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工廠裏の壁 3枚目
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描きたいけどいきなりスレを立てる勇気が無い
試してみたいけど何処かでひっそりと行いたい
そんなときに!
工 廠 裏 の 壁
・ 短編、試作、とりあえずなんでも良し
・ やる前には一応宣言して被らないようにする
・ ハートフルに
・ 埋まりそうだったら次建ててね _
/ jjjj _
/ タ {!!! _ ヽ、
/}¨ニ=- _ ,/ ノ _ ~ `、 \
/ | ¨ニ=- _ `、 `ヽ _{_[_]_} ,. ‐'` ノ
/ | _ ニ=- l|]ニ=- _ \ `ヽ(´・ω・`)" .ノ/
/ 」 ニ=- ¨ || ||| l ¨ニ=- _ `、ヽ. ``Y" r '
l /_] ニ=- ¨ || ||| | | l¨ニ=- _i. 、 ¥ ノ
_ . -‐}‐- [| || _ |「=ニ|||=- | | | | ¨ニ=- _ー イ
¨ ̄ | || || _ -=ニ ¨ || ||| | | | | | | l ¨ニ=- _
| ||=‐||-=ニr_‐¬冖ニ〔} || ||| _|___|__|_ | | | | | | |
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圭℡rョ || || - ||: : : l/|: : :| _ || |||// //// 〃 ///´|| | | | |
圭圭}l℡ _∠7エヽ_ || || |[Τ||: : : l/|: : :| 晶品嵒晶t℡| {__/_{ | L[f―――‐' {]―|l_____ | | |
圭}圭圭‘=“0-0┘||_||_|_|||;_;_;_l/|;_;_;L晶晶品嵒亟亟lェェ―_‐ェェ|ュ |ュ  ̄ r=ュ Γ二l|_____||_|[]⊥
“““¨¨´ `¨¨¨¨“““““““f=======fョ_/:{zzzzzュェュ┴7ffT]三三7ffT{
` ̄V::}:リ ̄V::{iリV::}:7 ̄V::{i:ノ ̄ ̄V::{i:ノ
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スカベン君完結おめでとうございます!
ちょっと今からいいですかね
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いいともー
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じゃあ、失礼します。前回からの続きなんで、忘れてたらごめんなさい!
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l :. ゚ ;゙ ゚||::::::::::.. ,, ´ l: | | /_ | ´ | やーだなぁ、下に続いてるのもあるぜ…… |
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'’: : : : : >' ´≡ = -  ̄ ― = ≡ ー = - /: : : : ∨ \
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雨の日の東京大遺構はクソ溜だ。比喩表現とかじゃなく、文字通りの意味で下水が流れ込んだりして
酷い有様になる。そして、当然他の場所に繋げる為、下に向かって続いている下水もある訳だ……
これが一番危ない。何処かで何かが崩れ、水の流入量が増えた時、水は低きに流れるからだ。背後から
轟音がとどろいたと思えば、数秒後には物理的衝撃を伴った水の壁が押し寄せてきて流される。そうなれば
最早現在位置を完全にロストし、MIA名簿の仲間入りだ……
いや、流されるだけなら良い。水と他の物体に挟まれて押し花みたいに加工されたり、一緒に流れてきた
無数のゴミがミキサーみたいにかき混ぜられている水の中でミンチにされることもあるのだ。水は、ここ
では本当に鬼門なのだ。
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えーと、ひょっとして社長?
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/: :: : :: : :ヾ
/i/ ノl 人 lヽ ::ゝ :i
i /レ_l/:ι::レ`i レ_ヽi、!
レl〉、゚フ)=(<゚フ) ̄ ̄l-、: た、隊長……
i /ι ;;, U l::|6)i
.| ゙ー、_,,‐' :::ソノ;リ 撤退した方がよかないですかね……?
l )ー――一( ..::i;;l\
ヽ_ J,:::::;,; ..::_ノ ;;i \
/ ~;;ー‐''´ ̄ | l,,、
// l、;;''' ノl | \
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ああ、そうだな、仰る通りだウジ虫め。出来るならそうする……だがクライアントが行けと言うなら行くのが
俺達だ。ただの仕事なら、こんな日にはオフになるが、直接依頼で先払いだからしたくても出来ないんだ
大たわけが。
俺達がここで馬鹿面下げて引き下がれば、クライアントは違約金含めて受け取った金を依頼主に返納
しなきゃならなくなる。その負債を誰がひっかぶると? 俺とお前達だ。俺は隊長だから幾分多めに取られ
るだろうが、それでもスキルがあるから解雇は無いだろうさ。それこそ、3級の免状ぶら下げた屍拾い
なんざ早々居ない。俺がいるから、この隊は中層域までの死骸を拾えているんだ
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濃厚な蛆烏臭。この安藤は間違いなく屑
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昼間っから忙しいぜ フーハハハァー!
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, ;;‐::゛~~~゙::‐::,,,、
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: ゙ヽ、
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::゙!,
!゙: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ゙!
/ :: ::_;;_;;_;;_:: :: :: :: :: :: :: :: :: :゙!. ,、
/i゙,二,‐,::: ,==゙三ニ-、:: :: i‐i‐:゙!;, !!
゙,ii゙ i゙i::::! !゙ ゙ヽ::゙!: ;; ;;X::‐/. ii ……解雇通知が欲しいならそうしろ
__!:ヽ:/-,::\',__ ,,//::::゙!!:◎}:: }}. ii
_,::-::‐::‐::i::::゙!:: /,゙‐、\::゙::'::゙::′::|::゙::゛::‐!`:,,_ii_ 「うっ……」
_, ::-::゛:: :: :: :: : {_:_{!/,'==,' ,\\:: ::_,、::|::ヾ::丿:: :: :: ゙::‐::-:,,、
\ :: :: :: :: :: :: ::゙!__゙!.{Y・Y} ゙!〉〉 / {:: ,'゙X;::゙!:/::゙!:: :: :: :: :: :: :: :: ,゙' 五名、俺と来い
/::゙::\:: :: :: :: :: ::入_゙!;;ハ;;ゞ゙_/_/:ヽヽ{:{、::゙^'゙:/:: :: :: :: :: :: へ/
/:: :: :: :: : \:: :: :: :{ :: :: ::/::~:,~,゙,``,`,,`,゙:‐:〈゙::‐:゙:l:: :: :: :: :/:: :: ::゙ヽ、 古畑、お前が責任取って上を見てこい
/:: :: :: :: :: :: :: :: ゙ヽ、:: ゙!、::/:: ::{ l:: l.}:{ (:) } :::: ヽ:: :i゙:: :: ,/:: :: :: :: :: :: ゙':、
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::゙!:: ::トヾ!:: ,〉ゝ,','-! (_)_):: :: ::},:,i゙:: :: i゙:: :: :: :: :: :: :: :: ::゙',
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::゙!:: :l::\/::/,:: :゙ヽ::-::,`::゙::'ゞ〈ヽ,:: l:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ゙',
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.゙!:: l://::/::,、:: :: `::゙::‐::-/:: /::゙!ヽ、:: ::, 、:: :: :: :: :: :゙',
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だが、お前達は違う。一山幾らの五級のウジ虫。装備が良いネクラファジー業者の募集には、相応に
人が集まるから幾らでも換えが利く。それこそ、伝手も無くウジ虫をやる前に良い装備で戦闘に慣れようと
する堅実な奴から、互助会でもあぶれる雑魚。そして少し腕に覚えがある奴が、屍拾いとしてくすぶっている
連中の中で偉そうにしようとやってきたり……枚挙に暇は無い
確かなのは、解雇される時には“ギリギリ返せそうな借金”を背負わされ、五級のウジ虫が羨む丁寧に
整備された武器や装備を没収されて放り出されることだけだ。そうなったら、何が出来る?
流石に細かな命令までは黙っていられないので声を出す。こいつらと話すのは嫌いだから、あまり喋らない
ようにしているのだが、仕方が無い……これも仕事なのだから
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蛆鳥さんがテンション高かったら猟犬部隊に対する木原君の態度になりそうw
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/::, ´}::::,′,,-‐-、 ゙` ,,___ l
. /::/ f'i:::,′'{ 。ヽ __ `ヽj
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/:::::::', ゝ!′ / ,i` - './
,'::::::::::::>l / i. ,′
,.、_.{::::, ´ l ゝ-、__,,┘ / えっ、俺がですか……!?
,.': : : :ヽ. l r´エエェェェュ /
':´: :ヽ: : : : : \. ',  ̄ ‐‐--' ., ′
: : : : : : `: :、 : : \. ',. === , ′
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正直5級のウジ虫にあまり期待はしていない。足手まといと呼吸してるだけのデコイ、その中間的存在で
弾よけにもならない。正直な話、俺がこいつらを鬱陶しいと思いながら連れているのは、荷物運びには
使えるからだ。
そして、俺はいざとなれば中層程度なら一人でも帰還できる……それだけの経験と知識を積み、準備を
してここに来ているから。
最初は5級でも使えるように訓練してやろう、そう思っていたのも懐かしい。配下の二割くらいしか好意的
に受け取って参加せず、その二割は気張って死ぬか、慣れたら直ぐに抜けるかで恩の欠片も感じていない
ようだし、やる気の無い八割も何かしら死んだり止めたり解雇されたりでまともに育たない。流石にやる気
も失せようという物だ
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あ、もう「さようなら蛆虫ちゃん、あんたのコタぁ二秒くらいは忘れませんってなぁ!」になっとるw
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まあ蛆烏さん個人に感謝しても長居するような仕事じゃないからなぁ>>慣れたらすぐ抜ける
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/ ̄ ̄ ̄`ヽ
/ ヽ
/ ∧
l ∧
_l_,.=-==二= .,_ /〈_`,
/ `ヽ ノ ………………
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{ _,.-‐=ニ三二=-.,_ \ 「……う、わ、分かりました……いこう、みんな……」
,.>‐´ `ヽ ヽ
,.< `ヽ ヽ.,
,.< `、 ∧
/ _,.-=‐彡ミ´ ̄ ̄ ̄~"'ミ>., V ∧
/ _,. - ‐´/ミミ.'l ´ \ .l ゝ
<ミ彡V _,./≠==≠ li r ´
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まぁ、正直コツを掴んで止めていく奴は、それでいい。ネクラファジーなんて長く続ける仕事じゃない。踏み台
程度に思って、遺構の雰囲気に慣れたり銃の扱いを覚えたら止めれば良い。装備さえ綺麗に返納して、
一月前に止めると報告したら、家は円満に止められる良い会社なのだから。
だが、結局俺はウジ虫を育ててやることを諦めた。正直、ここまで落ちてきている時点でどうしようもない
屑でしかないのだから。とはいえ、たまに居る、まだ救いようのある屑は鍛えるほどでは無いが、気は
多少遣ってやらんでもないが……
でも、その程度だ。俺はもう、疲れていた
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i::::::::/∨∨∨∨ヽ′ヾ ',:::}
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,:::::| ,ィ {r=-、__ - r、
. ,,__:ヽ ー=-‐‐'´ ` ,,ィ≦- .l } ……弾を切らすな
{ .r',::l. -‐=≧、 i'′ ̄ | ,
. ',.{ ',:l | ', l / 暗がりから目を背けるな……
ヘヽ',!. | l j'
ヘ__',. | } ./\ 好奇心を飼い慣らせ……よし、行くぞ……
| `!. `ー、__,-′ ' i |: \、
。s≦! l ヽ. /`ー-‐-‐-‐ヽ ,' ,' l: : : :ヽ≧s。
. 。s≦: : : : : :| ! ヘ  ̄`´ ̄`´ ̄./ ,' !: : : : : \ : : : : ≧s。
。s≦ : : : : : : : : : : l ヽ \ ./ } j: : : : : : : : : : : : : : : : : : :≧
.。s≦ : : : : : : : : : : : : : : : : ', \ ヽ.____/./ ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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だから、教えるのは三つだけ。スカヴェンジャーが覚えるべき、最低限の三つだけ
弾を切らすな。これは常に戦える準備をしろという警告。文字通りの意味もあれば、それだけじゃない。
弾は、それだけじゃ使えないのだから
暗がりから目を背けるな。暗いのは怖い、怖いのは本当に辛い。だが、そこにこそ敵と宝物はある。そこ
から目をそらしたら、スカヴェンジャーに何が残る?
そして、好奇心を飼い慣らせ。これが一番重要だ。ボタンを一つ押すだけで、今まで落ち穂遺跡だと思われ
ていた5級が2級レベルのホットゾーンに化けることもある。この扉の向こうには、素敵なお宝がありそう
だと思っていたら、崩落していて何も無く、力一杯開けた扉と一緒に奈落へ真っ逆さま……そんなことも
多い。そして、一番強い宝物への欲望もまた、好奇心の一つ。これを飼い慣らせないなら、大口開けて
待っているトラップなんて避けられる訳が無い……
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まぁ〜た初心者サギがw
古畑はモブから卒業できるのか… それとも現実から(ry
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というか、スカベ協会に標語として貼ってていいレベルだよね。
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,.::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、ヽ
/ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ`
. ' ,.:':::::::::::,,:::::,ヘ::::::::::::::::::::::::::::::l、',
. /,ィ:::,ィ:,イ::/ ',:::、::::::::::::::::::::::i ヾ はぁ……やってらんね……
'' /:/.f'-l/‐ -',:|ヽ::、:::、::::::::::!
i/ { !ゞ'ニi‐--/。`__ヾヽ}____:::|
. `i--イ ̄ `l` ー' ノ´ !:|f }:!
. 。s.'l / !  ̄ .!!ノ/:|、
。s/. . ..i _ヽ--‐′ .├イ::リ.ヘ≧s。
。s≦. . /. . . .{ `ー-ニニニヽ ,' ヽ:::}. . ヘ. . . .≧s。
. 。s≦ . . . . . /. . . . .ゝ _ ノ ',:l. . . ヘ. . . . . . . ≧s。
。s´ . . . . . . . . /. . . . . . |、 ヽ __ ,- ‐ ´ ,,;;;|. . . . ヘ. . . . . . . . . . ≧s。
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/. . . .', . . . . . . . . . . . . . . . | | | |. . . . . . . . . . . . . . . . |. .
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三つ、この三つがシンプルだがスカヴェンジャーの真理だ。覚えられる奴は大抵、少しはマシになる。
そして、その三つすら覚えられない奴は死ぬだけだ。覚えて唱える心構えがあるのだから、古畑は多少
マシな方なのだ……
さぁ、行こう。5人に減れば、多少は雑音も静かになる……
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そっすねー(落穂拾いの場所を暗殺型人形の狩場にしちゃったごめんちゃい
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姉帯さんちょーかわいい(ボソ
安藤ぐらいは死ぬかなー
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┼┼丶丶─┐ヽヽ
. _ノ . _ノ
/ > 、 / /
./ > 、 ,..:.:::..... / /
/::: __ > 、 ,;::.;:::.;:::.,;:::,;:... . / / , ィ ´ ̄ ̄
|:: /: _ ` ヽ > -―.::‐;‐:;‐:.――――-. /  ̄ ̄ ̄
|:: ,'::::: : ` 、 ` 、 ./ '::;:.:,;:.:,;:.; ; \/
|:: |::::::: ' .、 ' , / :.;;:.,;:.:,;,;:. |
|:: |::::::::.' 、. ' , .', :.;,::;.:,::.: | ___
|::. ';:::::::::. ' , ', | !/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\: . | `
|:: マ:::::::.. i .! .! .| > 、 /::|:.:.: |
|::. \::::... ,.' / . | > 、 __ / .|:.:.: | ___
|:: >.、__ , ' | |.:.| |:.:.: |  ̄ ̄ ̄
|:: . : : .:i',:i',;i! _ .| ,. ≦=∧ .|:.:.: |
|:: . : . : : . : : ...:i',:i',;i!: : : : | ,. ≦ = - =:-∧ |:.:.: | ー --
|::.: : : : : . : : . : :.:.:i',:i',;i!: : ; -==|≦ = ≡ -―- 三∧ __.|:.:.: |
|::: : : : : : : : : :.::.:..:i',:i',;i!/゚` - = _ - ― - = ≡ :. : :`> | ┼┼丶丶─┐ヽヽ
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下へと続いていく道を慎重に進む。足音が嫌に反響し、水音が遠くまで伝わるのが忌々しい。環境が
全てスニーキングを妨害してくる。歩くだけで、敏感な突然変異に自分の位置を喧伝しているようなものだ。
流れる水の音や、配管から零れてくる水の音で紛れて気付かなければ良いが……
蛇のようなピット器官を持った突然変異もいるので、望み薄だろう
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「ハ
. ,.、 ハ.j | ハ ザリ……
|.ハ / ′.! ′!
| |/ ′ ′ .′.'
| |. ,i { ′.'
| | .}| l ./ .'
| j ,リ V ′ zヶ (……壁面が滑らか。新しいな)
l .| ./ /
l | .ノ }
.′ }'´ イ
. ′ ,イ
′ ′
.j .イ
./_ /
, ィ:7´::/:::`ヽ _ イ
./:77::::7::ミ、:ハ /
/::/:/:::::/::/入::::ヽ
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進みつつ、時折壁面の様子を触り、この区画が作られてどの程度経っているかを確認しつつ死体を探す。
建築者が用いる建材はプラントで作られた速乾コンクリートや鉄骨などで、建築者が吐き出す時には完璧
な成型がなされているので滑らかだ。だから、経験さえ積めば手触りで大体分かる。
3日前に作られたであろう物もあれば、もう何十年も放置されていそうな区画まである……だから遺構は
混沌としていて分かりづらいのだ。もっと規則正しく作られていたならば、新しい区画を辿ることで脱出が
できたり、深層への道しるべに出来たりと便利だろうに
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梅田・新宿「新しい区画通れば出られるって? ないない」
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_、ー- 、 _
> ` ′,∠.._
/ , <
i ,.ィ,ハ i:、 \
. l ノニ= ァ=ヽ ヾ
| ∩| f;j f;j N`
. |. しl! ー 」 l_ー .| あ、隊長、扉が……
| / | v ‘‐u‐' |
」__/ l  ̄ ̄ ̄ .l
/ `ヽ.`'‐、  ̄ /
/7ー-----`ァニ<
,.イ / / ヽ
/./ / / |
/!/ ./ / ヽ,|
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暫く進むと、変な扉が見えた。Restroom……確か英語でのトイレ、だったか
木製の整った扉、金色に縁取りされたそれは下水道の壁面から生えているにはあまりにも不釣り合いだ。
何を考えて、こんな所に紳士淑女が集う高級ホテルにありそうな便所を作ったのかは知らないが、これも
また東京大遺構名物だ。全く謎な所に謎な物がある、そんなのは珍しくない。
それこそ、酷い時には天井に扉があったり、ねじれた階段が斜め方向に突き進んでいった挙げ句、途中で
途切れて5m先に対岸があったりと、意味不明すぎる前衛芸術のような所もあるのだから
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どうなってんだよ建築計画w
しかし扉だけトイレで中身は別物だったりするのだろうか?
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扉だけ高級で中は公園の便所レベルだったりw
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スカベのトイレと聞くと中年の初見殺しを思い出す・・
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扉と見れば開けたくなるのが人情だが、ここで 好奇心を飼い慣らせ ないと危険だ……向こう側に何が
あるか分かったものじゃ無いのだから。それこそ、扉にRestroomと書いているが、全く別の所に繋がって
いたり、今日だったら向こう側が水でパンパンになっていたりもするからだ。
まず、ドアノブを見る。泥や血、火薬滓に手垢と指紋など、誰かが触った形跡は無し。次に聴音機を扉に
押しつけて内部の音を拾う。水音、機械の駆動音、警備ロボットの足音に荒い鼻息は無し……
扉の向こうには、差し迫った脅威はなさそうにおもえる。だが、ここで開けてはいけない
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「ヂュー(配管が複雑すぎてどこから出ればいいか迷うよ
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r =_、 ,ィ=ァ、
Vニニ}、 ,{ニニ7
`¨\_X/¨´
〈ヘ <'|!_i|> /t〉
V〉-「ニ|-〈V
__ {二ニ=ニ二}!
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}ニニ=ュ、 寸_>.´ :`ー==┬<:.\
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まんじりもせず何十時間、何百時間でも此方を待てる奴がいるのだから。
対人トラップ、対物トラップ、警備ロボットに戦闘用自動人形、そして天井に据えられた重武装タレット。
不用意に開けた瞬間、それらが起動してお出迎え、ガンガンぶっ放して此方を吹き飛ばそうとしてくる
ことなど、日常茶飯のこと。音がしないのは=で安全とは限らない
次にノブを捻って一旦とめ、離す。そして何も無いならノブをまた捻って、ほんの数ミリ開ける。更に何も
無いようであれば、そこでCCDカメラや鏡を差し込んで向こう側を確認。これら全ての動作は、扉の脇
から少し離れ、しゃがんで行うこと……注意しすぎてしすぎることは、この大遺構において存在しない
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トイレなのになw
-
_ヽー-、 ,. -;z.__
,> ` ′ ' ∠._
/ <
イ ,、 ヾ
│ , ,.イ ハ. ト、 |
| .ィ/ニソ 'エ、ヽ |
r'コ| { 9 . 9 } |Fヽ
|にl| `ー ,」 L ー ' l|-リ ……便所っすね
ヽニ| 、_"‘‐u‐’´"_, |ン
|.ト、二ニニ二ノ!|
,.l.ヽ.ー‐-rー─;ノ.l,、
_, -‐''::「l.\ ̄二 ̄.//|::`'ー- ._
,、-‐''":::::::::::::::::.:| \. ` ー ' / .|:::::::::::::::::::`''ー-,、
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本来なら、これくらいは配下にやらせたいが、駄目だ。俺が扉をチェックしている間、ぼさっと警戒している
ふりだけしているから、絶対に手順を覚えていない。もしくは、覚えていても適当に、かつ雑にやりそうで
任せられん。大遺構は、時に浅い場所でも超重武装のベルゼルガ級がひょこっと現れるなんて事が普通
にあるのだから……
だが、今回は取り越し苦労だったらしい。チェックの後に扉を開けると、自動で人間を感知する照明が
点灯して、綺麗なトイレが現れたからだ
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トイレットペーパーぐらいはかっぱらっても大丈夫だろうかw
-
座ると自動で(直腸ごと)ベンを出させられる系かな?
-
中からいい男な自動人形が…
-
,. -──-、
/ ,.-、 ,、ヽ
l_/_ `ー ' !|
,..イf|r,==ヽ._∠ニ、h 、._
/ バl.ヽニ゚イ'^|゚ニ゙イリ‐-ハ ねぇ、隊長、ちょっと漁っていいっすよね?
/ /| |.u._.゙二.__vjl / .∧
. /⌒Y´ .|/ヽ:_ : : --: ;ノ | ./ / ハ
∧. l 。|ニニフ_ ̄ / / ,イ
∧ | | |. にス.__,/ |
/〉、_ | 。| /l _.L/ .}ー‐ |
/'  ̄7´ |_,∠._|. { l ,'
. ハ -〈. 。 /ノ ヽ. , \| /
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ご丁寧な事に、トレイはかなり整った良いものだ。戦前規格のハンドウォッシュにトイレットペーパー、
フレッシュな人間向けのウォッシュレットがついた便座までが備わり、天井で煌々と光っているのは無限
に輝き続ける特殊な電球だ……
全て持って帰れたなら、まぁ少々の儲けにはなるだろう。自分が五級だったなら、諸手を挙げて喜んだ
ことはずだ
手早く済ませろ、と目で促してトイレを調べる。やめさせたらやめさせたで、此奴らはきっと騒がしくなる。
だから、せめて自分が調べ物をしている間だけは勝手にさせてやろう……勿論、不審な物を見つけたら
独断で弄らず、まず報せろと釘は刺すが
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> 独断で弄らず、まず報せろ
無理なんだろうなあ…
-
無理なんだぁ・・・
-
あっ(察し
-
絶対やらかす(確信)
-
フラグスタンドに余念がありません!
-
,::-::‐::‐‐::,,
/:: :: :: :: :: :: :゙!
i゙:: :: :: :: :: :: :: ::゙!
}:: :: :: :: ::_::_::_::_::}
,!゙-::‐:゙::~::~::~::゙::゙:゙゙!
/:: :: ::_::‐::‐::‐::‐::=::_l
.,/::-::-::、:: :: :: :: :: :: :: :: :',゙::‐:,,,、
/:: :: :: :: ::゙!、:: :: :: :: :: :: :: :: :゙!、:: ゙!、
/::.i.:: :: :: :: :: : ゙! :: :: :: :: :: :: :: :: :: ゙!:: :: ゙!、
l :/: :: ::_::_:: ;; :: ゙! :: :: :: :: :: :: :: :: : ゙!:: :: :゙!、
l/:: :‐::''::|;;;;;;;;゙::ヾi_:: :: :: _;;_ :: :: :: :゙!:: :: ::゙!、
/;; :: :: :: :: };; ;; :: ::| ;; ::ヽ:: ::l;l :: ;; !''::゙:: :: :: ::゙!、
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{;; ;; :: :: ::/;; ;; ;; ;; :: :: ::|;;;;l l__lニl;_i i/l ゙!;; ;; :: :: :l
厂寸;; :: :: /;; ;; ;; ;; ;; ;;((;; |;;;;l-;;;--;;;;-l/::| ゙!;; ;; ;; :: :l
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念のため、トイレの個室も警戒しつつ開けたが……良いトイレだ。普通に水も流せるし、ご婦人向けの
アメニティも置いてある。これは、折角なので失敬しておこう。消耗品だから幾ら合っても困らないし、
遺物だと高分子繊維やら極小機械群のおかげで全くストレスがない物が多いのだ
それは兎も角、五つある個室を次々開けていったのだが、最後の個室が開かない。内開きの扉に何か
引っかかっているようだ。
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でるか!?
-
花子さんでもいたりしてw
-
花子さんとか(震え声
-
フラグばかりだ
-
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /了 .人 ,-‐‐‐‐] \\
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ |i _,..-‐'≧。 /ー──┐〈 \
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|人 弋 l ≧。 ≧。 l/ l/\ .\
、:.:.:.:.:.:.:.:.:.| `ー──.l ≧。_ Y l \ \
\:.:.:.:.:.弋 弋_ 'ハ、´ ̄ヽヽ、 ∨ _.l / \ト} ガチッ
`ー=======/ l l | ≧。Y===}/ /\
| l .ト-、 l l≧。/ l}
ト==l__/ ̄\ヽ弋 l ≧。 |
l lー--l \ ゝ=イ ≧。 ≧。
l l l l≧。 ≧。 ≧。
ヽ_ヽ ゝー─イ== ≧。 ≧。 >
ヽ_人 .', }_ | ̄/≧。
', ', / ¨≧。 .レ ≧。 ≧へ
ヽ___ヒー─'ー‐' ≧。|≧。 /`丶 、`丶 、
≧/ |三} |
\ .iニ/ l
ヽ _レ /
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仕方が無いので蝶番を切り落として扉を外すことにした。中に何かある可能性があるのなら、確認しない
ままにしておく訳にはいかないのだから。
どうでもいいが三好、便座を外すのには工具が居るから無理に引きはがすと価値が落ちるぞ。あと、
確かに大きな鏡には価値があるが、貴様はそれをどうやって引っぺがし、無傷で持って帰ろうというのか
詳しくお聞かせ願いたい物だ。自分のポッケに入るもの以上を欲しがると早死にするというのに
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ちょw持ち帰るには重すぎるだろそれw
-
解体術(物理)は練習しなきゃできないぞw
-
,.. -─────- .、
,.‐'´ `'‐、
/ ./` ‐.、. _,. -‐'ヘ. ヽ
i. / `''ー----‐'" i、i
. l. i u l. l
l. l  ̄~`''‐-、 v ,.-‐'"´ ̄ l l
! ヽ_____________./│
,.-、~| ,:=== |二二| ===、 |~,.-、 どうしたんすか、隊長
!i´ |.|!、 ( __゚ l ̄ ̄l、゚__ ) .ノ|.| ゙i.|
|.l".|.| ` ‐---‐1 l` ‐--‐''´ |.|゙,i ! 何かあっ……うわぁ!?
ヽ._|.| .U. . . { u } . . . .v. |.!_ノ
゙| . : : ,.-‐-、` ‐--‐' ,.-‐-、 : : . !
_,.‐''´|: : :(.  ̄ ̄ ̄ ): : :|`゙‐、._
-‐''"´l !: : : `ー--────--‐' : : : l l` ‐-
_| ,! : : : : : : : : ==== : : : : : : : : :!. l_
‐''"´ | |゙、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ノ| l ` ‐-
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対単分子刃塗膜のない金属なんて、単分子カッターの前では豆腐と大差ない。蝶番を切り裂いて、扉を
横滑りさせてどかしてみたのだが……
背後で、俺が何か良い物を見つけても独り占めしないように見張っていたのだろうか、ちらちらとこっちを
のぞき込んでいた前田が悲鳴を上げた
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-
というか、便座にどんな価値があるんだろう?
-
価値のある物を憶えてるだけマシな三好なんだろうなぁ
-
とことん卑しいなw
-
死体かな?
-
ウォシュレットは価値あるだろう!!
-
_, -‐ ´
_, -‐' ´
, '´
_ ,/ _
/´ , -‐ ´ ̄
/ / l
/ l , - ,'
/ 、_ノ l'´ 、―‐ '
/ ,イ ,' ,l l
/ .〃 / 八 .l
/ ノ / く_ イ.l | /
'-‐' ./ / l / ヽ'
く_ノ
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手が一本、壁から生えていたからだ……まだ腐ってない、新しい手が。此奴がつっかえ棒のように壁から
生えていたせいで、扉が開かなくなっていたのだろう。
大遺構には幾らでも怖い所があるが、これも恐ろしいところだ……巨大な建築者の活動に巻き込まれ、
存在を無視して建材に塗り込められて封印されることが普通にある。閉じ込められるのは、何も区画だけ
ではないのだ。そんな哀れな犠牲者は少なくない、特に勝手が分かっていない新人に……
触ると関節は硬く、動かない。表面の綺麗さと死後硬直が終わっていないことからして、昨日か今日に
無くなったのだろう。左手の中指には小洒落た指輪が嵌められていた
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-
生き埋めか……
-
ターゲットかー
死体が見つかるだけマシだよね
-
こ、これ、掘り起こすんだろうか(汗
-
切り落とすしかないだろ
-
, ;;‐::゛~~~゙::‐::,,,、
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: ゙ヽ、
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::゙!,
!゙: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ゙!
/ :: ::_;;_;;_;;_:: :: :: :: :: :: :: :: :: :゙!. ,、
/i゙,二,‐,::: ,==゙三ニ-、:: :: i‐i‐:゙!;, !!
゙,ii゙ i゙i::::! !゙ ゙ヽ::゙!: ;; ;;X::‐/. ii ………………
__!:ヽ:/-,::\',__ ,,//::::゙!!:◎}:: }}. ii
_,::-::‐::‐::i::::゙!:: /,゙‐、\::゙::'::゙::′::|::゙::゛::‐!`:,,_ii_
_, ::-::゛:: :: :: :: : {_:_{!/,'==,' ,\\:: ::_,、::|::ヾ::丿:: :: :: ゙::‐::-:,,、
\ :: :: :: :: :: :: ::゙!__゙!.{Y・Y} ゙!〉〉 / {:: ,'゙X;::゙!:/::゙!:: :: :: :: :: :: :: :: ,゙'
/::゙::\:: :: :: :: :: ::入_゙!;;ハ;;ゞ゙_/_/:ヽヽ{:{、::゙^'゙:/:: :: :: :: :: :: へ/
/:: :: :: :: : \:: :: :: :{ :: :: ::/::~:,~,゙,``,`,,`,゙:‐:〈゙::‐:゙:l:: :: :: :: :/:: :: ::゙ヽ、
/:: :: :: :: :: :: :: :: ゙ヽ、:: ゙!、::/:: ::{ l:: l.}:{ (:) } :::: ヽ:: :i゙:: :: ,/:: :: :: :: :: :: ゙':、
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::゙!:: ::トヾ!:: ,〉ゝ,','-! (_)_):: :: ::},:,i゙:: :: i゙:: :: :: :: :: :: :: :: ::゙',
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::゙!:: :l::\/::/,:: :゙ヽ::-::,`::゙::'ゞ〈ヽ,:: l:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ゙',
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.゙!:: l://::/::,、:: :: `::゙::‐::-/:: /::゙!ヽ、:: ::, 、:: :: :: :: :: :゙',
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指輪を抜き取り、観察する……裏側に 息子へ、愛を込めて というメッセージと日付が刻印されてある。
そして、捜索依頼が出ていたアホ面の映る写真を取りだして眺める。其奴の左手に、今持っているのと
同じ指輪が嵌められていた。間違いない、俺達が雨の日にクソッタレな思いをする嵌めになった諸悪の
根源だ
憧れて入った遺構と一体化できて、さぞ幸せなことだろう
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キレてんなあw
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| , ――-- ..,,_
|' ,-- 、 _,,..,_ `、
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|T'(・二 i⌒i ・二)'フ
| `ー- ┤,├― -'.|
| u !.___! | …………こうはなりたくねぇな
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トイレの破壊活動にいそしんでいた五名が、壁から突き出た腕を見て、顔を青くしながら呟いた。確かに、
きつい死に方だ。俺だって御免である……そう思うなら、もっと慎重に動けば良いものを
念のためDNAチェッカーを使って調べると、やはり提供されていた本人の物と完全に合致した。指紋も
同じ……本領の立派な企業を運営する親の下に産まれたボンボンが、何の因果か大遺構の壁面と一体化
して人生を終えるとは。世の中は分からないものだ
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なんの因果か3級の免状掲げてネクラファジーやってる姐御も居りますがねぇ…w
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_ ., ─ .,
/ `ヽ、
/ ∧
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ノ |
`ll´ ̄゛''t、 l
jヽ、__,ノ  ̄゛>──==´ヽ
ノ`ヽ、 ,. 彡''" ',
ヾ、,. ≦ _ _.,x≦
x≦ ,,... -‐ '' " >.,
∠ ´ ̄` ヽ、 `ヽ
/ `ヽ `ヽ
/ V ∧
,' V ∧
i V ',
j V l
} V l
〉 - ィ '' ""゙ - ヽ .,_ _ _,.,_ _ 从 _ゝ
〈,. -‐ '' " l ∧
ノ | γ ̄`, ,´ ̄', ∧
/ l li lゝ-==y ∧ ∧
〈 / li にニニニニニニ) l ∧
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まぁいい、見つけられたのだから。比較的浅いところで死んでくれてて御の字である。流石に中層域まで
お荷物を連れて潜ったとなれば、神経にどれだけの負担がかかるか分かったものじゃない
それはいいとして、こうなった死体を全て持って帰るのは無理だ。ほじくり返そうにも機器が無いし……
何より、区画を構成する壁を極端に損なわせた場合、建築者がすっ飛んでくる。そうなると、どうなるかは
目の前の馬鹿が身を以て教えてくれている……
じゃあどうするか?
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下手に殺されるより酷い死だよねこれ
-
切り落とすっきゃないか…
つか別働隊どうなった?
-
必要分だけ持ち帰ると
-
,ィ劣王ミ::、..___
,...._ 寸圭圭圭圭圭}
r:升圭少 ``x圭圭少´
`¨´  ̄ ___
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{圭圭圭圭圭圭ヽ  ̄¨¨¨´
__........__寸圭圭圭圭圭リ
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`寸圭圭圭} 寸圭圭圭圭圭圭圭圭圭K._
`¨¨¨¨´ ,佳圭圭圭圭圭圭圭圭王圭圭}
{少r:ゞミ王王圭圭圭圭少'´ ̄¨¨¨´
{圭圭圭沁 `¨¨¨´ f壬心
寸少' ̄ r劣} 弋圭ヲ
 ̄
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持って帰られる分だけ持って行く……それしかない
ここで死んだのだから、体の一部だけでも見つかったのならば御の字、それ以上は欲張りすぎだ。むしろ、
腕だけでも綺麗な部分があってよかったと思うべきだ。突然変異に食い荒らされたり、水没した区画で
ぶくぶく膨らんだり、後は警備ロボットに挽肉にされてスコップで掬いながら集めるような有様になって
死んだ連中よりはマシだろうさ
そいつの物だった と確実に言える一部が親に返されるのだから…………
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長々と占拠してすみませんでした、今日はここまでです!
やっぱり何度やっても緊張しますね!
それと、何度でも言うけど私はフレッシャーズです(半ギレ)
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