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( ^ν^)しゃちくのようです
1
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:27:55 ID:6q6x/5R60
春は何かと憂鬱だ。昔からそうだった。
周りは新生活、新年度だなんだと騒ぎ立てるが、何も楽しいことはない。
こちらとしてはただ忙しい上に、新しい関係を作らなきゃいけないという、面倒臭い事この上ない時期だ。
ミセ*゚ー゚)リ「山川ミセリです!よろしくお願いしまーす!」
ζ(゚ー゚*ζ「出連デレと申します。よろしくお願い致します」
フワフワした新人がうちの課に入ってきた。
2
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:28:57 ID:6q6x/5R60
从 ゚∀从「おうおう、フレッシュで良いね〜〜!まぁうちの課は人数少ないから、名前とかはおいおい覚えていってくれ!俺の名前は1番に覚えてね、高岡ハインリッヒ課長だよ!」
从 ゚∀从「とりあえず山川くんには森くん、出連くんには流石姉くんが指導役としてついてね」
lw´‐ _‐ノv「はいっす」
∬´_ゝ`)「はーい」
(*´_ゝ`)「よろしくなー!」
3
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:29:31 ID:6q6x/5R60
女子には女子の指導役が付く。その方が何かと都合が良い。
うちの課は男女で仕事内容に差があるわけではない。
コミュ力があれば男でもすぐ仲良くなれるんだろうが、いかんせん自分にそんなもんはなく、
(*´_ゝ`)「2人とも可愛くて照れちゃうなー、な!斎藤!」
( ^ν^)「別に普通じゃねっすか」
さらに口も態度も目つきも悪いので、基本初動で嫌われる。
4
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:30:07 ID:6q6x/5R60
∬´_ゝ`)「斎藤、アンタ明日から給湯室での話題になるわよ」
( ´_ゝ`)「お前…お前は本当に愚かだよ…ごめんね、こいつ目が悪いんだ。あと 口も悪い」
ミセ;*゚ー゚)リ「い、いえ、大丈夫です…」
そうしておけば大体、必要最低限の関わりしか無くなる。
その方が良い。その方が楽だ。
今回もいつも通りだ。
と、思ったのだが。
5
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:30:50 ID:6q6x/5R60
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんニュッさん!」
( ^ν^)「お前…下の名前で呼ぶって…馴れ馴れしくねぇか」
ζ(゚ー゚*ζ「だってうちの会社、漢字違いを含めてサイトウさんって8人もいるじゃないですか!」
このフワフワだけは何故か1ヶ月で懐いた。
( ^ν^)「だからってよ……まぁいい。それよりお前なんだその爪」
ζ(゚ー゚*ζ「これですか?姉が塗ってくれたんです。社会人なんだしシンプルなネイルくらいしときなさいって」
( ^ν^)「…煮卵みてぇな色してんな」
ζ(゚ー゚*ζ「そうなんですよー!グレージュって言うらしいんですけど、トップコート塗って丸みがあるから余計煮卵みたいで、見るたびお腹空いちゃうんですよ〜」
( ^ν^)「嫌味で言ったんだけど」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ、何がですか?」
6
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:31:24 ID:6q6x/5R60
フワフワすぎて嫌味が通じない。
ペチャクチャとやかましい。
ニコニコと鬱陶しくついてくる。
何だこいつ。
何だこいつ。
懐かれることに慣れていない。そもそも指導役は俺じゃないし。
関わる必要がないのに。
ああ、春は本当に嫌いだ。
7
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:32:15 ID:6q6x/5R60
++++++++++
『給湯室派閥』
∬´_ゝ`)「ここは給湯室。ここにあるティーパックとか、インスタントは会社のだから、自由に飲んで良いわよ。みんなも適当にここのを飲んだり自分の好きなもの持って来て飲んだりしてるわ」
ζ(゚ー゚*ζ「わぁ、色々ありますね!」
∬´_ゝ`)「出連さんはコーヒー派?紅茶派?」
( ^ν^)(どうせハーブティーとかスムージーとかいうんだろ女は)←お茶派
( ´_ゝ`)「斎藤、隠れて見てないで給湯室行けば?」
ζ(゚ー゚*ζ「私はお茶派です!濃い煎茶と、焙じ茶と、梅昆布茶が好きですね!」
∬´_ゝ`)「渋いわね」
( ´_ゝ`)「渋いな」
( ^ν^)
8
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:32:58 ID:6q6x/5R60
ζ(゚ー゚*ζ「お茶派はいないんですか?」
∬´_ゝ`)「みんな大体コーヒーか紅茶なのよ……社長ともう1人が数少ないお茶派ね」
ζ(゚ー゚*ζ「そうなんですね、その人とは気が合いそうだなぁ」
∬´_ゝ`)「今までその2人しか飲まないから、日本茶は備品発注してなかったんだけど、出連さんが飲むなら経費で買って常備するようにするわ」
ζ(゚ー゚*ζ「わーい!」
∬´_ゝ`)「コップは自分の持ってきてね」
( ^ν^)
( ^ν^)(ラッキー)
( ´_ゝ`)「…良かったな」←嫁の作った青汁派
9
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:33:53 ID:6q6x/5R60
++++++++++
『お昼』
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさん、今日お昼何食べるんですか?」
( ^ν^)「何でお前に教えなきゃいけないんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「知りたいからです‼︎」
( ^ν^)「うるさ…ラーメンだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、良いですね!私も麺の気分でした!何処のラーメン屋さん行きましょうか⁇」
( ^ν^)「何でお前もくる気満々なんだよ、お前いつも弁当だろ」
ζ(゚ー゚*ζ「今日お弁当忘れちゃって…あとニュッさんとお昼一緒した事なかったからしたいなーって……ふふ、私がいつもお弁当ってご存知なんですね」
( ^ν^)(いつも見てたなんて言えねえ)
10
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:34:48 ID:6q6x/5R60
( ^ν^)「……なんか毎日アホヅラで美味そうなもん食ってるから目に入るんだよ」
( ^ν^)(これじゃいつも見てるって言ってるようなもんじゃねぇかきっっも俺)
ζ(゚ー゚*ζ「本当ですか!じゃあ明日からニュッさんのお弁当作ってきますね」
( ^ν^)「あ?」
ζ(゚ー゚*ζ「え?」
( ^ν^)「…良いのか?」
ζ(゚ー゚*ζ「お礼がしたかったんです」
( ^ν^)「お礼?」
ζ(゚ー゚*ζ「いえ、なんでも!私お料理大好きなんです!毎回いっぱい作っちゃうんですけど、お弁当入りきらなくて…貰っていただけたら助かります」
( ^ν^)「………仕方ねぇな」
ζ(゚ー゚*ζ「わーい、ありがとうございます!」
( ^ν^)(誰かが作った弁当食える日が来るとは…)
11
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:36:13 ID:6q6x/5R60
++++++++++
『聞き間違い』
lw´‐ _‐ノv「山川君や、15時からの営業会議の準備は順調かな?」
ミセ*゚ー゚)リ「はいっ!椅子は20脚用意しましたし、テーブル拭きましたし、今からコピーも刷ります!」
lw´‐ _‐ノv「うむうむ。ところでお茶は?」
ミセ;*゚ー゚)リ「えっ、…ああっ!そっか、ペットボトルのお茶20本必要だったんだ!とうしよう!」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、私買って来ますよ!」
ミセ;*゚ー゚)リ「えっいいのデレさん」
ζ(゚ー゚*ζ「いーよいーよ、今急ぎの仕事ないから!ミセリさんはコピーお願いしますね」
ミセ*゚ー゚)リ「ありがとう〜!」
ζ(゚ー゚*ζ「行ってきまっぷ‼︎」
( ^ν^)「痛って」
ζ(゚ー゚;ζ「わぁ、すみませんニュッさん‼︎前向いてなかったです」
( ^ν^)「いいけど…んな急いでどこ行くんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「お茶買いに行ってきます!」
( ^ν^)「えっ」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ?」
( ^ν^)「お茶会に…?」
ζ(゚ー゚*ζ「はい、お茶買いに…」
( ^ν^)「お、おう…気を付けて…?」
ζ(゚ー゚*ζ「はい!行ってきます」
( ^ν^)(仕事中にお茶会に行くって…しかもあんな制服のままの格好で…良いのか…?)
※後で誤解は解けいろんな人に笑われました。
12
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:37:18 ID:6q6x/5R60
。
++++++++++
『ゆでたまご』
/ ,' 3 `ヽ「お疲れさん」
( ´_ゝ`)「あっ、部長お疲れ様です!」
ミセ*゚ー゚)リ(荒牧部長初めて見た…)
( ´_ゝ`)「出張お疲れ様でした」
/ ,' 3 `ヽ「またちょっと…挨拶回りしてくる」
ζ(゚ー゚*ζ「お忙しいですね…」
/ ,' 3 `ヽ「おお…新人ちゃんたちがおるな…」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、山川ミセリです!」
ζ(゚ー゚*ζ「出連デレです」
/ ,' 3 `ヽ「よろしく…よろしく。これな」
ζ(゚ー゚*ζ「はい?」
/ ,' 3 `ヽ「冷蔵庫にな、入れといて…後でみんなで食べんしゃい」
( ´_ゝ`)「お土産ですか?」
/ ,' 3 `ヽ「おう…まごのプリンじゃ…」
(;´_ゝ`)「えっ」
13
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:38:35 ID:6q6x/5R60
ミセ;*゚ー゚)リ「い、いいんですか…?」
/ ,' 3 `ヽ「良いよ?みんなで食べんしゃい、まごのプリン」
ζ(゚ー゚;ζ「お孫さんに悪くないですか?」
/ ,' 3 `ヽ「悪くないよ?あのあれ、斎藤…ニュッのやつが好きじゃろ」
(;´_ゝ`)「えっ斎藤の奴、よく食ってるんですか?」
/ ,' 3 `ヽ「そうじゃけど…?…あ、時間ないから行ってくるな」
(;´_ゝ`)ミセ;*゚ー゚)リ「いってらっしゃーい」ζ(゚ー゚;ζ
(;´_ゝ`)「どうしような…これ…」
ミセ*゚ー゚)リ「食べんしゃいって言ってましたけど…」
ζ(゚ー゚*ζ「お孫さんのなのに…」
( ´_ゝ`)「とりあえず中見てみるか」
パカ
( ´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ「あっ」ζ(゚ー゚*ζ
( ´_ゝ`)「………マンゴーのプリン、ね…」
ζ(゚ー゚*ζ「確かにニュッさん好きって言ってました…」
ミセ*゚ー゚)リ「良かった、悲しむお孫さんはいないんだね…」
※みんなで美味しくいただきました
++++++++++
14
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:38:55 ID:3eAUb9hw0
面白い期待頑張って
15
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:39:56 ID:6q6x/5R60
++++++++++
『髪』
ミセ >×<)リ「わーん!」
ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの、ミセリさん」
ミセ >×<)リ「昨日美容院行って髪をちょっと切ってもらったんだけど、明らかに短くされちゃったの!」
ζ(゚ー゚*ζ「そう?可愛いよ」
ミセ*゚ー゚)リ「ありがとう…でもなんか落ち着かない…眉オンパッツン…」
/ ,' 3 `ヽ「切れる前髪があるだけ幸せじゃよ…」
ミセ;*゚ー゚)リ「わっ部長‼︎」ζ(゚ー゚;ζ
/ ,' 3 `ヽ「切れる前髪があるだけ…幸せなんじゃよ…」
ピャッ三
ミセ;*゚ー゚)リ「去っていった…」ζ(゚ー゚;ζ
16
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:40:56 ID:6q6x/5R60
++++++++++
『髪2』
ミセ*゚ー゚)リ「今日は仕事終わったら合コンなので気合い入れて髪を巻いてみました!」
lw´‐ _‐ノv(正直わからん)
ζ(゚ー゚*ζ「巻くの難しくない?」
∬´_ゝ`)「コテって大変よね」
ミセ*゚ー゚)リ「お二人は元からパーマだから…」
/ ,' 3 `ヽ「ワシくらいになると巻く髪すらない」
/ ,' 3 `ヽ「巻ける髪があるだけ幸せなんじゃよ…」
ピャッ三
ミセ;*゚ー゚)リ「ま、また去っていった…」
17
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:42:00 ID:6q6x/5R60
『言い間違い』
ζ(゚、゚ ζ「最近朝起きれなくって…」
ミセ*゚ー゚)リ「わかる…起き上がる時辛い…」
ζ(゚、゚ ζ「スヌード機能に助けられてる…」
∬´_ゝ`)「ん?」
ζ(゚ー゚*ζ「え?」
ミセ*゚ー゚)リ「もっかい言ってみて」
ζ(゚、゚ ζ「スヌード機能に助けられてる…」
∬´_ゝ`)「うん」
ミセ*゚ー゚)リ「うん」
ζ(゚ー゚*ζ「え?え?」
lw´‐ _‐ノv(スヌーズ機能…)
++++++++++
18
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:42:48 ID:6q6x/5R60
『電話』
ζ(゚ー゚*ζ「経理課の朝日ケ丘さんに電話しなきゃ」
【ζ(゚ー゚*ζトゥルルトゥルル
ガチャ『はい、経理課の朝日ケ丘です』
【ζ(゚ー゚*ζ「あっもしもし私です!」
『ん?誰?』
【ζ(゚ー゚;ζ「あぎゃあ!す、すみません、事務課の出連どす!」
∬´_ゝ`)(あぎゃあって)
( ´_ゝ`)(しかも最後噛んだな)
ミセ*゚ー゚)リ(わかる、まだ電話慣れないよね)
:( ν ):←ツボった
※電話のミスは結構周りに聞かれています。
19
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:43:37 ID:6q6x/5R60
『華金』
女子更衣室
∬´_ゝ`)「お疲れ様。あら、出連さん今日の服可愛いわね。デート?」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ本当ですか!新しいお洋服なんです、嬉しいな。デートではないんですけど」
∬´_ゝ`)「そうなのね。金曜日だし、そうかなって思っちゃったわ。でも洋服、本当に可愛いわよ。似合ってる」
ζ(゚ー゚*ζ「えへへ〜ありがとうございます!お先失礼しますね、お疲れ様です」
∬´_ゝ`)「お疲れ様〜」
ζ(゚ー゚*ζ「♪」
((( ^ν^)
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんお疲れ様です!」
( ^ν^)「…おう」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんこの後何か用事ありますか?もし宜しければ一緒に夜ご飯いかがですか?」
( ^ν^)「は?」
20
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:44:27 ID:6q6x/5R60
ζ(゚ー゚*ζ「あ、もしかして用事ありましたか…?」
( ^ν^)「いや、そうじゃねえけど、何でいきなり…お前と夜食いに行くって話になったんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「姉者さんに今日のお洋服可愛いって褒められたからです!」
( ^ν^)「は?」
ζ(゚ー゚*ζ「せっかくお洋服褒められたのに、どこにも寄らずに帰るの勿体無いじゃないですか!だから誰かと一緒に過ごしたかったんですけど…」
( ^ν^)「流石(姉)さんか同期と行けば良いんじゃねぇの…」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、確かにそうですよね。姉者さんにデート?って聞かれたから何となくニュッさんが頭に浮かんで、目の前にいたのでデートしたいなって…」
( ^ν^)「は?」
ζ(゚ー゚*ζ「え?」
( ^ν^)「いや…もういい…考えないことにする…何か食いてえもんあんのか」
ζ(゚ー゚*ζ「回転寿司食べ行きたいです!」
( ^ν^)「そんなのでいいのかよ…ちょっと調べるから待ってろ」
ζ(゚ー゚*ζ「はーい!」
lw´‐ _‐ノv「あれわざとじゃないの?」
∬´_ゝ`)「わざとじゃないから怖いんじゃないかしら…」
lw´‐ _‐ノv「確かに…」
21
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:45:39 ID:6q6x/5R60
『電話2』
トゥルルトゥルル
【ζ(゚ー゚*ζ「はい、事務課の出連です。はい、はい…はい、承知しました。」
カチャン
ζ(゚ー゚*ζ「姉者さん、外線1番に〇〇事業という会社からお電話入ってます…」
∬´_ゝ`)「あー、売り込みかしら。はい、出るわね」
ζ(゚ー゚*ζ「よろしくお願いします」
【 ∬´_ゝ`)「お電話変わりました。事務課でございます。」
『〇〇事業です〜お世話になってますー』
『当社、〇〇を専門に取り扱った企業でして、全国展開を目指してるんですよ。知ってます?』
【 ∬´_ゝ`)「申し訳ございません、存じません」
『えっ…?そう、ですか…まぁ、これから知っていくことになるでしょう。ねっ?おたくの会社で取り扱いとか、どうですか?』
【 ∬´_ゝ`)「申し訳ございません、弊社、そういったものはお断りさせて頂いております」
『え、いやいや…話聞くだけでもさ』
【 ∬´_ゝ`)「申し訳ございません」
『……ガチャッ‼︎』
ツーツーツー
∬´_ゝ`)「…そんなんだから全国展開出来ないのよ」
※こういう売り込み電話はしょっちゅうあります(もちろんちゃんとしてる会社のが多いです)
22
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:46:42 ID:6q6x/5R60
『口内炎』
ζ(>, < *ζ
( ^ν^)「…なんだその顔」
ζ(>, < *ζ「こうないえんが…」
( ^ν^)「あ?」
ζ(>, < *ζ「口内炎ができちゃって、すごく痛くて…」
( ^ν^)「……今日夜食いいく予定だった激辛担々麺、延期な」
ζ(>, < *ζ「すびばせん…」
23
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:47:34 ID:6q6x/5R60
『口内炎2』
ζ(+、+ζ
( ^ν^)「また口内炎か」
ζ(+、+ζ「違うんです…営業課から渡された資料まとめなくちゃなんですけどすごく多くて…明日までなんです…」
( ^ν^)「……半分貸せ」
ζ(゚ー゚;ζ「えっあっ、いいです、大丈夫です!ニュッさんもいっぱいお仕事あるじゃないですか!」
( ^ν^)「いいから」
ζ(゚ー゚;ζ「わぁぁ…申し訳ないです…」
( ^ν^)「こないだ食いそびれた担々麺さっさと食いに行きてえだけだ」
ζ(゚ー゚*ζ「…こっち、ちょっぱやで終わらせちゃいますね!担々麺奢らせてください!」
( ^ν^)「とりあえずミスだけはすんな」
24
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:48:19 ID:6q6x/5R60
『華金2』
( ´_ゝ`)「それで?」
( ^ν^)ロ「意味わかんねぇっすよあいつ…俺みたいなのに付きまとって何なんすかね…」
( ´_ゝ`)「ふむふむ」
( ^ν^)ロ「弁当毎日作ってくれるんすけどそれもよく考えたら意味わかんねぇし」
( ´_ゝ`)「ほうほう」
( ^ν^)ロ「俺父子家庭で、親父忙しい人だったから人に弁当作ってもらうの初めてなんすけど、あいつの弁当彩り綺麗だしめちゃくちゃ美味いんすよ」
( ´_ゝ`)「はぁん」
( ^ν^)ロ「こないだなんか夜飯誘ってきて、その理由が人に服褒められてデートかって聞かれてデートしたくなったからって」
( ´_ゝ`)「ほお」
( ^ν^)ロ「何なんすか?意味わかんなくないすか?食いたいもん聞いたら回転寿司って。女って謎の小洒落たパスタとかパクチー食う生き物じゃないんすか?」
( ´_ゝ`)「まぁなー」
( ^ν^)ロ「だいたいワサビつけすぎて半泣きになるって何だよ、潤んだ瞳で見てくるんじゃねーよ畜生が」
25
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:49:08 ID:6q6x/5R60
( ´_ゝ`)「はい、はいはい、一回水飲もうか、ねニュッくん」
( ^ν^)ロ「あー…呑まなきゃやってらんないすよ…」
( ´_ゝ`)「ニュッくん弱いのに飲ませすぎた俺が悪いんだけどね、段々惚気にやられ始めてきつくなってきた…全部の話これで3巡目だし」
( ^ν^)ロ「惚気じゃねーっす…」
( ´_ゝ`)「はいはい、出連さんのどこが良いって思う?」
( ^ν^)ロ「あー…基本、意味わかんねぇけど…悪いとこは…ねぇし…飯食う時に必ず髪結んで、いただきますとごちそうさま言うとことか、飯食ってる時は喋らないとことか、話すとき絶対目を見てくる時とか、近付くと良い匂いがするとか、たまに欠伸で涙目なとことか…」
( ´_ゝ`)(一挙一動にべた惚れじゃねーか)
26
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:50:07 ID:6q6x/5R60
( ´_ゝ`)「って会話週末にしたの覚えてる?」
( ν )「覚えてない記憶にない嘘を言わないでくださいやめてください」
27
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:51:22 ID:6q6x/5R60
『空腹』
ミセ*゚ー゚)リ(まずい、ヒジョーにまずい)
ミセ*゚ー゚)リグォオォォオオグギュグュユユ
ミセ*゚ー゚)リ(朝食べ損ねたせいでお腹の音が止まらない)
ミセ*゚ー゚)リギュオォグギュュュウウォ
ミセ*゚ー゚)リ(このままだと私名前ミセリグォォになる。どこまでが髪かわからなくなってる)
ミセ*゚ー゚)リ(お昼休憩まであと2時間もあるよ〜〜音恥ずかしいし死ぬる)
( ´_ゝ`)「山川さん」
ミセ*゚ー゚)リ「はい!」
( ´_ゝ`)「これコピー取ってもらいたいんだけど」
ミセ*゚ー゚)リ「はい、承知しました!」
ミセ*゚ー゚)リ(ぎぇぇ何故このタイミングで…いつもは自分でやってくれるじゃーん!動くと余計お腹なるよ〜)
( ´_ゝ`)「コピー取りに行くついでに給湯室にこれ貼っておいてな」
ミセ*゚ー゚)リ「え?これ…チョコレート…」
( ´_ゝ`)ボソ「今給湯室誰もいないからこれコッソリ食べてきちゃって。貰ったんだけど俺この味苦手なんだ。…他のみんなにはナイショな」
ミセ*゚ー゚)リキュン
ミセ*゚ー゚)リ「あ、は、はい」
ミセ*゚ー゚)リ(危ない空腹のあまり名前が変わるところだった)
( ´_ゝ`)(あんだけ盛大な音出されてたらこっちも仕事集中できない…)
28
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:52:16 ID:6q6x/5R60
『親縁関係』
ミセ*゚ー゚)リ「あのう…姉者さんと流石兄者さんて、ご兄弟なんですか?」
∬´_ゝ`)「え?あらやだ、言ってなかったかしら。兄者は義理の弟なの」
ζ(゚ー゚*ζ「義理の弟さん!」
ミセ*゚ー゚)リ「ふ、複雑なご家庭とかですか…?」
∬´_ゝ`)「違う違う。私の妹の婿なの、兄者」
ミセ*゚ー゚)リ「ええ〜じゃあ既婚者‼︎」
ζ(゚ー゚*ζ「そうだったんですねぇ、お名前もお顔も似てたのでびっくりです」
∬´_ゝ`)「そうなのよ、兄者は妹と幼馴染なんだけど、昔から間違えられたわ。弟もいるんだけど、そいつとも似てるのよ」
ζ(゚ー゚*ζ「3人兄弟なんですか?」
∬´_ゝ`)「ううん、妹があと1人。年がだいぶ離れてるんだけどね」
ζ(゚ー゚*ζ「4人兄弟なんですね!」
ミセ*゚ー゚)リ「既婚者か…そっか…」
29
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:53:33 ID:6q6x/5R60
『他部署の人間』
ミセ*゚ー゚)リ「失礼しまーす、請求書持って来ましたぁ」
(-@∀@)「ああ、お疲れ様です。そこの灰色のボックスに入れておいてくれるかな」
ミセ*゚ー゚)リ「はいっ」
爪'ー`)y- 「お?新人ちゃん?何課の何ちゃん?」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、お、お疲れ様です…事務課の山川ミセリです…」
爪'ー`)y- 「ミセリちゃんね、俺営業課の斉藤フォックス。事務課にはよくお世話になるからよろしくね」
ミセ*゚ー゚)リ「は、はい…」
ミセ;*゚ー゚)リ(め、めちゃくちゃ肩や腕を触られている…!)
30
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:54:35 ID:6q6x/5R60
爪'ー`)y- 「事務課って斎藤いるでしょ、斎藤ニュッ。俺あいつと同期なんだけど、新人ちゃんにはちょっとキツイやつでしょ?なんかされたら俺に相談して?色々話聞くよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「は、はぁ…」
ミセ;*゚ー゚)リ(最初は確かに嫌な印象強かったけど、デレちゃんを通してみると口が悪いだけで普通な人なんだけどな……他部署の人から見たらそう感じちゃうのかな)
(-@∀@)「おい斎藤、お前出金終わったらさっさと行けよ、新人にセクハラしてないで」
爪'ー`)y- 「してないっつーの、ねぇ?そういえば事務課って他にも女の子入った?」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、はい…私の他は出連デレさんっていう子が一人」
(-@∀@)「ああ、出連さん。斎藤とよく一緒にいるよね」
爪'ー`)y- 「あいつが?新人の女の子と?ふーん…」
31
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:55:41 ID:6q6x/5R60
ミセ;*゚ー゚)リ「あ、あの私もう戻らないと…」
爪'ー`)y- 「あー、ごめんごめん。事務課は森さんとか流石(姉)さんいるもんね、怒られちゃうよね」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ、いえ、お二人とも優しいし頼りになる先輩方です…」
爪'ー`)y- 「ん?あー、うんうん(笑)大丈夫大丈夫。じゃ、またねミセリちゃん」
ミセ*゚ー゚)リ「……失礼します」
ミセ*゚ー゚)リ「…何あの人ー!シュールさんも姉者さんも、斎藤さんだっていい人だし!やな感じ!ベタベタ触るし、やな奴やな奴やな奴!」
ミセ*゚ー゚)リ「……駄目だこれフラグ立っちゃうやつだ…」
++++++++
32
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:56:52 ID:6q6x/5R60
『男女関係』
ミセ*゚ー゚)リ「あのう…営業部の斉藤フォックスさんてどんな方ですか?」
∬´_ゝ`)「こないだから男性社員のこと気になりまくりね、ミセリちゃん…」
ミセ;*゚ー゚)リ「ち、ちがいますよ!男漁り的な奴じゃないですよ!私、会社関係の人と既婚者とは絶対に関係持たないって決めてるんです!」
∬´_ゝ`)「あら、立派なポリシー」
ミセ*゚ー゚)リ(兄者さんにはちょっとグラっときたけど…)
∬´_ゝ`)「フォックスに何かされたの?」
ミセ*゚ー゚)リ「いえ、何かっていうか……えっと、さっき初めてお会いしたときに、なんて言うか…やたらボディータッチが多くてなんか…」
lw´‐ _‐ノv「悪いことは言わない、営業の斉藤はやめておくと良いよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「ひえっ、びっくりした!シュールさんいつの間に」
lw´‐ _‐ノv「2人がパスタ屋に入って行くのが見えたからつい気配を消してついてきた」
∬´_ゝ`)「シュールはフォックスのこと大嫌いよね」
lw´‐ _‐ノv「嫌いも嫌い、奴が吸ってる煙草もスーツも周りにある空気も嫌いさ」
∬´_ゝ`)「フォックスが来るといつの間にか消えてるのよ」
33
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:58:09 ID:6q6x/5R60
ミセ*゚ー゚)リ「そ、そんなに変な人なんですか…?」
∬´_ゝ`)「変ていうかね……ミセリちゃんとデレちゃん2人と、私とシュール、年齢が少し離れてるでしょ?新人の1個上の代の先輩が10年目の人間って、うちか営業部だけなの」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、確かに他の部署に配属された同期はみんな一つ上の先輩について貰ってるって言ってました」
∬´_ゝ`)「うちの課にももっと人は居たわ。でもみんな辞めちゃったの。」
lw´‐ _‐ノv「あの腐れヤリ○ンのせいでね」
ミセ;*゚ー゚)リ「ひえ」
∬´_ゝ`)「まぁ、色んな子に手を出してはこっぴどく振る最低くそ野郎なのよ。上にコネがあるからクビにはならないし、本当くそだわ。ごめんなさいね、ミセリちゃんとデレちゃんには最初に言っておけばよかったわね」
lw´‐ _‐ノv「あいつ海外出張だったから存在すら忘れてた」
ミセ*゚ー゚)リ「いえ…私はなんとなく嫌な感じしたし今お話聞いてもっと無いなって思ったんで大丈夫です…」
∬´_ゝ`)「あいつがまたなんかして来るようなら呼んで。撃退するわ。…デレちゃんにも教えとかなきゃ」
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんは大丈夫じゃないですか」
∬´_ゝ`)「そう?」
lw´‐ _‐ノv「デレ子は別のサイトーに夢中だしね」
∬´_ゝ`)「あー」
34
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:59:16 ID:6q6x/5R60
ζ(>☆<*ζ「くちんっ」
( ^ν^)「あんだ、風邪か?」
ζ(-〜-*ζ「うう…失礼しました…風邪じゃないと思うんですけど…」
( ^ν^)「すげえ顔してたぞ」
ζ(-、-;*ζ「は、恥ずかしいので見なかったことにしてください…」
( ^ν^)「嫌」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんひどいです…あ、今日のハンバーグ力作です」
( ^ν^)「…チーズを中に入れたことは褒めてやる。…明日は社内で食うか」
ζ(゚ー゚*ζ「え?」
( ^ν^)「…身体、冷えんじゃねーの」
ζ(゚ー゚*ζ「……やっぱりニュッさん優しいです。でも大丈夫ですよ、もうすぐ梅雨になっちゃうからその前にお天気堪能しましょう!」
( ^ν^)「……おう」
++++++++++
35
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:00:12 ID:6q6x/5R60
『ネタバレ』
「でさー、やっててー」
「えー、そうなのー?」
キャピキャピペチャクチャ
∬´_ゝ`)「…今日は営業課、男性社員と部長が出払ってるからずっとお喋りねー」
※営業課と事務課はワンフロアをパテーションで仕切っているだけなので静かだと話し声などが普通に聞こえます。
lw´‐ _‐ノv「どれ、口に米を詰めてこようか」
ミセ;*゚ー゚)リ「シュールさんダメです!こないだもそれで会議開かれたじゃないですか!」
※営業課と事務課はあまり仲が良くありません。
36
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:01:07 ID:6q6x/5R60
「あー、そうそう見た?昨日のドラマ」
「あれ、昨日だっけ?見逃しちゃったー」
「昨日最終回だったよ」
「えー!そうだったの!どんなだった〜」
「それがね〜」
ミセ*゚ー゚)リ「あれ、そのドラマってデレさんも見て…」
ζ(;、;*ζ
ミセ;*゚ー゚)リ「わぁっデレちゃんどうしたの⁉︎」
ζ(;、;*ζ「ドラマ…昨日見れなくて…録画してたから…今日帰って見ようと…楽しみに…」
lw´‐ _‐ノv「おい、米を持ってこい。もしくは斎藤を呼べ」
ミセ;*゚ー゚)リ「いや斎藤さん呼んでも特に何もならないのでは…って姉者さん待って両手のお米どっから持って来てどこへ持っていくんですか‼︎やめてー‼︎」
++++++++++
37
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:01:57 ID:3eAUb9hw0
ほんまおもろいな
38
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:02:22 ID:6q6x/5R60
『呼び方』
ζ(゚ー゚*ζ←出連、出連くん、出連さん、デレさん・デレちゃん・くん
ミセ*゚ー゚)リ←山川、山川くん、山川さん、ミセリさん・ミセリちゃん・くん
∬´_ゝ`)←流石(姉)、流石姉くん、姉者さん・姉者
lw´‐ _‐ノv←森係長、森さん、シュールさん・シュール
( ^ν^)←斎藤、斎藤さん、ニュッさん・ニュッ
( ´_ゝ`)←流石(兄)、兄者さん、流石さん、兄者
lw´‐ _‐ノv「基本は苗字にさん付け、もしくは階級で呼ぶけど、仲の良い者同士はちゃん付だったりあだ名で呼んだりする」
lw´‐ _‐ノv「我々は仲が良くなれたので下の名前で呼び合っている」
lw´‐ _‐ノv「だいたい周りに上司がいなかったりオフの時は親しげな呼び方だが、仕事中は基本さん付けだったりちゃんとした呼び方をして切り替えているよ」
lw´‐ _‐ノv「たまにオフの呼び方が出てしまうのはご愛嬌だけど、上司や他部署の人間と話してる時にポロっと出てしまうとしこたま恥ずかしいから気を付けような。シュールさんとの約束だよ」
ミセ*゚ー゚)リ「シュールさん誰とお話してるんです?」
lw´‐ _‐ノv「混乱を避けるための注意事項をちょっとね」
39
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:03:27 ID:6q6x/5R60
」
『男女関係2』
ζ(゚ー゚*ζ、、、(書類を経理課に回したら総務課に行ってコピー用紙もらって…)
爪'ー`)y- 「あ、待って待ってエレベーター乗るよ」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、すみません」
爪'ー`)y- 「良かった、乗れた。ありがとね」
ζ(゚ー゚*ζ「いえ」
爪'ー`)y- じー
ζ(゚、゚;ζ「…?あの、何か?」
爪'ー`)y- 「君、何ちゃん?」
ζ(゚ー゚*ζ「え、っと…事務課の出連デレです」
爪'ー`)y- 「デレちゃん、ああ、君がデレちゃんね〜。俺、営業課の斉藤フォックス、よろしく」
ζ(゚ー゚*ζ「営業課の斉藤さん、よろしくお願いします」
爪'ー`)y- 「デレちゃんてあれだよね、事務課の斎藤と仲良い子だよね?」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、はい」
爪'ー`)y- 「あいつさー、同期なんだけどさ。大丈夫?なんか変なことされてない?斎藤って口悪いし態度悪いし、後輩の女の子泣かせてばっかって聞いてるよ」
ζ(゚ー゚*ζ「え?誰です?」
爪'ー`)y- 「やー、だから斎藤だって。斎藤ニュッ。あれ、仲良いってもしかしてそういう仲だったりする?もしそうなら斎藤なんてやめて俺にしといたら?俺優しくするし」
40
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:04:27 ID:6q6x/5R60
ζ(゚ー゚*ζ「あはっ」
爪'ー`)y- 「うん?」
ζ(^ー^*ζ「ふふ、ふふふっ」
爪'ー`)y- 「どうしたの?」
ζ(^ー^*ζ「いえ、ごめんなさい。『斎藤』って連呼してるけど、ご自分も斉藤さんなの、忘れちゃってるのかなって、ちょっと面白くなっちゃって」
爪'ー`)y- 「は?」
ζ(゚ー゚*ζ「あと、今お話した斎藤さんって、本当に斎藤ニュッさんのお話ですか?私の知ってる斎藤ニュッさんとは別人です」
ζ(゚ー゚*ζ「心配なさらないでも、ニュッさんは優しい方なので大丈夫ですよ」
爪'ー`)y- 「……そう。それなら良かった」
ζ(゚ー゚*ζ「では、失礼しますね」
爪'ー`)y- 「あ、うん。じゃーね」
爪'ー`)y- 「………付き合ってるかどうかはスルーだったな……結構頭切れる子なのかただの天然か…」
ζ(゚ー゚*ζ(サイトーさんなのにサイトーさんの話したり、ニュッさんと誰か別の人を勘違いしたりして、ちょっとドジな人なのかなー)
++++++++++
41
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:05:46 ID:6q6x/5R60
『アルハラ』
从 ゚∀从「山川さんと出連さんの歓迎会だよ!遅くなっちゃってごめんね!」
∬´_ゝ`)「遅すぎてもうわりと仲良くはなってますよ」
从 ゚∀从「すまんすまん!まぁ今日は気ままに飲んで食ってくれ!」
lw´‐ _‐ノvロ「へいへいデレくんグイッと行きねぇ」
ロζ(゚ー゚*ζ「わぁ、ありがとうございますシュールさん」
ζ(゚、゚;ζ「って、わぁ」
( ^ν^)⊃ロ「…」
ζ(゚、゚;ζ「どうしたんですか?ニュッさん、それ飲みたかったんですか?私の取らなくても…」
( ^ν^)「…お前は極力ノンアル飲んでろ」
ζ(゚、゚;ζ「え、うー、えー」
( ´_ゝ`)「えっニュッ…もしかして出連さんをアルハラから守ろうと…?」
lw´‐ _‐ノv「おうこら、誰がアルハラかね」
( ´_ゝ`)「森さん淡々と日本酒注いでくるじゃないですか…」
lw´‐ _‐ノv「日本酒が何から出来てるか知ってるかい?KO☆MEだよ。あと麹。それを飲まずして何を飲むんだ。生米か?」
42
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:06:57 ID:6q6x/5R60
ミセ*゚ー゚)リ「私ビール苦手なんですよね…」
从 ゚∀从「俺も!好きなお酒はカシスオレンジだよ」
∬´_ゝ`)「課長は甘いお酒がお好きですよね」
ζ(゚、゚;ζ「ニュッさぁん、私にもお酒ください…」
( ^ν^)「……ダメ」
( ´_ゝ`)「酒飲ませない気かよ。逆アルハラじゃねーか」
∬´_ゝ`)「あれ、でも斎藤お酒あんまり強くなかったわよね?」
( ^ν^)「俺が弱いんじゃなくてうちの課の人間が強すぎるんすよ」
∬´_ゝ`)「何もう、自分以外の人間に酔ってるデレちゃん見せたくないって?」
(*´_ゝ`)「えーやだー斎藤さん独占欲強すぎ〜?きゃー」
∬´_ゝ`)「兄者気持ち悪い」
( ´_ゝ`)「すみません」
( ^ν^)「いやそういうわけではないんすけど」
43
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:07:56 ID:6q6x/5R60
/ ,' 3 `ヽ「ほら出連くん、ワシの注いだ酒が飲めないわけないじゃろ?」
lw´‐ _‐ノv「はい一揆!一揆!応仁の乱!」
(;´_ゝ`)「うわー!いつの間にかしれっといた荒牧部長、それ注ぐとかじゃなくて一升瓶開けただけじゃないですか!」
ζ(゚ー゚*ζ「わぁ、いただきます♪」
( ´_ゝ`)「えっ」
( ^ν^)「あっ」
ゴキュッゴキュッゴキュッゴキュッ
lw´‐ _‐ノv「おお、いい飲みっぷりだね」
ミセ*゚ー゚)リ「えっデレちゃん大丈夫なの」
( ´_ゝ`)「姉者でもあんな飲み方しないのに」
∬´_ゝ`)「どういう意味?」
( ^ν^)「あー……」
从 ゚∀从「おおなんだなんだ、盛り上がってんな‼︎」
44
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:09:00 ID:6q6x/5R60
( ^ν^)「…おい」
ζ(゚ー゚*ζ「……」
ζ(^ヮ^*ζニッコリ
ζ(^ヮ^*ζ「ひへっ」
ζ(^ヮ^*ζ「ふふ、ひあははははははははっ」
ζ(^ヮ^*ζ「は、あはっ、きゃははふふふふふふふふ」
ζ(^ヮ^*ζ「んふっ、ふ、ふふふふひはははははははははははははははははははははっ」
ζ(゚ー゚*ζ「…あー…」
ζ(^ヮ^*ζ「暑っい♪脱いじゃおっ」
ミセ;*゚ー゚)リ「待って待って混乱が追いつかないけど待ってデレちゃんダメそれダメ‼︎」
∬;´_ゝ`)「せめて斎藤と2人の時だけにして」
( ^ν^)「2人の時も正直地獄だったんで勘弁してください」
(;´_ゝ`)「出連さん酒乱なのか」
( ^ν^)「酒乱というか…喜怒哀楽が顕著に出て、脱ぎたがる」
(;´_ゝ`)「それを人は酒乱と呼ぶんだよ、覚えておいてね!」
从 ゚∀从「出連くんの代わりに俺が脱ごうか‼︎」
/ ,' 3 `ヽ「いらん」
从 ゚∀从「えっ」
/ ,' 3 `ヽ「いらん」
lw´‐ _‐ノv「お酒は適度に楽しく飲もうね。一気なんで論外だよ☆」
++++++++++
45
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:09:56 ID:6q6x/5R60
」
++++++++++
『同期』
ζ(×、×ζ「うぅ…」
( ^ν^)「…朝から何つー顔してんだ」
ζ(゚、゚;ζ「あ、ニュッさんおはようございます」
( ^ν^)「…おう。口内炎か?」
ζ(゚、゚;ζ「私の変顔イコール口内炎だと認識してますね!違いますよ!電車が遅延してて満員電車ギュウギュウだったんです」
( ^ν^)「ふぅん」
ζ(゚、゚;ζ「ニュッさんは車通勤だからこの辛さは伝わりませんね」
( ^ν^)「飲み会の日とかは電車でくるぞ」
ζ(゚、゚;ζ「でも毎日ではないですからね…車通勤良いなぁ…痴漢とかもないし…」
( ^ν^)
46
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:10:59 ID:6q6x/5R60
( ^ν^)「……朝お前んちに迎えに行くか」
ζ(゚、゚;ζ「えっ、いや大丈夫ですよ⁈そんな申し訳ない‼︎」
( ^ν^)「弁当作ってもらってる礼」
ζ(゚、゚;ζ「お弁当は私が好きでやってるだけですし…会社的に駄目なのでは」
( ^ν^)「気にしすぎ」
(-@∀@)「いーやお前が気にしなさすぎだ‼︎」
ζ(゚、゚;ζ「ひゃあびっくりした」
( ^ν^)「朝から嫌なもん見た」
47
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:12:01 ID:6q6x/5R60
(-@∀@)「そりゃこっちのセリフだわクソったれ。会社のロビーで周り気にせずイチャつきやがって」
ζ(゚ー゚*ζ「おはようございます朝日ケ丘さん」
(-@∀@)「おはよう出連さん。今日も可愛いね」
( ^ν^)「セクハラ」
(-@∀@)「お前の顔がセクハラじゃい!」
(-@∀@)「だいたいね、無許可で電車通勤の人が車通勤の人に乗せてもらうのは駄目なの!通勤費の不正受給になっちゃうでしょ。公私混同すんな‼︎」
( ^ν^)「うるさ」
(#@∀@)「お前そういうこと本当駄目だよ!なのに同じ部署ってだけで新人と仲良くなりおって!何⁈弁当って?送り迎えするって⁈」
(#@∀@)「詳しく聞きたいから次の同期飲み会には絶対来いよな!来なかったらお前の領収書受け取らんからな‼︎」
( ^ν^)「公私混同すんな」
ζ(゚ー゚*ζ「お二人とも仲良いですねぇ」
( ^ν^)(-@∀@)「「どこが」」
++++++++++
48
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:13:10 ID:6q6x/5R60
『同期2』
(-@∀@)ロ☆ロ(^ν^ )「はいはいお疲れお疲れー!」
( ^ν^)「帰っていい?」
(-@∀@)「今来たとこだろ」
( ^ν^)「お前が同期会に来いっつったくせに、何でサシ飲みなんだよ…」
(-@∀@)「他の同期はだいたい忙しいって捕まらなかったんだよ」
( ^ν^)「それお前が嫌厭されてんじゃねーの」
(;@∀@)「や、やめろ!違うわ!ていうかサシ飲みじゃないよ、もう1人来る…」
爪'ー`)y- 「ちーす」
(-@∀@)「あ、来た」
( ^ν^)「帰ります」
爪'ー`)y- 「許可する、帰れ」
(-@∀@)「いややっと揃ったんだし」
( ^ν^)「俺こいつ嫌いなんだよお前も知ってんだろ。何で斎藤と斉藤呼んで3人で飲めんの?オセロだったらお前もサイトウになってたからな?」
(-@∀@)「お前最初の一杯で酔ってない?」
49
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:14:19 ID:6q6x/5R60
爪'ー`)y- 「はー、こんなむさいメンツで飲みとか…あ、おねーさん生ひとつね。店員をナンパするか斎藤踏みつけるくらいしか楽しみがねぇな…」
( ^ν^)「そのタバコつまみにしたら?」
(-@∀@)「だいたいさぁ2人とも付き合い悪過ぎでしょ。俺がせっかく同期会集っても基本集まらないしさー」
爪'ー`)y- 「そうだ斎藤、お前デレちゃんとヤった?どうだった?あの子可愛いし胸大きいよね、紹介してよ。しなくてももう顔見知りだけど」
( ^ν^)「股間壊死しろ」
(-@∀@)「そう!出連さんとの関係聞きたくて今日呼んだんだ!どうなの実際?どう思ってんの?」
( ^ν^)「2人まとめて消えて欲しいと思ってる」
爪'ー`)y- 「あの子良いよね、ああいう子が実はエロいんだよなぁ最高」
(-@∀@)「あー、何となくわかる。のほほんとしてるけど夜は変わるみたいなね!良いね!」
爪'ー`)y- 「素人童貞は黙って」
( ^ν^)「ヤリチ○も口閉じてそのまま爆ぜて」
※社会人の飲み会はだいたい会話の9割がゲスいです。
50
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:15:52 ID:6q6x/5R60
爪'ー`)y- 「あー、なんだかんだ飲んだな〜〜」
(-@∀@)「結局斎藤、全然出連さんとのこと口割らないんだもんな〜」
爪'ー`)y- 「飽きたら俺にちょーだい。飽きなくても勝手に手ぇ出すけど」
( ^ν^)「オレサマ オマエ ブチコロシ」
爪'ー`)y- 「ケーチ」
爪'ー`)y- 「あ、そうだ朝日ケ丘、お前総務の伊藤ちゃんと繋がりある?」
(-@∀@)「伊藤さんはまぁ、たまに話するけど…何で?」
爪'ー`)y- 「いやー、次はああいう地味子ちゃん狙おうかなって」
(-@∀@)「お前本当クズだよね…あ、でも伊藤さんて確か総務の盛岡課長と付き合ってるって噂聞いたけど」
爪'ー`)y- 「えっ関係なくない」
(-@∀@)「俺お前と同期じゃなかったら本当に絡みたくないわ〜〜」
51
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:17:26 ID:6q6x/5R60
(-@∀@)「あっ、斎藤!こっそり帰ろうとすんなよ!出連さんによろしくな!」
爪'ー`)y- 「デレちゃんとヨロシクヤってろ〜」
( ^ν^)「3回くらいくたばってくれ」
爪'ー`)y- 「さーてセフレ3号あたりと飲み直そー」
(-@∀@)「俺もおねーさんとイチャつける店いこー」
( ^ν^)「……」
( ^ν^)「…」ピッピ、プルルルル
ζ(゚ー゚*ζ『はい!デレです』
( ^ν^)「知ってる」
ζ(゚ー゚*ζ『どうしたんですか?お電話、初めてじゃないですか?』
( ^ν^)「…いや、何となく、なんかよくわかんねーけど、声聞きたくなった」
ζ(゚ー゚*ζ『そうなんですか⁇ふふ、なんか照れますね。あ、明日のお弁当のおかず、何が良いですか?』
( ^ν^)「あー………胃に優しいやつで」
++++++++++
52
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:23:17 ID:9HlBU.KA0
はぁ……またニュッデレかよ面白いじゃん
53
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:23:47 ID:6q6x/5R60
明日からまたしゃちくの一週間が始まるので今日はここまでで止めます
ミス多いな…
54
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:31:01 ID:lxzr/.OE0
女が絡まなければフォックスおもしれえな
55
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 12:45:13 ID:lPs89hO.O
まだ途中だけどおだやかーな感じ好き
56
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 18:27:18 ID:CDoz5Vaw0
このタイトルでこの内容は予想してなかったけど面白い
フォックスは氏ね
57
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 18:33:41 ID:u.fscwSI0
デレちゃんかわいいよデレちゃん
面白いな
58
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:00:53 ID:lfvtuQG.0
『思い出』
ζ(゚、゚*ζ「だいぶ暑い日が続くようになりましたね…」
( ^ν^)「そろそろ社内で食うようにするか…」
ζ(゚ー゚*ζ「そうですね!」
( ^ν^)「冷房がないときつい」
ζ(゚ー゚*ζ「コンビニでアイス買いましょうか?」
( ^ν^)「いや、いい」
ζ(゚、゚*ζ「ニュッさんアイス苦手です?」
( ^ν^)「…小さい時に初めてのアイス屋にはしゃぎまくってた俺を見て更にはしゃいだ父親が、7段アイスを買ってくれたんだが……
…夏なのに真冬の寒さだわ腹は壊すわで…」
ζ(゚、゚;ζ「わぁぁ…」
( ^ν^)「トラウマ」
ζ(゚、゚;ζ「お父様も悪気がない分切ないですね」
( ^ν^)「親父は「末広がりの8段にしとけば良かったか」って落胆してた」
ζ(゚、゚;ζ「斜め上なお父様なんですね」
( ^ν^)「思い出したら涼しくなってきた…」
59
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:01:53 ID:lfvtuQG.0
『虫』
ミセ*゚ー゚)リ「紅茶のおかわり〜♪」
ミセ*゚ー゚)リ「ん?」
€ 〜〜
ミセ*゚ー゚)リ「ぎ」
ミセ;*゚ー゚)リ「ぎょわわわわわぅぁわっ‼︎」
(;´_ゝ`)「な、何今の声⁈ハシビロコウの鳴き声⁉︎え、山川さん⁈」
ミセ;*゚ー゚)リ「ひっひどい流石さん!不気味な声と有名なハシビロコウと間違えるなんて!女の子がみんな可愛い悲鳴あげると思ったら大間違いですよ‼︎」
(;´_ゝ`)「確かに嫁もゴリラの雄叫びみたいな声あげてた…」
∬´_ゝ`)「どうしたのミセリちゃん、兄者にセクハラされた?」
( ´_ゝ`)「唐突な冤罪やめてください訴えられたら勝てないから…」
60
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:02:44 ID:lfvtuQG.0
ミセ;*゚ー゚)リ「あ、姉者さん…そ、そこっ、そこに人類の9割が嫌悪する恐ろしき頭文字Gが…!」
(;´_ゝ`)「えっうわっ、ちょ、無理無理無理‼︎」
ミセ;*゚ー゚)リ「流石さんも9割の1人でしたか…!」
(;´_ゝ`)「流石家の婿にして最弱!唯一虫が不得意な流石兄者ですよろしくね!」
从 ゚∀从「コーヒーコーヒー♪…ってきゃあぁああ‼︎何⁈Gじゃん‼︎やだ‼︎」
ミセ*゚ー゚)リ「私、39歳独身男性の課長に悲鳴の可愛さ負けてる…」
从; ゚∀从「山川くんなんで落ち込んでるの⁉︎わぁぁ、やだやめてこっちこないで‼︎」
(;´_ゝ`)「ちょっ、課長煽らないでくださいよ!こっち来る…ぎゃあ‼︎」
ミセ;*゚ー゚)リ「もっ、もうやだぁ‼︎動きが気持ち悪いよぉ…‼︎わぁあああ‼︎」
∬´_ゝ`)スッ
ミセ*゚ー゚)リ「あっ姉者さん、危な…」
61
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:03:55 ID:lfvtuQG.0
」
∬´_ゝ`)パァァアアァァアアン
ミセ*゚ー゚)リ
( ´_ゝ`)
从 ゚∀从
从 ゚∀从( ´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ(恐怖の対象が塵と化して消えた…)
∬´_ゝ`)「皆さん仕事中ですから、静かにしましょうね?」
从 ゚∀从( ´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ「はい」
从 ゚∀从( ´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ(次は自分たちがやられる…)
※会社で虫が出ると阿鼻叫喚祭が開催されます。
62
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:04:53 ID:lfvtuQG.0
『電話3』
トゥルルルル
【( ^ν^)「はい、事務課斎藤です」
【( ^ν^)「…あ?流石さんですか…え?出先?」
【( ^ν^)「えっっ」
【( ^ν^)「………。」
ガチャ
ζ(゚ー゚;ζ「ど、どうしたんですかニュッさん。流石さんからのお電話だったんですよね?なんかあったんですか?」
( ^ν^)「…今日の…」
ζ(゚ー゚;ζ「今日の?」
( ^ν^)「…今日の甲子園の試合結果ネタバレされた…」
ζ(゚ー゚;ζ「あっニュッさん流石さんのデスクに油性ペンで落書きはダメです抑えて!」
63
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:05:53 ID:lfvtuQG.0
『蚊』
从 ゚∀从「今年なんかめちゃくちゃ蚊に刺されるわ…」
( ^ν^)「俺もっス」
( ´_ゝ`)「え、俺まだ一回しか刺されてない」
∬´_ゝ`)「兄者の血って美味しくなさそうだもんね」
( ^ν^)「蚊界の食べ○グ評価、星2くらいしかついてなさそうですね」
从 ゚∀从「(青筋最高)★★☆☆☆ 2.0【血が薄い】
平日ランチで訪問しました。
先客はなしです。
周りに評価高い血液場所があるので仕方ないかもしれませんね。
とは言え、周りと比べて薄く味気がないです。
リピはないかな〜〜^ ^;」
( ´_ゝ`)「蚊の話だけでここまでこけ下ろされるの、俺くらいでは?」
64
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:09:15 ID:lfvtuQG.0
『故障』
lw´‐ _‐ノv「あつい」
∬´_ゝ`)「これエアコン壊れてない…?」
ζ(゚、゚;ζ「微弱の風は出てるみたいなんですけどね…」
( ´_ゝ`)「なんか異音出てない?」
ミセ*゚ー゚)リ「完全に故障してますよね…」
( ´_ゝ`)「イオン出さなきゃいけないエアコンが異音出してちゃどうしようもないよなwww」
ミセ*゚ー゚)リ「どうしようもないですよね…」
( ´_ゝ`)「山川さん、それどっちに対して言ってる?エアコンだよね?俺のこと凄い目でみてるけどエアコンだよね?」
从 ゚∀从「『弊社のエアコン壊れたンゴwwwwww』ってスレ立てていいかな⁉︎」
( ^ν^)「燃やせ
解散 」
从 ゚∀从「
>>2
で終わらせるのやめて」
65
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:10:13 ID:lfvtuQG.0
∬´_ゝ`)「課長、修理業者に連絡してくださいよ」
从 ゚∀从「仕方ないなぁ…」
/ ,' 3 `ヽ「それには及ばんよ」
( ´_ゝ`)「荒牧部長」
/ ,' 3 `ヽ「エアコン、ワシが直してしんぜよう」
∬´_ゝ`)「出来るんですか?」
/ ,' 3 `ヽ「うん」
从 ゚∀从「じゃあ部長に任せて、みんな昼メシ食いに行こうぜ‼︎」
/ ,' 3 `ヽ「えっ…」
※エアコンは直りましたが部長の機嫌は1日なおりませんでした。
66
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:11:13 ID:lfvtuQG.0
『電話4』
【ミセ*゚ー゚)リ「はい、 イイダチアキ、弊社の従業員です。お手続きをお願いしたいのですが…」
从 ゚∀从「山川さん、電話の受け答え慣れてきたなぁ」
lw´‐ _‐ノv「米食べさせてますから」
从 ゚∀从「ちょっとドヤ顔される意味わからない…」
【ミセ*゚ー゚)リ「はい、えっ、漢字、あ、はい漢字ですね…」
∬´_ゝ`)「あー、電話口で文字を伝えるのって難しいのよね」
67
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:12:09 ID:lfvtuQG.0
【ミセ*゚ー゚)リ「飯田チアキと申しまして…」
【ミセ*゚ー゚)リ「美味しいご飯の飯に」
从 ゚∀从(美味しいご飯の飯…)
【ミセ*゚ー゚)リ「田舎っぺの田」
∬´_ゝ`)(田舎っぺ久しぶりに聞いたわ)
【ミセ*゚ー゚)リ「カタカナで中国のチ」
从 ゚∀从 ∬´_ゝ`)(カタカナで中国のチ…)
【ミセ*゚ー゚)リ「アメリカのア」
从 ゚∀从 ∬´_ゝ`)(そこは普通…)
【ミセ*゚ー゚)リ「キャナダのキです!」
从; ゚∀从 ∬;´_ゝ`)(キャナダのキ……キャナダのキ⁉︎)
lw´‐ _‐ノv「そこはキヌヒカリのキだな、惜しい」
∬´_ゝ`)「それも違うと思う…ていうか山川さんも独特な感性を持ってるわね…」
※電話で文字を伝える時は事前に辞書を引いて相手がイメージしやすい単語を用意しておくと良いです。語彙センスが問われます。
68
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:12:55 ID:lfvtuQG.0
『夏の魔物』
/ ,' 3 `ヽ「ふぉっふぉっふぉ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、荒牧部長お疲れ様です!」
/ ,' 3 `ヽ「おお出連くん。喉乾いてないかね?小腹は空いていないか?お小遣いに困ってたりは?」
ζ(゚、゚;ζ「えっ、全部大丈夫です…間に合ってます…」
/ ,' 3 `ヽ「そうかそうか!もし何か困った事があったらなんでもワシに言うんじゃよ!」
ζ(゚、゚;ζ「は、はい…荒牧部長、何かご機嫌ですね」
/ ,' 3 `ヽ「ふぉっふぉっふぉ…ふぉっふぉっふぉ…!」
69
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:13:32 ID:lfvtuQG.0
ミセ*゚ー゚)リ「それで、なんでご機嫌だったの?」
ζ(゚、゚*ζ「荒牧部長の母校が甲子園で優勝したらしいんだけど…」
∬´_ゝ`)「それで、なんでデレちゃんは微妙そうなの?」
ζ(゚、゚;ζ「荒牧部長がご機嫌のあまり結局飲み物とお菓子いっぱい買ってくれて、それを見ていた他部署の人が私のことお偉いさんの娘なんじゃないかって誤解してしまって…」
∬´_ゝ`)「ああ…」
70
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:14:24 ID:lfvtuQG.0
『電話5』
【 ∬´_ゝ`)「申し訳ございませんがお断り致します。はい、失礼します」←バッサリタイプ
【( ^ν^)「…はい。…いえ。ええ。はぁ。いえ。結構です」←淡々タイプ
【ζ(゚ー゚*ζ「申し訳ありません、私、担当者ではございませんのでお答え出来兼ねます。はい、何かありましたら担当者の方から連絡致しますので」←やんわりタイプ
【ミセ*゚ー゚)リ「あっ、そうですね…はい、はい…申し訳ありませんが…はい…申し訳ないですがお断りさせて…えっ?あ、いえ弊社ではお断りしておりますので…」←しつこくて面倒なのに当たるタイプ
【lw´‐ _‐ノv「はい〜あ、そうですね〜あれ〜、あ、おか しい 電波が 遠い みたいですね〜もしもーし…聞こえな……」ガチャッ←しつこくて面倒なのに当たってものらりくらり躱せるタイプ
【( ´_ゝ`)「私だ。……また騙されたな……暇を持て余した……遊び」←面倒なタイプ
※売り込みの電話対応は人柄が出ます。
71
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:15:53 ID:lfvtuQG.0
『言い間違い2』
ミセ*゚ー゚)リ「荒牧部長の使う言葉がたまに難しい時があります…」
∬´_ゝ`)「衣紋掛けとか?」
ミセ*゚ー゚)リ「はい…」
lw´‐ _‐ノv「この時代に衣紋掛けって言葉を普通に使ってる部長も部長だけどね」
ζ(゚、゚*ζ「シビア世代ですもんね…」
∬´_ゝ`)「え?」
ミセ*゚ー゚)リ「え?」
ζ(゚、゚*ζ「え⁇」
lw´‐ _‐ノv「ワンモアプリーズ」
ζ(゚、゚*ζ「シビア世代ですもんね」
∬´_ゝ`)「うん」
ミセ*゚ー゚)リ「うん」
ζ(゚、゚;ζ「えっまたなんかアレでした⁈」
lw´‐ _‐ノv(シニア世代…)
72
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:17:01 ID:lfvtuQG.0
『癒し』
【( ^ν^)「…はい、失礼します」ガチャ
( ^ν^)(自分のミスじゃないクレーム対応きっつ)
ζ(゚ー゚*ζ「あ、ニュッさんお電話終わりましたか?そろそろお昼にしませんか」
( ^ν^)「…おう」
( ^ν^)「…お前さ、なんか、話して」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ、なんかですか?んー」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、家から駅まで歩いて10分くらいなんですけど、途中一軒家があって、いつも窓がちょっと開いてるんですけど、そこから猫ちゃんがお外眺めてるんですよ」
( ^ν^)(フワフワしたやつがフワフワした奴の話してる…)
73
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:17:51 ID:lfvtuQG.0
ζ(゚ー゚*ζ「いつも通るとき挨拶してるんですけど、今朝「おはよございますにゃー」って言ったら「にゃにゃー」って返してくれました!」
ζ(^ー^*ζ「いってらっしゃいって言ってくれたんですかね!可愛かったぁ」
( ^ν^)
( ^ν^)(頭フワフワした話をされただけなのに疲れが消えた…これがアニマルセラピー……)
( ^ν^)「…今度猫カフェ行くか」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、良いですね!ニュッさんも猫派ですか?」
( ^ν^)「どっちかっつーと犬に似てるよな」
ζ(゚ー゚*ζ「なんの話ですか?」
∬´_ゝ`)「ツッコミ役がいないとキッツいわぁ…」
74
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:19:02 ID:lfvtuQG.0
『酒話』
( _ゝ )
从 ∀从
( ν )
∬´_ゝ`)「今日は朝から男性陣が屍みたいになってるわね」
ζ(゚、゚;ζ「だ、大丈夫ですか皆さん…」
lw´‐ _‐ノv「昨日接待だったらしいよ」
∬´_ゝ`)「ああ、酒と女が好きで有名なあの会社の社長相手か…」
ミセ*゚ー゚)リ「接待って、女性がいくイメージありましたけど、私たちもいつか駆り出されるんですか?」
从 ∀从「そんな事させないよ…」
ζ(゚、゚;ζ(課長今日初めて喋った…)
75
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:20:06 ID:lfvtuQG.0
ミセ*゚ー゚)リ「えっ課長…私達のことを想って…?」
从 ゚∀从「いや、流石姉さんと森くんに殺されちゃうし…」
∬´_ゝ`)「一回付いてった接待でお触りされかけて潰したら、呼ばれなくなったのよね」
ミセ;*゚ー゚)リ「潰したって何をですか⁈」
( ´_ゝ`)「今回はきつかった…あの社長キャバクラでも散々飲むし…」
从 ゚∀从「あ」
lw´‐ _‐ノv「お」
∬´_ゝ`)「あら」
ζ(゚ー゚*ζ
( ^ν^)
(;´_ゝ`)「えっ、あっ、違、ごめっ斎藤口止めされてたの素で忘れて( ^ν^)「黙って」
∬´_ゝ`)「兄者、あんた妹に怒られるわよ…」
( ´_ゝ`)「もうバッキバキに絞られた…」
76
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:21:18 ID:lfvtuQG.0
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんひどいです…」
( ^ν^)「…」
ミセ*゚ー゚)リ「デ、デレちゃんほら、斎藤さんも仕事で行っただけだし…」
∬´_ゝ`)「あんまりこういう慰め方好きじゃないんだけど、斎藤はキャバ行っても絶対はしゃがないと思うし嬢に嫌われるタイプの客だと思うから…」
ζ(゚ー゚*ζ「私とはお酒飲んでくれないのに…」
∬´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ「そっちか…」
( ^ν^)「お前飲むと人目気にせず脱ぎだすから大変なんだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「脱ぎませんよお」
ミセ*゚ー゚)リ「脱ぐよお…」
( ^ν^)「こういうやりとりが面倒いから黙ってろっつったのにボンクラ…」
( ´_ゝ`)「あっ二日酔いのせいで鋭さを増した斎藤の目と暴言が突き刺さる」
ζ(゚ー゚*ζ「それに二日酔いなら言ってくれれば胃に優しいお弁当にしてきたのに…」
lw´‐ _‐ノv「おかず何?」
ζ(゚ー゚*ζ「今日はトンカツ弁当です…」
从 ゚∀从「oh…」
ζ(゚ー゚*ζ「これから飲みに行く日はちゃんと言ってくださいね!」
( ^ν^)「…善処する」
( ´_ゝ`)「我々は何を見せられているんだ?」
77
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:22:38 ID:lfvtuQG.0
『電話6』
【( ^ν^)「はい、承知致しました。ええ、恐れ入りますが、宜しくお願いいたします」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさん、電話の時言葉遣い丁寧ですよね、凄いなぁ」
ミセ*゚ー゚)リ「電話以外の時とのギャップがあるよね」
ζ(゚ー゚*ζ「私ニュッさんの電話の声好きです」
( ´_ゝ`)「好きなのは声だけ?」
ζ(゚ー゚*ζ「いえ、声以外も好きです!」
【( ^ν^)「ゲフッ、ゴホッゴホッ‼︎…失礼しました、えっと、何の話でしたっけ」
∬´_ゝ`)「電話中の時はからかうのやめたげなさいよ…」
lw´‐ _‐ノv「電話ネタが多いって?事務仕事なんてな、6割電話だから仕方ないんだよ!」
78
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:30:13 ID:lfvtuQG.0
『きっかけ』
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんて、割と初期から斎藤さんに懐いてたよね」
ζ(゚ー゚*ζ「うん、いい人だよ〜」
∬´_ゝ`)「私から見ればデレちゃんのが良い子よ。私はもう何年もいるから斎藤が悪いやつじゃないってわかってるけど、若い子達にはキツイでしょ」
ζ(゚ー゚*ζ「そんなことないですよ!」
ミセ*゚ー゚)リ「あるよ〜。私デレちゃんがあんなに関わってなかったら、仕事であってもあんまり喋らなかったと思うもん」
ζ(゚ー゚*ζ「そ、そうなんだ…」
∬´_ゝ`)「何かきっかけでもあったの?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうですね!あんまり大きなことじゃないんですが…」
******
79
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:31:19 ID:lfvtuQG.0
入社3日目
ζ(゚ー゚*ζ(生活リズムがつかめなくてお弁当作れなかった…今日はコンビニのパンでいいや…)
ζ(゚ー゚*ζ(コンビニで買うの久々…あ、パンに応募シール付いてる。懐かしいなぁ、高校生の時お姉ちゃんと集めてお皿もらったな〜)
ζ(゚ー゚*ζ(集まるとマグカップ貰えるんだ…でも流石に明日はお弁当作るし、もう集められないけど…3ポイント分もなんか捨てるのもったいないな…そうだ、卓上カレンダーに貼っておこ)
ペタペタ
入社5日目
ζ(゚ー゚*ζ「あれ?」
∬´_ゝ`)「どうかした?」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、いえ…」
ζ(゚ー゚*ζ(応募シールが増えてる!なぜ!)
80
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:32:19 ID:lfvtuQG.0
入社2週間目
ζ(゚ー゚*ζ(わー…)
ζ(゚ー゚*ζ(応募シールが一日置きに増えている…誰かが私が集めてるんだと思って貼ってくれてるんだ)
ζ(゚ー゚*ζ(誰だろ…そしてこれいつ貼られてるんだろ…)
+ζ(゚ー゚*ζ「気になる!」
lw´‐ _‐ノv「どうしたんだい」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、森係長!」
lw´‐ _‐ノv「うむうむ、私は森シュール。そして係長。けどね、ホントはね、あんまり良くないんだけど。下の名前でいいよ。」
ζ(゚ー゚*ζ「良いんですか?」
lw´‐ _‐ノv「うん、アイデンティティがちょっと心配になるからね」
ζ(゚ー゚*ζ「そうなんですね〜」
lw´‐ _‐ノv「それで、如何したんだい」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、えっと、これなんですけど、どなたが貼ってくださってるのかなって」
lw´‐ _‐ノv「ああ……。そうだなぁ…うん、出連くん」
ζ(゚ー゚*ζ「はい」
lw´‐ _‐ノv「今日、ちょっと残業しようか」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ」
81
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:33:31 ID:lfvtuQG.0
+++++
18時過ぎ
ミセ*゚ー゚)リ「あれっ、デレさん帰らないの?」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、うん、ちょっとやることが残ってて…」
ミセ*゚ー゚)リ「そうなんだ。じゃ、お先失礼するね」
ζ(゚ー゚*ζ「うん、お疲れ様!」
ζ(゚ー゚*ζ(さて、大体の人が帰ったぞ…)
ζ(゚ー゚*ζ「ちゃんとこっそり定時でタイムカード押しておいたし、準備よし!」
ζ(゚ー゚*ζ(私がここにいたらきっと貼りにきてくれなそうだし、隠れてよう)
82
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:34:22 ID:lfvtuQG.0
コソコソζ(゚、|
コソコソζ(゚、|(あれ…)
( ^ν^)キョロキョロ
コソコソζ(゚、|(斎藤さんだ)
(^ν^ )キョロキョロ
コソコソζ(゚、|(すごい怪しさの塊みたいになってる、私もだけど)
( ^ν^)
( ^ν^)ペタ
そζ(゚、|(あっ!)
そそくさ(^ν^ )、、、
ζ(゚ー゚*ζ「…斎藤さんだったんだぁ…」
83
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:35:43 ID:lfvtuQG.0
++++++++++
ζ(゚ー゚*ζ「ってことがありまして」
ミセ*゚ー゚)リ「ええ…意外」
ζ(゚ー゚*ζ「後でシュールさんに聞いたら、普段はラーメンとか牛丼とかなのに、いきなり可愛いパンとか食べだしたって」
ζ(゚ー゚*ζ「からかいついでに本人に聞いたら、昔集めようとしてダメだったことがあって、悔しかったからリベンジだって言ってたみたいで」
ζ(゚ー゚*ζ「それ聞いてからすごい良い人なんだな〜仲良くなりたいな〜って」
∬´_ゝ`)「ちょっと可愛いって思っちゃったわ、悔しい」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、じゃあそのマグ…」
ζ(^ワ^*ζ「うん、ニュッさんのおかげで貰えたんだ〜〜」
ミセ*゚ー゚)リ「…もう早くくっついて幸せになれば良いのに…」
∬´_ゝ`)「同感だわ」
( ´_ゝ`)「大丈夫か斎藤、生きてるか斎藤、給湯室の女子会議は立ち聞きするもんじゃないぞ斎藤」
( ν )(バレてないと思ってたっていうか森係長口止めしたのに)
84
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:41:09 ID:afSYF3Xk0
接待だった為めちゃくちゃ疲れてしまったので
今日の分はここで止めます
コメント嬉しいですが1番嬉しかった言葉がフォックス氏ねだったのでだいぶ疲れてるみたいです
85
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 23:21:01 ID:wm1QvWNU0
18時過ぎでほとんどの人帰るとか労働環境的には超ホワイトじゃねーか
86
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 23:57:20 ID:HoL8g.v60
うらやま死刑
87
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 06:12:00 ID:dwHOxgGM0
横で聞いてて突っ込みどころ満載の電話対応ってあるよね
88
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 06:47:25 ID:N9Ilw1fM0
otu
89
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 08:27:02 ID:C0mag4GA0
タイトルで忌避してたけど面白いじゃねーか
面白いしニヤニヤするじゃねーか
90
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 08:51:37 ID:AxUSBcDk0
やっぱり今時はそういうスレ立てるのなんjなんだ……
91
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 12:26:20 ID:Vz7LfhO20
これは作者の体験談なのか?
92
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 19:09:44 ID:xQo4iy3.0
ニュッデレはいいぞ
某紅白作品のこともあって少し恐る恐る読んでたが大丈夫そうだ
93
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:00:05 ID:9xv6Mv0Y0
『衣替え』
ミセ*゚ー゚)リ「だいぶ涼しくなってきたねー」
ζ(゚ー゚*ζ「そうだねぇ、上に着るカーディガン持ってこようかな」
( ´_ゝ`)「寒い…」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、流石さんお疲れ様です…あれ、流石さんはまだ半袖ノーネクタイなんですね」
( ´_ゝ`)「え?」
ζ(゚ー゚*ζ「今日から衣替えですよね?クールビズ期間が終わって…」
( ´_ゝ`)「…忘れてた。そっか、クールビズだった。もう一年中半袖ノーネクタイだと錯覚していた…」
ミセ*゚ー゚)リ「小学生の時いましたね、一年中半袖半ズボンの子…」
94
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:01:22 ID:9xv6Mv0Y0
( ^ν^)「うわっ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、ニュッさんはネクタイとスーツちゃんと着てますね」
( ^ν^)「寒いの嫌いだしな…うわ」
( ´_ゝ`)「ねぇ斎藤、俺見てうわって言ってる?ちょっと傷つくんだけどねぇ」
( ^ν^)「いやもうなんか…寒い時期に中年の半袖姿見ると寒々しいというか痛々しいというか…」
( ´_ゝ`)「痛々しいはやめて…中年じゃないし…俺お前と2歳しか変わらないし…あとネクタイかスーツどっちか貸して…今日会議あるの忘れてた」
( ^ν^)「嫌ですよ…」
95
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:02:13 ID:9xv6Mv0Y0
『空腹2』
ζ(゚、゚*ζグゥ「うう…食欲の秋ですね…夕方のこの時間お腹すくなぁ…」
lw´‐ _‐ノv「ホカホカの肉まん」
ζ(゚、゚;ζ「えっ」
( ´_ゝ`)「ホクホクの焼き芋」
ζ(゚、゚;ζ「えっえっ」
∬´_ゝ`)「プリプリの秋刀魚」
ζ(゚、゚;ζ「ぎゃあ」
( ^ν^)「塩バターラーメン」
ζ(゚、゚;ζ「にゅ、ニュッさんまでー!」
lw´‐ _‐ノv「熱々のおでん…あ、駄目だこれ自分にもダメージくるわ」グゥウゥ
ミセ;*゚ー゚)リ「なんてえげつない…」
96
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:03:09 ID:9xv6Mv0Y0
『付箋』
ミセ*゚ー゚)リ「流石さん、書類にいっぱいポストイット貼ってますね」
( ´_ゝ`)「なんかね、嫁が100均でいっぱい可愛い付箋買ってきちゃって。消化したくてどうでもいい事まで付箋してる」
从 ゚∀从「どれどれ」
[チェック済]
[斎藤に見てもらうやつ]
[後でやるやつ]
[やりたくな〜い]
从 ゚∀从「あー、わかる〜俺もやりたくない仕事いっぱいある〜だけどやりたい仕事はな〜い」
( ´_ゝ`)「世知辛いですねwww」
从 ゚∀从「wwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「wwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「すみませんでした」
从 ゚∀从「うん。仕事だからね。やりたくない気持ちわかるけど、仕事だから。」
ミセ*゚ー゚)リ(大人って大変だな…)
97
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:04:04 ID:9xv6Mv0Y0
『土産』
∬´_ゝ`)「デレちゃんミセリちゃん、これどうぞ」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ鳩の形を模したサブレだ‼︎ありがとうございます!」
ミセ*゚ー゚)リ「鳩型のサブレ、美味しいですよね〜ありがとうございます」
∬´_ゝ`)「土日に一泊で鎌倉の方に行ってきたから、ちょっとだけだけどお土産」
ζ(゚ー゚*ζ「鎌倉良いな〜」
∬´_ゝ`)「天気も良かったから、色々行ってきたわ」
ミセ*゚ー゚)リ「私も来週行こうかなー」
( ´_ゝ`)「あっ、鳩の形のサブレだ」
∬´_ゝ`)「あっ、兄者の分買うの忘れてたわ。ごめん」
( ´_ゝ`)「えっ余ってるじゃん…」
∬´_ゝ`)「これはシュールと荒牧部長と斎藤のだから…」
98
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:05:03 ID:9xv6Mv0Y0
从 ゚∀从「山川くん、出連くん、ちょっといい?」
ミセ*゚ー゚)リζ(゚ー゚*ζ「はいっ」
从 ゚∀从「江ノ島行って来たんだ!これ、土産!」
ζ(゚ー゚*ζ「わぁ、江ノ島の電車を象った最中だ!」
ミセ*゚ー゚)リ「正確には江ノ島の電車そっくりの箱に入った最中、可愛いー」
ζ(゚ー゚*ζ「ありがとうございます!」
ミセ*゚ー゚)リ「いただきます!」
从 ゚∀从「ちょっとしかないけどね!」
ζ(゚ー゚*ζ「江ノ島のどこ行ったんですか?」
从 ゚∀从「水族館とか行ったよ!美味しそうだった!あとは色々!」
ミセ*゚ー゚)リ「水族館の感想が美味しそう…だと…」
( ´_ゝ`)「おっ、江ノ島の電車の从 ゚∀从「あ、ごめん兄者の分買い忘れた」
(;´_ゝ`)「俺の扱い酷くないですか‼︎」
从 ゚∀从「箱だけあげるからさ…」
(;´_ゝ`)「中身食べたかった‼︎」
ミセ*゚ー゚)リ(あれ?鎌倉と江ノ島って、近いよね?偶然?)
99
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:06:56 ID:9xv6Mv0Y0
『家族』
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんはひとりっ子なんですね」
( ^ν^)「おう」
ζ(゚ー゚*ζ「ミセリちゃんは年の離れた妹さんがいるそうですよ」
( ^ν^)「妹っていや、お前、姉がいるって言ってたな」
ζ(゚ー゚*ζ「はい!お姉ちゃんが1人」
( ^ν^)「似てんのか」
ζ(゚、゚*ζ「うーん、似てるのかな…あ、でも中身は似てないです、全然」
ζ(゚ー゚*ζ「すっごく優しくて、器用で、ちょこっとだけお茶目なところがあるんですけど、自慢のお姉ちゃんです!」
( ^ν^)( ξ゚⊿゚)ξこんな感じか?)
ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃんにニュッさんの話よくするんで、お姉ちゃん、ニュッさんに会ってみたいって言ってたなぁ」
( ^ν^)「ふーん」
ζ(゚ー゚*ζ「まぁ、家族に会わせるって気恥ずかしいし、機会もそんなにないから無理だよって断ったんですけどね」
( ^ν^)「…ふーん」
100
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:08:08 ID:9xv6Mv0Y0
『家族2』
ζ(゚、゚;ζ「夜ご飯ご馳走になった上、お家まで送って貰っちゃってすみません」
( ^ν^)「俺の仕事が長引いて遅くなったんだから別に」
ζ(゚、゚;ζ「でもニュッさんのお家ってここから遠いんじゃ…」
( ^ν^)「車なら早いから」
ζ(゚、゚;ζ「うう……ん…?」
( ^ν^)「あ?」
ζ(゚、゚*ζ「なんだろあれ…車に近づいて…」
川
川川
川д川
川д川バァン‼︎
ζ(゚、゚;ζ「ひきゃああっ」
( ^ν^)「窓ガラスに指紋つけやがったな」
101
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:09:41 ID:9xv6Mv0Y0
川д川「ぅう、うう…」
川д川「デレ……」
( ^ν^)「知り合いか?」
ζ(゚、゚;ζ「えええ…」
ζ(゚、゚;ζ「…?」
ζ(゚、゚;ζ「あっ!」
ζ(゚、゚;ζ「もうっ、お姉ちゃん!」
( ^ν^)「えっ」
ζ(゚、゚;ζ「びっくりしたし、ダメだよ!ニュッさんに失礼でしょ!そんな被り物して」
川д川「さすがデレ、すぐ私だってわかってくれる」
川д川∩
バァーー川 ゚ -゚)つ川ーーン
( ^ν^)
川 ゚ -゚)「デレの姉です、よろしく」
( ^ν^)「想像してたのと色々違った」
102
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:10:29 ID:9xv6Mv0Y0
ζ(゚、゚*ζ「お姉ちゃん、こんな時間に被り物して外出たら危ないよ」
川 ゚ -゚)「デレの帰りが遅くて心配だったのよ」
ζ(゚、゚*ζ「さっきニュッさんに送ってもらうから、もうすぐお家つくって連絡いれたよ?」
川 ゚ -゚)「うん見た見た。せっかくだからニュッさんにご挨拶したいなって」
ζ(゚、゚;ζ「もう…ごめんなさいニュッさん、ちょっとだけお時間あります?家でお茶お出しします」
( ^ν^)「…別に家帰って寝るだけだし」
川 ゚ -゚)「はい男性1名いらっしゃいませ出連姉妹家へー‼︎」
ζ(゚、゚;ζ「お姉ちゃん夜だから大きな声出しちゃダメ」
103
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:11:37 ID:9xv6Mv0Y0
ζ(゚、゚*ζ「お姉ちゃんも飲むよね?」
川 ゚ -゚)「うん、熱々でお願い」
ζ(゚、゚*ζ「すみませんニュッさん、ちょっと座って待っててください」
( ^ν^)「……………おう」
( ^ν^)(普通、女の家に来たら良い匂いだとか小綺麗にしてるなとか堪能するもんなんだろうけど)
川回-回)
( ^ν^)(姉がめちゃくちゃ怖い顔で凝視してくるから何も集中できねぇんだなこれが)
( ^ν^)(なんだあの目…人間がしていい目じゃねぇぞ)
川回-回)「あんまり動じないわね」
( ^ν^)「とんでもなく動じてますけど」
104
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:14:24 ID:9xv6Mv0Y0
川 ゚ -゚)つ回回
川 ゚ -゚)「目から鱗だわ」
( ^ν^)「ダブルミーニングみたいな感じにしなくていいから」
川 ゚ -゚)「ニュッさんっておいくつ?」
( ^ν^)「28」
川 ゚ -゚)「同い年だわ」
川 ゚ -゚)「…私とデレは6つ離れた姉妹。もう本当に産まれた瞬間からデレは可愛いし天使だしで目に入れても痛くない感じ」
川 ゚ -゚)つデレ
∩川デ-レ)∩
川デ-レ)「こんな感じ」
( ^ν^)(どうしよう普段絶対関わりたくないタイプの種族だ)
105
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:16:17 ID:9xv6Mv0Y0
川デ-レ)「まぁそんなわけでね、私はデレの姉だから、いつでもあの子を守ってきたのよ」
川デ-レ)「小さい頃デレが可愛すぎてちょっかいかけて来たクソガキからも守って、学生時代悪い虫からも守って、あの子が中学生の時、両親が事故で亡くなった後も2人で生きてきて」
川デ-レ)「あの子は立派な社会人になった」
川 ゚ -゚)つデレ
川 ゚ -゚)「そんな中、最近の心配はもっぱら同じ部署の『ニュッさん』よ。わかる?目に入れても痛くない可愛い可愛い私の妹デレたんが、帰ってくるなり話すこと話すことニュッさんニュッさんニュッさん」
川 ゚ -゚)「顔も知らん男の情報が毎日毎日入ってくる地獄!ニュッて単語がゲシュタルト崩壊!」
( ^ν^)「聞かなきゃいいだろ」
川 ゚ -゚)「話してる時のデレ超可愛いのよ‼︎‼︎」
( ^ν^)「すみません」
川 ゚ -゚)「いつかお礼参り……いや挨拶しようと機会を伺っていたわ」
( ^ν^)(めちゃくちゃはっきりお礼参りって言った)
106
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:18:27 ID:9xv6Mv0Y0
川 ゚ -゚)「ニュッさん」
( ^ν^)
川 ゚ -゚)「ありがとう」
( ^ν^)
( ^ν^)「えっ、あ、えっ」
川 ゚ -゚)「あの子、入社してからずっと楽しそう。きっと部署の人達もいい人達なのね。良かったわ」
川 ゚ -゚)「私が最初に入った会社は、バカみたいな人間がバカみたいな事をバカみたいに言ったりやったりするのが当たり前で」
川 ゚ -゚)「…一年働いて、私は心身ともに駄目になった」
川 ゚ -゚)「恥ずかしいよね。デレを守りたいとか言いながら、私は会社を辞めて、しばらく何もできなかったわ。…今はネイルの勉強してネイリストしてるけどね」
川 ゚ -゚)「会社って、お金とか仕事内容とかより何より、人間関係が大きいと思う。あなたや、いい人達にデレが恵まれて本当に良かった」
川 ゚ -゚)「だから、ありがとう」
( ^ν^)「……いや」
( ^ν^)「少なくとも俺は何もしてねぇし、むしろ弁当作ってもらってるし……こっちのが世話になってる」
川 ゚ -゚)
( ^ν^)「あと、自分のこと恥ずかしいっつってたけど、…あいつ、あんたの事自慢の姉だっつってたぞ」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「そっか」
107
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:20:01 ID:9xv6Mv0Y0
川 ゚ -゚)「やっぱりいい人ね、ニュッさん」
川 ゚ -゚)「もしデレを誑かすような悪い男だったら…って何度考えたことか」
( ^ν^)「…ちなみにそんな男だったらどうしてたんだ」
川 ゚ -゚)「…スムージーの作り方知ってる?」
( ^ν^)
川 ゚ -゚)「ミキサーにね、材料をぶち込んでスイッチを入れるだけなの。ワンハンド。」
( ^ν^)
川 ゚ -゚)「そいつにアレを突っ込んでズギャギャギャギャギャ」
( ^ν^)
川 ゚ -゚)
川 ゚ ⊿゚)「冗談よ☆」
108
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:21:31 ID:9xv6Mv0Y0
ζ(゚、゚*ζ「お待ちどうさまです、粗茶ですが…ニュッさんどうしました?」
( ^ν^)「ナンデモナイ」
川 ゚ -゚)「デレが淹れたら何でも玉露級になるわ」
ζ(゚、゚*ζ「あっ、お姉ちゃんまだそんなもの被って…」
( ^ν^)「あ?」
川 ゚ -゚)「てへっ」
ξ゚ -゚)ξつ川
ξ゚⊿゚)ξつ川
ツーーξ゚⊿゚)ξーーン‼︎
ξ゚⊿゚)ξ「改めてデレの姉のツンでーす!さっきまでずっと腹話術で会話してました!」
( ^ν^)
ζ(゚、゚;ζ「ごめんなさいニュッさん、驚いちゃいましたよね」
( ^ν^)「どっちかっつーとコレを「ちょこっとだけお茶目」で済ませてたお前に驚いてるわ」
109
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:23:15 ID:9xv6Mv0Y0
ξ゚⊿゚)ξノシ「また遊びに来てね、私がいるときに。私がいない時に来るのはまだちょーっと早いと思うの。うん。絶対私がいるときに来てね、ねっ、ねっ」
( ^ν^)「その日は予定が入る予定があるので」
ζ(゚、゚*ζ「あれ?お姉ちゃんなんでミキサー持ってるの?スムージー作るの?」
ξ゚⊿゚)ξ「私が愛を込めて可愛いデレの可愛い爪に塗ったネイルを、煮卵って言ったっていう話をちょっと思い出しちゃって☆」
( ^ν^)ビクッ
ζ(゚ー゚*ζ「変なお姉ちゃん…」
110
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:24:28 ID:9xv6Mv0Y0
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあニュッさん、遅くまでありがとうございました。気をつけて帰ってくださいね。」
( ^ν^)「…おう」
ζ(゚ー゚*ζ「また明日、会社で」
ζ(゚ー゚*ζ「おやすみなさい」
( ^ν^)「…おやすみ」
ξ゚⊿゚)ξ「…」
ξ゚⊿゚)ξ(…まぁ、もう少しだけミキサー使うのは待ってあげようかしらね)
++++++++
111
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:26:12 ID:9xv6Mv0Y0
『忘れ物』
( ^ν^)「取引先行ってくる」
ζ(゚ー゚*ζ「行ってらっしゃいです!」
ζ(゚、゚*ζ「あれ?」
ζ(゚、゚;ζ「わぁ!ニュッさんデスクにスマホ忘れてる!」
ζ(゚、゚;ζ「電話して知らせなきゃ……」
ζ(゚、゚;ζ「スマホ無いんだった‼︎」
ζ(゚、゚;ζ「ら、ラインで連絡を……」
ζ(゚、゚;ζ「スマホ無いんだった‼︎にゅ、ニュッさーん‼︎スマホ、スマホ忘れてますよー‼︎」
112
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:30:53 ID:9xv6Mv0Y0
今日の分はここまでで。
昨日の酒が残ってる気がします。
ちなみにこの話は全部が実体験ではないですが、自分や同僚、上司や自分や私がやらかした言い間違い・聞き間違いがネタにされていたりいなかったりします。
113
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:33:31 ID:xQo4iy3.0
貞子クールツンにはワロタ
乙
114
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 22:08:06 ID:1ZGh0i6k0
なんか見たことあるなって思ったけどお前俺の同僚じゃん
115
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 22:38:44 ID:v0Igh2g.0
なんか見たことあるなって思ったけどお前俺の嫁じゃん
ところで分の最後によく!!□ ってなってるけど
□ってなんじゃろ
116
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 22:53:53 ID:N9Ilw1fM0
環境依存文字だからな
!!に見えてるなら大丈夫なはずだけど
117
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 23:08:17 ID:9xv6Mv0Y0
先輩達、2chしてないで仕事してくださいよ
すみません、スマホから打ってるもんで化けてるみたいですね、次から気をつけます!
118
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:19:13 ID:6S./HhDk0
『通勤』
( ^ν^)←一人暮らし 車通勤30分
( ´_ゝ`)「斎藤は元々、電車通勤だったよな」
( ^ν^)「そっすね。家が若干田舎の方だから、電車だと乗り換え4つもして片道1時間半かかってたんで」
( ´_ゝ`)「車だと早いんだよな」
( ^ν^)「1時間多く寝てられるのが本当にありがたい…」
( ´_ゝ`)「斎藤、低血圧だから朝怖かったもんな…俺新入社員に挨拶して噛み付かれたの、生まれて初めてだったしこれからもないこと祈ってる…」
++++
ζ(゚ー゚*ζ←姉と二人暮らし 電車+徒歩で45分
ζ(゚ー゚*ζ「会社の最寄り駅まで5〜6駅くらいです」
ζ(゚ー゚*ζ「歩くの好きです!駅から会社までちょっと距離あります。たまに帰りが遅いときはニュッさんが車で送ってくれます!」
( ^ν^)「お前んちまでの道、灯りが少ないし…」
lw´‐ _‐ノv「斎藤なら送り狼にはならないだろうしな」
( ^ν^)「こいつんちモンペミキサーがいるんでそういうのはちょっと…」
ζ(゚、゚;ζ「そ、そんな謎なものいないですよ⁉︎」
119
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:20:17 ID:6S./HhDk0
ミセ*゚ー゚)リ←実家が近いので自転車で15分
lw´‐ _‐ノv「弊社の志望理由は?」
ミセ*゚ー゚)リ「御社が我が家から近かったからです!」
∬´_ゝ`)「面接では言っちゃいけないやつね…」
++++
∬ ´_ゝ`)←一人暮らし車で30分
( ´_ゝ`)「流石家実家と反対方向に住んでるよね」
∬´_ゝ`)「そうね、実家が近いと甘えがちになっちゃうから」
( ´_ゝ`)「たまに顔見せに来てあげてよ、みんな喜ぶよ」
∬´_ゝ`)「うん、落ち着いたら顔出すわ」
120
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:21:29 ID:6S./HhDk0
lw´‐ _‐ノv←一人暮らしバイクで20分
ミセ*゚ー゚)リ「シュールさんめちゃくちゃかっこいいですよね」
∬´_ゝ`)「シュールは普通、中型、大型免許持ってるのよ」
ζ(゚ー゚*ζ「すごい!」
lw´‐ _‐ノv「愛車はXV1900CUだよ☆」
++++
( ´_ゝ`)←流石家のマスオさん徒歩30分
( ^ν^)「徒歩30分て結構距離ありません?」
( ´_ゝ`)「嫁が…少し鍛えろって…」
( ^ν^)「徒歩30分の距離じゃ無駄な足掻きすぎません?」
( ´_ゝ`)「ヒョロさ具合なら斎藤と大差ないと思うよ俺…」
121
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:22:31 ID:6S./HhDk0
『昔話』
ミセ*゚ー゚)リ「ぐぉぉぉぉぉ」
ζ(゚、゚;ζ「ど、どうしたのミセリちゃんすごい声出てるよ」
ミセ*゚ー゚)リ「事務仕事…基本ずっと座ってばっかだから太っちゃったの…今自分の身体を雑巾のように絞ってるとこ…」
ζ(゚、゚*ζ「ミセリちゃんは元々スリムだから、太ったようには見えないけど…でも確かにずっと座ってるから私も最近お尻が大っきくなっちゃった気がする…」
lw´‐ _‐ノv(斎藤は喜ぶのでは)
∬´_ゝ`)「2人とも若いんだから全然大丈夫よ」
ミセ*゚ー゚)リ「姉者さんはスタイル良いからー…」
∬´_ゝ`)「あら、ありがとう。でも私、昔は太ってたのよ」
ζ(゚、゚;ζ「えっ、そうなんですか⁉︎」
ミセ;*゚ー゚)リ「ぜ、全然見えないです…」
lw´‐ _‐ノv「ぽちゃもちだったね。触り心地良かったけど」
∬´_ゝ`)「そうね、ちょうど今のデレちゃん達と同じ位の時だわ」
∬´_ゝ`)「懐かしいわー。その時は今みたいに事務課はこんなのびのびじゃなかったの」
lw´‐ _‐ノv「嫌〜〜なやつがいたんだよ」
∬´_ゝ`)「シュールは他部署だったんだけどね」
****
122
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:23:23 ID:6S./HhDk0
9年前 事務課
川;´_ゝ`)←若かりし頃姉者
从'ー'从「ねぇ、流石さん?やる気ある〜?こーんな簡単な事、出来ないの〜?」
川;´_ゝ`)「す、すみません…」
从'ー'从「あのね、貴女より派遣か契約雇った方が安く済むし、優秀な人はいーっぱいいるの。でも貴女を雇ってあげてるの。ねぇ、そこ忘れないでね〜」
川´_ゝ`)「…はい」
从'ー'从「せっかくの制服も、ぱつんぱつんじゃない?貴女、仕事しないくせにご飯はた〜くさん食べるからどんどん太っちょさんになってるわ〜」
川;´_ゝ`)「すみません…」
123
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:24:21 ID:6S./HhDk0
lw´‐ _‐ノv「…お疲れさま、姉者。また辛そうな顔してる」
川´_ゝ`)「あはは、またちょっとね…」
lw´‐ _‐ノv「あのバ課長か」
川;´_ゝ`)「こらこら、誰かに聞かれちゃうから」
lw´‐ _‐ノv「入ってすぐの新人に雑用はおろか、ろくに仕事も教えず、1年も放置して、何か聞けば怒り、自分から調べようとすれば邪魔をし、何をしてても理不尽な嫌味ばかり言ってくるような馬鹿をバカと言って、悪い事などないよ」
lw´‐ _‐ノv「私が悪いのなら、毎日毎時間、姉者に罵声浴びせてるあの馬鹿は大罪人だ」
川´_ゝ`)「……ありがとうシュール」
lw´‐ _‐ノv「…なぁ、姉者。身体、いや身体だけじゃないが、大丈夫かい」
川´_ゝ`)「え?」
lw´‐ _‐ノv「ストレスで過食になってる」
川´_ゝ`)「うーん、食べないと頭回らなくって余計仕事出来なくなっちゃうって思ってたら、気持ち悪くても、お腹いっぱいでも食べちゃうのよね」
lw´‐ _‐ノv「…お米の神様はこう言ってる。あんま、無理しないで」
川´_ゝ`)「…うん」
124
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:25:01 ID:6S./HhDk0
川;´_ゝ`)(昨日から体調悪いわ…気持ち悪いし頭も痛い…)
从'ー'从「流石さぁん、この仕事やっておいて〜ここからここまでね〜」
川;´_ゝ`)「は、はい……あの、これはどう手続きをすれば…」
从'ー'从「はぁ⁇」
川;´_ゝ`)「っ」
从'ー'从「ねぇ流石さん、社会人として自覚ある?聞かないとわからないの?ねぇ、何で⁇」
川;´_ゝ`)「す、すみません…」
从'ー'从「はぁ〜〜…」
从'ー'从「やる気ある〜?まさか体調悪いとか言わないよね〜?社会人だよ?体調悪くするなんて、仕事やる気も誠意も感じられない〜」
川;´_ゝ`)「だ、大丈夫…です…」
++++
125
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:26:11 ID:6S./HhDk0
++++
川;´_ゝ`)(いろんな人に聞いたり自分で一から調べたりしてやっと終わった…ちょっと残業しちゃったけど…)
从'ー'从「あ、流石さぁん、終わったの〜?」
川;´_ゝ`)「は、はい!」
从'ー'从「ふぅ〜ん。ねぇ流石さぁん。自分がよく働いたと思ってるかもだけど、勘違いしないでね〜」
川;´_ゝ`)「え?」
从'ー'从「これだけ残業して初めて、給与に見合った働きになるの。残業してなかった今まではお給料、貰いすぎなくらいだったんだよぉ?思い上がらないでね〜」
川;´_ゝ`)「………はい」
从'ー'从「あれ〜?ちょっと待って。何でこれはやってないの〜?」
川;´_ゝ`)「えっ、いやそこは…やる範囲じゃなかった…です」
从'ー'从「は?」
从'ー'从「はぁ…。もういいわ。そうね、貴女は悪くないわ。貴女なんかが出来ると思った、私が馬鹿だったの。」
川;´_ゝ`)「……」
从'ー'从「私、もう帰るから〜〜」
126
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:27:09 ID:6S./HhDk0
川;´_ゝ`)
川;_ゝ`)
川;_ゝ;)
川;_ゝ;)(良かった、この時間誰もいなくて)
「あれっ、まだ誰かいる?」
川;_ゝ;)「っ、」
从 ゚∀从「あ、お疲れさ……」
川;_ゝ;)(見られた)
川;_ゝ;)(怒られる。社会人なのに何泣いてるんだって…)
从; ゚∀从「ごめん‼︎」
川;_ゝ;)「⁈」ビクッ
从; ゚∀从「今ね、ブラックコーヒーしか持ってないんだ!しかも冷た〜い‼︎」
川;_ゝ;)「…?」
从; ゚∀从「こういう時ってさ、あったかくて甘い飲み物の方が落ち着くよね‼︎ごめんね‼︎でも飲んでこれ‼︎」
川;_ゝ;)「あ、ありがと…ございま、す」
从 ゚∀从「どういたしまして!」
127
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:28:14 ID:6S./HhDk0
川;_ゝ;)ロ
川;_ゝ`)ロ
川´_ゝ`)「…」
从 ゚∀从「落ち着いた?ブラックコーヒーもなかなかやるな」
川;´_ゝ`)「はい…すみません…」
从 ゚∀从「?何が?」
川;´_ゝ`)「社会人なのに…会社で泣いてしまって…」
从 ゚∀从「えっ」
从 ゚∀从「社会人は泣いちゃいけない、なんて事絶対にないよ」
从 ゚∀从「辛かったら泣く。悲しかったら泣く。それで良いんだよ、人間だもの」
从 ゚∀从「ずっと泣くの我慢してたんじゃない?辛かったよね。頑張ったね」
从 ゚∀从「今はほら、ブラックコーヒーがあるから。泣いて大丈夫だよ」
川´_ゝ`)
川;_ゝ`)「泣かせないでくださいよ〜〜…」
从 ゚∀从「あははは」
++++++++
128
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:29:12 ID:6S./HhDk0
数日後
lw´‐ _‐ノv「姉者!おはよう!人事発令見たかい」
川´_ゝ`)「おはようシュール。人事発令?まだ見てないわ」
lw´‐ _‐ノv「じゃあ驚くだろう。たんと驚け。嬉しい知らせともっと嬉しい知らせ、どちらから知りたい?」
川´_ゝ`)「えー、じゃあ嬉しい知らせ」
lw´‐ _‐ノv「ふっふっふ、そちらを選ぶとはお目が高い!」
lw´‐ _‐ノv「何とこの度、森シュール、事務課に異動になった」
川;´_ゝ`)「えっ!」
川;´_ゝ`)「う、嬉しいけど…でもシュールもあの人にいびられちゃう」
lw´‐ _‐ノv「何を言うかね、私を誰だと思ってる。シュールさんだぞ?あの馬鹿を撃退するために異動願いを出したんだ」
川;´_ゝ`)「シュール…」
lw´‐ _‐ノv「姉者が苦しんでるのに何もしてやれないのがずっと歯痒かったんだ……一足遅かったけど」
川;´_ゝ`)「え?」
lw´‐ _‐ノv「あのバ課長、退職になった」
lw´‐ _‐ノv「…一身上の都合って事らしいけど、…パワハラ行為がどうのこうのって噂聞いた」
川;´_ゝ`)「そう…なんだ…」
川;´_ゝ`)(急展開すぎて頭が追いつかない)
129
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:30:31 ID:6S./HhDk0
川;´_ゝ`)「あれ、じゃあ新しい上司は…」
lw´‐ _‐ノv「ああ、なんか、たかなんとかって人が」
从 ゚∀从「高岡ハインリッヒ係長だよ、よろしくね!」
川;´_ゝ`)「きゃあ!」
lw´‐ _‐ノv「おつでーす、よろしくお願いしまーす」
川;´_ゝ`)「えっ、あ、あの時の」
从 ゚∀从「はいはい、朝礼始まっちゃうからね!行こ行こ僕らのオフィスへ!」
lw´‐ _‐ノv「テンション高いな…ハッ…だから高岡…?」
130
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:31:29 ID:6S./HhDk0
川;´_ゝ`)「あ、あの…」
从 ゚∀从「ん?なんだい?」
川;´_ゝ`)「前の課長はなんで…」
从 ゚∀从「んー⁇……さぁ…」
从 ゚∀从「俺と髪型被ってたから、じゃない?」
川;´_ゝ`)
川;´_ゝ`)「ふふっ」
川*´_ゝ`)「何ですかそれ…あははっ」
从 ゚∀从「……ああうん、あのね、これはセクハラにしないで欲しいんだけど」
从 ゚∀从「泣き顔より、笑顔のがいいよ。可愛い」
川*´_ゝ`)
川*´_ゝ`)(そういえば久しぶりに笑った気がする…)
****
131
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:32:41 ID:6S./HhDk0
****
∬´_ゝ`)「そんなわけでストレス源がなくなった私は痩せていきましたとさ」
ζ(;、;*ζ
ミセ*;-;)リ
∬;´_ゝ`)「わぁ、びっくりした」
lw´‐ _‐ノv「懐かしいなぁ」
ミセ*゚ー゚)リ「そんな事があったんですね…」
∬´_ゝ`)「人間関係の嫌なことなんて、どこに行っても付いてくるものよ」
∬´_ゝ`)「今は荒牧部長がのんびりで、高岡課長はあんなだけど、たまにかっこよくて、兄者も斎藤も、シュールも、デレちゃんもミセリちゃんも良い子」
∬´_ゝ`)「それだけで充分だわ」
ζ(゚ー゚*ζ「後で課長にブラックコーヒーお供えしよう…」
∬;´_ゝ`)「お供えはやめたげて…」
132
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:33:53 ID:6S./HhDk0
『電話7』
トゥルルル トゥルルル
カチャッ
【ζ(゚ー゚*ζ「はい、事務課 出連です」
『……』ガチャッ
ζ(゚、゚*ζ「…まただぁ…」
ミセ*゚ー゚)リ「デレさん、また?」
ζ(゚、゚*ζ「うん…もう毎日だよ…非通知でかかってきて、出ると切れちゃうの…」
ミセ*゚ー゚)リ「何だろうね…」
∬´_ゝ`)「…っていう事がここ最近続いてます」
从 ゚∀从「うーん、間違いかイタズラか…何か機械の誤作動的なやつかわからないなぁ」
∬´_ゝ`)「でも気味が悪いですよ。こっちが名乗ってから切るし」
从 ゚∀从「あっわかった」
从 ゚∀从「相手がまず人間か機械的なやつか分かるために、相手を笑わせれば良いんじゃないかな!」
从 ゚∀从「次、非通知でかかってきたら何か笑っちゃう事を言うようにしよう!」
ミセ;*゚ー゚)リ「それ滑ったら最悪じゃないですか⁈」
∬´_ゝ`)「ミセリちゃん、それもズレてるから」
※後日兄者が盛大に滑った後、そういった悪戯電話はなくなりました。
133
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:34:47 ID:6S./HhDk0
『空腹3』
( ´_ゝ`)「…腹減ったな…」
( ^ν^)「…減りましたね…」
( ´_ゝ`)「斎藤はあれじゃん、出連さんの美味しい弁当を昼に食べたじゃん…」
( ^ν^)「兄者さんも嫁さんの愛妻弁当(笑)食べたんじゃないんすか」
( ´_ゝ`)「おい(笑)を付けるんじゃない…」
( ^ν^)「愛妻弁当に見えるように自分で作って自分で盛り付けをした弁当、略して愛妻弁当(笑)」
( ´_ゝ`)「やめろよぉ…今日は朝バタバタしてて持ってくるの忘れたんだよ…昼はコンビニおにぎりだったよ…」
( ^ν^)「…スパゲッティ食べたい」
( ´_ゝ`)「パスタじゃなくてスパゲッティなのが斎藤らしい」
( ^ν^)「ボロネーゼ食べたい」
( ´_ゝ`)「あー、ミートソース…」
( ^ν^)「?ボロネーゼとミートソースって、何が違うんすか?」
( ´_ゝ`)「えっ、わかんない。国じゃん?あとボロネーゼは肉がゴロゴロしてる気がする…ミートソースはソースのが多いイメージ…」
( ´_ゝ`)「………こんな話してるからますます腹減ってきただろ…」
( ^ν^)(夜飯スパゲッティ誘ったら来るかなあいつ…)
134
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:36:39 ID:6S./HhDk0
『暇人』
ミセ*゚ー゚)リ(デレちゃん達も流石さん達も皆様々な用事で出払ってしまった…)
ミセ*゚ー゚)リ(事務課は私1人…!)
ミセ*゚ー゚)リ(割と暇なんだよなぁ)
三三三三ミセ*゚ー゚)リガラガラガラ
※キャスター付きの椅子に座ったままあちこち移動してます
ガラガラミセ*゚ー゚)リ三三三三三三
ミセ*゚ー゚)リ「私、効果音と相性悪すぎだよね」
三三三三ミセ*゚ー゚)リガラガラガラガラ
(-@∀@)「失礼しま」
ミセ;*゚ー゚)リ「あっ」
(-@∀@)「えっ」
三三ミセ;*゚ー゚)リガガッ
※急ブレーキしました。
(-@∀@)「…」
ミセ*゚ー゚)リ「…」
ミセ*゚ー゚)リ「…み、見ましたか…?」
(-@∀@)「…うん…横着したい気持ちはわかるけど、危ないからやめた方がいいよ…」
ミセ//ー//)リ「す、すみません…」
ミセ//ー//)リ(は、恥ずかしい…)
(-@∀@)(出連さんも可愛いけどこの子も結構可愛いよなぁ…)
135
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:37:18 ID:6S./HhDk0
トゥルル トゥルル
【( ^ν^)「はい、事務課の斎藤です」
【(-@∀@)『斎藤ぉ、俺の一生のお願いを聞いてくれ。代わりにお前の願いも聞いてやるから』
【( ^ν^)「間に合っております」ガチャ
トゥルル トゥルル
【( ^ν^)「はい、事務課の斎藤です」
【(-@∀@)『頼むって!なんでも聞くから!な⁈』
【( ^ν^)「誠に恐縮では御座いますが、お断り致します」ガチャ
トゥルル トゥルル
【( ^ν^)「はい【(-@∀@)『神様仏様斎藤様〜〜!』
【( ^ν^)「しっっっつけぇんだよカス」
ミセ;*゚ー゚)リ「!?」
136
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:38:52 ID:6S./HhDk0
【(-@∀@)『お願いがあるんだって!』
【( ^ν^)「なんでも言うこと聞くっつったなテメェ。仕事しろ。気色の悪い声で電話をかけてくるな。そして出来れば安らかに眠れ朝日ケ丘よ永遠に」
【(-@∀@)『酷くない!?なんでお前同期の頼みを聞きもせず罵倒してくんの!?』
【( ^ν^)「お前とかあのヤニくそ野郎が俺に頼み事して来るときは大抵くっだらねぇ内容だからだよ」
【(-@∀@)『フォックスの斉藤野郎と一緒にするんじゃないよ!』
【( ^ν^)「じゃあどんな内容だよ」
【(-@∀@)『合コン開いて!事務課の女の子誘って!!』
【( ^ν^)「 おくたばりあそばせ」ガチャッ
トゥルルトゥルルトゥルルトゥルルトゥルル
ミセ;*゚ー゚)リ「あの、あれ放っておいて良いんですか…?」
( ^ν^)「良い。うるさかったら電話線抜いといて。そしたら何分後かにカスが眼鏡かけて歩いてるみたいなやつが来ると思うから、俺は消えたって言っといて」
ミセ;*゚ー゚)リ「は、はぁ…」
137
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:39:56 ID:6S./HhDk0
(-@∀@)「失礼しまーす!斎藤さんいますかー?」
ミセ;*゚ー゚)リ「あっ、い今ちょっと席を外してまして…」
(-@∀@)「逃げやがったなあのヤロ…どこ行ったかってわかる?」
ミセ;*゚ー゚)リ「えーっと…」
(-@∀@)「ごめんね、本当は斎藤のスマホに直接連絡すれば良いんだろうけど、僕あいつの連絡先教えてもらってなくて…」
ミセ;*゚ー゚)リ(何と無く理由わかる気がする…)
(-@∀@)「あれ、…そこの奥で黙々とPCに高速タイピングしてるのって…」
ミセ*゚ー゚)リ
(-@∀@)
ミセ*゚ー゚)リ「座敷わらしです」
(-@∀@)「斎藤ー!斎藤くーん!僕の!同期の!斎藤!ニュッ!!」
( ^ν^)「いませんっつってんだろ」
(-@∀@)「今目があってる人は何藤さん?」
( ^ν^)「座敷わらしです」
(-@∀@)「こんな目つき悪い座敷わらし嫌だわ!可愛い後輩ちゃんにまで嘘つかせてお前」
138
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:40:54 ID:6S./HhDk0
( ^ν^)「仕事しろよお前…月末だぞ」
(-@∀@)「仕事より大事な事があるんだよ!!」
( ^ν^)「会社は何をしているんだ…こいつをすぐにでも解雇すべきではないか」
(-@∀@)「出連さん連れてきてお前は2人でいちゃついてていいからさ〜それもムカつくけど〜だからお願い〜」
( ^ν^)「……事務課の女連れてこいっつったな」
(-@∀@)「お!やる気になってくれた!?奇跡!??そう、よろしく頼むよ!!!」
( ^ν^)「……わかった。代わりに二度と俺に頼み事すんなよ」
※後日シュールと姉者を連れてきたニュッに3人分の高級料理を奢らされました。
(*@∀@)「アレはアレで、俺界ではご褒美です!」
ミセ*゚ー゚)リ(眼鏡をかけた歩くカス…)
139
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:42:14 ID:6S./HhDk0
『パスワード』
∬´_ゝ`)「このPCを使うときはパスワードを入力しないと使えないわ」
∬´_ゝ`)「これ、パスワード書いた紙。渡しておくわね」
ζ(゚ー゚*ζ「はいっ」
ζ(゚、゚*ζ(えっと、パスワードはアルファベット5文字…)
ζ(゚、゚*ζ(ぴー)カチャ
ζ(゚、゚*ζ(えー…)カチャ
ζ(゚、゚*ζ(えぬ…)カチャ
ζ(゚、゚*ζ(でぃー)カチャ
ζ(゚、゚*ζ(えー)カチャ
ζ(゚ー゚*ζ「エンター!」ターン!
ζ(゚、゚*ζ「…ん?」
ζ(゚、゚;ζ「こんなパスワードで良いんですか…」
∬´_ゝ`)「荒牧部長がお好きなんですって…」
ζ(゚、゚;ζ「好きな動物なら忘れませんもんね…」
140
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:43:17 ID:6S./HhDk0
『虫2』
( ´_ゝ`)「…」
ζ(゚、゚*ζ「今日ずっと虫の居所が悪いようなお顔ですね、流石さん…」
ミセ*゚ー゚)リ「奥さんと喧嘩でもしたんでしょうか…」
lw´‐ _‐ノv「放っておけばそのうち治るよ」
∬´_ゝ`)「にしても空気悪いわね。斎藤、ちょっと聞いてきてよ」
( ^ν^)「何で俺が…」
∬´_ゝ`)「同性のが話しやすいこともあるじゃない」
( ^ν^)「………………。」
ミセ*゚ー゚)リ(めちゃくちゃ嫌そう)
141
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:44:17 ID:6S./HhDk0
( ^ν^)「…あの、どうかしたんすか」
( ´_ゝ`)「斎藤…」
( ´_ゝ`)「聞いてくれ…今日俺…」
( ^ν^)
( ´_ゝ`)「占いが最下位で…しかも家出た瞬間に茶色のカマキリがこっち見て威嚇してきたんだよ…茶色だぞ?20センチくらいのカマキリに睨まれて動けずにいたら遅刻しそうになるし、目を瞑るとあのカマキリが出てくるんだよ…どうする帰りにもあいつがいたら…そう思うともう居ても立っても居られない…」
( ^ν^)「はい、解散」
∬´_ゝ`)「仕事に戻りましょ」
( ´_ゝ`)「みんな俺の扱いひどいよね」
142
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:50:15 ID:6S./HhDk0
『呼び方2』
爪'ー`)y- 「おっ、お疲れ様デレちゃん。何だ、こんな空き部屋で2人で昼飯食べてんの?やらしー」
( ^ν^)「キサマ ソッコク ココヲ サレ」
爪'ー`)y- 「お前は何の主なんだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「斉藤さんお疲れ様です!」
爪'ー`)y- 「今日も可愛いねデレちゃん。このままデートしたいくらい」
( ^ν^)「お前みたいなやつがミキサーされればいいのに」
爪'ー`)y- 「え?なん…何て?よくわからないけどなんか恐ろしい響き…」
爪'ー`)y- 「あーデレちゃんの弁当?手作り?良いな、美味そう」
( ^ν^)「食ったら潰す」
爪'ー`)y- 「デレちゃんの手作りであろうと、さすがにお前の食いかけは食わねーわ」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんも斉藤さんもやっぱり仲良いですね」
( ^ν^)「お前、今度眼科行った方がいいぞ」
143
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:51:26 ID:6S./HhDk0
爪'ー`)y- 「…デレちゃんさ、こいつの事は下の名前で呼んでるよね」
ζ(゚ー゚*ζ「はい!ニュッさんの苗字の人多いですし」
爪'ー`)y- 「俺もサイトウだけど?」
ζ(゚ー゚*ζ「?はい!」
爪'ー`)y- 「あっ、はい良いお返事で…畜生可愛いな」
( ^ν^)「…」
爪'ー`)y- 「お前も嬉しそうにしてんじゃねぇよ」
爪'ー`)y- 「ま、いいや。ねぇデレちゃんさ、良い事教えたげる」
ζ(゚ー゚*ζ「何ですか?」
( ^ν^)「おい、あんまそいつに近寄るな」
144
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:52:35 ID:6S./HhDk0
爪'ー`)ζ(゚、゚*ζゴニョゴニョ
( ^ν^)「…」
爪'ー`)y- 「…うわ、耳打ちしたくらいでそんな顔すんなよお前…じゃ、俺も昼飯食ってこよー。じゃあね、デレちゃん」
ζ(゚、゚*ζ「あ、はいお疲れ様です…」
( ^ν^)「……あいつ、何つってた」
ζ(゚、゚*ζ「ニュッさんはポニーテールが好きだって…」
( ^ν^)(あいつ絶対潰す)
ζ(゚、゚*ζゴソゴソ「……」
∩(゚、゚*ζζチョイチョイ
ζ(゚、゚*ζ”ζ∩
ポニーζ(゚ー゚*ζ”ζテール
ζ(゚ー゚*ζ”ζ「どうですかニュッさん!」
( ^ν^)
(^ν^ )「………イインジャナインデスカ」
145
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 19:55:18 ID:6S./HhDk0
『休出』
ミセ*゚ー゚)リ「ここのところ高岡課長、休日出勤が続いてますね…」
∬´_ゝ`)「休日出勤の代休も会議に出席する為に出勤しましたね」
从 ゚∀从「あ、それ会議の3時間しか出勤してないから、休んだことにしちゃって!」
ミセ;*゚ー゚)リ「えー!出社して会議に出たんだから、数時間分休日出勤手当請求してくださいよ!」
从 ゚∀从「いーっていーって!プライベートってことで!」
ミセ;*゚ー゚)リ「プライベートな時間に会議って、嫌じゃないですか?」
从 ゚∀从「俺仕事大好きだから!会議は趣味だから!」
从* ゚∀从「あっ今のちょっとかっこよくなかった??会議は趣味!あははは!」
∬´_ゝ`)「……下の社員がやりにくくなりますから、ちゃんと貰うものは貰ってください」
从 ゚∀从「はいすみません…」
∬´_ゝ`)「…あと、体調崩しかけてるんだからきちんと休みとって、身体大事にしてください。…心配するでしょ」
从 ゚∀从
从* ゚∀从「はぁい」
ミセ;*゚ー゚)リ(んん!?なんだこの空気…私ここにいていいのか!?)
146
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 20:06:04 ID:zWOSoOkg0
今日の投下はここまでで…
あと1〜2回位で終わります、もう少しだけお付き合いください
あと姉者の過去話でああいう書き方をしましたが、現実の社会であんな助けが入ったりなんだり救われるのはごく稀だと思います
自分から動いて辞めるなりなんなりした方がいいです、自分の心体大事に。
lw´‐ _‐ノv「姉者が泣くシーンで、姉者がどんどん太っていくように見えた人は明日手が玉ねぎ臭くなる呪いをかけておくね」
147
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 20:14:23 ID:Q20SGHeI0
Exactly.
148
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 20:19:49 ID:/WI35O8A0
乙
キリよくまとまるのもまた良し
149
:
名無しさん
:2017/09/28(木) 23:03:23 ID:5uvzztNc0
もうすぐ終わってしまうのか……
寂しいけど最後まで楽しく読ませてもらいます
150
:
名無しさん
:2017/09/29(金) 04:00:13 ID:kNTzWH0Q0
ホワイト過ぎて嫉妬しか生まれない
151
:
名無しさん
:2017/09/29(金) 10:25:45 ID:aiomnC1k0
終わっちゃうのか
寂しいがその分残りの投下が楽しみだよ
152
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 12:19:25 ID:46hRcxto0
乙乙。もっと続けてほしいような、どんな終わり方になるのか楽しみなような複雑な気持ち
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2485.jpg
(擬人化)
ここフォックスのヤバさとアサピーの懐の深さ(?)が端的に表れててすごく好き
総務の伊藤ちゃんが食われてないか心配
153
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 12:39:57 ID:bNtEVsxo0
背景のビラで吹いた
154
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 21:56:35 ID:vE.FnZkA0
『ボーナス』
ミセ*゚ー゚)リ「わー!ボーナスボーナス冬のボーナス〜!」
∬´_ゝ`)「嬉しそうねぇ」
ミセ*゚ー゚)リ「夏はボーナスありませんでしたからね…何買おうかなぁ♪」
( ´_ゝ`)「良いなぁボーナス」
ζ(゚、゚*ζ「流石さんも出ますよね?ボーナス」
( ´_ゝ`)「俺は明細ごと嫁に回収されるから、自分がいくら貰ってるかすらもわからない…」
ζ(゚、゚;ζ「そ、そうなんですね…」
( ´_ゝ`)「でも去年の冬のボーナスの後、我が家のトイレがヒーターとウォッシュレットが付いたものにグレードアップしてたから、結構な金額貰えてるんだと思う…」
∬´_ゝ`)「兄者はよくわからないものをちょこちょこ買って散財しちゃうから、やむなくお小遣い制になったのよね」
155
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 21:57:20 ID:vE.FnZkA0
( ´_ゝ`)「金があると使っちゃうんだよな…」
∬´_ゝ`)「荒牧部長を見習いなさいよ」
从 ゚∀从「ん?そこで荒牧部長?」
∬´_ゝ`)「え?荒牧部長、倹約家って聞いたこと有りますよ」
从 ゚∀从「倹約家…うーん…まぁある意味そうなのかな〜。まぁもうお孫さんが生まれたここ10年は普通の人になったけど」
ミセ*゚ー゚)リ「どういうことです?」
从 ゚∀从「昔の荒牧部長はそれはそれはケチでいらっしゃった」
从 ゚∀从「ごめんめちゃくちゃ怒られるから今の無しで。昔の荒牧部長はそれはそれは節約思考でいらっしゃいました」
从 ゚∀从「昼ご飯は弁当、飲み物は水筒を持参。飲み会も奢りでなければ絶対出ない、同僚と食事に行くなんて以ての外、本当に一銭も使わない」
ミセ*゚ー゚)リ「すごい…」
( ´_ゝ`)「今の俺の生活もそんな感じだ…」
ミセ*゚ー゚)リ「すごい…」
156
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 21:58:13 ID:vE.FnZkA0
从 ゚∀从「まぁその溜まった金を、1年に一回、全部競馬に注ぎ込むんだけど」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ」
∬´_ゝ`)「…全部ですか」
从 ゚∀从「そう。だから倹約家とかは違うかな〜」
∬´_ゝ`)「お孫さんが生まれてからはって事は、結婚した時とお子さん生まれた時もまだ…」
ミセ;*゚ー゚)リ「お、恐ろしい話を聞いた…お金は大事に使おう…」
( ´_ゝ`)「1年に一回大金をギャンブルに投資するの、めちゃくちゃ気持ち良さそう…」
∬´_ゝ`)「…兄者がやったら離婚問題よ」
(;´_ゝ`)「やらないっていうかやれないから!」
157
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 21:59:10 ID:vE.FnZkA0
『昔話2』
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんの新人時代って、どんな感じだったんですか?」
∬´_ゝ`)「斎藤はねぇ…」
( ´_ゝ`)「生意気盛りのシャイBOY☆みたいな面して、仕事はちゃんとこなすし、見た目獰猛だけど慣れると可愛い、シベリアンハスキーかドーベルマンみたいな感じだったよ」
ζ(゚ー゚*ζ「わんちゃんみたいだったんですか?」
( ´_ゝ`)「そんな可愛い表現ではないかな」
∬´_ゝ`)「1番最初に荒牧部長と打ち解けたのよね」
lw´‐ _‐ノv「デレ子並みに天然だったしな」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ、そうなんですか」
( ´_ゝ`)「懐かしい…」
****
158
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:00:19 ID:vE.FnZkA0
5年前
斎藤ニュッ入社2週間目
/ ,' 3 `ヽ「お疲れさん。午後出掛けるから、先、昼いただくな」
( ´_ゝ`)「荒牧課長、お疲れ様です」
( ´_ゝ`)(課長、今日はコンビニの昼飯か…)
/ ,' 3 `ヽゴソゴソ
( ´_ゝ`)(荒牧課長もうちの部署に異動してきて2週間…イマイチよくわからない人だよな…悪い人じゃないんだけど…)
( ´_ゝ`)(何より)
/ ,' 3 `ヽ「今日の昼飯はメロンパンと激辛チゲ鍋風担々麺とロースハム♪〜」
( ´_ゝ`)(食い合わせのチョイスが謎!!)
( ´_ゝ`)(何あの不健康満願全席!)
/ ,' 3 `ヽ「パッパッパ〜」
(;´_ゝ`)(そんで全部に塩かけるし!マイ塩常備て!)
( ´_ゝ`)(こないだもなぁ、プリンと炒飯とホットドッグ食べてたもん…プリンはデザートと思いきや、おかずのように炒飯と交互に食べてたし…)
(;´_ゝ`)(突っ込んでいいのかわからん…)
159
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:01:14 ID:vE.FnZkA0
……( ^ν^)
( ´_ゝ`)(あ、斎藤…)
/ ,' 3 `ヽ ( ^ν^)
/ ,' 3 `ヽ (^ν^ )
/ ,' 3 `ヽ ( ^ν^)
/ ,' 3 `ヽ (^ν^ )!?
(;´_ゝ`)(二度見した!!)
(;´_ゝ`)(いや、しちゃうよね!遠目でもだいぶ異様な光景なのに近くで見ちゃったら目を疑うよね!仕方ない!)
( ^ν^)「あの…」
(;´_ゝ`)(えっ!?突っ込んじゃう?!新入社員が入って2週間で上司の食生活に突っ込んじゃう!?心臓何で出来てんの?オリハルコン?)
( ^ν^)「そのメロンパン、新発売の奴ですよね?美味しいですか?」
(;´_ゝ`)(そこかーー!!!二度見したのそこかお前!可愛いな!)
/ ,' 3 `ヽ「おお、そうじゃの…ちょっとしょっぱいかのう」
(;´_ゝ`)(そりゃあんたが塩振りかけてたからだよ!)
160
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:02:25 ID:vE.FnZkA0
( ^ν^)「塩かけてるからじゃないですか?」
( ^ν^)「ていうか塩分過剰摂取じゃないですか?」
( ^ν^)「ロースハムはもともと塩分凄いですよ?大丈夫ですか?」
(;´_ゝ`)(うわァァアアァ!!)
(;´_ゝ`)(変化球の後にストレート豪速球投げやがった!完全にフェイントかけられた!)
/ ,' 3 `ヽ「おお…そうかの…?でもなぁ、ワシはこれくらいが好きじゃし、好きなように食べたいし…」
( ^ν^)「駄目ですよ。うちのじーちゃん、塩分取りすぎてしんじゃったんで……課長もそうなったら悲しいじゃないっすか。控えた食事にしましょうよ」
/ ,' 3 `ヽ「…おお…そうか…そういう風に言ってくれるやつがいるとはの…嬉しいわい…わかった、塩分控えめの食事にする」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「すげぇな斎藤!?」
++++++++
ζ(゚ー゚*ζ「若い頃のニュッさん可愛いですね」
( ´_ゝ`)「あの頃はまだフレッシュだったから可愛げもあった」
lw´‐ _‐ノv「今もある意味可愛げあるけどね」
∬´_ゝ`)「なんだかんだ、荒牧部長と1番仲良いのは斎藤かもね」
161
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:03:23 ID:vE.FnZkA0
『名前』
( ^ν^)「山川」
ミセ*゚ー゚)リ「はい!」
( ^ν^)「ここ、ミスしてる。これはこうして…」
ミセ;*゚ー゚)リ「あっ本当だ!すみません!」
ζ(゚、゚*ζ「……」
( ^ν^)「流石(姉)さん、ちょっといいっすか」
∬´_ゝ`)「はいはい、なぁに」
ζ(゚、゚*ζ「……」
( ^ν^)「森係長、米散らかさないでください」
lw´‐ _‐ノv「すまんな。お詫びに食べていいよ」
( ^ν^)「遠慮します」
ζ(゚、゚*ζ「……」
( ^ν^)「兄者さん」
( ´_ゝ`)「ん?」
( ^ν^)「俺何かしましたかね…?ずっと視線感じるんすけど…」
(;´_ゝ`)「…そういうのは本人に確認しなさい…」
162
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:05:07 ID:vE.FnZkA0
( ^ν^)「……なんだよ」
ζ(゚、゚*ζ「…ニュッさん」
ζ(゚、゚*ζ「私だけ名前を呼んでくれません」
( ´_ゝ`) ∬´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ(まだ呼んでなかったんだ…)
lw´‐ _‐ノv(米うめぇなぁ)
( ^ν^)「別に呼ばなくても、『お前』とか『おい』で反応してたじゃねぇか」
( ´_ゝ`)(夫婦かよ…)
lw´‐ _‐ノv(夜ご飯何にしようかな)
ζ(゚、゚*ζ「確かに最近は何と無くニュッさんの求めてるものがわかるので、呼ばれる前に反応してましたけど…」
∬´_ゝ`)(熟年夫婦かしら…)
lw´‐ _‐ノv(ササニシキ?)
ζ(゚、゚*ζ「でも呼んでもらえたら、ものすごく喜びます!」
ミセ;*゚ー゚)リ(ペットじゃないんだから…!)
lw´‐ _‐ノv(コシヒカリ?)
ζ(゚、゚*ζ「名前呼んでください!」
( ^ν^)「……………………」
( ^ν^)「……………………」
( ^ν^)「……………………」
( ^ν^)「……………………」
(;´_ゝ`)(長いな葛藤!)
163
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:06:11 ID:vE.FnZkA0
( ^ν^)「……」
(^ν^ )「……デレ」
ζ(゚、゚*ζ
( ^ν^)「…満足か」
ζ(゚、゚*ζ
ζ(゚、゚*;ζボッ
( ^ν^)「あ?」
ζ(//、//;ζ「あ、いや、その…み、名字を、呼ばれるものだと思って…な、名前呼んでもらえると思ってなかったから…」
( ^ν^)
ζ(//ー//;ζ「な、なんだか照れちゃいますね…あははっ」
( ^ν^)
lw´‐ _‐ノv「よぉしっ今日の夜ご飯はひとめぼれのお赤飯に決定だ!!!!」
( ^ν^)「早退します」
( ´_ゝ`)「駄目です」
∬´_ゝ`)「この空気とデレちゃんを責任持ってどうにかなさいね」
( ^ν^)「早退させてください」
164
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:07:10 ID:vE.FnZkA0
『言い間違い3』
ζ(゚、゚;ζ(今日は朝ごはん食べ損ねちゃったからお腹空いたなぁ…)
ζ(゚、゚;ζ(お昼休憩まであと30分…がんばろ!)
爪'ー`)y- 「しつれーしまーす、おつかれさまでーす」
( ^ν^)「何しにきた帰れ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、いただきます!」
爪'ー`)y-
ζ(゚ー゚*ζ
( ^ν^)
爪'ー`)y- 「デレちゃんになら食べられても、いいよ(性的な意味で)」
lw´‐ _‐ノv「おっ斎藤氏、何か手頃な鈍器を探し始めましたね!しかし事務課に手頃な鈍器はない!そこでシューちゃんのお助け!貴方が探してるのはこのヤニくそ畜生をアレするのにちょうど良いスパナですか?」
( ^ν^)「くださいスパナ、ください奴をやる許可」
lw´‐ _‐ノv「許可する」
爪'ー`)y- 「この件に関しては俺何も悪くなくない」
ζ(//、//;ζ「ごめんなさいごめんなさい…!お腹空いてて、口が滑っちゃって…!お疲れ様ですって言いたかったんです!ごめんなさい!」
165
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:08:00 ID:vE.FnZkA0
『不調』
∬´_ゝ`)「会議の資料、作成できました」
/ ,' 3 `ヽ「おお、ありがとう」
∬´_ゝ`)「兄者、その案件私やっちゃった」
( ´_ゝ`)「えっ、あ本当だありがとう」
ミセ*゚ー゚)リ「姉者さん、今日はいつも以上にキビキビしてますね」
∬´_ゝ`)「今日はシュールが出張でいないから、私がしっかりしないとね」
ミセ*゚ー゚)リ「ほへ〜…カッコいいです」
从 ゚∀从「……」
从 ゚∀从「あね……流石(姉)さん」
∬´_ゝ`)「はい?」
从 ゚∀从「帰りなさい」
∬´_ゝ`)「え?」
ζ(゚、゚;ζ「ど、どうしたんですか課長、怖いお顔…」
从 ゚∀从「……」
∬´_ゝ`)「私、何かしましたか?」
166
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:08:52 ID:vE.FnZkA0
从 ゚∀从ピト
∬´_ゝ`)「…ちょ、」
从 ゚∀从「ほらァ〜〜熱あるじゃん…」
∬´_ゝ`)「え?」
从 ゚∀从「今日ずっと顔色悪いしフラついてたから心配だったんだけど…ちゃんと自分の身体、わかってあげようね」
∬´_ゝ`)「でも私、仕事…」
从 ゚∀从「い い か ら!」
从 ゚∀从「君の仕事は俺が後やっておくから。ほら帰り支度して、送るよ」
从 ゚∀从「じゃ、ちょっと彼女家まで送ってくるからみんなで回しといて」
ζ(゚、゚;ζ「はい…」
(;´_ゝ`)「凄いな高岡課長、流石家は滅多に体調崩さないし、崩しても分かりにくいことで有名なのに…」
ミセ;*゚ー゚)リ「兄者さんも気付いてなかったですもんね…」
167
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:09:57 ID:vE.FnZkA0
『誕生日』
( ^ν^)「トイレ行くたびに、鏡に向かって変顔してるんすよあの人」
∬´_ゝ`)「本当、おかしな奴よね」
lw´‐ _‐ノv「まぁ変なやつだが、憎めないやつだったよ…」
∬´_ゝ`)「そういえば妹と結婚してすぐの時、妹がおつかいを頼んだらしいの、メールで『胡椒買ってきて』って。胡椒だけだとどれ買えばいいかわからないかなって追記で『粗挽き』って送って、」
∬´_ゝ`)「最初のメールを見てなかったのか、粗挽きポークウインナーを2本、ドヤ顔で買ってきたって」
ミセ*゚ー゚)リ「塩胡椒混ざったやつを買ってきてしまう話は聞きますがそれは…」
( ^ν^)「ドヤ顔の意味もわかんねぇし、やばいっすね」
lw´‐ _‐ノv「入社したてのころなんて…」
( _ゝ )「もうやめてください!!!!」
∬´_ゝ`)「なぁに、兄者が誕生日だから自分を主役みたいに扱えって言ったんじゃない」
(;´_ゝ`)「だってこんなの葬儀とかで仏さんの生前の思い出話してるみたいじゃん!過去の俺じゃなくて今の俺を見て!俺を祝って!」
※この後荒牧部長が買ってきてくれたケーキを食べて仕事に戻りました。
168
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:10:42 ID:vE.FnZkA0
『お別れ』
( ´_ゝ`)「えー、今日皆さんに集まっていただいたのは、極秘ミッションを成し遂げてもらうからです」
ミセ*゚ー゚)リ「極秘ミッション?」
ζ(゚、゚;ζ「事務課みんなで会議室入っちゃって大丈夫ですか?私、電話番してますよ」
∬´_ゝ`)「良いの良いの。ここなら電話鳴ったら聞こえるから、私が出るわ。むしろデレちゃんとミセリちゃんに聞いてほしい話だから」
lw´‐ _‐ノv「はいせんせー、斎藤くんがいませーん!せんせーのことが嫌いなのではないでしょうかー!」
( ´_ゝ`)「斎藤は外出中なので欠席でーす。せんせーの事もだいすきっていってましたー」
lw´‐ _‐ノv「それはそれで気持ち悪いね」
( ´_ゝ`)「気持ち悪いですね…」
∬´_ゝ`)「ほら、話進まないからふざけないの」
( ´_ゝ`)「すみませんでした…えっとね、この3月で荒牧部長が60歳になるんだ」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、お祝いパーティーを開くって事ですか⁇」
( ´_ゝ`)「うーん、まぁそれを兼ねても良いんだけど…60歳だから、定年なんだよね」
ζ(゚、゚;ζ「えっ」
169
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:11:53 ID:vE.FnZkA0
トゥルル トゥルル
∬´_ゝ`)「あら、電話鳴ってるわね。ちょっと行ってくるから話進めちゃってね」
トゥルル トゥルル
lw´‐ _‐ノv「2個鳴ってるな。どれ、シュールさんも行ってこよう。兄者、あと任せた」
( ´_ゝ`)「はーい。…まぁ、だからね部長お疲れ様でしたパーティだね」
ミセ;*゚ー゚)リ「そうなんですか…」
( ´_ゝ`)「斎藤はお店を探してくれてて、姉者と森係長は花束を用意してくれてるから、2人には色紙を作ってもらいたい」
ζ(゚、゚*ζ「…はい」
∬´_ゝ`)「兄者、あの企業から電話入ってるわ」
( ´_ゝ`)「おっ、やっと連絡来たか!じゃあ、そんな感じでパーティまでによろしくね!」
ミセ*゚ー゚)リ「はい」
ζ(゚、゚*ζ「はい…」
ミセ*゚ー゚)リ「寂しくなるね…」
ζ(゚、゚*ζ「うん…」
170
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:12:43 ID:vE.FnZkA0
パーティ当日
ζ(゚、゚*ζ(今日で荒牧部長ともお別れかぁ…)
( ^ν^)「…何だ、今日はやけに静かだな」
ζ(゚、゚*ζ「ニュッさんも、いえ、ニュッさんが1番寂しいですよね…」
( ^ν^)「あ?」
ζ(゚、゚*ζ「いえ、言わなくてもわかります…私も同じ気持ちですから…」
( ^ν^)(何を試されてるんだこれは)
( ´_ゝ`)「出連さん、山川さん、色紙みんなに書いてもらった?」
ζ(゚、゚*ζ「あ、はい…」
( ´_ゝ`)「じゃあ花束渡したあと、2人から部長に渡してくれるかな」
ζ(゚、゚*ζ「わかりました…」
∬´_ゝ`)「斎藤、良いお店見つけたわね」
( ^ν^)「減塩志向の店探すの大変だったんすけどね…」
lw´‐ _‐ノv「ここ、いい米置いてる。でかした」
( ^ν^)「あざーす」
从 ゚∀从「おっ、主役が来たぞ!」
/ ,' 3 `ヽ「おうおう、みんなお疲れさん」
( ´_ゝ`)「荒牧部長、お疲れ様でした」
∬´_ゝ`)「お疲れ様です」
171
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:14:40 ID:vE.FnZkA0
从 ゚∀从「じゃあ部長から一言お願いします!」
/ ,' 3 `ヽ「んう?ん、そうじゃな…」
/ ,' 3 `ヽ「…ずっと一つの会社で働き続けるものもいれば、そうじゃないものもいる」
/ ,' 3 `ヽ「わしはたまたま、この会社で30何年働いてきたが、環境が良かったからじゃ」
/ ,' 3 `ヽ「環境が良くなければ別の良いところに行った方がいいと、ワシは思う」
/ ,' 3 `ヽ「働くことについて、そんなに難しく考えずに、自分にあった場所を探しなさい」
/ ,' 3 `ヽ「良いかの。嫌な上司がいればそれを反面教師にし、良い上司がいればそれを真似なさい。働きながら色んな事を学び、色んな技術を身につけておけば、どこにでもいける」
/ ,' 3 `ヽ「第一に自分を大事にな」
172
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:16:28 ID:vE.FnZkA0
ミセ*;-;)リ「うぅ…うぇぇん」
ζ(;、;ζ「ひっく…ひっ…」
(;^ν^)「おい」
(;´_ゝ`)「ええっ!?ど、どうしたの2人とも…?!」
从; ゚∀从「兄者の顔が不快だった?」
( ´_ゝ`)「嘘でしょもう1年経ちそうなのに今更?」
∬;´_ゝ`)「しんみりした空気にやられちゃったかしら?」
lw´‐ _‐ノv「お腹すいた?部長の話長かった?」
ミセ*;-;)リ「うぅ…荒牧部長とこれでお別れなんて寂しすぎますぅ…!」
ζ(;、;ζ「た、たまに遊びにきてくださいね…!」
/ ,' 3 `ヽ「え?毎日くるよ?」
ミセ*;-;)リ「え?」ζ(;、;ζ
/ ,' 3 `ヽ「ワシ、まだ辞めんよ?」
ミセ*゚ー゚)リ「ほわい?」
ζ(゚、゚;ζ「れ、れありぃ??」
/ ,' 3 `ヽ「れありーれありー。」
∬´_ゝ`)「……兄者、あんた変な伝え方した?」
( ´_ゝ`)「えっあれっ、言わなかったっけ?60歳で定年退職だけど、再雇用でそのまま継続して会社にはいるって…」
ミセ;*゚ー゚)リ「言われてないです!」ζ(゚、゚;ζ
/ ,' 3 `ヽ「部長ではなくなるけどな、まだおるよ〜孫のためにガンガン働くつもりじゃ」
ミセ*゚ー゚)リ「そ、そうなんですね…」
ζ(゚、゚;ζ「良かった…」
173
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:18:13 ID:vE.FnZkA0
( ^ν^)「…おら」
ζ(゚、゚;ζ「むぐ…あ、ハンカチ…ありがとうございます洗って返します…」
从 ゚∀从「こんなに可愛い部下を持って幸せですね、部長は!あ、明日から部長じゃなくなるんでしたっけ!!」
/ ,' 3 `ヽ「ワシが部長の座を降りても第二第三の部長が貴様を苦しめるからな、貴様に部長の座を譲り渡すとかはせんからな…」
从 ゚∀从「まじっすか…」
lw´‐ _‐ノv「じゃっ、とりあえずカンパイしましょカンパイ」
( ´_ゝ`)「みんなグラス持った?」
( ´_ゝ`)「いくよー、はい、カンパーイ!」
ミセ*゚ー゚)リ「お別れ会じゃなくて良かった…」
lw´‐ _‐ノv「まぁ全部兄者が悪いよ。ここの支払い、兄者持ちね」
( ´_ゝ`)「申し訳ないとは思ってるけど、嫁から会費ピッタリしか小遣い貰ってないから最悪ここで働くしかない」
从 ゚∀从「あれ、なんか忘れてる気がする」
( ^ν^)「……あ」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(^-^*ζ
ζ(^ヮ^*ζニッコリ
\ワーマッテデレチャン シマッテ! サイトウ アキラメナイデトメテ…デレチャン シタハヤバイ! /
/ ,' 3 `ヽ「……」
/ ,' 3 `ヽ「本当に可愛い部下たちに恵まれたのう」
174
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:20:10 ID:vE.FnZkA0
『父』
※ミセリ、高岡、荒牧は逆方向の電車で帰りました。
( ^ν^)「おい、あんまフラフラすんな。帰るぞ」
ζ(-、-*ζ「んむ……おさけ…」
∬´_ゝ`)「デレちゃんの酒乱癖、治らないわねぇ」
( ^ν^)「治るとかいう次元じゃない気がしますが」
( ´_ゝ`)「とりあえず脱ぐ癖だけでも直さないと…斎藤が『自分以外に見せるな』って言えば良いんじゃない」
lw´‐ _‐ノv「そこは『自分だけに見せて』じゃない」
( ^ν^)「酒飲んでるからってセクハラが許されると思わないでください」
( ФωФ)「ん…?ニュッ?」
( ^ν^)
( ^ν^)「親父?」
( ФωФ)「おお、ホンモノ」
( ^ν^)「え、何して、なんでいんの」
( ФωФ)「いやな、出張でこっちに来てたんだ。もう帰るとこだから、お前も仕事だろうし連絡しなかったんだが、こんな偶然で会えるとは」
( ´_ゝ`)「斎藤のお父さん?」
( ФωФ)「おや、ニュッの会社の人か。ご挨拶が遅れて申し訳ない。息子がいつもお世話になっております、斎藤ロマネスクと申します。」
175
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:21:32 ID:vE.FnZkA0
ζ(-、-*ζ「ニュッさん…むにゃ…」
( ФωФ)「…ニュッ、そちらのお嬢さんだいぶ酔っているように見えるのだが」
( ФωФ)「まさかお前、奥手過ぎて酒を飲ませてどうこうしようと…確かにお前の好みのタイプドンピシャみたいたけども…」
( ^ν^)「違う。違うしやめろそんな目で見るなアンタの息子だぞ」
( ФωФ)「違うなら良い。今日は潰れてしまってるようだから、後日また遊びに来た時に紹介してほしいである」
( ^ν^)「……そん時はちゃんと連絡しろよ」
( ФωФ)「うむ。それじゃあ、吾輩はあっちだから」
(((( ФωФ)
( ФωФ)「酔ってる時はあまり感度が微妙らしいから手を出す時は素面の方がいいであるよ!」
( ^ν^)「遅れて来た反抗期炸裂するぞ」
∬´_ゝ`)「斎藤のお父様もだいぶ面白い人ね」
176
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:23:30 ID:vE.FnZkA0
lw´‐ _‐ノv「斎藤…ロマネスク…さん…」
( ´_ゝ`)「?森係長、どうし…」
lw´‐ _‐ノv「斎藤、いやニュッ…いや、ニュッくん。君は父子家庭と言っていたがお父上はまだ再婚はしていないのかい?好みのタイプは?朝はパン?パンパパン?ご飯派だとありがたいんだが相手に合わせることもできる」
( ^ν^)「……森係長、何…いや聞きたくない」
lw´‐ _‐ノv「お父上、私のタイプドンピシャだ」
( ^ν^)「お疲れ様でした、帰ります」
lw´‐ _‐ノv「待て、せめてお母さんって呼んでみて」
∬´_ゝ`)「シュール、ああいうキリッとしたお顔の男性好きよね…」
( ^ν^)「本当に勘弁してください…」
177
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:25:27 ID:vE.FnZkA0
『春」
ミセ*゚ー゚)リ「なんだかんだで、1年あっという間だったぁ…」
ζ(゚ー゚*ζ「早いねぇ、入社してから1年…」
lw´‐ _‐ノv「歳を取るともっと早くなるよ、あっという間に2人もアラサーさ」
( ´_ゝ`)「森係長、おいくつでしたっけ」
lw´‐ _‐ノv「貴様にだけは教えん、絶対にな」
( ^ν^)「新人、って肩書きがなくなるな」
ζ(゚、゚*ζ「あっ、そっか…そしたら何になるんだろう、新人類…?」
( ^ν^)「強そう」
∬´_ゝ`)「そうね。2人ももう新人じゃなくなるし、安心して任せられるわ」
178
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:26:19 ID:vE.FnZkA0
ζ(゚ー゚*ζ「何をですか?」
∬´_ゝ`)「お仕事」
ミセ*゚ー゚)リ「?新しい仕事って事ですか?」
∬´_ゝ`)「というか、この部署、かしら」
ζ(゚ー゚*ζ「?」
∬´_ゝ`)「私、結婚します」
ζ(゚ー゚*ζ
ミセ*゚ー゚)リ
( ´_ゝ`)
( ^ν^)「オメデトゴザイマス」
∬´_ゝ`)「ありがと」
179
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:27:17 ID:vE.FnZkA0
∬´_ゝ`)「それで、会社も辞めます」
( ´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ
ζ(゚、゚;ζ「おふたり…はっ、あまりの衝撃に気絶してる…!?」
lw´‐ _‐ノv「やっとか、おめでとー」
∬´_ゝ`)「ありがとう。デレちゃん達もいるし事務課も大丈夫かなって」
ζ(゚、゚;ζ「お、おめでとうございます姉者さんっ!で、でも辞めちゃうんですか…?」
∬´_ゝ`)「本当はちょっと、残ろうか悩んでたんだけど。先日荒牧部長…いえ、荒牧さんの自分にあった環境で働きなさいって言葉を聞いてね」
∬´_ゝ`)「事務課が悪いとか、今の環境が嫌とかじゃなくて、むしろ逆。みんないい子達だしとっても働きやすい。だからこそね、ここでずっと働くのは、私的には違うなって思ったの」
ζ(゚、゚*ζ「…そう、なんですね…」
180
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:28:12 ID:vE.FnZkA0
ζ(゚、゚*ζ「…寂しいけれど姉者さんが、そう決めたなら、私…応援します」
∬´_ゝ`)「…そんな泣きそうな顔で言わないでデレちゃん。私もつられて泣いちゃいそうだし、デレちゃんが泣いたら私が斎藤に怒られちゃうわ」
( ^ν^)「別に怒りゃしないっすけど」
( ^ν^)「……俺も一緒に泣きますし」
∬´_ゝ`)「……もー!デレるの下手すぎでしょ!大体なんでこのタイミングで…」
∬;_ゝ`)「もう…」
lw´‐ _‐ノv「おおよしよし、斎藤に泣かされるとは」
ミセ*゚ー゚)リ「姉者さん…幸せになってくださいね」
∬´_ゝ`)「ええ、ありがとうミセリちゃん」
( ´_ゝ`)
ζ(゚、゚;ζ「兄者さんずっと気絶してますけど、ご存知なかったんですか?」
∬´_ゝ`)「シュールには言ってたんだけど、兄者はまぁ、いいかなって…」
181
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:29:04 ID:vE.FnZkA0
ミセ*゚ー゚)リ「そういえば、新しいお名前は何てお名前になるんですか?」
∬´_ゝ`)「高岡。高岡姉者になるわ」
ζ(゚、゚*ζ「たかおか…」
ζ(゚ー゚*ζ「課長と同じお名前になるんですね!すごい偶然!」
∬´_ゝ`)「ううん。デレちゃん、そこでどのタイミングで入ろうかずっと悩んでる高岡課長が、私の旦那さんになるのよ」
从 ゚∀从「えっこのタイミングでくる!?」
从 ゚∀从「えっと」
从* ゚∀从「歳下の可愛い嫁さんをもらう高岡です☆」
(;´_ゝ`)「なんでーーーー!??聞いてない、聞いてないよ誰からも何も!えっ、高岡課長??いつから??転職!?何それー!!姉者は義理の弟が可愛くないの!?」
从 ゚∀从「あっ、兄者が義理の弟になるのかぁ…」
( ^ν^)「辛いっすね」
( ´_ゝ`)「今俺が最も辛い男だよ…」
∬´_ゝ`)「付き合い始めたのはまぁ、3?4年前とかかしら…」
从 ゚∀从「俺はその前からちょっと意識してたけどね!」
ζ(゚ー゚*ζ「なんか素敵ですね」
∬´_ゝ`)「デレちゃんも、きっとすぐよ」
182
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:29:48 ID:vE.FnZkA0
++++
ζ(゚ー゚*ζ「びっくりしましたね、姉者さんたち…」
( ^ν^)「初耳だったからな」
ζ(゚ー゚*ζ「でも、」
ζ(゚、゚*ζ「辞めちゃう、のはやっぱり」
ζ(;、:*ζ「さび、淋しいですね…」
( ^ν^)「…お前流石姉さんの前では泣くの我慢してたろ」
ζ(;、;*ζ「おめでたいこと、だから我慢した方がいい、かなって…うぅぅ…」
( ^ν^)「…今は俺しかいねぇから好きなだけ泣けば」
ζ(;、;*ζ「すみません、お昼休みぐすっ、終わるまでには…」
( ^ν^)「いいから」
183
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:31:00 ID:vE.FnZkA0
( ^ν^)「…女は結婚とか子供できたりとかで辞めちまうこと多いからな」
ζ(;、;*ζ「にゅ、ニュッさんは」
( ^ν^)「鼻かめ」
( ^ν^)∩(、;*ζ「うぶぶ」
ζ(゚、゚*ζ「……おちつきまし、た」
( ^ν^)「そうかよ」
ζ(゚、゚*ζ「……ニュッさんは結婚したり子供できたりしたら、辞めてほしいですか?」
ζ(゚、゚*ζ「私は結婚しても子供ができても働きたいんですが……」
( ^ν^)
( ^ν^)
ζ(゚、゚*ζ「?」
( ^ν^)「……………個人の自由だから好きにしたらいーんじゃねぇの」
( ^ν^)「……あとお前のそのど天然なとこ、たまに心臓抉られるから気をつけろ」
ζ(゚、゚*ζ「え?す、すみません…?」
184
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:32:15 ID:vE.FnZkA0
春が嫌いだった。
周りは新生活、新年度だなんだと騒ぎ立てるが、何も楽しいことはなかった。
こちらとしてはただ忙しい上に、新しい関係を作らなきゃいけないという、面倒臭い事この上ない時期だった。
ーーー去年までは。
( ^ν^)「…早ぇな1年、もう春が来るのか」
ζ(゚ー゚*ζ「そうですね!桜の季節ですね!」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、そうだ!ニュッさんはお花見好きですか?一緒にしましょう」
( ^ν^)「……あー…そうだな」
ζ(゚ー゚*ζ「私、春が1番好きです!楽しい気持ちになるし、パンのポイントシールが付く季節だし、いろんな人とも会えるしワクワクします!」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんは、春、好きですか?」
( ^ν^)「あー……」
( ^ν^)
( ^ν^)「…前よりは、ちょっとだけな」
フワフワした変なやつがいれば、案外悪いものではないかもしれない。
ほんの少しだけ、春が待ち遠しくなった
そんな気がした。
185
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:36:39 ID:vE.FnZkA0
終わりです。
ミスが多い中で読んでくださった方ありがとうございました。
社会の畜生具合に絶望してほしくて書きました。
書きながら、付き合ってても付き合ってなくてもこの距離の男女が狭い部署内にいたら絶対に嫌だなと考えていました。
何か質問あれば答えます。
186
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:42:16 ID:vE.FnZkA0
>>152
うわぁぁぁま、漫画化されとる!!!
よりによってクズとカスのゲスな会話シーンだったので笑いました。
ありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです
187
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:44:20 ID:vE.FnZkA0
('、`*川「出連さん?」
ζ(゚、゚*ζ「はい!えーっと…」
( ^ν^)(総務…の誰だっけ)
('、`*川「総務課の伊藤です。ちょっと確認がありまして…」
ζ(゚ー゚*ζ「はい!なんですか?」
('、`*川「ご結婚、いつされました?」
( ^ν^)
('、`*川
ζ(゚ー゚*ζ「未婚です……」
('、`*;川「えっ、あ、ごめんなさい、未婚での出産ですか?」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「妊娠もしてないです…」
(´・_ゝ・`)「伊藤くん、なに廊下で他部署の子にセクハラしてんの」
('、`*;川「わぁ!課長…違うんですよ、営業課の斉藤くんが事務課の出連さんが結婚してて子供もいるって教えてくれて」
(´・_ゝ・`)「……あぁ、最近来てたね斉藤。それ、騙されてるよ」
('、`*;川「ええー!ご、ごめんなさいね出連さん、失礼なことばっか…」
ζ(゚ー゚*ζ「いえ、誰かと間違っちゃったんですかね。少しおっちょこちょいな方ですよね」
( ^ν^)「お前、今度絶対眼科連れていくからな」
(´・_ゝ・`)「…とりあえず営業の斉藤には僕から注意しておくから、君はしばらくあいつには近づかないようにね」
('、`*川「よくわかんない人ですよねあの人…接点ないのに飲みに誘ったり」
(´・_ゝ・`)「飲み行ったの?」
('、`*;川「ええ!行かないですよー!私タバコ吸う人苦手ですもん!」
(´・_ゝ・`)「ふーん…まぁ君はそういうフラグクラッシャーだよね」
('、`*川「なんですかそれ」
( ^ν^)(あの人も大変なんだな…)
188
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 22:55:40 ID:WzdRXro20
乙
リアルタイムに遭遇できてよかった
もっと続いてほしいな
189
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 23:01:19 ID:tdTV7ImA0
支援
190
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 23:05:53 ID:1vpwT5RA0
乙乙! 終わってしもうた
総務の伊藤ちゃんが無事で良かった
遅れて来た反抗期炸裂するぞとか台詞のセンスが逐一ツボでほんと面白かった、改めて乙
191
:
名無しさん
:2017/09/30(土) 23:11:58 ID:a3XV0bK.0
乙
キャラが可愛くて面白かった
192
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 01:36:59 ID:Divblt2g0
>>185
たしかに……
綺麗に終わっててとても良いです乙
193
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 02:23:05 ID:fs1lJ9RU0
良かった!乙ー
194
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 17:39:50 ID:urfme6sg0
乙
やはり終わってしまうと寂しい
195
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 18:38:03 ID:3PhFeBb.0
乙!
すげーなごんだよ
196
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 21:09:59 ID:1/QS0CBY0
面白いと言って頂けてありがたいです
本編にいれるか悩んだゲス飲み会話投下します
お題か何かあればどうぞ
197
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 21:11:49 ID:1/QS0CBY0
(-@∀@)「はいはいお疲れー!」
( ^ν^)「この腐れサイコパス野郎が」
(-@∀@)「おい、乾杯の音頭が罵声ってどういうことだ」
( ^ν^)「なんでこのメンツでまた飲もうと思った?」
(-@∀@)「同期だからだよ」
( ^ν^)「俺はあいつ嫌いだし、お前もあいつ嫌いだし、あいつも俺らのこと嫌いだし、あえて強調して言うが俺はお前も嫌いだし、なんで全員嫌い同士で酒飲まなきゃなんねぇんだよ何回嫌いって言えばいいんだカス」
(-@∀@)「俺だってなぁ!女の子と!酒!飲みたいわ!なのにお前らみたいな普段女の子といちゃつけてるクソしか捕まらないし!でも1人だと寂しいし!妥協なんだよ!!!」
爪'ー`)y- 「おねーさん生おかわり一つ。…おねーさん可愛いね」
(-@∀@)「だいたいさー、他の同期も薄情だよなぁ。僕が定期的に同期会開いても忙しいから無理って即答だし」
( ^ν^)「お前嫌われてるんだよ」
(-@∀@)「フォックスの斉藤野郎よりはマシじゃない!?」
( ^ν^)「お前ら嫌われてるんだよ」
爪'ー`)y- 「言っておくけどお前もその口の悪さで結構嫌われてるからな」
198
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 21:14:50 ID:1/QS0CBY0
(-@∀@)「あーあー、せめて同期の女子と話したいなー。愚痴聞いてあげたいなー」
( ^ν^)「お前すぐ自分の話にシフトするから無理だろ」
(-@∀@)「んな事はない!あっても女子が退屈しない話いくらでもするし」
爪'ー`)y- 「お前さぁ、割と前の同期会…結構人数いたやつ、あれでさ、フーゾク行った話しただろ」
(-@∀@)「あー!したね!男はもちろん、女子は程よい下ネタ好きでしょ!」
爪'ー`)y- 「女子ドン引きだったわ」
(-@∀@)「え?」
爪'ー`)y- 「あの子あんな顔もすんのかって勉強になるくらいやべぇ顔してたわ」
(-@∀@)「嘘でしょ?好感度上がったの男に対してだけとか」
爪'ー`)y- 「いや俺らもドン引きだったわ」
(-@∀@)「えっ」
( ^ν^)「お前のそういうとこだよ」
(-@∀@)「マジのトーンやめて」
199
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 21:17:56 ID:1/QS0CBY0
(-@∀@)「もうさー、会社での出会いなんて期待しないわ」
爪'ー`)y- 「例え出会いがあったとしても、大体が俺の元カノだしな」
(-@∀@)「お前の事は基本大嫌いだけど、そういうとこは本当嫌い」
爪'ー`)y- 「総務の伊藤ちゃん、駄目だったしなー。次はデレちゃん狙うしかないな」
( ^ν^)「酔ってるからシンプルな罵倒しかできないが死ね」
爪'ー`)y- 「あんな可愛い子を独り占めするのは駄目じゃね?共有しようぜ、返さないだろうし俺のはお前に貸さないけどな」
(-@∀@)「ジャイアンだってここまで鬼畜じゃなかった」
爪'ー`)y- 「つーかさ、お前ら空き部屋で弁当食ってたけど、あれ鍵かけなくていーの?食うのは弁当だけじゃないんだろ?むしろそっちのが興奮する感じ?」
( ^ν^)「お前がくたばってくれたら興奮通り越して嬉し泣きするわ」
(*@∀@)「え〜やだ〜斎藤さんやらし〜い会社でそんな〜」
爪'ー`)y- 「自分より女の方が嬉しがるよな、会社とかでヤんの」
(-@∀@)「え…やだ斉藤さん不潔…会社でそんな…死んで…」
200
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 21:19:03 ID:1/QS0CBY0
(-@∀@)「あ、そういえば事務課の山川さん?あの子も可愛いよね」
( ^ν^)「山川はお前のこと眼鏡をかけた歩くカスだと思ってるけどな」
爪'ー`)y- 「俺は可哀想な素人童貞だと思ってるよ」
( ^ν^)「俺は救いようのないカスだと思ってるし、お前に関しては男の駄目なところを厳選して抽出した今世紀最大のクズだと思ってる」
(-@∀@)「俺にだけ優しくしてくれる女の子いないかなぁ、最悪金を払ってもいい」
( ^ν^)爪'ー`)y- 「可哀想…」
201
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 21:23:21 ID:1/QS0CBY0
爪'ー`)y- 「ねぇデレちゃんって何カップ?」
( ^ν^)「ねぇお前いつ死ぬの俺がやらなきゃ死なないの?」
(-@∀@)「大っきいよねあの子。でもさ事務課の流石姉さんがダントツ大きいよねうちの会社じゃ」
爪'ー`)y- 「あ〜確かにな〜あの胸だけはいいよな〜」
(-@∀@)「流石姉さんとかには手ェ出さなかったの?」
爪'ー`)y- 「昔お茶誘おうとしたら謎の衝撃波が起きてタバコが消え去ってから目も合わせられない」
( ^ν^)「タバコと一緒に消えればよかったのに…」
(-@∀@)「フォックスの斉藤はおっぱい派か〜」
爪'ー`)y- 「普通じゃねーの」
(-@∀@)「俺は胸より尻派」
爪'ー`)y- 「出たよムッツリ。お前は?」
( ^ν^)「…脚」
爪'ー`)y-(-@∀@)「きっwwwっっっwwwっもwww」
(-@∀@)「うわーうわー出連さん可哀想wwwwww」
爪'ー`)y- 「お前相当のムッツリじゃねぇかwwwwww」
( ^ν^)(もう絶対こいつらとは飲まねぇ)
202
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 22:47:29 ID:urfme6sg0
これはもしやおまけの長さが本編超えるパターン……?
203
:
名無しさん
:2017/10/01(日) 23:36:56 ID:N6AmxPIg0
めっちゃ仲良くてワロタ
流石家の構成が見たいです
204
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 14:36:22 ID:Wx4YWUkM0
从; ゚∀从「うわー、取引先にミスを報告しに行くときぐらい緊張する…」
∬´_ゝ`)「別にうちの家族相手に緊張することないわよ」
从 ゚∀从「そうは言ってもさ…初めて会うのに結婚の報告なんて、テレビでよくある家庭的修羅場シーンじゃん」
∬´_ゝ`)つ「大丈夫大丈夫」ぎゅ
从 ゚∀从「…」
从* ゚∀从「うん」
∬´_ゝ`)「うち、入るわよ」
从 ゚∀从「お、おお…」
∬´_ゝ`)「ただいまー」ガラッ
从 ゚∀从「お、おじゃましま」ドキドキ
( ´_ゝ`)「おかえり姉者、いらっしゃい課長」
从 ゚∀从
从 ゚∀从「俺の程よい緊張を返して」
205
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 14:37:45 ID:Wx4YWUkM0
( ´_ゝ`)「嫁はちょっと出掛けてるんですけど、お茶くらいなら俺も出せるんで安心してください!」
从 ゚∀从「そうだよなぁ、姉者ちゃんと結婚したら兄者とも義理の関係になるんだもんなぁ…こうやって会社以外でも会っちゃうんだよなぁ…」
( ´_ゝ`)「凄い、課長からマイナスの波動を感じる」
从 ゚∀从「大体なんでフリフリのエプロン着てんの…」
(*´_ゝ`)「これ嫁とお揃いなんですよ!似合ってるでしょ!」
从 ゚∀从「視界のパワハラだよ…」
(´<_` )「兄者ー、もうすぐお客さん来…」
从 ゚∀从「あ、お邪魔してます」
(´<_` )
(´<_`;)「うわわわわ!知らない人!こわ、怖い!!うわぁ!なんでなんで早くない来るの!」
∬´_ゝ`)「こら弟者、失礼でしょ」
(´<_`;)「だって知らないおっさんが家にいたら怖いじゃん!」
∬´_ゝ`)「そんな事言ったら兄者は知ってるおっさんじゃない」
(´<_` )「確かに兄者はおっさんだけど慣れたおっさんだから良いんだ」
( ´_ゝ`)「なんで俺を傷つける必要がある」
206
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 14:38:47 ID:Wx4YWUkM0
从 ゚∀从「(おっさん言われた…)えっと、高岡ハインリッヒです、姉者さんの弟さん…?兄者にそっくりだね」
(´<_`;)「うわぁ!話しかけてきた!コマンドでない!何?なんて返せばいいの!?逃げる?!」
( ´_ゝ`)「普通に自己紹介しなさい」
∬´_ゝ`)「ごめんなさい、ハインさん。この子重度の人見知りで」
从 ゚∀从「大変そうだなぁ…」
(´<_` )「もう…俺の代わりに兄者が自己紹介してよ…俺部屋に篭ってるからさぁ…」
( ´_ゝ`)「俺が自己紹介しても意味ないんだよ、顔見知りだし」
(´<_`;)「うぅ…お、おと、弟者です…流石家の長男です…」
∬´_ゝ`)「弟者は院生で頭は良いんだけどコミュ力が皆無で…来年就活でしょ?大丈夫なの?」
(´<_` )「絶望しかない…」
( ´_ゝ`)「可愛い女の子と仲良くなれる場って思えばいけるんじゃない?」
∬´_ゝ`)「兄者不純すぎて引くわ」
从 ゚∀从「弟者くんはどういう子がタイプ?」
(´<_` )「えっ…初対面の人に好みのタイプ聞かれた…俺もリア充になれるのでは…」
(´<_` )「そうだなぁ…ふわふわしてて、可愛くて優しくてちょっと天然で、癒し系みたいな…」
从 ゚∀从「うちの会社にドンピシャな子いるよ」
(´<_`*)「えっっ」
∬´_ゝ`)「目付きと口が悪い男と良い感じだけどね」
(´<_` )「もう嫌だ。俺は社会になんか出ない。出る前からドン底に突き落とされた」
207
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 14:41:19 ID:Wx4YWUkM0
ダダダダダダダダッ
バッ!
l从・∀・ノ!リ人「あっねじゃーーー!!」
l从・∀・ノ!リ人「おかえりおかえり!ねぇ妹者なんか変わったと思わない??」
∬´_ゝ`)「びっくりした、妹者ただいま。髪切ったのね、似合うわよ。お客さんに挨拶なさい」
l从・∀・ノ!リ人「さっすが姉者!こんにちは!妹者ですじゃ!」
从 ゚∀从「(JKだ…若い…)こんにちは、高岡ハインリッヒです」
l从・∀・ノ!リ人「姉者を嫁に選ぶとは良い目をしてるのう」
从 ゚∀从「うん、自分でもそう思うよ」
l从・∀・ノ!リ人「…良い人なのじゃ!」
(´<_` )(なんか似たような髪型してるな)
∬´_ゝ`)「ほらほら、廊下で話してないでリビング行きましょ」
从 ゚∀从「う、うん…」
208
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 14:45:18 ID:Wx4YWUkM0
∬´_ゝ`)「母者、父者、ただいまぁ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「おかえり。いらっしゃい」
从 ゚∀从「お邪魔します」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「いらっしゃい。姉者、おかえりなさい」
从 ゚∀从「これ、つまらないものですが」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「ああ…そんなに気を使わなくて良いのに。ありがとうね」
从 ゚∀从「あの、高岡ハインリッヒと申します。姉者とお付き合いさせて頂いています。……む、娘さんを僕にください!」
∬´_ゝ`)「流れが早い」
( ´_ゝ`)「流石課長、仕事の出来る男」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「うん、姉者をよろしくね」
从 ゚∀从
从 ゚∀从「えっ」
从 ゚∀从「な、殴られたり何処の馬の骨か確かめる作業は…」
彡⌒ミ
(;´_ゝ`)「そ、そんな事しないし期待されても!」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「姉者が選んだ人だもの、疑う事なく良い人だろうから」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「うちの義理の息子も良い人だって言ってるし安心して任せられるよ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「姉者を幸せにしてあげてくれ」
从 ゚∀从「…はい」
从 ゚∀从「凄い家族だなぁ」
∬´_ゝ`)「だから大丈夫って言ったでしょ」
209
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 14:49:25 ID:Wx4YWUkM0
l从・∀・ノ!リ人「ねー!お話終わったなら妹者とゲームしよ!大っきい兄者も!」
( ´_ゝ`)「えー、俺そのゲーム苦手なのに」
l从・∀・ノ!リ人「だから呼んだんじゃ」
( ´_ゝ`)「義理の妹めっちゃ怖いわぁ…」
バタンッ
ダダダダ…
「おねーちゃんもう帰ってきてるの!?」
( ´_ゝ`)「おっマイスイートハニーがご帰宅された」
从 ゚∀从「兄者の嫁さん初めてお会いするなぁ」
_、_
( ,_ノ` )「もー、あっ君おねーちゃん帰ってきたって連絡入れてよ〜〜!!」
( ´_ゝ`)「ごめんごめん」
从 ゚∀从
从 ゚∀从
从 ゚∀从「初めまして」
_、_
( ,_ノ` )「わぁ、初めまして!姉者と兄者がいつもお世話になってます!兄者の妻の渋者です!」
从 ゚∀从「お母さん似なんですね」
_、_
( ,_ノ` )「よく言われます〜!」
从 ゚∀从(予想してなかった妹きてびっくりした)
※普通に仲良くなって無事帰宅しました。
210
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 14:59:58 ID:rcTioJY60
ちょっとまてこらwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんでwwwwwww渋wwwwwwwうぇw
211
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 15:31:21 ID:jtdu/LS20
本来「叔父者」のポジションにいる渋沢さんじゃないっすかwwwww
212
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 18:04:54 ID:qnRirgOs0
待って
213
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 19:11:51 ID:pos/1fWI0
兄者の嫁って誰なんだろうと思ってたら渋沢かよwwwwwww
214
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 19:31:52 ID:LUCvMUXE0
ツンさんとニュッの絡みをもう一度……
215
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 20:59:27 ID:YVwgCDrQ0
ξ゚⊿゚)ξ「ううん、別に。別に良いのよ。デレもね、ハタチ超えてるし、もう社会人だし、大人だからね。そういうことがあってもなんらおかしくない歳だしね」
ξ゚⊿゚)ξ「でも私がいない時を狙ってうちに上り込むなんていい度胸してるよねふふふひひあらニュッさんズボン汚れてない?洗ってあげるわテメーの血でなぁ!!!」
( ^ν^)「お前の妹が一升瓶一気飲みして一通り暴れた後満足したように脱ぎながら寝たから送ってきてやっただけだわちょっと本当ミキサーしまってください股間に近づけないでしまって」
ξ#゚⊿゚)ξ「デレにお酒飲ませて眠らせて脱がせて夜の暴れん坊と化して満足させてやったですってぇえええ!??このど畜生!!!」
( ^ν^)「お前耳にスムージー詰まってんじゃねぇの」
ζ(-、-*ζ「ん〜…おねぇちゃ…」
ξ゚⊿゚)ξ「…やだ、聞いた…?今の可愛らしい声…私を呼んだわ…」
ξ゚⊿゚)ξ「そうよね、私はデレのかけがえのない人物、O ne-chan…安らかな眠りについていても存在が大きすぎて夢に出ちゃうのよね…御免なさいねニュッさん、貴方はそんな体験できないのに私だけこんな…」
ζ(-、-*ζ「ニュッさん…おいしい…」
ξ゚⊿゚)ξ「DO CHI KU SHOW!!!」
( ^ν^)「今のはお前がフラグ立てただろ…」
216
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 21:03:08 ID:YVwgCDrQ0
( ^ν^)「つーか姉のお前からこいつに酒癖直すように言えよ、こいつ辺り構わず脱ぎ出すんだぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「ああ、それ私の癖と一緒だわ」
( ^ν^)
ξ゚⊿゚)ξ「多分、私のがうつっちゃったのよね…私が前の会社に勤めてた時、ついストレスから一気飲み、何もかもから解放されたい一心で脱ぐっていう流れだったからそういうものだとデレの潜在意識に刷り込んじゃったのね…」
( ^ν^)「お前の 罪は 重い」
ξ゚⊿゚)ξ「デレの脱ぎ脱ぎシーンを見たニュッさんとどっちが重い?」
( ^ν^)「……………………」
ξ゚⊿゚)ξ「私も水に流してあげるわ」
ξ#゚⊿゚)ξ「…なぁーんて言うとでも思ったぁぁあ!?残念!デレの柔肌を見たその目、潰してやるわ!!」
(#^ν^)「うるせぇテメェこそドまな板の分際で脱ぎ癖持ってんじゃねーよ誰得だよ!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「そこに触れる?触れちゃう!?出連姉妹の胸囲格差という残酷な現実に自ら突っ込んじゃう!?2人で飲んで2人で楽しく酔って2人で脱ぎ始めても妹のあまりの大きさに酔いが覚めちゃう姉の話聞くゥ!?」
( ^ν^)「正直悪かった」
ξ゚⊿゚)ξ「謝って済むなら貧乳は存在しないのよ…」
( ^ν^)「帰ります…」
ξ゚⊿゚)ξ「うん…次来る時はちゃんと事前に連絡してね、ぐっすりすぐ眠れちゃうお薬用意しとく…」
( ^ν^)「ヤダ ゼッタイ」
217
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 21:56:39 ID:LUCvMUXE0
姉さんブレねえな
218
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 22:12:29 ID:qtmKOoL60
キャラのやり取りが読んでて楽しすぎる
ちょっとしか出てこなかったロマネスクとかも気になるわ
219
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 22:34:00 ID:TuItpyFg0
兄がいないのに弟者って名前つけたのか……
220
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 23:48:35 ID:8FWBhUuo0
>>219
それ言い出したら弟者って名前自体どうかと・・・
221
:
名無しさん
:2017/10/02(月) 23:53:46 ID:qnRirgOs0
じゃあ母者と父者って何だよ……
222
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 00:08:38 ID:GMYAQBas0
爺者婆者
223
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 00:12:02 ID:pqr5WuxIO
姉がいるから弟は有りだろ
姉者なんて次作る気満々の名前だぞ
224
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 00:16:35 ID:GMYAQBas0
しかも末者って言うこれ以上は子供作りませんよーてのもいるしな
225
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 02:40:58 ID:tERPXpaw0
( ´_ゝ`) 「呼ばれた気がした」
( ´_ゝ`)「紛らわしいから帰れ従兄弟者」
226
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 02:45:03 ID:klLi1l8Y0
てか芋蛇の目が大きくてびっくりした
227
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 06:17:11 ID:CA/Bakds0
( ^ν^)「…確かに次来る時には連絡しろっつったけどよ」
( ^ν^)「到着する5分前に連絡するなよ…そういう事じゃないんだよ…」
( ФωФ)「来ちゃった☆」
( ^ν^)「めんどくさい彼女か」
( ФωФ)「本当は朝の3時に突撃しようと思ったが、お前の朝の不機嫌さを思い出しやめた我輩の英断を褒めて欲しいぐらいである」
( ^ν^)「朝の3時に来られてたら多分髪燃やしてたわ…」
( ФωФ)「親の髪をかぁ…」
( ^ν^)「前髪が燃え尽きた辺りで我に帰ると思う」
( ФωФ)「前髪全焼かぁ…」
228
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 06:18:16 ID:CA/Bakds0
( ФωФ)「お前んちに来るのも久々であるな。どうだ、元気してたであるか」
( ^ν^)「あー、まぁ…体壊したりはしてない」
( ФωФ)「いやそっちじゃなくて、ソッチがちゃんと元気でシてるかと」
( ^ν^)「親からのセクハラも訴えれば勝てるかな」
( ФωФ)「だって次来た時ちゃんと紹介するって言ったくせにしてくれないではないか」
( ^ν^)「アンタが5分しか猶予をくれなかったから何か呼ぶ事もできなかったわ」
( ФωФ)「かわい子ちゃんの名前は?」
( ^ν^)「……………デレ」
(*ФωФ)「えぇ〜〜可愛い〜名前可愛い〜かわい子ちゃんって言われて名前言っちゃううちの息子可愛い〜〜」
( ^ν^)「熱々のお茶いる?」
( ФωФ)「飲む用であるな?頭からかける用ではないよな?」
229
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 06:19:36 ID:CA/Bakds0
( ФωФ)「…まぁいい子なのであろう。お前の雰囲気も体も、少し丸くなったみたいである」
( ^ν^)「太ったか?」
( ФωФ)「ちょっとな」
( ^ν^)「…ふーん」
( ФωФ)「今度はお前がうちに連れて来なさい」
( ^ν^)「…………考えとく」
(*ФωФ)「そしたらお泊まりであるな。うち、そんなに防音ちゃんとしてないからあまり激しくされると我輩眠れないであるから、そこだけ配慮して欲しいである」
( ^ν^)「親からの下ネタはきっついから、そこだけ配慮して欲しいナア」
230
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 06:20:29 ID:CA/Bakds0
( ФωФ)「なんだかんだ長居してしまったな、そろそろお暇するである」
( ^ν^)「えっ、もう行くのか」
(*ФωФ)「なんだ寂しいであるか」
( ^ν^)「まぁな」
( ФωФ)「我輩の息子唐突にデレてくる」
( ФωФ)「すまんな、実は今日も出張でこっちに来ていてな。挨拶しに行かなきゃ行けないとこがあるのである」
( ^ν^)「…相変わらず忙しいんだな」
( ФωФ)「動けるうちに働きたいであるからな」
( ^ν^)「…身体には気をつけろよ」
( ФωФ)「もちろんである。大事なひとり息子の晴れ姿を見るまでは死なないであるよ」
( ^ν^)「いつになるかな」
( ФωФ)「行ける行ける!押せ押せ!なんなら押し倒せ!」
( ^ν^)「ホントヤメテクダサイ」
231
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 06:21:39 ID:CA/Bakds0
( ^ν^)「…そういえば親父に聞きたいことあった」
( ФωФ)「ん?子のこさえ方か?」
( ^ν^)「知ってるわ。…再婚する気あるか」
( ФωФ)「今のところないであるよ」
( ^ν^)「…」
( ФωФ)「まぁこんな老いぼれを良いって言ってくれる人がいたら考えなくはないであるが」
( ^ν^)「親父年上派だもんな?歳下なんて絶対無理だよな?な?」
( ФωФ)「我輩の年上っつたらアラ還なんですけど…いや悪くないけどできれば年下が嬉しい我輩」
( ^ν^)「米なんて絶対食わないマンだったよな?むしろこの先絶対食わないで息子のために」
(;ФωФ)「お米になんの恨みが!」
232
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 06:24:38 ID:CA/Bakds0
(´<_` )「うーん」
l从・∀・ノ!リ「どうしたのじゃ、ちっさい兄者」
(´<_` )「お、妹者。あの目が大きくなるカラコンやめたのか」
l从・∀・ノ!リ「なくても妹者は可愛いから」
(´<_` )「お、おう」
l从・∀・ノ!リ「何を唸っていたのじゃ?」
(´<_` )「いやな、俺たちの名前ってよくよく考えると謎だよなって」
l从・∀・ノ!リ「名前?」
(´<_` )「姉者とか、まだ下を作るつもり満々の名前じゃないか」
l从・∀・ノ!リ「ああ、確かに大っきい姉者は姉者で、しっぶい姉者は渋者なのも謎なのじゃ…」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「ああ、流石家はね、子の名前をあみだくじで決めるんだよ」
(´<_` )「えっ」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「だから『◯者』の◯部分の文字の候補を決めたら、父親がくじ引いて決めるんだよ」
(´<_` )「思いの外クレイジーだったなぁ…」
l从・∀・ノ!リ「じゃあ妹者が渋者だった可能性もあったのか…こわ…」
233
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 07:10:04 ID:J43JPnV60
父子のやり取りとかカラコンで解決する荒業とか色々面白かったけどしっぶい姉者で声出してワロタ
234
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 08:01:37 ID:klLi1l8Y0
ナチュラルに渋者ちゃんをディスってるんじゃねーよ妹者ちゃんよぉ
235
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 17:07:36 ID:/l5Ba8ZA0
カラコンの発想はなかった
236
:
名無しさん
:2017/10/03(火) 19:46:23 ID:QluQszJM0
流石家の名前に触れるとかなにトチ狂ったことしてたんだろう俺
拾ってくれてありがとう
237
:
名無しさん
:2017/10/04(水) 19:45:40 ID:kHV/GIM20
おもしろいなぁ
ξ゚⊿゚)ξは恋人とかいるん?
238
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 09:28:59 ID:55F6zZLg0
( ^ν^)「…そういえばよ、お前んとこのサイコパ……姉は恋人とかいんのか」
ζ(゚、゚*ζ「(さいこぱ?)おねーちゃんですか?確か今はいなかったと思います」
ζ(゚、゚*ζ「おねーちゃん、昔からすっごく男の人にモテモテで」
( ^ν^)「MOTE・MOTE?」
ζ(゚、゚*ζ「よくお付き合いを断ってるの見ました」
ζ(゚ー゚*ζ「私なんかはボヤッとしてるからまるで駄目ですけど、おねーちゃんはハキハキキリッとしてて素敵な女性ですからね!男性の方が好きになるのわかります!」
( ^ν^)「俺はどっちかっつーとお前の方が」
( ^ν^)
=◯)^ν^)・;’ボクシッ
ζ(゚、゚;ζ「ニュッさん!??」
(×^ν^)「ナンデモナイデス」
ζ(゚、゚;ζ「びっくりしました…ほっぺた大丈夫ですか?」
(×^ν^)「ダイジョブデス」
239
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 09:30:31 ID:55F6zZLg0
( ^ν^)「…っつー話をしたんだが」
ξ゚⊿゚)ξ「もう普通に酔ったデレを連れ帰るようになったわね…」
( ^ν^)「こいつ目を離すと酒頼んでるんだけど…」
( ^ν^)「で、男の人に(笑)モテモテ(笑)でハキハキ(笑)キリッとしたいい女さん(爆)彼氏いないんすか(笑)」
ξ゚⊿゚)ξ「おい貴様、敵のホームでナメた口きくなよ」
ξ゚⊿゚)ξ「今はデレと仕事の両立で忙しいんでー!別にー!?」
( ^ν^)「デレと仕事の両立ってなんだよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「ていうか男と付き合ってもね、大体の奴が私がデレを愛しすぎることを許してくれないのよ。だからむしろいらないわ、私とデレの間を引き裂くものなんていらないのニュッさん貴様も例外無くな!」
( ^ν^)「気持ち悪い…」
ξ゚⊿゚)ξ「そもそも私よりデレのがモテモテだったわよ」
( ^ν^)
( ^ν^)「えっ」
ξ゚⊿゚)ξ「デレは勘違いしてるけど、私じゃなくてデレ目当ての男を私が闇に葬って……」
( ^ν^)
ξ゚⊿゚)ξ「…」
ξ゚⊿゚)ξ「…デレにはまだ早いってことで丁重にお断りさせていただいたわ」
( ^ν^)「いやもうほぼ言ってたからな闇に葬るって」
240
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 09:31:33 ID:55F6zZLg0
ξ゚⊿゚)ξ「だからー、あの子意識してないだけでモテモテだからー、うかうかしてると取られちゃいますよ〜」
( ^ν^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁとろうとしたやつの首を私が取るんだけど…」
( ^ν^)「お前のそういうとこだよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「マジのトーンやめてよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「そりゃ私だってもうアラサーだし、落ち着いた方がいいかなとか思わなくもないけど…どんな男よりデレの存在が優ってしまうから仕方がないわ」
( ^ν^)「…誰か俺の知り合い紹介するか?カスとクズ(ゲスめ)しかいねぇけど…」
ξ゚⊿゚)ξ「ニュッさんの周りゴミ箱とかなの?」
241
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 09:39:56 ID:55F6zZLg0
面白いと声をかけてもらって大変嬉しかったです。
あまりダラダラやっててもあれなので、ここらでしめようかとおもいます。
またなんか書けたら来るかと思います。その時はまたよろしくお願いします。
流石家が人気みたいで良かったです。
ありがとうございました!
242
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 10:47:22 ID:9PLGuO3U0
乙
ニュッさんの周りゴミ箱で笑った
次回作も楽しみにしています!
243
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 11:56:55 ID:bnhu1dtM0
乙乙!
すごく楽しかったよ
244
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 15:04:19 ID:s5uxIh7k0
スレ埋まるまで続けてもええんやで?
とりあえず乙!面白かったよ!
245
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 16:09:04 ID:EnROWqJs0
>>244
くっさ巣で死ねゴミ
246
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 16:25:20 ID:52O3MLzw0
おつ
最後まで本当にほのぼのなのか疑ってた
247
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 18:52:03 ID:TPjk31I.0
乙
とりあえず犯罪はやめとけツンさん……
248
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 20:39:43 ID:N/wx8k9A0
乙乙
続きあったら書いてくれ
ツンさんが駄目人間という風潮
249
:
名無しさん
:2017/10/06(金) 00:22:11 ID:dok2iD0A0
ほのぼので終わって何だかほっとした
おもしろかったよ!
250
:
名無しさん
:2017/10/10(火) 20:18:17 ID:2jouG.k60
乙!面白かった
セリフの響きどれも好きだけどフォックスの斉藤野郎が凄い好き。擬人化
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2491.jpg
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2492.jpg
251
:
名無しさん
:2017/10/10(火) 20:37:15 ID:VHV7gtPI0
gj
252
:
名無しさん
:2017/10/10(火) 21:16:08 ID:3eyIYHps0
それぞれの年齢とかってあったっけ
253
:
名無しさん
:2017/10/10(火) 21:28:44 ID:jK9iVGeY0
荒巻の60位じゃない?
254
:
名無しさん
:2017/10/10(火) 21:51:13 ID:PxKjoyMg0
新卒だしデレとミセリは分かるしそれと何年先輩とかで他の社員もわかるかもしれない
255
:
名無しさん
:2017/10/10(火) 22:13:14 ID:ntW30Te60
>>250
うわァーーー!!ありがとうございます!
姉者美人過ぎて惚れましたみんな可愛いな!!ありがとうございます!
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2493.jpg
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2494.jpg
歳と好きな食べ物投下しようと思って忘れてました、以下。
( ^ν^)斎藤ニュッ 28歳 (5年目)マンゴープリン
ζ(゚ー゚*ζ出連デレ 22歳(1年目)茶碗蒸し
ミセ*゚ー゚)リ山川ミセリ 23歳(1年目)パクチー
lw´‐ _‐ノv森シュール 33歳 係長(10年目)米
∬´_ゝ`)高岡(流石)姉者 32歳(10年目)カルビ
( ´_ゝ`)流石兄者 30歳(7年目)嫁の作ったたくあん
从 ゚∀从高岡ハインリッヒ 39歳 課長 シャケ
/ ,' 3 `ヽ荒牧 60歳 (元)部長 食い合わせの悪いもの
( ФωФ)斎藤ロマネスク 57歳 昔息子が作ってくれてた目玉焼き
朝日ヶ丘、フォックス、ツンは28歳
盛岡デミタス課長40歳、伊藤ちゃん27歳
256
:
名無しさん
:2017/10/10(火) 23:48:37 ID:AnQLzPWg0
結局ハインは既婚者ではなかったの?
257
:
名無しさん
:2017/10/11(水) 00:07:49 ID:IthHVXnw0
上げてしまって申し訳ないです
ハインは独身→姉者と結婚です
20代後半くらいからずっと彼女いませんでした
事務課に配属になって数年経って姉者と付き合い始めて何年かでの結婚って感じで
お願いします。
258
:
名無しさん
:2017/10/11(水) 03:20:35 ID:HjiaDDWY0
漫画のデレ可愛いし作者の絵も可愛い
同期3人の相関図殺伐としすぎワロタ
全然関係ないけど可愛いといえば
>>34
のくしゃみ顔の表現すごく可愛くて軽く衝撃だった
259
:
名無しさん
:2017/10/11(水) 08:09:13 ID:Qv023Yss0
>>258
俺はこれ見て寄生獣のくぱぁを
思い出した
260
:
名無しさん
:2017/10/11(水) 16:31:00 ID:isumFniI0
>>257
すみません、勝手に既婚者だと勘違いしてました…
261
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:20:39 ID:YRjwdq/c0
しゃちくのようです続番外編
※本編後の話です
『新入社員』
( ゚∋゚)「高橋クックルです、よろしくお願いします」
从 ゚∀从「おうおう、フレッシュで良いね〜〜!まぁうちの課は人数少ないから、名前とかはおいおい覚えていってくれ!俺の名前は1番に覚えてね、高岡ハインリッヒ課長だよ!」
ζ(゚、゚*ζ「(背が高い!)出連デレです、よろしくお願いします」
ミセ*゚ー゚)リ「(ちょっと怖い…)山川ミセリです!よろしくね」
( ´_ゝ`)「流石兄者だよ、よろしくなー!」
( ゚∋゚)「はあ」
262
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:21:26 ID:YRjwdq/c0
从 ゚∀从「高橋くんには斎藤が指導役としてついてね」
( ^ν^)「………はい」
ミセ;*゚ー゚)リ(露骨に嫌そうな顔してる)
( ゚∋゚)「あ、自分、基本1人が楽なんで。つきっきりとかそういうの結構です」
( ^ν^)
( ^ν^)凸スッ
(;´_ゝ`)「まーまーまーまー!斎藤、斎藤、ほら若いとね、色々あるからさ!指、その真ん中のお兄さん指引っ込めよ?ね?」
lw´‐ _‐ノv「斎藤、新人泣かせるなよ」
(;´_ゝ`)「なんか関係ない俺が泣きそう…」
( ^ν^)(……やっぱり春なんて嫌いだ)
263
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:22:16 ID:YRjwdq/c0
『雑談』
( ^ν^)「…とりあえず必要最低限の事は教える。今はわからないことがわからないだろうから、自分がどうすりゃいいか不安になったら声かけろ」
( ゚∋゚)「あ、自分、不安になったりとか全然無いんで。基本大丈夫です」
( ^ν^)「わかった、お前は絶対に泣かせる不安にさせる」
(;´_ゝ`)「やめようね!あと高橋くんも先輩が教えてくれてる時にその態度はちょーっと良くないんじゃないかな?!」
( ゚∋゚)「え?どこがですか?自分の気持ちを素直に言ってるだけですよ」
( ゚∋゚)「それにこんな事してる時間勿体無くないですか?自分、雑談とか嫌いなんすよ。仕事だけを淡々とすれば良くないですか?自分、間違ってます?」
(;´_ゝ`)(典型的な嫌なタイプの新人入ってきたーーー!)
264
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:23:11 ID:YRjwdq/c0
(;´_ゝ`)(出連さんと山川さんは素直で良い子だったけど、めちゃくちゃ癖のある子入ってきたな…)
(;´_ゝ`)(しかも指導役が斎藤って…SAIAKU☆)
( ゚∋゚)「自分、仕事したいんで良いですか?」
( ^ν^)「……」
ζ(゚、゚*ζ「あのう…」
( ゚∋゚)「?」
ζ(゚、゚*ζ「間違ってはないかもですけど、それは寂しくないですか?」
( ゚∋゚)「え?」
265
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:24:00 ID:YRjwdq/c0
ζ(゚、゚*ζ「お仕事で疲れた時に、人と少し話すだけで気分転換になります。ずっとやってた仕事が終わった時、誰かに褒めてもらえると嬉しいです。嫌な電話に当たった時、こんなことがあったんだよって皆と話すとちょっと気が楽になります」
ζ(゚、゚*ζ「確かにずっとおしゃべりし過ぎはダメですけど…」
ζ(゚ー゚*ζ「これから長く一緒にいる人達と色々お話しして、この人はこういう人なんだなって知っていくのは、楽しいですよ」
ζ(゚、゚*ζ「それでも高橋さんが嫌だって言うなら仕方ないですが…」
ζ(゚ー゚*ζ「私や皆も、高橋さんと一緒に仕事をしていく中で、高橋さんのことを知っていきたいです!雑談…というかちょっとしたお話とかしていけたらなって思うんですけど、ダメですか??」
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)「……」
( ゚∋゚)「じ、自分の事知りたいなら教えないことも、ないです…」
ζ(^ー^*ζ「良かった!ありがとう!」
(*゚∋゚)
266
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:24:52 ID:YRjwdq/c0
( ´_ゝ`)「出連さんは凄いなぁ…心と懐が大きくて深い」
lw´‐ _‐ノv「まぁあの斎藤を手懐けた前例があるしね」
ζ(゚ー゚*ζ「私や皆の事も知っていってくれたら嬉しいな」
(*゚∋゚)「……じゃあ、出連先輩の連絡先教えてもらって良いです( ^ν^)「いやまず指導役の俺の連絡先からな」
(; ゚∋゚)「は?自分が知りたいのは出( ^ν^)「俺のことを充分に知れたら次は兄者さん、高岡課長、荒牧嘱託、森係長の順番に攻略していけ」
( ^ν^)「それができてからでないと、山川とこいつの連絡先を知る権利は与えられないんだ」
(; ゚∋゚)「そ、そんな厳しいんですか…!?」
( ´_ゝ`)「斎藤は凄いなぁ…心と懐が狭くて浅い」
lw´‐ _‐ノv「斎藤www必死wwwつーか私の連絡先もそんな簡単に攻略できると思うなよ」
267
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:25:57 ID:YRjwdq/c0
『健康診断』
ミセ*゚ー゚)リ「◯◇×↓●+←▼」
ζ(゚、゚;ζ「ど、どうしたのミセリちゃん」
ミセ*゚ー゚)リ「↑◯×→◾️◎←←+」
lw´‐ _‐ノv「バグってるなぁ」
ζ(゚、゚;ζ「何か紙を握りしめてますね…」
lw´‐ _‐ノv「これは…」
ζ(゚、゚;ζ「健診結果…」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*;-;)リブワッ
ζ(゚、゚;ζ「わあっ」
lw´‐ _‐ノv(リブワッ…)
268
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:26:46 ID:YRjwdq/c0
ミセ*;-;)リ「ごっ、ご、ご…5キロも太ってたぁ〜」
lw´‐ _‐ノv「あらら」
ミセ*;-;)リ「しかも営業課の人に「あら?山川さん、もしかしておめでた?」って聞かれた……制服タイトスカートだからお腹目立つけど…」
ζ(゚、゚;ζ「それは…」
ミセ*;-;)リ「今付き合ってる人もいないし普通に太ってお腹出ただけだし…!「ただ太っただけです」って言っても「隠さなくて良いのよ、相談乗るわよ」って全然信じてもらえなくて…」
ミセ*;-;)リ「「妊娠じゃないです、このお腹はただの脂肪です、命を育んでるとしたら私一人の命だけ」って言ってもなぜか信じてくれなくて…」
ミセ*;-;)リ「「私はただのデブです」って何度も…言って…己の状態の酷さを認識させられた…」
lw´‐ _‐ノv「何プレイだよ…」
ζ(゚、゚;ζ「悲しい出来事だったね、ほら甘いもの食べて元気出して」
ミセ*;-;)リ「わぁいチョコだぁ…」
lw´‐ _‐ノv「それがダメなのでは…」
269
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:27:53 ID:YRjwdq/c0
『大人』
ζ(゚ー゚*ζ「高橋くんは飲み物何派?」
( ゚∋゚)「なんでも飲みますよ」
ζ(゚ー゚*ζ「私、未だにコーヒーは苦くて飲めないんだ〜。コーヒー飲める人ってかっこいいよね」
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)「いえ、僕も大人ですから。コーヒー嗜みます、コーヒー大好きです」
( ^ν^)(あいつ、ココアとかキャラメルマキアートとかしか飲んでなかったよな…)
ζ(゚ー゚*ζ「そうなんだ!凄い、かっこいいねぇ」
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)「ええ、大人ですからね。」
( ゚∋゚)「ちなみに自分、ビターチョコも食べられるんすよ、70%のやつ」ドヤッ
ζ(゚ー゚*ζ「なんでも食べられて偉いねぇ」
:( ν ):←笑ってる
270
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:28:36 ID:YRjwdq/c0
『初めての酒』
※ちょっと前の話です
ζ(゚ー゚*ζ「オシャレなとこですね!ちゃんとした個室ですし」
( ^ν^)「こういう店に詳しい奴に聞いたからな」
ζ(゚ー゚*ζ「大人〜って感じがします!」
( ^ν^)(そういえばこいつと酒飲むの初めてだけど、飲んだらどうなるんだ?)
( ^ν^)「お前、酒飲めんの?」
ζ(゚ー゚*ζ「はい!好きですよ、姉とよくお家で飲んでました!」
( ^ν^)「ふーん」
( ^ν^)(泣上戸とかじゃなきゃいいか、個室だし)
271
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:29:38 ID:YRjwdq/c0
ζ(゚ー゚*ζ「えへへ、なんか嬉しいです」
( ^ν^)「あ?」
ζ(^ー^*ζ「ニュッさんとお酒初めてですから」
( ^ν^)「………………おう」
"ζ(´ー`*ζ「お通し美味しいです」モグモグ
( ^ν^)(2人で酒飲むのってどうなんだ?酔った勢いとかよく聞くけど…)
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさん乾杯しましょ」
( ^ν^)「(…こいつに限ってそういうのはないか)おう」
( ^ν^)ロ☆ロζ(゚ー゚*ζ「乾杯!」
( ^ν^)ゴクゴク
( ^ν^)(結構強い酒……)
ζ(゚ー゚*ζじっ
( ^ν^)「……なんだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「あはっ」
( ^ν^)「AHA?」
ζ(^ヮ^*ζニコッ
( ^ν^)
272
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:30:44 ID:YRjwdq/c0
エッ オイ ナニヌイデイヤコンナトコデハムリ ジャナクテ バカシマエ ハズスナッテ コラ!アハハハハハ フハ フフフ キャハハ
バタバタ!ドタッ!バン!
(;><)コンコン「お、お客様何かございましたでしょうか?」
ガチャ|ν^)|
(;><)(ひぇっ怖いんです!)
|ν^)|「……すみません、申し訳ないんですけど部屋を絶対に覗かないでもらえますか」
( ><)「えっ」
|ν^)|「決して覗かないでください」
( ><)
( ><)「決して?」
|ν^)|「決して」
( ><)「絶対?」
|ν^)|「良いから絶対入ってくんな、お騒がせしてすみませんね」
( ><)「か、かしこまりましたなんです……」
,,,( ><)
\ビロード、どうしたっぽ?クレーム入ったかっぽ?/
\ぽぽさん、あの部屋のお客様、鶴なんです…!/
\……は?/
°。ζ(-〜-*ζ「またのみましょーね、ニュッさん…」
( ν )(この店もう2度と来れねぇ…)
273
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:32:07 ID:YRjwdq/c0
爪'ー`)y- 「そういや俺が教えてやった店どうだったよ」
( ν )「大きさと柔らかそうな感じと出てく時の店員の目を今必死で忘れようとしてんだから蒸し返すな」
爪'ー`)y- 「…何お前、せっかく良さげな個室教えてやったのにヤれてねーの?wwwだっせwww誰にも見られないからって服くらい脱がせる絶好の場所なのによ」
( ^ν^)(服は脱いだわ向こうから突然)
爪'ー`)y- 「つーか交換条件の俺に女紹介するって奴、忘れてないよな」
( ^ν^)「掃除のおばちゃんがお前の連絡先知りたがってたから紹介してやった」
爪'ー`)y- 「この腐れ早漏野郎が」
274
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:33:28 ID:YRjwdq/c0
『鼻歌』
ζ(゚ー゚*ζ「〜♪」
ミセ*゚ー゚)リ「 今日のデレちゃん、ご機嫌だぁ。鼻歌交じりにお茶淹れてる」
( ゚∋゚)「給湯室での声、丸聞こえって教えてあげたほうがいいんじゃ…」
( ´_ゝ`)「可愛いし煩いわけじゃないからいいんじゃない?」
lw´‐ _‐ノv「兄者は可愛くないし音痴だから歌うんじゃないぞ」
(;´_ゝ`)「わ、わかってますよ!」
从 ゚∀从「でも兄者デスボイスは上手だよね」
( ´_ゝ`)「嫁に叱られて謝罪してる時に出せるようになりました」
ミセ*゚ー゚)リ「でもまぁ…」
ζ(゚ー゚*ζ「〜〜♪」
ミセ*゚ー゚)リ「選曲が必ず演歌なのはそろそろツッコんでもいいんじゃないですかね…」
275
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:34:30 ID:YRjwdq/c0
『電話7』
【ミセ*゚ー゚)リ「はい、わかりましたっ!失礼しまーす」ガチャン
从 ゚∀从「山川さん、結構声に相手の好感度が出るね」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ、そうですか?」
从 ゚∀从「苦手な人には低い声だけど、割と好きな人には高めの声になってるかな」
ミセ;*゚ー゚)リ「えぇ…気付いてなかった恥ずかしい…気を付けます…」
lw´‐ _‐ノv「まぁわかるよ。私も兄者からの電話は早く切りたい気持ちを声に込めてしまうし」
( ´_ゝ`)「森係長は声だけでなく言葉にして言うじゃないですか…」
从 ゚∀从「逆に斎藤は誰が相手でも声変わらないよね」
lw´‐ _‐ノv「デレ子相手でも変わらないのだろうか」
( ´_ゝ`)「出連さん相手でも高い声で話す斎藤とかちょっと地雷です…」
( ^ν^)「次から兄者さんの電話、シの高さで対応しますね」
( ´_ゝ`)「斎藤それはシと死をかけてる?」
276
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:35:19 ID:YRjwdq/c0
『あだ名』
lw´‐ _‐ノv「少しは皆に慣れたかね高橋新人」
( ゚∋゚)「高橋◯人みたいですね……まぁ、慣れてきましたよ」
lw´‐ _‐ノv「ふむふむ。斎藤のことはどう思う?」
( ゚∋゚)「…斎藤先輩は口悪いし愛想悪いし嫌味な人ですけど、教え方はわかりやすいし悪い人ではないです」
lw´‐ _‐ノv「ふむふむ、兄者は?」
( ゚∋゚)「あんまりよくわからないです、興味ないし」
lw´‐ _‐ノv「ふむふむ、ミセリくんは?」
( ゚∋゚)「良い人ですよ、少しそそっかしいですが」
lw´‐ _‐ノv「ふむふむ、デレ子は?」
(*゚∋゚)「出連先輩は優しくて暖かくて、ちょっと天然なところがあるけどそこがまた素敵な所ですよね。凄く良い先輩です」
lw´‐ _‐ノv「ふむふむ、…君のことはこれからワカリヤス男と呼ぼう!!」
(; ゚∋゚)「ぜ、全然名前にもかすっていないあだ名!?」
277
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:36:15 ID:YRjwdq/c0
『労災』
从 ゚∀从「今月忙し過ぎて寝る時間少なくてフラフラして階段踏み外しかけた…」
( ^ν^)「手伝いますから今日は早く帰ってください」
从 ゚∀从「ありがとう」
lw´‐ _‐ノv「もし踏み外したら労災申請してくださいね」
( ゚∋゚)「ろうさい」
从 ゚∀从「労働災害保険。業務中に怪我したり何だりした時におりる保険だよ」
( ^ν^)「それについては兄者さんが1番詳しい」
( ゚∋゚)「そうなんですか?」
( ´_ゝ`)「2年に1回は労災申請してる…」
(; ゚∋゚)「ええっ」
( ´_ゝ`)「前回は確か、嫁から送られてきた自撮り写真に驚いて会社の階段から転げ落ちて左足骨折した時…」
( ´_ゝ`)「前々回は、結婚記念日だったことを思い出して急いで仕事を終わらせようと焦ってデスクの引き出しに指を挟んで骨折…」
( ´_ゝ`)「その前は…」
从 ゚∀从「もういい、もういいんだ…」
( ´_ゝ`)「労災の書類に怪我に至るまでの流れを書くんだけどそれが辛かった…」
( ゚∋゚)「健康が1番ですね…」
278
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:37:13 ID:YRjwdq/c0
『新入社員2』
ζ(゚ー゚*ζ「今日、すっごく天気良いからお弁当お外に出て正解でしたね!」
( ^ν^)「まだ少し寒くねえか?」
ζ(゚ー゚*ζ「大丈夫ですよ!ニュッさん寒いですか?」
( ^ν^)「俺はへーきだけどよ」
爪'ー`)y- 「ようよう、お疲れデレちゃん。今日は密室で弁当じゃねーの?」
ζ(゚ー゚*ζ「斉藤さん、お疲れ様です。お天気良いからお外です!」
( ^ν^)「何普通に出てきてんだよ…散れよ…」
爪'ー`)y- 「そう言うなって。今日は俺だけじゃねえし」
( ^ν^)「あ?」
川 ゚ 々゚)「初めましてェ。営業課に配属されました、素直くるうでェす。」
爪'ー`)y- 「営業課の新人ちゃん。今色んなとこに挨拶周りさせてる」
ζ(゚、゚*ζ(凄いスタイル良い…)
( ^ν^)(香水くっせ)
279
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:38:14 ID:YRjwdq/c0
川* ゚ 々゚)「先輩、お名前なんてゆーんですかァ?」
( ^ν^)「斎藤ニュッ。嫌いなものはそこにいるヤニクソ野郎と香水臭いやつとパーソナルスペースを何処かに捨て去ったやつな。近い離れろ」
川* ゚ 々゚)「ニュッ先輩、すっごくくるうのタイプですゥ。連絡先教えてくださァい」
( ^ν^)「お前と連絡する事はないから断る」
川* ゚ 々゚)「冷たい所も素敵ィ〜、迷惑かけないから教えてください」
( ^ν^)「もう今まさに迷惑」
ζ(゚、゚*ζ「……」
⊂ζ(゚、゚*ζクイッ
川 ゚ 々゚)「……?」
ζ(゚、゚*ζ「ダメです」
( ^ν^)「え」
ζ(゚、゚*ζ「ニュッさん嫌がってます。好きなら人が嫌がることしちゃ、ダメですよ」
( ^ν^)
280
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:39:09 ID:YRjwdq/c0
川 ゚ 々゚)「……」
( ^ν^)「おい」
川* ゚ 々゚)「素敵…」
( ^ν^)「あ?」
川* ゚ 々゚)人ζ(゚、゚;ζぎゅっ
川* ゚ 々゚)「先輩、可愛いですね…お名前は?」
ζ(゚、゚;ζ「出連デレです…」
川* ゚ 々゚)「デレ先輩…ニュッ先輩よりタイプかもォ…くるう、男性も女性もどっちもイケるんです」
( ^ν^)「おいそこのヤニクソ野郎になら何しても良いから早く帰れ」
川 ゚ 々゚)「斉藤先輩は正直興味ないっていうかァ、同族嫌悪…?」
爪'ー`)y- 「くるちゃんひどいなぁ」
( ^ν^)「興味ないことと嫌悪感に関しては同意する」
爪'ー`)y- 「お前はクソだなぁ」
281
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:40:23 ID:YRjwdq/c0
爪'ー`)y- 「くるちゃんそろそろ次んとこ行こう」
川 ゚ 々゚)「…はぁい。ニュッ先輩、デレ先輩、今度連絡先教えてくださいねェ」
爪'ー`)y- 「経理に朝日ケ丘っていう可哀想なやついるから、からかおう」
川 ゚ 々゚)「楽しそォ」
( ^ν^)(頭と下半身緩い奴が営業課に集まるのか…?)
ζ(゚、゚;ζ「中々凄い新人さんでしたね…」
( ^ν^)「ああ…」
( ^ν^)「………………」
( ^ν^)「……妬いた?」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、はい!シャケ焼きました!竜田揚げの方が良かったですか?」
( ^ν^)「………いや、こっちもうまい」
ζ(^ー^*ζ「良かったです!」
282
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:41:27 ID:YRjwdq/c0
『あだ名2』
( ゚∋゚)「斎藤先輩って、出連先輩に少し冷たい感じしますよね」
lw´‐ _‐ノv「ほう?」
( ゚∋゚)「他の人は名前呼ぶのに出連先輩のことは「おい」とかですし、この間なんか出連先輩が前髪切った事にいち早く気付いて「短くしすぎじゃねーの」っていじってましたし」
lw´‐ _‐ノv「ほうほう?」
( ゚∋゚)「出連先輩は逆に斎藤先輩に遠慮がちというか…優しすぎるんですよね」
lw´‐ _‐ノv「ほうん?」
( ゚∋゚)「斎藤先輩にお茶淹れてあげたり、お菓子あげたり…あんなに気を使わなくていいのに…斎藤先輩が怖いのかな…」
( ゚∋゚)「絶対あの2人相性悪いですよ!!」
lw´‐ _‐ノv「よしっ、君のことは今からゲキニブマンと呼ぼう!!」
(; ゚∋゚)「な、何故また名前にかすりもしないあだ名を!!?」
283
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:44:06 ID:YRjwdq/c0
『結婚』
从 ゚∀从「斎藤と2人で飲むのも久々だなぁ。姉者ちゃんに自慢しちゃったよ」
( ^ν^)「正直結婚ってどうっすか」
从* ゚∀从「おっ、聞く聞く?新婚ホヤホヤの惚気聞いちゃう?」
( ^ν^)「正直そういうのは聞きたくないですけど、今後も課長は上司なんだろうから気をつかっときます」
从 ゚∀从「つかえてないよ、なぁ斎藤全然気つかえてないよ」
( ^ν^)「幸せっすか」
从 ゚∀从「……そりゃあね〜」
从-∀从「しない幸せもあるだろうけどね。俺は姉者ちゃんと出会えて、一緒になれて、すっごく幸せ。怒られることとか、喧嘩とか、叱られることとか、注意されることもあるけど、それも幸せ」
( ^ν^)「めちゃくちゃ尻に敷かれてるじゃないっすか」
从 ゚∀从「俺今結構良い話してる最中だよ?」
284
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:45:19 ID:YRjwdq/c0
( ^ν^)「…まぁ、そんな感じなんですね」
从 ゚∀从「…斎藤は結婚願望とか無いの?」
( ^ν^)「俺は…そりゃ昔は全然なかったッスよ」
从* ゚∀从「昔は。ふんふん、昔はね。うん、今はそりゃね。へーふぅーん…あっごめ斎藤ごめん手とテーブル拭いてたおしぼり顔に押し付けるのはやめてごめん」
( ^ν^)「今は…疲れて家帰った時に、誰か出迎えてくれるのも有りかなって思わなくも無いッスかね」
从* ゚∀从「…………ぎゃふっ、えっなんでなんで何も言ってないのにおしぼりで顔叩くの!?」
( ^ν^)「すみません、顔が…顔が不快で…」
从 ゚∀从「マジかごめんな…気をつける…だから斎藤も気を使って…」
( ^ν^)「兄者さんもなんだかんだ幸せそうだし」
从 ゚∀从「まぁねー。家帰ったら好きな女がいるってまぁ良いもんだよ。その人が自分の奥さんってんだから、最高だね」
( ^ν^)「はいはいごちそーさまデス。そういう風に思われてる奥さんも幸せっすよ」
从 ゚∀从「ま、いつ結婚するかより、一緒に幸せになりたいって思う人がいることが大事だから!いくつで結婚するかなんて重要じゃないよ、タイミングタイミング」
( ^ν^)「ふーん」
( ^ν^)(結婚ねぇ…)
285
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:46:12 ID:YRjwdq/c0
『後輩』
( ´_ゝ`)「お疲れさん、斎藤今月頑張ってるな」
( ^ν^)「今月締切短い仕事が多すぎるんすよね」
( ゚∋゚)「何か手伝いましょうか」
( ^ν^)「お前はとりあえず自分の仕事こなせるようになればいーから」
( ゚∋゚)「…はい」
( ´_ゝ`)「若いって凄いなぁ、俺今毎日残業だと倒れそうな気がする」
( ^ν^)「兄者さんは若くてもダメそうですけど」
( ゚∋゚)「そんな感じですよね」
( ´_ゝ`)「えっ入社数ヶ月目の新人君にもすでにそんなイメージ持たれてるの俺…」
( ^ν^)「兄者さんは仕方ないです」
( ゚∋゚)、「そこが流石さんの良いところでもありますよ…」
( ´_ゝ`)「えっ入社数ヶ月目の新人君に慰められてる?俺……」
286
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:47:08 ID:YRjwdq/c0
『総務課の伊藤ちゃん』
('、`*川「失礼しまーす」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、お疲れさまです!」
ミセ*゚ー゚)リ(誰だっけ)
('、`;川「あぁっ、その節は本当にすみませんでした…!!」
ζ(゚、゚;ζ「いえ、気にしてないですし大丈夫ですよ」
('、`;川「私ほんとそういうの多くって…」
lw´‐ _‐ノv「おお、ペニ子久しぶり」
('、`*川「あっ、シュールさんお久しぶりです!全然事務課来ないからあまり会いませんでしたね」
lw´‐ _‐ノv「前はちょくちょく会ってたんだけどね。で、うちのデレ子に何かしたのかい」
ζ(゚、゚;ζ「いえ、大したことでは…」
287
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:48:10 ID:YRjwdq/c0
('、`;川「あう…すみません、その、私のミスで…出連さんを勝手に結婚させてしまって…」
lw´‐ _‐ノv
ミセ*゚ー゚)リ
('、`*川「さらに妊娠までさせてしまいまして……ほんとに申し訳ないです…」
ミセ*゚ー゚)リ「ニンシン」
lw´‐ _‐ノv「ニンジン」
ζ(゚、゚;ζ「い、伊藤さん何か誤解が産まれそうなので言い方を少し…」
('、`;川「う、産まれそうですか!?やっぱりですか!?」
ζ(゚、゚;ζ「ち、違います!そうではなくて!」
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃ…いやデレさん…」
lw´‐ _‐ノv「斎藤は捨てられてしまうのか…」
※説明して誤解は解けましたが、偶然通りかかったフォックスはシュールに生米ぶつけられました。
288
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:49:04 ID:YRjwdq/c0
『甘党』
/ ,' 3 `ヽ「お疲れさん…おお、新人君がおるの」
( ゚∋゚)「は、初めまして高橋クックルです」
( ´_ゝ`)「荒牧さん、嘱託になってから出勤日数減って会う機会減ったから初めてかー」
/ ,' 3 `ヽ「うんうん、若々しくて良いな」
(; ゚∋゚)(◯ットファーザーみたいだ…)
/ ,' 3 `ヽ「ほらこれ、食べんしゃい」
( ゚∋゚)「えっ?これ…」
/ ,' 3 `ヽ「割といいとこのシュークリームじゃ」
(*゚∋゚)「荒牧…さん…」
(;´_ゝ`)「えっそんな簡単に攻略できるの新人君!?甘いものちょっと与えただけで!??」
289
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:49:59 ID:YRjwdq/c0
『後輩2』
( ゚∋゚)「そういえば自分もそのうち出張に行ったりするんですか?」
( ´_ゝ`)「うーん、たまーにならあるかもだけど…今はだいぶ減ったからなぁ…」
( ^ν^)「昔結構ありましたよね」
( ´_ゝ`)「営業課に人が増えたからそっちに出張の仕事が回ってるんだよね」
( ゚∋゚)「出張って、面白そうですね」
( ^ν^)「仕事だけどな」
( ´_ゝ`)「いや、わかるよ。俺も出張の時テンション上がるからね。」
(*´_ゝ`)「前も静岡に出張した時、良さげな鰻屋さんに行って一人カウンターで鰻食べてまさにサラリーマン!って感じのことしたからね!しがないサラリーマンごっこした!」
( ゚∋゚)「ごっこも何も流石さん、サラリーマンじゃないですか…」
( ^ν^)「ごっこも何も兄者さん、 本当にしがないじゃないですか」
( ´_ゝ`)「俺の後輩達ほんと俺に厳しいなぁ」
290
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:51:18 ID:YRjwdq/c0
『贔屓』
ミセ;*゚ー゚)リ「すっ、すみません斎藤さん…!不注意で書類に飲み物こぼしてしまいました…!」
( ^ν^)「…あー……まぁ、やっちまったもんは仕方ねぇだろ。次から気をつけろよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「はい!すみませんでした…!」
( ^ν^)「いいから」
(-@∀@)「失礼しまーす!斎藤!ごめん、お前の領収書に飲み物こぼしちゃったわ!」
( ^ν^)「ココア飲んでんじゃねぇよハゲ」
(-@∀@)「ごめんて!わざわざ謝りにきたんだから同期のよしみで許して!」
( ^ν^)「さっさとシミ抜きして乾かせついでにお前のカビ生えた脳みそも乾かせ」
(-@∀@)「ひどくない!?」
291
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:54:37 ID:YRjwdq/c0
( ^ν^)「…高橋、ミスしたら誤魔化すんじゃなくてすぐ言え。早ければ早いほどフォローもしてやれるし、問題も小さくて済むから」
( ゚∋゚)「はい…申し訳ありませんでした」
爪'ー`)y- 「いやー、ミスして叱られんのって本当たるいよねぇ。叱られるくらいなら金払って何とか誤魔化すわ〜」
( ^ν^)「ああいう風になったら人間終わりだと思え。今世紀最大のクズだ。っつーか事務課入ってくんな空気清浄機ごときじゃお前の汚さ無くせねぇんだから」
爪'ー`)y- 「事務課は今年入ったのヤローだけかぁ。ねぇ、お姉ちゃんとか彼女とかいないの?紹介してよ」
( ゚∋゚)「…斎藤先輩って割と身内びいきですよね」
lw´‐ _‐ノv「それは確かにあるけど、同期が駄目すぎるのばかりだから余計に身内に優しく見えてしまうんだよ」
( ゚∋゚)「…可哀想ですね…」
292
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:56:21 ID:YRjwdq/c0
『ツンの春』
ζ(゚ー゚*ζ「お待たせしました、ニュッさん!」
( ^ν^)「別に待ってない」
ζ(゚ー゚*ζ「えへへ、猫カフェ楽しみですねぇ!」
( ^ν^)「…まーな。行くぞ」
ζ(゚、゚*ζ「あっニュッさん荷物くらい自分で持ちますよ!」
川
川 ゚ -゚)
ツーー川 ゚ -゚)ーーン
293
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 22:57:54 ID:YRjwdq/c0
川 ゚ -゚)「ツンです。今日は訳あってこんな格好してますがツンです。まぁ訳というのはニュッ畜生が可愛いマイシスターとデッデッデッデートをしやがるらしいので絶対何が何でも命をかけて邪魔してやろうと意気込んでいる次第です」
川 ゚ -゚)「毎度お馴染みスーパー腹話術で一人喋ってますがめちゃくちゃ寂しいです」
川 ゚ -゚)「猫カフェ私も行きたいし…毎日会社で一緒にいるんだから休みの日は私も遊んで欲しいし…何だし…」
川 ゚ -゚)「この格好で二人にバレないよう尾けます」
( ^ω^)「あ、あの、ちょっと…」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「ごめんなさい、先を急いでるので…」
( ^ω^)「あの、あの…!貴方のことが好きですお!付き合ってくださいお!」
川 ゚ -゚)
294
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:00:35 ID:YRjwdq/c0
川 ゚ -゚)(ええ〜!!)
( ^ω^)「一目惚れで、ずっと声かけたかったんですけど勇気が出なくて…」
川 ゚ -゚)(この格好の時に告白されるとかどんだけ!いやウィッグ付けても溢れ出る色気と美貌は隠せないから仕方ない!)
川 ゚ -゚)「あ、あの…すみません、ちょっとお手洗いに行きたくて…」
(;^ω^)「こっこれは失礼しましたお!どうぞどうぞ行ってくださいお!」
川 ゚ -゚)「いやー、ないない、ないってなにあれ、ないわー」
|W.C|
295
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:03:43 ID:YRjwdq/c0
ガチャ
ノパ⊿゚)
ツーーノパ⊿゚)ーーン
ノパ⊿゚)「限りなくゼロに近い良いところでニュッさんの邪魔をしたいが為に、ギリギリまでバレないよう変装道具をたくさん持っててよかったわ」
ノパ⊿゚)「我ながら惚れ惚れする…変装の麗人って呼ぼう、自分で」
( ^ω^)「あっ、おかえりなさいですお!」
ノパ⊿゚)
ノパ⊿゚)「あの」
( ^ω^)「はい!」
ノパ⊿゚)「もう一度お手洗いに」
( ^ω^)「大丈夫ですかお?お腹痛いなら病院一緒に行きますお」
ノパ⊿゚)「大丈夫です」
ノパ⊿゚)「えっ怖い怖い…」
296
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:07:24 ID:YRjwdq/c0
|W.C|
川д川「ふう…流石にさっきのはね、防御力低過ぎたわ。でもこれなら大丈夫大丈夫大丈夫」
( ^ω^)「おかえりなさいですお!」
川 ゚д川「何となくそんな予感はしてたけど何なのよアンタ!」
(;^ω^)「おっ!?僕、何か怒らせるようなことしましたかお?」
川#д川「変装の麗人と呼ばれる私の変装を瞬時に見抜いて良いのはデレだけなの!!」
(;^ω^)「ご、ごめんなさいお…そんなに凄い二つ名で呼ばれてるとは知らずに…」
川#д川「自分で呼んでるだけよ!ついさっきからね!!」
(;^ω^)「おー…よくわかんないけど、ごめんなさいお…」
297
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:08:18 ID:YRjwdq/c0
ξ#゚⊿゚)ξつ川川
ξ#゚⊿゚)ξ「これが本当の私よ!恐れいったか!!今まで貴様が会った女性は全て私の仮の姿!何でわかったのよもう!!」
( ^ω^)「多分…僕が貴方のこと好きだからですお」
ξ#゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
( ^ω^)「正確に言えば貴方の爪に一目惚れしたのがきっかけでしたお」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「爪?」
( ^ω^)「僕、皮膚科医なんですお。たくさんの人の爪を見てきたけど、貴方の爪ほど美しい爪を見たことありませんでしたお」
ξ゚⊿゚)ξ「私一応ネイリストだから…」
298
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:09:25 ID:YRjwdq/c0
( ^ω^)「そうなんですかお!でも、ジェルネイルじゃないんですお?」
ξ゚⊿゚)ξ「私も…私の妹も爪がそんなに強くなくて、ジェルネイル出来ないの。」
ξ゚⊿゚)ξ「きっとそういう女性はたくさんいるから、私はジェルネイルじゃないネイルを主にやってるわ」
ξ゚ー゚)ξ「…はじめてネイルしてあげた時、妹も喜んでたっけ」
( ^ω^)「素敵なお姉さんがいて、妹さんも幸せですお!」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ「さっきの返事ですけど」
(;^ω^)「おっ」
ξ゚⊿゚)ξ「……私、何よりも誰よりも妹が大事なの。自分より大事。すごく可愛くて本当毎日お風呂覗いて添い寝してほっぺたプニプニしたいくらい可愛いの」
( ^ω^)「後半は…後半は大丈夫なんですかお」
ξ゚⊿゚)ξ「いつも誰かと付き合っても、私の妹への愛を理解してもらえなくて別れてきたわ」
ξ゚⊿゚)ξ「もうそんな面倒ごとは嫌なの。…だから、ごめんなさい」
299
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:10:12 ID:YRjwdq/c0
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「僕は、全然良いですお」
ξ゚⊿゚)ξ「え?」
( ^ω^)「僕は爪から貴方の事を好きになりましたお。でも今少し話しただけでも面白くて、妹さん思いの素敵な人だってわかりましたお」
( ^ω^)「妹さんが何よりも誰よりも自分よりも大事で、大好きなのが貴方なんでしょう?」
( ^ω^)「僕は貴方の爪だけじゃなくて、貴方という人間を好きになりたいんですお」
( ^ω^)「僕は、妹さんを愛してる貴方ごと愛しますお!」
ξ゚⊿゚)ξ
300
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:11:00 ID:YRjwdq/c0
ξ゚⊿゚)ξ「な」
( ^ω^)「な?」
ξ*゚⊿゚)ξ「なにそれ…」
(;^ω^)「お、おかしいですかお…?」
ξ*゚⊿゚)ξ「…変なの。変な人。」
(;^ω^)「おー…」
ξ*゚⊿゚)ξ「変すぎるから、友達になってあげる!私は優しいから、友達から始めてあげるわ!」
( ^ω^)
(*^ω^)「おー!!」
ζ(゚ー゚*|「お姉ちゃん、良かったね…」
(^ν^|(ネコ見れなかったけど、代わりに今度からかうネタ見れたからいいか)
301
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:14:48 ID:YRjwdq/c0
『結婚式』
(´<_`;)「ヤダヤダヤダむりむりむり!」
∬´_ゝ`)「ワガママ言わないの、何歳よ」
(´<_` )「今年25だよ!」
( ´_ゝ`)「だいぶアウトだよ」
(´<_`;)「無理だって!結婚式っていっぱい人来るじゃん!しかも親族だから挨拶しまくらなきゃでしょ!?」
从 ゚∀从「会社の人とかも呼ぶから80人は来るかなー」
(´<_`;)「ほらー!無理だよ、もし出るのならダンボール被って出る!それが無理なら最悪ガスマスクつける!」
从 ゚∀从「妥協案のがひどいだと…」
( ´_ゝ`)「ガスマスクつけてる親族いたら会場パニックになるだろ…」
(´<_`;)「わかった、じゃあ兄者が俺のフリして出席すればいいんだ!ここでようやく役に立つ似た顔設定!」
从 ゚∀从「設定言うな」
( ´_ゝ`)「いや俺も親族兼会社関係者として出席するから」
(´<_` )「役に立たねぇ顔だな」
( ´_ゝ`)「お前自分で自分の顔に似てるって言ったくせにすげぇな…」
l从・∀・ノ!リ「もうしっぶい姉者達の時みたいに気絶させとくしかないのじゃ…」
302
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:17:08 ID:YRjwdq/c0
」
从 ゚∀从「兄者達の結婚式はどんなんだったの?」
(*´_ゝ`)「気になりますゥ?へへへ、写真あるんですよ〜見てください」
从 ゚∀从「おお、きしょい」
(*´_ゝ`)「聞こえないですゥ〜」
@@@
@ _、_@
(*,_ノ` ) (*´_ゝ`)
从 ゚∀从「……うん、本当、渋者ちゃんは、あの、おめかしすると更にお母さんに似るよね」
(*´_ゝ`)「いや〜結婚式でも話題でしたね、母者さんが2人いる!って」
从 ゚∀从「でしょうね」
303
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:18:22 ID:YRjwdq/c0
『結婚式2』
(´<_`;)「ああ…気絶から目を覚ましてしまった…人怖い人無理…トイレ行ったらまた気絶させてもらおう…」
(´<_` )「ん?」
ζ(゚ー゚*ζ、、、
・:*+..:+ζ(゚ー゚*ζ・:*+..:+
Σ>─(´<_`*)→「うぐっ」
(´<_`*)「か、可愛い…めちゃくちゃタイプだ…そして何よりうなじが美しい…」
(´<_`*)「声かけたい…かけれたら人見知りやってない…でもあんな好みのうなじ、今を逃したら次一生会えるかわからないし…」
ζ(゚ー゚*ζ、、、
ζ(゚ー゚*ζ「!」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんニュッさん!」
(´<_` )「お?」
304
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:19:09 ID:YRjwdq/c0
( ^ν^)「おい、走んな。あぶねーだろ」
ζ(゚ー゚*ζ「ごめんなさい!」
( ^ν^)「…お前、今日は絶っっっ対に酒飲むなよ」
ζ(゚、゚*ζ「えー、うー、姉者さんと課長からも何故かお願いされたから飲みませんよう…」
( ^ν^)「……今日飲まなかったら今度、酒付き合ってやるから」
ζ(゚ー゚*ζ「本当ですか!じゃあ今日は我慢します!」
(´<_` )「………」
( ´_ゝ`)「お、いたいた。弟者、そろそろ式始まるから渋ちゃんが気絶させるよって呼んで…弟者?」
(´<_` )「兄者、俺はもう駄目だこの世に絶望した…好みのうなじがあんな目付きの悪い男に…」
( ´_ゝ`)「好みのうなぎ?今日の料理にうなぎ出る予定だっけ?」
(´<_` )「もうこんなキラキラした場所にいたくない…引きこもりたい…ガスマスク持ってくる…」
(;´_ゝ`)「いやだから駄目だって!弟者?おと……渋ちゃーん!渋者!ちょっと早く弟者気絶させてー!!」
305
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:20:24 ID:YRjwdq/c0
.
ζ(゚ー゚*ζ「姉者さん、すっごく綺麗でしたね!」
( ^ν^)「あー、まぁな。……お前もウェディングドレスとか興味あんの?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうですね!女の子の憧れですからね」
( ^ν^)「ふーん」
ζ(゚ー゚*ζ「選ぶときはニュッさんが一番最初に見てくださいね」
( ^ν^)
( ^ν^)「それは」
ζ(゚ー゚*ζ「私、迷っちゃって絶対決められないので…。ニュッさんはそういうの迷わず決められそうですから」
( ^ν^)「そういう意味なそうな、そういうとこあるなお前はな、うん」
306
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:21:33 ID:YRjwdq/c0
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんは、結婚いつしたいとかありますか?」
( ^ν^)「あー…この間高岡課長と似たような話した」
ζ(゚、゚*ζ「そうなんですか?」
( ^ν^)「結婚はいつするかより、一緒に幸せになりたいって思うやつがいる事が大事だとか言ってたわ」
ζ(゚ー゚*ζ「素敵ですねぇ」
( ^ν^)「結婚な……確かにいつでもいいな」
( ^ν^)「お前さえよけりゃ」
ζ(゚、゚*ζ
( ^ν^)
( ^ν^)「忘れろ」
ζ(゚、゚*ζ「えっ」
( ^ν^)「忘れて」
307
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:24:06 ID:YRjwdq/c0
以上で番外編?終了になります。
書きたいと思ってたネタごちゃ混ぜだったのでだいぶ駆け足+まとまりがなくてすみません。
お粗末様でした!
308
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:36:54 ID:D.NMZxno0
エンダァアアアアアア
乙でした。面白かった
鶴クソワロタ
309
:
名無しさん
:2017/10/16(月) 23:47:43 ID:LEW7cBEU0
おつ
こいつら早く結婚しろ!!!
310
:
名無しさん
:2017/10/17(火) 01:40:06 ID:BasOu7vgO
ツン可愛い乙
友達からって事はそれ以上があるわけで
311
:
名無しさん
:2017/10/17(火) 10:17:56 ID:1uPHugZE0
乙、早く付き合えよ!
312
:
名無しさん
:2017/10/17(火) 17:39:45 ID:oz5dclO20
ニュッ畜生の語感良すぎ
313
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 00:39:48 ID:WjLUr.Rw0
乙!
すごくキュンときた
ブーンとツンの今後も気になる
314
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 01:03:34 ID:P8gM2s0c0
こりゃニュッデレがまごまごしてるうちに意外にもブンツンの方が先に結婚してしまいそうだな
315
:
名無しさん
:2017/12/10(日) 18:22:38 ID:3xUY596g0
クリスマス特別番外編というプレゼントは無いの?
316
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:43:45 ID:cpAU8PVY0
『恋する乙女』
lw´‐ _‐ノv「ニュッくん☆これ、やっといたよ☆」
( ^ν^)「……アリガトウゴザイマス」
lw´‐ _‐ノv「あっ、ニュッくん☆コーヒーどうぞ☆」
( ^ν^)「……アリガトウゴザイマス」
(; ゚∋゚)「な、何ですかあれ…」
( ´_ゝ`)「何だろうな…恐ろしい事が起きてるってことだけはわかる」
( ゚∋゚)「あんな高い声の森係長、初めて見ました…」
( ´_ゝ`)「恐ろしい通り越しておぞましい…斎藤は限界に近い」
317
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:44:20 ID:cpAU8PVY0
( ^ν^)「森係長、あまりくっつかないでください」
lw´‐ _‐ノv「もー☆照れてるのかな⁇かわうぃうぃー☆私はデレ子の視線も気にしないぞっ☆だってこの迸る熱い想いは止められない…そう、ニュッくん君のせいだぞ☆」
( ´_ゝ`)(とはいいつ出連さんがいない時を狙ってやってるよな…)
lw´‐ _‐ノv「ねっ☆ニュッくん、そろそろ良いでしょ?焦らさないで……」
lw´‐ _‐ノv「さっさとお父様の情報教えろ☆」
( ^ν^)「ゼッタイイヤ」
318
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:44:55 ID:cpAU8PVY0
lw´‐ _‐ノv「何だお前は!米か!米が欲しいのか!男ってすぐそうやって交渉の場に米を持ち出してくるわね!やだやだ!」
( ^ν^)「親父の事は諦めて別の恋に生きてください…」
lw´‐ _‐ノv「えっやだ聞いた?斎藤の口から『恋』なんて単語が出たけど…」
( ´_ゝ`)「聞きました、おぞましいですね」
( ゚∋゚)「変わり身が早い…」
( ^ν^)(早く昼休憩にならねぇかな…)
lw´‐ _‐ノv「情報教えるまでデレ子の所には行かせないぞ☆」
( ^ν^)「………………じゃあ、少しだけ教えます」
( ´_ゝ`)(苦渋の決断を……)
319
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:45:30 ID:cpAU8PVY0
( ^ν^)「斎藤ロマネスク」
( ^ν^)「歳は56」
( ^ν^)「猫派」
( ^ν^)「以上」
lw´‐ _‐ノv「すくないな!!米でいうと1合にも満たさない量だな!」
( ^ν^)「それ以外は俺もあんまり知らないんすよ」
lw´‐ _‐ノv「も〜ニュッくん次に期待☆」
( ^ν^)(親父早く別の人と再婚しねぇかな…)
320
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:46:13 ID:cpAU8PVY0
『乙女2』
ξ*゚⊿゚)ξ「あらニュッさん☆デレを送ってくれてありがとう☆」
( ^ν^)「おぞましいパート2」
ξ*゚⊿゚)ξ「えっやだあニュッさんたら☆今日はいつもより可愛らしいだなんて☆わかる?わかっちゃう?今日はブーンとデート☆☆☆だったの☆」
( ^ν^)「目が滑るから止めろ。お前はクローバーとかダイヤを語尾につける方が合ってる」
ξ゚⊿゚)ξ「おい誰がヒソカじゃ」
( ^ν^)「何、恋人(笑)と上手くいってんの」
ξ*゚⊿゚)ξ「そりゃあもうね!やる事やってるわよ!こっ恋人だからね!」
( ^ν^)「ふーん」
ξ*゚⊿゚)ξ「なんと、なんとね!」
ξ*゚⊿゚)ξ「今日、ふふふ…手を繋いじゃったわ!しかも恋人繋ぎよ!」
( ^ν^)
( ^ν^)(ああ、こいつこれでも一応あいつの姉だもんな…)
321
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:46:56 ID:cpAU8PVY0
ξ*゚⊿゚)ξ「も、もしかしたら年内に私の苗字変わっちゃうかもしれないわね…」
( ^ν^)「多分だけどそれはない。いや良い意味で」
ξ*゚⊿゚)ξ「もうニュッさんたらヤキモチ???やだぁ〜」
( ^ν^)「俺もやだわ。俺がやだわ」
ξ*゚⊿゚)ξ「大丈夫よ、私が結婚したらデレはニュッさんに」
( ^ν^)
ξ゚⊿゚)ξ「任せるわけないけどねぇぇえ!!たとえ苗字が変わろうと何しようと貴方に任せるのはまだまだまだまだまだまだ早いわ!!!」
( ^ν^)「お前はそういうやつだよ。知ってたわ」
ξ*゚⊿゚)ξ「ブーンはそんな私をあ、あ、ああ、愛してくれてるからね!なんならブーンと2人でデレを守るわ!」
( ^ν^)(敵が増えた…)
322
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:47:40 ID:cpAU8PVY0
『合コン』
川* ゚ 々゚)「素直くるうです、ミセリ先輩も可愛いですね」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、ありがとう…」
爪'ー`)y- 「うーん」
(*@∀@)「あっ、山川さん、素直さん、森係長、飲み物何にしますか?僕頼みますよ!」
lw´‐ _‐ノv「私は日本酒。そこのヤニクソにはなんか毒的なものをよろしく」
(*@∀@)「スピリタスで良いですかね!」
lw´‐ _‐ノv「わかってるじゃないか」
爪'ー`)y- 「ううーん」
( ^ν^)「帰って良い?」
爪'ー`)y- 「俺も同じこと思ってたよ、お前は残れ」
323
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:48:25 ID:cpAU8PVY0
( ^ν^)「てめぇがこのカオスなメンツで合コンなんざ開いた実行犯だろ、責任とって残ってスピリタス頭から被れ」
川* ゚ 々゚)「ニュッ先輩、今日はデレ先輩いないんですかぁ…?」
( ^ν^)「お前とあのヤニクソスピリタスが居るところにあいつは存在させない」
lw´‐ _‐ノv「あら、愛しのデレたんに手を出す輩からは僕が守るですって」
爪'ー`)y- 「ジェラシー(笑)」
( ^ν^)「そういう時だけ仲良くなるのやめてくれません?」
爪'ー`)y- 「ま、今日は無礼講ってことで」
( ^ν^)「お前が無礼じゃなかったことがかつてないわ」
lw´‐ _‐ノv「ほら飲みねぇ飲みねぇ」
(*@∀@)「わぁ、森係長直々に次いでもらえるなんてありがたい!あれ、でもこれスピリタス…」
324
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:49:09 ID:cpAU8PVY0
川 ゚ 々゚)「ミセリ先輩の好きなタイプ教えてくださぁい」
ミセ*゚ー゚)リ「え!」
ミセ*゚ー゚)リ「えっと、優しい人が好きかな。私だけに優しくて、顔は結構良くて、年収は自分より上の方が良いなぁ…包容力があって私を甘やかしてくれて、でもあんまり甘すぎないみたいな…」
川* ゚ 々゚)「ミセリ先輩可愛い〜チョロい〜不倫とかすぐしちゃいそぉ〜」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ?えっ??」
lw´‐ _‐ノv「ミセリくん、ゲスは良くないよ」
爪'ー`)y- 「相手家庭持ちだと別れる時面倒だよ」
(-@∀@)「不倫するくらいなら僕でどう…!?」
( ^ν^)「山川……」
ミセ;*゚ー゚)リ「えー!!何ですか何ですか皆さん!不倫なんて私しませんし!斎藤さん引かないで!」
(合コンというよりただの飲み会になりました)
325
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:49:54 ID:cpAU8PVY0
『言い間違い・冬』
( ゚∋゚)「12月ですね」
( ^ν^)「忙しくなるな」
( ゚∋゚)「師匠も走りますからね」
( ^ν^)「あ?」
( ゚∋゚)「え?」
( ^ν^)「…12月だな」
( ゚∋゚)「12月ですね」
( ^ν^)「師走だな」
( ゚∋゚)「師走ですね」
( ^ν^)「師匠が…?」
( ゚∋゚)「走る」
( ^ν^)「お前誰の弟子なんだ」
326
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:50:31 ID:cpAU8PVY0
『こたつ』
ζ(゚、゚*ζ「えっ!」
( ^ν^)「なんだよ」
ζ(゚、゚*ζ「い、いえごめんなさい…ニュッさんのお家にこたつが無いっていうのが衝撃的で…」
( ^ν^)「珍しくはねぇだろ」
ζ(゚、゚*ζ「お姉ちゃんがこたつ大好き人間で、それが普通になってました…」
ζ(゚、゚*ζ「お姉ちゃん、こたつ片付けると一週間位落ち込んじゃうんです…」
( ^ν^)(鬱陶しそう……)
327
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:51:17 ID:cpAU8PVY0
ζ(゚ー゚*ζ「あ!じゃあ今日の夜ご飯、うちで食べましょう!」
( ^ν^)「あ?」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんにこたつの良さ教えます!」
( ^ν^)「お、おう…」
( ^ν^)(別にこたつの良さを知らない訳では無いんだが)
( ^ν^)(まぁいいか)
lw´‐ _‐ノv「おうちデート…」
(;^ν^)そ ビクッ
lw´‐ _‐ノv「……」
(;^ν^)「……」
lw´‐ _‐ノv フッ「……頑張れ頑張れ(ハートマーク)」
三( ^ν^) 三lw´‐ _‐ノv ワー
ζ(゚ー゚*ζ(仲良いなぁ…)
328
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:52:02 ID:cpAU8PVY0
ζ(゚ー゚*ζ「ただいま〜。あ、今日お姉ちゃん遅い日なんですけど、すぐ帰ってきますので!」
( ^ν^)「…ジャマシマス」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさん!これがこたつですよ!」
( ^ν^)「見たことはあるわ」
ζ(゚ー゚*ζ「今ご飯の用意するんで、寛いでてくださいね!」
( ^ν^)「オカマイナク」
…( ^ν^)ノソ
( ^ν^)「…あー、こたつ良いな…」
( ^ν^)「ウチにもこたつ用意したらあいつ来るか…」
( ^ν^)
=◯)^ν^).',"
329
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:52:29 ID:cpAU8PVY0
ζ(゚ー゚*ζ「お鍋の用意出来ました!」
ζ(゚、゚*ζ「あれ、ニュッさんほっぺたどうしました?」
( ^ν^)「ナンデモナイデス」
( ^ν^)「…ちょっと待ておいコラ現行犯」
ζ(゚ー゚*ζ「?」
( ^ν^)「なんで鍋の用意で日本酒持ってんだお前は本当やめてください家でそれはまずいです」
ζ(゚ー゚*ζ「出連家ではお鍋といえばお酒です!」
( ^ν^)「ヤメテクダサイ」
330
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:53:02 ID:cpAU8PVY0
ξ゚⊿゚)ξ「ただい」
( ^ν^)つ【酒】⊂ζ(゚ー゚*ζ「あ、お姉ちゃんおかえりなさい!」
( ^ν^)(あ、これ俺死ぬな)
ξ゚⊿゚)ξバサッドサササゴトッ
ζ(゚、゚;ζ「お、お姉ちゃん!?大丈夫?鞄落ちたよ!」
ξ゚⊿゚)ξ「ニュッ貴様…」
( ^ν^)(ついに貴様呼びになった…)
331
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:53:45 ID:cpAU8PVY0
ξ゚⊿゚)ξ「何か言い残すことは」
( ^ν^)「妹の酒癖の悪さと酒好きをなんとかしろ」
ζ(゚、゚;ζ「お姉ちゃんどうしたの?今日はお姉ちゃんの好きなキムチ鍋だよ、一緒に食べよ?」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ*゚⊿゚)ξ「食べる食べる〜!もー、デレったら私の好きなものばっかり作ってくれちゃって☆本当私のこと大好きなんだから☆☆☆私も大好き!」
( ^ν^)「きもちわり」
ξ#゚⊿゚)ξ「キムチだけにってか!うまくないわよ全然!」
( ^ν^)「お前がな」
ξ#゚⊿゚)ξ「全くもう!隙を見せるとすぐデレを食べようとしやがってこのニュッ畜生は本当…今だってデレの腕なんか掴んで、私が帰ってこなかったらどうなってた事か…」
ξ゚⊿゚)ξ「でも今日は鍋を囲む仲。キムチ鍋の赤は血の赤じゃない…休戦しましょ、悪業はキムチに流してあげる」
( ^ν^)「お前どんだけキムチ鍋好きなんだよ…」
332
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:54:29 ID:cpAU8PVY0
『寝癖』
ニヤ*゚ー゚)リ「おはようございまーす!」
( ゚∋゚)「お、おはようございます」
( ´_ゝ`)「おはようございます」
( ^ν^)「…?おはようございます」
ζ(゚、゚*ζ「ど、どちら様ですか…」
ニヤ;*゚ー゚)リ「えっ!やだな!山川ですよ!山川ミセリ!」
(;´_ゝ`)「えっ!山川さんか!誰かと思った…」
(; ゚∋゚)「何か別人みたいですね…」
ニヤ*゚ー゚)リ「えー…今日寝癖酷かったからかなぁ…」
川´‐ _‐川「おはようございまー……どなた?」
ニヤ;*゚ー゚)リ「そちらこそ!?」
333
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:55:07 ID:cpAU8PVY0
『ギャップ』
(´・_ゝ・`)「失礼、高岡課長はいる?」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、お、お疲れ様です!課長は今席を外しておりまして…」
ミセ;*゚ー゚)リ(総務部の盛岡課長だ〜…ちょっと怖いんだよね…)
从 ゚∀从「おっ?盛岡だー!どしたの?」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、おかえりなさい課長」
(´・_ゝ・`)「おい高岡、こないだの飲み会の金そろそろ返しなさい」
从 ゚∀从「あ、忘れてた。すまんすまん」
334
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:55:46 ID:cpAU8PVY0
ミセ*゚ー゚)リ「課長、盛岡課長と仲がよろしいんですね…」
从 ゚∀从「そうだよ!俺たち同期でね!岡コンビと呼ばれていたくらいで」
(´・_ゝ・`)「それ呼んでたの、お前だけじゃないか」
从 ゚∀从「まぁまぁ。あっ、今日飲み行かない?」
(´・_ゝ・`)「今日はちょっとなぁ」
(´・_ゝ・`)「本屋さんに行きたいから」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ(ええ〜怖めな人が「本屋さん」って…さん付けって…可愛い…)
335
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:56:18 ID:cpAU8PVY0
『ギャップ2』
ミセ*゚ー゚)リ「ギャップ萌えってあるじゃない?」
ζ(゚ー゚*ζ「ギャップ萌え?」
ミセ*゚ー゚)リ「うん!」
ミセ*゚ー゚)リ「いつもシッカリしてる人がちょっとドジっちゃったりとか」
ζ(゚ー゚*ζ○◯(( ^ν^)「ドジッタ」)
ミセ*゚ー゚)リ「いつも強気な人がたまに見せる弱気な部分とか」
ζ(゚ー゚*ζ○◯(( ^ν^)「ヨワヨワ」)
ミセ*゚ー゚)リ「隙のない人の可愛い一面とか」
ζ(゚ー゚*ζ○◯(( ^ν^)「カワイイダロ」)
ミセ*゚ー゚)リ「そういうギャップって良いよねー」
ζ(゚ー゚*ζ「心配になるね」
ミセ;*゚ー゚)リ「!??」
336
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:56:55 ID:cpAU8PVY0
『ギャップ3』
( ゚∋゚)「ギャップ萌えってあるじゃないですか」
( ^ν^)「何だ突然…」
(*´_ゝ`)「ギャップ萌え良いよね!」
从 ゚∀从(兄者の奥さんは何してもギャップありそうだな…)
( ゚∋゚)「例えばいつもしっかりしてる人がちょっと天然だったりとか」
( ^ν^)
( ゚∋゚)「ネイルしたりキャピキャピしてる子が家庭的だったり」
( ^ν^)
( ゚∋゚)「清楚に見えて小悪魔みたいに振り回す子とか」
( ^ν^)
(*´_ゝ`)「良いね良いね!」
从 ゚∀从「どうした斎藤?」
( ^ν^)「心当たりが痛い」
337
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:57:30 ID:cpAU8PVY0
『イブ』
(-@∀@)「今日は何の日?フッフー」
爪'ー`)y- 「いや本当ありえねぇ」
(-@∀@)「今日は何の日?フッフー」
爪'ー`)y- 「あー、ありえねぇ畜生」
(-@∀@)「今日はなん」
爪'ー`)y- 「うるせえカス」
(-@∀@)「フォックスの斉藤野郎が会話してくれないからだろ!」
爪'ー`)y- 「何でお前と会話しなきゃなんねえんだよ」
(-@∀@)「僕と!お前が!飲んでるからだろ!!」
爪'ー`)y- 「もーあり得ないわぁ…何でイブにお前みたいなカス眼鏡と酒飲まなきゃなんねーんだよ…女とイチャつかせろよ…」
(-@∀@)「だってププッ、『イブは本命と過ごすからー♪』ってことごとく振られたんだろプ…仕方ないじゃないかプププッ」
爪'ー`)y- 「……」
(-@∀@)「あっちょっと無言でタバコ押し付けないで危な、危ないからねっ、フォックス野郎様」
338
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:58:12 ID:cpAU8PVY0
爪'ー`)y- 「つーかなんでサシなんだよ…女を誘えよこれだから素人童貞はカスなんだ」
(-@∀@)「今それ関係なくない!?みーんな予定有りでダメだったんですー!」
爪'ー`)y- 「あの馬鹿斎藤は?」
(-@∀@)「体調悪いって断られた」
爪'ー`)y- 「…本当にそうなのかねぇ…デレちゃんと性の6時間やってんじゃねぇの」
(-@∀@)
339
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:58:45 ID:cpAU8PVY0
(-@∀@)
(-@∀@) 】
(-@∀@) 】トゥルルントゥルルン♪トゥルルントゥルルン♪
(#@∀@)「絶ぇ対邪魔じでや゛る゛」
爪'ー`)y- 「お前のそういうクソみたいにイカれてるとこ、嫌いじゃないぜ!」
(-@∀@) 】<………はい
(-@∀@)「出た!おい斎藤今何してるよ!!?」
爪'ー`)y- 「ナニしてる?ナニしてる?」
(-@∀@) 】<…薬飲んで寝るとこ
(#@∀@)「き、き、き、キメセクだと…!?お前どんだけ上級な…」
(-@∀@) 】<……風邪。お前も気をつけろ。あとくたばれ。じゃあな ガチャ!
340
:
名無しさん
:2017/12/24(日) 23:59:17 ID:cpAU8PVY0
(-@∀@)「本当に具合悪かったみたい」
爪'ー`)y- 「みてぇだな」
爪'ー`)y- トゥルルン♪トゥルルン♪
爪'ー`)y- 「ん?」
爪'ー`)y】「はい」
爪'ー`)y】<…お前はメリークルシミマスしてろクズ。 ガチャ
爪'ー`)y- 「……」
(-@∀@)「……」
爪#'ー`)y- 「あいつ来年こそ絶対潰す」
(-@∀@)「また来年も同期会やるか!」
341
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 00:00:53 ID:HSA5AaMo0
『高熱』
( ^ν^)「山川」
ミセ*゚ー゚)リ「はい!」
( ^ν^)「この書類、ミスもないしよく出来てる。頑張ったな」
ミセ*゚ー゚)リ「は、はい…ありがとうございます!」
( ^ν^)「高橋」
( ゚∋゚)「はい」
( ^ν^)「電話の受け答えも良くなってきてるし、会社にも慣れてきたな。その調子で頑張れ」
( ゚∋゚)「!?…は、はい」
( ^ν^)「森係長、今日も良い米ですね」
lw´‐ _‐ノv「米を褒めれば良いと思ってるだろ…正解だよ!」
( ^ν^)「兄者さん、ネクタイカッコいいですね」
(;´_ゝ`)「えっえっありがとう…正直オチ的な感じで褒められないと思ってたけどありがとう」
ミセ;*゚ー゚)リ「ど、どうしたんですか斎藤さん…」
lw´‐ _‐ノv「わからん…とりあえず面白いからインスタ上げとこ」
342
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 00:01:27 ID:HSA5AaMo0
( ^ν^)「…」
ζ(゚、゚;ζ「…」
(;´_ゝ`)「斎藤、近くない…?」
( ゚∋゚)「セクハラじゃないですか?」
( ^ν^)「可愛いな」
( ^ν^)ノ"ζ(゚、゚;ζ「えっ、あ、ありがとうございます…」
(; ゚∋゚)「あれセクハラじゃないですか!?セクハラなんじゃないですか!!」
(;´_ゝ`)「いやそれ以前に雪…槍…隕石が降ってくるかもしれん!!」
343
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 00:02:05 ID:HSA5AaMo0
ζ(゚、゚*ζ「……」
( ^ν^)ノ⊂ζ(゚、゚*ζギュ
(;´_ゝ`)「クリスマスが起こした奇跡!?」
( ^ν^)「…何、手繋ぎたかったの?」
(;´_ゝ`)「誰アレ!!キャラ違いすぎて気持ち悪い!」
(; ゚∋゚)「セクハラですよね!?」
ミセ;*゚ー゚)リ「デレちゃん捻り潰しちゃダメだよ!」
lw´‐ _‐ノv「奇跡っていうか悲劇になるよ?」
ζ(゚、゚*ζ「…ニュッさん…お手々熱いです」
ミセ*゚ー゚)リ「え?」
(;´_ゝ`)「お?」
344
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 00:02:35 ID:HSA5AaMo0
( ^ν^)⊂ζ(゚、゚*ζピト
ζ(゚、゚;ζ「わぁ!凄い熱あるじゃないですか!早退してください!」
( ^ν^)「仕事あるし、お前いるし」
ζ(゚、゚;ζ「ニュッさんが今抱えてるお仕事、何か手伝えるのありますか?」
( ^ν^)「今持ってるのは俺しか出来ない…」
ζ(゚、゚*ζ「じゃあ尚更帰って早く治してください!ニュッさんが倒れちゃったら、誰もできる人いないんですよ」
ζ(゚ー゚*ζ「…お仕事終わったらお見舞い行きますから」
( ^ν^)「………わかった」
( ´_ゝ`)「斎藤、熱出るとデレるのか…」
lw´‐ _‐ノv「ずっと熱出してれば上手くいくのでは」
ζ(゚ー゚*ζ「サンタさんに『ニュッさんの健康』お願いしなきゃですね!」
(; ゚∋゚)「医者に頼んだ方がいいのでは…」
345
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 00:04:13 ID:HSA5AaMo0
クリスマス番外編でした。
日を跨いでしまった……。
皆さまどうぞハッピーなクリスマスをお過ごしください
本物の社畜はクルシミマスな月曜日を頑張ってください。
ありがとうございましたー
346
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 00:24:27 ID:Viy5SmnE0
最高のプレゼントだわ!
乙!
347
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 02:36:38 ID:76x7fjOo0
おつおつ
ニュッ君の同期組ほんと好き
348
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 08:05:39 ID:8sqWIYAc0
乙乙
349
:
名無しさん
:2017/12/25(月) 18:01:05 ID:apz7jWXo0
>>320
なんという乙女……
350
:
名無しさん
:2017/12/26(火) 03:55:04 ID:g4KSXTP60
ベリークルシミマスたがこのスレで元気でた
ロマとシューの進展に期待
351
:
名無しさん
:2017/12/26(火) 04:43:50 ID:p3iKbYxMO
あいかわらず可愛い奴らだな
乙!
352
:
名無しさん
:2017/12/26(火) 16:26:10 ID:S1MLJQ.20
乙!
みんな可愛いし会話のテンポ良すぎだし本当好き
353
:
名無しさん
:2018/02/09(金) 12:29:36 ID:svprdY3.0
更新来てたんか
嬉しい
354
:
名無しさん
:2018/10/12(金) 08:40:00 ID:HBput7VE0
おつつ!漫画見てからこのスレ読んだ!面白かったです!
355
:
名無しさん
:2018/10/14(日) 06:00:30 ID:Cu90LyPg0
たまに読み直したくなる
356
:
名無しさん
:2018/10/24(水) 15:56:30 ID:KQ8NmXaA0
わかる
357
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:01:39 ID:sGM7sWdM0
何でも受け止めるよ、という方のみご覧ください
しゃちくのようです 番外編
358
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:02:18 ID:sGM7sWdM0
『慣れました』
ミセ*゚ー゚)リ「入社して3年が経ちました」
ミセ*゚ー゚)リ「フレッシュマックスだった私も、今ではすっかり落ち着き穏やかな社員の1人」
ミセ*゚ー゚)リ「ふぅ…」
ミセ*゚ー゚)リ「ハヤクオウチニカエリタ〜〜イ」
lw´‐ _‐ノv「仕事に慣れてくると出るタイプの妖怪、ハヤクカエリタインだ!」
ミセ;*゚ー゚)リ「あ、声に出てましたね…すみません」
lw´‐ _‐ノv「まぁ仕事が片付き始めた午後はそうなる気持ち、わからんくはないがな」
ミセ*゚ー゚)リ「シューさんもですか…良かった…」
lw´‐ _‐ノv「みんな同じこと思ってるよ」
ミセ*゚ー゚)リ「…私思うんですよ、はたらく車がいるなら働かないミセリがいても良いんじゃないか、って…」
ミセ*゚ー゚)リ「これもみんな思ってそうですね」
lw´‐ _‐ノv「ふふ…」
ミセ*゚ー゚)リ「ふふ」
lw´‐ _‐ノv「それはわからん」
ミセ;*゚ー゚)リ「えー!!」
359
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:02:43 ID:sGM7sWdM0
『マスク』
( ゚≡ ゚)「おはようございます」
( ^ν^) ビクッ
( ^ν^)「…誰だ…」
( ゚≡ ゚)「高橋です」
( ^ν^)「風邪?」
( ゚≡ ゚)「ひきはじめだったので念のためマスクをと…」
( ^ν^)「………」
( ゚≡ ゚)「…言いたいことあるなら言って良いんですよ」
( ^ν^)「…小学校の給食当番思い出したわ…」
( ゚≡ ゚)「何故か家に小さい布マスクしかなかったんですよね…」
360
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:03:07 ID:sGM7sWdM0
『マスク2』
(’∋`)
(;^ν^)「どうした」
(’∋`)「…マスク付けてるの忘れて…飲み物を…飲みました…」
(;^ν^)「窓のとこにあるの、雑巾じゃなくて濡れたマスクかあれ」
(’∋`)「すっごいびしょびしょになりました…」
361
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:03:44 ID:sGM7sWdM0
『リップ音』
(*@∀@)「おーはーよーうっ!斎藤!!聞いてくれよ!!」
( ^ν^)「うるさい 離れろ おはよう」
(*@∀@)「俺モテ期来たかもしれない!!」
( ^ν^)「お前いつも敵だらけだろ」
(*@∀@)「もーうっ⭐︎『敵来た』じゃなくて『モテ期来た』な!!」
( ^ν^)「うっぜ…」
(*@∀@)「いやさあ〜通勤途中でさあ〜女の子とすれ違ったんだけどね??」
(*@∀@)「すれ違い様に投げキッスされちゃった〜〜〜!!」
( ^ν^)「それ舌打ちだよ」
362
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:04:12 ID:sGM7sWdM0
『茶話』
ζ(゚ー゚*ζ「最近美味しいお茶屋さんを見つけまして、ついたくさん買っちゃいました。給湯室に置いて置くので良ければ皆さんも飲んでください」
lw´‐ _‐ノv「日本茶が熱い!ってか」
ミセ*゚ー゚)リ「ほうじ茶美味しいよねぇ」
lw;´‐ _‐ノv「うっ、こ、これは…!」
ζ(゚、゚;ζ「!どうしましたかシューさん!アレルギーとかありましたかっ!?」
lw;´‐ _‐ノv「うっう…アレルギーは無いんだが……」
lw´‐ _‐ノv「玄米茶……!…私は…米は白米が良い……」
ミセ*゚ー゚)リ「そんな演歌の歌詞みたいな事言ってないで、デレちゃん驚かせた事謝りましょ?」
363
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:04:36 ID:sGM7sWdM0
『茶話2』
( ^ν^)「高橋はあんまり給湯室行かないな」
( ゚∋゚)「僕お茶とかより炭酸水のが好きなんですよね」
lw´‐ _‐ノv「若いモンな」
( ゚∋゚)「あれ欲しいな…ファミレスにあるドリンクバー的な機械…」
( ^ν^)「あれなぁ…」
lw´‐ _‐ノv「昔はあったんだけどね」
( ゚∋゚)「あったんですか!」
( ^ν^)「廃止されたんだよ、良くないことがあって」
( ゚∋゚)「あー掃除とか大変そうですもんね」
lw´‐ _‐ノv「いや就業中に色んなジュース混ぜてどれだけ美味しい飲み物生み出せるか実験する人がいたもんで」
( ゚∋゚)「小学校ですか?」
( ^ν^)「他人事みたく言ってるけどそれやってたの兄者さんと森係長だけでしたからね?」
364
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:05:14 ID:sGM7sWdM0
『茶話3』
( ゚∋゚)←炭酸水
( ^ν^)←急須でいれたお茶
从 ゚∀从←体脂肪が気になるあなたへ的なお茶
从 ゚∀从「なんだよ…」
lw´‐ _‐ノv「…」
从 ゚∀从「い、言いたいことがあるなら言えよう!30後半からガクッと来るんだからな!」
365
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:05:36 ID:sGM7sWdM0
『指』
lw´‐ _‐ノv「おーいミセ坊、ミセリくん」
ミセ*゚ー゚)リ「はい!」
lw´‐ _‐ノv∩「ロッカーの前に落ちてた指サック、ミセリくんのでは」
ミセ*゚ー゚)リ∩「あっ、私のです!ありがとうございます!」
ζ(゚ー゚*ζ「指サックってすぐ落としちゃうよね…」
( ´_ゝ`)「山川さん」
ミセ*゚ー゚)リ「はい!」
( ´_ゝ`)∩「これ廊下に落ちてたけど、山川さんの?」
ミセ;*゚ー゚)リ「ああっ!それも私の指サックです!ありがとうございます!」
( ゚∋゚)∩「山川先輩、指サック…」
( ^ν^)∩「山川…」
从 ゚∀从∩「山川さーん」
∩∩ミセ;*゚ー゚)リ∩∩「みんな落ちてる指サック=私のだと思ってますね!?そうなんですけども!ありがとうございます!」
lw´‐ _‐ノv「ミセ坊が落とし過ぎなんだよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「ぜ、全部の指に付けて一生外さなければ良いのかな…!?」
ζ(゚、゚;ζ「指紋認証出来なくなっちゃう!」
( ^ν^)「そこか?」
366
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:06:17 ID:sGM7sWdM0
『お昼ご飯』
ミセ*゚ー゚)リ(弊社はオフィス内で食べても、外出してもオッケーな社風)
ミセ*゚ー゚)リ(特に決まりはなく、皆各自好きなものを食べるシステム)
ミセ*゚ー゚)リ(だ)
ミセ*゚ー゚)リ(け)
ミセ*゚ー゚)リ(ど)
イカ#*゚ー゚)リ(キムチはダメでしょ〜〜!!!オフィス内キムチ臭すごいよ!?私が食べてるコッペパンもキムチ味かな?って思えてきたよ!?)
ミセ#*゚ー゚)リ「一体誰がこんな禁忌を冒してるの…」
( ゚∋゚/ ̄/ズルズル
ミセ*゚ー゚)リ「……」
( ゚∋゚/ ̄/「……すみません、どうしても新発売のキムチチーズラーメン食べたくて…」
ミセ*゚ー゚)リ「ダンボール被ってまで食べたかったんだね…全然意味ないけど…次からお外で食べな…」
( ゚∋゚/ ̄/ズルズル「はい…」
367
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:06:42 ID:sGM7sWdM0
『前髪』
〜( ゚∋゚) ̄^
( ^ν^)「……」
( ´_ゝ`)「……」
lw´‐ _‐ノv ジーーー「……」
(;´_ゝ`)「ねぇあれ高橋くんの前髪どうしたの!?毛先遊ばせすぎて疲れちゃったの!?」
( ^ν^)「寝癖…ですかね…」
lw´‐ _‐ノv「兄者聞いてきてよ、それ寝癖?って」
(;´_ゝ`)「嫌ですよ!寝癖じゃなくて渾身のオシャレだったら高橋くん立ち直れなくなりますよ!」
lw´‐ _‐ノv「じゃあ斎藤」
( ´_ゝ`)「そうだな、ここは若いもんに任せて」
( ^ν^)「言うて俺もう30ですよ、若くないです」
lw´‐ _‐ノv「何っ、斎藤がもう30!?うわぁ早いな」
( ´_ゝ`)「お前あんまり見た目変わらないからなぁ…」
( ^ν^)「お2人にそっくりそのまま返します」
(*´_ゝ`)「そうかぁ〜?確かに気持ちは若いままだけどな!」
<ハハハハハ!
〜( ゚∋゚) ̄^(なんかあっち盛り上がってるな…)
从; ゚∀从そ(高橋くん前髪どうしちゃったの!?)
368
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:07:11 ID:sGM7sWdM0
『電話ダンス』
ζ(゚ー゚*ζ(給湯室に行こう)
ζ(゚ー゚*ζ テクテク……
】<テルルルルルル
そζ(゚、゚;ζ(は!電話だ!取らなきゃ!)
ヽζ(゚、゚;ζ ゝバタバタ
ミセ*゚ー゚)リ】カチャ「はい、事務課でございます」
˚₊ パァァ ζ(゚ー゚*;ζ ˚₊(ミセリちゃん取ってくれた!良かった!)
ζ(゚ー゚*ζ テッテッテッ…
】<トルルルルル
そζ(゚、゚;ζ(別の電話だ!取らなきゃ!)
∟ζ(゚、゚;ζ ⊃アセアセ
( ゚∋゚)】「はい、事務課高橋です」
‧˚₊ζ(゚ー゚*ζ ˚₊(高橋くん取ってくれた!)
ζ(゚ー゚*ζ「!」
( ^ν^)「……」←一部始終見てた人
ζ(゚ー゚*ζ「…」
ζ(//〜//;*ζ「…見なかったことにしてください…」
(;*^ν^)「おう…」
369
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:07:36 ID:sGM7sWdM0
『足音』
タスタスタス
( ^ν^)「あ、総務の伊藤さん来るからあの書類渡してくれ」
( ゚∋゚)「え?あ、はい」
コンコン('、`*川「失礼しまーす」
( ゚∋゚)「ほ、本当だ!」
( ゚∋゚)「さっきなんで分かったんですか?」
( ^ν^)「何年もいると誰の足音かなんとなく覚えてしまう…」
(*゚ ∋゚)「すごい!」
370
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:07:56 ID:sGM7sWdM0
タタタ
( ゚∋゚)「あれは?」
( ^ν^)「山川」
ミセ*゚ー゚)リ「?呼びました?」
トタトタ
( ゚∋゚)「あれは?」
( ^ν^)「……デ…出連」
ζ(゚ー゚*ζ「?はーい!」
トタンテタントトン
( ゚∋゚)「あれは?」
( ^ν^)「スキップしてる兄者さん」
( ´_ゝ`)、「話聞いてたけど気持ち悪いな斎藤…」
( ^ν^)「社内でスキップしてる兄者さんも大概ですよ」
371
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:08:29 ID:sGM7sWdM0
『雨』
川 ゚ 々゚)「しつれーしまぁーす」
(-@∀@)「おやっ珍しいね営業課の素直さんっ!どうかした?領収書発行?」
川 ゚ 々゚)「うーんと、あのお」
川 ゚ 々゚)「くるう、今日残業なくてもう帰るんですけどぉ…朝日ヶ丘さんってもう帰りますかぁ?」
(-@∀@)「えっ」
(*@∀@)(えっ何何何これやっぱりモテ期じゃない?!えっこんな可愛い子が!?いいの?一緒に帰りませんか的な?やつ??ええ〜可愛い〜!!!)
(*@∀@)「これ片付けたらすぐ帰るよ!!!大丈夫、1分も待たせないから!」
川 ゚ 々゚)「ええー!」
(-@∀@)「えっ」
川 ゚ 々゚)「まだ帰らなくて良いですよぉ〜…今すっごい雨降りそうな天気でぇ、朝日ヶ丘さんてぇ、なんか雨男っぽいから同じ時間に帰らないでほしいなぁって〜」
(-@∀@)「えっ」
川 ゚ 々゚)「くるうがぁ、お家に帰るまで残業してくださいねっ!じゃ、お疲れ様でぇす」
(-@∀@)「……」
(*@∀@)「つまり帰宅を守るジェントルって思われてる!ってことだよね?!頼りになる男だと思われてんのかなぁ〜ていうか素直さんが無事家着く時間わかんないからしばらく帰れないけど、そういう小悪魔みたいなとこも可愛いなぁ〜」
372
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:09:05 ID:sGM7sWdM0
『眠気覚まし』
( ^ν^)(…眠い……眠気覚ましのガム切らしてんだよな…)
( ^ν^)「兄者さん、眠気覚ましのガムとかありますか」
( ´_ゝ`)「スルメならあるよ」
( ^ν^)「逆に何で?」
373
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:09:29 ID:sGM7sWdM0
『空腹』
( ゚∋゚) グウウウウ
(' ゚ ∋゚)(朝食べ損ねたからお腹すいた…)
( ゚∋゚)(全然集中出来ない……そうだ、飲み物たくさん飲んでタポタポにしよう!)
( ゚∋゚)ゞゴクゴクゴクゴク
( ゚∋゚)(うん、なんとか空腹を紛らわせられた気がする…)
( ゚∋゚)
"( ゚∋゚) "ソワックル
(; ゚∋゚)(今度は手洗いに行きたすぎて集中出来なくなった…)
374
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:09:54 ID:sGM7sWdM0
『高岡課長と盛岡課長』
从 ゚∀从「お疲れ〜盛岡〜」
(´・_ゝ・`)「なんだよ、疲れてるんだから絡むな」
从 ゚∀从「最近お前と飲みに行ってないから寂しいんじゃないかなって思ってさ」
(´・_ゝ・`)「気持ち悪いな…既婚者は早く帰って嫁さん安心させなさいよ」
从* ゚∀从「いやぁー!まぁね!可愛い奥さんがいるからね!確かに長居できないんだけどさ!」
(#´・_ゝ・`)「……」
从 ゚∀从「…総務は年末が忙しいって言ってたから、息抜き的なさー」
(´・_ゝ・`)「……」
(´・_ゝ・`)「お前は相変わらずだな…」
从 ゚∀从「部下の伊藤さんとかとは飲みに行かないの?」
(´・_ゝ・`)「昔行ったことあるけど…極力もう行きたく無いな…」
从 ゚∀从「えっ何で…もしかしてうちの部下と一緒で脱ぎ癖が…!?」
(´・_ゝ・`)「伊藤は酔うと『変な退職理由古今東西ゲーム』とかしだすんだよね…」
从 ゚∀从「人事って感じ…」
(´・_ゝ・`)「他部署の人にそういう話出来ないから溜まってるんだろうね。……ていうか脱ぐって何の話か部署的に突っ込んだ方がいいの?」
从 ゚∀从「ごめん忘れて」
375
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:10:17 ID:sGM7sWdM0
『親切』
ζ(゚ー゚*ζ「先日の話なんですけど」
( ^ν^)「ん」
ζ(゚ー゚*ζ「駅に、何か困ってる感じの女性がいまして」
( ^ν^)「おう」
ζ(゚ー゚*ζ「話を聞いたら、急ぎの用があるのにお財布を家に忘れてしまったらしくて」
( ^ν^)「おう…」
ζ(゚ー゚*ζ「1万円貸したら『絶対返します!』って走って行っちゃったんですよね。連絡先も何もわからないから返しようがないと思うんですけど、そそっかしい人もいるんですねぇ〜」
( ^ν^)「…お前ツボとか買う前に一回俺か姉に電話しろよ」
ζ(゚ー゚*ζ「?ツボ買う予定はないですけど…」
( ^ν^)「前にも露店でよくわからないポエム本高額で買わされそうになってただろ…」
ζ(゚ー゚*ζ「あ!あの時のお祭り楽しかったですねぇ」
( ^ν^)(…今ならあのサイコ姉の過保護っぷりがわかる…)
376
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:10:40 ID:sGM7sWdM0
『親切2』
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさん、聞いてください!」
( ^ν^)「お、おお」
ζ(゚ー゚*ζ「今朝ですね、駅にこの間のそそっかしい人がいたんです!」
( ^ν^)「捕まえたか?」
ζ(゚ー゚*ζ「向こうが私に気がついてくれました!」
ζ(゚ー゚*ζ「あの時は本当に急いでて連絡先も聞かなかったから、お金返すために駅で私を待っていたんだそうです!すっごい良い人ですよね」
(;^ν^)「その手の話で本当に返すやつは稀だからな…でも良かったな」
ζ(^ヮ^*ζ「はい!」
377
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:11:03 ID:sGM7sWdM0
『高岡課長と盛岡課長2』
なんだかんだで飲みに来ました
从 ゚∀从「総務の子たち、どう?伊藤さんとかは優秀そうだよね」
(´・_ゝ・`)「…こないだからやけに伊藤のこと気にするね。なんか噂でも聞いた?」
从; ゚∀从「うっ…実は聞いた…」
(´・_ゝ・`)「僕はもう若くないんだから、そういう噂は伊藤に失礼でしょ」
从 ゚∀从「すまん…」
(´・_ゝ・`)「伊藤はなんていうか…変わった子だよ」
从 ゚∀从「そうなの?見えないけど」
(´・_ゝ・`)「例えば…」
378
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:11:31 ID:sGM7sWdM0
(´・_ゝ・`)「伊藤さん、あの書類出来た?」
('、`*川「あっ、はい」
 ̄\\('、`*川 スッ
(;´・_ゝ・`)「!?」
(;´・_ゝ)//ー\\('、`*川ドーゾ
(;´・_ゝ・`)(書類渡すの下手すぎて証書授与式みたいになってる…!)
379
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:12:12 ID:sGM7sWdM0
(´・_ゝ・`)「専務に挨拶する時はしっかり目を見てするんだよ」
('、`*川「はぁい」
ジーーーーー('、`*川「おはようございます」
( ゚д゚ )「おっ、おはよう…」
ジーーーーー('、`*川「専務、お茶です」
( ゚д゚ )「あ、ありがとう」
ジーーーーー('、`*川「専務、お茶熱くないですか?」
( ゚д゚ )「あつくないよ…」
(; ゚д゚ )「……」
( ゚д゚ ;)「も、もう失礼するよ」
ジーーーーー('、`*川「あ、はい」
(; ゚д゚ )「あの子なに?どこから見ても目が合う絵みたいな…なんか怖いよ!?」
(´・_ゝ・`)「……」
('、`*川「専務の方から目を合わせなくなったんですけど、大丈夫ですか?」
(´・_ゝ・`)「いやあ…」
380
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:12:35 ID:sGM7sWdM0
〜〜〜〜〜
(´・_ゝ・`)「って感じで…」
从 ゚∀从「はは、可愛いね」
(´・_ゝ・`)「可愛い…いや、うん、まあ…」
从 ゚∀从(さっきはあんな風に言ってたけどだいぶ気に入ってるんじゃないのかなぁ…)
381
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:13:03 ID:sGM7sWdM0
『連想』
ミセ*゚ー゚)リ】「ヤマオカ様、はい、しばらくお待ちください」
ミセ*゚ー゚)リ】(ラーメン食べたいな…)
ミセ*゚ー゚)リ】「課長ー、山岡様からお電話です」
从 ゚∀从「はーい」
】<テルルルル
ミセ*゚ー゚)リ】「はい、事務課でございます」
ミセ*゚ー゚)リ】「あ、イナニワ様。お世話になっております」
ミセ*゚ー゚)リ】(うどん食べたいな…)
ミセ*゚ー゚)リ】「少々お待ちください」
ミセ*゚ー゚)リ】「流石さん、うどん様からお電話です」
( ´_ゝ`)「はー…い……」
( ^ν^)(うどん様?)
ζ(゚ー゚*ζ(うどん様?)
( ゚∋゚)(うどん様?)
(;´_ゝ`)】オセワニナッテオリマスー(あっ、イナニワ様か!あぶねーいつぞや助けたうどんから電話かかってきたのかと思った!)
382
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:13:26 ID:sGM7sWdM0
『可愛さ』
ミセ*゚ー゚)リ「昨日見てたドラマでさー、普段怖い人が可愛い一面を見せるって言うのがあったんだけどさ」
ミセ*゚ー゚)リ「斎藤さんはあんまり可愛いとことか無いよね、流石に」
ζ(゚ー゚*ζ「あるよ!ニュッさん可愛いなって思うことたくさんあるよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「えー本当に?想像できない…例えば?」
ζ(゚ー゚*ζ「〆が上手く描けなくてグルングルンって書いちゃう」
ミセ;*゚ー゚)リ「か、かわいい!」
ζ(゚ー゚*ζ「人からの可愛い付箋を捨てるのをちょっと躊躇っちゃう」
ミセ;*゚ー゚)リ「かわいい!」
ζ(゚ー゚*ζ「あとはね…」
ミセ;*゚ー゚)リ「なんか無限に出てきそう!ごめん!斎藤さんの可愛さを侮ってごめん!」
383
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:13:49 ID:sGM7sWdM0
『同期会』
(-@∀@)「えー、今日集まってもらったのには理由がある!」
( ^ν^)「帰って良い?」
(-@∀@)「ダメデス!貴重な同期会デス!!」
( ^ν^)「貴重ってなんだよお前とこいつとキチなやつしかいない会じゃねぇか」
爪'ー`)y- 「俺とこいつを一纏めにすんな、虫酸が〜走るよハ◯太郎〜」
( ^ν^)「勝手に名前出されるの迷惑なのだって言ってたぞ」
爪'ー`)y- 「まじかよ最低だなハム太郎」
(-@∀@)「お前なんかハメ太郎の癖に…」
384
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:14:09 ID:sGM7sWdM0
(#@∀@)「ていうかそんなことはどうでもいいんだ!良いか、今日呼んだのはなぁ!」
(#@∀@)「どうやったら僕に彼女が出来るか一緒に考えてください!!!!!」
爪'ー`)y- 「ごめん、協力はできません。今シンガポールにいます」
( ^ν^)「そのまま帰ってこなきゃ良いのに…」
(-@∀@)「やっぱり同じ会社の子とか狙い目だと思うんだよ、うちの会社可愛い子多いし。斎藤もあれだし」
( ^ν^)「俺はお前と何の関係も無いから、お前が何か起こしても今みたいに俺の名を出すなよ絶対に」
(-@∀@)「まずは会話をどうするかだよね、盛り上がるような話題選びが重要!」
( ^ν^)「1人でも充分話すじゃんお前…」
(-@∀@)「最寄駅が同じだとか出身地が一緒だと親近感湧くよね?」
爪'ー`)y- 「俺が女だったらお前に最寄駅がバレた時点で即引っ越す」
( ^ν^)「俺が女だったらお前と同郷ってことに耐えられねえ、村を焼く」
(-@∀@)「僕だってそんな過激的な女の子はお断りなんだけど?」
385
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:14:32 ID:sGM7sWdM0
『期限』
ミセ*゚ー゚)リ「課長ー、消火器の賞味期限が切れてるんですけどどうすればいいですか?」
从 ゚∀从
ミセ*゚ー゚)リ「?」
lw´‐ _‐ノv「山川のミセ氏は消火器を喰らうのか…」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ;*゚ー゚)リ「あっ!」
ミセ;*゚ー゚)リ「違います違います!賞味期限じゃなくて使用期限でした!!」
从 ゚∀从「びっくりしたぁ〜…」
( ゚∋゚)「山川さんならもしかして、と思ってしまいましたね…」
386
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:14:52 ID:sGM7sWdM0
『メモ』
lw´‐ _‐ノv「やぁペニ子、元気かい」
('、`*川「シューさんお疲れ様です!総務課に用事ですか?」
lw´‐ _‐ノv「総務課は確か…ああ、無いな」
('、`;川「なんですそのメモ…『各課のチョコレートメモ』…シューさんまさか手当たり次第チョコを配るんですか…!?」
lw´‐ _‐ノv「配る?ホワイ?そんなことして何になる?」
+('、`*川「シューさんも世間一般で言うところの結婚適齢期…数打ちゃ当たる婚カツ作戦ですね!」
lw´‐ _‐ノv「そんなことして何になる」
('、`*川「真顔やめてください…すみません…でも、じゃあなんで…」
lw´‐ _‐ノv「このメモはな…各課のモテ男が書いてある…」
('、`;川「各課の…モテ男…!?」
lw´‐ _‐ノv「そう、バレンタインで沢山のチョコを貰うであろうモテ男達…」
('、`;川「つ、つまり…」ゴクリ
lw´‐ _‐ノv「おこぼれを貰えそうなやつリストだ!!!各課に回りモテ男と交渉しているのさ!」
lw´‐ _‐ノv「私はなペニ子……米の次にチョコレートが好きなんだよ!!!!」
('、`;川「な、なんてハイエナ魂…!熱意が違う!」
387
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:15:20 ID:sGM7sWdM0
『2月』
(´・_ゝ・`)「なんか若者が浮き足立ってて鬱陶しいね」
('、`*川「盛岡課長の同期の、高岡課長もウキウキしてらっしゃいましたよ」
(´・_ゝ・`)「なんだあいつ」
('、`*川「まぁ仕方ないですよ、若いとイベント事が楽しくて仕方ないんでしょう」
(´・_ゝ・`)「伊藤くんも若いでしょ…」
('ー`*川「私はそういうイベント得意じゃないですから〜!」
(´・_ゝ・`)「…じゃあ社内バレンタイン禁止すればいいんじゃない?」
('、`*川「ええ…総務部が直々に禁止したらモテない奴のひがみって思われません?経理部の朝日ヶ丘さん筆頭に騒がれそうですけど」
(´・_ゝ・`)「やめとこうか」
('、`*川「あ、間を取って豆を配るならオッケーてことにします?」
(´・_ゝ・`)「何も間取れてないでしょ…」
388
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:16:20 ID:sGM7sWdM0
『2月14日』
(-@∀@)「あっ山川さんおはようちょこます」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ?あ、お、おはようございます…」
(-@∀@)「いやー今日はちょこっと暑いね」
ミセ*゚ー゚)リ「そ、そうですか…?」
(-@∀@)「あれ、山川さん元気ちょこない?無理ちょこしないでね」
ミセ;*゚ー゚)リ「……」
(-@∀@)「……」
ミセ;*゚ー゚)リ「…じゃ、じゃあ事務課に行くので…」
(-@∀@)「山川さん!!」
ミセ;*゚ー゚)リ「ひゃいっ!」
(-@∀@) スゥゥゥゥ…
(-@∀@)「チョコレートくださぁぁぁいい…!!」
(-@∀@)「もうチョコならなんでも良い、なんならチョコ風味とかでもいい、贅沢は言わない、チョコの匂い付き消しゴムでも良い、もうゴミでも良い、恵んでくださいぃぃぃ」
ミセ;*゚ー゚)リ「う、うわあ!朝日ヶ丘さんがゾンビみたいにまとわりついてくる!」
389
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:16:40 ID:sGM7sWdM0
爪'ー`)y- 「何やってんだアホ」ジュッ
(;@∀@)「あっつ!!!タバコ押し付けた!!?」
爪'ー`)y- 「大丈夫?」
ミセ;*゚ー゚)リ「は、はい……あの、何で手握って…」
爪'ー`)y- 「いやー、このアホには無くても俺には有るかなーって。チョコレート以外にも受け取るよいってぇ!」
( ^ν^)「何やってんだカスクズゴミコンビ、語呂もガラも悪いな」
爪#'ー`)y- 「お前にガラの悪さを言われたくねーわ」
ミセ;*゚ー゚)リ(何だかんだ助けてくれるよなぁ斎藤さん…)
(;-@∀@)「なんだよ斎藤…お前は出連さんから貰えるんだろうから良いけどな、俺は
…俺たちはこうして自ら行かないと貰えないんだよ!!」
爪'ー`)y- 「おい『たち』っていうな、お前だけだ」
( ^ν^)「いいか山川、コイツらには菓子の包紙すらやる必要はない。やったが最後、ヤクザ並みに不条理な要求しだしてゾンビみたく付き纏ってくるぞ」
ミセ;*゚ー゚)リ「ヤクザゾンビ…怖いものと怖いものを足す小学生のような怖さの足し算!」
爪#'ー`)y- 「だから『ら』っていうな、コイツだけだっつーの!」
390
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:17:03 ID:sGM7sWdM0
『ゆるゆる』
从* ゚∀从「兄者ー、この資料作成俺がやるよ〜」
( ´_ゝ`)「どうしたんですか課長…ゆるっゆるの顔してますよ」
从* ゚∀从「へへえへへ、そう?いやぁへへへ」
( ´_ゝ`)「頭もゆるそう…」
从 ゚∀从「上司への悪口ゆるさんぞ」
( ´_ゝ`)「すみません…」
( ゚∋゚)「課長、何かいいことでもあったんですか?」
从* ゚∀从「実はね!!今日バレンタインだからさ、お、奥さんがチョコレート作ってくれるんだ!」
从* ゚∀从「今までもさぁくれてたんだけどね?市販のでさ〜いやそれも嬉しいけどね??ほら、し、新婚さんだからさ〜手作りしてくれるんだって〜!」
( ゚∋゚)(聞かなきゃ良かったな)
(;´_ゝ`)「う、羨ましくなんかないぞ!俺の嫁さんだってチョコレート作ってくれますよ!ちゃんと庭で栽培してるカカオから…!」
( ゚∋゚)「流石家の庭、森林か何かなんですか?」
( ´_ゝ`)「カカオ栽培するには色々な条件が合わないとダメらしいんだけど、何故かあの家は栽培出来てるんだよ…ちなみに義母さんの代から受け継がれしカカオの樹だ」
从 ゚∀从「あ、たぶん俺が貰うのもその手作りカカオからのチョコだわ」
( ゚∋゚)「そんなレアなチョコレートを貰える人間がこんな狭い範囲に2人もいるだと…」
391
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:17:23 ID:sGM7sWdM0
『義理?』
( ^ν^)「…ごちそーさま。今日の弁当も美味かった」
ゞζ(゚ー゚*ζ「お粗末さまです。ニュッさん!これどうぞ」
( ^ν^)「…なんだこれ」
ζ(゚ー゚*ζ「今日はバレンタインですよ」
( ^ν^)「あー……ワザワザドウモ。…そういや事務課のみんなに配ってたな、ご苦労なこって」
ζ(゚、゚*ζ「…」
( ^ν^)「…なんだよ」
ζ(゚、゚*ζ「もしかして義理チョコだと思ってますか?」
( ^ν^)
( ^ν^)「いや、そう、だろ」
ζ(゚、゚*ζ「……」
ζ(゚ー゚*ζ「ふふ」
(;^ν^) ビクッ
ζ(^ー^*ζ「ナイショですっ」
392
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:17:50 ID:sGM7sWdM0
『忌憚』
从 ゚∀从「みんな〜集まって〜」
lw´‐ _‐ノv「せんせー、デレ子とミセ坊は給湯室に行ってます」
从 ゚∀从「あ、そう?じゃあ後で伝えるとして…」
从 ゚∀从「なんか上からの提案で、部署内で『意見交換会議』なるものを開くことになったよ」
( ´_ゝ`)「なんですかそれ?」
从 ゚∀从「ハラスメントが蔓延る昨今、色んなことを恐れて中々部署ないで話が出来ないのでは?という上の謎の温情により、忌憚なき意見を言い合う会議をしてみてね☆ってさ」
从 ゚∀从「つきましては議題を決めようと思って」
( ゚∋゚)「どんな議題でも良いんですか?」
( ´_ゝ`)「好きなおにぎりの具についてとか?」
lw#´‐ _‐ノv「それならまず好きな米の銘柄についてだろ!」
( ゚∋゚)「議題を何にするかについてまず話し合いが必要ですね」
( ^ν^)/ハイ
从 ゚∀从「おっ!斎藤がこういうのに乗り気なの珍しいな」
( ^ν^)「バレンタインのお返しになにを返せば喜ぶかについて」
从 ゚∀从、「それは各自自分で悩まなきゃいけないやつだから却下」
393
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:18:13 ID:sGM7sWdM0
『報告』
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさん、今日仕事終わったら夜ご飯うちで食べませんか?お姉ちゃんが会いたいみたいで」
( ^ν^)「飯食いに行くのは良いが、あの姉が俺に会いたがるのは嫌な予感しかねぇな…」
ζ(^ー^*ζ「ふふ、お話したいことがあるんですって」
(;^ν^)「ただただ怖い」
394
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:18:39 ID:sGM7sWdM0
(゚A゚)「私、結婚します」
( ^ν^)「誰だお前」
ζ(゚、゚*ζ「お姉ちゃん、照れくさいからってまたそんな格好で…」
( ^ν^)「照れてんの?照れてこうなるの?」
(゚A゚ゝベリィ
ξ゚⊿゚)ξつ(゚)
ξ゚⊿゚)ξ「…ふう」
ξ゚⊿゚)ξ「私、幸せに…いえそうね、愛する人にイッショーイッショニイテクレヤって言われたんだもの、もう幸せな女なのよね…ふふ、ふへへ」
( ^ν^)「ずいぶん幸せそうだな(頭が)」
ζ(゚ー゚*ζ「私、お夕飯の準備してきますね」
( ^ν^)「オカマイナク」
395
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:19:03 ID:sGM7sWdM0
( ^ν^)「まぁ何だ、良かったじゃねーかオメデトーザイマス」
( ^ν^)(バレンタインの件についてしばかれるのかと思った)
ξ゚⊿゚)ξ「……私も結婚できると思ってなかったわ。一生守護霊並にデレを護るつもりだったから」
( ^ν^)「背後霊みたいな怖さはあるよお前は。大丈夫」
ξ゚⊿゚)ξ「何も大丈夫ちゃうわ。……でもデレも強い子だし、なんかー会社のー?人がー良い人たちみたいだしー?もー大丈夫かなぁー?ってー?」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ;⊿゚)ξ ポロ
ξつ⊿゚)ξ「……っあーやだやだ、寂しいけどね。お互い良い大人だからね、妹離れしないとね」
( ^ν^)「…別に無理して離れる必要ないだろ、あいつ寂しがりなとこあるし。結婚しても会えなくなるわけじゃないんだから」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ* ゚ー゚)ξ「ふふっ」
ξ*^ー^)ξ「ニュッさんがデレのことわかってるような口きくと本当ムカっ腹ね!」
( ^ν^)「台無しだよ」
396
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:19:38 ID:MHhAQi9Q0
ξ*゚⊿゚)ξ「でね、式挙げるのよ。身内だけの些細なやつだけど」
( ^ν^)「ふーん」
ξ*゚⊿゚)ξ「ニュッさんも来てくれない?」
( ^ν^)「は?身内だけなんだろ?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうよ、でも出連家は親戚もいなくて私とデレだけなのよ。対してブーンのおうちは絞り絞っても20人よ20人!めっちゃ大所帯なのよ」
ξ゚⊿゚)ξ「デレが心細いといけないし、お願い!ご祝儀もいらないから!引き出物にミキサーあげるから!」
( ^ν^)「ミキサーいらねえしご祝儀は普通に払う…特別なことは別にできないがそれで良いなら」
ξ*゚⊿゚)ξ「よっしゃー!興奮し過ぎて花嫁攫おうとか考えないようにね!」
( ^ν^)「ねーわ。ちなみにいつ?」
ξ゚⊿゚)ξ「再来月よ」
( ^ν^)「めちゃくちゃ急じゃねーか」
ξ*゚⊿゚)ξ「せっかくのハレの日だからね、無理言ってデレの誕生日に合わせたの!」
( ^ν^)「ん?」
ξ゚⊿゚)ξ「ん?」
( ^ν^)「誕生日?」
ξ゚⊿゚)ξ「誕生日……知らないの?」
( ^ν^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「…ちゃんとなんか用意しなさいよ」
( ^ν^)「ハイ…」
397
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:19:58 ID:MHhAQi9Q0
『欲』
( ^ν^)「あの…」
ζ(゚ー゚*ζ「はい!」
( ^ν^)「なんか欲しいものとか行きたい場所トカアリマスカ…」
ζ(゚ー゚*ζ「何でカタコトなんです…?行きたい場所…うーん」
ζ(゚ー゚*ζ「あ!ニュッさんのお家行きたいです!」
( ^ν^)
( ^ν^)「それは」
ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃん、式が終わったら新居に引っ越すから私も今の家引っ越そうと思ってまして…色んな間取りを見てみたくて!」
( ^ν^)「ソデスヨネ ソンナダロウトオモタヨ」
ζ(゚、゚;ζ「どうしたんですか?」
( ^ν^)「…片付けとかするから、終わったら」
ζ(゚ー゚*ζ「!はい!ありがとうございます、楽しみです!」
( ^ν^)(…引っ越しか…)
398
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:22:12 ID:MHhAQi9Q0
『イドウ』
川* ゚々゚)「あ、デレ先輩〜お疲れ様です〜」
ζ(゚ー゚*ζ「お疲れ様です、素直さん」
川* ゚々゚)「はぁん、相変わらず可愛いですね〜」
川 ゚ 々゚)「あ、そう言えば聞きましたよ〜ニュッ先輩大変ですねぇ〜」
ζ(゚ー゚*ζ「…え…?」
399
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:22:33 ID:MHhAQi9Q0
+++++++++
( ^ν^)「はぁ…どうすっかな…」
lw´‐ _‐ノv「ヤァ、其処な迷える社畜くんよ…」
( ^ν^)「……」
lw´‐ _‐ノv「私を崇めたまえ…!」
( ^ν^)「オツカレサマデシター」
lw´‐ _‐ノv「おうおう、この私をスルーするとは偉くなったな斎藤よ!ちょ、まっ、待って待って、早足でさらんといて!」
( ^ν^)「…俺忙しいんですけど森係長」
lw´‐ _‐ノv「まぁまぁ、先輩の話を聞くくらい時間取りたまえよ」
( ^ν^)「…………何すか」
lw´‐ _‐ノv「うむ、ズバリ貴様は今、デレ子の事で悩んでいる…そうだろう!」
( ^ν^)「!」
(;^ν^)「森係長…」
lw´‐ _‐ノv「良い良い、皆まで言うな、わかっている…」
lw´‐ _‐ノv「このスペシャルアドバイザーMORI☆にどどんと身をまかせなさい!」
( ^ν^)「本心は?」
lw´‐ _‐ノv「お父上との仲を取り持って欲しいな⭐︎」
( ^ν^)「お疲れ様でーす」
lw´‐ _‐ノv「待たれよ!」
400
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:22:57 ID:MHhAQi9Q0
ミセ*゚ー゚)リ「斎藤さんが転勤!??」
ζ(゚、゚*ζ「うん…」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ、斎藤さんに聞いたの?」
ζ(゚、゚*ζ「ううん、営業課の素直さんが…」
++++
川 ゚ 々゚)『くるぅ、聞いちゃったんです〜。転勤だってぇ…』
川 ゚ 々゚)『お2人遠距離になっちゃうから大変だけど付け込みやすいなぁ〜ってぇ』
++++
ミセ*゚ー゚)リ「すごい欲望に素直な子だよね」
ζ(゚、゚*ζ「素直さんはともかく、ニュッさん、最近何かに悩んでるような感じだったの」
ミセ*゚ー゚)リ「あ!私も見た!なんか沢山溜息ついてた…」
ミセ;*゚ー゚)リ「あ、で、でもまだわかんないよ!そうだ、斎藤さんに聞きにくいなら斎藤さんのこと知ってそうな人に聞いてみようよ!」
401
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:39:56 ID:XtOWLF/o0
(*@∀@)「やぁやぁ2人してどうしたの!えっ、僕に??聞きたいことがある??なーんでも答えるよ!何!?何が聞きたい?彼女は!いません!欲しいです!好きなタイプは女性!」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、すみません…朝日ヶ丘さんには3m離れて接しろって課内回覧回ってまして…」
(-@∀@)「課で!!??」
ミセ*゚ー゚)リ「すみません…満場一致で可決されました…」
(-@∀@)「だから最近人が遠かったのか…気のせいだと自分に言い聞かせてたよ…」
ζ(゚、゚*ζ「あの…すみません、それで…」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、そうだ!あの、斎藤さんなんですけど…」
(-@∀@)「あ、もう皆知ってるんだ?そうらしいよね!いやぁ僕としてはセーセーするね!!」
ζ(゚、゚*ζ「そう…ですか…」
ζ('ー`ζ ショボデレ
ミセ*゚ー゚)リ「空気読め眼鏡マジで割れろヒビ入れるぞ」
(-@∀@)「えっ?」
ミセ*゚ー゚)リ「なんでもないです、ありがとうございました!あっ、次から5mにしてもらうように言っておきます!」
(-@∀@)「えっ何で??眼鏡?眼鏡が反射して眩しいのかな?解決策だけでも教えてー!」
(-@∀@)「…行っちゃった…」
(*@∀@)「久々に女性と30秒以上話した…これはもう結婚フラグでは!?」
402
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:40:33 ID:XtOWLF/o0
ミセ*゚ー゚)リ「こ、こうなったら本人に聞こう!斎藤さんのことだからみんなに挨拶せずに行っちゃうかもだし!」
ζ(゚、゚*ζ「ソレハ…カナシイ…スゴクカナシイ…」
ミセ;*゚ー゚)リ「いけない、デレちゃんがショックのあまり片言で話し始めた!
( ^ν^)「え?俺異動なの?」
ミセ*゚ー゚)リ「惚けてもダメです!色んな人の証言取れてますよ!」
( ^ν^)「誰?」
ζ(゚、゚*ζ「素直さんと朝日ヶ丘さんです」
( ^ν^)「信用に足らないやつ選手権トップ3と2じゃん」
ミセ*゚ー゚)リ「で、でも斎藤さんって…」
403
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:40:56 ID:XtOWLF/o0
川 ゚ 々゚)「あっ、いたぁ〜」
ζ(゚、゚*ζ「素直さん」
川 ゚ 々゚)「ごめんなさい、くるう勘違いしてましたぁ」
川 ゚ 々゚)「異動なの、サイトウさんはサイトウさんでもぉ、」
爪'ー`)⊂川 ゚ 々゚)「こっちのサイトウさんでしたぁ〜」
ミセ*゚ー゚)リ「あ!」ζ(゚、゚*ζ
( ^ν^)「選手権トップ1じゃん」
川 ゚ 々゚)「くるう、斉藤先輩と書いて『クズ』って読んでたんで忘れてましたぁ」
爪'ー`)y- 「それ本人の目の前で言うのすごいね?」
ζ(゚、゚*ζ「よ」
( ^ν^)「よ?」
ζ(゚ー゚*ζ「良かったぁ〜…」
ミセ*゚ー゚)リ「良かったねー!」
爪'ー`)y- 「俺は貶されるために呼ばれたの?」
川 ゚ 々゚)「心置きなく異動してくださぁい」
404
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:41:18 ID:XtOWLF/o0
『家』
おうちにきました。
ζ(゚ー゚*ζ「わあ、ニュッさんのお家広いですね!」
( ^ν^)「ファミリータイプだからな、部屋数も多いけど古いぞ」
ζ(゚ー゚*ζ「あんまり見えませんね」
( ^ν^)「リノベーションしてあるらしい」
ζ(゚ー゚*ζ「すごく素敵なお家ですね!会社からあまり近くないですが、ニュッさんのおうち!って感じがとてもします」
( ^ν^)「…」
( ^ν^)つ「お茶」
ζ(゚ー゚*ζ「ありがとうございます!いただきます」
( ^ν^)「…この家は昔、俺が子供の時に家族で住んでた家なんだ。おふくろが亡くなって親父の田舎に引っ越したんだが、3人で住んでた思い出があって…」
( ^ν^)「就職でこっちに出てきた時、偶然空き家だったから勢いで借りた。家賃は高めだし部屋は余りまくってるけど」
ζ(゚ー゚*ζ「…そうだったんですね。なんかニュッさんらしくて良いなぁ」
405
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:42:00 ID:XtOWLF/o0
( ^ν^)「あの」
ζ(゚ー゚*ζ「はい」
( ^ν^)「…バレンタインのお返し」
ζ(゚、゚*ζ「あ!ありがとうございます、そっか昨日ホワイトデー…」
ζ(゚ー゚*ζ「可愛いキーホルダーと美味しそうなお菓子!」
( ^ν^)「……あと、」
( ^ν^)「家探してるのどうなった?」
ζ(゚、゚;ζ「それがあんまり見つからなくて…もうそろそろ見つけないといけないんですけどね」
406
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:42:32 ID:XtOWLF/o0
( ^ν^)「…」
( ^ν^)「う」
(;^ν^)「…」
(;^ν^)「…………もし良かったら……一緒にスミマセンカ」
ζ(゚、゚*ζ「…えっ?」
(;^ν^)「さっきも言ったが部屋も余ってるし家賃はいらないが気になるなら三分の一で構わないし…飲んだ時に酔った状態で1人の家に帰すのもアレというか…」
(;^ν^)「……」
( ^ν^)「……いや、単純に俺が放っておけないので…」
ζ(゚、゚*ζ「…」
ζ(゚ー゚*ζ「…私、この間ニュッさんが移動するって聞いて悲しくて…気付いたんです」
ζ(゚ー゚*ζ「私はニュッさんと居たいんだなって」
ζ(゚ー゚*ζ「……不束者ですがよろしくお願いします」
( ^ν^)「…こちらこそ」
407
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:42:59 ID:XtOWLF/o0
ζ(’ー`*ζ「お姉ちゃんびっくりしそう」
( ^ν^)「あー、もう荷造りしてあるか?」
ζ(゚ー゚*ζ「いえ、お姉ちゃんのも私のもまだ」
( ^ν^)「ミキサーは隠しておこう」
ζ(゚ー゚*ζ「?はい」
( ^ν^)「あとさっき異動が云々言ったがもしかしたら異動あるかもな」
ζ(゚、゚*ζ「えっ、何でですか!」
( ^ν^)「同じとこ住んでるってすぐバレるだろうから」
ζ(゚、゚*ζ「あっ…」
ζ(゚ー゚*ζ「…また色々ありそうな春が来ますね」
( ^ν^)「そうだな…もう慣れた」
ζ(゚ー゚*ζ「ふふ」
408
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:46:45 ID:XtOWLF/o0
以上で番外編終了です。
新型的なのはこの世界には無いものと思ってください。
社会人に限らず皆様大変な春かと思いますが、息抜きがてら読んでいただけたらと思います。
ありがとうございました
409
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 18:59:28 ID:0uiNFKYo0
マジか 乙です
410
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 19:27:17 ID:3jZwmrZg0
乙です、最初から読み直します
411
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 20:03:40 ID:gvxsQ5e20
乙!
変わらないこの感じ、好きだ〜
412
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 20:47:25 ID:rhJzwBgA0
乙、あらあらまあまあ
413
:
名無しさん
:2021/04/23(金) 21:07:49 ID:VT92GL3o0
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
414
:
名無しさん
:2021/07/19(月) 11:15:29 ID:DAzbboTs0
よかった
まさか来てるとは
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