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『それは、山にいた』

1:2010/11/21(日) 04:49:53
『午後6時11分』
 
薄闇が外の景色を包み込む中、バスは山道を走り続けていた。
乗客は疎らで、沈黙と微かなエンジンの振動音だけが車内に満ちている。
県境に跨るバスルートは、名も知らぬ山々を越え、その間を縫って伸びていた。 
舗装されたアスファルトの道路に歩道は無く、山道を越えるまで停留所も存在しない。
丁度、麓から麓までを結ぶルートだった。
 
『ドグシャアァッ!!!』
 
突然、穏やかだった車内の時間を引き裂く様に、大きな衝突音が響く。
同時に強い衝撃がバス全体を襲い、乗客達は『賽』の様に次々と通路に投げ出された。
悲鳴と呻き声が一瞬で車内を満たし、バスは走るのを止めた。
6人の乗客達は、幸いにも五体が無事である事を確認しながら、次第に事態を把握しようと
行動を起こし始める━━━━━━━━━━━━

2流蔵『ザ・カアウ・クレーターボーイズ』:2010/11/21(日) 09:39:27
>>1
「う………何が…起きた?」

続いて知りたいのはバスの向きと破壊状況だ。
バスが横転してないかどうかはだいたいわかるだろう。
ただし後者は車内に明りがあることが前提になる。
真っ暗であればポケットに携帯が残っていればそれを探りたい。
明るいならば……バスのフロントガラスと側面窓ガラスに異変がないか見る。

「我々以外……運転手は無事なのか……?」

3基山『ルナウェイ』:2010/11/21(日) 15:50:58
>>1
「うおおおおッ!
クソが・・・・・・・何だ、『事故』?」

頭を振りながら立ち上がり、
一番近くの乗客へと何となく近づきつつ、バスの方を見る。
事故の原因が何なのかを確認したい。

(クソ『運転手』が・・・・・・・・・
何が原因か知らねーが、このツケは『バス会社』にたっぷり払わせてやるぜ)

4蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/21(日) 16:09:22
>>1
「痛いじゃないの……勘弁してよ。
 せっかく紅葉狩りでこの傷ついた心を癒そうとし思ってたのにさァ……」

自分自身と周囲を確認したあと、バスの外を見る。
何かにぶつかったならソレが見えるかもしれないし、
煙とか火とかが見えるようならそのうち爆発するかもしれないからだ。

5女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/21(日) 16:36:59
>>1
「大丈夫ですか……皆様、お怪我はありませんか」

頭を押さえながら立ち上がり、
自分以外の乗客の様子を把握したい。

6:2010/11/21(日) 19:21:20
>>2-5
貴方達は、各々立ち上がり、自身と周囲の状況を確認する。
バスの外は、相変わらずの薄闇に包まれ、車内の照明が辛うじて景色を照らし出していた。
左手には、鬱蒼とした木々が繁っており、右手は崖。
崖の下の様子を、ここから見通す事は出来ない。
外灯の明かり一つ見当たらず、炎や煙も上がっていない様だった。
 
車内には、貴方達4人の他に2人の乗客の姿がある。
1人は、グレーのスーツを着た『ビジネスマン風の男』。
縁無しの眼鏡を掛けた、30〜40代と思われる外見の男は、黒い鞄を両手で抱きかかえ、
貴方達と同様に周囲の様子を窺っている。
もう1人は、紺色のハンチング帽を頭に乗せた『初老の男』。
ブラウンのコートを羽織り、前の座席にしがみ付く様にして、座席から投げ出されるのを
堪えていた・・・・・・・・・・・・その足元には、彼の物と思われる白い杖が1本落ちている。
彼ら2人を含め、特に大きな怪我を負った者は、誰もいない様だった。
 
バスは、傾いた気配も無く、ただ止まっている。
車内の窓は、前方の数枚が砕けていたが、真ん中から後ろはヒビ割れている程度だった。
最も破損が激しい先頭部分は、運転席まで完全に潰れている。
運転士の命が絶望的である事は、その光景を見た誰の目にも明らかだった・・・・・・・・・・・・・。
粉々になったフロントガラスの向こうには、ゴツゴツとした岩肌が確認出来る。
バスは、前方のそれに衝突してしたらしい。

7流蔵『ザ・カアウ・クレーターボーイズ』:2010/11/21(日) 20:09:31
>>6
初老の男が近いなら杖を拾ってやり、それを初老の男に差し出す。
目を見ながらだ。相手の体調を伺える。

「怪我はなさそうですが……大丈夫…ですか?」

旅なら荷物ぐらいは持ってるだろう。
携帯電話も当然持つ。(過去に遭難したならなおさらだ)
期待はできないが、電波の有無とGPS機能の有効性を確認する。

「運転手を助けたいが……どちらにせよまずは連絡手段だ……。
 運行会社なら定期的に連絡を行うはずなので、少なくとも朝には救助活動がくる。
 それでも『早い』にこしたことはない……こういう状況では。」

「誰か『この辺りの地理』に詳しい者はいないか……?
 申し訳ないが俺はさっぱりわかってない……。」

8女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/21(日) 20:36:04
>>6
運転手の顔を思い出そうとして、いたたまれない気持ちになる。

「ヒ、ヒドイ、なんということ……これは……。
 急なカーブを曲がりきれず、頭から衝突……といったところでしょうか。
 ……割れたガラスが散らばっています。手元、足元に注意して下さい」

すぐに感傷を切り止めて、他の乗客にも聞こえるような声で話す。

「私も、道は分かりません!
 警察に連絡して、助けを呼ぶのが当たり前でしょう。『携帯電話』を試してみて下さい!」

自分は乗車口まで移動して、ちょっと道の様子を見てみたい(道幅とか)。
扉は閉まっててもスタンドで壊せるし、問題は外に出たあと、歩くスペースがあるかどうかだ。
手荷物とかがあるなら持っていく。

9蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/21(日) 20:37:00
>>6
「……落石に激突した、ってところかしら」

右手も左手も『これまで進んできた道』ではない……
すなわち、車体が正しい道に対して90度や270度回転していないということは、
本来のルートを塞いでいた想定外の物体に正面衝突したということだ。

火の手が上がっておらず、傾いていない……崖に落ちそうになってもいないなら、
バスの中で出来る事は済ませておく程度の余裕はあるだろう。

>>5
「私は大丈夫」
女ヶ沢の問いかけに答える。

そしてまずは車外に出られる扉の位置を確認する。

「大丈夫?大変なことになったわね」

その後『ビジネスマン風の男』に話しかける。

10基山『ルナウェイ』:2010/11/21(日) 20:44:50
>>6
「・・・・・・おいおい。マジに勘弁してくれよ。
居眠り運転か? それとも猪でも出たかな。
何にせよ俺が乗ってない時にして欲しかったね」

バスが崖に乗り出してる、とかいう状況じゃなければ前方へ歩いていき、岩肌を見る。
ついでに道路を見下ろして、事故の原因らしき何かがないかどうか観察。
バスは道の脇の岩肌にぶつかっている状態なのか?

「この分じゃバスは動けないよなぁー・・・・・・
朝まで待つのもツラいしよぉ〜」

>>7-8
「俺も地理とかわかんねーよ・・・・・・
でも、道を辿ってけば街には出るんじゃねえの?
現在地とか出ねえかなぁ〜〜〜」

背負ったリュックを漁り、遅れて携帯電話を取り出した。

11:2010/11/22(月) 00:27:32
>>7
「ああ、ありがとう・・・・・・・・・。」
 
貴方の差し出した杖を受け取りながら、『初老の男』が柔らかな物腰で言った。
男の顔色は良く、怯えた表情は感じられない。
貴方は、自身の荷物を確認しながら、携帯電話を開いた。
予想通り・・・・・・・・・と言うべきか、現在地は圏外になっており、通話は出来ないらしい。
GPS機能も無効になっていた。
車内の乗客達に向かって呼び掛けると、座席から立ち上がった『初老の男』が口を開く。
 
「この辺りは、険しいが一本道です。
もう少し上れば、『郷土センター』があって・・・・・・・・・・そこなら、電話もある。」
 
『ドゴドゴドゴォン!!』
 
突然、大きな音が車内に響き渡った。
貴方が咄嗟に顔を向けると、乗車口のドアが大きく変形しているのが見える。

12:2010/11/22(月) 00:28:01
>>8
声を上げながら、貴方は閉ざされたままの乗車口に近付いた。
窓を覗き込むと、バスの横にガードレールが伸びており、その向こうに生い繁った木々が見える。
バスとガードレールの間に、歩ける程度の幅はあるらしい。
手荷物を持った貴方は、『スタンド』でドアを破壊した・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドゴドゴドゴォン!!』
 
『ソリッド・ハーモニー』の拳を数回叩き込むと、ドアが外側に大きく変形する。

13:2010/11/22(月) 00:29:07
>>9
車内のドアは、全部で3つ。
運転席側にある降車口は、運転席同様に潰れて使用不能になっている。
車体の中程にある乗車口は、走行中だった為、完全に閉まっていた。
最後のドアは、車体後部にある非常用のドアだったが、こちらも閉まっている。
貴女は、ドアの位置と状態を確認すると、『ビジネスマン風の男』に話し掛けた。
 
「ええ、全く・・・・・・・・」
 
そう答えた男は、貴女と同じ様に車内の状況を見回しながら、胸元の内ポケットから
携帯電話を取り出す。
連絡や現在地の確認を呼び掛ける他の乗客達の声が、チラホラと聞こえ始めていた。
  
『ドゴドゴドゴォン!!』
 
突然、大きな音が車内に響き渡った。
貴女と男が咄嗟に顔を向けると、乗車口のドアが大きく変形しているのが見えた。

14:2010/11/22(月) 00:29:39
>>10
バスの先頭に近付いた貴方は、剥き出しの岩肌を確認した。
すぐ横で潰れた運転席からは、微かに生臭い血の匂いが漂って来る・・・・・・・・・・・・・。
後ろの方では、乗客達が連絡や現在地の確認を呼び掛ける声が聞こえた。
貴方の取り出した携帯電話は、圏外になっていて通話出来る状態には無い。
 
『ドゴドゴドゴォン!!』
 
突然、大きな音が車内に響き渡った。
貴方が咄嗟に顔を向けると、乗車口のドアが大きく変形しているのが見える。

15女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/22(月) 00:56:32
>>12
「お騒がせ致しました。乱暴をしてしまいましたが、扉は、開きました」

まだスタンドを使うつもりはなかったのだけれど、特に不利はないと思ったので、そのままレスしよう。
いちおう突然 扉が壊れたことを不審がられないように、本体でも扉を蹴っ飛ばしておく。
スタンドは出しっ放し。乗客の反応を伺いながら、身を低くして謝りたい。

16蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/22(月) 01:05:51
>>13
「……何事!?」

顔を向けたとき、女ヶ沢本体とスタンド『ソリッド・ハーモニー』の姿は確認できただろうか?
女ヶ沢が『ソリッド・ハーモニー』で開けたらしいという事が確認できたなら、
自分は安堵しつつ『ビジネスマン風の男』の反応を見る。
怯えているようなら一般人なので、何かしら宥める必要が出てくるだろう。
他の乗客の反応ぶりも、見える範囲で確認する。あまり驚いていない者がいたらスタンド使いかもしれない。

17基山『ルナウェイ』:2010/11/22(月) 01:14:58
>>14
「オエって感じだな・・・・・・
・・・うお! ビビったァ〜〜〜。 何だ? 何やってんだ?」

運転手に目線をやって、死んでいるのを確認する。
ビクッと反応して、後ろの方へと歩を進めた。

>>15
「オオ・・・おめーか。雰囲気の割りに無茶するよなぁ。
すごいデカい音してたぜ・・・・・ん?」

出しっぱなしの『ソリッド・ハーモニー』に気づいて、
ニヤリと笑って、後ろから全員に声を掛ける。

「このままバスの中にいても仕方ねーだろ。
折角ドアも開いたし、外出ようぜ」

18流蔵『ザ・カアウ・クレーターボーイズ』:2010/11/22(月) 08:57:15
>>11
「案の定圏外か……『郷土センター』……
 本来なら動かないのが手かもしれないが……この状況……
 それほど遠くないならそこへ行ってみるのも手か……」

「入口付近の方……運転席の側か、
 運転席の後ろに『備え付けの懐中電灯』はないか?」

上記を全員に呼びかけ、荷物を手に持ち、自分は後部座席側を見に行きたい。
後ろに予備の懐中電灯か発炎筒類を置いてる場合もある。念のため探しておく。
探しながらだが……初老の男に以下のことを聞きたい。

「この辺りは『猪』や『鹿』は出ますか……?」

19:2010/11/22(月) 17:40:09
>>15-18
貴方達の目は、大きく歪んだ乗車口のドアに集まった。
勿論、他2人の乗客達の視線も。
唯一、『流蔵』だけが明かりを探して、車内を見回り始める・・・・・・・・・・・・・・・・。
『女ヶ沢』は、歪んだドアを蹴り上げた。
>>16
『ビジネスマン風の男』は、乗車口の方へと近付いて行く。
怯えた様子は無かったが、遠巻きに近付いて行く姿に多少の警戒心が見て取れた。
運転席の方から外に出る事を提案した『基山』は、微かな笑みすら浮かべている。
貴方の目に怯えて映る者はいなかったが、それが『スタンド使い』かどうかを判断する
決定的な材料になるのだろうか?
>>17
運転士の身体は、確認出来なかった。
だが、運転席の状況から見ても、生存の可能性は絶望的に思える。
安否を確認する事は容易だが、それは変わり果てた肉片との対面も意味していた。
>>18
懐中電灯や発炎筒を探し始めた貴方に、『初老の男』が声を掛ける。
 
「発炎筒なら、運転席の下にあるよ。」
 
その言葉に運転席の方を見たが、どうやら衝突時に潰れてしまっている様だった。
猪や鹿について聞けば、男は快く答えてくれるだろう。
山には、猪や鹿以外に熊や狸もいる事が分かる・・・・・・・・・・・・・・。

20蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/22(月) 18:07:00
>>15
>>19
(……意外とみんな落ち着いたものね……)

女ヶ沢はもちろんだが、基山もスタンド使いであろうと理解する。
その理解が、『勝手な思い込み』であるかどうかはともかく……

『ビジネスマン風の男』についての判断はできないが、粛々とした様子なのでよしとする。
この場は女ヶ沢の行使した力に対し何らかの勘違いをして
警戒心や恐怖から集団行動を乱すような行動に及ぶ者がいないようなら、それでいい。
自身がその使い手だと忘れてしまいがちだが、『スタンド』とは異能の力。
知らない者にとっては『超常現象』なのだ……
もし混乱する者がいたら『スタンドとは何か』から説明を始めなければならなかったところだ。

そのついでに、逆に明らかにスタンド使いである反応を示すものがいれば確認したい程度の考えだった。

「連絡手段がない以上、じっとしてても埒が明かないわ。
山の夜は寒そうだし、ガラス割れてるしね……」

自分の手荷物を持ち、『ビジネスマン風の男』に続いて乗車口へ向かう。
女ヶ沢や『ビジネスマン風の男』が降りるようならそのまま降りよう。

21流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/11/22(月) 18:25:20
>>19
「発炎筒は無理か……流石に『取り出せても』潰れていては……」

後部座席にもないと判断していいだろうか?
ここは夜行バス内なので『寒さ対策のブランケット』『ペットボトル入りの飲料』を
座席毎に備えてるかもしれない。あるいは1つ目は、運転席の一つ後ろか斜め後ろに予備で置いておく場合もある。
それらを座席を後ろから見回して探しつつ(あるなら人数分揃える)、入口へ向かいながら全員に話す。

「全員依存がないようなら外に出ることになるが……よろしいか?
 その場合は先頭は俺と同じく若い誰かに任せたい。
 俺は一番後ろから行く……この方(初老の男)は杖持ちだ……俺が付き添おう。
 名前は『流蔵(ながくら)』だ……敬語は苦手なので失礼したい……」
 
「聞くところ、真っ直ぐ登れば『郷土センター』につくらしい……。
 明かりはないが……松明などは獣をおびき寄せるデメリットもあるが……
 しかし……どなたか『ライター』等はお持ちだろうか?
 地図は……運転席の斜め後ろ辺りに置いてあったりしないか?」

22女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/22(月) 20:29:54
>>19
「とにかく助けを呼ばないと……、山ですから、これから寒くなってくるでしょう。
 外はもう、暗くなってきてますし、私のほうでも、懐中電灯を探してみます」

黒いシャツのお兄さん(基山)の笑みと、その視線に気づいて、ウインクを返した。
乗車口付近を探して、『懐中電灯』を手に入れたい(持ち歩いているなら、取り出したい)。
タバコは吸わないので、『ライター』は持っていない。
能力の性質上、『マジックペン』は持っているはずなので、自分の手の甲に『マーキング』しておく。
(だって、マーキングできないと、能力の『余韻』で自滅することになる。)

「あ。私は、女ヶ沢(めがさわ)です! 先頭は私が、行きます」

スタンド使いだから。
用事が済んだなら、降りる。バスの進行方向を見る。何にぶつかったのか確認したい。

23基山『ルナウェイ』:2010/11/22(月) 20:43:58
>>19
(どうせ死んでるし、見ても仕方ねえか・・・
遭難したわけでもねえしな。そういうのはケーサツに任すぜ)

運転席の場所を見て一瞬黙祷して、バス後部へと戻る。

>>21
「なんか探してんのか?
『ライター』なら俺が持ってるぜ」

流蔵が何か探しているのなら手伝う。
全員の後についてバスを出て行く。

「で、何分ぐらいで着くんだ?
その『郷土センター』にはよぉ〜〜〜」

24:2010/11/23(火) 01:51:26
>>20,>>22
『女ヶ沢』が先頭を志願すると、その横で『ビジネスマン風の男』が自分の鞄から何かを取り出す。
 
「私、懐中電灯なら持ってます・・・・・・・・・・・どうぞ、使って下さい。」
 
懐中電灯は、15〜20センチの筒型で、控えめな銀色だった。
受け取れば、男は『女ヶ沢』に続いてバスを降りるだろう。
さらに、それに続いて『蔦屋』が降りる。
ガードレールと車体との狭い隙間を歩いて行けば、貴方達はバスの先頭に辿り着く事が出来る。
 
『ドドドドドドドド』
 
バスの前方は、切り立った崖だった。
ガードレール側からは、バスと崖の袋小路になっており、それ以上道路を進む事は出来ない。

25:2010/11/23(火) 01:51:46
>>21,>>23
他の乗客達が次々とバスを降りる中、貴方達と『初老の男』が車内に残った。
『流蔵』が探している様なものは、結局何も見つからない・・・・・・・・・・・・・・・。
その結論に至るまでには、1〜2分の時間を要する事になる。
その間に、『基山』の疑問に『初老の男』が答えてくれた。
 
『郷土センター』までは、大人の足なら10分程で到着する距離にあるらしい。
緩やかな坂道を上る事になるが、舗装された一本道なので迷う事は無いという。

26基山『ルナウェイ』:2010/11/23(火) 02:26:05
>>25
「結構近いなぁ〜〜〜。ラッキーって感じだぜ。
いや、事故ってっからラッキーはねえか。
じーさん、行ったことあんのかい? 『郷土センター』。何時までやってんの?」

バスの中を探りながら、『初老の男』に疑問を投げかける。

「なあ、なんもねぇ〜よ。
もう行こうぜ・・・・・・他の3人は先に降りちゃったよ」

何も見つかりそうにないのを確認後、
きょろきょろと見回して、窓越しに先に降りた3人の姿を探しつつ、
二人にやや先立って外に出ようとする。

27流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/11/23(火) 02:44:32
>>25-26
「使えるものは何でも使う……そう学んだ。
 『ない』ことがわかった事実が大事だ……後で悔やむことがない。」

『過去の体験』でそれを強く認識している。
幻だったと人は言うが、スタンドの存在が過去の出来事を自身に裏付ける。

「どうぞお先に……肩が必要なら言ってくれればいい……。
 俺が少し困った時には、反対に手を差し伸べて欲しい。
 ………お名前をお伺いしても宜しいだろうか?」

『初老の男』にそう伝え(尋ね)つつ、彼の後でバスから降り、皆と合流する。
外では周囲に獣の鳴き声などがしないか、音に意識を向ける。

28蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/23(火) 11:35:29
>>24
「これではダメね……いったんバスの後ろから回り込むしかないわ」

袋小路を見て言う。

「あるいは、貴方のさっきの『馬鹿力』でバスごと崖下に投げ飛ばすっていうのもアリかしらね」

ニヤリと笑って女ヶ沢に言う。
その目元には小さな棘のようなものがピクピクしている……スタンドを発現させた。

「いずれにしろ車内に残っている人が出てくるのを待ってからよね……」

そう言うと、森の方に視線を向ける。
暗闇に目が慣れるにはまだ早いか……

29女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/23(火) 13:06:19
>>24
一瞬、頭が混乱しそうになった。

「崖、です! 切り立った崖が前に聳えていて、進めません! ……『道が、無い』ッ!」

バスに乗っている3人にも聞こえるように大声で伝えておこう。

「まっすぐ行ったら、『郷土センター』なんですよね……、運転手さんが、道を間違えたんでしょうか?」

疑問を口に出して、首を傾げる。
運転手さんは、目の前の崖が見えているのに、猛スピードでバスを突っ込ませた――、
なんだかそんな光景が頭に浮かんでしまう。
懐中電灯で周囲を照らしてみて、他に道がないのか探してみる。

30:2010/11/23(火) 22:39:45
>>26-27
貴方達が車内の物色を諦めた頃、外から『女ヶ沢』と思われる声が響いて来た。
どうやら、バスの前方が行き止まりになっているらしい。
 
「落石だろうか・・・・・・」
 
『初老の男』の呟きは、貴方達の耳にも届いた。
とにかく、車内に残っていても埒が空かない状況である事は、誰もが感じ取っている。
『基山』が先にバスを降り、続いて『初老の男』が降りて行った。
最後に『流蔵』が外に出ると、そこには暗闇と静寂だけが広がっている・・・・・・・・・・・・・・。
バスの先頭から順に、『女ヶ沢』『ビジネスマン風の男』『蔦屋』『基山』『初老の男』
『流蔵』がバスの横に並んだ。

31:2010/11/23(火) 22:40:17
>>28-29
『女ヶ沢』が懐中電灯の明かりを向けると、ゴツゴツとした崖の岩肌が照らし出される。
前方に道は見当たらず、崖は10メートル程の高さがある様だった。
木々の奥は、明かりで照らしても先を見通す事は出来ない。
 
「ここは狭いですから、まずバスの後ろに出た方がいいんじゃないでしょうか。」
 
貴方達の言葉に続けて、『ビジネスマン風の男』が言った。
ふと、車内に残っていた3人が次々と降りて来る。
崖の方から順に、『女ヶ沢』『ビジネスマン風の男』『蔦屋』『基山』『初老の男』『流蔵』が
バスの横に並んだ。

32女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/23(火) 23:20:50
>>31
「後ろに出ましょう」

長い髪のお姉さん(蔦屋)のスタンドに少し驚いてから、ゆっくりと頷いてみせた。
バスの後ろ側に移動したい。
懐中電灯で路面を照らし出して、急ブレーキの跡を見られるか調べてみる。

33流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/11/24(水) 14:39:39
>>30
「(名前を教えてもらってないが) 『初老の方』……
 この道を10分ほど歩けば目的地につく……でよかったか?
 これは落石の範疇なのだろうか?
 違うとすれば……この道は元々『行き止まり』だったことになる……運転手が道を間違えたのか?」

たいしたことではないが、バスの出入口は『バスの左側』にあると判断していいだろうか?
ここからは想像だが、道は真っ直ぐであり、左側はガードレールの先に森、
右側もガードレールの先には下に降りれない崖、前方は崖で道が完全に閉ざされており、
そして我々はバスの左側に現在いる。これで正しいだろうか?

前方の崖は落石に見えるだろうか?それとも山の急な斜面だろうか?
それと左手のガードレールの先は、道路と土の高低差なく森側に入れるだろうか?

(……俺の能力を使えば崖を越えられなくはない……が)

34基山『ルナウェイ』:2010/11/24(水) 19:57:07
>>30
「道がねえって、どういうことだよ・・・・・・
ぶつかったあれが、そのまま『壁』みてーになってんのか?
なぁ、この道後戻りしたらどーなんの?」

森の方を見ながら、初老の男に尋ねる。
全員の動きにあわせて、バスの後方へ動く。

35蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/24(水) 21:10:39
>>31
>>33
>>34
『初老の男』と話す流蔵や基山の様子を見ながら、彼らに続いてバスの後ろへ移動する。

「ここが急な『右カーブ』だった……ということなら説明がつかなくもないけど。
私たちが降りる前に状況を確認した時、そのことを全員が見落とした……というのが有り得るのなら、だけどね。
もしおじいさんの記憶に、こんな崖がないんだったら……」

振り返り、懐中電灯を持っている女ヶ沢に一言。

「ちょっとこの岩の上のほうを照らしてみたら?
これが崖なのか、落石なのか、岩の大きさでわかるんじゃないかしら。
崖と区別がつかないほど無茶苦茶でかい落石、というものが有り得なければ、だけどね」

36:2010/11/25(木) 01:15:18
>>32-35
バスを降りた貴方達6人は、ガードレールを沿う様にして、バスの後方へと移動した。
ガードレールを越える事は容易に見えたが、木々の下に生えた草は高く生い茂っており、地面の高さは
分からない。
 
「落石でなければ、土砂崩れか・・・・・・・・・ここが行き止まりのはずは無い。
私は、この先の『郷土センター』の館長をしている者でね。
今から向かう所だったんですよ。」
 
『初老の男』は、さらに続ける。
 
「この道は、ずっと一本道です。
ここが行き止まりという事になると、困ったな・・・・・・・・・・・・完全に道が寸断されてしまう。」
 
降りる時とは逆に、先頭を進む事になった『流蔵』は、最初にバスの後方へと出る。
そこは、幅3メートル程の舗装された道路だった。 
『流蔵』の考えは概ね当たっており、バスの進行方向から見て、左側はガードレールに挟まれた木々。
右側にガードレールは無かったが、切り立った崖になっており、上までは10メートル以上ある様に見える。
 
全員がバス後方に出ると、『女ヶ沢』の持っていた懐中電灯が周囲を照らす。
道路にブレーキ痕は無く、後方の・・・・・・・・・・・・・バスが走って来た道は、緩やかな下り坂になっていた。
そして、バスの前方を明かりが照らすと、『初老の男』が短い声を上げた。
明かりに照らされた道路の先は、10メートル程の高さの崖が立ち塞がっている・・・・・・・・・・・・・・・。

37流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/11/25(木) 13:41:36
>>36
現在、先頭なので遠くから交通音や車類の光が走ってないかどうかは
さりげなく注意しておく。

「『館長の方』……と呼ばせて頂くが、
 今の反応から伺うに、やはりこれは『ありえない崖』なのだな……?
 この近辺に詳しいならわかるかもしれないので聞きたいが……
 『道を間違えた結果、こういう道路に出ること』はあるのだろうか?」

「いずれにせよ……このままだと『来た道を戻る』か、あるいは目的地に向かうため
 『森側から迂回してみる』か……となる。後者はできるならばだが……
 地理の詳しい者の意見が欲しい。」

「それと懐中電灯の方……『女ヶ沢』だったか?
 崖と道路の境目はどういう感じだろうか?」

わざと抽象的に言うが、これだけの急斜面の崖なら、
元々崖だったところに道路が後から出来たほうがしっくり来る。まあ考えにくいことだが。
逆に後から崖が出来たなら、土砂が流れた形跡や人為的な後が見えるかもしれない。
どちらだとわかったところで、たいした違いはないだろうが。

38基山『ルナウェイ』:2010/11/25(木) 21:17:58
>>36
「うへぇ〜。こんなハデなもんがあって、ぶつかる事ってありえるかぁ?
運転手がマジで寝てたとしか考えられねーぜ。
それか、急にこの辺の地面が盛り上がったとかよぉ」

崖の幅がどれくらいか(道幅程度か?)を確認してから、
流蔵の言葉を受けて森の方を見る。

「全員でロッククライムすんのは無理だろうしよぉ〜。
こっちの方も、結構険しい道だぜ。
草が生え過ぎてて地面が見えね〜よ。どうすんだ?
俺だけならよぉ〜。ここは来た道をテクテク帰るのもアリだと思ってんだけどな」

39女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/25(木) 21:25:25
>>36
「見てみます」

まずは懐中電灯で崖の上を照らし出してみる。
それから崖と森、道路と崖。それぞれの境目になっている部分を照らしてみる。

「何かがおかしい。勿論、この崖も、ですけれど。……運転手さん、ブレーキを踏んでいないみたいです。
 ぶつかる前から意識がなかった……、居眠り運転とか。そういうのだったのかも知れません」

初老の男(館長さん)に尋ねたい。

「今は午後6時頃ですけれど、『郷土センター』で働いている職員さんの帰宅時間はいつ頃でしょうか?
 運がよければ、職員さんがこの道の異変に気づいて、警察を呼んでくれるかも知れません」

40蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/25(木) 21:36:49
>>36
「これは……普通じゃないわね」

突如として巨大な崖に塞がれたかのような道。
何のためらいもなくノーブレーキで崖に突っ込んだかのような運転の様子。
まるで、事故が起きたその瞬間に突然この場に崖が現れたと言わんばかりではないか。
状況の何もかもが不自然だ。
他の者たちが予測しているような、自然な事故の範疇であればいいが……
スタンド攻撃……あるいはもっと正体不明な、『怪奇現象』の類だとしたら──

自分自身は明かりを持っていないので、女ヶ沢たちが周囲を照らし出すのを目で追いながら
能力を断続的に使用し、おかしな物が見えたりしないか検証してみる。

41:2010/11/25(木) 23:06:21
>>37-40
懐中電灯の明かりが、周囲を探る様に照らし出す・・・・・・・・・・・・・・・。
前方の崖は、道路を完全に塞いでいた。
ガードレールは、崖の手前で途切れていたが、特に破損した様子は無い。
道路を外れる事になるが、ガードレールを越えて進めば、そのまま崖の横を通り抜けられる気もする。
 
「『古雲』と申します・・・・・・・・・・名乗るのが、遅れてしまいましたな。」
 
『古雲(コクモ)』と名乗った『初老の男』は、さらに話を続けた。
 
「今言った通り、麓からは『一本道』なんです。
『間違えようが無い』し、こんな道は私も知らない・・・・・・・・・・・・。
引き返せば、知っている道に出るかも知れませんが。」
 
舗装された道路は、途切れずに崖の下へ滑り込む様に伸びている。
それは、崖が路上に忽然と現れた様な、奇妙な光景だった。
 
「センターは、もう閉館していますよ。
もう誰もいないはずです・・・・・・・・・・・・・最後に『戸締り』をしたのは、私なのでね。」
 
そう言った『初老の男』は、胸の内ポケットから鍵束を取り出して見せる。
陽の沈んだ山中は暗く、懐中電灯以外には、月明かりだけが視界を照らしていた。
聞こえるのは、貴方達の声以外だけ・・・・・・・・・・・・車の音は勿論、虫や動物の鳴き声も聞こえない。

42女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/25(木) 23:59:26
>>41
「通れそうな道はありますね。……崖を迂回し、森に入るルートです」

それぞれの顔を見て、意見を聞いてみる。

「どうしましょうか?
 ……『郷土センター』に辿りつければ、電話で助けを呼べましょう。
 『鍵』は、古雲さんに開けてもらっても構いませんか。
 直線距離で、10分だそうですが……、この崖がなにか不気味です。
 それとも……、来た道を引き返せば、街に戻りましょうか。
 ここに来るまでに、バスで山々を越えてきましたが……」

バスが山に入ってから、ここまで、どれぐらいの時間が経過していたか。
徒歩で、街まで下山するルートを、思い出そうとしてみる。

43基山『ルナウェイ』:2010/11/26(金) 00:17:14
>>41 >>42
「そーだなぁ・・・・・・俺だけならいいけど、
コクモさんとか、こっから歩いて帰れるパワーねえよなぁ。
チョロっと森に入って、そんで『郷土センター』に行った方がいいかもな。
つーか、戸締りしたのにまた逆戻りしてんの? なんか忘れ物でもしたのかよ」

女ヶ沢に意見した後、古雲に質問した。
それから、ビジネスマン風の男の方を向く。

「あんたもそれでいいかい?
『スーツ』で森に入るとか、スゲー悲しいけどよぉ〜〜」

「あ、それと・・・・・・俺、基山(きやま)ね。名前」

44蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/26(金) 00:50:14
>>41
「……静かね。静かすぎる位に」

秋も深まってきたとはいえ、まだ真冬ではない。
大自然の真っ只中で、車や獣はともかく、虫の声が聞こえないなんて……
祖母の住む田舎に帰郷した時など、虫の声がうるさすぎて
かえって都会の喧騒より酷いと感じた記憶がある。
何か違和感を感じつつも、これ以上考えても答えは見つからない。

「森側から崖を迂回して『郷土センター』に行きましょう。
……ただ一つ気になるんだけど、この森
『実は急な斜面だった』なんて事はないわよね、古雲さん……?」

地理に詳しい古雲さんに、『平時であれば』この森が普通の一般的な森であるのかどうかを尋ねておく。

そんなことを聞いても、場合によっては何の意味も持たなくなるかもしれないが──
『途切れずに崖の下へ滑り込む様に伸びている道路』という異様な光景を見て、そんな気がした。

>>43
「蔦屋よ」

聞かれてはいないが、自己紹介の流れなので名乗る。

45流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/11/26(金) 17:58:45
>>41-44
(静か過ぎる……あのときの雪山もこんな静けさだったが……
崖が後から出来るわけがない)

「中に入れるのであれば……俺も迂回して行く案派だ。
距離は近いらしいし……明らかに通れないならば、ここまで戻ることもできる。
街まで戻るのは厳しいだろうが……バスの中はまだ外よりは過ごしやすい。
明日になればバス会社が手配して、発見されるだろう。」

「名前を聞いてなかったが『スーツの方』……
それでもよろしいか?旅行に見えないが……何かの仕事関係の途中か?」

『スーツの男』に尋ねながらも、以下を探す。
一人だけ目線を地面にやる形になるだろう。
ここは山道なので道路脇などに『小石』などは落ちてないか?
あの『崖』を調べるのに使うかどうかは迷ってるが、手ごろな投げれるものならなんでもよい。

46:2010/11/27(土) 01:05:06
>>42-45
貴方達が辿って来た道程は━━━━━━━━━━━━
1つの山の麓から、もう1つの山の麓まで続く一本道。
2つの山の間には、さらに別の山々も横たわっており、それらを越えて伸びる道である。
バスが山を上り始めてから、経過した時間は約30分。
『古雲』に尋ねれば、現在地が山々を越えた先にある、もう1つの山の中腹より少し上の
辺りである事が分かるだろう。
上りと下りが繰り返し、カーブの多かった道を歩いて戻る事を考えると、気が滅入る。
 
「あ、申し遅れました。
私は、『馬場』です・・・・・・・・・・・旅行代理店に勤めてます。」
 
『ビジネスマン風の男』が、貴方達に声を掛けられて口を開く。
『馬場』と名乗った男は、崖を回り込む事について反対せず、『古雲』も木々の奥へと
進まない限り、特に危険も無いであろう事を告げた。
彼の意見を全面的に信頼する事は出来なかったが、貴方達に多少の安心感を与えるには
充分な言葉だったかも知れない。
又、『古雲』は、自分がセンターに忘れた物を取りに戻る途中である事も付け加えた。
>>45
『流蔵』は、崖沿いに落ちている砂利を確認する。
そして、砂利に紛れて、それらよりも大きい長方形の物体が落ちている事にも気付く。

47流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/11/27(土) 02:57:44
>>46
(時速40キロだとして20キロの距離か……ん?)

「『女ヶ沢』………『あれ』が何なのか、ライトで照らしてもらってもいいか?
 崖沿いにある『長方形』っぽい何かだ。
 特になんでもないんだが……『少し気になる』……よろしいか?」
 
長方形の物体までの距離はどのぐらいだろうか?
遠すぎず近すぎないなら、ライトで確認してもなおわからない場合は
5メートルの距離まで近づきたい。
元々最後尾を買って出たので、後ろに行くことも兼務できる。

48基山『ルナウェイ』:2010/11/27(土) 03:26:24
>>46
「やっぱり、忘れ物かよ〜。
俺もあるぜ。カギかけ忘れたり、ケータイ忘れたりなぁ」

古雲の話を聞いて頷く。
ポケットを漁り、ジッポーライターを取り出す。

「懐中電灯あるなら、これはいらねえかな。
それじゃ行くか? この『崖』はメチャ気になるけどよぉ〜〜」

(正直、『スタンド能力』以外考えらんねーぜ。
しかし、それをここで大っぴらに言ってやるのもな。
崖を仕掛けた奴が、俺達のことをニヤニヤ笑って見てるかもって考えもあるしよぉ。警戒はしとくぜ。
だとしても・・・・・・こいつらの誰かが『敵』って可能性はひくいか。
事故って転落って可能性もあるからなぁ)

などと考えつつ、全員の意見が出揃うまで所在なさげに森の方を見ている。

49女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/27(土) 18:45:38
>>46
「あ。はい。何か落ちていますね」

体格のいいお兄さん(流蔵)に示されて、『長方形の物体』にライトを当てる。
照らしながら、先頭に立って森側に向かう。

50蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/27(土) 21:07:26
>>46-47
流蔵が見つけ、女ヶ沢が照らすものを自分も見る。

また、『馬場』と名乗った男が女ヶ沢に続いて進むようなら、自分もそれに続こう。
>>31で示された順番がすでに崩れているようなら、適宜現在の陣形に合わせるが)

51:2010/11/27(土) 22:41:54
>>47-50
『流蔵』に従って、『女ヶ沢』が懐中電灯の明かりを道路脇に向けた。
光の中には、崖から零れ落ちたと思われる土や砂利に紛れて、長方形の物体が照らし出される。
それが携帯電話である事に気付くまで、そう時間は要さなかった。
 
「電話だね。」
 
そう言いながら、『古雲』が光の先へと歩き出す。
『馬場』は、一人だけ少し離れた場所にポツリと立っていた。

52蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/28(日) 00:02:09
>>51
(この状況……スタンドによる攻撃か、そうでなくても超常的な異変だと思う。
そしてあの『携帯電話』……『不自然』ね。バスの運転手のものかもしれないけれど、
例えそうだとしても理由がわからないわ……下手をすれば敵の『罠』かもしれない。
『古雲さん』はただでさえ体力のない老人のうえ、『力』を持っているかわからない……
これは単なる勘だけど『一般人』だと思うわ。
あの携帯電話がもし『敵の罠』で、彼が襲われたら……ひとたまりもない。
ただひとり道を知っている彼を失ったら、『郷土センター』に辿り着ける保証はない……。
私も戦う力はないけれど、少なくとも『見える』だけでもだいぶ違うはず)

「待って、危険だわ。私が拾います」

『古雲』を静止し、その携帯電話を拾いに向かう。
若い私の足なら、老人である『古雲』を追い抜いて拾うことは難しくないはずだ。

53流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/11/28(日) 00:17:02
>>51-52
(携帯電話がこんなところに落ちているものか?
手がかりのようなものだといいが………)

『古雲』の側につくようにともに近づくが、
『蔦屋』が拾いに向かうなら自分も携帯の1メートルほど側までついていこう。
どちらが拾うにしても、咄嗟の状況になった場合、今の俺なら何かできるかもしれない……。
『馬場』については残りのどちらかが気にしてくれると思う。

54女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/28(日) 12:28:22
>>51
「どなたかが落とした、という訳でもなさそうですね……」

そのままライトを当て続けたい。
芦屋と流蔵が携帯電話に近づくのを見て、道を引き返す。
自分は『基山』や『馬場』の近くに寄ることにする。

55基山『ルナウェイ』:2010/11/28(日) 21:53:58
>>51
「電話って・・・・・・あからさまに怪しいよなぁ〜」

まだ出発はしないようなので、全員の挙動を眺めておく。

56:2010/11/28(日) 23:08:38
>>52-55
『蔦屋』は、その声に足を止めた『古雲』を横目に、落ちていた携帯電話へと手を伸ばす。
折り畳まれた携帯電話を拾い上げると、表面に付着していた土がボロボロと零れ落ち始めた。
同時に、その側面でオレンジ色に発光している電源ランプに気が付く・・・・・・・・・・・・。
どうやら、まだバッテリーが残っているらしい。
その様子を懐中電灯で照らしていた『女ヶ沢』は、ガードレール側に立っている『基山』と『馬場』の
近くに歩み寄って行く。
>>54-55 
「あ・・・・」
 
ふと、『馬場』が小さな声を漏らした。
『女ヶ沢』と『基山』が見ると、『馬場』の視線はバスの来た(と思われる)道の先を向いている。
その視線を辿ると、緩やかな下り坂の向こうに、小さな人影が見えた・・・・・・・・・・・・・・。

57基山『ルナウェイ』:2010/11/28(日) 23:46:26
>>56
「・・・・・・・・・なんだ? アイツは。
おい、変な奴がいるぜぇ〜〜〜。向こうからよぉ」

振り向いて、全員に『人影』が見えたことを知らせる。
ついでに、バスと自分との位置関係も見ておく。

「ノコノコとマヌケにも姿を見せた理由はわからねぇが・・・・・・
8割方『敵』と見て間違いねぇ〜ぜ。
出方によっちゃ、いきなりブチのめしても問題はねえな」

『女ヶ沢』に声を掛けて、人影の挙動を警戒する。
人影との距離はどれくらいだろうか?
ライターをポケットに入れて手を空け、『ルナウェイ』をいつでも発現できるようにした。

58蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/29(月) 00:31:39
>>56-57
「……どうやら、壊れてはいない……ずっと前からここに落ちていた物でもないようね」

基山の発言を受けて、携帯電話を持ちながら振り返るように立ち上がる。
まだこの携帯の方が気になるが、体の向きだけは下り坂側に向けよう。

立ち上がった後に携帯電話を操作する。
まずは付着した土を払い、折り畳まれた状態から開くか、
それで駄目でも何か適当にボタンを押せばディスプレイが点灯するだろう。

まずは点灯した直後のディスプレイに何が映るかを確認する。
もしもここに落ちる直前まで操作をしていたなら、どんな操作をしていたかわかるかもしれない。
それと……自分たちの携帯が繋がらないのが『誰かによる攻撃』である万一の可能性を考え、
電波状態のアンテナが何本立っているかも確認する。

59流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/11/29(月) 11:25:02
>>56 >>58
「壊れてないということは……バスや乗り物から捨てられたものではないな……。
 『誰か』が歩いてる途中で落としたものか……。
 ここが正しい道なら、『郷土センター』の誰かの持ち物という可能性もある……
 『古雲』さん……見覚えはないか?」

『古雲』にそう尋ねつつ、自分も携帯の画面を覗き見てみよう。
『基山』の発言に注意するのはその後でもいい。

60女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/29(月) 18:43:04
>>56
「道の向こうから、誰か、来ました……」

後ろの三人(古雲、蔦屋、流蔵)に呼びかけた。
スタンドを本体より二三歩前に飛ばしながら、人影に懐中電灯の光を向ける。

61:2010/11/30(火) 01:55:28
>>57-60
『基山』と『女ヶ沢』『馬場』の3人が、バス後方のガードレールの側に集まっているのに
対して、他の3人は崖側で拾った携帯電話に群がっていた。
『女ヶ沢』が下り坂の先に向けた懐中電灯の光に、人影が照らし出された様子は無い。
『基山』や『女ヶ沢』の警戒心とは裏腹に、人影は忽然と視界から消えていた。
>>58-59
『蔦屋』が携帯電話を開くと、液晶画面が朧気な光を発して浮かび上がる。
画面に表示されたのは、青々とした草原の中にポツンと洋式便器が置かれている、シュールな
風景の壁紙だった。
 
「センターの職員は、皆持っているはずですが・・・・・・・・・・・誰がどんなものを持っているかは、
私も把握しておりません。
でも、もしかしたら知っている名前が登録されているかも知れないな。」
 
画面を覗き込みながら、『古雲』が言った。
画面上に、アンテナは表示されていない。

62女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/11/30(火) 20:36:54
>>61
「消えた?」

スタンドを呼び戻し、懐中電灯をデタラメに振って、人影を探してみる。
ここでようやくスタンド攻撃を受けているのだという確信に至った。
では、今見た人影がスタンドだったのだろうか……、確かめる術が一つある。

「……馬場さんは、今のは、ご覧になりましたか」

スタンドはスタンド使いにしか見えない。基山はスタンド使いのようだが、
馬場は一般人のはずだ。(あるいは乗客全員がスタンド使いの可能性もあるが)

63流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/11/30(火) 21:59:59
>>61
「この壁紙を考えた者は脳がイカれてるな……お気の毒に。
 『そんなことはどうでもいいとして』、コクモ氏の言う通り……
 アドレス帳を見てみたらどうだろうか?」

『蔦屋』に問う。
周囲の呼びかけに応じて、自分も1〜2度周辺を見てみることにしよう。
基本は携帯を見るつもりだが(異変がなければ)

64蔦屋『ムーヴァー』:2010/11/30(火) 22:30:01
>>61
>>63
「そうね。『アドレス帳』を確認してみましょう」

『古雲』や『流蔵』の求めに応じ、携帯電話のアドレス帳を見る。

65基山『ルナウェイ』:2010/12/01(水) 20:27:19
>>61
「・・・・・・消えた、だってェ〜〜〜ッ!」

『ルナウェイ』を手の中に発現して構え、
空間上の『物体の軌跡』を視認する能力も発動。
超スピードで隠れた、あるいは透明になった等なら、その移動の跡が確認できるはずだ。

「『スタンド攻撃』だ! 構えろッ!」

全員に聞こえるように言って、
一番近くにいる女ヶ沢の死角をフォローするように近寄る。

66:2010/12/02(木) 00:30:24
>>62
懐中電灯を振ると、その動きに沿って光の軌跡が薄闇に描かれる・・・・・・・・・・・・・・・。
貴方は、『馬場』に質問をしながら、それが愚問であった事に気付いた。
人影に気付いたのは、彼の挙動が発端である事を思い出したからだ。
『スタンド』に対して反応を示していない『馬場』が視認出来た人影は、『スタンド』では
無いのだろうか?
或いは、『実体化したスタンド』なのだろうか?
そもそも、この状況は『スタンド攻撃』なのか?
 
「ええ・・・・・・・・・誰かいた様に見えたんですが・・・・・・・・・」
 
貴方の質問に、『馬場』が答えた。
━━━━━━━━━━━━次の瞬間、『基山』が突然叫ぶ。

67:2010/12/02(木) 00:30:48
>>63-64
『蔦屋』がアドレス帳を開くと、数十件のアドレスが登録されている事が確認出来る。
大半を占める2〜3文字程度の登録名は、どれもありふれた名字だった。
時折、名字とは異なる印象の登録名がポツポツと見て取れる。
 
「おや・・・・・」
 
貴方達と同じく、画面を覗いていた『古雲』が呟いた。
反射的に『蔦屋』が操作の手を止めると、不意に画面が暗転する・・・・・・・・・・・・・・・。
同時に、側面の電源ランプを消えていた。
 
「今、見覚えのある名前があったな。
知っている名前だった・・・・・・・・・・・・・何だったかな・・・・・・・・・」
 
『古雲』は、何も映らなくなった画面を見つめながら、独り言の様に口走っている。
━━━━━━━━━━━━次の瞬間、『基山』が突然叫ぶ。
>>65
『軌跡』の様なものは、特に見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・。
或いは、もう少し道の先へと向かえば、その痕跡があるかも知れなかったが。
何ら確証は無かったが、貴方は叫んだ。

68基山『ルナウェイ』:2010/12/02(木) 01:07:11
>>67
「・・・・・・・・・・・・・・・来ねえ」

ゴクリと唾を飲み込んで、人影が居た辺りを凝視した。
緊張した面持ちで、そのまま周囲を見回す。

「・・・・・・なぁ、『居た』よなぁ〜〜。人影がよぉ。
消えた『瞬間』を見た奴はいねえのか?
なんなんだよぉ〜〜。ビビらせやがって・・・・・・」

女ヶ沢と馬場に声を掛ける。

「こんなとこに、グーゼン普通の『人』がいるなんて絶対考えらんねーぜ。
つまり・・・今見えたのは、道を塞いだ『崖』に関係した奴ッ!
そうだよなぁ〜〜〜。違うか?」

手に持った『ルナウェイ』を揺らしながら、
手を広げて古雲ら3人の方を向く。

「そいつを確認して、あるいはブチのめさねえと安心できねーよ。
この辺をもうちょっと調べた方が良くねえか?
最低でも・・・さっきまで誰か居たのは事実なんだからよぉ。
それとも、ビクつきながら『郷土センター』まで行くか?」

69女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/02(木) 01:21:35
>>66
突然叫んだ基山に驚かされた。そして基山のスタンドを確認する。

「『スタンド攻撃』、……やはりお兄さんも、そう考えますか。そうですよね」

スタンドを構えながら横目で馬場の顔色を伺っておきたい。
同じバスに偶然スタンド使いが三人、となると、他の乗客だって怪しく見えてしまう。
背後の光が消えたのを察して、後ろを振り返り、懐中電灯の光を三人(古雲、蔦屋、流蔵)に当てる。
光は、眩しくないように腰ぐらいの高さで。

70流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/02(木) 11:37:03
>>67
「なんと運の悪いタイミングだ……突然すぎて確認しきれなかったが……
『蔦屋』……だったか?そちらのほうがよく見えてたと思うが、中身を覚えてないか?」

無駄かもしれないが『蔦屋』に聞いてみつつ、『古雲』の表情はどんなものだろうか。
何か昔を思い出すように強張ったりか、どうでもいい物忘れを思い返すようなリラックスした顔か。
その後、他の3人の様子を伺いつつも状況報告をしてみる。

(今の叫び……ということは彼はスタンド使いか。
 女ヶ沢もそうなのはわかった……だが彼らに悪意は感じない。
 『スタンド攻撃』という意味はわかるが……実際そうなのか?
 この現象は常識の範囲を確かに越えてるが……今のところ誰か特定の者が、
 特定の誰かを狙ったようにも思えない。)

(どちらかというと、現象の唐突さや繋がりのなさが……あの『山小屋』を彷彿とさせる。
 あれは……人間の仕業ではない、隕石が引き起こした超常現象だった……気がする。
 どちらにせよ常識の範囲外の現象であるなら、この先さらに何かが起こるかもしれない。)

「拾ったものは携帯だったが、電源が切れた。
 そちらはよくわからないが……人影でも見たのか?山には天狗や精霊がでると言うが……。
 助けならわかるが、正体不明の者を追い回して迷うのが一番まずい事態だろう。
 当初の予定通り『センター』へ出れるか検討してみるか、バスに残るかだ。
 状況に応じた対処はすべきだが、判断がブレていくのはあまりよくない………。」

71蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/02(木) 20:25:57
>>67
>>70
「『まだ』覚えていないけど、大丈夫よ」

残念そうに話しかける『流蔵』に頷いてみせる。

「私には『能力』があるの。
一度、一瞬でも見たものを一瞬で『見直す』……そういう力が備わっているわ。
『ムーヴァー』再生開始──」

視界を『停止』し、携帯電話が消灯する一瞬前まで『巻き戻す』。
その画面に映っている名前をじっくりと確認して、記憶したい。
一画面分、全て記憶することができたら、能力を解除する。

72:2010/12/03(金) 01:05:41
>>68-71
『基山』の声に、その場にいた他の5人が顔を向ける。
考え込む様にしていた『古雲』も、状況を確かめる様に周囲を見回していた。
バスの方を見つめている『馬場』を確認し、『女ヶ沢』は崖の側にいる3人を照らす。
『蔦屋』が画面を確認し終えたのは、丁度その時だった。
>>71
『ドドドドドドドド』
 
貴方の『視界』に、先程まで凝視していた携帯電話の画面が蘇る。
消える直前の画面は、アドレス帳の最後の7件だった。
『西田』『長谷川』『北条』『三品』『三笠屋』『森川』『柳田』・・・・・・・・・・・・・・・・
名前の並びに法則性を感じるが、それが重要かどうかは分からない。

73流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/03(金) 12:28:41
>>72
後ろの3人に身体を向けるため動く際、
『古雲』からは少しだけ離れるようにわざと動き・・・・・
『『蔦屋』にだけ』聞こえるようにボソりと小声で呟く。

《君もか……》

一呼吸おいて、全員に対して以下を言う。

「さて……いつまでもここ(バスの外)に留まっていても仕方ない……
 これ以上の会話や相談は歩きながらでも出来るだろう。
 森へ入り迂回して本来のルートに戻れるか確認する……駄目なら戻るだけだ。
 残りたい者はバスに待機していてもいい。その場合は確認してすぐ戻る……20分程度だ。
 道に詳しい『古雲』氏がついてきてくれるとありがたいが……。」

74女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/03(金) 20:22:31
>>72
判らない……、判らないけれど、スタンド使いだと思っておこう。
さきの人影に気付いたのは『彼』だし、この異常事態にも落ち着いている様子だ。

「気のせいではないと思いますが……、合流しましょう」

基山と馬場に呼びかけてから、三人に走り寄って、簡単な報告を行う。

「コチラで、謎の人影を見たのですが、忽然と消えてしまいました。
私ども三人が同時に確認しましたので、見間違いでは無いと思います……」

それから、スタンド使いだと判っている蔦屋に、話かける。(流蔵や古雲に聞こえても問題ない)

「スタンド攻撃、という単語がわかるのでしたら……、警戒して下さい。
一箇所に固まって、各々で周囲に見張れば、死角を減らせると思います」

森を見る。木々は、人が隠れられそうな程、茂っているだろうか

75蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/03(金) 20:55:31
>>72
『古雲』さんに問いかける。
「『覚えている』わ。さっき、携帯が消える瞬間の画面」

「一人ずつ挙げるわよ。最後に映っていた名前は……
『西田』
『長谷川』
『北条』
『三品』
『三笠屋』
『森川』
そして『柳田』……
『古雲』さんの記憶にある名前は、あったかしら」

特に重要な情報ではないかもしれないし、『古雲』さんの記憶違いかもしれない。
あるいは、偶然知り合いと同じ苗字の奴が載っていただけという可能性もある。
だが、逆に大きな手掛かりに繋がるかもしれない。確認はしておくに越したことはないのだ。

それと、もう映らないその『携帯電話』は、取り合えずコートの右の外側のポケットに仕舞っておこう。

>>73
『流蔵』の言葉を聞く。反応はしないが、そもそも必要ないと判断した。
発言の意図は自分なりに汲み取った……『そう』でありながら、その事を今は隠したいのだろう、この男は。
そのような情報戦も作戦としてありだろう。

76基山『ルナウェイ』:2010/12/03(金) 21:43:40
>>72
「・・・・・・・・・まあなぁ。
マジに『攻撃』なら、もう襲ってきてるはずだし、
それがねぇのは、ヨウドウ作戦とか、そんなのかもってことだろ?
よくわかんねぇけど・・・・・・」

流蔵の言葉を聞き入れて、
馬場と共に全員の傍へと向かう。
スタンドは発現しっ放し。

「皆行くなら、勿論俺も行くぜ。
ここに残る奴なんていねぇだろ。
『馬場』さんも行くよなぁ〜〜〜。バスに残ってても仕方ねぇぜ」

77:2010/12/04(土) 02:56:11
>>73-76
ガードレールを越えた先は、膝の辺りまであろうかという高さの草が茂っている。
その2〜3メートル先に木々が生えており、その奥に何かが潜んでいても、一見して見つける事は
難しいだろう・・・・・・・・・・・・・或いは、すでに何かが潜んでいるのかも知れない。
目を凝らしても、木々の奥に動くものは見当たらない。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
『女ヶ沢』と『基山』は、いつの間にか『馬場』の姿が消えている事に気付いた。
 
『ガサッ・・・・』
 
どこかで、草木の葉が擦れる音が聞こえた。

78:2010/12/04(土) 02:56:27
>>75
「ああ、そうだ・・・・・・・・『三笠屋』だった。」
 
『古雲』の顔に、笑みが浮かぶ。
『三笠屋』は、山麓の町にある旅館の名前で━━━━━━━━━━
大正時代に創業した、地元とも縁の深い老舗。
『郷土センター』にも資料が展示されており、山の幸を使った郷土料理が創業当時からの名物らしい。
登録されていたのが、この旅館だったのかどうかを確認する術は無い。
だが、『古雲』の記憶にある『三笠屋』の名前は、この旅館を指すものしか無い様だった。

79基山『ルナウェイ』:2010/12/04(土) 15:40:12
>>77
「きっ・・・・・・『消えた』ァァァアッ!」

馬場の居た辺りを見て軌跡を探しながら、
女ヶ沢と共に3人の近くへ寄る。
次に森の方を見、バス、地面、空中へと次々と視線を動かし、
何かが動いた軌跡を発見しようとする。

「なんの『音』も『予兆』も見せずに消えちまったッ!
ここはやべぇ〜〜〜ぜ! どうすんだ! 『迎え撃つ』か、『逃げる』かッ!」

周囲を見ながら、唯一『スタンド使い』だと認識している『女ヶ沢』に声を掛ける。

80女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/04(土) 21:17:48
>>77-78
「!? ……馬場さあぁーんっ! 馬場さああぁぁァァん――ッ!
くうぅッ……ば、馬場さんが消えました……。二三秒しか目を離していないのに……。
……私の、スタンドを使う準備をします。皆様には、印を入れますが、害はありません」

スタンドにサインペンを持たせて、全員に『マーキング』を行う。(ス精:AC 射程:D)
一般人からはペンが宙に浮いている様に見えるだろうけれど、そこは暗闇の中である事、
ペンを低姿勢の位置で持つことで隠したい。描く箇所は、服の裾などの気づかれにくい場所を選ぶ。
さらに念の為、古雲と流蔵を狙うときは、懐中電灯の光で一瞬だけ目を晦ましてからにする。

「森の中へ……入りましょう。迎え撃つにしても姿が見えないのでは、どうしようもない。
炙り出す……、どんなに超スピードの相手であっても、例えば、海の上なら波飛沫が上がり、軌跡が残る。
森の中には草が覆い茂っている……、誰かが動けば、草木が揺れます。森の中の方が安全だと思います」

でも本当の理由はそれだけじゃあない。
森の方を確認したところ、草木は密集している……『間隔が、1メートル以内』という事だ。
『ソリッド・ハーモニー』なら、草の一本を殴り倒すだけで、此処ら一帯を『絨毯爆撃』出来そうだからだ。
サインが終わったら、意見する。

81蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/04(土) 21:44:22
>>77-78
「ふうん。いいお宿なのね」

『古雲』の話に対する直接の感想としては、こんなところだった。

「でも、なんで落ちていた携帯にその名前が入っていたのかしら。
ねえ『古雲』さん、ひどいことを聞くようで申し訳ないんだけど、
その宿の人に貴方が狙われる……なんて心あたりは、無いわよね?」

以降はこの携帯が『犯人のもの』という仮定を前提とするため、そこが違うならすべて『空論』だが……

『古雲』さん以外の私たち乗客は『よそ者』ばかりだ。その宿とは何の関係もない。
旅行代理店に勤めているという『馬場』さんならば交流はあったかもしれないが、
私などはそんな宿に泊まる予定など一切無かった、まったくの部外者だ。
もし宿の人間が直接主犯なら、狙われているのは『古雲』さんだ。

(でも、その可能性は低いでしょうね……)

田舎ならどんな『しがらみ』があってもおかしくはないが、
『古雲』さんの様子を見る限り『軋轢』があるようには見えない。
それよりももっと簡単に説明がつく回答がある。

『犯人はその宿に泊まった』。
もしくは『今も泊まっている』……遠距離から我々を攻撃しながら。
後者の場合、なぜ遠くにいるはずの犯人の携帯がここに落ちているのかは、今のところ謎だが……

「……みんな呼んでいるわ。歩きながら話しましょう」

『古雲』さんを促し、会話を続けながらも『女ヶ沢』や『基山』たちと合流したい。
『馬場』さんがいなくなった事にも、追って気付きたいが。

82流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/04(土) 23:30:34
>>77
「何か呼んでいるようだ……二人とも……とりあえず
 あちらの連中に合流して森に向かうことにしよう……よろしいか?」

二人を見送る形で最後尾になり、『女ヶ沢』に合流したい。
背後の聳え立つ崖にチラりと目をやるが、すぐに全員を見据える。
一人居ないならばそれに気づくだろう。

(……何者かの意思なのか………人間ならば向き合えばなんとかなるが……
 そうでない場合のほうが面倒だ………。
 すでにここで十分以上過ごしている……まるで何者かの足止めのように……。

 俺の能力なら『崖』の奥行きがどこまであるか調べられるが……
 今はやめておこう………便利なものがあると人はすぐ使いたくなる……それに……)

83:2010/12/05(日) 00:30:07
>>79-80
『馬場』が姿を眩ました事実は、すぐに全員に知れ渡った。
直後、『女ヶ沢』の『スタンド』が、サインペンで『古雲』の衣服の端に何かを書く。
同じ行為を他の3人にも行おうとするが、拒むかどうかは自由・・・・・・・・・・・・・。
『古雲』は、書かれた事にも気付いていない様子だった。
>>79
『ドドドドドドドドド』
 
貴方には、バスとガードレールの間へと向かう『残像』の様なものが確認出来た。
それが人間の動きである事も、一目で理解出来るだろう。
1人分である事から、『馬場』が1人で移動したであろう事も容易に想像出来るかも知れない。
彼は、『敵』だったのか?
或いは、単に業を煮やして単独行動に走っただけなのか・・・・・・・・・・・・。
>>81
「考えた事もありませんね。」
 
貴方の突飛な発想に、『古雲』は愛想笑いを浮かべた。

84女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/05(日) 19:31:04
>>83
サインの成功判定は各々に任せる事にした。

「不可解な現象が続いています……、運転手が事故を起こした頃から、ずっと」

全員と合流出来たら、先頭に立って、移動を始めたい。
バスとガードレールに挟まれた道を奥に進み、崖の手前でガードレールを越えて、森に入る。

85基山『ルナウェイ』:2010/12/05(日) 21:42:50
>>83
「待てッ・・・・・・俺の『スタンド能力』でわかったことがあるぜ。
アイツはどうやら、誰かに連れて行かれたって感じじゃねえッ!
自分から『逃げてった』みてぇだなぁ〜〜〜。方向もわかるッ!」

全員に話す。
バスとガードレールの間とは、崖側のだろうか?
そうなら、軌道を追いかけて『馬場』の行方を確認しに行く。
『ルナウェイ』は構えておく。

(『敵』か?
フザケやがって・・・・・・・・・)

86蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/05(日) 21:55:17
>>83
「そうよね。ごめんなさい」

『古雲』さんに謝罪する。
そして『馬場』さんの消失を理解し……

「なんてこと。
『空間を操る能力』……というわけ?
それなら『崖』が出現したことも、どこかの崖を『持ってきた』ことで説明がつく……」

と、ここまで言ったところで『基山』の発言を受ける。


>>85
「そう、『ワープするように消えてなくなった』わけじゃないのね。
……ともかく、ここに留まっても埒が明かないと思うわ。
ここはすでに敵のフィールド、腹の中にいるようなもの……移動しましょう」

移動したところで、それは『胃袋』から『十二指腸』に移動するようなものかもしれなかったが。
ともかく、他の者が移動するようなら、それに続く。

87流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/05(日) 22:03:58
>>83 >>85
『サイン判定』は見た上で受け入れることにする。ここでは気にとめない

『基山』の発言は聞こえてるだろう。
その上で『基山』が動かないor森に行くなら、自分も残り二人を催促しつつ森へと出る。
ただし『彼がバスの反対側に向かうようなら』以下の行動をする。(違うなら↓の行動は却下)

「『馬場』氏が居ないのか……?
 おおむね『小さな用足し』とかで少し離れた程度ではないだろうか?
 その場合は仕方がない……
 女性である『蔦屋』は『古雲』氏といっしょに『女ヶ沢』とともに先に森に出ていてくれ。
 こちらは『馬場』氏とともに三人ですぐ後を追う」

『基山』を追う。

88蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/05(日) 22:44:25
>>83
サインは特に拒まない。彼が敵でないことは行動からわかる。

89:2010/12/06(月) 05:18:40
>>84-88
『女ヶ沢』がバスとガードレールの間を覗いた時には、すでに『馬場』の姿は見当たらなかった。
『女ヶ沢』を先頭に、『蔦屋』『基山』『古雲』『流蔵』の順で進む。
 
ガードレールを越えれば、『女ヶ沢』は草を踏み固めた真新しい痕跡が残っている事に気付く。
その跡は、貴方達が向かう先・・・・・・・・・・・・・右手の崖に沿って、その裏へ回り込む様に続いていた。
膝下まで伸びた草は、貴方達の足元を完全に覆い隠している。
万が一、蛇が足元に横たわっていたとしても、踏むまで(又は、噛まれるまで)気付かないだろう。
 
『ガサガサ・・・・』
 
貴方達が20メートル程進んだ先で、崖が途切れていた。
その先には、再びガードレールが続いており、舗装された道路が伸びている。
まさに、路上を崖が塞いだ形であった事が分かった。

90流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/06(月) 11:52:18
>>89
「まさに『崖が道路上に出現していた』わけか……何のために?
 さておき……『古雲』氏……似たような道ばかりで覚えてるとは限らないため恐縮だが、
 この道で合ってるだろうか?」

「それと『基山』氏……だったな。
 何やら人が動いた後を探すのが得意らしいが……『馬場』氏は探せるか?
 草を踏みしめた様子から、先に進んだのはわかるが……。」

『馬場』の行方は『基山』含む何人かが確認してくれるだろう。
自分は皆の様子を幅広くうかがう。全員いることを確認する意味でもある。
それと森の道中で杖代わりにできるような枝は落ちてなかっただろうか?
あれば(蛇などに警戒し草をゆっくりかきわけた後)拾っておきたい。ちゃんと意味もある。

91蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/06(月) 19:36:25
>>89
周囲を警戒しながら隊列を崩さず『女ヶ沢』について歩く。
『見えない』ものは自分にとって対処のしようのない敵だが、
耳を欹て、自分たちの足音以外の音が近付いてくるようなら
聞き逃さないようにしたい。

92女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/06(月) 21:41:23
>>89
ガードレールを越えて、舗装された道路に出たい。

「ふぅ……、特に、危険はありませんでしたね……」

馬場さんの行方は、基山さんの能力で探せるらしいので結果を待とう。
立ち止まって、道の先を照らして安全そうかどうか確認する。

93基山『ルナウェイ』:2010/12/06(月) 22:09:02
>>89
「おう、探せるぜ・・・・・・」

能力によって、馬場の動いた『空間上の軌跡』を追跡する。
他の何者かの軌跡が路上に見当たらないかも、ついでに確認しておく。
もし森の奥など道から外れた場所に軌跡向かっているなら、誰かに声を掛けてから追う。

「しかし、この『崖』・・・・・・どっから持ってきたんだろうなぁ〜〜〜。
いくら『能力』でも、ポンとこんだけデカい物体を出せるっつーのは想像できねーぜ」

94:2010/12/07(火) 02:59:12
>>90
貴方の言葉に、『古雲』は困った様な表情を浮かべた。
 
「この先は、多分いつもの道だと思うが・・・・・・・・・・・・・・・断言は、出来んよ。」
 
彼も自分の中の常識を疑っているらしい。
『古雲』は、サクサクと足元を杖で突き、確かめる様に歩いて行く。
その為、前方の『基山』と貴方達2人との間は、2〜3メートルの距離が開いていた。
草むらに枝は落ちていないが、木々の茂みに入れば、或いは見つかるかも知れない。
>>91-92
サクサクと草を踏みながら、貴方達は崖の裏手へ回り込む。
先に踏まれた草の跡は、舗装された道路の手前まで続いていた。
道路の先は、上り坂となっており、約10メートル先を緩やかに右折している。
 
道路の左側には、相変わらずガードレールが伸びていた。
歩いて来た草むらの地面の高さは変わらない為、上り坂になると共に、道路との高低差は如実に
開いており、右折する辺りでは、ガードレールの先が完全な断崖になっている。
それに対して、道路右側の崖は少しずつ高低差が狭まっており、右折する辺りでは道路の高さと
ほぼ同じ程度になっていた。
崖の上には、やはり木々が生えており、動くものは何も見当たらない。

95:2010/12/07(火) 03:00:04
>>93
草むらを進む1人分の『残像』は、『馬場』の動いた軌跡と考えて間違い無さそうだった。
彼の所持品である鞄の輪郭も、ハッキリと確認出来る。
『馬場』は、貴方達と同じく崖を回り込み、反対側の道路の方へと向かっていた。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
舗装された道路には、さらに複数の『残像』が見える。
その輪郭は、どれも人間の形だった。
子供と呼ぶには大きいが、大人にしては小柄な印象を受けるかも知れない。
『彼ら』の軌跡は、『馬場』のそれを囲む様に重なり、道路右側の切り立った崖へと続いていた。
貴方の『能力』で見る事の出来る時間を考えると、彼らが一瞬で崖を上って行った事が分かる。
ふと、崖を見上げた貴方は、木々の間から数人の顔が見下ろしている事にも気付いた。
貴方が視線を向けると、顔は木々の奥へ消えて行く・・・・・・・・・・・・・・。
ほんの一瞬だったが、それが人間の顔である事は貴方にも分かった。

96基山『ルナウェイ』:2010/12/07(火) 20:52:52
>>95
「なんだこりゃ・・・・・・・?
・・・うおおッ! 『上』だ!」

残像の数を数えつつ、上を見上げた。
何者かを発見して全員に知らせつつ、『ルナウェイ』を向ける。
しばらくは、人影が消えた辺りを中心に、森の方を警戒する。

「やべぇ〜〜ぞッ、『人』だ! 複数いたッ!
『馬場』が単独行動を取った理由はわからねぇが、攫っていきやがった!
一瞬で崖を上って、森の方に逃げてったみてぇだ・・・・・・顔はチラっとしか見なかったがよぉ〜〜〜ッ!
生身だとしたら、すげえ『スピード』と『パワー』だぜ・・・・・・
『崖』のこともヤツらがやったのか!」

97流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/07(火) 21:13:59
>>94
「まずは道路に出ましょうか……歩いてればセンターにはつくはず……!?」

とりあえず『古雲』から離れないようにし、彼に続けて道路に出る…が、
『基山』の声が聞こえたなら周囲を警戒しつつの同行動に切り替える。
『古雲』との距離をもう1〜2歩分つめつつ、視線は『古雲』と自分の周囲を見回し、
続けて周囲の木々の隙間(上下どちらも)を近いほうから順に素早く見ていく。
木々の下に居る状況なら、『古雲』の頭上も1〜2度は見たい。道路中央に出るまでは視線はそれを繰り返す。
他の3人は『スタンド使い』らしいので、まずは『古雲』と自分が安全に道路に出ることだ。
何かが居てこちらに害を為す可能性が強いなら……これまでとは状況が変わる。

(何者かが浚ったのか?一瞬で?人の集団?この森にも潜んでるとでも……?)

98流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/07(火) 21:19:34
>>94
それと大変恐縮な質問だが……
『いま出た道の右側は山なりの崖(登り用)』で正しいだろうか?

>>33の時で勘違いをしていたかもしれない。
その時は『右側は落ちる意味の崖(下り)が続いている』と思いこんでいた。
(どちらの認識も合ってたなら話は違ってくる)

今の道路の右側も、バス付近での右側も
両方とも『右側は登りの崖』という認識が正解だろうか?

99蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/07(火) 21:36:27
>>94>>96
「……!」
(彼は彼で、普通には見えないものが見える能力が備わっているようね……)



>崖の上には、やはり木々が生えており、動くものは何も見当たらない。 (私)

>ふと、崖を見上げた貴方は、木々の間から数人の顔が見下ろしている事にも気付いた。(基山)

前者の『崖の上』と、後者の『崖の上』が同じものを指しているとすれば、
同じところを見ていて『彼だけがそれを見た』ことになる可能性があるが……
私は、上記引用文から考えて、『基山』が「『上』だ!」と言う以前から崖の上を見ていたことになるだろうか?
もしそうであれば、『視界』を停止し、巻き戻して……『基山』の言うようなものが視界の端に存在しないか、再度確認する。
コマ送りをするように、少しずつ再生してじっくりと確認し……能力を解除する。



もしも単に『基山』とはまったく別の方向を見ていただけなら、彼の言う方向を見上げる。
もう何も見えないだろうが……。

100女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/07(火) 23:27:24
>>94-96
「崖の上……! やはり何者かがいるのですね……ッ」

走って、基山の元に戻りたい。

右側道路の高低差の理解ですが、
バス車内で見通せなかった崖の下の地面が、
上がりの急勾配になって合流しているのでしょうか。

101:2010/12/08(水) 01:46:24
>>96-100
騒ぎ出した『基山』を気にしながら、貴方達は無事に全員が舗装道路へと辿り着く。
 
「あのカーブを曲がれば、真っ直ぐ進んだ先がセンターのはずだ。」
 
道路の先を見つめながら、『古雲』が言った。
>>96
『残像』が見える時間は、限られている・・・・・・・・・・・・・・。
消え去るまでに貴方が数えられたのは、5つまで。
だが、視界に映った『残像』の量から推測すると、倍の10体程度はあったかも知れない。
>>97-98
貴方は、『古雲』と共に道路まで辿り着く。
警戒は、徒労に終わった・・・・・・・・・・・・・『基山』には、大袈裟に騒ぐ癖があるのかも知れない。
どちらの道路も、右側は急な断崖がそびえ立っている。
>>99
騒ぎ出した『基山』を尻目に、貴方は自分の視界を確かめる。
改めて視界の映像を見返すと、『基山』が騒ぎ出したのは、貴方が舗装道路の先へと視線を
パンした後の事だった。
再び視線を戻した時には、すでに何も見当たらない。
貴方は、視線をパンする前に映像を戻し、改めて崖の上を見つめた。
やがて、何かが『いる』事に気付く━━━━━━━━━━━━━
薄暗い闇夜の中、木陰を数人の人影が横切る様子が分かった。
>>100
バス車内から見た道路の右は、切り立った上りの崖。
崖自体の上限は変わらず、道路の方が上り坂になって崖の高さに追い付いた形になる。

102基山『ルナウェイ』:2010/12/08(水) 23:41:13
>>101
「この現代にあんなインディアンみてぇな奴らがいるのかよ・・・・・・
やけにチビだったが、10人はいたぜぇ〜〜〜。
この山に、そういう『噂』とかねぇのか? 行方不明者がメチャ多いとかよぉ〜〜〜」

『古雲』に言いながら、人影が上っていった『崖』を一瞥する。
登れそうな勾配かどうか、何か器具を使って登った跡がないかを確認したい。

「あんな奴らが一気に押し寄せてきたらやべぇぜ・・・・・・
今のだって『応援』を呼びに行ったのかもしれねぇッ!
さっさと『郷土センター』に向かおうぜ!
『馬場』のことは諦めるしかねぇ・・・・・・奴らの『仲間』って可能性もあるしよぉ」

103流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/08(水) 23:57:40
>>101-102
そのまま『古雲』を促すように道の中央に。
『古雲』をさりげなく5人の中心にもっていく。
難しいなら自分が動いて他のメンバーと『古雲』を間にすればいい。
間隔は1メートルぐらいがいい。
ただし上述ほど、緊迫した動き方をするつもりはない。疑いつつの警戒だ。

「『センター』にすぐ行くのは当然賛成だが……
 君以外も見たのか……?山の妖精……のようなものか?」
 
森側の木々の上や茂みの辺り、あるいは道路右側の崖の上などを見てみる。

104蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/09(木) 00:05:12
>>101
何かが『いる』瞬間の映像を注視する。
体格、服装、そもそも人間に見えるか否か、所持品など……暗くて判別しづらいかもしれないが、
『テレビの心霊番組で、一見ただ濁っているだけの写真をよーく見ると人の顔が浮かび上がる』ように……
彼らの姿形のディテールが理解できないだろうか。
体感時間にして『10分』ほどは凝視して能力を解除する。

「彼の言っていることは『見間違い』じゃないようね。
私も『見えた』わ……崖の上にいる何者かが。
『古雲』さん、この山に『神隠し』とか、人をさらう妖怪が出るとか……
そういう伝承や昔話は、あるのかしら……?」

単にならず者の集団という可能性もあるし、単に『郡体型スタンド』かもしれないが
そういったものとはまったく別の『怪奇現象』かもしれない。
自分自身が『超能力者』となってから、私はそういうものが『いる』可能性を否定しなくなった……。

105女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/09(木) 00:25:05
>>101
全員と合流できたら、スタンドを発現したまま周囲を警戒する。
基山の話によると敵は複数らしいが、『衝撃波』の能力に敵の数は関係ない。

「馬場さんを助けるのでしたなら、この崖を登ることになりますが……残念ながら。
見捨てる、と言えば聞こえは悪くなりますが、助けることは叶いません。
センターに行き、電話で救助を呼びましょう……」

基山と蔦屋の側に寄る。

「一列に並ぶよりは、固まっていたほうがいいかも知れません……」

106:2010/12/09(木) 01:20:36
>>102-105
不可解な出来事と『基山』の言葉で、貴方達の警戒心は一気に強くなった。
『蔦屋』は、注意深く視界の映像を検証したが、より詳しい情報を得るには至らない。
『古雲』によれば、貴方達の考える様な逸話や伝承は、彼の知る限り存在しないらしい。
周囲の崖や路上、木々の奥に目を光らせたが、期待する様なものは何も見つからなかった。
さて、このままセンターに向かうべきなのか・・・・・・・・・・・・?

107流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/09(木) 20:34:13
>>106
(彼らの言ってることに嘘はなさそうだが……まだ俺には何も見えてない。
ただの偶然か、タイミングかもしれないが……別の可能性もありうる。
口には出さないが『幻覚』という線もある。
『あの山小屋』で起きたのはまさにそれだ……笑い話ではなく、俺にとってはよくわかる現象だ。
もちろん『馬場』が消えたことから……何か居る線も充分ありえるが……不安ばかり募らせてもよくない)

「とにかくセンターに向かおう。
 『馬場』氏は気がかりだが……『女ヶ沢』氏に同意だ。
 素人が捜索するより一度そこで救助連絡を取ってからのほうがいい。
 何かが居るとしても居ないとしても、不安を助長させない意味でも固まりながら進もう。
 何かを実際に見た『基山』氏と『蔦屋』は、周囲の崖の上や森を見て欲しい。
 『古雲』氏は道が記憶と違うようなら教えて欲しい、まあ登りきれば分る話だが。
 『女ヶ沢』は背後から『馬場』が遅れて来てないか気にしつつ、たまに我々の人数が欠けてないかを気にして欲しい。」

今度は自分が前列になって進む。
『古雲』は自分の横か後ろについてもらう。
歩くペースはそのため『古雲』に合わせよう。
前方の道を確認しつつ、時折後ろを振り返り皆(とその近辺)を確認する。
もちろん誰かが反対意見を出せば別だが。

108女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/09(木) 20:34:35
>>106
「センターに向かいましょう」

全員に、近辺に気を配るよう促し、なるべく固まって路上に出る。

「お姉さん……えっと蔦屋さん、でしたよね。貴女の『眼のスタンド』も、何か見ることが出来るのですか?」

先程、崖上を見つめていた様子と、スタンド像から推測した。蔦屋に近寄って囁きたい。

109女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/09(木) 20:48:30
>>107(追加)
「ええ。それでは、しんがりを務めさせていただきます」

流蔵に応え、移動するときのは一番後ろを行くようにする。

110蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/09(木) 20:58:34
>>106-107
「彼を救出するにせよ、見捨ててセンターに向かうにせよ……
少なくともこの坂を上る必要があることだけは、間違いないでしょうね」

他の者と一緒に坂を上る。

「私は彼を見捨てることには『消極的に反対』しておくわ。
彼を助けることができれば、何らかの情報が引き出せる可能性は高い。

もうどこに行ってしまったのかわからなくなってしまって、
『二次遭難』の危険があるならそれも止むを得ないけれど。

まだ近くにいるのがわかって助けられるようであれば……
例えば、坂を上ってみたらまだこの上にいてリンチをされていた、
とかであれば、助けるべきだわ」

歩きながら話す。

「でも、いざそうなって誰も私に賛成しないなら、私一人ではきっと無茶ね。
その場合は、渋々でもみんなに従うしかないわ」

>>108
「ええ。一度、一瞬でも見たものを、時間を消費することなく
『じっくりと見返す』……そんな力があるわ。
『視覚』そのものは、ごく普通の人間と変わらないけどね」

111基山『ルナウェイ』:2010/12/09(木) 22:28:08
>>106
「オシ、じゃあ行くか!
俺は崖の方見とくからよぉ。森の方は誰か任すぜ。
なんかあったらデケー声出せよッ、奴らは素早いからなぁ〜〜〜」

右手の崖と全員の背後に注意を払いながら、固まって坂を上っていく。
『ルナウェイ』と軌跡を見る能力は発現し続けておく。

(こいつ・・・・・・『ナガクラ』って名前だっけか。
あんまビビってねぇなぁ〜〜〜、『スタンド使い』か?
普通のヤツなら一番前任すのはチョイと不安なんだが、戦える奴ってことか・・・・・・?)

112:2010/12/09(木) 23:33:52
>>108-111
『馬場』の安否を後回しに、貴方達は先へと進む事になった。
上り坂は、見た目以上に傾斜が急な上、得体の知れない何かが襲って来るかも知れないという
緊張感が、貴方達の心身を静かに苛む・・・・・・・・・・・・・。
 
右折地点まで辿り着くと、その先はT字路になっていた。
即ち、左へ伸びる緩やかな下り坂と、真っ直ぐ進む上り坂に分かれていた。
『古雲』は、上り坂の先にセンターがあると告げる。
道の右手には、上り坂に沿って幅の狭い歩道が伸びており、歩道を越えると鬱蒼とした木々が
繁っていた・・・・・・・・・・・・・・・・・左側は、歩道が無いだけで同じく木々が生い繁っている。
下り坂の左右には、歩道すら無かったが、代わりにガードレールが設置されていた。
こちらの道も、ガードレールの先は木々が生い繁っている。
動くものは無く、物音も聞こえない。
T字路の辺りに外灯が立っているが、照明は点いていなかった。

113女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/10(金) 00:07:17
>>112
「はい。……わかりました。じゃあ、怪しい人影をまた見たら、まっさきに知らせます。
それと……私のスタンドは、殴った場所から『衝撃波』を出すんです。
でも、さっきの印をつけた人は巻き込まれないから、みんなの側でも使えます」

蔦屋と会話する。
一番後ろから全員を気にかけつつ、ときおり背後を振り返っては、道を進む。
T字路では、選択する進路は先頭の流蔵に任せたいが、当然『センター』へ向かう上がり坂を行こうと促す。

「……? あれは。あの歩道は、登山用のルートでしょうか。
ガードレールというものは、自動車が走るような広い道にあるという印象がありますが」

気にしすぎかも知れない、と自分で思いながらも、古雲に歩道について尋ねたい。

114流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/10(金) 16:45:07
>>110 >>112
「崖の上に登ったのが確かなら、先ほどまでの我々には確認する手段がない。」

『蔦屋』には短くそう答える。
それ以上のこともいくつか考えにはあるが、『古雲』の手前言わないでおく。
崖の上に居るならば救出は困難であり、逆に居ないのであれば何かがおかしいことになる。
どちらにせよ崖の上の確認はあの場からは難しいが………

「ただ……今のこの高さからなら『先ほどの崖の上』を見れないだろうか。
 懐中電灯は『女ヶ沢』が持ってるが。」

角度的に見えそうなら一度『女ヶ沢』に懐中電灯で先ほどの不可解な崖の上を
今の位置から照らしてもらい、二人に見てもらうことをそれとなく提案する。(任意)
自分は一度全員の周囲を見た後、前方二つの道をあらためて見るつもりだが。
確認の有無をとって、初期の予定通りセンターに進むつもりだ。
右折しきると先ほどの崖は視界から消えうせるだろう。

115基山『ルナウェイ』:2010/12/10(金) 20:28:44
>>112 >>114
「崖の上にはなんも無いんじゃねぇかなぁ〜〜〜
奴ら、『森』の方に逃げてったみてぇだしよぉ。
あぁ、見たのって俺だけだったか・・・・・・・・・」

言いつつも、振り返り崖の方を見る。

「この『道』・・・・・・・・・狭くて森にメチャ近いけどよぉ〜〜〜、大丈夫か?
そこの樹の陰に隠れて潜んでるかも・・・・・・とかな。
オメー(女ヶ沢)の能力で撃退できるか?」

照明の消えた外灯を見上げながら尋ねる。
ついで、下り坂の方を見下ろした。

「こっちの道行ったら、どれくらいで街に出るんだ?」

>>113
「俺・・・・・・その『印』、つけてもらったっけ?
心配だから、もう一回描いといてくれよ」

女ヶ沢に。

116蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/10(金) 22:06:33
>>112
>>114
「そうね……」
坂道を上りきり、先ほどまで『崖の上』だった右側のエリアが同じ目線の高さとなったところで
『女ヶ沢』がそちらの森の先を照らすなら、『馬場』さんが見当たらないかどうか確認したい。

「ねえ、この下り坂……
先程話題に出た『三笠屋』、この道を降りていった先にあるの?」

ふと思いついて、『古雲』に聞く。

>>113
「なるほどね。私にはそういう『攻撃力』はないから、『荒事』は任せるわ」

117:2010/12/11(土) 03:57:38
>>113-116
歩道は、センター利用者の為のものだと『古雲』は言った。
下り坂は、緩やかに右折しながら伸びており、その左側にはガードレール越しに木々が生い茂る。
右側は、ガードレールの代わりに木製の壁にも似た、高さ4メートル程の柵が続いていた。
土砂崩れ防止の防護柵だろうか?
道が見えなくなる辺りに外灯が1本立っていたが、やはり明かりは点いていない。
道幅は、今までと同じく4メートル程の2車線。
麓まで徒歩で下山しようとした場合、たっぷり1時間は掛かるらしい・・・・・・・・・・・・・・・。
『三笠屋』は、麓にある町の中にある。
 
『女ヶ沢』が懐中電灯で崖の上を照らしても、誰も何も見つける事は無いだろう。
その代わり、坂を上って行くと、上り切った辺りに小さな人影が立っている。
人影の存在は、『古雲』を含む貴方達全員が確認出来る。
動く様子は無く・・・・・・・・・・・・・・・・まるで、貴方達が上って来るのを、待っている様にも見えた。

118蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/11(土) 17:42:11
>>117
「そう、この下り坂は『麓』へ下りる道じゃあない、ってことなのかしら」

『古雲』と会話を続ける。
下り坂の行き先を知りたいところだったが……。


「何かいるわね……『待ち伏せ』臭がプンプンするけど」

坂の上にいる『人影』に気付く。

「私たちが『射程圏内』に入ったところで、いきなり『崖』を作り出して
『崖の上チーム』と『崖の下チーム』に分断しようっていう作戦かしら」
彼らが『崖を作る能力のスタンド』などというような、単純な話であればだが……。

あえて近付くのか、警戒し立ち止まるのかといった点に関しては、他の者たちに合わせたい。

119女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/11(土) 17:55:59
>>117
「あ。……そうでした。懐中電灯、使って下さい。最後尾なのに持ったままでした」

蔦屋に懐中電灯を手渡してから、マジックペンで基山に印をつける。
人影が見えたなら、前方の警戒は他の人に任せて、自分は後ろを振り返る。
そして前かがみになって、間隔を置いてスタンドで道路を殴りつける。

「足元に『余韻』を出します……、何かが影から近寄ってきても、撃退できるように」

半径1メートル、衝撃波の『余韻』の結界。
アスファルトが割れない程には手加減しておく。(パス精密CAC)

120基山『ルナウェイ』:2010/12/11(土) 22:14:56
>>119
「おう・・・・・・・・・」

印をつけてもらった後、緊張した面持ちで、
女ヶ沢から受け取った懐中電灯の光を人影に向ける。
人影の顔を確認したなら、『ルナウェイ』をいつでも発砲できるように身構えて、左右の木陰を警戒。
ある程度高さがある樹なら、特に頭上も気にしておく。

「誰だ、オメーは・・・・・・・・・
ここで何やってる?」

話しかけた後、全員を促すようにしてじりじりと人影に近寄って行くつもり。

121流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/11(土) 23:55:39
>>117 >>120
「『古雲』氏……知り合いではないはずだな?といっても顔がまだ見えないが。
 この近辺に住んでる者や働いてる者はどれぐらい居る?」

「怪しいと言えば怪しい……しかし住人かもしれない。
 俺と『基山』で少し様子を伺ってこようか……。」

全員がともに近寄るなら別だが、
『基山』だけが近づく形になるなら自分もともに進もう。
その場合は『古雲』には無理やり待っててもらうが。
前方に目をやり続ける。

122:2010/12/12(日) 03:16:55
>>118,>>120-121
坂の上の人影に気付いた貴方達の間に、緊張が走る。
『基山』が懐中電灯を向けると、薄汚れた赤い筒袖の様なものを着た子供が照らし出された。
10歳前後と思われる子供は、おかっぱ頭をしており、ライトの中でも微動だにしない。
時代錯誤で場違いな印象と違和感が、得体の知れない不気味さに変わり、それは恐怖へと繋がる。
 
一瞬の硬直の後・・・・・・・・・・・・・最初に歩を進めたのは、『基山』だった。
それに引き摺られる様に、他の3人も歩き出す。
貴方達をジッと見下ろしていた子供は、4〜5メートルの距離まで近付くと、不意にクルリと踵を返し、
坂の上へ駆け去って行った。
ペタペタと裸足で走る足音が、微かに遠ざかって行くのが聞こえた。

123:2010/12/12(日) 03:17:13
>>119
貴方は、他の4人が上って行くのを感じながら、坂の下に気を配った。
『スタンド』によって、路上には幾重もの『パワーの余韻』が生まれ、消えて行く。
ダメージは少ないが、足を掬う程度の効果は期待出来るだろう・・・・・・・・・・・・・・。
ふと、坂の下に気配を感じる。
 
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
貴方達の通り過ぎた外灯の辺りに、いつの間にか人影が集まっていた。
5〜6人だろうか・・・・・・・・・・・・・表情は分からなかったが、こちらを見つめている視線を感じる。
月明かりで微かに照らされた人影は、誰もが筒袖の様な着物を着ていた。

124流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/12(日) 19:54:51
>>122
「こんな場所に子供が一人で居るものなのか……?」

前方の注意は『基山』に任せ、
自分は一度振り返って皆がついてきてるか確かめたい。
特に『古雲』氏と……最後尾の人間の様子をだ。
周囲(左右)については他の人間に任せる。

質問だが、全員の間隔は2〜3メートルも離れていない密集状態だろうか?

125女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/12(日) 20:32:50
>>123
「後ろからも来ています! ……集団でッ!」

大声で報せて、スタンドに全力で路面を叩き割わせる。
アスファルトの破片をいくつか手に入れながら、後ろ向きに走って合流したい。

126蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/12(日) 21:23:26
>>119-120
『女ヶ沢』が懐中電灯を私に渡したとあるが、『基山』がそれを受け取ったと書いてある。
現在『懐中電灯』を持っているのは誰か?
>>122
>『基山』が懐中電灯を向けると
とあることを鑑み、私に差し出されたものを『基山』が横から持っていったと解釈するが、構わないだろうか>GM

>>122
「子供……?」

状況から考えて『敵性勢力』と断定しても構わないのだろうが、
念のため『古雲』さんに確認しておく。


「『古雲』さん……今、道の先に『子供』がいたのを『見えましたか』……?
あんな子供が住んでいるような集落など、この辺りには『ない』……わよね……?」


常識で考えればこんな山奥では考えられないことだが、何しろ『知らない土地』だ。
シチュエーションのせいで不気味に思えただけで、実際にはこの辺りに住む普通の『民間人』……
という可能性を、完全に消しておきたい。
なぜなら、一見して『スタンド』と思えるような姿形ではなく、普通の『人間』の外見をしていたからだ……。

それに……そもそも『あれ』が『古雲』さんには見えていない可能性を消しておきたい考えもあった。


移動に関しては、一団のほぼ中央に位置し、『古雲』さんの近くにいながら前進することになるだろう。

127基山『ルナウェイ』:2010/12/12(日) 22:31:27
>>123
「『子供』だとぉ〜〜〜?
ブキミな奴だが・・・・・・・・・さっきの奴らと無関係とは思えねぇ〜ぜ!
おい、追うぞッ」

女ヶ沢の言葉で後ろの集団の存在に気付く。
前方の子供の『軌跡』を目で追いながら、早口で喋る。

「クソが・・・・・・・・だが、どっちにしろよぉ〜〜〜
この『木』に囲まれた地形は奴らに有利っつー考えもある!
迎え撃つなら『郷土センター』だろッ!
俺の能力の効力は数秒程度・・・・・・・・・独りで行きたくはねぇが、さっさと追わねーと間に合わん!」

全員の返答を一瞬だけ待ってから、
強く止められない限り、全員を急かして子供の後を追いたい。

>>126
懐中電灯の事は『勘違い』してた・・・・・・・ごめんな

128:2010/12/14(火) 01:12:37
>>124-127
「あの子は、どこかで・・・・・・・・」
 
子供が駆け去ると、『古雲』が呟く様に言った。
次の瞬間、最後尾の『女ヶ沢』がアスファルトを砕く音が、静寂を破って響き渡る。
彼の言葉通り、後方には数人の人影が確認出来る・・・・・・・・・・・・・・。
懐中電灯は、『基山』が持っている(横から取ったと思っていい)。
 
『ドドドドドドド』
 
貴方達は、坂を上って行く。
『基山』が少し先行し、それに急かされる様な形で『古雲』を含む4人の足も速まった。
4人の距離は、1メートル程しか離れていない。
懸念していた後方の人影が追って来る気配は無く、貴方達は無事坂の上まで辿り着いた。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
そこには━━━━━━━━━━━━
微かな月明かりに照らされた、建築物のシルエットが浮かび上がっている。
周囲を木々に囲まれた『郷土センター』は、シンプルだが近代的な印象も受ける2階建ての
建築物で、大きめの四角い窓が等間隔に2階部分を囲んでいた。
木々の中、センターの上空だけがポッカリと開いており、見上げると薄暗い空が見える。
それは、どこか別の世界とを繋ぐ覗き穴の様でもあった。
 
「やっと着いた・・・・・・・・・さあ、早く。」
 
『古雲』は、貴方達の中から抜け出る様に前に出ると、足早にセンターへと近付いて行く。
貴方達の正面には、入口と思われる両開きのガラスドアがあった・・・・・・・・・・・・・・・。

129基山『ルナウェイ』:2010/12/14(火) 20:00:56
>>128
「待てッ! さっきの子供はどこいった?
あと、後ろの奴らは・・・・・・・・・追っかけてこねぇな。
馬場を連れてったのとは違う奴ってことはねえと思うが・・・・・・」

後ろへの注意は他の者に任せて、古雲を追いつつ、
周囲を見回して先ほどの子供の『軌跡』を探す。
開けた場所だということもあるし、子供の足なら恐らく見つかるだろう。
『ルナウェイ』は依然として構えたまま、懐中電灯で『古雲』の方を照らす

「さっきより『奇襲』はされにくいかもなぁ・・・・・・ここなら。
ガラス戸程度だと、マジになったらブチ破られそうだがよぉ〜〜〜」

130女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/14(火) 23:03:30
>>128
「追って来ないだけでなく、先ほどのように消えることもありませんね。
あ。ガラスをブチ破るのでしたら、任せてください……」

アスファルト片を手のうちで弄びつつ、後ろを見ながら、固まって前進する。

「古雲さん、一人で前に出てはいけません。私が彼らを見たのもちょうど、
一人になったときですから」

最後尾からでは手を伸ばしても止めようがないので、口だけでも注意しておく。
皆が古雲を追いかけて早足になるようであれば、それに合わせる。

131蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/15(水) 00:14:09
>>128
(何かしら?今の『子供』を知っているような反応は)

まさか、幼少のみぎりに遊んだ友達の『幽霊』とでもいうのだろうか。
状況が状況だけに、それ以上深くは突っ込まなかったが……




そして、『郷土センター』に着く。

「なんだか、山奥には場違いな『近代的建築物』ね……」

違和感というほどではないが、まるでバブル期の『公共事業のばら撒き』の一環として
様々な意味での必然性をろくに考慮せず建てられたような……そんな印象を受けた。


『古雲』さんの後を追い、『郷土センター』の中に入りたいが……
自分と『古雲』さんの二人だけで入っていくのは、できれば避けたい。
他の三人のうちで誰かしら先陣を切る者があってから、三番目以降に入っていきたい。

132流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/15(水) 00:49:21
>>128
「知り合いの子供なのか……?
 鍵がなければ入れないと思うが……もし周辺で迷子になってて探したほうがいいなら、
 一人で探すのも全員で行くのも問題だろう。
 探すなら『女ヶ沢』か俺が『基山』について行くが。『古雲』氏、知ってる子か?」

『古雲』に接して入るのは自分が受け負うとしよう。
入り口から先は何事もない施設だろう。前方を見ておく。
が……開ける前に入口前の埃の類やガラス扉付近の蜘蛛の巣の有無は確かめたい……さりげなくでだ。
これは入口から入ってすぐの玄関部でも気にはしたい。

133:2010/12/15(水) 12:53:26
>>129
貴方が目撃した子供と思われる『軌跡』は、センターを囲む木々の奥へと向かっていた。
すでに姿を確認する事は出来ず、他に動くものも見当たらない。
>>129-132
先に進んだ『古雲』に追い付く事は、造作も無い。
杖に頼る老齢の彼よりも遅い者は、貴方達の中にはいない・・・・・・・・・・・・・・。
『流蔵』の問いに、『古雲』は曖昧に答えるだけだった。
  
ガラスドアの前に立った『古雲』は、懐中電灯の明かりに照らされながら、そのポケットから
何かを取り出していた。
 
「『鍵』なら持ってます。
さあ、早く・・・・・・・・・・」
 
そう言いながら、『古雲』はガラスドアの取っ手の辺りに手を伸ばす。
照らし出されたセンターの正面玄関と思われるガラスドアは、全体が曇って見えた。
取っ手部分にも蜘蛛の巣が張っており、『古雲』が手で払っている。

134女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/15(水) 22:55:10
>>133
「取っ手に蜘蛛の巣……? まるで何年も使われていないような……」

不思議には思うが深く追求することはせず、扉が開くのを待つ。
背後の確認には、ガラスに映った像を利用したい。

135基山『ルナウェイ』:2010/12/15(水) 23:31:48
>>132 >>133
「あっちか・・・・・・・・俺もさっきの子供を追っかけるのには賛成だぜッ!
『迷子』とかじゃねえ・・・・・・奴らが『何』なのか? とっ捕まえて吐かせてやるッ。
ここに戻れなくなるくらいに『深入り』するつもりはねぇがよぉ〜〜〜」

全員に言ってから、
懐中電灯を持ったまま『軌跡』の方へと早足で進む。
子供の進むスピードはどの程度だろうか。残っている軌跡の長さから確認したい。

「『馬場』の行方も気になるしなぁ〜〜〜。
今から考えると、叫び声ひとつ上げれないっつーのは、変な話だぜ。
グルならしゃーねえが」

136蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/15(水) 23:48:21
>>133
「…………?」
『古雲』さんの様子がおかしいように思う。
何故、そんなに急かすのだろうか。確かに寒いが、耐えられないという程でもない。
また、正体不明の子供たちに追われてはいるが、『追い詰められて』はいない……。
思えば、『スタンド使い』でもないように見える彼が、『馬場』さんの消失を
なんの混乱もなく受け止めている事実は、奇妙に思えた……。

そして建物の様子のおかしさにも首を傾げる。

「(何か……何かが、おかしい。)
『古雲』さん、ちょっとその、『鍵』……私たちにも見せて示してもらえないかしら」

彼が『鍵』といって取り出したもの、それは本当に鍵だろうか。
もしも無視したり、なにか理由をつけて応じないようなら、
『ムーヴァー』で視界を『巻き戻し』て、それがちらりとでも見えた瞬間がなかったか見返す。

137流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/16(木) 11:36:05
>>133 >>135
「一人で行くのはよくない……俺もついていこう。
 『女ヶ沢』、二人のことは頼む……。」

『基山』が単独で行動しそうなら追いつけるうちに彼を追う。
その際、後列の『女ヶ沢にだけ』すれ違う際に『小声』で呟きつつ……
角度的に他の人間には見えないよう、『スタンドの腕』を一瞬だけ発現。
『女ヶ沢』にも教えておくべきだろう。

《『彼』は何かを隠している……タイミングを見て問い詰めろ》


彼とはもちろん『古雲』のことだ。
悪意があるかどうかはわからないが……『過去の発言全てを思い返せば』、
辻褄が合わせにくい部分がある。もちろん嘘かどうかはまだわからないが……何かを内緒にされている。
閉館という言葉の意味は二種類ある。
その日の業務を終えた意味なのか閉鎖した意味かは[>>41]では断定できない。
前者であれば蜘蛛の巣の理由がわからない。
後者であれば、一人でこんな山奥に訪ねるほど、その忘れ物は重要なのか?
さらに彼は[>>36]で『自分が館長』であることを『現在進行形のように』語っていた。本当か?

【質問】
そもそも我々の乗っていたバスは『次どこで止まる予定』だった?
乗客として知っていていいはずだが、『郷土センターで一度止まる』なら『夜に一人で訪ねることとなる』。
停車先が4〜5キロ以上先なら郷土センターからは遠すぎる。麓ならばまだ比較的近いと言えるが、
足の悪い彼なら自動車を使うように思える……なぜバスを使った?乗り換えが必要とわかった上で。
もちろんこの辺りは別の事情があれば矛盾がなくなるが……。

138:2010/12/16(木) 19:22:53
>>134,>>136
『基山』が、懐中電灯を持ったまま木々の方へ向かうと、貴方達の周囲は薄闇に包まれる。
ガラスドアの片方を『古雲』が片手で押し開けると、ドアは軋みながら少しずつ開いた。
ドアを中程まで開けた『古雲』は、持っていた鍵を貴方達の方へ差し出す様に見せる。
微かな月明かりを反射した銀色の鍵が、キラリと光るのが見えた・・・・・・・・・・・・・。
その柄側には、楕円形のタグらしきものが付いている。
 
「妙だな・・・・・・・」
 
鍵を持った『古雲』は、そう呟いて開いたドアの方を見た。

139:2010/12/16(木) 19:23:08
>>135,>>137
『軌跡』は、すでに木々の手前に少し残っているだけだった。
そのサイズが子供のそれである事から、見間違える事は無いだろう。
だが、今から全速力で追ったとして、追い付ける保証はどこにも無い・・・・・・・・・・・・・・・・。
木々の方を見つめている『基山』の後ろから、『流蔵』が近付いた。
>>137
貴方の乗ったバスは、路線バス・・・・・・・・・・・・各停留所で停車するタイプのバスである。
『郷土センター前』というアナウンスは、貴方にも聞き覚えがある響きだった。

140女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/16(木) 20:59:16
>>138-139
《ああ、はい……。私も不安になってきた頃でした。
いってらっしゃいませ。危なくなる前に戻ってきてください》

流蔵のスタンドをチラリと確認して小さくうなづいた。
やはり全員がスタンド使いだったのだ、という確信を得た。
普通じゃない。

「急に暗くなってしまいましたね。……奇妙なのは、最初からです」

おもむろに携帯電話を取り出し、『時間』を確認。
それから、『カメラ機能』のフラッシュを焚きながら、最後尾から館内を撮影する。
古雲や蔦屋の姿も一緒に写るだろう。

取っ手に蜘蛛の巣なんて毎日人が訪れていれば、絶対につかない。
……外灯が点いていない時点で気付くべきだっだ。
この辺り……『もう何年も人が来ていない』みたいだ。
さっきから嫌な想像がつきない。
私たち、バスで事故に遭った……幽霊みたいなのを沢山みた。
……考えたくもないけれど……。

最後に、カメラを自分に向けて撮影してみる。

141蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/16(木) 22:14:28
>>138
『鍵』を確認すると、森の方へ去っていく二人を見送る。
また、『古雲』さんの持っているタグの文字を確認したい。

その後、『古雲』さんの意味深な呟きに対し、真意を訪ねる……

「『妙』……とは?
ここ、なんだか何年も使われていなかったみたいに『薄汚れている』けれど……そのことかしら」

確かにこの場所は、初めて訪問する私にとってでさえ
あからさまなくらいに『妙』であるが……彼の言っている意味と、私たちの思っている意味が食い違ってはいないか。
確認しなければならないだろう。

142基山『ルナウェイ』:2010/12/16(木) 22:50:13
>>137 >>139
「ちょっと遠いが・・・・・・・・・追えないことはねえな。
お、来たか。じゃあ行くぜ。奇襲に注意しろよ。
念のため、俺の真後ろを歩くといいぜぇ〜〜〜、安全だからな」

懐中電灯で木々の間を照らしながら、
子供が辿っていったルートをそのまま追跡する。
少なくとも足場の心配をする必要は少ないだろう。

「俺は『跡』に集中すっから、他の事は頼むぜ。
後の3人は、なんか言ってたか?」

見知らぬ『森』ということもあり、あまり深追いするのは危険だろう。
郷土センターに戻れる程度の距離で止めてもらえるよう、流蔵に言っておく。

143流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/16(木) 23:34:15
>>142
「三人は……センターに入るところだ……
 異変はないが……『古雲』氏の言葉通り閉鎖していたようだ。
 ……ますますこの時間帯に人が居るのはおかしいことになる。
 この時間帯に一人で閉館施設を訪れるつもりだった『古雲』もおかしいことになるが。」

『基山』に追いつき、そして1メートル未満の間隔を保って後を追いながら、
木々の上や影を含めた周囲、そして後ろを注意する。
ただし彼の言葉通り、『センター』が見えなくなる手前の範囲では止まるよう指示したい。
『開けた森の隙間』にあるから、月明かりなどでも森の暗さに反比例してある程度わかるだろう。
センターが直接見えずとも、元の方向の星々が断片的に見えると思う。
それを過信するつもりはないので、元の位置を把握する要素がなくなりそうなら基山に声をかけいったん止まりたい。
また、二回以上方向を転換するようなら同様に指摘したい。

「確認の件は了解した………
 それと言いそびれたが……実は俺もスタンド使いだ。」

144:2010/12/17(金) 03:34:29
>>140
時刻は、午後6時45分・・・・・・・・・・貴方は、センターや自分自身を立て続けに撮影した。
>>141
鍵に付いた白いタグには、何も書かれていない。
貴方が声を掛けると、『古雲』はセンターの玄関周りをキョロキョロと見回し始めた。
 
「そう・・・・・・・・・・蜘蛛の巣が張っているなんて・・・・・・・・・」
 
『古雲』の感じる違和感は、貴方のそれと同じらしい。
 
「建物も妙に汚れている。
いや、貴女の言う通り・・・・・・・・・・・・まるで、何年も経った様だ。
このセンターが建ったのは、ほんの1年前なのに。
それに、私が帰る時には、蜘蛛の巣も無かったし、外壁だって白いままだった。」
 
『古雲』の言葉に建物の外壁を見ると、確かに白い塗装が剥げ、茶色に変色している部分も多い。
彼や貴方の言う様に、まるで何年も経った様な━━━━━━━━━━━━

145:2010/12/17(金) 03:34:52
>>142-143
センターの周囲は、木々が円形に囲っている。
つまり、木々に沿って進む限り、常にセンターを見失う事は無い・・・・・・・・・・・・・・。
木々の中へ足を踏み入れた貴方達は、懐中電灯と月明かりに照らされた、その奥に目を凝らす。
木陰を縫う様に残っていた『軌跡』だったが、見通しの悪い中で流れの先を確認する事は難しい。
丁度、点を線で結ぶ作業に似ていたが、『基山』が目で追っている間に『軌跡』は途絶えた。
 
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、1本の木が貴方達の目に止まる。
最初に気付いたのは、その幹に付着した真新しい血痕だった・・・・・・・・・・・・・・・・。
擦り付けられた様な跡だが、他の木に付いている様子は無い。
次に気付いたのは、木の根元に落ちている鞄だった。
どこか見覚えのある形の鞄にも、ベットリと血痕が付着している。

146基山『ルナウェイ』:2010/12/17(金) 20:09:22
>>143 >>145
「オウ、一般人にしちゃ、やけに落ち着いてると思ったぜ。
・・・・・・・・・・・・ちっ、見失ったか。もう追えねぇ〜〜ぜ。引き上げだな。
ん? あれは・・・・・・・・・?」

鞄に懐中電灯を向け、何なのか確認した後、
樹上や周囲の樹の陰にも目を向け、警戒する。
軌跡は常に確認できるよう、能力は発現しっ放しだ。

「・・・・・・『馬場』のか? おい、どう思う?
なんでこんなところにあるんだ?
スゲー怪しいぜぇ〜〜〜。『血』とかもよぉ〜」

幹に付着している血痕の範囲を確認しつつ、
周囲を見回した中で何も見つけられなければ、ゆっくりと鞄に近寄ろうとする。

147女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/17(金) 21:38:59
>>144
「……眩しかったら、ごめんなさい。
館内は外よりも暗いと思いますので、フラッシュで撮った写真から中の様子を確認します。
簡易ライトで照らす……というのも考えましたが、こちらのほうが一度に照らせる範囲が広い、
バッテリー消費も少なくて済むような気がしたので……、照らせるのは『一瞬』になりますが」

写真を確認する。

「中に入るのは、まだ、よしましょう。……不気味です」

148流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/17(金) 21:49:20
>>145-146
つまりセンターから定距離をコンパスを引くように移動していた
……という認識だろうか。それと周囲の地面にも血痕は続いてないだろうか?

「待て……君は周囲を警戒しろ。……俺が確認する。」

自分も周囲の物音や微かな動きを気にかけつつ、鞄から2メートルまで近づく。
『基山』もほぼ同じように歩むことになるだろう。
森の中なら枝は落ちてると思うので、拾えるならまずそれを拾いたい。
その上でスタンドを発現。
本体から2メートル先の鞄をスタンドで拾うつもりだが、
最初は枝を使って『鞄を横にズラしてみる』。それぐらい血痕は妙な可能性がある。
ズラした上で何事もなければ拾おう。拾う際も少々慎重に行うが。

「擦り付けられたような跡があるが……通過した跡か?
 にしては他の木にないのは少々不自然だ……」

149蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/17(金) 22:10:29
>>144
「…………もしも、『建物を老朽化させる』超能力者の仕業じゃないとしたら。
考えられる可能性は2つ……いえ、3つね。
『私たちが未来へ来た』か、『この建物が未来から来た』……。

もしくは………………『古雲』さん、『あなた一人だけが過去から来た』」


「答えて。今日は何年の、何月何日」


『古雲』さんに現在の日付を聞く。
そして、私自身はいま何年何月何日だと記憶しているかも、思い出す……。

150:2010/12/18(土) 01:16:42
>>146,>>148
鞄に近付こうとする『基山』を制止して、『流蔵』が歩み寄る。
木々の奥は、小枝や木の葉が敷き詰められており、鞄を照らすと足元にも少量の血痕が
飛び散っていた・・・・・・・・・・・・・。
『流蔵』は、拾い上げた小枝を鞄の取っ手に掛け、ゆっくりと動かす。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
貴方達は、鞄の下に隠れていた『別の物体』に気付く。
それは、土と木の葉に塗れた『馬場』の頭部だった。
虚ろな目に生気は無く、頬には小さな黒い手形が1つ付いている。
苦しんだ様子は無かったが、その無惨な姿が彼の望んだ姿だったとも思えない。
>>147
撮影した画像には、廃屋の様に朽ち荒んだセンターが映っている。
『古雲』と『蔦屋』の姿に、変わった様子は無い。
貴方自身の姿も、又同様だった・・・・・・・・・・・・・ふと、『古雲』がセンターに入って行く。
>>149
『古雲』が今日の日付を告げると、貴方の思惑は外れる。
 
「とにかく、中に入ってみるよ・・・・・・・・・・・・・・どのみち、次のバスが来るとは思えない。
さっきの連中が外壁を『こんなに』したのなら、警察にも連絡しなきゃならないな。」
 
そう言うと、『古雲』はセンターの中へと足を踏み入れた。

151基山『ルナウェイ』:2010/12/18(土) 19:44:39
>>150
「・・・・・・何ィィ〜〜〜ッ!
ば、『馬場』かッ! 死んでる、のか・・・ッ!?」

懐中電灯を馬場の頭部に向ける。
『頭部』だけがあるのか、埋まっているのかを確認。
もし切断されてるようなら、どのような断面なのかも見ておく。
埋まっているようなら・・・自分の立つ地面を警戒したい。

「ひでぇ・・・・・・・・・
だが、これで、奴らがイカレ野朗の集団っつーことがハッキリしたぜ。
今度会ったら躊躇なくぶっ放せるっつーこったな。
こいつは・・・・・・『馬場』は、どうする?」

周囲を警戒しながら、流蔵に話しかける。

「調べりゃわかることもあるだろうが、
この森ン中にいるのは、なんか嫌な感じだぜ・・・・・・」

152女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/19(日) 00:25:20
>>150
「考えすぎ、でしたか……。入り口付近に危険はないみたいです」

一人で先に行かせないように、古雲についていく。
アスファルト辺を尻ポケットにつっこんで、右手に携帯電話を持つ。
携帯電話はカメラモードのままにしておく。

「明かりをつけられませんか。電灯のスイッチは事務室でしょうか」

153蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/19(日) 02:02:03
>>150
「……そう」

どうやら彼は『過去からの来訪者』ではないようだ。
『女ヶ沢』に続くようにして、『郷土センター』の中に入る。

「確かに明かりは点けた方がいいわね。『古雲』さん、スイッチはどのへん?
 ああでも老齢の『古雲』さんに操作させるのは気が引けるわ」

『古雲』さんに質問した後、スイッチが手近にあるなら操作しよう。

「(でも、『電気が通じていない』レベルで、老朽化している可能性もあるわね……)」


また、暗い状態で外の月明かりなどはどの程度、今いる玄関部分に入ってくるのだろうか?
(明かりが点くなら確認する必要はないが)

154流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/19(日) 21:53:02
>>150-151
「………小さな手跡は子供のものか?
 なぜここに放置したか……一連の現象の繋がりはあるのか……?
 暴れた跡がなさそうなのも気がかりだが」

そのまま枝で取っ手を引っ掛けた鞄は回収したい。
不謹慎だが、枝で頭部を動かせるか試してみる。
『基山』と同じく、切断されてるのか埋まってるのかは確かめたい。
埋まってるだけならば『口から血が垂れてないか』『引っかき傷などがないか』
なども見てみたい。

また血痕は別の箇所から続いていないだろうか?
周囲の物音は依然として警戒したいが、序盤と同じく静か過ぎるだろうか?

155:2010/12/20(月) 00:53:22
>>151,>>154
鞄を手元に引き寄せた『流蔵』は、『馬場』の頭部を枝先で突く・・・・・・・・・・・・・・・・。
ゆっくりと転がった頭部は、『基山』の足元で止まった。
頭部の置かれていた地面には、血痕が残っている。
獣の類に食い千切られたものでは無く、刃物の様なもので人為的に切断された様な断面だった。
口元には、微かな血痕が残っていたが、切断されている以外に目立った傷は見当たらない。
頬に残された手形は、子供か・・・・・・・・・・・・・或いは、女性のものの様にも見えた。
周囲に物音は無かったが、貴方達は木々の奥から気配を感じる。
それは、『今まで感じなかった』というよりも、『隠れていたものが現れ出た』気がした。

156:2010/12/20(月) 00:53:43
>>152-153
貴方達は、『古雲』に続いてセンター内へと足を踏み入れる。
静まり返ったセンターの中を照らすのは、入り口から微かに差し込む月明かりだけだった。
 
内部は、割りと広々とした造りになっているらしいが、詳しい様子までは分からない。
入り口の左手には、受付のカウンターが設置されており、パンフレットらしき紙が積んである。
暗闇の中、『古雲』は杖で足元を確かめる様に進んでいた。
 
「今、電気を点けるから・・・・・・・・・・・・・・・あまり、動き回らない方がいい。」
 
すでに姿が暗闇に隠れた『古雲』の、声だけが響く。

157女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/20(月) 20:50:34
>>156
明かりはなくとも、内部の大雑把な構造は先程の写真から読み取れただろう。
古雲を追う。古雲が慎重に進んで行くのと対照的に、こちらは早足で進んでいく。
写真で把握できない場所まで来たら、その都度カメラを使っていきたい。

「出来る限り、離れないで貰えると助かるのですが……」

移動のついでにパンフレットを一枚貰っておく。

158基山『ルナウェイ』:2010/12/20(月) 21:05:33
>>155
「ぶった切れてやがる・・・・・・それに、『手形』か? それは。

・・・・・・・・・なっ、なんだ・・・?
やべぇぞ・・・・・・何かヤバイ! 逃げろォッ! 森から出るんだ!」

表出した『気配』に表情を強張らせ、
流蔵を急かすようにして、森を出てセンター方向へと戻ろうとする。
また、逃走しながら上下左右に視線を動かし、空間に『軌跡』を残しているものが無いかを確認する。

159蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/20(月) 21:33:11
>>156
「わかったわ。
あと、貴方……もう一度さっきのフラッシュ、お願いできるかしら」

電気を点けるのは『古雲』さんに任せ、パンフレットらしき紙を手に取る。
それを読めるように持ち、『女ヶ沢』に行動を促す。
『女ヶ沢』が状況の確認のために携帯のカメラ機能でフラッシュを焚いたなら
能力を使い、視界をその一瞬に巻き戻して一時停止することで
フラッシュの明かりを利用してパンフレットと思わしき紙を読みたい。

160流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/20(月) 22:33:15
>>155
(切断されている……だが血痕はこの場にしかない。
 頭部も……切断後動かせばもっと汚れるものじゃないか?
 何か妙だ……何故ここに頭部をわざわざ置いた?胴体はどこにある?……ハッ!)

「潜んでいたのか……!?いや、それよりも同感だ!
 直感的に『ここ』はまずいのかもしれない……戻るぞ!」

スタンドを手元に戻しつつ(発現は続行)、踵を返しセンター方向へ。
だが実際の進行は『基山』についていく形となるだろう。
前方と周囲の警戒は彼にまかせ、自分は基山を追いつつも頻繁に後ろを振り向き確認したい。
また、自分達二人の足元にも若干警戒は向けておきたい。
『鞄』と枝はとりあえずつかんだまま持って行くことになる。

(気配は森の奥からに思えたが……本当にそれだけか?
意味はないかもしれないが……血の跡を他に残さず『あの位置』に首を置いたというよりも、
胴体をあの位置に埋めて首を切断した可能性はどうだ?凶器は?その理由は?
わからないことが多すぎるが……『あの位置』で何者かの確認することはリスクだと、俺の勘が告げている!)


気配はどういった類のものだろう?
人間一人が向ける視線のようなものか、得たいの知れないものが闇に広がっていた感じか。

161:2010/12/21(火) 02:59:47
>>157,>>159
貴方達は、パンフレットを1枚ずつ手に取った。
『女ヶ沢』の撮った画像に、センター内部の様子が分かるものは無い。
入口正面からの画像は、ガラスドアにフラッシュが反射しており、『古雲』が開いた隙間から
微かに内部が覗ける程度だった。
『古雲』を追ってフラッシュを焚くと、一瞬だけ彼の後ろ姿が確認出来る。
『蔦屋』は、その瞬間に照らされたパンフレットを見逃した・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「すみませんが、館内は撮影禁止なんです。
すぐ明かりを点けますから、待っていてくれませんか。」
 
直後、暗闇の中から『古雲』の声が聞こえて来た。
此処には、此処のルールがあるらしい・・・・・・・・・・・・・勿論、それを守る義務は無いが。
>>158,>>160
貴方達は、その場から鞄と小枝だけを持ち出し、再びセンターへと駆け出した。
何かが追って来る気配は無く、『基山』の目にも異変は映らない。
木々の中から抜け出ても、貴方達は背後から大勢の視線の様な気配を感じ続けていた。
センターの入り口前に、すでに他の3人の姿は無い。

162流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/21(火) 16:27:06
>>161
「『基山』……森とその周囲への警戒は……続けよう。
 臆病風に吹かれたのは確かだが、お前も感じたか…?……大勢居る。
 正体不明だが数が複数であればセンター内部も心配だ。
 侵入される可能性と……すでに内部に居る可能性……。
 できれば正体を見極めておきたいが……尻尾を出さない特徴がやっかいだ」

センター入口から森のまでの距離、直径は何メートルぐらいだろうか?
10メートル程度あるなら両者の中間まで進みたい。
5メートルもないようなら、入口から1メートルのところまで進む。
周囲と森への警戒は(自分も多少気にするが)『基山』に任せ、
自分はセンターの屋根や周辺にも気を配る。大勢ならどこに居ても不思議ではない。

それと確認だが、森とセンターの間(芝生か?)に何か置き物や植えた木などはあるだろうか?

163蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/21(火) 18:29:03
>>161
「……早いわよ」

フラッシュとタイミングが合わずパンフレットを見ることができなかったようだ。
ともあれ、何か『奇妙なもの』や『敵影』などが見えていたかもしれないので、
辺りが光ったその瞬間に視界を巻き戻して隅々まで見返してみる。

特にこれといったものが見えないようなら、能力を解除して背後、入り口方向を見やる。
何者かが音もなく入り口から進入し、背後から忍び寄るといった事態を警戒する。

164基山『ルナウェイ』:2010/12/21(火) 20:33:55
>>161 >>162
「ああ、いるなぁ〜〜〜、こっちを見てやがる。
クソッ・・・・・・なんだテメエら!」

センターに向かいながら、森の方を見続ける。
狼狽して、少し離れてから森へと大声を上げた。

「しかしよぉ・・・・・・どっから現れたんだ?
今のうちに言っとくが、俺のスタンドは動きの『軌跡』を辿る能力!
高速で動いたり、透明だったりしても『跡』自体は把握できる。
そうじゃねえってことは・・・・・・ジッと息を潜めて隠れてたってだけなのか?

あと、気になるっつーと、それも気になるな。馬場のよぉ〜〜。
バスん中でも大事そうに抱えてたが、自分が死んだら意味ねぇのによぉ・・・・・・・・」

流蔵が持つ馬場の鞄を顎でしゃくる。

165女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/21(火) 21:11:09
>>161
「あのっ。お姉さんはご自身の携帯電話を使えば良いのではないでしょうか?」

それから後は小声で囁く。

《このセンターが最後に稼働した日がわかるものを探していただけませんか。
……カレンダーのサインとか、ここで何か売ったときに出た領収書の控えとか、業務日誌とか……
はたして能力による老朽化なのか、時間が飛んでしまった結果なのか、確かめられると思います。》

パンフレットは二つ折りにしてポケットの中に突っ込んでおこう。
暗闇の中との描写があるが、古雲との距離は何メートルぐらいだろうか。
古雲を追いかけて『スタンド』で肩をつかむ。

「古雲さん。ちょっと待って。……どこに向かうつもりですか。
一人で先に先に行動するのは、どうか謹んで頂きたいのですが……。
館内に入ったからといって、まだまだ安心できないんですよ。真っ暗だし、何故か老朽化していた。
さっきの得体の知れない連中がどこかに潜んでいて攫われてしまったらどうするんですか……」

166:2010/12/22(水) 01:49:50
>>162,>>164
センターの入口から木々の手前までの距離は、15メートル程ある。
入口まで伸びていた舗装道路は、センターの周囲を円形に囲んでおり、その道幅は約5メートル。
センターを横から見れば、正面から見て右側の中程に、バスの停留所も確認出来る。
(貴方達が入って出たのは、センター正面から見て右側の木々という事になる)
つまり・・・・・・・・・・・・・舗装道路は、バス道路。
センターをグルリと一周する所から、ここが折り返し地点である事も推測出来るだろう。
見る限り周辺に置き物の類は無く、道路以外は芝生の様な短い草地になっている。
 
『流蔵』は、『基山』に促される様に持って来た鞄を見た。
微かな重みを感じるビジネスバッグで、外観から3つのジッパーが確認出来る。
>>163
フラッシュが照らした瞬間、貴方の視界に映ったのは展示品の置かれた台だった。
長方形の四角柱に乗っているのは、クリアケースに覆われた古い巻物らしい。
2メートル程の距離だったが、その詳しい内容までは読み取れない・・・・・・・・・・・・・・・・。
台を挟んだ先には、キヨスクの様な売店コーナーも確認出来る。
>>165
ポケットにパンフレットを入れた貴方は、『古雲』の進んだ先を見据えた。
建物の中心方向は、1メートル程先で暗闇になっており、すでに『古雲』の姿は視認出来ない。
 
『ゴッ』
 
ふと、微かな物音が闇の奥で響いた・・・・・・・・・・・続いて、『古雲』の声。
 
「電気、点けますよ。」

167流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/22(水) 13:24:06
>>164 >>166
「懐中電灯は『馬場』が持っていたものだったな。
 確かに、何か……役立つものは入ってるかもしれない。」

『馬場』の鞄をスタンドで開けてみる。
一介のビジネスマンでありながら懐中電灯を常用していたのであれば、
他に緊急時の道具が入ってても不思議ではない。
あるいは旅行代理店の仕事ならこの辺の地理がわかる資料を持ってるかもしれない。
重みはノートパソコン等だろうか……身体の一部とかであれば素直に驚くが。
(むやみに湿ってたりはこれまでのところ確認されてないはず)
反対にビジネスグッズがいっさい入ってなければ、それはそれで不可解に思う。

「とりあえず周囲を頼む……森だけではなく、センターの上とかも含めて……」

168女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/22(水) 20:33:02
>>166
スタンドの視覚から古雲の姿を確認したい。肩に手を置いている状態なのだから、
本体よりも至近距離にいるはずだ。まだ移動していないならスタンドだけ飛ばす。

「お願いします」

携帯電話を胸ポケットに入れながら対応する。

169基山『ルナウェイ』:2010/12/22(水) 23:17:19
>>166 >>167
「屋根から降ってくるってことかぁ?
ま、見張るけどな・・・・・・。それ開けたら中入ろうぜ」

センターを見上げて呟く。
周囲も警戒するが、2階部分の窓から中が見えないかも見てみる。

「なあ・・・・・・森の『気配』って、坂で見た着物集団だと思うか?
奴ら、一体何なんだよぉ〜〜〜。 マジに奴らが馬場を殺ったとして、
俺らを追っかけてこないのは、それもなんで? 『崖』の謎だってあるしなぁ〜」

明確な答えが返ってこないのはわかりつつ、ぼやくように鞄を開ける流蔵に言う。

170蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/23(木) 01:48:46
>>166
「展示コーナーはもっと奥にあるかと思ったけど、案外入り口の近くなのね」
建物自体が想像していたよりも小さいのだろうか。

>>165
「それもそうね。
携帯……どこに入れたかしら」

『女ヶ沢』の発言を受けて自分の携帯を取り出す。
その明かりを用いてパンフレットを見てみたい。

171:2010/12/23(木) 19:41:53
>>167,>>169
センター2階の窓は、月明かりを受けてキラキラと光っていた。
周囲に動くものは無く、センターの中から微かな人の声が漏れ聞こえて来る。
どうやら、他の3人の声らしい。
 
鞄を開けた『流蔵』は、中を物色した・・・・・・・・・・・・・・。
1つ目のジッパーを開くと、厚さ3センチ程のクリアブルーのファイルケースが入っており、
書類の束が詰まっている。
中に地図は無く、白紙の契約書やカタログの類だけだった。
ファイルケースと共に入っていたのは、聖書サイズの詩集が1冊。
2つ目のジッパーを開くと、未開封の『volvic』・・・・・・・・・・・・・500mlが2本。
さらに、折り畳み傘1本と腹持ちの良いスニッカーズが2本入っていた。
3つ目のジッパーの中は、ウェットティッシュとボールペン、印鑑。
さらに、眼鏡ケースに入った眼鏡と4GBのUSBメモリーが1つ入っている。
 
『パァァァ・・・・・・』
 
鞄の中身を一通り確認した直後、センター内部が不意に明るくなった。

172:2010/12/23(木) 19:42:23
>>168,>>170
『女ヶ沢』が『スタンド』を動かそうとした直後、突然周囲が光に包まれる。
天井の照明が一斉に光を放ち、センター内を一気に照らし出した・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『蔦屋』は、携帯電話を取り出したまま、パンフレットに目を移す。
 
『ドドドドドドドドドド』
 
淡いピンク色のパンフレットは、地域の広報紙らしかったが、日に焼けたかの様に所々が
変色しており、その大半が判読不能だった。
 
「此処の自家発電は、無事だった様だ・・・・・・・・・・・」
 
ふと、『古雲』が戻って来る。

173女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/23(木) 22:36:13
>>172
瞳をしばたたかせる。建物の荒れ果てた様子から電気系統は死んでいることを覚悟していた。
緊張のために明かりが点いたとたん、暗闇にひそんでいた集団が襲ってくるなども想像していた。
しかし電気が生きているなら当初の目的を果たせるかも知れない。

「そ、それでは、電話は使えそうですか?」

古雲の方を見ながら、彼の背後にも目を配り、どこの部屋で電灯をつけたのか確認しておきたい。

174蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/24(金) 00:03:47
>>172
「あら……眩しい」

電気系統が死んでいる覚悟をしていたのは私も同じだ。
ひとまずは良かったと胸を撫で下ろす。
だが、パンフレットの変色を見て……時が経っているとしか思えない状況を改めて確認する。


『自家発電』という話も気がかりだ。
つまり、まず通常の電力から明かりを点けることを試したが失敗し、
この建物のどこかにある自家発電装置を操作したということだろう。
この状況が人か、人でなくとも意思を持つ何者かによる人為的なものであるならば
その『自家発電装置』は、何らかの理由で彼らの能力の対象外であったために無事だったと見るべきではないか。


とりあえずは>>165で『女ヶ沢』から言われた『カレンダー』『領収書の控え』『業務日誌』といったものを探したい。
……といっても後ろ二つはすぐ見つかるところに置いてあるとも思えないので、まずは『カレンダー』が壁にないか探す。

175流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/24(金) 14:38:45
>>171
「中に入ってるのはやはり私物か……
 USBメモリーはセンター内にパソコンがあれば見れるだろうが……
 まず普通は業務内容だろう。私的な日記などを記録していれば遺族に渡したいが……。

 他の人間も無事、中にいるようだな………
 周囲をもう少し確認していくか?それとも合流するか?」

鞄は一度チャックをし、バッグは本体が肩で持つ。
森と入口をメインに周囲の警戒を行うが、
1階に光が差したなら内部や窓付近も見てみよう。窓は割れてないだろうか?
想定外の異変が見当たらない限りは、移動に関しては『基山』の方針に従う。

>>169
「さあ……な。俺は子供以外の姿は目撃していない。
 崖と連中について、馬場の首を切断した理由やセンター入口の蜘蛛の巣、
 全てが……一連の現象なのかはまだわからない。」

「俺の昔話をするが……
 かつて俺は……ある『山小屋』で集団での幻覚に陥ったことがある。
 一人が発狂し殺されかけまでしたが……生き残った結果、俺はスタンドを身につけた。
 原因は解明できてないが……その『山小屋』の地下には『隕石』が眠っていた。
 俺は……能力に目覚めたことや、そこでの数々の現象が『隕石の不思議な力』で起きたと信じている。
 つまり……関連の無さそうな全ての物事が『ある一つの隠された事象』によって引き起こされてる場合もあるわけだ。
 物事の根本を把握しなければ………一つ一つの理由は簡単にはわからない。
 もちろん『別々の事象』が運悪く重なることもある。
 どの道、一つ一つを手遅れになる前に確認し……打開するだけだろう。」

176基山『ルナウェイ』:2010/12/24(金) 21:55:13
>>171 >>175
「ホヘェ〜〜〜。それ、マジ話かぁ?
そんな『不思議体験』がこの世にあるとはな・・・・・・」

口をぽかんと開けて、
ちらちらと森の方を気にしながら、流蔵の話を聞く。

「・・・・・・いや、もうやめとこうぜ。
さっきの子供も逃がした以上、俺らだけで動く理由がねぇ。
怪しい奴らがいなくても、夜の山を動くのは危ねぇしなぁ〜〜〜。
何か入ってたか? 馬場の鞄よぉ・・・・・・」

ひょいと、馬場の鞄を覗き込む。

「当然だが、普通だなぁ・・・・・・・・そのメガネは予備かぁ?
ま、関係ねぇかな。行くぜ」

馬場の生首が眼鏡を掛けてたかどうか思い出す。
流蔵を連れて、一応森や坂道の方を警戒しつつ、センターに入る。

177:2010/12/25(土) 01:27:09
>>173-174
明るくなったセンター内で、貴方達は早速周囲の様子を確認する。
センターの1階は、ワンフロアの広々とした空間になっており、全体は長方形の様だった。
足元は、クリーム色の床材が敷かれ、壁はガラス張りで展示品が飾られている。
クリアケースで覆われ、展示品が飾られた四角柱の台も点々と配置されていた。
 
「そうだ、電話もするんでしたな。」
 
『女ヶ沢』の言葉に、『古雲』は思い出した様に言った。
彼の後方には、フロアの真ん中辺りに上へと続く幅2メートル程の階段がある。
部屋やドアらしきものは、特に見当たらない・・・・・・・・・・・・・・同様に、カレンダーも見当たらない。
 
さて、出入口から見て右側の壁沿いの一角には、売店コーナーが設けられている。
什器の棚が整然と並び、その奥にはレジカウンターが確認出来た。
『古雲』は、そのレジカウンターの方へと歩き出した。
>>175-176
2階を見上げると、1階と同じく電気が点いている様だった。
詳しい内部の様子を見る事は出来ず、窓からは天井だけが確認出来る・・・・・・・・・・割れた窓は、無いらしい。
今の所、センター1階に窓は見当たらなかった。
 
周囲の様子を確認した貴方達は、センターの中へと入って行く。
そこには、他の3人が集まっていた。
出入口の右側には、受付カウンターがあり、淡いピンク色のパンフレットが積まれている。

178基山『ルナウェイ』:2010/12/25(土) 23:11:55
>>177
「さっきの子供は逃がしちまったぜ・・・・・・
遮蔽物が多いと、俺の能力も今一働かねぇ」

センターに入り、懐中電灯を消す。
受付カウンターを覗き込んでから、ガラス越しに外を気にしながらドア付近で喋る。

「森の中には何か、得体の知れない奴らが居やがる。
俺達が見た『着物』着た奴らと同じかどうかは、わからねぇが。
そして、馬場はどうやら奴らにぶっ殺されちまったみてぇだな・・・・・・・・・遺体があった。鞄もな」

「これからどぉ〜〜すんだ?
街に電話は掛けるとして・・・・・・この中でも見て回ってみるか?」

179女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/25(土) 23:24:32
>>177
「電灯スイッチは、階段の裏にでもあったのかな……。
電気が点いたのは外からでもわかるはず。そろそろ、流蔵さん、戻ってこないかな。
携帯で連絡つくようにしておけばよかった……」

バスを降りてからずっと真っ暗だった。明るい場所に来れたことによる安堵感は強い。
警戒心が緩みそうになるが、まだ終わっていないぞと、自分に言い聞かせる。
クリアケースに何が展示されているのかてきとうに眺めながら、古雲に歩み寄る。

「レジカウンターがありますね……。すみません、ちょっと『領収証』を出してみたいのですが、構いませんか。
今が何年何日か……いえ。この建物にとって、今が何日だと認識されているのか知りたいんです
この建物は何年も建ったみたいにボロボロになってる……本当に時間が過ぎたのか、確かめてみたい。
……レジスターを使いたい。所長である貴方から、『許可』をいただきたいのですが」

180流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/26(日) 00:47:58
>>177
いまだに外を多少警戒しつつ、『基山』に続いて中に入り、
最後に入口を閉めておく。鍵もとりあえずかけておこう。
俺か『女ヶ沢』のスタンドなら最悪破壊もできる。

閉めた後、室内に『先ほど感じたような気配』は感じられるだろうか?
他の3人の様子に変化がなければ、室内を伺いつつ『基山』についていく。

181蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/26(日) 00:57:16
>>177
展示品を眺めていく。さっきの子供や、崖が突然現れた現象を髣髴とさせるようなものは無いか。
さっき見えていた『巻物』なんかは、能力を使って視界を『一時停止』し、読む時間を短縮する。

(気がかりなのは『自家発電装置』が今後破壊されないかどうかよね。
もし何者かが人為的にこの状況を起こしていて、『そいつ』が人並みの知能を
持っているのなら、電気が点いたこの状況を看過するかしら)

182:2010/12/27(月) 20:18:56
>>178-181
受付カウンターには、パンフレット以外に何も見当たらない。
又、センター内に貴方達以外の気配を感じる事も無かった・・・・・・・・・・・・・。
勿論、それらしい『軌跡』や人影も。
 
貴方達は、壁沿いのガラスケースや四角柱の台に入った、様々な展示品を確認する事が出来る。
センター1階は、ワンフロアの広々とした造り。
出入口から見て右側、受付カウンターから3〜4メートルの距離には、売店コーナーもある。
中央付近に2階へ続く階段があり、窓の類は見当たらない。
>>179
貴方が領収書に執着を見せる中、『古雲』はレジカウンターの内側に入って言った。
 
「それじゃあ、何か欲しい物を持って来て下さい・・・・・・・・・・。
選んでいる間に、電話の方を試してみましょう。」
 
カウンターの内側には、赤茶けたプッシュホンが1台設置されている。
レジも同じく、錆びた様に赤黒くなっていた。

183:2010/12/27(月) 20:19:55
>>181
貴方は、最初に見た展示品に近付く。
クリアケースで覆われた台には、広げられた古い巻物が1巻展示されており、説明書きされた
プレートが横に添えてあった。
江戸時代末期のものらしく、ポツポツと漢字が読み取れる程度で解読は難しい。
巻物の冒頭には、『追立祭史』と書かれている・・・・・・・・・・・・・・・。
説明書きには、この土地の祭事の記録であると記されていた。
 
『追立祭(おいたてまつり)
山頂から麓まで、大勢で3〜4人の者を追い掛ける祭事。
追い掛ける側は、影役(かげやく)と呼ばれ、誰でも自由に参加する事が出来た。
一方の追われる側は、贄役(にえやく)と呼ばれ、その年の年男や初婚の男性が選ばれた。
影役は、両手に墨を塗り、その手形を贄役に付けると運気が上がるとされた。
麓まで手形を付けられずに逃げ切った贄役は、大いに尊敬され、米や酒を褒賞として得られた。
 
『追い奉る』を意味し、山神祭の一種。
発祥は江戸初期と思われ、元々は罪人を裁く裁判儀式とも言われている。
即ち、麓まで逃げ切れれば、その罪が清められるというもの。
捕まった罪人は、神木の根元に首を捧げられた。』

184蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/27(月) 22:32:21
>>183
「ふーん。ちょっと面白いわよ、これ。
『追立祭』……山頂から麓まで、大勢の『影』が3〜4人の『贄』を追いかけて
墨を塗った手で『手形』を付ける祭り……らしいわ。
『贄』は『罪人』で、逃げ切れれば無罪、捕まればご神木の根元に晒し首だって」


他の者たち(入ってきた二人にも気付いた)に対して、いま読んだ内容をざっと話す。
私自身にとっては今現在の状況とあまり結びつくものではないが……
他の者、特に戻ってきた二人にとっては違うらしいことは、まだ知るところではない。
ただ『面白いから伝えてみた』だけだった。

185流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/28(火) 09:52:37
>>183-184
全員が揃っているならば『蔦屋』の声も聞こえてるだろう。
彼女の近くまで駆け寄り、同じものを読んでみたい。
絵図や発端など、もう少し詳しい情報が得れるかもしれない。

「………今の話だが、
 『馬場』の死体は『生首』を放置されていた。木の根元に。
 頬には黒い手形があった。胴体は見ていない。
 ただの『愉快犯』には思えない。彼が罪人だったようには見えなかったが……。」

「一度『情報』を整理したい。
 『追立祭』が仮に関係あるとしても、『崖』の理由は説明つかない。
 我々が外に居た間、何かわかったことはあるか?
 『女ヶ沢』……『さっき俺が尋ねたこと』は特に問題なしか?」

『女ヶ沢』と『蔦屋』に尋ねる。
『追立祭』については『古雲』がもう少し知ってそうだが、それからだ。
付け加える情報があれば『基山』が言うかもしれない。
周囲は静まり返り、特に異変ないままだろうか?

186基山『ルナウェイ』:2010/12/28(火) 22:45:19
>>183-185
「ほぉ〜〜〜、奇妙に一致するな。
この現代でやる意味はわかんねぇがよぉ〜。
あの着物の連中が、江戸時代生まれじゃなけりゃあな。
詳しいこと知ってるか? あれについて」

カウンター越しに古雲に声を掛ける。

「『崖』とか『着物』の奴らについても、何かわかるかもな。
この『郷土センター』の中を調べてみようぜ。
2階にも、資料があんのか?」

187女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/28(火) 22:54:01
>>182
「あ。ああ……。錆び付いてしまってますね、これ、動くのか心配です……。お願いします」

レジ近くにある(その場から動かなくていい)位置の商品を選んで古雲に渡す。
流蔵と基山が帰ってきたのを、彼らの声で知りチラリと伺った。
蔦屋の言葉も聞こえてはいるが、今は深く考えないようにする。
馬場が死んだ、と知ると、眉根を寄せて表情を歪めたが。

「流蔵さん。……特には、なにも。
彼が、この建物に慣れていること、今日の日付が正確であることぐらいしか
得られた情報はありませんでした……。電気は、自家発電で動いているそうです。
今は電話をかけてもらっています。見てのとおり機械は錆だらけで、電話も動くといいのですが」

188:2010/12/29(水) 03:06:30
>>184-185
『流蔵』が展示品の巻物を確認したが、巻物に絵図らしきものは描かれておらず、説明書き以上の
情報を得る事も出来なかった。
センター内は静かで、照明の明かりが奇妙な安心感を与えてくれている。
>>186
「2階は、食堂だよ。」
 
電話を掛けていた『古雲』は、貴方に向かって答えた。
>>187
貴方は、レジカウンターの隅にある小さなカゴに入っていたマスコット人形を手に取った。
饅頭の様な尻の様な頭の二頭身キャラクターで、ズタ袋の様な服に『うへ』と書かれている。
布製の人形には、頭頂部にキーチェーンが付いていた。
 
「ダメだ・・・・・・」
 
受話器を耳に当て、番号ボタンを続けて押していた『古雲』が呟く。
そして、貴方が差し出した人形を受け取ると、バーコードリーダーを手に取りながら言った。
 
「電話は、通じなかったよ・・・・・・・・・・・・此処で、一晩過ごす事になるかも知れないな。」
 
人形のバーコードを読み取ると、レジスターから領収書が出て来る。
貴方は、渡された領収書の日付が今日である事を確かめた・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「この人形は、私から進呈しましょう。」
 
『古雲』は、そう言って貴方に人形を差し出した。

189女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2010/12/29(水) 23:16:54
>>188
…………。
どういうセンスなんでしょうか。
魔除けアイテムか何かでしょうか。

「ええ、と。あ、ありがとうございます……。電話は通じませんでしたか。
領収書は、今日の日付でした。とりあえず、私たちがタイムスリップしたわけではなさそうです」

マスコット人形を握りしめながら、全員の顔を見回す。

「どうしましょうか……。そういえば古雲さんは、ここに忘れ物を取りに来たんでしたよね。
今から取りに行くつもりでしたら、一緒に付いていっても構いませんか。
電気が点いたとはいえ、さっきの人影もいますし、馬場さんが――」

190蔦屋『ムーヴァー』:2010/12/29(水) 23:32:42
>>185>>188
「なんてことなの……!」

電話が繋がらなかったこと、馬場の死、そして彼の死に方と『祭り』との奇妙な共通点……
それらすべてに驚く。

「じっとしているのが本当に正しいのかしら……」

麓を目指さなければならない『祭り』に巻き込まれているのなら、
『篭城』で事態が解決するかには一抹の不安を感じた。

「『古雲』さん、ここの巻物に書かれている『祭り』について教えて欲しいんだけど
この祭りの『ルール』についてもうちょっと詳しく記述した資料はないかしら?
例えば『影役が入れない安全地帯』だとか、
『影役が近づくためには条件を満たす必要がある』みたいなルールがあれば知りたいんだけど」

191基山『ルナウェイ』:2010/12/30(木) 03:10:08
>>188-190
「そういや忘れ物とかいう話もしてたなぁ〜〜〜、食堂にでも忘れたのか?
んで、これからどうするにしろ、すぐ出るってことは無ぇんだろ?
俺は他の資料を見てみるぜ。『崖』やら『着物』のこともわかるかも知んねぇしな」

全員に聞こえるように言って、蔦屋の横を抜けて次の展示品を見に行く。
特に、突然現れた『崖』、着物の集団、謎の『時間経過』、この3点に関わりがありそうなものを探すつもり。
ワンフロアということなので、時々他の人間の方を振り向き、話が纏まるかどうかを気にする。

「二階は食堂か・・・・・・・。ハラは減ってねえけどな」

階段に近づいたら、そっちの方を見上げてみる。

192流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/30(木) 21:59:52
>>188
「崖や建物の変化は気がかりだが、まずは連中は何者なのか……
 正体は不明だが、ポイントは『祭りを模している』あるいは『祭りそのものを行っている』かだ……。
 それならば条件はなんだ?無差別か?それとも『罪人』など設定があるのか?」

現在地、建物内部はどのようなマップになるだろうか?
全員の位置関係も確認したい。
『古雲』が声の届く範囲にいるなら、以下のことを聞いてみる。

「『古雲』氏……俺からも質問だが……
 この建物に『車』はあるか?それと『パソコン』もあるだろうか?」

193:2010/12/31(金) 05:00:49
>>189
「そういえば、もう1人の方がいませんな。」
 
『古雲』は、思い出した様に言いながら、レジカウンターの中をゴソゴソと探っている。
 
「おかしいな・・・・・・・・・・・・・此処に忘れたと思ったが・・・・・・・・・・」
>>190
貴方の声を他所に、『古雲』はレジカウンターで何かを探している様子だった。
声の届く距離だが、彼の年齢と何かに没頭している様子から、聞こえていない可能性もある。
>>191
一人、展示品を見回りながらセンターの奥へ進んだ貴方は、壁沿いのガラスケースに展示されている
複数の着物を見つけた。
近付くと、年代別に数点の衣服が展示されており、見覚えのある筒袖の様な着物もある。
江戸時代から明治時代に掛け、この辺りの村で着用されていた事が、展示品に添えられたプレートの
説明文から読み取れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
階段を見上げたが、上の様子を窺える様なものは確認出来ない。
>>192
見取り図の類は、どこにも無い。
だが、ワンフロアの1階では、見回すだけで容易に他の4人を確認する事が出来た。
全員が、声の届くであろう『半径10メートル』の範囲内にいる。
一番遠いのは、壁沿いの展示品を見ている『基山』だった。
 
貴方の声を他所に、『古雲』はレジカウンターで何かを探していた。
声の届く距離だが、彼の年齢と何かに没頭している様子から、聞こえていない可能性もある。

194流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2010/12/31(金) 22:54:55
>>193
聞こえなかったか………他の者も質問があるようなら、後回しにしよう。
とりあえず今回は。

「『基山』、2階はライトで照らさないと確認できないか?
 俺は一度玄関から外を覗いてみる。
 すでに明かりがついてる以上、呼び水にはならないと思うが……確認は必要だろう。
 2階に行く場合は教えてくれ。階段までなら自分の判断でいい。」

『基山』にそう伝え、玄関まで向かう。
ガラス戸だが、こちら側の埃も払えば外の様子は見れないだろうか?
まだ開けないが、何かの気配を感じたら扉から離れたい。

195基山『ルナウェイ』:2010/12/31(金) 23:49:29
>>193
「ブッたまげだな・・・・・・
おい、『着物』の資料もあったぜぇぇ〜〜、江戸時代にこの辺の村で着られてたものらしいなぁ〜〜」

全員の方を向いて、資料の内容を知らせる。
そのまま、更に次のガラスケースの資料へと進んでいく。

「しかし・・・・・・あんな着物を着て、素早く崖を上れるもんか?
それとも、江戸時代の奴らは皆サルみてぇな運動神経してたのか?
奴ら以外にも、わけのわからんのが山にいるとは考えたくねぇが・・・・・・・・」

>>194
「いや・・・・・・できなくもねぇが。
確か、灯りはもう点けたんだろ?
俺はまだ、残りの展示品でも見ておくぜ」

196蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/01(土) 00:00:01
>>193
「……耳が遠いのかしら」

……今ミッションの『ホラー』とは、
『周囲の者にとってのボケ老人』を指す、なんてこと……まさかね。


話が通じないので、展示品を見て回る。
『階段』の方向に進みながら進路上にあるものをひとつひとつ見ていく。
説明が書かれているものは、能力を使って視界停止し、よく読む。

197女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/01(土) 17:24:03
>>193
「そんなところに忘れ物を……? 一緒に探しましょうか」

首を傾げた。レジカウンターは、所長が普段から近寄る場所とは思えなかった。

「これからもう一度外に出るならば、人数分の懐中電灯は確保しておきましょう。
売店においてあるかな」

売店から懐中電灯を探して、置いてあれば購入する。

198:2011/01/01(土) 19:55:47
>>194
センターの正面玄関まで戻った貴方は、ガラスドア越しに外の様子を確認した。
薄っすらと埃が付着していたが、見通す事は出来る。
ふと、センターから漏れる明かりに照らされて、貴方達の進んで来た道の方から数人の人影が
近付いて来るのが見えた・・・・・・・・・・・・・・。
筒袖らしき着物を着た数人の男女は、玄関から10メートル程の距離で立ち止まる。
無表情な彼等は、こちらをジッと観察する様に見つめていた。
>>195
壁沿いに辿って行くと、展示品は衣服から農耕器具や日用品に変わって行った。
使い古された『鋤』や『鍬』・・・・・・・・・・・・鍋や茶碗、包丁、タライ、洗濯板などが並ぶ。
年代別に分けられている様子は無かったが、各々の品に使用されていた時期や場所が書かれた
パネルが置かれていた。
さらに先には、大小様々な白黒パネルが貼られており、時代別に人々の暮らしや山野の風景を
確認する事が出来る。
 
ふと、貴方は階段を挟んだ正面玄関の反対側━━━━━━━━━━━━
1階フロアの一番奥まで進んでいる事に気付いた。
階段の裏側には、付近の地形を再現したと思われる大きなジオラマが置かれている。

199:2011/01/01(土) 19:56:08
>>196
台に展示された品々の多くは、先の巻物同様に古い書物の類だった。
どの展示品も判読は難しかったが、添えられた説明書きで大体の内容を知る事が出来る。
青黒い表紙で、紐で紙束を綴じた数冊の本。
山の絵図が描かれた巻物、何かの書状と思われる紙片・・・・・・・・・・・・・
どれも周辺に分布していた村々のもので、当時の様子を窺い知る事の出来る史料だった。
>>197
売店に懐中電灯は無く、代用品になりそうなものも見当たらない。
貴方が協力を申し出ると、『古雲』は頭を上げた。
 
「自宅の蔵の『鍵』でね・・・・・・・・・・・・・丁度、これくらいの大きさなんだが・・・・・・・・・」
 
そう言いながら、彼は指で5センチ程の間隔を空けて見せる。
 
「もしかしたら、懐中電灯は裏手にあるかも知れません。
良ければ、懐中電灯を持って来る間に、『鍵』を探しておいて貰えませんか?
レジで売上げを確認した時に、置いた記憶があるんだが・・・・・・・・・・・・・・
いや、ジオラマの整備をした時だったか・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
『古雲』は、周囲をキョロキョロと見回しながら、小声で呟き始めた。

200女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/01(土) 23:12:19
>>199
「いいえ。一人で動くのは危険です。目の届く範囲ならともかく裏手まで行くというのであれば、
私も一緒に付いて行きましょう」

キッパリと答える。それから他のメンバーに聞こえるように言う。

「……私と古雲さんは、これから裏手のほうまで懐中電灯を探しに行ってきます!
もしよければ、古雲さんの『鍵』を探してみてくれませんか。最初に言っていた、彼の忘れ物です。
大きさは5cm程で、たぶん、レジの辺りかジオラマの辺りでなくしてしまったらしいです」

201流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/03(月) 20:34:34
>>198-200
観察を続けてみる。
数人の動きは目にはっきりと見えるものだったか?歩く動きなどだ。
それと服装以外の髪型や背丈・年齢、履物……これらをチェックしたい。
先ほどの祭りのように江戸を思わせる姿なら我々とは大分違うはずだ。

全員に聞こえるように言う。

「……おい、外に連中が居る。
 数人だ……まだ増えるかはわからないが、10メートル程度の距離で立ち止まっている。
 こちらを観察しているのか……?」

「『女ヶ沢』、裏手は内部から行けるのか?
 一人でも問題ないならいいが………いや、それは他の者の判断に任せよう。
 それとここに『車』の有無があるかどうか彼に聞いておいて欲しい。
 麓まで行くのに乗り物はあったほうがいい。」

202蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/03(月) 20:59:14
>>199
『何かの書状と思われる紙片』の説明書きを読む。
それを選んだ理由には特に根拠はないが……何かありそうに思った。

>>200
聞いた。リアクションは特にしない。

>>201
「なんですって……やはりここで夜を明かさせてはもらえそうにないわね。
それにしても一気に仕掛けてこないのは『奇妙』ね。
彼らには何らかの『ルール』があると見るべきだわ」

それが何か、事前に知ることができるかどうかが生死を分ける、そんな気がした……

203基山『ルナウェイ』:2011/01/03(月) 22:17:11
>>198 >>201
「何ィィ〜〜ッ! 居るだと? マジか!
俺もそっちに行くぜ!」

ジオラマの脇を通り、入り口の方へ戻っていく。
途中、女ヶ沢の言葉を聞いて、ジオラマの辺りを見て『鍵』があるか確認する。

「連中、2階から入ってきたりしねぇよなぁ〜〜。
流蔵、なんか喋りかけてみろよ、奴らによぉ」

鍵を探した後、入り口へ向かうのを思いなおして、
階段の手前で立ち止まり、階段の奥、二階の方を見上げながら流蔵に言う。

204:2011/01/04(火) 04:20:52
>>200
「では、ジオラマの方を探してみようか・・・・・・・・・・・・。
周辺の山を模型にしたんですが、なかなか良い出来ですよ。」
 
『古雲』は、そう言いながらレジカウンターから出て来た。
>>201
貴方が見ているのを知ってか知らずか、人々は微動だにせず立っている。
髪型は、どこか古めかしい・・・・・・・・・・・・・少なくとも、現代的なヘアーファッションの者はいない。
ハゲもいない。
180センチを越える体格の者は見当たらず、総じて小柄という印象だ。
足元に目を凝らすと、草履を履いている者がチラホラと確認出来る。
年齢は様々な様だったが、子供や老人の姿は見受けられない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>202
貴方は、展示品の一つに目を向けた。
『槌谷村百姓訴状』と書かれた書状は、村人が慶俊という僧に頼んで書いた訴状らしい。
江戸時代中期の飢饉に前後して書かれたもので、年貢の免除や減税を請う内容だった。
説明書きに内容の訳文は無かったが、周辺の村々が連名したとも書かれている。
>>203
ジオラマ周辺を見回したが、それらしいものは特に見当たらない。
貴方は、階段の上を見上げると、誰もいない事を改めて確認した。

205女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/04(火) 21:02:12
>>204
「……人影に見つからずに、懐中電灯を取りに行けるでしょうか。
それと、流蔵さんが訊ねていましたが、駐車場に自動車を残していたりは、……しませんか?」

一緒にジオラマまで歩く。基山と鉢合わせるだろう。

「ジオラマでは鍵は見つからないようです」

206基山『ルナウェイ』:2011/01/04(火) 21:37:05
>>204
「ま、崖と建物は違うか・・・・・・・・・
おお、ここには無いみてぇだなぁ〜〜。鍵はよぉ」

女ヶ沢に言う。
2階を見てひとまず安心し、ジオラマの方に目をやる。
時折、入り口の方の動きを確認しながら、ジオラマを観察する。
この付近のだいたいの全体像を把握しておく。
また、今まで通ってきた道をなぞるように確認する。

207蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/04(火) 21:46:04
>>
「これは関係なさそうね……」

続いて、『山の絵図が描かれた巻物』の解説文を読む。

また、ふと思いついて『巻物』自体も確認したい。
そこに描かれている、当時のものであろう絵図では
私たちがさっき通った道、そしてそこに現れたあの『崖』の付近が
今とは違う地形になっていたりしないだろうか……?

208流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/05(水) 21:50:59
>>204
今はもう少し見張り役を続けよう。

「小柄な連中だが……子供や老人は居ない。
 服装や髪型もかなり古めかしい……明治以前という感じだ。
 イタズラの範疇はとっくに超えているが……この寒空の中、草履を履いてるのも奇妙だ。
 目的があってああいう格好をしていても、この寒さは厳しいはずだ。」

「動かないが……こちらに気付いてないのか、待ち構えてるのかわからない。
 人数が増えてないのは幸いだが、何を考えているのかは読めない。
 声をかけてみるべきだと思うか?ドアはまだ開けないほうがいいと個人的には考えてるが……」

『基山』にそう答えつつ、今居る出入り口の側に『電灯のスイッチ』がないか確認したい。
ここが玄関ならば、外側の外灯や玄関の外側を照らす電球用のスイッチが側にあるはず。
(最初は電気が止まっていたため使わなかったか、外用のはつけなかったかだと判断する)
あまり視線を逸らさずそれを探せれば、外を見ながら『スイッチ』を2〜3度操作してみたい。
意思のある人間なら、突然『光』が点滅すれば、何かと『そこを見てしまう』だろう。その反応はあるかどうか。
こちら側は光源であり、そして月灯りもあるので暗さで見えなくなることはないだろう。

それと、見える範囲で人数が増えてないかどうかは、動きと同じく気にしていたい。

209:2011/01/06(木) 02:29:58
>>205-206
階段の前に立っていた『基山』の元へ、『女ヶ沢』と『古雲』が合流する。
ジオラマは階段の裏にある為、玄関側からは死角になっていて確認が出来ない。
 
「此処の職員は、ほとんどがバス通勤でね・・・・・・・・・・・・・自動車は、無いと思うよ。」
 
『女ヶ沢』の問い掛けに、『古雲』が答えた。
1階フロアは、ほぼ中心に階段があるだけで、確たる通路や通り道は無い。
展示品の台と台との間が、それに近いと言えるかも知れないが・・・・・・・・・・・・・・
 
3人は、ジオラマに目を向けた。
鍵らしきものは特に見当たらず、4つの山と思われる隆起した地形の周囲に、ポツポツと
家屋のミニチュアらしきものが設置されている。
舗装された道路が無い事から、現在の地形とは違うらしい事も分かった。
>>207
『三笠山風景之図』
 
説明書きと巻物には、そう書かれている。
巻物に書かれた絵図は、どうやら貴方達のいる山に舗装道路が通る遥か以前の風景らしい。
当然、郷土センターも無く、崖の位置どころか現在地を特定する事も出来ない。
>>208
玄関の内側に電灯のスイッチらしきものは無く、外側にも特に見当たらない様だった。
しばらくすると、人々が横に広がる様に歩き始める・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まるで、センターを取り囲もうとするかの様だったが、人数が増えた様子は無い。

210蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/06(木) 23:06:53
>>209
舗装道路のない山の風景画を見て思う。

「……どうして気付かなかったのかしら。
『舗装道路』は当然、山肌を掘削して敷いたもの。
もし山がそれ以前の状態に戻れば……そしてそれが部分的なものなら……
かつてそこにあった『山の土』が、そこに『まるで外した模型のパーツを戻したように』出現したのなら……
さっきの状況は説明可能だわ」

だが、どうやって?
それを推理するには情報が足りない……そもそも単なる『勘』で、当たっているかどうかすら定かでない。


とりあえず。
まだ状況が許すようなので、『青黒い表紙で、紐で紙束を綴じた数冊の本』についても詳しく見る。

211女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/08(土) 00:17:02
>>209
「さきほど聞いた、お、おい……、なんとか祭りの頃のジオラマでしょうか……。
切り拓かれた道のうえを、走っていくものなのかなと、思っていたんですが違うんですね。
本当に、ただの深い山の中を手探りで降りていくんだ……、遭難する人も、出るでしょうに」

古雲に話かけながら壁のほうに目を遣る。
建物のこちら側にも、ガラス窓はあるだろうか。外の様子は、見えるだろうか。
それから、今まで古雲と、直接手を触れたことがあったか、思い出してみたい。

「懐中電灯のある裏手には、どのようにして向かえばいいのですか?」

212基山『ルナウェイ』:2011/01/08(土) 00:18:50
>>209-210
「いや、オメーそりゃあ気付かねぇ〜〜だろ。
だがその可能性はありそうだなぁ、スタンド能力って考えるならよぉ〜〜」

蔦屋に答える。
ジオラマや他の資料の確認は蔦屋に任せ、入り口の流蔵の方へ近寄っていく。

>>208
「道路を塞いだ『崖』は、過去の『山』の一部かも、だとよ。
確かにドアは開けない方がいいかもなぁ〜〜〜、エド時代の人間なら話も通じねぇしよぉ。
奴ら、何を狙ってるんだ? 俺らとナントカ祭りをする気か?」

外の様子を見つつ、『ルナウェイ』を発現する。

「山の『気配』も、あいつらかな・・・・・・・・・」

213流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/08(土) 01:02:31
>>209-212
「おい……連中……距離こそ詰めてこないが……
 広がりだしたようだ……囲むつもりかもしれないが……なぜだ?
 何度もチャンスはあったが、『すぐに襲ってはこなかった』。
 何か『儀式』的な意味でもあるのか?ならば『馬場』はなぜ襲われた?」

「過去の山が来た……だとすればなぜ『この建物』は『古く』なっている?
 我々は外から来たため例外だとして……建物が劣化した理由が図りかねる。
 一度過去に飛んで時間が経過し戻ってきたとでも言うのか?
 『連中のルール』と『時間の矛盾』……この2つが謎のネックだ……。」

『基山』が辿りつくまで外の見張りを続行しつつ、
ふと腕時計を確認してみたい。携帯でもいいが……時間の経過そして進む速度は通常の感覚通りだろうか?

214:2011/01/09(日) 02:56:45
>>210
『菜谷村日記』と題された本は、全部で10冊あった。
全て同じ色形だったが、表紙に文字の書かれた貼り紙があり、各巻数が分かる。
説明書きによると、三笠山麓にあった菜谷村村長の日記らしい。
村長の五兵衛が、明和3年(1766年)〜寛政9年(1797年)まで書いたものだった。
 
『(一部抜粋)
「食い扶持を求めた人々の屍が、峠を埋め尽くす有り様である。
我が村に余剰の備蓄無く、涙を飲んで追い返す他無し。
大沢、駒川では、人が人を喰う地獄と聞き及んでいる。」
 
天明の大飢饉は、三笠山周辺の村々でも大量の餓死者を出している。
菜谷村は、五兵衛が飢饉に備えた倹約策を実施していた為、辛くも食べ繋ぐだけの食糧は確保された。
だが、近隣の村々からの流民が相次ぎ、一握の米を巡って殺し合いに発展する事も少なくなかった。
 
日記は、翌日が『追立祭』である旨を記した所で、ポツリと途切れている。
五兵衛の没年であるのかどうか、その記録は残っていない。』

215:2011/01/09(日) 02:57:16
>>211
正面玄関の反対側にも窓は無く、外の様子は分からない。
 
「『追立祭』ですか・・・・・・・・・・我々も色々と調べたんですが、あまり記録が残っていないんですよ。」
 
『古雲』は、そう言いながら壁の方へと進んで行った。
ガラス張りの展示ケースが途切れた一部で、よく見ると壁と同化した色のドアがある事に気付く。
『古雲』が、収納式になっているドアの取っ手を引くと、ドアは音も無く開いた。
>>212-213
『基山』が玄関前にいる『流蔵』の方へ近付くと、『流蔵』は腕時計見ていた。
針の進むスピードや、現在時刻に目立った変化は感じられない・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

216蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/09(日) 03:30:42
>>214
「大飢饉と、それが原因の流民により食糧を巡って殺し合いが起こった時代……か」


「そんな時代に書かれた村長の日記が、『追立祭前日』で終わってるみたいよ。
なんでかはわからないけど、その年の祭でろくでもないことがあったと想像するには十分よね……。
……さっきあった『訴状』もこの飢饉の関連ね。ひょっとすると『彼ら』は
『餓死者の幽霊』か何かだったりするのかしら」


皆に聞こえるように言う。


「そっちの『ジオラマ』も一応見ておこうかしら」

『女ヶ沢』と『古雲』の方へ移動する。
ジオラマも見たいが、彼らと合流することも目的だ。

217流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/09(日) 22:23:17
>>212 >>216
「『基山』……少し調べたいことができた。
 見張りを変わってくれ……直接的な攻撃はしないほうがいいと思うが、
 君の能力なら俺と違い、離れた位置に何かをすることが可能だろう。」

『基山』にそう告げ、足速に『古雲』の位置まで向かう。
今ならまだ『女ヶ沢』に声が届く位置だったので見失わず行けるだろう。
見つけたら呼び止めて、移動される前に2つだけ聞きたい。

「『古雲』氏、少しだけ確認しておきたいことがある。
 どちらも施設なら置いてあると思うが……『冷蔵庫』と『パソコン』は
 どこにある?前者は食料品であれば菓子棚とかの位置でもいい。」

218女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/09(日) 22:59:53
>>215
「……今度は、祭りだけでなく、飢饉のほうの資料も知りたくなってきますね。
……そういえば、ここには麓の宿屋の資料もあったと思います。
怪しい携帯電話から出てきた、唯一の手がかりです。出来れば、探していただけませんか」

こちらに向かってくる蔦屋に振り返って話しかける。
蔦屋が携帯電話のアドレス帳を読み上げたとき、既に合流していたのなら、
『三笠屋』の話も耳に入っているはずだ。

「ッと。ああんっ、もうっ。一人で動くなって言ったじゃないですかッ」

古雲を追いかけて肩に手をかけたい。
知らず知らずのうちに自分は、古雲の『護衛と監視』を担うことになっているようだ。
彼がドアをくぐるなら一緒についていく。

219基山『ルナウェイ』:2011/01/09(日) 23:44:58
>>215 >>217
「おお・・・いいぜ。
奴らの動きからして、いきなり扉に殺到してくる可能性は低いだろうからなぁ〜
なに考えてんのかは全くわからねぇが」

流蔵に変わり、外の様子を見張る。
広がって死角に入られる前に、人数を数えておきたい。

(子供はいねぇか・・・・・・さっきの奴はまた別なのか?
ここ、他に『入り口』とかねぇだろうなぁ〜〜? あったらマヌケだぜ)

220:2011/01/10(月) 07:22:32
>>216-218
『古雲』が開いたドアの向こうは、展示フロアに比べると少し薄暗かった。
『女ヶ沢』が呼び止めると、『古雲』は一瞬立ち止まる。
 
「『三笠屋』の資料なら、あの辺がそうですよ。」
 
『古雲』は、ジオラマから少し離れた展示台の1つを指し示した。
『蔦屋』と『流蔵』が駆け寄って来ると、2人は咄嗟に顔を向ける・・・・・・・・・・・・・。
『流蔵』の質問に、『古雲』は続けて答えた。
 
「冷蔵庫は、1階の事務所と・・・・・・・・・・・2階にもあるはずだな。
パソコンは、何人か持ち込んでるとは思いますが、常設のものは無いんですよ。」
>>219
玄関の外には、10人前後の人影が確認出来る。
どうやら、貴方達の来た坂道から上って来る者もいるらしく、人数は少しずつ増えている様だった。

221基山『ルナウェイ』:2011/01/10(月) 22:38:29
>>216-217 >>220
「『幽霊』ィ〜〜〜? マジで言ってんのかぁ〜?
食い物供えて成仏してもらうってか?」

蔦屋と、流蔵の背中に向かって言う。
ちらっと、外の様子を伺い、増えてくる着物集団を見た。

「おい、後から後から出てくるぜ? 奴らよぉ〜〜
あんまり人数増えたら、俺の『能力』じゃ対処しきれねぇよ。
探し物ならサッサと行ってこいよなぁ〜。心細いよー」

カウンターに凭れ掛かり、外の様子を気にする。
ガラス戸で遮られるかもしれないが、片手に持っていた懐中電灯の光で着物の一人を照らす。

(しかし、実際にやばいのはこいつらじゃあねぇよなぁ〜〜
あの『崖』・・・・・・いや、『地面』か。
あれが蔦屋の言うとおりに『過去』の『山』だとすると、単純な現象として無差別に過去が蘇ってるわけじゃあねえ。
バスを狙って、ピタリ『復元』しやがったんだ。
つまり、そうした『黒幕』がいるんだよなぁぁ〜〜〜、どっかによぉ。そしてそれは奴らじゃねぇ)

(んで、ここがやけに『古くなってる』のも『過去を復元する』とは違うよなぁ〜。マジで謎だぜ。
外灯がぶっ壊れてたのも、『古くなった』からか?
ガードレールとかも、よく見ときゃ良かったなぁ)

222蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/10(月) 23:14:59
>>218>>220
「ああ、そういえばそうね。見てみるわ」

『三笠屋』については忘れていたわけではないが
『古雲』さんの会話を聞く限りでは単なる『旅館』であり、
事件の真相と直接の関係は無さそうに感じていたので、この場での優先度は低かった。
だが、意外な事実が見つかるということも有り得る。
『古雲』さんに示された展示台へ向かい、資料を探して読んでみる。

223流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/11(火) 11:09:07
>>220
「……今聞こえた『三笠屋』という名は拾った携帯にあったな。
 あれは『崖の外側』に落ちていたが……いや、まずは推測より確認を優先しよう。
 俺は2階を調べてみよう。鍵もあるかどうか見てはおく。
 まだ誰も調べてないなら……一挙両得だ……。」

得だけであればいいがな……。
2階も電気はついていたはず。そして食堂で誰もまだ上がってなかったはずだ。
階段に行く途中、施設の『案内板』があれば見ておきたい。
なければ受付付近に『パンフレット』があるはずなのでそれを手に取り階段に行く途中で確認する。
センター内の「出入口」の数や2階からこの階段への経路以外の確認を行う。
確認後は2階にあがる。窓から見える景色と2階全体に警戒はしておく。

224女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/11(火) 23:03:56
>>220
「なるべく速くここを出たほうがよさそうですね……」

古雲についていく。

225:2011/01/15(土) 03:41:42
>>221
ガラス越しに懐中電灯を向けると、外に立っている1人の男性が照らされた。
男性は、小柄で少し痩せていたが、弱々しい印象は受けない。
光に照らされて動じた様子は無く、こちらをジッと見つめていた・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>222
『古雲』の指し示した台に向かうと、古びた書状が2枚展示されている。
それらの横には、他に白黒の写真が1枚あり、『三笠屋』と書かれた木製の看板が掲げられた
建物が映っていた。
説明書きによると、2枚の書状は明治初期に書かれたものらしい。
題名は見当たらず、どちらも山麓に点在していた村々が寄り集まり、町となった事を報告する
内容である事だけが記されていた。
写真は、町の誕生と同時期に創業を開始した『三笠屋旅館』を写したものだった。
創業者は、三笠村村長である後藤亥兵衛の弟・寅之介。
兄の亥兵衛は、初代町長になったらしい。

226:2011/01/15(土) 03:42:26
>>223
受付のカウンターまでパンフレットを取りに戻ると、『基山』が外を懐中電灯で照らしていた。
貴方は、パンフレットを1枚手に取り、再び階段の方へと戻る・・・・・・・・・・・・・・・。
階段を上りながら目を通したパンフレットは、大半が変色しており、文字は全体的に滲んでいた。
見取り図らしき図も無く、ほとんど判読する事は難しい。
 
階段中程から1階フロアを見渡すと、『古雲』と『女ヶ沢』が壁の一部を開けて奥へ入って行く。
玄関以外に出入口は見当たらず、2人の入って行った場所以外に非常ドアの類も見当たらない。
>>224
『古雲』に続いてドアの先へ進むと、通路が左右に伸びていた。
どちらも内側へ緩やかなカーブを描いており、グリーンの床材は靴底にフィットして滑り難い。
 
「いや、此処にいた方がいい・・・・・・・・・・・・・・私は、朝まで此処にいるつもりです。
ベッドはありませんが、良ければ皆さんもいるといい。」
 
彼は、そう言いながら通路を右へと進み始めた・・・・・・・・・・・・・。
5メートル程進むと、突き当たりの壁にドアが1つあり、『古雲』は躊躇せずにドアを開く。
 
「ここが『事務所』です。」

227女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/16(日) 17:46:08
>>226
「ですが、取り囲まれています……。今は大丈夫ですけれど、もし襲いかかってきたりしたら。
あ。それ以前に『郷土センター』から下山は可能なのでしょうか……それを最初に聞いていませんでした」

歩いてきた通路は、建物の外壁の中だろう。脆くなっている壁だ。いざとなればスタンドで壊せる。
古雲の後ろに立って、付かず離れず行動する。

228蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/16(日) 18:04:51
>>225
「……うーん。普通の旅館の普通の資料よねえ」

槌谷村、菜谷村、大沢、駒川、そして三笠山に三笠村……
いくつかの地名が出てきたが、実際の位置関係がわからないこともあり
どうもピンと来ない。そもそもこの山が『三笠山』なのか?
改めて『ジオラマ』に歩み寄り、これらの地名を確認してみるが……

>>227
「囲まれている……ね。
それ自体が、何らかの儀式でなければいいけど。『かごめかごめ』の歌みたいに」

事務室に向かう通路上にいるなら、二人の会話はまだ聞こえる距離だろう。
それを受けて、誰にということもなく発言する。

229基山『ルナウェイ』:2011/01/16(日) 23:51:09
>>225 >>228
「囲む・・・・・・囲むか。
いや、待てよ・・・・・・・・・」

蔦屋の独り言を聞いて、
外を見て着物の人影がどの程度広がったかを確認する。

「これは俺の考え違いかもしれねえが、もしそうならかなりやべえ・・・・・・
奴らに『囲ませる』のは危険だッ! 馬場が消えた時、奴は『囲まれて』た!
『儀式』か、それとも何らかの『スタンド能力』かは知らねぇが、可能性はある!
蔦屋! 女ヶ沢と古雲さんを呼び戻せ! 危険だが、場合によっちゃあ強行突破した方がマシかも知れねぇぜッ」

古雲達が入ったドアに近い蔦屋に指示する。
その声は階段途中の流蔵にも聞こえるだろう。
もし戻ってこなさそうなら、ドアを離れて階段付近までいって声を掛けたい。

230流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/17(月) 13:06:06
>>229
位置関係的に『基山』の叫び声も聞こえるだろう。
こちらも階段上を見ながら叫び返す。その声は『蔦屋』にも届くように。

「………一理ある。だがどうする?
 車もない今、我々の能力だけで麓まで強行突破するには……連中の情報が足りていない。
 『基山』、君のスタンドなら接近せず奴らの足などを攻撃することもできるだろう。
 何が刺激になるかはわからないが、確かに囲まれるのはまずい予感もする。
 判断は君に任せる!
 あるいは本当に過去の住人だと言うなら、『蔦屋』が調べた情報の中で
 話し合いに使えそうな用語などはないか?」

>>225
告げた後、一旦は階段の上まで駆け上り、2階全体を見渡したい。
ここまで来たなら、侵入されていないかの確認と『古雲の探し物』(なくてもいいと言えるが)
ぐらいはパッと見ておいたほうがいい。侵入者の可能性を考慮して無論警戒は怠らない。
電気はついているので上って全体は見渡せるだろう。

231:2011/01/17(月) 22:25:04
>>227
「道路を辿って行けば、山麓の町まで続いているんだが━━━━━━━━━━━」
 
『古雲』は、事務所の机や棚の引き出しを開けながら、話を始めた。
 
「それでも、たっぷり1時間は掛かるだろうね。
私の様な老人には、無理な話だよ。
それでも、今は道路も舗装されているから、昔に比べれば随分と楽なんだろうが・・・・・・・・・・・・・」
 
言葉を止めた『古雲』の手には、引き出しから取り出した懐中電灯がある。
ライト部分がDVD程のサイズで、電球タイプの大きな代物だった。
 
「下りるんなら、持って行きなさい。」
 
そう言って、彼は貴方に懐中電灯を差し出す。

232:2011/01/17(月) 22:25:33
>>228
すでに展示フロアから消えた『女ヶ沢』と『古雲』に、貴方の声が届いているとは考え難い。
静まり返ったフロア内では、玄関近くの『基山』や階段の上の『流蔵』の耳にも聞こえるだろう。
同様に、『基山』と『流蔵』の声も聞き取れる。
 
ジオラマに近付くと、君は所々にある札に着目した。
それが各所の名前を表している事は、容易に分かる・・・・・・・・・・・・・。
山は、左から『三笠山』『笠輪岳』『蔵岳』『熊ヶ岳』の4つが並んでおり、これらがジオラマの
大部分を形成していると言っても良い。
さらに、山々の麓には、9つの村が点在していた。
『三笠村』の左には、『三笠村』と『湯越村』・・・・・・・・・・・・・・・・・『槌谷村』『菜谷村』の2村は、
『笠輪岳』との間に位置する。
その『笠輪岳』と『蔵岳』の間には、『楢淵村』と『徳利村』。
『蔵岳』と『熊ヶ岳』の間に村は無く、『熊ヶ岳』の右に『大沢村』『駒川村』『渡谷村』。
山と村以外には、河川や峠を示す札がある。
>>229
外の人々は、各々が適当な間隔を空けて立っていた。
こちらをジッと見つめている様子は変わらなかったが、固まっていた群れが少し広がっている。

233:2011/01/17(月) 22:26:07
>>230
2階に上ると、階段から2メートル程前方にある案内図の様なものに目が止まった。
どうやら、2階にある飲食店の案内らしい。
『蕎麦処 ちゅるり』『和食 花水』『山のレストラン』━━━━━━━━━━━━━
見渡すと、ワンフロアを3つの店舗が仕切りで分けた造りになっている事も分かる。
案内図の向こう側にあるのは、『和食 花水』。
階段の左右は、円テーブルと椅子、ドリンクの自動販売機があるだけの休憩スペースになっており、
窓から周囲の山々が見渡せる様になっていた。
残る2つの店は、階段の反対側へ回り込んだ所に並んでいる。
どの店も営業している様子は無く、人の気配も感じられない・・・・・・・・・・・・・・・・。
入り口にドアなど無い為、店内の様子を覗き見る事は出来たし、恐らく入る事も出来るだろう。
今の所、『古雲』の忘れ物は見当たらない。

234女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/18(火) 21:08:13
>>231
古雲の発言をうけて、改めて、彼が杖をついていたことを思い出した。

「確かに。一時間の下山は過酷かもしれません」

いちおう、うなずいてみるものも、老人をひとり廃墟にのこしておくのも忍びない。
彼の処遇については、他のメンバーとも相談して決めないといけないだろう。

懐中電灯は人数分あるのなら、もらっておく。
『事務室』には他に何がありそうなのか、念のために、ざっと見ておきたい。

「他に用事がないのなら、戻りましょう」

235流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/19(水) 15:57:03
>>233
『基山』の考えは共感できるが、今すぐの強行突破は否決したい。
それよりも一つでも多く、推理材料を調べ……可能なら謎を解く準備は必要だ。
食堂に来た理由は3つ。
 ・『水の供給状況の確認』
 ・『食料品の腐敗状況の確認』(腐敗してないなら確保)
 ・『古雲の忘れものを含む役立つもの確認と……確保』
敵が居ないかどうかも確認用件の一つではあるが。
俺と『蔦屋』は中距離以上を攻撃できない。
戦わないにしても防衛手段として『手に入れておいて損はない』。
武器はなくとも使える道具はあるかもしれない。(展示物は古雲が怒るだろうが)

(気配はしない……警戒は怠るつもりはないが、
 やつらはやはり現時点では建物内部に入るつもりはない……か?
 仮に飢饉に関係してるなら侵入してここを漁っていてもよさそうだが、
 生者の理屈は当てはまらないとみるべきか。)

『和食 花水』に入り厨房まで入る。ドアがあっても壊して入るとしよう。
気配以外にも目や耳で敵の有無は意識しておきたいが……
特別ないなら止まらずどんどん動きたい。
まずは『水道水』が出るかどうかの確認。続けて『冷蔵庫内部』と『棚』を見て、
食料品を見たい。賞味期限の早い卵・野菜・パン類はないと思うが、営業してる以上、
1週間以上保存のきくものは何かはず。調味料・食用油・チーズ・バター・酒・米あたりだ。
見た目以外にも、匂いまたは虫喰いや害虫の有無も数々の情報を得れるだろう。

(建物の外やパンフレットが劣化、変色していた。
 これは少なくとも1〜2年の経過で起こるものではない。
 米や酒は4〜5年放置していても変化はしないが……
 仮に50年、100年なら?
 腐敗が0なら連中に施しをしてもいいところだがな……)

236流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/19(水) 16:24:39
>>235追記
冷蔵庫を開ける際だけは、鼻をつまみ息を止めてから開きたい。

237蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/19(水) 20:15:55
>>229
「私も一刻も早くこの『祭』から『下山』したほうがいいとは思うけど……
だからといって勝算のある策もなしに飛び出していくのはあまり賛成できないわ。
私たちはまだ敵を知らなすぎる……猶予をくれるうちは、ここで出来ることをした方がいい気がするわ」

>>232
「なるほど……『三笠村』が『三笠山』の麓にあって、
『三笠村』に『三笠屋』がある。
そして、私たちがいるこの山の麓に『三笠屋』があるわけだから……
この山は『三笠山』で決まりね」

能力を使用して視界を停止し、『三笠山』の構造をつぶさに観察する。
『現在位置』がわからないのがネックだが……
まず神社や大きな家屋、遺跡のようなものが三笠山のジオラマ上に存在しないか探す。
もしかしたらこの『郷土センター』は、そういったものの跡地が空いていたので建てたかもしれないからだ。
単なる当てずっぽうだが、なんのいわれもない山野を切り拓いて建てたというよりも自然に思える。

次に『川』が三笠山に流れているのなら、その様相を確認する。
自動車がない場合……『水路』を活用するという方法が考えられる。
船の確保は未知数だが、パワー型のスタンドで木を伐って筏を作ればいけるかもしれない。
徒歩で下山するよりは早いはずだ。

238基山『ルナウェイ』:2011/01/19(水) 23:20:44
>>232 >>237
「うーむ、そういうもんかぁ?
ただ・・・・・・奴ら、大急ぎで取り囲もうとしてるって感じじゃねえんだよなぁ。
その点、俺の考えは外れなのかもしれん」

少し広がっている程度なら、この『郷土センター』を取り囲もうとする動きではないのだろうか。
ガラス戸に近づいて左右を見て、死角に入り込んでいないか確認する。
また、集まっている人影をライトで照らし、何か喋っていないかを見てみたい。

239:2011/01/20(木) 02:34:11
>>234
渡された懐中電灯は、1つ・・・・・・・・・・・・・・・探しても、それ以上は見つからない。
事務所の中央には、4つの机が2つずつ向かい合わせに置かれ、壁沿いには棚が並んでいる。
各机の上には、本来白かったであろう赤茶けたプッシュホン式の電話が置かれ、変色した書類や
ファイルケースの並んだブックスタンド、ボールペンなどが入った筆立てもあった。
貴方達の入って来たドアを正面に見て左側には、シンク台も設置されている。
ポットや水差し、マグカップが並んでおり、コーヒーや緑茶のティーパックも揃えてあった。
『古雲』は、電話の受話器を取って何度かボタンを押していたが、すぐに諦めた様子で受話器を
元に戻すと、おもむろに椅子を引いて座り込む・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「少し疲れたから、しばらく休んでから行こう。」
 
『古雲』は、自分の腿をトントンと数回叩きながら言った。

240:2011/01/20(木) 02:34:48
>>235-236
貴方は、『和食 花水』と書かれた布製の立て看板を横目に、店の中へと足を踏み入れる。
4人程が座れる四角いテーブル席が整然と並んだ店内は、やはり無人だった。
小さな暖簾の掛かった吹き抜けの先へ進むと、その奥は厨房になっている。
調理器具は、片付けられた状態のまま変色しており、経年の劣化が見て分かった・・・・・・・・・・・・・。
蛇口を捻ったが、どの蛇口からも水は一滴も出ない。
 
『ガパァッ』
 
調理場の大型冷蔵庫を開くと、中には何も入っていなかった。
さらに、棚や引き出しを隅々まで調べたが、調味料一つ見つからない。
>>237
さらにジオラマを観察したが、山麓の村以外に建物らしきものは見当たらない。
山々には、細い山道もあったが、所々で途切れている箇所も目立ち、実際の地形を忠実に再現しているか
どうかは疑わしかった。
『三笠山』の中腹辺りに流れる川も、途中で途切れている。
だが、麓には渓谷らしきものがある為、そこへ流れ込んでいるのかも知れない。
観察を続けて分かった事は、ジオラマだけを見ても正確な地形かどうか判断しかねるという事だ。
>>238
正面玄関の左右に目を凝らすと、センターの敷地と思われる芝の上にポツポツと人影が確認出来る。
つまり、玄関の前だけに集まっている訳では無いらしい・・・・・・・・・・・・・・・・。
或いは、すでにセンターを取り囲んでいるのかも知れない。
人影を照らしたが、誰もが無表情で会話をしている様子も見受けられなかった。

241流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/20(木) 11:15:35
>>240
『フライパン』一つと、調理器具があるなら恐らくあるであろう『チャッカマン』を一つ手に入れる。
劣化しているだろうが、チャッカマンは使えるかどうか試したい。(使える上あるなら最大3本まで手に入れたい)
また、『埃』の積もり具合はどうだろうか?
2階フロア全体もそうだが、厨房の水場付近に埃は積もっているだろうか?
埃が周囲に舞い過ぎて危ない状態にないなら、ガスコンロも火がつくか確認してみる。使えないとは思うが。

「……妙だな。器具は揃っているのに調味料一つない……。
 食材は期限を考慮し入れておかないにしても、砂糖や塩は置いておくはずだ。
 荒らされた形跡もないが……ここ自体まだオープン前だったのか?」

古雲の鍵もざっと見渡してないだろう。
確認後、休憩スペースのある『自動販売機』の位置まで行く。
コンセントさえ入っていれば、電気は供給されており電源は基本入ったままだと思うので、
缶かペットボトルの飲み物を2種類ほど購入したい。(小銭は持っている)
オレンジジュースなど『糖分の高いもの』と、コーラなどの『炭酸飲料』がいい。

242女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/21(金) 22:28:14
>>239
「振りまわしてしまっているようで申し訳ありません。あの……もしよろしければ、
麓までの道のりを、おおまかでいいので、書いていただけると助かります」

自分の持ち物からメモ帳とボールペンを差し出す。
椅子がキャスター付きのものか確認しておきたい。
書類は色あせて読めないだろう。怪現象に関係があるとも思えない。
そして今更ながら、古雲の杖が、いわゆる視覚障害者用の白杖なのか見ておきたい。

243基山『ルナウェイ』:2011/01/21(金) 23:39:23
>>240
「人間じゃねえみたいに見えるな・・・・・・・・・
こいつら、何考えてんだ?
ただ、今から囲むのをどうにかしようってのは難しいか」

不気味な人影を眺めながら、全員が戻ってくるのを待つ。

244蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/22(土) 00:57:07
>>240
「『古雲』さんご自慢のジオラマだけど、忠実に地形を再現しているというわけではないようね」

見切りをつけ、自分も2階へ移動。
先程の流蔵の『交渉に使えそうな言葉』という話だったが、
もしも外にいる集団が『かつての飢饉の幽霊など』であるのなら
どのような言葉よりも『食べ物』を用いて交渉を行うことが有効であるに違いない。
2階は『食堂』ということなので、何かあると助かるのだが……そう思いながら、階段を上がる。

245:2011/01/22(土) 02:45:54
>>241
シンク台やガスコンロには、薄っすらと埃が積もっているのが分かる。
厨房の床には、積もった埃の上に貴方の足跡が残っており、棚や調理器具にも埃が付着していた。 
ガスコンロの下にある引き出しを開けると、チャッカマンが無造作に4〜5本入れてある。
だが、どれも火は点かない・・・・・・・・・・・・・・・・。
『古雲』の忘れた鍵らしきものも無く、目を惹くものは何も見当たらない。
 
店を出た貴方は、休憩スペースに足を踏み入れた。
電気は点いており、ミニッツメイドのピンク・グレープフルーツとコカコーラを購入する。
ふと、階段を上って来る『蔦屋』の姿に気付いた。
>>242
事務所の椅子は、どれもキャスターが付いたタイプだった。
『古雲』の杖は、光沢のある黒い木製で、障害者用のものとは異なる。
 
「舗装道路を辿れば、一本道だよ・・・・・・・・・・・・・地図に書くまでも無い。」
 
貴方の差し出したメモ帳を受け取る事無く、『古雲』は言った。
>>243
人影は、大きな動きも無く各々が適当な場所に立ち、センターの方へ視線を向けている。

246:2011/01/22(土) 02:46:35
>>244
2階に上ると、階段から2メートル程前方にある案内図の様なものに目が止まった。
どうやら、2階にある飲食店の案内らしい。
『蕎麦処 ちゅるり』『和食 花水』『山のレストラン』━━━━━━━━━━━━━
見渡すと、ワンフロアを3つの店舗が仕切りで分けた造りになっている事も分かる。
案内図の向こう側にあるのは、『和食 花水』。
階段の左右は、円テーブルと椅子、ドリンクの自動販売機があるだけの休憩スペースになっており、
窓から周囲の山々が見渡せる様になっていた。
左側の休憩スペースには、『流蔵』の姿もあった・・・・・・・・・・・・・・・・。
残る2つの店は、階段の反対側へ回り込んだ所に並んでいる。
どの店も営業している様子は無く、人の気配も感じられない。
入り口にドアなど無い為、店内の様子を覗き見る事は出来たし、恐らく入る事も出来るだろう。

247流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/22(土) 19:14:11
>>245
「……『蔦屋』、そこの奥の和食屋内を見てきたんだが……
 まず水道とガスは使えない。どれも薄っすらと埃が積もっていた。
 だが……米はおろか『調味料一つ見当たらなかった』。
 調理器具は錆びて使いものにならないにしても揃っている……にも関わらずだ。
 実際にここはしばらく閉鎖していたのか?それともオープン前なのか?
 荒らされた形跡はないが……器具が一式揃ってるのに対し食材が一つも見当たらないのは……
 お前はどう考える?」

窓際に近づきながらグレープフルーツジュースの缶を開け、
それを自分にかからないよう床にこぼしてみたい。
まず中身が入ってるかどうか、そしてその状態はどうなっているか?匂いを含め、普通と違うかどうかだ。
さらに、液体のままなら、こぼれた液体は床について特に変化はないかどうか見てみたい。

窓際に異変がないなら、窓の外からセンターの周辺が見れないかも確認してみる。
連中が広範囲を囲みつつあるかどうかだ。上からの別視点でも見ておきたい。

「自販機は使えるようだ……念のため俺はもう一つの店も調べてみたいが、
 お前も別の店を確認するか?他の店なら保存品ぐらいあるかもしれない。本来ならな。」

248蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/23(日) 00:24:59
>>246-247
「あら、どうだった?2階は」

『流蔵』の姿を見つけ、声をかける。

「……なるほど。
さっき貴方が言っていた『交渉に使えそうなもの』という話だけど
外にいるのが『飢饉で死んだ人の霊』とかであるなら、どんな言葉より
『食べ物』が有効な交渉材料になると思ったんだけど……」

『流蔵』が缶を開け、それにすることを見てから

「……そうね。彼らが『物体に時間を経過させる力』があるとして
その能力が、建物などの中にあるものにも有効だとする……
冷蔵庫、レトルトパウチ、缶詰……現代の食品保存技術は
基本的に『密閉』によって成り立っているわ。
彼らの『劣化』が、物体が密閉されていることを無視して進行するのだとしたら
そういった『密閉保存系の食品』は影も形も残らないほど腐敗、どころか風化して無くなる。
そういう可能性もあるけれど……その場合は『容器』や『レトルトの袋』は残るはずよね……」


「私はこっちの『レストラン』を見てみるわ」

『山のレストラン』へ入る。

249基山『ルナウェイ』:2011/01/24(月) 20:05:19
>>245
「動きねえなぁ〜〜。
なんかの絵見てるみてぇな気分だな」

床に座り込み、休憩しながら外を見張る。

(中のことはあいつらに任すかぁ・・・・・・
俺がチョイと目離したスキに動かれても困るしな)

250女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/24(月) 20:38:54
>>226
「少し、外を見てきます」

部屋を出て、通路を走る。
『事務室』とは反対側の行き止まりに部屋があるのか確認したい。

251:2011/01/25(火) 02:47:17
>>247-248
『蔦屋』の前で手にした缶を開けた『流蔵』は、鼻腔を抜けた臭気に思わず嗚咽を漏らした。
缶の中には、固まった泥の様なものが詰まっており、便器の排水管の奥で何年も育まれた汚物を
掻き出して集めた様な悪臭を放っている。
その『距離』━━━━━━━━━━━━━━
手に持った缶から鼻腔までの距離は、限界まで離しても悪臭の到達を逸らすには至らない。
危険を感じた『流蔵』は、反射的に缶を手放した・・・・・・・・・・・・・・・・・。
足元に落ちた缶の中からは、茶褐色のドロリとした内容物が、少しだけ零れ出ていた。
>>247
窓の外からは、センター周囲の敷地が見下ろせる。
ポツポツと散らばって立っている人影は、疎らにセンターを囲んでいる様に見えた。
ふと、視線に気付いたのか、数人が貴方の方を見上げ始める。
>>248
貴方は、『山のレストラン』と書かれた立て看板を横目に、店の中へと足を踏み入れる。
4〜5人程が座れる円テーブル席が整然と並んだ店内は、やはり無人だった。

252:2011/01/25(火) 02:48:44
>>249
『ゴトッ』
 
貴方が座り込もうとした瞬間、展示フロアに小さな物音が響いた。
咄嗟に振り向いたが、フロアに人の気配は無い・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>250
通路を引き返した貴方は、展示フロアに通じるドアの前を横切り、さらに先へと走った。
5メートル程進むと、通路の左側にドアが1つある。
そして、通路を進んだ突き当たりにもドアが1つ。

253流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/25(火) 13:05:08
>>248>>251
「うっ…!これは!
 ………期限のあるものとは言え、ここまで濁るとは。
 1〜2年といった期間じゃない……10年か、あるいはもっと果てしない時間が
 建物全体で経過している。食べ物の残骸すら残らないなら100年単位だ。」

「………そして、おい……いま外を見たが連中に『囲まれつつある』。
 しかもこちらを認識している……それ以上のことはしてこないようだが……嫌な感じだ。
 とりあえず俺ももう一つの店を見てくる。
 食べ物に期待はできないかもしれないが、一応全部見ておこう。
 想像だが……攻撃が苦手なら何か身を守る道具を持っておくといい。
 調理器具や消火器程度ならだいたいすぐ見つかる。
 劣化して使えなくなっていなければだが……鈍器としても使える。それと一応……古雲の鍵もな」

「どのみち、下に降りる前にいったんここで合流しよう。」

建物の外から見ている連中に『こちらを見る』以外の動きや異変がない限り……
『蔦屋』が見えなくなるまでの上記のことを伝え、自分は『蕎麦処 ちゅるり』に入ってみる。
警戒しつつ、やはり食材の有無を確認するつもりだが、今度は『容器』などが残ってないかも確認したい。
ペットボトル入りの飲み水などがあったならば、残留物か容器はあるかもしれない。
あるいはプラスチックのケースや、缶詰、瓶など。瓶があれば手に入れておく。
調べたら今の地点まで戻りたい。(ジュースのこぼれた跡を目印に……液体に変化がなければだが)

254流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/25(火) 13:08:52
>>253
手にもったフライパンとコーラ?の缶はまだ持っておく。
臭いの爆弾のようなものなので、咄嗟に落としたりはしたくないが…。
この後、持ちきれないと判断した場合は『馬場の鞄』にフライパンを挿しておこう。

255女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/25(火) 23:57:08
>>252
「見た目だけじゃあ、なんの部屋かわからない。古雲さんに尋ねたほうが早かったかな」

とりあえず2つともドアを開いてみて、入り口から中のようすを確認する。
室内が暗ければ、貰った懐中電灯を使う。

256基山『ルナウェイ』:2011/01/26(水) 00:40:49
>>252
「・・・・・・なんだ?
誰もいねえみたいだが・・・・・・」

念のため外をもう一度見てから、
少しドアから離れ、ぐるりと見回して室内の『軌道』を確認する。
音の方には何があるだろうか?

(上は『レストラン』だったな・・・・・・・・
あいつらが、何かやってんのかな)

257蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/26(水) 20:22:23
>>251
「これはひどいわね……」

缶ジュースの惨状を見て思わず声が漏れる。

それから流蔵の語る話に頷き、『山のレストラン』のへ入っていく。
食堂部分の確認はそこそこに済ませ、厨房へ向かう。
『冷蔵庫』や棚類に食品が存在しないかと、調理器具の存在を確認する。

258:2011/01/27(木) 04:35:43
>>253-254
『蔦屋』が『山のレストラン』に入るのを見送り、『蕎麦処 ちゅるり』に向かった。
3つの店の中で、唯一店頭にガラス棚が置かれており、中にはメニューのディスプレイが並ぶ。
平凡な蕎麦屋のメニューが並ぶ中、『三笠蕎麦セット』と称するメニューが目立っていた。
ざる蕎麦と山菜の丼に、蕎麦の入っていない鴨南蛮・・・・・・・・・・・・・所謂、『鴨抜き』らしきものが
セットになったもので、価格は1200円。
貴方は、それを横目に店の中へと入って行った。
 
『ドドドドドドドドドドド』
 
店内には、4人掛けの四角いテーブルが幾つか並び、5〜6人が座れるカウンター席もある。
厨房に入ると、やはり劣化した調理器具だけが並び、食材の類は痕跡すら見当たらない。
>>255
通路沿いにあるドアを開くと、狭い階段が上下に伸びている・・・・・・・・・・・・・・・・・。
どちらの階段も10段程で踊り場を折り返し、さらに続いていた。
突き当りにあるドアは、施鍵されていたが、内側から簡単に開ける事が出来る。

259:2011/01/27(木) 04:36:25
>>256
外の様子を確認してから、改めて展示フロアを見渡す。
『軌道』は確認出来なかったが、目を凝らすと階段手前にある展示台の1つの下に、白っぽい
物体が落ちている事に気付いた。
>>257
厨房と思われる吹き抜けの奥へ入って行った貴方は、周囲を見回した。
劣化した調理器具が並び、食材の類が見当たらない様子は、『流蔵』の話と同じらしい。
唯一違ったのは、厨房の片隅に落ちている『ICレコーダー』だった・・・・・・・・・・・・・・。
便壷に落とした様に汚れており、まだ作動するかどうかは疑わしい。

260流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/27(木) 16:58:01
>>258
「やはり保存品は愚か、真空パックや空き瓶すらない……。
 ここは元々開いていなかったのか?閉店していれば調理器具もないはずだ。
 あるいは……誰かが食材に関わるものを全て取り除いた……荒らさずにか?
 連中ならもっと荒れていてもおかしくない気はする。」

ディスプレイ内にあるメニューの模造品は比較的劣化してないだろうか?

「ここの名物か……鴨南蛮は広まったのは明治あたりか?
 俺も腹が減っていればさぞかし惹かれただろうが……
 『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』!!」

スタンドでディスプレイガラスを破壊し(派手な音をたてず)
ガラス片に注意しながら中の展示用模造メニューを壊れないよう取る。
『山菜の丼』と『ざる蕎麦』と、その他にありそうなもの……『おにぎり』を取りたい。
(ないなら鴨南蛮でいい)
プレスチックが変形しそうにないなら馬場の鞄に入れておこう。
それらを物色したら、先ほど缶をこぼした位置まで戻りたい。
数分前にこぼしたジュースが消失してたり急激に変化してたりしないかも気になる。

261女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/28(金) 01:26:00
>>258
「地下がある……」

気になるところだけど、他のメンバーに報告してから調べてみたい。
再び走って古雲のところに戻る。

262基山『ルナウェイ』:2011/01/28(金) 01:39:36
>>256
「・・・・・・えと。
『軌道』がねえって事は、落ちてたのを見落としてたってことか?」

展示台に近づく。
飾られているものを確認しつつ、白っぽい物体が何かを確かめる。
ついでに上にあがった二人を気にして、階段の方を見上げる。

263蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/28(金) 03:37:57
>>259
『フライパン』を手に取り、ICレコーダーに歩み寄る。

「これは……」

誰かが落としたものだろうか?
だが、いったい誰が……そういえば先程も突然『携帯電話』が出現した。
釈然としない気分を抱えながらそれを手に取る。
あまり清潔ではないようなので、そーっと摘んでフライパンの鍋中に入れたい。
できれば、雑巾やふきん、あるいは暖簾のようなものでもいいから
自分の衣服・所持品以外の何らかの『布』がその場にあったら、それで手を拭いたい。

もしこれが誰かの持ち物であるのなら、その『誰か』の遺体などが入っていそうな場所はないか?
あるいは『レコーダー』だけがどこかから出てきたという可能性も考えられる。
そういった形跡がないか確認する。
特に汚れ方からいって流し台や蛇口など、水まわりが怪しいとにらんで重点的に見る。

特に何も手掛かりがないようなら、店外へ出よう。

264:2011/01/29(土) 03:37:22
>>260
ディスプレイの中に並んだダミーは、どれも特に劣化した様子は無い。
ガラスを『スタンド』で押し割り、それらを取り出す事は容易だった・・・・・・・・・・・・・・・。
どれも粘土細工の様に歪める事は難しく、おにぎりのダミーは見当たらない。
貴方は、そのまま店の前を後にすると、休憩所へと戻った。
周囲には、不快な臭いが漂っており、落とした缶も動いた気配は無い。
>>261
事務所へ戻ると、『古雲』が一人で椅子に座っていた。
俯いたまま、机の上を見つめる様に座っており、ピクリとも動かない。
>>262
階段を見上げたが、人影は無かった。
展示台には、『槌谷村百姓訴状』と書かれた訴状が展示されている・・・・・・・・・・・・・・・・・。
台の下に落ちていたのは、白いアドレス帳だった。
腰を屈めた貴方は、台の裏側に剥がれかけたテープが貼り付いている事に気付く。
そして、アドレス帳の表面には、テープ痕と思われる線状の跡が確認出来た。
>>263
『ICレコーダー』をヒョイと摘んだ貴方は、それが妙に軽い事に気付いた。
厨房にあったフライパンにレコーダーを入れると、布巾で手を拭う。
いつの間にか、レコーダーにはヒビが走っていた・・・・・・・・・・・・・。
シンク台に目を向けたが、特に目を惹く点は見当たらない。

265基山『ルナウェイ』:2011/01/29(土) 17:10:34
>>264
「ああ、ここに貼りついてて落ちた・・・・・・と。
なんだってこんなことやったんだ? 誰が?
他の台にはこんなの無えのかな」

テープとその痕が、貼られてどれくらい経ったものかを調べる。
その後ドアの方に戻りつつ、アドレス帳を開いて読み進めていく。
まず、手帳の持ち主の名前がないかをチェックしておきたい。

266女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/01/29(土) 22:46:19
>>264
「ホールに戻ろうと思います。古雲さんは……ここのほうが過ごしやすそうですね。
ここに残るとみんなにも伝えておきます。
寒くないですか。毛布か何かあれば持ってきますけれど」

古雲に近寄って声をかける。

「少し建物を調べさせてもらっています。私たちにとっては未知の、怪しい建物ですから……。
『外の彼ら』がなんなのかここの資料から少しでも知って『安全』になりたい。
それで、壁の中の通路を反対側に行くと、扉が二つあったんですが、どこに繋がっているんでしょうか」

質問内容は二つ。寝具の有無と、扉の向こう側。

267流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/01/31(月) 14:50:26
>>264
(……蔦屋はまだ戻ってないか)

臭いを吸いすぎないよう我慢しつつ(鼻などを手で押さえてもいい)
先ほどジュースをこぼした跡を再確認してみる。
現時点でも我々以外の時間の経過に異常があるなら、
密閉から解き放たれたヘドロは、残りの水分が急速に蒸発し臭いも分散するはずだ。
それが『ない』ことを確認しておく。

蔦屋を待つが、待ってる間に自販機近辺にあるだろう『消火器』を見ておきたい。
危惧すべきは劣化状況。劣化次第では底が抜けるが……それがないようなら、
中身が乾燥された粉であるこの道具は、ガスの噴射がまだ使えるかもしれない。
ないようなら、あるいはもう一つ動けるなら自動販売機で『水』を購入してみる。
ペットボトル入りなら中身が予想できるだろう。

268蔦屋『ムーヴァー』:2011/01/31(月) 21:07:08
>>264
「このヒビは……?」

罅割れについて気になるが、まずはこれがまだ動作するかどうか確認してみよう。
まだ動く状態で、かつ破壊などが進行しているようなら、
まだ再生できるうちに情報を引き出すことが最優先だ。
ボタンを操作し、録音された内容の再生を試みる。

もし再生しないようであれば、能力により視界を
このレコーダーを発見した瞬間まで巻き戻し、
『ヒビ』が最初から存在したかどうか『見返す』。

269:2011/01/31(月) 23:17:00
>>265
テープ痕に触れると、まだ指にベト付いた。
経年の度合いは、よく分からない。
アドレス帳を拾い上げた貴方は、ドアの方へと戻りながら最初のページを開いた。
 
『ボロォ』
 
ふと、開いた表紙と共に、最初の数ページがアドレス帳から破れ落ちる。
それは、まるで『砂の模型』が崩れる様だった・・・・・・・・・・・・・・。
残されたページを見ると、色褪せたページには行やスケジュール表を無視した様に
大きな文字が殴り書きされている。
 
『すこしずつ しんでいく』
>>266
声を掛けると、『古雲』がハッとした様に顔を上げた。
改めて話をすると、彼はドアが『非常階段』と『非常口』である事を教えてくれる。
『非常口』は、『従業員用出入口』でもある。
階段は、2階と地階へ通じており、地階には発電設備があるだけだという。
 
「『毛布』なら、自分で用意するから構わなくていいよ。
君達よりも、勝手は知っているからね・・・・・・・・・・・・」
 
そう言って、『古雲』は小さく笑った。

270:2011/01/31(月) 23:17:19
>>267
貴方は、缶を落とした場所に戻ると、特に異常が無い事を確認した。
消火器の類は見当たらず、貴方は自動販売機でミネラルウォーターを購入する。
 
『ガコンッ』
 
出て来たのは、泥の様なものが詰まったペットボトルだった。
傾けてみれば、それがドロドロとした粘着性の強いものである事が分かる。
>>268
貴方は、『ICレコーダー』の電源が入る事を確認すると、すぐに再生ボタンを押した。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
聞こえて来たのは、風の音と木の葉が擦れる音・・・・・・・・・・・・・・・・
その奥からは、『歌』らしきものが聞こえる。
不意に、男性の声が全ての音を掻き消す様に割り込んで来た。
 
『こ・・・・・・・・・の録音は、『この世界』に迷い込んだ者の為に残しておく・・・・・・・・・・・・・・
今日は、『2010年11月21日』。』
 
それは、『今日』だった。
 
『『夜が明けない』・・・・・・・・・・・・・・・ので、下山する・・・・・・・・・・・が、時間が経ち過ぎた。
私は、『朽ち始めて』いる。
『奴ら』は、コレを知っていたのか?
一刻も早く『下りる』べきだったのだ、我々は・・・・・・・・・・・・・・・・』
 
『ブッ』
 
再生が途切れたのは、『ICレコーダー』がヒビから2つに割れたせいだった。

271女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/02/01(火) 00:28:22
>>269
「すみません……、実は自分の分も一緒に取ってこようかと思っています。
毛布がどこにあるのか教えていただけませんか」

頭をかいて、改めて寝具の場所をたずねる。
事務所の『椅子』は何脚あるだろうか。
椅子の『車輪』は錆びていて、回りそうにないぐらい朽ちている?
それから、今までに『台車』『プレス台車』を見かけなかっただろうか。

272蔦屋『ムーヴァー』:2011/02/01(火) 01:00:21
>>270
「これは……」

すぐに『流蔵』のところへ引き返し、『ICレコーダー』の残骸を見せながら
いま聞いたことをそっくりそのまま伝えた。

「……ということらしいわ。
どうする?あまり長居すれば、それだけで命取りになりかねないようね。
この録音が『誰かが私たちを罠にかけるための嘘』でなければ、だけど。

声の主が言っていた……『奴ら』というのが誰を指すのかわからないわね。
……いま私たちが生き延びることのためには、必要がないかもしれないけど」

273流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/02/01(火) 11:50:48
>>270
「水もやはりこういう状態か……そういえば馬場も持っていたな」

『蔦屋』が戻るまで若干のラグがあるだろう。
『馬場の鞄』から『volvic』と『スニッカーズ1本』[>>171]を取り出してみる。
volvicの見た目に異変がないようなら、スニッカーズを1本開けて臭いを嗅いでみる。
古くなっていれば臭いに異変があるだろうが、何もないなら半分だけ折って食べてみる。
まだ1本と半分あるので、皆に分けることもできる。その頃には『蔦屋』も来るはずだ。
来たなら、俺はこう言うだろう。(上記に異変があれば伝えるが)

「そいつは外に出ていたわけか……『歌』ってのはどんな歌だったかわかるか?
 外の連中が歌っていたなら不気味な民謡を彷彿させるが……」

「罠と考えると、仕込みがややこしすぎる。
 外の連中の囲みや、周囲の現象を考えると妥当だと俺は思う。
 ………とにかくまずは他の者と合流しよう。」

「それと……我々が目撃した『子供』を、『古雲』は見覚えがあると言っていた。
 囲んでる連中に子供はいなかったが、あの例外は少し気がかりだ。
 『古雲』が見覚えあるのも含めて……。」

二人とも調査という意味では、もう食堂に用はない(はずだ)。
行動量的に可能なら、この段階で2人で1階まで戻りたい。
購入した濁り水は持っていく。『古雲』に見せたとして、彼が下山を考えるかは不明だが。

274基山『ルナウェイ』:2011/02/02(水) 22:38:36
>>269
「なっ・・・なんだ、こりゃ・・・・・・・・・・
『時間』が経ってる・・・そして、このメッセージッ!
やべえ・・・・・・何かやばいぞ、この状況ッ!」

アドレス帳が捲れるならそうして、他の文字を探す。
そうしながら近くの台やカウンターの裏などを確認し、似たようなものがないか探したい。

(これを書いた奴はどうなったんだ?
こんな風にメッセージを隠しておく意味とは、つまり・・・・・・・)

275:2011/02/03(木) 04:56:34
>>271
台車の類は、見ていない。
事務所の椅子は、全部で4脚・・・・・・・・・・・・・・・多少の変色はしていたが、まだ車輪は動くらしい。
『古雲』が座った椅子が動くと、その度に車輪の軋む音が響く。
彼は、事務所にある棚の一つに向かうと、一番下の引き戸を開けた・・・・・・・・・・・・。
 
「毛布だけなら、2枚ある様だ・・・・・・・・・・・・」
 
引き戸の中には、折り畳まれた毛布が入っている。
『古雲』は、それらを取り出すと、2枚の内の1枚を貴方に差し出した。
クリーム色の毛布は、所々が焦げた様に変色しており、ほんのりと腐敗臭が漂う。
 
「クリーニングに出したい所だが、今はコレで我慢するしか無さそうだな。」
 
苦々しい顔で、『古雲』が言った。

276:2011/02/03(木) 04:56:55
>>272-273
『蔦屋』が『流蔵』と合流する頃には、『ICレコーダー』は風化する様に消え去っている。
物証は無くなったが、それが『蔦屋』の話の信憑性を下げる事も無い。
『流蔵』は、1階に戻る様に『蔦屋』を促した。
 
『馬場』の所持品に劣化は見られず、スニッカーズを折ると中のキャラメルがトロリと糸を引く。
口に入れると、チョコレートとキャラメルの甘さが広がった・・・・・・・・・・・・・・・。
キャラメルとナッツの対照的な食感を楽しんだ後は、口に残ったキャラメルも少しずつ溶けて行く。
満腹感は無かったが、ささやかな満足感があった。
>>274
ページを捲ると、再び数枚のページが腐り落ちる様に抜け落ちた。
床に落ちた表紙は、燃えた様子も無いまま焼けた様に灰燼となって行く・・・・・・・・・・・・・・・。
次のページには、同じ様な文字が書かれていた。
 
『てがついた』
 
他の展示台やカウンターの裏を探している内に、手元のアドレス帳はボロボロと崩れて行く。
同じ様な手帳の類は、見つからなかった。

277蔦屋『ムーヴァー』:2011/02/03(木) 18:39:55
>>276
「それで今の話に出てきた『ICレコーダー』が、どこにも無いのが気になる?
……消滅したわ。まるで岩石が長年の風化で崩れ去り無くなるように、塵になったのよ。
レストランから出るまでの短時間にね」

あまりにも早すぎると思える『ICレコーダー』の消滅についても流蔵に教えたあと
ふと思い立ち、崖の下で拾い、ポケットに入れた誰かの携帯電話(>>75)が
まだポケットの中に存在しているか確認する。

そして、流蔵の指示で一階に移動するのなら従う。

278流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/02/03(木) 19:25:00
>>276-277
「風化か……どれぐらいの時間が経過したのだろうか?実際時間でだが。
 今の話では『それなりの長い時間待っていたが夜が明けない』という感じに思える。
 少なくとも3〜4時間。我々はここに来てまだそこまで長い時間滞在はしていない。」

「馬場の鞄に入ってたチョコレートや水は無事だった。
 これも時間が経過すれば腐るのかもしれないが……
 1分1秒で一気に劣化するわけではない。まだ猶予はあるはずだ。」

「それと……『歌のようなもの』を聞いたとあったが、どんな歌だったかわかるか?」

『蔦屋』に質問しつつ、ともに1階へ移動するが、
最後にもう一度だけ窓の外から囲んでる連中を見ておく。
動き方に変化がないかの確認だが、どの場合でも一旦下に降りて報告する。(攻撃でもされれば別だが)
1階で二人の姿がなければ名前を呼ぶことにしよう。

279女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/02/03(木) 23:49:21
>>275
「何もかも腐っている……この毛布も例外じゃあないようです」

椅子をキックボード代わりに、毛布を衝撃吸収クッションにして
山を滑り降りようと考えていたが、材料を見る限りでは実現は難しそうだ。

「それでは……失礼します」

簡潔に告げて、ホール(1階 展示コーナー)に戻る。

280基山『ルナウェイ』:2011/02/04(金) 21:28:19
>>276
「『てがついた』?
しかし、この劣化具合は・・・・・・・・」

『てがついた』という言葉の前後に文字が欠けている様子はあっただろうか。
崩れていくアドレス帳を丁寧に捲ってメッセージを探しつつ、二人が降りてきたら声を掛ける。

「おい、何かわからねぇが、やばそうな状況だぜッ。
すげえボロボロの『手帳』がよぉ〜〜ッ! メッセージがあった!」

281:2011/02/05(土) 01:41:29
>>277-278
『ICレコーダー』について話しながら、『蔦屋』は自身のポケットを確かめる。
果たして、中に入れたはずの携帯電話は無く、砂か塵の様なものが少し入っているだけだった。
『流蔵』が窓を覗くと、外の人影が見当たらない事に気付く・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドド』
 
君達が1階に戻ると、『女ヶ沢』と『基山』の姿が確認出来た。
『基山』は、こちらに向かって何事か声を掛けて来る。
>>279-280
『女ヶ沢』が展示フロアに戻ると、『基山』の声に気付いた。
『基山』の力加減に関わらず、アドレス帳が朽ちる様子を止める事は出来ない。
2階から『蔦屋』と『流蔵』が降りて来る頃には、『基山』の手には微かな塵だけが残っている。

282女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/02/06(日) 23:46:35
>>281
「あっ、基山さん。他の方も丁度降りてきているようですね。それと、手に持っているものは?」

声をかけながら基山に近寄っていく。毛布は片腕にかけてある。
四人揃ったら、壁の中に通路があることから、古雲が事務室で休むことや
下山するつもりのないこと、非常口や地下の発電施設の存在、
キャスター椅子で山を下ろうと考えたが無理そうだ……などを話す。

283基山『ルナウェイ』:2011/02/07(月) 19:30:40
>>281 >>282
「ああ、誰かの『警告』だッ!
『少しずつ死んでいく』、だとよぉ〜〜ッ!
だが、恐らくは『経年劣化』でボロボロだぜ・・・・・・おっと」

塵になったメモ帳をまじまじと見つめる。

「下山するつもりがねぇなら、悪いが置いていくしかねぇな。
この場所はなにかヤバイ! さっさと街に下りた方がいいぜ!
外の奴らを蹴散らしてでもなぁぁ〜〜〜」

そこまで言ってから、思い出したようにドアの外を見る。

284流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/02/07(月) 21:21:07
>>281-283
「突破は俺も賛成だ。どうやら時間の経過はまずいらしい。
 だが……2階の窓から確認したが、連中が移動した。
 数分前に見たときは建物を囲んでいたが、今は居なかった。
 居なくなっただけとは考えにくい。
 何かを思いついたか……何かの準備が整ったのかもしれない。」

会話しつつ、まずは合流したい。

「『古雲』は大丈夫か?裏口などないなら問題ないが……。」

「こちらは『食料・その痕跡』、いっさい『なし』だ。
 自販機は使えたが、中身は腐り果てていた。調理器具も同じく。
 一部プラスチック製品や馬場の持っていたものは無事のようだが。」

「それと『ここ』に関する情報が一つ。
 『蔦屋』……説明してくれ。」

歌の内容も思い出してもらおう。

285蔦屋『ムーヴァー』:2011/02/07(月) 22:02:27
>>278>>281
「やはり……」

ポケットの中に入っている『塵』をつまみながら呟く。

流蔵の質問に応じ、先程ICレコーダーから聞こえた歌が
どのようなものだったかを思い出す……おそらくは知らない歌だとは思うが、
どのような雰囲気、あるいは一般常識として知っている音楽で似たようなものはあるだろうか?
私の能力は『聴覚』には及ばない……普通に思い出すだけだ。

>>284
「……ええ。
2階のレストランで『ICレコーダー』を拾ったわ。
その持ち主と思われる男が、私たちに伝言を残した……いくわよ。

『こ・・・・・・・・・の録音は、『この世界』に迷い込んだ者の為に残しておく・・・・・・・・・・・・・・
今日は、『2010年11月21日』。』

『『夜が明けない』・・・・・・・・・・・・・・・ので、下山する・・・・・・・・・・・が、時間が経ち過ぎた。
私は、『朽ち始めて』いる。
『奴ら』は、コレを知っていたのか?
一刻も早く『下りる』べきだったのだ、我々は・・・・・・・・・・・・・・・・』

……ここまでよ。
ここまで再生したところで、『ICレコーダー』が自然に崩壊したわ……」


『声真似』を交えつつ再現した。

286:2011/02/09(水) 03:34:06
>>282-285
再び顔を合わせた貴方達は、互いの情報を交換する形となる。
『基山』の手にあったアドレス帳は、4人が揃った頃には完全に塵と化していた。
ドアの向こうに目を凝らした『基山』は、外にいた人影が消えている事に気付く。
>>286
貴方の聞いた『歌』は━━━━━━━━━━━━
民謡の様だったが、聞き覚えは無かった。
声のみで楽器は無く、歌詞の発音も聞き取れず、覚えていない。

287蔦屋『ムーヴァー』:2011/02/09(水) 22:05:17
>>278>>286
「歌は……うまく思い出せないけど、民謡っぽい感じだったわ。
楽器や手拍子のような伴奏は無かったと思う。
なにしろ背後で『かすかに聞こえる』くらいだったから、歌詞もろくに聞き取れなかったわ」

流蔵に対し、『歌』について思い出したことを答える。

>>282>>284
「非常口があるのね。
連中がそこから進入する手はずが整って、
今ごろはなだれ込んできている可能性もあるわね」

そして流蔵の『囲んでいた連中がいなくなった』話と
女ヶ沢の『非常口があった』話を受け、見解を述べた。

288女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/02/09(水) 23:21:53
>>286
「『夜が明けない』……これは、古雲さんにも伝えておかないと。
私は、『ICレコーダー』を信用したい……と思います。
人影がいなくなったと聞いて不安になってきました。もう一度、古雲さんを見てきてもいいですか」

「それに……、古雲さんなら『民謡』について、何か知っているかも知れません。
皆さん、携帯電話はもっていますよね。
少しの距離を離れるだけですが、念の為『連絡』が取れるようしておきましょう」

ケータイを取り出す。

289流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/02/09(水) 23:50:17
>>286-288
「嫌な予感がする……『基山』、ついてきてくれ。
 すぐに『古雲』を連れだそう。
 連中が裏手に回った可能性があるなら………危険だ。
 何事もなければ説明して連れ出すが……聞いてくれるかどうかだ」

『基山』にそう言い、事務所のほうまで走る。
全力失踪で走る気はない。じっとしているのもよくないが、
ここではまだ体力をなるべく消耗したくない思いもある。……そういう想像もできる。
他の二人が着いて来るか、我々を待つかは二人の判断に任せる。
状況によっては『銃のサポート』が必要なので『基山』は着いてきて欲しいが。

290流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/02/09(水) 23:55:58
>>289[追加]
『女ヶ沢』の発言を受けてだが、移動直前に携帯の電波状況だけ見る。
電波が通じていれば番号画面をだし『蔦屋』に『見せる』。
「蔦屋、覚えてくれ」と言って見せれば手続きは一瞬で済む。時間を使わないだろう。
通じてなければ申し訳ないが後まわしだ。先に古雲の保護だ。

291基山『ルナウェイ』:2011/02/10(木) 06:50:39
>>286-289
「うおっ!消えてやがる、奴ら・・・・・
さっきまではワラワラ居たのによぉ〜〜、見逃したぜ。すまねえ」

「俺の想像以上にヤバそうなことになってんなあ。
しかし、俺のメモ帳といいICレコーダーといい、もっとわかりやすい場所においてりゃ、
さっさと山下れたのによぉ〜〜」

携帯を取り出しかけるが、流蔵に声を掛けられてあわててついていく。

「あいつも連れ出すのかぁ〜〜?
まあ、メッセージとか見る限り、ここにいちゃヤバイだろうが、
俺らだけならまだしも、じいさん連れて下山なんてできるのかよ」

292:2011/02/11(金) 01:23:19
>>287-291
『女ヶ沢』が携帯電話を取り出すと、それに続いて『流蔵』と『基山』も取り出した。
3人の携帯電話にアンテナ表示は無く、通話を試みても繋がらない。
それを確認した直後、『流蔵』はバックルームに通じるドアの方へと駆け出し、『基山』も続く。
>>289-291
ドアの先には、通路が左右に伸びていた。
どちらも内側へ緩やかなカーブを描いており、グリーンの床材は靴底にフィットして滑り難い。

293基山『ルナウェイ』:2011/02/13(日) 01:38:12
>>292
「ついて行くのは行くがよぉ〜〜
あの『古雲』が原因ってことは考えれねぇかなぁ。
気絶させたら、案外アッサリ片付いたりしてな」

ドアを開けて、女ヶ沢に振り向く。

「おい、『事務室』はどっちだ?
左が『非常口』かぁ〜〜?」

答えを得た後は、『流蔵』が特に何も無ければ、事務室の方へ向かう。

294蔦屋『ムーヴァー』:2011/02/13(日) 02:21:59
>>292
ひとり居残ってもしょうがない。
流蔵たちに続く。

295女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/02/13(日) 22:26:02
>>292-293
「右の突き当たりです。左は非常口と発電室」

付いていく。

296流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/02/14(月) 01:04:47
>>292-295
「了解した。『基山』、すぐ攻撃できるようにしておいてくれ。」

右の突き当たりにまっすぐ向かう。
左の非常口から何かが来てるならば『基山』が残像で気づくはずだ。
スタンドはいつでも出せるよう心がけておく。

297:2011/02/14(月) 01:23:01
>>293-296
貴方達は、『流蔵』と『基山』を先頭に通路を進んだ・・・・・・・・・・・・・・・。
通路の突き当たりにあるドアを開けると、『事務所』と思われる部屋が広がっている。
  
事務所の中央には、4つの机が2つずつ向かい合わせに置かれ、壁沿いには大小の棚が並んでいた。
各机の上には、本来白かったであろう赤茶けたプッシュホン式の電話が置かれており、変色した書類や
ファイルケースの並んだブックスタンド、ボールペンなどが入った筆立てもある。
貴方達の入って来たドアを正面に見て左側には、シンク台も設置されていた。
机の前には、キャスター付きの椅子が1つずつあり、その1つに『古雲』が座っている。
 
「何かあったのかね?」
 
貴方達の様子を察したのか、『古雲』が尋ねた。

298流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/02/15(火) 14:53:04
>>297
(……無事か。だが無事すぎるのも気になるが……今はいい。)

《基山……『古雲』の周辺に残像がないか確認してくれ。『古雲』自身にもだ。》

話しかける前に『基山』に小声で囁く。

「申し訳ないが……すぐにここを下山したほうがいいようだ。
 どうやら何か薬物のようなものが溢れ出してるらしく……
 それが原因で建物全体や物が劣化している。
 このフランパンもそうだが……2階は調理器具から自販機の水から全て駄目になっていた。
 ここが閉鎖して数十年も経っているなら別だが……違うはずだ。
 ならこれは自然にはありえない。
 人体にも影響があると考えられる。朝まで待つと何か影響が出かねない。
 一度下山し、人を連れて戻るのがいい。」

手に入れたフライパンと交流した水を古雲に見せつつ、他の者に目配せする。
『ある程度合わせてくれ』という意味の目配せだ。
色々不安な部分はあるとは言え、古雲はこの山の伝承や道順を知っている。
見捨てることも疑うことも簡単だが、情報はこの先、簡単には手に入らない。
他の三人は必要であれば物を手にしたり、古雲への質問を行ったりするだろう。
例えば『蔦屋』の聞いた『民謡』も、古雲なら知っているかもしれない。

(そういえば外で見た子供……彼は知っている素振りだったが、
 その確認は反応をうかがってからにするべきか……一度に多く聞くは望めない)

299基山『ルナウェイ』:2011/02/15(火) 23:07:14
>>297-298
「まあ、そーゆーこった。
とにかくこの場所はやべぇ〜〜んだよッ」

流蔵言われたとおり残像は確認する。ドアを開けて他の者を通したあと、
開け放ったまま出口付近に立って部屋の外を気にしておく。

「そういや、『てがついた』って何だと思う?
ひらがなだったから、余計意味わかんねえんだよなぁ〜〜」

部屋の中の全員に聞こえるように言う。

300女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/02/15(火) 23:35:19
>>297-298
「みたい、なんです……。一緒についていってもらえませんか」

古雲に近寄り、目尻を下げて申し訳なさそうに。
本当は毒ガスじゃあないんだけど、ヤバい点では一緒だ。
いざとなったら、たとえ椅子ごとでも連れ出さないと。
(でもホントに毒ガスだったら、今まで2〜3回全力疾走してる自分がまっさきに倒れそうだ)

>>299
「手がついた。『追立祭』では逃げる側がタッチされたら負けになるそうだから……」

メモの筆者は『追立祭』に参加していた、私たちも『夜が明けない世界』で同じ状況にある。
そう考えるのが順当だろう。
目的はわからないけど、無差別にいろんな人を襲っている『能力』なのかも知れない。

301蔦屋『ムーヴァー』:2011/02/16(水) 02:08:16
>>298
「ねえ『古雲』さん、こういう『民謡』に聞き覚えはない?」

交渉は『流蔵』らに任せ、先程のICレコーダーに残っていた『民謡』を
鼻歌で記憶に残る限り再現して『古雲』さんに聴かせ、思い当たる節がないか聞く。

>>299-300
「そういえば、腐ることを『足がつく』って言うわよね。
手と足じゃ大違いかもしれないけど」

302蔦屋『ムーヴァー』:2011/02/16(水) 02:15:35
>>301
申し訳ないけれど下三行は勘違いだった。聞かなかったことに……

303:2011/02/17(木) 00:55:53
>>298
「『薬物』?」
 
貴方の話の後、『古雲』が呟く様に言った。
 
「だったら、君達は早く下山した方がいい。
私も後で調べてみよう・・・・・・・・・・・下に着いたら、警察を呼んでおいてくれると嬉しい。」
 
どうやら、残るつもりらしい。
>>299-300
『基山』は、室内に目立った動きの無かった事を確認した。
ドアの外には、『女ヶ沢』と『蔦屋』の残像が微かに残っていたが、やがて消える。
 
「『手月板』かも知れん。」
 
貴方達の会話に、『古雲』が口を挟んだ。
 
「確か、祭りの『祭具』だったか。
此処の展示品には無いが、何て事は無い・・・・・・・・・・・・・ただの『木の板』だよ。
『手月』というのは、『祭りを行う月』の事だと言われている。」
>>301
『古雲』は、貴方が聞かせたメロディーについて覚えが無い様だった。

304基山『ルナウェイ』:2011/02/20(日) 01:45:14
>>303
「おいおい、来ねぇとやべぇ〜〜んだって!
あんただって色々『古く』なってんのは見てるだろーが。
さっきの『崖』みてえなことが起こる、『不思議ゾーン』になってんだよ、ここは!
建物と一緒にボロボロになっちまってもイイのかよぉ〜」

そこまで言ってから、
『古雲』の言葉に反応して聞き返す。

「ん、なんだそりゃ・・・・・『祭具』?
何の祭りだとか、それについて何か知ってることって他にねえのか?
それはデカい板?」

(つうか・・・・・・これだけ言ってダメなら、
悪いけど見捨てるしかねぇなぁ〜〜。
俺達も、実はもうやべえかも知れねぇしよぉ)

305蔦屋『ムーヴァー』:2011/02/20(日) 02:45:38
>>303
「知らないか……」

であれば『古雲』さんに対して私がすることは思いつかない。
残る意思も堅いようだし、彼がここに残っても無事で過ごせることを祈るぐらいしかできない。
『事務所』のドアを開け、通路から彼らが迫ってきていないか、
部屋の外の様子を確認する。

306流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/02/24(木) 18:26:32
>>303-305
「不思議ゾーンかどうかはともかく……
 我々4人は現状をあまり芳しくない危険と認識している。
 となれば、申し訳ないが危険かもしれない場所に、
 一人取り残すのは、『置き去りにした』という考えが拭えなくなる。
 偽善的なのは重々承知だが、どうかいっしょに山を降りてもらえないか?
 足の不安についてなら俺がおぶってもいい。
 もちろん帰りも補佐するし、探しものも協力する。」

「それに山道に関しては貴方が一番詳しい。
 他にも、途中で会った子供にも貴方は思いあたる節が見受けられる。
 現象が人為的なイタズラか、天然の災害かはわからないが……建物はじょじょに侵食されている。
 状況を理解しつつ、うまく下山するには貴方の力が必要だ。
 こちらは利己的な理由だが、偽善も利己もどちらも俺の本心だ。救いたいし、助かりたい。
 だから……どうか協力して欲しい!」 

その場で床に手と膝をついて、古雲に対して頭を下げる。
話し合いにおいては、ここまでした相手に対し断るには、それなりの筋が必要となってくる。
だが、相手が断るための要因のいくつかはこちらが防いでおいた。
それでも断る場合は、新たな理由を提示するか、口を噤むか、感情的になるかだ。
さて、どう出るだろう?
皆には悪いが……筋道をたてず断る場合は、『強行手段』を考えている。

最悪、置いていくという選択肢も考慮はしているが……この老人は鍵になりうる。
よい展開か悪い展開かはさておきだ。

307女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/02/24(木) 23:04:12
>>303-308
「流蔵さん、頭を上げてください……。
古雲さん、一緒に来て貰えるよう、お願いします」

慌てて流蔵に駆け寄り、頭を上げるように促す。

「どちらが安全という保証はありませんけれど……
建物を囲んでいた不審者に対しては、大人数で居たほうが対処しやすいと思います。
ちなみに、携帯電話が使えなくなっているようです。
一度別れてしまうと連絡が取れなくなってしまいます。
……、おぶるぐらいならこの椅子ごと運んで行ってあげますよ」

308:2011/02/25(金) 03:22:14
>>304-307
「『木の板』さ・・・・・・・・・・・・・本当に、ただの。
『木戸』の半分程の大きさで、何に使ったのかは記録に残っていないんだ。」
 
『基山』の問い掛けに『古雲』が答えると、『流蔵』が唐突に土下座する。
『古雲』は、椅子に座ったままポツリと言った。
 
「私は、此処に残るよ。」
 
ふと、『古雲』は自身の内ポケットを探り、分厚いグレーの手帳を取り出す。
手帳には、幾つもの紙片らしきものが挟まっており、彼は無言で手帳をめくると、
挟んであった紙片の1枚を手に取った・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「この写真は、麓の町にある古い『蔵』で見つけたものだ。
どこかの村を写したものらしいが、詳しい年代や場所は分からないので、調べるつもりで
持っていたんだが・・・・・・・・・・・・」
 
『流蔵』に差し出されたのは、薄汚れた1枚の写真。
神社らしき場所を背景に、子供が1人ポツンと立っている構図のものだった。
おかっぱ頭の子供は、10歳前後と思われ、薄汚れた赤い筒袖の様なものを着ている。
 
「その写真と、あの子供に何か関係があるのかは、私も分からない。
だが、君達の言う様に何かが起きているとして、下山中に何かが起きたら、私は確実に
足手まといになるだろう・・・・・・・・・・・・・・・。
君達を信用しない訳じゃあないが、山で必要なのは『軽さ』だよ。
もしも、私のせいで君達に何かあれば、それこそ死んでも死に切れん。
荷物は置いて、自分の事を第一に考えるんだ・・・・・・・・・・・・・・分かるかね?」
>>305
事務所を出ると、廊下はひっそりと静まり返っている。
人影は無く、動くものは何も見当たらなかった。

309蔦屋『ムーヴァー』:2011/02/26(土) 00:37:19
>>308
「まだ大丈夫みたいね……」
そっと扉を閉め直す。

「そうだ。山道で思い出したわ。
ここに来る途中、横道がひとつあったじゃない。
>>112の『左へ伸びる緩やかな下り坂』)

あの道はどこへ通じているの?
それに……山を下りる場合、バスで走ってきた道を戻るのと
あの道の先へ進むのとではどちらが近いのかしらね」

『古雲』さんに尋ねた。

310基山『ルナウェイ』:2011/02/26(土) 00:45:18
>>308
「覚悟してるって事かよ。
まぁ、確かにあんたの言うとおりだがな。
外にいた奴らが襲ってくるなら、俺も守れるのはこの身ひとり分だけだぜ。
お前らもそうだろうがよぉ〜〜」

声を掛けながら、3人に近づき写真を覗きこむ。

「おお、さっきの奴に似てなくもねぇな。
やっぱ『タイムスリップ』とかそっち系の話になってそうだなぁ〜〜」

>>309
「あそこが『街』への道らしいぜ。
確か『1時間』ぐれーかかるとか言ってた気がするが、山越えて戻るよりはマシってこったな」

横から口を出す。

「もう行こうぜ。のんびりしてるとマジでヤバい」

311流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/02/26(土) 16:06:58
>>308
「…………」

あまりやりたくはなかったが……念のため確かめることにしよう。
スタンドを発現させ、『古雲』の眼前から30センチの距離に素早く拳を突き出す。
もちろん攻撃はしない。
突然の素早い動きなので『万が一見えてるなら、絶対に反応する』と踏まえての確認だ。
上記行動に対する反応は恐らくないだろうと思っている。

何もないのを確認できたら、スタンドを素早く手元まで戻し
『スタンドで会話』する。


『……女ヶ沢以外は会話できないが……どうする?
 この人はテコでも動こうとはしないだろう。
 ならば気絶させて運ぶか、置いていくかだ。
 無理やり連れ出せば戻ることはないだろう……まず。
 
 メリットは情報。
 俺達以前にもここで同じ状況に陥った人がいるなら、
 この建物や風土に最も詳しい古雲氏は究明に役立つかもしれない。

 デメリットは重荷。
 追立祭なら足の軽さは必要になり、また朽ちる条件が時間以外にもあるなら、
 それは体力かもしれない。もちろん推測に過ぎない。

 どちらを取る?
 女ヶ沢はスタンドで答えてくれればいい。
 ほかの二人は指で示してくれ。
 1本たてれば置いていく。2本なら連れていく。
 俺は3人の意見を尊重することにする。どちらもありだと思う。』

312女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/02/28(月) 02:27:46
>>308 (GM)
「この意地っ張り! もう、縛ってでも連れていきます」

古雲の背後に回り、スタンドで毛布を絞って縄をつくり、
彼の毛布も合わせて椅子に縛りつけたい。(パス精:AAC)

「古雲さん、今の発言で『事件の関係者』になってしまいました。
さっきの男の子の幽霊(?)が写真の人物と同じなら
古雲さんが蔵から『写真』を持って来てしまったことが、
一連の現象のキッカケになった……ようにも考えられるじゃないですか。
…… 一応、私はこの山とは無関係です。
でも古雲さんは『調べもの』をしてますよね……山と因縁を作ってます
いわくつきの品を持ち出した結果、祟られてしまった……とか、そういうのかも知れません。
『写真』について、私たちに全部教えてください。どういう経緯で見つけたのか、蔵には他に何があったのか。
ちなみに、手帳にある他の紙は関係あるなら、それも見せてもらいます」

>>309 (芦屋)
「芦屋さん。念の為、写真を『見て』もらってもいいですか?」

以下、スタンド会話。

『坂で会った子どもと同じ人物か確かめてください。それから……生き物も『朽ちる』のかは、
私たちの肌を過去と見比べてもらえれば、あるいは分かるかも知れません。
それもお願いします』

>>311 (流蔵)
『ここに来て、古雲さんが重要な人物になってきたように思えます。
犯人じゃないにしろ、原因になった可能性が高い。
置いていくことは出来ません。
強引に連れていってしまいたいというのは、私も一緒ですが、『気絶』はちょっと……。
気絶させるぐらいなら、椅子に縛って、連れて行きます。
私のスタンドなら、彼の力ぐらいは楽に抑えつけれられるし、運べます』

313:2011/03/02(水) 00:54:56
>>309
下山ルートは、『バスで来た道』と『件の横道』の2つのみ(らしい)。
後者の方が早く下山出来る事は、すでに『古雲』の口から伝え聞いているはずだった。
>>309-312
『流蔵のスタンド』に『古雲』の反応は無い・・・・・・・・・・・・・・。
不意に、『女ヶ沢のスタンド』が『古雲』を毛布で椅子に縛り上げた。
 
「ああァァッ!な、何だ・・・・・・・」
 
『古雲』は、驚いて逃げ出す素振りを見せたが、椅子に縛り付けられていて動けない。
 
「一体、コレは・・・・・・・・・く・・・・・オォ・・・・・・・・・」
 
貴方達が『古雲』の異変に気付いた頃には、すでに彼の顔色は蒼白になっている。
苦悶の表情を浮かべたまま、『古雲』は動かなくなり始めていた。

314蔦屋『ムーヴァー』:2011/03/02(水) 23:28:46
>>312-313
「わかったわ……ちょっと待って」

女ヶ沢に応じ視界を巻き戻す。
>>122で子供を見た場面まで巻き戻し、>>308で『古雲』さんが見せた写真の子供と
どの程度似ているか……あるいは同一人物かどうか、確認したい。
長時間の巻き戻しになるので体感時間としてはかなりかかるが、実時間としては一瞬のことだ。

可能なら、巻き戻しにどれだけかかるかを見て、どの程度の時間が経過したのかも測ってみよう。
巻き戻されるのを待つ間の暇つぶしのようなものだ。

315女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/03/03(木) 01:13:02
>>313
「なっ、えっ……? マ、マズいっ! 苦しみ方が尋常じゃあない……!」

別に首を絞めたとかそういうんじゃあない……動きを拘束しただけだ。
古雲をスタンドで掴もうとしたのは、これで三度目。成功したのは今回が初めてになる。
『追立祭』のルールが思い出された。
もしかしたら、『捕まえる』行動それ自体がマズかったのだろうか。
とにかく急ぎ、毛布をほどき、安否を確認したい(呼吸の乱れを見たり脈をとったりする)。

316基山『ルナウェイ』:2011/03/05(土) 23:06:56
>>311-315
「おいおい、締め過ぎじゃねえか? 大丈夫か・・・?」

事務所から出て行こうとするが、古雲の様子を見て思い留まる。
女ヶ沢が毛布を解くのを見ながら、事務所内に戻って机の下や物陰を覗き込んでみる。
先ほどの手帳のことを思い出したからだ。

「言っとくけど、俺は反対っつー意見は変わらねぇからな。
お前らが『運ぶ』なら、文句は言わねえが」

317流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/03/06(日) 13:05:00
>>313>>315
「これは……!
 急いで縛りを緩めるんだ!」

古雲を観察する。
脈拍などは女ヶ沢がとっているだろう。
こちらは皮膚や口元、目などの潤いが確認できる部分を観察。
また古雲の周囲に何かが見えないか見てみる。(憑依などないと思ってるが)

318:2011/03/07(月) 21:23:58
>>314
貴方が見た2つの子供の映像は、どちらも酷似しており、同一人物と考えても違和感は無い。
映像を見比べた貴方は、疲労感を覚えた目を無意識に強く瞑った。
>>315-317
拘束を素早く解いた『女ヶ沢』は、蒼白になった『古雲』が動かなくなっている事に気付く。
脈は無く、苦悶の表情を浮かべたまま、固まった様に動かなかった。
その周囲に、不審な点は見当たらない。
>>316
思い付く物陰を探したが、特に目を惹くものは見当たらなかった・・・・・・・・・・・・・・。

319女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/03/07(月) 23:34:12
>>313
「……!? そんな……!! し、死……既に、死んでいます……」

目の前で人死を見た衝撃に呆然とし、古雲を支えていた腕の力が抜ける。

「そこまで強く締めてません!」

320蔦屋『ムーヴァー』:2011/03/08(火) 00:16:36
>>318
「写真の子供と、山で見た子供はそっくりだわ。
同一人物と呼んでも差し支えないほどに……」

目の疲労の回復を待つより早く、即座に結果を報告する。

……能力を使いすぎたか?
深く深呼吸をして、目を開く。
開くことができたなら、状況にも気付くだろう……

「なんてこと……これは……!!」

あまりにも突然の死。
やはり何らかの異常事態がこの場に起きていると見て、差し支えないだろう……
キーは『拘束』か?『緊縛』か?

「これでこれ以上ここにいる理由はなくなったかもしれないわね。
まだ準備したいことがある?」

……長居は無用だ、という感覚がした。直感だが。

321基山『ルナウェイ』:2011/03/08(火) 02:27:50
>>318-319
「何? 死んだだってぇ〜〜ッ!
おいッ! マジで何したんだよッ! わかる奴いねえのか!
『死因』とかよぉ〜〜」

古雲に近寄って顔を覗き込む。
服を捲って古雲の身体を調べて、見える範囲で何らかの異常がないか確かめる。

「マジでやべぇ〜〜が、さっき聞いたのと違うな。
『朽ち始めてる』って感じじゃあねえぜ、こりゃ。
色々と『仕掛け』があるってことか? 自動的な。
良い面だけを考えるなら、先に知れて良かったっつーことになるがな」

>>320
「ああ、そーだな。
行こうぜ。調べてみたが、この部屋には何もねぇ」

322流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/03/08(火) 10:51:11
>>318-321 【皆に相談】
「……もうここから出発しよう。
 懐中電灯の電池の予備を探したいところだが……劣化していれば使えるかわからない。
 ここから先は灯りと全員の目が頼りになる。
 下山ルートは『例の横道』か『バス道を戻る』かだが…
 どちらも『その前にセンターの入口』まで行かなければならない。

 センター『玄関』まで戻るか『そこの裏口』から出るかだ。
 連中の同行が掴めず、進路が不確定なので俺は玄関から出ることを薦める。
 裏口からなら新たな情報が手に入るかもしれないが、期待はできない。」

全員に相談しつつ、スタンドで古雲の身体を探る。
携帯電話や財布など持ってれば情報が手に入る。申し訳ないが手に入れる。悪用する気ではなくだ。
罪人というルールはなさそうだが……あってもこれなら対象は自分一人に絞られる。
馬場の死体もそうだが……持ち物や死体がすぐに劣化するわけではないと思うが、
死体そのものの状態も念のため確認しておこう。常識外の変化が微かにでもないかどうか。
携帯電話や身元確認証、写真などは(すぐ劣化が始まらない限り)、移動中にでも『蔦屋』に『見て』もらおう

「女ヶ沢も感じたかもしれないが……
 『捕まえる』『拘束される』が一つのキーワードなのかもしれない。
 互いに触れる程度なら、最初のバスの段階や女ヶ沢がマジックで印をつけた時点で
 何かが発動している。各自それに準ずる行為はとりあえず警戒しよう。
 連中に対しては『基山の銃』と俺や『女ヶ沢』で近づけさせないようする。」

323:2011/03/09(水) 02:30:23
>>318-322
ただの肉塊と化した『古雲』を囲み、貴方達は彼が二度と動き出さない事を実感し始めていた。
『基山』と『流蔵』が死体を調べると、財布と分厚い手帳、小瓶に入った錠剤が見つかる。
錠剤には、『ニトログリセリン』と書かれたシールが貼られていた。
財布の中には、健康保険証が入っており、身元を確認出来そうなものは保険証だけらしい。
 
所持品を物色した後でも、『古雲』の死体に目立った変化は見られなかった。

324流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/03/09(水) 11:40:27
>>323
とりあえず自分の考えはまだ変わっていない。
[>>322]に対する3人の考えを聞いた上で動く。
(行動レスは改めて行う)

325基山『ルナウェイ』:2011/03/09(水) 22:08:06
>>322-323
「『ニトログリセリン』・・・・・・って聞いたことあるなぁ〜〜
なんの薬かは忘れたけどよぉ、この歳なら仕方ねぇってことか」

「俺は『裏口』から出るほうを推すぜ。
『てがついた』・・・・・・『手月板』とかのこともあるし、『見逃し』は避けたいってことだな。
ドアを開けたら奴らが待ち構えてると思うか? 可能性は低いぜ」

パラパラと古雲の手帳を開きかけて、蔦屋に渡そうとする。

「おまえが見たほうが早いし正確だったなぁ〜・・・・・ン、疲れてんのか?」

その後、どちらの出口から出るにせよ、事務所からは出るだろう。
決定に従い、後ろからついていく。

326女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/03/09(水) 22:43:55
>>323
「……そうですね。古雲さんは、もう連れていけません。
ここに置いていく他、ありません。惨いようですが」

基山に手帳や薬瓶をみせてもらう。
ニトログリセリン錠は狭心症の薬だと聞いたことがある。
持病の発作が直接の死因だったのだろうか。

「私も『裏口』を覗いてみたい。台車があれば移動に使えるかも知れません。
建物の構造をみると外壁はそんなに厚くない。いざとなったらスタンドで壊して、逃げ道を確保できます。
……古雲さん。すみません。毛布をもらっていきます」

古雲の死体から毛布を剥ぎ取って、自分の首に巻きつける。
持ち歩いていた毛布は、代わりに誰かに受け取ってもらいたい。
懐中電灯は2つ。ここで見つけたものと、基山が持っているもの。

327蔦屋『ムーヴァー』:2011/03/10(木) 19:51:31
>>322-326
「私は正面玄関から出る方がいいと思うけど……結局2体2で割れてしまうわね。
出たあとの道がわかっているし、展示品の中で使えそうなものがあれば拝借できるかもしれない。
……もう古雲さんが居ないのだから、誰に気を咎める必要もないということね。

罪がキーポイントになっているのなら、窃盗行為を働くことは危険かもしれないけど……」


相談しながら、ふと、この事務所にも冷蔵庫があったことを思い出す。(>>220)
探し、見つけたら、中に何か食べられるものなど入っていないか、一応確かめておく……。

328蔦屋『ムーヴァー』:2011/03/10(木) 22:10:50
(追記失礼)

>>325
冷蔵庫へ向かう途中で、手帳を受け取る。

「ええ、ちょっとね……一旦スタンドを解除した方がいいかも。状況が許すならだけど」

329流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/03/10(木) 23:05:58
>>325-328
「そうだな……『蔦屋』、
 申し訳ないが俺も『裏口』に意見を変える。
 心残りはないほうがいい。
 展示品の中には農耕品の鍬などがあったかもしれないが……
 恐らく刃物としては期待できないだろう。
 棒術として使うものなら、古雲の杖あるいは木の枝などを途中で調達もできる。」

「それに『蔦屋』、懐中電灯のひとつは君が持っておくといいかもしれない。
 君の能力は見ることにある。君が皆の目となり、我々が状況を打開する。」


他の連中の行動が完了し次第、『基山』と二人で裏口方面まで進む。
出口寸前まではまだ行かない。他二人と離れすぎず、斥候的な役割を負う。
この二人は『連中の気配』を感じたことがあるので、
扉越しでも何か感じるかもしれない。目や耳で拾えればそれが第一だが。

330:2011/03/11(金) 02:03:12
>>324-329
『女ヶ沢』は、2つずつ持っていた懐中電灯と毛布を、1つずつ誰とは無しに差し出した。
『流蔵』と『基山』は、先に事務所を出て非常口へと通路を進む・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
通路上に人影は無かったが、2人は息を殺して周囲の様子を警戒した。
>>327
シンク台の横に置かれた小さな冷蔵庫の中には、何も入っていなかった。
貴方は、『古雲』の持っていた手帳を『基山』から受け取る。

331基山『ルナウェイ』:2011/03/12(土) 23:04:07
>>330
「俺は『毛布』は必要ねー。
『スタンド』で扱えないから、戦闘ではジャマになるしな」

後ろの女ヶ沢に答えた後、流蔵についていく。
通路を進みながら、流蔵に小声で話しかける。

「しかし、『捕まえる』か・・・・・・『馬場』の死とは関係あると思うか?
捕まえられたっつーなら、あいつがそうだぜ。
あいつは捕まえられて、それが『原因』で死んだのか?
あの『ニトログリセリン』ってのは・・・・・・さっき思い出したが、『心臓』の薬だろ?
言いたかねぇが、『病死』かもな」

332女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/03/14(月) 23:25:47
>>330
蔦屋が手帳を見終わったら、自分も確認したいと手を伸ばす。
『裏口』へ移動する。

333蔦屋『ムーヴァー』:2011/03/14(月) 23:48:52
>>332
手帳をパラパラとめくる。
常人にはとても読めないようなスピードでめくっているように見えるだろうが、
一枚めくるごとに視界を一時停止してざっと読む。
どんなことが書かれてあるか、重要そうな文章はあるか、目を通す。

読み終わったら女ヶ沢に手帳を渡し、入れ替えに>>329で言われた通りに懐中電灯のひとつを受け取る。
そうしたら女ヶ沢に続き、最後に事務所を出ることになるだろう。

334流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/03/15(火) 15:28:45
>>331
「俺が扉を開ける……
 『基山』はスタンドで援護を頼む。
 目で見えるもの以外……周囲の気配にも気を配ってくれ。」

非常口まで進み、スタンドを発現し扉を開ける。
扉の向こうを確認して異変がなければ外に出て360度周囲を見渡す。
出る直前には後ろ手に指で『基山』に合図を送り行動。

335:2011/03/21(月) 20:46:24
>>331,>>334
『ギキィ・・・・・』
 
非常口のドアが軋みながら開くと、冷たい風が吹き込む。
外は、月明かりで照らされており、周囲に生えた木々の辺りまでは見通せた。
外に出た『流蔵』は、センターをグルリと囲んで伸びる舗装された道路を越えて、道路を囲んでいる
芝生の上をサクサクと音を立てて歩く・・・・・・・・・・・・・・・。
周囲に人影は無く、それらしい気配も感じられなかった。
芝生を囲む木々の奥にも、『基山』が何かを確認する事は無い。
>>332-333
手帳の中には、特徴的な細かい文字が書き込まれていた。
雑然とスケジュールや覚え書きが並んでおり、ほとんどが単語で構成されている為、第三者が全体の意味を
推し量る事は難しい・・・・・・・・・・・・・・・・・。
センターや山、村の名前など、聞き覚えのある単語もあったが、それ以上の情報は得られなかった。
幾つかの紙片も挟まっていたが、雑貨の購入レシートや郵便伝票しか見当たらない。
各々が内容を確認しながら、貴方達は『古雲』を残して事務所を出た。

336基山『ルナウェイ』:2011/03/22(火) 01:40:21
>>335
「いないな・・・・・・・・・奴ら、どこ行ったんだ?
樹の奥にも、動いた『軌跡』はねえ」

流蔵について歩きながら、
馬場が攫われた状況を思い出して郷土センターを見上げる。

「まあ、好都合とも言えるがな・・・・・・
何かあったか? 蔦屋」

337蔦屋『ムーヴァー』:2011/03/22(火) 02:13:02
>>335
二人を追って非常口から出る。
追いついたら、

>>336
「とりとめのないスケジュールとか覚え書きがほとんどね。
あとはレシートや郵便物の伝票が挟まってた程度だわ」

基山に答えて言う。

「収穫といったら、せいぜい彼の字を覚えたくらいかしら」

338流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/03/22(火) 13:36:22
>>335
「特に怪しいものはないな……『板』の類も見当たらない。」

周囲を警戒しながら、先陣をきってセンター入口方面へと進む。
壁に接触しすぎない程度に、壁よりに歩こう。歩くよりは少し速い程度の速度がいい。
頭上や窓も時折警戒する。
また、気になるものがあれば皆を手で制し、いったん止まる。

「女ヶ沢は最後列で蔦屋のカバーを頼む。懐中電灯は必要以上に動かす必要はない。
 基山は目で索敵とともにスタンドで俺と女ヶ沢をフォローしてくれ。
 蔦屋は俺の進路を時たま照らしつつ、周囲を探って欲しい。」

339女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/03/23(水) 01:24:25
>>335
「ああホントに古雲さんは死んでしまったんでしょうか……、なんだか現実感がありません」

誰も受け取らなかったほうの毛布は、事務室に残すことにした。
センターを出ると、たびたび後ろを気にしながら、列の最後尾をついていく。

「ここが、異世界だとは思えない。なんて能力だろう」

白い息を吐きながら嘆息を盛らす。
自分で世界を作るなんて強大な能力だと考えるより、元々あった世界に連れてこられたと考えたい。
並行世界か、記憶の中から再現した世界か、元の世界を一部隔離して作った箱庭世界か……。

「夜が明けない、というのは、時間が止められているのでしょうか。
星の位置を見て、夜が進んでいるかわかればいいのですが……、
携帯電話の時計は、たぶん役にたたない」

唯一有力な情報源だと思われる写真を取り出し、撮影日時の記載があるかよく調べてみる。
カメラの機種によっては日付データが写真の画像の一部として写し込まれていることもあるからだ。

340:2011/03/23(水) 22:23:20
>>336-339
君達全員が非常口から外に出ると、『流蔵』が先に正面入り口の方へと歩き出していた。
ふと、センターを見上げた『基山』は、何かが上から舞い落ちて来る事に気付く。
 
『ドドドドドドドド』
 
それは、チラホラと降って来た雪だった。
薄曇った空に星は見えず、次第に雪の降りは強くなって来る様だった。
>>339
写真に日時は無かった。

341女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/03/23(水) 22:39:31
>>340
「雪、です! 雪が、振ってきましたよ……」

手のひらに雪をうけて嘆く。

「どうやら、夜は明けなくても、天候は変化するみたいですね。
山をスベらなくて良かった……椅子なんかじゃあ、転倒してしました。
それはさておき、路面がスベリ易くなると、慎重に歩かざるを得ない。
下山までに、時間がかかるかもしれません。視界も悪くなってきますね。
厄いですよ……。非常に厄い状況になってきます……」

342蔦屋『ムーヴァー』:2011/03/23(水) 23:52:39
>>340
「これは……積もるようなら歩きにくくなるけど
降り始めたばかりだし、それはもう少し時間が経ってからのことね。
それよりも貴方の能力に邪魔にならない?」

『基山』に言う。


そして、少し気になったので、視界を手帳を見ていたときに戻して
『郵便伝票』で届いたものは何だったのか品名と、誰からだったのか差出人を確認しておく。
(手帳そのものは女ヶ沢に渡してしまったため。
もし渡した判定が成功しておらず私がまだ持っているなら、単に普通に見て上記を確認する)

その後、他の皆が移動を開始するようならそれについて歩こう。

343流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/03/24(木) 09:54:48
>>340
「なぜ雪が……?夜が明けないなら天候も固定されてると思っていたが。
 積雪も問題だが、月明かりの確保ができないことと視界が悪くなることがまずいな。
 あまり離れすぎないよう引き続き進むとしよう。」

正面入口を見渡す位置まで進む。
異変がないようならセンター入口と坂(目的進路)の間まで進もう。

……移動中、雪はわずかに建物や木々に積もると思うが、
雪の積もった箇所に変化は見られるだろうか?積もり具合に違和感もないだろうか。
また、建物の外側と記憶にある建物内部の床などを比べて考えた場合、
劣化具合は外のほうがひどいようなことはあるだろうか?
上記についておかしいと感じた場合は、建物入口までの移動に留めたい。

344基山『ルナウェイ』:2011/03/25(金) 21:26:34
>>340 >>342
「何ィ〜〜!? 『雪』だ!
たしかに・・・・・・視界が少し面倒なことになるな。
ま! 何か塊が動いたならわかる筈だが、細かいものは見にくいぜ」

屋根を見上げるのを止めて、蔦屋に答える。
再び、周囲に動く軌跡がないか警戒に戻りたい。

「女ヶ沢の言うとおりだぜ。さっさと行かないとやべえ。
センターの入り口なんかに『傘』なかったっけなぁ〜〜」

345:2011/03/26(土) 00:44:08
>>341-344
『流蔵』を先頭に、貴方達はセンターの入口から坂道の方へと進んだ。
舞い落ちる淡雪は、肌に触れると同時に溶け落ちる・・・・・・・・・・・・・・。
雪は、刻々と周囲に降り積もり、山々を雪景色に染めて行く。
>>342
郵便伝票は、日本郵便のそれだった。
具体的な品物の名は無く、『雑貨』とだけ書かれている。
取り扱い指示は無かったが、140サイズと大きめの品である事が分かる。
>>343-344
積雪やセンターの状態に異常は見当たらず、坂道の周囲にも人影は無かった。
坂の下には、明かりの消えた外灯が1本立っている。

346女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/03/28(月) 22:48:50
>>345
「センターの発電機じゃあ、ここの外灯はともらないんですね。
 ……どうしましょうか。一旦センターに戻って、準備を整えなおしますか?」

前を行くメンバーにたずねる。

347蔦屋『ムーヴァー』:2011/03/28(月) 23:15:44
>>345-346
「戻っても、使えそうなものが見つかる可能性は低いと思うわ……勘だけど。
それに、時間をかければかけるほど積雪はひどくなるわ。
雪は、例えば地面に空いた『クレバス』なんかがあっても覆い隠してしまう……
『地形を変える能力』と併用されたら厄介ね。
問題なく歩ける今のうちに距離を稼いでおくべきだと思うけど」

女ヶ沢に言う。そして全員に向かって、

「それに……この天気と、『奴ら』の姿が見えないこととの関係が気になるわ。
雪が降ることを見越して姿を消したのだとすれば、何か狙いがあってのことかもしれないけど……
単純に雪を嫌って退避したのだとすれば、これはチャンスなのかもしれない。
……確信は持てないわ。判断は任せます」

どう決断が下されるにせよ、皆が移動するようなら付いていく。
基山が広範囲に確認しながら移動しているようなので、私は正面方向を注視しよう。

348基山『ルナウェイ』:2011/03/29(火) 22:30:46
>>345-346
「いや、今から戻るって手はねぇだろ。
それより左右の森に注意しろよ。奴らは素早いからなぁ〜〜」

注意を促し、全員で離れないように坂を降りていく。

>>347
「確かにその可能性はあるが・・・・・・つーことはこの雪、
俺らにとってもやばいかもってことだよなぁ〜。
ただ、どう考えるにせよ、現状急いで山を下る以外に俺達に選択肢は無いんじゃねえか?
何に気をつけるにしてもな」

349流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/03/30(水) 18:45:57
>>345-348
これまで同様に警戒しながら、先頭を『進む』。
ただし雪が積もった箇所に異変を感じないかも気にする。
(積もりやすい頭部に対し、髪の毛が抜け出すなど朽ち初めがないか。)

「……俺も数秒前は戻ることを検討しかけたが……やはり進もう。」

「『連中の正体』や『崖が出現した』ことを無視した上で
 『建物や人間が朽ちる条件』を考えてみたが、
 時間が急速度で流れてるなら我々はとっくに餓死している。雪ももっと激しいはずだ。
 生物が対象外ならば、少しずつ朽ちていくというテープやメモの内容と矛盾する。
 ならば『温度』か?とも考えた。
 それならば体温のある我々には時間差ができ、そして体力低下のたびに減耗、
 死体になれば体温がなくなり消滅する。機械や建物は気温に左右されるはずだ。
 だが、雪でそういうことが起きる様子はない。今のところは。
 建物も内外あまり変わらないようだ。
 となるとこの空間自体は一定のリズムで天候が繰り返されてるか、
 あるいはどこか闇の世界に切り離されてるのかもしれない。」

「結論から、雪自体は後々の脅威のほうがやっかいに思える。
 この雪自体が体力を奪い我々を消耗させる可能性はあるが……
 いつやむのかわからない以上、これ以上の時間ロスは危ういだろう。
 準備不足といえば準備不足だが、防寒具を探すのは手間取る。
 その間にも積雪量は増え、危険も増すだろう。」

350流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/03/30(水) 18:50:55
「ただし雪自体が本当に何もないかはまだわからない。
 そこで、いざとなったら俺と『女ヶ沢』の能力で対処したい。
 『クレーターボーイズ』なら一時的な避難場所を作れるし、
 『女ヶ沢』の能力なら『我々全員を雪から守れる』んじゃないか?
 あくまでも想像だが。

 つまり雪を一時的に弾きながら移動し、俺が避難場所を作る案だ。
 徒歩で1時間の距離が正しいならだが……居続けるよりマシだろう。」

351:2011/03/31(木) 01:23:56
>>346-350
降り続く雪の中、貴方達は足元を気にしながら坂道を下りて行った。
舗装された地面を覆い始めていた『べた雪』は、強く踏むと容易に足を取る程滑り易い。
外灯の立っている辺りまで下りると、道の先はT字路になっている。
人の気配は、やはり感じられない・・・・・・・・・・・・・・・。
それとは別に、周囲の空気が肌寒くなって行くのを感じた。

352基山『ルナウェイ』:2011/04/02(土) 22:51:29
>>349-351
「『雪』みてえなわかりやすい現象があるなら、
テープの奴もそういうメッセージを残すだろうしなぁ〜〜。
にしても、かなり寒くなってきたな・・・・・・足元気をつけろよ。滑るぜ」

滑らないようやや速度を落として、古雲が言っていた街への道へと進む。
頭や肩に積もる雪を時折振り落とす。

「にしても、あのタイミングで奴らが消えたのは何でなんだろうなぁ。
俺、ずっと見張ってたけど、メモが落ちたのに気を取られて、
その瞬間だけ見てなかったんだよなぁ〜〜〜。その点に関しては、すまんとしか言えねぇけどよ」

353流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/04(月) 17:07:05
>>351
「とりあえず進もう……寒さは増していくだろうが、
 道のない雪山を攻略してるわけじゃない。
 歩き続ければ底冷えも凍傷もそうは起きない。」

[>>112]で確認した件のゆるやかな下り道を進む。
センター側からだと右に折れる感じだろうか。
まっすぐ進めば左手に折れてバスのあった道だったはずだ。
麓まで一時間の下り坂は幅4メートル程の道路で、古雲曰くずっと道が続いていたはず。

聞いたとおりの道幅を確認した上で、崖に落ちないよう道の中央を足元に注意して進もう。
警戒面では、主に前方の確認に努めるが、ときおり周囲に『灯り・光』などがないか気にしたい。
(この付近の外灯は消えていたので、外灯がなければ周囲は完全な闇に近いのでわかるだろう)

354女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/04/04(月) 23:45:49
>>351
「雪は攻撃ではなさそうですね……、季節も季節ですし、雪はおかしくない」

しかし……、誰も追いかけてこないのは、どうしてだろうか。
消える条件も、出現する条件も、わからないままだ。
馬場さんの死体の様子から、この世界と追立祭との関係は伺える。
追立祭のルールには、たしか時間制限はなかった。
あるいは、まだ調べていないルールがあったのかもしれない。
まあ……、いまさら戻れもしない……。
それに本当に時間制限があるなら、一刻も早く麓に降りたほうがいいだろう。

とにかく歩く。定期的に振り返ったりはする。人影が現れたときを思い出して
外灯の付近に懐中電灯の光を投げてみたりもする。

355蔦屋『ムーヴァー』:2011/04/05(火) 00:14:27
>>351
「急いだ方がいいわね。
怪奇現象とは何の関係もなく一同『凍死』とか笑えないわ」

一同と歩調を合わせて進む。
右へ曲がるルートになると思うが、曲がる際に
一瞬立ち止まって左側を見やり、奇襲を警戒する。
何もなければ視線を戻して進んでいく。

>>352
「うーん……それって、メモを見つけたことが『条件』だった可能性もあるけど。
謝ることないわよ。気にしてもしょうがないわ」

356:2011/04/05(火) 20:30:48
>>352-355
貴方達は、T字路を右へと進む。
緩やかに右へのカーブを描いた下りの坂道に、人影や動くものは見当たらない。
約4メートルの道幅は、4人が並んで歩いても余裕のある広さだった。
道の左側は、ガードレールで遮られた直角に近い断崖になっており、懐中電灯で照らしても
下の様子はハッキリと確認出来ない。
対して、右側は壁の様にそびえる直角に近い急斜面になっている。
 
『ジジジ・・・・』
 
貴方達がカーブの最外周の辺りまで進んだ頃、道の左側にポツンと立っていた外灯が不意に
微かな音を立て始めたかと思うと、数回点滅した直後、明かりが点いた。
坂の上を振り返ると、T字路の辺りに立っていた外灯にも明かりが灯っている。
 
『ドコドコドコドコドコ』
 
ふと、小刻みに太鼓を叩く音が聞こえ始め、その音が山中に響き渡った・・・・・・・・・・・・・・・・。

357流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/06(水) 16:25:04
>>356
「……わかりやすいお出迎えだな。
 ルールは不明だが……ここからが『追立祭』開始というわけか。
 全員、『壁のような崖側』に寄っておいてくれ。
 頭上からの奇襲はスタンドで対処できても、
 見えない崖下から急に現われると不意をつかれ連れ去られる……。
 そして進むぞ。
 前方の注意は俺が引き受ける。頭上・崖下・背後は任せる。」

右手崖側に寄った後、頭上と前方を一度確認した後、急ぎ足で前進する。
前方は電柱の明かりで少々の間はライトなしでも視認できるだろう。
敵の気配の有無とその方向(四方八方or一方向からか)は気にしておく。

358基山『ルナウェイ』:2011/04/06(水) 22:32:10
>>356-357
「マジか、『祭り』か!?
後ろから来る奴らはブチ抜いてやるぜ・・・・・・
奴らに触れられないように気をつけろよ〜。サルみてえな動きだからな」

流蔵について右手の崖に寄り、
振り返って『ルナウェイ』を構え、後ろと上を気にしながら進んでいく。

「どれくらい居ると思う?
無尽蔵ってわけじゃねえなら、足を止めて迎撃した方がいいって可能性もあるんじゃねぇか?
ま、そんなに甘くはねぇか」

359蔦屋『ムーヴァー』:2011/04/06(水) 22:54:34
>>356
「始まったようね……どう出るのかしら」

なるべく自分が一番前や一番後ろにならない隊列でまとまって進む。
ある程度進んだら視界を止め、何か怪しい兆候がないかを確認する……
なければまた歩き出す。

また、聞こえている太鼓はあのICレコーダーで聴いた曲と共通点があるだろうか?
思い出す。

360女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/04/07(木) 23:16:42
>>356
「緊急時の広範囲衝撃波は、光を切った二秒後を合図とします。
悲鳴があがっても、発生させます。力が届くまでラグがありますので
ヤバイと思う少し前に声を上げるようお願いします」

一番後ろで、後方を警戒しながら崖沿いの道を早足に歩く。

「多勢の相手は却って得意。殴れる相手なら怖れるに足らず、です。
それはそれとして、外灯を破壊すれば止む可能性も考えられます。
特にデメリットがないのであれば、破壊してみたいところですが……」

361:2011/04/08(金) 09:56:25
>>357-360
そそり立つ崖沿いに坂道を足早で下りながら、貴方達は自然と列を成していた。
『流蔵』を先頭に『基山』『蔦屋』の順で並び、『女ヶ沢』は最後尾で後方を警戒する。
一定の間隔で鳴り響く太鼓の音に途切れる気配は無く、『蔦屋』が聞いた歌との共通点は、
特に感じられない・・・・・・・・・・・・・・。
深々と降り続く雪で、道路は白く覆われつつあった。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
途中にある外灯の横を通り過ぎると、道路は20メートル程の直線になっていた。
傾斜が一段キツくなっている事は、目に見えて分かる。
道の左側には、相変わらずガードレールが続いており、外灯も点々と立っていた。
道の先は、ほぼ直角に左折しており、再び真っ直ぐ伸びた下りの坂道になっている。
ガードレールから下を覗くと、その坂道が確認出来た・・・・・・・・・・・・・・・。

362基山『ルナウェイ』:2011/04/10(日) 10:22:35
>>361
「今度は目を切らねぇぜ・・・・・・蔦屋、地面はどうだ?
雪に俺達以外の足跡なんてついてないだろうなぁ〜〜」

崖の上を中心に上方と後方を警戒しつつ進んでいく。

>>360
「『外灯』? 意味はわかんねえが、俺のスタンドで撃ってみるか?」

『ルナウェイ』を軽く構えて見せる。

363女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/04/10(日) 23:09:44
>>361
「外灯を壊す意味があるのかは、わかりませんが、
気になるので、念の為に破壊してみようと思います。
基山さんの銃のスタンドのほうが向いていますね。
よろしければお願いします」

ところで思い出してみる。センターに来る道中でも、外灯は複数見られただろうか。

「太鼓の音……どこから鳴っているんでしょうか。
いや……異世界だから、考えても無駄かも知れない」

364蔦屋『ムーヴァー』:2011/04/11(月) 01:33:03
>>361
「雪山で大きな音を立てると雪崩が起きるっていうけど、そんなオチにならないわよね……
まあ、実際に物理的な音波として発生しているのかどうか、怪しいものだけど」

傾斜のある雪道を慎重に歩く。
とはいえ、滑らないようにいくら気をつけても『どうしようもない時』もある。
そういう場合に大事なのは『転び方』だと、昔スキーに行ったときにインストラクターから聞かされた。
転んでしまった場合には少しでも被害が少なくなるように転べるよう、留意して進む。

>>362
「……見てみるわ」

言われるまま、『足跡』の存在があるかどうか確認する。

>>363
「そうね、考えられるリスクというと……
第一にガラス片が散乱する。後々その下を通過するときに、たまたまそこで転ばないとは限らないわ。
第二に暗くなったら見えづらいでしょう。以上二点によって逆にピンチを招く可能性がある。
試しにやるというだけなら、後ろのものだけ狙った方がいいような気もするけど。無理には止めないわ」

365流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/11(月) 12:27:22
>>361
「条件を探るにあたって、破壊を試すのは賛成だ。
 ただ……敵の姿がまだ見えてない段階でやったとして、敵が居なくなるにしても、
 それが破壊の結果なのか偶然なのか検証できないのは避けたい。
 今のところ、やるのは『後方』だけにしたほうがいい……」

速度を少しだけ落ち着かせたまま前進、左に曲がる。
曲がる直前まで左折してすぐの場所は死角になるので注意したい。
右側の壁伝いに移動するので出会頭でも至近距離というのは避けれると思う。
警戒担当は、左折路の先を含めた、視界前方180度。

音が近づいてくる様子や、外灯以外の灯りが見える様子はないと判断していいだろうか。

366:2011/04/13(水) 00:42:24
>>362-365
白く染まった道路には、貴方達の靴跡だけが点々と残されており、それらも降り積もる雪が消して行く。
今までに見た外灯は、2つ。
点灯が確認出来た数も同じで、暗い山々に他の明かりを確認する事は出来なかった。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
貴方達が突き当りまで坂道を下ると、坂の上から地鳴りの様な振動が響き始める。
4人の視線が外灯の立っているカーブの辺りに集まった直後、古めかしい筒袖を着た男女が、坂の上から
洪水の様に駆け下りて来た・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドォォオオ━━━━━━━━━━!!』
 
その『群れ』は、途切れる事無く貴方達の方へと迫って来る。
両手の平を突き出す様にした人々の怒声が、太鼓の音を掻き消した。

367流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/13(水) 12:53:52
>>366 【ALL>提案】

「まずいな……数が多い上、相手は山に慣れている。
 このまま駆け下りても奴らのほうが速い。
 かといってここで戦っても多勢だと囲まれて不利になる。
 まだ先は長い上、後続がいないとは限らない。ここで戦うのは時間のロスだ。」

「一つ、俺に案があるが乗るかどうかは考えて決めて欲しい。
 もちろん、よりいいアイディアがあればそっちに乗り換える。
 『この雪道を連中より速く行く』。 
 リスクは『激突の心配』と、『互いに掴む』ことがどこまで危ういかだ。
 バラバラで滑るのが無難だが、停止方法は俺がなんとかする。」

そう叫んだ後、ガードレールの側まで駆け寄り
スタンドでガードレールを破壊する。崖下に落とさないよう注意。
通常なら支柱が3本あるのでそれを折るだけで外せる、入手できるはずだ。
できれば1つのガードレールを二つに割り、合計『4本』、ボードを手に入れたい。

「こいつを使って降りる。今なら斜度が増した上、雪が積もっている。
 『蔦屋』は前方の直進した道がどこまで続くか?敵はいないか?先はどうなってるか?を確認してくれ。
 『基山』は後方の道と山側の両面の、防御を頼む。連中までの距離も確認して欲しい。
 『女ヶ沢』……君の能力は遠距離も攻撃可能か?そうでなければガードレールの破壊と作成を手伝って欲しい。
 もし、能力でなんらかの『罠』を仕込めるなら、それをやってもいい。ガードレールはしばらく続くから本数は足りる。」 

この指示は、『完全な別案』があった場合でも各自の役割を有効に使える。
なお、『ソリ』での危惧は2つ。
互いに掴み合わないように滑らなければならない。1つで滑るか4つで滑るかだが。
そして通常の手段では、急停止ができない点。パワーで止めるか能力を使うしかない。
ただし、『ソリッドハーモニー』ならば『共鳴』を用いて別の方法があるかもしれない。(流蔵の頭にはない)

368流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/13(水) 16:14:54
>>367補足
まずないと思うが、万が一の崖下からの奇襲を考慮して
ガードレールから本体は1メートルほど離れた位置で作業。
破壊自体はスタンドで行うため、射程距離で対応できる。

369女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/04/13(水) 22:44:45
>>366-367
「その提案に乗りましょう。スベってコロぶ危険はありますが
このまま逃げて追いつかれる危険に比べれば、どうってことのない危険です」

スタンドをガードレール側に飛ばし、『支柱』を対象にして殴りつける。
一度に複数のガードレールをへし折れるはずだ。

「『ソリッド・ハーモニーの衝撃波』は、同種の物体を通して広がっていきます。
一人を殴れば、側にいた人間も同じく衝撃波に飲まれる。そういう能力です。
それで私の策ですが、足止めに、『地雷原』を作れます。……道路を壊しまくって、瓦礫をバラ撒く。
遠くから飛礫を投じれば、足元に散らばった瓦礫に衝撃波が伝わるというものです
……彼らに攻撃が効くのかが問題ですが……基山さん! 撃っていただけますか!?
私はこの瞬間に、ガードレールの破壊を選びます」

370蔦屋『ムーヴァー』:2011/04/14(木) 20:51:43
>>367
「反対する理由はないわ……ソリを作るのが間に合うかどうかと、
上手く滑れるかどうかは、ちょっと不安だけど」

『流蔵』の言葉に答えながら……
『フライパン』は>>270>>272>>276で置いてきてしまっただろうか?
持っていればそれを構え、駆け下りてくる連中の様子を見る。

そして……何か、ただ軍勢として駆け寄ってくる以外に、
統率の取れた戦術のようなものは見受けられるだろうか?
集団の中に、写真で見た『あの子供』はいるだろうか?
以上二点を、視界を停止して観察することで確かめる。

371基山『ルナウェイ』:2011/04/16(土) 23:18:13
>>366-370
「あの勢いじゃあそれしかねえか・・・・・・
スキーとかスノボとかうめえよ、俺。一人ひとり滑るってんなら、賛成するぜ」

道の両端を気にしながら、群衆に向けて『ルナウェイ』の銃弾を放つ。

「しかし、奴らどっから来たんだ?
やっぱ、崖と同じで急に現れたっつーことかな」

372:2011/04/17(日) 01:47:42
>>367-371
『ベギャアッ!』
 
貴方達が、ガードレールを破壊して人数分の『ボード』を用意する時間的余裕は、殺到する
人々のスピードから考えてもギリギリの状況にある。
4つのボードを用意した場合、3〜4メートルの距離まで『群れ』の接近を許す事になる。
 
『ドォン!』
 
『ルナウェイ』の放った弾丸が、先頭集団の一人に命中した。
胸元に被弾した中年男性は、うつ伏せに倒れ込んだが、後続集団は彼を踏み越えて来る。
>>369
支柱は『ガードレール』の一部なので、それだけを対象に破壊する事は出来ない。
つまり、ガードレール自体が連鎖的に破壊される。
当然だが、他の物体に対しても同様。
>>370
坂道を駆け下りて来る人々の動きには、暴徒の様に本能的で単純な志向性を感じる。
つまり、ただただ貴方達に殺到して来る『動き』に見えた。
途中で転んだ者が、後続の人々に容赦無く踏み付けられて行く様子も確認出来る。
人々の中に子供の姿は見当たらず、貴方の手にフライパンは握られていない。
何処に置いて来たのかは、すでに定かでは無かった。

373流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/18(月) 16:26:38
現時点までに確認できた情報だけで、いま一度状況を尋ねたい。
(行動や周囲を再確認という事項に値するレスではないので、時間は停止させて欲しい)
1〜4については間違ってないかどうか、5についてはすでに認識できた範囲で数値を教えて欲しい。

1.4人はT字路から曲線的に右折しその後20m直進、
  現在は直角に左折する道路の手前にいる。流蔵と女ヶ沢は左端のガードレール脇にいる。
  残り二人は崖沿いに歩いていたので、崖(壁)〜道の中央までの位置にいる。

2.いま見える範囲の外灯は、すでに通過した20m手前の道…その曲線中央にポツリと一つ、
  それ以外はこれから前進にあたる道にポツポツと存在する。とっくに過ぎたT字路前にも一つあった。

3. 『女ヶ沢はガードレールを破壊していない』
   『流蔵はガードレールを破壊途中、あるいは1本破壊してある』

4.『道の先はまだ(外灯を除いて)確認していない』

5.これまで見た範囲で認識してるべき事項について『質問』。
  ・『外灯の高さはどの程度だろうか?』
  ・『ガードレールは途切れ途切れになってない繋がった形状だろうか?
   (いま見てるものではなく、これまで見たガードレールからの情報でもいい)
  ・『ガードレールの支柱同士の幅は、一般的な道路にあるものと同じ、約2メートル程度だろうか?』

374:2011/04/18(月) 22:47:33
>>373
現状の認識は、ほぼ正しい。
 
外灯の高さは、約4メートル。
今までに全容を確認している2本については、ほぼ同じ型のものに見える。
ガードレールは、延々と繋がっている一般的な形状。
その柱の幅は一定で、約2メートル。

375流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/19(火) 00:38:42
>>372 【メール欄】
「『蔦屋』!進路の先を確認してくれ!
 それと俺の持つバッグの中にレストランで手に入れたものがある。
 武器にはならないかもしれないが、連中は反応するかもしれない。よければ使ってくれ!」

「……奴等の勢いが速過ぎる。
 4本はやめよう。この長さなら2人1組二本でいい。
 その作業は俺で済ませる。
 『女ヶ沢』は『基山』とともに奴等の勢いを止めてくれ。
 『基山』はすぐ移動できるよう俺に近づきながら……奴等を『転ばせろ』。」

「そして『女ヶ沢』!
 『ガードレールそのものを全体として連鎖対象』にできるなら……
 『ガードレール』を『道路の内側に向かって全力で殴り飛ばせ』!
 道の外から『内側』だ……全力で打ち付ければ……できるんじゃないか!?
 ……俺の考えがまずいようならお前も作業を頼む。その場合は2本分の時間で一気に逃げる。」


連中の数は圧倒的だ、だがその数ゆえに一つの塊のようなものだ。
ダメージが人間扱いで与えられるのは証明された……つまり一人一人なら容易にバランスを崩せる。
満員電車は端の人間が傾けば、反対側は押しつぶされる。群衆はひとたび崩れれば塊で倒れる。
道の幅は4メートルと群集には狭い。
そしてガードレールはT字路までほぼ等間隔で続いていた。
近距離パワー型の全力で殴打で、道の内側に殴りつけるように板そのものを千切り飛ばせれば、
道の人間は真横に板ごと殴られる。後は群集の端が崩れる力が全体に影響する。
『基山』の銃弾で『先頭部分』の人間の足などを狙い、さらに『詰まらせれば』それは拡大に影響する。
崖の傾斜で転がるにしても、人間は雪だるまのようには転びきれないし、こちらはすぐに行き止まり。
我々は左折通路にすぐ入れば、全員がそれすら避けられる。

『流蔵』は一本目を破壊したら即座にそれをスタンドで抱えて進路先の『次のガードレールを破壊』。
連鎖範囲は聞いてる感じだと接近距離。
『流蔵』がいま破壊した一本のガードレール(2m)を、その奥のところまで運べば、
自分の持つ分を含め、そこから先のガードレールには連鎖しないはず。
時間稼ぎの間に、もう一本も破壊し、計2本の2mの板を手に入れる。

376基山『ルナウェイ』:2011/04/19(火) 02:00:57
>>372 >>375
「板作ってる時間がねえなら、それしかねえなッ!
お前らの『スタンド』なら、ひと一人ついでに抱えて滑るぐらいできるだろうしなぁ〜〜。
そしてイカレ野朗共が、食らえッ!」

作業の邪魔にならない程度に流蔵の方へと近寄りつつ、
女ヶ沢の攻撃にあわせて群集の脚へと向けて『ルナウェイ』を連射する。

「だが奴ら、前の人間を踏み越えて来るッ! 避けようとしねえから勢いも落ちねえ!
普通の人間じゃねえ発想と動きだ! 時間稼ぎはあんまり期待できねぇ〜ぜ!」

そういえば、迫ってくる群集の突き出した手は墨で黒いのだろうか。
ルナウェイをリロードしながら、今一度群集の方を見て確認する。

377女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/04/19(火) 20:37:16
>>372-375
「『ソリッド・ハーモニー』ッ!」

ガードレールを外側から殴りまくる。吹っ飛ばして、群衆を押しつぶすつもりように力を加える。
流蔵がガードレールを引き抜いたことで出来た空白を起点にして
人々が追って来る方向に伸びるガードレールのみを殴りつけ、
これから行く先々と流蔵が作業しているガードレールに被害がないようにする。
なお、ガードレールは吹き飛んだあとでも外側から殴り続ける。
粘土を平たく伸ばしていく作業を行うのと同じく拳を加える箇所は拡散させる。
同じく吹き飛ぶであろう連鎖したガードレールを群衆に食い込ませたい。

378蔦屋『ムーヴァー』:2011/04/19(火) 22:39:57
>>372>>375
「あの子はいないようね……そして、思った以上に早いわ。
というより、多少の犠牲や雪道で転ぶ心配など
お構いなしにがむしゃらに突っ込んできてる、って感かしら」

そう言った後、流蔵の指示を受け群衆の対処を他の者たちに任せ、道の先を見る。
併せて、ガードレール付近、すなわち崖近くで作業している流蔵らに歩み寄る。
ただし彼らを越えて崖に近づくことはしない。彼らよりは道側に立つ。

この位置関係には二つの意図があり、まずソリが完成したら速やかに乗れるということ。
そして、下っていく道の先つまり左折したあとのルートが、崖に近づくことでよりよく見えるだろう。


崖下を見下ろすように進行方向を確認する……もちろん能力を使い、視界を停止してである。

まず、敵の待ち伏せがないか。
ここより先にある街灯の明かりが届く範囲をまず確認したあと、
その明かりが届かない暗い箇所にも伏兵がいないか入念に観察する。

次に、ソリで下ることを前提に考えた場合にリスクとなるような特筆すべき地形が存在するか点検する。

以上二点を念頭に置いて、道の先を調べる……



そして確認が終わったら、流蔵の荷物から、彼が『レストランで手に入れたもの』
>>260で入手した『展示用模造メニュー』の事を指していると思われるので、それ)を
拝借し、上着で覆うように隠し持っておく。

379:2011/04/20(水) 00:33:30
>>375-378
『ドンドンドンッ!』
 
『基山』は、『群れ』に向かって残りの弾丸を撃ち尽くした。
人々に回避や防御の動きは無く、弾丸は無防備に突進して来る先頭集団の数人に全て命中する。
足を撃ち抜かれた者は、前のめりに倒れ込み、それを後方の人々が踏み越えて来るのは同じだった。
 
『ドギュゥ━━━━━━━━━ン!!』
 
ガードレールの一部を『流蔵』が破壊すると、『女ヶ沢』がガードレールの外側に『スタンド』を飛ばす。
次の瞬間、『ソリッド・ハーモニー』が拳をガードレールに叩き込んだ。
 
『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォッ!!!』
 
ガードレールは、3メートル程が貴方達の後方を遮る様に道路へと飛び出す。
さらに、来た道に沿って伸びる無傷のガードレールにも、その『破壊の余韻』は伝わった。
道路の内側へ波打つ様に変形したガードレールは、そのまま柱の部分も次々と破壊され、勢い良く道路に
飛び出す・・・・・・・・・・・・・・・その直撃を受けた『群れ』の一部は、絶壁の崖へ雪崩れ込む様に崩れた。
ここに来て、漸く坂を駆け下りる人々の動きが止まった。
>>378
左折した道路の先は、同じ様な広さの道路が続いている。
急勾配になっており、しばらく下った辺りに外灯が1本ポツンと立っていた。
人影や動くものは、見当たらない・・・・・・・・・・・。

380流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/20(水) 13:53:10
>>379
「……凄いなこれは。想像以上に頼もしい。」

「これからソリを使うが……否応かやり残しがあれば告げて欲しい。
 ソリの使い方だが……『俺』と『基山』はそれぞれの『後部』に座り『後ろを見る』。
 『女ヶ沢』と『蔦屋』は前を向いてくれ。
 『基山』は後方や山側の敵確認、及び撃退のため後ろだ。
 『女ヶ沢』は前方に咄嗟の危険を感じたらスタンドで2つのソリを強引に引き止めて欲しい。
 『蔦屋』は前方に目を光らせてくれ。この状況では君の目が重要だ。
 前面の二人はライトも持っていたはずだ。
 なるべく互いには触れないようにしたいが……万が一の場合は叫んでくれ。
 『生身じゃなくスタンド』なら、ルールには抵触しない気もする。

 『俺』が後部に座るのは、『減速』のためだ。
 俺のスタンドは『触れた場所にクレーターを作り、広げることができる。』
 『ただし離せばそれは一瞬で元に戻る』。
 加速すれば2mは1秒もかからないが……勢いは充分弱められるだろう。
 ただし実際にソリを止めるのは俺と女ヶ沢のスタンドのパワーでやることにする。
 残った二人も、靴が少々減るが、必要と感じれば足を使って欲しい。
 速度は最高でも時速30〜40キロに留めるようにしよう。」
 

説明しつつガードレールをもう一本破壊し、女ヶ沢と基山がこちらまで来たら一本を渡す。
ソリで進むつもりだが、皆の意見も聞いて行動は判断したい。
誰も反対意見がなく、かつ準備や確認がないなら最終レス者の判断で進行したい。
『流蔵』は崖側のソリ……その後ろ側に背面を向けるように座るつもりだ。
支柱は2本以上あるはずなので、それを仰向け側にし、支柱を両手で掴むようにする。

381女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/04/20(水) 23:52:17
>>380
「止ま、った……! その場しのぎに過ぎないといえど、彼らに学習がないのであれば
この手はのちのちでも通用しそうです……!」

急ぎ、流蔵からソリとなるガードレールの板を受け取る。

「了解しました!
パワーのスタンドが一人は必要でしょうから、流蔵さんと私は違うソリですね!
普通のソリと違いますが、支柱をひきはがし、
スキーのストックのようにソリの操作に使えないでしょうか!」

(ソリは二人乗り、二枚という理解で構わないだろうか。
こちらの現状理解はこうであるが、流蔵と基山がどちらのソリの乗るのかは任せる)
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1550457.png

早口に言うやソリに座りこむ。クッションとして二人の間に自身の手荷物を挟んでおきたい。
(後部の同乗者に留まる理由がないのであれば)すぐにでも坂を下る。

382流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/21(木) 00:16:29
>>381
認識はこちらと同じ。
流蔵は蔦屋側で背を向けるように乗るつもり。

「本来なら別のレールや枝などを加工して使いたいが時間がない。
 それに本体はしがみつくのに精一杯になるかもしれない。
 方向調整やぶつからない角度修正、最終ブレーキは我々二人のスタンドでやるしかない。俺は能力も使う。
 2mなので軌道はスキーなどより安定するはずだ。
 一度しかできないが、君の能力なら二つの板に同時に皹をいれて速度を無理やり落とすことも可能なはずだ。」 

>>380
なお当然だがソリが勝手に滑らないよう発進直前まではスタンドで押さえておきながら乗る準備をする。

383蔦屋『ムーヴァー』:2011/04/21(木) 01:03:10
>>379-380
「この先の道は、かなり急な坂だけど道幅は一定のようだわ。
しばらく進んだ先に街灯が一本見える。
敵の姿はないわね。見落としがなければだけど。
……行きましょう。あまり時間はないわ」

ソリが完成し次第、その(流蔵側の)『前の座席』に座る。

「でも、後ろを向いている貴方が『舵を取る役』、というのは大丈夫なのかしら。
状況は逐一伝えるけれど……前もって打ち合わせておくことがあれば言っておいて。
それに、『左折地点』はただ勢いに任せるだけで曲がれると思う?それとももうアイデアがある?
私は『先を見る』ことに集中していればいいというなら、信じるけど」

流蔵が言うようにライトは持っているだろうか?持っていれば点灯し、前方を照らす。

384基山『ルナウェイ』:2011/04/21(木) 02:49:07
>>379-383
「よしッ! クソ野朗! そして、俺がそっちだな?
後ろ向きは怖えが、ガッチリ掴んどくか。
曲がるときは俺がぶっ飛ばないように、スタンドで補助してくれよなぁ、女ヶ沢よぉ〜〜」

支柱を片手で掴み、後ろを向いてスキーに座る。
リロードが完了するのを待ちつつ、崖の上等周囲を警戒。
滑り出すのを確認して、再び群集に向けて『ルナウェイ』を構えておく。

385:2011/04/21(木) 13:35:43
>>380-384
貴方達が急造の『ソリ』に乗り始めた頃、坂の上で重なり合う様に倒れていた人々の中からは、
再び起き上がって、下りて来る者がポツポツと現れ始めていた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
滑り出した『ソリ』は、すぐに加速が付いて行った。
道路の外側を『流蔵』と『基山』、内側を『蔦屋』と『女ヶ沢』が並んで滑る。
すぐに、直角に左折したカーブの突き当たりが、ぐんぐんと眼前に近付いて来た。
>>383
懐中電灯は、手元にあった。

386流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/21(木) 18:09:22
>>383
「本当は前に乗りたいが、前座席だと減速に能力が使えない。
 急なカーブや短い区間で蛇行する道に関しては『一度停車する』。
 すまないが強引に進むよりはリスクが少ないと思う。
 曲がる案は現在も考え中だが、停車具合を実際に検証した後にしたい。
 君は周囲に不審がないかを確認しつつ、女ヶ沢とともに前方の道を逐一知らせてくれるだけでいい。
 カーブや障害物が見えたら、前方何メートルぐらいにあるか言ってくれれば減速させる。」

>>385
「さっそく来たな……『女ヶ沢』、スタンドの足で地面にブレーキをかけろ。
 タイミングは俺の能力に合わせてくれればいい!」

スタンドで道に対し両足でブレーキをかける。
と同時に、女ヶ沢達のソリ側の足を中心に、『坂道を窪ませる』。
スピードBなのでソリが2メートル進むまでにはそれなりの深さと広さになるだろう。
坂道に窪みを作れば、中心部以外は『傾斜が変わる』。
そしてソリの前側ではなく、後ろ側で行えば、坂道の傾斜よりも窪みの傾斜が上回り、
一時的にだが『後ろ向きにやや傾く道(最悪でも平たんな道)』となるはずだ。

雪とそれまでの勢いのため停車は無理だが、一時的な減速は行える。
そのままだと『スリップ』あるいは『バウンド』してしまう危険があるが、
それをスタンドの両足を使ってブレーキ兼押さえつける工夫とする。
射程距離は2メートルなので速度が緩め切れない場合は解除されてしまうが、
能力は何度でも使えるので、すぐさま繰り返すだけだ。一回やるごとに速度は大分落ちるだろう。
仲間の合図があるはずなので、余裕のある距離で減速は始まる。
パワー型のスタンドならまだしも、本体は靴等の負担が大きいのでやりたくはないが。

387流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/21(木) 18:17:59
>>386(訂正)
『バウンド』と書いたが、登り傾斜なら最悪『ジャンプ』してしまう気もするので、
登り傾斜をソリがあっさり超えかねないような場合は即解除。即再発動としたい。
(窪みが広がるスピードが勝ればそんなことはおきないと思うが)

388女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/04/21(木) 21:16:24
>>385
「きっと揺れますよっ! 捕まっててください――!」

脇見で流蔵の能力を確認すれば、スタンドの足でブレーキを試みる。
上体はガードレールの支柱をしっかりとしがみつく。

389蔦屋『ムーヴァー』:2011/04/23(土) 21:39:58
>>385-386
「なるほどね。わかったわ、前方の確認は任せて」

懐中電灯を右手に持って前を照らし、左手でしっかりソリに捕まりつつ、両足も踏ん張る。
もしもガードレールの柱が都合よい位置にあれば、それに捕まろう。

流蔵や女ヶ沢がブレーキをかけようとした衝撃を感じた瞬間、
道の先を向き、視界を停止して前方や左右の物陰、崖の上や下などからの
敵襲や伏兵がないか、よく見る。路上の危険物も確認する。
このタイミングを選ぶのは、停止作業中を狙われないためだ。
もし異変があれば声をあげて知らせる。

そして、減速した際に思った以上の衝撃で吹っ飛んだりしそうなら
とっさに懐中電灯を左脇に挟んで、右手もソリを掴む。

390基山『ルナウェイ』:2011/04/24(日) 23:48:24
>>385
「うおおっ、すげえスピード!
お前ら、任せてっからなッ!」

一度『ルナウェイ』を手放して解除しつつ、両手で支柱部分を掴み、振り落とされないようにする。
視線は後方の群集に向けておく。

391:2011/04/25(月) 00:38:22
>>386-390
『ギキィィイイッ!!』
 
『窪み』から乗り上げる様に小さく跳ねた『ソリ』は、そのまま速度を落とし、突き当たりの直前で
完全に停止した・・・・・・・・・・・・・・・・・。
後方には、雪の上を帯状に『ソリ』の滑った跡が残っている。
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
その向こうからは、再び複数の人影が迫って来ていた。
>>389
『ソリ』の停止に前後して、『蔦屋』は突き当たりの断崖の上に5つの人影を確認した。
断崖の高さは、7〜8メートル・・・・・・・・・・・・・・・筒袖を着た5人の男達は、そこから飛び降りた。

392蔦屋『ムーヴァー』:2011/04/25(月) 01:01:51
>>391
「上よッ!突き当たりの崖の上から5人が飛び降りてきたわ!
ビルの3階くらいの高さがあるというのに……捨て身なのかしら、それともなにか秘密が?」

声をあげる。

だが、実際の対処は緊急の状況を除き、自分の仕事ではない……
もしも他の仲間がすぐにソリを再発進させた場合は、それに従う。
再発進をせず、彼らの着地予想地点に自分たちがいるような位置関係になっているなら
ソリから降りて距離を取る。
止まったままでも、彼らの着地予想地点に自分たちがいるわけではなく
彼らがそこから若干の距離を駆け寄る必要がありそうなら、ソリからはうかつに降りない。

いずれにせよ、隙をみて更なる伏兵がいない事を確認するために
この先、左折した先の方向を見やり、道の先や物陰、崖の上や下を確認する。

393流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/25(月) 10:12:12
>>391-392
「ソリの向きさえ変えれば再発進は簡単だ。『傾かせればいい』。
 女ヶ沢!ソリを左に向けろ!すぐに発進させる!
 基山!上からの連中を1〜2秒ほど足止めしろ!あと腰を浮かせ!」

周囲をスタンドでソリの向きを強引に左に変える。
後部座席の自分(と基山)が少し腰を浮かせば容易いだろう。
『連中の落下地点』が仮に『真上』、あるいは『進路方向』なら、
『女ヶ沢』に任せるしかない。(真上ならソリの向きより優先されるだろう)

「女ヶ沢、連中の位置次第では発進直前まで排除に加わってくれ。
 基山がバランスを崩した『一人を狙えば』、我々以外は『連鎖』するはずだな?
 後ろでも上でも好きな方向に全力で吹っ飛ばせ。
 くれぐれも本体での接触と、連中の手への接触は避けてくれ。」

ソリを左に向けたら、スタンドを二つのソリの前方に行かせ、
今度も地面に対して能力を使う。ソリの前方を中心部に窪ませれば、
ソリは急な下り坂にいる状態となりすぐに動き出す。動いてすぐに解除すれば、
後はその勢いのまま、本体で地面を蹴れば同様に速度はつきはじめる。
山道だからまだまだ下りは続くはずだ。尤も、この方法はこの先、限界がくると危惧しているが。

例外として、敵の着地地点が前方の場合、女ヶ沢達の排除が終わるまでは発進させない。
考えたくないが、前後を囲まれるように降りられた場合は、
流蔵もスタンドで相手を蹴り飛ばす作業に加わる。無論、連中の手の平には触れられないように。

394女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/04/25(月) 21:47:40
>>393
「ソリの向きは私が変える! 疾く疾くと出発をッ!」

頭上を確認する暇はないだろう。敵の落下地点がわからないため、まずは回避を優先したい。
スタンドを飛ばし、流蔵のスタンドがソリに手をかけるより早く行動を起こす。
スピードはこちらのほうが上なので可能だろう。(流蔵のスタンドの早さはわからないが)
流蔵が『窪み』を作ったら、タイミングを合わせて二つのソリを前に押し出す。
作業の途中で、前方は確認できるだろう。そこで伏兵を認めるなら、逆にソリが滑らぬよう捕まえる。

395基山『ルナウェイ』:2011/04/25(月) 22:47:57
>>391
「よし、行け女ヶ沢ッ!そして、こいつら上から来やがったッ!
この捨て身さはやべぇ〜〜がよぉ、撃てば死ぬって点ではスゲー安心したぜ。
テメーらをぶっ殺すことに容赦はねえッ!」

女ヶ沢の方向転換にあわせて脚をついて少し腰を浮かし、ソリを出発させる。
同時に『ルナウェイ』を片手で構え、滑るソリ上から発砲。
バラバラに飛び降りてくるようなら着地の瞬間を狙う。脚を狙いたいが不完全な体勢なので、身体に当たればいい。
そして、重なって飛び降りてくるようなら、先に降りた人間を踏み台にするなどしてくる可能性があるので、後に降りた人間を狙いたい。
上記のどちらでもなく、空中から直にソリを狙ってきて、かつ出発が間に合わないようなら、
『ルナウェイ』で空中の人間を直接狙うとともに、女ヶ沢に声を掛け、『スタンド』で迎撃するよう促したい。

396:2011/04/26(火) 02:01:08
>>392-395
『蔦屋』の声で頭上を見上げると、5人の人影が真上から降って来ていた。
 
『ドン、ドン、ドンッ!』
 
咄嗟に『ルナウェイ』を撃ち込んだ『基山』は、それが彼らにダメージを与える事はあっても、
落下自体を阻止出来るものでは無い事に気付く・・・・・・・・・・・・・・・・・。
だが、5人が地面に到達するよりも僅かに早く、『ソリ』は曲がり角を滑り出していた。
 
『ドグシャアッ!』
 
大きな衝撃音と共に落下した5人を尻目に、貴方達を乗せた『ソリ』は再び傾斜を進む。
約30メートルの直線道路は、その中程に外灯がポツンと立っていた。
先へ進むと共に傾斜も深くなり、それに連れて道路左手の断崖の壁も高くなる。
道路右手も断崖になっていたが、こちらの道路にガードレールは無く、少し道を外れると転落は
必至に思えた・・・・・・・・・・・・・・・・。
  
断崖を見下ろすと、その下にも直線道路が並行する様に伸びている事が分かった。
そして、現在進行中の道路を含め、これらが山肌を『ジグザグ』に下る道である事も分かる。
外灯が道路中程に1本だけある点も同じで、どの道の突き当たりも直角に近い曲がり角だった。
貴方達を乗せた『ソリ』は、先程よりも加速した状態で、その突き当たりに差し掛かる。
前後左右、上にも下にも人影の類は見当たらない。

397流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/27(水) 10:54:38
>>396
(壁面を窪ませて円周沿に曲がれるか?
 いや、速度がつきすぎてる上、岩肌のゴツさとボードの長さが仇になる……やめておこう。)

「再び止まって、そしてまたすぐ進む。備えてくれ。
 ただし次回は一度だけ道の中ほど……外灯付近で一旦止まる。」

前回と同じように能力を利用しつつブレーキで停車。
今回は前より加速しているので、激突しそうな場合は崖の壁面に能力を使い、
窪ませることで激突までのラグを伸ばす。恐らくそれをしなくても止められるだろうが。
停車したらすぐさま前回同様に再発進するが、次は道の中ほどの外灯付近で停車したい。
(ややこしいので理由説明と相談の会話は別レスにする)

それと今見た認識についてもう少し詳しく確認したい
①ガードレールはこの先見当たらない
②ジグザグとあるが、崖下にすぐ次の道路があるということは、
  道は『コ』の字状に近い形になっているのだろうか?小腸のような。
 道路から飛び降りれば、次の道路にいける形で正しい?
③外灯は道の外側(崖下側)にあるだろうか?
④崖下までの高さは7〜8メートルだろうか?

398流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/04/27(水) 10:59:43
【以下相談内容】

「曲がるにはいくつか条件がいるが……それ以前にこの手はここまでかもしれない。
 これから先の予想を伝える。
 ……連中、今後はショートカットを大幅に利用してくるかもしれない。
 短い道が定期的に蛇行してる分、我々は停止に時間をロスするのに対し、
 奴らは飛び降りながら進むことで『まっすぐ進行してくる』だろう。
 これからの地形はそういった要素がふんだんに込められている。」

「対策は正直、難しい。
 ①それでもソリなら間に合うかもしれない。磨耗もまだいける。
  敵が密接しそうになったら、撃退する。
 ②別の方法……ショートカットを検討する。
  怪我しない方法前提で、連中と同じように進む。
 ③今のまま進むが、後ろの連中をさらなる方法で遅延させる。」

「俺が考えてるのは②ができないかどうかだが……外灯がうまく利用できないか。
 女ヶ沢の能力で道を作れないかなどだが……俺も合わせコントロールの幅が心配だ。
 連中の特徴は少し掴めて来たが、決定的な策の上では推理が足りてない。
 俺個人の頭の足りなさを嘆きたいが………皆の案はどうか?」

399女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/04/27(水) 21:52:00
>>396-398
特に支障がなければ一時ソリを止めて相談したい。
マジックペンを取り出し、劣化したパンフレットに簡単な図を描く。
ttp://jojostand.fool.jp/cgi-bin/upload/source/up0493.png

「……速度を落とさずカーブを曲がる工夫なら、あります。ちょっと危険ですけれど……。
下手な絵ですみませんが……、ほら。ガードレールの湾曲している、この部分に『突起』を作ります。
滑るとき、地面に当ってない部分です。
ソリが曲がるときに体重を傾けて、『突起』が地面に突き刺さるようにすれば、
それを軸として軸回転。急な方向転換ができるんじゃあないでしょうか」

「崖から飛び降りる方法は……ええと。木をたくさん切り倒して、クッションにするとか……。
それぐらいしか思いつきません。皆さんは、他に方法は、思いつきませんか。
それと、外灯はいまは壊さないでください。
ふと、追って来る彼らの名前が『影』だったのを思い出して、光が重要な気がしてきました
彼らは、光が当たっている場所に立ち入ってこなかった……。
関係ないかもしれませんが、あるかも知れませんし、急に点いたこの外灯はやはり気になります」

400蔦屋『ムーヴァー』:2011/04/29(金) 22:17:13
>>396
>>398-399
「軸回転なら、ソリに突起を作るよりも、街灯の軸を折って地面にスタンドのパワーで突き刺して
それを軸に『クルクルランド』みたいに回ったほうが確実のような気がするけど……
どちらにせよ信頼性に欠けるように思うわ。
③で、折った街灯を水平に投げつけるとかは思いついたけど、
うまく②をやる方法は、せいぜい毛布に雪をくるんでクッションにするとか、
毛布をムササビのように持ってパラシュートとか、そういうトンデモな方法しか思い浮かばないわ」

相談をし、停止するなら今までと同様に周囲を確認する。
また、>>397下段で確認された点についても、自分の能力で再確認が必要なら確認しよう。

401基山『ルナウェイ』:2011/04/30(土) 04:18:33
>>396 >>399
飛び降りた人間のうち、銃弾を撃ち込んでいないものが起き上がってこないかどうかを見ておく。
つまり、群集は7〜8mの高さを飛び降りても無事でいられるのかを確認。
停車の際は、振り落とされないようしっかりとソリを持って停止。

「ヒヤっとしたぜ・・・・・・
しかし『影』か、確かにそうだったな。
おい蔦屋よぉ〜、お前の能力で確認できねえか?
明確に『光が当たる場所に入らない』なら明らかに動きでわかるし、
そしてもし! そのとおりなら、すげえアドバンテージじゃねえかよ」

女ヶ沢の言葉を受け、蔦屋に振る。

「女ヶ沢の話はわかるが、こええなぁ〜、それ。外側の俺がぶっ飛ぶぜ。
そして、どの案っつーなら、俺は進みつつ撃退するっつー案がいいかなぁ。
パっとすげえアイデアは思いつかねえよぉ〜〜、お前らの能力は大体わかったけどよ。
ガードレールもねえし、1ミスで転落死ってのはヘビィっつうか、なんつーか」

「さっきみてえに、単純に飛び降りて来るなら、ギリギリのスピードでかわせるぜ。
それよか、どういう方法で来るのか?っつーのが重要な気がするな。
んでよぉ〜、誰もバシっと解決できる案っつーのは持ってないみたいだし、さっさと行こうぜ」

停止中も前後左右、上下をきょろきょろと警戒。
怪しい『軌跡』が空間上にないかどうかも注意しながら、出発を促す。

402:2011/04/30(土) 23:56:26
>>397
現在走行中の道路沿いに、ガードレールは無かった。
外灯が立っているのは、道路の外側・・・・・・・・・・・・・・・・・・その崖下までの高さは、道路を進むと共に
低くなっているが、最大で高さ10メートル程あると思われる。
崖から飛び降りるか、『一ノ谷』の義経の様に斜面を下れば、その下の道路に辿り着く。
道路は、立体的に見るとジグザグに下っているが、真上から平面的に見れば、『コの字』に曲がって
続いていた。
>>401
グングン遠ざかる坂の上を見つめながら、『基山』は2〜3人の人影が坂の上に現れ、こちらを
見下ろしている様子を確認した。
それは、飛び降りて来た男達の様だったが、彼らが追って来る様子は無かった。

403:2011/04/30(土) 23:57:53
>>397-401
急な傾斜を加速した『ソリ』は、貴方達全員が途中で停止するかどうかを決断するよりも早く、
次の曲がり角に迫っていた。
『一つ上の道路』と同様に停止しようとした瞬間、『窪み』から地面に乗り上げた『ソリ』は、
大きく跳ね飛んだ・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドッバァァアアア!!』
 
直後に宙を舞った貴方達は、2つの『ソリ』が別々の方向へ飛んだ事を認識する。
『蔦屋』と『女ヶ沢』を乗せた方は、そのまま前方へ回転する様に突き当たりの断崖へ。
『流蔵』と『基山』を乗せた方は、道路の外側へと逸れ、『一つ下の道路』を越える勢いで崖下へ。

404流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/01(日) 04:28:42
>>403
流蔵と基山は別のソリだ。
吹っ飛んだのはどちらだろうか?
(それ以外は受け入れる)

405流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/01(日) 04:34:04
>>404
と思ったが>>385を見逃したこちらの責任もある。
組み合わせの最終判定は委ねたい。

406:2011/05/01(日) 13:17:13
>>403
『流蔵』→『女ヶ沢』
『女ヶ沢』→『流蔵』
 
『蔦屋』と『流蔵』が道路外側を、『女ヶ沢』と『基山』が内側を滑っていた形になる。

407基山『ルナウェイ』:2011/05/01(日) 15:38:40
何度もすいません。自分からも確認しておきたいです。
>>406 の記述(『流蔵』→『女ヶ沢』 『女ヶ沢』→『流蔵』)のとおりに>>403の名前を入れ替えると

>『蔦屋』と『流蔵』を乗せた方は、そのまま前方へ回転する様に突き当たりの断崖へ。
>『女ヶ沢』と『基山』を乗せた方は、道路の外側へと逸れ、『一つ下の道路』を越える勢いで崖下へ。

という風になりますが、その認識で正しいでしょうか。
それとも、外側を滑っていた方が吹っ飛ぶということで

>『基山』と『女ヶ沢』を乗せた方は、そのまま前方へ回転する様に突き当たりの断崖へ。
>『流蔵』と『蔦屋』を乗せた方は、道路の外側へと逸れ、『一つ下の道路』を越える勢いで崖下へ。

こちらでしょうか? よろしくお願いします

408:2011/05/01(日) 17:53:43
>>407
『蔦屋』と『流蔵』を乗せた方は、そのまま前方へ回転する様に突き当たりの断崖へ。
『女ヶ沢』と『基山』を乗せた方は、道路の外側へと逸れ、『一つ下の道路』を越える勢いで崖下へ。

409女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/05/01(日) 20:31:00
>>402-408
「――! うぉぉおおおおおおおおおぉぉぉッ!」

道路を飛び出してしまう前に、ソリを手放し、路面を転がって勢いを殺す。
スタンドは身体を覆うようにかばう。
声には出せないが、基山にも同じくソリを手放してもらうように期待したい。

既にソリが崖を飛び出してしまっているのなら、ソリから飛び出して、
スタンドでソリを殴りつけ、乗っている基山ごと道路上に吹っ飛ばす。
その後、スタンドで落下の衝撃に備える。

410基山『ルナウェイ』:2011/05/01(日) 23:19:19
>>403
「いっ、勢いがやべぇッ!
くっそ、女ヶ沢ッ!」

もし間に合いそうであれば、ソリを蹴って崖上に逃れたい。
難しそうなら、女ヶ沢が『スタンド』を出すのをみて、身を屈めてソリにしがみつく。
『蔦屋』と『流蔵』も別方向に飛び、崖から落ちそうである以上は助けは期待できないだろう。

411流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/02(月) 00:01:44
>>408
(くっ……しまった……向こうの二人と分断された。
 クソッ、だが今はこちらの制御だ)

「『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』!
 前方の断崖……壁を『奥へと押し込む』!」

途中までスタンドで地面に対しブレーキをかけるが、それだけだと勢いが殺しきれない。
回転したため、これまで後方にいた流蔵が前方に来たかもしれない。(無論どの位置でも↓は可能だが)
よって壁に激突する直前に、スタンドで前方の断崖=壁を蹴りつけ能力行使。
壁を際限なく『進路方向』に『窪ませる』ことで激突するまでの距離を伸ばす。
この場合のメリットは3つ。
スタンドが触れながら本体も前に進むので、射程距離の強制解除を考えなくていいことと……
前方の窪みによってソリ自体は若干の登り坂を進み続けるため、勢いが弱まること、
さらに断崖を窪ませてその内部を進むことで、激突で向きがそれて崖下に落ちる危険性がなくなる。

断崖自体は面積が広いので凹みはかなり奥まで作れるのと、
勢いが止まれば解除するが、解除すればその瞬間、安全に断崖の前に戻れる。(バランスを崩して横に落ちないよう気を配る)
能力行使だけで勢いが殺しきれないなら本体も靴で地面を押さえる工夫をする。

412蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/02(月) 00:52:47
>>408
「ああ、止まりきれなかったッ!
く……あたしの能力で、やれるかしら?
ハードね……流蔵くん、もし可能なら受け止めて!」

流蔵本体にしっかりと抱きつく。
それが駄目なら彼のスタンドに飛び込んで抱き止めてもらう。

そのどちらも無理なら、できれば崖ではなく雪の積もった面へ飛び出し
視界をコマ送りにしてスローモーションの中、可能な限りの体捌きを行い
常人よりもはるかに精密な受け身を取ろうと試みたい。

413流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/02(月) 01:12:16
>>412
「抱きつくのはソリだけにしてくれ」

後ろもチラりと見てそれだけはお断りしておく。

「飛び出すようなことにはならないと思うが、
 そうなったら『スタンドだけで』なんとかしたいな、『触れずに』。」

414流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/02(月) 01:20:17
>>413
そもそもお互い少し間隔をあけて背を向けてるため、
本体同士『掴み』合うのは難しいが念のため。(スタンドは可能だろうが)

415蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/02(月) 01:26:57
>>413-414
「つれないわね。……冗談よ。
私たち同士の接触が危険だとは、祭りの記述からは思えないけど……
そうね、いいわ、それで」

考え直し、ソリにしっかりとつかまる。
もし投げ出された、もしくは崖に激突する危険を感じた場合は
>>412下三行の行動を取る。

416:2011/05/03(火) 01:34:00
>>409
その意思に関わらず、『ソリ』が宙を舞った直後、貴方は空中に放り出された。
『ソリ』に掴まっている『基山』の姿を確認しながら、『ソリッド・ハーモニー』が
道路の上に向けて『ソリ』を殴る・・・・・・・・・・・・・・・。
その反動で、貴方自身は崖下側へと大きく引き離された。
 
『ドザァアッ!!』
 
しばらく落下した後、貴方は斜面の上に着地する。
『ソリッド・ハーモニー』のお陰で、落下時のダメージは特に無かったが、そのまま
斜面を下へと滑り落ち、2つ先の道路まで落下してしまった。
見上げたが、他の3人の様子は確認出来ない。
落下した道路は、今までの道路とは少し異なり、傾斜の無い平坦な道路の様だった。

417:2011/05/03(火) 01:34:24
>>410
『ドゴォッ!!』
 
鈍い音と共に、『女ヶ沢のスタンド』が『ソリ』を殴る。
『ソリ』に捕まった貴方は、そのまま『ソリ』と共に道路の内側に飛ばされた。
 
『ドガッ!』
 
『ソリ』と貴方は、そのまま断崖の壁に叩き付けられる・・・・・・・・・・・・・・・。
幸いにも『ソリ』の方が先にぶつかった為、貴方は目立ったダメージを受ける事無く、
道路脇に落下した。

418:2011/05/03(火) 01:34:49
>>411-415
『ソリ』に掴まった貴方達は、そのまま断崖へと突っ込んだ。
 
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
だが、衝突する事は無く・・・・・・・・・・・・・・・・・『流蔵のスタンド』によって、断崖に出来た
『窪み』の中へと吸い込まれる様に飛び込む。
緩やかに回転する『ソリ』から、先に手を離したのは『蔦屋』だった。
だが、すでに『ソリ』の勢いは大きく削がれていた為、落下のダメージは少ない。
『蔦屋』は、そのまま3〜4メートルの深さにまで広がった『窪み』から道路の方へと
転がり出て行く。
『流蔵』の方も、『ソリ』と共に『窪み』の中へ無事着地した。

419女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/05/04(水) 00:01:22
>>416
「しっ、しっ、死ぬかと……思いましたぁ……」

道路に出て、まず『影』の姿を探す。
外灯が見えたら、目指して走りだす。

「みなさぁーん! 女ヶ沢は無事です! 無事ですよーっ!」

大声を張り上げる。相手に聞こえるかどうかはわからないが、
何も言わないよりはマシだ。

420基山『ルナウェイ』:2011/05/04(水) 19:56:08
>>417
「ぐぐぐ・・・・・助かったぜ、危ねぇ〜〜!
しかし、女ヶ沢はどうなった? 敵は来てないか・・・?」

断崖の壁から、ソリを引き摺って素早く離れる。
上方や後方、前方に敵の陰がないかを優先して警戒。
その後、崖上の二人の姿、女ヶ沢の落ちた場所の順番に安否を確認する。
それが終わったなら、次に滑るためにソリの位置を整えておきたい。

421流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/06(金) 10:07:00
>>418
「勢いは窪みでほぼ消したが……怪我はないか?
 基山達と合流したいが、二人の状態と二人までのルートを確認したい。
 君は連中……『影役』の同行を確認してくれ。」

『窪み』を解除することで、反動なく一瞬で道路まで戻る。
スタンドでソリを持って立ち上がり、一回だけチラリと崖上から敵が迫ってないか確認した後
以下を確認したい。(道路端まで寄りながら確認する)
 ①崖下の二人の安否と位置関係
 ②崖の傾斜具合
  (90度ではないはずだが、数秒でもしがみつけるor滑り降りれる傾斜かどうか。
   舗装された崖なら人口的な凹凸があると思うし、
   天然の崖でも枝の有無などが見れるかもしれない。)

422蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/06(金) 20:18:57
>>418
「危なかったわ。無傷だとすればなかなかの強運ね……
いえ、素晴らしい機転でうまくいったと考えた方が前向きか」

まず崖の上から先程のように敵が降下していないかを
能力を使うことで流蔵よりも念入りに確認し、もし来ていたら坂道の下へ逃げる。
安全なようなら立ち上がり、手首を軽く回して手足を痛めていないか確かめる。
あとは後方から追ってきている集団がどのくらい迫ってきているか、
彼らにこれまでと変わった点が見られないかどうかを
やはり能力を使って視界を止め、チェックする。
もし余裕があれば、最後に崖下の二人を探し、それぞれ視界を止めて
彼らの周囲に敵が群がってきていないかも見よう。

423:2011/05/06(金) 23:31:58
>>419
周囲を見回したが、人影は見当たらなかった。
道路の真ん中辺りに立った貴方は、20メートル程進んだ先にある外灯を見つける。
路面に積もった雪をサクサクと踏みながら、貴方は外灯の下へと走り出した・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
外灯に近付くに連れて、周囲の景色が照らされて来る。
貴方は、道路の左側が緩やかな斜面になっており、その下を今までよりも一車線程広い道路が
並行して続いている様子を確認した。
道路の向こうに目を凝らすと、闇の中でキラキラと光を反射する河らしきものが見える。
>>420
貴方が身体を起こそうとすると、何処からか『女ヶ沢』の声が耳に届いた。
向かっていた突き当りの断崖の前には、『流蔵』と『蔦屋』が無事な様子で立っている。
周囲に追って来る者は見当たらず、それらしい『残像』も確認出来ない。
崖下を覗くと、『女ヶ沢』の姿は無く、彼の『残像』だけが下へと続いていた。
>>421-422
貴方達は、断崖を背にして、2つの坂道の前に立っている。
右は、滑って来た上り坂。
左は、滑って行く予定の下り坂。
背後の断崖は、ほぼ垂直に切り立っており、ゴツゴツした岩肌が剥き出しになっていた。
上の方には、木の根らしきものが突き出ている様子も分かる。
『ソリ』にも貴方達にも大きなダメージは無く、手足に違和感も感じなかった。
『女ヶ沢』が無事を知らせる声を上げると、『基山』の方も起き上がり始める。
 
上り坂の途中・・・・・・・・・・・・・・貴方達から約3メートルの距離には、『基山』が『ソリ』と共に
転がっている姿が確認出来た。
下り坂の方は、その中程に外灯が立っており、数十メートル先で突き当たりを左折している。

424流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/07(土) 00:39:41
>>423
背後ではなく、隣の道路につながる見下ろす崖の傾斜はどうだろうか?
(女ヶ沢の転がりから、そこまで急じゃないようにも思える)
人口的な舗装や枝や雑草による凸面があるかも確認したい。

425女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/05/08(日) 00:36:48
>>423
(平坦な道だけど、まさかもう麓ってわけじゃあないだろうし)

引き続き、外灯の下。光が当たっている場所を目指す。
背後はまったくの無警戒になっているので、開き直って、
既に敵が背後にいる、追われている、という気持ちになって走る。
走りながらも上に向かって、自分は二つ下の道路にいる、
さらに下は平坦な車道がある、河が見える、と叫ぶ。

426基山『ルナウェイ』:2011/05/08(日) 01:14:11
>>423
「よし、無事だなッ!
女ヶ沢の咄嗟の機転で助かったぜ・・・・・・滑る時はもっと勢いを落とさねえとな。
しかし、追撃がねえのは何故だ?」

怪我がないことを確認しつつ、二人に話す。
また、自身の持った『ソリ』の破損状況を確認。
次いで、滑ってきた坂の上を見上げて『群集』の姿を探す。

「追って来る奴らとは別枠で、タイムリミットもあったよなぁ〜〜
女ヶ沢を孤立させとくのもやべえし、さっさと合流しようぜ。
靴をスリ減らしながら低速で滑れば、さっきみたいなことは避けれるか?
敵が追ってこない今なら、徒歩っつーのもアリだがな」

427流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/08(日) 01:14:43
>>424
なおこれは>>421時点での確認事項なので行動レスではない。

428:2011/05/08(日) 01:58:08
>>424
道路同士を隔てる斜面は、垂直に近い急傾斜だった。
舗装された部分は見当たらず、雑草の繁る土肌には拳大の石もゴロゴロしている。

429流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/08(日) 02:33:23
>>423-426
「基山、敵を警戒しつつ途中の外灯まで向かってくれ!
 あるいはお前のいる場所から女ヶ沢のいる道までの傾斜が急でないなら、
 『歩いて渡れそうなら女ヶ沢と合流』。
 『少々きつそうなら俺達を待ってくれ』。」

「蔦屋、とりあえず基山のいる次の道路まではソリで向かおう。
 今度は俺が前にいくのと……なるべく速度を落としてそのまますぐ曲がれるようにする
 異存はあるだろうか?」

蔦屋に異存がない場合は、ソリを再び使用し前に座る。(彼女には後ろ向きに座ってもらう)
そして前回のミスのように吹っ飛ばないよう『道の真ん中』を進むが、
曲がり道が遠い間もスタンドの足でブレーキを起こし、そこまで速度をあげないようにする。
自転車で下り坂をおりる際のスピードを目安に考えればいい。
道の真ん中を進むのは、敵の落下や転落を回避するため。
曲がり道が近づいたら、余裕をもって『次の道へと進む策』を使うつもりだ。

430流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/08(日) 02:57:33
>>429
失礼、このレスをキャンセルしたい。(基山の位置が近いことを見落としてた)
変更レスを追って追記するが、
蔦屋が『基山の元までとりあえず走って向かう』レスをするなら、
それと同じ行動をとる。
また、その場合は電灯が崖側にあるかどうか?
そしてその材質や太さはどのようなものか、確認したい。

431蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/08(日) 11:42:20
>>423
「3人で一つのソリとなると、人型の像を出せるのが一人しかいないこの状況では
今までの作戦は使えないわね。
私か基山君のどちらかが『殿』として残るか、一人が危険を顧みなければ、ありだろうけど。
……言っておくけど私には『殿』は無理だわ」

基山は自分たちよりも坂の上にいるようなので、こちらから迎えにいくよりは彼の到着を待つ。

「女ヶ沢君が心配だわ……負傷して敵に囲まれていなければいいけど。
歩いて下りるなら、急ぎましょう。追いつかれないうちに」

基山が合流したら三人で徒歩により前進したいところだが。

432流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/08(日) 20:29:43
>>430-431
3人の位置に合わせた合流をとる。(後ろにいる位置の者が合流する形の)
ただし、以下を確認しつつ電灯の位置で一度立ち止まりたい。
>また、その場合は電灯が崖側にあるかどうか?
>そしてその材質や太さはどのようなものか、確認したい。

433:2011/05/10(火) 02:31:23
>>425
外灯の下に辿り着いた貴方は、明かりの中に踏み込むと、一旦足を止めた。
何度か上に向かって叫んだが、反応は返って来ない。
 
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
1つ下の道路を、さらに少し下った場所に流れる河は、砂利の敷き詰められた河原だった。
耳を澄すと、微かに水の流れる音が聞こえて来る。
ふと、貴方は、それに混じって人の声が聞こえる事に気付いた。
 
「・・・・・・・・・お・・・・・・・・い・・・・・」
 
声の方を振り向くと、走って来た道路の後方から人影が1つ近付いて来る。
目を凝らすと、それが他の3人の誰からしい事が分かった。
>>426,>>429-432
貴方達に目立った外傷やダメージは無く、2つの『ソリ』も無事だった。
3人で下り道をトボトボ歩き始めると、外灯の明かりで周囲が少しずつ明るくなって来る。
外灯は、今までと同じく道路の外側・・・・・・・・・・・・・・崖の方に立っていた。
 
「・・・・・・・・・・・・・」
 
しばらく進むと、『女ヶ沢』と思われる人の声が、下の方から微かに聞こえて来る。
内容までは聞き取り難かったが、どうやら河の見える場所にいるらしい事が分かった。
やがて、外灯の下まで辿り着くと、『流蔵』は外灯の様子を調べる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
材質はアルミ合金らしく、周囲50センチ程の太さだった。

434流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/11(水) 11:03:24
>>433 (質問)
女ヶ沢の声が聞こえる『下のほう』というのは、
道路の『進路方向』(道の先)のことだろうか?
それとも道の外灯より外側、見下ろす『崖下』からだろうか?

435女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/05/11(水) 21:26:38
>>433
疑いの目を向ける。
流蔵や蔦屋、基山なら二つ上の道路から来るはずだ。それにしては早過ぎる。

「おーい! 女ヶ沢ですー! 他の皆さんはー、どうしましたかぁーっ!」

声を返す。
ちなみに、一つ下の道路に降りるルートは、斜面を下っていく以外にあるだろうか。
周囲をざっと見回して確認したい。
下の道路に降りることが、古雲の言っていた『一本道』の正規ルートを
外れることになってしまわないか気になる。

436:2011/05/11(水) 21:55:30
>>434
崖下から聞こえた。

437基山『ルナウェイ』:2011/05/12(木) 01:07:42
>>431-433
「一人で滑るのは無理だと思うか?
かなりスピードを落とせば、できねえかな。
いつ『次』がくるかわからねえ。意見がないなら、奴らが来たら一人で『ソリ』に乗るぜ。
追いつかれるよりは、それの方がまだマシだ」

女ヶ沢の声を受けて、大声で返事をする。
ソリを持って少しずつ坂を下っていく。

「女ヶ沢ー! 大丈夫だったかぁー!
こっちは全員無事だッ! 今から下に向かうぜ!」

>>430
「流蔵ぁー、その外灯どうすんだ?
壊すって案なら、今一賛成しかねるぜ。女ヶ沢がなんか言ってたからなぁ〜〜」

438流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/12(木) 15:56:18
>>433
思考を切り替え、急ぎ足気味に坂を歩いて下る。
周囲に異変が起きない限りは隣の道路の外灯までは進みたい。
状況の変化に対応できるように二人からあまり距離を離さず、自分も周囲を広く伺おう。

「………ここは一旦徒歩で行こう。
 敵の様子はわからないが、『蔦屋』の目を中心に引き続き警戒するが、
 動きが見られない今はリスクのある移動手段はとっておこう。
 これ以上分断するのはよくない……まずは女ヶ沢を合流させたいところだが……)

(女ヶ沢の声が遠すぎるのは…………気のせいか?
 そこまで遠い距離じゃない気がするが……)

>>437
「いや、一気に隣の道路に行けるショートカットの方法を思いついただけだ。
 俺の能力とこの外灯を使えば……たぶん怪我なく行けるはずだが、
 外灯は点灯したままだとしても、多少は破壊することになる。
 それプラス、緊急時でもないのに不確実な思いつきになるからな……」

439蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/12(木) 19:05:28
>>433
「どうやら、怪我はないようね……本当に幸運だわ。
『実はここがもうあの世』とかでなければ、だけど」

流蔵の少し後を、彼に合わせた少し足早の速度で歩く。

>>437
「正直、先程予想外にスピードが出てしまったことを考えると
少なくとも最終手段と考えた方がいいように思うわ。
腐っても鉄板、重いわよ。生身の足で踏ん張って減速しきれるかしら」

基山と会話しながら進行方向、声の主のほうを
懐中電灯を向けたうえで、能力を使って視界停止し確認する。
いるのは本当に女ヶ沢だろうか……?

『電灯を使ったショートカット』については言及しない。任せよう。

440:2011/05/13(金) 02:52:02
>>435
さらに前方へ進んで行くと、突き当りを左折した先で下の道路へと繋がっていた。
他に分岐している様子は無く、道路自体は一本道になっている。
貴方が声を上げた瞬間、山の上の方からも『基山』と思われる声が響いて来た。
ハッキリと聞き取る事は出来なかったが、下りて来る旨を伝える内容だった事は分かる。
 
「お〜・・・・・・・・・・い・・・・・・」
 
ふと、道の向こうから、再び呼ぶ声が響いた。
こちらに向かって来る人影の輪郭は、近付いて来ると共に少しずつハッキリ浮かび上がる。
貴方は、それが『流蔵』である事に気付いた・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>437-439
『流蔵』と『蔦屋』に続き、『ソリ』を持った『基山』が道路を下って行く。
貴方達3人は、そのまま突き当たりを左折し、1つ下の道路へと下りた・・・・・・・・・・・・・・・。
道路は、今までと同様に直線の下り坂で、中程に明かりの点いた外灯が1本立っている。
20〜30メートル先で突き当たりになっており、人影や動くものは見当たらなかった。
歩を進めた貴方達は、何事も無く外灯の辺りに差し掛かる。

441流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/13(金) 18:14:42
>>440
一度立ち止まり、二人に聞こえる程度の声で相談しつつ
①地形の確認 ②人影や気配の有無 を360度確認したい。
来た道に関しては敵の有無……そして記憶にある道に比べて違和感がなければ問題ない。
外灯から崖を見下ろせば、河が見えたりするのだろうか?
女ヶ沢の姿を探すのは他の二人もするだろう。

「声が聞こえなくなったが……
 基山、女ヶ沢が飛んでいったのはこの道の一つ隣で間違いないか?
 何かあったとかじゃなければいいが……」

「基山、銃で合図できたりはしないか?
 呼びかけや懐中電灯の明かりで位置を示してもいいが、
 連中はスタンドは使えない。君の銃の『音』も奴らには聞こえないはずだ。
 銃弾のストックに問題がなければだが……」

442蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/13(金) 20:41:41
>>441
あまり崖から身を乗り出して敵に襲われても危険なので、あくまで今いる場所から
崖下の女ヶ沢がおり川があると思われる方向を懐中電灯で照らしつつ見る。
彼がそちらにいるならば、こちらを見る目印にもなるはずだ。

その後、進行方向の突き当たりの様子を
……突き当たりとはやはり崖か、そこから先はどちらへ曲がっているか、崖の上は安全か、
そして……最初に遭遇した崖のように道が崖の下へそのまま続いていないか……
といった点を中心に、視界を停止して確認する。

443女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/05/15(日) 21:20:04
>>440
「このまま下に降りるのは躊躇われます。
道路が広ければ、それだけたくさんの『影役』が囲まれる危険があります。
一度河原に降りて石を粉々にしておきます。大勢で投げられると厄介ですから……
流蔵さん、背後は大丈夫ですか」

歩いてくる流蔵に話しかけながら、ちらちらと周囲に気を配る。

「基山さんは今から降りてくるみたいですね。蔦屋さんは一緒ではありませんでしたか?」

444基山『ルナウェイ』:2011/05/15(日) 23:26:45
>>440-442
「おう、落ちた姿は確認してねえが、軌跡はこっちに向かっていたと思うんだがな・・・・・・
銃声? やってみてもいいぜ。俺の『ルナウェイ』は撃ち切りさえすりゃあ、『弾薬』の心配はねえ」

上を見て先ほど居た場所と、そこから見た軌跡を照らし合わせ、女ヶ沢の落ちた大体の位置にアタリをつけ、二人に示す。
歩きながら、おもむろに『ルナウェイ』を取り出し、中空へと向けて発砲する。
その際の『軌跡』に不審な点がないかどうかを、周囲の確認と併せて見ておく。

「この『外灯』・・・・・・・・・奴らと関係あると思うか?
ここを過ぎたらいきなり来る・・・・・・って可能性もあるよな。
女ヶ沢とは早く合流するべきだがよぉ〜〜」

一旦崖下から目線を外して『外灯』に触れ、崖の上の方を見上げる。

445:2011/05/16(月) 01:18:16
>>441-442,>>444
道路は、突き当たりを右折し、さらに下の道路へと続いていた。
崖の下を覗くと、下にも外灯が1本立っており、その周囲が照らされている。
『蔦屋』が懐中電灯で照らすと、下の道路のさらに下にも幅の広い道路がある事が分かった。
河らしきものを視認する事は出来なかったが、広い道路の下の方に目を凝らすと、河原らしき
砂利の敷き詰められた場所が確認出来る。
>>443
「ああ・・・・・・」
 
貴方が話し掛けると、『流蔵』は歩きながら返事をした。
周囲に、他の人影は見当たらない。
 
「とりあえず、俺だけ先行して来たが・・・・・・・・・・・・2人も、すぐに追い付いて来る。
降りるのは、全員揃ってからにした方がいい。」
 
『流蔵』は、貴方と同様に周囲の様子を見回しながら、横に並び立つ。
次の瞬間、不意に崖の上から1発の銃声が響いた。
>>444
『女ヶ沢』の残像は、すでに消えていた。
大体の場所を目測した貴方は、それを他の2人に伝える・・・・・・・・・・・・・・。
『ルナウェイ』を上空に向けて撃ったが、目立った変化は感じられなかった。

446蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/17(火) 19:35:17
>>445
「私の能力で見たところ、二つ下の道路のさらにその先に
河原らしき砂利のエリアが見えるわ。
おかしいわね……彼はそんなに下まで飛ばされていったの?
落ちたあとに自力で進んでいったにしても、不自然だわ」

見えた河原らしきものを報告したあと、視界を巻き戻す……
戻すのは女ヶ沢たちと分断され、彼が下へ落ちていったときの視界だ。
私たちもソリを激突させないことに気を取られ、リアルタイムでは意識する余裕がなかったが……。

その瞬間、あるいはそれより後の時間におけるその方向をたまたま向いたタイミングで、
おかしなもの……例えば地形が変化する様子とか、彼の姿らしき人影が突然消える様子など
見えていなかっただろうか……?確認する。

447女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/05/17(火) 23:36:00
>>445
銃声を聞いて、跳ねるように崖側へ駆け寄る。

「なんで置いてきたんですかッ! 上で戦闘になっています!
断崖絶壁でも『窪み』を作れば登れるでしょう!?
貴方一人なら行ける筈です! 急いで駆けつけないと!」

振り返って、流蔵に『スタンド』を使うように促す。

448基山『ルナウェイ』:2011/05/18(水) 02:37:48
>>445-446
「・・・・・・・・・特に異常はねえな。
よし、女ヶ沢の話のとおり『河』だな。ちとコエーが、行ってみようぜ」

周囲からの奇襲に注意しつつ流蔵と蔦屋に話し、
同意が得られるようなら坂を降りていきたい。

449流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/19(木) 15:30:27
>>445-446 >>448
「待った………何か…おかしい。
 進むのはもう一度だけ待ってくれ。
 『基山』はそのまま周囲の確認、その間に『蔦屋』は視界を見直してくれ。
 俺はこちらの位置を『女ヶ沢』に伝える……伝える必要がある気がする。」

(彼が我々をどんどん置いて進んでいくとは思えない。
 気絶していたならともかく、さっき声は聞こえた。
 ならばこちらの声も聞こえてたはず……なのにその後がない。たかが30メートルの道路幅でだ。
 彼ならば襲われていきなりまずい事態にならないと思うが……
 連絡のとれないような事態にあるなら……連中があれから襲ってこない答えがわかるかもしれない。)


現在地は外灯の下。道路の長さは各30メートル。
位置的にこの隣の道路にいるなら、道は死角でも外灯は下から見えている。
だからもう一度、『彼と俺にだけできる連絡手段』をとる。
スタンドを発現し、『声をだしながら』外灯のポールを頭上2メートルまで伸ばして掴ませる。
そして『人型スタンドによるスタンド会話』を可能な限りの『声』で行う。
聞こえており、そして『何も変わりないなら』、下の道路からも姿は見えるはずだ。
『光』が危険かどうかは悩ましいが……破壊か光源まで密接しない限りは大きな違いはないはずだ。
(もし危険でも、最初の叫びはポールを昇る前に言えてるだろう)
 

《女ヶ沢!流蔵だ!この会話はスタンドを用いて行っている!
 我々にしか聞こえないはずだ!いま外灯の上の位置から発信している!見えるか?
 お前が動いていないなら、俺たち3人は一つ上の道路の中ほどにいる。
 可能であれば位置を示す手段をとってくれ。『過激な手段』でも構わない!
 連絡ない場合は前進する………無事を祈る》

450:2011/05/20(金) 18:30:14
>>446
貴方の視界に、『ソリ』に乗ったまま宙に投げ出された光景が映る。
目の前に岩壁が迫る中、視界がグルリと一回転し、ほんの一瞬だけ道路側の光景が見えた。
丁度、後方の『基山』と『女ヶ沢』も宙に投げ出されており、『女ヶ沢』の方は道路外側の断崖に
大きく飛んでいる様子が分かる。
岩壁を背に見た上下2つの道路の先に、地形が変わった様子は無かった。
 
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、貴方の視線が一点で止まる・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『ソリ』で滑って来た道路の1つ下の道路、その中程に立つ外灯の下に、人影が1つ立っていた。
その人影は、崖の下に飛び降りようとしている様にも見え、再び同じ光景を見た時、人影は外灯の下から
忽然と消えている。

451:2011/05/20(金) 18:30:46
>>446,>>448-449
道路外側の崖を下ろうとする『基山』を制し、『流蔵』は外灯を『スタンド』で掴んだ。
道路下に向かって呼び掛けたが、返事は聞こえない。
>>447
振り向くと、『流蔵』が後ろに立っていた。
 
『ガシッ』
 
貴方の腕を掴んだ『流蔵』が、その『スタンド』を出す気配は無い・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、崖の上から『流蔵の声』が聞こえて来る。
眼前の『流蔵』に目を見張った貴方は、その顔の表面に何かが『映って』いる事に気付いた。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
それは、(奇妙だが)皮膚の上に『鏡』の様に映り込んでおり━━━━━━━━━━━━
映っていたのは、怪訝な表情をした貴方自身の顔だった。

452女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/05/20(金) 21:06:58
>>451
「あ。しまったッ 掴まれた。……でも、貴方は他のとは違いますね。
貴方が元凶。貴方が『スタンド』ですね。
映したものを実体化できるのか……?
なにをどうやってるのかは知らないけど……、こっちこそッ 捕まえたッッ……!」

掴んで来た腕を掴みかえす。
腰を落とし、運動会の綱引きの要領でぐっと手前にひっぱる。バランスを崩したい。

以下はスタンド会話。

『最後の道路! 外灯真下! スタンドと遭遇! ヤツは鏡ですッ!
外灯を破壊してください! 懐中電灯も! 光は鏡を活かします!』

掴まれた時点で死んでいるかもしれない。台詞は行動よりも『スタンド会話』を優先させる。
確認するが、ここに降りてくる道中で自分の懐中電灯やバッグは投げ出していると考えていいだろうか。

453蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/20(金) 22:12:19
>>450
「いま、もう一度『落ちた瞬間の視界』を再生してみたのよ。
思わぬ収穫があったわ……誰か、おそらく私たちの誰でもない
『誰か』が一瞬だけ見えた……そいつはちょうどその
外灯のあたりにいて、下に飛び降りようとしている様子だったわ。
そして次にそちらを向いた時にはいなかった……」

先にある外灯(というか状況的に、流蔵のスタンドが掴んでいるものだろうか?)を指差しながら言う。

「何を狙っていたのかまではわからないけど。
まるで一人だけはぐれた女ヶ沢くんを、追おうとしているかのようにも思えたわ。

気をつけて!そんなヤツ、今まで誰も気がつきもしなかったでしょう?
普通にそれまで『そこにいた』だけなら、警戒しながら進んでいた私たちに
見つけられないはずがない……!
闇に紛れていただけかもしれないけど、もしかしたらこちらの目を欺く
『何か』を持っている可能性があるわ。
それがなんらかの理由により一瞬だけ外れて、『ムーヴァー』だからこそ見えた……

そして……もしソイツが私たちを『ずっと一緒にいた』のだとしたら、
今まで起きた『奇妙なこと』のいくつかは……詳細次第では『すべて』の可能性もあるけど
説明がつくかもしれないわ。例えば『古雲さんがソイツに薬を盛られていた』……とかね」

どこまで的を得ているかは怪しいものだったが、人物に対する自分なりの推察を語る。
もし皆が移動するようならついてゆきながら。

454基山『ルナウェイ』:2011/05/21(土) 01:35:28
>>451
「・・・・・・・・・返事がねえ。
やばいんじゃねえか? 流蔵、お前、何を考えてる?」

周囲を警戒しつつ、じれったそうに流蔵に声を掛ける。

>>453
「『誰か』だと〜〜?
誰だよッ! そいつは俺達に見つからず、つかず離れず追いかけてきたってわけか?
『古雲』が死んだときに、俺の能力も使っておけばよかったぜ。その話がマジならな」

「今までも注意していたが、これからは常時俺の『能力』でも見張るぜ。
ただ『透明』なだけならわかる、というのは話したとおりだが・・・・・・ことはそう単純でもなさそうか?」

455流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/21(土) 23:22:26
>>451-454
「俺達の側に『それは』『いた』……か。
 確かにこれまででずっと疑問だったことの一つ、
 連中の素早さに対し、『馬場が瞬間的に消えた』ことが説明つかなかったが。
 それならばわかるかもしれない。
 連中が追うのをやめぎみなことも理由の一つなのか?
 だがそれならそれで……『何者なんだ?』そいつは。我々を襲う理由はなんだ?」

女ヶ沢の『声』が聞こえたかどうかで行動を変えたい。
聞こえたなら、移動はしない。
次の行動時に『基山に外灯2つを銃で撃ちぬくように』指示するだけだ。
また……自分でも何か手を打つ。

まったく聞こえないなら即効性の手がない。
状況が掴めないままだが……二人とともに急いで次の坂まで進む。
ただし、周囲を警戒してる基山と自分が、女ヶ沢の姿を見つけたなら話は変わる。

456:2011/05/22(日) 03:34:07
>>452
『流蔵』の腕を掴み返した貴方は、それが『流蔵』では無い事に気付いた。
無機質で冷たい、人形の様な『感触』━━━━━━━━━━━
『流蔵』の顔に映った貴方自身の顔は、まるで他人の顔の様に自覚の無いまま、恐怖に引き攣って行く。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
次の瞬間、『流蔵』を手前に引っ張ろうとした貴方は、その場に尻餅を着いた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
目の前にいたはずの『流蔵』は、忽然と消えている。
懐中電灯やバッグは、気が付くと持っていなかった。
>>453-455
『女ヶ沢』からの返事が無いまま、貴方達3人は再び道を歩き始めた。
周囲に人の気配は無く、何事も無いまま道路の突き当りを右折すると、道路の先には今までと同じく
中程に外灯が1本立っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふと、誰とも無く、外灯の下に倒れている人影に気付いた。

457女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/05/22(日) 19:48:04
>>456
「うわ。くそうッ、どこに行った! 突然消えたのか!?」

起き上がる。
ランダムに地面を殴りつけて、破壊の『余韻』を波紋状に発生させる。
まだ近くにいるのなら、『余韻』に巻き込まれるはずだ。
流蔵につけた『マーク』までコピーされているのなら効果はないが……。

458基山『ルナウェイ』:2011/05/22(日) 21:25:56
>>456
「おい、誰か倒れてるぞッ!
『女ヶ沢』か? だが、『誰』にやられたんだ・・・・・・?」

空間上の『軌跡』がないかどうか、周囲を見回す。
二人の同意が得られるなら、人影に少しずつ近づきたい。

459流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/22(日) 21:57:22
>>456-458
「人物から5メートルまでは近づくが、そこで二人は一度待機してくれ。
 ……蔦屋、後方と周辺を警戒してくれ。能力は使うとしても、
 まずはリアルタイムを見てくれ。何か見たならすぐ叫べ。
 ただし、『倒れてる人物の顔を確認』できたら、一瞬だけそれを入念に『見て』くれ。
 接近は俺がやるが……調べるのはその『確認』を待つ。もちろんあまり時間はかけるな。」

「基山は銃を構え、咄嗟の状況で俺へのフォローか防衛を頼む。
 倒れてる人物が女ヶ沢かどうか、急を要するか手遅れかは不明だが……
 調べるのは俺が行う。『万が一』のとき、3人固まってるよりは対応できる。」

先頭になり、3人で倒れてる人物から7〜8メートルの位置まで進む。
何事もなく倒れてる人物の正体もよくわからないようなら5メートルまでだ。
スタンドで『ガードレール』は構えておく。

460蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/22(日) 22:40:42
>>456
「……誰……?」

先ほど一瞬だけ見えた、飛び降りた男か。
それともまさか、女ヶ沢なのだろうか……?

進みながら位置関係を思い出す。さっき見た映像の男が飛び降りたとして、
ちょうどこの辺りになるのかどうかを。

だが>>459
流蔵の指示をうけ、まずは周囲を見回し敵影を確認する。
今までのように能力を使って静止することで普通よりも入念に見るのはもちろんのことだ。

そうして、男の顔が判別できる距離まで近付いたら、これも言われた通りにその顔を入念に観察する……
(ただしそのために2人より前に出なければならないなら、それはせず、以下の行動はしない)
単に誰かを確認するばかりでなく、何かおかしいところが無いかどうかをもだ。
これも、もちろん能力を使って視界を止めて、である。
どういうつもりで流蔵がそんな指示をしたかは正直なところ疑問だったが……確認は後回しだ。
何か考えがあるのだろう。

461:2011/05/23(月) 01:04:54
>>457
『ボゴォン!』
 
路上を殴ると、クレーターの様にアスファルトが陥没する。
周囲に変化は無く、『流蔵』の姿が現れる気配も無かった。
 
『フワ・・・・』
 
不意に、傍らの『ソリッド・ハーモニー』が引き寄せられる様に浮かび上がる。
>>458
貴方は、倒れた人物に重なる様に残った『軌跡』を確認する・・・・・・・・・・・・・・・。
人間と思われる『軌跡』は、2つ。
両者は、立ったままで互いの腕を掴んでいる様に見えた。
1人は、そのまま倒れ込み、倒れた人物へと折り重なっているのに対し、もう一人の
『動きの行方』は見当たらない。
>>458-460
外灯に近付いた貴方達は、倒れた人物の背格好から『女ヶ沢』である事に気付いた。
>>460
先に見た映像に映った人影の『着地点』は、外灯の遥か手前と考えられた。
ただし、着地して外灯まで辿り着くのに十分な時間はあったはずだった。
周囲に人影は見当たらなかったが、倒れているのは『女ヶ沢』らしい。

462基山『ルナウェイ』:2011/05/23(月) 02:22:59
>>459-461
「おう、警戒はするが、何だこれは?
確認できた『軌跡』は『二つ』ッ!
片方は倒れこんだ『女ヶ沢』だが、もう片方の『軌跡』がぷっつりと途切れちまってるッ!
お互いに『腕』を『掴んで』いる、その瞬間からな・・・・・・」

更なる軌跡を求めて周囲を警戒しつつ、今見たことを二人に伝える。

「『誰か』が女ヶ沢を襲ったっつーのは『確定』のようだが・・・・・・どういうことだ?
そして、『女ヶ沢』だって馬鹿じゃねえし、奴の『スタンド』能力!
あいつが、易々と『掴まれる』位置まで敵の接近を許したのか・・・・・・?」

463流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/23(月) 11:32:31
>>461-462
「そう、そこだ。女ヶ沢ほどの人物が至近距離で『掴まれた』ということは、
 直前まで『警戒しないで済む状況』だったということになる。
 落ちてしばらくしてからは我々への呼びかけもなくなった……時間はあったはずなのにだ。
 思えば馬場も途中まで自ら道から外れるように動いていた。
 以上のことから……『そいつ』は『人を騙す何か』をしてたんじゃないか?

 そして基山と蔦屋が見た『そいつ』は……侵出奇抜に出現したり消えたりしている。
 つまり……今もこの近くに居る可能性はある。あくまで例えだが、女ヶ沢の影の位置とかにだ。
 基山、銃口は構えてあるな?俺を中心に見ておいてくれ。」

倒れている女ヶ沢の側まで接近する。
基山や蔦屋に見えるよう、女ヶ沢と重なるようにではなく、やや斜めから接近する。
ただし1メートルの距離までかつ、そこまではガードレールを機動隊の使う盾のように構える。
万が一の場合でも、一定時間内であれば蘇生はできる。
そしてその時間的余裕はまだ少しあるはずだ。(次回でも秒数的には大差ないはず)
1メートルの距離なら、女ヶ沢の顔色や傷の有無も確認できるだろう。
うつ伏せでわからない状態で……異変がまだないようなら、ガードレールを用いて、
女ヶ沢の身体を丁寧かつ慎重に仰向けにさせる。見栄えは申し訳ないがこれがベターだ。

『咄嗟の事態』に対しては、『咄嗟』を回避できるよう『能力』を使う。意識がある分、対応可能だ。
背後に対しては二人の視界と基山の銃が頼りだが、それでも咄嗟を対応可能な条件にできる。
もちろん忘れてはならないのは、我々のメイン目的は『一刻も早い下山』だということ。
よって、耳や気配は周囲にも気を配っておく。ただし視線は前方だ。

464女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』:2011/05/23(月) 19:05:33
>>461
「ば、バカなッ? 私のスタンドが……! 操られっ……!」

次に、やはり自分は既に死んでいるのではないかと思い直す
尻ポケットからアスファルト片を取り出して、頬をひっかく。
スタンドにダメージ共有があるかどうか確認しておきたい。
結果がどうであれ、頬の次は腕にアスファルトを当てて、
コピー、ミラー、のカタカナ単語を刻んでおきたい。
『ソリッド・ハーモニー』が自分に攻撃してきた時にのみ、『スタンド解除』する。

465蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/23(月) 21:59:08
>>461
「そういえば彼……『河』が見えるって言っていたわよね。
でもそんなものはどこにもないわ。もうちょっと先にはそれっぽい場所があったけど、ここからは遠い。
ねえ、彼が見たのって『三途の川』だったりしないわよね……

例えばだけど……『あの世とこの世を繋げる能力』だとしたら、
とうの昔に死んだはずの飢饉の人たちがこの場所に現れたとしても頷けるし……
『ICレコーダー』を残した人や『携帯電話』を落とした人……彼らが『あちら側』に迷い込み、
実時間よりはるかに長い時をそこで過ごしたと考えれば、いくつか頷ける点がある。
最初に現れた『崖』なんかも、『失われた風景』を『死者』の延長線上に考えれば、あり得なくはない。
そして、この能力を仕掛けている誰かが、いつでも好きに『そちら側』に隠れられるのだとしたら……」

警戒を強める。どこからどんな手を仕掛けてくるか、わかったものではない。
奇襲に備えて周囲を念入りに確認するが……どこまで有効なのだろうか。
例えば女ヶ沢君がいない今、再び大量の軍勢を呼び出されただけでも厄介だ。
冷や汗が流れる……推理が考え過ぎだった方に外れていることを、願いたいほどだ。

466:2011/05/24(火) 01:42:20
>>462-463,>>465
『流蔵』が倒れた『女ヶ沢』にジリジリと近付く中、他の2人は周囲の様子を警戒した。
五感を研ぎ澄ませば、水の流れる音が微かに聞こえて来る事にも気付く。
それは、さらに1つ下の道路の下・・・・・・・・・・・・・・・目を凝らすと、河原らしき場所が確認出来る。
 
周囲に人影は見当たらず、うつ伏せのまま顔を横にした『女ヶ沢』は眠っている様にも見えた。
目立った傷は無く、周囲に血痕や争った形跡も無い。
>>464
取り出したアスファルトの欠片を頬に当てようとした瞬間、その欠片が貴方の手から零れ落ちた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
落ちた欠片を見下ろすと、地面が徐々に遠ざかって行く・・・・・・・・・・・・・・・・・。
気が付くと、貴方の身体は、『スタンド』と同様に空中へ浮かび上がっていた。
藻掻いても上昇が止まる事は無く、貴方の意識は次第に薄れて行く。
見上げると、金色に輝く満月が視界に迫り、その光が貴方を包み込む様に照らしていた。
 
 
本体:女ヶ沢 公
スタンド:『ソリッド・ハーモニー』
                  ━━━━━━━━━死亡

467流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/24(火) 20:32:47
>>465
(あの世とこの世……二つの世界。
 全てがその通りかはわからないが……考え方は確信に近づいている気がする。
 過去の人間に未来の建物と、タイムスリップ説よりも話に筋が通っている。
 連中の行動はまともな人間にはない反応が多かった。
 常識外れの飛び降りに対し、センター周囲での我々への視線や反応もあったりなかったりだ。
 俺と基山が感じた不思議な気配も、本来そんなに敏感に感じるものではないはずだ。
 女ヶ沢も、掴み合いになってながらも我々に声を届かせていない。
 基山の能力的に倒れたのはついさっきのはず………何かを残す時間は充分にあった。
 
 ただし、事件の中心に『スタンド』がいるのだとすれば……
 俺がさっき『女ヶ沢』だけに言ったつもりの『スタンド会話』も聞かれていることになる。
 あるいは今この会話も全て…………そういう危険はある、しかし……)

 だからと言って、『手を引っ込めておく』つもりはない。)

468流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/24(火) 20:40:43
>>466 【案】
「『蔦屋』……確か『volvic』が渡した鞄の中に入っていたはずだ。
 馬場の持ち物だったが、鞄はこれまで落としてないだろう?
 外から持ち込んだものだから、濁ってないと思うが、
 ペットボトルだからそうなっててもすぐわかるだろう……『その水をくれないか』?
 あるいは『君が直接使っても』いい。むしろそのほうが俺と基山が気を配れるかもしれない。」

蔦屋に『水の入ったペットボトル』を要求する(or使用を願う)。
恐らく何を言ってると思われるだろうが……だからこそ説明は続ける。


「蔦屋……君の推理を当てにして考えさせてもらう。
 女ヶ沢には血を流した形跡はない。争った跡すらも。
 転落からは無事逃れたと説明がつく………見た目には眠ってるようにも見える。
 では『女ヶ沢』は『生きている』のか?それとも『死んでいる』のか?」

「問題はどちらの場合も希望と絶望が裏返るかもしれないということだ。
 『生きている場合』……手をつけるルールが絶対とは言えないが、
 『俺が掴むこと』で、彼が死んでしまうとしたら?
 もちろん確証はないが、『触る』ことを彷彿とした死を見るのは馬場、古雲に次いで三回目だ。
 
 逆に『死んでいる場合』……外傷がない以上、掴まれたことで即死した可能性がある。
 基山の見た残像でも彼が『掴みあってから倒れた』。
 だが……その理屈なら『魂はまだもう一つの世界』にいるんじゃないか?
 常識的な考えにそっても、倒れてから1分もたってない今、心停止は充分蘇生可能だ。
 ただしルール的には『触れる』ことに不安を感じている。」

「……が、どちらの場合でも『水』をかければ、
 少なくとも二つのジレンマからは解放される。
 この気温で水は少々きついが、その分刺激としては充分だろう。
 仮死でも気絶でも目を覚ましてくれるかもしれない。
 やってみる価値はある……と思う。どうだろうか?
 君は俺より柔軟な考えができるから………君の考えも大事にしたい」


現在地からはまだ移動しない。
視線はどこかに注目するのではなく、
二人以外に微かでも動きがないか、視線を広く保つ。
蔦屋が案に乗ってくれるか別案をだすかはさておき、水を渡そうとするには隙ができる。
『姿の見えない何か』がいるのならば、そこは一つの狙い目になりうる。
だから……何が起きても一瞬で対応できるよう、『全体を見ておく』。
もちろんスタンドは引っ込めない。咄嗟の対応には必要だ。

469蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/24(火) 22:42:03
>>466-468
「いいえ……いいアイデアだと思うわ。
それ以上の考えは、せいぜい外灯を破壊して電線を取り出し
電流を彼の体に流して電気ショックとか、そういうのしか浮かばないわね」

馬場の鞄は……まだ持っているようなら、そこからペットボトルの水を取り出して
それを開封し、水が濁ったりしていない様子なら彼の顔にかける。

だが、もし鞄自体をドサクサで落としたり、センターに忘れてきているようなら……
足元の雪をひと掴み拾い、彼の顔にかけてみよう。
『冷たい』という意味では似たような効果が得られるかもしれない。
どちらにせよ、もちろん、彼に直接触れてしまわないように気をつける……

そして、作業を行いながら基山に一言。

「念のためといえば……途切れているという『もうひとつの軌跡』だけど。
『単純にその場所でじっとしてて、まだいる』可能性を潰しておくべきじゃないかしら。
弾切れを心配する必要があるなら別だけど……一発、撃ってみたら」

470基山『ルナウェイ』:2011/05/25(水) 00:14:14
>>466-469
軌跡について思い出したい。
倒れた側の『軌跡』と、消えた『軌跡』について、どちらが自分達が下ってきた『崖』側に近いだろうか。

「ほお〜っ。そりゃあ、ナイスアイデアだな・・・・・・
女ヶ沢には助けて貰った恩もあるし・・・・・・できれば死んで欲しくはねえな」

流蔵の話を聞いて、倒れた女ヶ沢に近づく蔦屋を見ながら、
先ほどの『軌跡』と『女ヶ沢』への射線に『蔦屋』が入らないよう、少し横にずれて、『ルナウェイ』の銃口を向ける。

(えと、大元の『スタンド能力』があったとして・・・・・・
そいつは不意打ちで『女ヶ沢』に攻撃を仕掛けたんだよな。
今も『消えた』りすることを見ると、やっぱ単に『透明』になる能力じゃあねえのか)

471流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/25(水) 00:21:24
>>469-470
三人の位置的に変な偏りができない程度に少しだけなら動く。
見ることに集中するため、大きくは動かない。最大でも1メートル。
問題なさそうなら動かない。
流蔵と基山二人の視界でたいていのものに気づけるようにだ。
それは女ヶ沢の体や電柱、そして持っているガードレールすらも固定概念を捨てて見ることを意味する。

472:2011/05/25(水) 03:03:18
>>467-471
『基山』は、『消えた軌跡』が『崖側』にあった事を思い出す。
鞄からペットボトルを取り出した『蔦屋』は、それを開けながら『女ヶ沢』に歩み寄った。
 
『ドドドドドドドドドドド』
 
中の水が濁っている様子は無く、『蔦屋』はペットボトルを『女ヶ沢』の顔に向けて傾ける。
零れ出る水を目で追いながら、『流蔵』と『蔦屋』は『女ヶ沢』の目が開いている事に気付いた。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
『ガシィッ!』
 
━━━━━━━━━━次の瞬間、『女ヶ沢』の手が『蔦屋』の足首を掴む。

473流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/25(水) 17:57:15
>>472
(女ヶ沢の目が開………ハッ!)

「『クレーター・ボーイズ』ッ!」

女ヶ沢の身体が反応すると同時に、スタンドで立てるように持っていたガードレールを
蔦屋と女ヶ沢の間の地面に向けて倒しこむように振り下ろす。二人の間を遮断するように。 (パスBB)
蔦屋と女ヶ沢両方を見れる位置にいたこととと、観察しやすいように少し動いたため、
ガードレールも一挙動で素早く下ろすことが可能だろう。少し移動したため長さも足りる。
強引な解釈だが、ガードレールの内側にはポールがある。
足首に見えたのは蔦屋の錯覚で、『掴んだ』のはそのポールになるようにできていればベスト。
間に合わない場合も、女ヶ沢の腕をガードレールと地面で『拘束する』形にできる。掴みも一瞬で外れるはずだ。
掴みが危険だとしても……鬼ごっこのような接触自体が駄目という断定的なルールとは限らない。
呪いか、意識か、『捕まえる』という短い時間なりの『拘束時間』が必要かもしれない。
ガードレールの側面はやや丸まっているので切断まではいかないで済むが……骨折はするかもしれない。
つまり俺は蔦屋も女ヶ沢もまだ救いたいと思っている。


(冷静時の女ヶ沢なら『掴む』という行為が怪しいことを充分認識していたはず。
 何が起きた……!?だが俺の身体は咄嗟に動いてしまっている。
 『手で掴もうとした』という行為そのものに。……女ヶ沢本人の意思なのか?)

「基山!周囲も注目しろ!
 撃つんじゃなく……いつでも撃てる体勢をとれ!」
 
全てがうまくいかなかった時、あるいはガードレールを女ヶ沢が強引に外した時、
女ヶ沢がスタンドを使ってきた時、または間に合って二人の間をノーダメージで遮断できた場合、
この4つのパターンにおいて……
俺か蔦屋に対しさらなる『危険になりうる行動』をしてくるか、もしくは『逃げようとしたなら』、
能力を使い一瞬だけ地面を陥没させ、バランスを崩させ『相手の行動を瞬間的に不発にさせる』。
そうなれば少し離れた距離にいる基山が、1手先に動ける形となる。

474蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/25(水) 20:22:45
>>472
「……!!!」

やられた!
本当に女ヶ沢君なら、あれだけ『触ったりしないようにしよう』と、お互い言い続けてきたのに
何の予告もなく『手をつける』ことをするはずがない。
そもそもそんなこと以前に……雰囲気が『異様』だ。
気絶していた人間が、様子を確認しに歩み寄ってきた仲間に接するような態度とはほど遠く感じた……
これは。

「まさか……消えた方の軌跡のほうが本物の『女ヶ沢』君ということなのッ!?
ここに倒れているあなたこそが、これまで奇怪な現象を起こしてきた私たちの敵だと!

そうね、誰かに化けることができる能力……それなら女ヶ沢君が
無警戒に接近を許したこともわかる。
あなたは誰なの……いいえ、語るはずもないわね。
見せてもらうわよ、真実を……!!」

触られた瞬間に消えてしまったのではないのなら、下手に動かない。
(もし万が一そうなら、他の二人の様子など周りを見ることでわかるだろう)

なにしろ、振りほどいて逃れることが正解かどうかすらわからない……
女ヶ沢君は掴みあいになった直後に消えていた。
何者かに手を掴まれれば、掴まれるのは危険だという意識があった以上、振りほどこうとしたはずだ。
地雷が、踏んだ瞬間ではなく踏んだ足を離した瞬間に爆発するように……
例えば、振りほどいたほうが……意識的に離れようとしたほうが消えてしまうというルールだったら。

振りほどいた途端に人生自体を振りほどいてしまうかもしれないのだ。

相手の能力がわからない以上、下手なことはせず相手の姿をひたすらに観察する。
顔を。手足を。体を。一挙手一投足を。
コマ送りのように相手の姿形と動きのすべてを見つめ、見定める……。

475基山『ルナウェイ』:2011/05/25(水) 22:34:18
>>472
「ちっ・・・・・・任すぞ、流蔵ァ!」

覚醒直後だとしてもいきなり『掴む』という行為は、少なくともこの面子ならば誰も『しない』はず。
反射的に引き金を引きそうになるが、流蔵の言葉を聞いて思い止まり、
『ルナウェイ』を構えたまま周囲の状況と『軌跡』、女ヶ沢に気を配る。

476:2011/05/26(木) 02:23:46
>>473-475
      /´〉,、      | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/ (^ーヵ L__」L/    ∧       /~7 /)
 二コ ,|      r三'_」     r--、 (/    /二~|/_/∠/
/__」             _,,,ニコ〈  〈〉  / ̄ 」     /^ヽ、 /〉
'´                (__,,,-ー''     ~~ ̄   ャー-、フ /´く//>
                                 `ー-、__,|
 
 
『蔦屋』の手から、ペットボトルが零れ落ちる・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『流蔵』が振り下ろしたガードレールは、『女ヶ沢』の伸ばした手を隔てる壁の役割を果たしていた。
貴方達の視線が注がれる中、『女ヶ沢』は地に伏したまま、身を屈める様に丸くなる。
その外見は、『女ヶ沢』自身のそれと同じに見えた。
 
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
『女ヶ沢』の姿は、そのままガードレールの陰に完全に隠れる。

477流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/26(木) 12:12:06
>>476
「間一髪……だが、『蔦屋は離れてろ』。『“転ばないよう”にな』。
 ……君は女ヶ沢本人なのか?
 何かに憑り付かれたか、それとも何者かが化けた存在なのか……
 どちらにせよ今だに自己主張しない君を、我々は警戒せざるを得ない」

(何をしてくるかは不明だが、隠れるという行為には意味がある。
 普通の人間なら一番無意味な行動だ。
 つまり、『こいつ』は隠れることで何かを仕掛けようとしている。
 我々を『欺く』ための何かだが……悪いが『隠れる』ことも『手を打つ』ことも一旦失敗してもらおうか。)

スタンドを中心に、地面を50センチ〜1メートルほど窪ませる。
基山は距離があるから影響は薄い。蔦屋は会話で察して転ばぬよう気をつけてもらうしかない。
そして窪ませるとほぼ同時に、ガードレールを今度は女ヶ沢側に力強く振る。
上記行動には3つの効果がある。
 ①坂になったことで、女ヶ沢が蔦屋や流蔵へと転倒or攻撃するのをレールで防ぐ。防御壁としての効果。
 ②前方はガードレール、下は地面、そして背後に坂。女ヶ沢の移動を防いだ上で
  ガードレールの動きで斜めになった地面とで『挟みこむ』。拘束の効果。
 ③地面が窪んだことで、離れた基山の視点は丘の上になり、ガードレールの裏側が死角でなくなる。
  『基山の目』を活かすための効果。

仮に女ヶ沢本人でないとして、透明になれるのか消えれるのか化けれるのかはわからないが、
この状況下において、隠れようとした時点で、その手段が万能でないことを示唆している。
ガードレールで接触可能なら、拘束可能だし対応してきても流蔵本体へは若干の距離があり
こちらも『窪み』をさらに『深める』ことでその対応をさらにキャンセルさせられる。
消えることができる=仮に別の世界があり、そことを行き来できるなら我々への攻撃は
もっとシンプルで済んでいたはずだ。あるいは何か制限があるかだ。よって緊急的な危険に繋がらない。
さらに、基山から見えるようにできていれば、何らかの方法で抜け出しても、『その軌跡を彼が追う』。
そこまで『違ったことのできるヤツ』ならば……『もう女ヶ沢ではない』。基山の性格なら撃つだろう。

女ヶ沢が憑り付かれてるだけでも、両肩を撃つなど『その後の下山を考えての無力化』はできなくない。
スタンドでも出してくれればその証明になる。ガードレールは突破されるが、基山が対処可能だ。

478基山『ルナウェイ』:2011/05/26(木) 22:39:14
>>476
「流蔵の『能力』! これで追い詰めたなッ!
・・・・・・そして食らえッ!」

流蔵の『ガードレール』の動きを見ながら、隠れた『女ヶ沢』に向けて『ルナウェイ』を数発連射する。
『ガードレール』を振り下ろした『軌跡』に銃弾を乗せて軌道を曲げれば、多少隠れていても命中させることは容易だ。

479蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/27(金) 22:41:13
>>476-477
「………………ありがとう、助かったわ」

言われた通り、転ばないように足元に気をつけながら
流蔵のしようとしている事の邪魔にならないよう後退する。

十分に距離を取ったら、他にも敵がいないかどうか
周囲を改めて確認する。もちろん能力を使って。

480:2011/05/28(土) 03:00:02
>>477-479
『ドギュゥ━━━━━━━━━━━ン』
 
地面に『窪み』が出来ると共に、『流蔵のスタンド』が『女ヶ沢』をガードレールで地面に押さえ込んだ。
後ずさりながら、『蔦屋』は『女ヶ沢』の様子に目を向ける。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『女ヶ沢』の顔は━━━━━━━━━━━━
肌の質感を備えたままだったが、その表面が鏡の様に周囲の景色を映し込んでいた。
地面に押さえ付けられたまま、『女ヶ沢』は『流蔵』の方に顔を向けており、『蔦屋』の方は見ていない。
 
『ドン、ドン、ドン、ドンッ』
 
次の瞬間、『基山』が銃を連射した。
弾丸は、ガードレールの軌道を利用して曲がり、『女ヶ沢』の顔に吸い込まれる様に命中する。

481蔦屋『ムーヴァー』:2011/05/28(土) 20:50:17
>>480
「……『鏡』……だわ。
今そうなったのか、気がつかなかっただけでずっとそうだったのかわからないけど
ヤツの顔が鏡みたいに、周囲の風景を反射している。
『現世(うつし世)は常世の映し鏡』……とでもいうわけかしら。
ヤツの本質が『鏡』なら、何か……この場にあるものはもちろん、
私たちには見えないものをも含む……何かを映し出して
化けたりしてもおかしくないわね……」

視界を巻き戻し、『鏡のように反射している』のがつい先ほど始まったことなのか、
最初からそうだったのかどうかを検証する。
『そういう面構えである』というだけの話と、
何かの攻撃などの前準備としてそうなっている可能性があるのとでは
まったく状況が異なっているからだ。

482基山『ルナウェイ』:2011/05/29(日) 01:00:40
>>480-481
「命中・・・・・・・何?
かっ、『鏡』だと・・・・・!」

蔦屋の言葉を聞いて引き金に掛けた指を途中で止める。
数発は撃ってしまった後だとは思うが、相手の出方を伺うように一歩後退する。

483流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/05/29(日) 01:49:05
>>480
(鏡のように映るだと……それだけならいいが、俺に対する顔の向け方はなんだ?
 蔦屋と違い実際に攻撃しているからかもしれないが……それにしては基山への注意が0。
 ガードレールすら見てないで『俺の顔だけをじっと見ている』………なんだ?
 答えはわからないが……それだけに何かまずい。そいつの『狙い』は嫌な予感がする!)

「俺を見るのが何かに繋がるのだろうが……『それもさせない』。
 一点を見るということは向けた顔にも角度が必要だ。
 角度に関して俺はお前に狙いどおりのことはさせないよ。」

スタンドで窪ませた地面を解除。
同時に、ガードレールを完全に振り切る。(相手次第で若干アッパー気味に)
地面の角度が戻る効果は2つ。
 ・ガードレールを挟んでいた坂が消え、つっかえがなくなる
 ・敵が流蔵を『見上げて』いた状態が地面の角度が変わることで、『空を見るはめになる』
つっかえがなくなったことで今度は『拘束』から『打撃&吹き飛ばし』に切り替わる。
もし敵の体がガードレールからわずかに上に出ている状態or顔が上から覗いていた状態なら、
ガードレールを若干アッパー気味にスイングしきることで宙に浮かせたい。
目論見を潰すとともに、さらに能力以外の行動の自由を制限できる。

「そして基山……軌跡は見ておけ。
 景色を写せるなら背景と同化もできる。
 『俺を見ていた目的』はまだ続いてるかもしれない……
 何かをしようとしたら、撃って体勢を崩させろ。予兆そのものを潰せ。」

484:2011/06/01(水) 01:28:33
>>481
『女ヶ沢』の変化は、貴方達がそれに気付いた頃から始まっていた。
>>481-483
『バスバスバスバスッ!』
 
ガードレールを振ろうとした瞬間、衝撃と共にガードレールが弾かれた。
『流蔵』は、ガードレールの裏側に円形の小さな凹みが『4つ』出来ている事に気付く。
 
「お〜〜〜〜い・・・・」
 
ふと、『女ヶ沢』が声を上げた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
その声は、近くにいても遠くから聞こえる様な『声』で━━━━━━━━━━━━
すでに、『女ヶ沢の声』では無かった。

485蔦屋『ムーヴァー』:2011/06/01(水) 23:33:21
>>481
「気をつけて、鏡みたいに見えるのは『最初からそうだった』わけじゃないみたい。
何か仕掛けてくる予兆……あるいは、もう何か仕掛けられている……」

そして聞こえてくる『誰かの声』。

「……これは!?誰なの?女ヶ沢君……じゃない!!
先祖の霊が彼岸へ呼び寄せる声だとでも言うのかしら──」

奇襲を受けないように二人の後ろへ隠れつつ、
両手で耳を塞ぎ、声を遮ろうと試みる。
そして、周囲の情景に異常が発生していないか、見回して確認する……

486流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/02(木) 17:29:49
>>484
(ぐおっ………凹みが4つ……なんだ?
 いや、音も4回……さっき基山が撃った数か!?)

「基山!軌跡を確認しろ!」

叫びながらスタンドを手元に寄せ本体ごと後退する。
元々スタンドは射程ギリギリまで離してたので、5メートルは離れるはずだ。
ガードレールは弾かれたとあるが、手放してしまっただろうか?それとも持ったままか?
持ったままなら盾として構えなおすが、手放してるならいったんその場に置いておく。
回収は後でどうとでもできる。
敵の追撃があるかは不明だが、スタンドを移動させたことでどのみち『窪んだ坂が解除される』。
物理的な追撃の第一弾は、それで狙いをそらせるだろう。
移動中か移動後に何かしてきそうなら再び地面を窪ませ、簡易的な『塹壕』としてかわしたい。

それより心配なのは蔦屋の心配してるような別の何か。
この声自体が術の一つかもしれないので、こちらも耳を塞ぐ考えはあるが、
ずっとそうするわけにもいかない上、基山が銃を構えてる以上、全員できる行動じゃない。
ただし、聞いてるうちに何か今までと違う感覚に陥ってくるなら遅ばずとも耳を塞ぎたい。
『声は聞き覚えのある声だっただろうか?』。
尤も、自分の声だけは客観的に聞いても自分の声と思えないだろうが。

487基山『ルナウェイ』:2011/06/03(金) 20:01:33
>>484
「言われなくてもしてるぜぇ〜〜! 俺の『銃弾』、どうなったんだ?
奴にダメージは無いみてぇだが・・・・・・」

『ルナウェイ』を構えなおしつつ、先ほど放った『銃弾の軌道』を確認。
『女ヶ沢』の動向と周囲の『軌道』を警戒する。

488:2011/06/05(日) 04:08:27
>>485-487
『流蔵』は、弾かれたガードレールを盾の様に構え直させた。
『女ヶ沢の様なもの』から聞こえた声は、それ以上は聞こえない。
貴方達が一斉に距離を取ると、『女ヶ沢』は『流蔵』の方へと一直線に走り出した。
 
『ドドドドドドドドドド』
 
両手を突き出した『女ヶ沢の様なもの』の顔は、いつの間にか輪郭が消え、ただ鏡の様に周囲の景色を
映し込んでいる・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『グバァアアッ』
 
次の瞬間、『流蔵のスタンド』が再び路上に『窪み』を作り出した。
だが、『女ヶ沢の様なもの』が怯む様子は無く、前のめりになったまま突進して来る。
『流蔵』は、それを回り込む様にして避けた。
>>487
『ルナウェイ』から放たれた弾丸の『軌道』は、先程『女ヶ沢』に向かって行った所で途切れている。
別の軌道は見当たらず、周囲の様子に変化は無かった。

489基山『ルナウェイ』:2011/06/05(日) 23:15:08
>>488
「『軌跡』がねえッ!
あの『顔』に吸い込まれたみてえに途切れてやがる・・・・・・
なんだ? こいつの『能力』ッ」

『女ヶ沢』だったものの足元を見て、銃弾を脚に向けて放つことで転倒させたい。
『銃弾』を打ち返される等を警戒して、片手は盾のようにして、体の前で翳しておく。

「どーすんだ、こいつッ!
姿を変えられるって『厄介さ』を考えると、ここでブチ殺しておきてえけどよぉ〜〜〜〜、
『銃弾』が効かねえならどうしようもねえぞ!」

『脚』に対してなら『銃弾』が効きそうなら、素早く全弾撃ちつくして、リロードに入る。

490流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/06(月) 16:54:37
>>488-489
「今ので確信したが……やはりこいつ、『触ろうとしてきている』。
 他の能力は持っていても、決定的な手段は触ってくることだ。
 能力は……蔦屋、顔の鏡や反射に関して何か拾えてないか!?」

「いま倒しておくのがベストだが、本来の目的と制限時間がある。
 ここで睨みあいながら時間を潰しすぎるのもよくない。
 勿論、『倒すアイディアが見つかれば倒す』。打撃が通じればだ。
 ただし二人とも、『機会が訪れたら一気に走るぞ』。
 透明になろうとも、基山の能力なら軌跡で探知できる。」

基山が銃を撃つ気配を見て、それに合わせた攻撃をとる。
前のめりなので左右にかわす動きはとれない為、銃は足にほぼ当たる。
吸い込まれるかどうかは不明でも、一瞬止まるか進行続行のどちらかになるだろう。
それを一呼吸確認してから、敵の動きに合わせてガードレールを真横に切り払う。
(銃で怯む、流蔵に向きなおす、まっすぐ進むのどの動きでも防御の反応は遅れる)
できれば防御しずらい腰から下を狙い、崖下側へと弾き飛ばす。機動を一時削ぐだけでもいい。
銃弾の反射?もすぐにはこないと思うが、レールでガードできるかもしれない。

万が一、ありえない跳躍など不規則な動きを見せて対応してきそうなら攻撃しない。
そのための一呼吸の間であり、そしたらカウンターに切り替える。

491蔦屋『ムーヴァー』:2011/06/06(月) 23:59:11
>>488
「いいえ、あなたも見えていると思うけど……
『輪郭がなくなるほど反射の度合いが上がっている』ことのほかに
それ以上の発見はないわね……」

流蔵に答えつつ、彼と相手の格闘によってこちらが敵の前に出てしまいそうなら、
敵から見て基山の陰に逃げ込んで、危険な位置関係を取らないようにする。

>>489
「……なんですって?
鏡の中の世界へ『銃弾』が送られた……もしくは、
鏡に映っている風景へ直接『転移』した……そんな感じかしら。

奴はとっさに『ガードレールの陰』へ隠れた……つまり、
その瞬間、奴の顔には『ガードレール』が大きく映っていたはずよ。

例えば、奴の顔に映っていた『ガードレール』が、本物と『同一視』された……
奴の顔を攻撃する、イコール顔に映っているものへ攻撃が行く……
もしもそういう仕組みになっているなら、ガードレールに
その痕跡が見られるはず……流蔵くん、そういうものは見られる?」

流蔵へ確認し、

「なぜ反射する輪郭が見えなくなっているのか……
反射する範囲が大きくなっていっているということなのかしら……」

見えづらくなっている、相手の顔の『輪郭』。
見る角度が位置関係の変化により変わってもそれは変わらないかや、
本当にまったく輪郭がわからないのか、あるいは目を凝らせば見えるかを
能力を使って視界を停止し確認するとともに、目を凝らせば見えるなら、
大きくなっていっていたりしないかどうか見る。

492:2011/06/09(木) 20:02:52
>>489-491
『バスバスバスゥッ!』
 
『基山』の撃った銃弾が、『女ヶ沢の様なもの』の足を貫く。
その直後、ぐらついた『女ヶ沢の様なもの』に向かって、『流蔵』がガードレールを振った。
 
『バッシィ━━━━━━━━ッ!!』
 
『女ヶ沢の様なもの』の身体は、崖下へ弾き飛ばされる。
次の瞬間、『流蔵』は自身の身体も崖下に吹っ飛んでいる事に気付いた・・・・・・・・・・・・・・。
『基山』と『蔦屋』の目には、2人がほぼ同時に飛んだ様に見える。
 
『ドドドドドドドドドドドドドド』
>>491
『女ヶ沢の様なもの』の顔の輪郭は、すでに確認出来なかった。

493流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/09(木) 20:12:18
>>492質問
スタンドはまだガードレールを持てているだろうか?
両手持ちで掴んでいたためまだ辛うじて持てている気はする。

494:2011/06/09(木) 23:06:46
>>493
ガードレールは、持ったまま吹っ飛んでいる。

495流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/10(金) 20:01:21
>>492 [会話部分&一番下10行>基山PL 一番下5行>蔦屋PL]

(がァッ……この衝撃は……くっ、そういうことなのか!?
 基山の銃弾はそのまま通った。『俺を見ていた』のが条件…。
 しかし『それだけじゃない』はず。女ヶ沢の言ったように外灯に何か関係でも?)

「基山!無理に援護はしなくていい!
 『奴が、空中で俺に接触しようとしたときだけ、それを邪魔してくれ!』」

目的は『崖から落ちないようにする』こと。
条件は『敵に捕まれず、邪魔されないこと』。そのための方法は『2つ』考えてある。

現在地は外灯の下付近であり、外灯は道路の崖側にある。
崖下に向かって吹っ飛ぶということは、外灯の横を通り過ぎることになる。
その外灯のポールに対し、『ガードレール』を振るい『引っ掛ける』。
ガードレールの内側端には『支柱』があるため、横からポールにぶつければ、
支柱部分がいったん引っかかる。止まらずとも勢いは大きく殺せるはずだ。
外灯に直撃しそうでも、ガードレールをうまく盾にすれば、落ちずに道路に戻れる。

これに加え、スタンドの片足を道路につかせ、地面に窪みを作る。深さはいらない。
窪みは一つの面に対してだけなので、崖の端から先には影響しない。
だが窪ませたことで、地面の端には『淵』ができる。コップの端のように。
その『淵』を残った足で支えるか、本体の手で掴むかすれば、落下は防げる。
淵のない道路なら勢いは止められず崖に落ちるだろうが、こうすれば話は別だ。

上記2つの方法は吹っ飛ぶ角度やポールとの位置次第で順序は変わるが、
どちらの方法も合わせて行う。最悪、可能ならポールそのものを掴んで食い止める。
ただし、出来ればポールに触れるのはガードレールだけにして……落下を防ぎたい。

問題は『敵が流蔵を空中で掴んできそうな時』や『敵の落下も流蔵に合わせて止まる』ときだが、
流蔵は敵の死角にまわった状態で同時に吹っ飛んだ。敵はさらにダメージで前に崩れていた。
よって若干の距離があるのと、体勢的にそう簡単に掴める状況にはないはず。
そうでなくとも、基山の銃で最悪を防ぐ予防はできる。
相手の落下が止まる場合も、危険だが………接触を封じることはやってくれるはず。
それ以前に………この敵はそもそも倒したり逃げたりするのが正解なんだろうか?

(……そう言えば、女ヶ沢でないなら、「お〜い」は誰が発した?なぜ『お〜い』なんだ?
 救助や位置確認に使う呼びかけだろう?その言葉は……。
 そんな言葉が敵の顔の内側から聞こえたのは……何故だ!?
 『銃弾を吸い込んだ顔の内側』が……仮にどこかに繋がってるとしたら?それはどこに?
 『夜の明けない今の世界』が元の世界と別なら……単純に山を降りただけで戻れるのか?)

496基山『ルナウェイ』:2011/06/10(金) 20:43:58
>>492 >>495
「何ィ〜〜ッ! 『反射』か、やはり・・・・・・・・・?」

『ルナウェイ』の照準を流蔵と『女ヶ沢の様なもの』の中間辺りに構えつつ、
『女ヶ沢の様なもの』の落ちていく軌跡を確認して、落ちた後も見失わないようにする。
もし、『ルナウェイ』が『リロード中』かつ、流蔵が『掴まれそう』なほど両者の距離が近いようなら、
リュックのサイドポケットから素早く『ペットボトル』か何かを抜き出して、『女ヶ沢の様なもの』に対して投げつけて妨害する。

497蔦屋『ムーヴァー』:2011/06/10(金) 22:38:45
>>492
「流蔵君!」

思わず声が出るが、何ができるわけではない。
彼が自分自身の機転により自力で助かることを願おう。

「おかしいわ……顔の輪郭が、すでにまったくわからない……
どんなに磨かれた鏡だって、周囲との『境目』は見ればわかる。
映っている像と、そうでない部分との辻褄が合わないから。

だけどこれは……まるで周囲の風景を反射しているというより、
周囲の風景と同化してしまったかのようだわ。
すでにここは、彼の『鏡の中』……なんてことは……」

敵の姿を確認する。
吹っ飛んだことで、その通り過ぎる姿、つまり横から見た姿や後ろから見た姿も確認できるだろう。
……こっちへ吹っ飛んでこなければだが。

確認する点は、顔の輪郭がわからないのは横や後ろから見ても同じかどうかと
鏡のように反射するのは顔以外には及んでいないかどうかだ。

それと……運しだいになるが、相手が横倒しになり体の上側に当たる方向をこちらに向けた瞬間があったならば
相手の体を上から見たらどう見えるのか……『首』がどう見えるか……断面が見えてしまうのか、それを確認しておく。
もちろん能力を使い、視界を止めてである。

498:2011/06/12(日) 02:18:00
>>495-497
『女ヶ沢の様なもの』は、足掻く様子も見せず、崖下へと落下して行った。
それを追う様に崖縁へ駆け寄った『基山』は、崖下に立っている『女ヶ沢の様なもの』を確認する。
こちらを見上げたが、特に動きを見せる気配は無かった。
 
ガードレールを外灯に掛けた『流蔵』は、遠心力の要領で方向を変えたまま吹っ飛ぶ。
『スタンド』が『窪み』で勢いを殺したが、それでも崖下への落下は免れない・・・・・・・・・・・・・・・・・。
『基山』の目の前で、『女ヶ沢の様なもの』から約2メートルの距離に『流蔵』が落下する。
『女ヶ沢の様なもの』は、『流蔵』の方へゆっくりと顔を向けた。
>>497
『女ヶ沢の様なもの』の頭部は、髪を除いて全体が『鏡』の様になっている。
それ以外の身体には、何の変化も見当たらなかった(衣服から露出した部分のみ確認可能)。
頭部が透けている訳では無い事は、首の断面が見えない点からも確認出来る。

499流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/12(日) 02:47:37
>>498[質問]
4人の位置関係を教えて欲しい。
基山は頭上にいるのか?

それと俺の質問ではないが、基山の『ルナウェイ』の残弾はどうなってる?
リロード中だろうか?

500:2011/06/12(日) 19:00:21
>>499
『流蔵』と『女ヶ沢の様なもの』は、一つ下の道路にいる。
『流蔵』の方が道の先におり、崖寄りの位置に立っていた。
『基山』と『蔦屋』は、崖の上から2人を見下ろせる位置におり、『基山』の方が
崖縁に近い。
 
『ルナウェイ』の弾丸は、まだ撃ち尽くしていない。

501基山『ルナウェイ』:2011/06/13(月) 23:00:36
>>498
「流蔵ァ! 上ってこれるか?
そいつをぶっ殺す方法はあるのかよぉ〜〜!」

何か他に『要請』があったなら、そちらを優先するが、
基本的には『女ヶ沢の様なもの』の顔面に当たらないように注意しつつ、脚を狙って発砲し、流蔵の援護をする。
それで『ルナウェイ』を打ち切ったならリロード開始、まだ残っているなら銃弾の数を確かめつつ、
一つ下の道路の地形を確認する。先程『河原』が確認できたはずだが、川との距離はどれくらいだろうか。
同時に、下の地面の『外灯』の位置も見ておく。
そして余裕があるなら、流蔵がいる道路の先も確認しておきたい。河原があるということは、これまでの地形とは違うのか?

「蔦屋・・・・・・周りはどうだ?
やけに静かなのが、逆に気になるぜ・・・・・・」

502流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/13(月) 23:06:51

(色々と不可解な点がある……これまでの推理でもなおまだしっくりこない)


 <「「今言った通り、麓からは『一本道』なんです。『間違えようが無い』し、こんな道は私も知らない」> [>>41古雲]
 <「不可解な現象が続いています……、運転手が事故を起こした頃から、ずっと」> [>>84女ヶ沢]
 <「(携帯)電話だね」> [>>51古雲]
 <「馬場が消えた!なんの『音』も『予兆』も見せずに消えちまったッ!」> [>>79基山]
 <『今まで感じなかった』というよりも、『隠れていたものが現れ出た』気がした> [>>161主観]
 <「高速で動いたり、透明だったりしても『跡』自体は把握できる。
   そうじゃねえってことは・・・・・・ジッと息を潜めて隠れてたってだけなのか?」> [>>164基山]
 <「……静かね。静かすぎる位に」> [>>44蔦屋]
 <「領収書は、今日の日付でした。私たちがタイムスリップしたわけではなさそうです> [>>189女ヶ沢]
 <「彼の忘れ物です。たぶん、レジの辺りかジオラマの辺りでなくしてしまったらしいです」> [>>200女ヶ沢]
 <「それにしても一気に仕掛けてこないのは『奇妙』ね。何らかの『ルール』があると見るべきだわ」> [>>202蔦屋]
 <『すこしずつ しんでいく』> [>>269基山発見⇒説明]
 <この録音は、『この世界』に迷い込んだ者の為に残しておく。
   今日は、『2010年11月21日(今日)』。『夜が明けない』  > [>>270蔦屋発見⇒説明]
 <「センターは、もう閉館していますよ。
    もう誰もいないはずです。最後に『戸締り』をしたのは、私なのでね。」> [>>41古雲]
 <連中が移動した。数分前に見たときは建物を囲んでいたが、今は居なかった。
   居なくなっただけとは考えにくい。> [>>280自分]
 <「この写真は、麓の町にある古い『蔵』で見つけたものだ。> [>>308古雲]
 <「写真の子供と、山で見た子供はそっくりだわ。」> [>>320蔦屋]
 <「どうやら、夜は明けなくても、天候は変化するみたいですね。」> [>>341女ヶ沢]
 <「全ての物事が『ある一つの隠された事象』によって引き起こされてる場合もある」> [>>175自分]


(………全てのものに共通してる矛盾……それは……
 『あるべきものがなく』『ないはずのものがあった(居た)』……空間的矛盾。
 崖も、森の生き物も、古雲の鍵も、叫び声すらあげず消えた馬場も、集団で居た敵の姿も、
 森の気配者の軌跡も、全部その兆候がなければおかしいのに、突然現われ突然見失ってきた。

 ボイスレコーダーの人物がセンターに居たのは『今日』。センター内の日付も『今日』。
 だが我々はその姿どころかレコーダーのメモ以外の痕跡すら見つけてない。
 古雲は戸締まりをしていたし、無理やり侵入された痕跡もなかった。
 彼はそこを『この世界』と呼んでいたから……我々も『同じ世界に居る』と思いこんでいた……
 違ったんじゃないか?『彼の居たセンター』と『我々の居たセンター』は。
 だが……あのセンターが本来あるべき場所とも思えない。
 そうなると『複数』の『同じ場所』があったことに………模倣した世界、写した世界……
 奴の顔は『世界を写す』……おい待て、何か、繋がりそうじゃないか?

 レコーダー者の『この世界』という表現。朽ちる世界。奴の顔が『写すように』になっている点。
 内側からの『おーい』という呼び声。『天候』は常識通りに動いていた点。
 もしかしたらその関連は……『ここがなんなのか』、正体を暴くポイントなんじゃないか?)

503流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/13(月) 23:08:25
>>498
地面に落下し体勢を整える……よりも速く敵は動けるだろう。

(ちぃぃ……色々とわかってきたところなのに……まずいな。この近さは。
 こいつの『顔』に対して『試したいこと』もできたが、ひとまず後だ。)

「基山ッ!頼む!」

本来なら『能力』で相手のバランスを崩せば後手で対応できるだろう。
だが敵は現在、俺からの攻撃に対して『ダメージを共有』させる力を持つ。
そしてそれは……へたをすると『バランス』も含まれるんじゃないか?
つまりここで『地面を窪ませれば』、相手とともにこちらも『同じように崩れる』可能性がある。
距離は2メートルで、相手の倒れる方向はこちらの方向。
向かいあってるため、こちらの崩れる方向も相手の方向。『チェックメイト』になる。

だからここは『能力』を『あえて使わない』。
ガードレールをまだ持ったままだと思うので
(ポールにかかり続けたなら一周して道に戻れたと思うので、握ったままズレ落ちたはずだ)、
それを使い、突くようにして『相手に翳す』。ぶつけはしない。
ギリギリの距離で止めて、当てようとはしないことで、相手との距離を固定させる。
相手が咄嗟にしゃがんだり、まわりこようとしても向きを変えるだけで同様の効果となる。
万が一持ってないなら、スタンドで能力を使わず地面を蹴って素早く距離をとる。

上記に加え、仲間が数秒間の足止めをしてくれることを信じる。
どのパターンでも一瞬相手の突進を止めれば、崖沿いに向かって走る。崖スレスレになるように。
ただし、そのまま道をまっすぐ行くつもりはない。『ショートカット』する予定だ。

504蔦屋『ムーヴァー』:2011/06/14(火) 22:38:53
>>498
「顔が透けていたり、体全体に現象が広がっているわけでは無さそうね……
あの鏡、本当にただ周囲を反射しているのかしら……?
映っているのは……」

二人の様子が暗くてよく見えないなら話は別となるが、
そうでないなら、『女ヶ沢のようなもの』の顔に映る風景を
視界をコマ送りのように止めてつぶさに観察し、
本当に周囲にあるものが映りこんでいるのか……
例えば『周囲の風景に存在していないもの』が映っていたりしないか、
つまり『顔に映っているもの』と『周囲に存在しているもの』との『整合性』を検証する。

>>501
「そうね……当然にあるべき自然音が聞こえないにもかかわらず
『太鼓の音』やら『呼ぶ声』だのは聞こえる……まともじゃないわ。
そういえばあの太鼓の音、空から聞こえてきたわね……」

(前半の段落に示した検証が終わったあと、余裕があればだが)

空を見上げる。

『郷土センター』へたどり着いたとき、『異世界』へ通じるかのようで印象的だった、あの空を。
思えばセンターを出てから、下ばかり見下ろして歩いてきた……
下山のため、行く道の安全を確認し確保するためには当然そうする必要があった。
意識から遠ざけていた『頭上』に、あるいは『空そのもの』が……異常なことになっていないか、念のため見ておく。
もちろん視界は止めて、念入りにである……。

505蔦屋『ムーヴァー』:2011/06/14(火) 22:43:21
>>504
ログを確認したらそんな事実は無かったので、以下の発言を訂正したい。

誤「そういえばあの太鼓の音、空から聞こえてきたわね……」
正「もしかしたらあの太鼓の音、空から聞こえてきてたのかもしれないわね……」

506:2011/06/16(木) 02:35:26
>>501-504
『流蔵』がガードレールを翳すと共に、『基山』が銃弾を撃ち込む。
『女ヶ沢の様なもの』は、その場に身を屈めただけで、移動をする事は無かった。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『蔦屋』は、その顔に、飛んで来る『銃弾』と『基山』の姿が映り込んでいる事に気付いた。
次の瞬間には、『銃弾』が貴方達の前から忽然と消えている・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『バスバスッ!!』
 
直後、『基山』は後方へと弾き飛ばされた。
胸元に銃弾を浴びたかの様なダメージを受け、激痛と共に血飛沫が飛び散る。
>>504
『女ヶ沢の様なもの』の顔に目を凝らした貴方は、そこに映り込んだ風景が本来の風景と
差異の無いものである事を確認した。

507流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/17(金) 15:10:31
>>506
(動かない……銃弾が命中したのか?当たった音はしなかったが……。
だがこの状態ならいま試しても問題ないだろう。一つ目は。)

「おーーーい!『そっち』に誰かいるのかーーー!」

その場で、『呼びかけてみる』。
敵にではなく、敵の顔の『向こう側』に向けて声が遠く届くように。
すぐに何か起きることは期待しないが、いずれ何かアクションがあるかもしれない。
ただし、直後に蔦屋か基山が声で何かあったことを気づかせてくれるだろうから、
それを受けて迅速な行動に移りたい。

(……くっ、銃弾はまさか俺じゃなく……対象を切り替えれるのか!?)

ガードレールを敵に翳したまま、急ぎ目に敵から3〜4メートル距離を取る。
もちろん崖の位置を考慮して、崖沿いに敵から離れるように。
その場から動かないなら一旦様子を伺うが……
こちらを追ってくるようならこちらも5メートルだけ全力で逃げる。
ぶつかるつもりはないが、5メートルで崖スレスレになるように。
敵が何か違うことをしてきそうなら、ガードレールで防ぎたい。敵に自らは触れずに。

508蔦屋『ムーヴァー』:2011/06/17(金) 20:58:32
>>506
「……!基山君!」

基山が攻撃を受けたことを見て声をあげる。
(近距離であるから彼がダメージを受けたことは見て取れただろう)

「気をつけて……いま基山君の銃弾が反射した瞬間……

いいえ、反射というよりもはや『瞬間移動』だったけれど。
『跳ね返っていく過程』が『無かった』。

……その瞬間、確かにヤツの頭に、彼と彼の銃弾が『映っていた』……
『跳ね返し』は、『映り込んでいる対象』へ起こせると見ていいと思うわ。
そして、全方位にその気になればいつでも『映り込み』を起こせるよう、
あんなふうに横顔に至るまで『鏡』のようになっているのね……!」

『流蔵』にも聞こえるように言う。

「だとすれば……『前後からの挟み撃ち』なら、有効かもしれないわ。
『頭髪』は『鏡』になっていない……そして、人間の後頭部は、
真後ろから見れば髪の毛で覆われているわ。
すなわち、背後に死角があるということ……」

……ただし髪型にもよる。例えば『スキンヘッド』や『刈り上げ』にはこの戦法は無意味だろう。
『女ヶ沢のようなもの』……本物の女ヶ沢の髪型とイコールだろうが、どんな髪型だったか?

509基山『ルナウェイ』:2011/06/17(金) 21:25:37
>>506
「銃弾が消え・・・・・・ッ!」
(やべえ、解除だッ! 『ルナウェイ』!)

突然消失した銃弾を見て、咄嗟に『銃弾』の解除を試みる。
が、それが間に合わず吹っ飛ばされたなら、目を開けて空間の軌跡を見ておく。
虚空から『銃弾』が現れてそれを食らったのか、突然自分の体に『衝撃』が来たのかがわかるはずだ。
今ので撃ち切ったはずなので『リロード』を開始しつつ、撃たれた場所に手を当てて傷を確認する。

510:2011/06/18(土) 03:13:10
>>507-508
『女ヶ沢の様なもの』は、その髪型も『女ヶ沢』に似ていた。
『流蔵』が距離を離すと、『女ヶ沢』は無造作に距離を詰めて来る。
『流蔵』の呼び掛けに応じる様子は無く、その顔には『流蔵』の姿が映っていた。
>>509
貴方は、銃弾が消えた直後、『スタンド』を解除した・・・・・・・・・・・・・はずだった。
『銃弾の軌跡』は無かったが、貴方はダメージを受けて吹っ飛んでいた。
胸元には、複数の弾痕が確認出来る。
『ルナウェイ』は、手の中から消えており、それは貴方の意識が朦朧としている事が原因だった。
気が付くと、衣服はブルーベリージャムの様な血で染まっている。

511基山『ルナウェイ』:2011/06/19(日) 04:20:45
>>510
「グブッ・・・・・・食らったのか? チクしょお・・・
血がこんなに出てる・・・・・・じゃねえかよぉ〜〜〜・・・
蔦屋、担いでいけるか? 崖の傍まで・・・・・・」

蔦屋に声を掛け、(あるいは手招きして)呼んで、肩を貸してもらう。
鞄に『タオル』等もあるが、とりあえず手で胸元を押さえて止血しながら思考を巡らせる。
胸についた弾痕は、先ほど発射した『ルナウェイ』の銃弾の数と一致するのだろうか。

(映りこんだものを消して『防御』、そして『攻撃』・・・・・
かなり『強力な能力』だが・・・・・・・・・『人間』を消すことはできてねえ。
女ヶ沢のように『掴まれない』限りはな。それは確かだ。
更に『ガードレール』に殴られたってことは、全体が映りこまないと『消せない』?
『実体』もある。倒すだけなら、何かで『覆い隠す』か、逆に、2段構えであえて『消させる』か・・・・・・)

「『至近距離』なら・・・・・・掴まれるリスクは増すが、結局のところ叩き込むにはそれだ。
『ルナウェイ』・・・・・・は、出せるかどうかわからんが・・・・・・・
アイツはぶっ殺すぜ・・・女ヶ沢のカタキの分もなぁぁぁ〜〜。なにか『策』があるか・・・・・・・・・?」

ぼそぼそと蔦屋に話しつつ、極力意識を保つ。

512流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/21(火) 11:46:59
>>508-510
「くっ……基山がダメージを受けたか……『互いの接触』はなおも危険なのか?
 今は俺が対象らしいが、待ってろ!ただちに合流する。
 『カアウ・クレーター・ボーイズ』!俺の一歩前を進め!」 

>>507で走りだした勢いのまま、崖を斜めに駆け上がる。
もちろんそのままでは上れない。
だが、スタンドで崖を小さく窪ませれば、その内側は傾斜が窪み『やや平坦な足場』が出来る。
それを連続で行えば、通常なら上れない坂だろうと、階段として駆け上がっていける。
つまり本体が足をつける一歩前に、スタンドが先行しその地点を先に足で窪ませる。それを歩数分繰り返す。
窪みは一度に一箇所しかできないが、駆ける勢いがあれば本体が両足を地面につける必要はなくなる。
(イメージとしては、5部のゲームでアバッキオがやった、ムーディブルースのリアルタイム投影の逆パターン)
バランスや本体の体力の制限があるので、長い距離は無理だが、このぐらいの短い距離ならいけるだろう。
さらに言えば、坂を垂直にではなく、斜めに駆け上るので登りやすさは向上させている。

「こいつの反射はやっかいだが、こちらから手を出さない限りは向こうは接近以外できない。
 先手に関して言えば人間並だ。よって崖を素早く昇る力はない。
 知能は未定だが……それを持ってるようなら崖を迂回してくる。
 ない場合は追ってくる……つまり崖下に拘束されるか、よじ登ってくるかだ。」

崖登り中に『何か起きて』バランスを崩した場合は上までの距離次第で対応を変える。
崖上まで残り2メートル以内ならスタンドで地面を掴み、そのまま強引によじ登る。
この時、敵や味方の位置は気にして、触られないようにしたい。(敵の手はガードレールで自らは触れないよう遮る)
万が一、登り始めだったなら無理して昇らず、道を逃げながら別の手段を考える。

513蔦屋『ムーヴァー』:2011/06/22(水) 01:07:08
>>510
>>511
「そうね……でも、触れるのは危険なんでしょう?
掴んで」

基山に肩を貸すことはせず、懐中電灯を差し出し、それを掴ませる。
懐中電灯を介して引っ張り上げて立ち上がらせ、必要ならそのまま引いて崖まで歩く。
落下の危険を考え、本当に淵の淵までは行かないが……ギリギリ安全なラインまで接近する。

「大丈夫?止血したほうがいいんじゃない?『布』を取り出す手間が惜しいならやるわよ。

……そうね、『粉塵』のように跳ね返されてもたいした影響のないもので、
ヤツの視界を遮った上で攻撃できれば、跳ね返されずに済むかもしれないわ。
鏡に映ることで跳ね返されるなら、それを曇らせればいい。
例えば……足元に散々積もったこの『新雪』とか」

軽く雪を蹴って見せる。
雪質はいま、どのような状態だろうか?

「でも……ここからやるには遠いかもしれないわね。
それと動きを見ていて勘だけど、もしかしたら奴は
二人同時に跳ね返すことはできないんじゃないかしら?
基山君に気を取られてる間、目の前の流蔵君に何も手出しをできなかった……
そんな感じにも見えたけど」

514:2011/06/23(木) 01:03:22
>>511,>>513
胸元を押さえた『基山』の手に、衣服から染み出ていた血のドロリとした感触が伝わる。
押さえた程度で出血が止まる訳も無く、衣服に出来た弾痕は撃った弾丸の数と一致していた。
 
倒れた『基山』に歩み寄った『蔦屋』は、持っていた懐中電灯を差し出す。
それを掴んだ『基山』は、そのまま引き寄せられる様に起き上がろうとしたが、血の付着した手から
懐中電灯が滑り抜けた。
 
『ドザァッ』
 
背中から倒れた『基山』は、強かに後頭部を打ち付けたが、雪のせいか痛みと衝撃は少ない。
降り積もった雪は、舞い散る事の無いベタ雪で、すでに5センチ近く積もっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふと、『蔦屋』は、断崖から駆け上って来た『流蔵』の姿に気付く。
>>512
『ドドドドドドドドドドド』
 
勢いを付けて駆け込んだ『流蔵』は、足場に作った『窪み』を利用し、一気に断崖を駆け上る。
『女ヶ沢の様なもの』が追って来る気配は無く、身体を仰け反らせながら、『流蔵』は断崖の上まで
無事辿り着いた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
路上では、倒れた『基山』の傍らに『蔦屋』が立っている。

515流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/24(金) 16:38:06
>>514
「基山………!く………
 押さえるよりも、布自体を傷口に詰めるように……だ。
 出血は今よりマシになる。それから頭に対し雪の冷たさで意識を保つんだ。」

「……麓はもう近い。古雲の言ってた蔵が麓側ってことは、病院などもあるはずだ。
 だが奴はまだ下にいる……
 崖を奴が上れるかどうかはわからないが、我々が道を移動すれば合流しようとするだろう。
 基山を運ぶにしても逃げながらは厳しい。
 つまりここで『謎を解くか』『撃破する』しかない……

「蔦屋、状況次第では君も援護してくれ。
 『持ち物』に危険なものがない分、投擲を反射された場合の危険度も薄いはずだ。」

崖に対して、電灯の裏まで進みそこでしゃがむ。
そして基山の現状を見た後、坂の下の敵を見る。
そのまま居るのか、周り道しようとしているか、昇ろうとしているか。
また以下の二つを確認したい。
 ・敵の顔は未だに流蔵を映してるだろうか。
 ・周囲の明かり(光源)は今いる外灯の分だけだろうか?
 
昇ってこようとする場合は『すぐ次の行動』に移りたいので初動で察知したい。
また、何かしらの方法で流蔵の身体がまた坂に落ちそうになったら外灯を使って防ぐ。

516基山『ルナウェイ』:2011/06/24(金) 23:13:41
>>514
「『止血』・・・・・・できるかよ、これぇ〜〜蔦屋・・・?
戻ってきたのか? 流蔵・・・・・・奴に逃げられねえか? 見える『軌跡』は、数秒間だからな・・・・・」

登って来た流蔵を見て、背中で潰れたリュックに手を突っ込んでタオルを取り出し止血を試みる。
一人では難しいかもしれないが、動作を見て蔦屋も手を貸してくれるだろう。
流蔵の言うとおり、雪の積もった地面に横顔を当てる。

「『ルナウェイ』が出ねえ・・・・・・、『コンディション』が最悪だぜ・・・・・
後は任せるぜ・・・・・・ちょっと休めば、1発くらいならよぉ・・・・・・」

>>515
「俺達、『麓』に降りるだけで元の『世界』に辿り着けるのか・・・?
奴がこの現象の核っつーことはほぼ間違いねえだろうし、謎を解いてケリをつけてえが・・・・・・」

517流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/06/25(土) 02:41:29
>>516
「可能性はあるだろうが……確定ではないだろうな。
 そもそも『山を降りるべきだった』という言葉自体、
 『失敗者』の反省材料に過ぎない。『解決への答え』じゃない。」

「逆に考えれば、『降りないで済む方法』があるかもしれない。
 どちらも可能性だが……謎とは発想と検証の繰り返しだ。
 基山、意識は保っておけよ。」

518蔦屋『ムーヴァー』:2011/06/26(日) 23:37:26
>>514
「……!」

どうやら思ったよりもずっと重傷らしい。驚く。
そういえば、銃が開けたと思われるような風穴は、彼の衣服に存在しているのだろうか?
もしそうでなければ、銃弾の反射は正真正銘の『瞬間移動』だったと証明できるが……

「しっかりして!」

基山に駆け寄った。
そして流蔵の言うとおり雪を彼の顔にかけて気付けを行い、一瞬考える。

(どうする?お互い体に触れれば危険だと思ってきた。
でもそれは本当なのかしら?今までリスクを考えて迂闊なことはしなかったけど……
この状況、リスクを恐れている場合じゃない!)

基山のリュックからタオルを取り出して彼の衣服を捲くりあげ、
その傷口にあてがう。彼自身も同様の行動を行うならそれを手伝うように……。
さらに事務室から持ち出していた毛布を、あてがったタオルの上から巻き
コルセット、もしくは腹巻きのようにタオル類を固定する。
その過程で彼の身体に触れるようなことがあっても、もはや躊躇しない……。

>>515
「ええ……勿論。
雪や物を投げるくらいしかできないけど……。」

519:2011/06/27(月) 03:11:27
>>515
胸元を血で赤く染めた『基山』の顔色は、心無しか蒼白い。
断崖から下の道を覗くと、そこに『女ヶ沢の様なもの』の姿は見当たらなかった・・・・・・・・・・・・・・・。
雪の上に確認出来た足跡は、点々と道の先へと続いている。
>>516-518
降り積もった雪の上に頬を埋めた『基山』に雪を浴びせ掛けながら、『蔦屋』は『基山』の取り出した
タオルを傷口に直接当て、さらに毛布を巻き付けた。
弾痕は衣服にも残っていたが、貫通した様子は無く、傷口の深さは2〜3センチ。
『基山』が意識を失う事は無かったが、力を入れる度に傷口を鋭い痛みが走った。

520基山『ルナウェイ』:2011/06/29(水) 02:08:38
>>519
「ああクソ痛え〜〜!
雪はもういいぜ・・・・・・こんだけ痛えと嫌でも目も覚めるからなぁ〜〜・・・奴はどうした?」

動くことによる痛みと出血の様子を気にしつつ、上半身を起こしてゆっくりと立ち上がろうとする。
(まだ知る由もないが)『女ヶ沢の様なもの』が逃げたなら、いつまでも寝ているわけにもいかないだろう。
傷口が開きそうなら、大人しく上半身を起こすだけに留める。

「銃撃はまだ厳しいかもしれねえが、『眼』の役割は今でもできるぜ。
だが、奴の『能力』・・・・・・無闇に俺が攻撃すんのは逆効果だよなぁ〜〜」

521蔦屋『ムーヴァー』:2011/06/29(水) 22:23:27
>>519-520
「どうやら……どうにか死ぬほどじゃあないみたいね」

基山の様子を見て、危険な状況は一応脱したかと判断し
立ち上がって周囲を改めて確認する。
もちろん能力は使う。視界停止して念入りに、前後左右はもちろん、足元と上空も見る。

また、立ち上がる際に雪をひとつかみ掴んでおく。

「気をつけましょう……瞬間移動的なこととか、姿を隠して近寄るとか、しないとも限らないわ」

522流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/01(金) 16:47:14
>>519-520
「いや……どうやら道の先に向かったらしい。
 下りる道先で合流するか……その前に回りこんでくるかだが、
 多少なりとも知能があるらしいな……。
 そしてそれは『再び奴と合間見える』ということだ。
 姿を消すことについては『基山』の目に任せるが、戦闘は考えなくていい。」

「蔦屋………毛布を借りれるか?
 君が使ってもいいが、その場合は覚悟を固めて欲しい。
 奴を倒すかどうかはともかく、やり過ごすのに鏡を覆うやり方は賛成だ。
 君には鞄にあるプラスチックの食材やらもう1本のペットボトルで牽制も頼みたい。」

道の先を見る。
二人に問題がなければ次の次にはすみやかに前進を始めたい。
前回の質問の繰り返しだが、
 ・周囲の明かり(光源)は今いる外灯の分だけだろうか?

523:2011/07/03(日) 00:59:02
>>520-522
思い思いに周囲を確認した貴方達は、『女ヶ沢の様なもの』が見当たらない事を確認する。
人工的な光源は外灯だけだったが、月明かりも周囲を照らすのに一役買っていた。
『基山』は、痛みに苛まれつつも自力で立ち上がる・・・・・・・・・・・・・・・歩く事も出来たが、いつ傷口が
開くとも分からず、激しい運動には不安も残った。
 
歩き出した貴方達は、数分で下の道に立っている外灯の下まで辿り着く。
腸の様にクネクネと伸びていた道は、ここに来て真っ直ぐに伸びていた。
道の右手は、緩やかな斜面になっており、5メートル程下は砂利の敷かれた河原になっている。
道と並行して伸びる河の『流れる方向』は、道の続く先とは反対方向だった・・・・・・・・・・・・・・・・。
河の向こうは、水流で削られた岩肌が剥き出しになっており、2〜3メートルの断崖になっている。
断崖の上は、林になっており、河に沿って見渡す限り続いていた。

524基山『ルナウェイ』:2011/07/04(月) 00:55:47
>>523
「少しイテーが、歩けないレベルじゃねえな。
奴は逃げたのか? それとも誘ってんのか・・・・・・?
移動スピードが俺達と変わらないなら、歩いてちゃあ追いつかないかもな・・・」

周囲を確認、『軌跡』を警戒しつつ進む。
足跡は途切れなくずっと続いているのだろうか?

「なあ、なるべくそういうことにはなりたくねえが・・・・・・
もしもの時のために、なんか『合図』でも決めとかねえか?
『本人』だと確認できるようなサインをな」

「それと、奴自体がモノを『出し入れ』できるってのはわかったがよぉ〜〜
奴自身は、出たり消えたりできんのか?
つまり、『あっちの世界』と『こっちの世界』を」

525流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/04(月) 19:24:57
>>523
「……川の進路が道と逆だが、蔦屋……確かジオラマを調べてたな。
 このまま進んで問題なさそうか?
 といっても古雲氏は『麓まで一本道』と言っていたので正しいと思うが。」

毛布については蔦屋の考えに任せる。
現状で確認したいことは4つ。どれも確認は難しくない。
 ①自分の体調。『朽ちる』というように何か変化はないか。
 ②道の状態。まだ下り坂だろうか?
 ③道の先。外灯の数・その他は見通せるだろうか?
 ④足跡が5メートル付近で途切れてないかどうか。
特に④は大事だ。全般的に怪しい部分がないなら、ゆっくりと進むが、
山林側の崖に沿って足跡からは2メートルは離れて歩きたい。

>>524
「姿が見えない以上は予想と確認しかないな。軌跡も含めて。
 進路が同じ以上、奴と出くわさない期待はしないほうがいい。
 それに……ゴールが本当に麓かどうかはわからない。
 違った場合、奴自身が攻略に絡むなら……麓で待ってくれるのは好都合だ。」

「この月明かりだけでも奴の顔は周囲を写せるだろうか?
 仮に外灯を壊した場合、奴の力はそのままか?
 ………基山、戦闘はしなくていいが、その時は頼む。」

「合言葉は『これまでの互いの会話から』でいいだろう。
 『不自然でも必ず答えること』。裏をかいた質問も含める。」

526蔦屋『ムーヴァー』:2011/07/04(月) 22:14:38
>>522
「毛布ならそこよ」

基山の胴体を指差す。
タオルで止血し、さらにそれを毛布で巻いて固定したのだ。
事務室を出る時に、毛布は2つあったのだが……1つは女ヶ沢が事務室に置いてきている。>>339
だからここにはその一つしかない。

「毛布で何かしたいなら、まず基山くんに言って返してもらうことね。
それで『鏡』を遮るつもりなら、あなたがやった方がいいと思うわ」

>>524
「私が視界を戻してヤツの姿を見たとき、不意に突然現れて消えたようにも見えたわ。
現れる瞬間や消える瞬間を見たわけではないけど……そうね、
交差点で右を見て、左を見て、もう一度右を見たら
最初に見たときはいなかった自転車が突如いたような、そんな感じの不自然さがあった」

>>525
「……残念だけど、あのジオラマはあまりあてになりそうにはなかったわよ。
実際の地形を忠実に再現しているかどうかは、怪しいものだった」

それでも一応、視界を巻き戻して確認する。
この風景とあのジオラマとが、合致するか、あるいは噛み合わないかを。


……ところで『合言葉』の意味がよくわからない(PLが)。
その言葉がそのまま合言葉か、それともこれまでの会話の内容を質問して答えるのか?

527流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/05(火) 13:01:51
>>526
「毛布は使用中か……なら今すぐはやめておこう。
 むしろ別の手も考えておく。」

「補足しておくが、合言葉は特定の言葉ではなく『質問する』『それを受ける』という行為だ。
 質問内容はなんでもいいが、我々が交わした会話であること。
 質疑応答と内容………二つの意味で判別できると思う。」

528:2011/07/06(水) 02:06:26
>>524-527
周囲に『軌跡』は見当たらず、足跡だけが先へ先へと続いている・・・・・・・・・・・・・・・。
降り続く雪は、それらを刻々と薄れさせて行く。
道は、ほぼ平坦のまま伸びており、河原に沿って続いていた。
今現在、貴方達3人の身体に異変は見当たらない。
 
道の先に目を凝らすと、20メートル程先にぼんやりと外灯らしき明かりが見える。
それは、道から横に外れた、河の上辺りに確認出来た。
しばらく進むと、道は緩やかに右へと曲がり、河の上に掛かったアーチ型の橋へと続いている。
橋の上には、今まで見たものと似たデザインの外灯が1本立っていた。
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
橋の手前10メートル程の距離に差し掛かった貴方達は、橋の向こうに立っている人影に気付く。
足跡は、すでに雪に覆われ、ほとんど確認出来なくなっていた。

529基山『ルナウェイ』:2011/07/08(金) 00:58:14
>>525
「こんだけ月明かりがあると、『外灯』ぶっ壊すだけじゃあちと厳しいかもしれねえな。
あいつが素直に撃たせてくれるかって問題もあるがよぉ〜〜。
映り込んだものを移動させるなら、別方向へ撃っても関係ねえからな」

>>526
「うーむ、それだけじゃあ何とも言えねえな・・・・・・
『透明化』とか『保護色』とかってセンが消えねえからよぉ〜。おめーの『スタンド』、そういうとこは見えねえんだろ?
普通に走って逃げるってことは、『不可能』か、できても『条件』があるのかもな。消えることの」


>>528
「ちっ・・・・・・居るぞ。
自信満々って感じだなぁ〜〜、やはり『外灯』か?
それ以外にも、『橋』とか『川』とか・・・・・・・・・まずそうな要素はあるが・・・」

『ルナウェイ』発現を試みる。
異論がなければ、橋の手前までゆっくり進んでいきたい。
『軌跡』は常に確認しておき、左右も見つつ進む。

530流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/13(水) 17:29:35
>>528-529
橋の広さ=道幅と材質・・・・・そしてその人物までの距離を教えて欲しい。
コンクリート製だろうか?それとも木造だろうか。

「橋付近までは進むが……仮にあれが奴なら……橋で待つ理由はなんだ?
 確実に通る道だからか?落ちた道との合流地点でUターンしても
 我々と接触できるのは変わらなかったはずだ。何かを警戒すべきかもな……。」

「蔦屋、あれが先程の敵であり、戦闘か声が聞こえる状況になったら、
 『顔の鏡に映る内容』をもう一度確認してもらえるか?
 君が戦う必要はないが、何か投げれる準備はしておいてくれ。」
 
人影が急接近しない限り、基山の前をいくように橋の手前までゆっくり進むが、
最初に話した時点で・・・地面の雪で『雪球』を作っておきたい。数秒で済む。
片手で持てるサイズだが小さすぎないように作る。スタンドは常時発現中。

531蔦屋『ムーヴァー』:2011/07/13(水) 23:47:38
>>529
「そうね……視力そのものは、人間のそれと同じだわ。
『条件』については、私も同意見よ……消えないにしてもね」

>>528>>530
「誰かしら。
また『外灯』……ね」

二人について歩く。
能力上先陣を切ることはないが、
容姿や先程の『鏡頭』なのかどうかなど、確認できる距離までは接近したいところ。

「……そうね。
投げるものは……懐中電灯か雪か、携帯くらいしかないけど」

流蔵の指示に頷く。

532:2011/07/14(木) 02:14:50
>>529-531
橋に近付くと、それが石造りの古い橋である事が分かった。
道幅は、約3メートル・・・・・・・・・・・・・向こう岸までの長さは、約10メートル。
右から左に流れる川の『せせらぎ』が、橋の下から微かに響いている。
 
『ドドドドドドドド』
 
『蔦屋』は、橋の向こうに立っているのが、見知らぬ男性である事を確認した。
今まで見た覚えの無い、少し痩せた30〜40代と思われる人物だった。
奇妙なのは、彼の着ているもの━━━━━━━━━━━
草や皮の寄せ集めの様な『それ』は、『全身タイツ』の様にピッタリと身体にフィットしている。
『衣服』と言うよりは、『それらしく真似たもの』に感じた。

533蔦屋『ムーヴァー』:2011/07/15(金) 20:18:36
>>532
「あいつ……見た目には、初めて見る中年の男ね。
もっとも今後、顔が鏡に変わらない保証なんてないけど……。
なにかしら。まるで地面に落ちているものや生えているものを集めて
それっぽく見せているだけのような、『服のようなもの』を着てる……みたいだけど」

どうせ距離を詰めれば全員が把握することだが、なにかのヒントになる可能性はある。
二人に聞こえるように、男の容姿を語った。

『待ち伏せ』であれば、何か仕掛けられている可能性もある。
トラップのようなものがないか、主に路上や欄干を確認しながら進む。

あと、男の様子は、まともで、こちらに気付いている風だろうか。
例えば発狂しているかのようであるとか、
目の前にいる私たちに、注意を向けている様子ですらないというような
おかしな様子がないかどうか、いちおう気にする。

534基山『ルナウェイ』:2011/07/17(日) 22:17:53
>>532
「どうする、このまま渡るか・・・・・・?
全く意図が読めねえのが不気味だぜ。
迂闊に撃つのはマズイだろうから、それはしねえがな」

『ルナウェイ』を構えたまま周囲に気を配る。
特に橋の下からの不意打ちなどを警戒したい。

「あれが、さっきまでの『ヤツ』かどうか確認してえ。
流蔵、その『雪塊』をぶつけるか?
それはなら反射されても、大したダメージはねえだろう」

535流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/19(火) 22:09:38
>>532-534
(先手を打つか……どうか。
蔦屋の言うように、普通の人間じゃないのは確か……。
会話は通じない気がするが………くそ……ここにきてさらに謎が増える)

「基山、あれが奴かはわからない。
 『後ろ』にも念のため注意を向けておいてくれ。」

「蔦屋、まだ橋自体には乗らないでくれ。
 あいつの表情が常識の範囲内や先ほどのやつなら、
 君が見れば見るほど何かわかるはずだ。
 俺の行動を受けて奴がリアクションするか……それともまったくしないか……」

上記会話は男に聞こえないよう小声で言う……そして、
スタンドを使い、握って固めた雪玉を大きく投げる。
ただし大きな放物線を描くように投げ、男の2〜3メートル横の地面に落下するようにだ。(男には当てない)
この行動自体に意味はほとんどない。
しかし結果は何かの情報に繋がるかもしれない。

まずこちらの『動き』をみて奴はどう反応するか。
次に雪玉はそのまま着弾するかどうか……そしてその音への反応はどうか。
意思があっても攻撃になっていないのなら過剰反応はしないはずだ。そもそも見えてればだが。
何の変哲もなく落ち、男もノーリアクションノー変化なら、
それはそれで一つのアイディアがある。周囲に異変もなければだが。

536:2011/07/21(木) 00:59:11
>>533
目を凝らした貴方は、男性が眼前の虚空を見つめる様に微動だにせず、こちらに気付いた
素振りの無い事を確認した。
>>534
橋の下に目を惹くものは見当たらず、周囲には深々と雪が振り続けるだけだった。
貴方達が踏み締める雪の音が、川の『せせらぎ』に混じって聞こえる。
>>535
貴方が投げた雪玉は、男性の横・・・・・・・・・・・・・・・その腰程の高さの欄干に命中した。
男性が顔を向ける様子は無く、何の反応も見られない。

537流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/21(木) 18:47:40
>>536
「……二人とも同じ感想だろうが、『反応がなさすぎる』。
 気にしていないのか……それとも気づいていないのか……。
 側に命中した雪にすら反応がないということは、『認識できる距離がある』のとも違うようだ。
 センターを囲んでいた村人達も似たような待ち方だったが……あれとは少し違う。
 連中ははっきりとした視線をこちらに向けていた。あの男はそれすらない。」

「もう少し確かめようと思うが、もしまずいと思ったら言ってくれ。
 その行動はやめるようにする。
 具体的にやる行動は、『声をかけてみる』『雪玉をぶつけてみる』だ。
 これまでの情報から『我々は別の世界に居る』という概念があったが……
 『別の世界』なら、見えてる景色と我々の居る場所が繋がってないとか……例えばだが」

以下の行動を順番に行う。
男に向かって「おーい」となるべく大きな声で呼びかけてみて、その反応を見る。
反応がない場合、『雪玉』を男の胴体に向けて投げつけてみる。(頭部ではない)
ぶつけても痛くない速度でだ。反応があるか、あるいは衣服代わりの葉などが落ちるかどうか。
上記は、状況に変化があった場合か仲間に止められた場合はそこで中断し警戒態勢に移る。

538流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/21(木) 18:51:24
>>536
それと質問だが……
男に『髪の毛』はあるだろうか?

539基山『ルナウェイ』:2011/07/21(木) 23:58:41
>>536-537
「あいつが『人間じゃない』なら、そういう動きはないかも知れねえがなぁ〜〜
俺はもう、いつでも『撃てる』ぜ。何やるにしろ、さっさといくべきだ」

雪の塊を作って流蔵に渡す。
『ルナウェイ』を構えながら、自分でも下手投げで、『人型』の肩辺りを狙って雪玉をぶつけて反応を見つつ、
流蔵の行動と観察が終わるのを待とう。

540蔦屋『ムーヴァー』:2011/07/22(金) 02:57:51
>>536
「こちらに気がついているようにすら見えないわ……とても嫌な感じね。
……特に異論はないわ」

流蔵の提案に賛同したあと、奴が『囮』で奇襲を受ける可能性を警戒して
背後を振り返って確認する。
何もないようなら、そして二人が移動するようであれば、
それにやや遅れてついていく。

541:2011/07/22(金) 14:00:19
>>537-540
『流蔵』と『基山』の投げた雪玉が命中すると、男性は貴方達に顔を向けた。
雪を被った頭部には、髪の毛も確認出来る。
衣服仕立ての草皮が綻んだ様子は、見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・。
背後を振り向いた『蔦屋』は、其処に人影の無い事を確認した。

542基山『ルナウェイ』:2011/07/26(火) 21:37:02
>>541
「全く動かねえぞ・・・・・・
くそっ、このまま『近づく』か? それともここでやるか?」

『ルナウェイ』を両手で構えて、じりじりと橋を渡ろうとする。
『発砲』あるいは『停止』の要請があれば、それに従う。

(奴が何かを『狙ってる』のは明らかだ・・・・・・
だが相手が『仕掛ける』瞬間! さっきと同じような攻撃なら『スキ』は必ずできるぜ・・・)

543流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/27(水) 20:30:28
>>541-542
「3つの迷いが俺にはある……。
 一つ目は奴が例の鏡男かどうか。
 二つ目は、そもそもアレは倒すべき存在なのかどうか。
 そして三つ目は……奴に万が一狙いがあるとして、
 我々を『罠に誘いこむために待っているのか』、
 それとも、『我々を遅延させるために姿を現しているのか』……
 だが……これ以上思考の罠に陥るわけにもいかない。」

「待ってくれ基山……これから俺がもう一度あの男に呼びかけを行う。
 それに対し……奴が無反応、あるいは目的のわからない急接近や
 不審な行動を取るようだったら……『攻撃してくれ』。
 ただし、条件がある。
 ①『君は俺の影に隠れるように発砲してくれ』
 ②『全弾打ち込んですぐにリロードに入ってくれ』
 ③『弾丸は、敵に2〜3発、残りは橋に放ってくれ』
 ……橋が壊れるまではいかないだろう。
 ないだろうが、罠の類の検証もできる。リロードもな。
 
 基山の発砲と同時に、俺はこのガードレールを盾に翳す。
 万が一やつが鏡男で、かつこの距離でも映せるなら、
 検証と同時にカウンターを防ぐことにもなる。
 やつが倒れるようなら橋を渡ろう……その頃にはリロードも終わってるだろう。」

「蔦屋は俺の陰に隠れてもしゃがんでいてもいい。『何を見る』かも君が決めてくれ。
 この天候と距離なので鏡に映ることはない気もするが……判断は任せる。」


蔦屋に大きな助言がなければ、
この位置から橋の向こうの男に呼びかけを行う。(なお、基山には『停止』の要請)
その際、雪玉を手で固めておこう。


「おーーーい!
 そこの人……おまえはどこの何者だ?何してる?」

544流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/27(水) 20:37:31
>>542-543
これは攻撃要請ではないため、
呼びかけ後、男の反応が出る(あるいは出ない)までは
『基山の判断』で準備&待機してもらうつもりだ。

545蔦屋『ムーヴァー』:2011/07/27(水) 23:09:24
>>541
>>543
「……わかったわ、気をつけて」

流蔵の立てた作戦には特に問題はないように思える。
ふと、橋の上にある『外灯』におかしいところはないか能力で確認する……
そこにスタンドなどが取り付いているようなことはないかどうか。

何もなければ、男に視線を移し、その対応を見守る……。

546:2011/07/28(木) 01:45:41
>>542-545
『流蔵』の声にも、男性は立ち尽くしたまま動く気配は無かった。
『蔦屋』は、外灯に不審な点が無い事を確認する。
程無くして、『基山』が引き金に掛けた指に力を込めた瞬間、不意に男性が口を開いた。
 
「今から220年程前━━━━━━━━━━」
 
声高に発した男性の言葉は、饒舌に周囲の闇に響く。
だが、その身体は依然として直立不動のまま微動だにせず、前方の一点を見つめた表情も
無表情のままだった。
 
「この『三笠山』に連なる4つの山に点在した多くの村々は、飢饉に襲われました!
『天明の大飢饉』による飢餓の地獄を記した、数多くの書状や文献も残っています。
大勢の村人達が、食べ物を求めて山々を彷徨った末に力尽きました。
最初は埋められていた死体も、その膨大な数から大半は野ざらしにされたと言います。
その後、集められた死体は、この谷に埋葬されました・・・・・・・・・・・・・・・。
慰霊碑には、鎮魂の句が刻まれていますが、私はその句に着目したのです!」

547流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/28(木) 09:04:19
>>546
「鎮魂句……?郷土センターの従業員か何かか……お前は?」

(話しをしているのは男自身……なのか?
まるで『しゃべらされてる』かのような雰囲気だが……。
……ここが谷ということは、麓までは近い……
だが奴の話………例の村人達は……この谷に埋められたなら……)

《基山、構えたままでいい。
 それと二人とも……雲行き次第では一気に橋を渡るぞ。》

二人には小声で話しかけながら、ガードレールをゆっくりと所定の位置に翳しながら話を聞く。
ただし、自分は男ではなく周囲をもう一度見回してみる。人影が増えてないか。
男の声に聞き覚えはあったりしないだろうか?

548基山『ルナウェイ』:2011/07/29(金) 00:51:30
>>546
「うおお! 急になんだ、コイツッ!
『句』だと?」

喋りだした男の方だけを見ながら、『ルナウェイ』の照準を男の頭につける。

「やっぱ、アレか?
『過去』をどうたら・・・・・・って奴、確か蔦屋が言ってたな」

549蔦屋『ムーヴァー』:2011/07/29(金) 01:41:51
>>546
「…………」

すでに知っている内容もあれば、そうでないこともあるが……
少なくとも言わせておくこと自体が危険ということはないだろう。
攻撃を仕掛けてきたり、他の二人が仕掛けるようなことがない限り、言わせておこうと思う……が。
ひとつ気になったので確認しておく。

彼の言う『慰霊碑』が、目の届く範囲に存在していないかどうか、確認する。

550:2011/07/30(土) 02:25:57
>>547-549
男性の声に聞き覚えは無かったが、その話の内容の所々には思い当たる言葉がある。
周囲を見回したが、彼以外の人影は特に見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
「つまり、全ては『祭り』です!
当時の村人達は、すでに『知っていた』んです!
『あれ』が、この山にいる事を!」
 
橋の向こうに目を凝らした『蔦屋』は、男性の後方に続く道の脇に、1メートル半程の
物体が立っている事に気付いた。

551基山『ルナウェイ』:2011/07/30(土) 22:23:49
>>550
「『何が』いるってんだよッ!!
何がなんだかわからねえ・・・わからねえが・・・・・・!
もしかすると、すげえヤバイんじゃねえか、この場所!」

橋に踏み出し、男の奥を見る。
そのまま、(強引に止められない限り)橋を渡って『人型』に近づく。

「こいつ、『ハリボテ』じゃあねーのか・・・?
埒があかねえ、俺は行くぞッ!」

552蔦屋『ムーヴァー』:2011/07/30(土) 22:56:24
>>550
「『あれ』……?
『昔の服を着た群集』のこと……じゃないわね、おそらく。
『鏡の顔の男』のことだとすれば、コイツはそれじゃないことになるし
コイツが『鏡の顔の男』だとすれば、他に何かいることになる……」

男の後方にある物体を発見し、

「男の後ろに何かあるわ。話に出てきた『慰霊碑』かもしれない、よくは見えないけど」

他の二人にその存在を告げる。

553流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/07/31(日) 21:39:17
>>550-552
「くっ、基山!一人で先行するな!
 行くなら3人でだ!そして進むことには同意する!
 二人とも全力で周囲の状況に警戒しろ。」

蔦屋も促し、橋を基山の側までは進む。
ただし橋の中ほどまでには男の奥にある物体の正体を確認したい。
また、持っているガードレールは臨機応変に使えるよう、スタンドで翳しておく。

(危険の可能性はどちらにもある!
正直、万が一橋がない状況でも進む案はあったが……
その案は破棄だ。こうなると橋に留まることが一番危なかしい。)

554:2011/08/06(土) 23:47:13
>>551-553
『基山』に続いて、『流蔵』が『蔦屋』を促しながら橋を渡り始める。
橋を渡り切った先は、左右を林に挟まれた小道が伸びていた。
目を凝らすと、小道の右手に石碑らしきものが立っている事が確認出来る・・・・・・・・・・・・・・・。
貴方達が橋に乗ると、男性はピタリと口を噤んだ。
こちらを向く様子は無く、正面を向いたまま動かないのは同じだった。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

555流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/08/09(火) 19:52:21
>>554
「蔦屋……君もアレ(石碑)は読んでおいたほうがいいと思うか?俺はそれを望んでいるが……
 あいつが何も邪魔をしなければの前提だが………。」

「奴に戦闘するそぶりがないなら無理に相手はしなくていい。
 策などないが……あいつ自身は俺がどかそう。
 基山は俺の左後ろで、状況に備えてくれ。」

先頭を駈けて進み、男の右側を3人で走り抜けれるようにしたい。
男の3メートル手前……でスタンドを先行させ、
ガードレールで男に対し壁で遮るようにする。
この時ガードレール自体は男より後ろに伸ばすようにする。
(何か『陣地』や『通り抜ける』ことに反応して攻撃してくるなら、これで判明できるだろう)
反応して弾かれそうな場合は、力をこめず橋から落ちないように右斜め後ろに転がりたい。

穏便に済ますならこの行動だけだが、男自身の正体も探りたい。
ガードレールへの反応がいっさいないなら、
男に添えたガードレールを左方向にそれなりの力で押してみる。
男がただのハリボテであれば倒れるし、攻撃を反射する特性を持っているなら、
その弾きでこちらが致命傷に至る可能性は低い。逆にその瞬間は能力で反撃するチャンスにもなる。

556基山『ルナウェイ』:2011/08/10(水) 10:41:33
>>554
「おう・・・・・・乗っちまったからには、ダッシュで渡るのが一番だぜ」

流蔵が男との射線上に入らない位置を取って、橋を急いで渡る。
『ルナウェイ』は相変わらず、いつでも撃てる体勢を取る。

>>552
「『慰霊碑』・・・・・・・・・?
しかし、こいつの話自体は隠されてきた事であっても、
そんなものがあるなら、『郷土センター』に資料があっても良さそうなもんだが・・・」

557蔦屋『ムーヴァー』:2011/08/10(水) 19:02:34
>>554-555
「ええ、読んでおく必要があると思うわ……『一瞬でいいから』」

流蔵にそう答え、荒事は男二人に任せて二人の少し後ろを
男に対して二人が盾になるようなフォーメーションで通り抜けようとする。
なんの妨害もないようなら、その後さらに一人で『石碑』に向かって駆け寄る……

>>552
「そうね……単純に見落とした可能性もあるし、今この場が
あの『郷土センター』と同じ時間の同じ場所である保障もない気がしてくるわ」

558:2011/08/15(月) 00:55:05
>>555-557
貴方達は、堰を切った様に駆け出すと、そのままに男性の脇を走り抜ける。
男性が、それを遮ろうとする素振りは無く━━━━━━━━━━
 
『ドドドドドドドドドドド』
 
ガードレール越しに男性を押した『流蔵』は、何の手応えも無い事を感じた。
『蔦屋』が一気に橋を渡り切り、『流蔵』と『基山』は男性の様子を確認する・・・・・・・・・・・・・・。
男性の姿は、すでに半透明な人影になっており、2人の眼前で完全に消失した。
>>557
橋を渡り切った貴女は、『石碑』と思われる物体まで駆け寄る。
そこには、1枚の『葉』の様な形に荒く削られた石が立っており、ゴツゴツとした輪郭部分とは逆に、
表裏は平たく研磨されていた。
高さは、約1メートル半。
その表面は、碑文が刻まれている・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『老いた手に攫われ御霊ら山野に還る』
 
裏面には、碑の建立された年月が小さく隅に刻まれていた。
 
『享和元年 七月』

559蔦屋『ムーヴァー』:2011/08/15(月) 20:31:54
>>558
「『老いた手に攫われ御霊ら山野に還る』……ですって。
『老いた』っていうのがちょっと引っかかるわね。
今までの道程では意識したことがないフレーズだわ。
それ以前に、そもそも、誰のことを指しているのかしら。
これの建立は享和元年(1801年)……『菜谷村日記』(>>214)が途切れた年の4年後……時期としては妥当かしらね」

二人にも聞こえる声で碑文を読み上げる。
碑文の内容はそれで全部だろうか?
そうでないのなら、全文を能力を使って視界を停止し、読む。

全部のようなら、念のため周囲を見回して奇襲を警戒する……。

560流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/08/17(水) 21:06:21
>>558
「消えた!?
 基山!蔦屋の元まで離れつつ、君は周囲の軌跡を探ってくれ!」

男の消えた位置に接触しないよう、蔦屋の元まで飛び移るように移動する。
スタンドは橋側に向けて自分を含め2人を守れるように。
自分も周囲は見回すが、他に違和感のある気配や音がないかも気にしたい。

>>559
「『おいた手』のことじゃないのか?
 これまでの接触ルール……『てがついた』と似た響きに思えるが…」

視線は周囲を見回すので、蔦屋の言葉は『老いた』ではなく『置いた』と認識している。

561基山『ルナウェイ』:2011/08/18(木) 02:08:15
>>558
「これって、『手』じゃねえのか?
この形よお・・・・・・。離れようぜ。何にせよ」

石碑からやや離れつつ、言われたとおり周囲の『軌跡』を探る。
同時に、二人に道の先を進むよう促す。

>>560
「そして、『追い立て』っつーことだろうな。『追立祭』。
どれが元ネタかはわかんねえがよ」

562:2011/08/19(金) 01:22:26
>>559-561
碑文を読み上げる『蔦屋』の声が響く中、橋を渡り切った貴方達は、周囲の静まり返った様子に
感覚を研ぎ澄ました。
忽然と消えた男性が現れる気配は無く、その『軌跡』の行方も見当たらない。
左右を木々に挟まれたまま、クネクネと伸びる道の上に、もう外灯は無かった。
月明かりも木々に遮られ、薄暗い道の先の見通しは悪い・・・・・・・・・・・・・。

563流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/08/21(日) 03:42:02
>>562
「蔦屋……『懐中電灯』は君が持っていたな?
 周囲をその灯りと基山の目で確認しながら……
 そしていつでもオフできるよう考慮しながら、先を進もう。
 碑文はそれで全部だな?何か隠しメッセージとか怪しい部分はないか?」

周囲を見渡しながら、二人の確認と了承が終わったなら先へ進みたい。
二人を同時にカバーできるよう、中央で進みたいが、他の意見があれば変える。
また、雪ではなく、適度な大きさの石か枝を足元で拾えるなら2〜3拾っておきたい。
ないなら雪を握って固めたものでもいい。溶けないための工夫でもある。

道はもはや坂ではないだろうか?

564基山『ルナウェイ』:2011/08/22(月) 23:54:54
>>562
「一応だ。裏側も見といてくれよ、蔦屋。
俺は『軌跡』を警戒しとくぜ」

言いながら、自分も石碑を詳しく調べてみる。
周囲の警戒は怠らずだ。

「あの『群集』・・・・・・
あれが、また現れると思うか?」

565蔦屋『ムーヴァー』:2011/08/23(火) 22:22:52
>>562-564
「ええ、そうね……調べてみるわ」
流蔵の言う通りに懐中電灯を用い(特に消した記憶はないので
点けっぱなしだと思うが、点けてないならば点ける)、
基山の言う通りに石碑の周りを一周し、隠されたメッセージがないか確認する。

何もないことを確認したなら、流蔵の先へ進む提案に同意する。
……もちろん、基山が同意しない場合には2人で先行することはないが。

>>564
「……わからないわね。
彼らの出てくる条件がなんだったのか、まだはっきりしないもの。
ただ、太鼓の音は聞こえない。今のところはね。それだけだわ」

566:2011/08/28(日) 02:45:22
>>563-565
『基山』と『蔦屋』が石碑を念入りに調べたが、碑文以外の発見は結局何も無かった。
貴方達は、『流蔵』を中央に進み始める・・・・・・・・・・・・・・・・。
道は、緩やかな下りになっていたが、それを気にしなければ感じない程度だった。
『流蔵』は、足元に積もった雪を握り固めながら歩を進める。
心なしか、雪は小降りになって来ている様だった。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
しばらく進むと、次第に左右の木々が開けてくる。
左手に再び高い岩壁が現れ、右手は麓を見渡せる断崖が続いていた。
岩壁の高さは、5〜6メートル。
道との間にも5〜6メートルの間隔があり、何やら点々と材木の様なものが確認出来る。
ほぼ垂直に切り立った断崖は、高さ15メートル以上あり、その下には1本の舗装道路が見えた。
道路上に動くものは無く、外灯の類も見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・・。
舗装道路を挟んだ先は、木々が繁っており、ガードレールで区切られている。
やがて、貴方達の進む道は、前方で大きく左に曲がっていた。

567基山『ルナウェイ』:2011/08/31(水) 09:25:18
>>566
「ここは・・・・・・・・・どういう場所だ?
前とは違って、ここから落ちると助からねえとは思うが・・・・・・
崖とは離れているから、上からの奇襲も少しは軽減できるな。
流蔵、ガードレールを壊せるか?」

麓までの高低差を見ながら、道路を道なりに進んでいく。
岩壁の方は、登ったり駆け下りたりできる程度の勾配だろうか?

568蔦屋『ムーヴァー』:2011/08/31(水) 18:49:28
>>566
「森での奇襲はなかったようだけど……山道はあとどれくらい続くのかしら」

外灯は下の舗装道路に無いばかりではなく、このエリア一帯に(今いるこの道にも)無いのだろうか。
ガードレールは断崖下の舗装道路とその先の木々の間にはあるようだが、
今いる道の右手の断崖との間には、落下を防ぐようなガードレールは存在する?
また、前方で道が左に曲がっている、その正面のつき当たりはどんな様子だろうか。

そして、状況を確認しつつ歩を進めながら、材木のようなものに懐中電灯を向け
実際にはなんなのかを見定め、そこに敵が隠れていないかを能力も用いて注意深く確認する。

569流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/08/31(水) 22:12:12
>>566-568
「ああ、女ヶ沢よりは多少かかるだろうが、壊すことは問題ない。
 何かアイディアがあるのか?
 俺のほうは崖を滑り降りる考えがあるにはあるが……少し無茶かもしれん。」

「左に折れてるということは、この崖周りをぐるっと周って隣の麓かもしれない。
 どの位置も山に面してるのが不安だが。
 材木は武器に使えるかもしれないが、俺はとりあえずまだ手持ちがある。」

ガードレールはやはり繋がってるだろうか?そして今いる道の横にもあるかどうか。
歩を合わせて進むが、蔦屋が向けた光の先に何か異変を見つけたならすぐ臨戦態勢に入る。
それと崖上で音がしないかも注意しておく。

570:2011/09/11(日) 01:23:10
>>567-569
岩壁の傾斜は、反対側の断崖同様に険しく、垂直に近かった。
現在、貴方達が立っている道路に、ガードレールの類は設置されていない。
遥か下の道路沿いにあるガードレールは、一定の長さで途切れながら連なっている。
『蔦屋』が懐中電灯で照らした材木は、積み上げられた丸太や角材だった。
雪の降り積もった材木は、整然と積み重ねてあるものもあったが、投げ捨てたかの様に
無造作に放置されているものも少なくない・・・・・・・・・・・・・・・・・。
その陰に潜むものは、『蔦屋』の視界には見当たらなかった。
 
『ドドドドドドドドドド』
 
道を曲がった先は、ほぼ一直線の下り坂になっている。
ガードレールは無く、道を進んで行けば、左手の岩壁との幅も徐々に狭まって行く。
丁度、下りに入る手前には、左手に小さな工場跡らしき建物が残っていた。
窓が割れ、朽ち果てた建物の外観から、放棄されて久しい事は容易に推察出来る。
辛うじて残った建物の看板には、『芝原ガラス工場』の文字が読み取れた。

571基山『ルナウェイ』:2011/09/12(月) 02:15:28
>>570
「この木、薪か?
それとも、何か作っていたのか・・・・・・」

警戒はしつつ、坂を下っていく。

「『ガラス工場』・・・・・・
いきなりだな。どうすんだ? シカトするのか?
特に用はねえよな」

>>569
「『壊せるかどうか』っつーのは重要だからな。
今は何も思いついてねえよ」

572蔦屋『ムーヴァー』:2011/09/12(月) 19:56:46
>>570-571
「崖下へ突き落とす方向に敵が攻めてきたらやりにくいわね……
早く降りたほうがいいとは、思うけど。
もし敵がここに潜んでいるとして、みすみすそれを許してくれるかどうかは別問題だけどね」

基山に答えて言う。

「いきなりといえばいきなりだけど……先程の『鏡のような顔の人物』。
『鏡』も『ガラス』だと思えば、何か関わりがあるのかもしれないわ。
例えばあれがスタンドだとしてここに『本体』が潜んでいるとか、
例えばあれが超常現象だとしてここに『発生原因』があるとか、そういう類ね。
だとしても無視して通り過ぎるという選択肢も、ありだと思うけど……」

573流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/09/13(火) 20:01:01
>>570-571
「蔦屋の言うこともあり……気になる建物ではあるが……」

「ここは道を進もう……。
 女ヶ沢がいれば問題なかったが……我々の戦闘力は厳しい状況だ。
 工場に入るということは調査をするということになる。
 手分けするわけにもいかないため、必然的に時間を食うだろう。
 少なくとも近代の建物なので、碑文や飢饉自体とは無関係だろう。」

(それでも誰かが居ないか気になることは否めないが……)

蔦屋にも見てもらうよう合図し、
ガラス工場、崖上、道の先に問題がないことを確認した上で前進する。
坂道はソリで滑れる程度の角度だろうか?
また直線距離の長さと、先がどうなってるかの目安だけ教えて欲しい。

574:2011/09/18(日) 03:50:43
>>571-573
下り坂は、約20メートルの急傾斜だった。
雪が降り積もっている事もあり、『ソリ』で滑るは十分な角度だったが、坂の下は緩やかに
右へ曲がっており、その先は崖になっている。
崖の深さは、その向こうに見える木々との距離感から、かなり高く思えた。
カーブの辺りにガードレールはあったが、勢い良く滑り降りた場合、それを越えて崖下へと
飛び出す可能性を考えるのは容易だった・・・・・・・・・・・・・・・・・。
坂の左側は、下りるに連れて段差が生まれ、高く切り立った岩壁になっている。
貴方達は、『ガラス工場』の存在に気を割きながらも、道を先へ進んで行った。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、貴方達の誰とも無く、工場の方に人の気配を感じた・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
顔を向けると、工場の前に1体の人影が立っている。
その見覚えのある人影は、『馬場』だった。
苦しげな表情を浮かべた『馬場』は、貴方達が気付くと、こちらにゆっくりと指を差す。

575基山『ルナウェイ』:2011/09/21(水) 01:37:50
>>574
「なっ、何ィ〜〜〜!
おめーは、いや、奴は確かに『死んだ』・・・・・!
さっきの『スタンド』だなッ! ブッ殺してやる!」

『ルナウェイ』を片手で構えて、『馬場』の方を睨んで近づいていく。
途中で足元の『石』を拾っておく。
周囲や、背後の確認は二人のどちらかに任せる。

576流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/09/21(水) 16:17:09
>>574
「馬場氏・・・・・・!?
 いや、俺と基山で確認したからあれは・・・・・。
 『蔦屋』、周囲全般を警戒してくれ・・・・・・・・・・・・後ろは俺も見る。」

まず馬場が指差した方向、背後を確認してみる。
何ごともなければ馬場の首や頬、持ち物を見てみたい。
(生首時点では頬に手の跡があったし、持ち物は現在蔦屋が持ってるはず)
また、馬場以外に人影は見られるだろうか?

雪をいつでも投げれるようにしておく。
咄嗟の対応が必要な場合は、スタンドでガードレールを振りかざすが・・・・・ぶつけないで壁として使う。

577蔦屋『ムーヴァー』:2011/09/21(水) 23:41:16
>>574
「……おかしいわね。
いえ、この場所が『この世』とは限らないなら、あり得ないでは無いか。

何?なにがいいたいの……いえ、何かを訴えようというのではなく
あれは『指鉄砲』…………なのかしら……?」

彼が指差しているのはどこか?
もしも自分を指しているのならその『指鉄砲』の射線上から身をかわす。
ほかの仲間二人を指しているなら、そいつがボーっとしているようだったら、
その袖を引っ張って回避を促し指差されないようする。
そのどれでもなく、背後の中空を指しているようだったら、後ろを振り返る。

背後を見たうえで何もなかったら、>>576の流蔵の言葉を受け周囲を見回し警戒する。

578:2011/09/22(木) 00:59:53
>>575
『馬場』が動じる気配は無く、貴方は道路脇に落ちていた大きめの石を拾い上げた。
道路から出ると、両者の距離は4メートル程になる。
>>576-577
『馬場』の指の先を辿ると、『蔦屋』に行き着く・・・・・・・・・・・・・・・。
『蔦屋』が身を逸らすと、『馬場』の指先も同じ方向に動いた。
貴方達の背後に、目を惹くものは特に見当たらない。
 
『馬場』は何も持っておらず、その首や頬にも傷の類は無かった。
周囲に他の人影は無く、『馬場』が妙な動きをする気配も無い。

579蔦屋『ムーヴァー』:2011/09/25(日) 03:47:18
>>578
「──ッ!
あいつ、こっちを……私を指差してるわね。攻撃の予備動作かしら……
狙いはわからないけど、じっとしてただ指されっ放しなのはやばそうね」

流蔵の、というより彼が持っているソリ(として用いたガードレール)の影へ隠れ、指差しを遮ってみる。
そして周囲を見回し、他にも壁として使えそうな『障害物』や『地形の段差』などが近距離に存在しないか探す。

「もしかしたら攻撃とかではなくて何かを伝えようとしてる可能性もあるけど……
それにしても意味がわからないわ。さっさとこの場を離れたほうが得策かしら」

580基山『ルナウェイ』:2011/09/27(火) 22:37:07
>>578
「チ・・・・・・わけわかんねぇな。
俺も傷に響くからあんまり発砲したくねえし、
素通りできるならそうしたいがよぉ〜〜〜。

蔦屋よぉ〜〜、お前なんか心当たりねぇのかよ」

一旦止まり、二人に声を掛ける。

「『罠』って可能性の方がでかいが・・・・・・
あんな露骨な仕掛けを打ってくるとも思いにくい。行ってみるか? それとも無視か?
お前に任せるぜ。流蔵」

581流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/10/01(土) 12:32:55
>>578-580
「……蔦屋だけ指差してるなら行かないほうがいいだろう。
 と思ったが、いや待て………もしかしたら」

「指差してるのは『蔦屋ではなく』
 君が持っている『彼の鞄』なのではないか?
 三人じゃなく、君だけを指差してる意味より断然わかりやすい。
 その場合は、鞄ではなく『中身に何か意味があるのかもしれない』。
 思念体としての取るにたらない執着程度かもしれないが。」

近づかない。
よく見れば差してるのが鞄か蔦屋なのか判別できないだろうか?
できないなら、鞄を一時的に預かりたい。
ガードレールを咄嗟に使えるようにしておきつつ、馬場の指先が
蔦屋から自分に動くかどうかを確認する。

582:2011/10/04(火) 14:44:01
>>579-581
『蔦屋』が『流蔵』の方へ身を寄せ、『基山』が2人に話し掛けた直後、『馬場』の姿が忽然と消える。
『流蔵』は、『馬場』の指差す先を見極められないまま、『蔦屋』の持っている鞄に手を伸ばした。

583流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/10/07(金) 17:07:37
>>581
「消えた……な。
 だがやはり鞄ではないだろうか?
 違ったとしても、追って消えた彼を探すのもいい考えとは思わない。」

一応まだ気にしているが、互いの手には接触しないようにしつつ、
蔦屋に鞄を広げるよう提案する。三人で覗けるよう広げるのを手伝ってもいいし、
自分が鞄を持って開けてもいい。

残った食品が劣化していれば匂いでわかるだろうし、
他のものの変化も判明できるかもしれない。
あるいは最初は気にならなかったものがないかどうか。

「基山、周囲は警戒しておいてくれ。鞄をいっしょに見るのは問題ない。」

584基山『ルナウェイ』:2011/10/09(日) 21:39:03
>>582
「おう、3人揃って鞄の中を眺めるってのもあれだしな。
ただ・・・・・・攻撃にしちゃ、適当すぎねえかぁ〜〜?
あれは『馬場』か、それに近い何かが、俺達に伝えようとしてるんだぜッ
『何か』・・・・・・・それは、わからねえけどな」

周囲を警戒しつつ、『馬場』の立っていた辺りに近寄っていく。

585蔦屋『ムーヴァー』:2011/10/09(日) 22:05:45
>>581-583
「なるほど……その可能性はありそうね。
開けてみるわ」

『馬場』の鞄を開け、まずはクリアファイルのような水がしみないものがあればそれを下敷きとして
雪をかいて水平になるように置き、取り出したものに水がしみることと坂道で転がり落ちることを防ぐ。
その上に広げるように中身をひとつひとつ取り出す。
上記の行動が行えそうなファイルや類似するものが無ければ普通に雪の上に取り出していく。

流蔵が手伝うようなら遮ることはない。

586:2011/10/16(日) 00:23:16
>>583,>>585
鞄を開いた『流蔵』と『蔦屋』は、最初に取り出したファイルケースの上に『中身』を乗せて行く。
詩集と折り畳み傘、ウェットティッシュ、印鑑・・・・・・・・・・・・・・・
ボールペンとUSBメモリーは、ポッキリと折れており、眼鏡ケースから飛び出した眼鏡もレンズが砕け、
フレームが歪んでいた。
1本残ったスニッカーズも半分潰れていたが、袋は破れいていない。
『volvic』は、未開封のものが1本。
さらに、プラスチック製のサンプル料理が3種(『山菜丼』『ざる蕎麦』『鴨南蛮』)。
 
他に何か入れてあれば、それらは何も変わらないままに入っている。
>>584
『馬場』の立っていた草むらの中には、その足跡と思われる草を踏んだ跡が残っていた。
 
『パリン』
 
ふと、ガラス工場の中から微かに何かの割れる音が聞こえた・・・・・・・・・・・・・・・・・。

587蔦屋『ムーヴァー』:2011/10/16(日) 01:55:28
>>586
「これは護身用に使える場面があるかもしれないわね」

折り畳み傘を取り、上着のポケットに突っ込む。

「……詩集?」

詩集を手に取る。
まったく仕事とは関係ない品であるように思えた。
単なる趣味の持ち物かもしれないが、
鞄の中身のなかでひとつだけ浮いているように感じた。
その名前と作者をまず表紙で確認する。

そして開き、いくつか読んでみる。

588基山『ルナウェイ』:2011/10/16(日) 23:21:00
>>586
「足跡があるぜ・・・・・・・・・『幻覚』じゃあ、ないってことだな。
つまり今のは、やはりさっきの女ヶ沢に化けた『スタンド』、なのか?
あいつ、何がしたいんだ? 一体・・・・・・・・・全くわからねぇ」
『敵』ってことは、間違いないがな」

工場内の『音』を聞き、二人に聞こえる程度の声で呼びかける。

「おい、『工場』に何かいるぞッ。何かの『音』がした・・・・・・
だが、どうだ? やはり『罠』か? この状況!」

「もしこれが『馬場』の姿を借りた『罠』なら!
俺は逆に突っ込んでブチ壊してぇって気持ちはあるぜ・・・・・・女ヶ沢のカタキもあるしな
それとも、ノコノコ相手の待ち構えている場所に入っていくのはマヌケか?」

工場に向かってもう数歩だけ歩を進め、窓や入り口から内部の様子を伺う。
『ルナウェイ』は発現して、軌跡の探知も行う。

589流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/10/17(月) 17:04:04
>>587-588
「とりあえず……蔦屋が情報を確認中だ……
 蔦屋、何か発見があったらその説明と……そして君の意見も聞こう。」

基山が動こうとしているが、とりあえずこちらは動かない。
視線は音のした角度を見据える。
もしやや上からの音なら、何かが頭上あるいは前方から飛んでこないか警戒し、
その場合はガードレールでそれを振り払う。基山や蔦屋に命中する場合も射程内で対応可能だろう。

「我々の状況は……
 ①当面の目標は下山であったはず
 ②馬場の死は確認していたので無視してもいい
 ③罠でない場合のメリットが思い浮かびにくい
 ④先ほど説明した通り工場内は薄暗く、咄嗟の対応や仲間内の分断が怖い
 ⑤依然として、互いの接触が怖い上、基山おまえは絶賛大怪我中だ

 ……というところだが、
 そういうのを全部踏まえて(無視して)、行くのもありかもしれんな……。
 基山に賛成しよう。」

590:2011/10/21(金) 03:07:32
>>587
手に取った詩集は、表紙に小さな白字で『明木 正五郎詩集』と書かれている。
装飾や模様は無く、それは中身も同じだった。
白いページにポツポツと綴られた詩は、見開き分に1つの詩が収まる形になっている。
 
『攫々と下る川の流れは、業々と山を降る
山を降りた咎人は、もう人のそれでは無かった
流れと共に擦り替えられた咎と心は、
月の明かりに照らされていた』
 
詩は、どれも無題らしい。
>>588
工場に数歩近付くと、割れた窓や入り口から奥の様子が見て取れた。
中にも草が生い茂っているらしく、ガランとした工場内に機材の類は見当たらない。
『軌跡』は無かったが、ポツンと立っている人影が1つあった・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
目を凝らしたが、暗い工場内で、その顔は分からない。
>>589
『蔦屋』は、詩集を開いて読み始めていた。
『基山』が工場の方へ近付き始めており、物音が聞こえたのは、その先の工場の中かららしい。

591基山『ルナウェイ』:2011/10/23(日) 00:51:41
>>589
「それ、『賛成』なのかァ〜〜?
行きたくないならないで構わねぇぜ、流蔵」

「ただ、この現象がバチっと俺達を殺すためだけに動いてるなら、もっと直接的な方法があるはずじゃあねえのか?
だから『罠』とは言ったが・・・・・・罠だとしても、それを確認する、今起こってることを『理解』する。
そういうことが、今の状況から脱出する助けになるんじゃねぇか?
って風に考えてるんだよ、俺は」

「まあ、そこで死んだら意味ねぇし、
お前の言う事は全部もっともだ、正しい。
だからよォ〜〜、お前がマジにヤバイって思うなら、やめとこうぜ。俺は、お前に従うよ。
カタキとは言ったが、俺だって自分の身が一番大切だしな」

「蔦屋、お前はどう考える?」

>>590
「おい、また『居る』ぜ・・・・・・・人影だ、顔は見えない。
完全に待ち構えてるし、俺達の動向もわかってるって感じだな」

その場から動かず、二人の動向を気にする。
工場内へ向かうのか、道を進むのか。

「鞄の中には何かあったか?」

592蔦屋『ムーヴァー』:2011/10/24(月) 00:18:33
>>590
「詩集よ。内容が……この状況と無関係とも思えないわね。奇妙に一致してる。
『馬場』さんは何かを知っていたのかもしれない……

『山を降りた咎人は、もう人のそれでは無かった』……か。
まるでこのまま降りたら『バッドエンド』が待っているかのようにも聞こえるわ」

偶然の一致にしては現状と符合する点が多すぎる。
とはいえ、この状況で読みふけるわけにもいかないか……
もうひとつだけ、次の詩を視界を停止して読んだあと
詩集の最後を開き、『あとがき』があればそれも同様にして読み、
それで詩集を閉じポケットに仕舞う。

>>589>>591
「……そうね。飛び込むのは危険かもしれないけど、
『無視して離れるのが安全』かどうかはわからないわ。
相手がどんな状況を得意としているかわからないのだから。

もしも遠ければ遠いほど有利な能力の持ち主だったら、離脱こそ命取りともなりうる……
『安全』のために飛び込む、という考え方もあると思うわ。
当たるも八卦の、賭けだけどね」

593流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/10/24(月) 13:15:57
>>590-592
「詩集……なるほど、状況的にはマッチする。
 アレが馬場の霊かどうかはわからないが……鞄を差してたなら、
 このことを助言してくれたとも……取れる。」

「よし、決断しよう。ここを調べる。
 ……そもそも降りること自体、失敗者の残した予想解答に過ぎない。
 全ての出来事の中で、偽の女ヶ沢を含め、『村人ではない人型』は一つだけ浮いている。
 一種のノイズだが……だからこそそこに答えがあるのかもしれない。
 二人とも、特に基山、周囲にも気は配っておいてくれ。」

基山より前に進む。
人型の顔が見えないということは、5メートル以上の距離はあるだろうか?
その動きに注意しつつ、1〜2メートルほどゆっくり前進したい。距離5メートルまでだが。
そして呼びかけてみる。

「おい……『君』は……『何者』だ?
 人か?……そうではない『山の何か』か?
 我々はどうしたら、無事に元の世界の家まで帰れる?」

594:2011/10/27(木) 13:12:14
>>591,>>593
『基山』が見守る中、『流蔵』はジリジリと工場に近付きながら、その奥の人影に声を掛けた。
だが、返事が返って来る気配は無い・・・・・・・・・・・・・・。
人影との距離は、5メートル程だったが、薄暗い工場の中で依然として顔は分からなかった。
 
ふと、『流蔵』の接近に合わせる様に、人影が数歩退く。
それは、警戒している様でもあったが、誘っている様にも思えた。

595:2011/10/27(木) 13:12:47
>>592
ページを捲った貴方は、そこに綴られた詩に目を通す。
 
『餓えた山を、母子が渡る
粟も稗も底を尽き、草の根も尽き、
木の葉も実も尽き果てていた
己で食べるには忍びない、亡くした父の腕やら脛を持ち、
家々を回って、他の家人の肉と替えるのだ
河原まで来ると、いよいよ母子の身だけが残った
母が月へ上り、
子は山を降りた』
 
パラパラと最後のページまで読み飛ばすと、『あとがき』には作者である『明木 正五郎』の写真や
プロフィールが書かれている。
明治元年に三笠村で生まれた正五郎は、三笠山の四季や出来事を題材とした詩を多数残していた。
30歳で早世した彼の詩が評価されるのは、史料的価値が注目された近年に入ってから。
詩集も数年前に初めて作られたもので、それ以前には詩を解説した歴史書なども刊行されていた。
『あとがき』の中には、正五郎が生前よく口にしていた三笠村の昔話などが添えられている。
 
詩集は、辛うじて貴方のポケットに収まった。

596基山『ルナウェイ』:2011/10/29(土) 01:25:17
>>593-594
「よしッ! そうと決まれば行くぜッ!
……あいつ、逃げたかァ〜? 蔦屋、懐中電灯だ。
暗くてわからねえぜ」

蔦屋を気にしながら、流蔵の後を追って工場へ近づいていく。
『軌跡』には注意しつつ、工場の人影でなく周囲の状況に気を配る。

597蔦屋『ムーヴァー』:2011/10/30(日) 01:41:15
>>595
「……悲惨ね……飢饉というものは。
月へ……上る?初めて出た単語だわ」

死ぬことを昇天とは言うが、死者の国を月とする思想にはあまり馴染みがない。
視界を巻き戻し、あとがきに添えられた昔話に、月と冥界に関するものがなかったか確認する。

>>594>>596
「……ええ」

上記の確認が終わったら基山に応える。

「…………」

割れた『馬場』氏の眼鏡のレンズの破片のうち、なるべく安全な形状で大きいものをひとつ拾い
ポケットのなかの詩集の適当なページに挟んで仕舞っておく。

(勘だけど、ここがガラス工場であることに意味があるなら、これが何かの役に立つかもしれない……)

そして二人の後を追う。

598流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/10/31(月) 10:32:09
>>595-597
「誘ってるにしては……拙いやり方だ。
 奴がこれまでの存在なら特に……。
 罠も念頭に置くが、何かを伝えようとしているのか……あるいは。
 飢饉関連なら、片方は食べ物に見える物、もう片方は食べ物の匂い……だが」

蔦屋の持つ馬場の鞄から、『山菜丼の模型』と『スニッカーズ』を取る。
そしてその2つを下手投げで、ぶつけないよう何者かのほうに転がしてみる。
反応があるかどうか。ある場合は一度様子を見る。
ない場合は、視界前方全域を警戒しつつ近づく。
蔦屋の懐中電灯は、投げてからにしてもらう。もし何者かが食糧に気を取られ近づくようなら、
まだ使わないでもらうようにする。(それ以外のパターンなら使ってもらう)

「蔦屋、懐中電灯は数秒待ってくれ。
 そしてその詩集……考えてた以上に、残りの謎を解く鍵なのかもしれない。」

599:2011/11/22(火) 20:52:41
>>596-598
『蔦屋』が工場に入ると、工場内には人影がポツリと立っている。
先にいた『流蔵』が鞄から取り出した物を人影の方へ転がしたが、反応する様子は無かった。
『蔦屋』が懐中電灯で照らすと、人影は光に溶ける様に消える・・・・・・・・・・・・・・・・・。
近付こうとしていた『流蔵』も、人影の気配が煙の様に消えた事を感じ取った。
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
工場の外を見回していた『基山』は、今まで来た道の方から近付いて来る、複数の足音に気付く。
>>597
『あとがき』の中に書かれた昔話は、『旅手形』という短い話だった。
三笠山から来た2人の老人が、麓の旅籠を訪れたが、その様子がおかしい事に気付いた旅籠の主が
老人達の荷物を調べる。
すると、その中の1つに『手形』がベッタリと付いており、それを燃やすと老人達が死んだという
内容だった・・・・・・・・・・・・・・・・・月や冥界については、一言も触れられていない。

600基山『ルナウェイ』:2011/11/23(水) 22:27:11
>>599
「やばい・・・・・・・・・
何か大勢来たぞッ、奴らか!」

工場内の二人に声を潜めて言って、
工場の入り口に身を隠して坂の方を覗き込み、足音の主を確かめる。

「今の『人影』が、やはり罠になっていたのか?
俺達3人じゃ、この場所に隠れてやり過ごすしかねえ・・・!」

601蔦屋『ムーヴァー』:2011/12/01(木) 22:30:30
>>599
「なるほど、そういうこと……ちょっと『遅すぎた』感が強いわね……」

『旅手形』の内容を二人にかいつまんで話し、

「いろいろ思いつくことがあるけど……
まず、話の解釈を『奴らの弱点は手形のついたものを破壊されることである』ということだとして……

ひとつは先程道端に置いてきたものを含む『鞄の中身』に『手形のついたもの』があるかもしれない。

もうひとつは……『郷土センター』にあった『槌谷村百姓訴状』。
ちゃんと確認しなかったけど、その『訴状』に百姓たちの『手形』が押してあったなら、例の団体さんの『本体』は……
……だとしても、今から戻るなんて難しいわね……。

『槌谷村百姓訴状』が『クロ』かどうか、視界をそれを見た瞬間(>>204)まで巻き戻せば確認できると思うけど。
ただ、長時間の巻き戻しは目に負担がかかるわ。今すべきかどうか……
それよりまず、すぐに確認できるもののほうを見てみるわ」

手始めに今まさに手に持っているこの『詩集』から調べる。
札束の数を数える時のような素早い速度で一枚一枚ページをめくっては視界を止め、
『手形』がついたページがないか調べていく。

602流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2011/12/02(金) 11:20:20
>>599-601
「手形とその破壊か………
 そういえば『古雲』氏は『手月板』が祭具だと言っていたな。
 郷土センターにはないということは、『麓の蔵』にはあるかもしれない。
 そうなると麓に降りることになるが・・・・・また別の予想が邪魔をする。」

今回は動かない。
基山と同じく『足音』連中の方角・距離・数を確認する。
また身体を潜めているが、連中は我々に顔を向けてるだろうか?
道の先を目指しているか、道からやや外れた工場を見ているかわかる。

「恐らく次の次を考えてる時間はない。
 次の決断で、『麓』側に向かうか、『ここでやり過ごす』かを決める必要がある。
 連中が我々を見失って山を降りそうな勢いなら、俺の意見は『やり過ごす』だが、
 そうでなさそうならここは袋工事だ。屋根や上の階に上る手段を『すぐさま探せる』なら別の手はあるが。
 どちらの場合も、俺が敵の勢いは食いとめる。」

603:2012/01/03(火) 20:16:39
>>600,>>602
工場に身を潜めた貴方達は、来た道からやって来る6つの人影を確認した。
笠と蓑を纏った時代錯誤な姿は、明らかに貴方達とは違う世界の住人である事を示している。
サクサクと雪を踏んで進む6人は、全員が猟銃らしきものを持っていた。
 
『ドドドドドドドドドドド』
 
工場の横を道なりに進む彼らは、会話をするでも無く、ただ黙々と歩いて行く。
こちらを見ている様子も無く、やや俯いた姿勢で表情を見て取る事も出来なかった。
>>601
詩集を速読する様に捲って行ったが、『手形』らしきものは見当たらなかった。

604基山『ルナウェイ』:2012/01/07(土) 00:43:30
>>603
「6人か・・・・・・6人ならなんとかなるか?
猟銃は危険だが、さっきみたく数で押されるよりはマシだぜッ」

小声で二人と相談し、『ルナウェイ』を取り出す。

「こっちを補足して、向かってくるなら『倒す』。
そうでないなら尾行するってのはどうだ?
蔦屋の話にしても、今更『郷土センター』に戻るって手はねえしよぉ〜〜」

「そういや、さっきの『人影』。
それが居た場所には、何もなかったか?」

605流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2012/01/09(月) 23:36:06
>>603-604
6人とその進路方向を見ながら会話する。
蔦屋に別の意見がなければ、自分が先頭でゆっくり尾行したい。
出来れば遮蔽物や視界の陰になる位置を移動しながらだ。

「そうだな……その案を採用したい。
 猟銃は危険ではあるが、あの時代なら弾は旋状銃じゃないだろう。
 俺のガードレールと『能力』で防げる。
 6発ちょうどなので、外さないよう呼吸を合わせてくれ。」

「蔦屋、別の意見がなければ周囲を伺ってくれ。基山の注意点を含めて。
 終わり次第、尾行を開始しよう。麓近くまでは……だが。」

606蔦屋『ムーヴァー』:2012/01/12(木) 19:13:33
>>603
「何もない……か」

>>604-605
「なんだか、こちらに気付いて襲撃しに来たわけではなさそうな感じね……
異論はないわ」

基山の指摘を受けて、『人影』の立っていた場所の床を見て異常がないか確認したあと
他にも見落としがないか、工場内をざっと能力を使ってチェックしたら、二人に追従する。

607:2012/01/29(日) 17:14:22
>>604-606
『6人』の様子を観察する様に見守りながら、『流蔵』が先頭に立って工場から顔を覗かせる。
その後ろで『基山』が『スタンド』を構え、工場内の様子を確認した『蔦屋』が続いた。
 
貴方達が歩いて来た道を辿って来た『6人』は、工場の前まで来ると、そこでピタリと足を止める。
ボソボソと呟く様な話し声が聞こえたが、その内容までは聞き取れない・・・・・・・・・・・・・・・・・。

608基山『ルナウェイ』:2012/01/30(月) 23:58:34
>>607
「あそこからは俺達は見えねえよなぁ〜〜。
まっ、謎が多い連中だから、見る以外の方法で認識してるっつー可能性もあるがよぉ」

その場から動かず、工場の暗がりから6人を警戒する。

「奴らが『ルナウェイ』の射程内に入ってくるなら、先制攻撃するぜ。
異論はねぇよな? 今来た奴らが『敵じゃない』わけないからなぁ〜」

「しかし、奴ら『喋れた』のか・・・・・・
俺らが声掛けた時は、シカトしやがった癖によッ」

609流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2012/02/06(月) 18:53:24
>>607-608
「あそこからさらに接近してくるようなら……話しかけてみよう。
 他の人間は周囲になく、どの道襲われるなら、デメリットはない。
 問答無用で接近するなら……『ルナウェイ』で4人までは行動不能にしてくれ。
 2人ぐらいなら接近されてもなんとかなる。

 蔦屋は……プラスチック製のサンプル料理がまだ残ってたはずだ。
 牽制で投げる程度には使えるだろう。
 それと……やはり背後が気になるか?
 あの気配………あの鏡の何かと関係あるだろうか……?」

6人の行動は基山が見ているため、
自分は会話しつつ6人から離れた位置、道の先や来た道に変化がないかを確認する。

610蔦屋『ムーヴァー』:2012/02/10(金) 21:43:47
>>607-609
「聴覚で感づいたか、もしくは単に勘で『もしかしたら』と思ってるだけなのかもしれないけど
なにか私たちを察知する手段を持っているようだと厄介ね」

サンプル料理を(手元にあれば)準備しておく。
また、先程の周囲の確認であるが、ガラス工場であったはずのここで
大きなガラス板や天窓など、ガラス製の目立つようななにかが工場内にあれば留意する。

611:2012/02/24(金) 01:06:19
>>608-610
6人の立っている道の前後に変化は無く、工場内にガラスらしきものは何も残っていなかった。
『基山』が見つめる中、6人は1人2人と猟銃を構え始める・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドド』
 
ふと、『基山』は、彼らが地面を眺めている事に気付いた。
同じ様に地面を見ると、そこには点々と工場に続く貴方達の足跡が残っている。
視線を戻すと、6人は全員が猟銃を構えていた。

612流蔵『ザ・カアウ・クレーター・ボーイズ』:2012/02/24(金) 14:10:15
>>611
(いかん……見つかったか。話し合いで探るのは……間に合わん)

「基山、もし可能なら、連中の銃の『銃身』を狙え。
 江戸後期の火縄銃だろうと明治中期の村田銃だろうと、
 指をかける位置の斜め上に何らかの形で火薬が詰まっている。
 陣形を整えた奴らの銃自体を『暴発』させたほうが、6人全員撃つより早い。」

3人の前に何らかの遮蔽物があるならその裏から覗きつつ、
自分はスタンドでガードレールを3人の前方に構え、遮蔽物の貫通から身を守る。
ガードレールはやや右に向けるよう斜めに構え、銃弾を直撃ではなく斜めに弾けるようにする。
ガードレールの高さは基山の邪魔にならない程度に地面より少し高めにする。足元は土なので兆弾しにくい。

基山の攻撃でまだ倒しきれず、残った者が弾を一度打ったら次の行動に出る。

613蔦屋『ムーヴァー』:2012/02/24(金) 20:35:14
>>611
「……なるほどね」

気付かれた理由に得心し、身を低くする。
基山が流蔵の指示に従って射撃を行うなら、その弾丸について
彼ら6人にそれが見えているかどうか、挙動から判断する。

614基山『ルナウェイ』:2012/02/25(土) 22:40:59
>>611
「ムッ・・・・・・『足跡』がついてんじゃねーか!
んな、マヌケな・・・・・・!」

「やってみるがよぉ〜〜、あくまで銃撃は『俺の腕』だ。
そこまで精密な狙いはできねぇよッ!」

構えていた『ルナウェイ』の引き金を素早く引き、流蔵の言うとおり『銃身』の辺りを狙う。
最初の一発は外したとしても、その『軌跡』から素早く狙いを修正し、
次弾は正確に『銃身』に当たるよう調整し撃つ。


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