コロンシリーズについて語るスレ

74：昨日1話目が公開された『WENDY;321』を見た上で思った事　3/4：2017/04/26(水) 17:16:09: 　・そもそも異世界転生小説っていうものについてよく分かってなさそう
この第1話の中での一番のツッコミどころは、読者視点になる役を何故かアンブラじゃなくてラケルに置いてる部分だと思う
転生小説っていうのは、主人公に自分を投影させて物語を楽しんでいくジャンルで
だから”読者が知らない事”があったら、それは”転生主人公”も知らない事じゃないと駄目なものであると思う

例えば読者はセミコロンという設定をまだ知らない
だったら主人公も、セミコロンという設定は初めて聞くものじゃないと駄目だし
「へー、ジェロニモの手記なんて物があるんですね…」って驚いている役が、何故か転生主人公じゃなくて現地人のサブキャラになってるの
この辺りはなんかもう、志室さんが転生小説っていうものを根っこから勘違いしてる気しかしない

転生小説って、主人公が転生してるとかそういう設定上の話じゃなくて
「リスタート小説」みたいなジャンルの事なんだと思いますよたぶん…

・内輪臭が凄い
あらすじの中に
>舞台となる異世界ラスリウネスクの設定：https://goo.l/SgXrl3
↑こんな感じの事が書かれてるの
これはまだ大丈夫だと思う。「よかったら見といて下さいね」くらいの範囲で収まってるからまだ大丈夫だと思う
でも
>■用語集
>ラスリウネスク：
>舞台となる異世界であり、その世界最大の大陸の名前でもある。
↑これは絶対やったら駄目だと思う

異世界転生小説っていうのは、主人公が物語の世界を0から体験していく話で
「へー、この世界の名前はラスリウネスクって言うんだなー」とか「この世界は普通の人間はエフェスって呼ばれてるんだなー」とか
そんな感じの事を、読者と一緒に、0から、知っていく風に話を作っていくものだと思う
そしてそれによって読者と異世界主人公が同じ体験をしていくことによって
主人公＝読者っていう構図を作らせて、主人公と一緒に世界を冒険したりしている感じを出していくものなのだと思う

でもこのウェンディの小説では
「コロンシリーズっていう企画をやってるんです。その企画の中でこんな風な設定が決まってるんです。覚えてといて下さいね」
って事をやってる
志室さん達はコロンシリーズについてよく知ってるからいいけど
初めて見に来た人が突然そんな事言われても、ただ困惑するしかないだろうし
（あ、これは俺に向けて書いてある話じゃないんだな…）って一発で思われてしまってもしょうがないレベルだと思う
っていうかそもそもこの小説。大量の設定やキャラが1話からいきなり出てきて、純粋に物語としても情報が頭に入ってきにくんじゃないだろうかこれ…

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