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【学園都市TRPG】電脳神話デビチル!補遺

9カミラ ◆2OaXGIMc2E:2014/07/08(火) 02:13:54
>「爆弾…人近づいた時点で爆発するんすよね?
  ……鬼ごっこの最中にあるのわからんで近づいたり、民間人が間違って外出て引っかかったりするんじゃないっすか?
  それ。
  いや、そう言う危険の無いとこに仕掛けたっていうかも知んないけど、俺達わりかしどこでも入って行くからカミラと戦う前に爆弾起爆させてTHEENDになる可能性大じゃないか?」

>「それも含めて危険なゲームだから早くしなければやばいって事じゃないのかね?」

 あ〜、そういう細かな設定考えてませんでしたねぇ。
 私の考えじゃそれを聞いた先輩達が怒って即戦闘開始になる展開しかなかったんでぇ。

>「このアホおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!ヴぁあああああくだんまああああああああああああああああ!!」

 そうそう、こんな風……に!?

 トム先輩の叫びと共に撃ち出された弾丸は私の身体に容赦なく叩きつけられる。
 言葉を発することすら許されず、身体に一発受ける度に衝撃と共に後ろへよろめく。
 それを数度繰り返し、私は壁に貼り付けにされ、そして倒れた。

 瞬間的にDLした防弾チョッキは身に纏う状態で送られてきたので致命傷はなんとか防げた。
 しかし、衝撃を完璧に殺すことは出来なかった。
 肋骨の何本かには亀裂が入り、内臓にも多大なダメージを与えていた。だが……。

「うふ」

 私はもうすでに、そんなことはどうでも良かった。

「うふふふふふふふふふ、あは、あはははははははははははははは」
 笑いと共に口から血が溢れる。身体に走る痛みを意に介さずゆっくりと起き上がる。
 起き上がると同時に身体に変化が起こる、湾曲した角が現れ、鱗が走り、翼が生える。
 ああ、いけない、と思った時にはもう遅い。悪い方向にスイッチが入ってしまったのだ。

「Amazingですよトムせんぱぁい! 最高の宣戦布告をありがとうございまぁす!」

 両手に二本の軍刀をDLし、構える。
 
 今回はお話だけで済まそうと思ったけど、あぁこれは駄目です我慢できません!
 お腹が減ってきゅーきゅー鳴っている時に、ご馳走出されて我慢できます? 出来ないですよねぇ! そうですよねぇ!

「戦術赤熱!」

 私が叫ぶと持った軍刀の刀身が熱を帯び真赤に染まっていく。
 刀身の耐久ギリギリまで熱を与え、『焼く』と『切る』を同時に行う兵器とする。
 単純に攻撃力を上げるのみならず、これに切断された部位はもう二度とくっつける事が出来なくなる。

「こうなった責任取っちゃってくださいねぇ! IReally Like You! トムせんッぱぁああああい!」

 そう叫びながら私はトム先輩に飛び掛った。


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