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( ゚д゚ )魔法少女(笑)は夢の中で悪夢を狩り続けるようです
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☆第一話:突然の出会い!?今日から魔法少女なんて無理だよぉ!☆
( ゚д゚ )「俺の名前は御手洗ミルナ。年齢は27歳、どこにでも居るサラリーマンだ」
( ゚д゚ )「人と違う点を上げるとするならばやたら夢見が悪くてやたら夢を見る事かなっ」
( ゚д゚ )「………」
( ゚д゚ )(何言ってるんだろ俺……)
( ゚д゚ )(序盤でこんな自己紹介言うのはラノベのやれやれ系主人公だけだろ……)
( ゚д゚ )(しかも家に一人だぞ……こわい……一人で喋ってる……俺こわい……)
( ゚д゚ )(……………)
( ゚д゚ )(なんだこれ)
-
( ゚д゚ )「何か机の上に置いてあるな……」チラッ
( ゚д゚ )
( ゚д゚ )(なにこの血まみれのレシートみたいの)
( ゚д゚ )
(;゚д゚ )(………っっっこっわー………)
(;゚д゚ )(数秒置いて恐怖が来た!身に覚えのないのも怖い!何か事件性ありそうで怖い!)
(;゚д゚ )(えー……やだー……ちょっと乾いてるのが余計やだー……)
(;゚д゚ )(まず触りたくねぇ!素手で触りたくねぇ!それと指紋残したくねぇ!)
(;゚д゚ )(だからってこのまま放置するわけにもいかねぇしなぁ……どうすっぺ……)
(;゚д゚ )
(;゚д゚ )(ゴム手袋で使うか……)
( ゚д゚ )(確か台所にあったはずだから……)
カタカタ
( ゚д゚ )「あ?」
ボワンブシューーーーー!!
(;゚д゚ )「うおおおおおなんか赤い煙吹き出したあああああああ禍々しいいいいいいいいいい!!」
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モクモク
(;゚д゚ )「クソッ!何も見えねぇ!」
(;゚д゚ )「お願いだから鳴らないでくれ火災報知機!とりあえず換気を……」
「どっこいしょ――――――――!!!」
(;゚д゚ )「つ、次はなんだ!?」
「ふっふっふっふ……」
「呼ばれて飛び出て貴方の夢に向かいます!」
「安眠を愛し、安眠に愛された女!」
「睡眠、春眠、ノンレム睡眠」
「全ての眠りの生みの親ァ!!」
「そう、我こそはぁぁぁぁぁ!!」
川 ゚ 々゚)「サンシャイーンく、る、うー!」
川 ゚ 々゚)「いえええええええええええええい!!!」
( ゚д゚ )
( ゚д゚ )「すみません近所迷惑なので……」
川 ゚ 々゚)「ごめんなさい」
( ゚д゚ )「それと机から降りて」
川 ゚ 々゚)「あ、はい」スタッ
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( ゚д゚ )「あのなんすか急に現れて……手足長いし……」
川 ゚ 々゚)「ふっふっふ……よくぞ聞いてくれたなミルナ君……」
( ゚д゚ )「え……名前まで知られてる……どこから俺の個人情報が割れたんだ……」
川 ゚ 々゚)「情報については全てリサーチ済みなのさささ!」
川 ゚ 々゚)「おてあらいミルナ君!」
( ゚д゚ )「みたらいです……」
川 ゚ 々゚)
川 ゚ 々゚)「みたらいミルナ君!」
( ゚д゚ )(言い直してくれた)
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川 ゚ 々゚)「それでくるうがこのむさくるしい場所に来たわけだねねね!」
( ゚д゚ )「さり気なくdisられた」
川 ゚ 々゚)「それはー……ミルナ君の夢見に惹かれたからですすす」
(;゚д゚ )「いやまぁ確かに……自覚あるけどさ……」
川 ゚ 々゚)「くるうのレーダーが反応しておりますすす」
川 ゚ 々゚)「こう見えてくるうはバクの妖精さんなので」
( ゚д゚ )「コンピュータープログラムに潜む?」
川 ゚ 々゚)「それはバグです」
( ゚д゚ )「ドンメルが進化した?」
川 ゚ 々゚)「それはバクーダです」
( ゚д゚ )「二人の少年が漫画家を目指す?」
川 ゚ 々゚)「それはバクマンです」
川#゚ 々゚)「て言うかしつこい!ミルナ君はツッコミなんだからボケなくていーの!」
( ゚д゚ )「すまん。ツッコミもたまにはボケたい衝動に駆られるからな」
( ゚д゚ )「それでなんだっけ?」
川 ゚ 々゚)「んーと、ミルナ君の夢見に惹かれたってところまで話したかららら……」
川 ゚ 々゚)「ミルナ君が一番適正って事」
( ゚д゚ )「俺が?」
川 ゚ 々゚)「あい。それはもうすんばらしいくらい。スンバラリア星人」
-
川 ゚ 々゚)「……ここまで説明してくれたら分かるけど」
川 ゚ 々゚)「くるうと一緒に夢の中でナイトメアを倒してほしいの!」
( ゚д゚ )
( ゚д゚ )「え、何?」
川 ゚ 々゚)「くるうと一緒に夢の中でナイトメアを倒してほしいの!」
( ゚д゚ )「いや別に聞き逃したとかじゃないから」
(;゚д゚ )「後どっかで聞いたフレーズなんだけど」
川 ゚ 々゚)「ご存知ででで?」
(;゚д゚ )「椅子に座って円を囲みながらケーキ♪ケーキ♪って歌うやつ……」
川 ゚ 々゚)「そんなんじゃないよぉ」
(;゚д゚ )「近いものでもあるだろ」
川 ゚ 々゚)「うん」
(;゚д゚ )「ほらぁ!」
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川 ゚ 々゚)「寝たら強制的に戦う事になるんだけども」
(;゚д゚ )「俺の拒否権は!?」
川 ゚ 々゚)「ない」
(;゚д゚ )「夜ぐらい普通に寝かせてくれよ!」
川 ゚ 々゚)「あとーいくら夢の中とはいえー変身しないと駄目だからー」
(;゚д゚ )「しかも変身と来たよ!」
川 ゚ 々゚)「だって変身しないと夢の中なんてまともに動けないし」
(;゚д゚ )「あぁ……逃げる夢とかで動けないかスピードが出ないやつ」
川 ゚ 々゚)「それそれ」
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川 ゚ 々゚)「とりあえず、ナイトメアと戦う武器としてこれを渡しとくから」
(;゚д゚ )「ぜってぇなんかリボンとかよくわからん装飾が付いたステッキみたいなやつが来る!」
川 ゚ 々゚)「あい、マチェット」ゴトッ
( ゚д゚ )
( ゚д゚ )「えぇ……」
川 ゚ 々゚)「ミルナ君の言ったとおりリボンは付いてるかなななな」
( ゚д゚ )「申し訳程度ぉ……」
川 ゚ 々゚)「それじゃあ早速夢の中へレッツらゴーだよよ!おふとん敷いててて!」
( ゚д゚ )「夢も希望もないよぉ……どちらかと言えばフレディよりだろこんなん……」
川 ゚ 々゚)
川 ゚ 々゚)「もー仕方ないからくるうがおふんと敷くよー」ゴソゴソ バサァ
-
川 ゚ 々゚)「あい!ミルナ君ねんねの時間だよよよ!」
(;゚д゚ )「んな事いきなり言われても寝られるわけないだろ……」
川 ゚ 々゚)「じゃあくるうが子守唄歌ってあげるから」
川 ゚ 々゚)「あーこほんこほん」
川 ゚ 々゚)「ビーチ!ユーロ!消えろケチ遊泳!」
(;゚д゚ )「なんで選曲が恋のメガラバなんだよ!そんなんで寝られるわけが……」
( -д- )スヤァ
川 ゚ 々゚)「はやっ」
――――
――――――……
-
【夢の中】
( -д- )
( ゚д゚ )「んお」パチッ
川 ゚ 々゚)「おはようございますミルナ君」
( ゚д゚ )「おう……なんかお前縮んだか?」
川 ゚ 々゚)「これが夢の中のくるうの姿でありますゆえ」
( ゚д゚ )「なるほどな。つーか動きづらっ!」
川 ゚ 々゚)「先ほど言った通り変身しないとまともに動けないから早いところやった方がいよよよよ」
( ゚д゚ )「どうするんだ?」
川 ゚ 々゚)「お好きな様に」
(;゚д゚ )「一番困る返答が来たな……じ、じゃあへんしーん!」シュパーン
川 ゚ 々゚)(ふつう……)
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( ゚д゚ )キラキラキラリーン
+ξ゚⊿゚)ξ+シュパァン
ξ゚⊿゚)ξポンッポンッシュパァン
ξ゚⊿゚)ξポンッ
ξ゚⊿゚)ξテロテロテロテロ
デッデーデーξ゚⊿゚)ξデーデデデーン
ξ゚⊿゚)ξ「……なんか雑じゃね?」
川 ゚ 々゚)「くるうにはちゃんとプリキュアみたいな変身シーンが見えましたた」
川 ゚ 々゚)「それよりほら、変身した自分の姿を見ててて」
ξ゚⊿゚)ξ「お、おう」
ξ゚⊿゚)ξテカガミジー
ξ゚⊿゚)ξ
ξ;゚⊿゚)ξ「うおおおおうなんじゃこりゃあああああ!」
川*゚ 々゚)「ミルナ君かわあいー」
ξ;゚⊿゚)ξ「まつ毛長っ!肌白っ!声高っ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「しかもなんか着てる服もふりっふりだあああああもこもこパンツみたいなやつううう」
川*゚ 々゚)「パニエです」
ξ;゚⊿゚)ξ「それで武器マチェット!」
川*゚ 々゚)「うん」
ξ;゚⊿゚)ξ「サイコパスだよ!!」
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川 ゚ 々゚)「それよりもほら、ナイトメアを探さなきゃ」
ξ゚⊿゚)ξ「そうだな……あー踵高い靴とか履いた事ねぇよ……」
川 ゚ 々゚)「ミルナ君ガリ股はやめようね」
ξ゚⊿゚)ξ「……で、ナイトメアの特徴とかあるのか?」
川 ゚ 々゚)「その日によって姿形は変わるけどどど……大体はまっくろくろー」
ξ゚⊿゚)ξ「とりあえず黒いのを探せばいいんだな」
川 ゚ 々゚)「あい。でも夢の中は広いから時間かかるかもかも……」
ξ;゚⊿゚)ξ「うへぇまじか」
川 ゚ 々゚)「まぁ気楽にさがしましょー」
ξ;゚⊿゚)ξ「出来るだけ早く見つけたいんだけどな……」
(((( ・∀・)
ξ゚⊿゚)ξ
川 ゚ 々゚)
-
ξ゚⊿゚)ξ「なんか黒い服来たイケメンが歩いてるんだけど」
川 ゚ 々゚)「基本的この夢の中に人は居ないですすす」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「あれじゃね?」
川 ゚ 々゚)「多分……」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ聞いてみるか……すみませーん」
( ・∀・)「はい?」
ξ゚⊿゚)ξ「あのーお伺いしたいんですけどー」
ξ゚⊿゚)ξ「もしかしてナイトメアさんでしょうか?」
( ・∀・)「はい、俺がナイトメアのモララーです」
ξ゚⊿゚)ξ
川 ゚ 々゚)
ξ;゚⊿゚)ξσ「居たあああああああ!!」
川;゚ 々゚)「普通にそこらへん歩いてたたた!!」
(;・∀・)そ
-
ξ;゚⊿゚)ξ「な、なんだ!?いきなり切り捨て御免すればいいのか!?」
川;゚ 々゚)「う、うん!やっちゃててて!」
(;・∀・)「なんだこのサイコパス女!」
ξ;゚⊿゚)ξ「うるせぇうるせぇ!こちとら早く快適な安眠生活を送りたいんだよ!」
(;・∀・)「ハッ、もしかして貴様は夢ノ戦士(ドリーム・ウォーリア)!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「何それ!?肌がむず痒くなるワード使ってきたけどまさかコイツの攻撃か!?」
川 ゚ 々゚)「ただのネーミングセンスの問題だととと」
ξ;゚⊿゚)ξ「くっ……精神攻撃と言ったところか……」
川 ゚ 々゚)「ぶっちゃけ敵さん何もしてないけどねねね」
-
(;・∀・)「既に夢ノ戦士の適切者が居ただなんて……」
(;・∀・)「これはロマネスク様に伝えなければ……」
ξ゚⊿゚)ξ「何?ロマネスコ?」
(;・∀・)「しかしこのまま仕事をやる前に撤退するわけにもいかないしな……」ブツブツ
(;・∀・)「最近仕事量増えたしなぁ……ロマネスク様扱い悪いし……」ブツブツ
ξ゚⊿゚)ξ「なんかブツブツ言ってる」
川 ゚ 々゚)「かわいそうなナイトメアも居るんだね……」
(;・∀・)「うっせぇ聞こえてんだよバーカ!」
(;・∀・)「あぁもう腹立つ!お前らに悪夢を見さして眠れないようにしてやるんだからな!」
ξ゚⊿゚)ξ「おうコラ上等だコラ」
川 ゚ 々゚)「ぶっちゃけナイトメアがミルナ君の夢見の悪さの原因なんだけど」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ#゚⊿゚)ξ「おうコラァ!!ぶっ飛ばしてやろうじゃねぇかよ!!」
(;・∀・)「ヒィ!急に殺意が上がった!」
-
(;・∀・)「お、俺はナイトメアの一人!モララーだ!」
(;・∀・)「見せる悪夢は『ベッドの上の毛虫』!」
(;・∀・)「オラァ喰らえ!毛虫ビーム!」ドバー
ξ;゚⊿゚)ξそ「うおおおおお気持ち悪っ!」
川;゚ 々゚)「ミルナ君避けてっ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「言われなくても避けるわこんなん!」サッ
( ・∀・)「はっはっは!避けたとしてもビームが出る限り毛虫は増え続けるぞ!」
( ・∀・)「なーはっはっはっはー!」
(;・∀・)「アッ待って毛虫が僕の服にくっついてまって這い上がって来ないで!」
ξ;゚⊿゚)ξ「自分でも被弾してる!」
川;゚ 々゚)「っ!今がチャンス!」
-
川;゚ 々゚)「ミルナ君!必殺技を出すのよよよ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「え、どうするの?」
川;゚ 々゚)「マチェットの柄部分のボタンをおして!」
ξ゚⊿゚)ξ「これか?」ポチッ
( ・∀・)テーレッテレ バンッ
(;・∀・)「ええええええええええええ!?」ヒュー
ドサッ
ξ゚⊿゚)ξ
川 ゚ 々゚)「即席落とし穴になりますす」
ξ;゚⊿゚)ξ「マチェットの意味は!?」
川 ゚ 々゚)「これでナイトメアを倒せたねね」
ξ;゚⊿゚)ξ「話聞けよ!」
川 ゚ 々゚)「ぶっちゃけ飽きたとかそんなんじゃないない」
ξ;゚⊿゚)ξ「何が!?」
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ξ;゚⊿゚)ξ「えー……あの人が一番哀れだよ……」
ξ;゚⊿゚)ξ「毛虫にまみれた挙句奈落の底にボッシュートだよ……」
川 ゚ 々゚)「さてさて、初めての割にはなかなか上手くいったねミルナ君」
ξ;゚⊿゚)ξ「ほとんど落とし穴のおかげだけどな」
川 ゚ 々゚)「なんてったって必殺技だからねねね」
川 ゚ 々゚)「……でも、これでナイトメアを撲滅したわけじゃない……」
川 ゚ 々゚)「大魔王ロマネスクを倒さない限り人は悪夢を見続ける……」
川 ゚ 々゚)「それまで、共に戦おうね!」
ξ゚⊿゚)ξ「…………」
ξ゚ー゚)ξ「(納得いかないけど)おう!!」
――☆魔法少女、もとい夢ノ戦士ミルナ爆誕!
人々の眠りを守る為に戦い続けるのであった!
次回に続
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川 ゚ 々゚)「かないよ」
川 ゚ 々゚)「やあ、ようこそくるうのお部屋へ」
川 ゚ 々゚)「このブリ大根はサービスだから、まず食べて落ち着いて欲しい」
川 ゚ 々゚)「うん、『また』なんだ。済まない」
川 ゚ 々゚)「仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思ってない」
川 ゚ 々゚)「でも、このスレタイを見たとき、君はもっt」
川 ゚ 々゚)
川 ゚ 々゚)
川 ゚ 々゚)「あきた」
川 ゚ 々゚)
川 ゚ 々゚)「ハッピーエイプリルフール」
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タイトルでまさかと思ったらやっぱりか、乙
モララーが不憫でワロタ
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タイトルで察してたけどワロタ
乙
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マチェットにクッソフイタ
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乙!
相変わらずくるうちゃん可愛い
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ぶり大根用意してるくるうかわいい
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ほんとこの2人大好き
レンサイシテクダサイ
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