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青少年有害社会環境対策基本法について

1いかみ:2002/03/27(水) 02:30
『偶』として、どのような対応をとるべきでしょうか。
皆さまのご意見をお聞かせください。

2くどう:2002/03/27(水) 08:02
>いかみさん
リンク先のさらにリンク先の記事をざっとですが、全部目を
通しました。推進議員の中には馳浩なんて名前もありますね。
プロレス興行が「有害」になるのかどうか、彼はどう考えて
いるのでしょう。

反対アピールを載せることについては異存ありません。
どういう文章にするのか、それを考える必要はあると
思いますが。提案としては、「反対です」とだけ
言えばいい、と思います。法律の制定阻止に対してさらに
具体的な行動を起こすことについては、いかみさんは
どうお考えでしょうか。今国会での法律制定の阻止を
目的とすべきだ、とお思いになりますか。

実は、僕はすでに成立後のことを考え始めてはいるのですが。
仮に今国会では成立しないとしても、そうした法律が成立した
場合のことは、個人的にはいろいろこれまでも考えてはいたし、
考える必要がある、と思ってきましたから。

いかみさんが事前と事後に関して、何をどう考えているのか、
それをもう少し詳しくお聞きしたい、と思います。そのうえで、
僕の考えを述べる、ということでいいでしょうか。

3いかみ:2002/03/27(水) 23:32
実はまだ情報を収集している段階なので、
私個人の詳しい意見については、二〜三日ほど待って下さい。
現時点で何も考えていない訳ではないのですが、
この件に関しては、不用意なことは書きたくないので。

ただし、現時点で書けることも幾つかあります。
長文になると「省略」されてしまうので、項目ごとに分けて書きます。

4<削除>:<削除>
<削除>

5いかみ:2002/03/28(木) 00:19
>具体的行動について
以下のことは私個人の乏しい経験から申し上げるのですが、
いわゆる「草の根」レベルでの政治運動においては、
ただ他人を説得できるような言説が吐ければ良いという訳ではなく、
労多くして実り少ない地味な作業にも時間を費やさなければなりません。
どんなに優れた演説家を立てたところで、後者を欠いた運動は成立しません。
そのようなことを考えた場合、現在の私には、
残念ながら「責任を持って」運動に従事する余裕はありません。

今の私が果たしうるのは、サイト運営者としての責任のみです。
サイト運営者としては、サイト上に反対アピールを載せること、
さらには、意見を同じくする他サイトと「リンク」という形で連帯することが、
現時点で為しうる最善の行動ではないかと思います。

6くどう:2002/03/28(木) 00:21
了解しました。ところで他の方はまだ掲示板をご覧になって
いないのでしょうか?関心が無い、ということはないように
思うのですが……。僕も不用意なことは書きたくはないので、
そうだというのであれば、そのことだけでも、書きこんでみては
どうでしょうか。

7くどう:2002/03/28(木) 00:22
>>6 は、>>3 に対してのレスです。

8なかやま:2002/03/28(木) 00:30
私も反対アピールをすることに異論はありません。
「表現の自由」,chilling effectという観点からして、問題のある法案
では無いでしょうか。特定目的を意図とした法律も、あらゆる人に適用
されることを忘れてはならないですよね。その観点から問題の多い法律
は多いのですが、青少年有害社会環境対策基本法(長い名前だ…)に関する
論点がぼやけてしまうので、それはまた次の機会にします。

9いかみ:2002/03/28(木) 00:41
>成立後について
『偶』はアダルトサイトでもアングラサイトでもありませんし、
何らかの政治色を明確に打ち出している訳でもありませんので、
件の法律が制定されたところで、何らかの規制を受ける可能性は少ないでしょう。

とはいえ、既に「bbs@goutweb」で書いた通り、
『偶』がインターネットを利用した表現活動の場である以上、
この問題に関しては常に「当事者」であることを免れないと思います。
仮に法律が制定された場合、『偶』として何を為すべきかについて、
まだ具体的なプランがある訳ではないのですが、
ただ一つ明確なのは、「何も為さない」という選択肢はないということです。
サイトとして反対するか否かについては、私個人の意見では決定できませんが、
仮に「サイトとしては反対しない」という結論が出た場合でも、
そのような結論に至るまでの過程は公開すべきだと思います。
(つまり、公開しうるレベルで議論を行うべきだということです)

10いかみ:2002/03/28(木) 00:44
すみません。ダラダラ書いている内に分断されてしまいました。
3・5・9のレスは連続しています。
4は、3の内容が二重投稿になってしまったので削除しました。

11くどう:2002/03/28(木) 01:25
>>5
現実的な選択であると同時に、責任のある対応だと思います。
今、できることをしましょう。

>>9
これについても異論はありません。きわめて正当な意見だと
思います。『偶』として何を為すべきかについては、僕も
今は具体的なプランはありません。ただ、僕個人としては、
成立後に何が可能か、誰とともにならそれがやれるか、と
いうことは、それなりに具体的に考えています。ムーディーズ
あたりが、法律の成立を理由に日本の格付けを引き下げる、と
でも言わない限り、ほぼ今国会での成立は確実なのでしょうから、
成立後には、どこまでやれるかわかりませんが、いろいろなひとに
相談しながらやれることをやろう、と思っています。

12おざき(1):2002/03/28(木) 11:07
 どうも、おざきです。いかみさんの「法案反対アピール」についての
意見に賛成します。個人的にはメディア規制3法案(個人情報保護法、
人権擁護法、青少年有害…)すべてバカげたものだと思いますが、より
ネット上の言論にとって切実だという理由で、「偶」では青少年有害
社会環境対策基本法に焦点をしぼるのがよいと思います。
 ただし、少しだけ提案をさせて下さい。反対アピールを出す場合、
1)法案の原文が読めるようなリンクをつける(反対者による要約文
より、こちらの方がフェアだと思います) 2)「自民党の提出だか
ら」「○○政治家の力が働いている」というような言い方ではなく、
そもそも言論を「有害」「無害」と線引きしようとするナンセンスを
正面から問題にするような文面にする(これは「偶」の人たちには
あえて申し上げるする必要もないことでしょうが)、ということです。

13おざき(2):2002/03/28(木) 11:23
 いかみさんのおっしゃる通り、ものすごい勢いで進む法案成立への動き
に対抗するなら、法案を読み込んだり過去の経緯を調べたり、それこそ
「地味な作業」が必要になると思います。残念ながら僕たちにその十分な
時間はないかもしれません。一方で、今回のむちゃな法案と同様の動きは、
これまでに「有害図書規制条例」などの形で「局地戦」としては起きてい
たもの、つまり従来から存在していた思想だとも思います。
 個別の条文を点検していく地味な作業も必要でしょうが、「偶」として
はむしろ、こうした規制という考え方の「不健全さ」や、ポルノグラフィー
の存在意義などについて別の角度から(書評などの形で?)踏み込んでいく
ことは考えてもよいのかと思います。こうした問題については、ソンタグ
「ポルノグラフィー的想像力」などのようにすでに優れた論考が存在して
います。とりあえず反対アピールを出したうえで、参加者がそれぞれ問題
意識を持って日々の書き込みなどで発言して下されば、と思います。

14いかみ:2002/03/28(木) 12:09
皆さま、書き込みありがとうございます。
これまでの意見を参考に、次のようなプランを考えました。

1)トップページに反対アピールを掲載する。
2)反対声明を文章の形で作成し、掲載する。
3)青少年有害社会環境対策基本法に反対するサイトのリンク集に参加する。
4)情報(法案原文、これまでの経緯、反対意見、賛成意見etc.)を
  総合的に閲覧できるリンク集を『偶』でも作成し、掲載する。
5)青環対法をめぐる諸問題について『偶』で特集を組む。

15いかみ:2002/03/28(木) 12:09
14の続きです。

1)については、新装開店と同時に、
 「『偶』は青少年有害社会環境対策基本法に反対します」
 というメッセージをトップページに掲示したいと思います。

2)については、きちんとした議論が必要だと思いますので、
  出来れば勉強会を兼ねたオフ会を開きましょう。

3)4)についても、どのリンク集に参加するのか、
  どのサイトをリンク集に入れるのかなど、
  私個人では判断できませんので、皆さんの意見を募集します。

5)については、次のようなプランを考えてみました。
  単なる思いつきなので、もっと良いプランがあれば提案して下さい。 

  *この法案の諸問題を幾つかの観点から考える 
   →テーマごとに担当者を決め、それぞれが文章を書く
  *この問題を掘り下げるための参考文献表を作成する
   →リンク集とは違った形での情報提供

16いかみ:2002/03/28(木) 12:21
>おざきさん
丁寧な書き込みありがとうございます。
先日、bbs@goutwebで紹介したリンク先は、
冒頭のリンク集がコンパクトにまとまっているので選びました。
(リンク先のリンク先を辿っていくと、かなりの情報が収集できます)
ただ、あのリンク先のページのみを閲覧した場合には、
反対の立場からの要約文(ちょっと激烈な口調)しか掲載されていないので、
その旨に関しては一言書き添えておくべきだったかもしれません。

本誌からリンクを張る場合には、一つのサイトでは不十分なので、
自ずと「リンク集」という形式を採用することになると思います。
その際は、14の書き込みにも書いた通り、
法案に賛成するサイトへもリンクを張りたいと思います。

17くどう:2002/03/28(木) 23:27
>いかみさん
>>15
1)全面的に賛成します。
2)同意します。ただ、問題が法律に関わることなので、できれば
こうした問題や判例等に詳しい専門家の方に話をうかがうとか、
それが無理ならせめて、そうした方から参考図書、参考資料のアドバイスを
いただくとか、した方がいいのではないか、と思います。

18くどう:2002/03/28(木) 23:28
3)4)これについては、今夜にでもまたリンク先のリンク先を
見てみるので、それから、ということでお願いします。

これは僕の勝手な印象なのですが、確かにちょっと激烈ではあったけれど
思っていたよりまともでした。リンク先のリンク先のリンク先から法律の
条文などをDLするついでに、実は2ちゃんねるの関連スレなども覗いて
みたのですが、煽りも多いとはいえ、意外と真面目に考えている書き込みも
散見されました。ただ、掲示板への直接リンクは慎重に検討する必要が
あると思います。

19くどう:2002/03/28(木) 23:29
上の「掲示板」は「2ちゃんねる」には限りません。

20くどう:2002/03/28(木) 23:30
5)他には僕たち自身や、僕たちの友人・知人、さらには、これまでの
言論活動から考えて、こうした問題について何らかの発言をする責任が
あると思われるひとびとに、たとえばアンケートといった形で、「有害」
読書体験について語り、あるいは語ってもらい、それを掲載してみると
いうのはどうでしょう。無回答もひとつの対応として許容したうえで。
そのアンケートがきっかけとなって、そうしたひとびとと何か新たに
行なうことを思いついたり、可能となったりするかもしれませんし。
人選については、人数や誰にするか等、みなさんで考えるということで。

あとは、そうですね、『偶』同人のプロフィール紹介に「私のおすすめ
する「有害」図書」を挙げてみてはどうでしょう。

21くどう:2002/03/28(木) 23:31
上の「みなさんで」は「みなさんと」ですね……^^;

22くどう:2002/03/28(木) 23:31
>おざきくん
>>13
ご存知のように、僕はブッキッシュな人間ですから、まずはこうした
問題に対しては、「書くことの不可能性」を背負って書く、といった
ことを考えるわけです。蓮實重彦がその批評活動において、フランスの
第2帝政期の問題を現在と重ねていることや、あるいは、彼がヘイズ・
コードとスクリュー・ボール・コメディとの関係について言っていることや、
彼が編集したにっかつロマンポルノの資料集でもある『官能のプログラム
ピクチュア』を想起したり、その蓮實が最近「読書人」のインタビューで
言った、柄谷より下の世代の批評家は誰ひとりとして吉本隆明を超えて
いない、といった発言と、初期の吉本がスターリン主義批判と言語の問題を
結びつけていたことをぼんやりと思い出しつつ、現在、日本国憲法を書き
直すことを考えながら小説を書いている作家は誰だろうか、いや、中上
亡き今、そうした者がいるのか、などと考えたりする。あるいは、蓮實が
最近「映画狂人」を自称していることも「人権擁護」との関わりで考える
必要があるのかもしれない、などと思ったり。あるいは、ドゥルーズの
『マゾッホとサド』を思い出し、さらには、サド裁判を思い出したり。

23くどう:2002/03/28(木) 23:32
それがどのようなレベルであれ、「書くことの不可能性」を背負って書いた
作家の作品に僕はこれまでアフェクトされてきたわけで、反動的なことを
いえば、この法律の下で、フローベールやマルクスが登場することを
どこかで期待してもいるし、「狂人」として書き狂うことを夢みたりもする。
そうした期待や夢を「権利」として考えたい気持ちがある。そうしたことに
ついて直接ではなく、書評といった形で、たとえば、発売が一週間ほど
延期されたマッシモ・カッチャーリの『必要なる天使』の書評といった形で
書くことを試みる、ということを考えたり。

その一方で、ロマンポルノや黒沢清や周防正行のピンク映画を「18歳」を
対象に上映してみたりする活動について、今はローザンヌにいる土田くんに
相談してみようかと思ったり。「青少年」と「非青少年」の境界を
狙い、その境界の言葉を目に見える形にしてみたり。さまざまな
闘い方があり、闘いはつねに複数で行なわれなければならない、僕はそう
思っています。

>いかみさん
連続書きこみ失礼しました。

24いかみ:2002/03/29(金) 09:04
>くどうさん
再書き込み、ありがとうございます。
5)に関する提案は、非常に面白いとは思います。
いざ実現しようとすると相当な手間がかかるとは思いますが、
反対の意思表明をしているサイト管理者さんや、
『偶』と同じような評論系のサイトを運営している方たち、
自分名義のサイトを持っている「知識人」の方たちは、
この手の企画には結構協力していただけるのではないでしょうか。
いずれにせよ、オンラインで交渉できる範囲であれば、
それほど無理なく実現できるような気もします。

25おざき(3):2002/03/29(金) 12:21
 どうもどうも、おざきです。リアクションをありがとうございます。

>いかみさま
 僕に関しては、1)〜5)の提案は基本的に賛成です。ただ実務的な話
をすれば、その作業の殆どをいかみさんにお願いするのは明らかに酷だし、
とりあえず「偶」に出入りのあるみなさんに協力を頼むのがよいと思います。
まあ、とりあえずは2)でご提案があった通り、勉強会+ミーティングを
やってみませんか。僕は4月上旬までずっと仕事をしてますので(現在も
東京滞在中)日時について考えてみましょう。もちろんこのテーマ及び「偶」
の運営、投稿などに興味のある人の参加を歓迎します。

26おざき(4):2002/03/29(金) 12:55
(ひきつづき)
>くどうさま
 コアな書き込みをありがとうございます。僕も工藤さんのおっしゃる部分
は、非常に本質的な面白いところだと思います。大島渚氏のように、表現の
「不自由」への激しい攻撃が結果としてすばらしい作品を生んでいる例は多
いですし、また、芸術というものが人間の多様な意識の形のあらわれだとす
れば、常識的なコードから少しも逸脱しない芸術に何らかの意味があるのだ
ろうか?という気もします。(ただし、かりにコードの存在自体が作品に
不可欠なものだとしても、それはだれでも自分の「殻」みたいなものとして
内面に抱えているのであって、あえて急ごしらえの安っぽい法案に頼る必要
はないとは思いますが)
 これは言わずもがなですが、「ソドム…」「O嬢の…」などの古典は「規
制側」の論理でいえばすべて有害図書になっちゃうものでしょう。彼らの言
ういわゆる「青少年」たちが(←この言葉もインチキ臭い気がしますが)そ
ういった極端な(?)人間の意識の存在に対して、まったくの無菌状態で育
つことが果たして健全なことなのか、という問題もあると思います。
 工藤さんが提案して下さったように、法案への批判を入り口に書評という
スタイルで様々な角度から切り込んでいくのは面白いですし、「偶」の趣旨
にもあっていると思います。刺激的な原稿を期待しています。

27くどう:2002/03/29(金) 13:37
>おざきくん
ええ、ですから僕はいわゆるマスコミ規制三法案に関しては、反動的な
ことを言えば、「自業自得」だと思ってもいるわけです。あたかもその
「殻」が無いかのように「自由」を謳歌させられながら、謳歌している
のだと誤認したことの必然的な帰結であると。歴史から何も学ばなかった
のか、と。現在の日本の文学状況が「文学」を生き延びさせるために、
こんな急ごしらえの安っぽい法案を必要としているのではないか、と。

こんな法案はなくてもすでに「極端な人間の意識」は禁止され抑圧され
ている。その抑圧の力は大きくなっている。だからこそ、「なぜひとを殺して
はいけないのか?」という問いを「青少年」が口にする。そして、それを
よかれ悪しかれ統合し、社会運動へと導く力はもはやない。その中で、
あさま山荘事件が30周年ということでとりあげられる。推進側の中心も
そして批判側の中心も「全共闘世代の男性」であって、要するにセクト争いや
内ゲバの笑劇としての反復だと言えなくもない。そして、それは知ったこと
ではない。リストラされた、あるいは、される可能性のある男の沽券(股間
かも(笑))とそこから制度的に「自由」であるアカデミックな評論家の言論
(原論かも(笑))とのファロサントリックな内ゲバに付き合うほど、ヒマを
もてあましてはいない。

法律の成立後にノーベル文学賞作家、大江健三郎の『性的人間』を
どう扱うか、それは見物だし、もしそれを「有害」とできないなら、
それを原作にして映画を撮ってみるのもいいかもしれないと思います。

今年からフェローとしてやWEBを使って生徒と話す機会ができそうなので、
僕は地道に「感情教育」していくつもりです。地域でのフェミニスト・カウ
ンセリングなどもこれからますます大事になってくるでしょう。たぶん、
こんな法案程度では個人レベルでの「子育て」はうまくいかないし、制度を
準備してやったのに、どうしてうまくできないのか、と「母親」を責める
視線、声はますます強くなるでしょうから。

28くどう:2002/03/29(金) 13:58
こんなことを考え、書いていると、ローザンヌからメールが届きました。
この掲示板のURLを教えておきましたので、何か書きこみがあることを
期待しましょう。恩寵、恩寵(笑)。

29くどう:2002/03/29(金) 14:04
>おざきくん
ところで規制を直接に受けるであろうマス・メディアとしては、
表向きであれ法律の成立阻止を掲げるしかないわけですが、
実際のところ敗北は必至だということで、事後の対応を考えて
いたりするんでしょうか?教えられる範囲でいいので、教えてください。
あるいは法律を口実に「被害者」として規制事実としての御用ジャーナ
リズム化を制度化しようとしてるんでしょうか?

30おざき:2002/03/29(金) 14:23
>くどうさま
 素早いレス、本当にありがとうございます。

>推進側の中心もそして批判側の中心も「全共闘世代の男性」であって、
>要するにセクト争いや内ゲバの笑劇としての反復だと言えなくもない。
 この部分は、本当に悩ましいところだと思います。今回の法案でいえば、
メディアも含めてそれを批判しようとする人の多くは、知らず知らずの
うちに他人から借りてきたような「政治の言葉」を使ってしまう。それは
もしかしたら、いま、本当に何が禁止され抑圧されているのかをすべて
取りこぼしてしまうような「男性の言葉」なのかもしれません。そんな
次元での闘いは「知ったことではない。」という工藤さんの立場は、一つ
スジの通ったまっとうなものだと思います。
 「反対アピール」という行為を考えるときに避けて通れないテーマで
はありますが、僕個人、正直なところ、そういった男性の言葉にまみれた
部分が多々ありますし、繰り返しになりますが何とも悩ましい。漠然とし
た言い方を積み重ねてしまって恐縮ですが、「偶」をご覧になってらっし
ゃる方はどう思いますでしょうか?
 もしよろしければ、ご多忙とは思いますが、工藤さんにはオフ会(勉強
会)にぜひ来て頂ければ、と思います。

31おざき:2002/03/29(金) 14:38
 27.のくどうさんの書き込みを読み、冷や汗をかきながら(?)レスを
ひねり出して送信したところ、何とその間にもすでに28.29.が次々と
書き込まれていた!何でしょうこのスピードは。「偶」に出入りする人たち
からは「電話で話せ」との怒号が聞こえてきそうな(笑)。しかも時間帯が
真昼だというので何とも笑えます。
 29.についてですが、僕はネット上ではあくまで独立した個人の立場で
発言しようと心がけていますので(ということで、社会的立場などもヒミツ
ということで)。…まあ、オフ会でお会いしたときにお話しましょう(笑)。
よろしければ、こういった角度に限らず、いろいろな人の見方を知りたい
と思いますので、ほかの方の書き込みもよろしくお願いします。

32くどう:2002/03/29(金) 14:45
>おざきさま
本日はちょっと頻繁にメールチェックをせねばならぬ事情があり、
そのたびに何か書きこんでいるせいです(笑)。しかも一気に書いたのを
分載しているから(笑)。

了解しました。スケジュールが会うようならぜひうかがわせていただきます。
それにしても他のひとたちはどうしたんでしょうね、忙しいのはわかるけど。

33くどう:2002/03/30(土) 00:00
>>14
>いかみさん
3)のリンクについてですが、僕はリンク先の中から
「青少年有害社会環境対策基本法に反対」、「言論弾圧法反対」、
「BlackAsh」の3つを推薦します。賛成派については賛成を
公にしているサイトってあるんでしょうか?少し探してみますが
まだ、保留ということでお願いします。

34いしかわ:2002/03/30(土) 00:19
最近新聞も、TVもほとんど見ていない(けれど辻元清美の件は知っている)
ので、上記法案の話題は、韜晦抜きで、全く知りませんでした。
 勉強させてください。皆で勉強する機会があれば、ぜひ参加したいと思い
ます。けれど、ここ最近(あといち二週間の辛抱かな?)は、ちょっと心身
ともに余裕がありません。恒常的に書き込んでいるものとして無責任ですが、
現段階では筋道立った意見を述べることはできません。おそらく、思い付き
を書き込むことは、皆さんに対して失礼にあたると思いますので。

35なかやま:2002/03/30(土) 02:23
以前に少々書き込みましたが、ただいま『朝まで生テレビ』を見て
雀の涙ほどの勉強中。私も入学手続きやらで四月上旬は余裕が無いです。
それ以降、勉強会などをやる機会があれば参加します。

36いかみ:2002/03/30(土) 04:36
>おざきさん
書き込み有り難うございます。
オフ会なんですが、月曜日か火曜日の夜でどうでしょう?
(土日は友人が名古屋から泊まりに来るので…)
時期的に人数は集まらないかもしれませんが、
早稲田界隈で語りつつ飲む、ということで。

>いしかわくん、なかやまくん、
書き込み、どうもありがとうございました。
四月上旬は各々忙しいと思うので、
勉強会は、黄金週間前あたりで如何でしょう?

>くどうさん
サイトの推薦ありがとうございました。
賛成派のサイト(というかページ)としては、今までに見た中では、
次のリンク先が一番まとまっているような気がします。
(まだ数を当たっていないので、推薦する段階ではないのですが)

「青少年有害社会環境対策基本法」に賛成する
http://www.glocom.ac.jp/project/chijo/2001_05/2001_05_12.html

37いかみ:2002/03/30(土) 10:47
参考までに、青環対法に対する反対声明のサイト一覧です↓

「青少年『有害情報』対策法」は報道の自由を殺す(ニュースキャスター)
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2001_01_17/
青少年社会環境対策基本法案に対する声明(日弁連会長)
http://www.nichibenren.or.jp/sengen/kaicho/2001/2001k02.htm
PEN声明(日本ペンクラブ)
http://www.japanpen.or.jp/honkan/seimei/001215_03.html
青少年社会環境対策基本法案(日本図書館協会)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/kenkai/seisyonen.html
青少年社会環境対策基本法案への見解(日本書籍出版協会)
http://www.jbpa.or.jp/seishonen.htm
日本民間放送連盟
http://www.nab.or.jp/htm/press/press20000921.html

38いかみ:2002/03/30(土) 10:48
反対意見ばかりではアレなので、自民党の趣旨説明ページ↓

青少年社会環境対策基本法を上程 青少年が健全に育つ社会環境を
http://www.jimin.jp/jimin/weekly_bn/130323/04/

あと、法案の全文は此処で閲覧できます↓

青少年有害社会環境対策基本法案(全文)
http://www.mainichi.co.jp/digital/yuugai/01.html

39白井:2002/04/01(月) 00:21
昨日の朝はテレ朝でマスコミ規制三法案の反対キャンペーンをやっていました。
報道機関は以前からかなり危機感を持っていた様子なのですが、反対の声を上
げ始めたのは最近のことであるように思われます。少し不思議ですね。

サイトとして反対声明等を出すことには賛成です。不健全な政治家が青少年
の健全な育成について統制するという考えは笑止のきわみといえるでしょう。

40くどう:2002/04/01(月) 02:13
丹生谷貴志の『女と男と帝国』より引用

  重要なのは、或いは抵抗すべきことは、不当に忘却されてあることであり、
  そして同じことだが(原文「同じ…」より傍点)、不当に思い出されて
  あることである。不当に「言語」を与えられてあることであり、不当に
  「言葉」を奪われてあることである。不当に死ぬことであり不当に生き
  させられてあることである。繰り返すが、スピノチスムとはあらゆる
  「不当さ」に対する、或いは「非妥当性」に対する戦いであるだろう。

おそらく自らが行使しているこの「不当さ」への感覚、それがこの法案に
反対するために必要とされるものだろう。「賛成派」とも、「反対派」とも
違う言葉を僕たちは必要としている。

41くどう:2002/04/01(月) 23:43
>>36
オフ会スケジュールですが、僕は4月中は、16日の火曜日、
及び29日の月曜日を除けば、月曜日と火曜日は空いております。

42くどう:2002/04/17(水) 10:35
昨日、とある情報筋から聞いたのですが、青環対法は今国会では
上程されない可能性が高いとのことです。でも、昨日閣議決定した
有事法制をはじめとして、ろくでもない法案が実は次々と可決されて
いるようです。難病患者の医療費一時負担とか。そういったことに
ついてマス・メディアはとりあげないんですね、やっぱり。政治も
視聴率と販売部数のアップのための情報にすぎないから。それは
ひとつのプロフェッショナリズムであって否定はしませんが、それだけ、
っていうのは、メディア規制のための諸法をはじめとして、メディアが
それを支えると同時に、それによって支えられてもいるはずの「公共性」を
足元から掘り崩している、自滅に向かっている、ということなのでは
ないでしょうか。

新聞を隅から隅まで読んでいるわけではないし、TVのニュースを各局
全部見ているわけでもないですが、どこかで個別具体的にある集団の
利害を代表・表象することが可能なメディアが必要だということが、
最近以前よりも強く感じられます。でなければ、結局は「分割地農民」が
何を支持したか、誰によって代表されようとしたか、ということから何かを
学んだことにはならないだろう、そう思います。

43<削除>:<削除>
<削除>


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