不思議な話

5：たーちゃん：2023/03/09(木) 17:23:43 ID:cSHkIp.k0: >>1
1971年頃（小学3年生）

友だちが鳥の卵を採ってきた。
小さな卵で、近くの幼稚園の送迎バスの車庫の鉄骨の柱の隙間に小鳥が巣を作っていると教えてくれた。
鳥は今考えると、鳴き声が「ギャーギャー」で、くすんだ灰色、大きさはスズメの2倍くらいだったので「ムクドリ」だったのだと思う。さっそく私は仲の良い友だちと卵を探しに行った。
確かに幼稚園の車庫には鳥が頻繁に出入りしていた。僕が車庫の鉄骨に昇り、卵を見つけて友だちに渡すのを繰り返していると、鉄骨の隙間に入れて卵を探している私の手にモソモソした物が絡んだ。なんか変な臭いがします。手を抜くとそれが絡んだまま出てきました。
長い人間の髪の毛の束でした。そして、毛の束のもとには灰色になった腐った頭の皮と思われる物か付いていました。（皮は5cm以上あった）気持ち悪くて手から振り払い、急いで家に帰りました。
考えるに、近くの山などに人間の死体があり、巣の材料にする為に鳥が運んだのだと思うが、子供だったせいか誰にも言わずにいました。今考えると怖い…

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