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『仮面ライダークウガ』初心者向けガイド

1SeireiK:2003/04/11(金) 02:56
仮面ライダーシリーズ史上、いや特撮ヒーロー作品史上、
いや、エンターテイメント・娯楽映像作品史上、燦然と輝く普及の名作『仮面ライダークウガ』。

その素晴らしさを知人のNさんに語るため、あらすじを書いたことがあります。

結構いい出来だったのでここに掲載します。

2SeireiK:2003/04/11(金) 03:07
「仮面ライダークウガ・だいたいのところのお話」


五代雄介(オダジョー)は、自称「2000の技を持つ男」。
世界中を旅して廻る冒険野郎。

GFは大学で古代遺跡の発掘調査・研究をしている桜子さん(村田かずみ。配役ナイス!)。
日本にいる時は、死んだ父親の友人だった「おやっさん」が経営する喫茶店でアルバイト。
同じくアルバイトの女の子に惚れられちゃっていますが、当人は全く気づいていません。

なにやら古代遺跡が(たしか長野県で)見つかったというので、五代君はおでかけしちゃいます。
そこで何やら、変な、石で出来たベルトのようなものを目にします。

しかし結局、五代君は警察によって放り出されてしまいます(民間人だもん当たり前)。

そしてその後、発掘調査をした人たちが残したビデオによって発掘者たちが全員謎の死を遂げていたことが分かります。

古代遺跡を発掘したせいで、なにやら太古の化け物がよみがえっちゃったみたいです。
くものような化け物(後に、警察が未確認生命体第一号と命名)が、町であばれちゃいます。
そのどさくさに、警察が持っていたベルトのような石が目に入った五代君。
桜子さんに「ちょっと付けて見る」と言って飛び出しちゃいます。
つけてみたら、あら不思議、ベルトは五代君の体の中へ。

その後、なぜか五代君。白いコスチュームの生命体になってしまいます。
あげく、「未確認2号」扱いです。ひどいですね。のちに、警察に狙われちゃったりもします。

蜘蛛怪人をたおし、長野県警の一条刑事を救った五代君。
気合を入れて変身しないと、赤いコスチューム(未確認4号)状態になれないのだと分かります。
白い時はダメダメモードの不完全体なんですね。

その後の桜子さんの調べで、五代君はむかーしむかしに存在したという「超古代の戦士」になってしまったのだとわかります。
しかし元々脳天気な五代君はどこ吹く風。
今日も妹が働いている幼稚園にお出かけです。

3SeireiK:2003/04/11(金) 03:07
遺跡から蘇った未確認生命体は、グロンギという昔いた種族で、戦うことが大好き。
人間を「リント族」と呼び、殺人ゲームを繰り広げます。

優しい五代君は「これ以上誰も傷つくのは見たくない」と、みんなの笑顔を守る為、一条刑事たちと協力してグロンギと戦います。

桜子さんの調査も手伝って、五代君は赤だけでなく、緑や青や紫色にもなれることが分かります。しかも特殊能力つきです。おいしすぎ。

その後、頑張りすぎて一度死んじゃったりしますが、桜子さんに片思いしてる青年医師の介護もあって、復活しちゃいます。

さらに、電気ショックのおかげで、古代の四色の力に加えて「金の力」(なんてベタな名前だ)も使えるようになりました。

「馬のよろい」と昔言われていた、空とぶカブトムシみたいな、自分の意思を持つ変な機械?(ゴウラム)を使えば空を飛んだり、バイクをパワーUPできることも覚えました。

4SeireiK:2003/04/11(金) 03:08
迫り来る敵をばったばったとなぎ倒し(とはいうものの、ショッカーと違ってグロンギはクウガに向かってきたりはしませんでしたが)、ほとんどグロンギは全滅したものの、ダグバというボスは鬼強(おにづよ)です。中ボス?のバラのタトゥーの女もキレイですから、殺したくはないですね。あ、コレは視聴者側の意見ですが。

更にその女、「クウガはダグバと等しくなる」などと訳の分からんことをいいます。
桜子さんの解説によると、クウガすなわち五代君は、その気になれば黒くてかっちょいいコスチュームを着れる、じゃなくて、強くなれるのですが、そうするとダグバみたいな殺戮野郎になってしまう可能性があるのです。

しかし、あんまりにもボスキャラがつよすぎて、歯が立たない五代君。
殺戮野郎になる、と決心しちゃいます。


そして決戦に臨みます。
一応、飛ぶ鳥後を濁さずで、律儀な五代君は、
「ラスボスを倒したら、その足でまた冒険に行って来ます」と、
みなさんに言い残します。

これは、よーするに、万一ボスにやられて死んだときのことを想定しているわけで
す。
そして、ボスを倒したとしても殺戮野郎になってしまってはまずいので、そうなった
ら自分を殺してもらうよう、一条刑事に頼むつもりでいるんですね。

人知れず旅立ったことにしておけば、もし死んだとしてもみんなはそれを知らなくて済みます。なんていいやつなんでしょう、五代君。うるうる。

ここら辺のエピソードは、本編での解説がありません。大人の視聴者はそんな五代君の気持ちを画面から推測できるものの、どれだけの子供がこの重苦しいストーリーを理解できていたことでしょうか。

雪の吹きすさぶ山中で、一条刑事と二人ラブラブツーショット♪
じゃなくて、最終決戦のため、寒そうな山ん中に行って黒くなる五代君。
白バックには映えるものの、本当に寒そう。

でも、一人残された一条刑事はもっと寒かったでしょう。かわいそーに。
体動かしてた方があったかいし。彼も戦えばいいのに。
(しかしながら、ここでの二人のやりとりは名シーンです。何度見てもいいです。)

5SeireiK:2003/04/11(金) 03:10
そんなわけで、最終決戦です。

一体、勝つのはクウガ?ダグバ?

そりゃ、まぁ、大人なら多少は冷めた目で見ます。
「ダグバが勝つわけないじゃん。」

しかしですよ。これは一応「仮面ライダー」です。
ウルトラマンや戦隊ヒーローとは違います。
最終回で死んでしまうことも充分ありえます。
(いや、ウルトラマンも最終回で死んだか)
ましてや、ここまでディープな世界を展開してきた「クウガ」です。
このままめでたしめでたしで終わるでしょうか?

はたして、五代君は無事に生還できたのでしょうか?

どきどきハラハラの最終回は、なんとコマーシャルを最初にドバーっと流して、完全ノーカットで放送されました。うーん。粋なはからいです。ここらへんはビデオでは分からないところです。




これで大体、最後の4話くらいを見ただけでも意味が分かるようにはなったと思います。
クウガは何がいいって、セリフがいい。
演出・効果もいい。
最終巻だけでも、あまねく全ての「平和を愛する人」に見て頂きたい作品です。


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