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工廠裏の壁 10枚目
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描きたいけどいきなりスレを立てる勇気が無い
試してみたいけど何処かでひっそりと行いたい
そんなときに！
工 廠 裏 の 壁
・ 短編、試作、とりあえずなんでも良し
・ やる前には利用予告スレッドと壁の両方で宣言して被らないようにすること
・ 投下された作品は基本的にwiki、及び保管サイト様に保管されます
・ 保管を控えてもらいたい場合は投下の際に一言断る
もしくは管理連絡スレッドへ一報を
・ またＡＡの支援はＡＡ支援スレッドに
・ ハートフルに
・ 埋まりそうだったら次建ててね ＿
/ ｊｊｊｊ ＿
／ タ {!!! _ ヽ､
／}¨ﾆ=- _ ,/ ﾉ ＿ ~ `､ ＼
／ ｜ ¨ﾆ=- _ `､ `ヽ _{_[＿]＿} ,. ‐'` ﾉ
／ | _ ﾆ=- ｌ|]ﾆ=- _ ＼ `ヽ(´･ω･｀)" .ノ／
／ ｣ ﾆ=- ¨ || ||| ｌ ¨ﾆ=- _ ｀､ヽ. ｀`Y" r '
l ／_] ﾆ=- ¨ || ||| | | l¨ﾆ=- _ｉ. ､ ￥ ﾉ
_ . -‐}‐- ［| || _ |｢=ﾆ|||=- | | | | ¨ﾆ=- _ー ｲ
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| ||=‐||-=ﾆr_‐￢冖ニ〔} || ||| _|＿＿_|＿＿|＿ | ｜ | | | | |
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圭℡rｮ || || - ||: : : l/|: : :| _ || |||// ／/// 〃 ///´|| | | | |
圭圭}l℡ _∠７ｴヽ_ || || |[Τ||: : : l/|: : :| 晶品嵒晶t℡| {__／＿{ | L[ｆ―――‐' {］―|l＿＿＿＿_ | | |
圭}圭圭‘＝“０-０┘||＿||_|_｜||;_;_;_l/|;_;_;Ｌ晶晶品嵒亟亟lｪｪ―_‐ｪｪ|ｭ |ｭ ￣ r=ｭ Γ二ｌ|＿＿＿＿_||＿|[]⊥
“““¨¨´ ｀¨¨¨¨“““““““ｆ=======fｮ_/:{zzzzzｭｪｭ┴7ffT]三三7ffT{
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｀¨´ ｀¨´ ｀¨´ ｀¨´ ｀¨´
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本作は《エロゾンビ◆IL/7VRqS7E》氏の作品 【やる夫はスカヴェンジャーのようです】及び
その派生作品からインスパイアを受けた二次・三次作品となります。
設定、用語等に作者独自の解釈を施した部分があり、色々原作食い違う部分もあると思われますが
そこはパラレルとして読み流してください
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【前回までのあらすじ】
MIAとなった４級チームを探してショッピングモール遺跡の地下階を探索していたマダオとさばげ部は
不審な業務車両を発見した。
マダオの見立てでは治安機関の使う改造車両のようだ。
一行は車両から調べることにした…
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≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐
. :ィ : :￣￣￣ : :
／: : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ 私とゴリアテが周囲の警戒にあたる
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/. . ', 皆はトラックを調べてくれ！
,': : : /: : : : ｉ: : : : : : : : : |: : : : : : : : :',
∥: : /: : : : /|: : : : ｉ: // : :ｉ: : : : |: : : : ｉ
,': : :/ : :＼/ ',: : : У/ : : :', : : : |: : : : :| 「了解！」
,': : /: : :／_＼ 丶／: ', : : : : ',: : :ｉ: : : : : |
|∠ .ィl 弋モｦゝ ＼ : ＼ : : :丶/: : /: : :＼
／: : ､ : | ＼＿_ノ ｀－≧､＿_:＼/: : : : : :＼
.／ : : : : ', : ｉ / ￣｀: : :/: : : : :ヽ
.（: : : : : :| : :＼ﾄ､ /:／:: : : :/::: : : : : : 〉
. ∨ : : : | : : : :ｉヽ:＞‐- ⌒ --‐:/ｲ:::/: : : /::::: : :､ ／
≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐
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./"￣ ,..-‐:,''"~|i| |
/ ／ ':, |l| スカイシティ /＼＿＿_／ヽ |
,.-,'............................く,,,,,,,,,,,,,,,,,,;,ノl| ／'''''' '''''':::::::＼ .|
,＿/´＿＿＿＿＿＿_,´＿＿＿_ヽﾉ| |（●）, ､（◎）､.::| |
,| i .Ｏf￣~i.r――:i.|i‐i |;.| | ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, .::::| |
[;;] ! |[;;] |.| ,!|l .l |;.| | ｀-=ﾆ=- ' .::::::::| |
ヽ| .l[;;]_! !-‐'''"~ |~~ ! | ＼ ｀ﾆﾆ´ .:::::／, |
i￣:￣￣￣￣ :￣i_| i'''"~ﾌ =.|＿|;.| ダディクール ,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､ |
|､_.:lニ=(-)=ニl:._∠l ''''=~ __'､__i;.| 楽しい生活をクールにお届けします |
,!==iニ====ニi===l|i-―,:''"ニ二|_|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|
|‐-.,ニニニニ,.-‐y!l＿//⌒ヽ;;;;i――――――――――――――‐i,//⌒ヽ;///⌒ヽ.ヽi――――‐! |
!￣= [二] =￣~ !二|｣i （$）i ;;;|:ニニニニニニニニニニニニニニニl;|iii （$）.iii:iii （$）.i;;;;|lニニニニﾆ,/
￣￣ゞ;三ノ￣￣￣￣ゞ＿,ノ￣ ￣￣￣￣￣￣ゞゞ;三ノ ゞゞ;三ノ ￣ゞゞ,＿ノ ゞゞ＿ノ￣ ￣
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システムメッセージ
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残りのメンバーで業務トラックを調べることにする。
いや…これは業務トラックではない、１０００年前のイヌたちが使っていた車両だ。
何か手がかりをつかめれば奥の部屋に何が待ち受けているか分かるかもしれない。
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＼ 丶-` ＿ ', ', ', l ' ,'
./､。_ > ヽ '., | /
／/ /ニニニニニ', .| , '| ~^'､_
,-‐" '‐-､./ .ｌ | |`‐-.､l
／ヾ ,'-―"~./ ／ ./ `,
／/ ~ヾ､､ ./`l ./ ' ./| |
/ ' ヾ､､ / l| .| , | .|
／ ヾ ､､__/ |,| | .,' |
/ ／" `-/ ./ |
/ ＞"~ | / .|
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!､ ,_ ノ く＿_ | `^~ /
ヽ- " - ／ ）- ` _ j /
` ､ -_＿＞ ,<"`,､＿ノ ＼＿-‐---"
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r_',/ | ./-.><.-`､
l_,/|.｜｜ | | |
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システムメッセージ
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まずはトラックの周囲を確認する。
ラジオボーイズの連中もトラックの手前で小休止したらしい
何か大きな器具を置いた痕跡がある。
…何か落ちている？
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┌┐
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システムメッセージ
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使用済みの小型注射器が落ちている。最近のもののようだ。
カメラボーイズの一行がここで使用したのだろう。
データによれば持病持ちやジャンキーはいなかった。
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/／: : : : : : : : : ｀ ヽ : : ∨|:ﾄ､: ヽ ヽ
,ｲ : :/: : : : ヽ: : : : : : : :＼ : :ﾘ:ｉﾊ:∧ ﾘ
/:/: : l ､､: : : :! : ､: : :､: : : :ヽ: :/:!:ｉ : ＼ 走狗を一通り走らせてトラックの下も見たけど
∥ ｉ: : :| :ヽ､ : ｉ|ｘ‐-､ : :ヽ: : : ∨: ｉ l/ ⌒ヽ
ｉ: : | ⌒ｉ: : :＼ ﾘ ＼:＼: ｉ : : : |: /: | トラップは仕掛けられていないみたいね
|: : l/ __ﾄ､ :∨:ﾒ､,ィてハヾ : : : !ハﾉ
|: : 彳しﾊ＼∨ ﾋ:ゞ:) | : : : | ) | カメラも死んでいるみたいよ…
', : : ﾄ乂zﾘ ヾ ゞ‐' ∥ : :/,,ノ
丶: :ﾞ､ 〃彡ｲ ん？それって注射器？
＼､＼ ｀ ／ /｜
丶 (｀ヽ ／ |─､ 「ああ、ここで打って捨てたのだろう。マナーの悪い連中だ」
＞ ィ ／ ',
／｀Τ r‐''´ 〉 で、なんでそんなものが落ちてたの？
|::ﾍ | | ﾍ ／＼
レリ/ _,ノ ∧__／ ＼
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ヽ ､______＿＿ ヽヽ. ､
_,, ..≧::::::::::::::::::::::::::ヽV::ヽl
,.イ::;ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`＝イ/
/／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::< レイフは暗視装置を持たずに車にまでたどり着いていた
〃::::::::::::;ｲ／/ﾘ|:/|:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
∠::::::::从（ l/ !::::::::::::::::::::::::::::::: ヾヽ
/イ∧` ､,,ｨ≦=ｒヽl／ﾙ::::::::::::::::::::::::ヾ 連中もキャッツアイの類の暗視薬を服用していたんだろう
〈_≧ｒ=!:::::::ノ ﾘ:::/ヽ:::::::::::::ｌヽ
!:::::/ ￣ lん） !::::::::::ﾙ
`ｌ〈 _ ,.. ( ,.ｲ:::::::::::（ ただ…
ヽｒ__ / l´ !::::::::从ヽ
ト-｀¨ ノ ルﾘ人ヾヽ
}illi、 ,, - ,,..::::"::::.. | ＿_
^vllllllｒ''" ,,...::''::::::::::::::::::::／´ ／`!
ｒ=`-''::::::::::::::::::::::::::::／ ／ ヽ
. ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／ ／ ,. " ＼
-
＿＿__
...:´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶
／.:.:.:./.:.:.:. ｉ ト､.:.:＼
,.:.:.:.:.:.:.:ｉ .:|.:.:/^ﾚ‐＼.:.:丶
/.:.:. |.:.:.:./.:./ l〈 ﾋ､ ﾙﾊ! これは注射器ですから…別の薬ですかね？
l.:.:.:.:.:.:.:.:::!.:.:/:／ ﾘ ヾ! 丶
| .:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ／.:| .:.:. | ああ、暗視薬には他に目薬タイプもあるが
,.:.:.:.ー‐彳|.:.:､:丶 |
∨.:.:.:.:.:.:( ﾍ.:.:.:ﾄ､＞ ｸﾉ 注射仕様はなかったはずだ
∨.:.:.:.:.::::`ﾊ.:.:.:! ＿__／
∨.:.:ｉ.::|:::::::',.:.:.l 「.:.:|
ｉ|.:.:.|:::|::／ﾍ.:.:∨|.:.:|
!.:.:ｉ:／└‐ﾊ.:.:.Vﾍ.:!
|.:.:f ヽ ヽ',.:.:}! 〉:ﾄ､
|.:.:| | / lﾙﾞヽlﾉ ヽ
-
..ィ ￣￣ ヽ
／:::::::::::::::::＞'ﾞ＾ヽヽ
/:::::::::::::ィ＿ ノ ヽ::',
/:::::::::::::/､ rｯ ヽ ｀ｰ ｉ:::ｉ
/:::::::::::::::,' ー冫＾ｉ ｯ､ヽ::| ／⌒'' ⌒｀ヽ
ｉ::::::::::::::::ｉ ､ｰ' ＾､_ｊヽ==ｲﾘ /.:/ﾆﾆﾆﾆﾆｉ.:.:ヽ
.. -──- . |::::::::::::::::ﾚ トｪｪ〈_, ..ﾊｉ /.:/'ﾞノ `ー-ヽ.:.:.:.:',
／:::::::::::::::::::::::::::ヽ ',:::::::::::::人 ､ '､__ノ´ .ｨ:::/ ,'.:.:(￣)⌒(￣)ｉ.:.:.:.:.:ｉ
/:::::::::::::::::::ノ､::::::::::::::', ＼:::::fﾞ ヽ ｰ-゛／::::ノ､ ｉ.:.:.ｉ ｰ'ヽ .|.:.:.:.:.:.ｉ
{／＼:::／ ｀ヽ:::::::::ｉ ／/ | ｀ー-ｲ─''´ ヽ､ |.:.:.:ﾄl...<ニ .' !|.:.:.:.:.:.:|
{ 〃 ヾ＿＿／⌒ヽ ／ / ｉ / 〉 ＼ Ｖ.:.:､...､`ﾆﾞ ﾉ ﾘ|ｉ .:.:.ｉﾘ
rf====r‐f￣￣} νﾉ⌒＼ / 〈＿_ ト==＝/＼ ／ ／ ｉ ヽ从ヽ ／ ﾘ从ﾘ
／ll_＿__ｊ, ,､ー ､ 「´ ィ＾ヽ/ ／ ', / ＼ / | ハｰr' |ヽ ノ｀ヽ､
／ !| 'ﾞr─-ｧ ヽ ヽﾉ ／⌒フ{ ､ < ヽ/ ゝ / } ／ レﾍ r┘ ∨ ｀ヽ､
'､ .! ヽ三ﾉ ﾉ／ (´⌒ﾉ ヽ ＼ｉ ｀ ､ / ／ { ﾊ／ ∨ / }
おそらく筋力ドーピングをした奴がいたのだろう もともと後方系のギークたちだ
武器弾薬に加えて車両の切断に使う器具も持ち込むのは酷だったに違いない
探索時に各種薬品を使用するスカベンジャーは少なくない
かくいう俺も暗視薬を使用中だ
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,.. -──- ..,,
,..::´ : : : : : : : : : : : : ヽ 便利なのはわかりますが
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
,:′: : : : : : : : ／: : : : : :､: :ヽ ､＼＿ノ 一度に複数の薬品を使用するのは
,′: : :ｉ: : : : : :/: : l: : : : : ',. . :',: :ヽ⌒´
ｉ l: : : : : ,′ | . . : :|＿: ',: : | あまりおすすめ出来ませんね
|: : . . | . . . . .ｉ: 斗‐-: : : : : |＼ﾄ､}: _!
}/: : : V: : : : |´ﾉ:ﾉ__＼:∨ /,,ィ､ l:(_人＿__ 思わぬ副作用が出る時がありますから
_,ノノ: : :ﾉノ: : : :|/ノ, ィ^ﾞ ＞/ ﾋリ ﾉ:(＼〈_ﾉ_ハ
⌒ﾍ: : : :/＼: :',く心ﾂ ﾌ￣`ー‐彳ヽ ) （ ト､
＼: { (ゝ＼乂＿ ,,ノ ′ ﾉ ト----''_ハ
ヽ:`ー‐､`ー _ ﾞ } | | | | ヽ
ﾉ人r､:::rl::z- ,,＿_, ィ─-､ {:丶: : : : : : }
ヽУ `ー--､/ ハ: : : : ＼､: :＼: : : : :|
／ ＼ ハ /》､l : ヽ : : } : : : ＼.: : |
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/￣ / ｉ::r/:ﾑ::,': ｉ＿_斗─七ﾁ´ : : ､|: :|: :∧
,'. . :/: : :{:ﾊ[]ﾊ-‐'' ,ィ亢ハ ￣｀ ‐＼!: :|l:|
,': : /: : : /ll===ll 〃 {:::しｙ ｨｧ､ヾ|ｉﾘ､ 確かに一度ホルモン合剤(生理調整用)を使用している時に
,' : /: : : / {|:::::::::|} ､__ゞ=' ﾊ(} /:〉 !
! :/ : : :∥ ｉ:::::::::::||! .:.:.:. ､じﾞ∥:|: | キャッツアイを使うと少し気分が悪くなった事がありましたわ
|:/: : ／/ {:==::::lｊ:} J ＿ ′´:ｉ:::::|: !
/: :／ ::/ 乂:::::ｰﾉ ／ ヽ::) 八:,': | それ以来、薬剤師さんに相談して使っていますけど
/ ／ ::::::,' ￣ヽ:! ､ ( У U ,ｲ: /:∥
/ /::::/:: ::,' | 丶 ｀ｰ ． ィｉ::::::/: /
/:/::::/:: ::ｉ _､r!､r､r､＞z-r⊂⊃=ｨ::::/: /|
//:::::,'::: :| _(＿ ＿__ ヽ //::::/: /|:|
∥:::: :ｉ::: | 〈.:.:.:.:.:V⌒/.:.:.:.:.〉 } ｉ::l::::/:/ |:|
-
.,
＞＼lヽ|ゝノ／ﾉ_,､_
ミ壬災从卅乍毛川夂 （女性スカベンジャーはやはり色々と大変だな)
マ卅从ﾐ从毛仆卅从ｿ彡
少W从ダ彡卅儿乂从卞ミ そこらへんは個人差もあるから
オ从W卅卞从毛叭災少大
从毛;/lﾉﾍl/ﾍll/W＼lW从ミ七 探索を重ねていって
rﾐミ|ﾍl / ﾉ .l/彡ﾍ
,ﾍ|ｰt- =,,,_ ,,,,_, ノﾉﾐヽ 自分にあった使用法を確立していくべきなんだろうが
_, =.ﾊl .ﾏ;示ﾀﾞ､_tｵＨｆﾁl///
-‐''ﾞ´//ﾉlハ ｀￣´ ｀ー‐' /ノ/｀ヽ_ 現場経験が少ない連中だ
/////// |.jヽ ヽ_ ,r λ/////｀ｰ-､
///////ﾉlﾉ ヽ -==､ ,イ.l l ∨/////// 思わぬ副作用が出ていた可能性もある…
///////l.ﾍ. ﾍ.,illlli, . / .//' ∨//////
////// . ゝゝ '''''''...' //' ∨///// まあ、あくまで推論だがな
///// ﾍ ｀ー- ＿ ._／/ |//////
「そうだな、次は車内の方を頼む」
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´t ｀│ │ | 丶 丿 _ 丶 __, ､,,...._
/’ '、 し'l′ | ￤ J ヽ-､ ﾞlj 二、 ￣ !_ ‐-、
し- 1 | 丿 | / ! . ∟ヽ､ ｌ" , － ´| ,r‐′ "!
￤ /´｛ '','〕 _ / --.. '+‐" < ′ ! 广 ／ 、 1
/’ / | l||／´ 1_ ′ ./‐′ ,-┤ '、
/ ′ |! 〈′ ' 〔 ..-／ ／ || _＿
‐ / ﾍ-- - ' ﾞ t´ 丿 ／’ _ ‐－"´ ヽ、
」 / － ､ ′ ｀､/ ,' 彡'''''´ ｒ´
｛ ﾞ‐'、 ゝ ′ !ﾞｰ‐'" , .. / |
''‐-ﾆ‐＿ ｀ ......_ 、 丶 !‐'′ , ...‐､／ / !
` _ ｀ﾞ''‐ 、 ..’ .... -''￣￣ ｀"´－‐'' ､′
`' ､ `''-..、 _..r:'ﾆ一''´ ____ _ 丶
｀" -､.._ 丶-‐''" ,,........--'´ _/''"" ....-'′
´ ` ﾞ'`ｰ‐ｰ---....-′ __..‐" ___ '´
_ -'" __ｆ
'、 ､_ __....--''´_....-‐´
ヽ ´ _ ｒ ´ 「カニ型電子作業用走狗 かに博士」
゛`''''‐￣´
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システムメッセージ
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運転席に人影は確認できない…が流石に扉はロックされていた。
後部扉も同様に電子ロックがかけられている。
かよがバックパックから走狗を取り出した。
さっき使用したものとは別のタイプのようだ。
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／ ,,====='='=====､､ ＼
..／ || / // /|| ＼
/￣￣￣ヽ ゛============'' /＾ヽ￣￣ヽ ＼
| | | | | ヽ
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＿＿＿ ヽ＿＿＿＿＿＿＿__/￣ヽ ＿＿＿＿ ヽ |
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| | | ||三|:|:|三|| | | |
＿＿＿＿__.| |―ヽ ―――― , ' | |＿＿＿＿＿＿＿.|
| |:| | ――――' | || | | ||
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システムメッセージ
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スルスルと取り付いたカニ型走狗は、問題なく扉の電子ロックを解除した。
回収してから、また改めて最初に使用した走狗を車内に入れる。
用途に応じて細かく走狗を使い分けているようだ。
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,r'´: : : : : : :､ : : : : ＼
,r': : :,r'´: : : : :! ﾞｉ: :. ＼ 「トラップは確認できず…
,' : : ､' .､: : : | : : : : :',:ﾞｉﾞｉ ﾞｉ 長谷川さんから見てどうですか？」
ｉ: :／ : : :,r'斗／ﾞｉﾞｉ: : : :|: :ｉ ﾞｉ∥
､': :⌒| : : |: :乂＼ ﾞｉﾞｉ: :| l､ト: !: !!､, 流石に人目につきやすい運転席周りは
ゝ､ ､: : :∥ : ｿ乏伐 ﾄﾞｉ≦ｖ |: :| :|￣ 露骨な改造はしていないな
ゝーﾞｉ : l⌒ﾞｉ: : :ﾞｉ ,r'´!､ﾀ伐 :,' ! ただ、映像モニターにかなり
ﾞｉ ﾘ 'r !､ィ ﾝ､ ' 从:V 高性能な製品を使用しているようだ
Vﾞｉ‐ｰｨ ,r'!,r' 剥がせばいい金になるだろう
Vﾞｉ| ´｀ , '
!ﾞｉl ,,＿,, ' 「車両AIは…死んでいるようです
／ 彳─r ├r というか自動消去したみたいですね
／ ＼ ハ ｣.(ﾞｉ 情報を引き出すことは困難でしょう」
-
,′. . . . ./ { :| '､ ヽ // ＼ '､ |
ｉ: : : : : :,′: :／ リ: : : ﾞ､ ﾞヽ 乂＿_ ＼ : ＼: : :| : : : : : : 流石に簡単に手がかりは残してくれないわね
ｉ: : : : : :| : :斗''" |､: : : : ＼＼// ￣￣＼: :＼:| : : : : : : やっぱり本命は荷台の方かな
|: : : : : :|: /＿＿弋＼: : : : ∨＼フ＿＿__ `ー┤: : : : : :
|: : : : : : 〃￣￣ ヾヽ｀ ＜: ＼〃￣￣￣ ヾﾐ !: : : : : : : 「ああ、運転席から開けられるようだ」
!:, : : : : | ･ ￣￣ ･ ,′: : : : : :
',::, : : : :| /: : : : : : : : 他に気になったことはある？
V＼: : :ｉ ≡≡彡 ミ≡=== / /: : : : : .:/
Vl ﾒ: :'､ / /: : : : .::::/ヽ 「…ドリンクホルダーの飲料がIA…」
ヽ l ＼ ､ ／ィﾞ : : . .::::／ ノ
! ／: : .::::::／ ー‐ うん、荷台の捜索にとりかかりましょうか
ﾞ､ ヘ ＜ ＿__,, ィ ｨ､＿_ノ
「お、おう…そうしよう」
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
_＿＿＿_}iﾕニニニニニニニ_ ＿}ニニニニニニニニニニニニヽ
|i| |￣￣￣￣￣￣￣|i| | i|
|i| [ii：］.:.:::..:::::.:.:.:..:.:. :. :|i| {] i|＿_
|i| |.:.:.:.::.:::.:::: i|i| | i| i￣｀ヽ、
|i| |::.:.:..::.::. ..:|i| | .i| | ] ヽ、
|i| [ii：］:.:.:.::.:::.:: .:|i| {] .！i| i ヽ
|i| | :..._ﾞ :|i| | i||￣｀ヽ＿_,i|
|i| |.:.:.:.::.:::. |i| | i|| (ﾕ) ｀i
|i|＿＿＿_[ii：］＿＿＿＿＿ |i|＿_{] , i||＿＿＿＿{l
ｒ―ｧ二二lニiｺ}二二ﾞヽ `ー- '二二二二ｲi二二｀ヽ＿iｿ
i二二i二二} / /´￣ヽｲ__,||――――|| /´￣ヽ|ﾆﾆ｀l
|〜〜| 0ニｿ 〜| i （_)）| ==||========||==ｧ i （_)）ﾚ＿ﾚ'
ヽ,ヾヾヽ＿ノ ヽ,ヾヾヽ＿ノ ヾヽ＿ノ ヾヽ＿ノ
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システムメッセージ
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後部扉がゆっくりと開く…
ビニールシートの後ろに積み上げられたダンボールが崩れていて
隠された内部が見えている。
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⊂ﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆニニﾆ⊃
┌─────────┐、 ─────────┐─────────┐─────────┐
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│|＿＿＿＿＿＿＿＿.| │|│|＿＿＿＿＿＿＿＿,| │|＿＿＿＿＿＿＿＿.| │.|＿＿＿.│ │
│ ﾛ 。。。 ≡≡ │|│ ﾛ 。。。 ≡≡ │ ﾛ 。。。 ≡≡ │ ﾛ 。│ │
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_, - " │ _, - ''"
ゝ＿＿＿_＿_, - ''"
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システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
壁一面にモニターや通信機が並んでいる。
車載カメラだけでななく、現場捜査官やドローンからの映像も確認できたようだ。
中に人影はない。
床には紙やコップが飛び散っていて煩雑としている。
１０００年前に犬たちはかなり慌てて出て行ったようだ。
-
なんでや！ ちょっと個性的すぎるラインナップ開発販売しとるだけやろ！
-
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､_x≧W从从从WWi{从从从i从ア
ィW洲从从}i州从ハ从从}Wkく 紙は…どうにかまだ読めそうだな
､_j从WWW{i从{ , ､_ `}从
洲W从从ﾘ{ィ＝≦壬r示≧＝代 保全ナノマシンさまさまだな
刈洲W{iﾚ'´ 込Z弐シ {Z弐近{
ｲ洲ｒ=i{| _ 冫 } なになに？
}从{ V|i ､_ ′ .'
从 {_ ｀ .ィこ> ,'
}ﾄ､_ ｀二 /
从汽 ,ｨi斥仆v
洲 ｀ ー‐- {i｣从｣ｼ{
ﾉ]} |
／.::i｣ 、 j＼_
_ -‐ {::::::::{、 、 / {ヽ::ヾヽ、
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システムメッセージ
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走狗でトラップの有無を確認してから、内部の捜索を始める。
モニターや通信機も金になるが
今は手がかりを見つけることを優先する。
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＿＿＿,,＿,_,,._...、 ､､､､､､ --- ―――┐
.| ｜ :. ::.
.| ＿＿＿＿ | ::.
:: | ＿＿,,＿,_,,._..､､､､ | :.
: :. | '''' ""ﾞ ´´￣￣ | ::.::
:: : : | ＿＿,,＿,_,,._..、､､ | :.::.
.::.: | '''' ""ﾞ ´´￣￣ .|´｀""'''
:. ::..| ＿,,＿,_,, _、､､ |
.: : | '''''_""ﾞ_´´ ＿￣_ ＿,.＿,.,, 、,､､ -z- =-'、,
: ﾞ、"`｀""´´￣￣ ￣＿＿,,＿,_,,._..､､､､ ﾞ、
:: ﾞ、 '''' ""ﾞ ´´￣￣ ﾞ、
:: ﾞ、 ＿＿,,_,, _、､､､ ----- ――― ﾞ、
::.. . ﾞ、 ＿＿,,＿,_,、､､､ ﾞ､
ﾞ、 '''' ""ﾞ´´￣￣ ﾞ、
:: ﾞ、 ＿＿,,_,, _、､､､ ---- ――― . ﾞ、
:: . ﾞ、 ＿,,._,,. 、､､､､､ --――''`
:::: `'''' ""､´´::￣￣:
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システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ハマダ市の旧海上自衛軍基地から出された指令内容のメモのようだ。
どうやら彼らは旧海自の調査隊だったようだ。
文字がひどく乱れているのに加えて、コードや謎の単語が多く
内容が分かりにくい。
HQにも転送し、解析を頼む。
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ィ彡＿＿ : ヽ: ∨/ ＿＿＿
´ ／: : : : : : : ,, ＜´: : : : : : : : : ｀ヽ どうやら旧海軍？さんたちなのはわかったけど
/ : : : : : : :／ : : : : : : !: : : ヽ ＼: ､: ＼
/／ ,ィ７: /: : 〃 : /: , ト ヽ､: :＼ﾚ‐､: : ヽ どうしてこう分かりにくい言葉を使っているの？
/／ / /: : /: : : :l / /＼ ､ ｀￣ :|＼:＼ ',
／: :l: : : ! : : : :|: / __＼ ､ : ｉ:ﾚ､ ｀トゝ! 「機密保持のため…というより仲間内だけで通じる隠語
､＿ィ彡ィ: :| : : |: : : : :l/ ＼__ ヽ￣ﾘｉ:_／|: ', | で一体感を強めたり、お遊びといったところだな
＿_,,ノ : :', : : ｉ: : : : :'､￣（ｔﾜ)＞ <(ｔﾜ): :l:| 上司が海軍あがりだったから、色々教えてもらったもんだよ」
￣￣´∨ : '､: :＼ ヽ￣￣ l ￣'∨ﾘ
＼, へ: : ヽ＼ ＿, } へ〜例えば？
'､´ゝ｀丶＼ | | , ｲ
＞‐ヘ '､ﾉ ／ グレート トンツウ コレス
／ ヽ ＞‐r─ '',ｨ‐-､ …ブラック エムエー
/ ∨`r‐ィ:〉ｉ/ 三ヲ
/ |::::lﾉ:::::ﾚ' /￣´ 「ち、チンプンカンプンね？」
/ ､ ', l::/ ∨ /
― 解析終わったでござるよ―
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＿＿＿_)＼ ､
＞::::::::::::::::::::｀::::)Vフ 指令が二転三転して、あちこちたらい回しにされたあげくに
＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::､r ､::::::､ゝ 最後にここのセーフハウスにたどり着いたようござるね
／７::〃７／⌒〃 ＼::::＼ﾙﾍヽ
ノｸl＿＿＿＿斗七´:::::::::::::::::::＞ 何か基地から持ち出していたようでござる…
/{__〟､ｨﾉ__ ＼ｉ⌒､:::::::∧
(＿)r‐(＿_)￣￣ 〉ﾌｊ:::::∥ GFとALというコードが盛んに使われているでござるよ
! ´ !´⌒ヽ ｨｰ⌒､:ト
',l 个r‐' | ／￣￣ ｀ヽ
／⌒ゞ '-' ノ,, -‐〃 ＼
／ ｀ー─''￣＿_／ ＼
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/: .::/: : ﾉ:|: |／: : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
/: .:/ :／ｉ: :V: : : : , ′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ やっぱり自動人形かな！
,'_,,ノィ:::::/V: : : : :/: : : : :/: : : : : /: : : : : : : : :ｉ: : : : : ',
|::/ ,'::::/ ,'::.: : : ,′ .,′ ｉ: : : :| : : : : : |: : : : ',
|/ |::/ ｉ::::. : : ｉ : : : : ,′: : / . l . . . | . l . . . |. . . . . . ', 「ああ…それもわざわざ基地から持ち出して
!( |:::::.. : | : : : : l: ＼:/ ／| : : : ',: :|: : : :ｉ : : : : : : ｉ 運んでいたシロモノだ
!:::::::...| : : : : l:. ／＼:::::', : : : ',: :!: : ∧: ／|: : : | ただの人形ではないだろう」
';:: へ|: : : : :ﾚ'〃 ___＼_ﾉ: : : :＼:∨シ､: : !: : : l
Y:へ|: : : : :|:::／ -､ヾ '､: : :/:∧'⌒ヽ: ｉ: : : :!
{ ｀､::!: : : : :〃 んｲ:::! ＼／んハ }ヾ: : :,′ おお、それは相当なお宝に違いないわね！
＼ ',: : : : ', 乂ゲﾉ ...:::::.... {:ス:ﾘ ﾉ/:: : /
‐-､,,. ----､-‐'⌒ﾊ : ﾄ､ ', ｀｀ ::::::::::::::::::: ｀ｰ'ﾞ ／::ｲ/
／ ヽ | ﾍ:', ＼ ′ ∠/／ノ‐-､＿
'ﾞ | | ＼ 〈｀､ー----ｧ シ ｀
＼ | | ＼＼ ＼~_＿,,７ ,.ィ /
＼ ! | ヽ:::＞..,, ,,. ＜ /
＼ | '､ ／|:::::::::ハ¨ | /
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≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐
/: : : : : :: /: : : : : : : : :|: :ｉ : :ヽ : ヽ : :ヽ
∥: : : : : :/ : : ｉ: : : : : : :! ハ : : ヽ: : :', : :', 厄介さも相当なものだろう…
∥ : /: : :,': :/: ﾊ: ｉ: : : : ｉ//∧: : : :ｉ: : :ｉ : : !
| : : |: : :廴/_/ ∨: ヽ //: : 丶 : : |: : :|: ｉ: | ミイラ取りがミイラにならないようにな
| : : |:ｉ: : ﾚﾞノ ｀` トヽ: //: : : : :＼ :|: : :|: :! |
|: : ｉ| !／弋伐亡ヽ､:Χ:＼ : : : : :＼: : | :ヽ| モモカ
レ彳ハ: :! ｀￣ ／＼＼:＼ : : : : :＼| : ∧
l: : :!: : :＼ﾞ､ ｀ 丶 ｀''ー─‐ゝ: : :＼ 「り、了解です」
∥/:l: ､: : ∧＼ ′ ノｲﾉハ: ｉ: : : : ､＼
／::/: :ｉ|: ヽ: ヽ丶 ｰ=＝‐ ノ// : |: | : : : : ﾄ､:ヽ
／／/: : 八: : メ ＼＞ ィ::〃＼ﾉ:八: :＼ ＼ｿ
/: / ／ : :/ ／ :::::::::::::::::| ｀ ｰ─ ´ |:::::::::::::::: ＼ヽ: : ヽ: :ヽ
≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐≡二三二≡＝‐＝≡二三二≡＝‐
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／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／.:.:.:.: / .:.:.:＼
/ .......:.:.:.:.:./ /!.:ｉ.:.､.:.:.､.:.:.:.:.:....... ヽ も、モモカさんはたくましいですね…
/.:./.:.:.:.:.://.:ｲ.:/ |:.:ﾄ､.:＼.:＼.:ヽ.:.:.:.:.:.',
,'.:./.:.:.:.:.:/.:斗ﾋﾁ l:.:| ＼乂__＼|.:.:.:.:.:.:! 「電子機器のデータはやはり消されています
|ﾚｉ.:.:.:.／／==､lj V:! ≧､＼ｉ､.:.:.:.:.:| 復旧させるには手間がかかりそうです」
ｉ| |:／ィﾞ 《 んﾊヽ ヽ! /んﾊ 》 l＼.:.:.:.!
!个´ﾊ:! 乂リ 乂リ /个ゝ,' なんだかチグハグな処理ですね
∨{ﾊﾐ､ :::::::: , :::::::: //)}.:./ メモは残っているのに
∨､_ ヽ 〃_ノ:/
ハ.:.:.:'､ r-──- ∪ 人.:.:ハ ― 世界が滅ぶ直前だったんだ
{.:. ヽ:仝､ 丶 ＿_ ノ ／:∨.:.:.:,' マニュアル通りに電子データは消しても
'､.:.:.:::::::ﾉ＞ ィ (.:.:.:ﾉ.:.:ノ メモまでは手がまわらなかったんじゃないかな
ハ::::: rヽ/| ｀¨´ ｢lハ::::::.:.:) 偽装にしてはお粗末だ―
'､.:.:.:.ﾉ.:ﾉ､丶＿ ＿ノ人.:.:.::::.:/
ハ :::::ヽ ゝ || /´､.:.:.:.ヽ
／{.:.:.:::::ノ ＼ || ／{.:.:.::::::.:丿＼
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. . -──‐-.
／: : : : : : : : : : : : :＼r‐､
/ /:/､ ｉ ｉ : : :ヽ: /: : :ｉ 他にめぼしい手がかりはないですわね…
＿,'_,ノ乂__＼: : :V: : . . .},′: : |
|:ノ 〃ヽ ＼: :＼: : /ｉ: : : : | トラックごとは持ち出せませんから
/ 厂￣/:::|: : : : |
! ＿_ ノ: : ／ヽ::| l: : : | 機器を剥がしていきますか？
､ 「/ } ￣ 〈 _ﾉ::!:| : : :|
＼＼_,ノ． ヾ､ノ!|: : : :! 「MIAと自動人形が先だ
丶 ＿＿ r个 |!: : : :| 持ち出すのは帰り際でいいだろう」
__}_＿_ﾊ::l ! : : : |
〈Υ７＿_人! ｉ: : : :| 了解！無事に帰りましょうね
ノL∟!／:::::::ヽ !: : : :|
∨ヽ／::::::::::::::::ｉ |: : : :|
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システムメッセージ
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扉の奥にある旧海上自衛軍調査隊のセーフハウスを調べることにする
果たして何が待ち受けているだろうか？
人形へと恐怖と欲望が入り混じり、口内が乾く。
チューブを噛んでハイドレーションシステムから水分を補給する。
ここからが探索の本番だ。
つづく
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短いですが今回は以上になります
暑いと馬鹿なネタは筆が進みやすいんですが（汗
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