハンドルで避けたが前にも車が止まっていて、俺は危ない!と言いたいのだが声が出ずに、
運転している夫も見えてるはずなのに前の車にガシャンと突っ込む。
止まったところに後ろから来た車が右側面に接触してそのまま走り去る。
俺は意外と衝撃がなかったなぁと思っていると、前の席の夫婦が喧嘩を始める。
「慎重に運転してってあれほど言ってたでしょ」「前の車がいきなり止まっててドアを開けるからしょうがないだろ」
夫は車を徐行させて住宅街の路地の舗装されていない駐車スペースに止める。
車の後ろには揃いのTシャツ短パンの新婚とすぐ分かる夫婦が洗車していた。
車を降りてすぐ横の家に入り、洋風の応接間に行くと赤ん坊がひとり居る。
俺を乗せてきた夫婦は喧嘩のトーンは落ち着いたようだが話し合いながら、電話でもかけるのかどこかに行ってしまう。
赤ん坊と俺だけが応接室に残されるかっこうになって、黙って座っていると廊下の向こうに人が二人来て、
さっきの洗車していた新婚夫婦だということが分かった。
こっちに気づいていないのか新婚夫婦は応接室のガラスの入ったドアの向こうで濃厚なキスをはじめ、客というか他人の家に上がりこんでいる俺はものすごく気まずくなる。
家の外は暗くなってきていてふと廊下に面したもう一つのドアに目をやると、目をぎらつかせた、モスグリーンのポロシャツを着た白人の男がこっちを見ていて、
視線が合った瞬間ニヤリとドアを開けるなり突進してきた。
なにか理解できない一瞬に無重力状態のように身体が浮いて天井にぶつかる。
白人の男は俺の右手の拳に噛み付いていて(目が覚めて歯型が残っているのではと思うくらい実際に噛まれた感じがした)
思わず右手を振り払うと何か日本語ではない言語で言う。
「俺は血が足りなくなったが、もらって幸運にも蘇生した、しかしおかげで・・・」
フワフワと宙に浮かんだまま自分の身体が無重力のなかのゼリーみたいになった水の塊だという事をはじめて自覚して
廊下では新婚夫婦が床にへたり込み自分達の世界に入っていて、白人の男はソファーに腰掛けてこちらをニヤニヤ見ている。
赤ん坊はもう興味がうせたという顔でそっぽを向いていて、
俺はここで何か衝撃を食らったら水の塊がバラバラになって元に戻れなくなるという怖さを感じで、水ダコのように家の外の暗闇へ飛び出した。


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