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消費税ハ廃止可能ナルヤ?

1shintiou_co:2020/01/15(水) 06:48:26
れいは新撰組が消費税廃止を掲げているが実際可能なのだろうか?

もちろん、可能である。
消費税0パーセントだろうが、消費税100パーセントだろうが法律で決めてしまえばいい。

しかし、実際にそれをやったらどうなるのか?

2shintiou_co:2020/01/16(木) 05:40:36
結局消費税は、消費者が税金だと思われているが、実際には法人が納めている。
だって、100円のジュースをかった時に10%をワザワザ税務署に支払いに行ったりしないだろう?

法人税と消費税の違いは、

法人税 利益にかかる税金
消費税 売上にかかる税金

なので。

消費税をゼロにした場合は、法人の「利益」から税金をとるようになるし、
法人税をゼロにした場合は、法人の「売上」から税金をとるようになる。

3shintiou_co:2020/01/16(木) 05:44:39
法人の「利益」から税金を取るようになれば、儲けている企業程税金が高くなる
法人の「売上」から税金を取るようになれば、儲けていなくても、大量に販売している企業程税金が高くなる

この違いが、社会にどのように影響したのかを考えれば、
30年デフレの原因とこれから日本に何が起きるのかを知るための一助となるハズだ。

4shintiou_co:2020/01/16(木) 05:48:50
まず1つ、消費税にシフトすればシフトするほど
いわゆる勝ち組企業ほど税金が安くなる。
利益を上げられない負け組み企業は、利益が0円だろうとマイナスだろうと
消費税を払う必要がある。
このメカニズムにより、企業の淘汰が始まった。

5shintiou_co:2020/01/17(金) 07:20:47
2つ、消費税の特徴として、海外に輸出した製品には消費税が掛からないという点がある。
国内のみで製品を販売している企業は売り上げから消費税10%を税金として収めなければならない。
逆に製品を輸出のみにしている企業は、売り上げから消費税10%を払わなくてもよい。

つまり輸出企業にとって有利な税制である。
日本は貿易立国を掲げている以上、輸出企業を優遇するのは当然なのかもしれないが、
このことが、かえって内需軽視につながったのではないか。

日本の消費者に物をうるより、外国に輸出した方が儲かるのであれば、
内需がたとえゼロになろうと問題ではない。
ゆえに労働者に消費者として期待して給料を上げるより、
低賃金のままでいてくれたほうがよい。

ここら辺の事情も30年デフレの一因子だろう

6shintiou_co:2020/01/20(月) 06:16:44
3つ、それでは消費税で何の得もなさそうな内需企業はどうなのだろうか。
消費税は、国家主導の価格カルテル的な側面がある。
売上に掛かる税金=消費税を価格に転化できるのであれば、
利益に掛かる税金=法人税が安くなれば、なった分だけ丸儲けである。

普通、値上げをすれば、消費者は競合する別の商品に逃げられてしまうのだが、
官製価格カルテルともいえる消費税で全ての企業が値上げすれば、
消費者は、高くなった製品をかうしかない。

7shintiou_co:2020/01/20(月) 06:21:15
このように、
輸出企業も内需企業も儲かるすばらしい消費税なのだが、
そのツケは消費者が貯蓄率の減少のという形で払われたのだろう。

8shintiou_co:2020/01/22(水) 06:41:59
この点をふまえて消費税を廃止する場合には法人税が上げればよい。
そうなれば、

もうかっていなくても、「売上」の分だけ徴税される税金が無くなり、
もうかっている企業はの「利益」から徴税されるようになる。

9shintiou_co:2020/01/22(水) 06:45:11
その結果、企業間の生存競争のルールが変わる。

利益を上げられない企業でも、生き残れる可能性が高くなるので
市場に参入する企業の多様性が確保される。

10shintiou_co:2020/01/22(水) 06:46:40
逆に言えば利益を上げられない企業が
生存競争上淘汰されないという事でもある。

11shintiou_co:2020/01/22(水) 06:48:15
したがって、

多様性をとるか?
企業間の競争による進歩をとるのか?

という事になる。

12shintiou_co:2020/01/22(水) 06:50:59
30年デフレも、最初の頃は、企業間の競争による恩恵を
消費者も受ける事ができた。
牛丼やマクドナルドのような低価格の飲食などが、その例だろう。

サービスを、より低コストで購入できるようになった。

13shintiou_co:2020/01/22(水) 06:52:54
しかし、サービスを、より低コストで購入できるようになったという事は
デフレーションの歯車が回りだしたという事である。

14shintiou_co:2020/01/31(金) 06:10:35
企業の淘汰により、失われた雇用は、
雇用環境の劣化、公共事業による雇用創出に伴う赤字、
そして少子化という形で贖われた。

15shintiou_co:2020/01/31(金) 06:14:15
このため、デフレから脱却するのに時間がかかったのだが、
政府、企業、消費者が環境に適応し、デフレから脱却しようとする度に、
する都度に、5%8%10%と消費税が積み増された。

16shintiou_co:2020/01/31(金) 06:14:55
結果としてデフレ不況が続く事になる。

17shintiou_co:2020/01/31(金) 06:26:41
この競争を生き残った企業は、競争相手が減ったので、
競争に対するインセンティブを失い、競争力を失った。

18shintiou_co:2020/01/31(金) 06:41:56
かつてガラパゴスと揶揄された国内市場は、
国内における競争により製品価値を高める働きをした。
それ海外市場での競争力となり、輸出の原動力となった。

19shintiou_co:2020/01/31(金) 06:46:05
しかし、デフレにより国内市場が劣化したため、競争しなくなった企業は
競争力を失った。

20shintiou_co:2020/01/31(金) 06:46:37
競争力を失った日本の企業は、中国のベンチャー企業群によりシェアを奪われた。
中国には巨大な市場と、深センのようなベンチャー企業を育てる土壌があった。
日本は秋葉原は何かを作り出す場所ではなくなった。

21shintiou_co:2020/01/31(金) 06:48:53
アメリカには自由主義的なアメリカ市場があり、
ヨーロッパにはEUによって守られた社会主義的な市場がある。
日本には、ガラパゴスと呼ばれた市場があったが自らの手で劣化させていった。

多国籍企業の時代だとは言え、ホームランドの喪失はそのまま企業の競争力に反映されたのだろう。

22shintiou_co:2020/01/31(金) 06:53:23
というわけで、日本国内の企業の競争力を喪失したため、
内需を犠牲にして輸出企業を優遇するという消費税という政策は、
内需を犠牲にして輸出企業が内部留保を溜め込むだけの制度となった。

もはや日本の貿易収支は赤字なのである。

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24shintiou_co:2020/01/31(金) 06:57:46
ホームランドを回復するためには、消費税を廃止して法人税に振り換えるべきだが、
急にそれをやっても企業が耐え切れずに脱落するだけなので、
年に1%ずつ消費税をさげ、その分法人税に振り換えるようにすればよい。
10年かけて消費税を0パーセントにするのである。

25shintiou_co:2020/01/31(金) 07:02:01
しかし、今からそれをやったとしても間に合うのだろうか?
もはや遅いのではないだろうか?

26shintiou_co:2020/01/31(金) 07:02:35
ご精読ありがとうございました


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