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今から書くお
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(›´ω`‹ )お腹痛いお、冷えたお。
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かかんくてもええで
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地球、それは人類が生活を育んでいる星。しかし、それは昔の話。大気汚染により地球中に原因不明の病が蔓延した。致死性が高くワクチンの開発も追いつかず、人々は次々と病に倒れていき、人類は滅んだ。
人類が滅んでから500年の時が経った。そして、この地球に新たに人類に代わる者達が生まれていた。
それは、機械。自らの意思を持ち、考え行動する、それは人類がしていたことと、何ら変わりはない。多くの者は、かつて人々が車と呼んでいた形状をしている。
クール「今日はエンジンの調子が悪いな」
彼の名は、クール。GTRの形を模している。
ダリル「さっさと帰ってメンテしたらどうだ?」
少し荒い口調でクールにそう言ったのは、ダリル。F1カーの形を模している。
クール「ああ、そうするよ。一週間後にレースも控えているからね。」
レース。それは一年に一度行われる、この星に住む者なら誰もが憧れている。最上級の娯楽と言えるものだ。このレースに優勝することは最大の誉れと言える。
ダリル「帰る途中でエンストすんなよ」
クール「しないよ!ダリルこそ摩擦でタイヤが燃えないように気をつけなよ」
ダリル「俺はタイヤが燃え始めてから本気になるんだよ」
いつもの様に雑談をし終えたクールは帰路についていた。
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???「邪魔だ!どけどけぇ!」
そう言いながら猛スピードで走ってくる大型トラックの形を模した者がいた。
クール「うわっ!危ない!」
ギリギリの所でクールは避けた。
???「おいおい、轢き殺されたいのか」
クール「突っ込んできたのは、そっちの方だろ!
???「テメェ、俺様をバイオ様と知って文句を言ってるんだろうな!」
クール「バイオだと……」
バイオ「その通り!」
クール「知らん!」
バイオ「なんだとテメェ!そんなに踏み潰されたいらしいな!」
クール「知らんものは知らん!」
ダリル「クール、どうしたんだ?」
少し遅れて帰路についていたダリルがバイオと揉めているクールに話しかけてきた。
バイオ「ちっ、すっかりガソリンが冷えちまったぜ、おい!クールとか言ったな」
クール「ああ、そうだ」
バイオ「お前もレースに出るんだろう?この続きはレースでやろうぜ!」
クール「望むところだ!」
バイオ「よーし、逃げるなよ、ぐはははは」
そう高笑いを叫びながらバイオは去っていった。
ダリル「大丈夫か?クール、今のやつバイオだろ」
クール「知っているのか?」
ダリル「バイオは勝つためなら手段を選ばない卑怯な奴だ。クール、ヤバイ奴に目をつけられたな」
クール「そうなのか。そんな奴に偉大なレースの優勝を渡すわけにはいかないな」
ダリル「そのとおりだ。せっかくのレースだ一位と二位は俺たちが頂こうぜ!」
そして一週間が経ち、待ちに待ったレースの日がやってきた。
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トランスフォーマーか
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多くの車が今か今かとレースを待ちわびている、その数は100台を超えている。
クール「すごい数の車だな」
ダリル「それはそうさ。みんな、この日を待っていたんだ」
レース開始まで5分前。アナウンスが流れる中、二人の会話に割ってくる者がいた。
バイオ「よう!逃げずに来たみたいだな」
クール「バイオ!お前には絶対に負けないからな」
バイオ「威勢はいいな、だが勝つのは俺様だかな」
ダリル「決着はレースでつけるんだろう?そろそろ時間だ」
レース開始まで30秒前。一年に一度この星の英雄を決めるレースが今、5秒前、4、3、2、1、始まる!
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一斉走り出した車たちは、開始早々クラッシュをする者、エンジン不調を訴える者、様々な者がいた。
そして数が絞られた先頭集団には。
ダリル「ふっ、まるでわかっていたかの様に俺たちが残ったな」
バイオ「そうこなくちゃ面白くねぇ!」
クール「負けるわけにはいかない」
互いに拮抗する戦いがカーブに差し掛かった時、口火を切ったのは。
バイオ「ここまで着いてこれた事は褒めてやる。だが、これで終わりだ!」
突如スピードを上げ二人の前に着いたバイオの荷台が開いた。
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バイオ「ぐははは!これを食らえぇい!」
荷台から大量の液体が流れてきた。これに車輪を取られスリップしてしまう。
クール「うわぁぁ!」
ダリル「なんだこれは!?」
バイオ「これでレースは俺様の勝ちだぁぁ!」
ダリル「卑怯な手を使いやがって!」
クール「クソっ!これじゃ進めない」
ダリル「なぁ、クール。お前まだやれるか?
クール「どういう意味だよ?」
ダリル「お前のスピードなら追いつけるかって聞いてんだ」
クール「追いつけるさ。いや、追いついてみせる」
ダリル「へっ、なら後は任せたぜ」
ダリルが急速に車輪を回し始めた。
ダリル「見せてやるよ、俺の炎の車輪をな!」
回し続ける車輪に次第に赤みかがり、炎を纏っていく。
ダリル「こんな液体ごとき俺が燃やせねぇ訳ねぇだろ!!」
ダリルが、その場で回転した事により液体は蒸発し全て消えて無くなった。
クール「ダリル!大丈夫か!?」
ダリル「心配はいらねぇ、だが、もう走る事は出来ないな」
ダリル「早く行け、クール…勝てよ」
クール「当たり前だ、後は任せろ!」
猛スピードで走っていくクールは、あっという間にダリルには見えなくなっていった。
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>>5
チャギントンだお
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バイオ「楽勝だな、これで優勝は確実だぜ」
しかしバイオの後ろから迫ってくる車両の影があった。
???「もっと速く!走るんだ!」
バイオ「なっ!?まさか追いついてきたのか?」
クール「バイオ!こんな卑怯な手を使うやつに優勝は渡さない!」
バイオ「卑怯だと?勝った者が正しいんだ!例えどんな手を使ってもな」
クール「そんなやり方は認めない、認めてたまるか!」
互いに譲らないデッドヒートを繰り広げ残りは直線100mになった。
バイオ「うおぉぉ!勝つのは俺様だ!」
クール「負けられない、このレースは一人で走ってる訳じゃない」
残り50m横一線に並んだ。
バイオ「俺様が負けるなんてあり得ない、俺様はいつでも一位だ!」
残り10m
クール「ダリルの想いも背負っているんだぁぁ!!」
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両者ほぼ同時にゴールしたかに見えたが僅かな差で。
優勝はクール!
ここにレースの決着はついた。
クール「やったよ、ダリル!」
ダリル「信じていたぜ」
バイオ「俺様が……負けただと」
会場は歓喜に満ち溢れ、お祭り騒ぎはいつまでも続いていた。優勝したクールは喝采を浴び英雄となった。
ーーー
あれから一年が経ち、バイオは卑劣な方法を使用し、レースを汚したとして、レースへの出場停止処分を受けた。
今年もレースが始まる、そして来年もまた、こうして歴史は繰り返される。優勝への夢を見る者たちが出場する。
ダリル「おい、クールもうすぐ始まるぜ」
クール「ああ、行こう!」
おわり
ーーー
子供「お父さん、やっとこのゲーム、クリアできたよ」
父「そうか、面白かったか?」
子供「うん!でも今は……」
父「どうしたんだ!?」
子供「うんち、もれちゃいそう!」
父「ええぇ!」
ほんとうにおわり
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お腹痛いから、うんこしてくるお
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ぶりぶり
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見てないけど面白い
よしゲームでもやるかな
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一番おもしろいから優勝
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