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[哲学]世界は5分前に「覚えていた」状態で突然出現した
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>>128
統括して結論を言うならば
「世界は5分前に生まれたという仮説が論破可能な状態で、世界は5分前に作られた（のかもしれない）」
というのが私の主張する自己矛盾。
その理由としては前レスにも書いたが
「実在/非実在」の区分を「まさに今の我々の認識」としているからだ。
まさに今、我々は「論破」という行為をどのように認識しているのか考えてほしい。
大雑把に言えば「ある論理によって、他の論理を打ち破る行為」だ。
つまり、論破という言葉はそういった意味の言葉として「実在」しているわけだ。
ヒトが胎生であるという論理、情報、記憶は我々の認識として実在しているわけであり
その論理に従って世界5分前仮説を論破することは可能だ。
これも前レスにて述べたが、例えば
「ヒトは胎生の生物であり時間をかけて生長するものであるのだから、世界は5分前に作られたのではない」
と、「実在している論理」に従って結論付けることは可能だ。
以前に夢の話をしたが
夢の中の世界では、夢の中の世界において認識されている論理によって論破は成り立つ。
この世界がもし仮に5分前に作られたものだとしても
5分前に作られたこの世界において認識されている論理（ヒトは胎生、など）によって
「ヒトが胎生ではないことを前提とした論理」を打ち破ることは可能であるというのが私の主張だ。
それは5分前に生まれたこの世界において
5分前に生まれた論理によって行われた
5分前に生まれた我々が今まさに「論破」として認識する
実在の論破となるのではなかろうか。
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