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OBR1 戦え、少年少女達

2ゆらん:2022/06/08(水) 23:50:18 ID:GpXzIOIg
プロローグ

BRプログラム実施日2週間前の2007年5月16日、今回のプログラム担当教官の月崎ゆらん(20歳)は大東亜共和国の首都に位置するBR機関本部に呼び出された。

「父さん、何の用なの?」

ゆらんを呼び出した張本人、もといゆらんの実の父である月崎和彦はこう答えた。

「ゆらん、この間伝えたと思うが今回のプログラムがお前の初仕事だ。決して気を抜くんじゃないぞ。」

和彦はこの機関の最高幹部である。そして、彼の娘であるゆらんはこの機関に入社してから1ヶ月半というところである。

「わかってるよ。でも緊張するんだよね・・・」
「まあ、最初だからな。それは仕方ない。だが、バトルロワイアルにおいて担当教官というのは重要なポジションだ。そこは頭に入れておけよ。」
「そうだよね・・・」
「話は変わるが、お前のBRの担当先が決まった。兵庫県の緑沢中学校というところだ。」
「結構遠いね・・・」
「そうだ。だから早めに伝えようと思ってな。飛行機のチケットも買ってあるし宿泊先だって予約済みだ。」
「仕事が速い・・・」

ゆらんは自分の父の仕事の速さに呆気にとられていた。

「まあそういう事だから、大変だと思うが頑張ってくれ。」
「わかった・・・」

そう言って、ゆらんはその場を立ち去った。

(今度はバトルロワイアルを監視する事になるのか・・・)

帰り際、ゆらんはそう思った。


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