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『王国の過ごし方』

1:2004/12/30(木) 21:07
発展のピークをとっくに過ぎた、湖岸の古いリゾートの街。
シーズンを過ぎた街は、人影も疎らだった。
 
その日のニュースでは━━━━━━━━━━━━
街を含む湖周辺の地域一帯を、濃い霧が覆っているとの事だった。
霧の中に踏み込んだ者達の前方に、ぼんやりと影が浮かぶ。

2鏡橋『アウトフィールド』:2004/12/31(金) 22:38
>>1
あれから数カ月………
結局ネス湖での事件のことは公には発表されていない。

(それも当然か………まあいい、かな。
 ………霧が出てきた。あのときもこんな感じだったが
 もしかして………いや、願わくばかな)

霧の向こうの影はどのような形か。

3山田『スケーリック』:2004/12/31(金) 22:39
>>1
「霧が濃いな……迷子になったらどうしようか」

影が見えた。
「……アレか?」

影に近づく。

参加者は全員一緒に行動している?

4MONO:2004/12/31(金) 22:41
休暇で来ていた。
日課の散歩をしている。

「今日は霧が濃いがそれもまた良し。
雨では困るけれども。雨はじつに困る。
靴がビチャビチャビチャビチャビチャと濡れるのが困る。
ン〜。
だが霧ならばいい。良しとしよう。」
独り言を言いながら歩いている。

>>1
「ん」
霧の中の影に気付く。目を細めてそれを見る。

5上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2004/12/31(金) 22:45
>>1
「かなりの濃霧だな……。人が少ないとはいえ、車には気をつけておこう」

影に向かって歩く。

「まあ、車でないにしろ、何かと注意しておいたほうがいいか。迷うと大変だし」

周囲に何か特徴のある建物などはないか?

6成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2004/12/31(金) 22:48
「散歩に来たはいいけど……、霧かぁ。
 服が濡れそでヤダな」

ふと影を見る。

「ん、なんだ?」

7恋次『ボイジャー』:2004/12/31(金) 22:49
>>1
バイクを止めて、周囲を見回した。
 
「霧が出てきたな‥‥‥」
 
フェイスガードを上げて、目を凝らす‥‥。

8鳴海成美:2004/12/31(金) 23:11
>>1
「あれ……すごい霧…。
 いやだなあ……髪が膨らんじゃう……。」
 
寒さを覚え、白のパーカーを羽織る。
目の前の影の正体を確認するため、その影に近づきたい。

9翠河:2004/12/31(金) 23:12
煙草に火をつけて、霧の向こうの影へ歩き出す。

「見通しが悪いな・・・・・」

10株『トゥー・ボール・ルー』:2004/12/31(金) 23:28
>>1
タバコを吸いながらふらふらとあてもなく歩きだす。

「なんだろなアレ・・・」
立ち止まって影のほうをみる。

11太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2004/12/31(金) 23:37
>>1
「観光に来てよォ〜ッ『濃霧』ってどういうことだよクソクソクソッ!!」
 
ガイドブックを見ながら毒づいて地面を蹴った。
 
「あん…?なんだあの影ァ?」
近寄っていく。

12スカンク『ミレンコリン』:2004/12/31(金) 23:48
>>1
「霧…、か。
生まれ故郷のイギリスもこんなムカつく感じだったぜ…。」

道の端により、影の動向を見守る。

13:2005/01/01(土) 00:10
>>2
濃霧の向こうに見えるシルエットは━━━━━━━━━━━━
2つの人影だった。
何かを話している様だったが、その言葉や内容までは聞き取れない。
>>3
『山田』は、濃霧の中に1人。
 
影に近付くと、それが膝程度の高さの物体である事が分かる。
周囲には、静寂が漂っていた・・・・・・・・・・・微かな冷気を感じる。

14:2005/01/01(土) 00:11
>>4
ふと、『MONO』の耳に賑やかな人々の話し声が聞こえて来る。
いつの間にか、周囲は喧騒に包まれていた・・・・・・・・・・・。
 
目の前に見える影は、どうやら何かの建造物らしかった。
3メートル程の高さで、話し声は建造物の中から聞こえている様だった。
>>5
周囲は、濃霧に包まれており視界が利かない。
 
影に近付いた『上村』は、それが人影である事に気付く。
人影は、1つだけ━━━━━━━━━━
『上村』の前を通り過ぎる形で、どこかへ歩いて行こうとしている。
>>6
目の前の影は、微かに揺らめいていた。
3メートル程の高さで、水音の様なものが聞こえる・・・・・・・・・・・。

15:2005/01/01(土) 00:13
>>7
目の前には、幾つかの人影が動いていた。
その中の1つが、『恋次』の方へと近付いて来る。
>>8
『成美』が近付いて行くと、それが人影である事が分かった。
180センチ前後と比較的長身の影で、その場に立ち尽くしたまま動かない。
>>9
目の前の影は、棒状の物体らしかった・・・・・・・・・・・。
『翠河』の胴辺りまでの高さで、柱の様に見える。

16山田『スケーリック』:2005/01/01(土) 00:14
>>13
「うん?
 全然違った……」

よく見えるくらいまで近づく。

17:2005/01/01(土) 00:15
>>10
『株』の目の前の影は、数人の人影だった。
奇妙な動きをしながら、左右に動いている。
>>11
影は、数人の人影だった・・・・・・・・・・1列に並んでいる。
『太刀魚』が近付くと、微かに揺らめいた。
>>12
影が近付いて来る・・・・・・・・・・。
それは、『スカンク』よりも頭1つ大きい人影だった。
人影に後方から微かな話し声が聞こえ始め、さらに数人の影が近付いて来る。

18翠河:2005/01/01(土) 00:19
>>16
「あん?・・・・・・・遺跡か何かか?」

回り込みながらその物体の材質や意匠を注意深く観察する。

19株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/01(土) 00:21
>>17
(俺と同じ旅行客かしら。
 しかし、変な動きだな・・・)
影の動きを観察するため、もう少し近付いてみる。

20:2005/01/01(土) 00:22
>>16
それは、1メートル程の幅の石だった。
表面には、奇妙な文字が刻まれている・・・・・・・・・。
 
━━━━━━━━━ふと、霧が晴れているのに気付いた。
周囲を見渡すと、短い青草の生えた地面には、似た様な石が幾つも並んでいる。
その向こうには、延々と続く荒野・・・・・・・・・地平線には、山々が横たわっていた。

21上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/01(土) 00:23
>>14
「人影?こんな霧の中を……何故?」
(自分が言えたことじゃないけど)

やや早歩きがちに歩いて、もう少しハッキリ見えるぐらいにまで近づきたい。

22成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/01(土) 00:26
>>14
(……?)

目を凝らしてよく見る。
何メートルくらいの距離か、どんなシルエットか。

あとこの近辺はどのような町並なのか思い出す。

23山田『スケーリック』:2005/01/01(土) 00:26
>>20
「……どこだここ……?
 それにこの石はなんだ?」

石は直線的に並んでいるのか?

24:2005/01/01(土) 00:28
>>18
それは、木で出来た四角い杭の様なものだった。
1面に奇妙な文字が彫られていたが、何の意味なのかは分からない。
 
━━━━━━━━━━━ふと、霧が晴れているのに気付いた。
周囲を見渡すと、『翠河』は細い石造りの路地に立っている。
左側は、腰程の高さまで石が盛り上がっており、手摺りの様になっていた。
その向こうには、延々と続く荒野・・・・・・・・・地平線には、山々が横たわっている。
今いる場所が、かなりの高度である事も分かった・・・・・・・・・。
右側は、公園らしき開けた場所になっており、滑り台とシーソーがある。
公園の周囲には木々が植えられており、隅にあるベンチに誰かが座っていた。

25鳴海成美:2005/01/01(土) 00:28
>>15
「あの……霧出てますし……風邪引きますよ?」
 
自分より30cmほど背の高いその人影に近寄り、話しかける。

26鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/01(土) 00:28
>>13
(なんだ人か………。………………。)

霧の中を歩き、その人影の5メートル横を通りすぎようとする。
会話は聞こえるだろうか。この霧は日常的な現象か聞きたいところだが………

歩いてても足元には気をつけたい。

27:2005/01/01(土) 00:34
>>19
━━━━━━━━━━━ふと、霧が晴れているのに気付いた。
目の前には、数十人の人々が整然と並び、太極拳か体操の様な動きを合わせている。
全員が小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ黒いチョッキを着ていた。
男女問わず、全員が黒いスカートをはいているのも奇妙だった・・・・・・・・・。
彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種も分からない。
 
周囲を見渡すと、かなり広い石造りの広場に立っている事が分かる。
目の前には、ヨーロッパの宮殿を思わせる豪華な建造物が横たわっていた。

28翠河:2005/01/01(土) 00:37
>>24
「・・・・・・・妖精郷じゃあないよな」

公園の方へ歩いていき、ベンチに座る何者かを観察する。

29株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/01(土) 00:39
>>27
「なんだこいつら・・・何の集団だよ」
近くに座れるところがあれば座り、しばしの間その集団を眺めることにする。

30恋次『ボイジャー』:2005/01/01(土) 00:39
>>15
バイクのエンジンキーを抜くと、フルフェイスヘルメットを外した。
ライダースーツの襟を緩める‥‥‥。
 
「なんだ‥‥‥あんたも、霧で迷ったのか?」
 
声をかけた。

31MONO:2005/01/01(土) 00:42
>>14
「何であろうかこれは。」
建物に近付く。
見た目で何の建物か判断できるだろうか?
話し声が何について話しているか、聞き取れるだろうか?

32:2005/01/01(土) 00:46
>>21
近付いて行くと、その奇妙な人物が見えて来た・・・・・・・・・・・。
小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ黒いチョッキを着ている。
黒いスカートをはいていたが、男らしい。
彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種も分からなかった。
 
━━━━━━━━━━━ふと、霧が晴れているのに気付く。
周囲を見渡すと、『翠河』は細い石造りの路地に立っている。
左側は、腰程の高さまで石が盛り上がっており、手摺りの様になっていた。
その向こうには、延々と続く荒野・・・・・・・・・地平線には、山々が横たわっている。
今いる場所が、かなりの高度である事も分かった・・・・・・・・・。
右側には、5〜6メートルはある大きな石造りの建造物が建っている。

33:2005/01/01(土) 00:47
>>22
目を凝らして見ると、いつの間にか霧が晴れているのに気付いた。
同時に、目の前にあるものが『噴水』である事も分かる。
周囲を見渡すと、『成崎』は石畳の広場に立っていた・・・・・・・・・・・・・・。
噴水を挟んだ前方には、横に長い石造りの建造物が建っており、正面に吹き抜けの
出入り口がある。
>>23
石は、ある程度の間隔で、ほぼ整然と碁盤の目状に並んでいた。
周囲に人影は無い・・・・・・・・・・・。

34成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/01(土) 00:50
>>33
「ふぃ〜、なんだ噴水か。
 ネッシーかなんかかと一瞬ビビっちまったぜ」

噴水のほうへ向かう。

「ん、霧も晴れたな。
 いい兆候だ」

35山田『スケーリック』:2005/01/01(土) 00:52
>>33
「しかし、突っ立ってるだけじゃ状況は変わらないだろうなぁ……」
近くの石を押してみる。

36スカンク『ミレンコリン』:2005/01/01(土) 00:55
>>17
「…こんなとこまでイギリスと同じか…。
ってことはこの人影はポリ公か、それぐらいヤバいやつってことだな…。やりすごすに限るぜ。」

「…といっても、なんもやましいことしてるわけじゃねーが、
生理的に受け付けねーからな奴らはよォ――――」


道路の草むらなど、隠れられる場所に身を伏せる。
見れるのなら、通り過ぎる人の顔や服装を覚えておく。

37:2005/01/01(土) 00:55
>>25
近付いて行くと、その奇妙な人物が見えて来た・・・・・・・・・・・。
小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ黒いチョッキを着ている。
黒いスカートをはいていたが、男らしい。
彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種も分からなかった。
 
━━━━━━━━━━ふと、霧が晴れている事に気付く。
『鳴海』が声を掛けた人物は、こちらに顔を向けて目を見開いた。
 
「何だ、お前は・・・・・・・・・何か用か?」

38:2005/01/01(土) 00:55
>>26
人影を通り過ぎて行くと、微かに会話が聞き取れた。
どうやら、2つの人影は女性らしい。
 
「・・・・・・・・・・が、いよいよ・・・・・・・・・・」
 
「私も見たわ・・・・・・・・・・・が、遂に・・・・・・・・・・」
 
━━━━━━━━━━━ふと、霧が晴れているのに気付く。
『鏡橋』は、いつの間にか石畳の橋の上に立っていた。
橋の欄干ギリギリに立っており、下には20〜30メートル下を流れる川が見えた。
前方の橋の向こうには、巨大な石造りの建物が見える。

39鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/01(土) 01:03
>>38
(見た?いよいよ………?………ッ!)

「うっ!いつのまに橋!」

橋の中央までより後ろをさりげなく振り返る。
さきほどの女性二人の姿を見る。
ところでこの景色に見覚えはあるだろうか。
先ほどまで霧だったとしても、調べた写真で見た覚えがあるかもしれない。

40鳴海成美:2005/01/01(土) 01:05
>>37
(スカート…スコットランド人?
 でもスコットランドのスカートはタータンチェックだよね……)
 
「……え…あの…霧が──」
ここで霧が晴れたことに気が付いた。
 
「──あ、あれ……?さっきまで霧が出てたはず……。」

41:2005/01/01(土) 01:07
>>28
ベンチに座っている人物は、奇妙な格好をした老人だった。
小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ黒いチョッキを着ている。
男の様だったが、黒いスカートをはいているのも奇妙だった・・・・・・・・・。
彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種も分からない。
 
老人は、『翠河』に気付いていない様だった。
>>29
4〜5メートル離れた場所に噴水があり、その向こうにベンチがあるのも確認出来た。
『株』は、ベンチまで歩いて座る・・・・・・・・・・・。
『奇妙な集団』を改めて見ると、集団から1人離れて何か叫んでいる人物に気付いた。
人々は、その言葉に合わせて動いているらしい。

42:2005/01/01(土) 01:08
>>30
近付いて来たのは、身長が190センチ程の奇妙な人物だった。
小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ赤いチョッキを着ている。
男の様だったが、黒いスカートをはいているのも奇妙だった・・・・・・・・・。
彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種も分からない。
 
「おい、何だ『それ』は・・・・・・・・・・。」
 
その人物は、片手に持った木の棒らしきものを向けて、威圧的な口調で言った。
>>31
その建造物が何なのか、外見から判断する事は不可能に思える。
小さな四角い窓の様なものがあり、話し声が漏れていた・・・・・・・・・・。
 
「・・・・・・・・・・・・が、そろそろ・・・・・・・・・・俺達も・・・・・・・・」
 
「国王が・・・・・・・・・・・ヒヒヒ、遂に・・・・・・・・・・」

43上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/01(土) 01:08
>>32
「うわ、いつの間に?……とりあえず場所がどこか把握し解かないとな」

その赤い帽子の男は傍にいるだろうか。また、右側にある建物にドアなどの入り口はあるだろうか。

44恋次『ボイジャー』:2005/01/01(土) 01:18
>>42
「『それ』?」
 
男たちの風体をみて首をかしげ、質問の意味が解らず首をかしげた。
 
「『これ』のことか?」
 
まさかそんなことはあるまい(見て解るからな)と思いつつ、ヘルメットを
軽く振って見せる。

45株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/01(土) 01:18
>>41
「あいつが、この集団の指揮者?
健康にいいのかねこの動きは。」
指揮者らしき男に注意を向けながら時間を過ごす。
何を叫んでいるのか、その男はどんな外見か。

46翠河:2005/01/01(土) 01:19
>>41
ベンチまで歩いていき、老人の隣に座る。

「良い天気ですね・・・・・・・・」

煙草の煙を燻らせながら呟いた。

47MONO:2005/01/01(土) 01:22
>>42
(国王?)
休暇に来た『湖畔の街』は、どこの国だっただろうか?

(なんだか物騒な臭いを感じる)
手をポケットに突っ込んで隠し、『ザ・グローヴ・パペッツ』を発現。
『それ』はただの手袋にしか見えないので、
外見を見ただけではスタンドかどうか判別しづらい筈である。

その場に留まり、聞き耳を立てる。

48:2005/01/01(土) 01:32
>>34
噴水に近付くと、溜まった水の中にキラキラと光る小さな水晶玉らしき物体が、幾つも
入っているのが分かった・・・・・・・・・・・・・。
>>35
石を押したが、固定されているらしくビクともしない。
>>36
━━━━━━━━━━━ふと、霧が晴れているのに気付く。
足元は、石畳の路地だった。
周囲を見渡すと、左に石造りの小さな建造物が建っていた・・・・・・・・・・・。
右側には、5〜6メートルはある石の塀がある。
前方には、3メートル程の高さの吹き抜けがある巨大な石造りの建造物があった。
隠れられる様な場所は、見当たらない・・・・・・・・・・・・・・。
 
近付いて来た人影は、奇妙な格好をした長身の男達だった。
誰もが小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ赤いチョッキを着ている。
男だったが、黒いスカートをはいているのも奇妙だった・・・・・・・・・。
彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種も分からない。
彼らは、虚ろな表情で『スカンク』の前を通り過ぎて行く。

49:2005/01/01(土) 01:33
>>39
2人の女性は、向かい合って話している・・・・・・・・・・『鏡橋』を見る様子は無い。
2人共、小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ赤いチョッキを着ている。
黒いスカートをはいており、彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種は分からない。
 
周囲の景色には、全く見覚えが無かった。
>>40
男は、怪訝そうな表情で『鳴海』を覗き込む。
 
「霧なんて出ていない。
それより、お前・・・・・・・・・・・もしかして、『客』か?」

50成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/01(土) 01:36
>>48
「『水晶』?
 なんだろ、綺麗だなァ〜」

水は冷たいだろうが、手袋を脱いでそれをひとつ拾ってみる。

51鳴海成美:2005/01/01(土) 01:37
>>49
「あ、は、はい。…ボクの気のせいだったみたいですね。」
自分のセミロングの髪を触る。湿気を含んでいないだろうか。
 
「客……ですか?……すみません。
 質問されているのはボクですけれど……無礼をお許しください。
 ボクには全く事情が飲み込めないんですけれど……客とは何のことでしょうか。」

52スカンク『ミレンコリン』:2005/01/01(土) 01:39
>>48
「……なんだこいつら。俺が見えてない、というか、なんにも見えてない感じだぜ…・。」

静かに立ち上がる。
反応がないのなら、男たちの後をつけてみる。

53鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/01(土) 01:42
>>49
(どこだここは………写真ですら見覚えがないが、まさかな)

女性二人に話しかける。

「すみません………この国の名前ってどう発音するんでしたっけ。」

54:2005/01/01(土) 01:48
>>43
右側の建造物は、10メートル程先まで続いており、端の方に吹き抜けの出入り口が見えた。
赤い帽子の人物は、その出入り口の方へと向かって歩いて行く・・・・・・・・・・・。
>>44
「違う、『それ』だ・・・・・・・・・その『デカイやつ』だ。」
 
その人物は、棒で『恋次』のバイクを指した。
 
「不審物は、没収するぞ。
預かるから、こっちによこせ。」
>>45
叫んでいる男は、集団と同じ格好だった・・・・・・・・・・・・・だが、帽子だけが黒い。
『キピィ』だの『ヒィ』だのと叫んでいるが、意味は理解出来なかった。

55:2005/01/01(土) 01:49
>>46
老人は、話し掛けた『翠河』に顔を向けた。
その表情には、驚きの色が見える。
 
「あんた・・・・・・・・・・そんなもの吸ってると、奴らに・・・・・・・・」
 
そう言い残し、老人は素早く立ち上がって走り去った・・・・・・・・・・・・。
その動きは、陸上選手並に速い。
>>47 
『湖畔の街』のある国に、『国王』はいないはずだった━━━━━━━━━━━
 
「向こうには・・・・・・・・・・・・・ってさ・・・・・・・・・・・・らしい・・・・・・・・・」
 
「・・・・・・・・・・・・だって?
そう言えば・・・・・・・・・・・噂じゃ・・・・・・・・・・・・・」
 
ふと、話し声が途絶える。
次の瞬間、建造物の中でサイレンの様な音が鳴り響いた・・・・・・・・・・・・・。
続いて、大勢の足音。

56上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/01(土) 01:53
>>54
(よかった、まだいる。)

「そこの人!ちょっとお話させて頂けませんか」

声をかけて走り寄る。

57:2005/01/01(土) 02:01
>>50
拾い上げると、それはビー玉程の大きさの物体だった。
 
「あっ!!」
 
・・・・・・・・・・・・・突然、誰かが叫ぶ。
振り向くと、小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ赤いチョッキを着た
若い男が立っている。
黒いスカートをはいており、彫りの深い白人的な顔つきだった。
若者は、『成崎』と目が合うと、逃げる様に走り去って行く・・・・・・・・・・・・。

58:2005/01/01(土) 02:01
>>51
男は、自分の後ろにある建造物を見て言った。
 
「『カジノ』だよ・・・・・・・・・・。」
 
石造りの建造物には、木製の重厚な扉が1つある。
扉の上には、解読出来ない奇妙な文字が建造物に直接彫られていた。
・・・・・・・・・・・・・髪は、乾いている。
>>52
男達は、前方の巨大な建造物の前を通り過ぎ、その先にある横長の建造物に向かって
歩いて行く・・・・・・・・・・・・。
その建造物には、木製の大きな扉があり、男達は扉の中へゾロゾロと入って行った。
 
━━━━━━━━━━━突然、建造物の中からサイレンの様な音が響く。

59恋次『ボイジャー』:2005/01/01(土) 02:02
>>54
「『デカイやつ』‥‥ってお前。
何言ってんだ?『バイク』見たことねーのか?」
 
眉をひそめた。
 
「『検問』‥‥じゃあねーよな、どう見ても‥‥」

60:2005/01/01(土) 02:02
>>53
2人の女性は、突然話し掛けられてビクリとした。
そして、『鏡橋』を見て再び驚きの表情を見せる・・・・・・・・・・・・。
 
「あなた、どこから来たの!?」
 
「まさか、向こうの・・・・・・・・・・」
 
2人は、顔を見合わせると、その場を逃げる様に走り去る。

61太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/01(土) 02:02
>>17
「あァ?なんの団体だァ?」
 
ずかずかと近づきながら、しげしげと人影を無遠慮に観察した。

62成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/01(土) 02:04
>>57
「『ビー球』?
 それにしちゃ綺麗過ぎるような……」

しげしげと眺め、材質を考える。

「?」

振り返ると人がいた。

「おい、どうした?
 なんかあったのか?
 まさかこの玉を拾っちゃ駄目とか?」

近くに『この池の中の玉を拾わないでください』などと書かれた看板などはあるだろうか?

63:2005/01/01(土) 02:04
>>56
声を掛けられた男は、ゆっくりと振り向いた。
 
「何ですか?」
 
男は、ソワソワとした様子で口を開く。
>>59
「早くしろ・・・・・・。」
 
男は、棒を宙に遊ばせながら『恋次』を急かす。
ふと、周囲には似た様な格好の人々が、3〜4人程集まって来ていた。

64株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/01(土) 02:06
>>54
「現地の言葉か?
さっぱりわからないな。」
しばらくその集団や、広場の様子を眺める。

「しかし、小腹が空いた」
何か食べ物が売っている店がないか広場を見渡してみよう。

65上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/01(土) 02:09
>>63
「あの、歩いていたら道に迷ってしまいまして。ここがどこか教えていただけないでしょうか。」

出来るだけ丁重に尋ねる。

66鳴海成美:2005/01/01(土) 02:09
>>58
「カジノ……ですか。
 ……じゃあ……客……なんだとおもいます。多分。
 ボク、鳴海成美(なるみ・なるみ)と言います。
 苗字でも名前でも、好きなほうで呼んで下さい。」
 
壁に直接刻まれた文字を指差す。
「あれは……なんと書いてあるんですか?」

67恋次『ボイジャー』:2005/01/01(土) 02:11
>>63
(‥‥‥まあいいか、『ボイジャー』もあるしな‥‥)
 
両手を挙げる。
 
「解った解った‥‥持ってってくれ。口答えして悪かったよ。
‥‥‥後で返してくれるんだよな?」

68:2005/01/01(土) 02:12
>>61
近付くと、奇妙な格好をした数人の男女が見える。
小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ赤いチョッキを着ており、
男女に関わらず黒いスカートをはいていた。
彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種は分からない・・・・・・・・・。
 
━━━━━━━━━━━ふと、霧が晴れている事に気付く。
同時に、人々の列が石造りの小さな建造物の中へ続いている事も分かった。
人々は、誰もが洗面器の様なものを持っている。
>>62
『玉』は、ツルツルとしていたが結構固い。
ガラスでは無いらしい・・・・・・・・・・・・。
 
噴水の周囲を見回すと、解読不能の奇妙な文字が彫られた石の台を見つける。

69鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/01(土) 02:13
>>60
「………………向こう? やはりなにか違うな………
 先ほどまでとは何かが違うような気がする………
………行ってみればわかるか」

橋を渡り、建物のほうまで行く。
女性は同じ方向に逃げたか?

70成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/01(土) 02:16
>>68
「なんだろ、石かな?」

「ん、何々……?
 ………何この字?」

その台に近づく。
台を見るとともに、あたりを見回す。

(まさか異世界にワープした、とか……
 ねェよなァ……)

71スカンク『ミレンコリン』:2005/01/01(土) 02:20
>>58
「うおッ!! なんだこの音はよォ!?」
「不法侵入か…?!」

男たちとは別の入り口を使って建物に入っていく。

72:2005/01/01(土) 02:21
>>64
広場を見渡すと、屋台の様なものが幾つか見られた。
『のれん』などには、解読不能な文字が書かれている・・・・・・・・・・・。
>>65
「ああ・・・・・・・・・」
 
男は、『上村』をしげしげと眺めて言った。
 
「ここは、『西ホッコ』だよ・・・・・・・・・・・『ホッコ王国』の。
あんたは、『城の外』から来たみたいだね?」
>>66
「え?」という表情で、男は『鳴海』を見返した。
 
「『カジノ』だ・・・・・・・・・そう書いてある。
お前、まさか『向こう』の・・・・・・・・・・?」

73上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/01(土) 02:24
>>72
(ホッコ王国……聞いたこと無いな。)

「『城の外』……ええ。恐らくは。」
(城なんて最近見もしないし、多分外からなのだろう)

返答して相手の出方を待つ。

74株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/01(土) 02:24
>>72
「お、屋台があるな。なんか食べよう。
 ・・・しかし、なんて書いてあるんだアレは。
 何が食えるのかわからないぜ」
 屋台に向かう。実際に品物を見たり、においをかいで
 一番美味しそうな屋台で食べることにしよう。

75鳴海成美:2005/01/01(土) 02:27
>>72
「……ああ。カジノって書いてあったんですか。」
納得したような表情を浮かべ、微笑む。
 
「ええと。ボクも良くわかりませんが……。
 多分、お兄さんの言う『向こう』の人間なんじゃないかって。そう思います。
 ……ボクがさっきまでいた世界は……こことは違いましたから。
 お兄さんのお名前を伺ってもよろしいですか?」

76太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/01(土) 02:28
>>68
「なんだこりゃ。何人だ?つか何の宗教だァ?洗面器持ってるしな…
 …………んー。観光地の出し物ってのは……祭りとかなんか…
 いや、謎のカルト教団かもしんねーな、おもしろそうだなオイ」
 
人々から一定以上の距離を開けて、その建造物の方へ移動する。
人々の表情や洗面器の素材などを観察したいんだが、可能?

77:2005/01/01(土) 02:30
>>67
「よし・・・・・・・・」
 
男は、棒を腰のベルトに下げると、軽々とバイクを肩に担いだ。
 
「2〜3日したら、『監視塔』まで取りに来い。」
 
そう言い残し、男は去って行く・・・・・・・・・・・・周囲の人々も、それを見て散って行った。
>>69
女達は、『鏡橋』とは反対方向に走って行った。
反対側を見ると、石畳の路地に沿って小さな建造物が並んでいるのが見える。
 
『鏡橋』が橋を渡り切ると、どこからかサイレンらしき音が響いて来た・・・・・・・・・・・・。

78:2005/01/01(土) 02:30
>>70
台に、文字以外のものは刻まれていない。
周囲を見回すと、3メートル程の石造りの建造物が幾つも建っている。
 
━━━━━━━━━━微かに、食欲をそそる匂いが漂って来た。
>>71
見回すと、男達の入って行った扉以外に吹き抜けの入り口を見つける。
それは、建造物を正面から見て左端にあり、近くに人影は無かった。
 
『スカンク』が建造物に侵入すると、細い通路が5メートル程続いて突き当たりを右に
折れている。
突き当たりの壁には、木製の扉が1つあった・・・・・・・・・・・・・。
建造物の内部も全て石造りで、まるで1つの岩から切り出したかの様に接合部分すらも
見当たらない。

79成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/01(土) 02:33
>>78
「えっと、全然わかんないや」

その文字は読めないにしろ見覚えの字であるか?
スラブ語だとかペルシャ語だとか。

「それにこの『石造り』ってのもおかしいよなァ〜ッ。
 日本は『木造』だし、あるにしても『コンクリート』だからなァ……」

先ほどの人物の服装やその建造物に『異国』的なものはあったかを思い出す。

「あ、いい匂い」

匂いの方向を見てみる。
既知の匂いであるか。

80恋次『ボイジャー』:2005/01/01(土) 02:34
>>77
「嘘だろ‥‥‥何キロあると思ってんだよ」
 
男の怪力に目を丸くした。
早足で男を追いかけ、背中に声をかける。
 
「おいおい、ちょっと待ってくれよ‥‥‥『監視塔』ってのはどこにあるんだい。
‥‥ああいや、俺は『旅行者』でね。ここらのことにはちょっと疎いんだよ‥‥‥」

81鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/01(土) 02:38
>>77
(サイレン音………?さっきの女に関係が?
 いや………逆だったしタイミング的におかしいな)

建物の入り口らしき側まで行き、中をこっそり見てみる。
サイレンが警戒音としてのならば、慌ただしく動く人々がいるだろう。
それが一部の人なのか全体なのか観察したい

82MONO:2005/01/01(土) 04:11
>>55
(変だな。変だ。この国に、国王なんていないはずではなかろうか)

(!
なんだこの音は?火災報知機か?空襲警報か?)
気になるので、四角い窓のようなものから中を覗き見る。

83ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/01(土) 04:44
「時期外れにこんなケッタイな所に来るとロクなことは無いな。
 こんな立派な霧を見たのは、今までに3度あるか無いかだ」
影の右側に向かって歩いて近づき、正体を確かめにいく。
正面から接近すると、人とか車とかだった場合ぶつかるからだ。

84山田『スケーリック』:2005/01/01(土) 19:22
>>48
「動かないな。
 どうする、俺……」
石が縦と横にそれぞれいくつ並んでいるか数える。

85スカンク『ミレンコリン』:2005/01/01(土) 22:09
>>78
「この建物…、メチャメチャ不自然な造りだぜ…。
こんな建物を見たのはへその緒を切って以来初めてだ…。」

「? 扉か。」

そうっとドアノブを回し、ドアを開けてみる。
開かなければ隙間から向こう側を覗く。

86翠河:2005/01/01(土) 22:59
>>55
手早く煙草を携帯用灰皿で消して懐にしまった。

「喫煙が全面禁止の国があったな・・・・・・・ブータンだっけ?」

老人が走り去った方向へ歩いていく。

「さて、此処の法律はどうなっているのかな」

87:2005/01/02(日) 00:24
>>73
男は、薄笑いを浮かべた。
 
「早く帰った方がいい。
最近は・・・・・・・・・君の様な外国人が、よく捕まる『風潮』があるから。」
>>74
赤い屋台の近くには、香ばしい匂いが漂っていた。
1人の男が、握り拳程の大きさの真っ黒な球体に、『ハケ』で何かを塗っている。
黒い屋台からは、ジューシーな香りが漂う。
屋台の中の男は、串に刺した薄く丸い物体を炙っているらしい・・・・・・・・・・・。
白い屋台では、女が大きな寸胴鍋に満ちたドロドロの液体を掻き混ぜていた。
液体からは、潮の香りが漂う。

88:2005/01/02(日) 00:25
>>75
男は、途端に渋い顔をした。
 
「うるさい、どこかへ行け・・・・・・・・。」
 
そう言って、『鳴海』を追い払う仕草をする。
名乗る様子は無い。
>>76
人々は、暇そうな顔をしている。
時折、前後の人物と言葉を交わしている者もいた・・・・・・・・・・。
洗面器は、ブリキ製らしい。
『太刀魚』が近付いても、人々は一瞥するだけで特に気にしていない様子だった。
 
建造物は、石造りのキューブ型。
側面に小さな窓らしき吹き抜けの穴が空いており、中から断続的に声が聞こえた。

89:2005/01/02(日) 00:26
>>79
台の文字に見覚えは無かった。
周囲の人々や建造物を見ると、まるで全く別の世界の様な印象を受ける。
外国というよりは、どこか童話や神話の世界に近い。
・・・・・・・・・・・・・漂う匂いは、肉の焼ける香りに似ていた。
>>80
男は、立ち止まって『恋次』を観察する様に眺める・・・・・・・・・・。
そして、自分の向かっていた方向を指差して言った。
 
「あれが、『監視塔』だ。」
 
━━━━━━━━━━それは、『恋次』が最初に見た噴水の向こう側だった。
かなり巨大な石造りの建造物で、パッと見ただけでは『塔』かどうかも分からない。
見上げると、20〜30メートル近い高さの『塔』である事が分かった。
噴水のある広場の真正面に位置しており、直径も20メートル以上はある。
ポツポツと吹き抜けの出入り口があり、男と似た格好の人々が時折出入りしていた。

90:2005/01/02(日) 00:26
>>81
橋を渡った先の建造物は、左右にあった。
左側の建造物は、路地に沿って30メートル近く横たわる細長い平屋。
高さは、5メートル程・・・・・・・・・・・・出入り口らしき木製の扉が、その両端と中央に計3つ
確認出来た。
右側の建造物は、一番橋側に縦横約10メートルのキューブ型建造物が1つ。
中央に大きな吹き抜けの出入り口があり、内部はガランとした空間になっていた。
その建造物の隣には、一回り小さなキューブ型の建造物が4〜5つ並んでいる。
それらの建造物の中央には木製の扉が1つあり、屋根には煙突らしきものも見られる。
 
慌しく動いている者は、特に見当たらない・・・・・・・・・・・。
逃げ去った女達と同じ格好をした男女が、10人程ポツポツと路地を歩いている。

91:2005/01/02(日) 00:26
>>82
窓を覗き込むと・・・・・・・・・・・・・・
そこは、長いテーブルが幾つも並ぶ『工場』の様な内部だった。
中央のテーブルがベルトコンベアになっており、今は止まっている。
『MONO』が覗き込んだ時には、丁度数人の人影が隅にある木製の扉を出て行く所が
確認出来た。
現在、室内には誰もいない。
>>83
影に近付くと、それが石造りの四角い物体である事が分かった。
1面に丸い穴が空いており、その横にプレートらしきものが貼り付けてある。
プレートには、解読出来ない奇妙な文字と絵が彫られていた・・・・・・・・・・・・。
 
━━━━━━━━━━━ふと、霧が晴れているのに気付く。
周囲を見渡すと、小高い丘の様な場所に立っていた。
丘と言っても隆起した石の頂上らしく、彼方には延々と荒野が広がっているのが見える。
その向こうには、青々とした山々が連なっている・・・・・・・・・・・。
さらに、少し離れた場所には、石造りの高い『塔』が1本見えた。

92成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/02(日) 00:27
>>89
「やべぇな、『ワープ』か……。
 ……『まさか』、な」

もう二つだけ水晶を拾っておこう。
周りに人がいるならその目を盗んで。

そして匂いのほうへ。

93:2005/01/02(日) 00:27
>>84
石は、草原を見渡す限り100個近くある。
よく見ると、彫られている文字が各々異なっている様に思えた。
>>85
ドアノブを回すと、ドアは簡単に開いた。
中には、長細いテーブルが手前と奥に1つずつあり、石造りの椅子が各5つ並んでいる。
最奥はカウンターになっており、その向こうに先の男達と同じ格好の男が立っていた。
 
「よう。」
 
男は、短く声を掛けるとカウンターに丼を置いた。
 
「今日は、『コウン汁』だ。
熱いから、気を付けて食えよ・・・・・・・・・。」
 
丼からは、微かに湯気が立っている。

94上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/02(日) 00:31
>>87
(捕まる……?どういうことだ?)
(それに外国人……そこまで長距離を歩いたわけではないのに、なぜ『外国』にいるんだ?)
(だがふざけている様子もないし、好意で話してくれているように思える……謎だ)

「さいですか……。では帰るにはどの道を歩いたらいいのでしょう?
 何しろ歩いていたらいつの間にかここに出てしまっていたようで、
 右も左も分からないといった状態でして」

辺りに動物、虫などの生物はいないだろうか。

95:2005/01/02(日) 00:32
>>92
「コォォォ・・・・・」
 
『成崎』が噴水の中の玉に手を伸ばすと、すぐ近くで何かが聞こえた。
 
「コォォォオオラ・・・・・・」
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、玉を持っていた『成崎』の手から、何かが落ちる・・・・・・・・・。
地面に目をやると、それは『指』だった。

96鳴海成美:2005/01/02(日) 00:33
>>88
「……」
哀しそうな顔をする。
 
「わかりました。
 ……あ、最後に。二つだけ聞かせてください。
 ボクは元の場所に帰りたいんですが、その方法は知っていますか?
 それと、ここは……何なのでしょうか?
 星の名前でもいいですし…国の名前でも。」

97株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/02(日) 00:34
>>87
「なんだ?見たことも無い料理だ・・・というか食材すらなんだかよくわからない・・・」
一通り屋台の料理を見た後、黒い屋台で食べることにする。
「それ、ひとつおくれ。いくら?」

98成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/02(日) 00:35
>>95
「うォォォォォッ!?」

慌てて手を引っ込める。(同時に噴水から離れるように飛びのく)
そして音源を見る。

「何だッ!!
 まさか『スタンド攻撃』かッ!?」

『スタンド』発現。
辺りを警戒する、特に音源。

指はどのような状態か。

99:2005/01/02(日) 00:35
>>94
周囲には、2人以外動くものは何も無かった。
 
「『東ホッコ』に、城の中を下りるエレベーターがありますよ・・・・・・・・・。
そこから外へ出られます。」
 
男が答える。

100恋次『ボイジャー』:2005/01/02(日) 00:38
>>89
「はぁー‥‥‥‥‥‥なるほどね」
 
『監視塔』の位置を覚えておいた。
 
「しかしやけに物々しいなあ‥‥‥何かあったのかい、ここら辺で」

101山田『スケーリック』:2005/01/02(日) 00:40
>>93
「……多いな」

近くの石の文字を読む(見る)。

102上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/02(日) 00:42
>>99
(エレベーターって……ここはどこなんだ?)

「『東ホッコ』、というと、ここからどちらの方角でしょう?
 それに、城には自由に出入り出来ますか?
 ……先ほどから質問ばかりですみません」

(動物はいないか……弱ったな)

103MONO:2005/01/02(日) 00:43
>>91
入れそうなら、そこから侵入する。
ダメそうなら、入り口を探す。

104スカンク『ミレンコリン』:2005/01/02(日) 00:52
>>93
「…気安く呼びかけられるほど仲がいいわけじゃねーと思うんだがな…。」

男たちは『コウン汁』を食べているのか?

「とりあえず、なんなんだここは? てめーらは何者でどういう目的でここにいる?」

105ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/02(日) 00:54
>>91
「何だこりゃあ……墓石か何かか?
 この字は古代何とか文字って奴かな……完全に見覚えの無い字面だが。
 この穴には高価な装飾でもはめ込んであったのかも……しかし」
周囲を見渡す。
「こんな場所じゃあ盗まれたってしょうがないだろうな……
 しかし俺好みの殺風景だ……神に出会える気すらしてくるね」
『塔』に向かって歩く。

106太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/02(日) 01:04
>>88
「緊張感ってものがまるでねェッ!
 なってねェ、なってねェよ!!
 もっとこう、余所者には排他的視線を送ったりすんだろーが、
 なんだこの気の抜け方はッ」
 
イラつきながら、人々をじろじろと観察しつつ
建造物の吹き抜けの穴を覗きに行く。

107鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/02(日) 01:05
>>90
(見慣れない服に見慣れない建物………
 やはりここは別の国だ。
 ………さて、先ほどの対応の奴らはこことは反対の方角へ行ったが………
 向こうっていうのがこちらだとすると………)

そのまま路地に出てみる。
よそものが異常者ならこれでわかるはずだ。
住人が自分の姿を見て騒ぐようなら、外に出て
建物沿いに走り、違う入り口あるいは窓を探そう。

108:2005/01/02(日) 01:22
>>86
老人は、『翠河』の入って来た所を走り去って行った。
公園を出たが、すでに老人の姿は無い・・・・・・・・・・・・他に人影も無かった。
 
ふと、遠くからサイレンらしき音が響く。
音は、数秒で止まった・・・・・・・・・・・・。
>>96
「ここは、『ホッコ』だ。
早くどこかへ行け・・・・・・・・・コレをやるから、もう来るなよ。」
 
男が言った。
そして、ポケットから紙幣の様なものを1枚取り出し、『鳴海』に手渡す。
そこには、奇妙な図形が印刷されており、辛うじて『500』という数字らしきものが
確認出来た。

109:2005/01/02(日) 01:23
>>97
「いらっしゃい。」
 
何かを炙っていた男は、ニコリと笑って言った。
 
「1串で『100ホッコ』だよ。」
>>98
玉を持っている手が熱い・・・・・・・・・・・見ると、小指が根元から切断されていた。
ポタポタと血が滴り落ちる。
 
「コォォオラァ・・・・・・・・コォォォ・・・・・・・」
 
その音は、玉を持つ『成崎』の『手の中』から聞こえる・・・・・・・・・・・・・。

110:2005/01/02(日) 01:23
>>100
「別に何も。」
 
男は、そう言うと再び歩き出す。
そして、『監視塔』の中へと消えた・・・・・・・・・・。
>>101
どの文字も解読出来ない。
>>102
「この『学校』の向こう側に、『橋』があるから・・・・・・・・・・そこを渡ればいいよ。」
 
男は、その言って『上村』の右にある巨大な建造物を見上げた。
 
「『城』の出入りは、自由さ。」
>>103
『MONO』は、何とか穴を潜って建造物の中に入った。

111:2005/01/02(日) 01:24
>>104
その空間には、『スカンク』とカウンターの向こうの男しかいない。
男は、『スカンク』の質問に怪訝な表情をした・・・・・・・・・・・。
 
「何?
俺は、ここの料理人だ・・・・・・・・・・何言ってるんだ、お前。」
>>105
周囲に人影は無い。
背後には、下に降りる緩やかな階段が続いていた・・・・・・・・・・・・・。
『塔』は、前と後ろに2つ見え、前方に見える方が大きく思える。
 
『□←○| ̄|_』

112:2005/01/02(日) 01:24
>>106
吹き抜けの穴を覗くと、内部には壁沿いに木の棚が並んでいた。
中央に石造りのカウンターがあり、中には行列の人々と同じ格好をした小太りの男が
立っている・・・・・・・・・・・そして、行列の先頭は男の前に続いていた。
小太りの男は、並んだ人物の差し出した洗面器の中に、何かを入れている。
入れられた人物は、満足そうに列を抜けて行く・・・・・・・・・・・・・。
 
「はい、次。」
 
小太りの男は、何かを入れる度に短い掛け声を発していた。
>>107
路地を歩いて行く・・・・・・・・・・・・だが、特に誰も『鏡橋』に反応を示す事は無かった。
路地の先には、20メートル近い『塔』が見える。
窓らしき穴が空いており、時折そこを通り過ぎる人影も確認出来た。
地上に接する部分には、出入り口らしき大きな吹き抜けもある。

113翠河:2005/01/02(日) 01:27
>>108
周囲を注意深く見回す。

「あん? 警報か・・・・・・・?」

公園以外に道などはあるだろうか?

114恋次『ボイジャー』:2005/01/02(日) 01:30
>>110
「おかしな町に来ちまったなあ‥‥‥」
 
ぼやきながら、付近を散策する。
 
「祭りでもやってんのかねえ‥‥」

115鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/02(日) 01:30
>>112
誰か適当な人間………気弱そうなのがいいな、に話かける。

「ちょっといいかな」

116山田『スケーリック』:2005/01/02(日) 01:30
>>110
「どこの国の字だ……?」

文字が彫られている面の向きを見比べてみる。
全部同じ向きから彫られているのか、バラバラなのか。

117上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/02(日) 01:30
>>110
(学校だったのか、これ)
(じゃ、とりあえず城を目指すか)

「色々とご親切に教えていただいて、どうもありがとうございました。
 もう会うこともないと思われますが、お元気で」

笑顔で手を振り、別れる。そして、彼の言っていた橋へと向かう。

118成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/02(日) 01:31
>>109
「ッ、痛ェ!!
この『石』かッ!? 畜生ッ!!」

掌を開いて石の様子を確認する。
はじめに拾った石も見てみる。どこに持っていたっけ。

119株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/02(日) 01:34
>>109
「『100ホッコ』・・・」
『ホッコ』という通貨を持っていたらそれで支払う。

120鳴海成美:2005/01/02(日) 01:35
>>108
「ホッコ…ですか。」
脱出方法が聞けず、不安な気分になった。
知らないだけだろうか。知ってるけど教えないのだろうか。
あるけど知らないのだろうか。……無いのだろうか。
 
紙幣を受け取る。
(お金…?)
「よかった…ボクこっちのお金持ってなかったから…。助かります。」
 
「ありがとうございました。さようなら。」
男に一礼して、立ち去ろう。
あたりを見渡す。何があるだろうか。

121太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/02(日) 01:38
>>112
「カソリックのパンとかもらうような感じなンかな。
 クソ、ここじゃ今一わかんねーな」

何かを受け取った、列を抜けた人の後ろからそっと近づいていって
スタンドで覗き込む。
振り向かれたらヘラヘラと挨拶する。
 
「あの〜〜こんちわ。俺旅行者なんスけど、ここはなんて街スか?」

122MONO:2005/01/02(日) 01:39
>>110
(ここは何だろうか?見たところ工場のようだ。
工場であるとするなら、何の工場であるというのか?)

(調べたいが、サイレンが鳴って労働者諸君が逃走したということは、長居は無用であろう)
窓をくぐってから、降りる際に窓際の壁へ『手袋』をひとつ、外して取り付け、残す。
降り立ったら室内をざっと見回し、2〜3分くらい、短時間で出来る限り部屋の様子を観察する。
終わったら、皆が出て行った扉をくぐり、先へ。

123スカンク『ミレンコリン』:2005/01/02(日) 01:41
>>111
「いや、…そうか。うっかりしていた。」

「だけど、今は腹は減っていないんだ。
悪いが祖父が『食いすぎ』で、えらく苦しんで死んで以来、腹八分目、七分目くらいで収めることにしてるんだよ。」

ウソを、さも申し訳なさそうに言う。

124:2005/01/02(日) 02:03
>>113
石造りの路地は、『翠河』の前後に延びている。
後方の路地は、緩やかに左へ曲がっており、前方は直角に右へ曲がっている。
>>114
噴水のある広場からは、石造りの路地が2本延びている。
1つは、広場と隣り合った平屋の石造り建造物の横を延び、その先で右へと分岐していた。
もう1つの路地は、それとは反対方向に緩やかな下り道となって延びていた。
>>115
「はい?」
 
『鏡橋』は、ヒョロリとした若い男に声を掛けた。
男も女性達と同じ格好をしており、肩に木編みの籠を下げている。
籠には、蓋がしてある・・・・・・・・・・・・。

125:2005/01/02(日) 02:04
>>116
彫られた文字は、古いものから新しいものまで様々だった。
特に、目立つ向きに彫られているものは無い。
>>117
男は、手を振って『学校』と言った建造物の中へと入って行った・・・・・・・・・・・・。
『上村』は、前後に延びる石畳の路地に立っている。
>>118
最初に拾った石を持っている手を開くと、石の表面に何かが映っていた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
それは、昆虫の幼虫に似た姿で、頭部の半分を大きな2つの複眼が占めていた。
足は無く、胴体が尻尾の様に伸びており、横に数個の車輪が付いている。
『非・人型/生命・自然事物型』
>>119
財布を開けたが、『ホッコ』という通貨は持っていない。

126:2005/01/02(日) 02:04
>>120
石畳の路地が『カジノ』の前を左右に延びており、片方は緩やかに曲がっている。
もう片方は、直角に曲がっていた。
>>121
洗面器を覗き込むと、中には赤黒い肉片の様なものが入っていた。
人間の頭程の大きさの塊で、柔らかそうだった。
洗面器を持った人物は、『太刀魚』を気にする様子も無く足早に歩いて行く。

127:2005/01/02(日) 02:05
>>122
室内を観察していると、ベルトコンベアの端にボールの様なものが置いてあった。
バレーボール程の大きさで、表面は無地・・・・・・・・・・。
他に作業内容が分かる様なものは何も無く、『MONO』は木の扉を開いて外へ出た。
 
扉を開くと、左右に延びる通路がある。
右の通路は、突き当たりを左に・・・・・・・・・・左の通路は、突き当りを右に折れていた。
>>123
「食べないなら来るな!」
 
男は、突然キレた。

128株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/02(日) 02:06
>>125
「あ、この国の通貨を持ってないんだけど、これ使えるかな?」
財布からいくらか金を出してみせる。

「それか、この近くで両替してくれる銀行とかないか?」

129恋次『ボイジャー』:2005/01/02(日) 02:10
>>124
ヘルメットを脇に抱えて、石造りの建造物の横を通る道を選んで歩く。
 
「だいたい、ここにこんな町があるなんて俺ぁ聞いたことないぞ‥‥」
 
脇を通る際に、ちらりと建造物の中を覗き込みたい。

130山田『スケーリック』:2005/01/02(日) 02:11
>>125
文字をなぞってみる。

131鳴海成美:2005/01/02(日) 02:11
>>126
直角に曲がっている方の路地に進む。
 
「500……こっちの国の通貨なのかな。
 どのくらいの価値があるんだろう。」

132鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/02(日) 02:16
>>124
「君らが着てるその服が欲しいんだけど………。
 このへんに服屋はあるかな。
 どうも道がわかりにくくて………できれば案内をしてもらいたいとこだけど………いい、かな?」

男の目を見ながら話す。
目の様子を見ていれば、彼がよそものである自分をどう思っているのか
この国での旅行者はどういう扱いなのかあるていどわかる

133上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/02(日) 02:16
>>125
学校の向こうへ回り、そこから見えると思われる橋へ向かう。

134ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/02(日) 02:18
>>111
「おや、2本もあったか。とりあえず低い方から行ってみよう」
後ろの塔に向かうため、階段を下っていく。

135MONO:2005/01/02(日) 02:21
>>127
(玉か。
球技のためのものか、手品道具か、仏像の類か、単に何かの部品か。
謎だらけであることだ。小説の中の世界へ迷い込んだやも知れぬ。
……私は白昼夢を見ているのか)

考え事をしながらも、先へ進むのは止めない。
右利きゆえか、深い意味も無く右の通路へ進む。
突き当たりのところも普通に左へ曲がる。

136成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/02(日) 02:30
>>125
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』


「こ、この奇妙なヴィジョンは正に『スタンド』だッ!!
 『ヘッドレス・ハウスホールド』ッ!!」

『玉』を『消しゴム』化。
そのまま片手で『磨り潰す』。

できたならその粉を地面に捨てる、
できなかっても捨てる。

「この『石』に取り憑いてたってワケかァ〜ッ?!
 なら『石』と一緒に壊れちまえッ!!」

137スカンク『ミレンコリン』:2005/01/02(日) 20:47
>>127
「来るな、と言われても…。
たまたま迷い込んだだけだろうが。」

部屋から出て行く。

138翠河:2005/01/02(日) 23:18
>>124
「・・・・・・まず最初は、こっちに行ってみるか」

前方の右に曲がる道を進みたい。

139:2005/01/02(日) 23:55
>>128
男の表情は、見る間に険しくなった。
 
「何だ、それは。
金が無いなら、早く行っちまいな!」
>>129
建造物の横には、吹き抜けの窓らしき穴が3つ程空いていた。
中を覗き込むと、雑然とした室内に数人の男達の姿が確認出来る・・・・・・・・・・・。
先に出会った大男と同じ格好をしており、輪になって立ちながら談笑していた。
周囲には、ガラクタの様なものが積み重ねられ、散らばっている。
>>130
文字をなぞった・・・・・・・・・・・・冷たく固い石の感触が、指先に伝わる。

140山田『スケーリック』:2005/01/03(月) 00:01
>>139
「やっぱ意味無いか」

石の全体をじっくり観察。

141:2005/01/03(月) 00:01
>>131
路地を曲がると、さらに長い道が延々と続いていた。
その先は、霞んでいて確認出来ない。
左側は、石の隆起した手摺りになっており、覗き込むと遥か下に川が流れている。
かなりの高さで、落ちれば命は無いであろう事が分かった・・・・・・・・・・・。
真っ直ぐ延びる路地は、途中で右手に幾つも分岐している。
 
5〜6メートル先の路地には、誰かが手摺りに寄り掛かる様にして倒れていた。
その格好は、先に出会った男とは異なる━━━━━━━━━━━
『鳴海』から見て、『普通の格好』だった。
茶色のジャンパーにジーンズという姿で、周囲には血痕らしきものが滴り落ちている。

142:2005/01/03(月) 00:02
>>132
「この服?
は、配給される物ですから・・・・・・・・・・『塔』に行けば、貰えると思いますよ。」
 
若者は、そう言ってある方向を指差した。
その指の先には、橋から真っ直ぐ続く路地の先に建つ『塔』があった。
オドオドとした口調だったが、特に怯えている様子は無い。
 
「も、もういいですか?
急ぐんで・・・・・・・・・・通りますよ・・・・・・・・・・。」
 
若者は、『鏡橋』の横を通り過ぎようとする。

143:2005/01/03(月) 00:02
>>133
『学校』の周囲を囲む路地を歩いて行くと、その反対側へと回り込んだ。
『学校』の正面には、大きな吹き抜けの出入り口があり、数人の男女が出入りしている。
その格好は、誰もが先に出会った男と同じ格好だった・・・・・・・・・・・・・。
大きな吹き抜けの正面から真っ直ぐ続く路地の先に、『橋』が見えた。
 
━━━━━━━━━━ふと、1人だけ服装の違う人物に目が止まる。
その人物は、『橋』に向かう路地の少し先で、その横に建つ石造りの小さな建造物の中を
覗き込んでいる様子だった。

144:2005/01/03(月) 00:06
>>134
階段を降りようとした『ダヴァロス』の視界に、1人の男が入って来た。
階段の下に立っていた男は、目が合うと腰に差していた『刀』を抜く・・・・・・・・・・・・・。
男の身長は、180センチ前後。
まだ20代と思われるラテン系の黒人で、白いTシャツに藍色の長ズボン姿だった。
スラリと抜いた『刀』は、サーベルに近い片刃の長刀━━━━━━━━━━━
濡れた様に光る刃を見た瞬間、その切れ味が確かであろうと直感した。
 
男は、階段をゆっくりと上って来る・・・・・・・・・・・・・。

145鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/03(月) 00:10
>>142
「あ、そう。………ありがとう」

男の指した方角、塔へ向かう。
途中、案内板のようなものがあるか見ながら。

146:2005/01/03(月) 00:10
>>135
右の通路の角を曲がると、真っ直ぐ延びる長い通路の端に出た。
右側には壁が続いており、20メートル程先の突き当たりに木製の扉がある。
左側の壁には、その中程に2つの木製の扉が確認出来た。
 
突然、右側の突き当たりにある扉が開き、1人の人物が現れる。
向こうも、『MONO』の存在に気付いた様子だった・・・・・・・・・・・・。
>>136
『玉』を磨り潰す間も、それを持つ手が切り刻まれて行くのが分かった。
完全に磨り潰してから手を見ると、剃刀で切ったかの様な深い切り傷が確認出来る。
かなりの出血で、ジワジワと染みる様な痛みが襲って来た。

147恋次『ボイジャー』:2005/01/03(月) 00:13
>>139
それとなく、男たちの会話に耳を傾けてみたい。

148:2005/01/03(月) 00:14
>>137
部屋を出た。
『スカンク』は、左に長く延びる通路の端に立っている。
通路の右側には、その中程に木製の扉が2つ確認出来た・・・・・・・・・・・・。
20メートル程続く通路の突き当たりには、1人の人物が立っている。
向こうは、すでに『スカンク』の存在に気付いている様だった。
>>138
路地を曲がると、さらに長い道が延々と続いていた。
その先は、霞んでいて確認出来ない。
左側は、石の隆起した手摺りになっており、覗き込むと遥か下に川が流れている。
かなりの高さで、落ちれば命は無いであろう事が分かった・・・・・・・・・・・。
真っ直ぐ延びる路地は、途中で右手に幾つも分岐している。
 
5メートル程先を、先に出会った老人と似た格好の男女が歩いて来る。
恋人らしき雰囲気を漂わせており、『翠河』の存在を気にする様な仕草は無い。

149スカンク『ミレンコリン』:2005/01/03(月) 00:19
>>148
「…………。」

男のほうを気にしつつ、通路の、手前の扉に向かい、入る。

150上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/03(月) 00:19
>>143
(アレがその橋か。……ん?あの人は何だ?)

まっすぐ続く路地を進み、途中目に止まった服装の違う人物に接触したい。

151MONO:2005/01/03(月) 00:21
>>146
「やあ、人だ。こんにちは」

右手を上げて挨拶を交わす。そして、ひとつ尋ねる。

「サイレンの音がしたため咄嗟にここへ逃げ込んだのであるが、
実はなぜ鳴ったのか知らなんだ。何事か起こっているのか?」

先程のサイレンがなんだったのか──『サイレン』とは、危険の信号である。
危険がどこかで起こっているのに、何事かわからないという事ほど危険なことはない。
何よりもまずはそこを確かめたかった。

152:2005/01/03(月) 00:21
>>140
石全体を改めて見た。
『山田』の目には、ただの石にしか見えない。
>>145
案内板の様なものは、見当たらないまま『塔』の前に辿り着く。
大きな吹き抜けの出入り口が空いており、微かに風が流れて来るのを感じた。
 
『塔』の直径は、20メートル近い。
内部は、石畳の広間になっており、フロントカウンターの様に床の隆起した場所に
2人の女性が並んでいるのが見えた・・・・・・・・・・・・。
やはり、今まで出会った人々と同じ格好をしている。

153鳴海成美:2005/01/03(月) 00:27
>>141
「……!!」
 
倒れている者に駆け寄り、体を揺する。
 
「大丈夫ですか!?」

154鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/03(月) 00:28
>>152
フロントと思われるところの女性に尋ねる。

「………………。あぁ、すみません。
 こちらで服を配給してるって聞いたんだけど
 ………それは誰でも貰えるもの………なのかな」

女性二人以外に、塔の内外に人はどれぐらい見えるか。
警備員らしき人もいるのだろうか。

155山田『スケーリック』:2005/01/03(月) 00:30
>>152
一番端にある岩のほうへと歩いていく。
途中で何か変わったもの(岩以外の何か)があれば立ち止まって観察。

156翠河:2005/01/03(月) 00:30
>>148
「ちょっと良いかい?
 旅の者なんだが・・・・・・・・此処って何処?」

道の右側に寄って恋人同士らしき男女に声を掛ける。

157:2005/01/03(月) 00:31
>>147
「・・・・・・・・・・あそこの『黒餅』は、かなりのもんだぞ。」
 
「グリのレストランは?
『ウーコのステーキ』は、最高だ。」
 
「『コンウ汁』も美味い。
あの工場の料理人だけの、秘伝らしいぜ。」
 
━━━━━━━━━━━どうやら、料理の話で盛り上がっている様だった。
>>149,>>151
『スカンク』に『MONO』が話し掛ける。
>>150
その男は、『上村』の接近に気付いた様子も無く、建造物の中を覗いている。

158成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/03(月) 00:36
>>146
「痛ェ、クソッ!!」

傷口を引っ付けるように抑え、ハンカチで包帯のように縛る。
剃刀のような傷なら鋭い分治りも早い。
傷に異常な点はないか。

(……何で一回目に拾ったときに攻撃しなかった……ッ?!
 普通なら……そうなる筈だ、多分。
 『宝』を守る……みたいなら。
 再び水につけたのが悪かったのか?!)

周囲への警戒は怠らない。
特に噴水。

159株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/03(月) 00:36
>>139
「うるせーバカ!」
捨て台詞を残しその場を立ち去る。
広場から別の場所に移動したい。
どこか、目のついた建物があればそちらに向かう。

160上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/03(月) 00:39
>>157
その男に話しかける。

「すみません、少しお話させて頂けませんか?」

(もしかして……この人も『外国人』?)

161:2005/01/03(月) 00:41
>>153
「うぅぅ・・・・・・・。」
 
倒れていたのは、30〜40代の日本人らしき男性だった。
低く呻きながら、弱々しい眼差しで『鳴海』を見る。
 
「お前は・・・・・・・・・チクショウ、『奴が来る』・・・・・・・・・・・」
>>154
『塔』に入ると、内壁に沿って上に続く螺旋階段が隅の方にあった。
上は、遥か頭上まで吹き抜けになっている。
フロントの女性以外にも数人の男女がおり、誰もが似た様な格好をしていた。
警備員が別の格好をしていなければ、その判別は難しい・・・・・・・・・・・・・。
 
フロントで尋ねた『鏡橋』に向かって、女性の1人が質問で答える。
 
「『国民証』は、ございますか?」

162恋次『ボイジャー』:2005/01/03(月) 00:41
>>157
「はぁ‥‥‥郷土料理か何かかねぇ。もうちんぷんかんぷんだぜ‥‥」
 
そこから離れて、周囲を再度見回す。
人通りの多そうな道や、繁華街のようなものは見当たらないだろうか?
 
「‥‥とりあえず、今夜の宿を探さねえとなあ」

163:2005/01/03(月) 00:45
>>155
草原に、石以外の人工物らしきものは見当たらない・・・・・・・・・・・・。
『山田』は、一番端にある石の前に立つ。
>>156
男女は、『翠河』が声を掛けると目が覚めた様な表情をした。
 
「『ホッコ』だろ。」
 
「ここは、『西ホッコ』よ・・・・・・・・・・『橋』を渡れば、『王宮』のある『東ホッコ』。」
 
男女が交互に答える。

164:2005/01/03(月) 00:52
>>158
傷口は、血まみれになっていて傷痕も確認出来ない。
周囲には、先に出会った人物と同じく奇妙な格好をした人々が歩いており、『成崎』を
チラチラ見ている者もいた。
『噴水』の方に、異変は無い。
>>159
屋台を離れて周囲を見渡すと、宮殿以外には5階建て程の長方形の建造物があった。
窓らしき穴が幾つも空いており、地上に接する1階には出入り口らしき大きな吹き抜けが
確認出来る。
その隣・・・・・・・・・・・王宮から30メートル程離れた場所には、小さな『塔』もある。
こちらに穴は無く、長細い出入り口らしき吹き抜けだけが空いていた。
>>160,>>162
『上村』が『恋次』に話し掛ける。

165翠河:2005/01/03(月) 00:55
>>163
「『ホッコ』・・・・・・・・へえ。
 『橋』か、今いる此処がそうらしいな。
 此処から道なりに進めばいいんだろうな・・・・・・判ったよ、ありがとう」

男女に礼を言って道を注意深く歩き始める。

166成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/03(月) 00:57
>>164
(『異世界』としたらまったく俺は『異邦人』だよなァ……)

ハンカチで血を拭い、傷口の様子を確認する。
血の量は尋常だろうか。

167恋次『ボイジャー』:2005/01/03(月) 01:05
>>164
「おおっと‥‥‥!なんだよ、脅かすなよ‥‥」
 
『上村』に気がついた。
 
「話ってななんだい。
『ここはどこですか?』なんていうのならお断りだぜ‥‥俺が聞きたいくらいだよ」

168山田『スケーリック』:2005/01/03(月) 01:06
>>163
「……どうしようか」

『スケーリック』で石を殴ってみる。

169鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/03(月) 01:12
>>161
「国民証………。いや、ないけど。
 やっぱりない者は手に入らないか。
 僕のようなよそから来た者はそれがないと
 やっぱりいろいろと出来ない行動出てくる?
 注意点があれば聞きたいんだけど
 ここを登っていいかどうか………とかね。」

こちらの話に対して女性は、メモをするなど何か特定の行動にでているだろうか、

170上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/03(月) 01:14
>>167
(ええと……何から話せばいいんだろう)

「あ、驚かせてすみません。突然ですが――」

「あの、あなたはこの国の人じゃありませんよね?俺もそうなんですけど」

「お互いに情報をやりとりして、現状をより把握しませんか?」

出来るだけ丁寧な言葉を選んで話す。声音も然り。

171:2005/01/03(月) 01:24
>>165
さらに進んで行くと、路地の先が突き当たりになっているのが見えて来る。
高台に続く道になっており、右に折れた路地は階段になっていた。
>>166
血を拭くと、ハンカチは真っ赤に染まった。
手の平全体が何度もザックリ切られており、出血が止まらない・・・・・・・・・・。
すぐに手が赤く染まるのを見て、『成崎』は出血量に不安を感じた。
>>168
石を殴ると、破片が飛び散り一部が欠けた。
>>169
女性2人は、特に何もせず無表情で『鏡橋』の話を聞いている。
 
「この『塔』を登るのは、自由ですよ。」
 
1人が言った。
 
「『国民証』が無い方には、配給品を与えられません。」
 
もう1人が言った。

172鳴海成美:2005/01/03(月) 01:27
>>161
「大丈夫ですか?ボクは…鳴海成美と言う者です。あなたは?」
 
外傷が無いかどうか調べる。
「『奴』……?」

173成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/03(月) 01:37
>>171
「ヤベェな……
 ヤツの『能力』ってわけか……
 それにあの『スタンド』を倒した気もしねぇし……」

(別の『玉』にワープしたとか、か)

何か紐状のもの(携帯ストラップがあればそれで)で手首をきつく結ぶ。

『噴水』の他の玉に異変はないか。
なければ近くの人間に近づく。

(何か情報があるかも知れねェ)

174恋次『ボイジャー』:2005/01/03(月) 01:38
>>170
「とすると‥‥おたくもここに『来ちまった』クチか?」
 
『上村』と向き合う。
 
「情報ってったってなあ‥‥俺ぁ何にも知らねえぜ?
ここであった事っていったら、借り物の『バイク』を取られちまったくらいだよ」

175上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/03(月) 01:49
>>174
「『バイク』がですか?それは残念ですね。
 私は多少なりに……ほんの僅かですが、仕入れることが出来ました。
 こんな場所で立って話すのもあれですし、どこか移動して、
 ゆっくりと話しませんか?」

辺りを見回して、何か丁度いい場所はないか探す。

176鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/03(月) 09:49
>>171
「……………この塔の上には何があるの。」

「それと国民じゃなくても利用できる施設が知りたいんだけど何がある?
 宿泊施設とか娯楽施設とか。」

受付二人に質問しながら、塔を登る人々を眺める。

177成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/03(月) 13:35
>>173
勿論傷はハンカチで強く押さえておく。

178スカンク『ミレンコリン』:2005/01/03(月) 17:58
>>157
「いや俺もよくわからない…。

…ところでアンタ、腹は減ってないか? 旨い料理を作るコックがいるんだ。
そいつがメシを奢ってくれるみたいなんだが…?」

MONOに話す。

179山田『スケーリック』:2005/01/03(月) 18:53
>>171
破片を1つ、ズボンのポケットに入れておく。

「なんなんだ、ここは。
 儀式でもする場所か?」
石地帯の中心へ向かう。
途中、地面に何か落ちていたら拾う。

180株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/03(月) 21:51
>>164
小さな塔のほうに向かおう。
「・・・さて、俺はわけわからない場所に迷い込んだらしいが・・・
 他に同じような境遇の奴はいないもんかね。」

181翠河:2005/01/03(月) 23:05
>>171
道を進んで階段を上がり周囲を見渡す。

182MONO:2005/01/03(月) 23:13
>>157>>178
「そうか。もしや貴方も迷い込んだ口か。
湖畔の街に観光で来てな。それが霧に包まれたかと思えば、見知らぬ土地にいたのだ。
どうやらここには、国王がいるらしい。霧の向こうは別の国、なんと不可思議な」

「おお、ただ飯だな。助かった。朝飯がまだなのだよ。ご一緒しよう」
スカンクについていくことにする。

183:2005/01/03(月) 23:49
>>172
男は、苦しそうに呼吸をしながら『鳴海』を見た。
 
「そうか・・・・・・・・・・・『お前ら』は、何も・・・・・・・・・・・・・」
 
男は、全身に殴られた様な打撲跡があり、血だらけだった。
寄り掛かっていた石造りの手摺りも、微かにヒビ割れている・・・・・・・・・・・。
まるで、男が手摺りに叩き付けられた様にも思えた。
 
「き、気を付けろ・・・・・・・・・・ホッ・・・・・・・マ・・・・・・・・・」
 
男の呼吸は、弱くなって行く。
>>173
携帯のストラップで手首を縛ると、幾分か出血は収まった気がした。
噴水の中の玉には、何の変化も見られない。
『成崎』は、近くを歩いていた男に近付く・・・・・・・・・・・・・。

184:2005/01/03(月) 23:50
>>174-175
現在、2人はT字路の中央付近に立っている。
『学校』の正面から『橋』の方へと向かう道━━━━━━━━━━
そして、『学校』の前を左右へ延びる道。
左右へ延びる道の一方は、噴水のある広場へ・・・・・・・・・・・一方は、横長い石造りの建造物へ
続いていた。
長方形の建造物の中央には木製の大きな扉があり、左端には吹き抜けの出入り口がある。
>>176
数人の男女が、螺旋階段を上って行く。
 
「王宮以外でしたら、国民でなくても利用は可能です。」
 
「この塔の上には、何もありませんよ。」
 
女性達が言った。

185:2005/01/03(月) 23:51
>>178,>>182
『スカンク』と『MONO』は、話し合った。
>>179
中心まで歩いたが、落ちている物は何も無かった。
>>180
小さな塔の周囲に人影は無かった。
薄暗い塔の内部には、中央に螺旋階段らしきものが確認出来る・・・・・・・・・・・。
>>181
階段の4〜5メートル手前まで進むと、その中程に立つ人影が見え始める。
階段の上には、別の人影もあった。

186翠河:2005/01/04(火) 00:02
>>185
「ん・・・・・・・・?」

その場で立ち止まって二つの人影を観察したい。
この国の国民だろうか?

187成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/04(火) 00:14
>>183
「すいません、ちょっといいですか?
 実は僕重度の近視でそのくせ眼鏡無くしちゃったんですよ。
 申し訳ないけど、あの噴水のそばの文字読んでいただけませんか?」

困ってる振りをして聞く。
掌の傷はハンカチで押さえて隠して背の後ろへ。

188鳴海成美:2005/01/04(火) 00:14
>>183
「あ…ああっ…し、しっかりしてください!」

「いったい…いったい何が起きたんです!?」

189株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/04(火) 00:20
>>185
「誰もいないのかな・・・」
この国の人間に見つかると面倒なことになりそうだ。
注意深く螺旋階段を登っていく。

190スカンク『ミレンコリン』:2005/01/04(火) 00:30
>>185
「…まあ、そうだな。迷い込んだ。」
(国王…?なんだそりゃ?)

「そうか。じゃあこっちに来てくれ。」

MONOをさきほどのコックのいた部屋へ案内する。

191恋次『ボイジャー』:2005/01/04(火) 00:36
>>184
「そうだな、続きは歩きながら話そうぜ‥‥あそこなんかどうだ?」
 
噴水を指さして歩き始めた。
 
「ああ‥‥そういや一つ、おったまげたことがあったな」

192鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/04(火) 00:37
>>184
「…………どうも」

上から眺めれば、この街(あるいは都市)全体が把握できるだろう。
この街の外側も。ショルダーバッグの中には双眼鏡もあるし。

「……………上は静かそうだな。……………。」

螺旋階段を登り上まで行く。

193MONO:2005/01/04(火) 00:39
>>190
「御意」
スカンクに導かれるまま、コック部屋に入っていく。

194山田『スケーリック』:2005/01/04(火) 00:55
>>185
石には文字以外、手を加えた様子はないだろうか?

195上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/04(火) 01:01
>>191
恋次に添って歩く。

「おったまげたこと、ですか?」

196:2005/01/04(火) 01:33
>>186
階段に立つ人物は、白いTシャツに藍色の長ズボン姿の黒人らしかった。
手に『刀』の様なものを持っている・・・・・・・・・・・。
階段の上に立つ人物は、逆光に照らされシルエットだけが分かる。
>>187
口髭を生やした小柄なその男は、30代半ばと思われた。
 
「ああ、アレね・・・・・・・・・あの噴水の池に玉を投げ入れると、願いが成就するんだよ。
そんな様な事が書いてあったはずだ。」
 
男は、そう答えると再び歩き出す。
>>188
男は、何かを呟いた・・・・・・・・・・・・・。
だが、『鳴海』には聞き取れないまま、グッタリと目を閉じる。
そして、そのまま動かなくなった。

197:2005/01/04(火) 01:33
>>189
冷気の漂う『塔』の中に入ると、『株』は螺旋階段を上って行く。
内部に、コツコツという足音が反響した・・・・・・・・・・・・。
階段の上は暗闇に包まれており、しばらく上ると天井らしき行き止まりに行き着く。
天井には、鉄製の『取っ手』らしきものが取り付けてあった。
>>190,>>193
『スカンク』は、『MONO』を連れて出たばかりの木の扉へと向かう。
扉を開くと、長細いテーブルが手前と奥に1つずつあり、石造りの椅子が各5つ並んでいる。
最奥はカウンターになっており、その向こうに奇妙な格好の男が立っていた。
 
「何だ、食うのか!?」
 
男は、半ばキレ気味に怒鳴る。

198:2005/01/04(火) 01:34
>>191,>>195
2人は、噴水広場に向かって歩き始める。
広場には、『恋次』が先にいた時と同じく数人の男女が屯していた。
>>192
階段は、大人2人が並んだ程度の幅だった。
10分近く上り続けると、天井らしきものが見えて来る。
その少し手前で階段が途切れており、壁にある鉄製の扉が確認出来た。
『鏡橋』よりも先を歩いていた若い男は、その扉を開けて入って行く・・・・・・・・・・・・・。
扉の向こうは、外に通じているらしく、開くと強い風が流れ込んで来た。
>>194
石は、それ自体が四角く加工されていたが、それ以外で手の加えられた形跡は見当たらない。

199恋次『ボイジャー』:2005/01/04(火) 01:43
>>195
「ああ‥‥。
さっき、『バイク』を取られちまったって言ったろ?」
 
身振りで自分の『バイク』の大きさを説明する。
少なくとも、あれほど簡単に担げるような代物ではない。
 
「信じられるか・‥‥‥?
こんな大きさのバイクを、まるでヌイグルミでも担ぐみたいに軽々と担いで
持って行っちまったんだぜ?
‥‥まあなんだかよく解らん街だが、あまり住民の皆さんを怒らせるような
マネはしないほうがよさそうだな‥‥」
 
>>198
改めて、周囲を観察する。
人々の顔立ち、そして自分たちのように明らかに『違う』ものの存在を探した。

200翠河:2005/01/04(火) 01:43
>>196
(この黒人は、どうみても、一般人じゃあないな・・・・・・・・。
 面倒事になっても良いが、2対1は分が悪い)

黒人の姿を注意深く確認しながら、来た道を引き返す。

201鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/04(火) 01:44
>>198
「……………。」

周囲を見渡す。
扉の先はまだ通路になっているか、それとも広場のような感じか。
先に入った若い男のほかに、何人か登っていった覚えがあるけど、どのぐらい人がいる?

202MONO:2005/01/04(火) 01:54
>>197
「親父、ここでいちばん旨いものをひとつ!」
叫ぶように注文する。

また、スカンクに問いかける。
「店主は怒りの中にあるように見受けられるが、何事かあったのか?」

203株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/04(火) 01:57
>>197
押し殺したまま、取っ手を掴みそれを開く。
力が足りないようならスタンドを発現させ開かせる。

204上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/04(火) 02:03
>>199
「バ、『バイク』をですか?バイシクルの方のバイクじゃあありませんよね」


「……だとしたら少し……いやかなりまずいかも知れません。
 先ほど、悪い話を伺いまして。」

警戒するように周囲を見回して、

「理由は分からないのですが……このホッコという国では、
 私達のような『外国人』を、よく捕まえるんだそうで。」

「私としては、いち早くここから出たいと思っているのですが。
 あなたのバイクの方も気になりますけど」

205成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/04(火) 11:09
>>196
「はぁ、なるほど。
 その『玉』ってのはどこで手に入るんですかね?
 僕もやってみようかな」

再び尋ねる。

206山田『スケーリック』:2005/01/04(火) 19:06
>>198
「……鍵が隠されているのは石のある地面じゃなく、空とか?」
空を見上げる。

207ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/04(火) 21:14
>>144
(ふうん……抜いたか)
スタンドを発現し、警戒する。
「やあ……ごきげんよう。この辺の人かな?」
挨拶をした。
風は吹いているか?

208スカンク『ミレンコリン』:2005/01/04(火) 22:19
>>197>>202
「さあ…? 突然怒り出したな。
よくわからん。」

209:2005/01/05(水) 00:01
>>199,>>204
周囲には、『ホッコ王国の住人』と分かる人々しか見当たらない。
人々が2人に注目している様子は、特に感じられない・・・・・・・・・・・・・。
>>200
黒人は、ゆっくりと階段を上って行く。
━━━━━━━━━『翠河』が路地を引き返すと、左手には横に長い石造りの建造物が
建っているのが見える。
>>201
扉を開くと、そこは『塔』の外だった。
外壁に沿って階段が設けられており、屋上へと延びている。
2〜3人が、強い風に煽られながら屋上へと上って行く途中だった・・・・・・・・・・・・・。
階段の手摺りを離せば、落下する可能性も高い。

210:2005/01/05(水) 00:02
>>202,>>208
数分後━━━━━━━━━━
男が、丼を2つカウンターに置いた。
 
「ほら、出来たぞ!」
 
湯気の立つ丼の中には、色の濃いカレーの様な液体が盛られている。
>>203
天井を押し開けると、不意に光が差し込んだ・・・・・・・・・・・・。
目を細めて見回すと、そこは円形の小部屋になっている。
『塔』の先端と思われる天井から光が差し込み、小部屋を照らしていた。
 
『ドドドドドドドドドド』
 
『株』の目に、部屋の隅に立つ女性の姿が入った。
肩の辺りまで伸びた黒髪の女性だったが、日陰で表情は分からない。
両肩の開いた紫色のセーターを着ており、裾の広い白のズボンをはいている。

211:2005/01/05(水) 00:03
>>205
「作るんだよ。
石を切り出して、研磨して・・・・・・・・・・・球体に近い程、願いも叶うらしいよ。」
 
男が答えた。
>>206
空を見上げると、雲1つ無い青空が広がっていた。
真昼にも関わらず、月が見える。
>>207
高台なので、風当たりは良かった。
声を掛けたが、男からの答えは無い・・・・・・・・・・・剣を抜いたまま、距離を詰めて来る。

212翠河:2005/01/05(水) 00:09
>>209
「ひょっとして、もう一人の方とトラブっていたのか?
 ・・・・・・・・・・まあ、いいか」

道を歩きながら注意深く眺める。
建造物に入口は見当たるだろうか?

213株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/05(水) 00:10
>>210
(この女、あの変な民族衣装を着ていないな・・・)
少しだけ近付き、穏やかな口調で話しかける。

「こんにちわ。いきなりですみませんけど、ここの町の名前を教えて頂けませんか?
 どうやら、旅行中にこの町に迷い込んでしまったみたいなんだけど・・・」

214MONO:2005/01/05(水) 00:10
>>210
カウンターに座り、丼を前に合掌。
「いただきます。」

箸やスプーンにあたる食器を探す。
それが我々が知っているものと大差ないようなら、普通に食べ始めたい。

215成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/05(水) 00:12
>>211
「『球体』?
それは何のことですか?」

噴水に『球体』はあったかどうか思い出す。
掌の傷の具合はどうか。

「その『球体』にまつわる伝説とかあります?」

216鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/05(水) 00:14
>>209
他にも同じような高さの建物があるかまず見回す。

「危ないな…………。」

外壁にそって屋上へ。落ちないよう当然気をつけるが。
外壁の材質はなんだかわかるだろうか。

217ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/05(水) 00:16
>>211
「良い風だな………。
 血の匂いを嗅ぎ付けて、肉食獣が寄って来るんじゃないのか」
男の歩調よりも、やや速めに後ずさる。
風向きはどうなっているだろうか?

218スカンク『ミレンコリン』:2005/01/05(水) 00:18
>>210>>214
MONOが食べるまで手をつけない。

「…どうだ?」

219恋次『ボイジャー』:2005/01/05(水) 00:33
>>209
「来たくも無いのに来ちまって、その上外国人だから逮捕か・・・・。
冗談じゃねえや」
 
『バイク』は惜しいがどうせ借り物だ、謝ればいいだろう。
そう割り切ることにした。
 
「賛成だね‥‥‥。
しかし出てくったってな‥‥どこから入っちまったのかも解らないんだぜ?
それに‥‥『外国人』を捕まえるってのが別の意味で気になるんだよな」
 
ベンチのようなものを探し、腰をかけたい。

220:2005/01/05(水) 00:35
>>212
建造物の横には、小さな窓らしき穴が幾つか確認出来た。
正面には、大きな木製の扉が見える・・・・・・・・・・。
 
路地は、左に分岐しており、建造物の前を横切っている。
さらに、木の扉の前でも左に分岐しているのが分かった。
>>213
しばしの沈黙・・・・・・・・・・・・・
 
そして、女性が静かに声を出す。
 
「貴方は、何も知らないのね・・・・・・・・・・・『巻き込まれ』ているのよ、私達は。
『スタンド使い』の殺し合いに。」
 
女性の顔が、光に照らされた。
髪を深紅に染めた日本人らしき女性で、目元に涙型の刺青がある。

221:2005/01/05(水) 00:37
>>214,>>218
『スカンク』が見守る中、『MONO』はテーブルの上に置かれたスプーンを手に
『コウン汁』を食べた。
 
アンは、微かに甘味のあるトロロに似た味で、具材に良く絡んでいる。
ジャガイモやニンジン、豚肉の様な味の具材は、どれも噛む度に味わい深い。
『MONO』は、舌鼓を打ちながら『コウン汁』を完食した・・・・・・・・・・・・・。
>>215
「『球体』は『球体』だよ。」
 
男は、怪訝な表情で言った。
『成崎』の手の平の出血は、止まっている・・・・・・・・・・・・。
 
「『玉』が、より球体である程良いって事さ・・・・・・・・・・・分かる?」

222:2005/01/05(水) 00:37
>>216
外壁は、石造りだった。
 
屋上は、鉄柵で周囲を囲まれており、5〜6人の男女が景観を楽しんでいる。
上から見下ろすと、街が『橋』を境に2つに分かれている事が分かった・・・・・・・・・・・・。
街の周囲には、荒野が延々と広がっている。
『橋』を挟んだ向こう側には、同じ程度の高さの『塔』が建っていた。
>>217
風向きは、『ダヴァロス』に向かい風だった。
・・・・・・・・・・・・・後退ろうとした瞬間、男の『刀』が一閃する。
その刃が、『ダヴァロス』の首筋を狙って走る。

223山田『スケーリック』:2005/01/05(水) 00:40
>>211
「……真昼に月?」
太陽は出ているだろうか?

224MONO:2005/01/05(水) 00:41
>>221
「むむッ!これは!
アンは、微かに甘味のあるトロロに似た味で、具材に良く絡んでいる。
ジャガイモやニンジン、豚肉の様な味の具材は、どれも噛む度に味わい深い・・・・・・・
ン マ ァ 〜 イ ! ! 」

>>218
「旨いぞこれは!うむ、うまい」
スカンクに美味ぶりを語りながら、ペロリと平らげた。

225株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/05(水) 00:42
>>220
「殺し合い?・・・一体、誰が何の為に?どうすればこの町から出られるんだ?」
予想外の返答に驚きながら、矢継ぎ早に質問を投げかける。

「いや、待てよ・・・ということは、あなたも『スタンド使い』・・・?」

226鳴海成美:2005/01/05(水) 00:42
>>196
「……」
 
恐る恐る男の首に手を当て、脈を調べる。

227スカンク『ミレンコリン』:2005/01/05(水) 00:45
>>224>>221
「そ、そうなのか…?」

「じゃあ…。」

スプーンに、一口弱すくって食べてみる。飲み込みはしない。

228ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/05(水) 00:46
>>222
「『ガッデェ――――ムッ!!』!!」
男が動く直前、瞬時に能力を発動し、習字に使う半紙のように
自分をペラペラにする。
高台の向かい風ならば後方に吹き飛ばされるはずだ。
(チッ……何者だか知らんが、一見『戦闘のプロ』らしいあの剣士と
 こんな所でタイマン張ったって勝ち目は薄い……癪だが、無謀と勇気は別だ。
 さて、このまま飛ばされれば大きいほうの『塔』に着くことになるか)
『塔』に近づいていったら、能力の発動と解除を繰り返し、徐々に地表に降下する。

229翠河:2005/01/05(水) 00:46
>>220
木製の扉をノックする。
反応が無ければ、扉の前の道を進む。

230上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/05(水) 00:46
>>219
「別の意味……ですか?」

「脱出する方法は知っています。先ほど聞いたのですが、
 城に降りるエレベーターがあり、そこから出られるそうです」

「とりあえず、この先どうするか考えましょう。
 すんなりと通してくれるとは思えません。勘ですが」

自分も腰をかけれるものを探す。

231鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/05(水) 00:50
>>222
(ふぅ〜〜〜〜〜……………。やっぱりそうか。
 僕が元いた場所から霧の中どう彷徨っても数キロ……。
 それが周りはまったくの荒野に変わってる。
 つまり……あの霧でどこか知らない場所へと飛ばされた……が一番近いかな。)

(となると外を彷徨ったところで、うまく帰れるとは限らないな。
 飛ばした本体、いや関係者でもいいか………がこの街にいるとすれば
 ………そいつに会えば何かわかる……かな)

誰か適当な人物(一人で来ている奴だな)に聞いてみる。

「ちょっといいかな?
 …………あっちに似たような塔があるけど
 こことあっちはだいたい同じような街なのかな。
 あっちの街とは交流はあるのかい?」

232成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/05(水) 00:54
>>221
「ああ、理解しました」

「興味ありますね、詳しく教えて頂きませんか?
都市伝説みたいな他愛ない話でもいいので。
罰が当たったとか」

233:2005/01/05(水) 01:13
>>223
太陽は、丁度『山田』の真上に輝いている。
>>224,>>227
『MONO』は、満腹感に満たされた。
『スカンク』は、『コウン汁』を一口食べる・・・・・・・・・・・良い味だった。
>>225
「『集められたスタンド使い』は、確か『5人』・・・・・・・・・・・・私を含めて。
それと、数合わせに私達の集まった街の人間も『巻き込ん』だわ。
『生命のパワー』が必要だと言ってね・・・・・・・・・・。」
 
女性は、気だるそうに言った。
 
「貴方は、質問ばかり?
その質問に答えて、私に何かメリットが?」

234:2005/01/05(水) 01:14
>>226
脈は無い・・・・・・・・・・・すでに、男の身体は冷たくなり始めていた。
>>228
『ダヴァロス』は、紙一重で『刀』を避けた。
風に乗った『ダヴァロス』の目に、遠ざかる男の姿が映る・・・・・・・・・・・・・・。
 
『塔』の横に降り立つと、すぐに数人の男達が周囲を取り囲んだ。
近付いて来たのは、身長が190センチ程の奇妙な人物━━━━━━━━━━
小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが縦に3つ並んだ赤いチョッキを着ている。
男の様だったが、黒いスカートをはいているのも奇妙だった・・・・・・・・・・・。
彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種も分からない。
 
「おい、お前だな。
さっきフワフワ飛んでいたのは・・・・・・・・・・・」
 
男の1人が、威圧的な口調で言った。

235:2005/01/05(水) 01:14
>>229
扉をノックすると、奇妙な格好をした背の低い男が扉を開けて顔を出した。
 
「何です?」
 
男は、『翠河』をマジマジと見ながら言った。
>>219,>>230
広場の隅には、白いベンチがあった。
2人は、そこに腰を下ろす・・・・・・・・・・・。

236:2005/01/05(水) 01:15
>>231
男は、顎と口に髭を生やした初老の男だった。
 
「あの塔は、『監視塔』だ。
あんた・・・・・・・・・・・『あっち』とか『こっち』とか言うけど、何の事言ってる?
あっちもこっちも、同じ『ホッコ』だろう。」
 
男は、そう言って不思議そうに『鏡橋』を見た。
>>232
男は、少し考えてから口を開く。
 
「『玉』を拾う様な奴の話は、聞いた事が無いな・・・・・・・・・・。」
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
・・・・・・・・・・ふと、男の瞳が光った様な気がした。

237ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/05(水) 01:20
>>234
(もしかしてもっとまずいことになったのだろうか……?)
「さあ……常日頃から、鳥のように振舞えたら良いと考えてはいるがね。
 或いはその一念が、ついに我が神に通じたということもあり得る……
 ところで君らはスコットランド人か?
 スコットランドでは旅人に刀で斬りかかるのがマナーなのかね?」
おどけて見せるが、一応の警戒はしておく。
男達は武装しているだろうか?

238恋次『ボイジャー』:2005/01/05(水) 01:31
>>235
「考えてもみろよ‥‥。
いくらなんでも『外国人』だからっていきなり『拘束』するか?」
 
行きかう人々の会話に耳を傾けながら、『上村』と話す。
 
「これは俺の想像だが‥‥。
もしかしたら俺たちみたいな『外国人』が、ここ数日の間にこの街で『なにか』を
やらかしたんじゃあないか?
だから『外国人』に対しては神経過敏になってる‥‥とかな」
 
さきほど出会って『バイク』を持っていった『官憲』と思しき男に似た風体の人間が
来るかどうかも注意。
 
「しかしあんたの聞いた話もおかしな話だな‥‥。
普通城ってのは、『王様』とかを守るためにあるんだろ?
だから外と繋がる出入り口とは一番離れてる街の『中心部』にあったりするじゃないか。
それが秘密にされてるってならともかく、あんたでも知りえたんだ。
‥‥‥どうなってんだかねえ、この街は」

239スカンク『ミレンコリン』:2005/01/05(水) 01:31
>>233
「…旨いな…。」

「これはどんな材料を使っているんだ?」

と料理人に聞く。

240MONO:2005/01/05(水) 01:33
>>233
「な、旨いだろう」
スカンクの肩を叩く。

「ときに店主、ひとつ聞きたいのだが
さっきサイレンが鳴ってみんな逃げていった様子だが、何の警報だったんだ?
実はここに来たばかりでわからんのだよ。」
店主に質問を振る。

241株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/05(水) 01:44
>>233
「・・・それじゃあ、最後の質問だ。」
一呼吸置く。

「その前に、俺の考えを話そう。
 その、俺をこの街に引き込んだ奴をどうにかしてここから脱出する。」
 
「で、あんたはどうするんだ?この街から脱出しようって気はあるか?」

242鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/05(水) 02:21
>>236
(『ホッコ』か。変な名前だな。)

「監視塔………ね。………ありがと。」

ショルダーバッグから双眼鏡を取り出し、監視塔のある街を見る。
他に何か特徴的な建物はあるか。

243上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/05(水) 02:22
>>238
「そもそも、この街、この国自体が常識とはかけ離れていると思うのですが。
 ホッコなんて国、聞いたことすらないし、私は湖岸の街の霧の中を歩いていて、
 いつの間にかこの国に辿り着きました。つまり、ここに私が存在すること自体
 常識とかけ離れているわけです」

「つまり、全て道理が通ることが正しいわけではなく、一見おかしいことが
 正しいということが現に起きているのではないかと思います」

周囲に目を配らせて、より警戒する。

「で、私が思うに、神隠しに近い現象が起きていると思うのです。
 恐らくですが、『スタンド』という超能力の一種を使って、です
 ……まあ、変なことを言っていると、思われるでしょうが――」

隣にいる恋次の表情を伺う。

244成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/05(水) 12:51
>>236
「いやあ、まさかそんな罰当たりなこと!」

目を見る。
先ほどの『スタンド』がいるのか。

傷の様子を見る。

245成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/05(水) 13:18
>>244(追記
目はいつでも瞑る用意、かつ攻撃されてもすぐに回避できるよう身構える。

246翠河:2005/01/05(水) 23:03
>>235
「良かったら『王宮』までの道順を教えて貰えないかい?
 この辺は入組んでいて判り辛いんでね・・・・・・・・。」

同じ様にマジマジと男を見返しながら、言った。
来た道の方向に体を斜めに向けている。

247山田『スケーリック』:2005/01/05(水) 23:24
>>233
「……まさかねえ」
月を掴もうと手を伸ばす。

248:2005/01/06(木) 00:17
>>237
男達は、手に警棒らしきものを持っている。
 
「『国民証』を見せてみろ。」
 
男達の中でも年配の男が言った。
 
「無ければ、お前を『不審者』として拘留する。」
>>238,>>243
ふと、広場から見える『監視塔』の出入り口から、数人の男達が飛び出して来た。
男達は、塔の脇の方へと走って行く・・・・・・・・・・・・。

249鳴海成美:2005/01/06(木) 00:17
>>234
「死んでる……」
 
ペタリ、とへたり込む。
 
「あ……ど、どうしよう……。
 ……そうだ……!!」
 
何とか立ち上がり、先ほどのカジノの場所まで戻りたい。

250:2005/01/06(木) 00:19
>>239-240
「『コウン汁』なんだから『コウン』に決まってるだろ、このバカ。」
 
カウンターに肘を立て、男はホウレン草の様なものを口に咥えた。
 
「さっきのサイレンは、作業終了の合図だろう・・・・・・・・・・・。
それより、お前達外国人だったのか?」
 
男は、ホウレン草の先に火を付け、スパスパと吸い始める。
そして、煙草の様に口から煙を吐いた。

251:2005/01/06(木) 00:20
>>241
「貴方、質問しか出来ないの?
そうやって、今まで他人をアテにして生きて来たの?」
 
女は、そう言って髪を軽く掻き上げる。
 
「貴方の疑問なんて、私にとってはどうでもいい事なの・・・・・・・・・・・。」
>>242
『鏡橋』のいる『塔』から少し歩いた所に、別の小さな『塔』が建っていた。
電柱と鉛筆程の差がある小さな『塔』で、その横には豪華な宮殿らしき建造物がある。
宮殿の前には、広い空き地の様なスペースがあり、大勢の人影が集まっている。
>>244
手の平の傷は、鼓動のリズムに合わせてズキズキと痛み続けている。
男の瞳を見ると━━━━━━━━━━━
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『玉』の表面に映っていたのと『同じ奴』が、『成崎』を見ていた。

252スカンク『ミレンコリン』:2005/01/06(木) 00:23
>>250
「いや初めて見聞きする食べ物だからな…。」

「作業? どんな作業だ?」

外国人云々は無視してたずねる。

253:2005/01/06(木) 00:26
>>246
「『王宮』だって?」
 
男は、不審気な表情になった。
 
「東の方だぜ・・・・・・・・・・・行くならな。」
 
━━━━━━━━━━━ふと、『翠河』の来た道の方向から歩いて来る人影が見えた。
白いTシャツに藍色の長ズボン姿の黒人で、左手に長い棒の様なものを持っている。
>>247
『山田』の手は、虚しく空を掴んだ。
>>249
立ち上がろうとする『鳴海』の視界に、細い路地を歩いて来る男の姿が入って来た。
男は、『鳴海』の歩いて来た路地の右手に分岐する路地・・・・・・・・・・・丁度、息を引き取った
男から見て正面に伸びる路地を、静かに歩いて来る。
青いジャケットに黒いズボンをはいた若者で、ブラウンの髪は腰の辺りまで伸びていた。

254株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/06(木) 00:27
>>251
「・・・そうか。邪魔したな。」
その場を立ち去ろうとする。
「とにかく、貴重な情報をくれてありがとう」

255鳴海成美:2005/01/06(木) 00:32
>>253
「……あ。す、すみません!」
 
まだ近くに来ないうちに若者に声をかける。
 
「ひ、人が死んでるんです……!」

256鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/06(木) 00:34
>>251
(宮殿の前に…………なにかパレードでもあるのかな。
 人が多いなら、それだけ噂話も耳にできる……かも。)

階段を降りて、一階に戻り、そして宮殿前の空き地まで行く。

257MONO:2005/01/06(木) 00:37
>>250
「それが、外国に来ているのかどうかすらわからんのだ。
霧を抜けたら、ここにいた。フレーズだけ聞くとまるで川端康成だな。」

「しかし、まぎれもなく外国であるようだな……そのような煙草、見たこともない。
ここはなんという国だ。王国のようだが」
店主にこぼす。

258山田『スケーリック』:2005/01/06(木) 00:38
>>253
「まあそうだよね……」
石の種類が全て同じかどうか見てみる。

259恋次『ボイジャー』:2005/01/06(木) 00:42
>>248
「『神隠し』なあ‥‥‥おっと!」
 
走っていく男たちに気付いた。
『スタンド』という単語で多少表情に変化があったかもしれないが、この騒動(?)
で覆い隠せれるだろう。
 
「臭いな‥‥ありゃ絶対、何かあったぜ。
‥‥‥どうする?俺は追うけど、あんたは残るかい?」
 
ベンチから立ち上がった。
『上村』の返事を待たず、男たちを追い始める。

260翠河:2005/01/06(木) 00:43
>>253
「東ね・・・・・・・漠然としているな。
 まあ、ありがとう」
(ありゃあ、さっきの奴か。面倒だ・・・・・・・・)

横目で黒人を確認してから木の扉の前の左に分岐している道を進む。

261成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/06(木) 01:04
>>251
(あまり騒ぎは起こしたくねェ…な)

『スタンド』を発現し身構える。
相手の目と自分の目の間に手をかざす。

「はぁ、どうもありがとうございました。
ところでここは何という町でしたっけ?」

262:2005/01/06(木) 01:04
>>252,>>257
「作業ってのは、この工場の作業さ。
何か作ってるらしい。」
 
男は、咥えていた草を眺めながら、ゆっくりと煙を吐き出す。
 
「この国の名前も知らないのか・・・・・・・・・・・ここは、『ホッコ王国』だ。」
>>254
女は、無言で『株』を見ている・・・・・・・・・・・・。

263:2005/01/06(木) 01:05
>>255
「そうか。」
 
若者が言った。
ジャケットの下には、黒地に赤文字のアルファベットがプリントされたシャツを
着ている。
 
「お前も死んどくか?」
 
『鳴海』の目の前にまで迫り、男が言った・・・・・・・・・・・・・・。
>>256
『鏡橋』は、『塔』を出て宮殿の見えた方向へと歩いて行く。
途中に平屋と思われる石造りの建造物が密集しており、その向こうに5階建て程の
長方形の建造物が確認出来た・・・・・・・・・・・・。
建造物には、窓らしき穴が幾つも空いている。

264株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/06(木) 01:09
>>254
自分を見つめる女に気付く。
「そういや自己紹介がまだだったな。 『株えねま』だ。
 ・・・あんたが俺に用がないならこのまま帰らせてもらうよ」

265:2005/01/06(木) 01:13
>>258
『山田』の目には、どの石も大差無い様に見えた。
>>260
「ちょっと・・・・・・・・」
 
立ち去ろうとする『翠河』を、男が引き止めた。
 
「念の為、『国民証』を見せてくれ。
何かあって、面倒な事に巻き込まれるのは嫌だからな。」
 
━━━━━━━━━━黒人は、すでに6〜7メートル程の距離まで接近している。

266鳴海成美:2005/01/06(木) 01:14
>>263
「!」
 
脱兎の如く逃げ出す。先ほどのカジノの方向へ。

267鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/06(木) 01:14
>>263
「あれは………ホテルみたいなものなのかな……」

周囲の人々を見たり会話を盗み聞きしながら広場へ。
人の流れも広場へ向かっているのだろうか。

268:2005/01/06(木) 01:15
>>261
「『ホッコ』ですよ。」
 
男が言った。
その瞳の中の『スタンド』は、ゆっくりと動いている様にも見える。
 
『ポタ・・・・・・・・』
 
ふと、『成崎』の手から血が滴り落ちた。
『ヘッドレス・ハウスホールド』のかざした手には、切り裂いた様な傷が出来ている。
>>264
女は、何も答えない。

269MONO:2005/01/06(木) 01:26
>>262
「『ホッコ王国』であるか。なるほど。

さっきも言った通り、『霧を抜けたらここにいた』のだが
そういう話、聞いたことないか店主?
聞いたことなくても、知っていそうな輩の居場所だけでもわからないか。」
店主にさらに質問する。

270翠河:2005/01/06(木) 01:32
>>265
「それなら、今から来る連れに預けているよ。
 見せて貰うんだな・・・・・・・」

男を振り切って道を足早に進みたい。

271上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/06(木) 01:39
>>259
「あまり目立った行動はしたくないですが……」

一人呟きながらも、『恋次』、男たちを追う。

272株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/06(木) 01:53
>>268
この建物から去る。
ときおり後ろを振り返り背後を警戒する。

273ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/06(木) 02:50
>>248
「聞く耳無しか……そしてその何とか証とやらも『無い』な。
 郷に従えば話も聞いてくれるのかい」
大人しく従った。

274成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/06(木) 20:28
>>268
(やはりッ!
 ……しかし……目にいる奴をどうやって倒せばいいんだッ!?)

「どうもありがとうございました」

(無関係の一般人は巻き添えに出来ねェ……が)

『ヘッドレス・ハウスホールド』で相手の鳩尾にパンチを入れ、一発で気絶させたい。
うめき声も上げれぬようなスピードで。
その後は倒れないようにスタンドで支える。

その際目は瞑っておく。

275スカンク『ミレンコリン』:2005/01/06(木) 22:04
>>262
「ホッコ…、か。」

(聞いたことない国の名前だが、最近出来た弱小国家……なわけないか)

「他にはどんな国がある?知っている国の名前を適当に挙げてくれないか?
アメリカとかイギリスとかでもいい。」

276山田『スケーリック』:2005/01/07(金) 01:21
>>265
地面にしゃがみ込む。
「虫とかはいるのかな」
地面を観察。

277:2005/01/08(土) 00:59
>>259,>>271
『恋次』が立ち上がると、『上村』もそれに続いて立ち上がる。
2人が男達の方へ向かうと、格好の違う1人の男が包囲されているのが見えた。
包囲された男は、2人と同じ『普通の格好』をしている・・・・・・・・・・・・・。
その男は、男達に『監視塔』の中へ連れて行かれようとしていた。
>>266
『鳴海』は、路地を戻ってカジノの前まで走った。
そこに先程の男の姿は無く、数人の男女が群がっている。
・・・・・・・・・・・・・『青いジャケットの男』は、背後から『鳴海』の方へと歩いて来る。

278:2005/01/08(土) 01:01
>>267
周囲の人の流れは様々で、広場に向かう人々は少ない様だった。
平屋の中から外を眺めている者もあり、立ち止まって話している者もいる。
 
「又、誰かが死んだそうだ・・・・・・・・・・ついさっき、バーの前で。」
 
「物騒だな。」
 
「これで何人目だろうな、外国人が多いらしいが。」
 
「西のバーでも、何人か死んだばかりだぜ・・・・・・・・・・・・。」
 
「あそこは、従業員も4〜5人死んだらしい。」
 
広場へ向かう『鏡橋』に、人々が視線を向けているのを感じた。

279:2005/01/08(土) 01:02
>>269,>>275
突然、扉が開いて10人程の男達が入って来た。
『スカンク』の見た男達と似た格好をしており、すぐに室内は満員になる。
 
「おい、食べ終わったら出て行け。
悪いが、忙しいんだ・・・・・・・・・・・・2杯だから、『100ホッコ』貰うぞ。」
 
カウンターの男が怒鳴った。
>>270
男は何か言ったが、早足でその場を離れる『翠河』の耳には入らなかった。
 
「キャッ!!」
 
少し歩くと、背後で小さな悲鳴が聞こえた・・・・・・・・・・・・続いて、足音が走って来る。

280:2005/01/08(土) 01:02
>>272
「まだ、『4つ』残ってるわよ・・・・・・・・・・。」
 
ふと、『株』の背後から螺旋階段を降りて来た女が言った。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
「『私がスタンド使いか?』という質問には、『答えた』。」
 
━━━━━━━━━いつの間にか、『株』の背後に『スタンド』が立っている。
楕円形の頭部に無数の穴が空いており、目の部分は丸いライトの様に見えた。
右手は、手首の先から鋭い短刀になっている。
(『人型/人工・機械型』)

281:2005/01/08(土) 01:03
>>273
「よし、連行しろ。」
 
年配の男が指示すると、男達は『ダヴァロス』を包囲したまま歩き始める。
『ダヴァロス』は、そのまま『塔』に沿って歩かされ、大きな吹き抜けの出入り口へと
連れて行かれた・・・・・・・・・・・・・・。
>>274
『ビシィッ!』
 
『ヘッドレス・ハウスホールド』の一撃で、男は昏倒した。
周囲の人々は、それに気付いていない・・・・・・・・・・・・・・。
>>276
地面を見ると、『蟻』に似た虫が数匹動いていた。

282山田『スケーリック』:2005/01/08(土) 01:06
>>281
「一応……『死の世界』じゃあないらしいな。
 『死後の世界』かもしれないけど」
1匹を『スケーリック』の指の上に乗せて、じっくり見てみる。

283翠河:2005/01/08(土) 01:08
>>279
「おいおい、何のつもりだ・・・・・・・・・?」

悲鳴と足音の方を見る。

284この街を救え:2005/01/08(土) 01:13
>>278
「…………………。」

こちらをジロジロ見ている人の中から、適当なのに問い詰める。

「……………ちょっと聞きたいんだけど。
 その外国人達は殺されたのか、それとも事故にあったのか。
 また………ってことは頻繁に起きてるみたいだけどその事件。
 そのバーってのはどっちの方角にあるの?」

周囲に自分と同じ威風な格好の人間はいるだろうか。

285鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/08(土) 01:14
>>284

286:2005/01/08(土) 01:14
>>282
指の上で動く『虫』は、よく見ると蟻では無かった。
『山田』の知識には無い虫らしい。
>>283
振り返ると、今までいた扉の前が血の海になっており、頭から真っ二つになった男が
倒れていた・・・・・・・・・・その前を、『刀』を右手に構えて黒人が走って来る。

287恋次『ボイジャー』:2005/01/08(土) 01:19
>>277
「どうも本当らしいな‥‥『外国人』を逮捕して回ってるってのは」
 
そこで足を止め、連行されていく様子を見ている。
 
「助けてやりたい‥‥ところだがなあ。
今下手に手を出して、俺たちも逮捕されちゃかなわんぜ」

288:2005/01/08(土) 01:19
>>284
質問された男は、ある方角を指差した。
 
「『橋』を渡って、北の方だよ。」

289翠河:2005/01/08(土) 01:22
>>286
「何やってんだ・・・・・お前?」

 ザッバァアアーッ!!

既に発現していたスタンドの足で地面を蹴り『波』を発生させる。
2メートル程の高さの『波』が時速60キロで黒人に向かう。
『波』は、黒人にとっては硬い地面のまま。

290上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/08(土) 01:30
>>287
「……ですね」

やろうと思えば助けることも可能だ。その上、情報を収集することも可能だ。
しかし、この国をスタンドとして仮定した場合、『ウェイリング・ソウルズ』を
見られてしまう場合もある……そう考えると、迂闊に行動は出来ないな……。

「これからどうします?あの様子だと、城からエレベーターで降りるには
 かなり危険が伴いそうですし、かといって街中でうろうろしているのも危ないですよね」

周囲に我々のことを意識したような目線はあるだろうか?

291山田『スケーリック』:2005/01/08(土) 01:32
>>286
「アリじゃないな。
 やっぱ……『異世界』ってやつかな、ここは」
虫を地面に戻しておき、地面を10cmくらい掘ってみる。

292鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/08(土) 01:34
>>288
「…………なるほどね。」

その方角に足を運ぶ。
橋を越えたら、誰かにバーの正確な場所を聞くついでに、
他の外国人目撃情報を聞いてみたい。

293スカンク『ミレンコリン』:2005/01/08(土) 01:35
>>279
「あ、ああ悪かった…。」

「…。」
(100…、ホッコ? 『ホッコ』だと?! お金の単位なのか? 聞き間違い…?)

MONOの動きを待つ。

294MONO:2005/01/08(土) 01:45
>>279
「悪いが、無一文だ。」
『ホッコ』はもちろん、日本円も持ち合わせていない。

>>293
「すまんな。貸しにしといてくれ。」
スカンクをあてにした。

295:2005/01/08(土) 01:55
>>289
黒人が『刀』を振るう・・・・・・・・・・・『波』は、黒人の前で真っ二つに割れた。
 
「ブッ殺すッ!!」
 
吐き捨てる様に叫び、黒人は『翠河』に向かって『刀』を水平に振るう。
>>291
地面を掘ったが、めぼしいものは見つからない・・・・・・・・・・・。
>>292
男に教えられた方向へ歩いて行くと、最初にいた『橋』へと到着した。
『橋』を渡った所に2人の男が立っており、スルメイカの様なものを食べている。
『鏡橋』が質問すると、それをクチャクチャと噛みながら男達が答えた。
 
「そういえば、『監視塔』の所で外国人を見たよ。」
 
男の1人が言うと、もう1人も頷いて見せる。
さらに、バーの正確な場所も教えてくれた。

296:2005/01/08(土) 01:56
>>293-294
カウンターの男は、少し沈黙してから重々しい口調で言った。
 
「食い逃げか?」
 
テーブルに座っていた男達も、2人に視線を向けながら次々と口を開く。
 
「食い逃げだ!」
 
「食い逃げ?」
 
「食い逃げなのか?」
 
「そう、食い逃げ。」
 
2〜3人の男が、扉の前で道を塞いだ・・・・・・・・・・・・。

297鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/08(土) 02:01
>>295
「監視所か…………。今もそこにいるかどうかは
 どちらに向かうにせよわからない、かな。」

教えられたバーの方角へ向かう。
事件があったばかりなら、近づくにつれ野次馬かその帰りの連中が出てくるだろう。
そいつらの話を耳横に聞きながら進む。

(気になるのは………巻き込まれたのか、それとも呼ばれたのか
 ………だな。どちらにせよ、今は知っている人間を探して問い詰めるか。)

298スカンク『ミレンコリン』:2005/01/08(土) 02:05
>>296
「おいちょっと待ってくれよ…。食い逃げなんて人聞き悪いぜ…。」

「さっきもちょっと言ったけど、俺たちはこの国に来てすぐなんだ…。
つまり、『まだここで使えるお金を持っていない』ってわけだ。 払えないわけじゃない。」

「『両替』、それが出来れば100ホッコ払える。
信用できなければ…、仕方ない。皿洗いなりウェイターなりで100ホッコ分働きたい。
丁度客も来たし、人手は欲しいと思うんだが…。」

299MONO:2005/01/08(土) 02:12
>>296>>298
「右に同じである。教師の身で市井の皆に反逆するような真似はしない」
初めから金を払うつもりが無かったことは棚に上げて言う。

300翠河:2005/01/08(土) 02:13
>>295
「はん、何でも切れる刀って事か!!」

>>283のメール欄(壁を殴る)
地面を蹴って発生させた『波』は囮。
壁を殴って横に発生した『波』が刀を振るった黒人を壁となって襲う。
更に翠河の足元に後方に移動させる為の『波』を足で起こして
それに乗り間合いを広げたい。

戦闘開始時、二人の距離はどの程度だっただろうか?

301ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/08(土) 06:48
>>281
連れていかれた。
連行する男達の一人に話しかけた。
「ところでそろそろ訊ねても良いか?
 さっき『刀』を持った黒人の男に襲われたんだが。
 そういう奴に心当たりはあるか? あんたらのお仲間とか?」

302株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/08(土) 19:23
>>280
「ッ!!」

スタンドの右手が鋭い短刀になっているのに気付き、とっさに
右手から距離を取る。その際に、可能であればなるべく出口のほうに向かう。

スタンドも発現させておく。

303成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/08(土) 20:36
>>281
(さて、と)

周りを見回す。
人気のない路地のようなものはあるか?
あるいはベンチ等。

304:2005/01/09(日) 00:37
>>287,>>290
その男は、男達に囲まれたまま『監視塔』の中へと連れ込まれて行った。
2人と同じ様に、周囲の人々は男を見守っている・・・・・・・・・・・。
気になる視線は、感じられない。
>>297
『橋』を渡って直進すると、T字路に出る。
正面には、大きな石造りの建造物があり、5メートル程の吹き抜けの出入り口があった。
左右に延びる路地の左手には、巨大な『塔』があり、その前は広場になっている。
 
突然、右手の路地が『波』の様にうねり、その上に1人の男が乗っていた。
男の乗った『波』は、丁度『鏡橋』の前辺りで勢いを失い、止まる・・・・・・・・・・・・。
男が来たのと同じ方向からは、鋭い『刀』を構えた黒人が走って来るのが見える。

305:2005/01/09(日) 00:37
>>298-299
「じゃあ、俺のクソでも食うか?」
 
カウンターの男は、そう言って自分の尻を軽く叩いた。
食堂の男達は、下品に笑う・・・・・・・・・・・突然、誰かが大声で叫んだ。
 
「ホッコ!ホッコ!」
 
それに続いて、他の男達も騒ぎ出す。
 
「ホッコホッコ!!ホッコホッコ!!」
 
ふと、カウンターの男を見ると、壁に掛かった電話らしきもので何かを話していた。

306:2005/01/09(日) 00:39
>>300
手近に壁は無い・・・・・・・・・・・『波』に乗った『翠河』と黒人との距離は、すぐに広がった。
最初の『波』を作った時点での黒人との距離は、約3メートル。
━━━━━━━━━━左手に大きな石造りの建造物があり、吹き抜けの出入り口がある。
『波』は、丁度その前辺りで勢いを失った・・・・・・・・・・・・・。
ふと、右手に『橋』へ延びる路地があり、その途中に普通の格好をした男が立っている。
>>301
「質問は、こちらからする。」
 
『ダヴァロス』は、塔の中へと連れ込まれた・・・・・・・・・・・・。
男達に狭い階段を降ろされ、地下にある小部屋に到着する。
5メートル近い縦長の小部屋で、窓らしき穴が高い天井近くに1つだけあった。
男達は去ったらしく、年配の男1人が『ダヴァロス』と共に小部屋に入った。
 
「よし、座れ。」
 
小部屋には、1つのテーブルを挟んで小さな椅子が2つあるだけだった。
年配の男が片方の椅子に座り、『ダヴァロス』にも椅子を勧める。

307:2005/01/09(日) 00:40
>>302
『株』は、出口の方へと移動した。
 
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、『敵スタンド』の右手の刃先に何かが刺さっているのに気付いた。
それは、血の滴る『肉片』・・・・・・・・・・・・人間の『耳』に見える。
 
「『代価』は、貰ったわ。
『回答を得た者』は、相応の『代価』を支払わなければならない・・・・・・・・・・・・。
これが、私の『スタンド』━━━━━━━━━『クラナド』の『能力』。」
>>303
広場の脇には、4〜5メートル程の平屋らしき石造りの建造物が立ち並んでいる。
建造物同士の間は、細く狭い路地になっていた。
路地を行き来する人々は、少なくない・・・・・・・・・・・・・・。
近くには、無人のベンチもある。

308翠河:2005/01/09(日) 00:47
>>306
「何なんだこの辻斬り野郎は?」

黒人を横目で見ながら普通の男に気付いた。

「おい、あいつに近付くなよ?
 胴体が泣き分かれになりたくなかったらな・・・・・・・」

再び、黒人の方へ向かう『波』を地面に二つ起こす。
『波』は、黒人の足を掬うような低いもの。

309ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/09(日) 00:48
>>306
椅子に怪しいところが無いか確認した後、腰掛ける。
(不用心な……旅人の男と二人きりになるとは。
 別に危害を加えようって訳じゃないが、こう見えて腕が立つのか? このジジイ)
「手荒い歓迎だな。俺の祖国の話でも聞きたいのか」
周囲を観察しながら話に応じる

310成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/09(日) 00:49
>>306
(あの『スタンド』は撒いたと思うけど…)

『スタンド』で男を支え、歩いているように見せ掛けつつベンチへ。
二人ともそこへ座りたい。

311株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/09(日) 00:51
>>307
耳に手をやる。そこに耳はあるだろうか?
(俺・・・あといくつ質問したっけか・・・)

『トゥー・ボール・ルー』から『球』をいくつか出し
女に向かって力いっぱい投げつけると同時に建物から走って逃げよう。

312MONO:2005/01/09(日) 00:53
>>305
「何の祭りであるか、これは」

騒ぎ出した男たちを怪訝に見る。
(なんか、腹が立ってきたぞ……)
馬鹿にされているような気がして、ふつふつと怒りが沸いてきた。

コウン汁の入った丼ふたつ(自分の分とスカンクの分)を掴む。
もちろん、手には手袋……『ザ・グローヴ・パペッツ』がはめられたままだ。

313恋次『ボイジャー』:2005/01/09(日) 00:56
>>304
「ふうん‥‥‥」
 
手近な人々に話しかけたい。

「なあ、あいつ何かしたのかい?」

314スカンク『ミレンコリン』:2005/01/09(日) 00:57
>>305
「おい…、なにを言っているんだ…?俺の話を聞いていたのか…?!」

出口のほうに近づく。

「おい…!どこに電話しているんだッ!!」

315鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/09(日) 01:02
>>300
「……………見つけた。」

>>308
「………何か知っているのか?
 どちらにせよ話を聞くまでは逃がさない……けど。
 特に動いてるお前はまず止まれ。『アウトフィールド』。」

ポケットの中にある硬貨を出し、同時にスタンドを発現させ
ノーモーションで黒人の両膝に向かって3、4枚『吹っ飛ばす』。
側の男の能力は把握しきれてないが、動く地面を目視し回避行動を黒人が
とるなら、その直後の硬直を狙い撃つ。

316上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/09(日) 01:09
>>304
待機。『恋次』の傍で黙って立ったままでいる。

317太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/09(日) 02:48
>>126
「完全シカトかよ!!いや、宗教的秘儀で余所者シカトかも…」

足早に通り過ぎていく人の肩を掴んだ。

「うぉーいすいません!!あの、すいません今何時ですか!
 いやあとあのここどこでしょうか。俺迷っちゃって!」

まくし立てながら、間近で肉を観察したいんだけど肉ですよね?

318:2005/01/09(日) 22:07
>>308,>>315
黒人の男は、『アウトフィールド』の飛ばした硬貨を瞬時に持っていた『刀』で弾いた。
そして、『グリーン・リヴァー』が『波』を作り出すよりも早く路地を脇に外れ、そのまま
『翠河』の左手に建つ巨大な石造りの建造物へと消える・・・・・・・・・・・・。
黒人の男が飛び込んだのは、窓らしき吹き抜けの穴だった。
>>309
「まず、お前がどうして空を飛んでいたのか話して貰おうか。」
 
年配の男が言った。
>>310
『成崎』は、男と並んでベンチに座った・・・・・・・・・・・・。

319:2005/01/09(日) 22:08
>>311
右の耳に触れた『株』の手に、ベットリと生温かい血が付着した。
 
『ドドドドドドドドドド』
 
右耳は、根元から綺麗に抉られており、ジワジワと痛みが込み上げて来る・・・・・・・・・・・。
『トゥー・ボール・ルー』が投げた球体は、全て『クラナド』の左手に引き寄せられた。
『株』は、『塔』を出て脱兎の如く走り出す。
>>312,>>314
出口に近付く『スカンク』を、男達が阻む。
『MONO』は、2つの丼を掴んだ・・・・・・・・・・・・。
 
カウンターの男は、2人を監視する様に見つめながら電話から離れる。
━━━━━━━━━━突然、扉の向こうからノックの音が響いた。
 
「開けろ、『保安部』だ・・・・・・・・・・・。」

320:2005/01/09(日) 22:08
>>313,>>316
「さあ・・・・・・・・あんた達の仲間かい?」
 
「すぐ釈放されるといいね〜。」
 
人々の答えは、要領を得ない。
>>317
「キャ━━━━━━━━━━━ッ!!!」
 
『太刀魚』が声を張り上げると、路地に悲鳴が響く。
声の主は、『洗面器の中』・・・・・・・・・・・・・そこに蠢く肉塊だった。
 
「あ、あんた、何やってるんだ!
あぁぁぁ・・・・・・・・・・・め、目を覚ました・・・・・・・・」
 
『洗面器』を持っていた男は、震えながら『太刀魚』を睨む。
周囲にいた人々は、蜘蛛の子を散らす様に路地の間や建造物の中へと消えて行った。

321MONO:2005/01/09(日) 22:13
>>319
(官憲か。来るのが早すぎる……
まあ、同じ建物の中に詰め所があるだけかもしれないが)

冷静になり、丼から手を離す。

322成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/09(日) 22:18
>>318
(よし、これで……)

男と話す振りをする。
男は時々頷かせながら。

しばらくして立ち上がり、挨拶をしながら男に手を振る。
男には手を振り返させる。(倒さないように注意)

そして、『噴水』を迂回して吹き抜けの出入り口へと向かう。

323鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/09(日) 22:28
>>318
「ちっ………逃げたか………。」

『翠川』のほうを向く。

「まあいいや…………一人残っていれば。
 ………とりあえず聞きたいんだけどいいかな?
 どういう能力で送られたかは知らないが、『ここはなんなのか』。
 それと僕ら異邦人がいろいろな場所で殺されているみたいだけど……
 『何がおきてる』のか。………知れる範囲で答えてもらいたいな。」

男の飛び込んだ窓側の建物、他に窓や出口は見当たるか?

324スカンク『ミレンコリン』:2005/01/09(日) 22:32
>>319
「おい…、ポリ公…もといおまわりさんかよ…。」

「お、おれたちはなにもやってませんよ…と。」

325山田『スケーリック』:2005/01/09(日) 22:32
>>295
「嫌になるなぁ、もう」
風は吹いている?

326翠河:2005/01/09(日) 23:07
>>318>>323
「『ホッコ』・・・・・・この土地は、そう呼ばれているらしいな。
 あの妙な霧に包まれたせいかどうかは、知らんがここは
 普通の世界じゃあないぞ・・・・・・・多分。まあ、オレの経験上の話だがな。
 ここで何が起きているかは、こっちが知りたいくらいだ。
 あの黒人の辻斬り野郎が、襲ってきて土地の人間だろうが見境無く
 殺していたが・・・・・・・・・他にもいるようだな」

『鏡橋』に言いながら建物や周囲を見回す。

327株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/09(日) 23:26
>>319
(左手にも何か能力があるのかよ!
 この女の能力はヤバすぎる・・・能力の射程外に逃げなければ!!)
とにかく塔から離れる。

「あの女、俺のような奴が他に何人かいるようなことを言っていた・・・。
 俺みたいに『巻き込まれた奴』が。
 まず、そいつらを探すべきか・・・」

328恋次『ボイジャー』:2005/01/09(日) 23:39
>>320
「‥‥‥‥」
 
渋面でしばし考え込み、再び問いかける。
 
「どうして、俺たちみたいなのを逮捕してるんだ?
別に何も迷惑なことや法に触れるようなことはしてないだろ?」

329太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/09(日) 23:43
>>320
「へぇえええ?!何?何なのォッ?!目を覚ましたァ?!!
 オイオイオイちょっと待ってくれよ何ッ!これは何なんだよォッ!!」

『悲鳴』と男の剣幕にかなり後ずさりしながら肉塊を見た。
すぐに走り出せるように腰を落とす。

330:2005/01/10(月) 00:51
>>321,>>324
「食い逃げです、こいつら・・・・・・・・・」
 
カウンターの男が、2人を指差して口を開いた。
『保安部』を名乗った男達は、2人を見てヒソヒソと何かを話し合う・・・・・・・・・・。
そして、少しの沈黙の後、男の1人が言った。
 
「よし、おとなしく付いて来るんだ。
お前達を連行する。」
>>322
『成崎』は、広場の片隅のベンチでひっそりと芝居をした後、噴水を避けて
吹き抜けの出入り口がある建造物へと向かった・・・・・・・・・・・。
その中には、5メートル四方の空間になっており、2つの回廊が並んで延びている。
回廊の奥には、それぞれに木製の扉が見える。
扉には、各々異なる『奇妙な文字』が大きく書かれていた。
・・・・・・・・・・・・・・内部に人はいない。

331:2005/01/10(月) 00:51
>>323,>>326
男の飛び込んだ建造物は、高さ10メートル近い横長の建造物だった。
『橋』から直線状に延びる路地の先が、建造物の大きな吹き抜けの出入り口へと
続いている・・・・・・・・・・・・。
男の飛び込んだのは、それとは別の1メートル四方の穴で、似た様な穴が等間隔で
地上から1.5メートル程の高さに点々と見られた。
穴の向こうには、時折通り過ぎる人の姿があった。
周囲の路地に通行人は見当たらず、『翠河』の歩いて来た路地は『橋』から延びる
路地と繋がりながら、巨大な『塔』の方へと続いている。
>>325
遠くに見える山の方から、微かな風が吹いていた。

332:2005/01/10(月) 00:52
>>327
『株』は、その場を離れる。
女が追って来る様子は、無かった・・・・・・・・・・・・。
 
 
『ドドドドドドドドドドド』
 
「『クラナド』は、どこまでも追い掛けるわよ。
貴方が、自力で『回答』を見つけなければ・・・・・・・・・・攻撃は続く。
フフフフフフフフフ。」
 
遠くに見える『株』の後姿を眺めながら、女は呟く様に言った。

333:2005/01/10(月) 00:52
>>329
肉塊は、『洗面器』から這い出して来る。
そこには、表情の様なものも微かに浮かんでいた。
 
「あ、あ━━━━━━━━━」
 
男が何か言おうとした瞬間・・・・・・・・・・・
 
『ドヒュン!!』
 
肉塊が勢い良く飛び出し、『太刀魚』の足元に落ちた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・』
 
男の顔が崩れる・・・・・・・・・・・顔だけで無く、その身体が溶ける様に崩れて行った。
やがて、『太刀魚』が見ている中で、瞬く間にドロドロに溶け落ちてしまった。

334鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/10(月) 01:09
>>326 >>331

「………なんだ。何も知らない……か。
 理由はわからないけど、あの霧が入り口だったことは確かだな……。」

「あの黒人は………何かを知ってるみたいだけど、どうやら他にもいるらしい。
 ………住人の話を聞いたところ、二箇所の『バー』で外国人が大量に
 死んだらしいけど………さっきみたいな奴らが狩りでもしてる……のかな。」

335スカンク『ミレンコリン』:2005/01/10(月) 01:13
>>330
「ちょ、ちょっと待ってくれよ!
支払い能力はあるんだって言ってんだろ?! 両替所か、いやお前らのうちの誰かでいいから取り替えてくれよ!」

あまり動かないようにする。

336翠河:2005/01/10(月) 01:17
>>331>>334
「アンタも殆ど何も知らないようだな・・・・・・・・。
 スタンド使い同士のバトルロイヤルか何かでもしているのかね・・・・・・・。
 『王宮』に行けば何か判るかも知れないが・・・・・・・・。
 アンタ、名前は・・・・・・・?
 オレは『翠河』だ・・・・・・・・まあ、よろしく」

337鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/10(月) 01:25
>>336
「………………僕は『鏡橋』。
 『王宮』は『住民票』がないと入れないらしい。
 もっとも侵入する方法はあると思うけど………
 ……見たところお互い静かに事を運ぶ能力ではないみたいだしね。」

「まあそれでも側まで行ってみてもいいか………
 途中誰かわかってる人間に会えるかもしれないし。」

王宮の方角へ向かう。
以後少しの間、翠河と行動をともにする。

338太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/10(月) 01:27
>>333
「ギャヒィイイイッなんじゃこりゃあッ!!
 さてはテメー新手のスタンドかなんかかコラッ!!」

スタートダッシュで肉塊から逃れながら、スタンドで地面を殴りつけ、
肉塊へ向けて土片を飛ばす。

339翠河:2005/01/10(月) 01:40
>>337
「『住民票』か・・・・・・・・」

周囲を警戒しながら鏡橋に同行する。

340MONO:2005/01/10(月) 02:52
>>330
>>335
スカンクを諭す。

「私も教師をして長いが、『ホッコ』などという国は聞いたことがない。
最悪、ここは地球ですらないかもしれんと思う。
そして……逆に彼らも、日本を、日本円をそもそも知らん可能性が高い。
であれば、『両替』などは不可能だと推察できるであろうな。」

「おとなしく裁きを受けた方が、得策かもしれん。」

そして、『保安部』を名乗る男たちのひとりに質問する。
「ときに『保安部』の方。
この国の法律を知らんのだが、『食い逃げ』の罪は、どのようなものだ?」

341ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/10(月) 04:21
>>318
「………
 珍妙な質問だな。まあ、しらばっくれていても話が進まないしな……
 正直に話すが……高台の上で『刀』を持った男に襲われた。黒人だ。
 そいつから逃れる為にすっ飛んで来たってわけだ」

342株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/10(月) 23:45
>>332
「仲間だ・・・共にこの街から脱出するための仲間が必要だな」

元いた広場に戻る。自分と同じような、民族衣装を着ていない人間はいるだろうか。

343:2005/01/11(火) 00:35
>>328
「さあ・・・・・・・・・・」
 
『恋次』の質問した男は、そう言って首を傾げた。
>>335,>>340
「食い逃げの『罰金』は、『1000ホッコ』・・・・・・・・・・・・。
払えない場合は、『強制労働』だ。」
 
『保安部』の1人が言った。
彼らは、2人の手に『手錠』らしきものを掛けようとする。
>>334,>>336-337,>>339
『鏡橋』と『翠河』の2人は、『橋』を渡って王宮の方へと歩き出す。
 
『橋』を渡ると、どこか離れた場所で悲鳴の様なものが聞こえた。
周囲の通行人達も気付いたらしく、キョロキョロと辺りを見回す者もいる・・・・・・・・・・・。
だが、特に異変の見当たらない事を知ると、何事も無かったかの様に再び歩き出す。

344:2005/01/11(火) 00:35
>>338
石畳を砕いて飛び散った破片を、肉塊は素早くかわした。
地面を滑る様に動きながら、『太刀魚』に迫る・・・・・・・・・・・・・。
次の瞬間、足がもつれた『太刀魚』は、その場に転倒した。
>>341
「で・・・・・・・・・・・どうやって飛んで来た?
お前は、空を飛べるのか?
『ウルトラマン』や『鉄腕アトム』みてーに・・・・・・・・・・。」
 
年配の男が聞き返す。

345:2005/01/11(火) 00:36
>>342
広場に戻った・・・・・・・・・・・・・だが、探している様な人物は、見当たらない。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
いつの間にか、傍らに『クラナド』が立っている。
 
「『質問』ハ、残リ4ツ・・・・・・・・・・・ドウスルンダ?
『答エ』ヲ見ツケナケレバ、オ前ハ『死ヌ』・・・・・・・・・・・。」

346スカンク『ミレンコリン』:2005/01/11(火) 00:48
>>343
「おい…!どうするんだよ…?
強制労働ってなにをされるんだ?! どれくらいで釈放されるんだよ?!」

MONOに言う。

347恋次『ボイジャー』:2005/01/11(火) 00:50
>>343
「‥‥‥まさかな‥‥」
 
もう一度、その男に問う。

「ここは、何て街なんだ?」

348鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/11(火) 00:52
>>343
「悲鳴………ちょっと離れてるみたいだけど
 また誰かが襲われてるみたいだな」

悲鳴の方角は自分達の向かっている王宮のほうか?

「そういえば………思い出したんだけど。
 最初に橋を渡ったとき会った住民は、僕を見て逃げるように
 去っていったな。もしかしたら、この国自体にも何らかの裏があるのかも………。」

349翠河:2005/01/11(火) 00:52
>>343
「なんというか・・・・・・・・異常な世界だな。
 まあ、何とか事態を把握して抜け出たいところだ」

歩きながら、王宮を目指す。
周囲に普通の服装の人間を見探しながら。

350成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/11(火) 01:05
>>331
右にいこう。
ノックする。

351太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/11(火) 01:07
>>344
「うっちょとまてよッ!こんなんで終わりじゃねーだろォオオッ!!」
 
転倒したままさらに地面を殴りつけて、回転しながら身を起こす。
 
「『ナイトメア・プロフェシー』!!」

スタンドで『幻覚』の壁を作り出す。壁には棘がびっしりと生えている。

352株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/11(火) 01:20
>>345
「『答え』?
 まず、このイカれた街は誰かの『スタンド能力』の仕業だろう?
 街の名前は・・・クソッ、この街については通貨の単位が
 『ホッコ』とかいうくらいしか情報が無いぜ。
 で、この街から脱出するにはその本体を殺せば、能力が解除されて
 俺はここから出られるはずだ・・・。
 
 そして、お前の本体の女は、その『殺し合い』に参加してるんだってことは
 お前を見てりゃあわかる。つまり俺と協力してこの街を出ようとかそーいう気はな いんだろ」
 
「・・・いや、『殺し合い』に参加して、『生命パワー』とやらを多く挙げれば
 ご褒美にこの街から出られるのか・・・?あの女はそれを狙って・・・
 クソッ、考えがまとまらないッ!情報が足りないッ!」

現在推測できる『答え』を『クラナド』に対してまくし立てる。

353ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/11(火) 02:16
>>344
「その『ウルトラマン』だか『鉄腕何とか』がどうやって空を飛ぶのか知らんが……
 ……まあ平たく言うと俺は『超能力者』でな。
 その『能力』を応用すれば、空を舞うことも出来るってワケだ。
 おい……信じてるか? 嘘はついていないぞ」

354MONO:2005/01/11(火) 02:47
>>343
>>346
スカンクの耳元で囁く。
「落ち着け。私とてむざむざ捕まるつもりはないが、
今は多勢に無勢だ。逃げるにしても機会を伺おうという事であるよ」

手錠のようなものを観察する。
我々の良く知っている手錠と異なる部分はないか確認する。

355:2005/01/11(火) 22:34
>>346,>>354
『手錠』は、鉄製らしかったが黄色っぽい。
形状は、一般的な『手錠』と同じ様に見える。
>>347
「『ホッコ』さ。」
 
男が言った。
 
「ホッコホッコ!」
 
続けて、近くにいた子供達が楽しげに連呼する。
>>348-349
悲鳴は、王宮とは反対方向から聞こえた・・・・・・・・・・・・少しして、似た悲鳴が再び響く。
周囲に、普通の服装をした者は見当たらない。

356:2005/01/11(火) 22:35
>>350
ノックしようとすると、突然扉が開いて中年の男が出て来た。
やはり、奇妙な格好をしている・・・・・・・・・・・・男の身体からは、微かに湯気が立ち上っている。
『成崎』を一瞥した男は、その横を通り過ぎて行く・・・・・・・・・・・・。
 
扉の奥は、幅5メートル、奥行き3メートルほどの空間になっていた。
数人の男達が、服を着たり脱いだりしているのが見える。
服を脱いだ男は、タオルらしき布を腰に巻き、奥の壁の中央にある吹き抜けの出入り口へと
向かって行った・・・・・・・・・・・・・その奥には、湯気が充満している。

357:2005/01/11(火) 22:36
>>351
肉塊は、『幻覚』を無視して猛然と『太刀魚』に襲い掛かる。
 
「ウッギャア━━━━━━━━━━ッ!!」
 
雄叫びと共に、身体を起こそうとした『太刀魚』の胸に飛び乗った肉塊は、大きな口を
開いた・・・・・・・・・・・小さな身体のほぼ全体を占める口の中には、鋭い小さな歯が並ぶ。
 
『バギャス!!』
 
━━━━━━━━━━不意に、何かが横から肉塊を吹っ飛ばした。
見上げると、手に短い棒を持った小太りの男が、『太刀魚』を見下ろしている。
横を見ると、路地の端にグッタリとした肉塊があった・・・・・・・・・・・。
 
「大丈夫か?
あんた、『外国人』だな・・・・・・・・・・『ヒュミッツ』を見るのは、初めてか?」

358:2005/01/11(火) 22:37
>>352
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『株』が自分の左手に目を向けると、その指先が老人の様な皮膚に変化していた。
右手の指先も、同じ様に変化している。
『クラナド』は、ジッと『株』を観察している様に見えた・・・・・・・・・・・・。
>>353
「『超能力者』・・・・・・・・・・?」
 
年配の男は、ジロリと『ダヴァロス』を睨む。
 
「なるほど・・・・・・・・・・では、仮にお前が『超能力者』だったとしよう。
それで、どういう『能力』なんだ?
まさか、『危険な能力』じゃないだろうな・・・・・・・・・正直に言ってみろ。」

359翠河:2005/01/11(火) 23:09
>>355
「またか・・・・・・・・・こうも執拗に人の命を奪う理由は何なんだろうな?
 自分のスタンドが、それで最強になるっていうわけでもないだろうに。
 殺している連中は、事情を知っているのか・・・・・・・」

悲鳴に顔を顰めながら周囲を注意しながら歩く。

360鳴海成美:2005/01/11(火) 23:14
>>277
「た、助けてください……人殺しが…っ!」
 
男女の群れに助けを求める。
止まって追いつかれるようなら、助けを求めながらそのまま逃げ続ける。

361山田『スケーリック』:2005/01/11(火) 23:20
>>331
「……無駄だろうけど、行ってみるか」
山へ向かって歩いていく。

362鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/12(水) 00:04
>>355 >>359
「…………………さてね。
 ただ………そういうのにあまり複雑な事情はいらないんじゃないかな」

悲鳴の方向へ行くこともちょっと考えたが、先に王宮がどんなものか興味があるのでそちらへ向かう。
ただ付近にいる住人がそれ(悲鳴)に関して何やら話ているなら、何があったか聞いてみる。

363太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/12(水) 00:52
>>357
「なななななんなんだこの小さい『ヒュミッツ』ってのは!
 あ、あああいやそうじゃない、スマン助かった、礼を言う」
 
よろよろ立ち上がって、小太りの男に詰め寄る。
 
「確かに俺は『外国人』かもしれないが…というか
 『ここ』は一体なんなんだ?!!不思議の国かッ?!」

364スカンク『ミレンコリン』:2005/01/12(水) 01:07
>>355
「機会って…。」

(俺はなんとかなるが…?)

とりあえず騒ぐのをやめ、MONOに従う。

365ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/12(水) 02:48
>>358
相手の目を見て話した。
「『バカとハサミは使いよう』って言葉知ってるか?
 どんな『能力』だろうが『使いよう』一つで、
 『安全』にも『危険』にもなりうるってことだ……
 だから『危険』かどうか一概に答えることは出来んな。
 それに、あまり自分のことを触れ回るのは趣味じゃないんでね……
 あんただって、俺の自己紹介なんか聞いたって面白くないだろう」

366恋次『ボイジャー』:2005/01/12(水) 18:45
>>355
「『ホッコ』ね‥‥そうかい、ありがとよ。
‥‥‥おい、行こうぜ」
 
『上村』を促し、そこから離れたい。
 
「‥‥‥なあ。
『何か』に『似てる』と思わねえか、この『ホッコ』とかいう街‥‥」

367株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/12(水) 21:29
>358
「な、なんだ・・・俺の手が老化している・・・!」
咄嗟に頬をさする。鏡など、姿が映るものがないか辺りを見渡す。

368上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/12(水) 23:24
>>366
「『何か』に『似てる』?これといって思い浮かびませんね……」

『恋次』に従うように振舞う。

369:2005/01/13(木) 00:47
>>359,>>362
周囲の通行人の中には、悲鳴の方へ向かう者もいた。
大半の人々は、キョロキョロと周囲を確認するだけで通り過ぎて行く。
5メートル程の高さの平屋が建ち並ぶ入り組んだ細い路地を抜けると、2人の眼前に
広大な広場が現れた・・・・・・・・・・・・・。
広場には、数十人の人々が整然と並び、太極拳か体操の様な動きを合わせている。
その向こうには、ヨーロッパの宮殿を思わせる豪華な建造物が見える。
>>360
群がっていた男女は、『鳴海』に気付いてドヨめいた。
助けを求める『鳴海』を避ける様に、群れは真っ二つに割れる・・・・・・・・・・・・。
背後を振り返ると、『青いジャンパーの男』が角を曲がって姿を現した。
 
『鳴海』は、群れを抜けて路地を突き進む。
路地の先は、数百メートル先で突き当たりを左に折れていた。
その手前でも、左に分岐した細い路地が幾つもある。
細い路地は、無数に建ち並ぶ高さ5メートル程の石造りの平屋の間を延びていた。

370:2005/01/13(木) 00:48
>>361
山の見える方へ歩いて行くと、石造りの手摺りに囲まれた草原の端まで来た。
手摺りの向こう側は、絶壁になっている・・・・・・・・・・・。
絶壁を見下ろすと、地上から500メートル以上の高さにある様だった。

371:2005/01/13(木) 00:49
>>363
「『ヒュミッツ』は、なかなか手に入らない『食材』でな・・・・・・・・・・・・・。
こいつらは、眠っている間に殺して食べるんだ。
狂暴ってのもあるが━━━━━━━━生きている時に殺すと、筋肉が硬直して毛細血管も
破裂しちまうから、味が悪くなる。」
 
小太りの男は、ピクリとも動かなくなった『ヒュミッツ』を見つめて言った。
 
「ここは、『ホッコ王国』だぜ?
あんた、どこから・・・・・・・・・・・・・」
 
突然、洗面器を持っていた男が2人の会話に割って入る。
 
「おい、弁償してくれ!!
貴重な『ヒュミッツ』が台無しじゃないか・・・・・・・・・『1000ホッコ』払え!!」

372:2005/01/13(木) 00:49
>>365
「で?」
 
年配の男は、椅子に座り直す。
 
「早く答えろ・・・・・・・・『危険かどうか』は、お前が判断する事じゃない。
お前の趣味かどうかもな。
お前は、聞かれた事に答えていればいいんだ。」
>>366,>>368
2人は、その場を離れる・・・・・・・・・・・・。
広場から『橋』へと伸びるT字路まで歩くと、T字路の中央付近に人影を見つけた。
白いTシャツに藍色の長ズボン姿の黒人で、左手に長い棒の様なものを持っている。
━━━━━━━━━黒人は、2人に気付いたらしく近付いて来る。
>>367
周囲を見回したが、鏡は見当たらない。
 
「早ク『答エ』ヲ見ツケナケレバ、『養分』ヲ吸イ尽クサレテ『死ヌ』ゾ・・・・・・・・・・・・?
ドウスルツモリダ?」
 
『クラナド』が言った。

373MONO:2005/01/13(木) 00:54
>>355
>>364
「建物の中より外の方が逃げやすかろう」
スカンクを促し、おとなしく『保安部』に従う。
手錠を受け入れ、連行されるようなら連行される・・・・・・
ただし逃げ出せそうな状況を伺いながら。

374太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/13(木) 00:55
>>371
「せ、『1000ホッコ』って日本円にしていくらデスカ」
 
嫌な汗をかいて財布を見た。
5千円入っていた。逆上した。
 
「というか『ホッコ王国』ってどこだよ!俺どうしてこんなとこいるの!
 さっき人が溶けてたけどあれは何なんだ!!」

375鳴海成美:2005/01/13(木) 01:02
>>369
「なんで……なんで誰も…っ…」
 
手前から数えて5番目あたりの分岐点を左に進む。

376:2005/01/13(木) 01:03
>>364,>>373
『MONO』の手に、手錠が掛けられる。
それに習って、『スカンク』もおとなしく手錠を掛けられた・・・・・・・・・・。
 
「よし、行くぞ。」
 
『保安部』の男達は、2人を前後に挟んで食堂を出る。
そして、そのまま通路を直進して外に出た。

377翠河:2005/01/13(木) 01:03
>>369
「これが、王宮か・・・・・・・・・。
 こいつらは、呑気なものだな・・・・・・・」

体操をしている人間達を尻目に王宮へ歩いていく。

378上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/13(木) 01:07
>>372
……ん?外国人?

「あの人、外国人ですね」

その黒人の様子を伺う。
道行く人に話しかけるような軽い雰囲気だろうか?

379鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/13(木) 01:13
>>377
「こいつらは…………ただの街の奴らなのか、それとも王宮になんらかの
 かかわりをもった職員なのか………どっちかな。」

歩きながら体操をしている人々の身体つきはどんなものだろうか。
筋骨隆隆かどうか。全員男かどうか。

「ところで…………翠川だったっけ。
 もし僕らがなんらかの因縁をつけられて、警備の奴に拘留されそうになったら
 その場合どうでる?………君は。」

上は周りに聞こえないような声で。

380スカンク『ミレンコリン』:2005/01/13(木) 01:17
>>376
「おいおい…。」

(つかまるのには慣れてるがよ…、知らない国?の法律ってどうなってるんだ…?)
(100年労働とかだったらどーすんだ)

ついていく。

381恋次『ボイジャー』:2005/01/13(木) 01:34
>>368
「『ゲーム』だよ‥‥『ドラクエ』とか『FF』とかあるだろ?
今一要領を得ない答え、どいつもこいつも同じ服‥‥まるで『町人A』とか『町人B』
とか見てる気分だぜ」
 
>>372
「ん‥‥‥?」
 
黒人に気付き、少し下がる。
 
「俺たち以外の『外国人』のおでましだぜ‥‥気をつけろよ」
 
周囲の状況、落ちているものや建物を確認しておきたい。

382上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/13(木) 01:57
>>381
「なるほど、ゲームですか。
 確かに明確な答えを単純な方法で求められない
 もどかしさに共通する点がありますね……」

あくまでも仮説だが、ゲームの世界に引きずり込むスタンド、
十分にありそうだな……。
思えば動物が見つからないのもそうだ。
こういったジャンルに当たるRPGには、無用な動物など出てこないからな。
物によるけど。


『恋次』に倣って一応警戒する。

383成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/13(木) 08:52
>>356
「……温泉、か?」

すれ違った男に目礼する。
客でない店員らしき人物はいるだろうか?

384ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/13(木) 21:44
>>372
「ふん……そいつはどうも失礼。
 口で言っても解りづらいかも知れんから、『実演』さしてもらう」
椅子から立ちあがり、『スタンド』を発現する。
その際、年配の男の注意が背後の『スタンド』に向いていないか注目する。
能力を使い、座っていた椅子を『薄っぺらく』する。
椅子は力なくヘナヘナと潰れてしまうだろう。
「……とまあ見ての通り、触ったものをペラッペラにする。
 元通りになるから心配は要らない」
能力を解除する。椅子は再び元通り立ち上がる。

385MONO:2005/01/13(木) 22:18
>>376
歩きながら、手錠に『ザ・グローヴ・パペッツ』を取り付かせる……

386:2005/01/13(木) 22:58
>>374
「誤魔化さないで、早く払えよ!」
 
男が迫る・・・・・・・・・・・小太りの男は、道端の『ヒュミッツ』を拾って建造物の中へと
去って行く。
 
「誰か、『保安部』に連絡してくれ!!
コイツが、僕の『ヒュミッツ』を・・・・・・・・・・!!!」
 
男は、興奮しながら叫び始めた。
>>375
分岐路を左折した。
平屋の建造物が、入り組んだ路地に沿って建ち並んでいる・・・・・・・・・・・。
路地は薄暗く、数人の人々が歩く姿が見えた。

387:2005/01/13(木) 22:58
>>377,>>379
集団を観察していると、集団から1人離れて何か叫んでいる人物に気付いた。
人々は、その言葉に合わせて動いているらしい。
叫んでいる男だけ帽子が黒く、『キピィ』だの『ヒィ』だのと叫んでいたが、その意味は
理解出来なかった・・・・・・・・・・・・・男女が入り混じっており、その体格は様々。
 
2人が広場を通って宮殿の前まで辿り着くと、その正面の中央にある高さ5メートルを
軽く越える両開きの鉄の門に目が止まった。
門の前には、門番らしき長身の男が2人立っている・・・・・・・・・・・・・。

388:2005/01/13(木) 23:08
>>380,>>385
外に出ると、すぐに男の1人が叫んだ。
 
「おい、何だッ!?
死んでるぞッ!!!」
 
左の方を指し示した男の指の先には、頭から真っ二つに両断された死体が転がっている。
丁度、『死体』の前を延びる路地も、その数メートル先で石畳が破壊されていた。
 
「早く連絡しろッ・・・・・・・・・・・何が起きたんだ!?」
 
男達は、蜂の巣を突いた様に慌てている・・・・・・・・・・・・。

389:2005/01/13(木) 23:08
>>381-382
石畳の路地は、黒人の背後から地割れの様に破壊されていた。
『学校』の吹き抜けの出入り口は、『橋』へと一直線に延びている。
2人の右手には、吹き抜けの小さな窓が空いた石造りの建造物が建っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・黒人との距離は、約3メートル。
黒人は、手に持っていた棒から『刀』をスラリと引き抜いた。
その刃は、水に濡れた様に光を反射し、切れ味の鋭さを容易に想像させる。
周囲に通行人の姿は無い・・・・・・・・・・・・・。
>>383
2〜3人が、奥の扉から現れる・・・・・・・・・・・他に人影は無い。
男達は、順に部屋の隅の箱へと向かい、箱の上に置かれていたコップを手に取って行く。
箱の前から離れた男は、コップを口に付けて何かを飲んでいる様子だった。

390:2005/01/13(木) 23:09
>>384
『ダヴァロス』は、年配の男の前で椅子を平面に変える。
男は、目を見張って驚いた様だった・・・・・・・・・・・。
 
「なるほど、本当の『超能力者』だな・・・・・・・・・・・ここまでペラペラになれば、風に乗って
空を飛ぶ事も出来るか。」
 
少しの沈黙の後、男が『ダヴァロス』を見て口を開いた。
 
「では、釈放しよう。
面白いものを見せて貰った・・・・・・・・・・・二度と、妙な真似をするなよ?」
 
男は、自ら扉を開いて送り出す。

391恋次『ボイジャー』:2005/01/13(木) 23:20
>>389
石造りの建造物の方に走る。

「穏やかじゃないね、どうにも‥‥‥『ボイジャー』!!」
 
ドゴドゴドゴォッ!!
 
『ボイジャー』を発現して、建造物に拳を叩き込み穴を開ける。
そのまま建造物の中に飛び込み男の攻撃をやり過ごしたい。

392翠河:2005/01/13(木) 23:22
>>387
「なるべくなら事を荒立てたくはないが、その時には気絶でも
 して貰うさ・・・・・・・・・・こいつらが本当に人間かは知らんがな。
 正面から行っても止められそうだな・・・・・・・・どうする?」

その場で立ち止まり鏡橋に小声で聞く。

393MONO:2005/01/13(木) 23:25
>>388
(よし、この隙に……)
『ザ・グローヴ・パペッツ』を変形させ、手錠の鍵穴に忍び込ませて
内側から機構を操作して手錠を外す。

394ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/13(木) 23:25
>>390
「ああ……その前に、一つこちらからも聞いておきたいことがあるんだが。
 俺はさっき『刀』を持った、黒人の男に襲われた。
 そのせいで俺は、『超能力』を使わなければならない羽目に陥ったわけだが……
 この辺りで、そういう奴に『心当たり』はあるか?
 どうもただの下種な野盗などとは違う『凄み』のようなものを感じた……」

395株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/13(木) 23:29
>372
「なんてこった・・・一番厄介な質問が残ってる・・・。
 この街に俺を巻き込んだ奴はどこにいるんだよ・・・」
周りを見渡し、目についた建造物に向かう。

396鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/13(木) 23:36
>>392
「まあ………でもその方法はもっと後にとっておきたいかな。」

門周辺と門番を見てみる。あまりジロジロは見ないが。
長身の二人の着ているものは、無理をすれば自分達にも着れそうか?
それと監視カメラや、遠くから監視している別の者はいるか。

「ようは………住民票と中に入れるような格好していればいいわけだけど……。
 奴らを人目のつかない場所へ呼んで………気絶させて服を奪う。どうかな?」

397上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/14(金) 00:01
>>389,>>391
あれは、十中八九スタンド――!!
しかし、俺のスタンドは非力だ……。うまくやらなくては。

「どうもやばそうだな……」

『恋次』の開けた穴に、同じように飛び込む。

398:2005/01/14(金) 00:31
>>391,>>397
2人が建造物を破壊して中に入ると、そこには5人の男達が立っていた。
驚きの表情を浮かべていた男達の1人は、腰に下げた棍棒らしきものを手にして
2人に向ける。
 
「何だ、貴様ら!!」
 
それに続き、他の男達も棍棒を手に構えた。
>>392,>>396
門番が着ている服は、2人には大き過ぎる様に思える。
監視されている気配は無く、それらしいものも無かった・・・・・・・・・・・・・。

399:2005/01/14(金) 00:31
>>394
「ああ、その男は探す必要があるな。
お前の言う通り、『危険人物』である可能性も高いだろう・・・・・・・・・・・。
ところで、その黒人も『超能力』があったのか?」
 
年配の男が尋ねる。
>>395
周囲を見渡すと、最初に見た宮殿と5階建て程の長方形の建造物が目についた。
長方形の建造物には、窓らしき穴が幾つも空いており、地上に接する1階には出入り口らしき
大きな吹き抜けが確認出来る・・・・・・・・・・・・。
広場を挟んだ宮殿の反対側には、平屋の建造物が幾つも建ち並んでいた。

400スカンク『ミレンコリン』:2005/01/14(金) 00:37
>>388
(よし…、天佑来たれりってやつか!)
(『ミレンコリン』ッ!)

手錠の鎖をスタンドでつまみ、手を前後に素早く動かす動作で鎖を切りちぎる。

401恋次『ボイジャー』:2005/01/14(金) 00:42
>>398
「た、助けてくれ!!」
 
『上村』にアイコンタクトを送りつつ、すかさず両手を挙げて叫ぶ。
半身になって、男たちと黒人両方を視界に収めておきたい。
 
「追われてるんだ‥‥‥あ、あいつが来る!
あんたらも逃げろ、あの壁みたいにされちまうぞ!!」

402:2005/01/14(金) 00:45
>>393,>>400
2人は、手錠を外した・・・・・・・・・『保安部』の男達は、気付かない。

403ダヴァロス『ガッデム!!』:2005/01/14(金) 00:47
>>399
「さあ……そこまでは確認していないな。
 だがそうそう『超能力者』など転がっているものでもないし、純粋な剣士だとは思うが、
 しかし例えば『刀』で斬ることによって『何らかの現象』を引き起こす能力者……
 奴がそうである可能性は、ゼロじゃあない。
 ちなみに俺がそいつと遭遇したのは、この塔と、向かいにある小さめの建物……
 その二つの間に立つ『石碑』のある高台だ。まだいるかも知れんな」
部屋を送り出される。
「ところでもう一つ聞きたいんだが……『ここはどこだ?』」

404上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/14(金) 00:50
>>398
『恋次』と同じように両手を挙げておく。
黒人、男たち両方の動きにすぐ対処出来るよう、
身構えておく。

「そうです!早くしないと全員の命が危ないんです!」

405MONO:2005/01/14(金) 00:51
>>402
(よし)
『保安部』の連中(及び死体)と反対の方向に走って逃げる。
ちらりとだけ『死体』の方を見ておく。
服装から、ここの現地住民か、そうでないかだけ確認したい。

406スカンク『ミレンコリン』:2005/01/14(金) 00:55
>>402
(…あいつも外したのか…)
(バラバラに逃げたほうが得策だな)

MONOとは別の道に曲がるようにして逃げ出す。

407翠河:2005/01/14(金) 01:09
>>398
「裏手の方に回って壁を越えるか?」

壁伝いに移動してみる。
壁の高さはどうなっている?

408鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/14(金) 01:19
>>407
「確かに奴らじゃ服が目立つな………
 中にいる………適当な役目の奴を狙うか……」

壁伝いに裏手へ。
周囲の人間の目をあまり悟られないように気にしておく。

409成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/14(金) 18:14
>>389
「アレか、風呂上がりの牛乳みたいな」

(ちょっと飲んでみたいけど金ないしな)

円は持っているがここは日本でなくホッコ。
字も違うしたぶん円は通用しない。

「風呂居てもしゃあねぇな」

一度出て、今度は左のドアへ。

410株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/14(金) 22:05
>>399
5階建て程の長方形の建造物に向かう。
「とりあえずあの建物に・・・」
体力なども老人のものになっているのだろうか。
自らの足取りからそれを確かめる。
同時にスタンドが出せるかどうかも確かめる。

411:2005/01/15(土) 00:25
>>401,>>404
2人が両手を挙げて叫んで見せると、男達は顔を見合わせた。
建造物の中から、黒人の姿は見当たらない・・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・』
 
「何・・・・・・・だと?誰が来るって?」
 
男達の中から、恰幅の良い1人が歩み寄って来る。

412:2005/01/15(土) 00:26
>>403
「ここは、『ホッコ王国』だ。
その高台も調べておくから、お前は帰っていいぞ。」
 
年配の男が言った。
『ダヴァロス』は、男に部屋から送り出される・・・・・・・・・・・。
 
『ボギャア!!!』
 
突然、後頭部に衝撃が走った。
『ダヴァロス』が床に崩れ落ちると、手に棒を持った年配の男が見下ろす。
朦朧とする意識の中で、男が薄笑いを浮かべているのが見えた。
 
 
『ダヴァロス』 スタンド名:『ガッデム!!』
                    ━━━━━━━━━━『死亡』

413:2005/01/15(土) 00:27
>>405
『死体』は、その格好から『ホッコ国民』らしかった。
『MONO』が路地を逃走すると、背後から怒声が聞こえる・・・・・・・・・・・・。
石畳の路地は、真っ直ぐに延びた先で突き当たりを左右に分かれていた。
その途中、右手に細い路地が何本も分岐しており、5メートル程の石造りの平屋の間を
縫う様に入り組んでいる。
路地に人影は無い。
>>406
『スカンク』が逃げ出すと、目の前の男達が取り押さえようと襲って来る。
 
「もう1人も逃げたぞ!!」
 
「捕まえろ!!」
 
男達の怒声が響いた。

414:2005/01/15(土) 00:27
>>407-408
宮殿を壁伝いにグルリと回ると、その裏手にも2人の門番らしき男達が立っていた。
正面のものよりも一回り小さな鉄製の扉を守っているらしく、2人が歩いて来るのを見て
警戒の表情を浮かべている・・・・・・・・・・・。
>>409
部屋を出て、左側の扉の前に立った。
『成崎』が扉を開くと、右の扉と同じ様な部屋が広がっている。
片隅には、白と緑のスプライト柄のシャツに黒い皮のズボンをはいた男が立っていた。
後ろを向いている為、その顔は分からない・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、その足元に何かが倒れていた。
横たわっているのは、全裸の女性━━━━━━━━━床には、血だまりが広がっている。

415:2005/01/15(土) 00:28
>>410
身体や『スタンド』に、異常は感じられない。
『株』が目的の建造物の前まで来ると、いつの間にか『クラナド』も傍らに立っている。
 
吹き抜けの出入り口から建造物の中を覗くと、フロントやロビーが見えた。
どうやら、ホテルの様な施設らしき事が分かる。

416翠河:2005/01/15(土) 00:33
>>414
「こっちは人気が少ないから、やっちまうか?」

鏡橋に言いながら門番に視線をやる。
門番は無線の様な機械を身に付けているだろうか?

417株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/15(土) 00:36
>>415
(変だな・・・俺の手は皺だらけなのに、身体は衰えとかそういったものはない・・・。
 鏡を見たい・・・ここでトイレでも借りられるだろうか)
建物の中に入る。
建物の中で、案内表示などがあるか確認する。
ないようなら、受付の人間を探してトイレの場所を聞く。

418鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/15(土) 00:36
>>416
「とりあえず…………叫ばれる前にやらないといけないから、
 接近しての一撃……だね。やるんなら二人同時がいい。」

こっちの門番の体格はどうだろうか。

419スカンク『ミレンコリン』:2005/01/15(土) 00:48
>>413
『ミレンコリン』で自分の体のあちこちを触れておく。

「っは! 『スコットランドヤード』からも逃げ切った(こともある)俺様を捕まえられるものかよッ!」

右に行く、と見せかけて左へ切り返し抜き去る華麗なフェイント!! 警官を置き去りにする。

420MONO:2005/01/15(土) 00:51
>>413
逃げながら前方の地面を見る。
地面に、小石などの小さな物が落ちていたら
走りながら身をかがめて拾いたい。

何も見当たらなかったら、普通に全力疾走。

421山田『スケーリック』:2005/01/15(土) 02:31
>>370
「……なんてこった。
 橋とかかかってないかな……」
手摺りに沿って歩いていく。

422成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/15(土) 20:26
>>414
「!!」

息を飲み込む。
この部屋の様子はどんなだろうか。

そーっと、ドアを閉じて出ようとする。

423:2005/01/15(土) 22:36
>>416,>>418
2人の門番は、手に短い槍を持っているだけで、他の装備は見当たらない。
両者共に180センチメートル以上の長身で、NFLの選手並に屈強な体格だった。
>>417
出入り口の横に、案内板が立っている・・・・・・・・・・・・。
書かれた文字を解読する事は、出来ない。
フロントらしきカウンターに立つ女性に聞くと、建造物奥の階段の脇にあるトイレを
教えてくれた。
トイレの中は、全て石造りという点を除いて、一般的な公衆トイレと大差無い。
>>419
石畳には、小石1つ落ちていない。
・・・・・・・・・・・・・『MONO』は、やがて突き当たりを左右に延びる路地へと出た。
路地に人影は見当たらない。
背後からは、2人の男達が10メートル程離れて追って来ていた。

424:2005/01/15(土) 22:36
>>420
男の1人が、横から飛び掛かって来た。
体勢を崩した『スカンク』に、次々と男達が折り重なる・・・・・・・・・・・。
>>421
手摺りは、左右に続いている。
左の手摺りは、さらに左へ向かって緩やかなカーブを描いて延びていた。
右手は、真っ直ぐ延びた先で右へと直角に折れている。
>>422
室内は、右の回廊の扉と同じ造りの様だった。
『成崎』は、静かに扉を閉めて部屋を後にした・・・・・・・・・・・・・・。

425山田『スケーリック』:2005/01/15(土) 22:42
>>424
右へ行く。

426スカンク『ミレンコリン』:2005/01/15(土) 22:49
>>424
(流石にかわしきれない…!)
(だがしかしッ!)

『ミレンコリン』で体に作っておいた『プレート』を動かし、男たちの折り重なりからずり抜ける。
そして逃げ出す。

427成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/15(土) 23:00
>>424
心臓がバクバク言っている。

(……何が起こってる?!)

冷静に考えよう。
広場に戻るのは危険だ。
人を気絶させたうえに噴水まである。

……どうしよう。

しばし茫然としてしまう。

428鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/15(土) 23:07
>>423
「どうやら彼らに変装、もしくは気づかれずに侵入は難しいみたいだな。
 なんとなくだけど、門番は全員同じような体格を用意している気がするし。
 …………多少危険を犯すことになるけど、やっちゃうか?
 服は………給仕あたりなら小柄だろうし、しばらくは誤魔化せるかも……」

429翠河:2005/01/15(土) 23:24
>>423>>428
「ああ、俺はそれでいいぜ。
 ・・・・・・・・・じゃあ、行くか」

にこやかに笑みを浮かべて門番へ歩み寄っていく。

430鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/15(土) 23:31
>>429
同じく歩み寄る。

「あの………すみません………」

431恋次『ボイジャー』:2005/01/15(土) 23:50
>>411
「俺たちと同じ、『外国人』だ‥‥。
黒人で、俺たちを見た途端『剣』を抜いて襲い掛かってきて‥‥」
 
喋りながら『ボイジャー』で室内に転がっている『壁の破片』に触れて『宇宙
ロケット化』しておく。
『カウントダウン』は最短の『10秒』。目標の『星』は『地球』。

「なんとかそいつの『剣』を避けたと思ったら‥‥いきなり壁があんな風に
ブッ壊れちまったんだ!!
なあ‥‥あんたら見たところ、腕っ節はありそうじゃないか。助けてくれよ!!」
 
『10秒』経てば‥‥『宇宙ロケット』と化した『壁の破片』は、『スタンドパワー』
を『ロケット噴射』しながら『ブッ飛んで』いく。
『噴射』される『スタンドパワー』の奔流は強力だ‥‥被害を受けないために、
さりげない動きで、『壁の破片』から離れていきたい。
『ボイジャー』は即座に自分の傍に戻し、黒人の襲撃に備え防御体勢をとらせて
おく。

432恋次『ボイジャー』:2005/01/15(土) 23:52
>>411
「俺たちと同じ、『外国人』だ‥‥。
黒人で、俺たちを見た途端『剣』を抜いて襲い掛かってきて‥‥」
 
喋りながら『ボイジャー』で室内に転がっている『壁の破片』に触れて『宇宙
ロケット化』しておく。
『カウントダウン』は最短の『10秒』。目標の『星』は『地球』。

「なんとかそいつの『剣』を避けたと思ったら‥‥いきなり壁があんな風に
ブッ壊れちまったんだ!!
なあ‥‥あんたら見たところ、腕っ節はありそうじゃないか。助けてくれよ!!」
 
『10秒』経てば‥‥『宇宙ロケット』と化した『壁の破片』は、『スタンドパワー』
を『ロケット噴射』しながら『ブッ飛んで』いく。
『噴射』される『スタンドパワー』の奔流は強力だ‥‥被害を受けないために、
さりげない動きで、『壁の破片』から離れていきたい。
『ボイジャー』は即座に自分の傍に戻し、黒人の襲撃に備え防御体勢をとらせて
おく。

433上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/16(日) 00:01
>>411
「そうです。その人は武器を持ってますが、この人数だったらきっと大丈夫だと思います。
 ですが、他の一般市民が襲われた場合はそうはいきません。あの人は剣を持ってますから、
 貴方たちのように鍛えていない人には危険すぎます」

黒人の奇襲に耐えられるよう、『ウェイリング・ソウルズ』をすぐ傍に出す。
本体、スタンド共に警戒、防御態勢を保持しておく。

434:2005/01/16(日) 00:24
>>425
手摺りに沿って、右へ向かう・・・・・・・・・・・・。
ふと、右手に巨大な建造物が見えた。
『塔』の様にも見える建造物は、その頂上が見えない程高くそびえている。
 
手摺りは、直角に曲がった先で緩やかに右へ曲がって行く。
その先で一旦途切れ、細い石畳の路地が左の方へと延びていた。
路地を挟んで再び延びる手摺りは、真っ直ぐ続いている。
右側が石の並ぶ草原なのに対し、左側は5メートル程の石造りの建造物が雑然と並ぶ
町の様相を呈していた・・・・・・・・・・・・・・。
>>426
『スカンク』は、折り重なった男達を摺り抜けた。
それに男達が気付いた時には、『スカンク』の姿は十数メートル先を走っている。

435:2005/01/16(日) 00:25
>>427
ふと、『成崎』の鼻を火薬の様な匂いが突いた・・・・・・・・・・・・・。
微かに、黒い煙も立ち上っている。
>>428-430
2人が接近すると、門番達は槍を構えた。
 
「止まれ止まれ!」
 
「お前等、『国民証』はあるのか?
それ以上、近付くんじゃあないッ!!」

436太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/16(日) 00:25
>>386
「やべェエエエエッ!!『保安部』!!
 なんだかわからんが、このまま行くとやばいにおいがプンプンするぜェッ!!
 ちょっと急用ができたので、そのうち払いにきますのでじゃあねーッ!!」
 
男をスタンドで足払いをかけて転ばせ、その場から猛ダッシュで逃げ出した。
小太りの男の入った建物は覚えておく。

437:2005/01/16(日) 00:25
>>431-433
10・・・・・・・・9・・・・・・・・8・・・・・・・・7・・・・・・・・
 
男達は、顔を見合わせる。
恰幅の良い男が、さらに質問して来た。
 
「つまり、『剣を持った男』が・・・・・・・・・・お前達を襲って来た訳だな?
どこにいるか分かるか?」
 
6・・・・・・・・・・5・・・・・・・・・・4・・・・・・・・・
 
『恋次』と『上村』が口を開こうとした瞬間、室内の空気が止まった。
  
『ゴシャッ・・・・・・・・』
 
恰幅の良い男の『胸から上』が、崩れる様に地面へと落ちる━━━━━━━━━━

438:2005/01/16(日) 00:29
>>436
男を転倒させ、『太刀魚』は脱兎の如く逃走した。
背後から、悲鳴の様な叫び声が聞こえる・・・・・・・・・・・・・。
入り組んだ細い路地を走る内に、『太刀魚』は手摺りに沿って左右に延びる路地へ出た。

439スカンク『ミレンコリン』:2005/01/16(日) 00:29
>>434
(よし、とどめだッ!)

後ろの地面を『ミレンコリン』で殴り、高速回転させる。上に乗れば凄いことになるだろう。
そのまま、曲がり角を曲がりまくって追っ手を撒く。

440翠河:2005/01/16(日) 00:35
>>435
「あのですね・・・・・・・・」

門番に語りかける。
門番までの距離はどの程度?

「おい、俺が波で奴らを吹っ飛ばすか?」

小声で鏡橋に聞く。

441山田『スケーリック』:2005/01/16(日) 00:44
>>434
「あ、町。
 ……もしかして、さっきの場所は墓地だったのか?」
とりあえず塔を目標に町へ向かう。

442鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/16(日) 00:45
>>440
「いや…………」

槍の射程ギリギリまで接近し、もっていた小銭を手から落とす。
手から離れる瞬間にスタンドで、小銭をそれぞれ門番二人の『両足膝』に向けて『吹っ飛ばす』。
この距離なら、決して外さない。

「君はもう一人を………。あまり音は立てずにな……。」

膝に当て、男が崩れたらスタンドで槍を掴み、そのまま男ごと引き寄せて
首筋に一撃いれて気絶させる。槍を放していた場合はもう一人の動向に警戒しつつも
そのまま接近して攻撃を加える。

443恋次『ボイジャー』:2005/01/16(日) 00:54
>>437
「ああ、ここのすぐ外に‥‥‥」
 
『ゴシャッ・・・・・・・・』
 
「!?」
 
『壁の瓦礫』から離れつつ、身を伏せたい。
身を低くしたまま黒人の姿を探す。 
 
「バカなッ‥‥‥一体どこから!?
あいつはこの部屋に入ってすらいないんだぞッ!!」
 
『カウントダウン』の終わった『壁の破片』は天井に向かって『ブッ飛ぶ』。
『強度』も『宇宙ロケット』並みのそれは、速度と相俟って天井を砕くだろう。
降りしきる『天井の破片のシャワー』を、低い姿勢を保ったまま『ボイジャー』
で弾いてガードしたい。
 
(『外』から攻撃してきたのか‥‥!?それとも‥‥。
‥‥‥どちらにしても、この『破片のシャワー』でその能力の一端を垣間見て
やるか‥‥!!)

444成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/16(日) 01:27
>>425
「?」

匂い、煙の元を見定める。
自身からならすぐに揉み消す、スタンドで。

445太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/16(日) 01:53
>>438
「ハァハァハァ…ここまで来れば大丈夫か?
 しかし、困ったな。せっかく話聞けそうな人間がいたのにな…」
 
右手の法則にしたがってそのまま右への路地へ進む。
あとスタンドで、『ヒュミッツ』ぽい肉塊の『幻覚』を作り出し、ぶら下げておく。
 
「作っておいてなんだが、キモいな」

446上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/16(日) 02:02
>>437,>>443
(既にこの中か、もしくは奴の能力――!)

「――!!この爆発はッ!?いや……」

部屋の端に寄ることにより、大きな瓦礫が直撃することを避け、
あとは『ウェイリング・ソウルズ』でガード。
もし近くに例の男たちが一人や二人いるのなら、
この土埃に乗じて『ウェイリング・ソウルズ』の右手の人差し指で一突きしておきたい。
その場合、『ウェイリング・ソウルズ』のスピードで、突いてから素早くガードに戻りたいが、
万が一の為に本体の腕でガードする準備をしておく。
黒人、または何か異変があれば素早く対処できるようにする。
特に空中で瓦礫が崩れたり、著しく土埃が掻き乱されている様子があれば、
そこに注目していたい。

(この爆発は恐らく『彼』の能力だな……。
 中々アグレッシヴだが、豪快すぎないか――?)

447MONO:2005/01/16(日) 11:16
>>423
路地を左に曲がる。
曲がってすぐ、地面に手をついてそこに『手袋』をひとつ設置した。

448株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/16(日) 21:25
>>423
トイレに入る。
鏡を探し、自分の顔がどう変化してるか確かめる。
クラナドによって奪われた耳の怪我の具合も見る。

449:2005/01/17(月) 01:00
>>439
真っ直ぐに延びた路地は、十数メートル先で突き当りを左右に分かれていた。
背後で、男達の悲鳴の様な声が聞こえる・・・・・・・・・・・。
>>440,>>442
門番達との距離は、約7〜8メートル。
『鏡橋』は、制止を聞かずに接近を続ける・・・・・・・・・・・。
突然、門番の1人が槍を持つ手を変え、『鏡橋』に向かって槍を投げた。
鋭い槍の先端が、放射線を描いて飛んで来る。
>>441
左の分かれ道は、緩やかな下り坂になって続いていた。
少し進むと、前方に噴水のある広場が見えて来る。
それに続いて、人影も確認出来る・・・・・・・・・・・誰もが小さな赤い帽子を被り、大きなボタンが
縦に3つ並んだ黒いチョッキを着ていた。
男女問わず、全員が黒いスカートをはいているのも奇妙だった・・・・・・・・・。
彫りの深い白人的な顔つきだったが、その人種も分からない。

450:2005/01/17(月) 01:01
>>443,>>446
両断された恰幅の良い男が、血を吐いた。
その背後の男達も、次々と崩れ落ちて行く・・・・・・・・・・・・・。
腰や胸から身体を両断されており、室内は一瞬で血に染まった。
 
3・・・・・・・・・2・・・・・・・・・・・・・
 
『カウントダウン』が止まる。
次の瞬間、『恋次』と『上村』の身体は、前方に崩れ落ちた・・・・・・・・・・・・・。
2人の意識は、ゆっくりと薄れて行く。
 
『黄連寺 恋次』『上村 晃』
          ━━━━━━━━━━━━『死亡』
 
2人の墓標となった建造物の横に立っていた黒人は、その場を離れる。
『刀』に付着した血を拭いた男は、それを鞘に収め、次の獲物を求める様に周囲を
見回した・・・・・・・・・・・・。

451:2005/01/17(月) 01:01
>>444
『成崎』は、手足から立ち上る煙を揉み消す・・・・・・・・・・・・だが、煙は消えない。
次第に、身体が熱くなって来た。
>>445
真っ直ぐに延びた路地を右に進むと、やがて左手に『橋』の掛かっているのが見えた。
『橋』の前は、大きな通りになっている。
手摺りに沿った路地は、さらに真っ直ぐ続いている・・・・・・・・・・・・。
>>447
路地を左折すると、路地は真っ直ぐ延びていた。
左手に巨大な横長の建造物が建っており、右には石造りの手摺りがある。
『MONO』は、地面に『手袋』を1つ外して置いた。
追っ手の足音が迫って来るのが、石畳に響いて聞こえる。
>>448
鏡を見ると、頭の右側から肩口に掛けた部分が血に染まっていた。
耳の傷は、真っ赤に染まっている・・・・・・・・・・・・顔に変化は無い。

452株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/17(月) 01:20
>>451
「フゥー・・・」
(もう少し、俺には猶予があるってことかな・・・)
それにしてもひどい出血だ。怪しまれず行動するためにも
包帯か何かと、新しい服がいる。
 
もう一度受け付けに戻り尋ねる。
「怪我しちゃったんですけど、ここら辺で手当てが受けられる場所はありますか?」

453山田『スケーリック』:2005/01/17(月) 01:26
>>449
「やっと人に会えた……。
 あんー、すみません」
近づいて声をかける。

454スカンク『ミレンコリン』:2005/01/17(月) 01:29
>>449
「追っ手はもう大丈夫だろう…。」

突き当たりまで行って、左右をざっと見渡す。目に付くものはないだろうか?

なければ右に進む。あれば動かずに確認。

455太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/17(月) 01:30
>>451
「『橋』!まあ映画的にはこういう時は『橋』、かな。『橋』だな
 危ないのは」
 
『幻覚』を消して、『橋』へと向かった。

456上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/17(月) 01:37
>>450
(意識が……遠のく……。
 俺は奴にやられたのか……。
 せめて、あの『黒人』に『怪我』の一つでも『負わせ』たかった……。
 このまま死ぬなんて、あっけなさ過ぎる。
 完全な悪あがきだが、0.1%の可能性に賭けて……)

死ぬ間際に『ウェイリング・ソウルズ』の中指で自分の心臓を突きたい。
成功したならば、『黒人』への『攻撃』の『意思』が漏れるだろう。

457MONO:2005/01/17(月) 02:14
>>451
「之で時間を稼げれば良いのだが」
『手袋』──『ザ・グローヴ・パペッツ』を路地いっぱいに広げさせて障害物とする。
『スタンド』が見えない者は、わけもわからず進行を遮られるだろう。

足止めが上手くいったかを留まって見届けることはせず、変形させながらも路地の奥へ走り出したい。

(集中できんから適当に風呂敷を広げるようなものだが……止むを得まい。
あまり余裕は無いであろうからな)

458:2005/01/17(月) 23:09
>>452
カウンターの女性達は、トイレから出て来た『株』を見て、ヒソヒソと話していた。
『株』が話し掛けると、先程と同じ女性が応対する・・・・・・・・・・・。
その後ろで、別の女性が電話らしきものを使い、何かを連絡している様だった。
 
「『病院』でしたら、ここから南にある『公衆浴場』の隣にあります。
ところで、宜しければ『国民証』を御見せ頂けませんか・・・・・・・・・・・・・?」
 
━━━━━━━━━ふと、体格の良い2人の男達が近付いて来るのに気付く。
>>453
声を掛けたのは、中年の男だった。
男は、足を止めて『山田』の方を珍しそうに見つめている。

459:2005/01/17(月) 23:10
>>454
左手の路地は、数十メートル先まで延びているらしく、その途中で左手に細い路地が
幾つも分岐していた。
右手の路地の先は、突き当たりを右折しているのが見える。
高台に続く道になっており、右に折れた路地は階段になっていた。
>>455
『橋』は、石造りの頑丈なものだった。
数十メートル下に、激しい流れの川が見える・・・・・・・・・・・・。
向こう岸からは、白いTシャツに藍色の長ズボン姿の黒人が歩いて来た。
左手に、『棒』の様なものを持っているのが分かった。

460翠河:2005/01/17(月) 23:10
>>449
「攻撃的だな・・・・・・・・・」

翠河は、もう一人の門番へと歩んでいく。
投げられる槍にも注意して飛んできた場合、『波』化して破壊する。
射程距離(2メートル)に到達したら、当身を行い気絶させる。

461:2005/01/17(月) 23:10
>>456
『上村』は、『ウェイリング・ソウルズ』で胸を突いた。
意識が遠のく━━━━━━━━━━━
 
 
 
「おい、こいつは生きてるぞ。」
 
男の声で、『上村』は目を覚ました。
気が付くと、室内には数人の男達・・・・・・・・・・・・すでに死んだ男達と、同じ格好をした
男達がウロついていた。
『恋次』を含む、両断された死体を担架に乗せ、シートを被せて運び出している。
>>457
『MONO』は、路地を駆け出す・・・・・・・・・・・・。
左手に建つ巨大な建造物の手前側には、小さな吹き抜けの出入り口があった。
路地は、しばらく延びた先で突き当たりを左折している。

462山田『スケーリック』:2005/01/17(月) 23:14
>>458
「えと、なんて言ったらいいのかな……。
 単刀直入に聞きますが、ここどこですか?」

463上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/17(月) 23:20
>>461
(ん……ここは……?案外あの世って普通というかなんというか……)

(って、あの格好?まさか、俺、生きてる?
 見る限り――あの中で生きてたのは俺だけ、か……。
 畜生、あの野郎、なんて奴だ……)

そのまま周囲に反応があるまで待機。

464鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/17(月) 23:31
>>449
「…………ふん、『アウトフィールド』……!」

スタンドで、飛んできた槍(可能なら刃もしくは柄の側面部位)に拳を当て
空高く宮殿の明後日の方向まで吹っ飛ばす。
そして一気に投げてきた門番まで接近する。
一応もう一人の男の槍にも注意は払うが、まあ前の男に集中する。
男が槍以外の装備を取り出そうとしたら、こちらも小銭を顔面に飛ばし牽制。
槍と同様に、男を空高く……この街の外まで吹っ飛ばす。

「気絶さしても、見つけられたら面倒だし………このまま吹き飛べ。」

465スカンク『ミレンコリン』:2005/01/17(月) 23:31
>>459
「高台…、うまくいけば、追っ手の動きが把握できるかもな…。」

右手の路地に進み、階段を上っていく。

466太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/18(火) 00:43
>>459
「人種違うって事は、また別の町なんだろうな。
 『棒』に若干の不安を感じるが」
 
向こう岸に手を降ってみた。
 
「ハァーイッ」

467:2005/01/18(火) 01:01
>>460,>>464
槍を吹っ飛ばした『鏡橋』は、そのまま門番達に接近した。
もう1人の男の槍が距離を詰め、『鏡橋』に振り下ろされる・・・・・・・・・・・・・。
『翠河』の接近にも気付いたのか、槍を投げた男は門の近くに駆け寄る。
>>462
「ここって、『ここ』?『ホッコ』・・・・・・・・・って事かい?」
 
男は、地面を指差して言った。
>>463
「おい、生きてるか?
起きろ・・・・・・・・・・」
 
男達の中でも比較的年配の男が、『上村』の顔を覗き込み、軽く平手で叩いた。

468:2005/01/18(火) 01:02
>>465
階段を上った先は、小高い丘の様な場所だった。
丘と言っても隆起した石の頂上らしく、彼方には延々と荒野が広がっているのが見える。
その向こうには、青々とした山々が連なっている・・・・・・・・・・・。
さらに、少し離れた場所には、石造りの高い『塔』が1本見えた。
 
丘の中央には、石造りの四角い物体がポツンと置いてある。
>>466
黒人は、手を振り返すでも無く、無言で『橋』を渡って来る。

469上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/18(火) 01:16
>>467
「ああ……はい、生きてます」

とりあえず声に答え、起き上がる。

自分の体の調子と、先ほど攻撃にあったらしき男達の様子を確認する。
どのように傷を負っているのだろうか。

470翠河:2005/01/18(火) 01:24
>>467
「援軍を呼ぶ気か?」

門の側に駆け寄る門番へ向けて地面を蹴って起こした
『波』をブチ当てたい。
自身の足元にも小さな『波』を起こしてそれに乗り、接近しておく。

471山田『スケーリック』:2005/01/18(火) 01:28
>>467
(『ホッコ』?
 聞いたことない地名だな……)

「そう……ですかね。
 実は記憶喪失になっているみたいで……。
 気がついたら石が並んでるところに倒れてて、適当に歩いてきたらこの町に辿り着いたんですが」
困ったように(嘘込みの)事情を説明する。

472鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/18(火) 01:41
>>467
「ち………ややこしいことを。」

「攻撃する以上、しっかり掴んでいろよ………。」

本体より1mほど前に位置させたスタンドで
振り下ろされた槍を、柄部分に対しガードし、すぐさま槍を先ほどのと同様に吹っ飛ばす。
門番が槍を掴んで離さないようなら、槍といっしょに吹っ飛ぶ形になるが……
普通なら槍だけ放す形になるだろうが、その場合でも衝撃でバランスは崩してると思うので
門番の位置まで走りより、二本の槍の後を門番にも追わせたい。

473株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/18(火) 11:56
>>458
(『国民証』・・・?そんなもの持ってないって)
2人の男が近付いてくるのに気付く。
「ああ、ちょっと待ってね。どこいったかな・・・」
ポケットに手を突っ込み探すふりをし、手を出した瞬間
『トゥー・ボール・ルー』の『球体』を1つ男に向けて投げつける。

474MONO:2005/01/18(火) 12:07
>>461
(この大きな建物なら、相手も探すのに手間取るに違いない)
建造物の中で追っ手を撒くことを思いつき、吹き抜けの出入り口から中へ侵入。

侵入する前に、ちらりと追っ手のほうを見る。

475スカンク『ミレンコリン』:2005/01/18(火) 20:43
>>468
「……大掛かりな捜索をやられてるとやっかいだな…。」

覗くように、下の追っ手の様子を伺う。

476:2005/01/18(火) 23:42
>>469
男達の死体は、全て鋭利な刃物で切断された様だった。
切断部分が微妙に異なっているが、その範囲は腰から胸の辺りまで。
>>470,>>472
『アウトフィールド』が槍を弾き、吹っ飛ばす。
槍を持っていた門番も叫び声を上げて、吹っ飛ばされた・・・・・・・・・・・・。
もう1人の門番は、『波』に激突して門に倒れ込む。
門は破壊され、男は敷地の中へと転がる・・・・・・・・・・・同時に、大勢の足音が敷地の中から
響いて来るのが聞こえた。

477:2005/01/18(火) 23:42
>>471
「へぇ・・・・・・・」
 
男は、困惑した表情を浮かべる。
そして、服のポケットを探って何かを取り出した。
 
「これを。」
 
男が差し出したのは、紙幣らしい。
奇妙な図柄だったが、『500』という数字が読み取れる。
男は、紙幣を渡すと去って行く。
>>473
男の1人が、『球体』に足を取られて転んだ。
ヒィという小さな悲鳴に、フロントカウンターの女性を始め周囲の人々の視線が
集中する・・・・・・・・・・・・・。

478:2005/01/18(火) 23:43
>>474
追っ手が路地で転倒するのを尻目に、『MONO』は建造物へと侵入した。
長く延びる通路の左端に立っているらしく、通路の左壁には点々と吹き抜けの出入り口が
確認出来る。
その向こうは、まるで『学校』の様に机が整然と並び、大人や子供がそれに向かっていた。
教師らしき人物が、最前列で延々と何かを話している・・・・・・・・・・・・。
>>475
高台から下を見渡すと、『保安部』の男達は地面に座り込んでいた。
立ち尽くしている者もおり、見た限り『スカンク』を追って来る様子は無い。

479山田『スケーリック』:2005/01/18(火) 23:50
>>477
「え?
 あ、どうもありがとうございます……お札かな、これ」
紙幣をズボンのポケットにしまい、近くの人に声をかける。
「すみません、市役所の場所を教えてほしいのですが……」

480:2005/01/18(火) 23:53
>>479
「え?何?」
 
通りがかった中年の男に話し掛けると、不思議そうな顔で聞き返された。
 
「市役・・・・・・所?何だね、それは?」

481翠河:2005/01/18(火) 23:56
>>476
「チッ・・・・・・・・増援のお出ましか」

壁側に近寄って、足元の地面を間欠泉の様に噴き出させて
壁の上まで昇りたい。
そこから、スタンドを使って素早く鏡橋を引き上げる。

482山田『スケーリック』:2005/01/18(火) 23:57
>>480
「え……市役所は市役所ですが……。
 ……それじゃあ、この町の地図がある場所を教えてくれませんか?」
説明は無駄だと判断し、質問を変える。

483鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/19(水) 00:00
>>476
「あ〜あ。静かに行きたかったけど、もう遅いか。
 まあ当初の予定通り、壁伝いに侵入しようか………」

翠川の手招きに従い、ともに壁の上までひっぱりあげられる。
登る途中、もしくは登った後、壁の下からの増援の槍や狙撃の類は
こちらのスタンドでカバーする。

484上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/19(水) 00:04
>>476
(何故俺だけ……?『ウェイリング・ソウルズ』にそんな能力なんて、無いはずだし……
 まあいいや、試しに『見』てみるかな。こいつの『能力』を使って。……痛いけど)

『ウェイリング・ソウルズ』の右手の人差し指で、本体の左手の小指の腹をチクリと刺し、
意識を失うまでの間に、何があったのかを見直す。中途半端なところで終わりそうな場合、
小指をギュッと押して、血を滲み出したい。

485:2005/01/19(水) 00:32
>>481,>>483
2人は、壁の上に昇った。
高さ3メートル程の壁だったが、その幅は10センチ程度しかない。
壁から見下ろすと、門番達と同じ槍を持った10人近い男達が走って来るのが見えた。
男達は、壊れた門の所で倒れている門番を発見し、騒いでいる・・・・・・・・・・・・。
>>482
「見た事無いな・・・・・・・・」
 
男が答える。
その表情は、次第に不審気なものに変わり始めた。
>>484
自分の『記憶』を見直したが、特に発見は無かった。
『上村』の覚えている以上の事は、何も分からない・・・・・・・・・・・・・。

486上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/19(水) 00:41
>>485
(ということは、やはり俺も奴に斬られた筈……。
 つまり、通常なら死んでいる。だが、実際は――?)

立ち上がり、近くにいる人に城への行き方を聞く。

(まあ、生きているのは事実なんだ。それを喜ばずに何グダグダ考えてるんだ俺は。
 それにしても、あのカードゲーム以来、すっかり人生が変わっちまったな)

487株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/19(水) 00:42
>>477
男が転んだすきに出口に走る。
追いかけてくる男に向かって球体をいくつか転がしておく。

488鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/19(水) 00:44
>>485
「咄嗟の判断が効いたな。
 まだ見つかってないなら、下に降りて騒ぎが収まるのを待つかな。
 あの状況だと、こちらに気づかない限り中に入ったとは思われない、かも」

壁の向こう、下周辺に人がいないようなら、
スタンドで壁のスリを掴みながら、そっと降りる。
木でも草陰でも、何か物陰になるような場所にいったん潜む。

489翠河:2005/01/19(水) 00:48
>>485
「・・・・・・・・・・・・そうするか」

敷地内の建物を確認後、やってきた門番達に見つからないように
やり過ごして地面に降りたい(スタンドの補助あり)。
そして、鏡橋と同じ様に潜む。

490山田『スケーリック』:2005/01/19(水) 00:48
>>485
「……気にさわったら申し訳ありませんが……『地図』って、分かります?
 町の道や建物を絵に描いた……」

491太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/19(水) 01:03
>>468
「こんちはー、ナイストゥーミーチュー?
 あのう、俺は旅行者なんですが道に迷ってしまいましてー」
 
『橋』へとこちらも進みながら大きな声で話しかけてみた。

492MONO:2005/01/19(水) 07:34
>>478
(学校のようにも見えるが、生徒の年齢がバラバラだな。
単なる集会所かも知れん)

出来れば教師らしき人物に気付かれないように物影から接近したいが、
隠れようがなければ普通に接近し、教師らしき人物の声が聞こえる位置まで移動したい。

493成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/19(水) 12:02
>>451
(ヤベッ!
 これも『スタンド』ッ!?
 さっきの『死体』と関係あるのか!?)

心を決めてドアを勢い良く蹴り開ける。
両手は開けておきたい。

494スカンク『ミレンコリン』:2005/01/19(水) 15:46
>>478
「諦めたみたいだな…。ちっとは休んでもよさそうだ。」

丘の中央の四角い物体に近づいてみる。

495:2005/01/19(水) 23:13
>>486
立ち上がった『上村』の肩を、年配の男が掴む。
 
「お前を、重要参考人として連行する・・・・・・・・・・・おとなしく付いて来るんだ。
事情聴取をするだけだが、暴れると留置する事になるからな。」
 
その手には、棒状の武器が握られている・・・・・・・・・・・・・。
>>487
『株』は、建造物から無事に逃げ出した。
傍らには、『クラナド』が立っている。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、『株』は自分の左肘から下が『干乾びて』いるのに気付いた。
動かす事は出来るが、感覚は無い・・・・・・・・・・・・。

496:2005/01/19(水) 23:14
>>488-489
2人は、壁を降りて近くの茂みの陰に隠れた。
 
男達は、数人が門から外へ出て行き、残りは壊された門や門番の方に集まる。
門の前には、5人の男達が門番の代わりを務めるかの様に立っていた。
しばらくすると、門の前の5人を残し、男達は壊れた門と吹っ飛んだ門番を運んで
宮殿の中へと消える・・・・・・・・・・・・。
宮殿裏には、吹き抜けの回廊が幾つも空いていた。
>>490
「いや、それは知ってるよ。」
 
男は、そう言って歩き始める・・・・・・・・・。
 
「ここは、『城塞国家』だから・・・・・・・・・・地図は、『国家機密』なんだよ。
あんまり触れ回ってると、捕まるよ・・・・・・・・・・。」

497:2005/01/19(水) 23:16
>>491
黒人は、持っていた『棒』━━━━━━━━『刀』を抜いた。
『太刀魚』との距離は、3メートル。
呼び掛けに返事をする様子は、無い・・・・・・・・・・・・・。
>>492
『MONO』は、壁に隠れて聞き耳を立てた。
 
「・・・・・・・・・・ですから、国王陛下は・・・・・・・・・・・・を決めて・・・・・・・・・・です。
この様に、我々の国の・・・・・・・・・・・皆さんも・・・・・・・・・・・」
 
教師の声が聞こえる。

498:2005/01/19(水) 23:17
>>493
扉を蹴り開けると、そこには誰もいない。
女性の死体も見当たらず、『死体のあった場所』からは、微かに黒煙が上がっている。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、部屋の奥の扉が小さく開いているのに気付いた。
扉の隙間からは、『湯気』らしきものが漏れている。
>>494
四角い物体からは、立方体が石畳の地面から迫り出した様な印象を受けた。
1面に丸い穴が空いており、その横にプレートらしきものが貼り付けてある。
プレートには、解読出来ない奇妙な文字と絵が彫られていた・・・・・・・・・・・・。
 
『 □←○| ̄|_ 』

499成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/19(水) 23:20
>>498
(死体を燃やしたのか?!)

『スタンド』を出して警戒しながら奥の扉へ近づく。
背後のドアは軽く閉めておく。

500MONO:2005/01/19(水) 23:21
>>497
(む……出来るだけ聞きたいが、あまり長居も出来んだろう。
追っ手に追いつかれる)
聞き耳を立てながらも周囲を見回し、脱出に使えそうな窓を探す。

501上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/19(水) 23:24
>>495
「はあ……わかりました」

素直に従う。少なくとも、抵抗する素振りは見せない。

「事情聴取はどこで行われるんですかね?」

他に棒状の武器を持っている人は何人いるだろうか。

502株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/19(水) 23:24
>>495
「俺の手が・・・ひ、干からびてやがる・・・
 クソッタレ、情報が足りないんだよォーーーーーッ!!」
受付で聞いた病院を目指す。途中で出会った人に、この街の名前を聞いておこう。

503スカンク『ミレンコリン』:2005/01/19(水) 23:35
>>498
「なんだこの絵は…? 象形文字かなんかか?」

穴の大きさはどれくらいだろうか?
あと、プレートが動かないか、外れないか動かしてみる。

504鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/19(水) 23:49
>496
「…………予想通り、予想よりも警戒はかなり薄くなったけど、どうする?
 できれば静かに宮殿内を探索したいけど………」

こちら側の壁に面した建物はないだろうか?
物置やゴミなどの用途のために使う使用人専用の建物が。

505翠河:2005/01/19(水) 23:50
>>496
「・・・・・・・・・・・あの『回廊』から侵入するか?」

門番たちに見つからないように茂みを移動しながら宮殿裏に
向かいたい事を鏡橋に小声で提案する。
了承されたら実行したい。

506:2005/01/19(水) 23:54
>>499
『成崎』は、奥の扉へと近付く・・・・・・・・・・・扉の向こうからは、微かな水音が聞こえる。
>>500
通路の右壁には、『MONO』が侵入した吹き抜け以外に出入り口は見当たらない。
左壁の吹き抜けは、どれも教室の出入り口らしい・・・・・・・・・・・・。
6〜7メートル先で、通路は左折している。
>>501
室内をウロついている男達の腰には、似た様な武器が下げられている。
どうやら、全員が標準装備しているらしい。
 
「よし、来い。」
 
年配の男は、小さく頷いて建造物を出る。
『上村』は、いつの間にか周囲を囲んでいた2人の男に連れられ、年配の男の後に続き
歩かされる・・・・・・・・・・・・。

507:2005/01/19(水) 23:54
>>502
病院に行く途中、通行人の男に質問した。
街の名は、どうやら『ホッコ』というらしい・・・・・・・・・・・・。
 
━━━━━━━━━10分程進むと、目的地の『病院』らしき建造物の前に到着する。
石造りの建造物は直方体で、木製の扉が各面に1〜2つあった。
掛け看板の下がった扉が1つあり、丁度1人の女性と子供が中から出て来る。
>>503
プレートは、物体に埋め込まれているらしく、動かせない。
穴の大きさは、直径30センチ程・・・・・・・・・・丁度、人間の頭がスッポリ入る程度の大きさ
だった。

508株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/20(木) 00:00
>>507
「おい・・・、この街の名前は『ホッコ』だ・・・。
 答えが1つ、これで確定したぞ」
『クラナド』に語りかけながら病院を目指す。
 
病院に入る前に、『国民証』のことを思い出す。
それと、自分の服装がこの街の人たちのものと違っていることを。
「この格好じゃあ怪しまれちまうな・・・。
 それに、『国民証』が、保険証の代わりになったりしそうだ」
人気の無い路地に潜み、通りかかった人間を襲おう。
服と、国民証を奪うために。

509MONO:2005/01/20(木) 00:09
>>506
(ならば……止むを得ん)
何食わぬ顔で目前の教室に侵入する。なるべく後ろの扉から。

510鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/20(木) 00:13
>>505
「そうだね………ある程度までは茂み沿いに進んで、
 門番達の視線が別の方向へ向いたら、動こう。」

了承する。
ただし門番達全てがその方向に視線をやっていなく、
回廊内にも人が見られそうになければだが。
500円玉を3枚、手の平に握っておく。

511スカンク『ミレンコリン』:2005/01/20(木) 00:19
>>507
「…まさかなぁ…。
でも、この絵?を見るに、そうとしか思えないぜ…。」

いわゆる「お馬さん」の格好になって、穴にクビを突っ込んでみる。

512上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/20(木) 00:30
>>506
(なんかまずそうな予感が……質問はシカトされてるしな)

「事情聴取ってどんなこと聞かれるんですかね?」

建物の外に、武装していない一般人はいないだろうか。

513成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/20(木) 00:31
>>506
(『温泉』か?)

扉を開けて中を覗く。

514:2005/01/20(木) 00:38
>>504-505,>>510
壁沿いを見渡したが、小屋らしきものすら見当たらない。
宮殿の裏手には、大理石と思われる石畳の庭が広がっていた・・・・・・・・・・・・・。
門番達は、どうやら外の通路を警戒している様だった。
 
2人は、茂みから宮殿の方へと移動する。
男達の入って行った回廊の中に、すでに人影は無い・・・・・・・・・・・・・。
他の回廊の中にも、人の気配は感じられなかった。
>>508
「ダガ、残リ『3ツ』アルゾ?ドウスルツモリダ?」
 
『クラナド』は、相変わらず傍らに立っている。
『株』が細い路地に入ると、中年の女性が歩いていた・・・・・・・・・・・襲い掛かると、女性は
短い悲鳴を上げる。

515:2005/01/20(木) 00:39
>>509
後ろの出入り口から教室に入ると、机の最前列には黒板らしきものが掛かっていた。
何か奇妙な文字が描かれており、教師らしき人物が小さな棒で文字を指しながら講義を
している・・・・・・・・・・・・・『MONO』と教師の目が合った。
 
「誰だ?授業中だぞ!」
 
教師の声に、室内の全員が一斉に振り返る・・・・・・・・・・・。
>>511
穴の中は暗く、何も無い。
 
『カシュッ!』
 
ふと、何かが聞こえた・・・・・・・・・・・・・次の瞬間、『スカンク』は物体の中に転がり落ちる。
正確には、『首』だけが。
 
 
『ス・カンク』 スタンド名:『ミレンコリン』
                  ━━━━━━━━━━━『死亡』

516株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/20(木) 00:46
>>>514
「うるせー、黙ってろ!」
女性を気絶させ、服を奪う。申し訳ないので代わりに自分の服を着せておこう。
国民証を探し、手にとってそれを見る。

517鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/20(木) 00:48
>>514
「…………?
 妙だな………騒ぎがあったんだし、中も見回りが常にどこかしらを
 徘徊していてもよさそうだけど………
 敵が外にいたとしても、また入ってくる危険もありうるのに」

庭から宮殿側へ静かに移動する。
ただし、物陰にある出っ張りや紐などの仕掛けや、小さな動きの有無に
引っかからないよう警戒したい。

「何もなさすぎるのは………逆に怪しい。
 気をつけたほうがいいかもしれない……」

518MONO:2005/01/20(木) 00:55
>>515
「えーと……あれ?教室を間違えましたかね。
何の授業です、ここは」

素とは違うトークでとぼけながら、さりげなく講義の題目を聞いてみる。

519翠河:2005/01/20(木) 00:57
>>514
「・・・・・・・・侵入者用の罠があるかも知れないからな」

鏡橋の後を周囲を警戒しながらついていく。

520山田『スケーリック』:2005/01/20(木) 23:31
>>496
「城壁国家に国家機密ですか……。
 あ、ちょっと待ってください。
 最後に1つ聞きたいのですが、この国から出るにはどこから行けばいいんでしょう?」

521:2005/01/21(金) 00:23
>>516
『株』は、服を奪って着替える・・・・・・・・・・・・。
女性の所持品は、『木の実』の様なものが入った皮袋と免許証に似たカードが1枚。
カードには奇妙な文字が印刷されており、どうやら『国民証』らしい事が分かる。
写真欄は、顔写真の代わりにキラキラ光る紋様になっていた。
>>517,>>519
2人は、庭を横切って宮殿まで移動した。
宮殿の中は、静寂に包まれている。

522:2005/01/21(金) 00:24
>>518
生徒達が、ヒソヒソと話し出す。
 
「スパイじゃない?」
 
ふと、誰かが言った━━━━━━━━━━━
その声に、教室は静まり返る。
全員の視線が、『MONO』に集中していた・・・・・・・・・・・・・。
>>520
男は、(声が届かなかったのか)無言で去って行った。
 
広場からは、石造りの巨大な『塔』の出入り口が見える。
その中に、周囲と同じく奇妙な格好の男達に囲まれ、普通の格好をした男が1人連れられて
行かれるのに気付いた。

523山田『スケーリック』:2005/01/21(金) 00:29
>>522
「行っちゃったか。
 ……ん?
 あの人……なんかまずい気がするな」
ついていく。
山田と男達の距離は何mくらい?

524翠河:2005/01/21(金) 00:29
>>521
「いやに静かだな・・・・・・・・。
 使用人が、いてもおかしくなさそうだが」

宮殿の中の構造を観察しながら進みたい。

525株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/21(金) 00:36
>521
「さっぱり読めないな・・・この女の名前やらが書いてあるんだろうか・・・」
病院に向かう。

526成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/21(金) 00:37
>>513

527MONO:2005/01/21(金) 00:39
>>522
「……?」

わけがわからないという顔をした。

実際、私を取り巻くこの状況は、最初の霧からずっとわけがわからない事だらけだったし
現代日本では『スパイ』なんて、『映画』の中だけの存在だったから
どう見ても普通の、一介の学生から『スパイ』呼ばわりされるとは、さすがに思わなかった。
教師として、国によってはそういう事も有り得るという知識はあったが、感覚とは恐ろしいものだ。

(この国は、他所から『スパイ』を送り込まれるようなことがあるのか?)
(この国は、学校に『スパイ』を送り込まれる事態が想定されるのか?)
(この国は、学校で『スパイ』に見られたくないことをしているのか?)

確かに、演技ではなく、本当にわけがわからない事だらけだった──
自分に向けられた疑いの目線が意図するところとは、違うのだろうが。

「ちょ、ちょっと待ってくれたまえよ。
確かに私は変な格好をしているが、これでも教師なのだ。
教室どころか学校を間違えたかもしれないが」

思わず、苦しい弁解をする。

528鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/21(金) 00:50
>>521
「使用人か……トイレがいいな。
 とりあえず堂々と宮殿内を歩ける格好の服、二人分を見つけたいかな」

トイレまたは個室のような場所を探す。
なお、罠の類はいまだに少し警戒している。

529:2005/01/21(金) 01:10
>>512
建造物を出ると、周囲には通行人らしき人々が見物していた。
 
「黙って歩け。」
 
『上村』が質問すると、傍らの男の1人が口を開く。
・・・・・・・・・・・・・・やがて、一行は『塔』の中へと入った。
『上村』は、男達に狭い階段を降ろされ、地下にある小部屋に到着する。
5メートル近い縦長の小部屋で、窓らしき穴が高い天井近くに1つだけあった。
2人の男は去ったらしく、年配の男1人が『上村』と共に小部屋に入った。
 
「よし、座れ。」
 
小部屋には、1つのテーブルを挟んで小さな椅子が2つあるだけだった。
年配の男が片方の椅子に座り、『上村』にも椅子を勧める。

530:2005/01/21(金) 01:11
>>513
扉を開くと、濃い湯気が『成崎』の視界を遮る。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
湯気の中、傍らに人影が立っているのに気付いた・・・・・・・・・・・・。
『成崎』の身体の中が、熱くなる。
>>523
『塔』までの距離は、10メートル程だった。
『山田』が『塔』の前まで歩いて行くと、中から出て来た1人の男に呼び止められる。
 
「おい、何か用か?」
 
連れ込まれた男は、すでに中へと入って行ったらしく、その姿は確認出来ない。

531:2005/01/21(金) 01:12
>>524,>>528
宮殿の中へ続く吹き抜けの回廊には、全面に奇妙な絵が彫られていた。
警戒しながら進む2人は、やがて十字路へと行き着く。
前後に続く回廊の先には、光が見える・・・・・・・・・・・左右の回廊は、その中程まで進むと
同じ様に十字路へと行き当たるらしかった。
>>525
『株』は、再び病院の前に戻った。
>>527
「じゃあ、『ホッコ六世』が即位した年は?」
 
『MONO』の目の前に座っていた、小学生程の年齢と思われる少年が尋ねる。
全員が、『MONO』の答えに注目していた・・・・・・・・・・・・・・・・。

532株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/21(金) 01:16
>>531
(国民証は、なるべく出さなくていいように、怪しまれないように・・・。
 最悪、医者に危害を加えることになっても構わないな)
病院に入る。耳を押さえ、大げさに痛がりながら治療を要求する。

533山田『スケーリック』:2005/01/21(金) 01:24
>>530
「え?
 いや、あの人はどこへ連れて行かれるのかなあと思ってただけです」
塔の大きさはどれくらい?

534鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/21(金) 01:24
>>531
奇妙な絵はどんな絵だろうか。

「………………。」

回廊の端まで進み、十字路の先がどうなってるか見てみる。
人の足音、もしくはなんらかの音はするだろうか?

535MONO:2005/01/21(金) 01:25
>>531
「私を誰だと思っているのか。」

黒板の前へツカツカと歩み出て、チョークを拾う。
適当な、空いているところに文字を書く。
書いた内容は、

『いい国作ろう鎌倉幕府』

──『日本語』であることは言うまでもない。

「私は、『国語教師』だぞ。歴史なぞ知るか」

536上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/21(金) 01:28
>>529
座る前に確認しておこう。座ったら取調べが行われるから、その前に。

「えーと、大体どのぐらい時間が掛かりますかね?
 今日中にここから出られますよね?」

(いざとなったら、例のバイクでもくすねよう)

537翠河:2005/01/21(金) 01:37
>>531
「・・・・・・・・・・中は入組んでそうだな」

鏡橋と同じ様に絵を見ながら周囲を警戒する。

538:2005/01/21(金) 01:45
>>532
病院に入ると、ガランとした石造りの待合室らしき空間が広がっていた。
 
「どうしました?」
 
扉の前に受付の窓口があり、その中から顔を覗かせた女性が話し掛けて来る。
奇妙な格好という点は他の人々と同じだったが、その帽子が白い点だけが違っていた。
 
「『国民証』を見せて下さい。」
>>533
『塔』は、その頂上が見えない程高い。
直径も、十数メートル近くある様だった・・・・・・・・・・・・。
 
「お前、あの男の仲間なのか?」
 
男は、怪訝そうな表情で尋ねて来る。

539:2005/01/21(金) 01:46
>>534,>>536
壁画は、大勢の人間らしき絵が踊っている様に見えた。
人の気配は無く、足音も2人のものだけが響いている・・・・・・・・・・・・。
 
十字路を前進すると、宮殿の正面に出た。
石畳の庭が広がり、少し離れて立っている門番達の後姿が確認出来る。
その前方には、大勢が集まった広場も見渡せた。
>>535
ヒソ・・・・・・・・ヒソ・・・・・・・・・
 
一番前の席に座っていた10歳程の少女が、口を開いた。
 
「じゃあ、『ホッコ三世』の書いた時代小説は?」

540山田『スケーリック』:2005/01/21(金) 01:55
>>538
「いやいや、ちょっと気になっただけですよ。
 ……あの人、何をやったんです?」

541:2005/01/21(金) 02:12
>>540
「やっぱり、仲間じゃないのか?お前・・・・・・・」
 
男は、腰に下げていた警棒の様なものに手を掛け、『山田』を見た。

542山田『スケーリック』:2005/01/21(金) 02:17
>>541
(……ここの人は、こういうのが日常茶飯事なのか?
 それとも好奇心ってものが全然ないのかな)
「違いますって。
 もういいですよ……」
ゆっくり後退しつつ、『スケーリック』の像を一瞬だけ出してみる。

543鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/21(金) 02:18
>>539
「宮殿そのものはあまり広くないみたいだね………」

「人がいるのは……上の階なのか
 それとも、いないのか………」

十字路を戻り、階段を探す提案を翠川にしてみる。
了承を受けたら音や罠の類に警戒しつつ、進む。

544MONO:2005/01/21(金) 02:20
>>539
「その時代小説の冒頭は、こうかね?

祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
ひとえに風の前の塵に同じ……

誰もが知っているだろう、これは『平家物語』だ。
だが、『ホッコ三世』が書いたなどとは聞いたことがない。
そいつは明らかに日本人の名前ではないと思われよう。
『国語』とは普通『日本語』のことを指す……知らなかったか?」

おそらく、聞き手にとっては、なにを意図しているかも
意味不明であろう論説をしながら、手近な窓に歩み寄る。
窓に鍵がかかっていれば、それに手をかける……

『誤解を招くので言っておくと、もちろん一般の歴史や
 外国文学の知識は、教師として当然持っている。
 ──『ホッコ王国』のものとなれば別、というだけのことだ』

545成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/21(金) 19:04
>>530
「くそッ、どうなってるんだ?」

どのくらいの熱さ?

「誰?」

先程の男と服装が同じなら『スタンド』で顎をアッパー。
そうでないなら近づく。

546翠河:2005/01/21(金) 23:02
>>539>>543
「そうだな・・・・・・・・・・・」

鏡橋の提案を了承して、そのように行動したい。

547太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/21(金) 23:17
>>497
ズザザザザザザザッ
 
歩みを止め、大きく距離を置いた。
 
「ワタシ怪しい者じゃアリマセーン、OK?」
 
笑顔で両手をあげながら、そのまま今来た道を逃げ出した。
 
「なんだって『ここ』はこんなクレイジーなんだ?!
 俺ァ、逃げてばっかりじゃねえかよ!!」

548上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/23(日) 22:46
相手にアクションがあるまで待機。

549:2005/01/24(月) 00:08
>>542
男は、怪訝そうな表情をしたまま『山田』を見ているだけだった。
>>543,>>546
2人は、再び十字路へと戻った。
前後に続く回廊の先には、光が見える・・・・・・・・・・・左右の回廊は、その中程まで進むと
同じ様に十字路へと行き当たるらしかった。
>>544
室内に窓は無く、約50センチ四方の四角い吹き抜けが、等間隔に3つ並んでいた。
吹き抜けの向こうには、外の景色が見える。
 
「スパイだ!!」
 
『MONO』が壁際に歩み寄ると、教師が叫んだ。
 
「やっつけちまえ!!」
 
生徒達が、一斉に立ち上がる・・・・・・・・・・・・・・。

550:2005/01/24(月) 00:11
>>545
身体の熱は、風呂上りの火照った感覚に似ていた・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
湯気の向こう側に立っていたのは、先の男らしい。
『ヘッドレス・ハウスホールド』が拳を振るうと、それを『何か』が弾く。
 
「なかなかのスピードだな・・・・・・・・・・だが、『それがいい』。」
 
呟く様に言った男の傍らに、『スタンド』が立っていた。
(『人型/人工・機械型』
頭部からは、アンテナらしきものが何本も外側に向かって生えている。
その先端には、『♂』や『♀』の形をしたアクセサリーが下がっていた。)
━━━━━━━━━突然、『ヘッドレス・ハウスホールド』で拳を振った方の腕が、
燃える様に熱くなる。

551:2005/01/24(月) 00:12
>>547
『太刀魚』が距離を広げると、黒人は一気に突撃して来る。
2メートル程前方で、黒人が『刀』を振り下ろした。
>>548
「素直に答えれば、すぐ出られるさ・・・・・・・・・。」
 
年配の男が言った。

552山田『スケーリック』:2005/01/24(月) 00:14
>>549
(スタンド使いではない……おそらく)

その場を離れ、道を曲がるなりして男の視界から外れたい。

553MONO:2005/01/24(月) 00:16
>>549
バン!
壁の適当な場所を叩き、そこに『ザ・グローヴ・パペッツ』を取り付ける。
形状が維持されるよう力を込め、足場にして吹き抜けまで移動。
そして吹き抜けをくぐり、教室の外へ脱出したい。

554株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/24(月) 00:21
>>538
「え・・・あ、国民証ね・・・あれ?どこいったかな?」
国民証を探すふりをする。
「あ。忘れました。取りに戻ります」
その場をごまかし外に出る。

気絶させた、中年女性のところに戻ってみる。

555上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/24(月) 00:24
>>549
(仕方が無いな……噂が本当なら、事は厄介な方向に進むに違いない……
 ならば、こうするしか……)

『ウェイリング・ソウルズ』の右手人差し指で、
男の喉を軽く突いて『呼吸』及び『発声』を『制限』させる。
間違っても頚動脈や背骨を傷つけないように勤める。

(平常に呼吸が出来ないという事態に、『恐怖』しない人間などいないはずだ……
 更に、これで助けを呼ぶことさえ出来まい……)

成功したらこう言おう、

「だ、大丈夫ですか?」

と。

556鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/24(月) 00:41
>>549
「妙だな…………上へ行く階段がない。」

この王宮は外から見るとどのぐらいの高さだったろうか。

「翠川………さっきの能力で、庭から上に直接あがれるか?」

557翠河:2005/01/24(月) 00:53
>>549>>556
「まあ、高さによるが上がれない事は無い・・・・・・・・。
 それにしても、まるで迷路だな此処は」

558成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/24(月) 00:56
>>550
「何ッ?!」

(『速い』のが『良い』だとッ?
 こちらの動きに応じて『熱』を与える能力かッ!)

ゆっくりと両腕をあげてガード態勢をとる。

(動かずに倒す――――どうすりゃいい?)

559鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/24(月) 00:56
>>557
「なら一度裏庭からあがったほうが恐らく早い。
 このまま迷ってても、何も得られない可能性もありえそうだし」

最初の裏庭へ

560翠河:2005/01/24(月) 00:57
>>559
頷き警戒しながら後を続く。

561:2005/01/26(水) 00:26:14
>>554
『株』が病院を出ると、路地の方に人だかりが出来ているのに気付いた。
細い路地を塞ぐ様に、十数人の人々が集まっている。
>>555
『バシィッ!!』
 
『ウェリング・ソウルズ』の手が、年配の男の傍らに現れた『スタンド』に弾かれる。
(『人型/人工・機械型』
5センチ程の直方体で構成された全身は、所々に欠けた部分がある。
直方体は、『像』を維持しつつも常に少しずつ動いていた。)
 
「テメー、『いつから気付いた?』
まさか、こんなに早く『見破られる』とはな・・・・・・・・・・・・。」
 
年配の男は、そう言って席を立った。
その顔が、まるで『モンタージュ写真』の様に変化して行く・・・・・・・・・・・・。
そして、まだ20代程の若者へと完全に変わる。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

562:2005/01/26(水) 00:27:23
>>558
『成崎』の腕は、熱湯に浸けたかの様に熱くなる━━━━━━━━━
同時に、黒っぽい煙も立ち上り始めた。
全身の『熱』も、徐々に上昇している様だった。
 
「今の攻撃で、どうやら『着火』したらしいな。」
 
男の言葉には、余裕すら伺える。
周囲の湯気は、開け放した扉の隙間から少しずつ流れ出て行く・・・・・・・・・・・・。
>>556-557,>>559-560
回廊を直進し、宮殿の裏手に出た。
4〜5人の男達が、門のあった場所に群がっている・・・・・・・・・・・。
どうやら、門の修復をしているらしい。
門番達は、外の路地に出ている・・・・・・・・・・・・・宮殿の高さは、十数メートルあった。

563山田『スケーリック』:2005/01/26(水) 00:34:37
>>552-553に対するレスが無いようですが。

564株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/26(水) 00:34:44
>>561
「んーもしかして・・・」
さっき気絶させた中年女性が目を覚ましたのだろうか。
人だかりが件の場所に近いようなら急いでそこから離れる。なるべく遠くへ。

565翠河:2005/01/26(水) 00:35:27
>>562
「いくら何でも一度に上るには高すぎるな」

宮殿の外観で窓や出っ張りや足場になりそうな箇所は
見受けられるだろうか?

566鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/26(水) 00:39:46
>>565
「もしどうしても無理だって言うんなら…………
 門の辺りのあいつらから聞き出すって手もあるけど………」

門の修復に使う道具や、壊れた門などをどこかに運び出す動きなどはないか。

567:2005/01/26(水) 00:44:28
>>523
男達と『山田』との距離は、10メートル程離れていた。
前を歩く男は、どうやら『塔』の中へと向かっているらしい・・・・・・・・・・。
男達が『塔』に入ったのを追う様に、男も『塔』へと入って行く。
>>564
『株』は、その場を逃げ出した。
闇雲に遠くへ走り続ける内、細長い石造りの建造物に辿り着く・・・・・・・・。
約5メートルの高さで、『株』の位置は建造物の裏側らしい。

568山田『スケーリック』:2005/01/26(水) 00:48:42
>>567
なんで>>523なんですか。
>>552ですが。

569株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/26(水) 00:50:27
>>567
「ふぅー・・・、この国で使える金を手に入れたいところだが・・・」
建造物の表側に回る。中には入れるだろうか。

570上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/26(水) 00:51:33
>>561
(何ッ!?スタンド使い?
 しかし早く認知出来て良かったな、偶然だが……
 それにしても、中々便利そうな能力だ)

「一目見たときから分かってましたよ。
 ただ、タイミングを見計らっていただけ……。
 ここならやり合っても問題ないでしょう?」

(とは言ってみたものの、勝てるか――?いや、微妙なところだ)

『ウェイリング・ソウルズ』を出して、相手の攻撃に備える。

出口になるような扉等はどこにあり、鍵をかけるなりされていただろうか。
また、その男の服装はどのようなものだろうか。

571:2005/01/26(水) 01:04:40
>>552
『塔』の前は、石畳の広場になっていた。
中央付近には、噴水もある・・・・・・・・・広場から出る道は、『山田』が来た道を含めて
3つあった。
1つは、細長い石造りの建造物の横を通る道。
もう1つは、広場に隣接する様に建ち並ぶ、石造りの立方体建造物の密集地帯の端を
延びる道・・・・・・・・・・・・。
後者の道は、地面から競り上がった手摺りに沿って延びている。
>>565-566
宮殿の外装は、彫像などの複雑な隆起部分が大半を占めている。
一方、壊れた門は回収されたらしく、すでに見当たらない。
修復作業は進行中だったが、道具を運んでいる様子は無い。

572山田『スケーリック』:2005/01/26(水) 01:08:20
>>571
『細長い石造りの建造物の横を通る道』へ。

573:2005/01/26(水) 01:12:53
>>569
石造りの建造物を回り込むと、木製の重厚な扉が1つあった。
扉の上には、解読出来ない奇妙な文字が建造物に直接彫られている・・・・・・・・・。
建造物には、この扉1つ以外に出入り口らしきものは見当たらない。
>>570
男の服装は、最初から変わっていない。
小部屋の出入り口は、入って来た扉1つ・・・・・・・・・施鍵されたかどうかは、分からない。
 
『ドドドドドドドドドドド』
 
ふと、男の姿が少しずつ背後の石壁に溶け込んで行った。

574MONO:2005/01/26(水) 01:16:47
>>553へのレスを頂けませんでしょうか……

575:2005/01/26(水) 01:17:00
>>572
広場を離れて路地を歩いて行くと、細長い建造物の横に大きな穴が確認出来た。
何かで砕いた様な穴で、中からは微かな『血の匂い』がする。
数人の男達が、中から『布で覆われた物体』を担架に乗せて出入りしていた。
路地の端に立ち、それを見物している人々も見受けられる・・・・・・・・・・・。

576山田『スケーリック』:2005/01/26(水) 01:19:49
>>575
「……?
 何かあったんですか?」
近くにいる人に話しかける。

577上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/26(水) 01:20:10
>>573
(こういう時に攻撃するのはヒーローらしからぬ行為だが……
 元々ヒーローでも無いしな)

椅子を男に投げつける。その反応を観察する。
特に、椅子の壊れ方や、投げつけてから防御されるまでの時間等。
また、椅子を防いだ瞬間を見計らい、防御に使用した部位を指で刺す。
腕でガードしたのなら腕だ。パス精DAC。

578翠河:2005/01/26(水) 01:22:54
>>571
「やはり、地道に行こうぜ」

先程の回廊の天井の高さから二階の位置を判断後
地面を間欠泉の様に波立てて、宮殿の二階の位置辺りの隆起部分に鏡橋を飛び移らせたい。
成功したら翠河も続ける。

579:2005/01/26(水) 01:24:31
>>553
『MONO』は、生徒達が殺到する前に吹き抜けから外へ飛び出した。
 
左右に延びる路地の途中・・・・・・・・・・左手に進むと、『保安部』の男達から逃げ出した
場所へ戻る事になる。
右手に進むと、4〜5メートル先で左に分岐するT字路になっていた。
『MONO』の足元は、その下の土が盛り上がったかの様に石畳が破壊されている。

580MONO:2005/01/26(水) 01:27:44
>>579
「おや?何であろうか、これは」
破壊された石畳を蹴ってどかし、その下の土の様子を観察する。

581:2005/01/26(水) 01:35:00
>>576
話し掛けた女性は、『山田』をチラリと見て言った。
 
「『検問所』が、襲われたらしいの・・・・・・・・・・・中にいた保安部は、皆殺しらしいわ。」
 
女性の横にいた別の女性が、付け足す様に口を挟む。
 
「貴方と同じ『外国人』も、1人死んだらしいわよ。
もう1人は、さっき連行されたみたい。」
>>577
椅子を投げ付けると、『敵スタンド』が蹴って弾き飛ばした。
蹴られた椅子は、『上村』の方へと吹っ飛ぶ・・・・・・・・・・・。
足が1本折れた程度で、椅子に目立った『破壊』は無い。
蹴り返された時間は、椅子を投げた直後。

582鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/26(水) 01:36:43
>>578
翠川の一連の動きに従う。
しつつも、門番や上の階の人間(いたらだが)に注意する。

583:2005/01/26(水) 01:40:46
>>580
石畳の下の土は、掘り返された様になっていた。
敷き詰めてある石も崩されており、路地の左右へバラけている。
中には、スッパリと切断された石もあった・・・・・・・・・。
チーズをナイフで切った様に、その切断面に目立った凹凸は無い。

584:2005/01/26(水) 01:43:44
>>578,>>582
2人は、地上から5メートル程の高さの部分に飛び付いた。
門の周囲の男達は、仕事に集中しているのか気付いていないらしい。

585山田『スケーリック』:2005/01/26(水) 01:44:06
>>581
「み、皆殺しって……保安部の人って武器は持ってたんですよね?
 それを2人で……」

586鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/26(水) 01:45:37
>>584
「………このまま上っていこう。
 少なくとも最上階には、何かしら知っている奴がいるかも………」

587上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/26(水) 01:48:51
>>581
(手加減をしていたら別だが、俺の方へ弾き返しているところを見ると、
 弾き返すことによって『攻撃』する『意思』が感じられる……。
 つまり、パワーは多く見積もっても、人間程度だ。
 その反面スピードは速いようだ。だが、『ウェイリング・ソウルズ』も相当のものだろう。
 能力も立体的な画素のようなもので姿を変えるものだけと踏んで問題ない筈だ。
 それに比べ、槍のように鋭いこの指がある。
 つまり……勝機は十二分にある!)

『ウェイリング・ソウルズ』で椅子をガードし、そのまま一気に間合いを詰め、
可能な限り何度も指で突き刺す。パス精DAC。

588MONO:2005/01/26(水) 01:52:23
>>583
「誰が、何のためにこんなことを……
うーむ。
おっと、考えている余裕も無いか」

路地の右手側へ進もうとして、ふと立ち止まる。

「彼は、どうしただろう?
いつの間にかはぐれてしまったが、よもや捕まっていたりするまいな」

スカンクのことが気になったのだった。

右手側へ進んだ足をきびす返し、
左手側、すなわち保安部の連中がいた方へ、様子を見に戻ってみる。

589翠河:2005/01/26(水) 01:56:03
>>584>>586
「・・・・・・・・・・よし」

鏡橋の助言に従い、同じ方法で最上階まで続けて上がっていく。

590鳴海成美:2005/01/26(水) 11:13:59
>>386
物陰があればそれに隠れたい。
無いならそのまま真っ直ぐ進み、分岐点があればすぐに曲がる。

591株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/26(水) 23:06:39
>>573
扉を開き、建物の中に入ろう。

592:2005/01/27(木) 20:58:28
>>585
「外国人は、物騒だから・・・・・・・・・・」
 
女性が呟く。
『山田』は、周囲の人々が自分の方をチラチラと見ている事に気付いた。
>>586,>>589
2〜3メートル外壁を上ると、下の方で騒ぐ声が聞こえた。
下を見ると、門を修理していた者や門番達が集まり、2人を見上げて叫んでいる。
 
「侵入者だ!!」
 
「ホッ殺しちまえ!!」
 
ふと、遠くから『弓矢』らしき武器を構えた男達が、駆け寄って来るのも見えた。
上を見ると、さらに5〜6メートル上った所にベランダが迫り出している。

593:2005/01/27(木) 20:58:57
>>587
飛んで来た椅子をガードすると、眼前の若者の姿は忽然と消えていた。
若者のいた場所に近付いたが、その姿を確認する事は出来ない。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
室内に静寂が漂う・・・・・・・・・・・・。
>>588
左手に延びる路地の先に、『保安部』の男達の姿は見当たらない。
『死体』は無く、石畳には生々しい大量の血痕が残っている・・・・・・・・・・・・。
路地は建造物の前で左右に別れており、『スカンク』の姿は見当たらない。
>>590
路地は細く入り組んでおり、幾つもの分岐路があった。
『鳴海』は、何度も路地を曲がって『噴水』のある小さな広場へと出た。
ポツポツと人の姿も見える・・・・・・・・・・・。

594:2005/01/27(木) 20:59:14
>>591
扉を開くと、そこには酒場の様な光景が広がっていた。
室内は、数ヶ所に設置された天窓からの光が差すだけで、薄暗い。
左にカウンターがあり、バーテンらしき体格の良い男がグラスを拭いている。
反対側には、円テーブルが幾つか置かれており、それを囲んで数個の椅子がある。
すでに、3人の男女が各々別のテーブルに陣取っていた・・・・・・・・・・。
 
「いらっしゃい。」
 
バーテンが口を開く。
3人の男女は、『株』の動向を観察しているらしい。

595山田『スケーリック』:2005/01/27(木) 21:06:45
>>592
「物騒なのはほんの一握りですよ」

検問所は入れるようになっているだろうか?
入れるようなら入ってみる。

596上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/27(木) 21:12:33
>>593
(間に合わなかった……?
 クソッ、案外あっさりと透明になりやがる。
 弱ったな、どうしたものか……)

すぐさま現在立っている場所から退いて、壁伝いに出口へと走る。
『ウェイリング・ソウルズ』も並走させ、急襲に備える。

597MONO:2005/01/27(木) 22:54:39
>>593
(……なんだ、これは……!?)
惨状に驚く。

(彼がやったのか……?)
スカンクが何者であるかすら知らないので、
当然、真っ先に彼の仕業に違いないと思った。

搬送されただけか、それとも別の理由があるのか、
死体がない事をいぶかしみながらも、

(……ビビっている場合ではなかった。
ひとところに留まっているのは好ましくなかろう)
路地を右折し、その先へ行く。

598成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/28(金) 18:40:01
>>562
(あちちちィァァィ!!)

背後のドアをゆっくりと引きちぎる。
熱くないほうの腕で。

「強ェな……、何モンだ?!」

やせ我慢して問い掛ける。

599鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/28(金) 22:44:51
>>592
「………あれは僕がなんとかしよう」

翠川の動きに従って迫り出したに登るまで、弓矢を携えた兵士を撃退する。
先ほども、そして今も、手すりや壁の突起に触っている。
人が手入れしていない場所には、当然『埃』が溜まる。
手持ちの小銭とともに、『埃』を弓矢をもった兵の顔面に向けて吹っ飛ばす。
万一こちらに弓が飛んでくるようなら、スタンドで撃墜しよう。

600翠河:2005/01/28(金) 22:58:48
>>592
「勘付かれたか・・・・・・・・・」

鏡橋の足元を間欠泉のようにベランダへと上昇させる。
その間の兵士達への対処は、鏡橋自身任せたい。
移動できたら、自分も同じく行動してベランダへ。
兵士達の攻撃を充分に警戒して対処したい。

601株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/28(金) 23:21:58
>>594
「・・・怪我をしてしまったんだが、すまないが包帯貸してくれないかい?
 タオルだって構わない。」
包帯を貸してもらうよう頼みながら、店内にいる人物の格好や服装をそれとなく観察する。

602:2005/01/29(土) 19:16:19
>>595
破壊された壁の向こうでは、まだ数人の男達が室内を調べていた。
壁に空いた穴から、中へと侵入する事は出来そうに思える・・・・・・・・・・・・。
『山田』が侵入しようとすると、建造物の中にいた男の1人が声を上げた。
 
「おい、誰だ!そこを動くなッ!」
>>596
出口を駆け出した『上村』の顔面を、強い衝撃が襲った。
 
『バギャアッ!!』
 
室内には、何も見当たらない・・・・・・・・・・・・。

603:2005/01/29(土) 19:16:42
>>597
路地を右折すると、その中程の石畳が破壊されていた。
それほど大きな破壊では無かったが、破壊跡には微かに血痕が残っている。
 
路地を進むと、突き当りに地面から競り上がった手摺りがある。
その手摺りに沿って、左右に別れていた。

604:2005/01/29(土) 19:17:09
>>598
『ベギベギャアッ・・・・・・!』
 
ドアを強引に破壊すると、室内の蒸気が一気に外へと流れ出る。
同時に冷気が流れ込み、室内の光景はハッキリし始めた・・・・・・・・・・・・。
一面が石造りの部屋で、壁沿いにはサウナの様に腰を掛ける為の段差が2段ある。
部屋の中央には、小さく浅い浴槽が1つ。
『敵スタンド使い』は、その浴槽から2〜3歩離れた位置に立っていた。
室内に、2人以外の人影は無い・・・・・・・・・・・・・四隅にある1メートル程の『囲い』から、
微かに蒸気が昇っているのに気付いた。
 
『成崎』の身体の熱の上昇が、微かに収まった。

605:2005/01/29(土) 19:17:29
>>599-600
2人は、ベランダへと上って行った。
『鏡橋』の飛ばした硬貨や埃に、下の男達が矢を射る手も鈍る・・・・・・・・・・・。
射られた矢は、2人を逸れて外壁に当たった。
 
ベランダの広さは、四畳半程度━━━━━━━━━━
壮麗な装飾の施された、両開きのガラス戸があった。
内側にベルベットのカーテンが閉ざされており、奥の様子は分からない。
ガラス戸に、施鍵はされていない様だった・・・・・・・・・・・・・・
>>601
室内に、沈黙が漂う・・・・・・・・・・・・・・。
少しして、バーテンがカウンターの奥から1枚のタオルを取って来た。
 
「どうぞ。」
 
タオルは、カウンターの上に折り畳まれたまま置かれる。
店内の人々は、誰もが『イワツキー』と同じ服装・・・・・・・・・・・奇妙な格好だった。

606上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/29(土) 19:44:00
>>602
「ごはッ!痛ってぇな……。畜生、滅茶苦茶ベタじゃないですか」

引き続き出口を目指す。

(やはり予想通り……。闇雲に突いてもあの素早さだと微妙だな。
 かといって血を散布させて……というのもイマイチだ。効果はありそうだが身が持たない。
 とにかく、いち早くこの部屋から脱出するのが先決だ……。あるいは別の方法を――)

部屋の光源はなんだろうか。ランプなどが届く範囲にあるのなら、それを手に取りたい。
少々遠くても『ウェイリング・ソウルズ』で頑張れば届くだろう。

607MONO:2005/01/29(土) 21:16:12
>>603
「まただ……これは一体どういうことか?」
恐々としながら、破壊跡を避けて通りつつ先へ。

「何が起きている。
彼は一体、なにを企んでいるのであろう」

『地面からせり上がった手摺り』は、誰かの手によって
不自然にせり上げられたように見えるか?

とりあえず手摺りのところまで歩く。
交差点の真ん中で、左右それぞれの道が示す先を確認したい。

608山田『スケーリック』:2005/01/29(土) 21:33:25
>>602
「えッ、あ、はい!」

立ち止まる。
室内はどんな様子だろうか?

609成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/29(土) 22:40:48
>>604
(ふぃ〜、ちっとはマシになったな……
 ここはサウナか?)

開いたほうの手でドアを消しゴム化。
手近の囲いの蒸気の出ている場所を大きさに合わせてドアをちぎり、そこに蓋をする。
勿論『ゆっくり』と。

反対の手ではドアを盾のように構える。

610翠河:2005/01/29(土) 23:25:12
>>605
「・・・・・・・・・・罠があるかも知れん。
 充分、気を付けないとな」

スタンドでガラス戸を開けてから、カーテンを捲って
中の様子を確認したい。
鏡橋にその間の兵士への対処を任せたい。

611:2005/01/30(日) 00:18:14
>>606
小部屋の光源は、頭上から『上村』を照らしている。
見上げると、約10メートルの高さの天井近くに、吹き抜けの小さな穴があった。
『ウェイリング・ソウルズ』は、届きそうにない・・・・・・・・・・・・。
>>607
手摺りは、路地に沿って延々と続いている・・・・・・・・・・・・・。
石を加工したらしく、人工的なものだった。
 
突き当たりまで進むと、左手の路地は終わりが見えない程に長く延びている。
右手の路地は、数メートル先で突き当たっており、さらに右折して石造りの昇り階段へ
続いていた。
>>608
室内には、家具の様なものが壁側に積まれていた。
血飛沫が飛び散っており、床には真新しい血糊が確認出来る・・・・・・・・・・・・。
 
「ここは、『立入禁止』だッ!!
入るんじゃあない!!」
 
男は、『山田』に向かって吐き捨てる様に言った。

612:2005/01/30(日) 00:19:35
>>609
『成崎』が千切ったドアを『囲い』に詰めようとしていると、『敵スタンド』の手刀が
右肩に振り下ろされた。
 
『ベゴギャアッ!!』
 
鈍い音と共に、激痛が走る・・・・・・・・・・・・再び、『熱』が戻って来た。
特に両腕は、今にも燃え出しそうな程熱い。
 
「それが、お前の『スタンド』か?
すでに、足掻いても無駄だ・・・・・・・・・・・お前の身体は、『燃え尽きる』。
俺の『スタンド』の『火薬』を、吸い込んだからな・・・・・・・・・・・・」

613上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/01/30(日) 00:31:04
>>611
(少なくとも蛍光灯のようなものは無いと思ってたが……
 おいおい、ちゃちすぎるぞこれは)

そのまま扉に向かう。

614山田『スケーリック』:2005/01/30(日) 00:37:29
>>611
(……まあいいか)
「はいすみません」
素直に出ていく。

615MONO:2005/01/30(日) 01:07:09
>>611
(こちらの道は……何かがあるとは思えないな)
左手の延々と続く道に興味を感じなかったので、右手の路地を行く。

(高台なら周囲の見通しが期待できそうだ)
階段を登る。

616株『トゥー・ボール・ルー』:2005/01/30(日) 01:19:35
>>605
「あ、ありがとう。恩にきるよ」
タオルを手に取り、耳に当て包帯のように巻く。

617成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/01/30(日) 01:36:02
>>612
(『吸い込んだ』だと?!)

手首のスナップだけでドアを敵に打ち付ける。
それに怯んだ隙に空いた手で闇雲に相手の体を掴み、相手の全身を消しゴム化。
そこを握り潰すと同時に、ローキックをたたき込む。(消しゴムの足に)

「まだ終わらないッ!
 先にテメーをやって解除させてやる!!」


あと息をできるだけ少なく。

618鏡橋『アウトフィールド』:2005/01/30(日) 09:44:15
>>605
「………人がいたらもう迷うな。
 どのみちバレてる以上、やつらに遠慮する必要はない」

壁の一部をスタンドで砕く。
下の兵士がまだ攻撃してくる気配があれば、そのがれきを飛ばし全てを絶つ。
一応………カーテンの向こうも気にしたいが

619太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/01/31(月) 01:53:26
>>551
「ふんぎゃーッ」
 
幻覚『ヒュミッツ』を黒人の顔に投げながら、奇声を上げて横に転がり逃げる。

620:2005/02/01(火) 00:29:21
>>610,>>618
『翠河』がガラス戸を開くと同時に、室内に突風が吹き込む。
舞い上がったカーテンの向こうには、美しいモザイク模様の絨毯が敷き詰められた
広い空間が見えた・・・・・・・・・・・・・・。
そして、ガラス戸の前に立っていた男と『翠河』の目が合う。
男は、口髭を蓄えた中年で、ナチの親衛隊の様なデザインの赤い制服を着ている。
頭には、宝石や羽飾りで飾り立てたストローハットの様な帽子を乗せていた。
 
「誰だ!」
 
男は、よく通る声で叫んだ。
━━━━━━━━━━下の男達は、2人がベランダに昇ると諦めたらしく、弓矢での
攻撃を止めた・・・・・・・・・・・・。

621:2005/02/01(火) 00:29:50
>>613
『ドッグボォ!!』
 
扉に向かう『上村』の腹部に、突然衝撃が突き刺さる。
呼吸が止まる程の痛みに、『上村』は崩れる様に屈み込んだ・・・・・・・・・・・。
>>614
周囲の人々は、『山田』に白い目を向けている。
建造物の中にいた男達も、警戒する様に『山田』をチラチラ見ている。
 
━━━━━━━━━ふと、どこからか奇妙な音色が流れて来るのに気付いた。
祭囃子と楽隊の行進曲とを足した様な曲で、どこか遠くの方で響いている。
 
「あッ、そろそろだ!」
 
突然、野次馬の中から1人の若者が声を上げた。
同時に、数人が走り去って行く・・・・・・・・・・・・人々も、心成しかソワソワしていた。

622:2005/02/01(火) 00:30:14
>>615
階段を上った先は、小高い丘の様な場所だった。
丘と言っても隆起した石の頂上らしく、彼方には延々と荒野が広がっているのが見える。
その向こうには、青々とした山々が連なっている・・・・・・・・・・・。
さらに、少し離れた場所には、石造りの高い『塔』が1本見えた。
 
丘の中央には、石造りの四角い物体がポツンと置いてある。
そして、その物体に頭を突っ込んだ人物がおり、四つ這い状態のまま動かない。
その服装は、『スカンク』のものに酷似していた・・・・・・・・・・・・・。
>>616
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
タオルを巻く手に、視線が合った・・・・・・・・・・・・。
『株』の右手は、いつの間にか肘下の辺りまでが老人の様に干乾びている。
感覚は無かったが、動かす事は出来た。

623:2005/02/01(火) 00:30:58
>>617
『敵スタンド』がドアをガードした瞬間、『成崎』は手を伸ばして男の左二の腕を掴む。
 
「往生際が悪いんだよッ!!
このダボがァァ━━━━━━━━━━!!!」
 
『敵スタンド』が、『成崎』の首を鷲掴みにした。
同時に、『敵スタンド』の全身から『黒い粉』が立ち上り始める・・・・・・・・・・・。
 
『グシュウッ!!』
 
『成崎』が男の腕を握り潰すと、その手から炎が上がった。
炎は、瞬く間に腕全体へと回る・・・・・・・・・・・数秒程で、もう片方の腕からも炎が上がった。
>>619
黒人は、『ヒュミッツ』に向かって刀を振り下ろした。
だが、『ヒュミッツ』は刀と黒人を素通りする・・・・・・・・・・・・・。
黒人が立ち止まっている隙に、『太刀魚』は『橋』を離れて元来た路地を逃げた。

624山田『スケーリック』:2005/02/01(火) 00:32:37
>>621
(う……さっきの行動は軽率だったな。
 ……ん?)
「なんだろう、この音楽。
 すみません、何がそろそろなんですか?」
近くにいる人に聞いてみる。

625成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/01(火) 00:45:20
>>627
(うっせぇ、当たり前だろうが!?)

息を止めて粉は吸い込まない。
ドアをそのまま腕で押しつけて敵にガード態勢を無理矢理取らせる。
腕をドアと体に挟み込む感じ。

そこで敵のガードの空いた首を握り潰す!!

(あちぃぁぁぁぁぃ!!
 どちらが速えぇか根比べだ!!)

626鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/01(火) 00:45:26
>>620
「…………………。」

その声の主はまだこちらが二人いることは気づいていないだろうが……
念のため警戒しつつ、翠川の背後で向こうの様子を見る。

627成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/01(火) 00:46:45
>>625
追記
首に力を入れて振られないように。

628上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/02/01(火) 00:49:54
>>621
「ガハッ!ゲヘッ!……」

(クソ……まずいぞ……。普通にまずい。
 例えば急いでいるときに大事なものを家に置き忘れたかのように、
 ストレートなまずさだ。打開策を考えなければ)

全身の力を引き締めて、ダメージを少しでも減らしたい。
また、自分の左腕の袖を激しく引きちぎり、細かくする。
扉への移動もしつつだ。

629太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/01(火) 00:51:49
>>623
「すんげェーッヤベーッ匂いがビンビンクんぜェエエッ!!
 何アレ!なんでいきなり刀なのッ!!もうさっきの『ヒュミッツ』といい
 わけわかんねェんだよボケッ!!」 
 
走りながら涙目でわめいた。
来た道を戻り、今度は曲がり角を逆に。

630MONO:2005/02/01(火) 01:37:36
>>622
(何をやっているんだ・・・・・・?)
スカンクと思われる人物に近付き、肩を揺すって話しかける。

「おい」

631翠河:2005/02/01(火) 02:30:52
>>620
「・・・・・・・・・・さあな」

謎の男に警戒しながら部屋へ入りたい。

632株『トゥー・ボール・ルー』:2005/02/01(火) 23:19:31
>>622
(くそッ・・・あとどれだけ時間が残ってるんだ)
「あ、このタオル、少しお借りしてもいいですか?」
マスターに尋ねる。同情を引くように弱弱しく。

633:2005/02/02(水) 19:56:38
>>624
「『ドゥーノット・カーニバル』さ・・・・・・・・・。」
 
尋ねると、1人の若者が答えた。
人々は、その場を次々と離れて行く・・・・・・・・・・・・。

634:2005/02/02(水) 19:57:50
>>625
『成崎』の身体に付着した『黒い粉』が、加熱して行くのが分かる。
体内の『熱』の上昇は、微かに収まった様だった。
 
「ウォォォオオオオオオ!!!」
 
雄叫びと共に、『敵スタンド』が『成崎』の腕を振り払おうと掴み掛かる。
だが、次の瞬間━━━━━━━━━
 
『ベギィッ!!』
 
『ヘッドレス・ハウスホールド』の握った男の首が、砕ける様に千切れた。
男の首が転がり落ちると、『成崎』の身体の『熱』も急速に消えて行く。
だが、その両腕には、酷い火傷を負っていた・・・・・・・・・・・・。
 
 
スタンド:『ブロークン・ソシアル・シーン』
本体:『マッキントッシュ』               →『死亡』

635:2005/02/02(水) 19:58:36
>>626,>>631
『翠河』が部屋に入ると、そこが大きな広間である事が分かる。
10メートル程の縦長の造りで、幅は約5メートル。
5メートル程の高さの天井には、豪華なシャンデリアが等間隔に3つ下がっていた。
丁度、カーテンの正面に位置する反対側の壁には、両開きの赤い扉が確認出来る。
 
「この国の人間では無いな・・・・・・・・・お前。
余に何か用か?
『あの男』の仲間か・・・・・・・・・・?」
 
男は、『翠河』に向き直って怯える様子も無く言った。

636:2005/02/02(水) 19:59:32
>>628
扉の方から衝撃を受け、『上村』は反対方向へと吹っ飛ぶ。
壁際まで転がった『上村』に、男の声が聞こえた。
 
「そろそろ止めを刺すか・・・・・・・・・俺の『スタンド能力』を知った以上、このままテメーに
生きていられては困るからな。」
 
『ドドドドドドドドドドドドドドド』
>>629
泣きながら路地を走って行くと、突然脇道から現れた人影に衝突した。
尻餅を着いた『太刀魚』の前で、同じ様に尻餅を着いた男が大声を上げる。
 
「見つけたぞッ!!
僕の『ヒュミッツ』を返せッ!!」
 
それは、『太刀魚』に『ヒュミッツ』を奪われた男だった。

637:2005/02/02(水) 20:00:54
>>630
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
肩を揺すると、『スカンク』の身体は石コロの様に地面に転がった。
その身体に頭部は無く、首の辺りには切断された形跡がある。
・・・・・・・・・・四角い物体には、丁度頭部が入る程の丸い穴が空いていた。
>>632
「・・・・・・・・・・・いいよ。」
 
バーテンは、少し間を置いて答えた。
『株』の身体は、強い疲労を感じる・・・・・・・・・・・。

638山田『スケーリック』:2005/02/02(水) 23:08:26
>>633
「ありがとうございます」

人々の向かう先は同じだろうか?
同じならついていき、バラバラなら最初に数人が走り去った方向へ歩いていく。

639株『トゥー・ボール・ルー』:2005/02/02(水) 23:10:11
>>637
「必ず返しに来ますから・・・」
タオルを手に取り店を立ち去る。立ち去る間際に尋ねる。
「・・・最近、この街で何か変わったことはありませんでしたか?」

640翠河:2005/02/02(水) 23:20:55
>>635
「『あの男』が、誰かは知らないが・・・・・・・・・。
 此処は王宮だったな、とすると俺の目の前にいる人間が
 王様である可能性が高いな。
 この国で何が起きているか知っているなら教えて貰いたい。
 非礼なのは承知しているが、こっちも困っているのでね」

警備兵が入ってきても良いように警戒しておきたい。

641上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/02/02(水) 23:50:48
>>636
「ハハハ……。分かりやすい能力ですからね」

立ち上がる。壁に手をかけて、意地でも立ち上がる。

「私はここで死ぬかも知れない。ですが――」

(クソッ!こうなりゃ自棄だ!)

「最期に悪あがきの一つや二つ、させて貰いますよ!」

本体の左手を貫き、掌を前に向けて思いっきり腕を降る。
掌を貫いたお陰で大量の血が広範囲に散布されるだろう。
そして、何も無いところに血が付着した場合、それを目標にして突く。
一度成功したのなら、闇雲に突き続ける。
何かに当たる事無く壁、ドアに付着した場合は、
声がした場所を予測して突いてみる。

それらの行動は可能な限り迅速に行う。

642MONO:2005/02/02(水) 23:53:41
>>637
「……ッ!!」

(穴に首を突っ込んで、首を切られて死んだのか?
なぜ穴に首を?そもそもこの穴はなんだ?
……わからないことだらけだ)

(落ち着け。まずは調べるんだ)

穴と、その周辺の様子を観察する。

643鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/03(木) 00:02:19
>>635
「王様………王様ね。」

翠川の後ろから、続いて部屋に入る。

「僕らはただの外国人だ………
 まあ一応、帰る方法を探してる………ってことになるかな」

644上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/02/03(木) 17:46:12
>>641
追加。
『血液』が空中でフッと『消えた』場合も、同じように攻撃をする。

645成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/03(木) 20:48:55
>>634
「はぁっ!はぁっ!
 クソッ、腕が……ッ!」

手前の部屋を含めて死体を隠せそうな所はあるだろうか。
あればそこに死体を全て押し込み、『消しゴム』化。
練り消しのようにして開かないようにしておく。
(溶接、接着のように)

あと水道の類を探す。

646:2005/02/03(木) 22:50:33
>>638
人々は、皆一様に同じ方向へと向かっているらしかった。
『橋』を渡り、石造りの手摺りに沿って進む・・・・・・・・・・・しばらくすると、右側に広大な
広場が見えて来た。
数百メートル四方の広場には、その2/3程を埋め尽くす大勢の人々が集まっている。
広場の前に中世ヨーロッパを思わせる壮麗な宮殿があり、宮殿の前には『楽隊』らしき
人々が整然と並んでいた。
聞こえて来た音楽の源は、彼らが奏でていたらしい・・・・・・・・・・・・・。
 
『山田』の追って来た人々は、広場の方へと小走りに駆け寄って行く。

647:2005/02/03(木) 22:51:15
>>639
返答は無い・・・・・・・・・・・。
『株』は、扉を開けて建造物を出て行こうとした。
━━━━━━━━━ふと、どこからか奇妙な音色が流れて来るのに気付く。
祭囃子と楽隊の行進曲とを足した様な曲で、どこか遠くの方で響いていた。
 
「『ドゥーノット・カーニバル』か・・・・・・・・」
 
テーブルでグラスを口に傾けていた男が、口を開いた。
 
「今年のゼリーは、『コウン味』らしいよ。」
 
バーテンが相槌を打つ。

648:2005/02/03(木) 22:51:53
>>640,>>643
男は、無言で2人を見比べた。
 
「フン、『あの男』が連れて来たのか・・・・・・・・・・。
だとすれば、お前達を帰せるのも『あの男』だけだ。
他にも何人か連れて来た様だが、余の国で勝手をしてくれて困る。」
 
ふと、男が胸元のポケットから銀色の物体を取り出した。
 
「お前達、『あの男』に早く出て行く様に言っておけ。
連れて来た奴らも、一緒にな・・・・・・・・・・・ああ、お前達は会った事が無いのか?」

649:2005/02/03(木) 22:52:15
>>641
『ドッバァァ━━━━━━━━ッ!!』
 
『上村』の左手から飛び散った血液は、横に立つ人型の輪郭を浮き上がらせた。
『ウェリング・ソウルズ』が突き立てた指は、人型の腕を微かに掠める・・・・・・・・・・。
その腕からは、微かな血飛沫が噴き出した。
 
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
再び攻撃しようとした瞬間、人型の輪郭は消えていた。
 
「俺の『スタンド』━━━━━━━━━『ロブ・クロウ』の『迷彩能力』はッ!
俺に触れた時点で、全てを覆い隠す事が出来る。
なかなか良い発想だったが、所詮は『一瞬だけ』見つけられるに過ぎん。
テメーの悪あがきに、これ以上付き合うつもりは無い・・・・・・・・・・・・・」

650:2005/02/03(木) 22:52:46
>>642
穴の縁には、血が付着している・・・・・・・・・・その周囲にも、血飛沫の跡が確認出来た。
よく見ると、縁の部分から何かが飛び出す仕掛けがある。
暗い穴の中には、何かが入っている様だった・・・・・・・・・・・・。
>>645
『死体』を隠せそうなスペースは、見当たらない。
室内の一隅・・・・・・・・・・・・段差の陰に隠れた位置に、懇々と壁の穴から湧き出る冷水を
見つけた。
『成崎』の身体は、特に両腕の火傷が重傷らしく、刺す様な痛みと痒みが襲って来る。

651山田『スケーリック』:2005/02/03(木) 22:56:11
>>646
広場の手前で立ち止まる。

「おおう、凄い人だな。
 なんだろ……『国全体が注目する一大イベント』って感じがするけど」

人々の服装は皆同じようなものだろうか?

652:2005/02/03(木) 23:06:20
>>651
人々の服装は、男女問わず同じ・・・・・・・・・・・
帽子の色が違う者が、所々に数人確認出来た。
黒い帽子を被った彼らの傍らには、大きな樽らしきものが置かれている。

653翠河:2005/02/03(木) 23:10:02
>>648
「『あの男』とやらには、会っていない・・・・・・・・。
 何はともあれ、そいつに会わなきゃいかんようだな。
 そいつの名前は、聞いているか・・・・・・・・・?」

銀色の物体を注視する。
武器であれば、この男をスタンドでブン殴って奪おう。

654山田『スケーリック』:2005/02/03(木) 23:10:08
>>852
「仮装パーティ?
 いや、全員同じ服ってのは……違うな」

樽の近くにいる人に近づき、話かける。

「あのー、すみません。
 今から何が始まるんですか?」

655kagami hasi:2005/02/03(木) 23:10:37
>>648

656鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/03(木) 23:18:48
>>648
「………!!」

男が懐に手を入れたのを見て反応。
出した瞬間、『アウトフィールド』で大型の硬貨を
男の出した物、あるいは腕に向けて吹っ飛ばす。

「………妙な動きはするな。こちらは気がたっている。
 この国の王という枠に収まっていたければな……。
 …………で、『あの男』って誰だ?名前はわかるのか?」

657MONO:2005/02/03(木) 23:33:44
>>650
(ブービートラップか……誰が、何のために、こんな罠を……)

先程の学校での一件を思い出す。

「スパイ……確かにそう言われたな。
この国は、外部からの侵入者に対して、殺気立っているようであった」

ここまで来る途中に目の当たりにした、路上に残った血痕と、不可思議な痕跡。

「確かに、いまこの国で何かが起こっている。
……『我々の世界』から来た者の中に、
私のような、偶然迷い込んだ者『以外の者たち』が、いたとしたら。
そして、彼らが『怪しげな力』をもって、この国の人たちの生活を脅かしているとしたら」

そうであれば、歓迎されない理由も、このような罠が仕掛けられていることも、説明がつく。

「……私も、そしてもしかしたらこの彼も、
そんな連中の企みに巻き込まれ、ここに辿り着いたのだとしたら……」

ここにきて状況のアウトラインがようやく飲み込めてきた。
そして、戦慄する。
状況は想像していた以上に『デンジャー』だ。
一刻も早く、この『非常事態』から抜け出さなければ、『本気でヤバイ』。

そして、ふと、最初の工場で盗み聞きした会話を思い出した……

『・・・・・・・・・・・・が、そろそろ・・・・・・・・・・俺達も・・・・・・・・』
『国王が・・・・・・・・・・・ヒヒヒ、遂に・・・・・・・・・・』

「…………まさか」

それは可能性でしかなかったが、十分に有り得ることだった。
良からぬ考えを抱く者が、『異世界』から来た『異能者』と結託する。
……そして、何を起こそうとするか。
『ホッコ史』の知識が子供にすら劣る私でも、容易に想像がついた。

658株『トゥー・ボール・ルー』:2005/02/03(木) 23:34:58
>>647
「なんだろ、あの音楽は・・・」
(コウン味のゼリーってなんだろな・・・)
音のするほうに向かう。

659:2005/02/03(木) 23:39:43
>>653,>>656
『ビシィッ!!』
 
男の取り出した銀色の玉を、『鏡橋』の飛ばした硬貨が弾き飛ばす。
男は、突然キレた。
 
「何をする、貴様ァァァァァッ!!!
余のチョコボールを・・・・・・・・・・何という、何という事をォォォォォオオ!!
このクソ共めがッ!!!」
 
銀色の玉は、コロコロと『翠河』の足元に転がって来た。
>>654
人込みを掻き分け、黒い帽子を被った中年の男に近付く・・・・・・・・・・・。
『山田』が尋ねると、男は不審気な表情で口を開いた。
 
「『ドゥーノット・カーニバル』だ。
・・・・・・・・・・・参加したいのか?」

660山田『スケーリック』:2005/02/03(木) 23:50:16
>>359
「その『ドゥーノット・カーニバル』……具体的には何を?
 面白そうだったらやるかもしれません」

661山田『スケーリック』:2005/02/03(木) 23:50:43
>>660

>>359>>659

662:2005/02/03(木) 23:56:01
>>657
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
思惑を巡らせていた『MONO』は、背後に人の気配を感じた。
>>658
音は、『株』が逃げて来た『塔』の方向から聞こえて来る様に感じた。
『株』は、足取りも重く音の方へと進む・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドドドド』
 
ふと、前方に1人の女性が立っているのに気付いた。
それが、『塔』で出会った『スタンド使い』である事も分かる。
 
「モウ時間ガ無イ様ダナ・・・・・・・・・・・ドウスルンダ?
マダ『3ツ』ノ『質問』ガ残ッテイルトイウノニ・・・・・・・・・・・・」
 
『クラナド』が言う。

663:2005/02/04(金) 00:03:14
>>660
「『コレ』を投げるんだ。」
 
男は、樽をポンと叩いた。
その中は、2〜3センチの青黒く四角い塊で満たされている。
 
「『国王陛下』にな・・・・・・・・認められた者には、『官位』が与えられる。
お前は外国人らしいから、分からないがな。」

664山田『スケーリック』:2005/02/04(金) 00:07:21
>>663
「なるほど、やってみたいですね。
 ……この国のお金ないんですけど、できます?」

665:2005/02/04(金) 00:14:30
>>664
「金は、いらない。
参加するなら、この『羽根』を付けるんだ。」
 
男は、服のポケットから『白い羽根』を取り出した。
羽根の付け根部分は、針になっていて服に付けられる様になっているらしい。

666山田『スケーリック』:2005/02/04(金) 00:19:25
>>665
「結構簡単なんですね……」

羽根を受け取り、服につける。

「ところではこれは何です?」

樽の中の塊を指さす。

667MONO:2005/02/04(金) 00:31:13
>>662
振り向く。

668翠河:2005/02/04(金) 01:01:03
>>659
「おいおい・・・・・・・・・なんてこった」

鏡橋の行動に呆れながら、転がってきた銀色の球を拾う。

「ああ、これは王様の物だろう・・・・・・返すからそう怒るな。
 武器だと勘違いしたんだろうが・・・・・・・もう無理か」

669上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/02/04(金) 01:16:17
>>649
(一瞬か……。
 危惧した通りだな。
 だが僅かでもダメージを与えることが出来た。
 これを何とか……)

背を壁に向け、空中と床を良く観察する。
何も無いところから血が垂れていたり、散布された血液がピチャピチャと波紋を
広げていたりしたならば、そこを目標に攻撃する。
先ほどと同様に、一撃が成功すればラッシュをかけたい。

670鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/04(金) 01:20:31
>>668
「それが武器じゃなかったってだけだ………
 武器だったら同じ反応をしたろう?」

王を見る。

671成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/04(金) 18:55:05
>>650
(火傷ってのはイヤな痛みだな)

早く冷やしたいのは山々だが死体を放り出してるのはヤバい。
異国人は疑われやすい。
床下にスペースはあるだろうか。(手前の部屋も)
有るなら床を『消しゴム化』。
床板を手刀で切り出して穴を開け、床下に死体を置いておく。
切り出した板は再びはめ、錬って接着、わからぬように。
血痕は擦って消しゴムのカスにしておく。

その後水に指を漬けてみて異状がないようなら両腕を冷やす。

(注意するに越したことはないよなぁ)

672株『トゥー・ボール・ルー』:2005/02/04(金) 22:34:58
>>662
スタンド使いの女とクラナドの言うことを無視し、音のするほうに向かう。
「うるせー・・・、時間が無いんだ、時間が・・・」

673:2005/02/05(土) 00:22:19
>>666
「『ゼリー』に決まってるだろ。
さあ、コレを陛下にぶつけるんだ・・・・・・・・・・」
 
男は、樽の中から一掴みのゼリーを取り出し、『山田』に与えた。
2人の周囲には、いつの間にか人々が集まり始めている・・・・・・・・・・・・・。
人々は、誰もが帽子に白い羽根を付けていた。
 
「ゼリーを持ったら、陛下が出て来られるまで待ってろよ。」
 
そう言った男は、集まった人々に次々とゼリーを配り始める。
>>667
振り向くと、ここの住人らしい奇妙な格好をした老人が立っていた。
顔に刻まれた無数の皺が、かなりの高齢である事を物語る。
 
「ああ・・・・・・・『自殺』じゃな、コレは。」
 
老人は、『スカンクの死体』を見て、弱々しい声で言った。

674:2005/02/05(土) 00:22:39
>>668,>>670
『翠河』の拾った銀色の玉は、どうやら銀紙に包まれたチョコボールの様だった。
硬貨の当たった為か、へこんでいる。
 
「『武器』だと!?
このバカッ・・・・・・・・・・余を愚弄するんじゃあない!!
懐に武器を忍ばせた王が、どこにいるッ!?
バカな外国人だと思って、無礼な振る舞いにも目を瞑っていたが・・・・・・・・・・・・」
 
突然、国王が口を閉じた。
そして、手首に付けた腕時計らしき物体を見て、再び口を開く。
 
「そろそろ『祭』の時間だな・・・・・・・・・失礼する・・・・・・・・・・。」

675:2005/02/05(土) 00:23:21
>>669
『ピチャ・・・・・・・・』
 
ふと、床の血溜まりが飛沫を上げた。
直後、『ウェイリング・ソウルズ』が血溜まりの辺りを攻撃する。
 
『グシャアッ!!』
 
鈍い音と共に、衝撃が『上村』の肩口に突き刺さった。
『上村』は、その衝撃に押し潰される様に床へと崩れ落ちる・・・・・・・・・・・・・・・。
目の前の血溜まりには、帽子が1つ落ちていた。
 
「言い忘れていたが、一度触れてしまえば『能力』は持続出来る。
最も、数秒だがな・・・・・・・・・・・・・それでも、『罠』の役目には十分だ。」
 
━━━━━━━━━━男の声が聞こえる。

676:2005/02/05(土) 00:23:42
>>671
床も壁も石造りだったが、床に穴を空けると弱冠のスペースがあった。
『死体』を隠した『成崎』は、腕を水で冷やす。
 
痒みは引いたが、刺す様な痛みは消えない。
腕は、少し動かすだけでも痛みを伴った・・・・・・・・・・・。
>>672
やがて、最初に『株』のいた宮殿前広場に辿り着く。
最初に見たよりも大勢の人々が集まっており、宮殿の前に並んだ楽団が音楽を奏でていた。
━━━━━━━━━『株』は、激しい疲労に襲われる。
まるで、地面に吸い込まれるかの様に身体が倒れそうになった・・・・・・・・・・・・。

677山田『スケーリック』:2005/02/05(土) 00:26:49
>>673
「はい、ありがとうございます」

邪魔にならないよう、その場を離れる。

「……しかしゼリーか。
 どういう祭りなんだ……」

ゼリーは触った感じ、普通のゼリーだろうか?

678:2005/02/05(土) 00:36:59
>>677
ゼリーの質感は、普通のゼリーと何ら変わらないものだった。
樽からゼリーを配られた人々は、各々が宮殿の方を真剣な目で見つめている。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
やがて、『山田』は奇妙な緊張感に包まれた。

679MONO:2005/02/05(土) 00:37:26
>>673
「自殺……?」
老人を見る。

「信じられない。私は彼を知っている。
知っているといっても飲食店で二言三言話をしただけだが。
つい先程の事だ」

「とても、これから死にに行く奴には、見えなかった。
殺されるくらいなら殺しそうな雰囲気すら伺える男だった」

「ご老人。何故、自殺だと?」

680株『トゥー・ボール・ルー』:2005/02/05(土) 00:41:23
>>676
どこかにもたれかかりながら、広場の様子を観る。
少しでも怪しいそぶりの人間がいないか、それを確認する。
「ハァー・・・ハァー・・・どこにいる、全ての元凶のスタンド使いは」

681:2005/02/05(土) 00:43:01
>>679
老人は、『スカンクの死体』に歩み寄りながら言った。
 
「『処刑台』に首を突っ込めば、誰でも死ぬと分かるじゃろ。
それでも、この男は首を入れた・・・・・・・・・見た所、無理矢理入れらされた様子も
無い様じゃな。
知り合いなら、『首』を持って行くかね?」
 
老人は、四角い物体の横を軽く蹴った。
すると、その反対側が開いて何かが転がり出る・・・・・・・・・・・。

682山田『スケーリック』:2005/02/05(土) 00:43:12
>>678
「……」
(うわあ……凄い微妙な空気だ。
 ゼリーで緊張ってのが……情けないな)

そんなことを考えながら、自分も宮殿の方を見る。
山田のいる場所から宮殿までの距離はどれくらい?

683翠河:2005/02/05(土) 00:54:40
>>674
「すまなかったな・・・・・・・・・。
 『祭』か、『あの男』とやらが来る可能性もあるか。
 見物させて貰うぞ・・・・・・・・・」

王様の行動を注視して鏡橋にどうするか視線を送る。

684MONO:2005/02/05(土) 01:00:46
>>681
「成る程。ここは処刑台か。それも全自動の」

自分が、スパイ容疑と食い逃げの現行犯で追われていることを思い出した。
この国の刑法は知らないが、ここに自分が掛けられる可能性を考えた。

……うすら寒くなった。

「いや、遠慮する。
友人というわけでも、無いからな」

登ってきた階段以外で、この場所への出入り口があるかどうか確認する。

685上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/02/05(土) 01:07:34
>>675
「……」

(罠……。
 マズイ……。極めてマズイぞ……。
 しかしこの攻撃力……少々過小評価していたのか?
 ……次のチャンスは……あるのか?)

可能な限り素早く立ち上がり、周囲を見渡す。
肩の状態も確かめる。

(クソ……。あの野郎……死ね……)

686成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/05(土) 23:24:24
>>696
(火傷ってこんなに痛かったのか……)

少し落ち着いたら部屋を出よう。
何か布のような(てーぶるクロス)ものが有れば腕に包帯のようにまいておこう。
少しはマシになるかもしれない。

687太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/05(土) 23:28:48
>>636
「すまん俺が悪かったこれで許してくれッ!!」
 
幻覚ヒュミッツを作ると力の限りに近くの建物の屋根へと投げつけ、
さらに奥へと逃げる。

688鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/06(日) 19:35:51
>>674
(逆に王だからこそ、兵もいない状態なら武器を隠し持っているべきだろうに。
 所詮ただそこに居座ってるだけの器か……。ち、)

翠川にコクリと頷き、その上で付こうとしたため息を我慢した上で

「悪かったよ………。気を悪くしただろうが………
 代わりといっちゃなんだけど………僕の『ポッキー』はどうだい?
 旅行の際、鞄に入れてあるやつだけど………。」

689:2005/02/06(日) 23:29:45
>>680
広場の人々は、奇妙な格好をしていたが怪しい素振りをしている者は見当たらない。
 
━━━━━━━━━━『株』は、その場に崩れ落ちる様に倒れた。
全身に力が入らず、意識は徐々に薄れて行く。
 
「人生トハ、『答エ』ヲ探ス旅ダ・・・・・・・・・・・・。」
 
『クラナド』が言った。
 
「コウシテ『ノタレ死ヌ』トイウ結末ハ、特ニ恥ジ入ルモノジャアナイ。
オ前ノ旅ハ、ココマデ・・・・・・・・・・タダ、ソレダケノ事ダ。」
 
 
『株 えねま』 スタンド:『トゥー・ボール・ルー』
                          →『死亡』

690:2005/02/06(日) 23:30:23
>>682
宮殿は、広場から幅10メートル程の大きな路地を隔てて建っている。
人々は、広場側の路地の端に集まっており、『山田』は群れの中で自由に動く事が
出来なくなっていた・・・・・・・・・・・・。
 
宮殿との距離は、約15メートル。
しばらくすると、宮殿の前に並んでいた楽団がゾロゾロと引き上げて行った。
>>683,>>688
王は、足早に部屋を出て行く・・・・・・・・・・・。
それと入れ替わる形で、今度は6人の男達が入って来た。
特に武器の類は持っておらず、内4人が1メートル程の樽を運んでいる。
2人に向かって、男達は無言で近付いて来た。

691:2005/02/06(日) 23:31:01
>>684
『MONO』の立つ小高い丘の様な場所は、石畳が隆起しているらしかった。
階段以外の場所は、切り立った崖の様になっており、下までは5〜6メートルある。
 
「あんた、『あの男』に連れて来られたのかい・・・・・・・・・・小太りで、妙な格好をした。
見た所、他の国の人間でも無い様だし。」
 
ふと、老人が呟く様に言った。
>>685
『上村』は、素早く立ち上がった。
周囲を見回したが、やはり男の姿は見当たらない・・・・・・・・・・・・・。
鎖骨が折れたらしく、鈍い痛みが鼓動と同じリズムで肩を襲って来る。

692:2005/02/06(日) 23:31:24
>>686
『成崎』は、2つの部屋を出て回廊を出口へと進む。
布らしいものは、無かった。
>>687
「あッ!!」
 
男は、『ヒュミッツ』を投げた建物の方へと駆け寄って行く。
『太刀魚』は、その隙に路地を逃げ続けた・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、背後から黒人が追って来るのが確認出来た。
2人の距離は、約7メートル。

693山田『スケーリック』:2005/02/06(日) 23:38:06
>>690
「……動けない。
 ん?
 そろそろ、か?」

何か起こるのを待つ。

694上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/02/06(日) 23:43:09
>>691
「くはっ……痛……」

先ほどと同じように散布された血液を確認しつつ、ドアへと近づく。
背を壁に向け、背後からの不意打ちを避ける。
波紋や足跡が近づいてくる場合、
ポケットからティッシュを取り出し、その方向に放る。
ティッシュが無いならばハンカチにする。

695MONO:2005/02/07(月) 00:11:05
>>691
「……いや」
老人の言葉に首を振る。

「私は、私をここに連れてきた奴を知らない。
ご老人、私をここに連れて来れるかもしれない男を、知っているのか?」

「もしこれが『そいつ』の仕業なら、会って、文句の一つも言ってやりたい。
そして、帰せるものなら帰らせて欲しいと、願っている」
老人の方を見て、言う。

696成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/07(月) 00:11:47
>>692
「いい加減戻りてーな」

辺りを見渡す。

「火傷が洒落になんねぇ……」

697鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/07(月) 00:19:37
>>690
「なんだい………?
 別に見学するぐらいは構わないだろう?」

通り道であるなら、道を譲る仕草をする。
武器は…………雰囲気的になさそうだけど、
一応箱の中に新手がいる可能性、それと男達がガスの類を持っていることを
少し考慮しておく。

698翠河:2005/02/07(月) 00:28:34
>>690
「・・・・・・・・何か用か」

樽を観察する。

699太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/07(月) 00:29:42
>>692
「まだ追ってきてたのかよざけんなブラック!!
 くらえ必殺の!『ザ・壁』!!」(超小声)
 
さらに路地へ逃げ、曲がり角を二連続曲がったところで
『幻覚壁』で曲がり角を塀ごと覆い隠し、ひたすら逃走。
 
中央というかさっきの出発地点の方向を目指している気持ち。

700:2005/02/07(月) 00:58:44
>>693
数分後━━━━━━━━━
不意に、人々がざわめき出す。
宮殿の方に目を向けると、正面の門から赤い全身タイツに身を包んだ中年の男が現れた。
 
「皆の者!!」
 
男は、よく通る声で叫んだ。
 
「『ホッコ国王』の名において、カーニバルの開催を宣言する!!」
 
人々が歓声を上げる・・・・・・・・・・・どこからか、数発の花火が上がった。
 
「さあ、余に己の魂のゼリーをぶつけてみよ!!
臆病者は、ケツを蹴り上げてやる!!」
 
そう叫ぶと同時に、男は脱兎の如く駆け出す。
人々は、それを追って一斉に走り出した━━━━━━━━━━

701:2005/02/07(月) 01:00:04
>>694
『バギャッ!!』
 
壁を背に移動していると、突然腹部に衝撃を受ける。
『上村』は、嗚咽を上げて床に膝を着いた・・・・・・・・・・・・。
男の気配は室内に感じたが、その位置までは分からない。
>>695
老人は、『MONO』を一瞥して呟く。
 
「『あの男』は、言っておったよ。
自分は、特別な力を持っている・・・・・・・・・・・・とな。
そして、自分と同じ力を持っている連中が死ねば、それが『力に変わる』ともな。
もしかしたら、あんたは『その為に』連れて来られたのかもなぁ・・・・・・・・・・・。」
 
老人は、そう言って『スカンクの死体』を見つめた。
 
「この男も、『力』に変わったのかも知れんな。」

702:2005/02/07(月) 01:00:34
>>696
『ズル・・・・・・ズル・・・・・・・・』
 
出口に差し掛かった辺りで、背後から何かを引きずる様な音が聞こえた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
振り向くと、左の回廊の扉の前に『スタンド』を見つけた。
(『非・人型/生命・自然事物型』
人間に近い上半身は、身体全体が『藻』の様なもので包まれている。
下半身に足は無く、ナメクジの様にウネウネと移動していた。)
引きずっているのは、『成崎』が埋めた『敵スタンド使い』らしい━━━━━━━━

703:2005/02/07(月) 01:01:18
>>697-698
「国王陛下が、『早く立ち去れ』と仰せだ。
これは、陛下直々の贈り物の『ゼリー』だ・・・・・・・・・・・ありがたく受け取れ。」
 
男の1人が言った。
運んで来た男の1人が樽の上蓋を開けると、中には手の平サイズの四角い物体が
ビッシリと詰め込まれている。
 
「陛下の寝室に、お前達の探している者がいるそうだ。
案内してやるから、『どちらか1人』が来い。」
 
別の男が言った。

704:2005/02/07(月) 01:01:35
>>699
壁を作りながら逃げる内、黒人の姿は見えなくなった。
『太刀魚』は、『ヒュミッツ』を配っていた場所に似た景色の場所に立っている。
周囲に人影は無い・・・・・・・・・・・・・・。
 
ふと、遠くから奇妙な音楽が聞こえて来る事に気付く。

705山田『スケーリック』:2005/02/07(月) 01:02:54
>>700
「お、始まりだ!」

ゼリーをだいたい半分くらいに千切りつつ、国王らしき男を追う。
10mくらいまで近づけたら千切った小さい方を投げつける。

706:2005/02/07(月) 01:11:28
>>705
『国王』は、まるで陸上選手並の美しいフォームで走り続ける。
かなりのスピードの上、人々の群れに阻まれて近付くのも容易では無かった。
 
「『西ホッコ』に行くぞ!!」
 
叫び声が聞こえる。

707翠河:2005/02/07(月) 01:14:01
>>703
「じゃあ、鏡橋が行ってくれ。
 俺は、祭の見物でもする・・・・・・・」

樽からゼリーを一掬い程取ってポケットに詰め込む。
そして、部屋から警戒しながら出たい。

708山田『スケーリック』:2005/02/07(月) 01:16:12
>>706
「どこだ西ホッコって……」

前にいる人のゼリーを『スケーリック』でサッと奪いたい。スA
成功したらズボンのポケットの中に突っ込む。
後ろに目がついてるわけじゃないし、スAでやれば相手がゼリーの行方を追うより早く隠せると思う。

709鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/07(月) 01:18:16
>>703
「そういうことになった。
 じゃあ………案内してもらえるかな?」

(真実か、あるいは罠か………どちらにしてもおもしろい)

ゼリーを掴んでマジマジと見、そして案内される。

「あ、一つ先に聞いてもいいかな。
 その男の名前は…………わかるかな。いやわからないならいいけど。」

710MONO:2005/02/07(月) 01:31:52
>>701
「……そうか。そういう、事か……」
事態は、自分の想像をさらに上回っているようだった。
『スカンクの死体』を見つめながら、言う。そして、老人に尋ねる。

「……その男がどこにいるか、知っているのか?ご老人」

711上村 晃『ウェイリング・ソウルズ』:2005/02/07(月) 01:42:39
>>701
「げほっ!がふっ!」

(見えない……姿を捉えられない……
 何故血に波紋が起きないんだ?畜生……)

追撃を受けないように立ち上がり、ポケットからティッシュを五枚ほど取り出して、
バラバラに裂く。それらを空中に撒いて、ひらひらと舞うティッシュに異変が無いか
を観察しながら、ドアへと近づく。異変があるならば攻撃に備え、攻撃が来るようならば、
それを避ける、出来そうに無いのならガードし、中指で首、もしくは心臓を突く。
成功したのならラッシュを掛ける。

(こんなところで死ぬなんてご免だからな、糞野郎)

ドアまでは後どのぐらいの距離だろうか。

712成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/07(月) 23:43:01
>>702
「ふぅ……やれやれ、としか言い様がねぇなこりゃ」

肩を竦める。

「何でこうも俺はモテるのかね」

距離はどのくらいだろうか。

「腕は大火傷だしよォ……」

スタンド発現して背後を警戒しつつ、右の扉の方に逃げる。
左右の回廊を遮る壁の厚さはどのくらいか見ておく。

713:2005/02/08(火) 22:41:38
>>707
2人は、各々が樽の中のゼリーを掴み取った。
『鏡橋』が連れ出され、それに続いて出て行こうとする『翠河』を男の1人が止める。
 
「おい、お前は待ってろ・・・・・・・・・・仲間が戻るまで。
陛下は、外国人がウロウロするのを嫌っておられるんだ。」
>>708
『スケーリック』が、ゼリーを奪った・・・・・・・・・・・・奪われた者も周囲の人々も、それに
気付いていない様子だった。
群衆は、次々と『橋』の上を駆け抜けて行く。
一度に7〜8人しか渡れない為、『橋』の前には必然的に人が集まる。

714:2005/02/08(火) 22:43:48
>>709
掴み取ったゼリーは、包装されていなかったが、質感は確かにゼリーのものだった。
部屋を出ると、石造りの通路が左右に延びている。
向かい側の壁には、幾つかの扉が確認出来る・・・・・・・・・・・・そのどれもが、豪華な装飾を
施した両開きの扉だった。
 
「陛下は、知っているかも知れないが━━━━━━━━━━
『その男』に会った者は、この王宮では陛下だけだ。」
 
『鏡橋』の先を歩く男が答える。
2人は、部屋を出て通路を右に進み、突き当りのT字路を左に曲がった。
通路の先は、1つの両開き扉に突き当たっている。
 
「あそこだ。」
 
男の声は、心無しか震えている様にも思えた・・・・・・・・・・・・・。

715:2005/02/08(火) 22:44:31
>>710
「前に会ったのは、『東ホッコ』だったよ・・・・・・・・・・・・。」
 
老人は、そう言って階段のある方向を指差した。
その先には、天高くそびえる巨大な『塔』が見える。
 
「確か、『王宮』の前にある集会広場だったな。」

716:2005/02/08(火) 22:46:36
>>711
『グシャアッ!!』
 
『上村』がティッシュを取り出している間に、側頭部を強烈な衝撃が襲った。
KOされたボクサーの様に、『上村』は床へと崩れ落ちる。
ティッシュが、そのままの状態でヒラヒラと舞い落ちた・・・・・・・・・・・・。
 
ドアまでの距離は、1メートル程。
だが、『上村』の身体はピクリとも動かなかった━━━━━━━━━━━
 
 
『上村 晃』 スタンド:『ウェイリング・ソウルズ』
 
           →『死亡』

717:2005/02/08(火) 22:47:04
>>712
左右の回廊は、0.5メートル程の壁に隔てられている。
『成崎』が逃げようとすると、『スタンド』は地面に溶ける様に消えた・・・・・・・・・・。

718山田『スケーリック』:2005/02/08(火) 22:50:05
>>713
『スケーリック』で前を走る人々の足を引っかけ、転ばせたい。
成功すれば将棋倒しのようになると思うので、その上を走っていく。

「みんな向かってるから、こっちが西ホッコなんだろう……きっと」

719MONO:2005/02/08(火) 22:59:01
>>715
「……重ね重ね、感謝する」

階段を下り、『塔』を目印に『集会広場』──『東ホッコ』へ向かって、歩き出す。

(今もそこに居る保証はないが……あてもなく彷徨うより、ずっといい)

720翠河:2005/02/08(火) 23:03:52
>>713
「チッ・・・・・・・判った」

そのまま、この部屋で『鏡橋』を待つ。

721鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/08(火) 23:03:52
>>714
「もう長いんだっけその男の滞在は………
 それなのに会ってないってことは
 部屋から一度も出ていない………のかな?」

ゼリーをポケットにいれ、部屋にいく前に兵に尋ねる。

「………なぜ震える?
 会ったこともない男に恐怖しているわけか………?」

722:2005/02/08(火) 23:53:55
>>718
「うわァァァン!」
 
「ギャア━━━━━━━━━ッ!!」
 
「痛ェェエエッ!!」
 
将棋倒しになった人々の悲鳴が、周囲に響く。
『山田』は、倒れた人々を踏み付けて『橋』を渡った・・・・・・・・・・・・。
 
「おい、お前!」
 
不意に、数メートル先に立っていた男が『山田』を呼び止める。
黒い帽子以外は、他の人々と同じ格好をしている『年配の男』で、腰に差した棍棒に
手を掛けながら手招きしていた。
男は、先行して走って行った人々のルートを阻む様に立っている。

723:2005/02/08(火) 23:54:40
>>719
階段を下りようとすると、どこからか奇妙な音楽が聞こえて来た・・・・・・・・・・・・。
 
「『ドゥーノット・カーニバル』か・・・・・・・・・・」
 
老人の呟きが聞こえた。
音楽は、『東ホッコ』から聞こえて来るらしい。
>>720
『翠河』は、部屋に留まる事にした。
室内に4人の男が残り、後の2人は『鏡橋』を挟む様にして外へ出て行く。
 
男達は、パイプの様なものを咥えたり、ポケットから干し肉を出して噛んでいる。

724:2005/02/08(火) 23:55:45
>>721
男は、無言で立ち尽くしている。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、扉が微かに開いている事に気付いた━━━━━━━━━━━
『いつから開いていたのか』は、記憶が定かでは無い。

725鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/08(火) 23:59:04
>>724
(扉が………)

「そういうことか。
 まあ、答えは僕が自分で見つけてくればいいわけだ……」

扉の前まで行く。

726成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/09(水) 00:01:39
>>717
「……糞ッ、消えたか!?」

立ち止まり、周囲を警戒する。
足元のまわりの地面を消しゴム化して掘り返しておく。

727山田『スケーリック』:2005/02/09(水) 00:06:20
>>722
(……あちゃー、バレたか?)
「はい、なんです?
 陛下を見失ってしまうので、用があるなら手短にお願いします」

『年輩の男』の手前で止まる。

728翠河:2005/02/09(水) 00:08:27
>>723
「・・・・・・・お前達は、祭とやらには行かないのか?
 どんな事をするかは知らんが・・・・・・・」

ポケットからゼリーを取り出して掌で転がしながら
男達に聞いた。

729:2005/02/09(水) 00:36:35
>>725
扉の前まで進むと、奥に気配を感じた。
物音は聞こえない・・・・・・・・・・・・。
開いた扉の隙間からは、薄暗い室内が確認出来る。
>>726
石造りの床を掘ったが、何も無い。
━━━━━━━━突然、背後に人の気配を感じた。
振り返ると、3人の男女が向かって来るのが分かる・・・・・・・・・・・。
3人は、談笑しながら吹き抜けの入り口へと近付いて来た。

730:2005/02/09(水) 00:36:54
>>727
「『走行妨害』の疑いがあるので、ちょっと来て貰おうか・・・・・・・・・・・?」
 
年配の男は、『山田』を不審気な表情で観察している様だった。
>>728
「『ドゥーノット・カーニバル』は、庶民の行事だ。
我々は、出ない・・・・・・・・・・」
 
男の1人が、干し肉を飲み込んで言った。

731MONO:2005/02/09(水) 00:41:21
>>723
「ドゥーノット・カーニバル……」

『カーニバル』というからには、これは祭囃子なのだろう。
変な名前だと思った。

「どういう意味であるか、その名前は?」

足を止め、振り返り、老人に尋ねた。

(『祭りじゃない』祭り……?)

732成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/09(水) 00:43:22
>>729
(風呂上がりか?)

話に耳を傾ける。
そして不審でない程度に同じ方向に歩きだす。
手は隠して。

周囲への警戒は怠らない。

733山田『スケーリック』:2005/02/09(水) 00:46:52
>>730
「……ちょっと待ってくださいよ。
 妨害なんてしてませんよ」

嘘をつく。
他の人はどうなっているだろうか?

734:2005/02/09(水) 00:48:28
>>731
「国王を追いかけて、ゼリーを投げ付けるのさ。」
 
老人は、『スカンクの頭』を拾い上げると、腰に下がっていた皮袋を広げて頭を
詰め込んだ・・・・・・・・・・そして、胴体の方を仰向けにして手足を伸ばし始める。
死後硬直が始まっていたらしく、『スカンク』の手足は固まっていた。

735:2005/02/09(水) 00:54:42
>>732
『成崎』が聞き耳を立てると、3人の会話が丁度途切れた。
建造物に入った3人の内、1人の男は右の回廊へ・・・・・・・・・・・女性2人は、左の
回廊へと進んで行く。
周囲に目を惹くものは、見当たらない。
>>733
先行していた人々の姿は、もはや見当たらない。
後続の集団は、『橋』を渡り始めた所だった・・・・・・・・・・。
 
「話は、後で聞いてやる。
いいから来るんだ・・・・・・・・・逆らうと、為にならんぞ。」
 
年配の男が言った。

736鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/09(水) 00:55:08
>>729
「さてと………」

首を左右に鳴らし、室内に入る。
相手も恐らくスタンド使いであり、こちらもそうであることは
知られていると思うので、それなりの警戒はしておくが、身構えることもない。

室内には絨毯が敷いてあるのだろうか。

737山田『スケーリック』:2005/02/09(水) 00:56:51
>>735
「……分かりました。
 冤罪だったときのことをしっかり考えておいてくださいよ……」

となしくついていく。

738山田『スケーリック』:2005/02/09(水) 00:57:21
>>737
『おとなしくついていく。』

739翠河:2005/02/09(水) 01:02:09
>>730
「『ドゥーノット・カーニバル』?
 このゼリーと関係あるのか?」

740MONO:2005/02/09(水) 01:05:12
>>734
「……?」
名前の由来を聞いたつもりだったが、要領を得ない。

老人が作業に入ったので、また階段を降り始める。

(祭りか……どさくさに紛れて何かが起こるには、絶好の機会であろうな。
しかも国王が出席するとなると、いよいよもって、だ)

正直、この国の国体がどうなっても、私には関わりの無いことだ。
だが、戦乱紛争はいつでも弱いものを犠牲にする。
さっきの学校で見た、私が日頃相手にしている落ちこぼれ共より余程聡明そうな子供達が
悲しい思いをするかもしれないというのなら、教師として、人として
手を貸してやるのが道というものではないか。

あるいは、この考えがまったく的外れの妄想なのかもしれない。
私がいま何もしなくても、この国は明日もあさってもずっとこれから先平和で、
さっきの老人の話で出た『小太りの男』と私が、個人的に決着をつけられるかどうかという問題しか
この場には存在しないのかもしれない。

(どちらにしろ、のんびりしてはいられないであろうな)

先を急ぐ。

741:2005/02/09(水) 23:57:41
>>736
室内は、先程の部屋とは異なり、全面が石造りの薄暗い部屋だった。
天窓以外は密室状態で、そこから入る微かな光に照らされた1人の男の姿がある。
 
「君が最初だよ。
ここに辿り着いたのは・・・・・・・・・・・もっとも、『最後の1人』じゃない様だが。」
 
くぐもった声の男は、黒いコートを羽織った小太りの男だった。
中背で、ロッキングチェアに座ったまま小さな縁の丸い缶を持っている。
男は、缶の中から宝石の様に光る小さな物体を取り出し、口に放った。

742:2005/02/09(水) 23:58:02
>>737
「よし、こっちだ・・・・・・・・・・・。」
 
年配の男は、『山田』を先導しながら路地を進む。
時折、逃走を警戒してかチラチラと『山田』の方を見ていた・・・・・・・・・・・・。
年配の男が向かう先には、巨大な『塔』がある。
そこは、先に『山田』が来た噴水広場の前の『塔』だった。
・・・・・・・・・・・・・・現在、広場には誰もいない。

743:2005/02/09(水) 23:58:25
>>739
「何も知らないのか。」
 
パイプを咥えたまま、男の1人が言った。
別の男が、『翠河』の方に歩み寄りながら説明を始める。
 
「『ドゥーノット・カーニバル』は、ホッコの伝統行事だ。
逃げる国王陛下にゼリーを投げ付け、その『投げっぷり』や『執念』を見せ付ける。
陛下は、それを見て相応しいと判断した者に『官位』を授けて下さるんだ。
俺は、先代の国王陛下から『官位』を授かっている・・・・・・・・・・この祭でな。」
 
干し肉を噛んでいた男が、樽のゼリーを1つ取り出して言った。
 
「『コツ』は、千切って細かくしたりしない事だ。
自分の度量が、小さいと思われるからな・・・・・・・・・・・・。
最初に貰った分のゼリーに、全てを込める気概で投げると良い。」

744:2005/02/09(水) 23:58:52
>>740
『MONO』が立ち去ろうとすると、老人が声を掛けた。
振り向くと、老人の手には青黒い四角形の塊が3〜4個握られている。
 
「あんたも、持っていた方がいい。
この『ゼリー』で、国王に認められれば・・・・・・・・・・帰れるかも。」

745山田『スケーリック』:2005/02/10(木) 00:11:27
>>742
「……」

いきなり『スケーリック』でゼリーを『年輩の男』の目の辺りに、手に持ったままぶつける。スA
『年輩の男』がその時に棍棒に手をかけていなければ、同時に奪いたい。
無理ならゼリーをぶつけるだけ。

746山田『スケーリック』:2005/02/10(木) 00:12:13
>>745
ぶつけるのは千切った小さい方のゼリー。

747MONO:2005/02/10(木) 00:13:46
>>744
足を止め、『ゼリー』を受け取るべく老人に近寄る。

「くれるというのか?」

(これをぶつける?不思議な祭りだな。
まあ、祭りなんぞというものは、何処でもそのようなものか。
トマトをぶつける、棒に跨って坂を下りる、褌一丁で水を掛け合う、山車で闘う……)

「……かたじけない」

そして受け取る。

748鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/10(木) 00:16:02
>>741
「鏡橋………雄一だ。」

天窓を一度見上げ、そして男のほうを向いて会話を続ける。

「さてと、何から聞いたらいいものか……。
 いま最後の一人って言ったけど………その権利を争って外では皆が
 争っているわけ……かな?」

「ああ、正直別に元の場所に戻りたいとかそういうのはどうでもいいんだ………。
 ただ僕らがどういった目的・経緯で集められたのか、ちょっと興味があってね。」

749翠河:2005/02/10(木) 00:26:15
>>743
「『官位』か・・・・・・なるほどな。
 民衆が熱狂するのも判る・・・・・・・。
 なんでゼリーなのかは理解出来ないがな」

ゼリーを指で押しながら呟いた。

750:2005/02/10(木) 00:41:40
>>745
『ビシィッ』
 
ゼリーをぶつけた『山田』は、不意打ちを食った男の隙を突いて棍棒を奪い取る。
 
「テメーッ!!」
 
男が叫んだ・・・・・・・・・・・・だが、次の瞬間、男の姿は忽然と消える。
>>747
老人からゼリーを受け取った。
 
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、老人の背後━━━━━━━━━━
四角い物体の影に、何かを引きずる『スタンド』がいた。
(『非・人型/生命・自然事物型』
人間に近い上半身は、身体全体が『藻』の様なもので包まれている。
下半身に足は無く、ナメクジの様にウネウネと移動していた。)
引きずられているのは、『スカンクの死体』らしい。
『スタンド』は、死体を引きずったまま老人の後ろ側へと消えて行く。

751:2005/02/10(木) 00:45:57
>>748
『ズル・・・・・・・・ズル・・・・・・・』
 
ふと、部屋の隅の暗がりから何かを引きずって来るものがあった。
(『非・人型/生命・自然事物型』
人間に近い上半身は、身体全体が『藻』の様なもので包まれている。
下半身に足は無く、ナメクジの様にウネウネと移動していた。)
『スタンド』は、見知らぬ男の『死体』を引きずっている・・・・・・・・・・・・・
ロッキングチェアに座った男の方へと引きずられる内に、『死体』は少しずつ薄れて
消えて行った。
 
「今、『権利』とか言ったのか?
君達は、ただ俺の力になる為に集めただけだ・・・・・・・・・・・。
『最後の1人』にも・・・・・・・・・・・『誰にも』権利なんてものは無い。
この世界にいる限り、俺が『支配者』だ。」

752:2005/02/10(木) 00:47:13
>>749
「今年のゼリーは、『コウン』だな。」
 
ゼリーを持っていた男は、そう言ってゼリーを口に放った。
パイプを咥えた男が、それを見て相槌を打つ。
 
「ああ、去年は『ロゲ味』だったっけ。
その前は・・・・・・・・・・・何だった?」
 
「『コウン』は、陛下の好物だったな。」
 
干し肉を噛んでいた男が言った。

753山田『スケーリック』:2005/02/10(木) 00:48:46
>>750
「消えたッ!?」

先ほどまで男がいた場所に向けて棍棒を横に振る。
多少場所がずれても、男がそれほど移動していなければ当たるはず。

754MONO:2005/02/10(木) 00:58:54
>>750
(──!)

全身に緊張が走る。
老人の相手をするのも忘れ、その『スタンド』を注視する。

755鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/10(木) 01:03:37
>>751
(死体を………消した。いや吸い取ったのか。
 自動操縦………かな。)

「……………スタンド使いの魂を集める。
 そういった類を他にも知っている気がするよ。

 ここはお前が作り出した世界なのか?」

756:2005/02/10(木) 01:10:27
>>753
棍棒は、ただ空を切るだけだった。
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
「お前、誰かに俺の事を聞いたのか?
どうやら・・・・・・・・この『手』も、これ以上は通用しない様だな。
お前を始末したら、別の手を考えよう。」
 
男の声が聞こえた・・・・・・・・・。
直後、何かが『山田』の身体を突き飛ばす。
『山田』は、石畳の上に投げ出される様に倒れ込んだ。
>>754
『スタンド』は、老人の後ろに移動したまま忽然と消えた・・・・・・・・・・。
『スカンクの死体』にも、動いた形跡は無い。

757:2005/02/10(木) 01:16:12
>>755
「さあな。」
 
男は、ロッキングチェアを揺らし始める。
 
「だが、この世界を行き来出来るのは、俺の『スタンド』━━━━━━━━━━
『ホッコマン』のみ。
そして、この世界に来て死んだ者の『魂』は、全て俺の力になる。」
 
『鏡橋』を見て、さらに男は続けた。
 
「つまり、君は『終わり』って事だ。
ここで始末されるか、この世界で戦い続けるか・・・・・・・・・・好きな方を選ぶといい。」

758山田『スケーリック』:2005/02/10(木) 01:29:54
>>756
「うげほッ!
 ……残念ながら、あなたのことなど知りませんよ」

すぐ立ち上がり、建物の壁、できれば隅の方に寄りたい。

759MONO:2005/02/10(木) 01:47:34
>>756
(……消えた……)

緊張を解く。

「死んだ者を『力』に変える……か」

(私や老人には目もくれず、彼の死体にだけ干渉した──『自動操縦型』か?
そしておそらく、あれが……)

「ご老人。あなたが何者か知らないが、世話になった。
もし、どうしても帰れそうになかったら──」


「……いや、こういう話は止そう」

改めて、その場を立ち去る。

760成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/10(木) 19:29:31
>>735
(男湯女湯ってわけか)

男の入った扉へついていく。
なにかしきたりがあるかもしれない。
二人の行動を注視する。

(金はいるのか?
 でも、何処行きゃいいかわからねーしなァ……)

761翠河:2005/02/10(木) 22:56:24
>>752
「ふん・・・・・・・」

ゼリーを口に入れる。
味も見ておこう。

762鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/10(木) 23:32:34
>>757
「ああ、一つ疑問なんだけど…………」

左右を一度づつ見回し、そして

「お前が死んだ場合は………どうなるんだ?」

763:2005/02/11(金) 00:01:39
>>758
『山田』は、『塔』の外壁に寄り掛かる様にして周囲を警戒した。
依然として、男の姿は確認出来ない・・・・・・・・・・・・。
 
『ドグォッ!!』
 
突然、『山田』は左から強い衝撃を受けて石畳に倒れ込んだ。
微かな足音が聞こえた様な気がしたが、すぐに消えた━━━━━━━━━
>>759
老人は、無言で『MONO』を見送っていた。
・・・・・・・・・・・・・・・階段を下りると、元来た道の方を何者かが脱兎の如く駆けて行く
姿を見つけた。
真っ直ぐ延びる路地を疾走するのは、赤い全身タイツに身を包んだ人物らしい。
後ろ姿がグングン遠ざかって行く事からも、かなりのスピードである事が分かる。

764:2005/02/11(金) 00:02:02
>>760
男は、回廊の先の扉を開け、中へと入って行った。
『成崎』も、それに続く・・・・・・・・・・・。
男は、懐から1枚の布を取り出し、服を上から脱いで行く。
全裸になると、腰に布を巻いて奥の部屋へと入って行った。
>>761
ゼリーを口に放り込むと、淡白な甘味が広がる。
甘味の強い魚の身を、生で食べている様な味だった・・・・・・・・・・・。
>>762
男の周囲を除き、室内は闇に包まれている。
『鏡橋』の問い掛けに、男は静かに口を開いた。
 
「死んだ事が無いのでね。」
 
ふと、いつの間にか傍らに移動していた『ホッコマン』が、手を伸ばして来る。

765山田『スケーリック』:2005/02/11(金) 00:29:41
>>763
「おごッ!!」

急いで立ち上がる。
ここから噴水までどれくらいの距離があるだろうか?

766鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/11(金) 00:31:00
>>764
手を伸ばしてきたスタンドの移動方向に対し、約90度の方向へ飛び離れる。

「…………じゃあ今すぐ死ぬんだな。
 お前ごとこの世界を滅ぼしてやる、『アウトフィールドッ』!!」


着地と同時に、地面の石板をスタンドで殴り砕き、
砕いた反動で宙に舞う瓦礫を、一方は座っている男自身へ。
もう一方は移動する敵スタンドの地面との接触面ギリギリに向け吹っ飛ばす。

767翠河:2005/02/11(金) 00:40:40
>>764
「なかなかいけるな・・・・・・・・うん。
 なあ、他に何か食べるものはないか?」

腹が減ってきたかもしれないので聞く。

768MONO:2005/02/11(金) 19:35:26
>>763
「逃げる男……先程のご老人の言葉から察するに……」

『国王を追いかけて、ゼリーを投げ付けるのさ。』

「あれが、この国の『王』か!」

『手袋』──『ザ・グローヴ・パペッツ』を発現し、
手の中の『ゼリー』と癒着させる。
と同時に走り出し、逃げる『赤タイツの男』(国王?)を追う。

769:2005/02/11(金) 23:31:05
>>765
噴水までの距離は、10メートル以上はある。
その間に、障害物となる様なものは見当たらない・・・・・・・・・・・。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
>>766
『アウトフィールド』が、砕けた床の欠片を『吹っ飛ばす』。
 
『ドドドドドドドド・・・・・・・・・・・』
 
次の瞬間、『ホッコマン』の手に『飛ばした欠片』が握られている。
『ホッコマン』が手を離すと、欠片は音を立てて床に落ちた。
 
「言わなかったか?
ここでは、俺が『支配者』だと・・・・・・・・・・・・。
この世界で、『ホッコマン』に勝てる者はいない。」

770:2005/02/11(金) 23:33:21
>>767
「我慢しろ。」
 
パイプを咥えた男が言った。
 
「ゼリーでも食べて、待ってな・・・・・・・・・。」
 
干し肉を噛んでいた男は、そう言って樽の中のゼリーを1つ口に放った。
 
「『水』ならあるぞ・・・・・・・・喉が乾いたから、取って来る。
他に欲しい奴、いる?」
 
扉の近くに立っていた男が、そう言って一同を見渡す。

771翠河:2005/02/11(金) 23:49:50
>>770
「すまんな・・・・・・・俺にも頼む」

男に告げてゼリーを噛み締めた。

772鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/11(金) 23:57:25
>>769
「…………それが限定された空間での力か。引きこもりめ。」

(一瞬で奪ったのか?自身満々でいられたのはそれでか。
 だが生物はさっきの動きを見て直接触れる必要があるようだな。
 触れられてはまずいが………奴の防御は認識したもの限定かどうかだな。)

「この世界の物は駄目なら、元の世界のはどうだ?」

ポケット内の、『元の世界の小銭』を複数男に向けて飛ばす。
『ホッコマン』のこちらに対する動きを警戒しつつ。
まだ自身満々な奴が、受けでいるうちに………本体の持つ瓦礫を……

773:2005/02/11(金) 23:57:31
>>771
男は、1〜2分もすると戻って来た。
盆の上に大ジョッキ程の大きなグラスを5つ乗せており、グラスにはギリギリまで
冷水らしき液体が注がれている。
男達は、各々盆の上からグラスを取ると、喉を鳴らして飲み始めた。

774:2005/02/12(土) 00:06:56
>>772
『バスゥッ!ビシビシ!!』
 
小銭が、男の身体に命中する・・・・・・・・・・男は、押し倒される様に崩れ落ちた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
倒れた男は、見覚えのある顔をしている。
それは、『鏡橋』を案内して来た男だった。
・・・・・・・・・・・天窓のガラスが、割れる音が響いた。
直後、『ホッコマン』の手からガラスの破片が零れる様に落ちた。
 
『ドドドドドドドドドドドドドド』
 
ふと、ロッキングチェアに座っていた男が、静かに立ち上がる・・・・・・・・・・・・

775成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/12(土) 00:07:13
>>764
(『サウナ』ってわけね)

ジョギング中だったのでタオルのようなものをもっていたかどうか探す。

「このサウナは無料なんですかね?」

男に尋ねる。
公衆浴場なのかも。

776:2005/02/12(土) 00:08:13
>>768
『赤いタイツの男』の姿は、みるみる内に彼方へと消えて行った・・・・・・・・・・・・・。
『MONO』が追い掛けようとすると、男の走って来た路地から数人の人々が現れる。
 
「おい、どっちだ!?」
 
「向こうだ、向こう!!」
 
人々は、慌てた様子で叫びながら、『赤いタイツの男』の走り去った方へと走り出す。
それを追う様に、さらに大勢の人々が石畳を踏み鳴らしながら現れた。

777山田『スケーリック』:2005/02/12(土) 00:09:54
>>769
ゼリーを細かく千切り、周囲にバラバラと投げる。
敵がいれば一部のゼリーがぶつかり、その場に落ちると思うので、その場所をさけて噴水へと走る。

778:2005/02/12(土) 00:11:22
>>775
『成崎』は、タオルを持っていなかった。
 
「サウ・・・・・・ナ?何だね?それは。」
 
男は、キョトンとした顔で言った。
そして、『成崎』の返事を待たずに奥の部屋へと入って行く。

779:2005/02/12(土) 00:14:28
>>777
ゼリーを千切っていると、突然腕に叩き付ける様な衝撃が襲った。
持っていたゼリーは、その衝撃で足元に散らばる・・・・・・・・・・。

780成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/12(土) 00:18:25
>>778
「え、そんな事言ったんじゃなくてこの施設の事ですよ」

追い縋るように尋ねる。

781山田『スケーリック』:2005/02/12(土) 00:18:51
>>779
「ぐッ!!」

おそらく近くにいるだろうから、すぐに『スケーリック』で棍棒を振る。
同時に足下のゼリーを見て、『透明なもの』でもあるような部分がないか探す。

782MONO:2005/02/12(土) 00:24:21
>>776
「子供の頃、遠投の成績は良くなかったのだが……行くぞ!」

『ザ・グローヴ・パペッツ』ごと、『ゼリー』を投げる。
『ゼリー』に貼り付いた『手袋』を鳥の羽根のような形に変形させ、
羽ばたかせて『赤いタイツの男』を追わせる。

スタンド使い以外の人々には、ただ『ゼリー』だけが(不自然な飛び方だが)
飛んでいるように見えるだろう。

783翠河:2005/02/12(土) 00:35:29
>>773
盆から水を取った。

「・・・・・・・・・」

しばらく飲まないで男達の様子を見る。

784:2005/02/12(土) 22:35:06
>>780
「寒いから・・・・・・・・・」
 
男は、無情にも奥の部屋に通じる扉を閉めた。
腕がシクシクと痛む・・・・・・・・・。
>>781
『ピシッ・・・・・・・・』
 
『スケーリック』が棍棒を振ると、何かを掠めた手応えを感じた。
足元のゼリーには、何も見当たらない・・・・・・・・・・。
>>782
『MONO』の投げたゼリーは、空中をフワフワと移動して行く・・・・・・・・・・・・。
走っている人々は、それに気付いていないらしかった。
>>783
表面に水滴の浮かぶグラスの中の液体は、よく冷えている様だった。
男達は、各々のペースで水を飲んでいる。
・・・・・・・・・・・・・・特に、異変は感じられない。

785山田『スケーリック』:2005/02/12(土) 22:39:49
>>784
「クソッ、行くしかないな!」

掠ったということはその辺りにいるのだろう。
そこを避けるようにして噴水へ向けて走り出す。

786MONO:2005/02/12(土) 22:53:01
>>784
自分自身も走って追いかける。

787鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/12(土) 22:55:48
>>774
「…………立ち上がるのは、余裕をなくした証拠かな?
 まあ、気をひきしめずに死ぬのは屈辱だろうしね………」

(………やはりこのスタンド、この世界の物なら生物否生物問わずに
 側に出現させれる。スピードは遅いが、逆に自身もどこにでも出現可能
 ………ってことか。)

立ち上がった男、そしてスタンドに警戒しながら、案内した男(まだ生きてるか?)
の側まで走り寄る。そしてこっそり落ちたガラスを拾っておく。

(逆を言えば………『この世界の物以外』は引き寄せられない。
 だから硬貨はこいつで防いだ。…………となれば、打つ手は……。
 
 最初に見たこのスタンドの動き。何かわからないけど、接触を試みていた。
 まだ何か隠された力があるなら、うかつに触れないし………この案内人の側によるのも危険だが……)

788翠河:2005/02/12(土) 23:01:54
>>784
口に含んで噛んでいた(飲み込んでいない)ゼリーを
ポケットから取り出したハンカチに吐き出して包む。

(・・・・・・・鏡橋が戻るまでは、余り寛がない方が良さそうだな)

水の入った器を床に置いておく。

789:2005/02/13(日) 21:40:57
>>785
『山田』は、噴水に向かって駆け出す。
走り出すと同時に、すぐ背後から迫って来る『気配』を感じた・・・・・・・・・・・・・。
>>786
前方に延びる路地は、すでに人々で埋め尽くされていた。
『MONO』は、遥か上空を飛んで行くゼリーを眺めながらも、群衆に阻まれて後を
追う事が出来ない。
『赤いタイツの男』は、見当たらない。

790:2005/02/13(日) 21:41:27
>>787
硬貨を撃ち込まれた男は、虫の息で床に倒れている。
『敵スタンド使い』の男は、持っていた缶をロッキングチェアの上に置くと、椅子の
陰にあった小さなクーラーボックスに手を伸ばした。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『鏡橋』の視界に映る男が、不意に遠ざかる。
すぐ背後には、『ホッコマン』が手を伸ばしていた・・・・・・・・・・・・・。
遠ざかったのは、『鏡橋自身だった』。
 
『ガシィッ』
 
『ホッコマン』に、右肩を掴まれる。

791:2005/02/13(日) 21:42:34
>>788
グラスを床に置くと、それを見た男が口を開く。
 
「おい、飲まないのか?
持って来てやったのに・・・・・・・・・・テメー・・・・・・・・」
 
気が付くと、他の男達も『翠河』を不審気な目で見ている。
周囲の空気が重くなった。
 
「今、ゼリーも吐き出したぞ・・・・・・・コイツ。」

792山田『スケーリック』:2005/02/13(日) 22:14:55
>>789
「……クソッ!」

『スケーリック』で後ろに棍棒を振る。
噴水までの残り距離はどれくらい?

793:2005/02/13(日) 22:37:10
>>792
棍棒を振ったが、今度は空を切っただけだった・・・・・・・・・。
噴水までの距離は、残り約5メートル。

794山田『スケーリック』:2005/02/13(日) 22:46:38
>>793
自分以外の足音がしないか注意しつつ、噴水に向かう。
足音がしてさらに近い位置ならば棍棒を振る。

795MONO:2005/02/13(日) 23:03:32
>>789
「く、遅かったか」
『ゼリー』を掴んだ手袋を自分のところに帰還させる。

796翠河:2005/02/13(日) 23:10:32
>>791
「消化に悪そうだからな・・・・・・・・・『悪かった』な」

悪びれずに言った。
部屋の中の位置関係はどうなっているのだろうか?

797成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/13(日) 23:52:07
>>784
「えっ、ちょっと!」

辺りを見回す。
備え付けのタオルはあるか?

「ふーっ、まぁいいか」

服を脱ぐ。
さっきの男は脱いだ服をどうしていたか?

798鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/14(月) 00:03:17
>>790
「なに………これは!!」

(遠ざかったのは………僕自身?
 いや、まさかとは思うが、能力への考えが正しいなら……
 この部屋そのものを自分の都合のいいようにずらしたのか!)

「掴まれるのは、まずい!!」


スタンドが内部に浸透、あるいはパワーを用いた何かをしてくる前に
『アウトフィールド』で自分自身を『先ほど開けた天窓の穴』に対して吹っ飛ばし
離脱する。掴まれている、自分の上着ごとスタンドを引っぺがして。

(どうせ直撃は無理と思っていたが………
 これでさらにさっき考えていた奴を出し抜く案は使えるはず。
 ………けど、今は流れが悪すぎる。クソッ!!)

ホッコ城上空数十メートルまで飛んだ後、解除と追加的能力を併用して
最初に来た街の外、橋の位置周囲まで飛び、着陸したい。

799:2005/02/14(月) 00:51:00
>>794
『山田』は、噴水へと辿り着く。
いつの間にか足音は消えていたが、人影の無い広場には何者かの気配を感じた。
どこから感じるのかは、分からない・・・・・・・・・・・・。
>>795
ゼリーが、『MONO』の元へ戻った。
群衆は、少しずつ路地の先へと移動して行く。
>>796
男達は、扉の前に立つ『グラスを持って来た男』の周囲に集まる形で立っている。
 
「消化に悪くないよ。
食えよ・・・・・・・・・ゼリーとかよォ。」
 
干し肉を噛んでいた男が言った。
 
「この野郎、俺達をバカにしてるんじゃあないのか?」
 
グラスを持って来た男が、続いて言う。
他の男達は、一様に『翠河』を見つめている・・・・・・・・・・・。

800:2005/02/14(月) 00:51:24
>>797
周囲に、タオルは見当たらない。
  
男の服は、床に置いてあった。
一見して無造作に置かれている様だったが、床には微かな『くぼみ』がある。
服は、その『くぼみ』に置かれていた・・・・・・・・・・・よく見ると、床の全面に等間隔で
微かな『くぼみ』がある。
・・・・・・・・・・・・『成崎』は、服を脱ぎ終えた。

801:2005/02/14(月) 00:52:01
>>798
『グバァァアアッ!』
 
身体を引き離すと、目の前には『鏡橋』が立っていた。
『ホッコマン』は、目の前の『鏡橋』の首を掴む・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
「『海と陸』の割合が決まっている様に━━━━━━━━━━
全ての生物の共有する『魂の数』にも、限りがある。」
 
クーラーボックスから『コカコーラ』を取り出しながら、『本体の男』が言った。
 
「つまり、人口が増え続けると、その分だけ他の生物が絶滅して行く訳だ。
人口の『最大まで増える数』も、『魂の数』を越える事は無い・・・・・・・・・・・・。
だが、もしも━━━━━━━━1人で、『何個もの魂』を所有出来るとしたら。」
 
『鏡橋』は、首を何かに掴まれる感触を感じた。

802山田『スケーリック』:2005/02/14(月) 00:56:33
>>799
(どこだ……どこだ……。
 奴が近づいてこれば、倒す方法はある……!)

周囲を見回し、警戒する。
飛び道具(小石等)になりそうなものはある?

803成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/14(月) 00:59:13
>>800
(これがロッカーか)

そこに服を同じようにおき、一番タオルに見えそうな白いシャツで腰を覆い中にはいる。

804:2005/02/14(月) 01:02:29
>>802
石畳の地面に落ちている物は、見当たらない。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
ふと、何かが『山田』を横切る様な感覚を感じた。
次の瞬間、右肩に衝撃を受ける。
 
『バギャアッ!!』

805:2005/02/14(月) 01:07:59
>>803
シャツを腰に当てて奥の部屋に入ると、熱気と湯気が『成崎』を包み込んだ。
ぼんやりと人影が見え、しばらくすると室内の様子も確認出来る様になる。
どうやら、『敵スタンド使い』のいた部屋と同じ構造らしく、先に入っていた男は
中央の浴槽に足を浸けて座っている・・・・・・・・・・・。
 
「ああ、どうも。」
 
男は、『成崎』を見て言った。
室内に、他の人影は無い。

806山田『スケーリック』:2005/02/14(月) 01:13:10
>>804
「うぐ……おッ!!」
(透明になっても……必ず存在はしている!)

『スケーリック』で男がいると思われる方向にパンチを放つ。
攻撃が成功・失敗どちらでも、噴水の中に入る。

807翠河:2005/02/14(月) 01:15:54
>>799
「アミノ酸には型があって、DだかLの違いで
 摂取しても蛋白質が合成出来ないそうだ・・・・・・・。
 この国のものは、何型なんだろうな・・・・・・・」

肩を竦める。

「バカにしちゃいないさ・・・・・・」

808MONO:2005/02/14(月) 01:19:53
>>700
「まともに追っても、追いつけなさそうだ……」
追うのを諦め、当初の予定通り『塔』の見える方向、
つまり『王宮前の集会広場』方向に向かう。
『ゼリー』は、ポケットにでも入れておく。

809MONO:2005/02/14(月) 01:20:38
>>808アンカーミス
>>799へのレス

810成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/14(月) 14:48:09
>>805
「こんにちは」

男と同じように脚を浸けて座る。

(会話の糸口を……I)

811鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/14(月) 20:11:14
>>801
「ぐおぉ………これは!?」

「僕が目の前に………。いや僕自身の身体なのか!?
 精神と肉体が………分離された!?」

どちらがスタンドを出せるかはわからないが
スタンドで自分の肉体のほうの中指を引きちぎりたい。

魂に決定的な攻撃を食らう前に。男が警戒していない隙に。
精神か肉体か、どちらが実際掴まれているか知らないが、どちらも暴れたい。

812:2005/02/15(火) 00:18:43
>>806
『スケーリック』の攻撃と同時に、『山田』は噴水の中へと飛び込んだ。
 
「クソッ・・・・・・・」
 
飛び散った水飛沫が、近くの空間に阻まれる様に止まる。
だが、それによって分かる『敵の位置』も、飛沫の飛んだ刹那に過ぎなかった。
>>807
「おい、何だって?」
 
男の1人が言った。
他の男達は、先と変わらずに『翠河』を注視している。

813:2005/02/15(火) 00:19:06
>>808
『MONO』は、『橋』を渡って『塔』を目印に歩き続ける。
街に人影は少なく、たまに子供が路地を走って行くのを見掛けた。
やがて、5メートル程の立方体の建造物が建ち並ぶ狭い路地に入る・・・・・・・・・・・
入り組んだ路地を数十分程さ迷った後、『MONO』は広場へと出た。
広大な広場を隔てて、西欧風の宮殿を思わせる建造物がある。
 
見渡す限り、人影は見当たらない。
━━━━━━━━ふと、広場の片隅に1人立っているのに気付いた。
>>810
「さっきの、何でしたっけ?」
 
男が言った。

814:2005/02/15(火) 00:20:16
>>811
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
『ホッコマン』は、首を掴んだままの手で『鏡橋』の身体を引っ張った。
すると、泥の中から宝石を取り出す様に、『鏡橋』の身体から『スタンド』だけが
引きずり出される・・・・・・・・・・・。
『ホッコマン』に掴まれた身体の方は、抜け殻の様に動かない。
 
「『この世界』は、俺達の世界とは違う。
ここで死んでも、君達の『魂』は『君達の世界』へと戻る━━━━━━━━━━
『ホッコマン』を通じてな。」
 
『鏡橋』は、自分が徐々に浮き上がって行くのに気付いた。
天窓の方へ吸い込まれる様に、少しずつ移動している・・・・・・・・・・・・・。

815成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/15(火) 00:22:35
>>813
「いや、僕のクニにも似たような施設がありましてね。
 それは『サウナ』って言うんですよ
 だからついそっちの方が」

正直に説明する。

「いい気持ちですね」

816山田『スケーリック』:2005/02/15(火) 00:29:56
>>812
水の噴出口の側に立つ。
ここなら男が近づいてきたら水がかかり、輪郭が浮かび上がるだろう。

ポケットを探り、残っているゼリーを全て掴む。

817:2005/02/15(火) 00:31:26
>>815
「ええ。」
 
男は、口を閉じた。
しばらくすると、不意に扉が開く・・・・・・・・・そして、2人の男が入って来た。
 
「やあ。」
 
足を浸けていた男が声を掛けると、2人の男も小さく手を上げて答える。
男達は、互いに少し離れて壁際の段に座った。

818成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/15(火) 00:38:34
>>817
「……」

二人に目礼する。
自分はどの辺に座っているか。
はじめの男の正面に座ったつもり。

819鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/15(火) 00:39:26
>>814
「ふん………死後の世界など………どうでもいい………。」

(やられたか………だがお前に全てを従わされるのもお断りだ。)

身体は動かずとも、スタンドは動くだろうか。
抜け殻のようになってる肉体から、指を引きちぎり
そしてそれを最小の動きで、この本体の男に吹っ飛ばしたい。

この世界の全てを操作可能だとしても、元の世界の持ち物は自身の手中に移動できない。
だからコインは案内人で防いだ。ならば男が考える、一見この世界の物質に
見える存在であれば?もしくは……鏡橋自身を掴んでいるのに集中する
この状況であれば?


「この世界は………、多少お前の都合のいいように出来ているみたいだが
 どんなシステムにも穴はある………。
 お前はそれをずっと防げずに過ごせるかな………。波乱もなく……。」

820:2005/02/15(火) 00:39:50
>>816
噴水の中で周囲を伺っていると、男の声が聞こえた。
 
「チッ・・・・・・・。」
 
4〜5メートル離れた場所に、男の姿が現れる。
男は、『山田』を一瞥して広場から走り去って行った。

821山田『スケーリック』:2005/02/15(火) 00:49:11
>>820
「……あ、逃げた。
 まあいいかな」

噴水から出て、周囲を見回す。
ゼリーはポケットに戻しておく。

822:2005/02/15(火) 00:49:24
>>818
入って来た2人の男達は、『成崎』の後ろに陣取っている。
 
「『祭』には、出ないのか?」
 
2人の男の1人━━━━━━━━長身の男が言った。
もう1人、頭のハゲた初老の男が続けて口を開く。
 
「今の国王は、素早いから難しいねぇ・・・・・・・・・。」
 
「そうですね。」
 
『成崎』の前に座った男が答える。

823成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/15(火) 00:52:16
>>822
「……」

先程異国人と言ってもあまり気にされなかったが、
あまりアピールしないほうがいい。
二人の話に耳をすませる。

824翠河:2005/02/15(火) 00:52:21
>>813
「鏡橋の帰りが遅いな・・・・・・・懐柔されたか
 それとも始末されたのか」

立ち上がり、部屋の男達を見回す。

「おい、俺を案内しろ・・・・・・・・・何処へかは判るな?」

825MONO:2005/02/15(火) 01:05:40
>>813
人影を見る。
どのような人物か、見た目から判断したい。

826:2005/02/15(火) 01:16:18
>>819
『鏡橋』は、天窓に向かって昇って行く。
男は、それをコカコーラを飲みながらロッキングチェアに座り直した。
 
「『ホッコマン』が触れても、君達は元の世界へ戻る事が出来る。
だが、こうやって身体を捕まえておけば・・・・・・・・・・・・・衝突した車のフロントガラスから
運転手が吹っ飛ぶ様に、『魂だけが戻る』。」
 
いつの間にか、『鏡橋』の頭上に浮かんだ『ホッコマン』に両腕を掴まれた。
 
「君の『魂』も、俺の力になる・・・・・・・・・・・・・。
最も多くの『魂』を持つ事が、真に世界を支配するという事なんだよ。」
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
『鏡橋』の中指が、痛みも無く千切れた。
━━━━━━━━━━━数多くの生死を乗り越えて来た『鏡橋』の強い『精神力』が、
『アウトフィールド』を突き動かす。

827:2005/02/15(火) 01:16:44
>>821
広場には、相変わらず人影は無い。
遠くの方から、微かな喧騒が聞こえた・・・・・・・・・・・・・・・。
>>823
「西にある『フッホの店』に、『ランドン』が出来たらしい。」
 
「もう、そんな季節か・・・・・・・・・・・今年の『ランドン』も、油が乗って旨いらしい。」
 
「そういえば、『ウーコ』は今年も豊作だった。」
 
男達の話題は、どうやら食べ物に移ったらしい。
『成崎』は、蚊帳の外だった。
>>824
「うるさい、待ってろ。」
 
パイプを咥えた男が言った。

828:2005/02/15(火) 01:19:54
>>825
人影は、『MONO』の方へと近付いて来る。
髪を深紅に染めた日本人らしき女性で、目元に涙型の刺青がある・・・・・・・・・・・。
女性は、両肩の開いた紫色のセーターを着て、裾の広い白のズボンをはいていた。

829MONO:2005/02/15(火) 01:37:01
>>828
「この国の人間ではない、な……日本人か?」

この国の人間でないとすれば、何者か。
スタンド使いであることだけは間違いなかろう。
そして『小太りの男』の仲間か、その話に乗った人間であるとするなら
いきなり襲い掛かってくることも考えられた。

(だが逆に、襲い掛かってこない……味方になりうる人物なら、
こちらから攻撃態勢を取るのもマズイ……であろう、な)

気持ちだけは警戒しながら、女性の接近ぶりを見ている。

830翠河:2005/02/15(火) 01:37:32
>>827
「待っていて来ないから、気にしているんだろうが。
 さっさと案内しろ・・・・・・・」

男達の一人近付いて腕をスタンドで後ろに捻り脅す。

831山田『スケーリック』:2005/02/15(火) 01:59:56
>>827
「あ、そういえば国王を追いかけてるんだった」

喧騒のする方向へ走って行く。
透明になる男を警戒しつつ。

832鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/15(火) 06:09:22
>>826
行動の前に一つだけ重要なことの確認を取りたい。
『案内人の男』の身体は、『アウトフィールド』の届く範囲にあるだろうか。

833成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/15(火) 23:17:38
>>827
(ああ、なんか色んな事が有りすぎて訳がわかんねーな。
 だいたいなぜこんなトコに……)

待機。

834:2005/02/16(水) 00:18:34
>>829
女性は、少し周囲を見回してから『MONO』に視線を戻す。
そして、静かに口を開いた。
 
「『国王』は、もうここにはいない様ね・・・・・・・・・・。」
>>830
「ぎゃあああ!!」
 
腕を捻られた男は、絶叫する。
他の男達は、腰から短剣らしき武器を引き抜くと、『翠河』に向けた。
 
「おい、何をしてる!!」
 
「ホッ殺しちまえ!」

835:2005/02/16(水) 00:19:31
>>831
しばらく走ると、路地を走る人々を見つけた。
路地の端で座り込んでいる者もおり、息切れしながらトボトボと歩く者もいる。
 
『山田』が立っているのは、『橋』を渡った先で分岐した三叉路。
丁度、『敵スタンド使い』と遭遇した辺りだった。

836:2005/02/16(水) 00:20:02
>>832
倒れている男の身体には、『アウトフィールド』は届かない。
 
『ビスゥッ!!』
 
放たれた『指』が、『ホッコマン』の本体に命中する・・・・・・・・・・・・・・。
眉間の辺りに指を食らった男は、何が起こったのか分からない様子で悶絶した。
 
「!!????
ウッギャアアァァ━━━━━━━━━━ッ!!!!
何ッ・・・・・・・・・・何だッ!?
チクショウ、痛ッテぇぇぇぇよォォォォォオオ!!!」
 
ふと、『鏡橋』の身体は上昇するのを止めた。
次の瞬間、中指に激痛を覚える・・・・・・・・・・・・立っているのは、部屋の入り口の扉近く。
『ホッコマン』は見当たらず、目の前では男が叫びながら床に転がっていた。

837:2005/02/16(水) 00:24:15
>>833
「今夜、配給の『ヒュミッツ』を食べるんだ。」
 
「『ヒュミッツ』には、『ホッコ酒』が合うぞ。」
 
「そろそろ、誰か陛下にぶつけたかな・・・・・・・・・・・・」
 
男達の話題は、尽きないらしい。

838太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/16(水) 00:27:59
>>704
「そういやここらへんで配ってたんだよな。
 あれ、どうやったらもらえるんだァ?
 この音楽ってその合図だったりしてな?」
 
キョロキョロとヒュミッツを配っていた建物を探しながら、
音楽の聞こえる方へ歩いていく。

839成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/16(水) 00:31:58
>>837
(ううむ……)

「すいません、『祭り』についてちょっと教えてくれませんかね?
 『ヒュミッツ』や『王さま』についてもできたら」

意を決して尋ねる。

840山田『スケーリック』:2005/02/16(水) 00:33:17
>>835
トボトボ歩いている人に近づいて尋ねる。

「すみません、国王陛下はどの辺りにいるかわかりますか」

841翠河:2005/02/16(水) 00:40:32
>>834
腕を捻った男を盾のように前に立たせながら、部屋の
中の人数を確認する。

「殺されるのはお前らだ。シュミクラども・・・・・」

842:2005/02/16(水) 00:42:09
>>838
歩いている内、音楽が止まった。
『太刀魚』は、入り組んだ路地を抜けて、『橋』から続く大きな通りへと出る。
通りを挟んだ反対側には、平屋らしき石造りの建造物が建ち並び、その間を狭い路地が
通っていた・・・・・・・・・・・・。
 
『ヒュミッツ』を配っていた建物は、見つからなかった。

843:2005/02/16(水) 00:42:25
>>839
『成崎』が口を開くと、室内を沈黙が支配した。
やがて、最初に入っていた男が答える。
 
「『ドゥーノット・カーニバル』ですよ・・・・・・・・・・この国の恒例行事です。」
 
「あんた、『ヒュミッツ』を食べた事無いのかい?」
 
長身の男は、珍しげに『成崎』を見ながら言った。

844:2005/02/16(水) 00:45:08
>>840
「どこかへ走って行ったよ・・・・・・・」
 
話し掛けられた男は、息を切らせながら答えた。
>>841
眼前の男達は、全部で4人・・・・・・・・・・。
男達は、『翠河』を囲む様にジリジリと移動する。

845成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/16(水) 00:48:04
>>843
(気まずッ)

「ええ……、この国には最近来たばかりなもんで。
 お恥ずかしいことです
 それらをぜひ知りたいな、と……」

846山田『スケーリック』:2005/02/16(水) 00:49:22
>>844
「まいったな……。
 再発見できるといいけど」

耳を澄まし、騒がしそうな方向へ小走りで向かう。

847翠河:2005/02/16(水) 01:01:40
>>845
「・・・・・・・ウリャァアアアッ!!」

腕を掴んだ男の体をスタンドで円の軌道を描く様に
思い切り振り回して、囲んでいる男たちを弾き飛ばしたい。
それと同時に、足元に小さな波を作り、それで部屋の
入口まで移動する。

848鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/16(水) 05:20:50
>>836
「ぐっ、ううぅぅぅぅ…………!!
 ………上手くいったが、一発で仕留めきるには辛いか……!」


近づいてトドメを刺したいが……次捕まったらもう同じ手は使えない。
男が平静を取り戻す前に、扉から元のルートを走り、
翠河のいる部屋まで戻る。

851MONO:2005/02/16(水) 20:24:24
>>834
「『国王』なら、あっちをものすごい勢いで通り過ぎていったな。
あれはまともな方法では追いきれん」
女性の会話に呼応する。

852:2005/02/17(木) 00:56:47
>>845
「『ヒュミッツ』は、城の外で獲れる動物でね。
小さいけど獰猛で、今の季節にしか獲れない貴重な食糧なのさ。」
 
『長身の男』は、そう言って『初老のハゲ』を見る。
 
「起きている間に殺すと、肉が不味くなるんだ。
だから、『睡眠薬』で眠らせてから獲る・・・・・・・・・死ぬと臭くなるから、殺すのは食べる前。
料理の直前くらいが良いんだよ。」
 
『初老のハゲ』が言った。
>>846
石畳の崩れた路地を越え、長く横たわった石造りの建造物の前を左へ曲がる。
路地の先は、長く左右に延びた石畳の路地になっていた・・・・・・・・・・・・・・。
人々が、その路地を左から右へと走って行く。

853:2005/02/17(木) 00:57:14
>>847
「ギャア━━━━━━━━━━━ッ!!」
 
「何だ、コイツは・・・・・・・・・!!」
 
振り回された男は悲鳴を上げ、周囲の男達は避ける様に『翠河』との距離を広げる。
『翠河』は、扉の前へと移動した。
>>848
『ドドドドドドドドドドドド』
 
扉の陰から、『ホッコマン』が再び現れる・・・・・・・・・・・・・。
振り返ると、本体の男が顔を右手で押さえながら立ち上がっていた。
 
「どうやら・・・・・・・・・・・君は、ここで始末しておくべきらしい。
『ホッコマン』に『魂』を引きずり出されたまま『スタンド』を動かせる『精神』は、
俺にとって危険だからね。
どうやら、百戦錬磨の『スタンド使い』と言った所か・・・・・・・・・・・・」

854:2005/02/17(木) 00:57:35
>>851
「他の連中は、追って行った様ね・・・・・・・・・・・・。
まあ、何も知らなければ、この国の王が『戻して』くれると考えるだろうけど。」
 
女性は、そう言って『MONO』の来た方向へと歩き始める。

855山田『スケーリック』:2005/02/17(木) 01:09:54
>>852
「ん、こっちか」

人々を追いかけるように走っていく。

856:2005/02/17(木) 01:13:55
>>855
路地を走って行くと、人の波に呑まれる。
先頭は見えず、狭い路地を大勢に囲まれる形で一緒に走るハメになった・・・・・・・・・。
『山田』が停止すれば、そのまま将棋倒しになる勢いで群れは走り続ける。

857翠河:2005/02/17(木) 01:20:57
>>853
そのままスタンドで扉を蹴破り外へ出る。
勿論、腕を掴んだ男も一緒にだ。

「『あの男』とやらの部屋に案内してもらうぞ?」

858山田『スケーリック』:2005/02/17(木) 01:22:28
>>856
「くっそー、人が多すぎるな。
 国王どころか、先頭すら見えないぞ……」

どうしようもないのでそのまま走り続ける。

859鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/17(木) 01:37:06
>>853
(……………ちっ、流石に精神力が強いな。もう立ち直ったか。)

「ふん………。どの道将来的には外の世界も支配したいだろう?
 後々それはさせたくないからな………お前なんかには。」

上着を脱ぎ、スタンドで持つ。

「行くぞ………ホッコ野郎。」


スタンドで、上着を背後の『ホッコマン』に向けてまず吹っ飛ばす。
そして自分は前方側にあると思われる、案内人の身体に向けて大きく跳ぶ。
その身体を、飛び越す勢いがいい。

警戒したいのは、敵スタンドの瞬間移動、そして先ほど食らったこちらの身体の移動技。
考えられるのは……空間そのものを鏡橋だけを残して動かしたか……
もしくは魂そのものを敵スタンドに向けてひきつけた、かだ。
それならば、絶えず進むことと……この一手で…。

860:2005/02/17(木) 01:41:47
>>857
「チクショウ!!早く何とかしてくれッ!!」
 
腕を掴まれた男は、悲鳴を上げて男達に助けを求めた。
『翠河』が扉を蹴破ると、左右に通路が延びている・・・・・・・・・・・。
部屋の中の男達は、後方から隙を伺う様にジリジリと迫って来た。
>>858
数分間走り続ける内に、人々の走るペースは落ちて行った。
『山田』も同様で、その身体に疲労が蓄積されて行く。
群れの中からも徐々に『脱落者』が増え、路地の端で座り込む者が目立ち始める。

861:2005/02/17(木) 01:49:56
>>859
上着を飛ばし、『鏡橋』は目の前に倒れた男を飛び越えた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
直後、『鏡橋』は倒れた男の前に立っている・・・・・・・・・・。
上着も着たままで、背後からは静かに『ホッコマン』が近付いて来ていた。
 
「『ホッコマン』は、この世界の全てを『引き寄せる』。
人間だろうと何だろうと・・・・・・・・・『時間』だろうとな・・・・・・・・・。」
 
『ドドドドドドドドドドドドド』

862翠河:2005/02/17(木) 02:25:56
>>860
「チッ・・・・・・いいかげん教えろよ。
 死にたくないだろう?」

男を盾の様に構えながら、通路を取り合えず右に進む。
通路に出て動けば、おそらく囲みにくいだろう。

863鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/17(木) 03:05:25
>>861
「なるほど………さっきの謎が解けたよ。
 つまりこの世界においては………出来ないことなどないってわけだ。」

先ほど魂ごと捕まる前から握っていた天窓のガラスを
スタンドで静かに持つ。

「………次の2手、これで決めてやる。」

(超絶な能力。限定された空間や魂を吸収してきたからもあるだろうけど
 そんな大技、連続でできるものじゃないはず。
 もしくは……『他の引き寄せと同時には行えない』……か)

ガラス片を、男に向かってまず飛ばす。
時間を戻すことで、ガラスが再び手中に発現した場合、眼前に飛び込み
案内人の身体を男に向けて吹っ飛ばす。

しかし見えずらいガラスで反応が若干遅れる可能性と、『この世界の小物』なことから
一番念頭においてるのは、『ホッコマン自身の手中』にガラスを引き寄せること。

その場合も、同じく前方にある案内人の身体を、男に向けて吹っ飛ばす。
どちらにせよ、使ってくるのは80%『時間戻しと物の引き寄せ』の交互における併用ならば
自分の能力を信じれば打開はできる!

864MONO:2005/02/17(木) 10:20:05
>>854
去ろうとする女を呼び止め、話しかける。
「おかしなことを言う」

「何も知らない者は『この国の王が戻してくれる』と思って追いかける──
つまり、貴女は何か知っていて、
『この国の王が戻してくれると思って』じゃなく追いかけるのか?
結局、追いかけるのか?」

「そんなことより、『小太りの男』を知らないか。
私を、もしかしたら貴女もだが、ここに連れてきたのはそいつらしいのだ。
『この辺りで見かけられたらしい』ということと、
『小太りである』ということと、
『ナメクジみたいな姿をしたスタンドを使う』ことしか解らないのだよ。
安直にここに来てしまったが、やはり当然ながら、ここにはいないようで、困っている」

865成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/17(木) 17:17:57
>>852
「へ〜、『眠ったとき』に殺さないと不味い……
 確かに貴重品みたいな食べ物ですね。
 そんなにおいしいんですか?」

聞いてみる。

866山田『スケーリック』:2005/02/17(木) 18:43:02
>>860
「……ハァ……ハァ……。
 ……よく考えたら、そんな必死になる理由なんてないんだ」

道端で休む。
今どんなところにいるのだろうか。

867:2005/02/18(金) 00:50:11
>>862
「こっちだ・・・・・・・・・・教えるから、早く離してくれ!」
 
男は、左に延びる通路を指差して叫んだ。
部屋から出て来た男達は、『翠河』と距離を取りながら武器を構えている。
>>864
女性は、少しの沈黙の後、ゆっくりと口を開いた。
 
「私は、興味が無いわ・・・・・・・・・・・・国王にも、鬼ゴッコにも。
もう1つの質問には━━━━━━━━━」
 
『ドドドドドドド・・・・・・・・・』
 
ふと、2人の間に濃霧の様な『もや』が漂い始めていた。
 
「何かあった様ね・・・・・・・・・・・・」
 
濃霧に包まれた2人は、すぐに互いを確認出来なくなる。

868:2005/02/18(金) 00:50:54
>>865
「ああ、トロける様な舌触りだよ。」
 
「『煮込めば』だろう?
丸焼きにして、オーソドックスな『ウーコソース』で食べるのもオススメだ。」
 
「私は、カラッと揚げてから野菜に包んで食べるのが好きです。」
 
3人の会話が弾み出す・・・・・・・・・・・・。
室内の湯気で、その姿は徐々にシルエットへと変わって行く。
 
「君は・・・・・・・・・・」
 
誰かが、『成崎』に呼び掛ける・・・・・・・・・湯気は、どんどん周囲を包んで行った。
>>866
路地を外れた『山田』は、公園らしき小さな広場の前で座り込む。
石造りの手摺りがあり、その向こうには遠くの山々が一望出来た。
・・・・・・・・・・・・・・いつの間にか、周囲を濃い霧が漂っている。
霧は、徐々に広がりながら、周囲の景色を白一色に呑み込んで行った・・・・・・・・・・・・・。

869:2005/02/18(金) 00:55:49
>>863
『ドギュ━━━━━━━━━━ン!!』

『鏡橋』は、ガラス片を飛ばすと同時に突進する。 
『アウトフィールド』が飛ばしたガラス片は、そのまま『本体の男』に突き刺さった。
男は、両腕でガードしたまま動かない・・・・・・・・・・・・・・。
 
「小手先の攻撃は、食らってやる・・・・・・・・・・・・・・認めよう、君は強い。
━━━━━━━━だが、『ホッコマン』!!!
このまま引き寄せて、『魂』を引きずり出してやれッ!!」
 
次の瞬間、『本体の男』が遠ざかる━━━━━━━━━
気が付くと、『鏡橋』の首が背後から掴まれていた。
 
『ドグシャアッ!!!』
 
「ぐェッ!!」
 
短い呻き声と共に、吹っ飛んだ男の身体が『本体の男』に命中している。
2人は、そのままロッキングチェアを砕いて壁に叩き付けられた・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『鏡橋』は、自分の身体を見ながら少しずつ意識を失って行く。

870鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/18(金) 01:15:31
>>869
「お前も………ただの引き篭もりとは違ったか……クソ」

(だが『アウトフィールド』の『吹っ飛ぶ力』は
 『対象が完全に破壊されるまで持続』する……。
 このまま壁にめり込んで行くだろうが………根競べでは分が悪い。
 何かもう一発………もう一………)

「………『アウトッ………フィールド!!!!!』」


意識を失いきる前に、スタンドで自分自信の身体を『吹っ飛ばす』。
飛ばす箇所は衣服を含めた全身。
壁に叩きつけられ、未だに押し付けられている二つの身体に、『駄目押しのもう一発』を叩き込む!

当たる瞬間に自分へのパワーは解除するが、その衝撃でこちらも大きなダメージを負うかもしれない。
時間を戻されようが、恐らく本体のダメージは戻らない。
こちらの魂が消滅するまで、成功するまで叩きつける!

871山田『スケーリック』:2005/02/18(金) 01:21:12
>>868
「……これは……!
 同じだ……来たときと同じ!
 も、戻れるのか!?」

そのままじっとしている。

872翠河:2005/02/18(金) 04:13:01
>>867
「嘘だな。逆を教えて逃れようとする魂胆だろう?」

足元に波を起こしてそれに乗り右へ進む。
男は掴んだまま移動する。

873MONO:2005/02/18(金) 10:53:55
>>867
「これは……ここに連れて来られたときと、同じではないか」

「ということは、『小太りの男』の仕業か!」
攻撃を警戒し、周囲を見回す。

874成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/18(金) 17:17:00
>>868
「へぇ〜、聞いてるだけで唾が出てきますね」

(ん? なんか『湯気』が……?
 ちょっと出すぎ……)

「!」

聞き覚えのない声なら

「え、誰だ!?」

と小声で言う。

875:2005/02/19(土) 00:33:04
>>870
いつの間にか━━━━━━━━━━『鏡橋』の意識は、失われていた。
それに気付いたのは、意識を取り戻した後だった。
 
 
目を覚ますと、『鏡橋』は湖畔に倒れていた。
微かに波打つ湖の音が、静かに耳に響いている・・・・・・・・・・・・。
ふと、手に痛みを感じて見ると、中指が無かった。
それ以外にダメージは見当たらず、周囲に『ホッコマン』や奇妙な男達の姿も
確認する事は出来なかった・・・・・・・・・・・・・

876:2005/02/19(土) 00:33:52
>>871
周囲は、完全に濃霧の中に包まれた。
1センチ先の視界すら利かない状態の中、『山田』は事態を伺う。
 
しばらくすると、霧の向こうに微かな影が見え始める。
それは、徐々にクッキリと浮かび上がって来た・・・・・・・・・・・・・それと共に、霧も
薄れて行くのが分かった。
気が付くと、そこは街の中━━━━━━━━━━
ピークを過ぎた湖畔のリゾートには、人影も疎らだった。
勿論、周囲に奇妙な格好の人々は見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・。

877:2005/02/19(土) 00:35:08
>>872
「おい、どっちに進んでるんだ、テメ━━━━━━━━はッ!!!
止まれ、こっちは・・・・・・・・・・・・・・」
 
男が叫んだ。
カチッという音が聞こえたが、それも男の声に掻き消される。
『翠河』が通路を進むと、その先は突き当りをT字路になっていた。
 
『ドヒュッ!!』
 
T字路に差し掛かろうとした時━━━━━━━━━
突然、頭上から無数の短い『石槍』が降った来た。
いつの間にか、周囲に濃霧の様な『もや』が漂っており、『石槍』の落下に気付くのも
遅れてしまった。

878:2005/02/19(土) 00:35:35
>>873
周囲は、すぐに視界の利かない濃霧の中に包まれた。
1センチ先の視界すら利かない状態の中、『MONO』は周囲を警戒する。
 
しばらくすると、霧の向こうに微かな影が見え始める。
それは、徐々にクッキリと浮かび上がって来た・・・・・・・・・・・・・それと共に、霧も
薄れて行くのが分かった。
気が付くと、そこは街の中━━━━━━━━━━
ピークを過ぎた湖畔のリゾートには、人影も疎らだった。
勿論、周囲に奇妙な格好の人々は見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・。

879:2005/02/19(土) 00:36:02
>>874
周囲を包む湯気は、異常な濃さで『成崎』を包み込んだ。
1センチ先の視界すら利かない状態の中、男達の声は遠ざかる様に消えて行く。
 
しばらくすると、霧の向こうに微かな影が見え始める。
それは、徐々にクッキリと浮かび上がって来た・・・・・・・・・・・・・・それと共に、霧も
薄れて行くのが分かった。
すでに、室内の熱すらも感じられず、足を湯に浸している感覚も無かった。
気が付くと、そこは街の中━━━━━━━━━━
ピークを過ぎた湖畔のリゾートには、人影も疎らだった。
勿論、周囲に奇妙な格好の人々は見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・。
『成崎』は、ほぼ全裸の状態で路地の外れに座っている。

880鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/19(土) 00:41:14
>>875
「う、………くっ。
 ここは…………?」

立ち上がり、湖畔に沿って歩く。
誰か他に人間はいないだろうか。

「………奴はどうなった。翠河は………まだ向こうか?
 くそ、記憶がはっきりしないが。戻ったのかこれは。」

ポケットの中に、突っ込んでいた『ゼリー』はあるだろうか。

881MONO:2005/02/19(土) 00:42:14
>>878
「戻って……これたのか?」
周囲を見回す。
この場所に見覚えはあるだろうか?

882翠河:2005/02/19(土) 00:56:52
>>877
「罠か・・・・・・・ッ」

迫る石槍を見た。
回避して逃げるのもままならないだろう。
だが、スタンドを自分の体に重ねる。
それだけで、スタンドに接触する石槍は『波』と化して被害を与える事は無い。

883山田『スケーリック』:2005/02/19(土) 01:01:31
>>876
「……戻った……よな?」

この街は『ホッコ王国』の街とは別物だろうか?
念のため、近くの人には警戒しておく。

884成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/19(土) 20:44:19
>>879
「うわ、この湯気ヤバくないか?
 って、え!!
 戻れたのかッ! よっしゃ!
 良かった――ッ!」

喜ぶ。 全裸で。
そのことに気付き、壁か何か石を『消しゴム』化。
練り消しの布の様にしてズボンを作り、シャツを着る。

885:2005/02/19(土) 23:25:10
>>880
歩いて行くと、やがて『貸しボート』の停泊しているのが見えて来る。
その近くに小屋があり、若い男が1人立っていた。
 
ポケットの中には、『ゼリー』が1つ入っている・・・・・・・・・・・・・。
>>881
周囲を見回すと、今いる場所が『MONO』の訪れていたリゾート地である事に
気付いた・・・・・・・・・・・・・・変わった様子は無く、人通りは疎らだった。

886:2005/02/19(土) 23:25:48
>>882
『石槍』が、降り注ぐ・・・・・・・・・・・・。
捕まえていた男は、一瞬で身体中を貫かれ、血まみれの肉塊と化した。
『グリーン・リヴァー』によって身体を覆った『翠河』も、手足に数本の『石槍』の
ダメージを負った。
周囲を包む『もや』は、さらに濃く広がり始めており、何故か周囲の音も遠ざかって
行くかの様に感じる。
>>883
街は、『ホッコ王国』では無さそうだった。
人の通りは疎らで、ラフな服装をした者が目立つ。
>>884
『成崎』は、その場で衣服を仕立て上げる。
大きな動きをすると崩れる為、太極拳の様にスローな動きをしなければならなかった。

887太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/19(土) 23:26:53
>>842
「完全に迷ったよ!俺何やってんだよ!」
 
建造物の窓があるなら中を覗いてみる。
人影や物音があるならそちらへ行く。

888山田『スケーリック』:2005/02/19(土) 23:28:58
>>886
「すみません。
 えーと、この街の地図ってどこ行けば見られるか分かりますか?」

近くの人に尋ねる。

889翠河:2005/02/19(土) 23:29:54
>>886
「グゥッ・・・・・・・致命傷は避けられたか・・・・・。
 これは、どうなっていくんだ?」

周囲を見回しながら、状況の変遷を警戒しておく。

890鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/19(土) 23:37:59
>>885
貸しボート屋の男に街までの方向を聞く。

「それと………『ホッコ』っていう国はどっちの方角にあるか知ってるかな。」

891MONO:2005/02/19(土) 23:43:54
>>885
「私の与り知らぬ所で、誰かが上手いことやってくれたという事だろうか……」
もはや散歩という気分でもないので、宿泊先に戻りたい。

892成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/20(日) 00:00:45
>>886
「で、ここはどこだ」

辺りを見回す。

893:2005/02/20(日) 00:14:21
>>887
建造物には、窓の代わりに吹き抜けの小さな穴が空いていた。
覗き込もうとすると、不意に足音が近付いて来るのに気付く・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
見ると、『刀』を持った黒人が迫っていた。
>>888
話し掛けたのは、地元の若者らしかった。
地図を売っている場所は、知らないと答えた。

894:2005/02/20(日) 00:14:49
>>889
周囲は、完全に濃霧の中に包まれた。
1センチ先の視界すら利かない状態の中、『翠河』は事態を伺う。
 
しばらくすると、霧の向こうに微かな影が見え始める。
それは、徐々にクッキリと浮かび上がって来た・・・・・・・・・・・・・それと共に、霧も
薄れて行くのが分かった。
気が付くと、そこは街の中━━━━━━━━━━
ピークを過ぎた湖畔のリゾートには、人影も疎らだった。
勿論、周囲に奇妙な格好の人々は見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・。
>>890
若い男は、湖の反対方向を指差した。
その先には、街並みが広がっている。
『ホッコ』については、何も知らない様だった。

895:2005/02/20(日) 00:15:21
>>891
『MONO』は、夢現の心地のまま宿泊先のホテルに戻った。
部屋に戻った頃には、少しずつ現実感と安堵感を認識出来る様になって来る。
そして、二度と━━━━━━━━━━
『ホッコ王国』に流れ着く事は無かった。
 
 
→THE END
>>892
周囲を見回すと、今いる場所が『成崎』の訪れていたリゾート地である事に
気付いた・・・・・・・・・・・・・・変わった様子は無く、人通りは疎らだった。

896鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/20(日) 00:23:33
>>894
(やはり帰ってきたのか。
 あいつを倒したから……?
 だけどまだ、あっちのゼリーは確かにここにある。)

「翠河……いや誰でもいいか。
 誰かいるかもしれないな………一人だけ戻れたわけじゃないなら」

湖畔を沿って歩きながらでも街までは向かえるのだろう。
(ボート屋の男に半日以上かかるとか言われたら困るけど)
誰か、同じように訝しげに周囲を見回している人間と出会えるかもしれない。

897翠河:2005/02/20(日) 00:24:37
>>894
「元の世界に戻ったのか・・・・・・?」

石槍で負った怪我に対して簡単な止血をしたい。
それが済んだら地元の病院へ行く。

898山田『スケーリック』:2005/02/20(日) 00:35:07
>>893
若者に礼を言ってその場を離れる。

「さて、どうするかな」

とりあえずぶらぶらと歩き回る。

899太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/20(日) 00:46:37
>>898
「いい加減にしてください僕がなにやったっていうんディスカーッ!」
 
黒人に追いつかれる前に屋根まで続く『階段』を作り出し、
一気に屋根まで駆け上がる。

900成崎『ヘッドレス・ハウスホールド』:2005/02/20(日) 01:03:07
>>895
「マジで戻れた。
 誰かの『スタンド能力』だったのか?」

とりあえず家に戻って服を着たい。
あと病院で傷の手当てを。

901:2005/02/20(日) 01:45:31
>>896
思惑とは裏腹に、『鏡橋』は数分で街の中へと入る。
誰に出会う事も無く街に入ると、街並みも閑散として人影も疎らだった。
そこは、『鏡橋』が最初に訪れていたリゾート地の様だった・・・・・・・・・・・・。
 
『ポタッ』
 
ふと、足元に何かが落ちる。
見ると、手からゼリーが零れ落ちていた。

902:2005/02/20(日) 01:45:55
>>897
手足の傷口は、肉が抉れて派手に出血していた・・・・・・・・・・・・。
『翠河』の意識は、病院を求めて街を歩く内に、少しずつ薄れて行く。
そして、次に気付いたのは、病院の一室━━━━━━━━━━
路上に倒れている所を、運ばれたとの事だった。
 
『翠河』の手足からは、正体不明の細菌が検出された。
傷口は塞がっていたが、細菌によって身体は蝕まれ、『翠河』は三日三晩高熱に
苦しむ事になる・・・・・・・・・・・・・・・。
数日後に熱は引いたが、その身体は車椅子での生活を余儀無くされた。
『翠河』は、リハビリを続けながら、『ホッコ王国』での出来事を思い出す。
 
 
→THE END

903:2005/02/20(日) 01:46:19
>>898
『山田』は、『ホッコ王国』での記憶も冷めぬまま現実へと引き戻された。
夢現の気分も、日を追う毎に薄れ━━━━━━━━━━
『山田』が王国へと再び流れ着く事は、二度と無かった。
>>899
『太刀魚』が屋根に上ると、黒人は走ったまま石畳に『刀』を突き立てた。
同時に、その刀身が伸びる・・・・・・・・・・・・・・。
黒人は、『棒高跳び』の要領で地面を蹴ると、一気に『太刀魚』の頭上へと飛んだ。
 
「WRYYYYYYYYYYY!!!」
 
刀身が、元に戻っている事に気付く・・・・・・・・・・・・黒人は、上から刃を振り下ろした。

904:2005/02/20(日) 01:46:38
>>900
『成崎』は、夢現の心地のまま宿泊先のホテルに戻った。
部屋に戻った頃には、少しずつ現実感と安堵感を認識出来る様になって来る。
そして、二度と━━━━━━━━━━
『ホッコ王国』に流れ着く事は無かった。
 
 
→THE END

905山田『スケーリック』:2005/02/20(日) 01:48:15
>>903
THE ENDですか?

906鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/20(日) 01:50:01
>>901
「溶けたのか……?
 これは………それほど惜しいものでもなかったが」

落ちたゼリーを観察する。
なお右手は中指がまだ痛いので、ゼリーは左手で持っている。

907山田『スケーリック』:2005/02/20(日) 01:56:28
>>903
「なんだったんだ……?
 ま、いいか。
 生きてるんだし」

908『Build An Arc』:2005/02/20(日) 02:11:55
>>907
テーブルと椅子のあるだけの、薄暗い小部屋━━━━━━━━━━━
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
テーブルの上に、1枚のカードが置かれていた。
 
『Outflow』・・・・・・・・・種類は、『Build An Arc』。
頭から煙の様なものが流れ出ている絵が、描かれていた。
 
『Target experience deprives.』
 
 
→THE END

909太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/20(日) 02:12:51
>>903
「ちょっ待っ俺何もしてねーじゃんかよおおお!!」
 
足元から『滑り台』状に幻覚を作り出し、体を丸めて後ろへ倒れる。
そのまま後ろにそれた瞬間に『滑り台』を消し、仰向けに寝た状態から
足を振るって飛び起きる要領で黒人にスタンドキックを入れたい。

910:2005/02/20(日) 02:14:13
>>906
ゼリーは、地面に落ちてプルプルと震えていた・・・・・・・・・・・。
『鏡橋』が顔を近付けると、ゼリーの中に影の様なものが見える。
 
『ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・』

911鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/20(日) 02:19:18
>>910
「…………なんだ?
 ゼリーに影が………これは………」

一瞬脳裏にあの王国、王宮の外見、王の態度、
そしてあのスタンドが浮かぶ。
ゼリーを覗く。

912:2005/02/20(日) 02:20:48
>>909
『ギャイィン!!』
 
『刀』は、『太刀魚』を掠めて屋根に叩き付けられる。
黒人が屋根に着地した直後、『ナイトメア・プロフェシー』が蹴り込んだ。
 
『バギャッ!』
 
蹴りが、黒人を捉える・・・・・・・・・・・後方に仰け反ったが、その場に踏み止まった。
口から流れた血を軽く拭った黒人は、再び『刀』を構え、距離を詰めて来る。

913太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/20(日) 02:31:15
>>912
「そのまま落ちるべきだろ普通!!」
 
スタンドを構えながら『壁』を黒人の前に出現させ、
その『壁』につながった状態で『壁』から少し離れたところに『自分』の姿も同時に作り出す。
本体は、『壁』の横ギリギリに伏せるようにしゃがみこんでおく。

914:2005/02/20(日) 02:32:38
>>911
ゼリーの中の影は、微かに蠢いていた。
『鏡橋』が覗き込むと、いつの間にか影は見当たらなくなっている。
 
『ドドドドドドドドドドドドドドドドドド』
 
回り込むと、ゼリーの死角に『穴』が空いている。
まるで、『中から』崩した様に見えた・・・・・・・・・・・。
ゼリーは、力尽きた旅人の様に、それ以上はピクリとも動かない。

915:2005/02/20(日) 02:37:52
>>913
『ドヒュッ!!』
 
刃が空を切る音が、『太刀魚』の全身に響いた。
黒人は、『刀』を振り回して所構わず斬り付けて行く・・・・・・・・・・・。

916鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/20(日) 02:40:13
>>914
「……………穴が。これは……
 何かが出た痕なのか?」

ゼリーを掬って立ち上がり、ゼリーの穴が開いた方向を見る。
何か周囲にいるだろうか。

917太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/20(日) 02:46:42
>>915
(焦るな俺ここでしくじったら死ぬぞ俺!)

『自分の幻影』の方へ小石を投げ、物音を立てる。
黒人が『壁』から出てきて、『自分の幻影』へ切りかかった瞬間に
後ろからラッシュをぶち込む。

918:2005/02/21(月) 00:27:06
>>916
ゼリーは、内側から崩されていた。
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・』
 
━━━━━━━━━ふと、地面に点々と続く跡に気付く。
それは、小さな・・・・・・・・・・・ネズミか何かの『足跡』らしい。
だが、その形は明かに『人間の足』に見えた。
足跡は、真っ直ぐ続いている。
>>917
小石を投げたが、黒人は壁から出て来ない。
ふと、『刀』を振り回していた手も止まる・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドドドドドドドドド』
 
『太刀魚』の頭上を、影が覆った。

919鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/21(月) 00:30:07
>>918
「ゼリーの中から………小人?
 最初から居たのか?いや………」

足跡を追ってみる。
多少の警戒は続ける。

920太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/21(月) 00:39:29
>>918
『自分の幻覚』を、離れたところから今自分がいたところへ、
ポーズも『背中を袈裟切りにされて倒れている』にして
壁の反対隅へ転がり逃げる。

921:2005/02/21(月) 00:50:22
>>919
足跡を辿って行く内に、それが少しずつ『大きくなって』いる事に気付いた。
やがて、足跡は路地の角を曲がる。
すでに、その大きさは普通の人間に近くなっていた・・・・・・・・・・・。
>>920
『太刀魚』が壁を通り抜けると同時に、何かが上から落ちて来るのを感じた。
壁の向こう側に転がった『太刀魚』の前に、同じく壁を通り抜けて黒人が現れる。

922鏡橋『アウトフィールド』:2005/02/21(月) 00:54:21
>>921
「………………。」

とある予感が頭に浮かぶ。
そして路地を曲がる。
ところで、この辺りの路地には石ころは落ちているだろうか。

923:2005/02/21(月) 01:05:52
>>922
路地の端には、至る所に小石が転がっている。
だが、ゴミは1つも無かった。
 
『ドドドドドドドド━━━━━━━━━』
 
路地を曲がると、細い道が隣の大きな通りへ続いている。
通りには、『鏡橋』の歩いて来た路地よりも多くの人が行き交っていた。
『足跡』は、それに溶け込む様にして通りへと続いている・・・・・・・・・・。
人通りに掻き消され、これ以上の追跡は出来ない。
━━━━━━━━━━『鏡橋』は、何か不吉な予感を感じていた。
 
 
→THE END

924太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/21(月) 01:15:11
>>921
『壁』と『自分』を消し、黒人の頭上まで埋まる
石で出来た『スロープ付き立方体』を作り出す。
スロープは湾曲しながら相手の頭上まで伸びており、そこへ最短へ登りあがる。
『立方体』は密度があり、幻覚なので黒人に影響はないが
『かべのなかにいる』状態で視界は0。
登った瞬間に立方体を消し、相手の脳天目掛けて飛び込みながらダイブラッシュ。

925:2005/02/21(月) 01:30:35
>>924
スロープを駆け上がると、『刀』が空を切る音が聞こえた・・・・・・・・・・。
『幻覚』が消えると、下には周囲を見回す黒人がいる。
『太刀魚』が飛び込むと、黒人は頭上を見上げて『刀』を構えた。
 
『ギャイン、ギャイン!!』
 
『ナイトメア・プロフェシー』の拳と、黒人の『刀』が激しく火花を散らす。
そして、次の瞬間━━━━━━━━━━
 
『バギィ・・・・・・ン!!』
 
『刀』を砕き折り、『ナイトメア・プロフェシー』の拳が黒人を捉えた。
 
『ボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴォッ!!!』
 
黒人は、屋根の上から吹っ飛ぶ。

926太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/21(月) 01:35:58
>>925
「おっとまちやがれ、まだ死んでねえよな!?」
 
屋根の淵へかけより、下へ落ちた黒人を確認しに行く。
落ちたあとでまだ動いているようなら下へ続く『階段』を作り
下へ降りていく。

927:2005/02/21(月) 01:42:20
>>926
ふと、周囲を濃霧が包み始めている事に気付く・・・・・・・・・・・・。
屋根の下を見ると、すでに下が確認出来ないまでに霧は濃くなっていた。
 
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
濃霧は、景色だけで無く音すらも飲み込んだかの様に、『太刀魚』の周囲に
広がっている。

928太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/21(月) 01:43:39
>>927
「な、なんだこりゃ」
 
突如沸いてきた霧に、周囲を見渡す。

929:2005/02/21(月) 01:51:02
>>928
周囲は、完全に濃霧の中に包まれた。
1センチ先の視界すら利かない状態の中、『太刀魚』は事態を伺う。
 
しばらくすると、霧の向こうに微かな影が見え始める。
それは、徐々にクッキリと浮かび上がって来た・・・・・・・・・・・・・それと共に、霧も
薄れて行くのが分かった。
気が付くと、そこは街の中━━━━━━━━━━
ピークを過ぎた湖畔のリゾートには、人影も疎らだった。
勿論、周囲に奇妙な格好の人々は見当たらない・・・・・・・・・・・・・・・。

930太刀魚『ナイトメア・プロフェシー』:2005/02/21(月) 01:54:55
>>929
「元の街…か?さっきの黒人は?なんでここいるんだ俺?
 意味わかんねえええええええッ」
 
周囲にいる人に、話しかけてみよう。
 
「すいません、ちょっと今迷っちゃったんですが、
 ここって○○(最初にいた街)ですよね?」

931:2005/02/21(月) 01:59:39
>>930
通り掛かった男に尋ねると、『太刀魚』は最初に訪れた湖畔の街にいる様だった。
現実へと引き戻された『太刀魚』は、夢現のまま日常に帰還する。
そして、日を追う毎に記憶は薄れ━━━━━━━━━━
『太刀魚』が王国へと再び流れ着く事は、二度と無かった。
 
 
→THE END

932:2005/02/21(月) 02:08:54
『ホッコ王国』は、確かに存在した。
だが、それは決して交わる事の無い『別の宇宙』・・・・・・・・・・・
ホッコ暦901年、現国王は1人の若い男に王位を譲った。
 
 
『ソード・エイジ』(本体の名は、『マルコム』)
『ホッコマン』(本体の名は、『ボジョレー』)
                   ・・・・・・・・・『再起不能』
 
『鳴海 成美』(人知れず死亡)

933:2005/02/21(月) 02:09:37
『王国の過ごし方』
               →THE END

934:2005/02/22(火) 02:01:57
『ホッコ王国』の街角で、どこからか流れ着いた1人の吟遊詩人が歌っていた。
その詩は、どこか悲しい・・・・・・・・・・・異国の旅人を、歌ったものの様だった。

935:2005/02/22(火) 02:08:49
『山田 太郎に捧ぐ詩』
 
ゼリーの輪舞を踊ろう 墓地から抜け出して
たった1人で踊ろう たった1人の邪魔者をやり過ごして
賢明で透明な男と男は 家路を急ぐ子供の様に走る
霧の向こうで 2人で踊る
どちらか1人が ナイフを心臓に突き立てるまで
 
 
行動力:D 達成度:D 戦略性:C 総合評価:D

936:2005/02/22(火) 02:09:34
『鏡橋 雄一に捧ぐ詩』
 
2つの歯車が噛み合って 2人の舞踏は、加速する
鼓動のリズムに合わせて キツツキの巣を覗きに行こう
フクロウの王を見つけ出せば きっと、帰り道を教えてくれるから
魂のリズムを見つけて フクロウの卵を割りに行こう
1つでも残してしまうと 地獄を連れて戻って来る
 
 
行動力:B 達成度:B 戦略性:C 総合評価:B

937:2005/02/22(火) 02:09:53
『鳴海 成美に捧ぐ詩』
 
霧の中、君を連れて進む 振り返ると、君はいない
死神に手を引かれて行ったのだろうか? それとも、天使が迎えに?
君の残したスープは もう冷めてしまった
 
 
行動力:C 達成度:E 戦略性:? 総合評価:E

938:2005/02/22(火) 02:10:42
『黄連寺 恋次に捧ぐ詩』
 
最後の馬を奪われた男 死神の鎌が追って来る
残った足は、2本だけ 出会った男と合わせて4本
助けを求めた屑殺場で 豚と合わせて、足は14本
豚は、ブーブー鳴くばかり 5匹と2人は籠の中
籠を覗いた屑殺主は 7匹をチョッパーで真っ二つ
 
 
行動力:C 達成度:D 戦略性:D 総合評価:D

939:2005/02/22(火) 02:12:00
『黄連寺 恋次に捧ぐ詩』
 
最後の馬を奪われた男 死神の鎌が追って来る
残った足は、2本だけ 出会った男と合わせて4本
助けを求めた屑殺場で 豚と合わせて、足は14本
豚は、ブーブー鳴くばかり 5匹と2人は籠の中
籠を覗いた屑殺主は 7匹をチョッパーで真っ二つ
 
 
行動力:C 達成度:D 戦略性:D 総合評価:D

940:2005/02/22(火) 02:13:28
『上村 晃に捧ぐ詩』
 
霧の中 失った心を埋める出会い
屑殺場に引かれて 残ったカードを、もう1枚
そして、再び屑殺場へ 血の記憶すらも見届けないまま
 
 
行動力:C 達成度:C 戦略性:D 総合評価:D

941:2005/02/22(火) 02:14:18
『株 えねまに捧ぐ詩』
 
好奇心が疑問に変わり 疑問が男を苦しめる
答えを求める男の旅が たった1つの真実
問い掛けた疑問の輪は 時間と共に男の首を締め上げる
自分の仕掛けた絞首刑
 
 
行動力:C 達成度:E 戦略性:D 総合評価:D

942:2005/02/22(火) 02:14:47
『MONOに捧ぐ詩』
 
遠い街で食べた 思い出のあの味
がむしゃらに走った道 出会いと別れ 今は、全てを忘れよう
ゼリーの輪舞 ペースは倍速で
霧が出て来る前に もう質問をしなくてもいい様に
 
 
行動力:C 達成度:D 戦略性:C 総合評価:C

943:2005/02/22(火) 02:15:21
『ダヴァロスに捧ぐ詩』
 
処刑台の前に佇む 薄っぺらの自分にガッデム
流されて出会ったのは 水よりも透明で、女よりも変わる男
何気無い言葉が 男の真実
それを聞き漏らした 薄っぺらの自分にガッデム
 
 
行動力:C 達成度:E 戦略性:C 総合評価:D

944:2005/02/23(水) 00:51:24
『ス・カンクに捧ぐ詩』
 
毒見をさせよう 舌踊る至福の味
穴の中を覗こう ギロチン仕掛けの処刑台
ストンと落ちて ゴロリと転がる 一度覗けば出られない
ピーピング・トム 死神のコート覗いた
 
 
行動力:B 達成度:D 戦略性:C 総合評価:D

945:2005/02/23(水) 00:52:19
『成崎 嬰に捧ぐ詩』
 
玉に映える血の赤 記憶を紡ぐのは、色あせた手に残る傷だけ
白の熱 身体を焼くのは、疑念と焦燥?
脈打つ鼓動が 振り上げた拳が ジリジリと僕を焦がす
それを噛み締める様に 今は、まだ動かない
旅立ちの鐘の音を待ち続けて もう残された時間は、白く濁って行く
 
 
行動力:C 達成度:D 戦略性:C 総合評価:C

946:2005/02/23(水) 00:58:17
『翠河に捧ぐ詩』
 
見知らぬ旅人 逃げ足のスピードは、波乗りのイメージで
さ迷う2人 王様のゼリーは、コウン色のカーニバル
駆け出そう 隣の男を捕まえて 踏み固められた道を選び出して
そして、槍の雨の中で 家の灯りが見えて来る
 
 
行動力:C 達成度:C 戦略性:C 総合評価:C

947:2005/02/23(水) 01:03:16
『太刀魚に捧ぐ詩』
 
秘密のヒュミッツ 小さいけれど、厄介
狂ったサーベル 鋭く伸びて、獲物を狙う
もう祭の時間は、終わってしまった それでも夜は長い
暗いカーテンを開けて 太陽の光を引き込んだ
朝露は、霧になって 帰路を導く
 
 
行動力:C 達成度:D 戦略性:B 総合評価:C


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