涼宮ハルヒのバトルロワイアル【短編】

1：通りすがり：2010/10/17(日) 18:20:27 ID:???: ハルヒ「普通の人間には興味ありません！　宇宙人、未来人、超能力者は私のところへ来なさい！　以上！」

キョン「ここ、笑うところ？」

――3日後

ハルヒ「そうだ。良いことを思いついた。私はSOS団を作るから、キョン、あんた、入団しなさい」

キョン「（話を）端折り過ぎだろう……」

――翌日

ハルヒ「まずは部室ね。ちょうど文芸部が空いてるから、ここをSOS団の部室として使うわ！」

キョン「おいおい、空いてるって……明らかに文芸部員っぽい人がいるだろう」

フリーザ（宇宙人）「ほっほっほ、問題ありませんよ。ちなみに私の戦闘力は53万です」

キョン「この人、明らかに人間じゃないんだが、大丈夫なのか？　ハルヒッ（小声」

ハルヒ「メイクかなんかでしょ。外見で人を判断しては駄目よ、キョン」

キョン「なんでこんな時だけ、常識的な発言なんだよ……」

――2日後

ハルヒ「見てよっ、キョンッ！　このコ滅茶苦茶可愛いでしょ！？」

キョン「可愛いというか、厳ついし、物凄い大柄な男性なんだが……フリーザ様よりは外見が人間に近いのはいいんだが」

T-800（未来人）「アイルビーバァーーック！」

ハルヒ「昼休みに校舎内を散策してたら、見つけたのっ。このコを我がSOS団のマスコットとして入れるわ。あなた名前は？　部にはもう入ってるの？」

T-800「T-800……手芸部に入っている」

ハルヒ「じゃあ、T-800ちゃん。そこ辞めてうちに入りなさい」

キョン「明らかに高校生じゃない容姿の方なんだが、大丈夫なんですか？」

T-800「オーケーだ。べいべー」

――1週間後

ハルヒ「じゃじゃーん、新しくSOS団に入団してきた転校生のォ――」

キョン「この人、座禅したまま浮いてるんだが……」

麻原（超能力者）「――麻原彰晃です。見ての通り超能力者です。貴様ら、ポアするぞ？」

ハルヒ「麻原くんってば、ジョークがうまいんだからー！」

――そして、繰り広げられる団員間の抗争

T-800「失せな。ベイベー！」

――激闘の果てに散りゆく団員

フリーザ「貴様に……俺が……貴様なんぞにぃッッ！！！」

――暗躍する神の力を持つ者

麻原「何もかも私の思い通り。さあ、神の裁き（SARIN）を受けよ！！」

――だが、ハルヒが神として覚醒を果たす

ハルヒ「私が新世界の神となる！！　吹けよ、東南の風！！」

麻原「ぐおおおおおおぉ、逆風だと！？　SARINがこちらに！？　馬鹿なぁぁぁぁ！！」

ハルヒ「という話を考えたんだけど、次の学園祭の映画で」

キョン「却下だ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―完―

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