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映画の感想

204管理人:2015/08/19(水) 22:18:48
これまたBSの録画で大島渚監督『戦場のメリークリスマス』。
坂本龍一、ビートたけし、デヴィッド・ボウイが主演という
実に80年代な映画。しかし出来はそれほど良くない。

音楽がいいとよく言われるが、確かに主題曲は誰でも知っているけれど、
それ以外の劇中音楽はそんなに合っているとも思えない。ストーリーも
説明を省略しすぎてわかりづらいし、録音が悪くて日本人同士ですら
何を言っているのかさっぱり分からない、などなど不満は多い。
日本軍人も実際こんな感じだったんだろうとは思うが、戯画化しすぎだろう。

とはいえラストのたけしの台詞と表情はやはり強烈だ。これだけで
この映画の8割ぐらいの価値はある。そして大島渚の映画を観たのは
実は初めてだったが、説明を極力省いた演出や、強烈な暴力シーンで
強く印象づけるところなど、北野武の映画に非常に似ていると思った。
その後のたけしにかなり影響を与えたのだろうか。


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