無職60代の生き方を考えよう

21：名無しさん：2021/09/18(土) 10:04:55: 今は「定年」が過ぎて、再雇用されている身分です。
定年退職のようなゴールは無く、ただ単に「歳を取っていく」という感覚しかありません。
月が替わりカレンダーを捲る時、現役時代に感じていた爽快感が失われ、今は憂愁を感じてしまうばかりです。
気力の衰え、何事にも感じる億劫さ、私もまったく一緒です。

無事定年退職を終え、再雇用されている職員は職場グループに８人ほどいます。
彼らとの会話は、同じ身の上、同じ定年まで頑張ってきた仲間として、休憩時間の話は和やかなものになります。
そこには、お互い定年まで無事働いてきた誇りと、それがいかに大変なことだったのかを知っていることからくる相手への敬意の心の交感がそこはかとなく底流しているように感じられます。
現役時代の職位の高低、多少の年齢差などは関係なく、敬語抜きで冗談を言い交わすことができます。
現役時代に持っていたような刺々しさが、お互い抜けたということもあると思います。

私はだらしない人間です。
外からの強制力無くしては規律正しい生活ができない男だと思っています。
私のような怠け者には「操り人形師」が必要らしい。
「操り人形」に「息吹」を与える人形師が。
「仕事」という「操り人形師」が。
出勤時間になれば、操られた人形のように職場に向かっています。

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