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仮面ライダーイクタ 外伝『仮面ライダー鎧娘。'14』
1
:
nOTRcORru
:2014/06/02(月) 18:44:19
「仮面ライダーイクタ」及び「仮面ライダーイクタ MOVIE大戦2013」に触発されて外伝を書きます。
※新狼からの移転
※以前に投下した内容は一部を修正
378
:
nOTRcORru
:2014/11/15(土) 10:31:53
重月が前にかざしたサユミラーの前に、ピンク色の大きな壁が現れた
「あれ、何でしょうか?」
「わからないけど、下手に近付くと危ないかも……」
〝ハルナスパーキング!!!〟
クボドンはカッティングブレードを倒し、ハニー色のエネルギーを纏ったハルナハンマーを振った
ハルナハンマーから放たれたハニー色のエネルギーが、ピンク色の壁に命中する
「残念でした」
ハニー色のエネルギーは、まるで鏡の反射の様に跳ね返る
エネルギーはそのままクボドンに命中した
「きゃあっ!」
転倒するクボドン
「飯窪さん!」
「余所見しないの!」
〝サユミオーレ!!〟
ピンク色の壁が消え、無双セイバーにエネルギーが集まっていく
「今度こそ、決める!」
重月は無双セイバーを大きく振り、小田影に向けてピンク色のエネルギーの刃を飛ばした
379
:
nOTRcORru
:2014/11/15(土) 10:33:43
「きゃあっ!」
エネルギーの直撃を受けた小田影
踏ん張って転倒は免れたが
「え?」
小田影は変身解除され、小田の姿に戻る
そして、サクラロックシードは重月の元へ飛んで行った
「これで、2個か」
「そんな……私、負け?」
サクラアームズがダメージに耐えられなかったのだ
さらに、小田に悲劇が襲う
「ドライバーが……壊れた?」
重月の攻撃でカッティングブレードが破壊されていた
これでは二度と変身出来ない
「残念だけど、小田は失格よ」
「道重さん!」
クボドンが起き上がり、重月に詰め寄る
380
:
nOTRcORru
:2014/11/15(土) 10:34:37
「ひどいです! そんな言い方しなくても
「本当の事じゃない。小田も、フクちゃんも、負けたのよ。そもそもロックシードを取られたら、もうバトルに参加出来ない……でしょ!」
重月は突然、クボドンのお腹に手を伸ばす
狙いはドライバーに付いているハルナロックシードだ
「ひゃあっ!?」
反射的にお腹を引き逃れるクボドン
「どれだけ……どれだけ卑怯なんですか!?」
「争奪戦なのよ。手段はなんだって良いじゃない」
道重の言葉を聞き、拳を強く握りしめるクボドン
「わかりました。私は私のやり方で、あなたに勝ちます!」
「本気の飯窪が見られるの? それはそれで良いかも。でも、勝負は勝負だからね」
「はい」
クボドンと重月は、武器を構え睨み合う
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