【魔術】
《All the Colors of Darkness》Rank B
自らの影を具現化し、自在に操作する闇の魔術。
具現化された影はほぼ際限なく伸縮・変形が可能であり、物理的・魔術的な強度も極めて高い。
無数の鋭利な触手になって敵対者の肉を骨から削ぎ落したかと思いきや、背後から迫る攻撃を受け止める鉄壁のカーテンとなり、
鍵穴を暴いたりペンを掴むような芸当を見せる一方で、コンクリート塊を粉砕するほどの粗暴な威力を発揮する。
また影の利用法は戦闘だけではなく、全身を覆い尽くすことで他者に変装することも可能。
肌や眼の色、声質などまで真似することができるが、仕草の模倣については完全にマニュアルである。
『Knowledge of the Invisible Man』Rank D
────透明人間の心得、一言で言えば”存在に関する事を隠す魔術”である
まず存在を消したい物に筆で逆五芒星を描く。この時絵の具は自分の血が
原料でなくてはならない。その後一晩月の光に照らした後に自身の魔力を込める。
”対象物の選択した事”を所有者が魔力を込め続ける限りは隠す事が出来る。
なお、彼の魔力(才能)の低さの為に一度に隠せる物は一つの”物”の一つの”関連事項”である
【武装】
『魔筆──Transparent human skin』
透明な体毛を束ねて筆の形にした魔道具
この筆により彼は己の魔術を使用することができる。なお折られても再生する