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医療事故
1
:
名無しのこびとさん
:2016/12/08(木) 01:31:09
かつては不治の病といわれた縮小病。
現在は治療法も確立された過去の病気だ。
縮小病は文字通りからだが縮小する病気で
限界まで体が縮小すると元に戻りだす。
縮小病が出たら投薬で人為的に縮小を加速させ
限界まで体を小さくし、元に戻るまで安全な場所に
隔離し体が元に戻るのを待つのが治療法だ。
2
:
NEW2
:2016/12/21(水) 07:04:03
>>1
★★★★★★★★巨人(男)が登場します★★★★★★★★
ある日、目覚めると自分のいる場所が狭く感じた。
今までは自分のいる場所が日に日に広くなり続け
このまま消えてしまうのではと不安な日々を過ごしていた。
快方に向かい始めたと、思っていたが周りが騒がしい。
そのうち自分のいる場所がなんだか窮屈に、
確かに治っているというより様子がおかしい。
-バリバリ-
何ヶ月も自分の居た場所の天井を突き破って外へ
元のサイズに戻れたのか いや、周りはさらに小さくなり続けていたのだ。
3
:
NEW2
:2016/12/21(水) 07:04:35
>>1
★★★★★★★★こびと(男)が登場します★★★★★★★★
ここに来てから何ヶ月 何年にも感じる。
「こんにちわ。気分はどう?」
恋人が久しぶりに訪ねてきてくれた。
「まあまあだよ。」
「ところで、あの話は聞いてない?」
「なんのこと?」
「あなたはもう、元の体に気戻れない。」
「何言ってるんだ。こうして治療を。」
「投薬ミスなの。あなたの家族や、私を含めた関係者に告げられた。」
「そんな……。」
こうして、恋人に引き取られて暮らすことになった。
4
:
名無しのこびとさん
:2017/01/16(月) 15:37:38
そんなある日、妹が尋ねてきた。
妹は大学に無事入学がきまり、俺とした約束を果たしてもらうためにきたという。
俺は妹が志望した大学が妹では到底入学できないだろうレベルの大学だったため
受験料や交通費の無駄といい、口論になった末もしも入学できたら
なんでもいうことをきいてやるといっていたのだ。
どうやって入学できたとかと聞いたら斜め上の回答が帰ってきた。
志望した大学にスポーツ推薦で合格したというのだ。
妹はその約束を果たせといってきた。
恋人は仕事中で、夜になるまで帰ってこない。
5
:
NEW2
:2018/01/12(金) 16:26:39
>>4
まさかあの約束を覚えていたとは……
「忘れたとは言わせないよ。お兄ちゃん。」
「仕方ない 死ぬわけじゃないしな。」
「なにそれ。」
俺は妹が大学に通うため借りたワンルームにお持ち帰りされた。
もちろん必要な許可は既にとってあった。
6
:
名無しのこびとさん
:2018/06/06(水) 03:43:28
俺は妹の部屋の机の上に設置された、縮小病患者を隔離させるための縮小都市に移された。
本来なら、縮小病患者が過ごしやすいその都市も今の俺からすれば巨人の都市だった。
今の俺は縮小病の限界の1000分の1サイズのさらに30分の1、ようするに3万分の1サイズにまで縮んでいた。
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