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ムーミン新聞

1名無しのムーミン:2003/03/03(月) 10:54 ID:uC4Yrbsg
(注:これはムーミン屋敷に行く途中の橋の所にある郵便ポストから、ムーミ
ンが毎朝取っている新聞の内容を私が勝手に想像して書いた物です。ムーミン
谷の雰囲気を味わいたくて始めた事で、決してヤンソンさんの著作権を侵害し
よう等という考えではありません。ムーミンパパがいつもテラス等で読んでい
る新聞の内容を想像しながら書いていきます。もし御批判が少しでもあった場
合はその時点から中止いたしますので、御理解をたまわります様お願いいたし
ます。)

2名無しのムーミン:2003/03/03(月) 10:54 ID:uC4Yrbsg
『写真コンテスト開催』
「毎年恒例本社主催の風景写真のコンテストが今年も開かれます。毎年各地か
ら珍しい風景の写真が集まるこの写真コンテストは世界中から作品が集まる風
景写真の国際大会であります。幾つかの優秀な作品はこの新聞上に掲載さます。
なお、一番優秀な作品の受賞者には本社より記念品としてこの新聞の購読料を
100年分免除いたします。また、写真コンテストの後に開かれる展覧会の会
場は本コンテストの最優秀作品が撮られた場所にて行われます。 本写真コン
テストへ作品を応募したい方は作品を本社あてにお送り下さい。なお、御自分
で写真の現像が出来ない方は乾板ごとお送り下さい。こちらで現像したします。
<一面>」

『秋の木枯らし芸術家の心揺さぶる』
「本社主催の写真コンテストの結果を前に、各地の芸術家は展覧会への準備を
着々と始めている。特に最近美術雑誌等で有名な画家のアンバー卿は本社の取
材に次の様に答えた。「次の展覧会では私が表彰される事を願っている人が大
勢いる。その人達のためにも私は良い作品を作りたい。(中略)...できれば最
優秀に選ばれた作品の風景を描きたいものだが、他の画家も皆そう思っている
だろう。」とアンバー卿は語った。」<二面>

3名無しのムーミン:2003/03/03(月) 10:54 ID:uC4Yrbsg
『ホルンの名手ラッキ氏』
「いつも寒い地域をスキ−で旅をして回っているラッキ氏が今年の冬はどうやら
ムーミン谷の方へ向かうそうである。ラッキ氏は同じ場所に長居する事はしない
性格なので話を伺う機会は今までほとんど無かったが、ラッキーな事にとある街
の宿で偶然出合い話を聞く事が出来た。いつも冬場はどのように過ごされている
のかと聞いたら、ラッキ氏は楽しそうにこう答えた。「私は仮にも北欧の生まれ
だ。寒さの中ストーブにくっ付いているつもりは無いよ。冬は体を鍛える絶好の
チャンスだ、体がこの寒さを感じなくなるまで私は自分の体を鍛え続けていくつ
もりだ。」どのように体を鍛えているのかという質問の答えに、記者は体がゾク
ゾクして来た。「ハッハッハ、どうって水浴びだよ。川が有ればぞこで水着に着
替えて水浴びをする、気持ち良いよ。」<一面>

『写真コンテストの審査難航する』
「わが社が主催している写真コンテストの結果発表が予定よりも遅れている。
一つには膨大な量の作品がノミネートされており選別に時間がかかっていると
いう事。もう一つには最優秀作品の最有力候補となっているムーミンパパ氏作
の一枚写真が審査委員会で議論を呼んでいるという点。これはどうやら一枚の
白い奇妙な岩を写した写真らしいのだが、作品名が書かれておらず専門家の間
からは「これは単にマグネシュウムを大量に焚いて白く映っただけではないか?」
などの疑問の声も上がっており、審査はもうしばらくかかる様子だ。」<二面>

4名無しのムーミン:2003/03/03(月) 10:55 ID:uC4Yrbsg
『ムーミン谷を温泉地に!?』
「現在某ホテルがムーミン谷に温泉ホテルを建てようと計画中である事が本社
の調べで明らかになった。近く専門家の調査団をムーミン谷に派遣して調査を
行うとの事だが、ムーミン谷から温泉など本当に出るのかと一部の専門家から
は早くも疑問の声が上がっており、本格的な地質調査はしばらく先になりそう
だ。」<一面>

『写真コンテスト入賞者決まる!』
「毎年恒例本社主催の風景写真コンテストの結果が出た。一番優れた写真の入
賞者はムーミンパパ氏作の「気味の悪い白い岩の絵」(タイトル不記載のため
本社が命名)に決定した。これは文字道理ムーミン谷の何処かに有ると思われ
る一枚の気味の悪い白い岩を写したシュールな作品であり、審査委員会による
厳正な審査の結果本作品が入選いたしました。 なお、本コンテストの審査に
予定以上の時間がかかりました事お詫びいたします。その理由といたしまして
は既に前回の新聞でも御紹介いたしましたとうり、一部の審査委員から作品名
が書かれて無い上に「これは単にマグネシュウムを大量に焚き白く映った物だ」
などと入選に疑問の声が上がり審査が長引いたためでありました。 ムーミン
パパ氏の他の作品は全て第一審査落ちだったのですが、本作品にのみ大変素晴
らしい出来で、またこのコンテストの後に開かれる展覧会の会場にも相応しい
との事からこの作品が選ばれました。 なお、本コンテストの一等入賞者であ
るムーミンパパ氏には本社より特別賞といたしまして、この新聞を五百年分タ
ダでお読み頂けます。<二面>

5名無しのムーミン:2003/03/03(月) 10:55 ID:uC4Yrbsg
『サポタージュカフェ摘発される!?』
「秘密工作員の連絡場として使われていたサポタージュカフェがこのたび内務
省の公安部による一斉捜査を受けた。捜査員が踏み込んだ時、カフェには工作
員の姿は無かったが、当局は現場に居合わせた数名の客から事情徴収を行うと
共に、工作員と親密な付合いがあると思われるウィムジー氏に任意同行を求め
工作員の行方にかんして、何らかの事情を知っているものとして今後この人物
を重要参考人として、尋問を行う模様だ。」<一面>

『ムーミン谷は今年も寒波』
「気象台の発表によると、今年は例年以上の冷え込みが予想されるとの事であ
る。今年は七竃の実がなるのが早かった事から、通常十一月に冬眠に入る一部
の民族は既に冬眠にはいっている。今後三月の冬眠あけまで、ムーミン谷には
静かな時間が訪れるようだ。」<二面>

6名無しのムーミン:2003/03/03(月) 10:55 ID:uC4Yrbsg
『泥棒も冬眠に入る?』
「泥棒の常習犯としてその名を知られるスティンキー容疑者が、この季節にな
ると警察署へ出頭してくる。署長を伺ってみた。「そうですねぇ、これまでの
彼の全科を考えますと、およそ三ヶ月間はブタ箱暮しですなあ。今の季節にな
ると彼、時々やって来るんですよ。隠れ家は寒いとか何とか言ってね。」
スティンキーの釈放は来年の三月頃になるとの見通しを示した。」<一面>

『銃規制にゆれる村民』
「婦人会の名誉会長によって叫ばれはじめているこの問題が、地方の狩人達か
ら非難の対象となっている。この婦人会の名誉会長は、動物愛護協会の理事長
でもある事から、この問題に対して積極的な活動を行っている。一方、村々に
暮す狩人達の団体からは、自由を規制するものだとの声も上がっており、波紋
が広がりつつある。また、銃が子供達の手の届く所にあるのは問題があるとの
声が出て来たため、今後は教育委員会を中心とした市民団体によって、この度
銃を持つ事を制限する運動が活発化しそうな様相を呈して来た。銃規制反対を
唱える狩人の一人はこう話す。「我々は毎日の暮しの為に銃が必要なのだ。彼
等(婦人会等)は我々から食扶持を取り上げた後、我々を養ってくれるとでも
言うのか?」」<二面>

7名無しのムーミン:2003/03/03(月) 10:55 ID:uC4Yrbsg
『小さなゴールドラッシュ到来か!?』
「このたび、本社が入手した地質専門科の調査団による報告書によると、ムー
ミン谷から北の方角の地層には、金鉱が眠っている可能性が極めて高い事が明
らかにされている。この報告書はある地質専門科のグループが秘密裏にムーミ
ン谷に幾度か訪れ、その地質を調査した結果をまとめた物で、その信憑性は極
めて高いと言える。また、北の方面に流れる谷川では、地元の住民達の間でも
砂金が取れた等の噂も広まっている事から、専門科達の間ではこの地方に莫大
な金鉱が眠っているのでは無いかと予測している。」<一面>

『小さな生き物達 ムーミン谷を目指す』
「犬か山嵐か、この動物達は外見からは何の動物かは特定出来なかった。彼等
この冬も何処かへ向かって旅をするのだという。丁度町外れの路地で出会った
彼に話を聞いてみた。「ボクはただ旅をしているんです。」と彼はいう。
どうしてこんな寒い冬にわざわざ旅をするのか? という記者の質問に関して
は、「僕達は冬にならないと外へ出られないんです。だから、今の内にいっぱ
い外のいろんな景色を見てまわろうと思いまして。」彼は店で買ったものをリ
ュックに詰めながらこう話す。「来年の冬はムーミン谷へ行ってようと思って
るんです。」そう言うと彼は歩き出し、記者の方に向かって手をふった。」<二面>

8名無しのムーミン:2003/03/03(月) 10:56 ID:uC4Yrbsg
『芸術家ムーミン谷を目ざす』
「「去年本社主催の風景写真コンテストで優勝したムーミンパパ氏の住ん
でいるムーミン谷で開かれた恒例の展覧会に参加した世界中の多くの芸術
家達を、この夏尋ねてみることにした。 その一人、a氏に話を聞いた。

「運は天に任せる主義でね。」
これは彼の審査発表待ちに良く聞かれるセリフであるが、彼はこの時複雑
な表情でこのセリフを語った。 彼には苦い落選経験がある。それは去年
ムーミン谷で開かれた展覧会に出品した作品が審査落ちした時の事である。
この時の優勝者は同展覧会場にも選ばれたムーミン屋敷の主、ムーミンパパ
の出品作『フィリフィヨンカ夫人の林檎の木』であった。これはこの時同名
同題材の作品を描いたアンバ-卿との競作であったが、結局絵の具の変わり
にペンキ、パレットの変わりに卵入れを用いる等して独走性と、キャンバス
全面に刺激的に放てられた数色のペンキの織り成す情熱を強調したムーミン
パパが審査員の心を捕え、結局全会一致でムーミンパパ氏の優勝が決まった。
彼は同展覧会にムーミン族のスノークの女の子という娘をモデルに、題名
『悲しみ・希望』を描いたが、惜しくも落選してしまった。 
彼は今、人里離れた深い森の奥にアトリエを構えて創作活動に必死である。
また、近い内に今一度ムーミン谷を訪れてみたいと彼は片手で自慢の口鬚
をなでながら語ってくれた。 そして彼は最後にこう語る。
「私もムーミンパパの描かれたような名作を描いてみたいものですな。」」
<一面>

『コラム「若返りへの秘訣」』
「近頃顔にシワが増えたり、鏡を見たくなくなったと思うあなたは老化が
始まっていると言っても良いでしょう。しかし、健全な精神と肉体をもっ
てすれば決して老いは訪れません。もし、あなたが今よりも若返りたい
と考えているのであれば、あなたの生活にほんの少しの変化を与えて見る
事をお勧めします。」<二面>


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