したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ステージ公開場所

19ジュゲーム4:2022/06/25(土) 00:30:41 ID:cnxNPAz20
ナレ「パグロフは次の日から絵画の制作に取り掛かった。初めてコンクールに出す絵ということでいつも以上に力を込め、一筆一筆丁寧に。そしてととうとう完成した彼の自信作。品評会当日それが審査員の目の前に届けられた。」

舞台は大きな館の一室らしき部屋。部屋には偉そうな衣装を着た人物が3人椅子に座っており、彼らの前にはいくつもの絵が運ばれてきている。

係員「続いての作品は、かの評論家が直々に推薦した人物が作った作品です」

審査員「ほほぉ、あの評論家推薦の作品ですか、それは興味深い」

係員「それではどうぞ!」

そういって係員が持ってきた絵画から布を取ってその中身を審査員たちに見せる。絵は審査員の方に向けてあり、観客たちからは見えない向きになっている。

審査員「こっ これは!!?」

と驚きの声を上げる審査員たち。しばらく間を置いて

審査員「名前がゴチャゴチャ書いてあって肝心の絵が見えないじゃないか。予選落ち」

そういって係員が観客の方を向くと絵が見えるようになる。確かに、そこには湖や山の美しい風景が描かれているが、その上に文字の羅列。パグロフ・ディエゴ・プラシド・フランシェル・デ・パウラ・ホアジア・ネポムセーノ・マリーネ・デウ・ロス・レメディメス・クリスピーナ・クリスピアール・デ・ラ・サンティシマ・ワニダース・ルイス・イ・ジュゲームの名前が書かれており。台無しになっている。

評論家「そんなー!?」

ステージの端にいつの間にか立っていた評論家が大げさにずっこけて劇は終わりを迎える


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板