シバター「ボコボコにするぞ」
ｼﾞｭﾝﾍﾟ「ﾅﾝﾃﾞｵﾚｶﾞｿﾝﾅｺﾄｾﾅｱｶﾝﾈﾝ…」
ﾎﾞｺｰ
ｼﾞｭﾝﾍﾟ「ｲﾀｲ！ｼﾊﾞﾀｰｻﾝ…ﾔﾒﾃｸﾚﾀﾞﾃﾞ…」
シバター「いいから早く作れよ業人」
ｼﾞｭﾝﾍﾟ「ｿﾔｹﾄﾞ、焼肉ﾆﾄﾞｳｶﾞｱｹﾞﾙﾅｲﾜﾚﾃﾙｼ…」
シバター「おまえいままで両親の言い付け守ったことあんのかよ！？」
シバター「殴らないとわかんねーのか」
ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺｰ
ｼﾞｭﾝﾍﾟ「ﾀﾞﾃﾞｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪ…」ﾋﾟｸｯﾋﾟｸｯ
シバター「おい、引きこもり！」
ｼﾞｭﾝﾍﾟ「」
シバター「このポンコツ動かなくなっちまったじゃねーか、不良品だな」
シバター「勃起宿舎に返品だな」
―勃起宿舎―
シバター「おまえらのポンコツ息子動かなくなったから返すわ」
シバター「あとで迷惑料の請求書送るから振り込んどけよな」
焼肉「ｼﾏﾂｼﾃｸﾚﾃ、ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｽﾔﾃﾞﾎﾝﾏ」
焼肉「ﾅ？ｶｽｺﾞﾘ？」
ｶｽｺﾞﾘ「ｱｯｱｯｱｯ」
焼肉「ｿｳｶｿｳｶ、ｵﾏｴﾓｳﾚｼｲｶ」
ﾏｲｺ「ﾅﾝﾏﾝﾀﾞｰﾅﾝﾏﾝﾀﾞｰ」
シバター「うるせえ、いくぞ！オラッ！」
ずんぺい「ｱｯｰ！ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ！」
シバター「ナリはちいせえ癖にガッツリ咥えこむじゃねえか」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ
ずんぺい「ｲﾀﾞｲ！ｼﾊﾞﾀｰｻﾝｯｲﾀﾞｲｯ！ｳｺﾞｶﾅｲﾃﾞｸﾚﾀﾞﾃﾞ…」
シバター「うるせえ！この業人！」バコッ
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」
50分後
シバター「おう、土竜 そろそろ直腸(なか)にだすぞ！」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ
ずんぺい「ﾔﾒﾃｸﾚﾀﾞﾃﾞｯ！ﾔﾒﾃｸﾚﾀﾞﾃﾞｯ！ ｼｸｼｸ」
シバター「だまれ！」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ
シバター「あっあっあああ！」
ずんぺい「！」
ずんぺい「直腸(なか)ﾆﾀﾞｻﾅｲﾃﾞｸﾚﾀﾞﾃﾞ…」
シバター「もうおせーよ、バーカ」
シバター「ほら、約束のパルムやるよ また明日朝やるからな きれいに洗っとけよ」
ずんぺい「」
ずんぺい「剥ｹﾞﾙ？ﾅﾝﾀﾞﾃﾞ？」
シバター「シャムさん、どうやってオナニーしてるんすか？」
ずんぺい「夜ﾆﾅｯﾃﾈﾙﾄｷﾆ枕ﾆｺｽﾘﾂｹﾙﾀﾞﾃﾞ」
シバター「だから浜崎家の枕はきったないんですね」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ ｵﾓｼﾚｯ」
シバター「シャムさん勃起したら皮剥けます？」
ずんぺい「勃ｯﾀﾗ剥ｹﾞﾙﾝｶﾅ？」
シバター「おれが試してあげますよ」
ずんぺい「ｱｯｰ！ｼﾊﾞﾀｰｻﾝﾀﾞﾒﾀﾞﾃﾞ！ｷﾀﾅｲﾃﾞ！」
シバター「任せてくださいよ〜シャムさ〜ん」
ずんぺい「ｱｯｱｯ ｲﾀﾞｲ！ｲﾀﾞｲﾀﾞﾃﾞ！」
シバター「ありゃ？皮が戻らねーな これやべーぞ」
ずんぺい「ｼﾊﾞﾀｰｻﾝ ﾅﾝﾄｶｼﾃｸﾚﾀﾞﾃﾞ！ｲﾀﾞｲ！ｲﾀﾞｲﾜー！」
シバター「しょうがないな〜 シャムさんちのゴマ油借りますよ？」シコシコ
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ！ｵｼｯｺﾃﾞﾙﾀﾞﾃﾞ！ｼﾊﾞﾀｰｻﾝﾔﾒﾃｸﾚﾀﾞﾃﾞｯ！」
シバター「我慢しなくていいんですよ、痛いでしょ？」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯ！」
シバター「よくできましたね〜 助かったじゃないですか！シャムさん！」
ずんぺい「ｷﾞﾓﾁﾞｲｲ」
焼肉「頭時間なるで アッアッアッ」
カスゴリ「ﾊﾞｶﾆﾜﾀｽｶﾈﾊﾅｲﾖ」
ずんぺい「ﾃﾞﾓﾀﾍﾞﾀｲﾀﾞﾃﾞ…」
カスゴリ「ｵﾄｻﾝﾆｷｲﾃﾐﾅｻｲ」
ずんぺい「ｴｯ」
カスゴリ「ｵﾄｻﾝｶﾞｲｲｯﾃｲｴﾊﾞｱｹﾞﾙ」
ずんぺい「」ﾄｺﾄｺﾄｺ…
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…」
焼肉「なんだ？順平 とうとう働く気になったか？」
ずんぺい「ｿｿｿｿ… ﾏﾀﾞｱﾄﾋﾟｰﾅｵﾗﾅｲﾀﾞﾃﾞ…」
焼肉「おまえ、アトピー治す無いだろ？」
ずんぺい「ｴｯ… ｿ,ｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾀﾞﾃﾞ…？」
焼肉「いつも添加物の多い食べ物や飲み物飲み食いしてないか？少しは治すつもりで頑張ってみたらどうだ？」
ずんぺい「ﾜ、ﾜｶｯﾀﾃﾞ… ｷｦﾂｹﾙﾀﾞﾃﾞ…」
焼肉「それでどうした？何のようだ？」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ… ﾊﾟﾙﾑﾀﾍﾞﾀｲｶﾗｵｺﾂﾞｶｲﾁｮｰﾀﾞｲ…」
焼肉「」バコバキッ ドガッドガッ
ずんぺい「ｲﾀﾞｲｯ！ｵﾄｻﾝﾔﾒﾃｸﾚﾀﾞﾃﾞｯ！ｲﾀﾞｲｯｲﾀﾞｧｧｧ」
焼肉「バチバチーン」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ… ﾄﾂｾﾞﾝﾅﾆｽﾙﾀﾞﾃﾞ…ｴｰﾝｴｰﾝ」
焼肉「おまえ、さっきアトピー治すつもりで気を付けるって言ったよな？」
ずんぺい「」
ずんぺい「ｱｲｽｦﾀﾍﾞﾙｺﾄﾊｷﾝｼｻﾚﾃﾅｲﾀﾞﾃﾞ…」
焼肉「」ドガッドガッボコボコ！
ずんぺい「ｲﾀﾞｧｧｲｲﾀﾞｧｧｲ！ｲﾀﾞｧｧｧ…」
焼肉「ここに50万ある 最後の金だ これを持って出ていけ 二度と戻ってくるな」
ずんぺい「」ｻｯ
40分後 難波
ずんぺい「ｺﾚﾃﾞﾊﾟﾙﾑﾀｸｻﾝｶｳﾀﾞﾃﾞ ｱｯｱｯｱｯ ｱｿﾋﾞﾊﾞﾆﾓｲｸﾀﾞﾃﾞ！ ｵﾗｶﾈﾓﾁﾀﾞﾃﾞ！」
ずんぺい「ﾐﾝﾅｶｴｯﾃｸﾙﾉｵｿｲﾀﾞﾃﾞ…」
ずんぺい「ｵﾗｶﾞﾋﾄﾘﾃﾞｵﾙｽﾊﾞﾝﾀﾞﾅﾝﾃ、ｵﾗﾉｺﾄﾊｼﾝﾊﾟｲｼﾞｬﾅｲﾀﾞﾃﾞ…？」
ピンポーン
ずんぺい「ｵﾄｻﾝﾆﾋﾄﾘﾉﾄｷﾊﾃﾞﾙﾅﾄｲﾜﾚﾃﾙ… ﾃﾞﾓｷｮｳﾊNGﾃﾞﾃﾏｾﾝﾈｪ… ｱｯｱｯｱｯ」
ピンポーン
ずんぺい「ｱｲｯ」ガチャ
ヤミ金業者「おう、貸した金返せや」
ずんぺい「ﾅ,ﾅﾝﾀﾞﾃﾞ？？」
ヤミ金「おまえの両親に金貸してんだよ、いねーのか？」
ずんぺい「…ｼﾗﾅｲﾋﾄﾄﾊﾅｼﾁｬﾀﾞﾒｯﾃｲﾜﾚﾃﾙﾃﾞ…」
ヤミ金「おまえ大物youtubeｒだよな？おまえの言葉借りりゃ、今日はNG出てないんだろ？」
ずんぺい「ｿｿｿｿ…」
ずんぺい「ｼﾗﾅｲﾋﾄﾆﾂｲﾃｲｯﾀﾗﾀﾞﾒﾀﾞﾃﾞ…」
ヤミ金「オラッ！ あくしろよ！」ボコボコ
ずんぺい「ｲﾀﾞｧｧｧｲﾀﾞｧｧｲｲﾀﾞｧｧｲ ﾔﾒﾃｸﾚﾀﾞﾃﾞｯ…」
ヤミ金「はよせーよ！」ボコボコ
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」
ずんぺい「ﾅｸﾞﾗﾅｲﾃﾞ… ﾂｲﾃｲｸﾀﾞﾃﾞ…」
四時間後
ヤミ金「ついたぞ、降りろ」
ずんぺい「ｺｺﾊﾄﾞｺﾀﾞﾃﾞ…？
ずんぺい(…ｶﾗﾀﾞｦｳﾙ…？ ｶﾜｲｲ助詞ﾄｴｯﾁﾅｺﾄﾃﾞｷﾙﾀﾞﾃﾞ！)
ずんぺい「ﾜｶｯﾀﾀﾞﾃﾞ! ｵﾗ…ｵﾗｶﾞﾝﾊﾞﾙﾀﾞﾃﾞ！」
ヤミ金「ほんとにいいのか？マグロ漁船でもいいんだぞ？」
ずんぺい「ｺｺﾉﾎｳｶﾞｲｲﾀﾞﾃﾞ!」
ヤミ金「そうか、頑張れよ」
ずんぺい(ｲｲｵﾆｲｻﾝﾀﾞﾃﾞ…)
ホモ客「お、新しい子いんじゃん こいつにするわ」
ずんぺい「ｴｯ…」
ホモ客「おらっ！さっさとケツ出せや！」
ホモ客「だからいいんじゃねえか！」
ずんぺい「ｴｯ？ｴｯ？」
ホモ客「おら、あくしろよ！」バチコーン
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ」
ホモ客「入れるぞ！」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ ｱｯｰ！ ｲﾀﾞｲｯ！」
ホモ客「なんだ？初めてか？興奮すんなぁ」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ
ずんぺい「ｲﾀﾞｲｯｲﾀﾞｲｯ ﾔﾒﾃｹﾛ…ﾔﾒﾃ…」
ホモ客「やめるはずねーだろ！」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ
ホモ客「おう、そろそろなかにだすぞ！」
ずんぺい「ﾅｶﾀﾞｹﾀﾞﾒﾀﾞﾃﾞ！ﾔﾒﾃ!ﾔﾒﾃ!！」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ！」
ホモ客「また来るわ、じゃあな」
ずんぺい「」ｼｸｼｸ
…………
………
……
…
ヤミ金「あいつも可哀想だな 親の借金の形とはいえあんなとこで働くなんて」
ヤミ金「まっ、自分の身は自分で守れるらしいからな」
ずんぺい「お腹ペコペコや…」
ガチャ ドカドカドカ
ずんぺい「な、なんだで？？」
近畿財務局員「あれ？？」
ずんぺい「なんだで？勝手に入ってきてはだめだで」
近畿財務局員「えーっとご家族の方は？」
ずんぺい「まだ帰ってないだで？あんたはだれ？」
近畿財務局員「近畿財務局の者です」
近畿財務局員「今週一杯で浜崎さんが宿舎を引き払うとのことだったので引き払い後の現況確認に来ました」
ずんぺい「引き払う？？ゲンキョー確認？？」
近畿財務局員「ああ、つまり引っ越し後の建物の状態を確認にきたんです」
局員「おかしいですねぇ？その割には家財道具なんて残ってないじゃないですか？」
ずんぺい「あっ？あれ？あれっ？」
局員「いつまでも居られても困るだけなのでお引き取り願います」
ずんぺい「えっ？どこへだで？？」
局員「ご家族の元へでしょ？」
ずんぺい「みんなどこに行ったかなんて聞いてないだで…」
局員「携帯で連絡取ればいいんじゃにいですか、早くお引き取りください」
ずんぺい「ま、まって！おら携帯持ってないだで！」
局員「また〜 そんなはずないでしょ ほらほらお引き取りください！」
貝塚市某所
ずんぺい「」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
ずんぺい「みんなどこ行っただで…」
がんばります
二色浜公園にずんぺいの姿はあった。
待てど暮らせど迎えに現れない両親にしびれをきらし、二色浜公園に移動したのだ。
元々人付き合いの苦手な上、社会性皆無な彼にとって元隣人達の冷たい視線を受け止めるのもキツかったこともある。
二色浜公園で飢えをしのぐための水道水は確保したものの、ずんぺいは限界を感じ始めていた。
ずんぺい「なんでこんなことになってるだで…」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…ｵｶｻﾝ…」ｼｸｼｸ
？？「どうした？？」
ずんぺい「ｴｯ…？」
袖口は垢にまみれ、薄汚れた風体をしていたが、ずんぺいにとっては救いの神に見えた。
ずんぺい「…両親に捨てられたんだで…」
ずんぺい「家も無いしお金も無いし…」
ホームレス「親に捨てられたって、あんたいくつや？」
ずんぺい「34だで」
ホームレス「34にもなって捨てられたも無いもんだ」
ずんぺい「……」ｸﾞｩｩｩ
ホームレス「腹減ったのか？」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ！ｺﾞﾊﾝ全然食べてないだで！」
ずんぺい「ｿｿｿｿ…」
ホームレス「若いんやから、働かんとあかんで」
ホームレス「この辺じゃ仕事を見つけられんから、一緒にあいりん行くか？」
ずんぺい「あいりん？？なんだで？？」
ホームレス「仕事があって、安く飯や寝床がある街や」
ホームレス「ワイもこれからそこへ行くんやけど、ついてくるか？」
ずんぺい「いくだで！ついていく！」
ホームレス「ほうか なら一眠りしてから出発や」
ずんぺい「だで！」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾌｺﾞｯ ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ… ｵﾄｻﾝ…ｵｶｻﾝ…ﾊﾟﾙﾑﾀﾍﾞﾀﾍﾞ…」
ホームレス「おい、起きろ 出発するぞ」
ずんぺい「ﾊﾟﾙﾑ…ﾊﾟﾙﾑ…」
ホームレス「いいかげんに起きんか！」
ずんぺい「だで！？」
ずんぺい「まだ暗いだで…」
ホームレス「ここに居たってどうしようもないだろ、ほらいくぞ」
ずんぺい「まだ眠いだで…めんどくさいし…」
ホームレス「ここに居てものたれ死ぬだけや」
ずんぺい「それはね、それはあなたがそう思ってるだけやで ｱｯｱｯｱｯ」
ホームレス「ほうか、なら勝手にせーや」
ずんぺい「……Zzz」
ずんぺい「だで！？」
ずんぺい「ホームレスが居なくなっただで！？」
ずんぺい「オラを置いてくなんてひどいやつだで…」
ずんぺい「あんなやつについて行かなくても生きていけるだで…だってオラ頭いいけん」
ずんぺい「なんたで？」
ホームレスにすら見放されたずんぺいに話しかけたのは警察官であった。
警察官「ここにホームレスが住み着いてるという通報がありまして」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ…ｿｿｿｿ…ﾎｰﾑﾚｽﾊﾄﾞｯｶｲｯﾀﾀﾞﾃﾞ…」
警察官「二人いるって報告なんですが。失礼ですが身元を証明できるもの持ってますか？」
ずんぺい「ｱｯ、ｻｲﾌ…ｻｲﾌ…」
ずんぺい「ｻｲﾌﾅｲﾀﾞﾃﾞ…」
警察官「免許証もない？おいくつなんです？」
ずんぺい「34だで」
警察官「お住まいは？」
ずんぺい「貝塚勃起宿舎だっただで けどｵﾄｻﾝｵｶｻﾝに置いてかれただで…」
警察官「住所不定無職か…」
警察官「あのね、ここは市民の為の公園であなたが占有していい場所ではないの」
ずんぺい「せんゆう？？」
警察官「あなたが住んで良いところじゃないの」
警察官「あなたがここに住み着くと市民の方々が不気味がって公園に来づらいの」
警察官「だから、早く出ていって」
ずんぺい「でも！オラ住むとこないだで！」
警察官「知らないよ！とにかく出ていって！」
ずんぺい「あのお巡りさんオラがどうなってもいいだで…？」
ずんぺい「どこかお金が無くて水も飲めて休めるところはないかな？」
ずんぺい「あ…図書館にいくだで あそこなら静かだしゆっくり休めるで」
図書館も閉館時間となりずんぺいは夜露をしのげる場所を探し始めた。
財務局員、ホームレスや警官に見捨てられたことによるストレスは凄まじく、業病であるアトピーも悪化し始めた。
ずんぺい「なんとかどこか寝られるところはないだでか」
ずんぺい「！ どうせあのお巡りさんはずっと公園を見張ってるはずないだで」
ずんぺい「朝早く公園から出ればお巡りさんに見つからない！ オラ頭いい〜」
―二色浜公園―
ずんぺい「よし、今日は早く寝るだで」
ずんぺい「Zzz ｵﾄｻﾝ…ｵｶｻﾝ… ﾊﾗﾍﾟｺﾀﾞﾃﾞ… ｺﾞﾊﾝ…ｺﾞﾊﾝ…」
クソガキ2「いるよ、にーちゃんが見かけたっていうてたぞ」
クソガキ2「あ、あいつじゃね？」
クソガキ1「ほんとにいるやん！ キタネエカッコしてんな、あいつ」
クソガキ2「言うてもホームレスやし」
クソガキ1「どこかで見たことあるかも」
クソガキ2「それはないやろ、あんなやつ」
クソガキ1「それもそうやな」
クソガキ1「まずは起こしてやるか」
…………
……
バッシャーーン
ずんぺい「ﾋｧｯ！？ なんだで？？なんだで？？」キョロキョロ
ずんぺい「誰かに水かけられただで…ｻﾑｲｻﾑｲﾖｰ」ブルブル
クソガキ1 「あはははは！ あの土竜ビックリして周りみてやがるwwwwww」
クソガキ2「おまえよくこんな悪いこと思い付くなwwwwww 日中あつくなってきたって言ってもまだ冷えるだろwwwwww」
クソガキ1「あいつの近くに行ったら臭かったやろ？？ やっぱ風呂入ってねーんだって 久しぶりにキレイになれてよかったんじゃねーか？？ アトピーは清潔にしとかないとwww」
クソガキ2「wwwwww」
ずんぺい「ｻﾑｲｻﾑｲﾖｰ あかん…震えが止まらないだで…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ずんぺい「アトピーで掻いたところがめちゃめちゃしみるだで…」
ずんぺい「あああっー ｻﾑｲﾖｰｶﾕｲﾖｰ ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」
春めいてきたとはいえ、この時期の貝塚市は夜間12℃まで冷える。
長年仕事もせず引きこもりで体力もないうえに、ストレスと空腹で体に変調をきたしはじめていたずんぺいの体はみるみるうちに弱っていった。
また冷水といっても水道水ではなく海水であったため、乾いていくのと同時にアトピーの痒みと共に海水による痒みも加わっていった。
クソガキ2「なんであいつ だでぇ とか言っちゃってるのwwwwww」
クソガキ1「」ガサゴソ
クソガキ2「あれ？なにしてんだ？？」
クソガキ1「次の準備」
クソガキ2「次の準備？？」
クソガキ1「あれくらいで終わるはずないやろwwwwww」
クソガキ2「ひでえwwwwww」
ｱｯｱｯｱｯ
大物youtube r速報にまとめられたらハマチャンホンポカラーでお願いします
ドス！ドス！
パコッ！
ずんぺい「イタッ！」
ずんぺい「なんだで！？なんだ？？」
バカッ！ドス！
ずんぺい「イダイ！イダイ！ イダダダ！ イダイだで…」
クソガキ1「なかなかあたらねーな」
クソガキ2「でもおまえ二個当てたじゃん おれ一個だぞwwww」
やきうかな
ずんぺいがこうなってもそう思わないのはなんなんだ
たまらずずんぺいは二色浜公園を出るべく遁走を始めた。
クソガキ2「おっ、あいつ逃げたぞ！」
クソガキ1「逃がすかよwww」
ずんぺい「ハッハッ、ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ… ひゅ〜ひゅ〜 ゼェゼェ」
クソガキ1「投げろ、投げろ！」
パコッドスッ！
ずんぺい「イダイだで… ゼェゼェ なんでこんなことするんだで！？」
長年引きこもりをし、ろくに運動をしなかった上にそもそも運動神経の悪いずんぺいはどんなに一生懸命走っても
若者二人の足には叶うはずもなく、適度な間隔を開けられ動く的扱いにされてしまった。
5分も走るとずんぺいの顔にはチアノーゼがあらわれ始めた。そしてついには
ずんぺい「ハァッ…ハァッ…！」
ズサァッ どてっ
ずんぺい「オエエエエ オロロロロ」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪ ゼェゼェ… ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」
クソガキ1「あらら吐いちゃったよ きたねーな」
クソガキ2「しゃーねーから助けてやるよw」
ドガっ！
容赦ない蹴りはずんぺいの鳩尾のあたりに入った。
ずんぺい「！ ｹﾞﾛﾛﾛﾛ」
ずんぺい「なんでオラがこんな目にあうだで… ｵﾄｻﾝ…ｵｶｻﾝ…オラ…ｲﾔｼﾞｬﾜ…ｼﾇﾉﾊｲﾔｼﾞｬﾜ…」
ごめん、ごめんやで
はずだった。普通はそうなる。だが、順平に思い出せるのは10数年前の両親の面影だけだった。この10数年の間、働く事から逃げていたずんぺいはいつも一緒に居るはずの両親と目すら合わせないようになっていた。無職であることへのうしろめたさではない。働くことを求める両親にたいし、目を合わせることをやめることで自己防衛をしていたのだった。
しかし実際には防衛しているつもりで目を合わせないずんぺいに対し、それでも親心から両親は根気強く働くことをもとめていたのだった。
働いていさえすれば両親にも捨てられず、こんな淋しい場所でいじめられることはなかった。
それでもずんぺいはそんな反省もせず、ただただ自分を捨てた両親に対し呪詛の声をあげはじめた。
ずんぺい「オラを…オラを捨てただで… ひどいだで…ひどい… オラが何をしたっていうんだで…」
クソガキ2「とうとう泣いちゃったよ やり過ぎたかな？」
クソガキ1「」ﾊﾞﾁｺｰﾝ！
ずんぺい「！」ｼｸｼｸ
クソガキ1「おまえみたいな人間のクズが居ていいところじゃないんや」
クソガキ1「おまえが居なくなるまで毎日来るからな 。 ここに居る間、おまえはおれらの玩具やからな」
ずんぺい「だ、だで？ でもオラどこに行ったらいいんだで？？」
クソガキ2「こいつがさっき言うたやろ 居る間は玩具だって」
クソガキ2「だから玩具でいたいならいつまでもここに居てええんやで？」ニコリ
クソガキ1「じゃ、帰ろーぜ 腹へったわwww」
クソガキ2「せやなwww」
…………
………
……
…
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」ｼｸｼｸ
ずんぺい「このままじゃあんなクソガキたちの玩具にされて死んでしまうだで…」
こういうところ見れるならチャンネル入会してやるのに
凸者「夕方になってもRAV4は戻ってこねーし、206号室に人の出入りは無いみたいや」
凸者「これまで遭遇してきたやつがちゃんと知的障害者を確保せんからこんなことになるやで…ｱｯｱｯｱｯ…」
この凸者、府外から訪れたハセカラ経験のあるタガが外れた人間である。
承認欲求からその凸行動はエスカレートしており、ハセカラ界隈では名の知れた人物となっていた。
凸者「ハセカラで培った凸を見せてやりたかったんやが、どうにもならんな」
凸者「イタズラ用アイテム持ってきたのに無駄になったやんけ」
凸者「聖地巡礼して帰るやで」
………
……
…
凸者「ここが平壌郊外や慰安婦像のある二色浜公園か、なかなか良いとこやんけ」
ずんぺい「」ｼｸｼｸ ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…
凸者「なんや、聞いたことある鳴き声やな」キョロキョロ
凸者「ﾌｧｯ!? あのアトピーガイジ、ずんぺいやんけ！！」
凸者「おい、ひきこもり！」
ずんぺい「だで？？」ｸﾞｽﾞｯｸﾞｽﾞｯ
凸者「syamuさんですよね？」
ずんぺい「！？ オラのこと知ってるだで？」
凸者「動画楽しく見てましたよ��」
ずんぺい「視聴ささんや…」
凸者(まさかこんなチャンスあるとはおもわんかったわ！ 良いネタ拾って人気ものや！)
凸者「こんなところで泣いてどうしたんです？？」
………
……
…
それからずんぺいは三時間にわたり両親やホームレスに捨てられたこと、近畿財務局員に邪険にされたこと、クソガキに苛められたことを洗いざらい話した。
凸者は度々ループする話を忍耐強く聞いていた。
凸者(ほんまこいつあたま時間なってるわ、もう何回同じ話してるんや)
凸者(しかもくっさいわ、こいつ)
ずんぺい「それでな、飯食わせてくれるんやったら動画に出てもいいだで」
ずんぺい「もっと色々聞きたいやろ？」
凸者(こんなくっさくて知的障害あるやつ連れて外食なんかしたらアカンやつやで…)
凸者(こいつ、両親に捨てられたって言ってたな。ええこと思い付いたわ。)
凸者「わかりました、いいですよ。何が食べたいです？？」
ずんぺい「パ…ﾊﾟﾙﾑﾀﾍﾞﾀﾍﾞ…」
凸者(こいつほんまのアホなんやな 他のもん食べたくないんか？)
凸者「他の食べましょうよ、連れていきますよ」
ずんぺい「いいんだで？？」
凸者「いいですよ、なんでも」
凸者「車で来てるんで、車で行きましょうよ syamuさん疲れてるでしょ？」
ずんぺい「わかっただで」
凸者「あ、syamuさんまだのらないで」
ずんぺい「？？」
凸「シート汚れたら嫌なので、新聞敷いときます。臭いし。」
ずんぺい「ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ」
ずんぺい「どこまで行くんだで？？」
凸者「ついたぞ」
二人が車に乗り込んでからおよそ二時間ほど経っていた。あたりはすっかり暗くなり、もうまわりにはまばらに灯りがあるだけだった。
この辺りは奈良県との県境で、深い山々に囲まれた場所であった。山小屋がポツンとあるだけで食事ができるようなところもない。
凸者「」
ずんぺい「ここはどこだで？？」
凸者「」
ずんぺい「お腹へっただで… ｺﾞﾊﾝﾀﾍﾞﾀｲ…」
凸者「うるせーぞ！！業人！！ぶち殺すぞ！」
ずんぺい「だ…だで？？」
ずんぺい「なんで…今まで敬語だったのに…ｹｲｺﾞ…」
凸者「」ビターン！
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ！」
ずんぺいは強かに体を地面に叩きつけられた。凸者に投げ飛ばされたのだ。
柔道の技のようだったが、ずんぺいには魔法をかけられたように思われた。
ずんぺい「な、なにするだで！」
パシッパシッ
凸者は平手打ちをした。凸者の体はずんぺいほどの小柄さだが、ずんぺいとは違い厚みのある体をしていた。薄手のシャツにはうっすらとだが、凸者の筋肉が隆起して見えた。
なんらかの格闘経験があるのは間違い…が、社会経験どころか学生時代も人とまともに交流のなかったずんぺいにはそのような大きな違いも些細な事だったにちがいない。
凸者は手慣れた様子で山小屋の囲炉裏で火をおこしはじめた。やがて火が起きると
凸者「服脱げ」
ずんぺい「へ？？」
凸者「服脱げって言ったんだよ！」
ずんぺい「」ﾋﾞｸｯ
ずんぺい「」するする…
一枚一枚衣服を脱ぐごとにアトピーにまみれた汚い体が少しずつ露になっていった。そうして、全て脱ぎ終えると。
凸者「」ポイッ
ずんぺい「！ な、なにするんだで！！」
ずんぺいが纏っていた衣類は全て火の中に消えていった。
その一枚一枚は化繊であったため、瞬く間に燃え尽きていった。ずんぺいの反射神経では引き上げる間もなかった。
凸者「おまえくせーんだよ！何日風呂入ってねーんだよ！」
ずんぺい「ｲﾔｰｲﾔｲﾔｲﾔ！ｲﾔｰｲﾔｲﾔｲﾔ！ｲｰﾔｲﾔｲﾔｲﾔ！」
ずんぺい「ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ！ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ！ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ！」
凸者「うるせえんだよ！土竜」ばこっ！
ずんぺい「ｲﾀﾞｲ！ｲﾀﾞｧｧ！」
凸者「外の水道で体洗ってこいよ」
ずんぺい「まだ外は寒いだで…」
凸者「」ボッ じゅ〜
凸者はずんぺいに火のついた薪を押し付けた。
ずんぺい「ｱﾂｩｲ！ｱﾂｩｲﾀﾞﾃﾞｪｪｪ！」
ずんぺい「わ、わかっただでわかっただで…」
凸者「水かぶるだけじゃねーからな？たちゃんと擦ってこいよ？」
ずんぺい「ｿｿｿｿ…」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ… ｻﾑｲ…ｻﾑｲﾀﾞﾃﾞ…」ブルブル
ずんぺい「」ｺｽｺｽｺｽ
ずんぺい「ｲﾀﾞｲ…」
クソガキにいじめられ、凸者に殴打され、あげくの果てにはアトピーが悪化したずんぺいの体は水をかけるだけで痛みが走った。
しかし、できるだけ火傷やアトピーを擦らないよう慎重に体を洗った。突如変貌する人間はえてして怖いものではあるが、人生経験の少ないずんぺいにはなおのこと怖かったのである。
ずんぺい「ｱ、ｱﾗｯﾃｷﾀﾀﾞﾃﾞ…」
これまでのストレスと疲労、そして凸者への恐怖でずんぺいは完全にウォンツ状態に陥った。
凸者「そーか、そこに座れや」ﾎﾞﾛﾝ
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞ…」
おもむろに下半身を露出させた凸者の行動に内心パニックに陥りかけながらも、ずんぺいは冷静に言われたようにした。
凸者「じゃあなめろや」
ずんぺい「ﾀﾞ…ﾀﾞﾃﾞ？？」
凸者「舐めろつってんだろ、あくしろよ」
ずんぺい「ｱｲ…」ペロペロ
凸者「」バキッ ズサァァ
ずんぺい「ｷﾞｬｯ!」
ずんぺいの首に凸者の右足が振り抜かれた。
凸者「もっと心を込めて丁寧になめろや」
ずんぺい「ｱ…ｱｲ…」ペロペログッポグッポ
凸者「おう、やればできるじゃねーか」
https://i.imgur.com/vhB3hqk.jpg
最初はずんぺいのなすがままだった逸物だが、徐々に凸者の動きが加えられていった。
ずんぺい「ｵｺﾞ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…」ﾎﾞｴｪ
凸者「はきだしてんじゃあねえよ、業人」
ずんぺい「ﾋﾞｸｯ ｱｲ…」グッポグッポ
凸者「そろそろいいか、やめていいぞ業人」
ずんぺいはホッとした。今まで経験したこともない苦しみと屈辱から解放されたから。
しかし、それも束の間。
凸者「おめえ、歯があたっていてーんだよ 土竜には歯なんていらねーな？」
ずんぺい「ｴｯ？ｴｯ？」
ズコッ！
ずんぺい「！？ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ！！」
ずんぺいの口に薪が突っ込まれた。
前歯数本が折れ、血が流れ出した。
凸者「血なんか流すなよ、汚ねーな」
ずんぺい「ｲﾋｬｲ…ｲﾋｬｲ！ｲﾁﾞｧｧ」
凸者「バッカおめえ、まだおわってねーぞ」
バキッ！
ずんぺい「！？？」
ずんぺいの歯は左右上下のの犬歯から奥歯を残し全て折れた。
ずんぺい「ﾋｲｲィ」
ずんぺい「ｱｲ…」
凸者「おまえの頭じゃ理解できねえと思うが、もう自由はねえからな」
ずんぺい「ｴｯ…」
凸者「ああ、元々座敷牢暮らしだったっけな 自由なんて元からなかったんだな」
ずんぺい「ｼﾞ…ｼﾞﾕｳ…？」
凸者「ここから出るときは死ぬときってこった あぁ、死んでも出られねーかもしんねーな」
ずんぺい「…」
凸者「さてと、おまえのおフェラ動画をアップロードしねえとな」
ずんぺい「！ ﾔ,ﾔﾒﾃｸﾚﾀﾞﾃﾞ！！」
ばこっ！
ずんぺい「ｱｳｳｰ」
凸者「おまえもわからねーやつだな おまえは俺の奴隷なの わかる？」
ずんぺい「ﾄﾞﾚｲｼﾞｬﾅｲ… ﾄﾞﾚｲｼﾞｬﾅｲﾀﾞﾃﾞ！」ドンッ
凸者「お仕置きが必要だな」
それから小一時間、凸者の折檻は続いた。
いくらずんぺいが「ﾜｶﾘﾏｼﾀ…」「ｵﾗﾊﾄﾞﾚｲﾀﾞﾃﾞ…」と認めても体が凸者を主と認めるまでは折檻の手を緩めなかったのだ。
ずんぺいが言葉らしきものを発する度に強烈な一撃を加えていった。凸者はずんぺいが言葉らしきものを発するのを極端に嫌がったためだ。
精も根も尽き果て、元から明瞭ではなかった言葉がうめき声にすらならなくなるまで責めぬいた。
折檻が終わる頃には利き腕である左手と両足は折られ、身動きを取るには右手しか残っていなかった。
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞ…ﾀﾞﾃﾞ…」
凸者「よーし、気分がのってきたぞ」
凸者「オラッ、ケツ出せよ業人」
ずんぺい「ｿｿｿｿ…」ｸｲｯ
凸者「ずいぶん大人しくなったじゃねえか すぐ気持ちよくしてやるからな、待ってろ」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ」
凸者「おし入れるぞ」
ずんぺい「ﾀﾞ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ！」ズププ
なんの準備も無しに凸者の逸物を受け入れたずんぺいの肛門は見事に割けた。
滴り落ちるずんぺいの血液は潤滑油のかわりとなり、凸者の逸物の動きを滑らかにしていく。
ずんぺい「ｱｱｱ… ﾀﾞﾃﾞﾀﾞﾃﾞﾀﾞﾃﾞ！」
凸者「おう、イイ声で鳴くじゃねえか 土竜ってのは鳴くもんだな」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
ずんぺい「ｱｱｵｵｵｵ… 」
凸者「おう、そろそろ直腸内(なか)にだすぞ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
ずんぺい「ｱｵｵｵｵ！ｱｳｰ！ｱｳｱｳｱｰ ﾀﾞﾃﾞﾀﾞﾃﾞﾀﾞﾃﾞﾀﾞﾃﾞｪｪｪ」ﾋﾟｭｯﾋﾟｭｯ
ずんぺい「」ｼｸｼｸ ｴｰﾝ ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…
凸者「これは報酬だ。」
凸者が渡したのは超熟だった。ずんぺいはしばらくぶりに食べ物を手に入れることができたのだ。
ずんぺい「ｱｳｳｰ ｱｳｳｰ」
凸者「そんなに嬉しいのか、良かったな」
凸者「じゃあ、仕事もあるしおれ帰るわ」
凸者「また来るからな、残った手で肛門綺麗にしとけよ」
ずんぺい「ｱｳｰ！」
こうしてずんぺいは束の間の自由を得た。
凸者「散々玩具にできて楽しかったわ、次は誰を的にするかなwww」
ずんぺいは来るはずの凸者をじっと待ち続けた。
超熟は既に無く、次なる食料を持ってくるはずの凸者を一日千秋の想いで待ち続けたのだ。
小屋から出ようと思えば簡単に出られた。日中になると、ごく稀にだが自動車も通りかかっていた。
右手以外残っていなくても外に出て助けを求めることはできたのである。
それでもずんぺいは待ち続けた。
長年両親がしてくれたことを今度は凸者がしてくれる――。
食べ物をくれるのであれば、例え尻の穴を求められようと差し出すつもりにさえなっていた。
ずんぺいは待っている。今でも奈良県境の山深い山小屋の中で――。
乱筆乱文失礼しました。
いざ書いてみるとなかなか難しいなと思いました。
頑張って次を書いてみます。
文句なしの100点です
そうなったら生活保護とかNPO団体とかにアクセスできるとは思えないし
特に最後の助けを求めようと思えば求められるけどそうしないってとこもずんぺいも知的障害者っていう指摘を無視して病院に行かなかったりとか
ネカマにすらバイトでもいいから最大限の譲歩とアドバイスされてもそれでフォロー外すっていう所業
今回のプチ復活でも寄付金要求する一方で施設名は明かさなかったからこっちから助けるどころか援助もできないし
マジで心配して自分の仕事場斡旋してくれて仕事内容もそれほどキツイものじゃないのに返事の一つもしなかったりとか
これは順平の現実を描いた良作ですね…
本人に読ませてあげたい
次あるなら期待して楽しみにしてる
業人にはこれくらいの罰が必要だと思った
出来たらホームレスのおじさんに付いて行くルートも観たい…観たくない？
それもイイですね
当初はそのルートを考えてたんですが、貝塚―あいりん地区間をナビで調べると6時間は歩く計算なんですよ
ずんぺいくんが6時間も歩けるかな？と考えたとき、なかなか想像できなくて
なかなか起きなくてホームレスに捨てられる方がずんぺいくんらしいなって思ったわけです
はぇ~結構遠いんですね。電車乗ろうとしても金ないからダメみたいですね
イッチやないけど是非是非
イッチやけどええで
いままでオラしか書いてなかったからルールなんてないんやけど
同時進行になったときのために、名前欄にタイトル書くとええかもしれへんで��
いっちやないけど是非是非のワイでも書いてええんやな
ええやろ
みんなで楽しもうや！
syamu『肝試ししてみた』
syamu「ｵｨｨｨｽ!!どうも！syamuでーす！」
syamu「えー俺……俺らが帰省……わたくし……我が家………実家に戻ってるんですけどね」
syamu「なんでもわたくしの実家の近くに『お化けが出る』って噂のある古い洋館があるんですけどねー 人が住んでない…住んでるかも……いや住んでないわ、住んでたらダメやん不法侵入になるわ」
(空き家でもダメです）
syamu「えー…というわけで洋館に早速向かおうと思います！それでは..ｶｯｯﾂﾂ!!」
……滅茶苦茶デカイやん！えーわたくしの現在住んでる借家…マンションなんですけど そのくらいありますね……ちょっとソレは言い過ぎたわ。少し小さいですね、あっ小さいと言うのは洋館のほうですね」
syamu「いやーホント大きいですねー
洋館と言えば私の祖母が『羊羹』が好きでしてね〜……あっ食べる方の洋館ですねﾖｳｶﾝﾀﾍﾞﾀﾍﾞ
お↑と↓な↑買いして業務用…パーティー用だったかな？…とにかく大きな羊羹が好きでしね~わたくしはあまり好きでは無かったんですけどね~」
syamu「……あれ？今から何をするんやったけ？…えー……あっ今からその洋館の探索&肝試しをするんでしたね！いゃ~話が逸れちゃいましたね~
よくコメントでも『話がズレてる』『おはなしがﾅｶﾞｲﾖ-』…なんてコメあるんですけどね
そこが私の良いところですからね。実況する前にこんなにお話する人いないでしょう？…だからいいのよん ｿｺｶﾞｲｲﾉﾖﾝ」
この辺り住んでたんですよ 実家近くでもよく遊んでたんですけどね。こんなあったんかいなー？
いやー驚きですね……まぁ20年近く昔ですし忘れていたのかもしれないですね。わたくしも関西弁がすっかり板に付いちゃって……」
syamu「では早速！門から堂々と入ろうと思います！空き巣ではないので堂々とします！」
ｷﾞｨｨ
syamu「空きましたね。」
syamu「お庭の中は…草がボーボーですね、ボーボーです。実家も手入れしてないのでボーボーなんですけど、こっちの方がよりボーボーですね。
手入れしないとボーボボになるのは不思議ですよね~野菜なんか手入れ…土弄ったりしないと収穫できないんですよね~農家の人は大変です」
syamu「庭の中心には大きな噴水がありますね~昔は綺麗な水だったんでしょうけど、今はスゴイことになってますねーﾆｵｲｶﾞｽｺﾞｲﾖｺﾚ-
色もアレですね〜のびハザのハンターの…ハンターの入ってた…容器のあのドロっとした…
とにかく凄い色です」
なのでこちら側が真の正面玄関ですね」
syamu「ドアも大きくて立派ですね〜ヒノキ…いや？杉の木？……わからへんわ専門家でも大工でも無いしわからへんわ、もしかしたら木材では無いのかもしれへんわ断言するのやめとくわ、保証が無いわ
とにかく立派なドアを開けて行こうと思います！」
ｷﾞｨｨ
syamu「空きますね、空きます。空きましたよ
syamu「あっ！みなさん…わたくし…普通に入って来ましたが実はここの洋館に鍵が掛かってないことは知っていたんですよね。
ここを教えてくれたのは実はわたくしの両親なんですよ~何でも動画のネタになるって伝えてくれましてね~『鍵も掛かってないから是非とも』と言ってたんですよね、いや〜ようやく家族もわたくしのYouTube活動を応援してくれるようになりましてね〜ほんとありがとうございますやで。ホンマ」
syamu「家族からの期待は裏切る訳には行けませんからね。なんとしてでも大物YouTubeｒにわたくしはなってみせます！
大物になって親孝行せなあきませんわ、この洋館ぐらい立派な家をプレゼントしたいなー…なんておもったり……まぁ現実は厳しいですね~もっともっと視聴者さんを増やさないとダメですね~
特に女性！若い女性を増やさないとダメですね~わたくしの動画は男性が九割越で女性は1割
syamu「女性は1割にも満たないですからね~増やそうと努力はしてるんですけどね~サブチャンネルの方で女性向けの動画を出したりと……色々してるんですけどね~難しいです。」
syamu「ですが…焦ってはダメですね『急がば回れ』です『急いては事を仕損じる』ですね〜ｷｮｳﾖｳﾉｱﾙｵﾚ...ｶｯｺｲｲﾀﾞﾃﾞ
まぁ時間もありますしゆっくり慎重に進めて行きたいと思います」
ﾊﾟﾘﾝ!!
syamu「!?今…何か音がしましたね…食器の割れる音でしょうか？ 玄関入って右手のほうですね~
早速行ってみたいと思います！ｿﾚﾃﾞﾊｲｷﾏｽﾖ-」
おい！それってYO！のびハザのネタじゃんか！ｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯ
そういや-この前ね、家族の食べた後の食器を洗ってたら誤って妹のね~お気に入りのコッ…グラスを割ってしまいましてね。
syamu「いや~怒られましたね、妹にですよ
『注意力散漫だから仕事にも就けない』なんて……言われましたね、そのときは黙ってたんですけどね~
いや~ほならね、自分が洗ってみろ！って話ですよ、いつも俺が洗ってるのに少し落としたぐらいで……いやさ、大人ならね我慢すべきやで、ホンマ」
ｷﾞｨｨｨ ﾊﾞﾀﾝ ｶﾞﾁｬ
syamu「?今のは玄関でしょうか？」
おかしいですね~よく見たら内側にも鍵穴がありますね、この扉 ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
どうやらダメみたいですね。不思議ですね~」
ｷﾗｯﾝ
syamu「？あれ？何かが落ちてますね…鍵ですね、玄関の鍵ですかね ？ｸﾞｨｸﾞｨ
…ダメですね、まったく入りません…あれよく見たらキーホルダーに文字が書いてますね…
ずかき…しつ……としょしつ……どうやら『図書室』の鍵みたいです。変わってますね~家の中に図書室があるなんて~それに部屋の扉にも鍵があるんですね。……いや~わたくしなら面倒くさいんで絶対にしませんね。」
syamu「💡もしかしてこの展開は……アレですね、わたくしの動画を観てるかたならご存知の、のびハザです。のびハザですよ！謎解き要素ですね！これ……アレやなきっと、わたくしの両親が面白い動画を作るためにココの洋館を用意して、各部屋に鍵をつけて…玄関の鍵を閉めたのも両親ですね…話題づくりの為に……いやぁ~家族からここまで応援してもらえるなんて…ｽﾃｷﾅｺﾄﾔ ﾅｲﾃﾞｽｶ」
と…思ったんですが先程、調理場向かった時に左手の方にありましたので直ぐにいけますね~では…ｶｯﾄ!ｼｱ-ﾊ-ﾂ!!」
syamu「えー図書室の中に来ました。いや~開けるシーンから撮ろうと思ったんですけどね、ちょっと手こずっちゃって~ 5 分くらい掛かりましたね(鍵穴にしてやられたという)
うっかり撮るの忘れてましたyo! ｺﾞﾒﾝﾖ..ｺﾞﾒﾝﾀﾞﾃﾞ」
syamu「入って直ぐに…見えるのは本棚ですね、
あの奥の方に机、椅子……本を読むスペースがありますね~ココも少し変わってますね~普通は入って直ぐ受付や読書するスペースがあるのに…逆ですね~もしかして欠陥住宅ってやつですかぁ？」
えーと本棚の方は…後回しにして奥の読書スペースから始めたいと思いますｩｩ
んーぱっと見、机の上にいくつか本が置いてるだけでこれと言っ……あっ
ありましたyo!新しい部屋の鍵ですね~」
ｿｿｿｿ ｿｿｿ ｿｿ
syamu（？何か変な気配が…!?あれはなんだで！？)
順平が後方確認をすると後ろに背丈は2mを越えた大男がいた。…が問題は背丈はではない
頭が異常にでかく二頭身に近く目も異常にでかい。
眼球なんかｽﾞﾝﾍﾞの形の良い頭くらいデカかった。
そして全身青色 ブルーベリー色の大男だ
syamu（え？もしかしてココの住人さん？…と言うかﾆﾝｹﾞﾝなんかなぁ…）
明らかに異形なモノを目の当たりに意外とのほほんとしていた順平だったが
syamu（迫ってくるだで！！にっ……逃げなきゃダメだで）
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
順平は意外にも冷静にだった。なぜなら
リア凸者の襲撃が多発しており、今と似た状況を何回も経験していて やり過ごす方法を熟知していたからだ。
そして身体も動いた。ここ最近『踊ってみた！』動画の為にダンスの練習をしており(上手か下手かはさておき)尚且つ筋トレにも励んでいた。
不思議と長く続けており 順平の身体は引き締まっていて30代の平均以上の身体能力を有していた！
？？？「……」ｼｭﾀﾀﾀ
ブルーベリー色の大男は何も言わず順平を追いかけ始めた
以前、自分をガン掘りしようとしたリアホモ凸者に全力で追い掛けられた時と比べれば精神的にも大分余裕があり本棚を上手く利用して図書室を抜けることができた
syamu（どこか…隠れる部屋を…！！来ただで！）
？？？(……）
ブルベリ大男は何も顔色かえず ただ追い掛けて来た
syamu（一か八か…二階に逃げるしか無いだで！）
ｽﾀﾀﾀ
順平は二階へ駆け上がっていった
syamu「こうなれば行き当たりばったりですね…ﾄﾘｬ! 」
ｶﾞﾁｬ! ﾊﾞﾀﾝ!
syamu「やっただで。あとは隠れる場所……ありましたよぉ~ ｸﾛ-ｾﾞｯ-ﾄ!! それではｶｸﾚﾏｽﾖ-」
ｷﾞｨｨ ﾊﾞﾀﾝ
ｶﾞﾁｬ! ﾊﾞﾀﾝ
syamu（……来ただで！）
???「……」
ブルベリ大男は部屋の中でｼﾞｭﾝﾍﾟを求めてグルグルしている
syamu（落ち着くだで、こういう時は親戚が訪ねて来た時を思い出すだで……無になるだで）
今！その経験をフルに活かしていた！
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ!
syamu「…行っただでか？」
syamu「いや~あれはなんだったんでしょうか？不思議ですねー
ですが…わたくしホラー耐性だけは充分ﾆﾁｨあるので何とかOKでしたね」
syamu「…そういえばこの部屋は何のへやでしょうか？ただの部屋でしょうか？…ただの部屋って言い方もなんか変やな…ってアレ？
岡ピーポー！！カメラが無いよ！ｺﾝﾁｸｼｮ-!!」
syamu「アレですね~図書室で鍵取った時、机の上に置いて来ちゃいましたね~ｺﾝﾁｸｼｮ-!
せっかく化け物に襲われていい絵が撮れたと！思ったのにyo! ﾊﾞｶﾔﾛ!!」
syamu「…まあここで怒ってもしょうがないので！早速カメラをとりに…いきましょうか！ｱｯｱｯｱｯ」
いや〜なんで落ち込んでるかと言いますとね、カメラを置いた角度…この場合、位置って言うんかな…まぁそれはどうでもいいや…撮れてなかったんですよ！巻き戻して再生してもね~突然逃げ出した私の後ろ姿しか写ってなくてね~……いやーホント勿体無いですね~非常にいい絵だったんですが。
現実であんな化物に襲われるシーンなんて中々無いからね~」
syamu「…あれ？……今気付いたんですけどね、このカメラ後ろの本棚のほうはガッツリ写してるんですけどね…いやさ、それならあの化物とわたくしがグルグル追い掛けっこしてるシーンがあるはずなんですけど…不思議ですね~
もしかしてカメラが
syamu「もしかしてカメラが壊れたんかな…アレ？でもわたくしはバッチリ写ってますね…まぁ全身青色で図書室も薄暗いですから写りづらいんでしょうね。きっと(ガバガバ迷推理)
気を取り直して！探索に戻りましょうか！ｱｯｱｯｱｯ」
syamu「えーと図書室で手に入れた鍵は…寝る……『寝室』の鍵ですね…寝室に鍵を……男性なら普通は鍵はかけないですよね…ってことは…ﾎﾎｫ-!」
syamu「早速！！寝室に向かいたいと思います！それでは!! ﾋｧ-ｳｨ-ｺﾞ----ﾜｧ---ｵｯ!!」
ｺﾞﾒﾝﾖ...ｺﾞﾒﾝﾀﾞﾃﾞ
貴婦人か？お嬢さんか？…あの化物ってことは無いやろ…では開けたいと思いますｳｩｩ」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
syamu「えー寝室の中ですが…誰一人いないですね…猫の子一匹おりません(しょんぼり)
ベットが２つ…もしかしたら若いOLが寝た跡かもしれないですね…では……ｸﾝｶｸﾝｶしちゃいましょうか！ｱｯｱｯｱｯ ﾎﾎｫｫ-」
順平はベットに飛び込んだ…
syamu「ファッ！」
ｽﾞﾙｯ-
不思議とベットが横にずれてしまった！
syamu「えっ…このベット不良品ｼﾞｬｱﾝ…ん？」
ベットの元の位置には大きな穴が開いていた
青鬼と順平がハーモニーを奏でていて面白いけど面白い
やっぱり100点にします����
よく見たら下の階が丸見えですね~確か下の部屋は鍵が掛かっててはいれなかったんですよね~
やっぱり俺持ってるだで！この穴から降りれば鍵探さなくてええんやな！ ﾄﾘｬ!」
ﾄﾞｻｧ
syamu「いたた…流石に飛び降りるのは間違ってますね…足腰お菓子なるで…
まぁ怪我は無いんですけどね、視聴者さん」
syamu「ん…これはオルガン…ピアノよくわからないですが…ピアノですね~ピアノならアレやな『健治』やな！のびハザの健治の出番ですね~
…でもここにはわたくし、しかいないんですよね~困っただで~…ん？」
syamu「ちょうどわたくし ハンカチを持っていますので…ｷﾚｲ!ｷﾚｲにしちゃいましょうか……ｱｯｱｯｱｯ
…ん ｺﾞｼｺﾞｼ
中々落ちませんね~大人しく落ちた方がいい……ダメかぁ〜…かくなる上は ﾖﾀﾞﾚ ﾍﾟﾁｬ!!
よーし！これで落ちますね~…まぁちょっと汚いですが…わたくししかこの館にいないのでセーフですね(謎理論)」
syamu「ん？…なにやら数字が刻まれてますね『811』…この数字は…」
……ってバカヤロウ！！人の傷口を！ほじくるような番号を刻むんじﾔﾈ-……！！！？」
ブルベリ大男「…」 ｿｿｿ
syamu「ﾜｧ-ｵｯ!!」
ｶﾞｼｯ!!
ﾋｮｲ!!
トラウマに心囚われてたいたが寸前でかわした！
syamu（ヤバイだで！！ギリギリだったで！！)
ピアノを対面に睨み合うｽﾞﾝﾍﾟとブルベリ大男
ピアノを向かいにしてドア側の位置をキープしたsyamu!! そのままドアまで突っ走った！！
syamu（ちょっと作戦がｻﾞﾂdｻﾞﾂﾃﾞｽﾀﾞｽざつーなのはご了承下さい！！）
順平は走りながら上手くドアを足で引っ掛けて回転しながら廊下に出た！！
ﾊﾞﾀﾝ!
ブルベリ大男「！？」
ｶﾞﾝ!!
syamu（やったで。）
常日頃おふざけダンスの練習していた結果が今！活かされていた！
順平が虐待されてるのを見たかったのに
しょうもない青鬼ネタ書きよって
こんなアクティブな順平書きよったら頭おかしなるで
バカタレが
もしくは、ギッタギタにミンチにするか、どっちかです
正直自分でも無理があると思いますｩｩｩ
どっちがええんかな？
個人的に気になったのがはたしてずんぺいは実際に心霊スポットとか行って怖がるのかどうかだけど
ホラー耐性ってあれはアホすぎてそもそも何が起こってるのか理解できない+共感性がなさすぎて登場人物に感情移入できないから怖がってないだけで
現実の脅威に対してはどうかというと一番分かりやすいのが焼肉で帰ってきたら即配信終了するとかｵﾓｼﾚとか異常に恐怖してたのがあったんだわな
焼肉自体はそんな厳しいかというとツイキャスでくっちゃべってもせいぜい諭すぐらいで殴り飛ばしもしなかったこと考えると一般家庭の基準で考えるとそこまで厳しい父親でもないだろうと
一方でずんぺいがあんな恐怖してるのって現実の恐怖に関しては人一倍ビビるほうではないのかと
イッチやけど、別の視点で書き始めてるだで
好きなものを書くのがいちばんだで
ｱｯｱｯｱｯ
あ、今キュンときたね？
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ？？」
工員A「おまえ、この部品を先に組み込まなかったら意味ないやろ！わからんのか！もう三度目やぞ…？」
ずんぺい「ｴｯ？ｴｯ？」
ずんぺい「ﾜ、ﾜｶｯﾀﾀﾞﾃﾞ…」
工員A「ほんまに分かってたら三回もこんなミスするかいな 頭足らなすぎやぞ」
ずんぺい「…」
ずんぺい(オラ頭いいけん……)
工員A「おまえもうええわ、今日はあがれや」
ずんぺい「！ こ、困るだで！ｵﾄｻﾝに怒られる…」
ずんぺいは度重なるミスで何度も就業時間中に家に帰らされていた。それが父親の耳に入り、こっぴどく叱られたことがあるのだ。
ずんぺい「ｱﾄｺｳﾃｲ…？」
工員A「…… 。 もうほんまええから。じゃあBラインの清掃でもしといてくれ。何かあったら言うんやぞ？」
ずんぺい「わかっただで！」
工員A「あとな？敬語くらい使わんかい！ボンクラ！」
ずんぺい「ｿｿｿｿ…」
ずんぺい「」ﾄｺﾄｺﾄｺ…
工員B「おう、はまさきくん。話は聞いとる。このラインはな、結構切粉が出るんや。ゆっくりでええから、ライン周辺の切粉を集めて捨ててくれ。危ないし、なにかあってもラインはいじらんでええぞ。警告音なったら連絡してくれればええよ。ええな？」
ずんぺい「ﾜｶﾘﾏｼﾀ…」
工員B(ほんまラインだけはいじってくれるなよ…おまえの指より高いんじゃ)
帰らなくてすんだずんぺいはご機嫌になり、鼻唄を歌いながら清掃を始めた。
Bラインは先ほどまでのAラインで組んだ子部品群を最終Assyする工程で、ラインそのものにもそれなりの資金を費やしていた。
ずんぺいが清掃を始めてしばらくすると
Bライン「ビーッ！ビーッ！ビーッ！」
ずんぺい「だ、だで？？」
ずんぺいが清掃していた箇所の近くでけたたましくエラー音がなり始めた。
ワークが引っ掛かり、コンベアが詰まっていたのだ。
ずんぺい「Bさんは何もしなくて良いって言ってただで！」
ずんぺい「オラは掃除を続ければいいだで」
工員Bは知らなかった。ずんぺいは自分の都合の良いことしか耳に入れないことを。
工員Aは身をもって知っていたため、ずんぺいを工員Bに押し付けたのだ。
ギリギリの人員でラインを回す工員らにとって、工数としてカウントできないずんぺいと仕事をするのは苦痛であるとともに工数の無駄遣いに感じられた。
実際無駄遣いなのだが。
ずんぺい「えっ？なんだで？？」
工員B「おまえ警告音がこんなになってるのに、なに鼻唄歌って遊んでんだ！バカじゃねーのか？？」
ずんぺい「バカって言う方がバカなんだで ｱｯｱｯｱｯ」
工員B「てめえマジふざけんな」
工員Bは電話を掛け始めた。
工員B「あ、おつかれさまです。」
工員B「ええ、ええ。 浜崎おねがいしていっすか？」
工員B「えっ？それでいいです？わかりました。」
ずんぺい(人が話してる最中に電話するなんて失礼なやつだで… こんなやつまともな人生歩まないだで…)
工員B「おい、浜崎！」
ずんぺい「ｴｯ…」ビクッ
工員B「おまえ今日はもう帰っていいから。」
ずんぺい「！！それは困るだで！仕事させてくれだでぇぇ」
工員B「おまえが居ると迷惑なんだよ！おまえ、何一つまともにできないじゃないか！」
ずんぺい「ｿ、ｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾀﾞﾃﾞ…」
ずんぺい「ｴｯ…」
ずんぺい「で、でも！工員Bさんはオラの掃除見てて何も言わなかっただでっ！」
工員B「なんでおまえのために時間使わなきゃならないんだ。おまえちゃんと高校出てるのか？掃除もまともにできないなんて」
工員B「だいたいおまえに掃除させてたのはな、他に使い道が無いからなんだよ！」
ずんぺい「ｿ,ｿﾝﾅ… ﾔ、ﾔｸﾆﾀｯﾃﾙﾀﾞﾃﾞ…」ｼｸｼｸ
工員B「……。もういいから今日は帰れ。そういう話になったから。」
ずんぺい「…。ｱｲ…。」
工員B「ほんと何の役にもたたないな、おまえ」
工員B「給料泥棒」
ずんぺい「」ﾃｸﾃｸ… ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ
……
…
貝塚勃起宿舎
ずんぺい「ただいまだで…」
カスゴリ「ずんぺい、おかえり。やけに今日は早いんだね？」
ずんぺい「きょ、今日は仕事早く終わったんだで オラにかかればあんな仕事余裕だで！ｱｯｱｯｱｯ」
ずんぺい「そう、ずんぺいはできる子やねぇ」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ」
ずんぺい(バレないようにしないと…)
焼肉「帰ったぞ」
カスゴリ「おかえりなさい」
ずんぺい「お、おかえりだで…ｵﾄｻﾝ…」
焼肉「」
ビターーーン！
突然焼肉に殴り付けられ、ずんぺいは尻餅をついた。
ずんぺい「だで！？」
ずんぺい「な、なにするだで…ｵﾄｻﾝ…」
カスゴリ「なにするの！」
焼肉「ワレは黙ってろ」
焼肉「ずんぺい、今日も早う帰ってきたんじゃってな？」
ずんぺい「ｴｯ」
焼肉「派遣会社から連絡がきたでぇ」
焼肉「われまともに働けんで早う返されたんじゃってな？」
焼肉「それから派遣会社はワレを首にするんじゃと」
ずんぺい「ｿ,ｿﾝﾅ…」
焼肉「われよっぽど使えんのじゃのぉ」
ずんぺい「ひ、酷いだで！ｵﾄｻﾝそれでなんて言ったんだで？？」
焼肉「おまえ、度々職場で迷惑かけてたんじゃってな？」
焼肉「代わりに謝っといたわ」
焼肉「ずんぺい、ワレまた引きこもりしたら許さんぞ」
焼肉「明日からちゃんと職安通うんやぞ、わかったな？」
ずんぺい「ｱ,ｱｲ…」
ずんぺいは焼肉の怒気に完全に気圧されてしまった。
焼肉がほうぼうを探してようやく派遣の仕事を見つけることができた。そんな職をずんぺいは３ヶ月で首になってしまったのだ。
焼肉(あいつ、ほんまに知的障害者なんじゃろうのう…)
………
……
…
翌日、ハローワーク
ずんぺいの姿はそこにあった。職を探すためだったがずんぺいは職を見つけたくなかった。
ずんぺい(オラがなんで働かなくちゃいかんだで…)
ずんぺい(ｵﾄｻﾝがオラを食べさせてくれてればええんだで…)
ずんぺい(オラみたいなクリエイティブな人間の職なんてこんな場所にはないだで、ｱｯｱｯｱｯ)
ずんぺい(youtubeｒのときアンチが沸かなければこんなことには…)ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ
ずんぺい(ぜんぶアンチのせいだで！)
ハロワ職員「書類を見せていただきます。」
ハロワ職員「空白期間長いですね…」
ハロワ「それでどのような職をお探しですか？」
ハロワ職員はニコリともせず事務的にそう聞いた。毎日複数の求職者に接するハロワ職員にとってはずんぺいも複数の中の一人なのである。
ずんぺい「ｱｯ… ｿ,ｿﾉ……」
ハロワ職員「はい？なんて言っているんです？？」
※読みやすさを優先して全角で書きます。臨場感が必要な場合は各自半角にして読み替えて見てください。
ずんぺい「か…体が…よ、弱いだで…」
ハロワ職員「はい？それで？？」
ずんぺい「そ、それで……あ、あまりキツくない仕事が良い…だで…」
ハロワ職員「書類の資格・経験欄にはなにも書いてありませんが、何かありませんか？？」
ずんぺい「！！」
ずんぺい「あ、あ、あるだで！」
ハロワ職員「どんなものですか？」
ずんぺい「大人気youtubeｒ、作詞作曲、小説執筆、それに！それに！！」
ハロワ職員「あーいや、趣味の話じゃないです。仕事上の資格やご経験の話をですね……。」
ずんぺい「それはきみがそう思ってるだけやろ！」
ずんぺい「収入が1円でもあれば立派なお仕事でしょ？？」
ハロワ職員「」ｶﾁﾝ
ハロワ職員で公務員とはいえ、人間である。ずんぺいの勘違いに少々腹がたったハロワ職員は少し質問することにした。
ずんぺい「ｴｯ…」
ずんぺい「そ…それはだで…… 両親の反対にあって……」
ハロワ職員「なんでご両親は反対されてるんです？収入あるのに笑」
ずんぺい「だ、だで……」
ハロワ職員「質問を変えましょう。それらのお仕事(笑)で月いくらくらい稼げるもんなんです？」
ずんぺい「つ…つ…月…イ…」
ハロワ職員「いくらなんです？？月10万ですか？」
ずんぺい「……。月一万だで……。」
ずんぺい「で、でも！でも！ 続けていれば月10万はいけたはずなんだで！それが！それが！両親やアンチが邪魔をして！」
まわりの人々「なにあれ……」ヒソヒソ
感情を爆発させてしまったずんぺいを見た他の求職者が集まってきてしまった。
ずんぺい「ウッウッ……」ｼｸｼｸ
ハロワ職員「浜崎さん。それを何て言うか知ってますか？」
ずんぺい「……。」
ハロワ職員「とらぬ狸の皮算用」
ハロワ職員「机上の空論」
ハロワ職員「夢物語」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ！ｲｰｲﾔｲﾔｲﾔ！ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ！」
ハロワ職員「ほら、そうやってすぐ話を反らそうとしますよね？」
ずんぺい「んぐ……」
ずんぺい「そ……そんなことは……」
ハロワ職員「あなた、本気でそれらをやってました？」
ずんぺい「や……やってただで…！」
ハロワ職員「本当に本気でやってたならもう無理ですよ。 実はあなたの動画見たことありますけど、企画も編集もオフ会も何一つまともにできてなかったですよ」
ハロワ職員は俺オナ民だったのだ！
ずんぺい「そ……それはきみが…」
ハロワ職員「きみがそう思ってるだけやろ、ですか？ それですよ、それ」
ずんぺい「っ……」
ハロワ職員「そうやって逃げてるだけなんです、浜崎さんは。」
ハロワ職員「今日はもうおうちに帰って、もう一度ゆっくり考えてみてください。」
ハロワ職員「帰る前にPCで求人票みていってください。現実がわかりますよ。」
ずんぺい「……」
ハロワ職員「あ、そうそう。ハローワークのPCでツイッターとか書き込み行為しなおでくださいね？ ずっとダメですからね？NGでない日なんてないですから。」
ずんぺい「……。」ﾄｺﾄｺ
ハロワ職員「まぁ、そんなことできないようになってるけどな。」
ハロワ職員「あいつ、これでまともになればいいけどなぁ……」
「ホラー無職」や「これがオラの天昇だで！」で絞り込み検索すれば読みたいものだけ抽出できるかと思ったらできそうになかっただで(2ch mateではできませんでした)
本当にすいません、ホラー無職の人と読者さん
ええだで
細かいこと気にしすぎですよね
全然ええんやで。ワイのは駄作やったわ
最初はなかなかうまくいきませんよね
書き始めはショートにしてうまく完結までもってくようにして回数重ねればすぐに良いものができると思いますよ！
ホラー無職はsyamu動画準拠なのが尚更難しいんだろうなと思います
ずんぺいくんのプレイ動画は同じことしか言ってないから…
……
…
ずんぺい(なんなんだで、あいつ！)
ずんぺい(オラの動画見たことあるとか言ってたけど、アンチやったんか)
ずんぺい(……凸されないやろか…？)
ずんぺい(ｺｱｲﾀﾞﾃﾞ…ｵﾄｻﾝﾆﾊﾞﾚﾀｸﾅｲ……ｲﾔｼﾞｬﾜ……)
ギィ〜バタン！
ずんぺい「…ただいまだで…」
カスゴリ「おかえり、なにか良い求人あったかい？」
ずんぺい「今日は職員に希望を伝えてざっと求人票見てきただで」
カスゴリ「人手不足って言うし、頑張れば職見つかるんじゃない？」
ずんぺい「……」(おまえも働くだで…)
カスゴリ「明日も行くんだよ？」
ずんぺい「ｱ,ｱｲ…」
ずんぺい(なんでオラが働かなくちゃならんだで…)
焼肉「帰ったぞ」
カスゴリ「おかえりなさい」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ……おかえりだで…」
焼肉「ワレ、どこぞに応募したのか？」
ずんぺい「い…いや……ま、まだだで…」
焼肉「あ？」
ずんぺい「きゅ、求人票みて職員と面談してきただで…」
焼肉「どがいな職を希望したんじゃ？」
ずんぺい「か…体が弱いから……キツくないやつをお願いしただで……」
焼肉「悪いなぁ頭の方じゃないか、バカタレ」
ずんぺい「……」(オラッ…オラッ……頭は…いいけん……)
カスゴリ「そんな言い方しなくても…」
焼肉「本当のことじゃろ」
焼肉「youtubeｒだかなんかわからんが、家の恥をさらしやがって、頭時間なるで」
ずんぺい「な、なに？ｵﾄｻﾝ…？」
焼肉「ワレ今度まともに就職できんかったら施設にいれるけぇな」
ずんぺい(しせつ…？しせつってなんだで…)
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…、しせつってなんだで…？」
焼肉「障害者総合支援センターていうのがあって、就労支援もやってくれとるんだ」
ずんぺい「…？」
焼肉「ワレみたいな知恵遅れに仕事を探してくれとるんだ」
カスゴリ「おとうさん！」
ずんぺい「…だで…」
焼肉「ん？」
ずんぺい「オラは！オラは…っ！知恵遅れじゃない！」
焼肉「なら就職してみせろ」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ」
焼肉「ｵﾄｻﾝ楽しみにしとるけぇな」
ずんぺい「……」
ずんぺい(なんだでなんだで！みんなでオラのこと知恵遅れ扱いして…！)
おやすみなさい
https://i.imgur.com/6mpIpX0.jpg
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https://i.imgur.com/CrfK6Rr.jpg
https://i.imgur.com/Bi4Rqln.png
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ずんぺい「今日ははやく寝るだで…」
―翌日―
ハロワにて
ずんぺい「おはようだで！」
俺オナハロワ職員「浜崎さんおはようございます。」
俺オナハロワ職員「就職活動するんです？」
ずんぺい「そうだで！」
俺オナハロワ職員(やっと働く気になったか、クソ土竜)
俺オナハロワ職員「それではどの求人にします？ 紹介状渡すので。」
ずんぺい「そうだでな… これとこれとこれお願いだで」
仕事内容
募集職種名 倉庫内作業員（求人番号：*****）
仕事詳細
商品の入出荷作業
（自転車、部品、パーツ、アウトドア用品など）
コンテナでの荷受け
フォークリフトの運転（未経験可）
簡単なパソコン操作
②電子材の検査、梱包
募集職種名 電子材の検査・梱包
※※ 急募 ※※（求人番号：********）仕事詳細
電子材料素材の検査、梱包
＊自動車、家電、太陽光発電関連の加工品（部品）メーカ ー向け電子材の検査・梱包
＊経験不問求人です。お気軽にお問合せください。
③募集職種名配管工見習
（求人番号：********）
仕事詳細
●新築の戸建やリフォームに伴う水道配管の仕事です。
●未経験からでも手に「職」をつけることができるよう指導いたします。
＊経験不問求人です。お気軽にお問合せください。
仕事で疲れたのと明日朝はやいので今日はお休みします
もうちっとまっててな
面接官①「どうぞー」
ずんぺい「ｱｲ…」
企業①の人事担当である面接官①は今年28歳。
専門卒業後入社後し、8年がたった。まじめに勤務を続け、それなりに責任のある仕事も任されるようになっていた。
今回は面接官としての経験を積ませる意味もあったため、替えの効く作業員の一次選考を任されていた。しかし、面接官①は派手さはないが、実直な勤務姿勢か評価されている。
この日も二次面接へおかしな人材を流さないよう注意深く面接を行っていた。
面接官①「こんにちは！本日はわざわざお越しくださりありがとうございます。よろしくお願いいたします。」
ずんぺい「ｱ…ｱｲ……ﾖ、ﾖﾛｼｸﾀﾞﾃﾞ…」
面接官①(あれ…？この人なにかおかしいな)
面接官①(書類も空白が多いんだよなぁ……)
面接官①「まずは自己紹介をお願いします。」
ずんぺい「ｴｯ？ｴｯ？」
ずんぺい「濱崎ずんぺいだで…。34歳…ﾃﾞｽｩｩｩ」
ずんぺい「…」
面接官①「…」
面接官①「えっ… 終わりですか？？」
ずんぺい「はいだで…」
面接官①(えぇ…なにこいつ…)
その場合、求職者は姓名、学歴、職務経験を簡潔に面接官に分かりやすく話さえすれば問題はない。
しかし、ずんぺいの回答は簡潔すぎる、というか中身がなにもなかった。
元々何もなかったが。
面接官①「ｴｯ… で、では応募の動機を教えてください。」
ずんぺい(なんだでこいつ…若いくせに偉そうだで…)
ずんぺい「し、志望動機……？なんだで…？」
面接官①「えぇ… えっと、なぜ弊社を受けようと思ったか、です。」
ずんぺい「ﾊ、ﾊﾛﾜﾃﾞ、応募して、受けに行けって言われたからだで…？？」
面接官①(なにいってだこいつ……)
単に〜な仕事がしたいから、と回答するだけでは不足なのである。
しかし、ずんぺいの頭ではそれは無理な話である。
面接官①「では……、次は……フォークリフトの免許はお持ちでは無いようですね…」
ずんぺい「ないだで。」
面接官①「車の免許はありますか？」
ずんぺい「あるだで！」
面接官①「！」
面接官①(ここだけやけに元気でたな…)
面接官①「ではPCの扱いは大丈夫ですか？簡単な入力ではありますが、正確に入力していただくことになります。」
ずんぺい「PCの扱いなら得意だで！ｱｯｱｯｱｯ」
面接官①(ｱｯｱｯｱｯ？キモイ…)
面接官①「では少し切り口を変えて…」
面接官①「前職をお辞めになられてからかなり期間あいていますが、その間は何をされていたんですか？」
ずんぺい「それは……ﾊﾛﾜの職員さんが絶対書かない方が良いって言うから……」
面接官①「？では何かされてたんですか？お仕事？」
ずんぺい「仕事だで！」
面接官①(なんで履歴書に書かないんだ、こいつ 逆詐称かよ)
ずんぺい「youtubeｒやってただで！」
面接官①「えっ？？」
ずんぺい「それだけじゃないだで！作詞作曲、小説執筆、料理研究やってただで！」
ずんぺい「…ヒカキンの方が後輩だで……」
面接官①「」
面接官①(そういう問題じゃないだろ…)
面接官①「あの…お仕事の話を……」
ずんぺい「仕事だっただで！」
面接官①(なにこいつ…頭おかしい…)
面接官①「わかりました。本日の面接は終了です。最後になにか質問はありますか？」
ずんぺい「かわいい子いるだで？？」
面接官①「…。えっと、ほかには？？」
ずんぺい「特にないだで」
面接官①「そうですか、お疲れ様でした。」
ずんぺい「ｱｲ」ﾄｺﾄｺﾄｺ…ﾊﾞﾀﾝ
面接官①「…。あいつダメだな。会話が成り立たないわ。他の人と協力して欲しいのにしてくれなさそう。」
面接官①「だいたいyoutubeｒってなんだよ。職歴じゃねーだろそれ。」
面接官①「ちょっとググってみるか」
面接官①「濱崎ずんぺい…」カタカタ
syamu『ｺｲﾆﾊｯﾃﾝｼﾃ…』
syamu『ｵｨｨｨｨｨｽ！どぅも〜！シャムでぇ〜す！』
syamu『おほ^〜』勃起
面接官①「……」
面接官①「ただの知的障害者やんけ…」
ずんぺい「今日はうまくいっただで」
ずんぺい「やはり元大物youtubeｒ様にびびってただで」
SSみたいな事言ってそうだから困る
ボランティア施設も嘘疑惑でてんねやし
ずんぺい「おはようだで！」
俺オナ職員「おはようございます、シャムさん」
ずんぺい「昨日はうまくいっただで ｱｯｱｯｱｯ」
俺オナ職員「どうしてそんなこと思えるんです？？」
ずんぺい「聞かれたことには皆こたえただで オラがyoutubeｒだったこと知ったら驚いてたようだったで ｱｯｱｯｱｯ」
俺オナ職員「バカじゃないんですか？」
ずんぺい「ｴｯ」
俺オナ職員「先方から昨日連絡ありましたよ。不合格って。」
ずんぺい「ｴｯ！？ な、なんでだで！おかしいだで！」
俺オナ職員「あれほどyoutubeｒだったことは言わないでって言ったじゃないですか」
ずんぺい「書類には書くなって言われただけだで…」
俺オナ職員「…まじで知的障害者かよ…」ﾎﾞｿｯ
ずんぺい「だっ、だで！？」
俺オナ職員「企業①の人事担当者にめっちゃくちゃ怒られましたよ」
俺オナ職員「知的障害者なんか寄越すんじゃねえって」
ずんぺい「ｴｯ… オ…オラは知的障害者じゃ…」
俺オナ職員「シャムさんがどう思おうとね、みんなシャムさんのこと知的障害者にしか思えないんですよ、特に動画見ちゃったら。」
俺オナ職員「担当者さんはシャムさんの動画見たみたいなんですよ」
俺オナ職員「あんな動画流すやつが会社に不利益になることを何もしないなんて思えないって」
ずんぺい「……。」
俺オナ職員「ほんと、ろくな動画ないんだから検索されるようなことしないでくださいよ」
ずんぺい「ｳｯ…ｳｯ……」ｼｸｼｸ
ずんぺい「ｴｯ…ちゃんと答えただで……」
俺オナ職員「自己紹介は名前と歳を言っただけ、志望動機はﾊﾛﾜに言われたから、って答えたらしいじゃないですか」
ずんぺい「それの何がおかしいんだで？？」
俺オナ職員「……そこからかよ…」
俺オナ職員「自己紹介は名前と歳、簡単な学歴と職歴を話してくださいよ」
俺オナ職員「志望動機はなぜその仕事をしたいと考えたのか、それを筋道立てて答えてください。」
ずんぺい「ｽｼﾞﾐﾁ…ｽｼﾞﾐﾁ…」
俺オナ職員「今日は帰って、家でじっくり考えてみてください」
ずんぺい「……」ﾃｸﾃｸﾃｸ ﾊﾞﾀﾝ
俺オナ職員「あいつ本当に自分が天才だと思ってるのか？頭時間なるで…」
気になって夜しか眠れないんやけど
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28793825
ありがとナス
順平が目を覚ますとそこは狭い座敷牢だった、とっさに頭に手をやるが痛みは無く血もついていない。
順平は夕食後誕生日にケーキが無いとカスゴリに訴え、いきなり焼肉に殴り倒された酔っているからなのか……焼肉は何かブツブツと言いながら
ひたすら順平の頭を握りこぶしで殴打した、カスゴリは悲鳴を上げ順平は必死に手で頭を庇ったが酔って顔の赤い焼肉はその手を止めない。
――お前のせいやぞ、焼肉じゃないオラは〇〇じゃ！全部お前のせいじゃぞ！業人！
焼肉は酒に酔って赤くなっていた顔を憤怒の形相に歪めてテーブルの上に置いてあったビール瓶を握る。
順平が目をつぶるより早くビール瓶は順平の頭に振り下ろされ、人生初めての強烈な痛みにビャオ！と鳴いた所で記憶が途切れている。
「お、恐ろしい夢やないですか……」
夢にしては殴られた腕や頭の痛みも、焼肉の酒臭い息もカスゴリの悲鳴も妙にリアルだったがともかく腹が減ってきた。
「じゅんぺー、夕飯いらんのか？」
順平はのっそりと立ち上がり座敷牢の襖を開ける、焼肉がビールをグラスに注いでいてギョッとしたが瓶ではなく缶だ。
やっぱり夢だっただで……安心した順平だがテーブルの向こうから視線を感じてそちらを見る、焼肉が順平を睨んでいる。
「もうすぐお前も３４じゃのう……お前と同い年のプルコギくんは二人目のお子さんが産まれるそうだ」
プルコギ……顔も知らないが嫌な奴だ最近焼肉は何かにつけてプルコギと比べてくる、ほならねプルコギを息子にしろって話でしょ。
「ｵﾗﾓｶﾉｼﾞｮ……エハァ！？」
焼肉はテーブル越しにビールをかけてきた顔を真っ赤にして椅子から立ち上がると順平に近づき顔を殴りつける。
「何が彼女じゃ！お前になびく女なんぞおるか！お前のせいで浜崎家も断絶じゃ！業人が！業人がッ！」
カスゴリのゴリラのような悲鳴も構わずに焼肉は順平に圧し掛かる、体重差が倍に近く筋力量でも遥かに劣った順平は押しのけることすらできない。
「ｲﾀｲ!ﾔﾒﾃ!ﾔﾒﾃﾀﾞﾃﾞ!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛この業人が！！！！！」
二度三度と焼肉の拳を順平の腕は防いだが、四度目が顔の中心を捉えリビングに順平の軽い頭を叩きつけた。
順平が全身に電気が流れたような痛みとしびれを感じる、頭が熱くなって思考が飛ぶ。
「じゅ、じゅんぺ？」
暗闇の中で聞いた最後の声が焼肉のものだったかカスゴリのものだったか順平には分からない。
順平はまたも座敷牢に横たわっていた、確かプルコギの奴と比べられて焼肉が急に怒り出して、ビールをかけられて怒った焼肉がこっちにきて……。
瓶ビールで殴られる夢を見て今度は殴られる夢があって、どの夢でも本当に痛くて苦しくて……。
「じゅんぺークレープいらんのか？」
「！？」
「じゅんぺー？」
「今いくだで！」
順平は襖を開けて機敏にリビングに入った焼肉は座ってビールを飲んでいる、慌てた様子の順平を見て忌々しそうに舌打ちをする。
「いい大人がみっともないのぉ」
「……」
（ｵｶｻﾝｻｲｷﾝｶﾊﾞｯﾃｸﾚﾅｲﾀﾞﾃﾞ)
両手で持ってクレープを啜っているとクリームの甘さと瑞々しいイチゴの果肉そしてそれらを包む甘いクレープ皮のハーモニーが舌から脳に伝わっていく。
あまりのおいしさに手が震えだし、次に舌がしびれ体中に広まっていくしだいに息が苦しくなり椅子に座っていることもできずに転げ落ちる。
「遅すぎたな」
カスゴリのすすり泣く声と焼肉の吐き捨てるような一言、それに構う暇はない順平の感じるしびれは熱さにそして痛みへとかわっていく。
順平はまた座敷牢に横になっていた手をゆっくりと握り広げる手にしびれも熱も無い事に驚く。
あれも夢だったのかしかしあの痛みや苦しみはあまりにもリアルだった、舌に感じた甘さがしびれへと変わっていき熱くなり体中が痛くなり呼吸さえできなくなる。
「ふふ、今日は誰もいないからゆっくりしていってね、私一生懸命頑張るから」
リビングから声がするカスゴリの声だが……今までに聞いたことのなような上機嫌な声だ、誰かに仕切りに話しかけている。
ふすまが向こうから開く、見知らぬ男とカスゴリが抱き合う寸前のような体勢で入ってきた、おぞましいことにカスゴリの手は男の股間をさすっていた。
「ｵ､ｵｶｻﾝ､ｿｲﾂﾀﾞﾚ」
「順平お小遣いあげるからこのこと……いや、無理ね、ホルモンくん楽しむ前に処理して」
「ウッス！」
ホルモンはその巨体に似合わぬ機敏さで順平の後ろに回り込み首を絞め始めた。
「素敵な筋肉……」
息もできずじたばたする順平が気絶する直前に見たのはホルモンの事を見ながら股間をいじる焼肉の醜い笑みだった。
もう認めざるを得ない浜崎順平はさっきから死んでいる、死んでは蘇りまた殺されているのだ。
「順平、入るぞ」
「ビャオ！」
一瞬でも遅ければ何の抵抗もできずに焼肉を座敷牢に入れそこで殺されていただろう、何せ命がかかっている順平は必死に襖を抑え焼肉の侵入を拒む。
「順平、順平！お前今日で３５じゃろ、ずっと俺もお前から逃げてたけど今どうにかせんとワシら死んだらお前どうするんじゃ？襖開けぇ」
「嫌だで！」
「今日という今日は話するぞ、とことんまでな！有休も全部取ってきた！渋い顔されたが土下座して職場のみんなに頭下げてきたぞ！」
「嫌だで！嫌だで！！」
「順平！お前の人生の話なんじゃ！ワシだけやる気出してもどうにもできん！順平！出てこい！話し合うぞ！順平」
「嫌イヤｲﾔ」
心臓に針で刺されたような痛みを感じる順平の体から力が抜けていく、焼肉が何かわめいているが聞き取れず瞼が落ちる、胸の痛みだけを感じながら。
手に持った斧が何度も振り下ろされ、一撃目で右腕が肘から千切れ落ち二激目で頭を割られ、抵抗できなくなった後も何度も斧は振り下ろされた。
目覚めると今度は燃え盛る洋館のなかだった、炎の熱さに悲鳴をあげ助けを求めて叫ぶたびに苦しくなり、ひときわ大きな爆発に全身を炎で炙られた。
目覚めるとそこは小船の上だった上下に揺れる船の中で反吐を吐きながらあたりを見渡すが船もなく遠くに島が見えるということもない、船の中には食べ物もなく喉が渇いて海水を飲んだ。
目覚めると、目覚めると、目覚めると……。
読んで気に食わなかったとしたらごめんよ、ごめんやで。
>>170さんと短編無職さんは一緒なのかや？
だとしたら頭おかしそうになるのわかる気がしますぅぅぅ
ホラー無職さんもどんどん書いてどぞ〜
すんません、酔ってて今日は書けませんでした
おやすみなさいぃぃぃ
こんな楽しいスレ立ててくれてありがとうございますやでほんま。
残念ながら>>170さんでは無いでスゥゥゥ、毎度面白いSSが読めて楽しい事やないですか。
天職さんのSSも楽しみにしてるんで十分ﾆﾁｨ!体に気を付けて執筆活動していってください。
inじゃね〜の？（マンインザミラー）
ずんぺい「……ただいまだで…」ｷﾞｨｰﾊﾞﾀﾝ
カスゴリ「どうだったい？」
ずんぺい「ダメだっただで…」
カスゴリ 「そう…また次頑張りなさい」
ずんぺい「ｱ、ｱｲ…」
ずんぺい「ｵｶｻﾝ…ﾊﾟﾙﾑ…」
カスゴリ「ｵﾄｻﾝ帰ってきたらにしなさい」
ずんぺい「……」ﾄｺﾄｺﾄｺ
カスゴリ「じゃあ順平、私たち出て行くから……」
シャム「ほぉ〜ん」
カスゴリ「私たちがいなくなってもキチンと体にいいもの食べるんよ？」
シャム「はいはいはいわかっとるって」
シャム（なんやねん今日はやけにうるさいやんけ…俺を置いて三人でお出かけなんていつものことじゃろ？）
焼肉「おい！何もたくさしとるんじゃ！そんなアホほっといてはよ車のれや」
カスゴリ「お父さん！最後くらいもうすｋ」
焼肉「ええから行けや！」
シャム（最後？なんの話やねん……）
シャム「ｱｲ…」
焼肉「そら受け取れ、10万やる」
シャム「！」
シャム（10万も！？なんやついに配信業を認めてくれたんか！？でも親父、10万じゃ機材揃えられんで…）
焼肉「先月から言うとるが退職するからもうわしらはここにおれん」
シャム（これやからyoutubeｒを知らん奴は困るんや…まあ来月にもお小遣いとして10万くれるやろ）
焼肉「わしらは引っ越すが、おのれも30超えたええ大人じゃ」
シャム（いや50万くれるかも、いや100万か？やっぱ100はないな間を取って50万くらいやろな）
焼肉「その10万でおのれはおのれで生きていけ」
シャム（とりあえず細かい機材は来月買うとしておやつとかオーバーグラスとか買いますか！見とれやアンチども！！）
シャム「ﾊ､ﾊｲ!ｷｲﾄﾙﾃﾞ!」
焼肉「…長い付き合いやったがこれで仕舞や。連絡先も教えんけん頼りにすなや」
シャム「ｱｲ」
カスゴリ「さよなら順平」ｼｸｼｸ
ﾊﾞﾀﾝ ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ
シャム「やっと行きおったか。のろまは嫌われるで、我が親ながらわかっとんのかホンマに」
シャム「まあええわ！！家族が帰ってくるまでに買い物に行きたいと思いますゥゥゥ」
１が戻ってくるまでのお茶請けにでもしてくれたらと思いますゥゥゥ
これはこれで読みたいので続きお願いしますぅぅぅ
これから書きます
焼肉「帰ったでぇ」
カスゴリ「おかえりなさい」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…ﾊﾟﾙﾑ食べたべしていい？」
カスゴリ「ずんぺい！」
焼肉「」ﾊﾞﾁｺｰｰﾝ
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ！ ｲﾀﾞｲ！」
焼肉「働きもせんで何がﾊﾟﾙﾑか。」
焼肉「おかえりなさいも言えんのか、げに知的障害者かおまえ」
ずんぺい「ウゥゥ……オラだって職安行ってきただで…」
焼肉「そりゃ金になっとるのか？」
ずんぺい「求職中だで、行っただけじゃあ金にならないだで…」
焼肉「定職についてから一人前の口きけ、業人」
ずんぺい「ｼｸｼｸ」ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ…
カスゴリ「…。なにもあんな言い方しなくても…。」
焼肉「そうやって甘やかしてきたわしらが悪いんじゃ」
焼肉「わしも働けるなぁあと少しだ。」
焼肉「働けるうちに、せめて生きとるうちにゃあ順平にゃあ職についてもらわにゃあ」
既に還暦を迎えていた焼肉はかわいい息子をなんとかひとりだちさせる決心をしていた。せめてずんぺいが定職についてそれなりの生活ができるのを見て安心したかった。それが叶わぬ夢とも知らずに。
――座敷牢――
ずんぺい「ｼｸｼｸ…」
ずんぺい「もう嫌だで……」
ずんぺい「なんでオラが…オラが叩かれなきゃいかないだで…」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝが言うように職安通ってるのに……なんで叩かれなきゃイケない…」
ずんぺい「ｱｯｰ ｶﾕｲ……ｶﾕｲﾀﾞﾃﾞ…」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ！ｶﾕｸﾅｯﾃｷﾀ！」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘ
焼肉に殴られたショックとﾊﾟﾙﾑを食べたべできないストレス、そして何より不採用への拒絶反応からアトピーが急激に悪化し始めた。
ずんぺい「オラ頭いいだで…！ﾁﾃｨｷｼｮｳｶﾞｲｼｬｼﾞｬﾅｲｹﾝ！」
自らの境遇を客観視したくない思いからずんぺいは空想の世界にひたるようになっていた。
ずんぺい「そうだ… オラには待ずんぺいってくれているファンがいるだで…」
ずんぺい「たびたび現れるホモたちもいるし、復活したら稼げるだで」
ずんぺい「オラ、頭いい〜」
ほんまに業人やなずんぺは
復活したいと考えるようになったずんぺいだが、何をすれば良いのかわからず二つ目の企業面接の練習のためハローワークに向かっていた。
いつしかハローワークは家族からの就職圧力から逃れるための場所になっていた。
―とりあえずﾊﾛﾜに行っておけば文句言われないだで―
本末転倒である。
だが、そう考えればずんぺいのﾊﾛﾜへ向かう足取りも軽くなりついつい鼻歌まじりでむかうのであった。
ずんぺい「ﾀﾞｯﾀﾞｯ ﾀﾞﾃﾞｪｪ♪ﾀﾞﾃﾞｪｪ♪」
SSの中の自分にすら負ける男
俺オナ職員「syamuさんおはようございます。」
ずんぺい「おはようだで！」
俺オナ職員「syamuさん、この間応募した他の二社なんですが。」
ずんぺい「なんだで？」
俺オナ職員「なんだで？じゃないですよ！どちらも書類落ちでした。」
ずんぺい「ｼｮﾙｲｵﾁ…？ｼｮﾙｲｵﾁ…」
俺オナ職員「面接も受けられないってことです。」
ずんぺい「なんでだで！？」
俺オナ職員「syamuさん空白期間長いですからね、それが嫌がられたんじゃないですか？」
ずんぺい「そ、そんな…」
俺オナ職員(こいつマジでウゼーな)
俺オナ職員(どうせsyamuなんて誰も取らないって…)
ずんぺい「なんとかならないだで！？」
俺オナ職員「なんとかと言われても、ここは職を紹介する場所で、紹介された後はご自分でなんとかしていただかないと…」
ずんぺい「…。求人票ﾐﾃｸﾙ…。」
俺オナ職員「はい、どうぞ。」
ずんぺい「オラはもっとクリエイティブな仕事が似合うはずだで…」
ずんぺい「…。……。……あっ！？」
……………………………………………
株式会社 Freak Show
元芸人さん元youtubeｒさん大歓迎！
人を楽しませること、笑わせることに
興味ある方募集！
年齢不問
楽しいイベントの会社です。
月給14万より※能力に応じボーナスあり
所定労働時間8h/day
……………………………………………
ずんぺい「これはオラの経験が活かせそう…」
ずんぺい「」ﾃｸﾃｸﾃｸ
ずんぺい「ここ、受けるだで」
俺オナ職員「…えっ！？本気ですか？」
ずんぺい「本気だで！」
俺オナ職員「ハロワ職員がこういうのもなんですが、疑ってかかった方がいいですよ、こういうの」
ずんぺい「大丈夫だで、オラの経験活かせるし」
俺オナ職員「そうですか…では応募しておきますよ…」
俺オナ職員「syamuさーーん！書類通りましたよ！」
ずんぺい「ほんと！？」
俺オナ職員「ほんとです。書類を送ってyoutubeｒ経歴を伝えたら是非面接に来てほしいってことです。」
俺オナ職員「できれば今日これからってことらしいですけど、どうします？」
ずんぺい「行くだで！」
俺オナ職員「わかりました、二時間後に本社ってことでお願いします。」
ずんぺい「わかっただで！」
――株式会社 Freak Show本社――
ずんぺい「」コンコン
社員「はーい。あ、面接の方ですね？」
ずんぺい「はいだで。」
社員「社長が待ってますのでどうぞお入りください」
社長「こんにちは。ご足労いただきありがとうございます。」
あまりの緊張にずんぺいはついウォンツモードになってしまっていた。
社長「浜崎さんはyoutubeｒをされていたんですって？」
ずんぺい「ｿｿｿ…ﾖﾈﾝ…ﾖﾈﾝ…」
社長「ほほー ４年も？」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞ…」
社長「他には作詞作曲、料理研究ですか」
ずんぺい「ｱｲ…」
社長「どんなタイトルなんです？」
ずんぺい「ｻﾖﾅﾗｱﾄﾋﾟｰ、新築祝い…」
社長「おぉ、有名な曲じゃないですか」
ずんぺい「！？ｼｯﾃﾙﾀﾞﾃﾞ？」
社長「もちろんですよ」
ずんぺい「ﾎ、ﾎﾝﾄ…？」
社長「ほんとですよ」
社長「それがきっかけでこの会社を立ち上げたんです。浜崎さんが入社して頂けるならありがたいです。」
ずんぺい「…わかっただで！入社するだで！」
社長「なにか質問はありますか？」
ずんぺい「ないだで！」
社長「わかりました。いまは求職中ですよね？」
ずんぺい「はいだで。」
社長「じゃあ来週からお願いします。」
ずんぺい「わかっただで！」
話はトントン拍子に進み、翌週入社することが決まった。通常は数日を使い慎重に入社するか判断するところだが、ずんぺいは嬉しかったのだ。
いままで人に認めて貰ったことがなく、貶されてばかりのゴミクズ扱いだった自分がここでは必要とされている。
それが堪らなく嬉しかった。
これで胸を張って両親にも報告できるし、なによりみんなが止めていたyoutubeｒ経験が役に立ったのだ。
ずんぺいじゃなくとも喜ぶかもしれない。
いくら有頂天になっていようとも、"人間として"冷静に判断材料を得ているべきだったのだ。
どんなことで会社は利益をあげ、自分がどのような業務につくのか―。
これは忘れてはならない。
――勃起宿舎――
ずんぺい「ただいまだで！」
カスゴリ「おかえり」
ずんぺい「ｵｶｻﾝ…職がきまっただで！」
カスゴリ「！？？ 本当かい？」
ずんぺい「本当だで！」
カスゴリ「なんていう会社なんだい？」
ずんぺい「？ｴｯﾄ 株式会社ふれーくしょー？」
カスゴリ「なんだい？シャケフレーク作る会社なのかい？」
ずんぺい「違うだで！もっとクリエイティブな会社だで！」
カスゴリ「クリエイティブ？」
ずんぺい「そうだで。」
そうずんぺいはその薄い胸をはった。
カスゴリ「なんにしても就職できてよかったね。ｵﾄｻﾝも喜ぶよ」
ずんぺい「」ﾆﾀｧ〜
焼肉「帰ったでぇ」
カスゴリ「ｵﾄｻﾝおかえりなさい」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…ｵｶｴﾘ」
焼肉「おう、業人。職探しはどうだ？」
カスゴリ「それがｵﾄｻﾝ！すごいですよ！」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…職が決まっただで…」
焼肉「！？ そりゃ本当？良かったな！頑張れよ！」
焼肉「で、どがいな会社なんじゃ？」
ずんぺい「株式会社フレークショーってところだで」
焼肉「フレークショー？？なんじゃ、聞いたことない会社じゃのぉ」
焼肉「でも働けるならええな。ずんぺい、がんばれよ」
ずんぺい「ｱｲ…！」
カスゴリ「それでｵﾄｻﾝ、ずんぺいはこれを機に家を出るって。」
焼肉「本当？なして出るんじゃ？」
ずんぺい「最初は寮生活らしいだで」
焼肉「そうなんか」
焼肉「いつから出勤なんじゃ？」
ずんぺい「来週だで」
焼肉「来週？？ずいぶん急じゃのぉ」
ずんぺい「それだけオラが必要とされる存在なんだで ｱｯｱｯｱｯ」
おやすみなさい…
続編待ってまｽｩｩｩｩ…
シャム「おやつ買うべ」ﾃｨﾛﾘﾛﾘﾛｰ
店員「いらっしゃいませー」（うわこいつまだ生きてたんか…）
シャム「えーとまずパルム、パルムですね。はい。ほんでーミニパン…ミニパウンドケーキやろーほんでープリンやな。あ、ちゃうわ濃いリッチプリンやったわ！」ｱｯｱｯｱｯ
店員（黙って選べんのかこのガイジ）
数分後
シャム「ｺﾚｸﾀﾞｻｲ」
店員「合計で2458円になります」
シャム「ｲﾁﾏﾝｴﾝﾃﾞｵﾈｶﾞｲｼﾏｽｩｩｩ｡ｵﾚ､ｵｶﾈﾓﾁﾔﾜ｣ｱｯｱｯｱｯ
店員「一万円お預かりします」（万札かよめんどくせー）
シャム「…ｷﾐﾊﾞｲﾄ?」
店員「え！？はいそうですけど…」
店員「はぁ…すみません」
シャム「ｵﾚﾐﾀｲﾆ ﾘｯﾊﾟﾆ ｼｺﾞﾄｾﾅ ｱｶﾝﾖ? ﾁﾅﾐﾆ ﾜﾀｸｼﾊ youtubeｒﾃﾞｽｩｩｩ」
店員「…7542円お返しになります」
シャム「ｾｲｾﾞｲｶﾞﾝﾊﾞｯﾃ ﾊﾀﾗｷﾔ? ｵﾔｺｳｺｳｽﾙﾝﾀﾞﾃﾞ?」
店員「はぁ…」
シャム「ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｽﾔﾃﾞｺﾝﾋﾞﾆｶﾗｼﾀﾗ」ﾃｨﾛﾘﾛﾘﾛｰ
店員「ありがとうございましたー」
店員「…久しぶりに見たけど、相変わらず気持ち悪いおっさんだなあ」
店員「でも今日は妙に羽振りよかったな 服装は不潔なままだったけど」
店員「なんか説教くれやがって腹立つしＳＮＳで拡散したろ！」
シャム「たーだーいまー！って誰も戻ってへんやんけ」
シャム「パルムが溶けてまうわ！パルムが！！」ﾅﾆｼﾄﾝﾈｰﾝ!!
シャム「しゃーないからここでいただきたいと思いますゥゥゥ」ｽﾞﾋﾟｯｽﾞﾌﾟｯｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬ…
ﾋｿﾋｿ
ｱﾉﾋﾄ ﾊﾏｻｷｻﾝﾄｺﾉ…
ﾃﾞﾃｲｯﾀﾝｼﾞｬ…
ﾋｿﾋｿ
シャム（近所のひとや…人の事ジロジロ見てなんやねん…）ｶﾕｲﾖｰ ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ
シャム「ｴｯ ｿｳﾃﾞｽｹﾄﾞ ﾅ ﾅﾝﾉﾖｳﾃﾞｽｶ」
隣人「なにか忘れ物でもなさったんですか？」
シャム「ｲﾔ ﾁｮｯﾄ ﾏﾀﾞｶｿﾞｸｶﾞｶｴｯﾃｷﾃﾅｸﾃ…ﾎﾝﾃﾞ…」
隣人「あの…焼肉さんは引っ越すからもうここを引き払うっておっしゃってましたよ？」
シャム「引っ越し！？！？！？」
隣人「え？聞いてないんですか？？一緒に住んでいたのに？？」
シャム「ｿﾝﾅｺﾄ ｷｲﾄﾗﾝﾜ ｿﾝﾅ…」
隣人「ともかくここにあなたの住む場所はありませんよ、新しい住居に行ってください」
シャム｢ｱﾉ ｶｿﾞｸﾊ ﾄﾞｺﾆ…｣
隣人「知りませんよ…皆気味悪がってるから早く立ち去ってください」
シャム「……」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
ウォンツ時の半角セリフ読みにくくないですかね？
読みやすさかリアリティーは難しいですね…
ｿｿｿ…
漢字は普通にして送り仮名をカタカナにしてみてはどうでしょうか
例
ｲﾔ ﾁｮｯﾄ ﾏﾀﾞ家族ｶﾞ帰ｯﾃ来ﾃﾅｸﾃ…ﾎﾝﾃﾞ…
あくまで意見なので、書きやすいようにやってもらっていいですよ
ｲﾀﾀﾞｷﾀﾞﾃﾞｯ!
ｱｯｱｯｱｯ
やっぱり慣れですかね？
こんなん書くの始めてですから文章とても参考にさせていただいてます
>>226
あぁ＾〜いいすっね＾〜
でも現実のずんぺいはこんなSSすら見事に下回ってきそう
ずんぺいはいつも俺たちの想像の斜め下をぶっ飛んでいく
ささやかではあったが、焼肉、カスゴリそして下の姉妹二人がずんぺいの就職を心のそこから祝った。
両親にとっては老後の不安が無くなったこと。
下の姉妹二人にとっては負債が少し軽くなったこと。
それぞれがそれぞれの想いで喜んだ。
だが、それらの想いとは裏腹にずんぺいの運命は坂道を転がり落ちていった。
それから一週間。
ずんぺいは初出社の日を迎えた。
成人男性の物とは思えないほど少ない私物を寮に発送した。
ずんぺい「じゃあ行ってくるだで ｱｯｱｯｱｯ」
焼肉「簡単にゃあ帰ってくりんさんなや」
カスゴリ「体に気をつけて仕事するんだよ」
上の妹「臭いんだよ」
柴田「二度と帰ってくんな、引きこもり」
ずんぺい「ｲﾔｰｲﾔｲﾔｲﾔ ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ」
社長と社員①は社屋内で近づいてくるずんぺいを眺めていた。
ずんぺい「」ﾄｺﾄｺﾄｺ
社長「お、きたな。おい、連れてこい。」
社員①「はい！」
社員①「浜崎さん、お疲れ様です！」
ずんぺい「あら、お出迎え？？」
社員①「そうです。今日から浜崎さんのマネジャーを務めます、社員①です。」
ずんぺい「？？オラの？？」
社員①「はいっ！ 浜崎さんはうちの大事なキャストですので」
ずんぺい「そ、そうだでか ちょっと恥ずかしいだで ｱｯｱｯｱｯ」
柔道はボクシングと同様、選手の体重により階級制を敷いている。
軽量級と侮るなかれ、体躯こそ中量級や重量級には勝てないがその競技人口は柔道の階級の中でも屈指である。
それだけに、運動能力が高く柔道のスキルが高い者しか勝ち進むことはできない。
卒業後はその体力と、頭の回転の速さで専属マネを務めるようになっていた。
それだけの人間がずんぺいのマネジャーに抜擢されたのである。
ずんぺい「訓練？？」
社員①「そうです。まだずんぺいさんは荒削りですので、いまの純粋さを残したままもっと人を楽しくさせるスキルを磨いてもらいます。」
社員①「だいじょぶですよ。訓練しながら徐々に業務に入ってもらいます。」
ずんぺい「わかっただで！」
ずんぺい「それでなにを練習するんだで？？」
社員①「じゃあ早速はじめましょう」
おやすみぃぃぃ
すごいわかる
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ！？」ﾋﾞｯﾀｰｰﾝ
ずんぺいは突如もんどりをうって倒れた。その様はまるで潰れたカエルのようだ。
なにがおこったのか？
社員①がずんぺいに背負い投げをかけたのだ。
一般的に、投げたあとは袖を引っ張ることで頭部を保護する配慮をするが、社員①はずんぺいに対しそのような配慮は一切みせなかった。
社員①「だから、訓練と言ったでしょう。」ｽﾞﾄﾞﾝ
今度は体落としをずんぺいに浴びせた。
この男、柔道未経験どころかほぼ障害者であるずんぺいに対しまったく手加減を加えるつもりはないらしい。
ずんぺい「ｯ…! ｶﾊｧ ｲﾀﾞｲ… ｲﾀﾞｲｲﾀﾞｧ！」
社員①「まだまだいくぞ！おらぁ！」
倒れこんだずんぺいに対し、いとも簡単に腕ひしぎ十字固めに移行する社員①。
社員①の辛辣なところはただの腕ひしぎ十字固めではないところである。
掴んでいるずんぺいの左手を更に無理矢理返しているのである。
通常、腕ひしぎ十字は肘関節を破壊する目的で使われるが、この男はあわせてずんぺいの手首をも破壊しようとしているのである。
一方で絶対に各関節を破壊しないよう力を微調整してもいた。
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ… ﾌﾋｭｰ ｾﾞｪｾﾞｪ… ｱｯ〜ｱｳｱｳ…」
ずんぺいはあまりの痛みにただただ声にならない声を出すだけだった。
スゥ…
と、そこで社員①は関節技をといた。ずんぺいはあまりの痛みに芋虫のようにもがいている。
ずんぺい「ﾊｧﾊｧ…ﾀﾞﾃﾞｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪ…」
社員①「」ドガァッ
ずんぺい「！？」
這いつくばるずんぺいのこめかみに社員①のサッカーボールキックがヒットした。※絶対にマネしないでください。
社員①の手加減のため、いのちの危険はなかったが、それでも第三者からは深刻だ状況に見受けられる。
職員①「おい」クイｯ!
職員はそう促すと、派遣社員がどこからともなく氷水の入ったバケツを持ってきた。
職員①「やれ」
合図があると、派遣社員は氷水満載のバケツをずんぺいにむけて傾けた。
ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞﾊﾞｼﾞｬｰｰｰ！
ずんぺい「っﾊｯ！」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ…」
ずんぺいは氷水のショックで息を吹き替えした。
職員①は心なしかニタニタと不気味な笑みを浮かべているように見えた。
ずんぺい「な…なんでこんなことするんだで…………？」
それを職員①が冷たい眼差しで見やると
職員①「なんで…？こんなことぉ……？」
短いが明らかに怒気をはらんだ言葉が職員①から吐き出された。
職員①「おまえさあ、言うこと聞かない家畜ってどうなるかわかる？？」
出張先で書いてたのがこれで精一杯やったわ
お酒飲んで酔ってるし、また明日の晩くらいに書くですｩｩｩｩ
ほんとごめんなさい
血みどろの虐待お願いしまｽｩｩｩｩ…
臨場感のある虐待描写、あえて職員の描写を簡潔にすることにより感情移入がしやすく、まるで自分が虐待している気分になれる傑作。
出会ってからほんの少しで浜崎さん→ずんぺいさん→おまえになる評価の低さ
それすらない順平とは大違いだで、おい！聞いてるのか！引きこもり！
浜ちゃんでい！34歳なんです。こう見えても元は人気youtubeｒだったんですぞ。よろでやんす。
ことの始まりは4年前だったかな、人気のyoutubeｒとしてファンと楽しくやっていたオラの人生は、
突然現れた嫉妬に狂ったアンチ達によってムチャクチャにされた。
なぜだかわからんけどオラの家が突然特定され、アンチ共が家に押しかけてくるようになった。
シバターとかいう人の人気を利用するクズ野郎とコラボ動画を取らされた。女の子とデートしようとするも、妨害を受けて会えずに終わった。
そして挙句の果てには親から業人呼ばわりされて無理やりyoutubeｒを引退させられた。
オラはその後、小説家として再起を図るも何故かアンチにバレて荒らされた挙げ句、今度は親からPCそのものを取り上げられた。
どおしてオラだけこんな不幸な目に！！オラはただ穏やかに暮らしたかっただけなのに…
とにかく、今のオラは暇で暇でやることもないので最近は、図書館で本を借りたりしているのが日課だ。
最近読んだ本で印象に残ってるのは………何も思いつかんわ、まいっか。
そんな図書館からの帰り道のことやった。あいつが再びオラの前に現れたのは。
オラはため息をついてトボトボと歩いていた。親父が車に乗っていきやがったので今日は歩きだ。
うちから図書館へは2キロと非常に遠いため、歩きでいくのはとてもしんどい。
だから、今日は、本を一冊も借りなかった。
途中で休息を取りながら歩き続けて、ようやく自宅が見えてきたときだった。
「syamuさん！」
オラは、何者かに声をかけられた。…オラ記憶力凄いけえ、こいつの顔は覚えている。
たしか今年の冬に会った代理とかいうアンチや。こいつのせいで…オラは…オラは…！
ひ弱そうだったんで、オラは少し強気に声をかけた。男は案の定アンチだった。
オラは男をさんざん叱ってやった。一通り叱責すると怒りも収まったので、少し会話の相手をしてやることにした。
オラは優しくて気遣いのできる男じゃけえ、相手へのフォローは怠らんのやで。
オラたちはそのままネカフェに移動した。男はオラが健在であることを証明したいと言って写真を何枚かと動画を撮影した。
おごってもらったご飯が美味しかった。
その翌日だった。妹がオラのもとに現れ、いきなり罵倒してきた。
「おい！引きこもり！！これはどういうことだ！！」
妹はオラにスマホの画面を突きつけた。Twitterのトレンドだ。見ると、上位に「syamu」とか「シャム」とある。
「これオラのことｼﾞｬｱｱﾝ。Twitterのトレンド上位に入るとはオラ本当に大物になったんやなぁ（ｼﾐｼﾞﾐ）」
「馬鹿かテメーは！！またうちの恥を世間に晒しやがってええええええ！！！！」
オラ恥晒してないし、馬鹿じゃないし。健在をアピールしただけやん。
親父の顔がみるみるうちに真っ赤になっていく。オラは本能的に恐怖を感じた。
「順平！！ワリャあれだけ言うたのに、またアンチの相手した上に動画とらせて公開したんか！！！
何遍言うたらわかるんやこのバカタレ！！
お前のせいでわしらが近所の人らに白い目で見られとるのがわからんのかああああ！！！
お前がニートと言うだけでも肩身が狭いのに、芸能人気取りで世間様に迷惑をかけやがってええええええええ！！！」
オラ芸能人気取ってないし、世間様に迷惑かけてない。
youtubeｒと芸能人は似てるようで違うんやでぇ？親父。
オラは呆れた。
その後、親父がオラと親子の縁を切るなどと騒ぎ始め、オラは恐怖に駆られたが、
お母さんの取りなしでどうにか許してもらった。
しかし、フォロー遅いよ。ほんまどんくさい母親やな。
この一件以後、お母さんはオラにお使いを頼まなくなった。
これまではお使いのお釣りを小遣い代わりにすることを許されていたが、
お釣りでネカフェに行くかもしれないということで頼まなくなったらしい。
また、貝塚にいるうちは就職活動をしなくて良くなった。
金を持たすとやはりネカフェに行ってネットをやりかねないかららしい。
とにかく、オラをネットから遠ざけたいようだ。
オラ反省してるんやし、もうyoutubeｒは当分はやらないし、アンチとも会話しないってば。
心配性やなぁ。
でも、当分働かなくていいっていうのは嬉しかった。
思えばこの一件はこれはこれでよかったと思うわ。ええ。
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今宵はここまでといたしまｽｩｩｩｩｩ
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――話を今に戻そう。
親はアンチと話すなとは言うものの、今日現れた代理にはしっかり落とし前をつけてやりたかった。
オラが現金を持てなくなったのはこいつのせいや。
こいつのせいで大好きなパルムも買えなくなったんや！許されんだで！！
「君はどんな悪事をしでかしたのかわかってるのか！？まったく！まったく！」
「本当にその件は申し訳ありません。それよりsyamuさん、いいお話があるのですが、お金欲しくないですか？」
お金？くれる？嘘やろ？
「えっ？くれるの？まぁ当然だで。君はオラの未来ある人生を破壊したんじゃけえ、ほいで、いくら？」
「僕の家に来て、ある人の話相手をしてあげてほしいんです。それだけで50万円差し上げます。」
50万円！！！？？？50万もあれば、パルム箱買いし放題やん。家だって買えるかもしれんわ。
「またオラの姿を公開して親に怒らせようって魂胆やろ？オラは何でもお見通しやでｱｯｱｯｱｯｱｯ」
君はオラを馬鹿だと思っとるんじゃろうけど、オラは賢いけえ、騙されんのやで。残念やったな。
「違いますよ、会話の録音録画は一切致しません。
実は僕の友達にsyamuさんの大ファンだという女性がいまして、
報酬の50万円の出処もその子なんです。
syamuさんに会えるためならお金は惜しまないって言ってます。
それに、録音録画はしない、公開しないんだから、親バレはないですよ。」
動画と画像を公開して、あんな騒ぎ引き起こしたんやで？…んで、女の子のスペックは？」
とりあえず話に乗ってみることにした。気に入らない所があれば拒否すればいいだけの話や。
「年齢は21歳、職業はOLです。で、こっちが顔写真なんですが」
おおっ！オラ好みじゃん！しかも黒髪でとても清楚そうや。
今すぐ会いたいと代理に言うと、
「明日朝10：00に公園の駐車場に来てください、
くれぐれもご家族に気付かれないようにしてくださいね。」
「わかっただで！約束は守れよ」
オラはあわてて朝ごはんをパン一枚だが食べた。テーブルの上を見ると、お母さんの書き置きがあった。
今日は色々と用事があって夕方まで帰ってこないらしい。お昼は冷蔵庫に入ってるそうだ。
オラはついでにお昼も食べた。ああ、腹が満ちていい気分や。満足したオラは布団に戻り、二度寝した。
昼頃に再び目覚めたオラは代理との約束を思い出した。時間は13時を過ぎていた。
「…ずいぶん遅かったですね」
代理はえらい不機嫌だ。悪かったな。でも、別にいいじゃん。オラお昼も食べずに家を出たんやで。
それに、こいつオラの人生を台無しにした加害者のくせに何偉そうにしとんねん。お前にそんな権利があるかいや。調子に乗るなよ、クズ。
そこに待っていたのはオラ好みのかわいい子や。
「syamuさん！はじめまして、『りえこ』と申します！」
「ｳｨｨｨｨｨｨｯｽ!どうもー、syamuでーす」
ああちゃんと挨拶できた。キョドったらどうしようかと思っただで。
りえこちゃんというのか。じゃあ『りえちゃん』でええか？
おっぱいは華奢な体格に似合わず大きくて触り心地良さそう。お尻も大きく、安産型ってやつやな。ええ子が産めそうや。
この子なら美人だし、働いてるらしいし、オラの彼女にしても両親も反対はできんだで。
結婚したら子供は最低一人はほしいな。勿論、子育てには積極的に参加するだで。
よし、決めた。りえちゃんを必ずオラのものにしてやる。
「syamuさーん！」
りえちゃんの声でオラは現実に戻った。
-----------------------------------------------------
今朝はこんなところです。続きは夕方くらいにいきまｽｩｩｩｩｩ
ずんぺい「家畜…？オラはこの会社の……」
社員①「だから家畜って言ってんじゃねえか！」
ﾊﾞｺﾄﾞｺ
社員①の蹴りはみぞおち付近にあたり、ずんぺいは呼吸すらできなくなった。
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ……ﾀﾞﾃﾞｪｪ……」
社員①「いいか？おまえはうちの会社に入ったんだ、キャストという家畜としてな」
ずんぺい「ｾﾞｪｾﾞｪ……」
社員①「お客様に失礼があってはいけないからな、最低限のしつけが必要なんだよ、業人！」
ずんぺい「ど…どんなことやらされるんだで……」
ﾄﾞｺﾞｫｯ!
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯー 」
社員①「家畜は喋らないし考えないんだよ」
ずんぺい「ﾀﾞ……ﾃﾞｪ…」
社員①「そうそう、求人票みて応募したんだろうけどな」
ずんぺい「……」
社員①「ハロワの求人票なんて嘘が混じってるもんなんだよ」
ずんぺい「ｴｯ……？」
社員①「うちのキャストなのは間違いない。家畜だけどな」
ずんぺい「ｴｯ……！ｵｶﾈﾓﾗｴﾅｲﾀﾞﾃﾞ？？」
社員①「おまえを飼ってやるんだからその分天引きってわけだ」
ずんぺい「ﾃﾝﾋﾞｷ…？ﾅﾝﾀﾞﾃﾞ…？」
社員①「ちょっと話しすぎたな、しつけの続きいくぞ」ﾊﾞｼｨ
ずんぺい「ｱｯｰ」
ずんぺいは考えることを辞めはじめ、そして俺オナ職員が心配していたことだけを思い出していた。全ては手遅れだが…
…………
………
……
…
その日の晩遅くまで社員①の調教は続いた
………
……
…
翌朝
ずんぺい「だ…だで…」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ」
ずんぺいは言葉を発しなくなった。社員①の調教の賜物である。
社員①「起きたか、ゴキブリ 臭いんだよ！」
ずんぺい「ｲｰﾔｲﾔｲﾔｲﾔ ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ」
社員①「お、ちゃんとしつけうまくいってるみたいだな」
社員①「今日試しに舞台に出すからな」
社員①「笑いがとれなかったら飯抜きだからな」
ずんぺい「ｱｳｱｳ…」
――舞台――
そこは、舞台というにはあまりにも粗末であった。
サーカスのような大きめのテントの中に簡単な台が用意されている。その台は体液やらなにやらで汚れていた。
ずんぺいの出番はまだ先だった。
そこでずんぺいが見たものは…。
そこはいわゆる―見世物小屋―だった。
見るに絶えない奇形の女性や190cmを越える白痴の男性などが舞台に出ては客を笑わせていた。
社員①「会社名のFreak Showだけどな、そのまま見世物小屋ってこった。」
社員①「株式会社 見世物小屋にしちまうと世間からの風当たり強いからな横文字にしたんだ。」
ずんぺい「……」
社員①「考えてみるとおまえら大物youtubeｒも見世物小屋だな。」
社員①「自分の私生活を切り売りしてんだからな。頭の足らないおまえらには丁度良い職場だろ。」
ずんぺいはなにを聞かされても言葉を発しない。しつけはうまくいっていた。
社員①「よし、そろそろ出番だぞ。お客様を笑わせてこい。」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ！」
――
それからのずんぺいは必死に笑わせにいった。
ガイジステップ、アトピーカイカイなど常人離れした動きをしていったがいまいちウケが悪い。
そうである、基本的にずんぺいは面白くないのである。社長と社員①はまとめ動画で確認したのみで採用を決めていた。
多くの動画は本当の意味で見るに絶えないものだった。つまらない。
社員①「これヤベーやつじゃん。てこ入れしないと。」
社員①は手を打った。
ずんぺい(ｱｯｱｯｱｯ)
ずんぺい「ﾊｧﾊｧ…」
場内アナウンス「ここで190cm白痴男の再登場！」
ずんぺい「ｴｯ…？」
190白痴「ｵｱｱｱ…！」
場内アナウンス「この二人での公開性交へと移ります！」
ずんぺい「ｴｯ？ｴｯ？」
そう場内アナウンスが告げると白痴はいきりたった物を無理矢理ずんぺいに咥えさせた。
ずんぺい「ｵｺﾞｯ オェー」
その情けない姿に客は沸いた。
白痴「」ﾄﾞｺﾞｫｯ!
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ！」
張り手をくらい、ずんぺいは四つん這いになった。
そこに白痴の物がずんぺいの肛門を割って入っていく。
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ！ｱｯｱｯｱｯ！ｲﾀﾞｲｲﾀﾞｲ―！」
客、爆笑である。
そうして夜はふけていった…
―――
笑わせてるのか、笑われているのか。
もはやそれは問題ではない。笑いの渦が起こればそれで良い。
例え給料がなくても、出される日二回の食事が粗末なものでも。ましてや、日々白痴に尻を掘られようとも…。
いままでの社会的に死んでいる人生よりも達成感があったのだ。
とはいえ、見世物小屋でキャストを務めるということがずんぺいが求めていた社会的地位とはまったく違うものではあったが。ずんぺいにそれに気付ける知性はなかった。
社員①のしつけ、調教も効果的だった。焼肉の指導ではずんぺいの根性を叩き直すには不十分だったのだ。
今日もずんぺいはみんなを笑わせるため舞台にたつ。
「これがオラの天職だで！」
ほんとはもっと順虐するはずだったんだけどね……
終わりかたも決めてた物があったはずなんですが忘れてしまっただで、ｱｯｱｯｱｯ
ここんとこ体調悪かったんすけど、文章って体調に左右されるものなんですね…
また次回作で
お疲れ様でした。面白かったです。
今日も座敷牢でアトピーカイカイしながら子土竜シコシコしてるんだろうな
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それからオラとりえちゃんは、好きな漫画やアニメ、映画、音楽など、色んなことを話し込んだ。
「へぇ、りえちゃんそのアニメ好きなん？」
「はい！このアニメとても面白いですよね！
私、DVDボックス出たら買う予定です！」
「ほうかぁ…ところでさぁ、りえちゃん、相談なんやけど、そんなに好きなら、オラのために買うてくれんか？
オラも好きやし。ほいで、オラとりえちゃんの共通財産にしてええけえ」
「ダメ？」
「…冗談で言ってるんですよね」
「冗談で言ってないさ」
「ダメですよ。何バカなこと言ってるんですか」
「バカなこと言ってないさ」
「ダメったらダメですよ！第一syamuさん、あとで50万円あげる約束でしょ？
それで買えばいいじゃないですか！」
…どうやら怒らせてしまったみたいや。いやあ失敗失敗。
しかし、なんで怒るんかわからんわ。オラんち来て見るなり借りるなりしてくれればいいだけなのに、
りえちゃんって案外ケチなんやな。
オラは漫画の一件以後、りえちゃんを怒らせないよう、
慎重に話を運んだので、りえちゃんを一度も怒らせずに済んだ。
「ｱｯｱｯｱｯｱｯ、ええ気分だわ、ｱｰｯｱｯｱｯｱｯ!!」
もう夕方やし、そろそろ告白する頃合いかな。
そういえば、代理のやつここにあるの好きに使っていいって言ってたな、
ちょうどいい、今二人で座ってるベッドがあるだで…
勿論オラは山○メンバーと違って馬鹿じゃないけん、強制わいせつはせんだで。
押し倒してキスして告白するだけさ…
あれだけ楽しく会話したんやし、好感度は告白に成功するくらい高くなっとるやろ。
オラはりえちゃんをベッドに押し倒した。
「おいっ何を」
「りえちゃん、オラ…オラ…」
オラはキスの体制に入った。
その時だった。
「「ハイ、ストーーーーップ！！」」
でかい声とともにいきなり引き戸が開けられた。
次の瞬間、オラの頬に痛みが走った。
なぜか、りえちゃんがオラを怖い顔でにらみながらぶん殴っていた。
まさかsyamuさんが強制わいせつしようとは思わなかった」
声の主は代理と…え？シ、シバター！？なんでこいつがここに！？
わけわからんわ！
「ｴ?ﾄﾞﾕｺﾄ?」
「syamuさん、すいませんね、全ては僕の罠なんです」
シバターがゲス顔でオラに言う。罠？どういうことだで？代理が続けて言った。
「syamuさん。僕嘘をつきました。実はsyamuさんとりえこさんのやりとりはこの部屋に隠して設置した
3台のカメラとベッド下のレコーダーで録画録音してます」
録音？録画？もしかしてオラ騙された？
「おかげで良い動画が取れたよ。
お前は自分に好意を持つ助詞が近づいてきたと勘違いしているようだが、
自分を知れ…そんなオイシイ話が…あるとおもうのか？おまえのような人間に」
「ｿﾝﾅﾉ丘people!!!!ｿｳﾀﾞ!ﾘｴﾁｬﾝﾅﾗｵﾗﾉ気持ﾁﾜｶｯﾃｸﾚﾙﾖﾈ??」
「近づくんじゃねーよ、この知的障害者」
「ｴｯ…ｵﾗ知的障害者ｼﾞｬﾅｲﾖ、ﾘｴﾁｬﾝ…」
「なれなれしい呼び方すんじゃねーよクズ」
「ｿﾝﾅ…ｿﾝﾅ…」
お母さんも妹たちもそうやけど、女ってこう豹変するものなの？
「あと、お前オラは理解されればモテるとか言ってたけど、
お前を知って好意持つ奴なんか男女問わずこの世に一人もいねーよ
傲慢で嘘つきでナルシストで少しでも相手が下手に出ると
すぐマウントとってくる不快な態度、
んな奴のどこに魅力があんだよ考えてもみろって。
あっ、そういえば思考能力も0だったなお前。」
オラの頭はまるでティラミスのようにグチャグチャになっていた。
これは現実なのか。嘘であってくれ！お願いだ！
なんとかしやがれ！なんとかしやがれ！！！！！
なんとかしやがれ！！！！！！！！！！！！！！
「ﾋﾞｬｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ!!!!!!ｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐｰﾝ!!!!!!」
「あーあ、精神崩壊しちゃいましたね」
「なんか食えばすぐに元通りになるだろ、じゃ、捨てに行こうぜ」
お母さんが心配そうに尋ねてきた。今日何かあった気がするが、思い出せない。
「あんたは昔から注意力散漫でどんくさいけえ、なんかに顔をぶつけたんやろ？」
「違うだで、いつの間にかアザになっとったんや」
…しかし、オラに何があったんやろ？
確か泣きながら公園でマクロナウロを頬張ったことだけは覚えている。
…何で泣いてたんやろ？かなり嫌なことがあった気がするが…まいっか。
もうすぐ夕飯やし。
――オラがなぜ泣いていたのか思い出したのは翌日のことだった。
（おしまい）
自分のことだって理解できるかな？
本当にお疲れ様でした！
毎レス毎に爆笑させていただきホンマありがとうございますやで。
新作楽しみに待ってます！
体調には気をつけて下さい！
本当にお疲れ様でした！
毎レス毎に爆笑させていただきホンマありがとうございますやで。
新作楽しみに待ってます！
体調には気をつけて下さい！
ずんぺい「…。もう終わっただで…。」
パルムを食べ終えたずんぺいは物足りなさからアトピーカイカイをしていた。アトピーを掻くことで刺激を得ていたのだ。
ずんぺい「ｱｯｱｯ……ｶﾕｲ…ｶﾕｲﾀﾞﾃﾞｪｪ…！」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘ
ずんぺい「！ ｱｧｧｧ…」
ずんぺいはあまりの気持ちよさに射精した。真性包茎とオムツは精液にまみれてしまった。おもむろにオムツを脱ぎ捨て、新しいオムツと取り替えるずんぺい。
20を過ぎてもまだ粗相をするずんぺいにカスゴリがオムツを与えるようになって14年。オムツ生活もこなれたものだ。
彼は浜崎ずんぺい。ニート最終年となる34歳であり、うんこ製造機である。好きなものはパルムほかアトピーを悪化させる食べ物。嫌いなものはホモ(アンチ)である。
youtubeｒ時代を経て、貝塚の地に隠棲するずんぺいであったが、彼を慕うホモ(アンチ)の訪問は繰り返し行われている。
焼肉カスゴリはずんぺいが世間にバカを晒さないように見張るのが精一杯だった。
ずんぺい「����！？ ｱｯｱｯｱｯ ﾝｷﾞﾓﾁﾞｲｲ！」ﾋﾟｭｯﾋﾟｭ
ずんぺい「」ﾇｷﾞﾇｷﾞ ﾎﾟｲ
この男、またもやアトピーカイカイで射精したようである。
焼肉「頭時間なるで、ほんま」
焼肉は一部始終を見ていた。たまたまではない。それくらい頻繁にずんぺいはアトピーオナニーをしていたのだ。
焼肉「ずんぺい。ワレ、自分の汚れ物くらい自分で始末しろ」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…オラのオムツ汚くないだで」
焼肉「」ﾊﾞﾁｺｰｰﾝ
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ… な、ﾅﾆｽﾙﾝﾀﾞﾃﾞ…」
焼肉「ワレみたいな業人を日頃から見よると頭おかしゅうなるで」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ… ﾑｽｺｶﾜｲｸﾅｲﾀﾞﾃﾞ？」
焼肉「ワレみたいな知的障害者欲しゅうもない」
焼肉「臭いし、早う死んでくれんか。それがワレにできる一番の親孝行じゃ。」
ずんぺい「……。」
待ってました！早速爆笑です！
風邪は良くなりましたか？
無理せず頑張って下さい！
順平だけ土竜になっておっさん困惑しそう
俺オナ民は本スレでも一番悪意があるのがファミレスで俺オナの分だけ払ってそのまま順平おきざりとかだけど
性の悦びおじさんとか最終的には殺されたこと考えるとそれよりも知名度のある順平なんてこのSSに書かれてるぐらいの悪意に晒されてもおかしくない
第一遭遇のときから思ってたけど凸者にノコノコついていくのとかそれでオヤツとかネカフェとかねだるのやめたほうがいいし
今度凸者に会うかしたら完全引退宣言したほうが良いよ
信じるしかないでしょう！
子供を連れ去るのが目的なのに順平が紛れ込んでる時点でいろいろおかしい
ずんぺい「ﾏﾀｱﾝﾅｺﾄｲｯﾃ… ｵﾄｻﾝﾓﾊｽﾞｶｼｶﾞﾘﾔﾀﾞﾃﾞ…」
この男、とことん自分への悪評を自分の物として受け止めないらしい。
アトピーを理由に働こうとしないばかりか自分の汚物すら片付けない34歳を誰が可愛がるのか。
ずんぺい「でもイチイチうるさいだで… なんでオラのオムツが汚いんですかねぇ… 息子ならかわいいはずだで ｱｯｱｯｱｯ」
そう独白するとずんぺいは
ずんぺい「オラの知的な時間はやっぱり図書館にあるだで」
と、公民館に向かった。
おい無職！それは図書室だろ！おまえは痴的じゃろ、ﾊﾞｶﾀﾚ！
ずんぺい「…ｵﾗ痴的じゃないだで…」
どうやら作者の心の声が届いたようだ。
手が届けば殴りたい。
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ♪ﾀﾞﾃﾞｪｪ♪ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞﾀﾞﾃﾞｪｪ♪」ﾃｸﾃｸ
ｳｨｰｰﾝ
ずんぺい「今日はどんな本を読むだで…」
事もあろうに2,3歳向けの絵本を手にした。ずんぺい知能レベルは同一か弱冠上だろうか。
ずんぺいはレビューをざっと読んだ。が、
ずんぺい「漢字が多くてわからないだで…」
ずんぺい「まぁ読んでみますぅぅぅ」
―― 一時間後 ――
ずんぺい「」ｶﾞｸｶﾞｸ
ずんぺい「ｵ、ｵﾊﾞｹｺﾜｲﾀﾞﾃﾞｪｪ…」
ずんぺい「ホンマにおるんやろか、オバケ…」
ずんぺい「ｺｱｲ…ｺｱｲ……」
ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾆﾁｨｨｨ
ずんぺいは余りの恐怖に糞尿を漏らした。
近くにいた子供②「ホンマか？こいつ大人やろ？漏らすなや！」
近くにいた子供①「臭いんじゃ！死ね、アホ！」
ずんぺい「ｲｰﾔｲﾔｲﾔｲﾔ、ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ」
近くにいた子供①「はよ帰りや！」ドガ！
近くにいた子供②「おれらがおれんようになるやんけ！出てけ！」ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺｰ
ずんぺい「ﾔﾒﾃﾞ！ﾔﾒﾃﾞ！ｲﾀﾞｲｲﾀﾞｲ…！」ｴｰﾝｴｰﾝ
公民館職員「……また浜崎さんちのずんぺいさんか…ほんま来んでほしいわ…」
公民館職員「幼児向けの絵本で糞漏らすおっさんなんて家のなかで飼えや…」
子供二人にぼてくりこかされたずんぺいは泣きながら公民館を後にした。
ずんぺい「ｺﾜｲ…ｺﾜｲﾀﾞﾃﾞｪｪ…」
ありがとうございますやで、ほんま
まだ喉が痛いﾃﾞｽｩｩｩ
ゆっくり書いていきます！
と思ったけど、常に想像の斜め下を行くのがｼﾞｭﾝﾍﾟだからなぁ
一時はsyamu_gameの名で日本中のファンチに笑いものにされた男、浜崎順平（３５）はまるで老人のような足取りで図書館に向かって歩いていた。
ネットこそできないが図書館で自由に本を借り、一日３食とパルムが出る生活は順平の外見をとっつあん坊やからまるで修行僧めいたものに変えていた。
とはいえその細い目をじっと見れば熱心な修行者が持つ静かな熱や豊かな精神性の代わりに、浅く些末な人間性を垣間見ることができたかもしれない
順平に最後に会った凸者、代理との遭遇からまる一年彼に会った時の焼ゴリの怒りはすさまじく半年もの間順平は狭い宿舎の中に閉じ込められて生活をしていた。
しかし代理に続こうという凸者が少なくなり、syamu妹が動物園勤務のシャバーニ氏に嫁ぐと焼ゴリは順平の行動をほとんど制限しなくなった。
相変わらずネットは使えずお小遣いもないが、もう働くように言われず小言も無い……それどころか座敷牢でTVを見ながら食事をすることさえ許された。
不自由こそあれ全体として見れば順平の生活水準は向上したと言わざるを得ない、その理由が両親の呆れと諦めであると順平も察していたが深く考えないようにしていた。
（素敵なお天気やないですか……）
晴れ渡った青空は美しく、散りゆく桜の花びらは順平の歩む歩道を美しい桜色に染めていた。
平日の昼間道行く人ともほとんど会わずに順平は図書館に向かって歩いていく、その後ろを一台の黒いバンがゆっくりと追っている。
（今日は何読もうかな？ゾロリもいいし、長編に挑戦してデルトラクエスト読んでみるのもいいなぁ）
順平が横断歩道に足を踏み入れた瞬間真っ黒なバンが順平に向かってクラクションを鳴らしながら突進してきた！
急なクラクションと迫ってくる自動車に順平の頭が真っ白になる、バンの方が順平をギリギリで避けたがサイドミラーが順平の痩せた肩を直撃する。
「エハァッ！？」
順平は受け身も取れずに地面に倒れ背中と頭を固いコンクリートに強打する！バンは急停止し中から三人の黒づくめの服を着た男達が降りてくる。
「大丈夫ですか！？」「大変だこりゃ！」「すぐに病院に運ばないと！」
男達は真っ黒なグローブをつけた手で順平を抱き起すと即座に黒いバンに乗せていく。
順平は後部座席の真ん中に座らされ左右を男達が固める。
「もう大丈夫ですよ！」｢ｱ､ｱﾉ｣「すぐに病院に行きますからね」
順平を乗せて黒いバンが道路を走る、向かう先は最寄りの病院とは反対方向だ。
車から降りてきた直後と乗せているときは順平を心配していた三人だったが、乗り込んでからは順平に一言も声をかけないで姿勢よく座り前だけをじっと見ている。
運転席の青年はラジオも音楽もつけずに運転に集中した様子だ、車に運び込まれた時点では頭と背中が痛くて一刻も早く病院に連れて行ってもらわなくてはと思っていた順平も不安になってきた。
「ｱ､ｱﾉｵﾗ､ｲ､ｲﾀﾞﾃﾞ」
小さく頼りない声で何とか一言を絞り出した、順平はこの１年ほとんど人とまともに話していない、そればかりか一緒に生活している両親とも最小限しか口を聞かない。
youtuberとして活動していた時期や凸者との遭遇が特異な例なのだ、凸者に対しては多少気が大きくなり横柄な事も言えるが
それは凸者が順平と話すためにやって来たのであって、多少横柄な態度を相手が怒ったり暴力を振るってはこないだろうという自信があったからだ。
自分の左右に座る男達を見るとそういう自信が湧いてこない、むしろ何かされるのではないかという不安がだんだんと大きくなってくる。
「ｲﾀｸﾅｲﾀﾞﾃﾞ､ﾓｳ､ｵﾛｼﾃ……」
順平の声も聞こえているのかいないのか？左右の青年は順平の方を見ることすらない微動だにせずにじっと前を見つめている。
「ｴ､ｿﾚ」
バンが高速道路に入っていく、順平がもじもじしている間に黒いバンの速度は上がり病院ではないどこかを目指してぐんぐん進んでいく。
ｱｯｱｯｱｯ
「降りなさい」
順平の左に座っていた男がバンから降りると順平を手招く、何も言えず順平が下を向いていると右の男が順平の肩を押した。
「早く降りなさい」
順平は無言で降りる不安と不満が体の中で渦を巻く、交通事故にあったと思ったら黒服の男に拉致されて見知らぬ街の見知らぬビルに入るように言われている。
ポリポリと頭をかきながら順平は言われるままに黒いバンを降りる、助けを求めようかとも逃げようかとも思ったが男たちの肉体は精強で５秒もせずに順平を抑え込めるだろう。
そもそも見知らぬ街を歩くのは不安で知らない人に声をかけるのも苦手だ、順平の人見知りは凸者のような例外を除けばマクドナルドのクルーに口を聞くのも苦手なほどだ。
男達に急かされながら順平はビルの中に入っていく、壁にヒビが入り張ってあるポスターは古めかしい、不安がますます募る。
振り返ると無表情の男が三人順平を見つめている、三人とも拳は握られ前傾姿勢で足は適度に開かれていて要するに人を殴りやすい体勢で順平を見つめている、順平はおっかなびっくりドアを開け部屋に入った。
部屋は座敷牢の倍ほどの広さ窓は黒いカーテンで遮られて天井の灯りは薄暗い、テレビとテーブルと冷蔵庫だけががらんとした部屋に置いてあり、机の上にはビデオカメラが一つ置いてある。
「そこに座ってテレビを見なさい」
断る勇気など順平にない言われるままに順平は部屋に入りテーブルの前に座る、男がテレビの電源を入れる、映った光景を順平は一瞬理解できなかった。
『フゴォォッツ！！！！オッ！！！オッゴ！』
だらしなく太った体に禿げ頭の男が風呂で溺れている、いや黒づくめの男に浴槽に顔を押さえつけられていて尻にはうんこが書かれた旗が刺さっている。
『インナーチャイルドはいませんと言え』
『イ、インナー』
『言うつもりが無いようだあと３０秒入れてやれ』
『やめフ、フゴ！ゴボボッ！オゴッ！！！』
「もう少し続きがあるが本題に入ろう」
順平をこの部屋に連れてきた男はテレビを止めてチャプターを進める、順平の体が震える。
『わ、私はカツドンチャンネルという名前でyoutuberをやっていました、大人の役目を果たさず親を泣かせ人生を無駄にしました、そうした無駄な人生を終わらせるために最後の動画投稿をします』
『またＡちゃんを苦しめた責任を取るために、じ、自分の意志で今から去勢手術を受けます、これで許されたとは思いませんが死んで地獄に落ちるまで精いっぱい償いをしようと思います』
『そのために私はここに宣言します、二度とyoutuberとして活動はしません一周間以内に仕事を見つけて、親孝行をして人間として正しい道に戻ります』
『もし仮にここで言ったことを違えた時は憂国武士団の方々に撮って頂いた僕の恥ずかしい動画がyoutubeに投稿されます、尻処女喪失の逆遂げ旗刺しに溺死プレイ等々』
テレビから流れてくることはあまりにも情報過多だ、youtuber、最後の投稿、去勢手術、仕事、貢献、憂国武士団、恥ずかしい動画……。
「流れは分かったね？」
さっぱりわからない……ただシバターが宿舎に殴り込みをかけてきた以上の危機に置かれているとだけ分かった。
「ｵ､ｵﾗ」
立ち上がろうとした順平の細い肩を二人の男のごつごつした手が押さえつける、その感触だけで順平は大人しく座った。
「さっきの青年は今一生懸命に働いているよ、大卒で３０までニートで働かないと計算上は大卒の子が会社に入って定年になるまでに休む日数以上を消化したことになる」
「とりあえず彼の現目標は我々に去勢手術の手術代を返済することだ、親御さんに恩返しするのはそれからかな」
順平は何も言えない男がどんな表情をしているかもわからない、対面に人が座ってからずっと自分の膝を見ているからだ。
「多少抵抗したがカツドンくんも君のようにここに連れてきた、何故そんなことをするか聞きたいか？」
「ｶ､ｶｴﾘ､ｶｴﾗｾﾃ」
順平は必死に絞り出すように声を出した、自分でも情けないほど小さく震えた声だった。
「こっちを見てごらん」
優しい声に釣られて男の方を見る、男の顔には一切の感情が浮かばない完全な無表情だった。
｢ダメだ｣
「こうやるんだ」
男の指示に従って適当に折り曲げられていた服は正しく畳まれていく。
「次はパンツも脱いで」
「ｴ､ｿﾉ」
「大丈夫君がまともに生きてくれれば動画は永遠に日の目を見ない」
順平はドアの前の二人に助けを求めるが二人ともが虚空を見つめて何もしない、ビデオカメラを持った男は撮影を続ける。
「大丈夫、君の性器を切除したりはしないから、こちらの手をこれ以上煩わせないでくれ」
順平はおずおずとパンツを脱ぐ、皮をかぶった大きな性器がボロンと飛び出る。
「それじゃあ、テーブルの上にまたがって尻を上げて、今からこれを入れるから」
ドアの右にいた男がビデオ撮影をしていた男から座薬を受け取り、ゴム手袋をした手で順平の尻の穴にねじ込んだ。
異物感と屈辱感で順平の頭が一杯になる、お腹の中がぐるぐるし始め決壊は五分後だった。
ｽﾊﾞﾗｼｲ！
帰りの車で三人の男達は来た時とはまるで違って笑顔でとても上機嫌だった、全員明らかに順平より一回りは若いが呼び方はくん付けだ。
「最後のカツドンくんみたいに最後の動画投稿させてあげたかったんだけど、君の場合ファンの人が騒ぐといけないからね」
太陽は沈み辺りは暗くなっていたが貝塚勃起宿舎が見えてきた、バンが止まりようやく男達から解放される。
焼肉が仕事に行ってカスゴリも家にいなくて、本を借りてパルムを食べてテレビを見て、楽しい一日になるはずだったのに。
屈辱的な排便の記憶も合わさって順平の細い目から涙がぽとぽとと零れ落ちる、順平は涙でゆがんで見える黒服たちを指さし嗚咽を上げながら糾弾する。
「ｺ､ｺﾝﾅﾉｲﾎｳﾀﾞﾃﾞ､ｹｲｻﾂﾆｲｳﾀﾞﾃﾞ」
「うん、違法だよ、で、それが？今日会ったこと知らない人に洗いざらい喋るの？」
「それより三か月以内に定職に就きなよ？やってなかったらマジであの動画ネットにバラまくからね」
「youtubeﾉｷﾔｸﾆｲﾊﾝｼﾃﾙﾀﾞﾃﾞ!ｿﾓｿﾓﾆﾎﾝﾉｾｲﾌﾆｺｳﾆﾝｻﾚﾙﾊｽﾞﾅｲﾀﾞﾃﾞ!」
「海外の友達にupを頼むのさ、すぐに消されるけど誰かしら保存するし永遠にネット上に残るよ、特に君有名人だし」
「あー楽しかった、それじゃあね」
黒いバンが去っていく順平はしばらくうずくまって泣いていたが空腹でお腹が痛み始めたので勃起宿舎の巣に戻った。
帰ると焼肉とゴリラにどこをフラフラしてた！と叱りつけられた、順平は泣くがカスゴリのフォローもなく焼肉はいっそ帰ってこなけりゃとボソリと言った。
いやもう図書館にすら行かない、はたから見れば部屋でじっとしてテレビを見ながらぼんやりと過ごしているだけだ、しかし彼の頭の中はひたすら例のビデオの事を思考していた。
順平の脱糞動画は憂国武士団だったかそれとも騎士団だったか……謎の三人組が持っていて取り戻す方法も思い浮かばない。
働くのは嫌だどこの職場でも馬鹿にされた苛められた、アトピーがかゆくなるの本当ださんざ叱られたら給与でお菓子を買わなきゃストレスに押しつぶされてしまう！
脱糞動画を見られたくない、働いて馬鹿にされたくない、その強い思いがせめぎ合い争い合い、順平はようやく一つの結論を出した。
夕飯時、浜崎家に団らんの空気は無い三人が三人暗い表情でもそもそと箸で食べ物を口に詰め込む、順平は食事中迷いに迷いながら口を開いた。
「オラ、明日ハローワーク行くだで」
「お前の行くだのやるだのは聞き飽きた、どうせ行くだけやろ、もう何もせんでいい家族に迷惑かけんでくればそれでええ」
「でも、オラ、動画」
「また動画投稿か頭おかしいなぁ」
「ハァ……ツタノヤは１０００円で旧作借り放題だったの、それ入ってやる映画は好きな時に見ていいから何もするなええな？」
順平は口をもごもごさせてそれから押し黙った、さらに一月半後モグラの巣の両隣が警察に通報をした。
滅茶苦茶に殴打された順平は何か叫びながら勃起宿舎から逃げ出し、顔を真っ赤にした焼肉が訳の分からない言葉を叫びながらその姿を追った。
順平は結局一度もハロワに行かずDVDを借りては毎日見ていたそうだ。
せっかくの投稿邪魔してごめんだで。
社会不適合無職さんの作品は毎回楽しみにしているので、今回もキレのいい第三者からの順平罵倒楽しみにしてまスゥゥゥ。
結局何もしないのかよ！
いかにも順平らしくて面白いでｽｩｩｩｩ
お疲れ様ﾀﾞﾃﾞｪｪ
>>324でハッピーエンドなのかな？からの本当の結びが秀逸でした
文章も凄く引き込まれてするする読めましたねぇ
これやられたら常人でもチビるやつですわ
べつに小説サイトじゃないんであれですが、順平が冒頭の法律を本当に理解できるのか、できないんだろうなって思ってしまいましたw
でも文章の頭に順平の精一杯で唯一の反抗の伏線置いてるのはすげーですぅぅぅぅ
……
浜崎ずんぺいは並の業の者ではない。
通常であれば公共機関において、よほど体調が悪いなどの理由がない限り漏らしはしない。
常人が漏らしたとしたら、情けなさとどうやって帰るかで頭を悩ますはずだ。
しかし、彼にはそのような思考が一切ない。ずんぺいの個人情報と同様ダダ漏れなのだ。
そんなずんぺいは垂れ流した糞尿の臭いさえダダ漏れさせながら帰宅の途に着いたのだった。
近所のババア「あれ、あれは…浜…」
ババアの子供「あいつくっせー！」
近所のババア「こら！やめなはれ！」
ババアの子供「なんでー？ほんとに臭いやん！」
近所のババア「そういうことを言うとるとね、あのオジサンみたいになるんやで」
ババアの子供「えー！そんなんいやや！シャムみたいになりたくあらへんわ！」
ずんぺい「ｵﾊﾞｹﾃﾞﾅｲﾀﾞﾃﾞ…？ ｺｱｲ…ｺｱｲ…ｵﾄｻﾝ…ｵｶｻﾝ…」ｼｸｼｸ
もう少し違うことで泣けよ知的障害者。
焼肉「ワレ、なんじゃその臭いは…」
ずんぺい「ﾓ、ﾓﾗｼﾀﾀﾞﾃﾞ…ｱｯｱｯｱｯ」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
焼肉「」ﾄﾞｶﾞｯ
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ！？」ビターン
焼肉「ワレ、なんでここで脱ごうとするんじゃ！
頭おかしいにもほどがあるじゃろ！」
ずんぺい「ﾅ…なんでﾀﾞﾃﾞ…？」
焼肉「おおかたなんで外で漏らしとるんだ！
あれほど外では気ぃ付けろ言うたじゃろうが！」
※だいたいは広島弁でおおかた と言うそうです。(ソース無)
ずんぺい「ﾓ…漏ﾗｻﾅｲﾅﾗ…ｵ…ｵﾑﾂｼﾃﾅｲﾀﾞﾃﾞ…」
この男、正論である。その内容は34歳男性であれば恥ずかしくなるものだが。
焼肉「」ｶﾁﾝ
焼肉「」ﾄﾞｶﾞﾄﾞｶｯ
焼肉は今までずんぺいにも見せたことのない形相で殴打し始めた。背格好はずんぺいと同じとはいえ日々健康に仕事に行く焼肉である。体力、筋力共に今でもずんぺいを凌駕している。
ずんぺい「ｷﾞｷﾞｷﾞ… ﾔﾒﾃ…ｵﾄｻﾝ…ﾔﾒﾃ…ｲﾀﾞ…ｲﾀﾞｲ…」
焼肉「おい、カスゴリ！バット！バット持ってこい！」
カスゴリ「ｵﾄｻﾝ！それ以上はダメですって！」
焼肉「今日言う今日はこいつの性根叩き直しちゃるんだ！」
申し訳ないけど、その文脈で「おおかた」は変だで
ワレは頭と皮膚以外は健康じゃろ？？
げに障害を持っとる人達に申し訳ないとか、恥ずかしいとはおもわんのか！？」
ずんぺい「ﾅ…ﾅﾝﾃﾞ恥ｽﾞｶｼｲﾀﾞﾃﾞ…？」
ずんぺい「ｵﾗ…ｵﾗ…漏ﾚﾃｼﾏｳﾝﾀﾞﾃﾞ…」
焼肉「ワレのせいで浜崎家の恥も漏れてしまうわ！この業人！」
心因性のそういう病は確かにあるようだ。頭と一緒に一度受診することをおすすめします！
あと、焼肉。浜崎家の恥はもう４年はダダ漏れだし、近所どころか世界にまで広がってるんだよなぁ… チーーン
おはようございまスゥゥゥ
意味がわかりました
広島弁翻訳サイトの使い方間違えましたぁぁぁぁ
ありがとうございますやでほんま
子供もにこんな事させるなんて酷い
ほんとすいません
お疲れ様です。
じっくりと待たせてもらいますyo〜！
動かないゆっくりみたいなもんだよね
焼肉は説教疲れで目の下に隈を作って貝塚市役所に出勤した。
若い部下たちの探るような視線は順平の一件を知っての事だろうか、それとも単なる被害妄想だろうか？
どちらにせよ市役所中にアレの所業は知れ渡っている今さら気にしてもどうにもならない。
まだ２０にもならない部下が持ってきた書類を見ながら、もう３５に手が届く息子の事を考える。
アレの人生はどうなるんだ？ワシが死んだらどうするんだ？能美島に戻ってもまた凸者がやって来るのか。
そういったことを考えるとハツが痛み始めた、ワシがこれほど悩んでいるのにあのアホは今宿舎で休んでいるのかと思うとガツが煮えくり返る。
ありとあらゆる方法で就職させようとしたが、最後の希望だったコモド集会からも順平ははじき出されてしまった。
やはりアレに社会で生きる場所は無いのだ、そう考えるとワシは絶望的な気分になった。
けんまとかいう奴らか、ワシは車に近寄り問答無用で男の顔をスマホで撮影する。
驚いた男を突き飛ばし怒鳴り散らす。
「順平の件で来たんか！？この業人が！ワシの職場を晒すつもりか！？」
「ｱ､ｿﾉ」
「あ！？はっきり言わんか！いいか？お前がワシの職場を晒したらお前の顔も掲示板に晒すぞ！」
「ﾔﾒﾃ」
「顔がネットに出たら特定なんてアッという間だぞ！syamu_gamewikiに乗りたいんか！？」
「ﾕﾙｼﾃｹｽｶﾗ」
男は顔面蒼白にしてスマホをいじりだす、ワシは写真を消したことを確認すると男に二度と貝塚に近づかない事。
次顔を出したら問答無用で顔を晒すと脅してから男を離してやった。
周囲を見渡すと怒鳴り声で集まって来たのか部下や同僚が気まずそうにこちらを見ていた、ワシはみんなに頭を下げてから車に乗った。
行く先は宿舎ではなくネットカフェだ、順平がいないというだけで小さな個室は家よりもはるかにリラックスできる空間だった。
本スレは昨日と比べて格段に伸びているスレタイを見てワシはすべてを察した。
【焼肉激怒】Syamu_game第612回オフ会0人【貝塚勃起市役所】(350)
321 ：クソチビ ：2018/06/29(金) 18:40:15 HOST:JP00000000000.yakigori.yaki.jp
焼肉と駐車場で遭遇した時は怒鳴り声凄くてちびるかと思ったわｗ
ニコニコとyoutubeに動画UPしたけど聞く時は暴力的な言動があるので注意してくださいよ、ほんま。
あれに怒られて無職を貫ける浜ちゃんはやっぱSなんかな？
322 ：名もなきゾット帝国民 ：2018/06/29(金) 18:41:02 HOST:OFF0ion000000000000．atama.net
>>321
クソチビさん乙でスゥゥゥゥ。
焼肉は遠くから遊びに来てくれたファンチに怒っとらんで順平しかれや、この業人が。
323 ：名もなきゾット帝国民 ：2018/06/29(金) 18:43:01 HOST:DT512810400000.hama-saki.ne.jp
>>321
正直お前のことやりすぎだと思ってたけど動画の焼肉みたらそんな気持ちもぶっとんだわ。
体を張った凸と過激な企画は良識派にボロカスに叩かれる一方、それに対するアンサー動画の投稿などで大量の再生数を稼ぐしたたかさも持っている。
顔写真をあげた所でワシの反応を新たに引き出せたと喜ばせるだけだろう、スレを遡っていくと動画のリンクを見つけたが見る気も起きない。
あの男カメラ付きの眼鏡で動画を撮っていたのだとしたら、あの怯えた態度もワシの反応を引き出すため演技だったに違いない。
ワシは焼け石に水と思いながらも、スレに焼肉まで晒すのはやりすぎだ、こんな奴が出てくるならsyamu界隈も終わりに近づいているななど書き込んでみたが。
いつもの奴だ、焼肉かな？見に徹する時期はもう終わってるなどと書き込まれ、賛同者は一人もいなかった。
「全部アイツのせいじゃぁ」
腹立たしく忌々しい第四の凸者は順平から大量の情報を奪っていきその全てをネットに解き放った。
彼の戦果は俺オナ民に極度の興奮と新しい考察の機会を与え、界隈はネカマに順平が騙されていた時以上の熱を持ち始めていた。
このままではチンフェのように順平のみならず浜崎一家で遊ぶコンテンツに進化していくであろうことは確実だった。
まともな親父なら順平を呼びつけて何かするべきなのだろうが、もうその気力さえ湧かない。
暗澹とした気持ちでまるで味がしない焼き魚を食べていると寝室からパジャマ姿の柴田とカスゴリが出てきた。
「お父さん、もうやるしかないよ」
「車にディルドつけられるような家になるのはやじゃわぁ」
カスゴリはネットの誹謗中傷に傷つき柴田はバイトを首になった、ワシはまだ耐えられるしかしカスゴリも柴田も限界だ。
「始めたらやめれんぞいいんか？」
ワシの言葉にカスゴリは涙を流し柴田はうなづいた。
「この焼串最高だわ」
「振り回すな、目立ちたくない」
「あんたこのチャッカマンはどう？」
柴田は鉄製の焼串をカスゴリはチャッカマンを持ってきた、鉄串は鋭く適度な長さだがチャッカマンは火力に欠ける。
「こっちの方がええやろ」
ワシはカスゴリにガスバーナーを持たせる、柴田はハンモックを興味深そうに見つめ手に取って買い物かごに入れた。
「これ役に立つと思う」
柴田の目は真剣だワシは会計を済ませると三人でレストランに入る、順平は家でホテルカレーを食べているのだろう。
ゴミ箱を確認するとホテルカレーとポテチの袋が捨てられている、またオリジナルメニューを作りよったか。
イライラとした気持ちは微塵も湧いてこない、ただ捨てられた空箱と中を洗わず捨てられたカレーパウチ、ポテトの袋を見て順平のようだと思った。
「お父さん明日やるの？」
「覚悟を決めたり色々と準備があるじゃろ、来月の１３日が決行日でいいじゃろ」
構想自体は何年も前からあった、粗があるのは百も承知だがやり遂げられる自信もある。
とはいえ覚悟がいるのは確かだ、ワシを含めて三人が始めたことを途中で投げ出さず絶対に完遂させる覚悟がどうしても必要だ。
それにアイツにも最後の機会を与えなくてはいけない、絶対に失敗すると分かっていても、もしかしてが無いと何百回と打ちのめされてもどうしても試さずにはいられない。
「順平に話してくる」
それだけ言ってワシはあいつのいる座敷牢にノックもせずに入っていった。
「ｵﾄｻﾝ」
「ちょっとテレビを消せ、話があるぞ」
これが息子だと思うと情けなくて仕方がないが、服を買ってやろうという気も湧かない、こいつを着飾らせて何になるというのだ。
「順平お前いくつじゃ」
「34」
「３５歳以上はのもうニートとも呼ばん無職と呼ぶんじゃ」
「ﾀﾞｯﾃｵﾄｻﾝｶﾞ」
「黙って聞け、真っ当に短大出て二十歳で働きだしたらもう１５年働いたことになる、そんだけ働けば自分の車も買えたし店で何回でもうまい食事ができたなぁ」
「順平お前働かんですんでると勘違いしとらんか？お前は今働けていないんだぞ？こうして無職で家でくすぶって職を選ぶ自由や金を稼ぐ機会をドンドン失っとるってわかっとるか？」
「……」
真剣に話したつもりだが順平は下を向いてお口アナル運動を繰り返すばかり、こういう時に俺オナ民の表現が頭に浮かんでくる自分に腹が立つ。
「それがダメなら病院行って診断書書いてもらってもいい、最近は発達障」
「ﾁｶﾞｳﾀﾞﾃﾞ」
順平が口を挟んできた俯いてはいるが細い瞳には怒りが燃え、モグペロの頻度はさらに上がって興奮からか勃起までしている。
「ｵﾗｼｮｳｶﾞｲｼｬｼﾞｬﾅｲﾀﾞﾃﾞ」
「じゃあ普通に働けるな、それともまたyoutuberやりたい言いよるんか？ファンがいるからお金が稼げるって……お前本当にそんな事思っとるのか」
「あれを本当にファンだと思いよるんか？玩具にされて終わりやぞ、よぉ考えてみぃ？じゃあなおやすみ」
これ以上口を聞けば手を出さないでいられる自信は無い、わずかなりとも順平が自分について考えてくれるといいが、それが高望みであることも分かっていた。
日々はゆっくりと過ぎ去っていく、掲示板を見る限り俺オナ民のガチ勢による凸は小休止となり。
第四凸者の運んできた情報の検証や考察が盛んに行われていたサイレント凸者は知らないだけでかなりの人数がいると分かりゾッとしたが。
多くが貝塚合同宿舎の写真を撮る、公園や慰安婦像にほだか議員のポスターを撮る程度で留められた『ついでに凸してみた』くらいのものだった。
順平は結局ハロワにも行かず家でゴロゴロしているが、実際外に出られたら要らぬトラブルに巻き込まれる可能性も無視できない。
それでも順平のためを思ってハロワ通いを勧めてみたがアレは求人票を見ることすら拒んでいる節がある。
高校を出てからずっと働き詰めだったワシにとっては順平の考えていることはまるで分からなかった。
そうして順平が家にこもりワシが職場に通うのを繰り返すうちに２０１８年７月１３日の金曜日がやって来た。
「おはよう順平、今日は有休をもらってなせっかくだからみんなでＢＢＱしに行くんだが、お前も来るな？」
「ｵﾆｸ!ｲｸﾀﾞﾃﾞ」
「体カイカイなるよ、本当に行くの？」
ワシは思わず台所にいるカスゴリを睨みつけた、覚悟を決めたと思ったらこの土壇場に来てこんな事を言い出すとは……。
「順平は準備ができるまで車の中で遊んでればええ、虫よけスプレーもあるから大丈夫じゃろ、順平先に車行っとけ」
順平はオーバーグラスをかけると玄関に向けて歩いていく、ワシは順平が家を出てからカスゴリに詰め寄る。
「どういうつもりじゃ？もう後戻りできんのじゃぞ？ワシたちだけじゃない柴田の人生まで順平に滅茶苦茶にされていいんか！？」
「わかっとるよ、そんなことそれでも私は」
泣きそうになったカスゴリを強く抱きしめる、あの馬鹿はこんなに家族が悩んでいると知っているのだろうか？いや考えることすらしないのだろう。
結婚以前からふっくらと太っていたカスゴリは思った以上に痩せていた、僅かに残っていた躊躇は消えてレバーが据わった、今日すべての決着をつける。
「おおそうかそうか、うれしいか」
順平の運転で一時間半沢の近くにキャンプを張り準備を始める。
柴田は焼串を右手に握り左手にはハンモックを、カスゴリはガスバーナーがちゃんと火を出せるか入念に確認している。
ワシはベルトに自分の包丁を差し砥石にかけた出刃包丁を片手に車の中に入り、運転して疲れたといって昼寝をしていた順平を起こす。
「おいバカタレ起きんかい」
「ん？なんだで」
「これ握れ」
「？」
寝ぼけ眼の順平に包丁の柄を握らせる、引き返す最後のラインを自分の意志で踏み越える。
順平の上に倒れトモバラに出刃包丁を突き入れる、刃はテッポウまで突き刺さったかもしれない想像を絶する痛みに苦しみながら体を浮かし順平の上から退く。
「ｱ､ｱ､ｱｱｱ､ｵ､ｵﾄｻﾝ!」
順平の擬態失敗コーデは真っ赤な返り血で染まっている、成功だ車から這い出しできるだけ大声で叫ぶ。
「刺された！刺された！」
慌てて車から降りてきた順平を車体の左側面に隠れていた柴田が襲う。
「ホラ死をあげりゅ！」
焼串で順平を突こうとするが奇妙なステップで避けられた、柴田は片方の手に持っていたハンモックを順平の前方に投げ。
焼串を避けて順平が前に進んだ瞬間、勢いよく足元のハンモックを引き抜いたたまらず転倒する順平。
本来なら左右から柴田とカスゴリが襲い掛かるはずが、カスゴリは顔面蒼白で汗をびっしょりとかいてガスバーナーを構えて突っ立っている。
「柴田！とどめを刺すのはワシじゃちょっと待っとれぇ」
突き刺された部位を手で押さえながら腰に差した包丁を抜いて柴田に加勢する。
「なんちゅう動きじゃ」
「お父さん包丁じゃ危ないよ焼串はリーチはあるからこれで私があいつを殺る、例え正当防衛になるとしてもお父さんやお母さんに子供を殺させない」
「柴田……」
そんな風に思っていてくれたのか、柴田……女が高学歴じゃ貰い手が少ないと大学に行かせなかった馬鹿親父をこんなにも思いやって……。
その時包丁を握って滅茶苦茶に振り回されていた順平の右手から包丁がすっぽ抜けた、出刃包丁はまっすぐに柴田に飛んでいき。
「げふっ」
「エハァッ！？」
柴田の右目に突き刺さった、まるで彩色されない対馬編集のようにゆっくりと柴田は倒れた。
包丁も取り落とし倒れた柴田を抱き起す、眼窩に深く刃は突き刺さり引き抜くと真っ赤な血が噴き出した。
手で必死に傷口を抑えるが血はとめどなく流れ出てくる、こんなはずじゃなかった死んで血を流すべきは柴田ではないのに！
「お、お前たちが悪いんだで」
倒れていた順平は立ち上がっていた衣服は乱れ滅茶苦茶に暴れまわったためか体中あざと擦り傷だらけだが、はっきりした声でしゃべっている。
それどころか細く薄い目でこちらをまっすぐに睨みつけている、順平が真正面からワシの顔を見るのはもう何十年かぶりだ。
「流石に気づいただで！お前たちオラを殺す気だな！人殺し！人殺し！オラが焼肉を刺したことにして！それで正当防衛で殺すつもりだで！」
「何が業人だで！全部お前たちが悪いのだで！まともに産まなかったくせに！普通に生きろってそれすらできないように育てたの誰だで！それなのにオラを！オラを！」
勃起した順平は体をしきりに掻きむしりながらひたすら叫ぶ、こいつは嫁入り前の妹の顔を傷つけてそのうえでなにを言うんだ。
その時順平の後ろからゴリラのような勢いでカスゴリが圧し掛かった、口を真一文字に結び鬼のような形相で順平を押さえつけ後頭部をガスバーナーで焼き始めた
「好き放題言いおって」
辺りに肉が焼ける異臭が立ち上る、１０秒、２０秒、３０秒、１分、順平の凄まじい絶叫はだんだんと小さくなり最後はぐったりと力尽きて倒れた。
ガスバーナーの熱が頭蓋を焼き脳みそまで加熱したのだろう、ワシはカスゴリの迫力と順平の絶叫にすくんでまるで動けなかった。
「柴田生きとるか？」
「あ、ああ生きとるよ」
脈は無かったが今のカスゴリにそんな事を伝えられるはずもない、カスゴリはようやく表情を緩めてほほ笑んだ。
「ドナーに入っとるから右目は柴田に使って、顔が傷ついても整形だってできるから私みたいに後悔しないいい人生を送ってと伝えて」
「！やめ」
止める暇もなかったカスゴリは柴田の手から落ちて傍に落ちていた焼串を拾うと首に押し当て、体重をかけて倒れて一気にノドスジに突きさした。
焼肉の柴田のカスゴリのそして脳を焼かれた順平の小便が沢を汚していく、焼肉は柴田とカスゴリを抱いてただただ叫び続けた。
最後にちょっとグロくて、ごめんよごめんだで。
お久しぶりです。
文章はくっそイイから句読点うまく使うと分かりやすくなるとおもうだで
久々に続きを書きますです
感想ありがとうございまスゥゥゥ。
句読点はあんまり文章書かないので気にしたことなかったけど、もう少し上手に使えるように頑張ってみます。
焼肉「なんであいつはあがいなやつになってしもうたんじゃ。」
カスゴリ「お父さん……。」
焼肉「あいつはいつもそうだ 最初は高校受験やライン工の面接の時に漏らしとった。
今ではいつでもだでぇ。頭おかしゅうなるじゃろ。
カスゴリもそう思わんのか？」
カスゴリ「でも、ライン工の時にこっぴどい目にあったんだから…」
焼肉「今にして思えばそれがあいつを甘やかした。
普通、正常な男なら高校卒業あたりから一人暮らししとうなるはずだ。おれもそうじゃった。
あいつはなんじゃ？それが今じゃただのごく潰しじゃないか！」
カスゴリ「ｵﾄｻﾝ！言葉は選んでくださいよ！」
焼肉「なんでだ？日がな１日、もうのうなったパルムをねぶりねぶりしとるきちがいがようて、一生懸命働いとるおれがかばち言うてはいけんのか？？」
貝塚勃起宿舎は壁が薄い。隣近所にまでずんぺいの痴態や焼肉の愚痴が聞こえてくる。焼肉は気付いていなかったが、それも隣近所に浜崎家の恥を晒すひとつの要因となっていた。
楽しく読ませていただきました！
焼肉目線？？と思いながら読み進めるとリアルな描写と迫力、テンポの良い文章で一気に引き込まれてしまいました！
ありそう！wwwな各キャラクターの演出も相まって最後の順平の酷たらしく、惨めでこの上なく汚ならしい死に様が目に浮かぶ素晴らしい作品だと思います！
順虐は読むともっと読みたい！終わらせたくない！となる事が多いのですが、物語が終わって爽快感すらあるのは初めてでした。
新作期待しております！
ずんぺい「」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪ…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ずんぺい「ｷﾓﾁｲｲﾀﾞﾃﾞ…」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ、ｵﾗが糞漏らしなのは知ってるはずだで…」
ずんぺい「でも、ｱﾉｵﾊﾞｹの話ｺﾜｲﾀﾞﾃﾞｪｪ…」ｼﾞｮﾜｰﾌﾞﾘﾌﾞﾘ
ずんぺい「ｱｱ…風呂場で漏らしてしまっただで…」
そこにずんぺいが粗相をしないかと心配になって見に来た焼肉が浴室に入ってきた。
焼肉「この業人が！なんで浴室で漏らすんじゃ！」
ずんぺい「ｵﾗ外では漏らさんかっただで。誉めてほしいだで ｱｯｱｯｱｯ」
焼肉「ほんとにこいつは…」
浴室で糞尿を漏らし、あまつさえそれを誇ろうとするずんぺいの姿勢に焼肉は絶望感に似たものを感じた。
敗北感。それが焼肉の感じた最たるものてあろう。大きな期待こそ抱きはしていなかったが、それでも立派に一人立ちしてほしかった。ところがその長男は一人勃ちが精一杯の肛門のゆるい無職中年男性である。
「ォｳｨｲｲｲｽ！今日は岬高校の初登校日だで！ｿﾚｼﾞｬｱ行ってみようか！ｷﾞｬｵｵｫｵｵｱｳ！」
そう言って順平はまだ着慣れていないブカブカの学生服を着用して元気よく家をあとにした。
その様子を目を細めながら順平の両親は見送った。
「あなた…あの子にはあの学校は辛いところなんじゃないの？」
「安心しりゃ…アレはワシの子じゃけあの学校でも巧くやるやろぉ…ワシと同じようにな」
そう言って焼き肉は笑みをこぼしていた。
「可愛い女の子がイッパイじゃないですぁ…」ﾎﾞｯｷ
「ここがワタクシのクラスですか？結構inじゃねーの？ｱｯｱｯｱｯ」
ガラリと大きな音を立て前の扉を勢いよく開けた順平は、当然クラス中の視線を集めた。
「ハマちゃんでい！よろでやんす！」
クラスの雰囲気が凍った。順平としてはエンターティナーとして場の雰囲気を和ませるために放った一発ギャグか何かだったのだろう。
大笑い上げながらぶっきらぼうに手拍子をする男がクラスの隅にいた。隅にいたといってもその存在感は異様であった。
だが、順平はその反応に目を輝かせた。
「！？やっぱオラのおふざけはピカイチですねぇ！ｱｯｱｯｱｯ」
「いや冴えてるわ！君、なんていう名前？」
「順平！浜崎順平だで！よろでやんす！」
「順平？…順平ね！よろしく！」
「俺？俺は斉藤光って名前だ。シバターって読んでくれや」
この巨漢はシバターというらしい。順平はその巨体っぷりに動じずハキハキと会話を続けていた。すっかり打ち解けたようにも見えた。
「いやー順平面白い！順平面白いんだよ！」
シバターは順平の話を聞き大笑いをしていた。だが心なしかその笑い声には心が籠もっていないようにも思えた。しかし？順平はそれに気づかず天狗になりつつあった。
「ｱｯｱｯｱｯ！そうでしょお！そうでしょう！やっぱ俺って人を笑わせることに長けてるんかぁ！？」
「まぁ無理もないかぁ…だってワタクシは世界一のエンターティナーになる男ですからねぇ！ｱｯｱｯｱｯ！」
「いやぁ？やっぱ俺って人を笑かすことに向いてんかなぁ？まぁシバターさんも中々お話がお上手ですけどねぇ？まあ私には遠く及びませんね！ｱｯｱｯｱｯ！」
シバターの顔にはもう表情すらなかった。冷たく順平を白く輝く眼で睨み据えていた。
そして、順平の耳元に口を近づけボソッと呟いた。
「放課後、体育館裏にこいや」
放課後、順平は体育館裏には訪れなかった。何故ならば体育館裏がどこかよくわかっていなかったからだ。
それよりも母親が買ってきてくれたパルムを食すことで頭がいっぱいになり宿舎に足早と帰っていたのであった。
「ンン”！ｳﾏｲ！ｳﾏｲﾜ！」ﾍﾟﾁｬｸﾁｬﾍﾟﾛﾍﾟﾛ
「順平！下品だからやめんさいってゆーてるやろ！」
順平の母親はいつものように順平を叱る。
だが順平もいつものようにそれを耳に入れていない。
玄関のチャイムがなる。焼肉のご帰宅である。
「友達ができただで！ﾔｯﾀデ！」
焼肉は順平が嬉々としながら話す素振りを見るのを肴にしながら晩酌を楽しんだ。この光景は、ごく一般的な家庭の様子であった。
「順平…もう喧嘩はしたか？」
焼肉はボソッと順平に訪ねた。
「…！まだしてないだで…」
「ほんでねー中々見込みがあるやつがいましてねーシバターさんっていうですよ」
「順平、喧嘩はもうしたんか？」
「…！まだしてないだで…」
「そうか…」
和やかだった食卓がしん…と静まる。
順平は呟いた。
「オラはもう喧嘩はしないだで…これからは人を笑わかして生きていこうと思うからね…ｱｯｱｯｱｯ」
その発言の焼肉は少し目尻を下げた。
「ごちそうさまだで！お母さん！今日のご飯の点数はモチロン１００点中１００点です！ﾊﾟｰﾌｪ！」
そう言って順平は足早に自分の部屋に戻った。
「…死の吹奏楽団か…」
登校そうそうシバターは順平の胸倉を掴み上げていた。
「いだだだ！苦しい！苦しんだで！シバターさん！」
「テメー昨日、放課後に体育館裏に来いって言ったよなぁ！」
「…だで？」
「…だで？…じゃねぇんだよ！オラァ！」
シバターは順平を投げ捨てた。いや叩きつけたというべきか？しかし、順平に余りダメージがあるように見えなかった。
「？」
順平はキョトンとした顔でシバターを見上げていた。順平の頭の中には服が汚れたおかげで母親に怒られるのがいやだなあ、ということしか思い浮かばなかった。
「聞いてんのかテメェは！」
シバターは巨体にそぐわない速さで順平に向かっていきラリアットを炸裂させた。
「ｴ"ｯﾊｧ"��ｴ"ｯﾊｧ"��ｴ"ｯﾊｧ"��」
順平の華奢な身体はクルクルと宙で周りドスンと鈍い音を立て校庭の砂に沈んだ。
「これくらいじゃヘタ来れていないよね！ｱｯｱｯｱｯ！」
「ーーーーーッ！？！？！？」
順平はピシっと立ち上がりいつものように首をしゃくりあげｱｯｱｯｱｯっと奇声を上げていた。
何故だ？何故こいつは未だに立っていられるんだ！？シバターは混乱していた。
「もういいですか？シバターさん？もうホームルームが始まっちゃいますよぅ！ワタクシ実は無遅刻無欠席を狙っていますので…」
「いや駄目だ！逃さねーぞ！テメェは俺の目の前でふざけた言葉を使いやがった！許せねえ！」
「ふざけた言葉？なんのことだで？」
「…その言葉、確かにワタクシの発言ですね」
シバターは順平の発言と態度が気に食わなかったのか、プロレス技を順平に浴びせ続けた。キャメルクラッチ、ヘルズゲートフィニッシャー、キックなどなど…
シバターが肩で息をし始めるようになる頃には、順平はボロボロの状態で突っ伏していた。
「気に食わねー…気に食わねーんだ！俺の目の前でいっちょ前にエンターテイナーになるなんて語るやつは特によ！」
シバターはやるせなさそうな顔で順平に背を向けた。
「…それで終わりおしまいでしょうか？ｱｯｱｯ…ｱｯ…ｱｯ」
順平はボロボロになろうとも立ち上がったのだ。
シバターはトドメの一撃を順平に食らわせようとした。シバターの視界に順平の顔が写った。その口元には笑みが浮かんでいたのだ。シバターは拳を食らわせる
寸前に止めた。
「…どうして、どうして反撃しねえんだ…」
シバターは俯いた状態で順平に問いかける。
「オラは…“世界一のエンターテイナー”になる男だで…そんな男に暴力は不要なんだで…だから暴力はもうふるわないんだで…」
「うるせぇ！俺だって世界一のエンターティナーになる男だ！俺は暴力で人の心を掴む！」
シバターの拳は震えていた。
「だったらなんで拳を止めてるんだで？その拳で世界を掴むならオラを殴り飛ばすんだで！！」
「オ”ラ”ァア”！」
シバター掌底が順平の顔面を貫いた。
「ﾋﾞｬｱｱｧｱｵ！ﾊﾞｶﾔﾛｫｵ！」
シバターその様子を見て思わず吹き出してしまった。
「プッ！くっ…フフ！何だよその顔はよぉー！」
順平はなにか言い返してやろうかと思ったが言葉は無粋だと思い、シバターと一緒に高笑いを始めたのだ。２人とも子供のような純粋な笑顔を浮かべていたのである。
笑いも静まり、落ち着いたところでシバターは順平に言った。
「俺の負けだよ順平、ひとまずお前の方がエンターティナーとしては格上だわ」
「ホンマか？嬉しいこと言ってくれるじゃないのｱｯｱｯｱｯ！でもね？でもシバターさんも中々良いおふざけっぷりでしたよぉー」
２人すっかりと打ち解けた様子であった。
順平はふとある事を思い出した。
「忘れてたよ大事なこと！忘れてたよー…忘れてた？忘れてた…」
「なっ…なんだよ順平」
「一時間目の授業もうすぐで始まるんだで！ワタクシの無遅刻無欠席が水の泡になっちゃいますよ！それじゃあ行くぞ！ﾋｭｳｳｨｺﾞｫｵｵｵｯｫｵｱｱ！」
順平はヴェロキラスタイルで校舎に向かっていった。その様子をシバターは心底嬉しそうに眺めていた。
「いやああの人には敵わねえかもな…！でも俺も頑張るしかねぇな！俺も一緒についていくぜ順平！」
そのうち第二章黒騎士篇をあげるで…
駄文の視聴ありがとうございますぅううう
創作の中だけでもカッコいい順平なんてなんかやだ
大事なのは過去の話ってところやでぇ？
まあ見ていてくださいよｱｯｱｯｱｯ
あんな起承承承でエタってる駄文と比べたら駄目だで
一時間執筆で作り上げられた矮小な虚構が寄り集まってできたゾット帝国。
もっとはっきり言えば話の触りだけ書いて飽きてやめた小説をゾット帝国という投稿枠に押し込んで
これがオラの１００万部売れる大傑作だで！ってやるんだから凄い。
このSSみたいにかっこよく書けばいいのに
ご立派な斜めかけの鞘に収まった剣が素振り以外一度として抜かれなかったのは
もちっと想像力働かせろよとは感じた
目覚めた力:第三話読めばわかるけど
格闘戦はまぁ普通なんだけど
木刀での打ち合いが始まると途端に描写がふにゃふにゃになって
何してんだか途端にわかりにくくなる
木刀握ってんのに何故親指突き出すのか、っていうか親指突き出すってどういうアクションだ
個人的にこの章で一番面白いのは光秀が勝機を見いだすとこ
風林火山の掛け軸見て、「どんな状況でも勝機はあるのよ」って言葉を思い出すとこ
風林火山と一切何も関係ねぇ！
山の名前だと思ってそう
カイトの斜め掛けの剣って、結局一度として使われないままディーネにもらった肩掛けの剣にとってかわられるしなｗ
しかもその剣も結局使わず銃を何回か撃つだけで終わるし
銃は撃った、当たった、で描写が楽だったんだろうね…バイオでなんとなくどういうモノかボンヤリ分かってたんだろうし
帝国主義も封建制度も知らないだろうし説明してもお腹ぷくぷくで忘れそう
貝塚勃起城の城主である濵﨑辰水(焼肉)の世嗣。
摂津國の垂泰弘とともに知将と称されたが、素行不良であったため廃嫡された。
「ｼﾞｭﾎﾟｯ！ｼﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙ！ｸﾞﾎﾟｯ！ｼﾞｭｳｳｳｳｳ……！」
早漏の順平はすぐに果ててしまった。気恥ずかしさが殺意に変わる。
（おでに恥をかかせたのはコイツだで……今このタイミングを逃したら次はないだで！）
順平はお掃除を続けるカスゴリの首を足で締め上げた。そのまま動かなくなったカスゴリを振りほどき乱暴に床に打ち捨てる。
部屋から出ると焼肉が仁王立ちしていた。威圧感のある声で順平を圧倒する。
「お前またカスゴリシメたんか業人」
父の言葉に無言で頷く順平。焼肉はため息を付きながら部屋に入り変わり果てた姿のカスゴリ（512810号）に硝酸をかけ始めた。父の無防備な背中を見た順平にまた殺意が沸き起こる。
（今殺るだで……！）
心の悪魔の声に促されるまま、順平は包丁を振りかざした。血しぶきが壁、天井を染める。断末魔さえ上げることを許されなかった焼肉に順平はツバを吐きかけた。二人を背にして順平は呟く。
「お前らの育て方のせいでおではこんなになっただで！おでは悪くないだで！」
新しい両親（共に512811号）がやってきたのはその日の午後であった。
向かいの埋め立て地に建ち並ぶ赤とグレーの無機質な工場の群れは休まず動き続け、与えられたタスクを永続的に片付けていく。特に目立った出来事もない、とある忘れられそうな初夏の平日だった。
浜崎ずんぺいは目を覚ますと、左腕の悪化した皮膚病変を掻きこわしつつ自分とは対照的な工業団地の姿を宿舎から眺めていた。黄白い屑にまみれた時計の文字盤に目を遣ると、針は十時二六分を指している。
今日の予定もなし、か……
ずんぺいはむくりと起き上がると座敷牢を立った。そして、口をすすぐどころか顔も洗わずに誰もいない居間に入り、冷めて酸化した薄いパンに餡子をかけてしゃぶりつく。うなり声を上げ今度は背中を掻きむしりながら夢中で喰らっていると、小豆の粒が気管に入りひどくむせた。
とはいえ、彼も金と名誉にはなまじ目ざとかった時期があったのだ。配信業ひとつで富豪となり子供から絶大な人気を得たHIKAKINこと開發光に憧れ、数年前から所謂「YouTubeｒ」として活動していたのである。もっとも、開發のような努力や分析をする頭がないだけに形だけの猿真似に終始し、挙句の果てにネチズンたちの毒牙にかかり住所まで特定されるなど、徹底的に笑い者にされているのだが。
父である辰水は、十数年間にわたって自分の少ない稼ぎを食い潰しつづけるだけの存在に成り下がった長男を叱る気力すら湧かなくなっていた。頭が弱いくせに皮膚病やら「あんち」やら何やらを口実に仕事から逃げる知恵だけは一丁前に働かせてのける外道が、まぎれもない自分の倅だという現実にただ打ちのめされていた。そのうえネチズン達は今年に入ってから浜崎家にまで危害を加えるようになった。これだけの苦難が重なれば、たとえ広島産まれの豪傑であっても自らの命を断つのは当然なのだろうか。
穀潰しのずんぺいを未だに甘やかす幸子は生活のため、朝からスーパーマーケットのパート勤務にたびたび出かけている。この日も例に漏れず、老いた幸子は働いていたのである。
朝食を終えたずんぺいは流れるような動作で陰茎に指をあて、スウェットパンツの上からこすることで精を放った。滲み出てきた黄色い精液をタオルで拭きとり、再び座敷牢へと戻る。プラズマテレビのスイッチを入れると、「半分､青い｡」が放送されていた。
オラの人生は半分じゃなくて、ぜんぶバラ色だで！
なんたって？俺って毎日夏休みじゃん。ｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯ! なんにせよ、俺の人生これからさ。
ずんぺいは再び自慰を開始し、先ほどより短い時間で絶頂に達した。
間違ってたらすまん
HIKAKINの人気が出たあとにスタイルを真似し出したという認識で…どうかよろしくお願いします…
指摘してくれてありがとうございますやでホンマ。
どうやら、彼はそのまま寝てしまったらしい。時計の針は十四時を指しており、六月とは思えないような蒸し暑さが閉めきった座敷牢を満たしている。先ほどより聞き苦しい羽音を立てて飛び回っていたそのハエはスピードを緩めてずんぺいの下腹部に止まった。半固体状になった濃い黄色の精液に翅を濡らし、飛べずにもがいている。ずんぺいはその姿に嫌悪を感じて払いのけたものの、指に腐りかけの汁が付いてしまう。舌打ちをし、仕方がないので舌で舐めとって立ち上がる。
さて、新聞でも読むだで。新聞読むオラかっこいいだで………………
ずんぺいは大儀そうに玄関まで歩くと、郵便受けに手を入れようとする。辰水が亡くなったあとも新聞だけは届き続けていたのだが、なぜか今日は届いていないようだ。
あれぇ！？ しかもなんで開いてるんだで…？
その瞬間、ガラン、と郵便受けが閉まる音が響き渡った。遠ざかってゆく靴音。
ずんぺいは出来るだけ素早い動作で扉を開けるも、靴音の正体は早々と逃げ何処かへ消えてしまった。
またアンチだで…まったく…まったく…
ずんぺいは怒りを露わにした。
人の家に勝手に近づくなんて、ろくな人間じゃないだで…まったく…クリエイティブなオラを見習ってほしいだで！
ため息をつきながらリビングの冷凍庫から森永のパルムを取り出し、さらに棚からポテトチップとオレンジジュースを持ち出した。
これらは全てなけなしの金で幸子が買い与えた品であった。
長年の労働放棄の末、ずんぺいは「母が買ったものを腐らせる前に食べる」ということを立派な仕事だと主張するようになっていたのだ。
ずんぺいは、啜り上げるようにしてアイスクリームとポテトチップを口に詰めながら、ふと四年前の今頃を思い出そうとしていた。
しかしながら、ずんぺいはあの密かな人生のピークについて何ひとつ思い出すことが出来なくなるほどに脳の機能が低下していた。
仕方がないので自慰を開始したずんぺいは数分ほどで射精に至り、オレンジジュースをがぶりと飲んだ。
今も既にこうなってるかもしれんわ
こんなに暑い中、ゾッ帝ファンクラブの住人たちとの宿舎凸オフ会に参加して良かった。
俺はそう感じていた。
昨年度末に国際信州学院大に不合格となり、今年度から浪人生活が幕を開けたわけだが、こんなに楽しいのはあれ以降初めてかもしれない。何せ、郵便受けにカメラを仕込んでsyamuの生活を盗撮したのだ。ニコニコとYouTubeへのアップロードは間もなく完了する。
それに加えて夜には206号室に鉛パチンコ玉を撃ちこんでやるだなんて、思いついてもそう簡単には出来ない芸当だろう。
人間、とりわけ日本人は集団心理によって突拍子もない行動にも出られるのだ。
これこそまさに過激派というものだろうか。
聖地順礼なんて甘いもんじゃない、俺等がやってるのは過激凸なんだ。
そう思うと興奮して下半身の怒張が収まらない。この瞬間だけは、あの勃起土竜の気分が少し理解できる気がする。
ここ数週間焼肉が姿を現していないことが近隣在住オナ民の張り込みによって分かっていた。厄介な土竜包囲網の主たる存在がない今、凸を行うのは必然だろう。
カスゴリ「なんであたしが……。」
自分の腹を痛めて産んだ子である。かわいくないわけがない。それでも30歳をすぎても浴室で粗相をしてしまう息子の後始末をしていると考えると途端に情けなくなった。
カスゴリ「なんであんな子に育ってしまったんだろう…」
度重なる俺オナ民の凸にもほとほと疲れきっていた。焼肉が居ない時間帯はカスゴリがずんぺいを守らねばならない。それがひいては下の子二人を守ることに繋がる。
せめて下の子が結婚するまでは。
そう思い頑張ってきたが、カスゴリはいつしかずんぺいがいなかったらどんなに楽しい人生だったか…と考えるようになってしまっていた。
ようやく浴室の掃除が終わって居間に戻ると、愛息子がパルムを食べ終えて子土竜をシコシコしている。焼肉は最早見てみぬ振りである。焼肉も疲れているらしい。
カスゴリ「ずんぺい！そんなところ揉むんじゃないの！」
ずんぺい「あっ？なんでだで？？」
ずんぺいは屹立した真性土竜をいとおしそうに撫でながらそう返した。
まあせがれいじりは今現在の順平の唯一にして至高の娯楽だからね、しょうがないね
まるで麻原尊師みたいだあ…
思わずカスゴリはずんぺいに手をあげてしまった。
ずんぺい「ギャッ！イダイ！イダイ！」
そうずんぺいは潰されたカエルのような声をあげて倒れた。
カスゴリと言えども年老いた老婆である。そんな老婆の殴打にもずんぺいは本気で痛がった。カスゴリはそんな情けない息子を見て尚更悲しくなった。
焼肉「カスゴリ…」
カスゴリ「ううう…うっうっ……」
焼肉はカスゴリの肩をそっと抱き寄せ、カスゴリはその身を焼肉に預けた。
一方のずんぺいはただただ死ぬような騒ぎでギャーギャー泣きわめいていた。
焼肉「いい加減静かにせんか！業人！！しばくぞ！」
ずんぺい「…。グスッグスッ。」
焼肉「泣き顔が気持ち悪いんじゃ！泣くなら外でせぇ！」
ずんぺい「…ｿ……ｿｿｿ…」
そういうと、ずんぺいは黙りこくった。ずんぺいは判然としなかった。殴られたのは自分だ。それなのにｵﾄｻﾝはｵﾗのことを叱る。ｵﾗが一体何をしたっていうんだで！？ただパルムを食べて子土竜を可愛がっただけやで。段々ずんぺいのイライラが募っていった。それと共にアトピーが急激に悪化し、全身が痒くなっていった。
ボリボリ……ボリボリボリ……
ずんぺい「ｱｰ ｱｯｱｯｱｯ…」
ボリボリボリボリ
ずんぺい「ｷﾓﾁｲｲﾀﾞﾃﾞ…ｱｯ…ｱｯｱｯｱｯ…ﾀﾞﾃﾞｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪ……」ﾋﾟｭｯﾋﾟｭｯ
計らずも子土竜から白い涙が零れおちた。
新しくはきかえた紙おむつはまたもや業人の白濁した涙に汚されてしまった。
焼肉・カスゴリ「……。」
…そういや剥けてなかったね、使いようがなかったわ
ぶん殴りたい
ずんぺいは動じもしない。その状況がどんな恥ずかしいことなのかすら理解できないまま、ただただ呆けた顔をしているのである。
我にかえり、使い終わった紙おむつで子土竜を拭うと次の紙おむつを取りに座敷牢に移動した。
焼肉・カスゴリ「……。」
焼肉「どう思う…？」
カスゴリ「えっ？」
焼肉「人の目のあるところで恥ずかしげもなく股間を揉む息子を見て。」
カスゴリ「……。」
焼肉「我が子と…」
焼肉「あれを我が子と思えるか？ワシには無理じゃ！」
カスゴリ「おとうさん！」
焼肉「あいつが外で糞尿漏らしたりちんぽこいじくるだけでウチの恥がダダ漏れじゃ」
焼肉「おまえもほとほと愛想をつかせたんやないか？」
カスゴリ「」
カスゴリ「あの子さえ…」
カスゴリ「あの子さえまともだったらどれだけ幸せだったか！」
カスゴリ「今日も隣の棟の木村さんに息子さんお元気そうですねって声をかけられたのよ」
焼肉「え？」
カスゴリ「隣の棟の木村さん、あちこちでうちのずんぺいのことを言いふらしてるのよ！浜崎さんちのご長男大物youtubeｒなんですって！」
焼肉「ほ、ほんとか？？」
カスゴリ「それだけじゃないのよ…」
焼肉「まだあるんか…」
ウォンツアイをさらに細めて、口をだらしなく開けてヨダレを垂らしながらおほ＾〜って漏らすんかな
焼肉(ほんまのことやないけ…)
焼肉「もうあいつを外には出せんな……。」
カスゴリ「できればそうしたいけど…」
焼肉「台所に塩ビあったやろ？」
カスゴリ「そういえば置いてあったわね、お父さんが買ってきたの？」
焼肉「これから座敷牢を作る」
カスゴリ「えっ？？」
焼肉「なーにずんぺいは底抜けのバカじゃけえ、気付かんわ」
ギコギコギコ……
とんてんかんとんてんかん
出来上がったものは塩ビパイプを格子上に組んだ上に四辺をふすまに取り付けられるよう木材で囲った粗末なものだった。便利なもので継ぎ手もホームセンターに売っていた。
いくらずんぺいでも簡単に壊せそうなほど粗末であったが、
塩ビも継ぎ手も樹脂材であり木枠ごとはずさないと
出られないような構成になっていた。
その頃ずんぺいは冷蔵庫で見つけたパルムを座敷牢で頬張っていた。
ずんぺいはパルムを食べ終えた後も名残り惜しそうに丁寧に丁寧にお掃除フェラを繰り返した。
あたかもそれが最後の晩餐であるかのように。
ずんぺいの気は完全に逸れている。
そこで焼肉とカスゴリは塩ビの格子を座敷牢にはめ込み、釘を打った。
とんてんかんとんてんかん。
格子の取付を終え、二人がお茶を飲んでいると
ずんぺい「だで！？これはなんだで？？」
ずんぺいは座敷牢が本物の座敷牢になったことにやっと気付いた。
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…ｵｶｻﾝ…これはなんだで…？」
焼肉「ワレが悪いんじゃ」
ずんぺい「え……？」
唐突な父の言葉にずんぺいは頭が真っ白になった。
ずんぺい「ｵﾗが…？」
ずんぺい「ｵﾗなんにもしてないﾀﾞﾃﾞ…」
焼肉「それよ。」
ずんぺい「？？？」
ずんぺいの頭はついていけていない。伊達に長年無職をやっているわけではない。
焼肉「ワレ、職に就かないじゃろ。無職になって何年じゃ？」
ずんぺい「ｵﾗ前の仕事でアトピーが悪化して…」
焼肉「ほならなぜ治そうとせんのじゃ」
ずんぺい「…。」
焼肉「ワレ仕事したくない一心でアトピーが悪くなるような食い物食べとるじゃろ。」
ずんぺい「…え」
ずんぺい「ｿ…そんなことないﾀﾞﾃﾞ！ｵﾗアトピーなんてヤだし早く治したいﾀﾞﾃﾞ…でも…でも……！」
なんで書き込みがないのぉ！？
ほんとすんません
一般的な社会人ならば、会社では働き盛り、家庭では立派な子供がいてもおかしくない年齢になった。
「ｱｯｱｯｱｯ ｱﾄﾋﾟｰｶｲｶｲﾀﾞﾃﾞ ｷﾓﾁｲｲﾀﾞﾃﾞ!!」
粉吹き芋の如くアトピーで彩った汚い顔や背中をかきむしりながらずんぺいは寝たきりのまま子モグラを慰める。
うだるような暑さの貝塚市、老いた両親が仕事に出掛けている浜崎家の正午はずんぺいにとって至福の時間であった。
「ｱｯｱｯ!!!!」
子モグラが痙攣し精を撒き散らす。
一体何度目の光景だろうか。
通常このような無職は自らの努力不足やスキルの無さを棚に上げ、やれ国が悪い、政治が悪い、家庭が悪いと環境や境遇に原因を持っていき、自分はやればできる、周りが俺のレベルについてこれないだけだと息巻いて満足するものである。
ずんぺいも一昔前は、就職を拒み
オラにはもっとクリエイティブな仕事じゃないとダメだで！
と幾度と無くyoutuberとして復活を狙っていた。
しかしながら相次ぐyoutuberの問題行動による規約の厳格化とyoutuberの減少。
それに伴い、HIKAKINを始めとする大物がテレビ業界へと活動の場を移した事によりyoutube自体の人気に陰りが見え始めた事からyoutuberは姿を消した。
クソレスこと宿敵シバターもヘイトスピーチによる罪で指名手配され姿を消した。
そしてずんぺいもyoutuberとしての復活を諦めた。
今のずんぺいは勃起宿舎の一室に押し込められ何の刺激も与えられず、ただただ毎日飯を食べては子モグラを慰める日々を送っていたせいで社会と完全に切り離され、ただ生きているだけの廃人になっていた。
もはやずんぺいは自分がかつてsyamu_gameとしてネット世界では知らぬ物がいない伝説だった事すら覚えていない。
続けてほしいだで
そうでなかったら引きこもり施設にぶちこまれてるわけがない
普通に考えたら職業訓練か就労支援だろという当然の批判は置いとくとしても
あとこれの何が怖いって
焼肉が先に死んだらマジでこうなるんだろうなってとこ
というか今も既にこうなってるんかもしれわ
差し込んだ西日の眩しさからずんぺいは目を覚ます。
元々生物なら必ず持っている生きようとする力、気力が元々少ないずんぺい。
長年の座敷牢生活とyoutuberという最後の望みの断絶は彼から動く力すら奪っていた。
芋虫のように蠢きながら日の光を避けるその姿には、かつての自尊心溢るる大物youtuber、syamu_gameの面影はない。
「ただいま」
カスゴリがパートから帰って来た。
かつてずんぺいがyoutuberとして活動していた時より白髪が目立ち、腰も曲がりかけている。
その顔は実年齢より一層老け込んで見えた。
「ｵｶｻﾝ…ｵｶｻﾝ…ﾊﾟﾙﾑ…ﾀﾍﾞﾀﾍﾞ……」
力無い声で食べ物を要求するずんぺい。
カスゴリは息つく間もなくずんぺいを無視して台所で離乳食を作る。
普通ならお腹をすかせた我が子に早くご飯を食べさせてあげたいように見えるだろう。
実際は嫌な事を早く済ませて暫くの安息を得たいだけだ。
カスゴリは出来上がった離乳食を持って座敷牢に入った。
そこではずんぺいがお腹がすいたストレスから自慰行為に耽っていた。
カスゴリも最初は我が子の恥態に嫌悪感を覚えていたが、今ではすっかり慣れてしまった。
子モグラを弄くるずんぺいの口元にスプーンで離乳食を運ぶ。
自慰行為をしながらずんぺいは器用にjお口アナルをすぼめて器用に離乳食を吸いとる。
端から見ればおぞましい光景だがこれがこの家庭の日常、慣習だ。
「ｳｰﾝ……100点……100点ﾃﾞｺﾞｻﾞｲﾏ!!ｱｯｱｯｱｯｱｯ!!!!!!」
食欲を満たし興奮したずんぺいの、半分萎びた子モグラは力無く痙攣し透明に近い精液を垂らす。
無言でカスゴリは子モグラを掃除し、座敷牢を後にした。
ずんぺいは間髪入れずに子モグラを慰めようとするが、ドアの鍵が回る音が聞こえて動きを止める。
「帰ったぞ」
焼肉の帰宅だ。
もはや自分が誰なのか、ここは何処なのか理解していないずんぺいだが焼肉に対する畏れは身体が覚えていた。
「ｵﾄｻﾝ…ﾊﾛﾜｲﾃｷﾀ…ｵﾄｻﾝ」
かつて怒る焼肉をたしなめる時に使っていた常套句が反射的に口から出る、勿論意味は分かっていない。
「……」
焼肉はそんなずんぺいを無視して自分の部屋へ向かう。
定年後もお情けで雑用をさせて貰い、何とか生活の糧を得ている焼肉にとってもはやずんぺいはこの世に産み出した責任で飼っている存在。
小学生がいやいや育てさせられているアサガオのようなものだった。
怪異と化していてもコロッと逝けるシロモノだよ、ずんぺいくん
草
完全にガイジ化してこのSSみたいになってるって言われたら
すごく簡単にその様を想像することができてしまうのはなんでだろう。
「……」ｶﾀｶﾀｶﾀ
浜崎家の食卓は静かだ。
会話は勿論、ラジオやテレビの音も聞こえない。
数年前までは柴田がいて少しの団欒と安らぎがあったが、その柴田が急に家を出ていってしまった。
きっとずんぺいに愛想を尽かしたか、嫌悪しての行動に違いない。
今はただ食器と箸が擦れる音が響き続ける。
ただ一つの例外を除いて……。
「ﾀﾞﾃﾞｴｴｴｴｴｴｴｴ!!!!ﾀﾞﾃﾞｴｴｴｴｴｴｴｴ!!!!!」
座敷牢からずんぺいの断末魔の如き叫び声が響く。
「ハァ………」
焼肉が心底くたびれた顔をし席を立った。
「ｱｱｱｱｱｱｱｱ!!!!! ｱﾄﾋﾟｰ!!ｶｲｶｲﾀﾞﾃﾞｴｴｴｴ!!!!ﾀﾞﾃﾞ!!!ﾀﾞﾃﾞｪｪ!!!!!!!」
ずんぺいがまな板の魚のようにのたうち、跳ね回りながら全身を掻きむしる。
焼肉が帰って来た事による凄まじいストレスがアトピーとなって身体中に襲い掛かる。
ずんぺいの爪はすっかり伸びきってしまっており、掻くことで皮膚は裂け、血が滲む。
それでもずんぺいはやめないのだ。
だんだんと痛みが快感になっていき、その快感が性感となり子モグラをいきり立たせる。
不思議と子モグラは通常の自慰行為以上に元気な姿だ。
「………」
無言で焼肉が座敷牢に入ってきた。
息子の哀れな姿を目の前にしても表情一つ変えず、ずんぺいに一歩一歩近付く。
「ｱｯ!ｱｯ!ｱｯ!ﾀﾞﾃﾞｯ!ﾀﾞﾃﾞｯ!」
ずんぺいは自慰+自傷行為に夢中で焼肉の気配に全く気付かない。
無表情で焼肉は脚を上げ、ずんぺいの腹目掛けて力任せに脚を降ろした。
言葉にならない言葉が出る。
焼肉はずんぺいの腹に二回、三回と立て続けに無情のストンピングを行う。
最初は夜中に騒ぐずんぺいに腹をたててふるった暴力だが、今の焼肉に感情は無かった。
ただルーチンワークのようにひたすらずんぺいを痛め付ける。
「ﾀﾞﾃﾞ……ﾃﾞ……」
散々痛め付けられ、呻く事しかできないずんぺいを一瞥もせずに焼肉は座敷牢を後にする。
去っていく焼肉の老いた背中をずんぺいは虚ろな目で見つめ続けた。
子モグラから精を滴ながら、ずんぺいは襲いくみに痛みに耐え続けた。
（一体どこで間違ったのだろうか？）
焼肉はずんぺいを折檻してから一人物思いに耽る。
ずんぺいは最初は良い子だった。
決して頭は良くなかったが小学校、中学校の時も元気に友達と遊んでいた。
職だって最初は工場で頑張って働いていた筈だ。
アトピーを理由に職に就けなくなってからもご利益の有るグッズやお布施もたくさんした。
俺達、夫婦は出来る限りの事をした筈だ。
一体何故？最初は普通だったんだ、生まれながらの障害である筈がない。
焼肉の苦悩は寝床に入ってからも続く。
カスゴリもまた似たような事を毎日考え、悩み続けていた。
これが浜崎家の地獄のような日常だった。
あの電話が掛かって来るまでは…。
夜中に座敷牢のずんぺを叩き起こす焼肉
布団すやすやの息子の腹を何度も蹴る
どこかへ連れて行こうとするようだ
「ﾅﾝﾀﾞﾃﾞｵﾄｻﾝ…」
眠気と腹部の痛みに混乱するずんぺ
おもむろにズボンのベルトを首に巻き付け無理やり部屋から引きずり出そうとする焼肉
「ｲﾀｲ！ｸﾋﾞｶﾞｼﾏﾙ！ｴﾎｯｴﾎｯ！」
あまりにもうるさいので顔面にパンチを入れ黙らせた
RAV4に乗り真夜中の貝塚をドライブ…そんな訳はなく浜崎父子はある山奥の新幹線が通るトンネルまで来ていた
「ここで反省せい！」
「暗い、暗いよｵﾄｻﾝ」
「じゃかましいわ！生まれ変わってこい！」
車から息子を引きずり出すとトンネルの中へと放置しそして一人帰路に着く焼肉
妻と娘を自慰の対象にしたあの業人を許す訳にはいかない、無職だけで無く家族にまで危害を加えるのかあの業人は
怒りにうちひしがれ、もうあの可愛かった息子は戻らないのだという感情が心の中で渦巻いていた
案の定新幹線が通る
「変な音がするだで」
それが浜崎順平の最後の言葉だった
グチャ、一瞬でバラバラになるずんぺ
数日後
かつて貝塚勃起土竜と呼ばれた肉塊がトンネルで発見され、接触した車体の一部にアトピー性皮膚炎と思われる体の一部がこびりついていた
おわり
お疲れ様でした
焼肉「それを恥とも思っとらん様子じゃの」
ずんぺい「は…恥ずかしいだで…」
焼肉「そんなら母親に始末させるバカどこにおるんじゃ！」
ずんぺい「…」
焼肉「あぁ、ここにおったの。」
ずんぺい「……。ｵ…ｵﾗ……。」
焼肉「もうええ。働かんでええし、好きなだけ漏らしとれ。」
焼肉「おどれのような業人外に出してたら濵﨑家の恥じゃ。」
ずんぺい「」ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘ ﾆﾁｨｨ
焼肉「…。臭いんじゃ、業人！」
そういうと焼肉は準備していた長い竹筒でずんぺいを力強く小突き始めた。
ずんぺい「ｲﾀﾞｲ…ｲﾀﾞｲﾖ…ｵﾄｻﾝ…」
ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ！
ずんぺい「ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｯ〜〜〜」
焼肉「しばらくそこにいとけ。まともになったら出してやる。」
これまで日に三食だった食事も二日に一食となった。もちろんおやつのパルムが出ることもない。
ずんぺい「ﾊｧﾊｧ… ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」
時折このようなおぞましい声が上がっても焼肉、カスゴリは見にも行かなくなった。気にならなくなったのもあるが、日に日に衰えていく業人の声が日々小さくなっていったのだ。
ずんぺい「ｵﾅｶ…ｲｯﾊﾟｲﾆﾅﾙﾏﾃﾞ……ﾊﾟﾙﾑ…ﾀﾍﾞﾀﾍﾞ……！」
ずんぺい「ｱ゛ｯ！ｱ゛ｱ゛ｱ゛！ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」ﾋﾟｭｯﾋﾟｭｯ
空腹を子土竜いじりで紛らわせるのも何度目か。
ずんぺい「ｵﾗ…ｵﾗｶﾞ……ﾅﾆｦｼﾀﾝﾀﾞﾃﾞ……？」
ずんぺい「youtubeｒになってビッグになろうとしただけだで…」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…ｵﾄｻﾝが……邪魔しなければ……」
本物も割とマジでこういう考え方なところが尚すごい
今何してるんでしょうかね
でもマジでずんぺって焼肉の事恨んでそう
>>446みたいな感じで
ありがとうございますやで
ｺﾞﾄ
ずんぺい「」ﾋﾞｸｯ！
焼肉「飯じゃ。」
焼肉はそう短く言うと２日ぶりの食事を置いていく。お粥に塩を振りかけ、鰹節をのせたものである。
焼肉「ワレ贅沢じゃろ。働きもせんと鰹節が乗った飯が食えるなんて。」
焼肉が言い終わる前にずんぺいは手をだしていた。
ずんぺい「ｼﾞｭﾙ！ｴｯﾊｧ！ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ ｽﾞﾙﾙﾙﾙ！」
話も聞かず、ずんぺいは供されたお粥をかきこんでいく。
ずんぺい「ｱﾂｩｲ！ｱﾁｱﾁ！ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」
焼肉「ワレ本当にバカじゃの…」
そういうと焼肉は座敷牢を離れていった。
ずんぺい「ｺﾞｸｺﾞｸ… ﾆﾁｨｨ」
ずんぺい「ｵ…ｵﾗ…ﾊﾞ…ﾊﾞかじゃない… ｱﾀﾏ…ｲｲｹﾝ……」
報いを受けたうえで惨めに死んで欲しい
ずんぺい「コンピュータの専門学校にも行ったし…」
ずんぺい「なんと言っても大物youtubeｒになっただで… 普通の人間ではこんな人気者にはなれないだで…」
昔からたびたびついていた嘘がずんぺいの中では本当のことになっていた。
たしかに岬高は同級生の中で一番に出た。中退という意味で。
コンピュータの専門学校ではなく町のパソコン教室に入っていた。焼肉が高校中退では仕事も得られないだろうとパソコン教室に入れたのだ。
もっとも、Excelのセルが多すぎたのが苦で２ヶ月で辞めているのだが。
大物youtubeｒはある意味嘘ではないだろう。普通の人間ではできない自宅後悔やﾎﾞｯｷｰｼﾝｾｻｲｻﾞｰ、劣ってみたなどその異常な行動には枚挙に暇がない。
wordも勿論無理そう
膿と血と子土竜汁が辺り一面に飛び散り、床にはンコ入りの丸まったオムツが散乱してそう
「ﾀﾞﾃﾞｴｴｴ!!!!ﾊﾟﾙﾑ!!!ﾀﾍﾞﾀﾍﾞﾀﾞﾃﾞｴｴｴ!!!!」
昼過ぎまでスヤスヤと寝ていたずんぺいは、空腹で目を覚まし食事を求めて喚き散らしていた。
曜日感覚の無いずんぺいは今日が日曜日だと……もう日曜日の意味も理解していないかもしれない。
日曜日だと気付かず＝焼肉が居ることに気付かず喚き散らしてしまった。
「おいワレ」
焼肉が座敷牢に姿を見せると、ずんぺいは硬直しウォンツモードになった。
「ｵﾄｻﾝ……ﾊﾛ……!!!!! (パン！)ﾀﾞﾃﾞｴｴｴｴｴｴｴｴ!!!!!」
焼肉はエアガンを取り出しずんぺいに向かって発射した。
「（パン！)ﾀﾞﾃﾞｯ!!ｵﾄｻﾝ……ﾊﾛﾜ!!!!!!(パン！)ﾀﾞﾃﾞｴｴｴｴ!!!!!」
何かをずんぺいが口にする度、容赦無く焼肉はずんぺいを撃つ。
「業人が！」
焼肉はずんぺいのボロボロになったベビー服を剥ぎ取り、ずんぺいの露になった素肌に狙いを定める。
「どうじゃワレ、もう黙っとるか？」
「ﾊﾛﾜ……ﾊﾛﾜ…」
「ッチ」
焼肉はずんぺいの身体に狙いを定める。
焼肉のエアガンはただのエアガンではない。
改造で威力を上げ、ベアリング弾を撃ちだす違法品だ。
素肌に当たってしまったら弾が肌にめり込み、激痛を生みだす。
焼肉がトリガーに指をかけ引き絞る。
シアにテンションが掛かり、引き金が落ちる寸前…。
ﾘﾝﾘﾝﾘﾝﾘﾝﾘﾝﾘﾝ!
家に有る黒電話が鳴り出した。
アトピーで弱々な順平がフルオートくらったらほぼ物体Xになりそう
焼肉はトリガーから指を離し、受話器をとった。
「はい、浜崎ですが？」
「………聞いてんのか？」
「そ…その声は柴田か？……」
懐かしい娘の声、忘れる筈がない。
電話口の相手は正しく柴田の声であった。
久しく話せなかった柴田との会話、焼肉としては近況連絡か、はたまた結婚報告か。
とにかく娘の幸せの報告を期待したが柴田の口からは意外な言葉が出た。
「お父さんとお母さんが引きこもりにしてる酷い事知ってるから」
「！？ずんぺいの事か？お前どうしてそれを……」
焼肉は焦った。ずんぺいに対する数々の暴力、非人道的行為はカスゴリとの間だけの秘密であり、絶対に外には漏れないよう厳重に注意していた筈だ。
「そんな事はどうでもいいだろ！！お父さんもお母さんも引きこもりが池沼って気づいてただろ！
「し…柴田……」
ほぼ実弾じゃろ…
「柴田！ワレ適当な事ぬかすな！」
「焼肉だって気づいてるだろ！！なのにずんぺいを叱りつけて、無理やり普通の職に就かせようと、健常者の生活をさせようとした！！あれじゃずんぺいが可哀想だろ！」
「し・・・柴田・・・」
娘の真剣な雰囲気に圧倒される焼肉。
確かにずんぺいが普通の子とは少し違うことに気づいていた。
だが公務員である自分の世間体を考え、少し変わった性格の子だと捉えていた。
いや、そう思い込んでいた。
「私ね、勃起宿舎を出た障害者支援センターで働きながら勉強したの。ずんぺいの異常が本当に障害なのか知りたくて。自分が知らなかった障害がいっぱい知って、ずんぺいが色んな障害を少しずつ持ってることに気づいたんだ。」
（そんなことをしてたのか・・・）
焼肉は柴田の話を聞いていると自分が恥ずかしくなった。
娘が息子の・・・・兄のために尽力していたというのに、自分は息子を幽閉し、躾という名の暴力行為を繰り返して廃人同然の怪物を作り上げてしまったのだ。
「今日勃起宿舎まで行くから、ずんぺいと話をすする。」
焼肉は一抹の不安を覚えた。長らく他人に会っていない今のずんぺいが、妹とはいえ長らく会っていないニ人間に会ったらどのような反応をするだろうか。
元々コミュ力最低レベルのずんぺいに10年ぶりに会う(一応)助詞に耐えられるだろうか・・・。
いくら心配しても仕方がない。
どうせもう壊れている、壊れたなら壊れたで今の状態と然程変わらないだろう。
柴田が何をする気かは分からないが、柴田に会えるならば。
焼肉は柴田の提案を呑んだ。
すごく嫌な予感がする
真っ赤な点々が上半身の至るところにでき、ヒリヒリとした痛みが襲い掛かる。
「！！」
座敷牢の扉が開く音に驚き、芋虫のような動きで扉から遠ざかる。
這ったときに撃たれた後が擦れ、酷く痛む。
－－－焼肉が入ってきた。
ずんぺいは折檻の続きが始まると思い、恐怖で震えだす。
「カスゴリと少し外におる、何かあったらすぐに呼ぶんやぞ」
焼肉の後ろから人影が現れた、その見覚えのある姿にずんぺいは細い目を大きく見開いて驚いた。
「おい！引きこもり！」
「！！…ｿｿｿ……ｿｿｿ…」
現れたのは紛れもなく実の妹、柴田であった。
（昔からそこまで考えていたわけではないが）考える事をやめ、（昔からそこまであったわけではないが）理性を消し去ったずんぺいに少しの感情の揺れが産まれた。
「久しぶり！元気そう……じゃないよね」
「ｿｿｿ…ｿｿｿ…」
ウォンツモードになってしまうずんぺい。
嘗ては一緒に暮らしていた妹も数年も経てばずんぺいにとっては赤の他人も同然なのだ。
「ずんぺいが、お父さんお母さんに酷いことされてるっ知ってさ、様子見に来たんだ。」
持っていた大きなか袋を置いて座敷牢に座る柴田。
「よく聞いて、ずんぺいはね……病気なんだよ…生まれつきの。」
「ｿﾚﾊ……ｷﾐｶﾞｿｳｵﾓｯﾃ…ｲﾙﾀﾞｹﾔﾃﾞ………」
ずんぺいは数年ぶりに行う会話に戸惑いながらも柴田とコミュニケーションを取ろうとした。
「あのね、ずんぺいが引きこもりになったのも全部ずんぺいが悪いんじゃない。ずんぺいの苦しみ、痛みに気づいてあげられなかった家族が悪いの。」
「？？……？？……」
ずんぺいは話しについていけなかった。
家族？悪い？何を言っているんだろう？
オラは何かされてだで？？毎日ご飯をカスゴリに食べさせてもらって子モグラを揉んでただけだで？？カスゴリ……？カスゴリって誰だで？？
現実の順平よりはマシに書かれててなんとなくそこから導き出される未来もここで予測されてるモノとは斜め下にぶっとんでるものなんだろうなあと思う
おれらは文豪じゃないから…
最大限ずんぺいを基準にあり得そうなことを想像や経験、調べたことを中心に描いていってるけど
事実は小説より奇なりというくらいだから
(順平というモデルの実際より)すごい解離があってもおかしくはないんでしょうね
順虐なんかも過激にやると引かれるだけだし難しいですよね
そういう意味では書きたいものを書いてた(であろう)浜川さんはスキル的には知的障害者なんだろうけど、本質的には文豪なのかもしれませんね
いや違うか
頑張って続き書きます
柴田が取り出したのはずっしりと重い樫野埼灯台を模した置物だった。
「ｵﾗ…ｺﾚ…ｼｯﾃﾙ…」
ずんぺいは置物を手で触れ、愛しそうに撫でた。
「懐かしいよな、家族で和歌山旅行。ずんぺいずっとカメラで撮影しててキモかったよな〜」
「ｵﾗ…ｽﾞﾝﾍﾟ…ﾜｶﾔﾏ…」
ずんぺいの死んだ魚のような目に光が戻ってきている。
「オラはずんぺい・・・浜崎順平・・・」
「ずんぺい、分かったんだ・・自分が誰なのか・・」
柴田はずんぺいの手を取り、語りかける。
「ずんぺいは・・お兄ちゃんはずっと悪い夢を見てた。それがようやく覚めた・・。」
柴田は袋から小箱を一つ取り出し、ずんぺいの前で開けた。
「ほらこれ、今日はバレンタインじゃないけどトリュフあげりゅ！」
ずんぺいは数年ぶりに離乳食じゃない食べ物を目にした。
「オラ・・これ・・知ってるだで・・」
ずんぺいは震えながらトリュフチョコを一つ手に取り、お口アナルに放り込む。
懐かしい甘い味。
もう食べられると思っていなかったその味。
パルムなんかより
濃いリッチプリンなんかより
自分の作ったオリジナルメニューなんかより
一番100点満点を付けたかった食べ物。
ずんぺいの細い目から、一粒の涙がこぼれ落ちた。
なんの脈絡も無く樫野崎灯台でてきて草
しかも柴田めっちゃええ子じゃないか、このSSいい感じだで
今から妹をレ〇プしそう
https://i.imgur.com/qrNDtTX.jpg
「本当に！？ずんぺい！思いだしたの！！？」
「お前はオラの妹、柴田・・・オラは・・オラは・・・」
たどたどしく喋るずんぺいに柴田は涙を目に浮かべながら抱きついた。
「よかった・・ずんぺい・・おにいちゃん・・。辛い事も苦しい事もこれからは皆で共有して生きていこう・・・まだ間に合うから・・」
「オラは・・・オラは・・・」
ずんぺいは樫野埼灯台の模型を手に取った。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
「柴田、どうじゃずんぺいは。」
焼肉とカスゴリが帰って来た。
久し振りに外で二人きりで話してきた二人は、ずんぺいについての扱いを変える事を考えた。
柴田に言われた事を焼肉は考えた。
自分達が間違っていた。
世間体を考えるばかりで、人と同じ事ができないずんぺいの幸せを考えてやれなかった。
遅すぎたかもしれない、酷すぎたかもしれない。
もうずんぺいが元に戻らなくても、ずんぺいとしっかり向き合おう。
一人の人間として、何よりも自分の息子として・・・。
玄関で靴を脱ごうとした焼肉は驚いた。
先に家に上がったカスゴリの叫び声だ。
「どうした！？」
靴を履いたままリビングへと飛び込む。
「あなた・・・ずんぺいが・・・」
そこには腹部から大量に血を流して倒れるカスゴリの姿があった。
「なんじゃ！！！どうした！？」
「あそこ・・・あそこ・・・」
内臓が傷ついたのか口から血を吐きながら喋ろうとするカスゴリ。
「ずんぺいがどうしたんじゃ！！？？ずんぺいもやられたのか！？」
わなわなと震えながら無言で座敷牢を指差すカスゴリ。
カスゴリは上半身をナイフのような刃物でメッタ刺しにされており、もう助からないであろう事は素人の焼肉にも明確であった。
「すまん、カスゴリ。ずんぺいと柴田を・・・」
ガクガクと震えながらも座敷牢を指差し続けるカスゴリ。
「すまん、カスゴリ。ありがとう。」
焼肉は近くにあったずんぺい虐待用の角材を掴むと座敷牢に向けて走った。
「ずんぺい！柴田！！」
座敷牢に入った焼肉の目には血だらけのずんぺいと、頭から血を流した柴田が写った。
リアルでもステレオタイプな団塊昭和の毒親っぽいし
ずんぺいの場合はどれか一つでも解禁すると確実にネットの世界に舞い戻ろうとするし
毒親というより当然の対応としか思えない
焼肉のネット封鎖だってそうだよ。
オラは何も悪くないのに…どおして…どおして…
……
…
ずんぺいに餌を与えたあと、焼肉は座敷牢を離れ
一人PCの前に座っていた。
「なんであんな業人になったんじゃ…」
そう呟くと、焼肉はふとPCに目を向けた。
「そうじゃ…パソコンをいじるようになってから変わったんじゃ…」
ハッとしたように、普段あまり使われないPCの電源を入れた。
焼肉は余程必要なことを調べる用でもないかぎりPCをいじらない。仕事でPCを使用しているのもあり、プライベートでは仕事を思い出さないよう極力PCに触れないようにしていたのだった。
「…。浜崎…ずんぺい……と…。」ｯﾀｰﾝ！
焼肉はタイピングで不快な音を奏でると、画面に収まりきれないほどのずんぺいについての検索結果が表示された。
そのページは5や10では効かない、一般人どころか芸能人でもなかなかいないレベルの情報量だった。
焼肉「えっ…？」
焼肉はその量もさることながら、内容に自らの目を疑った。
焼肉で「なんやこれいったい…」
柴倒れた柴田の前に佇むずんぺいに近付く焼肉は、ずんぺいの持っている包丁に気付きハッと息を呑んだ。
「全部思いだしたんだで」
俯くずんぺいが顔を上げる。
昔かけていたオーバーグラスで目を隠したずんぺいは、不気味にお口アナル運動を繰り返す。
「お前らは何もしていないオラをこんなところに閉じ込めて酷いことをたくさんしただで。」
「ずんぺい、お前記憶が・・・」
「オラが大物youtuberとして軌道に乗り始めた時も邪魔しただで、オラから唯一の取り柄を取り上げただで！！！」
焼肉は困惑した。
何年もコミュニケーションが取れなくなっていたずんぺいが、流暢に語りだした。
つい先程までは喜ばしい事だったかもしれないが、この状況では恐ろしい。
「柴田を、何故柴田まで襲った！！！ワレに恨みはないじゃろ！！！」
「こいつは苦しむオラを見捨てて一人で逃げただで。こいつが早く助けにこればオラはもっと幸せだっただで。オラは自分が可哀想で涙が出ただで。」
「業人が！！！！ええ加減にせんか！！！」
焼肉は老骨に鞭打ち、ずんぺいに飛びかかった！
「うがぁ・・・！」
ずんぺいは実の親に容赦無く包丁を突き刺す。
痛みにうずくまる焼肉を見つめる。
「どうしたんじゃ、何故殺さんのじゃずんぺい！！もうワレこんな事しよったからには警察から逃げれんぞ！！」
「オラはずんぺいじゃないだで。お前らのつけた名前なんてもう名乗りたくないだで。」
ずんぺいは大事にしまってあったビデオカメラを取り出した。
電池は切れて使い物にならないが、それでもじゅんぺいには十分だった。
「今からビデオを撮るだで。題材は妹をレイプしてみたにしたいと思いまｽｩｩｩ…。視聴ささん達の、特に若いOLにバカウケだで！！早速準備するだで。オラの復活がこんなに面白い動画なら＿またファンタジーに火を着けることになるだで！！」
倒れて動かない柴田のズボンを脱がし始めるずんぺい。
「え〜みなさん、こちら、柴田の、柴田だったかな。あ、まい○か。まあ柴田でええわ。柴田の、え〜こちら柴田のマンコなんですけども〜。え〜すごいですね。密林ですね、まるで、あのー、なんやったかな、アマゾンみたいですね、アマゾン。そういや小さい時によく、え〜仮面ライダーやったかな、ウルトラマンやったかな。あ、仮面ライダーか。え〜その仮面ライダーのですね。仮面ライダーアマゾン！よ〜見てましたね〜。それでですね・・・」
「ずんぺい・・ワレ・・何をしとるんじゃ・・・」
されるがままの柴田。
認めたくはないがもう息は無いだろう。
その柴田にずんぺいが何をしようとしているのか、焼肉には分かった。
刺された痛みをこらえずんぺいに向かって鬼気迫る表情で這いずる焼肉。
「え〜ちょっと親がうるさいのでカットします。それでは〜〜カッツッツ！！」
「ずんぺい・・・ワレェ・・・」
ゆっくりと這いずる焼肉。
ずんぺいは包丁を手に持ち焼肉の喉に切りつける。
「・・・！！！！ﾋｭｰ……ﾋｭ-……」
喉を切られ息がうまくできなくなった焼肉は、喉から空気を出す音を出しながらもがき苦しむ。
「撮影中だで」
ずんぺいが焼肉に向かって冷たく言い放つと、柴田の死体の元へ戻りおもむろに自分のズボンを脱ぎ、いきり立つ子モグラ露出させた。
「はいーどうもー。ただいまﾃﾞｪｪｪｽ！え〜準備が整いました。それでは挿入するその前に、え〜その前に少し匂いを、匂いの方を嗅いでみまｽｩｩｩ。
」
クンクン
「ｲﾔｰﾆｵｲｶﾞｽｺﾞｲﾖｺﾚ。それでは妹マンコ。試してみたいと思いまｽｩｩｩ。」
子モグラを柴田に挿入しようとするずんぺい。
しかしなかなかうまく入らない。
濡れていない、ましてや死体への挿入等難しいに決まっている。性知識が著しく欠落しているずんぺいには理解ができかった。
「あれぇ？丘people！？なんでこうなるのぉ！？ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ！！ﾀﾞﾃﾞｪｪｪｪｪ！！！！！」
イライラしたずんぺいは柴田をナイフで突き刺して八つ当たりする。
そんなずんぺいの姿を見ながら、焼肉は涙を流した。
怪我の痛みより、呼吸困難よりも、自分の心が壊れていくのが辛かった。
おれも今日の分貼ります。
「処女は１００点、経験者は８０点」
「働けない理由か・・・」
「実はしちゃったんだ」
「自分は、知的障害者ではありません。」
……
焼肉「」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
焼肉はあまりの恥ずかしさと怒りで震えていた。
焼肉「なんやこれは一体――」
我が子が痴態を全世界に晒している――。
4年経った今でも――。
焼肉はいつまでたっても止まない俺オナ民の凸の理由がわかった気がした。
なぜ早く気付かなかったのか……。
焼肉「あんな知的障害者が笑われてることに気付くはずないじゃろ…。」
焼肉はそう独白した。
syamu「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ！」
syamu「ｵｶｻｰﾝ！ｺﾝﾄﾞｰﾑｶｳｶﾗ、ｵｶﾈﾁｮｰﾀﾞｲ！」
延々と続くガイジステップ―。
syamu「引きこもり支援活動してまーす！」
焼肉「ワレが引きこもりじゃろ…」
syamu「ほほ^ー」
焼肉「……。」
読者の期待を上回る外道展開
なっかなかできる人はいないよ
なっかなかいない
大変面白いです。
大変面白いで・す・が！順平が唯一の取り柄等と謙虚な事を言うでしょうか？
いやどうなんかな。言うのかもしれんわ。感想言うのやめとくわ。確信がないわ。
次から次へとずんぺいの恥ずかしい動画は続いたのだ。
本編無職、MAD無職、オフゼロイド、本編改造無職……
焼肉の想像以上にずんぺい自身の動画や改変された動画、中にはずんぺいをバカにする動画などが続いていく。
途中から焼肉も感情を麻痺させていく…。
焼肉「なんやこれ…なんやこれ一体……」
動画のずんぺい「ｱｯｱｯｱｯー！」ﾋﾟｭｯﾋﾟｭｯ
動画のずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ……ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ……」ﾋﾟｭｯﾋﾟｭｯ
焼肉「……。悔しいけど、こいつら(俺オナ民)の作ったずんぺいは真実の姿やじゃわ……。」
座敷牢のずんぺい「ｱｯｰ?? ｱｯｱｯｱｯ！ ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」ﾋﾟｭｯﾋﾟｭｯ
焼肉「…。何一つ変わらん……。」
焼肉「この動画のずんぺいの方が人間らしいとさえ思う…。」
草
焼肉に実物の方が異常だと思わせるとか、さすがは俺オナ民の予想の斜め下を行くずんぺいくんだわ
シリアスモードになるっていうのがあってなるほどと思った
すると…。
焼肉「なんじゃこれは…。」
そこにはカスゴリが映り、尚且つ柴田があられもない姿を晒し着替える姿をも映し出していた。
焼肉「あのバカ、こんなものまで後悔しとったんか…」
そして、次の動画が再生された。
youtubeｒずんぺい「わたくしの自宅を後悔しようと思います。」
焼肉「！？」
youtubeｒずんぺい「ここはですね、主に、妹の部屋となっていまｽｩｩｩ」
焼肉「…。」
youtubeｒずんぺい「そして、目の前は海でｽｩｩｩ。」
焼肉「あの業人…。そりゃ特定されるじゃろ……。」
あるならもっと厳しい
監禁するか殺してる
焼肉「すごいじゃろ？新築みたいじゃろ？」
カスゴリ「うん、今日からこの家に住めるなんて夢みたいよ」
焼肉「狭い狭い宿舎で25年も我慢して金を貯めてきたかいあったわﾊｯﾊｯﾊ」
リフォームされた能美島の実家の前で感動している焼肉とカスゴリ。しかし、そこへ水を差す声が割り込んできた。
ずんぺい「何してるだで？早く家に入ろうだでｱｯｱｯｱｯｱｯ」
焼肉&カスゴリ「はぁ…」
2019年春、浜崎家は広島県能美島の実家に引っ越した。
引っ越しに先立って荒れ放題だった実家をリフォームし、家は見違えるほどきれいな家になっていた。
外面は当時の面影を少し残しながらも洋風へ大胆へ変化し、庭には洋風の小庭園が作られた。
内装も畳敷きが基本の和風から、やはりフローリングが基本の洋風へと大きく様変わりしていた。
リフォーム以外でも浜崎家は大きく様変わりしていた。長女のさなえは大阪でホテル勤めをする道を選び大阪に残ったが、
次女のまいこは大学時代から付き合っていた広島出身の恋人と結婚し、一足早く広島市内で生活していた。
幸いにも、能美島各地の港から広島市内へ行くフェリーが出ていたおかげで、両家へは比較的容易に行き来することができた。
これが普通の家庭なら、幸福な老後が約束されたといっても良かった。
だが、浜崎家には不幸にもずんぺいがいた。もし彼がまともであれば、今回のリフォームはもっと豪華になっていたはずだったが、
今後のことを考えて費用を節約し、一部はリフォームを施さず、特に外から見えない裏側の一角はほとんど当時のまま残された。
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ、オラの部屋どこ？ねえ、どこ？」
焼肉「…ここじゃ」
真ん中に3畳分の畳が敷かれていただけの簡素な空間だった。
空調などあるはずもなく、おまけに、4月だと言うのにひどく寒かった。
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ冗談言ったらアカンでｱｯｱｯｱｯｱｯ、ここ蔵やん」
焼肉「ずんぺいのう…お前何か勘違いしとらんか？」
ずんぺい「え？オラ勘違いしてないだで」
焼肉「はぁ…やっぱりお前は何も理解しとらんようじゃのお。お前にグチグチ説教しても聞かんけえ、単刀直入に言ったるわ。
ほんまはお前みたいな業人は大阪に捨てて帰りたかったんじゃ。」
ずんぺい「ｳｸﾞｯ…ｵﾗ業人ｼﾞｬﾅｲ…」
焼肉「黙って聞け。じゃが、お前は息子じゃけえ、仕方なくこの家でも置いといてやるんじゃ。
ほんまはこの家にお前の居場所はない！この土蔵から出たければ働け。
定期収入を得られるようになれば2階の部屋をくれてやる。ええな」
ずんぺい「ｸﾞｩｩｩ…」
焼肉「言っとくが、わしはこれからは一日中家におれるけえ、今までのように適当にいなせると思うなよ」
ずんぺい「ｲﾔｲﾔｲﾔ…」
それから、焼肉とカスゴリはずんぺいを片道約1時間をかけて毎日呉市のハローワークへ通わせた。
能美島は交通事情の良くない場所なので、浜崎家は能美島帰還に合わせて中古の軽自動車を購入していたが、
その軽自動車はほぼずんぺい専用となっていた。ずんぺいは朝出て昼過ぎに帰ってくるのが日課となった。
あとはほとんど空白もいいところだった。いくら人手不足の世の中とはいえ、こんな35歳は採用され辛い。
職歴のみに限らず、性格、常識、身体能力といったあらゆるスペックが著しく低いずんぺいは、多くの企業から嫌がられた。
そこへとどめを刺すように現在もネットで炎上している元youtubeｒとくれば、どこも雇いたくはなかった。
焼肉は近所の知り合いの牡蠣剥きの作業所へ入れることも考えたが、知り合いの会社故にずんぺいを入社させて問題が起きれば
今後の近所付き合いが苦しくなることがはっきりしていたので、自分が死ぬ前の最後の手段と思い、止めておいた。
しかし、思わぬことから光明が訪れた。
ずんぺいは能美島に移ってから釣りにハマった。
貝塚の家も海から近かったが、貝塚時代のずんぺいはあまり釣りには興味を持っていなかった。
能美島には娯楽もあまりなく、その一方で釣りにうってつけの場所がいたるところにあったせいか、
ずんぺいは自然と釣りにのめり込み、ハローワーク通いの帰りや土日の大半を釣りに使うようになっていた。
釣り好きの焼肉は息子が自分と同じ趣味を持ってくれたことを喜び、
自分のお古の釣り用具やフィッシングウェアを与え、それどころか消耗品を買い与えてまでこの趣味を応援した。
（わしらが死んでも、魚釣る事が出来ればなんとか生きていけるかもしれん）
（いっそ、毒魚のトゲが刺さって死んでくれんか）
という相反する願いが入っていたのは言うまでもない。
しかし、後者に関してはずんぺいは貝塚時代に図書館で愛読していた『こども海洋百科事典』でこれらの毒魚の種類と対処法を
奇跡的に覚えていたおかげで一度も毒を受けなかった。つくづく悪運のいい男である。
やがて、ずんぺいはある日訪れたそこで一人の釣り好きの老人と出会い、
その縁で老人の経営する小さな会社にアルバイトとして雇用されるという幸運まで恵まれた。
しかもただの足掛けアルバイトではなく、ずんぺいの働きぶり次第では正社員への雇用もあるという。
また、能美島に移ってからちょくちょく現れていた不審者、すなわち俺オナ民たちの来襲もピタリと止んでいた。
能美島の住所がわからないのだから当然であった。焼肉とカスゴリはようやく穏やかな老後を送れると安心し始めていた。
ずんぺいがバイトを始めたことに伴ってずんぺいの部屋も2階の八畳間へ移っていた。
相変わらずPCは厳禁とされていたが、スマホを買い与えられてネット環境までもが復活した。
社会復帰したのだから、携帯くらいは持たしてやらねばと言う焼肉の親心であった。
無論、Youtubeには手を出さないように契約した通信容量は最低限、自宅にはwifiを敷かないように気を使っていた。
しかし、これまでを考えれば破格の待遇である。
ずんぺい「ハンドルネームか、たいぎいなぁ、でも本名でやるわけにもいかんしなぁ
………せや、浜田いっぺい、通称浜ちゃんってのはどうだで？これなら誰もオラだってわからんやろ」
さすがは浜川ゆうへいから何も学んでない男である。
ブログと並行してずんぺいは釣りの情報交換掲示板でも書き込みをするようになった。
しかし、本人には自覚が一切ないが、元々コミュニティクラッシャーとして名を馳せた男である。
偉そうな物言い、マウント癖、非常識、調べれば分かる情報も一切調べずしつこく人に聞くなどの行為を行い、
たちまち彼は掲示板で嫌われ者になっていった。わずか３ヶ月ほどで住人はほとんど姿を消し、
掲示板は事実上ずんぺいのブログになっていた。
さて、話は変わるが、掲示板の常連に広島市在住の俺オナ民が一人いた。名を仮にXとしておこう。
彼は掲示板を荒らし続けるずんぺいにまさか貝塚からロストした浜崎ずんぺいではないかと疑うようになっていた。
しかし、貝塚時代にほぼ無趣味だったずんぺいが釣り好きになっているとはにわかに信じがたい。
そこで、別のハンドルネームでずんぺいに接触を図った。
ずんぺい「私は、みんなに迷惑をかけていません。それはあなたがそう思ってるだけでは？」
X（このオウム返しにそ君そ思…こいつ間違いなくずんぺいじゃん…見つけた…）
続いて、元のハンドルネームで今週末はどこで釣りをするのかと聞いたところ、
ある程度地域を特定できるような回答を返してきたので、Xはリアルでランデブーを図ることにした。
週末、Xは能美島に上陸し、ずんぺいが回答した地域の釣り場を訪れた。幸運にも、2番目に訪れた釣り場でずんぺいを発見した。
Xは俺オナ民と気付かれないように、腰を落ち着ける場所を探すふりをしながら近くまで寄り、本人であることを確認した後、
ただの釣り客を装い、ずんぺいの写真を撮った。
そしてずんぺいが帰宅しようとすると、Xは気付かれないように最新の注意をはらいながら荷物をまとめ、密かに尾行を開始、
ずんぺいの車を追跡した。幸いにも信号待ちなどではぐれることもなく、Xは勃起ハウスまで尾行することに成功したのである。
Xは自宅に戻るとすぐさまゾッ帝FCに成果報告を行い、釣り場から自宅までの車載動画と
釣り場でのずんぺいの画像を証拠として貼り付けた。
能美島ロストで過疎化していたはずのゾッ帝FCは一気に息を吹き返した。
悪い事に、能美島に帰って凸被害が無くなったこともあってか、
それまでゾッ帝FCなどを監視していた妹たちもこの動きを察知していなかった。
（続きます）
能美島は一度観光に行ったけどいい街やったわ
呉までは大橋渡れば確かに一時間くらいかかったな
せっかく他のSSよりよっぽど良い状態・環境なのに、懲りずにネットでバカを晒して特定されるところがこの上なくずんぺい
現実の順平もずんぺいのように状況改善がされる日がくるのか
大阪はボーダーも支援の対象になってるから順平本人に社会復帰の意志があればできそうだけど
肝心のそれが一切ないという
このガイジ、性懲りなくｱﾄﾋﾟｰｵﾅﾆｰである。
ガラｯ！
格子を付けられた部屋の襖が急に開かれた。
好々爺然とした顔が鬼の形相に変わってしまった焼肉がそこには立っていた。
数年前とは言え浜崎家の恥を、そして柴田の着替えを世界中に晒した長男に怒りを覚えていた。
焼肉「ワシは考えが甘かった。」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ」ﾋﾟｭﾋﾟｭｯﾋﾟｭ
焼肉「…。」
ずんぺい「ｱｯ…？ｵﾄｻﾝ…。ｵﾗﾊﾗﾍｯﾀﾀﾞﾃﾞ…。ﾊﾟﾙﾑ…ﾊﾟﾙﾑﾀﾍﾞﾀﾍﾞ……。」
焼肉「ワレには２日に1回の飯食わしとるだろが！飯を食いたかったら仕事せーや業人！」
ずんぺい「ｴｯ…？ｼｺﾞﾄ…？ｶﾗﾀﾞｶﾞﾖﾜｸﾃ…。ｿｿｿ…。」
焼肉「弱いのは頭じゃろ！アトピー治す気すらないのは働きたくないからじゃろ！いいかげんにせいや！」
ずんぺい「ｵﾗ…ｱﾀﾏﾊｲｲｹﾝ…！ｱﾀﾏｲｲｹﾝ！」
バキィ！バコッバコッ！
焼肉の業人躾棒(竹筒に荒縄を巻いたもの)が強かにずんぺいを痛めつける。
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」
ずんぺい「ｲﾀｲﾀﾞﾃﾞ… ﾔﾒﾃ…ｵﾄｻﾝ……ﾔﾒﾃ…」
焼肉「いままでのワシは甘すぎた。ワレが真人間になるまで鬼になって再教育するんじゃ。」
ずんぺい「ﾏﾆﾝｹﾞﾝ…？ﾅﾝﾀﾞﾃﾞ…？」
それとも殴られることすら快楽へとシフトさせて普段以上に濃厚な子土竜汁を吐き出すようになるのでしょうか
気になるところです
ずんぺい「ｵﾗﾏﾄﾓﾀﾞﾃﾞ…。ｵﾄｻﾝﾔﾒﾃ…。」
焼肉「まともな奴があんな動画流すか？まともな奴がネットオカマに釣られるか？まともな奴があがいな書き込みでビアブロ潰すか？みんな迷惑しとったぞ！」
ずんぺい「ｿﾚﾊ…ｵﾄｻﾝｶﾞｿｳｵﾓｯﾃﾙﾀﾞｹﾀﾞﾃﾞ…。」
バチン！ガツッガツッ！
焼肉は叩くだけではなく先端で強くつつき始めた。
ずんぺい「ｲﾀﾞｲ…！ｲﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…」
カスゴリ「お父さん！何してるんですか！」
焼肉「ワレはだまっとれ！ワシの気持ち知りたかったらパソコン見ろ。動画を見れるようにしといた！」
カスゴリ「えっ…？」
焼肉「この業人がどんなことしてきたか分かるようになっとる。それを見てから物を言うんじゃ」
そう言われるとカスゴリはPCに向かった。
焼肉「ワレ、そんなに女と遊びたいんか？」
ずんぺい「ｵﾗ…ｵﾔｺｳｺｳｼﾖｳﾄｵﾓﾃ…ｿｿｿ…」
焼肉「誰がワレみたいな無職のごく潰しの臭い虫と付き合ってくれると思うんじゃ！？」
ずんぺい「ｵﾗ…ｸｻｸﾅｲ…ｸｻｸ……。ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ！ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ！」
焼肉「セミの真似やめろ！ワレ、業人蝉なんて呼ばれとるんやぞ！」
ずんぺい「ｴｯ…？ｵﾄｻﾝ…ﾅﾝﾃﾞ……？」
ずんぺい「……。」
焼肉「ワレの恥ずかしい動画や書き込みはあるだけ全部見せてもろうた。」
焼肉「いまカスゴリが見てるのもそれじゃ。」
ずんぺい「ｴｯ。」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝ…。ｾﾞﾝﾌﾞ…ﾐﾀﾉ……？」
焼肉「ああ、あるだけ全部じゃ。」
ずんぺい(これは… またyoutubeｒやるチャンスだで！)
ずんぺい「ﾄﾞｳﾀﾞｯﾀ？ｵﾄｻﾝ…。」
ずんぺい「ｵﾗ…ﾏﾀyoutubeｒﾃﾞ…ｿｿｿ…ﾆﾝｷﾓﾉﾆﾅﾘﾀｲ…。ﾋﾄｦﾜﾗﾜｾﾀｲ…。」
バシィ！
バシィ！
ずんぺい「ﾀﾞ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…！ｲﾀﾞｲ！」
焼肉「業人！まだわからんのか！ワレは笑わせてるんやないぞ！笑われてるだけや！」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」
懸命な俺オナ民の諸君ならお気付きかと思うが、あんな動画をみて、活動を許す親がいるはずないだで。アッアッアッ。
すまんですやで、ほんま
ずんぺい「ｵﾗ…ﾀﾞﾚﾆﾓｱｯﾃﾅｲﾀﾞﾃﾞ…」
バチン！
ずんぺい「ｷﾞｬｯ!」
焼肉「全てわかっとるんじゃ！しまいには引きこもり支援活動やってますじゃと？おまえが支援される側じゃろが！」
焼肉「それでまた乞食しよるなんてほんとに業人じゃな！」バチン！バチン！
ずんぺい「ｷﾞｬｯ!ｷﾞｷﾞｷﾞ…！」
焼肉「ハァハァ…。おう、ずんぺい。」
ずんぺい「ｲﾀﾞｲ…ｲﾀﾞｲﾜ…」
焼肉「おい！」
ずんぺい「」ﾋﾞｸｯ！
焼肉「ワレ、youtubeｒで人笑わせてたんか？」
ずんぺい「！」
ずんぺい「ｿｳﾀﾞﾃﾞ…。ﾋﾄｦﾜﾗﾜｾﾃﾀﾝﾀﾞﾃﾞ…」
バチン！
ずんぺい「ｷﾞｷﾞｷﾞ…」
焼肉「まぁ〜だわかっとらんようじゃの…」
焼肉「座敷牢作って良かったわ。真人間になるまで続けるからな？覚えとれ。」
こうしてずんぺいの再教育の初日は終わった。
そのあとsyamu_game動画と書き込みを全て見たカスゴリが目を真っ赤に腫らして焼肉の教育方針に同意した。
ずんぺいのあまりに他人の気持ちを省みない行動に心底疲れてしまったようだ。
一台の車が追尾していたことに気づいていたはずであった。しかし気づかなかった。
ずんぺいが釣りをしていると、一台の車が止まり、中から男が3人降りてきた。
男たちは明らかに釣り客ではなかった。男たちはそのままずんぺいに近づいた。
男A「syamuさんですね…？」
ずんぺい「え？」
男B「お前浜崎ずんぺいだろ」
ずんぺい「ﾋｯ!ﾁ、ﾁｶﾞｳﾀﾞﾃﾞ」
男C「何が違うんや？そのアトピーだらけの皮膚、曲がった顔、モグラアイ、アトピー用のステロイド剤の匂い、
ほのかに香るうんこのフレーバー、どう見てもずんぺいやんけ」
ずんぺい「違ｲﾏｽｩｩｩ！ｵﾗ浜崎ずんぺいｼﾞｬﾅｲ!!ｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐｰﾝ!!!!!!」
ずんぺいは慌てて逃げ出そうとするが、すぐに捕まった。最悪なことにこの釣り場の客はずんぺいと、
あとはただの釣り人を装ってずんぺいの動きを監視していたXがいるだけだった。
Xは尋問を開始したと同時に近寄り、ビデオカメラを回し始めた。
男A「syamuさん、私達はあなたに聞きたいことがあるだけです。聞きたいことを聞いたら開放します。」
ずんぺい「ﾌｧ､ﾌｧｲ…」
ずんぺい「ｱ､ｱﾙﾀﾞﾃﾞ…ｿｳ!ｿｿｿ…今年中ﾆﾊ…」
男B「嘘つけよ！お前、3年前の遭遇者にも去年の代理にももうすぐ復活と言ってたのに、復活してないだろうが！」
ずんぺい「ﾋｲｯ!!」
男C「これ以上嘘つくと許さへんで。ワイらはそんなに優しくないからな」
男A「まぁまぁ、お二人ともあまりsyamuさんを脅さないで。もう一度聞きます。youtubeｒとして復活する気はあるんですか？」
ずんぺい「ﾎﾝﾄﾊﾔﾘﾀｲｹﾄﾞ……ﾓｳﾅｲﾀﾞﾃﾞ…ﾄﾞｳｾ復活ｼﾃﾓ、ｱﾝﾁﾄﾎﾓﾆ潰ｻﾚﾙ…ｵﾄｻﾝﾓｵｶｻﾝﾓ絶対ﾆﾔﾗｾﾃｸﾚﾝﾓﾝ…」
男A「そういえばいいんですよ。さて、この動画を見ている視聴ささん、お聞きのとおり、syamuさんの復活の可能性はないそうです！」
男たちの尋問は続いた。代理に語っていた『引きこもり支援』の真実、本当の学歴、自宅に私物が殆どない謎、
話すときの頭フリフリやお口アナル運動にいたるまで、俺オナ民達が知りたがっていた事についての質問を行った。
ずんぺいは知られまいと嘘をついたりもしていたが、これまでの言動と矛盾している事を言うと暴力はないものの、
強い言葉が飛んでくるため、恐怖心から次第にずんぺいは真実しか言えなくなっていった。
尋問は1時間ほどしてようやく終わった。
男Bはギャラと称して1万円を渡すと、A、Cと一緒に帰った。
一方、ずんぺいは1万円をもらってウキウキ、途中で寄ったコンビニでパルムを買って食べたべすると、
お腹ぷくぷく忘却システムが作動、ずんぺいの記憶の中の恐怖の尋問は、
いつの間にか熱心なファンによるインタビューにすり替わっていた。
ずんぺい「あいつらが次来てもインタビューに答えたってもええだでｱｯｱｯｱｯｱｯ」
能美島の住所が割れてしまった浜崎家ではあったが、マッドシティのH家と違い、嫌がらせの被害は皆無であった。
貝塚以上に交通の便が悪い田舎のうえ、田舎にありがちなご近所さん監視システムが整ってるとあれば、
俺オナ民もせいぜい聖地巡礼の際に、近くを通りかかって写真を取るくらいしかできなかった。
一見、ずんぺいの完全勝利かと思われたが、身の破滅は潮が満ちるかのように、足元からジリジリとせり上がってきた。
その性格のせいで社内であっさりと嫌われ者になり、
間もなく正社員になることもなく退職、元の無職に戻った。
当然、部屋は元の蔵の座敷牢へ戻され、スマホも取り上げられた。
好きだった釣りも、興味本位で毒魚の毒に触れて散々苦しんでから
「釣ﾘｺﾜｲﾀﾞﾃﾞ…」と言って、あっさりと止めてしまった。
また、それと前後してご近所ネットワークで
「ずんぺい君は大阪にいられなくなるような恥をかいた」
という情報が共有され、浜崎家は近所から次第に疎外されるようになっていった。
それに伴い、イライラした焼肉は「わしらの老後を返せええええええ！！」とブチ切れながら
ずんぺいをボコボコにした挙げ句、ずんぺいを自宅から叩き出した。
ずんぺいは手持ちの僅かなお金で広島市内へ渡り、まいこの家に転がり込もうとするも、
あっさりと迷子になってしまい、
とうとう市内の公園でホームレス生活を送る羽目になってしまったのである。
ずんぺいは身から出た錆でこうなったにもかかわらず、他罰的な思考から
「どおしてオラばっかりこんな目に？オラなにか悪い事した？いや、そんなはずない！
オラいい子やもん！それなのに何でオラだけ…何でオラだけ…」
と、嘆くことしかできなかった。
（おしまい）
能美島編、執筆お疲れ様です
ここまで書かれているSSがすべてショムさんが命かけた小説よりも
面白いのは何ででしょうかね〜不思議ですねぇ〜
散々半狂乱になりながら柴田の身体中を切り刻み、疲れ果てたずんぺいは素頓狂な声で呟き始める。
「いやーカチカチだし、冷たいし、臭いしでいいとこ、ええ、良いとこ有りませんねえ、ｵﾄｻﾝ、ｵｶｻﾝは何でこんなのを育て、育て上げられ・・・育てちゃうな、産む、産み上げたのでしょうかねー。今回は厳しく、厳し目で－１２０００点・・と言いたいところですが、私、考え・・・ひらめきました。」
散々意味不明な事をのたまい、柴田の顔を覗き込むずんぺい。
（な・・何をするんじゃ・・・ずんぺい・・・）
息も耐えたえの焼肉は事を見守る事しかできない。
「えーみなさん、レイプといっても穴が有ればマンコじゃなくてもいいわけでｽｩｩｩ。いやーこれに気付ける人なんてなかなかいないよ・・・なっかなか・・・」
ぶつぶつと呟きながら子モグラを柴田の顔に押し付けるずんぺい。
感ずいた焼肉は狼狽えた。
（・・・いかん・・ずんぺい・・・それだけ・・・は・・・）
心は今すぐにでも止めたかったがもはや虫の息の焼肉には到底無理だった。
（わしらが間違っていた・・・ずんぺいの世話に疲れ・・・言われるがままにずんぺいを世界から切り離して力で押さえつけたわしらが・・）
「ｱｯｱｯｱｯｱｯ!!それじゃあｲｷﾏｽﾖ-!ｲｷﾏｽﾖ-!ｳｨｰ」
ずんぺいは柴田の目玉に狙いを済ませ子モグラを一気に突き刺した。
絶望の焼き肉SSスレになってきた気がする
「おほぉ^〜」
柔らかい眼球を貫き、脳にまで到達した子モグラを抜き差ししてずんぺいは恍惚の雄叫びを上げる。
「いやーﾌﾟﾙﾝ!ﾌﾟﾙﾝ!ですねー。まるで、赤ちゃんの、お肌を触っているようでｽｩｩｩ。」
（ず・・んぺ・・・）ｶﾞｸｯ
焼肉は遂に事切れた。
もう実の子供達のあわれな姿を見たくない一心で、心を閉じたのかもしれない。
「ﾀﾞﾃﾞｯ!!ﾀﾞﾃﾞｯ!!……」
そんな父親の死等目に入らないずんぺいは柴田の目玉に種付けプレスを繰り返す。
子モグラが抜き差しされる度に、血と体液がまざったピンク色の液体がドロリと目から涙のようにこぼれ落ちた。
お盆も近い真夏の猛暑日、ただ一人死体を犯し続けるずんぺい。
浜崎家は怪物を造ってしまったのだ。
－－－－－－－－－－－－
「飽きただで」
ずんぺいはあれから何度も柴田の死体を辱しめた。
物言わぬ妹を眺めながめる。
「オラはこれで自由だで。オラを虐めた焼肉もカスゴリも柴田もいないだで。」
焼肉と柴田の財布をポケットに詰め込んだ、ずんぺい。
Rav4の鍵を掴み取り、数年ぶりの外の世界へ飛び出す。
「これからは何でもできるだで！オラはオラの意思で、オラのやりたい事をやるだで！」
お盆休みということで、車内は家族連れや、学生でごった返していた。
そんな車内のトイレ内でよからぬ事をたくらむ小男がいた。
「オラがこんな惨めな思いをするのは全部アンチの仕業だで・・・。オラをバカにしたアンチどもを見返すだで・・・。」
勃起宿舎を脱出してはや2日、家族から奪った金を使い果たし、車もトイレに行っている間にレッカーされたずんぺいは、
やり場のない怒りを全て、もはや居る筈もない俺オナ民に向けた。
カバンから取り出した山刀を見つめるずんぺい。
「これだけたくさんの人が居れば半分はアンチが居る筈だで・・。皆殺しにすればアンチを数十人倒せるだで・・。」
決心したずんぺいは、オーバーグラスを掛けトイレから出た。
－－－－－－－－－－－－
「おい！なんだあいつは！！」
新幹線の車内に悲鳴と怒号が響いた。
突如オーバーグラスを掛け、指抜きグローブをつけた不気味な小男が車内に入ってきたのだ。
乗客が小男の反対方向に一目散に逃げて行く。
「まずい！もうここは行き止まりだぞ！！」
襲撃を受けたのは最後尾の車両だ。
逃げ場を失った。
乗客たちは極度の緊張の中小男を観察した。
その小男は騒ぐ乗客とは反対に不気味に黙り続けていたが、突如片手を上げ大口を開けて叫んだ。
「うぃいいいいいいいいいいい↑っす！ どうも、シャムで〜す！」
シャムは山刀を振り上げ突撃した。
都内高級マンション最上階、長髪の大男がカメラに向かって喋っている。
「でもね、正直言って俺は悲しい！うん悲しいよ。こうなったの全部お前らのせいだからね。お前らのリクのせいだから！」
男はビデオ撮影をしているようだ。
「そりゃね、一回はコラボした事ある人だから思うところあるよ。動画のネタにはさせてもらったけどなぁ。こういう結果はちょっとね。悲しいね。」
「もう事の顛末はニュースで聞いてると思うけど、次回！次回の動画でこの続きの映像を公開するんで！お前ら！ちゃんと金払って動画見ろよ！」
「だけど、子供もエスなら両親もエスだなｗｗｗ障害を胡散臭い宗教グッズで治せると思うか普通ｗｗｗｗ」
「まあでも、妹は可哀想だったかな。妹に会わせるって10万円も投げ銭して大したことないリクだと思ったけど、あんなことになるなんてな」
「悲しいけど、生まれの不幸を呪うしかないね。はい、どうも”シバター”でした。」
youtube衰退に伴い、ヘイトスピーチyouuberとして表社会を追われたシバター。
金を稼ぐため裏社会の殺人プロレスで剣奴の様な扱いを受けながらも、勝ち続けたシバターはダークウェブに自分の動画サイトを開設した。
そこでは、かつてインターネットでヘイトを集めたりおもちゃにされた人々を題材にし、
殺人プロレスで得た裏社会のコネを使って、日常生活の監視と干渉、更にエスカレートすれば拉致監禁して拷問まがいな行為を動画にして公開していた。
干渉・拷問方法はオークション式で一番高額な投げ銭をした視聴者のリクエストを実行する。
焼肉とカスゴリがずんぺいを外の世界から隔離したのも、新興宗教の会員に成りすましたシバターが隠しカメラ付きの電波対策グッズを売った時に、座敷牢に閉じ込める事を提案したのだった。
柴田がシャムに会いに行ったのも、シバターが映像付きでずんぺいの有様をリークしたからだ。
youtubeの規約が厳しくなり過激な動画を投稿できなくなった事で、世界中の過激なtuberの受け皿となったこのサイトは、ダークウェブ上でも1,2を争うドル箱だ。
（シャムさんの次の動画編集しなきゃなー）
シバターは動画編集ソフトでsyamuの最後の動画を編集する。
新幹線の騒動の顛末、それはあっけない物だった。
所詮、焼肉とカスゴリは老人、柴田も不意打ちで倒せただけであって、長年引きこもっていたずんぺいの体力と筋力は悲しいほど弱かった。
勇気を振り絞った成人男性数人に取り押さえられ、ボコボコに袋叩きに合って、警察に差し出されたのだ。
（ほんと何もできないんだなこいつ、最後まで自分の意思だで！とか言ってたけど結局全部他人の意思で動かされてるだけじゃん。）
警察に突き出され涙を流しながらわめく、ボコボコのずんぺいを見ながらシバターは苦笑した。
（シャムさんで結構稼がせてもらったけどしばらくは刑務所だし、無理そうだな〜。ほとぼりが冷めたら刑務官を買収でもして獄中生活動画にするか。）
（それまでは、この太った眼鏡のオヤジにOCくない物を食べさせ続けてみるか。それとも元金髪実業家のガキを白仮面の男に掘らせてみた！にするかな。）
嘗てネット界で一世を風靡した人々の顔が映ったサムネイルを眺めながらシバターはため息をついた。
（シャムさん。あんたは絶対そうとは言わないだろうけど俺もあんたも地獄に行くだろう。あんたは生きるのがヘタクソだから、惨めな思いをしながら最後まで見世物になって一生を終える。）
（俺は違う、泥を啜って惨めな思いをしながらも金を掴み取った。女も好きなだけ買えるし、飯もたくさん食える。）
（なんで同じ地獄に行く身、俺は現世を楽しんでから地獄に落ちて、あんたは地獄のような現世を生きてまた地獄に落とされるんだろうな。）
（・・・もしかしたらあんたは、地獄に入れなかったんじゃないか。よく言うだろ、地獄が満員になった時、死者が地球を歩き始める。）
（地獄に入れず、地獄の刑罰を現世で受けさせられる。前世の業から生まれた業で地獄へまた落ちる。）
「ずんぺい、あんたやっぱり”業人”だったんだ。」
独り言を呟いたシバターは、動画を編集する作業に戻った。
おわり
あんな駄文だらけの小説もどきでデビューとかな
ずんぺいは間もなく死ぬ。
両親に先立たれ（？）、妹に見捨てられた。
勃起宿舎を追い出されてからまともな物を口にしていない。
「なんでオラを見捨てて死んだだで・・・なんでこんなキモチワルイ見た目に産んだだで・・・」
蚊の鳴くよりも小さなボソボソ声で、今となっては顔も覚えていない両親に悪態をつく。
最も勃起宿舎を追い出されたのはたった一週間前の出来事なのだが。
「もうダメだで・・・誰もオラを可哀想と思わないなんておかしいだで・・・助けて・・・MK・・」ｶﾞｸｯ
最後に口にした名前は、両親でも妹達の名前でもない。
自分を幾度となく騙し続けたネカマの名前であった。
浜崎ずんぺい 享年35歳、遅すぎる死だった。
ずんぺいは目を覚ました。
おかしい、自分はさっき死んだはずだ。
浮遊感を感じ、下を見たずんぺいは自分が空中に浮いている事に気付いた。
更には周りを見ると頭にわっかをつけ、羽を生やした一糸纏わぬ老若男女が共に宙を浮いているではないか。
「おほぉ^〜」
可愛い助詞を見つけ子モグラを勃起させるずんぺい。
みるみるうちに勃起モグラは大阪全体を見回せる程の高さまで到達した。
「オイ！これってYO！天国への梯子じゃんか！ｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯ!」
しめた。
オラは天国へ行けるだで！
きっとオラを見捨てた焼肉達は地獄で苦しんでいるだろう。
そんな事を考えずんぺいはほくそ笑んでいた。
ニタニタと気持ち悪い笑みを浮かべていたずんぺいは急に黒いスーツを来た男に足を引っ張られた。
「何をするだで！オラは天国へ行って可愛いOLの助詞にﾊﾟﾙﾑを買ってもらうだで！！！」
怒りで黒電話になるずんぺいだったが、その男が自分より背が高い事が分かるとすぐにウォンツモードに変形した。
「君、浜崎ずんぺい君だよね。35歳で死んだ。」
「ｿｿｿ」
先程とはうって変わって従順になるずんぺい。
「あーごめんね、君の行く先はそっちじゃないんだよ」
「ｲﾔ…ｵﾗ…天国………」
「いやだから君は天国へ行けないの」
「ﾄﾞｼﾃ…ｵﾗ…ﾅﾝﾓｼﾃﾅｲ……」
「あの、聞こえずらいから普通に喋って」
男が指をパチンと鳴らすと、ずんぺいのウォンツモードが解除された。
「なんでオラが天国へ行けないだで？オラ何も悪いことはしていないはずだで」
「いやこの書類見てくださいよ、これで何もやっていないってよく言えますねぇ」
男がクリアファイルからホッチキスで留められたA4用紙数十枚を取り出し、ずんぺいに渡す。
「コミュニティクラッシュ罪、自宅公開罪、死の吹奏楽団ばっくれ罪…etc多くの余罪有り。また最大の罪は怠惰と暴食……。」
「納得したでしょ、あっ、自分に悪気が無くても罪は罪ですからね」
「………？？？」
「まあどっちみちこんな書類あっても無くても関係ないです、天国へは行けませんよ」
男はずんぺいの荒唐無稽な態度にため息をつきながらも話をしだす。
「僕も元人間ですよちょっとあの世の近況を説明してあげますよ」
「いいですか、死んだ人間っていうのはですね。天国へ行くか、地獄へ行くか、また現世に生まれ変わるかの3つなんです。」
「よい行いをすれば天国へ、悪い行いをすれば地獄へ、判断がつかない人はもう一度現世へ」
「ですけどね、この世界に生き物が増えすぎたでしょ？神様も閻魔様も大忙しで、天国も地獄も満員になっちゃったんですよ。」
「なので神様と閻魔様が話し合って天国へも地獄へも行けない人間の枠を作ってそこに永久に魂を閉じ込める事にしたんです」
「一生牢屋に入れられるだで！？」
「魂を閉じ込めるってそういう意味じゃないですよ、簡単に言うと定まった輪廻に組み込まれて、また人間に生まれ変わるんです」
「また生まれ変わるんだで！？」
「そうですよ。そうして天国も地獄も少し余裕を持たせることができたんです」
（しめしめ、こいつはマウント取れそうだからお願いしてオラをイケメンの金持ちに生まれさせてもらうだで。）
（それで一生ﾊﾟﾙﾑをたべたべしながらノビハザをプレイするだで。）
そんな事を考えて軽く勃起するずんぺい。
「納得して頂けたでしょうし出発しますか」
「もちろんだで！！急ぐだで！！」
空中を浮いていた二人は、急激に下降して地の底を目指す。
「お前は元人間なんだで？なんでこんな事してうだで」
「僕もこれ刑罰なんですよ、君みたいな人を案内するっていうね」
「お前も悪いことしただで？悪は嫌いだで」
「僕はですね、真面目に学校へ行って、就職してました。結構良いところだったんですよ？」
「ですけどね、好きだった女の子にフラれたショックで自暴自棄になって自殺してしまったんですよ。」
「オラにはたくさんの助詞のファンがいただで、オラには分からない悩みだで」
「そうですか。ですけどね。いざ死んだ後審判される時になってから自暴自棄の自殺って事故じゃないのって話になって」
「丁度天国も満員だったし温情判決で、5万年この仕事をすれば天国へいけるって事になったんですよ」
「オラももしかしたら働かされるだで……？？」
怯えるずんぺい、どうやら地獄の責め苦を受けるよりも労働が嫌なようだ。
「オラは…オラは……」
「そういってる間に着いちゃいましたよ、さあここが君の終着点でもあり出発点ですよ」
着いた先は何もないだだっ広い空間だった。
真ん中に大きな穴が有り、穴の中は虚無が広がってい。
「ここはなんだで………」
「君はここに入るの」
男が穴の中を指さす。
「ｲﾔ……ｲﾔﾀﾞﾃﾞ………」
「何故です？やっと自分の事に気付きましたか？」
「ｵﾗ……ｺｺﾃﾞ……ｵﾗﾊ………」
ブルブルと震えだすずんぺい。
「そう、ここは君みたいな業人の魂を集め、時がくれば現世に産み落とす、揺りかご。」
「ﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ…………」
涙が止まらなくなった。
「時たま君みたいな現実を見ない、思い込みの強い魂が天国の方へ行っちゃうんですよ」
「ｵﾗﾊ……ﾅﾝﾃﾞ……ｺｺﾆ……ﾜﾙｲｺﾄｼﾃﾅｲ……」
「確かに君はここに閉じ込められる程悪い事はしてないよ、もう気が遠くなる程昔の君の魂のせいなんだって」
凄まじい力でずんぺいは、抵抗が出来ない。
正しく魂を掴まれたようだった。
「ｲﾔ…ｲﾔ…ﾀｽｹﾃ…ｵﾄｻﾝ…ｵｶｻﾝ……」
「また会えますよ。じゃあ来世はちゃんとここに帰って来てくださいよ。」
ずんぺいは男に乱暴に投げ捨てられた。
「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪｪｪｪｪｪ!!!!!!!!!!!!!!!」
穴の中へまっ逆さまにずんぺいは落ちていった。
－－－－－－－－－－－－－
「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ!!!!!!!」
虚無の中で他の魂の負の感情に晒されるずんぺい。
永遠の輪廻に囚われ続ける程の罪を犯した魂達の、妬み、苦しみ、悩みが魂にダイレクト入ってくる。
「いやだで！オラはまたオラに産まれたくないだで！こんな人生はもういやだで！！！」
「そうだで！！あいつは思い込みの強い魂が時々天国へ向かっていくと言ってただで！！」
「オラは……オラは金持ちのイケメンに産まれ変わって毎日ﾊﾟﾙﾑをたべたするだで！！！助詞に養ってもらうだで！！！ノビハザをプレイするだで！！！！」
ずんぺいは己の願望で思考を一杯にして耐え続けた。
ずんぺいは辺りの負の感情が消えた事に気がついた。
暖かい光を感じる。
それに何かとても柔らかい物に包まれている。
いい気持ちだ。
「………ﾏﾚﾀｶﾖｸﾔｯ……」
「……ﾝｷﾅｵﾄｺ…ｺﾃﾞｽ…」
何か人の声が聞こえてくるが小さくて良く聞こえない。
しかし眠くなってきた、少し寝よう。
「………Zzzzzzzz…？」
ふと話し声が聞こえたので目を覚ました。
まだ目が良く見えないが、耳は良く聞こえるようになった。
「この子、ちょっと体が弱いみたい、皮膚も弱くて将来ずっと悩まさせられるかもしれないらしいわ」
「なあに、僕らの子供だ。きっと元気に育ってくれるさ。そうだ名前を決めたんだ。そういう話を聞いてたから高望みはしない、ただ順調に平和に生きて欲しいから」
「”順平”ってどうだろう？」
赤ん坊が大声で泣き出した。
おわり
いつものように順平はカメラを前にカラオケを披露していた。持ち前のフリースタイルダンスと癖がある歌唱力を組み合わせたカラオケだ。
「歌いなれていないけどごめんね��！」
曲は終わり、採点結果が映し出された。当然の如く六十数点を叩き出した。運が良くても七十点代が関の山であった。
そしてその言葉の裏には、「オラの歌唱力はピカイチだ。若しくは中毒性があるイケボによって表現される聴いていて気持がいい曲なんだで」という順平の本心が存在しているのであった。そしてその矮小な本心は隠せておらず、視聴者も大凡は見抜いていた。
順平は今日もカラオケにて曲を歌う。
順平はホクホク顔で小休止をとっていた。
今日は最高の日だで…！なんたってあそび場のカラオケ一日中利用券があたってしまうなんて！一日中歌い放題だなんて！ｽﾃｷﾅｺﾄﾔﾅｲﾃﾞｽｶｧ…！
順平の小さな瞳は少年のように輝いていた。当然その様子もカメラを片手に記録している。
「はい見てくださいみなさん、これドリンクバーですね。ドリンクバー！今のカラオケってすごいですね��ドリンクバーって…これジュースが飲み放題らしいですよぅ！それってつまり…オリジナルジュースが作り放題じゃないの！ｱｯｱｯｱｯ！」
順平はコップを３つ取り、別々の種類のドリンク入れ、それを混合させた夢の３種組み合わせたプレミア厶オリジナルジュースを作り出した。順平の瞳は一層輝き出した。
ｵﾓｼﾚｯ…！ｵﾓｼﾚｯ…！これはやばいで��？何たって３種類のドリンクを組み合わせるだけでも動画のネタ的にも受けるし、なんと言っても味が楽しみで仕方がないんだで��！
期待とワクワクで順平はルンルン気分でプレミア厶オリジナルジュースを自分のカラオケ部屋に運ぼうとした。しかし…順平はジュースに夢中になっており己の不注意で見知らぬ男にぶつかってしまう
当然ジュース地面にぶち撒けられた。
今までの土竜スマイルが嘘のように消え去り、一瞬にして黒電話モードに変容した順平、
こいつのせいでオラのプレミア厶オリジナルジュースが台無しやんかぁァ…！と心の憤りが堪えられない様子であった。叱りつけてやろうとぶつかった対象を睨み据えた。しかし、順平はウォンツモードになった。何故か？
ぶつかった対象が180cm以上の巨漢であったからだ。身体は細いが引き締まっており日々欠かさすトレーニングをしているのが伺える。髪型も今どきのガッツリとツーブロックにソフトモヒカンをしたスタイルであった。いわば怖いあんちゃんと行ったところだろうか、順平見るからな不良に怯え小さくなった。
「あっすみません…大丈夫ですか？自分の不注意でぶつかってしまって…」
その風貌からは似つかぬ謙虚な態度に順平は目をまん丸くした。
（あれ…？コイツ案外謙虚やな…）
男は順平のアトピーゾンビハンドを何食わぬ顔で握り、順平を引き起こした。
「すみません…お怪我などは…？」
「大丈夫だで…いだだ」
３０代後半に差し掛かる順平にとって尻もちは地味に“くる”痛みであった。
「あぁ…スミマセン…どうしたらいいか」
順平が突拍子もない話題を切り出した。
「えっ？1…８…ですけど？」
「ん”ん”！18ね…18かぁー」
順平は組めていない腕組をし、頭を頷かした。
「そんな若いのに日中からカラオケなんてどうなんや？キミ…」
「……え？」
「それも今日は平日やでぇ？18言うたら大学生でっしゃろ？それもまぁ平日の昼間からカラオケって…そんなじゃロクに、ろｋっ………ロクな大人になれへん…ゾ！」
「は…はぁ…」
「これから社会に出る学生がこんな所で平日の日中から遊んでたらいけませんよ！ﾏｯﾀｸ！…ﾏｯﾀｸ！大学生なら大学生らしくねー勉学に励むべきじゃないんですか？ホンマに！聞いてるんか？」
「はぁ…」
大学生の彼はキョトンとした顔で空返事をする。無理もない
「さっきから「はぁはぁ」ってちゃんと聞いてんのかいなぁー！同じ言葉ばっかし繰り返すなんて抜けてるでホンマに…子供かいな」
順平突如として説教をし始めたのは何故か
？それは順平の修正に由来するものである。
“マウント”
これこそが順平の行動原理の一つでもある。今回のマウントのきっかけはズバリ「年齢」と「態度」である。その2つが順平脳内で、自分と大学生の男との力関係構図をうみだした。伊達に頭に設計図を持っているわけではないのだ。
順平に噺がループし始めた頃合いで、大学生の男が切り出した。
「すんません…今日は大学ないんですよ」
順平は喋りを止めキョトンとした顔になった。
「うそっ嘘つけぇ…学校なら平日にあるにｷﾏｯﾃﾙﾔﾝ…」
「え？いやいや大学生って自分で好きに授業組めるんですよ？平日に休みがある学生なんて山ほどいますよ？」
順平の買おがみるみる真っ赤になっていく。そしてボリボリと脇腹あたりを掻き出した。それもそのはず、さっきまでマウントをとっていた男が急に噛み付いてきたのだから当然である。大学生も大学生で、延々と語られる説教にフラストレーションが溜まっていたのだろう。したり顔で順平を見ていた。
「というかさっきから「平日の昼間から」って何度も言ってきてますけどアンタは何でここにいるんすか？」
順平の顔が固まる。
「もしかして“ニート”なんじゃないですか？だとしたらお笑い草ですねぇ。社会的無価値な癖してニヤケ面でジュース運んでるなんて…」
大学生の猛追が始まった。
「ﾀﾞﾃﾞｪｴｴｴ！」
順平突如、全身を掻きむしり走り出し自分の部屋に戻っていった。容赦ない罵倒に順平の脳が拒否反応を起こし逃避を行ったのだ。
なんやねんあの若造はぁ！若い癖して、年長者たるオラへの尊敬の念というのが微塵にもなかっただで…！ムカつく…！ムカつくんだでぇえええああああ！
バリバリ！ボリボリ！順平は肌を掻きむしり続けた。そして、その怒りをカラオケにぶつけた。数々の曲を感情を乗せ半狂乱で歌い狂った。それは歌とも言えないものでむしろ雄叫びに近かった。
時間が経ち順平は肩で息をするほど歌っていた。これほどまでに歌えば順の怒りは収まり、寧ろその顔はご満悦といった感じだ
コンコン、順平の部屋にノック音が響く
なんだで？まだまだ終了時間には程遠いんだで…？しかも普通は電話で来るハズだで…？
ガチャっ…ドアが開くと4人ほど背が高い男がなだれ込んでくる。
「うはーお前が言ってた奴ってこいつか？まじで土竜見てーな顔だな？」
「だろ？最初は俺が悪かったけど急に説教し始めやがって挙げ句の果てには俺の家族や俺の被災した故郷のことまで馬鹿にし始めたんだぜ？」
「マジかよこいつありえねーな…」
話を省略していたが順平は説教の中で、男の故郷を東日本であるとしり、被災した人間は馬鹿でノロマだ。自分の身は自分で守れ、福島産の商品はレビューしたくない。等と失礼極まりないことを述べていたのだ。
「だな…やっちまおうぜ」
順平は混乱していた。それもそのはず。自分のテリトリーであった自室に突如と大柄の不良風な男たちがくるのだから。それも今まさに自分に暴力をふるおうとしているいる。まさに絶対絶命であった。
順平頭に電撃が走った。閃きである。
「オラを知らないんだで…？」
「はぁ？」
男たちは困惑の表情を浮かべた。
「オラが何者かしらずにその様な良からぬ発言をしているんだで…？」
「じゃあ誰なんだよお前はよ！」
「大物youtubeｒ！syamu_gameです！」
順平は笑みを浮かべていた。
オラ知ってるんだで？最近の若者がなりたい職業一位がyoutubeｒだってことに！のびはざを始めとして、歌ってみたや踊ってみたを多数投稿している大物youtubeｒたるオラが羨望の眼差しでコイツラから称賛されるのは当たり前田のクラッカーやﾅｲﾃﾞｽｶｧ…！
「知らねーよ知ってるかお前？」
「知らねー…こんなキメー顔のやつ見たことねーわ」
順平はたじろいだ。なんだで…？コイツらオラのことを知らないんだで？
「おおおお前ら！暴力なんてふるったらただじゃおかんで！ふぁ…ﾌｧﾝﾀﾁｶﾞｧ…ファンタジーに火がついて…」
「るっせぇ！」
ボクサーよろしくなミドルストレートが順平の腹に食い込む。空気が抜けた風船のように順平のカラダはすっ飛びソファに叩きつけられた。
「エ”ッハァ”！」
検索結果には膨大の量の順平に関する情報が映し出された。順平に本名、今までの行いのすべて、ネカマとの関係、そしてネット上で順平がヘイトを集めていることを知った。
順平は未だに腹部の痛みに耐えられず悶絶していた。
「全部判ったぜsyamu_gameこと浜崎順平さんよぉ…」
「やっとわかっただで？オラの凄さが…！」
「テメーがド級のクズだってことにな！」
男が順平の脇腹を蹴り上げる。
「テメェには今までの行いに相応しい罰を与えてやる覚悟しろ」
ドアと監視カメラは布で覆われ誰にも部屋の様子が見えないようになった。
ソファに座らされて肩を寄せ小さくなっていた。
「おい！」
「ﾊｯﾊｲ！ｱﾉｯｱﾉﾅﾝﾃﾞｼｮｳｶ…」
「てめー歌ってみたが得意なんだよな？」
「ｿｿｿ…」
「なら歌えや」
順平の顔面にマイクが投げつけられた。
オーバーグラスはズレ、アサリのような小さな瞳が露呈する。
「ｴﾃﾞﾓｻｯｷﾀｸｻﾝｳﾀｯﾀｶﾗﾉﾄﾞｶﾞｲﾀｲ「さっさと歌えやゴラァ！」
順平は曲を予約した。
「おい、これを引け」
男は箱を順平に差し出した。よくコンビニやお祭りの屋台であるようなくじ引きボックスのようであった。
順平は恐る恐る手を箱の中に入れた。ナカにはいくつもの紙切れが入っているようで、その中の一つを取り上げた。
「開けろ」
順平がビクついた手で震えながら二つ折りにされた紙を開けた。そこには
“抜歯の刑”
と書かれていた。
順平CPUはフリーズした。抜歯という字が読めずとも意味は分かった。
（ぬきはのけい…？それってなんだで？はをぬくってことだで？）
「俺はお前みたいな悪意がない悪、純粋悪が嫌いだ。だから今、お前に罰を与えることが出来る俺等がお前に罰を与えてやる」
「カラオケの点数で80点以下をとったら毎度クジヲ引かせて、そこに記載されている罰をお前に与える」
「今回は“抜歯の刑”だ。内容は見ての通りだ」
順平の体は男たちによって押さえつけられた。乱暴に顔を手で固定された。そし順平の歯に錆び赤黒く変色したペンチがあてがわれた。
ペンチにかかる力は徐々にましていき。順平の歯肉はミキミキと音を立て始めた。
営業の人は大変だね笑スーツ着て笑
ということで仕事に向かう準備をするので
続きはまた今度だで…？
考察織り混ぜながらの順虐inじゃねーの？
オチが納得できるものなのに怖すぎる
警告：100点
順平は順平として何度も生まれて、業を重ね続けて
死ぬたびにまた虚無に落とされて…の繰り返しってことかな
そうだとしたらどんな虐待よりも絶望的すぎる
えーっとですねー転載してしまったんですけども、これはこれで良かったと思いますゥゥゥゥ
突入するにしても入室前にノックはする
もうこの時点で順平の負けやね
×××「ｱｯｰ ｲﾀｲﾀﾞﾃﾞｪｪ……」
×××「ﾔﾒﾃﾞ！ｵﾄｻﾝ！ｱ゛ｱ゛ｱ ゛」
×××「ｶﾕｲ！ｶﾕｲﾀﾞﾃﾞ！」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘ
まわりの住人からは浜崎家にたいし虐待の疑惑がもたれるようになった。
しかし焼肉は世間体よりも、これ以上ずんぺいを放置するわけにもいかなかった。
タイムリミットが間近に近づいていたのである―――。
公務員として働けるのはあとわずか。勤め終えたら慣れ親しんだこの貝塚勃起宿舎を離れなければならない。
そうなればいくら年金を受給しようとも業病の息子を一人勃ちさせなければ明るい老後は待っていない。
陰鬱な老後とずんぺいの介護が待っているだけだ。その思いが焼肉の躾をエスカレートさせていった。
×××「ｷﾞｬｯ! ｲﾀﾞｲ！ ｵﾄｻﾝﾊﾘﾊｲﾀｲﾀﾞﾃﾞ！ 」
○○○「ほいじゃけそういうたやろが！」
○○○「なんべん言うたらわかるんじゃ！このごく潰しの業人蝉！」
×××「ﾀﾞﾃﾞﾀﾞﾃﾞﾀﾞﾃﾞ！」
○○○「だでじゃないじゃろ！」
×××「ｲﾀﾞｯ! ｵﾄｻﾝﾔﾒﾃ〜」
座敷牢のおかげでずんぺいは決して外に出ず、生傷や針治療の痕は誰にも見られなかった。
近所のババア①「いくらずんぺいちゃんが言うこと聞かないって言ってもねえ……」
近所のババア②「嫌やわぁ。近所から虐待なんて。知恵遅れをいくら仕込んでも知恵遅れなのに……」
近所のババア①「気味悪くてとても聞いていられないのよ。声自体気持ち悪いし。」
近所のババア②「こういうのって通報しといたほうがええんやろか…？」
近所のババア①「なんか濵﨑さんちって家族みんな宿舎の人達から浮いてるから…。あんまり関り合いになりたくないわねぇ…。」
近所のババア②「せやなぁ。最近物騒やし、知恵遅れに危害加えられても困るだけやし、そっとしとこ。」
近所のババア①「濵﨑さんちのずんぺいちゃんて気持ち悪いのよねぇ。挨拶してもﾓｺﾞﾓｺﾞしゃべってちゃんと挨拶もできないし。」
近所のババア②「ずんぺいちゃんてしゃべれるん？」
近所のババア①「しゃべれるみたいですよ？カスゴリさんがずんぺいちゃんに頼まれてパルム買いに行くんだって何回か聞いてますし。」
近所のババア②「ほんま？見かけても訳のわからない言葉しか喋らないからてっきり喋れないのかと思ったで。」
草
完全に超重度の知的障害者扱いやんけ…
生活に縛りはあるけど今が幸せそうだからいいんじゃない？
○○○「まだわからんのか！業人！」
×××「ﾀｽｹﾃｸﾚﾀﾞﾃﾞｪｪ！」
×××「ﾀﾞﾚｶﾅﾝﾄｶｼﾔｶﾞﾚ！ｿｿｿ…！」
近所のババア①「まただわ…」
近所のババア②「焼肉さんの言葉はわかるけど、ずんぺいちゃんの言葉はようわからへんわ…」
近所のババア②「ずんぺいちゃんは何歳やったかな？」
近所のババア①「たしか30歳は過ぎてたみたいですよ」
近所のババア②「えぇ…。」
近所のババア②「せやけど、国からたんまりもろてるんやろな。」
近所のババア①「なにを？」
近所のババア②「そりゃ障害者年金や。あそこまで頭おかしいならもろてるんやろ？」
近所のババア①「さっきの話になるけど、もらってないみたいですよ？」
近所のババア②「え？ほんま？？なんでや？」
近所のババア①「ずんぺいちゃん自身も含めて濵﨑さんのところはみんなずんぺいちゃんは健常者だと思ってるみたいなんですよ」
近所のババア②「ただの障害者やない…？」
近所のババア①「でも申請してないんでしょうね…」
近所のババア②「ずんぺいちゃんただのお荷物やん…。あんな子が身内になると考えたらゾッとするわ…。」
近所のババア①「本当ですね…」
同じ建屋の噂好きのババア達があちこちで同じような内容を話していた。それも焼肉が躾を始めてからである。糞便を垂れ流すことや俺オナ民が凸するようになった当時は噂にこそなりはすれ、井戸端会議でずんぺいは臭い、程度にしか話題に昇らなかった。
それが今では連日続くずんぺいの躾による奇声が住民の耳にも届き、あちこちで話題に登るようになった。
そしてついに――
正義感ぶったババア「これ虐待やね…。はよ通報せんと…。通報先は児童相談所でええんやろか…？」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
児童相談所「はい、児童相談所です。」
正義感ぶったババア「あの…。虐待の相談ってこちらでええんですか？」
臭い奴扱いで草、ﾐ-ﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝって聞こえてきそう
児相で更に草
まあガキオッサンだから間違ってないかもしれんが
「ｱｩ!ｱｯ!ｲﾀﾞｲ!ｲﾀﾞ!ｲﾀﾞｲﾀﾞﾃﾞ!」ｸﾞﾁｭｸﾞﾎﾟ!ﾌﾟﾁｭﾎﾟﾁｭ!
「いいだろ？順平！ハッ！ハッ！」ﾊﾟﾝｯ!ﾊﾟﾝｯ!ﾊﾟﾝｯ!ﾊﾟﾝｯ!
順平は男に尻を掘られていた、腰をがっちりと押さえつけ自身のペニスを何度も何度も順平の肛門に突き入れている。
ローションも使わない乱暴な挿入に順平の肛門は裂け出血している。
「出すぞ順平！うおおぉぉっ！！！」ﾊﾟﾝｯ!ﾊﾟﾝｯ!ﾄﾞﾋﾞｭﾋﾞｭｰ!
「エハァッ！！！！？？？？」ｸﾞｼﾞｭﾙﾙﾙｩｩｩ!!!
昼間の公園で行われたあまり美しくない男達のあまりにも醜い肉弾性交を空に輝く太陽が照らしている、自然の恵みは誰にでも平等に降り注ぐのだ。
やり遂げた表情の男は出したばかりの精液と順平の血と腸液と僅かな糞便すらこびりついた自身のペニスを愛し気に撫でてから、寝転がっている順平の尻を蹴る。
「おい、掃除があるだろ」
「ｲﾔｲﾔﾐﾝﾐﾝ」
「お前が汚したんだ！綺麗にしないか！」ﾎﾞｺｯ
「ｷﾞｬｯ!ｲﾀﾞｯ!ﾔﾒﾃ!ﾌﾏﾅｲﾃﾞ!ﾋﾞｬｵ!」ｹﾞｼｹﾞｼ
男は順平の腹を三度踏みつけ無理やりに膝立ちにさせると、頬に穢れたペニスをこすりつけた。
「しっかりしゃぶって綺麗にしろよ、もし噛みついたら……殺すぞ？」
「……ｱｯ」
暴力と強姦ですっかり心が折れた順平は誰か助けてくれるような人はいないかと細い目で一生懸命に助けてくれそうな人を探す。
「ﾋ､ﾋﾄｶﾞｸﾙｶﾓﾀﾞﾃﾞ」
「誰もいないだろ、この公園には俺と順平二人きりだ、でも何時誰が来るかもわからないだろ早い所頼むよ」
「……」
「優しく言い過ぎたか？拳で教えてやってもいいんだぞ」
順平は目を強くつぶって突き出されたペニスを懸命にしゃぶり始めた、
「気持ちよくしてやったんだからなしっかり労ってくれよ」
逆らえば男は暴力に訴える、吐き気を必死にこらえながら順平は唇や舌でペニスを必死に舐めしゃぶった。
「ふぅ、ありがとう順平、それじゃあまた今度、な」
男はペニスをしまうと順平の頭を優しく撫でてから悠々と立ち去った。
順平はよろよろと公園の水飲み場に這っていき口を蛇口につけて水を啜り始めた、酷い目にあった順平に同情すべきだろうがはっきり言って汚ねぇ！。
「エハァッ！オェ！」
順平は泣きながら嘔吐した尻丸出しで肛門から血と精液を垂れ流しながら無防備に。
「あんた！何やってるの！？」
順平のケツに向かって近所のおばさんが悲鳴を上げた、無理もない子供達も遊ぶ平和な公園で恐怖のアナルモンスターが蠢いているのだから。
順平は驚きズボンを上げて走り出した、おばさんがもしもし！警察ですか！？変態がいます！とスマホに向かって叫んでいる順平は必死に走った。
足の筋肉も心臓も肺も全力で酷使して順平はその場から逃げおおせた。
運よく途中で警察官にも遭遇せず順平は無事に宿舎にたどり着いた、順平の体からは汗と精液と腸液と血でえもいわれぬ悪臭が漂っていた。
そして夏の暑さとストレスと全力疾走で順平のアトピーは今までにない以上に順平の肌を責め苛んでいた、体をかきかきお口アナル運動連発。
順平の悪臭と異様な様子に宿舎の住民は思わず目をそらす、貝塚勃起宿舎の嫌われ者はポリポリ体を掻いてアト粉をまき散らしながら自分の巣に向かっていった。
「ﾀﾀﾞｲﾏﾀﾞﾃﾞ」
「順平帰って来たんか？」
「！？」
平日の昼間に聞こえるはずのない声が家の奥から聞こえてきた、焼肉が家にいる。
「順平こっちに来い！」
順平に逆らえるはずもない。
「ワレなんてみっともない恰好しとるﾝか？また外で恥でもかいたんじゃろうな」
「ｵﾄｻﾝ､ｼｺﾞﾄ」
焼肉がまだ空のコップを掴んで順平に投げつける、胸に当たって順平は尻もちをついた。
「今日は休みじゃ！それともワシが休んじゃいかんのか？一年３６５日休みのワレは何か文句でもあるんか？」
「ｲﾔｲﾔﾐﾝﾐﾝ」
「チッ！まったく……まったく」
焼肉は舌打ちして新聞を読みだした、順平は立ち上がり風呂場に向かおうとした。
「おい」
焼肉に呼び止められて順平は立ち止まった、アトピーが痒くて痒くて順平は顔と言わず体と言わず掻きむしりまくった。
焼肉はのそりと立ち上がり順平に近づいてくる、驚いたことに焼肉は心配そうな表情だ。
ここ数年まったくの無関心、軽蔑、怒り、激しい怒り、以外の表情を焼肉が順平に見せることは無かった。
男に掘られ尻穴に射精され糞便で汚れたペニスをしゃぶられ、恥ずかしい姿をおばさんに見られアトピーがたまらなく痒い。
順平の心のダムは常人であっても耐えきれないであろうストレスに耐え切れなかった、順平はへたりこみおいおいと泣き始めた。
「ｵﾄｻﾝ､ｵﾗ､ｵﾗ」
「順平お前何かやってしまったんか？何をした？どうしたんじゃ順平？」
焼肉は確かに順平を心配している、彼が誰かを傷つけたり迷惑をかけてしまったのではないかという方向性で、順平はあったことを泣きながらお口アナルから吐き出した。
「ワレは！何を！しとるんじゃ！」ﾊﾞﾁｺｰﾝ!ﾊﾞﾁｺｰﾝ!
順平は抵抗もできずにひたすら叩かれている、口を切って血が出ると焼肉の拳は止まった。
「性病もらっとるかもしれん……ほんとに汚らわしい、それにしてもワレはほんとにまぁ、どれだけ恥をかくんじゃ」
レイプ被害者に対してあまりにもひどい焼肉の所業だが順平だから仕方がない、そもそもが言わなければいいのに順平は
『オラのファンで少しだけ話したい、絶対動画を取らないしお金もあげるからって言われて……』と強姦被害にあった経緯を包み隠さず喋ってしまったのだ。
「公園で露出したなんて噂が流れたら本当に宿舎を追い出される、能美島に行くまではここで我慢せんといかん」
気絶し小便を漏らした長男に唾を吐きかけてから焼肉は老骨に鞭打って順平をふろ場まで運んだ、熱いシャワーをかけて体を洗う手にはゴム手袋口にはマスクでだ。
体を拭いたタオルはゴミ袋に入れ、順平を引っ張った後はアルコールで消毒する頑張れ焼肉。
順平は手錠とロープで拘束され何か性病をもらったかもしれないと部屋から出ないように言いつけられた。
順平が嫌がったり抵抗すると焼肉は買ってきた牛追い坊の電気ショックで順平を痛めつけた、昭和の頑固おやじの焼肉にとって無職なうえにホモレイプされて
その後の姿を貝塚住民に見られた順平は糞便よりも汚らしい最低最悪の勃起生命体だ。
順平が使ったものを家族と一緒の台所で洗うわけにはいかないと食器は紙皿になり、トイレを使わせて柴田に病気が移ってはいけないと大小便はネコ砂の上でやるように躾けられた。
「ｲﾀｲｲﾀｲ!ｵｼﾘｲﾀｲﾀﾞﾃﾞ!」
「馬鹿もん！何をさけんどるんじゃ！」
順平は下の口からうんこを吐き出すたびに掘られてキレた肛門が痛んで叫び声をあげた焼肉は当然それを叱りつける。
貝塚勃起宿舎の壁は薄い両隣の住民にはお尻が痛いという順平の叫び声と焼肉の怒鳴り声が聞こえている。
「順平ちゃんと焼肉さんってやっぱりあれよね」
「ホモセックスっていうのかしら、まさか親子でやるなんて汚らしい……」
「汚っさんずラブやね」
誰も流石にそんなことは無いだろうとは言わなかった、浜崎家ならあり得ると宿舎の誰もが思った。
「警察行って恥晒すんか？病院行って恥晒すんか？お前は浜崎家にどんだけ恥かかせるんじゃ！」
「ﾁ､ﾁｶﾞｳﾀﾞﾃﾞ!ｵﾄｻﾝ､ｵﾗﾊﾋｶﾞｲｼｬﾀﾞﾃﾞ!ｶﾜｲｿｳﾅﾝﾀﾞﾃﾞ!ﾀﾞｶﾗ､ﾀﾞｶﾗ」
「うるさい！」ﾊﾞﾁｨ!
「ﾀﾞﾃﾞｪ!」
外には鈴虫の鳴き声宿舎では焼肉の怒鳴り声と順平の泣き声、秋の夜長と焼肉は静かに老けていく。
「ま〜た始まったわ」
「あぁ〜汚らわしい」
宿舎の住民は焼肉と順平の背徳的な濃い絡みを想像して眉を顰め、ストレスで順平のアトピーは悪化し焼肉の白髪は増えていく。
流石に息子が撮影料に釣られて公園でホモレイプされて尻丸出し状態で近所に人に見られたとはカスゴリに言えない、あまりにも酷だ。
焼肉はカスゴリに何も語らずエクストリーム土竜監禁調教を始めた、順平に甘いカスゴリは当然反発する。
焼ゴリの家庭内一大順平どうするか大論争を経てカスゴリはついていけないと一足先に能美島に戻った。
柴田は東京に行った、勃起宿舎では焼肉がホモセックスしたさに嫁と娘を追い出して毎晩順平を犯していると噂されているが。
主婦であるカスゴリが消えネットで情報収集する柴田もいない今、焼肉は自分たちがどういわれているか知るすべはなかった。
おしまい、あと順平強姦男は黒騎士強姦しようとして相打ちになった、やったじゃないですか！syamuさん。
読んでくれた読者さんはありがとうございますやでほんま。
いやゼロではねぇか…いやゼロではねぇけど
あんなの掘ったらどんな病気貰うか分からんｼﾞｬｱｱｱﾝ
ﾊﾞﾁｺｰﾝ
これだけで笑えるから凄い
屈強なタイプとか、スポーティッシュな角刈りの中に
アレがニタニタ笑いながら立ってたら扱いに困るだろ
下手にお尻アナルに傷つけたらウォンツ黒電話モードでいつまでも文句言いそう
5128点
星新一的な才能を感じる
警告:5128点
正義感ババア「あるお宅のご主人が息子さんを虐待しているんです。」
児童相談所員「具体的は？」
正義感ババア「おそらく叩いたりだと思います。」
児童相談所「その現場を見ましたか？」
正義感ババア「見てないです。ただ、そのお宅から悲鳴のようなものが聞こえてくるんです。」
児童相談所員「どのような？」
正義感ババア「えっと…。だでぇぇぇだでぇぇぇと…」
児童相談所員「だでぇぇぇ？…んー…。」
児童相談所員「その虐待を受けている子は何歳くらいです？」
正義感ババア「30歳くらいだと思います。」
児童相談所員「…。申し訳ありませんが、30歳だと…。警察に相談されてはいかがですか？」
正義感ババア「そうですか…。わかりました。」ガチャン
児童相談所員「…。syamu_gameやんけ！2chに書き込んだろ！」
「順平朝ごはんいらんのかー」
母カスゴリが順平を呼ぶ声がする。だが怠け者の順平は今日も母の呼び声に耳を貸さずに惰眠を貪っていた。
「おい引きこもり！引きこもり聞いてんのか！？」いつまで経っても出てこない兄に痺れを切らした妹の柴田が順平の部屋の襖を蹴り倒し、眠っている順平をアト汁が染み込んで変色した布団もろとも蹴り飛ばす。
無論蹴り飛ばす部分は一番アト汁による被害の少ないかつその中で一番布団の中の順平にダメージが入るであろう部分を狙ってだ。
「痛い痛いだでえええええええ！！！！」柴田の蹴りをモロに受けた順平は痛みに耐えられず部屋中を転げ回った、痛みに我を忘れて転げまわったため体のあちこちを壁にぶつけて余計なダメージを受ける事になった。
「飯出来てるこい早く」いつの日の朝も自分で起きて食卓に出てこないガイジニートの兄と、その兄ばかり甘やかす母に大層苛立っていた柴田は早口にそう告げ食卓へ戻った。
「痛いだでええええ！！！痛いだでえええええええ！！！！！！！おかあさああああああああん！！！！！！」大の大人とは思えない情けない順平の声を聴いたカスゴリが座敷牢に向かう。
「可哀想に、お母さんが運んであげるからね。」カスゴリにお姫様抱っこで運ばれながらそれを恥じらいもせず順平は思った。（なんでおらがこんな起こされ方せなあかんねん、おら大物YouTubeｒなんやぞ）
「レモンの味が強すぎるわこれ、量も少ないし点数は３０点とさせていただきまスゥゥゥゥゥゥ」つい先ほど言った言葉をリピートし順平は失礼にも母親が用意してくれた朝食を酷評した。
カスゴリは息子の暴言とも言える言葉に対して怒らずに順平に問いかけた「ごめんなさいね、ところでもう昼だけど「おふかい」とやらには行かなくていいのかい？」順平が朝食のパンでレビューごっこをしている間にだいぶ時間が経っていたようだ。
「！」カスゴリの言葉を聴いた順平はごちそうさまも言わずに座敷牢に戻り千円札三枚とこの前のレビューごっこに使ったパンのおまけに付いていたシールをポケットに無造作に詰め込み愛用の世界の上から掛けるオーバーグラスを装着し愛車のRAV4に乗り込みアクセルを踏みこんだ。
児相職員がチンフェ界隈のノリで草
まあでももし自分が当事者になったらと思うとこういう行動に走る気持ちも分からんでもない
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
貝塚警察署員「はい。」
正義感ババア「あっ。虐待の相談はこちらでええんですか？」
貝塚警察署員「ええですよ。どんな内容ですか？」
正義感ババア「近所のお宅で虐待が行われてるようなんです。」
貝塚警察署員「どんな？」
正義感ババア「あるお宅のご主人が長男を叩いたりしてるみたいなんです。」
貝塚警察署員「目撃されたんですか？」
正義感ババア「いや。でも、叫び声や奇声がここのところ毎日聞こえてくるんです。」
貝塚警察署員「どれくらい前からですか？」
正義感ババア「２週間前くらいからやろか…。」
貝塚警察署員「ご長男はどのような？おいくつなんですか？」
正義感ババア「30歳くらいやと思います。」
貝塚警察署員「お仕事は？」
正義感ババア「無職です。」
貝塚警察署員「お宅はどこになります？」
正義感ババア「貝塚勃起宿舎の206号室の濵﨑さんです。」
貝塚警察署員「！ わかりました。署内で検討して確認に行くようにします。」
正義感ババア「ありがとう！」
ガチャツーツー
貝塚警察署員「…まさかね…。」
日時表記間違えただでごめんよごめんやで。
「お腹すいただで…はやくおらのファンと合流してご飯たべたべしたいだで…」約束の地「泉南イオン」へとたどり着いた順平は早くも空腹に苦しんでいた。この業人、ニートの癖に食欲だけは一丁前である。
「あの、もしかしてsyamuさんですか？」振り返る順平、振り返った先には一人の20代前半と思わしき男が順平を見つめていた。「！ｿｿｿｿｿ…」動画の中での陽気な姿とはあまりにも対照的な、後にウォンツモードと呼ばれる事となる表情、声量で順平は答えた。
（こいつ助詞じゃないし連れもいないし無視しとけば良かっただで…まいっか）もしも目の前の男にこんな事を考えているのがバレたら元から曲がっている顔がさらに曲がる事になるだろう。
蚊の鳴くような声で話す順平。「ﾎｶﾉｻﾝｶｼｬｻｶﾞｽ…ｿｿｿｿｿｿ…」、幸い男は耳が良く順平のウォンツボイスを問題なく聞き取る事ができた。
（syamuさんいつも動画で見てる時より声も態度も背も小さいなぁ…オフ会で緊張してるのかな）順平に付いていきながら男は思った。
ちなみに泉南イオンを徘徊している間男と会話する事は一度もなかった。
参加者も見つからず気まずい雰囲気になっていると大きな音を立てて順平の腹の虫が鳴った。男は気まずい空気を振り払うように聞いた「とりあえず昼食食べませんか？そのうち他の参加者も見つかりますよ」
「ご飯たべたべしたいだで」男の謙虚な態度を見て自分より下と認識した順平は動画内での調子を取り戻しつつあった。
（こいつおらより背高いけど敬語使ってくるしおらの方が上だで）脳内で男にマウントを取りながら早足に順平はフードコートへ向かった。
「おらはカツカレーにするから」フードコートに付いた順平はそう言うと一番近い席に座り男に言った「…君が注文しに行くんだで」
「はぁ」男は多少困惑しながらもカウンターへと向かった。（使えないファンだで）順平は完全に男を下に見て動画内での調子を取り戻していた。まるでゆっくりのような男、いや土竜である。
それから少し時間が経ち男が持ってきたタイマーが鳴り、男は席を立った、それから少しだけ経って自分の食事の醤油ラーメンだけを取ってきた男に順平は呆れた。
「ﾊｧ…おらのごはんが無いだで？」「あぁ、すいませんね」男は呆れながらも慈悲深い事に順平の食事を取りに行った。
「ｽﾞｿﾞｿﾞｿﾍﾟﾁｬｸﾁｬ…ンン”ッ」不快な音を立ててカレーを捕食する順平。画面越しに見るだけでも辛いそれを間近で見るハメになった男は全く箸が進まなかった。
「やっぱりカレーは美味しいですねー、80点とさせていただきまｽｩｩｩｩｩｩ」順平はカレーを完食した、男はラーメンを半分も食べられなかった「あらら残しちゃってますねー勿体ないので頂きまｽｩｩｩｩ」
順平は男のラーメンを奪って麺を啜らずに完食した。
この小柄な体のどこにそんな容量があるのかと疑問に思うかもしれないが、生きるために必要な分のエネルギー以外は即座にアト粉に変換されるため順平はどれだけ食べても平気なのだ。
「…ところで、syamuさんこの後は何をするんですか？」男は苛立ちながらも順平に聞いた（コノアト…？そんな事お前が決めるんだで？こいつ馬鹿なんだで？）
常に八つ当たりばったりで生きてきた順平は予定など微塵も考えていなかった。
従順で都合のいいファンもとい奴隷がどうにかしてくれるだろうと思っていたのだ。
「そんなん君が考えるんだで」順平は悪びれもせずにそう言い放った。男は一瞬固まった後、言った。「…わかりました、付いてきてください」
ずんぺいってなんにもしてないから生きるための必須エネルギー量は少なそうだけど、ガイジボディのおかげで燃費はクッソ悪そう
そして無駄になったエネルギーの分だけアト粉を撒き散らしまくってそう
「ただの土竜の癖に偉そうにしやがってよぉ…クソっ手が汚れたじゃねぇか」男は手に付いたアト粉とアト汁を忌まわしそうに壁に擦り付けて言った。糞汚いアト粉を擦り付けられる壁の立場にもなって欲しいものだ。
「何するだで！？君はおらのファンのはずだで！？」順平は困惑していた。」自分のファンのはずの男がなぜ自分を殴るのか理解できなかったのだ。
まぁアスペである順平に男が自分の言動に腹を立てて怒っているなどと理解できる筈も無いので当たり前とも言えるが。
自分が悪いという事さえわかっていない順平に殺意を刺激された男は、近くの壁に立て掛けてあったバールを掴みそれで順平を何度も叩きつけた。
「エ”ッハァ！エ”ッハァ！エ”ッハァ！エ”ッハァ！エ”ッハァ！」かつての対馬編集を思わせる悲鳴を上げて順平は床に叩きつけられた。
「ムワァ…ムワアァ…」痛みに耐えられず寄生を上げる順平。男はさらに容赦なく追い打ちをかける。
「てめぇの曲がった顔直してやるよ！」男は順平を無理やり立たせ、魅惑のばかうけフェイスにバールをフルスイングした。
「だでえええええええええええ！！！！！！？？？？？？おらのATUSHIに似てるとよく言われる顔があああああああああ！！！！！！！」
「ハハハハ！！！綺麗な左右対称になったじゃねぇか、良かったな貝塚勃起土竜。」そういうと男は再び倒れこんだ順平の腹を思いきり踏みつける。
早く(続きを)出してくれ
もう待ちきれないよ！
「うわぁ汚ねぇなぁ自分で綺麗にしろよ」男は倒れた順平を雑巾のように吐瀉物に擦り付ける。
「どおして…どおしておらが…」以前とは打って変わって弱弱しく呟く順平。
男はまだ状況が理解出来ない順平に困惑しつつ言った「まだわからないのかよ…お前が煽ったからだろうが」
「おら煽ってないだで！普通にオフ会してただけだｄエ”ッハァ！？」順平の腹に男の右足が突き刺さった「もういいよ、わからないならわかるまで続けるから。」
「まずお前なんでこうなったと思ってるんだ？」順平は答えた「君がおらの何かに嫉妬したからだで…？」順平は決してこの言葉を挑発や冗談として発した訳ではない、根本的に自分が悪いという考えその物が無いのだ。
それに加えて自己愛性人格障害を持っているとなればこのような言動も決しておかしい物ではない。
「あのさぁ、なんでお前に俺が嫉妬しなきゃならないんだよ。」男は心底呆れていた。「おら大物YouTubeｒだで？頭いいだで？それからサムネも作れちゃうし、曲も（ry」
「あのさsyamuさん、言っちゃ悪いがあんたはのびハザバブルで一時的に再生数を得ただけの底辺YouTubeｒだよ。それにあんたの言動を見て賢いと思えるのはあんただけだし、サムネも曲も多少勉強すれば作れるものばかりじゃないか。」
どこか慌てた様子で言葉を返す順平。「！！！やっぱり君はおらに嫉妬しとるで！こんなことしたらおらのファンタジーに火が付くだで？いますぐやめた方が君の為だで！」
なろうみたいな周り全員が順平を崇める池沼である世界を構築しても、マウント取り癖や自己愛性人格障害のおかげで、最終的に見捨てられて野垂れ死ぬ未来に到達しそう
人間から嫌われる天才だもんね順ちゃんは
俺は単身赴任で大阪府貝塚市に訪れていた。
ここは俺の今日から住む宿舎である。
俺の住む部屋だけ何故か妙に安いのは気がかりだったので、管理人に問い合わせると
「住めばある程度わかる」という曖昧な表現だった。他にアテもないのでここに住むことにしたのだが、とてもいいところだと思う。
部屋からは海が見えてとても清々しい気持ちになる。夏には花火大会の様子も見えるようだ。
引っ越ししてきた新参者の俺はご近所さんに菓子折りを持って挨拶周りをすることにした。
えーと最後はここか…はまさき、濱崎であってるんだよな？よし
ピンポーン…
「なんでしょうか？イタズラはもう…」
「…？すみません私、隣に引っ越してきた者で…」
そう言って俺は菓子折りをその女性に渡そうとしたが、要らないとキッパリと断られてしまった。彼女は本当に疲れ切った感じで、
色々と心配になった。
せっかくの菓子折りだが仕方がない。
俺は挨拶を済ませ自室に帰った。
次の日、歯を磨いていると何か叫び声の様なものが聞こえた。
ﾀﾞﾃﾞｪｴｴｴ ﾀﾞﾃﾞｪｴｴｴ
何だ？この声は…赤ん坊の鳴き声にも聞こえるし、枯れた中年親父が絞り出したとも取れる謎の奇声だ。
ﾀﾞﾃﾞｪｴｴｴﾊﾟﾙﾑｯﾊﾟﾙﾑﾀﾍﾞﾀﾍﾞﾊﾟﾙﾑ
耳を澄ますと発信源は隣の濱崎さんの家からだとわかった。
ﾅﾆﾔｯﾄﾝｼﾞｬｺﾞｳﾆﾝｶﾞｧ…!
ﾔﾒﾃｵﾄｻﾝｵﾗﾊﾀﾗｸｶﾗ
ｾﾝｹﾞﾂﾓｷｲﾀﾜﾊﾞｶﾀﾚｶﾞ!
ｶﾞｯ!ｸﾞｯ!ﾀﾞﾃﾞｪｴｴｴ!ﾀﾞﾃﾞｪｴｴｴ!
父親？と息子？が言い争っているように聞こえた。正直朝からこのような会話を聞くのは不快だ。この会話音が原因で俺の部屋だけ家賃が低いのかもしれない。
それに息子を虐待しているのであれば大問題だ。少し話でもしてみるか
ガチャッ…扉は開いたがやはりチェーンで半開きだ。出てきたのは昨日の女性ではなく年老いた男性だった。恐らく息子さんの父親だろうか？
「何じゃワレ、今忙しいんじゃ」
「朝早くすみません。私隣に住んでいるもので音が筒抜けでして…その、虐待とかはされてませんか？」
「虐待…？あぁ…あれか、アレは虐待というか教育みたいなもんじゃ」
「教育ってアンタ…息子を何だと思って」
「浜崎順平」
「…は？」
「浜崎順平で調べてみりゃわかる」
そう言って男性は扉を閉じた。
浜崎順平？考えるにこの家に関する人物だろうか…？一旦部屋に戻り、俺はそれについて調べた。
PC画面にはsyamu_gameこと浜崎順平に関する動画が次々と上がっていた。奇声を上げる姿や無職ニート童貞アトピーガイジだという事実、勃起動画、ネカマに騙され難波で数時間にも渡り待ちぼうけしていたことなどなど…
そしてその人物がこの隣の部屋に住んでいるという現実…
確かにこれは自己物件かもしれないな
改めて思うと浜崎さんの家の玄関周りだけやたら汚かったような気もする。嫌がらせなどの被害をいつも受けているのだろう。カスゴリさんと焼き肉さんの顔がゲッソリと痩けているのも頷ける。そしてその腹いせに浜崎順平に虐待を行っていたといったところか…
ﾀﾞﾃﾞｪｴｴｴ！ﾊﾟﾙﾑﾀﾍﾞﾀﾍﾞｼﾀｲﾝﾀﾞﾃﾞ！
ｳﾙｻｲﾝｼﾞｬｺﾞｳﾆﾝｶﾞ！ｱﾙﾐﾃﾞﾓｸｯﾄﾚ！
ﾀﾞﾃﾞｪｴｴｴ！
また始まった。なんとも懲りないというか
いろいろ大変なんだな…
この部屋は間違いなく自己物件だ。何故かというと
ｾﾝﾎﾞﾝｼﾞｬｸﾗ!ﾋﾞｬｵ！ｱｰﾛﾍﾞｰﾛ!ﾔｰﾔﾔｰﾔ!ﾎｲｼﾞｬｹｿｳｲｳﾀﾔﾗｿｳｲｳﾀﾗﾅﾝﾃﾞｪﾉｵｰ!!ﾊﾞｶﾔﾛｰﾊﾞｶﾔﾛｰ!
ﾅﾝｼﾞﾔﾄｵﾓｯﾃﾙﾝﾔｾﾞﾝﾌﾞﾄﾅﾘﾆｲﾃｷｺｴﾃﾙﾝｼﾞｬｿﾞﾊﾞｶﾀﾚｶﾞ
ｵﾄｻﾝｺﾞﾒﾝﾅｻｲｿｿｿｵﾄｻﾝｵﾗｼｺﾞﾄｻｶﾞｽﾃﾞ
ﾄﾞｳｾｷｮｹﾞﾝﾔﾛｺﾉｺﾞｳﾆﾝｶﾞ!!ﾄﾞｺﾞｯ！
ﾀﾞﾃﾞｪｴｴｴ!ﾊﾞﾚﾀﾀﾞﾃﾞｪｴｴ
とてつもなくうるさいのだ。
一日中浜崎順平の声と焼きゴリの声が聞こえてくる。このままでは頭が時間になってしまう。そう思い浜崎家にどうにかならないかと問い合わせても「知らない」だとか「順平はもういない」などとはぐらかされてしまう。
我慢できなくなった俺は管理人に苦情の電話を入れた。隣の部屋の騒音はどうにかならないかという内容だ。
そうすると管理人は答えた。
「？なに言ってるんですか？あなたの隣の部屋にはもうずっと前から誰も住んでいませんよ」
完
この感じ、怖いだで
焼肉に殴られて絶叫とかしなさそう
ずんぺい「ﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯ��
ﾊｯﾋﾟｼﾝｾｻｲｻﾞ君の胸の奥まで届けるようなへよぉこのぉ音でぇ〜��
何度も出来ない ｱﾅｨ ﾎｨｴｨｴ ｴｲﾈ言葉 ｵﾝﾃﾞｵﾝﾃﾞ伝えるよぉ〜��
ﾊｯﾋﾟｼﾝｾｻｲｻﾞ君の胸の奥まで届けるようなこのメロディ〜��
何度も出来ない ただ一つのこと〜ばじゃけんのぅ ほいじゃけぇ〜んのぉ〜 ほいじゃけぇんのぉ〜��」
焼肉「ダメじゃ…なにやってもまともにならん…」
カスゴリ「それどころかおかしくなってない？」
連日に渡る焼肉の折檻はずんぺいを決定的に破壊した。
youtubeｒとして世間に晒したずんぺいの痴態が、如何に恥ずかしい行ないなのかを諭した。それをずんぺいが理解できない時は容赦なく折檻を加えた。
結果的には折檻を加えられない日は無かったが。
低かったずんぺいの鼻は曲がった顔とバランスを取るように曲がり、かと思えば腫れ上がった顔は曲がった顔を矯正するかのように卵型を描いていた。
今まで汚かっただけの肌はストレスにより完全に粉吹き芋と化し、アトピーが唇を侵食し、文字通りお口あなると化していた。
それでもずんぺいは堪えなかった。
その目は元々虚ろであり、見るべき現実を見ず、ただただ幻想を追い求めていただけであった。今日も焼肉とカスゴリの前で得意の歌と踊りを披露する。
なんでそぉゆた〜のに なんでゆ〜ことぉなん〜‥ﾝﾁｬ いぇのぉ��
ｴﾝｼｵﾝで 伝えるぜぇ〜〜��
ﾊｯﾋﾟｼﾝｾｻｲｻﾞ君の胸の奥まで届けるようなこのメロディ〜いぇあ��
いぇあ〜〜・・・いや？ｲｪｲﾔﾔｧ！！��
イﾞイﾞイﾞイﾞイﾞイﾞイﾞイﾞﾔｧ！？イﾞﾔｧ！��
ｵｩ！ｲﾔｧ！ｵｳｵｳｵｳｲﾔ！ｳｪｲ！ｲﾔｧ！ｲｪｽ！��
Do it !Do it !!ﾋｨｪｪﾍｯﾍｯﾍﾊﾊｯ！ﾍｼｭｬｬｬﾝﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊ！��
ｵｫｳｲｴ ｲﾔｲﾔ ﾋｨﾝｳｩｯﾊｯ！ﾋﾋｨｲｪｯ！ｱｯﾊｯﾊｯﾎﾟﾝ！��
おほ^〜(ここで勃起した貝塚を披露)��
ｳｫｫｫｫｲﾔｧ！ｱｧｧｧｧ あぁっ！？ｲｴｧ…イヤァ？
ｲﾔｧ ｲﾔｧ ｲﾔｧｲﾔｧｲﾔｧ ﾋｨｨｨｨ・・・ｳﾊｯﾊ！ﾊｼｭｧｧｧﾊｯﾊｯﾊｯﾊｧｧ！ﾊﾊﾊｯﾊｧｧ！
ｽｨｨｨｨﾕｩｩｩｩ↑ｼｨｨｨｨﾕｩｩｩ��」
焼肉「…」
カスゴリ「…」
焼肉「」ﾄﾞｶﾞｯバキバキッ！
ずんぺい「ｲﾀﾞｲ！ｲﾀﾞｲﾖ！ｵﾄｻﾝｵｶｻﾝ！」
正義感ババアのたれ込みで捜査員が二人、勃起宿舎に到着した。
捜査員①「なんや、ええとこやんけ。」
捜査員②「そうですね、公務員用宿舎ですし贅沢な作りでも無いですけど静かでええとこですね。」
と、捜査員が話していると
×××「ﾀﾞﾃﾞｪｪ！ｲﾀﾞｲﾖ！ﾀﾞｽｹﾃﾞ〜」
○○○「そんな踊りするな！パカタレ！」ﾄﾞｶﾞｯ
×××「ｲﾔﾀﾞﾃﾞｪｪ！ ｾﾝﾎﾞﾝ！ｼﾞｬｸﾗ！ﾋﾞｬｵｯ!」
○○○「いい加減にせえ！セミ土竜！」ｺﾞﾝ！ｺﾞﾝ！
×××「ｲｰﾔｲﾔｲﾔｲﾔ！ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ！」
○○○「わからんのか！」ﾊﾞﾁﾝ！ﾊﾞﾁﾝ！
×××「ﾋﾞｬｧ゛ｧ゛ｧ゛」
×××「ｵﾗ大物youtubeｒﾖ… ﾐﾝﾅﾏｯﾃﾙ… ｵﾗﾉﾄﾞｳｶﾞ……」
○○○「待っとるのはワレの痴態じゃボケ！」
×××「ｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾀﾞﾃﾞ… ﾀﾞﾚｶﾅﾝﾄｶｼﾔｶﾞﾚ…ｿｿｿ…」
捜査員①「内偵する必要もないやん…」
捜査員②「そうですね、ほんま酷い…」
捜査員①「さっさと保護して帰ろうや」
捜査員②「そっすね」
○○○「ワレ、今日も飯抜きじゃ！」
×××「ｱ゛ｯｱ゛ｯｱ゛ｯ」
ピンポーーン
コツコツ…ガチャ
焼肉「なんや？今取り込んでるんじゃ。後にしてくれんか？」
捜査員②「こちら濵﨑さんのお宅ですね？」
焼肉「そうじゃが？ 悪いけどまたあとに…」
焼肉が言い終わる刹那。
捜査員②「こういうものです。」チラ
焼肉「…。警察さんがなんのようじゃ？」
捜査員②「こちらで虐待されてると通報があったもので。」
焼肉「誰じゃ？そがいな嘘つくやつは？」
捜査員②「誰でもええでしょう。それよりとお宅の中を拝見したいんやけど。」
焼肉「あ？なに言うとんじゃ？」
捜査員①「お札ももってきてるんやで。みなまで言わんでもわかるやろ？」
焼肉「…。礼状見せや。」
捜査員②「ほれ。」
焼肉「…。」
捜査員②「うぷっ。なんです？この臭い…」
焼肉「うちの伜の臭いじゃ。頭がおかしくなってから糞尿を垂れ流すようになったんじゃ。」
捜査員①「始末はせんの？」
焼肉「してもしきれんわ。」
捜査員①②「…。」
焼肉「まぁ入って中をあらためてくれ。」
焼肉は観念したようにそう言った。
おそらく自分は捕まるだろう。そうなれば定年を延長して勤めていた仕事も免職になり、勃起宿舎にもいられなくなる。
業人は保護されるかもしれない。だがカスゴリは？まいこは？
業人の為に親心を出したのがまずかった。知的障害者として業人を扱っていればこんなことには―――。
もちろん焼肉にはかわいい息子を虐待しているつもりは一切なかった。頭のおかしくなった長男をなんとかまともにしたかった。
しかし、他者から見たら確かに虐待に映るだろうとも思えた。それが焼肉に冷静な対応をさせた。
そう言うと、焼肉は座敷牢を指差した。
襖をあけると―――。
塩ビで作られた格子で文字通り座敷牢と化した一室が現れた。
そこには人の顔とは思えない変わり果てたずんぺいの姿があった。
ずんぺい「ｳ゛ｳ゛ｳ゛ｳ゛……？」
捜査員②「大丈夫ですか？？」
ずんぺい「ｱ゛…ｱ゛ｯｱ゛ｯ… ｵﾗﾉﾌｧﾝｶ…？」
捜査員②「ファン？ファンではないんや。警察やで。」
ずんぺい「ﾊｽﾞｶｼ ｶﾞﾗﾅｸﾃﾓ ｴｴﾝﾔﾃﾞ？ ｱ゛ｯｱ゛ｯｱ゛ｯ」
捜査員②「…。」
捜査員①「…。とりあえず、この格子はずそか。」
捜査員②「そうですね…。」
そう言うと、捜査員②は格子を取り外しにかかった。
手を掛け、力を少し入れると意外にも簡単に外れた。
たしかに数本の釘が打ち付けられていたが、短い釘を使用していたためたいして締結力を示さなかったのだ。
これも火事や地震などの際に焼肉がずんぺいを素早く助け出す為に工夫していたのだった。
俺オナ民でそれができる奴が何人いるんでしょうか。気になるところです。
叩き出す…とおもったけどアイツ
家に火をつけそうで怖いわ
今でも健常者だと思っているんだろうか
気になるところです。
不適合者兄貴のSSだと愛情はちゃんとあるみたいだけど、現実では何を考えてあの穀潰しを老骨に鞭打って養ってんのかなぁ
ところで抜歯の人の続きはま〜だ時間かかりそうですかねぇ？
新宿調教センターにぶち込まれてほしい
あるオフィスの中、ずんぺいはニタニタと気持ち悪いウォンスマを浮かべながら電話で話をしていた。
何やら重要な商談をしているらしい。
「ｱｯｱｯｱｯ、弊社の口銭は15%頂くだで、ただ乗りはダメだで……。社長の会社は残念ながら与信がございませんのでこれぐらいの利益は頂きまｽｩｩｩ」
なぜこいつは客に自社の口銭率をばらしているのか、なぜ敬語が使えないのか。
ツッコミどころ満載のダメ営業だが、不思議とずんぺいはそんな態度で営業成績を伸ばしていた。
今回もまた大口の案件に漕ぎ着けたのだ。
「いやーやっぱりオラはすごいで？営業はできる、与信も知ってる？口銭の意味も分かる？なっかなかいないよこういうのは。」
電話を置いたずんぺいは若い社員にマウントを取り始める。
ずんぺいはセクションの中でも最年長、勤続10年のベテランだ。
周りの社員は苦笑いしながら、自分の作業に没頭している。
「どうだで？おまえもオラのファンになっただで？」
ずんぺいは、定規で若い社員を小突く。
小突かれた社員は苦笑いしながら頷き続けた。
「近頃の若い人は、こうもっとやってやろう、頑張ろうという気持ちは無いんですかねえー。点数は10点とさせていただきまｽｩｩｩ。」
ある若い社員がずんぺいに話しかけた。
最近めきめきと力をつけ、ずんぺいに負けない程目立っているS氏だ。
「ｹｲｺﾞ…ﾄｼｳｴ…ｵﾗ、ｵﾊﾅｼﾅｶﾞｸﾅｲ……ｺﾚｶﾞｵﾗﾉｽﾀｲﾙﾀﾞﾃﾞ……」
過去のトラウマに触れてしまったのか知らないがウォンツモードになるずんぺい、そこにS氏が畳み掛ける。
「というより、敬語使えてないのずんぺいさんじゃないっすか。よくそれで通ってますね」
「ｱｱｱｱｱｱｱｯ!!! ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ ｲﾔｲﾔ ﾐﾝﾐﾝﾐﾝ!!!!!」
年下にマウントを取り返された悔しさからアトピーが悪化し、奇声を発しながら全身をかきむしるずんぺい。
「どうかしたかね？」
オフィスの中に重役室から出てきた重役らしき初老の男性が入ってきた。
「こいつオラの悪口を言ってきただで！パワハラだで！！」
やれやれまた始まった。周りの若い社員はびくびくしながら自分の作業に取り組む傍らで動向を見守った。
「君、ずんぺい君に何か言ったのかね？」
重役はS氏に問い掛ける。
実はこのようなやり取りは何回も繰り返されている。
ずんぺいは何かにつけてちょっと嫌なことがあると直ぐにわめき散らしては、パワハラパワハラと繰り返していた。
特に自分の地位を脅かさんとするS氏には何かと因縁をつけてはパワハラパワハラと糾弾した。
後輩にパワハラを受ける事がどれだけ情けないかも分からずに。
しかし、重役が出てきてしまったらS氏も凝縮してしまい自分が悪いとずんぺいに謝ってしまうのだった。
（ｱｯｱｯｱｯ!!!オラには味方がいるだで！！年上に逆らうとこうなるって分からせるだで！！）
しかし今日は少し様子が違った。
でももうバッドエンドが見える見える…
あとネットで社名と気に入らない奴の名前晒して信者ファンネル(0)攻撃しそう
担任「今日から皆さんに新しいお友達が増えます、はよ入れ業人！」
黒板に名前を書きながら暴力的な言葉で教室の入り口のモグラを呼ぶ
ずんぺ「業人？ｵﾗﾊﾏｻﾞｷｼﾞｭﾝﾍﾟﾄｲｲﾏｽｿｿｿ」
勃起しながら自己紹介する皮膚が全身ケロイド状ののび太が現れた
担任「お前最初に会った時から私を
見て勃起してただろ、今もなぁ！」
クラスメイトA「なんかあいつ股間膨らんでね？ちんちんおっきくなってやんのー」
クラスメイトB「やだー気持ち悪ぅ」
担任は眼鏡をかけ、今で言うと相席スタートの女の方に似ていた
決して美人ではない、むしろ不細工である
しかし小学校低学年のずんぺにとってスーツ姿の担任の体はエロく見え、初対面から子土竜を膨張させていた
勃起土竜がいじめられるのに時間はかからなかった
そんな中親たちのうちの誰かが言い出したlet them fight ゛ヤツらを戦わせろ゛と。
親が高齢無職を家を追い出す更生施設に入れると脅して戦わせるストリートファイトはSファイト、もしくは単にエスと呼ばれ日本各地で行われるようになった。
審判無し目つき金的あり武器の使用双方の親の同意があれば可能、選手の安全を一切考慮しない過激な試合はニコニコ動画などで配信される。
投げ銭や広告収入で車を新車に買い変えるほど儲けた家もあったが、うんこ製造機に今まで使った金額を考えれば微々たる儲けだ。
世間では金がもらえる粗大ごみ出しだという非難も一部あったが、鬱屈して窮屈な時代に命がけで戦う無職たちの醜態を大衆が喜んだことも確かだ。
順平自身お昼のワイドショーなどでＳの事を知ってはいたが、まさか夕食後に焼肉に参加を求められるとは思っていなかった。
焼肉「順平Ｓに出るか、五十万もらって家を追い出されるか決めろ」
順平「お、オラ殴り合いなんて怖いだで、嫌だでｵﾄｻﾝ」
焼肉「殴り合いどころじゃない殺し合いじゃ、あとワシらもお前の面倒見るのはもう嫌じゃ、二つに一つじゃ今決めろ」
カスゴリをチラ見して助けを求めるが黙々と食器を洗うばかりだ、もう両親の間で順平がＳに出るか家から追放するかは決定事項のようだ。
焼肉「殺し合いじゃいうたろ、素人のただの殴り合いでどうして金が儲かる？命がけで戦うから受けるんじゃ」
順平「オラが死ぬかもしれないんだで！かわいいかわいい子供がそんな目にあって悲しくないんだで！？」
焼肉「……」ﾊﾞﾁｺｰﾝ!ﾊﾞﾁｺｰﾝ!
順平「ビャオ！」
焼肉の拳が順平の頭に叩きつけられる、順平の親子の情に訴える作戦は大失敗に終わった順平は勘違いしていた。
家族の絆や愛情は有限である、いかに深かったり大きかったりしようとも酷い息子や酷い親ならそれは何時か尽きるものなのだ。
焼ゴリは順平の衣食住を愛情で面倒見ていたわけではない、順平が何かやらかしてかわいい娘たちにこれ以上迷惑をかけないように世話をしていただけだ。
自宅公開やオフパコのための貝塚勃起結界突破にゾット帝国のあたりでわずかに感じていた順平に対する愛情は尽きていた。
合法的に後腐れなく処理できるＳの登場と社会がそれを黙認し、国民が娯楽として無職の殺し合いを消費する異常な社会において順平の処理を戸惑う理由など存在しない。
ｺﾝﾅﾉｵｶｼｲﾀﾞﾃﾞとシクシクと泣く息子を見ながらビールを飲む、しばらくして順平はしぶしぶＳに参加すると答えた焼肉は手切れ金が浮いたことに少しほっとした。
バックミラーを見ると順平は黒電話状態でじっとしている、これから殺し合いをさせられるにしては落ち着いている現実感が無いのかもしれない。
焼肉「おい」
ゴリ「……ほれ」
焼肉はカスゴリに合図し今回のＳで使う武器を順平に渡した、オーバーグラス（￥ 1,790）だ。
順平「ｵﾄｻﾝ､ｺﾚ」
焼肉「投げつけたりできるだろ」
順平「ﾎ､ﾎｳﾁｮｳﾄｶ」
焼肉は何か言う順平を無視してラジオをつけた、ぼそぼそした業人の泣き言を音楽の力が車内から吹き飛ばす。
対面には使い込まれた軽自動車が一台止まっている、中から背の低い老女と順平並みに小さな男が降りてきた、手には抜き身の出刃包丁を持っている。
順平「……ｵﾄｻﾝ」
焼肉「出ろ」
順平「ｱ､ｱｼﾀﾊﾛﾜｲｸﾀﾞﾃﾞ､ﾀﾞｶﾗ､ﾀﾞｶﾗ」
焼肉「ハァ〜、わかったカスゴリ」
焼肉とカスゴリは車から降り順平を車から引きずり出した、順平は泣き叫び暴れるがカスゴリは順平の言葉にも抵抗にも揺るがず焼肉は無言で順平の足を引っ張る。
老女「難波猥褻入道のオーナーさんですか？」
焼肉「はい、あなたがリトル・ボーイのオーナですね」
お互いに親とは言わない、Sファイターのオーナーとしてここに来た、オーナーと呼ばれてハイと答えたことに少し胸が痛んで焼肉はまだ自分は親心を持っていたかと意外に思った。
カスゴリに押さえつけられ涙を流す順平にオーバーグラスをつける。
焼肉「人生最後の大一番じゃ思いっきり暴れてこい」
それでも泣いている順平の尻をカスゴリが蹴飛ばす。
順平「ｵ､ｵｶｻﾝ」
カスゴリ「さっさと行って死ぬなり勝つなり好きにせぇ」
自分の娘二人が宿舎に寄り付かないのは順平のせいだとカスゴリは思い込んでいた、娘に孫が産まれた今順平に注がれるはずの愛情はほぼそちらに移っていた。
順平は震えながらリトル・ボーイとやらを振り返る、原子爆弾を名乗る小男はﾕﾋﾟﾋﾟと笑いながら包丁を両手で握って構えている。
リトル・ボーイ「ｷﾞｬﾊﾊ本舗くっせぇくっせぇネトウヨ引きこもりが出てきたぜ、劣等（列島）な倭猿めわたしが始末してやる」
小男の開口一番焼肉は彼を順平級のＳと分類した。
武器を考えた時に包丁って現実的すぎて想像したら笑えるw
順平にしては健常すぎるわ。
同じぐらいか
順平「ﾋｯ､ﾐ､ﾐｻｷﾀﾞﾃﾞ」
リトル・ボーイは腹を抱えてゲラゲラと笑い出した、ｦｦｦｰｦｦ、ｦｰｦｦと鳴く小男を見て老女は泣いている、焼肉には痛いほど気持ちがわかった。
リトル・ボーイ「早稲田卒の俺の前によく顔出せたな、低学歴の人生の敗残者は頭をコンクリに擦りつけて目上の者を敬え！」
順平「？ﾜｾﾀﾞﾏﾃﾞｲｯﾃﾄﾞｳｼﾃｺﾝﾅﾄｺﾛﾆｲﾙﾀﾞﾃﾞ?」
包丁を向けられてブルブル震えていた順平のことだ煽る意図は無く、ただ単に疑問に思ったことをそのまま口に出してしまっただけなのだろう。
だがその一言はリトル・ボーイの顔から笑みを一瞬でかき消した、彼は両手で握った包丁を振りかぶり順平に襲い掛かった。
順平「ﾔ､ﾔﾒﾃ!ﾀｽｹﾃ!ｵﾄｻﾝ!」
両手で握った包丁を振り回しながら逃げ回る順平を必死に追いかけるリトル・ボーイ。
武道についてまるで知識は無いがリトル・ボーイの殺人のための包丁使いは恐らく間違っているだろう。
両手で包丁を握っているなら腰だめにして順平に突進するように使えばいい、振り回すなら片手で充分だろう。
それをリトル・ボーイはまるでアニメ的な巨大な剣を振り回しているように大きく振りかぶっては包丁を振り抜き、薙ぎ払うように刃を走らせる。
無駄の多い大ぶりな動きを順平は避けながら必死に逃げ回っている、なんという塩試合だ。
焼肉がチラっと老女の方を見ると彼女はアスファルトに正座し合掌して必死に祈っている。
老女「ｵﾄｳｻﾝ､ﾅｵﾋﾛｦﾂﾚﾃｲｯﾃｸﾀﾞｻｲ､ﾓｳｹﾞﾝｶｲﾃﾞｽ､ﾄﾞｳｶﾋﾄｵﾓｲﾆﾄﾞｳｶﾄﾞｳｶ」
あの老女も息子の死を真剣に願っているのか……焼肉はしばらく考えて逃げ回る順平に駆け寄り頭を殴りつけた。
焼肉「しっかり戦わんか！この業人め！」
焼肉は順平の頭を押さえつけ叩きながら小さな声で囁く。
焼肉「順平、タックルじゃあいつは遅いし頭も悪くて力も弱い体当たりして馬乗りになれ一か八かじゃ」
順平「……」
焼肉が順平に怒鳴るでもなくため息もつかずただ順平のためにアドバイスしたのはもう何年ぶりだろう。
順平は静かにうなづいて焼肉は順平の頭から手を離した。
リトル・ボーイ「ﾍﾊｯ､ﾍﾊｧ､ﾌｰﾌｰ､ﾏﾃﾜｻﾞﾙ､ﾕﾋﾟｰﾋｭｰﾋｭｰ」
ただ包丁を振り回しながら少し走っただけでリトル・ボーイは顔面蒼白の汗まみれだ。
頭に障害があるのに知能だけは高いタイプだと思っていたが体は順平より不自由なようだ、焼肉は改めて老女とリトル・ボーイに同情した。
リトル・ボーイ「ﾕﾋﾟ!」
順平は両手を広げて奇声を上げながらリトル・ボーイに突撃した。
刃物を持っていて相手は丸腰という有利があるにも関わらずリトル・ボーイはへっぴり腰になって包丁を突き出して守りの体制を取った。
順平はそのままラグビーのタックルのように低姿勢で小男に体当たりし、頭から彼をアスファルトに叩きつけた。
くぐもった悲鳴を上げた小男に順平は馬乗りになり握った拳で何度も殴りつける、一発二発三発、まるで力のこもっていないパンチだがＳ同士の戦いだ。
順平の拳がさく裂するたびに彼は悲鳴をあげ痛い痛いと泣き叫ぶ、ポコンポコンと叩かれて半泣きの小男はようやく自分が包丁を持っていた事を思い出したようだ。
リトル・ボーイ「ﾕﾋﾞｨｨ!」
順平「うぐっ……」
順平の腹に包丁が突き刺さった、ほんの先っちょが少しだけうまく肋骨に刺さったのか白いシャツが真っ赤に染まっていく。
痛みにひるむのではなく半狂乱になった順平はますます力強くリトル・ボーイを殴りつけるポコンポコン、思えばリトルボーイを一応広島県人が殴りつけるとはなんだか感慨深い。
ついにリトル・ボーイは包丁を話して両手で一生懸命に顔を守った、順平は包丁を引き抜くと両手で逆手に持ち岡君の胸に突き刺した。
リトル・ボーイ「ギギッ！あ、あ」
小男の目が見開かれ血でサイズの合わない安物のスーツが真っ赤に汚れていく、順平の勝利だ。
０００に通報しＳが終わったことと死体の回収を警察に頼む、焼肉が携帯に向かってしゃべる間カスゴリは鳴いている老女の肩を抱いてまともだったころの息子の話を聞いてやっていた。
老女「あの子はあんな心のねじ曲がった差別主義者じゃなかったんですよ、勉強が好きで一生懸命な子だったんですよ」
焼肉は腹を抑えてうめいている順平の腹の傷をガムテープでぐるぐる巻きにして止血してやる。
順平「ｵﾄｻﾝ､ﾋﾞｮｳｲﾝ」
焼肉「何を言っとるんじゃ、お前は？」
焼肉は掲示板に明日のＳの対戦相手を募る、インナーチャイル道のオーナーからさっそく試合の申し込みが来た、他にも２、３件。
順平「ｵﾄｻﾝ､ﾁｶﾞﾃﾞﾃｼﾝｼﾞｬｳﾀﾞﾃﾞ､ﾀｽｹﾃ､ﾀｽｹﾃﾀﾞﾃﾞ」
焼肉「殺すためにＳに参加させたんだぞ？何を言っとるんだ業人が」
Ｓに勝利して殺しの味を覚えた無職が世の人々に危害を加えてはいけない。
暗黙の了解としてＳに出した無職は人を殺した場合、死ぬまでＳに出続けなければならない、順平は戦い続けなければいけない日本中の無職を殺しつくすか相手から逆に殺されるまで。
コンクリートリングと有刺鉄線で囲った状態で戦って処分されて欲しい
終わりとはいわず決勝まで読みたいだで
カツドンと戦ったとして勝てるビジョンが見えない
S氏が重役に詰め寄った。
「皆が頑張ってる中で、ニタニタ気持ち悪いブサイク顔浮かべて……こいつ一体何の為にここに…！」
S氏の本気の怒りにたじろぐずんぺい。
（なんだでこいつ！オラが一番仕事できるだで！そんなオラに嫉妬してるだで…！）
ガイジムーブで重役の側に近付くずんぺい。
「ｺｲﾂｵﾗﾆｼｯﾄｼﾃﾙﾀﾞﾃﾞ…ｸﾋﾞ…ｸﾋﾞ…ｿｿｿ」
「そうか、S君ちょっと別室にきたまえ」
重役はS氏の気迫にもずんぺいの気味悪さにも動じなかった。
「はい…」
重役はS氏とともに重役室へ消えていった。
1時間後－－－－－－－－－
重役が一人で現れた。
「S君はここを去る事になった、皆も頑張るように」
（おほぉ^〜。オラの勝ちだで！いやーやっぱりオラはもっとるで〜）
皆が複雑な表情を浮かべる中、ずんぺいは一人嬉しさで子もぐらをいきり立たせていた。
焼肉が久々に順平にアドバイスするとか、カスゴリが岡ママによりそうみたいな細かい心情描写に深みがあって良かったで
なかなか刺激的
やりそうなSSだな
カスゴリ「なおひろくんは残念でした」
老女「ｲｴ､ｱﾚﾃﾞﾖｶｯﾀﾝﾃﾞｽ」
カスゴリは小柄な老女に最後の別れをいうとお互いに一礼した、不出来極まる息子を持つ母親同士の友情がそこにはあった。
リトル・ボーイの殺害後、順平は腹をガムテープでぐるぐるに巻くという最低限に届くかも疑問の応急処置の後は打ち捨てられていた。
左わき腹の刺し傷は肋骨に阻まれ内臓を傷つけるようなものではなかったとはいえ、童貞無職のアラフォー土竜に耐えられる痛みではない。
まっすぐ歩くことも辛く腹を抑えながらよたよたとＲＡＶ４に近づく順平の腹を車内から飛び降りてきた焼肉が蹴り飛ばした。
順平「ギヤッ！！アッアッ！イダイィ！！！」
カスゴリ「何を車に乗ろうとしてるんじゃ！？ワシの車が血で穢れるじゃろが、ちょっと待っとれ、おい、カスゴリ」
順平はわき腹を刺されたばかりである、そんな状態で蹴られて腹を抱えて呻きながら丸くなっている姿は業人といえど流石に痛々しい。
カスゴリはそんな息子の哀れな姿を一瞥すると焼肉の方に駆け寄っていく、息子に対してあまりにも冷淡な態度であった。
焼ゴリは二人で後部座席をビニールシートなどで念入り保護しシートが汚れないように確認している、順平が呻こうが苦しもうが一切お構いなしでだ。
順平「どぉしてオラ」
だけ肌がおかし〜くて〜♪などと作曲家ごっこや各種おふざけお遊びに働き盛りの時期を注いできたツケがついに回ってきたのだろうか？
腹を抑えながら丸まっている順平を見つめているのは車載カメラと月だけだ、ニコニコの実況では『泉南殺人土竜』などコメも多少ついてはいるが順平には何の力も与えてくれない。
カスゴリ「アレを死体袋に入れて終わりだと思っとたけどね」
焼肉「じゃから一応準備しといた方が良かったじゃろ」
ようやく準備を終えて焼ゴリが順平の方を見ると彼はまだ駐車場のコンクリートの上で丸まってメソメソしていた。
焼肉「おい」
カスゴリ「早よ乗り」
順平を助け起こすこともせず焼肉もカスゴリもＲＡＶ４に乗り込む、順平はべそをかきながら腹を抱えてよたよた後部座席に乗り込んだ。
リトル・ボーイに包丁を持って追いかけまわされる恐怖、焼ゴリが助けてくれないどころか積極的に殺し合わせようとしてきた恐ろしさ、わき腹に刃物を突き刺される痛み。
何より、人を刺殺した実感、順平のブルブルと震える手は未だ出刃包丁を痩せた胸に刃を押し込む感触や溢れ出す血の暖かさ、リトルボーイの惨めな最後の表情を覚えていた。
順平「ウ゛ゥ゛！ヴォエ゛エ゛エ゛エ゛」
焼肉「何を吐いとるんじゃ、この業人が」
カスゴリ「くっさ、窓開けよか」
嘔吐する順平に焼ゴリが車内で声をかけたのはこれきりだった。
宿舎につくと焼肉は反吐を吐いて弱り切った順平の介助と部屋まで運ぶのをカスゴリに任せ愛車の清掃に取り掛かった。
カスゴリに肩を借りて何とか歩く順平をカスゴリはさっさと歩けと言わんばかりに力任せに引っ張っていく。
ようやく玄関につくと順平は水を飲みたいとカスゴリに訴えるが台所まで行って勝手に飲めと返される、これはもはや子を介抱する親の様子ではない。
午前三時、ようやく車の清掃を終えた焼肉が宿舎に帰ってきた、カスゴリが用意してくれたお茶を飲みながら今日のＳファイトの相手について話し合う。
焼肉「インナーチャイル道さんと試合するにしても場所が少し遠いの」
カスゴリ「午後の６時に一件申請あるけど、武器無しってことは殺すほどの覚悟は無いって事でしょ？無駄試合するのはねぇ」
Ｓファイトが必ずしも片方もしくは両方の死亡で幕を下ろすということは無い。
極限状態の殺し合いでもう嫌だと親に泣きつき期限を決めての自立宣言をする無職もおり、実際に職に就けた無職も一定数いた。
それ故更生施設に入れるよりは安いと処分のためでなく更生の為にＳファイトに息子を出し、実際に殺されて発狂し対戦相手とオーナーを車で轢殺するような事件も起こっていた。
順平殺害の意思もなくこちらが殺せば逆恨みで襲い掛かってくるようなモンスターペアレンツの前に、無防備にその身を晒すのは百害あって一利なしといえよう。
焼肉「それならこのヤスさんがいいかのぉ？」
カスゴリ「試合希望時間は午前６時……車での移動もあるから寝れるのは２時間ちょいね」
焼肉「まぁいいじゃろ、試合が終わったら順平袋に入れてそのまま車で寝ればいい」
カスゴリ「そうね」
焼ゴリがこんな恐ろしい会話をしていると知る由もない順平はぐっすり眠っている、順平、三時間後にまた殺し合いさせられるってよ。
元は順平が死ぬまで戦わされるって暗示で終わりのはずだったので最後までは書ききってはいません。
続きは近日中に。
面白いけど、面白い
続編書いてくれてありがとうございますやで、読者からしたら
続き期待してまｽｩｩｩｩｩ
実際はなんだかんだで順平の味方なんやろうな
あまったれな順平の原因はこいつのせいじゃろ
順平には関しんごとヨシエのマジ基地親子タッグと対戦して欲しいわ
シャムさんには神回避があるから
あ、無理か
誰かと向かいあった瞬間ウォンツモードに切り替わるわ
SCP173かな？
S氏が重役室に入ると長机に数名の人物が並んで待ち構えていた 。
「S君、おめでとう君は合格だよ。」
重役の男が話しかけた。
「本当ですか！！？？ありがとうございます！！！」
満面の笑みで喜ぶS氏。
長机の男が一人声ををかけてきた。
「おめでとう、早速だけど○○商事さんと○○工業さんが是非とも営業職に君が欲しいって来てくれてるよ」
「S君だったね、○○商事の○○です。君みたいなはっきりと人に物申せるガッツのある人材が是非欲しいです。」
「○○工業の○○です。同じく君みたいな人材が是非とも欲しい、何せ国定社会復帰者支援プログラムをクリアした方々はとても優秀と聞いています。」
国定社会復帰支援プログラム－－－－－－
昨今の人手不足解消政策の一環で政府公認で執り行われている、無職・引きこもりの若者の社会復帰を支援するプログラム。
通常の引きこもり支援施設内で架空の職場を形成、労働訓練を行い、成功体験を重ねさせる事によって社会に対する恐怖や不安を和らげさせる。
ずんぺいは抜群に営業成績が良かった訳ではない、挫折をさせないように失敗する事が必ずないシミュレーションになっているのだ。
－－－－－－－－－－－－－－－－－
「失注？？冗談じゃねえヨォォォオォオォォヨォォォ↑！！！！！！」
ガイジシャウトで暴れるずんぺい。こんなのでも最後には絶対に売上を獲得できるのだ。
普通の人間なら馬鹿らしくて自慢しない。
「いやあ浜崎くんのところ、コスト高いでしょ？それじゃあ顧客が満足しないよ？」
「ｲﾔｲﾔｲﾔｲﾔﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ」
「今までありがとうございました」
深々と頭を下げるS氏。
「S君、これからも頑張ってくれよ」
S氏の肩をポンと叩いた。
「そういえば、浜崎さんの事なんですけど」
重役が少し暗い顔になった。
「あの人も僕らと同じプログラム参加者だと思ってたんですけど、あれ今考えると演技なんですよね？」
「どこの会社にもいるアホで老害の嫌な先輩役の。だとしたら浜崎さんにもお礼を言わせてもらえませんか？」
重役はため息を交えながら話始めた。
「彼はね、5年前に始まったこのプログラムの第1回被験者、要するに1年生なんだよ」
「周りがしっかりと集団行動や、基本的なマナーを覚える中で彼だけはいつまでもあの調子なんだ」
「何ですって？それじゃあ浜崎さんはもう5年もここに？このプログラムだってタダじゃないですよね？親御さんは良くそんなにも……」
「彼の両親はもう彼を見捨てて音信不通だよ、それでも彼がここに居続けられるのは……」
重役は言葉に詰まった、言うべきか迷っているようだ。
S氏も感づいたようだ。
「なるほど、浜崎さんを見放したら完璧な実績に傷が付くと」
「だから彼にはずっとここで居てもらうしかないんだよ、お上からも絶対に失敗例を出してはいかんとお達しがきているからね」
「でも確かに君の言った通り彼のお陰でストレス耐性がついた子達もいるからね、彼にはこの役割を演じ続けてもらうよ。」
重役室の扉を開けて両者は部屋から出る。
「さぁ君はもうここに来る必要は無いんだ。彼の事は忘れてこれからの君の人生を取り戻して欲しい。」
－－－－－－－－－－－
「またまたクレームが来てしまいました。ほならね、自分が作ってみろって話でしょ？私はそう言いたい」
「私が仕事をしている間に御社は何をするのでしょうか、気になるところでｽｩｩｩ」
「最近の若い人は根性がありませんねえ。もっと私みたいにドンと腰を据えて仕事…仕事に取り組んで貰いたいものです。ｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯｱｯ！！！！！」
ずんぺいはこの劇場で役割を演じ続ける。
架空の実績にに自惚れし、架空の客先にマウントを取り、次々と卒業していく自分より若い人々を見下しながら。
（オラはやっぱり持ってるで！これはオラの天職だで！）
自分の人生の幕が降りるその時まで。
おわり
心配例を作りたくない&勤務態度がどう見てもガチガイジだから国から補助が出てんじゃね？(適当)
まあ当然ずんぺい自身は自分がそういう立場だとは知らないわけで
◯:失敗例
必ず成功させてくれる場所でそれに気づかずマウントをとり続けるのがいかにも順平らしい
順平がNo.1の実績を叩き出しているように思い込ませるスタッフの苦労を、ほぼそのままリアルで背負った人が居たんだなぁ…
心にもないことを言って自分を騙すのは辛かっただろう
きっと胃に穴が空く思いだっただろうな
ああいう映画見てたら今みたいな人生じゃダメだ！としか思えないだろ
あとこの劇場の真の怖いところはこんな手間をかけなくても現実のずんぺいは引きこもり支援するほうと思い込んでるところ
動画投稿だの小説執筆だの言ってる間は今の人生失敗とはあんまり思ってないんじゃない？
上のをビジネスとかほざいてる時点でもう後のない無職とか全然考えとらんわ
出口はもっと低かったね
焼ゴリがネット禁止するきっかけになった凸をしてきた俺オナ民が悪いって思ってそう
これは創作だからこうなってるんであって現実はこんな上手くいかないだでって思ってそう
順平「さて…と、今日も動画を撮るだで」
syamu_gameこと浜崎順平は、ある日突然YouTubeｒとしての活動を復活させた。
順平「では、次の動画でお会いしましょう！ またのー！」
彼が復活して早1年。
名実ともに「大物YouTubeｒ」になった彼は、貝塚勃起宿舎を出て、都内でも有数の高級マンションに住んでいた。
順平(動画の編集の前にパルムを買いに行かせて頂きますゥゥゥゥゥゥゥゥ…)
順平はマンションのエントランスを出て、コンビニへと歩き出した。
大物YouTubeｒになった今では、街で声をかけられることも少なくない。
それが家からコンビニの短い距離であっても。
順平の後から男の声がした。
順平が後方確認をする。
タキシードを着た小柄な男が、不気味な笑みを浮かべていた。
順平は不気味な笑みに恐怖を感じ、ウォンツモードになった。
男「浜崎順平さん、ですね？」
順平「ｿｿｿｿｿｿ…」
男「あなたを、『ザ・クイズショウ』にご招待いたします！」
順平(ウォンツスマイル)
それから一週間後、順平は銀河テレビの第2スタジオにいた。
ディレクターの声が飛ぶ。
D「本番5秒前！4！3！2！1！」
暗いセットの中に、照明が灯る。
それと同時にロン毛でメガネの司会者が喋り始める。
田崎「人は誰でも、華やかな夢に憧れる」
田崎「大きな家に住みたい者、世界中を旅したい者 はたまた、大金を手にしたい者」
田崎「全ての夢の終着点、それがこの『ザ・クイズショウ』！」
田崎「さあ今週も始まりましたザ・クイズショウ」
田崎「司会は私、MC TAZAKI！そして、今週の挑戦者はこの人！」
「syamu_game」としてのスイッチが入った順平が登場した。
田崎「大物YouTubeｒ、浜崎順平！」
田崎「いやー、ようこそお越しいただきました」
順平「えーっと、田崎、田崎さんやったっけ？ 今のオラは浜崎順平じゃなくて、『syamu_game』だで。」
田崎「これは失礼しました！ 改めて今回のゲスト、大物YouTubeｒ、syamu_game！」
順平「ｳｲｲｲｲｲｲｲｲｯｽ！！！」
(紹介VTR)
ナレーション「syamu_gameこと浜崎順平、職業YouTubeｒ。」
ナレ「2014年にYouTubeｒとしてブレイク、同年引退するも熱狂的なファンの声援で、去年復活。」
ナレ「復活後はトップYouTubeｒとしての道を順調に進み、日本一のYouTubeｒとなった！」
田崎「いやー、素晴らしい活躍ですね〜」
順平「ｱｯｱｯｱｯｱｯ」
田崎「突然の復活、とても驚きました！」
順平「両親の許可が出たんでね〜、復活しましたよ！」
田崎「これだけ有名になると、お金も相当持ってらっしゃるんじゃないですか〜？」
順平「お金なんて二の次だで、視聴ささんの笑顔が何よりの収入ですゥゥゥゥゥゥゥ…」
田崎「素晴らしい！是非夢を叶えて頂きたい！」
田崎「ではここで、ザ・クイズショウのルールを説明しましょう！」
田崎「ザ・クイズショウは全7問のクイズで構成されています。 クイズに正解する事に賞金が上がっていき、7問を突破した時点であなたの獲得金額は1000万。 その後その1000万をかけてドリームチャンスに挑戦することができます、よろしいですね？」
もちろん、鳥頭の順平に理解できるはずはなかった。
ガイジを演じてるだけだという割にはガイジ呼ばわりされるのを嫌がるし
演じてんじゃなくて素でやってんでしょ、と言われてもしょうがない
演技の幅が狭すぎて演技してるのか素なのかが分からないのもあると思う。それが分かるのは順平だけなのに分かって当たり前な態度だし。
焼肉「何時まで寝とるんじゃ、はよぉ起きぃ」
順平「ｵ､ｵﾄｻﾝ」
焼肉「支度しろ、行くぞ」
順平「！？ｲ､ｲﾔﾀﾞ､ｲﾔﾖ」
焼肉「……それじゃあ家から出ていくか？」
順平「ｵ､ｵﾗｿｯﾁﾉｶﾞｲｲ､ｺﾞｼﾞｭｳﾏﾝﾁｮｳﾀﾞｲ､ｿｿｿ」
焼肉は素早く順平の頬を張った、抵抗もできず横倒しに倒れた息子に圧し掛かり首を絞める。
順平が弱弱しく焼肉の太い腕をタップする、焼肉から開放された順平は首に出来たあざをさすりながらよろよろと立ち上がった。
焼肉「４０秒で支度せぇ」
順平はうなずくとフラフラ台所に向かっていく水を飲もうとしているのか？いや、キッチンから包丁を取り出した。
順平「ｼﾞﾌﾞﾝﾉﾌﾞｷﾊｼﾞﾌﾞﾝﾃﾞｴﾗﾋﾞﾏｽｩｩｩ」
カスゴリ「フンッ！」
順平「ｱｯ」
順平の掴んだ包丁の刃を摘まんでカスゴリが取り上げた。
カスゴリ「私の包丁よ？これは料理を作るためのものなの、どうしてあんたの人殺しに貸さなきゃいかんが？」
順平「ﾃﾞ､ﾃﾞﾓ」
順平はまたもオーバーグラスを押し付けられ車に連行された。
親「オゥ、ヤス来たぞ」
ヤス「ヘイ！親父！頑張ってきます！」
派手なスーツを着た４０がらみの男とジャージ姿に長身で丸坊主の髭も生えそろわない少年の二人組だ。
親「あんたがＳファイトに息子を出す親か？」
焼肉「はい、よろしくお願いします」
向こうの親はだいぶ横柄な態度だ、男は焼肉をまじまじと見つめているガンをつけられているようだ。
親「ウチのヤスは元野球少年でのぉ肩の故障で野球は出来んくなったが根性だけはあるからのぉ、まぁよろしゅう頼む」
焼肉「こちらこそ」
彼が言う通り息子は若く健康で順平も簡単に始末してくれそうではある、しかしあんな少年が人を殺して死ぬまでＳファイトを続けると思うと焼肉の心は痛んだ。
ヤス「よろしくなおっさん」
順平「ｿｿｿ」
長身のヤスに順平は明らかにビビっている、ヤスは得物の金属バットを両手で丁寧に地面に置くと拳を構えた。
ヤス「お前なら素手で十分だぜ」
順平「ｵ､ｵﾗ」
ヤス「オラッ！行くぞ！」ｼｭｯ!
順平「ﾀﾞﾃﾞｪｴｴ!!」ﾊﾞﾁｺｰﾝ!
ヤスの素早い拳が順平の頬を捉えた、よろめいた順平にヤスは近づき素早く殴りつける頬、右目、左肩そしてナイフで刺された左わき腹に渾身の一撃。
順平「ｲｷﾞｬｲｯ!ｶﾞｧ!ｱｯｱｯ!!ｲﾀﾞｯ!イダァァァ！！！」
ヤス「オイオイ、嘘だろ……」
ヤスは順平の服に滲み出した血に明らかに動揺している。
親「ヤスゥ！ビビってんじゃねぇ！昨日仕込んだ通りにやってみろ！」
ヤス「ウ、ウッス！」
ヤスは腹を抑えて倒れてもがく順平に馬乗りになるとひたすら顔面を殴りつけた。
オーバーグラスは割れ顔じゅうに痣が出来る、順平は呻き喚く。
ヤス「オラッ！痛ぇか！？もっと叫べや！オラァ！」ゴッ！ゴッ！
ヤスの拳は短いストロークで順平の鼻を中心に攻め立てる、ヤスは立ち上がると順平の右手を思い切り踏みつける鼻血で顔が真っ赤な順平が悲鳴を上げる。
親「オゥ、オゥ、息子さん苦しんどるのぉ見とって心が痛むのぉ」
ヤスのオーナーは焼肉に近づいてきてニヤニヤ笑いながらそう告げる、堅気のものではないかと焼肉もうっすら思っていたがその態度で彼の目的が分かった。
焼肉「あんた親は親でもあの子の親分じゃろ、ヤクザもんじゃな？」
親「まぁの、早い話が息子いたぶるの辞めてほしかったら出すもん出さんかい」
姉が弟を叔父が甥のオーナーになることは珍しい事ではなく、暴力団などの反社会的組織がそこに目を付けたのはＳファイト開始の初期からだった。
親分が子分をＳファイトに参戦させオーナーの前でSファイターをいたぶることで金銭をゆする、通称Ｓゆすりは彼らの新たなシノギとして定着していた。
この背景には大物２年に行われた東京オリンピックに合わせて、治安維持や公序良俗の為に性産業等の規制と共にヤクザ等の非合法組織の警察による取り締まりの強化があった。
コンビニに置かれるエロ本棚が規制で撤廃され性風俗は店であれ嬢であれ厳密な国家資格が必要となった、それも手を使った奉仕だけとサービス内容は定められている。
非合法な援助交際では女学生であれ新聞やニュースで実名で報道され更生施設に最低１０年は叩き込まれ、買った側はその倍の年月を重犯罪者として刑務所で過ごさなくてはいけない。
ヤクザ・半グレなどの闇組織に身を置く構成員への令状なしでの家宅捜索や身柄確保はもちろん、違法行為を確認しだい警告なしで発砲・射殺も可能と国家権力は本気で彼らを絶滅させると決定した。
結果として犯罪組織はより闇に潜り重武装化やより人理道徳に反した凶悪犯罪で利益を得ようとする過激派、危険な橋を渡るのを辞め法と不法の隙間を縫って地味に稼ぐ消極派に分かれた。
焼肉「アホかあんた？ワシらは息子を処分するためにＳファイトに出しとるんじゃぞ、あの子が順平を殺してくれるならそれでいいし、痛めつけられるだけでも次の試合に出せばいいだけじゃ」
ヤスの親、いや親分は焼肉の言い分にニタニタと笑いながらどの親も最初はそう言うと嘯く､順平とヤスが戦うように親同士の戦いが今幕を開けた。
焼ゴリと親分がにらみ合う中、順平はヤスの重い蹴りを亀のように丸まってひたすら耐えていた。
ヤス「男らしく戦えよおっさん！」
ヤスは頭部を守っている順平の右手人差し指はあらぬ方向に折れ曲がっている、ヤスはそれを握って力強く引っ張る。
順平は火をつけられたように泣き喚き人差し指を握るヤスの手をどかそうと丸まるのを止めて、上体を上げて左手をヤスの手に伸ばす。
それを見越していたヤスは即座に順平の腫れあがった指を離し、後ろから素早く腕を回して順平の首を絞めつける。
ヤスの体躯とそれに見合った力でなら順平を即座に落とせるはずだが、ヤスは順平の抵抗が弱まるたびに首を絞める力を抜き一呼吸入れさせてやる。
順平「ﾌﾞﾋｭ〜ﾋｭ〜ｵ､ｵﾗｶﾞ」
ヤス「ほら、首絞めるの少し休んでやるから腹から声出せ、やらなきゃまた絞めるぞ」
順平「ｲﾔｲﾔ､ｿｿｿ､ｲｳﾀﾞﾃﾞ!ｲｳﾞﾀﾞﾃﾞ!！ｵﾄｰｻﾝ!ﾀﾞｽﾞｹﾞﾃﾞ!ｸﾞﾙ゛ｼﾞｲ゛ｨｨｨ!!!ｲﾀﾞｨｲｲ !!!!!」
親分は息子に助けを求められる焼肉とカスゴリの顔を睨めつける、僅かな親子の情もそこには見いだせない。
これは長い戦になりそうだ、親分はヤスに続きをやるように指示をするとタバコに火をつける。
ヤスは順平を開放してやるとたんに順平はヤスに背を向けて逃げ出そうとする、その無謀にな背中にヤスの手が伸ばされシャツの襟を掴まれ引き戻される。
ヤスは強引に順平に自分の方を向かせると頭を押さえつけて強烈な頭突きを見舞った、額を抑えてよろめく順平の耳を摘まんで引っ張りまわし顔を殴りつける。
鼻を強引に摘まんで引きまわした後鋭い平手打ちが飛ぶ、衝撃でよろめいた順平をヤスは追いかけない順平が後ろを向いて走り出して１０秒後。
遅れて走り出したヤスはアッと言う間に順平に追いつき無防備な後頭部を力強く叩いた、悲鳴を上げる順平はもうすぐ四十歳ヤスは彼の半分も生きていない。
順平「ﾀﾞｽﾞｹﾞﾃﾞ!ｵ゛ﾗ゛ｼﾞﾇｩｩ!!ﾀﾞｽﾞｹﾞﾃﾞｪｴｴ!!!」
ヤス「もっと腹から声出せや！」
親分（あのおっさん俺とタメくらいじゃろ……みっともな、親の方は……は？）
女親はたいてい息子に甘い、口ではどう言おうが息子が痛めつけられる様を見るのは辛いもの。
ましてやずっと年下の若者にいい年こいた自分の息子が殴りつけられ一方的に虐められるを見るのはどれほどのものか。
しばらくボコボコに殴って骨の一本もへし折ってやれば母親は降参を宣言するはずだ、Ｓファイターは相手を殺すか死ぬかだオーナーが負けを認めて降参しない限りは戦い続けなくてはならない。
親分である権田はそのタイミングを見計らってヤスのような子飼いのＳファイターに指示を出し首を極めるなど、即座にＳファイターを殺せる体制に持っていかせる。
Ｓファイトは相手のオーナーが降参と叫べばそれで試合が止まるものではない、ケータイなどで０００にかけ警視庁Ｓ係に降参宣言を行わなくてはならない。
もしあんたが降参を考えているなら、スマホに触った瞬間に指示を出して息子を殺させるそれが嫌なら金を払えと脅すのが権田のシノギだった、元々Ｓファイトで闘技者は物扱い。
物同士を壊し合わせるのがＳファイトであるのだから相手を壊す、つまり殺害につながる行動については警察は取り締まらず。
自分の持ち物を壊されないために金銭の授与などがあっても感知しない、そもそもSファイトを利用して子供の命を守るために金を払うなど論外、というのが政府の公式見解なのだ。
権田は逮捕も恐れず金をふんだくりまくっていたが、焼ゴリの冷淡ぶりは尋常ではない。
権田「おい、あんたらちょっとひどいんじゃないかのぉ？息子があんだけ虐められてちったぁかわいそうとは」
焼肉「別に」
カスゴリ「うぅ、思わん……」
権田は激化する公権力との血で血を洗う抗争が怖くて怖くて、金玉を縮み上がらせて逃げ出した半端ものだ。
一方でチャカの撃ち合いもドスでの人殺しの経験もある正真正銘の犯罪者でもある、当然殺し殺される人間同士相手に殺意という特級の負の感情を相手に向け向けられても来た。
しかし実の息子を殺し合いの場に放り込んで嬲り殺されそうになっているのを見て、うつらうつらともしくは無関心にこう言い放てる親を見たことは無かった。
権田（難波猥褻入道……お前親に何をやったんじゃ……）
逃げ回る順平に向けられる両親の感情は殺意を超えて無関心である、いやどうでもいいけど邪魔だから死んでくれという極めて対象があいまいでそれ故に根深く本能的なモノにまで成長していた。
でもまさかお話が長いのよ〜連発されるとは思いませんでした、まっ細かい事書きすぎた私が悪いんですけどね。
捜査員①「これならすぐ出れたやろ。ずんぺいくん、なんですぐに出んかったんや？」
ずんぺい「ｱ゛ｱ゛ｱ゛？ ﾃﾞﾚﾀ？ﾅﾝﾃﾞ…ﾅﾝﾃﾞ？ ｱｯ！」ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾆﾁｨ
ずんぺい「ｸｿ…ｶﾞ……ﾓﾚﾀﾀﾞﾃﾞ…」ﾇｷﾞﾇｷﾞｯﾎﾟｲｯ
捜査員①②「……。」
焼肉「こいつに何を言っても無駄じゃ。おい、ずんぺい！おむつを脱ぎ捨てるなって言うとるじゃろ！」
ずんぺい「ｱｳー ｵﾄｻﾝ…ｸｿﾓﾚﾀ……」ﾊﾞﾁｰｰﾝ
ずんぺい「ｷﾞｬｯ！」
捜査員②「ちょっと！何してるんや！」
焼肉「あんたらも見たじゃろ。30過ぎてオムツしとって、年がら年中漏らしとるんじゃぞ？躾せんと！」
捜査員②「やりすぎや！」
捜査員①「濵﨑さん、礼状もあるんや。署まで来てもらうで」
焼肉「なんじゃ？躾するのがそんなに悪いんか？」
捜査員②「もう躾やなくて虐待やで、これは…」
自由に書いたり読んだりしてください
特に読者の方は書いてみてもいいと思いまｽｩｩｩｩｩ
スレのありがたみ！を十分ニチィ！感じながら読んだり書き込んだりさせていただいてます。
こんだけ二次創作作られる貝塚市民なんかなかなかいないよなかなか、やっぱりsyamuさんはＳ（ｐｅｃｉａｌ）でした！
TANOC
Sファイト
ボロクソに貶されてるSSあったり、アンチは纏めてスルーします。
ホンマまとめサイトはカスやな
おい！順平！お前の事馬鹿にして遊ぶために無償でSS書く奴がいて、そいつらが書いたSSを金儲けのためにまとめる奴がいるぞ！
お前が元凶なんだからなんとかしやがれ！
Sファイトの作者様、Sファイトゼロと称して転校時の設定でアイディアを使わせて頂いて宜しいでしょうか？
自己紹介の時点で勃起したのが原因で転校してから虐められるもののクラスメイトをS丸出しで退治していくというものです
syamuさんの家族でさえ自宅公開当日はsyamuさんい気を使ってNGを出さなかったんです（３６５日NG以前にそれでOKと思うとか順平頭時間なっとるで）。
浜崎順平氏の遺した遺産をもとにしょうもないSS書いて、パソコンの前で一人で勃起するような一俺オナ民が
どうしてそんなありがたい申し出を断れるかっていう話でしょ？私はそう言いたい。
広島からの転校生の続きも気になりますけど、書いてinじゃねぇ〜の？
やっぱり順平の一連の言動は最早、神話になってるのかもしれない
作者さん方はこれからも頑張ってほしい
偉ぞうによぉゴメンドじやがっで！
ありがとうございますやで、ほんま
それでは投稿させて頂きまスゥゥ！
休み時間になると同時にずんぺの襟首を掴み校庭へ引きずり出す
土竜「ｲﾃﾞｯｲﾃﾞｯ」
体中にボールを当てられ絶叫する土竜
クラスメイトB(女)「何こいつモグラ叩きみたいな声出してんのきっもー」
世間では「モグラ叩きゲーム」がゲームセンターで流行っており、それにちなんでクラスではあだ名の一つとしてボッキモグラとずんぺは呼ばれている
Aをはじめとした男子の集団がかごめかごめの要領で中心でしゃがみこむずんぺを囲みボールを叩き込む
もはやドッジボールなどではない
Bを中心とした女子の集団はその様子を面白がり見ていた
校庭にいた他のクラスや学年は何か面白そうな事をやっているな程度に捉え、たいして気にも留めていなかった
(自己紹介の時に勃起さえしなければ、あんなブスの担任に勃起さえしなければ、虐められなかった…)
帰り道ボロボロの格好で一人ｼｸｼｸ泣くずんぺ
ずんぺ「ｶｲﾀﾞﾝｶﾗｵﾁﾀｿｿｿ」
カスゴリ「前にもそれ聞いたわいね！何回落ちたら気がすむんね！
いっそ頭でも打って…(知的障害も治らんかいね)」
ずんぺ「ｱﾀﾏﾃﾞﾓｳｯﾃ？」
カスゴリ「何でもないわよ、今日こそお父さんに本当の事話して学校に話を付けてもらうわいね」
ｶﾞﾁｬﾝ、一家の大黒柱の辰水が帰ってきた
飯を食べた後、こそこそと話す夫妻
しばらくして辰水こと焼肉はテレビを見ていたずんぺを呼び出す
「なぁずんぺよ、ちょっとそこ座れや」
「ﾅﾝﾔｵﾄｻﾝ」見ていたテレビを中断させられ若干イラつきながら返事をする
「なぁお前、学校で虐められとるんか？」
「ｿｿｿｿﾝﾅｺﾄﾅｲ！」
「わしはな、お前の『吃音』と『同じ話を繰り返す所』が他所様に虐められる原因になるんちゃうかと思ってたんじゃ」
だが実際に虐められた原因は違った
"勃起"
この２文字に集約される
クラスメイトだけならまだしも本来味方になってくれるはずの担任にまで虐げられているという事実がある
真実を話せないし話したくないという10歳にも満たないはずのずんぺにもプライドがあった
それに加え、家庭訪問でもブス担任はカスゴリの前で如何にも誠実そうな教師を演じ、日曜参観でもクラスメイト達はいじめのある様子など微塵も出さず和気藹々としたクラスであるように演じ切った
仮にいじめの真実を話したとしても普段から虚言癖のあるずんぺの言葉など焼肉が信じるはずも無かった
(殺してやるだで…担任、A、B、いじめに関わった奴全員、一人残らずぅ！)
クラスメイトAは正にジャイアンの様な体型でいかにもガキ大将という出で立ちである
真正面から立ち向かえば返り討ちにあうのは明白だった
足元を狙って両腕で掴めば万が一勝てるかもしれない、その程度の勝率であった
担任はというと顔面が某女芸人の眼鏡をかけた良い女気取りのブス女に似ている
性格が大変キツく、顔に出てしまっている
だがませているとはいえ小学校低学年のずんぺを勃起させるほど首から下は程よく肉付きがありスタイルも良い
(殺すには惜しいがこいつが勃起を暴露しなければいじめが始まることも無かった！いや自己紹介の時にオラも勃起してたか、まぁええわ)
かわいそうとはいえ、自分の不始末を棚に上げる性格はこの頃から始まっていた
被疑者となった焼肉は職場を懲戒解雇となり、退職金も支給されなかった。
カスゴリ「えっ！？宿舎を出ないとあかん？」
近畿財務局員「そりゃそうですよ。ご主人は被疑者になって懲戒免職になったんでしょ？出てくれなきゃ困りますよ。」
カスゴリ「そやけど住むとこあらへんし……」
近畿財務局員「それはそちらの事情ですよねぇ」
近畿財務局員「いずれにしても数日の間に出ていってください。」
カスゴリ「わかりました……。」
ずんぺい「ｾﾝﾎﾞﾝ！ｼﾞｬｸﾗ！ﾋﾞｬｵ!」ｶﾞｲｼﾞｽﾃｯﾌﾟ
カスゴリ「……。」
ずんぺい「ｵｶｻﾝ。ﾊﾟﾙﾑﾀﾍﾞﾀﾍﾞ。ｵｶｻﾝ。」
カスゴリ「……。ほなｵｶｻﾝパルム買って来るわ。ずんぺいはおとなしく待ってるんやで。」
ずんぺい「ｱｯｱｯｱｯ ｵﾗｱﾀﾏｲｲｹﾝ！」
そして数日後。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰｰﾝ
近畿財務局員「ごめんください、浜崎さーーん」
……
近畿財務局員「おかしいな？留守かな？」
XXX「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ……ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ……」
近畿財務局員「？？？ 誰かいるのかな？ ごめんくださーーい！」
XXX「ｵﾅｶﾍｯﾀ……ｿｿｿｿ… ﾀﾞﾚｶﾅﾝﾄｶｼﾔｶﾞﾚ……」
近畿財務局員「……。」ガチャガチャ
局員は持っていたマスターキーで勃起宿舎206号室の扉をあけた。
まあずんぺいの場合は台所のエサを勝手に漁ってそうではあるけど
座敷牢に幽閉される前は外出してるし
財務局員「くさっ！」
ずんぺい「ｲｰﾔｲﾔｲﾔ！ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ！ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ！」
ずんぺい「…ｵﾅｶﾍｯﾀ…ｿｿｿｿ…」
財務局員「お母さんはどうしたの？ご飯は食べてないの？」
そう、財務局員は年上のずんぺいにやさしく語りかけた。父親の焼肉が虐待をしていた事実からも、母親のカスゴリからもなにかしらの虐待を受けているのかもしれないと財務局員は考えた。
ずんぺい「ﾊﾟﾙﾑｶｲﾆｲｯﾃﾙ…」
財務局員「パルム？？」
ずんぺい「ｿｳﾀﾞﾃﾞ…」
財務局員「……？とりあえず救急車呼ばないと……。」
その後、財務局員の通報で消防と警察が駆けつけた。
衰弱したずんぺいによるとおおよそ次のようである。
ｵｶｻﾝはパルムを買いに行くと言い残し出ていった。留守番を頼まれたためずっと家にいた。
ご飯は誰かなんとかしてくれるだろうと思ってじっと待っていた。
ここまでを聞き出すのに警察は苦労した。
捜査員①「母親は行方知れずなんやな。」
捜査員②「そうですねえ。荷物は持ち出してないようですね。」
捜査員①「息子を置いて出ていったんか。宿舎のほうは？」
捜査員②「通報者の財務局員の方が業者に頼んで整理してもらったようです。」
捜査員①「ほうか。」
新作ください。このスレの更新が今のほぼ唯一の楽しみなんでスゥゥ。。
シバター「なんかいいネタ無いすかっね~シャムさん？」
syamu「ん~なかなか思いつかないだで…」
コラボ動画後シバターとsyamuは意気投合し一緒にYouTube活動を続けていた。初めのうちは再生数も多く二人とも楽しく続けていたが、ネタもマンネリ化しており再生数にも陰りが出始めていた。
syamu「割と身体張ったりと頑張ってるんですがね…」
シバタ「過激な事をやれば次のハードルが高くなるのが問題ですよね〜」
syamu「おふざけ…は、たり過ぎてますし…」
ｸﾞｩ--
syamu「あっ…ごめんだて腹の虫が🙏」
シバター「そういやお腹空きましたね。どこか食べに行きましょうか。そこで食べらながら考えましょうか。僕奢りますよ」
syamu「ありがとうございますだで」
とりあえずネカフェを出た二人 瞬間、猛烈な暑さが二人を襲った。
シバタ「ははは。クーラーが手放せませんよね。」
syamu「わたくしもですよ〜ですが父が『長時間クーラー浴びてると身体おかしなるで』と言って昼間はあまり使えないんですよね」
シバター「昼間が一番暑いじゃないですか〜大変ですね。そういう時はどう暑さを凌いでいるんですか？」
syamu「パルム食べたり…タライに水を張ったり…あとは『怖い話』ですね！」
シバタ「怖い話？」
syamu「妹が結構ホラー好きでしてね。妹と一緒にその手の類のDVDを良く見てるんですよ」
シバタ「…ホラー！それだ！！」
syamu「!?ど…どうしたんですか！？」
シバタ「ホラーですよ！今は夏！ここいらで肝試しとか…どうですかね！！」
syamu「それはいいだで！今までの動画に無い要素ですよ！」
syamu「////」
シバタ「その前にご飯でしたね」
ｱﾊﾊﾊ
後日
ﾌﾞﾙﾙﾙﾙ
柴田「お兄ちゃん電話だよ あげりゅ！」
syamu「ありがとうだで。あっシバターさんだ」
シバタ「あっsyamuさん!この前の話ですけどね〜いいところ見つかりましたよ！」
シバタ「本当ですよ~場所は○県×市の元△村です」
syamu「元？どういうことだで？」
シバタ「詳しいことはあってから説明しますよ できれば明日にも迎えに行きたいんですが？」
syamu「大丈夫ですyo」
シバタ「よかったですyo!なら午前10時頃迎えにいきますね。取り敢えず三泊ぐらい考えてるんで支度お願いしますね」
syamu「バッチｸﾞｩ-です」
シバタ「ではまた明日~」
syamu「楽しみにしてるだで~」
ｶﾞﾁﾔ
syamu「ん~半分は正解ってところやねDDDDDやね」
柴田「旅行いいな~」
syamu「でも半分は仕事ですからね大変かもしれへんわ」
柴田「ふーん。お土産よろしくね
翌日 新幹線
syamu「犬神憑きの村？」
シバタ「はい。なんでも犬神憑きの呪いで滅びたっていう言伝えのある元村でして」
syamu「ちょ…ちょっと待って欲しいだで。犬神憑きって？…」
シバタ「あぁ犬神憑きって言うのはですね。昔に実際に行われた儀式なんですよ」
syamu「儀式？」
柴田「はい。また結構残酷な儀式でしてね
まずは穴を掘ってそこに犬を埋めるんですよ」
syamu「犬を？」
柴田「頭だけ地表に出して身体だけ埋めるんですよそしてそのまま3日放置。飲まず食わずにするんですよ」
syamu「…」
シバタ「そして3日目になったら犬の目の前に、ギリギリ届かない場所にエサを置くんですよ。そしたら犬は死に物狂いでエサに喰らい付こうとするんですよ。そして…」
syamu「そして…？」
シバタ「喰らい付こうとする瞬間！首を跳ねるですよｻﾞｸｯ!とね
跳ねた首をを焼いて骨とし、器に入れて祀る。すると永久にその人に憑き、願望を成就させる。
といった内容の儀式ですね」
syamu「願望を成就…」
シバタ「歴史はとても古いらしく平安時代には禁じられたらしいんですよ…」
syamu「平安時代に禁止…って事は発祥自体はそれよりも昔ってことだで？」
シバタ「多分そうでしょうね」
syamu「……なんかヤバくないだで？」
シバタ「一応、土地の所有者からは大丈夫だとは聞いたんですけどね。廃村になった理由も恐らく人口減少だとか？」
syamu「恐らく？」
シバタ「その地主さん昔からの大地主で。広すぎて山の中にある廃村までは よく解らないらしいんですよ…まぁ僕は犬神憑きが事実であって欲しいんですけどね」
syamu「ファッ！？」
シバタ「…syamuさん。僕はここが正念場だと思います。ここで世間が注目するレベルの動画を撮れば現状打破できる！」
シバタ「僕はこれからもずっとsyamuさんと一緒に動画を撮り続けて行きたい…その為には何としてでも」
syamu「オラも同じだで！シバターさんと一緒にYouTubeドリームを叶えたい！！」
シバタ「…syamuさん」
syamu「…シバターさん」
二人は熱い握手を交わして終了(会話)
syamu「結構都会ですね~」
？？？「ここはベットタウンですからね」
syamu「ん？…あなたは？」
シバタ「あっ！地主さん。もう着いてたんですね」
syamu「この人が地主さんだでか？今回はよろしくお願いしまスゥｩｩ」
地主「此方こそよろしくお願いします。じゃあ早速向かいますか？」
シバタ「えぇお願いします」
ﾌﾞﾛﾛﾛ
地主「いや〜まさかsyamuさんとシバターさんに声を掛けて貰えるなんて思ってもいませんでしたよ」
syamu「！？まさか動画を見てくださってるんですか？」
地主「うん。息子が観てたのをたまたま観てね syamuさんとシバターさんの絡みが面白くてハマっちゃいましたよ」
syamuシバ「\\\」
syamu「なんだか照れるだで\\\」
シバタ「僕もですよ\\\」
地主「そしたらね。いきなりシバターさんから電話がかかってきて驚いたよ〜まさかウチの土地で動画撮影したいだなんて」
シバタ「本当にありがとうございます。送り迎えもしてくれるなんて」
シバタ「それはですね犬神憑きは代償をあとから支払うんですよ。儀式を行った本人の何世代か後に犬神が呪いに来るらしいんですよ」
syamu「どんな呪いだで？」
シバタ「気が狂ったり身体が獣化したり。口裂け女っているじゃないですかアレも犬神憑きの呪いだとか…狂犬病なんかもそう思われていたらしいですよ」
syamu「…治す方法はあるんだでか？」
地主「僕はオカルトはサッパリだよ霊体験とかも経験ないしね」
syamu「呪いを知っていて儀式を行ったとしたらヒドイ先祖ですね〜思いやりとかないんでしょうか」
シバタ「そうですね それ以前に犬が可哀想すぎてそんなこと出来ません」
syamu「それもそうだで。…ってか地主さんええんだでか？風評被害受けるかもしれないだで？」
地主「僕もそこは考えました。街のイメージは悪くなるんじゃ…地域の人々とも話合いました」
地域の人々も賛成してくれましたね」
シバタ「ここら辺はベットタウンじゃ？」
地主「僕の住んでるところは駅から離れてるしね~
そうそう昔は宿場街としてソコソコ栄えてたみたいだけど鉄道や国道が離れた場所に通ってしまったからね」
シバタ「なるほど。それで協力してくれるんですね」
地主「二人にはかなり期待してるからね。ﾊﾊﾊ」
syamu「いや〜プレッシャー大ですね−是非とも頑張りますﾖ~」
地主「そろそろウチに着きますよ。あっ見えてきた」
シバタ「！！すごい大きいじゃないですか！」
syamu「この距離からでも充分ﾆﾁｨ!!大きさがわかりますよ〜」
視線の先には小高い丘があり。そこで城のようにそびえ立つ立派な御屋敷が見えた
シバタ「近くで見ると改めて大きくみえますね」
syamu「これだけ広いと掃除が大変そうだで。」
シバタ「syamuさんあまり掃除とかしないじゃないですか〜部屋も散らかってますし」
syamu「シっシバターさん！今は言わないで欲しいだで！」
地主「アハハ とにかく上がってよ」
シバタ「…あれ？そういえば息子さんが居るって話してましたけど？今は自宅には居られないんですか？」
地主「ん？…あーいまは家内と一緒に家内のの実家にいるよ、ちょっと用事があってね」
syamu「ってことは地主さん今は一人？わたくしがこの広い屋敷に一人きりだと寂しくて死んじゃいますyo!」
syamu「///そう言ってくれると嬉しいだで」
地主「本当に仲がいいんだね。観てるこっちもほのぼのしてくるよ(やっぱりホモなのかな？)
さぁ早く上がってよ」
syamuシバ「失礼しまーす」
その後、地主さんの手料理を味わい(百点満点中百点満点です)お腹ﾌﾟｸﾌﾟｸになった二人
シバタ「本当に美味しいですよ！」
syamu「もしかして料理人さんだで？」
地主「まぁ多少はね、2人も満足してくれたようだし嬉しいよ。」
シバタ「あっ 明日の朝から早速廃村に向かおうと思うんですが予定通り大丈夫ですかね？」
地主「もちろん大丈夫だよ…大分夜遅くなってきたしソロソロ寝るとするよ、おやすみ」
シバsyamu「おやすみなさーい」
ﾌﾞﾛﾛﾛ ｶﾞｺﾝ ｸﾞｨﾝ!
地主「すいませんね。なんせ村へ続く道がこれしかなくて」
syamu「揺れますね。いや〜獣道を通るなんて小学生の時以来やな~」
シバタ「syamuさん昔、広島の能美島で暮らしてたんですよね。ここと結構似てるんですか？」
syamu「わたくしの実家は周辺は普通の市街地なんですけどね。山はすぐ近くなんで よく遊んでましたよ~ 秋にはアケビやムベをよく採りに行ってましたよ」
シバタ「へぇ~いいっすね！僕は昔から都会暮らしなんで憧れるなぁ」
syamu「今年の秋に一緒にいきましょうよ 山が色づく頃になれば山の幸がｸﾞｩ~！百点満点ですよ~」
シバタ「いいですね〜是非とも！」
地主「あっソロソロ着きますよ(…やっぱりな♂)
syamu「ここが…その犬神憑きの村だでか？」
シバタ「ちょっとイメージと違いますね…」
地主「うん。確かに普通の廃村とかとは違うよね」
山と山に囲まれた廃村の異様な光景。それは完全に倒壊した建築物とそうでない建築物の極端な差である
いくつかの建築物は形を保っているが、それ以外は完全にぺしゃんこ。瓦礫の山である
この村の建物はその２つしか無いのだ
syamu「誰か壊したんだでか？」
地主「う〜ん僕は詳しいことは知らないけど、壊したとしたら相当危険なやり方だよね。普通は上から順に解体するのに…アレを見てよヘシ折れた柱が飛び出てるよね 多分大黒柱だと思うよ」
シバタ「中から壊した…ってことですか？」
地主「だよね~でもそんなことしたら中にいる人はタダじゃ済まないよね」
syamu「地震…はオカシイですね。はい、残ってる建物と矛盾しますからね~」
syamu「シバターさーん はやくコッチにくるだで」
シバタ「あっsyamuさーん待ってくださいよ~」
地主「ここは結構綺麗だからね上がってよ」
syamu「お邪魔しまーす…本当に綺麗だで…」
地主「ここはたまに掃除してるからね 電気ガスは無いけど井戸水があるからね…あっトイレは汲み取り式だから、ゴメンだけど外でしてね」
シバタ「ここは普通の民家と違いますね。公民館みたいな場所ですか？」
地主「そだねー集会所として使われてたみたいだよ。ここを拠点にした方がいいね」
シバタ「そうですね。早速資機材の準備をしますね syamuさん手伝ってください」
syamu「かしこまりだで！」
シバタ「そうですね！何だかドキドキしますよ」
地主「気を付けてくださいね。では僕は用事があるのでそろそろ」
syamu「ホント何から何までありがとうございますだで。俺らからしたら」
地主「いいんですyo 何かあったらすぐ連絡したくださいね」
ﾌﾞﾛﾛﾛ
シバタ「ではどこから調べます？近くの祠とか行きますか？」
syamu「それもいいだでが…この瓦礫の山が気になりますね~もしかしたら儀式に使った道具とか見つかるか。見つからないかのどっちかです。」
シバタ「そうですね。じゃあ近くの瓦礫の山でから調べましょうか」
シバタ「瓦礫をどかそうにもツタ系の植物が絡みついて……人力では不可能に近いですよコレ」
syamu「瓦礫の調査はこういう悲しい結果で終わりですね…無駄な時間とってしまい…シバターさんｺﾞﾒﾝﾖｺﾞﾒﾝﾀﾞﾃﾞ」
シバタ「いいですよーそんな謝らなくても…んコレは…テレビのアンテナ？」
syamu「それがどうかしただで？」
シバタ「あっいえ。テレビのアンテナかどうか分からないんですが、結構錆び付いてますし…不思議だ…」
syamu「…どうしてだで？」
シバタ「地主さんが話してたんですよ『この村が廃村として確認されたのが戦後直後』って…確かテレビ放送が始まったのが48年。その頃はテレビの値段はとても高く一般人が買えるような代物では無いんですよ」
syamu「ってことはここはお金持ちの家？」
syamu「そんな勿体無いこと わたくしなら絶対しませんね~」
シバタ「そうですよね、だとしたらコレは何のアンテナなのか…ラジオにしてはデカすぎるような…」
syamu「確かおばあちゃんが古いラジオ📻持ってたんですけどね〜アンテナは本体に付いてましたね…じゃあ無線機のアンテナかな？…分からへんわ確証がないわ 断言するのやめとくわ」
シバタ「syamuさん!他の瓦礫の山も調べて見ましょう！！そこでもし！コレと同じ物が見つかれば…」
syamu「見つかれば？」
シバタ「コレは間違いなく異質な物です！もしかしたら儀式に使ったのかも…」
syamu「アンテナを儀式に？聞いたことありませんね~ですが！調べてみると価値はありそうです！ｱｯｱｯｱｯ」
syamu「ありましたよ〜テレッラジｵｫ…え？とにかくアンテナです！」
シバタ「ありましたか！…形もソックリ！！間違い無いですよ！コレは儀式に関係してますよ！」
syamu「でもシバターさん…ちょっといいだでか？」
シバタ「なんですか？」
syamu「犬神憑きは何世代か先に呪いが来るって話だで？ってことは初めて儀式を行ったのは今から100年以上前になるんじゃ…その頃の日本にアンテナってあるんだでか？」
シバタ「はっ！？確かに！」
syamu「それに儀式は犬の首を跳ね飛ばして…聞いてた限りアンテナは出てこなかっただで…」
シバタ「あ…すいませんsyamuさん
…僕の早とちりでした…」ｼｮﾝﾎﾞﾘ
syamu「落ち込むことはないだで！アンテナが異質な物である事は間違いないだで！
もしかしたら犬神憑きの以外にもこの村には なにかあるのかもしれないですyo!」
シバタ「…syamuさん そうですね！」
syamu「気を取り直して次を調べたいと思いますゥｩｩ…それでは！！テンション！上げて！いこうぜーﾜｧｧｧｧｫｯ！」
シバタ「ここがこの村で唯一の宗教施設ですね。昔は神社があったみたいですが案の定瓦礫の山でしたね」
syamu「神社まで壊すとは罰当たりにも程がありすぎだで」
シバタ「ここは特に変わった事は無いみたいですね~
アンテナみたいにおかしなモノも無いですね」
syamu「祠の中にはい…流石にダメですよね🙅♂️」
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
シバタ「鍵もかかってますね……結構丈夫な造りですね 中にお宝でも隠してるんですかね？」
syamu「まぁ人のモノを盗るのはNGですからね。…他の場所を探しちゃいましょうか！ｱｯｱｯｱｯ」
シバタ「ですね。次にいきましょう」
syamu「ん〜これといって何か目立つものは無かったですね。もうお腹ﾍﾟｺﾍﾟｺですよ~」
シバタ「公民館に戻ってお昼寝にしましょうか」
個人的には過度に知能落とされるのより楽しめる
こういう健常成分マシマシなのも大いにアリだと思う
でもクソレスとイチャついてるのは評価できる5128点
syamu「熱い？持てる？…あ無理やわ」
シバタ「まだ熱いですからね。気を付けてください冷ましてあげますよ」
ﾌ-ﾌ-
syamu「\\\ちょっと恥ずかしいだで…冷えてきた？持てる？…あ余裕だわ
では早速！味の方を確認…超爽快！ 俺覚醒！
めちゃくちゃウマイやん！これ」
シバタ「本当ですか！作った甲斐がありましたよ~」
syamu「ワカメと豆腐が口の中でハーモニーを奏でますね~味噌の量もちょうど良く。いつ食べても味にばらつきがありませんね！」
シバタ「じゃあ！syamuさん!!点数の方は…」
syamu「点数は…百点満点中…百二十点です！！究極の味噌汁やね！」
シバタ「やった！そこまで評価してくれるなんて嬉しいですよ！」
syamu「ﾝｰｰｰ、改めて考えると凄いな、って思うなあ。シバターさんはやっぱ。凄いなあと思うなあ。
サムネも作れるしさ、料理も作れちゃうし、ほんでー動画も編集できるでしょ？
ほんでー、さらには格闘技もしてるって？
ほんでー、撮影・収録も一人でやってるって？
なかなかできないよ、そういうことは。なかなか難しいと思うよそういうことは。
そういうクリエイティブな人はなっかなかいないと思うよ。」
syamu「いや~料理はね私も覚えたいと思ってたんで…ぜひシバターさんに指導をお願いしたいですね~」
シバタ「わかりました！一緒に料理を作りましょう！…そうだ次の動画配信は料理動画にしましょうよ！」
syamu「それはいい考えだで！作る俺とシバターさんも主人公なんで受けること間違いなしやで！」
ｵﾅｶﾌﾟｸﾌﾟｸ
syamu「...なんだか眠くなってきましたね~」
シバタ「僕も少し…ねむいですね 少しお昼寝しましょうか」
syamu「…zzz」
シバタ「のび太くんかな？」
syamu「……ﾑﾆｬﾑﾆｬ…だで？もう夕方？」
空は赤く染まりひぐらしの鳴き声がこだましていた
syamu「…あれ？シバタさんは…！！ここはどこだで！？公民館じゃ無いだで！！」
拠点にしてた公民館と比べて今いる建物は新しく綺麗になっていた
syamu「…でも中はおなじ？新品みたいに綺麗になってるけど作りは変わらないだで！」
ｵｲ!ﾏﾀﾀﾞ!ﾏﾀｱﾗﾜﾚﾀｿﾞ!! ｼｷｭｳ!ｼｭｳｶｲｼﾞｮﾆ!ﾊｺﾝﾃﾞｸﾚﾔ! ｱｧ^〜ｷｶﾞｸﾙｳﾃｵﾙ!!
syamu「なっ！？俺たち以外にも人が居る？隠れなきゃ(使命感)」
物陰に隠れた順平。しばらくすると公民館には大勢の人が流れ込んできた
「猿轡かませろ！」 「手足はキツくしめろ！」
「神主さんはまだか！」
syamu(？？…ヒッ！？あっあれは！？)
担架に乗せられた人は手足は拘束され猿轡を付けられていた。だが順平が驚いたのはそこではない
目は明後日の方向を向き口から泡を吹き…完全にキチ○イであった
？？？「またですか…たまげたなぁ 今月で5人目ですよ…」
「あっ！神主さんきてくださったか！
「お願いします！」「この子！…どうか…この子を！」
神主「ではお祓いを始めますので…村人の皆さんはご退却お願いします」
外に出て行く村人達 神主と狂人の2人だけが残った
神主「…私も金に目が眩んで依頼を引き受けたが…この土地は呪われすぎてるやろ…頭おかしなるわ」
syamu(依頼？神主さんってのは普通はずっと同じ神社にいるんじゃ…？)
神主「ここの村人は金払いだけはいいですからね…すぐに社も立派なもの作りましたしね…」
syamu(社？あの？神社のことだで！？でもあそこは…)
神主「…始めるか」
除霊の準備をする神主。慣れているのか騒ぐ狂人が目の前でも手際よく進めて行く
神主「？？？？？？」
syamu(聞いたことのないお経？本格的なモノを見るのは初めてだで）
祝詞を唱え除霊を行う神主。一時間以上は行なっていたのだが初めて見る異様な光景に時の流れを忘れて見続けていた。
神主「…やはりダメか、まぁ私に敵意を向けないだけマシか」
「神主さん！お祓いはどうでしたか！」
神主「…すみません私の力が足りず」
「そっ…そんな！ウチの子が！ウチの子がぁぁ！」「どうしたらええんや。」「このままじゃ村が！」
「おい！神主さん！高い金払ったのに！！なんの役にもたってないじゃないか！」
ｿｳﾀﾞｿｳﾀﾞ!
神主「…私は依頼を受ける前に何度も…再三いいましたよね？『とても手に負えるものじゃない』と それでもあなた方が懇願してくるので仕方なく引き受けたのですよ…」
「そっ…それはそうだが…」
神主「恨むなら私では先祖を恨みなさい…まぁつい最近まで続けてたあなた方も同罪ですが」
「なんだと！！」
神主「黙りなさい！先祖から慣習的に続けていた儀式といえど罪のない犬たちの首を刎ねるなんて！人の道から外れています！表情一つ変えず首を刎ねるあなた方の姿はまさしく鬼でしたよ」
「ぅ……そっそれは…」
syamu(犬の首を表情一つ変えずにはねる…流竜馬かな？…って！冗談言ってる場合じゃないだで！
…どうやら言い伝えは本当みたいやですぅｩｩ
」
神主「ここまで強いとは…やはり『犬神憑き』は恐ろしい…禁忌と言われるだけはありますね…
もう夜か…
syamu(あれ…神主のことっ…ばが…とおの…）
ｷｷｷ ｹｹｹ
syamu「…ﾑﾆｬﾑﾆｬ...あれ？夕方？さっき夜になってたはずじゃ…」
シバタ「あっ！syamuさん起きましたね」
シバタ「？？syamuさん 寝ぼけてます？」
ｽﾞﾝﾍﾟ説明中…
シバタ「…そんな夢を見てたんですね」
syamu「未だにあれが夢だと信じられないだで…」
シバタ「もしかしたら…それは実際に起きたことだと思いますよ」
syamu「正夢って…いうんかな？…ってかシバターさん信じてくれるんだでか？」
シバタ「当たり前じゃないですかぁ~僕がsyamuさんを疑うわけないでしょう〜」
syamu「へへ…なんだか嬉しいだで」
シバタ「…syamuさん!暗くなる前にちょっとだけ手伝って貰っていいですか？」
シバタ「付いてきてください…」
神社跡
syamu「ここは神社の跡…どうするんでしょうか？」
シバタ「syamuさん 僕の考えが正しければここにアンテナは無いはずです」
syamu「？？？へ？アンテナ……あぁお昼に探しましたyo!…でもそれは犬神憑きには…」
シバタ「実はですね。syamuさんが寝てる間に他の瓦礫の山をさがしたんですよ…そしたらありましたアンテナが、全部は探してないですが恐らく他の瓦礫の山全てにあると思います。ここを除いては…」
syamu「どうしてそう思うだで」
シバタ「もしsyamuさんのみた夢が本当なら、この神社は廃村になる少し前に作られたものです。そして恐らくですが余所者の神主が住んでいた…ということはですよこの村での必須アイテム『アンテナ』は持ってないと思うんですよ」
syamu「…！もし見つからなかったら！！わたくしのみた夢は…」
シバタ「えぇ間違いなく正夢ってことになると思います。」
syamu「シバターさんの言う通り見当たらないだで…」
シバタ「これだけ探しても見当たらないってことは…」
syamu「わたくしの夢は実際にここで起きた事…丘people！？わたくしはエスパーだった可能性が微レ存…！？」
シバタ「それは分かりませんが…もうだいぶ暗くなってきました。戻りましょう」
syamu「暗inじゃねーの？ｱｯｱｯｱｯ」
シバタ「フフフ やっぱりsyamuさんは面白いですね」
syamu「自分は、大勢の人を笑顔したいですから。笑ってくださいなｱｯｱｯｱｯ」
syamu「んー…でも なんで神社は崩壊したんでしょうか？不思議ですね~」
シバタ「僕の考えですが…よそから神主さんを招き入れる為に突貫工事で雑に組み立てられたんだと思います。他の瓦礫の山と比べて柱が不自然にヘシ折られてたりとかは無かったですしね。」
syamu「そうだでか…あれ？そういえば集会所以外にも無事な建物あったようですが…」
シバタ「それらは倉庫やサイロ等…人が生活する場所ではありませんでした。軽く探してみたんですがアンテナは見当たりませんでしたね…」
syamu「ん~やはりアンテナは犬神憑きと関係してるんでしょうか？謎は深まるばかりですね~」
ｵ-ｲ
シバタ「あっ地主さんだ」
地主「おどろいたよ もう暗いのに集会所にいないんだから」
syamu「心配かけて申し訳ないっ！！ですが事情がありまして…」
地主「…そんなことが にわかに信じがたいですがですが信憑性が高いですね。確かにあの神社は…」
シバタ「何か知ってるんですか？」
地主「曽祖父が昔話してくれたんですよ『あの神社はいつのまにか建てられてた。そしていつのまにか倒壊していた』…と」
syamu「割と最近に建てられた！！神主さんの言ってた通りだで」
シバタ「…犬神憑きを祓う為に建てられた。地主には知らせていなかった…」
地主「もし犬神憑きを私の先祖に隠して行ってきたとしたら…辻褄があいますね」
シバタ「ここは狭い土地ですからね、あまり暮らしは豊かでは無かったのかも…」
syamu「飢えは怖いですね~」
地主「…しかし誰が教えたんでしょうか 他の地域には広まっていませんし」
シバタ「まだまだ謎だらけですね…ん？もうこんな時間ですね。syamuさんそろそろ撮りますか」
syamu「ok!では早速撮影するぜ！！」
猫ワンワン！！
syamu『えーですがね…もしかしたら迷った参加者サン(浮遊霊)がいるかもしれないので…今から周囲を散策してみようとおもいますゥｩｩ
「わたくし一人で心細うなるって？」ｱｯｱｯｱｯ大丈夫ですyo!! 今回はシバターさんはカメラマンとして同行してくれるので寂しくはありません！心強い！！』
シバタ『シッバッターで~す！！今回はsyamuさんの怯えた可愛い姿を映していきたいと思います！！』
syamu『怯えた俺でオナニーしたらだめだで？…では早速！散策するぜワァァｧｧｧ!!ｵｳｯ!!」
シバタ『syamuさん!!あそこ何か見えますよ！人魂みたいですよ！』
syamu『ほんとだで。…ごちゃごちゃ喋っても仕方ないから「逝くよ」』
ﾌﾟ-ﾗﾌﾟ-ﾗ←不自然な人魂
地主（…まさか仕込みに手伝わらさせられるとは)
その後何事もなく撮影は進んでいった……撮影後
syamu「いや~なにも出ませんでしたね」
シバタ「そうですね~でも雰囲気だけでも充分怖いですからね。地主さんにも手伝って貰いましたし ソコソコ再生数稼げますよ~」
syamu「シバターさん！早速確認するだで！」
シバタ「わかりました！少し待ってくださいね~…！！！ファッ！？？」
ｶﾞｼｬ-ﾝ!!
syamu「シバターさん！？カメラ投げ捨てたらカメラおかしなるで！」
シバタ「でっでっでっ。出た！！写ってますよ！」
地主「本当ですか！どれどれ…うわっ！！」
ｶﾞｼｬﾝ!!
syamu「二人とも…ホントにカメラおかしなるで…！！踊ってる！？踊ってるだで！！」
カメラには 順平を他所に踊り狂う村人の亡霊が写っていた
シバタ「すっ…すごい！こんなにハッキリと！！」
地主「…たまげたなぁ。みんな踊り狂ってるよ…」
syamu「…なんでみんな踊ってるんだで？
よく見たらみんな顔が暗いような…」
シバタ「あっ…本当だ。笑ってる人は誰もいないですね…」
syamu「わたくしが踊る時は自分と視聴者さんが笑顔になるよう楽しく踊るのに…この踊りは…警告0点ですね 0点です」
地主「まぁそんなこといいじゃないですか！早くアップロードしましょうよ！」
シバタ「えっ！？いっいや、そんな急がれましても…編集したりしないと」
syamu「YouTubeの規定にNGなものが映っていたら動画が削除されますからね。焦りは禁物です」
地主「…そうですよね、すいません浮かれちゃいましたよ」
地主「いえいえ 年甲斐もなく興奮しちゃって…お恥ずかしい
そうだ。おふたりさん今日はどうします？家にもどりますか？」
シバタ「動画はいいもの撮れたし…syamuさんどうします？」
syamu「う〜ん実はわたくしね、五右衛門風呂というものに入ってみたくて あとは寝袋ですね…キャンプ気分を体験してみたいんですよね~
それに…」
シバタ「それに？」
syamu「シバターさんと一緒の空間で寝たこと無いだで\\\」
シバタ「\\\syamuさん…」
地主「…(うわぁ)わかりました。では私はこれで」
syamu「シバターさん!お風呂沸いただで」
シバタ「わかりました一緒に入りましょう」
ｶﾎﾟ-ﾝ
シバタ「いい湯ですね~ syamuさんが沸かしてくれたこともあって本当に気持ちいいです」
syamu「そう言ってもらえると嬉しいですよ~」
シバタ「…syamuさんはこの村のこと。どう思います？」
syamu「どう思うって？」
シバタ「その…あまりにも不思議すぎるというか…いろんな事が起きすぎてると言うか…」
syamu「確かにそうですね~『崩壊した家屋』に『アンテナ』『不思議な夢』…お次は『踊り狂う村人』…なんというか」
シバタ「こう…どれも『犬神憑き』と…syamuさんのみた夢以外は関連性が無いですよね~別個独立してるような…ん〜もしかしたら犬神憑き以外にも何か事件があったのかも？」
syamu「この村は本当に不思議ですね~ｺﾞﾒﾝﾅｻｲﾈ〜 謎を深めちゃって、ｺﾞﾒﾝﾅｻ〜ｲ。では、あがりますよ〜ｳｨ〜〜〜」
ｸﾞｲｯ
syamu「しまいには、のぼせるぞ！ｱｯｱｯｱｯｱｯ」
就寝前
シバタ「syamuさん 電気消しますよ」
syamu「小さい明かりは残してほしいだで」
シバタ「わかりまたよ」
ﾎﾟﾁ
シバタ「明日はどうします？また探索しますか？まだ謎は残って…もう寝てる…おやすみなさい」
syamu「むにゃむにゃ…zz」
深い眠りに落ちてゆくｽﾞﾝﾍﾟ
syamu「…こっ…ここは夕方みた夢と同じ場所！もしかして昨日のつづき！？」
再び物陰に隠れる順平 集会所の中に村人が二人入ってきて腰を下ろした
「…どうします？このままじゃ村が滅んでしまう…儀式を辞めても神主さんにお祓いしてもらっても
『犬神憑き』の呪いは消えない…ハッキリわかんだね」
syamu(!?ハッキリと『犬神憑き』と言っただで！夕方の夢では聞き取れなかったけど 今はちゃんと聞こえただで！！)
「俺もなぁ…あっそうだ(唐突)村をすてて逃げ出すゾ！」
「ファッ！？…そんなことできないですよ！俺の下の妹が呪われて！家族の誰かが一日中みてやらねぇといけないんですよ」
「じゃあ…どうすればいいんだゾ…」
ｻﾞｯｻﾞｯ ｶﾞﾗﾗ
？？？「そこのお二人さん だいぶ思い詰めてるようだね？」
「誰ゾ？」
「(どこの誰か見分けが)たたねぇな？余所モンは帰ってくれよなぁ~頼むよ~」
集会所のドアを開けた人はリュックサックを背負った中学生くらいの子供だった
syamu(この村以外の人？…中性的な顔立ちして…おほ＾〜（勃起）していいのか？わかりませんね、男相手に勃ってしまったらホモですからね。NGです」
「…盗み聴きはだめゾ」
「違うならチクった奴がいますね~しばかなきゃ(使命感)じゃけんチクった奴を教えてくれよなぁ~頼むよ~」
？？？「もしその『犬神憑き』を治せるって言ったら？信じます？」
「は？(威圧)」
「そこそこ有能な神主さん雇ってもダメなんだよなぁ子供に治せるわけないってソレ1番言われてるから」
？？？「まぁ話は最後まで聞いてよね 最近科学の進歩によって素晴らしいものが出来たんだよ…猫ちゃん？取ってくれるかな？」
ﾆｬ-
syamu「リュックサックの中に子猫がいるだで！…賢すぎるやろ！？」
順平が驚くのも無理はない 仔猫ちゃんは言葉がわかるらしくリュクサックから何かをモノの先端を咥えて顔を出してきた。
???「ありがとうね」
ｼｭﾙｼｭﾙ
syamu(！？あのリュックサックはどうなってるだで！？のびハザのドラえもんのポケットみたいだで！？)
「おまえ手品師ゾ？」
「えっ…何？そのリュックサックは…(困惑)」
リュックから取り出したアンテナは新品の輝きを放ち、ﾌﾞﾝﾍﾟ達の見つけたアンテナと違うようにも見るが形はソックリだ。
？？？「このアンテナを犬神憑きの家に取り付けてね 呪われた者たちの周りで踊り続ける。
そしたら犬神憑きの呪いが治っちゃうんだよね」
「…ゾ？」
「…は？」
村人2人はあっけに取られた顔をした。当然である
「あのさぁ…」
「怪しすぎんよ~」
今度はうさんくさげに子供を見始めた。すると子供は突如表情を変えた
？？？「この僕が！怪しげなら！！あんたら一体何様のつもりだい！？」
「ヒッ！？」
「ファ…ｳ-ﾝ!?」
syamu（こっ怖いだで！！焼肉に怒られた気分やでｿｿｿｿ)
口調が順平なだけであらゆる行動が順平じゃないところとか
「わっわかりましたよ~そのアンテナを立ててればいいんだろ(震声)」
大の大人が子供相手に怯える姿に順平は底知れぬ恐怖を覚えた
syamu(本当に子供だで？…ちょっとだけチビったじゃねぇーか！コンチクショオオオオオオオ↑↑↑オオオオオオオオオ↓↓↓)
？？？「よろしい。じゃあそっちのオジさんの家に行こっか？」
ﾆｯｺﾘ
先程とは別人と思えるほど優しい笑顔を向ける子供
syamu(かっ…可愛いだで……でも男やったら？…わたくしホモかもわからへんな…)
syamu(って！外はマズイだで！！明らかにわたくしの服装…浮いちゃいますyo!!高校生の頃を思い出すｳｩｩｩ)
高校生デビュー初日 一発芸をして、ど滑りした過去を思い出したｽﾞ?ﾍﾟ
するとイキナリ目の前の景色が変わった
syamu(！！？ ここは公民館じゃないだで！！あっあの人は！！)
ｳ-ｳ-ｳ- ｼﾞﾀﾊﾞﾀ ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
順平の目の前には血眼で暴れようとする少女がいた
しかし拘束&猿轡されているのでもがくので精一杯のようだ
拘束されている少女の周りには少女の家族と思われる村人が囲っていた
syamu「……？わたくしが見えていないんでしょうか？不思議ですね~
外にも村人がいっぱいいますね~まあええわ！ ほっときましょ、村人さんなんてほっときましょ！ｱｯｱｯｱｯｱｯ」
「…ホントにそれで治るの？この娘が」
「信じ難いが…」
「父さん、母さん 騙されたと思ってやってみようよ…」
syamu「あっよく見たらさっきの男だで、妹が呪われた…ってことはこの狂人が妹さん？」
「…踊りとか言われてもどうすればいいの？」
？？？「踊りはなんでもいいよ とりあえず5分くらい踊りつつけてよ」
syamu「…さっきの子供もいるだで…やっぱりわたくしが見えてませんね~」
「そっ…そうね」
「みんな踊れー！！」
1人だけテンション高く踊る兄 両親はぎこちなく踊る
その光景を初めは唖然と見ていた村人達だが自然と笑いがこみ上げてきたようで 笑い声が聞こえ始めた ｱﾊﾊ ﾋﾋﾋ ﾌﾌﾌ
(…これで治らなきゃ このガキ絶対に殺りますねぇ)
初めは恥ずかしくて怒りを込めながら踊っていた男
しかし時間が経つにつれ
「お！おい！見ろよ娘の顔色が！？」
「暴れなくなったぞ」
「ウッソだろおい？」
「なっ…まさか本当に効くのか？」
「あなた！私の娘が！！」
「すげー安らかな寝顔…」
？？？「ほら まだ5分経ってないよ踊り続けなくちゃ」
家族「はっ、はい！！」
その後も踊り続ける家族たち
？？？「五分経過したよ、そろそろ良いかな」
ﾅｵｯﾀ!!ﾅｵｯﾀｿﾞ!ｵﾚﾉﾑｽﾒｶﾞﾅｵｯﾀ!!
syamu「本当に治っただで！滅茶苦茶スゴイやん！これ！」
？？？「どう？これで信じたかな？」
「ハイッ！！信じます！貴方は神様仏様です！！」
？？？「それは良かった。でもね一回きりじゃまた元通りなるんだよね」
「なっ！？どうすればいいんですか！？」
？？？「簡単だよ毎日続けること、そして僕の宗教へ入ること」
「へ？宗教に？」
？？？「そう僕の宗教に入る、そして踊り続ける
これを続ければ娘さんは完全に治るよ」
父「入ります！入りますとも！！」
母「あっ…でも宗教に入ると言われましても、何をすれば良いのでしょうか？」
父「え？それだけでいいのですか！？」
母「是非是非入らせてください！！教祖様！」
少年教祖「あっでもアンテナ代は頂くよ お安くしとくぜぇ」
少年は少しニヤつきながら代金を求めた。当時にしてはとても高額だが一家はなんの躊躇いもなくポンッと支払った
少年教祖「毎度あり」
一家「ありがとうございます！本当にありがとうございます！！」
syamu(…宗教って儲かるんやなぁ わたくしも教祖様になりたいでｽｳｩｩ」
完全に妄想の世界に入ったsyamuさん
村人1「でもよう？なんでこの…アンテナ？ちゅーもんが効くんや？」
村人2「念仏唱えたり祈祷するわけでもねーのに不思議や？」
少年を囲い質問攻めにする村人。少年は少しニヤついて声を張り上げて答えた
少年教祖「このアンテナ…そんじゃそこらの紛い物とはチョイと違うよ かの米国大統領も愛用したスゲー代物さ 成層圏のそのまた向こう！大宇宙にポッカリと浮かぶお月様！その裏側のクレーターから飛んでくれる宇宙線を見事にキャッチしてくれる優れものなのよ~！…
少年教祖様の熱弁を余所に順平はまだ妄想の世界にいた。そしてそのまま…
シバタ「syamuさん！朝ですよ！起きてください！！」ﾕｻﾕｻ
syamu「ん~…あれ！教祖様は？わたくしの宗教は！？」
シバタ「！？syamuさんもしかしてまた夢を」
syamu「宗教だで！！わたくしも宗教を開くだで！！」
シバタ「シャ…syamuさん!!落ち着いて下さい！！」ﾊﾞﾁﾝ
syamu「ﾋﾞｬｱｱｱｱｵｯ!!!!」
シバターに強めにビンタされた順平 おかげで正気を取り戻したのか夢の出来事を説明し始めた
シバタ「アンテナが犬神憑きを治す装置！？やはりテレビやラジオのアンテナでは無かったんですね」
syamu「そうですyo!アンテナを立てた家で踊り続ける すると娘はたちまち正気をとりもどしたんだで！！」
まるで自分の手柄のように明るく話すsyamu
それを見てシバターは少し狂気を感じた
シバタ(しかし……それが本当ならどうして村が滅んだんだ？それにこの瓦礫の山と化した家屋の説明が付かない……syamuさんの様子も何か変だし…)
シバタ「あの…syamuさん?ソロソロこの村を出て帰りま…『なんで？』
シバタ「え？いや~動画も充分撮れましたし…」
syamu「ですがシバターさん…始めに『3泊ぐらいする』って言ってましたやｱｧｧﾝ!! 」
シバタ「えっ？ シャ…syamuさん?」
シバタ(なんか…昔のsyamuさんに戻ったような…?)
シバターと共に動画撮影を続けてから順平はだいぶ健常者要素を取り戻していた。以外にも昔は動画内で『誰か私に職を紹介してください！』
と就職の意欲を示しており元々はそこまでガイジでは無かったのだ。
『湾岸オフ会成功』に『のびハザバブル』…これら２つが順平を大きく狂わしていたのだ！
そして順平は思い出した…崇められ奉られる教祖様の神々しい姿を！昔の自分が理想し夢描いた姿を！！
淫夢ネタやらなんやらが混ざりまくってて只々お寒い
syamu「それにシバターさんも気になるやろ？この村の滅んだ謎がね！ｱｯｱｯｱｯ?」
シバタ「たしかに…気になりますが…」
syamu「この村は間違いなく本物やん！！一攫千金！！YouTubeｒの垣根を超えて億万長者になれるだで！！！」
シバタ（っつ！？syamuさんの言う通りかもしれない)
新幹線の中でも話していたがシバターは焦りを感じていた。徐々に減る再生数。勿論動画投稿以外にもパチンコ番組など色々収入はあるのだが雲行きが怪しく思えていた
YouTubeｒは無限に存在し生まれる その中で生き残っていけるか…
シバタ（この動画で不動の地位を築けば間違いなく将来安泰だ…妙な不安に取り憑かれなくすむ…漢！！ならここで決めるべきだ！)
シバタ「…そうですね！こうなればトコトン謎を解明しましょう！！syamuさんの言う通りです」
syamu「曲名！千本、桜！ﾋﾞｬｧｵｯ！
テンション！上げて！いこうぜーﾜｧｧｧｧｫｯ！」
ちょっと村人に個性つけようかなと思い安易に淫夢ネタに走りました。いらなかったですね
シバタ「しかしsyamuさんどうします？アンテナが『犬神憑き』を治すことや踊り狂う理由はわかりましたが…この先はサッパリですよ？」
syamu「ｱｯｱｯｱｯシバターさん！その点は大丈夫です！バッチグゥｩｩです！！yyooo!!!!!」
シバタ「（なっテンション高すぎ…)え？どうするんですか？」
syamu「あの、俺が、俺らが…おで。我が家が…わたくしを…
思いッきり！ぶん殴ってくださいッッ！！」
…………
………
…
シバタ「……へ？」
syamu「言葉通り！！思っクソ！！殴ってください！！」
シバタ「えぇぇぇぇぇぇ！！？とうとう本当に狂ったんですか！？」
syamu「…わたくしは知的障害者ではごさいません！！シバターさん、考えてほしいだでわたくしが眠ったときに夢をみる…ってことは？」
シバタ「…気絶して夢の世界に……ってことですか？」
syamu「こう見えても私は器用ですから、器用。気絶しても夢をみますから」
このお寒いスレと同じs41.a046.ap.plala.or.jpで似たようなお寒い文書いてるし同一人物だと思いるよ
コイツが書き始めてから他の作者や住人消えたし、それでもただお寒い文を投げてるあたりピアプロと同じ状況
これもう順平本人じゃろ
順平とシバターの体格差は月とスッポンである
いつもの対戦相手と違って下手したら命に関わるかもしれない
シバター「(一か八か…手加減して)…わかりました syamuさん…では殴る前に歯にタオルを食い込ませてください」
syamu「ﾌｶﾞﾌｶﾞﾌﾆｬ(わかっただで準備OKだで！)」
シバタ「で…では行きますよ(障害とか残りませんように…)
オラァッ！！」
ﾊﾞｷﾞｨ!!!
syamu「ﾋﾞｬｧｧｧｱ!!ｵｯ!!!!」
シバタ「！！ちゃんとタオル噛んでくださいよ！！！！！
あっ…気絶した」
こうして順平は再び夢の世界に向かった。
前作から何も変わってないのな
極端に長い上に一人で連続投稿するなら自分で立てたスレに投稿すればいいと思いまスゥゥゥゥ…
今度はなんのフリーホラゲを原作にしてるんやろ
怪異の原因の宿業も全然怖くないし
今回は熱意だけ買って20点とさせていただきまｽｩｩｩｩ
そらツマランわな
それにこの人が書いてんのって「健常者の順平」じゃなくて「順平のガワを被せたオリキャラ」だな
オリキャラでのお人形遊びを見せつけられてんだもの
書いてる本人は楽しかろうがねえ
筋肉少女帯の「僕の宗教へようこそ」で検索やで
ありがとうございますやで
マジでそのまんまじゃねえか…
これもうオリジナルで書ける部分なんてなんでアンテナで村が倒壊したのか？ぐらいだろ
せめてその理由づけはちゃんとやって欲しいねえ
順平の動画と同じやんけ
いやーほならね、自分が作ってみろって話でしょ？
そう私は言いたいんですけどね。
順平要素0のホラーに無理矢理順平とシバター出しただけで
改変するなら犬神憑きを土竜憑きに変えて順平が儀式に巻き込まれるくらいにはしてほしい
↓
なぜか書き直して完結させて新スレに投稿
しかしわざわざスレをたてるなと怒られる。ついでに面白くないとまた言われる
↓
まったく進歩していないクソ長SSをまたここでだらだらあげ始める
そして叩かれる
作ささんは順平並みの足りないオツムで「新スレ立てたら怒られるだで…！」って頑張って考えて
またここにあげたんだよね
でも前のやつだけでも散々面白くないって言われてたんだからもう書くのやめようよ
他に面白いの書いてくれる人がいるし、その人たちが埋もれるから邪魔なだけだよ
多分ss初心ささんだと思うから次からは5��10レスくらいの短いssを書いてみて少しづつ書き方を覚えていけばいいと思いまｽｩｩｩｩｩ
でも内容はゾッ帝よりもつまらない
作者も登場人物も
廃村探索して順平がグースカ夢見るの繰り返しで展開も冗長だし
ここは思うがまま叩いて黙らせる自浄作用が働いてるから凄い
悪口を言う法律ってこういうことなんかなぁ……
ありがとう順ちゃん
でも無駄にだらだらしてるし丸パクリするような奴が面白いもの書けるとも思えないからくたばれ
順虐も極度なガイジかも好きやけど、428と能美島がバランス良かった様に思える。
ギリ健具合と持ち前の邪悪さがリアルで続きが気になったのはこの二つがぶっちぎりだった。
ただ、私はゴミモグラがただただ惨めに穢され蔑められる文章の方がスカッと笑えるので1さんやSファイトさん路線の方が好みやな。
178 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2014/09/06(土) 03:10:08.18 ID:0Pg17g/60
はぁ？
じゃあお前すげえ楽しいおもちゃ手にして遊ばないことできる？
184 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2014/09/06(土) 04:16:02.24 ID:oRfKxEhO0
おもちゃって。じゃあお前はそんな立派な人間なのか？
197 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2014/09/06(土) 13:18:26.23 ID:0Pg17g/60
会話のキャッチボールできてねぇぞw
無法地帯におもちゃが置いてあれば遊ぶだろ
壊れるまでw
202 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2014/09/06(土) 15:20:27.82 ID:oRfKxEhO0
そこまで言うなら自分で動画投稿してみたら？
204 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2014/09/06(土) 15:42:03.93 ID:O+0qkJS/0
お前頭悪いの滲み出てるよ。
お前シャムだろｗｗｗｗｗ
動画で言ってたこととほとんど同じ反論の仕方だな。
「つまんないなら(サムネを)自分で作ってみろ」
はいこれで満足か？
宗教作者並みにつまんねぇからやめろそれ
もしかしてアフィブログから来たの？
ずんぺいはしばらく引取り手を探してもらっていたが、親類縁者ことごとくその引き取りを拒まれた。
ずんぺい「オラは知的障害者ではございません！ オラ頭いいけん…！」
などど否定していたが
女施設職員「あーらそう。ずんぺいちゃん頭いいのね〜。ほらパルムよ、お食べ。」
ずんぺい「！」ペロペロレロレロンジュバ！
女施設職員「ずんぺいちゃん、キレイに舐め取るの上手ね〜 次はこのお薬飲みましょうね」
ずんぺい「お薬イヤジャワ〜！」
男施設職員「はよのまんかい！」
そう言うと、男施設職員はずんぺいのにんにくのような鼻をつまみ上げた。
ずんぺい「ｲﾀﾞｲ！ｲﾀﾞｲﾜｰ！」
と叫んでいると素早く女施設職員がずんぺいの口に液剤を押込んだ。
ずんぺい「ｱﾜﾜﾜﾜ…」ｶｸﾝ
女施設職員「やっと寝たわね。」
男施設職員「自分を知的障害ではないって思い込む患者が一番手間がかかりますよね。」
女施設職員「そうですね。幸い顔が気持ち悪くて臭いだけで体は小さいから暴れてもなんとかなるけど」
男施設職員「明日には頭の手術もしますし、少しは大人しくなってくれるといいですね。」
男施設職員「さて、ずんぺいくんをベッドに拘束しましょう。」
………
……
…
ずんぺいは社会不適合者だった。これまでもこれからも。
しかし、両親の元で業人扱いされるよりも、適切に対処してくれる施設に居ることのほうがあるいはずんぺいの幸せになるのではないか。
今日もずんぺいはパルムを食べたべしている。
面白かったで
長い間お付き合い頂きありがとうございました。
保田翔太「はーい」
保田翔太(21)は地方都市に住む駅弁大学生である。今日は授業も早く終わり、サークル活動をするのもかったるく、アパートでsyamu動画を順回していた。典型的な俺オナ民である。
そんなときにチャイムが鳴ったのである。
保田はアマゾンなどで買い物をした記憶もなく、実家から食べ物の仕送りでも来たかと思いドアをあけた。
宅配屋「保田さん、お届けものです。ここにサインか印鑑お願いします。」
保田「はい。」
宅配屋「ありがとうございます！お荷物はこれです。」
宅配屋が差し出した荷物は縦横1mはある大きな木箱であった。差出人は書かれていない。
保田「あのこれ、ほんとに俺のすか？差出人も中身も書いてないんすけど」
宅配屋「お宅保田さんでしょ？」
保田「そうっすけど。」
宅配屋「なら間違いはないですよ。」
保田「そうですか…」
宅配屋「じゃ」
そう言うと宅配屋は去っていった。
1kのアパートでは身動きが取りにくくなるため、荷をほどき始めた。
すると
箱「ﾀﾞﾃﾞｪ…ﾀﾞﾃﾞｪｪ…」
と木箱の中から声がしてくる。
保田「えっ…。なにこれ…。」
実家の両親に確認してみると荷物を送っていないということが分かった。
箱「ﾀﾞｼﾃ…ｵﾅｶﾍｯﾀ…ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ…」
保田「……。」
保田はこの声に聞き覚えがあった。
さっきまで見ていた大物youtubeｒそっくりである。
保田「なんやこれはいったい……」
思わず焼肉のような言葉を吐いてしまった。
保田はもしもこの箱の中身が大物youtubeｒ浜崎ずんぺいであったなら、と想像してみた。
ずんぺい「ｼｪﾝﾎﾞﾝ！ｼﾞｬｸﾗ!ﾋﾞｬｵ!」
とか叫びながら飛び出してきた。
保田「うるせーよ」バチコン！
ずんぺい「ｲﾀﾞｲ！」
ずんぺい「ｵﾗ浜崎ずんぺい！大物youtubeｒ！」
保田「で？業人がなんでおれんち来たんだ？」
ずんぺい「きみは運がええな。ずんぺいくじに当たってｵﾗがプレゼントされたんだで。」
保田「えっ…？ずんぺいくじ…？」
ずんぺい「そう。ｵﾗと一緒に生活できるだで。ｱｯｱｯｱｯ！」
保田は思わず室内を見渡した。隠しカメラがあるかどうかを確認するために。
むしろカメラが有ってくれなければ困る、とまで考えた。
だが、結局見つけることはできなかった。
ずんぺい「ほんで、なんか良いものないかなと考えていたらｵｶｻﾝが人気者の自分をプレゼントしてみたら？って言うんだで。」
保田「えっ…。でも引退したんじゃ…？」
ずんぺい「やっとｵﾄｻﾝもｵｶｻﾝもｵﾗの凄さに気付いたみたい。どうせ復活するなら、今も見てくれているしちょうささんにプレゼントした方が良いって言ってくれたんだで。」
保田「じゃ、じゃあ終わったら帰ってくれるんですか？」
ずんぺい「君はわかってないだで。ｵﾗと一緒に生活できる権やで？帰ったら生活できないで。ｱｯｱｯｱｯ」
ずんぺい「ｵﾗの動画を見てるだけで自動的に抽選が始まるんだで。」
保田「でもオリジナルじゃないんですけど…」
ずんぺい「転載動画でもokにしといたで。オリジナルは大方消してしまったから。」
保田「……。」
ずんぺい「そういえば腹へっただで。何か食い物は？あ、おやつはパルムね。」
保田「作らなきゃなにもないですよ…。パルムはうちに無いです。」
ずんぺい「パルムないの？？仕方ない、ご飯だけで我慢するだで。」
保田「ｱｯ!?」
ずんぺい「んー、早くご飯作るだで。ｵﾗが餓死しちゃう。」
保田「syamuさん何か作れないの？」
ずんぺい「ｵﾗが作る？ええで。」
そういうとずんぺいは無遠慮に冷蔵庫をあさりだした。
保田「…。」スッ
ずんぺい「あるじゃん！」
ずんぺい「だで〜♪だで〜♪」
なにやらずんぺいは鼻歌を歌いながら調理をしている。とは言ってもお湯を沸かしているだけだが。
ﾁｰｰﾝ
ずんぺい「できましたで！カレーチャーハンだで！」
それは保田がテスト時期になると料理の手間を無くすために買っておいたレトルトカレーと冷凍チャーハンを混ぜたものだった。当然のように自分の分だけで保田の分はない。
ずんぺい「では！いただきます！」
そう言うとずんぺいは手をつけ始めたのだが、
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞｪｪｪ… おいしくないだで…」
そういうとずんぺいはカレーチャーハンを手にキッチンに向かうと
ずんぺい「」ｺﾞﾝｺﾞﾝ
先ほどの食べ物を三角コーナーに捨て始めた。
人様の冷蔵庫の中のものを使って自分の分だけ作るばかりか、不味いと言い三角コーナーに捨てるという常識では考えられない行動をとるずんぺいを見て保田はあきれ果てた。
長い間お疲れ様ですやでホンマ
そして宅配無職やべえ
この図々しさにずんぺいくんをブチ転がしたくなる
期待しています
イマキヨさんみたいだ
いやーほならね適当なアニメキャラに置き換えて他所で連載しろって話でしょ？私はそう言いたい
保田「チャーハンだけ食べれば良かったじゃん」
ずんぺい「それはね、君がそう思ってるだけやでぇ？」
保田「……。」
保田「分かったから、早く出ていってくださいよ」
ずんぺい「めっちゃ必死やな。ｳﾝ…ｽｩｩ…ﾁｮｯﾄﾏｯﾃ…ｽﾞｽﾞｽﾞｩｯ…��」ｶｲｶｲ
保田「家の中でアトピー掻くなよ」
ずんぺい「ｱｯｱｯ アトピー掻いてないで！」ｶｲｶｲ
保田「じゃあなにｶｲｶｲしてんだよ」
ずんぺい「ｺｯｺｯこれっ…これはっ！ただ…」ｶｲｶｲ
保田「もういいから。掻きたいなら外出ろっつってんだよ、土竜」
ずんぺい「ﾓ…ﾓｸﾞﾗｼﾞｬﾅｲﾀﾞﾃﾞ…」ｶｲｶｲ
保田「……。」
保田「浜崎ずんぺいがお口アナルで土竜アイで知的障害者でアトピーでネカマに騙されて無職でめっちゃ臭いってこと？」
ずんぺい「！！！」
ずんぺい「ち…ちっちっ…知的…知的障害……」
ずんぺいが言いかけるところを保田は畳み掛ける。
保田「知的障害者じゃん、完全に！」
ずんぺい「ちっ…ちちち…知的…」ｳｯｳｯ…ｼｸｼｸ……
ずんぺいは言い終えることもできず、泣き始めた。泣き顔が絶望的に汚い。
ずんぺい「け……敬語っ！敬語つ……つかう…使うべきじゃあん…。君はｵﾗよりと……おしし……年下やろ…？」ｼｸｼｸｼｸｼｸ…
とずんぺいは汚い顔で泣きながら、精一杯の反撃を試みた。
保田「一応初対面だし、年下だから敬語使ってやってたけどさ。
おまえおれに勝てるの年齢だけじゃん。
しかも焼ゴリに捨てられたのか知らねーけど、おれんちに転がり込んで飯ばっか食おうとするし。
いったいおまえのどの辺に敬意を払わなきゃいけないわけ？」
ずんぺい「ｵﾗ…ｵﾗ…ｵ…ﾗは…ｵﾗはyoutub」
保田「言っとくけどおまえ大人気youtubeｒじゃないから。」
ずんぺい「えっ…。それは、それはね、君がそう思って…」
ずんぺいが精一杯言い終えようとしてるところを保田は畳み掛ける。
保田「だから、それが勘違いだって。おまえどんだけの人間に凸くらったよ？あ、凸ってのは実際におまえんちに行って嫌がらせすることね。」
ずんぺい「……。」
ずんぺい「イジ……メ……？ホモのこと…？」
保田「ホモ？アンチのことか？そもそもおまえはホモとかアンチとか言ってるけど、おまえの本当のファンなんていないから。」
ずんぺい「え…？え…？」
保田「おまえアンチの嫌がらせのせいでファンからメールが一通も来ないって言ってるけど、よっぽどたくさんのいたずらメールが来ない限り本当にファンがいれば届くから。」
保田は純粋にずんぺいに帰ってほしい一心で罵り続けた。
保田「だいたい土竜はさ、ｵﾗと一緒に生活できる！とか言ってるけど、両親はどうしたんだよ。」
ずんぺい「それはさっき言っただで…。どうせプレゼントするならｵﾗを…。」ｼｸｼｸ
保田「おまえ、それ、捨てられたんじゃね？」
ずんぺい「え？？」
保田「だから、おまえ両親に捨てられたんじゃね？」
まぁ何か捕食してお腹ぷくぷくになったら結局忘却システムが発動して絶望すら忘れるけど
保田「じゃあなんで見知らぬ人の家に宅配便でかわいい息子を送ってるんだ？」
ずんぺい「それはファンのキミをびっくりさせようと……」
保田「土竜が考えたアイディアじゃないだろ？」
ずんぺい「」ﾄﾞｷｯ
保田「どうせびっくりさせるなら宅配便で訪ねた方が良いって両親に言われたんだろ？だいたい俺おまえのファンじゃねえし。」
ずんぺい「ｿ…ｿｿｿ…ｿﾝﾅｺﾄ…」ｵｸﾁｱﾅﾙｳﾝﾄﾞ-
保田「おいクソゴミ、お口アナル運動でバレバレだぞ」
保田「でも、おまえの両親もひでーよな。こんな離れた場所にかわいい(笑)息子を宅配便で送るんだもんな。本当におまえのこと邪魔だったんだな。」
締まる輪っかでも頭に着けるべき
でも本当にこうなりそうだと思えるから凄い
しかしSSの設定に文句をつけるわけじゃないが、転載含めてずんぺいの動画を視聴したらクジの対象になるって怖えーな
動画そのものにスピリチュアルパワーでバックドアを仕込んでるみたいだ
ずんぺい「ｵｶﾈﾅｲﾀﾞﾃﾞ…」
保田「は？一銭も？おまえ飯とかどーすんの？つか34歳のオッサンが文無しってどうよ笑」
ずんぺい「ｵﾄｻﾝとｵｶｻﾝがプレゼントするお家の人に食べさせてもらいなさいって…」
保田「ただの乞食じゃん」
ずんぺいは乞食という言葉に敏感に反応した。
ずんぺい「ｵﾗ…ｵﾗは！ｵﾗは乞食ｼﾞｬﾅｲﾀﾞﾃﾞ！」
保田「じゃさっき捨てたチャーハンとカレーの金寄越せよ。」
ずんぺい「あれはうちの中にあったﾀﾞﾃﾞ……」
保田「ここは俺んちだよ！おまえマジでふざけんなよ！」
ずんぺい「ｱﾜﾜ…ﾎﾞｳﾘｮｸﾊﾔﾒﾃ……」
束の間の抵抗も保田の語調に萎えた。
保田「ｵﾄｻﾝとｵｶｻﾝに電話して金送ってもらえよ、携帯貸してやるから」
ずんぺい「ﾀﾞﾃﾞ…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
電話「おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめになり……」
ずんぺい「ｴｯ？ｴｯ？？」
ずんぺい「ｵｶｼｲﾀﾞﾃﾞ…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
電話「おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめになり……」
順平「だで！？」
焼肉の怒鳴り声で順平は目を覚ました。
順平「あれは夢だったのか…」
そうsyamuこと浜崎順平は数年前にアホバカ文句とケチしか言わない滑稽なアホ俺オナ民によって人生をめちゃくちゃにされたのである。
順平「やれやれ、仕事に行く準備をしなきゃ」
順平は既に就職していた。
無職の俺オナ民とは違うのである。
順平「それじゃあ仕事に行きますよ〜ウィ〜」
順平の一日が始まった。
end
ぬわ疲
これにて完結です
二度とこのスレには投稿しません。
無職でアホでバカな文句とケチしあ言わない滑稽なアホ俺オナ民の皆様さようなら
糞
SSスレの名物、池沼、ずんぺい二世、新型貝塚暴走機関車、ふつうにつまらない、文才０って
どこまでも馬鹿にされてたって危機感ないんか
このパート要る？って推敲作業にも時間かけて
>>824から>>826とかの旅行満喫して語り合うシーンとか
本当に後々の伏線となるから必要になるんならかまわないけど
たとえばジェイソンの死んだ湖に向かっていくパートでいきなり主人公が旅番組を始めて舌鼓を打ち始めたら
普通の視聴者は「早く話進めろよ…」ってイライラすると思うで
一応これ伝奇とかホラーに属する話の流れなのに
そういう雰囲気に水を差すシーンが多すぎるんじゃないですかね…
長々文章書けるパワーがあるのはいいと思うけど
文量見ないで読んでくれる読者なんてなっかなかいないよ
おう二度とくんなよ
ゾッ帝以下のゴミカスSSでスレ埋められるのは迷惑だし
それより宅配無職、いい感じだで
Ｂ級サメ映画の尺稼ぎみたいだよな
映画本筋と関係の無い話を入れたりだらたら引き延ばしたりテンポ悪かったり
地主にファンだと言われてそれに対する順平が「照れるだで」ってなんやねんそれ
順平なら男のファンなんてつっぱねるかマウントとろうとするやろ
なんやねん「照れるだで」って
暇人に構ってるほど、こっちは時間ないんですよ。さいなら。
わたくしも
「お前の義兄syamu game 」のタイトルで
まいこの旦那視点のSS書こうと思いましたが
教祖様作者が叩かれてるのを見て怖くなっただで
俺オナ民とは認識がそもそも違う
SS書いてもヒーローにしようとして結果、側だけ順平のラノベの主人公みたいな別人になる
中身のない無駄に長いだけの文を投げスレを占領して、それまでいた作者を去らせるような真似したからなんだよなあ
ピアプロの再現みたいなことしたらどこでも叩かれると思います
ピアプロメンバーの気持ちが追体験できてなかなか貴重な経験になったと思いまｽｳｩｩｩｩ･･･
「だで」とか「ｽｩｩｩｩ」とか「お腹ぷくぷく」とかキーワードを使ってりゃ順平SSになるのか、と
順平に順平要素がなきゃ順平SSじゃないだろうというだけの話
保田「出ないっつーか、電話解約されてんじゃん」
ずんぺい「ﾅﾝﾃﾞﾀﾞﾃﾞ…ﾅﾝﾃﾞ…ﾀﾞﾃﾞｪ……」ﾒｿﾒｿｼｸｼｸｼｸｼｸ
保田「そりゃおまえなんかいらないからだろ」
ずんぺい「ｴｯ…？ｿ…ｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾀﾞﾃﾞ…」
保田「そんなことない？おまえ34歳でまったく働こうともせず家事もまったくしないような中年誰が欲しがるよ？アトピーできったない顔の。」
ずんぺい「ﾃﾞ…ﾃﾞﾓ…ｺﾄﾞﾓﾀﾞﾃﾞ…？ｼﾞﾌﾞﾝﾉﾊﾗｦｲﾀﾒﾀ…」
保田「そんな大切な子供を捨てたんだから、よっぽどおまえのこといらなかったんだろ。」
ずんぺい「ｳｯｳｯ……」ｼｸｼｸｼｸｼｸ
保田「汚い顔で泣いてんじゃねーよ。つーかそろそろ出ていけよ。」
ずんぺい「ﾄﾞｺﾆ！？ｵﾗには帰るところﾅｲﾀﾞﾃﾞ……」ｼｸｼｸｼｸｼｸ
保田「知るかよ、いい歳したオッサンのことなんか。」
ずんぺい「ｵﾗﾉｺﾄ、ﾐｽﾃﾅｲﾃﾞｪｪ」ｴｰﾝｴｰﾝ
保田「てめえの両親に言えよ！」
家事だけじゃなく勃起宿舎の自治会とかにも参加せいやあ
ｱｯｱｯｱｯ
それ面白そう
教祖様が叩かれてるのは口調だけ順平を真似た別人が主人公になってるからでしょ
ちゃんと順平要素が入ってりゃ誰も叩きませんよ
それもせずにクソガキみたいなことを言い捨てたから更に批判された
順平が犬の代わりに穴に埋まって飢えに苦しみ首を斬られそうになる展開でもやれば盛り上がるのに
やってることは何故か知能が高い順平の調査と
順平が酷い目に合わない夢の話
ジャンプの看板漫画と勘違いしてるかのような長さと遅さもアレだし
せめて読者にキレずすっぱりと消えたことを評価しようとしたら>>955だもんな
俺オナ民優しすぎだろ…
普通の創作系コミュなら批判されまくって消えたあとはガン無視されて終わりなのに
順平より障害者への憎悪が見え過いて好きじゃないけど、
まだ面影が残ってるだけ教祖様よりマシだね
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10596/1532784544/l30
ゾッ帝の方が展開とキャラが濃くて面白かった
保田「うざいから泣くのやめろ」
ずんぺい「ﾀﾞﾚかﾅﾝﾄｶするﾀﾞﾃﾞ……」ﾁﾗｯﾁﾗｯ
保田は焦っていた。早くこの土竜をなんとかしなければ住み着かれてしまう。
大学に通ってる間にアパート後悔されたりしたら―。
しかし、ずんぺいの困ったところはこれだけではなかった。大学生というまだまだ社会経験の少ない保田にも、ずんぺいを野に放ったらどうなるか自ずと知れた。
34歳にもなって発狂したりオイオイ泣き出し、またどうやって生きていけばいいか分からない人間はなかなかいない。
というより、普通に暮らしていたらまずお目にかかる機会のない種類の人間だ。
……人間なのか？保田は自信が無くなる。
本来、まだ社会人でもない保田は成人男性であるずんぺいのこれからを心配する必要などなく、自らの将来を考え日々勉学に勤しむべきである。
だのにこの土竜は、自分の事だけを考え、そして保田に何とかしてもらおうとしているのである。
見下す対象であるはずの年下の学生に「なんとかしやがれ！」って抜かしてるところが素晴らしく順平
俺もまとめから流れてきたから人の事言えんけどさ
保田「」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ ﾌﾟﾙﾙﾙ
ずんぺい「ﾄﾞｺﾆ電話ｼﾃﾙﾀﾞﾃﾞ……？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
保田「うるせーよクソゴミ土竜！黙ってこれでも食ってろ！」
ずんぺい「！ ﾀ、ﾀﾍﾞﾙ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
保田はうるさい土竜を黙らせる為に消費期限切れの煮干しを渡した。
ずんぺい「」ﾓｼｬﾓｼｬ
お口アナル運動で煮干しを食べ始めた。
そうしているとようやく高石が電話に出た。
保田「あのさ、これから俺んち来れる？」
高石『は？お前が来いよ。』
保田「行けないんだよ。実はさ…信じられないだろうけど…」
保田「syamuがきてんだよ。」
高石『猫？？』
保田「猫じゃなくて、大物youtubeｒの方」
高石『は？何言ってんだよwww』
無理もない。
まさか、あの焼ゴリが居なければ何もできない
知的障害者なんじゃないかと言われる大物youtubeｒがこんな地方都市にいるとは
思いもよらない。
保田「来てくれればわかるからさ。色んな意味で一人にできないんだよ、この土竜。カスゴリの気持ちよくわかるわ。」
高石『ほんとかよ？www じゃあ今から行くわwww』
高石『猫？？』
ここ地味にすき
順平ファンタジー路線でも世にも奇妙な職騙りみたいに解釈を膨らませていったり娯楽性高ければボコボコに叩かれるだけのことはない
ガワだけ順平は単につまらないちゅうことですね
これで俺はまたひとつ成長したわ
名前欄でスルーしてたから気付かんかったわ
このクソ暑いのに木枯らしが吹いたかのような白けっぷりだよ
>>985
淫夢キッズな上にくぅ疲とかいう6〜7年物の半端に古いネタを使う辺り、書いた奴は20代前半ってトコかな？
本当に代理ガイジが書いてたのかもしれんね
まあ別人だろうと文(といか頭)のレベルはDDDDD
作ささん、読ささん、ありがとです！
またぬ〜！