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『不入村』
1
:
→
:2005/11/02(水) 01:49:10
『梶浦 誠』『鈴堂 光司』『深井 紫』『シック』『鈴木 太郎』
5人は、森の中を続く砂利道を通り、森を抜ける途中だった。
誰もが、その先にある町を目指していた・・・・・・・・・・・・。
旅行や仕事など、その目的は様々。
5人が一同に会したのは、道を塞ぐ形で停車したワゴン車の前だった。
ワゴン車は、タイヤに鉄条網が巻き付いてパンクしている。
車内に人影は無く、乗っていた者を示すものも見当たらなかった。
道を塞ぐワゴン車の前で、5人は進むべきかどうか・・・・・・・・・・・・或いは、持ち主の
消息を探すか、意見を交わす。
携帯電話で警察に知らせようとしたが、電波は届いていなかった。
2
:
深井 紫
:2005/11/02(水) 01:55:40
>>1
「ッたく・・・・・・・道を塞いでんじゃねーわよ。
これを運転していたヤツは、町にJAFを
呼びにでも行ったんだろうけどさー。」
ワゴン車のドアをブーツを履いた足でガンガン蹴る。
3
:
鈴堂 光司
:2005/11/02(水) 01:59:17
>>1
「なんだあ〜〜〜?この車。
『鉄条網』なんて、どこ走ってきたんだ?
どうでもいいっちゃあどうでもいいことだけどよぉ。
立入禁止の場所でもこの辺にあんのかよ。」
ワゴンに他の付着物や傷などがないか見てみる。
辺りを見回し、ワゴンが走ってきたらしき方向も調べる。
4
:
梶浦
:2005/11/02(水) 01:59:24
>>1
「邪魔な……」
中を覗く。
「金目のもんでも置いてねえかな」
5
:
シック
:2005/11/02(水) 02:05:01
>>1
肩膝を付いて鉄条網が巻きついているタイヤや、車の下を見る。
6
:
スパルタカス
:2005/11/02(水) 21:38:18
>>1
「…。」
ワゴン車のドアをこじ開け、中に進入する。
7
:
→
:2005/11/02(水) 23:23:49
>>2-3
ワゴン車は、パンクしたタイヤ以外に目立った傷は見当たらない。
『鈴堂』が周囲を見回すと、タイヤ痕は5人の来た道から続いて来ていた。
>>4
,
>>6
『梶浦』が覗いていると、『鈴木』が車内に侵入した。
ワゴン車のドアに鍵は掛かっておらず、『鈴木』は運転席のドアから入る。
車内を覗くと、助手席に大学ノートを開いた程度の大きさの紙を見つけた。
どうやら、地図らしい事が分かる。
>>5
鉄条網は、走っていたタイヤに巻き付いた様だった。
ワゴン車の下には、特に何も見当たらない。
8
:
シック
:2005/11/02(水) 23:37:20
>>7
自分を含めた5名が今、入ってはいけない場所に居るのかもしれないという事を認識した。
車内を見ている連中に、車のキーは付いているかどうか尋ねる。
9
:
スパルタカス
:2005/11/02(水) 23:42:29
>>7
「地図か…。」
その地図に、なにかマーキングとかはしていないか見てみる。
それと、車のキーとガソリン残量、バッテリーなどを調べる。
10
:
深井 紫
:2005/11/02(水) 23:45:01
>>7
ドアを開けて車内に入った鈴木が見つけた物に視線をやる。
「この車の持ち主が置いていったにしちゃ不自然よねェ〜〜。
だって、地図がなけれりゃこの森で迷うかもしれないし。」
鈴木に近寄って地図を覗き込む。
11
:
梶浦
:2005/11/02(水) 23:48:34
>>7
探索は鈴木に任せる。
「しかし邪魔な粗大ゴミだな。
何もこんなところに捨ててかなくてもよ」
ワゴン車の外見には傷がある?
12
:
鈴堂 光司
:2005/11/02(水) 23:52:43
>>7
「他に傷とかはないみてーだな…
しかし、今までにこんな鉄条網のある場所なんて通ったかな?
誰か、心当たりのある人いるかい?」
自分の来た道で鉄条網などが見られたか思い出しながら、周りに聞く。
13
:
→
:2005/11/03(木) 00:09:14
>>8-12
現在地である『森の入り口』付近までのルートは、近くのハイウェイからの一本道。
途中、小屋の様なガソリンスタンドが一軒だけあった。
5人は、全員が同じルートを通って集まっている・・・・・・・・・・・・・・・。
途中、鉄条網を見かけた者は、誰もいない。
ワゴン車は、タイヤ以外ほぼ無傷だった。
ガソリンもバッテリーも十分残っており、キーは差さったまま放置されている。
『鈴木』と『深井』は、助手席の地図に向けられた。
地図は、この辺一帯のものらしく、現在位置に赤ペンで丸印が付けてある。
赤ペンは、そのまま森を通る一本道に沿って続いており、森を抜けた所で途切れていた。
14
:
スパルタカス
:2005/11/03(木) 00:18:36
>>13
「キーはついてるな…ガソリンもバッテリーもある。
タイヤのシャーシだけで無理やり走ろうとすれば、走れるだろ。」
「それと、現在位置に丸がしてやがるな…。
ここにこのワゴンが置いてあるのは『予定通り』みたいだぜ。」
カセットかCDか、音楽を再生してみる。
それとエンジンをかけてみる。
15
:
深井 紫
:2005/11/03(木) 00:18:44
>>13
「ふぅん?
結局、この車が塞いでいる道を抜けて行ったって言う事?」
持ち主の行方は、大して気にならないが道行を邪魔されたのがムカついていた。
「まあ、どうでも良いわね」
車内の反対側のドアを開けて、そこを通って塞いでいる車の向こうへ行く。
16
:
シック
:2005/11/03(木) 00:28:56
>>13-14
「地図があるのか」
地図を見て、出口までのおおよその距離を計ってみる。
17
:
鈴堂 光司
:2005/11/03(木) 00:32:20
>>13
「この車が鉄条網を破っちまって…
それと気づかず俺たちが入り込んじまったってことか?
だとすると、とっとと抜けちまった方がよさそうだな。
車の持ち主も、そうしたのかも知れねー。
しかし、そうすると『鉄条網』を丸ごと持ってきちまったのか?
この車は。」
『鉄条網』がタイヤから外せないか、いじってみたい。
どのくらいの長さがあるか見てみる。
18
:
梶浦
:2005/11/03(木) 00:59:06
>>13
「普通に売れそうなのにな。
わざわざ捨てるなんてもったいない」
道端に座って休憩。
19
:
→
:2005/11/03(木) 01:05:33
>>14-18
セットされていたCDを再生すると、エルガーの『威風堂々』が流れ出す。
『鈴木』は、ワゴン車のエンジンをかけた。
『ドッゴォォォオオオオオン!!!』
━━━━━━━━━直後、爆発と共に5人は吹っ飛ぶ。
『鈴木』と『シック』は、肉片になって四散した・・・・・・・・・・・・・。
爆風で飛ばされた『鈴堂』は、突然の爆発に半ば呆然としながら、地面の上に
転がる。
同様に、『深井』も開けたドアから出た瞬間、爆風で脇道に吹っ飛んだ。
『梶浦』の目には、眼前で爆発炎上するワゴン車が映っている。
『鈴木 太郎』『シック』
━━━━━━━━『爆死』
20
:
鈴堂 光司
:2005/11/03(木) 01:10:35
>>19
「な…なんだァああああッ!!?」
大きな怪我など無かったか、確認しながら起き上がりたい。
炎上する車を見る。
「今…乗ってたよなあ、何人か…そいつらは……」
21
:
梶浦
:2005/11/03(木) 01:12:47
>>19
「……あああぁぁぁぁ!?
ば、爆発ッ!?」
ワゴン車から離れつつ、怪我の有無を確かめる。
22
:
深井 紫
:2005/11/03(木) 01:13:54
>>19
「何ですってェエエエッ!?
―――コォオオオオオオオオオオッ!! 」
咄嗟に『呼吸』を行い、爆風で吹っ飛ぶ体を『波紋』で最小防御する。
そのまま脇道に投げ出されて防御した部分で受身を取りたい。
23
:
→
:2005/11/03(木) 01:25:23
>>20-22
『梶浦』の周囲に、爆発したワゴン車の破片が飛び散っている。
幸いにも、『梶浦』自身に怪我は無かった・・・・・・・・・。
『鈴堂』は、顔などに軽い火傷があり、吹っ飛んだ際に打撲も負っている。
『深井』は、受け身を取ったが、背中に火傷を負ってしまった。
24
:
鈴堂 光司
:2005/11/03(木) 01:30:28
>>23
「うう、痛てぇ……なんなんだ畜生…
おい、あんたら大丈夫か?」
ぶつけたところを押さえながら、
『梶原』と『深井』の様子を見る。
25
:
深井 紫
:2005/11/03(木) 01:32:43
>>23
「畜生ッ痛ェ〜〜ッ!!
何で爆発なんてしてんのよッ!!」
火傷を負った背中の痛みを『呼吸』で和らげようとしながら
ワゴン車と生き残った2人の様子を見る。
26
:
梶浦
:2005/11/03(木) 01:38:15
>>23-24
「ええ、なんとか俺のほうは無事のようですが……」
ワゴン車をじっと見つめる。
「……あの2人は……」
27
:
→
:2005/11/03(木) 23:34:28
>>24-26
3人は、互いとワゴン車を見比べる様に見渡した・・・・・・・・・・・。
車内にいた2人の姿は無く、地面には肉片や衣服などが散らばっている。
各々に、大怪我を負った様子は無い。
ワゴン車からは、炎と黒煙が立ち昇っていた。
28
:
梶浦
:2005/11/03(木) 23:40:22
>>27
「……どうします?」
2人にたずねる。
29
:
深井 紫
:2005/11/03(木) 23:41:36
>>27
「これってマジやばくない・・・・・・・・・?
アタシは、警察沙汰に巻き込まれるのは真っ平よォ〜ッ」
森の奥を見ながら、出口までの距離を確かめる。
30
:
鈴堂 光司
:2005/11/03(木) 23:57:03
>>27
「なんつぅかよ〜〜〜〜〜〜〜、
ヤベえ感じだよな…なんで車が突然爆発するんだ?
ガソリン漏れとかそんな様子は無かったぜ……
誰かが『仕組んだ』んじゃねえかなぁ〜〜〜〜?
てことは『危険』はまだあるかもってことだぜ…
警察なんかより切羽詰った状況なんじゃねェかな…
多分、この場所がいけねえんだ…
とりあえず全員動けるなら、さっさと抜け出そうぜ。
この先の町までと、引き返すのと、どっちが近いかな…?」
森の出口で近いと思われるのはどちらか、考えてみる。
31
:
→
:2005/11/04(金) 00:10:36
>>28-30
砂利道は、森に中に続いている・・・・・・・・・その先の様子は、分からない。
森を抜けた先には、約1キロ先に目的の町がある。
引き返すと、すぐ近くの町まででも、5キロ以上の距離があると思われた。
森を迂回すると、目的地までは10キロ近い距離となる。
32
:
鈴堂 光司
:2005/11/04(金) 00:16:27
>>31
「進むしかねえか…というか俺は進むぜ。
早いとこ出たいからな。
あんたらがどうするかは好きだが…人数は多い方が安全かもな。」
言いながら、森を抜ける道を先に進もうとする。
33
:
深井 紫
:2005/11/04(金) 00:17:38
>>31
「森を抜けるのが最短距離ってわけよねェ〜〜?
アタシは、抜けていくけれど・・・・・・・アンタ達は好きにすれば」
そう言って周囲を警戒しながら砂利道を歩き始める。
34
:
梶浦
:2005/11/04(金) 00:20:08
>>31-33
「じゃあ俺も」
2人についていく。
35
:
→
:2005/11/04(金) 00:30:27
>>32-34
3人は、森に続く砂利道を進んで行く・・・・・・・・・。
道は、車1台が通れる程度の広さだった。
両脇に深い森が広がっていたが、陽が傾いていない為か、周囲は明るい。
・・・・・・・・・・・やがて、30分程が経過する。
道の先に出口は見えず、3人は森の中を歩き続けた。
36
:
梶浦
:2005/11/04(金) 00:37:33
>>35
「……」
腕時計か携帯電話で時刻を確認する。
37
:
鈴堂 光司
:2005/11/04(金) 00:42:08
>>35
「道があるからまだいいが…明るいうちに方角は確かめておくか。
もちろん、暗くなる前に抜けるがな。たかだか1キロ程度だ。
…こころなしか、まだ出口じゃねえのかよ!って気もしてきてるがな!
まあ砂利道だし、怪我してるもんな!楽勝よ!」
2人に向かって、空元気を見せつつ先へ進む。
南はどちらか、太陽で確認しておく。
38
:
深井 紫
:2005/11/04(金) 00:49:25
>>35
「こんなに歩いて出口に着かないなんて・・・・・・妙ね?」
後ろを振り向いてワゴン車の方を見る。
39
:
→
:2005/11/04(金) 00:54:11
>>36-38
『PM12:38』
太陽は、ほぼ頭上で3人を照らしていた。
振り向くと、煙が立ち昇っているのが微かに見える。
道は、緩やかに曲がり始める・・・・・・・・・・『鈴堂』は、歩く内に尿意を催した。
40
:
梶浦
:2005/11/04(金) 01:00:58
>>38
「誰か地図持ってます?
あれば道を確認したいんですが」
41
:
深井 紫
:2005/11/04(金) 01:02:20
>>39
「気のせいよねェ〜〜フンッ」
再び、森の奥へ向き直り歩き始める。
42
:
鈴堂 光司
:2005/11/04(金) 01:02:42
>>39
「おっと失礼、ちょいと用足ししてくるわ
俺は携帯と財布しか持ってねえ。悪い。」
辺りを見回し、不審な物がないか確かめてから、道を外れて草陰に入る。
「さっきの爆発が何者かの仕業…ってのは考えすぎとしても、
蛇とか蜂に刺されるなんてのもいただけねえからな。」
用心は解かずに、近くで用を足したい。
43
:
→
:2005/11/04(金) 01:10:35
>>40-41
地図を持っている者は、誰もいない。
ふと、『鈴堂』が用を足しに森の中へ入って行った。
>>42
『鈴堂』は、森の中へと足を踏み入れる・・・・・・・・・・・。
サクサクと枯れ葉を踏み、道から2〜3メートル離れた木々の陰で用を足した。
━━━━━━━━戻ろうとした『鈴堂』は、踏んだ枯れ葉の下に違和感を感じる。
足元を見ると、表面の変色したファイルブックが落ちていた。
タイトルらしき文字が書かれていたが、読み取れない。
44
:
鈴堂 光司
:2005/11/04(金) 01:14:12
>>43
「なんだこりゃ?落し物か?
まあ、こんなファイルはさすがに爆発しねえよな。」
ファイルブックを拾い上げ、近くに他に何かないか確かめる。
45
:
深井 紫
:2005/11/04(金) 01:14:18
>>43
「何、小さい方?」
一応、その場で立ち止まって鈴堂を待つ。
46
:
梶浦
:2005/11/04(金) 01:17:03
>>43
「本当ならもう到着してるころなのになぁ……」
空模様を確認。
47
:
→
:2005/11/04(金) 01:19:49
>>44-46
空は、快晴だった。
『深井』と『梶浦』は、立ち止まって『鈴堂』を待つ。
『鈴堂』は、ファイルブックを拾い上げた。
周囲を見回したが、特に目を惹くものは見当たらない。
48
:
鈴堂 光司
:2005/11/04(金) 01:23:56
>>47
「これだけか…捨てていったのかも知れないな。
おおっと、待たしちまってるな。悪りぃ、悪りぃ。」
ファイルブックを持って道に戻り、2人と合流する。
49
:
深井 紫
:2005/11/04(金) 01:27:03
>>47
「ちょっとまだァ〜〜〜?」
鈴堂の方へ急かす様に声をかける。
50
:
梶浦
:2005/11/04(金) 21:58:18
>>47
「雨の心配はしなくてよさそうだな」
待つ。
51
:
→
:2005/11/04(金) 22:23:44
>>48-50
やがて、『鈴堂』が戻って来る。
その手には、汚れたファイルブックを持っていた。
52
:
梶浦
:2005/11/04(金) 22:29:40
>>51
「それは?」
53
:
深井 紫
:2005/11/04(金) 22:41:28
>>51
「ひょっとして落ちてたの拾ってきたとか?」
ファイルブックを覗き見る。
54
:
鈴堂 光司
:2005/11/04(金) 22:51:04
>>51
「ああ、なんかそこに落ちてたんでな。なんとなく拾ってみた。
歩きながら見てみるか…」
ファイルブックを広げて、中を見てみる。
55
:
→
:2005/11/04(金) 23:02:41
>>52-54
ファイルを開くと、濡れて変色した紙に、新聞紙らしき別の紙が貼られていた。
ほとんど解読出来ない程に汚れ、破れ落ちている・・・・・・・・・・・・。
次のページからは、印刷されたと思われる横書きの文書だった。
やはり、大半が解読出来ない状態になっていたが、幾つかの部分が読み取れる。
『・・・・・・・・・された廃村・・・・・・・・・・・・は・・・・・・・・によって、すでに・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・近親者同士の・・・・・・・・・・障害・・・・・・・・生まれ・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・は、凶暴性の・・・・・・・・・・・・筋力の異常発達・・・・・・・・・・・・・』
『現段階で・・・・・・・・・・・・・の奇形・・・・・・・・・・・・皮膚組織・・・・・・・・・・・又は、その
生活・・・・・・・・・・・・・調査は・・・・・・・・・・・・』
写真のコピーも数枚貼られていたが、ドス黒く変色している。
56
:
鈴堂 光司
:2005/11/04(金) 23:10:37
>>55
「なんだか、ろくなことは書いてなさそうだな…」
一応、全部のページに目を通してみる。
持ち主の名前か何かはないだろうか。
57
:
梶浦
:2005/11/04(金) 23:14:08
>>55
「バイオハザードみたいなこと書いてあるな……やったことないけど」
写真を見てみる。
58
:
深井 紫
:2005/11/04(金) 23:14:20
>>55
「ちょっと見、呪われた村って感じだけどォ〜〜これってマジ?」
一旦、文書から目を離すと周囲を見回す。
「この近くにあるっていうわけェ〜?」
59
:
→
:2005/11/04(金) 23:20:31
>>56-58
写真は、塗り潰された様に変色している。
解読出来た文章は、
>>55
が全てだった・・・・・・・・・・固有名詞などは、見当たらない。
周囲を見回したが、特に変化は無かった。
60
:
鈴堂 光司
:2005/11/04(金) 23:29:33
>>59
「なんか面白いことが書いてあるわけでもなかったな。
俺たちが行こうとしてる町と関係あるわけでもねえだろうし…
まあ持っていくか。ウンコ拭くのにでも使うかもしれねえしな。
町に着いたらゴミ箱に捨てよう。」
ファイルは持ったまま、道を進む。
61
:
梶浦
:2005/11/04(金) 23:35:43
>>60
「凄い変色っぷりだな、この写真……」
ついていく。
62
:
梶浦
:2005/11/04(金) 23:36:03
>>61
>>60
→
>>59
63
:
深井 紫
:2005/11/04(金) 23:39:02
>>59
道を進む。
「・・・・・・・・・・まあ、関係ないわよね」
64
:
→
:2005/11/04(金) 23:55:14
>>60-63
20分程が経った頃・・・・・・・・・・・
3人は、2つに分かれた分岐路に辿り着いた。
2つの道の先は、どちらも同じ様に砂利道が続いている。
右の道には、車の通った痕跡があった。
65
:
梶浦
:2005/11/05(土) 00:03:47
>>64
「まだつかない……?」
腕時計(持ってない?)か携帯電話で正確な経過時間を確認する。
「さて、どっちに行きます?」
66
:
深井 紫
:2005/11/05(土) 00:03:53
>>64
車で見た地図を思い返して赤線がどっちにあったかを確認する。
「ん〜〜〜どっちィ?」
67
:
鈴堂 光司
:2005/11/05(土) 00:09:40
>>64
「あれ、こんなところで分かれてやがる…。
どうしたもんかな。
車ってのは逆に警戒したい気持ちだが…
さっきのワゴンと関係あるとは限らないしな。
とりあえず、こっち行ってみるか?
乗せてくれるやつがいるかも。」
右の道を指差す。
68
:
→
:2005/11/05(土) 00:14:36
>>65-67
『PM13:02』
『深井』は、ワゴン車で見た地図を思い出す。
赤ペンの線は、森を通る『一本道』に沿って続いていた。
69
:
深井 紫
:2005/11/05(土) 00:21:41
>>68
「あのさ〜〜さっき、爆発したワゴンで見た『地図』だと
『一本道』になっていたんだけどォ・・・・・・・・・」
70
:
梶浦
:2005/11/05(土) 00:24:28
>>68
「じゃあ右で」
右へ。
引き返してきたときのために、ちょっと進んだら振り返って分岐路の景色を覚えておく。
71
:
鈴堂 光司
:2005/11/05(土) 00:25:23
>>68
「『地図』だって?そんなもんあったのかよ。
『一本道』たって、現に分かれてるんだからよ…
『曲がるな』ってことかな?」
今来た道から見て、折れ曲がって見えるのはどっちか、判断できるだろうか。
72
:
→
:2005/11/05(土) 00:59:27
>>69-71
2本の道は、来た道から見てY字に分岐している。
どちらも外側に折れて続いており、その先の景色に際立った差は見当たらない。
73
:
深井 紫
:2005/11/05(土) 01:00:46
>>72
「ま、右でいいわよねェ〜〜」
右の道へ進む。
74
:
梶浦
:2005/11/05(土) 01:02:40
>>72
「これで何十分も歩いて辿りつけなければ、道を間違えてる可能性がありますよね……」
進む。
75
:
鈴堂 光司
:2005/11/05(土) 01:05:31
>>72
「どういうことだろうな。
…まあその『地図』がなんのためのものかも分からないけどな。
3人で道を覚えときゃ、間違えずに戻って来れるだろ。万一のときは。」
2人の後をついて、右へ進む。
76
:
→
:2005/11/05(土) 01:26:12
>>73-75
3人は、右の道を進んで行く。
そして、さらに20分程が経過した頃、前方に建物の影が見えて来た。
『ドドドドドドドドドドドドドド』
そこは、木造の建物が目立つ集落の様だった。
砂利道が途絶え、地面が土に変わる・・・・・・・・・・その境目辺りに、木の立て札が
立っていた。
『山槌村』
立て札には、そう刻まれている。
77
:
深井 紫
:2005/11/05(土) 01:30:36
>>76
「ちょっと・・・・・・・・・此処ってッ」
後ろを振り返ってきた道を確認する。
「あのスクラップ記事の村ァ〜〜!?」
78
:
鈴堂 光司
:2005/11/05(土) 01:37:53
>>76
「おいおいおい…『町』に行きてえのに『村』に出るとはよ〜〜〜〜
しかも、このファイル…あまり好ましいことがありそうじゃねえよなあ…
どうする?引き返すか?」
近くに人がいないか、見回す。
79
:
梶浦
:2005/11/05(土) 21:13:15
>>76
「ここがどこかはよく分かりませんが……引き返すのは誰かに道を聞いてからでもいいのでは」
時間を確認。
80
:
→
:2005/11/05(土) 22:17:29
>>77-79
『PM13:27』
周囲を見回したが、人影は無かった。
ふと、後方からエンジン音が聞こえて来る・・・・・・・・・・音は、3人に近付いていた。
81
:
鈴堂 光司
:2005/11/05(土) 22:33:24
>>80
「ファイルの中身がこの村のこととは限らねーが…
いや、2つがこんな近いところにあって、関係ねえはずがねえ。
なんか嫌な予感が…
おっと、人知れず逃げ出すってわけにも行かなくなったな…
こうなりゃ腹くくるか。」
道の脇に立って、車かなにかが近づいてくるのを待つ。
側まで来たら、乗っている人間に声をかけたい。
82
:
深井 紫
:2005/11/05(土) 22:35:43
>>80
「こんな廃村に車・・・・・・・?」
鈴堂に任せて道の脇に寄っておく。
83
:
梶浦
:2005/11/05(土) 22:57:43
>>80
「ファイルの内容を真に受けなくても……フィクションじゃないんですかそれ」
脇に退く。
84
:
→
:2005/11/05(土) 23:13:46
>>81-83
『ドドドドドドドドドドド』
やがて、3人の来た道から年代物の小型トラックが現れた。
砂利道から立ち昇った砂埃をまとい、トラックは真っ直ぐ走って来る。
運転席と助手席には、人影が見えた・・・・・・・・・・・。
トラックが近付くと、砂埃で3人の眼前が濁る。
咳き込む3人を余所に、トラックは立て札を越えて村に入った所で停車した。
『ガチャッ』
ドアの開く音が聞こえた。
85
:
梶浦
:2005/11/05(土) 23:24:10
>>84
「げほっ……」
出てくるであろう人物に注目。
86
:
深井 紫
:2005/11/05(土) 23:28:04
>>84
「ガホッ・・・・・・」
目の前の砂埃を手で払いながらトラックを見る。
87
:
鈴堂 光司
:2005/11/05(土) 23:32:27
>>84
「ゲホッ、ゲホッ。クソ。」
トラックを追って、乗っていたやつに声をかける。
ファイルブックは服の下にしまっておく。
「…あの〜、この森を抜けたいんすけど、
道を教えてもらえませんかね?」
88
:
→
:2005/11/06(日) 00:01:05
>>85-87
2つの人影が、砂埃の向こうに見える。
トラックの荷台には、別の人影が立っていた。
「ヒャアァ」
人影が、奇妙な声を上げた。
やがて、砂埃が晴れる・・・・・・・・・・・・・・
『ドドドドドドドドドドドド』
トラックから出て来た3人は、顔が醜く歪んだ男達だった。
唇が裂け、赤黒い歯茎が剥き出している。
ボサボサの髪は、乱雑に短く切られており、ただれた皮膚には出来物があった。
各々の、くぼんだ目や大きく見開かれた目には、等しく狂気の光が宿っていた。
89
:
鈴堂 光司
:2005/11/06(日) 00:06:24
>>88
「なッ!なんだこいつらッ!!
おいお前らッ、逃げろッ!!」
『梶原』『深井』に呼びかけ、村の入り口に向かって逆走する。
90
:
梶浦
:2005/11/06(日) 00:07:25
>>88
「うっ……な、なんだ?
病気……!?」
鈴堂につられて逃げ出す。
91
:
深井 紫
:2005/11/06(日) 00:20:15
>>88
「こいつら・・・・・・・マジ?」
咳き込んだせいで呼吸が乱れている状態では
分が悪いと判断して一緒に逃げ出す。
92
:
→
:2005/11/06(日) 00:26:22
>>89-91
トラックは、村の入り口・・・・・・・・・・立て札を越えた場所に停車している。
荷台に乗っていた男の1人が、足元から『ボウガン』を拾い上げた。
他の2人は、3人に歩み寄って来る。
93
:
梶浦
:2005/11/06(日) 00:29:51
>>92
「ボウガンって!
やばいッ!!」
障害物の多い森の中へ逃げ込む。
94
:
鈴堂 光司
:2005/11/06(日) 00:30:01
>>92
「ゲッ、なんか物騒なもん持ってやがるぞ!!」
立て札の影に身を隠そうとする。
村の外側は砂利道だったはずだから、石ころを拾う。
「それ以上近づくんじゃねえてめえら!!」
近寄ってくるようなら、石を投げつける。
95
:
深井 紫
:2005/11/06(日) 00:44:18
>>92
「・・・・・・・・・・」
男達との距離や位置関係を確認しながら
『ボウガン』の男の動きを警戒する。
96
:
→
:2005/11/06(日) 01:04:46
>>93-95
『梶浦』が、森の中へ逃げ込む。
ボウガンを持った男は、立て札の後ろに隠れた『鈴堂』に矢を放つ。
『ドスッ!』
石を投げようとした『鈴堂』の腕に、矢が突き刺さった・・・・・・・・・・・。
激痛と共に、噴き出した血が腕を伝う。
他の2人は、そのまま『深井』に近付いて来た。
『深井』は、『鈴堂』の手前1メートル程先にいる。
97
:
深井 紫
:2005/11/06(日) 01:12:36
>>96
スーハー
スーハー
「何か、よくわからんが叩きのめしてやるわよッ!!」
他の2人の男を『ボウガン』の射線に重なるように移動しながら
歩み寄っていく。
98
:
鈴堂 光司
:2005/11/06(日) 01:13:16
>>96
「うごッ!!…ッこの糞ッタレがッ!!」
トラックの陰に転がり込み、『ボウガン』の死角に入るようにする。
刺さった矢を抜く。
99
:
梶浦
:2005/11/06(日) 19:08:44
>>96
「うわぁ……やばい」
木の枝や拳くらいの大きさの石が落ちてないか探す。
100
:
→
:2005/11/06(日) 22:41:24
>>97-99
不意に、男達の1人が森の中へと駆け出して行った。
『梶浦』は、足元に拳大の石を見つける・・・・・・・・・背後から、落ち葉を踏む音が
迫って来た。
「MAAAAAA!!」
もう1人は、『深井』に向かって突進して来る。
ボウガンを持った1人は、『鈴堂』の隠れた立て札に矢を2本、続けて放った。
『ドス、ドスッ』
矢は、立て札を貫通し、突き出した先が『鈴堂』の背中に刺さる。
101
:
梶浦
:2005/11/06(日) 22:56:30
>>100
「うお、来たか!?」
振り向き、男から離れるように後退しつつ頭を狙って投石。
102
:
深井 紫
:2005/11/06(日) 23:09:17
>>100
コォオオオオオオオオッ!!
先程から体内で十分に『波紋』は練り上げているッ!
「るオオオオオオオラァアッ!!」
突進してくる男の側頭部へ右の回し蹴りを放ち同時に
『波紋』を流し込みたい。
ビリビリッとショックで昏倒させてやるッ!
103
:
鈴堂 光司
:2005/11/07(月) 10:29:11
>>100
「なっ、『連射』…畜生がッ……!」
腕から抜いた矢をボウガン使いにめがけて投げる。
それをかわそうとする隙をついて、トラックの足元に駆け込む。
荷台の上からは直接は狙えなくなるはずだ。
104
:
→
:2005/11/07(月) 23:43:19
>>101
振り向くと、男達の1人が追って来る。
『梶浦』が石を投げると、男は石を避け、その場で足を滑らせる様に倒れた。
2人の距離は、約5メートル。
男は、すぐに起き上がる・・・・・・・・・・・・・。
>>102
『バシィッ!』
『深井』の蹴りを、男が腕でガードする。
同時に、男は弾かれる様に脇道へと吹っ飛んだ。
「GYAAAAA!!」
男が叫ぶ。
それに呼応するかの様に、ボウガンを持った男が『深井』の方に矢を向けた。
105
:
→
:2005/11/07(月) 23:43:45
>>103
矢を腕から抜くと、出血が酷くなる。
『鈴堂』が矢を投げても、男は動じずにボウガンを構えた・・・・・・・・・・・・。
「GYAAAAA!!」
ふと、別の男らしき叫び声が響く。
男は、それに呼応するかの様に、ボウガンの照準を変えた。
その先には、『深井』の姿がある。
106
:
深井 紫
:2005/11/07(月) 23:53:59
>>104
「チィッ!!
撃ってくるなら撃ってきなッ!!」
コォオオオオオオオオッ!!
体勢を半身にして構えてボウガンの射線にある体の面積を減らす。
同時にボウガンの男の手の動きを注視して発射するタイミングを掴む。
飛んでくる矢を紙一重でかわすようにしたい。
107
:
鈴堂 光司
:2005/11/07(月) 23:57:07
>>105
「うおおッ、こんなことしてくれるとはよぉ…。
姿といい何モンだこいつら…
だがそっちがその気ならやってやろうじゃねえか!」
トラックに近づき、荷台の男の顔めがけて地面の土を浴びせる。
トラックの運転席にキーが付いていないか、覗き見たい。
108
:
→
:2005/11/08(火) 00:43:57
>>106
ボウガンから矢を放った瞬間、男に向かって『鈴堂』が土を浴びせ掛けた。
矢は、一直線に『深井』へと飛んで来る。
『ボシュウッ!』
━━━━━━━━━突然、矢が空中で加速した。
矢の後方が、ロケットの様に火を噴いているのが見える・・・・・・・・・・・・。
『ブズゥ!!』
直後、矢が『深井』の額に突き刺さった。
『深井 紫』
━━━━━━━『死亡』
109
:
→
:2005/11/08(火) 00:46:07
>>107
ボウガンから矢を放った瞬間、男に向かって『鈴堂』が土を浴びせ掛けた。
「WVAAA!」
トラックの運転席を覗くと、キーは付いたままだった。
男は、顔の土を手で払っている・・・・・・・・・・・『深井』の方に目をやると、『深井』は
道の上に仰向けで倒れていた。
その額には、矢が突き刺さっている。
「KYAAAAAAAA!!」
・・・・・・・・・・・・・・・荷台の上で、男が叫んだ。
110
:
鈴堂 光司
:2005/11/08(火) 01:07:27
>>109
「て…めえやりやがったなッ!!
だが今の声……土を浴びせたときの悲鳴とは違う?
仲間でも呼びやがったか?やべえ!!」
運転席に乗り込み、ドアをロックする。
「あのワゴンを思い出すと、一か八かって感じだけどよぉ〜〜、
賭ける価値はあるッ!つーか賭けるしかねえッ!!」
エンジンをかけるため、キーを回す。
111
:
梶浦
:2005/11/08(火) 20:50:52
>>104
男が体勢を整える前に飛び掛り、再び転ばせたい。
うまく馬乗り状態になれば素手、石が近くにあるならそれで顔面を殴りまくる。
112
:
→
:2005/11/08(火) 23:18:30
>>110
『鈴堂』は、運転席に乗り込むとキーを回し、エンジンをかけた。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
バックミラーに、荷台でボウガンを『鈴堂』に向けて構える男の姿が映る。
>>111
ふと、男が転んだまま何かを投げた・・・・・・・・・・拳程の大きさの石らしい。
石は、放物線を描いて『梶浦』に飛んで来る。
113
:
梶浦
:2005/11/08(火) 23:25:40
>>112
ヒョイと横に避ける。
「なんなんだよ!
なんで襲ってきやがる!」
武器になりそうな枝を捜す。
114
:
鈴堂 光司
:2005/11/08(火) 23:26:58
>>112
「よし…セーフか……
そして、エンジンがかかりゃあ、
荷台から狙ってくるなんて承知のうえだぜッ!!」
トラックを急発進させ、荷台の男のバランスを崩す。
さらに、すぐに急ブレーキをかけ、男を前方に転倒させる。
それより先に発射してくるようなら、
ハンドルを離して身を伏せるが、
発進→ブレーキの操作はやめない。
115
:
→
:2005/11/08(火) 23:39:52
>>113
石を避けた瞬間━━━━━━━━
『ゴギャアッ!!』
『梶浦』の右肩に、避けたはずの石が直撃した。
メジャーリーガー並の威力で命中した石は、ポトリと落ちる・・・・・・・・・。
その一部分が、焼け焦げているのに気付いた。
・・・・・・・・・・・・・男が立ち上がり、『梶浦』の右肩は上がらない。
>>114
『鈴堂』は、アクセルとブレーキを交互に踏んだ。
車体が激しく前後し、荷台の男はバランスを崩してミラーから姿を消した。
『バギャン!』
同時に、背後のガラスを割って、矢がダッシュボードに突き刺さる。
116
:
鈴堂 光司
:2005/11/08(火) 23:52:14
>>115
「フゥッ!!」
再び、アクセルを踏み、トラックを走らせる。
「ミラーから消えた…落ちたか?
さもなきゃあ、転ばないように伏せてるってところか…
伏せたまま運転席の俺を狙う……かなり貫通力があるようだからな…
つーことは…今度は『横』だッ!」
ハンドルを切り、車体を旋回させる。道からはみ出したりしても強引に回す。
ミラーで周囲を確認すると共に、打ち込まれた矢を見てみる。
117
:
梶浦
:2005/11/08(火) 23:57:08
>>115
「ぐうッ!?
よ、避けたのに……!」
(ヤバイ……この状態じゃ戦っても勝てないぞ。
逃げるしかないが……このまま森の中へ進めば見失ってくれるかもしれない。
けどそのまま遭難する可能性もある……クソ!)
道から数メートル離れたところを走って逃げる。
道を見失わず、かつある程度の障害物があって飛び道具で狙われにくい場所がもっとも安全と判断。
118
:
→
:2005/11/09(水) 00:12:57
>>116
トラックを旋回させると、道の脇に立っている男の姿が見えた。
『ガゴォッ!』
ふと、何かを轢いた感触が、タイヤから『鈴堂』に伝わる。
ボウガンを構えていた方の男は、見当たらない・・・・・・・・・・・。
ダッシュボードに突き刺さった矢は、微かに錆びた鉄製の矢だった。
>>117
『梶浦』は、森の中を再び走り出す。
それを追って、男も走り出した。
「ヒャア━━━━━━━━ッ!」
楽しげな叫び声を上げながら、男は腰に差していた短刀を抜く。
119
:
鈴堂 光司
:2005/11/09(水) 00:21:08
>>118
「…!!なんか轢いたな…地面に転がってたか?」
そのままトラックをUターンさせ、
自分たちが来た道を走ろうとする。
その際、何を轢いたかミラーで確認したい。
「あいつ(梶浦)も…確かこっちの方に逃げたはずだ。
どこ行ったかな…。」
森の木の間はトラックで走れそうか?
120
:
梶浦
:2005/11/09(水) 00:26:40
>>118
「チクショォー!
楽しんでんじゃあないぞッ!!」
村に来るまでの途中に川があったかどうか(『川の流れる音が聞こえた』程度でも)を思い出す。
121
:
→
:2005/11/09(水) 00:34:20
>>119
車をUターンさせると、地面に倒れた男を見つけた。
その頭は、ザクロの様に砕けている・・・・・・・・・・男の手に握られていたボウガンを、
脇道から出て来た別の1人が拾う。
森の中に、トラックの走れる様なルートは存在しない。
>>120
川の音は聞こえず、今までの道程で川を見た覚えも無い。
「WRYYYYYYY!!」
男は、短刀を振り上げて追って来た・・・・・・・・・・『梶浦』との距離は、グングン縮む。
122
:
梶浦
:2005/11/09(水) 00:44:45
>>121
「やべえ……!」
手が届くくらいまで差が縮まった瞬間に急停止、振り向きながらしゃがんで男の股間を思いっきり蹴る。
短刀は相手の手首あたりに拳をぶつけることでガードしたい。
最低でも頭に直撃は避ける。
123
:
鈴堂 光司
:2005/11/09(水) 00:45:04
>>121
「チッ、残りのヤツか…厄介だな……狙って轢こうとしてもかわされるだろーし…
やはりここは、前進か。」
クラッチを切り、アクセルを目一杯ふかす。
排気から黒煙を出し、男への目くらましにしたい。
その後、クラッチを繋ぎ、村から脱出したい。
「この騒音で…あいつ気づくかな…」
燃料の残りを確認しておく。
124
:
→
:2005/11/09(水) 00:57:46
>>122
『ドッシャア・・・・・ッ!』
『梶浦』が急停止して振り向くと、男が衝突して来た。
仰向けに倒れた『梶浦』に、男が馬乗りになる。
男は、そのまま短刀を振り上げた・・・・・・・・・・。
>>123
「GYAAAAAAAA!!」
『鈴堂』がアクセルをふかすと、男は叫びながらボウガンを素早く構える。
次の瞬間、凄まじい勢いで矢が放たれた・・・・・・・・・・ロケットの様に、尾の部分が
火を噴いている。
『パァァン!!』
破裂音と同時に、トラックが微かに傾いた。
125
:
梶浦
:2005/11/09(水) 01:05:22
>>124
「うおおおッ!!」
男の目に唾を吐きかける。
成功して一瞬でも男の動きが止まったら顎を思いっきり殴りつける。
止まらなければ腕を盾にして致命傷を避ける。
126
:
鈴堂 光司
:2005/11/09(水) 01:08:36
>>124
「なにィ!!何だあの矢は!
やべぇ、タイヤをやられたか!?くそッ!!」
走行不能になる前に、ギアをリバース(後退)に入れ、
撃ってきた男めがけてトラックを突っ込ませる。
煙が上がっているなら、大体の見当をつけて走らせる。
横転したり、何かにぶつかりそうだったら
ボードに撃ち込まれた矢と車内の発炎筒を持って、トラックから飛び降りる。
127
:
→
:2005/11/09(水) 01:27:28
>>125
男は、唾をかけられても動じる様子無く、短刀を振り下ろす。
・・・・・・・・・・・ふと、どこかで悲鳴の様な叫び声が響いた。
『パァァン!!』
続いて、タイヤのパンクした様な破裂音。
男は、手を止めて周囲を見回す・・・・・・・・・・・。
>>126
トラックが突進すると、男はギリギリで森の中に避けた。
『ドザァアアアッ!!』
トラックは、道を外れて森に突っ込む。
車体が傾き、アクセルを踏んでも動かない・・・・・・・・・・。
『鈴堂』は、発煙筒を手にトラックを降りた。
・・・・・・・・・・・・・突き刺さった矢は、抜けそうにない。
128
:
鈴堂 光司
:2005/11/09(水) 01:40:53
>>127
「避けられたか…だろうとおもったけどよ。
しかしまさか、あんな矢を撃ってくるとはな…
火薬でも仕込まれてたのか?」
矢に何か細工がされてなかったか確認し、
トラックのキーを抜き取って周囲を見回す。
敵の位置を確認したい。
129
:
梶浦
:2005/11/10(木) 20:03:14
>>127
(く、隙ありッ!)
石を拾い、男の顔面を殴りたい。
顔に届かないようならナイフを持った手を殴る。
130
:
→
:2005/11/10(木) 23:09:06
>>128
矢に細工は見当たらず、ほとんど『先の尖った鉄の棒』に近かった。
トラックのキーを抜き取った『鈴堂』は、周囲を見回す・・・・・・・・・・・・。
男の姿は、見当たらない。
ボウガンが、道に落ちているのを見つけた。
>>129
近くにあった小石を握ると、男が短刀を振り下ろす。
『梶浦』は、咄嗟に男の手を石で叩いた。
「ウギャッ!」
男は、短い悲鳴を上げる・・・・・・・・短刀は、男の手から放り出され、1〜2メートル程
離れた腐葉土の上に落ちた。
131
:
梶浦
:2005/11/10(木) 23:21:07
>>130
男は梶浦のどの辺りに乗っかっているのだろうか?
腹の辺りならば足を振り上げ、男の後頭部を蹴り飛ばす。(つまり『オーバーヘッドキック』のような格好になる)
腰〜足の辺りの場合、男の股間を石で殴る。
132
:
鈴堂 光司
:2005/11/11(金) 00:04:41
>>130
「ただの鉄の矢…?おかしいな…
どこいきやがったんだ?逃げ出したのか、どっかからこっちを見てやがるのか…」
周囲を警戒しながら、ボウガンを拾いに行く。
ときどき後ろを振り返る。
133
:
→
:2005/11/11(金) 00:11:48
>>131
『梶浦』は、足を上げて男の後頭部を蹴った。
「ヒィィィィッ!!」
それに逆上したのか・・・・・・・・・・・・
男は、ヒステリックな叫びを上げ、馬乗りのまま『梶浦』の顔を殴りつける。
両手で交互に振るって来る拳は、男の体躯に似合わず重い。
>>132
ボウガンを拾った・・・・・・・・・矢は、見当たらない。
『ガサッ』
『鈴堂』が周囲を見回していると、微かに草の擦れる音が聞こえた。
134
:
鈴堂 光司
:2005/11/11(金) 00:18:11
>>133
「矢がねえ。単に撃ちつくしたか…抜いていったか?
あっちか?」
本癌を持って草の揺れる方に警戒しつつ、近くの木の影に身を隠す。
村の入り口までの距離と方向を確かめたい。
135
:
鈴堂 光司
:2005/11/11(金) 00:21:04
>>134
×本癌
○ボウガン
136
:
梶浦
:2005/11/11(金) 00:23:13
>>133
「うがッ……ちょ、テメッ」
拳が向かってきたところで、その拳を石で殴りつける。
梶浦の腕を振るうスピード+男の腕を振るうスピードで通常以上のパワーになるはず。
137
:
→
:2005/11/11(金) 00:56:54
>>134
村の入り口・・・・・・・・・立て札までの距離は、約5メートル。
見回すと、周囲の草は風で微かに揺れている。
音のした位置は、『鈴堂』の後方に思えた。
道から森に入った『鈴堂』は、近くの木の陰に隠れる。
『ガサガサッ』
・・・・・・・・・・・不意に、3メートル程離れた木の陰から、人影が飛び出す。
飛び出した男は、そのまま『鈴堂』に向かって来た。
手には、小さな石が幾つも握られている。
138
:
→
:2005/11/11(金) 00:57:26
>>136
『ボヒュウッ!』
石で迎撃しようとした瞬間、男の拳が加速する。
まるで、ロケット花火の様に火花が散った・・・・・・・・・・・。
『ボグゥッ!!』
男の拳が、『梶浦』の右側頭部を殴り抜ける。
139
:
鈴堂 光司
:2005/11/11(金) 01:32:29
>>137
「小石なんぞで…いや、なんかこいつら、得体の知れない『何か』を感じる…
うかつに近づかせねえほうがよさそうだ!!」
相手の風上に移動しながら発炎筒に点火し、煙を炊く。
相手を煙で包もうとする。地面の砂を掴む。
140
:
鈴堂 光司
:2005/11/11(金) 01:50:20
>>139
補足。もちろん、相手との距離は取ろうとする。
141
:
梶浦
:2005/11/11(金) 20:06:35
>>138
「ろ、ロケッ……!?
なにかわからんがクソォ!!」
男の肩を掴み、上半身を起こして頭突きをかましたい。
142
:
→
:2005/11/11(金) 23:27:56
>>139
『ボシュゥゥッ・・・・・・!』
発煙筒から涌き出た煙が、『鈴堂』と男の間を遮る様に広がって行く。
男の咳き込む声が、微かに聞こえた。
足元の落ち葉の下には、腐葉土があるだけで砂は無い。
『ドヒュウッ!』
━━━━━━━━━不意に、煙の向こうから何かが飛び出して来た。
それは、火を噴き出しながら『鈴堂』の脇を掠め、森の奥へと消えて行く。
>>141
『梶浦』が左腕を伸ばすと、男は素早く腕を地面に押さえた。
そして、もう一方の手で『梶浦』の顔を殴る・・・・・・・・・・。
143
:
鈴堂 光司
:2005/11/11(金) 23:36:22
>>142
腐葉土で構わないので、手に取る。
枯葉も拾い、別々のポケットに入れる。
(よし、今のうちだッ!)
発炎筒を持って、村の入り口の道に向かう。。
先ほど立て札に撃ち込まれた2本の矢を抜こうとする。
抜けなければ、立て札を叩き割ろうとする。
144
:
梶浦
:2005/11/11(金) 23:39:44
>>142
殴られる瞬間、口を開いて歯を男の拳に当てる。
こちらにダメージはあるが、相手にもダメージはあるはず。
男が怯んだらその隙に顎にパンチを叩き込む。(石をまだ持っていたらそれで。無ければ素手)
145
:
→
:2005/11/11(金) 23:55:06
>>143
『鈴堂』は、立て札の前に辿り着く・・・・・・・・・。
煙は、背後を遮る様に広がっていた。
『ボヒュウッ!』
次の瞬間、煙の中から再び何かが飛び出して来る。
飛び出したのは、2つ・・・・・・・・・1つは、『鈴堂』の脇を掠め、もう1つが膝に
命中した。
『バキャア!』
激痛と共に、『鈴堂』は砂利の上に崩れ落ちた。
煙の向こうから、微かに砂利を踏む音が近付いて来る・・・・・・・・・・。
146
:
→
:2005/11/11(金) 23:55:50
>>144
『グギャ!』
『梶浦』が口を開くと、男の拳に歯が当たる。
前歯がヘシ折れ、それが男の拳に食い込んだ・・・・・・・・・。
「ギャアアッ!!」
男が拳を押さえる様に身を引いた瞬間、『梶浦』が男の顎を殴り付ける。
『ゴギャス!!』
男の身体が、地面に転がった。
147
:
梶浦
:2005/11/12(土) 00:07:06
>>146
「イデエェ──ッ!!
畜生ッ!!」
顎を殴ることで数秒間からだの自由が効かなくさせることができる。
男が無防備になっている間に顔面を掴み、地面に落ちている石に叩きつける!
そのあと、ナイフがすぐ手に届くような距離に落ちていれば拾う。
148
:
鈴堂 光司
:2005/11/12(土) 00:12:23
>>145
「ぐぅッ!!」
(な、何を…いや、どうやって飛ばしてやがるんだ…何か爆発のような…
いや、手段がどうだろうと、食らって倒れたことはやつも気づいてるだろう…
俺が動けないとなったら、狙い撃ちにしてくる…やべえ!
………………。)
「…痛ぇえッ!!足がッ!!」
発炎筒の煙を敵の方に送りつつ、悲鳴を上げる。
その後、手と片足で立て札の上によじ登る。撃ち込まれた矢を足がかりにして。
立て札の上で身構えている。
(撃って来い…こっちに向かって!そうすりゃこの立て札もぶっ壊れるッ!!)
149
:
→
:2005/11/12(土) 00:29:17
>>147
『梶浦』は、男の顔を掴む・・・・・・・・・・・。
『ベリィッ!』
不意に、掴んだ左手に激痛が走った。
手の平から血が噴き出す・・・・・・・・・・・・男の口には、噛み千切った『梶浦』の手の
肉が咥えられていた。
男は、肉を口の中でクチャクチャと噛みながら、拳に食い込んだ歯を摘んで抜く。
そして、ゆっくりと立ちあがり始めた。
>>148
『鈴堂』が立て札に身を寄せると、煙の中から再び何かが飛び出す。
1つがトラックの横に命中し、めり込んだ・・・・・・・・・・・それは、小石の様だった。
別の小石は、『鈴堂』の頭上を掠めて飛んで行く。
・・・・・・・・・・・・・・・やがて、煙の中から男の姿が現れた。
手に持った小石を、『鈴堂』の方に構えている。
150
:
梶浦
:2005/11/12(土) 00:35:26
>>149
「ギニャァァ──ッ!!」
急いで男から離れ、短刀を右手で拾う。
「う、おおお……手が……!!」
151
:
鈴堂 光司
:2005/11/12(土) 00:38:29
>>149
「石を飛ばしてんのか…?
道端の石ころを弾丸みてーに…わ、訳がわかんねーけどよぉ〜〜〜」
立て札に寄りかかるように身体を支える。
男が姿を現したところに、ポケットの土を投げつける。
152
:
→
:2005/11/12(土) 00:51:51
>>150
『梶浦』は、落ちていた短刀を拾う・・・・・・・・・・。
屈み込んだ『梶浦』の頭を、男が蹴り上げた。
『ゴギャッ!!』
『梶浦』は、短刀を持ったまま地面を転がる。
>>151
『鈴堂』が土を投げると、男は手で顔を庇う。
同時に、男の手の中の小石が、火を噴いて飛び出した・・・・・・・・・・。
『ドギャオン!!』
小石は、『鈴堂』の左脇腹に命中する。
『鈴堂』は、血ヘドを吐いて道の脇に転がり落ちた。
153
:
鈴堂 光司
:2005/11/12(土) 00:55:36
>>152
「ぐはッ!!おぉぉ…!」
倒れながらも、矢を掴んだ手は離さない。
倒れる勢いを利用して、立て札から矢を引き抜こうとする。
154
:
梶浦
:2005/11/12(土) 01:02:53
>>152
「うぐえっ!
ぐ、く……うおおッ!」
立ち上がり、左手で男の顔面に殴りかかる。
もし止められても、血は慣性で飛んで男の目にかかるようにしたい。
155
:
→
:2005/11/12(土) 01:31:42
>>153
脇道に転げ落ちた『鈴堂』の手には、矢が1本しっかりと握られていた。
砂利を踏み締めて、男が近付いて来る・・・・・・・・・。
>>154
『ボヒュウッ!』
突然、『梶浦』の握っていた短刀が、柄の先から火を噴き出して吹っ飛ぶ。
男は、それを空中でキャッチした・・・・・・・・・・。
同時に、『梶浦』の拳が男の顔に命中する。
男は、短い悲鳴を上げて後方によろめいた。
156
:
鈴堂 光司
:2005/11/12(土) 02:21:57
>>155
「ハァー…、ハァー…こいつを…なんとしても……」
男に見えないように、体の下で矢をボウガンに装填する。
発炎筒の煙が残っていればいいが、
消えていたら、その筒の穴に自分の血ヘドを吐きいれる。
男が次の攻撃をしてくるまで、ギリギリ近づくのを待っている。
攻撃されそうになったら、煙か血を男の顔めがけて叩きつけ、転がって移動する。
157
:
梶浦
:2005/11/12(土) 20:58:47
>>155
「なんなんだ……トリックかァァ〜〜!?」
短刀をキャッチした男の手を両手で掴み、そのまま短刀を男の顔に突き立てる。
まだロケット状態ならばその勢いもプラスされ、避けるのは難しいはず。
158
:
→
:2005/11/12(土) 23:41:43
>>156
『ドドドドドドドドドドドド』
『鈴堂』は、ボウガンに矢を装填すると、息を殺して男を待つ・・・・・・・・・・・。
ふと、砂利を踏む音が消えた。
>>157
『梶浦』の右肩は、上がらない。
『ズブッ』
よろめいたまま、男が短刀を突き立てた・・・・・・・・・・『梶浦』の腹部に、冷たい
感触が突き刺さる。
短刀の刃先が、4〜5センチ程『梶浦』の右脇腹に刺さっていた。
159
:
鈴堂 光司
:2005/11/12(土) 23:48:16
>>158
「止まった…撃ってくるか…あるいは違った攻撃…」
脇道から上の道を見上げつつ、道に沿って移動する。
歩いたり走ったりできるだろうか。
また、自分の周辺には何があるか。
160
:
梶浦
:2005/11/12(土) 23:55:24
>>158
「うぐ……あァァァアアア!?」
(ヤ、ベェ……この状態で短刀がさっきみてえに火を噴いたら……!)
左肩を前にして男にタックル。
よろめいているのだからそのまま倒れるか木にぶつかるかするだろう。
成功したら短刀を急いで抜きたい。
161
:
→
:2005/11/13(日) 00:18:49
>>159
『ズズズズ・・・・・』
ふと、砂利の上で何かが引きずられる様な音が聞こえ始める。
道の上を見ると、『鈴堂』に向かって煙の向こうから大きな影が近付いて来た。
煙の中から現れたのは、男達の乗って来たトラック━━━━━━━━
『鈴堂』に向かって、トラックが一気に押し飛ばされる様に迫って来た。
>>160
突進すると、男はバランスを崩して倒れ込んだ。
だが、同時に短刀が深く突き刺さる。
足の力が抜け、『梶浦』は短刀の刺さったまま膝を着く・・・・・・・・・・。
短刀を抜くと、ジワリと脇腹に赤い『染み』が広がって行った。
162
:
鈴堂 光司
:2005/11/13(日) 00:34:22
>>161
「な…何だとォッ!!
こんなものまで…あいつが吹っ飛ばしたのか!?
うおおおおおおおおおおッ!!!!」
トラックが押し出された方向に対して真横に飛んで、身をかわそうとする。
かわせたら、すぐに倒れたトラックの陰に隠れたい。
163
:
梶浦
:2005/11/13(日) 00:36:52
>>161
「や、ヤバいぜこいつは……。
だがクソッ、こんなところで死んでたまるか!」
必死で男の上に乗っかり、左手で首を絞める。
右肩は上がらないということだが、手のひらを開いたり閉じたりはできるのだろうか?
短刀は抜くと出血が酷くなりそうなので触れない。
深く刺さったということは固定が強まったということで、多少動いても内臓等をグチャグチャに荒らされることはないだろう。
164
:
→
:2005/11/13(日) 01:01:43
>>162
『ズドォォオオオ!!』
『鈴堂』は、トラックを避けて腐葉土の上に転がった。
トラックは、脇道から森の方へと横転している。
・・・・・・・・・・・・・『鈴堂』が近付くと、トラックの上に男が立っていた。
発煙筒の煙が消え、周囲に広がった煙も次第に散り始めている。
>>163
(短刀は、すでに抜いている)
『梶浦』は、倒れた男に素早く這い寄ると、その首を絞めた。
右肩が上がらないだけで、手や腕に異常は無い。
男は、『梶浦』の腕を強引に引き剥がした・・・・・・・・・・・・。
165
:
梶浦
:2005/11/13(日) 01:12:04
>>164
「この野郎ォォォ!」
今度は右手で男の首を絞める。
肩の位置を首の上に持って行き、肘を曲げて調整すれば掴めるはず。
肩以外はほぼ無傷、肉を食いちぎられた左手よりは絞めやすく強いだろう。
左手は自由になっていれば短刀を握り、とにかくどこでもいいので最速で刺せるところに刺す。
166
:
鈴堂 光司
:2005/11/13(日) 01:51:48
>>164
男の姿を見て、立ち止まる。
ボウガンを男に向けて構える。
「動くんじゃねえ!すでに矢はこめてある…
お前の飛び道具も相当だが…少なくともただじゃあやられねえ…。
って言葉が通じてるのかも怪しいけどよぉ〜〜〜〜。」
こちらを狙っているなら相手も頭は動かせないはずなので、男の顔面に狙いを定める。
相手が石を飛ばしてきたら、横とびに身をかわす。
167
:
→
:2005/11/13(日) 23:42:29
>>165
『ズブッ』
『梶浦』は、咄嗟に短刀を男に突き立てる。
同時に、男が『梶浦』の身体を突き飛ばした・・・・・・・・。
男の力は強く、『梶浦』は赤ん坊の様に為す術無く後方に転倒する。
>>166
男は、立ったまま動かない。
ふと、その手から小石が1つ零れ落ちた・・・・・・・・・・。
『コロォ━━━━━━ン』
小石は、トラックの上から転がり落ちる。
168
:
鈴堂 光司
:2005/11/13(日) 23:50:52
>>167
「妙な動きすんじゃあねぇッ!!
どんな手品か知らねーが、てめえがいろんなモンを吹っ飛ばせるのは分かってる…!」
ボウガンの狙いをつけたままトラックを回り込むように動き、小石と反対側に移動する。
小石よりも男のほうを見ているが、破裂するような音がしたらとっさに身をかわす準備をしておく。
169
:
梶浦
:2005/11/14(月) 21:04:02
>>167
「く、強いなてめー……!」
男から離れつつ、ロープ代わりになりそうなものを探す。
短刀が吹っ飛んでくる可能性もあるので男への警戒は怠らない。
170
:
→
:2005/11/15(火) 00:14:15
>>168
『鈴堂』が小石から距離を取ろうとした瞬間、転がって来た小石が
突然火を噴いた。
『ドヒュゥン!』
小石は、まるで意思があるかの様に『鈴堂』へと飛んで来る。
>>169
倒れた『梶浦』は、そのまま男から離れる・・・・・・・・・。
ロープが落ちているはずも無く、男が動く様子は無かった。
171
:
梶浦
:2005/11/15(火) 00:23:20
>>170
「おい……もう終わりにしようぜ!
このままじゃどっちかが死んじまう!」
(どっちかと言っても、明らかにこっちのほうが不利だ……。
短刀をどうやって吹っ飛ばしてるのかわかんねえし)
立ち上がり、後退しつつ男に喋りかける。
短刀には常に警戒。
172
:
鈴堂 光司
:2005/11/15(火) 00:25:14
>>170
「予測してんだよッ!!」
横に飛びのくようにかわす。
さらにタイミングを合わせてもう1発撃ってきたときのために、
連続して別方向に跳躍する。
できるだけ、男を回りこむように移動したい。
173
:
→
:2005/11/15(火) 00:48:17
>>171
『梶浦』は、男に語り掛けながらフラフラと立ち上がる・・・・・・・・・・
だが、足に力が入らない。
朦朧とし始めた意識の中、男の胸に短刀が刺さっているのが見えた。
>>172
『ボゴォッ!!』
小石は、『鈴堂』の左脇腹に命中した。
『鈴堂』は、浮き上がるかの様に吹っ飛び、そのまま脇道に転がる。
「KYAAAAA!」
それを追って、男がトラックから飛び降りた。
174
:
梶浦
:2005/11/15(火) 00:54:25
>>173
「はぁ……はぁ……お、おい……?」
木にもたれかかり、男の様子を見る。
175
:
鈴堂 光司
:2005/11/15(火) 01:03:09
>>173
「うげえッ!!く、くそ………
こんな、わけの分からねえやつに…なめんな…!」
必死に身を起こしながら、男に向かってボウガンの狙いをつける。
176
:
→
:2005/11/15(火) 01:19:54
>>174
男は、ピクリとも動かない・・・・・・・・・見開いた目に、小さなハエが止まっていた。
『ドドドドドドドド━━━━━━━━』
『梶浦』は、木にもたれたまま地面に腰を下ろす。
>>175
『鈴堂』が身体を動かすと、激痛が走る。
ふと、男に向かって構えたボウガンの先に、『奇妙なもの』が見えた。
5センチ程の小人に似たものが、矢を抱える様にして蠢いている。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
177
:
梶浦
:2005/11/15(火) 01:25:58
>>176
「……死んだのか……」
服を破り、短刀で刺された傷を止血して休む。
気絶しそうになったら手の甲をつねるなどして意識をたもつ。
178
:
鈴堂 光司
:2005/11/15(火) 01:29:02
>>176
「な…なんだ?とうとう『幻覚』が見え…
やべえのか…こうなったらこの『一矢』に賭けて、あの野郎も道連れだ…」
狙いを定め、ボウガンを男に向かって発射する。
そのとき、男が避けたとしても、後ろのトラックのボディに当たるようにする。
男がトラックの近くなら、矢が跳ね返って当たってくれるかもしれない。
179
:
→
:2005/11/15(火) 01:43:54
>>177
『梶浦』は、服を破って止血を始める・・・・・・・・・・・・
いつの間にか、『梶浦』は意識を失っていた。
『梶浦 誠』
→リタイア
>>178
『ドヒュン!』
矢を放った瞬間、小人の下半身が火を噴く。
矢は、ロケットの様に加速しながら、軌道を変えて地面に突き刺さった。
小人は、消し炭になって消え去る・・・・・・・・・・。
ふと、近付いて来る男の周囲にも、似た様な小人が数体飛び交っていた。
180
:
鈴堂 光司
:2005/11/15(火) 01:49:44
>>179
「い…今のは?今の『小人』が、矢を…
馬鹿げたような考えだが、勝手に矢が曲がるってこともありえねえ……
す、すると、さっきからのおかしな現象は…」
先ほど食らった小石を掴んで、見てみる。
同じような『小人』はいるか?
181
:
→
:2005/11/15(火) 23:14:48
>>180
『鈴堂』に当たった小石は、すでにどこかへ転がって見つからない。
男は、地面の矢を引き抜くと、『鈴堂』に向かって駆け出して来た。
182
:
鈴堂 光司
:2005/11/15(火) 23:24:06
>>181
「ク……正体が分かったところで、あんなもんにどう対抗すりゃいいんだ…
同じ力でもなけりゃあ…」
手近なところに石か何かないか、探す。なければ土を掴む。
男の周りに『小人』はどのくらいいるのか、その動きも見ておく。
183
:
→
:2005/11/15(火) 23:27:56
>>182
『鈴堂』は、砂利道から零れた砂利を拾った。
男の周りの小人は、2体。
「URYYYYYYY!!」
矢を手にした男が、その先を『鈴堂』に向けたまま突進して来る。
184
:
鈴堂 光司
:2005/11/15(火) 23:33:18
>>183
「野郎ォォォォォッ、くらえッ!!」
砂利を男の顔めがけて叩きつける。
身をひねって男の突進をかわし、もう片手に握った車のキーを男に突き刺したい。
185
:
→
:2005/11/16(水) 00:58:33
>>184
砂利を投げると、男は矢を振り回す。
矢が『鈴堂』の手に当たり、持っていたキーが弾き飛ばされた。
男は、そのまま矢を『鈴堂』に突き立てる・・・・・・・・・・。
『ドスゥッ!』
186
:
鈴堂 光司
:2005/11/16(水) 01:03:36
>>185
「ぐッッ!!!糞がッ!!」
矢を持った腕を押さえつけ、相手の顔面を全力で殴りつけたい。
187
:
→
:2005/11/16(水) 23:50:44
>>186
「ウッギャア━━━━━━━━ッ!!」
男の悲鳴が響く。
『鈴堂』に突き刺さったはずの矢は、男の胸元にを貫いていた。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
ふと、矢から1センチメートル×2センチメートル程の『薄い板』の様な
物体が飛び出している・・・・・・・・・・・・。
それに気付くと、物体は矢から弾き出され、『鈴堂』の手に飛び込んだ。
188
:
鈴堂 光司
:2005/11/17(木) 00:17:18
>>187
「今のは…なんだ?さっきの『小人』とは違う……
とにかく、ひとまずは助かったのか…」
手の中に『板』があるなら、それを見てみる。
また、指で触ってみようとする。
189
:
→
:2005/11/17(木) 00:23:52
>>188
『板』を見ると、手の中で崩れ去った・・・・・・・・・感触は、残っている。
『ドザァッ』
不意に、男が仰向けになって地面に倒れた。
矢は、男の右胸に突き刺さっている・・・・・・・・・・・。
やがて、男から流れ出た血が、地面に染み出す。
190
:
鈴堂 光司
:2005/11/17(木) 00:35:32
>>189
「なんなんだ…いったいよぉ〜〜〜〜。
こいつらもそうだったが…俺自身も、どうにかなっちまったのか?
…だが、とりあえず、こいつらは許さねえ。それは確かだ。
確かなことからやっていく……そうしたら、どこかでこの不安から脱出できるかも知れねえ。」
倒れた男に刺さった矢を足で踏みつけ、止めを刺す。
191
:
→
:2005/11/17(木) 23:19:48
>>190
矢を踏むと、男の身体は一瞬ビクリと動いたが、それっきり動く事は無かった。
もう1人の男と『梶浦』の姿も見当たらず、周囲には森の木々が風に揺れる音が
静かに聞こえる・・・・・・・・・・・・・。
192
:
鈴堂 光司
:2005/11/17(木) 23:27:57
>>191
「あいつ…どこまで逃げたんだ?逃げ切れたのか…?
追いかけたやつが戻ってこないってことは、助かったと思いたいが…
どっちみち、ここには戻ってこねえだろうな。
…人のこと言ってられねえか。どうやってこの森を抜けるか、考えないとな…」
自分の怪我の様子と体力を確認したい。
矢を刺されたと思ったあたりも。
193
:
→
:2005/11/17(木) 23:58:20
>>192
矢を刺されたはずの部分に、傷は無かった。
身体中に打撲や擦り傷があったが、何とか歩く事は出来る。
194
:
鈴堂 光司
:2005/11/18(金) 00:06:29
>>193
「行くか…これ以上、奴らの仲間とか出てこないうちに…」
男の体から矢を抜いて、ボウガンにセットして持って行く。
村から出て、森の中の様子に気を配りながら、道に沿って歩いていく。
195
:
→
:2005/11/18(金) 00:36:47
>>194
『鈴堂』は、矢を引き抜くと砂利道を戻って行く・・・・・・・・・・。
やがて、分岐路に辿り着いた。
『鈴堂』は、両方の道の先を確かめると、選んだ道に足を踏み出した。
『不入村』 完
196
:
エピローグ
:2005/11/18(金) 01:07:04
森から生還した『鈴堂』の証言は、何故か世に伝わる事無く消し去られた。
療養施設に収監された『鈴堂』は、森での出来事を忘れて行く・・・・・・・・・・・・・・。
施設を出た『鈴堂』は、自身の『能力』を知った。
『梶浦』は、救助隊によって森の中で発見された。
高熱を出して昏睡状態に陥り、そのまま『死亡』する。
発見から、5日後の事だった。
他の3人の死は、事故死として隠蔽された。
197
:
→
:2005/11/18(金) 01:08:12
目覚めた『スタンド』の名は、『トリック・ダディ』
能力:
『実体化』した、小さな板状の『スタンド』を作り出す。
物体に挿入する事で内部に侵入し、外に出るまで認識される事は無い。
物体が破壊されると、『板』も破壊される(ダメージは無い)。
ただし、生物や『スタンド』に『板』を挿入する事は不可能。
『板』を挿入された物体は、本体に触れると180度反転。
接触時と同じスピードで、反転した方向へと弾け飛ぶ。
作り出せる『板』の数は、5枚。
『板』よりも小さな物体に挿入する事は出来ず、逆に本体の大きさを
越える物体にも挿入は出来ない。
パワー:なし スピード:B 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:B 成長性:C
198
:
→
:2005/11/18(金) 01:11:41
3人組 スタンド:『アンクル・クラッカー』
━━━━━━━━『全滅』
能力:
数センチの『群体型スタンド』。
自身を燃焼させて『推進力』となり、取り付いた物体をロケットの様に飛ばす。
物体の大きさに比例して、より多くの『スタンド』が必要になる。
燃え尽きるまでの時間は、2〜3秒。
『アンクル・クラッカー』 人型/人工・機械型
パワー:E スピード:C 射程距離:B
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B
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