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【にじさんじ】月ノ美兎×樋口楓【かえみと】第463
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きゅうけつきのみと
「楓ちゃん。わたくし実はヴァンパイアだったんですよ！」
「そーなん？そりゃすごいな」
「おい。聞いてんのか樋口」
「聞いとる、聞いとる」
「信じてますか？」
「私が美兎ちゃんを疑うわけないやん」
「これっぽっちも心がこもってない。わかりました。実際に見せましょう」
「ええやん。みせてや」
「今からわたくしが楓ちゃんの血を飲みます」
「わかりやすくてええな。それやったら信じられる」
「やっぱり信じてねーじゃねーか。でもいいんですか？」
「なにが？」
「ヴァンパイアに噛まれた人間はその者の眷属となり、主には逆らえなくなってしまうのですよ？」
「主従ロールプレイでもしたいんか？でも美兎ちゃんが主なのか……」
「やめますか？」
「まぁ一回くらいならええよ。付き合ったるわ」
「早く首元開けてわたくしに急所をさらせ樋口」
「主になる前から偉そうやなこいつ。ええよ」
「恰好えっちじゃん」
「ええからはよせえ」
「それではいただきます。ｶﾌﾟｯ」
「んっ」
「ｺﾞｸｺﾞｸ」
「……」
「ふぅ。どうでしたか？」
「……マジやったんか」
「いまさら後悔しても遅いですよ。もう楓ちゃんはわたくしのものですからね」
「で？なにしたらええの？」
「スマホやめろー、かまえー、あまやかせー」
「はいはい」
「んふー」
「結局いつもと変わらんやん」
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