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『ブローバック・マウンテン』

1:2013/07/28(日) 04:00:00
『ピレネー山脈』━━━━━━━━━━━━━
連なった1000〜3000メートル級の山々は、フランスとスペインの国境。
『アンドラ公国』を擁し、国境を接する両国からの幹線道路も山中に伸びている。
冬になると数ヶ月間、公国との交通手段は雪で遮断される。
 
『バルセロナ』と『アンドラ公国』とを結ぶ、幅広い『2車線』の舗装道路。
片側は深い谷・・・・・・・・・・・・・・もう片側は、垂直に近い高さ4〜5メートルの急傾斜。
道路は、緩やかな蛇行を繰り返しながら続いていた。
━━━━━━━━━━その日、バルセロナ方面から3台の車がやって来る。
1台は、フォルクスワーゲンの『ゴルフⅥ5K型』。
車体は、ブラック。
乗っているのは、『運び屋』だった。
彼が運んでいるのは、『銀色のアタッシュケース』。
その目的地は、山中にある今は捨てられた鉱山跡だった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

91アーノルド・ケンタッキー:2013/09/05(木) 00:03:58
>>87
「やれやれ…私が運び屋2世になるのか?
運び屋がなにかメモとか持っていればいいんだがな。」


そのまま自分の車にアタッシュケースを運び入れる


>>90
「そりゃそうだ。イザとなればそういうことになる。
もしくは、依頼主に返すか、だな。
運び屋はなにかメモは持っていないのか?
依頼主か、運び先か…そういったものが書いてあるようなヤツをさ。」

プジョーの車の男に呼びかける

92:2013/09/05(木) 04:09:31
>>88
『ギュルルルルッ・・・・・』
 
アクセルを踏んだが、タイヤが空回りするだけで動かない。
周囲を見回すと、傾斜のやや下った辺りに、いつの間にかバイクに乗った人物が戻って来ていた。
>>89
その場で様子を窺っている君は、シルバーの車の運転手の視線に気付いた。
その車は、タイヤを空転させており、岩盤に乗り上げたらしい事が推察出来る。
>>88-91
『運び屋』の車の横で、赤いゴルフの運転手とプジョーの運転手が言い争いを始めた。

93ラッキー・ロッキー:2013/09/05(木) 20:06:38
>>92
「おいおい、マジか……」

車から降り、スタンドで持ち上げるか押すかして岩から下ろす。

「で、あいつは何やってんだ?
 言い争ってる二人も『何やってんだ』だが……あいつはちょっと違う。
 ケースの中身をパクろうって感じではないな……『運び屋』が確実に死んだか確認したいのか?
 警戒するに越したことはねえ」

94若竹修也:2013/09/05(木) 21:18:34
>>91-92
「おそらく取引相手はこの先の『鉱山跡』に居る・・・。
本気で届ける気があるなら、そこに向かってもらいたいな。
私も後からついていく」

そう言いつつ、『運び屋』の懐やバッグなどを探る。
身分証明書や手帳などはないだろうか。

95アーノルド・ケンタッキー:2013/09/06(金) 00:45:29
>>92
「ほうほうなるほど……『なんでそんなこと知ってんだ?』あんた。
この上には鉱山跡しかないからですって、まさかそんなこといわねーよな。
向かってもらいたいとか言ったが、そこに行けばアンタのお仲間が群れてて、
首尾よく安全に荷物をかっぱらえるから…とか、私は考えてしまうな……。」


若竹に言う


「あんたの目的を話しなよ…詳しく話せないが行ってくれってんじゃ、
逆にこのままハイウェイを降りて行ったほうが正解って思えてくるぜ。」


車のドアを閉め、エンジンをかける
ドアの窓は開けておき、会話が出来るようにしておく

96フー・ツンニィェン:2013/09/06(金) 21:06:25
>>92
待つ。
シルバーの車の運転手の視線に対しリアクションを返すことはないが、
見つめ合ってもしょうがないので、見られている間は他の二人に視線を移す。

97:2013/09/07(土) 17:13:11
>>93-96
シルバーの車の運転手が、車外へ出て『スタンド』で車を押す。
岩盤の溝にハマっていた車のタイヤは、簡単に引き上げられた。
 
アタッシュケースを手にした赤いゴルフの運転手は、そのまま自分の車に乗り込む。
プジョーの運転手の方は、それを尻目に『運び屋』の車を漁っていた・・・・・・・・・・・・・・・。

98フー・ツンニィェン:2013/09/07(土) 23:32:13
>>97
「赤い車の奴は荷物がお目当てか?
プジョーの奴は……荷物以外の何かを探してるようだな。
運び屋を雇った依頼人の住所氏名でも掴みたいとか、か?
……チッ、シルバーの奴がスタンドを出しやがった。仕掛けてこないだろうな」

シルバーの車の運転手が、出したスタンドで何かしてこないかについて
警戒心を抱きながら、事態を見守り続ける。

99ラッキー・ロッキー:2013/09/07(土) 23:38:51
>>97
「ふう、これで動くだろ」

適当な石ころを拾い、ツンニィェンの近くに向けて、ツンニィェンには当たらないように投げる。
それから『どっか行け』のジェスチャー。

「仮に俺の仕事が再開できたとして、敵になるとすればあいつだな。
 これでおとなしく離れる気はしねえが……。
 こっちの二人は放っておいていい」

100若竹修也:2013/09/08(日) 19:27:26
>>95>>97
「・・・『荷物』が正しく取引されるかどうかを『見守る』のが私の仕事だ。
 『運び屋』がこうなった以上、誰かが運んでくれるのが私にとって次善の展開というわけだ」

アーノルドに話す。

「あくまで『見守る』のが主旨なので、私が運ぶというわけにもいかない。
 ・・・『取引』の段階で何かおかしな事があれば、キミは逃げればいい。
 この事態にも冷静さを失っていないキミなら、『何とか』する方法もあるだろう」

『運び屋』の点検が終わった後は、アーノルドの返答を待ち、
もし運んでくれそうならそのまま車に戻る。

101アーノルド・ケンタッキー:2013/09/08(日) 23:47:10
>>97>>100
「『見守る』か…。
正直胡散臭いが、アンタも面倒なことに巻き込まれているようだな…。
いいだろう、運ぶぜ。」

「だが、聞いておきたい。
取引先はどんなヤツで、どんな風に取引をしようってんだ?
まさかとは思うが、アンタごとまとめて銃殺、問答無用、とか
そういうことはないのか?」

102若竹修也:2013/09/09(月) 23:32:16
>>101
「・・・すまないが、そのへんは私にも不明な部分だな。
 そこを含めて『見守る』必要がある」

103:2013/09/10(火) 02:07:45
>>98-99
ふと、シルバーの車の運転手が、拾い上げた小石をバイクの人物に向かってヒョイと投げた。
小石は、両者の中程の距離に落ちただけで、特に何かが起きる様子は無い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
警戒を強めたバイクの人物に向かって、シルバーの車の運転手は軽く手を払った。
>>100-101
やがて、『運び屋』の車から出て来たプジョーの運転手は、すでに自分の車に乗り込んでいた
赤いゴルフの運転手と言葉を交わす。

104ラッキー・ロッキー:2013/09/10(火) 19:59:55
>>103
「おい、どうなんだ善意の人。
 『運び屋』は死んだってことでいいのか?
 蘇生処置なんてやってたようには見えなかったがね」

『運び屋』の様子を見ながら尋ねる。

105フー・ツンニィェン:2013/09/11(水) 01:38:39
>>103
「石?なんだ?威嚇射撃か?ちょっとわかんねえな。
なんだあの手は。俺は犬じゃねえぞ。お前こそとっとと消えてくれ。
まあ、挑発に乗っても得しないしスルーで」

わざと大きく欠伸をして見せる。
待ちくたびれている、といった具合で。

106若竹修也:2013/09/11(水) 22:12:19
>>104
「・・・私の事か? 彼は『死んで』いる。私の見た限りではね」

アーノルドが『納得』してくれるようなら、自分も車に戻り、彼についていく準備をする。

107アーノルド・ケンタッキー:2013/09/11(水) 23:47:55
>>103
「ふん……行くしかなさそうだな。」

「バイクのヤツも良く分からないな…『運び屋』を始末すりゃお役御免かと思いきや、
様子を伺っている。
私らが立ち去った後、完全なるとどめを刺す気なのかもしれないが…。」


車を発進させ、傾斜を上り鉱山跡に向かう

108:2013/09/14(土) 04:37:58
>>104-107
やがて、赤いゴルフが動き出すと、プジョーの運転手も自分の車に乗り込む。
『運び屋』の亡骸は、そのまま車内に放置されていた。
ふと、シルバーの運転手に向かって、バイクの人物が欠伸をした瞬間━━━━━━━━━━━
 
『ドッガァアアアアアアアアアアアアアアアン!!!』
 
『バゴシャアッ!!』
 
爆音と共に、強烈な光が全員を包み込む。
宙に浮く様な感覚を覚えた直後、バイクの人物は自分の身体が吹っ飛んでいる事に気付いた。
周囲の車も同様に吹っ飛ぶ。
 
 
『若竹 修也』『アーノルド・ケンタッキー』
                 ━━━━━━━━━━━━(訳の分からないまま)『死亡』

109ラッキー・ロッキー:2013/09/14(土) 22:09:35
>>108
「うおッ!
 やっぱそうなるか……そうだよなチクショー!」

車の陰に隠れて爆発をやり過ごす。
爆弾のことは知っていたし、しっかり様子を見ていたからとっさに反応できるだろう。

110ラッキー・ロッキー:2013/09/14(土) 22:22:25
>>109
訂正。

>>108
「うおッ!
 やっぱそうなるか……そうだよなチクショー!」

『岩盤』の陰に隠れて爆発をやり過ごす。
爆弾のことは知っていたし、しっかり様子を見ていたからとっさに反応できるだろう。
岩盤は隠れられるほどの大きさでないようなら、車の陰に隠れる。

111フー・ツンニィェン:2013/09/14(土) 23:48:13
>>108
「うおッ!?
ブツが『新型爆弾』とは聞いていたが、爆発する予定になってるとは聞いてねーぞ!?
アレか、初めから『取引』が目的じゃなかったってオチか!?」

可能な限り受け身を取ってダメージを和らげようと試みる。
また、崖から落ちそうな場合は、何でもいいから掴む。

112:2013/09/15(日) 03:12:39
>>110
『爆発』に逸早く気付いた君だが、申し訳程度に車の横に身を寄せるのが精一杯だった。
熱と光が衝撃波と共に君を襲い、乗って来た車は木の葉の様に吹っ飛ぶ。
瞬間、車は忽然と消えた・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドォオ━━━━━━━━━━ン!!』
 
君の身体は、そのまま『運び屋』の反対方向へ吹っ飛び、地面か岩壁かも分からないものに
ビリヤードの玉の様に叩き付けられる。
そして、岩盤の上に転がった君は、何かがヒビ割れる様な音を聞いた。
>>111
激しい音と光で周囲の状況も分からないまま、宙を藻掻きながら吹っ飛んだ君は、そのまま
放物線を描いて落下し始める。
 
『ドバッシィィ━━━━━━━━━ッ!!』
 
このまま崖から落下・・・・・・・・・・・・・・・・・そんなイメージが頭を過ぎった直後、君は背面から
固い地面に叩き付けられる様に衝突した。
一瞬で身体は硬直し、痛みと衝撃が身体中を伝播する。
そして、強かに後頭部を打ち付けた為か、君の意識は一瞬消えかけた・・・・・・・・・・・・・・・。

113ラッキー・ロッキー:2013/09/15(日) 21:35:01
>>112
「ぐ、ぐ……骨が折れた……?
 いや、まさか崩れて……」

急いで立ち上がって(無理なら這いずってでも)『運び屋』側へ移動する。
『車が消えた位置』は迂回するが。

114フー・ツンニィェン:2013/09/15(日) 22:43:00
>>112
「くっそ……痛って……ッ」
歯を食いしばって耐える。
吹っ飛んだ勢いが完全に消え、身体が静止したようならば
立ち上がることができる状態かどうかを確かめるように、ゆっくりと立ち上がる。

115:2013/09/17(火) 04:33:58
>>113
立ち上がろうとした君は、すぐに右足の激痛に気付いた。
膝の辺りから不自然に曲がった足は、直立どころか動かす事も出来ないだろう。
『運び屋』の車の方を見ると、原型の無くなった車の残骸が、まだ煙を上げて残っている。
その周囲にあった2台の車は、見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『バガァンッ!』
 
不意に、岩場を這いずり始めた君の傍らに、何かが落ちて来る。
それは、変形した金属の塊で、車のパーツの一部にも見えた。
>>114
君は、全身に痺れる様な痛みを覚えながらも、何とか身を起こす。
目立った傷は見当たらなかったが、確かなダメージが痛みとして残っていた。
それは、錆の様に身体の動きを軋ませ、動きを鈍くする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
何とか立ち上がると、そこは傾斜の下にある舗装道路だった。
乗っていたバイクは見当たらず、周囲には大小の岩や金属塊が散らばっている。
その様子を見回していると、急に周囲が薄暗くなった。

116ラッキー・ロッキー:2013/09/17(火) 18:20:05
>>115
「……この位置は、ヤバイ……!?」

金属の塊から逃げるように転がって移動する。
転がりつつ『上』を見て状況確認、危ないものが降ってきたらスタンドで防御する。

117フー・ツンニィェン:2013/09/17(火) 19:48:34
>>115
「なんだ、急に暗く……上かっ!」

上から何かが落下してきている状況だと認識。
それが何か知れないが、確認している暇はない。
鈍った身体に鞭を打ち、反射的に右へ跳ぶ。
……右が断崖絶壁とか障害物があるとかでない限りは。
(もしそうだったら左へ跳ぶ)

「単なる落下物でも避けられるか怪しいもんだが……
巨大なスタンドの足、とかだったらお陀仏だなクソッ!」

意思をもって追尾する何かに襲われているのなら、どうにもならない……そうでない事を祈る。

118:2013/09/18(水) 03:32:15
>>116
その場から身体を捻って転がった君は、頭上に顔を向けた。
 
『ピシッ』
  
何かが降って来る様子は無かったが、いつの間にか岩壁に複数の亀裂が走っている事に気付く。
直後、下の方で大きな衝突音が響いた。
>>117
『ドガッシャン!!』
 
君が右に飛んだ直後、それまで立っていた場所に巨大な塊が降って来る。
それは、大きく変形した赤いゴルフだった・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
君は、左右に伸びた舗装道路の真ん中に立っており、断崖は後方にある。
 
『ガッシャアアァン!!』
 
次の瞬間、今度は赤いゴルフを飛び越えて、別の塊がガードレールに向かって落下した。
それは、プジョーの様だったが、ガードレールを破った塊は、そのまま断崖の下に消える。
やがて、遥か下で大きな衝突音が響いた。

119ラッキー・ロッキー:2013/09/18(水) 18:50:23
>>118
「やっぱ亀裂音は、岩壁か……。
 部品は、なんだ?
 上空へ吹っ飛んでたのが落ちてきた……?」

そのままゴロゴロと転がって危険地帯から脱出する。
『運び屋』のほうへ向かえばそれは岩壁から離れるということだ。
木があればその傍を通るようにしたい(留まるわけではない)。
もし岩壁が崩れても多少は木が守ってくれる、かもしれない。

120フー・ツンニィェン:2013/09/18(水) 21:36:31
>>118
「すげー威力だな新型爆弾、車が吹っ飛んでるよ」

車の下敷きにならなかったことに安堵する。

「……帰るか」

爆心地にいた『運び屋』は、仮に息があったとしてももう助かるまい。
もしこの状況で助かれるような能力だったとしたら、俺の負けだ。
任務完了と判断する。
バイクを失ったのが、お気に入りの愛車を失ったということと
徒歩で帰らなければならないということとで、二重で忌々しいが……。
この鉱山跡に来るまでの道のりを思い出し、徒歩で帰ることが果たして現実的なのかどうか考える。
自分の疲労と負傷も加味した上で、どうにかいけそうだと思えるなら、歩き出す。

もし、とても無理であるようなら…………。
別のプランを実行に移す。

121:2013/09/20(金) 03:40:05
>>119
『ピシッ・・・・・パキパキッ』
 
岩のヒビ割れる音が響く中、『運び屋』の『いた方向』へ転がると、緩やかな傾斜の道に出る。
傾斜の下の舗装道路には、バイクの人物らしき人影が立っていた。
道路には、変わり果てた赤いゴルフが捨てられた様に落ちている。
>>120
舗装道路を辿って行けば、いずれ町に着く事は分かっていたが、その前に車に出会う可能性の方が
高い事も容易に判断出来る。
ヒッチハイクでもして、車を拾う事が最も現実的で安全なプランに思えた。
町までは、徒歩で目指すには厳しい距離だったが、車があれば問題は無い・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

122ラッキー・ロッキー:2013/09/20(金) 19:29:37
>>121
「仕事を邪魔した、憎っくき相手っちゃあそうだが……この怪我でやりあってもな……」

岩壁から離れつつ、同時に傾斜の上のほうに向かう。
がけ崩れが起きた時に少しでも安全そうな位置へ。
転がって坂を上がるのは難しそうなら頑張って這いずる。

123フー・ツンニィェン:2013/09/20(金) 23:45:45
>>121
もしもラッキー・ロッキーの耳に聞こえる『岩のヒビ割れる音』が
いまこの瞬間までに自分の耳には届いていないのであれば、
そのまま舗装道路を辿って山を下りる。

ヒッチハイクでもして帰ろう。

124:2013/09/21(土) 02:33:13
>>122
『ドドドドドドドドド』
 
傾斜を這って上り始めると、微かな振動と共にエンジン音が聞こえる事に気付く。
見上げると、傾斜の数十メートル先の方から、1台の白いシロッコが近付いて来ていた。
車が近付くに連れて、地面が揺れる様な感覚が伝わって来る・・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>123
君は、来た道をトボトボと歩き始めた。
あちこちを打撲したらしく、一歩毎に襲う鈍い痛みに堪えながら進む中、10メートル程
進んだ辺りで、前方から走って来る数台の車に気付く。
空からは、ヘリコプターのプロペラ音らしきものも聞こえて来た。

125ラッキー・ロッキー:2013/09/21(土) 22:25:01
>>124
「……ヤバイんじゃねーの?
 この道を登ってくるなら俺と出会っちまうな……『関係者』なら、どー考えても俺は怪しく見えるぜ……。
 それに……振動で崖崩れも、ヤバイ」

道から外れて手近な木の陰に隠れたい。

近くに崖(岩壁ではなく、踏み外せば落ちる方の)は無いだろうか?

126フー・ツンニィェン:2013/09/21(土) 22:37:03
>>124
「ずいぶん早いな。ヘリまで……。爆発を聞きつけてきたマスコミとも思えないが。
俺の雇い主でなければ、あの場にいた誰かの雇い主の関係者かもな。
話しかけてみたら敵対的組織の関係者で、いきなり殺されたりしても敵わん。
見逃してくれるなら、素通りしておこう」


それらが自分を雇った組織の者であると確認できるのでない限り、最初に来た車の群れは無視して歩く。
一台だけで走っている車なら、無関係の通りすがりである可能性は高いし、そうでなくても対処しやすい。
単独で走行している車を探す。


「まあ、向こうから話しかけられる可能性も少なくないが……」

127:2013/09/24(火) 03:15:08
>>125
近くに隠れられる様な木陰は無く、傾斜を外れた断崖は数十メートル下った場所だった。
素早く動けない君を余所に、車はグングン近付いて来る。
停車する様子は無く、そのまま突っ込んで来る様な気がした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>126
素通りしようという君の思惑とは裏腹に、走って来た車は次々と君の前で停車した。
車内から慌しく出て来た数人の男女は、どうやら君を雇った組織では無かったが、その『場慣れ』した
物腰から、一般人では無いらしい。
服装にはバラ付きがあったが、全員が銃を携帯しており、それを躊躇無く君に向けた。
 
「よォ━━━━━━━し、手を上げろッ!
妙な動きをすれば、即刻射殺するッ!!」
 
先頭の車から最初に出て来た、40代と思われるスーツ姿の白人が声を上げる。

128フー・ツンニィェン:2013/09/24(火) 20:00:13
>>127
「……やはりこうなったか。
問答無用で殺されなかっただけ、マシと思うべきか」

渋い顔をしながら、言われた通りに手を上げる。

「何者だ、おまえら?
即座に撃ってこないところを見るに、少なくとも俺の命が目的じゃあないようだが」

記憶を辿り、服装や装飾品などから彼らが何者かを俺が知っていないか思い出してみる。

129ラッキー・ロッキー:2013/09/24(火) 20:33:50
>>127
車までの距離、およびスピードはどれくらいだろうか?

「隠れられないなら、いっそ隠れないべきか……?
 例えば俺を轢き殺す気なら……」

その場で岩壁と車の様子を観察する。

130:2013/09/25(水) 01:23:23
>>128
手を上げた君の質問に答える者は無く、素早く後ろに回り込んだ他の連中が、君の手を掴んで
後ろに回そうとする。
その間も、構えた銃口が逸らされる様子は無かった。
彼らが何者なのか、確たる判断材料は君の記憶には無い。
>>129
車が10メートル程の距離まで近付くと、そのスピードは『時速80キロ』に達する。
岩壁は大きくヒビ割れており、上からは次々と大きな岩が落下し始めていた。
そこから逃げる様に、車は加速しながら突っ込んで来る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

131フー・ツンニィェン:2013/09/25(水) 01:59:34
>>130
「…………」

特に抵抗もせず、従う。
能力的に銃で武装した多人数を相手にするのは分が悪い。
逃げるにしても、隙を伺う必要があった。

132ラッキー・ロッキー:2013/09/25(水) 19:28:39
>>130
「まあ、逃げるなら急ぐ必要があるよな」

車を『消す』。

「少なくとも味方じゃあねーだろう。
 崖崩れに埋もれることになるかもしれないが……俺の知ったことじゃねえ。
 通りすがりなら運が悪かったな」

自分が今いる位置が崖崩れから安全なら、ガムテープを包帯代わりにして足の応急処置をしたい。
危険なら這いずるか転がるかして逃げる。

133:2013/09/27(金) 03:44:21
>>131
『ガチャリ』
 
後ろ手に感じた固い金属の感触は、どうやら『手錠』だった。
両手を拘束された君は、そのまま停車している車の1台へと連行されて行く。
押し込められる様に後部座席に乗り込むと、運転席にはスキンヘッドの黒人男性が1人。
助手席には誰もいなかったが、すぐに別の黒人男性が乗り込んで来た。
2人は、互いにアイコンタクトをすると、車をUターンさせて『バルセロナ』の方向へと
発進させる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
 
『フー・ツンニィェン』
       ━━━━━━━━━━━『逮捕(リタイア)』
>>132
『バァ━━━━━━━━━━ン!』
 
突っ込んできた車を消した君に、更に後方から転がって来た岩が迫って来る。
足の傷を構っている暇は無く、君は傾斜を必死で転がる羽目になった。
 
『ドグシャアァッ!!』
 
目まぐるしく回転する周囲の風景が、巨大な影に遮られると、強い衝撃と共に君の意識は途切れる。

134ラッキー・ロッキー:2013/09/27(金) 18:25:20
>>133
陰に覆われた瞬間、スタンドで頭をガードする。

135エピローグ:2013/09/28(土) 03:54:31
『ラッキー・ロッキー』が目覚めたのは、病院の一室だった。
重傷を負いながらも、辛うじて命に別状の無かった彼は、順調に回復して行く事になる。
だが、同時に彼を病院に搬送した地元警察からの、執拗な聴取も受ける羽目になった。
 
『新型爆弾』の取引については、すでに警察も嗅ぎ付けていた。
だが、それが最悪の形で失敗した事により、それまでの下調べが全て無駄になったらしい。
唯一残されたのが、『ラッキー・ロッキー』である。
正確には、もう1人━━━━━━━━━━━
『殺し屋』の『フー・ツンニィェン』の方は、拘束中に逃亡した為、国際指名手配となっていた。
 
だが、数週間後・・・・・・・・・・・・・・・・・『ラッキー・ロッキー』への聴取は、突然終わる。
その理由が、彼を雇った軍事企業の根回しである事は、後日知る事になった。
それは、決して彼自身を守る為では無く、あくまでも『依頼の隠蔽』。
暗殺を恐れた彼は、完治を待たずに病院を抜け出す。
 
 
2人が元の生活に戻る事は、二度と無いだろう。
ただし、それでも人生は続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
 
『ブローバック・マウンテン』
                →THE END

136:2013/09/28(土) 18:10:31
『運び屋』である『立花アデル』。
彼の運ぶ『新型爆弾』は、実際にはアタッシュケースでは無く、彼の体内に埋め込まれていた。
爆弾の起爆条件は、体温が『20度以下』になった時。
それは、彼の『死』を意味する条件だが、彼が死の間際にカーエアコンを付けた事が、体温低下に
拍車を掛ける結果となった。
 
爆弾の事実を知るのは、『ラッキー・ロッキー』のみ。
彼は、爆弾を製造した研究員の所属する、軍事企業のライバル企業から依頼を受けた『仕事人』。
目的は、爆弾の強奪である。
そして、事実を知らないまま同じ目的を持っていたのが、『アーノルド・ケンタッキー』。
テロリストである彼は、ダミーであるアタッシュケースを持ち去ろうとした。
『若竹修也』は、警察側の人間であり、『運び屋』の取引現場を押さえる役を担う人物。
狙いが取引相手の犯罪シンジケートなので、爆弾を運ぶ側の人間には固執しなかったと言える。
 
『フー・ツンニィェン』の目的は、爆弾では無く『運び屋』の暗殺。
彼自身も『運び屋』に爆弾が埋め込まれているとは、知る由も無かった。

137:2013/09/28(土) 18:11:20
『立花アデル』
スタンド:『パッション・ピット』
能力:触れた場所に『ポケット』を作る、近距離パワー型スタンド。
 
『ラッキー・ロッキー』
スタンド:『ペーパー・トレイル』
能力:時速70キロを超えた速度の物体を、10秒間だけ完全に消し去る。
 
『若竹修也』
スタンド:『ボディ・ショット』
能力:スタンドを部位毎に弾丸に変え、それを撃ち出せる。
 
『アーノルド・ケンタッキー』
スタンド:『シャウト・アウト・ラウズ』
能力:本体の表皮を覆って衝撃を吸収し、剥がれると吸収した分のエネルギーを放出する『鱗』。
 
『フー・ツンニィェン』
スタンド:『ストーン・コールド・キラー』
能力:触れた生物の『生命エネルギー』を、死ぬまで奪い続けられる。

138アーノルド・ケンタッキー:2013/09/29(日) 23:24:14
http://jojostand.fool.jp/cgi-bin/upload/source/up0554.txt

139ラッキー・ロッキー:2013/09/29(日) 23:27:02
メール内容
http://jojostand.fool.jp/cgi-bin/upload/source/up0555.txt

140フー・ツンニィェン:2013/10/01(火) 01:05:41
能力開示、メールでの行動等
http://jojostand.fool.jp/cgi-bin/upload/source/up0547.txt


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