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R-4と24p素材について

1創 極右:2010/12/25(土) 15:14:32
婚礼の撮影を、HVX200の24paで行い、同時にPAからのLineをR-4へ収録し、編集時にタイムラインでタイミングを合わせをして仕上げておりました。
過去形なのは、最近迄PremiereProでしたが、Final Cutにかえました。
PremiereProでも頭をあわせても、15分〜20分あたりで合わせていたはずの音がずれてきます。
以前も同じようなご質問をさせていただいたことがあったかもしれませんが、その時は、わずかなずれが、時間とともに差分が広がったのではと回答をいただきましたが、今回の場合は到底合わせていたとは思えないほどずれてきます。
Appleへ問い合わせたところ、基本は伸縮するか、小切りに使用するように案内され、ローランドの方でも基本は同じような回答でした。
タイムコードの問題であるとも言われましたが、きっと同じような状況になられた方もいらっしゃると思います。
この原因と、対処方法があればお教えいただきたく書き込みをさせていただきました。
なんとかいい方法があれば良いのですが。

2高山カツヒコ(www.tepproject.com):2010/12/25(土) 15:44:56
 一言で24pと言っても、一般には2種類のフレームレートがあります。
 NTSCビデオのレートに合わせた23.976fps(23.98fps)と、フィルム映画の24.000fpsです。
 これを、撮影時と編集プロジェクトの両方で揃えていなければずれるので、まずフレームレートを確認してください。
 もし違っていると、編集ツールの種類に関係なく、1時間あたり3.6秒ずれます。

3創 極右:2010/12/25(土) 18:37:26
ありがとうございます。
撮影はDV 24PAですので、23.976と認識しています。Final cutでも同じフレームレートのプロジェクトにしていれば、ずれは無いということでしょうか?

4高山カツヒコ(www.tepproject.com):2010/12/26(日) 02:56:21
 基本的に、撮影時のレートと、プロジェクトのレートと、読み込んだ素材のレートの認識が小数点以下まで正確に統一されていれば、映像の速度に関しては正しく扱われます。
 音は音で同様に、収録のサンプリングレートと、読み込んだ素材のレートの認識が小数点以下まで正確に統一されていれば、他に原因がなければ速度に関しても正しく扱われます。
 この両者が同時に合っている必要があります。

 「他に原因がなければ」、と言うのは、例えば初期の民生用DVはロックオーディオではなかったので、上記の値が全て統一されていても次第に音がずれる現象が起こります。
 この場合は、リニア編集するか、シンクロするように変換しない限りは、単純にデュレーションを伸縮しても合いません。
 また、タイムコードを数えてシンクロする場合は、ドロップフレームとノンドロップフレームを統一していないと、やはり上記の値を全て統一していてもずれます。
 放送用はドロップフレームで記録しますが、ビデオソフトの場合は数えやすいのでノンドロップでも構いません。

 どうしても原因がつかめない時は、もし常時一定にずれていくのであればデュレーションで調整しますが、初期の民生用DVのように狂い方が一定ではない時は、ノンモン(無音)の部分で音声クリップを刻んで調整を行います。

5高山カツヒコ(www.tepproject.com):2010/12/26(日) 09:52:09
 ちなみに、DVX、HVXは、マニュアルにある通り、設定をドロップフレームにしていても、24Pや24PAの時は映像ソフト用として自動的にノンドロップフレームで記録されます。
 タイムコードでシンクロさせる時は、他もノンドロップで統一しないと1時間あたり3秒以上のずれが生じます。

6創 極右:2010/12/26(日) 12:09:22
ありがとうございました。


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