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[哲学]世界は5分前に「覚えていた」状態で突然出現した
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「過去→現在→未来」ってのは現在を軸にしてその前後を分別した際の名称でしかないよ
これを分かりやすく言い換えるなら、いわば距離のようなもの
今立っている場所から前の方向に何メートル、後ろの方向に何メートル、みたいなね
ただし、今立っている場所から前方1メートルにある地点が「1メートル移動した際の到達地点」であるとは限らない
だってそうでしょ、80センチ前進してから20センチ後退して、それから40センチ進むみたいな経緯を経て1メートル先に到達することもできるわけだ
その場合、延べ140センチの移動距離で1メートル先に到達したことになるよね
そうした移動距離と直線距離の違いを頭に置きつつ、話を時間に戻すよ
実はこれ時間にも同じことが言えるんだ
時間の流れが正の方向でも負の方向でも物理運動は矛盾なく完結するんだよ
まぁ数式にすればてっとり早く分かることなんだけど
・10km/h * 10h = 100km
・10km/h * (-10h) = -100km
これどっちも成立するでしょ
前方に100km移動するか、それとも後方に100km移動するかの違いしかないよね
で、その前方後方っていう分け方にも物理的な根拠なんてなくて
たまたま自分が向いている方向が前で、おしりを向けている方向が後ろというだけなんだよ
ちなみに前述した移動距離の例も混ぜ込むとこんな感じになる
10km/h * 8h-2h+4h = 100km
言葉で表すと、時速10キロメートルで動く物体が8時間移動した後、-2時間移動してから最後に4時間移動した
すると最終的に初期位置から100kmの距離に到達した
もう日常の感覚的には不自然極まりない内容だけど、物理的には何もおかしな点はないんだよね
覆水盆に返らずっていうことわざがあるけど、時間が負の方向に進んだら零れた水も盆に戻り得るわけだ
というわけで、「世界は5分前にできた」の「5分」ってのがそもそも曖昧極まりないとぼくは思うわけです
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