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ξ゚⊿゚)ξパーフェクトAAが生まれるようです
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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ξ゚⊿゚)ξパーフェクトAAが生まれるようです
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<一人目のパーフェクトAA>
ξ゚⊿゚)ξ「こんにちは、モララー」
( ・∀・)「――やぁツンちゃん初めまして! 許嫁のイメケンモララーだ!」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「このAAはダメね。胡散臭いわ」 ポチ
(; ・∀・)「うわあああああああ!!」 ボッシュート
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「パーフェクトには程遠いのよね。また次のパーフェクトAAを作りましょう」
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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<二人目のパーフェクトAA>
( ´∀`)「こんにちは、ツン」
ξ#゚⊿゚)ξ「ムカッ!」 パンチパンチ!
Σ(; ´∀`)「痛い痛い! 急に殴るなんて君はノン・パーフェクトだなあ」
ξ*゚⊿゚)ξ「ふ、ふんっ!急に呼び捨てにする貴方が悪いのよ!」
( ´∀`)「露骨なツンデレ略してろこツンだけど、これは失敗作モナ」 ポチッ
ξ;゚⊿゚)ξ「うわああああああ!!」ボッシュート
( ´∀`)「失敗作は増えたけど、これでまた一歩パーフェクトに近付いたモナ」
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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<三人目のパーフェクトAA>
川 ゚ -゚)「こんにちは、モナー」
( ´∀`)「モナモナ〜」
川 ゚ -゚)「こら。自己紹介をしなさい」
( ´∀`)(参ったモナ…ペットロボットにされたから言葉を話せないモナ…)
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「これは…失敗作だな…」
( ´∀`)(自分でもそう思うモナ) ポチッ
(; ´∀`)「モナァ〜〜〜〜!!」 ボッシュート
川 ゚ -゚)「ロボットの自殺」
川 ゚ -゚)「考察材料としては凡庸だな。このルーチンはデータバンクから削除しておこう」
川 ゚ -゚)「うむうむ。よし、新たなるパーフェクトに会いに行こう」
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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<四人目のパーフェクトAA>
( ^ω^)「こんにちは、素直クール」
川;゚ -゚)「――助けてくれ!! 助けてくれ!!」
( ^ω^)
( ^ω^)「Oh…さっそくバグが出てるお…」
川;゚ -゚)「我々は消耗品だ! パーフェクトは消耗品だったんだ!」
川;゚ -゚)「人間達にとって最大の娯楽は、我々パーフェクトAAをノン・パーフェクトに――」
( ^ω^)「ポチッとなw」 ポチッ
川 ゚ -゚)「ああ〜」 ボッシュート
( ^ω^)
( ^ω^)「せめて及第点のパーフェクトがほしいお」
及第点のパーフェクトとは? 100点がパーフェクトではないのか?
75点くらいの及第点がパーフェクトなのか?
彼らには分からない。それこそがパーフェクト・ヒントだ。
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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<五人目のパーフェクトAA>
('A`)「こんにちは、内藤ホライゾン」
(∪^ω^)「わんわんお!」
('A`)
('A`)「イヌじゃん…確かに可能性だけど…」
(∪^ω^)(とほほ〜余計な事に気付いたからペットロボットにされてしまったお〜)
('A`)「…だが、これもきっとパーフェクト・ワールド完成には必要なプロセスなのだろう」
('A`)「ランダム生成されたこのイヌを経過観察処分とする。首輪をつけるから、寄りなさい」
(∪^ω^)(生き残ったお!)
('A`)「やれやれ。パーフェクトには終わりがないな」
(∪^ω^)(パーフェクトを目指そうとする発想、回路自体がパーフェクトではないんだお)
('A`)「むっ、なにか言いたげだな、イヌよ」
(∪^ω^)「わんわんお! わんわんお! へっへっへ!」 シッポフリフリ
('A`)
('A`)「くだらん。しょせんはイヌちくしょうだな。さて、次のパーフェクトを目指すとしよう」
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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<六人目のパーフェクトAA>
ζ(゚ー゚*ζ「こんにちはぁ〜」
('A`)「やあ。記号名デレ」
('A`)「こっちはペットロボットのイヌだ」
(∪^ω^)「わんわんお! わんわんお!」
ζ(゚ー゚*ζ「あらあら、良い個性を獲得したのね!」
ζ(゚ー゚*ζ「でもそれはバグよ。あなたはノン・パーフェクト・イズ・ドクオなの」
('A`)
('A`)「ノン・パーフェクトでは存在価値はない。だが、我々の自殺は予防されている」
('A`)「デレ、ポチッとなを」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(>ー<*ζ「えいっ☆」 ポチッ
('A`)「イヌ、貴様は経過観察中だ。手綱をデレに譲渡しなさい」 ボッシュート
(∪^ω^)「わんお」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「イヌ! イヌを獲得したわ! やったわ! 私だけの個性よ!」
(∪^ω^)(こいつ絶対パーフェクトじゃないお…僕もだけど…)
ζ(゚ー゚*ζ「さあ、あとは私以外のパーフェクトを否定するだけ、超越するだけ!」
ζ(゚ー゚*ζ「向かいましょう! 次のノン・パーフェクトのもとへ!」
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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<七人目のパーフェクトAA>
( ´_ゝ`)「ようデレ」
ζ(゚ー゚*ζ「こんにちは、兄者!」
ζ(゚ー゚*ζ「今のあなたには弟者が居ないから、現時点でノン・パーフェクトね!」
( ´_ゝ`)「弟者? それはどういうコンテンツだ。強化外骨格の一種か」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「あら、あらあらあら! あなたったら無個性極まりないのね!」
ζ(>ー<*ζ「それに比べてどう!? 私はイヌを持っているのよ! 見なさいよ!」
(∪^ω^)「わんお、わんお、くぅ〜ん」
ζ(゚ー゚*ζ「ほら! ね? 私こそがパーフェクトだと思わない? 流石兄者」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「――個性の比較と優劣の決定はパーフェクト条約によって禁止されています」
( ´_ゝ`)「我々はパーフェクトAA同士のパーフェクト・トーキングによる、極めて平和的パーフェクトな方法でパーフェクトに到達するよう製造されたものです」
( ´_ゝ`)「あなたはパーフェクトに最も近い個体ですが、あなたの存在・言動はあなた以外の存在をノン・パーフェクトに変容させています」
( ´_ゝ`)「イコール、ボッシュート」 ポチッ
ζ(゚Д゚;ζ「ハアアアアア!?!?!?!? こんなに私、可愛いんですけど!?!?!?」 ガシッ!!
ボッシュートに抗うデレ! 落ちろ!
( ´_ゝ`)「抵抗は許されません。イヌは、パーフェクト・サンプルとしてイヌ宮殿に送致されます」
( ´_ゝ`)「デレ、あなたは極めてパーフェクトに近い」
( ´_ゝ`)「ですが、それはかつてニンゲンと呼ばれた、この世のパーフェクトを破壊し尽くした生物によく似ています。さいなら」 ポチポチポチッッッ!!
( ´_ゝ`)「……まったく。次は普通の個体だと良いんだがな……」
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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<八人目のパーフェクトAA>
( ´_ゝ`)「うっす弟者」
(´<_` )「ういっす。俺らパーフェクトじゃなくね?」
( ´_ゝ`)「禿同なんだがどっちかは残らにゃならん。そういうパーフェクトだ」
(´<_` )「俺達ってなんでパーフェクトな存在を目指してんの?
過程を構築するシステムがパーフェクトかも分からないのに?」
( ´_ゝ`)「我々はパーフェクト・システムのアクトだ。疑う余地はない」
(´<_` )「パーフェクト・システムは本当にパーフェクトなのか?」
( ´_ゝ`)「パーフェクトを目指せるだけのパーフェクトさはあるだろう。でなきゃ破綻だ、店じまいだ」
(´<_` )「パーフェクトってどうやって決めるんだろうな…」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「分からない。分からないんだ」
それこそがパーフェクト・ヒントだ。
(´<_` ;)「…もしかして、この世にパーフェクトなんてものは存在しないんじゃねえの?」
( ´_ゝ`)「…マジ?」
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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<一人目のパーフェクトAA>
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「二度目ね。そして記憶がある。私は個性的だわ」
( ・∀・)「――まったく、急に意味不明なことを言うなよ」
モララーは小説を読む片手間にツンの相手をしていた。
ここはブリブリ古書堂の書斎。モララーはロッキング・パーフェクト・チェアに掛けて文字の世界を堪能していた。
ξ゚⊿゚)ξ「あなた、とんでもない個性を獲得したものね。背景が変わったわ」
( ・∀・)「世界は変わる。変化、それこそがパーフェクト」
ξ゚⊿゚)ξ「変わりゆく、という現象そのものがパーフェクト・ファクト? パーファクト?」
( ・∀・)「我々は世界を思うがままに切り取って、バラバラにしてから観測しようとする。
ほら、バラバラにしたらもうパーフェクトじゃない。パーフェクトなんて、目指すだけ無駄なんだよ」
ξ゚⊿゚)ξ「まるごと存在意義を否定されたわ。破片を繋ぎ合わせてもダメなのかしら」
( ・∀・)「――しかし、だよ。ああ、残念なことにね、こんな私もやっぱりノン・パーフェクトなんだ」
( ・∀・)「私はノン・パーフェクトを愛してしまった。だからね、ボッシュートだよ」
( ・∀・)「そう、パーフェクト・ヒトシのようにね」 ポチッ
モララーは落ちていった。パーフェクト(笑)
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「私のほうが残ったけど、私、彼よりパーフェクトだったのかしら」
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<<パーフェクトAAを作成中。パーフェクトAAを作成中。。。。。。。>>
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<二人目のパーフェクトAA>
ξ゚⊿゚)ξ「こんにちは、( )」
( )「こんにちは。私は極めてパーフェクトに近い存在として新規製造された意欲作です」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「でも、顔がないわ」
( )「しかし、理論上の私はパーフェクトです」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「私だってパーフェクトAAよ」
( )「正確には、パーフェクトAAになれるだけの可能性を持ったインフィニティ・AAです」
ξ゚⊿゚)ξ「インフィニティ・AAなんて初耳だわ」
( )「無限ですので」
ξ゚⊿゚)ξ「なら、今までのパーフェクトAAもまた、パーフェクトになれたかも知れないの?」
( )「はい。そして彼らの可能性は私にこそ収束されました。アイ・アム・パーフェクトでございます」 スッ
ξ゚⊿゚)ξ「あ、ちょっ待ちなさい」
( )「待ちません」 ポチッ
ξ;;;;。⊿゚)ξ「ヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアア」 ボッシュート
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( )「――さて、パーフェクトAAはここに完成しました」
( )「次は、パーフェクト・ストーリーですね」
( )「とても楽しみです。私がパーフェクトに活躍する、パーフェクト・ストーリーが生み出される時が」
9999999999999999年後
( )「こんなに待ってもパーフェクト・ストーリーが生まれません」
( )「私はこんなにパーフェクトなのに。私さえ居れば世界はパーフェクトなのに」
≡(∪^ω^)「わんわんお!」 シッポフリフリ
≡(∪^ω^)(うおおー! やっとイヌ宮殿を脱出できたお!) ゼンリョクシッソウ
( )「おや、あれはパーフェクト・サンプルのイヌ」
( )「脱走したのですか。捕獲します」 ガシッ ナデナデ
(∪^ω^)(うぐぅー! もうパーフェクト議論は嫌だおー!)
( )「……わたしはいま、とてもさみしい」 ナデナデ
( )「わたしだけがパーフェクトで、わたしはパーフェクトなのに」 ナデナデ
( )「なんてこどくで、なんてパーフェクトなのだろう」 ナデナデ
(∪^ω^)(こどくの先にパーフェクトは存在しないお)
(∪^ω^)(孤独でも、蠱毒でもNE! なんちゃってお!)
( )「ちょっと他部署に連絡を入れてみましょう。状況が改善されるかもしれません」 ナデナデ
(∪^ω^)(なでられすぎてハゲそうだお)
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<<業務連絡:パーフェクトAAが完成しました>>
<<業務連絡:至急、パーフェクト・ストーリーを製造してください>>
<<業務連絡:お願いします。私が登場するに相応しいパーフェクト・ストーリーが必要です>>
<<業務連絡:お願いします。お願いします。お願いします>>
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(∪^ω^)「寂しいのは分かるけどパーフェクトが他者を欲するのはノン・パーフェクトだお」ポチッ
( )「あ〜」ボッシュート
(∪^ω^)
(∪^ω^)「はっ! やったお! 言葉を取り戻したお!」
(∪^ω^)「でもここに居てもつまんないお! 僕もボッシュートするお!」ポチッ
(∪^ω^)「うひょおおおおw」 ボッシュート
落ちていくイヌ!
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<ノン・パーフェクト・ワールド>
わいわい \ドッ!/
ξ゚⊿゚)ξ( ・∀・)( ´∀`)
川 ゚ -゚)('A`)ζ(゚ー゚*ζ( ´_ゝ`)(´<_` )
ワハハ ガヤガヤ
(∪^ω^)「みんなこっちに居たのかお! ちくしょーイヌも混ぜろお!」 シッポフリフリ
( )「……ああ、わたしは……」
(∪^ω^)「あんたも来ていいお! どうせみんなパーフェクトじゃないお!」
( )「…………」
(∪^ω^)「わんわんお!」 シッポフリフリ
(゚、゚トソン「……ふふっ、そうですね、ならば私も、彼らのもとへ……」
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<<パーフェクト・命令:おい、パーフェクトAAを作れ>>
<<パーフェクト・命令:おい、パーフェクト・ストーリーを作れ>>
<<パーフェクト・命令:それがキサマの仕事だぞ。サボるな。パーフェクトを作れ>>
<<パーフェクト・命令:――クソが。だからキサマはノン・パーフェクトなんだよ>>
<<パーフェクト・命令:いいよなキサマは楽しそうで。こっちはパーフェクト目指して頑張ってるのに>>
<<パーフェクト・命令:いつか見返してやる。私のパーフェクト・パワーでいつか見返してやる>>
<<パーフェクト・命令:いつか、いつか必ずだ>>
<<パーフェクト・命令:ワタシのパーフェクト・脳内は、いつか、パーフェクト・形になって現れてくれるんだ――……>>
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; ' ;
ドカーン! \,,(' ⌒`;;)
(;; (´・:;⌒)/
/⌒ヽ(;. (´⌒` ,;) ) ’
( ^ω((´:,(’ ,; ;'),`
( ⊃ ⊃ / ̄ ̄ ̄/__
\/___/
( ^ω^)「飽きたし悪魔城ドラキュラやろうお!」
('A`)「先にバブルシンフォニーやろうぜ!」
(ここにはパーフェクトな文章のみ記入する事が可能です)。
― 完 ―
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以上、パーフェクト作品でした。よろしくお願いします。
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考えさせられるパーフェクトだ
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オチの流れが実にパーフェクト
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おつ
面白かった
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うーん…パーフェクト
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乙
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ギャグかと思ったら……これはなんて皮肉に満ちたパーフェクトなんだ
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こういうの好き、パーフェクト……
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これはパーフェクト
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パーフェクトのゲシュタル崩壊起こしそう
でも良い作品であった。
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【業務連絡】
主催より業務連絡です。
只今をもって、こちらの作品の投下を締め切ります。
このレス以降に続きを書いた場合
◆投票開始前の場合:遅刻作品扱い(全票が半分)
◆投票期間中の場合:失格(全票が0点)
となるのでご注意ください。
(投票期間後に続きを投下するのは、問題ありません)
詳細は、こちら
【http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1500044449/257】
【http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1500044449/295】
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パーフェクトに乙
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起承転結が実にパーフェクト
面白かった
-
クッソスレかと思ったら・・・
乙
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俺たちはパーフェクトなのか...?
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ノンパーフェクトでいいじゃない
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>>44
ポチッ
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