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今から書くお

1 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:22:07 Ny0VgrlI
(›´ω`‹ )お腹痛いお、冷えたお。


2 : ギャラどす :2016/12/10(土) 00:23:31 VszGgYII
かかんくてもええで


3 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:26:20 Ny0VgrlI
地球、それは人類が生活を育んでいる星。しかし、それは昔の話。大気汚染により地球中に原因不明の病が蔓延した。致死性が高くワクチンの開発も追いつかず、人々は次々と病に倒れていき、人類は滅んだ。

人類が滅んでから500年の時が経った。そして、この地球に新たに人類に代わる者達が生まれていた。

それは、機械。自らの意思を持ち、考え行動する、それは人類がしていたことと、何ら変わりはない。多くの者は、かつて人々が車と呼んでいた形状をしている。

クール「今日はエンジンの調子が悪いな」

彼の名は、クール。GTRの形を模している。

ダリル「さっさと帰ってメンテしたらどうだ?」

少し荒い口調でクールにそう言ったのは、ダリル。F1カーの形を模している。

クール「ああ、そうするよ。一週間後にレースも控えているからね。」

レース。それは一年に一度行われる、この星に住む者なら誰もが憧れている。最上級の娯楽と言えるものだ。このレースに優勝することは最大の誉れと言える。

ダリル「帰る途中でエンストすんなよ」

クール「しないよ!ダリルこそ摩擦でタイヤが燃えないように気をつけなよ」

ダリル「俺はタイヤが燃え始めてから本気になるんだよ」

いつもの様に雑談をし終えたクールは帰路についていた。


4 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:28:57 Ny0VgrlI
???「邪魔だ!どけどけぇ!」

そう言いながら猛スピードで走ってくる大型トラックの形を模した者がいた。

クール「うわっ!危ない!」

ギリギリの所でクールは避けた。

???「おいおい、轢き殺されたいのか」

クール「突っ込んできたのは、そっちの方だろ!

???「テメェ、俺様をバイオ様と知って文句を言ってるんだろうな!」

クール「バイオだと……」

バイオ「その通り!」

クール「知らん!」

バイオ「なんだとテメェ!そんなに踏み潰されたいらしいな!」

クール「知らんものは知らん!」

ダリル「クール、どうしたんだ?」

少し遅れて帰路についていたダリルがバイオと揉めているクールに話しかけてきた。

バイオ「ちっ、すっかりガソリンが冷えちまったぜ、おい!クールとか言ったな」

クール「ああ、そうだ」

バイオ「お前もレースに出るんだろう?この続きはレースでやろうぜ!」

クール「望むところだ!」

バイオ「よーし、逃げるなよ、ぐはははは」

そう高笑いを叫びながらバイオは去っていった。

ダリル「大丈夫か?クール、今のやつバイオだろ」

クール「知っているのか?」

ダリル「バイオは勝つためなら手段を選ばない卑怯な奴だ。クール、ヤバイ奴に目をつけられたな」

クール「そうなのか。そんな奴に偉大なレースの優勝を渡すわけにはいかないな」

ダリル「そのとおりだ。せっかくのレースだ一位と二位は俺たちが頂こうぜ!」

そして一週間が経ち、待ちに待ったレースの日がやってきた。


5 : ギャラどす :2016/12/10(土) 00:29:24 VszGgYII
トランスフォーマーか


6 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:31:00 Ny0VgrlI
多くの車が今か今かとレースを待ちわびている、その数は100台を超えている。

クール「すごい数の車だな」

ダリル「それはそうさ。みんな、この日を待っていたんだ」

レース開始まで5分前。アナウンスが流れる中、二人の会話に割ってくる者がいた。

バイオ「よう!逃げずに来たみたいだな」

クール「バイオ!お前には絶対に負けないからな」

バイオ「威勢はいいな、だが勝つのは俺様だかな」

ダリル「決着はレースでつけるんだろう?そろそろ時間だ」

レース開始まで30秒前。一年に一度この星の英雄を決めるレースが今、5秒前、4、3、2、1、始まる!


7 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:33:04 Ny0VgrlI
一斉走り出した車たちは、開始早々クラッシュをする者、エンジン不調を訴える者、様々な者がいた。

そして数が絞られた先頭集団には。

ダリル「ふっ、まるでわかっていたかの様に俺たちが残ったな」

バイオ「そうこなくちゃ面白くねぇ!」

クール「負けるわけにはいかない」

互いに拮抗する戦いがカーブに差し掛かった時、口火を切ったのは。

バイオ「ここまで着いてこれた事は褒めてやる。だが、これで終わりだ!」

突如スピードを上げ二人の前に着いたバイオの荷台が開いた。


8 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:35:26 Ny0VgrlI
バイオ「ぐははは!これを食らえぇい!」

荷台から大量の液体が流れてきた。これに車輪を取られスリップしてしまう。

クール「うわぁぁ!」

ダリル「なんだこれは!?」

バイオ「これでレースは俺様の勝ちだぁぁ!」

ダリル「卑怯な手を使いやがって!」

クール「クソっ!これじゃ進めない」

ダリル「なぁ、クール。お前まだやれるか?

クール「どういう意味だよ?」

ダリル「お前のスピードなら追いつけるかって聞いてんだ」

クール「追いつけるさ。いや、追いついてみせる」

ダリル「へっ、なら後は任せたぜ」

ダリルが急速に車輪を回し始めた。

ダリル「見せてやるよ、俺の炎の車輪をな!」

回し続ける車輪に次第に赤みかがり、炎を纏っていく。

ダリル「こんな液体ごとき俺が燃やせねぇ訳ねぇだろ!!」

ダリルが、その場で回転した事により液体は蒸発し全て消えて無くなった。

クール「ダリル!大丈夫か!?」

ダリル「心配はいらねぇ、だが、もう走る事は出来ないな」

ダリル「早く行け、クール…勝てよ」

クール「当たり前だ、後は任せろ!」

猛スピードで走っていくクールは、あっという間にダリルには見えなくなっていった。


9 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:35:59 Ny0VgrlI
>>5
チャギントンだお


10 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:38:02 Ny0VgrlI
バイオ「楽勝だな、これで優勝は確実だぜ」

しかしバイオの後ろから迫ってくる車両の影があった。

???「もっと速く!走るんだ!」

バイオ「なっ!?まさか追いついてきたのか?」

クール「バイオ!こんな卑怯な手を使うやつに優勝は渡さない!」

バイオ「卑怯だと?勝った者が正しいんだ!例えどんな手を使ってもな」

クール「そんなやり方は認めない、認めてたまるか!」

互いに譲らないデッドヒートを繰り広げ残りは直線100mになった。

バイオ「うおぉぉ!勝つのは俺様だ!」

クール「負けられない、このレースは一人で走ってる訳じゃない」

残り50m横一線に並んだ。

バイオ「俺様が負けるなんてあり得ない、俺様はいつでも一位だ!」

残り10m

クール「ダリルの想いも背負っているんだぁぁ!!」


11 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:39:53 Ny0VgrlI
両者ほぼ同時にゴールしたかに見えたが僅かな差で。

優勝はクール!

ここにレースの決着はついた。

クール「やったよ、ダリル!」

ダリル「信じていたぜ」

バイオ「俺様が……負けただと」

会場は歓喜に満ち溢れ、お祭り騒ぎはいつまでも続いていた。優勝したクールは喝采を浴び英雄となった。

ーーー

あれから一年が経ち、バイオは卑劣な方法を使用し、レースを汚したとして、レースへの出場停止処分を受けた。

今年もレースが始まる、そして来年もまた、こうして歴史は繰り返される。優勝への夢を見る者たちが出場する。

ダリル「おい、クールもうすぐ始まるぜ」

クール「ああ、行こう!」

おわり

ーーー

子供「お父さん、やっとこのゲーム、クリアできたよ」

父「そうか、面白かったか?」

子供「うん!でも今は……」

父「どうしたんだ!?」

子供「うんち、もれちゃいそう!」

父「ええぇ!」


ほんとうにおわり


12 : おすすめ :2016/12/10(土) 00:40:54 Ny0VgrlI
お腹痛いから、うんこしてくるお


13 : ギャラどす :2016/12/10(土) 00:52:59 VszGgYII
ぶりぶり


14 : コイキング :2016/12/10(土) 01:02:06 QyBmguBw
見てないけど面白い
よしゲームでもやるかな


15 : 電波でキチガイな名無しさん :2016/12/10(土) 03:29:41 XfeV3UsY
一番おもしろいから優勝


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