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『SnoW MouNTaiN Of DreaM』
1
:
→
:2005/10/05(水) 01:55:18
『野口』『ビームラーオ』『輪島』の3人は、登山サイトで知り合った。
3人は、冬山登山のオフ会を催し、そこで初めて顔を合わせる。
ネットから現実に移行した不思議な空気の中、それでも3人は次第に打ち解け始め、
楽しい時が過ぎ去って行った・・・・・・・・・・・・・。
そんな中、天候が一変する。
視界を遮る激しい吹雪の中、3人は1軒の山小屋を見つけた。
山小屋の中には、すでに『3人の先客』がいる。
不精髭の中年男性と短い茶髪の青年、長い黒髪の女性━━━━━━━━━━
『5メートル×7メートル』の小屋の中で、3人は各々隅に陣取って座っていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・吹雪は、まだ止みそうにない。
2
:
野口
:2005/10/05(水) 20:42:43
>>1
「助かった……
あやうく遭難するかと思いましたよ……
ふ〜、この山小屋があって本当に良かったですね。
吹雪が止むまでここにいましょうか」
体の雪を叩き、二人に話し掛けつつ山小屋内を見回す。
「あ……こんにちは。
皆さんも吹雪を避けて休んでらっしゃるんですか?」
挨拶しながら余った一隅の方に寄る。
3
:
ビームラーオ
:2005/10/05(水) 21:10:31
>>1
「山の天気は変わりやすい、とはよく言うが…ここまで急変したのは初めてだ…。
すぐに山小屋が見つかったのは僥倖というべきだろうな。」
三人の持ち物はどのようなものだろうか、重装備だったりあからさまに軽装備だったりはしないか?
4
:
輪島
:2005/10/05(水) 22:23:03
>>1
「お邪魔します…。」
先客の三人に挨拶をして、入り口近くの壁際に座る。
時刻を見てから小屋の設備を確認したい。
「もしかしたら、今日はここで一泊する事になるかも知れませんね。」
5
:
→
:2005/10/05(水) 22:34:15
>>2-4
小屋に入ると、3人に茶髪の青年が挨拶を返す。
「どうも・・・・・・・・吹雪、大変ッスね。」
続いて、中年男性が短い挨拶を口にした。
黒髪の女性は、無言で会釈をする。
・・・・・・・・・・・・・先客の3人は、極普通の登山者に見えた。
時刻は、『午後4時42分』。
山小屋の中には、入り口側を除く3つの壁に1つずつの簡素な『ベッド』がある。
小屋の中央に『石油ストーブ』が1つ置かれ、赤い光を放って暖を与えていた。
6
:
野口
:2005/10/05(水) 22:50:06
>>5
「この山小屋は地獄に仏って奴ですね……
あったかくて」
誰も居ない隅はどこだろうか?
見知った3人で固まっていたいので、
荷物を降ろして輪島の隣に座る。
7
:
輪島
:2005/10/05(水) 22:59:57
>>5
「ストーブがあって良かった。
とりあえず、どうしますか?
吹雪がいつ止むか分かりませんし、少し休みたいですね…。」
野口に場所を空けながら話しかける。
濡れた服を脱いで寝袋を出しておく。
8
:
ビームラーオ
:2005/10/05(水) 23:04:10
>>5
「ええ、突然天候がかわりましたね…。」
荷物を空いている壁際において、コッヘルと水を取り出し、『石油ストーブ』にかける。
「暖かいお茶でも飲みましょう…『チャイ』をご馳走しますよ。」
9
:
→
:2005/10/05(水) 23:32:16
>>6-8
『野口』は、丁度空いていた入り口近くの隅に陣取る。
すぐ隣では、『輪島』が服を脱いで寝袋の準備を始めていた。
『ビームラーオ』は、ストーブでチャイを作り始める。
『野口』『輪島』が位置するのは、『入り口側の隅』・・・・・・・・・・
もう一角の『入り口側の隅』には、黒髪の女性が座って俯いている。
女性の正面に位置する『奥側の隅』に、中年男性。
『野口』と『輪島』の正面には、茶髪の青年が陣取っていた。
『ビームラーオ』は、『野口』と『輪島』に並んで荷物を置く。
室内は、外と別世界の様に暖かい。
『ビームラーオ』の振る舞ったチャイを、先客達は受け入れてくれた。
10
:
ビームラーオ
:2005/10/05(水) 23:40:58
>>9
「ふむ…、どなたかラジオを持っているということはないでしょうかね…。」
自分も寝袋を出して、それにくるまり暖を取る。
それと今何時ごろか時計を見て調べる
11
:
輪島
:2005/10/05(水) 23:47:34
>>9
「『チャイ』ですか、いいですね。」
ビームラーオから『チャイ』をもらって飲む。
寝袋の準備が出来たら、中に入って先客達と話したい。
ラジオがあれば出す。
12
:
野口
:2005/10/05(水) 23:49:27
>>9
「美味しいですねコレ」
「いや〜、それにしても大変な目に会っちゃったもんですね。
ここで一晩明かすことになりそうですね……
ちょっと調べてみましょうか」
携帯のiモードで気象情報を調べる。
何かわかったら皆にそれを告げる。
13
:
→
:2005/10/06(木) 00:16:36
>>10-12
時刻は、『4時50分』━━━━━━━━━
小屋の6人は、言葉を交わしながら時を過ごす。
茶髪の青年は、登山が趣味の大学生で、冬山には慣れている様だった。
女性の方もベテランの登山者で、OL仲間と登山していたが、アクシデントで
1人だけ遅れて下山する途中らしかった。
中年男性は、冬山の景色を撮影しに来た写真家だと言う。
『野口』が気象情報を調べると、吹雪は一晩続くらしい事が分かる。
『輪島』は、持って来たラジオを取り出した・・・・・・・・・・。
14
:
輪島
:2005/10/06(木) 00:25:10
>>13
「ラジオどうぞ。」
ビームラーオにラジオを渡してチャイを啜る。
「一晩くらいなら平気ですね。
一人じゃないですし、ストーブもあるし…。」
ストーブに使う灯油はあるだろうか?
15
:
ビームラーオ
:2005/10/06(木) 00:28:58
>>13-14
「どうも…全員が聞けるようにしたほうがいいでしょうね。」
この地方の天気やニュースをやっている局番にあわせる。なければ音楽局。
音量を上げ、部屋の真ん中辺りに置く。
「…となると、早めに寝てしまったほうがいいのかもしれませんね。
起きてても仕方ないし。」
16
:
野口
:2005/10/06(木) 00:36:33
>>13
「……だそうですよ。
ま、ここにいれば大丈夫ですけど」
携帯を節電しておく。
「まあ……一晩くらい断食しても大丈夫ですけど、食物はどうします?
(日帰り予定だったら)ちゃんとした食料はないですよね」
17
:
→
:2005/10/06(木) 01:19:08
>>14-16
灯油は、小屋の外にある木製の大きな箱に入っているとの事だった。
青年が見つけて、ストーブに入れたという。
『ビームラーオ』がラジオを点けると、しばらくしてニュース放送が流れ出す。
冬山で6人が吹雪に遭っている現状は、伝えられない。
ラジオは、交通事故や国政、どこかで聞いた殺人事件の経過などを流し続けた。
しばらくして、6人は無言になる・・・・・・・・・・。
チャイを飲んで身体が温まったからか、1人2人と睡魔に誘われて行った。
18
:
輪島
:2005/10/06(木) 01:27:04
>>17
「一応、固形シチューがありますよ。
シチューが好物なんで…それに、栄養もあるし吸収がいい。」
野口に答えながら、目を閉じて眠りに就く。
「少し休みましょう……。」
19
:
野口
:2005/10/06(木) 01:30:21
>>17
「明日は早く起きたほうがいいですし……寝ますか」
リュックを枕代わりにして眠る体勢。
一応携帯の目覚ましを日の出頃にあわせておく。
聞こえやすいように耳近く、胸ポケットあたりにいれる。
20
:
ビームラーオ
:2005/10/06(木) 01:37:22
>>17
「そうですね…。寝ますか。」
ラジオを消し、石油ストーブも消して、寝袋にもぐりこむ。
21
:
→
:2005/10/06(木) 01:48:09
>>18-20
小屋は、しばらくして静寂に包まれる・・・・・・・・・。
━━━━━━━━━『ビームラーオ』は、目を覚ました。
その原因は、微かに開いた小屋の入り口から吹き込む、冷たい風だった。
周囲を見回したが、他の5人は寝入っている様に見える。
『ドドドドドドドドドドドドド』
戸を閉めようとした『ビームラーオ』は、すぐ横に立っている人影に気付いた。
それは、人の形をした『黒い影』で・・・・・・・・・・・・
その手に、『アイスピック』らしきものを握っているのが分かった。
『影』の表情は分からなかったが、それを知ってしまうのがタブーの様にも感じる。
「・・・・・・・!」
硬直した『ビームラーオ』を余所に、『影』は小声で何か言った。
そして、『アイスピック』を『輪島』の頭に向かって振り下ろす・・・・・・・・・・
22
:
野口
:2005/10/06(木) 14:50:55
>>21
寝入っている。
23
:
ビームラーオ
:2005/10/06(木) 22:26:15
>>21
「え… うおおおおおテメーなにやってんだァ――――ッ!!!!」
大声をあげながら『輪島』のところに飛びつき、片手で『アイスピック』を持っている手を止め、
もう一方の手は止められなかったときのために、『アイスピック』が振り下ろされる部分に突き出し、防壁にする。
24
:
→
:2005/10/06(木) 23:47:09
>>23
眠っていた『輪島』は、『ビームラーオ』が飛びつくと横に崩れる様に倒れた。
『ブシュッ!』
同時に、かざした手を『アイスピック』が簡単に貫く・・・・・・・・・・・。
皮と肉の破れる音と鋭い痛みを感じた瞬間、血飛沫が飛び散った。
『黒い影』は、『アイスピック』を素早く抜く。
25
:
ビームラーオ
:2005/10/06(木) 23:54:09
>>24
「起きろテメーラァァァァアアアッ!!!!」
『輪島』を蹴り飛ばすとともに、大声を出して皆を起こす。
近くに自分の荷物があるなら、持ち物として持ってきた『杖』を手に取りたい。
26
:
→
:2005/10/07(金) 00:20:44
>>25
『ドドドドドドドドドドドドドドド』
━━━━━━━━『ビームラーオ』は、目を覚ました。
他の5人は、寝入っているらしく、微かに寝息だけが聞こえる。
咄嗟に『輪島』を見たが、壁に寄り掛かって眠っていた。
27
:
ビームラーオ
:2005/10/07(金) 00:24:50
>>26
「………な、んだって…?
はッ! 腕は! 『アイスピック』にやられた腕は…?!」
さっき刺された腕の傷を確かめる。
それとドアが開いていないかどうかも。
28
:
→
:2005/10/07(金) 00:30:11
>>27
小屋の入り口は、しっかりと閉まっていた。
手を見たが、刺された痕跡すら見当たらない・・・・・・・・・・。
29
:
ビームラーオ
:2005/10/07(金) 00:35:17
>>28
「夢…、
夢、だったのか…。」
「ま、まあ夢で良かったと思うべきか…。
吹雪に巻き込まれた不安が妙な形で出てきたんだろうな……。」
再度寝袋にくるまり、寝る。
30
:
→
:2005/10/07(金) 00:42:38
>>29
『ゴゴゴゴゴ・・・・・・』
ふと、『ビームラーオ』の視界に『石油ストーブ』が入った。
ストーブの影が、微かに震えている様に見える・・・・・・・・・・・・次の瞬間、その裏から
『黒い人影』が立ち上がる様に現れた。
その手には、『アイスピック』が握られている。
31
:
ビームラーオ
:2005/10/07(金) 00:56:49
>>30
「…な、なんだって………。」
「…うおおッ!!!『石油ストーブ』ッ!消させてもらうッ!!!」
『石油ストーブ』に突進、スイッチを下げて消化する!
32
:
→
:2005/10/07(金) 00:59:45
>>31
ストーブは、すでに消えている━━━━━━━━━━
『黒い影』は、両腕を力無くダラリと下げたまま、歩み寄って来た。
33
:
ビームラーオ
:2005/10/07(金) 01:09:22
>>32
「クソッ!! ならば…これでどうだッ!!!」
『石油ストーブ』を蹴り飛ばす。
そしてすぐに自分の荷物のところに戻り、『杖』を手にする。
34
:
→
:2005/10/08(土) 00:29:01
>>33
小屋の中央付近にあるストーブに辿り着くより早く、『黒い影』は『ビームラーオ』の
前に立ちはだかる事になる・・・・・・・・・・・・・・『ビームラーオ』は、荷物から杖を取った。
『黒い影』は、『アイスピック』を『ビームラーオ』に向けて持ち替える。
その先端から、微かに赤い液体が滴った。
『ドドドドドドドドドドドドドド』
━━━━━━━━━ふと、ストーブの向こう側に陣取っていた『茶髪の青年』の身体が、
床に崩れているのに気付く。
青年の眉間には、小さな穴が空いており、そこから流れ出た血が床に広がっていた。
35
:
ビームラーオ
:2005/10/08(土) 00:52:04
「な…なんなんだお前…。幽霊がアイスピックを持って人を殺すなんて聞いたことがないぞ…!」 杖を『影』の体をなぐように振る。
36
:
→
:2005/10/08(土) 01:06:54
>>35
振った杖は、『黒い影』を擦り抜けた。
『黒い影』が、それに続いて『アイスピック』を『ビームラーオ』に向かって
振り上げる。
・・・・・・・・・・・・・『野口』が目を覚ますと、『ビームラーオ』が立っていた。
持った杖を、目の前に振るっている。
『ビームラーオ』の前には、黒い『影』の様な人型が立っていた。
37
:
野口
:2005/10/08(土) 01:13:47
>>36
「ん……」
(まだ……朝じゃないな。
ってええぇ!!)
驚きの声を飲み込み、素早く立ち上がりたい。
部屋にはどの程度の明かりがあるのだろうか。
38
:
ビームラーオ
:2005/10/08(土) 23:25:56
「うお!!実体がない…だがアイスピックはッ!」
「みんな起きろッ!コイツはヤバすぎるッ!」
アイスピックを杖で叩く
39
:
→
:2005/10/09(日) 23:12:58
>>37-38
小屋の中は、その中央に吊るされた電灯の小さな灯りで照らされている。
『黒い影』は、『ビームラーオ』が杖を振り回しても、意に介さない様子だった。
『黒い影』が、手にした『アイスピック』を振り上げる・・・・・・・・・・・・・・。
40
:
ビームラーオ
:2005/10/09(日) 23:34:33
「流石にこれは…!」
「だが逃げる場所なんかない…!」
致命傷を負わないよう腕でガード。
受けとめて止まったアイスピックを奪う
41
:
野口
:2005/10/10(月) 00:03:13
>>39
「なッなんだッ!?」
他の4人の様子を確認しつつ、ヘッドランプをつけ『影』に向ける。
輪島を強く揺すって起こしたい。
42
:
→
:2005/10/10(月) 00:22:35
>>40
『ドスゥッ!!』
『ビームラーオ』のガードした腕を、『アイスピック』が貫いた。
皮がブツリと千切れ、筋肉繊維が音を立てて突き破られる。
血が噴き出し、『ビームラーオ』は激痛で思わず呻き声を上げた・・・・・・・・・。
『アイスピック』を奪おうとしたが、手が届かないかの様に触れられない。
『黒い影』は、『アイスピック』を素早く抜くと、再び振り上げた。
>>41
ヘッドランプは、何故か点かない。
灯りは、小屋の電灯だけのまま・・・・・・・・・・・『黒い影』は、『ビームラーオ』の
腕を『アイスピック』で刺し貫いた。
『輪島』を揺すったが、起きる気配は無い。
43
:
野口
:2005/10/10(月) 21:32:57
>>42
「こんな時にィ!?」
スイッチを切ってヘッドランプを思い切り『影』に投げ付ける。
後、ライトのボタンを押して腕時計を見る。
(夢なら細かいトコははっきりしないはずだよな……)
44
:
ビームラーオ
:2005/10/10(月) 21:45:54
>>42
「うぅッ…! 拙い…!!!」
前に飛び込み、影を突き抜ける。
そのとき、杖を突き出して、『石油ストーブ』を強く突く。
45
:
→
:2005/10/11(火) 23:43:11
>>43-44
腕時計のライトは、点かない。
だが、時刻は薄闇の中で確認出来る・・・・・・・・・・・・・現在は、『午後5時11分』。
ヘッドランプは、『黒い影』を透過し、向こう側の床に落ちて壊れた。
『ガシィィッ!!』
『黒い影』は、飛び込んで来た『ビームラーオ』の喉元を掴む。
『アイスピック』が、振り下ろされた━━━━━━━━━━━━
46
:
野口
:2005/10/11(火) 23:56:37
>>45
(寝てすぐか……、こんなにハッキリしてるッてことは現実なのか?
しかし……明かりが全くつかないってのはどういう事だ?)
吹雪の唸り声はまだ聞こえる?
また、窓はどこにあったかを思い出す。
「すり抜けたッ!?
ビームラーオっ!!
うわあああぁぁッ!!」
ビームラーオに体当たりして横に弾き飛ばし、なんとか助けたい。
少なくとも喉を刺されるのは避けれるだろう。
その後、自分はビームラーオの上に乗っからないようにして、突進の勢いのまま影から離れる。
47
:
ビームラーオ
:2005/10/12(水) 00:05:49
>>45
「ぐ…うおわァァ…!!」
「こんなことで死ねねェ…ッ!!!
こんなところで死ねるかッ!!!」
首を回転、血のぬめりも合わせてつるっと『影』の掴みから逃れる。
48
:
→
:2005/10/12(水) 00:58:25
>>46-47
『ドガァッ!!』
『アイスピック』が、割って入った『野口』の背中に突き刺さった。
『黒い影』は、『ビームラーオ』から手を離す・・・・・・・・・・・・。
━━━━━━━━━━ふと、2人は目を覚ました。
ストーブの前に立っていた『輪島』『中年男性』『黒髪の女』が、一斉に振り向く。
小屋の中には、微かにシチューの香りが漂っていた・・・・・・・・・・・・。
『輪島』は、夕食が出来た事を2人に告げる。
49
:
野口
:2005/10/12(水) 01:06:51
>>48
「うぎゃぁぁぁぁぁっ!!」
悲鳴を上げるが……
「…………はッ!?
……あれ……夢……か?
はァ〜〜っ……」
自分の体を確認し、時計を見る。
そのライトもつけてみて、自分のヘッドランプも確認する。
「いや、ひどい夢を見てしまって……ハハ」
多分悲鳴を聞かれてそうなので照れながら弁解する。
一応部屋に何か起こってないかと見回す。
「疲れてて不安だったのが悪いんでしょうね、きっと。
……あれ、『彼(青年)』はどうしたんですか?」
起き上がりながら不在の青年のことを聞く。
50
:
ビームラーオ
:2005/10/12(水) 01:07:07
>>48
「………またか…!」
「おい…済まないがその『石油ストーブ』から離れてくれ…そして今夜は寒いのを我慢して欲しい。
うまく説明できないが…『危険』だ。」
>>40
で杖につけた傷はどうなった?
51
:
輪島
:2005/10/12(水) 01:19:48
>>48-49
「お目覚めですか?
シチュー作りましたから、どうぞ…温まりますよ。」
小屋の状況を知りたい。
>>50
「ストーブ?
別に壊れてもいないですよ…悪い夢でも見たんですか?」
52
:
→
:2005/10/12(水) 01:25:48
>>49-51
時刻は、『午後5時13分』・・・・・・・・・・・・・・・
時計のライトもヘッドランプも、問題無く点いた。
小屋を見渡すと、『茶髪の青年』は隅で寝袋に入ったままだった。
「彼なら、まだ寝てるよ。」
『中年男性』が言った。
小屋の中に、特に異変は無い。
『ビームラーオ』の杖にも、傷跡は見当たらなかった。
「このストーブは、揺らしたりすると自動的に消化されるタイプよ。
火事の心配なら、多分大丈夫なんじゃない・・・・・・・・・・?」
『ビームラーオ』の忠告を、『黒髪の女性』が軽く流す。
53
:
野口
:2005/10/12(水) 01:32:28
>>50
「あなたもですか、僕もなんかイヤな夢見てたんですよ……
なんかね、真っ黒い『影』みたいな怪物に襲われて……」
ビームラーオに話し掛ける。
>>51
(『13分』…………?
イヤに『リアル』な時間だな……
もしかして『現実』……いや、怪我はしてないし……)
「『食事』なら彼、起こしたほうがいいんじゃないですかね」
部屋に『アイスピック』が落ちてないか見回して探す。
54
:
ビームラーオ
:2005/10/12(水) 01:33:55
>>51
「…いや、いやなんでもない…。」
>>52
「そうか…なら大丈夫かな。」
「シチューをいただきます。」
シチューをもらう。そしてストーブのそばに寄る。
55
:
輪島
:2005/10/12(水) 01:46:47
>>52-53
「シチューなら、また温めて食べられますから…。
寝かせておいてあげても大丈夫ですよ。」
外の様子とストーブの灯油残量を確認。
>>54
「どんな夢を見たんですか?」
『ビームラーオ』に質問しながら、自分の見た夢を思い出す。
56
:
→
:2005/10/12(水) 23:17:55
>>53-54
小屋の中に、『アイスピック』は落ちていない。
2人は、ストーブに集まっていた3人と並んでシチューを食べ始めた。
身体に痛みは無く、小屋にも争った形跡などは全く無い。
>>55
外では、依然として吹雪が続いている・・・・・・・・・・・・・。
ストーブの灯油は、まだ半分以上残っていた。
『輪島』は、ぐっすり眠っていたのか、夢を見た記憶は無かった。
57
:
野口
:2005/10/12(水) 23:44:36
>>56
(なんか気になるな……)
スープを食べ、それを誉めつつ皆の様子をうかがう。
特に青年を注意して見る。
58
:
ビームラーオ
:2005/10/13(木) 00:07:47
>>53
「『野口』さんもか…。
ってことは、やはり夢なんかじゃあない…なにか原因があるはずだ。」
>>55
「『石油ストーブ』から、黒い『影』が出てきて、『アイスピック』で襲い掛かってくるんだ。
気をつけろ。なにか獲物をもっていたほうがいい…寝ないのも手かもしれない。」
>>56
灯油のポリタンクはないだろうか。
あれば、『石油ストーブ』から離して、手元に置いておく。
59
:
輪島
:2005/10/13(木) 00:11:52
>>56
「シチューを食べたら眠くなって来ましたね。
灯油もあるし、私はもう少し寝ます…まだ寝てる彼の分は、鍋に残しておきますよ。
一応、メモでも書いておきますか。」
『温めて食べて下さい』
メモを書いて、鍋に貼っておく。
寝袋に戻ったら再び寝る。
60
:
→
:2005/10/13(木) 00:18:45
>>57-58
『茶髪の青年』は、自分の寝袋に入って眠っている様だった。
俯いており、その表情は定かでは無い。
『中年男性』と『黒髪の女性』は、シチューを食べ終えると各々の寝袋へと戻って行く。
小屋の中に、ポリタンクは無い。
>>59
鍋にメモを貼ると、『輪島』は自分の寝袋へと戻った。
そして、再び眠りに就く・・・・・・・・・・・・・・
61
:
野口
:2005/10/13(木) 00:27:32
>>58
「全く同じ夢でした……やはり、『異常』ですね。
でも皆は……やっぱり信じてくれませんよ……
アレを『体験』しない限りはね。
それに……武器は意味ないんじゃないですか」
小声でビームラーオに同じ体験をした事を確認する。
『リアルな時間経過』と『なぜか点かないライト』の話をしておく。
>>60
首にマフラーをぐるぐる巻いて裾はジャンパーに押し込み、万が一の防御にする。
行き帰りでの暇つぶし用の雑誌や本などがあれば腹と背中に入れておく。
リュックの入り口は開けて、何でもすぐに取り出せるように。
62
:
輪島
:2005/10/13(木) 00:32:29
>>60
(悪夢か…いい夢が見られるといいが…)
寝る。
63
:
ビームラーオ
:2005/10/13(木) 00:39:11
>>61
「そうはいってもやっぱり落ち着きがね…。
しかし、たしかに武器はすり抜けた…肉体があるわけじゃないし…。」
「ライトが点かない…か。
『影』なのと合わせると、なにか光源に弱いとかあるのかもしれないな。」
>>60
自分も『野口』に倣って、首にマフラーを巻き、厚着をする。
ペンを数本取り出し、手に布でくくりつけ手甲のようにしたい。
64
:
→
:2005/10/13(木) 00:47:53
>>61
,
>>63
2人は、各々『悪夢』に備える・・・・・・・・・・・・・。
『中年男性』は、寝袋で早々に眠り始めた。
『黒髪の女性』は、リュックから本を取り出し、読み始めている。
>>62
━━━━━━━━━━━ふと、『輪島』は目を覚ます。
他の5人は、各々の寝袋で眠っていた。
『ガタガタ・・・・・・』
薄暗い小屋の中で、窓の揺れる音が響く。
65
:
野口
:2005/10/13(木) 00:55:47
>>64
「ま、こんな事が役に立つかどうかわかりませんが……
準備しなかったら何となく不安ですしね」
小声で話す。
「ところで……自分が『夢』で目覚めたのは途中でして。
『影』がストーブの影から現われた……ッてのは知りませんでした。
はじめの方はどんな感じでしたか……?」
ビームラーオに尋ねる。
ドアの鍵がかかっているかどうかと窓の位置を調べる。
66
:
輪島
:2005/10/13(木) 01:10:22
>>64
「吹雪は…まだ続いてるのか。」
小屋の中を見回して、窓から外を覗く。
67
:
ビームラーオ
:2005/10/13(木) 01:13:25
>>64-65
「なにもしないで死ぬのはごめんだからね…。」
「ん…、はっきり現れたわけじゃないが…、ストーブの影が震えるように揺れた、と思ったら、
すぅっと奴が現れたんだ…。
すでに『アイスピック』は手にしていた…。」
ストーブの火力をギリギリまで落とす
68
:
→
:2005/10/13(木) 01:21:47
>>65
,
>>67
小屋のドアに鍵は無い。
窓は、ドアの両側に1つずつある。
『ビームラーオ』は、ストーブの火力を落とした・・・・・・・・・・。
>>66
『ドドドドドドドドドドドドド』
窓から外を覗くと、『輪島』の目の前を人影が横切った。
その少し後、小屋のドアがゆっくりと開く・・・・・・・・・・・・・・
「くォォォォォ」
搾り出す様な声と共に、ドアから入って来たのは『黒い人影』だった。
立体感が無く、まさに『影』と言う表現が合う『黒い人型』は、『輪島』の方へと
静かに近付いて来る。
その手には、『アイスピック』が握られていた。
69
:
野口
:2005/10/13(木) 18:47:05
>>68
「でも……何で僕ら二人だけなんでしょうね。
環境は一緒だし……」
他の4人の様子をうかがう。
悪夢にうなされている様子はないか、など。
(小屋に住み着いた悪霊……みたいなオチかな……)
70
:
ビームラーオ
:2005/10/13(木) 19:19:57
>>68
「さあ…、そこまではさすがにわからないが…。
襲われている最中、眼が覚めてないのがなにか原因なのかもしれないな。」
「なんにせよ、『影』を倒すなり原因を解明するなりしないとジリ貧だからな…。
『夢』の中で死んでも覚めればなんともないかもしれないけど、試す気にはなれないし。」
自分のヘッドランプや腕時計のライトをつけて見る。
71
:
輪島
:2005/10/13(木) 22:20:58
>>68
(な、何だ!?
こいつは、まさか…さっき話してた『夢』の!?
だったら、これは夢か…?)
自分の頬を軽く叩いてみる。
(……ん?
どうして私が、同じ夢を?
さっきの話の記憶が見せているのか?
とにかく、悪夢なんて見たくない…夢で良かった。)
一旦、目を閉じてから見開く。
再び目を開けた時に、夢から覚めているイメージで。
72
:
→
:2005/10/13(木) 23:07:17
>>69-70
他の4人に、うなされている様子は無かった。
ヘッドランプや時計のライトも、正常に点いた・・・・・・・・・・・・。
>>71
頬を叩くと、確かな痛みがあった。
『輪島』は、しっかりと目を閉じ、再び見開く・・・・・・・・・・・・・・。
『ドスッ』
次の瞬間、眉間に鈍い衝撃を受けた。
『輪島 康介』 →『死亡』
73
:
野口
:2005/10/13(木) 23:14:45
>>72
「あとアレですね。
ヘッドランプや時計は点かなかったのに……
部屋の電灯はフツーに点いてたんですよね……
何か『ありそう』ですよね……部屋に取りついた幽霊みたいな印象ですよ……」
ビームラーオが光を確かめているのを見て話す。
窓から光は入ってきてるだろうか?
吹雪で完全にシャットアウトされてる?
74
:
ビームラーオ
:2005/10/13(木) 23:23:47
>>72
「元から点いていた光はそのまま維持されるのかな…。」
ヘッドランプと時計のライトを消す。
そして、手鏡を荷物から取り出す。
75
:
→
:2005/10/14(金) 00:16:26
>>73-74
窓の外から、光は差し込んでいない。
すでに、陽も暮れかけている様だった・・・・・・・・・。
『ビームラーオ』は、手鏡を取り出す。
76
:
野口
:2005/10/14(金) 00:23:13
>>75
「夜が明けたらすぐに出発できたらいいんですがね」
ラジオを拝借して気象情報やニュースを聞いてみる。
77
:
ビームラーオ
:2005/10/14(金) 00:26:46
>>75
「吹雪が止んでることを祈るな…。
何泊も止まりたくないぜこんなとこ。」
周りの人はもう寝ただろうか?
78
:
→
:2005/10/14(金) 00:47:25
>>76
天候の情報に、変化は無かった。
ニュースに耳を傾けていると、6人の登っている山の話題が取り上げられる。
『数人の登山者』が、吹雪で閉じ込められているという内容だった。
救助隊は、吹雪で活動出来ずにいるらしい。
>>77
周囲を見回すと、いつの間にか他の4人は寝入っている・・・・・・・・・・・・。
79
:
野口
:2005/10/14(金) 00:54:13
>>78
「あッ、これ僕らの話ですよ」
起きてた女性にも教えようとしたが寝ているので止める。
「やっぱり早くて助かるのは朝ですかね……」
地べたに座りっぱなしなので立ち上がって、
少し伸びをしたりする。
そして待ち遠しそうに時計を見る。
80
:
ビームラーオ
:2005/10/14(金) 00:57:31
>>78
「本当だ…。相当な吹雪になってるみたいだな…。」
「…夜のうちはこっちもあちら側も動くにうごけないからなぁ…。」
ヤカンかコッヘルに水を入れ、お湯でも沸かしておく
81
:
→
:2005/10/14(金) 01:09:22
>>79-80
『ビームラーオ』が、コッヘルで湯を沸かす。
時刻は、『午後5時47分』・・・・・・・・・・
やがて、2人の瞼が重くなって来る。
82
:
野口
:2005/10/14(金) 01:13:51
>>81
「寝ない方が安心できるのに……」
トイレや蛇口は中にあるのか?
今までの湯は外から雪を取ってきて作ったのだろうか?
ガラスを手で擦ってから頬を軽く付けてみる。
冷たさで眠気を払いたい。
83
:
ビームラーオ
:2005/10/14(金) 01:16:14
>>81
「寝たくはないんだがな…。
お茶を飲もう…濃くしておいた。」
先ほどの『チャイ』の葉っぱの余りを全部入れて、強く煮出したお茶を飲む。
『野口』にも渡す
84
:
→
:2005/10/14(金) 01:30:27
>>82-83
『ビームラーオ』は、再びチャイを沸かして飲んだ。
頬を冷やしていた『野口』も、チャイを飲む。
一時、眠気は収まった。
だが、チャイを飲んで身体が温まった為か、睡魔は再び2人を襲って来る。
2人は、耐え切れず座り込んだ。
85
:
野口
:2005/10/14(金) 01:34:00
>>84
「これも何かおかしいような……
まだ6時なのに……」
自分の場所に戻る。
86
:
ビームラーオ
:2005/10/14(金) 01:45:13
>>84
「むう…失敗だったかな。」
「とはいえさっきから何度も寝ているのに眠くなるとは…。」
レインコートなどで、高い枕を作り、そこに頭をおく。
高い枕は眠りを浅くする効果があり、江戸時代の武士のたしなみのひとつでもあった。
(日本文化について勉強しておいてよかったかな)
87
:
→
:2005/10/14(金) 01:53:57
>>85-86
横になった『ビームラーオ』は、次第に意識が薄れて行く。
『野口』は、自分の陣取った場所に戻ると、ウトウトし始める。
・・・・・・・・・・・・・・ふと、『ビームラーオ』が気付くと、他の5人は眠っていた。
88
:
ビームラーオ
:2005/10/14(金) 01:56:44
>>87
「……、
…ら、ライトを点けてみるか…!」
ヘッドライトを点灯してみる。
89
:
→
:2005/10/14(金) 02:10:02
>>88
ヘッドライトは、点かない・・・・・・・・。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
ふと、『ビームラーオ』は視線を感じた。
その先を辿る様に見ると、窓の外から『黒い影』が覗いている。
90
:
ビームラーオ
:2005/10/14(金) 23:02:35
>>89
「……、来たか…ッ!!」
「おい『野口』さん、『輪島』さん!
例の奴が来たぞ、起きろ!!」
杖で二人を叩いて起こす。
91
:
→
:2005/10/14(金) 23:55:19
>>90
杖で2人を叩いたが、起きる様子は無い。
『ドン、ドン』
・・・・・・・・・・・・・突然、小屋の中に、ドアを外から叩く音が響いた。
92
:
ビームラーオ
:2005/10/15(土) 00:03:45
>>91
「クソ…!!起きろよオイッ!!」
『石油ストーブ』の火はどうなっている?
寝ている5人のうち、だれか起きているとか血を流しているとか変化はないか?
ベッドのシーツをはいで手に持っておく。
93
:
→
:2005/10/15(土) 00:12:12
>>92
ストーブの火は、『ビームラーオ』が弱火にしたままだった。
他の5人を見回したが、全員が眠っている・・・・・・・・・ふと、『茶髪の青年』が
消えている事に気付いた。
その荷物や寝袋だけが、抜け殻の様に残されている・・・・・・・・・。
『ビームラーオ』は、ベッドのシーツを剥いだ。
『ギィ・・・・・』
シーツを手にした直後、ドアが軋みながら開く。
94
:
ビームラーオ
:2005/10/15(土) 00:25:07
>>93
「茶髪の人…たしかさっきの『夢』で額を刺されて血を流していた…。」
「…今居ない…! 死んだ人は消えていくのか…?!
この世界…どっちが『現実』なのか『虚構』なのかもうわからねーが…。
一人ずつ殺されていく…こいつを、この『影』をどーにかしねーとッ!」
自分の体で出来る影は、光源にそって出来ているだろうか?
全ての影が同じ方向に向いているとか、影がそもそもない、とかそういうことはないか?
「早く起きろォ―――ッ!!!グースカ寝てるんじゃねェ――ッ!!!」
95
:
→
:2005/10/15(土) 00:37:24
>>94
『ビームラーオ』は、自身の影を見た。
小屋の電灯が作り出す影に、異常は無い・・・・・・・・・。
叫び声も虚しく、起きる者は誰もいなかった。
『ドドドドドドドドドド』
ドアが開くと、隙間から吹雪が吹き込む。
入って来たのは、見知らぬ若い男だった・・・・・・・・・・掛けていたミラーグラスを外し、
男は小屋の中を見回す。
短い黒髪で、唇にルビーレッドのピアスをしていた。
96
:
ビームラーオ
:2005/10/15(土) 00:49:11
>>95
「なんだと…?!」
「おい…お前どうしたんだ…こんな時間に。
遭難か…?」
男の後ろに『影』がいないか見る。
それと男がアイスピックをもっていないかも
97
:
→
:2005/10/15(土) 01:09:11
>>96
男は、背負っていた水色のリュックを床に下ろす。
何か持っている様子は無く、『黒い影』も見当たらなかった。
「ああ、ひどい吹雪だ・・・・・・・・。」
男は、疲れた声で答えると、『ビームラーオ』とは反対側のベッドの上に荷物を
乗せて、自身も上着を脱いで横になる。
98
:
ビームラーオ
:2005/10/15(土) 01:20:46
>>97
「そ、そうか。災難だったな…。
私も、ここにいるみんなも同じ状況でここにいるんだ…。」
「そして、気をつけてくれ。
『影』が襲ってきている…。『影』ってのは…、一種の幽霊みたいなもんだ。
にわかには信じられないだろうが、用心はしてくれ…もう一人犠牲になっているんだ。」
99
:
→
:2005/10/15(土) 01:33:24
>>98
男は、不審気な表情で『ビームラーオ』を一瞥した。
そして、リュックからチョコバーを取り出すと、それを口に運ぶ。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
ふと、そのリュックの中から『黒い影』が頭を出した。
周囲を伺う様に首を回して、『黒い影』は静かにリュックの中から這い出て来る。
その手には、『アイスピック』が握られていた。
100
:
ビームラーオ
:2005/10/16(日) 22:03:38
>>99
「な…ッ!
テメ―――ッ!!お前が原因だなッ!!」
「くたばりやがれッ!!!」
男に向かって杖を振り回す。
101
:
→
:2005/10/16(日) 22:41:55
>>100
「おい、何だ!?」
『唇ピアスの男』は、驚いた様子で『ビームラーオ』から逃げる。
『黒い影』は、『アイスピック』を構えた。
102
:
ビームラーオ
:2005/10/16(日) 23:01:34
>>101
「テメェの後ろの『影』だッ!!知らね――とは言わせねえぞッ!!!」
『影』に影はできているだろうか?
それと『唇ピアスの男』にも、影ができているかどうか見る。
103
:
→
:2005/10/17(月) 00:02:31
>>102
「何言ってんだ、お前はァァア!?」
『ドギャッ!!』
鈍い音が響く・・・・・・・・・・
『ビームラーオ』の杖が『唇ピアスの男』の頭部に命中し、男は崩れ落ちた。
『黒い影』に影は無く、男には影がある。
『ドドドドドドドドドドド』
男の頭部から流れ出た血が、床に広がる。
『黒い影』は、いつの間にか消えていた。
104
:
ビームラーオ
:2005/10/17(月) 00:11:50
>>103
「ふう…やはりコイツが犯人か…。
なにをどうやってるか知らねーが、これでとりあえずは解決かな…。」
『唇ピアスの男』の脈拍を調べる。
105
:
→
:2005/10/17(月) 00:19:33
>>104
すでに、男の脈は無い・・・・・・・・・。
「ちょっと、どうしたの?」
不意に、背後から声が響いた。
振り向くと、『黒髪の女性』が目を覚ましたらしい。
「その人は・・・・・・・?」
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
女性が、倒れた男を見て言った。
その背後に、『アイスピック』を振り上げた『黒い影』が立っている・・・・・・・・・・。
106
:
ビームラーオ
:2005/10/17(月) 00:30:18
>>105
「死んだ…? 殺す気はなかったが…ッ!」
「あなた、こ、これは話せば長…ッ!!
おい横に飛べェェェェ―――ッ!!!!」
女性に急接近。女性を抱いて横に自分ごと倒れこむ。
107
:
→
:2005/10/17(月) 00:41:22
>>106
『ドスゥッ!!』
『ビームラーオ』が駆け寄った瞬間、『アイスピック』が女性の頭に突き刺さった。
女性は、無表情のままで口や鼻から血を流す・・・・・・・・・・・。
『黒い影』は、忽然と消えていた。
108
:
ビームラーオ
:2005/10/17(月) 00:45:10
>>107
「う…ッ! また…また死んでしまった…!」
「ひとりずつ死んでいく…、…誰か死ねば『影』は消える…のか…?
だが、そんなことをやってなんのメリットがあるってんだッ!!!」
辺りを見回す。『影』はいないか?
「おいッ!誰がやってるんだよッ!!
何の意味があって…ッ、早くやめてくれよォ!!」
109
:
→
:2005/10/17(月) 00:52:45
>>108
━━━━━━━━━『ビームラーオ』は、目を覚ます。
小屋の中には、微かな寝息と吹雪の音だけが聞こえていた。
『ドドドドドドドドドドドド』
『唇ピアスの男』は、見当たらない。
『黒髪の女性』を見ると、寝袋に入って眠っている様だった。
110
:
ビームラーオ
:2005/10/17(月) 01:04:21
>>109
「…ッ!!
………私は頭が狂ったのか…?こんな夢…夢が続いては心が持たない…。」
『茶髪の男』と『黒髪の女性』のところに行き、寝息があるかどうか確かめる。
それと、
>>63
でやった厚着やペン手甲がなされているかどうか、自分の体を見てみる
111
:
→
:2005/10/17(月) 01:17:13
>>110
『ビームラーオ』の身に付けた物は、寝る前に準備した状態のままだった。
『ビームラーオ』が立ち上がった気配からか、続いて『野口』が目を覚ます。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・』
『茶髪の青年』は、息をしていない。
『黒髪の女性』も同様だった・・・・・・・・・・・・。
『ドン、ドン』
━━━━━━━━━突然、小屋のドアを外から叩く音が響く。
112
:
ビームラーオ
:2005/10/17(月) 01:20:36
>>111
「やはり…夢じゃあない…。
同じ時間を繰り返す…?全員死ぬまで繰り返すのか…?」
窓から外の様子を見る。
ドアを叩くなんらかの後ろに『影』は見えるだろうか。
113
:
野口
:2005/10/17(月) 01:21:38
>>111
「ん……
ッ! 『ビームラーオ』さん……!
何か……ありましたか?」
時計を見る(ライトも試す)
そしてストーブと電灯を含めた部屋全体を見回しつつ立ち上がる。
「誰か来たようですが……
ここは『夢』か『現実』か……」
114
:
→
:2005/10/17(月) 23:55:05
>>112-113
窓から外を覗いたが、吹雪で視界が悪い。
ストーブと電灯は、小さな灯りを放っている・・・・・・・・・・時計のライトも点いた。
現在時刻は、『午後7時37分』。
『ギィ・・・・・』
不意に、ドアが開く。
唇にルビーレッドのピアスをした、黒い短髪の若い男が入って来た。
男は、2人に一礼すると身体の雪を払いながら、片方のベッドの上にリュックを
下ろして陣取る・・・・・・・・・・・。
115
:
野口
:2005/10/18(火) 00:08:50
>>114
「『現実』のようですね……」
ビームラーオに呟く。
新客はちょっと恐そうなので話し掛けない。
116
:
ビームラーオ
:2005/10/18(火) 00:08:59
>>113-114
「やはり唇にピアスをしている男…、そして彼は死んだはずだが…。」
「私が殺した場合はリセットされる…のか?」
「『野口』さん…、『現実』か『夢』かはもう私にもわからない…。
だが、『影』が襲ってくることは確実だ…そして、『影』に殺されたら、『現実』でも死ぬ…。
おそらく『皆殺し』にするまで、『夢』は繰り返されるんだ…『CDプレイヤーのリピート再生』のように。」
「だが、なんらかの方法で『影』を止めることができるはず…。」
『唇ピアスの男』の持ち物に、なにか怪しげなものはないだろうか?
像とかそういうものが
117
:
→
:2005/10/18(火) 00:13:54
>>115-116
『唇ピアスの男』は、濡れた上着を着替えながら、リュックから取り出した
チョコバーを齧っている。
それ以外の持ち物は、分からない。
118
:
野口
:2005/10/18(火) 00:26:18
>>116
「寝てる間に……また何が……?
しかし……なぜビームラーオさんばかりが僕より先に『狙われる』んでしょうか?
『眠りが浅い』方が現れやすいとかそういう……『相性』というか『傾向』があるんでしょうかね……」
「やはり『現実』と『夢』の『死』は繋がって……
しかし……僕は背中を深々と刺されたのに……『怪我もなく』『無事』です。
あなたの言う場合と何か相違点があるんでしょうか……?」
119
:
ビームラーオ
:2005/10/18(火) 00:33:48
>>117-118
「それは…わからない。たしかに私は眠りが浅くなるような工夫をしていたが…。
最初のときは特にやっていなかったし、相性というよりないのかもしれない。」
「怪我…か。
それも、わからない。こじつけというかつじつま合わせのように思えるが…、
『死んでいな』ければ全て『リセット』されるのかもしれない…私も怪我をしたが直っていた。」
「ただ…『リセット』されるのなら厚着などの備えも『リセット』されてしかるべきだと思うのだが…。
もしかしたら、これは『ゲーム』なのかもしれないな…仕掛け人にとっては。」
外を窓から伺う。
『影』はいないか?
120
:
→
:2005/10/18(火) 01:00:17
>>118-119
外は、相変わらずの吹雪だった。
『ドドドドドド』
ふと、何かが『ビームラーオ』の視界で動く。
目を凝らして見ると、それは次第に近付いて来る・・・・・・・・・
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
『黒い人影』は、小屋を目指して真っ直ぐ進んで来た。
121
:
野口
:2005/10/18(火) 01:08:54
>>120
ヘッドランプを持って立ち上がる。
そしてストーブに当たる風を装ってストーブに近づく。
新客とは反対側の斜め奥、といった角度に回り込むようにして。
「やっぱり……これかな」
初期メンバー3人の荷物の位置を確認する。
122
:
ビームラーオ
:2005/10/18(火) 01:14:10
>>120
「来た…ッ!」
「おい…!『影』が来たぞ…ッ!!」
ヘッドランプを点灯する。
それと、『唇ピアスの男』の動きを横目で観察しておく。
123
:
→
:2005/10/18(火) 01:28:33
>>121-122
最初から小屋にいた3人は、各々荷物を傍らに置いていた。
『ビームラーオ』が声を上げると、『唇ピアスの男』は不思議そうに顔を上げる。
点灯させたヘッドランプは、特に異常は無い。
ふと、『黒い影』の姿が消える・・・・・・・・・・・・
『ビームラーオ』が目を凝らした瞬間、窓の前を影が横切った。
『ギィ・・・・』
ドアが開く。
吹雪が吹き込むだけで、誰かが入って来る気配は無かった。
124
:
野口
:2005/10/18(火) 01:35:03
>>123
「何ッ、ここは……『現実』じゃないのか!」
一番手近なリュックを手に取り、蓋を開ける。
そして周囲を警戒する。
125
:
ビームラーオ
:2005/10/18(火) 22:12:19
>>123
「…!
……入ってこない…? なにを狙ってやがる…。」
(だが、うかつに出て行くのはヤバい 『影』だって私を何度も仕留め損なっていることはわかっている …そして警戒されていることも)
(のこのこと顔を出したところをドスン! …やりかねないな)
(だが、もしそうだとしたら、奴も『無敵』でない証拠になる…『無敵』なんだったら何度でも正面から襲い掛かればいいんだ)
(つまり、倒される危険があるから搦め手を選択する…)
ドアに向けて点灯させたヘッドランプを当てる。
126
:
→
:2005/10/18(火) 23:26:03
>>124
『野口』は、おもむろに『茶髪の青年』のリュックを開ける。
中には、着替えやチョコレートなどの菓子、MDやプレイヤーが入っているのが
見えた・・・・・・・・・その様子を、『唇ピアスの男』が不審気に見つめている。
>>125
『ドドドドドドドドド』
ふと、ヘッドランプの明かりが消えた。
127
:
野口
:2005/10/18(火) 23:35:04
>>126
努めて平静を装いカバンを放す。
(すぐに取れる位置に)
ライトのスイッチの仕組みを見ておく。
周囲への警戒は怠らない。 特に入り口。
128
:
ビームラーオ
:2005/10/18(火) 23:38:35
>>126
「消えた…、すでにいるはずだが…?!」
周りを見渡す。特に『唇ピアスの男』の辺りを重点的に。
129
:
→
:2005/10/18(火) 23:47:14
>>127-128
小屋の電灯は、壁のスイッチで『大・中・小』に応じた光量に調節出来た。
現在は、『小』になっている・・・・・・・・・・勿論、完全に消す事も出来る。
『ビームラーオ』は、明かりの消えたヘッドランプを持ったまま、周囲を見渡した。
『唇ピアスの男』は、『野口』から視線を外すと、ベッドに横たわる。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
130
:
野口
:2005/10/19(水) 00:04:40
>>129
(『電灯』に直接ついてるタイプじゃないのか……)
警戒しながら素早くその『スイッチ』に近づく。
どのあたりの壁に着いてるのだろうか?
入り口脇なら傍までは近づかないがすぐに飛び付ける辺りに移動。
(この場合なら当初自分達が寝ていた場所になる)
一番手近な荷物を傍に寄せておく。
131
:
ビームラーオ
:2005/10/19(水) 00:20:55
>>129
「居ない…。」
『石油ストーブ』に近づく。 『石油ストーブ』はどれくらいに火が点いている?
132
:
→
:2005/10/19(水) 00:35:30
>>130-131
『野口』は、入り口に立っている『ビームラーオ』に近付いた。
電灯のスイッチは、入り口から15センチ程の場所にある・・・・・・・・・・。
『ビームラーオ』は、反対にストーブへと近付いた。
ストーブには、相変わらず蝋燭程度の小さな火が点いている。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
『野口』は、近くにあった『輪島』の荷物を引き寄せた。
微かに、リュックが動く・・・・・・・・・・
133
:
野口
:2005/10/19(水) 00:46:13
>>132
「うわッ!!
まさか……」
荷物を角の方に押し飛ばしつつ、後ろに退いて距離を取りたい。
「ビームラーオさん……ッ!!
今、この荷物が『動いた』……」
134
:
ビームラーオ
:2005/10/19(水) 00:49:48
>>132-133
「なんだって…!」
「開けてみてくれ…いや、触るな…!
様子を見よう…!!」
『石油ストーブ』の火を完全に消し、『野口』のほうに近づく。
135
:
→
:2005/10/19(水) 00:58:17
>>133-134
ストーブを消し、2人は近付いて『輪島』のリュックを見つめた。
「どうかしたんですか?」
『唇ピアスの男』が、ベッドの上で身体を起こして言った。
『ヒュッ!』
2人が男に注意を逸らした瞬間、リュックの中から何かが飛び出す。
小屋の中を見回したが、怪しいものは見当たらない・・・・・・・・・・。
136
:
野口
:2005/10/19(水) 01:08:55
>>135
「えッ、いやぁ……
……アッ!」
見過ごした。
自分達の方に『それ』が飛んできてぶつかったりしていないか確認する。
「今……何か『飛び』ませんでしたか……?」
唇ピアスに聞いてみる。
その間もリュックと部屋全体には警戒し続ける。
「ちょっと……『杖』で突いてみませんか……?」
137
:
ビームラーオ
:2005/10/19(水) 01:21:13
>>135-136
「そ、そうか…? やってみるか…。」
荷物を思いっきり杖で突く!
138
:
→
:2005/10/19(水) 01:29:13
>>136-137
『唇ピアスの男』は、怪訝そうに2人を見ている。
飛び出した『何か』が、2人にぶつかった様子は無い。
『バシィッ!!』
杖でリュックを突いたが、反応は無かった・・・・・・・・・・・。
「ぎゃあッ!!」
━━━━━━━━━突然、『唇ピアスの男』の悲鳴が響く。
見ると、男がベッドの上でうずくまっていた。
139
:
ビームラーオ
:2005/10/19(水) 22:39:25
>>138
「…?!」
「どうしたッ!どこか痛むのか?!」
『唇ピアスの男』は、どこかを押さえているとかはないだろうか?
140
:
野口
:2005/10/19(水) 23:16:27
>>138
「だッ、大丈夫ですかッ!?
……何があったんですッ!!」
駆け寄りたいが何かいたら困るのでこらえる。
遠くからでも『ピアス』を見守る。
何か部屋に異状はないか警戒する。
141
:
→
:2005/10/19(水) 23:35:09
>>139-140
『唇ピアスの男』は、ぐったりして動かない・・・・・・・・・。
『野口』が小屋の中を見回すと、隅の暗がりに何かが素早く飛び込んだ。
142
:
ビームラーオ
:2005/10/19(水) 23:41:24
>>141
「くそ…ッ!! 例えコイツが最高にクロだとしても…一分の『被害者である可能性』がある以上…
見過ごすわけにはいかね――ッ!!」
『唇ピアスの男』に接近、体をぐいっと起こし顔を見る。
143
:
野口
:2005/10/20(木) 23:08:49
>>141
「な、なんだ……?」
どこの隅だろうか。
輪島のリュックを抱え上げてから、『ライト』を一段階強くする。
何が飛び込んだかを明るくして見定めたい。
何か飛び込んで来てもリュックが盾になるように。
144
:
→
:2005/10/20(木) 23:55:32
>>142
『ボトッ』
『唇ピアスの男』を起こすと、男の顔が顎の下辺りから『仮面』の様に剥がれ落ちた。
血が噴き出し、生臭い鉄の匂いが鼻腔に流れ込む・・・・・・・・・・・。
ぐったりした男の身体は、抜け殻の様に動かない。
男のリュックの中からは、血の付着した20センチ近いサバイバルナイフがチラリと
覗いていた。
145
:
→
:2005/10/20(木) 23:56:14
>>143
『何か』が飛び込んだのは、『茶髪の青年』の方だった。
青年の正面にあるベッドには、『唇ピアスの男』と『ビームラーオ』。
持っていたライトを点けたが、点灯しない・・・・・・・・・・・・。
『輪島』のリュックを持ち上げると、中に入っていた小型ラジオからノイズが流れる。
『・・・・・・・・・・・ました・・・・ザーッ・・・・・死亡していたのは、輪島・・・・・・野口・・・・・・・・・・・・
・・・・ガガッ・・・・・・の、ビームラ・・・・・・・・ガーッ・・・・・・6名の死因は・・・・・・・・・・』
暗がりに、『黒い人影』が浮き上がった。
146
:
ビームラーオ
:2005/10/21(金) 00:12:23
>>144
「う、おォォ…ッ!!!
なんだって…顔が半分…、抉られた…ッ?!」
「このナイフ…? 誰が殺った…『影』ッ?!」
サバイバルナイフをさっと手に持って、回りを見る。
147
:
野口
:2005/10/21(金) 00:20:18
>>145
思わずラジオを取り上げる。
『電源』は付いているだろうか。
「なッ、なんだこの『ニュース』はッ!!!
くそッ!!
『ビームラーオ』さんッ!!
また『影』が出たッ!!」
『影』はどこに現われたのだろうか。
リュックを抱えたまま離れるようにじりじりと移動。
手を伸ばして『部屋の電灯』をスイッチで一段階明るくする。
『影』と『隅』両方を警戒する。
148
:
→
:2005/10/21(金) 01:27:06
>>146-147
『ビームラーオ』は、サバイバルナイフを手にして周囲を見回す。
『野口』が手にしたラジオの電源は、点いていない・・・・・・・・・・・。
『ドドドドドドドドドド』
2人は、『茶髪の青年』の横たわった小屋の隅の暗がりから、『黒い影』が
這い出て来るのを見た。
部屋の電灯を調節したが、明かるさは変わらない。
149
:
ビームラーオ
:2005/10/21(金) 01:41:36
>>147
「『ニュース』?! ニュースがどうしたんだッ!!」
電灯は蛍光灯が二本ついたタイプか?
もしそうなら一本をナイフを投げて破壊する。
150
:
野口
:2005/10/21(金) 21:59:50
>>148
(明らかにおかしい……
……『ポルターガイスト』って奴かな……
勝手に機械とかが動く…………?)
「『ラジオ』が僕達が……『死んだ』というニュースを……!!」
ラジオを耳に近づけ注意して聞く。
何か情報があるかもしれない。
リュックを盾にしながら、『影』を警戒する。
151
:
→
:2005/10/21(金) 23:07:42
>>149-150
電灯は、拳大の電球が1つ。
『野口』は、リュックをかざし、ラジオに耳を近付けた。
『・・・・・・・・は・・・・・ザザー・・・・・・です・・・・・・・』
ラジオのノイズが、濃くなって行く。
・・・・・・・・・・・・次の瞬間、不意にノイズが消えた。
『殺してやる』
━━━━━━━━━━━2人は、目を覚ます。
他の4人は、まだ眠っている様だった・・・・・・・・・・・。
152
:
ビームラーオ
:2005/10/21(金) 23:21:07
>>151
「なんだって…、やはりなにかの意志があるのか!」
…目を覚ましたら、『茶髪の男』のところに行き、生きているかどうか、何か変なところはないか調べる。
153
:
野口
:2005/10/21(金) 23:35:18
>>151
「……なッ!!」
荒く息を吐きながら時計を見る。
(もちろん時計のライトを付けて)
そして部屋を見回す。
「全く……どうなってるんでしょうか……
体どころか『精神』が持たない……」
『ラジオ』を取出し電源を付けてみる。
154
:
→
:2005/10/21(金) 23:43:16
>>152-153
『ビームラーオ』が『茶髪の青年』に近付くと、すでに冷たくなっていた。
現在時刻は、『午後9時10分』━━━━━━━━━━
時計のライトは、正常に作動する。
ラジオの電源を点けると、ノイズに混じって放送が流れて来た。
特に気になる情報は、得られない。
155
:
野口
:2005/10/21(金) 23:50:01
>>154
「……くそっ」
吹雪の様子を見る。
ストーブはついている?
「一刻も早く……この小屋を出たいですよ……」
部屋のライトを2段階明るくしてみる。
隅の影とかはなくなるだろうか。
156
:
ビームラーオ
:2005/10/21(金) 23:55:20
>>154
「青年と女性は死んでいる…おそらく、いや確実に…。
じゃあもう一人の…無精ひげの男はどうなっているんだ?まだ寝ているのか?!」
『無精髭の男』のところにかけより、揺すってみる。
157
:
→
:2005/10/22(土) 00:45:02
>>155
小屋のストーブは、点いている。
『野口』が電灯の明かりを強くすると、薄暗かった小屋は光で満ちた。
隅々まで見渡せる様になったが、影の出来る場所は、より濃くなる。
>>156
寝袋に入っていた『中年男性』を揺すると、男は目を覚ました。
「何だ?」
男は、目を細めて『ビームラーオ』を見た後、続けて小屋を見渡す。
158
:
野口
:2005/10/22(土) 20:54:48
>>157
「しかし……『夢』でも『ストーブ』は消せましたよね……?」
「それにしても……気味の悪い『ニュース』でした……
物理的に襲われるよりずっと……」
ビームラーオに話し掛けながら明るくなった部屋を調べてみる。
『吹雪』はまだ続いているだろうか。
『ラジオ』は付けて持っておく。
159
:
ビームラーオ
:2005/10/22(土) 21:04:35
>>157
「生きてるか… あんたと私たちだけだ生きているのは…。
注意してくれ。」
>>158
「ああ…たしかに消せた…。ってことはストーブは関係ないのか?」
「どんな内容だったか、思い出せるだけでもいいから教えてくれないだろうか。
…その、『ニュース』を。」
『野口』が思い出せるだけ聞いておく。
160
:
→
:2005/10/22(土) 23:26:31
>>158-159
吹雪は、まだ続いていた・・・・・・・・・・・・。
小屋を見渡したが、特に目を惹くものは無い。
『ビームラーオ』が話し掛けると、『中年男性』は小屋を見回して寝袋から出て来る。
「何だと?」
男は、そう言って2人を見た後、他の3人の様子を確かめに小屋を回る。
そして、再び2人を見て声を張り上げた。
「・・・・・・・・・・・何があったんだ!?
死んでるじゃないか!」
161
:
野口
:2005/10/22(土) 23:34:21
>>160
「えーっと……『輪島……野口……ビームラーオ』ら6名が死亡……
死因は……ッてところで切れました」
ビームラーオに話す。
そして『輪島』のリュックをあさる。
何かおかしな物はないか。
「……僕達は犯人じゃないんですが……
信じてくれないんじゃないですか……?」
小声でビームラーオにつぶやく。
162
:
ビームラーオ
:2005/10/22(土) 23:50:57
>>160
「だから警戒しろと言っているんだ…!一応言っておくが私たちが殺したんじゃあない…。
仮に私たちが犯人なら、あなたを揺り起こすと思うか?」
>>161
「…私たちが犯人じゃあなければ…、残ったやつが犯人だ…。
まだ確かなわけじゃあないが…、生き残っているのは私と『野口』さん、あなたと…もう一人。」
「『唇ピアスの男』も死亡に含めれば…死亡者、死亡予定者が『6名』になる…。
『野口』さん、警戒してくれ…『影』にもだが…、あいつにも。」
163
:
→
:2005/10/23(日) 00:45:36
>>161-162
「何があった?
俺の寝ている間に・・・・・・・・『殺した』だと?
誰にも外傷は無い。
『毒殺』だとすれば、あのシチューが・・・・・・・・」
『中年男性』は、鍋に残ったシチューを見て言った。
『輪島』のリュックには、一般的な登山用品が入っている。
164
:
ビームラーオ
:2005/10/23(日) 00:55:08
>>163
「『シチュー』は私も食べた…『毒殺』はないだろう。」
「殺した…ではなく『殺された』んだ。
言っても信じられないだろうが、謎の物体…『影』のようなモノに。」
165
:
野口
:2005/10/23(日) 01:06:20
>>163
「『シチュー』なら僕らも食べましたし……」
「『影』と彼に関係があるとでも……?
まさか……?」
166
:
野口
:2005/10/23(日) 01:07:53
>>165
途中送信申し訳ないです。
とビームラーオに呟く。
一応中年に警戒しておく。
167
:
→
:2005/10/23(日) 01:16:10
>>164-166
「何に、どうやって?
話が見えん・・・・・・・・確かに、シチューを食べてない奴も死んでるがな。」
『中年男性』は、そう言って『茶髪の青年』を見た。
168
:
野口
:2005/10/23(日) 01:28:21
>>167
(えらく落ち着いてるな……)
「『死因』とか……わかりませんかね
『心臓発作』とか……」
「あとできるだけ『寝ない』方が……」
169
:
ビームラーオ
:2005/10/23(日) 01:39:18
>>167
「…人が死んでいることがわかったのにずいぶんと落ち着いているな…。
今までにこんな経験がある…、とかそういうことがあったり、しないか?」
>>168
「…やつが犯人だ、と私は考えている…。
ただ、それが『故意』かどうかはまだわからない…、彼は『寝ていた』んだ。ずっと。」
「もしかしたら、彼が寝ているときに限り出てくる呪いや超能力のたぐいなのかもしれない…わからないが。」
『野口』にこっそりと
170
:
→
:2005/10/23(日) 02:06:55
>>168-169
「『死因』は、医者じゃないからな・・・・・分からん。
まぁ、寝てる場合じゃないだろう。」
『中年男性』は、腕の時計を見た。
「今、9時ちょい過ぎ・・・・・・朝になれば、救助が来るとして。
8〜9時間って所か?
これくらいなら、起きていられるか・・・・・・・・。」
男は、再び自分の寝ていた場所に戻って来る。
171
:
野口
:2005/10/23(日) 18:08:04
>>170
「彼がですか……?
何となく僕は小屋に取り憑いた『怨霊』をイメージしてましたが……
まぁ……こんな事が起こるならどんな話でも信憑性増しますよ」
ビームラーオに呟き自分の場所に戻る。
「さっきも『寝ない』ようにしてたんですけど……
何かすごく眠くなってきて……『寝ちゃった』んですよ」
中年に言う。
携帯のアラームを10分置きになるようにしておく。
172
:
ビームラーオ
:2005/10/23(日) 22:30:58
>>170
「まあ…なんにせよ寝ようとしないことはマイナスにはならないだろ…。」
寝袋はどけておき、体が温まらないようにしておく。
>>171
「まあ…怨霊とかの線もたしかにあるんだが…。
疑えばキリがないな…。」
173
:
→
:2005/10/23(日) 23:21:10
>>171-172
『ドン、ドン』
━━━━━━━━━突然、小屋にドアを叩く音が響いた。
『中年男性』は、2人を交互に見る。
174
:
野口
:2005/10/23(日) 23:34:03
>>173
「ど、どうします……?」
時計のライトを付けてみる。
自分のリュックを持って立ち上がり、
自分の場所から少し離れて身構える。
(ドアから遠ざかるほうに)
「また『遭難者』かも知れませんが……
『万が一』ということも……」
175
:
ビームラーオ
:2005/10/23(日) 23:52:06
>>173-174
「…多分、『唇ピアスの男』だと思う…確証はないが。」
ドアに近づき、ドアを少しだけ開け、すぐに後ろに下がる。
「どうぞ…。」
176
:
→
:2005/10/24(月) 00:03:15
>>174-175
『野口』は、時計のライトを点けた。
2人がドアから遠ざかると、ドアが開く・・・・・・・・・吹雪が吹き込む中、小屋に
入って来たのは、『唇ピアスの男』だった。
「どうも・・・・・」
男は、口数も少なく小屋の中を見回すと、ベッドの上に陣取る。
『中年男性』は、それを不審気に見て小声で言った。
「奴にも、今の状況を教えた方がいいのか・・・・・・」
177
:
野口
:2005/10/24(月) 00:12:25
>>176
「『夢』の中で彼は死にました……
でも、今は『生きている』……
……『リンク』する人としない人の差が……?」
不審がられぬよう自分の場所に戻る。
「『ナイフ』とかあったんで……とりあえずは知らない振りを……
ま、今は何も起きないとは思いますが」
全員のリュックと『ピアス』をこっそり警戒する。
寝ないように注意しておく。
178
:
ビームラーオ
:2005/10/24(月) 00:24:18
>>176
「…伝えておこう…。」
『唇ピアスの男』のところに近寄り、『影』が襲ってくること、危険であることを伝える。
179
:
→
:2005/10/24(月) 00:31:55
>>177-178
『野口』は、自分の寝ていた場所に戻る。
『ビームラーオ』は、『唇ピアスの男』へ近付くと現状を伝えた・・・・・・・・・。
男は、曖昧な返事をして、気味悪そうに『ビームラーオ』を見る。
180
:
ビームラーオ
:2005/10/24(月) 00:43:28
>>179
「信じることはできないだろうが、警戒はしておいてくれ…。」
自分の荷物のところに戻り、すわる。
なにか物音とかはしないだろうか
181
:
野口
:2005/10/24(月) 00:46:18
>>179
(言わんこっちゃない……)
『中年』と『ピアス』の表情を交互にうかがう。
『輪島』のリュックを遠くに退けておく。
その時もリュックの口は向こうに向けておく。
182
:
→
:2005/10/24(月) 00:57:30
>>180-181
『ビームラーオ』は、自分の場所に戻ると座り込んだ。
『中年男性』も座り込み、『唇ピアスの男』は他の3人を見回してから、寝袋に
入ってリュックの中から何かを取り出す・・・・・・・・。
やがて、男の方から何かを噛む音が微かに聞こえて来た。
『中年男性』がストーブに近付き、携帯用の鍋を持ち出して温め始めた。
小屋の中に、コーヒーの香りが広がる。
183
:
野口
:2005/10/24(月) 01:06:57
>>182
「やっぱり……『チョコバー』を食べてます……
『展開』はさっきと同じ……と見てよさそうですね」
ビームラーオに呟き、窓の外を警戒する。
(『コーヒー』か……
『眠気醒まし』にいいかもしれないな)
184
:
ビームラーオ
:2005/10/24(月) 01:14:50
>>182
「大きく変わることはないんだろうな…。
逆に言えば大きく変わる行動をすればループから抜け出ることができるのか…?」
「…さっき、お茶を飲んでも寝てしまったな…。
私は飲まないことにするよ…両方とも同じことをしたら一網打尽になってしまうかもしれない。」
『野口』にぽそぽそと言う
185
:
→
:2005/10/24(月) 01:26:48
>>183-184
窓の外は、相変わらずの吹雪だった。
「飲むか?」
『中年男性』は、鍋の中のコーヒーを紙コップに注ぎながら、他の3人を
見回した。
『唇ピアスの男』が小さく手を上げ、男から紙コップを受け取る。
186
:
野口
:2005/10/24(月) 21:40:20
>>185
「ああ、どうも……
頂きます……」
軽く手を挙げて受け取る。
熱いのは苦手なのでしばらく冷ましておこう。
(警戒の意図も)
二人の様子、窓の外には警戒を怠らない。
『輪島』のリュックの口を反対側から閉じておく。
187
:
ビームラーオ
:2005/10/24(月) 22:47:31
>>185
「すまない、私はいらない…コーヒーは苦手なんだ。」
『無精ひげの男』および『唇ピアスの男』はコーヒーをのんでいるか?
188
:
→
:2005/10/24(月) 23:38:37
>>186-187
『野口』は、まだ湯気の立ち昇るコーヒーを手に、しばし待つ。
『中年男性』や『唇ピアスの男』が、コーヒーを啜る音が響いた。
コーヒーを飲み終えると、少しして『唇ピアスの男』は寝袋に入る。
189
:
ビームラーオ
:2005/10/24(月) 23:42:46
>>188
「二人とも飲んだか…。」
「…やはり真に受けようとはしなかったな。仕方ない…。」
『中年男性』は起きてようとしているのだろうか?
それと、眠気が急に襲ってくるということはないだろうか? 一応手にペンを持っておきたい。
190
:
野口
:2005/10/24(月) 23:52:22
>>188
「眠らなければ……大丈夫……かも
なんとか無事にいたいですね」
ビームラーオと会話することで眠気を紛らわす。
あったかかったら眠くなりそうなので冷えるのを待つ。
相変わらず警戒は続ける。
191
:
→
:2005/10/25(火) 00:20:07
>>189-190
『ビームラーオ』は、ペンを手に『中年男性』の様子を伺う。
男は、自分の場所に戻って窓の外を見ていた。
小屋の中には、何の変化も起きないまま時間が経過して行く・・・・・・・・・・・。
『10時13分』。
2人は、次第に眠気を感じ始めていた。
『中年男性』と『唇ピアスの男』は、寝袋に入って動かない。
192
:
野口
:2005/10/25(火) 00:23:18
>>191
「ヤバい……
また眠く……」
立ち上がって体操とかして体を動かす。
同時にラジオを大きめに流して眠気を飛ばしたい。
193
:
ビームラーオ
:2005/10/25(火) 00:27:32
>>191
「さすがに動かないと眠くなってくるんだな…。」
立ち上がり屈伸運動などをする。
194
:
→
:2005/10/25(火) 00:34:02
>>192-193
2人は、各々立ち上がって身体を動かす。
『中年男性』と『唇ピアスの男』は、そのまま動かない。
195
:
野口
:2005/10/25(火) 00:43:01
>>194
「……まさか、死んでたりしませんよね……
彼らそれぞれの『夢』の中で……」
ジャンプ運動の副産物としての『音』と『振動』で二人を起こしてみようとする。
一応眠気はおさまったのだろうか。
196
:
ビームラーオ
:2005/10/25(火) 00:50:23
>>194
「まさか…、個人個人で夢があるなんてことが…。」
「…起こしたほうがいいか…?」
二人の呼吸とか胸の動きとかを見てみる
197
:
→
:2005/10/25(火) 01:19:10
>>195-196
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
2人は、動かない・・・・・・・・・・呼吸をしているかどうかは、分からない。
198
:
野口
:2005/10/25(火) 01:23:14
>>197
「……確認してみます?……近づかなきゃなりませんが」
静かにして『寝息』をうかがう。
199
:
ビームラーオ
:2005/10/25(火) 01:30:43
>>197
「よ、よし…、まずは『唇ピアス』のほうからにしよう…」
『唇ピアスの男』に近づき、寝息を確かめる。
感じなければ手首を持って脈をみてみる
200
:
→
:2005/10/25(火) 01:43:45
>>198-199
『唇ピアスの男』に近付いたが、男はピクリとも動かない。
触れると、微かに冷たかった。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
『野口』は、いつの間にかドアが開いている事に気付く・・・・・・・・・・・。
201
:
野口
:2005/10/25(火) 01:49:21
>>200
「ビッ、ビームラーオさん!!
また『奴』がッ!?
眠っていないのにッ」
部屋中を警戒する。
特に『リュック』と『影部分』。
視界を塞がないように顔面をガードする。
202
:
ビームラーオ
:2005/10/25(火) 22:43:42
>>200
「もう死んでいるッ…!やはり一回殺されたら自動的に死ぬ…『記録』されるのか…!!!」
「なんだってッ!? 寝ていない…いや、『中年男性』が寝たんだ、おそらくはッ!
さっき言った『仮説』が正しければ…『中年男性』が起きているときには『影』は出てこない…
つまり彼を起こせば…『影』は消えるはずッ!!」
「『野口』さん、すまない…!
『中年男性』を起こす! 『影』の気をできるだけ引いててくれないか!」
『中年男性』に向けてダッシュ、蹴り起こす。
203
:
→
:2005/10/25(火) 23:11:53
>>201-202
『野口』は、警戒して小屋の中を見回す・・・・・・・・・。
『ビームラーオ』は、『中年男性』に向かって駆け寄ると、男を蹴り飛ばした。
「ぎゃッ!」
男は、寝袋のまま床に転がる・・・・・・・・・そして、『ビームラーオ』を睨んだ。
「おい、何だ!
いい加減にしろ!」
204
:
野口
:2005/10/25(火) 23:14:12
>>203
(……いない。
いや、ビームラーオさんの意見があってたのか……?)
警戒の態勢を崩さずにドアを閉めたい。
何か外にいたらすぐに離れる。
205
:
ビームラーオ
:2005/10/25(火) 23:23:27
>>203
「すまない…だが、さっき言った『影』が来たんだ。
起きていたほうがいいと思う…お互い死にたくはないだろう。」
(こいつが犯人だとしたら…、警戒するか? してくれたほうがありがたいな)
『中年男性』から少し離れる
206
:
→
:2005/10/25(火) 23:50:31
>>204-205
『ビームラーオ』の言葉に、男は小屋を見回す。
外は、吹雪で視界が遮られていた・・・・・・・・・『野口』は、ドアを閉める。
「お前達は、起きてたのか?
又、誰か死んだとでも?」
男は、寝袋に入ったまま尋ねる。
207
:
野口
:2005/10/25(火) 23:54:14
>>206
(まだ吹雪は止まないか……
早く止んでくれないかな……)
少し入り口から離れる。
(そういえば……『明かり』はどうなんだろう……?)
時計のライトを付けてみる。
ついでに時間も見ておく。
208
:
ビームラーオ
:2005/10/26(水) 00:10:05
>>206
「私たちは起きていた…そして、そこに寝ている…いや、死んでいる『唇ピアスの男』。
さきほどまで生きていたのはあなたも見ていただろう…彼がいつの間にか死んでいた。」
「そして、なにもしないのにドアが開いた…。
起きた現象はこれが全てだ。」
209
:
→
:2005/10/26(水) 00:17:51
>>207-208
時刻は、『10時24分』・・・・・・・・
男は、『ビームラーオ』の言葉を聞くと、『唇ピアスの男』に近付く。
そして、しばらく呼吸や脈を調べてから、そのリュックを開けた。
210
:
ビームラーオ
:2005/10/26(水) 00:22:50
>>209
「なんだ…?どうかしたか?
『医者』じゃないとか言っていたが…医学生とかなのか?」
男がなにを取り出すのか見る。
211
:
野口
:2005/10/26(水) 00:32:46
>>209
(……なんだ?
また……何か出てきたりはしないかな……)
身構えつつ遠くから『ピアス』のリュックの中を見る。
『中年』の動きには警戒する。
212
:
→
:2005/10/26(水) 00:46:53
>>210-211
男は、リュックの中身を床の上にブチ撒けた。
「『心臓発作』とか・・・・・・・そういう死因なら、『薬』を持ってると思ってな。
薬を持っていれば、ただの発作で説明もつくが・・・・・・・」
そう言って、男はリュックの中身を調べ出す。
『サバイバルナイフ』が入っており、他に一般的な登山用品などがあった。
その中で、錠剤の入った薬瓶が1つ転がっているのが目につく。
213
:
ビームラーオ
:2005/10/26(水) 00:52:27
>>212
「なるほど…。
…瓶…薬か? なんの薬かわかるか?」
『サバイバルナイフ』を見てみる。鞘があるのなら刃を出してみる。
214
:
野口
:2005/10/26(水) 01:01:16
>>212
「はぁ……なるほど」
関心して見守る。
「あ、その『薬瓶』ですかね……
なんて書いてあります?」
(あの『ナイフ』……
さっき『凶器』だった奴かな……?)
215
:
→
:2005/10/26(水) 01:10:29
>>213-214
男は、薬瓶を手にして眺めた。
「ラベルが無いな・・・・・。」
『ビームラーオ』は、ナイフを鞘から抜いた。
光を反射して光る刃は、切れ味も良さそうに見える。
「おい、他の連中のリュックも調べてみろよ。
薬が見つかるかも知れない。」
男は、中身を再びリュックに詰め始めると、2人に言った。
216
:
ビームラーオ
:2005/10/26(水) 01:13:36
>>215
「特に血がついてるってこともないな。」
「…わかった。可能性は…あるな。」
女性の荷物をひっくり返す。
217
:
野口
:2005/10/26(水) 01:19:30
>>215
「……薬はあまり関係ないと思うんですけど。
確率的にみんな持病があるって事は……
それに、みんな冬山登山するくらい体力には自信あるわけですし……」
と異議を唱えつつも『輪島』のリュックの中身を開ける。
入り口を向こうに向けて恐る恐る。
218
:
→
:2005/10/26(水) 01:39:46
>>216-217
2人は、各々死んだ3人のリュックを調べる。
だが、薬の見つかったのは、『唇ピアスの男』だけだった・・・・・・・・・・。
3人のリュックから、特に目を惹くものは出て来ない。
219
:
野口
:2005/10/26(水) 01:45:09
>>218
「……どう思います?」
『中年』と『ビームラーオ』に意見を求めてみる。
『薬瓶』を拾いあげ、観察する。
220
:
ビームラーオ
:2005/10/26(水) 01:45:38
>>218
「病気とかそういうわけではないな…まさか急死するような持病をもっていて
薬を持ち歩いていないなんてことはあるまい。
その薬もおおかた風邪薬ってとこじゃあないのかな…?」
「ちなみに、私も薬はもっていないぞ。」
といいつつ、自分の荷物をひっくり返す。
「あなたはどうだ? いやひっくり返せということではないんだが…。」
『中年男性』に言う
221
:
→
:2005/10/26(水) 01:57:17
>>219-220
薬瓶は、すでに無い。
男は、『唇ピアスの男』のリュックの中身を戻し、死体の傍らに置いた。
「生きている俺達が、薬を持っているかどうか知っても無意味だな。
それよりも・・・・・・・・・・4人が死んだのが、本当に『影』の仕業かどうかって所だ。
コイツは、眠っていたのか?
俺も寝ていたが、『影の夢』は見なかった・・・・・・・・・。」
そう言って、男は『唇ピアスの男』を見る。
222
:
ビームラーオ
:2005/10/26(水) 22:07:21
>>221
「『唇ピアス』と『茶髪』、『女性』は『影』に刺されたのを見た。
…いや、『唇ピアス』は直接『影』が殺したのを見たわけじゃないが…だが、『影』が出てきたときに死んだのはたしかだ。
無関係とも思えない。」
「…なにか、自分が『特別』ちがっている、というようなことは思いつかないか?」
『中年男性』にいう
223
:
野口
:2005/10/26(水) 22:15:14
>>221
自分のあけたリュックを元に戻しておく。
(頼もしいような……、怪しいような……)
「本当、理解を超えてますよ……」
224
:
→
:2005/10/27(木) 00:31:04
>>222-223
「俺達は、『違っている』から生き残ったという事か?
その『影』ってのは、何なんだ?」
男は、『ビームラーオ』に聞き返す。
そして、もう一方の空いているベッドに自分の荷物を移動させた・・・・・・・・・・・・。
「眠らなければ、本当に安全なんだろうな?」
225
:
野口
:2005/10/27(木) 00:44:51
>>224
「起きてた方が『比較的』安全です。
さっきもそう思ってずっと起きとこうとしたんですが……」
と『中年』に言う。
(今まで『夢』で『異常』があったのは……『ライト』と『ラジオ』……
『電化製品』に何かあるのかな……?
でも、うまく当てはまらないところもあるし……
『時計』はフツーに動いてたもんな……)
皆の持ち物に『電化製品』があったかどうかを思い出す。
持っている量の順番を考えてみる。
226
:
ビームラーオ
:2005/10/27(木) 00:58:31
>>224
「…というより、あなたが『違っている』から、あなたには『影』が現れないということが考えられる…。
『影』がなんなのか、は今までに言ったことがわかってる全てだ…正直こっちが知りたい。」
「そうだな…『野口』さんの言ったとおり、『比較的』安全といったところだ。」
「それで、なにか思いつかないか?あなたが他人とちがうようなことを…。」
227
:
→
:2005/10/27(木) 01:08:45
>>225-226
他の5人の持ち物には、ラジオや携帯電話、デジカメなどがあった。
ほぼ全員が携帯電話を持っており、デジカメやラジオを持っていたのは、各1人。
・・・・・・・・・・・・・男は、ベッドに座って言った。
「或いは、次に死ぬのは俺かもな。
たまたま残っただけで・・・・・・・・全員死ぬ可能性もある。」
228
:
野口
:2005/10/27(木) 22:52:19
>>227
「……気を付けるしかないですね。
何にそうすべきかもわからないですけど」
(そういえばデジカメは僕も持ってたな……)
それは誰だろうか?(ラジオとデジカメ所持者)
(でも……『夢』の中で深々と背中を刺されたのに死ななかったのは……?)
229
:
ビームラーオ
:2005/10/27(木) 22:58:50
>>227
「…。」
デジカメの写真の履歴でも見てみよう。
なにか妙なものとかは撮られてないか?
230
:
→
:2005/10/27(木) 23:50:01
>>228-229
デジカメを持っていたのは、『輪島』だった。
履歴を見ると、登山中の3人や風景が撮られている。
231
:
ビームラーオ
:2005/10/28(金) 00:08:27
>>230
「…特になにもないな…。」
「まあ…このまま時間をつぶせれば、朝まで持つかもな…。
今夜は眠れないのは辛いが命には代えられない。」
時計を見てみる。少しの間だけライトもつけてみる
232
:
野口
:2005/10/28(金) 00:13:53
>>230
「何もありませんね……」
ライターをポケットに入れておきたい。
「……『待つ』しかないんでしょうか……?」
233
:
→
:2005/10/28(金) 00:24:55
>>231-232
『10時58分』━━━━━━━━━
特に異変も起こらず、2人は時間が過ぎるのを待った。
数十分が過ぎた頃、睡魔が2人に訪れる。
『中年男性』は、ベッドの上で横になっていた・・・・・・・・・・・。
234
:
ビームラーオ
:2005/10/28(金) 00:34:00
>>233
「……ここで寝るわけにはいかないな…!」
立ち上がったり、屈伸運動をして血行を良くし、眠気を取る。
「『中年男性』は起こさないでくれ…たしかめたいことがある。」
235
:
野口
:2005/10/28(金) 00:37:31
>>233
「う……『眠気』が……
ビームラーオさんも……?
やはり……奴の仕業……?」
立ち上がり思いっきり『体』を動かす。
体をつねったりして『覚醒』を促したい。
『ドア』をほんの少し開け、『冷気』も。
(何かいたり、吹雪がヤバかったらすぐ閉める)
「彼(中年)が寝たのと関係あるんでしょうか……?」
『中年』が寝始めたのはいつ頃だろうか。
236
:
→
:2005/10/28(金) 00:42:52
>>234-235
2人は、身体を動かして睡魔を追い払う・・・・・・・・・・男が眠っているかどうかは、
分からない。
237
:
ビームラーオ
:2005/10/28(金) 00:47:19
>>236
「それはわからない…ただ時間がたったから眠くなっただけなのかもしれないし、
彼がなにかしているのかもしれない…。」
「どちらにしろ…この流れは『影』が出てくるパターンだ…。」
杖を握っておく。
238
:
野口
:2005/10/28(金) 00:49:51
>>236
「『確かめたい事』……とは?」
『覚醒作業』を続けつつ先程の『ラジオ』を拾う。
239
:
→
:2005/10/28(金) 01:09:22
>>237-238
『ビームラーオ』は、杖を握った。
『野口』は、ラジオを手に取る・・・・・・・・・・・・2人の抵抗にも関わらず、睡魔は
なかなか振り払えない。
さらに、数十分が経過すると、2人の意識は朦朧とし始めていた。
夢と現実の狭間を行き来するかの様に、視界が混濁する。
互いに起きている事を確認する為・・・・・・・・・・或いは、眠気を少しでも払う為、
2人は時折言葉を交わす。
だが、その言葉も意味不明なもので、それすらも自覚出来ない状況だった。
『ガシィッ!』
・・・・・・・・・・・・不意に、『ビームラーオ』の首を強い力で掴まれる。
眼前には、いつの間にか『黒い影』が立っていた。
240
:
ビームラーオ
:2005/10/28(金) 01:12:30
>>239
「は、うおお…おおッ!!!!
出た…現れたッ!!」
「『野口』さん、コイツは私が引き付けるから『中年男性』を起こすんだッ!
それでコイツが消えるんならヤツはクロ、消えなければとりあえずはシロになる!!」
首をひねってなんとか逃れる。
「さっきは『影』がいたかどうかわからなかったが…今ははっきりと目前に居る…!」
241
:
野口
:2005/10/28(金) 01:17:09
>>239
「うッ、うわァァァァァ!!」
(くそッ、今僕が『現実』にいるのか『夢』にいるのかさえも……わからないッ!!
だけど、もしそうなら……ッ!!)
影に気付いた瞬間『中年』の方にダッシュ。
蹴り飛ばして起こしたい。
「起ッきろぉぉぉォ!!」
242
:
→
:2005/10/28(金) 01:27:36
>>240-241
首を絞められた『ビームラーオ』の枯れ果てた声は、『野口』に届かなかった。
『野口』も、『黒い影』には気付かない・・・・・・・・・・・。
『ビームラーオ』が完全に目を覚ますと、『黒い影』の姿は忽然と消えている。
だが、首を絞める力は消えていない。
『野口』の方を見ると、虚ろな表情でフラつきながら立っていた・・・・・・・・・・。
ふと、ベッドの上の『中年男性』が起き上がる。
軽く身体を伸ばした男は、2人の方を見渡してから『野口』に視線を向けた。
「眠そうだな、そっちの奴。
眠っちまったが、何か起きたか・・・・・・・?」
243
:
ビームラーオ
:2005/10/28(金) 01:33:13
>>242
「…ごほっ!」
首を絞めるポーズを取って、苦しいことをアピールする。
それと、首を前後に振り、締め付けから逃れる。
244
:
野口
:2005/10/28(金) 01:35:57
>>242
動けるなら部屋を見回して状況を把握したい。
245
:
→
:2005/10/28(金) 01:49:04
>>243-244
男は、『ビームラーオ』の様子を見てベッドを降りた。
「どうした?」
『野口』は、男の声に反応して身体がビクリと動く。
一瞬、意識が冴えた・・・・・・・・・・不意に、『ビームラーオ』の首を絞める力が消える。
「おい、起きろ!
様子がおかしいぞ、お前の仲間の・・・・・・・。」
再び意識が朦朧とし始めた『野口』に、男が呼び掛けた。
眠り掛けていた『野口』は、その声に目を覚ます。
246
:
ビームラーオ
:2005/10/28(金) 01:57:31
>>245
「…かっ、は………。」
息を整える。
「…なんだ…?消えた…。
あの男じゃないのか…?」
懐中電灯のライト、手元になければ携帯のライトを点けてみる。
247
:
野口
:2005/10/28(金) 20:24:31
>>245
「……はッ!
ッ、ついうとうとして……」
部屋を見回し状況を確認。
そして二人に何があったのかを尋ねたい。
248
:
→
:2005/10/28(金) 23:33:29
>>246-247
『ビームラーオ』は、ライトが点く事を確認する。
「呼吸が苦しいのか?」
男が、『ビームラーオ』に尋ねた・・・・・・・・・・・。
『野口』は、小屋を見回したが、2人の様子以外に異変は無い。
249
:
ビームラーオ
:2005/10/28(金) 23:57:42
>>248
「い…や、さきほどまで『影』に首を絞められていたんだが…なぜが『消えた』。
もう大丈夫だ…。」
立ち上がる。
「やはり全員が眠くなると『影』は出るようだが…、こういう風に消えるのは初めてのケースだ…。
わからない…が、なにか大きな『ヒント』があるような気がする。」
250
:
野口
:2005/10/29(土) 00:04:26
>>248
「なるほど……
さっきから思ってたんですけど……」
時計を見る。
「この小屋に取り憑いた何か幽霊みたいなものが、
ここで眠った人の『夢』を出入口にして『現実』に出てくるんじゃないでしょうか……?
そしてそれが他の人も眠らせて『出入口』を広げる……と。
まあ、『仮説』ですが……
つまり、『一人でも眠るとアウト』……という事かと……」
251
:
→
:2005/10/29(土) 00:14:20
>>249-250
「疲れてるだけじゃないのか?」
男が言った。
「死人が出たのは、確かだが・・・・・・・何か理由があるんだろう。
俺達に分からない様な、専門的な病気か何かかも知れない。
話を飛躍させるよりも、朝に備えて休んだ方がいい・・・・・・・・・。」
252
:
ビームラーオ
:2005/10/29(土) 00:20:01
>>251
「悪いが、私は実際に『影』に首をつかまれたんだ…。
寝ることで出現する可能性が高いのなら私は寝ようとは思わない。」
「まったくのランダムという動きじゃあない…なにか『セオリー』があるんだ。
それを掴まなくては、おそらく全滅だ。」
253
:
野口
:2005/10/29(土) 00:42:20
>>251
「できるだけ……起きておいてくれませんか……?
もう『夜明け』も近いはずですし……
今、何時ですかね」
『吹雪』の様子を見る。
「それに『確率的』にもそういう病気は……ないんじゃないですか。
あったとしても『伝染』じゃなきゃあ……」
254
:
→
:2005/10/29(土) 01:01:53
>>252-253
外の吹雪は、続いていた。
時刻は、『午前0時28分』。
「こういう状況で、幻覚を見るのは不思議じゃない。
落ち着けよ・・・・・・・・普通に考えて、おかしいだろう?」
男は、そう言ってベッドに戻る。
255
:
ビームラーオ
:2005/10/29(土) 01:06:21
>>254
「だ、だがしかし…。実際に苦しかったんだぞ?」
とりあえず座ろう。 鏡とか窓ガラスとかに首を映して、手の跡がないかどうか見る。
256
:
野口
:2005/10/29(土) 01:08:22
>>254
(やはり体験した人じゃないと……わかってくれないですね)
こっそりとビームラーオに呟く。
そしてビームラーオの首を見る。
絞められた跡か何かないかを探る。
「二人が同じタイミングに同じ幻覚を見て体験を共有したんですよ……?
ちょっとは真実み、というか……そういうのが……」
257
:
→
:2005/10/29(土) 01:22:06
>>255-256
『ビームラーオ』の首に、それらしい跡は見当たらない・・・・・・・・・。
男は、ベッドに座ってリュックからチョコレートを取り出した。
「2人共、そう思ってるだけだよ・・・・・・・・漠然とした悪夢が、話している内に
付け足されて行ったんだろう。
説明しようと思えば、何とでも言える。
勝手に思い込むのが、一番悪い・・・・・・・・・・・。」
そう言って、男がチョコレートを齧る。
「今度は、俺が起きてるから寝てもいいぞ。
何かあったら、起こしてやるから。」
258
:
ビームラーオ
:2005/10/29(土) 01:27:50
>>256
「まあ…私が逆の立場だったら信じないだろうからなぁ…。」
>>257
「……。
…ともかく、交代制には賛成だ。悪いが寝させてもらうよ…。」
寝袋に入る。 だが、ずっと起きている
259
:
野口
:2005/10/29(土) 16:20:34
>>257
「……(そりゃ自分でも荒唐無稽と思いますが……)」
自分の場所に座り疲れを癒す。
もちろん寝ない。
少しうとうとして眠気も去っているだろう。
260
:
→
:2005/10/29(土) 23:34:38
>>258-259
2人は、自分の場所に落ち着いた。
『午前0時45分』
ふと、小屋の中でヒソヒソと囁く声が聞こえる・・・・・・・・・・・・。
2人が気付くと、『中年男性』はベッドの上で俯いたまま動いていない。
周囲を見回すと、小屋の隅で他の4人が集まっていた。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
不意に、『輪島』が振り向く。
261
:
大鵬ヨシムネ『トワイライトニング』
:2005/10/30(日) 01:29:34
>>260
「…ん…?」
「……な、なんだ…お前ら…死んだはずじゃなかった…。
『夢』か?!」
すぐに手元にある、なんでもいい、ライトをつける。
懐中電灯ならば、つけたついでに『輪島』の顔を照らす。
262
:
野口
:2005/10/30(日) 11:40:14
>>260
「……なッ!?」
慌てて立ち上がる。
4人の表情や何やらに異常な点はないか。
「皆……、どうしたんですか!?」
4人に呼び掛けると共に、その声で『中年』を起こしたい。
起きなかったら近づいて揺すり起こす。
263
:
→
:2005/10/30(日) 23:37:12
>>261-262
『ビームラーオ』がライトを点けると、『輪島』の顔が照らされた。
目を見開いた『輪島』は、怒りと驚きが入り混じった様な表情で、見つめている。
2人が騒ぎ出すと、他の3人も顔を向けた・・・・・・・・・・・。
『ドドドドドドド』
『野口』が『中年男性』に駆け寄った瞬間、4人は突然2人に殺到して来る。
264
:
ビームラーオ
:2005/10/30(日) 23:58:55
>>263
「な、なんだとッ!! こいつら『ゾンビー』みたいなもんか?!
おい、止まれッ! こっちはナーバスになってるんだ…止まらないと危害を加えるぜッ!」
止まらなければ向かってくる奴を杖で思いっきり突く。
265
:
野口
:2005/10/31(月) 00:58:27
>>263
「なッ、なんですかッ!?」
(こッ、これは明らかに何かおかしい!!)
『中年』を一発ひっぱたいて起こしてから、
すぐに逃げるようにビームラーオのところに戻る。
(ストーブが盾になるルートを通るように)
266
:
→
:2005/10/31(月) 01:11:24
>>264-265
『ガシャアッ!』
4人は、ストーブを押し倒して2人に手を伸ばして来る。
倒れたストーブから灯油が漏れ、炎が上がった。
『野口』は、『中年男性』に手が届く寸前で、『黒髪の女性』と『輪島』の手に
よって押さえ付けられる・・・・・・・・・・・。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
『ビームラーオ』が杖で『茶髪の青年』を突くと、その隙に『唇ピアスの男』が
掴み掛かる・・・・・・・・・・・『野口』と『ビームラーオ』は、2組に分かれた4人に
押さえ付けられた。
小屋の奥の壁には、炎で出来た『影』が揺らめく。
その『影』の中から、ゆっくりと『黒い人影』が浮き出て来た・・・・・・・・・・。
267
:
ビームラーオ
:2005/10/31(月) 01:18:36
>>266
「うおおお…ッ!! このままじゃあ確実に『ヤバい』ッ!!
『麻酔された虫をピンで留める』みてーにゆっくりと、的確に『影』に刺し殺されちまう!!」
頭突きなり蹴り飛ばすなりで、押さえつけている人の急所(あごとか股間とか)を攻撃。
ひるませて脱出する。
押さえつけている人の体温が低いとかそういうことはないか?
それと目を見てみる。生気がないとかを確認
268
:
野口
:2005/10/31(月) 01:20:26
>>266
「うぐッ! くそッ!!
……ッ、『影』まで!」
ただひたすらに手足を振り回し暴れまくり押し返し蹴りまくり、
何とか二人の拘束から逃れたい。
また、振り回した手や何やらをすぐ側の『中年』にも当てる。
(意識せずとも当たるだろうが)
それで起こしたい。
(なぜ僕らだけが……?!
きっとコイツに何かあるはずだッ!!)
269
:
→
:2005/10/31(月) 01:35:18
>>267
『ビームラーオ』が急所を蹴り上げても、2人に動じる様子は無かった。
体温は、『感じない』・・・・・・・・・・・2人の瞳を覗き込むと、何かが揺らめいた。
『ドドドドドドドド』
瞳の奥に映った『黒い人影』が、『ビームラーオ』に向かって来る。
そして、手にした『アイスピック』を振り上げ、一気に振り下ろした・・・・・・・・・。
骨を穿つ嫌な音と共に、『ビームラーオ』の意識は途絶える。
『ビームラーオ』
→『死亡』
270
:
→
:2005/10/31(月) 01:36:49
>>268
『野口』の抵抗も虚しく、2人がかりで押さえ付けられると為す術は無かった。
ふと、振り回した手足が、何かに当たる。
『ゴトッ・・・・・』
『中年男性』のリュックが床に落ち、中から奇妙な物体が転がり出た。
それは、石で出来た『矢尻』の様にも見える・・・・・・・・・・・先端には、微かに血が
付着していた。
微かな痛みを感じた『野口』は、自分の手に小さな切り傷を見つける。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
271
:
野口
:2005/10/31(月) 20:57:23
>>270
「う……ッくそッ……!!
こ、こんな所でわけの解らない死に方するなんて……ッ!!」
(……『矢』? 『キーホルダー』か何か……?
手を切ってしまったけど……、もう関係ない!)
助かりたい一心で上半身を思い切り捻り、
上着を脱ぐ(破る)事で拘束を脱したい。
上着と服の間の本類で滑りやすくなっているはず。
捻る方向は『リュック』や『ベッド』の方向。
(『リュック』の中の道具や『矢』を敵に武器にされないように、またこちらがそれを確保するために。
『中年』を起こす意図もある)
ベッドに2人をぶつけて挟む感覚。
足もじたばたと振り回し続ける。
272
:
→
:2005/10/31(月) 23:21:09
>>271
『野口』が暴れ出すと、2人は素早く『野口』を床に押さえ付ける。
仰向けの状態になった『野口』に、『黒い人影』が近付いて来た・・・・・・・・・・。
『ドドドドドドドドドド』
見上げると、すぐ傍らに『中年男性』が座っている。
眠り続けているらしく、目を閉じたまま動かない・・・・・・・・・・ふと、男の左手首に
『矢尻型の痣』があるのを見つけた。
━━━━━━━━━━『野口』は、目を覚ます。
いつの間にか、ストーブが消えており、身体が無意識に震えた。
周囲を見回すと、他の全員は目を閉じたまま動かない。
273
:
野口
:2005/10/31(月) 23:29:46
>>272
「ま、また……」
4人に警戒しながらビームラーオと『中年』の様子を見にいく。
手の傷や散乱した荷物はどうなっているかも調べる。
(変わった形の『痣』だったな……
あの『矢尻』と関係あるのかな……?)
274
:
→
:2005/10/31(月) 23:44:22
>>273
『中年男性』は、ベッドの上に座ったまま眠っている様だった。
その荷物が散乱していた気配は無く、『野口』の手の傷も消えている。
275
:
野口
:2005/10/31(月) 23:47:20
>>274
「……すいません!
起きてください!!」
揺り起こす。
その前に『痣』をちらっと見てみる。
276
:
→
:2005/11/01(火) 00:34:47
>>275
『野口』が揺すると、男は目を覚ます。
「ああ、寝てたか・・・・・・どうした?」
男は、小屋を見回した。
277
:
野口
:2005/11/01(火) 00:38:30
>>276
「また……例の『夢』が……
いつのまにか『ストーブ』も消えてますし……
何かあったのかも……」
『中年男性』を促しビームラーオを起こしに行きたい。
278
:
→
:2005/11/01(火) 00:50:34
>>277
男は、『野口』の言葉を聞くと、ストーブの方を見て近付く。
「ああ、消えてるな。
灯油が切れたらしい・・・・・・・・確か、外に灯油のタンクがあったはずだな。」
『野口』が『ビームラーオ』に向かう中、男は外へと出て行く。
279
:
野口
:2005/11/01(火) 00:54:29
>>278
(……やっぱり信用していないか……
何とかしたいけど……)
ビームラーオを起こしに行く。
ついでに吹雪の様子と時間を見る。
簡単にわかるなら石油の残量ゲージも調べてみる。
280
:
→
:2005/11/01(火) 01:12:46
>>279
『ビームラーオ』は、寝袋の中で冷たくなっていた・・・・・・・・・・。
すでに、息絶えている。
時刻は、『午前1時14分』。
吹雪は、弱まる様子も無く続いていた。
灯油の残量を見ると、ゲージは空になっている。
281
:
野口
:2005/11/01(火) 01:21:00
>>280
「ビームラーオさん……」
(またさっきみたいに死体に襲われるとしたら……
彼らを何とかしておいた方が……?)
とりあえず『中年』の帰りを待ち、ビームラーオの死を告げる。
死体に襲われた事も。
ビームラーオの杖は手元に移動させておく。
282
:
→
:2005/11/01(火) 01:52:37
>>281
やがて、男はポリタンクを抱えて戻って来た。
ストーブに灯油を注ぐ男に、『野口』が事態を話す。
「そうか・・・・・・・・後は、俺とお前だけか。」
男は、ストーブを再び点けた。
「どうする?
このまま待って、後4〜5時間って所だろう・・・・・・・・・・。
救助隊が来るまでは。」
283
:
野口
:2005/11/01(火) 23:03:16
>>282
「どうするって言われましても……、
やっぱり『待つ』しかないんじゃないですかね……?
他にどうしたらいいと思います?
ああ、早く時間が経ってほしいですね……」
「そうだ、ちょっと聞きたいことがあるんですが……いいですか?」
284
:
→
:2005/11/01(火) 23:11:17
>>283
「何だ?」
男は、ストーブに点火した。
285
:
野口
:2005/11/01(火) 23:19:30
>>280
「こんなに人がバタバタわけのわからない理由で死んでて、
次は自分かも知れないのになんでそんなに冷静なんです?
僕はビビリなんで……」
冷えた体を暖めながら世間話風に尋ねる。
286
:
→
:2005/11/01(火) 23:47:22
>>285
「俺は、お前等の言ってた『影』を見てないからな・・・・・・・・・。」
男が言った。
「それに、今の状況が実感として感じられないんだ。
どこか『夢』の様な・・・・・・・・現実じゃない様な気さえする。」
287
:
野口
:2005/11/01(火) 23:57:34
>>286
「これも『夢』……
確かに、ありえそうな話ですね……
全く信じられないのに信じざるをえない、というか……」
『時計』の『ライト』を付けてみる。
「その……今までの経験からなんですが……
『影』が出る『夢』の世界では……『ライト』がつかないんです。
懐中電灯とかそんなのです。
信じてらっしゃでしょうが、一応……」
(そうだ……、『矢尻』を持ってたら知らないはずのを知ってるから信じてもらえるかもしれないな……
でも、覗いただろ、って言われたらそれまでだしな……)
288
:
→
:2005/11/02(水) 00:09:03
>>287
『野口』は、時計のライトを点けた。
「じゃあ、今は夢じゃないな。」
男は、それ以上は語らない。
時間は、刻々と過ぎて行く・・・・・・・・・・・。
289
:
野口
:2005/11/02(水) 00:18:10
>>288
(あまり話したくないのかな……)
寝ないように注意しながら朝を待つ。
ラジオを聞いてみたり時折体操したり。
時々『中年』をちらりと見やってみたりもする。
290
:
→
:2005/11/02(水) 00:27:06
>>289
やがて━━━━━━━━━
窓から、陽光が差し込んで来る。
吹雪も止んでおり、2人は朝を迎えた事に気付いた。
『午前5時42分』
男は、荷物をまとめ始める。
外からは、微かにヘリのプロペラ音が聞こえて来た。
291
:
野口
:2005/11/02(水) 00:29:58
>>290
「た、助かった……
良かったですね、ホント……」
安堵のため息を洩らしながら話し掛ける。
そして荷物をまとめる。
「でも……この事、どう説明すれば……
ねぇ、どう思います?」
窓からヘリを見てみる。
292
:
→
:2005/11/02(水) 01:11:40
>>291
「寝てる間に、みんな死んでた・・・・・・・・・・そう言うさ。
俺には、それ以上の事は分からんしな。」
男は、そう言ってリュックを背負うと、外に出ようとドアを開けた。
眩しい程の光が、小屋の中に入り込む・・・・・・・・・・・。
『野口』が目を細めて見ると、小屋の前方に近付いて来る救助隊員達の姿が
確認出来た。
━━━━━━━━━━生存者は、2名。
他5名の死因は、いずれも『心臓麻痺』だった。
事件性は否定され、遭難中の不幸な事故として処理された。
『SnoW MouNTaiN Of DreaM』
→THE END
293
:
『SnoW MouNTaiN Of DreaM』
:2005/11/02(水) 01:30:29
ミッション評価:E
覚醒率:0%
『中年男性』の持つ『矢』に、どこまで近付けるかが鍵だった。
眠る事で開始される『スタンド攻撃』は、男の『無意識のスタンド』。
光源(小屋の照明)を消す事で、『影』は『真の姿』を現す。
つまり、『光で影を消す』のでは無く、『闇で影を消す』のが正解だった。
『無意識のスタンド』なので、男自身は認識も操作もしていない。
能力:レム睡眠中の人間を、夢の中で攻撃する。
夢でのダメージが現実に及ぶ事は無いが、殺されると現実でも『死ぬ』。
『スリーピング・イン・ザ・ナッシング』 人型/人工・機械型
パワー:C スピード:C 射程距離:C(夢の中では、A)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B
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