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13周年記念★第13回★24時間マラソンウミガメ大会
866
:
柊
◆fVaROuuJcU
:2015/07/25(土) 17:35:13
>>865
正解です。
【解説】
亀右衛門と海代は若夫婦だった。
ある時、海代は不治の病にかかり、衰弱していった。
もうダメだと思ったとき、海代は亀右衛門に尋ねた。
「私はもうダメです。一つ聞きたいことがあります。あなたはまだお若い。
私が死んだ後、後妻に誰を迎えるのでしょうか」
「再婚しない。私の妻はお前だけだ」
「ああ、うれしい。コレで思い残すことはありません」
そして海代は死んだ。
亀右衛門は、当初は再婚するつもりがなかった。
しかし、子供もいないこともあって、親戚から再婚をせき立てられた。
家の存続のためである。
それで、亀右衛門は汁江という後妻を迎えた。
ところが、汁江は結婚直後から、離縁して欲しい、家に帰して欲しいと
言い出した。
訳を聞いても言おうとしない。
汁江は、何かに怯えて徐々にやつれていった。
ある日、とうとう汁江が訳を言った。
亀右衛門の前の妻(海代)がやって来て、
「亀右衛門の妻は私だ。お前は出て行け」と責め立てるそうだ。
「このことを話したら殺す」とも脅された。
驚いた亀右衛門は、悪霊封じの高僧を呼ぼうとしたが遅かった。
海代の亡霊が現れて、「よくも喋ったな」と言うと、
汁江の首を引きちぎり、自分の墓に持って行った。
元ネタ:小泉八雲「破られた約束」
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