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Jリーグを語るスレ@新狼避難所

720名無し募集中。。。:2017/06/20(火) 13:06:00
柏を変えた育成哲学。アカデミー育ちが台頭…ようやく見出した「8+3」の最適なバランス
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170620-00010002-footballc-socc
J1戦線で暫定首位をキープする、柏レイソルの先発メンバーが異彩を放っている。
アカデミー出身の選手が実に8人を数える陣容は、Jリーグ全体でも稀有といっていい。
U-12からU-18までのアカデミー全体が
「自分たちがボールを保持する攻撃的なサッカー」というコンセプトで統一されたのが2010シーズン。
長い年月をかけて追い求めてきた「8+3」、先発11人のうちアカデミー出身者が8人を占める目標を成就させる中で、
最適のバランスを得た結果が今シーズンの快進撃につながっている。

●レイソルが長年追い求めた「8+3」

決して芳しくなかった開幕前の下馬評を鮮やかに覆し、
全日程の半分近くを消化したJ1の首位を走っている柏レイソルが、長く追い求めている数字がある。

それは「8+3」――。

先発メンバー11人のうち、3人の外国人選手を除く8人を、
柏レイソルU-18以下のアカデミー出身の選手で占めようという壮大なプランだ。
はっきりとした目標として掲げられたのは2010シーズンの後半。
U-15およびU-18のコーチや監督を歴任してきた吉田達磨(現ヴァンフォーレ甲府監督)が、アカデミーダイレクターに就任した年だ。
それまでは各カテゴリーを率いる指導者によって異なっていたコンセプトを、
吉田が標榜してきた「自分たちがボールを保持する攻撃的なサッカー」で統一。U-12からU-18まで強く、太い芯が通された。
2010シーズン当時のU-18の1年生には、ハリルジャパンに招集されたGK中村航輔、
前線のダイナモとしてポジションを確立した身長155cmのMF中川寛斗がいた。
さらに、U-15の最上級生にあたる中学3年生にはDF中谷進之介、2年生ではMF手塚康平がプレー。
翌2011シーズンには、茨城県竜ケ崎市の愛宕中学校でプレーしていたDF中山雄太も加わる。
ここまで名前を挙げた5人はいま、トップチームの先発メンバーに名前を連ねている。
2010シーズン当時すでにU-18を巣立っていたDF輪湖直樹、FW武富孝介も吉田の薫陶を色濃く受けている。
そこへU-15に入団した1997シーズンからレイソルひと筋でプレーするバンディエラで、
不動のキャプテンでもある32歳のMF大谷秀和を加えた8人は、
代表招集による離脱を除いて5月に入ってから一度も先発から外れていない。
今季をさかのぼれば、1‐2で苦杯をなめた3月10日の川崎フロンターレ戦で初めて「8+3」が実現した。
さらにさかのぼること1年。昨年3月19日のサガン鳥栖戦、電撃辞任したミルトン・メンデス前監督からバトンを引き継いだ
下平隆宏監督の就任2試合目で、実は「8+3」が達成されていた。
「クラブとして『8+3』を目指してきましたが、だからといって意図的にアカデミー出身の選手を使っているのではなく、
当然ですけれどもしっかりとした競争の中から、調子のいい選手が使われています」

●ターニングポイントは2010年。長期的視野に立った育成改革

競争の結果として「8+3」が現実のものとなったと力を込める下平監督は、
レイソルのターニングポイントとなった2010シーズンから、6年間にわたってU-18監督を務めていた。
当時のトップチームは名将ネルシーニョ(現ヴィッセル神戸監督)の下で、
J2からJ1へ昇格し、直後の2011シーズンには悲願のJ1制覇を達成。
翌2012シーズンは天皇杯、2013シーズンにはヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)を制した。
一方で、レイソル強化部が長期的視野に立ち、アカデミーを軸にしたチーム作りを進めてきたことがわかる。
2015シーズンには吉田がトップチームの監督に就任。ピラミッドの頂点に自らのコンセプトを浸透させ始めたが、
2ndステージの不振もあり、契約を1年残してチームを去ることになった。
後任のメンデス前監督は球際の激しい攻防と、縦に速いサッカーを標榜。
前任者と180度異なるスタイルでチームが混乱に陥ったことで、
開幕から3試合を終えた段階で指揮官交代に踏み切る緊急事態に至った。
ヘッドコーチから昇格する形で指揮を執った下平監督は、アカデミーから一貫されているコンセプトをトップチームでも継承。
同時にメンデス前監督が目指した、激しさや泥臭さも融合させた。
昨季も1stステージで5連勝を、それもすべて完封で達成するクラブ新記録を樹立。
2ndステージでも3連勝を2度マークしたが、今季とは全く異なると指揮官は苦笑する。
「昨年は僕自身も監督になってすぐで、何だかよくわからないというか、勢いで勝った感じも実際にありました。
今年はチームが着実に力をつけてきていると僕自身が実感していますし、
選手たちがやるべきことをしっかり整理していることが見てとれる。そういう積み上げは、去年と違ってあるのかなと」




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