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『食屍鬼倉庫 トレジャー・プランダーズ』

1:2008/06/21(土) 00:51:48
とある山村があった。
住人のいなくなった廃村・・・・・・・・・・・・何故、村は捨てられたのか?
だが、それは重要な問題では無かった。
 
『梅木』が村を訪れる事になったのは、ある同輩の言葉が発端だった。
とある老夫婦から大金を奪い、宝石に換えて山中の廃村に隠したという。
総額は、ザッと見積もっても1億は下らない。
近い内に回収し、離婚してカナダで暮らしたいと語っていた。
だが、その同輩は、夫婦間のトラブルから妻に刺殺されてしまった。
葬儀に参列した時、彼の位牌を見て宝石の話を思い出した。
 
村を訪れた『梅木』は、聞いていた隠し場所に辿り着く。
そこは、朽ちた一軒の平屋だった・・・・・・・・・・・・・・・・。
昭和の佇まいが残る家の中、囲炉裏の下に『それ』は埋められていた。
宝石の入った『黒いアタッシュケース』━━━━━━━━━━━━━━
だが、それを持っていたのは、『音羽 ゆかり』。
『梅木』にとって、全く見知らぬ少女だった。
『音羽』は、偶然廃村を訪れ、囲炉裏に埋まったアタッシュケースを見つけていた。
 
2人の共通点は、借金・・・・・・・・・・・・喉から手が出る程、金が欲しかった。
金さえあれば、現状を打開するのは簡単だと信じていた。

2音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/21(土) 13:08:34
>>1
「・・・・・・・・・・・・誰・・・・?」

手には『黒いアタッシュケース』と、『1センチ』伸ばした『懐中電灯』代わりの『レイ・オブ・ライト』。
面倒くさそうに、『梅木』を見る・・・・二者の距離は今、どれくらいだろうか。

──正直、もうにっちもさっちもいかなくなっていた。
色々考えた挙句、もう何もかも面倒になって自殺でもしようと、こんな地の果てみたいなところに来た。
『黒いアタッシュケース』を見つけたのも偶然だ。
何が入っているかは知らないが、まあ、死ぬ前に中を見て死のうと思った。
ところが・・・・・・・・丁度その時、男が来た。


ああ・・・・何かまた、面倒くさいことになる予感がする。

3梅木『ファーサイド』:2008/06/21(土) 15:04:43
>>1-2
「グスッ・・・俺が誰だなんてどうでもいいことだろ?
 それは、俺のものだ。それを置いてさっさと立ち去れよ」

『アタッシュケース』を手にした女を確認すると
鼻を啜りつつ、目の前の女に向けてすごむ。
『ファーサイド』を発現させて右手の中に握りこんでおく。

4:2008/06/22(日) 01:00:34
>>2-3
廃村。
男と女。
交錯する視線と思惑の間に在るは、『黒いアタッシュケース』。
僅か5尺程の距離を隔て、『音羽』と『梅木』の腹底でゴロリと何かが転がった。
それは、覚悟か執念か。
2人の『獲物』は、剥き出しのまま掌中に握られていた。
一触即発。

5音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/22(日) 01:49:06
>>4
だらりと手を下げ、ぶらぶらと『黒いアタッシュケース』を揺らす。
ケースの重さは持った感じ、『重い』か『軽い』かで言えば、どちらだろうか。
また、囲炉裏に『灰』は残っているだろうか。

「・・・・・・・・中身・・・・なんなの・・・・?
凄く気になって気になって・・・・見せてくれるなら、返してあげてもいいけど・・・・」

さて。
案の定、お決まりの台詞が出てきた。
問題は・・・・・・・・ふむ、凄む割に何故さっさと取り上げてしまおうとしないのか、というちょっとした疑問くらいか。
穏便に済ませたいのか、何かを警戒しているのか・・・・。
もし、警戒しているなら・・・・こんな目つきの悪い(自分でも気にはしている)小娘の何を、警戒しているのか。
・・・・・・・・もしかして?


一応・・・・何が出てきてもいいように、咄嗟に跳んで動けれるように。足と膝に力を溜めておこう。

6梅木『ファーサイド』:2008/06/22(日) 10:49:42
>>5
「・・・何、調子に乗ってんだお前?
 俺のモノを『返してあげてもいい』だと?
 
 いいか、最後の警告だ。痛い目にあいたくなかったら
 そいつを置いて消えるんだよッ!」

右手の中の『ファーサイド』を、親指と一指し指で作った『リング』の
中に固定させる。鼻をこするフリをしながら、いつでも能力を
発動できるようにしておく。数歩、『音羽』に向かって歩みを進めよう。

(ただの小娘相手に『ファーサイド』を使うまでも無いかもしれんが・・・
 念には念を入れとくぜ)

7:2008/06/23(月) 00:20:10
>>5-6
振り子の如く揺れたアタッシュケースから、『音羽』は僅かな重みを感じ取る。
囲炉裏には、灰。
力んだ足が、ミシリと囲炉裏端の板に踏み込んだ。
『梅木』が、『音羽』へにじり寄る。

8音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/23(月) 00:42:14
>>7
ユラ ユラ

「・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
『梅木』の言葉に、振り子のように揺らしていた『アタッシュケースを』面倒くさそうな顔をして投げ渡す。
・・・・ような動きでフェイントを掛け、『レイ・オブ・ライト』を伸ばし、灰の中に突っ込みたい。

ボフッ!!

『破壊のエネルギー』を叩き込まれた衝撃で灰を大量に撒き散らして煙幕にしつつ、伸びる勢いも借りて横に跳び、
自身は灰の影響をあまり受けないようにして、そのまま逃走を試みる。

9梅木『ファーサイド』:2008/06/23(月) 21:42:48
>>7-8
(その懐中電灯・・・。
 この小娘も『スタンド』を持ってんのか。
 見たところ、単純な能力のようだな)

「逃げるための目くらましだろ、それ・・・
 そんなの効果ないんだよな俺の『ファーサイド』にはさ・・・
 つーか、こんな廃屋・・・
 埃っぽくてしょうがないよ・・・な・・・ックション!」
巻き上がる灰めがけて、『ファーサイド』越しにくしゃみをする。
くしゃみが出ないようなら、息を吹きかけよう。

10:2008/06/23(月) 23:36:27
>>8-9
瞬間、囲炉裏の灰が舞い上がる。
『音羽』が踵を返す中、『梅木』は掌中の輪に向け、くしゃみを一度。
瞬時に『梅木』の息が突風と化し、宙空を舞う灰を散り飛ばした。
その勢いに家屋が軋み、『音羽』は前のめりになって外へと転がり出る。

11梅木『ファーサイド』:2008/06/23(月) 23:47:04
>>10
「ち…家から出やがったか。」
とりあえず周りには何がある?状況を確認しつつ、『音羽』を追いかけよう。
途中で、数cm程度の小石をいくつか拾う。
『ファーサイド』で息を増幅させた勢いを利用して、小石を『音羽』めがけて飛ばす。

12音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/24(火) 08:32:02
>>10
「!」

『突風』に押され、出口から転がり出る・・・・。
その勢いのまま曲がり、体勢を立て直しつつさらに走ることで、壁の向うに消え、次の『突風』の射線上から逃れたい。
……『軌跡』の『固定』を継続しながら。

     ●
    ┌→
━━ │ ━━
    │
(━は家屋の壁 →は移動ルート及び、『固定』した『軌跡』 ●は自分)

・・・・一応、既に逃走しながら『光の軌跡』を残し、『固定』しておいた(>>8メ欄)。
『梅木』から見れば丁度、外まで続く長さの、『縦幅2メートル』の『長方形』の『光の壁』が伸びていくように見えるだろう。
馬鹿正直に突っ込んでくれば引っかかりもするだろうが・・・・。

ああ、やっぱり面倒だ。
くしゃみ──が、聞こえた。くしゃみを突風に変える力?
まあ何でもいい。とにかく相手は突風を起すことができる、これは確か。
困った・・・・距離を取ったのは失敗だったかも知れない。
『持って来い』でも『こっちに寄越せ』でもなく、『置いていけ』と恫喝したのも道理だ・・・・あれは一定距離を置きたいという、
あの男の無意識の思考の現れだったのだろう。
そんなことも読み取れないとは・・・・馬鹿か、私は。

・・・・とにかく走る。これからどうするかは・・・・走りながら、でいい。

13:2008/06/24(火) 22:39:57
>>11-12
光が、壁となって延びている。
木戸の壊れた玄関から、外へと続く光の先に『音羽』はいた。
2人を隔てるのは、薄い光の壁。
そして、『音羽』の姿が、家の壁の死角へ消える。
 
屋外は砂利道だったが、屋内に石は無い。

14梅木『ファーサイド』:2008/06/24(火) 23:31:08
>>13
「なんだ?この光の壁は・・・?
 
 ・・・さっきは、小娘が手にしてた筒から出た光が
 囲炉裏の灰を巻き上げていたな。つまりは光になんらかの『力』が
 あるってわけだ。触ると厄介なことになる、そういうわけか?

 ・・・ウゼエな。もう一度、吹っ飛ばすか。
 特大のくしゃみでよォォォォオオオ」

屋内の埃を手にとり、思い切り鼻から吸い込み・・・
玄関から一歩出たら、『ファーサイド』越しに思い切りくしゃみをする。
音羽が消えていった方向に向けてぶっ放す。

15音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/25(水) 09:14:40
>>13
壁沿いに走りながら、ひたすら手を動かす。
曲がってから、『レイ・オブ・ライト』で家の壁や柱に、適当に『突き』を打ち込んでは『固定』するのを、繰り返していた(>>12メ欄)。
あの男が外に出てくるまでに、何本・・・・あるいは十何本かでもできれば僥倖だ。
・・・・それはまるで、壁から伸びた『光の杭』に見えるかも知れない。

              ●
    ┌─││││││
━━ │ ━━━━━━
    │
(━は家屋の壁 →は移動ルート及び、『固定』した『軌跡』 ●は自分)

『破壊のエネルギー』を保持した『光の杭』は・・・・追撃の『突風』を防ぐ『壁』になる。
当たり前だ、この状況を見れば『突風』なんか使える訳が無い。
こんな『砂利道』で、こんな『壁』と『杭』に囲まれた中で、『突風』なんか使ったら・・・・・・・・・・・・・・・・。

ふと───本当に他愛ない問いかけが、頭の中に浮かんだ。
聞いてみよう、答えは決まってるかも知れないけれど、それならそれで・・・・そう言う事、と言うことだ。
それはとても簡単な、『二択』の質問・・・・。

追いかけてくる音が聞こえたら、家屋から離れつつ振り返る。
『レイ・オブ・ライト』を構えながら・・・・何時でも『軌跡』を固定して『壁』できるようにしながら・・・・問いかけた。

「・・・・あなた・・・・・・・・・・・・・・・・『狼』?それとも・・・・・・・・『豚』・・・・・・・・・・・・?」

16:2008/06/26(木) 00:42:33
>>14-15
空は快晴。
外へ出た『梅木』は、迷い無く『音羽』に輪を向けた。
瞬間、嵐の如き強風。
光の壁が瞬時に掻き消され、砂利が飛礫と化して飛び散る。
廃屋に突き立てられた光は、消えると共に家屋の壁を撒き散らした。
 
無数の砂利と木片が、『音羽』を襲う。

17音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/26(木) 09:51:18
>>16
「う、わ・・・・・・・・マジで?」



一撃で消されるとは、少しばかり予想外だった。
予定ならば、『光の壁』と『光の杭』で『突風』を封じ、さらに発生させられても『砂利』を『壁と杭の結界』で『弾き返し』て
お返ししてあげるつもりだったが・・・・。
少しでも瓦礫に相対する面積を減らすため、身をかがめつつ『レイ・オブ・ライト』を何度も振るい、『軌跡』を『固定』。
『盾』となる『光の壁』を構築してガードする・・・・一枚では心もとないので、可能な限り重ねておきたい
とにかく距離を取っておいて正解だった・・・・原理は『散弾銃』と同じだ。
離れれば離れるほど、『突風』も『飛来物』も『拡散』し、その威力を減じるはず
また、もう片方の手に持った『アタッシュケース』も構え、少しでも身を守る『盾』にしたい。
積層させた『光の壁』の持つ『破壊のエネルギー』で、そのまま瓦礫を『弾き返し』て、男に対する反撃にできればいい
けれど・・・・ここは一先ず、防御に集中。

──いや、本当に『狼』だった、何これって感じ。
こっちの本当の狙いも・・・・良い線いってるみたい、だと思うがまだ後少し、押し足りない・・・・・・・・か。
・・・・本当に面倒くさい、私はただちょっと・・・・これの中身が知りたいだけなのに。
しかしこんなに必死こくということは、何か重要なものなの・・・・・・・・かな?

ガードに徹しつつ、家屋の様子もそれとなく確認しておきたい。
それから・・・・『アタッシュケース』の鍵の有無、タイプなどはどんなものだったか、覚えているだろうか?

18梅木『ファーサイド』:2008/06/26(木) 21:59:32
>>16
俺の『ファーサイド』で増幅された『くしゃみ』は、『台風』なんか
目じゃない猛威を振るうんだからな・・・。

あの小娘が、能力を駆使し防御に集中したとしても・・・
無数の木片と、砂利の『散弾』だ。
無傷じゃあいられないだろう。
また、突風によって、大量の砂煙も辺りを漂っているはずだ。
小娘の能力は、懐中電灯のようなものから力を持った『光』を放つ能力だろう。
こんな砂煙の中を、まともに『光』が通ったりするのか?
本来の力を出し切れていないかもしれないな。

そんなことを考えなつつ、砂煙を隠れ蓑にしながら、小娘の後方に回り込もう。

19:2008/06/27(金) 00:24:49
>>17-18
身を屈め、『音羽』の振るった『スタンド』は、中空に幾重にも光の層を作り出す。
それらが飛礫、木屑の類を弾き、身を守った。
小脇に抱えたアタッシュケースは、鍵も無く開けられる。
耳には、悲痛な家屋の軋む音が聞こえた。
 
一方、『梅木』。
砂煙に乗じて、ジワリと『音羽』との距離を詰めた。
その距離、約3尺。

20音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/27(金) 08:14:00
>>19
「・・・・・・・・何時の間にか防戦一方?」

『レイ・オブ・ライト』を振るい、その『軌跡』を『固定』。
その場でぐるりと回り、自分の周囲に『光の壁』を構築、重ね続ける。
砂煙で視界が悪い・・・・どこから来るか解らない以上、今は下手に攻撃に移る訳にもいかない。
・・・・今の攻撃で、武器になる『砂利』はかなり散らばってしまったはず。
となれば向うも手を変えてくるとは思うが・・・・・。
どの道、広範囲を無差別に攻撃できる能力なのだ、移動はしても仕方ない。
移動の隙を突かれるくらいなら、いっそ踏みとどまるべきだろう。
さらに、耳を済ませる・・・・・・・・撒き散らされた『砂利』や『木片』、もしそれを踏む音が聞こえれば、
相手の動きや距離や位置もある程度解るはずだ。


それにしても・・・・この『アタッシュケース』、中身は一体何なんだ?
あそこまで必死こく以上、それなりの物が入っているのだろうが・・・・・・・・・・・・・よし。

地面に『黒いアタッシュケース』を置き、そっと開いてみる。

(『レイ・オブ・ライト』の『光』は『破壊のエネルギーのイメージ』。
『エメラルド・スプラッシュ』を空中に固定させているようなものなので、煙や霧の影響は受けない)

21梅木『ファーサイド』:2008/06/28(土) 01:07:06
>>19
下腹部に、力をいれ、いきむ・・・。
屁を、自らのこぶしの中めがけて放ちたい。
屁をしたら、素早く『ファーサイド』の前でこぶしを広げ・・・
音羽に向けて力強く息を吹きかける。

人間の屁には、悪臭の元となる成分として
有毒なアンモニア、硫化水素、リン化水素、スカトールなどが
含まれているが、それらを『ファーサイド』によって
危険な領域にまで『増幅』させよう。
あの『光』も、気体そのものを防ぐことは出来ないだろう。

22:2008/06/28(土) 03:37:31
>>20-21
幾重にも『音羽』を囲んだ光の壁の中で、アタッシュケースが開く。
中には、クルミよりも一回り大きな宝石・・・・・・・・・・・・・・微かな光を受け、色鮮やかに輝いた。
クッション材で補強された内部には、少なくとも10個以上の宝石が入っている。
その輝きに目を奪われた『音羽』の背後に、『梅木』が立った。
放屁を目算した『梅木』だったが、肛門からの歪な音色と共に、漏れ出たのは糞そのもの。
その音が、『音羽』の耳にも届いた・・・・・・・・・・・・・・。

23音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/28(土) 08:30:17
>>22
「・・・・・・・・・・・・いや・・・・。
悪いけどさ・・・・いくら私でも、そういうプレイはちょっと・・・・遠慮しとく」

中の宝石を片手で掴めるだけ掴みつつ、ぐるりとその場で半回転。
振り返り、立ち上がると同時に、『梅木』を『レイ・オブ・ライト』で張り倒したい。
可能ならば横っ面を叩き、『くしゃみの突風』を浴びないよう、顔を横に向かせる。
・・・・今、周辺には幾重にも『光の壁』が展開している。この一撃の当たり具合、吹っ飛び具合如何では
そのどれかにぶつかり、さらに追加ダメージが見込めるはずだ。

「自己紹介をしておくわ・・・・。
私の名前は『音羽ゆりか』・・・・『スタンド』の名は、『レイ・オブ・ライト』。
アルバイトがバレて、高校は無期停学。
・・・・アルバイト先は会員制のSMクラブで・・・・M嬢やっててね、目つきの悪さが逆にいい、とか言われて。
これでも結構売れてたんだけど、ちょっと客とトラブってさ。それで今借金を山ほどこさえてるの。

だから正直、この『宝石』は死ぬほど欲しい」


少し───運が向いてきたのかも知れない。
何を考えてるか知らないし知りたくも無いが、おかげで不意打ちも受けずに済んだ。
それに何より・・・・この、中身だ。

「あなたの能力、まだよく解らないけれど・・・・。
どうも強力な反面、大雑把な攻撃しかできないみたいね。
で・・・・どうするの?          ...................................   ..................
私、あなたの大事な宝石ケース・・・・開いたまんまで、地面におきっぱなしにしちゃってるけど・・・・手に無造作に、持ってるけど・・・・。

『どうするの』?
『突風』・・・・起して、『ブッ飛ばして』みる?」

24梅木『ファーサイド』:2008/06/29(日) 09:29:00
>>22
出てしまったクソの量はどれくらいだろうか?
それを確認しつつ、音羽に向けて『ファーサイド』越しに唾をかける。
>>18で舌を噛んで口中を血で滲ませておいた、『血液交じりの唾弾』を
数発打ち込もう。

「俺の能力が、『突風』だけだと思っているな?
 これでも喰らえ、バーカッ!」

25:2008/06/30(月) 01:18:16
>>23-24
片手で宝石を掴んだ『音羽』が振り返る刹那、『梅木』の口中から唾が飛んだ。
光の壁を貫通したそれは、『音羽』の手首に命中する。
痛みと衝撃で痙攣した手から、持っていた宝石がボロリと零れ落ちた。
付着した血と唾から、生臭い匂いが『音羽』の鼻を突く。
転がり落ちた宝石に唾が命中すると、陽光を反射して光る波飛沫の様に、宝石は砕け散った。
 
『梅木』の漏らした糞は、一貫の握り寿司に近しい。

26音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/30(月) 20:18:36
>>25
(・・・・駄目だ、こいつ・・・・・・・・・・・・早く何とかしないと、宝石が・・・・!)

『アタッシュケース』を拾いたい所だが、そんなことをすれば隙だらけになる。
自分の構築した『光の壁』にぶつからないようにしながら後退・・・・『レイ・オブ・ライト』も振り、新たな
『光の壁』も積層させ、追撃を防ぐ。
この際、地面も『レイ・オブ・ライト』で擦り、砂を巻き上げ今度はこちらから『砂煙』を張っておきたい。


──まさかこんな、駆け引きの通用しない相手だとは思わなかった。
馬鹿はどっちだと言ってやりたいが、そんなゆとりはない・・・・。
が、これでまた一つ解った・・・・とにかく、何でも『物凄い勢い』にする能力と拡大して考えた方が良さそうだ。

ある程度距離を取れたら身を屈め、地面に対して平行に、円形の『光の輪』の形に『軌跡』を固定する・・・・。

27音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/06/30(月) 20:42:12
>>26
ある程度距離を取れたら身を屈め、地面に対して平行に、円形の『光の輪』の形に『軌跡』を固定する・・・・。

→ある程度距離を取れたら身を屈め、地面に対して平行に『レイ・オブ・ライト』をぐるりと振り、『光の輪』の形に
 『軌跡』を固定する・・・・。


若干レスに書き漏らしがあった。
伝わるとは思うが、念のためきちんと記述しておく。

28梅木『ファーサイド』:2008/06/30(月) 22:23:23
>>25
「クソがッ!宝石、砕けちまったじゃねーかよ!!
 唾を受け止めろ!このM嬢がッ!」
更に、口の中を噛み、血液交じりの唾弾を打ち込む。
今度は宝石に当らないよう、音羽の胸から上を狙う。

29:2008/07/01(火) 00:21:22
>>26-28
逃げる『音羽』の立てた砂埃が煙幕と化し、『梅木』の狙いを遮った。
それに紛れて距離を取る事、約6尺半。
屈み込んだ『音羽』は、宙に光で輪を描いた。
後、煙幕が薄らぎ、屈む『音羽』を『梅木』が捉えた。

30音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/01(火) 07:16:52
>>28-29
「なっちゃいないわ・・・・。
ただ罵れば濡れると思ってる、そういうのが一番困るのよ、ところで・・・・そこ、危ないわよ」

ただ『光の壁』を構築していた訳ではない。
自分を囮にして注意をひきつけて、さらに『砂煙』を起す際に、地面と一緒に付近に散乱している『瓦礫』や『小石』を
『レイ・オブ・ライト』で弾き飛ばしていた。
・・・・まだ『梅木』の周囲で生きている、『光の壁』に。
『破壊のエネルギー』を保持した『光の壁』に接触したそれらの物体は、弾き返され、『兆弾』になって『梅木』を襲う。
さらに今構築した『光の壁』は、地面に落ちた『アタッシュケース』と『梅木』の間を遮り、手出しをしにくくするだろう。

「ところで・・・・今、思ったんだけど。
『宝石』って・・・・こんな簡単にブッ壊れるものじゃないんじゃないの?
もしかしてあなた・・・・・・・・ダマされてるんじゃない・・・・・・・・?」

『レイ・オブ・ライト』を逆手に握ると、撃たれた手を軽く振り、ダメージを確認する。
もしこの『宝石』が本物なら、『宝石』をも砕く唾(うわ、汚い)を受けたこの手はもっと大きなダメージを受けていても
おかしくはないはずだが・・・・・・・・?
これが偽物だとしたら、そんなののために頑張るなんてアホの極みだ。
駆け引きの通用しない相手ではあるが、流石に・・・・それくらいのことは解るだろうと、話しかける。

31音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/01(火) 20:17:09
>>30
『破壊のエネルギー』を保持した『光の壁』に接触したそれらの物体は、弾き返され、『兆弾』になって『梅木』を襲う。

→『破壊のエネルギー』を保持した『光の壁』に接触したそれらの物体は、弾き返され、『兆弾』になって『梅木』を襲う(>>26メ欄)。


度々申し訳ない。

32梅木『ファーサイド』:2008/07/01(火) 22:06:56
>>29
「姿を隠す・・・逃げるためか、もしくは何かを企んでいるのか?
 まだ逃げずにそんなところで屈みこんでるってことはよォ・・・
 何か企んでいる可能性が高いってことが高いわけだよなァーッ!!」

数歩後ろに後退しながら、『ファーサイド』を前方斜め下辺りに構え
ハァーッと生暖かい吐息を送り込む。
増幅された吐息は、周囲の温度を急激に上げ、上昇気流を
巻き起こす。
その直後、細く強いを『音羽』に向かって吹きかけることで
塵旋風を巻き起こす。

33:2008/07/01(火) 23:11:09
>>30-32
退いた『梅木』の背後から、幾多の飛礫が飛び交う。
光の壁に弾かれた飛礫は、投じたも同然の勢い。
息を吐く間も無く、飛礫は『梅木』の手から輪を弾き落とした。
一方の『音羽』が振った手は、ダラリと力無く垂れ下がり、堪え難い痛みが走る。

34音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/02(水) 07:36:16
>>33
「当たり。
・・・・・・・・・・・・その・・・・『輪』が、あなたの『スタンド』・・・・・・・・?」

>>26で構築した『ドーナツ状の光の輪』・・・・その内側に自分はいる。
内側の円の縁を、逆手に握った『レイ・オブ・ライト』で突くことで、『光の輪』を破壊し、『破壊のエネルギー』同士が
ぶつかりあう力を利用して前方に高速で跳びたい(>>30メ欄)。
進路上に『光の壁』が残っていれば解除(一応、会話で時間を稼ぎ、ダメージ回復兼で消えるのを待っていたが)、
跳びながら手の中で順手に握り替えつつ腕を伸ばし、地面をするような低い軌道で『レイ・オブ・ライト』を振るう。
これで『梅木』へ『足払い』を食らわせつつ、同時に落ちた『輪』も攻撃したい。
『六尺半』は約『195センチ』・・・・数歩離れたとしても、この突進に加え『レイ・オブ・ライト』の今の長さ『2メートル』、
さらに伸ばした腕でリーチを補う。


──そう言えば、『くしゃみ』の時も『唾』の時も、『梅木』は口元に手を当てるような姿勢を取っていた。
だとするなら、あれは自分と同じ『持って使うスタンド』・・・・落としてしまえば自分の手で拾うしかなく、手の中にない
限り解除もできないはず。

「もう・・・・。
『飛び退く』ことも、『拾わせる』ことも、『突っ込んでくる』ことも、『とりあえず解除する』ことも、させない・・・・」

35梅木『ファーサイド』:2008/07/02(水) 23:25:27
>>33
「グ・・・ッ!!」
手から離れた状態で能力を解除できないのなら
落とした『ファーサイド』を拾うことを最優先させる。
最短距離で『ファーサイド』があるところまで行き、拾おう。

36:2008/07/03(木) 00:12:50
>>34-35
2人の視線が、落ちた輪に交錯する刹那。
『音羽』の身体が、先に勢い良く飛び出した。
地面に敷かれた砂利の隙間に、乾いた土色の地肌が覗く。
輪は、そこに落ちていた。
『梅木』が伸ばした手を刈り取る様に、『音羽』が『スタンド』を振り払う。
腰を落としたまま、『梅木』は身体を弾かれた。
宙で反転した『梅木』の目に、頭上を輪が飛ぶのが映った。

37音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/03(木) 07:13:42
>>36
「そう、そうするしかない────」

さらに踏み込み、『レイ・オブ・ライト』を振るう。
狙うは宙で反転した『梅木』の足だ・・・・『梅木』を殺す必要はない。
たとえ再び『輪』を確保されても、足さえ殺せば逃げ切れる。
可能ならば、『梅木』の目線と腕の動きから、『輪』の位置及び『梅木』が『輪』を確保できたかを確認したい。
そしてこの横薙ぎの一閃の『軌跡』も、『固定』しておく。

「だから、私も───こうする」


───駆け引きが通用しないなら、仕方ない。
偽物かどうかは、手に入れてから、安全な場所でしかるべき専門家に見て貰えばいい。
だから今は・・・・とりあえず、この男を戦闘不能にする!

38梅木『ファーサイド』:2008/07/04(金) 22:47:50
>>36
まずは『ファーサイド』を再びこの手に掴まなければ・・・
咄嗟に『ファーサイド』に向かって手を伸ばす。
つかめたら、そのまま能力を発動。
宙を舞う輪の中を通る気流・・・それを増幅させる。
おそらく、こちらに向かって追撃をしかけてくる『音羽』に対して
突風を浴びせたい。

39:2008/07/05(土) 01:13:17
>>37-38
『梅木』の伸ばした手が、空を掴んだ。
もはや、2人の間に計るほどの距離は無い。
『音羽』が腕を振り払うと、光が三日月の如き軌跡を描く。
軌跡に触れた『梅木』の足が、弾き飛ばされた。
その衝撃で中空を舞い飛んだ『梅木』は、手に輪を掴み取る。
輪を抜ける気流は強い風となり、風の中で『音羽』は立つ事もままならない。
地に落ちた『梅木』は、弾かれた左の足に痛みを感じた。

40音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/05(土) 01:28:48
>>39
「ん・・・・く・・・・・・・・!
でも、もう・・・・・・・・・・・・!!」

先の、手を払った一撃・・・・その勢いのまま一回転し、地面に平行に、低い位置に『光の輪』の形に『軌跡』を『固定』していた(>>37)。
足を薙いだ攻撃は、その後に行ったもの。
『輪』に気を取られ、空中で反転したことで地面に『背』を向けているはずの『梅木』からは、これは完全に『死角』になっている。
これで地面に落ちた『梅木』を、地面の『光の輪』の『破壊のエネルギー』で上に吹き飛ばし、さらに足を薙いだ『空中』の『三日月』の
『破壊のエネルギー』で、もう一度地面に叩き落す!!

「攻撃は、既に始まって、続いてる・・・・。
チェスと同じ、どうやって『詰めて』いくかの勝負・・・・・・・・よ」

気流には姿勢を低くし、踏ん張ることでブレーキをかけて堪える。
同時に、飛来する瓦礫等に対し、『レイ・オブ・ライト』を振るうことで『光の壁』を構築・・・・ガードしつつ、『梅木』に反射したい。

41梅木『ファーサイド』:2008/07/05(土) 09:19:26
>>39
「ぐ・・・!だが、掴んだぞッ!」
負傷した左足を庇いながらでは、咄嗟に立ち上がり
反撃することは時間がかかる。
ここは半身を起こし、唾弾を連続発射。

左足の、怪我の程度はどの程度だろうか?

42:2008/07/06(日) 00:21:33
>>40-41
地に落ちた『梅木』が、再び宙に舞う。
非情なる光の軌跡に弾かれた『梅木』、それでも輪を離さず。
頭上には、寸刻前に見た光の軌跡が残っている。
身を屈めた『音羽』は、風に飛ばされる事無く踏み止まった。

43音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/06(日) 00:55:47
>>42
「じゃ・・・・さよなら」

風が止み次第、『光の壁』を構築、積層させながら後退。
その途中、『アタッシュケース』を回収する。
今は少しでも、距離を稼ぎたい・・・・・・・・爪先で蓋を閉じ、そのままサッカーボールをドリブルするかのように、
爪先や踵で蹴り続け、『梅木』の様子を伺いながら『光の壁』を重ねつつ、距離を引き離していく・・・・・・・。


──相手がまだ、『輪』を取り戻して直ぐの今がチャンス。
ここで引き離せなければ、もう潰しあいにしかならない・・・・そんなのは、御免だ。
だって・・・・・・・・・・・・・・・・『面倒くさい』。

・・・・閉じる直前に見える、ケースの中はどうなっているだろうか。
『梅木』の攻撃で、中身は吹き飛んでいないだろうか・・・・また、負傷した手が動かせるかどうかも、確認する。

44梅木『ファーサイド』:2008/07/06(日) 23:38:58
>>42
(・・・あれを食らったらまずい・・・が、『音羽』を逃がすのは
 もっとまずい)
『音羽』に向け、唾弾を発射。
突風に対し身を屈めて、身動きの取れなくなっている今がチャンスだ。

「うおおおおおおおおおッ!!
 食らいやがれッ!!」

46:2008/07/07(月) 13:43:38
>>43-44
『音羽』から遠く、風に飛ばされたアタッシュケース。
周りには、無数の砂利と、散り乱れた数十の宝石。
痛む手を見た『音羽』は、青黒く腫れた手が曲がらなくなっている事を確認した。
輪を口に寄せると共に、光の軌跡に衝突した『梅木』は、再び地に落ちる。
『梅木』は、ただ嗚咽を漏らし、輪は手から零れ落ちた・・・・・・・・・・・・・。
足を動かすもままならず、今は呼吸も苦しい。
涙に滲んだ瞼には、アタッシュケースから散らばった宝石の輝きが映った。
2人の距離は、約6尺半。
その間には、光が幾重にも層となり、隔てていた。

47音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/07(月) 18:52:31
>>46
ピキッ

「ああ・・・・もう・・・・・・・!!」

半身になって大きく踏み込みつつ、自ら『光の壁』にぶつかる寸前に、移動の邪魔になる分だけ手前から順に解除。
同時に2メートルまで長さを伸ばしている『レイ・オブ・ライト』を、最短距離で地面に転がる『梅木』へと振り下ろし、叩き込みたい。
残りの『光の壁』はこの時、振り下ろした『レイ・オブ・ライト』自身で破壊する。
そしてこの『軌跡』も『固定』・・・・『梅木』の反撃は、半身になることで当たる面積を減らし、さらに『固定』した『軌跡』の作り出す
(こちらから見て)幅の狭く、分厚い『光の壁』に半身を隠すことでガードする。
『唾』ならば、あの様子ならろくにこちらを狙うことなどできはしない、『吐息』ならばこの壁で気流を二つに分けて逸らす。
これが最後の小細工・・・・この小細工と共に、真っ向から叩き潰す!!


───全く───。
───本当に───。


「  面  倒  く  さ  い  ッ  !  !  」

48音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/07(月) 19:25:50
>>47
残りの『光の壁』はこの時、振り下ろした『レイ・オブ・ライト』自身で破壊する。

→残りの『光の壁』はこの時、まとめて解除する。


若干訂正。

49梅木『ファーサイド』:2008/07/07(月) 22:17:53
>>46
「グェッ・・・!ゴホッ!ゲホッ!」
落ちた『ファーサイド』を手探りで拾い、口元へ。
『音羽』に向かって、息を吐き続ける。
少しでも、『音羽』が近付いてくるのを遅らせよう。

50:2008/07/07(月) 23:53:19
>>47-49
ジワリと距離を詰めた『音羽』は、地に這いつくばる『梅木』へと腕を振り上げた。
まさに生死を分かつ、その刹那・・・・・・・『梅木』の指先に輪が触れる。
今や弱々しき吐息も、輪を抜けると共に突風と化す。
『音羽』は、体を後ろへと崩しながら、振り上げた腕を一文字に下へと切った。
軌跡を残した光は、僅かに『梅木』を逸れ、地面を叩く・・・・・・・・・・・・・。
土と砂利の飛礫が散り、『梅木』は横へ転がり飛んだ。

51音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/08(火) 19:14:15
>>50
「・・・・・・・・ちッ」

目つきの悪さを全開にした狂相で舌打ちをした。
転がる『梅木』を追って横に跳躍・・・・そのまま『レイ・オブ・ライト』で地面を削り、砂煙を起しながら、
落ちている『小石』などを弾いて『梅木』に飛ばしつつ、途中で小さな山なりの軌道で打ち下ろす。

「しゅッ・・・・!」

狙いは、転がっている『梅木』の足・・・・さらにこの『軌跡』も、『固定』しておきたい。


やれやれ───どうやら世界は面倒くさい方へ面倒くさい方へと進むようにできてるらしい。
カオス理論とかなんとか、まあ何でもいい。
さて、どうする・・・・またやり直しって?
仕方ない、一度全部白紙だ、白紙にして・・・・書き直そう。
・・・・書き直った、よし。

52梅木『ファーサイド』:2008/07/08(火) 22:30:51
>>51
これまで、息を吐き続けたのは、吐息を突風にするだけじゃあない・・・
呼吸によって排出された『二酸化炭素』も当然増幅されている。

大気中の二酸化炭素の濃度が数%上がるだけで
人体に致命的な悪影響を及ぼす。
あいにく、ここは屋外なので炭酸ガスによる中毒死を引き起こせるかは
疑問だが、頭痛、目眩や吐き気くらいの症状がそろそろ出てくることを期待する。

体勢を立て直すと、半身を起こしながら
『音羽』に向けて唾弾と突風を交互に打ち込もう。

53:2008/07/08(火) 23:56:54
>>51-52
体勢を立て直す事あたわず。
今や、『梅木』の足は痛みで立たず、身を起こすと脇腹に激痛が走った。
跳躍した『音羽』が砂煙を巻き上げると、這いつくばった『梅木』は『音羽』を見失う。
砂利が四散し、『梅木』に飛礫となって降り掛かった。
両者の体調は変わりない。

54音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/09(水) 09:45:34
>>53
「・・・・・・・・・・・・」

予定変更。砂煙をカモフラージュに、『梅木』を跳び越しながら着地したい。
飛距離が足りなさそうであれば、空中で『レイ・オブ・ライト』を地面に突き下ろし、その反動で飛距離を稼ぐ。
(ちょっとした『棒高跳び』の要領だ)
例の『輪』で、今弾き飛ばした飛礫をこちらにそっくり『吹き返され』るのは些か拙い。
理想の形は、飛礫と自分とで、『梅木』を『挟撃』に持ち込むこと。
さらに『梅木』が身を伏せ、飛礫をやり過ごしてきたら、これまた自分でくらうことになりかねない。
なので、落下から着地の間に描いた『光の軌跡』を『固定』・・・・自分と『梅木』の間に、新たな『光の壁』を生み出しておく。
同時にこの『光の壁』は、『梅木』が転がって逃げることも防ぐ役割を果たしつつ、上手くいけば伏せて避けたはずの飛礫を
もう一度『梅木』に反射してくれるかも知れない。
念のため、負傷した腕を盾にように構え、頭部や胸部といった人体の急所を守っておく。
追い詰められた相手の反撃で、逆転狙いの急所攻撃は一番ありうるからだ。


────思った以上に、与えていたダメージは大きかった・・・・のか?
これは逆に・・・・少し、こちらの狙い通りには行かなくなったかもしれない。
結局は潰しあいになるしかないのか・・・・面倒くさいことに。

55音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/09(水) 09:47:01
>>53
さて───ここから先のレスは、『音羽』の行動とは一切関係ない。
何故ならこれは、『音羽』の関知どころか、認知されていないレベルで起きている事象だからである。

『輪』を通した物質を、爆発的に『増幅』させるスタンド、『ファーサイド』・・・・。
『梅木』はこれに『呼気』を通すことで『二酸化炭素』を『増幅』し、空気中の『二酸化炭素』の濃度を高めることでこちらの
肉体に変調を起す策略に出た。
だが・・・・・・・・その策略には、一つの『穴』がある。

そう・・・・『二酸化炭素』の『重さ』は『空気』の『1・5倍』あるのだ。
つまり、大気中に多量に散布された『二酸化炭素』は、水に混ぜた小麦粉のように『沈む』ことになる。

だとしたら、『立って』いる『音羽』と『倒れて』いる『梅木』・・・・どちらが、より影響を受け安いかは、自明の理である。


・・・・実際の所、体調に変調が未だ見られない以上、この策略自体が失敗に終わったと判定されたのかも知れない。
だがもし、成功していたなら・・・・・・・・『梅木』は自身の攻撃の恐ろしさを、自分で味わうことになる可能性が高いだろう。

56梅木『ファーサイド』:2008/07/10(木) 23:18:10
>>53
腹這いのままじゃ、攻撃の方向が限定される。
ここは痛みをおして仰向けになろう。
「こんなに埃っぽいと・・・ハックション!!」
仰向けになりつつ、くしゃみを前方に向けて放つ。

57:2008/07/11(金) 01:02:42
>>54-56
仰向けになった『梅木』の上を、『音羽』が一跳びで越える。
突風と化したクシャミを避け、『音羽』は『梅木』の足元へ着地した。
もはや、2人を隔てる距離は無く、風に流された砂煙が晴れ、その目と目が合う。

58音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/11(金) 10:38:24
>>57
「・・・・いい間合い、じゃない?」

攻撃の狙いを絞らせないようステップを刻みつつ、>>54で落下中に描いて『固定』した『光の壁』の陰から
『レイ・オブ・ライト』を振るい、『梅木』を打つ。
既に間合いは一足一刀・・・・『梅木』が『吹く』のが早いか、こちらの攻撃が届くのが早いかという距離だ。
さらにこの攻撃の『軌道』も『固定』することで、仮に『唾弾』などを飛ばされても、前述の落下中に描いて
『固定』した『光の壁』と重ねることでガードする。
もし完全に防げなくとも、『光の壁』に込められた『破壊のエネルギー』で相殺し、或る程度威力を減じる位の
ことはできるはずだ。


さあ───どうする、どう来る。
こちらの狙いと、あちらの狙い・・・・上を行くのはどっちなのか、そろそろそれがはっきりするだろう。

59音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/11(金) 10:41:40
>>58
追記。
負傷した腕は引き続き『盾』の代わりにして、急所を重点的に守っておく。

60梅木『ファーサイド』:2008/07/11(金) 21:18:25
>>57
「ハァァァ・・・フゥーッ!!!」

ゆっくりとした吐息を、『ファーサイド』越しに吐いた後
細く鋭い吐息を続けざまに吹き付ける。
暖められた吐息によって上昇気流を生み出し、そこに勢いのある
突風を送り込むことにより『塵旋風』を巻き起こす。

こちらにトドメを差すべく音羽は『光の壁』を俺に向かって振り下ろしてくるだろう。
そこを『塵旋風』を起こすことによって体勢を崩させ・・・『光の壁』に自ら
衝突させ自爆を誘おう。

61:2008/07/12(土) 00:46:06
>>58-60
『梅木』の生温かい吐息の広がりを感じ、『音羽』が腕を振り下ろす。
光が『梅木』を打ち据える刹那、『梅木』が吐息を小刻みに数度吹いた。
鈍い骨の軋みと、焼ける様な肉の痛み・・・・・・・・・・・・・
血反吐を吐いた『梅木』の手から、輪が零れ落ちる。
直後、巻き起こった旋風が『音羽』の身体を容易に宙へと弾き飛ばした。
間近に作り出した光の壁が仇となり、それに叩き付けられた『音羽』の手からも
『スタンド』が零れ落ちた。
塵旋風は、両者の距離を分かつ様に吹き飛ばし、数秒で消え散る・・・・・・・・・・・・。
『音羽』は地に落ち、『梅木』は地を滑る様に転がり飛んだ。
2人の距離は、約7尺半。

62音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/12(土) 07:47:03
>>61
「ぐ・・・・・・・・・・・・・・・・!」

旋風に巻き上げられ、『光の壁』に弾かれて地に落ちた。
一先ずダメージを確認しつつ・・・・『レイ・オブ・ライト』を探して拾い上げたい。
可能ならば、そのまま『光の壁』を構築しながら後退。
また、肌で大気の動きや温度をチェック・・・・二度同じ攻撃を受けないよう、何時でも『光の壁』は
解除できるように警戒する。

「まだ・・・・隠し玉が、あったのね・・・・・・・・・・・・いいじゃない。
・・・・・・・・・・・・ちょっと・・・・燃えてきた、かも・・・・知れないわね・・・・・・・・・・・・!」

なお、『光の壁』を構築する際・・・・可能なら地面を擦り、『砂煙』を起しておく。

63音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/12(土) 08:04:46
>>62
追記。『腕の盾』は継続。
ただし・・・・今度は『血』を『増幅』して打ち出しての『目潰し』を防ぐため、『顔』を重点的に守っておく。

64梅木『ファーサイド』:2008/07/12(土) 23:00:38
>>61
「ぐ、ぐええ・・・
 宝石は渡さないぜ・・・」
『ファーサイド』を何よりも先に見つけ、再度手にする。
・・・血反吐を、吐き出さず口中にたっぷり溜めながら。

『ファーサイド』を手にしたら、口中に溜まった血を
打ち出そう。ただし、狙いは『音羽』ではなく、懐中電灯様のスタンド・・・
そのもの、だ。
『音羽』が『レイ・オブ・ライト』を手にする前であれば
『血反吐の激流』であの厄介な懐中電灯をどこかに流してやろう。
・・・『音羽』が『レイ・オブ・ライト』を手にした後なら
あの忌々しい懐中電灯を文字通り、血塗れにしてやる。
『レイ・オブ・ライト』の光を発する部分を血で汚すことで
『光の壁』の発現を妨げないだろうか。

65:2008/07/13(日) 01:06:26
>>62-64
両者、身を起こす。
だが、どちらも互いを見るより先に、その『スタンド』を探し始めた。
まずは、『音羽』。
続いて、『梅木』が見つけ出す。
『梅木』の身体が寸刻前と変わりないのに対し、『音羽』の身体は鉛の如く重い。
全身の痛みが背や腰に圧し掛かり、先に負傷した手の痛み著しかった。
それでも、再度光の壁を作り出すには支障無く、壁を隔てて距離を離す。
『梅木』は、輪から口中の血を噴き出し、『音羽』の掲げた『スタンド』を狙った。
瞬間、赤黒い血流が光の壁を突き破るは、決壊したダムの如し。
『音羽』の手から『スタンド』が零れ、その身体は仰向けに倒れ込む。
砂煙も血が流した。

66音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/13(日) 01:32:37
>>65
「ああ・・・・もう・・・・・・・・汚いなあ・・・・!」

仰向けのまま地面を蹴り、『血』の滑りも利用して『滑る』・・・・。
状況からして、『レイ・オブ・ライト』は恐らく、自分から見て後に飛ばされているだろう・・・・滑りながら、回収したい。
顔を庇ったことで、目潰し状態は避けれているはずだ。
一端『光』を消して、再点火・・・・改めて『光』を伸ばしていく。
『血』で濡れたままではいざという時に手から滑って取り落としかねない。グリップの汚れは、服で拭って取って置こう。
身体が重いのに無理をして起き上がれば、遅れを取る上に逆に攻撃の当たる面積も広くなり、『梅木』にもこちらの位置を捉まれる。
当たる面積を最小限にすれば、小さな『光の壁』でも防御はしやすい・・・・ここはあえて、この状態で『光の壁』を生みつつ、さらに地面を
蹴って移動したい。


──まるでスプラッター映画に出てるみたいな気分になってきた。
血の匂いで胸が悪くなりそうだ・・・・しかし・・・・今の状況は『悪くない』。
『6割方』だが・・・・描きなおしたプラン通りに進んでいる・・・・!

67梅木『ファーサイド』:2008/07/14(月) 21:36:45
>>65
(・・・今がチャンスだッ!!)
間髪いれず、小石を『ファーサイド』にあてがい、細く鋭い息を吹きかける。
突風により、小石を弾丸のように『音羽』の頭部にめがけ撃ちこもう。

俺の推測が正しければ、発光部分を血塗れにすることで
『光の壁』の発生を幾分か阻害出来るはずだ。

68:2008/07/15(火) 01:07:51
>>66-67
小石を輪に当て飛ばせば、弾丸の如し。
地を蹴った『音羽』の右足を貫通し、その動きを鈍らせた。
だが、『音羽』も『スタンド』を手に拾い取り、再び光の壁を作り出す・・・・・・・・・・・・・・・。
光にして、光に非ず。
破壊のエネルギーである光は、ただ覆い隠して遮るにはあたわない。

69音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/15(火) 21:55:51
>>68
「痛ッ・・・・ぐ・・・・・・・・あんたねッ・・・・!」

右足を打ち抜かれ、顔を歪めた。
そう、『光の壁』はただ覆い隠して遮るにはあたわない・・・・が、今生み出した壁の目的は別にある。
>>34で行ったように伸ばした『レイ・オブ・ライト』で『光の壁』を突き、『ブレイクショット』で互いを弾きあって飛ぶ
『ビリヤード玉』のように、『破壊のエネルギー』がぶつかり合う力が生み出す反発力で、地面の上を滑り、自分を
高速かつ後方へと移動させる。

「どうやら・・・・認めなくちゃいけないみたいね・・・・。
あなたの攻撃・・・・『レイ・オブ・ライト』の壁で、真っ向からは防ぎきれないことを・・・・・」

滑りながら、『レイ・オブ・ライト』を振り、追撃に備えて『光の壁』を積層・構築。
今までのように正面から受けるのでなく、地面に仰向けになって滑っている自分をカバーするように、角度を
つけて『斜め』に張ることで、受けて弾くと言うより、受け流して反らしたい。

  『斜め』の『光の壁』
    ↓   ↓
   /   /
_∠__∠_=□○_________

70梅木『ファーサイド』:2008/07/15(火) 22:09:52
>>69
「・・・まだ光の壁は出せるのか。
 目論見が外れたが・・・まあいい。
 これで片手・片足はダメにしてやった・・・。

 ゲブッ・・・。お前はこの泥濘の中でおッ死ねばいいんだよッ!」

 血反吐を吐けるのなら、吐いておく。もちろん『ファーサイド』越しにだ。
 可能であれば音羽の周囲を血塗れにしておく。 
その後、唾弾を威嚇のために何発か放つ。
 放ったのちは、再び温かい吐息を吐こう。

71:2008/07/16(水) 00:19:36
>>69-70
光の壁の衝撃を利用し、『音羽』は地を滑った。
角度を加えた光の壁は、『梅木』の放った唾を防ぐには至らず。
だが、光の壁を貫いた唾は、『音羽』の上方へと軌道を僅かに逸らした・・・・・・・・・・・・・・。
吐息を吐き出す『梅木』と『音羽』との間合い遠のき、その距離は約10尺半。

72音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/16(水) 20:51:21
>>71
「いや、もう全身ぼろぼろのお宅に言われたくないし・・・・」

斜めに張った『光の壁』を『レイ・オブ・ライト』で突き、破壊しながら後ろに飛ぶ。
怪我をしていない足も使って、可能な限りの速度でさらに後退したい。
呼吸を整え、背中や腰の痛みを落ち着かせて、何時でも起き上がれるように身体の準備しておく。

「右から左へ受け流し、ってね・・・・。
それはいいけど、もうちょいスピード、上がんないかなッ・・・・!」

後ろに跳びながら、また『斜め』の『光の壁』を構築・・・・地面を擦り、『砂煙』を上げる。
向うは姿勢が悪い・・・・視界が悪くなれば、こちらへの狙いもつけにくくなるはずだ。
さらに、微細なこの塵は大気の動きを知らせるレーダーにもなるだろう。

(・・・・・・・・これは・・・・あちらさんの力も借りるしかない、か・・・・・!)

73梅木『ファーサイド』:2008/07/17(木) 23:27:08
>>71
「・・・わずかに斜めに弾いたか。
 じゃあ、こういうのはどうだ?」
生温かい吐息を吐くことを一旦やめ、地面の小石を拾い、息を吹きかけ発射する。
『音羽』の足元を狙う感じで。
幾層にも巡らされた光の壁・・・それらを小石は突き抜けるだろう。
跳弾のように、微妙に角度を何度も変えながら。
『音羽』に見事命中すれば御の字だ。

その間に、立ち上がることを試みる。

74:2008/07/17(木) 23:59:59
>>72-73
地を転がる様に『跳ね』、距離を取る『音羽』。
対して、『梅木』は動かず。
その場から飛礫を飛ばし、産後間も無い仔馬の様に足を震わせ、腰を上げる。
飛礫は、光の壁を破って地を弾いた。
壁が壊れると共に、砂煙が波紋を描いて掻き消える・・・・・・・・・・・・。
今や両者の距離は、15尺を越えていた。

75音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/18(金) 07:31:56
>>74
「すぅ・・・・・はッ・・・・!」

転がりながら気息を整え、背中でなく腹の筋肉を使って身を起す。
丁度しゃがんだような状態で、だ。
そして『レイ・オブ・ライト』で地面を擦り、落ちている小石を弾いて『梅木』に飛ばす。
狙えるならば足を狙いたいが、まあ、ここは当てることを重視しよう。

「とりあえず寝とけ!」

この地面を擦り、小石を弾いた際の『斜め』の『軌跡』を『固定』・・・・。
追撃の唾弾や、小石に対する盾にしておく。負傷した腕は引き続き『盾』にして、頭部を庇っておこう。

76梅木『ファーサイド』:2008/07/18(金) 22:16:28
>>74
「うるせえ!勝つときは、相手を見下ろしながらって決まってんだよッ!」

吐息によって暖められた空気に対して、細く鋭い息を吹きかける。
今度は、一面の血だまりによって『音羽』の一帯の空気が
『さらに』暖められている・・・・・・。
先ほどよりもさらに規模の大きな塵旋風が期待できる。
周囲の小石、土砂、血液を巻き上げ、全方位からの攻撃が『音羽』を襲うだろう。

77:2008/07/18(金) 23:29:10
>>75-76
痛めた足を庇い、『音羽』は屈んだまま身を起こす。
弾いた石飛礫は、『梅木』の吐く息に威力を失った・・・・・・・・・・・・・。
再び、砂煙と共に空気が渦を巻き、『音羽』は体勢を崩して横転する。

78梅木『ファーサイド』:2008/07/18(金) 23:40:55
>>77
「その足じゃあよ…、藁みてーに風にまかれるしかないだろうよ!
そのままくたばりやがれ!」
恐らく、『音羽』はそれでも懸命に体勢を立て直そうとするだろう。
そこに最大の隙が生まれる。そこを唾弾で狙い撃つ!

79音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/19(土) 00:59:58
>>76-77
「・・・・・・・・・・・・・・・・成る程、それはあれだ・・・・『一理ある』かもね」

横転したなら仕方が無い。
先ほどから待っていたものとは少し違うが・・・・まあ、許容範囲内だろう。
転がったまま地面を足で蹴り、自ら『空気の渦』へと跳び込んで行く(>>72>>75メ欄)。
宙に飛ばされつつ、『レイ・オブ・ライト』を真っ直ぐ伸ばし・・・・この『軌跡』を『固定』することで、『光の螺旋』を
組み上げる。
そしてこの『光の螺旋』で、下から言わば『吸い上げられている』小石や飛礫を受け止め下方に『反射』・・・・
『梅木』の周辺に『散弾の掃射』を放ちたい。
一枚二枚なら貫通するかも知れないが、螺旋状に組まれたものなら、どこかで受けて弾いてくれるはずだ。
都合のいい事に、発生した砂煙が、こちらのアクションを隠してくれる役目も果たしてくれるだろう。

「『勝つ時は、相手を見下ろしながら』・・・・・そう決まってるなら、そうさせて貰う」

80:2008/07/19(土) 01:49:55
>>78-79
旋風が『音羽』の身体を巻き上げ、そこに螺旋の光が出来る。
瞬間、飛礫が螺旋に弾かれ、周囲に弾け散った。
輪を構えたままの『梅木』へと、飛礫が降り注ぐ。
1寸にも満たない小粒だが、頭骨への衝撃は如何ばかりか思うに難くなく、
『音羽』の身体が地に落ちると共に、『梅木』も膝から崩れ落ちた。

81音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/19(土) 22:23:27
>>80
「・・・・問題は・・・・。
問題は、どうやって『着地』するか・・・・よね。
・・・・勿論・・・・考えてあるけど」

『塵旋風』が収まり、地面に落下する前に・・・・痛めた足で、『光の螺旋』の頂点の内周を蹴り、弾かれて
加速しつつ跳びながら『光の螺旋』を『解除』。
勿論、目指す先は今しがた飛礫の雨を浴び、ダメージを受けているはずの『梅木』だ。
顔の前で、怪我をした腕をかざして盾にする・・・・これにより、『梅木』の反撃に対して当たる面積を減らし、
かつ当たっても負傷した腕で止めれるようにしておきたい。
そして射程に入ったところで長さ『2m』の『レイ・オブ・ライト』を振るい、『梅木』を叩きのめす。
さらにそのまま、『梅木』の上に『着地』することで落下の衝撃も軽減する。
仮に『小石』や『唾弾』を受けても、弾かれて勢いよく跳んだ自分を止めることはできまい。

「筋書きからは完全に離れちゃったけど・・・・まあ、いいか・・・・まだ、可能性はあるし・・・・」

82音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/19(土) 22:42:42
>>81
『塵旋風』が収まり、地面に落下する前に・・・・痛めた足で、『光の螺旋』の頂点の内周を蹴り、弾かれて
加速しつつ跳びながら『光の螺旋』を『解除』。

→『塵旋風』が収まり、地面に落下する前に・・・・痛めた足で、『光の螺旋』の頂点の内周を蹴り、弾かれて
 加速しつつ跳びながら『光の螺旋』を『解除』(>>79メ欄)。


失礼しました。

83梅木『ファーサイド』:2008/07/19(土) 23:35:59
>>81
「ぐ・・・ここで、意識を失ってはマズイ・・・」
崩れ落ちながらも、自らの顔を、こぶしで殴りつけ
痛みで意識が途絶えるのを阻止しよう。
殴る箇所は鼻辺りがいい。
『音羽』の一挙手一投足に注意を配る。

84:2008/07/20(日) 00:17:52
>>81-83
鼻先を自ら殴った『梅木』は、片膝を着いて気を留めた。
生臭い鉄の匂いが鼻腔から喉元に抜け、鼻からは出血する事おびただしい。
『音羽』を見上げると、宙空から飛来する猛禽類が如く、『梅木』に向かって落下して来る。
もはや、互いに避ける隙は無く、次の一合が雌雄を決する事は確かだった。

85音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/20(日) 00:36:14
>>84
「・・・・・ん、あ、待った。これはもしかして・・・・」

ふと気づく。
半分賭けに近いものがあるが・・・・少しでも早く、一瞬でも先に攻撃する術があるとしたら・・・・。

「・・・・こっちの方が、早くない?」
                                                          .................
空中で、『2m』まで伸ばした『レイ・オブ・ライト』を・・・・射程内ギリギリで、『梅木』に向かって、『槍』のように『投げつける』。
そしてそれを追う様に落下・・・・『レイ・オブ・ライト』の『刀身』の、『破壊のエネルギー』で『梅木』の反撃を貫きつつ、自身を
止めの一撃にして、『梅木』に叩き込む!!

「あえて全て捨てたものが、最後に全てを得る・・・・なんだっけ、誰の言葉、だったっけ──」

86梅木『ファーサイド』:2008/07/20(日) 00:41:49
>>84
「い、いてえ・・・おかげで気を失わずに済んだぜ。
 そして・・・『鼻血』だッ!『鼻血』を出してるッ!」

 鼻の片方の穴を指で塞ぎ、もう片方の鼻の穴の前に『ファーサイド』を
 あてがい、大きく息を吸い・・・そして吸い込んだ空気を勢いよく
 片方の鼻の穴から噴出させる!
 増幅された空気は『突風』となり『音羽』の動きを鈍らせ
 『鼻血』の飛沫は無数の飛礫となり落下してくる『音羽』を迎撃する!

「これで終わりにしようぜマゾ女ァーーーーッ!!!」

87:2008/07/20(日) 01:57:25
>>85-86
『音羽』の投げた『スタンド』を迎え撃つは、『梅木』の噴き出した鼻血。
『音羽』は鼻血を浴び、その視界をも赤く染める。
地に落ちる瞬間すら分からぬまま、『音羽』は激しい衝撃と共に落下した。
痛みの中、瞼の血を拭った『音羽』の目に映ったのは、『スタンド』に胸を刺し貫かれた
『梅木』の背・・・・・・・・・・・・だが、『音羽』も又、意識を失った。

88音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/20(日) 02:19:07
>>87
「ああ─────もう────」

──本当に、面倒くさかった。
あんな本物かどうかも解らん『宝石』のために、こんなしんどい真似するなんて。
とりあえずあの『宝石』を回収して・・・ああでも、あのケースに『発信機』とか付いてたらやだな。
バラで持ってくの・・・・というかそもそも集めるの辛いな。


つらつらと思いながら、『レイ・オブ・ライト』を引き抜き、それを杖代わりにしようとして───意識が、暗転する。

(ヤバ・・・・いな、まだ他に、こいつの連れとか、居るかも知れないのに・・・・。
まあ、でも・・・・・・・・・・・・ちょっと、生きる気力・・・・でてきた、かも・・・・・・・・・・・・ああ、面白かった)


ドシャッ

89梅木『ファーサイド』:2008/07/20(日) 13:05:01
>>87
「・・・・・・・・・・ああ」
意識はまだあるのだろうか。
まだ身体が言うことを利くのであれば、『音羽』のほうを向き
唾弾を発射。

(・・・ここで死ぬのか?つーか・・・あり得ねえ・・・
 宝石を、・・・・・・こんな奴に持っていかれるのもあり得ねえ・・・)

90:2008/07/20(日) 22:15:43
>>88-89
手から輪が零れ落ちたが、『梅木』は動かない。
その身体は、『梅木』の意思を受け付けず、ただ立ち尽くすのみ。
『音羽』は、『梅木』に辿り着く事無く昏倒した。
やがて、『梅木』の意識も途絶えた。
 
 
さて━━━━━━━━━━━━
2人が目を覚ましたのは、廃村から一番近い(と言っても、数十キロはあるが)病院。
レスキューヘリで運ばれている間も、2人は意識を失ったままだった。
救助隊に連絡をしたのは、山菜取りに山へ入っていた2人の若者。
廃村で重傷を負った男女の話題を、マスコミはセンセーショナルに取り上げた。
 
宝石の話題は、何一つ語られる事は無かった。
発見者の若者達が、突然海外に家を買って移住した事も、特に報道されなかった。

91音羽ゆりか『レイ・オブ・ライト』:2008/07/20(日) 22:39:32
>>90
「あー……面倒くさい。
……て言うか入院費払えるのかな…適当なところで逃げるか………」

マスコミの追求はひたすらノーコメントで避ける。
ある程度回復し、動けるようになったら…夜に乗じて病院を抜け出し、古巣の街に帰るとしよう。

「……借金、どうやって返すかな……」

92『食屍鬼倉庫』:2008/07/20(日) 22:45:50
今回の戦いは、痛み分け・・・・・・・・・・・『引き分け』です。
互いに引かない、熾烈な正面対決となりました。
ほぼ全篇に渡って戦闘を繰り広げており、故に単調な行動が命取りになる展開。
『スタンド』の応用力が試されると共に、決断力や行動力も重要なファクターを占めました。
広範囲に圧倒的影響力を持つ『ファーサイド』。
幅広い応用力と柔軟性を持つ『レイ・オブ・ライト』。
全体的には、『ファーサイド』の攻勢に対する『レイ・オブ・ライト』の対応力が目立ちます。
時や場所に左右されない単純な短期戦となりましたが、内容は意外と濃密でした。
宝石の事も忘れてさせてくれます。
 
 
『音羽 ゆりか』『梅木 松吉』は、後遺症も無く退院する。

93:2008/07/20(日) 23:11:17
『食屍鬼倉庫 トレジャー・プランダーズ』
 
 
→THE END


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