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真島涼子「ハッピーターンの粉をちまちま舐めるんですよ」
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真島涼子「ハッピーターンの粉をちまちま舐めるんですよ」
パワポケ「なんで二回も?」
涼子「大事な事なので……あ、パワポケくん、どうぞ」ササッ
パワポケ「ありがとう。美味しいね」モグモグ
涼子「シズヤさんも」ススッ
シズヤ「うむ……うまいうまい」モグモグ
涼子「おせんべいに付いた粉を、慎重に舐めとっていくんです。だいたい一本で一日は持ちますよ」モグモグ
パワポケ「涼子ちゃん……サバイバルでもしてるの?」
涼子「違います。ダイエットです」
パワポケ「涼子ちゃんのダイエットって、実質サバイバルじゃないか……」
シズヤ「うむ。私なら、ハッピーターンは一袋で一時間の計算になるぞ?」パクッ
パワポケ「いや、それは逆に食べすぎ」
涼子「そうですよ。太りますよ」
シズヤ「私は太らんぞ」モグモグ
涼子「えーっ!?なんでですか!?」
シズヤ「……パワポケがそう願ったからな」ゴクンッ
パワポケ「たしかに、シズヤ、ラーメン食べてもお腹膨れてなかったなぁ」
涼子「パワポケくん、何か特別な力でもあるの!?」
パワポケ「俺が特別って言うより、シズヤが特別って感じだけど……」
涼子「今すぐ願って!私が太らないようにっ!」ユサユサ
パワポケ「あうあう」ガクンガクン
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興奮してきたな
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倉刈日出子「懐かしいわねぇ。私も貧乏な頃はよく食べてたなぁ」モグモグ
パワポケ「もしかして日出子ちゃんも、一日中ハッピーターンの粉をちまちま舐めてたり?」
日出子「しないわよそんな事。栄養失調で倒れちゃうじゃない」
シズヤ「うむ。至極真っ当な意見だな」モグモグ
パワポケ「まあ、いくら貧乏生活でも、そんな事する余裕はないか」
日出子「私が子供の頃はね、煮て食べてたの」
パワポケ「……煮て?」
シズヤ「ほう?」パクッ
日出子「うん。お湯に半分折ったハッピーターンと山菜を入れて、スープにして飲むの」
パワポケ「……それ、美味しいの?」
日出子「うーん、微妙だったかなぁ。でもね、とろみもあって、お腹は膨れたわよ?」
パワポケ「シズヤ、今度試してみる?」
シズヤ「むむむ……ハッピーターンは好きだが、美味しくないと言われた物をわざわざ食べたくはないぞ……」モグモグ
日出子「一袋27個入ってるから、工夫したら二ヶ月以上保つわよ?」
パワポケ「に、二ヶ月か……」
パワポケ(日出子ちゃんの苦労がうかがえる……)
日出子「あの、パワポケくん……今はそんな事してないからね?そんな顔しないでね?」
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浜野朱里「いい事を聞いたわね」モグモグ
パワポケ「やろうとしている奴がここにいた……」
シズヤ「生活水準がどんどん下がって来ておるな」モグモグ
朱里「いや、廃棄された弁当を食べるのに比べたら、安全面においてはかなり改良されてるじゃない」
パワポケ「ハッピーターンスープと廃棄弁当を天秤に掛けないでくれ……」
シズヤ「いい加減、素直にパワポケの施しを受ければ良いものを……」パクッ
朱里「ふんっ。あんた達に同情されるほど、あたしは落ちぶれちゃいないわよ」
パワポケ「じゃあ、もう弁当の差し入れしなくて良いな?」
朱里「そ……それは、こ、困る……かも」
パワポケ「ほらな。弁当だけじゃなくて、朱里さえ良ければ、ちょうどいい住み込み先だって紹介してやるぞ?」
朱里「そ、そっちはいいから!とにかく、これからもときどきで良いから私に食事を持ってくる事!」
パワポケ「遠慮してるのか、ワガママなのか、よくわからない奴だなぁ」
朱里「あんたの事を思って、レベルを下げてあげてるのよ。命の恩人なんだから、それくらいはしなさい」
パワポケ「だいたい、最初に助けたのは俺なのに……」ブツブツ
シズヤ(ふむ……パワポケ、そなたは気づいてないようだが、朱里が弁当を頼むのは、そなたと会いたいからであろう)モグモグ
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粉舐めすぎて胃炎になりそう
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武内華音「まあ、美味しいんじゃない?」モグモグ
パワポケ「…………」ケゲン
華音「その顔は何?あたし、変な事言った?」
パワポケ「いや、華音の口に合うのは、すごく意外だったから」
シズヤ「華音の様な偏食家が、市販の菓子を気にいるとはのう」モグモグ
華音「あたし、味覚は素直だし、別にお菓子くらいは普通に買って食べるわよ?」モグモグ
パワポケ(嘘つけ、部屋に大量にミネラルウォーター買い置きしてる女のくせに……)
華音「でも、この粉の原料は気になるところね」パクッ
パワポケ「普通に塩とか、砂糖じゃないの?」
華音「いーや、この中毒性、陰謀めいたものを感じるわ。多分ヤバいのが使われてるわね。あたしのジャーナリストのカンがそう告げている……」モグモグ
パワポケ「そのカン、当たった事無いだろ……」
シズヤ(ふむ……ハッピーターンの粉は、俗に魔法の粉と呼ばれておるようだ……むむむっ!)ポワワ-ン
パワポケ「シズヤ?どうかしたの?」
シズヤ「そなたよ、ぜひこれを食べてくれ」
パワポケ「もしかして、シズヤの魔法でもっと美味しくしてくれたのか?……ぱくっ、〜〜〜!?か、辛っ!?」
シズヤ「むぅ、失敗したようだ……」
パワポケ「か、華音!お茶、お茶くれっ!ポットに入ってるやつ!」
華音「え〜?パックのお茶なんかやめなさいよ。パワポケさん、せっかくだから高級茶葉にしない?良いの買って来たんだけど……」
パワポケ「煎じてたら遅いだろうがっ!」
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室町しのぶ「パワポケちゃん、あ〜んして〜?」
パワポケ「しのちゃん。わざわざ、ハッピーターンでそんな事しなくてもいいような……?」
しのぶ「いいのいいの。こういうのは、物よりシチュエーションの方が大事だから」
パワポケ「しょうがないなぁ。はい、あ〜ん」
しのぶ「あ〜ん。うんうん、美味しいねっ!」モグモグ
シズヤ「むっ……ずるいぞ、しのぶよ。パワポケのあ〜んは私の特権なのだぞ?」モグモグ
パワポケ「シズヤ、口の中に入ってるものを片付けてから言おうな……」
シズヤ「パワポケ!いいから早く私にもあ〜んをするのだっ!」ユサユサ
パワポケ「あうあう……わかったよ。はい、シズヤ、あ〜ん」
シズヤ「あ〜ん……う、うむっ、いつもより美味しいぞっ!」ポッ
しのぶ「ほらね。シズヤちゃん、嬉しそうだよ?」
パワポケ「まあ、嬉しいならいいか」
しのぶ「へへへ、じゃあ次はパワポケちゃんの番だね?」
パワポケ「えっ!?お、俺はいいよ」
しのぶ「あ〜!恥ずかしがってるね〜?」ズイッ
シズヤ「うむ。パワポケだけあ〜んを受けないのでは、公平では無いな?」ズイッ
パワポケ「ふ、二人とも、なんだか近いような……?」
しのぶ「パワポケちゃん、確保〜!」ムギュッ
パワポケ「はうっ!」
シズヤ「ふっふっふ……パワポケ、あ〜んマスターへの道は、決して甘くは無いぞ?」パラパラ
パワポケ「そんな道極めるつもりは……って量が多い!一口じゃ無理だろそれっ……もがっ!?」
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シズヤ「うむむ、ついにハッピーターンが無くなってしまったぞ」
パワポケ「まったく、魔人のやつ……『ワタシの世界で大流行中のお菓子でマジン。元ご主人様にもお裾分けするでマジン』とか言って、大量に寄越してくるとは……」
シズヤ「まあ、魔人なりに反省を示しているのであろう」
パワポケ「絶対、わざと俺とシズヤだけで食い切れない量にしてたぞ!」
シズヤ「……まあ、魔人なりのイタズラであろう」
パワポケ「シズヤにとっては、嬉しいイタズラだった?」
シズヤ「うむ。ハッピーターンは毎日食べられるな。あのしょっぱさは、癖になる……」
パワポケ「シズヤ?あんまり食べたら、晩ごはん食べられなくなるからね?」
シズヤ「う、ううむ……そなたにはまるで子ども扱いだ……」
パワポケ「ははは、シズヤ、ずっと食べてばっかりだったからな。俺だけじゃなくて、みんなにもきっとそう思われてるよ」
シズヤ「み、みんな……みんなか……」
パワポケ「うん。シズヤがみんなに見えるようになって良かったよ。あんな風にみんなと触れて、シズヤの意外な一面を知った気がする」
シズヤ「そうか……」
シズヤ(私も、みんなに見えるようになって良かったと思う)
パワポケ「はぁ……それにしても、また来たらどうしようかな……具田くんにでも押しつけるか……」
シズヤ(“敵”は多い……まさか、そなたにあんなに女の連れがいたとはな)ジ-ッ
パワポケ「……?シズヤ、どうかした?」
シズヤ「……なんでもないっ!そなたなど、ハッピーターンの粉に埋もれてしまえばいいのだっ!」プイッ
パワポケ「どういう罵倒!?」
シズヤ(明日から、そなたとちゅ〜らぶな所をあやつらに見せつけてやる……ふふふ、早速作戦を練らなければな……)ニコニコ
パワポケ(拗ねたかと思ったら、急に笑顔になった……シズヤって、本当に見てて飽きないなぁ)
〜おしまい〜
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終わりです
タイトルだけの一発ネタです
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オッツオッツ
色々と不憫な11主君がみんなと仲良くやってるのは…最高やな!
11主君のハーレム日常スレで定期化してほしいぐらい
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11の彼女でしたっけ
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こういうのでいいんだよこういうので
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ファッ!?
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11表は彼女追っかけるよりも練習したほうがいい選手できるサクセスだったイメージ
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11の表サクセスは練習すれば育成に使えるセンスポイントが貯まっていく仕様なので
ひたすら練習を繰り返すだけでもそこそこ良い選手が作れたりします
また特殊能力獲得のランダム要素が少なく試合も簡単に勝ててさくさく周回できるので
実は現役選手の能力再現に向いてたりもします
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かわいいわね
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