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【プロ野球】オールスターに一度だけ選ばれた男たち【毎日更新】

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:36:40 nbIacVyY

オールスターゲーム。それはプロ野球選手なら誰もが夢見るであろう年に1度の「球宴」。
前身である「職業野球東西対抗戦」を経て、1951年に始まったこのオールスターも、今年2021年で第70回目の節目を迎えます。
その長い歴史の中で、常連として毎年のように選ばれるスター選手もいれば、長いキャリアの中でやっとのことで選ばれた選手もいます。

そこで今回はそんな過去69回のオールスターゲームを振り返るとともに、夢の球宴にたった1度だけ選ばれたことのある選手をまとめてみました。
前回の野球まとめである「1000試合出場選手まとめ」と同様に、オールスターゲーム開催70日前の昨日から1年ずつ毎日更新という形で発表する予定でしたが、
スレが立てられなかったので最初に2年分発表します。
長丁場で、また無駄に情報量が多かったりもしますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

それでは第1回、第2回からスタートです

【注意】
・毎日、その年の選出メンバーとその成績、試合結果の簡単な選評、そしてその年だけ選ばれた選手のまとめを載せていきます
・基準はあくまで「オールスターゲームへの選出回数」となります。前身である「職業野球東西対抗戦」の出場回数はカウントせず、
 また、怪我などによって出場を辞退した選手にも、選出されたこととしてカウントしております。
・選手の年齢はその年のオールスターゲーム最終戦時点でのものです

【野球まとめいろいろ】

・【全1741人】平成30年間通算小松式ドネーションランキング
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1550833411/l50

・【プロ野球】歴代通算1000試合出場達成者を振り返る
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1580277628/l50


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:37:37 nbIacVyY


【第1回・1951年】

【1951年・オールスター選出選手一覧】 ※第1回なので全員初選出

【セ・リーグ】 松:5人 名:6人 巨:7人 神:4人 洋:1人 国:1人 広:1人 計:25人

監督:天知俊一(名古屋・48歳)

コーチ:松木謙治郎(大阪・42歳)
コーチ:水原茂(巨人・42歳)

【ファン投票選出】

投手:別所毅彦(巨人・28歳)
   (47登板 21勝9敗 301.1投球回 131奪三振 88与四球 252被安打 防2.45)

捕手:荒川昇治(松竹・27歳)
   (103試合 .276 (392-108) 5本 42打点 31三振 55四球 15盗塁 出塁率.365 OPS.732)

一塁:川上哲治(巨人・31歳)
   (97試合 .377 (374-141) 15本 81打点 6三振 48四球 14盗塁 出塁率.377 OPS1.031)

二塁:千葉茂(巨人・32歳)
   (114試合 .275 (451-124) 8本 61打点 48三振 76四球 22盗塁 出塁率.380 OPS.741)

三塁:藤村富美男(大阪・34歳)
   (113試合 .320 (410-131) 23本 97打点 24三振 69四球 7盗塁 出塁率.424 OPS.992)

遊撃:平井正明(巨人・27歳)
   (112試合 .280 (471-132) 7本 63打点 28三振 31四球 27盗塁 出塁率.326 OPS.723)

左翼:青田昇(巨人・26歳)
   (114試合 .312 (471-147) 32本 105打点 39三振 47四球 22盗塁 出塁率.378 OPS.960)

中堅:小鶴誠(松竹・28歳)
   (97試合 .261 (387-101) 24本 85打点 43三振 54四球 20盗塁 出塁率.351 OPS.861)

右翼:岩本義行(松竹・39歳)
   (110試合 .351 (422-148) 31本 87打点 43三振 63四球 10盗塁 出塁率.448 OPS1.076)


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:38:32 nbIacVyY

【監督推薦】

投手:大島信雄(松竹・29歳)
   (36登板 15勝13敗 216.2投球回 61奪三振 57与四球 211被安打 防2.74)

投手:杉下茂(名古屋・25歳)
   (58登板 28勝13敗 290.1投球回 147奪三振 90与四球 274被安打 防2.35)

投手:三富恒雄(名古屋・30歳)
   (25登板 12勝7敗 169.0投球回 39奪三振 60与四球 154被安打 防3.09)

投手:藤本英雄(巨人・33歳)
   (31登板 15勝7敗 206.1投球回 88奪三振 41与四球 189被安打 防3.13)

投手:中尾碩志(巨人・31歳)
   (29登板 9勝6敗 130.1投球回 60奪三振 37与四球 124被安打 防3.02)

投手:藤村隆男(大阪・30歳)
   (49登板 16勝16敗 253.0投球回 74奪三振 77与四球 222被安打 防2.63)

投手:高野裕良(大洋・27歳)
   (41登板 11勝15敗 250.2投球回 80奪三振 79与四球 295被安打 防4.59)

投手:金田正一(国鉄・17歳)
   (56登板 22勝21敗 350.0投球回 233奪三振 190与四球 257被安打 防2.83)

投手:長谷川良平(広島・21歳)
   (41登板 17勝14敗 263.1投球回 115奪三振 108与四球 266被安打 防3.48)

捕手:野口明(名古屋・33歳)
   (108試合 .265 (408-108) 8本 49打点 40三振 29四球 2盗塁 出塁率.314 OPS.689)

捕手:徳綱茂(大阪・27歳)
   (101試合 .253 (277-70) 1本 32打点 16三振 15四球 5盗塁 出塁率.294 OPS.604)

内野:金山次郎(松竹・28歳)
   (109試合 .268 (473-127) 4本 36打点 39三振 38四球 42盗塁 出塁率.323 OPS.668)

内野:白坂長栄(大阪・28歳)
   (106試合 .241 (324-78) 6本 44打点 29三振 49四球 3盗塁 出塁率.344 OPS.696)

外野:坪内道典(名古屋・37歳)
   (113試合 .278 (454-126) 2本 39打点 16三振 41四球 37盗塁 出塁率.356 OPS.730)

外野:西沢道夫(名古屋・29歳)
   (95試合 .270 (356-96) 14本 61打点 33三振 49四球 7盗塁 出塁率.360 OPS.801)

外野:原田徳光(名古屋・31歳)
   (111試合 .316 (412-130) 12本 68打点 26三振 52四球 25盗塁 出塁率.396 OPS.872)


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:39:16 nbIacVyY

【パ・リーグ】 毎:8人 南:7人 大:2人 急:2人 西:2人 東:3人 近:1人 計:25人

監督:湯浅禎夫(毎日・48歳)

コーチ:浜崎真二(阪急・49歳)
コーチ:三原脩(西鉄・39歳)

【ファン投票選出】

投手:荒巻淳(毎日・24歳)
   (31登板 10勝8敗 144.1投球回 55奪三振 29与四球 139被安打 防2.42)

捕手:土井垣武(毎日・29歳)
   (103試合 .268 (370-99) 8本 60打点 24三振 43四球 6盗塁 出塁率.347 OPS.725)

一塁:飯田徳治(南海・27歳)
   (100試合 .296 (402-119) 15本 87打点 33三振 38四球 19盗塁 出塁率.358 OPS.836)

二塁:山本一人(南海・34歳)
   (91試合 .311 (338-105) 2本 58打点 11三振 27四球 19盗塁 出塁率.363 OPS.760)

三塁:中谷順次(阪急・33歳)
   (76試合 .293 (270-79) 12本 52打点 20三振 33四球 13盗塁 出塁率.378 OPS.904)

遊撃:木塚忠助(南海・27歳)
   (104試合 .309 (421-130) 1本 34打点 16三振 13四球 55盗塁 出塁率.336 OPS.716)

左翼:大下弘(東急・28歳)
   (89試合 .383 (321-123) 26本 63打点 18三振 47四球 5盗塁 出塁率.465 OPS1.169)

中堅:別当薫(毎日・30歳)
   (108試合 .309 (398-123) 16本 67打点 38三振 44四球 22盗塁 出塁率.379 OPS.902)

右翼:飯島滋弥(大映・32歳)
   (85試合 .294 (313-92) 18本 63打点 40三振 44四球 1盗塁 出塁率.384 OPS.896)


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:40:26 nbIacVyY

【監督推薦】

投手:野村武史(毎日・32歳)
   (38登板 13勝12敗 207.2投球回 70奪三振 52与四球 202被安打 防2.51)

投手:佐藤平七(毎日・33歳)
   (25登板 9勝5敗 141.0投球回 49奪三振 39与四球 153被安打 防3.32)

投手:江藤正(南海・29歳)
   (45登板 24勝5敗 268.2投球回 100奪三振 47与四球 227被安打 防2.28)

投手:柚木進(南海・30歳)
   (36登板 19勝5敗 198.1投球回 104奪三振 34与四球 160被安打 防2.08)

投手:林義一(大映・31歳)
   (34登板 12勝11敗 255.0投球回 95奪三振 62与四球 222被安打 防2.54)

投手:川崎徳次(西鉄・30歳)
   (36登板 12勝9敗 159.2投球回 60奪三振 28与四球 142被安打 防2.31)

投手:武末悉昌(西鉄・28歳)
   (26登板 11勝7敗 167.0投球回 65奪三振 76与四球 136被安打 防2.96)

投手:米川泰夫(東急・23歳)
   (40登板 19勝12敗 294.2投球回 135奪三振 67与四球 248被安打 防2.35)

投手:関根潤三(近鉄・24歳)
   (39登板 7勝11敗 189.0投球回 97奪三振 55与四球 189被安打 防3.43)

捕手:片岡博国(毎日・34歳)
   (55試合 .229 (83-19) 2本 20打点 9三振 10四球 1盗塁 出塁率.312 OPS.673)

捕手:筒井敬三(南海・26歳)
   (76試合 .226 (235-53) 4本 13打点 27三振 20四球 3盗塁 出塁率.292 OPS.607)

内野:蔭山和夫(南海・24歳)
   (104試合 .315 (410-129) 6本 28打点 44三振 61四球 42盗塁 出塁率.403 OPS.855)

内野:浜田義雄(東急・24歳)
   (102試合 .254 (414-105) 4本 21打点 22三振 31四球 12盗塁 出塁率.312 OPS.650)

外野:伊藤庄七(毎日・33歳)
   (101試合 .303 (376-114) 8本 47打点 53三振 26四球 16盗塁 出塁率.348 OPS.816)

外野:呉昌征(毎日・35歳)
   (104試合 .302 (381-115) 3本 25打点 26三振 35四球 18盗塁 出塁率.367 OPS.747)

外野:戸倉勝城(阪急・36歳)
   (91試合 .219 (311-68) 10本 55打点 24三振 29四球 8盗塁 出塁率.285 OPS.668)


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:40:44 nbIacVyY

【1951年・オールスター試合結果】

第1戦
セ 2-1 パ 7月4日・甲子園・セ1勝0敗
(勝:別所 1勝 敗:江藤 1敗)
※セが初回に川上、6回に相手の失策により2点目を奪い、別所、金田、杉下の投手リレーで勝利。MVPは川上哲治。

第2戦
セ 4-2 パ 7月7日・後楽園・セ2勝0敗
(勝:杉下 1勝 敗:米川 1敗)
※セが2点を追う7回に代打・野口明の適時3塁打と代打・西沢道夫の2ランで4点を奪い逆転勝利。MVPは野口明。

第3戦
パ 4-3 セ 7月8日・後楽園・パ1勝2敗
(勝:林義 1勝 敗:藤本 1敗)
※パ初勝利。3-3の同点で迎えた8回に飯田徳治が藤本英雄から決勝ソロ。7回途中から登板した林義一がリードを守り抜き、その林がMVP獲得。


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:41:12 nbIacVyY

【第1回・1951年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

・三富恒雄 (名古屋・投手・当時30歳) 栃木町立商業学校→法政大(中退)→翼軍(40)→大洋軍(41-42)→金星(47-48)→中日・名古屋(49-54)

51年成績:25登板 12勝7敗 169.0投球回 39奪三振 60与四球 154被安打 防3.09
通算成績:254登板 56勝78敗 1290.0投球回 389奪三振 442与四球 1193被安打 防3.02
球宴成績:1登板 0勝0敗 2.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防4.50

※法政大を中退し、40年に翼軍にプロ入り。当時としては珍しい左のサイドスロー投手であり、シンカーやカーブ、シュートといった変化球を武器に活躍。
 51年は同年28勝をあげた杉下茂に次ぐ2番手先発として自己最多の12勝をマーク。球宴では第3戦で大阪・藤村富美男に次いで2番手で4回から登板。
 4回は飯田徳治、別当薫、大下弘を3者凡退に打ち取るも、続く5回に阪急・中谷順次に同点のソロを被弾。その後毎日・土井垣武に二塁打も浴びたが勝ち越しは許さず、2回1失点で降板した。

・荒川昇治 (松竹・捕手・当時27歳) 八幡商業学校→昭和製鋼→太陽・大陽・松竹(47-51)→大洋・洋松(52-54)→毎日(55)

51年成績:103試合 .276 (370-89) 5本 42打点 31三振 55四球 15盗塁 出塁率.365 OPS.732
通算成績:841試合 .251 (2580-647) 14本 241打点 209三振 366四球 122盗塁 出塁率.346 OPS.666
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※50年に松竹の正捕手として現在もセ最多の98勝に貢献し、ベストナインを獲得。球団合併により大洋に移籍した52年には現在でも捕手としては史上最多の32盗塁をマークするなど俊足の捕手として活躍。
 51年の球宴には前年の活躍が評価されたこともあり、ファン投票により選出。第1戦では別所毅彦と金田正一、第2戦では2試合連続で先発した別所や、上述の中尾、
 長谷川良平といった名投手たちとバッテリーを組み、第3戦では9回に代打で安打を放った西沢道夫に代わり、代走として出場。安打こそ記録できずも全試合に出場した。

・金山次郎 (松竹・内野手・当時28歳) 旧制豊国商業学校→名古屋軍・産業軍・中部日本(43-44.46-47)→急映(48)→大映(49)→松竹(50-52)→広島(53-57)

51年成績:109試合 .268 (473-127) 4本 36打点 39三振 38四球 42盗塁 出塁率.323 OPS.668
通算成績:1366試合 .243 (5265-1281) 45本 338打点 525三振 371四球 456盗塁 出塁率.296 OPS.614
球宴成績:2試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※上記の荒川とともに水爆打線の1番・二塁手として50年に74盗塁をマークして盗塁王となり、後の52,53年も含めて3度の盗塁王、歴代6位の通算456盗塁をマークした韋駄天。
 前年の活躍もあったもののファン投票では二塁手部門を巨人・千葉茂に譲り、自身は監督推薦で選出。第1戦では出番はなかったものの、続く第2戦では7回に巨人・川上哲治の代走として出場。
 代打で登場した名古屋・野口明の2点適時3塁打によりホームに生還している。また第3戦では6回に大洋・高野裕良の代打で打席に立つも毎日・野村武史の前に遊飛に倒れている。

・坪内道典 (名古屋・外野手・当時37歳) 旧制松山商(中退)→旧制天王寺商→立教大(中退)→大東京軍・ライオン軍・朝日軍(36-44)→ゴールドスター・金星(46-48)→中日・名古屋(49-51)

51年成績:113試合 .278 (454-126) 2本 39打点 16三振 41四球 37盗塁 出塁率.356 OPS.730
通算成績:1417試合 .262 (5614-1472) 34本 462打点 299三振 546四球 344盗塁 出塁率.336 OPS.679
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※朝日軍や金星では選手兼任監督を務めながら、48年にNPBでは史上初の通算1000試合出場、1000安打を達成し、歴代20位の通算344盗塁を記録した名選手。
 現役最終年の51年はドラゴンズの助監督も務めながら1番打者を担い、37歳ながら第1回の大舞台に監督推薦で選出。第1戦では松竹・岩本義行に代わって8回から右翼の守備につき、
 第2戦と第3戦はいずれも巨人・青田昇の代打として出場。両試合とも2打席ずつ立つも、快音は生まれなかった。この年限りで引退し、翌年からは名古屋の監督を務めている。


8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:43:15 nbIacVyY

【パ・リーグ】

・江藤正(江藤晴康) (南海・投手・当時29歳) 八幡中学→法政大→門司鉄道局→大洋漁業→大阪(49)→南海(49-53)→高橋(54)→東映(55)

51年成績:45登板 24勝5敗 268.2投球回 100奪三振 47与四球 227被安打 防2.28
通算成績:155登板 50勝34敗 787.1投球回 276奪三振 186与四球 754被安打 防3.12
球宴成績:1登板 0勝1敗 3.0投球回 1奪三振 1与四球 3被安打 防3.00

※大阪と南海の二重契約問題により1年目の49年を棒に振ったものの、翌2年目から先発として活躍。51年には柚木進や、新人の服部武夫とともに強力な先発ローテを形成し、
 自身は自己最多の24勝をマークし、最多勝とベストナインを獲得し、チームのリーグ優勝にも貢献。監督推薦により選出された同年の球宴では記念すべき第1戦の先発投手に抜擢。
 初回に巨人・川上哲治に適時打を打たれたことにより、3回1失点ながら敗戦投手となったが大舞台に名を残した。しかし自身は翌年以降成績が下降し、55年にわずか7年目で引退している。

・佐藤平七 (毎日・投手・当時33歳) 育英商業学校→法政大→函館オーシャン→毎日(50-52)→阪急(53-54)

51年成績:25登板 9勝5敗 141.0投球回 49奪三振 39与四球 153被安打 防3.32
通算成績:87登板 24勝15敗 380.1投球回 146奪三振 135与四球 395被安打 防3.57
球宴成績:1登板 0勝0敗 0.2投球回 0奪三振 2与四球 3被安打 防27.00

※社会人・函館オーシャンから32歳にしてプロ入りし、1年目から荒巻淳、野村武史らとともに先発ローテの一員として9勝をあげてリーグ初優勝に貢献。
 翌51年もローテの一員として活躍し、第1回球宴に監督推薦で選出。自身は第3戦の先発に抜擢されたが、初回、立ち上がりから千葉茂、川上哲治に安打を浴び、
 藤村富美男に適時打を打たれて先制点を許すと、なおも2死満塁から徳綱茂に押し出しの四球を与えてしまい、1回持たずに2番手の川崎徳次と交代を告げられるなどほろ苦い結果となった。

・武末悉昌 (西鉄・投手・当時28歳) 筑紫中→大連高等商→満協中央銀行→福岡銀行→杵島炭鉱→西日本鉄道→南海(49)→西鉄(50-53)→高橋・トンボ(54-55)

51年成績:26登板 11勝7敗 167.0投球回 65奪三振 76与四球 136被安打 防2.96
通算成績:173登板 49勝46敗 938.1投球回 473奪三振 411与四球 811被安打 防3.38
球宴成績:1登板 0勝0敗 3.0投球回 2奪三振 2与四球 2被安打 防0.00

※戦時中に肩を痛めたことをきっかけに史上初のアンダースロー投手となり、49年に入団した南海では21勝をあげて最多奪三振のタイトルを獲得。
 リーグ分裂により西鉄に移籍した50年からは川崎徳次とともに主力先発として活躍。翌51年に監督推薦で選出された球宴では第1戦に上記の南海・江藤に代わって4回から2番手で登板。
 6回に2死1,2塁から味方の失策により1点を失うも、3回を自責点0で乗り越え、大舞台できっちりと結果を残した。55年に引退後は西鉄のコーチや2軍監督を務めた。

・片岡博国 (毎日・捕手・当時34歳) 東邦商業学校→早稲田大→昭和製鋼→名古屋鉄道管理局→函館オーシャン→毎日(50-54)

51年成績:55試合 .229 (83-19) 2本 20打点 9三振 10四球 1盗塁 出塁率.312 OPS.673
通算成績:243試合 .239 (393-94) 6本 68打点 57三振 49四球 2盗塁 出塁率.324 OPS.670
球宴成績:1試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※50年に33歳にして毎日に入団してプロ入りを果たす。当時は和製ヨギ・ベラこと、土井垣武の全盛期であり、自身は捕手登録ながら一塁手として起用され、
 準レギュラーとして63試合の出場ながら打率.303をマークし、リーグ制覇に貢献。翌51年には出場機会が減っていながらもその土井垣とともに監督推薦で球宴に抜擢。
 ファン投票で選抜された土井垣が3試合ともスタメンマスクを被ったため、自身は第2戦で林義一の代打として1打席のみの出番に終わった。54年に引退後は毎日や阪急、近鉄で指導者として活躍。

・浜田義雄 (東映・内野手・当時24歳) 荏原中学→東京急行品川→急映・東急・東映(48-58)

51年成績:102試合 .254 (414-105) 1本 31打点 28三振 45四球 16盗塁 出塁率.312 OPS.650
通算成績:1027試合 .245 (3635-892) 20本 217打点 201三振 337四球 142盗塁 出塁率.313 OPS.623
球宴成績:2試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※プロ入り2年目の49年から堅実な打撃を武器にフライヤーズの正二塁手として活躍し、この51年は自身唯一の全試合出場を達成。
 監督推薦で選出された第1回球宴では第2戦で山本一人の代走として起用され、そのまま二塁の守備に。第3戦でも9回裏に蔭山和夫に代わって二塁の守備固めで起用された。
 その後は大舞台に立つことはなかったが、55〜56年には当時の日本記録である196打席連続無三振も記録。なお孫の洋平は現在、声優として活動中。

・伊藤庄七 (毎日・外野手・当時33歳) 中京商業学校→明治大→大連満倶→愛知産業→毎日(50-53)→東急(53-54)→中日(55)

51年成績:101試合 .303 (376-114) 8本 47打点 53三振 26四球 16盗塁 出塁率.348 OPS.816
通算成績:482試合 .256 (1454-372) 25本 173打点 203三振 152四球 52盗塁 出塁率.327 OPS.704
球宴成績:3試合 .000 (3-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※中京商業時代の33年の夏の甲子園では明石中学との歴史に残る延長25回の試合でベンチ入り。50年に32歳でプロ入りを果たすと、
 2年目の51年には2番打者としてリーグ最多の28二塁打、同6位の打率.303とキャリアハイの成績をマーク。その中で監督推薦で選出された第1回球宴では第1戦で飯島滋弥に代わって右翼手として出場。
 7回の打席では岩本義行の失策により出塁している。その後第2戦でも飯島の代走、第3戦でも飯島に代わって右翼守備につくなど全て途中出場ながら全3試合で出番を与えられた。


9 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:44:30 nbIacVyY

【第2回・1952年】

【1952年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:12人 名:6人 神:4人 松:0人 国:1人 洋:2人 広:0人 計:25人

監督:水原茂(巨人・43歳)

コーチ:小西得郎(大洋・55歳)
コーチ:松木謙治郎(大阪・43歳)

【ファン投票選出】

投手:別所毅彦(巨人・29歳)  ※2年連続2度目
   (52登板 33勝13敗 371.1投球回 153奪三振 93与四球 299被安打 防1.94)

捕手:野口明(名古屋・34歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (114試合 .269 (401-108) 8本 63打点 35三振 32四球 1盗塁 出塁率.326 OPS.725)

一塁:川上哲治(巨人・32歳)  ※2年連続2度目
   (118試合 .320 (467-162) 4本 82打点 21三振 42四球 15盗塁 出塁率.377 OPS.798)

二塁:千葉茂(巨人・33歳)   ※2年連続2度目
   (120試合 .312 (455-142) 10本 62打点 43三振 76四球 11盗塁 出塁率.412 OPS.856)

三塁:藤村富美男(大阪・35歳) ※2年連続2度目
   (120試合 .314 (475-149) 20本 95打点 44三振 59四球 5盗塁 出塁率.424 OPS.992)

遊撃:平井正明(巨人・28歳)  ※2年連続2度目
   (120試合 .276 (427-118) 4本 52打点 26三振 44四球 21盗塁 出塁率.348 OPS.725)

左翼:杉山悟(名古屋・26歳)  ※初
   (99試合 .306 (360-110) 27本 84打点 53三振 52四球 11盗塁 出塁率.396 OPS1.035)

中堅:青田昇(巨人・27歳)   ※2年連続2度目(前年は左翼で選出)
   (114試合 .260 (427-111) 18本 79打点 32三振 38四球 6盗塁 出塁率.323 OPS.757)

右翼:岩本義行(大洋・40歳)  ※2年連続2度目
   (120試合 .286 (454-130) 16本 81打点 41三振 44四球 8盗塁 出塁率.379 OPS.837)


10 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:45:18 nbIacVyY

【監督推薦】

投手:藤本英雄(巨人・34歳)  ※2年連続2度目
   (34登板 16勝6敗 213.2投球回 89奪三振 38与四球 169被安打 防2.36)

投手:大友工(巨人・27歳)   ※初
   (40登板 17勝8敗 207.1投球回 120奪三振 51与四球 158被安打 防2.25)

投手:松田清(巨人・21歳)   ※初
   (37登板 13勝7敗 138.1投球回 71奪三振 47与四球 130被安打 防3.17)

投手:杉下茂(名古屋・26歳)  ※2年連続2度目
   (61登板 32勝14敗 355.2投球回 160奪三振 96与四球 316被安打 防2.33)

投手:大島信雄(名古屋・30歳) ※2年連続2度目
   (35登板 12勝11敗 194.2投球回 57奪三振 61与四球 171被安打 防2.82)

投手;藤村隆男(大阪・31歳)  ※2年連続2度目
   (46登板 25勝6敗 260.0投球回 106奪三振 72与四球 221被安打 防2.63)

投手:梶岡忠義(大阪・31歳)  ※初
   (38登板 21勝8敗 257.2投球回 75奪三振 68与四球 191被安打 防1.71)

投手:金田正一(国鉄・18歳)  ※2年連続2度目
   (64登板 24勝25敗 358.0投球回 269奪三振 197与四球 280被安打 防3.17)

投手:高野裕良(大洋・28歳)  ※2年連続2度目
   (47登板 17勝21敗 296.0投球回 99奪三振 84与四球 299被安打 防3.22)

捕手:楠協郎(巨人・32歳) ※初
   (73試合 .292 (185-54) 3本 24打点 20三振 32四球 1盗塁 出塁率.396 OPS.829)

捕手:広田順(巨人・26歳) ※初
   (91試合 .277 (235-65) 4本 23打点 18三振 21四球 3盗塁 出塁率.341 OPS.733)

内野:西沢道夫(名古屋・30歳) ※2年連続2度目
   (113試合 .353 (433-153) 20本 98打点 34三振 54四球 8盗塁 出塁率.426 OPS.985)

内野:白坂長栄(大阪・29歳)  ※2年連続2度目
   (120試合 .271 (446-121) 6本 43打点 30三振 73四球 22盗塁 出塁率.377 OPS.756)

外野:与那嶺要(巨人・27歳)  ※初
   (116試合 .344 (474-163) 10本 53打点 38三振 47四球 38盗塁 出塁率.405 OPS.903)

外野:南村不可止(巨人・35歳) ※初
   (115試合 .315 (441-139) 8本 76打点 20三振 40四球 18盗塁 出塁率.375 OPS.806)

外野:原田徳光(名古屋・32歳) ※2年連続2度目
   (120試合 .272 (464-126) 4本 58打点 28三振 68四球 19盗塁 出塁率.367 OPS.742)


11 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:46:03 nbIacVyY

【パ・リーグ】 南:9人 西:2人 毎:7人 大:4人 急:3人 東:0人 近:0人 計:25人

監督:山本一人(南海・35歳) ※選手兼任

コーチ:湯浅禎夫(毎日・49歳)
コーチ:藤本定義(大映・47歳)

【ファン投票選出】

投手:柚木進(南海・31歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (40登板 19勝7敗 193.0投球回 104奪三振 28与四球 160被安打 防1.91)

捕手:土井垣武(毎日・30歳) ※2年連続2度目
   (119試合 .296 (422-125) 13本 72打点 34三振 50四球 7盗塁 出塁率.376 OPS.848)

一塁:飯田徳治(南海・28歳) ※2年連続2度目
   (121試合 .323 (473-153) 18本 86打点 49三振 55四球 40盗塁 出塁率.396 OPS.912)

二塁:山本一人(南海・35歳) ※2年連続2度目 ※監督兼任
   (55試合 .279 (183-51) 5本 24打点 11三振 20四球 12盗塁 出塁率.350 OPS.776)

三塁:蔭山和夫(南海・25歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (121試合 .256 (430-110) 9本 39打点 73三振 65四球 36盗塁 出塁率.359 OPS.773)

遊撃:木塚忠助(南海・28歳) ※2年連続2度目
   (115試合 .280 (454-127) 8本 41打点 35三振 13四球 55盗塁 出塁率.309 OPS.699)

左翼:大下弘(西鉄・29歳)  ※2年連続2度目
   (99試合 .307 (355-109) 13本 59打点 31三振 45四球 9盗塁 出塁率.388 OPS.892)

中堅:別当薫(毎日・31歳)  ※2年連続2度目
   (120試合 .279 (456-127) 18本 67打点 30三振 56四球 40盗塁 出塁率.357 OPS.855)

右翼:飯島滋弥(大映・33歳) ※2年連続2度目
   (119試合 .336 (411-138) 13本 59打点 31三振 78四球 2盗塁 出塁率.447 OPS.949)


12 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:46:47 nbIacVyY

【監督推薦】

投手:江藤正(南海・30歳)    ※2年連続2度目
   (32登板 11勝10敗 163.2投球回 58奪三振 47与四球 227被安打 防2.28)

投手:中原宏(南海・28歳)    ※初
   (33登板 11勝5敗 178.2投球回 84奪三振 56与四球 156被安打 防2.82)

投手:川崎徳次(西鉄・31歳)   ※2年連続2度目
   (41登板 13勝11敗 216.0投球回 90奪三振 62与四球 171被安打 防2.75)

投手:野村武史(毎日・32歳)   ※2年連続2度目
   (39登板 16勝9敗 195.1投球回 53奪三振 43与四球 193被安打 防2.76)

投手:山根利英(毎日・24歳)   ※初
   (42登板 12勝6敗 192.0投球回 81奪三振 53与四球 156被安打 防3.14)

投手:末吉俊信(毎日・25歳)   ※初
   (25登板 6勝6敗 89.0投球回 32奪三振 52与四球 81被安打 防3.44)

投手:林義一(大映・32歳)    ※2年連続2度目
   (40登板 15勝15敗 269.2投球回 72奪三振 59与四球 249被安打 防2.97)

投手:スタルヒン(大映・36歳)  ※初
   (24登板 8勝10敗 150.1投球回 44奪三振 43与四球 145被安打 防3.05)

投手:ニューベリー(阪急・27歳) ※初
   (36登板 11勝10敗 206.1投球回 100奪三振 65与四球 183被安打 防3.22)

捕手:筒井敬三(南海・27歳)  ※2年連続2度目
   (93試合 .255 (231-59) 2本 21打点 25三振 14四球 4盗塁 出塁率.304 OPS.637)

捕手:伊勢川真澄(大映・31歳) ※初
   (110試合 .250 (400-100) 7本 52打点 25三振 21四球 14盗塁 出塁率.291 OPS.638)

内野:本堂保弥(毎日・34歳)  ※初
   (120試合 .270 (422-114) 6本 56打点 33三振 57四球 15盗塁 出塁率.360 OPS.732)

内野:ブリットン(阪急・30歳) ※初
   (78試合 .316 (320-101) 2本 35打点 12三振 9四球 7盗塁 出塁率.338 OPS.754)

外野:堀井数男(南海・28歳) ※初
   (121試合 .297 (478-142) 12本 84打点 31三振 31四球 23盗塁 出塁率.342 OPS.776)

外野:三宅宅三(毎日・31歳) ※初
   (106試合 .294 (378-111) 18本 69打点 27三振 32四球 15盗塁 出塁率.350 OPS.848)

外野:中谷順次(阪急・34歳) ※2年連続2度目(前年は三塁でファン投票選出)
   (100試合 .264 (367-97) 7本 45打点 25三振 47四球 27盗塁 出塁率.349 OPS.744)


13 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:47:08 nbIacVyY

【1952年・オールスター試合結果】

第1戦
パ 2-2 セ 7月3日・西宮・パ1勝2敗1分 ※日没コールド
※セが4回に川上と藤村の連続適時打、パが6回に蔭山の2ランで得点するも以降は両軍決め手を欠き、球宴史上最長の延長21回の末に引き分け。MVPはなし。

第2戦
セ 1-8 パ 7月5日・後楽園・パ2勝2敗1分
(勝:川崎 1勝 敗:別所 1敗)
※パが4回に大下の適時打と飯島の3ランで4点を先制し、7回にも別当と堀井の適時打などで3点を追加するなど快勝。3ランを放った飯島がMVP。


14 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:47:59 nbIacVyY

【第2回・1952年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

・松田清 (巨人・投手・当時21歳) 中野高→巨人(49-55)→国鉄(56-61)

52年成績:37登板 13勝7敗 138.1投球回 71奪三振 47与四球 130被安打 防3.17
通算成績:103登板 39勝14敗 452.1投球回 198奪三振 141与四球 396被安打 防2.62
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※テスト生から巨人に入団し、3年目の51年にはシーズン19連勝を達成するなど23勝3敗、防御率2.01で最優秀防御率・新人王を獲得。
 翌52年も13勝をあげたが、その後は成績が下降し56年に国鉄に移籍すると、外野手に転向し4年連続で100試合出場。
 球宴では第1戦において上記の梶岡の後を継いで延長21回に7番手で登板。1死から三宅宅三に安打を許すも、続く堀井数男を併殺に打ち取り、長い戦いに終止符を打った。

・楠協郎(楠安夫) (巨人・捕手・当時32歳) 旧制高松商業→巨人(38-42)→阪急(47-49)→西鉄(50)→巨人(51-54)→大洋(55)

52年成績:73試合 .292 (185-54) 3本 24打点 20三振 32四球 1盗塁 出塁率.396 OPS.829
通算成績:651試合 .242 (1645-398) 22本 218打点 247三振 267四球 27盗塁 出塁率.349 OPS.694
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 2四球 0盗塁 出塁率.500 OPS.500

※戦前から巨人で捕手として活躍し、戦後は阪急や西鉄を経て51年に巨人に復帰。同年の日本シリーズでは当時猛威を振るっていた南海の百万ドルの内野陣らの足を相手に
 わずか1盗塁に封じ込んでチームの2リーグ制以降初の日本一に大きく貢献。翌52年には新入団のハワイ生まれの日系2世捕手である広田順とスタメンマスクを争う中でその広田とともに水原監督に推薦されて球宴に抜擢。
 自身は4打席立って2試合連続で四球を選び、対する広田は2打席凡退に終わったが、その後は広田に定位置を奪われてしまい、55年に引退。なお広田は55年まで4年連続で球宴に出場している。

【パ・リーグ】

・ジミー・ニューベリー (阪急・投手・当時27歳) 阪急(52)

52年成績:36登板 11勝10敗 206.1投球回 100奪三振 65与四球 183被安打 防3.22
通算成績:同上
球宴成績:1登板 0勝0敗 0.0投球回 0奪三振 0与四球 4被安打 防-.--

※ブラウンズ傘下のシカゴ・アメリカン・ジャイアンツからブリットンとともに選手貸し出しという形で阪急に入団。
 右腕をくねらせる独特のフォームから繰り出すチェンジアップなどを武器に先発として活躍し、チーム最多の11勝をマークしたが1年で退団。
 球宴では第1戦で先発の柚木進に代わって2番手で登板したが、千葉茂・岩本義行・川上哲治・藤村富美男に4者連続で安打を打たれ1アウトも取れぬまま2失点を喫して降板といい所を残せなかった。

・山根俊英 (毎日・投手・当時24歳) 旧制鳥取第一中→旧制鳥取農林専門学校→金淵化学→毎日(50-58)

52年成績:42登板 12勝6敗 192.0投球回 81奪三振 53与四球 156被安打 防3.14
通算成績:170登板 30勝30敗 621.2投球回 220奪三振 176与四球 559被安打 防2.92
球宴成績:2登板 0勝0敗 6.0投球回 2奪三振 2与四球 2被安打 防1.50

※50年に毎日に入団すると、アンダースロー投手としてオリオンズの投手陣を支え、球宴に選出された52年には時には先発、時には抑えと
 シーズンと押してフル回転し、自己最多の12勝をマークした。そのフル回転っぷりは球宴でも発揮され、第1戦ではパリーグの6番手として登板し、
 延長13回から16回の4イニングを無失点に抑え、そこから中1日空けた第2戦でも4番手として登板し、9回に1点を失うも2イニングを投げ切って勝利に貢献している。


15 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:48:14 nbIacVyY

・ヴィクトル・スタルヒン (大映・投手・当時36歳) 甲陽中(中退)→旭川中(中退)→巨人(34-44)→パシフィック・太陽(46-47)→金星・大映(48-53)→高橋・トンボ(54-55)

52年成績:24登板 8勝10敗 150.1投球回 44奪三振 43与四球 145被安打 防3.05
通算成績:586登板 303勝176敗 4175.1投球回 1960奪三振 1221与四球 3230被安打 防2.09
球宴成績:1登板 0勝0敗 3.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※プロ野球黎明期における伝説的な外国人投手。ロシア革命の際に日本に亡命し、34年に巨人軍の発足メンバーとなり、以降は巨人軍のエースとして39年には史上最多の42勝をマーク。
 戦後は球団を転々としながらもそのチームのエースとして活躍し、55年には史上初の通算300勝も達成した。同年に引退してから間もない57年に交通事故により40歳という若さでこの世を去った。
 球宴の前身である職業野球東西対抗戦では常連だったものの、唯一選出された52年の球宴では第1戦で8番手投手として登板し、延長19回〜21回の3イニングを無失点に抑え、貫禄の投球を見せた。

・末吉俊信 (毎日・投手・当時25歳) 小倉中→八幡製鉄→早稲田大→毎日(52-54)

52年成績:25登板 6勝6敗 89.0投球回 32奪三振 52与四球 81被安打 防3.44
通算成績:47登板 8勝12敗 163.0投球回 52奪三振 95与四球 163被安打 防4.03
球宴成績:1登板 0勝0敗 2.0投球回 1奪三振 2与四球 1被安打 防0.00

※戦後47年に早大に入団すると、在学中に六大学優勝を5度経験し、自身は83試合に登板して44勝をマークするなど早大のエースとして注目を集め、
 52年に毎日に入団。その実力と人気もあって1年目ながら球宴に監督推薦で選出。しかし大学時代のフル回転っぷりが響いたのか、2年目以降は故障に悩まされ、
 3年目の54年に27歳という若さで引退した。球宴では第1戦で7番手で登板。18回には2死1,2塁と一打勝ち越しのピンチを背負うも断ち切り、2回無失点と結果を残した。

・中原宏 (南海・投手・当時29歳) 旧制享栄商業→阪神(43)→大日本土木→南海(48-55)

52年成績:33登板 11勝5敗 178.2投球回 84奪三振 56与四球 156被安打 防2.82
通算成績:213登板 67勝52敗 1092.2投球回 444奪三振 418与四球 1013被安打 防3.24
球宴成績:登板なし

※43年に阪神に入団するもわずか1年で応召され、戦後は大日本土木で都市対抗優勝を果たして橋戸賞を獲得するなどの活躍を見せ、
 48年に南海に入団してプロに復帰。先発ローテの一員として50年まで3年連続2桁勝利をマークするなど戦後のホークスを支えた。
 52年にも2年ぶり4度目の2桁勝利を達成し、球宴に監督推薦で抜擢されたが残念ながら2試合で出番は訪れなかった。

・ジョン・ブリットン (阪急・内野手・当時30歳) 阪急(52-53)

52年成績:78試合 .316 (320-101) 2本 35打点 12三振 9四球 7盗塁 出塁率.338 OPS.754
通算成績:194試合 .293 (758-222) 5本 60打点 25三振 12四球 13盗塁 出塁率.308 OPS.692
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※上記のニューベリーとともに52年に来日して阪急に入団。タイプとしてはアベレージヒッター系であり、1年目は78試合ながらも
 打率.316をマーク。1年で退団したニューベリーとは違い、自身は翌53年も阪急でプレーし、チームの主軸打者として一定の成績を残した。
 特筆すべきは三振の少なさであり、2年間780打席に立ってわずか25個。球宴の舞台でも2試合とも代打で出場し、安打は出なかったが三振もしなかった。

・三宅宅三 (毎日・外野手・当時31歳) 玉島中→明治大→毎日(50-57)

52年成績:106試合 .294 (378-111) 18本 69打点 27三振 32四球 25盗塁 出塁率.350 OPS.848
通算成績:723試合 .262 (2087-547) 73本 312打点 165三振 185四球 125盗塁 出塁率.323 OPS.754
球宴成績:2試合 .667 (3-2) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.667 OPS1.333

※50年に毎日に入団テストを経て球団創立に参加。当初は一塁手だったが、徐々に外野手としての起用が増え、球宴に抜擢された52年には
 自己最高の打率.294 18本 25盗塁をマークするなど50年代の毎日の主軸打者として活躍。1度だけ選ばれた球宴の舞台では第1戦に19回から途中出場し、
 最終回の21回には安打も記録。続く第2戦でも9回に飯島滋弥の代打で安打を記録し、爪痕を残した。特徴的な名前の由来は市議会議員だった父が息子が選挙で勝つために覚えやすいようにしたため。


16 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 11:55:20 Yrp6wip6
勉強になるスレ好き


17 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 12:49:22 4Jnf8XwE
千試合出場のやつ面白かったから今回も期待してる


18 : 伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ! :2021/05/10(月) 13:44:45 ???
当たり前のように延長が狂ってるの草


19 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 14:00:00 K2vIXQ0w
野球のニッチなデータスレすき


20 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 15:50:54 zIrAEz7o
すごく面白そうだけどこの世の終わりみたいに長くなりそう
無理しないでくださいね


21 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 17:06:22 u5TXxqVI
スタルヒンがオールスター一回しか出てないのは意外
と思ったら全盛期が過ぎてたからなのかな(それでも成績悪くないけど)


22 : 名前なんか必要ねぇんだよ!KfheyiaT :2021/05/10(月) 18:15:31 ???
あなたは三度目の出場だ


23 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/10(月) 20:09:08 /FKN2ryE
この頃現役でまだ背筋ピーンの杉下御大はなんなんでしょうねほんと、強靭ですね


24 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/11(火) 00:10:36 DAfOSJ0s

【第3回・1953年】

【1953年・オールスター選出選手一覧】 巨:11人 神:5人 名:6人(1) 洋:2人 国:1人 広:3人 計:28人

【セ・リーグ】

監督:水原茂(巨人・44歳)

コーチ:小西得郎(洋松・56歳)
コーチ:松木謙治郎(大阪・44歳)

【ファン投票選出】

投手:長谷川良平(広島・23歳) ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (45登板 20勝10敗 253.2投球回 99奪三振 58与四球 217被安打 防2.66)

捕手:野口明(名古屋・35歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (90試合 .269 (260-70) 2本 38打点 15三振 23四球 0盗塁 出塁率.338 OPS.667)

一塁:川上哲治(巨人・33歳)  ※3年連続3度目
   (121試合 .347 (467-162) 6本 77打点 14三振 44四球 22盗塁 出塁率.411 OPS.878)

二塁:千葉茂(巨人・34歳)   ※3年連続3度目
   (120試合 .320 (462-148) 12本 80打点 46三振 55四球 3盗塁 出塁率.394 OPS.864)

三塁:児玉利一(名古屋・34歳) ※初
   (106試合 .303 (347-105) 5本 58打点 32三振 51四球 6盗塁 出塁率.397 OPS.823)

遊撃:白石勝巳(広島・35歳)  ※初
   (130試合 .267 (424-113) 7本 40打点 65三振 78四球 19盗塁 出塁率.384 OPS.771)

外野:小鶴誠(広島・30歳)   ※2年ぶり2度目
   130試合 .283 (488-138) 14本 74打点 57三振 68四球 33盗塁 出塁率.372 OPS.814)

外野:杉山悟(名古屋・27歳)  ※2年連続2度目
   (104試合 .283 (378-107) 16本 70打点 45三振 38四球 13盗塁 出塁率.352 OPS.831)

外野:原田徳光(名古屋・33歳) ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (130試合 .228 (447-102) 4本 32打点 34三振 52四球 14盗塁 出塁率.310 OPS.634)


25 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/11(火) 00:11:46 DAfOSJ0s

【監督推薦】

投手:別所毅彦(巨人・30歳)  ※3年連続3度目
   (32登板 16勝8敗 191.1投球回 75奪三振 43与四球 179被安打 防2.63)

投手:大友工(巨人・28歳)   ※2年連続2度目
   (43登板 27勝6敗 281.1投球回 173奪三振 63与四球 199被安打 防1.86)

投手:中尾碩志(巨人・33歳)  ※2年ぶり2度目
   (34登板 14勝8敗 181.2投球回 68奪三振 40与四球 157被安打 防2.72)

投手:藤本英雄(巨人・35歳)  ※3年連続3度目
   (29登板 17勝6敗 198.2投球回 73奪三振 30与四球 166被安打 防2.08)

投手:藤村隆男(大阪・32歳)  ※3年連続3度目
   (49登板 21勝11敗 249.1投球回 83奪三振 71与四球 218被安打 防2.74)

投手:梶岡忠義(大阪・32歳)  ※2年連続2度目
   (40登板 16勝13敗 250.1投球回 80奪三振 70与四球 220被安打 防3.01)

投手:杉下茂(名古屋・27歳)  ※3年連続3度目
   (45登板 23勝9敗 266.2投球回 156奪三振 91与四球 230被安打 防2.83)

投手:石川克彦(名古屋・19歳) ※初
   (38登板 18勝4敗 198.1投球回 88奪三振 59与四球 169被安打 防2.31)

投手:金田正一(国鉄・19歳)  ※3年連続3度目
   (47登板 23勝13敗 303.2投球回 229奪三振 135与四球 222被安打 防2.37)

捕手:広田順(巨人・27歳) ※2年連続2度目
   (115試合 .242 (385-93) 5本 39打点 36三振 33四球 4盗塁 出塁率.311 OPS.636)

捕手:徳綱茂(大阪・29歳) ※2年ぶり2度目
   (108試合 .283 (353-100) 1本 33打点 18三振 8四球 4盗塁 出塁率.299 OPS.642)

内野:平井三郎(巨人・29歳)  ※3年連続3度目
   (120試合 .291 (471-137) 11本 65打点 27三振 55四球 21盗塁 出塁率.367 OPS.794)

内野:宇野光雄(巨人・36歳)  ※初
   (97試合 .270 (318-86) 4本 53打点 29三振 24四球 5盗塁 出塁率.324 OPS.701)

内野:藤村富美男(大阪・36歳) ※3年連続3度目
   (130試合 .294 (459-135) 27本 98打点 51三振 60四球 1盗塁 出塁率.380 OPS.912)

内野:西沢道夫(名古屋・31歳) ※3年連続3度目→出場辞退
   (119試合 .325 (446-145) 22本 81打点 41三振 38四球 8盗塁 出塁率.381 OPS.926)

外野:与那嶺要(巨人・28歳)  ※2年連続2度目
   (104試合 .307 (365-112) 6本 54打点 33三振 57四球 13盗塁 出塁率.405 OPS.838)

外野:南村不可止(巨人・36歳) ※2年連続2度目
   (123試合 .277 (459-127) 5本 49打点 24三振 27四球 19盗塁 出塁率.321 OPS.681)

外野:金田正泰(大阪・32歳)  ※初
   (127試合 .327 (486-159) 8本 64打点 33三振 87四球 27盗塁 出塁率.433 OPS.907)

外野:岩本義行(洋松・41歳)  ※3年連続3度目
   (110試合 .268 (411-110) 9本 49打点 40三振 38四球 8盗塁 出塁率.337 OPS.717)

外野:青田昇(洋松・28歳)   ※3年連続3度目(西沢道夫の辞退により補充)
   (105試合 .245 (404-99) 9本 40打点 30三振 31四球 2盗塁 出塁率.300 OPS.751)


26 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/11(火) 00:12:36 DAfOSJ0s

【パ・リーグ】 南:8人 毎:5人 西:4人 大:3人 急:4人 東:2人 近:2人 計:28人

監督:山本一人(南海・36歳)

コーチ:藤本定義(大映・48歳)
コーチ:若林忠志(毎日・45歳)

【ファン投票選出】

投手:関根潤三(近鉄・26歳)  ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (35登板 10勝15敗 219.0投球回 106奪三振 58与四球 209被安打 防3.16)

捕手:筒井敬三(南海・28歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (53試合 .189 (106-20) 1本 7打点 12三振 12四球 0盗塁 出塁率.271 OPS.573)

一塁:飯田徳治(南海・29歳)  ※3年連続3度目
   (120試合 .296 (466-138) 12本 73打点 34三振 57四球 48盗塁 出塁率.373 OPS.841)

二塁:岡本伊三美(南海・22歳) ※初
   (116試合 .318 (450-143) 19本 77打点 45三振 34四球 30盗塁 出塁率.372 OPS.874)

三塁:蔭山和夫(南海・26歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (112試合 .303 (422-128) 8本 38打点 56三振 70四球 36盗塁 出塁率.404 OPS.837)

遊撃:木塚忠助(南海・29歳)  ※3年連続3度目
   (91試合 .239 (343-82) 2本 23打点 21三振 19四球 44盗塁 出塁率.283 OPS.586)

外野:荒川博(毎日・22歳)   ※初
   (100試合 .315 (251-79) 1本 20打点 11三振 26四球 8盗塁 出塁率.381 OPS.791)

外野:別当薫(毎日・32歳)   ※3年連続3度目
   (82試合 .305 (279-85) 11本 48打点 18三振 33四球 14盗塁 出塁率.378 OPS.887)

外野:大下弘(西鉄・30歳)   ※3年連続3度目
   (114試合 .307 (443-136) 12本 61打点 43三振 24四球 8盗塁 出塁率.344 OPS.825)


27 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/11(火) 00:13:31 DAfOSJ0s

【監督推薦】

投手:柚木進(南海・32歳)  ※3年連続3度目
   (30登板 16勝8敗 181.0投球回 93奪三振 33与四球 170被安打 防2.54)

投手:荒巻淳(毎日・26歳)  ※2年ぶり2度目
   (50登板 17勝14敗 248.0投球回 122奪三振 49与四球 198被安打 防2.14)

投手:川崎徳次(西鉄・32歳) ※3年連続3度目
   (47登板 24勝15敗 294.1投球回 110奪三振 78与四球 238被安打 防1.98)

投手:大津守(西鉄・22歳)  ※初
   (34登板 6勝11敗 147.0投球回 56奪三振 46与四球 150被安打 防3.67)

投手:林義一(大映・33歳)  ※3年連続3度目
   (36登板 17勝11敗 283.0投球回 90奪三振 42与四球 260被安打 防2.66)

投手:姫野好治(大映・29歳) ※初
   (30登板 13勝12敗 200.1投球回 87奪三振 57与四球 157被安打 防2.06)

投手:柴田英治(阪急・22歳) ※初
   (43登板 17勝13敗 209.2投球回 98奪三振 40与四球 214被安打 防3.04)

投手:米川泰夫(東急・25歳) ※2年ぶり2度目
   (45登板 16勝21敗 274.0投球回 180奪三振 60与四球 259被安打 防2.76)

投手:沢藤光郎(近鉄・33歳) ※初
   (38登板 12勝12敗 222.0投球回 89奪三振 58与四球 191被安打 防2.64)

捕手:松井淳(南海・28歳)   ※初
   (107試合 .273 (330-90) 0本 27打点 36三振 9四球 6盗塁 出塁率.296 OPS.617)

捕手:伊勢川真澄(阪急・32歳) ※2年連続2度目
   (118試合 .228 (360-82) 2本 39打点 46三振 23四球 2盗塁 出塁率.274 OPS.557)

内野:本堂保弥(毎日・35歳) ※2年連続2度目
   (101試合 .264 (356-94) 6本 39打点 19三振 27四球 8盗塁 出塁率.321 OPS.715)

内野:中西太(西鉄・20歳)  ※初
   (120試合 .314 (465-146) 36本 86打点 52三振 41四球 36盗塁 出塁率.370 OPS.989)

内野:レインズ(阪急・23歳) ※初
   (120試合 .286 (503-144) 8本 49打点 53三振 41四球 61盗塁 出塁率.342 OPS.782)

内野:深見安博(東急・33歳) ※初
   (102試合 .200 (315-63) 19本 57打点 55三振 40四球 2盗塁 出塁率.292 OPS.711)

外野:堀井数男(南海・29歳) ※2年連続2度目
   (120試合 .314 (459-144) 5本 78打点 31三振 41四球 20盗塁 出塁率.371 OPS.800)

外野:呉昌征(毎日・37歳)  ※2年ぶり2度目
   (101試合 .272 (250-68) 0本 14打点 27三振 43四球 8盗塁 出塁率.379 OPS.695)

外野:戸倉勝城(阪急・38歳) ※2年ぶり2度目
   (113試合 .269 (409-110) 8本 54打点 38三振 21四球 13盗塁 出塁率.311 OPS.724)

外野:菅原道裕(大映・23歳) ※初
   (82試合 .287 (321-92) 5本 46打点 36三振 23四球 8盗塁 出塁率.336 OPS.741)


28 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/11(火) 00:14:16 DAfOSJ0s

【1953年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 0-2 パ 7月1日・後楽園・パ3勝2敗1分
(勝:林義 1勝 敗:杉下 1敗)
※延長10回まで互いに譲らぬ投手戦が繰り広げられ、延長11回に飯田徳治が適時打を放って決着。MVPは飯田徳治。

第2戦
セ 2-0 パ 7月6日・甲子園・セ3勝3敗1分
(勝:大友 1勝 敗:川崎 1敗)
※セが5回に平井三郎の適時打で2点を先制し、藤村隆男・金田正一・大友工・別所毅彦の継投で完封リレー。MVPは平井三郎。

第3戦
セ 0-3 パ 7月8日・中日・パ4勝3敗1分
(勝:川崎 1勝1敗 敗:藤本 1敗)
※この試合も8回まで熾烈な投手戦。9回にパが堀井数男と松井淳の適時打で3点を奪って試合を決めた。MVPは堀井数男。


29 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/11(火) 00:15:15 DAfOSJ0s

【第3回・1953年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

・石川克彦 (名古屋・投手・当時19歳) 岡崎高→名古屋・中日(52-59)

53年成績:38登板 18勝4敗 198.1投球回 88奪三振 59与四球 169被安打 防2.31
通算成績:162登板 59勝25敗 776.2投球回 404奪三振 206与四球 639被安打 防2.31
球宴成績:登板なし

※岡崎高校からドラゴンズに入団すると、2年目の53年からはエースの杉下茂に次ぐ2番手先発として活躍し、同年は18勝4敗で最高勝率のタイトルを獲得。
 翌54年には開幕投手に抜擢され、自己最多の21勝をあげてチームのリーグ初優勝に貢献。55年には先日、大野雄大が達成して話題になった5試合連続完投勝利も記録。
 そんな中抜擢された53年の球宴だったが、本拠地・中日球場で行われた第3戦でも投げることなくまさかの出番なしに終わっている。

・白石勝巳 (広島・遊撃手・当時35歳) 旧制広陵中(中退)→巨人(36-43)→パシフィック(46)→植良組→巨人(48-49)→広島(50-56)

53年成績:130試合 .267 (424-113) 7本 40打点 65三振 78四球 19盗塁 出塁率.384 OPS.771
通算成績:1651試合 .256 (6151-1574) 84本 571打点 688三振 936四球 210盗塁 出塁率.358 OPS.713
球宴成績:3試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.333

※逆シングルを編み出し、巨人時代は千葉茂とともに鉄壁の二遊間を築いて第1次黄金時代を支えた名遊撃手。50年からは地元・広島の球団創設に参加し、
 球団第1号本塁打も放つなど球団の顔として活躍。球宴に選出された53年からは選手兼任監督も務め、54年には史上初の1500試合出場も達成。
 68年からは巨人にコーチとして戻り、V9時代を支えた。ファン投票で選ばれた53年の球宴では第1戦で1番、第2,3戦では9番でスタメン出場を果たしている。

【パ・リーグ】

・沢藤光郎 (近鉄・投手・当時33歳) 盛岡商業学校→日本製鐵釜石→盛岡鉄道管理局→近鉄(50-57)

53年成績:38登板 12勝12敗 222.0投球回 89奪三振 58与四球 191被安打 防2.64
通算成績:275登板 68勝90敗 1358.2投球回 563奪三振 339与四球 1300被安打 防3.15
球宴成績:登板なし

※50年に近鉄球団創設に参加すると、1年目から50試合に登板して18勝をマーク。しかし当時の近鉄は弱小球団であり、
 3年目の52年には5勝22敗と大きく負け越すこともあったが、それでも関根潤三や武智文雄らとともに黎明期の近鉄を支えた。
 そんな中、4年目の53年には監督推薦で球宴に抜擢されるも、残念ながら3試合とも出番はなかった。57年に引退後もコーチやスコアラーとして近鉄一筋を貫いた。

・姫野好治 (大映・投手・当時29歳) 大分工業学校→星野組→明電舎→大映(49-56)

53年成績:30登板 13勝12敗 200.1投球回 87奪三振 57与四球 157被安打 防2.06
通算成績:169登板 50勝50敗 899.1投球回 395奪三振 348与四球 825被安打 防3.36
球宴成績:登板なし

※独特なフォームの右サイドスロー投手であり、1年目の49年からスタルヒンや林義一らとともに先発ローテの一員として活躍し、52,53年には2年連続で13勝をマーク。
 そんな絶頂期の53年に監督推薦でオールスターに選抜されたが、こちらも残念ながら3試合で出番は訪れなかった。
 なおかつて東急に在籍し、通算1試合1打数1安打1本塁打、長打率4.000、OPS5.000で引退した塩瀬盛道に本塁打を打たれた投手でもある。


30 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/11(火) 00:15:43 DAfOSJ0s

・柴田英治 (阪急・投手・当時22歳) 多治見工業高→阪急(50-60)

53年成績:43登板 17勝13敗 209.2投球回 98奪三振 40与四球 214被安打 防3.04
通算成績:341登板 91勝77敗 1499.1投球回 650奪三振 273与四球 1425被安打 防2.88
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※多治見工業高から阪急に入団すると、2年目の51年から先発の一員として活躍し、53〜55年には3年連続17勝をあげ、後に入団する梶本隆夫とともに
 50年代の阪急を支えた。なお52年の近鉄戦では現在でも9回を投げ切ったケースとしては史上最少タイとなる71球で完投勝利を記録している。
 53年の球宴では第2戦で4番手投手として8回に登板。先頭の代打・岩本義行に安打を許し、犠打で1死2塁とされるも、金田正泰、千葉茂を打ち取って無失点で切り抜けた。

・深見安博 (東急・内野手・当時33歳) 報徳商業学校→中央大→西日本鉄道→西鉄(50-52)→東急(52-53)→高橋(54)→南海(55-57)

53年成績:102試合 .200 (315-63) 19本 57打点 55三振 40四球 2盗塁 出塁率.292 OPS.711
通算成績:617試合 .261 (1817-475) 85本 306打点 278三振 194四球 39盗塁 出塁率.335 OPS.792
球宴成績:2試合 .000 (1-0) 0本 0打点 1三振 1四球 0盗塁 出塁率.500 OPS.500

※50年に西鉄球団創設に参加すると、チームの4番として22本塁打を記録。52年には開幕直後に大下弘とのトレードで緒方俊明とのトレードで東急に移籍すると、
 新天地で本塁打を量産して25本塁打(うち東急で23本)をマークし、史上唯一の2球団をまたいだ本塁打王となった。翌53年に抜擢された球宴では第2戦でトレード相手の大下の代打で登場し、四球を選んだ。
 その後は成績が下降し、パリーグ球団を転々として57年に南海で引退。その後は西鉄のコーチや広島の2軍監督、打撃コーチを務め、数多くの選手を指導した。

・荒川博 (毎日・外野手・当時22歳) 早稲田実業高→早稲田大→毎日・大毎(53-61)

53年成績:100試合 .315 (251-79) 1本 20打点 11三振 26四球 8盗塁 出塁率.381 OPS.791
通算成績:803試合 .251 (2005-503) 16本 172打点 134三振 229四球 20盗塁 出塁率.329 OPS.667
球宴成績:3試合 .000 (3-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※早稲田大から毎日に入団すると1年目から打数は少ないものの打率3割をマークし、同年の球宴にファン投票外野手1位で選出。
 全3試合に7番・右翼手でスタメンしたがいずれも1打席立っただけですぐ他の選手と交代となっている。以降も毎日のレギュラー打者として活躍するも、
 球宴に再び選ばれることはなく、61年に引退。翌62年からは巨人の打撃コーチとなり、一本足打法を王貞治に伝授したことでも有名。74年からはヤクルトの監督も務めた。

・菅原道裕 (大映・外野手・当時23歳) 東葛飾中学→明治大→大映(52-56)

53年成績:82試合 .287 (321-92) 5本 46打点 36三振 23四球 8盗塁 出塁率.336 OPS.741
通算成績:475試合 .252 (1658-418) 21本 176打点 199三振 84四球 40盗塁 出塁率.290 OPS.638
球宴成績:1試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※52年に大映に入団すると、1年目から外野のレギュラーを獲得し不動の4番だった飯島滋弥の後を打つ5番打者としてシュアな打撃を披露。
 翌53年にはその飯島に代わって4番を務めることも増え、球宴にも抜擢。第1戦で上記の荒川博に代わって右翼手の守備に就き、
 5回には金田正一、7回には別所毅彦と対戦するも安打は生まれず、第2,3戦はいずれも出番なしに終わった。本人のプロ生活も長くは続かず、5年目の56年に26歳で引退している。


31 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/11(火) 00:26:58 k7upmw3k
>>29
選ばれたのに登板なしで辛いですねこれは


32 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/12(水) 00:07:49 ZLJ/nZ4g

【第4回・1954年】

【1954年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:9人 神:6人 中:4人 広:3人 洋:1人 国:2人 計:25人

監督:水原茂(巨人・45歳)

コーチ:天知俊一(中日・50歳)
コーチ:松木謙治郎(大阪・45歳)

【ファン投票選出】

投手:大友工(巨人・28歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (48登板 21勝15敗 278.2投球回 199奪三振 62与四球 202被安打 防1.68)

捕手:広田順(巨人・28歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (106試合 .262 (344-90) 9本 37打点 44三振 23四球 3盗塁 出塁率.314 OPS.686)

一塁:川上哲治(巨人・34歳) ※4年連続4度目
   (129試合 .322 (510-164) 8本 87打点 25三振 41四球 26盗塁 出塁率.374 OPS.827)

二塁:千葉茂(巨人・35歳)  ※4年連続4度目
   (120試合 .252 (433-109) 7本 48打点 51三振 53四球 7盗塁 出塁率.333 OPS.677)

三塁:宇野光雄(国鉄・37歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (125試合 .291 (474-138) 7本 56打点 36三振 29四球 19盗塁 出塁率.337 OPS.715)

遊撃:吉田義男(大阪・20歳) ※初
   (128試合 .267 (445-119) 2本 34打点 13三振 18四球 22盗塁 出塁率.297 OPS.641)

外野:金田正泰(大阪・33歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (120試合 .309 (463-143) 4本 35打点 47三振 68四球 28盗塁 出塁率.398 OPS.834)

外野:与那嶺要(巨人・29歳) ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (125試合 .361 (477-172) 10本 69打点 56三振 69四球 20盗塁 出塁率.441 OPS.974)

外野:南村侑広(巨人・37歳) ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (125試合 .285 (466-133) 7本 61打点 32三振 34四球 18盗塁 出塁率.339 OPS.713)


33 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/12(水) 00:08:41 ZLJ/nZ4g

【監督推薦】

投手:別所毅彦(巨人・31歳)  ※4年連続4度目
   (50登板 26勝12敗 330.0投球回 158奪三振 50与四球 269被安打 防1.80)

投手:中尾碩志(巨人・34歳)  ※2年連続3度目
   (37登板 15勝5敗 187.2投球回 76奪三振 44与四球 161被安打 防2.59)

投手:杉下茂(中日・28歳)   ※4年連続4度目
   (63登板 32勝12敗 395.1投球回 273奪三振 103与四球 265被安打 防1.39)

投手:長谷川良平(広島・24歳) ※2年連続3度目
   (46登板 18勝17敗 310.2投球回 112奪三振 65与四球 273被安打 防1.82)

投手:松山昇(広島・21歳)   ※初
   (39登板 18勝13敗 239.0投球回 58奪三振 44与四球 242被安打 防3.01)

投手:権藤正利(洋松・20歳)  ※初
   (38登板 11勝20敗 263.1投球回 222奪三振 143与四球 226被安打 防2.83)

投手:金田正一(国鉄・20歳)  ※4年連続4度目
   (53登板 23勝23敗 345.2投球回 269奪三振 114与四球 290被安打 防2.63)

捕手:徳綱茂(大阪・30歳) ※2年連続3度目
   (107試合 .269 (268-72) 0本 24打点 13三振 15四球 6盗塁 出塁率.307 OPS.606)

捕手:野口明(中日・36歳) ※4年連続4度目
   (91試合 .236 (259-61) 1本 27打点 23三振 22四球 0盗塁 出塁率.295 OPS.593)

内野:広岡達朗(巨人・22歳)  ※初
   (112試合 .314 (341-107) 15本 67打点 49三振 54四球 9盗塁 出塁率.409 OPS.923

内野:藤村富美男(大阪・37歳) ※4年連続4度目
   (114試合 .273 (422-115) 21本 78打点 43三振 32四球 2盗塁 出塁率.323 OPS.781)

内野:白坂長栄(大阪・31歳)  ※2年ぶり3度目
   (123試合 .213 (366-78) 8本 42打点 47三振 56四球 14盗塁 出塁率.317 OPS.634)

内野:西沢道夫(中日・32歳)  ※4年連続4度目
   (126試合 .341 (498-170) 16本 80打点 44三振 40四球 5盗塁 出塁率.390 OPS.900)

外野:渡辺博之(大阪・33歳) ※初
   (129試合 .353 (482-170) 7本 91打点 27三振 51四球 30盗塁 出塁率.416 OPS.872)

外野:杉山悟(中日・28歳)  ※3年連続3度目
   (129試合 .273 (473-129) 28本 91打点 78三振 54四球 11盗塁 出塁率.351 OPS.869)

外野:銭村健四(広島・25歳) ※初
   (118試合 .259 (471-122) 4本 29打点 51三振 29四球 27盗塁 出塁率.303 OPS.645)


34 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/12(水) 00:09:27 ZLJ/nZ4g

【パ・リーグ】 南:8人 急:2人 大:1人 西:6人 毎:4人 高:1人 東:1人 近:2人 計:25人

監督:山本一人(南海・37歳)

コーチ:三原脩(西鉄・42歳)
コーチ:藤本定義(大映・49歳)

【ファン投票選出】

投手:梶本隆夫(阪急・19歳) ※初
   (55登板 20勝12敗 309.1投球回 228奪三振 118与四球 266被安打 防2.73)

捕手:ルイス(毎日・29歳)  ※初
   (130試合 .293 (471-138) 15本 90打点 36三振 52四球 7盗塁 出塁率.362 OPS.846)

一塁:飯田徳治(南海・30歳) ※4年連続4度目
   (140試合 .281 (473-133) 18本 48打点 41三振 67四球 48盗塁 出塁率.373 OPS.841)

二塁:森下正夫(南海・20歳) ※初
   (140試合 .285 (498-142) 6本 58打点 37三振 26四球 51盗塁 出塁率.321 OPS.709)

三塁:中西太(西鉄・21歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (130試合 .296 (493-146) 31本 82打点 73三振 51四球 23盗塁 出塁率.364 OPS.938)

遊撃:木塚忠助(南海・30歳) ※4年連続4度目
   (115試合 .253 (443-112) 7本 30打点 29三振 21四球 37盗塁 出塁率.288 OPS.645)

外野:大下弘(西鉄・31歳)  ※4年連続4度目
   (138試合 .321 (514-165) 22本 88打点 50三振 52四球 11盗塁 出塁率.386 OPS.923)

外野:山内和弘(毎日・22歳) ※初
   (140試合 .308 (504-155) 28本 97打点 72三振 80四球 13盗塁 出塁率.402 OPS.934)

外野:別当薫(毎日・33歳)  ※4年連続4度目
   (108試合 .248 (339-84) 11本 45打点 15三振 23四球 9盗塁 出塁率.305 OPS.706)


35 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/12(水) 00:10:27 ZLJ/nZ4g

【監督推薦】

投手:柚木進(南海・33歳)  ※4年連続4度目
   (33登板 14勝6敗 159.1投球回 55奪三振 25与四球 143被安打 防2.36)

投手:大神武俊(南海・21歳) ※初
   (34登板 14勝7敗 185.1投球回 67奪三振 68与四球 139被安打 防2.27)

投手:西村貞朗(西鉄・19歳) ※初
   (46登板 22勝5敗 275.0投球回 236奪三振 72与四球 167被安打 防1.77)

投手:河村久文(西鉄・20歳) ※初
   (61登板 25勝12敗 276.0投球回 169奪三振 88与四球 182被安打 防1.99)

投手:荒巻淳(毎日・27歳)  ※2年連続3度目
   (49登板 22勝12敗 271.0投球回 130奪三振 43与四球 234被安打 防2.32)

投手:米川泰夫(東映・26歳) ※2年連続3度目
   (56登板 23勝14敗 299.1投球回 204奪三振 86与四球 240被安打 防2.43)

投手:田中文雄(近鉄・27歳) ※初
   (47登板 26勝15敗 307.1投球回 132奪三振 41与四球 266被安打 防2.16)

捕手:松井淳(南海・29歳)  ※2年連続2度目
   (127試合 .253 (395-100) 3本 36打点 54三振 11四球 2盗塁 出塁率.273 OPS.608)

捕手:日比野武(西鉄・34歳) ※初
   (112試合 .230 (317-73) 3本 36打点 27三振 27四球 2盗塁 出塁率.297 OPS.590)

内野:蔭山和夫(南海・27歳) ※4年連続4度目
   (134試合 .263 (495-130) 7本 47打点 63三振 74四球 23盗塁 出塁率.360 OPS.758)

内野:レインズ(阪急・24歳) ※2年連続2度目
   (137試合 .337 (546-184) 18本 96打点 60三振 25四球 45盗塁 出塁率.370 OPS.905)

内野:飯島滋弥(大映・35歳) ※2年ぶり3度目
   (121試合 .261 (418-109) 10本 61打点 46三振 58四球 4盗塁 出塁率.360 OPS.736)

内野:河内卓司(高橋・34歳) ※初
   (111試合 .275 (400-110) 0本 24打点 32三振 27四球 22盗塁 出塁率.326 OPS.623)

外野:堀井数男(南海・30歳) ※3年連続3度目
   (140試合 .250 (507-127) 10本 68打点 36三振 35四球 11盗塁 出塁率.297 OPS.649)

外野:関口清治(西鉄・28歳) ※初
   (139試合 .276 (493-136) 27本 87打点 106三振 71四球 19盗塁 出塁率.370 OPS.877)

外野:日下隆(近鉄・25歳)  ※初
   (131試合 .296 (479-142) 0本 53打点 41三振 50四球 19盗塁 出塁率.369 OPS.722)


36 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/12(水) 00:10:52 ZLJ/nZ4g

【1954年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 5-2 セ 7月3日・西宮・パ5勝3敗1分
(勝:西村 1勝 敗:長谷川 1敗)
※パが3回に山内のソロ、6回に中西の2ラン、8回に大下と堀井の連続適時打で得点を重ね快勝。MVPは中西太。

第2戦
パ 2x-1 セ 7月4日・後楽園・パ6勝3敗1分
(勝:田中 1勝 敗:金田 1敗)
※パが球宴初のサヨナラ勝ち。1-1で迎えた延長10回に山内が金田からこの試合4安打目となるサヨナラ安打。MVPは山内和弘。


37 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/12(水) 00:11:44 ZLJ/nZ4g

【第4回・1954年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

・松山昇 (広島・投手・当時21歳) 興國商業高→広島(52-58)

54年成績:39登板 18勝13敗 239.0投球回 58奪三振 44与四球 242被安打 防3.01
通算成績:144登板 31勝44敗 579.2投球回 144奪三振 158与四球 649被安打 防3.80
球宴成績:1登板 0勝0敗 3.0投球回 2奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※52年に広島に入団するも、2年間は芽が出ず3年目の54年シーズン前のフィリピン遠征も旅費不足が原因で参加できず、比叡山で自主トレに励み、
 制球力を伸ばし、さらにシンカーを習得したことで才能が開花。同年は開幕9連勝を記録するなど18勝をあげ、エースの長谷川良平らとともに活躍。
 しかし活躍は長くは続かず、相次ぐ故障により58年に26歳で引退。54年の球宴では第2戦で4回から3番手で登板。5回に山内和弘からこの試合3本目となる安打を打たれるも、3回を無失点に抑えた。

・銭村健四 (広島・外野手・当時25歳) フレズノ大学→広島(53-56)

54年成績:118試合 .259 (471-122) 4本 29打点 51三振 29四球 27盗塁 出塁率.303 OPS.645
通算成績:375試合 .237 (1339-317) 11本 91打点 129三振 80四球 70盗塁 出塁率.283 OPS.597
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※ハワイ出身の日系2世選手であり、兄の健三とともに53年に来日して広島に入団。兄の健三は「夏休みのアルバイトで来日した」と言い放ってシーズン途中に帰国するも、
 自身は広島の中心選手として活躍。金山次郎との1,2番コンビを組み、機動力を活かしたプレーでファンを魅了した。56年に引退後は地元に戻って日本料理店を経営したり、病院の事務を行っていた。
 球宴では第1戦で同じくハワイ出身の日系2世である与那嶺要の代打として、第2戦では上記の松山の代打として2試合とも出場。いずれも凡打に終わったが大舞台を味わった。

【パ・リーグ】

・大神武俊 (南海・投手・当時21歳) 旧制博多工業学校→東洋高圧大牟田→南海土建→南海(52-56)

54年成績:34登板 14勝7敗 185.1投球回 109奪三振 101与四球 216被安打 防2.23
通算成績:130登板 44勝21敗 639.0投球回 268奪三振 240与四球 542被安打 防2.59
球宴成績:登板なし

※51年に実質的な南海の2軍チームだった南海土建に入団し、昇格のような形で52年に南海ホークスに入団。1年目から先発ローテの一員として8勝をあげると、
 同年の日本シリーズでは新人ながら第1戦の先発に抜擢(以後2013年の楽天・則本昂大まで唯一の記録だった)。翌年は自己最多の19勝をあげ、最高勝率のタイトルを獲得。
 それらが評価されたか翌年の球宴に抜擢されるも、残念ながらこちらの大舞台では出番なしに。さらに翌年以降は肩を故障。56年に24歳の若さでプロの舞台を去った。

・河内卓司 (高橋・内野手・当時34歳) 広島第一中→慶應義塾大→大洋漁業→毎日(50-53)→高橋・トンボ(54-56)

54年成績:111試合 .275 (400-110) 0本 24打点 32三振 27四球 22盗塁 出塁率.326 OPS.623
通算成績:688試合 .268 (2254-604) 11本 204打点 146三振 177四球 72盗塁 出塁率.323 OPS.653
球宴成績:1試合 1.000 (1-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率1.000 OPS2.000

※50年に毎日に入団すると、ミサイル打線の1番打者として打率.286 28盗塁を記録し、チームのパリーグ初代優勝、および日本一に大きく貢献。
 その後54年に高橋ユニオンズに移籍し、ここでも1番打者として活躍し、22盗塁を記録するなど30代でのプロ入りながら好成績を残した。
 その54年の球宴では高橋から唯一選出。第2戦で延長10回に代打で出場すると、一塁への内野安打を放ち、全パの球宴初のサヨナラ勝利に繋がる殊勲打を記録している。

・日下隆 (近鉄・外野手・当時25歳) 旧制鳴尾中→法政大→近鉄(52-58)

54年成績:131試合 .296 (479-142) 0本 53打点 41三振 50四球 19盗塁 出塁率.369 OPS.722
通算成績:636試合 .268 (2023-543) 1本 137打点 177三振 210四球 96盗塁 出塁率.341 OPS.663
球宴成績:2試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※近鉄では俊足強肩の外野手として活躍し、3年目の54年には4番に抜擢されることもあり、自己最高の打率.296をマークする。
 さらにこの年に記録した23補殺は現在においてもパリーグ歴代最多を保持している。一方で本塁打に縁がなく、53年にプロ初本塁打を記録してから
 後に赤星憲広に更新されるまで最長の2088打席連続無本塁打も記録。なお54年の球宴では第2戦で上記の河内の代走として出場し、山内和弘の適時打により、球宴初のサヨナラ勝利のホームを踏んでいる。


38 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/12(水) 00:12:09 HSZ8fLik
スタルヒン1回しか出てないんだ


39 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/12(水) 11:41:26 BF6z0Gbs
なんでオールスターで21回まで延長してるの(恐怖)
むしろガチでいいのかもしれない


40 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 00:01:16 E04JxQwg

【第5回・1955年】

【1955年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 中:6人 巨:7人(1) 神:7人(1) 広:1人 国:3人 洋:1人 計:25人

監督:水原円裕(巨人・46歳)

コーチ:藤村富美男(大阪・38歳) ※選手兼任
コーチ:野口明(中日・37歳)
コーチ:金田正泰(大阪・34歳) ※外野手として選出も故障によりコーチに転任

【ファン投票選出】

投手:西村一孔(大阪・19歳)  ※初
   (60登板 22勝17敗 295.1投球回 302奪三振 78与四球 190被安打 防2.01)

捕手:徳綱茂(大阪・31歳)   ※3年連続4度目(ファン投票は初)
   (105試合 .220 (287-63) 0本 20打点 13三振 15四球 6盗塁 出塁率.307 OPS.606)

一塁:川上哲治(巨人・35歳)  ※5年連続5度目→出場辞退
   (120試合 .338 (435-147) 12本 79打点 33三振 69四球 17盗塁 出塁率.432 OPS.892)

二塁:白坂長栄(大阪・32歳)  ※2年連続4度目(ファン投票は初)
   (123試合 .213 (366-78) 8本 42打点 47三振 56四球 14盗塁 出塁率.317 OPS.634)

三塁:広岡達朗(巨人・23歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (125試合 .257 (447-115) 11本 43打点 70三振 49四球 17盗塁 出塁率.339 OPS.746)

遊撃:吉田義男(大阪・21歳)  ※2年連続2度目
   (128試合 .281 (523-147) 3本 28打点 30三振 46四球 51盗塁 出塁率.343 OPS.688)

外野:渡辺博之(大阪・34歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (126試合 .313 (460-144) 5本 54打点 30三振 36四球 12盗塁 出塁率.364 OPS.738)

外野:金田正泰(大阪・34歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)→故障によりコーチに転任
   (126試合 .254 (488-124) 2本 32打点 57三振 53四球 11盗塁 出塁率.327 OPS.642)

外野:田宮謙次郎(大阪・27歳) ※初
   (117試合 .288 (427-123) 4本 43打点 48三振 20四球 21盗塁 出塁率.336 OPS.720)


41 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 00:02:22 E04JxQwg

【監督推薦】

投手:杉下茂(中日・29歳)   ※5年連続5度目
   (53登板 26勝12敗 328.0投球回 247奪三振 57与四球 226被安打 防1.56)

投手:大友工(巨人・30歳)   ※4年連続4度目
   (42登板 30勝6敗 303.2投球回 206奪三振 54与四球 213被安打 防1.75)

投手:別所毅彦(巨人・32歳)  ※5年連続5度目
   (50登板 23勝8敗 312.0投球回 152奪三振 45与四球 241被安打 防1.33)

投手:中尾碩志(巨人・35歳)  ※3年連続4度目
   (31登板 16勝9敗 183.0投球回 81奪三振 44与四球 149被安打 防2.11)

投手:長谷川良平(広島・25歳) ※3年連続4度目
   (54登板 30勝17敗 387.1投球回 207奪三振 93与四球 305被安打 防1.69)

投手:金田正一(国鉄・21歳)  ※5年連続5度目
   (62登板 29勝20敗 400.0投球回 350奪三振 101与四球 279被安打 防1.78)

捕手:河合保彦(中日・21歳) ※初
   (113試合 .192 (291-56) 5本 34打点 74三振 16四球 5盗塁 出塁率.240 OPS.529)

捕手:広田順(巨人・29歳)  ※4年連続4度目
   (97試合 .222 (297-66) 6本 30打点 33三振 35四球 7盗塁 出塁率.313 OPS.639)

内野:児玉利一(中日・36歳)  ※2年ぶり2度目
   (108試合 .315 (355-112) 8本 45打点 28三振 40四球 7盗塁 出塁率.388 OPS.841)

内野:西沢道夫(中日・34歳)  ※5年連続5度目
   (127試合 .261 (476-124) 14本 53打点 58三振 46四球 4盗塁 出塁率.330 OPS.739)

内野:千葉茂(巨人・36歳)   ※5年連続5度目
   (96試合 .237 (321-76) 4本 30打点 36三振 55四球 1盗塁 出塁率.348 OPS.654)

内野:藤村富美男(大阪・38歳) ※5年連続5度目 ※コーチ兼任(町田行彦が外野に移ったため内野手として補充)
   (112試合 .269 (349-94) 21本 63打点 51三振 35四球 1盗塁 出塁率.345 OPS.829)

内野:佐藤孝夫(国鉄・23歳)  ※初(川上哲治の補充選手)
   (127試合 .224 (491-110) 24本 53打点 81三振 68四球 25盗塁 出塁率.318 OPS.736)

外野:杉山悟(中日・29歳)  ※4年連続4度目
   (118試合 .242 (450-109) 19本 67打点 79三振 23四球 9盗塁 出塁率.281 OPS.721)

外野:原田徳光(中日・35歳) ※2年ぶり4度目
   (128試合 .280 (461-129) 5本 39打点 32三振 37四球 22盗塁 出塁率.339 OPS.716)

外野:与那嶺要(巨人・30歳) ※4年連続4度目
   (107試合 .311 (424-132) 13本 65打点 66三振 49四球 10盗塁 出塁率.382 OPS.846)

外野:町田行彦(国鉄・21歳) ※初(金田正泰の故障により内野から外野に)
   (125試合 .280 (468-131) 31本 71打点 98三振 42四球 12盗塁 出塁率.344 OPS.878)

外野:青田昇(大洋・30歳)  ※2年ぶり4度目
   (103試合 .268 (381-102) 17本 54打点 45三振 29四球 3盗塁 出塁率.321 OPS.788)


42 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 00:03:04 E04JxQwg

【パ・リーグ】 西:9人 南:5人 毎:6人 近:1人 急:1人 ト:1人 東:1人 大:1人 計:25人

監督:三原脩(西鉄・43歳)

コーチ:山本一人(南海・38歳)
コーチ:石本秀一(西鉄・57歳)

【ファン投票選出】

投手:宅和本司(南海・19歳)  ※初
   (58登板 24勝11敗 244.1投球回 205奪三振 80与四球 176被安打 防2.42)

捕手:ルイス(毎日・30歳)   ※2年連続2度目
   (135試合 .261 (509-133) 9本 73打点 40三振 35四球 9盗塁 出塁率.305 OPS.700)

一塁:榎本喜八(毎日・18歳)  ※初
   (139試合 .298 (490-146) 16本 67打点 55三振 87四球 12盗塁 出塁率.414 OPS.887)

二塁:岡本伊三美(南海・24歳) ※2年ぶり2度目
   (136試合 .253 (521-132) 18本 65打点 71三振 43四球 37盗塁 出塁率.310 OPS.733)

三塁:中西太(西鉄・22歳)   ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (135試合 .332 (473-157) 35本 98打点 91三振 71四球 19盗塁 出塁率.419 OPS1.049)

遊撃:木塚忠助(南海・31歳)  ※5年連続5度目
   (122試合 .249 (386-96) 2本 21打点 39三振 22四球 7盗塁 出塁率.293 OPS.593)

外野:山内和弘(毎日・23歳)  ※2年連続2度目
   (137試合 .325 (492-160) 26本 99打点 60三振 81四球 12盗塁 出塁率.421 OPS1.042)

外野:大下弘(西鉄・32歳)   ※5年連続5度目
   (139試合 .301 (469-141) 12本 63打点 55三振 44四球 7盗塁 出塁率.361 OPS.804)

外野:別当薫(毎日・34歳)   ※5年連続5度目
   (73試合 .276 (239-66) 4本 24打点 15三振 23四球 9盗塁 出塁率.340 OPS.737)


43 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 00:03:52 E04JxQwg

【監督推薦】

投手:河村久文(西鉄・21歳)  ※2年連続2度目
   (58登板 21勝9敗 279.1投球回 225奪三振 118与四球 211被安打 防2.35)

投手:西村貞朗(西鉄・20歳)  ※2年連続2度目
   (57登板 19勝6敗 268.1投球回 191奪三振 71与四球 229被安打 防2.41)

投手:大津守(西鉄・24歳)   ※2年ぶり2度目
   (55登板 21勝10敗 255.2投球回 116奪三振 91与四球 213被安打 防2.50)

投手:荒巻淳(毎日・28歳)   ※3年連続4度目
   (49登板 18勝12敗 245.0投球回 130奪三振 59与四球 203被安打 防2.35)

投手:植村義信(毎日・20歳)  ※初
   (50登板 17勝10敗 220.0投球回 146奪三振 61与四球 196被安打 防2.13)

投手:米川泰夫(東映・27歳)  ※3年連続4度目
   (55登板 22勝21敗 353.1投球回 185奪三振 83与四球 321被安打 防2.26)

捕手:日比野武(西鉄・35歳)  ※2年連続2度目
   (113試合 .232 (280-65) 1本 29打点 26三振 26四球 3盗塁 出塁率.302 OPS.588)

捕手:筒井敬三(南海・30歳)  ※2年ぶり4度目
   (86試合 .239 (188-45) 5本 22打点 29三振 19四球 3盗塁 出塁率.309 OPS.682)

内野:中谷準志(西鉄・37歳)  ※3年ぶり3度目
   (104試合 .295 (312-92) 8本 43打点 29三振 24四球 4盗塁 出塁率.349 OPS.811

内野:豊田泰光(西鉄・20歳)  ※初
   (144試合 .275 (546-150) 23本 76打点 75三振 64四球 27盗塁 出塁率.351 OPS.800

内野:武智修(近鉄・29歳)   ※初
   (115試合 .300 (433-130) 5本 54打点 34三振 37四球 24盗塁 出塁率.355 OPS.716)

内野:坂本文次郎(大映・29歳) ※初
   (139試合 .295 (546-161) 11本 59打点 49三振 29四球 25盗塁 出塁率.332 OPS.762)

外野:関口清治(西鉄・29歳)  ※2年連続2度目
   (134試合 .298 (456-136) 14本 66打点 95三振 37四球 11盗塁 出塁率.354 OPS.832)

外野:飯田徳治(南海・31歳)  ※5年連続5度目(外野手としては初)
   (143試合 .310 (525-163) 14本 75打点 47三振 72四球 42盗塁 出塁率.396 OPS.845)

外野:戸倉勝城(阪急・40歳)  ※2年ぶり3度目
   (139試合 .321 (480-154) 6本 64打点 51三振 37四球 21盗塁 出塁率.369 OPS.822)

外野:山田利昭(トンボ・22歳) ※初
   (136試合 .296 (433-128) 3本 29打点 49三振 38四球 30盗塁 出塁率.354 OPS.749)


44 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 00:04:19 E04JxQwg

【1955年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 0-2 パ 7月2日・大阪・パ7勝3敗1分
(勝:米川 1勝 敗:西村 1敗)
※パが4連勝。2回に山内のソロで先制。セの打線を宅和、米川、河村、荒巻の4投手のリレーで完封。MVPは山内和弘。

第2戦
セ 9-4 パ 7月3日・甲子園・セ4勝7敗1分
(勝:大友 1勝 敗:西村 1敗)
※セが2年ぶりに白星。3回と5回に西沢が2打席連続の2ラン。7回には代打・藤村の2点適時打などで4点を追加。MVPは西沢道夫。


45 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 00:05:23 E04JxQwg

【第5回・1955年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

・西村一孔 (大阪・投手・当時19歳) 都留高→全藤倉→大阪(55-60)

55年成績:60登板 22勝17敗 295.1投球回 302奪三振 78与四球 190被安打 防2.01
通算成績:100登板 31勝20敗 443.1投球回 419奪三振 121与四球 285被安打 防1.95
球宴成績:2登板 0勝1敗 3.1投球回 6奪三振 1与四球 3被安打 防5.40

※全藤倉から55年に大阪に入団すると、新人ながら開幕投手に抜擢されてシーズン通してフル回転を果たし、22勝、302奪三振という圧巻の成績を残してタイガースの選手としては史上初の新人王を獲得。
 しかしこの酷使と負担の大きい投球フォームが災いし、翌年以降は肩を故障。6年目の60年に25歳の若さで引退という太く短い現役生活を送った。ファン投票で選出された55年の球宴では第1戦で打者10人に対して6奪三振をマークするも、
 山内和弘にソロを被弾して敗戦投手に。そしてなんとその翌日の第2戦にも先発したが1アウトしか奪えず、山内、ルイスに連続適時打を浴びるなど3失点を喫して降板するも、大舞台でもフル回転した。

【パ・リーグ】

・宅和本司 (南海・投手・当時19歳) 門司東高→南海(54-59)→近鉄(60-61)

55年成績:58登板 24勝11敗 244.1投球回 205奪三振 80与四球 176被安打 防2.42
通算成績:168登板 56勝26敗 709.1投球回 548奪三振 237与四球 511被安打 防2.29
球宴成績:2登板 0勝0敗 4.0投球回 1奪三振 2与四球 2被安打 防0.00

※野村克也らとともに54年に南海に入団すると、1年目から60試合に登板。リーグ最多の329.2投球回を投げ、26勝、防御率1.58、当時パ新記録の275奪三振をマークし、
 最多勝と最優秀防御率、そして新人王を獲得。翌55年もリーグ最多の58試合に登板して、24勝をマークして2年連続で最多勝に。しかしこの2年のフル回転の影響で3年目以降は成績が急降下し、57年以降は1勝もできず。
 61年に移籍した近鉄で8年間のプロ生活を終えた。球宴では上記の西村とともに2試合連続で先発。全セ打線に対して走者を背負いながらも計4イニングを無失点に抑え、爪痕を残した。

・武智修 (近鉄・内野手・当時29歳) 旧制松山商業学校→阪神・大阪(43-47)→金星(48)→阪急(49)→広島(50-52)→近鉄(53-57)

55年成績:115試合 .300 (433-130) 5本 54打点 34三振 37四球 24盗塁 出塁率.355 OPS.716
通算成績:1142試合 .255 (3868-987) 26本 432打点 240三振 281四球 138盗塁 出塁率.307 OPS.631
球宴成績:1試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※戦前の43年に投手として阪神軍に入団するも、プロ入り後は内野手に転向(ただ人材不足もあって投手も一時期兼任)。戦後も各球団を転々としながら、
 50年に広島カープの創設メンバーとして移籍。53年には近鉄に移籍すると3番打者として活躍し、翌54年には自己最多の31盗塁、55年には自身唯一の打率3割をマーク。
 かつて球宴の全身である東西対抗戦にも選出経験があったが、55年に初の球宴選出。第1戦で8回に河村久文の代打で出場し、金田正一と対戦するも三ゴロに倒れた。引退後は母校の松山商業の監督となり、甲子園にも出場した。

・山田利昭 (トンボ・外野手・当時22歳) 市川工業高→立教大(中退)→毎日(53)→高橋・トンボ(54-56)→東映(57-58)

55年成績:136試合 .296 (433-128) 3本 29打点 49三振 38四球 30盗塁 出塁率.354 OPS.749
通算成績:433試合 .251 (1157-290) 8本 69打点 145三振 88四球 54盗塁 出塁率.306 OPS.639
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※立教大を中退して53年に毎日に入団するも、1年目は6試合しか出場できず、同年オフに高橋に移籍。俊足巧打の外野手として
 選手が手薄だったチームの中で主力として活躍し、55年にはキャリアハイの打率.296、30盗塁を記録。
 トンボから唯一選出された55年の球宴では第1戦で8回から右翼手として途中出場、第2戦では筒井敬三の代打として出場。2試合とも打席に立ったがいずれも凡退に終わった。


46 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 02:53:08 qtrb5kTU
>>45
初めの2年で50勝して通算56勝止まり……


初め数年フル回転してその後活躍できずは権藤さん、阿波野みたいで悲しい


47 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 16:45:58 OWWc6K2E
南海はエースピッチャーが短命続きでチェーンエースなんて揶揄されるくらいでしたから


48 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 17:10:03 qtrb5kTU
杉浦さんも短命でしたしほんとにそうですね
例外は皆川睦雄さんくらいか


49 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 20:09:45 OWWc6K2E
38勝4敗、日本シリーズ4連投4連勝とか酷使どころでは無いですしね


50 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 20:51:25 zAiP2MPI
この時代前日完投して翌日リリーフで5回とか当たり前だしなぁ(むしろ緩い


51 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 21:13:14 OzQusnE6
オールスターに出ているだけあって数字の見栄えも全員良く
成績を眺めてるだけでも楽しいですね


52 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 21:59:10 ib/L.jzc
データ兄貴毎回凄いっすね


53 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/13(木) 23:39:23 MqeFIKes
NaNじぇい野球懐古部門民とかいう謎


54 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/14(金) 00:11:03 U7/e2m.k
NaNじぇい(野球)が残っていれば…


55 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/14(金) 00:13:47 G9rg3rcQ

【第6回・1956年】

【1956年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:6人 中:5人 神:4人(1) 広:4人 国:3人 洋:3人 計:25人

監督:水原円裕(巨人・47歳)

コーチ:宇野光雄(国鉄・39歳)
コーチ:藤村富美男(大阪・39歳)

【ファン投票選出】

投手:別所毅彦(巨人・33歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は4年ぶり3度目)
   (54登板 27勝15敗 340.1投球回 185奪三振 60与四球 282被安打 防1.93)

捕手:藤尾茂(巨人・21歳)   ※初
   (117試合 .276 (406-112) 14本 58打点 62三振 22四球 12盗塁 出塁率.318 OPS.754)

一塁:川上哲治(巨人・36歳)  ※6年連続6度目
   (128試合 .327 (490-160) 5本 67打点 36三振 46四球 16盗塁 出塁率.388 OPS.808)

二塁:井上登(中日・22歳)   ※初
   (121試合 .271 (410-111) 9本 48打点 46三振 36四球 16盗塁 出塁率.307 OPS.715)

三塁:児玉利一(中日・37歳)  ※2年連続3度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (121試合 .275 (371-102) 3本 45打点 28三振 73四球 3盗塁 出塁率.397 OPS.739)

遊撃:吉田義男(大阪・22歳)  ※3年連続3度目
   (127試合 .290 (487-141) 8本 34打点 19三振 46四球 50盗塁 出塁率.351 OPS.759)

外野:与那嶺要(巨人・31歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (123試合 .338 (452-153) 13本 47打点 72三振 63四球 25盗塁 出塁率.420 OPS.907)

外野:青田昇(大洋・31歳)   ※2年連続5度目(ファン投票は4年ぶり3度目)
   (129試合 .259 (502-130) 25本 65打点 69三振 35四球 1盗塁 出塁率.306 OPS.748)

外野:田宮謙次郎(大阪・28歳) ※2年連続2度目
   (126試合 .300 (454-136) 11本 42打点 70三振 40四球 25盗塁 出塁率.364 OPS.862)


56 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/14(金) 00:14:31 G9rg3rcQ

【監督推薦】

投手:杉下茂(中日・30歳)   ※6年連続6度目
   (42登板 14勝14敗 248.0投球回 167奪三振 48与四球 172被安打 防2.00)

投手:中山俊丈(中日・20歳)  ※初
   (45登板 20勝11敗 256.1投球回 222奪三振 80与四球 190被安打 防1.62)

投手:小山正明(大阪・21歳)  ※初→出場辞退
   (27登板 7勝4敗 131.0投球回 75奪三振 34与四球 110被安打 防2.27)

投手:長谷川良平(広島・26歳) ※4年連続5度目
   (58登板 22勝22敗 351.0投球回 194奪三振 86与四球 283被安打 防2.15)

投手:大田垣良夫(広島・22歳) ※初(小山正明の出場辞退により補充)
   (48登板 13勝22敗 247.0投球回 112奪三振 61与四球 219被安打 防3.13)

投手:金田正一(国鉄・22歳)  ※6年連続6度目
   (68登板 25勝20敗 367.1投球回 316奪三振 81与四球 222被安打 防1.74)

投手:秋山登(大洋・22歳)   ※初
   (58登板 25勝25敗 379.2投球回 266奪三振 136与四球 290被安打 防2.39)

捕手:河合保彦(中日・22歳) ※2年連続2度目
   (96試合 .189 (233-44) 3本 15打点 59三振 19四球 3盗塁 出塁率.258 OPS.541)

捕手:土井淳(大洋・23歳)  ※初
   (85試合 .190 (232-44) 2本 13打点 33三振 19四球 2盗塁 出塁率.257 OPS.524)

内野:広岡達朗(巨人・24歳) ※3年連続3度目
   (93試合 .233 (343-80) 9本 32打点 56三振 25四球 8盗塁 出塁率.290 OPS.658)

内野:渡辺博之(大阪・35歳) ※3年連続3度目(内野手としては初)
   (125試合 .227 (454-103) 4本 47打点 34三振 47四球 8盗塁 出塁率.304 OPS.610)

内野:箱田淳(国鉄・24歳)  ※初
   (130試合 .259 (501-130) 10本 47打点 37三振 25四球 13盗塁 出塁率.293 OPS.700)

外野:宮本敏雄(巨人・23歳) ※初
   (113試合 .263 (392-103) 19本 69打点 70三振 34四球 8盗塁 出塁率.326 OPS.791)

外野:大津淳(大阪・24歳)  ※初
   (99試合 .247 (344-85) 3本 44打点 13三振 16四球 19盗塁 出塁率.281 OPS.621)

外野:平山智(広島・26歳)  ※初
   (126試合 .240 (462-111) 10本 46打点 70三振 46四球 34盗塁 出塁率.313 OPS.675)

外野:小鶴誠(広島・33歳)  ※3年ぶり3度目
   (122試合 .259 (428-111) 11本 43打点 60三振 48四球 16盗塁 出塁率.334 OPS.699)

外野:鵜飼勝美(国鉄・23歳) ※初
   (130試合 .256 (484-124) 7本 53打点 59三振 25四球 10盗塁 出塁率.293 OPS.640)


57 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/14(金) 00:15:09 G9rg3rcQ

【パ・リーグ】 南:6人 西:6人(1) 毎:4人 急:4人 近:1人 大:2人 東:1人 高:1人 計:25人

監督:山本一人(南海・39歳)

コーチ:三原脩(西鉄・44歳)
コーチ:別当薫(毎日・35歳)

【ファン投票選出】

投手:荒巻淳(毎日・29歳)   ※4年連続5度目(ファン投票は5年ぶり2度目)
   (56登板 24勝16敗 263.0投球回 123奪三振 46与四球 202被安打 防2.12)

捕手:佃明忠(毎日・21歳)   ※初
   (70試合 .198 (217-43) 11本 25打点 51三振 22四球 4盗塁 出塁率.278 OPS.674)

一塁:榎本喜八(毎日・29歳)  ※2年連続2度目
   (152試合 .282 (524-148) 15本 66打点 41三振 95四球 4盗塁 出塁率.396 OPS.851)

二塁:岡本伊三美(南海・25歳) ※2年連続3度目
   (124試合 .231 (428-99) 9本 36打点 49三振 50四球 18盗塁 出塁率.313 OPS.661)

三塁:中西太(西鉄・23歳)   ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)→出場辞退
   (137試合 .325 (462-150) 29本 95打点 70三振 54四球 15盗塁 出塁率.393 OPS.987)

遊撃:豊田泰光(西鉄・21歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (148試合 .325 (529-172) 12本 70打点 59三振 76四球 31盗塁 出塁率.407 OPS.898)

外野:山内和弘(毎日・24歳)  ※3年連続3度目
   (147試合 .304 (500-152) 25本 72打点 48三振 92四球 16盗塁 出塁率.413 OPS.977)

外野:杉山光平(南海・28歳)  ※初
   (154試合 .303 (564-171) 12本 93打点 42三振 40四球 14盗塁 出塁率.354 OPS.788)

外野:飯田徳治(南海・32歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり5度目、外野手でのファン投票選出は初)
   (154試合 .252 (579-146) 6本 62打点 63三振 64四球 45盗塁 出塁率.328 OPS.689)


58 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/14(金) 00:15:54 G9rg3rcQ

【監督推薦】

投手:島原幸雄(西鉄・23歳) ※初
   (74登板 25勝11敗 373.2投球回 253奪三振 114与四球 225被安打 防1.35)

投手:河村久文(西鉄・22歳) ※3年連続3度目
   (46登板 18勝12敗 201.2投球回 123奪三振 67与四球 151被安打 防2.54)

投手:梶本隆夫(阪急・21歳) ※2年ぶり2度目
   (68登板 28勝17敗 364.1投球回 327奪三振 118与四球 284被安打 防2.25)

投手:米田哲也(阪急・18歳) ※初
   (51登板 9勝15敗 204.0投球回 167奪三振 68与四球 156被安打 防2.38)

投手:武智文雄(近鉄・29歳) ※2年ぶり2度目
   (45登板 16勝16敗 255.2投球回 113奪三振 29与四球 234被安打 防2.43)

投手:三浦方義(大映・22歳) ※初
   (61登板 29勝14敗 329.2投球回 187奪三振 109与四球 220被安打 防1.77)

投手:伊藤四郎(高橋・23歳) ※初
   (65登板 21勝19敗 323.2投球回 177奪三振 71与四球 244被安打 防2.00)

捕手:日比野武(西鉄・36歳) ※3年連続3度目
   (124試合 .233 (253-59) 1本 27打点 30三振 18四球 3盗塁 出塁率.284 OPS.553)

捕手:山下健(阪急・24歳)  ※初
   (125試合 .191 (304-58) 4本 31打点 90三振 44四球 9盗塁 出塁率.295 OPS.571)

内野:木塚忠助(南海・32歳)  ※6年連続6度目
   (133試合 .253 (427-108) 1本 27打点 45三振 22四球 34盗塁 出塁率.293 OPS.590)

内野:森下正夫(南海・22歳)  ※2年ぶり2度目
   (148試合 .284 (538-153) 6本 61打点 33三振 26四球 56盗塁 出塁率.329 OPS.701)

内野:坂本文次郎(大映・30歳) ※2年連続2度目(中西太の出場辞退により補充)
   (134試合 .271 (547-148) 6本 40打点 52三振 21四球 28盗塁 出塁率.304 OPS.680)

内野:佐々木信也(高橋・22歳) ※初
   (154試合 .289 (622-180) 6本 37打点 45三振 41四球 34盗塁 出塁率.338 OPS.717)

外野:大沢昌芳(南海・24歳) ※初
   (145試合 .259 (386-100) 4本 30打点 56三振 34四球 18盗塁 出塁率.318 OPS.647)

外野:高倉照幸(西鉄・21歳) ※初
   (148試合 .259 (433-112) 9本 58打点 55三振 31四球 35盗塁 出塁率.310 OPS.689)

外野:戸倉勝城(阪急・41歳) ※2年連続4度目
   (143試合 .293 (499-146) 8本 72打点 56三振 34四球 11盗塁 出塁率.343 OPS.759)

外野:毒島章一(東映・20歳) ※初
   (149試合 .266 (541-144) 5本 43打点 50三振 52四球 16盗塁 出塁率.334 OPS.689)


59 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/14(金) 00:16:16 G9rg3rcQ

【1956年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 8-0 セ 7月3日・後楽園・パ8勝4敗1分
(勝:島原 1勝 敗:別所 1敗)
※パが8回に佃が2ランを放つなど10安打8得点。島原、梶本、荒巻、武智の4投手の継投で昨年に続き第1戦を完封勝利。MVPは森下正夫。

第2戦
パ 0-2 セ 7月4日・後楽園・セ5勝8敗1分
(勝:中山 1勝 敗:梶本 1敗)
※セが5回に吉田、9回に箱田の適時打で得点。第1戦とは逆にセが杉下、中山、大田垣、金田の継投でパをシャットアウト。MVPは吉田義男。


60 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/14(金) 00:16:44 G9rg3rcQ

【第6回・1956年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

・鵜飼勝美 (国鉄・外野手・当時23歳) 享栄商業高→国鉄(52-63)

56年成績:130試合 .256 (484-124) 7本 53打点 59三振 25四球 10盗塁 出塁率.293 OPS.640
通算成績:897試合 .230 (2220-510) 26本 178打点 373三振 94四球 45盗塁 出塁率.261 OPS.570
球宴成績:1試合 .000 (1-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※享栄商業高では金田正一の1年先輩であり、52年に金田より2年遅れて国鉄に入団。3年目の54年から出場機会を増やし、56年には全130試合に出場。
 4番打者も務めるなど自己最高の成績を残した。その後翌57年に飯田徳治が南海から移籍するも、以降も中軸打者として50年代の国鉄を支えた。
 プロ11年間で唯一選出された56年の球宴では8回に土井淳の代打として途中出場。しかし毎日・荒巻淳に対して三振に倒れ、第2戦も出番はなかった。

【パ・リーグ】

・三浦方義 (大映・投手・当時22歳) 五戸高→巨人(52-55)→大映(56-57)→大毎(58-62)

56年成績:61登板 29勝14敗 329.2投球回 187奪三振 109与四球 220被安打 防1.77
通算成績:222登板 56勝53敗 895.2投球回 475奪三振 255与四球 769被安打 防2.84
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.1投球回 1奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※52年に巨人にテスト入団するも芽が出ず、4年目の55年に自由契約となり56年に大映に移籍。すると兼任コーチを務めていた林義一の指導により才能が開花。
 同年は61試合に登板し、当時パリーグ記録の29勝をあげて最多勝のタイトルを獲得。球団が毎日と合併してからも先発の一員として活躍するも、徐々に成績が下降し58年に引退。
 その後はオリオンズのコーチとなり数多くの名投手を育てた。飛躍を果たした56年に選出された球宴では第2戦で米田哲也に代わり、2番手で登板。1.1回を無失点に抑えた。

・伊藤四郎 (高橋・投手・当時23歳) 四日市商業高→名古屋・中日(51-54)→トンボ・高橋(55-56)→近鉄(57-59)→南海(60-61)

56年成績:65登板 21勝19敗 323.2投球回 177奪三振 71与四球 244被安打 防2.00
通算成績:198登板 29勝52敗 748.1投球回 392奪三振 234与四球 678被安打 防3.15
球宴成績:1登板 0勝0敗 2.1投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※51年にドラゴンズに入団するも、こちらも1軍で活躍できず4年目の54年に退団して55年にトンボに移籍。すると移籍後2年目の56年に突如として才能が開花。
 65試合に登板、323.2投球回を投げて21勝をあげ、飛躍を果たす。しかし球団は同年限りで消滅し、自身は近鉄に移籍。近鉄でも先発やリリーフの一員を務めるも、
 3年間で5勝27敗と大きく負け越すなど低迷し、61年に南海で引退。ユニオンズ最後の出場となった56年の球宴では第2戦の4番手で登板。2.1回を1安打無失点に抑えている。

・佐々木信也 (高橋・内野手・当時22歳) 湘南高→慶應義塾大→高橋(56)→大映(57)→大毎(58-59)

56年成績:154試合 .289 (622-180) 6本 37打点 45三振 41四球 34盗塁 出塁率.338 OPS.717
通算成績:466試合 .265 (1602-424) 13本 101打点 144三振 115四球 86盗塁 出塁率.314 OPS.661
球宴成績:2試合 .400 (5-2) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.400 OPS.800

※慶應義塾大から高橋に入団すると、新人としては史上初となる全試合(歴代最多の154試合)にフルイニング出場。また現在でも新人歴代最多記録となる180安打を記録し、同年にはユニオンズ唯一のベストナインにも選出されたが、
 新人王のタイトルは西鉄・稲尾和久に譲ることとなった。翌年チームが合併したことにより大映、大毎でプレーするも出場機会が減少。59年オフに翌年監督に就任する西本幸雄との確執もあり、わずか4年でプロの舞台を去った。
 その後は解説者やプロ野球ニュースのキャスターとして活動。球宴では第1戦で途中出場し、8回に長谷川良平から安打。続く第2戦では7番・二塁でスタメン出場を果たし、2回に杉下茂から安打を放った。

・大沢昌芳(大沢啓二) (南海・外野手・当時24歳) 平塚工業高→商工高→立教大→南海(56-64)→東京(65)

56年成績:145試合 .259 (386-100) 4本 30打点 56三振 34四球 18盗塁 出塁率.318 OPS.647
通算成績:988試合 .241 (2075-501) 17本 191打点 301三振 164四球 38盗塁 出塁率.297 OPS.603
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※ご存知大沢親分。立教大から56年に南海に入団(長嶋茂雄獲得へのパイプ目的でもあった)すると、1年目から頭脳的な守備で外野の定位置を獲得、その後も外野手の準レギュラーとしてホークスで活躍を続け、
 59年のチームの2リーグ制以降では初となる日本一にも貢献。その後61年にオリオンズに移籍し同年限りで引退。その後はロッテと日本ハムの監督を歴任し、近年では張本勲とともに
 「サンデーモーニング」のご意見番として出演。唯一選出された1年目の56年球宴では第1戦、第2戦ともに同僚の杉山光平に代わって右翼手として途中出場を果たしている。


61 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/14(金) 08:18:40 OtBL8qSw
今更ながらスレタイからするとおまけぐらいのはずのオールスター出場者一覧とかの情報が手厚すぎる
体裁整えたら同人誌にしてコミケで売れそう


62 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 00:05:50 yIT8zV3o

【第7回・1957年】

【1957年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:7人 神:4人 中:5人(1) 国:4人 広:2人 洋:3人 計:25人

監督:水原円裕(巨人・48歳)

コーチ:天知俊一(中日・53歳)
コーチ:藤村富美男(大阪・40歳)

【ファン投票選出】

投手:金田正一(国鉄・23歳)  ※7年連続7度目(ファン投票は初)
   (61登板 28勝16敗 353.0投球回 306奪三振 93与四球 256被安打 防1.63)

捕手:藤尾茂(巨人・22歳)   ※2年連続2度目
   (105試合 .256 (348-89) 8本 30打点 52三振 28四球 7盗塁 出塁率.317 OPS.730)

一塁:川上哲治(巨人・37歳)  ※7年連続7度目
   (128試合 .284 (465-132) 5本 52打点 37三振 40四球 6盗塁 出塁率.346 OPS.731)

二塁:井上登(中日・23歳)   ※2年連続2度目
   (130試合 .249 (478-119) 17本 61打点 41三振 36四球 16盗塁 出塁率.307 OPS.715)

三塁:三宅秀史(大阪・23歳)  ※初
   (130試合 .267 (460-123) 7本 51打点 62三振 45四球 23盗塁 出塁率.334 OPS.732)

遊撃:吉田義男(大阪・23歳)  ※4年連続4度目
   (111試合 .297 (421-125) 8本 32打点 19三振 36四球 25盗塁 出塁率.355 OPS.764)

外野:宮本敏雄(巨人・24歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (129試合 .259 (459-119) 21本 78打点 109三振 49四球 6盗塁 出塁率.336 OPS.802)

外野:田宮謙次郎(大阪・29歳) ※3年連続3度目
   (110試合 .308 (390-120) 12本 56打点 40三振 40四球 37盗塁 出塁率.384 OPS.884)

外野:与那嶺要(巨人・32歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (126試合 .343 (467-160) 12本 48打点 62三振 35四球 10盗塁 出塁率.386 OPS.879)


63 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 00:06:36 yIT8zV3o

【監督推薦】

投手:別所毅彦(巨人・34歳)  ※7年連続7度目
   (40登板 14勝11敗 219.2投球回 100奪三振 45与四球 205被安打 防2.50)

投手:藤田元司(巨人・25歳)  ※初
   (60登板 17勝13敗 235.2投球回 156奪三振 80与四球 190被安打 防2.48)

投手:小山正明(大阪・22歳)  ※2年連続2度目
   (52登板 15勝17敗 250.0投球回 201奪三振 37与四球 192被安打 防2.38)

投手:中山俊丈(中日・21歳)  ※2年連続2度目
   (53登板 20勝15敗 326.0投球回 274奪三振 84与四球 238被安打 防1.82)

投手:伊奈努(中日・22歳)   ※初
   (36登板 12勝12敗 175.0投球回 109奪三振 61与四球 158被安打 防2.67)

投手:長谷川良平(広島・27歳) ※5年連続6度目
   (59登板 21勝23敗 340.1投球回 167奪三振 97与四球 289被安打 防2.51)

投手:秋山登(大洋・23歳)   ※2年連続2度目
   (65登板 24勝27敗 406.0投球回 312奪三振 116与四球 319被安打 防2.50)

捕手:吉沢岳男(中日・23歳) ※初
   (82試合 .195 (190-37) 0本 8打点 28三振 3四球 1盗塁 出塁率.211 OPS.448)

捕手:土井淳(大洋・25歳)  ※2年連続2度目
   (111試合 .248 (262-65) 4本 25打点 45三振 29四球 5盗塁 出塁率.330 OPS.677)

内野:広岡達朗(巨人・25歳) ※4年連続4度目
   (92試合 .244 (344-84) 18本 33打点 72三振 29四球 5盗塁 出塁率.304 OPS.761)

内野:西沢道夫(中日・35歳) ※2年ぶり6度目→出場辞退
   (87試合 .280 (307-86) 7本 49打点 26三振 20四球 0盗塁 出塁率.326 OPS.714)

内野:岡嶋博治(中日・22歳) ※初(西沢道夫の出場辞退による補充)
   (129試合 .242 (458-111) 15本 52打点 70三振 69四球 15盗塁 出塁率.347 OPS.755)

内野:箱田淳(国鉄・25歳)  ※2年連続2度目
   (128試合 .251 (487-122) 7本 42打点 47三振 33四球 10盗塁 出塁率.299 OPS.642)

内野:藤井弘(広島・21歳)  ※初
   (130試合 .231 (484-112) 17本 62打点 75三振 52四球 5盗塁 出塁率.312 OPS.703)

外野:飯田徳治(国鉄・33歳) ※7年連続7度目(移籍後初、史上初の両リーグ選出)
   (130試合 .293 (492-144) 9本 39打点 51三振 40四球 40盗塁 出塁率.351 OPS.767)

外野:町田行彦(国鉄・23歳) ※2年ぶり2度目
   (125試合 .227 (383-87) 21本 52打点 99三振 45四球 12盗塁 出塁率.309 OPS.758)

外野:青田昇(大洋・32歳)  ※3年連続6度目
   (129試合 .274 (497-136) 22本 61打点 56三振 29四球 1盗塁 出塁率.313 OPS.762)


64 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 00:07:10 yIT8zV3o

【パ・リーグ】 西:9人 南:5人 急:2人 毎:4人(1) 近:1人 東:3人 大:1人 計:25人

監督:三原脩(西鉄・45歳)

コーチ:山本一人(南海・40歳)
コーチ:別当薫(毎日・36歳)

【ファン投票選出】

投手:荒巻淳(毎日・30歳)   ※5年連続6度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (46登板 15勝11敗 175.2投球回 87奪三振 41与四球 142被安打 防2.06)

捕手:野村克也(南海・22歳)  ※初
   (132試合 .302 (474-143) 30本 94打点 87三振 57四球 7盗塁 出塁率.386 OPS.924)

一塁:榎本喜八(毎日・20歳)  ※3年連続3度目
   (128試合 .269 (446-120) 9本 50打点 46三振 68四球 4盗塁 出塁率.372 OPS.778)

二塁:岡本伊三美(南海・26歳) ※3年連続4度目
   (117試合 .273 (417-114) 19本 56打点 48三振 40四球 9盗塁 出塁率.344 OPS.833)

三塁:中西太(西鉄・24歳)   ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (132試合 .317 (486-154) 24本 100打点 71三振 49四球 15盗塁 出塁率.379 OPS.920)

遊撃:豊田泰光(西鉄・22歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (128試合 .287 (463-133) 18本 59打点 64三振 70四球 24盗塁 出塁率.377 OPS.872)

外野:山内和弘(毎日・25歳)  ※4年連続4度目
   (126試合 .331 (435-144) 29本 81打点 44三振 73四球 10盗塁 出塁率.421 OPS1.042)

外野:大下弘(西鉄・34歳)   ※2年ぶり6度目
   (111試合 .306 (395-121) 4本 55打点 43三振 26四球 2盗塁 出塁率.354 OPS.759)

外野:関口清治(西鉄・31歳)  ※2年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (116試合 .300 (367-110) 12本 65打点 48三振 39四球 3盗塁 出塁率.369 OPS.856)


65 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 00:07:59 yIT8zV3o

【監督推薦】

投手:河村久文(西鉄・23歳) ※4年連続4度目
   (55登板 17勝8敗 225.0投球回 127奪三振 73与四球 200被安打 防2.24)

投手:稲尾和久(西鉄・20歳) ※初
   (68登板 35勝6敗 373.2投球回 288奪三振 76与四球 243被安打 防1.37)

投手:皆川睦男(南海・22歳) ※初
   (56登板 18勝10敗 229.0投球回 90奪三振 52与四球 170被安打 防2.36)

投手:木村保(南海・22歳)  ※初
   (47登板 21勝11敗 222.2投球回 122奪三振 56与四球 175被安打 防2.46)

投手:梶本隆夫(阪急・22歳) ※2年連続3度目
   (53登板 24勝16敗 337.1投球回 301奪三振 92与四球 259被安打 防1.92)

投手:小野正一(毎日・23歳) ※初→出場辞退
   (55登板 26勝9敗 296.1投球回 245奪三振 90与四球 202被安打 防1.73)

投手:牧野伸(東映・20歳)  ※初(小野正一の出場辞退による補充)
   (54登板 15勝19敗 283.1投球回 153奪三振 93与四球 202被安打 防2.06)

捕手:和田博実(西鉄・20歳) ※初
   (111試合 .214 (322-69) 7本 35打点 81三振 23四球 1盗塁 出塁率.275 OPS.592)

捕手:山本八郎(東映・19歳) ※初
   (82試合 .318 (283-90) 9本 40打点 35三振 4四球 12盗塁 出塁率.330 OPS.814)

内野:河野昭修(西鉄・26歳) ※初
   (131試合 .247 (373-92) 1本 28打点 63三振 21四球 5盗塁 出塁率.289 OPS.584)

内野:森下正夫(南海・23歳) ※2年連続3度目
   (128試合 .264 (489-129) 7本 60打点 39三振 31四球 34盗塁 出塁率.316 OPS.698)

内野:葛城隆雄(毎日・20歳) ※初
   (129試合 .267 (483-129) 16本 91打点 53三振 37四球 11盗塁 出塁率.319 OPS.762)

内野:小玉明利(近鉄・22歳) ※初
   (116試合 .288 (423-122) 10本 72打点 36三振 35四球 10盗塁 出塁率.347 OPS.756)

外野:高倉照幸(西鉄・22歳) ※2年連続2度目
   (120試合 .279 (412-115) 11本 40打点 53三振 27四球 17盗塁 出塁率.321 OPS.756)

外野:戸倉勝城(阪急・42歳) ※3年連続5度目
   (78試合 .266 (241-64) 5本 34打点 31三振 21四球 2盗塁 出塁率.330 OPS.711)

外野:毒島章一(東映・21歳) ※2年連続2度目
   (127試合 .307 (460-141) 9本 43打点 41三振 45四球 15盗塁 出塁率.372 OPS.839)

外野:枝村勉(大映・24歳)  ※初
   (118試合 .212 (326-69) 9本 36打点 73三振 19四球 5盗塁 出塁率.261 OPS.614)


66 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 00:08:37 yIT8zV3o

【1957年・オールスター試合結果】

第1戦
セ 2-5 パ 7月11日・中日・パ9勝5敗1分
(勝:梶本隆 1勝 敗:金田 1敗)
※パは先発の梶本、2番手の稲尾がともに3回無失点の好投。打線は4回に山内がソロ、大下が2安打3打点。MVPは大下弘。

第2戦
セ 5-4 パ 7月13日・中日・セ6勝9敗1分
(勝:金田 1勝1敗 敗:稲尾 1敗)
※セが3回までに4点を失うも4回以降は長谷川、藤田、金田が無失点救援。4-4で迎えた7回に宮本が稲尾から値千金の決勝ソロ。MVPは宮本敏雄。


67 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 00:09:22 yIT8zV3o

【第7回・1957年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

・伊奈努 (中日・投手・当時22歳) 豊川高→名古屋・中日(53-60)→阪神(61-63)

57年成績:36登板 12勝12敗 175.0投球回 109奪三振 61与四球 158被安打 防2.67
通算成績:271登板 53勝62敗 969.0投球回 539奪三振 390与四球 874被安打 防3.09
球宴成績:1登板 0勝0敗 3.0投球回 0奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※53年に地元球団のドラゴンズに入団。1年目から1軍で起用されるもなかなか芽が伸びず、伸び悩んでいた中の5年目の57年に突如才能が開花。同年は36試合に登板してエースの中山俊丈に次ぐ12勝をマーク。
 2年後の59年にはチーム最多の57試合に登板し自己最多の16勝をマークした。その後トレードで阪神に移籍するも成績が伸び悩み、63年に引退。その後は地元・豊橋市でうどん屋を経営し、
 権藤博や星野仙一も常連として訪れていた。本拠地・中日球場で行われた57年球宴では第1戦で3番手で登板。全パ打線を相手に3イニングを1四球のみの無安打無失点に抑え、躍動を見せた。

・岡嶋博治 (中日・内野手・当時22歳) 伏見高→立命館大(中退)→中日(54-60)→阪急(61-65)→国鉄・サンケイ(65-66)→東映(67)

57年成績:129試合 .242 (458-111) 15本 52打点 70三振 69四球 15盗塁 出塁率.347 OPS.755
通算成績:1450試合 .239 (4358-1042) 89本 365打点 690三振 608四球 220盗塁 出塁率.339 OPS.699
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 2四球 0盗塁 出塁率.500 OPS.500

※立命館大を中退し、54年夏に中日に入団。3年目の56年に牧野茂から遊撃手の定位置を掴み、翌57年には三塁手の定位置を獲得。そしてその後58,59年には2年連続で盗塁王のタイトルを獲得する。
 その後トレードなどで阪急、サンケイ、東映と移籍を重ね、通算1450試合、1052安打、220盗塁の数字を残した。しかし球宴に選ばれたのは中日時代の57年のたった一度のみ、
 しかも同僚の西沢道夫の出場辞退による補充での選出だった。現役時代は選球眼に長けた選手としても知られ、途中出場した第1戦、7番・三塁でスタメンした第2戦でいずれも四球を選んでいる。

【パ・リーグ】

・木村保 (南海・投手・当時22歳) 八尾高→早稲田大→南海(57-63)

57年成績:47登板 21勝11敗 222.2投球回 122奪三振 56与四球 175被安打 防2.46
通算成績:51登板 21勝13敗 235.0投球回 127奪三振 59与四球 191被安打 防2.64
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.0投球回 1奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※早大で六大学通算29勝の実績を引っ提げ、57年に南海に入団。同年のプロ初登板でパ史上2人目のプロ初登板初完封を記録するなど、1年目からチームのエース格として活躍し、
 同年は47試合に登板し、21勝をマークして新人王のタイトルを獲得する。しかし栄光は長く続かず、翌年に肩を故障。その後は野手に転向して外野の準レギュラーとなるも63年に現役を引退。
 新人年に選出された球宴では第2戦の先発に抜擢。1イニングのみの登板だったが、宮本敏雄を三振に打ち取るなど無安打無失点に抑えた。


68 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 00:09:41 yIT8zV3o

・牧野伸 (東映・投手・当時20歳) 武生高→東映(56-61)→近鉄(62-68)

57年成績:54登板 15勝19敗 283.1投球回 153奪三振 93与四球 202被安打 防2.06
通算成績:347登板 45勝76敗 1097.2投球回 485奪三振 394与四球 1036被安打 防3.25
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.2投球回 1奪三振 2与四球 0被安打 防0.00

※56年に東映に入団すると、高卒ルーキーながら開幕投手に抜擢。翌57年には自己最多の54試合に登板して15勝をマークするなど将来のエースとして期待されるも、
 以降は伸び悩み、6年目の61年オフに近鉄に移籍。息長く主にリリーフとして活躍し、60年代の近鉄を支えた。68年に引退後はパリーグの審判に転向。94年までの25年間で1969試合に出場し、
 球宴や日本シリーズ出場も果たした。選手として唯一の抜擢は毎日・小野正一の辞退による代役であり、第2戦の4番手で登板し、1.2回を投げて1失点(自責0)だった。

・河野昭修 (西鉄・内野手・当時26歳) 修猷館高→早稲田大(中退)→西鉄(50-59)

57年成績:131試合 .247 (373-92) 1本 28打点 63三振 21四球 5盗塁 出塁率.289 OPS.584
通算成績:821試合 .243 (2288-557) 20本 164打点 361三振 160四球 46盗塁 出塁率.296 OPS.618
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※早大を中退し、西鉄に入団。当初は三塁手だったが、後に入団する選手たちの影響により遊撃→二塁→一塁と内野全ポジションでレギュラーを経験。「蝿取紙」と評される卓越した一塁守備と、
 そして「流線型打線」の6番打者として勝負強い打撃を披露し、56年からのリーグ3連覇、3年連続日本一の黄金時代に貢献した。その西鉄打線メンバーが毎年のように球宴に出場する中で、
 自身は57年に唯一選出。第1戦、第2戦ともに榎本喜八に代わって一塁手として途中出場。第2戦では9回2死走者なしから金田正一を相手に三振に倒れ、同年の球宴の最後の打者となった。

・枝村勉 (大映・外野手・当時24歳) 鎌倉学園高→早稲田大→大映(55-57)→大洋(58-60)

57年成績:118試合 .212 (326-69) 9本 36打点 73三振 19四球 5盗塁 出塁率.261 OPS.614
通算成績:417試合 .210 (1072-225) 16本 100打点 191三振 67四球 19盗塁 出塁率.261 OPS.560
球宴成績:1試合 .000 (1-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※早稲田大から55年に大映に入団すると、1番・右翼手で開幕スタメンを掴んでその開幕戦で本塁打を記録。翌56年には選手層の薄いチームの中で3番打者を担い、
 翌57年には5番打者として起用。しかし成績は伸び悩み、球団合併により移籍した大洋でも不振から脱却できず、60年に27歳で現役引退。
 大映スターズ最後の球宴、かつ大映唯一の選手として選出された57年の球宴では、第2戦で梶本隆夫の代打として出場するも、長谷川良平の前に三振に倒れている。


69 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 00:33:32 PKEVWlqw
河野選手はサードのポジションを中西太に奪われてショートに移り、ショートのレギュラーを掴んだと思ったら豊田泰光にポジションを奪われてセカンドに移り、セカンドのレギュラーを掴んだと思ったら仰木彬にポジションを奪われてファーストに移り、ファーストでようやくレギュラーに定着できたある意味では苦労人


70 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 00:46:07 VI6UxIwo
河野昭修選手

大学中退したところにプロから声がかかったけど
自分の野球の腕が通じるか不安でしょうがなかったので
西鉄本社からの出向扱いにしてもらって入団
(当時はこういうケース結構あったようです)

案の定一軍から声がかからず二軍暮らし
見切りをつけてやめようとしたところに三原監督から声がかかり
三塁手に抜擢されてなんとかプロでやっていこうと思ったら「怪童」中西が入団して遊撃手

遊撃手としてやっていこうと思った矢先に「水戸の暴れん坊」豊田が入団

二塁手へまわされてレギュラーを掴みかけたところに
「後の魔術師」仰木入団で当たり前のように一塁手へ

3年連続3度目のコンバートで流石にこの時は三原監督に抗議したら
監督はすでにファーストミットを用意しており説得されて一塁手に
この時は仰木が一人前になるまで二塁手も半々で兼任しろという課題をつけられてます

波乱万丈の野球人生送った人です


71 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 01:06:15 zBwjaCQM
河野さん調べてみたら引退後も9年間コーチやってるし苦労しながらもしっかり評価はされてたんでしょうね

まぁ3連覇チームの6番任されてたんだから実績も十分あるんですけど


72 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 01:19:51 h6CiiOdE
>>67
南海エースがまた1人短命に終わってる……


73 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/15(土) 05:45:01 yxgN9/QI
この年初出場の選手たちの面子がエグい


74 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 00:01:26 P4kQH4sE

【第8回・1958年】

【1958年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:8人 神:6人 中:2人 国:3人 広:3人 洋:3人 計:25人

監督:水原円裕(巨人・49歳)

コーチ:田中義雄(大阪・49歳)
コーチ:白石勝巳(広島・40歳)

【ファン投票選出】

投手:金田正一(国鉄・24歳)  ※8年連続8度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (56登板 31勝14敗 332.1投球回 311奪三振 60与四球 216被安打 防1.30)

捕手:藤尾茂(巨人・23歳)   ※3年連続3度目
   (115試合 .283 (399-113) 11本 58打点 57三振 24四球 14盗塁 出塁率.325 OPS.777)

一塁:川上哲治(巨人・38歳)  ※8年連続8度目
   (124試合 .246 (435-107) 9本 66打点 39三振 25四球 4盗塁 出塁率.295 OPS.656)

二塁:井上登(中日・24歳)   ※3年連続3度目
   (126試合 .280 (489-137) 18本 54打点 44三振 32四球 26盗塁 出塁率.321 OPS.783)

三塁:長嶋茂雄(巨人・22歳)  ※初
   (130試合 .305 (502-153) 29本 92打点 53三振 36四球 37盗塁 出塁率.353 OPS.931)

遊撃:吉田義男(大阪・25歳)  ※5年連続5度目
   (127試合 .286 (455-130) 2本 27打点 13三振 32四球 18盗塁 出塁率.335 OPS.693)

外野:田宮謙次郎(大阪・30歳) ※4年連続4度目
   (120試合 .320 (387-124) 11本 62打点 28三振 60四球 12盗塁 出塁率.419 OPS.957)

外野:与那嶺要(巨人・33歳)  ※7年連続7度目(ファン投票は3年連続4度目)
   (128試合 .293 (467-137) 8本 58打点 77三振 51四球 8盗塁 出塁率.360 OPS.763)

外野:宮本敏雄(巨人・25歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (107試合 .219 (302-66) 6本 23打点 58三振 13四球 10盗塁 出塁率.256 OPS.560)


75 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 00:02:09 P4kQH4sE

【監督推薦】

投手:藤田元司(巨人・26歳)  ※2年連続2度目
   (58登板 29勝13敗 359.0投球回 199奪三振 114与四球 251被安打 防1.53)

投手:小山正明(大阪・24歳)  ※3年連続3度目
   (53登板 24勝12敗 313.1投球回 252奪三振 49与四球 226被安打 防1.69)

投手:大矢根博臣(中日・23歳) ※初
   (53登板 24勝13敗 329.2投球回 147奪三振 93与四球 243被安打 防1.61)

投手:村田元一(国鉄・20歳)  ※初
   (62登板 15勝22敗 320.0投球回 179奪三振 56与四球 265被安打 防2.93)

投手:長谷川良平(広島・28歳) ※6年連続7度目
   (33登板 9勝11敗 178.0投球回 103奪三振 56与四球 144被安打 防2.12)

投手:秋山登(大洋・24歳)   ※3年連続3度目
   (62登板 17勝23敗 359.0投球回 243奪三振 89与四球 287被安打 防2.51)

投手:鈴木隆(大洋・24歳)   ※初
   (58登板 15勝18敗 260.1投球回 197奪三振 81与四球 234被安打 防2.73)

捕手:山本哲也(大阪・23歳) ※初
   (87試合 .197 (239-47) 3本 17打点 28三振 10四球 7盗塁 出塁率.235 OPS.511)

捕手:土井淳(大洋・25歳)  ※3年連続3度目
   (108試合 .242 (360-87) 7本 38打点 51三振 38四球 6盗塁 出塁率.321 OPS.660)

内野:広岡達朗(巨人・26歳) ※5年連続5度目
   (111試合 .277 (437-121) 12本 41打点 70三振 30四球 22盗塁 出塁率.328 OPS.738)

内野:三宅秀史(大阪・24歳) ※2年連続2度目
   (130試合 .269 (460-123) 21本 48打点 107三振 44四球 35盗塁 出塁率.329 OPS.788)

内野:箱田淳(国鉄・26歳)  ※3年連続3度目
   (130試合 .271 (513-139) 9本 38打点 41三振 24四球 17盗塁 出塁率.302 OPS.662)

内野:藤井弘(広島・22歳)  ※2年連続2度目
   (120試合 .272 (408-111) 17本 55打点 71三振 76四球 3盗塁 出塁率.388 OPS.856)

外野:坂崎一彦(巨人・20歳) ※初
   (108試合 .245 (298-73) 5本 28打点 57三振 24四球 5盗塁 出塁率.310 OPS.672)

外野:大津淳(大阪・26歳)  ※2年ぶり2度目
   (105試合 .251 (350-88) 5本 42打点 17三振 18四球 10盗塁 出塁率.288 OPS.622)

外野:平山智(広島・28歳)  ※2年ぶり2度目
   (123試合 .226 (465-105) 5本 25打点 56三振 31四球 21盗塁 出塁率.276 OPS.611)


76 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 00:02:40 P4kQH4sE

【パ・リーグ】 西:6人 南:5人 毎:4人 急:4人 東:5人 近:1人 計:25人

監督:三原脩(西鉄・46歳)

コーチ:山本一人(南海・42歳)
コーチ:藤本定義(阪急・53歳)

【ファン投票選出】

投手:杉浦忠(南海・22歳)     ※初
   (53登板 27勝12敗 299.0投球回 215奪三振 72与四球 235被安打 防2.05)

捕手:野村克也(南海・23歳)    ※2年連続2度目
   (120試合 .253 (451-114) 21本 79打点 94三振 45四球 3盗塁 出塁率.329 OPS.773)

一塁:スタンレー橋本(東映・25歳) ※初
   (111試合 .291 (398-116) 5本 46打点 45三振 21四球 7盗塁 出塁率.330 OPS.717)

二塁:バルボン(阪急・25歳)    ※初
   (128試合 .268 (515-138) 4本 32打点 64三振 44四球 38盗塁 出塁率.329 OPS.712)

三塁:中西太(西鉄・25歳)     ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (126試合 .314 (404-127) 23本 84打点 59三振 60四球 8盗塁 出塁率.405 OPS.942)

遊撃:葛城隆雄(大毎・21歳)    ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (125試合 .305 (514-147) 20本 85打点 41三振 23四球 17盗塁 出塁率.338 OPS.850)

外野:杉山光平(南海・29歳)    ※2年ぶり2度目
   (125試合 .299 (451-135) 4本 54打点 45三振 34四球 8盗塁 出塁率.354 OPS.735)

外野:関口清治(西鉄・32歳)    ※2年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (125試合 .276 (439-121) 16本 77打点 73三振 33四球 8盗塁 出塁率.329 OPS.771)

外野:ラドラ(東映・25歳)     ※初
   (125試合 .240 (463-111) 9本 57打点 86三振 44四球 14盗塁 出塁率.310 OPS.679)


77 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 00:03:29 P4kQH4sE

【監督推薦】

投手:稲尾和久(西鉄・21歳) ※2年連続2度目
   (72登板 33勝10敗 373.0投球回 334奪三振 76与四球 269被安打 防1.42)

投手:河村久文(西鉄・24歳) ※5年連続5度目
   (52登板 14勝11敗 220.0投球回 122奪三振 68与四球 173被安打 防2.58)

投手:梶本隆夫(阪急・23歳) ※3年連続4度目
   (44登板 16勝18敗 265.0投球回 186奪三振 79与四球 232被安打 防2.99)

投手:米田哲也(阪急・20歳) ※2年ぶり2度目
   (45登板 23勝13敗 305.2投球回 268奪三振 68与四球 238被安打 防2.12)

投手:土橋正幸(東映・22歳) ※初
   (54登板 21勝16敗 309.2投球回 222奪三振 53与四球 239被安打 防2.12)

投手:西田亨(東映・28歳)  ※初
   (48登板 16勝19敗 288.2投球回 184奪三振 68与四球 226被安打 防2.30)

捕手:和田博実(西鉄・21歳) ※2年連続2度目
   (118試合 .213 (334-71) 6本 36打点 61三振 14四球 6盗塁 出塁率.251 OPS.559)

捕手:山下健(阪急・26歳)  ※2年ぶり2度目
   (125試合 .191 (304-58) 5本 23打点 65三振 30四球 2盗塁 出塁率.304 OPS.625)

内野:豊田泰光(西鉄・23歳) ※4年連続4度目
   (111試合. 258 (399-103) 13本 43打点 65三振 50四球 11盗塁 出塁率.341 OPS.752)

内野:広瀬叔功(南海・21歳) ※初
   (120試合 .288 (504-145) 7本 31打点 36三振 25四球 33盗塁 出塁率.326 OPS.747)

内野:榎本喜八(大毎・21歳) ※4年連続4度目
   (123試合 .260 (431-112) 13本 43打点 68三振 52四球 6盗塁 出塁率.342 OPS.760)

内野:小玉明利(近鉄・23歳) ※2年連続2度目
   (115試合 .301 (412-124) 6本 43打点 45三振 29四球 11盗塁 出塁率.348 OPS.780)

外野:長谷川繁雄(南海・25歳) ※初
   (122試合 .276 (387-107) 16本 60打点 63三振 55四球 9盗塁 出塁率.368 OPS.846)

外野:山内和弘(大毎・26歳)  ※5年連続5度目
   (76試合 .285 (260-74) 13本 43打点 33三振 36四球 4盗塁 出塁率.374 OPS.882)

外野:矢頭高雄(大毎・24歳)  ※初
   (127試合 .285 (456-130) 6本 48打点 71三振 18四球 16盗塁 出塁率.336 OPS.751)

外野:毒島章一(東映・22歳)  ※3年連続3度目
   (116試合 .306 (441-135) 2本 30打点 35三振 42四球 11盗塁 出塁率.369 OPS.768)


78 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 00:03:51 P4kQH4sE

【1958年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 2-5 セ 7月27日・平和台・セ7勝9敗1分
(勝:小山 1勝 敗:杉浦 1敗)
※セが7年ぶりに第1戦白星。初回に宮本、2回に小山と長嶋、4回に田宮の適時打などで5点を奪い、小山、秋山、金田が3イニングずつ投げた。MVPは宮本敏雄。

第2戦
セ 3-8 パ 7月29日・広島・パ10勝7敗1分
(勝:米田 1勝 敗:藤田 1敗)
※4回に代打・中西の3ランなどで5点を奪うなどパが13安打8得点。米田、稲尾の2人で計10三振を奪うなど圧巻の投球も見せた。MVPは中西太。


79 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 00:04:46 P4kQH4sE

【第8回・1958年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

なし

【パ・リーグ】

・西田亨(ビル西田) (東映・投手・当時28歳) 巨人(52-53,55)→東映(58-59)→大毎(60-61)→国鉄(63)

58年成績:48登板 16勝19敗 288.2投球回 184奪三振 68与四球 226被安打 防2.30
通算成績:150登板 31勝34敗 621.2投球回 341奪三振 164与四球 529被安打 防2.66
球宴成績:2登板 0勝0敗 3.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※ハワイ出身の日系2世であり、前年入団して好成績を残した与那嶺要に味を占めた巨人が広田順とともに獲得。しかし一時期正捕手となった広田とは対照的に
 自身は巨人で結果を残せず55年に退団。その3年後の58年に東映に入団するとそれまでとは見違える投球を見せ、48登板で16勝19敗 防2.30と飛躍を果たす。
 その後は大毎、国鉄でもプレーして63年に引退。その後は帰国してハワイで整体師となった。球宴では2試合とも登板。第1戦では9回を3者凡退に、第2戦では味方失策により1点を失うも無安打で2イニングを投げ抜いた。

・スタンレー橋本 (東映・一塁手・当時25歳) 東映(57-60)→大洋(61)

58年成績:111試合 .291 (398-116) 5本 46打点 45三振 21四球 7盗塁 出塁率.330 OPS.717
通算成績:462試合 .261 (1290-337) 11本 114打点 154三振 68四球 24盗塁 出塁率.303 OPS.636
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※こちらもハワイ出身の日系2世。ハワイ在籍時には既に野球を引退して小学校の教員を務めていたが、東映の誘いでホセ中村とともにフライヤーズ初の外国人選手として入団し、現役復帰。
 1年目はブランクもあって成績が低迷したが、日本野球に適応した2年目の58年には打率.291をマークし、一塁手のベストナインを獲得した。その後61年に移籍した大洋で引退。
 それまで3年連続で1位だった榎本喜八を押しのけて一塁手のファン投票1位となって出場した58年の球宴ではスタメンこそ果たせなかったものの、2試合とも代打から途中出場。快音は残せなかったが存在感を示した。

・ジャック・ラドラ (東映・外野手・当時25歳) 東映(58-64)

58年成績:125試合 .240 (463-111) 9本 57打点 86三振 44四球 14盗塁 出塁率.310 OPS.679
通算成績:780試合 .243 (2307-561) 37本 245打点 450三振 164四球 66盗塁 出塁率.296 OPS.661
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※米国ではマイナーリーグにも所属していないアマチュア選手だったが58年に来日して東映に入団。1年目から3番打者を担ってチームの主軸に。
 入団当初は外野手だったが61年から二塁、63年からは一塁をこなすようになり、62年のチームのリーグ初優勝・日本一に貢献するなど7年間にわたってチームを支えた。
 外野手部門第3位でファン投票選出された来日1年目の球宴では2試合とも試合途中から中堅手として出場。しかし打席ではセ投手陣の前に2試合3打席無安打に終わり快音は残せなかった。

・長谷川繁雄 (南海・外野手・当時25歳) 竹原高→法政大→南海(56-61)→中日(62)→近鉄(63)

58年成績:122試合 .276 (387-107) 16本 60打点 63三振 55四球 9盗塁 出塁率.368 OPS.846
通算成績:837試合 .269 (1994-537) 54本 240打点 342三振 239四球 47盗塁 出塁率.351 OPS.769
球宴成績:2試合 .500 (2-1) 0本 0打点 0三振 0四球 出塁率.667 OPS1.000

※法政大から南海に入団すると、3年目の58年に自己最多の16本塁打を放つなど成績が飛躍。翌59年には「400フィート打線」の5番打者としてチーム4年ぶりのリーグ優勝、パリーグ初の日本一に貢献。
 その後62年に井上登との1対3のトレードで中日に移籍。翌63年に近鉄に移籍し、引退。その後は大阪市内でレストランを経営するも66年に運転ミスで車ごと海岸に転落し、33歳という若さでこの世を去った。
 唯一選出されたプロ3年目の58年球宴では第1戦で7番・中堅でスタメン。2回に小山正明から内野安打を放つと、5回には秋山登に死球を受ける。第2戦では4回に米田哲也の代打として出場するも左飛に倒れた。

・矢頭高雄 (大毎・外野手・当時24歳) 都留高→立教大→大映(57)→大毎・東京(58-67)

58年成績:127試合 .285 (456-130) 6本 48打点 78三振 32四球 13盗塁 出塁率.336 OPS.751
通算成績:1240試合 .248 (3441-852) 61本 313打点 524三振 191四球 73盗塁 出塁率.288 OPS.643
球宴成績:2試合 .250 (4-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※立教大では長嶋茂雄らの1年先輩。57年に大映に入団すると、1年目から中堅手のレギュラーを獲得。その後球団は毎日と合併して消滅し、自身もオリオンズに移籍するも
 右翼手のレギュラーとして「ミサイル打線」の脇役として活躍し60年にはチーム10年ぶりの優勝に貢献するなど、60年代前半のオリオンズを支えた。
 唯一選出された58年の球宴では2試合とも出場。第1戦は杉山光平に代わって試合終盤に右翼手として出場。第2戦では4回から同じく杉山の代打で出場。3打席目の9回には金田正一から安打も放った。


80 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 01:25:36 Wl6Pe7Gs
1958年から長嶋茂雄が登場していますね
この年の長嶋は新人として本塁打王・打点王の二冠に輝きますが
AS開始時点(7月27日)で本塁打・打点をリードしており
17年間セリーグのAS三塁手枠を独占する大器の片鱗を見せていました

長嶋茂雄(巨) 打率.281 16本 52打点

各選手AS開始時点参考

田宮謙次郎(阪) 打率.321 8本 46打点
井上 登(中) 打率.310 10本 34打点
三宅秀史(阪) 打率.261 12本 24打点
与那嶺要(巨) 打率.293 8本 42打点

中西 太(西) 打率.345 12本 48打点
野村克也(南) 打率.263 16本 59打点
葛城隆雄(毎) 打率.317 14本 61打点
榎本喜八(毎) 打率.305 12本 29打点


81 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 10:16:49 ovT0r8cQ
>>80
ミスター凄すぎて草

オールスター前.281なら後半戦さらに打ちまくって打率上げて3割乗せたのか


82 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 15:06:34 uPu0eHPA
ベース踏み忘れて新人トリプルスリー逃すのがミスターらしい、このシーズンは打率2位につけてたから下手したら新人三冠王の可能性もあった


83 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 15:06:42 e4CGk.7k
>>80
ルーキーイヤーの前半戦からこの成績とかそら球界の顔になりますわミスター


84 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 15:17:57 cTNw.onE
王長嶋は成績はもちろんずば抜けてるんですがこの時代の他の選手見ると傑出度が更にずば抜けてて頭おかしくなりそう


85 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 16:35:58 U8gmdhT2
後半からブーストするとかミス太くん規格外過ぎる


86 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/16(日) 21:37:06 6N.lLPLs
この時代は紹介されているラドラ、ビル西田、スタンレー橋本の他にも
野球経験者だがマイナーリーグの選手でもない人や
すでに引退して野球から離れて第二の人生を歩んでいた人が
日本からオファーを受けてプレーしてそこそこの成績を収めたケースが多いんです

彼らの活躍が当時のNPB全体のレベルがどんなものだったか
大まかにですが知るための材料になってますね・・・・


87 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/17(月) 00:03:32 cb6eMqQU

【第9回・1959年】

【1959年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:6人 神:5人(1) 中:3人 国:3人 広:4人 洋:4人 計:25人

監督:水原円裕(巨人・50歳)

コーチ:宇野光雄(国鉄・42歳)
コーチ:田中義雄(大阪・50歳)

【ファン投票選出】

投手:藤田元司(巨人・27歳) ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (55登板 27勝11敗 330.0投球回 181奪三振 93与四球 250被安打 防1.83)

捕手:藤尾茂(巨人・24歳)  ※4年連続4度目
   (115試合 .264 (399-113) 11本 58打点 57三振 24四球 14盗塁 出塁率.325 OPS.777)

一塁:藤本勝巳(大阪・21歳) ※初→出場辞退
   (127試合 .278 (450-125) 24本 81打点 63三振 45四球 4盗塁 出塁率.343 OPS.840)

二塁:小坂佳隆(広島・22歳) ※初
   (95試合 .278 (371-88) 5本 32打点 65三振 22四球 10盗塁 出塁率.285 OPS.614)

三塁:長嶋茂雄(巨人・23歳) ※2年連続2度目
   (124試合 .334 (449-150) 27本 82打点 40三振 70四球 21盗塁 出塁率.426 OPS1.038)

遊撃:広岡達朗(巨人・27歳) ※6年連続6度目(ファン投票は4年ぶり2度目。ただし4年前は三塁手での選出)
   (120試合 .237 (448-106) 14本 47打点 88三振 45四球 17盗塁 出塁率.314 OPS.705)

外野:森徹(中日・23歳)   ※初
   (130試合 .282 (486-137) 31本 87打点 77三振 37四球 9盗塁 出塁率.338 OPS.887)

外野:坂崎一彦(巨人・21歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (122試合 .284 (433-123) 15本 64打点 76三振 64四球 4盗塁 出塁率.379 OPS.841)

外野:中利夫(中日・23歳)  ※初
   (75試合 .266 (267-71) 15本 38打点 23三振 29四球 10盗塁 出塁率.341 OPS.828)


88 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/17(月) 00:04:22 cb6eMqQU

【監督推薦】

投手:村山実(大阪・22歳)  ※初
   (54登板 18勝10敗 295.1投球回 294奪三振 56与四球 165被安打 防1.19)

投手:小山正明(大阪・25歳) ※4年連続4度目
   (52登板 20勝16敗 344.0投球回 254奪三振 62与四球 246被安打 防1.86)

投手:金田正一(国鉄・25歳) ※9年連続9度目
   (58登板 21勝19敗 304.1投球回 313奪三振 79与四球 222被安打 防2.54)

投手:北川芳男(国鉄・26歳) ※初
   (54登板 18勝20敗 322.2投球回 154奪三振 52与四球 274被安打 防2.51)

投手:備前喜夫(広島・25歳) ※3年ぶり2度目
   (55登板 17勝20敗 291.2投球回 153奪三振 67与四球 259被安打 防2.19)

投手:秋山登(大洋・25歳)  ※4年連続4度目
   (56登板 14勝22敗 300.1投球回 212奪三振 87与四球 267被安打 防3.29)

投手:鈴木隆(大洋・25歳)  ※2年連続2度目
   (49登板 12勝16敗 260.1投球回 157奪三振 90与四球 228被安打 防3.22)

捕手:山本哲也(大阪・24歳) ※2年連続2度目
   (122試合 .190 (321-61) 1本 15打点 43三振 8四球 2盗塁 出塁率.212 OPS.455)

捕手:土井淳(大洋・26歳)  ※4年連続4度目
   (102試合 .190 (305-58) 2本 18打点 55三振 26四球 4盗塁 出塁率.260 OPS.506)

内野:三宅秀史(大阪・25歳) ※3年連続3度目
   (130試合 .268 (510-137) 21本 48打点 107三振 44四球 35盗塁 出塁率.329 OPS.788)

内野:吉田義男(大阪・26歳) ※6年連続6度目
   (130試合 .272 (467-127) 5本 32打点 20三振 29四球 13盗塁 出塁率.319 OPS.696)

内野:江藤慎一(中日・21歳) ※初
   (130試合 .281 (495-139) 15本 84打点 58三振 27四球 13盗塁 出塁率.319 OPS.742)

内野:飯田徳治(国鉄・35歳) ※2年ぶり8度目(藤本勝巳の出場辞退による補充)
   (127試合 .296 (442-131) 4本 29打点 43三振 38四球 10盗塁 出塁率.352 OPS.764)

内野:桑田武(大洋・22歳)  ※初
   (125試合 .269 (435-117) 31本 84打点 99三振 58四球 25盗塁 出塁率.359 OPS.902)

外野:与那嶺要(巨人・34歳) ※8年連続8度目
   (117試合 .287 (432-124) 3本 26打点 52三振 49四球 6盗塁 出塁率.363 OPS.745)

外野:大和田明(広島・25歳) ※初
   (128試合 .265 (480-127) 23本 79打点 100三振 45四球 10盗塁 出塁率.330 OPS.834)

外野:森永勝治(広島・25歳) ※初
   (127試合 .259 (452-117) 8本 44打点 67三振 43四球 5盗塁 出塁率.328 OPS.709)


89 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/17(月) 00:05:00 cb6eMqQU

【パ・リーグ】 西:6人 南:6人 急:3人 毎:5人(2) 東:3人 近:2人 計:25人

監督:三原脩(西鉄・47歳)

コーチ:鶴岡一人(南海・43歳)
コーチ:別当薫(大毎・38歳)

【ファン投票選出】

投手:杉浦忠(南海・23歳)   ※2年連続2度目
   (69登板 38勝4敗 371.1投球回 336奪三振 35与四球 245被安打 防1.40)

捕手:野村克也(南海・24歳)  ※3年連続3度目
   (132試合 .263 (472-124) 21本 78打点 98三振 45四球 7盗塁 出塁率.327 OPS.783)

一塁:榎本喜八(大毎・22歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (136試合 .276 (496-137) 11本 49打点 47三振 69四球 8盗塁 出塁率.370 OPS.767)

二塁:バルボン(阪急・26歳)  ※2年連続2度目
   (132試合 .233 (481-112) 2本 23打点 51三振 32四球 38盗塁 出塁率.284 OPS.565)

三塁:葛城隆雄(大毎・22歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目、前年は遊撃での選出)
   (132試合 .310 (526-163) 24本 95打点 44三振 28四球 7盗塁 出塁率.345 OPS.860)

遊撃:豊田泰光(西鉄・24歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (111試合 .258 (399-103) 13本 43打点 65三振 50四球 11盗塁 出塁率.403 OPS.875)

外野:山内和弘(大毎・27歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり5度目)
   (112試合 .320 (425-136) 25本 74打点 31三振 51四球 4盗塁 出塁率.395 OPS.995)

外野:田宮謙次郎(大毎・31歳) ※5年連続5度目(移籍後初)→出場辞退
   (124試合 .286 (454-130) 9本 54打点 41三振 40四球 21盗塁 出塁率.360 OPS.780)

外野:高倉照幸(西鉄・24歳)  ※2年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (121試合 .304 (434-132) 5本 34打点 62三振 27四球 17盗塁 出塁率.344 OPS.747)


90 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/17(月) 00:06:00 cb6eMqQU

【監督推薦】

投手:稲尾和久(西鉄・22歳) ※3年連続3度目
   (75登板 30勝15敗 402.1投球回 321奪三振 82与四球 300被安打 防1.66)

投手:島原幸雄(西鉄・26歳) ※3年ぶり2度目
   (74登板 25勝11敗 373.2投球回 253奪三振 114与四球 225被安打 防1.35)

投手:米田哲也(阪急・21歳) ※2年連続3度目
   (52登板 18勝24敗 331.1投球回 247奪三振 90与四球 277被安打 防2.11)

投手:小野正一(大毎・25歳) ※2年ぶり2度目
   (56登板 22勝9敗 288.1投球回 244奪三振 118与四球 201被安打 防2.34)

投手:植村義信(大毎・24歳) ※4年ぶり2度目
   (47登板 14勝8敗 181.2投球回 126奪三振 40与四球 148被安打 防2.92)

投手:土橋正幸(東映・23歳) ※2年連続2度目
   (63登板 27勝16敗 339.0投球回 217奪三振 43与四球 293被安打 防2.36)

投手:飯尾為男(東映・25歳) ※初
   (52登板 9勝12敗 191.1投球回 89奪三振 53与四球 190被安打 防3.09)

捕手:和田博実(西鉄・22歳) ※2年連続3度目
   (97試合 .242 (244-59) 3本 19打点 39三振 8四球 3盗塁 出塁率.266 OPS.594)

捕手:河合保彦(西鉄・25歳) ※3年ぶり3度目(移籍後初、谷本稔の出場辞退により補充)
   (94試合 .186 (194-36) 2本 13打点 55三振 25四球 1盗塁 出塁率.284 OPS.567)

捕手:谷本稔(大毎・22歳)  ※初→出場辞退
   (105試合 .276 (326-90) 10本 46打点 28三振 14四球 2盗塁 出塁率.312 OPS.741)

内野:半田春夫(南海・28歳)  ※初
   (122試合 .279 (441-123) 5本 43打点 44三振 36四球 18盗塁 出塁率.338 OPS.716)

内野:寺田陽介(南海・23歳)  ※初
   (129試合 .261 (440-115) 13本 61打点 72三振 26四球 3盗塁 出塁率.306 OPS.699)

内野:岡本伊三美(南海・28歳) ※2年ぶり5度目(田宮謙次郎の出場辞退により補充)
   (120試合 .261 (380-99) 10本 51打点 40三振 33四球 5盗塁 出塁率.323 OPS.733)

内野:西園寺昭夫(東映・21歳) ※初
   (122試合 .300 (460-138) 11本 49打点 75三振 49四球 11盗塁 出塁率.371 OPS.832)

内野:小玉明利(近鉄・24歳)  ※3年連続3度目
   (131試合 .293 (482-141) 12本 47打点 38三振 37四球 12盗塁 出塁率.343 OPS.766)

外野:広瀬叔功(南海・22歳) ※2年連続2度目(前年は内野手での選出)
   (126試合 .310 (507-157) 8本 45打点 24三振 16四球 17盗塁 出塁率.331 OPS.765)

外野:中田昌宏(阪急・24歳) ※初
   (131試合 .254 (464-118) 23本 75打点 97三振 41四球 2盗塁 出塁率.318 OPS.772)

外野:関根潤三(近鉄・32歳) ※6年ぶり3度目(以前2回は投手での選出)
   (116試合 .291 (412-120) 5本 38打点 32三振 30四球 4盗塁 出塁率.345 OPS.758)


91 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/17(月) 00:06:28 cb6eMqQU

【1959年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 9-0 セ 7月28日・西宮・パ11勝7敗1分
(勝:杉浦 1勝 敗:北川 1敗)
※パが大勝。3回に山内が2ラン、7回には山内、葛城、高倉、広瀬の4連続適時打で5点を追加。投げては米田、杉浦、稲尾、島原の投手リレーで完封。MVPは山内和弘。

第2戦
パ 4-6 セ 7月29日・大阪・セ8勝11敗1分
(勝:村山 1勝 敗:杉浦 1敗)
※セは2回に中の3ラン、4回には長嶋が立教時代の同級生、杉浦からソロを放ち、そのリードを村山らが守り抜いた。MVPは中利夫。


92 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/17(月) 00:06:58 cb6eMqQU

【第9回・1959年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

・藤本勝巳 (大阪・一塁手・当時21歳) 南部高→大阪・阪神(56-67)

59年成績:127試合 .278 (450-125) 24本 81打点 63三振 45四球 4盗塁 出塁率.343 OPS.840
通算成績:1033試合 .254 (2979-756) 113本 420打点 535三振 322四球 22盗塁 出塁率.327 OPS.741
球宴成績:出場辞退

※高校時代は投手だったがプロ入り後は野手に転向。2年目の57年から一塁手の定位置を掴むと、チームの主軸として活躍し、4年目の59年には天覧試合での一時逆転の2ランを含む
 自己最多の24本塁打を放ち、ベストナインも獲得。さらに翌60年には22本塁打、76打点で本塁打・打点の二冠を獲得する。64年のリーグ優勝にも貢献し、67年に現役引退。
 なお63年に島倉千代子と結婚してるが6年後に離婚している。2冠を獲得する前年の球宴では一塁手のファン投票で選出されるも出場辞退。以降も大舞台に立つことはなかった。

【パ・リーグ】

・飯尾為男 (東映・投手・当時25歳) 新居浜東高(中退)→大映(51-55)→高橋(56)→東映(57-59)→大毎(60-61)→阪神(62-63)

59年成績:52登板 9勝12敗 191.1投球回 89奪三振 53与四球 190被安打 防3.09
通算成績:319登板 35勝70敗 1122.0投球回 545奪三振 335与四球 1093被安打 防3.10
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※高校を2年で中退して51年に大映でプロ入り。4年目の54年から頭角を現すも55年に2勝13敗と大きく負け越す。翌56年には高橋に移籍するも当時パワーストの13連敗を喫して3勝16敗に終わる。
 その後球団合併により東映に移籍し、57年には現役唯一の2桁勝利(10勝10敗)をあげる。59年にはリリーフもこなして自己最多の52試合に登板し、9勝12敗。その後大毎、阪神に移籍して63年に引退。
 通算成績を見る通り、5球団を渡り歩くもとにかく勝ち星に恵まれなかった。唯一選出された59年の球宴では第2戦でパの7番手として9回に登板。広岡、三宅、吉田を3者凡退に打ち取った。

・寺田陽介 (南海・内野手・当時24歳) 博多工業高→日鉄二瀬→南海(56-61)→中日(62-64)→東映(64)

59年成績:129試合 .261 (440-115) 13本 61打点 72三振 26四球 3盗塁 出塁率.306 OPS.699
通算成績:1027試合 .239 (2677-640) 68本 319打点 465三振 175四球 14盗塁 出塁率.290 OPS.648
球宴成績:2試合 .250 (4-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.750

※56年に西鉄との争奪戦の末に南海に入団。57年からは一塁手として定着し、59年には日本シリーズで15打数7安打4打点の活躍で、日本一に大きく貢献。その後61年にも中軸打者としてリーグ優勝を果たすも、
 同年の日本シリーズで第4戦で9回2死から痛恨の落球。その失策がシリーズ全体の流れを変えてしまい逆転日本一を許す。メンタル面を考慮した球団により中日に移籍され、64年に東映で引退。
 59年の球宴では第1戦で榎本喜八に代わって一塁手として途中出場し、7回の先頭で迎えた第1打席で二塁打。その後一挙5点をあげるビッグイニングの口火となった。第2戦では7番・一塁でスタメンしたが2打席凡退に終わっている。

・中田昌宏 (阪急・外野手・当時24歳) 鳴尾高→慶應義塾大→阪急(57-68)

59年成績:131試合 .254 (464-118) 23本 75打点 97三振 41四球 2盗塁 出塁率.318 OPS.772
通算成績:1430試合 .235 (4200-985) 154本 526打点 890三振 363四球 45盗塁 出塁率.297 OPS.694
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※慶大では「ゴジラ」の愛称で親しまれ、鳴り物入りで57年に阪急に入団。チームの和製大砲として徐々に成績を伸ばし、5年目の61年にはチーム本塁打65本のうちの約半数である29本塁打を放ち、野村克也とともに本塁打王のタイトルを獲得。
 一方その長打力に反して三振も多く、61年の121三振は当時の日本人最多記録だった。67年には主将としてチームの初優勝に導き、翌68年に引退。その後はコーチとして阪急黄金時代を支え、球団がオリックスとなってからは編成部長としてイチローらの獲得に貢献。
 95,96年の連覇の原動力となった。そんな阪急の和製大砲として活躍した彼も球宴の大舞台は59年の一度のみ。第1戦では7番・レフトでスタメンするも2打席凡退、第2戦も山内和弘に代わって左翼手として途中出場するも2打席凡退と持ち味の一発は出なかった。


93 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/17(月) 01:11:10 Sx9irUQ6
藤本勝己は1959年6月25日の天覧試合にて本塁打を放つ活躍を活躍していますね
この試合では計5本の本塁打が発生しました
5回裏 長嶋茂雄12号(1点ー小山)
    坂崎一彦5号(1点ー小山)
6回表 藤本勝己12号(2点ー藤田)
7回裏 王貞治4号(2点ー小山)
9回裏 長嶋茂雄13号(1点ー村山)

小山自身の適時打により1点リードで迎えた大阪は5回裏に長嶋と坂崎の連続本塁打で1-2とされるも
6回表に三宅の適時打と藤本による2点本塁打で4-2に逆転
7回裏に新人の王の2点本塁打で4-4の同点と乱打戦を展開します
試合は両チーム譲らないまま9回裏を迎えますが
長嶋による劇的なサヨナラ本塁打によって4-5で巨人が勝利を収めました
この天覧試合を契機にプロ野球の地位が向上したとされています

記録を振り返った際、長嶋と王の本塁打に注目される事が多いですが、長嶋に続いた坂崎、そして大阪側で唯一本塁打を放った藤本も、野球の華である本塁打によって試合を盛り上げたプロ野球界の影の功労者とも言える存在でしょう


94 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/18(火) 00:01:05 SaKmp7tw

【第10回・1960年】

【1960年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:3人(1) 神:6人 中:6人 国:4人 広:3人 洋:6人 計:28人

監督:水原茂(巨人・51歳)

コーチ:三原脩(大洋・48歳)
コーチ:宇野光雄(国鉄・43歳)

【ファン投票選出】

投手:堀本律雄(巨人・25歳) ※初→出場辞退
   (69登板 29勝18敗 364.2投球回 210奪三振 89与四球 278被安打 防2.00)

捕手:土井淳(大洋・27歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は初)
   (117試合 .212 (269-57) 2本 22打点 46三振 32四球 4盗塁 出塁率.298 OPS.569)

一塁:王貞治(巨人・20歳)  ※初
   (130試合 .270 (426-115) 17本 71打点 101三振 67四球 5盗塁 出塁率.375 OPS.823)

二塁:井上登(中日・26歳)  ※2年ぶり4度目
   (130試合 .257 (474-122) 15本 64打点 56三振 42四球 16盗塁 出塁率.320 OPS.755)

三塁:長嶋茂雄(巨人・24歳) ※3年連続3度目
   (126試合 .334 (452-151) 16本 64打点 28三振 32四球 31盗塁 出塁率.422 OPS.964)

遊撃:吉田義男(大阪・27歳) ※7年連続7度目(ファン投票は2年ぶり6度目)
   (126試合 .249 (458-114) 5本 32打点 23三振 43四球 20盗塁 出塁率.318 OPS.685)

外野:森徹(中日・24歳)   ※2年連続2度目
   (129試合 .275 (469-129) 21本 72打点 67三振 45四球 9盗塁 出塁率.345 OPS.814)

外野:中利夫(中日・24歳)  ※2年連続2度目
   (130試合 .312 (465-145) 7本 31打点 38三振 48四球 50盗塁 出塁率.377 OPS.818)

外野:大和田明(広島・26歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (125試合 .254 (468-119) 18本 60打点 84三振 28四球 9盗塁 出塁率.299 OPS.754)


95 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/18(火) 00:02:03 SaKmp7tw

【監督推薦】

投手:村山実(大阪・23歳)   ※2年連続2度目
   (36登板 8勝15敗 167.2投球回 153奪三振 48与四球 116被安打 防2.52)

投手:小山正明(大阪・25歳)  ※5年連続5度目
   (60登板 25勝19敗 362.0投球回 273奪三振 63与四球 287被安打 防2.36)

投手:大矢根博臣(中日・25歳) ※2年ぶり2度目
   (45登板 15勝13敗 216.2投球回 85奪三振 54与四球 190被安打 防2.86)

投手:板東英二(中日・20歳)  ※初
   (44登板 10勝11敗 174.2投球回 126奪三振 35与四球 145被安打 防2.62)

投手:金田正一(国鉄・26歳)  ※10年連続10度目
   (57登板 20勝22敗 320.1投球回 284奪三振 94与四球 238被安打 防2.54)

投手:村田元一(国鉄・22歳)  ※2年ぶり2度目(堀本律雄の出場辞退による補充)
   (58登板 18勝16敗 295.2投球回 152奪三振 38与四球 263被安打 防2.52)

投手:巽一(国鉄・24歳)    ※初(鈴木隆の第3戦欠場による補充)
   (55登板 8勝13敗 199.0投球回 172奪三振 68与四球 188被安打 防3.62)

投手:大石清(広島・20歳)   ※初
   (60登板 26勝13敗 341.0投球回 215奪三振 107与四球 265被安打 防2.56)

投手:秋山登(大洋・26歳)   ※5年連続5度目
   (59登板 21勝10敗 262.1投球回 183奪三振 86与四球 189被安打 防1.75)

投手:鈴木隆(大洋・26歳)   ※3年連続3度目(3戦目欠場)
   (46登板 5勝11敗 160.1投球回 112奪三振 53与四球 141被安打 防2.92)

投手:島田源太郎(大洋・20歳) ※初
   (50登板 19勝10敗 247.1投球回 203奪三振 62与四球 152被安打 防2.29)

捕手:森昌彦(巨人・23歳)  ※初
   (115試合 .197 (355-70) 2本 18打点 46三振 20四球 5盗塁 出塁率.240 OPS.494)

捕手:吉沢岳男(中日・27歳) ※3年ぶり2度目
   (112試合 .211 (332-70) 5本 25打点 40三振 12四球 2盗塁 出塁率.243 OPS.541)

内野:三宅秀史(大阪・26歳) ※4年連続4度目
   (130試合 .271 (480-130) 12本 51打点 69三振 57四球 29盗塁 出塁率.351 OPS.786)

内野:飯田徳治(国鉄・36歳) ※2年連続9度目
   (127試合 .272 (419-114) 7本 40打点 61三振 37四球 7盗塁 出塁率.333 OPS.700)

内野:興津達雄(広島・24歳) ※初
   (129試合 .268 (440-118) 21本 64打点 108三振 37四球 3盗塁 出塁率.329 OPS.815)

内野:桑田武(大洋・23歳)  ※2年連続2度目
   (114試合 .301 (392-118) 16本 67打点 72三振 44四球 16盗塁 出塁率.376 OPS.873)

外野:並木輝男(大阪・21歳) ※初
   (120試合 .306 (425-130) 11本 61打点 74三振 44四球 23盗塁 出塁率.377 OPS.875)

外野:ソロムコ(大阪・24歳) ※初
   (99試合 .241 (290-70) 17本 38打点 81三振 21四球 8盗塁 出塁率.294 OPS.777)

外野:佐藤孝夫(国鉄・28歳) ※5年ぶり2度目(前回は内野手として選出)
   (129試合 .280 (503-141) 14本 47打点 62三振 41四球 20盗塁 出塁率.336 OPS.781)

外野:近藤和彦(大洋・24歳) ※初
   (128試合 .316 (459-145) 7本 55打点 45三振 55四球 20盗塁 出塁率.387 OPS.811)


96 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/18(火) 00:03:06 SaKmp7tw

【パ・リーグ】 南:6人(1) 毎:7人 東:4人 西:3人(1) 急:4人 近:4人 計:28人

監督:鶴岡一人(南海・44歳)

コーチ:西本幸雄(大毎・40歳)
コーチ:戸倉勝城(阪急・45歳)

【ファン投票選出】

投手:杉浦忠(南海・24歳)   ※3年連続3度目
   (57登板 31勝11敗 332.2投球回 317奪三振 44与四球 266被安打 防2.05)

捕手:野村克也(南海・25歳)  ※4年連続4度目
   (124試合 .291 (430-125) 29本 88打点 77三振 41四球 8盗塁 出塁率.367 OPS.881)

一塁:榎本喜八(大毎・23歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (133試合 .344 (494-170) 11本 66打点 33三振 67四球 15盗塁 出塁率.435 OPS.941)

二塁:半田春夫(南海・29歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (123試合 .258 (384-99) 7本 32打点 52三振 33四球 9盗塁 出塁率.317 OPS.679)

三塁:葛城隆雄(大毎・23歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (121試合 .295 (455-134) 5本 43打点 29三振 21四球 7盗塁 出塁率.326 OPS.709)

遊撃:豊田泰光(西鉄・25歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (127試合 .287 (425-122) 23本 87打点 82三振 77四球 9盗塁 出塁率.394 OPS.905)

外野:山内和弘(大毎・28歳)  ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (133試合 .313 (483-151) 32本 103打点 40三振 67四球 5盗塁 出塁率.395 OPS.975)

外野:田宮謙次郎(大毎・32歳) ※6年連続6度目
   (133試合 .317 (479-152) 12本 62打点 41三振 59四球 13盗塁 出塁率.405 OPS.894)

外野:張本勲(東映・20歳)   ※初
   (106試合 .302 (384-116) 16本 56打点 56三振 26四球 15盗塁 出塁率.351 OPS.859)


97 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/18(火) 00:04:19 SaKmp7tw

【監督推薦】

投手:スタンカ(南海・29歳) ※初
   (38登板 17勝12敗 240.0投球回 174奪三振 95与四球 186被安打 防2.48)

投手:小野正一(大毎・26歳) ※2年連続3度目
   (67登板 33勝11敗 304.0投球回 258奪三振 101与四球 231被安打 防1.98)

投手:中西勝己(大毎・25歳) ※初
   (40登板 16勝10敗 214.2投球回 120奪三振 40与四球 166被安打 防2.13)

投手:土橋正幸(東映・24歳) ※3年連続3度目
   (44登板 12勝23敗 263.1投球回 193奪三振 39与四球 258被安打 防3.14)

投手:若生忠男(西鉄・22歳) ※初→出場辞退
   (35登板 13勝7敗 159.0投球回 122奪三振 34与四球 125被安打 防2.49)

投手:畑隆幸(西鉄・22歳)  ※初(若生忠男の出場辞退による補充)
   (51登板 11勝15敗 241.1投球回 219奪三振 89与四球 199被安打 防2.98)

投手:梶本隆夫(阪急・25歳) ※2年ぶり5度目
   (48登板 21勝18敗 297.2投球回 171奪三振 82与四球 266被安打 防2.54)

投手:米田哲也(阪急・22歳) ※3年連続4度目
   (51登板 22勝16敗 306.2投球回 213奪三振 71与四球 271被安打 防2.73)

投手:ミケンズ(近鉄・30歳) ※初
   (37登板 13勝10敗 253.1投球回 179奪三振 62与四球 200被安打 防2.23)

捕手:谷本稔(大毎・23歳)  ※2年連続2度目
   (107試合 .265 (324-86) 3本 43打点 30三振 20四球 0盗塁 出塁率.316 OPS.653)

捕手:竹下光郎(近鉄・22歳) ※初
   (122試合 .257 (435-112) 8本 48打点 63三振 8四球 4盗塁 出塁率.276 OPS.676)

内野:森下整鎮(南海・26歳)  ※3年ぶり4度目
   (134試合 .275 (506-139) 5本 45打点 41三振 28四球 24盗塁 出塁率.326 OPS.686)

内野:広瀬叔功(南海・23歳)  ※3年連続3度目(前年は外野での選出、内野での選出は2年ぶり2度目)
   (128試合 .269 (521-140) 10本 46打点 38三振 20四球 25盗塁 出塁率.297 OPS.708)

内野:吉田勝豊(東映・25歳)  ※初
   (130試合 .253 (462-117) 8本 44打点 110三振 50四球 11盗塁 出塁率.324 OPS.688)

内野:本屋敷錦吾(阪急・24歳) ※初(穴吹義雄の出場辞退による補充)
   (117試合 .264 (416-110) 2本 25打点 31三振 15四球 24盗塁 出塁率.292 OPS.626)

内野:小玉明利(近鉄・25歳)  ※4年連続4度目
   (122試合 .301 (438-132) 20本 69打点 47三振 39四球 8盗塁 出塁率.364 OPS.873)

外野:穴吹義雄(南海・27歳) ※初→出場辞退
   (127試合 .271 (458-124) 8本 61打点 82三振 39四球 3盗塁 出塁率.327 OPS.726)

外野:毒島章一(東映・24歳) ※2年ぶり4度目
   (119試合 .273 (406-111) 7本 31打点 37三振 34四球 12盗塁 出塁率.331 OPS.701)

外野:関口清治(西鉄・34歳) ※2年ぶり5度目
   (106試合 .262 (344-90) 9本 34打点 65三振 22四球 0盗塁 出塁率.308 OPS.706)

外野:衆樹資宏(阪急・26歳) ※初
   (121試合 .288 (424-122) 6本 54打点 75三振 33四球 12盗塁 出塁率.341 OPS.713)

外野:関根潤三(近鉄・33歳) ※2年連続4度目
   (112試合 .282 (390-110) 2本 32打点 22三振 25四球 0盗塁 出塁率.331 OPS.675)


98 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/18(火) 00:05:07 SaKmp7tw

【1960年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 1-3 パ 7月25日・川崎・パ12勝8敗1分
(勝:米田 1勝 敗:金田 1敗)
※パが2回に森下、6回に山内のソロ、9回に吉田勝の適時打で3得点。米田、杉浦、梶本隆、土橋の継投でセ打線を4安打1失点に抑えた。MVPは森下整鎮。

第2戦
パ 4-5 セ 7月26日・後楽園・セ9勝12敗1分
(勝:金田 1勝1敗 敗:土橋 1敗)
※7回に半田が板東から球宴初のランニング本塁打を記録。4-4の同点で迎えた9回に8回から登板していた金田が自ら適時打を放ち、そのまま9回も抑えて勝利投手に。MVPは金田正一。

第3戦
セ 5-6 パ 7月27日・後楽園・パ13勝9敗1分
(勝:ミケンズ 1勝 敗:村田 1敗)
※パが初回にルーキー・張本が2ランを放つなど2回までに6得点。セも7回にソロムコと投手・巽、さらに佐藤の3本塁打などで5点を返すもあと1点が及ばず。MVPは張本勲。


99 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/18(火) 00:05:38 SaKmp7tw

【第10回・1960年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・巽一 (国鉄・投手・当時24歳) 四日市高→慶應義塾大→国鉄・サンケイ・アトムズ・ヤクルト(59-70)

60年成績:55登板 8勝13敗 199.0投球回 172奪三振 68与四球 108被安打 防3.62
通算成績:351登板 40勝66敗 1072.0投球回 684奪三振 366与四球 1012被安打 防3.69
球宴成績:1登板 0勝0敗 3.0投球回 2奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※慶應義塾大では通算17勝をあげ、59年に国鉄に入団。1年目から先発の一員として起用され、2年目には55試合に登板して8勝をマークし、金田正一や村田元一らとともに国鉄のローテを支えた。
 その後64年には1軍登板なしに終わるなど故障に悩まされるも、65年から復帰し主にリリーフとして活躍。チームがヤクルトとなった70年に引退した。60年当初は球宴のメンバーに選出されていなかったが、
 大洋・鈴木隆が2戦目で故障したことにより急遽召集。そしてその第3戦で7回に投手としては球宴初の本塁打を放ち、さらに投げては3回無失点と勝っていればMVP級の活躍を見せ、一躍時の人になった。

・マイク・ソロムコ (大阪・外野手・当時24歳) 大阪・阪神(60-63)→東京(64-65)

60年成績:99試合 .241 (290-70) 17本 38打点 81三振 21四球 8盗塁 出塁率.294 OPS.777
通算成績:622試合 .250 (2036-509) 95本 274打点 480三振 198四球 53盗塁 出塁率.322 OPS.769
球宴成績:2試合 .400 (5-2) 1本 2打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.400 OPS1.400

※パイレーツ傘下のマイナーから58年に在日米軍として座間キャンプに来日。60年春にタイガースの入団テストを受けて合格を果たすと、1年目から4試合連続本塁打を記録するなど結果を残し、
 その後も中軸打者として活躍し、62年にはリーグ優勝にも貢献。その後64年に若生智男とのトレードで東京に移籍(外国人選手としては史上初の交換トレード)し、65年に引退。
 来日1年目に選出された60年の球宴では第1戦で7回に代打として出場するも併殺に倒れる。その後第3戦では7番・レフトでスタメン。第1戦の鬱憤を晴らすが如く、7回に米田哲也から2ランを放って存在感を示した。

【パ・リーグ】

・若生忠男 (西鉄・投手・当時22歳) 東北高→西鉄(55-68)→巨人(69-70)

60年成績:35登板 13勝7敗 159.0投球回 122奪三振 34与四球 125被安打 防2.49
通算成績:578登板 105勝107敗 1973.1投球回 1459奪三振 676与四球 1542被安打 防2.81
球宴成績:出場辞退

※55年に西鉄に入団すると、3年目の57年から先発ローテの一員として定着。全身を強く捻り、下手投げからキレのいい変化球を投げる「ロカビリー投法」で一世を風靡し、
 稲尾和久らとともに57年、58年、62年のチームのリーグ優勝にも貢献。67年にはノーノー、68年には通算100勝も達成するなど通算576試合に登板した鉄腕の1人でもある。
 しかし実績に対し、球宴に選ばれたのはプロ6年目の60年のみ。しかもこの1回を出場辞退したため、選出こそされたもののオールスターの大舞台に立つことはなかった。


100 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/18(火) 00:05:59 SaKmp7tw

・畑隆幸 (西鉄・投手・当時22歳) 小倉高→西鉄(56-64)→中日(65)

60年成績:51登板 11勝15敗 241.1投球回 219奪三振 89与四球 199被安打 防2.98
通算成績:246登板 56勝50敗 1002.0投球回 731奪三振 419与四球 869被安打 防3.06
球宴成績:1登板 0勝0敗 2.0投球回 1奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※稲尾和久とともに56年に西鉄に入団したが、南海との二重契約が発覚しキャンプ参加禁止処分を喰らう。しかし1年目から先発ローテ入りを果たし、5年目の60年には
 チーム最多の51試合に登板して11勝をマーク。以降も稲尾らとともに西鉄の黄金時代を支えた。65年に移籍した中日で引退。ちなみに動物愛好家のムツゴロウこと、畑正憲とは従兄弟の関係にあたる。
 当初は球宴に手が届かなかったが、60年に上記の若生が出場辞退したことから補充選手として抜擢。第2戦で3番手として登板し、2回を1四球のみの無安打無失点に抑えるなど代役ながら大舞台で躍動した。

・竹下光郎 (近鉄・捕手・当時22歳) 大田高→巨人(57-59)→近鉄(60-65)

60年成績:122試合 .257 (435-112) 8本 48打点 63三振 8四球 4盗塁 出塁率.276 OPS.676
通算成績:440試合 .241 (981-236) 17本 121打点 176三振 24四球 4盗塁 出塁率.261 OPS.617
球宴成績:1試合 .500 (2-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※大田高から57年に巨人に入団するも、藤尾茂や森昌彦の壁は厚く、ほぼ出番のないまま3年目のオフに近鉄に移籍。すると移籍後1年目から正捕手となり、自己最多の122試合に出場。
 その後は打力を活かすべく一塁手に転向するも、島田光二の台頭もあって晩年は代打として起用され、65年に現役を引退。
 近鉄の捕手としては初の球宴出場となった60年のオールスターでは第3戦でチームメイトのミケンズと先発バッテリーを組んで3回を無失点、打っては3回に島田源太郎から安打を放つなど攻守で躍動した。

・穴吹義雄 (南海・外野手・当時27歳) 高松高→中央大→南海(56-68)

60年成績:127試合 .271 (458-124) 8本 61打点 82三振 39四球 3盗塁 出塁率.327 OPS.726
通算成績:1166試合 .264 (3079-814) 89本 404打点 570三振 198四球 25盗塁 出塁率.309 OPS.725
球宴成績:出場辞退

※中央大から複数球団による争奪戦(後に小説化、映画化)の末に南海に入団。1年目の56年の開幕戦で三塁手として先発を果たすと、なんと9回にサヨナラ本塁打を放つ。
 その後は外野手に転向し、59年には日本一にも貢献。その後は後続入団の若手にレギュラーを譲るも息長く南海一筋で活躍し、68年に引退。その後も南海に残り、
 コーチや2軍監督を経て83〜85年には南海の監督も務めた。こちらも通算1000試合以上に出場していながら、球宴に選ばれたのは60年の1度のみ、さらにそれを出場辞退し、大舞台に立つことはなかった選手の1人である。


101 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 00:04:52 8xvpV06A

【第11回・1961年】

【1961年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 洋:5人 巨:7人 神:2人 広:1人 中:4人 国:6人 計:25人

監督:三原脩(大洋・49歳)

コーチ:砂押邦信(国鉄・38歳)
コーチ:濃人貴実(中日・46歳)
コーチ:藤本定義(阪神・56歳)

【ファン投票選出】

投手:金田正一(国鉄・27歳) ※11年連続11度目(ファン投票は3年ぶり3度目)
   (57登板 20勝16敗 330.1投球回 262奪三振 81与四球 257被安打 防2.13)

捕手:森昌彦(巨人・24歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (113試合 .223 (323-72) 4本 29打点 24三振 17四球 0盗塁 出塁率.266 OPS.579)

一塁:王貞治(巨人・21歳)  ※2年連続2度目
   (127試合 .253 (396-100) 13本 53打点 72三振 64四球 10盗塁 出塁率.358 OPS.802)

二塁:土屋正孝(国鉄・25歳) ※初
   (130試合 .269 (491-132) 5本 39打点 73三振 51四球 14盗塁 出塁率.340 OPS.682)

三塁:長嶋茂雄(巨人・25歳) ※4年連続4度目
   (130試合 .353 (448-158) 28本 86打点 34三振 35四球 14盗塁 出塁率.456 OPS1.108)

遊撃:吉田義男(阪神・27歳) ※8年連続8度目(ファン投票は2年連続7度目)
   (115試合 .228 (412-94) 5本 22打点 20三振 39四球 18盗塁 出塁率.298 OPS.619)

外野:高林恒夫(巨人・23歳) ※初
   (119試合 .219 (320-70) 1本 22打点 43三振 23四球 3盗塁 出塁率.280 OPS.555)

外野:森徹(中日・25歳)   ※3年連続3度目
   (123試合 .255 (428-109) 13本 60打点 60三振 26四球 5盗塁 出塁率.302 OPS.692)

外野:近藤和彦(大洋・25歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (130試合 .316 (475-150) 11本 48打点 50三振 74四球 35盗塁 出塁率.409 OPS.851)


102 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 00:05:34 8xvpV06A

【監督推薦】

投手:秋山登(大洋・27歳)   ※6年連続6度目
   (69登板 20勝15敗 280.2投球回 179奪三振 70与四球 239被安打 防2.63)

投手:島田源太郎(大洋・21歳) ※2年連続2度目
   (51登板 9勝19敗 217.2投球回 151奪三振 85与四球 193被安打 防3.01)

投手:堀本律雄(巨人・26歳)  ※2年連続2度目
   (40登板 11勝12敗 179.1投球回 93奪三振 73与四球 156被安打 防3.10)

投手:伊藤芳明(巨人・27歳)  ※初
   (51登板 13勝6敗 187.2投球回 166奪三振 83与四球 146被安打 防2.11)

投手:村山実(阪神・24歳)   ※3年連続3度目
   (48登板 24勝13敗 293.0投球回 221奪三振 62与四球 238被安打 防2.27)

投手:弘瀬昌彦(広島・27歳)  ※初
   (48登板 8勝11敗 157.0投球回 68奪三振 43与四球 138被安打 防3.15)

投手:西尾慈高(中日・27歳)  ※初
   (39登板 6勝5敗 104.1投球回 54奪三振 28与四球 94被安打 防3.09)

投手:権藤博(中日・22歳)   ※初
   (69登板 35勝19敗 429.1投球回 310奪三振 70与四球 321被安打 防1.70)

投手:北川芳男(国鉄・28歳)  ※2年ぶり2度目
   (49登板 15勝15敗 241.1投球回 98奪三振 37与四球 192被安打 防1.90)

投手:森滝義巳(国鉄・23歳)  ※初
   (38登板 10勝8敗 167.2投球回 64奪三振 40与四球 143被安打 防2.30)

捕手:土井淳(大洋・28歳)  ※6年連続6度目
   (115試合 .196 (204-40) 0本 12打点 26三振 11四球 3盗塁 出塁率.244 OPS.470)

捕手:根来広光(国鉄・24歳) ※初
   (120試合 .221 (340-75) 4本 30打点 48三振 23四球 1盗塁 出塁率.274 OPS.574)

内野:桑田武(大洋・24歳)  ※3年連続3度目
   (130試合 .280 (471-132) 25本 94打点 108三振 53四球 20盗塁 出塁率.354 OPS.860)

内野:江藤慎一(中日・23歳) ※2年ぶり2度目
   (130試合 .267 (480-128) 20本 77打点 48三振 46四球 4盗塁 出塁率.328 OPS.760)

外野:国松彰(巨人・26歳)  ※初
   (127試合 .223 (408-91) 7本 30打点 54三振 43四球 11盗塁 出塁率.299 OPS.620)

外野:町田行彦(国鉄・27歳) ※4年ぶり3度目
   (125試合 .240 (400-96) 6本 39打点 97三振 41四球 10盗塁 出塁率.314 OPS.654)


103 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 00:06:04 8xvpV06A

【パ・リーグ】 毎:4人 南:5人 西:6人(1) 急:1人 東:6人 近:3人 計:25人

監督:鶴岡一人(南海・44歳)

コーチ:川崎徳次(西鉄・40歳)
コーチ:水原茂(東映・52歳)

【ファン投票選出】

投手:稲尾和久(西鉄・24歳) ※2年ぶり4度目(ファン投票は初)
   (78登板 42勝14敗 404.0投球回 353奪三振 72与四球 308被安打 防1.69)

捕手:野村克也(南海・26歳) ※5年連続5度目
   (136試合 .296 (494-146) 29本 89打点 71三振 54四球 8盗塁 出塁率.367 OPS.881)

一塁:榎本喜八(大毎・24歳) ※7年連続7度目(ファン投票は3年連続6度目)
   (137試合 .331 (543-180) 8本 42打点 22三振 43四球 9盗塁 出塁率.390 OPS.843)

二塁:仰木彬(西鉄・26歳)  ※初
   (123試合 .243 (408-99) 9本 52打点 69三振 33四球 11盗塁 出塁率.306 OPS.666)

三塁:中西太(西鉄・28歳)  ※3年ぶり7度目(ファン投票は3年ぶり6度目)
   (99試合 .304 (253-77) 21本 54打点 42三振 44四球 4盗塁 出塁率.405 OPS.990)

遊撃:豊田泰光(西鉄・26歳) ※7年連続7度目(ファン投票は3年連続5度目)→出場辞退
   (120試合 .297 (391-116) 16本 60打点 55三振 87四球 10盗塁 出塁率.421 OPS.889)

外野:山内和弘(大毎・29歳) ※8年連続8度目(ファン投票は3年連続7度目)
   (140試合 .311 (498-155) 25本 112打点 37三振 72四球 6盗塁 出塁率.393 OPS.943)

外野:張本勲(東映・21歳)  ※2年連続2度目
   (129試合 .336 (473-159) 24本 95打点 42三振 46四球 18盗塁 出塁率.401 OPS.997)

外野:杉山光平(南海・33歳) ※3年ぶり3度目
   (130試合 .321 (421-135) 15本 76打点 37三振 43四球 1盗塁 出塁率.390 OPS.887)


104 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 00:06:48 8xvpV06A

【監督推薦】

投手:小野正一(大毎・27歳) ※3年連続4度目
   (58登板 17勝14敗 251.0投球回 211奪三振 97与四球 213被安打 防3.16)

投手:杉浦忠(南海・25歳)  ※4年連続4度目
   (53登板 20勝9敗 241.2投球回 190奪三振 31与四球 202被安打 防2.79)

投手:皆川睦男(南海・26歳) ※4年ぶり2度目
   (51登板 16勝7敗 177.1投球回 119奪三振 33与四球 201被安打 防1.97)

投手:梶本隆夫(阪急・26歳) ※2年連続6度目
   (54登板 17勝23敗 269.2投球回 141奪三振 56与四球 261被安打 防2.80)

投手:久保田治(東映・26歳) ※初
   (55登板 25勝11敗 313.0投球回 137奪三振 47与四球 257被安打 防2.16)

投手:土橋正幸(東映・25歳) ※4年連続4度目
   (63登板 30勝16敗 393.0投球回 298奪三振 45与四球 313被安打 防1.90)

投手:ミケンズ(近鉄・30歳) ※2年連続2度目
   (26登板 5勝11敗 145.0投球回 89奪三振 28与四球 139被安打 防2.42)

捕手:和田博実(西鉄・24歳) ※2年ぶり4度目
   (81試合 .287 (216-62) 5本 26打点 30三振 13四球 6盗塁 出塁率.329 OPS.755)

捕手:安藤順三(東映・26歳) ※初
   (135試合 .223 (403-90) 4本 32打点 57三振 21四球 2盗塁 出塁率.265 OPS.548)

内野:広瀬叔功(南海・24歳)  ※4年連続4度目
   (135試合 .296 (537-159) 6本 46打点 45三振 25四球 42盗塁 出塁率.332 OPS.749)

内野:西園寺昭夫(東映・23歳) ※2年ぶり2度目(豊田泰光の出場辞退による補充)
   (136試合 .258 (503-130) 22本 73打点 115三振 79四球 20盗塁 出塁率.367 OPS.786)

内野:小玉明利(近鉄・26歳)  ※5年連続5度目
   (138試合 .294 (520-153) 9本 43打点 43三振 45四球 7盗塁 出塁率.353 OPS.784)

内野:ブルーム(近鉄・30歳)  ※初
   (108試合 .297 (354-105) 7本 32打点 41三振 30四球 7盗塁 出塁率.355 OPS.810)

外野:田宮謙次郎(大毎・33歳) ※7年連続7度目
   (130試合 .328 (509-167) 11本 71打点 32三振 39四球 6盗塁 出塁率.385 OPS.851)

外野:高倉照幸(西鉄・26歳)  ※2年ぶり4度目
   (121試合 .301 (485-146) 15本 37打点 65三振 29四球 18盗塁 出塁率.346 OPS.807)

外野:田中久寿男(西鉄・26歳) ※初
   (125試合 .306 (471-144) 12本 58打点 58三振 18四球 19盗塁 出塁率.341 OPS.737)

外野:毒島章一(東映・25歳)  ※2年連続5度目
   (139試合 .293 (566-166) 3本 41打点 69三振 54四球 14盗塁 出塁率.357 OPS.772)


105 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 00:07:49 8xvpV06A

【1961年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 0-3 パ 7月18日・中日・パ14勝9敗1分
(勝:杉浦 1勝 敗:北川 1敗)
※パが4回に広瀬の3ランで先制。投げては杉浦、ミケンズ、土橋、稲尾の継投リレーでセ打線を3安打に抑え込んだ。MVPは広瀬叔功。

第2戦
セ 2-4 パ 7月19日・甲子園・パ15勝9敗1分
(勝:久保田 1勝 敗:金田 1敗)
※パが7年ぶりの全勝。2点を追う3回に田宮の適時2塁打で同点とし、4回に相手の失策などで勝ち越し。MVPは田宮謙次郎。


106 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 00:09:17 8xvpV06A

【第11回・1961年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・弘瀬昌彦 (広島・投手・当時27歳) 土佐高→土佐電気鉄道→大阪(54)→土佐電気鉄道→広島(57-64)→阪急(65)

61年成績:48登板 8勝11敗 157.0投球回 68奪三振 43与四球 138被安打 防3.15
通算成績:348登板 44勝61敗 1028.2投球回 537奪三振 256与四球 961被安打 防3.32
球宴成績:登板なし

※54年に土佐電鉄から大阪に入団するも、偏食が原因で体調を崩してシーズン途中で退団し再び土佐電鉄に戻る。それから3年後の57年に広島に入団してプロに復帰。
 サイドスローからアンダースローに転向すると、入団1年目から先発の一員として定着。大石清や池田英俊らとともにローテを支え、63年には自身唯一の2桁勝利をあげた。
 65年に金銭トレードで阪急に移籍するも出番はなく、同年限りで引退。唯一選ばれた61年の球宴もチームが接戦で連敗したこともあり2試合とも出番なしに終わっている。

・森滝義巳 (国鉄・投手・当時23歳) 兵庫高→立教大→国鉄・サンケイ(60-66)

61年成績:38登板 10勝8敗 167.2投球回 64奪三振 40与四球 143被安打 防2.30
通算成績:204登板 16勝46敗 615.2投球回 200奪三振 145与四球 589被安打 防3.46
救援成績:1登板 0勝1敗 0.1投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防27.00

※立教大では長嶋茂雄ら「立教三羽烏」の2年後輩であり、在学中5度の六大学優勝を経験。卒業後の60年に国鉄に入団すると、1年目から1軍の戦力として起用され、2年目の61年には6月20日中日戦で
 史上7人目の完全試合を達成するなど、10勝をマーク。しかしその後の5年間は5勝30敗と成績が振るわず、66年に引退。前述の完全試合を達成してから約1ヵ月後に行われた61年の球宴では第1戦で2番手で4回に登板。
 先頭の山内が遊ゴロに打ち取るも、張本勲に内野安打を打たれ、わずか打者2人で降板。そして後続の巨人・伊藤芳明が広瀬叔功に先制3ランを浴び、そのままチームが敗れたため敗戦投手となってしまった。

・西尾慈高 (中日・投手・当時27歳) 立命館神山高→立命館大(中退)→大阪(54-60)→中日(61-65)

61年成績:39登板 6勝5敗 104.1投球回 54奪三振 28与四球 94被安打 防3.09
通算成績:296登板 39勝40敗 817.1投球回 415奪三振 249与四球 711被安打 防2.99
球宴成績:登板なし

※立命館大を中退し、54年にタイガースに入団。57年には開幕投手を務め、翌58年には自己最多の11勝をあげて小山正明に次ぐ2番手エースの座を掴みかけたが、
 翌59年に後の大投手となる村山実が入団したため、出場機会が減少。60年オフに2対2のトレードで中日に移籍すると、主にリリーフ投手として活躍し65年に引退。
 阪神時代は選出されることなく、中日に移籍して1年目の61年に球宴に監督推薦で選出。第1戦は本拠地・中日球場で行われたものの、第2戦も含めて残念ながら出番なしに終わった。


107 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 00:09:35 8xvpV06A

・土屋正孝 (国鉄・二塁手・当時25歳) 松本深志高→巨人(54-60)→国鉄(61-64)→阪神(65)

61年成績:130試合 .269 (491-132) 5本 39打点 73三振 51四球 14盗塁 出塁率.340 OPS.682
通算成績:1097試合 .239 (3452-826) 54本 299打点 527三振 287四球 154盗塁 出塁率.300 OPS.638
球宴成績:2試合 .000 (6-0) 0本 0打点 1三振 2四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.250

※巨人では投手として入団するも、間もなく野手に転向。3年目の56年からは三塁手や遊撃手として1軍のレギュラーとなり、長嶋茂雄が入団した58年以降は二塁手に。59年には35盗塁をマークしてベストナインも獲得。しかし川上哲治との微妙な関係性もあってその川上が監督となった60年オフにトレードで国鉄に放出。
 それに奮起したのか翌61年は開幕から打ちまくり、長嶋茂雄と首位打者の座を争い、最終的に打率は.269に落ち込むも攻守の要として活躍して球団初のAクラス入りに貢献し、自身も2度目のベストナインに選ばれた。その後は故障などもあり、65年に移籍した阪神で引退。
 目が細く、けだるそうな表情などから眠狂四郎のニックネームでも知られる。巨人時代は一度も球宴に選ばれなかったが、国鉄に移籍した61年にファン投票で二塁手として選出。第1戦は1番、第2戦は6番でスタメンを果たし、安打はなかったもののいずれの試合も四球を選んだ。

・高林恒夫 (巨人・外野手・当時23歳) 立教高→立教大→熊谷組→巨人(61-62)→国鉄・サンケイ(63-65)

61年成績:119試合 .219 (320-70) 1本 22打点 43三振 23四球 3盗塁 出塁率.280 OPS.555
通算成績:581試合 .217 (1573-341) 11本 93打点 205三振 165四球 37盗塁 出塁率.296 OPS.580
球宴成績:2試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※立教大では上記の森滝とともに在学中に5度優勝を経験し、熊谷組では60年の都市対抗で優勝に貢献し、橋戸賞を獲得。これらの活躍を評価され、与那嶺要を押し出して中日に放出する形で巨人に入団。
 1年目から2番・左翼手としてレギュラーを掴み、リーグ最多の22犠打を記録するなど繋ぎ役として活躍。しかし翌年は不振に陥り、さらにオフにトレードで国鉄に移籍。スワローズでも左翼手のレギュラーとして起用されるも、
 成績は伸び悩み、65年に引退。新人年の61年にファン投票外野手第1位で選ばれた球宴では第1戦で北川芳男の代打で途中出場するも一飛。第2戦は近藤和彦に代わって左翼手として出場している。

【パ・リーグ】

・仰木彬 (西鉄・二塁手・当時26歳) 東筑高→西鉄(54-67)

61年成績:123試合 .243 (408-99) 9本 52打点 69三振 33四球 11盗塁 出塁率.306 OPS.666
通算成績:1328試合 .229 (3501-800) 70本 326打点 670三振 290四球 116盗塁 出塁率.294 OPS.636
球宴成績:2試合 .000 (5-1) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.533

※西鉄には投手としてプロ入りするも三原脩監督から二塁手のコンバートを命じられて野手転向。1年目からレギュラーの座を掴み、流線型打線の一員としてチームの3連覇に貢献。選手としては西鉄一筋14年プレーして67年に引退すると、近鉄のコーチを経て88年には監督に就任。
 同年は10.19決戦で惜しくも優勝を逃すも、翌89年にチーム9年ぶりの優勝に導き、そして94年にはオリックスの監督に就任。「がんばろうKOBE」のスローガンのもと、リーグ連覇を達成するなど「仰木マジック」と呼ばれる采配でチームを率い、00年には殿堂入りも果たした。
 そんなレジェンドではあるものの、球宴では57年に自身を除いたレギュラー打者7人が選出されるなど縁がなく、選手としての出場はファン投票で選ばれた61年の一度のみ。第1戦では途中出場で四球と内野安打を記録し、第2戦では8番・二塁でスタメンするも4打席凡退。試合途中からは遊撃も守っている。

・田中久寿男 (西鉄・外野手・当時26歳) 佐賀工業高→東洋高圧大牟田→西鉄(55-65)→巨人(66-68)→西鉄(69)

61年成績:125試合 .306 (471-144) 12本 58打点 58三振 18四球 19盗塁 出塁率.339 OPS.768
通算成績:1108試合 .257 (3138-805) 76本 331打点 509三振 152四球 77盗塁 出塁率.300 OPS.676
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※西鉄には投手として入団するも1試合に登板したのみで、1年目終盤から野手に転向。主に一塁手として出場機械を増やし、61年には右翼手のレギュラーを掴み、自己最高の打率.306もマークするなど
 チームの中心打者として活躍するも、球団の経費削減策により66年にトレードで巨人に移籍。控えがメインだったものの、67年にはサヨナラ満塁本塁打も記録している。67年に再度トレードで西鉄に復帰し、同年に引退。
 その後は西鉄やロッテのコーチやスカウトを歴任。キャリアハイの成績を残した61年に唯一選出された球宴では第1戦で安藤順三の代打、第2戦では榎本喜八の代打としてそれぞれ途中出場。打席では4打席凡退に終わっている。


108 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 00:21:41 3TxRoOr2
今気づきましたが
60年と61年の長嶋の四球の数が敬遠の値になってますね

正しくは
1960年 70四球(32敬遠)
1961年 88四球(35敬遠)


109 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 00:54:51 T96SF.w6
>>103
稲尾さんの成績なんじゃこりゃ!?


110 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 05:16:28 hn4odZXM
>>109
このシーズンの西鉄は3連覇を支えた投手陣が不調で他に投手が居なかったので稲尾さんが投げざるを得なかったようですね
42勝出来た理由については「61年は絶好調で自分が投げてる姿が俯瞰で見えていて投球中にフォームを微調整しながら投げていたのでコントロールが自由自在だった」「打者の考えが読めて逆算のピッチングが出きた」とご本人が語っていたのを雑誌で読んだ記憶があります


111 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 10:34:40 yjPicl/s
1961年の稲尾和久はAS時点(7月18日)で21勝をあげていたようです

稲尾和久(西) 21勝6敗 防御率1.65

パ投手参考
杉浦 忠(南) 14勝5敗 防御率3.20
久保田治(東) 16勝5敗 防御率1.88
梶本隆夫(急) 10勝13敗 防御率3.44


112 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/19(水) 15:13:35 1VHqD8a.
>>111
(オールスター前で二桁勝利と二桁敗戦がついてる)お前おかしいよ・・・


113 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 00:04:34 3f2.ijNo

【第12回・1962年】

【1962年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:5人 中:3人 国:2人(1) 神:3人(1) 広:4人 洋:8人 計:25人

監督:川上哲治(巨人・42歳)

コーチ:藤本定義(阪神・57歳)
コーチ:門前真佐人(広島・45歳)

【ファン投票選出】

投手:村山実(阪神・25歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は初)→出場辞退
   (57登板 25勝14敗 366.1投球回 265奪三振 55与四球 261被安打 防1.20)

捕手:森昌彦(巨人・25歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (134試合 .247 (469-116) 6本 44打点 35三振 32四球 4盗塁 出塁率.298 OPS.639)

一塁:王貞治(巨人・22歳)  ※3年連続3度目
   (134試合 .272 (586-135) 38本 85打点 99三振 72四球 6盗塁 出塁率.376 OPS.941)

二塁:近藤明仁(大洋・24歳) ※初
   (131試合 .240 (462-111) 4本 27打点 79三振 29四球 11盗塁 出塁率.289 OPS.631)

三塁:長嶋茂雄(巨人・26歳) ※5年連続5度目
   (130試合 .353 (448-158) 28本 86打点 34三振 88四球 14盗塁 出塁率.456 OPS1.108)

遊撃:吉田義男(阪神・29歳) ※9年連続9度目(ファン投票は3年連続8度目)
   (115試合 .228 (412-94) 5本 22打点 20三振 39四球 18盗塁 出塁率.298 OPS.619)

外野:近藤和彦(大洋・26歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (130試合 .293 (471-138) 8本 38打点 36三振 48四球 15盗塁 出塁率.357 OPS.720)

外野:坂崎一彦(巨人・24歳) ※3年ぶり3度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (126試合 .276 (413-114) 6本 44打点 80三振 47四球 7盗塁 出塁率.353 OPS.740)

外野:森徹(大洋・26歳)   ※4年連続4度目(移籍後初)
   (133試合 .254 (481-122) 22本 67打点 65三振 21四球 2盗塁 出塁率.289 OPS.730)


114 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 00:05:20 3f2.ijNo

【監督推薦】

投手:中村稔(巨人・23歳)  ※初
   (52登板 9勝12敗 212.1投球回 133奪三振 54与四球 150被安打 防2.28)

投手:権藤博(中日・23歳)  ※2年連続2度目
   (61登板 30勝17敗 362.1投球回 212奪三振 69与四球 307被安打 防2.33)

投手:柿本実(中日・26歳)  ※初(村山実の出場辞退による補充)
   (60登板 20勝17敗 318.1投球回 157奪三振 33与四球 263被安打 防2.06)

投手:金田正一(国鉄・28歳) ※12年連続12度目
   (48登板 22勝17敗 343.1投球回 262奪三振 81与四球 257被安打 防1.73)

投手:村田元一(国鉄・24歳) ※2年ぶり3度目
   (40登板 12勝16敗 216.1投球回 102奪三振 28与四球 199被安打 防2.36)

投手:小山正明(阪神・27歳) ※2年ぶり6度目
   (47登板 27勝11敗 352.2投球回 270奪三振 59与四球 268被安打 防1.66)

投手:大石清(広島・22歳)  ※2年ぶり2度目
   (58登板 20勝18敗 331.1投球回 209奪三振 100与四球 265被安打 防2.68)

投手:秋山登(大洋・28歳)  ※7年連続7度目
   (72登板 26勝12敗 290.2投球回 199奪三振 79与四球 213被安打 防1.94)

投手:権藤正利(大洋・28歳) ※8年ぶり2度目
   (68登板 8勝6敗 195.2投球回 180奪三振 72与四球 166被安打 防2.57)

捕手:江藤慎一(中日・24歳) ※2年連続3度目(捕手としての選出は初)
   (133試合 .288 (493-142) 23本 61打点 61三振 60四球 4盗塁 出塁率.365 OPS.820)

捕手:根来広光(国鉄・25歳) ※2年連続2度目→出場辞退
   (130試合 .201 (359-72) 5本 19打点 52三振 15四球 1盗塁 出塁率.245 OPS.518)

捕手:土井淳(大洋・29歳)  ※7年連続7度目(根来広光の出場辞退による補充)
   (99試合 .199 (141-28) 0本 9打点 23三振 12四球 2盗塁 出塁率.261 OPS.503)

内野:藤井弘(広島・26歳)  ※4年ぶり3度目
   (131試合 .236 (462-109) 18本 73打点 64三振 56四球 2盗塁 出塁率.320 OPS.733)

内野:小坂佳隆(広島・26歳) ※3年ぶり2度目
   (126試合 .251 (467-117) 3本 33打点 58三振 26四球 16盗塁 出塁率.296 OPS.617)

内野:桑田武(大洋・25歳)  ※4年連続4度目
   (112試合 .260 (431-112) 22本 48打点 83三振 34四球 2盗塁 出塁率.314 OPS.769)

内野:麻生実男(大洋・24歳) ※初
   (87試合 .188 (85-16) 3本 12打点 17三振 4四球 0盗塁 出塁率.225 OPS.589)

外野:並木輝男(阪神・23歳) ※2年ぶり2度目
   (124試合 .290 (431-125) 10本 51打点 56三振 40四球 3盗塁 出塁率.356 OPS.792)

外野:森永勝治(広島・28歳) ※初
   (130試合 .307 (476-146) 11本 55打点 48三振 49四球 10盗塁 出塁率.370 OPS.797)


115 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 00:07:01 3f2.ijNo

【パ・リーグ】 南:4人 東:7人 西:4人(1) 毎:4人 急:2人 近:4人 計:25人

監督:水原茂(東映・53歳)

コーチ:別当薫(近鉄・41歳)
コーチ:中西太(西鉄・29歳)→出場辞退
コーチ:宇野光雄(大毎・45歳)(中西太の出場辞退による補充)

【ファン投票選出】

投手:尾崎行雄(東映・17歳)  ※初
   (49登板 20勝9敗 207.2投球回 196奪三振 63与四球 170被安打 防2.42)

捕手:野村克也(南海・27歳)  ※6年連続6度目
   (133試合 .309 (489-151) 44本 104打点 101三振 70四球 5盗塁 出塁率.395 OPS1.031)

一塁:榎本喜八(大毎・25歳)  ※8年連続8度目(ファン投票は4年連続7度目)
   (125試合 .331 (483-160) 17本 66打点 28三振 36四球 5盗塁 出塁率.380 OPS.883)

二塁:ブルーム(近鉄・31歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (112試合 .374 (401-150) 12本 74打点 35三振 32四球 6盗塁 出塁率.426 OPS.994)

三塁:小玉明利(近鉄・27歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は初)
   (121試合 .314 (468-147) 5本 59打点 34三振 26四球 11盗塁 出塁率.352 OPS.779)

遊撃:豊田泰光(西鉄・27歳)  ※8年連続8度目(ファン投票は4年連続6度目)
   (130試合 .274 (431-118) 23本 67打点 82三振 84四球 9盗塁 出塁率.393 OPS.862)

外野:山内和弘(大毎・30歳)  ※9年連続9度目(ファン投票は4年連続8度目)
   (128試合 .334 (470-157) 18本 72打点 33三振 61四球 3盗塁 出塁率.409 OPS.960)

外野:張本勲(東映・22歳)   ※3年連続3度目
   (133試合 .333 (472-157) 31本 99打点 46三振 86四球 23盗塁 出塁率.440 OPS1.037)

外野:田宮謙次郎(大毎・34歳) ※8年連続8度目(ファン投票は2年ぶり7度目)
   (132試合 .308 (477-147) 11本 49打点 29三振 34四球 1盗塁 出塁率.364 OPS.786)


116 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 00:08:27 3f2.ijNo

【監督推薦】

投手:皆川睦男(南海・27歳) ※2年連続3度目
   (59登板 19勝4敗 212.1投球回 119奪三振 33与四球 201被安打 防2.49)

投手:土橋正幸(東映・26歳) ※5年連続5度目
   (48登板 17勝14敗 272.0投球回 140奪三振 24与四球 256被安打 防2.38)

投手:久保田治(東映・27歳) ※2年連続2度目
   (43登板 16勝7敗 190.2投球回 54奪三振 25与四球 164被安打 防2.12)

投手:稲尾和久(西鉄・25歳) ※2年連続5度目
   (57登板 25勝18敗 320.2投球回 228奪三振 56与四球 281被安打 防2.30)

投手:米田哲也(阪急・24歳) ※2年ぶり5度目
   (52登板 20勝17敗 261.2投球回 231奪三振 80与四球 239被安打 防3.23)

投手:梶本隆夫(阪急・27歳) ※3年連続7度目
   (50登板 14勝15敗 235.2投球回 154奪三振 59与四球 244被安打 防3.28)

投手:久保征弘(近鉄・22歳) ※初
   (66登板 28勝21敗 300.2投球回 168奪三振 70与四球 294被安打 防3.02)

捕手:安藤順三(東映・27歳) ※2年連続2度目
   (106試合 .208 (260-54) 0本 22打点 25三振 6四球 3盗塁 出塁率.225 OPS.498)

捕手:和田博実(西鉄・25歳) ※2年連続5度目→出場辞退
   (113試合 .325 (388-126) 14本 54打点 61三振 25四球 12盗塁 出塁率.365 OPS.862)

捕手:河合保彦(西鉄・28歳) ※3年ぶり4度目(和田博実の出場辞退により補充)
   (93試合 .233 (232-54) 7本 25打点 67三振 20四球 4盗塁 出塁率.305 OPS.663)

内野:広瀬叔功(南海・25歳) ※5年連続5度目
   (130試合 .280 (515-144) 12本 54打点 57三振 50四球 50盗塁 出塁率.347 OPS.760)

内野:ピート(南海・37歳)  ※初
   (124試合 .290 (462-134) 22本 75打点 55三振 41四球 5盗塁 出塁率.355 OPS.844)

内野:葛城隆雄(大毎・25歳) ※2年ぶり5度目
   (123試合 .333 (477-159) 9本 62打点 25三振 18四球 11盗塁 出塁率.360 OPS.823)

外野:吉田勝豊(東映・27歳) ※2年ぶり2度目(前回は内野手としての選出)
   (130試合 .306 (474-145) 18本 79打点 81三振 42四球 26盗塁 出塁率.363 OPS.844)

外野:毒島章一(東映・26歳) ※3年連続6度目
   (132試合 .288 (473-136) 12本 77打点 57三振 55四球 27盗塁 出塁率.363 OPS.809)

外野:高倉照幸(西鉄・27歳) ※2年連続5度目
   (134試合 .294 (504-148) 12本 51打点 70三振 29四球 10盗塁 出塁率.333 OPS.759)

外野:関根潤三(近鉄・35歳) ※2年ぶり5度目
   (126試合 .310 (465-144) 9本 49打点 34三振 33四球 4盗塁 出塁率.360 OPS.783)


117 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 00:08:46 3f2.ijNo

【1962年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 7-0 セ 7月24日・平和台・パ16勝9敗1分
(勝:稲尾 1勝 敗:権藤 1敗)
※パが4連勝。初回にブルームが球宴初の先頭打者弾を放つなど3点を先制するなど13安打7得点。投げては稲尾、梶本、米田、尾崎の継投で完封リレー。MVPはブルーム。

第2戦
セ 4-5 パ 7月26日・広島・パ17勝9敗1分
(勝:尾崎 1勝 敗:大石 1敗)
※パが5連勝。セが初回に王の2ラン、3回にも江藤の2ランで4点をあげ1点リードで9回を迎えるも、パは張本がこの試合2本塁打目となる2ランを放って土壇場で逆転。MVPは張本勲。


118 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 00:09:07 3f2.ijNo

【第12回・1962年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・麻生実男 (大洋・内野手・当時24歳) 盈進商業学校→倉敷レイヨン→大洋(59-65)→サンケイ(66)

62年成績:87試合 .188 (85-16) 3本 12打点 17三振 4四球 0盗塁 出塁率.225 OPS.589
通算成績:523試合 .216 (846-183) 11本 79打点 132三振 34四球 7盗塁 出塁率.248 OPS.559
球宴成績:2試合 .500 (2-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※大洋に入団すると1年目の開幕戦から1番・遊撃手を任され、チャンスメーカーとして活躍。守備に難があったものの三原監督からは打撃を活かせと助言され、
 2年目の60年には代打の切り札となり、3割を超える代打打率でチームの初優勝に貢献。その後も代打を主に現役を続け、サンケイに移籍した65年に引退。
 代打がメインの選手としては初めて球宴に選ばれた選手でもあり、球宴でも2試合いずれも代打で出場。第1戦は梶本隆夫の前に三振に倒れるも、続く第2戦では尾崎行雄から内野安打を放っている。

【パ・リーグ】

なし


119 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 02:46:39 JGmsArm.
>>116
関根さん3割打ってて凄い


120 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 04:20:49 jTb3LQSo
全体的に若い中37歳初出場でしかもこの年だけじゃないピートさんすごいですね


121 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 12:38:44 JjV7QsIY
毎日の楽しみにしてます


122 : 名前なんか必要ねぇんだよ!KfheyiaT :2021/05/20(木) 16:58:58 ???
昭和30年代特有の優良マイナーリーガーすき
外人ってだけで珍しいから人気したってよく聞きますね


123 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/20(木) 22:48:48 2vfzIPCg
ピートさん、守備位置に向かうときも凡打のときも
常に全力疾走ハッスルプレーの人で
そういうところが人気だったそうです


124 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/21(金) 00:07:16 lbAFCIe6

【第13回・1963年】

【1963年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 神:3人(2) 洋:4人 中:5人 巨:9人(1) 広:3人 国:4人 計:28人

監督:藤本定義(阪神・58歳)

コーチ:川上哲治(巨人・43歳)
コーチ:杉浦清(中日・49歳)

【ファン投票選出】

投手:金田正一(国鉄・29歳) ※13年連続13度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (53登板 30勝17敗 337.0投球回 287奪三振 83与四球 234被安打 防1.98)

捕手:森昌彦(巨人・26歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (132試合 .198 (419-83) 4本 38打点 30三振 27四球 3盗塁 出塁率.247 OPS.507)

一塁:王貞治(巨人・23歳)  ※4年連続4度目
   (140試合 .305 (478-146) 40本 106打点 64三振 123四球 9盗塁 出塁率.452 OPS1.092)

二塁:船田和英(巨人・22歳) ※初
   (125試合 .248 (367-91) 6本 34打点 46三振 16四球 14盗塁 出塁率.286 OPS.635)

三塁:長嶋茂雄(巨人・27歳) ※6年連続6度目
   (134試合 .341 (478-163) 37本 112打点 30三振 86四球 16盗塁 出塁率.437 OPS1.094)

遊撃:広岡達朗(巨人・31歳) ※7年連続7度目(ファン投票は4年ぶり3度目)→出場辞退
   (104試合 .241 (328-79) 5本 41打点 53三振 38四球 7盗塁 出塁率.324 OPS.650)

外野:柴田勲(巨人・19歳)  ※初
   (126試合 .258 (415-107) 7本 27打点 71三振 44四球 43盗塁 出塁率.333 OPS.678)

外野:国松彰(巨人・28歳)  ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (108試合 .268 (400-107) 9本 43打点 23三振 41四球 36盗塁 出塁率.337 OPS.730)

外野:近藤和彦(大洋・27歳) ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (139試合 .305 (485-148) 7本 42打点 34三振 77四球 19盗塁 出塁率.399 OPS.772)


125 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/21(金) 00:08:08 lbAFCIe6

【監督推薦】

投手:小山正明(阪神・28歳)  ※2年連続7度目
   (34登板 14勝14敗 233.0投球回 98奪三振 66与四球 218被安打 防3.59)

投手:村山昌史(阪神・26歳)  ※5年連続5度目→出場辞退
   (28登板 11勝10敗 158.1投球回 121奪三振 48与四球 126被安打 防2.79)

投手:稲川誠(大洋・26歳)   ※初
   (54登板 26勝17敗 338.1投球回 188奪三振 133与四球 272被安打 防2.42)

投手:秋山登(大洋・29歳)   ※8年連続8度目(村山昌史の出場辞退による補充)
   (60登板 13勝14敗 214.2投球回 99奪三振 52与四球 212被安打 防3.10)

投手:柿本実(中日・27歳)   ※2年連続2度目
   (48登板 21勝13敗 260.0投球回 83奪三振 42与四球 208被安打 防1.70)

投手:権藤博(中日・24歳)   ※3年連続3度目
   (45登板 10勝12敗 220.2投球回 88奪三振 79与四球 205被安打 防3.83)

投手:河村保彦(中日・23歳)  ※初
   (56登板 19勝14敗 245.0投球回 119奪三振 89与四球 191被安打 防2.68)

投手:城之内邦雄(巨人・23歳) ※初
   (45登板 17勝14敗 247.2投球回 112奪三振 53与四球 219被安打 防2.69)

投手:伊藤芳明(巨人・29歳)  ※2年ぶり2度目
   (39登板 19勝8敗 236.1投球回 166奪三振 78与四球 153被安打 防1.90)

投手:北川芳男(巨人・20歳)  ※2年ぶり3度目(移籍後初)
   (35登板 11勝7敗 172.1投球回 52奪三振 26与四球 151被安打 防2.45)

捕手:江藤慎一(中日・25歳) ※3年連続4度目
   (140試合 .290 (510-148) 25本 70打点 50三振 61四球 12盗塁 出塁率.370 OPS.859)

捕手:根来広来(国鉄・26歳) ※3年連続3度目
   (138試合 .229 (385-88) 5本 33打点 32三振 18四球 3盗塁 出塁率.268 OPS.552)

内野:吉田義男(阪神・29歳)  ※10年連続10度目
   (120試合 .262 (416-109) 4本 31打点 14三振 39四球 10盗塁 出塁率.330 OPS.701)

内野:マーシャル(中日・32歳) ※初(ソロムコの出場辞退による補充)
   (138試合 .258 (511-132) 28本 92打点 83三振 61四球 4盗塁 出塁率.340 OPS.809)

内野:興津立雄(広島・27歳)  ※3年ぶり2度目(広岡達朗の出場辞退による補充)
   (140試合 .303 (531-161) 19本 93打点 82三振 49四球 5盗塁 出塁率.359 OPS.826)

内野:古葉毅(広島・27歳)   ※初
   (116試合 .339 (463-157) 7本 37打点 29三振 30四球 32盗塁 出塁率.384 OPS.825)

内野:豊田泰光(国鉄・28歳)  ※9年連続9度目(移籍後初)
   (136試合 .292 (472-138) 20本 70打点 65三振 71四球 12盗塁 出塁率.384 OPS.863)

内野:徳武定之(国鉄・25歳)  ※初
   (140試合 .300 (524-157) 14本 64打点 35三振 63四球 10盗塁 出塁率.374 OPS.815)

外野:ソロムコ(阪神・27歳)  ※2年ぶり2度目→出場辞退
   (113試合 .263 (376-99) 22本 62打点 69三振 42四球 9盗塁 出塁率.346 OPS.851)

外野:藤井栄治(阪神・23歳)  ※初
   (133試合 .300 (484-145) 8本 54打点 29三振 33四球 6盗塁 出塁率.342 OPS.753)

外野:大和田明(広島・29歳)  ※3年ぶり3度目
   (128試合 .291 (492-143) 19本 47打点 44三振 20四球 8盗塁 出塁率.321 OPS.782)

外野:森徹(大洋・27歳)    ※5年連続5度目
   (134試合 .240 (466-112) 24本 68打点 57三振 27四球 5盗塁 出塁率.283 OPS.736)


126 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/21(金) 00:08:39 lbAFCIe6

【パ・リーグ】 東:6人 南:6人 西:3人 毎:4人 急:2人 近:7人 計:28人

監督:水原茂(東映・54歳)

コーチ:鶴岡一人(南海・46歳)
コーチ:別当薫(近鉄・42歳)

【ファン投票選出】

投手:久保征弘(近鉄・23歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (62登板 19勝12敗 251.2投球回 94奪三振 48与四球 218被安打 防2.36)

捕手:野村克也(南海・28歳)  ※7年連続7度目
   (150試合 .291 (550-160) 52本 135打点 112三振 84四球 4盗塁 出塁率.386 OPS1.004)

一塁:ハドリ(南海・28歳)   ※初
   (137試合 .295 (560-153) 30本 84打点 97三振 36四球 1盗塁 出塁率.328 OPS.798)

二塁:青野修三(東映・23歳)  ※初
   (149試合 .268 (568-152) 8本 47打点 61三振 36四球 8盗塁 出塁率.312 OPS.683)

三塁:小玉明利(近鉄・28歳)  ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (145試合 .306 (539-165) 8本 57打点 43三振 33四球 13盗塁 出塁率.350 OPS.767)

遊撃:矢ノ浦国満(近鉄・22歳) ※初
   (123試合 .273 (429-117) 6本 34打点 75三振 36四球 16盗塁 出塁率.336 OPS.714)

外野:山本八郎(近鉄・25歳)  ※6年ぶり2度目(移籍後初、ファン投票も初、前回は捕手としての選出)
   (139試合 .280 (508-142) 22本 59打点 71三振 28四球 21盗塁 出塁率.320 OPS.796)

外野:関根潤三(近鉄・36歳)  ※2年連続6度目(ファン投票は10年ぶり2度目、53年は投手として選出)
   (144試合 .296 (506-150) 12本 66打点 34三振 61四球 6盗塁 出塁率.376 OPS.799)

外野:土井正博(近鉄・19歳)  ※初
   (150試合 .276 (566-156) 13本 74打点 74三振 24四球 6盗塁 出塁率.307 OPS.717)


127 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/21(金) 00:09:37 lbAFCIe6

【監督推薦】

投手:土橋正幸(東映・27歳)  ※6年連続6度目
   (53登板 20勝16敗 301.0投球回 169奪三振 36与四球 279被安打 防3.05)

投手:久保田治(東映・28歳)  ※3年連続3度目
   (36登板 15勝10敗 206.2投球回 61奪三振 26与四球 218被安打 防2.70)

投手:石川陽造(東映・22歳)  ※初
   (65登板 16勝13敗 275.2投球回 155奪三振 52与四球 219被安打 防2.54)

投手:高橋栄一郎(南海・28歳) ※初
   (43登板 11勝6敗 161.2投球回 84奪三振 47与四球 143被安打 防3.17)

投手:森中千香良(南海・23歳) ※初
   (47登板 17勝8敗 217.1投球回 116奪三振 51与四球 191被安打 防2.60)

投手:稲尾和久(西鉄・26歳)  ※3年連続6度目
   (74登板 28勝16敗 386.0投球回 226奪三振 70与四球 358被安打 防2.54)

投手:小野正一(大毎・29歳)  ※2年ぶり5度目
   (47登板 13勝17敗 235.0投球回 206奪三振 123与四球 177被安打 防3.06)

投手:梶本隆夫(阪急・28歳)  ※4年連続8度目
   (46登板 9勝17敗 180.1投球回 107奪三振 57与四球 204被安打 防4.34)

投手:米田哲也(阪急・25歳)  ※2年連続6度目
   (53登板 14勝23敗 262.1投球回 177奪三振 91与四球 259被安打 防4.00)

捕手:安藤順三(東映・28歳) ※3年連続3度目
   (123試合 .253 (360-91) 4本 29打点 43三振 18四球 1盗塁 出塁率.291 OPS.608)

捕手:谷本稔(大毎・26歳)  ※3年ぶり3度目
   (137試合 .285 (390-111) 9本 51打点 35三振 21四球 4盗塁 出塁率.328 OPS.730)

内野:ピート(南海・38歳)  ※2年連続2度目
   (130試合 .241 (465-112) 24本 69打点 54三振 41四球 3盗塁 出塁率.305 OPS.735)

内野:広瀬叔功(南海・26歳) ※6年連続6度目
   (149試合 .299 (626-187) 14本 60打点 45三振 41四球 45盗塁 出塁率.344 OPS.778)

内野:中西太(西鉄・30歳)  ※2年ぶり8度目
   (81試合 .282 (216-61) 11本 26打点 47三振 24四球 0盗塁 出塁率.357 OPS.824)

内野:榎本喜八(大毎・26歳) ※9年連続9度目
   (143試合 .318 (532-169) 18本 64打点 23三振 48四球 8盗塁 出塁率.378 OPS.845)

内野:ブルーム(近鉄・32歳) ※3年連続3度目
   (121試合 .335 (439-147) 9本 62打点 50三振 38四球 3盗塁 出塁率.396 OPS.890)

外野:張本勲(東映・23歳)  ※4年連続4度目
   (150試合 .280 (529-148) 33本 96打点 47三振 92四球 41盗塁 出塁率.389 OPS.913)

外野:高倉照幸(西鉄・28歳) ※3年連続6度目
   (143試合 .254 (560-142) 27本 62打点 62三振 37四球 12盗塁 出塁率.306 OPS.749)

外野:山内一弘(大毎・31歳) ※10年連続10度目
   (147試合 .283 (502-142) 33本 86打点 49三振 76四球 2盗塁 出塁率.372 OPS.918)


128 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/21(金) 00:10:01 lbAFCIe6

【1963年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 6x-4 パ 7月22日・後楽園・セ10勝17敗1分
(勝:秋山 1勝 敗:稲尾 1敗)
※セが連敗を5で止めて3年ぶりの白星。4-4の同点で迎えた9回に近藤が稲尾から球宴初のサヨナラアーチとなる2ランを放ち決着。MVPは近藤和彦。

第2戦
パ 9-11 セ 7月23日・東京・セ11勝17敗1分
(勝:稲川 1勝 敗:米田 1敗)
※セが13年ぶりの連勝。セは初回に打者一巡の猛攻で6点を先制し、その後3回に藤井と長嶋の2ランで4点、9回にも王のソロでダメ押し。MVPは王貞治。

第3戦
パ 5-8 セ 7月24日・神宮・セ12勝17敗1分
(勝:小山 1勝 敗:久保 1敗)
※セが初の3連勝&全勝。5点差から山内の3ランなどパの猛攻で8回に追いつかれるも、延長10回に古葉と柴田の適時打などで3点をあげて試合を決めた。MVPは古葉毅。


129 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/21(金) 00:10:25 lbAFCIe6

【第13回・1963年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・河村保彦 (中日・投手・当時23歳) 多治見工業高→中日(59-67)→サンケイ・アトムズ・ヤクルト(68-71)

63年成績:56登板 19勝14敗 245.0投球回 119奪三振 89与四球 191被安打 防2.68
通算成績:444登板 74勝88敗 1498.2投球回 829奪三振 535与四球 1283被安打 防3.25
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.2投球回 0奪三振 1与四球 6被安打 防27.00

※多治見工業高から中日に入団すると、多彩な変化球を武器に1年目から1軍で起用され、3年目の61年には13勝をマーク。63年には開幕投手も務めると、自己最多の56試合に登板して、キャリアハイの19勝をマーク。
 その一方でシーズンごとの好不調の並が激しい投手でもあった。68年にはトレードでサンケイに移籍。69年にはこちらでも開幕投手を務めたが成績は振るわず、71年に引退した。
 キャリアハイのシーズンだった63年の球宴では第3戦に登板。しかし2イニング目の8回に山内一弘と山本八郎に連続本塁打を喰らうなど5失点を喫し、全セのリードを全て吐いてしまうなど振るわなかった。

・徳武定之 (国鉄・内野手・当時25歳) 早稲田実業高→早稲田大→国鉄・サンケイ(61-67)→中日(68-70)

63年成績:140試合 .300 (524-157) 14本 64打点 35三振 63四球 10盗塁 出塁率.374 OPS.815
通算成績:1063試合 .259 (3491-903) 91本 396打点 392三振 381四球 35盗塁 出塁率.331 OPS.713
球宴成績:2試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.500 OPS.500

※早大では60年の伝説の死闘である「早慶六連戦」に主将として参戦し、優勝に貢献。11球団の争奪戦の末に国鉄に入団すると、1年目途中から4番打者を任されるなど、長嶋茂雄以来の
 新人フルイニング出場を達成。その後も試合に出続け、67年の開幕3戦目まで入団から821試合連続出場を記録。翌68年に上記の河村保彦とのトレードで中日に移籍し三塁手としてプレーして70年に引退。
 キャリアハイの打率3割をマークした63年に唯一の球宴選出。第1戦では8回に豊田泰光の代打として出場し一ゴロに倒れるも、本拠地・神宮で行われた第3戦では7回に代打で四球を選び、近藤和彦の適時2塁打で2点目のホームを踏んでいる。

【パ・リーグ】

・石川陽造 (東映・投手・当時22歳) 高松商業高→立教大(中退)→東映(62-67)

63年成績:65登板 16勝13敗 275.2投球回 155奪三振 52与四球 219被安打 防2.54
通算成績:124登板 24勝24敗 492.0投球回 233奪三振 112与四球 423被安打 防2.65
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.2投球回 0奪三振 2与四球 2被安打 防0.00

※高松商では後に阪急に入団する岡村浩二とバッテリーを組み、3年春季四国大会決勝では徳島商の板東英二と延長25回を投げ合って勝利を収め、優勝を経験。
 その後岡村とともに進んだ立教大を中退して61年に東映にプロ入り。シュートを武器に2年目の63年には自己最多の65試合に登板して16勝をマークして飛躍を果たすも、
 翌年以降は成績が伸び悩み、6年目の67年に引退。63年の球宴では第1戦で3番手で登板するも、4回に味方の失策も絡んで柴田勲に同点の適時2塁打を打たれ、2死を取った後は小野正一に繋いだ。

・高橋栄一郎 (南海・投手・当時27歳) 新庄北高→慶應義塾大→日本麦酒→巨人(61-62)→南海(63-67)

63年成績:43登板 11勝6敗 161.2投球回 84奪三振 47与四球 143被安打 防3.17
通算成績:143登板 14勝17敗 382.2投球回 178奪三振 144与四球 361被安打 防3.99
球宴成績:1登板 0勝0敗 2.2投球回 1奪三振 1与四球 5被安打 防13.50

※日本麦酒から61年に巨人でプロ入り。同年の日本シリーズでも登板を経験するも芽が出ず、63年に南海に移籍。すると森中千香良、スタンカに続く先発3番手として
 自己最多の43試合に登板して11勝をマークした。その後はリリーフとして活躍し67年に引退。父親の喜一郎は山形県新庄市の市長を務めており、89年に引退した際に自身が出馬して当選。
 以降、5期18年間に渡って市長を務めたが07年に在任中に逝去。63年の球宴では第2戦で2番手で登板するも、藤井栄治、長嶋茂雄にそれぞれ2ランを被弾するなど4失点を喫した。

・ケント・ハドリ (南海・一塁手・当時28歳) 南海(62-67)

63年成績:137試合 .295 (518-153) 30本 84打点 97三振 36四球 1盗塁 出塁率.341 OPS.858
通算成績:781試合 .260 (2795-727) 131本 396打点 528三振 191四球 15盗塁 出塁率.309 OPS.756
球宴成績:3試合 .400 (5-2) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.400 OPS1.000

※MLB時代は171試合で14本塁打。62年に来日して南海に入団すると、初打席初本塁打を記録するなど1年目から日本野球に適応し、翌63年には自己最多の30本塁打をマーク。
 その後も南海で計6年間プレーし、66年には外国人選手として史上初の通算100本塁打も達成。また日本シリーズでも活躍し、64年の第4戦、66年の第5戦の2度サヨナラ本塁打も記録している。
 引退後はアイダホ州で保険会社の重役となった。一塁手のファン投票1位で選出された63年の球宴では第1戦で7番でスタメンして2回に安打、第2戦は代打で登場し三振、第3戦は途中出場し、9回に二塁打を放っている。


130 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/21(金) 00:39:40 R2Pt/odo
>>126
ノムさんシーズン本塁打記録更新
なお


131 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/21(金) 02:37:34 9g8QLqKY
1963年は王・長嶋・野村の三人が推定WAR10以上を記録した年です
開幕から三者とも高成績を維持し続け
セでは王が本塁打王、長嶋が首位打者・打点王
パでは野村が本塁打王・打点王を獲得しました

AS開始時点(7月22日)成績 
王 貞治(巨) 打率.337 24本 61打点
長嶋茂雄(巨) 打率.352 21本 70打点
野村克也(南) 打率.283 27本 71打点

セ参考
江藤慎一(中) 打率.257 14本 41打点
マーシャル(神) .282 13本 41打点
ソロムコ(神) 打率.291 13本 38打点
古葉 毅(洋) 打率.291 3本 21打点
柴田 勲(巨) 打率.307 4本 15打点

パ参考
張本 勲(東) 打率.282 20本 61打点
山内一弘(毎) 打率.300 15本 38打点
K ハドリ(南) 打率.316 16本 47打点
山本八郎(近) 打率.323 15本 42打点
ブルーム(近) 打率.350 3本 31打点


132 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 00:05:45 X2erVR2.

【第14回・1964年】

【1964年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:6人(1) 中:2人 神:5人 国:3人 洋:8人 広:4人 計:28人

監督:川上哲治(巨人・44歳)

コーチ:藤本定義(阪神・59歳)
コーチ:白石勝巳(広島・46歳)

【ファン投票選出】

投手:村山実(阪神・27歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (46登板 22勝18敗 255.0投球回 159奪三振 80与四球 227被安打 防3.32)

捕手:森昌彦(巨人・27歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (123試合 .270 (426-115) 12本 65打点 22三振 27四球 1盗塁 出塁率.315 OPS.714)

一塁:王貞治(巨人・24歳)  ※5年連続5度目
   (140試合 .320 (599-151) 55本 119打点 81三振 119四球 6盗塁 出塁率.456 OPS1.176)

二塁:船田和英(巨人・22歳) ※2年連続2度目
   (95試合 .217 (272-59) 2本 10打点 40三振 19四球 7盗塁 出塁率.283 OPS.577)

三塁:長嶋茂雄(巨人・28歳) ※7年連続7度目→出場辞退
   (133試合 .314 (459-144) 31本 90打点 34三振 96四球 13盗塁 出塁率.433 OPS1.017)

遊撃:吉田義男(阪神・30歳) ※11年連続11度目(ファン投票は2年ぶり9度目)
   (123試合 .318 (434-138) 8本 29打点 17三振 36四球 23盗塁 出塁率.383 OPS.812)

外野:山内一弘(阪神・32歳) ※11年連続11度目(移籍後初、ファン投票は2年ぶり9度目)
   (140試合 .257 (506-130) 31本 94打点 51三振 73四球 10盗塁 出塁率.346 OPS.846)

外野:柴田勲(巨人・20歳)  ※2年連続2度目
   (134試合 .253 (495-125) 15本 40打点 77三振 68四球 50盗塁 出塁率.344 OPS.752)

外野:江藤慎一(中日・26歳) ※4年連続5度目(ファン投票は初、外野手としての選出も初)
   (140試合 .323 (468-151) 21本 72打点 43三振 47四球 5盗塁 出塁率.387 OPS.889)


133 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 00:06:26 X2erVR2.

【監督推薦】

投手:藤田元司(巨人・32歳) ※5年ぶり4度目
   (41登板 8勝11敗 175.1投球回 86奪三振 61与四球 149被安打 防2.73)

投手:伊藤芳明(巨人・30歳) ※2年連続3度目
   (44登板 11勝12敗 206.2投球回 130奪三振 75与四球 173被安打 防3.43)

投手:バッキー(阪神・26歳) ※初
   (46登板 29勝9敗 353.1投球回 200奪三振 94与四球 280被安打 防1.89)

投手:金田正一(国鉄・30歳) ※14年連続14度目
   (44登板 27勝12敗 310.0投球回 231奪三振 69与四球 250被安打 防2.79)

投手:秋山登(大洋・30歳)  ※9年連続9度目
   (63登板 21勝10敗 259.2投球回 126奪三振 68与四球 214被安打 防2.73)

投手:高橋重行(大洋・19歳) ※初
   (38登板 17勝11敗 214.2投球回 154奪三振 78与四球 179被安打 防2.77)

投手:稲川誠(大洋・27歳)  ※2年連続2度目
   (55登板 21勝13敗 302.2投球回 162奪三振 112与四球 261被安打 防2.91)

投手:大石清(広島・24歳)  ※2年ぶり3度目
   (51登板 17勝15敗 261.2投球回 143奪三振 74与四球 221被安打 防2.92)

捕手:根来広光(国鉄・27歳) ※4年連続4度目
   (118試合 .244 (356-87) 5本 33打点 32三振 14四球 3盗塁 出塁率.283 OPS.623)

捕手:伊藤勲(大洋・22歳)  ※初
   (125試合 .217 (374-81) 13本 51打点 100三振 26四球 1盗塁 出塁率.277 OPS.627)

内野:マーシャル(中日・33歳) ※2年連続2度目
   (131試合 .280 (479-134) 31本 88打点 73三振 74四球 2盗塁 出塁率.376 OPS.894)

内野:豊田泰光(国鉄・29歳)  ※10年連続10度目
   (120試合 .275 (393-108) 24本 59打点 63三振 72四球 7盗塁 出塁率.385 OPS.904)

内野:桑田武(大洋・27歳)   ※2年ぶり5度目
   (140試合 .299 (539-161) 27本 96打点 81三振 49四球 5盗塁 出塁率.360 OPS.869)

内野:クレス(大洋・32歳)   ※初
   (139試合 .266 (511-136) 36本 89打点 73三振 40四球 1盗塁 出塁率.325 OPS.838)

内野:古葉竹識(広島・28歳)  ※2年連続2度目
   (120試合 .218 (476-104) 2本 25打点 51三振 35四球 57盗塁 出塁率.273 OPS.534)

内野:興津立雄(広島・28歳)  ※2年連続3度目(長嶋茂雄の出場辞退による補充)
   (131試合 .269 (464-125) 17本 55打点 73三振 44四球 7盗塁 出塁率.340 OPS.762)

外野:藤井栄治(阪神・24歳) ※2年連続2度目
   (140試合 .266 (527-140) 9本 58打点 34三振 39四球 3盗塁 出塁率.317 OPS.706)

外野:近藤和彦(大洋・28歳) ※5年連続5度目
   (138試合 .273 (510-139) 7本 35打点 41三振 54四球 15盗塁 出塁率.375 OPS.787)

外野:重松省三(大洋・24歳) ※初
   (136試合 .296 (504-149) 15本 50打点 54三振 18四球 8盗塁 出塁率.324 OPS.764)

外野:大和田明(広島・30歳) ※2年連続4度目
   (139試合 .279 (556-155) 18本 59打点 51三振 25四球 15盗塁 出塁率.313 OPS.736)


134 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 00:07:42 X2erVR2.

【パ・リーグ】 西:5人(1) 南:5人(1) 東:3人(1) 近:6人 京:2人(1) 急:7人 計:28人

監督:中西太(西鉄・31歳)

コーチ:鶴岡一人(南海・47歳)
コーチ:水原茂(東映・55歳)

【ファン投票選出】

投手:小山正明(東京・29歳) ※3年連続8度目(移籍後初、ファン投票も初)
   (53登板 30勝12敗 361.1投球回 193奪三振 87与四球 300被安打 防2.47)

捕手:野村克也(南海・29歳) ※8年連続8度目
   (148試合 .262 (558-146) 41本 115打点 50三振 71四球 7盗塁 出塁率.347 OPS.874)

一塁:榎本喜八(東京・27歳) ※10年連続10度目(ファン投票は2年ぶり8度目)
   (149試合 .298 (540-161) 17本 71打点 19三振 86四球 17盗塁 出塁率.404 OPS.847)

二塁:ブルーム(近鉄・33歳) ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (124試合 .294 (429-126) 13本 69打点 37三振 37四球 4盗塁 出塁率.356 OPS.820)

三塁:小玉明利(近鉄・29歳) ※8年連続8度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (140試合 .304 (516-157) 12本 51打点 31三振 40四球 5盗塁 出塁率.360 OPS.790)

遊撃:岩下光一(東映・24歳) ※初→出場辞退
   (127試合 .288 (455-131) 1本 39打点 37三振 20四球 14盗塁 出塁率.319 OPS.678)

外野:広瀬叔功(南海・27歳) ※7年連続7度目(ファン投票は初、外野での選出は5年ぶり2度目)→出場辞退
   (141試合 .366 (456-167) 12本 58打点 31三振 39四球 72盗塁 出塁率.420 OPS.968)

外野:土井正博(近鉄・20歳) ※2年連続2度目
   (147試合 .296 (567-168) 28本 98打点 52三振 38四球 4盗塁 出塁率.342 OPS.852)

外野:張本勲(東映・24歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (129試合 .328 (461-151) 21本 72打点 42三振 78四球 31盗塁 出塁率.426 OPS.962)


135 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 00:08:36 X2erVR2.

【監督推薦】

投手:井上善夫(西鉄・22歳) ※初
   (60登板 17勝11敗 247.2投球回 106奪三振 74与四球 234被安打 防3.23)

投手:田中勉(西鉄・24歳)  ※初→出場辞退
   (52登板 15勝15敗 232.0投球回 126奪三振 102与四球 211被安打 防3.30)

投手:スタンカ(南海・32歳) ※4年ぶり2度目
   (47登板 26勝7敗 277.2投球回 172奪三振 80与四球 221被安打 防2.40)

投手:杉浦忠(南海・28歳)  ※3年ぶり5度目
   (56登板 20勝15敗 270.2投球回 162奪三振 52与四球 253被安打 防3.02)

投手:尾崎行雄(東映・19歳) ※2年ぶり2度目
   (55登板 20勝18敗 286.0投球回 197奪三振 90与四球 233被安打 防2.55)

投手:土橋正幸(東映・28歳) ※7年連続7度目
   (48登板 20勝15敗 270.1投球回 132奪三振 46与四球 250被安打 防3.30)

投手:徳久利明(近鉄・21歳) ※初(田中勉の出場辞退による補充)
   (66登板 13勝23敗 252.1投球回 96奪三振 52与四球 273被安打 防3.43)

投手:坂井勝二(東京・26歳) ※初
   (58登板 25勝17敗 303.0投球回 183奪三振 73与四球 260被安打 防2.50)

投手:米田哲也(阪急・26歳) ※3年連続7度目
   (60登板 21勝16敗 319.2投球回 180奪三振 81与四球 268被安打 防2.53)

投手:石井茂雄(阪急・25歳) ※初
   (62登板 28勝15敗 325.0投球回 176奪三振 63与四球 304被安打 防2.85)

投手:足立光宏(阪急・24歳) ※初
   (46登板 13勝15敗 236.0投球回 125奪三振 37与四球 200被安打 防2.78)

捕手:和田博実(西鉄・27歳) ※2年ぶり6度目
   (121試合 .259 (403-97) 14本 54打点 59三振 20四球 12盗塁 出塁率.296 OPS.699)

捕手:岡村浩二(阪急・23歳) ※初
   (148試合 .228 (456-104) 9本 52打点 70三振 30四球 1盗塁 出塁率.279 OPS.615)

内野:城戸則文(西鉄・25歳)  ※初
   (146試合 .284 (510-145) 12本 51打点 99三振 37四球 2盗塁 出塁率.333 OPS.746)

内野:小池兼司(南海・25歳)  ※初
   (149試合 .260 (553-144) 10本 57打点 48三振 51四球 14盗塁 出塁率.328 OPS.710)

内野:矢ノ浦国満(近鉄・23歳) ※2年連続2度目(石黒和弘の出場辞退による補充)
   (115試合 .286 (461-132) 8本 36打点 63三振 24四球 7盗塁 出塁率.323 OPS.744)

内野:石黒和弘(東京・23歳)  ※初(岩下光一の出場辞退による補充)→出場辞退
   (117試合 .256 (445-114) 13本 37打点 53三振 45四球 7盗塁 出塁率.327 OPS.745)

内野:石井晶(阪急・24歳)   ※初
   (147試合 .272 (508-138) 15本 69打点 70三振 28四球 2盗塁 出塁率.312 OPS.741)

内野:スペンサー(阪急・36歳) ※初
   (146試合 .282 (511-144) 36本 94打点 80三振 85四球 4盗塁 出塁率.380 OPS.936)

外野:高倉照幸(西鉄・29歳) ※4年連続7度目(3戦目出場辞退)
   (116試合 .317 (436-138) 16本 61打点 45三振 37四球 2盗塁 出塁率.373 OPS.857)

外野:玉造陽二(西鉄・27歳) ※初
   (149試合 .284 (578-164) 6本 44打点 73三振 54四球 10盗塁 出塁率.347 OPS.722)

外野:堀込基明(南海・24歳) ※初(高倉照幸の3戦目辞退による補充)
   (139試合 .275 (407-112) 11本 57打点 52三振 24四球 14盗塁 出塁率.313 OPS.713)

外野:山本八郎(近鉄・26歳) ※2年連続3度目(広瀬叔功の出場辞退による補充)
   (144試合 .262 (530-139) 11本 50打点 77三振 33四球 22盗塁 出塁率.307 OPS.707)

外野:衆樹資宏(阪急・30歳) ※4年ぶり2度目
   (132試合 .244 (410-100) 9本 36打点 38三振 33四球 8盗塁 出塁率.303 OPS.655)


136 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 00:08:57 X2erVR2.

【1964年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 1-0 パ 7月20日・川崎・セ13勝17敗1分
(勝:金田 1勝 敗:石井茂 1敗)
※セが4連勝。双方無得点で迎えた7回に近藤和が適時打を放って決勝点。投げては村山、藤田、大石、金田、稲川の継投でパ打線を完封。MVPは金田正一。

第2戦
セ 5-1 パ 7月21日・中日・セ14勝17敗1分
(勝:伊藤 1勝 敗:小山 1敗)
※セが5連勝。4回にマーシャルと藤井の連続適時打で3点を奪って逆転。その後5回に江藤慎の適時打、6回には重松のソロで得点を重ねた。MVPはマーシャル。

第3戦
パ 10-2 セ 7月22日・大阪・パ18勝14敗1分
(勝:スタンカ 1勝 敗:高橋 1敗)
※パが連敗を5で止めた。スタンカが適時打を放つなど2回までに5点を奪うと、その後もスペンサーや石井晶の本塁打などで得点を重ね14安打10得点と打線が奮起。MVPはスタンカ。


137 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 00:09:30 X2erVR2.

【第14回・1964年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・マイク・クレスニック (大洋・内野手・当時32歳) 大洋(63-65)→近鉄(66)→阪神(67)

64年成績:139試合 .266 (511-136) 36本 89打点 73三振 40四球 1盗塁 出塁率.325 OPS.838
通算成績:506試合 .265 (1675-444) 90本 265打点 274三振 141四球 13盗塁 出塁率.326 OPS.800
球宴成績:3試合 .125 (8-1) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.125 OPS.250

※63年に来日し、テストを経て大洋に入団。登録名は「クレス」となる。シーズン途中の加入ながら1年目から74試合で打率3割をマーク。
 翌64年には自己最多の36本塁打を放つも、本塁打王の座は55本を放った王貞治に譲る。その後65年に不振に陥り、以降は近鉄と阪神でプレーした。
 球宴では3試合全てで三塁手としてスタメン出場。第1戦で4回に徳久利明から安打を放つも、3戦通して安打はその1本のみと大舞台ではやや振るわなかった。

・重松省三 (大洋・外野手・当時24歳) 今治西高→松山商科大→西濃運輸→大洋(62-75)

64年成績:136試合 .296 (504-149) 15本 50打点 54三振 18四球 8盗塁 出塁率.324 OPS.764
通算成績:1398試合 .251 (3519-882) 95本 317打点 393三振 186四球 67盗塁 出塁率.293 OPS.675
球宴成績:2試合 .333 (3-1) 1本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS1.667

※西濃運輸から62年8月に大洋に入団。2年目の63年から1軍に定着し、64年には自己最高の打率.296 15本塁打を記録して外野手のベストナインも獲得。
 その後も大洋のチャンスメーカーとして長く活躍し、通算1398試合に出場。大洋一筋で現役を貫き、75年に引退。その後は大洋のコーチやスカウトを歴任。
 球宴にはあまり縁のなかった選手であり、14年間で64年の1度のみ。しかしその64年の球宴では第2戦で柴田勲に代わって途中出場すると、6回に尾崎行雄からソロ本塁打を放っている。

【パ・リーグ】

・井上善夫 (西鉄・投手・当時22歳) 日本大第二高→西鉄(60-67)→巨人(68)→広島(69-71)

64年成績:60登板 17勝11敗 247.2投球回 106奪三振 74与四球 234被安打 防3.23
通算成績:379登板 47勝58敗 1080.2投球回 612奪三振 291与四球 1043被安打 防3.39
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.0投球回 0奪三振 1与四球 1被安打 防0.00

※西鉄では力強い速球とスライダーなどの変化球を武器に高卒1年目から1軍で先発、リリーフ双方で起用されて徐々に頭角を現し、5年目の64年には5月16日の阪急戦で史上30人目のノーノーを達成するなど、
 自己最多の60試合に登板して17勝をマークする。その後も西鉄の主戦投手として活躍するも、68年にトレードで移籍した巨人では出番がほぼなく、球威の衰えも見え始めた69年からは広島でリリーフとしてプレーし、71年に引退。
 その後は恵比寿で飲食店を経営していた。キャリアハイの成績を残した64年に唯一選ばれた球宴では第3戦で5番手として登板。8点リードの9回を安打と四球でピンチを背負いながらも1回を無失点に収め、パの連敗ストップに貢献した。

・岩下光一 (東映・遊撃手・当時24歳) 宮崎大淀高→芝浦工業大→東映(62-71)

64年成績:127試合 .288 (455-131) 1本 39打点 37三振 20四球 14盗塁 出塁率.319 OPS.678
通算成績:922試合 .254 (2678-679) 20本 186打点 224三振 177四球 52盗塁 出塁率.301 OPS.622
球宴成績:出場辞退

※芝浦工業大では東都大リーグで歴代最多の25試合連続安打を記録するなどリーグ初優勝に貢献。62年に東映に入団すると、同じく新人の青野修三とともに
 二遊間を組み、球団初のリーグ優勝に貢献。さらに阪神との日本シリーズで第5戦の延長11回に小山正明からサヨナラ2ランも記録して日本一にも貢献した。
 以降は内野のユーティリティとして活躍し、71年に引退。自身最高の打率.288をマークした64年にファン投票1位で球宴に選出されるも辞退。以降も選ばれることはなかった。


138 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 00:09:50 X2erVR2.

・石井晶 (阪急・内野手・当時24歳) 足立高→東京鉄道管理局→阪急(60-71)

64年成績:147試合 .272 (508-138) 15本 69打点 70三振 28四球 2盗塁 出塁率.312 OPS.741
通算成績:1262試合 .250 (3117-780) 51本 316打点 479三振 190四球 29盗塁 出塁率.297 OPS.652
球宴成績:3試合 .167 (6-1) 1本 1打点 5三振 0四球 0盗塁 出塁率.167 OPS.833

※60年に阪急に入団。4年目の63年にウエスタンリーグ歴代最高の打率.396を記録して首位打者となると、翌64年にはスペンサーを押しのけて4番打者の座を掴み、
 自己最高の打率.272 15本塁打をマークした。その後も助っ人選手らとの併用で一塁手として起用され、勝負強い打撃でチームを支え続けた。引退後はコーチとなり、
 三塁ベースコーチとして球団の黄金時代を支えた。唯一選ばれた64年の球宴では3試合全てで代打として起用。第3戦では7回の第2打席に伊藤芳明からソロを放つも、それ以外の打席は全て三振と豪快な記録を残した。

・城戸則文 (西鉄・内野手・当時25歳) 常盤高→西鉄(57-66)→サンケイ・アトムズ・ヤクルト(67-74)

64年成績:146試合 .284 (510-145) 12本 51打点 99三振 37四球 2盗塁 出塁率.333 OPS.746
通算成績:1766試合 .238 (4482-1045) 66本 393打点 856三振 284四球 65盗塁 出塁率.284 OPS.617
球宴成績:1試合 .500 (2-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※西鉄には大型内野手と期待され入団し、2年目の58年には2軍の本塁打王となる。翌59年からは中西太の故障もあって三塁手のレギュラーを掴み、63年にはリーグ優勝に貢献して、
 日本シリーズでも首位打者賞を獲得するなど長らく西鉄でレギュラーとして活躍。その後67年にはトレードでサンケイに移籍。内野のユーティリティとして活躍し、74年に引退。
 通算1766試合に出場しながら球宴出場はキャリアハイの打率.284をマークした64年のみであり、自身は第2戦のみ出場。3回に米田哲也の代打で出場し、遊撃への内野安打で出塁し、先制のホームも踏んでいる。

・石黒和弘 (東京・内野手・当時23歳) 中京商業高→慶應義塾大→東京・ロッテ(64-71)

64年成績:117試合 .256 (445-114) 13本 37打点 53三振 45四球 7盗塁 出塁率.327 OPS.745
通算成績:529試合 .234 (1428-334) 42本 128打点 223三振 140四球 29盗塁 出塁率.305 OPS.679
球宴成績:出場辞退

※中京商業高では59年春の選抜、慶大では63年の全日本大会で優勝を経験し、64年に東京に入団。開幕から1番・遊撃手の座を掴み、規定打席に到達して13本塁打を放つなど新人王の最有力とされるも
 球団の不人気も影響し、この年は該当者なしとされてしまった。さらに翌65年には山崎裕之が入団したことにより二塁手に転向するも、成績が低迷。さらに前田益徳の二塁転向も重なって出場機会が減少し、71年に引退。
 新人年の64年に遊撃手のファン投票で選出された東映の岩下光一が出場辞退したことにより、白羽の矢が立つも自身も出場辞退。結果的に「代打の代打」として近鉄・矢ノ浦国満が選出されている。

・玉造陽二 (西鉄・外野手・当時27歳) 水戸第一高→西鉄(55-67)

64年成績:149試合 .284 (578-164) 6本 44打点 73三振 54四球 10盗塁 出塁率.347 OPS.722
通算成績:1645試合 .263 (4873-1282) 39本 367打点 664三振 442四球 158盗塁 出塁率.327 OPS.672
球宴成績:3試合 .200 (5-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.400

※西鉄では高卒1年目から1軍に定着し、2年目の56年からは外野手のレギュラーを獲得。流し打ちを武器とした俊足巧打の外野手として同年からの3年連続日本一に貢献するなど、
 西鉄黄金時代を支えた名脇役の1人でもある。以降も西鉄一筋13年で通算1645試合に出場するも、球団の観客動員低迷による経費削減策によりレギュラーの座でありながら67年に引退を余儀なくされた。
 そんな名脇役も大舞台に1度だけ選ばれ、プロ10年目の64年に初出場。第2戦では8番・右翼手としてスタメンし、3回にバッキーから安打を記録し、爪痕を残した。


139 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 00:13:16 1/zECqig
>>132>>134
トレードされた小山さん山内さん両名ともオールスター出場してるの凄い
小山さんにいたっては30勝してるし


140 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 01:55:17 flPwPFmA
聖人助っ人打線の四番を張れるクレス好き

http://www.kernelsupport.co.jp/atonan/sensyu/krsnich.htm

> :クレス来日:
63年6月に日本にやってきたクレスは空港の職員に「今日、大洋というチームがどこで試合をやるか教えてくれ」とたずねた。職員はスポーツ新聞を調べて後楽園で試合をする予定であることを教えてくれた。タクシーで後楽園球場についたクレスは応対に出てきた球団職員に一通の手紙を渡した。

> :プレゼント:
当時の日本の選手にはまだヘルメットをつける習慣が定着していなかった。これを見たクレスはチームのために、わざわざアメリカから買ってきてヘルメットを日本の選手にプレゼントした。

> :トレード:
3年目にガクっと成績を落としたクレスは翌66年にスタンカとのトレードで近鉄に移籍した。近鉄では打率.277、17本塁打とまずまずの成績を残したが、翌年の開幕前に新監督ともめて退団した。事情が事情だけに球団側も年棒の二割ほどの金を渡そうとすると、クレスは一旦は断ったが「どうしても受け取って欲しい」という球団の好意に折れた。クレスは受け取った金を礼拝に行っていた上智大学の野球部に寄付した


141 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 10:51:56 1/zECqig
>>140
いい人ですね
これだけ見るとこの人と揉めた新監督がヤバい人に感じます


142 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 20:33:50 u2mhMNyQ
その新監督こと小玉明利さんも次の年に阪神に飛ばされてまた同じチームでプレイしてるのちょっと草


143 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/22(土) 23:13:45 H7Rai41A
近鉄生え抜きのスターだった小玉さんが阪神へ放出されたのは
例の黒い霧絡みだったと言われてますね……


144 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 00:01:40 Eex83IB6

【第15回・1965年】

【1965年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 神:7人 洋:6人 巨:8人(2) 広:2人 サ:2人 中:3人 計:28人

監督:藤本定義(阪神・60歳)

コーチ:三原脩(大洋・53歳)
コーチ:川上哲治(巨人・45歳)

【ファン投票選出】

投手:宮田征典(巨人・25歳)  ※初
   (69登板 20勝5敗 164.2投球回 145奪三振 25与四球 120被安打 防2.07)

捕手:森昌彦(巨人・28歳)   ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (135試合 .277 (484-134) 5本 58打点 25三振 19四球 2盗塁 出塁率.307 OPS.662)

一塁:王貞治(巨人・25歳)   ※6年連続6度目→出場辞退
   (135試合 .322 (428-138) 42本 104打点 58三振 138四球 2盗塁 出塁率.490 OPS1.156)

二塁:本屋敷錦吾(阪神・29歳) ※5年ぶり2度目(移籍後初、ファン投票も初)
   (99試合 .181 (238-43) 0本 15打点 29三振 19四球 5盗塁 出塁率.240 OPS.471)

三塁:長嶋茂雄(巨人・29歳)  ※8年連続8度目
   (131試合 .300 (503-151) 17本 80打点 42三振 50四球 2盗塁 出塁率.363 OPS.830)

遊撃:広岡達朗(巨人・33歳)  ※2年ぶり8度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (103試合 .229 (275-63) 1本 25打点 58三振 34四球 10盗塁 出塁率.316 OPS.603)

外野:山内一弘(阪神・33歳)  ※12年連続12度目(ファン投票は2年連続10度目)
   (127試合 .261 (460-120) 20本 65打点 56三振 46四球 5盗塁 出塁率.322 OPS.772)

外野:江藤慎一(中日・27歳)  ※5年連続6度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (129試合 .336 (443-149) 29本 74打点 36三振 81四球 6盗塁 出塁率.440 OPS1.032)

外野:吉田勝豊(巨人・30歳)  ※3年ぶり3度目(移籍後初、ファン投票も初)
   (133試合 .264 (443-117) 7本 44打点 52三振 32四球 7盗塁 出塁率.314 OPS.660)


145 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 00:02:30 Eex83IB6

【監督推薦】

投手:村山実(阪神・28歳)    ※7年連続7度目
   (39登板 25勝13敗 307.2投球回 205奪三振 52与四球 221被安打 防1.96)

投手:バッキー(阪神・27歳)   ※2年連続2度目
   (40登板 18勝14敗 256.2投球回 112奪三振 71与四球 211被安打 防2.28)

投手:高橋重行(大洋・20歳)   ※2年連続2度目
   (59登板 21勝17敗 277.1投球回 173奪三振 69与四球 219被安打 防2.40)

投手:稲川誠(大洋・28歳)    ※3年連続3度目
   (55登板 11勝14敗 232.1投球回 126奪三振 89与四球 201被安打 防2.91)

投手:金田正一(巨人・31歳)   ※15年連続15度目(移籍後初)→出場辞退
   (28登板 11勝6敗 141.2投球回 100奪三振 36与四球 95被安打 防1.84)

投手:城之内邦雄(巨人・25歳)  ※2年ぶり2度目
   (52登板 21勝12敗 258.0投球回 121奪三振 52与四球 206被安打 防2.44)

投手:中村稔(巨人・26歳)    ※3年ぶり2度目(金田正一の出場辞退による補充)
   (45登板 20勝4敗 220.1投球回 95奪三振 41与四球 179被安打 防2.21)

投手:安仁屋宗八(広島・20歳)  ※初
   (53登板 9勝13敗 201.1投球回 127奪三振 62与四球 161被安打 防3.00)

投手:渋谷誠司(サンケイ・26歳) ※初
   (56登板 8勝22敗 258.2投球回 128奪三振 98与四球 239被安打 防3.51)

投手:柿本実(中日・29歳)    ※2年ぶり3度目
   (31登板 9勝7敗 151.2投球回 69奪三振 37与四球 157被安打 防3.14)

捕手:辻佳紀(阪神・24歳)    ※初
   (114試合 .220 (314-69) 8本 22打点 55三振 11四球 2盗塁 出塁率.255 OPS.605)

捕手:根来広光(サンケイ・28歳) ※5年連続5度目
   (109試合 .217 (272-59) 8本 28打点 40三振 14四球 0盗塁 出塁率.260 OPS.595)

内野:吉田義男(阪神・31歳)  ※12年連続12度目
   (119試合 .265 (389-103) 4本 12打点 19三振 25四球 20盗塁 出塁率.317 OPS.649)

内野:近藤明仁(大洋・27歳)  ※3年ぶり2度目
   (135試合 .285 (466-133) 7本 40打点 35三振 19四球 25盗塁 出塁率.318 OPS.700)

内野:桑田武(大洋・28歳)   ※2年連続6度目
   (132試合 .267 (480-128) 24本 75打点 84三振 36四球 5盗塁 出塁率.318 OPS.791)

内野:マーシャル(中日・34歳) ※3年連続3度目
   (139試合 .266 (511-136) 19本 72打点 87三振 49四球 5盗塁 出塁率.330 OPS.763)

外野:藤井栄治(阪神・25歳) ※3年連続3度目
   (140試合 .238 (499-119) 8本 54打点 35三振 34四球 6盗塁 出塁率.290 OPS.635)

外野:近藤和彦(大洋・29歳) ※6年連続6度目
   (134試合 .308 (493-152) 9本 33打点 51三振 54四球 15盗塁 出塁率.375 OPS.787)

外野:黒木基康(大洋・29歳) ※初
   (119試合 .283 (360-102) 25本 61打点 54三振 20四球 4盗塁 出塁率.326 OPS.846)

外野:柴田勲(巨人・21歳)  ※3年連続3度目(王貞治の出場辞退による補充)
   (92試合 .239 (309-74) 8本 26打点 48三振 37四球 26盗塁 出塁率.317 OPS.661)

外野:山本一義(広島・26歳) ※初
   (129試合 .256 (438-112) 15本 59打点 36三振 63四球 4盗塁 出塁率.351 OPS.766)


146 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 00:03:04 Eex83IB6

【パ・リーグ】 南:8人(1) 急:3人 東:4人(1) 京:3人 西:4人(2) 近:6人 計:28人

監督:鶴岡一人(南海・48歳)

コーチ:水原茂(東映・56歳)
コーチ:西本幸雄(阪急・45歳)

【ファン投票選出】

投手:林俊彦(南海・21歳)   ※初
   (33登板 17勝3敗 192.0投球回 152奪三振 58与四球 136被安打 防2.25)

捕手:野村克也(南海・30歳)  ※9年連続9度目
   (136試合 .320 (488-156) 42本 110打点 57三振 60四球 3盗塁 出塁率.397 OPS1.034)

一塁:高木喬(近鉄・25歳)   ※初
   (118試合 .304 (466-126) 9本 53打点 27三振 46四球 2盗塁 出塁率.377 OPS.804)

二塁:スペンサー(阪急・37歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (123試合 .311 (405-126) 38本 77打点 64三振 79四球 1盗塁 出塁率.423 OPS1.072)

三塁:小玉明利(近鉄・30歳)  ※9年連続9度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (127試合 .304 (431-131) 13本 50打点 28三振 44四球 5盗塁 出塁率.370 OPS.822)

遊撃:小池兼司(南海・26歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (137試合 .268 (493-132) 17本 63打点 56三振 61四球 12盗塁 出塁率.351 OPS.756)

外野:広瀬叔功(南海・28歳)  ※8年連続8度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (122試合 .298 (490-146) 15本 55打点 29三振 24四球 39盗塁 出塁率.420 OPS.968)

外野:張本勲(東映・25歳)   ※6年連続6度目(ファン投票は2年連続5度目)→出場辞退
   (132試合 .292 (455-133) 23本 88打点 37三振 72四球 29盗塁 出塁率.394 OPS.879)

外野:高倉照幸(西鉄・30歳)  ※5年連続8度目(ファン投票は5年ぶり2度目)
   (74試合 .266 (286-76) 9本 31打点 42三振 15四球 1盗塁 出塁率.305 OPS.724)


147 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 00:03:53 Eex83IB6

【監督推薦】

投手:杉浦忠(南海・29歳)  ※2年連続6度目
   (36登板 8勝1敗 111.1投球回 82奪三振 16与四球 85被安打 防2.19)

投手:皆川睦男(南海・30歳) ※8年ぶり4度目
   (40登板 14勝10敗 163.2投球回 89奪三振 35与四球 140被安打 防2.63)

投手:三浦清弘(南海・26歳) ※初
   (41登板 11勝3敗 178.1投球回 84奪三振 44与四球 128被安打 防1.57)

投手:梶本隆夫(阪急・30歳) ※2年ぶり9度目
   (51登板 5勝11敗 177.1投球回 137奪三振 50与四球 183被安打 防3.60)

投手:石井茂雄(阪急・26歳) ※2年連続2度目
   (51登板 21勝17敗 302.0投球回 151奪三振 51与四球 277被安打 防2.83)

投手:尾崎行雄(東映・20歳) ※2年連続3度目
   (61登板 27勝12敗 378.0投球回 259奪三振 63与四球 261被安打 防1.88)

投手:田中調(東映・21歳)  ※初
   (49登板 17勝14敗 218.0投球回 158奪三振 59与四球 173被安打 防3.06)

投手:小山正明(東京・30歳) ※4年連続9度目
   (50登板 20勝20敗 322.1投球回 171奪三振 81与四球 270被安打 防2.35)

投手:池永正明(西鉄・18歳) ※初
   (47登板 20勝10敗 253.2投球回 156奪三振 59与四球 174被安打 防2.27)

投手:徳久利明(近鉄・22歳) ※2年連続2度目
   (43登板 10勝16敗 207.0投球回 85奪三振 61与四球 175被安打 防2.96)

捕手:醍醐猛夫(東京・26歳) ※初
   (140試合 .248 (505-125) 15本 56打点 75三振 24四球 5盗塁 出塁率.287 OPS.665)

捕手:和田博実(西鉄・28歳) ※2年連続7度目→出場辞退
   (122試合 .264 (398-105) 4本 36打点 52三振 26四球 14盗塁 出塁率.307 OPS.654)

捕手:吉沢岳男(近鉄・32歳) ※5年ぶり3度目(移籍後初)
   (119試合 .220 (345-76) 4本 26打点 55三振 16四球 4盗塁 出塁率.257 OPS.547)

内野:ブルーム(南海・34歳) ※5年連続5度目(移籍後初)→出場辞退
   (74試合 .302 (248-75) 9本 36打点 28三振 19四球 0盗塁 出塁率.352 OPS.795)

内野:青野修三(東映・25歳) ※2年ぶり2度目(中西太の出場辞退による補充)
   (93試合 .275 (335-92) 7本 25打点 44三振 20四球 4盗塁 出塁率.319 OPS.693)

内野:前田益穂(東京・26歳) ※初
   (121試合 .260 (407-106) 12本 40打点 53三振 19四球 6盗塁 出塁率.293 OPS.698)

内野:中西太(西鉄・32歳)  ※2年ぶり9度目→出場辞退
   (34試合 .294 (51-15) 2本 9打点 8三振 6四球 0盗塁 出塁率.362 OPS.813)

内野:ロイ(西鉄・37歳)   ※初
   (136試合 .292 (504-147) 22本 77打点 98三振 32四球 9盗塁 出塁率.333 OPS.810)

内野:アグリー(西鉄) ※初(中西太の出場辞退による補充)
   (115試合 .282 (387-109) 24本 72打点 56三振 46四球 3盗塁 出塁率.355 OPS.875)

外野:堀込基明(南海・25歳) ※2年連続2度目
   (130試合 .277 (452-125) 8本 40打点 63三振 23四球 14盗塁 出塁率.319 OPS.717)

外野:毒島章一(東映・29歳) ※3年ぶり7度目(張本勲の出場辞退による補充)
   (132試合 .265 (453-120) 12本 44打点 34三振 34四球 9盗塁 出塁率.318 OPS.728)

外野:山本八郎(近鉄・27歳) ※3年連続4度目
   (133試合 .274 (492-135) 15本 46打点 53三振 21四球 20盗塁 出塁率.305 OPS.708)

外野:土井正博(近鉄・21歳) ※3年連続3度目
   (133試合 .271 (499-135) 24本 61打点 50三振 28四球 3盗塁 出塁率.321 OPS.766)


148 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 00:04:20 Eex83IB6

【1965年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 2-5 パ 7月19日・後楽園・パ19勝15敗1分
(勝:杉浦 1勝 敗:村山 1敗)
※パは初回にスペンサーと小玉の適時打で2点を先制。その後はスペンサー、高木、毒島の本塁打で追加点をあげた。MVPはスペンサー。

第2戦
パ 6-3 セ 7月20日・西宮・パ20勝15敗1分
(勝:梶本隆 1勝 敗:安仁屋 1敗)
※パが3連勝。4回に野村と小玉の適時打で2点を先制、同点とされるも続く5回に高倉とスペンサーの適時打で再度勝ち越し。MVPは高倉照幸。

第3戦
パ 1-1 セ 7月21日・平和台・パ20勝15敗2分
※パが高倉のソロで初回に先制するも、8回にセが近藤昭のソロで同点に。その後は互いに決め手を欠き、延長14回の末に、球宴13年ぶり2度目の引き分け。MVPは江藤慎一。


149 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 00:06:12 Eex83IB6

【第15回・1965年のみ選ばれた選手たち】

【セ・リーグ】

・宮田征典 (巨人・投手・当時25歳) 前橋高→日本大→巨人(62-69)

65年成績:69登板 20勝5敗 164.2投球回 145奪三振 25与四球 120被安打 防2.07
通算成績:267登板 45勝30敗 595.0投球回 460奪三振 161与四球 458被安打 防2.63
球宴成績:2登板 0勝0敗 4.1投球回 4奪三振 1与四球 3被安打 防4.15

※62年に巨人に入団するも直後に心臓疾患を患い、先発から救援に専念することとなるも先発中心の時代の中で接戦、リード時で投げる救援投手という新たな分野を開拓し、
 4年目の65年には66試合にリリーフ登板して自己最多の20勝をあげた。しかしこの年の酷使の影響や自身の身体を蝕む病により以降は振るわず69年に引退。彼が登板する時間帯から「8時半の男」と呼ばれた。
 引退後はコーチとして巨人、西武、ハム、中日の投手陣らを育成した。ファン投票第1位で選ばれた65年の球宴では2試合に登板。第1戦ではスペンサーに被弾するなど2失点を喫するも、第3戦では8〜10回の3イニングを無失点に抑え切った。

・渋谷誠司 (サンケイ・投手・当時26歳) 弘前商業高→日本通運弘前→日本通運浦和→国鉄・サンケイ・アトムズ・ヤクルト(62-70)

65年成績:56登板 8勝22敗 258.2投球回 128奪三振 98与四球 239被安打 防3.51
通算成績:291登板 40勝85敗 1049.0投球回 634奪三振 468与四球 939被安打 防3.71
球宴成績:2登板 0勝0敗 2.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※日本通運では当初軟式野球をプレーしていたが、弘前から浦和に移籍した際に硬式に転向。日通の出資先である国鉄球団にプロ入りすると、左のサイドスロー投手として先発ローテに定着し、
 2年目の63年には45試合に先発して14勝。65年にも56試合に登板して8勝22敗と当時弱小だったチームで勝ち星は伸びなかったが先発の一員として活躍した。
 全くの無名だった軟式投手からのプロ入り後の活躍から「シンデレラボーイ」とも呼ばれた。唯一選ばれた65年の球宴では第1戦、第2戦のラストイニングを担当し、いずれも危なげなく無失点に抑えている。

・黒木基康 (大洋・外野手・当時29歳) 高鍋高→日鉄二瀬→日本大→大洋(60-66)

65年成績:119試合 .283 (360-102) 25本 61打点 54三振 20四球 6盗塁 出塁率.326 OPS.846
通算成績:730試合 .238 (1870-445) 63本 200打点 320三振 107四球 53盗塁 出塁率.284 OPS.673
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※社会人を経由して日大に進学し、上記の宮田とともに東都大リーグ3度の優勝を経験し、60年に大洋に入団。1年目から5番・右翼手として定着し、22盗塁をマーク。8月に鎖骨骨折により離脱するも、
 チームのセリーグ初優勝・初日本一に貢献。その後は打撃が伸び悩むも岩本尭コーチの提言で一本足打法を習得し、前年の2本塁打から65年には25本塁打をマーク。しかし翌年に両膝を故障した上に事業家だった義父の急死により
 その事業を手伝うことを選び、引退。長打力が飛躍した65年の球宴では全3試合に出場。第1戦では1番・右翼手でスタメンするも2打席凡退で交代、第2,第3戦は代打で途中出場するも快音は残せなかった。


150 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 00:07:19 Eex83IB6

【パ・リーグ】

・林俊彦(林俊宏) (南海・投手・当時21歳) 中京商業高→南海(63-78)

65年成績:33登板 17勝3敗 192.0投球回 152奪三振 58与四球 136被安打 防2.25
通算成績:150登板 29勝17敗 470.2投球回 330奪三振 137与四球 405被安打 防3.14
球宴成績:1登板 0勝0敗 3.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※中京商では木俣達彦とバッテリーを組み、3年時には春夏連続ベスト4に。63年に南海に入団すると、2年目の64年から頭角を現し、翌65年には開幕から10連勝するなど
 17勝3敗で最高勝率のタイトルも獲得。巨人との日本シリーズでも第4戦で9回2失点の完投勝利をあげた。しかしその後は成績が伸び悩み、71年に内野手に転向。
 主に代打がメインだったが、78年まで16年間現役を続けた。その16年のうち唯一選ばれた球宴では第3戦に2番手で登板。1点リードの4回から3イニングを無失点に抑え実力を見せ付けた。

・トニー・ロイ (西鉄・内野手・当時37歳) 西鉄(63-67)→近鉄(68)

65年成績:136試合 .292 (504-147) 22本 77打点 98三振 32四球 9盗塁 出塁率.333 OPS.810
通算成績:779試合 .255 (2829-721) 126本 418打点 563三振 214四球 29盗塁 出塁率.309 OPS.745
球宴成績:3試合 .000 (5-0) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※63年に若林忠志コーチの勧誘で来日し、36歳で西鉄に入団。移籍した豊田泰光の後継として遊撃手を務め、打っては21本塁打を放って来日1年目からリーグ優勝に貢献。
 その後も年齢を感じさせず、毎年安定した成績を残し、66年には三塁手のベストナインも獲得し、67年には40歳のシーズンながら自己最多の26本塁打を放った。翌68年にトレードで移籍した近鉄で引退。
 来日3年目で初めて選ばれた球宴では第2,第3戦で遊撃手としてスタメン出場するも、3試合いずれも無安打に終わり悔しい結果となった。

・フランシス・アグウィリー(アグリー、アギー) (西鉄・内野手・当時26歳) 大洋(62-64)→西鉄(65-66)→大洋(67-68)→阪急(69)

65年成績:115試合 .282 (387-109) 24本 72打点 56三振 46四球 3盗塁 出塁率.355 OPS.875
通算成績:772試合 .261 (1980-516) 69本 238打点 323三振 182四球 11盗塁 出塁率.325 OPS.737
球宴成績:3試合 .000 (5-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※62年に来日して大洋に入団。内野のユーティリティとして起用され、内外野問わず守備をこなしたが打撃が伸び悩み、4年目の65年に金銭トレードで西鉄に移籍。
 すると打撃成績が向上し、同年には自己最多の24本塁打をマーク。67年には大洋に復帰し、その後69年に阪急に移籍するなど8年間で3度の移籍を経験した流浪の助っ人でもあった。
 西鉄移籍後1年目に中西太の出場辞退により球宴に初選出。第1,第2戦は代打で出場するも3打席凡退、第3戦では一塁手として先発するも併殺打含む2打席凡退とこちらもロイとともに振るわぬ結果となった。


151 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 06:13:39 kGS8td2A
>>149
軟式出身とは珍しい
大野豊さんだけかと思ってました!
>>145
巨人に移籍した途端金やんの成績が悪くなってて悲しい
オールスター出場も辞退してるし
他にも毎年何人か辞退されてますが昔はこれが普通だったんでしょうか
今だとオールスター出場辞退するなんて怪我以外だと考えられない


152 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 11:48:37 3lDXLCmI
充分凄いから金やん成績が悪くなってることに気づかなかったよ…


153 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/23(日) 22:46:25 k0YoQgYg
>>151
国鉄時代は金やん天皇と呼ばれるくらいで
自分が登板すると宣言するやマウンドへ走っていく位のことやってましたが
巨人移籍でそういうことができなくなったのと
あとは単純な話選手層ですね

リリーフ金田がリードを守るために登板しなくても
この年ASへ選ばれた宮田がいましたし先発も国鉄に比べて充実してましたし


154 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/24(月) 00:12:06 sWhVynu2

【第16回・1966年】

【1966年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:7人 中:6人 神:6人 洋:2人 広:6人 サ:1人(1) 計:28人

監督:川上哲治(巨人・46歳)

コーチ:杉下茂(阪神・40歳)
コーチ:長谷川良平(広島・36歳)

【ファン投票選出】

投手:村山実(阪神・29歳)  ※8年連続8度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (38登板 24勝9敗 290.1投球回 207奪三振 52与四球 194被安打 防1.55)

捕手:森昌彦(巨人・29歳)  ※7年連続7度目(ファン投票は6年連続6度目)
   (125試合 .242 (425-103) 5本 62打点 19三振 21四球 1盗塁 出塁率.280 OPS.597)

一塁:王貞治(巨人・26歳)  ※7年連続7度目
   (129試合 .311 (549-123) 48本 116打点 51三振 142四球 9盗塁 出塁率.495 OPS1.210)

二塁:高木守道(中日・25歳) ※初
   (113試合 .306 (457-140) 17本 59打点 37三振 21四球 20盗塁 出塁率.346 OPS.760)

三塁:長嶋茂雄(巨人・30歳) ※9年連続9度目
   (128試合 .344 (474-163) 26本 105打点 39三振 58四球 14盗塁 出塁率.413 OPS.999)

遊撃:吉田義男(阪神・32歳) ※13年連続13度目(ファン投票は2年ぶり10度目)
   (103試合 .265 (378-88) 2本 22打点 20三振 13四球 6盗塁 出塁率.322 OPS.650)

外野:山本一義(広島・27歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (129試合 .256 (424-127) 15本 70打点 23三振 61四球 2盗塁 出塁率.398 OPS.872)

外野:山内一弘(阪神・34歳) ※13年連続13度目(ファン投票は3年連続11度目)
   (125試合 .256 (495-112) 18本 54打点 47三振 50四球 1盗塁 出塁率.332 OPS.770)

外野:江藤慎一(中日・28歳) ※6年連続7度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (129試合 .336 (364-117) 26本 91打点 30三振 43四球 1盗塁 出塁率.397 OPS.982)


155 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/24(月) 00:17:37 sWhVynu2

【監督推薦】

投手:城之内邦雄(巨人・26歳)  ※2年連続3度目
   (40登板 21勝8敗 282.0投球回 134奪三振 53与四球 231被安打 防2.01)

投手:堀内恒夫(巨人・18歳)   ※初
   (33登板 16勝2敗 181.0投球回 117奪三振 69与四球 125被安打 防1.39)

投手:中村稔(巨人・27歳)    ※2年連続3度目
   (32登板 11勝7敗 177.0投球回 85奪三振 36与四球 150被安打 防2.64)

投手:小川健太郎(中日・33歳)  ※初
   (55登板 29勝12敗 279.2投球回 178奪三振 70与四球 231被安打 防2.51)

投手:山中巽(中日・22歳)    ※初
   (34登板 14勝12敗 217.2投球回 106奪三振 64与四球 191被安打 防2.44)

投手:板東英二(中日・26歳)   ※6年ぶり2度目
   (60登板 13勝5敗 133.0投球回 91奪三振 30与四球 103被安打 防2.57)

投手:バッキー(阪神・28歳)   ※3年連続3度目
   (40登板 14勝16敗 243.0投球回 114奪三振 69与四球 222被安打 防2.78)

投手:大羽進(広島・25歳)    ※初
   (48登板 13勝18敗 237.2投球回 160奪三振 50与四球 222被安打 防3.18)

投手:龍憲一(広島・29歳)    ※初
   (55登板 16勝14敗 202.1投球回 65奪三振 51与四球 181被安打 防2.85)

投手:石岡康三(サンケイ・25歳) ※初→出場辞退
   (33登板 4勝4敗 93.1投球回 56奪三振 28与四球 67被安打 防2.13)

捕手:辻佳紀(阪神・25歳) ※2年ぶり2度目
   (107試合 .219 (297-65) 12本 25打点 56三振 14四球 4盗塁 出塁率.260 OPS.634)

捕手:田中尊(広島・30歳) ※初
   (124試合 .206 (320-66) 1本 20打点 36三振 17四球 1盗塁 出塁率.246 OPS.481)

内野:遠井吾郎(阪神・26歳)    ※初
   (123試合 .326 (432-141) 11本 55打点 40三振 48四球 3盗塁 出塁率.391 OPS.866)

内野:松原誠(大洋・22歳)     ※初
   (129試合 .294 (477-140) 10本 56打点 54三振 27四球 3盗塁 出塁率.329 OPS.761)

内野:古葉竹識(広島・30歳)    ※2年ぶり3度目
   (135試合 .247 (527-130) 3本 39打点 26三振 36四球 15盗塁 出塁率.296 OPS.613)

内野:矢ノ浦国満(サンケイ・25歳) ※2年ぶり3度目
   (117試合 .225 (408-92) 10本 37打点 74三振 16四球 4盗塁 出塁率.258 OPS.601)

外野:柴田勲(巨人・22歳)  ※4年連続4度目
   (114試合 .251 (406-102) 7本 25打点 66三振 65四球 46盗塁 出塁率.359 OPS.711)

外野:中暁生(中日・30歳)  ※6年ぶり3度目
   (122試合 .322 (475-153) 18本 47打点 27三振 39四球 22盗塁 出塁率.372 OPS.869)

外野:近藤和彦(大洋・30歳) ※7年連続7度目
   (130試合 .301 (482-145) 7本 34打点 50三振 49四球 14盗塁 出塁率.369 OPS.751)

外野:横溝桂(広島・30歳)  ※初
   (108試合 .255 (329-84) 2本 27打点 39三振 23四球 3盗塁 出塁率.310 OPS.605)


156 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/24(月) 00:19:40 sWhVynu2

【パ・リーグ】 南:7人 東:5人(1) 西:6人(1) 急:2人 京:5人 近:3人 計:28人

監督:鶴岡一人(南海・49歳)

コーチ:水原茂(東映・57歳)
コーチ:中西太(西鉄・33歳)

【ファン投票選出】

投手:小山正明(東京・31歳) ※5年連続10度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (49登板 20勝13敗 304.0投球回 187奪三振 38与四球 266被安打 防2.07)

捕手:野村克也(南海・31歳) ※10年連続10度目
   (133試合 .312 (474-148) 34本 97打点 79三振 71四球 8盗塁 出塁率.406 OPS.974)

一塁:榎本喜八(東京・29歳) ※2年ぶり11度目(ファン投票は2年ぶり9度目)
   (133試合 .351 (476-167) 24本 74打点 20三振 68四球 14盗塁 出塁率.439 OPS1.011)

二塁:ブルーム(南海・35歳) ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (113試合 .294 (350-103) 6本 33打点 49三振 43四球 2盗塁 出塁率.376 OPS.778)

三塁:前田益穂(東京・27歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (134試合 .250 (452-113) 13本 40打点 69三振 43四球 11盗塁 出塁率.314 OPS.699)

遊撃:小池兼司(南海・27歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (132試合 .216 (436-94) 7本 48打点 70三振 59四球 6盗塁 出塁率.313 OPS.616)

外野:張本勲(東映・26歳)  ※7年連続7度目(ファン投票は3年連続6度目)
   (122試合 .330 (443-146) 28本 90打点 31三振 43四球 10盗塁 出塁率.391 OPS.949)

外野:土井正博(近鉄・22歳) ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (130試合 .275 (469-129) 21本 58打点 48三振 40四球 3盗塁 出塁率.335 OPS.802)

外野:井石礼司(東京・23歳) ※初
   (111試合 .256 (316-81) 10本 39打点 54三振 16四球 1盗塁 出塁率.302 OPS.713)


157 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/24(月) 00:30:25 sWhVynu2

【監督推薦】

投手:皆川睦男(南海・31歳)  ※2年連続5度目
   (46登板 18勝7敗 212.0投球回 109奪三振 34与四球 188被安打 防2.12)

投手:三浦清弘(南海・27歳)  ※2年連続2度目
   (45登板 15勝8敗 203.1投球回 85奪三振 65与四球 188被安打 防2.70)

投手:土橋正幸(東映・32歳)  ※2年ぶり8度目→出場辞退
   (19登板 6勝6敗 122.1投球回 43奪三振 9与四球 97被安打 防2.29)

投手:嵯峨健四郎(東映・28歳) ※初
   (46登板 17勝9敗 244.0投球回 80奪三振 56与四球 204被安打 防2.32)

投手:森安利明(東映・18歳)  ※初
   (44登板 11勝11敗 207.2投球回 160奪三振 75与四球 167被安打 防3.03)

投手:田中勉(西鉄・26歳)   ※2年ぶり2度目→出場辞退
   (56登板 23勝12敗 296.1投球回 217奪三振 61与四球 207被安打 防2.34)

投手:稲尾和久(西鉄・29歳)  ※3年ぶり7度目(田中勉の出場辞退による補充)
   (54登板 11勝10敗 185.2投球回 134奪三振 23与四球 134被安打 防1.79)

投手:池永正明(西鉄・19歳)  ※2年連続2度目
   (47登板 15勝14敗 267.2投球回 139奪三振 61与四球 207被安打 防2.18)

投手:米田哲也(阪急・28歳)  ※2年ぶり8度目
   (55登板 25勝17敗 310.0投球回 184奪三振 81与四球 289被安打 防3.19)

投手:足立光宏(阪急・26歳)  ※2年ぶり2度目
   (52登板 17勝14敗 270.1投球回 158奪三振 49与四球 243被安打 防2.63)

投手:成田文男(東京・19歳)  ※初(土橋正幸の出場辞退による補充)
   (45登板 8勝7敗 172.2投球回 101奪三振 36与四球 144被安打 防3.18)

投手:鈴木啓示(近鉄・18歳)  ※初
   (46登板 10勝12敗 189.0投球回 160奪三振 51与四球 163被安打 防3.19)

捕手:種茂雅之(東映・28歳) ※初
   (132試合 .291 (419-122) 2本 39打点 25三振 21四球 4盗塁 出塁率.337 OPS.709)

捕手:和田博実(西鉄・29歳) ※3年連続8度目
   (113試合 .233 (360-84) 6本 32打点 60三振 15四球 8盗塁 出塁率.265 OPS.601)

内野:国貞泰汎(南海・22歳) ※初
   (130試合 .264 (436-115) 7本 39打点 44三振 34四球 6盗塁 出塁率.320 OPS.682)

内野:バーマ(西鉄・25歳)  ※初
   (134試合 .260 (480-125) 23本 53打点 77三振 39四球 4盗塁 出塁率.326 OPS.778)

内野:船田和英(西鉄・24歳) ※2年ぶり3度目(移籍後初)
   (135試合 .222 (427-95) 14本 43打点 73三振 21四球 19盗塁 出塁率.265 OPS.614)

外野:広瀬叔功(南海・29歳) ※9年連続9度目
   (110試合 .261 (376-98) 12本 39打点 33三振 16四球 5盗塁 出塁率.293 OPS.726)

外野:毒島章一(東映・30歳) ※2年連続8度目
   (125試合 .298 (456-136) 7本 44打点 32三振 30四球 10盗塁 出塁率.350 OPS.773)

外野:高倉照幸(西鉄・31歳) ※6年連続9度目
   (121試合 .279 (398-111) 11本 36打点 36三振 24四球 7盗塁 出塁率.323 OPS.750)

外野:ボレス(近鉄・31歳)  ※初
   (124試合 .261 (463-121) 26本 57打点 57三振 26四球 14盗塁 出塁率.310 OPS.790)


158 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/24(月) 00:32:54 sWhVynu2

【1966年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 6-2 セ 7月19日・東京・パ21勝15敗2分
(勝:足立 1勝 敗:バッキー 1敗)
※パが1分け挟んで4連勝。0-0で迎えた5回に広瀬の3ランなどで4点を先制すると、6回には毒島、7回には船田のソロも飛び出した。MVPは広瀬叔功。

第2戦
セ 3-6 パ 7月20日・甲子園・パ22勝15敗2分
(勝:池永 1勝 敗:山中 1敗)
※パが5連勝。4回に榎本の2ランと野村の適時打で3点を先制し、続く5回には張本の3ランで追加点。先発の池永が3回無安打無失点。MVPは榎本喜八。

第3戦
セ 5-1 パ 7月21日・広島・セ16勝22敗2分
(勝:大羽 1勝 敗:成田 1敗)
※セが連敗を止めて2年ぶりの白星。初回に長嶋の適時打で先制、5回に古葉の2ラン、7回に遠井の2ランで追加点。大羽、山中、板東、バッキー、堀内の5投手で1失点に抑えた。MVPは古葉竹識。


159 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/24(月) 00:33:21 sWhVynu2

【第16回・1966年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・石岡康三 (サンケイ・投手・当時25歳) 一宮商業高→明治大→国鉄・サンケイ・アトムズ・ヤクルト(64-76)

66年成績:33登板 4勝4敗 93.1投球回 56奪三振 28与四球 67被安打 防2.13
通算成績:385登板 61勝78敗 9S 1257.2投球回 806奪三振 399与四球 1080被安打 防3.21
球宴成績:出場辞退

※明治大から国鉄に入団すると、1年目から1軍の主力となる。チームも低迷する中で自身も伸び悩んでいたが5年目の68年から飛躍を果たし、2年連続で2桁勝利。
 70年には開幕投手を務めた。その後、73年に故障でほぼ1年を棒に振るも、74年に復帰を果たし初代カムバック賞を受賞した。チームが「国鉄スワローズ」から「ヤクルトスワローズ」になるまで
 選手として在籍した唯一の人物であり、後にヤクルトに入団する石井一久も遠戚にあたる。飛躍を果たす前の3年目の66年に球宴に選出されるも辞退。その後の活躍も球宴選出には結びつかず、大舞台のマウンドには立てなかった。

・山中巽 (中日・投手・当時22歳) 中京商業高→中日(62-70)

66年成績:34登板 14勝12敗 217.2投球回 106奪三振 64与四球 191被安打 防2.44
通算成績:233登板 61勝49敗 1038.2投球回 542奪三振 304与四球 934被安打 防2.97
球宴成績:2登板 0勝1敗 2.0投球回 2奪三振 2与四球 3被安打 防9.00

※中京商業高から地元球団の中日に入団すると、豪快なフォームから投げる直球とフォークを武器に2年目の63年から先発の一員として活躍し、同年は15勝6敗で最高勝率のタイトルを獲得。
 その後も小川健太郎らとともに60年代の中日のエース格として活躍。しかし内臓疾患を患ったことにより、70年に26歳の若さで引退。その後は球団のスコアラーや営業部として活動した。
 14勝をあげた66年の球宴では第2戦で2番手で登板するも、榎本喜八に2ランを被弾するなど1アウトも取れずに敗戦投手に。続く第3戦でも同じく2番手で登板し、こちらは2回無失点に抑えてリベンジを果たした。

・大羽進 (広島・投手・当時25歳) 日大第一高→広島(59-71)→東映(72)

66年成績:48登板 13勝18敗 237.2投球回 160奪三振 50与四球 222被安打 防3.18
通算成績:446登板 48勝79敗 1206.2投球回 634奪三振 342与四球 1191被安打 防3.50
球宴成績:1登板 1勝0敗 3.0投球回 0奪三振 1与四球 1被安打 防0.00

※日大第一高卒業後、明治大に進学予定だったが家業のメッキ工場が倒産したことからプロ入りを決意して広島に入団。高校時代から王貞治とはライバルであり、64年の巨人戦では白石勝巳率いる広島が初めて「王シフト」を
 形成した際にも先発しており、王を一飛に打ち取って5打席連続本塁打を阻止。同年まで成績が伸び悩んでいたが、65年にフォームを「フラミンゴ投法」に改造すると飛躍を果たし、自己最多の13勝をあげた。
 48勝のうち19勝が巨人戦と巨人キラーとも呼ばれた。66年の球宴では本拠地・広島球場で行われた第3戦に先発。田中尊との広島バッテリーで全パ打線を3回1安打無失点に抑え切り、見事勝利投手となった。

・龍憲一 (広島・投手・当時29歳) 福岡商科大付大濠高→杵島炭鉱→日炭高松→東映(60-61)→広島(62-70)

66年成績:55登板 16勝14敗 202.1投球回 65奪三振 51与四球 181被安打 防2.85
通算成績:426登板 60勝68敗 1184.0投球回 428奪三振 302与四球 1138被安打 防3.51
球宴成績:2登板 0勝0敗 2.1投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防3.86

※60年に東映に入団。1年目は33試合に登板するも、翌年は故障もあって低迷しオフに広島に移籍。肩の出来上がりが早く、連投が効くという理由で当時セーブという規定がない中で抑え投手として抜擢。65年には64試合に登板して18勝をあげるも、
 うち57試合の救援登板で17勝をマークし、翌年も同様の成績で16勝をあげるも、度重なる登板で肘を故障して以降は成績が下降して70年に引退。その後は広島のコーチとして黄金時代を支え、また広島経済大学の監督として柳田悠岐をプロに送り出している。
 前年の18勝が評価されて選出された球宴では2試合に登板。第1戦では3番手で登板するも毒島章一に被弾し1.1回を1失点。続く第2戦では6番手で登板し、9回表を3者凡退に抑えている。一方、本拠地での第3戦では出番がなかった。

・横溝桂 (広島・外野手・当時30歳) 岡山東高→広島(55-69)

66年成績:108試合 .255 (329-84) 2本 27打点 39三振 23四球 3盗塁 出塁率.310 OPS.605
通算成績:1054試合 .243 (2560-623) 37本 221打点 277三振 204四球 53盗塁 出塁率.306 OPS.638
球宴成績:3試合 .333 (3-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.667

※岡山東高から後の名スカウトとなる木庭教の勧誘を受け、広島に入団。当初は投手だったが肩の故障により外野手に転向。その後山本一義の入団もあって
 一塁手も務めるようになる。プロ入りから目立った成績は残せずも、勝負強い打撃でチームにおける名脇役として活躍し、69年に引退するまでの15年間を広島一筋で貫いた。
 プロ12年目にして初めて選出された66年の球宴では3試合いずれも代打で出場。うち第1戦は吉田義男の代打で5回に足立光宏から安打を放っている。


160 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/24(月) 00:33:46 sWhVynu2

【パ・リーグ】

・嵯峨健四郎 (東映・投手・当時28歳) 秋田商業高→日本鉱業日立→東映(60-67)→巨人(68)→東映(69)

66年成績:46登板 17勝9敗 244.0投球回 80奪三振 56与四球 204被安打 防2.32
通算成績:196登板 53勝42敗 795.1投球回 320奪三振 213与四球 715被安打 防3.16
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.0投球回 1奪三振 0与四球 3被安打 防9.00

※社会人屈指の好投手として注目を浴び、60年に東映に入団。3年目までは2軍暮らしが続いたが、4年目の63年から先発ローテの一員となり、翌64年には自己最多の21勝をマーク。
 66年にも17勝をマークするなどプロ10年間で通算53勝をあげた。しかし彼の名は投球よりも打撃面で記録に残っており、64〜65年にかけて現在も日本記録の90打席連続無安打という不名誉な記録で名を残している。
 唯一選出された66年の球宴では第1戦に3番手として登板。高木守道、長嶋茂雄を連続で抑えるも続く王貞治にソロを被弾。その後江藤慎一、山本一義に連打を食らうも、松原誠から三振を奪いピンチを脱した。

・種茂雅之 (東映・捕手・当時28歳) 静岡高→立教大→丸善石油→東映(61-71)→阪急(72-75)

66年成績:132試合 .291 (419-122) 2本 39打点 25三振 21四球 4盗塁 出塁率.337 OPS.709
通算成績:1190試合 .243 (3024-736) 29本 247打点 255三振 136四球 21盗塁 出塁率.285 OPS.605
球宴成績:1試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※61年8月の都市対抗終了後に東映に入団。安藤順三との併用で土橋正幸や尾崎行雄らをリードし、62年のリーグ初優勝に貢献。同年の日本シリーズでは第4戦、第6戦で逆転打を放つなどの活躍で
 胴上げ投手となった土橋とともに日シリ唯一のダブルMVPとなった。その後66年からは正捕手となり、東映を支えるも72年に岡村浩二との正捕手同士のトレードで阪急に移籍。阪急では同年に2連覇に貢献し、
 第1回ダイヤモンドグラブ賞も受賞した。15年間で1190試合に出場したものの、球宴出場は1年のみと縁がなく、その66年球宴の出番も第3戦の代打1打席のみであり、大羽進の前にゴロに倒れた。

・ジム・バーマ (西鉄・内野手・当時35歳) 西鉄(63-67)

66年成績:134試合 .260 (480-125) 23本 53打点 77三振 39四球 4盗塁 出塁率.326 OPS.778
通算成績:690試合 .251 (2526-635) 82本 267打点 397三振 184四球 20盗塁 出塁率.307 OPS.703
球宴成績:3試合 .000 (6-0) 0本 0打点 2三振 1四球 0盗塁 出塁率.143 OPS.143

※49年に18歳でホワイトソックスでメジャーデビュー。兵役などを挟み61年にレッズで12年ぶりにメジャー復帰する経歴を持ち、若林忠志の誘いでロイらとともに63年に来日。
 仰木彬に代わって二塁手として活躍し、来日1年目から優勝に貢献。その後も安定した打撃でチームを支え、5年間で82本塁打をマークした。引退後はブルワーズのGMなどを歴任。
 来日3年目に選出された球宴では第1,2戦は三塁、第3戦は一塁でスタメン出場。しかし7打席で安打は生まれず、第1戦で5回にバッキーから四球を選んだのが唯一の出塁となった。

・井石礼司 (東京・外野手・当時23歳) 天王寺高→慶應義塾大→東京・ロッテ(65-71)→広島(72-73)

66年成績:111試合 .256 (316-81) 10本 39打点 54三振 16四球 1盗塁 出塁率.302 OPS.713
通算成績:581試合 .215 (1200-258) 27本 136打点 222三振 87四球 5盗塁 出塁率.276 OPS.607
球宴成績:3試合 .333 (6-2) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS1.000

※慶大では週刊誌に「プロと二重契約の疑い」と報じられ、リーグ戦中に退部することとなるも、卒業後に東京に入団。1年目から右翼手のレギュラーを掴み、66年には前年振るわなかった打撃も飛躍を果たし、
 プロ野球通算20000号を含む2桁本塁打も記録。しかしその後は伸び悩み、アルトマンとロペスの加入により以降は代打が主となる。それでも70年の日本シリーズでは第2戦、第4戦で本塁打を放って敢闘賞を獲得した。
 その後広島に移籍して73年に引退。ファン投票外野手3位で選出された66年の球宴ではいずれも途中出場。特に第2戦では土井正博に代わって4回から出場し5回に安打(その後張本の3ランでホームに)、7回に三塁打を放って存在感を見せた。


161 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/24(月) 00:39:22 ORIh3aXk
種茂さんが一回しか出てないのは意外すぎる
この時代のリーグを代表する名捕手と呼べるだけの成績なのに


162 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/24(月) 02:46:46 rpb9SdTM
>>160
バーマさん凄い経歴してますね
12年て


163 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/25(火) 00:03:46 N2SpzO3A

【第17回・1967年】

【1967年・オールスターゲーム選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:9人(1) 中:6人 神:6人 広:2人 洋:3人(1) サ:2人 計:28人

監督:川上哲治(巨人・47歳)

コーチ:飯田徳治(サンケイ・43歳)
コーチ:西沢道夫(中日・45歳)

【ファン投票選出】

投手:金田正一(巨人・33歳) ※2年ぶり16度目(ファン投票は4年ぶり5度目)
   (33登板 16勝5敗 170.0投球回 132奪三振 57与四球 146被安打 防2.28)

捕手:森昌彦(巨人・30歳)  ※8年連続8度目(ファン投票は7年連続7度目)
   (109試合 .278 (331-92) 6本 31打点 22三振 22四球 3盗塁 出塁率.329 OPS.691)

一塁:王貞治(巨人・27歳)  ※8年連続8度目
   (133試合 .326 (426-139) 47本 108打点 65三振 130四球 3盗塁 出塁率.488 OPS1.211)

二塁:土井正三(巨人・25歳) ※初
   (131試合 .289 (454-131) 9本 34打点 43三振 39四球 19盗塁 出塁率.345 OPS.755)

三塁:長嶋茂雄(巨人・31歳) ※10年連続10度目
   (122試合 .283 (474-134) 19本 77打点 37三振 37四球 2盗塁 出塁率.334 OPS.802)

遊撃:藤田平(阪神・19歳)  ※初
   (131試合 .291 (530-154) 16本 44打点 65三振 24四球 7盗塁 出塁率.325 OPS.800)

外野:江藤慎一(中日・29歳) ※7年連続8度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (132試合 .277 (481-133) 34本 78打点 49三振 64四球 6盗塁 出塁率.363 OPS.898)

外野:柴田勲(巨人・23歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (126試合 .287 (470-135) 18本 50打点 70三振 64四球 70盗塁 出塁率.374 OPS.817)

外野:高倉照幸(巨人・32歳) ※7年連続10度目(移籍後初、ファン投票は2年ぶり3度目)→出場辞退
   (73試合 .274 (226-62) 15本 44打点 34三振 17四球 1盗塁 出塁率.320 OPS.846)


164 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/25(火) 00:04:40 N2SpzO3A

【監督推薦】

投手:城之内邦雄(巨人・27歳)  ※3年連続4度目
   (33登板 17勝8敗 227.0投球回 94奪三振 37与四球 190被安打 防2.58)

投手:菅原勝矢(巨人・22歳)   ※初
   (32登板 11勝4敗 144.0投球回 107奪三振 36与四球 101被安打 防2.75)

投手:小川健太郎(中日・33歳)  ※2年連続2度目
   (55登板 29勝12敗 279.2投球回 178奪三振 70与四球 231被安打 防2.51)

投手:板東英二(中日・27歳)   ※2年連続3度目(高倉照幸の出場辞退による補充)
   (51登板 14勝6敗 119.2投球回 72奪三振 28与四球 110被安打 防2.55)

投手:村山実(阪神・30歳)    ※9年連続9度目
   (30登板 13勝9敗 180.1投球回 126奪三振 42与四球 141被安打 防2.79)

投手:江夏豊(阪神・19歳)    ※初
   (42登板 12勝13敗 230.1投球回 225奪三振 88与四球 167被安打 防2.74)

投手:バッキー(阪神・29歳)   ※4年連続4度目
   (38登板 18勝12敗 258.1投球回 141奪三振 73与四球 196被安打 防2.30)

投手:大石弥太郎(広島・23歳)  ※初
   (52登板 10勝14敗 204.0投球回 122奪三振 28与四球 190被安打 防2.87)

投手:森中千香良(大洋・27歳)  ※4年ぶり2度目(移籍後初)
   (47登板 18勝14敗 255.0投球回 182奪三振 72与四球 231被安打 防2.96)

投手:鈴木皖武(サンケイ・26歳) ※初
   (53登板 8勝5敗 129.1投球回 110奪三振 45与四球 96被安打 防3.63)

捕手:新宅洋志(中日・23歳) ※初
   (88試合 .215 (242-52) 6本 24打点 43三振 14四球 1盗塁 出塁率.264 OPS.582)

捕手:辻佳紀(阪神・26歳)  ※2年連続3度目
   (95試合 .246 (256-63) 11本 30打点 62三振 16四球 2盗塁 出塁率.295 OPS.713)

内野:黒江透修(巨人・28歳) ※初
   (129試合 .278 (424-118) 9本 49打点 51三振 40四球 10盗塁 出塁率.351 OPS.761)

内野:高木守道(中日・26歳) ※2年連続2度目
   (118試合 .292 (455-133) 19本 66打点 60三振 26四球 9盗塁 出塁率.332 OPS.809)

内野:遠井吾郎(阪神・27歳) ※2年連続2度目
   (135試合 .309 (489-151) 10本 58打点 70三振 45四球 2盗塁 出塁率.366 OPS.806)

内野:桑田武(大洋・30歳)  ※2年ぶり7度目→出場辞退
   (118試合 .265 (400-106) 27本 63打点 73三振 35四球 5盗塁 出塁率.333 OPS.841)

内野:松原誠(大洋・23歳)  ※2年連続2度目(桑田武の出場辞退による補充)
   (126試合 .247 (409-101) 14本 58打点 65三振 36四球 5盗塁 出塁率.312 OPS.730)

外野:中暁生(中日・31歳)     ※2年連続4度目
   (101試合 .343 (376-129) 10本 36打点 27三振 39四球 25盗塁 出塁率.401 OPS.904)

外野:山本一義(広島・29歳)    ※3年連続3度目
   (119試合 .311 (421-131) 16本 58打点 39三振 50四球 3盗塁 出塁率.391 OPS.868)

外野:近藤和彦(大洋・31歳)    ※8年連続8度目
   (119試合 .327 (422-138) 7本 33打点 54三振 37四球 6盗塁 出塁率.385 OPS.805)

外野:ジャクソン(サンケイ・32歳) ※初
   (117試合 .296 (439-130) 28本 79打点 76三振 36四球 13盗塁 出塁率.351 OPS.904)


165 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/25(火) 00:05:36 N2SpzO3A

【パ・リーグ】 南:5人 西:2人 東:6人 京:4人 急:7人 近:4人 計:28人

監督:鶴岡一人(南海・51歳)

コーチ:水原茂(東映・58歳)
コーチ:西本幸雄(阪急・47歳)

【ファン投票選出】

投手:鈴木啓示(近鉄・19歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (44登板 21勝13敗 276.0投球回 222奪三振 42与四球 230被安打 防2.77)

捕手:野村克也(南海・32歳)  ※11年連続11度目
   (133試合 .305 (472-144) 35本 100打点 53三振 68四球 13盗塁 出塁率.396 OPS.980)

一塁:大杉勝男(東映・22歳)  ※初
   (134試合 .291 (491-143) 27本 81打点 107三振 46四球 1盗塁 出塁率.359 OPS.871)

二塁:ブレイザー(南海・35歳) ※初
   (128試合 .268 (478-128) 5本 28打点 38三振 38四球 5盗塁 出塁率.322 OPS.684)

三塁:森本潔(阪急・25歳)   ※初
   (131試合 .258 (453-117) 6本 37打点 58三振 32四球 6盗塁 出塁率.309 OPS.664)

遊撃:大下剛史(東映・22歳)  ※初
   (133試合 .269 (479-129) 5本 45打点 65三振 27四球 28盗塁 出塁率.319 OPS.676)

外野:土井正博(近鉄・23歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (125試合 .323 (455-147) 28本 93打点 41三振 46四球 3盗塁 出塁率.390 OPS.957)

外野:張本勲(東映・27歳)   ※8年連続8度目(ファン投票は4年連続7度目)
   (120試合 .336 (414-139) 28本 88打点 30三振 66四球 18盗塁 出塁率.439 OPS1.035)

外野:長池徳二(阪急・23歳)  ※初
   (129試合 .281 (466-131) 27本 78打点 54三振 44四球 12盗塁 出塁率.351 OPS.838)


166 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/25(火) 00:06:23 N2SpzO3A

【監督推薦】

投手:皆川睦男(南海・32歳) ※3年連続6度目
   (45登板 17勝13敗 255.2投球回 152奪三振 67与四球 215被安打 防2.29)

投手:渡辺泰輔(南海・25歳) ※初
   (50登板 15勝18敗 249.0投球回 136奪三振 51与四球 219被安打 防3.22)

投手:池永正明(西鉄・20歳) ※3年連続3度目
   (54登板 23勝14敗 335.1投球回 203奪三振 81与四球 300被安打 防2.31)

投手:森安敏明(東映・19歳) ※2年連続2度目
   (59登板 15勝17敗 294.2投球回 213奪三振 85与四球 249被安打 防3.45)

投手:田中調(東映・23歳)  ※2年ぶり2度目
   (56登板 11勝7敗 195.0投球回 146奪三振 52与四球 178被安打 防3.00)

投手:小山正明(東京・32歳) ※6年連続11度目
   (44登板 13勝11敗 225.1投球回 126奪三振 55与四球 223被安打 防3.24)

投手:成田文男(東京・20歳) ※2年連続2度目
   (55登板 14勝16敗 272.2投球回 179奪三振 52与四球 208被安打 防2.11)

投手:梶本隆夫(阪急・32歳) ※2年ぶり10度目
   (37登板 15勝9敗 188.1投球回 136奪三振 70与四球 167被安打 防2.44)

投手:米田哲也(阪急・29歳) ※2年連続9度目
   (46登板 18勝15敗 280.2投球回 189奪三振 80与四球 249被安打 防2.75)

投手:足立光宏(阪急・27歳) ※2年連続3度目
   (43登板 20勝10敗 268.0投球回 130奪三振 60与四球 191被安打 防1.75)

捕手:宮寺勝利(西鉄・26歳) ※初
   (127試合 .206 (374-77) 10本 38打点 97三振 22四球 6盗塁 出塁率.254 OPS.585)

捕手:岡村浩二(阪急・26歳) ※3年ぶり2度目
   (103試合 .222 (306-68) 11本 34打点 61三振 14四球 0盗塁 出塁率.260 OPS.613)

内野:小池兼司(南海・28歳)  ※4年連続4度目
   (126試合 .194 (371-72) 7本 31打点 60三振 33四球 5盗塁 出塁率.262 OPS.539)

内野:前田益徳(東京・28歳)  ※3年連続3度目
   (131試合 .252 (457-115) 12本 50打点 67三振 38四球 22盗塁 出塁率.315 OPS.700)

内野:山口富士雄(阪急・25歳) ※初
   (127試合 .261 (387-101) 7本 34打点 46三振 19四球 9盗塁 出塁率.304 OPS.702)

内野:高木喬(近鉄・27歳)   ※2年ぶり2度目
   (127試合 .291 (436-127) 6本 31打点 30三振 54四球 5盗塁 出塁率.373 OPS.740)

外野:白仁天(東映・23歳) ※初
   (128試合 .280 (396-111) 10本 51打点 24三振 15四球 13盗塁 出塁率.313 OPS.732)

外野:岩辺巌(東京・23歳) ※初
   (128試合 .286 (455-130) 6本 44打点 55三振 21四球 10盗塁 出塁率.331 OPS.720)

外野:ボレス(近鉄・32歳) ※2年連続2度目
   (114試合 .305 (417-127) 31本 76打点 43三振 33四球 3盗塁 出塁率.367 OPS.950)


167 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/25(火) 00:07:04 N2SpzO3A

【1967年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 4-9 パ 7月25日・神宮・パ23勝16敗2分
(勝:米田 1勝 敗:鈴木皖 1敗)

※パは初回から土井の2ランで先制。同点とされた7回には張本が勝ち越しのソロ、8回には土井がこの日6打点目となる3ランを放った。MVPは土井正博。

第2戦
セ 3-7 パ 7月26日・中日・パ24勝16敗2分
(勝:成田 1勝 敗:小川 1敗)

※パは3回に長池の3ランなどで4点を先制し、その後もブレイザーのソロや、野村・高木の適時打で得点を重ねた。MVPは長池徳二。

第3戦
パ 9-6 セ 7月27日・大阪・パ25勝16敗2分
(勝:渡辺 1勝 敗:江夏 1敗)

※パが3戦全勝。4回に大杉が球宴史上2本目となる満塁弾で先制。その後も野村、ボレスの本塁打などでリードを広げた。セも8回に打者一巡の猛攻で5点を返すも及ばず屈辱の全敗。MVPは大杉勝男。


168 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/25(火) 00:08:24 N2SpzO3A

【第17回・1967年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・鈴木皖武 (サンケイ・投手・当時26歳) 土居高校→東京鉄道管理局→国鉄・サンケイ(62-68)→阪神(69-74)→ロッテ(75)

67年成績:53登板 8勝5敗 129.1投球回 110奪三振 45与四球 96被安打 防3.63
通算成績:502登板 47勝61敗 1S 1198.2投球回 866奪三振 431与四球 918被安打 防3.11
球宴成績:1登板 0勝1敗 1.1投球回 2奪三振 2与四球 3被安打 防33.75

※土居高卒業後に大毎の入団テストを受けるも不合格となり、東京鉄道管理局を経て3年後の62年に国鉄に入団。1年目から主にリリーフとして活躍し、4年目の66年にはリーグ最多の62試合に登板し8勝をマーク。
 その後69年に西園寺昭夫とのトレードで阪神に移籍。こちらでも救援投手として活躍するも73年に金田正泰監督を殴り1ヶ月の謹慎を受ける。その後再度トレードで75年にロッテに移籍して同年に引退。
 そのリーグ最多登板を果たした翌年の67年に唯一の球宴選出。自身は第1戦に4番手で登板するも7回に張本にソロ、8回には土井に3ランを被弾するなど5失点の乱調。本拠地・神宮で悔しい投球結果となった。

・菅原勝矢 (巨人・投手・当時22歳) 鷹巣農林高→東京農業大(中退)→巨人(64-74)

67年成績:32登板 11勝4敗 144.0投球回 107奪三振 36与四球 101被安打 防2.75
通算成績:127登板 33勝8敗 435.1投球回 315奪三振 169与四球 347被安打 防2.98
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※スカウトに素質を見出され、農大を中退して巨人に入団。4年目の67年には堀内恒夫や城之内邦雄らとともに先発ローテの一員として自己最多の11勝をマーク。その後はリリーフが主になるも、
 72年には33試合で13勝をあげるなどV9時代の巨人を陰ながら支えた。しかし74年に打球が顔面に直撃して左目の周囲を24針縫う大怪我を負い、視力の後遺症も残ったことから同年限りで引退。
 唯一選出された67年の球宴ではチームメイトの金田正一、城之内邦雄に続いて3番手で登板。6回をゴロ3つの3者凡退に打ち取り、自身の役目を果たした。

・新宅洋志 (中日・捕手・当時23歳) 浜田高→駒澤大→中日(66-78)

67年成績:88試合 .215 (242-52) 6本 24打点 43三振 14四球 1盗塁 出塁率.264 OPS.582
通算成績:601試合 .213 (919-196) 10本 77打点 164三振 71四球 6盗塁 出塁率.272 OPS.556
球宴成績:1試合 .000 (0-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※駒澤大では東都大リーグで3度の優勝、4度のベストナイン。66年に中日に入団するも、当時は木俣達彦が正捕手の座に君臨していたためなかなか出番は得られず。
 しかしその木俣が離脱した67年にはその年の正捕手として自己最多の88試合に出場。その後も長らく2番手捕手としてチームを支え、78年までの13年間、ベンチを暖め続けた。
 自身が唯一選出された67年の球宴でも出番は多くなく、本拠地・中日球場で行われた第2戦でスタメンマスクを被り、同僚の小川健太郎とバッテリーを組むも3回表に4失点。その裏に打席に立つことなく代打を送られている。


169 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/25(火) 00:08:39 N2SpzO3A

・ルー・ジャクソン (サンケイ・外野手・当時31歳) サンケイ・アトムズ(66-69)

67年成績:117試合 .296 (439-130) 28本 79打点 76三振 36四球 13盗塁 出塁率.351 OPS.904
通算成績:329試合 .257 (1201-309) 68本 181打点 235三振 95四球 32盗塁 出塁率.316 OPS.793
球宴成績:3試合 .000 (7-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※66年にサンケイに入団して来日。身長174cmと助っ人にしては小柄ながらパンチ力のある打撃と俊足・強肩を武器に活躍。来日1年目から20本塁打、2年目の67年には自己最多の28本塁打を放ち、
 ロバーツとともにアトムズ打線を支え、「黒い稲妻」「褐色の弾丸」とも。しかし悲劇は突然訪れる。4年目の69年のオープン戦で打席で倒れ、緊急搬送。その2ヵ月後に膵臓壊死により33歳の若さでこの世を去った。
 現役時代に唯一選ばれた67年の球宴では3試合全て出場。第1戦では6番・右翼手でスタメン、残り2戦は途中出場を果たすも7打席で安打は生まれなかった。

【パ・リーグ】

・渡辺泰輔 (南海・投手・当時25歳) 慶應義塾高→慶應義塾大→南海(65-72)

67年成績:50登板 15勝18敗 249.0投球回 136奪三振 51与四球 219被安打 防3.22
通算成績:221登板 54勝58敗 987.2投球回 532奪三振 272与四球 893被安打 防3.35
球宴成績:1登板 1勝0敗 3.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※慶應義塾大では4年次の64年春に六大学史上初の完全試合を達成。それらの実績を踏まえ、65年に当時史上最高額の5000万円の契約金を結んで南海に入団。決め球のパームを武器に1年目から先発の一員となると、
 皆川睦男や三浦清弘らとともに活躍し、2年目の66年には自己最多の16勝をマークし、日本シリーズでも4試合に先発して敢闘賞を獲得した。翌67年も15勝をあげたが、以降は成績が低下し72年に引退。
 67年の球宴では本拠地・大阪球場で行われた第3戦で2番手として登板。3イニングを投げて2安打無失点に抑え切り、打線の援護もあって勝利投手の座を掴んだ。

・山口富士雄 (阪急・内野手・当時25歳) 高松商業高→立教大(中退)→阪急(63-73)→大洋(73)

67年成績:127試合 .261 (387-101) 7本 34打点 46三振 19四球 9盗塁 出塁率.304 OPS.702
通算成績:1230試合 .226 (3201-724) 30本 224打点 317三振 142四球 104盗塁 出塁率.264 OPS.571
球宴成績:3試合 .286 (7-2) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.375 OPS.661

※高松商業高では60年春の選抜に主将として臨み、決勝戦において史上初のサヨナラ本塁打を放ち優勝を経験。その後立教大に進むも中退し、63年に阪急に入団。入団後しばらくは内野のユーティリティとして活躍し、
 66年には遊撃手の定位置を獲得。その後阪本敏三の入団以降は二塁手として住友平と定位置を争いながら、67年からの3連覇などに貢献。その後73年に竹村一義とのトレードで大洋に移籍し、同年限りで引退。
 唯一選ばれた67年の球宴では3試合全てに出場。第1戦では代打で登場し、第2打席で死球を受けるも遊撃と二塁の両ポジションを守り、第2,3戦では8番・遊撃でスタメン出場し、特に第2戦では小川健太郎と江夏豊から安打を記録した。


170 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/25(火) 01:10:32 .O0dWtN.
ドラフト始まって数年経って知ってる名前が多くなってきました
>>167
大杉勝男初出場でグランドスラム撃って、MVPとってて凄いですねこれ


171 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 00:05:02 Q7N7MPyc

【第18回・1968年】

【1968年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:9人 中:4人 神:3人 洋:4人 サ:3人 広:5人 計:28人

監督:川上哲治(巨人・48歳)

コーチ:本多逸郎(中日・37歳)
コーチ:藤本定義(阪神・63歳)

【ファン投票選出】

投手:安仁屋宗八(広島・23歳) ※3年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (57登板 23勝11敗 313.1投球回 237奪三振 55与四球 218被安打 防2.07)

捕手:森昌彦(巨人・31歳)   ※9年連続9度目(ファン投票は8年連続8度目)
   (127試合 .228 (439-100) 11本 46打点 31三振 21四球 1盗塁 出塁率.280 OPS.597)

一塁:王貞治(巨人・28歳)   ※9年連続9度目
   (131試合 .326 (426-139) 49本 119打点 72三振 121四球 5盗塁 出塁率.475 OPS1.197)

二塁:土井正三(巨人・26歳)  ※2年連続2度目
   (124試合 .293 (464-136) 3本 47打点 43三振 29四球 21盗塁 出塁率.334 OPS.707)

三塁:長嶋茂雄(巨人・32歳)  ※11年連続11度目
   (131試合 .318 (494-157) 39本 125打点 74三振 66四球 8盗塁 出塁率.398 OPS1.011)

遊撃:黒江透修(巨人・29歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (129試合 .284 (423-120) 7本 37打点 45三振 35四球 16盗塁 出塁率.348 OPS.740)

外野:山本一義(広島・30歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (124試合 .256 (426-109) 17本 62打点 56三振 64四球 2盗塁 出塁率.360 OPS.799)

外野:江藤慎一(中日・30歳)  ※8年連続9度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (132試合 .277 (481-133) 34本 78打点 49三振 64四球 6盗塁 出塁率.363 OPS.898)

外野:柴田勲(巨人・24歳)   ※6年連続6度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (130試合 .258 (473-122) 26本 86打点 106三振 40四球 37盗塁 出塁率.313 OPS.820)


172 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 00:06:00 Q7N7MPyc

【監督推薦】

投手:堀内恒夫(巨人・20歳)   ※2年ぶり2度目
   (40登板 17勝10敗 206.2投球回 142奪三振 105与四球 153被安打 防3.31)

投手:金田正一(巨人・34歳)   ※2年連続17度目
   (32登板 11勝10敗 138.1投球回 87奪三振 71与四球 122被安打 防3.45)

投手:小川健太郎(中日・34歳)  ※3年連続3度目
   (40登板 10勝20敗 217.1投球回 143奪三振 64与四球 202被安打 防3.28)

投手:バッキー(阪神・30歳)   ※5年連続5度目
   (34登板 13勝14敗 255.1投球回 142奪三振 49与四球 205被安打 防2.19)

投手:権藤正利(阪神・34歳)   ※6年ぶり3度目(移籍後初)
   (34登板 5勝4敗 104.0投球回 79奪三振 28与四球 97被安打 防2.77)

投手:江夏豊(阪神・20歳)    ※2年連続2度目
   (49登板 25勝12敗 329.0投球回 401奪三振 97与四球 200被安打 防2.13)

投手:島田源太郎(大洋・28歳)  ※7年ぶり3度目
   (41登板 14勝6敗 167.2投球回 90奪三振 42与四球 163被安打 防2.89)

投手:石戸四六(サンケイ・27歳) ※初
   (54登板 20勝14敗 282.1投球回 119奪三振 63与四球 251被安打 防2.84)

投手:外木場義郎(広島・23歳)  ※初
   (45登板 21勝14敗 302.1投球回 260奪三振 83与四球 198被安打 防1.94)

捕手:伊藤勲(大洋・26歳) ※4年ぶり2度目
   (122試合 .188 (345-65) 14本 32打点 76三振 44四球 1盗塁 出塁率.285 OPS.619)

捕手:田中尊(広島・32歳) ※2年ぶり2度目
   (103試合 .144 (250-36) 0本 8打点 38三振 20四球 3盗塁 出塁率.207 OPS.359)

内野:千原陽三郎(中日・26歳)  ※初
   (123試合 .268 (462-124) 14本 60打点 75三振 26四球 2盗塁 出塁率.312 OPS.719)

内野:一枝修平(中日・28歳)   ※初
   (115試合 .272 (434-118) 13本 47打点 74三振 33四球 4盗塁 出塁率.326 OPS.757)

内野:松原誠(大洋・24歳)    ※3年連続3度目
   (133試合 .278 (515-143) 28本 86打点 65三振 42四球 14盗塁 出塁率.338 OPS.833)

内野:武上四郎(サンケイ・27歳) ※初
   (125試合 .283 (480-136) 4本 30打点 68三振 34四球 7盗塁 出塁率.332 OPS.690)

外野:高田繁(巨人・23歳)    ※初
   (120試合 .301 (346-104) 9本 30打点 60三振 35四球 23盗塁 出塁率.383 OPS.869)

外野:近藤和彦(大洋・32歳)   ※9年連続9度目
   (126試合 .290 (472-137) 5本 28打点 50三振 45四球 2盗塁 出塁率.352 OPS.717)

外野:ロバーツ(サンケイ・35歳) ※初
   (128試合 .296 (456-135) 40本 94打点 77三振 68四球 4盗塁 出塁率.385 OPS.979)

外野:山内一弘(広島・36歳)   ※2年ぶり14度目(移籍後初)
   (134試合 .313 (467-146) 21本 69打点 60三振 53四球 6盗塁 出塁率.378 OPS.888)


173 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 00:06:42 Q7N7MPyc

【パ・リーグ】 急:5人(1) 西:4人 東:3人 南:6人(1) 京:6人 近:4人 計:28人

監督:西本幸雄(阪急・48歳)

コーチ:中西太(西鉄・35歳)
コーチ:大下弘(東映・45歳)

【ファン投票選出】

投手:鈴木啓示(近鉄・20歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (57登板 23勝21敗 359.0投球回 305奪三振 88与四球 273被安打 防2.48)

捕手:野村克也(南海・33歳)  ※12年連続12度目
   (133試合 .260 (458-119) 38本 99打点 65三振 103四球 2盗塁 出塁率.397 OPS.945)

一塁:榎本喜八(東京・31歳)  ※2年ぶり12度目(ファン投票は2年ぶり10度目)
   (129試合 .306 (487-149) 21本 77打点 62三振 62四球 7盗塁 出塁率.387 OPS.886)

二塁:ブレイザー(南海・36歳) ※2年連続2度目
   (134試合 .275 (513-141) 4本 39打点 31三振 37四球 3盗塁 出塁率.322 OPS.672)

三塁:船田和英(西鉄・26歳)  ※2年ぶり4度目(ファン投票は4年ぶり3度目、過去2回はいずれも二塁手での選出)
   (116試合 .286 (370-106) 16本 43打点 72三振 30四球 15盗塁 出塁率.350 OPS.832)

遊撃:小池兼司(南海・29歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (136試合 .193 (399-77) 13本 44打点 80三振 70四球 3盗塁 出塁率.316 OPS.650)

外野:土井正博(近鉄・24歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は3年連続5度目)
   (131試合 .309 (456-141) 20本 80打点 35三振 27四球 7盗塁 出塁率.411 OPS.902)

外野:張本勲(東映・28歳)   ※9年連続9度目(ファン投票は5年連続8度目)
   (114試合 .336 (363-122) 24本 65打点 20三振 61四球 13盗塁 出塁率.437 OPS1.015)

外野:広瀬叔功(南海・31歳)  ※2年ぶり10度目(ファン投票は3年ぶり3度目)→出場辞退
   (121試合 .294 (412-121) 5本 40打点 25三振 25四球 44盗塁 出塁率.339 OPS.763)


174 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 00:07:36 Q7N7MPyc

【監督推薦】

投手:梶本隆夫(阪急・33歳)   ※2年連続11度目
   (45登板 12勝8敗 221.1投球回 175奪三振 63与四球 207被安打 防2.97)

投手:米田哲也(阪急・30歳)   ※3年連続10度目
   (63登板 29勝13敗 348.2投球回 237奪三振 105与四球 302被安打 防2.79)

投手:石井茂雄(阪急・29歳)   ※3年ぶり3度目
   (41登板 11勝14敗 180.2投球回 79奪三振 47与四球 172被安打 防2.93)

投手:池永正明(西鉄・21歳)   ※4年連続4度目
   (47登板 23勝13敗 305.0投球回 161奪三振 90与四球 251被安打 防2.45)

投手:森安敏明(東映・20歳)   ※3年連続3度目
   (67登板 16勝23敗 341.2投球回 250奪三振 111与四球 309被安打 防3.37)

投手:高橋善正(東映・24歳)   ※初
   (38登板 13勝14敗 198.1投球回 78奪三振 50与四球 204被安打 防3.40)

投手:皆川睦男(南海・33歳)   ※4年連続7度目
   (56登板 31勝10敗 352.1投球回 193奪三振 63与四球 256被安打 防1.61)

投手:成田文男(東京・21歳)   ※3年連続3度目
   (49登板 20勝11敗 306.2投球回 187奪三振 88与四球 238被安打 防2.91)

投手:坂井勝二(東京・30歳)   ※4年ぶり2度目
   (45登板 16勝17敗 276.1投球回 170奪三振 71与四球 259被安打 防3.03)

投手:佐藤元彦(東京・25歳)   ※初
   (48登板 12勝13敗 207.0投球回 88奪三振 73与四球 207被安打 防3.70)

投手:佐々木宏一郎(近鉄・24歳) ※初
   (52登板 11勝15敗 191.2投球回 134奪三振 70与四球 174被安打 防3.47)

捕手:岡村浩二(阪急・27歳) ※2年連続3度目→出場辞退
   (123試合 .244 (405-99) 15本 48打点 45三振 33四球 0盗塁 出塁率.308 OPS.693)

捕手:醍醐猛夫(東京・29歳) ※3年ぶり2度目
   (123試合 .210 (348-73) 8本 32打点 51三振 20四球 3盗塁 出塁率.257 OPS.561)

捕手:吉沢岳男(近鉄・35歳) ※3年ぶり4度目(岡村浩二の出場辞退による補充)
   (80試合 .153 (157-24) 2本 10打点 20三振 11四球 0盗塁 出塁率.222 OPS.445)

内野:阪本敏三(阪急・25歳) ※初
   (130試合 .278 (493-137) 7本 48打点 44三振 44四球 50盗塁 出塁率.342 OPS.731)

内野:基満男(西鉄・21歳)  ※初
   (132試合 .235 (469-110) 12本 35打点 82三振 46四球 21盗塁 出塁率.307 OPS.658)

内野:国貞泰汎(南海・24歳) ※2年ぶり2度目
   (134試合 .276 (474-131) 8本 54打点 39三振 38四球 5盗塁 出塁率.332 OPS.729)

外野:長池徳二(阪急・24歳)  ※2年連続2度目
   (132試合 .238 (478-114) 30本 79打点 72三振 57四球 12盗塁 出塁率.325 OPS.791)

外野:伊藤光四郎(西鉄・30歳) ※初
   (122試合 .272 (349-95) 9本 41打点 37三振 65四球 0盗塁 出塁率.391 OPS.803)

外野:柳田利夫(南海・31歳)  ※初(広瀬叔功の出場辞退による補充)
   (131試合 .275 (454-125) 15本 68打点 67三振 31四球 11盗塁 出塁率.329 OPS.728)

外野:ロペス(東京・31歳)   ※初
   (137試合 .289 (561-162) 23本 74打点 56三振 30四球 10盗塁 出塁率.328 OPS.798)


175 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 00:08:26 Q7N7MPyc

【1968年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 2x-1 パ 7月23日・川崎・セ17勝25敗2分
(勝:外木場 1勝 敗:石井茂 1敗)

※セが劇的勝利で2年ぶりの白星。1点を追う9回2死3塁から山本一の適時内野安打で追いつき、続く10回に江藤慎がサヨナラ本塁打。MVPは江藤慎一。

第2戦
セ 8-3 パ 7月24日・後楽園・セ18勝25敗2分
(勝:安仁屋 1勝 敗:鈴木啓 1敗)

※セが連勝。1点リードの3回に柴田の2ランなどで3点を加え、その後も江藤慎や王、松原の適時打で追加点。先発の安仁屋が3回2安打5奪三振無失点。MVPは柴田勲。

第3戦
パ 5x-4 セ 7月25日・西宮・パ26勝18敗2分
(勝:森安 1勝 敗:島田源 1敗)

※パが意地の1勝。3回に船田のソロ、7回に小池の3ランで試合を優位に進めるも、9回に追いつかれて迎えた延長10回に小池が値千金のサヨナラ打。MVPは小池兼司。


176 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 00:09:52 Q7N7MPyc

【第18回・1968年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・千原陽三郎 (中日・内野手・当時26歳) 日本大第三高→日本大→中日(64-72)

68年成績:123試合 .268 (462-124) 14本 60打点 75三振 26四球 2盗塁 出塁率.312 OPS.719
通算成績:509試合 .247 (1102-272) 25本 118打点 213三振 66四球 4盗塁 出塁率.294 OPS.662
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※日本大では投手と一塁の二刀流として活躍し、中日に入団。中日では投手として入団するも伸び悩み、4年目の67年から野手に転向。翌68年には一塁手の定位置を掴み、
 自己最多の14本塁打もマークした。その後はフォックスやミラーの入団もあって出場機会が減少し、72年に現役を引退。
 68年の球宴ファン投票一塁手部門で2位になった68年には監督推薦で選出。第1戦と第3戦で代打で出場したが、いずれも凡退に終わっている。

・一枝修平 (中日・内野手・当時28歳) 上宮高→明治大→河合楽器→中日(64-71)→近鉄(72-73)→阪神(74)

68年成績:115試合 .272 (434-118) 13本 47打点 74三振 33四球 4盗塁 出塁率.326 OPS.757
通算成績:1033試合 .244 (3136-766) 52本 255打点 457三振 198四球 30盗塁 出塁率.293 OPS.637
球宴成績:3試合 .250 (8-2) 0本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.500

※河合楽器から64年に中日に入団。3年目の66年に正遊撃手の座につき、同年のベストナインも獲得。その後も高木守道とともに60年代の中日の二遊間を支え、
 68年には自己最多の13本塁打を放った一方で江夏豊から401個目の三振を奪われている。72年に飯田幸夫とのトレードで近鉄に移籍し、74年に移籍した阪神で引退。
 唯一選ばれた球宴ではファン投票で選ばれた巨人・黒江透修を差し抜いて3試合全てで遊撃でスタメン。特に第3戦では延長10回まで守り抜き、打っては初回に2点目の適時打を放つなど躍動を見せた。

【パ・リーグ】

・佐藤元彦 (東京・投手・当時25歳) 熊本高→慶應義塾大→サッポロビール→65年ドラフト7位→ロッテ(66-71)→大洋(72)

68年成績:48登板 12勝13敗 207.0投球回 88奪三振 73与四球 207被安打 防3.70
通算成績:179登板 30勝35敗 592.1投球回 279奪三振 182与四球 583被安打 防3.86
球宴成績:2登板 0勝0敗 2.1投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※サッポロビールからドラフト7位で66年に東京に入団。2年目の67年から先発ローテの一員となり、翌68年には自己最多の48登板、12勝をマークする。
 その後71年の東映戦では自身と続いて登板した佐藤政夫で5者連続本塁打の日本記録を献上(自身が3被弾、政夫が2被弾)することとなるなど成績は伸び悩み、
 トレードで移籍した大洋で72年に引退。唯一選ばれた68年の球宴では2試合に登板。第2戦では8回裏を3人で抑え、第3戦でも回跨ぎの好救援でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。


177 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 00:10:13 Q7N7MPyc

・アルト・ロペス (東京・外野手・当時31歳) 東京・ロッテ(68-71)→ヤクルト(72-73)

68年成績:137試合 .289 (561-162) 23本 74打点 56三振 30四球 10盗塁 出塁率.328 OPS.798
通算成績:750試合 .290 (2760-801) 116本 401打点 209三振 162四球 33盗塁 出塁率.334 OPS.804
球宴成績:3試合 .214 (14-3) 1本 1打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.214 OPS.714

※65年にはヤンキースでプレーし、3年後の68年に来日して東京に入団。同年に入団したアルトマンとともにオリオンズ打線の中軸を担い、オリオンズでは4年連続20本塁打を記録し、
 70年のリーグ優勝にも大きく貢献した。その後72年に外山義明とのトレードでヤクルトに移籍。しかし攻守ともに衰えが見え始め、成績も低迷した73年に退団し、帰国した。
 来日1年目に選出された球宴では第1戦で史上初となる初回先頭打者本塁打(初球)を達成するなど4打数3安打の活躍。しかし第2,第3戦では10打席連続で凡退と尻すぼみな結果となった。

・伊藤光四郎 (西鉄・外野手・当時30歳) 大社高→大阪・阪神(56-61)→西鉄(62-70)

68年成績:122試合 .272 (349-95) 9本 41打点 37三振 65四球 0盗塁 出塁率.391 OPS.803
通算成績:1186試合 .239 (2458-587) 48本 252打点 353三振 323四球 44盗塁 出塁率.333 OPS.683
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※56年に阪神に入団するも打撃面で伸び悩み、5年目の61年オフに西鉄に金銭トレードで移籍。63年の日本シリーズでは第7戦で代打本塁打を放つなど徐々に頭角を現し、
 徐々に低調に陥る西鉄打線を支え続け、67年にはチームの日本人で唯一規定打席に到達。プロ13年目の68年には自己最高の打率.272 9本 OPS.803をマークした。
 そのプロ13年目についに選ばれた球宴では2試合に途中出場。第2戦では皆川睦男、第3戦では坂井勝二の代打として出場するも、いずれも凡退に終わった。

・柳田利夫 (南海・外野手・当時31歳) 内郷高→常盤炭鉱→大毎(58-62)→巨人(63-67)→南海(67-70)

68年成績:131試合 .275 (454-125) 15本 68打点 67三振 31四球 11盗塁 出塁率.329 OPS.728
通算成績:1031試合 .234 (2696-630) 68本 287打点 478三振 230四球 83盗塁 出塁率.300 OPS.661
球宴成績:3試合 .200 (5-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.400

※大毎では3年目の60年に「ミサイル打線」の1番・遊撃手として、シーズン途中の試合練習中に榎本喜八の振ったバットが顎を直撃するアクシデントもありながら、チーム10年ぶりの優勝に貢献し、
 大洋との日本シリーズでも第3戦で2ランを放つ。その後63年に堀本律雄とのトレードで巨人に移籍し、同年の日本シリーズでは第7戦で稲尾和久から先頭打者弾も記録。その後67年途中に南海に移籍。
 68年には11年目にして自己最多の15本塁打を記録した。広瀬叔功の辞退によって選出された68年の球宴では3試合いずれも途中出場。特に第1戦では8回に小川健太郎から安打を放っている。


178 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 01:30:30 dRO9EmBo
アルト・ロペスって、メジャーリーグのスーパースターを連れてくるはずが同性の別人が来ちゃって、まあいいかと契約したら思いのほか大活躍しちゃった人だっけ?


179 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 01:59:18 lrLegAEk

トリビアの泉で紹介されてたような気がします


180 : 名前なんか必要ねぇんだよ!KfheyiaT :2021/05/26(水) 11:15:01 ???
ヤンキースのサードを連れてきたと思ったら、おもむろに右手にグラブをはめて代理人の嘘が発覚したって奴ですね
それでもせっかく来たんだから試しに使ってみようというのが昭和っぽくて楽しい


181 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 23:06:34 f5WOpadc
キャンプの守備練習にて

オリオンズ首脳陣「ん?」
ロペス「?」
オリオンズ首脳陣「キミどうして外野へ?」
ロぺス「私は左利きですよ?それでいいならサードにつきますが」
オリオンズ首脳陣「えぇ…」


しかしまあよくこの時まで気付かなかったな


182 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/26(水) 23:09:18 f5WOpadc
一枝さんは近年の野球好きだと阪神のコーチやってる人って印象の方が大きそうですね


183 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 00:04:10 XPqUcEoc

【第19回・1969年】

【1969年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:9人 神:5人 広:3人 ア:3人 洋:3人 中:5人(1) 計:28人

監督:川上哲治(巨人・49歳)

コーチ:後藤次男(阪神・45歳)
コーチ:根本陸夫(広島・42歳)

【ファン投票選出】

投手:江夏豊(阪神・21歳)    ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (44登板 15勝10敗 258.1投球回 262奪三振 78与四球 172被安打 防1.81)

捕手:田淵幸一(阪神・22歳)   ※初
   (117試合 .226 (359-81) 22本 56打点 98三振 42四球 1盗塁 出塁率.320 OPS.777)

一塁:王貞治(巨人・29歳)    ※10年連続10度目
   (130試合 .345 (452-112) 44本 103打点 61三振 111四球 5盗塁 出塁率.472 OPS1.162)

二塁:武上四郎(アトムズ・28歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (114試合 .250 (432-108) 21本 53打点 49三振 44四球 2盗塁 出塁率.326 OPS.762)

三塁:長嶋茂雄(巨人・33歳)   ※12年連続12度目
   (126試合 .311 (502-156) 32本 115打点 58三振 38四球 1盗塁 出塁率.359 OPS.915)

遊撃:藤田平(阪神・21歳)    ※2年ぶり2度目
   (130試合 .293 (526-154) 19本 54打点 57三振 27四球 12盗塁 出塁率.327 OPS.787)

外野:ロバーツ(アトムズ・36歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (116試合 .318 (424-135) 37本 95打点 48三振 49四球 5盗塁 出塁率.397 OPS1.020)

外野:中暁生(中日・33歳)    ※2年ぶり5度目(ファン投票は9年ぶり3度目)
   (119試合 .290 (458-133) 10本 50打点 39三振 26四球 19盗塁 出塁率.328 OPS.767)

外野:高田繁(巨人・23歳)    ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (120試合 .294 (462-136) 12本 46打点 67三振 37四球 12盗塁 出塁率.362 OPS.797)


184 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 00:05:29 XPqUcEoc

【監督推薦】

投手:金田正一(巨人・35歳)   ※3年連続18度目
   (18登板 5勝4敗 72.1投球回 48奪三振 35与四球 65被安打 防4.23)

投手:堀内恒夫(巨人・21歳)   ※2年連続3度目
   (41登板 14勝13敗 236.2投球回 160奪三振 107与四球 211被安打 防3.12)

投手:高橋一三(巨人・23歳)   ※初
   (45登板 22勝5敗 256.0投球回 221奪三振 83与四球 180被安打 防2.21)

投手:村山実(阪神・32歳)    ※2年ぶり10度目
   (35登板 12勝14敗 214.2投球回 160奪三振 38与四球 180被安打 防2.01)

投手:若生智男(阪神・32歳)   ※初
   (41登板 12勝12敗 177.1投球回 97奪三振 50与四球 163被安打 防2.75)

投手:外木場義郎(広島・24歳)  ※2年連続2度目
   (43登板 11勝20敗 304.1投球回 223奪三振 84与四球 226被安打 防2.69)

投手:石戸四六(アトムズ・28歳) ※2年連続2度目
   (43登板 16勝13敗 233.0投球回 96奪三振 49与四球 224被安打 防3.48)

投手:平松政次(大洋・21歳)   ※初
   (57登板 14勝12敗 245.2投球回 157奪三振 56与四球 215被安打 防2.56)

投手:小野正一(中日・35歳)   ※6年ぶり6度目(移籍後初)
   (39登板 13勝12敗 218.0投球回 141奪三振 65与四球 182被安打 防2.64)

投手:小川健太郎(中日・35歳)  ※4年連続4度目
   (44登板 20勝12敗 252.0投球回 120奪三振 63与四球 228被安打 防2.68)

投手:田中勉(中日・29歳)    ※3年ぶり3度目(移籍後初)→出場辞退(過去2回も辞退)
   (22登板 8勝6敗 118.1投球回 103奪三振 42与四球 106被安打 防3.12)

投手:星野仙一(中日・22歳)   ※初(田中勉の出場辞退による補充)
   (49登板 8勝9敗 187.2投球回 99奪三振 45与四球 157被安打 防3.12)

捕手:森昌彦(巨人・32歳) ※10年連続10度目
   (115試合 .256 (340-87) 8本 39打点 29三振 26四球 0盗塁 出塁率.314 OPS.679)

捕手:伊藤勲(大洋・27歳) ※2年連続3度目
   (126試合 .266 (429-114) 23本 60打点 75三振 28四球 1盗塁 出塁率.315 OPS.781)

内野:土井正三(巨人・27歳) ※3年連続3度目
   (129試合 .270 (429-116) 6本 42打点 45三振 33四球 10盗塁 出塁率.331 OPS.685)

内野:黒江透修(巨人・30歳) ※3年連続3度目
   (130試合 .293 (481-141) 7本 63打点 56三振 34四球 8盗塁 出塁率.340 OPS.719)

内野:松原誠(大洋・25歳)  ※4年連続4度目
   (130試合 .254 (493-125) 18本 67打点 46三振 48四球 2盗塁 出塁率.319 OPS.732)

外野:山内一弘(広島・37歳) ※2年連続15度目
   (100試合 .274 (310-85) 21本 38打点 48三振 46四球 1盗塁 出塁率.369 OPS.885)

外野:山本一義(広島・31歳) ※5年連続5度目
   (115試合 .294 (402-118) 21本 66打点 58三振 51四球 4盗塁 出塁率.380 OPS.867)

外野:江藤慎一(中日・31歳) ※9年連続10度目
   (119試合 .280 (436-122) 25本 84打点 52三振 51四球 1盗塁 出塁率.356 OPS.863)


185 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 00:07:34 XPqUcEoc

【パ・リーグ】 急:6人 南:2人(1) ロ:5人 近:6人 西:4人 東:5人 計:28人

監督:西本幸雄(阪急・49歳)

コーチ:飯田徳治(南海・45歳)
コーチ:濃人渉(ロッテ・54歳)

【ファン投票選出】

投手:鈴木啓示(近鉄・21歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (46登板 24勝13敗 330.2投球回 286奪三振 73与四球 265被安打 防2.50)

捕手:野村克也(南海・34歳)  ※13年連続13度目→出場辞退
   (106試合 .245 (388-95) 22本 52打点 51三振 39四球 1盗塁 出塁率.318 OPS.751)

一塁:大杉勝男(東映・24歳)  ※2年ぶり2度目
   (130試合 .285 (495-141) 36本 99打点 77三振 43四球 3盗塁 出塁率.349 OPS.904)

二塁:山崎裕之(ロッテ・22歳) ※初
   (126試合 .301 (495-149) 14本 60打点 74三振 34四球 7盗塁 出塁率.350 OPS.790)

三塁:船田和英(西鉄・27歳)  ※2年連続5度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (109試合 .249 (374-93) 8本 35打点 66三振 21四球 7盗塁 出塁率.294 OPS.650)

遊撃:安井智規(近鉄・26歳)  ※初
   (127試合 .272 (474-129) 0本 27打点 28三振 24四球 42盗塁 出塁率.311 OPS.636)

外野:長池徳二(阪急・25歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (129試合 .316 (487-154) 41本 101打点 49三振 54四球 21盗塁 出塁率.388 OPS1.010)

外野:永淵祥三(近鉄・27歳)  ※初
   (127試合 .333 (486-162) 20本 74打点 41三振 37四球 23盗塁 出塁率.379 OPS.906)

外野:張本勲(東映・29歳)   ※10年連続10度目(ファン投票は6年連続9度目)
   (129試合 .333 (480-160) 20本 67打点 33三振 71四球 20盗塁 出塁率.421 OPS.940)


186 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 00:09:03 XPqUcEoc

【監督推薦】

投手:梶本隆夫(阪急・34歳)   ※3年連続12度目
   (40登板 18勝10敗 187.2投球回 93奪三振 39与四球 178被安打 防2.97)

投手:米田哲也(阪急・31歳)   ※4年連続11度目
   (46登板 14勝16敗 253.1投球回 135奪三振 68与四球 211被安打 防2.95)

投手:成田文男(ロッテ・22歳)  ※4年連続4度目
   (48登板 22勝13敗 317.0投球回 185奪三振 70与四球 276被安打 防2.73)

投手:木樽正明(ロッテ・22歳)  ※初
   (51登板 15勝9敗 162.0投球回 70奪三振 31与四球 135被安打 防1.72)

投手:佐々木宏一郎(近鉄・25歳) ※2年連続2度目
   (47登板 15勝7敗 199.0投球回 93奪三振 39与四球 165被安打 防2.35)

投手:清俊彦(近鉄・23歳)    ※初
   (47登板 18勝7敗 214.1投球回 151奪三振 56与四球 183被安打 防2.23)

投手:池永正明(西鉄・22歳)   ※5年連続5度目
   (34登板 18勝11敗 263.1投球回 105奪三振 58与四球 232被安打 防2.57)

投手:田中調(東映・25歳)    ※2年ぶり3度目
   (49登板 9勝11敗 217.1投球回 120奪三振 59与四球 189被安打 防2.78)

投手:金田留広(東映・22歳)   ※初
   (59登板 18勝13敗 206.0投球回 158奪三振 52与四球 183被安打 防3.63)

捕手:岡村浩二(阪急・28歳)  ※3年連続4度目
   (121試合 .262 (404-106) 15本 61打点 59三振 26四球 1盗塁 出塁率.315 OPS.719)

捕手:醍醐猛夫(ロッテ・30歳) ※2年連続3度目
   (130試合 .262 (408-107) 9本 47打点 37三振 14四球 6盗塁 出塁率.290 OPS.658)

捕手:村上公康(西鉄・24歳)  ※初(野村克也の出場辞退による補充)
   (122試合 .239 (368-88) 14本 37打点 57三振 14四球 1盗塁 出塁率.272 OPS.664)

内野:阪本敏三(阪急・26歳)  ※2年連続2度目
   (129試合 .284 (504-143) 13本 40打点 40三振 31四球 47盗塁 出塁率.325 OPS.748)

内野:ブレイザー(南海・37歳) ※3年連続3度目
   (104試合 .279 (365-102) 6本 19打点 35三振 27四球 5盗塁 出塁率.332 OPS.693)

内野:広野功(西鉄・25歳)   ※初
   (113試合 .232 (370-86) 20本 55打点 81三振 35四球 1盗塁 出塁率.302 OPS.727)

内野:佐野嘉幸(東映・25歳)  ※初
   (112試合 .268 (392-105) 3本 35打点 39三振 18四球 12盗塁 出塁率.305 OPS.655)

外野:矢野清(阪急・29歳)  ※初
   (112試合 .194 (330-64) 25本 57打点 106三振 42四球 1盗塁 出塁率.287 OPS.744)

外野:広瀬叔功(南海・32歳) ※2年連続11度目
   (110試合 .284 (423-120) 11本 38打点 23三振 15四球 9盗塁 出塁率.310 OPS.719)

外野:池辺巌(ロッテ・25歳) ※2年ぶり2度目
   (105試合 .322 (394-127) 11本 33打点 44三振 23四球 16盗塁 出塁率.367 OPS.822)

外野:土井正博(近鉄・25歳) ※7年連続7度目
   (129試合 .300 (463-139) 27本 72打点 31三振 59四球 6盗塁 出塁率.386 OPS.909)


187 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 00:09:29 XPqUcEoc

【1969年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 7-6 セ 7月19日・東京・パ27勝18敗2分
(勝:清 1勝 敗:村山 1敗)
※乱打戦をパが制した。3点を追う5回に永淵、長池、張本の3連続適時打で4点を奪い逆転。同点とされた6回には代打・土井の2ランで再度勝ち越した。MVPは土井正博。

第2戦
セ 3-6 パ 7月20日・甲子園・パ28勝18敗2分
(勝:米田 1勝 敗:江夏 1敗)
※パが逆転勝利。3点を追う7回に代打・広瀬の2ランで1点差とすると、そのまま迎えた9回にブレイザー、安井、永淵の適時打で4点を奪い試合をひっくり返した。MVPは船田和英。

第3戦
パ 4-4 セ 7月22日・平和台・パ28勝18敗3分
※セが2点を追う9回に王が起死回生の2ランを放って延長戦へ。延長13回にセが中の適時打で勝ち越すも、その裏にパが阪本の適時打で同点としてそのまま試合は引き分けに。MVPは17年ぶりに該当者なし。


188 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 00:10:04 XPqUcEoc

【第19回・1969年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・若生智男 (阪神・投手・当時32歳) 東北高→毎日・大毎(56-63)→阪神(64-74)→広島(75-76)

69年成績:41登板 12勝12敗 177.1投球回 97奪三振 50与四球 163被安打 防2.71
通算成績:628登板 121勝120敗 2S 2260.1投球回 1396奪三振 632与四球 1901被安打 防2.71
球宴成績:1登板 0勝0敗 3.0投球回 1奪三振 0与四球 4被安打 防0.00

※東北高から毎日に56年に入団。プロ入り数年間は主にリリーフを務めていたが、5年目の60年に才能が開花し、13勝をマークしてチーム10年ぶりの優勝に貢献し、62年には自己最多の15勝をマークする。その後64年にソロムコとのトレードで阪神に移籍。阪神でも江夏豊らとともに先発ローテを担い、
 69〜71年に3年連続2桁勝利をマーク。その後75年には安仁屋宗八とのトレードで広島に移籍し、76年に引退。毎日・阪神・広島の3球団でリーグ優勝、日本シリーズ出場を経験した史上初の選手でもあるが、日本一には一度もなれなかった。
 通算628登板、121勝をあげた時代の名投手ではあるものの、球宴選出は意外にも1度のみ。それもプロ14年目の69年にようやく初選出を経験した苦労人でもある。その球宴では本拠地・甲子園で行われた第2戦で2番手で登板。5回、6回といずれも2安打を浴びたがピンチを乗り切り、3回を無失点に抑えた。

【パ・リーグ】

・安井智規 (近鉄・投手・当時26歳) 大阪高→近鉄(61-76)

69年成績:127試合 .272 (474-129) 0本 27打点 28三振 24四球 42盗塁 出塁率.311 OPS.636
通算成績:1288試合 .230 (3394-782) 20本 199打点 325三振 146四球 200盗塁 出塁率.266 OPS.557
球宴成績:3試合 .333 (6-2) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS1.000

※大阪高から61年に近鉄に入団すると、長らく準レギュラーに甘んじる期間が続いたが、6年目の66年に矢ノ浦国満の移籍により、正遊撃手の座を獲得。それと同時に大幅に盗塁数を増やし、
 全135試合に出場した68年には自己最多の54盗塁をマークして、球団史上2人目の盗塁王に。70年以降は内野のユーティリティとして活躍し、76年に引退するまでのプロ16年間を近鉄一筋で貫いた。
 前年の活躍などが評価された69年の球宴では第2戦で途中出場し、6回には安打、9回には適時3塁打を放つなど3打数2安打1打点の活躍。続く第3戦では7番・遊撃でスタメンを果たしたが、こちらは2打席凡退で途中交代となった。

・広野功 (西鉄・内野手・当時25歳) 徳島商業高→慶應義塾大→65年ドラフト3位→中日(66-67)→西鉄(68-70)→巨人(71-73)→中日(74)

69年成績:113試合 .232 (370-86) 20本 55打点 81三振 35四球 1盗塁 出塁率.302 OPS.727
通算成績:689試合 .239 (1844-440) 78本 264打点 423三振 155四球 8盗塁 出塁率.304 OPS.716
球宴成績:3試合 .000 (5-0) 0本 0打点 3三振 2四球 0盗塁 出塁率.286 OPS.286

※慶大では当時、六大学リーグで長嶋茂雄と並び最多タイの8本塁打を記録し、第1回ドラフトで中日から3位指名を受けて入団。オープン戦で右肩を脱臼するも、5月末にはマーシャルの抜けた一塁手の定位置を掴み、堀内恒夫から逆転サヨナラ満塁本塁打を放つなど13本塁打を記録し、
 翌67年には19本塁打も記録。同年オフに田中勉とのトレードで西鉄に移籍。69年には自己最多の20本塁打を記録するも、黒い霧事件の影響でメンタル面に傷を負って翌年は低迷。そして71年には3対2のトレードで巨人に移籍。同年には会田照夫から史上唯一となる通算2本目の逆転サヨナラ満塁本塁打(代打)
 を記録するも成績自体は伸び悩み、74年に金銭トレードで中日に復帰し引退。唯一選ばれた69年の球宴では第1,第2戦は代打、第3戦は6番・一塁でスタメン。快音は残せなかったが、第3戦では堀内恒夫と星野仙一から2つの四球を選んでいる。

・佐野嘉幸 (東映・内野手・当時25歳) 甲府工業高→東映(62-71)→南海(72-75)→広島(75-79)

69年成績:112試合 .268 (392-105) 3本 35打点 39三振 18四球 12盗塁 出塁率.305 OPS.655
通算成績:1189試合 .237 (3149-747) 56本 285打点 441三振 169四球 65盗塁 出塁率.280 OPS.620
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※東映では3年目の65年から頭角を現し、翌66年には遊撃手の定位置を獲得して自己最多の122試合に出場。その後は大下剛史の入団により三塁手として活躍する中で72年に高橋博士とのトレードで
 江本孟紀とともに南海に移籍。南海では小池兼司から遊撃手の座を奪い、翌73年のリーグ優勝に貢献。その後に75年にはシーズン途中に広島に移籍し、同年と79年の優勝を経験し、79年に引退。
 プロ18年間で自己最高の打率.268を残し、唯一選ばれた69年の球宴では2試合にいずれも途中出場。第2戦では米田哲也、第3戦では佐々木宏一郎の代打として出場するも、いずれも凡退に終わった。

・矢野清 (阪急・外野手・当時29歳) 八幡浜高→阪急(59-70)

69年成績:112試合 .194 (330-64) 25本 57打点 106三振 42四球 1盗塁 出塁率.287 OPS.744
通算成績:493試合 .227 (1077-244) 64本 159打点 307三振 114四球 4盗塁 出塁率.305 OPS.749
球宴成績:2試合 1.000 (2-2) 1本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率1.000 OPS3.500

※59年に阪急に入団し、一時期4番打者を務めるなど長距離砲として期待されるも泣かず飛ばずの成績が続き、9年目の67年にはクビ候補にまでなるも翌68年に突如として覚醒。シーズン最終戦で成田文男からサヨナラ本塁打を放ってチームの優勝を決めるなど、
 打率.301 27本 OPS1.020の好成績を残して「10年目の新人」とも呼ばれた。翌69年にも25本塁打を放ったが、相手の研究が進み、打率は.194と低迷。その後も不振から脱却できず翌70年に引退。その後は球団スカウトを務め、球団本部長となった00年に巨人入りを熱望していた内海哲也を強行指名し、
 交渉にあたるも入団には至らなかった。引退前年の69年に唯一選出された球宴では2試合に代打で出場。すると第2戦では若生智男から安打を放つと、第3戦では5回に高橋一三からリードを広げるソロ本塁打を記録。その自慢の長打力を大舞台でアピールした。


189 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 00:32:18 3iLntdRI
>>184
村山さん、防御率2.01で負け越しは辛いですね
阪神貧打だったのかな
江夏も防御率の割りに負け多いし
>>185
この年からロッテに名前かわったんすねえ


190 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 06:52:47 EI/qMroE
>>189
戦後数十年一貫して阪神の弱点は打線でした
昭和37年と昭和39年の優勝も投手陣の驚異的な踏ん張りで勝ち取ったもの

阪神は巨人とのマッチレースを制することができなかったシーズンが
かなりの数あるんですがその原因も虎打線が援護できずのパターンが
球団史を読んでみると相当数あったことがわかります
この環境が変わるのは昭和50年代になってからです

大黒柱の小山を放出して山内と交換した世紀のトレードも
そんな打線をどうにかしようとした結果だったんですな


191 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 06:56:40 EI/qMroE
まあ阪神の場合は2リーグ分裂事件の際に
当時の主力野手がゴッソリ他球団に移籍してるので
その時代の打線弱体化はわからないでもないんでけどね


192 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 11:18:38 3iLntdRI
はえー昔から打線は虎じゃなく猫だったんすね
小山さんのトレードは村山さんばかり優遇されるのを嫌がった小山さんの依願だったと思ってました
色々事情があってのトレードだったんすねえ

藤村さんだけ残ってくれたんですよね
貧打の原因がお家芸とは阪神らしいというかなんというか


193 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 19:17:43 gT4L8f6.
>>189
この時点では球団買収ではなくて今で言うところのネーミングライツみたいな扱いですね
いよいよ大映の本業がやばくなってきてオーナーの永田が球団経営から撤退した1971年から名実ともにロッテオリオンズになります
ちなみにロッテがオリオンズのスポンサーになるよう仲介したのが岸信介、安倍晋三前首相のおじいちゃんで
今でも安倍さんがロッテ創業者一族の結婚披露宴に参加するくらいには懇ろな関係が続いています


194 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 20:08:33 yqr0vc02
>>192
2リーグ分裂時のエピソードは当事者の証言を
そのまま鵜呑みにするわけにはいかないですけど。

事実としてまず当時の阪神の選手たちは給料を安く抑えられてたそうで。
2リーグ分裂で選手の絶対数が不足し獲得合戦が繰り広げられる中で
賃上げを要求した選手に対して阪神球団は頑なに拒否し
(その交渉の席での態度はまさか阪神から出ていくまいと高を括っていたと)
事態に気付いたときはもはや手遅れだったということです


195 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/27(木) 20:16:54 yqr0vc02
藤村さんがチーム内の年俸トップで
その藤村さんを越えないという不文律が阪神球団内にあり
交渉の席では藤村がこれだけだからお前さんにはこれだけしか出せないよと

下衆な見方をすれば藤村さんは地位が保証された阪神から
あえて出ていく必要がなかったとも言えますね…


196 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/28(金) 00:02:44 l6wpGRKo

【第20回・1970年】

【1970年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:8人 神:5人(1) 洋:5人 中:4人 ヤ:1人(1) 広:5人 計:28人

監督:川上哲治(巨人・50歳)

コーチ:村山実(阪神・33歳)
コーチ:別当薫(大洋・49歳)

【ファン投票選出】

投手:堀内恒夫(巨人・22歳)   ※3年連続4度目(ファン投票は初)
   (42登板 18勝10敗 282.2投球回 228奪三振 103与四球 202被安打 防2.07)

捕手:田淵幸一(阪神・23歳)   ※2年連続2度目
   (89試合 .244 (316-77) 21本 40打点 74三振 32四球 1盗塁 出塁率.327 OPS.805)

一塁:王貞治(巨人・30歳)    ※11年連続11度目
   (129試合 .325 (425-138) 47本 93打点 48三振 119四球 1盗塁 出塁率.476 OPS1.189)

二塁:武上四郎(ヤクルト・29歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (121試合 .265 (431-114) 9本 39打点 52三振 40四球 8盗塁 出塁率.333 OPS.690)

三塁:長嶋茂雄(巨人・34歳)   ※13年連続13度目
   (127試合 .269 (476-128) 22本 105打点 52三振 40四球 1盗塁 出塁率.320 OPS.782)

遊撃:藤田平(阪神・22歳)    ※2年連続3度目
   (130試合 .293 (526-154) 19本 54打点 57三振 27四球 12盗塁 出塁率.327 OPS.787)

外野:高田繁(巨人・24歳)    ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (130試合 .262 (519-136) 10本 26打点 45三振 41四球 24盗塁 出塁率.323 OPS.689)

外野:谷沢健一(中日・22歳)   ※初
   (126試合 .251 (427-107) 11本 45打点 66三振 34四球 6盗塁 出塁率.315 OPS.711)

外野:柴田勲(巨人・26歳)    ※2年ぶり7度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (128試合 .256 (355-91) 9本 40打点 60三振 23四球 22盗塁 出塁率.303 OPS.678)


197 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/28(金) 00:03:57 l6wpGRKo

【監督推薦】

投手:高橋一三(巨人・24歳)   ※2年連続2度目
   (35登板 12勝10敗 215.0投球回 180奪三振 89与四球 167被安打 防2.97)

投手:渡辺秀武(巨人・28歳)   ※初
   (42登板 23勝8敗 260.1投球回 183奪三振 39与四球 200被安打 防2.53)

投手:江夏豊(阪神・22歳)    ※4年連続4度目
   (52登板 21勝17敗 337.2投球回 340奪三振 73与四球 232被安打 防2.13)

投手:上田二朗(阪神・23歳)   ※初
   (27登板 9勝8敗 141.1投球回 105奪三振 31与四球 111被安打 防2.99)

投手:平松政次(大洋・22歳)   ※2年連続2度目
   (51登板 25勝19敗 332.2投球回 182奪三振 68与四球 226被安打 防1.95)

投手:鬼頭洋(大洋・27歳)    ※初(浅野啓司の出場辞退による補充)
   (49登板 13勝12敗 194.2投球回 151奪三振 28与四球 151被安打 防2.40)

投手:小野正一(中日・36歳)   ※2年連続7度目
   (36登板 7勝10敗 161.0投球回 84奪三振 46与四球 161被安打 防3.75)

投手:浅野啓司(ヤクルト・21歳) ※初→出場辞退
   (28登板 6勝12敗 123.0投球回 78奪三振 48与四球 125被安打 防3.88)

投手:外木場義郎(広島・25歳)  ※3年連続3度目
   (39登板 13勝14敗 228.1投球回 157奪三振 49与四球 169被安打 防2.64)

投手:大石弥太郎(広島・26歳)  ※3年ぶり2度目
   (47登板 13勝9敗 206.2投球回 104奪三振 23与四球 158被安打 防2.22)

投手:白石静生(広島・26歳)   ※初
   (41登板 13勝11敗 209.2投球回 124奪三振 55与四球 185被安打 防2.83)

捕手:森昌彦(巨人・33歳)  ※11年連続11度目
   (97試合 .210 (243-51) 0本 15打点 21三振 23四球 0盗塁 出塁率.281 OPS.532)

捕手:木俣達彦(中日・26歳) ※初
   (128試合 .283 (466-132) 30本 65打点 64三振 44四球 1盗塁 出塁率.350 OPS.865)

内野:遠井吾郎(阪神・30歳) ※3年ぶり3度目
   (123試合 .284 (416-118) 10本 55打点 62三振 38四球 4盗塁 出塁率.346 OPS.754)

内野:安藤統夫(阪神・31歳) ※初
   (121試合 .294 (378-111) 10本 30打点 45三振 29四球 3盗塁 出塁率.348 OPS.766)

内野:松原誠(大洋・26歳)  ※5年連続5度目
   (128試合 .281 (455-128) 30本 85打点 71三振 50四球 4盗塁 出塁率.358 OPS.868)

内野:三村敏之(広島・21歳) ※初(藤田平の出場辞退による補充)
   (111試合 .261 (368-96) 9本 27打点 70三振 23四球 16盗塁 出塁率.321 OPS.685)

外野:中暁生(中日・34歳)  ※2年連続6度目
   (116試合 .272 (390-106) 7本 29打点 36三振 27四球 10盗塁 出塁率.324 OPS.688)

外野:江尻亮(大洋・27歳)  ※初
   (128試合 .271 (464-130) 6本 31打点 38三振 32四球 17盗塁 出塁率.332 OPS.694)

外野:中塚政幸(大洋・25歳) ※初
   (128試合 .260 (484-126) 8本 42打点 43三振 30四球 13盗塁 出塁率.310 OPS.690)

外野:山内一弘(広島・38歳) ※3年連続16度目
   (77試合 .257 (144-37) 5本 27打点 18三振 21四球 2盗塁 出塁率.345 OPS.769)


198 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/28(金) 00:04:32 l6wpGRKo

【パ・リーグ】 急:5人 近:5人 ロ:7人(1) 東:6人 西:1人 南:4人 計:28人

監督:西本幸雄(阪急・50歳)

コーチ:三原脩(近鉄・58歳)
コーチ:濃人渉(ロッテ・55歳)

【ファン投票選出】

投手:太田幸司(近鉄・18歳)  ※初
   (25登板 1勝4敗 56.1投球回 37奪三振 18与四球 62被安打 防3.86)

捕手:野村克也(南海・35歳)  ※14年連続14度目
   (130試合 .295 (481-142) 42本 114打点 47三振 66四球 10盗塁 出塁率.383 OPS.963)

一塁:大杉勝男(東映・25歳)  ※2年連続3度目
   (130試合 .339 (492-167) 44本 129打点 61三振 44四球 5盗塁 出塁率.388 OPS1.059)

二塁:山崎裕之(ロッテ・23歳) ※2年連続2度目
   (129試合 .247 (474-117) 25本 75打点 80三振 36四球 15盗塁 出塁率.301 OPS.753)

三塁:富田勝(南海・23歳)   ※初
   (75試合 .246 (175-43) 6本 19打点 31三振 18四球 9盗塁 出塁率.323 OPS.757)

遊撃:阪本敏三(阪急・27歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (127試合 .244 (447-109) 7本 44打点 30三振 53四球 28盗塁 出塁率.325 OPS.672)

外野:張本勲(東映・30歳)   ※11年連続11度目(ファン投票は7年連続10度目)
   (125試合 .383 (459-176) 34本 100打点 36三振 64四球 16盗塁 出塁率.467 OPS1.116)

外野:長池徳二(阪急・26歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (121試合 .309 (424-131) 28本 102打点 46三振 50四球 18盗塁 出塁率.386 OPS.945)

外野:ロペス(ロッテ・33歳)  ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)→出場辞退
   (120試合 .313 (457-143) 21本 69打点 24三振 18四球 4盗塁 出塁率.344 OPS.838)


199 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/28(金) 00:05:32 l6wpGRKo

【監督推薦】

投手:米田哲也(阪急・32歳)  ※5年連続12度目
   (41登板 16勝13敗 236.2投球回 127奪三振 75与四球 226被安打 防3.57)

投手:鈴木啓示(近鉄・22歳)  ※5年連続5度目
   (45登板 21勝14敗 313.2投球回 247奪三振 77与四球 261被安打 防2.75)

投手:清俊彦(近鉄・24歳)   ※2年連続2度目
   (46登板 14勝16敗 227.0投球回 138奪三振 63与四球 187被安打 防3.29)

投手:小山正明(ロッテ・35歳) ※3年ぶり12度目
   (38登板 16勝11敗 242.2投球回 141奪三振 40与四球 199被安打 防2.30)

投手:成田文男(ロッテ・23歳) ※5年連続5度目
   (38登板 25勝8敗 277.2投球回 195奪三振 66与四球 217被安打 防3.21)

投手:木樽正明(ロッテ・23歳) ※2年連続2度目
   (42登板 21勝10敗 278.0投球回 168奪三振 45与四球 245被安打 防3.45)

投手:金田留広(東映・23歳)  ※2年連続2度目
   (53登板 24勝16敗 316.1投球回 246奪三振 70与四球 251被安打 防2.71)

投手:三輪悟(西鉄・24歳)   ※初
   (45登板 7勝14敗 225.2投球回 87奪三振 87与四球 207被安打 防2.91)

投手:皆川睦男(南海・35歳)  ※2年ぶり8度目
   (27登板 9勝10敗 163.2投球回 100奪三振 40与四球 154被安打 防3.79)

投手:佐藤道郎(南海・23歳)  ※初
   (55登板 18勝6敗 144.2投球回 104奪三振 32与四球 93被安打 防2.05)

捕手:岡村浩二(阪急・29歳) ※4年連続5度目
   (114試合 .229 (327-75) 7本 35打点 37三振 23四球 0盗塁 出塁率.290 OPS.611)

捕手:辻佳紀(近鉄・29歳)  ※3年ぶり4度目(移籍後初)
   (107試合 .195 (267-52) 19本 49打点 70三振 14四球 3盗塁 出塁率.239 OPS.674)

内野:有藤通世(ロッテ・23歳) ※初
   (130試合 .306 (467-143) 25本 80打点 100三振 50四球 27盗塁 出塁率.380 OPS.922)

内野:大下剛史(東映・25歳)  ※3年ぶり2度目
   (115試合 .301 (449-135) 8本 32打点 29三振 19四球 32盗塁 出塁率.338 OPS.730)

内野:大橋穣(東映・24歳)   ※初
   (112試合 .183 (279-51) 7本 20打点 93三振 22四球 6盗塁 出塁率.261 OPS.544)

外野:福本豊(阪急・22歳)    ※初
   (127試合 .274 (423-116) 8本 41打点 71三振 55四球 75盗塁 出塁率.362 OPS.762)

外野:永淵祥三(近鉄・28歳)   ※2年連続2度目(ロペスの出場辞退による補充)
   (128試合 .295 (461-136) 14本 47打点 40三振 48四球 25盗塁 出塁率.367 OPS.829)

外野:池辺巌(ロッテ・26歳)   ※2年連続3度目
   (125試合 .274 (467-128) 22本 61打点 65三振 23四球 14盗塁 出塁率.314 OPS.770)

外野:アルトマン(ロッテ・37歳) ※初
   (122試合 .319 (426-136) 30本 77打点 50三振 44四球 3盗塁 出塁率.385 OPS.965)

外野:白仁天(東映・26歳)    ※3年ぶり2度目
   (127試合 .276 (496-137) 18本 64打点 39三振 36四球 28盗塁 出塁率.325 OPS.779)


200 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/28(金) 00:06:06 l6wpGRKo

【1970年・オールスター試合結果】

第1戦
セ 9-13 パ 7月18日・神宮・パ29勝18敗3分
(勝:鈴木啓 1勝 敗:渡辺秀 1敗)
※両軍29安打6本塁打22得点の乱打戦をパが制した。初回にパが山崎、有藤、長池の本塁打などで一挙8点を先制するなど17安打13得点。セも負けじと田淵や王が本塁打を放つなど9点をあげるも力及ばず。MVPは長池徳二。

第2戦
パ 1-4 セ 7月19日・大阪・セ19勝29敗3分
(勝:江夏 1勝 敗:皆川 1敗)
※セが2年ぶりの白星。セは初回に中塚が先頭打者本塁打を放つなど3点を先制。投げては先発の江夏が3回を投げて8奪三振を記録する快投。続く平松、小野も3回無失点に抑えた。MVPは江夏豊。

第3戦
セ 8-6 パ 7月21日・広島・セ20勝29敗3分
(勝:高橋一 1勝 敗:佐藤 1敗)
※セが逆転勝利。5点を追う4回に遠井が球宴史上初のランニング本塁打を放つなど4点を返し、6回にも遠井と山内の連続適時打で3点をあげて試合をひっくり返した。MVPは遠井吾郎。


201 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/28(金) 00:06:52 l6wpGRKo

【第20回・1970年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・白石静生 (広島・投手・当時26歳) 鳴門高→四国鉄道管理局→65年ドラフト2位→広島(66-74)→阪急(75-82)

70年成績:41登板 13勝11敗 209.2投球回 124奪三振 55与四球 185被安打 防2.83
通算成績:394登板 93勝111敗 2S 1700.0投球回 943奪三振 625与四球 1692被安打 防3.81
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.1投球回 1奪三振 2与四球 1被安打 防13.50

※四国鉄道管理局から第1回ドラフトで2位指名を受けて広島に入団。2年目の67年から貴重な左の先発として起用され、4年目の69年には11勝、翌70年には自己最多の13勝をマークする。
 その後75年に3対2のトレードで阪急に移籍。こちらでも先発の一員としてチームの4連覇、3年連続日本一に貢献し、38歳となった82年まで息長く活躍を続けた。引退後は07〜08年には四国IL・徳島の監督も務めた。
 16年間で唯一選ばれた70年の球宴では本拠地・広島で行われた第3戦に2番手で登板。しかし連続四球でピンチを作り、白仁天に2点適時打を浴びるなど、先発して4失点を喫した外木場義郎とともに本拠地で精彩を欠くこととなった。

・鬼頭洋 (大洋・投手・当時27歳) 名古屋商科大付高→名古屋商科大(中退)→大洋(65-72)→ロッテ(73)→大洋(74-75)

70年成績:49登板 13勝12敗 194.2投球回 151奪三振 28与四球 151被安打 防2.43
通算成績:194登板 29勝41敗 628.0投球回 458奪三振 150与四球 557被安打 防2.88
球宴成績:1登板 0勝0敗 0.2投球回 1奪三振 0与四球 5被安打 防40.50

※名古屋商科大を中退し、65年に大洋に入団。貴重な左腕として期待されるも成績が伸び悩んでいたものの、6年目の70年に才能が開花。6月9日のヤクルト戦では史上43人目のノーヒットノーランも達成するなど、
 自己最多の49試合に登板して13勝をマークし、飛躍を果たす。その後も先発の一員として起用され、73年に小山正明との2対1のトレードでロッテに移籍。その後1年で大洋に復帰し、75年に引退。
 浅野啓司の出場辞退により追加で選出された70年の球宴では第1戦で初回に1アウトも取れず5失点を喫した渡辺秀武に続いて登板するも、山崎裕之、有藤通世、長池徳二から計3本塁打を浴び、自身もイニングを投げ切れず降板となった。

・安藤統夫(安藤統男) (阪神・内野手・当時31歳) 土浦第一高→慶應義塾大→阪神(62-73)

70年成績:121試合 .294 (378-111) 10本 30打点 45三振 29四球 3盗塁 出塁率.348 OPS.766
通算成績:922試合 .221 (2064-457) 33本 138打点 285三振 134四球 56盗塁 出塁率.277 OPS.580
球宴成績:3試合 .500 (6-3) 0本 1打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※慶應義塾大から阪神に入団するも、1年目の62年のシーズン終盤から三宅秀史の離脱から三塁手として起用され、優勝に貢献して日本シリーズにも全試合に出場。その後も内野のユーティリティとして起用されるも、68年から二塁手の定位置を
 本屋敷錦吾と争うようになり、70年にはリーグ2位の打率.294、同最多の29犠打を記録。翌71年にはアキレス腱を断裂するも、翌72年には復帰を果たし73年まで現役を続けた。引退後はコーチを経て82〜84年には阪神の監督も務めた。
 プロ9年目で初選出となった70年の球宴では第2戦で二塁手として途中出場し、9回に安打も記録。そして第3戦では7番・二塁で先発し、4回には反撃の狼煙をあげる適時打を放つなど3打数2安打1打点1四球の活躍を見せた。

【パ・リーグ】

・三輪悟 (西鉄・投手・当時24歳) 新潟市立工業高→新潟市水道局→東光商事→電電信越→69年ドラフト2位→西鉄・太平洋(70-74)→広島(75-80)

70年成績:45登板 7勝14敗 225.2投球回 87奪三振 87与四球 207被安打 防2.91
通算成績:335登板 17勝40敗 2S 792.1投球回 372奪三振 297与四球 722被安打 防3.48
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.0投球回 1奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※69年のドラフトで2位指名を受けて西鉄に入団。当時、黒い霧事件により主力投手を失ったチーム事情により、1年目から先発・救援双方でフル回転することとなり、45試合に登板して7勝をマークし、
 その後も低迷期のチームを支えた。75年に2対2のトレードで広島に移籍すると、こちらでもリリーフとして活躍し、球団史上初のリーグ優勝に貢献するなど3度の優勝を経験した。
 1年目の70年に西鉄から唯一選出された球宴では第3戦の5番手で8回に登板。先頭の安藤統夫に四球を出すも、続く三村敏之を併殺に打ち取り、江尻亮からも三振を奪い3人で抑え切った。


202 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/28(金) 03:03:28 j4QJ5RrY
>>200
江夏がさらっと8奪三振やってて草
9連続は来年ですかね
>>201
鬼頭て名古屋出身っぽい名字だと思ってたら高校が名古屋だし間違いなさそう
オールスターでボコボコに打たれたのはまあ
小山さんが最後大洋にトレードされてたのは初めて知りました


203 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 00:05:11 CujUw/7o

【第21回・1971年】

【1971年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:8人 神:3人 洋:3人 広:4人 中:5人 ヤ:5人 計:28人

監督:川上哲治(巨人・51歳)

コーチ:村山実(阪神・34歳)
コーチ:別当薫(大洋・49歳)

【ファン投票選出】

投手:江夏豊(阪神・23歳)    ※5年連続5度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (45登板 15勝14敗 263.2投球回 267奪三振 66与四球 182被安打 防2.39)

捕手:大矢明彦(ヤクルト・23歳) ※初
   (127試合 .231 (377-87) 10本 40打点 39三振 28四球 2盗塁 出塁率.287 OPS.656)

一塁:王貞治(巨人・31歳)    ※12年連続12度目
   (130試合 .276 (434-120) 39本 101打点 65三振 121四球 8盗塁 出塁率.435 OPS1.032)

二塁:武上四郎(ヤクルト・30歳) ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (126試合 .272 (478-130) 15本 51打点 36三振 27四球 14盗塁 出塁率.316 OPS.726)

三塁:長嶋茂雄(巨人・35歳)   ※14年連続14度目
   (130試合 .320 (485-155) 34本 86打点 45三振 59四球 4盗塁 出塁率.395 OPS.976)

遊撃:黒江透修(巨人・32歳)   ※2年ぶり4度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (124試合 .278 (407-113) 6本 42打点 27三振 30四球 22盗塁 出塁率.336 OPS.721)

外野:谷沢健一(中日・23歳)   ※2年連続2度目
   (123試合 .260 (423-110) 16本 41打点 61三振 30四球 7盗塁 出塁率.314 OPS.730)

外野:福富邦夫(ヤクルト・28歳) ※初
   (126試合 .244 (409-100) 8本 48打点 75三振 37四球 10盗塁 出塁率.312 OPS.679)

外野:高田繁(巨人・25歳)    ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (127試合 .270 (477-129) 11本 51打点 42三振 33四球 38盗塁 出塁率.326 OPS.729)


204 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 00:05:54 CujUw/7o

【監督推薦】

投手:堀内恒夫(巨人・23歳)  ※4年連続5度目
   (40登板 14勝8敗 226.0投球回 155奪三振 82与四球 183被安打 防3.11)

投手:高橋一三(巨人・25歳)  ※3年連続3度目
   (41登板 14勝7敗 226.2投球回 151奪三振 72与四球 164被安打 防2.94)

投手:渡辺秀武(巨人・29歳)  ※2年連続2度目
   (38登板 10勝12敗 207.0投球回 120奪三振 30与四球 178被安打 防3.26)

投手:平松政次(大洋・23歳)  ※3年連続3度目
   (43登板 17勝13敗 279.0投球回 153奪三振 82与四球 211被安打 防2.23)

投手:小谷正勝(大洋・26歳)  ※初
   (58登板 11勝9敗 148.0投球回 110奪三振 51与四球 91被安打 防2.13)

投手:大石弥太郎(広島・27歳) ※2年連続3度目
   (46登板 13勝10敗 216.0投球回 93奪三振 20与四球 176被安打 防2.58)

投手:渋谷幸春(中日・24歳)  ※初
   (41登板 10勝14敗 186.2投球回 73奪三振 61与四球 161被安打 防3.08)

投手:伊藤久敏(中日・27歳)  ※初
   (44登板 12勝8敗 209.1投球回 115奪三振 44与四球 188被安打 防2.41)

投手:水谷寿伸(中日・30歳)  ※初
   (36登板 9勝11敗 170.1投球回 78奪三振 38与四球 141被安打 防2.43)

投手:松岡弘(ヤクルト・23歳) ※初
   (48登板 14勝15敗 281.2投球回 122奪三振 84与四球 240被安打 防2.52)

捕手:田淵幸一(阪神・24歳) ※3年連続3度目
   (80試合 .228 (276-63) 18本 45打点 68三振 45四球 2盗塁 出塁率.347 OPS.789)

捕手:木俣達彦(中日・27歳) ※2年連続2度目
   (126試合 .280 (422-118) 27本 71打点 51三振 53四球 2盗塁 出塁率.368 OPS.885)

内野:藤田平(阪神・23歳)  ※3年連続4度目
   (122試合 .272 (460-125) 28本 61打点 71三振 43四球 12盗塁 出塁率.336 OPS.832)

内野:松原誠(大洋・27歳)  ※6年連続6度目
   (129試合 .245 (465-114) 23本 65打点 41三振 49四球 5盗塁 出塁率.319 OPS.758)

内野:国貞泰汎(広島・27歳) ※3年ぶり3度目(移籍後初)
   (127試合 .274 (438-120) 5本 50打点 32三振 37四球 10盗塁 出塁率.329 OPS.676)

内野:衣笠祥雄(広島・24歳) ※初
   (130試合 .285 (460-131) 27本 82打点 71三振 64四球 12盗塁 出塁率.390 OPS.898)

外野:柴田勲(巨人・27歳)    ※2年連続8度目
   (119試合 .282 (436-123) 3本 32打点 43三振 46四球 35盗塁 出塁率.352 OPS.721)

外野:水谷実雄(広島・23歳)   ※初
   (125試合 .283 (481-136) 9本 45打点 39三振 29四球 14盗塁 出塁率.331 OPS.724)

外野:ロバーツ(ヤクルト・38歳) ※2年ぶり3度目
   (128試合 .268 (452-121) 33本 76打点 65三振 49四球 8盗塁 出塁率.347 OPS.882)


205 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 00:06:28 CujUw/7o

【パ・リーグ】 ロ:8人 南:4人 近:3人 急:7人 東:4人 西:2人 計:28人

監督:濃人渉(ロッテ・56歳)

コーチ:野村克也(南海・36歳) ※選手兼任
コーチ:岩本尭(近鉄・41歳)

【ファン投票選出】

投手:太田幸司(近鉄・19歳)  ※2年連続2度目
   (14登板 0勝1敗 25.0投球回 13奪三振 16与四球 26被安打 防6.84)

捕手:野村克也(南海・36歳)  ※15年連続15度目・コーチ兼任
   (127試合 .281 (467-131) 29本 83打点 43三振 56四球 12盗塁 出塁率.365 OPS.860)

一塁:島本講平(南海・18歳)  ※初
   (7試合 .250 (8-2) 2本 2打点 3三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS1.250)

二塁:大下剛史(東映・26歳)  ※2年連続3度目(ファン投票は4年ぶり2度目。前回は遊撃手での選出)
   (111試合 .229 (419-96) 3本 16打点 31三振 21四球 33盗塁 出塁率.276 OPS.570)

三塁:有藤通世(ロッテ・24歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (125試合 .285 (473-135) 27本 60打点 73三振 50四球 19盗塁 出塁率.356 OPS.855)

遊撃:高橋博(南海・25歳)   ※初
   (109試合 .265 (378-100) 9本 34打点 25三振 20四球 3盗塁 出塁率.317 OPS.716)

外野:池辺巌(ロッテ・27歳)  ※3年連続4度目(ファン投票は初)
   (106試合 .288 (382-110) 19本 56打点 50三振 25四球 11盗塁 出塁率.348 OPS.822)

外野:東田正義(西鉄・25歳)  ※初
   (125試合 .284 (444-126) 23本 58打点 53三振 38四球 5盗塁 出塁率.340 OPS.820)

外野:土井正博(近鉄・27歳)  ※2年ぶり8度目(ファン投票は3年ぶり6度目)
   (127試合 .309 (443-137) 40本 113打点 45三振 65四球 2盗塁 出塁率.401 OPS1.004)


206 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 00:07:07 CujUw/7o

【監督推薦】

投手:成田文男(ロッテ・24歳) ※6年連続6度目
   (35登板 11勝9敗 189.0投球回 121奪三振 62与四球 169被安打 防4.29)

投手:木樽正明(ロッテ・24歳) ※3年連続3度目
   (47登板 24勝8敗 266.0投球回 168奪三振 45与四球 245被安打 防3.45)

投手:村田兆治(ロッテ・21歳) ※初
   (43登板 12勝8敗 194.1投球回 122奪三振 61与四球 183被安打 防3.33)

投手:村上雅則(南海・27歳)  ※初
   (38登板 14勝15敗 234.2投球回 78奪三振 63与四球 233被安打 防4.10)

投手:鈴木啓示(近鉄・23歳)  ※6年連続6度目
   (43登板 21勝15敗 291.1投球回 269奪三振 107与四球 221被安打 防3.22)

投手:米田哲也(阪急・33歳)  ※6年連続13度目
   (31登板 14勝4敗 181.0投球回 79奪三振 62与四球 165被安打 防3.73)

投手:足立光宏(阪急・31歳)  ※4年ぶり4度目
   (43登板 19勝8敗 252.2投球回 116奪三振 55与四球 200被安打 防2.49)

投手:山田久志(阪急・22歳)  ※初
   (46登板 22勝6敗 270.0投球回 189奪三振 64与四球 195被安打 防2.37)

投手:金田留広(東映・24歳)  ※3年連続3度目
   (51登板 15勝14敗 268.0投球回 187奪三振 61与四球 215被安打 防2.99)

投手:皆川康夫(東映・23歳)  ※初
   (46登板 11勝14敗 230.1投球回 96奪三振 55与四球 227被安打 防3.44)

捕手:醍醐猛夫(ロッテ・32歳) ※2年ぶり4度目
   (124試合 .267 (415-111) 10本 42打点 56三振 22四球 13盗塁 出塁率.311 OPS.701)

捕手:岡村浩二(阪急・30歳)  ※5年連続6度目
   (125試合 .222 (401-89) 7本 50打点 44三振 37四球 4盗塁 出塁率.301 OPS.608)

内野:江藤慎一(ロッテ・33歳) ※2年ぶり11度目(移籍後初、内野手での選出は10年ぶり)
   (114試合 .337 (389-131) 25本 91打点 41三振 49四球 3盗塁 出塁率.408 OPS.963)

内野:阪本敏三(阪急・28歳)  ※4年連続4度目
   (127試合 .282 (479-135) 15本 56打点 24三振 41四球 36盗塁 出塁率.338 OPS.751)

内野:基満男(西鉄・24歳)   ※3年ぶり2度目
   (128試合 .276 (467-129) 14本 43打点 69三振 55四球 21盗塁 出塁率.353 OPS.764)

外野:アルトマン(ロッテ・38歳) ※2年連続2度目
   (114試合 .320 (388-124) 39本 103打点 53三振 38四球 2盗塁 出塁率.378 OPS1.048)

外野:長池徳二(阪急・27歳)   ※5年連続5度目
   (130試合 .317 (476-151) 40本 114打点 37三振 69四球 8盗塁 出塁率.409 OPS1.027)

外野:加藤秀司(阪急・23歳)   ※初
   (122試合 .321 (445-143) 25本 92打点 74三振 39四球 18盗塁 出塁率.383 OPS.960)

外野:張本勲(東映・31歳)    ※12年連続12度目
   (128試合 .313 (480-150) 26本 78打点 32三振 59四球 18盗塁 出塁率.390 OPS.921)


207 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 00:07:49 CujUw/7o

【1971年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 0-5 セ 7月17日・西宮・セ21勝29敗3分
(勝:江夏 1勝 敗:米田 1敗)
※球宴史に残る伝説の試合。セ先発の江夏がパ打線相手に9者連続奪三振を達成。その江夏は打っては2回に米田哲也から3ランも放つ大暴れ。さらにその後4投手の継投で球宴初のノーノーも達成した。MVPは江夏豊。

第2戦
セ 0-4 パ 7月19日・中日・パ30勝21敗3分
(勝:金田 1勝 敗:松岡 1敗)
※パが連敗を3で止めた。パは初回に長池が適時内野安打で先制。その後8回にも長池が3ランを放って試合を決定付けた。投げては金田、村上、足立、木樽の継投でセ打線を完封。MVPは長池徳二。

第3戦
セ 2-3 パ 7月20日・後楽園・パ31勝21敗3分
(勝:山田 1勝 敗:平松 1敗)
※パは2回に加藤秀の適時打などで2点を先制すると、続く3回には張本のソロで追加点。その後1点差とされるも、村上、村田の好救援もあり、リードを守り抜いた。MVPは加藤秀司。


208 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 00:08:28 CujUw/7o

【第21回・1971年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・伊藤久敏 (中日・投手・当時27歳) 久留米商業高→駒澤大→66年第2次ドラフト2位→中日(67-74)→太平洋(75)

71年成績:44登板 12勝8敗 209.1投球回 115奪三振 44与四球 188被安打 防2.41
通算成績:251登板 26勝31敗 732.0投球回 407奪三振 178与四球 701被安打 防3.32
球宴成績:1登板 0勝0敗 2.1投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※駒澤大から日本通運に入社が内定していたが、ドラフト2位指名を受けて中日に入団。1年目から左の速球派として中継ぎとして1軍に定着し、3年目の69年には先発の一員に。
 2年間は勝ち星が伸びなかったが、プロ5年目の71年に自己最多の8完投をマークするなど自己最多の12勝をマークした。しかし翌年以降は故障に悩まされ成績が低迷。75年には太平洋に移籍するも同年限りで引退した。
 キャリアで唯一選出された71年の球宴では本拠地・中日球場で行われた第2戦に2番手で登板。4回、5回を無失点に抑えると続く6回に先頭の張本を抑えたところで同僚の渋谷幸春にスイッチした。

・小谷正勝 (大洋・投手・当時26歳) 明石高→國學院大→67年ドラフト1位→大洋(68-77)

71年成績:58登板 11勝9敗 148.0投球回 110奪三振 51与四球 91被安打 防2.13
通算成績:285登板 24勝27敗 6S 549.1投球回 391奪三振 225与四球 430被安打 防3.07
球宴成績:1登板 0勝0敗 2.2投球回 4奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※國學院大からドラフト1位指名を受けて大洋に入団。プロ3年目から球団では初となるストッパー専門投手となり、70,71年には2年連続でリーグ最多登板を果たして
 うち71年は自己最多の11勝をマーク。その後は目立った成績を残せずもチームのブルペンを支え、77年に引退。その後は大洋・横浜、ヤクルト、巨人、ロッテでコーチ生活を約40年にわたり務めた。
 唯一選ばれた球宴でも第1戦で5番手・ストッパーとして登板。それまで無安打投球を続けてきたセ投手陣の後を継ぎ、4奪三振を記録するなどきっちりと9回まで無安打に抑え切り、球宴史上初のノーノーに貢献した。

・福富邦夫 (ヤクルト・外野手・当時28歳) 広陵高→神奈川大(中退)→国鉄・サンケイ・アトムズ・ヤクルト(65-72)→太平洋(73-74)→ヤクルト(75-80)

71年成績:126試合 .244 (409-100) 8本 48打点 75三振 37四球 10盗塁 出塁率.312 OPS.679
通算成績:1616試合 .255 (4217-1076) 89本 425打点 713三振 357四球 70盗塁 出塁率.316 OPS.699
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 0打点 3三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※神奈川大を中退し、65年に国鉄に入団。強肩の外野手として1年目から定位置を掴み、69年からは武上四郎とともに1,2番コンビを組むなど安定した成績を残し、頭上でバットをくるりと回してからスイングする
 「円月殺法」と呼ばれるフォームで人気を博した。その後73年にトレードで太平洋に移籍するも、75年に再度トレードでヤクルトに復帰。78年には主に代打の切り札として起用され、チーム初のリーグ優勝に貢献し、80年に引退。
 ファン投票外野手部門第2位で選出された71年の球宴では第1戦で太田幸司から、6番・左翼手でスタメンした第2戦では金田留広から、第3戦では山田久志からいずれも三振を喫している。

・水谷実雄 (広島・外野手・当時23歳) 宮崎商業高→65年ドラフト4位→広島(66-82)→阪急(83-85)

71年成績:125試合 .283 (481-136) 9本 45打点 39三振 29四球 14盗塁 出塁率.331 OPS.724
通算成績:1729試合 .285 (5349-1522) 244本 809打点 761三振 492四球 44盗塁 出塁率.346 OPS.814
球宴成績:3試合 .000 (3-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※宮崎商業高から4位指名を受けて投手として入団するも、直後に腎臓病を患いキャンプ不参加になったことから「ジンちゃん」と呼ばれるようになる。2年目の67年に野手に転向し、上田利治や関根潤三らの指導もあり、5年目の70年に1軍定着。翌71年にはリーグ3位の打率.283を記録し、外野手のベストナインを獲得。
 その後は衣笠祥雄や山本浩二らとともに広島黄金時代を支え、打撃成績も年々向上。78年には打率.348をマークして首位打者のタイトルを獲得した。しかし82年にフロントとの確執もあって83年に加藤秀司との大型トレードで阪急に移籍。阪急でも移籍1年目に自己最多の36本塁打・114打点をマークして打点王となるも、
 翌84年に頭部死球によって三半規管を損傷するなどの大怪我を負い、85年に引退。選手の全盛期としては70年代後半以降なのだが、球宴に選ばれたのはまだ成長途中だった71年の1度のみ。それも3試合で3打席凡退といい所なしに終わるなど、球宴の大舞台とはなかなか縁がなかった。


209 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 00:08:54 CujUw/7o

【パ・リーグ】

・村上雅則 (南海・投手・当時27歳) 法政大第二高→南海(62-63)→ジャイアンツ(64-65)→南海(66-74)→阪神(75)→日本ハム(76-82)

71年成績:38登板 14勝15敗 234.2投球回 78奪三振 63与四球 233被安打 防4.10
通算成績:566登板 103勝82敗 30S 1642.1投球回 758奪三振 452与四球 1586被安打 防3.64
球宴成績:2登板 0勝0敗 3.0投球回 2奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※ご存知「アジア人初のメジャーリーガー」。高校在学中に南海と契約を結び、2年プレーした後に64年に渡米し、ジャイアンツ傘下で1Aに野球留学。当初は南海側も昇格するとは思っていなかった中で同年9月にアジア人初のメジャー当番を果たし、リリーフ投手として活躍。その後66年に帰国し、南海に復帰。
 68年には18勝をあげて最高勝率のタイトルを獲得するなど、エース格として活躍するも、75年にトレードで阪神に移籍。さらに76年には日本ハムに移籍し、2年連続でリーグ最多登板を果たすなどリリーフとして活躍し、81年の優勝にも貢献し、翌82年に引退。
 史上初の日本人メジャーリーガーという肩書きもあり、NPB復帰後も好成績を残す年も多かったが意外にも球宴出場は71年のわずか1度のみ。球宴では2試合に登板し、計3イニングを無失点に抑え切った。

・皆川康夫 (東映・投手・当時23歳) 浜松日体高→中央大→富士重工業→70年ドラフト5位→東映・日拓・日本ハム(71-76)→広島(77-79)

71年成績:46登板 11勝14敗 230.1投球回 96奪三振 55与四球 227被安打 防3.44
通算成績:173登板 26勝28敗 12S 466.1投球回 206奪三振 145与四球 447被安打 防3.46
球宴成績:2登板 0勝0敗 2.0投球回 0奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※1リーグ時代に阪神や東急で活躍した皆川定之の息子で、富士重工業から5位指名を受けて東映に入団。1年目から先発の一員として活躍し、11勝14敗 防3.44の好成績で
 71年のパリーグ新人王を獲得。その後75年には抑え投手として活躍し、8勝10セーブをあげた。77年に4対3の大型トレードで広島に移籍するが、こちらでは出番がなく79年に引退。
 新人年に選出された球宴では2試合に登板。第1戦では4番手で登板し、第3戦では先発。いずれも1イニングを無失点に抑えて後の新人王となる力をきっちりと見せ付けた。

・高橋博(高橋博士) (南海・遊撃手・当時25歳) 宮崎商業高→南海(64-71)→東映・日拓・日本ハム(72-76)→ロッテ(77-82)

71年成績:109試合 .265 (378-100) 9本 34打点 25三振 20四球 3盗塁 出塁率.317 OPS.716
通算成績:1288試合 .254 (3109-790) 60本 314打点 324三振 217四球 37盗塁 出塁率.310 OPS.667
球宴成績:3試合 .000 (10-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※宮崎商業高から南海に捕手として入団。しかし野村克也の存在もあったことから内外野問わず守れるユーティリティとして活躍。その後72年に江本孟紀、佐野嘉幸との1対2のトレードで東映に移籍。
 新天地でも内野のユーティリティとして起用され、74年9月には消化試合を盛り上げるために1試合で全てのポジションを守る離れ業も見せた。その後77年にロッテに移籍。ロッテではプロ入り当初の捕手として活躍し、82年に引退。
 三塁手での出場が一番多かったものの遊撃手のファン投票1位で選出された71年の球宴では第2,第3戦でスタメンするも、10打席無安打と快音を残せず。それでも内野のユーティリティとして3試合で二塁、三塁、遊撃の3ポジションを守った。


210 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 00:33:29 dlmNrmeQ
>>209
村上さん一回だけなのか
意外だ


211 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 02:11:15 GwADJfPo
水谷さん一度だけなのも驚きましたがこの年なのも驚きましたね。
首位打者取った年か打点王取った年出てると思ってました。


212 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/29(土) 03:09:27 S0Tg267A
>>208
初めてのオールスターで継投ノーヒットノーラン継続中に登板するなんて小谷さんのプレッシャー半端じゃなさそう


213 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 00:04:30 6gwx96Y6

【第22回・1972年】

【1972年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:6人 中:4人 洋:5人 広:3人(1) 神:6人 ヤ:4人 計:28人

監督:川上哲治(巨人・52歳)

コーチ:青田昇(大洋・47歳)
コーチ:近藤貞雄(中日・46歳)

【ファン投票選出】

投手:堀内恒夫(巨人・24歳)   ※5年連続6度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (48登板 26勝9敗 312.0投球回 203奪三振 95与四球 292被安打 防2.91)

捕手:大矢明彦(ヤクルト・24歳) ※2年連続2度目
   (120試合 .269 (361-97) 5本 40打点 33三振 36四球 6盗塁 出塁率.332 OPS.719)

一塁:王貞治(巨人・32歳)    ※13年連続13度目
   (130試合 .296 (456-135) 48本 120打点 43三振 108四球 2盗塁 出塁率.435 OPS1.089)

二塁:中村勝広(阪神・23歳)   ※初
   (81試合 .175 (177-31) 3本 9打点 37三振 24四球 4盗塁 出塁率.274 OPS.534)

三塁:長嶋茂雄(巨人・36歳)   ※15年連続15度目
   (125試合 .266 (448-119) 27本 92打点 34三振 63四球 3盗塁 出塁率.352 OPS.836)

遊撃:黒江透修(巨人・33歳)   ※2年連続5度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (127試合 .275 (497-124) 7本 52打点 32三振 25四球 16盗塁 出塁率.319 OPS.672)

外野:望月充(阪神・23歳)    ※初
   (92試合 .207 (232-48) 7本 21打点 36三振 15四球 1盗塁 出塁率.262 OPS.611)

外野:池田祥浩(阪神・26歳)   ※初
   (121試合 .283 (400-113) 9本 50打点 61三振 28四球 5盗塁 出塁率.328 OPS.743)

外野:高田繁(巨人・27歳)    ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (128試合 .281 (488-137) 19本 62打点 34三振 52四球 19盗塁 出塁率.357 OPS.806)


214 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 00:05:31 6gwx96Y6

【監督推薦】

投手:水谷寿伸(中日・31歳)  ※2年連続2度目
   (31登板 6勝12敗 163.1投球回 73奪三振 29与四球 143被安打 防2.64)

投手:稲葉光雄(中日・23歳)  ※初
   (38登板 20勝11敗 261.1投球回 140奪三振 94与四球 202被安打 防2.76)

投手:松本幸行(中日・25歳)  ※初
   (42登板 13勝8敗 191.2投球回 76奪三振 54与四球 173被安打 防3.14)

投手:平松政次(大洋・24歳)  ※4年連続4度目
   (41登板 13勝15敗 243.2投球回 118奪三振 84与四球 211被安打 防3.43)

投手:坂井勝二(大洋・34歳)  ※4年ぶり3度目(移籍後初)
   (38登板 15勝11敗 214.2投球回 99奪三振 52与四球 201被安打 防3.01)

投手:外木場義郎(広島・27歳) ※2年ぶり4度目
   (41登板 11勝15敗 230.2投球回 158奪三振 60与四球 200被安打 防3.35)

投手:大石弥太郎(広島・28歳) ※3年連続4度目
   (38登板 11勝15敗 187.0投球回 87奪三振 34与四球 166被安打 防2.79)

投手:江夏豊(阪神・24歳)   ※6年連続6度目
   (49登板 23勝8敗 269.2投球回 233奪三振 60与四球 195被安打 防2.53)

投手:谷村智博(阪神・24歳)  ※初
   (44登板 11勝11敗 191.0投球回 71奪三振 36与四球 186被安打 防2.26)

投手:松岡弘(ヤクルト・24歳) ※2年連続2度目
   (46登板 17勝18敗 300.0投球回 140奪三振 97与四球 271被安打 防3.09)

捕手:伊藤勲(大洋・30歳)  ※3年ぶり4度目
   (123試合 .212 (378-80) 12本 40打点 47三振 22四球 1盗塁 出塁率.257 OPS.598)

捕手:田淵幸一(阪神・25歳) ※4年連続4度目
   (128試合 .258 (469-121) 34本 82打点 91三振 55四球 2盗塁 出塁率.341 OPS.860)

内野:松原誠(大洋・28歳)    ※7年連続7度目(国貞泰汎の出場辞退による補充)
   (130試合 .271 (495-134) 25本 74打点 41三振 42四球 3盗塁 出塁率.330 OPS.806)

内野:シピン(大洋・25歳)    ※初
   (120試合 .279 (448-125) 22本 76打点 75三振 35四球 3盗塁 出塁率.329 OPS.818)

内野:国貞泰汎(広島・28歳)   ※2年連続4度目→出場辞退
   (113試合 .293 (372-109) 2本 22打点 38三振 38四球 9盗塁 出塁率.362 OPS.714)

内野:三村敏之(広島・23歳)   ※2年ぶり2度目
   (127試合 .308 (468-144) 12本 39打点 69三振 61四球 7盗塁 出塁率.407 OPS.852)

内野:ロバーツ(ヤクルト・39歳) ※2年連続4度目(内野での選出は初)
   (120試合 .277 (383-106) 22本 63打点 64三振 63四球 2盗塁 出塁率.385 OPS.894)

外野:末次民夫(巨人・30歳)  ※初
   (115試合 .283 (400-113) 21本 63打点 39三振 18四球 1盗塁 出塁率.315 OPS.798)

外野:谷沢健一(中日・24歳)  ※3年連続3度目
   (130試合 .290 (465-135) 15本 53打点 42三振 63四球 2盗塁 出塁率.383 OPS.833)

外野:若松勉(ヤクルト・25歳) ※初
   (115試合 .329 (438-137) 17本 60打点 43三振 32四球 12盗塁 出塁率.366 OPS.870)


215 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 00:06:10 6gwx96Y6

【パ・リーグ】 急:6人 ロ:4人(1) 近:4人(1) 南:4人 東:6人 西:4人 計:28人

監督:西本幸雄(阪急・52歳)

コーチ:岩本尭(近鉄・42歳)
コーチ:大沢啓二(ロッテ・40歳)

【ファン投票選出】

投手:太田幸司(近鉄・20歳)  ※3年連続3度目
   (16登板 2勝1敗 59.2投球回 36奪三振 20与四球 67被安打 防3.90)

捕手:野村克也(南海・37歳)  ※16年連続16度目
   (129試合 .292 (473-138) 35本 101打点 38三振 46四球 4盗塁 出塁率.362 OPS.910)

一塁:大杉勝男(東映・27歳)  ※2年ぶり4度目
   (130試合 .295 (492-145) 40本 101打点 58三振 57四球 0盗塁 出塁率.376 OPS.955)

二塁:山崎裕之(ロッテ・25歳) ※2年ぶり3度目
   (123試合 .242 (442-107) 16本 58打点 76三振 52四球 4盗塁 出塁率.323 OPS.728)

三塁:有藤通世(ロッテ・25歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (130試合 .285 (494-141) 29本 71打点 85三振 58四球 31盗塁 出塁率.366 OPS.897)

遊撃:阪本敏三(東映・29歳)  ※5年連続5度目(移籍後初、ファン投票は2年ぶり2度目)
   (126試合 .278 (496-138) 16本 62打点 30三振 41四球 6盗塁 出塁率.336 OPS.741)

外野:東田正義(西鉄・26歳)  ※2年連続2度目
   (114試合 .273 (377-103) 9本 42打点 57三振 41四球 3盗塁 出塁率.351 OPS.754)

外野:張本勲(東映・32歳)   ※13年連続13度目(ファン投票は2年ぶり11度目)
   (127試合 .358 (472-169) 31本 89打点 37三振 69四球 10盗塁 出塁率.443 OPS1.068)

外野:長池徳二(阪急・28歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (111試合 .290 (386-112) 41本 95打点 36三振 56四球 6盗塁 出塁率.384 OPS1.027)


216 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 00:07:46 6gwx96Y6

【監督推薦】

投手:足立光宏(阪急・32歳)  ※2年連続5度目
   (34登板 16勝6敗 195.1投球回 71奪三振 31与四球 174被安打 防2.63)

投手:山田久志(阪急・23歳)  ※2年連続2度目
   (43登板 20勝8敗 231.0投球回 142奪三振 52与四球 186被安打 防3.08)

投手:成田文男(ロッテ・25歳) ※7年連続7度目
   (41登板 11勝14敗 233.2投球回 122奪三振 55与四球 229被安打 防4.43)

投手:野村収(ロッテ・25歳)  ※初
   (47登板 14勝10敗 220.1投球回 97奪三振 49与四球 216被安打 防4.13)

投手:鈴木啓示(近鉄・24歳)  ※7年連続7度目
   (43登板 14勝15敗 242.0投球回 180奪三振 101与四球 213被安打 防3.42)

投手:神部年男(近鉄・29歳)  ※初
   (46登板 13勝9敗 210.2投球回 112奪三振 58与四球 186被安打 防2.39)

投手:佐藤道郎(南海・25歳)  ※2年ぶり2度目
   (64登板 9勝3敗 154.0投球回 93奪三振 58与四球 115被安打 防2.51)

投手:高橋善正(東映・28歳)  ※4年ぶり2度目
   (38登板 10勝13敗 185.0投球回 88奪三振 47与四球 172被安打 防3.79)

投手:東尾修(西鉄・22歳)   ※初
   (55登板 18勝25敗 309.2投球回 171奪三振 110与四球 313被安打 防3.66)

投手:加藤初(西鉄・22歳)   ※初
   (48登板 17勝16敗 246.0投球回 114奪三振 137与四球 220被安打 防3.95)

捕手:種茂雅之(阪急・34歳) ※6年ぶり2度目(移籍後初)
   (112試合 .271 (373-101) 5本 38打点 31三振 16四球 2盗塁 出塁率.311 OPS.678)

捕手:加藤俊夫(東映・24歳) ※初
   (121試合 .241 (323-78) 10本 39打点 67三振 38四球 2盗塁 出塁率.343 OPS.724)

内野:森本潔(阪急・30歳)   ※5年ぶり2度目
   (99試合 .279 (330-92) 17本 61打点 31三振 55四球 11盗塁 出塁率.382 OPS.858)

内野:ジョーンズ(南海・30歳) ※初
   (126試合 .292 (452-132) 32本 70打点 82三振 51四球 4盗塁 出塁率.367 OPS.918)

内野:基満男(西鉄・25歳)   ※2年連続3度目
   (128試合 .301 (459-138) 20本 43打点 51三振 70四球 25盗塁 出塁率.393 OPS.877)

外野:福本豊(阪急・24歳)    ※2年ぶり2度目
   (122試合 .301 (472-142) 14本 40打点 69三振 62四球 106盗塁 出塁率.384 OPS.852)

外野:アルトマン(ロッテ・39歳) ※3年連続3度目→出場辞退
   (112試合 .328 (384-126) 21本 90打点 29三振 55四球 4盗塁 出塁率.410 OPS.978)

外野:土井正博(近鉄・28歳)   ※2年連続9度目→出場辞退
   (118試合 .300 (426-128) 30本 84打点 34三振 64四球 5盗塁 出塁率.396 OPS.950)

外野:永淵祥三(近鉄・30歳)   ※2年ぶり3度目(土井正博の出場辞退による補充)
   (128試合 .300 (503-151) 22本 57打点 35三振 32四球 15盗塁 出塁率.343 OPS.806)

外野:門田博光(南海・24歳)   ※初
   (125試合 .309 (475-147) 14本 58打点 37三振 45四球 4盗塁 出塁率.369 OPS.826)

外野:白仁天(東映・28歳)    ※2年ぶり3度目(アルトマンの出場辞退による補充)
   (126試合 .315 (486-153) 19本 80打点 32三振 35四球 20盗塁 出塁率.362 OPS.874)


217 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 00:08:22 6gwx96Y6

【1972年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 5-2 セ 7月22日・東京・パ32勝21敗3分
(勝:足立 1勝 敗:谷村 1敗)
※パは先制を許した直後の初回に野村の適時2塁打ですぐさま同点とすると、3回にはその野村が2ランを放って勝ち越し。その後も阪本と大杉のソロでリードを広げた。MVPは野村克也。

第2戦
セ 0-4 パ 7月23日・川崎・パ33勝21敗3分
(勝:山田 1勝 敗:坂井 1敗)
※パが前年から4連勝。初回にジョーンズの押し出し四球で先制すると、4回には阪本、9回には大杉がいずれも2試合連続弾を放った。投げては山田、神部、東尾がいずれも3イニングずつ投げセ打線を完封。MVPは阪本敏三。

第3戦
セ 1-0 パ 7月25日・甲子園・セ22勝33敗3分
(勝:江夏 1勝 敗:太田 1敗)
※セが連敗を4で止めた。セは3回に池田の適時打で先制。その1点を、江夏、稲葉、堀内、松岡の4投手の継投リレーで守り切りパ打線を完封した。MVPは池田祥浩。


218 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 00:08:44 6gwx96Y6

【第22回・1972年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・谷村智博(谷村智啓) (阪神・投手・当時24歳) 報徳学園高→関西学院大→鐘淵化学→70年ドラフト1位→阪神(71-79)→阪急(80-85)

72年成績:44登板 11勝11敗 191.0投球回 71奪三振 36与四球 186被安打 防2.26
通算成績:393登板 72勝82敗 5S 1489.0投球回 512奪三振 392与四球 1666被安打 防4.12
球宴成績:1登板 0勝1敗 3.0投球回 3奪三振 0与四球 6被安打 防9.00

※70年のドラフトで1位指名を受けて阪神に入団。タコ踊りと呼ばれた風変わりなフォームを特徴とし、2年目の72年から先発の一員となって11勝をマークする。その後も75,76年に連続2桁勝利をあげるなど70年代の阪神で活躍し、
 79年オフに鈴木弘規とのトレードで阪急に移籍し、85年まで息長く現役を続けた。なお80年には野村克也に現役最後の本塁打を打たれている。引退後は阪急やオリックス、BCリーグ・福井のコーチを歴任した。
 飛躍を果たした2年目の72年に選出された球宴では第1戦の先発に抜擢。しかし初回に野村に適時2塁打、3回にも野村に2ランを浴びるなど3回6安打3失点と振るわず、敗戦投手となっている。

・望月充 (阪神・外野手・当時23歳) 静岡高→立教大→大昭和製紙→71年ドラフト3位→阪神(72-75)→南海(76-77)

72年成績:92試合 .207 (232-48) 7本 21打点 36三振 15四球 1盗塁 出塁率.262 OPS.611
通算成績:398試合 .211 (1025-216) 30本 100打点 180三振 65四球 5盗塁 出塁率.272 OPS.620
球宴成績:3試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※大昭和製紙では秋の産業対抗野球で優勝に貢献し、社会人ベストナインも獲得。71年のドラフト3位で阪神に入団すると、オープン戦で結果を残し、1年目から6番・左翼手の定位置を獲得。
 打率は低いもののパンチ力があり、その後も左投手に強い打撃で外野の準レギュラーとして重宝されたが、76年に江夏豊とともに2対4のトレードで南海に遺跡。南海ではあまり出番がなく77年に引退した。
 新人年には外野手のファン投票1位で球宴に選出。しかし出番はいずれも途中出場で、第1戦では三振、第2戦では併殺打、第3戦では打席なしと目立った活躍は出来なかった。

【パ・リーグ】

・クラレンス・ジョーンズ (南海・外野手・当時30歳) 南海(70-73)→近鉄(74-77)

72年成績:126試合 .292 (452-132) 32本 70打点 82三振 51四球 4盗塁 出塁率.367 OPS.918
通算成績:961試合 .239 (3182-762) 246本 562打点 719三振 565四球 26盗塁 出塁率.356 OPS.861
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 1打点 1三振 1四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.200

※70年に来日し、南海に入団。来日1年目からホークスの主砲として4年連続30本塁打をマークするなど73年には優勝にも貢献し、一塁のダイヤモンドグラブ賞も受賞。しかし低打率と三振の多さがネックとなって同年オフに放出され、近鉄に移籍。
 すると翌74年にはリーグ最下位の打率.226ながら38本塁打をマークし、2リーグ制以降では助っ人初の本塁打王となると、76年にも36本塁打を放って自身2度目の本塁打王となるなど、日本での8年間で246本塁打を放った。
 そんな70年代の名助っ人だが球宴選出は南海時代の1度のみ。その球宴でも自慢の長打は披露できなかったが、6番・一塁でスタメンした第2戦では初回に先制の押し出し四球を選んでいる。


219 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 00:22:00 j9y/fNxw
>>215
この成績で3年連続出場しても太田さん針のむしろみたいになってそう
でもそれだけ人気あったってことか


220 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 00:30:29 bmA8Ai7s
太田投手は甲子園もあって人気先行だった投手として覚えてましたが
後年体が出来たら2桁勝利3回もあるんですね


221 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 00:31:28 dVWw/2Bk
太田幸司 「元祖・甲子園アイドル」人生、負けるが勝ち
https://archive.fo/pjx1e

 空前の人気者を、プロ野球界がほおっておくはずがない。その年、近鉄がドラフト1位で指名すると“プリンス”と呼ばれ、更に人気に拍車がかかった。

 数々の逸話が残っている。入団1年目から、グリコやナショナル(現パナソニック)のCMに出演。日生球場が女性用トイレを増設した。球場への電車内では、チームメートがガードマン役を務めた。3年目、チームメートが『コージはパチンコに行ってるで』と言うと、寮の近くのパチンコ店が女性ファンでいっぱいになった。試合を終えて寮へ帰ると、部屋に見知らぬ若い女性がいたこともあった。熱狂的なファンが侵入していたのだ。

 「今じゃ考えられないけど、あの頃の寮は玄関も開けっ放しでしたから。すぐに寮長を呼んで、その女の子にはお引き取り願いました(笑い)」

 あまりのファン攻勢に、被害妄想になって、合宿に閉じこもりがちになったという。

 「みんな自分を見てるんじゃないかと思って、外に出るのが嫌でね。気にならなくなったのは、勝ち始めて、自分に自信が持てるようになった3、4年目くらいからかな」


>>試合を終えて寮へ帰ると、部屋に見知らぬ若い女性がいたこともあった。
えぇ…(困惑)


222 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 01:04:44 8QWUGSqw
そういえば今年のファン投票始まってましたね
最近毎日このスレ見てるからかなんか楽しみになってきた


223 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 17:15:39 lENy/ksQ
太田さんいわく

最初の三年連続ファン投票一位に自分は困惑していた
後年監督推薦で選ばれたことがあるがその時の方が何倍も嬉しかった
プロとして成績を収めたことを評価されて選んでもらえたのだから。

だそうです


224 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/30(日) 23:22:23 j9y/fNxw
4年目に監督推薦されたときって上の記事に書いてあった


225 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/31(月) 00:01:43 JkmEhAFo

【第23回・1973年】

【1973年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:9人 神:5人 中:5人 ヤ:3人 洋:4人 広:2人 計:28人

監督:川上哲治(巨人・53歳)

コーチ:金田正泰(阪神・53歳)
コーチ:与那嶺要(中日・48歳)

【ファン投票選出】

投手:堀内恒夫(巨人・25歳) ※6年連続7度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (39登板 12勝17敗 221.0投球回 113奪三振 70与四球 238被安打 防4.52)

捕手:田淵幸一(阪神・26歳) ※5年連続5度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (119試合 .256 (398-102) 37本 90打点 69三振 85四球 0盗塁 出塁率.393 OPS.943)

一塁:王貞治(巨人・33歳)  ※14年連続14度目
   (130試合 .355 (428-152) 51本 114打点 41三振 124四球 2盗塁 出塁率.500 OPS1.255)

二塁:土井正三(巨人・31歳) ※4年ぶり4度目(ファン投票は5年ぶり3度目)
   (105試合 .262 (393-106) 8本 37打点 24三振 37四球 9盗塁 出塁率.331 OPS.685)

三塁:長嶋茂雄(巨人・37歳) ※16年連続16度目
   (127試合 .269 (483-130) 20本 76打点 35三振 37四球 3盗塁 出塁率.318 OPS.740)

遊撃:黒江透修(巨人・34歳) ※3年連続6度目(ファン投票は3年連続4度目)
   (127試合 .275 (353-87) 8本 47打点 28三振 24四球 10盗塁 出塁率.298 OPS.667)

外野:末次民夫(巨人・31歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (126試合 .262 (424-111) 13本 59打点 51三振 27四球 6盗塁 出塁率.311 OPS.719)

外野:高田繁(巨人・28歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (121試合 .252 (333-84) 12本 30打点 33三振 31四球 9盗塁 出塁率.309 OPS.725)

外野:柴田勲(巨人・29歳)  ※2年ぶり9度目(ファン投票は3年ぶり5度目)
   (125試合 .277 (495-137) 6本 34打点 68三振 51四球 24盗塁 出塁率.344 OPS.715)


226 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/31(月) 00:02:35 JkmEhAFo

【監督推薦】

投手:高橋一三(巨人・27歳)  ※2年ぶり4度目
   (45登板 23勝13敗 306.1投球回 238奪三振 139与四球 215被安打 防2.21)

投手:江夏豊(阪神・25歳)   ※7年連続7度目
   (53登板 24勝13敗 307.0投球回 215奪三振 82与四球 258被安打 防2.58)

投手:上田二朗(阪神・26歳)  ※3年ぶり2度目
   (46登板 22勝14敗 287.1投球回 169奪三振 76与四球 229被安打 防2.22)

投手:渋谷幸春(中日・26歳)  ※2年ぶり2度目
   (38登板 11勝12敗 198.1投球回 67奪三振 42与四球 175被安打 防2.86)

投手:稲葉光雄(中日・24歳)  ※2年連続2度目
   (33登板 6勝12敗 160.2投球回 94奪三振 66与四球 141被安打 防3.52)

投手:松岡弘(ヤクルト・25歳) ※3年連続3度目
   (48登板 21勝18敗 295.0投球回 218奪三振 115与四球 223被安打 防2.23)

投手:安田猛(ヤクルト・26歳) ※初
   (53登板 10勝12敗 208.2投球回 107奪三振 25与四球 175被安打 防2.02)

投手:平松政次(大洋・25歳)  ※5年連続5度目
   (49登板 17勝11敗 207.2投球回 110奪三振 56与四球 180被安打 防3.03)

投手:佐伯和司(広島・21歳)  ※初
   (45登板 19勝16敗 277.2投球回 166奪三振 89与四球 210被安打 防2.30)

捕手:木俣達彦(中日・29歳) ※2年ぶり3度目
   (117試合 .251 (363-91) 9本 32打点 67三振 46四球 1盗塁 出塁率.341 OPS.708)

捕手:伊藤勲(大洋・31歳)  ※2年連続5度目
   (130試合 .236 (394-93) 11本 35打点 72三振 45四球 2盗塁 出塁率.321 OPS.676)

内野:藤田平(阪神・25歳)  ※2年ぶり5度目
   (130試合 .281 (519-146) 17本 59打点 53三振 36四球 8盗塁 出塁率.329 OPS.768)

内野:高木守道(中日・32歳) ※6年ぶり3度目
   (122試合 .273 (480-131) 5本 31打点 21三振 30四球 28盗塁 出塁率.322 OPS.681)

内野:谷沢健一(中日・25歳) ※4年連続4度目(内野での選出は初)
   (126試合 .295 (454-134) 10本 45打点 35三振 53四球 0盗塁 出塁率.377 OPS.796)

内野:シピン(大洋・26歳)  ※2年連続2度目
   (123試合 .295 (478-141) 33本 75打点 65三振 38四球 4盗塁 出塁率.347 OPS.896)

外野:池田祥浩(阪神・27歳)  ※2年連続2度目
   (120試合 .259 (441-114) 11本 52打点 76三振 30四球 3盗塁 出塁率.307 OPS.697)

外野:若松勉(ヤクルト・26歳) ※2年連続2度目
   (128試合 .313 (438-137) 17本 60打点 43三振 32四球 12盗塁 出塁率.366 OPS.870)

外野:江尻亮(大洋・30歳)   ※3年ぶり2度目
   (122試合 .291 (433-126) 15本 44打点 41三振 27四球 8盗塁 出塁率.340 OPS.781)

外野:山本浩司(広島・26歳)  ※初
   (126試合 .269 (449-121) 19本 46打点 75三振 59四球 10盗塁 出塁率.356 OPS.810)


227 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/31(月) 00:04:09 JkmEhAFo

【パ・リーグ】 急:5人 近:3人 南:4人(1) 日:4人 ロ:6人(1) 太:6人 計:28人

監督:西本幸雄(阪急・53歳)

コーチ:岩本尭(近鉄・43歳)
コーチ:ブレイザー(南海・41歳)

【ファン投票選出】

投手:山内新一(南海・25歳)   ※初
   (36登板 20勝8敗 243.0投球回 85奪三振 78与四球 219被安打 防3.30)

捕手:野村克也(南海・38歳)   ※17年連続17度目
   (129試合 .309 (475-147) 28本 96打点 48三振 51四球 3盗塁 出塁率.373 OPS.897)

一塁:大杉勝男(日拓・28歳)   ※2年連続5度目
   (130試合 .270 (478-129) 34本 85打点 56三振 59四球 3盗塁 出塁率.350 OPS.867)

二塁:山崎裕之(ロッテ・26歳)  ※2年連続4度目
   (123試合 .239 (377-90) 9本 27打点 65三振 39四球 11盗塁 出塁率.317 OPS.672)

三塁:有藤通世(ロッテ・26歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (122試合 .300 (453-136) 20本 71打点 82三振 40四球 20盗塁 出塁率.329 OPS.830)

遊撃:千田啓介(ロッテ・30歳)  ※初→出場辞退
   (43試合 .232 (256-68) 0本 6打点 13三振 11四球 4盗塁 出塁率.311 OPS.638)

外野:長池徳二(阪急・29歳)   ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (128試合 .313 (479-150) 43本 109打点 46三振 73四球 5盗塁 出塁率.406 OPS1.030)

外野:長谷川一夫(ロッテ・28歳) ※初
   (93試合 .276 (210-58) 4本 18打点 17三振 19四球 2盗塁 出塁率.342 OPS.752)

外野:福本豊(阪急・25歳)    ※2年連続3度目(ファン投票は初)
   (123試合 .306 (497-152) 13本 54打点 56三振 65四球 95盗塁 出塁率.387 OPS.870)


228 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/31(月) 00:04:58 JkmEhAFo

【監督推薦】

投手:米田哲也(阪急・35歳)  ※2年ぶり14度目
   (32登板 15勝3敗 175.1投球回 103奪三振 52与四球 149被安打 防2.47)

投手:鈴木啓示(近鉄・25歳)  ※8年連続8度目
   (30登板 11勝13敗 171.2投球回 119奪三振 91与四球 127被安打 防3.40)

投手:太田幸司(近鉄・21歳)  ※4年連続4度目
   (40登板 6勝14敗 192.0投球回 113奪三振 74与四球 161被安打 防3.23)

投手:江本孟紀(南海・26歳)  ※初→出場辞退
   (34登板 12勝14敗 217.1投球回 95奪三振 85与四球 167被安打 防2.73)

投手:西岡三四郎(南海・24歳) ※初
   (30登板 12勝8敗 200.1投球回 55奪三振 54与四球 203被安打 防2.93)

投手:成田文男(ロッテ・26歳) ※8年連続8度目
   (52登板 21勝10敗 273.2投球回 178奪三振 89与四球 203被安打 防2.63)

投手:木樽正明(ロッテ・26歳) ※2年ぶり4度目
   (44登板 14勝7敗 165.1投球回 88奪三振 37与四球 141被安打 防2.84)

投手:東尾修(太平洋・23歳)  ※2年連続2度目
   (48登板 15勝14敗 257.1投球回 104奪三振 91与四球 250被安打 防3.29)

投手:加藤初(太平洋・23歳)  ※2年連続2度目
   (43登板 8勝11敗 159.2投球回 90奪三振 77与四球 145被安打 防4.16)

投手:田中章(太平洋・29歳)  ※初(江本孟紀の出場辞退による補充)
   (52登板 11勝10敗 143.1投球回 60奪三振 39与四球 127被安打 防2.58)

捕手:加藤俊夫(日拓・25歳)  ※2年連続2度目
   (106試合 .293 (283-83) 12本 46打点 33三振 37四球 3盗塁 出塁率.390 OPS.842)

捕手:宮寺勝利(太平洋・32歳) ※6年ぶり2度目
   (104試合 .221 (253-56) 6本 23打点 64三振 8四球 5盗塁 出塁率.245 OPS.565)

内野:大橋穣(阪急・27歳)  ※3年ぶり2度目(移籍後初)
   (117試合 .214 (350-75) 17本 47打点 78三振 30四球 6盗塁 出塁率.281 OPS.696)

内野:加藤秀司(阪急・25歳) ※2年ぶり2度目(内野での選出は初)
   (118試合 .337 (436-147) 20本 91打点 51三振 41四球 16盗塁 出塁率.395 OPS.959)

内野:桜井輝秀(南海・25歳) ※初
   (111試合 .282 (440-124) 3本 28打点 28三振 28四球 17盗塁 出塁率.330 OPS.680)

内野:大下剛史(日拓・28歳) ※2年ぶり4度目(千田啓介の出場辞退による補充)
   (107試合 .261 (406-106) 8本 30打点 27三振 39四球 13盗塁 出塁率.328 OPS.678)

内野:基満男(太平洋・26歳) ※3年連続4度目
   (102試合 .292 (359-105) 18本 59打点 52三振 54四球 9盗塁 出塁率.388 OPS.875)

外野:土井正博(近鉄・29歳)    ※3年連続10度目
   (122試合 .316 (414-131) 29本 76打点 24三振 66四球 2盗塁 出塁率.420 OPS.983)

外野:張本勲(日拓・33歳)     ※14年連続14度目
   (128試合 .324 (441-143) 33本 93打点 32三振 93四球 12盗塁 出塁率.448 OPS1.038)

外野:アルトマン(ロッテ・40歳)  ※4年連続4度目
   (120試合 .307 (365-112) 27本 80打点 30三振 62四球 4盗塁 出塁率.407 OPS.988)

外野:ビュフォード(太平洋・36歳) ※初
   (130試合 .242 (472-114) 20本 60打点 72三振 75四球 25盗塁 出塁率.354 OPS.771)


229 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/31(月) 00:05:23 JkmEhAFo

【1973年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 9-3 パ 7月21日・神宮・セ23勝33敗3分
(勝:高橋一 1勝 敗:鈴木啓 1敗)
※セが逆転勝利。3点を追う4回に高田のソロと長嶋、若松の適時打で4点を奪い逆転すると、その後も谷沢や藤田平、柴田の適時打でリードを広げた。MVPは若松勉。

第2戦
パ 1-0 セ 7月22日・大阪・パ34勝23敗3分
(勝:山内新 1勝 敗:上田二 1敗)
※パが投手戦を制した。初回に福本安打→盗塁→桜井犠打から1死3塁とし、長池の犠飛で先制。その1点リードを、山内新、西岡、米田、東尾の4投手の継投で守り抜き完封勝利をあげた。MVPは福本豊。

第3戦
パ 2x-1 7月24日・平和台・パ35勝23敗3分
(勝:田中 1勝 敗:安田 1敗)
※パがサヨナラ勝利。セが初回に若松の先頭打者弾で先制するも、パが4回に野村のゴロの間に同点に。そしてそのまま迎えた9回には2死満塁から山崎が決勝打を放った。MVPは山崎裕之。


230 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/31(月) 00:05:40 JkmEhAFo

【第23回・1973年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

なし

【パ・リーグ】

・西岡三四郎 (南海・投手・当時24歳) 洲本実業高→67年ドラフト2位→南海(68-75)→中日(76)→ヤクルト(77-78)

73年成績:30登板 12勝8敗 200.1投球回 55奪三振 54与四球 203被安打 防2.93
通算成績:209登板 62勝62敗 0S 1074.0投球回 368奪三振 347与四球 1011被安打 防3.36
球宴成績:1登板 0勝0敗 3.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※67年のドラフト2位で南海に入団。2年目の69年から先発ローテ入りを果たし、10勝をマークするとそこから5年連続2桁勝利、70〜72年には3年連続で開幕投手を務めるなど活躍を見せ、73年の優勝にも貢献。
 しかし野村克也兼任監督の愛人ことサッチーの現場介入騒動に我慢の限界を迎えた結果、トレードで中日に移籍。翌77年からはヤクルトでプレーするもかつてほどの成績を残せず、78年に引退した。
 その5年連続で2桁勝利をあげた73年の球宴が唯一の選出。本拠地・大阪球場で行われた第2戦で同僚・山内新一とともに3回を無失点に抑える好投を見せ、この試合の全パの完封勝利に大きく貢献した。

・田中章 (太平洋・投手・当時29歳) 千葉経済高→日本通運→68年ドラフト2位→巨人(69-70)→西鉄・太平洋(71-75)→大洋(76-77)

73年成績:52登板 11勝10敗 143.1投球回 60奪三振 39与四球 127被安打 防2.58
通算成績:300登板 36勝36敗 9S 737.1投球回 330奪三振 179与四球 689被安打 防3.10
球宴成績:2登板 1勝0敗 2.2投球回 0奪三振 0与四球 4被安打 防6.75

※日本通運では64年の都市対抗でチームを初優勝に導き、橋戸賞を受賞し、67年にも社会人ベストナインに選ばれ、68年に2位指名を受けて巨人に入団。巨人ではプロ入り2年間主にリリーフとして起用され、
 71年に2対3のトレードで西鉄に移籍。チームの抑え投手となり、移籍3年目の73年には11勝、セーブが導入された74年には12勝9セーブをあげるなどチームのブルペンを支えた。その後76年に大洋に移籍し、翌年引退。
 エモやんこと江本孟紀の出場辞退による補充で唯一選出された73年の球宴では2試合に登板。第1戦では4番手で登板して谷沢健一に適時打を浴びるなど2失点を喫したものの、第3戦では9回に登板し1回無失点。その裏にチームがサヨナラ勝利したため、勝利投手となった。

・長谷川一夫 (ロッテ・外野手・当時28歳) 大宮工業高→大毎・東京・ロッテ(62-76)→クラウン・西武(77-81)

73年成績:93試合 .276 (210-58) 4本 18打点 17三振 19四球 2盗塁 出塁率.342 OPS.752
通算成績:953試合 .271 (2062-558) 39本 201打点 194三振 108四球 26盗塁 出塁率.311 OPS.694
球宴成績:3試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※大宮工業高では62年夏の県予選で県史上最多の21奪三振をマーク。当時、同姓同名のスター俳優が球団の経営母体である大映で活躍していたため、ほぼ話題作りのために62年に大毎に入団することとなる。しかし投手としては大成せず、すぐに外野手に転向。
 長らく芽が伸びなかったが、11年目の72年に右翼手の定位置を獲得し、76年まで活躍。翌77年からはクラウンに移籍し、79年には80試合の出場ながら打率.362を残すなど準レギュラーとして活躍し、81年に引退。
 前年にレギュラーを獲得し、打率3割をマークしたことから翌73年の球宴では外野手部門のファン投票2位で選出され、3試合に出場するもいずれも途中出場で第2戦では最後の打者として凡退するなど快音は残せなかった。


231 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/31(月) 00:52:29 Gnt8UtIs
>>229
第2戦スミ1でしかもその1点が福本出塁、盗塁、犠打、犠飛というまさしく黄金期阪急の1点でいいなあ
>>230
ノムさんとサッチーやらかしてて草


232 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/31(月) 02:37:13 LshN4rqM
水島新司先生のあぶさんが連載始まったのこの年なんすよね
段々と見覚えある選手が増えてきた


233 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/05/31(月) 22:44:44 lNtbt8T.
あぶさんの連載最初期は野村監督時代ですが
サッチーは出てこないんですよね
元嫁さんとの間の子供が出てくる話はありますが・・・


234 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/01(火) 00:00:58 yhP4xEFc

【第24回・1974年】

【1974年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:6人 神:5人 中:3人 ヤ:4人 洋:5人 広:5人 計:28人

監督:川上哲治(巨人・54歳)

コーチ:金田正泰(阪神・54歳)
コーチ:与那嶺要(中日・49歳)

【ファン投票選出】

投手:堀内恒夫(巨人・26歳) ※7年連続8度目(ファン投票は3年連続4度目)
   (46登板 19勝11敗 1S 276.2投球回 127奪三振 80与四球 217被安打 防2.67)

捕手:田淵幸一(阪神・27歳) ※6年連続6度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (129試合 .278 (407-113) 45本 95打点 67三振 102四球 2盗塁 出塁率.437 OPS1.080)

一塁:王貞治(巨人・34歳)  ※15年連続15度目
   (130試合 .332 (385-128) 49本 107打点 44三振 158四球 1盗塁 出塁率.532 OPS1.293)

二塁:三村敏之(広島・25歳) ※2年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (96試合 .260 (331-86) 14本 40打点 37三振 18四球 0盗塁 出塁率.312 OPS.741)

三塁:長嶋茂雄(巨人・38歳) ※17年連続17度目
   (128試合 .244 (442-108) 15本 55打点 33三振 24四球 2盗塁 出塁率.288 OPS.675)

遊撃:山下大輔(大洋・22歳) ※初
   (92試合 .181 (166-30) 4本 9打点 37三振 13四球 1盗塁 出塁率.265 OPS.536)

外野:山本浩司(広島・27歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (127試合 .275 (476-131) 28本 74打点 72三振 41四球 18盗塁 出塁率.337 OPS.845)

外野:柴田勲(巨人・30歳)  ※2年連続10度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (128試合 .275 (448-123) 12本 50打点 64三振 44四球 13盗塁 出塁率.339 OPS.734)

外野:末次利光(巨人・32歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (129試合 .316 (440-139) 13本 77打点 36三振 35四球 5盗塁 出塁率.372 OPS.851)


235 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/01(火) 00:01:48 yhP4xEFc

【監督推薦】

投手:関本四十四(巨人・25歳)  ※初
   (37登板 10勝5敗 1S 162.0投球回 55奪三振 39与四球 136被安打 防2.28)

投手:江夏豊(阪神・26歳)    ※8年連続8度目
   (41登板 12勝14敗 8S 197.2投球回 149奪三振 50与四球 153被安打 防2.73)

投手:古沢憲司(阪神・26歳)   ※初
   (37登板 15勝10敗 1S 220.1投球回 122奪三振 67与四球 230被安打 防3.23)

投手:星野仙一(中日・27歳)   ※5年ぶり2度目
   (49登板 15勝9敗 10S 188.0投球回 137奪三振 50与四球 149被安打 防2.87)

投手:松本幸行(中日・27歳)   ※2年ぶり2度目
   (40登板 20勝9敗 0S 236.1投球回 89奪三振 38与四球 232被安打 防3.13)

投手:松岡弘(ヤクルト・26歳)  ※4年連続4度目
   (39登板 17勝15敗 1S 257.1投球回 168奪三振 67与四球 143被安打 防2.32)

投手:浅野啓司(ヤクルト・25歳) ※4年ぶり2度目
   (41登板 12勝15敗 5S 256.0投球回 148奪三振 50与四球 202被安打 防2.39)

投手:平松政次(大洋・26歳)   ※6年連続6度目
   (46登板 15勝16敗 2S 243.2投球回 175奪三振 74与四球 222被安打 防3.65)

投手:外木場義郎(広島・29歳)  ※2年ぶり5度目
   (46登板 18勝16敗 3S 310.1投球回 196奪三振 85与四球 259被安打 防2.82)

投手:金城基泰(広島・21歳)   ※初
   (44登板 20勝15敗 0S 252.0投球回 207奪三振 71与四球 214被安打 防3.64)

捕手:木俣達彦(中日・30歳)   ※2年連続4度目
   (123試合 .322 (438-141) 18本 50打点 68三振 39四球 3盗塁 出塁率.379 OPS.886)

捕手:大矢明彦(ヤクルト・26歳) ※2年ぶり3度目
   (130試合 .239 (431-103) 13本 41打点 44三振 28四球 6盗塁 出塁率.286 OPS.662)

内野:藤田平(阪神・26歳)  ※2年連続6度目
   (100試合 .302 (374-113) 16本 47打点 20三振 30四球 6盗塁 出塁率.363 OPS.860)

内野:シピン(大洋・27歳)  ※3年連続3度目
   (115試合 .306 (408-125) 25本 73打点 55三振 59四球 6盗塁 出塁率.394 OPS.923)

内野:松原誠(大洋・30歳)  ※2年ぶり8度目
   (128試合 .317 (496-157) 21本 83打点 24三振 28四球 9盗塁 出塁率.350 OPS.854)

内野:衣笠祥雄(広島・27歳) ※3年ぶり2度目
   (130試合 .253 (471-119) 32本 86打点 78三振 48四球 7盗塁 出塁率.330 OPS.811)

外野:テーラー(阪神・30歳)  ※初
   (127試合 .278 (489-136) 12本 38打点 37三振 43四球 7盗塁 出塁率.351 OPS.766)

外野:若松勉(ヤクルト・27歳) ※3年連続3度目
   (130試合 .312 (477-149) 20本 74打点 31三振 45四球 18盗塁 出塁率.374 OPS.891)

外野:中塚政幸(大洋・29歳)  ※4年ぶり2度目
   (129試合 .291 (481-140) 5本 37打点 38三振 53四球 28盗塁 出塁率.361 OPS.746)


236 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/01(火) 00:02:43 yhP4xEFc

【パ・リーグ】 南:4人 急:6人 ロ:8人 太:2人 日:3人 近:5人 計:28人

監督:野村克也(南海・39歳) ※選手兼任

コーチ:上田利治(阪急・37歳)
コーチ:土屋弘光(ロッテ・42歳)

【ファン投票選出】

投手:太田幸司(近鉄・22歳)   ※5年連続5度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (43登板 10勝14敗 2S 163.1投球回 77奪三振 76与四球 156被安打 防4.64)

捕手:野村克也(南海・39歳)   ※18年連続18度目(監督兼任)
   (83試合 .211 (265-56) 12本 45打点 30三振 38四球 2盗塁 出塁率.313 OPS.686)

一塁:加藤秀司(阪急・26歳)   ※2年連続3度目(ファン投票は初)
   (120試合 .322 (428-138) 19本 75打点 55三振 37四球 24盗塁 出塁率.373 OPS.897)

二塁:山崎裕之(ロッテ・27歳)  ※3年連続5度目
   (124試合 .278 (454-126) 11本 58打点 70三振 39四球 6盗塁 出塁率.335 OPS.769)

三塁:有藤通世(ロッテ・27歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (117試合 .263 (419-110) 25本 63打点 82三振 40四球 20盗塁 出塁率.329 OPS.830)

遊撃:千田啓介(ロッテ・31歳)  ※2年連続2度目
   (85試合 .198 (172-34) 2本 6打点 29三振 18四球 4盗塁 出塁率.277 OPS.568)

外野:福本豊(阪急・26歳)    ※3年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (129試合 .327 (477-156) 8本 52打点 57三振 58四球 94盗塁 出塁率.401 OPS.848)

外野:長池徳二(阪急・30歳)   ※8年連続8度目(ファン投票は3年連続6度目)
   (121試合 .290 (442-128) 27本 96打点 38三振 38四球 9盗塁 出塁率.347 OPS.865)

外野:アルトマン(ロッテ・41歳) ※5年連続5度目(ファン投票は初)
   (85試合 .351 (271-95) 21本 67打点 17三振 48四球 1盗塁 出塁率.442 OPS1.095)


237 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/01(火) 00:03:36 yhP4xEFc

【監督推薦】

投手:江本孟紀(南海・27歳)  ※2年連続2度目
   (34登板 13勝12敗 0S 216.2投球回 116奪三振 111与四球 185被安打 防3.16)

投手:山内新一(南海・26歳)  ※2年連続2度目
   (29登板 10勝6敗 0S 184.0投球回 83奪三振 72与四球 174被安打 防3.67)

投手:山田久志(阪急・25歳)  ※2年ぶり3度目
   (41登板 11勝6敗 11S 130.0投球回 78奪三振 36与四球 103被安打 防3.05)

投手:木樽正明(ロッテ・27歳) ※2年連続5度目
   (36登板 13勝6敗 2S 201.0投球回 85奪三振 52与四球 182被安打 防3.09)

投手:村田兆治(ロッテ・24歳) ※3年ぶり2度目
   (32登板 12勝10敗 1S 180.2投球回 108奪三振 87与四球 151被安打 防2.69)

投手:加藤初(太平洋・24歳)  ※3年連続3度目
   (34登板 12勝12敗 0S 189.0投球回 122奪三振 98与四球 144被安打 防2.95)

投手:新美敏(日本ハム・21歳) ※初
   (41登板 12勝14敗 2S 209.1投球回 74奪三振 62与四球 194被安打 防3.83)

投手:神部年男(近鉄・31歳)  ※2年ぶり2度目
   (28登板 12勝7敗 1S 151.0投球回 74奪三振 48与四球 129被安打 防2.38)

捕手:中沢伸二(阪急・28歳)  ※初
   (113試合 .228 (302-69) 7本 41打点 53三振 33四球 0盗塁 出塁率.305 OPS.633)

捕手:村上公康(ロッテ・29歳) ※5年ぶり2度目(移籍後初)
   (94試合 .246 (236-58) 9本 34打点 27三振 20四球 2盗塁 出塁率.314 OPS.742)

内野:桜井輝秀(南海・26歳)   ※2年連続2度目
   (130試合 .261 (502-131) 3本 36打点 52三振 46四球 29盗塁 出塁率.322 OPS.655)

内野:高井保弘(阪急・29歳)   ※初
   (102試合 .278 (133-37) 9本 31打点 20三振 23四球 1盗塁 出塁率.385 OPS.896)

内野:大杉勝男(日本ハム・29歳) ※3年連続6度目
   (130試合 .234 (461-108) 22本 90打点 73三振 48四球 4盗塁 出塁率.307 OPS.715)

内野:羽田耕一(近鉄・21歳)   ※初
   (130試合 .248 (501-124) 14本 55打点 68三振 29四球 9盗塁 出塁率.291 OPS.647)

外野:弘田澄男(ロッテ・25歳)   ※初
   (123試合 .295 (434-128) 9本 60打点 27三振 27四球 26盗塁 出塁率.340 OPS.758)

外野:ビュフォード(太平洋・37歳) ※2年連続2度目
   (108試合 .330 (382-126) 14本 43打点 39三振 63四球 15盗塁 出塁率.430 OPS.917)

外野:張本勲(日本ハム・34歳)   ※15年連続15度目
   (120試合 .340 (406-138) 14本 62打点 28三振 82四球 14盗塁 出塁率.452 OPS.959)

外野:土井正博(近鉄・30歳)    ※4年連続11度目
   (130試合 .277 (429-119) 29本 67打点 35三振 74四球 5盗塁 出塁率.406 OPS.923)

外野:小川亨(近鉄・28歳)     ※初
   (119試合 .276 (392-108) 7本 32打点 26三振 65四球 20盗塁 出塁率.392 OPS.744)


238 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/01(火) 00:04:46 yhP4xEFc

【1974年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 3x-2 セ 7月21日・後楽園・パ36勝23敗3分
(勝:山田 1勝 敗:松岡 1敗)
※パが年を跨いで2試合連続サヨナラ勝利。2点を追う3回に長池の犠飛で1点差とすると、そのまま迎えた9回に世界の代打男・高井が貫禄の代打逆転サヨナラ2ランを放って試合を決めた。MVPは高井保弘。

第2戦
パ 6-3 セ 7月22日・西宮・パ37勝23敗3分
(勝:太田 1勝 敗:松本幸 1敗)
※パが4連勝。3点を追う4回に加藤秀の適時打などで1点差とすると、6回に長池と有藤の適時打で逆転。7回には福本とビュフォードの連続弾も飛び出した。MVPは福本豊。

第3戦
セ 0-1 パ 7月23日・広島・パ38勝23敗3分
(勝:新美 1勝 敗:外木場 1敗 S:村田 1S)
※パが7年ぶり4度目の全勝。双方無得点で迎えた8回に1死満塁から張本のゴロの間に決勝点。投げては加藤初、山内新、新美と繋ぎ、最後は村田が占めて球宴初のセーブを記録した。MVPは張本勲。


239 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/01(火) 00:05:17 yhP4xEFc

【第24回・1974年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・関本四十四(関本充宏) (巨人・投手・当時25歳) 糸魚川商工高→67年ドラフト10位→巨人(68-75)→太平洋(76)→大洋(77-78)

74年成績:37登板 10勝5敗 1S 162.0投球回 55奪三振 39与四球 136被安打 防2.28
通算成績:166登板 27勝41敗 1S 619.1投球回 257奪三振 183与四球 610被安打 防3.14
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 0.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※67年のドラフト10位指名を受けて入団するも、下位指名であったことから入団3年間は打撃投手としての扱いしか受けられなかった。しかし4年目の71年に先発ローテに抜擢されると、10勝11敗の成績をあげて若松勉との争いを制して史上最遅の4年目の新人王となる。
 さらに74年にも10勝、防2.28をマークして最優秀防御率のタイトルを獲得した。しかし翌75年に巨人軍は最下位となり戦力補強の煽りを受けて76年にトレードで太平洋に移籍。翌77年には大洋に移籍となり、78年に引退。
 その最優秀防御率を獲得した74年に球宴選出を果たすと、自身は第3戦の3番手で登板。両軍無得点と緊迫した中で迎えた7回を、3者凡退に打ち取った。

・ボビー・テーラー (阪神・外野手・当時30歳) 中日(73)→阪神(74-75)

74年成績:127試合 .278 (489-136) 12本 38打点 37三振 43四球 7盗塁 出塁率.351 OPS.766
通算成績:358試合 .259 (1265-328) 30本 113打点 107三振 99四球 11盗塁 出塁率.325 OPS.705
球宴成績:3試合 .000 (3-0) 0本 0打点 2三振 1四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.250

※ジャイアンツ傘下のマイナー時代は村上雅則と一時期チームメイトであり、73年に来日して中日に入団。175cmと助っ人にしては小柄だったものの豪快なスイングを披露し長打狙いのスタイルを取るも中日では打率.222 7本塁打に終わり、
 1年で退団して阪神に移籍。移籍後は確実性を狙ったスタイルに変更し、1番打者として活躍。結果として長打も増えて74年には12本、75年には11本塁打をマーク。なお75年には前述の村上雅則が南海から移籍したため、11年ぶりにチームメイトとなった。
 75年限りで帰国し、以降もマイナーでプレー。阪神移籍1年目に選出された球宴では3試合とも途中出場。ヒットは打てなかったが、第2戦では9回に山田久志から四球を選んでいる。

【パ・リーグ】

・新美敏 (日本ハム・投手・当時21歳) PL学園高→日本楽器→72年ドラフト1位→日拓・日本ハム(73-76)→広島(77-87)

74年成績:41登板 12勝14敗 2S 209.1投球回 74奪三振 62与四球 194被安打 防3.83
通算成績:275登板 35勝52敗 6S 868.0投球回 429奪三振 296与四球 873被安打 防4.20
球宴成績:2登板 1勝0敗 0S 4.0投球回 3奪三振 2与四球 1被安打 防0.00

※日本楽器では72年の都市対抗でチームの優勝に貢献して橋戸賞、社会人ベストナインに選出され、同年のドラフトで1位指名を受けて入団。1年目の73年に初登板で完封勝利をあげるなど、54試合に登板し、12勝をマークして新人王を獲得すると、
 翌74年も2年連続で12勝をマーク。しかし翌年以降は低迷し、77年に4対3のトレードで広島に移籍。広島でも長らく不振に陥るも、移籍7年目の83年からリリーフとして復活し、翌84年にはリーグ優勝にも貢献した。87年に引退後は広島、日本ハムのコーチを経て、現在はエスプライド鉄腕の監督を務める。
 前年に新人王に輝き、順風満帆の2年目を送る中で選出された74年の球宴では2試合に登板。第1戦では2番手として2イニングを無失点に打ち取ると、第3戦では3番手としてこちらも2回無失点に抑え、勝利投手にもなった。

・高井保弘 (阪急・内野手・当時29歳) 今治西高→名古屋日産モーター→阪急(64-82)

74年成績:102試合 .278 (133-37) 9本 31打点 20三振 23四球 1盗塁 出塁率.385 OPS.896
通算成績:1135試合 .269 (2476-665) 130本 446打点 400三振 277四球 11盗塁 出塁率.346 OPS.811
球宴成績:2試合 1.000 (1-1) 1本 2打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率1.000 OPS5.000

※「世界の代打男」。64年に阪急に入団するも、毎年2軍でタイトルを獲得し続ける中でなかなか1軍に定着できなかったが、当時在籍していたスペンサーを倣い、相手投手の観察力を磨き、癖を見抜く技術を身につける。そして7年目の70年からは代打の切り札として起用されるようになり、
 74年には代打本塁打の通算記録を更新し、翌75年には世界記録も更新。同年からは指名打者制度が導入され、以降はレギュラーとなってチームの4連覇にも貢献した。最終的に通算27本の代打本塁打を放ったレジェンドだが、球宴選出はリーグ記録の6本の代打本塁打を記録した74年のみ。
 しかしその第1戦で1点を追う9回、1死1塁で代打で登場して松岡弘から劇的なサヨナラ2ランを放つまさに代打男の名に馳せない活躍を見せ、この本塁打を見た米国人記者の提言によってNPBが指名打者制度を検討するようになったほどの伝説的な一発となった。


240 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/01(火) 00:08:01 jL4jpPSM
高井さん、代打男の印象ですけど通算1135試合に出場してて2476打席立ってるんですね


241 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/01(火) 00:22:14 h7T9EknY
>>239
高井さんかっこよすぎるよねこれ
>>240
75年からDH導入されてますから
まぁ導入されてから数年は長池さんがDHで出場して高井さんは代打屋のままだったりしたらしいですが
ホームラン22本打ったシーズンもあるはずです


242 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/02(水) 00:07:18 9lj7vhcg

【第25回・1975年】

【1975年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 中:7人 巨:4人 ヤ:4人 神:5人 洋:3人 広:5人 計:28人

監督:与那嶺要(中日・40歳)

コーチ:長嶋茂雄(巨人・39歳)
コーチ:荒川博(ヤクルト・44歳)

【ファン投票選出】

投手:堀内恒夫(巨人・27歳) ※8年連続9度目(ファン投票は4年連続5度目)
   (38登板 10勝18敗 0S 213.2投球回 118奪三振 75与四球 212被安打 防3.79)

捕手:田淵幸一(阪神・28歳) ※7年連続7度目(ファン投票は3年連続4度目)
   (129試合 .278 (426-129) 43本 90打点 64三振 88四球 2盗塁 出塁率.437 OPS1.094)

一塁:王貞治(巨人・35歳)  ※16年連続16度目
   (128試合 .285 (393-112) 33本 96打点 62三振 123四球 1盗塁 出塁率.451 OPS1.024)

二塁:大下剛史(広島・30歳) ※2年ぶり5度目(移籍後初、ファン投票は4年ぶり3度目)
   (117試合 .270 (471-127) 3本 19打点 43三振 27四球 44盗塁 出塁率.314 OPS.633)

三塁:衣笠祥雄(広島・28歳) ※2年連続3度目(ファン投票は初)
   (130試合 .276 (479-132) 21本 71打点 61三振 44四球 18盗塁 出塁率.343 OPS.800)

遊撃:山下大輔(大洋・23歳) ※2年連続2度目
   (103試合 .248 (222-55) 3本 10打点 37三振 21四球 6盗塁 出塁率.324 OPS.684)

外野:山本浩二(広島・28歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (130試合 .319 (451-144) 30本 84打点 39三振 67四球 24盗塁 出塁率.406 OPS.971)

外野:高田繁(巨人・29歳)  ※2年ぶり7度目(ファン投票は2年ぶり6度目)
   (121試合 .252 (333-84) 12本 30打点 33三振 31四球 9盗塁 出塁率.325 OPS.676)

外野:末次利光(巨人・33歳) ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (113試合 .252 (317-80) 13本 46打点 37三振 32四球 2盗塁 出塁率.325 OPS.719)


243 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/02(水) 00:07:58 9lj7vhcg

【監督推薦】

投手:星野仙一(中日・28歳)  ※2年連続3度目
   (40登板 17勝5敗 4S 217.2投球回 112奪三振 48与四球 208被安打 防2.77)

投手:松本幸行(中日・28歳)  ※2年連続3度目
   (37登板 17勝15敗 0S 250.0投球回 98奪三振 40与四球 217被安打 防2.41)

投手:鈴木孝政(中日・21歳)  ※初
   (67登板 9勝8敗 21S 148.1投球回 117奪三振 25与四球 113被安打 防2.98)

投手:松岡弘(ヤクルト・27歳) ※5年連続5度目
   (41登板 13勝9敗 6S 201.2投球回 168奪三振 67与四球 143被安打 防2.32)

投手:安田猛(ヤクルト・28歳) ※2年ぶり2度目
   (44登板 16勝12敗 4S 243.2投球回 101奪三振 36与四球 238被安打 防2.73)

投手:江夏豊(阪神・27歳)   ※9年連続9度目
   (49登板 12勝12敗 6S 208.1投球回 132奪三振 72与四球 169被安打 防3.07)

投手:安仁屋宗八(阪神・30歳) ※7年ぶり3度目(移籍後初)
   (66登板 12勝5敗 7S 140.2投球回 87奪三振 22与四球 111被安打 防1.91)

投手:外木場義郎(広島・30歳) ※2年連続6度目
   (41登板 20勝13敗 0S 287.0投球回 193奪三振 89与四球 240被安打 防2.95)

投手:池谷公二郎(広島・23歳) ※初
   (45登板 18勝11敗 1S 244.0投球回 131奪三振 62与四球 242被安打 防3.32)

捕手:木俣達彦(中日・31歳)   ※3年連続5度目
   (119試合 .279 (387-108) 3本 43打点 40三振 22四球 1盗塁 出塁率.323 OPS.669)

捕手:大矢明彦(ヤクルト・27歳) ※2年連続4度目
   (130試合 .243 (436-106) 9本 43打点 38三振 26四球 2盗塁 出塁率.283 OPS.627)

内野:島谷金二(中日・30歳) ※初
   (130試合 .280 (432-121) 20本 76打点 73三振 47四球 9盗塁 出塁率.359 OPS.850)

内野:藤田平(阪神・27歳)  ※3年連続7度目
   (102試合 .290 (386-112) 9本 56打点 23三振 29四球 1盗塁 出塁率.336 OPS.758)

内野:中村勝広(阪神・26歳) ※3年ぶり2度目
   (130試合 .280 (475-133) 16本 43打点 72三振 91四球 12盗塁 出塁率.399 OPS.828)

内野:松原誠(大洋・31歳)  ※2年連続9度目
   (126試合 .280 (486-136) 23本 83打点 40三振 36四球 9盗塁 出塁率.329 OPS.798)

外野:井上弘昭(中日・31歳)  ※初
   (130試合 .318 (468-149) 18本 65打点 40三振 46四球 11盗塁 出塁率.392 OPS.869)

外野:ローン(中日・32歳)   ※初
   (119試合 .263 (434-114) 16本 45打点 78三振 47四球 20盗塁 出塁率.335 OPS.785)

外野:若松勉(ヤクルト・28歳) ※4年連続4度目
   (123試合 .291 (453-132) 8本 48打点 30三振 37四球 6盗塁 出塁率.349 OPS.742)

外野:中塚政幸(大洋・30歳)  ※2年連続3度目
   (128試合 .258 (507-131) 6本 29打点 42三振 55四球 33盗塁 出塁率.332 OPS.667)


244 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/02(水) 00:08:29 9lj7vhcg

【パ・リーグ】 ロ:6人 急:8人 南:5人 太:2人 近:5人 日:2人 計:28人

監督:金田正一(ロッテ・41歳)

コーチ:上田利治(阪急・38歳)
コーチ:寺岡孝(南海・32歳)

【ファン投票選出】

投手:太田幸司(近鉄・23歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (35登板 12勝12敗 1S 188.2投球回 91奪三振 45与四球 169被安打 防3.71)

捕手:野村克也(南海・40歳)  ※19年連続19度目
   (129試合 .266 (473-126) 28本 92打点 49三振 58四球 3盗塁 出塁率.350 OPS.817)

一塁:加藤秀司(阪急・27歳)  ※3年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (126試合 .309 (456-141) 32本 97打点 58三振 57四球 12盗塁 出塁率.388 OPS.960)

二塁:山崎裕之(ロッテ・28歳) ※4年連続6度目
   (118試合 .270 (430-116) 17本 56打点 74三振 46四球 9盗塁 出塁率.342 OPS.793)

三塁:有藤通世(ロッテ・28歳) ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (129試合 .266 (473-126) 25本 68打点 91三振 42四球 15盗塁 出塁率.330 OPS.806)

遊撃:定岡智秋(南海・22歳)  ※初
   (97試合 .189 (185-35) 3本 14打点 39三振 14四球 3盗塁 出塁率.259 OPS.507)

外野:張本勲(日本ハム・35歳) ※16年連続16度目(ファン投票は3年ぶり12度目)
   (119試合 .276 (410-113) 15本 46打点 26三振 58四球 6盗塁 出塁率.367 OPS.791)

外野:佐々木恭介(近鉄・25歳) ※初
   (117試合 .305 (364-111) 13本 69打点 32三振 39四球 8盗塁 出塁率.371 OPS.829)

外野:福本豊(阪急・27歳)   ※4年連続5度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (130試合 .259 (491-127) 10本 51打点 74三振 50四球 63盗塁 出塁率.330 OPS.719)


245 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/02(水) 00:09:19 9lj7vhcg

【監督推薦】

投手:村田兆治(ロッテ・25歳)  ※2年連続3度目
   (39登板 9勝12敗 13S 191.2投球回 120奪三振 65与四球 128被安打 防2.21)

投手:水谷則博(ロッテ・25歳)  ※初
   (32登板 9勝7敗 0S 132.0投球回 54奪三振 38与四球 127被安打 防2.80)

投手:山田久志(阪急・26歳)   ※4年連続4度目
   (31登板 12勝10敗 2S 198.0投球回 114奪三振 42与四球 202被安打 防4.32)

投手:山口高志(阪急・25歳)   ※初
   (32登板 12勝13敗 1S 203.0投球回 149奪三振 75与四球 169被安打 防2.93)

投手:山内新一(南海・27歳)   ※3年連続3度目
   (29登板 10勝12敗 0S 219.1投球回 62奪三振 56与四球 199被安打 防2.55)

投手:東尾修(太平洋・25歳)   ※2年ぶり3度目
   (54登板 23勝15敗 7S 317.2投球回 154奪三振 63与四球 287被安打 防2.38)

投手:鈴木啓示(近鉄・27歳)   ※2年ぶり9度目
   (33登板 22勝6敗 0S 239.1投球回 107奪三振 48与四球 191被安打 防2.26)

投手:神部年男(近鉄・32歳)   ※2年連続3度目
   (31登板 10勝8敗 1S 173.2投球回 57奪三振 53与四球 142被安打 防3.05)

投手:高橋直樹(日本ハム・30歳) ※初
   (35登板 17勝13敗 0S 256.0投球回 120奪三振 65与四球 229被安打 防2.95)

捕手:村上公康(ロッテ・30歳) ※2年連続3度目
   (102試合 .240 (225-54) 6本 25打点 23三振 8四球 0盗塁 出塁率.271 OPS.636)

捕手:中沢伸二(阪急・29歳)  ※2年連続2度目
   (116試合 .247 (271-67) 6本 27打点 48三振 35四球 2盗塁 出塁率.337 OPS.687)

内野:大橋穣(阪急・29歳)   ※2年ぶり3度目
   (121試合 .229 (345-79) 7本 24打点 71三振 30四球 8盗塁 出塁率.296 OPS.600)

内野:マルカーノ(阪急・24歳) ※初
   (124試合 .298 (460-137) 23本 71打点 50三振 14四球 5盗塁 出塁率.324 OPS.845)

内野:藤原満(南海・28歳)   ※初
   (130試合 .281 (477-134) 4本 40打点 36三振 28四球 29盗塁 出塁率.324 OPS.672)

内野:土井正博(太平洋・31歳) ※5年連続12度目(移籍後初、内野での選出は初)
   (130試合 .260 (481-125) 34本 82打点 45三振 64四球 2盗塁 出塁率.354 OPS.845)

外野:弘田澄男(ロッテ・26歳) ※2年連続2度目
   (126試合 .301 (491-148) 11本 54打点 25三振 33四球 35盗塁 出塁率.347 OPS.779)

外野:長池徳二(阪急・31歳)  ※9年連続9度目
   (103試合 .270 (378-102) 25本 58打点 29三振 38四球 6盗塁 出塁率.338 OPS.838)

外野:門田博光(南海・27歳)  ※3年ぶり2度目
   (129試合 .280 (485-136) 19本 85打点 49三振 55四球 6盗塁 出塁率.355 OPS.821)

外野:小川亨(近鉄・29歳)   ※2年連続2度目
   (128試合 .289 (453-131) 5本 45打点 18三振 68四球 7盗塁 出塁率.394 OPS.753)


246 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/02(水) 00:09:42 9lj7vhcg

【1975年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 8-0 パ 7月19日・甲子園・セ24勝38敗3分
(勝:江夏 1勝 敗:太田 1敗 S:安仁屋 1S)
※セが快勝。初回に山本浩と衣笠の広島コンビによる本塁打が飛び出すなど4点を先制すると、続く2回にも山本が2打席連続の3ラン、3回には衣笠にも2打席連続弾が飛び出すなど2人の独壇場を見せた。MVPは山本浩二。

第2戦
セ 4-3 パ 7月20日・中日・セ25勝38敗3分
(勝:鈴木孝 1勝 敗:村田 1敗 S:堀内 1S)
※セが逆転勝利。1点を追う6回に藤田平のソロで同点とすると、2点を勝ち越された続く7回には若松の適時2塁打と代打・松原の2ランで3点を奪い試合をひっくり返した。MVPは松原誠。

第3戦
セ 0-3 パ 7月22日・神宮・パ39勝25敗3分
(勝:水谷則 1勝 敗:安田 1敗 S:山口 1S)
※パが全敗を阻止。3回に土井の2ランで先制すると、5回にも土井の適時打で追加点を奪った。投げては山内新、水谷則、鈴木啓、山口の4投手の継投でセ打線を4安打に抑え込み完封勝利。MVPは土井正博。


247 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/02(水) 00:10:18 9lj7vhcg

【第25回・1975年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・ローン・ウッズ (中日・外野手・当時32歳) 中日(75-76)

75年成績:119試合 .263 (434-114) 16本 45打点 78三振 47四球 20盗塁 出塁率.335 OPS.785
通算成績:192試合 .263 (608-160) 19本 68打点 110三振 72四球 23盗塁 出塁率.341 OPS.776
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 1盗塁 出塁率.000 OPS.000

※MLBでは73年にエクスポズで135試合に出場するなど、通算582試合に出場。75年に来日して中日に入団すると、俊足強肩の外野手として主に1番打者として活躍。16本塁打、20盗塁と好成績を残し、同年のダイヤモンドグラブ賞も受賞。
 翌年以降も活躍が期待されたが右手の腱鞘炎により出場機会が減少し、シーズン終了前に帰国、退団となった。来日1年目にこの年、セ助っ人では唯一選出された75年の球宴では2試合に出場。
 第1戦は途中出場で打席なしに終わるも、本拠地・中日球場で行われた第2戦では8番・右翼手でスタメン。5回に相手の失策で出塁すると、盗塁を記録して俊足を見せ付けた。

【パ・リーグ】

なし


248 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/02(水) 00:17:29 gOxSzEog
>>242
ミスター引退して巨人の監督になってますね
寂しいなあ
>>244
ノムさん40歳で前年より成績良くなってて怖い
ショートの定岡さんは巨人の定岡さんの兄?


249 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/02(水) 14:12:22 P2nYi2rk
巨人はV9組の衰えが顕著、広島は衣笠とピーコがいよいよ本格化し始めた感じですね


250 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/02(水) 14:16:17 Cwm/9VEA
セリーグは1974年から打高化が進んでいますね


251 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/03(木) 00:05:23 I2a2LpQQ

【第26回・1976年】

【1976年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 広:5人 中:4人 神:5人 ヤ:2人 洋:4人(1) 巨:8人(1) 計:28人

監督:古葉竹識(広島・40歳)

コーチ:与那嶺要(中日・51歳)
コーチ:吉田義男(阪神・42歳)

【ファン投票選出】

投手:小林繁(巨人・23歳)   ※初
   (43登板 18勝8敗 2S 217.1投球回 129奪三振 47与四球 192被安打 防2.99)

捕手:田淵幸一(阪神・29歳)  ※8年連続8度目(ファン投票は4年連続5度目)
   (130試合 .277 (440-122) 39本 89打点 56三振 65四球 1盗塁 出塁率.379 OPS.954)

一塁:王貞治(巨人・36歳)   ※17年連続17度目
   (122試合 .325 (400-130) 49本 123打点 45三振 125四球 3盗塁 出塁率.479 OPS1.204)

二塁:ジョンソン(巨人・33歳) ※初→出場辞退
   (108試合 .275 (371-102) 26本 74打点 62三振 46四球 1盗塁 出塁率.365 OPS.904)

三塁:高田繁(巨人・30歳)   ※2年連続8度目(ファン投票は2年連続7度目、三塁手としては初)
   (118試合 .305 (430-131) 13本 58打点 24三振 28四球 17盗塁 出塁率.353 OPS.814)

遊撃:藤田平(阪神・28歳)   ※4年連続8度目(ファン投票は6年ぶり4度目)
   (103試合 .278 (395-110) 12本 39打点 23三振 30四球 5盗塁 出塁率.329 OPS.764)

外野:張本勲(巨人・36歳)   ※17年連続17度目(移籍後初、ファン投票は2年連続13度目)
   (130試合 .355 (513-182) 22本 93打点 44三振 51四球 8盗塁 出塁率.417 OPS.988)

外野:末次利光(巨人・34歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (119試合 .281 (303-85) 9本 47打点 24三振 22四球 1盗塁 出塁率.329 OPS.732)

外野:山本浩二(広島・29歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (129試合 .293 (464-136) 23本 62打点 57三振 62四球 14盗塁 出塁率.380 OPS.890)


252 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/03(木) 00:06:58 I2a2LpQQ

【監督推薦】

投手:池谷公二郎(広島・24歳) ※2年連続2度目
   (51登板 20勝15敗 3S 290.1投球回 207奪三振 72与四球 271被安打 防3.26)

投手:佐伯和司(広島・24歳)  ※3年ぶり2度目
   (36登板 10勝13敗 0S 189.2投球回 122奪三振 51与四球 220被安打 防4.36)

投手:星野仙一(中日・29歳)  ※3年連続4度目
   (20登板 10勝6敗 0S 132.2投球回 60奪三振 26与四球 141被安打 防3.93)

投手:鈴木孝政(中日・22歳)  ※2年連続2度目
   (60登板 7勝8敗 26S 148.1投球回 118奪三振 27与四球 116被安打 防2.98)

投手:江本孟紀(阪神・28歳)  ※2年ぶり3度目(移籍後初)
   (38登板 15勝9敗 0S 239.2投球回 115奪三振 66与四球 239被安打 防3.76)

投手:山本和行(阪神・27歳)  ※初
   (67登板 6勝3敗 18S 113.2投球回 80奪三振 25与四球 101被安打 防2.92)

投手:松岡弘(ヤクルト・28歳) ※6年連続6度目
   (42登板 17勝13敗 4S 222.0投球回 170奪三振 85与四球 208被安打 防3.32)

投手:平松政次(大洋・28歳)  ※2年ぶり7度目(中塚政幸の出場辞退による補充)
   (41登板 13勝17敗 2S 260.1投球回 170奪三振 95与四球 227被安打 防3.81)

投手:奥江英幸(大洋・25歳)  ※初
   (52登板 11勝17敗 3S 220.1投球回 121奪三振 87与四球 225被安打 防4.09)

投手:加藤初(巨人・26歳)   ※2年ぶり4度目(移籍後初)
   (46登板 15勝4敗 8S 168.0投球回 161奪三振 63与四球 141被安打 防3.70)

投手:新浦寿夫(巨人・25歳)  ※初
   (50登板 11勝11敗 5S 197.1投球回 162奪三振 81与四球 156被安打 防3.10)

捕手:福嶋久晃(大洋・29歳) ※初
   (112試合 .266 (376-100) 18本 45打点 49三振 15四球 0盗塁 出塁率.296 OPS.746)

捕手:吉田孝司(巨人・30歳) ※初
   (124試合 .260 (377-98) 5本 37打点 49三振 33四球 0盗塁 出塁率.328 OPS.686)

内野:衣笠祥雄(広島・29歳)  ※3年連続4度目
   (130試合 .299 (522-156) 26本 69打点 84三振 31四球 31盗塁 出塁率.350 OPS.856)

内野:ホプキンス(広島・33歳) ※初
   (117試合 .329 (420-138) 20本 69打点 30三振 62四球 1盗塁 出塁率.418 OPS.933)

内野:島谷金二(中日・31歳)  ※2年連続2度目(ジョンソンの出場辞退による補充)
   (129試合 .278 (443-123) 21本 54打点 68三振 50四球 6盗塁 出塁率.355 OPS.831)

内野:掛布雅之(阪神・21歳)  ※初
   (122試合 .325 (406-132) 27本 83打点 52三振 54四球 5盗塁 出塁率.407 OPS1.015)

内野:松原誠(大洋・32歳)   ※3年連続10度目
   (126試合 .289 (478-138) 33本 85打点 41三振 36四球 9盗塁 出塁率.333 OPS.890)

外野:谷沢健一(中日・29歳)  ※3年ぶり5度目(外野での選出は4年ぶり)
   (127試合 .355 (496-176) 11本 52打点 51三振 37四球 4盗塁 出塁率.404 OPS.902)

外野:若松勉(ヤクルト・29歳) ※5年連続5度目
   (127試合 .344 (485-167) 17本 70打点 25三振 43四球 9盗塁 出塁率.399 OPS.906)

外野:中塚政幸(大洋・31歳)  ※3年連続4度目→出場辞退
   (101試合 .296 (341-101) 5本 30打点 37三振 36四球 11盗塁 出塁率.367 OPS.780)


253 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/03(木) 00:07:36 I2a2LpQQ

【パ・リーグ】 急:10人 近:3人 太:3人 ロ:3人 南:7人 日:2人 計:28人

監督:上田利治(阪急・39歳)

コーチ:仰木彬(近鉄・41歳)
コーチ:滝内弥瑞生(太平洋・40歳)

【ファン投票選出】
 
投手:江夏豊(南海・28歳)   ※10年連続10度目(移籍後初、ファン投票は5年ぶり3度目)
   (36登板 6勝12敗 9S 148.1投球回 109奪三振 61与四球 115被安打 防2.98)

捕手:野村克也(南海・41歳)  ※20年連続20度目
   (119試合 .273 (429-117) 10本 57打点 50三振 29四球 2盗塁 出塁率.323 OPS.696)

一塁:加藤秀司(阪急・28歳)  ※4年連続5度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (120試合 .300 (430-129) 28本 82打点 68三振 51四球 8盗塁 出塁率.376 OPS.932)

二塁:山崎裕之(ロッテ・29歳) ※5年連続7度目
   (121試合 .273 (418-114) 16本 62打点 67三振 48四球 7盗塁 出塁率.349 OPS.792)

三塁:有藤通世(ロッテ・29歳) ※7年連続7度目(ファン投票は6年連続6度目)
   (129試合 .266 (473-126) 25本 68打点 91三振 42四球 15盗塁 出塁率.330 OPS.806)

遊撃:定岡智秋(南海・23歳)  ※2年連続2度目
   (123試合 .238 (340-81) 7本 39打点 70三振 15四球 4盗塁 出塁率.274 OPS.630)

外野:福本豊(阪急・28歳)   ※5年連続6度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (129試合 .282 (489-138) 8本 46打点 66三振 73四球 62盗塁 出塁率.376 OPS.791)

外野:大田卓司(太平洋・25歳) ※初
   (118試合 .270 (422-114) 23本 68打点 52三振 23四球 6盗塁 出塁率.310 OPS.770)

外野:島本講平(近鉄・24歳)  ※5年ぶり2度目(移籍後初、前回は一塁手としての選出)
   (116試合 .212 (297-63) 4本 28打点 50三振 26四球 7盗塁 出塁率.283 OPS.590)


254 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/03(木) 00:08:43 I2a2LpQQ

【監督推薦】

投手:足立充宏(阪急・36歳)  ※4年ぶり6度目
   (31登板 17勝8敗 1S 212.2投球回 67奪三振 27与四球 207被安打 防2.54)

投手:山田久志(阪急・27歳)  ※5年連続5度目
   (39登板 26勝7敗 5S 259.2投球回 143奪三振 48与四球 217被安打 防2.39)

投手:山口高志(阪急・26歳)  ※2年連続2度目
   (35登板 12勝10敗 9S 197.2投球回 152奪三振 91与四球 156被安打 防2.82)

投手:戸田善紀(阪急・30歳)  ※初
   (28登板 12勝5敗 1S 152.1投球回 76奪三振 60与四球 139被安打 防3.91)

投手:鈴木啓示(近鉄・28歳)  ※2年連続10度目
   (37登板 18勝15敗 0S 265.2投球回 129奪三振 43与四球 241被安打 防2.67)

投手:東尾修(太平洋・26歳)  ※2年連続4度目
   (43登板 13勝11敗 5S 243.1投球回 93奪三振 52与四球 256被安打 防3.18)

投手:村田兆治(ロッテ・26歳) ※3年連続4度目
   (46登板 21勝11敗 4S 257.1投球回 202奪三振 73与四球 209被安打 防1.82)

投手:山内新一(南海・28歳)  ※4年連続4度目
   (33登板 20勝13敗 0S 253.1投球回 72奪三振 51与四球 216被安打 防2.28)

投手:佐藤道郎(南海・29歳)  ※4年ぶり3度目
   (54登板 9勝4敗 16S 136.0投球回 56奪三振 29与四球 122被安打 防2.25)

投手:野村収(日本ハム・29歳) ※4年ぶり2度目(移籍後初)
   (44登板 13勝16敗 2S 231.0投球回 99奪三振 30与四球 218被安打 防3.04)

捕手:河村健一郎(阪急・28歳) ※初
   (81試合 .271 (177-48) 6本 23打点 26三振 12四球 1盗塁 出塁率.313 OPS.725)

捕手:有田修三(近鉄・24歳)  ※初
   (124試合 .263 (365-96) 6本 40打点 45三振 36四球 1盗塁 出塁率.325 OPS.681)

内野:マルカーノ(阪急・25歳)  ※2年連続2度目
   (127試合 .271 (495-134) 25本 64打点 64三振 15四球 4盗塁 出塁率.295 OPS.763)

内野:藤原満(南海・29歳)    ※2年連続2度目
   (130試合 .302 (526-159) 8本 48打点 37三振 28四球 50盗塁 出塁率.339 OPS.745)

内野:小田義人(日本ハム・29歳) ※初
   (127試合 .281 (463-130) 10本 55打点 45三振 28四球 9盗塁 出塁率.329 OPS.737)

外野:大熊忠義(阪急・32歳)   ※初
   (116試合 .278 (418-116) 5本 35打点 41三振 30四球 2盗塁 出塁率.330 OPS.699)

外野:ウィリアムス(阪急・27歳) ※初
   (128試合 .271 (446-121) 15本 51打点 77三振 29四球 7盗塁 出塁率.323 OPS.765)

外野:土井正博(太平洋・32歳)  ※6年連続13度目
   (121試合 .259 (429-111) 25本 73打点 38三振 51四球 3盗塁 出塁率.344 OPS.789)

外野:門田博光(南海・28歳)   ※2年連続3度目
   (125試合 .300 (456-137) 22本 77打点 51三振 54四球 2盗塁 出塁率.370 OPS.887)


255 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/03(木) 00:10:00 I2a2LpQQ

【1976年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 1-3 パ 7月17日・川崎・パ40勝25敗3分
(勝:東尾 1勝 敗:山本和 1敗 S:野村 1S)
※パが接戦を制した。打線は4回に代打・藤原の適時打で2点を先制。その後1点差とされるも、9回には福本がソロを放ってリードを広げた。投げては山田、東尾、佐藤、野村の4投手でセ打線を1得点に封じ込んだ。MVPは有藤通世。

第2戦
セ 1-11 パ 7月18日・後楽園・パ41勝25敗3分
(勝:山口 1勝 敗:小林 1敗)
※パが大勝。初回に門田博の2ランで先制すると、その後は中盤から終盤にかけて毎回得点を奪い、終わってみれば16安打11得点と圧倒した。投げては山口、鈴木啓、山内新、村田の4投手がセ打線を山本浩のソロの1安打1得点のみに封じ込める準完全試合を見せた。MVPは門田博光。

第3戦
パ 1-5 セ 7月20日・大阪・セ26勝41敗3分
(勝:江本 1勝 敗:江夏 1敗)
※セが一矢報いた。打線は初回に衣笠と松原の犠飛で2点を先制すると、5回には代打・谷沢、9回には代打・吉田孝が適時打を放ち試合を優位に進めた。投げては先発の江本をはじめ、計6投手の継投でパ打線を1得点に抑えた。MVPは吉田孝司。


256 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/03(木) 00:10:38 I2a2LpQQ

【第26回・1976年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・奥江英幸 (大洋・投手・当時25歳) 岡山東商業高→日本石油→71年ドラフト2位→大洋(72-77)→ロッテ(78-82)

76年成績:52登板 11勝17敗 3S 220.1投球回 121奪三振 87与四球 225被安打 防4.09
通算成績:283登板 53勝62敗 13S 980.0投球回 504奪三振 498与四球 997被安打 防4.56
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 3被安打 防0.00

※日本石油から2位指名を受けて72年に大洋に入団。1軍に定着したのはプロ3年目の74年で主にリリーフとしてリーグ最多の51試合に登板して6勝をマーク。さらに76年には先発ローテに加わり、
 2試合連続完封含む11勝17敗3Sの好成績を残す。その後77年オフにトレードでロッテに移籍。ロッテでも先発の一員として活躍し、80年には自己最多の13勝をマークし、82年に引退。
 先発に回り、大洋投手陣で唯一選出された76年の球宴では第1戦で3番手として登板。6回には1死から連打を浴びるも、藤原満を併殺打に打ち取り、7回にも先頭の福本に二塁打を浴びるも、後続を抑え切って2回無失点と結果を残した。

・デービー・ジョンソン (巨人・二塁手・当時33歳) 巨人(75-76)

76年成績:108試合 .275 (371-102) 26本 74打点 62三振 46四球 1盗塁 出塁率.365 OPS.904
通算成績:199試合 .241 (660-159) 39本 112打点 133三振 67四球 2盗塁 出塁率.326 OPS.785
球宴成績:出場辞退

※当時強豪だったオリオールズでは正二塁手として66年に新人王となり、同年と70年のワールドシリーズ制覇に貢献し、ゴールドグラブ賞3回、MLB球宴選出4回の実績を誇り、75年に球団史上初のMLB出身野手として来日して巨人に入団。来日1年目は監督となり、長嶋茂雄の去った三塁手として起用されるも攻守で精彩を欠き、
 打率1割台と苦しみ「ジョン損」とまで揶揄された。しかし翌76年に二塁手に転向すると、日本野球にも適応し、26本塁打、74打点をマークしてベストナイン・ダイヤモンドグラブ賞を受賞。その後MLBに復帰し、78年に引退。その後は監督業を続け、86年にはメッツをワールドシリーズ制覇に導き、さらに08年には北京五輪、09年には第2回WBCの米国代表監督も務めた。
 そして2012年にはナショナル図をチーム31年ぶりの地区優勝に導き、ナリーグの最優秀監督となった。来日2年目の76年には二塁手のファン投票1位で選出され、出場していれば恐らく史上初の日米双方の球宴出場達成者となっていたのだが、残念ながら出場を辞退している。

・ゲイル・ホプキンス (広島・内野手・当時33歳) 広島(75-76)→南海(77)

76年成績:117試合 .329 (420-138) 20本 69打点 30三振 62四球 1盗塁 出塁率.418 OPS.933
通算成績:360試合 .282 (1318-372) 69本 229打点 108三振 131四球 3盗塁 出塁率.353 OPS.836
球宴成績:3試合 .667 (3-2) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.667 OPS1.333

※MLBではホワイトソックスなどで7年間で514試合に出場。75年にルーツ監督の誘いで来日し、広島に入団。主に一塁手として山本浩二、衣笠祥雄らとともに赤ヘル打線の主軸を担い、同年は33本塁打、91打点をマークして球団初の優勝に貢献。
 翌76年にも本塁打数こそ減らすもチーム最高、リーグ4位の打率.329をマーク。翌77年には南海で1年のみプレーし、同年限りで引退。その後は球界を離れ、医学の道に進み、現在はオハイオ州で自ら病院を開業している。
 来日2年目に古葉監督直々の推薦で選出された76年の球宴では3試合いずれも代打での出場。しかし第1戦では東尾修から内野安打、第3戦では佐藤道郎からライト前安打を放つなど計3打数2安打の活躍で実力を見せ付けた。

【パ・リーグ】

・戸田善紀 (阪急・投手・当時30歳) PL学園高→阪急(63-76)→中日(77-82)

76年成績:28登板 12勝5敗 1S 125.1投球回 76奪三振 60与四球 139被安打 防3.91
通算成績:332登板 67勝57敗 10S 1176.0投球回 665奪三振 412与四球 1117被安打 防3.71
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※PL学園高では63年春の選抜、1回戦の首里高戦で現在でも選抜最多の21奪三振を記録。同年夏の府予選で敗退し大会終了直後に阪急に入団。長らく2軍暮らしが続いたものの、徐々に頭角を現し、プロ入り11年目の73年からは先発ローテの一員に加わり、
 75年には11勝をあげてリーグ優勝に貢献し、日本シリーズ最終第6戦でも勝利投手となって日本一に貢献し、翌76年にもノーノー含む12勝をあげて日本シリーズ連覇に貢献した。その後4対3の大型トレードで中日に移籍し、こちらでも先発として活躍し、82年に引退。
 キャリアハイ、かつ阪急在籍最終年に唯一選ばれた76年の球宴では第3戦で3番手として登板。張本勲から三振を奪い、王貞治と田淵幸一を凡退させるなど全セが誇るクリーンナップを3者凡退に抑え込んだ。


257 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/03(木) 00:11:01 I2a2LpQQ

・河村健一郎 (阪急・捕手・当時28歳) 桜ヶ丘高→芝浦工業大→日本石油→71年ドラフト外→阪急(72-82)

76年成績:81試合 .271 (177-48) 6本 23打点 26三振 12四球 1盗塁 出塁率.313 OPS.725
通算成績:632試合 .267 (1325-354) 49本 190打点 211三振 98四球 3盗塁 出塁率.317 OPS.736
球宴成績:1試合 .000 (0-0) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※日本石油では上記の奥江英幸とバッテリーを組んで活躍し、71年のドラフト外で阪急に入団。しかし当時の阪急は岡村浩二が不動の正捕手を務めており、基本的には2番手捕手や代打としての出場が主。
 しかし打撃に定評があり、80年には指名打者としても起用され自己最多の12本塁打を放った。82年に引退後はチームの打撃コーチとなり、特に2軍打撃コーチ時代にはイチローの「振り子打法」を考案し、彼の育ての親とも呼ばれた。
 プロ5年目の76年に唯一の選出となった球宴では第2戦でスタメンマスクを被り、山田久志とバッテリーを組んで3回無安打4奪三振無失点の好投をリード。また打っては唯一の打席となった2回に犠飛を放ち、打点も記録した。

・小田義人 (日本ハム・内野手・当時29歳) 静岡高→早稲田大→大昭和製紙→72年ドラフト2位→ヤクルト(73-74)→日本ハム(75-77)→南海(78-81)→近鉄(82-83)

76年成績:127試合 .281 (463-130) 10本 55打点 45三振 28四球 9盗塁 出塁率.329 OPS.737
通算成績:887試合 .256 (2384-610) 67本 274打点 277三振 115四球 28盗塁 出塁率.297 OPS.678
球宴成績:3試合 .500 (6-3) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※大昭和製紙では70年の都市対抗で優勝、72年にも日本楽器の補強選手として優勝に貢献し、2度の社会人ベストナインも獲得。同年のドラフトで2位指名を受けてヤクルトに入団し、1年目から一塁手のレギュラーとなるも打撃は振るわず、75年に大杉勝男とのトレードで内田順三とともに日本ハムに移籍。
 すると新天地で打撃が開花し、白仁天に惜しくも敗れるも同年にはリーグ2位の打率.319をマークするなどチームの中心打者として活躍。その後南海や近鉄でもプレーし、83年に引退。極度の近視であり、眼鏡がトレードマークの選手だった。引退後はスカウトとなり、ヤクルトでは早大の後輩である青木宣親らの入団に尽力した。
 前年の活躍が評価されて選出された76年の球宴では3試合全て途中出場も、第1戦では山本和行から安打を放ち、第2戦では8回にこの試合パ10点目となる適時打を放つなど2打数2安打の活躍を見せるなど、スタメン顔負けの活躍を見せた。

・大熊忠義 (阪急・外野手・当時32歳) 浪商高→近畿大(中退)→阪急(64-81)

76年成績:116試合 .278 (418-116) 5本 35打点 41三振 30四球 2盗塁 出塁率.330 OPS.699
通算成績:1423試合 .260 (4124-1073) 101本 412打点 411三振 350四球 63盗塁 出塁率.326 OPS.716
球宴成績:2試合 .250 (4-1) 1本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS1.250

※近畿大では先輩の阪神入団テストに付き添った際にユニを渡されて打席に立ったところを新聞に掲載されたことがプロアマ規定違反となり、大学を中退する羽目となる。64年に阪急に入団。当初は三塁手だったがスペンサーらの存在もあって外野手に転向し、68年には1番打者として定着。その後福本豊が台頭したことで後を繋ぐ2番打者となり、
 70年代の阪急黄金時代を支え、チームの3年連続日本一にも大きく貢献。77年にはダイヤモンドグラブ賞も受賞した。しかし78年に頭部死球を受け、12針も縫う大怪我を負ったことがきっかけとなり、蓑田浩二に定位置を譲り、81年に引退。その後は阪急・オリックスや阪神のコーチを歴任し、10年には女子プロ野球、京都の初代監督も務めた。
 福本豊の陰に隠れたのか、現役晩年に差し掛かった76年にようやく初選出となった球宴では第2戦で左翼手として途中出場。9回には新浦寿夫からダメ押しのソロを放ち、パの大勝に貢献した。

・バーニー・ウィリアムス (阪急・外野手・当時27歳) 阪急(75-80)

76年成績:128試合 .271 (486-121) 15本 51打点 77三振 29四球 7盗塁 出塁率.299 OPS.734
通算成績:718試合 .258 (2344-604) 96本 294打点 426三振 180四球 77盗塁 出塁率.316 OPS.753
球宴成績:3試合 .000 (3-0) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※上田利治監督の依頼を受け、当時エンゼルスのスカウトを務めていた平山智の斡旋により、来日して75年に阪急に入団。俊足強肩好守の右翼手として、1年目には32盗塁もマーク。
 上記の大熊忠義や蓑田浩二、福本豊とともに阪急黄金時代の外野陣の一員として活躍し、打撃でも6年連続2桁本塁打、守備では76年、78年にダイヤモンドグラブ賞を受賞するなど名助っ人として活躍した。
 来日2年目に福本や大熊といった外野陣や同じく阪急助っ人のマルカーノとともに選出された76年の球宴では3試合とも途中出場。打撃では第2戦で2打席連続三振に倒れるなど快音は残せなかった。


258 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/03(木) 01:13:57 yWJk7R0M
黄金時代だっただけありこの時期の阪急選手凄いっすね…


259 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/03(木) 01:50:16 ZaHMpyfY
>>256
ジョンソン懐かしい
うたばんでタカさんがモー娘の飯田にジョンソンとあだ名つけて呼んでたの覚えてる


260 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/04(金) 00:02:54 ZbipzQsg

【第27回・1977年】

【1977年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:7人(2) 神:5人 広:3人 中:3人 ヤ:5人 洋:5人 計:28人

監督:長嶋茂雄(巨人・41歳)

コーチ:吉田義男(阪神・44歳)
コーチ:古葉竹識(広島・41歳)

【ファン投票選出】

投手:小林繁(巨人・24歳)   ※2年連続2度目
   (42登板 18勝8敗 7S 216.1投球回 155奪三振 65与四球 197被安打 防2.92)

捕手:吉田孝司(巨人・31歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (93試合 .229 (249-57) 5本 25打点 19三振 18四球 0盗塁 出塁率.286 OPS.599)

一塁:王貞治(巨人・37歳)   ※18年連続18度目
   (130試合 .324 (432-114) 50本 124打点 37三振 126四球 1盗塁 出塁率.477 OPS1.183)

二塁:中村勝広(阪神・28歳)  ※2年ぶり3度目(ファン投票は5年ぶり2度目)
   (119試合 .242 (388-94) 12本 27打点 83三振 74四球 17盗塁 出塁率.349 OPS.733)

三塁:高田繁(巨人・32歳)   ※3年連続9度目(ファン投票は3年連続8度目)→出場辞退
   (127試合 .296 (473-140) 17本 65打点 42三振 40四球 11盗塁 出塁率.351 OPS.809)

遊撃:河埜和正(巨人・25歳)  ※初
   (125試合 .294 (357-105) 12本 45打点 49三振 39四球 13盗塁 出塁率.377 OPS.856)

外野:柳田真宏(巨人・29歳)  ※初→出場辞退
   (114試合 .340 (374-127) 21本 67打点 36三振 55四球 17盗塁 出塁率.425 OPS.992)

外野:若松勉(ヤクルト・30歳) ※6年連続6度目(ファン投票は初)
   (122試合 .358 (441-158) 20本 70打点 14三振 46四球 13盗塁 出塁率.423 OPS1.008)

外野:柴田勲(巨人・33歳)   ※2年ぶり11度目(ファン投票は2年ぶり7度目)
   (127試合 .287 (506-145) 18本 52打点 50三振 51四球 34盗塁 出塁率.353 OPS.822)


261 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/04(金) 00:03:45 ZbipzQsg

【監督推薦】

投手:新浦寿夫(巨人・26歳)    ※2年連続2度目
   (44登板 11勝3敗 9S 136.0投球回 96奪三振 60与四球 104被安打 防2.32)

投手:江本孟紀(阪神・30歳)    ※2年連続4度目
   (36登板 11勝14敗 1S 223.2投球回 129奪三振 92与四球 202被安打 防3.70)

投手:古沢憲司(阪神・29歳)    ※3年ぶり2度目
   (36登板 11勝17敗 1S 213.2投球回 119奪三振 67与四球 205被安打 防4.00)

投手:高橋里志(広島・29歳)    ※初
   (44登板 20勝14敗 0S 284.2投球回 156奪三振 111与四球 289被安打 防3.73)

投手:鈴木孝政(中日・23歳)    ※3年連続3度目
   (57登板 18勝9敗 9S 170.0投球回 131奪三振 35与四球 156被安打 防3.76)

投手:安田猛(ヤクルト・30歳)   ※2年ぶり3度目
   (51登板 17勝16敗 6S 214.0投球回 108奪三振 51与四球 229被安打 防3.74)

投手:鈴木康二朗(ヤクルト・28歳) ※初
   (37登板 14勝9敗 0S 184.0投球回 72奪三振 41与四球 171被安打 防3.67)

投手:梶間健一(ヤクルト・24歳)  ※初
   (44登板 7勝7敗 1S 150.2投球回 105奪三振 40与四球 132被安打 防3.34)

投手:杉山知隆(大洋・29歳)    ※初
   (49登板 9勝10敗 4S 173.1投球回 125奪三振 85与四球 166被安打 防4.79)

捕手:木俣達彦(中日・33歳) ※2年ぶり6度目
   (123試合 .310 (384-119) 13本 51打点 41三振 25四球 1盗塁 出塁率.357 OPS.810)

捕手:福嶋久晃(大洋・30歳) ※2年連続2度目
   (105試合 .262 (317-83) 13本 50打点 55三振 31四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.756)

内野:掛布雅之(阪神・22歳)   ※2年連続2度目
   (103試合 .331 (381-126) 23本 69打点 58三振 50四球 4盗塁 出塁率.405 OPS.986)

内野:ブリーデン(阪神・33歳)  ※初
   (120試合 .236 (415-98) 37本 90打点 85三振 53四球 2盗塁 出塁率.331 OPS.854)

内野:衣笠祥雄(広島・30歳)   ※4年連続5度目(高田繁の出場辞退による補充)
   (130試合 .265 (514-136) 25本 67打点 81三振 53四球 28盗塁 出塁率.340 OPS.801)

内野:大島康徳(中日・26歳)   ※初
   (126試合 .333 (491-144) 27本 71打点 74三振 52四球 6盗塁 出塁率.407 OPS.966)

内野:大杉勝男(ヤクルト・32歳) ※3年ぶり7度目(移籍後初)
   (123試合 .329 (453-149) 31本 104打点 65三振 37四球 0盗塁 出塁率.382 OPS.963)

内野:シピン(大洋・30歳)    ※3年ぶり4度目
   (129試合 .310 (494-153) 22本 87打点 77三振 47四球 5盗塁 出塁率.367 OPS.859)

内野:田代富雄(大洋・23歳)   ※初
   (130試合 .302 (484-146) 35本 88打点 118三振 52四球 2盗塁 出塁率.373 OPS.956)

外野:張本勲(巨人・37歳)  ※18年連続18度目
   (122試合 .348 (440-153) 24本 82打点 37三振 40四球 3盗塁 出塁率.409 OPS.984)

外野:山本浩二(広島・30歳) ※5年連続5度目
   (130試合 .308 (448-102) 44本 113打点 64三振 94四球 22盗塁 出塁率.428 OPS1.102)

外野:高木嘉一(大洋・28歳) ※初
   (125試合 .323 (433-140) 20本 73打点 68三振 45四球 3盗塁 出塁率.390 OPS.916)


262 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/04(金) 00:04:35 ZbipzQsg

【パ・リーグ】 急:6人 南:5人 ロ:6人 近:4人 日:4人 ク:3人 計:28人

監督:上田利治(阪急・40歳)

コーチ:高畠康真(南海・33歳)
コーチ:土屋弘光(ロッテ・44歳)

【ファン投票選出】

投手:村田兆治(ロッテ・27歳) ※4年連続5度目(ファン投票は初)
   (47登板 17勝14敗 6S 235.0投球回 180奪三振 62与四球 216被安打 防2.68)

捕手:野村克也(南海・42歳)  ※21年連続21度目
   (127試合 .213 (447-95) 16本 58打点 41三振 33四球 0盗塁 出塁率.270 OPS.614)

一塁:加藤秀司(阪急・29歳)  ※5年連続6度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (120試合 .319 (423-135) 19本 73打点 64三振 53四球 4盗塁 出塁率.401 OPS.937)

二塁:山崎裕之(ロッテ・30歳) ※6年連続8度目
   (128試合 .257 (451-116) 17本 62打点 85三振 39四球 4盗塁 出塁率.319 OPS.754)

三塁:有藤通世(ロッテ・30歳) ※8年連続8度目(ファン投票は7年連続7度目)
   (115試合 .329 (404-133) 16本 53打点 63三振 35四球 26盗塁 出塁率.388 OPS.905)

遊撃:定岡智秋(南海・24歳)  ※3年連続3度目
   (101試合 .217 (309-67) 8本 32打点 69三振 23四球 3盗塁 出塁率.269 OPS.603)

外野:福本豊(阪急・29歳)   ※6年連続7度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (130試合 .305 (541-165) 16本 54打点 74三振 49四球 61盗塁 出塁率.366 OPS.832)

外野:門田博光(南海・29歳)  ※3年連続4度目(ファン投票は初)
   (128試合 .313 (479-150) 25本 91打点 72三振 52四球 5盗塁 出塁率.379 OPS.895)

外野:島本講平(近鉄・24歳)  ※2年連続3度目
   (126試合 .236 (352-83) 12本 37打点 59三振 19四球 8盗塁 出塁率.284 OPS.668)


263 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/04(金) 00:06:39 ZbipzQsg

【監督推薦】

投手:山田久志(阪急・28歳)   ※4年連続6度目
   (44登板 16勝10敗 7S 240.2投球回 132奪三振 46与四球 204被安打 防2.28)

投手:山口高志(阪急・27歳)   ※3年連続3度目
   (42登板 10勝12敗 11S 179.2投球回 151奪三振 85与四球 141被安打 防3.06)

投手:稲葉光雄(阪急・28歳)   ※4年ぶり3度目(移籍後初)
   (30登板 17勝6敗 1S 190.2投球回 104奪三振 51与四球 146被安打 防2.45)

投手:金城基泰(南海・24歳)   ※3年ぶり2度目(移籍後初)
   (31登板 10勝11敗 1S 189.2投球回 123奪三振 65与四球 149被安打 防2.51)

投手:藤田学(南海・22歳)    ※初
   (35登板 16勝13敗 0S 244.1投球回 99奪三振 49与四球 237被安打 防3.28)

投手:鈴木啓示(近鉄・29歳)   ※3年連続11度目
   (39登板 20勝12敗 1S 267.2投球回 144奪三振 41与四球 225被安打 防2.35)

投手:太田幸司(近鉄・25歳)   ※2年ぶり7度目
   (36登板 10勝14敗 1S 218.2投球回 72奪三振 39与四球 208被安打 防3.21)

投手:高橋一三(日本ハム・31歳) ※4年ぶり5度目(移籍後初)
   (34登板 6勝10敗 4S 140.1投球回 108奪三振 39与四球 133被安打 防3.66)

投手:高橋直樹(日本ハム・32歳) ※2年ぶり2度目
   (36登板 17勝17敗 0S 278.2投球回 160奪三振 39与四球 235被安打 防2.97)

投手:永射保(クラウン・23歳)  ※初
   (49登板 9勝10敗 6S 199.2投球回 109奪三振 33与四球 164被安打 防3.33)

捕手:加藤俊夫(日本ハム・29歳) ※4年ぶり3度目
   (129試合 .270 (408-110) 11本 36打点 31三振 34四球 17盗塁 出塁率.346 OPS.748)

捕手:若菜嘉晴(クラウン・23歳) ※初
   (103試合 .292 (318-93) 4本 29打点 29三振 10四球 1盗塁 出塁率.323 OPS.691)

内野:島谷金二(阪急・22歳)  ※3年連続3度目(移籍後初)
   (130試合 .325 (477-155) 22本 74打点 45三振 35四球 3盗塁 出塁率.374 OPS.894)

内野:石渡茂(近鉄・28歳)   ※初
   (130試合 .285 (440-117) 8本 28打点 56三振 35四球 10盗塁 出塁率.341 OPS.764)

内野:基満男(クラウン・30歳) ※4年ぶり5度目
   (119試合 .263 (422-111) 11本 39打点 74三振 57四球 22盗塁 出塁率.350 OPS.746)

外野:弘田澄男(ロッテ・28歳)    ※2年ぶり3度目
   (114試合 .238 (403-96) 2本 23打点 23三振 24四球 20盗塁 出塁率.285 OPS.573)

外野:リー(ロッテ・29歳)      ※初
   (124試合 .317 (467-148) 34本 109打点 106三振 36四球 9盗塁 出塁率.365 OPS.978)

外野:得津高宏(ロッテ・30歳)    ※初
   (112試合 .305 (348-106) 2本 44打点 15三振 19四球 4盗塁 出塁率.337 OPS.728)

外野:ウイリアムス(日本ハム・33歳) ※初
   (117試合 .269 (458-123) 21本 65打点 37三振 18四球 10盗塁 出塁率.293 OPS.769)


264 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/04(金) 00:06:54 ZbipzQsg

【1977年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 1-2 セ 7月23日・平和台・セ27勝41敗3分
(勝:梶間 1勝 敗:稲葉 1敗 S:鈴木孝 1S)
※セが接戦を制した。双方無得点のまま迎えた7回に相手の捕逸と王の犠飛で2点をあげて試合の均衡を破った。投げては江本、鈴木康、梶間、鈴木孝の継投でリードを守り抜いた。MVPは若松勉。

第2戦
パ 4-0 セ 7月24日・西宮・パ42勝27敗3分
(勝:山田 1勝 敗:古沢 1敗)
※パは2回に野村の適時打で先制すると、5回には代打・リーのソロ、8回には島谷の適時打などでリードを広げた。投げては山田、永射、高橋直、鈴木啓の4投手が全セ打線をシャットアウトした。MVPは野村克也。

第3戦
セ 4-3 パ 7月26日・神宮・セ28勝42敗3分
(勝:梶間 1勝 敗:藤田 1敗 S:鈴木孝 2S)
※セは2点を追う4回に王の2ランで同点とすると、続く5回には若松の犠飛で勝ち越し。さらに7回にも相手の失策の間に1点を加えた。投げては鈴木孝が1点を失うも2回1安打5奪三振の快投で球宴初のシーズン2セーブをあげた。MVPは王貞治。


265 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/04(金) 00:09:03 ZbipzQsg

【第27回・1977年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・高橋里志 (広島・投手・当時29歳) 敦賀工業高→電電北陸→67年ドラフト4位→南海(68-72)→広島(74-80)→日本ハム(81-84)→近鉄(85-86)

77年成績:44登板 20勝14敗 284.2投球回 156奪三振 111与四球 289被安打 防3.73
通算成績:309登板 61勝61敗 4S 1166.2投球回 603奪三振 411与四球 1249被安打 防4.44
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.2投球回 1奪三振 1与四球 2被安打 防5.40

※67年のドラフト4位で南海に入団。将来のエースとして期待されるもなかなか芽が出ず、また素行不良から野村克也選手兼任監督とも確執を起こし、72年に一旦自由契約となる。その後1年は球界から離れるも、74年に古葉竹識の誘いで打撃投手として広島に入団し、シーズン途中に現役復帰。
 すると徐々に才能が開花し、76年には8勝、77年には20勝をあげてリーグ最多勝投手となる。しかし広島でも江夏豊らと確執を起こし、81年にはトレードで日本ハムに移籍(なお江夏とは直後にまた同僚となる)。翌82年には先発と救援双方で活躍し、防1.84で最優秀防御率のタイトルも獲得した。
 その後85年に近鉄に移籍し、86年に引退。キャリアハイの成績を残し、広島投手陣で唯一選出された77年の球宴では第3戦で2番手として登板するも、島谷金二に相手への追加点となるソロを浴び、1.2回1失点とやや振るわぬ結果となった。

・杉山知隆 (大洋・投手・当時29歳) 清水市立商業高→専修大→東芝→72年ドラフト2位→大洋(73-77)→日本ハム(78-81)

77年成績:49登板 9勝10敗 4S 173.1投球回 125奪三振 85与四球 166被安打 防4.79
通算成績:216登板 40勝48敗 6S 740.1投球回 529奪三振 337与四球 755被安打 防4.65
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 1与四球 2被安打 防4.50

※専修大では67年秋に当時の東都大リーグ記録の15奪三振をマークして亜大から1安打完封勝利をあげ、その後東芝を経て72年ドラフト2位で当時25歳でプロ入り。1軍で頭角を現したのは3年目の75年からで主にリリーフとして活躍。
 その後77年には先発も兼任し、巨人キラーとして9勝10敗4Sをマークする。その翌年に野村収とともに間柴茂有とのトレードで日本ハムに移籍。日本ハムでも先発の一員として活躍し、79年には自己最多の11勝をあげた一方でリーグ最多の17敗を喫した。
 さらに81年には肩を故障したことにより、同年限りで引退。大洋在籍最終年かつ、自身唯一の選出となった77年の球宴では第2戦で2番手として登板。1イニング目は無失点に抑えたものの、2イニング目の5回に代打のリーに貴重な追加点となるソロを被弾し、2回1失点に終わった。

・ハル・ブリーデン (阪神・内野手・当時33歳) 阪神(76-78)

77年成績:120試合 .236 (415-98) 37本 90打点 85三振 53四球 2盗塁 出塁率.331 OPS.854
通算成績:260試合 .251 (921-231) 79本 194打点 176三振 111四球 5盗塁 出塁率.337 OPS.875
球宴成績:3試合 .250 (4-1) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.500

※MLBではエクスポズで73年に15本塁打をマーク。その3年後の76年に来日すると、圧倒的な長打力を披露。田淵幸一、掛布雅之、ラインバックらとともに強力な中軸を形成し、本塁打王のタイトルこそ王貞治(49本)に阻まれるも、チーム最多の40本塁打を記録し、同年の阪神は当時リーグ最多となる年間193本塁打をマークした。
 翌77年も打率こそ落としたものの37本塁打と変わらぬ長打力を披露するも、78年6月に故障。治療が長引いて日本に戻れず、そのままNPBからフェードアウトとなった。その後は政界に転身し、88〜08年にジョージア州リー郡の保安官として活動。このスレを立てる直前の今年5月3日に76歳でこの世を去った。
 来日2年目に選出された77年の球宴でもここでも同じく一塁手の王貞治の存在に阻まれて3試合全て途中出場。しかし第1戦の7回には先頭打者として安打で出塁。その後先制のホームを踏むなどチームの勝利の立役者となった。


266 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/04(金) 00:09:26 ZbipzQsg

・柳田真宏 (巨人・外野手・当時29歳) 九州学院高→66年第1次ドラフト2位→西鉄(67-68)→巨人(69-79)→阪急(80)→巨人(81-82)

77年成績:114試合 .340 (374-127) 21本 67打点 36三振 55四球 17盗塁 出塁率.425 OPS.992
通算成績:1079試合 .282 (2302-649) 99本 344打点 313三振 273四球 48盗塁 出塁率.358 OPS.838
球宴成績:出場辞退

※66年に西鉄に入団するも2年目のオフに田中久寿男とのトレードで巨人に移籍。すると新天地で徐々に頭角を現し、71年からはV9時代後期の外野の準レギュラー、代打の切り札として活躍。そしてその後は主に王貞治の後を打つ5番打者となり、
 そしてプロ11年目の77年には自己最高の打率.340 21本塁打 67打点 17盗塁 OPS.992という成績を残し、「巨人史上最強の5番打者」とも呼ばれた。その後79年オフにトレードで阪急に移籍するも、1年で巨人に復帰し、82年に引退。その後は演歌歌手として活動し、スナック経営も行っている。
 そんなキャリアハイの好成績を残した77年に外野手のファン投票1位で選出されるも、怪我により残念ながら出場辞退。その後も選ばれることもなかった。

【パ・リーグ】

・得津高宏 (ロッテ・外野手・当時30歳) PL学園高→クラレ岡山→66年第1次ドラフト6位→東京・ロッテ(67-82)

77年成績:112試合 .305 (348-106) 2本 44打点 15三振 19四球 4盗塁 出塁率.337 OPS.728
通算成績:1305試合 .288 (3222-927) 41本 368打点 188三振 189四球 24盗塁 出塁率.716
球宴成績:3試合 .000 (3-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※PL学園高時代に65年ドラフトで近鉄から8位指名を受けるもこれを拒否し、クラレ岡山を経て翌年の第1次ドラフト6位でオリオンズに入団。当時のチームの外野陣はアルトマン、池辺巌、ロペスの3人で固定されており、長らく準レギュラーの座が続いた。しかし74年に右翼手の定位置を確保すると、
 同年は規定打席に届かずも打率.309をマークしてチームのリーグ優勝、日本一に貢献。76年には史上27人目のサイクル安打も記録するなど70年代のロッテを支え、82年に引退。非常に三振の少ない選手としても知られ、1305試合出場ながら三振の数はわずか188であり、1個でありながら四球の方が多い。
 また78年には176打席連続無三振もマークし、そのミート力は一時期同僚で後に大打者となる落合博満も参考にした程である。プロ11年目で初めて選出となった77年の球宴では3試合いずれも途中出場、うち第3戦では鈴木孝政と対戦し、珍しく三振を喫している。

・ウォルター・ウィリアムス (日本ハム・外野手・当時33歳) 日本ハム(76-77)

77年成績:117試合 .269 (458-123) 21本 65打点 37三振 18四球 10盗塁 出塁率.293 OPS.769
通算成績:239試合 .277 (952-264) 44本 122打点 54三振 39四球 22盗塁 出塁率.305 OPS.582
球宴成績:3試合 .200 (5-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.400

※20歳の64年にコルト45'sでMLBデビューを果たすと、その後ホワイトソックスなどで活躍し、MLBでは14年間で842試合に出場し、640安打を放つ。76年にミッチェルとともに来日し、日本ハムに入団。193cmの長身だったミッチェルに比べ、自身は167cmと小柄で当時は凸凹コンビとも称された。
 しかし小柄ながらシェアな打撃、長打力、走力を兼ね備え、来日1年目は122試合に出場して打率.285 23本塁打 12盗塁をマーク。特に三振は520打席に立ちながらわずか17個だった。翌77年も同様の活躍を見せたが、同年限りで退団。その後はメキシカンリーグでプレーし、引退後はMLBの指導者として活動した。
 来日2年目に選出された球宴では3試合すべてに途中出場。特に第2戦では8回に代打で登場すると、先頭打者として安打を放ち出塁。その後の攻撃を勢い付けてダメ押しの2点を奪い、勝利を大きく引き寄せた。


267 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/04(金) 00:35:17 DaWIELcQ
>>266
得津さんの出塁率が.716になってます
おそらく正しくは出塁率.329、OPS.716でしょう
>>265
高橋さん初めて知った人ですがノムさん、江夏とすごい2人と揉めてて草
その後タイトル取ってるあたりもすごいですね


268 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/04(金) 01:22:34 GWVeVFLc
ウォルターウィリアムス
1976年 打率.285(494-141) 23本 57打点 21四球 17三振 OPS.782

NPBで本塁打>四球>三振の珍記録を達成している唯一の選手です


269 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 00:04:35 1fIHRmdI

【第28回・1978年】

【1978年・オールスター選出選出一覧】

【セ・リーグ】 巨:6人 ヤ:6人 中:3人 神:3人 広:4人 洋:6人 計:28人

監督:長嶋茂雄(巨人・42歳)

コーチ:広岡達朗(ヤクルト・46歳)
コーチ:中利夫(中日・42歳)

【ファン投票選出】

投手:鈴木康二朗(ヤクルト・29歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (37登板 13勝3敗 1S 186.0投球回 70奪三振 51与四球 203被安打 防4.11)

捕手:田淵幸一(阪神・31歳)    ※2年ぶり9度目(ファン投票は2年ぶり6度目)
   (117試合 .288 (413-119) 38本 89打点 50三振 44四球 1盗塁 出塁率.366 OPS.950)

一塁:王貞治(巨人・38歳)     ※19年連続19度目
   (130試合 .300 (440-132) 39本 118打点 43三振 114四球 1盗塁 出塁率.436 OPS1.048)

二塁:ヒルトン(ヤクルト・27歳)  ※初
   (128試合 .317 (501-159) 19本 76打点 75三振 48四球 6盗塁 出塁率.381 OPS.890)

三塁:角富士夫(ヤクルト・22歳)  ※初
   (87試合 .273 (322-88) 7本 29打点 48三振 21四球 2盗塁 出塁率.322 OPS.723)

遊撃:山下大輔(大洋・26歳)    ※3年ぶり3度目
   (129試合 .253 (466-118) 9本 41打点 77三振 61四球 8盗塁 出塁率.342 OPS.735)

外野:若松勉(ヤクルト・31歳)   ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (120試合 .341 (460-157) 17本 71打点 24三振 49四球 12盗塁 出塁率.408 OPS.948)

外野:山本浩二(広島・31歳)    ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (130試合 .323 (448-138) 44本 113打点 64三振 94四球 22盗塁 出塁率.428 OPS1.102)

外野:柴田勲(巨人・34歳)     ※2年連続12度目(ファン投票は2年連続8度目)
   (125試合 .292 (459-134) 13本 50打点 59三振 76四球 34盗塁 出塁率.396 OPS.868)


270 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 00:05:16 1fIHRmdI

【監督推薦】

投手:小林繁(巨人・25歳)     ※3年連続3度目
   (43登板 13勝12敗 2S 191.1投球回 130奪三振 73与四球 176被安打 防4.10)

投手:新浦寿夫(巨人・27歳)    ※3年連続3度目
   (63登板 15勝7敗 15S 189.0投球回 152奪三振 75与四球 160被安打 防2.81)

投手:井原慎一朗(ヤクルト・26歳) ※初
   (58登板 10勝4敗 4S 133.0投球回 95奪三振 46与四球 123被安打 防3.38)

投手:鈴木孝政(中日・24歳)    ※4年連続4度目
   (32登板 10勝3敗 9S 82.0投球回 46奪三振 21与四球 64被安打 防2.09)

投手:堂上照(中日・27歳)     ※初
   (54登板 9勝18敗 4S 197.0投球回 81奪三振 63与四球 227被安打 防4.48)

投手:山本和行(阪神・29歳)    ※2年ぶり2度目
   (35登板 5勝10敗 1S 162.2投球回 84奪三振 66与四球 183被安打 防5.13)

投手:江夏豊(広島・30歳)     ※2年ぶり11度目(移籍後初)
   (49登板 5勝4敗 12S 95.1投球回 99奪三振 38与四球 77被安打 防3.03)

投手:松原明夫(広島・27歳)    ※初
   (41登板 15勝8敗 0S 230.0投球回 94奪三振 70与四球 236被安打 防3.60)

投手:高橋重行(大洋・33歳)    ※13年ぶり3度目
   (35登板 8勝5敗 1S 130.0投球回 57奪三振 53与四球 129被安打 防3.39)

投手:野村収(大洋・31歳)     ※2年ぶり3度目(移籍後初)
   (44登板 17勝11敗 4S 238.0投球回 123奪三振 64与四球 215被安打 防3.14)

投手:斉藤明雄(大洋・23歳)    ※初
   (47登板 16勝15敗 4S 241.0投球回 162奪三振 67与四球 234被安打 防3.14)

捕手:大矢明彦(ヤクルト・30歳) ※3年ぶり5度目
   (118試合 .268 (365-98) 7本 44打点 29三振 26四球 2盗塁 出塁率.316 OPS.678)

捕手:木俣達彦(中日・34歳)   ※2年連続7度目
   (117試合 .294 (385-113) 16本 55打点 35三振 36四球 0盗塁 出塁率.358 OPS.813)

内野:河埜和正(巨人・26歳) ※2年連続2度目
   (128試合 .291 (443-129) 9本 55打点 55三振 34四球 23盗塁 出塁率.354 OPS.781)

内野:掛布雅之(阪神・23歳) ※3年連続3度目
   (129試合 .318 (465-148) 32本 102打点 86三振 63四球 7盗塁 出塁率.400 OPS.970)

内野:松原誠(大洋・34歳)  ※2年ぶり11度目
   (129試合 .329 (499-164) 16本 91打点 36三振 39四球 4盗塁 出塁率.376 OPS.891)

外野:張本勲(巨人・38歳)   ※19年連続19度目
   (115試合 .309 (424-131) 21本 73打点 39三振 27四球 1盗塁 出塁率.352 OPS.854)

外野:ギャレット(広島・35歳) ※初
   (130試合 .271 (462-125) 40本 97打点 104三振 72四球 2盗塁 出塁率.378 OPS.927)

外野:高木善一(大洋・29歳)  ※2年連続2度目
   (126試合 .326 (451-147) 23本 80打点 58三振 56四球 2盗塁 出塁率.401 OPS.955)


271 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 00:06:02 1fIHRmdI

【パ・リーグ】 急:9人 南:2人 ロ:2人 近:5人 日:7人(2) ク:3人 計:28人

監督:上田利治(阪急・51歳) →出場辞退

コーチ:広瀬叔功(南海・41歳)  →上田利治に代わり監督代行へ
コーチ:徳武定之(ロッテ・40歳)
コーチ:中田昌宏(阪急・43歳)  (上田利治の出場辞退による補充)

【ファン投票選出】

投手:高橋直樹(日本ハム・33歳)  ※2年連続3度目(ファン投票は初)
   (34登板 9勝10敗 2S 234.0投球回 107奪三振 28与四球 230被安打 防3.25)

捕手:加藤俊夫(日本ハム・30歳)  ※2年連続4度目(ファン投票は初)
   (126試合 .250 (392-98) 12本 37打点 54三振 32四球 12盗塁 出塁率.322 OPS.707)

一塁:柏原純一(日本ハム・26歳)  ※初
   (130試合 .294 (500-147) 24本 84打点 64三振 49四球 15盗塁 出塁率.357 OPS.847)

二塁:富田勝(日本ハム・31歳)   ※8年ぶり2度目(移籍後初、前回は三塁手での選出)
   (108試合 .307 (375-115) 9本 34打点 46三振 50四球 12盗塁 出塁率.387 OPS.827)

三塁:古屋英夫(日本ハム・22歳)  ※初→出場辞退
   (108試合 .218 (330-72) 7本 32打点 50三振 15四球 3盗塁 出塁率.278 OPS.602)

遊撃:菅野光夫(日本ハム・25歳)  ※初→出場辞退
   (92試合 .255 (188-48) 3本 15打点 31三振 18四球 5盗塁 出塁率.327 OPS.683)

外野:ミッチェル(日本ハム・34歳) ※初
   (128試合 .274 (470-129) 36本 93打点 122三振 33四球 3盗塁 出塁率.323 OPS.865)

外野:福本豊(阪急・30歳)     ※7年連続8度目(ファン投票は6年連続6度目)
   (130試合 .325 (526-171) 8本 34打点 65三振 60四球 70盗塁 出塁率.399 OPS.874)

外野:千藤三樹男(日本ハム・30歳) ※初
   (103試合 .305 (295-90) 4本 35打点 18三振 27四球 1盗塁 出塁率.364 OPS.764)


272 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 00:06:49 1fIHRmdI

【監督推薦】

投手:山田久志(阪急・29歳)   ※5年連続7度目
   (35登板 18勝4敗 4S 219.2投球回 117奪三振 40与四球 188被安打 防2.66)

投手:山口高志(阪急・28歳)   ※4年連続4度目
   (42登板 13勝4敗 14S 122.2投球回 95奪三振 60与四球 90被安打 防2.79)

投手:佐藤義則(阪急・23歳)   ※初
   (33登板 13勝8敗 1S 194.0投球回 114奪三振 73与四球 176被安打 防3.62)

投手:藤田学(南海・23歳)    ※2年連続2度目
   (33登板 16勝11敗 0S 231.2投球回 100奪三振 42与四球 206被安打 防2.87)

投手:村田兆治(ロッテ・28歳)  ※5年連続6度目
   (37登板 14勝13敗 3S 223.1投球回 174奪三振 58与四球 188被安打 防2.90)

投手:鈴木啓示(近鉄・30歳)   ※4年連続12度目
   (37登板 25勝10敗 0S 294.1投球回 178奪三振 42与四球 234被安打 防2.02)

投手:柳田豊(近鉄・26歳)    ※初
   (38登板 13勝9敗 2S 202.2投球回 113奪三振 37与四球 193被安打 防3.59)

投手:佐伯和司(日本ハム・26歳) ※2年ぶり3度目(移籍後初)
   (32登板 13勝13敗 0S 225.2投球回 109奪三振 51与四球 237被安打 防4.10)

投手:東尾修(クラウン・28歳)  ※2年ぶり5度目
   (45登板 23勝14敗 1S 303.1投球回 126奪三振 53与四球 299被安打 防2.94)

捕手:中沢伸二(阪急・32歳)  ※3年ぶり3度目
   (118試合 .239 (306-73) 7本 40打点 48三振 33四球 1盗塁 出塁率.314 OPS.657)

捕手:有田修三(近鉄・26歳)  ※2年ぶり2度目
   (114試合 .258 (318-82) 10本 43打点 44三振 46四球 2盗塁 出塁率.354 OPS.744)

内野:加藤秀司(阪急・30歳)    ※6年連続7度目
   (120試合 .255 (427-109) 24本 86打点 80三振 55四球 7盗塁 出塁率.344 OPS.824)

内野:マルカーノ(阪急・27歳)   ※2年ぶり3度目
   (126試合 .322 (488-157) 27本 94打点 38三振 14四球 9盗塁 出塁率.346 OPS.920)

内野:島谷金二(阪急・33歳)    ※4年連続4度目
   (123試合 .298 (436-130) 22本 76打点 44三振 37四球 5盗塁 出塁率.363 OPS.854)

内野:藤原満(南海・31歳)     ※2年ぶり3度目
   (99試合 .253 (396-100) 2本 15打点 18三振 15四球 13盗塁 出塁率.282 OPS.569)

内野:有藤通世(ロッテ・31歳)   ※9年連続9度目
   (120試合 .279 (473-132) 20本 63打点 62三振 42四球 17盗塁 出塁率.339 OPS.800)

内野:真弓明信(クラウン・25歳)  ※初
   (118試合 .280 (418-117) 8本 38打点 42三振 18四球 34盗塁 出塁率.314 OPS.696)

外野:蓑田浩二(阪急・26歳)   ※初
   (125試合 .307 (423-130) 17本 65打点 37三振 37四球 61盗塁 出塁率.371 OPS.872)

外野:佐々木恭介(近鉄・28歳)  ※3年ぶり2度目
   (109試合 .354 (376-133) 9本 62打点 23三振 30四球 8盗塁 出塁率.398 OPS.884)

外野:栗橋茂(近鉄・26歳)    ※初
   (128試合 .292 (425-124) 20本 72打点 44三振 51四球 13盗塁 出塁率.384 OPS.890)

外野:土井正博(クラウン・34歳) ※2年ぶり14度目
   (126試合 .303 (433-131) 26本 75打点 35三振 53四球 2盗塁 出塁率.361 OPS.833)


273 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 00:07:13 1fIHRmdI

【1978年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 7-5 パ 7月22日・広島・セ29勝42敗3分
(勝:松原 1勝 敗:高橋直 1敗)
※セは2回にギャレットの3ランで先制すると、そのギャレットが4回にも2打席連続アーチとなる2ラン、8回にも3本塁打目となるソロを放つ大暴れ。投げては先発・松原が3回無失点、4番手の江夏も2回無失点と広島組が躍動した。MVPはギャレット。

第2戦
セ 0-9 パ 7月23日・甲子園・パ43勝29敗3分
(勝:山田 1勝 敗:山本和 1敗 S:東尾 1S)
※パが快勝。初回に島谷の2点適時打で先制すると、5回に蓑田の適時打で追加点。その後は7回、8回と猛攻をしかけ終わってみれば16安打9得点。投げては山田、鈴木啓、東尾が3イニングずつ投げ、セ打線を完封した。MVPは蓑田浩二。

第3戦
パ 5-8 セ 7月25日・後楽園・セ30勝43敗3分
(勝:野村 1勝 敗:佐伯 1敗 S:江夏 1S)
※セが逆転勝利。2点を追う4回に掛布が反撃のソロを放つと、5回にはその掛布が2打席連続アーチを放つなど一挙5点をあげて逆転。掛布は8回にも本塁打を放ち、球宴初の3打席連続弾を記録した。MVPは掛布雅之。


274 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 00:07:50 1fIHRmdI

【第28回・1978年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・堂上照 (中日・投手・当時27歳) 金沢高→電電北陸→70年ドラフト6位→中日(71-85)

78年成績:54登板 9勝18敗 4S 197.0投球回 81奪三振 63与四球 227被安打 防4.48
通算成績:320登板 35勝49敗 7S 874.1投球回 345奪三振 302与四球 948被安打 防4.36
球宴成績:2登板 0勝0敗 4.0投球回 1奪三振 0与四球 3被安打 防2.25

※70年のドラフトで6位指名を受けて中日に入団。長らく2軍生活が続いたが、5年目の75年から1軍で頭角を徐々に現し、7年目の77年には43試合に登板。翌78年には先発・救援としてフル回転し、自己最多の54試合に登板。
 リーグ最多の18敗を喫するも、自己最多の9勝をマークした。その後も主に救援投手として活躍し、82年には28試合で防1.25の好成績でリーグ優勝に貢献した。85年に引退後は球団職員となり、03〜08年には球団寮の館長も勤めた。
 唯一選ばれた78年の球宴では2試合に登板。第2戦では2番手として登板し、蓑田浩二に適時打を浴びるも3回1失点、第3戦では5番手として8回を担当し、1回を3者凡退の無失点に抑えた。堂上剛裕、直倫兄弟の父親としても有名であるが、息子兄弟は球宴出場の経験はない。

・デーブ・ヒルトン (ヤクルト・二塁手・当時27歳) ヤクルト(78-79)→阪神(80)

78年成績:128試合 .317 (501-159) 19本 76打点 75三振 48四球 6盗塁 出塁率.381 OPS.890
通算成績:251試合 .284 (971-276) 38本 128打点 152三振 76四球 7盗塁 出塁率.347 OPS.812
球宴成績:3試合 .100 (10-1) 0本 2打点 2三振 2四球 0盗塁 出塁率.300 OPS.600

※71年のMLBドラフト全体1位でパドレスに指名されてMLB入りを果たすと、4年間で遊撃手として161試合に出場。しかし76年からはマイナー暮らしが続き、78年に来日してテストを経てヤクルトに入団。すると開幕から1番・二塁手として大活躍を果たし、当時リーグ最多のシーズン8本の先頭打者本塁打を放つなど、球団創設初優勝に大きく貢献。さらに日本シリーズでは第4戦で1点ビハインドの9回から逆転2ランを放つなど、
 球団初の日本一にも貢献してベストナインにも選ばれた。しかし翌79年は成績が低迷し、自由契約となるも阪神の監督となったブレイザーが獲得を希望して移籍。しかし前年のドラフトで6球団競合の末に岡田彰布を獲得していたこともあり、岡田起用を強く望むファンやマスコミから総攻撃を受け、当然ながら打撃も不振に陥ってブレイザー監督とともに5月で解雇された。
 来日1年目、チームの躍進もあって二塁手のファン投票1位で選出された78年の球宴では3試合いずれも先発。1番でスタメンした第1戦、第2戦ではいずれも1四球のみの3打数凡退に終わるも、2番となった第3戦では5回に2点適時3塁打を放つなど3打席連発の掛布の陰に隠れながらも全セの逆転勝利に貢献した。

・角富士夫 (ヤクルト・三塁手・当時22歳) 福岡第一高→74年ドラフト2位→ヤクルト(75-94)

78年成績:87試合 .273 (322-88) 7本 29打点 48三振 21四球 2盗塁 出塁率.322 OPS.723
通算成績:1521試合 .262 (4565-1196) 128本 489打点 614三振 376四球 19盗塁 出塁率.319 OPS.711
球宴成績:2試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.500 OPS.500

※74年のドラフト2位でヤクルトに入団すると、2年目から徐々に頭角を現し、4年目の78年には船田和英、水谷新太郎との併用ながら三塁手として起用され、チームの初優勝、初日本一に貢献。その後もパンチ力のある打撃と堅実な守備、時には繋ぎ役として小技もこなすなどチームの正三塁手として長らく活躍。
 その後87年にホーナーの入団もあって一時は三塁の定位置を譲るも、1年で取り戻して90年には生涯唯一の打率3割、91年にはGG賞も受賞。ヤクルト一筋20年の現役生活を貫き、94年に引退。その後もコーチやフロントとして球団に残り、18年まで44年にわたってチームを支えた。現在は東京国際大の監督。
 ヒルトンとともに三塁手のファン投票1位で選ばれた20年間で唯一の球宴だったものの、三塁手は掛布雅之がいたため3試合とも途中出場に。第2戦では5回に鈴木啓示から四球を選んでいるが、あまり目立った活躍は出来なかった。

・エイドリアン・ギャレット (広島・外野手・当時35歳) 広島(77-79)

78年成績:130試合 .271 (462-125) 40本 97打点 104三振 72四球 2盗塁 出塁率.378 OPS.927
通算成績:384試合 .260 (1302-338) 102本 247打点 297三振 186四球 6盗塁 出塁率.355 OPS.881
球宴成績:3試合 .364 (11-4) 3本 6打点 1三振 1四球 0盗塁 出塁率.364 OPS1.545

※MLBではマイナーも含めて15年間プレーし、メジャーには通算163試合に出場し11本塁打。77年に来日して広島に入団。するとすぐさま日本野球に適応し、4月には当時歴代最多タイとなる月間16本塁打を記録するなど35本塁打を記録。
 翌78年には球団助っ人としては史上初のシーズン40本塁打も達成。翌79年はやや不振に陥り、同年限りで退団した。外野手が本職ながら緊急時には捕手としても出場するなど器用な面も持ち、また弟のウェイン・ギャレットも79年に来日して中日で2年間プレーした。
 来日2年目に選出された78年の球宴では、第1戦で2打席連続含む1試合3本塁打を放つなど大暴れし、6打点をあげて見事MVPに。第3戦でも5回に先頭打者として安打を放って出塁。そこから打者一巡の猛攻で5点をあげ、逆転の口火となるなど大舞台で躍動を見せた。


275 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 00:08:11 1fIHRmdI

【パ・リーグ】

・菅野光夫 (日本ハム・遊撃手・当時25歳) 武相高→三菱自動車川崎→74年ドラフト1位→日本ハム(75-85)

78年成績:92試合 .255 (188-48) 3本 15打点 31三振 18四球 5盗塁 出塁率.327 OPS.683
通算成績:1009試合 .222 (1752-389) 21本 168打点 234三振 134四球 67盗塁 出塁率.285 OPS.586
球宴成績:出場辞退

※74年にドラフト1位指名を受けて日本ハムに入団。守備の名手として知られ、遊撃手や二塁手の定位置を毎年のように争いながら内野のユーティリティとして活躍。そんな中で79年からは二塁手として主に起用され、5年連続で100試合に出場し、81年のリーグ優勝にも貢献した。
 史上258人目の通算1000試合出場を達成した85年に引退し、その後はコーチや球団寮の寮長を務めたが、寮長時代の07年に直腸癌で54歳という若さでこの世を去った。そんな彼は78年に遊撃手のファン投票1位で球宴に初選出を果たしたのだが、実はこの年のファン投票開始時に
 球団が自軍の選手が選ばれるようにファンに働きかけたことでこの年のパリーグファン投票は9部門中8部門で日本ハム選手が選出。公平を欠くとして問題視した結果、三塁の古屋英夫とともに出場を辞退することとなった。その古屋は翌年も選出を果たしたが、自身はその後選出されることなく、結果的にこれが唯一の選出となった悲劇の選手でもある。

・ボビー・ミッチェル  (日本ハム・外野手・当時34歳) 日本ハム(76-79)

78年成績:128試合 .274 (470-129) 36本 93打点 122三振 33四球 3盗塁 出塁率.323 OPS.865
通算成績:474試合 .250 (1718-429) 113本 294打点 523三振 144四球 22盗塁 出塁率.308 OPS.800
球宴成績:3試合 .400 (5-2) 1本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.400 OPS1.400

※MLBでは通算273試合に出場し、21本塁打を記録。76年にウイリアムスとともに来日して日本ハムに入団。来日1年目から長打力を発揮し、初打席初本塁打を含む23本塁打を記録。
 その後77年には32本、78年には36本塁打を放ってパリーグの本塁打王となる。しかしその長打力とともに目立ったのが三振の多さであり、2年目の77年には当時の日本記録である158三振を記録するなど日本での4年間全てでリーグ三振王となっている。
 成績自体は文句なしの来日3年目の78年に外野手部門のファン投票1位で選出された球宴では第1戦で9回に代打で登場し、高橋重行からソロを放ち、第2戦でも代打で登場して内野安打。これを評価されたか第3戦で4番・左翼手でスタメンするも3打数凡退に倒れている。

・千藤三樹男 (日本ハム・外野手・当時30歳) 岐阜商業高→早稲田大→北海道拓殖銀行→71年ドラフト7位→東映・日拓・日本ハム(72-81)

78年成績:103試合 .305 (295-90) 4本 35打点 18三振 27四球 1盗塁 出塁率.364 OPS.764
通算成績:810試合 .271 (2280-617) 42本 252打点 170三振 169四球 16盗塁 出塁率.324 OPS.692
球宴成績:3試合 .333 (3-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.666

※北海道拓殖銀行から7位指名を受けて東映に入団。1年目の開幕戦から7番・右翼手としてスタメンするなど期待され、2年目には右翼手のレギュラーを掴み取り、安定した成績を残し続ける。78年には規定打席不足ながら自己最高の打率.305をマークするも、
 助っ人外国人の加入により以降は出場機会が減少。チームがリーグ優勝を果たした81年に引退。プロ選手になれた喜びからファンを大事にする選手であり、タレントの伊集院光が日本ハムファンになったのも後楽園球場で彼からサインを貰ったことがきっかけとのこと。
 上記の騒動もあってファン投票外野手部門第3位で球宴に選出。3試合いずれも途中出場に終わったが、第2戦では7回に代打として登場し、斉藤明雄から安打。そこから福本豊、蓑田浩二、富田勝も続き、この回3点を奪うきっかけとなった。


276 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 00:32:23 yGsNDeZM
>>271
皆勤だったノムさんがいなくなり、初出場の選手が多くてパ・リーグの世代交代した感がすごいですが日ハムの投票工作の成果でしたか


277 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 00:59:20 jtER35pA
球団でテングザルするとはたまげたなぁ…


278 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 01:11:42 KPocqzDY
なぜそんなことを……


279 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 01:35:47 LX42ME9I
当時のパ・リーグのファン投票なんて、元巨人でスタメンなら当確なんて代物なんですけどね
記者投票も(小声)


280 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/05(土) 02:09:41 BDa6ClJM
>>271
2007年の楽天よりひどい


281 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/06(日) 00:09:19 9eVnxQhE

【第29回・1979年】

【1979年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 ヤ:4人 巨:5人 広:5人 洋:2人(1) 中:7人 神:5人 計:28人

監督:広岡達朗(ヤクルト・47歳)

コーチ:長嶋茂雄(巨人・43歳)
コーチ:古葉竹識(広島・42歳)

【ファン投票選出】

投手:小林繁(阪神・26歳)    ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (37登板 22勝9敗 1S 273.2投球回 200奪三振 75与四球 227被安打 防2.89)

捕手:若菜嘉晴(阪神・25歳)   ※2年ぶり2度目(移籍後初、ファン投票も初)
   (112試合 .303 (386-117) 9本 42打点 37三振 32四球 8盗塁 出塁率.354 OPS.758)

一塁:王貞治(巨人・39歳)    ※20年連続20度目
   (120試合 .285 (407-116) 33本 81打点 48三振 89四球 1盗塁 出塁率.415 OPS.980)

二塁:シピン(巨人・32歳)    ※2年ぶり5度目(移籍後初)
   (117試合 .313 (432-135) 27本 74打点 73三振 43四球 3盗塁 出塁率.373 OPS.917)

三塁:掛布雅之(阪神・23歳)   ※4年連続4度目(ファン投票は初)
   (122試合 .327 (468-153) 48本 95打点 61三振 58四球 10盗塁 出塁率.398 OPS1.088)

遊撃:河埜和正(巨人・27歳)   ※3年連続3度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (128試合 .228 (439-100) 15本 56打点 73三振 28四球 21盗塁 出塁率.283 OPS.668)

外野:山本浩二(広島・32歳)   ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (130試合 .293 (467-137) 42本 113打点 71三振 81四球 15盗塁 出塁率.396 OPS1.002)

外野:若松勉(ヤクルト・32歳)  ※8年連続8度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (120試合 .341 (460-157) 17本 65打点 38三振 45四球 8盗塁 出塁率.376 OPS.871)

外野:ラインバック(阪神・29歳) ※初
   (130試合 .309 (472-146) 27本 84打点 86三振 58四球 0盗塁 出塁率.387 OPS.921)


282 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/06(日) 00:11:03 9eVnxQhE

【監督推薦】

投手:梶間健一(ヤクルト・26歳) ※2年ぶり2度目
   (43登板 10勝12敗 0S 141.1投球回 116奪三振 60与四球 137被安打 防5.11)

投手:加藤初(巨人・29歳)    ※3年ぶり5度目
   (36登板 7勝10敗 2S 142.0投球回 98奪三振 57与四球 124被安打 防3.99)

投手:新浦寿夫(巨人・28歳)   ※4年連続4度目
   (45登板 15勝11敗 5S 236.1投球回 223奪三振 68与四球 211被安打 防3.43)

投手:江夏豊(広島・31歳)    ※2年連続12度目
   (55登板 9勝5敗 22S 104.2投球回 117奪三振 36与四球 77被安打 防2.66)

投手:北別府学(広島・22歳)   ※初(平松政次の出場辞退による補充)
   (36登板 17勝11敗 215.2投球回 155奪三振 39与四球 218被安打 防3.58)

投手:平松政次(大洋・31歳)   ※3年ぶり8度目→出場辞退
   (30登板 13勝7敗 1S 196.0投球回 138奪三振 50与四球 155被安打 防2.39)

投手:遠藤一彦(大洋・24歳)   ※初
   (47登板 12勝12敗 8S 203.1投球回 165奪三振 54与四球 198被安打 防3.81)

投手:星野仙一(中日・32歳)   ※3年ぶり5度目
   (28登板 10勝7敗 0S 154.1投球回 85奪三振 51与四球 168被安打 防4.67)

投手:藤沢公也(中日・27歳)   ※初
   (33登板 13勝5敗 0S 185.1投球回 129奪三振 69与四球 158被安打 防2.82)

投手:三沢淳(中日・26歳)    ※初
   (45登板 13勝11敗 0S 203.0投球回 97奪三振 53与四球 226被安打 防3.72)

投手:江本孟紀(阪神)   ※2年ぶり5度目
   (47登板 12勝12敗 6S 178.2投球回 141奪三振 67与四球 181被安打 防4.38)

捕手:大矢明彦(ヤクルト・31歳) ※2年連続6度目
   (100試合 .271 (321-87) 6本 31打点 32三振 11四球 6盗塁 出塁率.305 OPS.663)

捕手:木俣達彦(中日・35歳)   ※3年連続8度目
   (126試合 .312 (459-143) 17本 72打点 51三振 29四球 1盗塁 出塁率.355 OPS.813)

内野:三村敏之(広島・30歳) ※5年ぶり4度目
   (116試合 .288 (389-112) 12本 60打点 46三振 38四球 1盗塁 出塁率.356 OPS.780)

内野:高橋慶彦(広島・22歳) ※初
   (120試合 .304 (490-149) 5本 33打点 56三振 32四球 55盗塁 出塁率.360 OPS.768)

内野:高木守道(中日・38歳) ※6年ぶり4度目
   (120試合 .300 (467-140) 11本 48打点 45三振 28四球 11盗塁 出塁率.345 OPS.773)

内野:大島康徳(中日・28歳) ※2年ぶり2度目
   (130試合 .317 (501-159) 36本 103打点 87三振 46四球 1盗塁 出塁率.376 OPS.978)

外野:杉浦亨(ヤクルト・27歳) ※初
   (126試合 .284 (423-120) 22本 54打点 67三振 64四球 10盗塁 出塁率.384 OPS.874)

外野:中塚政幸(大洋・34歳)  ※3年ぶり5度目
   (122試合 .306 (369-113) 2本 27打点 37三振 32四球 10盗塁 出塁率.362 OPS.738)

外野:井上弘昭(中日・35歳)  ※4年ぶり2度目
   (113試合 .272 (345-94) 16本 49打点 57三振 38四球 2盗塁 出塁率.363 OPS.821)


283 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/06(日) 00:11:37 9eVnxQhE

【パ・リーグ】 急:8人 近:5人 日:5人 ロ:4人 西:3人 南:3人 計:28人

監督:梶本隆夫(阪急・44歳)

コーチ:西本幸雄(近鉄・59歳)
コーチ:大沢啓二(日本ハム・47歳)

【ファン投票選出】

投手:高橋直樹(日本ハム・34歳) ※3年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (37登板 20勝11敗 4S 254.2投球回 118奪三振 23与四球 257被安打 防2.76)

捕手:梨田昌崇(近鉄・25歳)   ※初
   (114試合 .272 (357-97) 19本 57打点 44三振 25四球 2盗塁 出塁率.322 OPS.793)

一塁:柏原純一(日本ハム・27歳) ※2年連続2度目
   (123試合 .285 (487-139) 22本 90打点 47三振 54四球 18盗塁 出塁率.356 OPS.826)

二塁:マルカーノ(阪急・28歳)  ※2年連続4度目(ファン投票は初)
   (127試合 .299 (502-150) 32本 97打点 55三振 17四球 9盗塁 出塁率.328 OPS.845)

三塁:古屋英夫(日本ハム・23歳) ※2年連続2度目
   (109試合 .313 (390-122) 15本 56打点 38三振 21四球 14盗塁 出塁率.353 OPS.851)

遊撃:高代延博(日本ハム・25歳) ※初
   (123試合 .249 (397-99) 7本 47打点 39三振 16四球 14盗塁 出塁率.278 OPS.633)

外野:福本豊(阪急・31歳)    ※8年連続9度目(ファン投票は7年連続7度目)
   (128試合 .288 (493-142) 17本 67打点 63三振 79四球 60盗塁 出塁率.390 OPS.873)

外野:島田誠(日本ハム・24歳)  ※初
   (129試合 .276 (456-126) 8本 47打点 50三振 43四球 55盗塁 出塁率.350 OPS.771)

外野:土井正博(西武・35歳)   ※2年連続15度目(ファン投票は8年ぶり7度目)
   (128試合 .270 (470-127) 27本 70打点 42三振 61四球 2盗塁 出塁率.361 OPS.833)


284 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/06(日) 00:12:21 9eVnxQhE

【監督推薦】

投手:山田久志(阪急・30歳)  ※6年連続8度目
   (36登板 21勝5敗 4S 237.0投球回 115奪三振 64与四球 211被安打 防2.73)

投手:今井雄太郎(阪急・29歳) ※初
   (27登板 11勝7敗 0S 166.2投球回 65奪三振 72与四球 179被安打 防4.27)

投手:三浦広之(阪急・20歳)  ※初
   (19登板 7勝10敗 126.1投球回 87奪三振 29与四球 124被安打 防4.20)

投手:柳田豊(近鉄・27歳)   ※2年連続2度目
   (37登板 11勝13敗 4S 187.0投球回 102奪三振 43与四球 165被安打 防4.09)

投手:村田辰美(近鉄・27歳)  ※初
   (43登板 12勝8敗 2S 192.1投球回 98奪三振 34与四球 207被安打 防3.42)

投手:井本隆(近鉄・28歳)   ※初
   (33登板 15勝4敗 1S 192.0投球回 93奪三振 49与四球 194被安打 防3.61)

投手:村田兆治(ロッテ・29歳) ※6年連続7度目
   (37登板 17勝12敗 2S 255.0投球回 230奪三振 55与四球 224被安打 防2.96)

投手:松沼博久(西武・26歳)  ※初
   (34登板 16勝10敗 0S 212.1投球回 134奪三振 80与四球 189被安打 防4.03)

投手:山内新一(南海・31歳)  ※3年ぶり5度目
   (30登板 12勝7敗 0S 193.2投球回 64奪三振 56与四球 219被安打 防4.13)

捕手:中沢伸二(阪急・33歳) ※2年連続4度目
   (106試合 .221 (276-61) 8本 27打点 57三振 38四球 1盗塁 出塁率.314 OPS.662)

捕手:田淵幸一(西武・32歳) ※2年連続10度目(移籍後初)
   (107試合 .262 (382-100) 27本 69打点 54三振 33四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.854)

内野:加藤英司(阪急・31歳)  ※7年連続8度目
   (122試合 .364 (448-163) 35本 104打点 64三振 59四球 14盗塁 出塁率.437 OPS1.116)

内野:島谷金二(阪急・34歳)  ※5年連続5度目
   (127試合 .312 (490-153) 27本 102打点 48三振 46四球 4盗塁 出塁率.373 OPS.926)

内野:藤原満(南海・32歳)   ※2年連続4度目
   (124試合 .295 (491-145) 7本 62打点 26三振 27四球 20盗塁 出塁率.337 OPS.732)

内野:河埜敬幸(南海・24歳)  ※初
   (125試合 .300 (496-149) 13本 55打点 46三振 23四球 25盗塁 出塁率.331 OPS.781)

内野:有藤通世(ロッテ・32歳) ※10年連続10度目
   (123試合 .287 (471-135) 29本 75打点 66三振 45四球 14盗塁 出塁率.351 OPS.882)

外野:平野光泰(近鉄・30歳) ※初
   (122試合 .279 (473-132) 18本 51打点 60三振 44四球 21盗塁 出塁率.344 OPS.776)

外野:白仁天(ロッテ・35歳) ※7年ぶり4度目
   (124試合 .340 (415-141) 18本 71打点 25三振 21四球 3盗塁 出塁率.378 OPS.927)

外野:リー(ロッテ・31歳)  ※2年ぶり2度目
   (126試合 .333 (471-157) 28本 95打点 61三振 38四球 2盗塁 出塁率.388 OPS.971)


285 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/06(日) 00:13:01 9eVnxQhE

【1979年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 2-11 セ 7月21日・大阪・セ31勝43敗3分
(勝:江夏 1勝 敗:山内新 1敗)
※セが大勝。打線は4回に王が球宴通算10号となる3ランを放って先制。その後7回にも高橋慶と山本浩の連続適時打などで3点をあげ、9回にも打者一巡の猛攻で5点を奪い13安打11得点の大暴れ。MVPは王貞治。

第2戦
セ 1-3 パ 7月22日・ナゴヤ・パ44勝31敗3分
(勝:山田 1勝 敗:星野仙 1敗 S:村田 1S)
※パは初回に加藤英の犠飛で先制すると、そのまま1点リードで迎えた6回にはマルカーノの2点適時2塁打で貴重な追加点を奪った。投げては山田が球宴当時最多の通算6勝目。MVPはマルカーノ。

第3戦
セ 7x-5 パ 7月24日・神宮・セ32勝44敗3分
(勝:新浦 1勝 敗:柳田 1敗)
※球宴歴代最多タイの8本塁打が飛び交う空中戦をセが制した。2回に王と山本浩の2者連続アーチで2点を先制すると、同点とされた6回には王がこの試合2本目のソロを放って勝ち越し。そして再度追いつかれた後の9回には山本浩が劇的なサヨナラ2ランを放ち、試合を決めた。MVPは山本浩二。


286 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/06(日) 00:13:29 9eVnxQhE

【第29回・1979年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・藤沢公也 (中日・投手・当時26歳) 八幡浜高→日本鉱業佐賀関→77年ドラフト1位→中日(79-84)

79年成績:33登板 13勝5敗 0S 185.1投球回 129奪三振 69与四球 158被安打 防2.82
通算成績:163登板 27勝35敗 1S 532.0投球回 316奪三振 197与四球 536被安打 防4.23
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 1与四球 3被安打 防9.00

※八幡浜高から69年にロッテから3位指名を受けるもこれを拒否、日本鉱業佐賀関に進み、その間に71年のヤクルト11位指名、73年の近鉄4位指名、76年の日本ハム2位指名をすべて入団拒否とし、77年に中日から1位指名を受け、26歳でようやくプロ入りを果たす(5度の指名、4度の拒否はもちろん歴代最多)。
 プロ入り後のキャンプで小松辰雄の速球を見て自信を失うも、稲尾和久コーチの指導でチェンジアップを取得し、1年目から13勝5敗の好成績で最高勝率、新人王のタイトルを獲得。しかし翌年には1勝15敗と不振に陥り、82年には投手陣の一員としてリーグ優勝に貢献するも、目立った成績は残せず、6年目の84年に現役を引退。
 1年目の79年に唯一選ばれた球宴では本拠地・ナゴヤ球場で行われた第2戦で同じく同僚の星野仙一、三沢淳に続いて3番手として登板。しかし先頭の白仁天、続く加藤英司に連打を浴びると、続くマルカーノから手痛い追加点となる2点適時打を浴びてしまい、続く7回は無失点に抑えるも2回2失点と振るわぬ結果となった。

・三沢淳 (中日・投手・当時26歳) 江津工業高→→70年ドラフト3位→新日本製鐵広畑→中日(72-84)→日本ハム(85-86)

79年成績:45登板 13勝11敗 203.0投球回 97奪三振 53与四球 226被安打 防3.72
通算成績:505登板 107勝106敗 6S 1860.1投球回 914奪三振 542与四球 1875被安打 防3.81
球宴成績:1登板 0勝0敗 3.0投球回 3奪三振 1与四球 3被安打 防0.00

※70年のドラフトで中日から3位指名を受けるも、交渉権を保留したまま71年に新日鐵広畑に入社し、同年の都市対抗で優勝し、小野賞を受賞。社会人としてのシーズン終了後にプロ入りすると、2年目の73年から3年連続2桁勝利をあげるなど主力投手として長らく活躍し、74年にはチーム20年ぶりの優勝に貢献。その後78,79年にも2年連続2桁勝利をあげるなど、
 先発と救援、双方でチームを支え続け、中日での在籍13年間で485登板、105勝をあげるなど名投手として活躍。その後85年に金銭トレードで日本ハムに移籍し、86年に引退。アンダースローでシュートを決め球としてゴロを打たせる投球スタイルだが死球が多いのがネックだった。引退後は政界に進み、96年には新進党から出馬し、愛知県第4区から衆議院選挙に当選し、00年まで議員を務めた。
 そんな70年代の中日を代表する投手ではあるものの、球宴に選ばれたのはたったの1度のみ。79年の球宴では本拠地で行われた第2戦で、星野仙一に続いて2番手として登板。3回に連打、4回には四球、5回には安打と死球(松沼博久へ)と毎回走者を背負うも踏ん張り、3回を無失点に抑え込み、好救援を見せた。

【パ・リーグ】

・三浦広之 (阪急・投手・当時20歳) 福島商業高→77年ドラフト2位→阪急(78-83)

79年成績:19登板 7勝10敗 0S 126.1投球回 87奪三振 29与四球 124被安打 防4.20
通算成績:36登板 14勝14敗 0S 208.2投球回 129奪三振 64与四球 203被安打 防4.10
球宴成績:2登板 0勝0敗 3.0投球回 2奪三振 0与四球 4被安打 防6.00

※福島商から2位指名を受けて阪急に入団。1年目の78年にスライダーを習得し、高卒新人としては歴代最長の初登板から4試合連続白星をあげて期待を集めると、翌79年には17試合に先発し7勝をマークする。しかしプロ生活は順風満帆とは行かず、3年目の80年は3勝するも、翌81年からは故障に泣き、
 サイドスローに転向するなどの試行錯誤をするも、1軍復帰を果たすことが出来ず、83年に24歳の若さで引退。77年ドラフトで1位指名を受けた松本正志とは「MMコンビ」と呼ばれ、また非常にルックスが良かったことから「球界の坂東玉三郎」と呼ばれ、若い女性ファンからの人気が多かった選手だった。
 そんな短いプロ生活だったものの79年に球宴の大舞台を経験。第1戦では1アウトも取れず3失点を喫した今井雄太郎をリリーフする形で登板するも、自身も山本浩二と大島康徳に適時打を浴び、2人で5失点する形に。その後、第3戦でも2番手として登板し、1イニング目の4回は3者凡退に抑えたものの、続く5回に中塚政幸に適時打を浴びて2回1失点に終わった。


287 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/06(日) 01:18:26 rW3UFENw
1年目の江川ってオールスター出てないんですね意外!


288 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/06(日) 01:20:56 rW3UFENw
>>286
藤沢さん1年目13勝5敗から2年目1勝15敗は天国と地獄だ


289 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 00:03:34 d8LIO7vc

【第30回・1980年】

【1980年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 広:8人 洋:3人(1) 中:3人 神:7人 巨:3人 ヤ:4人(1) 計:28人

監督:古葉竹識(広島・44歳)

コーチ:土井淳(大洋・47歳)
コーチ:中利夫(中日・44歳)

【ファン投票選出】

投手:小林繁(阪神・27歳)    ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (37登板 15勝14敗 0S 280.1投球回 179奪三振 57与四球 241被安打 防3.02)

捕手:若菜嘉晴(阪神・26歳)   ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (126試合 .256 (441-113) 4本 32打点 42三振 26四球 2盗塁 出塁率.299 OPS.619)

一塁:王貞治(巨人・40歳)    ※21年連続21度目
   (129試合 .236 (444-105) 30本 84打点 47三振 72四球 0盗塁 出塁率.342 OPS.803)

二塁:岡田彰布(阪神・22歳)   ※初
   (108試合 .290 (376-109) 18本 54打点 45三振 23四球 4盗塁 出塁率.336 OPS.820)

三塁:掛布雅之(阪神・25歳)   ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (70試合 .229 (258-59) 11本 37打点 47三振 26四球 2盗塁 出塁率.302 OPS.686)

遊撃:真弓明信(阪神・27歳)   ※2年ぶり2度目(移籍後初、ファン投票も初)
   (113試合 .285 (459-131) 29本 74打点 66三振 42四球 20盗塁 出塁率.343 OPS.868)

外野:山本浩二(広島・33歳)   ※8年連続8度目(ファン投票は3年連続6度目)
   (130試合 .336 (440-148) 44本 112打点 52三振 87四球 14盗塁 出塁率.445 OPS1.159)

外野:若松勉(ヤクルト・33歳)  ※9年連続9度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (116試合 .351 (427-150) 15本 63打点 31三振 45四球 16盗塁 出塁率.414 OPS.959)

外野:ラインバック(阪神・30歳) ※2年連続2度目
   (106試合 .284 (348-99) 15本 44打点 47三振 47四球 1盗塁 出塁率.373 OPS.833)


290 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 00:04:31 d8LIO7vc

【監督推薦】

投手:江夏豊(広島・32歳)    ※3年連続13度目
   (53登板 9勝6敗 21S 86.0投球回 86奪三振 20与四球 61被安打 防2.62)

投手:北別府学(広島・23歳)   ※2年連続2度目
   (30登板 12勝5敗 0S 177.2投球回 82奪三振 44与四球 210被安打 防4.04)

投手:福士敬章(広島・29歳)   ※2年ぶり2度目
   (31登板 15勝6敗 0S 187.0投球回 106奪三振 52与四球 195被安打 防3.95)

投手:山根和夫(広島・24歳)   ※初
   (35登板 14勝13敗 0S 230.2投球回 112奪三振 53与四球 233被安打 防2.96)

投手:大野豊(広島・24歳)    ※初
   (49登板 7勝2敗 1S 109.2投球回 76奪三振 31与四球 104被安打 防2.71)

投手:平松政次(大洋・32歳)   ※2年連続9度目
   (30登板 10勝11敗 0S 199.1投球回 107奪三振 57与四球 227被安打 防4.30)

投手:野村収(大洋・33歳)    ※2年ぶり4度目
   (33登板 15勝10敗 0S 192.1投球回 92奪三振 51与四球 225被安打 防4.68)

投手:山本和行(阪神・31歳)   ※2年ぶり3度目
   (35登板 15勝11敗 2S 221.1投球回 158奪三振 57与四球 189被安打 防3.26)

投手:西本聖(巨人・24歳)    ※初
   (36登板 14勝14敗 2S 222.0投球回 118奪三振 40与四球 223被安打 防2.59)

投手:江川卓(巨人・25歳)    ※初
   (34登板 16勝12敗 0S 261.1投球回 219奪三振 60与四球 226被安打 防2.48)

投手:梶間健一(ヤクルト・27歳) ※2年連続3度目
   (33登板 15勝8敗 0S 195.2投球回 148奪三振 60与四球 164被安打 防2.76)

捕手:木俣達彦(中日・36歳)   ※4年連続9度目
   (125試合 .298 (429-128) 18本 67打点 47三振 30四球 0盗塁 出塁率.347 OPS.802)

捕手:大矢明彦(ヤクルト・32歳) ※3年連続7度目
   (110試合 .283 (368-104) 8本 50打点 32三振 25四球 1盗塁 出塁率.330 OPS.735)

内野:衣笠祥雄(広島・33歳)   ※3年ぶり6度目
   (130試合 .294 (489-144) 31本 85打点 89三振 42四球 16盗塁 出塁率.362 OPS.888)

内野:高橋慶彦(広島・23歳)   ※2年連続2度目
   (130試合 .307 (550-169) 5本 33打点 51三振 28四球 38盗塁 出塁率.349 OPS.767)

内野:基満男(大洋・33歳)    ※3年ぶり6度目(移籍後初)
   (119試合 .314 (407-128) 12本 70打点 64三振 53四球 18盗塁 出塁率.393 OPS.860)

内野:田代富雄(大洋・26歳)   ※3年ぶり2度目→出場辞退
   (128試合 .297 (472-140) 36本 94打点 104三振 50四球 6盗塁 出塁率.364 OPS.953)

内野:大杉勝男(ヤクルト・35歳) ※3年ぶり8度目→出場辞退
   (118試合 .301 (425-128) 21本 82打点 42三振 25四球 0盗塁 出塁率.342 OPS.841)

外野:谷沢健一(中日・32歳)   ※4年ぶり6度目
   (120試合 .369 (425-157) 27本 80打点 59三振 50四球 2盗塁 出塁率.438 OPS1.066)

外野:田尾安志(中日・26歳)   ※初(田代富雄の出場辞退による補充)
   (122試合 .299 (472-141) 7本 34打点 47三振 20四球 16盗塁 出塁率.327 OPS.745)

外野:スコット(ヤクルト・28歳) ※初(大杉勝男の出場辞退による補充)
   (123試合 .267 (449-120) 16本 69打点 70三振 32四球 20盗塁 出塁率.315 OPS.756)


291 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 00:05:16 d8LIO7vc

【パ・リーグ】 近:6人 急:4人(1) 日:6人 ロ:5人 南:3人 西:4人 計:28人

監督:西本幸雄(近鉄・60歳)

コーチ:梶本隆夫(阪急・45歳)
コーチ:大沢啓二(日本ハム・48歳)

【ファン投票選出】

投手:木田勇(日本ハム・26歳)  ※初
   (40登板 22勝8敗 4S 253.0投球回 225奪三振 89与四球 195被安打 防2.28)

捕手:梨田昌崇(近鉄・27歳)   ※2年連続2度目
   (118試合 .292 (360-105) 15本 55打点 58三振 27四球 1盗塁 出塁率.343 OPS.843)

一塁:加藤英司(阪急・32歳)   ※8年連続9度目(ファン投票は3年ぶり5度目)
   (130試合 .318 (484-154) 28本 97打点 84三振 59四球 5盗塁 出塁率.394 OPS.952)

二塁:マルカーノ(阪急・29歳)  ※3年連続5度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (116試合 .294 (445-131) 24本 85打点 60三振 23四球 6盗塁 出塁率.328 OPS.845)

三塁:有藤通世(ロッテ・33歳)  ※11年連続11度目(ファン投票は3年ぶり8度目)
   (107試合 .309 (392-121) 22本 64打点 48三振 45四球 27盗塁 出塁率.385 OPS.929)

遊撃:高代延博(日本ハム・26歳) ※2年連続2度目
   (119試合 .269 (383-103) 5本 35打点 39三振 33四球 11盗塁 出塁率.332 OPS.677)

外野:福本豊(阪急・32歳)    ※9年連続10度目(ファン投票は8年連続8度目)
   (128試合 .321 (517-166) 21本 58打点 64三振 78四球 54盗塁 出塁率.409 OPS.931)

外野:リー(ロッテ・32歳)    ※2年連続3度目(ファン投票は初)
   (127試合 .358 (489-175) 33本 90打点 58三振 33四球 1盗塁 出塁率.398 OPS.993)

外野:島田誠(日本ハム・25歳)  ※2年連続2度目
   (129試合 .306 (487-149) 5本 42打点 29三振 55四球 38盗塁 出塁率.381 OPS.795)

※一塁手は本来ソレイタ(日本ハム)がファン投票1位だったが、当時の球宴は外国人枠が2人までとなっており、マルカーノとリーに票数で劣っていたため加藤英司が繰上げで1位に。


292 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 00:06:26 d8LIO7vc

【監督推薦】

投手:鈴木啓示(近鉄・32歳)   ※2年ぶり13度目
   (26登板 14勝8敗 0S 179.0投球回 100奪三振 52与四球 161被安打 防3.87)

投手:井本隆(近鉄・29歳)    ※2年連続2度目
   (35登板 15勝8敗 1S 205.2投球回 94奪三振 59与四球 217被安打 防4.37)

投手:山田久志(阪急・31歳)   ※7年連続9度目→出場辞退
   (30登板 13勝10敗 1S 200.2投球回 112奪三振 59与四球 172被安打 防2.96)

投手:高橋直樹(日本ハム・35歳) ※4年連続5度目(山田久志の出場辞退による補充)
   (30登板 10勝9敗 1S 152.2投球回 86奪三振 24与四球 164被安打 防4.07)

投手:間柴茂有(日本ハム・28歳) ※初
   (38登板 10勝7敗 0S 188.1投球回 76奪三振 56与四球 188被安打 防3.83)

投手:村田兆治(ロッテ・30歳)  ※7年連続8度目
   (27登板 9勝9敗 2S 178.0投球回 135奪三振 83与四球 169被安打 防3.89)

投手:仁科時成(ロッテ・29歳)  ※初
   (29登板 17勝8敗 0S 208.2投球回 94奪三振 49与四球 193被安打 防3.19)

投手:倉持明(ロッテ・28歳)   ※初
   (39登板 0勝2敗 18S 71.1投球回 50奪三振 13与四球 49被安打 防2.15)

投手:山内新一(南海・32歳)   ※2年連続6度目
   (28登板 9勝16敗 0S 206.2投球回 57奪三振 49与四球 236被安打 防3.78)

投手:松沼博久(西武・27歳)   ※2年連続2度目
   (33登板 9勝14敗 1S 202.2投球回 139奪三振 58与四球 188被安打 防3.95)

捕手:加藤俊夫(日本ハム・32歳) ※2年ぶり5度目
   (122試合 .263 (358-94) 8本 32打点 46三振 47四球 4盗塁 出塁率.372 OPS.716)

捕手:野村克也(西武・45歳)   ※3年ぶり22度目(移籍後初)
   (52試合 .217 (69-15) 4本 14打点 17三振 7四球 0盗塁 出塁率.308 OPS.728)

内野:石渡茂(近鉄・31歳)  ※3年ぶり2度目
   (117試合 .265 (373-99) 9本 47打点 33三振 35四球 5盗塁 出塁率.331 OPS.722)

内野:島谷金二(阪急・35歳) ※6年連続6度目
   (112試合 .266 (395-105) 16本 66打点 46三振 52四球 5盗塁 出塁率.350 OPS.788)

内野:片平晋作(南海・30歳) ※初
   (114試合 .266 (380-101) 21本 66打点 37三振 30四球 1盗塁 出塁率.328 OPS.807)

内野:土井正博(西武・36歳) ※3年連続16度目
   (116試合 .284 (395-112) 23本 65打点 22三振 51四球 1盗塁 出塁率.375 OPS.859)

内野:山崎裕之(西武・33歳) ※3年ぶり9度目(移籍後初)
   (128試合 .294 (477-140) 25本 77打点 70三振 78四球 6盗塁 出塁率.396 OPS.910)

外野:平野光泰(近鉄・31歳) ※2年連続2度目
   (130試合 .284 (496-141) 23本 68打点 64三振 69四球 13盗塁 出塁率.373 OPS.859)

外野:栗橋茂(近鉄・28歳)  ※2年ぶり2度目
   (124試合 .328 (436-143) 28本 84打点 71三振 52四球 9盗塁 出塁率.406 OPS.991)

外野:門田博光(南海・32歳) ※3年ぶり5度目
   (111試合 .292 (377-110) 41本 84打点 72三振 48四球 0盗塁 出塁率.374 OPS1.019)


293 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 00:06:50 d8LIO7vc

【1980年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 6-7 セ 7月19日・西宮・セ33勝44敗3分
(勝:小林 1勝 敗:間柴 1敗 S:江夏 1S)
※セは初回に王がソロを放って先制すると、1点リードで迎えた4回には代打・岡田が3ランを放つなど4点をあげ、試合を優位に進めた。パもリーが2本塁打を放つなど反撃するも最後は江夏が9回を無失点で締めた。MVPは岡田彰布。

第2戦
パ 3-1 セ 7月20日・川崎・パ45勝33敗3分
(勝:山内新 1勝 敗:平松 1敗 S:倉持 1S)
※パが接戦を制した。1点を追う6回に片平晋の適時打で同点とすると、そのまま迎えた8回に平野が2ランを放って勝ち越しに成功した。投げては村田、鈴木啓、山内新、倉持の4投手の継投でセ打線を1得点に封じた。MVPは平野光泰。

第3戦
セ 2-1 パ 7月22日・後楽園・セ34勝44敗3分
(勝:山本和 1勝 敗:高橋直 1敗 S:江夏 2S)
※セは4回に真弓の適時打で先制すると、7回には代打・掛布のソロで追加点。9回に1点を返され、なおも無死満塁の場面を迎えるもここで江夏が登板し、16球で3者連続奪三振とし、試合を締めた。MVPは江夏豊。


294 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 00:07:27 d8LIO7vc

【第30回・1980年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・ジョン・スコット (ヤクルト・外野手・当時28歳) ヤクルト(79-81)

80年成績:123試合 .267 (449-120) 16本 69打点 70三振 32四球 20盗塁 出塁率.315 OPS.756
通算成績:279試合 .262 (1010-265) 48本 159打点 172三振 64四球 42盗塁 出塁率.309 OPS.767
球宴成績:3試合 .000 (3-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※70年のMLBドラフト1巡目(全体2位)でパドレスに指名。77年には新球団のブルージェイズに移籍し、開幕戦で1番打者としてスタメンして球団史上最初の打者となる。しかしMLBでは花開かず、79年に来日してヤクルトに入団。
 長打力と俊足を活かした外野守備を武器に活躍し、5月にはダブルヘッダーながら1日でサイクル本塁打を達成し、5試合連続本塁打も記録するなど同年は28本塁打をマーク。翌80年も含めて2年連続でダイヤモンドグラブ賞も受賞する。
 しかし3年目の81年の5月に甲子園のラッキーゾーンの金網に激突し、左膝の靭帯を損傷。シーズン中の復帰が叶わず、同年限りで退団となった。大杉勝男の出場辞退による補充で来日2年目に選出された80年の球宴では3試合いずれも途中出場。打席では3打席凡退とあまり目立つ活躍は出来なかった。

【パ・リーグ】

・仁科時成 (ロッテ・投手・当時29歳) 山陽高→大倉工業→76年ドラフト3位→ロッテ(77-88)

80年成績:29登板 17勝8敗 208.2投球回 94奪三振 49与四球 193被安打 防3.19
通算成績:334登板 110勝108敗 1S 1816.1投球回 890奪三振 457与四球 1859被安打 防4.10
球宴成績:1登板 0勝0敗 1.2投球回 1奪三振 0与四球 3被安打 防5.40

※大倉工業時代に腰痛を患い、アンダースローに転向。76年のドラフトで3位指名を受けて25歳でプロ入りすると、1年目から即戦力投手として活躍。2年目の78年からは先発ローテの一員となり、80年には自己最多の17勝をマークするなど5度の2桁勝利を記録。81年に阪神から移籍してきた深沢恵雄とともに
 アンダースローの二本柱として活躍し、80年代のロッテを支え続けた。一方で非常に与死球の多い選手としても知られ、プロ12年間で5度のリーグ最多与死球となるなど歴代5位の142与死球を記録。また83年8月、84年5月と2度、9回2死とあと1人のところからノーノーを阻止されている(いずれも近鉄戦で1回目が仲根政裕、2回目が平野光泰に阻止)。
 キャリアハイの勝利数をあげた80年に唯一の出場となった80年の球宴では、第3戦で3番手として登板。6回は1安打無失点に抑えるも、7回に先頭の代打・掛布雅之に貴重な追加点となるソロを献上し、その後岡田彰布にも安打を打たれ2アウトを取ったところで間柴茂有にスイッチした。

・倉持明 (ロッテ・投手・当時28歳) 横浜第一商業高→日本鋼管→71年ドラフト4位→ロッテ(72-76)→クラウン(77-78)→ロッテ(79-82)→ヤクルト(83)

80年成績:39登板 0勝2敗 18S 71.1投球回 50奪三振 13与四球 49被安打 防2.15
通算成績:206登板 17勝21敗 40S 431.0投球回 251奪三振 165与四球 391被安打 防3.40
球宴成績:2登板 0勝0敗 1S 2.2投球回 1奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※横浜第一商業高時代に70年のドラフトでヤクルトから12位指名を受けるもこれを拒否し、日本鋼管へ入社。その2年後の72年に4位指名を受けてロッテに入団。なかなか1軍で芽が伸びなかったが、5年目の76年にリリーフとして31試合に登板して頭角を現す。同年オフに白仁天らとの2対2のトレードでクラウンに移籍。クラウンでは78年に先発として起用され5勝をマークする。
 そして79年に山崎裕之らとのトレードで再度ロッテに復帰。80年には守護神としてリーグ最多の18セーブをあげ、最優秀救援も受賞した。83年に3度トレードでヤクルトに移籍し、同年限りで引退。元AKB48メンバーの倉持明日香の父親としても知られ、13年のヤクルトとロッテの交流戦において娘の始球式に捕手として参加し、親子でバッテリーを組んだ。
 球宴には抑えとして活躍した80年に唯一選出され、2試合に登板。第1戦では5番手として登板し、打者5人、1.2回をいずれも凡退に抑え込み、自身28歳の誕生日に行われた第2戦では2点リードの9回に登板して1回無失点に抑え、バースデーセーブを挙げている。

・片平晋作 (南海・内野手・当時30歳) 上宮高→東京農業大→71年ドラフト4位→南海(72-81)→西武(82-86)→大洋(87-89)

80年成績:114試合 .266 (380-101) 21本 66打点 37三振 30四球 1盗塁 出塁率.328 OPS.807
通算成績:1503試合 .274 (4309-1181) 176本 601打点 394三振 326四球 10盗塁 出塁率.332 OPS.773
球宴成績:3試合 .500 (6-3) 0本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※東京農業大から4位指名を受けて南海に入団。王貞治そっくりの一本足打法を武器に、5年目の76年には指名打者や一塁手として12本塁打を放って頭角を現す。しかし、翌77年にバセドウ病を発症し柏原純一にレギュラーを奪われる。しかしそれを克服し、再度定位置を確保して79年にはリーグ5位の打率.329、80年には自己最多の21本塁打をマーク。
 しかし82年にブレイザー監督との角質などもあり、2対2のトレードで西武に移籍。西武では主に一塁手や指名打者として勝負強い打撃で活躍し、4度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献。その後87年に大洋に永射保とともにトレードで移籍。晩年は代打の切り札として活躍し、40歳となった89年に現役を引退。以降は西武のコーチや2軍監督、編成部長を歴任した。
 西武黄金時代を支えた選手の1人ではあるものの、西武時代に球宴選出はなく、南海時代の80年が自身唯一の大舞台に。それでも第1戦では2回に代打で出場し、井本隆から安打。第2戦では3番・一塁手としてスタメン氏、6回に一時同点の適時打を放つなど3打数2安打の活躍を見せ、存在感を放った。


295 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 00:10:10 yEqlFxRU
片平さんオールスター一回しか出てなかったのは意外ですね
あの優しい解説がもう聞けないのは悲しいなぁ……


296 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 00:28:01 1tq6Xd0o
>>292
ノムさんがまた出てきてるのすごい


297 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 00:28:04 EzuZYhmA
有プロの助手してた子のお父さんか


298 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/07(月) 02:13:09 8WgvpR4k
木田勇のルーキーイヤーは近代野球じゃ図抜けてますね


299 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/08(火) 00:04:03 g8rw1fSo

【第31回・1981年】

【1981年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 広:5人 ヤ:3人 巨:7人 洋:3人 神:6人 中:4人 計:28人

監督:古葉竹識(広島・45歳)

コーチ:武上四郎(ヤクルト・40歳)
コーチ:藤田元司(巨人・49歳)

【ファン投票選出】

投手:西本聖(巨人・25歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (34登板 18勝12敗 0S 257.2投球回 126奪三振 55与四球 232被安打 防2.58)

捕手:若菜嘉晴(阪神・27歳) ※3年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (115試合 .281 (360-101) 3本 32打点 23三振 27四球 4盗塁 出塁率.330 OPS.683)

一塁:中畑清(巨人・27歳)  ※初
   (109試合 .322 (416-134) 16本 66打点 37三振 19四球 10盗塁 出塁率.352 OPS.864)

二塁:岡田彰布(阪神・23歳) ※2年連続2度目
   (130試合 .289 (485-140) 20本 76打点 43三振 28四球 1盗塁 出塁率.331 OPS.804)

三塁:原辰徳(巨人・23歳)  ※初
   (125試合 .268 (470-126) 22本 67打点 78三振 27四球 6盗塁 出塁率.308 OPS.791)

遊撃:真弓明信(阪神・28歳) ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (111試合 .273 (444-121) 13本 36打点 48三振 39四球 7盗塁 出塁率.335 OPS.742)

外野:山本浩二(広島・34歳) ※9年連続9度目(ファン投票は4年連続7度目)
   (130試合 .330 (440-148) 44本 112打点 52三振 87四球 14盗塁 出塁率.445 OPS1.159)

外野:田尾安志(中日・27歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (124試合 .303 (462-140) 15本 53打点 62三振 41四球 7盗塁 出塁率.360 OPS.823)

外野:松本匡史(巨人・26歳) ※初
   (115試合 .303 (261-79) 3本 21打点 44三振 14四球 33盗塁 出塁率.341 OPS.720)


300 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/08(火) 00:04:43 g8rw1fSo

【監督推薦】

投手:福士敬章(広島・30歳)    ※2年連続3度目
   (35登板 12勝9敗 0S 201.1投球回 116奪三振 76与四球 211被安打 防4.03)

投手:北別府学(広島・24歳)    ※3年連続3度目
   (32登板 16勝10敗 0S 226.1投球回 123奪三振 43与四球 229被安打 防3.31)

投手:松岡弘(ヤクルト・34歳)   ※5年ぶり7度目
   (36登板 12勝7敗 4S 194.1投球回 133奪三振 67与四球 191被安打 防3.75)

投手:井原慎一朗(ヤクルト・29歳) ※3年ぶり2度目
   (32登板 9勝9敗 0S 166.2投球回 96奪三振 52与四球 188被安打 防4.58)

投手:江川卓(巨人・26歳)     ※2年連続2度目
   (31登板 20勝6敗 0S 240.1投球回 221奪三振 38与四球 187被安打 防2.29)

投手:角三男(巨人・25歳)     ※初
   (51登板 8勝5敗 20S 104.1投球回 121奪三振 33与四球 55被安打 防1.47)

投手:斉藤明雄(大洋・26歳)    ※3年ぶり2度目
   (47登板 5勝15敗 10S 169.1投球回 100奪三振 61与四球 195被安打 防4.31)

投手:小林繁(阪神・28歳)     ※6年連続6度目
   (32登板 16勝10敗 2S 230.0投球回 156奪三振 53与四球 202被安打 防3.01)

投手:星野仙一(中日・34歳)    ※2年ぶり6度目
   (23登板 10勝9敗 0S 142.0投球回 69奪三振 37与四球 152被安打 防3.93)

投手:小松辰雄(中日・22歳)    ※初
   (42登板 12勝6敗 11S 152.2投球回 122奪三振 41与四球 139被安打 防3.07)

捕手:山倉和博(巨人・25歳) ※初
   (124試合 .205 (371-76) 11本 40打点 59三振 34四球 3盗塁 出塁率.273 OPS.602)

捕手:福嶋久晃(大洋・34歳) ※4年ぶり3度目
   (106試合 .248 (298-74) 7本 37打点 46三振 23四球 0盗塁 出塁率.303 OPS.702)

内野:衣笠祥雄(広島・34歳)   ※2年連続7度目
   (130試合 .271 (495-134) 30本 72打点 83三振 40四球 7盗塁 出塁率.335 OPS.842)

内野:大杉勝男(ヤクルト・36歳) ※2年連続9度目
   (120試合 .343 (414-142) 20本 78打点 43三振 33四球 1盗塁 出塁率.391 OPS.939)

内野:山下大輔(大洋・29歳)   ※3年ぶり4度目
   (130試合 .278 (490-136) 16本 52打点 38三振 51四球 6盗塁 出塁率.336 OPS.779)

内野:藤田平(阪神・33歳)    ※5年ぶり9度目
   (107試合 .358 (369-132) 11本 70打点 21三振 32四球 2盗塁 出塁率.342 OPS.739)

内野:掛布雅之(阪神・26歳)   ※6年連続6度目
   (130試合 .341 (458-156) 23本 86打点 54三振 85四球 1盗塁 出塁率.443 OPS.993)

内野:谷沢健一(中日・33歳)   ※2年連続7度目
   (127試合 .318 (462-147) 28本 79打点 63三振 39四球 4盗塁 出塁率.371 OPS.932)

外野:ライトル(広島・35歳)   ※初
   (128試合 .318 (493-157) 33本 100打点 58三振 34四球 0盗塁 出塁率.362 OPS.940)


301 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/08(火) 00:05:17 g8rw1fSo

【パ・リーグ】 近:3人 ロ:5人 日:6人 西:6人 急:4人 南:4人 計:28人

監督:西本幸雄(近鉄・61歳)

コーチ:山内一弘(ロッテ・49歳)
コーチ:大沢啓二(日本ハム・49歳)

【ファン投票選出】

投手:木田勇(日本ハム・27歳)  ※2年連続2度目
   (28登板 10勝10敗 0S 164.1投球回 104奪三振 81与四球 164被安打 防4.76)

捕手:梨田昌崇(近鉄・27歳)   ※3年連続3度目
   (106試合 .273 (374-102) 17本 48打点 47三振 29四球 5盗塁 出塁率.327 OPS.779)

一塁:加藤英司(阪急・33歳)   ※9年連続10度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (127試合 .314 (468-147) 17本 79打点 67三振 54四球 4盗塁 出塁率.384 OPS.869)

二塁:山崎裕之(西武・34歳)   ※2年連続10度目(ファン投票は4年ぶり9度目)
   (125試合 .271 (457-124) 22本 68打点 83三振 88四球 5盗塁 出塁率.392 OPS.885)

三塁:有藤通世(ロッテ・34歳)  ※12年連続12度目(ファン投票は2年連続9度目)
   (113試合 .285 (410-117) 15本 50打点 52三振 41四球 13盗塁 出塁率.358 OPS.812)

遊撃:石毛宏典(西武・24歳)   ※初
   (121試合 .311 (409-127) 21本 55打点 96三振 44四球 25盗塁 出塁率.380 OPS.911)

外野:福本豊(阪急・33歳)    ※10年連続11度目(ファン投票は9年連続9度目)
   (130試合 .287 (495-142) 14本 48打点 65三振 80四球 54盗塁 出塁率.386 OPS.830)

外野:島田誠(日本ハム・26歳)  ※3年連続3度目
   (115試合 .318 (462-147) 3本 41打点 41三振 44四球 42盗塁 出塁率.384 OPS.784)

外野:平野光泰(近鉄・32歳)   ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (121試合 .259 (482-125) 10本 50打点 57三振 33四球 12盗塁 出塁率.307 OPS.693)


302 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/08(火) 00:05:58 g8rw1fSo

【監督推薦】

投手:柳田豊(近鉄・29歳)    ※2年ぶり3度目
   (30登板 10勝13敗 4S 164.2投球回 88奪三振 58与四球 160被安打 防4.53)

投手:村田兆治(ロッテ・31歳)  ※8年連続9度目
   (32登板 19勝8敗 0S 230.2投球回 154奪三振 55与四球 237被安打 防2.97)

投手:江夏豊(日本ハム・33歳)  ※4年連続14度目(移籍後初)
   (45登板 3勝6敗 25S 83.0投球回 75奪三振 24与四球 69被安打 防2.82)

投手:高橋一三(日本ハム・35歳) ※4年ぶり6度目
   (26登板 14勝6敗 0S 198.2投球回 110奪三振 41与四球 185被安打 防2.94)

投手:永射保(西武・27歳)    ※4年ぶり2度目
   (61登板 6勝3敗 4S 86.1投球回 70奪三振 18与四球 76被安打 防3.14)

投手:松沼雅之(西武・25歳)   ※初
   (30登板 12勝8敗 3S 189.2投球回 83奪三振 60与四球 166被安打 防3.46)

投手:森繁和(西武・26歳)    ※初
   (31登板 14勝11敗 0S 200.1投球回 83奪三振 51与四球 188被安打 防3.77)

投手:山田久志(阪急・32歳)   ※8年連続10度目
   (34登板 13勝12敗 5S 208.0投球回 114奪三振 45与四球 172被安打 防2.96)

投手:今井雄太郎(阪急・31歳)  ※2年ぶり2度目
   (36登板 19勝15敗 0S 231.1投球回 70奪三振 77与四球 240被安打 防3.73)

投手:藤田学(南海・26歳)    ※3年ぶり3度目
   (29登板 13勝11敗 0S 213.1投球回 78奪三振 59与四球 209被安打 防3.68)

捕手:大宮龍男(日本ハム・27歳) ※初
   (113試合 .249 (358-89) 15本 53打点 40三振 30四球 13盗塁 出塁率.308 OPS.724)

捕手:大石友好(西武・27歳)   ※初
   (80試合 .228 (219-50) 5本 25打点 33三振 14四球 6盗塁 出塁率.278 OPS.594)

内野:落合博満(ロッテ・27歳)  ※初
   (127試合 .326 (423-138) 33本 90打点 55三振 68四球 6盗塁 出塁率.423 OPS1.043)

内野:ソレイタ(日本ハム・34歳) ※初
   (128試合 .300 (454-136) 44本 108打点 102三振 81四球 0盗塁 出塁率.410 OPS1.055)

内野:河埜敬幸(南海・26歳)   ※2年ぶり2度目
   (125試合 .272 (453-123) 4本 36打点 35三振 34四球 7盗塁 出塁率.326 OPS.655)

内野:藤原満(南海・34歳)    ※2年ぶり5度目
   (127試合 .300 (513-154) 3本 33打点 37三振 37四球 24盗塁 出塁率.351 OPS.727)

外野:リー(ロッテ・33歳)   ※3年連続4度目
   (125試合 .302 (447-135) 19本 71打点 57三振 48四球 5盗塁 出塁率.371 OPS.834)

外野:庄司智久(ロッテ・28歳) ※初
   (127試合 .293 (516-151) 10本 63打点 30三振 34四球 17盗塁 出塁率.337 OPS.744)

外野:門田博光(南海・33歳)  ※2年連続6度目
   (127試合 .313 (438-137) 44本 105打点 70三振 92四球 4盗塁 出塁率.431 OPS1.086)


303 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/08(火) 00:06:21 g8rw1fSo

【1981年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 3-5 パ 7月25日・甲子園・パ45勝34敗3分
(勝:柳田 1勝 敗:斉藤明 1敗 S:江夏 1S)
※パが逆転勝利。打線は3回に加藤英の適時打で先制。その後2点ビハインドとされるも、6回には落合と藤原の連続適時打で3点をあげて逆転に成功した。MVPは藤原満。

第2戦
セ 6x-3 パ 7月26日・横浜・セ35勝45敗3分
(勝:角 1勝 敗:柳田 1敗)
※セが劇的勝利。打線は2点を追う9回に先頭の掛布、そして続く山本浩が連続本塁打を放って土壇場で同点とする。そしてそのまま迎えた延長10回には原、山下大の連打で好機を作ると、続く掛布がサヨナラ3ランを放ち、試合を決めた。MVPは掛布雅之。

第3戦
セ 6-0 パ 7月28日・神宮・パ46勝35敗3分
(勝:江川 1勝 敗:村田 1敗)
※セは3回に山倉のソロで先制すると、4回には中畑の適時3塁打で追加点。その後6回には掛布が今球宴3本塁打目となる2ランを放つなど試合を優位に進めた。投げては江川、松岡、井原、小松、角と5投手の継投でパ打線を6年ぶりに完封した。MVPは山倉和博。


304 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/08(火) 00:06:47 g8rw1fSo

【第31回・1981年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・ジム・ライトル (広島・外野手・当時35歳) 広島(77-82)→南海(83)

81年成績:128試合 .318 (493-157) 33本 100打点 58三振 34四球 0盗塁 出塁率.362 OPS.940
通算成績:876試合 .285 (3319-945) 166本 529打点 469三振 218四球 30盗塁 出塁率.331 OPS.816
球宴成績:3試合 .200 (5-1) 1本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS1.000

※66年のMLBドラフトで1巡目(全体10位)でヤンキースに指名され、MLBではヤンキースをはじめ計4球団で通算391試合に出場。その後77年にギャレットとともに来日して広島に入団。そのギャレットや衣笠祥雄、山本浩二とともに強力な主軸を形成し、来日1年目から打率3割をマーク。
 勝負強い打撃と強肩を活かした外野守備を武器に広島の黄金時代を支え、79,80年の連覇に貢献し、80年には日本シリーズMVPにも選ばれた。打撃では球団助っ人では歴代最多の通算155本塁打を放ち、守備でも4年連続でダイヤモンドグラブ賞を受賞した。6年間の広島在籍後、83年に南海で1年だけプレーし、帰国。
 打率3割、30本、100打点をクリアし、ベストナインにも選ばれた来日5年目の81年に唯一の球宴選出。3試合全てで右翼手でスタメンし、第1戦では4回に山田久志からリードを広げるソロ本塁打を記録。そのまま続きたかったが第2戦では併殺打で先制の好機を逸し、第3戦も第1打席で三振に倒れそのまま交代となるなどやや悔しい結果となった。

【パ・リーグ】

・トニー・ソレイタ (日本ハム・内野手・当時34歳) 日本ハム(80-83)

81年成績:128試合 .300 (454-136) 44本 108打点 102三振 81四球 0盗塁 出塁率.410 OPS1.055
通算成績:510試合 .268 (1786-479) 155本 371打点 371三振 292四球 2盗塁 出塁率.373 OPS.944
球宴成績:3試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 2四球 0盗塁 出塁率.667 OPS.667

※「サモアの怪人」。65年にヤンキースと契約してプロ入りすると、計5球団を渡り歩いてMLBでは通算525試合に出場し、通算50本塁打をマーク。80年にクルーズとともに来日し、日本ハムに入団。主に指名打者として起用され、1年目から4打数連続本塁打を2度達成するなど45本塁打を放ち、自慢の長打力を披露すると、
 2年目の81年には4番打者として44本塁打、108打点をマークして本塁打王、打点王のタイトルを獲得するなどチーム19年ぶりの優勝に貢献するなど4年間で155本塁打をマークした。83年に引退後は故郷のサモアで公務員となるも、90年に土地取引のトラブルで住民に銃で撃たれ43歳という若さで帰らぬ人となった。
 上記の通り、本来であれば80年もファン投票1位で一塁手として球宴出場となったはずも、外国人枠に阻まれて泣く泣く落選。しかし翌81年は監督推薦ながらリベンジを果たし大舞台に。いずれも代打での出場で安打は記録できずも、第1戦では小松辰雄、第3戦では松岡弘から四球を選び貫禄を示した。

・庄司智久 (ロッテ・外野手・当時28歳) 新宮高→71年ドラフト3位→巨人(72-79)→ロッテ(80-88)

81年成績:127試合 .293 (516-151) 10本 63打点 30三振 34四球 17盗塁 出塁率.337 OPS.744
通算成績:828試合 .250 (2124-532) 44本 197打点 215三振 159四球 67盗塁 出塁率.304 OPS.661
球宴成績:3試合 .333 (6-2) 1本 2打点 2三振 1四球 2盗塁 出塁率.429 OPS1.262

※71年のドラフトで3位指名を受けて巨人に入団。高校時代は二塁手だったがプロ入り後に外野手に転向している。一時期代走要員として1軍で起用されるも、当時の巨人外野陣は柴田勲、高田繁、末次利光といった選手らが活躍しており、77年には2軍で打撃三冠王と盗塁王を獲得するなどいわば「2軍の帝王」と化していた。
 そんな中、79年オフに2対3のトレードでロッテに移籍。白仁天から左翼手の定位置を奪い、念願の1軍定着を果たすと広田澄男とともにチャンスメーカーとして活躍。84年までは定位置を守るも、以降は横田真之、古川慎一といった若手外野手の台頭もあり、88年に現役を引退。
 ロッテ移籍2年目に唯一の選出となった球宴では第1戦で代打で出場し、7回にダメ押しの追加点となる適時打を放ち、さらに続く第2戦ではリーの代走として途中出場。打席では9回にソロを放ち、また2試合とも盗塁を記録するなど大活躍。しかし1番・左翼手に抜擢された第3戦では3打席凡退に終わった。


305 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/08(火) 00:27:59 JaC1LHjA
>>301
木田さんの成績がもうやばくなってきてますねえ
>>304
ソレイタの最期悲しい


306 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/08(火) 00:52:56 1j.8IV4g
>>305
この年が二桁勝った最後のシーズンですね
他の年だと大洋移籍1年目の8勝が目立つくらい


307 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/08(火) 20:13:05 om2TR5qQ
ノムさん王さんが引退して90年代まで現役だった選手も増えてきていよいよ新しい時代の幕開けって感じの面子です」


308 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/09(水) 01:48:14 j/RldoN6

【第32回・1982年】

【1982年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:9人 広:4人 神:6人(1) ヤ:2人 中:5人 洋:2人 計:28人

監督:藤田元司(巨人・50歳)

コーチ:古葉竹識(広島・46歳)
コーチ:安藤統男(阪神・43歳)

【ファン投票選出】

投手:江川卓(巨人・27歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (31登板 19勝12敗 0S 263.1投球回 196奪三振 24与四球 200被安打 防2.36)

捕手:山倉和博(巨人・26歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (124試合 .205 (371-76) 11本 40打点 59三振 34四球 3盗塁 出塁率.273 OPS.602)

一塁:中畑清(巨人・28歳)  ※2年連続2度目
   (124試合 .267 (468-125) 25本 78打点 71三振 37四球 4盗塁 出塁率.322 OPS.822)

二塁:篠塚利夫(巨人・25歳) ※初
   (124試合 .315 (412-147) 7本 45打点 39三振 29四球 2盗塁 出塁率.361 OPS.802)

三塁:原辰徳(巨人・24歳)  ※2年連続2度目
   (130試合 .275 (494-136) 33本 92打点 82三振 42四球 11盗塁 出塁率.332 OPS.850)

遊撃:真弓明信(阪神・29歳) ※3年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (130試合 .293 (515-151) 15本 55打点 68三振 29四球 11盗塁 出塁率.328 OPS.758)

外野:山本浩二(広島・32歳) ※10年連続10度目(ファン投票は5年連続8度目)
   (130試合 .306 (448-137) 30本 90打点 56三振 87四球 8盗塁 出塁率.415 OPS.969)

外野:松本匡史(巨人・27歳) ※2年連続2度目
   (113試合 .282 (415-117) 1本 12打点 65三振 37四球 61盗塁 出塁率.346 OPS.691)

外野:山本功児(巨人・30歳) ※初
   (107試合 .220 (254-56) 13本 33打点 44三振 21四球 5盗塁 出塁率.286 OPS.695)


309 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/09(水) 01:48:56 j/RldoN6

【監督推薦】

投手:西本聖(巨人・26歳)    ※3年連続3度目
   (37登板 15勝10敗 1S 262.0投球回 124奪三振 64与四球 252被安打 防2.58)

投手:定岡正二(巨人・25歳)   ※初
   (31登板 11勝7敗 0S 196.2投球回 122奪三振 59与四球 185被安打 防3.70)

投手:北別府学(広島・25歳)   ※4年連続4度目
   (36登板 20勝8敗 1S 267.1投球回 184奪三振 44与四球 223被安打 防2.43)

投手:大野豊(広島・26歳)    ※2年ぶり2度目(小林繁の出場辞退による補充)
   (57登板 10勝7敗 11S 106.1投球回 82奪三振 40与四球 94被安打 防2.62)

投手:小林繁(阪神・29歳)    ※7年連続7度目→出場辞退
   (27登板 11勝9敗 0S 163.1投球回 95奪三振 47与四球 154被安打 防3.42)

投手:山本和行(阪神・33歳)   ※2年ぶり4度目
   (63登板 15勝8敗 26S 141.2投球回 113奪三振 19与四球 110被安打 防2.41) 

投手:工藤一彦(阪神・26歳)   ※初
   (35登板 11勝8敗 2S 204.1投球回 96奪三振 52与四球 208被安打 防3.00)

投手:尾花高夫(ヤクルト・24歳) ※初
   (42登板 12勝16敗 4S 246.0投球回 154奪三振 45与四球 226被安打 防2.60)

投手:都裕次郎(中日・23歳)   ※初
   (43登板 16勝5敗 0S 221.1投球回 141奪三振 59与四球 211被安打 防3.13)

投手:郭源治(中日・25歳)    ※初
   (34登板 9勝7敗 0S 176.0投球回 132奪三振 69与四球 160被安打 防3.48)

投手:斉藤明夫(大洋・27歳)   ※2年連続3度目
   (56登板 5勝6敗 30S 134.2投球回 80奪三振 35与四球 109被安打 防2.07)

捕手:若菜嘉晴(阪神・28歳) ※4年連続5度目
   (73試合 .213 (211-45) 3本 21打点 24三振 12四球 3盗塁 出塁率.257 OPS.546)

捕手:中尾孝義(中日・26歳) ※初
   (119試合 .282 (394-111) 18本 47打点 61三振 28四球 7盗塁 出塁率.325 OPS.784)

内野:衣笠祥雄(広島・35歳) ※3年連続8度目
   (130試合 .280 (483-135) 29本 74打点 89三振 44四球 12盗塁 出塁率.352 OPS.857)

内野:掛布雅之(阪神・27歳) ※7年連続7度目
   (130試合 .325 (464-151) 35本 95打点 69三振 79四球 6盗塁 出塁率.423 OPS1.033)

内野:岡田彰布(阪神・24歳) ※3年連続3度目
   (129試合 .300 (466-140) 14本 69打点 30三振 44四球 10盗塁 出塁率.362 OPS.804)

内野:モッカ(中日・31歳)  ※初
   (130試合 .311 (483-150) 23本 76打点 74三振 49四球 1盗塁 出塁率.374 OPS.877)

外野;杉浦亨(ヤクルト・30歳) ※3年ぶり2度目
   (130試合 .287 (474-136) 14本 65打点 52三振 50四球 22盗塁 出塁率.359 OPS.819)

外野:田尾安志(中日・28歳)  ※3年連続3度目
   (129試合 .350 (497-174) 14本 41打点 32三振 58四球 9盗塁 出塁率.416 OPS.913)

外野:長崎啓二(大洋・32歳)  ※初
   (114試合 .351 (396-139) 11本 40打点 37三振 43四球 3盗塁 出塁率.419 OPS.911)


310 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/09(水) 01:49:24 j/RldoN6

【パ・リーグ】 日:7人 急:4人 ロ:3人 西:5人(1) 南:4人 近:5人(1) 計:28人

監督:大沢啓二(日本ハム・50歳)

コーチ:上田利治(阪急・45歳)
コーチ:山本一義(ロッテ・44歳)

【ファン投票選出】

投手:江夏豊(日本ハム・34歳)  ※5年連続15度目(ファン投票は6年ぶり4度目)
   (55登板 8勝4敗 29S 91.0投球回 107奪三振 31与四球 56被安打 防1.98)

捕手:梨田昌崇(近鉄・28歳)   ※4年連続4度目→出場辞退
   (91試合 .290 (279-81) 10本 35打点 42三振 22四球 6盗塁 出塁率.340 OPS.766)

一塁:柏原純一(日本ハム・30歳) ※3年ぶり3度目
   (130試合 .285 (470-134) 22本 75打点 41三振 50四球 3盗塁 出塁率.354 OPS.831)

二塁:落合博満(ロッテ・28歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (128試合 .325 (462-150) 32本 99打点 58三振 81四球 8盗塁 出塁率.428 OPS1.034)

三塁:羽田耕一(近鉄・29歳)   ※8年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (123試合 .277 (430-119) 22本 85打点 62三振 62四球 9盗塁 出塁率.370 OPS.852)

遊撃:石毛宏典(西武・25歳)   ※2年連続2度目
   (124試合 .259 (464-120) 15本 54打点 112三振 55四球 22盗塁 出塁率.337 OPS.738)

外野:福本豊(阪急・34歳)    ※11年連続12度目(ファン投票は10年連続10度目)
   (127試合 .303 (476-144) 15本 56打点 46三振 88四球 54盗塁 出塁率.413 OPS.905)

外野:平野光泰(近鉄・33歳)   ※4年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (119試合 .245 (470-115) 15本 43打点 70三振 51四球 4盗塁 出塁率.321 OPS.706)

外野:島田誠(日本ハム・27歳)  ※4年連続4度目
   (125試合 .286 (448-128) 6本 33打点 38三振 43四球 34盗塁 出塁率.353 OPS.764)


311 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/09(水) 01:50:46 j/RldoN6

【監督推薦】

投手:木田勇(日本ハム・28歳)  ※3年連続3度目
   (32登板 6勝8敗 1S 183.2投球回 123奪三振 85与四球 155被安打 防3.82)

投手:工藤幹夫(日本ハム・21歳) ※初
   (28登板 20勝4敗 0S 197.0投球回 96奪三振 48与四球 156被安打 防2.10)

投手:山田久志(阪急・33歳)   ※9年連続11度目
   (33登板 16勝9敗 4S 218.0投球回 97奪三振 65与四球 204被安打 防3.10)

投手:東尾修(西武・32歳)    ※4年ぶり6度目
   (28登板 10勝11敗 1S 183.2投球回 59奪三振 49与四球 179被安打 防3.28)

投手:松沼雅之(西武・26歳)   ※2年連続2度目
   (31登板 11勝8敗 0S 172.2投球回 110奪三振 63与四球 158被安打 防2.76)

投手:杉本正(西武・23歳)    ※初
   (26登板 7勝12敗 0S 132.2投球回 60奪三振 51与四球 130被安打 防3.66)

投手:金城基泰(南海・29歳)   ※5年ぶり3度目
   (57登板 6勝9敗 21S 78.1投球回 65奪三振 23与四球 61被安打 防2.64)

投手:山内孝徳(南海・25歳)   ※初
   (30登板 13勝12敗 0S 216.0投球回 79奪三振 25与四球 212被安打 防3.04)

投手:村田辰美(近鉄・30歳)   ※3年ぶり2度目
   (25登板 7勝11敗 2S 136.2投球回 51奪三振 40与四球 135被安打 防4.28)

捕手:大宮龍男(日本ハム・28歳) ※2年連続2度目
   (112試合 .258 (361-93) 16本 67打点 41三振 28四球 7盗塁 出塁率.317 OPS.812)

捕手:中沢伸二(阪急・36歳)   ※3年ぶり5度目
   (120試合 .302 (334-101) 11本 47打点 59三振 55四球 1盗塁 出塁率.399 OPS.845)

捕手:大石友好(西武・28歳)   ※2年連続2度目(梨田昌崇の出場辞退による補充)→出場辞退
   (101試合 .185 (227-42) 1本 24打点 36三振 28四球 3盗塁 出塁率.293 OPS.522)

捕手:袴田英利(ロッテ・26歳)  ※初(大石友好の出場辞退による補充)
   (96試合 .208 (259-54) 2本 19打点 38三振 10四球 2盗塁 出塁率.243 OPS.509)

内野:加藤英司(阪急・34歳)  ※10年連続11度目
   (129試合 .235 (456-107) 21本 84打点 83三振 55四球 1盗塁 出塁率.384 OPS.869)

内野:有藤通世(ロッテ・35歳) ※13年連続13度目
   (112試合 .301 (385-116) 16本 47打点 45三振 30四球 11盗塁 出塁率.360 OPS.830)

内野:河埜敬幸(南海・27歳)  ※2年連続3度目
   (130試合 .277 (519-144) 6本 33打点 43三振 47四球 11盗塁 出塁率.339 OPS.697)

内野:大石大二郎(近鉄・23歳) ※初
   (129試合 .274 (492-135) 12本 41打点 42三振 55四球 47盗塁 出塁率.347 OPS.731)

外野:クルーズ(日本ハム・31歳) ※初
   (125試合 .268 (477-128) 17本 67打点 39三振 22四球 1盗塁 出塁率.302 OPS.732)

外野:大田卓司(西武・31歳)   ※6年ぶり2度目
   (106試合 .279 (319-89) 17本 58打点 42三振 27四球 0盗塁 出塁率.341 OPS.817)

外野:門田博光(南海・34歳)   ※3年連続7度目
   (107試合 .273 (333-91) 19本 45打点 63三振 52四球 6盗塁 出塁率.372 OPS.886)

外野:栗橋茂(近鉄・30歳)    ※2年ぶり3度目
   (113試合 .311 (383-119) 22本 79打点 61三振 62四球 8盗塁 出塁率.422 OPS.973)


312 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/09(水) 01:51:11 j/RldoN6

【1982年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 7-2 セ 7月24日・後楽園・パ47勝35敗3分
(勝:木田 1勝 敗:江川 1敗)
※パは初回に柏原の2ランなどで3点を先制すると、その後も福本や石毛の適時打で得点を重ね、試合を優位に進めた。投げては木田、金城、村田、山内孝の4投手でセ打線を2得点に抑えた。MVPは福本豊。

第2戦
パ 5-5 セ 7月25日・西武・パ47勝35敗4分
※セは山本浩のソロなどで3回までに4点をあげ中盤までリードするも、パも2点を追う6回に柏原の2試合連続弾となるソロで1点差とすると、7回には平野の適時打で同点に。試合はそのまま互いに譲らず延長11回の末に13年ぶりの引き分けとなった。なおこの試合で斉藤が球宴歴代最長の5投球回を記録。MVPは柏原純一。

第3戦
パ 2-3 セ 7月27日・大阪・セ36勝47敗4分
(勝:郭 1勝 敗:工藤 1敗 S:山本和 1S)
※セが接戦を制した。打線は3回に掛布の2ランで先制すると、同点とされて迎えた7回には代打・田尾の適時打で勝ち越しに成功した。7回には球宴初のトリプルプレーが成立するなど守備でも盛り立て、1点差を守り抜いた。MVPは掛布雅之。なお3試合制の球宴で1勝1敗1分に終わったのはこれが史上初である。


313 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/09(水) 01:51:44 j/RldoN6

【第32回・1982年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・定岡正二 (巨人・投手・当時25歳) 鹿児島実業高→74年ドラフト1位→巨人(75-85)

82年成績:30登板 15勝6敗 0S 189.1投球回 85奪三振 68与四球 196被安打 防3.29
通算成績:215登板 51勝42敗 3S 872.0投球回 492奪三振 305与四球 882被安打 防3.83
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※3人全員がプロ入りを果たした「定岡三兄弟」の次男。3年夏の甲子園では鹿児島県勢初のベスト4進出を果たすなどエースとして活躍し、同年のドラフトで1位指名を受けて巨人に入団。しばらくは2軍暮らしが続いたものの、6年目の80年に先発ローテ入りを果たして頭角を現すと、翌81年には初回に先頭打者に安打を浴びるも残りの打者を全てアウトにして準完全試合とするなど、
 11勝をあげてリーグ優勝、日本一に貢献。翌年には自己最多の15勝をあげるなど江川卓、西本聖とともに3本柱として活躍。しかし83年以降は不調に悩まされ、さらに槙原寛己や斎藤雅樹の台頭もあって85年には救援投手に回り、47試合に登板するも同年オフに近鉄・有田修三とのトレードが決定した際に移籍を拒否し、29歳で現役を引退した。その後はタレントとしても活動しながら、アマチュア野球の監督なども務めた。
 キャリアハイの成績をあげて、江川、西本とともに3本柱揃って出場した82年の球宴では第3戦で4番手として登板。1点リードの8回を無失点に抑え、セットアッパーの役割を果たした。

・工藤一彦 (阪神・投手・当時26歳) 土浦日本大高→74年ドラフト2位→阪神(75-90)

82年成績:35登板 11勝8敗 2S 204.1投球回 96奪三振 52与四球 208被安打 防3.00
通算成績:308登板 66勝63敗 4S 1186.2投球回 623奪三振 310与四球 1248被安打 防4.04
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 0奪三振 2与四球 2被安打 防3.00

※土浦日大高校では74年春夏の甲子園に出場。上記の定岡正二と、土屋正勝、永川英植とともに「高校四天王」と注目され、4人のうち唯一2位指名ながら阪神に入団する。こちらも長らく2軍暮らしが続いたが、5年目の79年に先発ローテの一員となり、
 82年には11勝、翌83年には自己最多の13勝をマークし、85年には中継ぎも兼任しながら、「バックスクリーン3連発」の試合で先発して勝利投手となるなどの活躍を見せ、チームの優勝に貢献した。90年までプロ16年間で308試合に登板し、前述の「高校四天王」では最多の66勝をあげた。
 飛躍を果たした82年に唯一選出された球宴では第3戦の先発に抜擢。1,2回と立ち上がりを無失点に押さえ、3回に連続四球から福本豊に適時打を浴びるも、続く栗橋を併殺に打ち取るなど3回2安打1失点と先発の役割を果たし、この試合のセの白星に貢献した。

・都裕次郎 (中日・投手・当時23歳) 堅田高→76年ドラフト1位→中日(77-89)

82年成績:43登板 16勝5敗 0S 221.1投球回 141奪三振 59与四球 211被安打 防3.13
通算成績:243登板 48勝36敗 10S 844.1投球回 507奪三振 265与四球 846被安打 防3.73
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 2奪三振 2与四球 1被安打 防0.00

※高校時代は甲子園出場もなく全国的には無名の投手だったが、76年のドラフトで1位指名を受けて中日に入団。しかし速球とスライダーを武器に徐々に頭角を現し、3年目の79年に1軍定着。さらに81年には先発ローテの一員となり、翌82年にはキャリアハイの16勝をあげて最高勝率のタイトルを獲得し、
 チームのリーグ優勝に大きく貢献。その後も84年には開幕7連勝を含む13勝をあげるも、翌年以降は肩や腰の故障に悩まされ徐々に登板機会が減少し、89年に現役引退。以降も球団に残り、打撃投手やスカウト、2軍投手コーチを経て現在もスコアラーを務めている。
 まったくの無名から大舞台への選出を掴み取った、82年の球宴では第1戦で初回3失点でKOされた江川卓に代わって2番手として登板。3回に同僚のモッカの失策により1点を失うも3回を投げ、1安打自責点0と1度きりの大舞台で結果を残した。


314 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/09(水) 01:52:02 j/RldoN6

・ケン・モッカ (中日・内野手・当時31歳) 中日(82-85)

82年成績:130試合 .311 (483-150) 23本 76打点 74三振 49四球 6盗塁 出塁率.374 OPS.877
通算成績:473試合 .304 (1699-516) 82本 268打点 225三振 181四球 6盗塁 出塁率.374 OPS.878
球宴成績:3試合 .200 (5-1) 0本 1打点 1三振 1四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.400

※MLBでは3球団6シーズンで180試合に出場。82年に来日して中日に入団。守備は失策が多く不安定だったものの、3番・三塁手として活躍し、谷沢健一や大島康徳らとともに「強竜打線」の一員として活躍。来日1年目から打率.311 23本塁打の好成績をマークしてチームの優勝に貢献。その後も安定して好成績を残し、84年には5試合連続本塁打も記録するなど
 自己最高の打率.316 31本 93打点 OPS.969をマーク。85年にも打率3割をマークしたが、高齢化による守備の衰えと、藤王康晴を育成したい球団の意向により同年限りで戦力外。しかしファンや選手に愛されていたことからシーズン最終戦で選手から胴上げされている。帰国後は指導者となり、アスレチックスやブルワーズの監督も務めた。
 来日1年目に選出された球宴では第1戦で5番・一塁手としてスタメン出場し、3回に1点差に迫る適時打を放って勝負強さを見せる。しかし守備でタイムリーエラーを含む2失策を喫したこともあって残り2試合は代打での出場となり、いずれも無安打に。ある意味彼の個性が出た大舞台となった。

・長崎啓二(長崎慶一) (大洋・外野手・当時32歳) 北陽高→法政大→72年ドラフト1位→大洋(73-84)→阪神(85-87)

82年成績:114試合 .351 (396-139) 11本 40打点 37三振 43四球 3盗塁 出塁率.419 OPS.911
通算成績:1474試合 .279 (4182-1168) 146本 508打点 682三振 507四球 122盗塁 出塁率.363 OPS.812
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※北陽高時代に68年のドラフトで阪神から8位指名を受けるもこれを拒否し、法政大へ進学。72年には六大学史上初となる2季連続首位打者となるなど活躍し、同年のドラフトで晴れて1位指名を受けて大洋に入団。当初は大振りで三振の多い打者であったが、大下弘コーチの指導でアベレージヒッターへと転身し、「和製ミッキー・マントル」と称されるまでに成長。大洋の主力打者として長らく活躍し、
 82年には田尾安志との激しいタイトル争いを制して打率.351で首位打者とベストナインを獲得。その後85年に池内豊とのトレードで阪神に移籍。同年は外野の準レギュラーとしてリーグ優勝に貢献し、日本シリーズでは第5戦で2ラン、第6戦では満塁本塁打を放つなど日本一にも大きく貢献した。87年に引退後は解説者や阪神のコーチも務め、03年には荒川区議選に出馬して当選するなど政界でも活動した。
 プロ11年目でようやく大舞台への選出を掴み取った82年の球宴では3試合とも途中出場。計4打席に立つも残念ながら快音は残せなかったが、この年の大洋唯一の野手として存在感を示した。

【パ・リーグ】

・工藤幹夫 (日本ハム・投手・当時21歳) 本荘南高→78年ドラフト2位→日本ハム(79-86,88)

82年成績:28登板 20勝4敗 0S 197.0投球回 96奪三振 48与四球 156被安打 防2.10
通算成績:78登板 30勝22敗 0S 413.2投球回 160奪三振 113与四球 383被安打 防3.74
球宴成績:2登板 0勝1敗 0S 3.1投球回 2奪三振 0与四球 3被安打 防2.70

※高校時代は甲子園出場経験はなかったものの、2位指名を受けて日本ハムに入団。当初はアンダースローだったが、3年目の81年にフォームをサイドスローに改造したことから頭角を現し、81年には先発ローテ入りを果たして2勝9敗ながらリーグ優勝に貢献し、同年の日本シリーズでは5試合に登板して第1戦、第3戦と計2勝をあげる。
 翌82年にはさらに才能が開花し、20勝4敗 防2.10と圧倒的な成績を残し、最多勝・最高勝率・ベストナインのタイトルを獲得。しかし同年のプレーオフで小指の骨折を抱えながらも中2日で第3戦で1失点完投したことが要因となり、大きな後遺症が残り、以降は急激に登板機会が減少。88年には野手に転向するも結果は残せずに同年限りで引退した。
 唯一の大舞台となった82年の球宴では2試合に登板。第2戦では延長11回に同僚の江夏、木田に続いて登板し1回を無失点に抑えて試合を引き分けに持ち込んだ。続く第3戦にも3番手として登板。同じく同点の場面での登板となり、2イニング目は無失点に抑えるも3イニング目の7回に代打・田尾に痛恨の勝ち越し適時打を浴び、そのままチームは負けたため、敗戦投手となってしまった。


315 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/09(水) 02:32:34 PYpNgzec
工藤幹夫は伊集院光のラジオで話題に上がってたな


316 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/09(水) 06:58:59 mBLbQeSk
>>308
ヤングジャイアンツたちがたくさん選出されてますねえ
この後も岡崎、駒田が出てくるのを考えるとほぼ巨人勢のラインナップになった年ありそう


317 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/10(木) 00:03:01 0Oetjbhg

【第33回・1983年】

【1983年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 中:4人 巨:9人 神:3人 広:7人 洋:2人 ヤ:3人 計:28人

監督:近藤貞雄(中日・57歳)

コーチ:藤田元司(巨人・51歳)
コーチ:安藤純男(阪神・44歳)

【ファン投票選出】

投手:西本聖(巨人・27歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (32登板 15勝10敗 0S 239.1投球回 122奪三振 45与四球 265被安打 防3.04)

捕手:山倉和博(巨人・27歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (115試合 .254 (397-101) 6本 41打点 43三振 30四球 5盗塁 出塁率.310 OPS.665)

一塁:中畑清(巨人・29歳)  ※3年連続3度目
   (114試合 .300 (416-125) 15本 68打点 39三振 22四球 13盗塁 出塁率.333 OPS.800)

二塁:篠塚利夫(巨人・26歳) ※2年連続2度目
   (115試合 .307 (424-130) 13本 56打点 42三振 38四球 10盗塁 出塁率.362 OPS.819)

三塁:原辰徳(巨人・25歳)  ※3年連続3度目
   (130試合 .302 (500-151) 32本 103打点 56三振 60四球 9盗塁 出塁率.375 OPS.949)

遊撃:河埜和正(巨人・31歳) ※4年ぶり4度目(ファン投票は4年ぶり3度目)
   (95試合 .242 (310-75) 4本 19打点 49三振 43四球 10盗塁 出塁率.333 OPS.669)

外野:松本匡史(巨人・28歳) ※3年連続3度目
   (125試合 .294 (510-150) 6本 24打点 80三振 49四球 76盗塁 出塁率.361 OPS.735)

外野:山本浩二(広島・36歳) ※11年連続11度目(ファン投票は6年連続9度目)
   (130試合 .306 (448-137) 30本 90打点 56三振 87四球 8盗塁 出塁率.419 OPS1.019)

外野:田尾安志(中日・29歳) ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (130試合 .318 (506-161) 13本 61打点 50三振 60四球 9盗塁 出塁率.391 OPS.849)


318 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/10(木) 00:05:05 0Oetjbhg

【監督推薦】

投手:牛島和彦(中日・22歳)   ※初
   (37登板 10勝8敗 17S 77.1投球回 75奪三振 28与四球 104被安打 防4.50)

投手:江川卓(巨人・28歳)    ※4年連続4度目
   (33登板 16勝9敗 3S 217.2投球回 131奪三振 59与四球 187被安打 防3.27)

投手:角三男(巨人・27歳)    ※2年ぶり2度目
   (37登板 3勝5敗 18S 56.0投球回 55奪三振 32与四球 53被安打 防3.38)

投手:小林繁(阪神・30歳)    ※8年連続8度目
   (35登板 13勝14敗 1S 209.0投球回 109奪三振 60与四球 202被安打 防4.05)

投手:北別府学(広島・26歳)   ※5年連続5度目
   (33登板 12勝13敗 0S 215.2投球回 106奪三振 61与四球 228被安打 防3.96)

投手:津田恒美(広島・22歳)   ※初
   (19登板 9勝3敗 0S 132.0投球回 82奪三振 51与四球 120被安打 防3.07)

投手:川口和久(広島・24歳)   ※初
   (33登板 15勝10敗 0S 218.2投球回 166奪三振 104与四球 189被安打 防2.92)

投手:斉藤明夫(大洋・28歳)   ※3年連続4度目
   (54登板 10勝8敗 22S 116.0投球回 67奪三振 45与四球 113被安打 防3.57)

投手:松岡弘(ヤクルト・36歳)  ※2年ぶり8度目
   (35登板 11勝14敗 0S 191.1投球回 92奪三振 67与四球 179被安打 防4.09)

投手:梶間健一(ヤクルト・30歳) ※3年ぶり4度目
   (43登板 14勝12敗 3S 232.2投球回 147奪三振 84与四球 190被安打 防3.21)

捕手:笠間雄二(阪神・30歳) ※初
   (127試合 .271 (380-103) 12本 41打点 65三振 45四球 0盗塁 出塁率.356 OPS.756)

捕手:達川光男(広島・28歳) ※初
   (116試合 .252 (330-83) 5本 41打点 23三振 19四球 1盗塁 出塁率.300 OPS.630)

内野:谷沢健一(中日・35歳) ※2年ぶり8度目
   (130試合 .315 (485-153) 21本 87打点 56三振 57四球 1盗塁 出塁率.390 OPS.903)

内野:掛布雅之(阪神・28歳) ※8年連続8度目
   (130試合 .296 (483-143) 33本 93打点 81三振 72四球 6盗塁 出塁率.388 OPS.949)

内野:衣笠祥雄(広島・36歳) ※4年連続9度目
   (130試合 .292 (496-145) 27本 84打点 89三振 49四球 8盗塁 出塁率.361 OPS.871)

内野:高橋慶彦(広島・26歳) ※3年ぶり3度目
   (124試合 .305 (465-142) 24本 58打点 64三振 54四球 70盗塁 出塁率.379 OPS.902)

内野:高木豊(大洋・24歳)  ※初
   (125試合 .314 (465-146) 12本 49打点 72三振 56四球 27盗塁 出塁率.390 OPS.850)

外野:大島康徳(中日・32歳)  ※4年ぶり3度目(外野での選出は初)
   (130試合 .290 (473-137) 36本 94打点 69三振 64四球 7盗塁 出塁率.373 OPS.923)

外野:若松勉(ヤクルト・36歳) ※3年ぶり10度目
   (112試合 .337 (413-139) 15本 60打点 21三振 27四球 11盗塁 出塁率.378 OPS.879)


319 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/10(木) 00:05:59 0Oetjbhg

【パ・リーグ】 西:9人(1) 日:4人 近:4人 急:5人 ロ:2人 南:4人 計:28人

監督:広岡達朗(西武・51歳)

コーチ:大沢啓二(日本ハム・51歳)
コーチ:関口清治(近鉄・57歳)

【ファン投票選出】

投手:江夏豊(日本ハム・35歳)  ※6年連続16度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (51登板 2勝4敗 34S 77.1投球回 82奪三振 27与四球 63被安打 防2.33)

捕手:香川伸行(南海・21歳)   ※初
   (105試合 .313 (339-106) 15本 61打点 30三振 13四球 5盗塁 出塁率.342 OPS.849)

一塁:田淵幸一(西武・36歳)   ※5年ぶり11度目(ファン投票は5年ぶり7度目)
   (82試合 .293 (300-88) 30本 71打点 31三振 43四球 1盗塁 出塁率.390 OPS1.020)

二塁:大石大二郎(近鉄・24歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (130試合 .282 (528-149) 29本 65打点 58三振 58四球 46盗塁 出塁率.372 OPS.787)

三塁:羽田耕一(近鉄・30歳)   ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (123試合 .266 (414-110) 14本 66打点 78三振 51四球 6盗塁 出塁率.348 OPS.778)

遊撃:石毛宏典(西武・26歳)   ※3年連続3度目
   (128試合 .303 (439-133) 16本 64打点 63三振 59四球 29盗塁 出塁率.393 OPS.896)

外野:福本豊(阪急・35歳)    ※12年連続13度目(ファン投票は11年連続11度目)
   (130試合 .286 (493-141) 10本 59打点 40三振 85四球 55盗塁 出塁率.391 OPS.819)

外野:テリー(西武・30歳)    ※初
   (129試合 .278 (485-135) 38本 109打点 59三振 38四球 2盗塁 出塁率.331 OPS.903)

外野:島田誠(日本ハム・28歳)  ※5年連続5度目
   (127試合 .303 (489-148) 14本 40打点 42三振 65四球 47盗塁 出塁率.389 OPS.837)


320 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/10(木) 00:06:44 0Oetjbhg

【監督推薦】

投手:高橋直樹(西武・38歳)   ※3年ぶり6度目(移籍後初)
   (25登板 13勝3敗 0S 142.2投球回 37奪三振 23与四球 137被安打 防3.03)

投手:松沼博久(西武・30歳)   ※3年ぶり3度目
   (23登板 12勝6敗 0S 132.0投球回 87奪三振 47与四球 111被安打 防3.82)

投手:松沼雅之(西武・27歳)   ※3年連続3度目
   (28登板 15勝8敗 0S 216.0投球回 112奪三振 62与四球 165被安打 防3.25)

投手:森繁和(西武・28歳)    ※2年ぶり2度目
   (59登板 5勝5敗 34S 85.0投球回 46奪三振 22与四球 53被安打 防1.48)

投手:間柴茂有(日本ハム・31歳) ※3年ぶり2度目
   (17登板 10勝5敗 0S 116.2投球回 42奪三振 27与四球 119被安打 防2.70)

投手:鈴木啓示(近鉄・35歳)   ※3年ぶり14度目
   (28登板 14勝11敗 0S 226.0投球回 101奪三振 30与四球 232被安打 防3.70)

投手:今井雄太郎(阪急・33歳)  ※2年ぶり3度目
   (31登板 15勝10敗 0S 200.0投球回 70奪三振 59与四球 211被安打 防4.10)

投手:水谷則博(ロッテ・33歳)  ※8年ぶり2度目
   (34登板 10勝14敗 0S 181.2投球回 95奪三振 81与四球 218被安打 防5.35)

投手:山内孝徳(南海・26歳)   ※2年連続2度目
   (31登板 10勝14敗 0S 242.0投球回 88奪三振 35与四球 264被安打 防4.09)

投手:山内和宏(南海・25歳)   ※初
   (35登板 18勝10敗 0S 249.2投球回 110奪三振 99与四球 242被安打 防3.93)

捕手:梨田昌崇(近鉄・29歳) ※5年連続5度目
   (111試合 .268 (313-84) 8本 42打点 37三振 35四球 7盗塁 出塁率.341 OPS.731)

捕手:中沢伸二(阪急・37歳) ※2年連続6度目
   (107試合 .212 (222-47) 2本 11打点 50三振 33四球 0盗塁 出塁率.313 OPS.574)

内野:山崎裕之(西武・36歳)   ※2年ぶり11度目
   (128試合 .287 (515-148) 18本 82打点 52三振 67四球 4盗塁 出塁率.372 OPS.834)

内野:スティーブ(西武・31歳)  ※初
   (129試合 .321 (476-153) 17本 85打点 65三振 75四球 0盗塁 出塁率.419 OPS.926)

内野:高代延博(日本ハム・29歳) ※3年ぶり3度目
   (124試合 .275 (466-128) 9本 55打点 31三振 44四球 12盗塁 出塁率.347 OPS.733)

内野:松永浩美(阪急・22歳)   ※初(田淵幸一の出場辞退による補充)
   (122試合 .281 (427-120) 21本 74打点 40三振 49四球 20盗塁 出塁率.361 OPS.876)

内野:落合博満(ロッテ・29歳)  ※3年連続3度目
   (119試合 .332 (428-142) 25本 75打点 52三振 64四球 6盗塁 出塁率.419 OPS.982)

外野:大田卓司(西武・32歳) ※2年連続3度目
   (105試合 .297 (397-118) 20本 67打点 29三振 14四球 1盗塁 出塁率.326 OPS.830)

外野:蓑田浩二(阪急・31歳) ※5年ぶり2度目
   (127試合 .312 (445-139) 32本 92打点 49三振 72四球 35盗塁 出塁率.408 OPS.988)

外野:門田博光(南海・35歳) ※4年連続8度目
   (122試合 .293 (396-116) 40本 96打点 86三振 85四球 1盗塁 出塁率.421 OPS1.057)


321 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/10(木) 00:07:13 0Oetjbhg

【1983年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 3-5 パ 7月23日・神宮・パ48勝36敗4分
(勝:松沼博 1勝 敗:松岡 1敗 S:江夏 1S)
※パは初回に門田の2ランで先制すると、続く2回にもテリー、大石のソロで2点を追加。さらに6回にも門田がこの日2本塁打目となるソロを放ち、一発攻勢で試合を優位に進めた。セも山本浩が2本塁打を放つも及ばず。MVPは門田博光。

第2戦
パ 4-3 セ 7月24日・西宮・パ49勝36敗4分
(勝:松沼雅 1勝 敗:角 1敗 S:江夏 2S)
※パが接戦を制した。打線は1点を追う初回にスティーブの犠飛ですぐさま追いつくと、4回には落合のソロで一時勝ち越し。その後3-3と同点とされるも、8回には代打・梨田が値千金の勝ち越し適時打を放った。投げては前日の兄に続いて弟の松沼雅が白星。江夏も2戦連続でセーブをあげた。MVPは梨田昌崇。

第3戦
セ 1-4 パ 7月26日・広島・パ50勝36敗4分
(勝:森 1勝 敗:江川 1敗)
※パが9年ぶり5度目の全勝。打線は双方無得点の4回に落合のソロで先制すると、同点とされた後の6回には福本が勝ち越しのソロを放つ。そして9回には落合がこの日2本目、今球宴3本目となる2ランを放ち、試合を決定付けた。MVPは落合博満。


322 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/10(木) 00:07:38 0Oetjbhg

【第33回・1983年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・笠間雄二 (阪神・捕手・当時30歳) 金沢高→電電北陸→76年ドラフト6位→巨人(77-79)→阪急(80)→阪神(81-84)

83年成績:127試合 .271 (380-103) 12本 41打点 65三振 45四球 0盗塁 出塁率.356 OPS.756
通算成績:397試合 .236 (839-198) 25本 85打点 160三振 91四球 1盗塁 出塁率.318 OPS.673
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※電電北陸時代に73年に太平洋の5位指名、74年に阪急から3位指名を受けるもいずれも入団を拒否し、76年のドラフトで巨人から6位指名を受けて入団。しかし運悪く翌年に山倉和博が入団。さらに吉田孝司もいたために3番手捕手より上に這い上がれなかった。その後79年オフにトレードで阪急に移籍するも、
 ここでも中沢伸二らの壁に阻まれ、1年で阪神にトレードで移籍。そして移籍後2年目の82年に正捕手の若菜嘉晴の不倫報道による離脱で念願の正捕手の座を掴み、翌83年には自己最多の127試合に出場して12本塁打をマーク。しかし活躍は長くは続かず、翌84年には山川猛にレギュラーを奪われ、同年限りで引退。
 3球団を渡り歩き、83年には正捕手の座だけではなく、球宴という大舞台への出場を掴み取り、第1戦、第3戦は代打で出場。第2戦では同僚の小林繁らとバッテリーを組んでスタメン出場するなど、引退前年に躍動を果たした1年だった。

【パ・リーグ】

・スティーブ・オンティベロス (西武・内野手・当時31歳) 西武(80-85)

83年成績:129試合 .321 (476-153) 17本 85打点 65三振 75四球 0盗塁 出塁率.419 OPS.926
通算成績:686試合 .312 (2458-768) 82本 390打点 320三振 331四球 6盗塁 出塁率.403 OPS.876
球宴成績:3試合 .111 (9-1) 0本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.100 OPS.211

※MLBでは8年間で732試合に出場し、600安打、24本塁打をマーク。80年のシーズン後期にダンカンの代役として来日して西武に入団。シーズン途中ながら1年目から日本野球に適応すると、3年目の82年には同年入団したテリーとともにチームの所沢移転後初優勝に貢献。
 同年からは4年連続で打率3割を記録し、また選球眼も良く83,84年にはリーグ最高の出塁率を記録するなど来日6年間で通算打率.312という数字を残した。一方で気性が荒く、3度の退場処分を受けている。
 来日4年目にテリーとともに初出場を果たした83年の球宴では3試合とも3番・三塁手でスタメン出場。安打は第1戦の第1打席の1本(続く門田が2ランを放ってホームに生還)のみだったが、第2戦では先制を許した直後にすぐさま同点に追いつく犠飛を放ち、存在感を示した。

・テリー・ウィットフィールド (西武・外野手・当時30歳) 西武(81-83)

83年成績:129試合 .278 (485-135) 38本 109打点 59三振 38四球 2盗塁 出塁率.331 OPS.903
通算成績:374試合 .289 (1407-406) 85本 280打点 143三振 96四球 13盗塁 出塁率.333 OPS.860
球宴成績:3試合 .222 (9-2) 1本 2打点 3三振 2四球 0盗塁 出塁率.364 OPS.919

※71年のMLBドラフト1巡目(全体19位)でヤンキースに指名され、77年からはジャイアンツで活躍。81年に来日して西武に入団すると、上記のスティーブとともに1年目から日本野球に適応。初球に強く、積極的な打撃で来日1年目から日本野球に適応し、こちらも1年目から打率.316 22本 100打点と好成績をマーク。スティーブとともにチームの躍進に貢献し、
 83年には自己最多の38本塁打・109打点をマーク。同年の日本シリーズでは第7戦で走者一掃の逆転3点適時2塁打を放ち、日本一に貢献。翌84年からはMLBに復帰し、86年まで現役を続けた。非常にファンを大切に選手であり、日本の「礼」を重んじる精神を学んだことからホームランの度にヘルメットを脱いで観客席に一礼するパフォーマンスも行った。昨年8月に始球式で36年ぶりに来日。
 NPB最終年にスティーブとともに選出された83年の球宴ではこちらも3試合全てで6番・左翼手としてスタメン出場。第1戦では追加点となるソロを放つなど1本塁打2四球、第2戦でも3打数1安打と活躍するも、第3戦は4打数無安打3三振と振るわなかったが、3試合でOPS.919の活躍を見せた。


323 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/11(金) 00:02:50 0UsJFNXA

【第34回・1984年】

【1984年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:7人 広:7人 洋:2人 神:2人(1) 中:7人 ヤ:3人 計:28人

監督:王貞治(巨人・44歳)

コーチ:古葉竹識(広島・48歳)
コーチ:関根潤三(大洋・57歳)

【ファン投票選出】

投手:西本聖(巨人・28歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (31登板 15勝11敗 0S 224.2投球回 91奪三振 55与四球 218被安打 防3.12)

捕手:山倉和博(巨人・28歳) ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (114試合 .241 (340-82) 12本 43打点 62三振 41四球 1盗塁 出塁率.328 OPS.728)

一塁:中畑清(巨人・30歳)  ※4年連続4度目
   (130試合 .294 (493-145) 31本 83打点 64三振 51四球 4盗塁 出塁率.364 OPS.911)

二塁:篠塚利夫(巨人・27歳) ※3年連続3度目
   (126試合 .334 (461-154) 12本 66打点 49三振 51四球 7盗塁 出塁率.402 OPS.899)

三塁:原辰徳(巨人・26歳)  ※4年連続4度目
   (130試合 .278 (468-130) 27本 81打点 58三振 67四球 7盗塁 出塁率.369 OPS.865)

遊撃:高橋慶彦(広島・27歳) ※2年連続4度目(ファン投票は初)
   (126試合 .303 (495-150) 23本 71打点 79三振 44四球 30盗塁 出塁率.361 OPS.866)

外野:山本浩二(広島・37歳) ※12年連続12度目(ファン投票は7年連続10度目)
   (123試合 .293 (437-128) 33本 94打点 59三振 64四球 5盗塁 出塁率.382 OPS.936)

外野:松本匡史(巨人・29歳) ※4年連続4度目
   (121試合 .259 (394-102) 3本 24打点 58三振 48四球 45盗塁 出塁率.344 OPS.686)

外野:田尾安志(中日・30歳) ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (130試合 .310 (536-166) 20本 49打点 50三振 54四球 3盗塁 出塁率.371 OPS.854)


324 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/11(金) 00:03:31 0UsJFNXA


【監督推薦】

投手:江川卓(巨人・29歳)    ※5年連続5度目
   (28登板 15勝5敗 0S 186.0投球回 112奪三振 58与四球 186被安打 防3.48)

投手:大野豊(広島・28歳)    ※2年ぶり3度目
   (24登板 10勝5敗 2S 147.0投球回 95奪三振 49与四球 133被安打 防2.94)

投手:山根和夫(広島・28歳)   ※4年ぶり2度目
   (32登板 16勝8敗 0S 222.0投球回 102奪三振 50与四球 224被安打 防3.41)

投手:遠藤一彦(大洋・29歳)   ※5年ぶり2度目
   (38登板 17勝17敗 0S 276.2投球回 208奪三振 60与四球 255被安打 防3.68)

投手:山本和行(阪神・35歳)   ※2年ぶり5度目
   (52登板 10勝8敗 24S 83.2投球回 65奪三振 13与四球 65被安打 防3.55)

投手:鈴木孝政(中日・30歳)   ※6年ぶり5度目
   (28登板 16勝8敗 0S 168.0投球回 60奪三振 33与四球 192被安打 防4.07)

投手:牛島和彦(中日・23歳)   ※2年連続2度目
   (50登板 3勝6敗 29S 75.2投球回 67奪三振 25与四球 60被安打 防2.74)

投手:郭源治(中日・27歳)    ※2年ぶり2度目
   (34登板 13勝11敗 0S 216.0投球回 177奪三振 76与四球 202被安打 防3.25)

投手:梶間健一(ヤクルト・31歳) ※2年連続5度目
   (35登板 12勝11敗 2S 180.0投球回 87奪三振 64与四球 184被安打 防3.75)

捕手:中尾孝義(中日・28歳)    ※2年ぶり2度目
   (76試合 .322 (208-67) 12本 35打点 35三振 22四球 5盗塁 出塁率.385 OPS.957)

捕手:八重樫幸雄(ヤクルト・33歳) ※初
   (124試合 .251 (398-100) 18本 58打点 76三振 39四球 1盗塁 出塁率.321 OPS.766)

内野:衣笠祥雄(広島・37歳)  ※5年連続10度目
   (130試合 .329 (490-161) 31本 102打点 83三振 34四球 11盗塁 出塁率.378 OPS.952)

内野:小早川毅彦(広島・22歳) ※初
   (112試合 .280 (375-105) 16本 59打点 66三振 27四球 8盗塁 出塁率.344 OPS.803)

内野:高木豊(大洋・25歳)   ※2年連続2度目
   (117試合 .300 (443-133) 11本 39打点 51三振 66四球 56盗塁 出塁率.393 OPS.831)

内野:掛布雅之(阪神・29歳)  ※9年連続9度目
   (130試合 .269 (442-119) 37本 95打点 83三振 102四球 3盗塁 出塁率.406 OPS.963)

内野:バース(阪神・30歳)   ※初→出場辞退
   (104試合 .326 (356-116) 27本 73打点 64三振 38四球 1盗塁 出塁率.400 OPS.999)

内野:谷沢健一(中日・36歳)  ※2年連続9度目
   (130試合 .329 (505-166) 34本 99打点 67三振 63四球 3盗塁 出塁率.405 OPS.980)

外野:山崎隆造(広島・26歳)  ※初
   (130試合 .319 (495-158) 6本 43打点 59三振 57四球 39盗塁 出塁率.393 OPS.815)

外野:大島康徳(中日・33歳)  ※2年連続4度目
   (130試合 .280 (471-132) 30本 87打点 73三振 73四球 7盗塁 出塁率.376 OPS.884)

外野:若松勉(ヤクルト・37歳) ※2年連続11度目(バースの出場辞退による補充)
   (114試合 .325 (397-129) 9本 50打点 26三振 38四球 6盗塁 出塁率.383 OPS.842)


325 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/11(金) 00:03:58 0UsJFNXA

【パ・リーグ】 西:5人 急:7人(1) 日:4人 近:4人 南:4人 ロ:4人 計:28人

監督:広岡達朗(西武・52歳)

コーチ:上田利治(阪急・47歳)
コーチ:大沢啓二(日本ハム・52歳)

【ファン投票選出】

投手:山田久志(阪急・35歳)  ※2年ぶり12度目(ファン投票は初)→出場辞退
   (24登板 14勝4敗 0S 167.2投球回 60奪三振 39与四球 156被安打 防3.27)

捕手:香川伸行(南海・22歳)  ※2年連続2度目
   (82試合 .215 (200-43) 5本 20打点 32三振 10四球 0盗塁 出塁率.263 OPS.563)

一塁:ブーマー(阪急・30歳)  ※初
   (128試合 .355 (482-171) 37本 130打点 33三振 55四球 2盗塁 出塁率.421 OPS1.062)

二塁:大石大二郎(近鉄・25歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (130試合 .282 (528-149) 29本 65打点 58三振 58四球 46盗塁 出塁率.355 OPS.863)

三塁:落合博満(ロッテ・30歳) ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり2度目、前回は二塁手として選出)
   (129試合 .314 (456-143) 33本 94打点 83三振 98四球 8盗塁 出塁率.436 OPS1.017)

遊撃:石毛宏典(西武・27歳)  ※4年連続4度目
   (124試合 .259 (452-117) 26本 71打点 82三振 53四球 26盗塁 出塁率.338 OPS.836)

外野:福本豊(阪急・36歳)   ※13年連続14度目(ファン投票は12年連続12度目)
   (130試合 .258 (488-126) 9本 41打点 41三振 85四球 36盗塁 出塁率.369 OPS.736)

外野:門田博光(南海・36歳)  ※5年連続9度目(ファン投票は7年ぶり2度目)
   (108試合 .285 (362-103) 30本 78打点 75三振 75四球 3盗塁 出塁率.393 OPS.886)

外野:蓑田浩二(阪急・32歳)  ※2年連続3度目(ファン投票は初)
   (119試合 .280 (436-122) 26本 88打点 56三振 70四球 5盗塁 出塁率.377 OPS.880)


326 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/11(金) 00:04:56 0UsJFNXA

【監督推薦】

投手:東尾修(西武・34歳)    ※2年ぶり7度目
   (32登板 14勝14敗 0S 241.1投球回 84奪三振 53与四球 227被安打 防3.32)

投手:松沼雅之(西武・28歳)   ※4年連続4度目(山田久志の出場辞退による補充)
   (26登板 11勝8敗 0S 172.2投球回 110奪三振 63与四球 158被安打 防2.76)

投手:今井雄太郎(阪急・34歳)  ※2年連続4度目
   (32登板 21勝9敗 0S 218.0投球回 83奪三振 53与四球 208被安打 防2.93)

投手:佐藤義則(阪急・29歳)   ※6年ぶり2度目
   (33登板 17勝6敗 1S 210.1投球回 136奪三振 106与四球 177被安打 防3.51)

投手:田中富生(日本ハム・24歳) ※初
   (27登板 8勝13敗 0S 174.0投球回 91奪三振 78与四球 183被安打 防4.81)

投手:川原昭二(日本ハム・30歳) ※初
   (42登板 4勝3敗 14S 74.0投球回 64奪三振 27与四球 73被安打 防3.77)

投手:鈴木啓示(近鉄・36歳)   ※2年連続15度目
   (28登板 16勝10敗 0S 213.0投球回 102奪三振 45与四球 217被安打 防3.76)

投手:鈴木康二朗(近鉄・35歳)  ※6年ぶり3度目(移籍後初)
   (46登板 5勝4敗 18S 78.1投球回 26奪三振 27与四球 73被安打 防3.10)

投手:山内和宏(南海・26歳)   ※2年連続2度目
   (32登板 12勝12敗 0S 222.0投球回 124奪三振 96与四球 230被安打 防4.62)

投手:深沢恵雄(ロッテ・29歳)  ※初
   (29登板 15勝8敗 0S 212.0投球回 103奪三振 95与四球 175被安打 防3.74)

投手:石川賢(ロッテ・24歳)   ※初
   (27登板 15勝4敗 0S 175.2投球回 68奪三振 46与四球 171被安打 防3.79)

捕手:伊東勤(西武・21歳)    ※初
   (113試合 .284 (345-98) 10本 44打点 46三振 38四球 20盗塁 出塁率.371 OPS.791)

捕手:大宮龍男(日本ハム・30歳) ※2年ぶり3度目
   (106試合 .253 (289-73) 7本 31打点 26三振 22四球 11盗塁 出塁率.310 OPS.701)

内野:田淵幸一(西武・37歳)  ※2年連続12度目
   (86試合 .230 (291-67) 14本 55打点 41三振 28四球 0盗塁 出塁率.303 OPS.712)

内野:松永浩美(阪急・23歳)  ※2年連続2度目
   (125試合 .310 (458-142) 19本 70打点 57三振 55四球 21盗塁 出塁率.422 OPS.963)

内野:弓岡敬二郎(阪急・26歳) ※初
   (125試合 .304 (470-143) 6本 45打点 26三振 43四球 15盗塁 出塁率.361 OPS.763)

外野:クルーズ(日本ハム・33歳) ※2年ぶり2度目
   (124試合 .348 (489-170) 29本 96打点 37三振 33四球 0盗塁 出塁率.385 OPS.992)

外野:栗橋茂(近鉄・32歳)    ※2年ぶり4度目
   (118試合 .281 (487-120) 14本 55打点 66三振 53四球 9盗塁 出塁率.359 OPS.809)

外野:河埜敬幸(南海・29歳)   ※2年ぶり4度目(外野での選出は初)
   (130試合 .296 (551-163) 14本 76打点 34三振 36四球 17盗塁 出塁率.341 OPS.780)

外野:高沢秀昭(ロッテ・25歳)  ※初
   (97試合 .317 (385-122) 11本 47打点 29三振 9四球 11盗塁 出塁率.347 OPS.843)


327 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/11(金) 00:05:14 0UsJFNXA

【1984年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 5-14 パ 7月21日・後楽園・パ51勝36敗4分
(勝:松沼雅 1勝 敗:西本 1敗)
※パが大勝。打線は3点を追う2回に石毛の3ランと大石の適時打で4点を奪って逆転すると、続く3,4回にもそれぞれ3点ずつ加え、5回には蓑田の2ランも飛び出すなど打線が15安打14得点と大暴れ。MVPは蓑田浩二。

第2戦
セ 5-6 パ 7月22日・甲子園・パ52勝36敗4分
(勝:鈴木康 1勝 敗:西本 2敗 S:東尾 1S)
※パが競り勝って5連勝。打線は3回に石毛の2試合連続弾となるソロで先制し、続く4回にはブーマーもソロを放ち追加点。その後一時逆転を許すも、1点を追う6回にはブーマーの2点適時打と門田の2ランで4点を奪い、試合をひっくり返した。MVPはブーマー。

第3戦
セ 4-1 パ 7月24日・ナゴヤ・セ37勝52敗4分
(勝:江川 1勝 敗:鈴木康 1敗 S:牛島 1S)
※セが連敗を5で止めた。打線は1点を追う4回に大島の犠飛で同点とすると、6回には掛布の適時内野安打で勝ち越し。そして8回には中畑が2ランを放って試合を決定付けた。投げては2番手の江川が圧巻の投球。2番福本から9番クルーズまでを8者連続奪三振に打ち取り、流れを引き寄せた。MVPは江川卓。


328 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/11(金) 00:05:39 0UsJFNXA

【第34回・1984年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

なし

【パ・リーグ】

・田中富生 (日本ハム・投手・当時24歳) 南宇和高→法政大→82年ドラフト1位→日本ハム(83-87)→中日(88-93)

84年成績:27登板 8勝13敗 0S 174.0投球回 91奪三振 78与四球 183被安打 防4.81
通算成績:199登板 28勝45敗 1S 713.2投球回 345奪三振 253与四球 786被安打 防4.73
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 4被安打 防4.50

※南宇和高では78年春にチーム初の甲子園出場に導き、法政大では4年次に39.1投球回連続無失点をマークするなど在学中に3度の東都大リーグ優勝を経験。ロッテ、広島との3球団の競合の末にドラフト1位で日本ハムに入団すると、
 1年目からローテの一員として活躍し、2年目、3年目と連続で8勝をマーク。しかしその後は成績が低迷し、88年オフに大宮龍男とともに2対2のトレードで中日に移籍。主にリリーフとして起用されるも結果を残せず、93年に引退。
 プロ2年目の84年に監督推薦で選出された球宴では、本拠地・後楽園で行われた第1戦に3番手として登板。6回裏に山倉和博・若松勉に連打を打たれて失点するも、続く2回は無失点に抑え、2回1失点だった。
 
・川原昭二 (日本ハム・投手・当時30歳) 九州産業高→丹羽鉦電機→74年ドラフト2位→日本ハム(75-89)

84年成績:42登板 4勝3敗 14S 74.0投球回 64奪三振 27与四球 73被安打 防3.77
通算成績:276登板 30勝17敗 29S 527.2投球回 418奪三振 180与四球 482被安打 防3.79
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 2被安打 防9.00

※74年のドラフトで2位指名を受けて日本ハムに入団。プロ入りから4年目までは2軍生活が続き、5年目の79年にプロ初登板。8年目の82年にようやく1軍に定着した遅咲き投手であり、翌83年にはリーグ最多の59試合に登板して11勝をマーク。
 84年には西武に移籍した江夏豊に代わって抑えを任され、14セーブをあげた。その後も89年まで息長く活躍し、引退。その後は日本ハムの2軍コーチを経てスカウトとなり、14年からは楽天でも活動。現在は関西独立リーグの和歌山で監督を務めている。
 プロ入り10年目にして選ばれた球宴では、第1戦で本拠地・後楽園で4番手として登板し、1回無失点。さらに第3戦でも8回に5番手として登板するも、中畑に2ランを浴び、手痛いダメ押し点を与えることになった。

・深沢恵雄 (ロッテ・投手・当時29歳) 峡南高→日本楽器→75年ドラフト5位→阪神(77-81)→ロッテ(81-88)

84年成績:29登板 15勝8敗 0S 212.0投球回 103奪三振 95与四球 175被安打 防3.74
通算成績:217登板 51勝53敗 2S 892.0投球回 494奪三振 445与四球 876被安打 防4.77
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 3奪三振 0与四球 3被安打 防0.00

※日本楽器時代の75年に河合楽器の補強選手として都市対抗に出場。同年のドラフトで5位指名を受け、翌76年の都市対抗出場後に阪神に入団。主にリリーフとして起用されるも目立った成績は残せず、81年途中に福間納とのトレードでロッテに移籍。
 すると先発として才能が開花し、83年には12勝、84年には15勝をマークするなど80年代のロッテを支えた。地面スレスレから放たれる多彩な変化球を武器としたアンダースロー投手であり、渡辺俊介とともにロッテのアンダースローの代表的存在でもある。
 キャリアハイの15勝をあげた84年に選出された球宴では、第1戦で2番手として登板。4回に味方の失策もあって若松勉に適時二塁打を浴びたものの、3回を1失点にまとめて試合の流れを引き寄せた。

・石川賢 (ロッテ・投手・当時24歳) 日川高→日本大→82年ドラフト1位→ロッテ(83-87)→大洋(88-91)→日本ハム(92-93)

84年成績:27登板 15勝4敗 0S 175.2投球回 68奪三振 46与四球 171被安打 防3.79
通算成績:162登板 22勝25敗 0S 466.0投球回 190奪三振 162与四球 553被安打 防4.81
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※日川高では78年夏に4番・エースとして甲子園に出場。日大では81年秋のシーズン入れ替え戦で国士舘大を破って翌年の東都大リーグ1部昇格に貢献。82年のドラフト1位で上記の田中富生のハズレ1位としてロッテに入団。1年目から先発ローテの一員に食い込み、
 2年目の84年には10完投含む15勝4敗の好成績を残し、最高勝率のタイトルを獲得する。しかし、翌年以降は故障や不調が続き、87年オフにトレードで大洋に移籍。大洋ではリリーフとして起用されるも活躍は長く続かず、91年オフには島田直也とのトレードで日本ハムに移籍し、93年に引退。現在は埼玉平成高の監督を務める。
 キャリアハイの成績を残した84年に球宴に初選出され、第3戦にて4番手で7回に登板。若松勉、衣笠祥雄、田尾安志を相手に三者凡退に抑え込んだ。

・弓岡敬二郎 (阪急・内野手・当時26歳) 東洋大姫路高→新日本製鐵広畑→80年ドラフト3位→阪急・オリックス(81-91)

84年成績:125試合 .304 (470-143) 6本 45打点 26三振 43四球 15盗塁 出塁率.304 OPS.763
通算成績:1152試合 .257 (3144-807) 37本 273打点 206三振 218四球 132盗塁 出塁率.306 OPS.646
球宴成績:3試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 1盗塁 出塁率.000 OPS.000

※東洋大姫路では76年春の甲子園でベスト4入りに貢献し、同年のドラフトでクラウンから3位指名を受けるも、これを拒否して新日鐵広畑に進み、80年のドラフトで3位指名を受けて阪急に入団。それまで正遊撃手だった大橋穣の故障もあって1年目から定位置を掴み、全試合出場を果たす。
 俊足と小技を武器に、3年目の83年には35盗塁をマークし、同年から85年まで3年連続でリーグ最多犠打も記録。84年には打率3割もマークしてリーグ優勝に貢献し、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞も獲得した。80年代の阪急を支えたが、小川博文の台頭もあって91年に引退。その後はオリックスのコーチや2軍監督を長らく務め、現在は解説者を務める。
 唯一選出された84年の球宴では3試合すべて途中出場。しかし第1戦では9回の第2打席で山崎隆造の失策によって出塁すると、盗塁も成功させて大石大二郎の適時二塁打でホームに生還するなど存在感を見せた。


329 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/11(金) 01:31:18 vvvB4mTs
>>317
田尾、山本浩二以外ジャイアンツじゃんすげー

>>327
84年も186.0投球回、112奪三振だし83年から三振とれなくなってきた江川が8連続三振してるんですね
今まで20勝した年に8連続やったんだと思い違いしてた


330 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/11(金) 01:33:52 4yrTiBLg
この時代はV9以後で巨人が一番威張ってた時期だったと思う
ミスターのやらかしからようやく優勝できる段階に戻して、勝つのが好きでヤクルトや広島に寝返ってたファンが戻ってきた


331 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/11(金) 02:01:55 qATsTo2E
第二次はともかく第一次は川上に全て押し付けられた形だから
一概にミスターのせいとは言えない


332 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/12(土) 00:08:21 z1Hj/cGQ

【第35回・1985年】

【1985年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 広:6人 中:2人 巨:7人 神:6人 ヤ:3人 洋:4人 計:28人

監督:古葉竹識(広島・49歳)

コーチ:山内一弘(中日・53歳)
コーチ:王貞治(巨人・45歳)

【ファン投票選出】

投手:江川卓(巨人・30歳)   ※6年連続6度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (30登板 11勝7敗 0S 167.0投球回 117奪三振 56与四球 188被安打 防5.28)

捕手:山倉和博(巨人・29歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (109試合 .273 (363-99) 13本 41打点 54三振 40四球 3盗塁 出塁率.342 OPS.764)

一塁:バース(阪神・31歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (126試合 .350 (497-174) 54本 134打点 61三振 67四球 1盗塁 出塁率.428 OPS1.146)

二塁:岡田彰布(阪神・27歳)  ※3年ぶり4度目(ファン投票は4年ぶり3度目)
   (127試合 .342 (459-157) 35本 101打点 41三振 64四球 7盗塁 出塁率.421 OPS1.057)

三塁:掛布雅之(阪神・30歳)  ※10年連続10度目(ファン投票は5年ぶり3度目)
   (130試合 .300 (476-143) 40本 108打点 62三振 94四球 3盗塁 出塁率.415 OPS1.017)

遊撃:平田勝男(阪神・25歳)  ※初
   (125試合 .261 (402-105) 7本 53打点 35三振 23四球 6盗塁 出塁率.307 OPS.668)

外野:真弓明信(阪神・32歳)  ※3年ぶり5度目(ファン投票は3年ぶり4度目、外野での選出は初)
   (119試合 .322 (497-160) 34本 84打点 52三振 56四球 8盗塁 出塁率.392 OPS.991)

外野:クロマティ(巨人・31歳) ※初
   (119試合 .309 (482-149) 32本 112打点 51三振 33四球 4盗塁 出塁率.349 OPS.932)

外野:松本匡史(巨人・30歳)   ※5年連続5度目
   (130試合 .302 (523-158) 5本 37打点 83三振 54四球 32盗塁 出塁率.368 OPS.752)


333 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/12(土) 00:09:23 z1Hj/cGQ

【監督推薦】

投手:大野豊(広島・29歳)    ※2年連続4度目
   (32登板 10勝7敗 2S 161.2投球回 86奪三振 80与四球 157被安打 防4.06)

投手:高木宣宏(広島・22歳)   ※初
   (30登板 9勝6敗 0S 122.1投球回 71奪三振 61与四球 140被安打 防3.90)

投手:川端順(広島・25歳)    ※初
   (45登板 11勝7敗 7S 162.1投球回 109奪三振 72与四球 127被安打 防2.72)

投手:鈴木孝政(中日・31歳)   ※2年連続6度目
   (28登板 8勝12敗 0S 158.1投球回 66奪三振 40与四球 204被安打 防4.15)

投手:小松辰雄(中日・26歳)   ※4年ぶり2度目
   (33登板 17勝8敗 1S 210.1投球回 172奪三振 48与四球 185被安打 防2.65)

投手:山本和行(阪神・36歳)   ※2年連続6度目
   (33登板 5勝6敗 11S 50.0投球回 41奪三振 9与四球 50被安打 防2.70)

投手:尾花高夫(ヤクルト・27歳) ※3年ぶり2度目
   (40登板 11勝8敗 7S 205.0投球回 107奪三振 57与四球 229被安打 防4.39)

投手:斉藤明雄(大洋・30歳)   ※2年ぶり5度目
   (55登板 9勝5敗 18S 109.2投球回 72奪三振 22与四球 93被安打 防2.13)

投手:遠藤一彦(大洋・30歳)   ※2年連続3度目
   (28登板 14勝7敗 0S 214.1投球回 154奪三振 51与四球 188被安打 防3.15)

捕手:八重樫幸雄(ヤクルト・34歳) ※2年連続2度目
   (120試合 .304 (427-130) 13本 68打点 72三振 42四球 2盗塁 出塁率.366 OPS.842)

捕手:若菜嘉晴(大洋・31歳)    ※3年ぶり6度目(移籍後初)
   (130試合 .268 (403-108) 7本 44打点 34三振 16四球 1盗塁 出塁率.296 OPS.648)

内野:衣笠祥雄(広島・38歳) ※6年連続11度目
   (130試合 .292 (480-140) 28本 83打点 77三振 46四球 10盗塁 出塁率.354 OPS.854)

内野:高橋慶彦(広島・28歳) ※3年連続5度目
   (130試合 .276 (533-147) 24本 68打点 89三振 54四球 73盗塁 出塁率.343 OPS.781)

内野:原辰徳(巨人・27歳)  ※5年連続5度目
   (124試合 .283 (441-125) 34本 94打点 42三振 60四球 7盗塁 出塁率.376 OPS.952)

内野:中畑清(巨人・31歳)  ※5年連続5度目
   (125試合 .294 (490-144) 18本 62打点 39三振 30四球 7盗塁 出塁率.334 OPS.812)

内野:篠塚和典(巨人・28歳) ※4年連続4度目
   (122試合 .307 (466-143) 8本 54打点 45三振 42四球 6盗塁 出塁率.367 OPS.775)

内野:高木豊(大洋・26歳)  ※3年連続3度目
   (125試合 .318 (488-155) 11本 50打点 50三振 77四球 42盗塁 出塁率.416 OPS.889)

外野:山本浩二(広島・38歳)  ※13年連続13度目
   (113試合 .288 (382-110) 24本 79打点 55三振 71四球 2盗塁 出塁率.396 OPS.917)

外野:杉浦亨(ヤクルト・33歳) ※3年ぶり3度目
   (121試合 .314 (401-126) 34本 81打点 43三振 74四球 1盗塁 出塁率.423 OPS1.056)


334 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/12(土) 00:10:02 z1Hj/cGQ

【パ・リーグ】 急:6人 ロ:6人 西:8人(1) 近:2人(2) 南:2人 日:4人 計:28人

監督:上田利治(阪急・48歳)

コーチ:稲尾和久(ロッテ・48歳)
コーチ:広岡達朗(西武・53歳)

【ファン投票選出】

投手:村田兆治(ロッテ・35歳) ※4年ぶり10度目(ファン投票は8年ぶり2度目)
   (24登板 17勝5敗 0S 173.2投球回 93奪三振 65与四球 181被安打 防4.30)

捕手:梨田昌崇(近鉄・31歳)  ※2年ぶり6度目(ファン投票は3年ぶり5度目)
   (118試合 .247 (373-92) 11本 51打点 46三振 32四球 3盗塁 出塁率.310 OPS.701)

一塁:山本功児(ロッテ・33歳) ※3年ぶり2度目(移籍後初、一塁での選出は初)
   (122試合 .293 (413-121) 10本 67打点 30三振 29四球 1盗塁 出塁率.336 OPS.748)

二塁:大石大二郎(近鉄・26歳) ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)→出場辞退
   (83試合 .308 (321-99) 11本 45打点 32三振 35四球 19盗塁 出塁率.383 OPS.884)

三塁:秋山幸二(西武・23歳)  ※初
   (130試合 .252 (468-118) 40本 93打点 115三振 66四球 17盗塁 出塁率.348 OPS.890)

遊撃:石毛宏典(西武・28歳)  ※5年連続5度目
   (130試合 .280 (504-141) 27本 76打点 86三振 88四球 11盗塁 出塁率.386 OPS.917)

外野:田尾安志(西武・31歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は3年連続4度目、移籍後初)
   (127試合 .268 (477-128) 13本 60打点 33三振 50四球 1盗塁 出塁率.338 OPS.753)

外野:島田誠(日本ハム・30歳) ※2年ぶり6度目
   (128試合 .281 (512-144) 18本 58打点 44三振 71四球 19盗塁 出塁率.372 OPS.822)

外野:福本豊(阪急・37歳)   ※14年連続15度目(ファン投票は13年連続13度目)
   (130試合 .287 (425-122) 11本 51打点 40三振 95四球 23盗塁 出塁率.412 OPS.845)


335 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/12(土) 00:11:02 z1Hj/cGQ

【監督推薦】

投手:山田久志(阪急・36歳)   ※2年連続13度目
   (30登板 18勝10敗 0S 222.1投球回 104奪三振 54与四球 216被安打 防4.33)

投手:佐藤義則(阪急・30歳)   ※2年連続3度目
   (35登板 21勝11敗 0S 260.1投球回 188奪三振 105与四球 279被安打 防4.29)

投手:荘勝雄(ロッテ・26歳)   ※初(郭泰源の出場辞退による補充)
   (34登板 11勝10敗 4S 158.1投球回 86奪三振 49与四球 162被安打 防4.15)

投手:東尾修(西武・35歳)    ※2年連続8度目
   (31登板 17勝3敗 1S 174.1投球回 74奪三振 46与四球 164被安打 防3.30)

投手:松沼博久(西武・32歳)   ※2年ぶり4度目
   (27登板 14勝6敗 0S 171.0投球回 88奪三振 60与四球 154被安打 防4.16)

投手:郭泰源(西武・23歳)    ※初→出場辞退
   (15登板 9勝5敗 0S 117.2投球回 75奪三振 48与四球 89被安打 防2.52)

投手:渡辺久信(西武・19歳)   ※初
   (43登板 8勝8敗 11S 152.0投球回 121奪三振 72与四球 132被安打 防3.20)

投手:鈴木啓示(近鉄・37歳)   ※3年連続16度目→出場辞退
   (15登板 5勝6敗 0S 65.0投球回 38奪三振 28与四球 91被安打 防7.89)

投手:村田辰美(近鉄・33歳)   ※3年ぶり3度目
   (36登板 9勝14敗 2S 184.2投球回 57奪三振 81与四球 202被安打 防4.44)

投手:山内孝徳(南海・28歳)   ※2年ぶり3度目
   (32登板 10勝12敗 0S 202.1投球回 85奪三振 37与四球 228被安打 防4.76)

投手:加藤伸一(南海・20歳)   ※初
   (34登板 9勝11敗 1S 189.1投球回 79奪三振 87与四球 180被安打 防4.09)

投手:柴田保光(日本ハム・27歳) ※初
   (36登板 11勝13敗 1S 194.2投球回 160奪三振 57与四球 168被安打 防3.28)

投手:津野浩(日本ハム・19歳)  ※初(鈴木啓示の出場辞退による補充)
   (31登板 7勝10敗 0S 165.0投球回 84奪三振 99与四球 169被安打 防4.42)

捕手:袴田英利(ロッテ・29歳) ※3年ぶり2度目
   (129試合 .242 (376-91) 8本 50打点 39三振 23四球 1盗塁 出塁率.288 OPS.634)

捕手:伊東勤(西武・22歳)   ※2年連続2度目
   (124試合 .258 (411-106) 13本 62打点 43三振 50四球 13盗塁 出塁率.341 OPS.764)

内野:松永浩美(阪急・24歳)   ※3年連続3度目
   (130試合 .320 (481-154) 26本 87打点 70三振 81四球 38盗塁 出塁率.422 OPS.963)

内野:ブーマー(阪急・31歳)   ※2年連続2度目
   (129試合 .327 (529-173) 34本 122打点 36三振 40四球 2盗塁 出塁率.370 OPS.946)

内野:落合博満(ロッテ・31歳)  ※5年連続5度目
   (130試合 .367 (460-169) 52本 146打点 40三振 101四球 5盗塁 出塁率.481 OPS1.244)

内野:西村徳文(ロッテ・25歳)  ※初
   (127試合 .311 (512-159) 6本 46打点 46三振 30四球 33盗塁 出塁率.355 OPS.769)

内野:古屋英夫(日本ハム・29歳) ※6年ぶり3度目(大石大二郎の出場辞退による補充)
   (127試合 .300 (470-141) 33本 96打点 52三振 55四球 2盗塁 出塁率.377 OPS.949)

外野:蓑田浩二(阪急・33歳) ※3年連続4度目
   (105試合 .278 (389-108) 24本 80打点 65三振 64四球 9盗塁 出塁率.377 OPS.904)

外野:金森永時(西武・28歳) ※初
   (129試合 .312 (413-129) 12本 55打点 50三振 55四球 2盗塁 出塁率.411 OPS.864)


336 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/12(土) 00:11:21 z1Hj/cGQ

【1985年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 2-0 パ 7月20日・神宮・セ38勝52敗4分
(勝:尾花 1勝 敗:津野 1敗 S:山本和 1S)

※セは5回裏に1番・高木の適時打で2点を先制し試合の均衡を破る。投げては江川、尾花、高木、斉藤、山本和の継投でパ打線をシャットアウトした。MVPは高木豊。

第2戦
パ 5-6 セ 7月21日・川崎・セ39勝52敗4分
(勝:小松 1勝 敗:松沼博 1敗 S:山本和 2S)

※セが3連勝。2回に若菜の2ランで先制すると、同点とされた後の4回にはクロマティのソロなどで2点を勝ち越し。パも落合が2本塁打を放ったが追い上げも実らず。MVPはクロマティ。

第3戦
パ 10-2 セ 7月23日・藤井寺・パ53勝39敗4分
(勝:村田 1勝 敗:尾花 1勝1敗)

※パが大勝で連敗ストップ。1点を追う4回に松永の適時打などで2点を奪って逆転すると、再度追いつかれて迎えた5回には7者連続安打で4点を奪い勝ち越し。8回には代打・蓑田の3ランも飛び出すなど17安打10得点の大暴れを見せた。MVPは松永浩美。


337 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/12(土) 00:11:49 z1Hj/cGQ

【第35回・1985年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・高木宣宏 (広島・投手・当時22歳) 北陽高→81年ドラフト3位→広島(82-90)→西武(91-93)

85年成績:30登板 9勝6敗 0S 122.1投球回 71奪三振 61与四球 140被安打 防3.90
通算成績:97登板 16勝18敗 0S 327.1投球回 221奪三振 169与四球 329被安打 防3.85
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 0.2投球回 0奪三振 1与四球 2被安打 防0.00

※北陽高では81年夏の甲子園3回戦で名電高の工藤公康と延長12回まで投げ合うも、中村稔にサヨナラ本塁打を浴びて敗戦。同年のドラフトでは西武・ヤクルトとの3球団競合の末に広島に3位指名を受けて入団。4年目の85年には大野豊、川口和久とともに左の先発として活躍し、
 前半戦だけで9勝をあげたが夏バテによって後半戦は1勝もできず。さらにその後は故障に泣き、90年には26試合に登板して4年ぶりの白星をあげて復活したかと思われるも、トレードで西武に移籍となった上に故障も再発し、移籍先では1度も1軍登板を果たせぬまま93年に引退。
 その後は08年に落合博満監督のもとで中日のコーチも務めた。85年の球宴では2試合に登板。第1戦では島田誠に安打、落合博満に四球を出して途中降板。第3戦では6失点と炎上した尾花高夫に代わって5回2死から登板し、2球で梨田昌崇を遊ゴロに打ち取って降板している。

・川端順 (広島・投手・当時25歳) 鳴門高→法政大→東芝→83年ドラフト1位→広島(84-92)

85年成績:45登板 11勝7敗 7S 162.1投球回 109奪三振 72与四球 127被安打 防2.72
通算成績:310登板 46勝26敗 19S 692.1投球回 436奪三振 240与四球 588被安打 防3.00
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.1投球回 0奪三振 1与四球 2被安打 防6.75

※東芝では83年の都市対抗で優勝を経験し、同年のドラフトでロッテとの競合の末に1位指名で広島に入団。「バタボール」と呼ばれるパームボールを武器とし、
 2年目の85年には先発から中継ぎ・抑えまでフル回転して11勝7セーブをあげて新人王を獲得。87年には10勝2敗で最高勝率のタイトルも獲得し、91年のリーグ優勝にも貢献するなど赤ヘル黄金時代を便利屋として支えた。
 新人王となった85年に選出された球宴では、第2戦に2点リードの7回から登板。7回は無失点に抑えるも、8回に落合博満からこの試合2本目となるソロを浴びて降板し、山本和行に後を託した。

・平田勝男 (阪神・遊撃手・当時25歳) 海星高→明治大→81年ドラフト2位→阪神(82-94)

85年成績:125試合 .261 (402-105) 7本 53打点 35三振 23四球 6盗塁 出塁率.307 OPS.668
通算成績:979試合 .258 (2450-633) 23本 220打点 229三振 133四球 19盗塁 出塁率.302 OPS.635
球宴成績:3試合 .000 (3-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※明治大では在学中4度の六大学優勝を経験し、81年のドラフトで大洋との競合の末に2位指名で阪神に入団。2年目の83年に真弓明信の故障から遊撃手のレギュラーを獲得し、守備の名手として翌84年から87年まで4年連続でGG賞を受賞して85年にはチームの日本一に貢献。
 その後88年からは和田豊の台頭もあって控えに回りながらも、卓越した遊撃守備と小技を武器にいぶし銀の活躍を見せた。94年に引退後は、97年から長らく阪神のコーチなどを務めており、星野仙一が監督を務めた際には専属の広報兼運転手として活動。現在は阪神の2軍監督を務めている。
 阪神が日本一を果たした85年にバース、岡田、掛布、真弓とともにファン投票1位で球宴に選出。しかし高木豊や高橋慶彦の存在もあって3試合すべてで試合終盤からの途中出場となり、3打席すべて凡退と悔しい結果に終わった。

【パ・リーグ】

・荘勝雄 (ロッテ・投手・当時26歳) ロッテ(85-95)

85年成績:34登板 11勝10敗 4S 158.1投球回 86奪三振 49与四球 162被安打 防4.15
通算成績:297登板 70勝83敗 3S 1305.1投球回 693奪三振 535与四球 1280被安打 防4.05
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 5奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※「二郭一荘」と呼ばれ、活躍した台湾出身の投手の1人。84年のロサンゼルス五輪では郭泰源とともに銅メダル獲得に貢献。同年オフにロッテに入団すると、1年目から先発として活躍。2年目の86年には抑えも務めて18セーブもマークするなど、来日から5年連続で2桁勝利をあげて昭和末期のロッテを支えた。
 しかし90年から成績が急落し、千葉移転後の92年からは4年間でわずか1勝しかマークできず、95年に引退。その後はロッテや、台湾・中国のプロ球団でコーチを務め、14〜17年にはBC・福井のコーチとしても活躍した。
 来日1年目に選出された球宴では第2戦で4番手として登板し、クロマティ、若菜嘉晴、杉浦亨から三振を奪って2回無失点、第3戦でも衣笠祥雄、高木豊を三振とし、計3回5奪三振の活躍を見せた。しかし外国人枠の影響もあってか、翌年以降は残念ながら選出されることはなかった。


338 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/12(土) 00:32:39 EsTpDgRQ
阪神ばっかかなと思ったら案外そうでもなかった


339 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/12(土) 00:42:34 luvLjlD.
>>332
巨人阪神しかいないってすごいですね
2003年はもっとすごいことになってそう


340 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/13(日) 00:04:37 arodUFmI

【第36回・1986年】

【1986年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 神:6人 広:8人 巨:7人(1) 洋:3人 中:2人 ヤ:2人 計:28人

監督:吉田義男(阪神・52歳)

コーチ:阿南準郎(広島・48歳)
コーチ:王貞治(巨人・46歳)

【ファン投票選出】

投手:荒木大輔(ヤクルト・22歳) ※初
   (32登板 8勝13敗 2S 157.2投球回 83奪三振 41与四球 176被安打 防4.57)

捕手:山倉和博(巨人・30歳)   ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (102試合 .237 (291-69) 8本 36打点 63三振 22四球 0盗塁 出塁率.294 OPS.661)

一塁:バース(阪神・32歳)    ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (126試合 .389 (453-176) 47本 109打点 70三振 82四球 2盗塁 出塁率.481 OPS1.258)

二塁:岡田彰布(阪神・28歳)   ※2年連続5度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (129試合 .268 (474-127) 26本 70打点 57三振 70四球 11盗塁 出塁率.363 OPS.840)

三塁:原辰徳(巨人・28歳)    ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり5度目)
   (113試合 .283 (406-115) 36本 80打点 57三振 52四球 7盗塁 出塁率.369 OPS.865)

遊撃:高木豊(大洋・27歳)    ※4年連続4度目(ファン投票は初)
   (126試合 .310 (468-145) 1本 29打点 81三振 50四球 24盗塁 出塁率.375 OPS.793)

外野:真弓明信(阪神・33歳)   ※2年連続6度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (123試合 .307 (512-157) 28本 60打点 77三振 42四球 9盗塁 出塁率.362 OPS.901)

外野:山本浩二(広島・39歳)   ※14年連続14度目(ファン投票は2年連続11度目)
   (126試合 .276 (439-121) 27本 78打点 69三振 58四球 4盗塁 出塁率.367 OPS.857)

外野:吉村禎章(巨人・23歳)   ※初
   (128試合 .312 (474-148) 23本 72打点 68三振 41四球 10盗塁 出塁率.372 OPS.908)


341 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/13(日) 00:05:24 arodUFmI

【監督推薦】

投手:山本和行(阪神・36歳)   ※3年連続7度目
   (49登板 11勝3敗 15S 86.0投球回 80奪三振 15与四球 67被安打 防1.67)

投手:津田恒実(広島・24歳)   ※3年ぶり2度目
   (49登板 4勝6敗 22S 69.1投球回 81奪三振 29与四球 44被安打 防2.08)

投手:川口和久(広島・27歳)   ※3年ぶり2度目
   (24登板 12勝9敗 0S 164.2投球回 145奪三振 63与四球 153被安打 防3.01)

投手:金石昭人(広島・25歳)   ※初
   (26登板 12勝6敗 0S 158.0投球回 105奪三振 39与四球 137被安打 防2.68)

投手:江川卓(巨人・31歳)    ※7年連続7度目
   (26登板 16勝6敗 0S 194.0投球回 119奪三振 49与四球 172被安打 防2.69)

投手:加藤初(巨人・36歳)    ※7年ぶり6度目
   (26登板 14勝5敗 0S 143.2投球回 93奪三振 45与四球 123被安打 防2.76)

投手:西本聖(巨人・30歳)    ※2年ぶり6度目(サンチェの途中離脱により第3戦より補充)
   (22登板 7勝8敗 0S 104.0投球回 33奪三振 24与四球 114被安打 防3.89)

投手:サンチェ(巨人・32歳)   ※初(第1戦で負傷し、途中離脱)
   (37登板 4勝1敗 19S 50.1投球回 42奪三振 12与四球 41被安打 防2.32)

投手:遠藤一彦(大洋・31歳)   ※3年連続4度目
   (31登板 13勝13敗 0S 233.0投球回 185奪三振 31与四球 242被安打 防3.01)

投手:杉本正(中日・27歳)    ※4年ぶり2度目(移籍後初)
   (31登板 12勝13敗 0S 182.2投球回 106奪三振 44与四球 163被安打 防3.01)

投手:高野光(ヤクルト・25歳)  ※初
   (32登板 12勝11敗 0S 209.1投球回 141奪三振 75与四球 200被安打 防3.10)

捕手:木戸克彦(阪神・25歳) ※初
   (95試合 .227 (203-46) 5本 23打点 32三振 22四球 0盗塁 出塁率.300 OPS.659)

捕手:達川光男(広島・31歳) ※3年ぶり2度目
   (128試合 .274 (416-114) 9本 46打点 42三振 34四球 0盗塁 出塁率.335 OPS.729)

内野:衣笠祥雄(広島・39歳) ※7年連続12度目
   (130試合 .205 (477-98) 24本 59打点 80三振 32四球 4盗塁 出塁率.266 OPS.645)

内野:高橋慶彦(広島・29歳) ※4年連続6度目
   (130試合 .284 (552-157) 21本 55打点 91三振 20四球 39盗塁 出塁率.314 OPS.779)

内野:長内孝(広島・28歳)  ※初
   (118試合 .254 (421-107) 19本 58打点 105三振 54四球 5盗塁 出塁率.344 OPS.808)

内野:篠塚利夫(巨人・29歳) ※5年連続5度目
   (128試合 .291 (485-141) 8本 54打点 45三振 42四球 6盗塁 出塁率.320 OPS.724)

外野:川藤幸三(阪神・37歳) ※初
   (49試合 .265 (49-13) 5本 14打点 12三振 0四球 0盗塁 出塁率.265 OPS.837)

外野:加藤博一(大洋・34歳) ※初
   (75試合 .317 (268-85) 3本 30打点 43三振 13四球 22盗塁 出塁率.352 OPS.770)

外野:平野謙(中日・31歳)  ※初
   (130試合 .270 (541-146) 11本 44打点 58三振 27四球 48盗塁 出塁率.307 OPS.669)


342 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/13(日) 00:05:56 arodUFmI

【パ・リーグ】 西:11人 ロ:3人 近:4人 急:6人 日:2人 南:2人 計:28人

監督:森祇晶(西武・59歳)

コーチ:稲尾和久(ロッテ・59歳)
コーチ:岡本伊三美(近鉄・55歳)

【ファン投票選出】

投手:渡辺久信(西武・20歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (39登板 16勝6敗 1S 219.2投球回 178奪三振 76与四球 191被安打 防2.87)

捕手:梨田昌孝(近鉄・32歳)  ※2年連続7度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (79試合 .216 (199-43) 6本 25打点 27三振 17四球 2盗塁 出塁率.281 OPS.627)

一塁:清原和博(西武・18歳)  ※初
   (126試合 .304 (404-123) 31本 78打点 109三振 49四球 6盗塁 出塁率.392 OPS.976)

二塁:大石大二郎(近鉄・27歳) ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (130試合 .290 (538-156) 16本 55打点 47三振 33四球 24盗塁 出塁率.334 OPS.788)

三塁:秋山幸二(西武・24歳)  ※2年連続2度目
   (130試合 .268 (492-132) 41本 115打点 94三振 58四球 21盗塁 出塁率.347 OPS.916)

遊撃:石毛宏典(西武・29歳)  ※6年連続6度目
   (129試合 .329 (514-169) 27本 89打点 71三振 46四球 19盗塁 出塁率.386 OPS.917)

外野:金森栄治(西武・29歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (112試合 .298 (336-100) 3本 34打点 37三振 37四球 3盗塁 出塁率.374 OPS.782)

外野:田尾安志(西武・32歳)  ※7年連続7度目(ファン投票は4年連続5度目)
   (106試合 .265 (313-83) 8本 28打点 35三振 20四球 6盗塁 出塁率.310 OPS.702)

外野:福本豊(阪急・38歳)   ※15年連続16度目(ファン投票は14年連続14度目)
   (130試合 .264 (454-120) 8本 29打点 55三振 55四球 23盗塁 出塁率.346 OPS.712)


343 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/13(日) 00:06:37 arodUFmI

【監督推薦】

投手:東尾修(西武・36歳)    ※3年連続9度目
   (31登板 12勝11敗 2S 168.1投球回 52奪三振 27与四球 183被安打 防4.22)

投手:小野和幸(西武・23歳)   ※初
   (20登板 6勝5敗 0S 117.1投球回 86奪三振 39与四球 116被安打 防4.53)

投手:工藤公康(西武・23歳)   ※初
   (22登板 11勝5敗 0S 145.1投球回 138奪三振 56与四球 111被安打 防3.22)

投手:村田兆治(ロッテ・36歳)  ※2年連続11度目
   (23登板 8勝11敗 0S 155.1投球回 106奪三振 32与四球 164被安打 防3.94)

投手:小野和義(近鉄・20歳)   ※初
   (31登板 14勝11敗 0S 195.1投球回 165奪三振 65与四球 201被安打 防5.02)

投手:石本貴昭(近鉄・23歳)   ※初
   (64登板 8勝3敗 32S 117.0投球回 89奪三振 58与四球 106被安打 防3.38)

投手:山田久志(阪急・37歳)   ※3年連続14度目
   (28登板 14勝9敗 0S 210.1投球回 105奪三振 46与四球 208被安打 防3.81)

投手:アニマル(阪急・27歳)   ※初
   (42登板 5勝3敗 19S 51.1投球回 39奪三振 23与四球 57被安打 防2.63)

投手:柴田保光(日本ハム・28歳) ※2年連続2度目
   (33登板 14勝9敗 4S 159.2投球回 104奪三振 34与四球 165被安打 防3.38)

投手:西川佳明(南海・23歳)   ※初
   (26登板 10勝10敗 1S 159.2投球回 75奪三振 44与四球 165被安打 防3.89)

捕手:伊東勤(西武・23歳)    ※3年連続3度目
   (129試合 .234 (418-98) 11本 40打点 70三振 39四球 18盗塁 出塁率.302 OPS.678)

捕手:田村藤夫(日本ハム・26歳) ※初
   (130試合 .274 (468-128) 19本 56打点 78三振 34四球 4盗塁 出塁率.325 OPS.763)

内野:辻発彦(西武・27歳)   ※初
   (130試合 .296 (425-126) 7本 57打点 63三振 36四球 35盗塁 出塁率.359 OPS.773)

内野:落合博満(ロッテ・32歳) ※6年連続6度目
   (123試合 .360 (417-150) 50本 116打点 59三振 101四球 5盗塁 出塁率.487 OPS1.232)

内野:松永浩美(阪急・25歳)  ※4年連続4度目
   (130試合 .301 (492-148) 19本 75打点 88三振 70四球 20盗塁 出塁率.390 OPS.882)

内野:ブーマー(阪急・32歳)  ※3年連続3度目
   (127試合 .350 (494-173) 42本 103打点 38三振 54四球 1盗塁 出塁率.418 OPS1.072)

外野:高沢秀昭(ロッテ・27歳) ※2年ぶり2度目
   (106試合 .273 (355-97) 15本 48打点 54三振 20四球 14盗塁 出塁率.322 OPS.778)

外野:石嶺和彦(阪急・25歳)  ※初
   (126試合 .300 (454-136) 33本 96打点 64三振 50四球 3盗塁 出塁率.369 OPS.938)

外野:山本和範(南海・28歳)  ※初
   (129試合 .294 (446-131) 19本 57打点 84三振 51四球 7盗塁 出塁率.370 OPS.868)


344 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/13(日) 00:06:56 arodUFmI

【1986年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 6-4 セ 7月19日・後楽園・パ54勝39敗4分
(勝:石本 1勝 敗:金石 1敗 S:柴田 1S)

※パは2点を追う4回に松永の適時打で同点とすると、5回には山本・落合の連続適時打で勝ち越し。7回には大石のソロでリードを広げた。投げては先発の工藤が3回3安打6奪三振無失点の好投。MVPは山本和範。

第2戦
パ 4x-3 セ 7月20日・大阪・パ55勝39敗4分
(勝:アニマル 1勝 敗:山本和 1敗)

※パが3連勝。3回に山本の2ランで先制すると、1点ビハインドとなった7回にはルーキー・清原がソロを放って同点。そして延長11回には相手の失策によってサヨナラ勝利を掴んだ。MVPは清原和博。

第3戦
セ 5x-3 パ 7月22日・広島・セ40勝55敗4分
(勝:山本和 1勝1敗 敗:小野 1敗)

※セがサヨナラ返し。2点を追う2回に吉村のソロなどで同点とすると、1点ビハインドで迎えた8回にはバースの適時打で再度同点に。そして迎えた延長10回には吉村がこの2本塁打目となる2ランを放って試合を決めた。MVPは吉村禎章。


345 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/13(日) 00:07:53 arodUFmI

【第36回・1986年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・荒木大輔(ヤクルト・投手・当時22歳) 早稲田実業高→82年ドラフト1位→ヤクルト(83-95)→横浜(96)

86年成績:32登板 8勝13敗 2S 157.2投球回 83奪三振 41与四球 176被安打 防4.57
通算成績:180登板 39勝49敗 2S 755.1投球回 359奪三振 204与四球 818被安打 防4.80
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 2奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※早稲田実業では80年夏の甲子園で1年生ながら4完封、44.1回連続無失点の圧巻の投球を見せてチームを準優勝に導き、端正で爽やかなルックスも相まって「大ちゃんフィーバー」と呼ばれる社会現象を巻き起こし、その後82年ドラフトで巨人との競合の末にヤクルトに入団すると、
 3年目の85年から先発ローテの一員となり、86年には開幕投手も務めて87年には10勝をマークする。しかし翌年に肘を故障しトミー・ジョン手術を受けて長らく1軍の舞台から遠ざかるも、92年に復帰して93年には日本一にも貢献した。その後96年に横浜に移籍し、同年限りで引退。
 その後は西武やヤクルトのコーチを経て、現在は日本ハムの2軍監督を務める。高校時代は大ブームを起こしたスター選手だったがプロでの球宴出場は1度のみ。ファン投票1位で選出された86年の球宴では第1戦の先発を任され、落合・ブーマー・秋山らが並ぶパ打線を相手に3回を1安打無失点に抑えて躍動を見せた。

・ルイス・サンチェス(巨人・投手・当時32歳) 巨人(86-87)

86年成績:37登板 4勝1敗 19S 50.1投球回 42奪三振 12与四球 41被安打 防2.32
通算成績:76登板 4勝4敗 28S 88.2投球回 59奪三振 28与四球 79被安打 防2.54
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 0.1投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※MLBでは81年にエンゼルスでメジャーデビューを果たし、主にリリーフ投手として83年には10勝7S、84年には9勝11Sをマークし、5年間で194試合に登板。86年のキャンプ中に来日し、巨人に入団。開幕からクローザーを任され、期待通りに19セーブをマークする。
 しかしこの年出場したオールスターで右肘を故障し、さらにフォーム改造を巡って皆川睦雄コーチを批判して罰金騒ぎになったり、サイズの合わないスニーカーを履き続けたことで足白癬を発症するなど、トラブルが続き、翌87年は成績が思うように伸びず。
 クローザーの座も鹿取義隆に譲り、この年限りで退団した。球宴では第1戦の8回に登板するも爆笑生傷男・金森栄治に死球を与えるなどの乱調。さらに前述の通り右肘の故障も判明し、球宴期間中に戦線離脱。代役として西本聖が第3戦から追加召集されている。

・高野光(ヤクルト・投手・当時25歳) 東海大浦安高→東海大→83年ドラフト1位→ヤクルト(84-93)→ダイエー(94)

86年成績:32登板 12勝11敗 0S 209.1投球回 141奪三振 75与四球 200被安打 防3.10
通算成績:182登板 51勝55敗 13S 887.0投球回 642奪三振 419与四球 864被安打 防4.08
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 3.1投球回 1奪三振 2与四球 0被安打 防2.70

※東海大では首都大リーグで21連勝を記録するなど在学中5度の優勝を経験し、82,83年には神宮大会連覇も経験。大学屈指の右腕として注目され、83年のドラフトでは大洋・西武・阪急を含む4球団の競合を経て1位指名でヤクルトに入団。即戦力として期待され、ドラフト制以降では初となる1年目での開幕投手も務めて同年は10勝をマーク。
 尾花高夫、梶間健一とともに80年代のヤクルトの先発陣を支えるも、89年に故障によって上記の荒木と同じくトミージョン手術を受けて3年間離脱。その後92年に復帰してチームの優勝に貢献するも、再び故障で離脱し、94年にトレードでダイエーに移籍するも同年限りで引退。その後はオリックスのコーチを経て、
 99年からは台湾や韓国でもコーチ活動をするも、00年に飛び降り自殺。39歳という若さでこの世を去った。自己最多の12勝をあげた86年に球宴に出場。第1戦では6回に石毛のゴロの間に1点を失ったものの、連日の登板となった第2戦では2回無失点に抑え、存在感を示した。

・川藤幸三(阪神・外野手・当時37歳) 若狭高→67年ドラフト9位→阪神(68-86)

86年成績:49試合 .265 (49-13) 5本 14打点 12三振 0四球 0盗塁 出塁率.265 OPS.837
通算成績:771試合 .236 (895-211) 16本 108打点 159三振 50四球 29盗塁 出塁率.284 OPS.612
球宴成績:3試合 .500 (2-1) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.667 OPS1.167

※「浪速の春団治」。入団当初は遊撃手だったが、俊足と強肩を買われて2年目からは外野手に転向。74年には繋ぎ役として自己最多の106試合に出場し、リーグ最多の20犠打もマークしたが、翌75年にアキレス腱を断裂する大怪我を負う。その後遺症もあってか徐々に足に負担のかからない代打に専念するようになると、それまで鳴りを潜めていた打撃力も開花。
 打数こそ少ないものの78年からは4年連続で打率3割をマークするなど、気付けば「代打の切り札」として定着し、またムードメーカーの役割もこなして85年の日本一にも貢献した。翌86年に引退し、その後は主に解説者や評論家を務め、現在は同じく阪神OBの後輩である横田慎太郎とともにYouTuberとしても活動中。
 現役最終年の86年に吉田義男監督の推薦により自身唯一の選出を果たすと、もちろん代打として全3試合に出場。特に第2戦では小野和義から長打性の安打を放つも、鈍足がたたって二塁で悠々アウトに。選手・ファン一同の笑いを誘い、球場を湧かせた。

・加藤博一(大洋・外野手・当時34歳) 多久鋼業高→69年ドラフト外→西鉄・太平洋(70-75)→阪神(76-82)→大洋(83-90)

86年成績:75試合 .317 (268-85) 3本 30打点 43三振 13四球 22盗塁 出塁率.352 OPS.770
通算成績:1063試合 .271 (2321-628) 23本 176打点 361三振 179四球 169盗塁 出塁率.326 OPS.686
球宴成績:3試合 .300 (10-3) 0本 0打点 2三振 1四球 1盗塁 出塁率.364 OPS.764

※69年に西鉄にドラフト外に入団。当初は右打ちだったが伊藤光四郎2軍打撃コーチの意向でスイッチヒッターに転向。5年目の74年には2軍で首位打者となるも西鉄では6年間でわずか3試合の出場に終わり、トレードで阪神に移籍。移籍後もしばらくは2軍生活が続いたが、「つちのこバット」を使用するようになった79年から出場機会が増え、
 80年には外野手の定位置を掴んでリーグ2位の34盗塁をマーク。その後83年には再度トレードで大洋に移籍すると、高木豊、屋舗要とともに「スーパーカートリオ」の1人として活躍し、85年には自己最多の48盗塁をマーク。プロ21年目の90年に引退し、その後は持ち前の明るいキャラクターを活かして解説者として活動するも、08年に肺ガンにより58歳でこの世を去った。
 プロ17年目にして初の選出となった86年の球宴では第1戦で山本浩二に代わって左翼手として途中出場し、8回にアニマルから安打。第2,3戦ではスタメン出場も果たし、第2戦では山田久志から安打、東尾修から二塁打を放つなど、4打数2安打1盗塁と活躍を見せた。


346 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/13(日) 00:08:15 arodUFmI

【パ・リーグ】

・石本貴昭(近鉄・投手・当時23歳) 滝川高→80年ドラフト1位→近鉄(81-91)→中日(91-92)

86年成績:64登板 8勝3敗 32S 117.0投球回 89奪三振 58与四球 106被安打 防3.38
通算成績:267登板 35勝19敗 48S 487.2投球回 313奪三振 271与四球 459被安打 防4.04
球宴成績:2登板 1勝0敗 0S 5.0投球回 5奪三振 0与四球 4被安打 防3.60

※滝川高ではエースとして、80年に甲子園で春夏連続出場。近鉄からの1位指名を受けてプロ入りを果たすと、直球とスライダーを武器に5年目の85年に1軍定着。リリーフとしてリーグ最多の70試合に登板して19勝3敗7セーブの好成績を挙げ、最高勝率のタイトルを獲得。
 翌86年にはリーグ最多の34セーブをあげ、2年連続で最優秀救援投手となった。87年にも3年連続リーグ最多となる50試合に登板するも、酷使による疲労は徐々に身体を蝕み、徐々に登板機会が減少。91年にはトレードで中日に移籍するもかつての力は取り戻せず、92年に引退。
 その後は打撃投手やフロントでの活動を続けた。唯一選出された86年の球宴では第1戦で高木豊に2ランを浴びるも打線の援護に恵まれ、3回2失点で勝利投手に。第3戦でも2番手として2回無失点に抑えるなど、大舞台でもフル回転の活躍を見せた。

・アニマル・レスリー(阪急・投手・当時27歳) 阪急(86-87)

86年成績:42登板 5勝3敗 19S 51.1投球回 39奪三振 23与四球 57被安打 防2.63
通算成績:60登板 7勝5敗 24S 69.0投球回 58奪三振 33与四球 75被安打 防3.00
球宴成績:2登板 1勝0敗 0S 2.1投球回 2奪三振 3与四球 4被安打 防3.86

※MLBでは通算54試合に登板。86年に来日して阪急に入団すると、抑え投手として起用され、19セーブをマーク。マウンド上で雄叫びをあげたり、勝利時には味方捕手をボコボコ殴る荒々しいパフォーマンスで人気を博した。
 しかし2年目の87年は不調に終わり、同年限りで引退。その後はワイルドな性格を見出されて「亜仁丸レスリー」の芸名で日本でタレント活動を行い、「風雲たけし城」などのバラエティ番組にも出演した。
 球宴では第1戦で2点リードの8回に登板するも、バースに適時打を浴びるなど3安打1失点で途中降板。しかし続く第2戦では延長10回、1死満塁の場面で登板すると衣笠祥雄、岡田彰布を連続で打ち取り、さらに続く11回も無失点に。チームはその裏にサヨナラ勝ちし、自身も見事勝利投手となった。

・西川佳明(南海・投手・当時23歳) PL学園高→法政大→85年ドラフト1位→南海・ダイエー(86-90)→阪神(91-92)

86年成績:26登板 10勝10敗 1S 159.2投球回 75奪三振 44与四球 165被安打 防3.89
通算成績:110登板 25勝39敗 1S 508.2投球回 238奪三振 206与四球 575被安打 防4.95
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 3奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※PL学園高では81年春の選抜で5試合、45イニングを投げて防御率0.20、さらに印旛高との決勝戦では自ら優勝を決める逆転サヨナラ打も放つ獅子奮迅の活躍を見せ、さらに法政大でも六大学リーグ歴代最多の16連勝をマークし、84年にはロサンゼルス五輪で金メダルも獲得。
 そんな華々しい経歴を引っ提げて1位指名を受けて南海に入団。南海では1年目の86年から先発の一員として起用され、10勝をマーク。その後88年には開幕投手も務めたが、成績は思うように伸びず、90年オフにトレードで阪神に移籍するも2年間で5試合の登板に終わり、92年に引退した。
 ルーキーながら監督推薦で選出された86年の球宴では本拠地・大阪球場で行われた第2戦に先発。初回から真弓明信、高木豊から連続三振を奪い、高校時代の同級生である吉村禎章も打ち取るなど3回を無失点に抑える見事な投球で、期待に応えた。


347 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/13(日) 00:18:21 ieqoLllo
川藤のは珍プレーで見たことあるなぁ


348 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/13(日) 00:22:04 GKf0Gci6
>>345
荒木大輔1回のみとは意外
野村ヤクルトが優勝した年とか出てるのかと思ってました

浪速の春団治(福井県出身)の川藤ホント草
王さんに腕回されたら行かなしゃーないは名言


349 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/14(月) 00:01:57 kLQ08XNo

【第37回・1987年】

【1987年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 広:8人 巨:8人 神:3人 洋:3人 中:6人 ヤ:2人(1) 計:30人

監督:阿南準郎(広島・49歳)

コーチ:王貞治(巨人・47歳)
コーチ:吉田義男(阪神・54歳)

【ファン投票選出】

投手:桑田真澄(巨人・19歳)   ※初
   (28登板 15勝6敗 0S 207.2投球回 151奪三振 43与四球 177被安打 防2.17)

捕手:山倉和博(巨人・31歳)   ※7年連続7度目(ファン投票は6年連続6度目)
   (128試合 .273 (395-108) 22本 66打点 74三振 55四球 3盗塁 出塁率.362 OPS.848)

一塁:ホーナー(ヤクルト・29歳) ※初→出場辞退
   (93試合 .327 (303-99) 31本 73打点 65三振 50四球 0盗塁 出塁率.423 OPS1.106)

二塁:篠塚利夫(巨人・30歳)   ※6年連続6度目(ファン投票は3年ぶり4度目)
   (115試合 .333 (429-143) 7本 49打点 52三振 14四球 4盗塁 出塁率.353 OPS.808)

三塁:原辰徳(巨人・29歳)    ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (123試合 .307 (433-133) 34本 95打点 61三振 44四球 7盗塁 出塁率.372 OPS.968)

遊撃:宇野勝(中日・29歳)    ※初
   (130試合 .270 (471-127) 30本 80打点 75三振 61四球 9盗塁 出塁率.352 OPS.855)

外野:松本匡史(巨人・33歳)   ※2年ぶり6度目
   (106試合 .244 (365-89) 3本 20打点 74三振 24四球 13盗塁 出塁率.340 OPS.695)

外野:吉村禎章(巨人・24歳)   ※2年連続2度目
   (127試合 .322 (428-138) 30本 86打点 62三振 24四球 5盗塁 出塁率.357 OPS.949)

外野:広沢克己(ヤクルト・25歳) ※初
   (130試合 .284 (461-131) 19本 60打点 105三振 41四球 9盗塁 出塁率.346 OPS.813)


350 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/14(月) 00:02:46 kLQ08XNo

【監督推薦】

投手:大野豊(広島・31歳)   ※2年ぶり5度目
   (25登板 13勝5敗 0S 159.2投球回 145奪三振 35与四球 144被安打 防2.93)

投手:津田恒実(広島・26歳)  ※2年連続3度目
   (47登板 3勝4敗 18S 65.2投球回 60奪三振 22与四球 62被安打 防1.64)

投手:川口和久(広島・28歳)  ※2年連続3度目
   (27登板 12勝11敗 0S 183.1投球回 184奪三振 62与四球 154被安打 防2.95)

投手:江川卓(巨人・33歳)   ※8年連続8度目
   (26登板 13勝5敗 0S 166.2投球回 113奪三振 49与四球 150被安打 防3.51)

投手:鹿取義隆(巨人・30歳)  ※初
   (63登板 7勝4敗 18S 94.2投球回 70奪三振 16与四球 66被安打 防1.90)

投手:中西清起(阪神・25歳)  ※初
   (61登板 6勝8敗 14S 103.2投球回 56奪三振 29与四球 105被安打 防3.91)

投手:斉藤明夫(大洋・32歳)  ※2年ぶり6度目
   (39登板 4勝1敗 15S 70.2投球回 36奪三振 16与四球 57被安打 防2.17)

投手:新浦寿夫(大洋・36歳)  ※8年ぶり5度目(移籍後初)
   (25登板 11勝12敗 0S 152.0投球回 107奪三振 47与四球 151被安打 防4.26)

投手:鈴木孝政(中日・33歳)  ※2年ぶり7度目
   (30登板 9勝6敗 0S 130.0投球回 60奪三振 29与四球 147被安打 防4.50)

投手:小松辰雄(中日・28歳)  ※2年ぶり3度目
   (28登板 17勝6敗 0S 200.1投球回 147奪三振 41与四球 167被安打 防2.74)

投手:杉本正(中日・28歳)   ※2年連続3度目
   (28登板 13勝9敗 0S 158.0投球回 85奪三振 45与四球 180被安打 防4.33)

捕手:達川光男(広島・32歳)    ※2年連続3度目
   (130試合 .256 (418-107) 8本 34打点 40三振 38四球 2盗塁 出塁率.327 OPS.683)

捕手:八重樫幸雄(ヤクルト・36歳) ※2年ぶり3度目
   (120試合 .280 (400-112) 9本 47打点 69三振 24四球 2盗塁 出塁率.322 OPS.719)

内野:衣笠祥雄(広島・40歳) ※8年連続13度目
   (130試合 .249 (370-92) 17本 48打点 61三振 23四球 2盗塁 出塁率.297 OPS.730)

内野:小早川毅彦(広島・25歳) ※3年ぶり2度目
   (124試合 .286 (420-120) 24本 93打点 96三振 37四球 5盗塁 出塁率.351 OPS.853)

内野:正田耕三(広島・25歳)  ※初
   (123試合 .333 (393-131) 0本 26打点 35三振 24四球 30盗塁 出塁率.387 OPS.792)

内野:バース(阪神・33歳)   ※4年連続4度目
   (123試合 .320 (453-145) 37本 79打点 70三振 82四球 2盗塁 出塁率.403 OPS1.011)

内野:落合博満(中日・33歳)  ※7年連続7度目(移籍後初)
   (125試合 .331 (432-143) 28本 85打点 51三振 81四球 1盗塁 出塁率.435 OPS1.037)

内野:ゲーリー(中日・32歳)  ※初(ホーナーの出場辞退による補充)
   (87試合 .317 (331-105) 24本 54打点 51三振 22四球 2盗塁 出塁率.360 OPS.952)

外野:山崎隆造(広島・29歳) ※3年ぶり2度目
   (130試合 .294 (487-143) 12本 43打点 71三振 40四球 23盗塁 出塁率.330 OPS.707)

外野:真弓明信(阪神・34歳) ※3年連続7度目
   (119試合 .270 (455-123) 23本 53打点 55三振 44四球 4盗塁 出塁率.334 OPS.800)

外野:屋舗要(大洋・28歳)  ※初
   (130試合 .291 (526-153) 9本 57打点 86三振 25四球 48盗塁 出塁率.321 OPS.716)


351 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/14(月) 00:03:21 kLQ08XNo

【パ・リーグ】 西:8人 近:7人 急:5人 ロ:3人 日:4人 南:3人 計:30人

監督:森祇晶(西武・50歳)

コーチ:岡本伊三美(近鉄・56歳)
コーチ:上田利治(阪急・50歳)

【ファン投票選出】

投手:工藤公康(西武・24歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (27登板 15勝4敗 0S 223.2投球回 175奪三振 64与四球 181被安打 防2.41)

捕手:伊東勤(西武・24歳)   ※4年連続4度目(ファン投票は初)
   (124試合 .247 (405-100) 10本 51打点 77三振 34四球 7盗塁 出塁率.311 OPS.671)

一塁:清原和博(西武・19歳)  ※2年連続2度目
   (130試合 .259 (444-115) 29本 83打点 88三振 80四球 11盗塁 出塁率.382 OPS.907)

二塁:大石大二郎(近鉄・28歳) ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (130試合 .265 (532-141) 5本 42打点 58三振 39四球 41盗塁 出塁率.316 OPS.673)

三塁:石毛宏典(西武・30歳)  ※7年連続7度目(三塁手としては初)
   (130試合 .269 (525-141) 11本 41打点 89三振 47四球 14盗塁 出塁率.331 OPS.701)

遊撃:村上隆行(近鉄・21歳)  ※初
   (109試合 .240 (342-82) 13本 39打点 80三振 18四球 6盗塁 出塁率.282 OPS.689)

外野:秋山幸二(西武・25歳)  ※3年連続3度目(外野手としては初)
   (130試合 .262 (496-130) 43本 94打点 102三振 48四球 38盗塁 出塁率.329 OPS.886)

外野:金森栄治(西武・30歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (91試合 .243 (268-65) 2本 22打点 25三振 13四球 3盗塁 出塁率.279 OPS.600)

外野:吉竹春樹(西武・26歳)  ※初
   (77試合 .265 (200-53) 5本 16打点 35三振 6四球 4盗塁 出塁率.288 OPS.643)


352 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/14(月) 00:04:01 kLQ08XNo

【監督推薦】

投手:東尾修(西武・37歳)    ※4年連続10度目
   (28登板 15勝9敗 0S 222.2投球回 85奪三振 29与四球 215被安打 防2.59)

投手:小野和義(近鉄・21歳)   ※2年連続2度目
   (28登板 11勝11敗 0S 190.1投球回 138奪三振 56与四球 169被安打 防4.07)

投手:阿波野秀幸(近鉄・23歳)  ※初
   (32登板 15勝12敗 0S 249.2投球回 201奪三振 58与四球 211被安打 防2.88)

投手:山田久志(阪急・38歳)   ※4年連続15度目
   (17登板 7勝7敗 0S 113.2投球回 36奪三振 35与四球 113被安打 防3.72)

投手:山沖之彦(阪急・28歳)   ※初
   (32登板 19勝10敗 0S 245.1投球回 155奪三振 38与四球 230被安打 防2.75)

投手:星野伸之(阪急・21歳)   ※初
   (29登板 11勝12敗 0S 179.0投球回 170奪三振 67与四球 138被安打 防3.87)

投手:牛島和彦(ロッテ・26歳)  ※3年ぶり3度目(移籍後初)
   (41登板 2勝4敗 24S 55.2投球回 59奪三振 16与四球 46被安打 防1.29)

投手:松浦宏明(日本ハム・21歳) ※初
   (48登板 8勝5敗 8S 96.2投球回 91奪三振 43与四球 83被安打 防3.54)

投手:山内和宏(南海・29歳)   ※3年ぶり3度目
   (31登板 10勝11敗 0S 207.0投球回 146奪三振 71与四球 178被安打 防3.22)

投手:藤本修二(南海・23歳)   ※初
   (31登板 15勝8敗 2S 217.0投球回 126奪三振 60与四球 203被安打 防3.15)

捕手:山下和彦(近鉄・24歳)   ※初
   (116試合 .217 (286-62) 6本 24打点 79三振 18四球 0盗塁 出塁率.270 OPS.578)

捕手:田村藤夫(日本ハム・27歳) ※2年連続2度目
   (125試合 .275 (454-125) 12本 60打点 70三振 37四球 5盗塁 出塁率.333 OPS.727)

内野:デービス(近鉄・33歳)   ※初
   (91試合 .337 (341-115) 16本 49打点 39三振 40四球 2盗塁 出塁率.408 OPS.930)

内野:西村徳文(ロッテ・27歳)  ※2年ぶり2度目
   (114試合 .264 (440-116) 2本 27打点 49三振 29四球 41盗塁 出塁率.311 OPS.631)

内野:白井一幸(日本ハム・26歳) ※初
   (130試合 .265 (499-132) 15本 63打点 78三振 41四球 21盗塁 出塁率.322 OPS.717)

外野:新井宏昌(近鉄・35歳)    ※初
   (128試合 .366 (503-184) 13本 67打点 26三振 34四球 5盗塁 出塁率.403 OPS.910)

外野:福本豊(阪急・39歳)     ※16年連続17度目
   (101試合 .287 (349-100) 5本 33打点 35三振 33四球 6盗塁 出塁率.346 OPS.764)

外野:石嶺和彦(阪急・26歳)    ※2年連続2度目
   (127試合 .317 (495-157) 34本 91打点 69三振 37四球 1盗塁 出塁率.372 OPS.944)

外野:高沢秀昭(ロッテ・28歳)   ※2年連続3度目
   (128試合 .292 (455-133) 11本 50打点 54三振 33四球 27盗塁 出塁率.351 OPS.769)

外野:ブリューワ(日本ハム・29歳) ※初
   (129試合 .303 (478-145) 35本 98打点 74三振 71四球 2盗塁 出塁率.391 OPS.968)

外野:門田博光(南海・39歳)    ※3年ぶり10度目
   (126試合 .317 (379-120) 31本 69打点 66三振 74四球 1盗塁 出塁率.428 OPS1.032)


353 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/14(月) 00:04:19 kLQ08XNo

【1987年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 7-4 セ 7月25日・西武・パ56勝40敗4分
(勝:山田 1勝 敗:小松 1敗 S:牛島 1S)

※パは3-2の1点差で迎えた6回に、石嶺、清原の適時打と高沢の3ランで一挙5点を奪って逆転。3番手で登板した山田が球宴史上最多の7勝目をあげた。MVPは高沢秀昭。

第2戦
セ 3-8 パ 7月26日・横浜・パ57勝40敗4分
(勝:小野 1勝 敗:杉本 1敗 S:松浦 1S)

※パが連日の逆転勝利。3点を追う4回に清原の適時二塁打などで1点差とすると、続く5回には代打・大石のソロで同点に。そして7回には石毛の3ランで勝ち越しに成功した。MVPは石毛宏典。

第3戦
セ 7-9 パ 7月28日・甲子園・パ58勝40敗4分
(勝:阿波野 1勝 敗:桑田 1敗 S:牛島 2S)

※パが13年ぶりの3戦3勝。初回に清原が桑田から2ランを放つなど3点を先制すると、6回には村上のソロ、7回にはデービス、石嶺、村上と1イニング3本塁打。セと合わせて歴代最多タイの1試合8本塁打の空中戦を制した。MVPは清原和博。


354 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/14(月) 00:04:58 kLQ08XNo

【第37回・1987年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・ボブ・ホーナー(ヤクルト・一塁手・当時29歳) ヤクルト(87)

87年成績:93試合 .327 (303-99) 31本 73打点 65三振 50四球 0盗塁 出塁率.423 OPS1.106
通算成績:同上
球宴成績:出場辞退

※78年のMLBドラフト全体1位でブレーブスに入団すると、1年目から23本塁打を放って新人王を獲得。翌79,80年には2年連続で30本塁打を放つなど、MLBでは10年間で215本塁打をマーク。そんなバリバリのメジャーリーガーが87年に来日し、ヤクルトに入団。
 すると開幕から4試合で6本塁打を放つなど実力を発揮してファンを湧かせ、気付けば「ホーナー旋風」と呼ばれる社会現象を巻き起こした。故障もあって93試合の出場に終わるも、打率.327 31本の好成績を残した。翌年からはMLBに復帰し、89年に引退。
 その後は93年春季キャンプでヤクルトの臨時コーチも務めた。87年の球宴ではファン投票1位で一塁手として選出されるも、腰を痛めて出場辞退。MLBでは82年にオールスターに出場しており、万全であれば初の日米オールスター出場選手となっていた。

・ゲーリー・レーシッチ(中日・内野手・当時32歳) 中日(86-88)

87年成績:87試合 .317 (331-105) 24本 54打点 51三振 22四球 2盗塁 出塁率.360 OPS.952
通算成績:317試合 .283 (1175-332) 76本 189打点 207三振 86四球 6盗塁 出塁率.336 OPS.868
球宴成績:3試合 .167 (6-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.167 OPS.500

※76年にアストロズに入団し、82年にメッツでメジャーデビュー。その後86年に来日して中日に入団。1年目からチームの中軸を担い、5月に津田恒美から、9月には尾花高夫からそれぞれサヨナラ本塁打を放つなど、リーグ3位タイの36本塁打をマーク。
 2年目の87年には故障もあって87試合の出場ながら打率3割もマークし、3年目の88年には4番打者としてチームの優勝にも貢献した。同年限りで引退し、その後はMLBのスカウトとして活動した。
 上記のホーナーが出場辞退したため、その代替選手として87年の球宴に出場。第1戦では5番・左翼手として出場し、初回に星野伸之から二塁打を放つも、以降5打席は快音は生まれなかった。

・屋舗要(大洋・外野手・28歳) 三田学園高→77年ドラフト6位→大洋(78-93)→巨人(94-95)

87年成績:130試合 .291 (526-153) 9本 57打点 86三振 25四球 48盗塁 出塁率.321 OPS.716
通算成績:1628試合 .269 (4263-1146) 58本 375打点 804三振 343四球 327盗塁 出塁率.323 OPS.686
球宴成績:3試合 .333 (6-2) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS1.000

※77年のドラフト6位で大洋に入団すると、3年目の80年から1軍で台頭。高木豊、加藤博一とともに「スーパーカートリオ」を結成し、85年には自己最多の58盗塁をマークすると、翌86年からは3年連続で盗塁王を獲得し、守備でも忍者のような華麗なプレーを見せ、84〜88年に5年連続でGG賞を獲得。
 その後チームが横浜となった93年に他のベテラン選手とともに自由契約となり、巨人に移籍し翌94年には日本一に貢献した。95年の引退後は巨人のコーチも務め、現在は解説者を務める傍らで、鉄道に造詣が深いことでも知られ、模型のレイアウトを自作したり、写真が鉄道雑誌で特集されるなどその活動は多岐に渡る。
 通算で1628試合に出場、歴代23位の327盗塁を記録する名選手であるものの、球宴選出は意外にも1度のみ。本拠地・横浜で行われた第2戦では1番・中堅でスタメンし、3回に東尾修から三塁打を放ち、また第3戦では9回裏に代打で出場し、ショートへの内野安打を放つなどその快足っぷりを披露した。

【パ・リーグ】

・松浦宏明(日本ハム・投手・当時21歳) 船橋法典高→84年ドラフト外→日本ハム(85-95)→横浜(95)

87年成績:48登板 8勝5敗 8S 96.2投球回 91奪三振 43与四球 83被安打 防3.54
通算成績:230登板 54勝46敗 14S 765.0投球回 585奪三振 393与四球 725被安打 防4.32
球宴成績:1登板 0勝0敗 1S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※ドラフト外で84年オフに日本ハムに入団。2年目の86年に2軍で最多勝を獲得し、翌年には1軍に定着。敗戦処理として登板した直後にチームが逆転勝利するケースが相次いだことから「逆転のマツ」と呼ばれるようになる。
 また翌88年には同僚の西崎幸広、西武・渡辺久信とともに15勝をマークして最多勝のタイトルを獲得し、付けていた背番号0から「ゼロ戦のマツ」とも呼ばれた。その後も先発として活躍するも、95年にトレードで横浜に移籍し同年限りで引退。
 引退後は横浜市内に整骨院を開業し院長を務める傍ら、中国の女子野球チームの指導者としても活動している。球宴には最多勝を獲得した年ではなく、その1年前の87年のみ出場。第2戦では4番手として8回から登板し、2回をパーフェクトに抑えてセーブをあげている。

・藤本修二(南海・投手・当時23歳) 今治西高→82年ドラフト5位→南海・ダイエー(83-90)→阪神(91-92)→西武(93-95)

87年成績:31登板 15勝8敗 2S 217.0投球回 126奪三振 60与四球 203被安打 防3.15
通算成績:240登板 53勝71敗 6S 1091.1投球回 588奪三振 440与四球 1120被安打 防4.63
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 0奪三振 0与四球 3被安打 防3.00

※今治西高では81年夏にベスト8を経験し、翌82年のドラフトで5位指名を受けて南海に入団。2年目の84年から先発ローテの一員となり、87年には自己最多の15勝をマークするなど、3年連続で2桁勝利を記録。しかし球団が福岡に移転し、ダイエーとなった89年以降は右太腿の故障に加え、監督に就任した田淵幸一とも確執を起こし、
 90年オフに5対4の大型トレードで阪神に移籍。しかし往年の力は取り戻せず、92年オフに戦力外となり、テスト入団で西武に移籍し、95年に引退。その後は阪神の打撃投手などを経て現在は阪神の選手寮「虎風荘」の寮長を務める。南海時代のキャンプ中に野良猫に餌をあげようとしたところ、
 猫に指を嚙まれて1週間投球練習が出来なくなったことから「ニャンコ」の愛称が付けられた。87年の球宴では第1戦の2番手として登板。3回に落合博満に適時二塁打を浴びるも、以降は無失点に抑えて3回1失点とまずまずの投球を見せた。


355 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/14(月) 00:05:13 kLQ08XNo

・山下和彦(近鉄・捕手・当時24歳) 柳ヶ浦高→新日本製鐵大分→84年ドラフト4位→近鉄(85-94)→日本ハム(95-98)

87年成績:116試合 .217 (286-62) 6本 24打点 79三振 18四球 0盗塁 出塁率.270 OPS.578
通算成績:910試合 .218 (1747-380) 30本 159打点 425三振 119四球 5盗塁 出塁率.274 OPS.580
球宴成績:1試合 .000 (1-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※84年ドラフト4位で近鉄に入団。当時正捕手を務めていた梨田昌孝の故障もあって86年に1軍デビューを果たすと、その梨田に代わって翌年からは正捕手に定着。89年にはチームのリーグ優勝に貢献し、ベストナインも獲得する。
 その後は光山英和や古久保健二の台頭もあり、徐々に出場機会も減少し、95年に日本ハムに移籍。日本ハムでは頼れるベテランとして主に若手投手やグロスと組み、試合終盤のリリーフ捕手としても活躍した。98年に引退後は横浜や近鉄、楽天のコーチを歴任した。
 内角をしつこく突くリードから「マムシ」の愛称でも親しまれた。3年目の87年に球宴に抜擢されるも、3試合すべてに出場した伊東勤、田村藤夫とは対照的に出番に恵まれず、第3戦で同僚の阿波野秀幸とバッテリーを組んで先発するも、その阿波野が降板した直後の4回表に田村を代打に出され、わずか1打席しか立てなかった。

・村上隆行(近鉄・遊撃手・当時21歳) 大牟田高→83年ドラフト3位→近鉄(84-00)→西武(01)

87年成績:109試合 .240 (342-82) 13本 39打点 80三振 18四球 6盗塁 出塁率.282 OPS.689
通算成績:1380試合 .258 (3552-916) 147本 464打点 847三振 250四球 68盗塁 出塁率.308 OPS.758
球宴成績:3試合 .750 (4-3) 2本 4打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.750 OPS3.250

※近鉄では2年目の85年に中西太コーチの指導のもとで打撃の才能が開花し、遊撃手のレギュラーを獲得して16本塁打をマーク。その翌年には自己最多の22本塁打を放つ。その後は遊撃の座を真喜志康永に譲って外野手に転向。新井宏昌、鈴木貴久、ブライアントと層の厚い外野争いの中で長打力と勝負強さでアピールし、89年には優勝に貢献。
 その後も90年代にかけての「いてまえ打線」で活躍し、01年にトレードで移籍した西武で引退。その後は解説者や関西独立リーグ・06BULLSの監督として活動し、現在は中日の打撃コーチを務めている。
 近鉄では17年間の間プレーし続けたが、球宴選出は1度のみ。しかしその活躍は凄まじく、第2戦では途中出場で9回に適時二塁打を放つと、第3戦では6回に鈴木孝政から、7回には中西清起から2打席連続本塁打を放ち、大舞台で大活躍を果たした。

・リチャード・デービス(近鉄・内野手・当時33歳) 近鉄(84-88)

87年成績:91試合 .337 (341-115) 16本 49打点 39三振 40四球 2盗塁 出塁率.408 OPS.930
通算成績:461試合 .331 (1703-564) 117本 322打点 195三振 185四球 8盗塁 出塁率.397 OPS.983
球宴成績:3試合 .444 (9-4) 1本 3打点 0三振 0四球 1盗塁 出塁率.444 OPS1.444

※MLBでは6年間で4球団を渡り歩き、通算403試合、27本塁打。近鉄球団の対応の悪さに耐え切れずに退団したドン・マネーの代役として84年のシーズン途中に急遽契約を結ぶと、78試合の出場で18本塁打を放って4番に定着。翌85年には6試合連続本塁打を記録するなど打率.343 40本 109打点の好成績を残すも、奇しくもこの年落合博満が三冠王となりタイトルは得られず。
 その後も毎年打率3割超の好成績を残していたが、88年6月に大麻所持で逮捕され解雇。なお彼の退団を受けて中日から急遽獲得したのが、後に大活躍するブライアントである。また、86年には東尾修から死球を受けた際の大乱闘も度々語り草となっている。
 来日4年目で初の選出となった87年の球宴では上記の村上とともに大活躍。第2戦では2安打を放つと、4番・三塁でスタメンした第3戦では、こちらも中西清起から7回にソロを放つなど3試合で計4安打2打点をあげた。

・吉竹春樹(西武・外野手・当時26歳) 九州産業高→78年ドラフト外→阪神(79-86)→西武(87-96)

87年成績:77試合 .265 (200-53) 5本 16打点 35三振 6四球 4盗塁 出塁率.288 OPS.643
通算成績:1128試合 .261 (2116-553) 34本 189打点 379三振 173四球 68盗塁 出塁率.319 OPS.681
球宴成績:3試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※阪神には投手として入団し、1年目は打撃投手としてプレーするも2年目の80年に野手に転向。すると5年目の83年には226打席ながら打率.330の好成績を残して1軍で頭角を現し、85年には外野の準レギュラーとしてチームの日本一に貢献した。
 その後86年オフに田尾安志との1対2のトレードで西武に移籍すると、その後も長らく準レギュラーとして活躍し96年に引退。その後は阪神のコーチを務め、15〜16年にはBC・福井の監督も経験。現在は母校・九州産業高の監督を務めている。
 西武に移籍1年目でかつ、プロ18年間で唯一の出場となった87年の球宴ではファン投票1位で外野手として選出。しかし計9人も外野手が選出されたこともあって3試合すべてでスタメン出来ず、打席も第3戦の8回に立った1度のみと出番は少なかった。

・トニー・ブリューワ(日本ハム・外野手・当時29歳) 日本ハム(86-90)

87年成績:129試合 .303 (478-145) 35本 98打点 74三振 71四球 2盗塁 出塁率.391 OPS.968
通算成績:498試合 .307 (1873-575) 99本 302打点 275三振 239四球 15盗塁 出塁率.387 OPS.908
球宴成績:3試合 .143 (7-1) 0本 0打点 3三振 0四球 0盗塁 出塁率.143 OPS.286

※84年にドジャースでMLBデビューすると、86年に来日して日本ハムに入団。長距離砲としての期待に応え、1年目から打率.321 20本の好成績をあげると、翌87年には打率.303 35本 98打点とキャリアハイの成績を残して外野手のベストナインも獲得する。
 その翌88年には腰の故障で丸々1年を棒に振るも、球団の恩情により残留し、89年には打率.306 27本と復活。しかし90年には成績がやや落ち込んだ上に、伊藤敦規から死球を受けた際に激昂して顎にラリアットを喰らわせるなどシーズン3度の退場処分を喰らったこともあり同年限りで退団となった。
 来日2年目に選出された球宴では、第1戦で3番・右翼手としてスタメンするも2打席連続三振で交代。第2戦では途中出場で5回に新浦寿夫から安打を放つも、結果的にこれが唯一の安打となった。


356 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/14(月) 05:41:57 PpvRtx3.
>>353
清原3試合とも打点あげててオールスターなんかの大舞台に強すぎる
パが3連勝して元々ついてた差が更に大きくついてしまった
下手したら来年20勝差になってしまう

>>354
ニャンコのエピソード草


357 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 00:06:43 ftzqajyM

【第38回・1988年】

【1988年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:7人(2) 中:5人 広:6人 ヤ:4人 洋:4人 神:4人 計:30人

監督:王貞治(巨人・48歳)

コーチ:星野仙一(中日・41歳)
コーチ:阿南準郎(広島・50歳)

【ファン投票選出】

投手:桑田真澄(巨人・20歳)   ※2年連続2度目
   (27登板 10勝11敗 0S 198.1投球回 139奪三振 53与四球 174被安打 防3.40)

捕手:山倉和博(巨人・32歳)   ※8年連続8度目(ファン投票は7年連続7度目)→出場辞退
   (58試合 .170 (153-26) 4本 17打点 27三振 19四球 1盗塁 出塁率.260 OPS.528)

一塁:中畑清(巨人・34歳)    ※3年ぶり6度目(ファン投票は4年ぶり5度目)
   (124試合 .295 (444-131) 10本 46打点 35三振 28四球 5盗塁 出塁率.338 OPS.790)

二塁:篠塚利夫(巨人・31歳)   ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (116試合 .316 (414-131) 6本 58打点 31三振 29四球 2盗塁 出塁率.362 OPS.770)

三塁:原辰徳(巨人・30歳)    ※8年連続8度目(ファン投票は3年連続7度目)
   (126試合 .300 (467-140) 31本 81打点 63三振 61四球 5盗塁 出塁率.382 OPS.936)

遊撃:立浪和義(中日・18歳)   ※初
   (110試合 .223 (336-75) 4本 18打点 53三振 42四球 22盗塁 出塁率.317 OPS.626)

外野:吉村禎章(巨人・25歳)   ※3年連続3度目→出場辞退
   (65試合 .302 (222-67) 13本 39打点 23三振 26四球 4盗塁 出塁率.373 OPS.913)

外野:広沢克己(ヤクルト・26歳) ※2年連続2度目
   (130試合 .288 (496-143) 30本 80打点 111三振 43四球 13盗塁 出塁率.344 OPS.867)

外野:ポンセ(大洋・29歳)    ※初
   (130試合 .292 (497-145) 33本 102打点 69三振 49四球 5盗塁 出塁率.357 OPS.923)


358 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 00:07:26 ftzqajyM

【監督推薦】

投手:槙原寛己(巨人・24歳)   ※初
   (27登板 10勝13敗 0S 208.2投球回 187奪三振 43与四球 170被安打 防2.16)

投手:水野雄仁(巨人・22歳)   ※初
   (23登板 6勝6敗 1S 117.0投球回 89奪三振 35与四球 108被安打 防3.23)

投手:郭源治(中日・31歳)    ※4年ぶり3度目
   (61登板 7勝6敗 37S 111.0投球回 94奪三振 31与四球 73被安打 防1.95)

投手:小野和幸(中日・25歳)   ※2年ぶり2度目(移籍後初)
   (29登板 18勝4敗 0S 187.0投球回 106奪三振 44与四球 173被安打 防2.60)

投手:北別府学(広島・31歳)   ※5年ぶり6度目
   (27登板 11勝12敗 0S 209.2投球回 112奪三振 27与四球 224被安打 防3.13)

投手:大野豊(広島・32歳)    ※2年連続6度目
   (24登板 13勝7敗 0S 185.0投球回 183奪三振 39与四球 132被安打 防1.70)

投手:津田恒実(広島・27歳)   ※3年連続4度目
   (47登板 5勝9敗 20S 72.1投球回 56奪三振 24与四球 64被安打 防3.86)

投手:川口和久(広島・29歳)   ※3年連続4度目
   (27登板 13勝10敗 0S 190.2投球回 179奪三振 72与四球 155被安打 防2.51)

投手:尾花高夫(ヤクルト・30歳) ※3年ぶり3度目
   (31登板 9勝16敗 0S 232.0投球回 125奪三振 42与四球 242被安打 防2.87)

投手:伊東昭光(ヤクルト・25歳) ※初
   (55登板 18勝9敗 17S 122.2投球回 72奪三振 25与四球 120被安打 防3.15)

投手:新浦寿夫(大洋・37歳)   ※2年連続6度目
   (29登板 10勝11敗 0S 160.1投球回 110奪三振 66与四球 147被安打 防4.32)

投手:中山裕章(大洋・20歳)   ※初
   (70登板 10勝6敗 24S 142.1投球回 118奪三振 52与四球 124被安打 防2.28)

投手:中西清起(阪神・26歳)   ※2年連続2度目
   (46登板 8勝9敗 15S 91.0投球回 54奪三振 26与四球 91被安打 防4.45)

捕手:中村武志(中日・21歳) ※初
   (98試合 .236 (267-63) 5本 21打点 63三振 29四球 2盗塁 出塁率.312 OPS.672)

捕手:達川光男(広島・33歳) ※3年連続4度目(山倉和博の出場辞退による補充)
   (122試合 .261 (383-100) 6本 38打点 29三振 30四球 2盗塁 出塁率.327 OPS.669)

捕手:木戸克彦(阪神・27歳) ※2年ぶり2度目
   (121試合 .254 (351-89) 6本 38打点 62三振 35四球 0盗塁 出塁率.321 OPS.672)

内野:落合博満(中日・34歳)   ※8年連続8度目
   (130試合 .293 (450-132) 32本 95打点 70三振 98四球 3盗塁 出塁率.418 OPS.998)

内野:正田耕三(広島・26歳)   ※2年連続2度目
   (104試合 .340 (394-134) 3本 23打点 37三振 29四球 16盗塁 出塁率.389 OPS.808)

内野:池山隆寛(ヤクルト・22歳) ※初
   (130試合 .254 (504-128) 31本 81打点 120三振 31四球 12盗塁 出塁率.304 OPS.792)

内野:高木豊(大洋・29歳)    ※2年ぶり5度目
   (114試合 .300 (416-125) 7本 46打点 45三振 59四球 29盗塁 出塁率.385 OPS.801)

内野:岡田彰布(阪神・30歳)   ※2年ぶり6度目
   (127試合 .267 (454-121) 23本 72打点 75三振 63四球 10盗塁 出塁率.355 OPS.826)

外野:真弓明信(阪神・35歳) ※4年連続8度目
   (130試合 .270 (478-129) 17本 67打点 85三振 31四球 7盗塁 出塁率.314 OPS.726)

外野:呂明賜(巨人・23歳)  ※初
   (79試合 .255 (274-38) 16本 40打点 43三振 32四球 4盗塁 出塁率.333 OPS.808)


359 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 00:07:56 ftzqajyM

【パ・リーグ】 西:7人 急:5人 日:4人 南:4人 ロ:5人 近:5人 計:30人

監督:森祇晶(西武・51歳)

コーチ:上田利治(阪急・51歳)
コーチ:高田繁(日本ハム・43歳)

【ファン投票選出】

投手:西崎幸広(日本ハム・24歳) ※初
   (29登板 15勝11敗 0S 241.2投球回 181奪三振 73与四球 211被安打 防2.50)

捕手:伊東勤(西武・25歳)    ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (129試合 .252 (429-108) 11本 56打点 68三振 50四球 2盗塁 出塁率.330 OPS.719)

一塁:清原和博(西武・20歳)   ※3年連続3度目
   (130試合 .286 (451-129) 31本 77打点 102三振 82四球 5盗塁 出塁率.410 OPS.949)

二塁:辻発彦(西武・29歳)    ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (130試合 .263 (419-110) 3本 39打点 51三振 28四球 13盗塁 出塁率.313 OPS.647)

三塁:石毛宏典(西武・31歳)   ※8年連続8度目
   (130試合 .283 (508-144) 21本 63打点 79三振 66四球 22盗塁 出塁率.364 OPS.805)

遊撃:田中幸雄(日本ハム・20歳) ※初
   (130試合 .277 (509-141) 16本 57打点 60三振 21四球 1盗塁 出塁率.306 OPS.726)

外野:秋山幸二(西武・26歳)   ※4年連続4度目
   (130試合 .292 (517-151) 38本 103打点 132三振 50四球 20盗塁 出塁率.362 OPS.927)

外野:門田博光(南海・40歳)   ※2年連続11度目(ファン投票は4年ぶり3度目)
   (130試合 .311 (447-139) 44本 125打点 82三振 98四球 2盗塁 出塁率.429 OPS1.062)

外野:平野謙(西武・33歳)    ※2年ぶり2度目(移籍後初・ファン投票も初)
   (130試合 .303 (508-154) 7本 46打点 59三振 37四球 18盗塁 出塁率.349 OPS.748)


360 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 00:08:38 ftzqajyM

【監督推薦】

投手:渡辺久信(西武・22歳)   ※2年ぶり3度目
   (28登板 15勝7敗 0S 185.0投球回 123奪三振 59与四球 163被安打 防3.60)

投手:佐藤義則(阪急・33歳)   ※3年ぶり4度目
   (25登板 13勝10敗 0S 195.2投球回 112奪三振 70与四球 176被安打 防3.22)

投手:星野伸之(阪急・22歳)   ※2年連続2度目
   (27登板 13勝9敗 0S 209.0投球回 163奪三振 79与四球 168被安打 防3.06)

投手:津野浩(日本ハム・22歳)  ※3年ぶり2度目
   (26登板 8勝13敗 0S 166.2投球回 90奪三振 63与四球 160被安打 防2.92)

投手:加藤伸一(南海・23歳)   ※3年ぶり2度目
   (27登板 8勝10敗 3S 138.2投球回 53奪三振 42与四球 164被安打 防4.54)

投手:村田兆治(ロッテ・38歳)  ※2年ぶり12度目
   (20登板 10勝7敗 0S 145.2投球回 120奪三振 45与四球 123被安打 防3.89)

投手:牛島和彦(ロッテ・27歳)  ※2年連続4度目
   (38登板 1勝6敗 25S 46.1投球回 46奪三振 29与四球 49被安打 防4.47)

投手:小川博(ロッテ・26歳)   ※初
   (31登板 10勝9敗 0S 203.2投球回 204奪三振 91与四球 144被安打 防3.40)

投手:小野和義(近鉄・22歳)   ※3年連続3度目
   (30登板 10勝10敗 0S 208.2投球回 144奪三振 60与四球 194被安打 防2.59)

投手:阿波野秀幸(近鉄・23歳)  ※2年連続2度目
   (29登板 14勝12敗 1S 220.1投球回 181奪三振 51与四球 199被安打 防2.61)

投手:吉井理人(近鉄・23歳)   ※初
   (50登板 10勝2敗 24S 80.1投球回 44奪三振 27与四球 76被安打 防2.69)

捕手:田村藤夫(日本ハム・28歳) ※3年連続3度目
   (129試合 .248 (456-113) 10本 35打点 79三振 30四球 4盗塁 出塁率.296 OPS.657)

捕手:吉田博之(南海・27歳)   ※初
   (121試合 .254 (393-100) 7本 41打点 72三振 38四球 2盗塁 出塁率.317 OPS.660)

内野:松永浩美(阪急・27歳)  ※2年ぶり5度目
   (130試合 .326 (473-154) 16本 77打点 52三振 72四球 11盗塁 出塁率.412 OPS.909)

内野:ブーマー(阪急・34歳)  ※2年ぶり4度目
   (88試合 .289 (339-98) 14本 46打点 24三振 37四球 1盗塁 出塁率.357 OPS.823)

内野:福良淳一(阪急・28歳)  ※初
   (110試合 .320 (410-131) 7本 33打点 31三振 49四球 12盗塁 出塁率.395 OPS.817)

内野:西村徳文(ロッテ・28歳) ※2年連続3度目
   (130試合 .256 (532-136) 3本 38打点 55三振 40四球 55盗塁 出塁率.310 OPS.611)   

外野:佐々木誠(南海・22歳)  ※初
   (97試合 .284 (373-106) 16本 58打点 59三振 25四球 13盗塁 出塁率.330 OPS.786)

外野:高沢秀昭(ロッテ・29歳) ※3年連続4度目
   (125試合 .327 (483-158) 14本 64打点 41三振 33四球 13盗塁 出塁率.378 OPS.855)

外野:新井宏昌(近鉄・36歳)  ※2年連続2度目
   (125試合 .286 (465-133) 8本 54打点 31三振 29四球 2盗塁 出塁率.327 OPS.736)

外野:オグリビー(近鉄・39歳) ※初
   (114試合 .311 (392-122) 22本 65打点 39三振 54四球 1盗塁 出塁率.391 OPS.932)


361 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 00:09:16 ftzqajyM

【1988年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 3-1 セ 7月24日・西宮・パ59勝40敗4分
(勝:津野 1勝 敗:新浦 1敗 S:牛島 1S)

※パが前年から4連勝。1点を追う5回にブーマーのソロで同点とすると、続く6回には清原の適時二塁打などで2点を奪って勝ち越しに成功した。3回4奪三振無失点の津野が勝利投手に。MVPはブーマー。

第2戦
セ 4-1 パ 7月25日・ナゴヤ・セ41勝59敗4分
(勝:中山 1勝 敗:渡辺久 1敗 S:津田 1S)

※セが連敗を4で止めた。1点を追う6回に岡田の2ランで逆転すると、続く7回には中畑の適時二塁打、8回には落合の適時打でリードを広げた。MVPは岡田彰布。

第3戦
セ 4x-3 パ 7月26日・東京ドーム・セ42勝59敗4分
(勝:中山 2勝 敗:牛島 1敗)

※昭和最後の球宴をセがサヨナラ勝ちで締めた。2点を追う7回にポンセと正田の適時打で同点とすると、1点を勝ち越された後の10回に相手の失策の間に追いつき、迎えた12回には無死1,3塁から代打で登場した投手の水野が犠飛を放って試合を決めた。MVPは正田耕三。


362 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 00:09:51 ftzqajyM

【第38回・1988年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・水野雄仁(巨人・投手・当時22歳) 池田高→83年ドラフト1位→巨人(84-96)

88年成績:23登板 6勝6敗 1S 117.0投球回 89奪三振 35与四球 108被安打 防3.23
通算成績:265登板 39勝29敗 17S 660.0投球回 519奪三振 189与四球 583被安打 防3.10
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 1与四球 2被安打 防4.50 (1打点)

※池田高では82年夏、83年春の甲子園で史上4校目の夏春連覇を達成し、風貌から「阿波の金太郎」とも称されていた。ドラフト1位指名を受けて入団した巨人では3年目の86年から先発ローテ入りを果たし、87年には2桁勝利をあげてリーグ優勝に貢献。
 その後はリリーフエースとして活躍し、90年代前半までの巨人を支えた。96年に一度引退するも、MLB挑戦のためにドミニカで現役復帰を果たし、ウィンターリーグで日本人初の勝利投手にもなっている。98年に再び引退してからは解説者や巨人のコーチとして活動し、現在は巨人のスカウトを務めている。
 桑田、槙原とともに選出された88年の球宴では第1戦に2番手で登板するも、1点リードの5回にブーマーに同点ソロを被弾して2回1失点。しかし真に水野が輝いたのは本拠地・東京ドームで初めて行われた第3戦、延長12回に中山裕章の代打として登場。1死1,3塁の場面でサヨナラとなる犠飛を放ち、昭和最後のオールスターを派手に締めた。

・伊東昭光(ヤクルト・投手・当時25歳) 帝京高→本田技研→85年ドラフト1位→ヤクルト(86-98)

88年成績:55登板 18勝9敗 17S 122.2投球回 72奪三振 25与四球 120被安打 防3.15
通算成績:325登板 87勝76敗 21S 1289.1投球回 632奪三振 408与四球 1356被安打 防4.01
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 3被安打 防4.50

※本田技研では84年にロサンゼルス五輪代表に選ばれて金メダルを獲得し、翌85年には日本選手権でチームを初優勝に導き、MVPも獲得。同年のドラフトでは阪急・ロッテとの競合の末に1位指名でヤクルトに入団。即戦力として期待され、1年目から先発ローテに加わって2年目の87年にはチーム最多の14勝をマーク。翌88年には救援に回り、55試合すべて救援登板ながら18勝をマークして最多勝のタイトルを獲得。
 その後は自宅の階段で転倒して足を骨折したりと故障が相次いだが、92年に7勝をあげて復活を果たし、チームの優勝にも貢献してカムバック賞を受賞し、93年には13勝をあげて連覇を支えた。しかし96年に右手を骨折したことが響き、98年に引退。その後はヤクルトのコーチや2軍監督を務め、現在はヤクルトの編成部長を務めている。
 キャリアハイの成績を残した88年に出場した球宴では、第3戦の9回表に登板。2-2の同点で迎えた延長10回に清原に適時内野安打を浴びて失点するも、チームはその裏に同点に追いつき敗戦投手は回避した。

・カルロス・ポンセ(大洋・外野手・当時29歳) 大洋(86-90)

88年成績:130試合 .292 (497-145) 33本 102打点 69三振 49四球 5盗塁 出塁率.357 OPS.923
通算成績:533試合 .296 (2027-601) 119本 389打点 309三振 175四球 44盗塁 出塁率.356 OPS.911
球宴成績:3試合 .231 (13-3) 0本 1打点 5三振 0四球 0盗塁 出塁率.231 OPS.538

※86年に来日して大洋に入団すると、「スーパーカートリオ」の後を打つ4番打者として起用され、打率.322 27本 105打点 18盗塁の好成績をマーク。三塁から外野に転向した87年には98打点をあげて打点王に、翌88年には33本塁打、102打点で本塁打王、2年連続の打点王の二冠に輝く。
 しかし翌年からは成績が下降し、90年に退団して引退。特徴的な口ひげから「マリオ」の愛称で親しまれた。その後は帰国して指導者として活動している傍らで、古巣にも愛着を持っており、近年もたびたび来日。また19年にはYouTuberとしての活動も始めた。
 そして昨年には台湾・味全のコーチに就任している。来日3年目に初出場した球宴では5つの三振を喫したものの、第3戦では7回に反撃の狼煙を上げる適時二塁打を放つなど3試合で3安打1打点と存在感を示した。

・呂明賜(巨人・外野手・当時23歳) 巨人(88-91)

88年成績:79試合 .255 (274-70) 16本 40打点 43三振 32四球 4盗塁 出塁率.333 OPS.808
通算成績:113試合 .260 (342-89) 18本 49打点 57三振 36四球 6盗塁 出塁率.332 OPS.794
球宴成績:3試合 .000 (7-0) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※台湾から88年に来日して巨人に入団。当時の背番号「97」は自身の体重からとられた。当初はクロマティ、ガリクソンの両名が活躍しており、外国人枠(当時は2人まで)に阻まれて2軍生活が続いたが、6月にクロマティが骨折したことにより1軍昇格。初打席初本塁打を放つとそのまま勢いに乗り、17試合で2桁本塁打に乗せるなどの大活躍を見せ、
 シーズン後半は研究されて成績は落ち込むも16本塁打をマーク。しかし翌年からは再びクロマティも復帰し、他の新助っ人との兼ね合いで2軍生活が続き、91年に退団。その後は台湾プロ野球で活躍し、00年に引退後は台湾代表のコーチや監督も歴任し、現在は台湾の社会人チームの監督を務める。
 上記の通り88年に彗星の如く現れたことにより、この年は1軍と2軍、双方のオールスターに出場。1軍の方は急遽外国人枠を3人に拡大する措置が取られるほどだった。なお3試合とも左翼手としてスタメン出場するも、7打席無安打に終わっている。


363 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 00:10:08 ftzqajyM

【パ・リーグ】

・小川博(ロッテ・投手・当時26歳) 前橋工業高→青山学院大→84年ドラフト2位→ロッテ(85-92)

88年成績:31登板 10勝9敗 0S 203.2投球回 204奪三振 91与四球 144被安打 防3.40
通算成績:132登板 21勝26敗 5S 535.1投球回 460奪三振 247与四球 428被安打 防4.12
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 5奪三振 1与四球 3被安打 防3.00

※前橋工業高では甲子園に3度出場を果たし、甘いマスクと豪腕っぷりから「群玉(群馬の玉三郎)」と呼ばれる。その後青山学院大から84年のドラフトで阪急との競合の末に、2位指名でロッテに入団。制球力に課題こそあったものの、サイドスローから繰り出す速球とシンカーを武器に、4年目の88年には先発の一員として10勝をあげ、
 リーグ最多の204奪三振をマーク。パリーグ投手において規定投球回より奪三振が上回ったのは史上初のことであり、最多奪三振のタイトルが創設されるきっかけともなった。その後は故障もあり、92年に30歳で引退。その後はロッテのコーチなどを務めていたが、借金がかさんで02年に球団を解雇され、04年に強盗殺人の罪で逮捕。
 06年に元プロ野球選手としては前代未聞の無期懲役の判決を受けた。悲惨な末路を辿った彼だが、唯一選出された球宴では第1戦の2番手として登板すると、ポンセ、真弓明信、呂明賜、達川光男、広沢克己に対して圧巻の5者連続奪三振を記録するなど、2回無失点の好投を見せ、第3戦でも延長11回に登板し、失点すればサヨナラ負けの場面で1回無失点に抑えた。

・吉田博之(南海・捕手・当時27歳) 横浜高→78年ドラフト4位→南海・ダイエー(79-90)→阪神(91-93)

88年成績:121試合 .254 (393-100) 7本 41打点 72三振 38四球 2盗塁 出塁率.317 OPS.660
通算成績:687試合 .241 (1637-395) 40本 167打点 248三振 150四球 4盗塁 出塁率.307 OPS.663
球宴成績:2試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※甘いマスクと強肩で「梨田2世」とも呼ばれて女性人気も高く、78年のドラフトで4位指名を受けてプロ入り。翌年にプロ入りした香川伸行、すでにベテランだった黒田正宏、岩木哲らとともに正捕手の座を争い、
 その中で84年にレギュラーを獲得。85年には自己最多の124試合に出場し、2桁本塁打も記録した。その後も南海末期を支えたが、球団がダイエーとなった89年に内田強、山中潔の移籍もあって出番が激減。田淵幸一監督との対立もあり、5対4の大型トレードで阪神に移籍し、93年に引退した。
 プロ入り10年目にして初の選出となった88年の球宴では第1戦で阪急・星野伸之とともにスタメン出場。守備面では星野をリードして3回無失点に抑えるも、打撃では3回裏の第1打席で併殺打に倒れ、続く打席で代打を送られて交代。第2戦では試合終盤に途中出場で打席もなく、第3戦では出番すらなく、活躍の場はあまりなかった。

・福良淳一(阪急・内野手・当時28歳) 延岡工業高→大分鉄道管理局→84年ドラフト6位→阪急・オリックス(85-97)

88年成績:110試合 .320 (410-131) 7本 33打点 31三振 49四球 12盗塁 出塁率.395 OPS.817
通算成績:1240試合 .279 (3999-1116) 50本 372打点 400三振 491四球 106盗塁 出塁率.366 OPS.732
球宴成績:3試合 .000 (7-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※大分鉄道管理局では6年間プレーし、84年のドラフト6位指名を受けて阪急に入団。大橋穣コーチの猛指導のもとで守備力を鍛え上げ、2年目の86年に二塁手のレギュラーを獲得し、打率.309をマークするも新人王は31本塁打を放った清原和博に譲る。
 さらに88年には自己最高の打率.320をマークし、ベストナインにも選出。球団がオリックスとなってからも活躍し、94年には二塁手として前年から836守備機会連続無失策の日本記録も達成し、6年ぶり2度目のベストナインも獲得。
 95,96年のリーグ連覇にも貢献し97年に引退。その後はオリックスや日本ハムのコーチを歴任し、15年途中からはオリックスの監督も務め、現在はオリックスのGMとなっている。13年間で唯一の出場となった88年の球宴では第1戦、第3戦で2番・二塁でスタメンするも、3試合通じて安打は生まれなかった。

・ベン・オグリビー(近鉄・外野手・当時39歳) 近鉄(87-88)

88年成績:114試合 .311 (392-122) 22本 65打点 39三振 54四球 1盗塁 出塁率.391 OPS.932
通算成績:224試合 .306 (805-246) 46本 139打点 103三振 91四球 6盗塁 出塁率.375 OPS.914
球宴成績:3試合 .167 (6-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.167 OPS.333

※68年にレッドソックスに入団し、71年にメジャー昇格を果たすと76年から85年にかけて10年連続で2桁本塁打を記録し、特に80年には41本塁打を放ってアメリカンリーグでは初となるアメリカ人以外の本塁打王となるなど、16年間で1754試合に出場して1615安打、235本塁打という輝かしい実績を残す。
 そんなメジャーリーガーの肩書きを引っ提げて、87年に鳴り物入りで来日して近鉄に入団。38歳という高齢ながら打率.300 24本塁打と実績通りの活躍を見せ、翌88年も同様の成績でチームの優勝争いに貢献した。また非常に真面目で紳士的な性格で知られ、同僚のブライアントからも尊敬される存在だった。
 前年出場辞退したヤクルトのホーナーと同様に、メジャー時代には82,83,85年と通算3度のオールスター出場経験があり、自身が史上初の日米オールスター出場選手となった。第1戦,第2戦ではともに無安打に終わるも、第3戦では8回に福良淳一の代打として出場し、後にメジャーリーガーとなる桑田真澄から安打を放っている。


364 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 00:13:44 qLCpbyl6
ポンセ1回だけだったのか


365 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 00:27:12 u1tca6yA
>>358
新浦さんがまた出てるのすごいですね

>>363
福良さん1回だけなのは意外
優勝年とか出てそうなのに


366 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 01:21:13 K62eLVJI
中山さんあなたの悪い噂を耳にしました
それは口にするのもおぞましい鬼畜の所業…

異 常 性 愛 者


367 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 01:48:55 DEbf8ph2
中山は投げる宮崎勤とか言われてましたが、それでも当時は桑田の土地転がしの方が百倍悪いくらいの論調でしたね


368 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/15(火) 21:42:29 WZshsZ6o
>>365
当時のパリーグのセカンドは辻、大石がいましたからね


369 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/16(水) 00:05:43 hgeF1H/k

【第39回・1989年】

【1989年・オールスター出場選手一覧】

【セ・リーグ】 中:6人 巨:8人(1) 広:6人 洋:2人 ヤ:4人(1) 神:2人 計:28人

監督:星野仙一(中日・42歳)

コーチ:藤田元司(巨人・57歳)
コーチ:山本浩二(広島・42歳)

【ファン投票選出】

投手:尾花高夫(ヤクルト・31歳)  ※2年連続4度目(ファン投票は初)→出場辞退
   (27登板 11勝8敗 0S 167.2投球回 77奪三振 35与四球 225被安打 防4.40)

捕手:中尾孝義(巨人・33歳)    ※5年ぶり3度目(移籍後初)
   (87試合 .228 (237-54) 5本 27打点 41三振 23四球 6盗塁 出塁率.294 OPS.628)

一塁:パリッシュ(ヤクルト・35歳) ※初
   (130試合 .268 (493-132) 42本 103打点 129三振 34四球 2盗塁 出塁率.320 OPS.892)

二塁:篠塚利夫(巨人・32歳)    ※8年連続8度目(ファン投票は3年連続6度目)
   (119試合 .291 (461-134) 4本 38打点 38三振 20四球 5盗塁 出塁率.322 OPS.716)

三塁:岡崎郁(巨人・28歳)     ※初
   (127試合 .268 (444-119) 12本 59打点 49三振 43四球 4盗塁 出塁率.335 OPS.740)

遊撃:池山隆寛(ヤクルト・23歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (130試合 .264 (484-128) 34本 74打点 141三振 47四球 6盗塁 出塁率.330 OPS.840)

外野:原辰徳(巨人・31歳)     ※9年連続9度目(ファン投票は4年連続8度目、外野手では初)→出場辞退
   (114試合 .261 (395-103) 25本 74打点 68三振 60四球 3盗塁 出塁率.359 OPS.866)

外野:クロマティ(巨人・35歳)   ※4年ぶり2度目
   (124試合 .378 (439-166) 15本 72打点 44三振 49四球 7盗塁 出塁率.449 OPS1.009)

外野:井上真二(巨人・23歳)    ※初
   (81試合 .298 (205-61) 12本 38打点 36三振 23四球 4盗塁 出塁率.376 OPS.907)


370 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/16(水) 00:06:22 hgeF1H/k

【監督推薦】

投手:西本聖(中日・33歳)    ※3年ぶり7度目(移籍後初)
   (30登板 20勝6敗 0S 246.2投球回 96奪三振 39与四球 231被安打 防2.44)

投手:山本昌広(中日・23歳)   ※初(尾花高夫の出場辞退による補充)
   (35登板 9勝9敗 1S 181.0投球回 108奪三振 56与四球 172被安打 防2.93)

投手:桑田真澄(巨人・21歳)   ※3年連続3度目
   (30登板 17勝9敗 0S 249.0投球回 155奪三振 54与四球 214被安打 防2.60)

投手:槙原寛己(巨人・25歳)   ※2年連続2度目
   (21登板 12勝4敗 4S 150.2投球回 141奪三振 33与四球 113被安打 防1.79)

投手:斎藤雅樹(巨人・24歳)   ※初
   (30登板 20勝7敗 0S 245.0投球回 182奪三振 53与四球 178被安打 防1.62)

投手:津田恒実(広島・28歳)   ※4年連続5度目
   (51登板 12勝5敗 28S 83.0投球回 75奪三振 15与四球 50被安打 防1.63)

投手:川口和久(広島・30歳)   ※4年連続5度目
   (26登板 12勝7敗 0S 208.1投球回 192奪三振 73与四球 167被安打 防2.51)

投手:長冨浩志(広島・28歳)   ※初
   (28登板 10勝9敗 0S 166.2投球回 155奪三振 55与四球 139被安打 防3.46)

投手:中山裕章(大洋・21歳)   ※2年連続2度目
   (45登板 1勝10敗 17S 79.0投球回 68奪三振 32与四球 81被安打 防4.10)

投手:内藤尚行(ヤクルト・21歳) ※初
   (41登板 12勝5敗 8S 163.0投球回 97奪三振 44与四球 141被安打 防2.82)

捕手:中村武志(中日・22歳) ※2年連続2度目
   (125試合 .270 (352-95) 7本 41打点 94三振 55四球 2盗塁 出塁率.370 OPS.734)

捕手:達川光男(広島・34歳) ※4年連続5度目
   (109試合 .227 (277-63) 4本 22打点 36三振 33四球 1盗塁 出塁率.322 OPS.621)

内野:落合博満(中日・35歳) ※9年連続9度目
   (130試合 .321 (476-153) 40本 116打点 69三振 75四球 4盗塁 出塁率.410 OPS1.036)

内野:宇野勝(中日・31歳)  ※2年ぶり2度目
   (119試合 .304 (437-133) 25本 68打点 82三振 39四球 2盗塁 出塁率.349 OPS.802)

内野:正田耕三(広島・27歳) ※3年連続3度目
   (128試合 .333 (498-161) 1本 25打点 58三振 50四球 34盗塁 出塁率.387 OPS.783)

内野:岡田彰布(阪神・31歳) ※2年連続7度目
   (130試合 .280 (492-138) 24本 76打点 81三振 57四球 8盗塁 出塁率.352 OPS.823)

内野:和田豊(阪神・26歳)  ※初
   (129試合 .296 (476-141) 1本 25打点 39三振 45四球 18盗塁 出塁率.358 OPS.719)

外野:彦野利勝(中日・24歳)   ※初
   (125試合 .275 (454-125) 26本 59打点 82三振 71四球 10盗塁 出塁率.379 OPS.886)

外野:長内孝(広島・31歳)    ※3年ぶり2度目(原辰徳の出場辞退による補充、外野での選出は初)
   (97試合 .273 (260-71) 11本 42打点 43三振 21四球 2盗塁 出塁率.325 OPS.787)

外野:山崎賢一(大洋・27歳)   ※初
   (129試合 .309 (476-147) 7本 56打点 59三振 38四球 17盗塁 出塁率.341 OPS.765)

外野:広沢克己(ヤクルト・27歳) ※3年連続3度目
   (130試合 .270 (470-127) 17本 59打点 125三振 49四球 11盗塁 出塁率.347 OPS.759)


371 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/16(水) 00:06:52 hgeF1H/k

【パ・リーグ】 西:7人 近:4人 日:4人 オ:7人 ダ:1人 ロ:5人 計:28人

監督:森祇晶(西武・52歳)

コーチ:仰木彬(近鉄・54歳)
コーチ:近藤貞雄(日本ハム・63歳)

【ファン投票選出】

投手:西崎幸広(日本ハム・25歳)  ※2年連続2度目
   (27登板 16勝9敗 0S 208.0投球回 164奪三振 76与四球 160被安打 防3.55)

捕手:田村藤夫(日本ハム・29歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は初)
   (123試合 .249 (366-91) 11本 45打点 73三振 28四球 5盗塁 出塁率.307 OPS.719)

一塁:清原和博(西武・21歳)    ※4年連続4度目
   (128試合 .283 (445-126) 35本 92打点 60三振 94四球 7盗塁 出塁率.424 OPS1.001)

二塁:大石第二朗(近鉄・30歳)   ※2年ぶり7度目(ファン投票は2年ぶり6度目)
   (109試合 .277 (401-111) 8本 33打点 46三振 48四球 14盗塁 出塁率.356 OPS.752)

三塁:松永浩美(オリックス・28歳) ※2年連続6度目(ファン投票は初)
   (124試合 .309 (470-145) 17本 60打点 78三振 96四球 14盗塁 出塁率.431 OPS.924)

遊撃:田中幸雄(日本ハム・21歳)  ※2年連続2度目
   (130試合 .247 (429-106) 7本 43打点 50三振 21四球 7盗塁 出塁率.284 OPS.632)

外野:門田博光(オリックス・41歳) ※3年連続12度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (116試合 .305 (406-124) 33本 93打点 103三振 78四球 0盗塁 出塁率.417 OPS1.013)

外野:秋山幸二(西武・27歳)    ※5年連続5度目
   (130試合 .301 (478-144) 31本 99打点 93三振 68四球 31盗塁 出塁率.391 OPS.954)

外野:藤井康雄(オリックス・27歳) ※初
   (121試合 .292 (432-126) 30本 90打点 72三振 54四球 3盗塁 出塁率.371 OPS.947)


372 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/16(水) 00:07:31 hgeF1H/k

【監督推薦】

投手:松沼博久(西武・36歳)    ※4年ぶり5度目
   (24登板 11勝5敗 0S 146.0投球回 58奪三振 66与四球 124被安打 防3.70)

投手:渡辺久信(西武・23歳)    ※2年連続4度目
   (29登板 15勝11敗 0S 226.2投球回 174奪三振 86与四球 210被安打 防3.41)

投手:小野和義(近鉄・23歳)    ※4年連続4度目
   (25登板 12勝9敗 1S 180.1投球回 149奪三振 59与四球 167被安打 防3.39)

投手:阿波野秀幸(近鉄・24歳)   ※3年連続3度目
   (29登板 19勝8敗 1S 235.2投球回 183奪三振 80与四球 187被安打 防2.71)

投手:佐藤誠一(日本ハム・28歳)  ※初
   (47登板 6勝11敗 18S 106.2投球回 81奪三振 43与四球 88被安打 防3.71)

投手:佐藤義則(オリックス・34歳) ※2年連続5度目
   (28登板 9勝13敗 0S 165.2投球回 105奪三振 71与四球 195被安打 防5.00)

投手:星野伸之(オリックス・23歳) ※3年連続3度目
   (28登板 15勝6敗 0S 194.0投球回 160奪三振 78与四球 173被安打 防3.48)

投手:村田兆治(ロッテ・39歳)   ※2年連続13度目
   (22登板 7勝9敗 0S 179.2投球回 135奪三振 69与四球 143被安打 防2.50)

投手:牛島和彦(ロッテ・28歳)   ※3年連続5度目
   (21登板 12勝5敗 0S 148.2投球回 115奪三振 75与四球 134被安打 防3.63)

捕手:伊東勤(西武・26歳)    ※6年連続6度目
   (117試合 .235 (374-88) 9本 35打点 56三振 45四球 3盗塁 出塁率.319 OPS.669)

捕手:中嶋聡(オリックス・20歳) ※初
   (121試合 .234 (320-75) 5本 26打点 67三振 35四球 2盗塁 出塁率.313 OPS.635)

内野:石毛宏典(西武・32歳)    ※9年連続9度目
   (130試合 .270 (486-131) 16本 63打点 66三振 98四球 28盗塁 出塁率.395 OPS.823)

内野:辻発彦(西武・30歳)     ※2年連続3度目
   (130試合 .304 (437-133) 3本 52打点 33三振 33四球 33盗塁 出塁率.358 OPS.733)

内野:ブーマー(オリックス・35歳) ※2年連続5度目
   (130試合 .322 (512-165) 40本 124打点 37三振 53四球 2盗塁 出塁率.386 OPS.980)

内野:愛甲猛(ロッテ・26歳)    ※初
   (130試合 .303 (528-160) 13本 65打点 111三振 46四球 8盗塁 出塁率.361 OPS.810)

外野:新井宏昌(近鉄・37歳)   ※3年連続3度目
   (124試合 .302 (444-134) 7本 47打点 22三振 40四球 6盗塁 出塁率.361 OPS.776)

外野:山本和範(ダイエー・31歳) ※3年ぶり2度目
   (111試合 .308 (390-120) 13本 55打点 61三振 57四球 19盗塁 出塁率.402 OPS.874)

外野:高沢秀昭(ロッテ・30歳)  ※4年連続5度目
   (105試合 .277 (368-102) 12本 56打点 38三振 43四球 7盗塁 出塁率.367 OPS.807)

外野:ディアズ(ロッテ・29歳)  ※初
   (130試合 .301 (489-147) 39本 105打点 77三振 57四球 1盗塁 出塁率.380 OPS.967)


373 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/16(水) 00:07:48 hgeF1H/k

【1989年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 0-6 パ 7月25日・神宮・パ60勝42敗4分
(勝:村田 1勝 敗:西本 1敗)

※平成初のオールスターはパが快勝。初回にブーマーの犠飛で先制すると、3回には田村のソロ、4回には藤井の2ラン、7回には山本のソロでリードを広げた。投げては村田、阿波野、牛島、渡辺久の継投でセ打線を完封した。MVPは村田兆治。

第2戦
パ 1-4 セ 7月26日・藤井寺・セ43勝60敗4分
(勝:長冨 1勝 敗:佐藤誠 1敗 S:津田 1S)

※セも平成初勝利。3回に彦野のソロで先制すると、同点で迎えた8回には山崎の適時打で2点を勝ち越し。9回には宇野のソロでダメ押しした。投げては長冨、津田の広島コンビが5回から5イニング連続無失点でリードを守り抜いた。MVPは彦野利勝。


374 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/16(水) 00:08:09 hgeF1H/k

【第39回・1989年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・長冨浩志(広島・投手・当時28歳) 千葉日大一高→国士舘大→電電関東・NTT関東→85年ドラフト1位→広島(86-94)→日本ハム(95-97)→ダイエー(98-02)

89年成績:28登板 10勝9敗 0S 166.2投球回 155奪三振 55与四球 139被安打 防3.46
通算成績:464登板 77勝77敗 10S 1361.0投球回 1045奪三振 534与四球 1286被安打 防3.84
球宴成績:1登板 1勝0敗 0S 3.0投球回 1奪三振 1与四球 3被安打 防0.00

※83年のドラフトでロッテから3位指名を受けるもこれを拒否し、NTT関東に進んで85年には関東選抜リーグで優勝し、同年のドラフト1位で広島に指名されて入団。1年目から先発ローテ入りを果たすと、10勝をあげてチームの優勝に貢献して新人王に選出。150キロを超える速球を武器に広島黄金時代を支え、4度の2桁勝利を記録。
 年齢を重ねるごとに球威が衰えたため、95年にトレードで日本ハムに移籍すると、技巧派の救援投手に転身。97年には56試合に登板するも戦力外となり、翌年からはダイエーに移籍。ダイエーでも救援投手として活躍し、99,00年の連覇に貢献した。41歳となった02年に引退後はホークスやBC・石川のコーチ、四国・九州ILの長崎の監督などを務めた。
 大野豊や川口和久、北別府学といった存在もあり、球宴に選出されたのは4年目の89年の1度のみ。第2戦の3番手として登板すると、5回から7回までの3イニングを毎回走者を背負いながらも無失点に抑え、勝利投手に。8回からは同僚の津田が後を継ぎ、パ打線の反撃を許さなかった。

・井上真二(巨人・外野手・当時23歳) 熊本工業高→84年ドラフト5位→巨人(85-98)

89年成績:81試合 .298 (205-61) 12本 38打点 36三振 23四球 4盗塁 出塁率.376 OPS.907
通算成績:289試合 .253 (443-112) 16本 60打点 103三振 37四球 5盗塁 出塁率.319 OPS.739
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.333

※熊本工業高から84年のドラフトで5位指名を受けて巨人に入団。86,87年と2年連続で2軍の本塁打王となるなど大器の片鱗を見せると、5年目の89年には同じ熊本工業出身で2年後輩の緒方耕一とともに「熊工コンビ」として名を馳せ、後半戦こそ失速するも打率.298、12本塁打の好成績を残す。
 しかしその後は怪我から復帰した吉村禎章、移籍した西岡良洋、ドラフトでは大森剛の獲得もあり徐々に出場機会が減少。2軍ではイースタン歴代最多の通算125本塁打を記録するも1軍では活躍の機会がなく、98年に引退。
 その後は巨人のコーチを長らく務め、19年には3軍監督に就任。現在はファームディレクターを務める。ファン投票3位で外野手として選出された89年の球宴では第1戦で代打で途中出場し、8回に牛島和彦から四球を選ぶ。第2戦では7番・右翼でスタメンするも2打席目で同僚の篠塚利夫が代打で送られて交代となった。

【パ・リーグ】

・佐藤誠一(日本ハム・投手・当時28歳) 宮城工業高→専売公社東北→82年ドラフト2位→日本ハム(83-94)

89年成績:47登板 6勝11敗 18S 106.2投球回 81奪三振 43与四球 88被安打 防3.71
通算成績:148登板 28勝41敗 19S 558.0投球回 388奪三振 223与四球 534被安打 防4.06
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 3被安打 防18.00

※専売公社東北から82年に日本ハムの球団職員となり、練習生としてプレーして同年のドラフト2位指名を受けてプロ入り。3年目の85年までは2軍生活が続くも、
 翌86年から先発ローテの一員として1軍に定着。87年には9勝、88年には8勝をマークすると、89年には救援に回り、6勝18セーブと好成績を残す。しかし活躍は長く続かず、90年を最後に4年間1軍登板なしに終わり、94年に引退。現在は小林洋行の役員を務める。
 プロ7年目の89年に球宴に選出されると、第2戦で1-1の同点の場面で8回表に登板。しかし彦野利勝、落合博満に連打を浴びると、山崎賢一に2点適時打を打たれ、これが決勝点となり、敗戦投手となってしまった。

・藤井康雄(オリックス・外野手・当時27歳) 泉州高→プリンスホテル→86年ドラフト4位→阪急・オリックス(87-02)

89年成績:121試合 .292 (432-126) 30本 90打点 72三振 54四球 3盗塁 出塁率.371 OPS.947
通算成績:1641試合 .252 (4787-1207) 282本 861打点 1152三振 742四球 20盗塁 出塁率.353 OPS.840
球宴成績:2試合 .200 (5-1) 1本 2打点 3三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS1.000

※プリンスホテルから86年のドラフトで4位指名を受けて阪急に入団。1年目から1軍で積極的に起用されると、2年目の88年には20本塁打をマークしてブレイク。チームがオリックスとなって以降はブルーサンダー打線の一角を担い、90年には自己最多の37本塁打をマーク。
 その後も95,96年の連覇を支え、通算282本塁打を90年代のオリックスを代表する選手として活躍。特に満塁での勝負強さに秀でており、通算満塁本塁打14本は歴代3位、01年には代打逆転サヨナラ満塁本塁打も記録している。02年に引退後はオリックス、ソフトバンクのコーチを歴任。
 そんな名選手ではあるものの、意外にも球宴出場はたった1度のみ。オリックス初年度の89年の球宴では第1戦で7番・右翼でスタメンすると、4回に斎藤雅樹から2ランを放つ活躍を見せた。
 
・マイク・ディアズ(ロッテ・外野手・当時29歳) ロッテ(89-92)

89年成績:130試合 .301 (489-147) 39本 105打点 77三振 57四球 1盗塁 出塁率.380 OPS.967
通算成績:350試合 .281 (1256-353) 93本 264打点 237三振 213四球 4盗塁 出塁率.388 OPS.935
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※MLB入りを果たした直後は捕手であったが、後に外野手に転向。87年にパイレーツで16本塁打を放つなど、MLB通算31本塁打をマークし、88年オフに来日してロッテに入団。チームの4番打者を任されると、1年目から打率.301 39本塁打 105打点の好成績を残す。
 翌90年にも打率3割、30本、100打点をマークし、さらに金田正一監督の発案により、経験のあった捕手としてもプレーした。その後は成績が下降し、92年途中に解雇される。助っ人らしい筋骨隆々なボディと、シルベスター・スタローンに風貌が似ていたことから「ランボー」の愛称で親しまれた。
 ロッテでは主に指名打者で起用されていたが、89年の球宴ではDHが起用されず、一塁はブーマー、外野も秋山幸二、門田博光、藤井康雄らといった錚々たる面々がいたために自身は2試合とも途中出場。そしていずれも1打席のみの出場で凡退といい結果は残せなかった。


375 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/16(水) 00:43:37 .hfxl6rY
>>373
この年からオールスターは2戦のみになったんですかね


376 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/16(水) 07:37:19 .t1Jxp.U
2戦になって3戦に戻ってまた2戦になったんだっけか


377 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 00:08:53 Uh/sDDSU

【第40回・1990年】

【1990年・オールスター出場選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:8人 広:4人 中:5人 神:3人(1) ヤ:4人(1) 洋:4人 計:28人

監督:藤田元司(巨人・58歳)

コーチ:山本浩二(広島・43歳)
コーチ:星野仙一(中日・43歳)

【ファン投票選出】

投手:与田剛(中日・24歳)   ※初
   (50登板 4勝5敗 31S 88.1投球回 70奪三振 28与四球 64被安打 防3.26)

捕手:山倉和博(巨人・34歳)  ※2年ぶり9度目(ファン投票は2年ぶり8度目)
   (44試合 .212 (85-18) 2本 14打点 13三振 14四球 0盗塁 出塁率.320 OPS.638)

一塁:駒田徳広(巨人・27歳)  ※初
   (130試合 .287 (470-135) 22本 83打点 70三振 51四球 7盗塁 出塁率.356 OPS.854)

二塁:岡田彰布(阪神・32歳)  ※3年連続8度目
   (130試合 .265 (486-129) 20本 75打点 87三振 74四球 7盗塁 出塁率.368 OPS.812)

三塁:岡崎郁(巨人・29歳)   ※2年連続2度目
   (102試合 .289 (356-103) 6本 49打点 50三振 41四球 2盗塁 出塁率.361 OPS.802)

遊撃:川相昌弘(巨人・25歳)  ※初
   (94試合 .288 (309-89) 9本 32打点 34三振 32四球 9盗塁 出塁率.356 OPS.806)

外野:クロマティ(巨人・36歳) ※2年連続3度目
   (117試合 .293 (450-132) 14本 55打点 52三振 43四球 2盗塁 出塁率.356 OPS.798)

外野:原辰徳(巨人・32歳)   ※10年連続10度目
   (103試合 .303 (366-111) 20本 68打点 64三振 52四球 6盗塁 出塁率.391 OPS.910)

外野:彦野利勝(中日・25歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (109試合 .249 (353-88) 12本 42打点 51三振 44四球 7盗塁 出塁率.344 OPS.735)


378 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 00:09:43 Uh/sDDSU

【監督推薦】

投手:斎藤雅樹(巨人・25歳)    ※2年連続2度目
   (27登板 20勝5敗 0S 224.0投球回 146奪三振 52与四球 177被安打 防2.17)

投手:木田優夫(巨人・21歳)    ※初
   (32登板 12勝8敗 7S 182.2投球回 182奪三振 51与四球 130被安打 防2.71)

投手:川口和久(広島・31歳)    ※5年連続6度目
   (29登板 11勝13敗 0S 208.2投球回 180奪三振 87与四球 187被安打 防3.97)

投手:佐々岡真司(広島・22歳)   ※初
   (44登板 13勝11敗 17S 151.1投球回 129奪三振 53与四球 123被安打 防3.15)

投手:西本聖(中日・34歳)     ※2年連続8度目
   (25登板 11勝9敗 0S 174.1投球回 71奪三振 22与四球 193被安打 防3.25)

投手:内藤尚行(ヤクルト・22歳)  ※2年連続2度目→出場辞退
   (28登板 10勝8敗 6S 132.1投球回 109奪三振 47与四球 122被安打 防4.08)

投手:川崎憲次郎(ヤクルト・19歳) ※初(内藤尚行の出場辞退による補充)
   (29登板 12勝13敗 0S 202.1投球回 154奪三振 73与四球 194被安打 防4.05)

投手:野田浩司(阪神・22歳)    ※初→出場辞退
   (37登板 11勝12敗 5S 108.1投球回 81奪三振 48与四球 127被安打 防4.90)

投手:中田良弘(阪神・31歳)    ※初(野田浩司の出場辞退による補充)
   (45登板 10勝7敗 6S 82.0投球回 58奪三振 30与四球 73被安打 防3.51)

投手:遠藤一彦(大洋・35歳)    ※4年ぶり5度目
   (45登板 6勝6敗 21S 70.2投球回 55奪三振 18与四球 51被安打 防2.17)

投手:野村弘樹(大洋・21歳)    ※初
   (24登板 11勝6敗 0S 162.0投球回 114奪三振 35与四球 140被安打 防3.50)

捕手:中村武志(中日・23歳)   ※3年連続3度目
   (97試合 .250 (256-64) 7本 21打点 43三振 18四球 1盗塁 出塁率.301 OPS.668)

捕手:古田敦也(ヤクルト・24歳) ※初
   (106試合 .250 (280-70) 3本 26打点 44三振 43四球 1盗塁 出塁率.353 OPS.686)

内野:正田耕三(広島・28歳)   ※4年連続4度目
   (124試合 .301 (462-139) 3本 39打点 50三振 36四球 9盗塁 出塁率.354 OPS.740)

内野:野村謙二郎(広島・23歳)  ※初
   (125試合 .287 (519-149) 16本 44打点 83三振 45四球 33盗塁 出塁率.352 OPS.817)

内野:落合博満(中日・36歳)   ※10年連続10度目
   (131試合 .290 (458-133) 34本 102打点 87三振 100四球 3盗塁 出塁率.416 OPS.975)

内野:池山隆寛(ヤクルト・24歳) ※3年連続3度目
   (130試合 .303 (502-152) 31本 97打点 100三振 48四球 11盗塁 出塁率.365 OPS.918)

内野:パリッシュ(阪神・36歳)  ※2年連続2度目(移籍後初)
   (105試合 .249 (381-95) 28本 80打点 98三振 44四球 0盗塁 出塁率.331 OPS.843)

内野:高木豊(大洋・31歳)    ※2年ぶり6度目
   (118試合 .323 (406-131) 10本 55打点 57三振 57四球 13盗塁 出塁率.408 OPS.871)

外野:広沢克己(ヤクルト・28歳) ※4年連続4度目
   (130試合 .317 (496-157) 25本 72打点 128三振 64四球 4盗塁 出塁率.396 OPS.914)

外野:山崎賢一(大洋・28歳)   ※2年連続2度目
   (109試合 .259 (421-109) 4本 34打点 47三振 32四球 18盗塁 出塁率.315 OPS.657)


379 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 00:10:12 Uh/sDDSU

【パ・リーグ】

監督:仰木彬(近鉄・55歳)

コーチ:上田利治(オリックス・53歳)
コーチ:森祇晶(西武・53歳)

【ファン投票選出】 近:7人 オ:5人 西:9人 ダ:1人(1) 日:4人 ロ:2人 計:28人

投手:野茂英雄(近鉄・21歳)    ※初
   (29登板 18勝8敗 0S 235.0投球回 287奪三振 109与四球 167被安打 防2.91)

捕手:伊東勤(西武・27歳)     ※7年連続7度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (119試合 .281 (392-83) 8本 44打点 59三振 36四球 3盗塁 出塁率.341 OPS.784)

一塁:清原和博(西武・22歳)    ※5年連続5度目
   (129試合 .307 (436-134) 37本 94打点 85三振 105四球 11盗塁 出塁率.454 OPS1.068)

二塁:大石第二朗(近鉄・31歳)   ※2年連続8度目(ファン投票は2年連続7度目)
   (125試合 .314 (471-148) 20本 69打点 51三振 49四球 20盗塁 出塁率.378 OPS.898)

三塁:石毛宏典(西武・33歳)    ※10年連続10度目(ファン投票は2年ぶり9度目)
   (100試合 .298 (359-107) 8本 47打点 41三振 39四球 7盗塁 出塁率.364 OPS.793)

遊撃:安達俊也(近鉄・25歳)    ※初
   (103試合 .218 (170-37) 0本 10打点 26三振 11四球 6盗塁 出塁率.265 OPS.565)

外野:秋山幸二(西武・28歳)    ※6年連続6度目
   (130試合 .256 (476-122) 35本 91打点 120三振 68四球 51盗塁 出塁率.349 OPS.860)

外野:ブライアント(近鉄・29歳)  ※初
   (108試合 .245 (412-101) 29本 73打点 198三振 41四球 4盗塁 出塁率.321 OPS.828)

外野:門田博光(オリックス・42歳) ※4年連続13度目(ファン投票は3年連続5度目)
   (119試合 .280 (446-125) 31本 91打点 118三振 78四球 0盗塁 出塁率.387 OPS.923)


380 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 00:10:59 Uh/sDDSU

【監督推薦】

投手:阿波野秀幸(近鉄・25歳)   ※4年連続4度目
   (25登板 10勝11敗 1S 190.2投球回 141奪三振 62与四球 192被安打 防4.63)

投手:山沖之彦(オリックス・30歳) ※3年ぶり2度目
   (25登板 13勝8敗 0S 182.2投球回 123奪三振 48与四球 167被安打 防3.74)

投手:渡辺久信(西武・24歳)    ※3年連続5度目
   (30登板 18勝10敗 0S 224.1投球回 172奪三振 84与四球 206被安打 防2.97)

投手:郭泰源(西武・28歳)     ※5年ぶり2度目
   (18登板 9勝4敗 0S 119.1投球回 84奪三振 44与四球 113被安打 防3.54)

投手:石井丈裕(西武・25歳)    ※初
   (23登板 8勝6敗 0S 133.1投球回 99奪三振 29与四球 132被安打 防3.38)

投手:渡辺智男(西武・23歳)    ※初
   (24登板 13勝7敗 1S 176.0投球回 130奪三振 52与四球 156被安打 防3.38)

投手:吉田豊彦(ダイエー・23歳)  ※初→出場辞退
   (18登板 5勝10敗 0S 111.1投球回 96奪三振 50与四球 109被安打 防5.01)

投手:西崎幸広(日本ハム・26歳)  ※3年連続3度目
   (28登板 12勝13敗 0S 192.2投球回 154奪三振 88与四球 177被安打 防3.88)

投手:武田一浩(日本ハム・25歳)  ※初
   (37登板 10勝5敗 13S 81.2投球回 73奪三振 17与四球 63被安打 防2.98)

投手:白武佳久(ロッテ・30歳)   ※初(吉田豊彦の出場辞退による補充)
   (26登板 10勝4敗 3S 81.0投球回 62奪三振 27与四球 68被安打 防3.33)

捕手:中嶋聡(オリックス・21歳) ※2年連続2度目
   (95試合 .283 (286-81) 12本 39打点 62三振 19四球 8盗塁 出塁率.332 OPS.801)

捕手:田村藤夫(日本ハム・30歳) ※5年連続5度目
   (106試合 .244 (279-68) 9本 33打点 54三振 35四球 3盗塁 出塁率.333 OPS.738)

内野:金村義明(近鉄・26歳)    ※初
   (113試合 .274 (376-103) 17本 51打点 85三振 64四球 7盗塁 出塁率.382 OPS.863)

内野:松永浩美(オリックス・29歳) ※3年連続7度目
   (128試合 .284 (518-147) 21本 70打点 120三振 78四球 26盗塁 出塁率.379 OPS.850)

内野:辻発彦(西武・31歳)     ※3年連続4度目
   (130試合 .266 (421-112) 3本 39打点 38三振 45四球 31盗塁 出塁率.347 OPS.684)

内野:田中幸雄(日本ハム・22歳)  ※3年連続3度目
   (130試合 .287 (450-129) 18本 52打点 61三振 38四球 4盗塁 出塁率.341 OPS.823)

外野:鈴木貴久(近鉄・26歳)    ※初
   (122試合 .270 (422-114) 22本 71打点 59三振 40四球 4盗塁 出塁率.338 OPS.815)

外野:石嶺和彦(オリックス・29歳) ※3年ぶり3度目
   (130試合 .273 (473-129) 37本 106打点 83三振 64四球 0盗塁 出塁率.358 OPS.886)

外野:山本和範(ダイエー・32歳)  ※2年連続3度目
   (70試合 .304 (224-68) 6本 25打点 31三振 43四球 4盗塁 出塁率.410 OPS.883)

外野:西村徳文(ロッテ・30歳)   ※2年ぶり4度目(外野での選出は初)
   117試合 .338 (438-148) 3本 38打点 40三振 59四球 35盗塁 出塁率.418 OPS.861)


381 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 00:11:15 Uh/sDDSU

【1990年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 0-7 パ 7月24日・横浜・パ61勝43敗4分
(勝:阿波野 1勝 敗:斎藤 1敗)

※パリーグが快勝。打線は4回にブライアントの2ランに加えて、金村、門田の適時打などで一挙5点を先制すると、続く5回には清原が2ランを放って追加点。投げては先発の阿波野をはじめ、6投手の継投でセ打線をシャットアウトした。MVPはブライアント。

第2戦
パ 12-7 セ 7月25日・平和台・パ62勝43敗4分
(勝:西崎 1勝 敗:川崎 1敗)

※パが乱打戦を制して3年ぶりの全勝。打線は2回に清原のソロで先制すると、1点ビハインドとされて迎えた4回には石嶺の2ランなどで3点を奪って逆転。その後6回には清原が今年3本塁打目となるソロを放ち、その後も大石の3ランや鈴木のソロも飛び出すなど15安打12得点の大暴れ。MVPは清原和博。


382 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 00:11:36 Uh/sDDSU

【第40回・1990年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・中田良弘(阪神・投手・当時31歳) 横浜高→亜細亜大(中退)→日産自動車→80年ドラフト1位→阪神(81-94)

90年成績:45登板 10勝7敗 6S 82.0投球回 58奪三振 30与四球 73被安打 防3.51
通算成績:226登板 33勝23敗 14S 464.1投球回 295奪三振 162与四球 524被安打 防4.73
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 1与四球 5被安打 防45.00

※亜細亜大を中退して進んだ日産自動車では2年連続で都市対抗に出場し、80年のドラフトで1位指名を受けて阪神に入団。1年目からリリーフとして起用され、5年目の85年には先発に回ると開幕9連勝をマークし、1年目の81年から実に18連勝をマークする勝ち運を披露。
 同年は12勝をあげてチームの優勝、日本一に貢献。その後は伸び悩む時期が続いたが、90年に抑えに抜擢されて10勝6セーブをあげる活躍を見せた。しかしそこからは再び低迷し、94年に引退。その後は解説者や独立リーグの指導者として活動。掘りの深い顔立ちからアメリカの俳優にあやかって「和製トラボルタ」とも称された。
 当時のエース投手であり、チームの後輩である野田浩司が出場を辞退したため、その代替選手として選出された90年の球宴では第2戦、4点ビハインドの8回に登板。しかし、秋山幸二に適時二塁打、大石第二朗には3ラン、続く鈴木貴久にもソロを被弾するなど5安打5失点の大炎上を喫し、苦い結果に終わった。

【パ・リーグ】

・白武佳久(ロッテ・投手・当時30歳) 佐世保工業高→日本体育大→82年ドラフト2位→広島(83-89)→ロッテ(90-95)→広島(96)

90年成績:26登板 10勝4敗 3S 81.0投球回 62奪三振 27与四球 68被安打 防3.33
通算成績:282登板 39勝39敗 13S 813.2投球回 716奪三振 306与四球 761被安打 防3.89
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 0.2投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※日本体育大では原辰徳らが在籍していた東海大を抑えて首都大リーグで3季連続優勝を記録し、80年秋には神宮大会初優勝に貢献。83年のドラフトで広島に2位指名を受け、背番号「18」を背負う。当時の赤ヘル黄金時代においてはリリーフから谷間の先発まで多様にこなす便利屋として起用され、
 角度のある速球とキレのあるフォークを武器に活躍。そんな中の90年に高橋慶彦らとともに3対2の大型トレードでロッテに移籍。ロッテでも同様のプレースタイルで移籍1年目には2桁勝利もマークした。その後96年に古巣に復帰し、同年限りで引退。現在は広島のスカウトを務めている。
 ダイエー・吉田豊彦の出場辞退により、ロッテから唯一の投手として選出された90年の球宴では、第1戦の9回裏に原辰徳に二塁打を許して降板した野茂英雄の後を継いで登板。1死2塁の場面から岡崎郁を遊ゴロ、正田耕三を一直に打ち取って試合を締め、全パの完封勝利に導いた。

・安達俊也(近鉄・遊撃手・当時25歳) 愛工大名電高→83年ドラフト5位→近鉄(84-96)

90年成績:103試合 .218 (170-37) 0本 10打点 26三振 11四球 6盗塁 出塁率.265 OPS.565
通算成績:507試合 .222 (814-181) 4本 58打点 137三振 79四球 18盗塁 出塁率.294 OPS.592
球宴成績:1試合 .500 (2-1) 0本 0打点 0三振 0四球 1盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※愛工大名電高からドラフト5位指名を受けて近鉄に入団。入団からしばらくは2軍生活が続き、打力こそ乏しかったものの俊足と好守を武器に5年目の88年から1軍に定着。内野ならどこでも守れるユーティリティであり、ベンチを暖める存在として重宝され、90年には自己最多の103試合に出場。
 しかしその後も目立った活躍はなく、次第に出場機会は減ってプロ13年目の96年に引退。その後はオリックスのスカウトとして西勇輝を獲得し、現在は西武のスカウトとして活動。源田壮亮、平井克典といった現在の主力選手の獲得に貢献した。
 小川博文、田辺徳雄、田中幸雄といった面々を抑えてファン投票1位で選出された90年の球宴では、第2戦の8回に田中幸雄の代打として登場し、上記の中田良弘から安打。さらに盗塁も決めており、直後の同僚の大石第二朗の3ランに繋げる働きを見せた。
 
・金村義明(近鉄・内野手・当時26歳) 報徳学園高→81年ドラフト1位→近鉄(82-94)→中日(95-97)→西武(98-99)

90年成績:113試合 .274 (376-103) 17本 51打点 85三振 64四球 2盗塁 出塁率.382 OPS.863
通算成績:1262試合 .258 (3643-939) 127本 487打点 752三振 430四球 34盗塁 出塁率.337 OPS.753
球宴成績:2試合 .167 (6-1) 0本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.167 OPS.333

※報徳学園では4番・エースとして6試合連続完投、2本塁打含む打率.545と大車輪の活躍で81年夏の甲子園で全国制覇を達成。同年のドラフトで阪急との競合の末に近鉄に入団。当初は投手としての入団だったが、すぐさま内野手に転向し、5年目の86年に「いてまえ打線」の中軸に定着し、サイクル安打を達成するなど自己最多の23本塁打をマーク。
 その後も90年代にかけての近鉄を支えるも、中村紀洋の台頭もあって94年オフに中日にFAで移籍。しかし中日では目立った活躍は出来ず、97年に小野和義とのトレードで西武に移籍。同年には少ない打席ながら打率3割をマークし、チームのリーグ優勝に貢献した。99年に引退後は解説者として活動。近年はニコニコ生放送でも動画を配信していた。
 キャリア唯一の選出であり、大石第二朗、ブライアント、鈴木貴久らとともに出場した90年の球宴では、第1戦で6番・三塁でスタメン出場すると、4回の第2打席で斎藤雅樹から適時打を放ってこの回のビッグイニングの立役者の1人に。しかし以降の打席は無安打に終わり、結果的にこの適時打が唯一の安打となった。


383 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 00:21:13 tpJX1G56
この辺りまで来ますとわかる選手しか選出されてないですね
>>379
門田さんの成績おかしいでしょ42歳の成績じゃない


384 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 00:21:51 gBNlA.aA
安達スカウト現役時代はユーティリティプレイヤーだったんですね
今年のルーキーは育成の長谷川くんとジョセフくんが確か担当だったと思いますが二人ともポテンシャルはすごいですね 特に長谷川くんは練習試合とはいえ今年の高卒ルーキーでの対外試合本塁打一番乗りでしたし


385 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 06:18:01 oCceWvyA
金村一回だけなの意外


386 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 06:33:56 Ngdp8FAg
当時のパリーグのサードといえば石毛、松永ですしね


387 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/17(木) 20:42:35 Ceah19o6
>>383
不惑の大砲は伊達じゃない


388 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/18(金) 00:04:12 79NxwwSE

【第41回・1991年】

【1991年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:7人 広:5人 洋:2人 中:7人 ヤ:6人 神:1人 計:28人

監督:藤田元司(巨人・59歳)

コーチ:山本浩二(広島・44歳)
コーチ:須藤豊(大洋・54歳)

【ファン投票選出】

投手:桑田真澄(巨人・23歳)   ※2年ぶり4度目(ファン投票は3年ぶり3度目)
   (28登板 16勝8敗 1S 227.2投球回 175奪三振 58与四球 192被安打 防3.16)

捕手:古田敦也(ヤクルト・25歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (128試合 .340 (412-140) 11本 50打点 59三振 62四球 4盗塁 出塁率.428 OPS.928)

一塁:広沢克己(ヤクルト・29歳) ※5年連続5度目(ファン投票は3年ぶり3度目、一塁手としては初)
   (132試合 .278 (492-137) 27本 99打点 129三振 53四球 8盗塁 出塁率.351 OPS.851)

二塁:篠塚利夫(巨人・34歳)   ※2年ぶり9度目(ファン投票は2年ぶり7度目)
   (97試合 .266 (289-77) 3本 23打点 49三振 32四球 1盗塁 出塁率.338 OPS.681)

三塁:岡崎郁(巨人・30歳)    ※3年連続3度目
   (113試合 .258 (400-103) 5本 44打点 56三振 43四球 1盗塁 出塁率.329 OPS.661)

遊撃:池山隆寛(ヤクルト・25歳) ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (132試合 .269 (498-134) 32本 80打点 124三振 48四球 13盗塁 出塁率.338 OPS.860)

外野:原辰徳(巨人・33歳)    ※11年連続11度目
   (127試合 .268 (455-122) 29本 86打点 82三振 55四球 5盗塁 出塁率.342 OPS.834)

外野:吉村禎章(巨人・28歳)   ※3年ぶり4度目
   (93試合 .227 (242-55) 10本 42打点 31三振 27四球 0盗塁 出塁率.306 OPS.682)

外野:真弓明信(阪神・38歳)   ※3年ぶり9度目(ファン投票は5年ぶり6度目)
   (102試合 .267 (288-77) 17本 61打点 46三振 30四球 1盗塁 出塁率.335 OPS.811)


389 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/18(金) 00:04:51 79NxwwSE

【監督推薦】

投手:槙原寛己(巨人・27歳)    ※2年ぶり3度目
   (25登板 9勝12敗 0S 186.0投球回 152奪三振 59与四球 176被安打 防3.39)

投手:大野豊(広島・35歳)     ※3年ぶり7度目
   (37登板 6勝2敗 26S 46.1投球回 58奪三振 17与四球 28被安打 防1.17)

投手:佐々岡真司(広島・23歳)   ※2年連続2度目
   (33登板 17勝9敗 0S 240.0投球回 213奪三振 69与四球 186被安打 防2.44)

投手:野村弘樹(大洋・21歳)    ※2年連続2度目
   (26登板 15勝8敗 0S 182.1投球回 113奪三振 43与四球 163被安打 防3.16)

投手:郭源治(中日・24歳)     ※3年ぶり4度目
   (33登板 13勝9敗 2S 163.0投球回 95奪三振 48与四球 131被安打 防2.71)

投手:今中慎二(中日・20歳)    ※初
   (36登板 12勝13敗 0S 193.0投球回 167奪三振 59与四球 192被安打 防2.52)

投手:森田幸一(中日・25歳)    ※初
   (50登板 10勝3敗 17S 89.0投球回 78奪三振 26与四球 78被安打 防3.03)

投手:川崎憲次郎(ヤクルト・20歳) ※2年連続2度目
   (28登板 14勝9敗 1S 191.2投球回 148奪三振 65与四球 159被安打 防2.91)

投手:西村龍次(ヤクルト・23歳)  ※初
   (30登板 15勝8敗 0S 228.1投球回 134奪三振 73与四球 202被安打 防2.80)

捕手:達川光男(広島・36歳) ※2年ぶり6度目
   (120試合 .237 (359-85) 1本 39打点 47三振 41四球 3盗塁 出塁率.314 OPS.612)

捕手:中村武志(中日・24歳) ※4年連続4度目
   (104試合 .270 (333-90) 20本 62打点 74三振 24四球 5盗塁 出塁率.316 OPS.805)

内野:駒田徳広(巨人・28歳)  ※2年連続2度目
   (130試合 .314 (510-160) 19本 66打点 78三振 44四球 5盗塁 出塁率.369 OPS.848)

内野:野村謙二郎(広島・24歳) ※2年連続2度目
   (132試合 .324 (524-170) 10本 66打点 62三振 29四球 31盗塁 出塁率.363 OPS.813)

内野:高木豊(大洋・32歳)   ※2年連続7度目
   (131試合 .333 (490-163) 4本 62打点 55三振 76四球 24盗塁 出塁率.427 OPS.853)

内野:落合博満(中日・37歳)  ※11年連続11度目
   (112試合 .340 (374-127) 37本 91打点 55三振 95四球 4盗塁 出塁率.473 OPS1.155)

内野:立浪和義(中日・21歳)  ※3年ぶり2度目
   (131試合 .290 (520-151) 10本 45打点 69三振 74四球 10盗塁 出塁率.379 OPS.802)

外野:山崎隆造(広島・33歳)  ※4年ぶり3度目
   (122試合 .301 (404-121) 8本 50打点 68三振 47四球 9盗塁 出塁率.372 OPS.780)

外野:大豊泰昭(中日・27歳)  ※初
   (121試合 .283 (396-112) 26本 72打点 84三振 53四球 2盗塁 出塁率.376 OPS.918)

外野:秦真司(ヤクルト・28歳) ※初
   (117試合 .292 (383-112) 16本 47打点 70三振 26四球 5盗塁 出塁率.345 OPS.836)


390 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/18(金) 00:05:30 79NxwwSE

【パ・リーグ】 西:7人(1) オ:5人 近:4人(1) 日:6人(1) ロ:2人 ダ:4人 計:28人

監督:森祇晶(西武・54歳)

コーチ:土井正三(オリックス・49歳)
コーチ:仰木彬(近鉄・56歳)

【ファン投票選出】

投手:野茂英雄(近鉄・22歳)   ※2年連続2度目
   (31登板 17勝11敗 1S 242.1投球回 287奪三振 128与四球 183被安打 防3.05)

捕手:伊東勤(西武・28歳)    ※8年連続8度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (124試合 .212 (392-83) 8本 44打点 59三振 36四球 3盗塁 出塁率.283 OPS.599)

一塁:清原和博(西武・23歳)   ※6年連続6度目
   (126試合 .270 (448-121) 23本 79打点 77三振 80四球 3盗塁 出塁率.390 OPS.858)

二塁:辻発彦(西武・32歳)    ※4年連続5度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (129試合 .271 (498-135) 8本 43打点 48三振 44四球 16盗塁 出塁率.338 OPS.719)

三塁:石毛宏典(西武・34歳)   ※11年連続11度目(ファン投票は2年連続10度目)
   (122試合 .269 (417-112) 13本 61打点 64三振 41四球 8盗塁 出塁率.331 OPS.755)

遊撃:田中幸雄(日本ハム・23歳) ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (130試合 .241 (453-109) 13本 62打点 44三振 30四球 3盗塁 出塁率.287 OPS.674)

外野:秋山幸二(西武・29歳)   ※7年連続7度目
   (116試合 .297 (455-135) 35本 88打点 96三振 53四球 21盗塁 出塁率.369 OPS.960)

外野:佐々木誠(ダイエー・25歳) ※3年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (130試合 .304 (519-158) 21本 71打点 64三振 48四球 36盗塁 出塁率.368 OPS.882)

外野:門田博光(ダイエー・43歳) ※5年連続14度目(ファン投票は4年連続6度目、移籍後初)
   (112試合 .264 (367-97) 18本 66打点 77三振 54四球 1盗塁 出塁率.358 OPS.810)


391 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/18(金) 00:06:48 79NxwwSE

【監督推薦】

投手:工藤公康(西武・28歳)    ※4年ぶり3度目
   (25登板 16勝3敗 0S 175.1投球回 151奪三振 75与四球 124被安打 防2.82)

投手:渡辺智男(西武・24歳)    ※2年連続2度目→出場辞退
   (22登板 11勝6敗 1S 157.0投球回 119奪三振 60与四球 117被安打 防2.35)

投手:鹿取義隆(西武・24歳)    ※4年ぶり2度目(渡辺智男の出場辞退による補充、移籍後初)
   (34登板 7勝1敗 8S 70.2投球回 37奪三振 22与四球 60被安打 防1.78)

投手:星野伸之(オリックス・25歳) ※2年ぶり4度目
   (28登板 16勝10敗 1S 193.2投球回 138奪三振 75与四球 165被安打 防3.53)

投手:小野和義(近鉄・25歳)    ※2年ぶり5度目→出場辞退
   (21登板 12勝4敗 0S 144.2投球回 65奪三振 49与四球 128被安打 防2.86)

投手:西崎幸広(日本ハム・27歳)  ※4年連続4度目→出場辞退
   (19登板 10勝6敗 1S 116.2投球回 70奪三振 53与四球 93被安打 防3.16)

投手:柴田保光(日本ハム・33歳)  ※5年ぶり3度目(西崎幸広の出場辞退による補充)
   (23登板 9勝9敗 0S 174.0投球回 116奪三振 38与四球 146被安打 防2.48)

投手:武田一浩(日本ハム・26歳)  ※2年連続2度目
   (41登板 4勝8敗 18S 64.2投球回 45奪三振 14与四球 69被安打 防4.04)

投手:小宮山悟(ロッテ・25歳)   ※初
   (29登板 10勝16敗 0S 212.0投球回 130奪三振 80与四球 219被安打 防3.95)

投手:村田勝喜(ダイエー・21歳)  ※初
   (23登板 13勝9敗 0S 188.0投球回 155奪三振 70与四球 166被安打 防3.54)

投手:本原正治(ダイエー・24歳)  ※初(小野和義の出場辞退による補充)
   (26登板 8勝9敗 0S 148.2投球回 54奪三振 60与四球 166被安打 防4.78)

捕手:中嶋聡(オリックス・22歳) ※3年連続3度目
   (129試合 .253 (430-109) 12本 48打点 85三振 30四球 4盗塁 出塁率.306 OPS.708)

捕手:田村藤夫(日本ハム・31歳) ※6年連続6度目
   (122試合 .246 (334-82) 11本 38打点 56三振 32四球 4盗塁 出塁率.313 OPS.702)

内野:松永浩美(オリックス・30歳) ※4年連続8度目
   (130試合 .314 (484-152) 13本 76打点 81三振 75四球 20盗塁 出塁率.404 OPS.885)

内野:小川博文(オリックス・24歳) ※初
   (130試合 .273 (495-135) 5本 48打点 57三振 42四球 8盗塁 出塁率.326 OPS.686)

内野:トレーバー(近鉄・29歳)   ※初
   (124試合 .272 (486-132) 29本 92打点 51三振 33四球 11盗塁 出塁率.318 OPS.807)

内野:白井一幸(日本ハム・30歳)  ※4年ぶり2度目
   (105試合 .311 (328-102) 4本 32打点 37三振 64四球 15盗塁 出塁率.428 OPS.843)

外野:石嶺和彦(オリックス・30歳)  ※2年連続4度目
   (130試合 .269 (490-132) 21本 85打点 53三振 48四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.800)

外野:新井宏昌(近鉄・39歳)     ※2年ぶり4度目
   (110試合 .309 (333-103) 3本 44打点 26三振 28四球 2盗塁 出塁率.362 OPS.759)

外野:鈴木貴久(近鉄・27歳)     ※2年連続2度目
   (127試合 .269 (431-116) 18本 63打点 75三振 55四球 2盗塁 出塁率.356 OPS.806)

外野:ウインタース(日本ハム・31歳) ※初
   (130試合 .269 (472-127) 33本 84打点 97三振 71四球 3盗塁 出塁率.364 OPS.894)

外野:愛甲猛(ロッテ・28歳)     ※2年ぶり2度目(外野での選出は初)
   (130試合 .271 (495-134) 8本 59打点 92三振 55四球 7盗塁 出塁率.341 OPS.729)


392 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/18(金) 00:07:14 79NxwwSE

【1991年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 0-1 セ 7月23日・東京ドーム・セ44勝62敗4分
(勝:槙原 1勝 敗:野茂 1敗 S:川崎 1S)

※セが投手戦を制して2年ぶりの白星。3回に池山の適時打で先制。投げては槙原、西村、郭、川崎の4投手の継投でパ打線をシャットアウト。MVPは3盗塁刺を記録した古田敦也。

第2戦
セ 3-3 パ 7月24日・広島・セ44勝62敗5分

※9年ぶりの引き分け。パは6回に43歳5か月の門田が球宴最年長本塁打となるソロ。その後は試合は延長に突入し、選手の使い過ぎからセは登板予定のなかった槙原が練習用Tシャツで登板、パは野茂を代打に、工藤を外野の守備固めに使う羽目に。これを最後に球宴は9回打ち切りとなった。MVPは4安打2打点の広沢克己。


393 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/18(金) 00:07:53 79NxwwSE

【第41回・1991年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・森田幸一(中日・投手・25歳) 北陽高→近畿大→住友金属→90年ドラフト5位→中日(91-95)

91年成績:50登板 10勝3敗 17S 89.0投球回 78奪三振 26与四球 78被安打 防3.03
通算成績:117登板 18勝13敗 24S 216.1投球回 157奪三振 67与四球 208被安打 防3.87
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.1投球回 2奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※住友金属では89年に阪神の入団テストを受けて見事合格されるも、会社から慰留されて残留。その翌90年に中日に5位指名を受けてプロ入りする。前年新人王を獲得し、31セーブをあげた与田剛が故障したことにより、自身も1年目からストッパーに抜擢。その役目をきっちり果たし、10勝17セーブの好成績で自身も新人王を獲得する。
 2年目からは与田も復帰したことにより、セットアッパーに転向。与田が再び故障した93年には再度抑えとなるも成績が低迷し、郭源治にその座を譲り、95年に早くも戦力外となってそのまま引退。その後は長らく球界から離れていたが、19年に社会人・大阪ホークスドリームにコーチ兼任で54歳にしてまさかの現役復帰を果たしている。
 前年の与田に引き続き、自身も1年目に球宴に抜擢。第2戦の9回表から6番手として登板すると、試合は同点のまま延長に突入し、自身は11回まで無失点で投げ抜く。しかしその時点でチームは野手を使い果たしており、その裏に自身も打席に立ったが三振に。そして12回に突入してしまったためにセは前日に2回を投げ、登板予定のなかった槙原を送り出す事態となった。

・秦真司(ヤクルト・外野手・当時28歳) 鳴門高→法政大→84年ドラフト2位→ヤクルト(85-98)→日本ハム(99)→ロッテ(00)

91年成績:117試合 .292 (383-112) 16本 47打点 70三振 26四球 5盗塁 出塁率.345 OPS.836
通算成績:1182試合 .262 (2790-732) 97本 341打点 513三振 227四球 31盗塁 出塁率.324 OPS.752
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※法政大では六大学リーグで4度の優勝を経験し、84年にはロサンゼルス五輪代表に選出されて金メダルを獲得。同年のドラフト2位でヤクルトに入団すると、4年目の88年に正捕手に抜擢されて自己最多の122試合に出場。しかし90年に野村克也監督が就任し、リードと配球面を問題視されて古田敦也にレギュラーの座を譲る。その後強肩と打力を活かすべく外野手に転向。
 右翼手のレギュラーをつかみ取り、92年には日本シリーズ第6戦で潮崎哲也からサヨナラ弾を放つなどの活躍を見せ、稲葉篤紀や真中満の台頭後も代打の切り札として活躍し、90年代のヤクルトを支えた。その後99年に日本ハム、00年にはロッテでプレーして引退。その後はロッテ、中日のコーチやBC・群馬の初代監督、巨人のコーチを歴任し、現在は解説者を務める。
 自己最多の16本塁打を放ち、監督推薦で選出された91年の球宴では第2戦で6番・右翼手としてスタメンするも1打席で広沢克己が代打として送られて交代。その広沢は4打数4安打の大暴れでMVPを獲得した一方で、自身は前日の代打と合わせて2打数無安打といまひとつ活躍ではできなかった。

【パ・リーグ】

・本原正治(ダイエー・投手・当時24歳) 広陵高→85年ドラフト4位→巨人(86-90)→ダイエー(90-93)→広島(94)

91年成績:26登板 8勝9敗 0S 148.2投球回 54奪三振 60与四球 166被安打 防4.78
通算成績:73登板 16勝22敗 0S 318.1投球回 116奪三振 137与四球 342被安打 防4.64
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.1投球回 0奪三振 2与四球 3被安打 防13.50

※広陵高では金本知憲の1年先輩であり、85年のドラフトで4位指名を受けて巨人に入団。しかし当時の巨人の投手層は厚く、1軍で登板することのないまま90年にトレードでダイエーに移籍。すると先発ローテ入りを果たし、91年には前半戦だけで8勝をあげる活躍を見せたが、そこから翌年にかけて怒涛の14連敗を喫してしまう。
 92年は2勝、93年には1勝に終わるなど成績は伸び悩み、93年オフには再びトレードで広島に移籍するも活躍の場はなく、1年で戦力外となって現役を引退した。
 近鉄・小野和義の出場辞退により代役として抜擢されて出場した91年の球宴では、第2戦に3番手として登板。しかし2点リードの6回に広沢克己に適時二塁打を浴びると、続く7回には高木豊にも適時二塁打を浴びて降板。1.1回2失点でリードを守り切れなかった。

・ジム・トレーバー(近鉄・内野手・当時29歳) 近鉄(90-91)

91年成績:124試合 .272 (486-132) 29本 92打点 51三振 33四球 11盗塁 出塁率.318 OPS.807
通算成績:247試合 .287 (981-282) 53本 184打点 121三振 58四球 13盗塁 出塁率.327 OPS.824
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※82年にオリオールズに入団すると、84年にメジャーデビューを果たし、4年間で27本塁打をマーク。90年に来日して近鉄に入団すると、ブライアントや鈴木貴久、石井浩郎らとともにいてまえ打線の中軸を担い、打率.303 24本塁打をマーク。翌91年には29本塁打、92打点をマークして打点王、ベストナイン、GG賞を獲得。
 しかしオフに年俸を巡って球団と対立し、退団。その後はメキシカンリーグでプレーした。引退後はオクラホマで20年以上にわたってスポーツラジオのDJとして活動。91年に乱闘を起こし、ロッテの監督であった金田正一に顔面をスパイクで蹴られたシーンは度々語り草となる。
 来日2年目の91年に初選出となった91年の球宴では第1戦の5回に伊東勤の代打で登場するも、郭源治に三振。続く第2戦でも5回に辻発彦の代打から試合最後まで出場するも、3打席凡退に終わり快音は残せなかった。


394 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/18(金) 00:09:27 sFpfm04Y
中日森田社会人で現役復帰してたのか…


395 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/18(金) 20:28:14 x2fLtAm.
この時期の中日は与田監督筆頭に上原晃、宮下昌己とか酷使されて燃え尽きるリリーフが多かったですね


396 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/18(金) 22:44:11 5HwUJezk
リリーフは2〜3年で燃え尽きる選手が今も昔も多いですけど
この頃の中日は毎年とっかえひっかえって感じですものね


397 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:04:23 ulkbcDPQ

【第42回・1992年】

【1992年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 広:4人 中:4人(1) ヤ:5人 巨:6人(1) 神:7人 洋:4人 計:30人

監督:山本浩二(広島・45歳)

コーチ:高木守道(中日・51歳)
コーチ:野村克也(ヤクルト・56歳)

【ファン投票選出】

投手:桑田真澄(巨人・24歳)   ※2年連続5度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (29登板 10勝14敗 0S 210.1投球回 152奪三振 64与四球 235被安打 防4.41)

捕手:古田敦也(ヤクルト・26歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (131試合 .316 (474-150) 30本 86打点 87三振 78四球 3盗塁 出塁率.422 OPS.997)

一塁:広沢克己(ヤクルト・30歳) ※6年連続6度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (131試合 .276 (503-139) 25本 85打点 130三振 70四球 3盗塁 出塁率.351 OPS.851)

二塁:和田豊(阪神・29歳)    ※3年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (132試合 .278 (550-153) 0本 23打点 48三振 40四球 1盗塁 出塁率.328 OPS.677)

三塁:岡崎郁(巨人・31歳)    ※4年連続4度目
   (124試合 .252 (461-116) 12本 53打点 86三振 45四球 1盗塁 出塁率.320 OPS.710)

遊撃:久慈照嘉(阪神・23歳)   ※初
   (121試合 .245 (371-91) 0本 21打点 50三振 41四球 4盗塁 出塁率.319 OPS.629)

外野:亀山努(阪神・23歳)    ※初
   (131試合 .287 (488-140) 4本 28打点 94三振 41四球 15盗塁 出塁率.343 OPS.713)

外野:パチョレック(阪神・32歳) ※初
   (129試合 .311 (512-159) 22本 88打点 73三振 40四球 0盗塁 出塁率.361 OPS.865)

外野:八木裕(阪神・27歳)    ※初
   (129試合 .267 (424-113) 21本 60打点 84三振 59四球 8盗塁 出塁率.359 OPS.842)


398 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:05:12 ulkbcDPQ

【監督推薦】

投手:大野豊(広島・36歳)    ※2年連続8度目
   (42登板 5勝3敗 26S 59.0投球回 77奪三振 25与四球 39被安打 防1.98)

投手:北別府学(広島・35歳)   ※4年ぶり7度目
   (26登板 14勝8敗 0S 181.1投球回 101奪三振 28与四球 179被安打 防2.58)

投手:小松辰雄(中日・33歳)   ※5年ぶり4度目
   (22登板 9勝9敗 0S 125.2投球回 69奪三振 39与四球 151被安打 防4.80)

投手:与田剛(中日・26歳)    ※2年ぶり2度目
   (41登板 2勝5敗 23S 72.1投球回 69奪三振 38与四球 60被安打 防3.48)

投手:山本昌広(中日・26歳)   ※3年ぶり2度目
   (30登板 13勝10敗 0S 170.2投球回 135奪三振 49与四球 158被安打 防3.43)

投手:岡林洋一(ヤクルト・24歳) ※初
   (34登板 15勝10敗 0S 197.0投球回 131奪三振 41与四球 190被安打 防2.97)

投手:槙原寛己(巨人・28歳)   ※2年連続4度目
   (29登板 12勝13敗 1S 196.0投球回 159奪三振 80与四球 192被安打 防3.58)

投手:斎藤雅樹(巨人・27歳)   ※2年ぶり3度目→出場辞退
   (25登板 17勝6敗 0S 187.2投球回 148奪三振 48与四球 165被安打 防2.59)

投手:佐々木主浩(大洋・24歳)  ※初
   (53登板 12勝6敗 21S 87.2投球回 135奪三振 39与四球 47被安打 防2.46)

投手:盛田幸妃(大洋・22歳)   ※初(斎藤雅樹の出場辞退による補充)
   (52登板 14勝6敗 2S 131.2投球回 80奪三振 51与四球 100被安打 防2.05)

投手:仲田幸司(阪神・28歳)   ※初
   (35登板 14勝12敗 1S 217.1投球回 194奪三振 67与四球 194被安打 防2.53)

投手:中込伸(阪神・22歳)    ※初
   (28登板 9勝8敗 0S 200.2投球回 111奪三振 77与四球 147被安打 防2.42)

捕手:達川光男(広島・37歳)  ※2年連続7度目
   (100試合 .233 (236-55) 0本 14打点 29三振 36四球 2盗塁 出塁率.347 OPS.597)

捕手:大久保博元(巨人・27歳) ※初
   (84試合 .277 (260-72) 15本 43打点 48三振 20四球 0盗塁 出塁率.337 OPS.841)

内野:正田耕三(広島・30歳)   ※2年ぶり5度目
   (89試合 .301 (359-108) 4本 33打点 29三振 37四球 15盗塁 出塁率.366 OPS.764)

内野:落合博満(中日・38歳)   ※12年連続12度目→出場辞退
   (116試合 .292 (384-112) 22本 71打点 74三振 88四球 2盗塁 出塁率.422 OPS.948)

内野:前原博之(中日・25歳)   ※初(落合博満の出場辞退による補充)
   (112試合 .269 (335-90) 9本 32打点 94三振 34四球 3盗塁 出塁率.343 OPS.767)

内野:池山隆寛(ヤクルト・26歳) ※5年連続5度目
   (127試合 .279 (477-133) 30本 79打点 148三振 52四球 13盗塁 出塁率.350 OPS.886)

内野:駒田徳広(巨人・29歳)   ※3年連続3度目
   (130試合 .307 (503-155) 27本 64打点 70三振 47四球 1盗塁 出塁率.367 OPS.888)

内野:高木豊(大洋・33歳)    ※3年連続8度目
   (131試合 .300 (500-150) 5本 39打点 62三振 81四球 24盗塁 出塁率.394 OPS.796)

内野:シーツ(大洋・32歳)    ※初
   (131試合 .308 (487-150) 26本 100打点 59三振 40四球 1盗塁 出塁率.365 OPS.907)

外野:飯田哲也(ヤクルト・24歳) ※初
   (125試合 .294 (521-153) 7本 42打点 83三振 39四球 33盗塁 出塁率.345 OPS.756)

外野:原辰徳(巨人・33歳)    ※12年連続12度目
   (117試合 .272 (437-119) 28本 77打点 71三振 46四球 4盗塁 出塁率.349 OPS.857)


399 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:05:40 ulkbcDPQ

【パ・リーグ】 西:9人(1) 近:5人 オ:5人 日:5人 ダ:4人 ロ:2人 計:30人

監督:森祇晶(西武・55歳)

コーチ:仰木彬(近鉄・57歳)
コーチ:土井正三(オリックス・50歳)

【ファン投票選出】

投手:野茂英雄(近鉄・23歳)   ※3年連続3度目
   (30登板 18勝8敗 216.2投球回 228奪三振 117与四球 150被安打 防2.66)

捕手:伊東勤(西武・31歳)    ※9年連続9度目(ファン投票は3年連続5度目)
   (124試合 .263 (365-96) 4本 49打点 59三振 45四球 10盗塁 出塁率.350 OPS.701)

一塁:清原和博(西武・24歳)   ※7年連続7度目
   (129試合 .289 (464-134) 36本 96打点 98三振 85四球 5盗塁 出塁率.401 OPS.959)

二塁:辻発彦(西武・33歳)    ※5年連続6度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (123試合 .285 (474-135) 6本 48打点 38三振 59四球 23盗塁 出塁率.373 OPS.761)

三塁:石毛宏典(西武・35歳)   ※12年連続12度目(ファン投票は3年連続11度目)
   (125試合 .297 (438-130) 8本 52打点 80三振 39四球 11盗塁 出塁率.359 OPS.772)

遊撃:浜名千広(ダイエー・22歳) ※初
   (124試合 .239 (314-75) 5本 30打点 76三振 26四球 9盗塁 出塁率.296 OPS.627)

外野:秋山幸二(西武・30歳)   ※8年連続8度目
   (130試合 .296 (480-142) 31本 89打点 114三振 77四球 13盗塁 出塁率.398 OPS.950)

外野:ブライアント(近鉄・31歳) ※2年ぶり2度目
   (119試合 .243 (448-109) 38本 96打点 176三振 45四球 6盗塁 出塁率.319 OPS.864)

外野:デストラーデ(西武・30歳) ※初
   (128試合 .266 (448-119) 41本 87打点 125三振 95四球 12盗塁 出塁率.396 OPS.979)


400 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:06:23 ulkbcDPQ

【監督推薦】

投手:渡辺久信(西武・26歳)    ※2年ぶり6度目(郭泰源の出場辞退による補充)
   (28登板 12勝12敗 0S 179.1投球回 141奪三振 84与四球 164被安打 防3.81)

投手:郭泰源(西武・30歳)     ※2年ぶり3度目→出場辞退
   (23登板 14勝4敗 0S 168.0投球回 108奪三振 44与四球 128被安打 防2.41)

投手:石井丈裕(西武・27歳)    ※2年ぶり2度目
   (27登板 15勝3敗 3S 148.1投球回 123奪三振 28与四球 103被安打 防1.94)

投手:赤堀元之(近鉄・22歳)    ※初
   (50登板 11勝4敗 22S 130.0投球回 88奪三振 29与四球 91被安打 防1.80)

投手:伊藤敦規(オリックス・29歳) ※初
   (26登板 8勝8敗 0S 191.2投球回 93奪三振 52与四球 192被安打 防3.80)

投手:酒井勉(オリックス・29歳)  ※初
   (22登板 10勝11敗 0S 156.0投球回 105奪三振 52与四球 140被安打 防3.29)

投手:金石昭人(日本ハム・31歳)  ※6年ぶり2度目(移籍後初)
   (28登板 14勝12敗 0S 183.2投球回 98奪三振 47与四球 188被安打 防3.77)

投手:白井康勝(日本ハム・23歳)  ※初
   (43登板 9勝3敗 10S 87.2投球回 67奪三振 49与四球 87被安打 防3.49)

投手:吉田豊彦(ダイエー・25歳)  ※2年ぶり2度目
   (23登板 11勝9敗 0S 165.2投球回 81奪三振 53与四球 159被安打 防3.64)

投手:前田幸長(ロッテ・21歳)   ※初
   (28登板 9勝14敗 0S 173.0投球回 158奪三振 86与四球 151被安打 防3.95)

投手:河本育之(ロッテ・24歳)   ※初
   (40登板 2勝4敗 19S 76.2投球回 91奪三振 36与四球 60被安打 防2.58)

捕手:田村藤夫(日本ハム・32歳)  ※7年連続7度目
   (116試合 .243 (345-84) 9本 35打点 72三振 47四球 0盗塁 出塁率.332 OPS.692)

捕手:吉永幸一郎(ダイエー・23歳) ※初
   (124試合 .290 (420-122) 11本 49打点 55三振 36四球 0盗塁 出塁率.345 OPS.776)

内野:田辺徳雄(西武・26歳)    ※初
   (126試合 .302 (401-121) 13本 63打点 48三振 19四球 4盗塁 出塁率.338 OPS.817)

内野:大石大二郎(近鉄・33歳)   ※2年ぶり9度目
   (130試合 .269 (487-131) 6本 47打点 56三振 62四球 39盗塁 出塁率.354 OPS.734)

内野:石井浩郎(近鉄・28歳)    ※初
   (128試合 .290 (473-137) 29本 89打点 59三振 58四球 4盗塁 出塁率.370 OPS.905)

内野:松永浩美(オリックス・31歳) ※5年連続9度目
   (118試合 .298 (473-141) 3本 39打点 70三振 62四球 15盗塁 出塁率.379 OPS.785)

内野:小川博文(オリックス・25歳) ※2年連続2度目
   (103試合 .291 (344-100) 3本 38打点 54三振 20四球 3盗塁 出塁率.331 OPS.720)

外野:高橋智(オリックス・25歳) ※初
   (127試合 .297 (465-138) 29本 78打点 118三振 45四球 3盗塁 出塁率.360 OPS.938)

外野:鈴木慶裕(日本ハム・29歳) ※初
   (120試合 .284 (430-122) 6本 34打点 73三振 28四球 20盗塁 出塁率.337 OPS.709)

外野:中島輝士(日本ハム・29歳) ※初
   (115試合 .290 (441-128) 13本 66打点 83三振 35四球 0盗塁 出塁率.342 OPS.777)

外野:佐々木誠(ダイエー・26歳) ※2年連続3度目
   (126試合 .322 (509-164) 21本 54打点 64三振 30四球 40盗塁 出塁率.364 OPS.869)


401 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:06:59 ulkbcDPQ

【1992年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 1-6 パ 7月18日・甲子園・パ63勝44敗5分
(勝:渡辺久 1勝 敗:小松 1敗)

※パが2年ぶりの白星。5回に石井、田辺、佐々木が球宴初の3者連続アーチで先制。投げては野茂、渡辺久がともに3回無失点の好投を見せた。MVPは3打点の石井浩郎。

第2戦
パ 4-6 セ 7月19日・千葉マリン・セ45勝63敗5分
(勝:桑田 1勝 敗:前田 1敗)

※セは初回に池山の犠飛で先制すると、2回には八木の適時打、4回には岡崎の適時打で追加点。5回には古田のソロ、6回には八木の2点適時二塁打でリードを広げた。この試合で1番・捕手の古田が球宴初のサイクル安打を達成し、MVPも獲得。

第3戦
パ 2-4 セ 7月21日・仙台・セ46勝63敗5分
(勝:山本昌 1勝 敗:伊藤敦 1敗 S:佐々木 1S)

※球宴初の地方開催をセが制した。1点を追う8回に駒田のソロで同点とすると、和田、前原の適時打も飛び出して4点を奪って逆転した。MVPは駒田徳広。


402 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:07:44 ulkbcDPQ

【第42回・1992年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・仲田幸司(阪神・投手・当時28歳) 興南高→83年ドラフト3位→阪神(84-95)→ロッテ(96-97)

92年成績:35登板 14勝12敗 1S 217.1投球回 194奪三振 67与四球 194被安打 防2.53
通算成績:335登板 57勝99敗 4S 1335.0投球回 1158奪三振 642与四球 1222被安打 防4.06
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 5奪三振 0与四球 3被安打 防0.00

※興南高では82年夏から3季連続で甲子園に出場。当時巨人以外の指名は断って大学に進学する方針を表明していたが、83年のドラフトで南海と阪神が3位で強行指名。競合と粘り強い交渉の末にプロ入りを果たす。1年目の85年から先発ローテの一員として加わり、同年のリーグ優勝に貢献。
 その後も勝ち星はあまり伸びずも先発として活躍する中で、スライダーを習得した92年には自己最多の14勝、リーグ最多の194奪三振をマークしてチームの2位躍進に貢献。3度の開幕投手を務めるなど80年代後半〜90年代前半の阪神を支え、FAで移籍したロッテで97年に引退。その後は解説者として活動し、現在は社会人・京都ジャスティスのコーチを務める。
 中込伸とともに出場した92年の球宴では本拠地・甲子園で行われた第1戦の先発を務め、パ打線を相手に3回を投げて5奪三振無失点の力投を見せ、見事な躍動を見せた。

・中込伸(阪神・投手・当時22歳) 甲府工業高→神崎工業高→88年ドラフト1位→阪神(99-01)

92年成績:28登板 9勝8敗 0S 200.2投球回 111奪三振 77与四球 147被安打 防2.42
通算成績:182登板 41勝62敗 2S 916.1投球回 562奪三振 300与四球 899被安打 防3.74
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 3奪三振 0与四球 2被安打 防4.50

※甲府工業高から神崎工業高に編入した際に、阪神の練習生として在籍し、88年のドラフト1位指名を受けてプロ入りを果たす。2年目の90年にトミージョン手術を受け、その後3年目の91年に台頭。翌92年には自己最多の9勝をあげて上記の仲田とともに大活躍。しかしその後は再び故障に悩まされ、しばらく1軍の舞台から遠ざかるも、97年に復活。
 98年にはリーグ最多の13敗を喫するも8勝をマークして、5年ぶりに規定投球回に到達した。しかしその後はチームメイトや野村克也監督と対立し、01年に自由契約となって台湾・兄弟に移籍。4年間で45勝をあげるなどエースとして活躍し、05年に引退した。その後はその兄弟の監督も務めたが、八百長騒動に巻き込まれて逮捕され、懲役刑も受ける。現在は甲子園近くで焼き肉店を営んでいる。
 上記の仲田幸司とともに抜擢された92年の球宴では第2戦で先発の桑田真澄の後を継いで2番手で登板。5回に小川博文に犠飛を打たれて1点を失うも、2回を投げ切ってセの勝利に貢献した。

・大久保博元(巨人・捕手・当時25歳) 水戸商業高→84年ドラフト1位→西武(85-92)→巨人(92-95)

92年成績:84試合 .277 (260-72) 15本 43打点 48三振 20四球 0盗塁 出塁率.337 OPS.841
通算成績:303試合 .249 (635-158) 41本 100打点 147三振 45四球 1盗塁 出塁率.308 OPS.782
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※「デーブ大久保」。84年のドラフトで広沢克己のハズレ1位で西武に入団。5年目の89年には2軍で本塁打・打点の二冠となるも、伊東勤の存在もあって1軍ではあまり出場機会がなく、92年にトレードで巨人に移籍。すると正捕手に抜擢され、自己最多の84試合に出場して打率.277 15本塁打と打撃力を発揮。
 その後は村田真一の台頭もあり、2番手捕手や代打として起用され94年のリーグ優勝にも貢献したがコーチとの確執もあって翌95年に28歳の若さで引退。その後は解説者やタレントとしても活動し、西武の打撃コーチや楽天のコーチ、2軍監督も務め、15年には楽天の1軍監督に就任。現在は居酒屋を開業し、YouTuberとしても活動している。
 巨人に移籍してからわずか2か月後の球宴に抜擢されると、第1戦、第2戦では代打で途中出場。第3戦では先発の槙原寛己とバッテリーを組んでスタメン出場を果たし、パ打線を3回無失点に抑えている。

・ラリー・シーツ(大洋・内野手・当時32歳) 大洋(92)

92年成績:131試合 .308 (487-150) 26本 100打点 59三振 40四球 1盗塁 出塁率.365 OPS.907
通算成績:同上
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.250

※78年のMLBドラフトでオリオールズに指名されるも、プロでやっていく不安から最初の3年間は大学で勉強。その後6年目にメジャー初昇格を果たすと、スラッガーとして活躍し87年には打率.316 31本塁打の好成績を残す。その後タイガースに移籍するも、契約で揉めて91年に退団。イタリアに渡ってプレーを続けていた中の92年に来日して大洋に入団する。
 メジャー通算94本塁打の実績通りに日本でも活躍し、大洋打線の4番を担って打率.308 26本 100打点の好成績を残して打点王、ベストナインのタイトルを獲得する。しかし再びオフに契約がもつれ、結局1年で退団。翌93年にMLBに復帰して、同年に引退した。
 ファン投票2位の阪神・パチョレックとともに92年の球宴の外国人枠として選抜されると、第2戦では途中出場で5回に石井丈裕から四球を選ぶも、盗塁死。続く第3戦には6番・一塁手でスタメン出場するも、併殺打含む2打席無安打に終わった。

・前原博之(中日・内野手・当時25歳) 岐阜商業高→85年ドラフト5位→中日(86-95)→西武(96-00)

92年成績:112試合 .269 (335-90) 9本 32打点 94三振 34四球 3盗塁 出塁率.343 OPS.767
通算成績:438試合 .237 (937-222) 21本 90打点 233三振 73四球 5盗塁 出塁率.296 OPS.661
球宴成績:2試合 1.000 (1-1) 0本 2打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率1.000 OPS2.000

※岐阜商業高から5位指名を受けて中日に入団。プロ入り後しばらくは2軍生活が続き、6年間でわずか65試合の出場にとどまっていたが、高校の大先輩である高木守道が監督に就任した92年に正三塁手に抜擢。自己最多の112試合に出場し、打率.269 9本とまずまずの成績を残す。
 その後も準レギュラーとして活躍し、94年の優勝争いにも貢献したが95年オフにトレードで西武に移籍。西武では目立った活躍も出来ず、00年に戦力外となる。その後社会人・昭和コンクリートで兼任コーチとしてプレーし、02年に引退。その後は12年に再び高木守道が監督に就任した際に2軍の内野守備走塁コーチも務めた。
 チームの大ベテランであった落合博満の出場辞退により選出された92年の球宴では第3戦の8回に自身唯一の打席に立ち、河本育之から適時打を放って2打点。数少ない出番でしっかりと結果を残した。


403 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:08:23 ulkbcDPQ

【パ・リーグ】

・伊藤敦規(オリックス・投手・当時29歳) 中京高→福井工業大→熊谷組→87年ドラフト1位→阪急・オリックス(88-94)→横浜(95-96)→阪神(97-02)

92年成績:26登板 8勝8敗 0S 191.2投球回 93奪三振 52与四球 192被安打 防3.80
通算成績:483登板 56勝51敗 11S 1025.0投球回 579奪三振 342与四球 1001被安打 防3.76
球宴成績:1登板 0勝1敗 1S 1.0投球回 2奪三振 1与四球 1被安打 防9.00

※大学時代にロサンゼルス五輪代表に選ばれ、2勝をあげて金メダル獲得に貢献し、その後進んだ熊谷組では2年連続で都市対抗出場、87年の日本選手権では準優勝を経験。同年のドラフトで日本ハムとの競合の末に、阪急最後のドラ1選手としてプロ入りを果たす。サイドとアンダー、両方ともとれるフォームからシュートやスライダーといった変化球を武器に、
 オリックス黎明期の90年から先発ローテに加わり、勝ち星こそ伸びなかったものの通算30勝を記録する。その後94年に2対3のトレードで横浜に移籍。しかし横浜では故障もあって活躍できず、96年に阪神に移籍。すると中継ぎとして復活を果たし、00年には両リーグ最多の71試合に登板するなどフル回転を果たした。02年に引退後は05年から15年間阪神のコーチも務めた。
 通算483試合に登板し、阪神ではリリーフの主軸として活躍した彼だったが、球宴出場はオリックス時代の1度のみ。自身は第3戦の3番手として登板し、7回は3者凡退に抑えるも、続く8回に先頭の駒田徳広に同点ソロを被弾。続く広沢克己に四球を出して降板。その後チームは逆転負けを喫し、自身も敗戦投手となってしまった。

・酒井勉(オリックス・投手・当時29歳) 東海大浦安高→東海大→日立製作所→88年ドラフト1位→オリックス(89-96)

92年成績:22登板 10勝11敗 0S 156.0投球回 105奪三振 52与四球 140被安打 防3.29
通算成績:117登板 33勝31敗 14S 556.2投球回 395奪三振 206与四球 517被安打 防3.78
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 1与四球 4被安打 防9.00

※日立製作所では88年の都市対抗に出場し、同年のドラフトでオリックスの初代ドラ1選手としてプロ入りを果たす。頭脳派サイドスローとして1年目から先発と抑えの双方で活躍し、9勝9セーブをあげて新人王に選出される。
 その後92年には2桁勝利もあげたが翌93年に国指定の難病、黄色靭帯骨化症を発症。プロ野球史上初の複数年契約となる3年契約を結び、決死のリハビリに挑むも1軍復帰はかなわず、96年に現役を引退。その後はオリックスのコーチやスカウト、楽天のコーチや2軍監督を歴任し、現在はオリックスのメンタルコーチを務める。
 伊藤敦規とともに選出された92年の球宴では第2戦の3番手として登板。しかし原辰徳、飯田哲也、岡崎郁に安打を浴びて1死満塁とされると、八木裕に適時二塁打を浴びて2失点。しかし続く7回は3者凡退に抑えて2回2失点で降板した。

・前田幸長(ロッテ・投手・当時21歳) 福岡第一高→88年ドラフト1位→ロッテ(89-95)→中日(96-01)→巨人(02-07)

92年成績:28登板 9勝14敗 0S 173.0投球回 158奪三振 86与四球 151被安打 防3.95
通算成績:595登板 78勝110敗 12S 1577.0投球回 1241奪三振 539与四球 1544被安打 防4.17
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 2.0投球回 3奪三振 0与四球 3被安打 防9.00

※88年のドラフトで上記の酒井勉を外したロッテから1位指名を受けてプロ入りを果たすと、高卒1年目から1軍に定着。園川一美、小宮山悟、伊良部秀輝らとともにロッテの先発ローテを支え、5年連続で2桁敗戦を喫するも活躍。その後3対3の大型トレードで中日に移籍すると、97年には2勝13敗と大きく負け越したものの、中継ぎに転向した99年にはリーグ優勝にも貢献。
 その後02年にFAで巨人に移籍すると、中継ぎとしてフル回転して日本一にも貢献。04年には史上76人目の通算500登板も達成した。その後07年に退団し、08年には渡米してマイナーリーグでプレーし、同年限りで引退。その後は解説者として活動し、昨年4月にはYouTuber活動も開始した。高校時代に大量のバレンタインチョコを貰ったことから愛称は「チョコ」であり、前述のYouTubeチャンネル名にも使用されている。
 19年間にわたって活躍し、595試合に登板した彼だが球宴選出はわずか1度のみ。本拠地・千葉マリンで行われた92年の球宴第2戦の先発を務めたが、初回に池山隆寛に犠飛を浴び、2回にも八木裕に適時打を浴びて2回2失点で降板。そのままチームは敗れ、敗戦投手となった。


404 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:08:41 ulkbcDPQ

・オレステス・デストラーデ(西武・外野手・当時30歳) 西武(89-92,95)

92年成績:128試合 .266 (448-119) 41本 87打点 125三振 95四球 12盗塁 出塁率.396 OPS.979
通算成績:517試合 .262 (1816-476) 160本 389打点 529三振 348四球 42盗塁 出塁率.381 OPS.951
球宴成績:3試合 .000 (9-0) 0本 0打点 4三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※「カリブの怪人」。それまで何度かNPBからのオファーがあったものの、89年5月に来日して西武に入団。バークレオの不振から1軍昇格を果たすと、わずか83試合で32本塁打を記録してブレイクを果たす。その後は秋山幸二、清原和博とともに「AKD砲」と呼ばれる強力なクリーンナップを形成し、
 2年目の90年からは3年連続本塁打王、2年連続打点王、3年連続ベストナインに輝くなど、西武黄金時代を支えた。92年オフにMLBに移籍し、マーリンズでは93年に20本塁打をマークする。その後95年に再び西武に復帰し、同年限りで引退。
 そんな90年代のパリーグの名助っ人ではあるものの、外国人枠などもあって意外にも球宴出場は1度のみ。来日4年目の92年の球宴では第2戦で4番、第3戦では5番打者を務めるも、3試合計9打席で4三振を喫するなど、セ投手陣の前に無安打に封じ込まれている。

・鈴木慶裕(日本ハム・外野手・当時29歳) 武相高→亜細亜大→日本石油→88年ドラフト2位→日本ハム(89-96)→ダイエー(97-98)

92年成績:120試合 .284 (430-122) 6本 34打点 73三振 28四球 20盗塁 出塁率.337 OPS.709
通算成績:711試合 .253 (1841-466) 24本 136打点 284三振 132四球 84盗塁 出塁率.310 OPS.645
球宴成績:3試合 .000 (4-0) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.200

※日本石油では86年,88年の都市対抗で2度の優勝を経験(88年は東芝の補強選手)し、88年のドラフト2位指名を受けて日本ハムに入団し、25歳でプロ入りを果たす。俊足巧打の即戦力として期待され、1年目から中堅手のレギュラーをつかみ取ると、打率.252 22盗塁をマーク。4年目の92年には前半戦に打ちまくり、自己最多の120試合に出場して打率.284 20盗塁の好成績を残す。
 しかし94年に手首に死球を受けたことがきっかけで成績が下降。96年には1軍出場なしに終わるほど低迷し、その後ダイエーにに移籍するも往年の力は取り戻せず、98年に引退。現在は福岡市内のろばた焼き店で調理人として勤務している。なお出川哲朗とは高校の同級生である。
 キャリアハイの成績を残した92年に自身唯一の球宴出場を果たし、第2戦では2番・中堅手でスタメンするも3打数無安打。第3戦では秋山幸二に代わって中堅手で途中出場し、河本育之から四球を選んでいる。

・中島輝士(日本ハム・外野手・当時29歳) 柳川高→プリンスホテル→88年ドラフト1位→日本ハム(89-95)→近鉄(96-98)

92年成績:115試合 .290 (441-128) 13本 66打点 83三振 35四球 0盗塁 出塁率.342 OPS.777
通算成績:641試合 .251 (1805-453) 52本 225打点 361三振 157四球 13盗塁 出塁率.313 OPS.702
球宴成績:3試合 .500 (2-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※高校時代は投手だったが、血行障害によってプリンスホテル在籍中に野手に転向。打撃を猛練習し、88年にはソウル五輪代表に選出され、チームの4番打者として銀メダル獲得に貢献した。ダイエーとの競合の末に日本ハムに1位指名をされてプロ入り。1年目の開幕戦では7番・右翼手でスタメンすると、
 なんと9回裏に新人史上2人目となるサヨナラ本塁打を記録。その後は一塁、三塁、外野を中心にチームの準レギュラーとして活躍。96年には近鉄に移籍し、98年に引退。その後は近鉄や日本ハム、台湾・統一、四国IL・徳島、韓国・ハンファのコーチ・監督として活動し、現在は京都先端科学大の監督を務める。
 ドラフト同期の外野手・鈴木とともに同じく92年の球宴に初選出。3試合通じてスタメン出場はなく、出番も多くはなかったが第2戦では辻発彦の代打で5回に打席に立つと、中込伸から安打を放った。


405 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:28:35 eP8oahUc
白井康の紹介が無かったということは他の年も出場経験あるのか
しかし金石、鈴木、中島、白石、田村とオールドファイターズファンには懐かしい名前だ


406 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 00:51:41 1rWp/8hI
>>400
赤堀規定投げててすごい
>>401
この年は3戦やってるのか
オリンピックの年は3戦やるとかだっけ?
>>404
デストラーデマジ?
西武在籍時は毎年出てるもんかと思ってました


407 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 01:05:18 eYwnXr2w
クロマティから裁判に誘われた時の「今でも俺達を日本のファンが覚えているだけ、いいじゃないか」と言った逸話好き


408 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 01:08:42 eP8oahUc
踊るホームランキング ウインタース
猛牛のホームラン王 ブライアント
オリエントエクスプレス 郭
外人枠で毎年ここらが強力なライバルでしたねえ

デストラーデが95年に戻ってきたとき見る影もなく衰えてしまっていて
3年前なら軽々とスタンドインさせていてたボールを打ちあぐねて
凡退する背中に時代の移り変わりを感じた当時でした


409 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/19(土) 02:35:40 rB1Nktyo
伊藤って阪神時代は出てなかったのか


410 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 00:02:49 dEqyr43s

【第43回・1993年】

【1993年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 ヤ:6人(1) 巨:4人 神:4人 広:4人 横:5人 中:5人 計:28人

監督:野村克也(ヤクルト・58歳)

コーチ:長嶋茂雄(巨人・57歳)
コーチ:中村勝広(阪神・44歳)

【ファン投票選出】

投手:湯舟敏郎(阪神・26歳)   ※初
   (23登板 12勝6敗 0S 161.0投球回 131奪三振 61与四球 158被安打 防3.52)

捕手:古田敦也(ヤクルト・27歳) ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (132試合 .308 (522-161) 17本 75打点 83三振 59四球 11盗塁 出塁率.381 OPS.842)

一塁:オマリー(阪神・32歳)   ※初
   (125試合 .329 (434-143) 23本 87打点 71三振 75四球 1盗塁 出塁率.427 OPS.994)

二塁:和田豊(阪神・30歳)    ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (127試合 .315 (511-161) 0本 36打点 35三振 47四球 4盗塁 出塁率.373 OPS.738)

三塁:ハウエル(ヤクルト・31歳) ※初
   (121試合 .295 (396-117) 28本 88打点 83三振 86四球 3盗塁 出塁率.420 OPS.971)

遊撃:池山隆寛(ヤクルト・27歳) ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり3度目)→出場辞退
   (108試合 .256 (390-100) 24本 71打点 95三振 51四球 10盗塁 出塁率.344 OPS.828)

外野:パチョレック(阪神・33歳) ※2年連続2度目
   (74試合 .243 (263-64) 7本 36打点 45三振 32四球 1盗塁 出塁率.323 OPS.700)

外野:吉村禎章(巨人・30歳)   ※2年ぶり5度目
   (94試合 .270 (311-84) 8本 43打点 46三振 28四球 0盗塁 出塁率.334 OPS.733)

外野:飯田哲也(ヤクルト・25歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (103試合 .217 (244-53) 2本 21打点 49三振 26四球 11盗塁 出塁率.290 OPS.577)


411 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 00:03:50 dEqyr43s

【監督推薦】

投手:岡林洋一(ヤクルト・25歳) ※2年連続2度目
   (17登板 5勝8敗 0S 115.2投球回 62奪三振 28与四球 120被安打 防3.66)

投手:桑田真澄(巨人・25歳)   ※3年連続6度目
   (26登板 8勝15敗 0S 178.0投球回 158奪三振 61与四球 162被安打 防3.99)

投手:石毛博史(巨人・23歳)   ※初
   (48登板 6勝5敗 30S 67.0投球回 85奪三振 37与四球 43被安打 防2.96)

投手:大野豊(広島・37歳)    ※3年連続9度目
   (31登板 3勝1敗 23S 38.0投球回 46奪三振 13与四球 26被安打 防2.37)

投手:野村弘樹(横浜・24歳)   ※2年ぶり3度目
   (28登板 17勝6敗 0S 179.1投球回 137奪三振 41与四球 148被安打 防2.51)

投手:佐々木主浩(横浜・25歳)  ※2年連続2度目
   (38登板 3勝6敗 20S 55.0投球回 84奪三振 21与四球 35被安打 防3.27)

投手:有働克也(横浜・23歳)   ※初
   (25登板 6勝6敗 0S 122.2投球回 69奪三振 36与四球 98被安打 防3.30)

投手:山本昌広(中日・27歳)   ※2年連続3度目
   (27登板 17勝5敗 0S 188.1投球回 132奪三振 30与四球 140被安打 防2.05)

投手:今中慎二(中日・22歳)   ※2年ぶり2度目
   (31登板 17勝7敗 1S 249.0投球回 247奪三振 59与四球 183被安打 防2.20)

捕手:谷繫元信(横浜・22歳) ※初
   (114試合 .234 (290-68) 4本 26打点 74三振 40四球 3盗塁 出塁率.339 OPS.663)

捕手:中村武志(中日・26歳) ※2年ぶり5度目
   (127試合 .218 (404-88) 18本 46打点 116三振 48四球 0盗塁 出塁率.300 OPS.679)

内野:広沢克己(ヤクルト・31歳) ※7年連続7度目
   (132試合 .288 (524-151) 25本 94打点 96三振 55四球 7盗塁 出塁率.353 OPS.826)

内野:川相昌弘(巨人・28歳)   ※3年ぶり2度目(池山隆寛の出場辞退による補充)
   (131試合 .290 (462-134) 5本 35打点 64三振 43四球 2盗塁 出塁率.350 OPS.731)

内野:野村謙二郎(広島・26歳)  ※2年ぶり3度目
   (130試合 .266 (556-148) 14本 48打点 83三振 39四球 12盗塁 出塁率.319 OPS.702)

内野:江藤智(広島・23歳)    ※初
   (131試合 .282 (482-136) 34本 82打点 94三振 78四球 7盗塁 出塁率.387 OPS.916)

内野:落合博満(中日・39歳)   ※13年連続13度目
   (119試合 .285 (396-113) 17本 65打点 69三振 96四球 1盗塁 出塁率.423 OPS.885)

内野:種田仁(中日・22歳)    ※初
   (132試合 .254 (512-130) 10本 40打点 85三振 30四球 10盗塁 出塁率.301 OPS.654)

外野:荒井幸雄(ヤクルト・28歳) ※初
   (106試合 .291 (357-104) 9本 35打点 47三振 36四球 1盗塁 出塁率.360 OPS.780)

外野:前田智徳(広島・22歳)   ※初
   (131試合 .317 (499-158) 27本 70打点 63三振 61四球 10盗塁 出塁率.392 OPS.945)

外野:畠山準(横浜・29歳)    ※初
   (128試合 .281 (452-127) 14本 72打点 102三振 32四球 0盗塁 出塁率.331 OPS.774)

※外野手のファン投票では亀山努(阪神)が3位だったものの、故障選手の規定により出場資格なしとなった。


412 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 00:04:29 dEqyr43s


【パ・リーグ】 西:7人 近:5人 オ:3人 ダ:4人 日:6人 ロ:3人 計:28人

監督:森祇晶(西武・56歳)

コーチ:鈴木啓示(近鉄・45歳)
コーチ:土井正三(オリックス・51歳)

【ファン投票選出】

投手:野茂英雄(近鉄・24歳)   ※4年連続4度目
   (32登板 17勝12敗 0S 243.1投球回 276奪三振 148与四球 201被安打 防3.70)

捕手:伊東勤(西武・30歳)    ※10年連続10度目(ファン投票は4年連続6度目)
   (128試合 .224 (401-90) 7本 39打点 63三振 46四球 6盗塁 出塁率.305 OPS.624)

一塁:清原和博(西武・25歳)   ※8年連続8度目
   (128試合 .268 (448-120) 25本 75打点 120三振 84四球 3盗塁 出塁率.389 OPS.862)

二塁:大石大二郎(近鉄・34歳)  ※2年連続10度目(ファン投票は3年ぶり8度目)
   (127試合 .257 (470-121) 10本 49打点 65三振 51四球 31盗塁 出塁率.334 OPS.685)

三塁:石毛宏典(西武・36歳)   ※13年連続13度目(ファン投票は4年連続12度目)
   (122試合 .306 (434-133) 15本 53打点 83三振 59四球 12盗塁 出塁率.389 OPS.868)

遊撃:宇野勝(ロッテ・35歳)   ※4年ぶり3度目(ファン投票は6年ぶり2度目、移籍後初)
   (59試合 .181 (166-30) 3本 9打点 43三振 16四球 0盗塁 出塁率.251 OPS.516)

外野:秋山幸二(西武・31歳)   ※9年連続9度目
   (127試合 .247 (470-116) 30本 72打点 136三振 61四球 9盗塁 出塁率.338 OPS.842)

外野:ブライアント(近鉄・32歳) ※2年連続3度目
   (127試合 .252 (497-125) 42本 107打点 204三振 46四球 4盗塁 出塁率.320 OPS.869)

外野:高橋智(オリックス・26歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (97試合 .251 (370-93) 11本 48打点 86三振 41四球 6盗塁 出塁率.326 OPS.734)


413 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 00:05:52 dEqyr43s

【監督推薦】

投手:工藤公康(西武・30歳)    ※2年ぶり4度目
   (24登板 15勝3敗 0S 170.0投球回 130奪三振 65与四球 129被安打 防2.06)

投手:鹿取義隆(西武・36歳)    ※2年ぶり3度目
   (42登板 5勝4敗 16S 68.0投球回 47奪三振 17与四球 57被安打 防2.25)

投手:赤堀元之(近鉄・23歳)    ※2年連続2度目
   (46登板 6勝6敗 26S 82.2投球回 60奪三振 36与四球 57被安打 防1.52)

投手:佐藤義則(オリックス・38歳) ※4年ぶり6度目
   (21登板 9勝8敗 0S 142.0投球回 99奪三振 55与四球 123被安打 防3.55)

投手:野田浩司(オリックス・25歳) ※3年ぶり2度目(移籍後初)
   (26登板 17勝5敗 0S 225.0投球回 209奪三振 62与四球 187被安打 防2.56)

投手:村田勝喜(ダイエー・23歳)  ※2年ぶり2度目
   (25登板 10勝12敗 0S 196.1投球回 127奪三振 81与四球 171被安打 防3.21)

投手:西崎幸広(日本ハム・29歳)  ※2年ぶり5度目
   (23登板 11勝9敗 1S 175.2投球回 143奪三振 61与四球 121被安打 防2.20)

投手:白井康勝(日本ハム・24歳)  ※2年連続2度目
   (27登板 10勝3敗 0S 152.1投球回 86奪三振 85与四球 140被安打 防2.66)

投手:小宮山悟(ロッテ・27歳)   ※2年ぶり2度目
   (27登板 12勝14敗 0S 204.1投球回 160奪三振 71与四球 193被安打 防3.44)

捕手:吉永幸一郎(ダイエー・24歳) ※2年連続2度目
   (125試合 .291 (413-120) 12本 44打点 85三振 54四球 1盗塁 出塁率.372 OPS.835)

捕手:田村藤夫(日本ハム・33歳)  ※8年連続8度目
   (129試合 .257 (401-103) 5本 40打点 85三振 45四球 6盗塁 出塁率.338 OPS.672)

内野:辻発彦(西武・34歳)    ※6年連続7度目
   (110試合 .319 (429-137) 3本 31打点 37三振 51四球 14盗塁 出塁率.395 OPS.819)

内野:石井浩郎(近鉄・29歳)   ※2年連続2度目
   (130試合 .309 (475-147) 22本 80打点 46三振 65四球 0盗塁 出塁率.393 OPS.917)

内野:広瀬哲朗(日本ハム・32歳) ※初
   (116試合 .279 (412-115) 0本 29打点 63三振 40四球 21盗塁 出塁率.344 OPS.665)

内野:片岡篤史(日本ハム・24歳) ※初
   (124試合 .287 (425-122) 8本 39打点 102三振 63四球 4盗塁 出塁率.380 OPS.801)

外野:佐々木誠(ダイエー・27歳)   ※3年連続4度目
   (113試合 .277 (444-123) 7本 41打点 84三振 36四球 23盗塁 出塁率.332 OPS.715)

外野:山本和範(ダイエー・35歳)   ※3年ぶり4度目
   (117試合 .301 (369-111) 12本 40打点 47三振 57四球 8盗塁 出塁率.395 OPS.842)

外野:ウインタース(日本ハム・33歳) ※2年ぶり2度目
   (130試合 .248 (460-114) 35本 87打点 124三振 90四球 5盗塁 出塁率.373 OPS.880)

外野:西村徳文(ロッテ・33歳)    ※2年ぶり5度目
   (103試合 .250 (352-88) 1本 28打点 43三振 37四球 21盗塁 出塁率.319 OPS.640)


414 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 00:06:07 dEqyr43s

【1993年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 8-10 パ 7月20日・東京ドーム・パ64勝46敗5分
(勝:野田 1勝 敗:有働 1敗 S:赤堀 1S)

※パが乱打戦を制した。1点ビハインドの5回に山本の3ランで逆転すると、その後同点とされて迎えた7回には高橋智の適時三塁打で再度勝ち越し。9回には佐々木誠と清原のソロでリードを広げた。MVPは清原和博。

第2戦
パ 8-10 セ 7月21日・神戸・セ47勝64敗5分
(勝:野村 1勝 敗:白井康 1敗 S:大野 1S)

※連日の乱打戦で今度はセが勝利。3-3の同点で迎えた4回にオマリーの2ランで勝ち越しに成功すると、1点ビハインドとされた後の7回には野村、荒井、和田の適時打で一挙5点を奪って試合をひっくり返した。MVPはオマリー。


415 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 00:06:33 dEqyr43s

【第43回・1993年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・湯舟敏郎(阪神・投手・当時26歳) 興國高→奈良産業大→本田技研鈴鹿→90年ドラフト1位→阪神(91-00)→近鉄(01)

93年成績:23登板 12勝6敗 0S 161.0投球回 131奪三振 61与四球 158被安打 防3.52
通算成績:257登板 60勝79敗 3S 1182.1投球回 929奪三振 502与四球 1216被安打 防3.99
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 1奪三振 1与四球 3被安打 防9.00

※本田技研鈴鹿から90年のドラフトで1位指名を受けて入団。当時既婚で子供がいたことから「子連れルーキー」として話題を呼んだ。1年目から阪神の先発ローテに加わると、2年目の92年には球団19年ぶりのノーヒットノーランも達成し、2年連続で2桁勝利をマーク。その後94,95年には開幕投手を務めるも、チームの暗黒期も重なって勝ち星は伸びず、
 95,96年には2年連続でリーグ最多敗戦を喫する。97年には再び2桁勝利をあげるも、翌98年に足を骨折。その故障が尾を引いて成績は低迷し、01年にトレードで移籍した近鉄で引退。その後は阪神のコーチを務め、現在は解説者として活動している。
 自己最多の12勝をあげた93年にファン投票1位で選出された球宴では、神戸で行われた第2戦に先発。立ち上がり2回までは無失点に抑えて3点の援護を得るも、3回に宇野、秋山に連打を浴びると、そこから大石に適時二塁打、ブライアントに犠飛を打たれて同点とされ、3回3失点と勝利投手とはなれなかった。

・石毛博史(巨人・投手・当時23歳) 銚子高→88年ドラフト外→巨人(89-96)→近鉄(97-02)→阪神(03-05)

93年成績:48登板 6勝5敗 30S 67.0投球回 85奪三振 37与四球 43被安打 防2.96
通算成績:375登板 34勝29敗 83S 580.1投球回 594奪三振 352与四球 458被安打 防3.44
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 3被安打 防9.00

※88年オフにドラフト外で巨人に入団。プロ入りから3年間は目立った成績を残せなかったが、最速154km/hの速球とスライダー・フォークを武器とし、また連投の利く体質を見出されて4年目の92年に抑えに抜擢。翌93年には当時の球団記録となるシーズン30セーブをマークして最優秀救援投手のタイトルを獲得。
 セットアッパーの橋本清とともに「元祖」勝利の方程式として活躍し、94年にもリーグ最多タイの19セーブをあげて日本一に貢献。その後97年に石井浩郎とのトレードで吉岡雄二とともに近鉄に移籍し、01年には優勝に貢献。その後03年には阪神に移籍し、再び優勝を経験した。05年に引退後は関西独立リーグでコーチを務め、現在は巨人のスカウトとして活動している。
 抑えとして絶頂期の93年に桑田真澄とともに選出された93年の球宴では本拠地・東京ドームで行われた第1戦で5番手として1点ビハインドの8回から登板。8回は3者凡退で抑えるも、続く9回に佐々木誠、清原和博の両名にソロを被弾。1点差から3点差とされ、試合を決定付けられる手痛い2失点を喫した。

・有働克也(横浜・投手・当時23歳) 神港学園高→大阪経済大→91年ドラフト3位→大洋・横浜(92-96)→中日(97-99)

93年成績:25登板 6勝6敗 0S 122.2投球回 69奪三振 36与四球 98被安打 防3.30
通算成績:127登板 23勝33敗 0S 470.0投球回 231奪三振 174与四球 514被安打 防4.39
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防9.00

※大阪経済大では関西六大学リーグで通算26勝をマークし、91年のドラフトで3位指名を受けて大洋に入団。1年目から先発ローテ入りを果たすと、93年には横浜ベイスターズ初の開幕投手を務める。94年には自己最多の8勝をマークするなど、勝ち星こそあまり伸びなかったがベイスターズ黎明期のチームを支えた。その後は成績が低迷し、96年に戦力外となると中日に移籍。
 しかし中日でも目立った成績を残せず、チームが優勝を果たした99年には1軍登板なしに終わって再び戦力外に。その後オリックスの入団テストを受けるも不合格となり、台湾に移籍。その台湾でもシーズン途中に戦力外となり、同年限りで引退。その後は03年に打撃投手として横浜に復帰。15,16年にはDeNAの2軍コーチも務め、現在もスコアラーとして在籍している。
 ベイスターズ元年の93年に選出された球宴では第1戦の7回に4番手として登板。7-7の同点の場面で2アウトとするも、そこから清原和博に二塁打を浴びると、続く高橋智に適時三塁打を浴びて失点。結果的にこれが決勝点となり、敗戦投手となってしまった。

・ジャック・ハウエル(ヤクルト・三塁手・当時31歳) ヤクルト(92-94)→巨人(95)

93年成績:121試合 .295 (396-117) 28本 88打点 83三振 86四球 3盗塁 出塁率.420 OPS.971
通算成績:405試合 .291 (1365-397) 100本 272打点 309三振 226四球 11盗塁 出塁率.395 OPS.952
球宴成績:2試合 .200 (5-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.400

※エンゼルスでは同じくヤクルトでプレーしたデシンセイの不振から87年に三塁手の定位置を掴んで自己最多の23本塁打をマーク。当時通算84本塁打を放った実績を引っ提げて92年にヤクルトに入団。開幕当初は日本の野球の対応に苦しむも、球宴後に爆発して後半戦だけで30本塁打をマークする大暴れを見せ、打率.331 38本塁打で首位打者、本塁打王の二冠を獲得。チームの優勝への原動力として評価されてMVPも受賞した。
 翌93年には現在でも歴代最多のシーズン5本のサヨナラ本塁打を放つなど勝負強さを発揮し、日本一に貢献。しかし94年には不振に加えて、米国の夫人から離婚訴訟を起こされるなど公私ともにトラブルが続いてオフに退団。95年には巨人に移籍するも、離婚訴訟が長引いて結局シーズン途中に退団となる。その後はMLBに復帰し、99年にアストロズで引退。現在はエンゼルス傘下のマイナーチームで監督を務めている。
 来日2年目の93年に三塁手のファン投票1位で球宴に選出。第1戦では5番・三塁手としてスタメンするも3打席無安打。続く第2戦では江藤智に代わって三塁手として途中出場すると、7回には白井康勝から安打を放ち、この回5点をあげるビッグイニングの繋ぎ役となった。

・荒井幸雄(ヤクルト・外野手・当時28歳) 横浜商業高→日本石油→85年ドラフト2位→ヤクルト(86-95)→近鉄(96-97)→横浜(98-00)

93年成績:106試合 .291 (357-104) 9本 35打点 47三振 36四球 1盗塁 出塁率.360 OPS.780
通算成績:1042試合 .270 (2893-782) 55本 276打点 299三振 308四球 34盗塁 出塁率.341 OPS.731
球宴成績:2試合 1.000 (2-2) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率1.000 OPS2.500

※日本石油時代には84年のロサンゼルス五輪で4番打者を務め、金メダル獲得に貢献。その後85年のドラフトで2位指名を受けてヤクルトに入団。2年目の87年に1番打者に抜擢されると、自己最高の打率.301をマークし、チーム15年ぶりの新人王となる。その後は栗山英樹や秦真司らとともに外野の準レギュラーとして活躍し、
 91年には千葉マリンスタジアム初の公式戦で同球場初本塁打となるランニング弾を記録するなど、野村政権下で4度の優勝に貢献。その後96年に近鉄、98年に横浜にそれぞれトレードで移籍し、99年には通算1000試合出場も達成。翌00年に引退後はヤクルト、日本ハム、巨人のコーチを歴任し、現在はジャイアンツアカデミーのコーチを務める。
 プロ入り8年目で初選出となった93年の球宴では、第1戦で8回に村田勝喜から二塁打、第2戦では7回に鹿取義隆から適時打を、それぞれ代打で記録し、2打数2安打1打点と大舞台で勝負強さを発揮した。

【パ・リーグ】

なし


416 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 00:17:39 tg/Z/xEs
有働がオールスターに出てたとは…


417 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 00:40:38 O6BO2AFQ
>>411
原辰徳いなくなっちゃったか
>>415
石毛オールスターでも炎上してて草
抑えで出てきて打たれるイメージが強すぎる


418 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 02:26:16 DIL3vaaU
>>416
2年連続で開幕投手やったピッチャーですし
当時からネタ扱いでしたけどね


419 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 15:09:57 .5FMAp9Q
石毛=リリーフで出てきて打たれる
って子供の頃のイメージだったけど同じように思ってた人いて草


420 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 18:54:46 iZxqtANQ
石毛近鉄までは知ってたけど3球団で優勝経験してるのは凄いな


421 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 19:03:25 KWZFjQCw
戦力がいから拾われた晩年の阪神でもわりと結果残したのは流石というか


422 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 22:43:34 4JqC/GEY
石毛は出てきたら炎上みたいな印象で語られがちですけど
92年、93年は間違いなくセリーグトップのリリーフでしたよ


423 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/20(日) 22:46:02 4JqC/GEY
>>418
野村でも斎藤隆でもなく開幕投手有働
近藤監督は開幕試合をいきなり捨てるのかなんて言われてましたね


424 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 02:17:04 ffgsuXsw

【第44回・1994年】

【1994年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 ヤ:5人 中:6人 巨:5人 神:5人(1) 横:3人 広:4人 計:28人

監督:野村克也(ヤクルト・59歳)

コーチ:高木守道(中日・53歳)
コーチ:長嶋茂雄(巨人・58歳)

【ファン投票選出】

投手:藪恵壹(阪神・25歳)    ※初
   (26登板 9勝9敗 0S 181.1投球回 110奪三振 42与四球 174被安打 防3.18)

捕手:古田敦也(ヤクルト・29歳) ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (76試合 .238 (260-62) 3本 19打点 40三振 20四球 3盗塁 出塁率.297 OPS.605)

一塁:オマリー(阪神・33歳)   ※2年連続2度目
   (124試合 .314 (430-135) 15本 74打点 74三振 89四球 2盗塁 出塁率.429 OPS.899)

二塁:和田豊(阪神・31歳)    ※3年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (130試合 .318 (519-165) 2本 43打点 40三振 65四球 8盗塁 出塁率.395 OPS.761)

三塁:八木裕(阪神・29歳)    ※2年ぶり2度目(三塁手としては初)→出場辞退
   (103試合 .259 (247-64) 6本 28打点 47三振 21四球 1盗塁 出塁率.315 OPS.716)

遊撃:池山隆寛(ヤクルト・28歳) ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (99試合 .260 (362-94) 19本 55打点 83三振 35四球 8盗塁 出塁率.332 OPS.793)

外野:新庄剛志(阪神・22歳)   ※初
   (122試合 .251 (466-117) 17本 68打点 93三振 30四球 7盗塁 出塁率.304 OPS.744)

外野:松井秀喜(巨人・20歳)   ※初
   (130試合 .294 (503-148) 20本 66打点 101三振 57四球 6盗塁 出塁率.368 OPS.843)

外野:亀山努(阪神・25歳)    ※2年ぶり2度目
   (105試合 .284 (327-93) 9本 28打点 64三振 45四球 5盗塁 出塁率.372 OPS.797)


425 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 02:17:55 ffgsuXsw

【監督推薦】

投手:岡林洋一(ヤクルト・26歳) ※3年連続3度目
   (22登板 11勝5敗 0S 171.2投球回 95奪三振 31与四球 161被安打 防2.99)

投手:高津臣吾(ヤクルト・25歳) ※初
   (47登板 8勝4敗 19S 72.1投球回 54奪三振 30与四球 63被安打 防2.86)

投手:山本昌広(中日・28歳)   ※3年連続4度目
   (29登板 19勝8敗 0S 214.0投球回 148奪三振 46与四球 203被安打 防3.49)

投手:今中慎二(中日・23歳)   ※2年連続3度目
   (28登板 13勝9敗 3S 197.0投球回 156奪三振 42与四球 166被安打 防2.88)

投手:桑田真澄(巨人・26歳)   ※4年連続7度目
   (28登板 14勝11敗 1S 207.1投球回 185奪三振 51与四球 175被安打 防2.52)

投手:槙原寛己(巨人・30歳)   ※2年ぶり5度目
   (29登板 12勝8敗 0S 185.0投球回 153奪三振 49与四球 169被安打 防2.82)

投手:斎藤雅樹(巨人・29歳)   ※2年ぶり4度目
   (30登板 14勝8敗 0S 206.1投球回 144奪三振 32与四球 183被安打 防2.53)

投手:斎藤隆(横浜・24歳)    ※初
   (28登板 9勝12敗 0S 181.0投球回 169奪三振 69与四球 175被安打 防3.13)

投手:紀藤真琴(広島・29歳)   ※初
   (30登板 16勝5敗 0S 181.1投球回 149奪三振 56与四球 178被安打 防3.97)

捕手:村田真一(巨人・30歳) ※初
   (120試合 .248 (330-82) 10本 41打点 88三振 36四球 1盗塁 出塁率.331 OPS.706)

捕手:西山秀二(広島・27歳) ※初
   (126試合 .284 (387-110) 3本 32打点 73三振 35四球 9盗塁 出塁率.341 OPS.706)

内野:広沢克己(ヤクルト・32歳) ※8年連続8度目(八木裕の出場辞退による補充)
   (130試合 .271 (501-136) 26本 73打点 78三振 45四球 6盗塁 出塁率.330 OPS.823)

内野:立浪和義(中日・24歳)   ※3年ぶり3度目
   (129試合 .274 (489-134) 10本 53打点 50三振 83四球 12盗塁 出塁率.378 OPS.773)

内野:大豊泰昭(中日・30歳)   ※3年ぶり2度目(内野手での選出は初)
   (130試合 .310 (477-148) 38本 107打点 97三振 71四球 1盗塁 出塁率.396 OPS1.004)

内野:野村謙二郎(広島・27歳)  ※2年連続4度目
   (130試合 .303 (558-169) 10本 61打点 75三振 45四球 37盗塁 出塁率.355 OPS.762)

外野:彦野利勝(中日・29歳)  ※4年ぶり3度目
   (118試合 .284 (363-103) 6本 49打点 61三振 45四球 1盗塁 出塁率.364 OPS.761)

外野:パウエル(中日・29歳)  ※初
   (110試合 .324 (423-137) 20本 76打点 73三振 42四球 3盗塁 出塁率.387 OPS.907)

外野:畠山準(横浜・30歳)   ※2年連続2度目
   (127試合 .292 (449-131) 11本 46打点 105三振 50四球 1盗塁 出塁率.367 OPS.797)

外野:ブラッグス(横浜・31歳) ※初
   (122試合 .315 (448-141) 35本 91打点 83三振 68四球 1盗塁 出塁率.414 OPS1.023)

外野:前田智徳(広島・23歳)  ※2年連続2度目
   (123試合 .321 (492-158) 20本 66打点 56三振 57四球 4盗塁 出塁率.389 OPS.885)


426 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 02:18:28 ffgsuXsw

【パ・リーグ】 西:8人 日:4人 オ:3人(1) 近:5人 ロ:2人 ダ:6人 計:28人

監督:森祇晶(西武・57歳)

コーチ:大沢啓二(日本ハム・52歳)
コーチ:仰木彬(オリックス・59歳)

【ファン投票選出】

投手:伊良部秀輝(ロッテ・25歳)  ※初
   (27登板 15勝10敗 0S 207.1投球回 239奪三振 94与四球 170被安打 防3.04)

捕手:伊東勤(西武・31歳)     ※11年連続11度目(ファン投票は5年連続7度目)
   (113試合 .254 (338-86) 8本 53打点 48三振 38四球 17盗塁 出塁率.331 OPS.710)

一塁:清原和博(西武・26歳)    ※9年連続9度目
   (129試合 .279 (455-127) 26本 93打点 117三振 100四球 5盗塁 出塁率.411 OPS.925)

二塁:辻発彦(西武・35歳)     ※7年連続8度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (105試合 .294 (412-121) 4本 45打点 51三振 35四球 9盗塁 出塁率.351 OPS.730)

三塁:石毛宏典(西武・37歳)    ※14年連続14度目(ファン投票は5年連続13度目)
   (111試合 .266 (380-101) 11本 46打点 79三振 41四球 8盗塁 出塁率.335 OPS.732)

外野:秋山幸二(ダイエー・32歳)  ※10年連続10度目(移籍後初)
   (129試合 .254 (473-120) 24本 73打点 125三振 83四球 26盗塁 出塁率.370 OPS.852)

外野:イチロー(オリックス・20歳) ※初
   (130試合 .385 (546-210) 13本 54打点 53三振 51四球 29盗塁 出塁率.445 OPS.994)

外野:佐々木誠(西武・28歳)    ※4年連続5度目(ファン投票は3年ぶり2度目、移籍後初)
   (126試合 .285 (527-150) 20本 84打点 85三振 31四球 37盗塁 出塁率.327 OPS.773)


427 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 02:19:03 ffgsuXsw

【監督推薦】

投手:新谷博(西武・30歳)     ※初
   (41登板 10勝8敗 9S 130.0投球回 99奪三振 35与四球 97被安打 防2.91)

投手:杉山賢人(西武・25歳)    ※初
   (54登板 4勝2敗 6S 60.2投球回 63奪三振 13与四球 54被安打 防3.56)

投手:西崎幸広(日本ハム・30歳)  ※2年連続6度目
   (25登板 8勝14敗 0S 181.0投球回 151奪三振 64与四球 202被安打 防4.08)

投手:佐藤義則(オリックス・39歳) ※2年連続7度目
   (20登板 8勝8敗 0S 130.1投球回 93奪三振 42与四球 126被安打 防3.52)

投手:野茂英雄(近鉄・25歳)    ※5年連続5度目
   (17登板 8勝7敗 0S 114.0投球回 126奪三振 86与四球 96被安打 防3.63)

投手:赤堀元之(近鉄・24歳)    ※3年連続3度目
   (45登板 9勝4敗 24S 94.0投球回 73奪三振 24与四球 66被安打 防1.82)

投手:山崎慎太郎(近鉄・28歳)   ※初
   (27登板 12勝10敗 0S 179.2投球回 85奪三振 65与四球 182被安打 防3.41)

投手:吉田豊彦(ダイエー・27歳)  ※2年ぶり3度目
   (30登板 12勝11敗 0S 190.2投球回 129奪三振 82与四球 197被安打 防3.78)

投手:下柳剛(ダイエー・26歳)   ※初
   (62登板 11勝5敗 4S 105.2投球回 89奪三振 53与四球 111被安打 防4.51)

捕手:田村藤夫(日本ハム・34歳)  ※9年連続9度目
   (116試合 .232 (323-75) 5本 38打点 77三振 43四球 3盗塁 出塁率.318 OPS.652)

捕手:吉永幸一郎(ダイエー・25歳) ※3年連続3度目
   (123試合 .284 (433-123) 19本 55打点 70三振 44四球 0盗塁 出塁率.348 OPS.838)

内野:田辺徳雄(西武・28歳)      ※2年ぶり2度目
   (104試合 .338 (337-114) 8本 41打点 41三振 16四球 6盗塁 出塁率.370 OPS.839)

内野:小川博文(オリックス・27歳)   ※2年ぶり3度目
   (126試合 .303 (459-139) 4本 53打点 70三振 44四球 2盗塁 出塁率.362 OPS.750)

内野:石井浩郎(近鉄・30歳)      ※3年連続3度目
   (130試合 .316 (487-154) 33本 111打点 87三振 74四球 1盗塁 出塁率.409 OPS1.001)

内野:初芝清(ロッテ・27歳)      ※初
   (129試合 .290 (476-138) 17本 75打点 90三振 36四球 1盗塁 出塁率.342 OPS.825)

内野:松永浩美(ダイエー・33歳)    ※2年ぶり10度目(移籍後初)
   (116試合 .314 (477-150) 8本 55打点 73三振 60四球 8盗塁 出塁率.390 OPS.813)

内野:トラックスラー(ダイエー・26歳) ※初
   (129試合 .263 (499-131) 15本 62打点 101三振 39四球 0盗塁 出塁率.315 OPS.718)

外野:田中幸雄(日本ハム・26歳) ※3年ぶり5度目(外野手での選出は初)
   (130試合 .286 (518-148) 27本 87打点 88三振 40四球 2盗塁 出塁率.338 OPS.844)

外野:高橋智(オリックス・27歳) ※3年連続3度目→出場辞退
   (76試合 .260 (254-66) 5本 42打点 63三振 20四球 1盗塁 出塁率.310 OPS.695)

外野:鈴木貴久(近鉄・30歳)   ※3年ぶり3度目(高橋智の出場辞退による補充)
   (120試合 .263 (430-113) 19本 73打点 74三振 47四球 1盗塁 出塁率.340 OPS.784)


428 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 02:19:23 ffgsuXsw

【1994年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 8-1 セ 7月19日・西武・パ65勝47敗5分
(勝:伊良部 1勝 敗:斎藤雅 1敗)

※パは初回に佐々木の2ランなどで3点を先制すると、4回には秋山のソロ、5回にはトラックスラー、吉永の適時打、6回には松永の適時二塁打とダイエー勢が猛攻を見せた。MVPは秋山幸二。

第2戦
セ 7-3 パ 7月20日・ナゴヤ・セ48勝65敗5分
(勝:斎藤隆 1勝 敗:西崎 1敗)

※セは2点を追う3回に彦野のソロで1点差とすると、6回には松井、ブラッグス、立浪、彦野の4適時打が飛び出し、打者一巡の猛攻で6点を奪って逆転した。MVPはブラッグス。


429 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 02:19:45 ffgsuXsw

【第44回・1994年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

なし

【パ・リーグ】

・新谷博(西武・投手・当時30歳) 佐賀商業高→駒澤大→日本生命→91年ドラフト2位→西武(92-99)→日本ハム(00-01)

94年成績:41登板 10勝8敗 9S 130.0投球回 99奪三振 35与四球 97被安打 防2.91
通算成績:238登板 54勝47敗 14S 918.1投球回 724奪三振 280与四球 842被安打 防3.64
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.2投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※佐賀商業高では82年夏の甲子園でノーノーを達成。その後駒澤大に進むも靭帯を損傷し、日本生命に入社して92年にドラフト2位指名を受けて西武に28歳でプロ入り。先発と中継ぎの双方で活躍し、94年には月間MVPも獲得するなど10勝、防2.91をマークして最優秀防御率のタイトルを獲得。
 そこから3年連続で2桁勝利をあげるなど黄金時代後期の西武を支えた。その後99年に戦力外となるも、日本ハムに移籍。主に中継ぎとしてプレーし、01年に引退。その後は日本ハムのコーチを務め、女子野球界に進出。日本代表の監督も務め、昨年には古巣・西武のレディースチームの初代監督に就任した。
 3年目の94年に選出された球宴では第1戦の8回に3四球を出して降板した野茂英雄の後を継いで4番手として登板。1死満塁の場面から古田敦也を併殺に打ち取ってピンチを脱すると、続く8回も無失点に抑える好リリーフを見せた。

・杉山賢人(西武・投手・当時25歳) 沼津学園高→専修大→東芝→92年ドラフト1位→西武(93-99)→阪神(99-00)→近鉄(00-01)→横浜(01)

94年成績:54登板 4勝2敗 6S 60.2投球回 63奪三振 13与四球 54被安打 防3.56
通算成績:333登板 17勝13敗 17S 317.1投球回 295奪三振 126与四球 318被安打 防3.91
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 0.0投球回 0奪三振 1与四球 1被安打 防-.--

※東芝では91年の都市対抗で優勝し若獅子賞も獲得し、翌年のバルセロナ五輪では銅メダル獲得に貢献。社会人ナンバーワン左腕と注目され、同年のドラフト1位指名を受けて西武に入団。1年目から左の中継ぎとしてフル回転し、リーグ最多の54試合に登板して新人王を獲得。鹿取義隆、潮崎哲也とともにリリーフユニット「サンフレッチェ」を形成。
 その後もワンポイントリリーフとして西武の黄金時代を支えた。99年からは毎年のようにトレードで移籍を繰り返し、阪神、近鉄、横浜の3球団でプレーして01年に引退。その後は横浜の打撃投手、楽天のコーチを務め、現在は古巣・西武の2軍投手コーチを務めている。
 上記の新谷とともに選出された94年の球宴では、第2戦の6回に連打を浴びて降板した西崎幸広の後を継いで、4番手として登板。しかし松井秀喜に適時打を浴びると、続くオマリーに四球を出して満塁とされ、対左打者の対戦ながら1アウトも取れぬまま降板と苦い結果に終わってしまった。

・山崎慎太郎(近鉄・投手・当時28歳) 新宮高→84年ドラフト3位→近鉄(85-97)→ダイエー(98-99)→広島(00)→オリックス(01-02)

94年成績:27登板 12勝10敗 0S 179.2投球回 85奪三振 65与四球 182被安打 防3.41
通算成績:339登板 87勝92敗 9S 1500.0投球回 852奪三振 641与四球 1583被安打 防4.19
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 1与四球 5被安打 防9.00

※84年のドラフト3位指名を受けて近鉄に入団すると、4年目の88年に自己最多の13勝をマークしてブレイクを果たし、翌年の優勝にも貢献。その後しばらく不振に苦しむも、93年に復活を果たして94年には12勝をマーク。95年には開幕投手も務めるなど、
 近鉄の主力投手として長らく活躍した。その後97年にFAでダイエーに移籍するも不振に苦しみ、00年に広島に移籍。さらに翌年にはオリックスに移籍し、中継ぎとして活躍して02年に引退。その後はオリックスの打撃投手や天理高の臨時コーチとして活動。現在は少年野球の指導者となっている。
 プロ10年目の94年に唯一の選出となった球宴では、上記の杉山の後を継いで6回の無死満塁の場面から登板。直後にブラッグスに走者一掃の適時三塁打、立浪和義、彦野利勝にも適時打を浴び、結果この回6失点のビッグイニングを作ってしまう。その後7回にも亀山努、畠山準に安打を浴びるもなんとか無失点に抑え、2回2失点で降板となった。

・ブライアン・トラックスラー(ダイエー・内野手・当時26歳) ダイエー(94)

94年成績:129試合 .263 (499-131) 15本 62打点 101三振 39四球 0盗塁 出塁率.315 OPS.718
通算成績:同上
球宴成績:2試合 .750 (4-3) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.750 OPS1.500

※MLBでは90年にドジャースでデビューするも9試合のみの出場に終わり、マイナー生活が続いていたが94年に来日してダイエーに入団。主砲・秋山幸二の前を打つ3番打者として起用され、打率.263 15本とまずまずの成績を残す。しかしオフにケビン・ミッチェルを獲得したことと、
 打率.298 26本と自身より成績の良かったライマーの存在もあって、同年限りでの退団となった。その後はマイナーリーグや台湾でプレーし、引退後はマイナーの打撃コーチを務めていたが、酒豪であったことが原因でアルコール中毒による肝硬変を起こし、04年に37歳という若さでこの世を去った。
 「コロコロちゃん」の愛称で親しまれ、94年の球宴では一塁手部門で清原和博に次いでファン投票2位となり、監督推薦で出場。第1戦では5番・指名打者で出場し、5回に桑田真澄から適時打を放つなど2安打1打点の活躍。さらに第2戦では8回に広瀬哲朗の代打で登場し、槙原寛己から安打。2試合で4打数3安打と当たりを見せた。


430 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 03:05:51 UHlLGonM
>>427
田辺規定到達してなさそうだけどめちゃくちゃ打ってますね


431 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 11:07:59 O6XIUx7c
山崎といえば足上げクイクイ二段モーションですね


432 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 19:08:20 jWpPc3fM
>>426
ついに出たわね


433 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/21(月) 21:08:00 CASxEl3k
パのファン投票が覇権チームと元巨人ばかりという流れがこの時期変わりだした印象ありますね


434 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:01:16 tY84UjHM

【第45回・1995年】

【1995年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:4人 中:2人 広:5人 ヤ:4人 神:5人 横:8人 計:28人

監督:長嶋茂雄(巨人・59歳)

コーチ:木俣達彦(中日・51歳)
コーチ:三村敏之(広島・46歳)

【ファン投票選出】

投手:佐々木主浩(横浜・27歳)  ※2年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (47登板 7勝2敗 32S 56.2投球回 78奪三振 17与四球 30被安打 防1.75)

捕手:古田敦也(ヤクルト・29歳) ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (130試合 .294 (487-143) 21本 76打点 51三振 46四球 6盗塁 出塁率.357 OPS.821)

一塁:駒田徳広(横浜・32歳)   ※3年ぶり4度目(ファン投票は5年ぶり2度目、移籍後初)
   (130試合 .289 (499-144) 6本 66打点 78三振 37四球 0盗塁 出塁率.338 OPS.736)

二塁:ローズ(横浜・28歳)    ※初
   (130試合 .315 (492-155) 22本 97打点 66三振 53四球 1盗塁 出塁率.379 OPS.909)

三塁:江藤智(広島・25歳)    ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (127試合 .286 (462-132) 39本 106打点 93三振 90四球 14盗塁 出塁率.396 OPS1.004)

遊撃:野村謙二郎(広島・28歳)  ※3年連続5度目(ファン投票は初)
   (131試合 .315 (550-173) 32本 75打点 60三振 53四球 30盗塁 出塁率.380 OPS.940)

外野:ブラッグス(横浜・32歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (110試合 .273 (407-111) 24本 72打点 102三振 59四球 4盗塁 出塁率.381 OPS.887)

外野:佐伯貴弘(横浜・25歳)   ※初
   (103試合 .264 (212-56) 7本 29打点 45三振 29四球 0盗塁 出塁率.352 OPS.805)

外野:畠山準(横浜・31歳)    ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (100試合 .220 (209-46) 7本 29打点 55三振 24四球 0盗塁 出塁率.302 OPS.680)


435 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:01:56 tY84UjHM

【監督推薦】

投手:斎藤雅樹(巨人・30歳)   ※2年連続5度目
   (28登板 18勝10敗 0S 213.0投球回 187奪三振 50与四球 166被安打 防2.70)

投手:今中慎二(中日・24歳)   ※3年連続4度目
   (25登板 12勝9敗 0S 189.0投球回 150奪三振 45与四球 178被安打 防3.29)

投手:山内泰幸(広島・22歳)   ※初
   (34登板 14勝10敗 0S 163.1投球回 123奪三振 67与四球 145被安打 防3.03)

投手:チェコ(広島・23歳)    ※初
   (28登板 15勝8敗 0S 193.2投球回 166奪三振 98与四球 143被安打 防2.74)

投手:吉井理人(ヤクルト・30歳) ※7年ぶり2度目(移籍後初)
   (25登板 10勝7敗 0S 147.1投球回 91奪三振 39与四球 127被安打 防3.12)

投手:山部太(ヤクルト・24歳)  ※初
   (31登板 16勝7敗 0S 160.0投球回 144奪三振 89与四球 121被安打 防3.83)

投手:藪恵壹(阪神・26歳)    ※2年連続2度目
   (27登板 7勝13敗 0S 196.0投球回 118奪三振 50与四球 185被安打 防2.98)

投手:古溝克之(阪神・31歳)   ※初
   (45登板 2勝9敗 19S 68.1投球回 60奪三振 25与四球 59被安打 防3.29)

投手:盛田幸希(横浜・25歳)   ※3年ぶり2度目
   (57登板 8勝4敗 5S 73.0投球回 60奪三振 27与四球 65被安打 防1.97)

捕手:村田真一(巨人・31歳) ※2年連続2度目
   (116試合 .265 (339-90) 13本 38打点 77三振 38四球 0盗塁 出塁率.344 OPS.772)

捕手:関川浩一(阪神・26歳) ※初
   (124試合 .295 (417-123) 2本 30打点 74三振 44四球 12盗塁 出塁率.362 OPS.736)

内野:落合博満(巨人・41歳)   ※2年ぶり14度目(移籍後初)
   (117試合 .311 (399-124) 17本 65打点 87三振 73四球 1盗塁 出塁率.414 OPS.895)

内野:立浪和義(中日・25歳)   ※2年連続4度目
   (126試合 .301 (489-147) 11本 53打点 46三振 59四球 10盗塁 出塁率.378 OPS.802)

内野:土橋勝征(ヤクルト・26歳) ※初
   (129試合 .281 (459-129) 9本 54打点 51三振 44四球 7盗塁 出塁率.351 OPS.745)

内野:和田豊(阪神・32歳)    ※4年連続5度目
   (130試合 .267 (509-136) 1本 35打点 39三振 45四球 4盗塁 出塁率.330 OPS.632)

内野:久慈照嘉(阪神・26歳)   ※3年ぶり2度目
   (123試合 .266 (334-89) 1本 24打点 49三振 62四球 3盗塁 出塁率.381 OPS.714)

内野:石井琢朗(横浜・24歳)   ※初
   (124試合 .309 (444-137) 2本 41打点 63三振 69四球 23盗塁 出塁率.407 OPS.789)

外野:松井秀喜(巨人・21歳) ※2年連続2度目
   (131試合 .283 (501-142) 22本 80打点 93三振 62四球 9盗塁 出塁率.363 OPS.845)

外野:金本知憲(広島・27歳) ※初
   (104試合 .274 (369-101) 24本 67打点 78三振 61四球 14盗塁 出塁率.381 OPS.896)


436 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:03:03 tY84UjHM

【パ・リーグ】 西:7人(1) オ:6人 近:2人 ダ:5人 ロ:6人 日:2人 計:28人

監督:東尾修(西武・45歳)

コーチ:仰木彬(オリックス・60歳)
コーチ:鈴木啓示(近鉄・47歳)

【ファン投票選出】

投手:伊良部秀輝(ロッテ・26歳)  ※2年連続2度目
   (28登板 11勝11敗 0S 203.0投球回 239奪三振 72与四球 156被安打 防2.53)

捕手:伊東勤(西武・32歳)     ※12年連続12度目(ファン投票は6年連続8度目)
   (125試合 .246 (386-95) 6本 43打点 59三振 27四球 9盗塁 出塁率.302 OPS.649)

一塁:清原和博(西武・27歳)    ※10年連続10度目
   (118試合 .245 (404-99) 25本 64打点 111三振 90四球 2盗塁 出塁率.392 OPS.870)

二塁:小久保裕紀(ダイエー・23歳) ※初
   (130試合 .286 (465-133) 28本 76打点 94三振 50四球 14盗塁 出塁率.366 OPS.914)

三塁:松永浩美(ダイエー・34歳)  ※2年連続11度目(ファン投票は6年ぶり2度目)
   (87試合 .238 (320-76) 3本 21打点 61三振 38四球 5盗塁 出塁率.319 OPS.638)

遊撃:浜名千広(ダイエー・25歳)  ※3年ぶり2度目
   (110試合 .276 (366-101) 1本 28打点 48三振 29四球 18盗塁 出塁率.330 OPS.655)

外野:イチロー(オリックス・21歳) ※2年連続2度目
   (130試合 .342 (524-179) 25本 80打点 52三振 68四球 49盗塁 出塁率.432 OPS.976)

外野:秋山幸二(ダイエー・33歳)  ※11年連続11度目
   (122試合 .267 (476-127) 21本 66打点 101三振 46四球 13盗塁 出塁率.331 OPS.787)

外野:田口壮(オリックス・26歳)  ※初
   (130試合 .246 (495-122) 9本 61打点 80三振 43四球 14盗塁 出塁率.308 OPS.665)


437 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:03:53 tY84UjHM

【監督推薦】

投手:郭泰源(西武・33歳)      ※3年ぶり4度目(石井丈裕の出場辞退による補充)
   (22登板 8勝6敗 0S 163.0投球回 115奪三振 34与四球 131被安打 防2.54)

投手:石井丈裕(西武・30歳)     ※3年ぶり3度目→出場辞退
   (18登板 10勝6敗 0S 115.1投球回 82奪三振 28与四球 95被安打 防2.73)

投手:潮崎哲也(西武・26歳)     ※初
   (45登板 5勝6敗 12S 70.1投球回 76奪三振 21与四球 48被安打 防1.92)

投手:星野伸之(オリックス・29歳)  ※4年ぶり5度目
   (24登板 11勝8敗 0S 156.2投球回 112奪三振 51与四球 133被安打 防3.39)

投手:長谷川滋利(オリックス・27歳) ※初
   (24登板 12勝7敗 0S 171.0投球回 91奪三振 51与四球 167被安打 防2.89)

投手:平井正史(オリックス・20歳)  ※初
   (53登板 15勝5敗 27S 85.1投球回 82奪三振 14与四球 77被安打 防2.32)

投手:工藤公康(ダイエー・32歳)   ※2年ぶり5度目(移籍後初)
   (22登板 12勝5敗 0S 163.0投球回 138奪三振 48与四球 137被安打 防3.64)

投手:小宮山悟(ロッテ・29歳)    ※2年ぶり3度目
   (25登板 11勝4敗 0S 187.0投球回 169奪三振 53与四球 150被安打 防2.60)

投手:成本年秀(ロッテ・26歳)    ※初
   (44登板 9勝3敗 21S 63.0投球回 61奪三振 20与四球 43被安打 防2.00)

投手:西崎幸広(日本ハム・31歳)   ※3年連続7度目
   (27登板 7勝8敗 0S 177.0投球回 146奪三振 102与四球 140被安打 防3.61)

捕手:中嶋聡(オリックス・26歳) ※4年ぶり4度目
   (101試合 .267 (303-81) 3本 33打点 61三振 33四球 0盗塁 出塁率.337 OPS.684)

捕手:古久保健二(近鉄・31歳)  ※初
   (113試合 .191 (299-57) 3本 35打点 89三振 19四球 2盗塁 出塁率.241 OPS.525)

内野:中村紀洋(近鉄・22歳)   ※初
   (129試合 .228 (470-107) 20本 64打点 92三振 51四球 0盗塁 出塁率.307 OPS.707)

内野:初芝清(ロッテ・28歳)   ※2年連続2度目
   (123試合 .301 (458-138) 25本 80打点 86三振 36四球 1盗塁 出塁率.358 OPS.903)

内野:堀幸一(ロッテ・26歳)   ※初
   (121試合 .309 (457-141) 11本 67打点 93三振 49四球 16盗塁 出塁率.373 OPS.810)

内野:フランコ(ロッテ・36歳)  ※初
   (127試合 .306 (474-145) 10本 58打点 106三振 60四球 11盗塁 出塁率.385 OPS.820)

内野:田中幸雄(日本ハム・27歳) ※2年連続6度目
   (130試合 .291 (488-142) 25本 80打点 77三振 58四球 1盗塁 出塁率.368 OPS.874)

外野:佐々木誠(西武・29歳)  ※5年連続6度目
   (130試合 .271 (535-145) 17本 55打点 89三振 37四球 18盗塁 出塁率.321 OPS.745)

外野:ジャクソン(西武・31歳) ※初
   (128試合 .289 (506-146) 20本 68打点 104三振 34四球 9盗塁 出塁率.338 OPS.812)

外野:垣内哲也(西武・25歳)  ※初
   (95試合 .216 (305-66) 14本 37打点 107三振 27四球 2盗塁 出塁率.288 OPS.688)


438 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:04:12 tY84UjHM

【1995年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 4-4 パ 7月25日・横浜・セ48勝65敗6分

※セは1-1の同点で迎えた6回にブラッグスと古田の連続適時打で2点を勝ち越しすると、8回にはパが清原と田中の連続適時打で3点を奪って逆転。しかし8回には落合がソロを放って試合を振り出しに戻した。なおこの試合でセは先発に大魔神・佐々木を送り出している。MVPは落合博満。

第2戦
セ 7-6 パ 7月26日・広島・セ49勝65敗6分
(勝:山内 1勝 敗:伊良部 1敗 S:古溝 1S)

※セは2点を追う6回に金本のソロと和田、松井の連続適時打で3点を奪って逆転。続く7回にはローズの犠飛でリードを広げた。対するパも9回に小久保のソロで1点差とするもあと一歩及ばず。MVPは松井秀喜。


439 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:04:48 tY84UjHM

【第45回・1995年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・ロビンソン・チェコ(広島・投手・当時23歳) 広島(92-93,95-96)

95年成績:28登板 15勝8敗 0S 193.2投球回 166奪三振 98与四球 143被安打 防2.74
通算成績:37登板 19勝9敗 0S 244.1投球回 202奪三振 122与四球 195被安打 防3.17
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 3奪三振 0与四球 2被安打 防4.50

※90年からカープアカデミーでプレーし、92年に来日して広島に入団するも1軍に登板することのないまま2年で自由契約となり、台湾でプレー。その後95年に再度広島と契約を結ぶと先発ローテ入りを果たし、リーグワーストの98与四球と制球面に難があったもののチーム最多の15勝をマークする。
 しかしオフに契約問題がこじれにこじれて訴訟に発展。ダン野村が代理人となって週刊誌に告発記事が載るなど混乱が生じた。その後結局もう1年残るも4勝に終わって退団。離日してからはMLBに挑戦するも、3年間で3勝に終わり00年に引退した。背番号は「106」であり、育成選手制度のない時代において3桁の背番号で活躍した非常に珍しい選手である。
 キャリアハイの成績を残した95年に球宴に選出されると、本拠地・広島で行われた第2戦の先発に抜擢。初回はイチローから三振を奪うなど3人で終えると、続く2回に先頭の清原にソロを被弾するも2回1失点とまずまずの投球を見せた。

・古溝克之(阪神・投手・当時31歳) 福島商業高→専売公社東北→84年ドラフト2位→阪急・オリックス(85-93)→阪神(94-98)→日本ハム(99)

95年成績:45登板 2勝9敗 19S 68.1投球回 60奪三振 25与四球 59被安打 防3.29
通算成績:328登板 33勝51敗 42S 766.0投球回 510奪三振 319与四球 803被安打 防4.49
球宴成績:2登板 0勝0敗 1S 2.0投球回 3奪三振 1与四球 2被安打 防4.50

※84年のドラフトで小川博を外した阪急から2位指名を受けて阪急に入団。2年目の86年から先発として1軍で台頭し、4年目の88年には自己最多の10勝をマークする。しかしチームがオリックスとなった89年以降は成績が低迷。93年オフにトレードで阪神に移籍すると、田村勤の故障から抑えに抜擢。94年にはリーグ最多の61試合に登板して7勝18セーブをマークする。
 先発から中継ぎまで起用にこなす便利屋として阪神をさせるも、98年オフに若返りを求めたチームによってトレードで日本ハムに移籍。しかし目立った活躍は残せず、1年で戦力外となり、巨人・近鉄・オリックスの入団テストを受けるもすべて不合格に終わったことから引退。その後はオリックスの打撃投手を経て、現在は函館大有斗高の監督を務めている。
 阪急・オリックス時代は1度も球宴に選ばれず、プロ11年目の95年に阪神で念願の球宴選出。同年のセ投手陣では唯一2試合とも登板し、いずれもラストイニングを担当。第2戦の9回には小久保裕紀にソロを被弾するもリードを守り抜き、セーブをあげた。

・土橋勝征(ヤクルト・内野手・当時26歳) 印旛高→86年ドラフト2位→ヤクルト(87-06)

95年成績:129試合 .281 (459-129) 9本 54打点 51三振 44四球 7盗塁 出塁率.351 OPS.745
通算成績:1464試合 .266 (4208-1121) 79本 427打点 534三振 346四球 35盗塁 出塁率.328 OPS.701
球宴成績:2試合 .333 (3-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.667

※印旛高では86年夏の県大会で歴代最多の5本塁打を記録。2位指名を受けて同年のドラフトでヤクルトにプロ入り。入団後しばらくは控えの存在から脱却できなかったが、プロ8年目の94年に二塁手のレギュラーを獲得。その後は二塁だけではなく外野もこなすなどユーティリティプレイヤーとして活躍し、また粘り強く巧みなバッティングを武器に、
 95年には129試合に出場して日本一に貢献し、野村監督から「裏MVP」と評される活躍を見せる。その後も00年代に入っても息長く活躍し、04年には規定打席不足ながら打率3割をマーク。ヤクルト一筋でプレーし、06年に引退。その後も現在に至るまでヤクルトのコーチを務めており、現在は2軍内野守備走塁コーチを担当している。
 20年間ヤクルトに在籍し、1500試合近く出場した名選手ではあるものの球宴出場は1度のみ。第1戦では途中出場ながら左翼と二塁を守り、9回の打席では平井正史から内野安打も記録。第2戦では9番・右翼でスタメン出場し、2打席凡退に終わったものの大舞台でも便利屋として起用された。

【パ・リーグ】

・潮崎哲也(西武・投手・当時26歳) 鳴門高→松下電器→89年ドラフト1位→西武(90-04)

95年成績:45登板 5勝6敗 12S 70.1投球回 76奪三振 21与四球 48被安打 防1.92
通算成績:523登板 82勝55敗 55S 1249.1投球回 967奪三振 348与四球 1122被安打 防3.16
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防9.00

※松下電器では史上最年少の19歳でソウル五輪の日本代表に選出され、銀メダル獲得に貢献。野茂英雄、与田剛とともに「社会人三羽ガラス」と注目を浴び、西武から1位指名を受けてプロ入りを果たす。右のサイドスローから繰り出す150キロ近い速球と、緩やかに沈む「魔球」と称されたシンカーを武器に、1年目から鹿取義隆に繋ぐセットアッパーとして活躍し、新人ながらリーグ優勝・日本一と双方の胴上げ投手となる。
 その後も杉山賢人も加えて「サンフレッチェ」と呼ばれる強力なリリーフトリオを形成。97年には先発に転向し、自己最多の12勝をマークするなど90年代の西武黄金期を支えた。04年に引退後も西武に残り、コーチや2軍監督を歴任。現在は球団の編成ディレクターを務める。
 通算523試合に登板した西武の名投手ではあるものの、意外にも球宴選出は1度のみ。自身は第2戦で1点ビハインドの7回に4番手として登板。しかし江藤智、金本知憲に連打を浴びると、続くローズに犠飛を打たれ、試合を決定付けられる失点を喫した。

・長谷川滋利(オリックス・投手・当時26歳) 東洋大姫路高→立命館大→90年ドラフト1位→オリックス(91-96)→エンゼルス(97-01)→マリナーズ(02-05)

95年成績:24登板 12勝7敗 0S 171.0投球回 91奪三振 51与四球 167被安打 防2.89
通算成績:142登板 57勝45敗 4S 903.0投球回 515奪三振 286与四球 913被安打 防3.33
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防4.50

※東洋大姫路では3度の甲子園出場を経験し、立命館大では関西野球連盟通算40勝をマークし、90年のドラフト1位指名を受けてオリックスに入団。1年目から先発ローテの一員に加わると、12勝をあげて新人王に選出される。その後もチームのエース級投手として活躍し、95年にも12勝をマークしてチームの優勝に貢献した。翌96年オフにMLB挑戦を表明し、金銭トレードでエンゼルスに移籍。
 MLBではリリーフの主力として活躍し、02年にはマリナーズに移籍してイチロー、佐々木主浩と同僚に。05年に引退するまで9年間で日本人歴代最多の517試合に登板し、45勝33セーブ83ホールドの実績を残した。その後は解説者として活動し、16年にはオリックスのシニアアドバイザーに就任。現在は米国でプロゴルファーを目指している。
 日本では唯一選出された95年の球宴では第1戦の7回から4番手として登板。7回は3者凡退に抑え、その直後にチームは3点を奪って逆転するも、続く8回に落合博満にソロを被弾してリードを守れず2回1失点で降板。なお、その8年後の03年にはマリナーズからMLBのオールスターにも出場しており、日米ともに1度ずつ夢の大舞台を経験している。


440 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:05:07 tY84UjHM

・平井正史(オリックス・投手・当時20歳) 宇和島東高→93年ドラフト1位→オリックス(94-02)→中日(03-12)→オリックス(13-14)

95年成績:53登板 15勝5敗 27S 85.1投球回 82奪三振 14与四球 77被安打 防2.32
通算成績:569登板 63勝43敗 84S 41H 839.1投球回 620奪三振 226与四球 804被安打 防3.31
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※宇和島東高から93年のドラフトで1位指名を受けてオリックスに入団。プロ2年目の95年にリリーフとしてフル回転を果たし、15勝5敗27セーブの大活躍でリーグ優勝に貢献し、最優秀救援、最高勝率、そして新人王のタイトルを獲得する。その後99年から故障と不振に悩まされ、02年オフに山崎武司とのトレードで中日に移籍。
 すると03年には先発の一員として5年ぶりの白星を含む12勝をマークし、カムバック賞も受賞。その後はセットアッパーとして06年には自己最多の57登板、22ホールドをマークするなど中日黄金時代を支えた。そして13年には11年ぶりにオリックスに復帰し、翌14年に引退。その後はオリックスのコーチを現在に至るまで務めている。
 プロ21年間で569試合に登板し、オリックス・中日の双方の黄金時代を支えた名投手ではあるものの球宴出場は1度のみ。第1戦の4-4の同点で迎えた9回に登板し、土橋勝征に内野安打こそ許すも1回無失点に抑え、試合を引き分けに持ち込んだ。

・古久保健二(近鉄・捕手・当時31歳) 太成高→82年ドラフト6位→近鉄(83-02)

95年成績:113試合 .191 (299-57) 3本 35打点 89三振 19四球 2盗塁 出塁率.241 OPS.525
通算成績:943試合 .204 (1854-378) 38本 186打点 541三振 112四球 8盗塁 出塁率.252 OPS.569
球宴成績:2試合 .000 (0-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※82年のドラフト6位で近鉄に入団。当時は有田修三、梨田昌孝の「ありなしコンビ」に衰えが見え始めた時期であり、山下和彦、光山英和とともに次世代の正捕手争いに参戦。89年には山下和彦と併用されてリーグ優勝に貢献すると、その後は野茂英雄との相性を買われた光山英和とも併用されながら徐々に出場試合数を伸ばし、95年には自己最多の113試合に出場。山下、光山の退団後も的山哲也、礒部公一の台頭があり正捕手抜擢とまではならなかったが、
 梨田昌孝監督からの信頼も得て01年にもリーグ優勝に貢献した。近鉄一筋で20年間プレーし、翌02年に引退すると、その後は近鉄、中日、ヤクルト、オリックス、楽天と様々な球団でコーチを歴任。現在は台湾・富邦のコーチを務めている。打率こそ低かったが時々力強い一発を放つことがあり、それを自ら「びっくり箱」と例えていた。
 プロ20年間で唯一の選出となった95年の球宴では、伊東勤、中嶋聡の存在もあって2試合とも途中出場。しかもいずれも打席が回ってきた際に第1戦では堀幸一、第2戦では松永浩美が代打として送られ自身は1打席も立つことがなかった。

・ダリン・ジャクソン(西武・外野手・当時31歳) 西武(95-96)

95年成績:128試合 .289 (506-146) 20本 68打点 104三振 34四球 9盗塁 出塁率.338 OPS.812
通算成績:254試合 .277 (995-276) 39本 132打点 174三振 64四球 19盗塁 出塁率.324 OPS.781
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※85年にカブスでメジャーデビューを果たすと、89年途中に移籍したパドレスでは91年に自己最多の21本塁打をマークしてブレイク。その後も球団を転々とし、ホワイトソックスに在籍していた94年にMLB史上最長のストライキが発生。
 その影響もあって来日し、西武に入団する。走攻守三拍子揃った外野手として1番打者として抜擢され、打率.289 20本とまずまずの成績を残してベストナインも獲得。翌96年にも同様の活躍を見せ、同年限りで退団しメジャーに復帰し、99年までプレーした。
 同じチームの外野手であった佐々木誠、垣内哲也とともに95年の球宴に選出されると、第1戦ではその佐々木に代わって右翼手で途中出場。8回には藪恵壹から犠飛を放ち、この回の一時逆転に繋げた。続く第2戦では7番・右翼でスタメンするも2打席凡退で途中交代となった。

・垣内哲也(西武・外野手・当時25歳) 日高高中津分校→88年ドラフト3位→西武(89-02)→ロッテ(03-06)

95年成績:95試合 .216 (305-66) 14本 37打点 107三振 27四球 2盗塁 出塁率.288 OPS.688
通算成績:917試合 .227 (2248-510) 110本 315打点 698三振 254四球 36盗塁 出塁率.310 OPS.736
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※分校出身者としては史上初の指名を受け、88年ドラフト3位で西武に入団。当初は捕手としてのプロ入りであったものの、伊東勤という絶対的存在がいたことから俊足と強打を活かすべく外野手に転向。年を追うごとに出場機会を増やしていき、95年には2桁本塁打を達成すると、翌96年には左翼手のレギュラーを獲得し、自己最多の28本塁打を放つ。
 その後不振に苦しむも、99年に助っ人たちと鈴木健らが不調に陥る中で再びスラッガーとして復活し、そこから3年連続で2桁本塁打を記録。02年オフにトレードでロッテに移籍すると04年にはサヨナラ本塁打を放つ活躍を見せるも、出番は多くなく06年に引退。その後は中日のコーチなどを歴任し、昨年から楽天の2軍打撃コーチを務めている。
 なお1軍と2軍の双方で通算100本塁打を記録している唯一の選手でもある。自身唯一の選出となった95年の球宴では第1戦で松永浩美の代走として起用され、チームメイトのジャクソンの犠飛でホームに生還。一方打席では第2戦含めて2打席凡退に終わっている。


441 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:28:40 AWGZ6ZTg
>>439
潮崎1回だけとは意外すぎる
>>440
平井を投げさせすぎでしょ仰木さん
何ですか15勝27Sって
故障して不振に陥った後に落合中日でセットアッパーとして復活し投げてたのは何かめちゃくちゃ嬉しかったです
同じことを河原が落合中日でセットアッパーとして復活したとき思いました


442 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:30:56 WHHKJsvM
昔買ったパワポケ4に古久保いたなぁ


443 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 00:37:10 /sJwAEoU
有田梨田
山下光山古久保
的山藤井

近鉄は捕手に苦労しない球団でしたね
磯部は捕手としては失格の烙印を押されたものの
コンバート先の外野手として打ちまくったのでまあヨシ


444 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 01:37:47 xLbKWTYI
土橋平井潮崎でも1回なのか
まあセカンドなんかは立浪ローズ和田に仁志今岡なんかも出てくるもんなぁ


445 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 01:58:20 dqeYH9Gs
土橋はこのあと辻の入団でポジションがレフトになり
また内野に戻ってとポジションが転々したのも影響したでしょうね


446 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/22(火) 17:25:36 eLeAarAA
土橋は「生協の白石さん」で謎のプッシュを受けてたイメージ
古久保は野球名鑑の「趣味」の欄に「人の欠点探し」と毎年書いてたのを覚えてる


447 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 00:03:00 VWhRb8hE

【第46回・1996年】

【1996年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 ヤ:7人 広:7人 巨:4人 横:3人 中:6人(1) 神:3人 計:30人

監督:野村克也(ヤクルト・61歳)

コーチ:三村敏之(広島・47歳)
コーチ:長嶋茂雄(巨人・60歳)

【ファン投票選出】

投手:斎藤雅樹(巨人・31歳)   ※3年連続6度目(ファン投票は初)
   (25登板 16勝4敗 0S 187.0投球回 158奪三振 44与四球 172被安打 防2.36)

捕手:古田敦也(ヤクルト・30歳) ※7年連続7度目(ファン投票は6年連続6度目)
   (119試合 .256 (437-112) 11本 72打点 68三振 46四球 6盗塁 出塁率.332 OPS.728)

一塁:落合博満(巨人・42歳)   ※2年連続15度目(ファン投票は12年ぶり3度目、一塁では初)
   (106試合 .301 (376-113) 21本 86打点 53三振 67四球 3盗塁 出塁率.408 OPS.924)

二塁:立浪和義(中日・26歳)   ※3年連続5度目(ファン投票は8年ぶり2度目、二塁では初)
   (130試合 .323 (511-165) 10本 62打点 57三振 69四球 2盗塁 出塁率.404 OPS.870)

三塁:江藤智(広島・26歳)    ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (106試合 .314 (388-122) 32本 79打点 68三振 73四球 8盗塁 出塁率.384 OPS.896)

遊撃:野村謙二郎(広島・29歳)  ※4年連続6度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (124試合 .292 (514-150) 12本 68打点 63三振 38四球 8盗塁 出塁率.343 OPS.775)

外野:前田智徳(広島・25歳)   ※2年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (105試合 .313 (396-124) 19本 65打点 61三振 34四球 0盗塁 出塁率.368 OPS.885)

外野:金本知憲(広島・28歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (126試合 .300 (423-127) 27本 72打点 104三振 77四球 18盗塁 出塁率.407 OPS.951)

外野:松井秀喜(巨人・22歳)   ※3年連続3度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (130試合 .314 (487-153) 38本 99打点 98三振 71四球 7盗塁 出塁率.401 OPS1.023)


448 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 00:03:53 VWhRb8hE

【監督推薦】

投手:吉井理人(ヤクルト・31歳) ※2年連続3度目(今中慎二の出場辞退による補充)
   (25登板 10勝7敗 0S 180.1投球回 145奪三振 47与四球 177被安打 防3.24)

投手:山部太(ヤクルト・25歳)  ※2年連続2度目
   (20登板 7勝4敗 0S 123.2投球回 98奪三振 56与四球 111被安打 防4.00)

投手:高津臣吾(ヤクルト・27歳) ※2年ぶり2度目
   (39登板 2勝6敗 21S 50.0投球回 35奪三振 16与四球 56被安打 防3.24)

投手:田畑一也(ヤクルト・27歳) ※初
   (33登板 12勝12敗 1S 177.0投球回 109奪三振 60与四球 154被安打 防3.51)

投手:佐々岡真司(広島・28歳)  ※5年ぶり3度目
   (49登板 5勝7敗 23S 69.0投球回 71奪三振 14与四球 54被安打 防1.70)

投手:紀藤真琴(広島・31歳)   ※2年ぶり2度目
   (26登板 12勝7敗 0S 164.1投球回 114奪三振 56与四球 176被安打 防4.27)

投手:ガルベス(巨人・32歳)   ※初
   (28登板 16勝6敗 0S 203.2投球回 112奪三振 59与四球 186被安打 防3.05)

投手:佐々木主浩(横浜・28歳)  ※2年連続4度目
   (39登板 4勝3敗 25S 49.2投球回 80奪三振 16与四球 37被安打 防2.90)

投手:斎藤隆(横浜・26歳)    ※2年ぶり2度目
   (28登板 10勝10敗 0S 196.2投球回 206奪三振 63与四球 157被安打 防3.29)

投手:今中慎二(中日・25歳)   ※4年連続5度目→出場辞退
   (25登板 14勝8敗 0S 179.2投球回 153奪三振 57与四球 175被安打 防3.31)

投手:中山裕章(中日・28歳)   ※7年ぶり3度目(移籍後初)
   (36登板 4勝4敗 14S 40.2投球回 42奪三振 16与四球 32被安打 防2.88)

投手:藪恵壹(阪神・27歳)    ※3年連続3度目
   (30登板 11勝14敗 0S 195.1投球回 145奪三振 51与四球 204被安打 防4.01)

捕手:西山秀二(広島・29歳) ※2年ぶり2度目
   (124試合 .314 (411-129) 3本 41打点 48三振 44四球 4盗塁 出塁率.388 OPS.777)

捕手:中村武志(中日・29歳) ※3年ぶり6度目
   (115試合 .271 (376-102) 12本 37打点 51三振 40四球 2盗塁 出塁率.343 OPS.745)

内野:辻発彦(ヤクルト・37歳)  ※2年ぶり9度目(移籍後初)
   (103試合 .333 (400-133) 2本 41打点 46三振 48四球 9盗塁 出塁率.409 OPS.789)

内野:オマリー(ヤクルト・35歳) ※2年ぶり3度目(移籍後初)
   (127試合 .315 (461-145) 18本 97打点 70三振 74四球 3盗塁 出塁率.407 OPS.888)

内野:大豊泰昭(中日・32歳)   ※2年ぶり3度目
   (129試合 .294 (462-136) 38本 89打点 106三振 68四球 3盗塁 出塁率.385 OPS.971)

内野:和田豊(阪神・33歳)    ※5年連続6度目
   (130試合 .298 (520-155) 5本 44打点 48三振 43四球 2盗塁 出塁率.349 OPS.730)

内野:久慈照嘉(阪神・27歳)   ※2年連続3度目
   (130試合 .278 (504-140) 0本 16打点 75三振 57四球 14盗塁 出塁率.350 OPS.661)

外野:佐伯貴弘(横浜・26歳) ※2年連続2度目
   (114試合 .290 (390-113) 6本 59打点 55三振 33四球 3盗塁 出塁率.343 OPS.763)

外野:パウエル(中日・31歳) ※2年ぶり2度目
   (130試合 .340 (518-176) 14本 67打点 69三振 45四球 1盗塁 出塁率.393 OPS.903)

外野:山﨑武司(中日・27歳) ※初
   (127試合 .322 (453-146) 39本 107打点 95三振 42四球 1盗塁 出塁率.382 OPS1.007)


449 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 00:04:27 VWhRb8hE

【パ・リーグ】 オ:6人 ロ:5人 西:3人 日:6人 ダ:6人 近:4人 計:30人

監督:仰木彬(オリックス・61歳)

コーチ:江尻亮(ロッテ・53歳)
コーチ:東尾修(西武・46歳)

【ファン投票選出】

投手:西崎幸広(日本ハム・32歳)  ※4年連続8度目(ファン投票は7年ぶり3度目)
   (26登板 14勝7敗 0S 181.2投球回 139奪三振 89与四球 152被安打 防2.87)

捕手:中嶋聡(オリックス・27歳)  ※2年連続5度目(ファン投票は初)
   (98試合 .222 (257-57) 1本 24打点 59三振 18四球 1盗塁 出塁率.275 OPS.540)

一塁:清原和博(西武・28歳)    ※11年連続11度目
   (130試合 .257 (487-125) 31本 84打点 122三振 70四球 0盗塁 出塁率.357 OPS.866)

二塁:小久保裕紀(ダイエー・24歳) ※2年連続2度目
   (126試合 .247 (478-118) 24本 82打点 95三振 48四球 7盗塁 出塁率.366 OPS.954)

三塁:中村紀洋(近鉄・22歳)    ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (110試合 .273 (411-112) 26本 67打点 89三振 39四球 4盗塁 出塁率.341 OPS.845)

遊撃:浜名千広(ダイエー・26歳)  ※2年連続3度目
   (130試合 .254 (485-123) 3本 47打点 61三振 37四球 33盗塁 出塁率.307 OPS.645)

外野:イチロー(オリックス・22歳) ※3年連続3度目
   (130試合 .356 (542-193) 16本 84打点 57三振 56四球 35盗塁 出塁率.422 OPS.926)

外野:秋山幸二(ダイエー・34歳)  ※12年連続12度目
   (121試合 .300 (466-140) 9本 66打点 78三振 35四球 13盗塁 出塁率.354 OPS.770)

外野:山本和範(近鉄・38歳)    ※3年ぶり5度目(ファン投票は初、移籍後初)
   (86試合 .266 (267-71) 14本 43打点 40三振 47四球 1盗塁 出塁率.382 OPS.843)


450 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 00:05:07 VWhRb8hE

【監督推薦】

投手:星野伸之(オリックス・30歳) ※2年連続6度目
   (22登板 13勝5敗 0S 144.2投球回 85奪三振 38与四球 137被安打 防3.05)

投手:野村貴仁(オリックス・27歳) ※初
   (54登板 4勝1敗 5S 69.1投球回 84奪三振 28与四球 55被安打 防2.86)

投手:鈴木平(オリックス・26歳)  ※初
   (55登板 7勝2敗 19S 74.0投球回 58奪三振 30与四球 55被安打 防2.43)

投手:伊良部秀輝(ロッテ・27歳)  ※3年連続3度目
   (23登板 12勝6敗 0S 157.1投球回 167奪三振 59与四球 108被安打 防2.40)

投手:成本年秀(ロッテ・27歳)   ※2年連続2度目
   (45登板 7勝6敗 23S 62.1投球回 64奪三振 15与四球 56被安打 防3.32)

投手:ヒルマン(ロッテ・30歳)   ※初
   (29登板 14勝9敗 0S 213.1投球回 119奪三振 46与四球 179被安打 防2.40)

投手:西口文也(西武・23歳)    ※初
   (31登板 16勝10敗 1S 210.1投球回 173奪三振 74与四球 172被安打 防3.17)

投手:今関勝(日本ハム・25歳)   ※初
   (24登板 11勝9敗 0S 159.1投球回 122奪三振 49与四球 123被安打 防3.22)

投手:島崎毅(日本ハム・29歳)   ※初
   (54登板 5勝4敗 14S 97.1投球回 58奪三振 19与四球 85被安打 防2.31)

投手:グロス(日本ハム・31歳)   ※初
   (28登板 11勝9敗 0S 193.2投球回 79奪三振 53与四球 201被安打 防3.62)

投手:武田一浩(ダイエー・31歳)  ※5年ぶり3度目(移籍後初)
   (26登板 15勝8敗 0S 171.0投球回 114奪三振 56与四球 167被安打 防3.84)

投手:高村祐(近鉄・26歳)     ※初
   (18登板 7勝8敗 0S 125.2投球回 82奪三振 50与四球 112被安打 防3.94)

捕手:伊東勤(西武・33歳)     ※13年連続13度目
   (92試合 .258 (248-64) 6本 26打点 25三振 23四球 2盗塁 出塁率.320 OPS.691)

捕手:吉永幸一郎(ダイエー・27歳) ※2年ぶり4度目
   (124試合 .295 (390-115) 20本 72打点 69三振 70四球 1盗塁 出塁率.398 OPS.911)

内野:初芝清(ロッテ・29歳)   ※3年連続3度目
   (123試合 .264 (469-124) 17本 61打点 106三振 35四球 2盗塁 出塁率.317 OPS.761)

内野:堀幸一(ロッテ・27歳)   ※2年連続2度目
   (122試合 .312 (465-145) 16本 68打点 87三振 55四球 8盗塁 出塁率.384 OPS.872)

内野:田中幸雄(日本ハム・28歳) ※3年連続7度目
   (130試合 .277 (513-142) 22本 82打点 90三振 52四球 3盗塁 出塁率.344 OPS.818)

内野:水口栄二(近鉄・27歳)   ※初
   (120試合 .284 (442-124) 8本 28打点 48三振 35四球 5盗塁 出塁率.334 OPS.719)

外野:田口壮(オリックス・27歳) ※2年連続2度目
   (128試合 .279 (509-142) 7本 44打点 61三振 29四球 10盗塁 出塁率.321 OPS.692)

外野:ブリトー(日本ハム・32歳) ※初
   (126試合 .253 (470-119) 29本 83打点 147三振 65四球 1盗塁 出塁率.347 OPS.821)

外野:村松有人(ダイエー・23歳) ※初
   (108試合 .293 (406-119) 0本 38打点 42三振 45四球 58盗塁 出塁率.370 OPS.742)


451 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 00:05:28 VWhRb8hE

【1996年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 7-4 セ 7月20日・福岡ドーム・パ66勝49敗6分
(勝:グロス 1勝 敗:藪 1敗 S:高村 1S)

※パは初回にイチローの先頭打者弾とブリトーの2ランで3点を先制。同点とされて迎えた6回には初芝の適時打と山本の3ランで4点を奪って勝ち越しに成功した。MVPは山本和範。

第2戦
パ 7-3 セ 7月21日・東京ドーム・パ67勝49敗6分
(勝:島崎 1勝 敗:ガルベス 1敗)

※パは3点を追う5回に田口の2点適時打で1点差とすると、6回には清原とブリトーの連続適時打で4点を奪って逆転。そして9回には2死走者なしの場面でイチローが登板。これに対しセは代打・高津を送り出した。MVPは清原和博。

第3戦
セ 4-2 パ 7月23日・富山・セ50勝67敗6分
(勝:斎藤隆 1勝 敗:今関 1敗 S:佐々岡 1S)

※セは1点を追う3回に金本の3ランで逆転。7回には松井の適時打で追加点を奪った。投げては先発の斎藤隆をはじめ、7投手の継投でリードを守り抜いた。MVPは金本知憲。


452 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 00:06:03 VWhRb8hE

【第46回・1996年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・バルビーノ・ガルベス(巨人・投手・当時32歳) 巨人(96-00)

96年成績:28登板 16勝6敗 0S 203.2投球回 112奪三振 59与四球 186被安打 防3.05
通算成績:106登板 46勝43敗 0S 751.0投球回 443奪三振 203与四球 695被安打 防3.31
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 2.0投球回 1奪三振 1与四球 4被安打 防67.50

※86年にドジャースでメジャーデビューを果たすもマイナー暮らしが長く続き、94年に台湾・兄弟に入団。2年間で26勝をあげるも、素行不良から解雇となり、96年にテストを経て巨人に入団する。すると1年目から16勝をあげる活躍で、同僚の斎藤雅樹とともに最多勝のタイトルを獲得し、「メークドラマ」に貢献。翌年からもエース級投手として活躍するも、98年7月の阪神戦で審判にボールを投げつけて乱闘騒ぎを起こし、後半戦の出場停止処分となる。
 進退が注目されていたが結局残留し、99年には球団初の外国人による開幕投手も務めた。しかし00年には開幕6連敗を喫して同年限りで退団。その後はマイナーを経て、韓国・サムスンに移籍。ここでも観光ビザしか持っていなかったというトラブルが発生するも10勝をマークしたその後は引退し、現在は母国・ドミニカの野球学校の代表として活動している。投手としては打撃もよく、外国人投手としては唯一の通算2本の満塁本塁打を記録している。
 そんな90年代後半の巨人を代表する助っ人投手ながら、球宴出場は1度のみ。自身は本拠地・東京ドームで行われた第2戦の3番手として登板。しかし6回に清原和博、ブリトーに連続適時打を浴び、7回にも村松有人に適時三塁打を浴びるなど、2回を投げて4被安打、3与四死球、5失点の大乱調で結果を残せなかった。

【パ・リーグ】

・鈴木平(オリックス・投手・当時26歳) 東海大一高→87年ドラフト3位→ヤクルト(88-94)→オリックス(95-99)→中日(00-01)→ダイエー(02)

96年成績:55登板 7勝2敗 19S 74.0投球回 58奪三振 30与四球 55被安打 防2.43
通算成績:296登板 27勝20敗 36S 367.0投球回 293奪三振 194与四球 307被安打 防3.11
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※87年のドラフトでは阪急、広島とともに3球団から3位指名を受け、抽選の末にヤクルトに入団。プロ入り後にサイドスローに転向するも故障や同じサイドスローの高津臣吾の台頭もあって目立った活躍は出来ず、95年にトレードでオリックスに移籍。するとリリーフとして才能が開花し、野村貴仁とともにセットアッパーを務めて、50試合に登板。
 翌96年には不調の平井正史に代わってクローザーも務め、自己最多の55試合に登板して7勝19セーブをマークし、チームの連覇に貢献した。その後も中継ぎとして毎年40試合以上に登板するも、99年オフにトレードで中日に移籍。しかし期待に応えられず2年で戦力外となり、さらにダイエーに移籍するも1年で戦力外を通告され、現役を引退。その後は故郷の静岡・磐田で鍼灸院を開業している。
 同じくチームのセットアッパーを務めていた野村貴仁とともに選出された96年の球宴では1点ビハインドの3回に、2番手として登板。野村謙二郎を二ゴロ、江藤智を三振、オマリーも二ゴロに抑え、1回を3人でぴしゃっと抑えた。

・エリック・ヒルマン(ロッテ・投手・当時30歳) ロッテ(95-96)→巨人(97-98)

96年成績:29登板 14勝9敗 0S 213.1投球回 119奪三振 46与四球 179被安打 防2.40
通算成績:59登板 26勝19敗 0S 416.2投球回 243奪三振 97与四球 373被安打 防2.64
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 2奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※92年にメッツでメジャーデビューを果たし、3年間で49試合に登板。94年に来日してロッテに入団。当時プロ野球史上最高の身長208cmの長身ながら、速球で押すタイプではなく変化球を武器とした技巧派投手であり、第1次バレンタイン政権において先発ローテの一員として活躍し、1年目から12勝をマーク。
 翌96年には14勝をマークし、ベストナインを獲得するも伊良部秀輝のメジャー流出を阻止するべく、伊良部にタイトルを取らせようと球団が登板スケジュールを調整したことに不満を抱き、ロッテを退団。その後2年5億の大型契約で巨人に移籍するも、左肩を故障。「肩に小錦が乗っている」状態が続き、結局2年でわずか2試合の登板に終わり、現役を引退した。
 キャリアハイの成績を残した来日2年目の96年に選出された球宴では第1戦の先発に抜擢。オマリー、西山秀二に安打を許すも3回を無失点に抑える見事なピッチングでパの勝利に貢献した。


453 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 00:06:21 VWhRb8hE

・今関勝(日本ハム・投手・当時25歳) 武相高→大楠高→WIEN→NTT東京→92年ドラフト3位→日本ハム(93-00)

96年成績:24登板 11勝9敗 0S 159.1投球回 122奪三振 49与四球 123被安打 防3.22
通算成績:114登板 26勝30敗 0S 486.1投球回 376奪三振 220与四球 445被安打 防4.39
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 4被安打 防13.50

※武相高では部員によるいじめに遭っており、中退して大楠高に転校。その後WIEN、NTT東京を経て92年のドラフトで3位指名を受けて日本ハムに入団。2年目の94年から徐々に先発として頭角を現していくと、4年目の96年には前半戦から10勝をあげる大活躍を見せ、後半戦は1勝に終わるも自己最多の11勝をマークする。
 その後登録名を「今関勝一」とし、98年にも9勝をあげたがその後は不調。00年に退団すると、その後は米国に渡り、独立リーグでプレーした。その後08年には楽天のジュニアヘッドコーチも務め、15年からは青森県弘前市の職員に。現在はNPBの職員として活動している。
 西崎幸広、島崎毅、グロスとともに日本ハムから4投手が選出された96年の球宴では、第3戦の先発に抜擢。初回は無失点に抑えるも、2回にパウエル、松井秀喜に連打を浴びると、続く金本知憲に3ランを被弾し、2回3失点で降板。チームはそのまま敗れ、自身も敗戦投手となった。

・島崎毅(日本ハム・投手・当時29歳) 東京学館高→国士舘大→NTT北海道→91年ドラフト4位→日本ハム(92-98)→中日(99-00)→広島(01)

96年成績:54登板 5勝4敗 14S 97.1投球回 58奪三振 19与四球 85被安打 防2.31
通算成績:197登板 20勝19敗 28S 337.1投球回 243奪三振 118与四球 319被安打 防3.09
球宴成績:1登板 1勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※NTT北海道から91年のドラフトで4位指名を受けて日本ハムに入団。スリークォーター、サイドスローから繰り出す緩い変化球を武器にプロ入りから中継ぎとして活躍。95年には51試合に登板して中継ぎだけで9勝をマークすると、翌96年にはオリックス戦でイチローに優勝を決められるサヨナラ適時打を打たれることもあったが、
 同年から設立された最優秀中継ぎ投手のタイトルの初代受賞者となる。翌年以降もリリーフとして活躍するも、99年にトレードで中日に移籍。同年はチームが優勝するも5試合の登板にとどまり、01年には広島に移籍するも目立った活躍を残せず引退。その後は日本ハムのコーチを務めており、現在も2軍投手コーチとして活動中。
 上記の今関勝とともに96年の球宴に選出されると、第2戦の3番手として登板。6回は先頭の江藤智を四球で出すも、松井秀喜を併殺打に打ち取り、続く7回には佐伯貴弘、野村謙二郎から連続奪三振を記録して2回無失点。その間にチームは逆転に成功し、今関とは一転して自身は勝利投手となっている。

・水口栄二(近鉄・内野手・当時27歳) 松山商業高→早稲田大→90年ドラフト2位→近鉄(91-04)→オリックス(05-07)

96年成績:121試合 .281 (442-124) 8本 28打点 48三振 32四球 5盗塁 出塁率.334 OPS.719
通算成績:1561試合 .269 (4510-1213) 53本 417打点 569三振 461四球 43盗塁 出塁率.338 OPS.686
球宴成績:3試合 .000 (1-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※早稲田大から2位指名を受けて近鉄に入団すると、堅実で小技を得意とする仕事人としていてまえ打線の2番打者に定着。96年から近鉄球団が消滅する04年までの9年間、正二塁手として活躍した。
 その後分配ドラフトでオリックスに移籍すると、06年には通算1500試合出場も達成。翌07年に引退し、その後はオリックスのコーチを務め、現在は西宮市で野球教室を開講している。
 3度のリーグ最多記録をマークし、史上7位の通算279犠打を記録した名選手ではあるものの、他のいてまえ打者たちの陰に隠れたのか球宴出場は1度のみ。3試合通じて途中出場であり、打席も第1戦の1打席のみ。第3戦では7回に代走として起用されるも盗塁死と目立った活躍は出来なかった。

・バーナード・ブリトー(日本ハム・外野手・当時32歳) 日本ハム(95-96)

96年成績:126試合 .253 (470-119) 29本 83打点 147三振 65四球 1盗塁 出塁率.347 OPS.821
通算成績:182試合 .272 (684-186) 50本 133打点 212三振 83四球 1盗塁 出塁率.353 OPS.877
球宴成績:3試合 .250 (8-2) 1本 3打点 3三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.875

※80年にインディアンスに入団し、長いマイナー生活を経て13年目の92年にツインズでメジャーデビュー。マイナー通算では295本塁打を記録しており、95年の7月に不振に陥っていたマッキントッシュに代わって来日。
 すると7月のデビューながら、わずか56試合で21本塁打・50打点というハイペースで長打を量産する。翌96年も29本塁打 83打点と主軸の活躍を見せたが、「日本の練習法が馴染めない」という理由でシーズン中に退団。その後は台湾や米独立リーグでプレーした。
 来日2年目の96年に選出された球宴では、5番・指名打者でスタメンとなった第1戦で紀藤真琴から2ランを放つと、続く第2戦でも6回にガルベスから適時打を放ち、3試合で3打点をマークする活躍を見せた。


454 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 03:35:46 11Lfsx0s
>>447
落合はなんで前年より成績上がってるんですかね
>>448
選出された選手の成績見て思ったんですがパウエル.340 14本、山崎武司.322 39本、大豊.294 38本、立浪.323 10本打って、投手に今中、山本昌、捕手に中村がいてどうして中日は優勝を逃したのかわからない
>>451
第3戦は富山県出身の田畑が投げてた記憶があります
>>452
肩に小錦草


455 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 06:29:31 L6NlB8Fs
肩に小錦だったりガルベスだったり懐かし位助っ人逸話が


456 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 08:55:51 36meTQuw
ヒルマンは退団後に肩の手術したら左肩の筋肉に断裂してる部分が見つかり
ただの筋肉の張り扱いした巨人トレーナーの無能さが浮き彫りになった事案なんだよな


457 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 21:50:26 SmdO.bLU
今関(ブリトー)、マッキントッシュ、鈴木平が稲中でネタにされてた。まさにこの時代のパ・リーグってかんじ。


458 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 22:57:37 vr4C.9qU
>>454
投手陣のコマが足りなかったですね
野口が開花する前で先発が今中と山本頼み
リリーフはソン・ドンヨルが鳴り物入りで入団したものの
日本の野球に対応できずで低調
打撃好調な野手陣も守備ではリーグワーストの100失策
そんなナゴヤ球場最終年でした

ちなみに翌年ドームに移って自慢の恐竜打線は崩壊
先発の柱鉄腕今中が遂に折れて大きくチームを変革せざるを得なくなりました


459 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/23(水) 22:58:56 vr4C.9qU
マッキントッシュは打席でバットを持ったときに
右手と左手を離して持ってたのが印象的ですね
それ以外の記憶は・・・ ナオキです


460 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/24(木) 00:05:18 erBrgNE2

【第47回・1997年】

【1997年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:3人 中:3人 広:5人(1) ヤ:5人 横:7人 神:5人(1) 計:28人

監督:長嶋茂雄(巨人・61歳)

コーチ:星野仙一(中日・50歳)
コーチ:三村敏之(広島・48歳)

【ファン投票選出】

投手:桑田真澄(巨人・29歳)   ※3年ぶり8度目(ファン投票は5年ぶり5度目)
   (26登板 10勝7敗 0S 141.0投球回 104奪三振 37与四球 127被安打 防3.77)

捕手:古田敦也(ヤクルト・21歳) ※8年連続8度目(ファン投票は7年連続7度目)
   (137試合 .322 (509-164) 9本 86打点 64三振 69四球 9盗塁 出塁率.413 OPS.859)

一塁:清原和博(巨人・29歳)   ※12年連続12度目(移籍後初)
   (130試合 .249 (462-115) 32本 95打点 152三振 69四球 0盗塁 出塁率.356 OPS.865)

二塁:和田豊(阪神・34歳)    ※6年連続7度目(ファン投票は3年ぶり4度目)→出場辞退
   (96試合 .300 (390-117) 2本 26打点 44三振 25四球 2盗塁 出塁率.346 OPS.731)

三塁:江藤智(広島・27歳)    ※3年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)→出場辞退
   (110試合 .252 (393-99) 28本 76打点 92三振 81四球 3盗塁 出塁率.384 OPS.896)

遊撃:久慈照嘉(阪神・28歳)   ※3年連続4度目(ファン投票は5年ぶり2度目)
   (126試合 .257 (393-101) 3本 20打点 42三振 44四球 8盗塁 出塁率.341 OPS.659)

外野:松井秀喜(巨人・23歳)   ※4年連続4度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (135試合 .298 (484-144) 37本 103打点 84三振 100四球 9盗塁 出塁率.419 OPS.984)

外野:新庄剛志(阪神・25歳)   ※3年ぶり2度目
   (136試合 .232 (482-112) 20本 68打点 120三振 44四球 8盗塁 出塁率.306 OPS.711)

外野:金本知憲(広島・29歳)   ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (133試合 .301 (465-140) 33本 82打点 104三振 80四球 13盗塁 出塁率.404 OPS.963)


461 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/24(木) 00:06:11 erBrgNE2

【監督推薦】

投手:山本昌(中日・31歳)    ※3年ぶり5度目
   (29登板 18勝7敗 1S 206.2投球回 159奪三振 57与四球 174被安打 防2.92)

投手:宣銅烈(中日・34歳)    ※初
   (43登板 1勝1敗 38S 63.1投球回 69奪三振 12与四球 36被安打 防1.28)

投手:大野豊(広島・41歳)    ※4年ぶり10度目
   (23登板 9勝6敗 0S 135.2投球回 80奪三振 47与四球 121被安打 防2.85)

投手:山内泰幸(広島・24歳)   ※2年ぶり2度目(江藤智の出場辞退による補充)
   (28登板 7勝11敗 0S 152.0投球回 120奪三振 47与四球 172被安打 防5.21)

投手:澤崎俊和(広島・22歳)   ※初
   (38登板 12勝8敗 0S 156.1投球回 106奪三振 47与四球 162被安打 防3.74)

投手:吉井理人(ヤクルト・32歳) ※3年連続4度目
   (28登板 13勝6敗 0S 174.1投球回 104奪三振 48与四球 149被安打 防2.99)

投手:田畑一也(ヤクルト・28歳) ※2年連続2度目
   (26登板 15勝5敗 0S 170.1投球回 83奪三振 43与四球 160被安打 防2.96)

投手:佐々木主浩(横浜・29歳)  ※3年連続5度目
   (49登板 3勝0敗 38S 60.0投球回 99奪三振 17与四球 25被安打 防0.90)

投手:藪恵壹(阪神・28歳)    ※4年連続4度目
   (29登板 10勝12敗 0S 183.0投球回 111奪三振 62与四球 172被安打 防3.59)

捕手:谷繫元信(横浜・26歳) ※4年ぶり2度目
   (128試合 .232 (397-92) 13本 46打点 71三振 61四球 2盗塁 出塁率.336 OPS.724)

内野:立浪和義(中日・27歳)  ※4年連続6度目
   (133試合 .269 (495-133) 14本 55打点 42三振 77四球 8盗塁 出塁率.372 OPS.786)

内野:野村謙二郎(広島・30歳) ※5年連続7度目
   (131試合 .280 (540-151) 13本 52打点 68三振 54四球 26盗塁 出塁率.349 OPS.748)

内野:駒田徳広(横浜・34歳)  ※2年ぶり5度目
   (135試合 .308 (507-156) 12本 86打点 73三振 45四球 2盗塁 出塁率.360 OPS.808)

内野:石井琢朗(横浜・26歳)  ※2年ぶり2度目
   (132試合 .319 (521-166) 10本 44打点 58三振 57四球 23盗塁 出塁率.390 OPS.815)

内野:ローズ(横浜・30歳)   ※2年ぶり2度目
   (130試合 .328 (463-152) 18本 99打点 70三振 91四球 3盗塁 出塁率.444 OPS.984)

外野:ホージー(ヤクルト・30歳) ※初
   (137試合 .289 (498-144) 38本 100打点 107三振 61四球 20盗塁 出塁率.371 OPS.965)

外野:稲葉篤紀(ヤクルト・24歳) ※初
   (130試合 .267 (439-117) 21本 65打点 67三振 37四球 9盗塁 出塁率.333 OPS.816)

外野:鈴木尚典(横浜・25歳)   ※初
   (125試合 .335 (478-160) 21本 83打点 82三振 48四球 11盗塁 出塁率.399 OPS.945)

外野:波留敏夫(横浜・27歳)   ※初
   (127試合 .295 (502-148) 8本 41打点 68三振 34四球 16盗塁 出塁率.355 OPS.753)

外野:桧山進次郎(阪神・28歳)  ※初
   (136試合 .227 (466-106) 23本 82打点 150三振 68四球 2盗塁 出塁率.333 OPS.758)

外野:平塚克洋(阪神・21歳)   ※初(和田豊の出場辞退による補充)
   (135試合 .293 (484-142) 17本 68打点 81三振 50四球 0盗塁 出塁率.361 OPS.805)


462 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/24(木) 00:06:40 erBrgNE2

【パ・リーグ】 オ:5人 日:6人 西:7人 近:2人 ロ:3人 ダ:5人 計:28人

投手:工藤公康(ダイエー・34歳)  ※2年ぶり6度目(ファン投票は10年ぶり2度目)
   (27登板 11勝6敗 0S 161.1投球回 146奪三振 48与四球 153被安打 防3.35)

捕手:城島健司(ダイエー・21歳)  ※初
   (120試合 .308 (432-133) 15本 68打点 62三振 22四球 6盗塁 出塁率.343 OPS.820)

一塁:落合博満(日本ハム・43歳)  ※3年連続16度目(ファン投票は2年連続4度目、移籍後初)
   (113試合 .262 (397-104) 3本 43打点 60三振 61四球 3盗塁 出塁率.361 OPS.680)

二塁:小久保裕紀(ダイエー・25歳) ※3年連続3度目
   (135試合 .302 (527-159) 36本 114打点 112三振 52四球 4盗塁 出塁率.366 OPS.954)

三塁:片岡篤史(日本ハム・28歳)  ※4年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (135試合 .286 (514-147) 17本 67打点 77三振 81四球 3盗塁 出塁率.383 OPS.831)

遊撃:松井稼頭央(西武・21歳)   ※初
   (135試合 .309 (576-178) 7本 63打点 89三振 44四球 62盗塁 出塁率.362 OPS.793)

外野:イチロー(オリックス・23歳) ※4年連続4度目
   (135試合 .345 (536-185) 17本 91打点 36三振 62四球 39盗塁 出塁率.414 OPS.927)

外野:田口壮(オリックス・28歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (135試合 .294 (572-168) 10本 56打点 74三振 49四球 7盗塁 出塁率.351 OPS.767)

外野:秋山幸二(ダイエー・35歳)  ※13年連続13度目
   (97試合 .245 (371-91) 12本 52打点 62三振 43四球 11盗塁 出塁率.329 OPS.736)


463 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/24(木) 00:07:27 erBrgNE2

【監督推薦】

投手:星野伸之(オリックス・31歳) ※3年連続7度目
   (29登板 14勝10敗 0S 202.2投球回 121奪三振 54与四球 194被安打 防3.24)

投手:野村貴仁(オリックス・28歳) ※2年連続2度目
   (52登板 4勝5敗 8S 65.0投球回 76奪三振 31与四球 60被安打 防3.60)

投手:小林宏(オリックス・26歳)  ※初
   (53登板 7勝3敗 15S 81.0投球回 47奪三振 23与四球 56被安打 防2.56)

投手:下柳剛(日本ハム・29歳)   ※3年ぶり2度目(移籍後初)
   (65登板 9勝4敗 0S 147.0投球回 136奪三振 62与四球 140被安打 防3.49)

投手:グロス(日本ハム・32歳)   ※2年連続2度目
   (33登板 13勝11敗 0S 233.1投球回 98奪三振 69与四球 235被安打 防3.63)

投手:西口文也(西武・24歳)    ※2年連続2度目
   (32登板 15勝5敗 1S 207.2投球回 192奪三振 68与四球 187被安打 防3.12)

投手:石井貴(西武・25歳)     ※初
   (59登板 10勝8敗 9S 102.1投球回 68奪三振 35与四球 113被安打 防3.61)

投手:豊田清(西武・26歳)     ※初
   (23登板 10勝6敗 0S 150.2投球回 86奪三振 54与四球 128被安打 防2.93)

投手:香田勲男(近鉄・32歳)    ※初
   (18登板 9勝4敗 0S 107.1投球回 58奪三振 26与四球 123被安打 防3.69)

投手:小宮山悟(ロッテ・31歳)   ※2年ぶり4度目
   (27登板 11勝9敗 0S 187.2投球回 130奪三振 30与四球 186被安打 防2.49)

投手:河本育之(ロッテ・29歳)   ※5年ぶり2度目
   (49登板 6勝6敗 25S 73.1投球回 69奪三振 21与四球 65被安打 防1.96)

捕手:伊東勤(西武・34歳)  ※14年連続14度目
   (129試合 .280 (436-122) 13本 56打点 48三振 29四球 5盗塁 出塁率.332 OPS.749)

捕手:高木大成(西武・23歳) ※初
   (130試合 .295 (474-140) 7本 64打点 62三振 47四球 24盗塁 出塁率.357 OPS.771)

内野:田中幸雄(日本ハム・29歳)  ※4年連続8度目
   (133試合 .254 (539-137) 19本 63打点 96三振 51四球 1盗塁 出塁率.361 OPS.873)

内野:鈴木健(西武・27歳)     ※初
   (133試合 .312 (471-147) 19本 94打点 76三振 90四球 2盗塁 出塁率.431 OPS.949)

内野:小坂誠(ロッテ・24歳)    ※初
   (135試合 .261 (499-130) 1本 30打点 49三振 49四球 56盗塁 出塁率.329 OPS.651)

内野:吉永幸一郎(ダイエー・28歳) ※2年連続5度目(内野手としては初)
   (132試合 .300 (443-133) 29本 73打点 72三振 75四球 0盗塁 出塁率.403 OPS.947)

外野:井出竜也(日本ハム・26歳) ※初
   (135試合 .284 (521-148) 8本 45打点 101三振 59四球 27盗塁 出塁率.357 OPS.758)

外野:ローズ(近鉄・28歳)    ※初
   (135試合 .307 (511-157) 22本 102打点 109三振 87四球 22盗塁 出塁率.409 OPS.917)


464 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/24(木) 00:07:49 erBrgNE2

【第47回・1997年オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 5-0 セ 7月23日・大阪ドーム・パ68勝50敗6分
(勝:小宮山 1勝 敗:藪 1敗)

※パは3回に吉永の適時二塁打で先制すると、その後はイチロー、伊東も適時打を放つ。投げては工藤、小宮山、香田、河本、小林の継投でセ打線をシャットアウトした。MVPは3安打4盗塁の大暴れを見せた松井稼頭央。

第2戦
セ 6-3 パ 7月24日・神宮・セ51勝68敗6分
(勝:山本昌 1勝 敗:西口 1敗 S:宣 1S)

※セは2回に清原の2ランで先制すると、4回には松井のソロと清原のこの日2本目の2ランで追加点。8回には松井の適時打でダメ押しした。MVPは清原和博。


465 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/24(木) 00:08:34 erBrgNE2

【第47回・1997年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・宣銅烈(中日・投手・当時34歳) 中日(96-99)

97年成績:43登板 1勝1敗 38S 63.1投球回 69奪三振 12与四球 36被安打 防1.28
通算成績:162登板 10勝4敗 98S 197.0投球回 228奪三振 55与四球 160被安打 防2.70
球宴成績:1登板 0勝0敗 1S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※韓国では85年にヘテに入団すると、2年目の86年にはKBO歴代最多のシーズン8完封をマークすると、3年連続最多勝、4年連続最多奪三振、抑えに転向した93年には31セーブ、歴代最高の防御率0.78と数々の記録を打ち立て、11年間で367試合に登板し、146勝132セーブをマークする。その後自分の力を試すべく、96年に韓国プロ野球から史上初の移籍選手として中日に入団。
 1年目こそは日本野球の対応に苦しむも、2年目の97年には抑えとして当時の日本記録となる38セーブをマーク。そして99年にも抑えとしてチーム11年ぶりの優勝に貢献した。同年限りで引退し、その後は05〜10年にサムスン、12〜13年に起亜の監督を務め、18年には韓国代表の監督に就任。19年のプレミア12でも指揮を執り、今年行われる東京五輪代表も率いる予定となっている。
 来日2年目の97年に選出された球宴では第2戦で3点リードの9回に抑えとして登板。先頭のイチローに内野安打を許すも、続く田中幸雄、吉永幸一郎、田口壮を3者凡退に抑え、大舞台でもきっちりとセーブをあげた。

・澤崎俊和(広島・投手・当時22歳) 志学館高→青山学院大→96年ドラフト1位(逆指名)→広島(97-05)

97年成績:38登板 12勝8敗 0S 156.1投球回 106奪三振 47与四球 162被安打 防3.74
通算成績:180登板 24勝17敗 15S 0H 360.0投球回 243奪三振 129与四球 401被安打 防4.70
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 7被安打 防9.00

※青山学院大では井口資仁らとともに活躍し、96年のドラフトで逆指名で広島に入団。抜群の制球力とキレのあるスライダーを武器に1年目から先発として活躍し、12勝をあげて新人王のタイトルを獲得。3年目の99年には抑えに回り、14セーブをマークする。しかしその後は度重なる故障によって1軍から遠ざかり、
 03,04年には中継ぎとして復帰するも05年に再び故障。同年限りで自由契約となり、そのまま現役を引退。その翌年から広島の投手コーチとなり、現在は1軍投手コーチを務めている。
 新人王に輝いた97年に選出された球宴では、第1戦の3番手として登板。しかし5回には吉永幸一郎に適時打を浴びると、続く6回にもイチローに適時打を浴びるなど2回を投げて7被安打と打ち込まれるもなんとか2失点にまとめた。

・ドゥエイン・ホージー(ヤクルト・外野手・当時30歳) ヤクルト(97-98)

97年成績:137試合 .289 (498-144) 38本 100打点 107三振 61四球 20盗塁 出塁率.371 OPS.965
通算成績:244試合 .267 (815-218) 51本 142打点 191三振 95四球 24盗塁 出塁率.351 OPS.870
球宴成績:2試合 .667 (6-4) 0本 0打点 1三振 2四球 3盗塁 出塁率.750 OPS1.417

※MLBでは95年にレッドソックスでメジャーデビューし、2年間で52試合に出場。オマリー、ミューレンが退団し、代役の助っ人を求めていたヤクルトと契約し、97年に来日。当初は走攻守に粗があり、野村克也監督にも酷評されたが、その野村監督のID野球を吸収しようと日本野球を熱心に研究。
 その結果が実を結び、この年は38本塁打を放って松井秀喜を抑え、本塁打王のタイトルを獲得し、チームの日本一に貢献する。しかし翌年は故障に加えて他球団からの徹底的なマークに遭い、13本塁打に終わって同年限りで退団。その後はマイナーや米独立リーグでプレーし、引退後はマイナーのコーチとして活動した。
 長打力だけでなく、実はこの年20盗塁をマークするほどの俊足も兼ね合わせており、97年の球宴ではその脚力を発揮。第1戦では6番・指名打者でスタメンして1安打2四球1盗塁を記録すると、続く第2戦でも2安打を放った上に、伊東勤を相手に三盗も決めるなど2盗塁。2戦通じて4安打2四球3盗塁の大活躍を見せた。

・波留敏夫(横浜・外野手・当時27歳) 大谷高→熊谷組→93年ドラフト2位(逆指名)→横浜(94-01)→中日(01-02)→ロッテ(03-04)

97年成績:127試合 .295 (502-148) 8本 41打点 68三振 34四球 16盗塁 出塁率.355 OPS.753
通算成績:913試合 .278 (3138-872) 44本 266打点 476三振 231四球 76盗塁 出塁率.335 OPS.712
球宴成績:1試合 .333 (3-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.667

※熊谷組から逆指名で横浜に入団。進藤達哉の故障によって遊撃手として起用され、1年目から出場機会を稼ぐと、2年目の95年には中堅手として定着し、自己最高の打率.310をマーク。その後は「ハマの核弾頭」として石井琢朗に次ぐ「マシンガン打線」の2番打者として活躍。98年には脱税事件の関与から出場停止処分も受けたものの、チームの日本一に貢献した。
 99年には15本塁打、21盗塁の活躍も見せたが、00年に足を故障。金城龍彦の台頭もあって01年途中に種田仁らとのトレードで中日に移籍。しかし不振は続き、02年オフには再度トレードでロッテに移籍するも、04年に引退。その後は解説者を経て06年から横浜のコーチを務め、14年には中日に移籍。現在は中日の2軍打撃コーチとして活動している。
 石井、鈴木、駒田、ローズ、谷繁といった面々とともに選ばれた97年の球宴では、第1戦は出番なし。続く第2戦では2回にローズの代走として起用されると、そのまま三塁の守備につき、4回にはグロスから安打。直後に清原の2ランでホームに生還している。


466 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/24(木) 00:08:56 erBrgNE2

・平塚克洋(阪神・外野手・当時31歳) 春日部共栄高→明治大→朝日生命→89年ドラフト3位→大洋・横浜(90-93)→オリックス(94-95)→阪神(96-99)→西武(99-00)

97年成績:135試合 .293 (484-142) 17本 68打点 81三振 50四球 0盗塁 出塁率.361 OPS.805
通算成績:588試合 .263 (1675-440) 43本 201打点 285三振 194四球 2盗塁 出塁率.339 OPS.726
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※大学時代までは投手だったが、朝日生命に進んでからは外野手に転向。89年のドラフト3位指名を受けて大洋に入団する。大洋・横浜では主に守備要員であり、93年オフにトレードでオリックスに移籍。94年には一時期チームの4番打者も務めたがレギュラー獲得とまでは行かず、96年の開幕前に再度トレードで阪神に移籍。一塁と外野の双方を守りながら、打撃で結果を残し、初の規定打席到達を果たすと、
 97年にはキャリアハイの打率.293 17本 68打点の活躍を残す。その後は坪井智哉や大豊泰昭の入団もあり、99年に杉山賢人との自身3度目のトレードで西武に移籍。西武でも準レギュラーとして活躍するも、若返りを求めたチーム状況もあって00年に引退。その後は阪神のコーチを経て、13年からはスカウトに転身。高山俊、青柳晃洋、大山悠輔といった選手らの獲得に貢献した。
 4球団を渡り歩いた苦労人であり、8年目の97年に和田豊の代役として球宴に選出。第1戦では後に阪神に移籍する金本知憲、第2戦では同僚の久慈照嘉の代打として出場するも、いずれも無安打に終わっている。

【パ・リーグ】

・小林宏(オリックス・投手・当時26歳) 崇徳高→広島経済大→92年ドラフト1位→オリックス(93-04)→楽天(05)

97年成績:53登板 7勝3敗 15S 81.0投球回 47奪三振 23与四球 56被安打 防2.56
通算成績:245登板 53勝47敗 19S 0H 753.2投球回 448奪三振 323与四球 769被安打 防4.42
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※広島経済大から92年のドラフトで1位指名を受けてオリックスに入団。2年目の94年から先発として結果を残すと、95年には8勝をあげてチームのリーグ優勝に貢献。同年の日本シリーズでは第4戦での延長11回、1死1,2塁のピンチで迎えたオマリーとの14球にわたる対決は今でも語り草となっている。
 その後97年には抑えに回り、自己最多の53試合に登板して15セーブをマークする。その後は再び先発に戻り、99,00年には2年連続杖開幕投手を務めたものの、その後は徐々に成績が下降。04年オフに球団合併による分配ドラフトで楽天に移籍するも出番はほぼなく、05年限りで引退。その後はオリックスのコーチとなり、現在は2軍監督を務めている。
 星野伸之、野村貴仁とともに選出された97年の球宴では、5点リードの9回にパの5番手として登板。2死からホージーに四球を出すも安打は許さずに4人で締め、全セ打線の完封リレーを完成させた。

・香田勲男(近鉄・投手・当時32歳) 佐世保工業高→83年ドラフト2位→巨人(84-94)→近鉄(95-01)

97年成績:18登板 9勝4敗 0S 107.1投球回 58奪三振 26与四球 123被安打 防3.69
通算成績:350登板 67勝54敗 11S 1110.2投球回 738奪三振 320与四球 1118被安打 防3.82
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 2奪三振 1与四球 1被安打 防0.00

※佐世保工業高では3年夏の県大会決勝でノーノーを記録し、3度の甲子園出場で通算4勝をマーク。83年のドラフトでは池山隆寛を外した巨人に2位指名を受けて入団。右肩の手術から一時期は練習生扱いにまでなるも、5年目の88年に先発の一員として頭角を現すと、翌89年には近鉄との日本シリーズにおいて3連敗で迎えた第4戦の先発を任され、完封勝利。この完封がチームの流れを変え、3勝3敗で迎えた第7戦でも先発して勝利投手となって日本一に貢献した。
 その後90年には自己最多の11勝をマークするなど先発として活躍する中で94年オフに阿波野秀幸とのトレードで近鉄に移籍。しばらくは鳴りを潜めたものの、97年に9勝をあげて復活を果たすと、その後はリリーフに転向。01年にも38試合に登板して優勝に貢献し、同年限りで引退した。その後は近鉄、巨人、阪神のコーチを歴任し、今年からは評論家として活動している。
 巨人時代から通じてプロ14年目にして初の選出となった97年の球宴では、本拠地・大阪ドームで行われた第1戦に3番手として登板。先頭の野村謙二郎に安打を許すも、続く石井琢朗、古田敦也を連続三振を奪い、松井秀喜も一ゴロに打ち取って1回を無失点に抑えた。


467 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/24(木) 00:16:23 wu4XTx52
>>460
古田は21歳ではない気がします
31では?
>>466
香田は巨人時代に出てると思ってた
近鉄に移籍してから出てたのか


468 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/24(木) 07:24:59 IkGy2WII
打てなかった阪神打線から平塚を見切ったのは当時早かった気がしましたね
交換相手が杉山ですし勿体なかった


469 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:03:46 ./r7K7vk

【第48回・1998年】

【1998年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 ヤ:3人 横:6人 広:5人 巨:8人 神:2人 中:4人 計:28人

監督:野村克也(ヤクルト・62歳)

コーチ:権藤博(横浜・59歳)
コーチ:三村敏之(広島・49歳)

【ファン投票選出】

投手:川上憲伸(中日・23歳)    ※初
   (26登板 14勝6敗 0S 161.1投球回 124奪三振 51与四球 123被安打 防2.57)
捕手:古田敦也(ヤクルト・32歳)  ※9年連続9度目(ファン投票は8年連続8度目)
   (132試合 .275 (491-135) 9本 63打点 62三振 46四球 5盗塁 出塁率.344 OPS.717)
一塁:清原和博(巨人・30歳)    ※13年連続13度目
   (116試合 .268 (384-103) 23本 80打点 76三振 67四球 1盗塁 出塁率.379 OPS.863)
二塁:仁志敏久(巨人・26歳)    ※初
   (106試合 .274 (424-116) 11本 33打点 65三振 45四球 17盗塁 出塁率.345 OPS.736)
三塁:江藤智(広島・28歳)     ※4年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (132試合 .253 (475-120) 28本 81打点 103三振 97四球 7盗塁 出塁率.379 OPS.845)
遊撃:元木大介(巨人・26歳)    ※初
   (114試合 .297 (397-118) 9本 55打点 56三振 45四球 3盗塁 出塁率.376 OPS.802)
外野:松井秀喜(巨人・24歳)    ※5年連続5度目(ファン投票は3年連続4度目)
   (135試合 .292 (487-142) 34本 100打点 101三振 104四球 3盗塁 出塁率.421 OPS.984)
外野:高橋由伸(巨人・23歳)    ※初
   (126試合 .300 (466-140) 19本 75打点 85三振 36四球 3盗塁 出塁率.356 OPS.852)
外野:立浪和義(中日・28歳)    ※5年連続7度目(ファン投票は2年ぶり3度目、外野手での選出は初)
   (134試合 .272 (504-137) 8本 43打点 60三振 74四球 6盗塁 出塁率.367 OPS.738)


470 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:04:44 ./r7K7vk

【第48回・1998年】

【1998年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 ヤ:3人 横:6人 広:5人 巨:8人 神:2人 中:4人 計:28人

監督:野村克也(ヤクルト・62歳)

コーチ:権藤博(横浜・59歳)
コーチ:三村敏之(広島・49歳)

【ファン投票選出】

投手:川上憲伸(中日・23歳)    ※初
   (26登板 14勝6敗 0S 161.1投球回 124奪三振 51与四球 123被安打 防2.57)

捕手:古田敦也(ヤクルト・32歳)  ※9年連続9度目(ファン投票は8年連続8度目)
   (132試合 .275 (491-135) 9本 63打点 62三振 46四球 5盗塁 出塁率.344 OPS.717)

一塁:清原和博(巨人・30歳)    ※13年連続13度目
   (116試合 .268 (384-103) 23本 80打点 76三振 67四球 1盗塁 出塁率.379 OPS.863)

二塁:仁志敏久(巨人・26歳)    ※初
   (106試合 .274 (424-116) 11本 33打点 65三振 45四球 17盗塁 出塁率.345 OPS.736)

三塁:江藤智(広島・28歳)     ※4年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (132試合 .253 (475-120) 28本 81打点 103三振 97四球 7盗塁 出塁率.379 OPS.845)

遊撃:元木大介(巨人・26歳)    ※初
   (114試合 .297 (397-118) 9本 55打点 56三振 45四球 3盗塁 出塁率.376 OPS.802)

外野:松井秀喜(巨人・24歳)    ※5年連続5度目(ファン投票は3年連続4度目)
   (135試合 .292 (487-142) 34本 100打点 101三振 104四球 3盗塁 出塁率.421 OPS.984)

外野:高橋由伸(巨人・23歳)    ※初
   (126試合 .300 (466-140) 19本 75打点 85三振 36四球 3盗塁 出塁率.356 OPS.852)

外野:立浪和義(中日・28歳)    ※5年連続7度目(ファン投票は2年ぶり3度目、外野手での選出は初)
   (134試合 .272 (504-137) 8本 43打点 60三振 74四球 6盗塁 出塁率.367 OPS.738)


471 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:05:15 ./r7K7vk

【監督推薦】

投手:川崎憲次郎(ヤクルト・27歳) ※7年ぶり3度目
   (29登板 17勝10敗 0S 204.1投球回 94奪三振 55与四球 195被安打 防3.04)

投手:佐々木主浩(横浜・30歳)   ※4年連続6度目
   (51登板 1勝1敗 45S 56.0投球回 78奪三振 13与四球 32被安打 防0.64)

投手:川村丈夫(横浜・26歳)    ※初
   (26登板 8勝6敗 0S 146.1投球回 97奪三振 46与四球 139被安打 防3.32)

投手:小林幹英(広島・24歳)    ※初
   (54登板 9勝6敗 18S 81.2投球回 105奪三振 36与四球 50被安打 防2.87)

投手:ミンチー(広島・28歳)    ※初
   (35登板 15勝11敗 0S 236.0投球回 123奪三振 57与四球 241被安打 防2.75)

投手:斎藤雅樹(巨人・33歳)    ※2年ぶり7度目
   (23登板 10勝7敗 0S 146.1投球回 93奪三振 40与四球 132被安打 防3.08)

投手:趙成珉(巨人・25歳)     ※初
   (15登板 7勝6敗 0S 104.2投球回 83奪三振 34与四球 96被安打 防2.75)

投手:川尻哲郎(阪神・29歳)    ※初
   (25登板 10勝5敗 0S 158.2投球回 88奪三振 52与四球 150被安打 防2.84)

投手:野口茂樹(中日・24歳)    ※初
   (27登板 14勝9敗 0S 192.0投球回 134奪三振 63与四球 174被安打 防2.34)

捕手:谷繫元信(横浜・27歳) ※2年連続3度目
   (134試合 .254 (461-117) 14本 55打点 83三振 62四球 1盗塁 出塁率.346 OPS.745)

捕手:中村武志(中日・32歳) ※2年ぶり7度目
   (128試合 .236 (407-96) 5本 42打点 65三振 49四球 2盗塁 出塁率.321 OPS.658)

内野:池山隆寛(ヤクルト・32歳) ※4年ぶり8度目
   (118試合 .275 (400-110) 18本 59打点 79三振 48四球 3盗塁 出塁率.358 OPS.818)

内野:駒田徳広(横浜・35歳)   ※2年連続6度目
   (136試合 .281 (551-155) 9本 81打点 86三振 27四球 0盗塁 出塁率.311 OPS.690)

内野:石井琢朗(横浜・27歳)   ※2年連続3度目
   (135試合 .314 (555-174) 7本 48打点 69三振 63四球 39盗塁 出塁率.389 OPS.820)

内野:野村謙二郎(広島・31歳)  ※6年連続8度目
   (135試合 .282 (561-158) 14本 49打点 63三振 41四球 15盗塁 出塁率.333 OPS.750)

内野:今岡誠(阪神・23歳)    ※初
   (133試合 .293 (471-138) 7本 44打点 54三振 22四球 6盗塁 出塁率.322 OPS.715)

外野:鈴木尚典(横浜・26歳) ※2年連続2度目
   (131試合 .337 (514-173) 16本 87打点 96三振 61四球 3盗塁 出塁率.408 OPS.920)

外野:前田智徳(広島・27歳) ※2年ぶり4度目
   (127試合 .335 (504-169) 24本 80打点 54三振 41四球 5盗塁 出塁率.388 OPS.938)

外野:清水隆行(巨人・24歳) ※初
   (129試合 .301 (492-148) 13本 52打点 64三振 22四球 16盗塁 出塁率.338 OPS.761)


472 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:05:53 ./r7K7vk

【パ・リーグ】 西:6人 オ:2人 近:5人 日:5人 ダ:5人(1) ロ:5人 計:28人

監督:東尾修(西武・48歳)

コーチ:仰木彬(オリックス・53歳)
コーチ:佐々木恭介(近鉄・48歳)

【ファン投票選出】

投手:大塚晶文(近鉄・26歳)    ※初
   (49登板 3勝2敗 35S 55.1投球回 74奪三振 25与四球 43被安打 防2.11)

捕手:城島健司(ダイエー・22歳)  ※2年連続2度目
   (122試合 .251 (395-99) 16本 58打点 67三振 27四球 5盗塁 出塁率.309 OPS.729)

一塁:高木大成(西武・24歳)    ※2年連続2度目(ファン投票は初、一塁手での選出も初)
   (134試合 .276 (504-139) 17本 84打点 68三振 66四球 15盗塁 出塁率.356 OPS.792)

二塁:フランコ(ロッテ・39歳)   ※3年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (131試合 .290 (487-141) 18本 77打点 107三振 68四球 7盗塁 出塁率.379 OPS.843)

三塁:小久保裕紀(ダイエー・26歳) ※4年連続4度目(三塁手としては初)→出場辞退
   (17試合 .225 (71-16) 2本 11打点 19三振 3四球 0盗塁 出塁率.267 OPS.647)

遊撃:松井稼頭央(西武・22歳)   ※2年連続2度目
   (135試合 .311 (575-179) 9本 58打点 89三振 55四球 43盗塁 出塁率.370 OPS.812)

外野:イチロー(オリックス・24歳) ※5年連続5度目
   (135試合 .358 (506-181) 13本 71打点 35三振 43四球 11盗塁 出塁率.414 OPS.932)

外野:秋山幸二(ダイエー・36歳)  ※14年連続14度目
   (115試合 .260 (423-110) 10本 49打点 76三振 42四球 7盗塁 出塁率.331 OPS.756)

外野:ローズ(近鉄・29歳)     ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (134試合 .257 (494-127) 22本 70打点 120三振 81四球 15盗塁 出塁率.359 OPS.801)


473 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:06:34 ./r7K7vk

【監督推薦】

投手:森慎二(西武・23歳)    ※初
   (52登板 8勝8敗 5S 111.0投球回 110奪三振 55与四球 112被安打 防3.81)

投手:デニー(西武・30歳)    ※初
   (53登板 7勝4敗 8S 69.1投球回 68奪三振 13与四球 67被安打 防2.60)   

投手:ウィン(オリックス・28歳) ※初
   (49登板 8勝5敗 7S 113.0投球回 73奪三振 54与四球 103被安打 防3.74)

投手:高村祐(近鉄・28歳)    ※2年ぶり2度目
   (25登板 8勝14敗 0S 159.0投球回 83奪三振 74与四球 161被安打 防4.87)

投手:金村暁(日本ハム・22歳)  ※初
   (31登板 8勝8敗 1S 135.0投球回 85奪三振 37与四球 124被安打 防2.73)

投手:岩本勉(日本ハム・27歳)  ※初
   (27登板 11勝8敗 0S 181.2投球回 110奪三振 59与四球 186被安打 防4.11)

投手:関根裕之(日本ハム・26歳) ※初
   (25登板 9勝7敗 0S 160.2投球回 75奪三振 44与四球 159被安打 防3.36)

投手:武田一浩(ダイエー・33歳) ※2年ぶり4度目
   (28登板 13勝10敗 0S 176.1投球回 103奪三振 68与四球 173被安打 防3.62)

投手:西村龍次(ダイエー・30歳) ※7年ぶり2度目(移籍後初)
   (25登板 10勝10敗 0S 152.2投球回 69奪三振 60与四球 163被安打 防3.36)

投手:小宮山悟(ロッテ・32歳)  ※2年連続5度目
   (27登板 11勝12敗 0S 201.2投球回 126奪三振 27与四球 224被安打 防3.57)

投手:黒木知宏(ロッテ・24歳)  ※初
   (31登板 13勝9敗 0S 197.0投球回 124奪三振 89与四球 185被安打 防3.29)

捕手:伊東勤(西武・35歳)    ※15年連続15度目
   (114試合 .243 (325-79) 8本 38打点 42三振 31四球 4盗塁 出塁率.313 OPS.676)

捕手:野口寿浩(日本ハム・27歳) ※初
   (109試合 .235 (268-63) 10本 34打点 61三振 21四球 6盗塁 出塁率.293 OPS.715)

内野:鈴木健(西武・28歳)    ※2年連続2度目
   (135試合 .275 (488-134) 22本 65打点 58三振 80四球 1盗塁 出塁率.376 OPS.837)

内野:武藤孝司(近鉄・25歳)   ※初
   (127試合 .250 (392-98) 0本 32打点 36三振 34四球 16盗塁 出塁率.315 OPS.631)

内野:片岡篤史(日本ハム・29歳) ※2年連続3度目
   (133試合 .300 (466-140) 17本 83打点 93三振 113四球 2盗塁 出塁率.435 OPS.905)

内野:柳田聖人(ダイエー・29歳) ※初(小久保裕紀の出場辞退による補充)
   (124試合 .251 (334-84) 0本 35打点 31三振 25四球 9盗塁 出塁率.307 OPS.591)

内野:初芝清(ロッテ・31歳)   ※2年ぶり4度目
   (134試合 .296 (473-140) 25本 86打点 79三振 56四球 0盗塁 出塁率.374 OPS.922)

外野:大村直之(近鉄・22歳)  ※初
   (133試合 .310 (522-162) 4本 40打点 40三振 38四球 23盗塁 出塁率.359 OPS.755)

外野:平井光親(ロッテ・31歳) ※初
   (116試合 .320 (387-124) 8本 35打点 42三振 45四球 3盗塁 出塁率.391 OPS.827)


474 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:06:56 ./r7K7vk

【1998年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 4-1 パ 7月22日・ナゴヤドーム・セ52勝68敗6分
(勝:川上 1勝 敗:高村 1敗 S:佐々木 1S)

※セは初回に松井のソロで先制すると、2回には古田と高橋の適時打で2点を追加。4回にも野村の適時打でリードを広げた。投げては先発の川上が3回2安打無失点の好投を見せ、そこから4投手の継投で繋いだ。MVPは川上憲伸。

第2戦
パ 3-3 セ 7月23日・千葉マリン・パ68勝52敗7分

※セは3回に松井の2試合連続弾となる2ランで先制。パは3回に大村のソロ、5回には平井の適時打で逆転。1点ビハインドで迎えた9回にはセが相手の暴投の間に同点とし、引き分けに持ち込んだ。MVPは松井秀喜。


475 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:07:34 ./r7K7vk

【第48回・1998年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・小林幹英(広島・投手・当時24歳) 新潟明訓高→専修大→プリンスホテル→97年ドラフト4位→広島(98-05)

98年成績:54登板 9勝6敗 18S 81.2投球回 105奪三振 36与四球 50被安打 防2.87
通算成績:238登板 19勝22敗 29S 0H 337.0投球回 356奪三振 165与四球 301被安打 防3.90
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※プリンスホテルから97年のドラフトで4位指名を受けて広島に入団。開幕戦でいきなり球団3人目となる新人開幕戦初勝利を達成すると、セットアッパー、クローザーとして活躍し、川上憲伸・高橋由伸・坪井智哉とともに同年のハイレベルな新人王争いに参戦し、54試合に登板して9勝18セーブの好成績をマークする。
 その後も広島のリリーフ陣の柱として活躍するも、度重なる故障もあって徐々に球速、成績も低下。05年にはわずか2試合の登板に終わり、同年限りで戦力外となり引退した。その後は現在に至るまで広島の投手コーチを務めており、現在は2軍投手コーチを務めている。
 98年の球宴では川上憲伸が先発し、高橋由伸が1番・右翼でスタメンした第1戦においてセの4番手投手として登板。3点リードの8回に、平井光親、松井稼頭央、イチローを相手に3者凡退に抑え、セットアッパーの役割をきっちり果たした。

・趙成珉(巨人・投手・当時25歳) 巨人(96-02)

98年成績:15登板 7勝6敗 0S 104.2投球回 83奪三振 34与四球 96被安打 防2.75
通算成績:53登板 11勝10敗 11S 158.1投球回 127奪三振 54与四球 144被安打 防2.84
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 3奪三振 2与四球 1被安打 防0.00

※韓国アマ球界で大活躍し、95年に巨人に契約金1億5000万、8年契約という大型契約を結んで来日。2年目の97年の後半から抑えを務めるようになって頭角を現すと、98年には先発ローテに加わり、前半戦だけで8勝をマークする。しかし出場した球宴で右肘を故障。後に靭帯断裂が判明し、手術とリハビリで1軍の舞台から遠ざかり、結果的に7年目の02年に退団。
 その間の00年に韓国の人気女優、チェ・ジンシルと結婚し、巨人退団後は韓国プロ野球にオファーを送るも獲得球団は現れず。その後はシュークリーム店を営むも、04年に親族に暴力を振るったとして逮捕し、妻とも離婚。それでも05年にはハンファで現役復帰を果たすも、07年に戦力外となる。その後11〜12年には斗山のコーチも務めたが、退団後の13年1月に自殺。激動の人生は39歳という若さで終わりを告げた。
 98年の球宴では第2戦の5番手として8回から登板。8回は秋山幸二、武藤孝司から三振を奪うなど3者凡退、同点で迎えた9回も初芝清に二塁打を浴びるなど2死満塁とされるも、柳田聖人を二ゴロに打ち取って踏ん張り2回無失点とし、試合を引き分けに持ち込んだ。しかし上述の通りこの試合で右肘を故障。1度だけの球宴がその後の人生を大きく変えてしまった選手であった。

・川尻哲郎(阪神・投手・当時29歳) 日大二高→亜細亜大→日産自動車→94年ドラフト4位→阪神(95-03)→近鉄(04)→楽天(05)

98年成績:25登板 10勝5敗 0S 158.2投球回 88奪三振 52与四球 150被安打 防2.84
通算成績:227登板 60勝72敗 3S 1083.1投球回 744奪三振 287与四球 1139被安打 防3.65
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※日産自動車でサイドスローに転向し、チームのストッパーとして補強選手としても含めて3年連続で都市対抗に出場。94年のドラフトで4位指名を受けて阪神に入団すると、1年目から先発ローテに加わって8勝をマークすると、翌96年には自己最多の13勝をあげるなど暗黒時代の阪神のエースとして活躍。そのヒーローインタビューで赤いレーザーポインターを当てられる悪戯に遭遇したり、脱税事件に関与していたことから出場停止処分を受けるなどのトラブルが続いたものの、
 復帰した98年には5月にノーヒットノーランも達成するなど10勝をあげて復活を果たす。その後03年オフにトレードで近鉄に移籍すると、翌年巻き起こった球団合併を阻止すべく選手たちと奔走。最終的に分配ドラフトで楽天に移籍し、翌05年限りで引退した。その後は解説者を経て13年にBC・群馬のコーチとなり、翌14年には監督に就任し、チームを5年ぶりのリーグ優勝に導いた。現在は新橋に居酒屋を開き、第2の人生を歩んでいる。
 98年の球宴では今岡誠とともに2人のみ阪神から選出。自身は第2戦の7回に4番手として登板すると、大村直之を中飛、松井稼頭央からは三振、ローズを右邪飛と3人で締め、中継ぎの役割を果たした。

【パ・リーグ】

・大塚晶文(近鉄・投手・当時26歳) 横芝敬愛高→東海大→日本通運→96年ドラフト2位(逆指名)→近鉄(97-02)→中日(03)→パドレス(04-05)→レンジャーズ(06-07)

98年成績:49登板 3勝2敗 35S 55.1投球回 74奪三振 25与四球 43被安打 防2.11
通算成績:305登板 14勝23敗 137S 350.2投球回 474奪三振 117与四球 237被安打 防2.39
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防9.00

※96年のドラフトで逆指名で近鉄に入団し、野茂英雄の背番号「11」を引き継ぐ。イチローから「球が消える」と評されるほどの縦スライダーを武器に、1年目から52試合に登板してリリーフとして活躍すると、翌98年にはパリーグ当時新記録の35セーブをあげて最優秀救援投手のタイトルを獲得。その後も近鉄の不動のクローザーとして活躍し、01年にはチームのリーグ優勝に貢献する。02年オフにポスティングでメジャー挑戦を表明するも入札がなく、03年は中日でプレーし、ここでもクローザーとして活躍。
 そして同年オフに再びメジャー挑戦し、パドレスに移籍。するとセットアッパーに定着し、73登板でリーグ最多の34ホールドをマークする。その後レンジャーズに移籍した06年には第1回WBCの日本代表にも選出され、こちらでもクローザーとして優勝に貢献し、胴上げ投手となった。しかし07年に右肘を故障。トミー・ジョン手術を受け、長いリハビリの末に13年にBC・信濃に入団。14年には選手兼任監督も務め、同年限りで引退。その後、中日のコーチを務め、現在は中日の渉外担当として助っ人選手の調査を行っている。
 日米通算541試合に登板し、日本代表にも選出された名ストッパーではあるものの、意外にも日米通じて球宴出場はたった1度のみ。ファン投票1位で選出された98年の球宴では、第2戦の1点リードの9回に満を持して登板。しかし先頭の仁志敏久に安打を許すと、盗塁とゴロの間に三塁まで進まれ、さらにそこから痛恨の暴投で仁志を生還させてしまい、リードを守り切れなかった。

・デニー(友利結)(西武・投手・当時30歳) 興南高→86年ドラフト1位→大洋・横浜(87-96)→西武(97-02)→横浜(03-04)→中日(06-07)

98年成績:53登板 7勝4敗 8S 69.1投球回 68奪三振 13与四球 67被安打 防2.60
通算成績:399登板 18勝29敗 30S 10H 441.2投球回 420奪三振 128与四球 427被安打 防3.89
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※興南高から86年のドラフトで1位指名を受けて横浜に入団。海外への野球留学に送り出されるなど期待されながら、制球力を課題にしておりなかなか芽が出ない状況だったが、フォームをサイドスローにした95年から徐々に頭角を現すようになる。96年オフにトレードで西武に移籍すると、同じくサイドスローの鹿取義隆、潮崎哲也の助言を受けてリリーフとして台頭。
 97,98年のリーグ連覇に貢献し、リリーフの柱として活躍した。その後02年にトレードで横浜に復帰。04年オフにはメジャー挑戦を表明し、レッドソックスにマイナー契約で入団するもメジャーデビューは出来ず帰国。06年には中日に移籍し、リリーフの一員として同年のリーグ優勝に貢献した。翌07年に引退後はDeNA、中日でコーチを歴任。現在は巨人のスカウトを務めている。
 98年の球宴では3点ビハインドの8回に5番手として登板。先頭の元木大介に安打、続く前田智徳に二塁打を浴びて無死2,3塁とされるも、そこから江藤智、駒田徳広を連続ゴロに打ち取り、最後は仁志敏久を三振にとって無失点で踏ん張った。余談だが須田幸太は球宴の出場経験はない。


476 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:07:50 ./r7K7vk

・エドウィン・ハタド(オリックス・投手・当時28歳) オリックス(98-99)

98年成績:49登板 8勝5敗 7S 113.0投球回 73奪三振 54与四球 103被安打 防3.74
通算成績:83登板 12勝7敗 11S 176.0投球回 117奪三振 93与四球 156被安打 防3.22
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 3奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※ベネズエラに産まれ、90年にブルージェイズと契約。95年にデビューし、その後マリナーズでプレーした中の98年に来日してオリックスに入団。球威のあるストレートを武器に、先発・中継ぎ・抑えと場面問わず便利屋として活躍し、同年は8勝7セーブをマークする。
 翌99年も中継ぎとして34試合に登板するも、シーズン途中に目を負傷したこともあって同年限りで退団となった。その後はメキシカンリーグ、マイナー、そして韓国と様々な国を渡り歩き、05年に引退した。
 98年の球宴ではオリックスから選出されたのは自身とイチローの2人のみ。自身は第1戦の2番手として登板。鈴木尚典に安打を許すも、松井秀喜、清原和博、江藤智の3人から三振を奪い、1回無失点の好救援を見せた。

・関根裕之(日本ハム・投手・当時26歳) 岩倉高→東北福祉大→93年ドラフト1位(逆指名)→日本ハム(94-04)

98年成績:25登板 9勝7敗 0S 160.2投球回 75奪三振 44与四球 159被安打 防3.36
通算成績:180登板 47勝45敗 0S 795.0投球回 525奪三振 255与四球 789被安打 防4.27
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 2与四球 1被安打 防0.00

※東北福祉大では1年後輩の和田一浩とバッテリーを組み、93年に日本ハムを逆指名し、ドラフト1位で入団。1年目から先発として3勝をあげるも、翌年から故障に悩まされてしばらく1軍の舞台から遠ざかる。その後、技巧派に活路を見出して98年には9勝をマークして飛躍を果たすと、
 続く99年には12勝、00年には10勝をマークしエース級投手として活躍。しかしそこから再び故障し、1軍登板なしに終わった04年に引退。その後は打撃投手となり、10年に小林繫が急逝したことにより、1軍投手コーチに昇格した島崎毅の後を継ぎ、2軍投手コーチに就任した。現在は日本ハムのスカウトを務める。
 金村暁、岩本勉とともに選出された98年の球宴では、第2戦でチームが逆転した直後の7回表に登板。先頭に仁志敏久に安打を許し、2アウトまで持ち込むも、松井秀喜と江藤智に連続四球を出して2死満塁のピンチを背負うも、前田智徳から三振を奪ってリードを守り抜いた。

・武藤孝司(近鉄・内野手・当時25歳) 横浜商業高→創価大→95年ドラフト3位→近鉄(96-03)

98年成績:127試合 .250 (392-98) 0本 32打点 36三振 34四球 16盗塁 出塁率.315 OPS.631
通算成績:497試合 .278 (1465-408) 2本 123打点 150三振 132四球 71盗塁 出塁率.342 OPS.691
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※横浜高では90年夏の甲子園の2回戦でランニングホームランを記録し、創価大では1年秋に首位打者、打点王となってMVPも獲得。95年のドラフトで3位指名を受けて近鉄に入団すると、2年目の97年には遊撃手のレギュラーを獲得。打率.282 26盗塁の好成績をマークし、新人王候補となる活躍を見せた。
 その後は大村直之とともに「いてまえ打線」のチャンスメーカーとして活躍し、00年には自己最高の打率.311をマークしたものの、8月に右肩を故障して翌01年は1軍出場なしにまで落ち込み、03年に引退。その後は近鉄、オリックス、楽天のスカウトを経て、四国ILやHonda鈴鹿のコーチを歴任。今年からは3年ぶりに四国IL・愛媛のコーチを務める。
 98年の球宴では第1戦でフランコに代わって二塁手として7回から途中出場。続く第2戦でも4回に鈴木健の代走として出場するも盗塁死。その後二塁の守備について最後まで出場するも、2試合3打席で安打は生まれなかった。

・平井光親(ロッテ・外野手・当時31歳) 東福岡高→愛知工業大→88年ドラフト6位→ロッテ(89-02)

98年成績:116試合 .320 (387-124) 8本 35打点 42三振 45四球 3盗塁 出塁率.391 OPS.827
通算成績:1067試合 .272 (3027-822) 39本 294打点 397三振 331四球 20盗塁 出塁率.343 OPS.720
球宴成績:2試合 .250 (4-1) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.750

※愛知工業大から88年のドラフトで6位指名を受けてロッテに入団。才能が開花したのは3年目の91年で、オリックス・松永浩美とのし烈な争いを制し、打率.314をマークして首位打者を獲得する。その後もシュアな打撃と堅実な守備を武器に90年代のロッテの外野を支え、
 98年にもイチローに次いでリーグ2位の打率.320をマークする。その後サブローや諸積兼司の台頭もあり、02年限りで引退。その後はロッテの編成担当やコーチ補佐などとして活動し、17年からは母校・愛知工業大の監督を務めている。
 プロ10年目の98年に初選出となった球宴では第2戦で2番・右翼手でスタメン。1点ビハインドの5回には斎藤雅樹から同点となる適時二塁打を放ち、存在感を示した。


477 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:24:53 eBbXMxgs
武藤とかも怪我が無ければどれ程の選手になっていたかと思うとホンマに惜しい


478 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 00:59:38 LFddsPvQ
小林、ソンミン、関根、武藤
この年は怪我さえなければという選手が殊の外多い気がするしない?


479 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 01:05:49 YKiFJegE
チョソンミンはクッソイケメンでしたね
悲しいなあ…


480 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 03:51:29 o6Ipb6I2
個人的には韓流イケメンの元祖ですねチョソンミン


481 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 06:15:52 siejKYDw
例のハイレベル新人王の年だけど坪井は選ばれなかったんですね

まぁ他のメンツ見ると納得ですけど


482 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 07:57:11 fVibJG.6
余談の須田草


483 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 18:23:42 ccWYLKz2
ソンミンは腕をしならせてキレキレのストレートとスライダーを投げ込み
セリーグの打者を斬り捨ててましたけどあれが彼の選手生命を縮めたのだとすると
悲しいけどどうしようもないですね…


484 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 18:45:44 .vIydk3.
韓国三投手はミスターが名前を覚えられないから干されたってヨタもありましたね


485 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/25(金) 19:30:10 b7jaOrX2
小林幹英は一度だけだったのが意外
川上憲伸、高橋由伸、坪井智哉との新人王争いは熱かった


486 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 00:07:09 xRyzERPU

【第49回・1999年】

【1999年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 横:8人 中:5人 巨:6人(1) ヤ:4人 広:3人 神:4人 計:30人

監督:権藤博(横浜・59歳)

コーチ:星野仙一(中日・51歳)
コーチ:長嶋茂雄(巨人・52歳)

【ファン投票選出】

投手:上原浩治(巨人・24歳)   ※初
   (25登板 20勝4敗 0S 197.2投球回 179奪三振 24与四球 153被安打 防2.09)

捕手:古田敦也(ヤクルト・33歳) ※10年連続10度目(ファン投票は9年連続9度目)
   (128試合 .302 (483-146) 13本 71打点 41三振 51四球 10盗塁 出塁率.368 OPS.813)

一塁:清原和博(巨人・31歳)   ※14年連続14度目→出場辞退
   (86試合 .236 (263-62) 13本 46打点 68三振 46四球 0盗塁 出塁率.365 OPS.795)

二塁:和田豊(阪神・36歳)    ※2年ぶり8度目(ファン投票は2年ぶり5度目)
   (101試合 .302 (334-101) 3本 23打点 29三振 32四球 4盗塁 出塁率.367 OPS.753)

三塁:元木大介(巨人・27歳)   ※2年連続2度目(三塁手としては初)
   (114試合 .229 (327-75) 6本 34打点 49三振 36四球 0盗塁 出塁率.306 OPS.627)

遊撃:二岡智宏(巨人・23歳)   ※初
   (126試合 .289 (418-121) 18本 51打点 92三振 33四球 8盗塁 出塁率.342 OPS.794)

外野:新庄剛志(阪神・27歳)   ※2年ぶり3度目
   (123試合 .255 (471-120) 14本 58打点 72三振 23四球 8盗塁 出塁率.303 OPS.721)

外野:松井秀喜(巨人・25歳)   ※6年連続6度目(ファン投票は4年連続5度目)
   (135試合 .304 (471-143) 42本 95打点 99三振 93四球 0盗塁 出塁率.416 OPS1.047)

外野:高橋由伸(巨人・24歳)   ※2年連続2度目
   (118試合 .315 (454-143) 34本 98打点 96三振 39四球 3盗塁 出塁率.378 OPS.966)


487 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 00:08:12 xRyzERPU

【監督推薦】

投手:佐々木主浩(横浜・31歳)  ※5年連続7度目
   (23登板 1勝1敗 19S 23.1投球回 34奪三振 6与四球 19被安打 防1.93)

投手:斎藤隆(横浜・29歳)    ※3年ぶり3度目
   (26登板 14勝3敗 0S 184.2投球回 125奪三振 31与四球 178被安打 防3.95)

投手:川村丈夫(横浜・27歳)   ※2年連続2度目
   (26登板 17勝6敗 0S 183.0投球回 131奪三振 43与四球 169被安打 防3.00)

投手:島田直也(横浜・29歳)   ※初
   (39登板 0勝4敗 4S 42.0投球回 32奪三振 15与四球 55被安打 防5.36)

投手:武田一浩(中日・34歳)   ※2年連続5度目(移籍後初)
   (25登板 9勝10敗 0S 162.0投球回 92奪三振 43与四球 166被安打 防3.50)

投手:野口茂樹(中日・25歳)   ※2年連続2度目
   (29登板 19勝7敗 0S 203.2投球回 145奪三振 67与四球 202被安打 防2.45)

投手:落合英二(中日・30歳)   ※初
   (56登板 5勝4敗 2S 51.2投球回 27奪三振 9与四球 43被安打 防2.79)

投手:槙原寛己(巨人・35歳)   ※5年ぶり6度目
   (45登板 4勝3敗 23S 41.1投球回 55奪三振 11与四球 40被安打 防2.83)

投手:高津臣吾(ヤクルト・30歳) ※3年ぶり3度目
   (40登板 1勝1敗 30S 41.1投球回 38奪三振 8与四球 32被安打 防2.18)

投手:石井一久(ヤクルト・25歳) ※初
   (23登板 8勝6敗 0S 133.0投球回 162奪三振 71与四球 123被安打 防4.80)

投手:佐々岡真司(広島・31歳)  ※3年ぶり4度目
   (26登板 15勝8敗 0S 190.0投球回 150奪三振 43与四球 181被安打 防3.27)

投手:藪恵壹(阪神・30歳)    ※2年ぶり5度目
   (28登板 6勝16敗 0S 173.1投球回 95奪三振 57与四球 175被安打 防3.95)

捕手:谷繫元信(横浜・28歳) ※3年連続4度目
   (122試合 .295 (427-126) 11本 51打点 45三振 46四球 0盗塁 出塁率.316 OPS.675)

捕手:矢野輝弘(阪神・30歳) ※初
   (113試合 .304 (369-112) 3本 27打点 74三振 36四球 5盗塁 出塁率.371 OPS.745)

内野:石井琢朗(横浜・28歳)    ※3年連続4度目
   (131試合 .292 (537-157) 8本 58打点 81三振 73四球 39盗塁 出塁率.382 OPS.775)

内野:ローズ(横浜・32歳)     ※2年ぶり3度目
   (134試合 .369 (521-192) 37本 153打点 81三振 63四球 3盗塁 出塁率.439 OPS1.093)

内野:福留孝介(中日・22歳)    ※初
   (132試合 .284 (461-131) 16本 52打点 121三振 50四球 4盗塁 出塁率.359 OPS.810)

内野:ペタジーニ(ヤクルト・28歳) ※初(清原和博の出場辞退による補充)
   (134試合 .325 (452-147) 44本 112打点 91三振 116四球 10盗塁 出塁率.469 OPS1.146)

内野:江藤智(広島・29歳)     ※5年連続6度目
   (121試合 .291 (437-127) 27本 79打点 80三振 75四球 9盗塁 出塁率.397 OPS.953)

外野:鈴木尚典(横浜・27歳) ※3年連続3度目
   (134試合 .328 (542-178) 17本 92打点 109三振 57四球 7盗塁 出塁率.395 OPS.897)

外野:関川浩一(中日・30歳) ※4年ぶり2度目(移籍後初)
   (135試合 .330 (522-172) 4本 60打点 73三振 48四球 20盗塁 出塁率.383 OPS.812)

外野:緒方孝市(広島・30歳) ※初
   (132試合 .305 (495-151) 36本 69打点 76三振 86四球 18盗塁 出塁率.414 OPS.995)


488 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 00:08:42 xRyzERPU

【パ・リーグ】 西:8人 日:4人 オ:3人 ダ:7人 近:4人 ロ:4人 計:30人

監督:東尾修(西武・49歳)

コーチ:上田利治(日本ハム・62歳)
コーチ:仰木彬(オリックス・64歳)

【ファン投票選出】

投手:松坂大輔(西武・18歳)    ※初
   (25登板 16勝5敗 0S 180.0投球回 151奪三振 87与四球 124被安打 防2.60)

捕手:城島健司(ダイエー・23歳)  ※3年連続3度目
   (135試合 .306 (493-151) 17本 77打点 61三振 31四球 6盗塁 出塁率.356 OPS.837)

一塁:高木大成(西武・25歳)    ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (110試合 .272 (360-98) 7本 54打点 43三振 44四球 13盗塁 出塁率.353 OPS.742)

二塁:高木浩之(西武・26歳)    ※初
   (109試合 .265 (279-74) 1本 24打点 20三振 11四球 1盗塁 出塁率.297 OPS.638)

三塁:片岡篤史(日本ハム・30歳)  ※3年連続4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (115試合 .274 (423-116) 15本 63打点 90三振 61四球 1盗塁 出塁率.364 OPS.808)

遊撃:松井稼頭央(西武・23歳)   ※3年連続3度目
   (135試合 .330 (539-178) 15本 67打点 75三振 56四球 32盗塁 出塁率.389 OPS.872)

外野:イチロー(オリックス・25歳) ※6年連続6度目
   (103試合 .343 (411-141) 21本 68打点 46三振 45四球 12盗塁 出塁率.412 OPS.984)

外野:秋山幸二(ダイエー・37歳)  ※15年連続15度目
   (113試合 .256 (386-99) 12本 44打点 83三振 26四球 3盗塁 出塁率.309 OPS.711)

外野:ローズ(近鉄・30歳)     ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (131試合 .301 (491-148) 40本 101打点 115三振 69四球 5盗塁 出塁率.388 OPS1.015)

DH:吉永幸一郎(ダイエー・30歳) ※2年ぶり6度目(ファン投票は初)
   (113試合 .275 (346-95) 16本 38打点 88三振 69四球 0盗塁 出塁率.392 OPS.846)


489 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 00:09:19 xRyzERPU

【監督推薦】

投手:西口文也(西武・26歳)    ※2年ぶり3度目
   (29登板 14勝10敗 0S 179.1投球回 141奪三振 55与四球 141被安打 防3.41)

投手:石井貴(西武・27歳)     ※2年ぶり2度目
   (26登板 13勝8敗 0S 178.2投球回 108奪三振 43与四球 143被安打 防3.29)

投手:岩本ツトム(日本ハム・28歳) ※2年連続2度目
   (27登板 13勝11敗 0S 189.0投球回 158奪三振 93与四球 181被安打 防3.81)

投手:金田政彦(オリックス・30歳) ※初
   (30登板 11勝10敗 0S 188.0投球回 116奪三振 76与四球 165被安打 防3.49)

投手:川越英隆(オリックス・26歳) ※初
   (26登板 11勝8敗 0S 177.0投球回 134奪三振 47与四球 159被安打 防2.85)

投手:工藤公康(ダイエー・36歳)  ※2年ぶり7度目
   (26登板 11勝7敗 0S 196.1投球回 196奪三振 34与四球 143被安打 防2.38)

投手:篠原貴行(ダイエー・22歳)  ※初
   (60登板 14勝1敗 0S 79.1投球回 80奪三振 25与四球 46被安打 防1.25)

投手:ペドラザ(ダイエー・29歳)  ※初
   (48登板 3勝1敗 27S 59.0投球回 38奪三振 10与四球 44被安打 防1.98)

投手:小池秀郎(近鉄・30歳)    ※初
   (23登板 6勝11敗 0S 149.0投球回 96奪三振 69与四球 135被安打 防4.05)

投手:小宮山悟(ロッテ・33歳)   ※3年連続6度目
   (21登板 7勝10敗 0S 141.2投球回 96奪三振 15与四球 158被安打 防4.07)

投手:黒木知宏(ロッテ・25歳)   ※2年連続2度目
   (29登板 14勝10敗 0S 212.2投球回 171奪三振 68与四球 164被安打 防2.50)

投手:ウォーレン(ロッテ・32歳)  ※初
   (49登板 1勝2敗 30S 54.1投球回 25奪三振 7与四球 38被安打 防1.82)  

捕手:中嶋聡(西武・30歳)  ※3年ぶり6度目(移籍後初)
   (72試合 .194 (155-30) 0本 16打点 31三振 20四球 2盗塁 出塁率.282 OPS.501)

捕手:的山哲也(近鉄・28歳) ※初
   (117試合 .235 (307-72) 8本 39打点 75三振 31四球 7盗塁 出塁率.307 OPS.678)

内野:田中幸雄(日本ハム・31歳)  ※2年ぶり9度目
   (131試合 .270 (508-137) 23本 74打点 132三振 39四球 2盗塁 出塁率.327 OPS.786)

内野:小笠原道大(日本ハム・25歳) ※初
   (135試合 .285 (547-156) 25本 83打点 84三振 56四球 3盗塁 出塁率.349 OPS.848)

内野:松中信彦(ダイエー・25歳)  ※初
   (126試合 .268 (395-106) 23本 71打点 60三振 46四球 5盗塁 出塁率.359 OPS.873)

内野:中村紀洋(近鉄・26歳)    ※3年ぶり3度目
   (135試合 .261 (514-134) 31本 95打点 116三振 79四球 3盗塁 出塁率.362 OPS.848)

内野:小坂誠(ロッテ・26歳)    ※2年ぶり2度目
   (130試合 .280 (482-135) 3本 40打点 59三振 57四球 31盗塁 出塁率.358 OPS.736)

外野:大友進(西武・25歳) ※初
   (130試合 .270 (415-112) 4本 26打点 41三振 67四球 13盗塁 出塁率.371 OPS.722)


490 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 00:09:36 xRyzERPU

【1999年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 4-8 セ 7月24日・西武ドーム・セ53勝68敗7分
(勝:上原 1勝 敗:松坂 1敗)

※上原と松坂によるスーパールーキー同士の投げ合いとなった一戦。セは1点を追う3回に鈴木尚の適時打などで2点を奪い、逆転。その後6回には松井の2ランでリードを広げ、7回には古田の適時打などで4点を奪って突き放した。MVPは松井秀喜。

第2戦
セ 9-5 パ 7月25日・甲子園・セ54勝68敗7分
(勝:藪 1勝 敗:黒木 1敗)

※セは初回にローズの適時打で2点を先制すると、2回には矢野、新庄、ローズの適時打で一挙5点を追加し、パの先発・黒木は球宴当時ワーストの7失点KO。さらに5回にはローズがこの日6打点目となるソロを放った。MVPはローズ。

第3戦
セ 2-1 パ 7月27日・倉敷・セ55勝68敗7分
(勝:石井一 1勝 敗:小宮山 1敗 S:高津 1S)

※セが36年ぶりの3戦3勝。打線は3回に新庄の適時打で先制すると、6回にも新庄がソロを放ってリードを広げた。投げては野口、石井一、斎藤隆、島田、高津の継投でパ打線を1得点に封じ込めた。MVPは新庄剛志。


491 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 00:09:58 xRyzERPU

【第49回・1999年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・島田直也(横浜・投手・当時29歳) 常総学院高→87年ドラフト外→日本ハム(88-91)→大洋・横浜(92-00)→ヤクルト(01-02)→近鉄(03)

99年成績:39登板 0勝4敗 4S 42.0投球回 32奪三振 15与四球 55被安打 防5.36
通算成績:419登板 39勝38敗 9S 665.2投球回 417奪三振 249与四球 723被安打 防3.69
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 1与四球 2被安打 防4.50

※常総学院高では87年夏の甲子園で準優勝を経験し、87年オフにドラフト外で日本ハムに入団。同期の芝草宇宙とともに「SSコンビ」として売り出されるも、その芝草とは対照的に日本ハムで芽が伸びず、91年には2軍で10連敗を喫するほど落ち込んでしまう。そんな中で石川賢とのトレードで92年に大洋に移籍すると、チームが横浜になった93年から頭角を現し、リリーフの一角として定着。94,95年には中継ぎながら2年連続でチーム最多勝となると、
 97年にはセットアッパーとして起用され、自己最多の60試合に登板して最優秀中継ぎのタイトルも獲得。翌98年にはチームの日本一に貢献した。その後01年にヤクルトに移籍し、こちらでもリリーフとしてチームの優勝に貢献。そして03年に移籍した近鉄で現役を引退。その後はBC・信濃のコーチを経て、12年に四国IL・徳島の監督も務め、13年後期〜14年後期まで3連覇を果たした。その後16〜17年にはDeNAでコーチも務め、現在は母校・常総学院の監督に就任し、チームを今年の春の選抜へと導いている。
 99年は自身にとって不振となった1年だったものの、前年までの活躍が評価されて権藤博監督の推薦で球宴に出場。第3戦の2点リードで迎えた7回に4番手として登板すると、松井稼頭央に適時二塁打を浴びて1点を失いながらも、続く8回は無失点に抑えて2回1失点と、セットアッパーの役割は果たした。

・緒方孝市(広島・外野手・当時30歳) 鳥栖高→86年ドラフト3位→広島(87-09)

99年成績:132試合 .305 (495-151) 36本 69打点 76三振 86四球 18盗塁 出塁率.414 OPS.995
通算成績:1808試合 .282 (5342-1506) 241本 725打点 980三振 630四球 268盗塁 出塁率.365 OPS.841
球宴成績:2試合 .000 (5-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※86年のドラフト3位で広島に入団。野球留学を経て90年代前半には期待の外野手として注目されるも、毎年のように故障に悩まされていた。しかし95年にはアキレス腱断裂で離脱した前田智徳の後を埋め、47盗塁で盗塁王のタイトルを獲得し、そこから3年連続で盗塁王に輝くなど一躍赤ヘル打線の主軸として成長。打っては99年に打率.305 36本塁打と18盗塁に終わりながらもトリプルスリーを予感させるような成績も残し、
 守っては95〜99年にかけて5年連続のGG賞を獲得するなど走攻守で躍動。その後も広島一筋で活躍し、晩年は故障を抱えながらもプレーを続け、球団最長タイの23年間の現役生活を送って09年に引退。その後は広島のコーチを経て、15年からは監督に就任。翌16〜18年にかけて球団史上初の3連覇へと導き、監督としても赤ヘル旋風を巻き起こした。監督を退任した昨年からは主に解説者として活動している。
 通算1808試合に出場し、広島を代表する名外野手でありながら、現役23年間で球宴出場はたった1度のみ。第2戦では松井秀喜に代わって中堅手として途中出場、第3戦では6番・中堅でスタメンし、2試合で5打席に立つも安打は生まれなかった。

【パ・リーグ】

・小池秀郎(近鉄・投手・当時30歳) 武蔵工大信州高→亜細亜大→松下電器→92年ドラフト1位→近鉄(93-99)→中日(00-01)→近鉄(02-04)→楽天(05)

99年成績:23登板 6勝11敗 0S 149.0投球回 96奪三振 69与四球 135被安打 防4.05
通算成績:309登板 51勝47敗 2S 0H 944.0投球回 715奪三振 471与四球 890被安打 防4.40
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 1与四球 2被安打 防0.00

※亜細亜大では同期の高津臣吾、川尻哲郎とともに活躍し、東都大リーグ当時最多のシーズン111奪三振をマークし、大学ナンバーワン投手として注目を浴びる。そして90年のドラフトでは西武、ヤクルト、阪神、ロッテ、中日、広島、日本ハム、近鉄と野茂英雄に並ぶ歴代最多タイの計8球団が1位指名。競合の結果ロッテが交渉権を獲得するもこれを拒否し、自身は松下電器に進み、92年のドラフトで再度近鉄から1位指名を受けて入団する。2年目の94年から先発ローテ入りを果たし、
 伸び悩む時期もあったもののフォームを改造した97年に15勝をあげて最多勝のタイトルを獲得する。その後3対3のトレードで中日に移籍するも成績は低迷し、02年に再び古巣・近鉄に復帰。サイドスローに転向し、03年にはリーグ最多の65試合に登板するなど中継ぎとして活躍する。球団消滅により分配ドラフトで05年に楽天に移籍するも1年で戦力外となり、その後はNOMOベースボールクラブでプレーした。現在はそのNOMOの理事を務める傍らでトレーナーとして活動している。
 ドラフト8球団競合、97年には最多勝を挙げる活躍を見せたものの球宴とはなかなか縁がなく、プロ入り7年目の99年に唯一の選出。自身は第2戦の2番手として登板。2回まで8安打7得点と好調だったセ打線を相手に2回を投げて、1四球のみの無安打無失点に抑えるなど実力を発揮した。

・ブライアン・ウォーレン(ロッテ・投手・当時32歳) ロッテ(98-00)

99年成績:49登板 1勝2敗 30S 54.1投球回 25奪三振 7与四球 38被安打 防1.82
通算成績:109登板 6勝5敗 49S 124.2投球回 58奪三振 27与四球 101被安打 防2.45
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※90年にドラフト43巡目でタイガースに指名され、その後レッズ、レンジャーズを渡り歩くもメジャー昇格を果たすことはなく、98年に台湾・和信に移籍。中継ぎとして活躍したことが評価され、同年のシーズン中にロッテに移籍して来日する。それまで抑えを務めていた河本育之の故障によって抑えを任されると、2年目の99年にはリーグ最多の30セーブをマークして最優秀救援投手となる。
 翌00年も抑えを任されるものの、不正投球疑惑が報じられたり、その直後に登板した試合では苛立ちからか試合終了後に相手ベンチに向かって中指を突き立てるなど挑発するなど素行不良が問題視されて同年限りで退団。その後は韓国・メキシコなどでプレーし、05年に引退。現在はオリオールズのスカウトを務めている。
 2リーグ制発足50周年を記念し、特別に3試合制となった99年の球宴では両軍で唯一、2試合に登板。第1戦では5点ビハインドの9回、第3戦では1点ビハインドの8回に登板し、ともに1回ずつ3者凡退の好投を見せた。

・大友進(西武・外野手・当時25歳) 日立工業高→東京ガス→95年ドラフト2位(逆指名)→西武(96-04)→中日(05)

99年成績:130試合 .270 (415-112) 4本 26打点 41三振 67四球 13盗塁 出塁率.371 OPS.722
通算成績:662試合 .263 (2005-528) 18本 155打点 287三振 255四球 80盗塁 出塁率.347 OPS.698
球宴成績:3試合 .200 (5-1) 1本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS1.000

※東京ガスで投手から外野手に転向し、95年のドラフトで西武を逆指名して2位で入団。1年目の後半から外野手のレギュラーに抜擢され、62試合の出場ながら打率.301をマーク。翌97年からは2番打者に定着し、自己最多の31盗塁をマークしてリーグ優勝に貢献する。翌98年には1番打者として活躍し、翌99年まで2年連続でGG賞を獲得する。
 しかし00年に外野フライを追ってフェンスに激突したことから右肩を故障。この故障が尾を引く形となり、徐々に成績も低下。ついに1軍出場なしに終わった04年のオフにトレードで中日に移籍するもかつての姿は取り戻せず、同年限りで引退した。その後は解説者を務める傍ら、野球教室の講師として活動している。
 99年の球宴では第1戦で松中信彦の代走として途中出場すると、打席が回った6回には川村丈夫から球宴史上4度目のランニングホームランを放つ活躍を見せる。その後第2戦では8番・中堅でスタメンしたものの、第3戦も含めて安打は生まれず。結果的に唯一の安打がランニングホームランという稀有な成績に終わった。


492 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 00:21:18 fhFNLfZw
緒方(広島)一度しか出てなかったのか…
しかし一世を風靡した横浜でもファン投票で一人も選ばれないとは、まだセは大正義巨人軍一強の時代ですね
今なら抑え部門があるから大魔神はそこでトップ当選なんでしょうけど


493 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 01:33:40 5QipKazo
ドカベンプロ野球編でよく見た西武の選手がいっぱいだあ!


494 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 14:02:18 U45Te5ds
この年のオールスター投票、ズームイン朝で福澤アナが「清原と元木をオールスターに選ぼう!」みたいな呼びかけをしてて、ファン投票最終結果発表後に元木が「俺はズームインに出させてもらったようなものだから」と苦笑いしてたのを覚えてる。


495 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/26(土) 14:12:53 A1TV6WkQ
ウォーレンはスピットボール疑惑
翌年成績が落ちたところで当時若手だったコバマサが抑えに抜擢されたのを見て腹を立てて投げやりになりシーズン後に退団
人間性が割とどうしようもなかったですね・・・


496 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/27(日) 00:08:03 pPvz3hag

【第50回・2000年】

【2000年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 中:6人 巨:8人(3) 横:4人 ヤ:5人 広:3人(1) 神:4人 計:30人

監督:星野仙一(中日・53歳)

コーチ:長嶋茂雄(巨人・64歳)
コーチ:権藤博(横浜・61歳)

【ファン投票選出】

投手:上原浩治(巨人・25歳)   ※2年連続2度目→出場辞退
   (20登板 9勝7敗 0S 131.0投球回 126奪三振 22与四球 112被安打 防3.57)

捕手:古田敦也(ヤクルト・34歳) ※11年連続11度目(ファン投票は10年連続10度目)
   (134試合 .278 (496-138) 14本 64打点 54三振 45四球 5盗塁 出塁率.349 OPS.774)

一塁:マルティネス(巨人・34歳) ※初→出場辞退
   (111試合 .288 (320-92) 17本 64打点 65三振 21四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.836)

二塁:仁志敏久(巨人・28歳)   ※2年ぶり2度目
   (135試合 .298 (560-167) 20本 58打点 89三振 41四球 11盗塁 出塁率.348 OPS.810)

三塁:江藤智(巨人・30歳)    ※6年連続7度目(ファン投票は2年ぶり5度目、移籍後初)→出場辞退
   (127試合 .256 (457-117) 32本 91打点 92三振 58四球 7盗塁 出塁率.340 OPS.847)

遊撃:二岡智宏(巨人・24歳)   ※2年連続2度目
   (119試合 .265 (298-79) 10本 32打点 57三振 23四球 9盗塁 出塁率.325 OPS.724)

外野:松井秀喜(巨人・26歳)   ※7年連続7度目(ファン投票は5年連続6度目)
   (135試合 .316 (474-150) 42本 108打点 108三振 106四球 5盗塁 出塁率.438 OPS1.092)

外野:高橋由伸(巨人・25歳)   ※3年連続3度目
   (135試合 .289 (519-150) 27本 74打点 87三振 46四球 5盗塁 出塁率.352 OPS.857)

外野:新庄剛志(阪神・28歳)   ※2年連続4度目
   (131試合 .278 (511-142) 28本 85打点 93三振 32四球 15盗塁 出塁率.321 OPS.812)


497 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/27(日) 00:08:55 pPvz3hag

【監督推薦】

投手:岩瀬仁紀(中日・25歳)    ※初
   (58登板 10勝5敗 1S 80.1投球回 65奪三振 28与四球 66被安打 防1.90)

投手:バンチ(中日・29歳)     ※初
   (27登板 14勝8敗 0S 184.0投球回 168奪三振 77与四球 141被安打 防2.98)

投手:ギャラード(中日・29歳)   ※初
   (51登板 1勝2敗 35S 47.0投球回 52奪三振 13与四球 37被安打 防2.68)

投手:工藤公康(巨人・37歳)    ※2年連続8度目(移籍後初)
   (21登板 12勝5敗 0S 136.0投球回 148奪三振 16与四球 127被安打 防3.11)

投手:メイ(巨人・28歳)      ※初
   (24登板 12勝7敗 0S 155.1投球回 165奪三振 40与四球 123被安打 防2.95)

投手:岡島秀樹(巨人・24歳)    ※初
   (56登板 5勝4敗 7S 72.1投球回 102奪三振 31与四球 53被安打 防3.11)

投手:小宮山悟(横浜・34歳)    ※4年連続7度目(移籍後初)
   (26登板 8勝11敗 0S 161.1投球回 108奪三振 37与四球 166被安打 防3.96)

投手:川崎憲次郎(ヤクルト・29歳) ※2年ぶり4度目
   (20登板 8勝10敗 0S 137.0投球回 66奪三振 39与四球 136被安打 防3.55)

投手:高津臣吾(ヤクルト・31歳)  ※2年連続4度目
   (35登板 0勝1敗 29S 34.2投球回 29奪三振 8与四球 32被安打 防2.08)

投手:五十嵐亮太(ヤクルト・21歳) ※初
   (56登板 11勝4敗 1S 75.1投球回 90奪三振 33与四球 42被安打 防3.11)

投手:佐々岡真司(広島・32歳)   ※2年連続5度目→出場辞退
   (21登板 10勝6敗 0S 142.2投球回 94奪三振 29与四球 154被安打 防3.97)

投手:高橋建(広島・31歳)     ※初
   (50登板 5勝9敗 4S 112.1投球回 88奪三振 57与四球 89被安打 防3.93)

投手:藪恵壹(阪神・31歳)     ※2年連続6度目
   (25登板 6勝10敗 0S 151.0投球回 95奪三振 30与四球 162被安打 防4.17)

投手:遠山奬志(阪神・33歳)    ※初(佐々岡真司の出場辞退による補充)
   (54登板 2勝0敗 3S 35.1投球回 20奪三振 11与四球 29被安打 防2.55)

捕手:谷繫元信(横浜・29歳) ※4年連続5度目
   (122試合 .251 (446-112) 9本 44打点 91三振 41四球 0盗塁 出塁率.316 OPS.675)

内野:立浪和義(中日・30歳)    ※2年ぶり8度目
   (126試合 .303 (436-132) 9本 58打点 43三振 46四球 5盗塁 出塁率.372 OPS.819)

内野:山﨑武司(中日・31歳)    ※4年ぶり2度目
   (118試合 .311 (427-133) 18本 68打点 74三振 39四球 3盗塁 出塁率.372 OPS.892)

内野:ゴメス(中日・34歳)     ※初
   (122試合 .289 (440-127) 25本 79打点 75三振 57四球 1盗塁 出塁率.373 OPS.880)

内野:清原和博(巨人・32歳)    ※15年連続15度目(江藤智の出場辞退による補充)
   (75試合 .296 (216-64) 16本 54打点 51三振 25四球 0盗塁 出塁率.385 OPS.950)

内野:石井琢朗(横浜・29歳)    ※4年連続5度目
   (134試合 .302 (546-165) 10本 50打点 83三振 61四球 35盗塁 出塁率.375 OPS.785)

内野:ローズ(横浜・33歳)     ※2年連続4度目
   (135試合 .332 (506-168) 21本 97打点 59三振 73四球 1盗塁 出塁率.419 OPS.957)

内野:ペタジーニ(ヤクルト・29歳) ※2年連続2度目(マルティネスの出場辞退による補充)
   (136試合 .316 (484-153) 36本 96打点 116三振 97四球 7盗塁 出塁率.432 OPS1.033)

外野:金本知憲(広島・32歳) ※3年ぶり4度目
   (136試合 .315 (496-156) 30本 90打点 101三振 80四球 30盗塁 出塁率.415 OPS.959)

外野:木村拓也(広島・28歳) ※初
   (136試合 .288 (572-165) 10本 30打点 80三振 33四球 17盗塁 出塁率.330 OPS.737)

外野:坪井智哉(阪神・26歳) ※初
   (128試合 .272 (489-133) 4本 32打点 83三振 38四球 6盗塁 出塁率.338 OPS.679)


498 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/27(日) 00:09:25 pPvz3hag

【パ・リーグ】 ダ:7人 西:4人 オ:5人(1) ロ:5人(1) 日:5人 近:4人 計:30人

監督:王貞治(ダイエー・60歳)

コーチ:東尾修(西武・50歳)
コーチ:仰木彬(オリックス・65歳)

【ファン投票選出】

投手:松坂大輔(西武・19歳)    ※2年連続2度目
   (27登板 14勝7敗 1S 167.2投球回 144奪三振 95与四球 132被安打 防3.97)

捕手:城島健司(ダイエー・24歳)  ※4年連続4度目
   (84試合 .310 (303-94) 9本 50打点 48三振 27四球 10盗塁 出塁率.377 OPS.862)

一塁:石井浩郎(ロッテ・36歳)   ※6年ぶり4度目(ファン投票は初、移籍後初)→出場辞退
   (95試合 .266 (312-83) 10本 51打点 49三振 48四球 0盗塁 出塁率.370 OPS.780)

二塁:大島公一(オリックス・33歳) ※初
   (119試合 .283 (382-108) 1本 33打点 46三振 90四球 1盗塁 出塁率.418 OPS.758)

三塁:中村紀洋(近鉄・27歳)    ※2年連続4度目(ファン投票は4年ぶり2度目)
   (127試合 .277 (476-132) 39本 110打点 112三振 80四球 1盗塁 出塁率.381 OPS.959)

遊撃:松井稼頭央(西武・24歳)   ※4年連続4度目
   (135試合 .322 (550-177) 23本 90打点 60三振 46四球 26盗塁 出塁率.372 OPS.932)

外野:イチロー(オリックス・26歳) ※7年連続7度目
   (105試合 .387 (395-153) 12本 73打点 36三振 54四球 21盗塁 出塁率.460 OPS.999)

外野:秋山幸二(ダイエー・38歳)  ※16年連続16度目
   (124試合 .262 (427-112) 5本 48打点 63三振 49四球 2盗塁 出塁率.338 OPS.694)

外野:ローズ(近鉄・31歳)     ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (135試合 .272 (525-143) 25本 89打点 134三振 58四球 6盗塁 出塁率.345 OPS.815)

DH:ボーリック(ロッテ・34歳)  ※初
   (125試合 .296 (432-128) 29本 102打点 91三振 96四球 3盗塁 出塁率.424 OPS1.000)


499 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/27(日) 00:10:07 pPvz3hag

【監督推薦】

投手:ペドラザ(ダイエー・30歳)  ※2年連続2度目
   (51登板 3勝4敗 35S 50.1投球回 40奪三振 4与四球 35被安打 防2.15)

投手:吉田修司(ダイエー・33歳)  ※初
   (69登板 9勝3敗 1S 95.2投球回 72奪三振 32与四球 85被安打 防3.01)

投手:石井貴(西武・28歳)     ※2年連続3度目
   (25登板 10勝7敗 0S 135.2投球回 80奪三振 39与四球 148被安打 防4.31)

投手:森慎二(西武・25歳)     ※2年ぶり2度目
   (58登板 5勝6敗 23S 78.2投球回 101奪三振 20与四球 51被安打 防1.83)

投手:川越英隆(オリックス・27歳) ※2年連続2度目→出場辞退
   (15登板 8勝6敗 0S 92.2投球回 71奪三振 31与四球 100被安打 防3.79)

投手:小倉恒(オリックス・29歳)  ※初
   (48登板 9勝5敗 10S 105.2投球回 72奪三振 22与四球 87被安打 防2.98)

投手:戎信行(オリックス・28歳)  ※初(川越英隆の出場辞退による補充)
   (21登板 8勝2敗 0S 135.0投球回 73奪三振 32与四球 119被安打 防3.27)

投手:小林雅英(ロッテ・26歳)   ※初
   (65登板 11勝6敗 14S 109.2投球回 72奪三振 37与四球 87被安打 防2.13)

投手:小野晋吾(ロッテ・25歳)   ※初
   (26登板 13勝5敗 0S 167.0投球回 96奪三振 74与四球 160被安打 防3.45)

投手:岩本ツトム(日本ハム・29歳) ※3年連続3度目
   (24登板 6勝12敗 0S 155.1投球回 98奪三振 77与四球 162被安打 防5.21)

投手:建山義紀(日本ハム・24歳)  ※初
   (28登板 6勝8敗 0S 89.1投球回 55奪三振 29与四球 106被安打 防5.54)

投手:前川勝彦(近鉄・21歳)    ※初
   (33登板 8勝13敗 0S 173.0投球回 105奪三振 96与四球 161被安打 防4.16)

投手:山村宏樹(近鉄・24歳)    ※初
   (27頭尾版 6勝9敗 0S 138.1投球回 71奪三振 48与四球 146被安打 防5.01)

捕手:日高剛(オリックス・22歳) ※初
   (101試合 .203 (256-52) 6本 34打点 34三振 35四球 1盗塁 出塁率.304 OPS.613)

捕手:野口寿浩(日本ハム・29歳) ※2年ぶり2度目
   (134試合 .298 (459-137) 9本 76打点 57三振 28四球 5盗塁 出塁率.337 OPS.809)

内野:小久保裕紀(ダイエー・28歳) ※2年ぶり5度目
   (125試合 .288 (473-136) 31本 105打点 85三振 31四球 5盗塁 出塁率.340 OPS.892)

内野:松中信彦(ダイエー・26歳)  ※2年連続2度目(石井浩郎の出場辞退による補充)
   (130試合 .312 (471-147) 33本 106打点 49三振 56四球 0盗塁 出塁率.387 OPS.969)

内野:小坂誠(ロッテ・27歳)    ※2年連続3度目
   (135試合 .238 (462-110) 1本 30打点 69三振 69四球 33盗塁 出塁率.334 OPS.633)

内野:福浦和也(ロッテ・24歳)   ※初
   (131試合 .296 (446-132) 7本 56打点 59三振 34四球 1盗塁 出塁率.348 OPS.756)

内野:片岡篤史(日本ハム・31歳)  ※4年連続5度目
   (135試合 .290 (510-148) 21本 97打点 80三振 101四球 9盗塁 出塁率.406 OPS.890)

内野:小笠原道大(日本ハム・26歳) ※2年連続2度目
   (135試合 .329 (554-182) 31本 102打点 91三振 74四球 24盗塁 出塁率.406 OPS.959)

外野:柴原洋(ダイエー・26歳) ※初
   (135試合 .310 (520-161) 7本 52打点 91三振 58四球 10盗塁 出塁率.382 OPS.816)


500 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/27(日) 00:10:32 pPvz3hag

【2000年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 5-4 パ 7月22日・東京ドーム・セ56勝68敗7分
(勝:高橋 1勝 敗:建山 1敗 S:高津 1S)

※セは1点を追う2回にペタジーニのソロで同点とすると、再度1点ビハインドで迎えた5回には高橋由の適時打とローズの2ランで逆転。8回にもペタジーニの2本目のソロでリードを広げた。MVPはペタジーニ。

第2戦
パ 4-12 セ 7月23日・神戸・セ57勝68敗7分
(勝:藪 1勝 敗:松坂 1敗)

※セが3年連続の勝ち越し。打線は初回から山﨑と高橋由の適時打で3点を先制すると、5点リードで迎えた8回には松井の2ランを皮切りに古田、金本、仁志にも適時打が飛び出し、一挙7点を奪ってダメ押しした。MVPは山﨑武司。

第3戦
パ 3-9 セ 7月26日・長崎・セ58勝68敗7分
(勝:工藤 1勝 敗:小野 1敗)

※セが2年連続の3戦3勝で98年から8連勝。打線は2回に清原のソロで先制。その後ローズの適時打などで得点を重ね、7回には清原の適時打と坪井の3ランで5点を追加。8回には新庄のソロも飛び出した。MVPは清原和博。


501 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/27(日) 00:11:21 pPvz3hag

【第50回・2000年のみ選出された選手たち】

・メルビン・バンチ(中日・投手・当時29歳) 中日(00-02)

00年成績:27登板 14勝8敗 0S 184.0投球回 168奪三振 77与四球 141被安打 防2.98
通算成績:69登板 31勝23敗 0S 456.2投球回 416奪三振 167与四球 411被安打 防3.19
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※92年のドラフトでロイヤルズに入団し、95年にメジャーデビューを果たし、その後マリナーズに移籍。00年に来日して中日に入団すると、来日2試合目の横浜戦で史上68人目のノーヒットノーランを達成。
 その後も中日のエース格として活躍し、14勝をあげて最多勝のタイトルを獲得する。翌01年も10勝をあげて活躍を続けたが02年の途中に不整脈を患い、シーズン途中に退団。そのまま現役を引退し、現在は地元・テキサスで造園業を営んでいる。
 同僚のギャラード、ゴメスとともに中日から助っ人3人が選出された00年の球宴では第2戦の3番手として5回から登板し、イチローに安打を打たれたものの2回を投げて無失点の好投を見せた。

・ダレル・メイ(巨人・投手・当時28歳) 阪神(98-99)→巨人(00-01)

00年成績:24登板 12勝7敗 0S 155.1投球回 165奪三振 40与四球 123被安打 防2.95
通算成績:89登板 32勝31敗 0S 556.1投球回 540奪三振 178与四球 506被安打 防3.67
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 1奪三振 1与四球 3被安打 防3.00

※95年にブレーブスでメジャーデビューを果たすと、その後パイレーツ、エンゼルスでプレーし、98年に来日して阪神に入団。先発ローテの一員として起用され、安定した投球を見せたものの打線の援護に恵まれず、2年間で10勝に終わる。さらに松井秀喜に死球を与えた際に乱闘寸前の状態になったり、ベースカバーを巡って審判に抗議して退場処分を喰らい、謹慎処分となった際にその謹慎期間中にグアム旅行に。そして野村克也監督と対立し、その野村を批判したビラをマスコミに配るなどの問題行動を起こし、無期限謹慎処分となり退団となってしまう。
 その後巨人から熱いオファーを受けて移籍。すると移籍1年目から自己最多の12勝をあげ、チームの優勝・日本一に貢献した。その後02年にはロイヤルズにMLB復帰を果たし、3年間で23勝をマーク。06年に引退後は米国内で大学野球のコーチを務めており、20年にかつて対立した野村克也の逝去に際し、追悼のコメントも送っている。
 巨人移籍1年目に選出された00年の球宴では本拠地・東京ドームで行われた第1戦の先発に抜擢。2回に城島健司に二塁打を打たれると、続く秋山幸二に適時打を打たれて1点を失うも3回を1失点にまとめ、先発の役割を果たした。

・遠山奬志(阪神・投手・当時33歳) 矢代一高→85年ドラフト1位→阪神(86-90)→ロッテ(91-97)→阪神(98-02)

00年成績:54登板 2勝0敗 3S 35.1投球回 20奪三振 11与四球 29被安打 防2.55
通算成績:393登板 16勝22敗 5S 480.1投球回 283奪三振 167与四球 528被安打 防4.38
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.1投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※この年日本一を果たした阪神が85年のドラフトで清原和博のハズレ1位で指名し、プロ入り。高卒1年目から先発ローテの一員として8勝をマークしたものの、その後は左肩を故障して成績が低迷し、90年オフにロッテに移籍。リリーフとして94年には31試合に登板するも目立った成績は残せず、95年には一時外野手に転向。96年には2軍の最多安打となるも、1軍への出場機会はなかなか得られず、97年に戦力外となってしまう。
 そして入団テストを経て8年ぶりに阪神に復帰。野村克也監督の助言でサイドスローに転向すると、左のワンポイントリリーフとして覚醒。特に松井秀喜に滅法強く、ゴジラキラーとして名を馳せ、右のサイドスローである葛西稔とともに交互に起用される「遠山葛西スペシャル」は阪神時代の野村采配の代名詞の一つともなった。02年限りで引退してからは解説者を経て05年から11年まで阪神のコーチを務め、現在は浪速高の監督を務めている。
 外野手転向や入団テストを経ての復帰といった紆余曲折の末に、佐々岡真司の出場辞退に伴い、プロ入り15年目にしてようやく掴み取った球宴の舞台では、第2戦の3回2死から同僚・藪恵壹の後を継いで登板。松井稼頭央を三飛に抑えて3回を乗り切ると、続く4回には松中信彦、中村紀洋、片岡篤史といった強打者たちを3者凡退に抑え、回跨ぎの好リリーフを披露した。

・ドミン ゴ・マルティネス(巨人・一塁手・当時34歳) 西武(97-98)→巨人(99-01)

00年成績:111試合 .288 (320-92) 17本 64打点 65三振 21四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.836
通算成績:538試合 .293 (1696-497) 104本 350打点 361三振 175四球 9盗塁 出塁率.360 OPS.886
球宴成績:出場辞退

※92年にブルージェイズでメジャーデビューを果たし、97年に来日して西武に入団。巨人にFA移籍した清原和博に代わる大砲として期待された。守備面があまりにも酷かったためにほぼ指名打者に固定されたものの、それを補って余りあるほどの打撃を披露し、来日1年目から打率.305 31本 108打点の好成績を残し、ベストナインのタイトルも獲得する。
 翌98年にも2年連続で30本塁打を放ったものの同年限りで西武を退団となる。その後一時メキシコでプレーしていたが、99年途中に巨人が獲得。西武時代と同様の強打で活躍し、00年には「ミレニアム打線」の5番打者としてチームの優勝に貢献した。01年に退団後は06年に中日の外国人スカウトとなり、ブランコやルナといった名助っ人の獲得に貢献している。
 西武時代はベストナインに選ばれるほどの活躍を見せたものの、外国人枠の関係から球宴出場はならず。そして巨人移籍後の00年に一塁手のファン投票で1位となり、4年目でようやく初選出となるも、タイミング悪く腹筋を痛めて出場辞退。代役としてヤクルトからペタジーニが選出されている。

・レオ・ゴメス(中日・内野手・当時34歳) 中日(97-00,01-02)

00年成績:122試合 .289 (440-127) 25本 79打点 75三振 57四球 1盗塁 出塁率.373 OPS.880
通算成績:660試合 .293 (2355-690) 153本 449打点 350三振 334四球 8盗塁 出塁率.382 OPS.914
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※90年にオリオールズでメジャーデビューを果たすと、4年連続で2桁本塁打を記録するなど7年間でメジャー通算79本塁打をマーク。その実績を引っ提げて97年に来日して中日に入団。ナゴヤドームに本拠地を移し、広くなったグラウンドをものともせず、来日1年目から打率.315 31本塁打の好成績を残してベストナインに選ばれると、
 99年にはチームの4番打者として当時球団助っ人最高の36本塁打、109打点の好成績を残してチームの優勝に貢献し、2度目のベストナインを獲得する。その後00年オフに家族との時間を大切にしたいとの理由で一時退団。しかし翌01年に代わりに獲得した助っ人が不振に陥ると、シーズン途中に復帰し、02年までプレーした。現在は古巣であるオリオールズ傘下のマイナー球団でコーチを務めている。
 6年間で通算153本塁打をマークした中日を代表する名助っ人ではあるが球宴選出は00年の一度のみ。第1戦では6番・指名打者で出場し、2打席目に中村紀洋の失策により出塁。第3戦では7番・三塁でスタメンし、4回に小倉恒から追加点となる犠飛を放っている。


502 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/27(日) 00:11:42 pPvz3hag

【パ・リーグ】

・戎信行(オリックス・投手・当時28歳) 育英高→90年ドラフト2位→オリックス(91-02)→ヤクルト(02-03)→近鉄(04)

00年成績:21登板 8勝2敗 0S 135.0投球回 73奪三振 32与四球 119被安打 防3.27
通算成績:80登板 15勝16敗 1S 342.2投球回 192奪三振 105与四球 367被安打 防4.04
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 3奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※育英高から90年のドラフトで2位指名を受けてオリックスに入団。長い2軍生活の末に4年目の94年に1軍デビューを果たすもなかなか勝ち星が付かず、苦しい年が続いていた。そんな中の00年の6月に1軍昇格を果たすと、7月に10年目にして念願のプロ初勝利を掴む。
 その後規定投球回に到達し、防御率3.27ながら最優秀防御率のタイトルを獲得し、一気に飛躍を果たす。翌年も先発として5勝をあげるも、活躍は長く続かず、02年にトレードでヤクルトに移籍。その後04年には入団テストを経て近鉄に移籍するも1軍登板なしに終わり、同年限りで引退。現在はラウンドワンの支配人を務めている。
 00年は6月に1軍昇格し、7月に10年目のプロ初勝利を含む3勝をあげたことから一気に球宴にまで選出を果たし、自身は第2戦の3番手として登板。坪井智哉、ペタジーニ、山﨑武司から3三振を奪うなど2回をパーフェクトに抑える見事な投球を見せ、後のタイトル獲得を予感させる好投となった。

・小野晋吾(ロッテ・投手・当時25歳) 御殿場西高→93年ドラフト6位→ロッテ(94-13)

00年成績:26登板 13勝5敗 0S 167.0投球回 96奪三振 74与四球 160被安打 防3.45
通算成績:293登板 85勝77敗 0S 10H 1425.0投球回 763奪三振 428与四球 1474被安打 防3.68
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 2被安打 防4.50

※93年のドラフトで6位指名を受けるも、プロとしてやっていける自信がないと一時入団を拒否したものの水谷則博スカウトの説得によりプロ入り。長らく1軍登板を果たせなかったが6年目の99年に先発として3勝をマークして頭角を現すと、00年にはローテの一員に定着し、4月から7月にかけて日曜日に9連勝をあげたことからチームの大先輩である村田兆治にあやかって「サンデー晋吾」と呼ばれるようになり、
 この年に13勝5敗で最高勝率のタイトルを獲得。その後も長らくロッテの先発として活躍し、05年には10勝をあげてリーグ優勝・日本一に貢献。20年の現役生活を送り、通算85勝をマークした。13年に引退後はスカウトを経て現在はロッテの2軍投手コーチとして活動している。
 ブレイクを果たした00年に唯一選出された球宴では第3戦の先発に抜擢。2回に先頭の清原和博にソロを浴びたものの、2回1失点とまずまずの投球を見せたものの、チームはそのまま敗れたため自身も敗戦投手となった。

・建山義紀(日本ハム・投手・当時24歳) 東海大仰星高→甲賀総合科学専門学校→松下電器→98年ドラフト2位(逆指名)→日本ハム(99-10)→レンジャーズ(11-12)→阪神(14)

00年成績:28登板 6勝8敗 0S 89.1投球回 55奪三振 29与四球 106被安打 防5.54
通算成績:446登板 35勝43敗 27S 84H 669.0投球回 491奪三振 157与四球 623被安打 防3.43
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 1.2投球回 2奪三振 0与四球 3被安打 防16.20

※松下電器から98年のドラフトで日本ハムを逆指名し入団。サイドスローから繰り出すスライダー、シンカーを武器に1年目から先発ローテの一員として6勝をあげると、02年からは中継ぎに転向。03年には抑えも務めて15セーブをあげると、04年にはセットアッパーとして最優秀中継ぎ投手となる。その後も横山道哉、武田久、岡島秀樹、MICHEALといったリリーフ陣とともに活躍し、06,07年の連覇に貢献。
 10年には58試合に登板し、自身最多の25ホールドをマークする。その後11年にレンジャーズに移籍してメジャーデビューを果たし、2年間に53試合に登板。その後マイナーリーグでプレーし、14年6月に阪神に移籍してNPB復帰。同年限りで引退し、その後は解説者を経て、現在は元チームメイトだった稲葉篤紀監督のもと、侍ジャパンの投手コーチとして活動している。
 日米通算で499試合に登板し、中継ぎとして活躍した右腕ではあるものの球宴に出場したのは中継ぎ転向前の00年の一度のみ。自身は第2戦の2番手として4回から登板するも、5回に高橋由伸に適時打、さらにローズから2ランを浴びて3点を失い、イニング途中で降板。チームはそのまま敗れてしまい、こちらも敗戦投手となっている。


503 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/27(日) 00:12:10 pPvz3hag

・山村宏樹(近鉄・投手・当時24歳) 甲府工業高→94年ドラフト1位→阪神(95-99)→近鉄(00-04)→楽天(05-12)

00年成績:27登板 6勝9敗 0S 138.1投球回 71奪三振 48与四球 146被安打 防5.01
通算成績:225登板 31勝44敗 2S 20H 671.1投球回 330奪三振 242与四球 750被安打 防5.01
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.1投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防6.75

※甲府工業高では93年夏の甲子園に出場し、制球力の高さから「北別府二世」と期待される。その評価も高く、94年のドラフト1位で阪神に指名されて入団。しかし入団早々右肘を故障。その後97年に1軍デビューを果たすも、00年に中込伸に首筋を踏まれるなどの嫌がらせ行為を受けたことから自律神経失調症を発症。野球をプレーできる精神状態まで快復できず、同年に戦力外通告を受ける。しかし彼の潜在能力をかねてから評価していた梨田昌孝の計らいにより、入団テストを経て近鉄に移籍。
 すると先発ローテの一員として6勝をマークして飛躍すると、01年にも7勝をあげてチームの優勝に貢献。その後近鉄球団消滅を受けて分配ドラフトで楽天に移籍。06年には7勝をあげると、翌07年にはセットアッパーとしても活躍し、黎明期の楽天を支えた。12年に現役を引退し、その後は解説者として活動。現在は母校・甲府工業高の非常勤コーチの傍ら、営業職やアドバイザーとしても活動している。
 近鉄移籍1年目で選出された00年の球宴では第3戦の2番手として登板。3回は新庄剛志に安打を浴びるも無失点で乗り切ったが、続く4回に松井秀喜に安打、清原和博に死球を与え、続く金本知憲を二ゴロに抑えたところで交代。続いて登板した小倉恒がゴメスに犠飛を打たれたため1.1回1失点の結果に終わった。

・大島公一(オリックス・二塁手・当時33歳) 法政大二高→法政大→日本生命→92年ドラフト5位→近鉄(93-95)→オリックス(96-04)→楽天(05)

00年成績:119試合 .280 (361-101) 1本 33打点 53三振 57四球 10盗塁 出塁率.372 OPS.751
通算成績:1375試合 .261 (4170-1088) 24本 334打点 588三振 602四球 71盗塁 出塁率.362 OPS.692
球宴成績:3試合 .429 (7-3) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.429 OPS1.000

※法政大でスイッチヒッターに転向し、日本生命に進むとバルセロナ五輪の代表に選出し、二塁手として打率.310をマークして銅メダル獲得に貢献し、さらに同年の都市対抗でもチームを優勝に導いた。その後ドラフトで5位指名を受けて近鉄に入団。当初近鉄の二塁は大石大二郎が不動のレギュラーだったものの、ユーティリティプレイヤーとして活躍。そのまま大石の後継者となるかと思われたが、水口栄二の二塁転向が決まったためにトレードでオリックスに移籍する。
 移籍後は二塁手のレギュラーを掴み取り、不動の2番打者としてチームの連覇に貢献し、00年まで2度のベストナイン、3度のGG賞を獲得する。その後04年に球団合併を受けて分配ドラフトで楽天に移籍。7月には球団初の逆転サヨナラ打を放つなど勝負強さを見せたが、同年限りで引退。その後はオリックスのコーチを15年まで務め、現在は母校・法政大の助監督を務める。
 ブルーウェーブ時代を代表する名二塁手も球宴出場は1度のみ。00年の球宴では第2戦で7番・二塁でスタメンすると、9回の第4打席でギャラードから適時打を放つ。さらに続く第3戦では9番・二塁でスタメン出場すると、3回に工藤公康から二塁打、6回には小宮山悟から内野安打を放って2打数2安打の活躍を見せ、3試合で7打数3安打と結果を残した。

・フランク・ボーリック(ロッテ・指名打者・当時34歳) ロッテ(99-02)

00年成績:125試合 .296 (432-128) 29本 102打点 91三振 96四球 3盗塁 出塁率.296 OPS1.000
通算成績:424試合 .266 (1443-384) 92本 288打点 341三振 297四球 5盗塁 出塁率.392 OPS.918
球宴成績:3試合 .000 (9-0) 0本 0打点 4三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※93年にエクスポズでメジャーデビューし、98年にはエンゼルスで5年ぶりにメジャー復帰。翌99年に打力不足に悩むロッテが獲得し、来日。当初は2軍スタートだったものの、4月半ばに1軍昇格を果たすとパリーグ史上20人目の初打席初本塁打を記録。翌日にはサヨナラ2ランを放つなど、同年ボーリックが本塁打を打った試合は 22勝2敗1分という驚異的な勝率を誇り、ボーリック神話とも評された。
 翌00年には29本塁打 102打点の好成績を残し、さらに01年には7月のダイエー戦で3点ビハインドの延長10回にダイエーの守護神・ペドラザから劇的な逆転サヨナラ満塁本塁打を放つ「ボーリックナイト」と呼ばれた名試合を生み出すなど、自己最多の31本塁打を放ってベストナインを獲得する。しかし翌02年に極度の不振に苦しみ、シーズン途中で退団となった。
 ファン投票の指名打者部門で1位を獲得し、選出された00年の球宴では第1戦で5番、第3戦で6番打者としてDHで出場するも、3戦通じて9打数0安打4三振に終わり、大舞台では結果を残せなかった。


504 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/27(日) 00:29:20 /MRZbN1E
中込とかいう井川とのエピソードと山村中谷とのエピソードでの高低差が激しすぎる男


505 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/28(月) 00:04:50 AeIoForQ

【第51回・2001年】

【2001年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:8人 中:5人 横:5人 ヤ:7人 広:5人 神:2人 計:32人

監督:長嶋茂雄(巨人・65歳)

コーチ:星野仙一(中日・54歳)
コーチ:森祇晶(横浜・64歳)

【ファン投票選出】

先発:上原浩治(巨人・26歳)   ※3年連続3度目
   (24登板 10勝7敗 0S 138.2投球回 108奪三振 28与四球 133被安打 防4.02)

中継:岩瀬仁紀(中日・26歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (61登板 8勝3敗 0S 62.2投球回 62奪三振 16与四球 51被安打 防3.30)

抑え:岡島秀樹(巨人・25歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (58登板 2勝1敗 25S 62.0投球回 70奪三振 39与四球 62被安打 防2.76)

捕手:古田敦也(ヤクルト・35歳) ※12年連続12度目(ファン投票は11年連続11度目)
   (121試合 .324 (441-143) 15本 66打点 41三振 43四球 1盗塁 出塁率.390 OPS.868)

一塁:清原和博(巨人・33歳)   ※16年連続16度目(ファン投票は2年ぶり15度目)
   (134試合 .298 (467-139) 29本 121打点 140三振 65四球 0盗塁 出塁率.396 OPS.942)

二塁:仁志敏久(巨人・29歳)   ※2年連続3度目
   (140試合 .273 (597-163) 20本 59打点 92三振 36四球 20盗塁 出塁率.318 OPS.743)

三塁:江藤智(巨人・31歳)    ※7年連続8度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (134試合 .285 (485-138) 30本 87打点 72三振 73四球 9盗塁 出塁率.381 OPS.898)

遊撃:石井琢朗(横浜・30歳)   ※5年連続6度目(ファン投票は初)
   (140試合 .295 (580-171) 8本 36打点 81三振 54四球 26盗塁 出塁率.359 OPS.768)

外野:松井秀喜(巨人・27歳)   ※8年連続8度目(ファン投票は6年連続7度目)
   (140試合 .333 (481-160) 36本 104打点 96三振 120四球 3盗塁 出塁率.463 OPS1.081)

外野:高橋由伸(巨人・26歳)   ※4年連続4度目
   (140試合 .302 (543-164) 27本 85打点 85三振 49四球 3盗塁 出塁率.352 OPS.857)

外野:金本知憲(広島・33歳)   ※2年連続5度目(ファン投票は4年ぶり3度目)
   (140試合 .314 (472-148) 25本 93打点 69三振 128四球 19盗塁 出塁率.463 OPS.999)


506 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/28(月) 00:05:35 AeIoForQ

【監督推薦】

投手:入来祐作(巨人・28歳)   ※初
   (27登板 13勝4敗 1S 162.1投球回 137奪三振 58与四球 143被安打 防3.71)

投手:野口茂樹(中日・27歳)   ※2年ぶり3度目
   (26登板 12勝9敗 0S 193.2投球回 187奪三振 28与四球 167被安打 防2.46)

投手:ギャラード(中日・30歳)  ※2年連続2度目
   (47登板 0勝1敗 29S 46.2投球回 24奪三振 11与四球 34被安打 防2.12)

投手:斎藤隆(横浜・31歳)    ※2年ぶり4度目
   (50登板 7勝1敗 27S 64.2投球回 60奪三振 14与四球 51被安打 防1.67)

投手:藤井秀悟(ヤクルト・24歳) ※初
   (27登板 14勝8敗 0S 173.1投球回 124奪三振 64与四球 145被安打 防3.17)

投手:入来智(ヤクルト・34歳)  ※初
   (24登板 10勝3敗 0S 129.1投球回 80奪三振 32与四球 117被安打 防2.85)

投手:佐々岡真司(広島・33歳)  ※3年連続6度目
   (32登板 7勝10敗 7S 140.1投球回 92奪三振 31与四球 154被安打 防3.97)

投手:高橋建(広島・32歳)    ※2年連続2度目
   (30登板 10勝8敗 0S 173.0投球回 132奪三振 60与四球 165被安打 防4.27)

投手:黒田博樹(広島・26歳)   ※初
   (27登板 12勝8敗 0S 190.0投球回 146奪三振 45与四球 175被安打 防3.03)

投手:成本年秀(阪神・32歳)   ※5年ぶり3度目(移籍後初)
   (45登板 3勝1敗 20S 50.0投球回 34奪三振 19与四球 51被安打 防2.34)

投手:井川慶(阪神・22歳)    ※初
   (29登板 9勝13敗 0S 192.0投球回 171奪三振 89与四球 174被安打 防2.67)

捕手:中村武志(中日・34歳) ※3年ぶり8度目
   (134試合 .265 (412-109) 2本 27打点 59三振 31四球 1盗塁 出塁率.317 OPS.635)

捕手:谷繫元信(横浜・30歳) ※5年連続6度目
   (137試合 .262 (447-117) 20本 70打点 107三振 65四球 4盗塁 出塁率.367 OPS.815)

内野:井端弘和(中日・26歳)    ※初
   (140試合 .262 (531-139) 1本 32打点 60三振 49四球 14盗塁 出塁率.330 OPS.656)

内野:ペタジーニ(ヤクルト・30歳) ※3年連続3度目
   (138試合 .322 (463-149) 39本 127打点 89三振 120四球 4盗塁 出塁率.466 OPS1.099)

内野:岩村明憲(ヤクルト・22歳)  ※初
   (136試合 .287 (520-149) 18本 81打点 111三振 32四球 15盗塁 出塁率.329 OPS.781)

内野:木村拓也(広島・29歳)    ※2年連続2度目(内野手での選出は初)
   (137試合 .263 (551-145) 7本 45打点 129三振 61四球 18盗塁 出塁率.336 OPS.697)

外野:鈴木尚典(横浜・29歳)   ※2年ぶり4度目
   (122試合 .315 (454-143) 6本 57打点 72三振 51四球 15盗塁 出塁率.386 OPS.794)

外野:佐伯貴弘(横浜・31歳)   ※5年ぶり3度目
   (140試合 .302 (490-148) 14本 73打点 73三振 46四球 11盗塁 出塁率.365 OPS.797)

外野:稲葉篤紀(ヤクルト・28歳) ※4年ぶり2度目
   (138試合 .311 (527-164) 25本 90打点 89三振 43四球 5盗塁 出塁率.379 OPS.912)

外野:真中満(ヤクルト・30歳)  ※初
   (123試合 .312 (449-140) 7本 36打点 40三振 38四球 7盗塁 出塁率.369 OPS.790)


507 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/28(月) 00:06:35 AeIoForQ

【パ・リーグ】 ダ:8人 西:6人 日:3人 オ:6人 ロ:4人 近:5人 計:32人
   
監督:王貞治(ダイエー・61歳)

コーチ:東尾修(西武・51歳)
コーチ:大島康徳(日本ハム・50歳)

【ファン投票選出】

先発:黒木知宏(ロッテ・27歳)   ※2年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (17登板 11勝4敗 0S 125.0投球回 89奪三振 30与四球 102被安打 防3.02)

中継:盛田幸妃(近鉄・31歳)    ※6年ぶり3度目(ファン投票は初、移籍後初)
   (34登板 2勝0敗 0S 21.2投球回 14奪三振 11与四球 25被安打 防7.06)

抑え:ペドラザ(ダイエー・31歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (54登板 4勝4敗 34S 56.2投球回 32奪三振 10与四球 63被安打 防3.65)

捕手:城島健司(ダイエー・25歳)  ※5年連続5度目
   (140試合 .258 (534-138) 31本 95打点 55三振 31四球 9盗塁 出塁率.305 OPS.772)

一塁:カブレラ(西武・29歳)    ※初
   (139試合 .282 (514-145) 49本 124打点 150三振 84四球 3盗塁 出塁率.385 OPS.998)

二塁:井口資仁(ダイエー・26歳)  ※初
   (140試合 .261 (552-144) 30本 97打点 117三振 61四球 44盗塁 出塁率.346 OPS.821)

三塁:中村紀洋(近鉄・28歳)    ※3年連続5度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (140試合 .320 (525-168) 46本 132打点 106三振 104四球 3盗塁 出塁率.434 OPS1.064)

遊撃:松井稼頭央(西武・25歳)   ※5年連続5度目
   (140試合 .308 (552-170) 24本 76打点 83三振 46四球 26盗塁 出塁率.365 OPS.861)

外野:秋山幸二(ダイエー・39歳)  ※17年連続17度目
   (82試合 .286 (269-77) 11本 32打点 43三振 17四球 1盗塁 出塁率.331 OPS.811)

外野:ローズ(近鉄・32歳)     ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (140試合 .327 (550-180) 55本 131打点 140三振 83四球 9盗塁 出塁率.421 OPS1.083)

外野:谷佳知(オリックス・28歳)  ※初
   (136試合 .325 (547-178) 13本 79打点 49三振 65四球 27盗塁 出塁率.398 OPS.901)

DH:大道典嘉(ダイエー・31歳)  ※初
   (104試合 .325 (302-98) 5本 36打点 36三振 24四球 0盗塁 出塁率.374 OPS.814)


508 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/28(月) 00:07:47 AeIoForQ

【監督推薦】

投手:松坂大輔(西武・20歳)    ※3年連続3度目
   (33登板 15勝15敗 0S 240.1投球回 214奪三振 117与四球 184被安打 防3.60)

投手:豊田清(西武・30歳)     ※4年ぶり2度目
   (47登板 5勝3敗 28S 47.2投球回 58奪三振 12与四球 42被安打 防2.83)

投手:許銘傑(西武・24歳)     ※初
   (27登板 11勝6敗 0S 140.0投球回 67奪三振 64与四球 140被安打 防3.47)

投手:橋本武広(西武・36歳)    ※初
   (60登板 0勝2敗 0S 32.1投球回 26奪三振 10与四球 22被安打 防3.06)

投手:下柳剛(日本ハム・33歳)   ※4年ぶり3度目
   (21登板 9勝8敗 0S 121.0投球回 89奪三振 50与四球 114被安打 防5.06)

投手:加藤伸一(オリックス・36歳) ※13年ぶり3度目
   (27登板 11勝7敗 0S 168.1投球回 92奪三振 45与四球 175被安打 防3.69)

投手:小倉恒(オリックス・30歳)  ※2年連続2度目
   (26登板 10勝7敗 0S 164.0投球回 128奪三振 26与四球 156被安打 防3.62)

投手:具臺晟(オリックス・31歳)  ※初
   (51登板 7勝9敗 10S 126.1投球回 143奪三振 71与四球 96被安打 防4.06)

投手:小林雅英(ロッテ・27歳)   ※2年連続2度目
   (48登板 0勝4敗 33S 52.0投球回 47奪三振 13与四球 54被安打 防4.33)

投手:藤田宗一(ロッテ・28歳)   ※初
   (60登板 0勝1敗 0S 30.2投球回 24奪三振 6与四球 36被安打 防4.70)

投手:前川勝彦(近鉄・32歳)    ※2年連続2度目
   (28登板 12勝9敗 0S 140.2投球回 84奪三振 85与四球 140被安打 防5.89)

投手:岡本晃(近鉄・28歳)     ※初
   (61登板 4勝4敗 8S 102.1投球回 73奪三振 33与四球 86被安打 防2.73)

捕手:日高剛(オリックス・23歳) ※2年連続2度目
   (129試合 .247 (376-93) 8本 37打点 63三振 22四球 1盗塁 出塁率.295 OPS.662)

内野:小久保裕紀(ダイエー・29歳) ※2年連続6度目
   (138試合 .290 (535-155) 44本 123打点 97三振 62四球 6盗塁 出塁率.364 OPS.964)

内野:松中信彦(ダイエー・27歳)  ※3年連続3度目
   (130試合 .334 (479-160) 36本 122打点 77三振 57四球 2盗塁 出塁率.412 OPS1.032)

内野:小笠原道大(日本ハム・27歳) ※3年連続3度目
   (140試合 .339 (576-195) 32本 86打点 102三振 63四球 1盗塁 出塁率.407 OPS.989)

内野:小坂誠(ロッテ・28歳)    ※3年連続4度目
   (140試合 .262 (550-144) 1本 35打点 70三振 77四球 32盗塁 出塁率.350 OPS.675)

外野:柴原洋(ダイエー・27歳)  ※2年連続2度目
   (139試合 .302 (587-177) 7本 49打点 102三振 46四球 8盗塁 出塁率.351 OPS.755)

外野:井出竜也(日本ハム・30歳) ※4年ぶり2度目
   (109試合 .288 (427-123) 11本 35打点 89三振 46四球 14盗塁 出塁率.358 OPS.780)

外野:田口壮(オリックス・32歳) ※4年ぶり4度目
   (134試合 .280 (453-127) 8本 42打点 88三振 43四球 6盗塁 出塁率.343 OPS.750)


509 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/28(月) 00:08:04 AeIoForQ

【2001年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 7-1 セ 7月21日・福岡ドーム・パ69勝58敗7分
(勝:黒木 1勝 敗:入来 1敗)

※パが連敗を8で止めて4年ぶりの白星。打線は初回に中村のソロなどで2点を先制すると、3回には谷、松中の適時打などで4点を追加。4回には松井のソロでリードを広げた。投げては黒木、具臺晟、加藤、橋本、ペドラザの継投でセ打線を1失点に封じ込めた。MVPは松井稼頭央。

第2戦
セ 12-6 パ 7月22日・横浜・セ59勝69敗7分
(勝:上原 1勝 敗:松坂 1敗)

※セは3回に石井琢・ペタジーニの適時打と松井の2ランで一挙5点を先制。その後も得点を積み重ね、7回にはペタジーニ・佐伯・古田の適時打で4点を加えるなど23安打12得点とセ打線が大暴れを見せた。MVPはペタジーニ。

第3戦
パ 8-4 セ 7月24日・札幌ドーム・パ70勝59敗7分
(勝:藤田 1勝 敗:野口 1敗)

※パが5年ぶりの勝ち越し。打線は2点を追う初回にカブレラの3ランで逆転すると、3回には中村の2ランで追加点。4回にはローズの2点適時二塁打、6回には城島のソロでリードを広げた。MVPは中村紀洋。


510 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/28(月) 00:08:34 AeIoForQ

【第51回・2001年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・入来祐作(巨人・投手・当時28歳) PL学園高→亜細亜大→本田技研→96年ドラフト1位(逆指名)→巨人(97-03)→日本ハム(04-05)→横浜(08)

01年成績:27登板 13勝4敗 1S 162.1投球回 137奪三振 58与四球 143被安打 防3.71
通算成績:215登板 35勝35敗 3S 0H 781.1投球回 674奪三振 297与四球 725被安打 防3.77
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 2.2投球回 1奪三振 0与四球 6被安打 防20.25

※亜細亜大では通算23勝をマークするも、4年の秋に右肩の血行障害が起きたことからドラフト指名はないまま本田技研に進み、96年の都市対抗でチームを優勝に導き、橋戸賞を獲得。同年のドラフトで巨人を逆指名し、ドラフト1位でプロ入りを果たす。1年目から中継ぎとしてフル回転し、チームの便利屋として57試合に登板すると、2年目には先発として7勝をマーク。その後兄の智とチームメイトになるも成績が伸びない時期が続いたが、01年に復活を果たし、自己最多の13勝をマーク。
 その後03年に肉離れを起こして1軍登板なしに終わると、オフに井出竜也とのトレードで日本ハムに移籍。05年には先発ローテの一員となり、6勝をマークする。オフにメジャー挑戦を表明し、メッツやブルージェイズのマイナーでプレーするもメジャー昇格は果たせず、08年にテストを経て横浜に入団してNPB復帰。しかし故障に悩まされて1年で戦力外となり、同年限りで引退。その後は横浜の打撃投手や用具係として活動し、15年からはソフトバンクの投手コーチを5年間務め、今年からはオリックスの2軍投手コーチを務める。
 自己最多の13勝をあげた01年に球団は違えど、兄の智と球宴に初選出されると、第1戦の先発に抜擢。しかし立ち上がりから中村紀洋に2ランを浴びて初回3失点を喫すると、3回には谷佳知に適時二塁打を浴びるなど6安打6失点の乱調で3回途中で降板。2番手として兄の智にバトンを渡した。

・入来智(ヤクルト・投手・当時34歳) 鹿児島実業高→三菱自動車水島→89年ドラフト6位→近鉄(90-96)→広島(96)→近鉄(97-98)→巨人(99-00)→ヤクルト(01-02)

01年成績:24登板 10勝3敗 0S 129.1投球回 80奪三振 32与四球 117被安打 防2.85
通算成績:214登板 35勝30敗 2S 605.2投球回 422奪三振 211与四球 626被安打 防4.25
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.1投球回 1奪三振 0与四球 3被安打 防3.86

※三菱自動車水島から89年のドラフトで6位指名を受けて近鉄に入団。近鉄では先発から中継ぎまで幅広くこなす便利屋として起用され、94年には自己最多の44試合に登板する。その後96年に吉本亮とのトレードで広島に移籍したものの、半年で再び吉本とトレードされて近鉄に復帰。99年には佐藤裕章とのトレードで巨人に移籍し、弟の祐作とチームメイトに。しかしチームが優勝した00年には1軍登板なしに終わり、戦力外となってしまう。その後自身4球団目となるヤクルトに移籍。
 すると古田敦也からの助言もあって11年目にして才能が開花し、自身初の2桁勝利をマークしてチームの優勝に貢献し、日本シリーズ第3戦でも古巣・近鉄を相手に勝利投手となる。その後03年からは韓国、台湾でプレーし、04年に引退。その後は宮城県内の手作り弁当屋で勤務している。
 弟・祐作とともに初選出となった01年の球宴では3回途中6失点でKOとなった、弟の後を継いで球宴史上初の兄弟リレーが実現。4回に松井稼頭央にソロを浴びたものの、自らの失点はその1点に抑え、5回まで投げ抜いた。

・真中満(ヤクルト・外野手・当時30歳) 宇都宮学園高→日本大→92年ドラフト3位→ヤクルト(93-08)

01年成績:123試合 .312 (449-140) 7本 36打点 40三振 38四球 7盗塁 出塁率.369 OPS.790
通算成績:1368試合 .286 (3918-1122) 54本 335打点 394三振 237四球 64盗塁 出塁率.329 OPS.715
球宴成績:3試合 .429 (7-3) 0本 0打点 1三振 1四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.071

※日大から92年のドラフトで3位指名を受けてヤクルトに入団。プロ入りからしばらくは控えの時期が続いたものの、5年目の97年には飯田哲也の故障から1番打者に抜擢され、87試合の出場ながら打率.338をマークしてチームの優勝・日本一に貢献。その後は外野手のレギュラーに定着し、01年には自己最高の打率.312をマーク。日本シリーズでは第3戦で香田勲男から打席で1回転しながらホームランを打つ離れ業も見せ、日本一に貢献する。
 その後は青木宣親の台頭もあって再び控えに回るも、代打の切り札として勝負強さを発揮し、07年にはいずれも歴代最多となるシーズン98度の代打起用で31本の安打を放つなど、代打の神様として活躍した。08年に引退後はヤクルトのコーチや2軍監督を経て15年に1軍監督に就任。前年最下位に終わったチームを1年でリーグ優勝に導いたものの、17年には球団ワーストの96敗を喫して退任。その後は主に解説者として活動している。
 9年目の01年に唯一の選出となった球宴では、第2戦で9番・右翼でスタメンすると、3回には松坂大輔から、8回には小林雅英から安打を記録。続く第3戦では井端弘和の代打として5回に登場すると、小倉恒から二塁打を放ち、3試合で3安打1四球と光る活躍を見せた。


511 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/28(月) 00:08:50 AeIoForQ

【パ・リーグ】

・許銘傑(西武・投手・当時24歳) 西武(00-11)→オリックス(12-13)

01年成績:27登板 11勝6敗 0S 140.0投球回 67奪三振 64与四球 140被安打 防3.47
通算成績:301登板 49勝49敗 2S 39H 885.0投球回 476奪三振 351与四球 944被安打 防4.20
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 1与四球 3被安打 防9.00

※台湾から00年に来日し、西武に入団。かつて同球団で活躍した郭泰源の二世として期待され、1年目から先発として6勝をあげると、視力矯正の為にメガネをかけた01年には制球力が向上し、来日初の2桁勝利となる11勝をマークするウ。その後は中継ぎに回ったり、サイドスローに挑戦したり、グラマンら助っ人投手の加入もあったりと様々な課題もあって長らく目立った活躍は出来なかったものの、
 10年に再び先発ローテの一員として復活。登録名を「ミンチェ」とした11年には中継ぎとして49試合に登板し、22ホールド、防1.98の好成績を残す。同年オフには外国人では史上初のFA移籍でオリックスに加入。1年目こそ中継ぎとして39試合に登板するも翌年は1試合の登板に終わり、戦力外に。その後は台湾球界に復帰して16年までプレー。その後18年から昨年まで西武の2軍投手コーチを務め、現在は台湾・楽天モンキーズのコーチを務めている。
 来日2年目の01年に選出された球宴では当時まだ地方球場扱いだった札幌ドームでの第3戦で先発。しかしいきなり高橋由伸に初回先頭打者弾を浴びると、3番・ペタジーニにもソロを被弾。その後2回は3者凡退に抑え、2回2失点で降板した。

・橋本武広(西武・投手・当時36歳) 七戸高→東京農業大→プリンスホテル→89年ドラフト3位→ダイエー(90-93)→西武(94-02)→阪神(02-03)→ロッテ(03)

01年成績:60登板 0勝2敗 0S 32.1投球回 26奪三振 10与四球 22被安打 防3.06
通算成績:560登板 12勝22敗 20S 482.2投球回 374奪三振 216与四球 458被安打 防3.71
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※プリンスホテルでは89年の都市対抗に出場して、抑えとしてチームの初優勝に貢献。同年のドラフト3位でダイエーに指名されてプロ入りを果たす。ダイエーでは先発から中継ぎまで便利屋として起用されるも目立った活躍はできず、93年オフに秋山幸二、佐々木誠を筆頭とした3対3のトレードで西武に移籍。すると左の中継ぎとして重宝され、
 95年からは7年連続で50登板を果たすなどの活躍を果たし、97,98年の連覇に貢献した。その後02年にエバンスとのトレードで阪神に移籍。さらに翌年には吉田篤史とのトレードでロッテに移籍し、現役を引退。その後は母校・東農大のコーチを務め、10〜13年には西武のコーチも歴任。現在は三菱自動車岡崎のコーチを務めている。
 プロ12年目の01年に初の選出となった球宴では2試合に登板。第1戦では鈴木尚典に安打を打たれるも1回を無失点に抑え、第3戦でも金本知憲、江藤智、古田敦也を相手に3者凡退に抑え、計2回無失点の好救援を見せた。

・具臺晟(オリックス・投手・当時31歳) オリックス(01-04)

01年成績:51登板 7勝9敗 10S 126.1投球回 143奪三振 71与四球 96被安打 防4.06
通算成績:110登板 24勝34敗 10S 503.0投球回 504奪三振 213与四球 454被安打 防3.88
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 5奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※93年に韓国プロ野球でデビューすると、主にクローザーとして活躍し、96年には18勝24セーブ、防1.88で最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得し、00年にはシドニー五輪の代表に選出。日本代表とも対戦し、チームの銅メダル獲得にも貢献する。韓国通算150セーブの実績を引っ提げて来日し、01年にオリックスに入団。当初は韓国同様クローザーとして起用されるも、救援失敗が目立ったことから途中から先発に転向。
 02年には打線の援護に恵まれず5勝に終わったもののリーグ2位の防2.52をマークする。その後04年にはブルーウェーブ最後の公式戦で勝利投手となったものの、伊原春樹監督と起用法を巡って対立して同年限りで退団。その後MLBに挑戦し、05年にはメッツに入団し、中継ぎとして33試合に登板。翌06年には韓国に復帰し、07年には史上2人目の通算200セーブも達成。さらに11年からは豪州・シドニーでプレーし、16年に引退。現在はシドニーのコーチを務めている。
 来日1年目の01年に選出された球宴では2試合に登板。第1戦ではペタジーニ、鈴木尚典から三振を奪って2回無失点の好投を見せると、第3戦では木村拓也、真中満、佐伯貴弘から3三振を奪って1回無失点に抑え、3回5奪三振無失点と結果を残した。

・藤田宗一(ロッテ・投手・当時28歳) 島原中央高→西濃運輸→97年ドラフト3位→ロッテ(98-07)→巨人(08-10)→ソフトバンク(11)

01年成績:60登板 0勝1敗 0S 30.2投球回 24奪三振 6与四球 36被安打 防4.70
通算成績:600登板 19勝21敗 8S 77H 454.0投球回 366奪三振 124与四球 478被安打 防3.89
球宴成績:2登板 1勝0敗 0S 2.0投球回 3奪三振 0与四球 4被安打 防13.50

※西濃運輸では97年の都市対抗でベスト8入りに貢献し、97年のドラフト3位でロッテに入団。1年目から中継ぎの一角として活躍し、17連敗を喫した試合では敗戦投手となりながらも、56試合に登板して6勝7セーブをマーク。その後は99,00年と2年連続でリーグ最多の登板を果たし、00年には最多ホールドのタイトルを獲得。05年には薮田安彦、小林雅英とともに「YFK」と呼ばれた勝利の方程式の一員として活躍し、チームの日本一に貢献。
 06年には第1回WBCの代表にも選出されて優勝に貢献した。プロ入りから一貫して左の中継ぎとして起用され、07年には史上初の先発登板なしでの500登板を達成。08年からは巨人、11年にはソフトバンクでプレーし、史上36人目の通算600登板を達成。その後12年にはBC・群馬でコーチ兼任でプレーし、現役を引退。現在は東京・赤坂で焼き肉店を開業し、解説者としても活動している。
 01年の球宴では2試合に登板。第2戦では1点ビハインドの6回に登板するも、ペタジーニ、松井秀喜に連打を浴び、岩村明憲に死球を与えて満塁とされ、古田敦也に犠飛、中村武志に適時打を打たれて2失点。続く第3戦では1点リードの3回に登板。井端弘和、ペタジーニを連続三振に打ち取ったものの、続く松井秀喜に同点ソロを被弾。しかしその裏に中村紀洋が勝ち越し2ランを放ち、チームはそのまま勝ったため、勝利投手となった。


512 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/28(月) 00:16:34 pzAOQBEg
>>505
この年から先発、中継ぎ、抑えに別れた選出になったんですね


513 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 00:04:56 .2pqD2r.

【第52回・2002年】

【2002年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 ヤ:6人 巨:7人 横:1人 広:2人 中:5人 神:7人 計:28人

監督:若松勉(ヤクルト・55歳)

コーチ:原辰徳(巨人・43歳)
コーチ:森祇晶(横浜・65歳)

【ファン投票選出】

先発:井川慶(阪神・23歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (31登板 14勝9敗 1S 209.2投球回 206奪三振 53与四球 163被安打 防2.49)

中継:岡島秀樹(巨人・26歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目、中継ぎでは初)
   (52登板 6勝3敗 0S 55.2投球回 58奪三振 22与四球 42被安打 防3.40)

抑え:河原純一(巨人・29歳)  ※初
   (49登板 5勝3敗 28S 50.0投球回 61奪三振 6与四球 44被安打 防2.70)

捕手:矢野輝弘(阪神・33歳)  ※3年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (66試合 .321 (221-71) 6本 27打点 51三振 24四球 1盗塁 出塁率.395 OPS.897)

一塁:清原和博(巨人・34歳)  ※17年連続17度目(ファン投票は2年連続16度目)
   (55試合 .318 (148-47) 12本 33打点 36三振 18四球 0盗塁 出塁率.414 OPS.981)

二塁:今岡誠(阪神・27歳)   ※4年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (122試合 .317 (505-160) 15本 56打点 62三振 28四球 0盗塁 出塁率.355 OPS.840)

三塁:片岡篤史(阪神・33歳)  ※2年ぶり6度目(ファン投票は3年ぶり3度目、移籍後初)
   (120試合 .228 (425-97) 11本 46打点 110三振 53四球 2盗塁 出塁率.317 OPS.663)

遊撃:井端弘和(中日・27歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (135試合 .290 (531-154) 4本 25打点 77三振 53四球 6盗塁 出塁率.361 OPS.724)

外野:松井秀喜(巨人・28歳)  ※9年連続9度目(ファン投票は7年連続8度目)
   (140試合 .333 (481-160) 36本 104打点 96三振 120四球 3盗塁 出塁率.463 OPS1.081)

外野:高橋由伸(巨人・27歳)  ※5年連続5度目
   (140試合 .302 (543-164) 27本 85打点 85三振 49四球 3盗塁 出塁率.365 OPS.839)

外野:桧山進次郎(阪神・33歳) ※5年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (110試合 .293 (416-122) 13本 61打点 69三振 21四球 7盗塁 出塁率.340 OPS.785)


514 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 00:05:42 .2pqD2r.

【監督推薦】

投手:五十嵐亮太(ヤクルト・23歳) ※2年ぶり2度目
   (64登板 8勝2敗 4S 78.0投球回 97奪三振 18与四球 49被安打 防2.08)

投手:ホッジス(ヤクルト・29歳)  ※初
   (32登板 17勝8敗 0S 200.2投球回 132奪三振 67与四球 183被安打 防3.41)

投手:石井弘寿(ヤクルト・24歳)  ※初
   (69登板 6勝2敗 5S 89.2投球回 109奪三振 12与四球 63被安打 防1.51)

投手:上原浩治(巨人・27歳)    ※4年連続4度目
   (26登板 17勝5敗 0S 204.0投球回 182奪三振 23与四球 190被安打 防3.17)

投手:三浦大輔(DeNA・28歳)    ※初
   (19登板 4勝10敗 0S 119.2投球回 100奪三振 28与四球 108被安打 防3.23)

投手:小山田保裕(広島・25歳)   ※初
   (44登板 2勝1敗 30S 43.0投球回 33奪三振 13与四球 44被安打 防2.72)

投手:川上憲伸(中日・27歳)    ※4年ぶり2度目
   (27登板 12勝6敗 0S 187.2投球回 149奪三振 34与四球 170被安打 防2.35)

投手:ムーア(阪神・29歳)     ※初
   (27登板 10勝11敗 0S 181.1投球回 116奪三振 60与四球 165被安打 防3.33)

捕手:古田敦也(ヤクルト・36歳) ※13年連続13度目
   (120試合 .300 (420-126) 9本 60打点 47三振 28四球 3盗塁 出塁率.352 OPS.778)

捕手:谷繫元信(中日・31歳)   ※6年連続7度目(移籍後初)
   (130試合 .215 (446-96) 24本 78打点 116三振 49四球 4盗塁 出塁率.303 OPS.727)

内野:宮本慎也(ヤクルト・31歳) ※初
   (114試合 .291 (464-135) 5本 25打点 64三振 40四球 6盗塁 出塁率.310 OPS.683)

内野:新井貴浩(広島・25歳)   ※初
   (140試合 .287 (512-147) 28本 75打点 124三振 38四球 1盗塁 出塁率.342 OPS.855)

内野:立浪和義(中日・32歳)   ※2年ぶり9度目
   (137試合 .302 (506-153) 16本 92打点 55三振 45四球 4盗塁 出塁率.364 OPS.836)

内野:アリアス(阪神・30歳)   ※初
   (126試合 .258 (473-122) 32本 82打点 126三振 43四球 3盗塁 出塁率.317 OPS.843)

外野:ラミレス(ヤクルト・27歳) ※初
   (139試合 .295 (539-159) 24本 92打点 146三振 22四球 0盗塁 出塁率.325 OPS.800)

外野:清水隆行(巨人・28歳)   ※4年ぶり2度目
   (139試合 .314 (609-191) 14本 58打点 69三振 31四球 12盗塁 出塁率.346 OPS.788)

外野:福留孝介(中日・25歳)   ※3年ぶり2度目
   (140試合 .343 (542-186) 19本 65打点 96三振 56四球 4盗塁 出塁率.406 OPS.943)


515 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 00:06:13 .2pqD2r.

【パ・リーグ】 近:7人 ダ:6人(1) 西:6人(1) オ:4人 ロ:2人 日:3人 計:28人

監督:梨田昌孝(近鉄・48歳)

コーチ:王貞治(ダイエー・62歳)
コーチ:伊原春樹(西武・53歳)

【ファン投票選出】

先発:松坂大輔(西武・21歳)    ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり3度目)→出場辞退
   (14登板 6勝2敗 0S 73.1投球回 78奪三振 15与四球 60被安打 防3.68)

中継:森慎二(西武・27歳)     ※2年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (71登板 6勝7敗 1S 78.1投球回 102奪三振 29与四球 61被安打 防2.07)

抑え:ペドラザ(ダイエー・22歳)  ※4年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (34登板 1勝2敗 21S 30.0投球回 16奪三振 5与四球 36被安打 防3.30)

捕手:城島健司(ダイエー・26歳)  ※6年連続6度目→出場辞退
   (115試合 .293 (416-122) 25本 74打点 41三振 30四球 8盗塁 出塁率.348 OPS.865)

一塁:小笠原道大(日本ハム・28歳) ※4年連続4度目(ファン投票は初)
   (140試合 .339 (576-195) 32本 86打点 102三振 63四球 1盗塁 出塁率.407 OPS.989)

二塁:井口資仁(ダイエー・27歳)  ※2年連続2度目
   (114試合 .259 (428-111) 18本 53打点 84三振 27四球 21盗塁 出塁率.317 OPS.740)

三塁:中村紀洋(近鉄・28歳)    ※4年連続6度目(ファン投票は3年連続4度目)
   (140試合 .294 (511-150) 42本 115打点 136三振 86四球 2盗塁 出塁率.400 OPS.997)

遊撃:松井稼頭央(西武・26歳)   ※6年連続6度目
   (140試合 .332 (582-193) 36本 87打点 112三振 53四球 33盗塁 出塁率.389 OPS1.006)

外野:ローズ(近鉄・33歳)     ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (138試合 .272 (534-145) 46本 117打点 140三振 71四球 5盗塁 出塁率.361 OPS.956)

外野:秋山幸二(ダイエー・40歳)  ※18年連続18度目
   (76試合 .249 (229-57) 5本 24打点 45三振 9四球 0盗塁 出塁率.275 OPS.620)

外野:谷佳知(オリックス・29歳)  ※2年連続2度目
   (138試合 .326 (524-171) 5本 39打点 44三振 47四球 41盗塁 出塁率.383 OPS.801)

DH:カブレラ(西武・30歳)    ※2年連続2度目(指名打者では初)
   (128試合 .336 (447-150) 55本 115打点 117三振 100四球 4盗塁 出塁率.467 OPS1.223)


516 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 00:06:49 .2pqD2r.

【監督推薦】

投手:岡本晃(近鉄・29歳)     ※2年連続2度目
   (65登板 7勝2敗 18S 69.1投球回 41奪三振 12与四球 57被安打 防1.82)

投手:パウエル(近鉄・26歳)    ※初
   (32登板 17勝10敗 0S 216.2投球回 182奪三振 41与四球 205被安打 防3.78)

投手:吉田修司(ダイエー・35歳)  ※2年ぶり2度目
   (62登板 7勝5敗 3S 77.2投球回 68奪三振 28与四球 73被安打 防3.13)

投手:若田部健一(ダイエー・32歳) ※初
   (26登板 10勝8敗 0S 147.2投球回 96奪三振 36与四球 152被安打 防2.99)

投手:豊田清(西武・31歳)     ※2年連続3度目
   (57登板 6勝1敗 38S 57.1投球回 66奪三振 3与四球 32被安打 防0.78)

投手:三井浩二(西武・28歳)    ※初(松坂大輔の出場辞退による補充)
   (41登板 10勝2敗 0S 140.0投球回 94奪三振 34与四球 128被安打 防3.15)

投手:金田政彦(オリックス・33歳) ※3年ぶり2度目
   (23登板 4勝9敗 0S 140.2投球回 85奪三振 31与四球 135被安打 防2.50)

投手:山口和男(オリックス・28歳) ※初
   (41登板 2勝3敗 6S 54.0投球回 49奪三振 13与四球 40被安打 防2.50)

投手:小林宏之(ロッテ・24歳)   ※初
   (58登板 7勝4敗 0S 81.2投球回 84奪三振 27与四球 67被安打 防2.53)

投手:隼人(日本ハム・26歳)    ※初
   (21登板 7勝11敗 0S 135.1投球回 84奪三振 48与四球 132被安打 防4.26)

捕手:的山哲也(近鉄・31歳)   ※3年ぶり2度目(城島健司の出場辞退による補充)
   (91試合 .208 (192-40) 3本 14打点 39三振 14四球 3盗塁 出塁率.275 OPS.572)

捕手:伊東勤(西武・39歳)    ※4年ぶり16度目
   (118試合 .255 (341-87) 8本 50打点 48三振 24四球 3盗塁 出塁率.310 OPS.677)

捕手:日高剛(オリックス・24歳) ※3年連続3度目
   (124試合 .193 (336-65) 12本 36打点 65三振 29四球 1盗塁 出塁率.264 OPS.618)

内野:吉岡雄二(近鉄・30歳)    ※初
   (140試合 .269 (520-140) 26本 72打点 126三振 36四球 4盗塁 出塁率.324 OPS.832)

内野:小久保裕紀(ダイエー・30歳) ※3年連続7度目
   (136試合 .292 (507-148) 32本 89打点 90三振 63四球 8盗塁 出塁率.375 OPS.905)

内野:金子誠(日本ハム・26歳)   ※初
   (104試合 .285 (393-112) 6本 29打点 44三振 19四球 9盗塁 出塁率.324 OPS.718)

外野:大村直之(近鉄・26歳)  ※4年ぶり2度目
   (135試合 .271 (531-144) 11本 47打点 61三振 21四球 1盗塁 出塁率.307 OPS.713)

外野:サブロー(ロッテ・26歳) ※初
   (131試合 .286 (441-126) 9本 43打点 93三振 36四球 13盗塁 出塁率.348 OPS.778)


517 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 00:07:16 .2pqD2r.

【2002年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 1-4 セ 7月12日・東京ドーム・セ60勝70敗7分
(勝:ムーア 1勝 敗:山口 1敗 S:河原 1S)

※セは1点を追う4回に松井の犠飛で同点とすると、7回にはアリアスのソロで勝ち越し。8回には片岡の2ランでリードを広げた。投げては井川、三浦、ムーア、五十嵐亮、河原の継投でパ打線を1失点に抑えた。MVPはアリアス。

第2戦
セ 2-4 パ 7月13日・松山・パ71勝60敗7分
(勝:パウエル 1勝 敗:ホッジス 1敗 S:豊田 1S)

※パは2回にローズの適時打などで2点を先制すると、2回には的山の適時打などで2点を追加。投げてはパウエル、若田部、金田、隼人、豊田の継投でリードを守り抜いた。MVPは的山哲也。


518 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 00:08:07 .2pqD2r.

【第52回・2002年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・河原純一(巨人・投手・当時29歳) 川崎北高→駒澤大→94年ドラフト1位(逆指名)→巨人(95-05)→西武(05-07)→中日(09-11)

02年成績:49登板 5勝3敗 28S 50.0投球回 61奪三振 6与四球 44被安打 防2.70
通算成績:275登板 31勝42敗 40S 27H 600.1投球回 452奪三振 211与四球 613被安打 防4.26
球宴成績:1登板 0勝0敗 1S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※駒澤大から巨人を逆指名し、1位指名を受けてプロ入り。桑田真澄の離脱もあり、1年目から先発ローテに加わって8勝をあげるも、その後は故障が相次いで出場機会が減少。98年には2軍にすら登板できず。その後も長らく目立った活躍は出来なかったが7年目の01年に先発として復帰。そして02年には原辰徳新監督のもとで、抑えに抜擢されて28セーブをマークし、チームの日本一に貢献した。しかし翌年は防御率9点台と苦しんで抑えの座を明け渡し、05年に後藤光貴とのトレードで西武に移籍。
 同年は先発として起用されるも2勝11敗と大きく負け越し、右膝の靭帯の故障から翌年からは1軍から遠ざかり、07年に戦力外となる。その後1年間の浪人を経て、09年にテストを経て中日に入団。すると中継ぎとして復活を果たし、同年には44試合に登板して15ホールドをマークし、11年にも連覇に貢献したが同年限りで戦力外となる。その後四国IL・愛媛でプレーし、15年に引退。現在はその愛媛の監督を務めている。
 7年目に抑えとして台頭した01年に抑えのファン投票で選出された球宴では、本拠地・東京ドームで行われた第1戦で、3点リードの9回に登板。先頭のカブレラから三振を奪うと、続く小久保裕紀、谷佳知を連続で打ち取り、クローザーとしてきっちり試合を締めた。

・ケビン・ホッジス(ヤクルト・投手・当時29歳) ヤクルト(01-03)→楽天(05)

02年成績:32登板 17勝8敗 0S 200.2投球回 132奪三振 67与四球 183被安打 防3.41
通算成績:82登板 29勝32敗 0S 0H 462.2投球回 252奪三振 191与四球 491被安打 防4.63
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 5被安打 防18.00

※91年にプロ入り後、8年間マイナー暮らしが続き、10年目の00年にマリナーズでメジャー昇格を果たす。翌01年の6月に外国人投手の補強を急いだヤクルトが期限ギリギリで獲得して来日。8月からの2か月で先発として5勝をマークし、チームのリーグ優勝に貢献する。翌02年にはチームのエース格として活躍して17勝をマークして、上原浩治とともに最多勝のタイトルを獲得する。
 03年には開幕投手を務めたが5勝に終わり、同年限りで退団となる。その後韓国でのプレーを経て、05年に新設球団・楽天に移籍。戦力の薄いチームにおいて、かつての実績から先発として期待されるも、2勝12敗、防6.44と大きく負け越し、1年で退団となった。その後は米独立リーグでプレーし、引退後の12年からは西武の駐米スカウトとして活動している。
 来日2年目の02年に選出された球宴では、松山で行われた第2戦の先発に抜擢。しかし初回いきなり先頭の松井稼頭央に死球を与えると、そこから小笠原道大、ローズに連打を浴びるなど2点を失い、続く2回にも谷佳知、金子誠、的山哲也に3連打を浴びて2点を失い、2回4失点と試合を作れなかった。

・小山田保裕(広島・投手・当時25歳) 土浦日大高→城西大→98年ドラフト5位→広島(99-07)→横浜(08-10)

02年成績:44登板 2勝1敗 30S 43.0投球回 33奪三振 13与四球 44被安打 防2.72
通算成績:251登板 19勝26敗 37S 13H 439.1投球回 309奪三振 158与四球 471被安打 防4.04
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※城西大から98年のドラフトで5位指名を受けて広島に入団。当初はオーバースローの速球投手だったものの制球難を改善するべく、1年目途中からサイドスローに転向。中継ぎとして活躍し、4年目の02年にはクローザーに抜擢され、球団史上初の30セーブを達成する。翌年からは抑えの座を永川勝浩に譲るも、
 自ら編み出した変化球、「スカイシュート」を武器に先発に転向し、05年には6勝をマーク。しかしその後は目立った成績は残せず、07年オフに岸本秀樹、木村昇吾との2対1のトレードで横浜に移籍。1年目こそは便利屋として重宝されるも、その後は1軍から遠ざかり、10年に戦力外となって引退。現在はDeNAの球団職員として活動している。
 球団投手として唯一選出された02年の球宴では第2戦の7回に4番手として登板。金子誠、的山哲也、井口資仁の3人と対戦し、いずれも内野ゴロに抑えて1回無失点と好救援を見せた。

【パ・リーグ】

・ジェレミー・パウエル(近鉄・投手・当時26歳) 近鉄(01-04)→オリックス(05)→巨人(06-07)→ソフトバンク(08)

02年成績:32登板 17勝10敗 0S 216.2投球回 182奪三振 41与四球 205被安打 防3.78
通算成績:173登板 69勝65敗 0S 0H 1157.1投球回 858奪三振 324与四球 1195被安打 防3.97
球宴成績:1登板 1勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※エクスポズで3年間メジャーでプレーし、01年6月にギルバートとともに来日し、近鉄に入団。シーズン途中の加入ながら先発ローテとして4勝をあげ、リーグ優勝に貢献。翌02年には本領発揮し、17勝、182奪三振をマークして最多勝、最多奪三振、ベストナインとタイルを総なめする大活躍を見せる。その後も近鉄の球団消滅を見届けるまで先発ローテを守り続け、
 05年には分配ドラフトでオリックスに移籍。登録名を「JP」とし、チーム最多の14勝をマークする。オフに残留交渉が拗れ、巨人に移籍すると06年にも2桁勝利をマーク。しかし07年に右膝半月板を損傷して0勝に終わり、退団。その後オリックスとの二重契約問題を起こして騒動となるもソフトバンクに移籍。しかしわずか2勝に終わり、1年で退団。その後はマイナーリーグでプレーして10年に引退。現在はマイナー球団の投手コーチを務める。
 紆余曲折はあったものの3球団で2桁勝利を4度記録するなど00年代の名助っ人投手だった彼も、球宴出場は1度のみ。02年の球宴では松山で行われた第2戦の先発に抜擢されると、初回先頭の清水隆行に死球を与えるも続く宮本慎也を併殺打に打ち取り、続く2回も松井秀喜に二塁打を打たれて無死2塁とされながらも、そこから3連続で打ち取る好投。その間にパ打線は4点を援護し、2回無失点で見事勝利投手となった。


519 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 00:08:25 .2pqD2r.

・若田部健一(ダイエー・投手・当時32歳) 鎌倉学園高→駒澤大→91年ドラフト1位→ダイエー(92-02)→横浜(03-05)

02年成績:26登板 10勝8敗 0S 147.2投球回 96奪三振 36与四球 152被安打 防2.99
通算成績:271登板 71勝75敗 0S 1315.0投球回 761奪三振 363与四球 1427被安打 防4.15
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 3被安打 防4.50

※駒澤大では通算20勝をマークし、91年のドラフトでは巨人、広島、西武と4球団の競合の末にドラフト1位でダイエーに入団。当時史上最高額となる1億3000万の契約金を結んだ。1年目から先発ローテ入りを果たし、新人王こそ13勝をあげた高村祐に譲るも、10勝をマークする。3年目の94年にも10勝をあげたものの、それ以降は長らく不振に陥ったものの、99年には再び10勝をあげてリーグ優勝に貢献。
 翌00年もチーム最多タイの9勝をあげて連覇に貢献した。自身4度目の2桁勝利をあげた02年オフにFAで地元・横浜に移籍。しかし成績は振るわず、05年に戦力外となり引退。その後は解説者として活動し、17年からはソフトバンクのコーチを務めている。娘の遥はHKT48のアイドルとして活動した。
 チームの連覇時には球宴選出されず、ダイエー在籍最終年の02年にようやく初出場。自身は第2戦の2番手として上記のパウエルの後を継いで登板。4回に松井秀喜に適時二塁打を浴びたものの、2回1失点とリードを守り抜き、チームの勝利に貢献した。

・三井浩二(西武・投手・当時28歳) 北海道足寄高→新日本製鐵室蘭→新日本製鐵広畑→00年ドラフト2位(逆指名)→西武(01-09)

02年成績:41登板 10勝2敗 0S 140.0投球回 94奪三振 34与四球 128被安打 防3.15
通算成績:282登板 36勝20敗 1S 54H 568.0投球回 413奪三振 209与四球 598被安打 防4.45
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※91年のドラフトでダイエーから4位指名を受けるも、実力面の不安を理由に社会人に進み、9年後の00年ドラフトで西武を逆指名し、2位指名を受けてプロ入り。1年目からファーム日本選手権でMVPを獲得すると、スクリューを習得した02年には先発と中継ぎの双方で活躍し、10勝をマークして規定投球回にも到達する。翌03年も10勝をあげたものの、その後は成績が振るわず。
 しかし05年から中継ぎに専念すると、06,07年にはセットアッパーとして2年連続20ホールドをマーク。その後08年オフにポスティングでメジャー移籍を狙うも、獲得球団は現れず残留。成績も低迷して09年に戦力外となり、その後楽天、ソフトバンクの入団テストを受けるも合格はならず引退。その後は解説者を経て、現在は社会人・SUNホールディングスのコーチを務めている。
 ファン投票1位で選出された松坂大輔が出場を辞退したため、代替選手として02年の球宴に選出。そしてそのまま第1戦の先発に抜擢され、全セ打線に対して3回を2安打無失点に抑える見事な投球を見せ、大舞台で躍動した。

・山口和男(オリックス・投手・当時28歳) 山陽高→広島電機大→三菱自動車岡崎→99年ドラフト1位(逆指名)→オリックス(00-09)

02年成績:41登板 2勝3敗 6S 54.0投球回 49奪三振 13与四球 40被安打 防2.50
通算成績:173登板 14勝15敗 29S 4H 219.0投球回 194奪三振 99与四球 192被安打 防3.41
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 0.2投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防13.50

※三菱自動車岡崎から99年のドラフトでオリックスを逆指名し、1位指名を受けてプロ入り。2年目の01年から中継ぎとして1軍に定着すると、翌02年には当時日本人最速タイ記録となる158km/hを計測するなど、速球を武器にセットアッパーとして活躍。しかしオフに右肩の手術を受け、翌03年を丸々棒に振る形となってしまう。しかし04年にストッパーとして復活を果たし、自己最多の17セーブをマーク。
 しかし翌年は不振に陥り、大久保勝信に抑えの座を譲り、2軍生活が続いたものの08年に再び中継ぎとして活躍し、チームの2位躍進に貢献した。しかし翌09年に戦力外となって引退。その後はオリックスのスカウトとして活動しており、同じく速球派投手でチームのエースに成長した山本由伸の獲得に貢献している。
 3年目の02年に選出された球宴では同点の7回1死から5番手として登板。先頭の清原和博を二ゴロに打ち取るも、続くアリアスに勝ち越しソロを被弾。このホームランが決勝点となり、自身は敗戦投手となってしまった。

・隼人(中村隼人)(日本ハム・投手・26歳) 長崎日大高→創価大→本田技研→00年ドラフト4位→日本ハム(01-04)→巨人(04-05)

02年成績:21登板 7勝11敗 0S 135.1投球回 84奪三振 48与四球 132被安打 防4.26
通算成績:88登板 15勝18敗 1S 1H 292.0投球回 185奪三振 117与四球 289被安打 防4.32
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防4.50

※長崎日大高では甲子園に2度出場し、本田技研ではエースとして活躍し、00年のドラフトで4位指名を受けて日本ハムに入団。1年目にパリーグ新人では20年ぶりとなる初登板初完封を達成するなど3完封含む6勝をあげると、寺原隼人のプロ入りから「隼人」に登録名を変えた02年には自己最多の7勝をあげて活躍を果たす。しかしその後は不振に陥り、2年間で8登板にとどまってしまう。その後04年6月に河本育之とのトレードで巨人に移籍。前田幸長や岡島秀樹らといったリリーフ陣の一角に食い込み、自己最多の38試合に登板する。
 しかし翌05年に故障もあって戦力外となる。その後社会人や台湾でプレーするも、06年オフに受けた楽天の入団テストで不合格となって引退。その後は元木大介のマネージャーを務め、現在は新宿歌舞伎町で焼き肉店の店長を務めている。弟はアビスパ福岡やFC東京などでプレーした元Jリーガーの中村北斗。
 チームの投手として唯一選出された02年の球宴では、第2戦で3点リードの7回に4番手として登板。先頭の新井貴浩にソロを被弾して1点を失うも、そこからは8回にわたって6者連続でアウトとし、2回1失点でリードを守り抜いた。

・吉岡雄二(近鉄・内野手・当時30歳) 帝京高→89年ドラフト3位→巨人(90-96)→近鉄(97-04)→楽天(05-08)

02年成績:140試合 .269 (520-140) 26本 72打点 126三振 36四球 4盗塁 出塁率.324 OPS.832
通算成績:1012試合 .273 (3233-883) 131本 463打点 728三振 311四球 28盗塁 出塁率.340 OPS.801
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※帝京高ではエースとして89年夏の甲子園で優勝に貢献。同年のドラフト3位で巨人に入団するも、右肩の故障と、高校通算51本塁打を打力を活かすべく、内野手に転向。しかし長嶋一茂や仁志敏久の存在もあって出場機会は多くなく、97年に石井浩郎とのトレードで近鉄に移籍。すると「いてまえ打線」の7番打者として定着し、勝負強い打撃で98年から6年連続で2桁本塁打を記録。01年には6番打者として自己最高の26本塁打、85打点をマークし、チームのリーグ優勝に貢献した。
 その後04年に球団消滅を経て分配ドラフトで楽天に移籍。手薄なチームにおいて貴重な主軸打者として活躍し、07年には通算1000試合出場を達成。08年に戦力外となると、その後日本人野手としては初のメキシカンリーグでプレーし、10年に引退。その後は四国IL愛媛のコーチ、BC・富山の監督、日本ハムの2軍打撃コーチを経て、今年からは4年ぶりに富山の監督に再任している。帝京高出身ということもあって、近年は「リアル野球BAN」において、石橋JAPANの主軸打者としての活躍でご存じの方も多いはず。
 近鉄優勝の翌年に選出された球宴では2試合いずれも途中出場。第1戦では日高剛、第2戦では小笠原道大の代打として登場するも、いずれも外野フライに打ち取られている。


520 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 00:42:10 Pdx.d8OY
>>514
DeNAにはまだはやい
>>518
河原がCSで小笠原、ラミレス抑えたの覚えてる
02年はストレートがキレキレだった
いいピッチャーだった


521 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 00:46:22 5uKgNkn2
吉岡さんはポジション的に当時他も化け物連中しかおらんかったからなあ
ガッツ、福浦、カブレラ、松中と競えとか


522 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 01:16:14 3OBtCYd.
石井浩郎と吉岡+石毛のトレードは成立当時困惑しましたが
結果を見れば吉岡一人でお釣りがくるレベルでしたね


523 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 09:43:43 IDbugC8c
河原好きだったなあ


524 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/29(火) 09:51:11 cdPOdJcg
もう少しで近鉄やダイエーがなくなるのか


525 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 00:06:35 21QBxRXI

【第53回・2003年】

【2003年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:5人 ヤ:6人 中:4人 神:9人(1) 広:2人 横:2人 計:28人

監督:原辰徳(巨人・44歳)

コーチ:若松勉(ヤクルト・56歳)
コーチ:山田久志(中日・53歳)

【ファン投票選出】

先発:井川慶(阪神・24歳)    ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (29登板 20勝5敗 0S 206.0投球回 179奪三振 58与四球 184被安打 防2.80)

中継:岩瀬仁紀(中日・28歳)   ※2年ぶり3度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (58登板 5勝2敗 4S 63.2投球回 69奪三振 12与四球 47被安打 防1.41)

抑え:高津臣吾(ヤクルト・34歳) ※3年ぶり5度目(ファン投票は初)
   (44登板 2勝3敗 34S 42.0投球回 26奪三振 21与四球 42被安打 防3.00)

捕手:矢野輝弘(阪神・34歳)   ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (126試合 .328 (433-142) 14本 79打点 84三振 38四球 1盗塁 出塁率.392 OPS.897)

一塁:桧山進次郎(阪神・34歳)  ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目、一塁手では初)
   (111試合 .278 (414-115) 16本 63打点 77三振 34四球 1盗塁 出塁率.338 OPS.797)

二塁:今岡誠(阪神・28歳)    ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (120試合 .340 (485-165) 12本 72打点 52三振 28四球 0盗塁 出塁率.374 OPS.865)

三塁:アリアス(阪神・31歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (124試合 .265 (464-123) 38本 107打点 130三振 44四球 2盗塁 出塁率.334 OPS.899)

遊撃:藤本敦士(阪神・25歳)   ※初
   (127試合 .301 (402-121) 0本 36打点 42三振 26四球 9盗塁 出塁率.343 OPS.719)

外野:金本知憲(阪神・35歳)   ※2年ぶり6度目(ファン投票は2年ぶり4度目、移籍後初)
   (140試合 .289 (532-154) 19本 77打点 89三振 93四球 18盗塁 出塁率.399 OPS.848)

外野:赤星憲広(阪神・27歳)   ※初
   (140試合 .312 (551-172) 1本 35打点 76三振 45四球 61盗塁 出塁率.378 OPS.752)

外野:濱中おさむ(阪神・25歳)  ※初→出場辞退
   (55試合 .273 (176-48) 11本 48打点 27三振 19四球 3盗塁 出塁率.350 OPS.873)

※先発のファン投票1位は川崎憲次郎だったが、選出を辞退したため繰り上げで井川慶がファン投票選出(川崎祭)。


526 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 00:07:16 21QBxRXI

【監督推薦】

投手:上原浩治(巨人・28歳)    ※5年連続5度目
   (27登板 16勝5敗 0S 207.1投球回 194奪三振 23与四球 190被安打 防3.17)

投手:木佐貫洋(巨人・23歳)    ※初
   (25登板 10勝7敗 0S 175.0投球回 180奪三振 44与四球 168被安打 防3.34)

投手:五十嵐亮太(ヤクルト・24歳) ※2年連続3度目
   (66登板 5勝5敗 0S 74.0投球回 83奪三振 33与四球 60被安打 防3.89)

投手:落合英二(中日・33歳)    ※4年ぶり2度目
   (61登板 7勝0敗 1S 56.0投球回 35奪三振 5与四球 53被安打 防1.77)

投手:伊良部秀輝(阪神・34歳)   ※7年ぶり4度目(移籍後初)
   (27登板 13勝8敗 0S 173.0投球回 164奪三振 47与四球 186被安打 防3.85)

投手:高橋建(広島・34歳)     ※2年ぶり3度目
   (24登板 9勝8敗 0S 167.0投球回 127奪三振 36与四球 174被安打 防3.66)

投手:永川勝浩(広島・22歳)    ※初
   (40登板 3勝3敗 25S 41.2投球回 50奪三振 16与四球 40被安打 防3.89)

捕手:阿部慎之助(巨人・24歳)  ※初
   (94試合 .303 (314-95) 15本 51打点 52三振 40四球 1盗塁 出塁率.392 OPS.892)

捕手:古田敦也(ヤクルト・37歳) ※14年連続14度目
   (139試合 .287 (509-146) 23本 75打点 77三振 49四球 2盗塁 出塁率.360 OPS.840)

内野:二岡智宏(巨人・27歳)   ※3年ぶり3度目
   (140試合 .300 (573-172) 29本 67打点 92三振 31四球 14盗塁 出塁率.338 OPS.825)

内野:鈴木健(ヤクルト・33歳)  ※5年ぶり3度目(移籍後初)
   (135試合 .317 (482-153) 20本 95打点 84三振 56四球 2盗塁 出塁率.392 OPS.909)

内野:宮本慎也(ヤクルト・32歳) ※2年連続2度目
   (140試合 .284 (543-154) 7本 44打点 78三振 38四球 11盗塁 出塁率.336 OPS.698)

内野:立浪和義(中日・33歳)   ※2年連続10度目
   (135試合 .280 (500-140) 13本 80打点 72三振 52四球 2盗塁 出塁率.350 OPS.772)

内野:ウッズ(横浜・33歳)    ※初
   (136試合 .273 (479-131) 40本 87打点 132三振 66四球 2盗塁 出塁率.361 OPS.921)

外野:高橋由伸(巨人・28歳)   ※6年連続6度目
   (118試合 .323 (443-143) 26本 68打点 59三振 38四球 3盗塁 出塁率.379 OPS.952)

外野:ラミレス(ヤクルト・28歳) ※2年連続2度目
   (140試合 .333 (567-189) 40本 124打点 104三振 34四球 4盗塁 出塁率.373 OPS.988)

外野:福留孝介(中日・26歳)   ※2年連続3度目
   (140試合 .313 (528-165) 34本 96打点 118三振 78四球 10盗塁 出塁率.401 OPS1.005)

外野:金城龍彦(横浜・26歳)   ※初
   (136試合 .302 (549-166) 16本 40打点 60三振 33四球 4盗塁 出塁率.344 OPS.785)


527 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 00:07:53 21QBxRXI

【パ・リーグ】 西:6人(1) 近:4人 ダ:8人 ロ:4人 日:3人 オ:3人 計:28人

監督:伊原春樹(西武・54歳)

コーチ:梨田昌孝(近鉄・49歳)
コーチ:王貞治(ダイエー・63歳)

【ファン投票選出】

先発:松坂大輔(西武・22歳)    ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続4度目)→出場辞退
   (29登板 16勝7敗 0S 194.0投球回 215奪三振 63与四球 165被安打 防2.83)

中継:森慎二(西武・28歳)     ※2年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (61登板 7勝3敗 2S 70.0投球回 92奪三振 22与四球 55被安打 防2.31)

抑え:小林雅英(ロッテ・29歳)   ※2年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (44登板 0勝2敗 33S 47.0投球回 30奪三振 11与四球 45被安打 防2.87)

捕手:城島健司(ダイエー・27歳)  ※7年連続7度目
   (140試合 .330 (551-182) 34本 119打点 50三振 53四球 9盗塁 出塁率.399 OPS.993)

一塁:カブレラ(西武・31歳)    ※3年連続3度目
   (124試合 .324 (457-148) 50本 112打点 106三振 68四球 2盗塁 出塁率.418 OPS1.123)

二塁:井口資仁(ダイエー・28歳)  ※3年連続3度目
   (135試合 .340 (515-175) 27本 109打点 81三振 81四球 42盗塁 出塁率.438 OPS1.011)

三塁:小笠原道大(日本ハム・29歳) ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続2度目、三塁手では初)
   (128試合 .360 (445-160) 31本 100打点 65三振 93四球 8盗塁 出塁率.473 OPS1.122)

遊撃:松井稼頭央(西武・27歳)   ※7年連続7度目
   (140試合 .305 (587-179) 33本 84打点 124三振 55四球 13盗塁 出塁率.365 OPS.914)

外野:ローズ(近鉄・34歳)     ※7年連続7度目(ファン投票は6年連続6度目)
   (138試合 .276 (508-140) 51本 117打点 137三振 98四球 7盗塁 出塁率.391 OPS.999)

外野:谷佳知(オリックス・30歳)  ※3年連続3度目
   (137試合 .350 (540-189) 21本 92打点 41三振 58四球 9盗塁 出塁率.409 OPS.948)

外野:坪井智哉(日本ハム・29歳)  ※3年ぶり2度目(ファン投票は初、移籍後初)
   (123試合 .330 (443-146) 5本 40打点 79三振 46四球 13盗塁 出塁率.400 OPS.836)

DH:大道典良(ダイエー・33歳)  ※2年ぶり2度目
   (117試合 .281 (367-103) 4本 51打点 44三振 21四球 0盗塁 出塁率.317 OPS.696)


528 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 00:08:31 21QBxRXI

【監督推薦】

投手:豊田清(西武・32歳)    ※3年連続4度目
   (58登板 2勝3敗 38S 58.0投球回 54奪三振 9与四球 37被安打 防1.24)

投手:吉田豊彦(近鉄・36歳)   ※9年ぶり4度目(移籍後初)
   (60登板 3勝3敗 8S 58.0投球回 66奪三振 25与四球 48被安打 防2.33)

投手:岩隈久志(近鉄・22歳)   ※初
   (27登板 15勝10敗 0S 195.2投球回 149奪三振 48与四球 201被安打 防3.45)

投手:篠原貴行(ダイエー・26歳) ※4年ぶり2度目(松坂大輔の出場辞退による補充)
   (30登板 1勝4敗 10S 42.2投球回 40奪三振 5与四球 30被安打 防2.32)

投手:和田毅(ダイエー・21歳)  ※初
   (26登板 14勝5敗 0S 189.0投球回 195奪三振 61与四球 165被安打 防3.38)

投手:斉藤和巳(ダイエー・25歳) ※初
   (26登板 20勝3敗 0S 194.0投球回 160奪三振 66与四球 174被安打 防2.83)

投手:ミンチー(ロッテ・33歳)  ※5年ぶり2度目(移籍後初)
   (30登板 14勝9敗 0S 192.1投球回 96奪三振 51与四球 233被安打 防4.54)

投手:清水直行(ロッテ・27歳)  ※初
   (28登板 15勝10敗 0S 204.1投球回 147奪三振 53与四球 200被安打 防3.13)

投手:吉崎勝(日本ハム・24歳)  ※初
   (22登板 8勝6敗 0S 111.1投球回 73奪三振 46与四球 118被安打 防4.37)

捕手:三輪隆(オリックス・33歳) ※初
   (60試合 .308 (133-41) 8本 17打点 17三振 2四球 0盗塁 出塁率.328 OPS.854)

内野:高木浩之(西武・30歳)    ※4年ぶり2度目
   (116試合 .257 (350-90) 3本 26打点 20三振 36四球 3盗塁 出塁率.331 OPS.665)

内野:阿部真宏(近鉄・25歳)    ※初
   (111試合 .291 (398-116) 6本 43打点 37三振 33四球 6盗塁 出塁率.344 OPS.756)

内野:松中信彦(ダイエー・29歳)  ※2年ぶり4度目
   (135試合 .324 (494-160) 30本 123打点 69三振 81四球 2盗塁 出塁率.429 OPS1.002)

内野:小坂誠(ロッテ・30歳)    ※2年ぶり5度目
   (134試合 .258 (516-133) 3本 40打点 84三振 53四球 27盗塁 出塁率.326 OPS.669)

内野:塩谷和彦(オリックス・29歳) ※初
   (123試合 .307 (436-134) 8本 46打点 74三振 37四球 7盗塁 出塁率.360 OPS.761)

外野:和田一浩(西武・31歳)   ※初
   (126試合 .346 (468-162) 30本 89打点 46三振 66四球 8盗塁 出塁率.428 OPS1.060)

外野:村松有人(ダイエー・30歳) ※7年ぶり2度目
   (109試合 .324 (463-150) 6本 57打点 67三振 35四球 32盗塁 出塁率.372 OPS.854)


529 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 00:08:54 21QBxRXI

【2003年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 4-4 パ 7月15日・大阪ドーム・セ60勝71敗8分

※セは2回にアリアスのソロで先制すると、続く3回にはパが谷のソロで同点に。その後5回にはパが松井のソロで勝ち越し、6回にはカブレラの2ランで追加点。しかし3点を追うセは7回に代打・高橋由の2ランで1点差とすると、9回には高橋由が2打席連続アーチとなるソロを放って試合を振り出しに戻し、試合は6年ぶりの引き分け。MVPは高橋由伸。

第2戦
パ 3-5 セ 7月16日・千葉マリン・セ61勝71敗8分
(勝:伊良部 1勝 敗:清水直 1敗 S:高津 1S)

※セは初回に金本のソロで幸先よく先制すると、3回にも金本の2打席連続弾で追加点。その後も5回にも金本の犠飛、6回にはアリアスのソロでリードを広げた。2試合通じて12本の本塁打が飛び交う空中戦の年だった。MVPは金本知憲。


530 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 00:09:19 21QBxRXI

【第53回・2003年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

なし

【パ・リーグ】

・吉崎勝(日本ハム・投手・当時24歳) 東山高→ミキハウス→99年ドラフト3位→日本ハム(00-06)→楽天(07-09)

03年成績:22登板 8勝6敗 0S 111.1投球回 73奪三振 46与四球 118被安打 防4.37
通算成績:102登板 9勝10敗 0S 10H 200.0投球回 109奪三振 96与四球 228被安打 防4.77
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※ミキハウスから99年のドラフトで3位指名を受けて日本ハムに入団。プロ入り後数年は伸び悩むも、4年目の03年にヒルマン新監督から注目され、先発ローテに抜擢。「あっちむいてホイ投法」「首だけトルネード」と呼ばれた独特のフォームからキレのあるシュートを武器とし、21試合に先発して8勝をマークする。
 05年には左の中継ぎとして40試合に登板し、先発・中継ぎ双方こなせる便利屋の立ち位置を目指すも、八木智哉や岡島秀樹の加入もあって06年は1軍登板なしに終わり、戦力外に。その後入団テストを経て楽天に移籍するも、1軍には定着できず09年に2度目の戦力外となって引退。その後は日本ハムの打撃投手として活動した。
 球団投手から唯一選出された03年の球宴では、第1戦の3番手として5回から登板。今岡誠、ラミレスに安打を打たれるも2回を無失点に抑え、結果を残した。

・三輪隆(オリックス・捕手・当時33歳) 関東一高→明治大→神戸製鋼→93年ドラフト2位(逆指名)→オリックス(94-04)

03年成績:60試合 .308 (133-41) 8本 17打点 17三振 2四球 0盗塁 出塁率.328 OPS.854
通算成績:584試合 .222 (1271-282) 18本 115打点 177三振 72四球 4盗塁 出塁率.265 OPS.577
球宴成績:2試合 .500 (2-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※関東一高では87年春の選抜で準優勝。明治大ではベストナインを3度受賞し、神戸製鋼ではバルセロナ五輪代表として銅メダルも獲得。社会人屈指の捕手と注目を浴び、93年のドラフトでオリックスを逆指名して2位指名でプロ入りを果たした。プロ入り当初は中嶋聡の控えではあったものの、
 4年目の97年には正捕手となり、自己最多の86試合に出場。その後脱税事件で有罪判決を受け、さらに日高剛の台頭もあってレギュラーの座を争った。04年にはチームの選手会長となり、球団合併反対に奔走するも同年限りで引退。その後はオリックス、楽天のコーチを歴任し、現在はオリックスのスコアラーを務める。
 60試合の出場ながら打率3割をマークした03年に、プロ10年目で初の球宴選出。2試合いずれも城島健司に代わっての途中出場だったが、第1戦では岩瀬仁紀、第2戦では木佐貫洋から安打を放ち、4打数2安打と存在感を放った。

・阿部真宏(近鉄・内野手・当時25歳) 横浜高→法政大→00年ドラフト4位→近鉄(01-04)→オリックス(05-09)→西武(10-12)

03年成績:111試合 .291 (398-116) 6本 43打点 37三振 33四球 6盗塁 出塁率.344 OPS.756
通算成績:877試合 .248 (2412-599) 26本 250打点 286三振 224四球 23盗塁 出塁率.317 OPS.658
球宴成績:2試合 .000 (0-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※法政大ではではシドニー五輪予選の代表に選ばれるなどの活躍を見せ、00年のドラフトで4位指名を受けて近鉄に入団。1年目からサヨナラ安打を放つなど内野の控えとしてリーグ優勝に貢献すると、その後は遊撃を中心に内野のユーティリティとして活躍し、03年には自己最高の打率.291をマークする。その後球団合併によって分配ドラフトでオリックスに移籍。
 後藤光尊や大引啓次の台頭もあって出場機会は減りながらも、内野のスーパーサブとして活躍。10年に赤田将吾とのトレードで西武に移籍し、3年間プレーして12年に引退。その後は球団職員を経て、現在は西武の1軍打撃コーチを務めている。
 好調だった03年に選出された球宴では、第1戦では小笠原道大、第2戦ではカブレラの代走として途中出場。いずれもその後に三塁の守備につくも、残念ながら2試合とも打席が回らずに試合が終了している。

・塩谷和彦(オリックス・内野手・当時29歳) 神港学園高→92年ドラフト6位→阪神(93-01)→オリックス(02-05)

03年成績:123試合 .307 (436-134) 8本 46打点 74三振 37四球 7盗塁 出塁率.360 OPS.761
通算成績:496試合 .264 (1445-381) 29本 145打点 235三振 98四球 15盗塁 出塁率.313 OPS.679
球宴成績:2試合 .000 (1-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※神港学園高では92年夏の甲子園に出場し、同年のドラフトで6位指名を受けて阪神に入団。当初は捕手だったが山田勝彦、木戸克彦、関川浩一らの存在もあり、4年目の96年にはプロ初本塁打となる満塁本塁打も放ったが、出番に恵まれず。さらに矢野輝弘らが加わったために出場機会を増やすべく内野手に転向。なんとか準レギュラーの立場まで漕ぎつけるも、01年オフに斉藤秀光とのトレードでオリックスに移籍。03年には一塁手として自己最多の123試合に出場して打率3割もマークする。
 その後分配ドラフトでオリックスに残るも、出場機会が減少して05年に戦力外となる。その後韓国・SKでプレーし、06年に引退。その後はBC・福井でコーチを務めたものの、12年に詐欺罪で逮捕。元同僚の本柳和也や、元近鉄監督の佐々木恭介らも被害に遭っており、13年の裁判で懲役4年6か月の判決を受けた。プロ13年間でAクラス経験はゼロ、最下位を9度経験した「暗黒請負人」ではあるが、引退後に人生も暗黒となってしまった人物である。
 キャリアハイの成績を残した03年に球宴選出を果たすと、第2戦では坪井智哉に代わって右翼手として途中出場し、9回に永川勝浩と対戦するも外野フライ。続く第2戦でも村松有人に代わって右翼手として途中出場するも打席は回ってこなかった。


531 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 01:58:50 h/iB2EU6
川崎祭の年か
今年は巨人がファン投票選出ゼロでこの年以来って話題になってましたね


532 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 11:59:43 c5jMTSyo
>>525
阪神ばっかりで草


533 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 12:59:13 pz3gouWU
2003年は阪神快進撃で18年振り優勝の年ですね
例年ゴールデンウィークを過ぎるとガラガラ状態のスタンドだったのが
シーズン通じて満員で大いに盛り上がりを見せた年でした

一方で自由席の席取り競争、開幕ダッシュが苛烈化し危険事故発生
球場周辺での徹夜問題で多くの観戦客からだけでなく住民からの苦情が殺到し
甲子園球場というハコの構造そのものが見直されるきっかけになります


534 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 21:08:23 KtOLqi8I
川崎祭からもうすぐ20年経つのか


535 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 21:15:30 ppMA5Q8c
松坂この時何かやらかしたっけ?と思ってそっちで調べてもうたわ
普通に肘の痛みで辞退したのね


536 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/06/30(水) 23:15:58 mpVkg3Aw
高卒一年目からフル回転し続けてましたからね


537 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/01(木) 00:01:33 OSZIWnb6

【第54回・2004年】

【2004年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 神:5人 中:5人 巨:8人 ヤ:4人 広:3人 横:3人 計:28人

監督:岡田彰布(阪神・46歳)

コーチ:落合博満(中日・50歳)
コーチ:堀内恒夫(巨人・56歳)

【ファン投票選出】

先発:上原浩治(巨人・29歳)    ※6年連続6度目(ファン投票は3年ぶり4度目)
   (22登板 13勝5敗 0S 163.0投球回 153奪三振 23与四球 135被安打 防2.60)

中継:五十嵐亮太(ヤクルト・25歳) ※3年連続4度目(ファン投票は初)
   (66登板 5勝3敗 37S 74.1投球回 86奪三振 36与四球 57被安打 防2.66)

抑え:佐々木主浩(横浜・36歳)   ※5年ぶり8度目(ファン投票は9年ぶり2度目)
   (25登板 1勝2敗 19S 22.2投球回 18奪三振 3与四球 18被安打 防3.18)

捕手:阿部慎之助(巨人・25歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (108試合 .301 (379-114) 33本 78打点 87三振 43四球 0盗塁 出塁率.391 OPS1.016)

一塁:アリアス(阪神・32歳)    ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目、一塁手は初)
   (117試合 .272 (412-112) 25本 84打点 119三振 33四球 3盗塁 出塁率.326 OPS.848)

二塁:今岡誠(阪神・29歳)     ※3年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (138試合 .306 (572-175) 28本 83打点 68三振 48四球 0盗塁 出塁率.361 OPS.865)

三塁:小久保裕紀(巨人・32歳)   ※2年ぶり8度目(ファン投票は6年ぶり5度目、移籍後初)
   (125試合 .314 (462-145) 41本 96打点 101三振 42四球 0盗塁 出塁率.372 OPS1.013)

遊撃:二岡智宏(巨人・28歳)    ※2年連続4度目(ファン投票は4年ぶり3度目)
   (91試合 .269 (327-88) 9本 49打点 72三振 25四球 0盗塁 出塁率.331 OPS.714)

外野:ローズ(巨人・35歳)     ※8年連続8度目(ファン投票は7年連続7度目、移籍後初)
   (134試合 .287 (523-150) 45本 99打点 147三振 72四球 3盗塁 出塁率.378 OPS.955)

外野:金本知憲(阪神・36歳)    ※2年連続7度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (138試合 .317 (521-165) 34本 113打点 100三振 79四球 5盗塁 出塁率.406 OPS.995)

外野:高橋由伸(巨人・29歳)    ※7年連続7度目(ファン投票は2年ぶり6度目)
   (109試合 .317 (426-135) 30本 79打点 70三振 38四球 3盗塁 出塁率.387 OPS.966)


538 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/01(木) 00:02:40 OSZIWnb6

【監督推薦】

投手:福原忍(阪神・27歳)    ※初
   (29登板 10勝15敗 0S 181.1投球回 148奪三振 58与四球 190被安打 防3.87)

投手:山本昌(中日・38歳)    ※7年ぶり6度目
   (27登板 13勝6敗 0S 157.0投球回 120奪三振 43与四球 153被安打 防3.15)

投手:川上憲伸(中日・29歳)   ※2年ぶり3度目
   (27登板 17勝7敗 0S 192.1投球回 176奪三振 38与四球 173被安打 防3.32)

投手:岡本真也(中日・29歳)   ※初
   (63登板 9勝4敗 0S 75.1投球回 85奪三振 26与四球 60被安打 防2.03)

投手:工藤公康(巨人・41歳)   ※4年ぶり9度目
   (23登板 10勝7敗 0S 138.2投球回 128奪三振 33与四球 160被安打 防4.67)

投手:ベバリン(ヤクルト・30歳) ※初
   (22登板 9勝11敗 0S 136.1投球回 81奪三振 65与四球 141被安打 防4.42)

投手:河内貴哉(広島・22歳)   ※初
   (23登板 8勝9敗 0S 119.2投球回 111奪三振 64与四球 139被安打 防5.72) 

投手:三浦大輔(横浜・30歳)   ※2年ぶり2度目
   (22登板 6勝8敗 0S 144.0投球回 135奪三振 33与四球 158被安打 防4.25)

捕手:矢野輝弘(阪神・35歳)   ※3年連続4度目
   (138試合 .285 (502-143) 11本 65打点 110三振 35四球 1盗塁 出塁率.338 OPS.747)

捕手:古田敦也(ヤクルト・38歳) ※15年連続15度目
   (133試合 .306 (483-148) 24本 79打点 66三振 36四球 1盗塁 出塁率.365 OPS.868)

内野:立浪和義(中日・34歳)   ※3年連続11度目
   (134試合 .308 (523-161) 5本 70打点 52三振 45四球 5盗塁 出塁率.364 OPS.749)

内野:仁志敏久(巨人・32歳)   ※3年ぶり4度目
   (137試合 .289 (608-176) 28本 60打点 93三振 35四球 3盗塁 出塁率.329 OPS.804)

内野:岩村明憲(ヤクルト・25歳) ※3年ぶり2度目
   (138試合 .300 (533-160) 44本 103打点 173三振 70四球 8盗塁 出塁率.383 OPS.966)

内野:ラロッカ(広島・31歳)   ※初
   (122試合 .328 (436-143) 40本 101打点 66三振 52四球 11盗塁 出塁率.425 OPOS1.102)

内野:嶋重宣(広島・28歳)    ※初
   (137試合 .337 (561-189) 32本 84打点 104三振 48四球 6盗塁 出塁率.389 OPS.949)

内野:種田仁(横浜・32歳)    ※11年ぶり2度目(移籍後初)
   (120試合 .300 (410-123) 8本 52打点 50三振 38四球 2盗塁 出塁率.358 OPS.797)

外野:福留孝介(中日・27歳) ※3年連続4度目
   (92試合 .277 (350-97) 23本 81打点 93三振 48四球 8盗塁 出塁率.367 OPS.936)


539 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/01(木) 00:03:10 OSZIWnb6

【パ・リーグ】 ダ:8人 西:5人(1) 近:3人 ロ:3人 日:6人 オ:3人 計:28人

監督:王貞治(ダイエー・64歳)

コーチ:伊東勤(西武・41歳)
コーチ:梨田昌孝(近鉄・50歳)

【ファン投票選出】

先発:岩隈久志(近鉄・23歳)    ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (21登板 15勝2敗 0S 158.2投球回 123奪三振 30与四球 149被安打 防3.01)

中継:森慎二(西武・29歳)     ※3年連続5度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (34登板 0勝4敗 4S 49.0投球回 49奪三振 38与四球 50被安打 防4.59)

抑え:豊田清(西武・33歳)     ※4年連続5度目(ファン投票は初)→出場辞退
   (34登板 5勝1敗 11S 36.2投球回 39奪三振 5与四球 26被安打 防0.98)

捕手:城島健司(ダイエー・28歳)  ※8年連続8度目
   (116試合 .338 (426-144) 36本 91打点 45三振 49四球 6盗塁 出塁率.432 OPS1.087)

一塁:松中信彦(ダイエー・30歳)  ※2年連続5度目(ファン投票は初)
   (130試合 .358 (478-171) 44本 120打点 67三振 84四球 2盗塁 出塁率.464 OPS1.179)

二塁:井口資仁(ダイエー・29歳)  ※4年連続4度目
   (124試合 .333 (510-170) 24本 89打点 90三振 47四球 18盗塁 出塁率.394 OPS.943)

三塁:小笠原道大(日本ハム・30歳) ※6年連続6度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (101試合 .345 (377-130) 18本 70打点 70三振 70四球 3盗塁 出塁率.449 OPS.998)

遊撃:川崎宗則(ダイエー・23歳)  ※初
   (133試合 .303 (564-171) 4本 45打点 63三振 48四球 42盗塁 出塁率.359 OPS.746)

外野:SHINJO(日本ハム・32歳)   ※4年ぶり5度目
   (123試合 .298 (504-150) 24本 79打点 58三振 15四球 1盗塁 出塁率.327 OPS.835)

外野:谷佳知(オリックス・31歳)  ※4年連続4度目
   (96試合 .317 (378-120) 15本 63打点 42三振 44四球 10盗塁 出塁率.387 OPS.900)

外野:和田一浩(西武・32歳)    ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (109試合 .320 (394-126) 30本 89打点 59三振 71四球 6盗塁 出塁率.425 OPS1.032)

DH:ズレータ(ダイエー・29歳)  ※初
   (130試合 .284 (455-129) 37本 100打点 121三振 63四球 1盗塁 出塁率.389 OPS.956)


540 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/01(木) 00:03:42 OSZIWnb6

【監督推薦】

投手:和田毅(ダイエー・23歳)  ※2年連続2度目
   (19登板 10勝6敗 0S 128.1投球回 115奪三振 38与四球 110被安打 防4.35)

投手:新垣渚(ダイエー・24歳)  ※初(豊田清の出場辞退による補充)
   (25登板 11勝8敗 0S 192.1投球回 177奪三振 73与四球 173被安打 防3.28)

投手:三瀬幸司(ダイエー・28歳) ※初
   (55登板 4勝3敗 28S 67.2投球回 71奪三振 19与四球 47被安打 防3.06)

投手:松坂大輔(西武・23歳)   ※6年連続6度目
   (23登板 10勝6敗 0S 146.0投球回 127奪三振 42与四球 127被安打 防2.90)

投手:張誌家(西武・24歳)    ※初
   (22登板 9勝8敗 0S 146.0投球回 119奪三振 57与四球 137被安打 防3.70)

投手:小林宏之(ロッテ・26歳)  ※2年ぶり2度目
   (24登板 9勝7敗 0S 154.1投球回 137奪三振 57与四球 162被安打 防4.26)

投手:渡辺俊介(ロッテ・27歳)  ※初
   (23登板 12勝6敗 0S 150.1投球回 101奪三振 42与四球 145被安打 防3.59)

投手:金村曉(日本ハム・28歳)  ※6年ぶり2度目
   (25登板 13勝8敗 0S 167.1投球回 114奪三振 71与四球 157被安打 防3.93)

投手:横山道哉(日本ハム・27歳) ※初
   (58登板 4勝5敗 28S 61.0投球回 54奪三振 20与四球 48被安打 防3.39)

捕手:高橋信二(日本ハム・25歳) ※初
   (115試合 .285 (404-115) 26本 84打点 93三振 34四球 2盗塁 出塁率.345 OPS.880)

内野:中島裕之(西武・21歳)     ※初
   (133試合 .287 (502-144) 27本 90打点 108三振 39四球 18盗塁 出塁率.349 OPS.853)

内野:中村紀洋(近鉄・30歳)     ※2年ぶり7度目
   (105試合 .274 (387-106) 19本 66打点 88三振 73四球 0盗塁 出塁率.390 OPS.857)

内野:福浦和也(ロッテ・28歳)    ※4年ぶり2度目
   (128試合 .314 (506-159) 11本 73打点 82三振 47四球 2盗塁 出塁率.381 OPS.847)

内野:金子誠(日本ハム・28歳)    ※2年ぶり2度目
   (109試合 .256 (332-85) 3本 39打点 86三振 28四球 5盗塁 出塁率.320 OPS.654)

内野:オーティズ(オリックス・27歳) ※初
   (128試合 .289 (477-138) 24本 71打点 87三振 40四球 4盗塁 出塁率.352 OPS.851)

外野:礒部公一(近鉄・30歳)    ※初
   (120試合 .309 (457-141) 26本 75打点 69三振 62四球 7盗塁 出塁率.391 OPS.923)

外野:村松有人(オリックス・31歳) ※2年連続3度目(移籍後初)
   (108試合 .320 (459-147) 6本 51打点 87三振 35四球 11盗塁 出塁率.371 OPS.799)


541 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/01(木) 00:04:12 OSZIWnb6

【2004年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 3-6 パ 7月10日・ナゴヤドーム・パ72勝61敗8分
(勝:松坂大 1勝 敗:三浦 1敗 S:森 1S)

※パが2年ぶりの白星。打線は1点を追う2回に松中のソロで同点とすると、4回には城島のソロで勝ち越し。その後7回にはズレータのソロと村松の2点適時打、9回には中村のソロでリードを広げた。MVPは2回無安打無失点の松坂大輔。

第2戦
パ 2-1 セ 7月11日・長野・パ73勝61敗8分
(勝:張 1勝 敗:福原 1敗 S:横山 1S)

※パが14年ぶりの2戦2勝。3回にSHINJOが球宴史上初の単独本盗を達成して先制。5回には谷の適時打でリードを広げた。投げては和田、張、小林宏、新垣、横山の継投で1点差を守り抜いた。MVPはSHINJO。


542 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/01(木) 00:04:46 OSZIWnb6

【第54回・2004年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・福原忍(阪神・投手・当時27歳) 広陵高→東洋大→98年ドラフト3位→阪神(99-16)

04年成績:29登板 10勝15敗 0S 181.1投球回 148奪三振 58与四球 190被安打 防3.87
通算成績:595登板 83勝104敗 29S 118H 1338.1投球回 1081奪三振 441与四球 1345被安打 防3.49
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 3.0投球回 1奪三振 0与四球 4被安打 防3.00

※東洋大から98年のドラフトで3位指名を受けて阪神に入団。1年目から中継ぎ・抑えとしてフル回転し、10勝9セーブの好成績をマークすると、その後は先発に転向し、打線の援護になかなか恵まれなかったものの、05年には8勝をマークしてリーグ優勝に貢献し、翌06年には自己最多の12勝、リーグ2位の防2.09を記録する。
 その後故障や不振の時期が続くも、11年からは中継ぎに再転向し、セットアッパーに定着。40代目前となった14,15年には2年連続で最優秀中継ぎのタイトルを獲得するなど息長く阪神一筋で活躍し、16年に引退。その後は阪神のコーチに転身し、現在は1軍投手コーチを務めている。
 優勝時には先発、晩年はセットアッパーとして活躍した阪神の名選手ではあるものの、球宴出場は1度のみ。自身は第2戦の先発に抜擢され、1回、2回は走者を出しながら無失点に。続く3回にはSHINJOに二塁打を打たれると、村松有人のゴロの間に三塁に進まれる。そして2死3塁の場面で捕手の矢野輝弘から返球を受ける間にSHINJOがまさかの本盗。結果的にこれが決勝点となったため、思わぬ形で敗戦投手となっている。

・岡本真也(中日・投手・当時29歳) 峯山高→佐藤工務店→阿部企業→ヤオハンジャパン→ヤマハ→00年ドラフト4位→中日(01-07)→西武(08-09)→楽天(11)

04年成績:63登板 9勝4敗 0S 75.1投球回 85奪三振 26与四球 60被安打 防2.03
通算成績:357登板 32勝19敗 2S 92H 426.0投球回 421奪三振 169与四球 364被安打 防3.21
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防9.00

※社会人だけで4チームを転々とした苦労人であり、00年のドラフトで4位指名を受けて中日に入団。3年目の03年に先発・中継ぎの双方で起用されて40試合に登板して1軍に定着すると、翌04年からはチームのセットアッパーとなり、同年には最優秀中継ぎのタイトルを獲得。4年連続で50試合に登板するなど落合政権前半のブルペンを支えた。
 08年に和田一浩のFA移籍に伴う人的補償で西武に移籍すると、ここでも中継ぎとして活躍し、同年のリーグ優勝・日本一に貢献。しかし翌09年は不振に陥り、オフに戦力外。その後韓国・三星でプレーした後、11年には入団テストを経て楽天に移籍。しかし楽天では1軍に呼ばれることなく、1年で戦力外となって引退。現在は仙台でもつ鍋・うどんの飲食店を開業している。
 中継ぎとしてブレイクを果たした04年に初選出となった球宴では本拠地・ナゴヤドームで行われた第1戦で、2点ビハインドの9回に登板。村松有人、福浦和也を打ち取って2アウトとするも、続く中村紀洋にダメ押しの一発を喰らい、1回1失点に終わった。

・ジェイソン・ベバリン(ヤクルト・投手・当時30歳) ヤクルト(03-04)→横浜(06)

04年成績:22登板 9勝11敗 0S 136.1投球回 81奪三振 65与四球 141被安打 防4.42
通算成績:49登板 17勝19敗 0S 0H 274.2投球回 204奪三振 116与四球 313被安打 防5.08
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※インディアンス、タイガースでプレーし、03年に来日してヤクルトに入団。196cmの長身から放たれる速球と縦に割れるカーブを武器に1年目から先発ローテを守り、7月までに8勝をあげる。その後8月に右肘を故障してそのままシーズンを終えるも、球団からの評価は高く、翌年の残留に加えて開幕投手にも抜擢。さらにその開幕戦では三浦大輔から本塁打を放ち、投げては8回1失点と好投して勝利投手に。
 その後6月には月間5勝をマークして月間MVPを獲得するも、またも8月に右肘を故障。靭帯損傷の大怪我であったことが判明し、今度は自由契約となった。その後1年のブランクを置いて06年に横浜に入団。しかし開幕4連敗を喫して実力を発揮できず、9月末で退団となった。
 来日2年目の04年に選出された球宴では第2戦の3番手として6回に登板。先頭のズレータを打ち取った後に中村紀洋に四球を出すも、続く和田一浩を併殺打とし、1回無失点の好救援を見せた。

・河内貴哉(広島・投手・当時22歳) 国学院久我山高→99年ドラフト1位→広島(00-15)

04年成績:23登板 8勝9敗 0S 119.2投球回 111奪三振 64与四球 139被安打 防5.72
通算成績:166登板 16勝28敗 0S 23H 355.2投球回 299奪三振 160与四球 394被安打 防5.06
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 2奪三振 1与四球 1被安打 防0.00

※国学院久我山では甲子園出場はならずもその評価は高く、近鉄・中日との3球団の競合の末に広島にドラフト1位で入団し、前年引退した大野豊の背番号「24」を引き継ぐ。1年目の00年のフレッシュオールスターでは3回無失点と好投してMVPを獲得。その後は先発として徐々に台頭し、04年には自己最多の8勝をマークする。
 その後フォームをサイドスローに変更し、中継ぎとして活躍するも、08年に左肩を手術。育成契約も経験し、長いリハビリを経て12年に5年ぶりに1軍に復帰。13年には34試合に登板するなど復活を果たした。その後15年に現役を引退し、現在は球団広報を務めている。
 球団投手として唯一選出された04年の球宴では第1戦で2点ビハインドの8回に登板。松中信彦を三振、城島健司を右飛に打ち取り、その後オーティズに四球、金子誠に二塁打を打たれてピンチを背負うも、続く中島裕之から三振を奪い、1回無失点。さらに第2戦では8回に小久保裕紀の代走としても出場している。

・嶋重宣(広島・内野手・当時28歳) 東北高→94年ドラフト2位→広島(95-11)→西武(12-13)

04年成績:137試合 .337 (561-189) 32本 84打点 104三振 48四球 6盗塁 出塁率.389 OPS.949
通算成績:1034試合 .279 (3116-868) 126本 421打点 579三振 262四球 22盗塁 出塁率.337 OPS.790
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※東北高では3度の甲子園に出場し、高校屈指の左腕として注目を浴び、94年のドラフトで2位指名を受けて広島に入団。投手としては98年のオープン戦で初回1球で危険球退場となった以外は目立った出来事はなく、5年目の99年に高校通算28本塁打の打力を活かすべく野手に転向。02年には2軍の首位打者になるまで成長するも、当時の広島は前田智徳、緒方孝市、金本知憲といった強打の外野手が揃っていたために出番はなかなか訪れなかった。
 しかし、金本が阪神に移籍した後の04年にレギュラーを掴み取ると、打率.337、32本塁打、リーグ最多の189安打の大活躍で首位打者となり、背番号55を背負っていたことから「赤ゴジラ」の名称で一気に注目を浴びる。その後も広島の中軸を担っていたが、故障の影響や若手外野手の台頭から徐々に出場機会が減少。12年に江草仁貴とのトレードで西武に移籍。逆転満塁本塁打を放つ活躍も見せたが27試合の出場に終わり、翌13年に戦力外となって引退。その後は西武のコーチとなり、現在は3軍野手コーチを務めている。
 首位打者となり、大ブレイクを果たした04年の球宴では、2試合いずれも途中出場。第1戦では金本知憲に代わって左翼手として、第2戦ではアリアスに代わって一塁手として途中出場し、計3回打席に立つも安打は生まれなかった。


543 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/01(木) 00:05:25 OSZIWnb6

【パ・リーグ】

・新垣渚(ダイエー・投手・当時24歳) 沖縄水産高→九州共立大→02年ドラフト自由枠→ダイエー・ソフトバンク(03-14)→ヤクルト(14-16)

04年成績:25登板 11勝8敗 0S 192.1投球回 177奪三振 73与四球 173被安打 防3.28
通算成績:172登板 64勝64敗 0S 0H 1077.1投球回 1010奪三振 409与四球 1039被安打 防3.99
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※「平成の暴投王」。沖縄水産高では98年春夏の甲子園に連続出場。同年のドラフトではダイエーとオリックスが1位指名し、競合の末にオリックスが交渉権を獲得するも入団拒否し、九州共立大を経て02年のドラフトで改めて自由獲得枠でダイエーに指名されてプロ入り。キレのある縦スライダー「バニッシュボール」を武器に1年目から先発ローテ入りを果たして8勝をマークし、チームの優勝、日本一に貢献。翌04年には最多奪三振のタイトルを獲得するなど3年連続で2桁勝利マークし、SWAT」の一員として活躍。
 その後07年にシュートを習得するも、それがきっかけで暴投が急増。同年は歴代最多のシーズン25暴投、翌08年には1試合5暴投の日本記録を樹立する。さらにその後故障も続いて登板機会も減少し、14年に2対2のトレードでヤクルトに移籍。15年には先発ローテの一員として3勝に終わりながらもリーグ優勝を経験し、翌16年には通算1000奪三振も達成し、同年限りで引退。その後はソフトバンクに戻り、球団職員、ジュニアチームの監督として活動している。
 2年目の04年に選出された球宴では第2戦で1点リードの7回から4番手として登板。7回は3者凡退に抑えると、続く8回には仁志敏久を四球に出すも、そこから高橋由伸、岩村明憲から連続三振を奪って2回無失点。なお流石というべきなのか、この8回に暴投を記録している。

・三瀬幸司(ダイエー・投手・当時28歳) 観音寺一高→岡山理科大→NTT西日本中国→03年ドラフト7位→ダイエー・ソフトバンク(04-10)→中日(10-14)

04年成績:55登板 4勝3敗 28S 67.2投球回 71奪三振 19与四球 47被安打 防3.06
通算成績:317登板 11勝13敗 47S 45H 284.2投球回 242奪三振 94与四球 236被安打 防4.05
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※NTT西日本中国では02年にチームが休部。そのまま自身も草野球に転向しようと考えていた際に、ダイエーの入団テストの誘いを受け、当時コーチだった尾花高夫から高評価を受け、03年のドラフトで7位指名を受けて28歳でプロ入りする。すると1年目から抑えを任され、リーグ最多の28セーブをマークし、最優秀救援投手のタイトルを獲得し、パ最年長で新人王となる。
 翌05年も開幕からセーブを量産するも、次第に精彩を欠き、馬原孝浩の台頭もあって中継ぎに転向。徐々に成績も低迷し、10年のシーズン途中に清水将海とのトレードで中日に移籍。中日でも中継ぎとして10,11年の連覇に貢献するも、その後は故障に苦しみ、14年に引退。鈴木義広、小林正人とともに引退試合を行った。その後は中日のスカウトを務めており、同じく左の中継ぎである福敬登の獲得に貢献している。
 新人年に選出された04年の球宴では、2点リードの8回に5番手で登板。先頭の古田敦也から三振を奪うと、続く福留孝介、嶋重宣も凡打に打ち取り、1回無失点とセットアッパーの役割を果たした。

・張誌家(西武・投手・当時24歳) 西武(02-06)

04年成績:22登板 9勝8敗 0S 146.0投球回 119奪三振 57与四球 137被安打 防3.70
通算成績:63登板 26勝19敗 1S 387.0投球回 352奪三振 148与四球 351被安打 防3.81
球宴成績:1登板 1勝0敗 0S 2.0投球回 3奪三振 1与四球 0被安打 防0.00

※台湾では01年に行われたIBAFワールドカップの日本戦で5安打完封勝利をあげ、その活躍が注目されて02年に巨人との争奪戦の末に西武に入団(10年契約とも言われている)。6月に1軍デビューを果たすと、7月には28イニング連続奪三振を達成するなど、先発ローテに定着。10勝をマークしてチームのリーグ優勝に貢献する。
 その後も西武の先発を支える傍らでアテネ五輪の台湾代表としても活躍したものの、05年からは肩の故障に苦しみ、2年連続で1軍登板なしに終わり06年に退団。その後は台湾プロ野球で活躍するも、10年に八百長問題に関わったとして起訴され、懲役2年を求刑。今年4月の現地のニュースサイトによれば、現在は空調設備工事の職人の傍らで、プロゴルファーを目指しているとのことである。
 来日3年目の04年に選出された球宴では第2戦の2番手として登板。二岡智宏、今岡誠、小久保裕紀の3人から三振を奪い、2回無失点の好投を見せ、その間にパはSHINJOのホームスチールで先制したため、勝利投手となっている。

・横山道哉(日本ハム・投手・当時27歳) 横浜高→95年ドラフト3位→横浜(96-03)→日本ハム(04-06)→横浜(07-09)

04年成績:58登板 4勝5敗 28S 61.0投球回 54奪三振 20与四球 48被安打 防3.39
通算成績:370登板 21勝26敗 45S 20H 449.0投球回 387奪三振 159与四球 443被安打 防3.89
球宴成績:1登板 0勝0敗 1S 1.0投球回 2奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※横浜高では多村仁志の1年後輩であり、95年のドラフトで地元・横浜に3位指名を受けて入団。2年目の98年に中継ぎとしてブレイクを果たし、53試合に登板。当時の守護神・佐々木主浩のようにフォークを武器としていたことから「小魔神」「大魔神二世」と称され、チームの日本一に貢献。しかし翌年以降は成績が安定せず、登板機会も徐々に減少し、03年オフに野中信吾とのトレードで日本ハムに移籍。建山義紀や伊達昌司、伊藤剛の離脱もあって抑えに抜擢され、
 自己最多の58試合に登板して28セーブをマークし、上記の三瀬幸司とともに最優秀救援投手となる。翌05年も抑えを任されるも不振に陥り、さらに武田久やMICHEALの台頭もあって06年には1軍登板なしに終わって解雇となる。その後入団テストを経て古巣・横浜に復帰。08年には51試合に登板するも、09年には投球すらままならない状態にまで肘の故障が悪化し、同年限りで引退。現在は横浜のスコアラーとして活動している。
 日本ハム移籍1年目で選出された04年の球宴では、第2戦の1点リードの9回に登板。1死走者なしからローズに安打を許すも、続く阿部慎之助、福留孝介を連続で三振として試合を締め、セーブをあげた。

・ホセ・オーティズ(オリックス・内野手・当時27歳) オリックス(03-04)→ロッテ(07-08)→ソフトバンク(09-11)→西武(12-13)

04年成績:128試合 .289 (477-138) 24本 71打点 87三振 40四球 4盗塁 出塁率.352 OPS.851
通算成績:821試合 .271 (2845-772) 135本 433打点 561三振 231四球 14盗塁 出塁率.329 OPS.803
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 1四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.333

※MLBでは01年にロッキーズで13本塁打を記録し、開幕戦ではイチローの初打席のセカンドゴロを捕球。その後03年に来日してオリックスに入団。5月にはサイクル安打も記録するなど1年目から33本塁打をマークする。翌年も同様の活躍を見せたが、年俸の問題や、球団合併のいざこざもあり退団。一時は米独立リーグやメキシコでプレーしていたが、07年途中にロッテと契約し、再来日。ズレータの故障もあって主軸を任され、08年5月の守備中に打球にグラブを投げ付けて話題となるもそれなりの成績は残した。
 その後09年にはソフトバンクに移籍。翌10年には24本塁打をマークしてチームの優勝に貢献した。そして12年にはパ4球団目となる西武に移籍。しかし成績は振るわず、13年に戦力外となって引退。その後は西武の国際編成部に加わり、現在はカリフォルニアで野球教室を開いている。
 約10年間にわたってパリーグ4球団を渡り歩いた名助っ人だが、球宴出場はオリックス時代の1度のみ。第1戦ではズレータの代打で8回に登場し、河内貴哉と対戦して四球を選ぶ。続く第2戦ではその年1度もシーズンで守らなかった三塁でスタメン。しかし2打席凡退と振るわず。5回から中村紀洋と交代している。


544 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/02(金) 00:01:13 e5uCRMJk

【第55回・2005年】

【2005年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 中:5人 ヤ:6人 巨:3人 神:8人 広:3人 横:3人 計:28人

監督:落合博満(中日・51歳)

コーチ:若松勉(ヤクルト・58歳)
コーチ:堀内恒夫(巨人・57歳)

【ファン投票選出】

先発:黒田博樹(広島・30歳)    ※4年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (29登板 15勝12敗 0S 0H 212.2投球回 165奪三振 42与四球 183被安打 防3.17)

中継:藤川球児(阪神・24歳)    ※初
   (80登板 7勝1敗 1S 46H 92.1投球回 139奪三振 20与四球 57被安打 防1.36)

抑え:五十嵐亮太(ヤクルト・26歳) ※4年連続5度目(ファン投票は2年連続2度目、抑えは初)
   (49登板 3勝2敗 4S 11H 56.2投球回 60奪三振 27与四球 52被安打 防3.49)

捕手:古田敦也(ヤクルト・39歳)  ※16年連続16度目(ファン投票は4年ぶり12度目)
   (96試合 .258 (329-85) 5本 33打点 54三振 19四球 1盗塁 出塁率.306 OPS.656)

一塁:清原和博(巨人・37歳)    ※3年ぶり18度目(ファン投票は3年ぶり17度目)
   (96試合 .212 (321-68) 22本 52打点 111三振 41四球 0盗塁 出塁率.317 OPS.753)

二塁:藤本敦士(阪神・27歳)    ※2年ぶり2度目(二塁手では初)
   (119試合 .249 (357-89) 1本 36打点 40三振 33四球 3盗塁 出塁率.313 OPS.621)

三塁:今岡誠(阪神・30歳)     ※4年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目、三塁手では初)
   (146試合 .279 (559-156) 29本 147打点 88三振 57四球 1盗塁 出塁率.346 OPS.834)

遊撃:鳥谷敬(阪神・24歳)     ※初
   (146試合 .278 (572-159) 9本 52打点 115三振 53四球 5盗塁 出塁率.343 OPS.719)

外野:赤星憲広(阪神・29歳)    ※2年ぶり2度目
   (145試合 .316 (601-190) 1本 38打点 90三振 69四球 60盗塁 出塁率.392 OPS.768)

外野:金本知憲(阪神・37歳)    ※3年連続8度目(ファン投票は3年連続6度目)
   (146試合 .327 (559-183) 40本 125打点 86三振 98四球 3盗塁 出塁率.429 OPS1.044)

外野:前田智徳(広島・34歳)    ※7年ぶり5度目(ファン投票は9年ぶり2度目)
   (146試合 .319 (540-172) 32本 87打点 43三振 44四球 1盗塁 出塁率.376 OPS.923)


545 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/02(金) 00:01:43 e5uCRMJk

【監督推薦】

投手:川上憲伸(中日・30歳)   ※2年連続4度目
   (25登板 11勝8敗 0S 0H 180.1投球回 138奪三振 28与四球 186被安打 防3.74)

投手:岩瀬仁紀(中日・30歳)   ※2年ぶり4度目
   (60登板 1勝2敗 46S 2H 57.1投球回 52奪三振 8与四球 51被安打 防1.88)

投手:藤井秀悟(ヤクルト・28歳) ※4年ぶり2度目
   (28登板 10勝12敗 0S 0H 176.0投球回 143奪三振 64与四球 156被安打 防3.43)

投手:石井弘寿(ヤクルト・27歳) ※3年ぶり2度目
   (61登板 4勝3敗 37S 10H 73.2投球回 91奪三振 15与四球 51被安打 防1.95)

投手:工藤公康(巨人・42歳)   ※2年連続10度目
   (24登板 11勝9敗 0S 0H 136.0投球回 130奪三振 44与四球 159被安打 防4.70)

投手:上原浩治(巨人・30歳)   ※7年連続7度目
   (27登板 9勝12敗 0S 0H 187.1投球回 145奪三振 22与四球 164被安打 防3.31)

投手:下柳剛(阪神・37歳)    ※4年ぶり4度目(移籍後初)
   (24登板 15勝3敗 0S 0H 132.1投球回 90奪三振 25与四球 125被安打 防2.99)

投手:クルーン(横浜・32歳)   ※初
   (55登板 3勝2敗 26S 6H 53.1投球回 61奪三振 23与四球 42被安打 防2.70)

捕手:谷繫元信(中日・34歳) ※3年ぶり8度目
   (141試合 .234 (449-105) 14本 65打点 106三振 69四球 3盗塁 出塁率.338 OPS.715)

捕手:矢野輝弘(阪神・36歳) ※4年連続5度目
   (138試合 .271 (499-135) 19本 71打点 113三振 32四球 1盗塁 出塁率.323 OPS.760)

内野:井端弘和(中日・30歳)   ※3年ぶり3度目
   (146試合 .323 (560-181) 6本 63打点 77三振 72四球 22盗塁 出塁率.405 OPS.817)

内野:荒木雅博(中日・27歳)   ※初
   (145試合 .291 (623-181) 2本 41打点 74三振 36四球 42盗塁 出塁率.332 OPS.677)

内野:岩村明憲(ヤクルト・26歳) ※2年連続3度目
   (144試合 .319 (548-175) 30本 102打点 146三振 63四球 6盗塁 出塁率.388 OPS.943)

内野:新井貴浩(広島・28歳)   ※3年ぶり2度目
   (142試合 .305 (541-165) 43本 94打点 126三振 37四球 3盗塁 出塁率.353 OPS.956)

内野:種田仁(横浜・34歳)    ※2年連続3度目
   (145試合 .310 (529-164) 9本 61打点 62三振 60四球 7盗塁 出塁率.384 OPS.794)

外野:青木宣親(ヤクルト・23歳) ※初
   (144試合 .344 (588-202) 3本 28打点 113三振 37四球 29盗塁 出塁率.387 OPS.803)

外野:金城龍彦(横浜・28歳)   ※2年ぶり2度目
   (144試合 .324 (590-191) 12本 87打点 63三振 32四球 1盗塁 出塁率.361 OPS.800)


546 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/02(金) 00:02:11 e5uCRMJk

【パ・リーグ】 西:5人 ソ:7人 日:4人 ロ:10人 オ:1人 楽:1人 計:28人

監督:伊東勤(西武・42歳)

コーチ:王貞治(ソフトバンク・65歳)
コーチ:ヒルマン(日本ハム・42歳) →出場辞退
コーチ:白井一幸(日本ハム・44歳) ※ヒルマンの出場辞退による代替

【ファン投票選出】

先発:松坂大輔(西武・24歳)     ※7年連続7度目(ファン投票は2年ぶり5度目)
   (28登板 14勝13敗 0S 0H 215.0投球回 226奪三振 49与四球 172被安打 防2.30)

中継:薮田安彦(ロッテ・32歳)    ※初
   (51登板 7勝4敗 2S 19H 55.2投球回 54奪三振 13与四球 42被安打 防3.07)

抑え:小林雅英(ロッテ・31歳)    ※2年ぶり4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (46登板 2勝2敗 29S 0H 45.1投球回 33奪三振 9与四球 49被安打 防2.58)

捕手:城島健司(ソフトバンク・29歳) ※9年連続9度目
   (116試合 .309 (411-127) 24本 57打点 32三振 33四球 3盗塁 出塁率.381 OPS.938)

一塁:松中信彦(ソフトバンク・31歳) ※3年連続6度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (132試合 .315 (483-152) 46本 121打点 85三振 76四球 2盗塁 出塁率.412 OPS1.075)

二塁:西岡剛(ロッテ・20歳)     ※初
   (122試合 .268 (447-120) 4本 48打点 51三振 31四球 41盗塁 出塁率.320 OPS.714)

三塁:小笠原道大(日本ハム・31歳)  ※7年連続7度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (133試合 .282 (514-145) 37本 92打点 114三振 61四球 2盗塁 出塁率.362 OPS.920)

遊撃:川崎宗則(ソフトバンク・24歳) ※2年連続2度目
   (102試合 .271 (399-108) 4本 36打点 52三振 26四球 21盗塁 出塁率.326 OPS.672)

外野:SHINJO(日本ハム・33歳)    ※2年連続6度目
   (108試合 .239 (380-91) 20本 57打点 64三振 14四球 5盗塁 出塁率.274 OPS.729)

外野:礒部公一(楽天・31歳)     ※2年連続2度目(ファン投票は初、移籍後初)
   (122試合 .264 (484-128) 16本 51打点 100三振 42四球 2盗塁 出塁率.325 OPS.742)

外野:和田一浩(西武・33歳)     ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (129試合 .322 (475-153) 27本 69打点 66三振 60四球 3盗塁 出塁率.397 OPS.969)

DH:ズレータ(ソフトバンク・30歳) ※2年連続2度目
   (131試合 .319 (461-147) 43本 99打点 119三振 44四球 0盗塁 出塁率.392 OPS1.038)


547 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/02(金) 00:02:47 e5uCRMJk

【監督推薦】

投手:西口文也(西武・32歳)      ※6年ぶり4度目
   (25登板 17勝5敗 0S 0H 172.0投球回 137奪三振 34与四球 157被安打 防2.77)

投手:帆足和幸(西武・26歳)      ※初
   (26登板 13勝8敗 0S 0H 158.2投球回 121奪三振 31与四球 179被安打 防4.03)

投手:吉武真太郎(ソフトバンク・30歳) ※初
   (61登板 2勝4敗 1S 32H 66.1投球回 49奪三振 19与四球 70被安打 防3.12)

投手:杉内俊哉(ソフトバンク・24歳)  ※初
   (26登板 18勝4敗 0S 0H 196.2投球回 218奪三振 43与四球 150被安打 防2.11)

投手:金村曉(日本ハム・29歳)     ※2年連続3度目
   (25登板 13勝10敗 0S 0H 174.0投球回 96奪三振 54与四球 186被安打 防3.62)

投手:小林宏之(ロッテ・27歳)     ※2年連続3度目
   (23登板 12勝6敗 0S 0H 160.2投球回 129奪三振 28与四球 157被安打 防3.30)

投手:清水直行(ロッテ・29歳)     ※2年ぶり2度目
   (23登板 10勝11敗 0S 0H 164.1投球回 99奪三振 37与四球 170被安打 防3.83)

投手:渡辺俊介(ロッテ・28歳)     ※2年連続2度目
   (23登板 15勝4敗 0S 0H 187.0投球回 101奪三振 27与四球 152被安打 防2.17)

捕手:里崎智也(ロッテ・29歳) ※初
   (94試合 .303 (297-90) 10本 52打点 74三振 25四球 1盗塁 出塁率.361 OPS.842)

内野:石井義人(西武・27歳)     ※初
   (125試合 .312 (414-129) 6本 38打点 74三振 51四球 7盗塁 出塁率.391 OPS.821)

内野:木元邦之(日本ハム・26歳)   ※初
   (132試合 .281 (513-144) 18本 73打点 138三振 45四球 4盗塁 出塁率.342 OPS.775)

内野:福浦和也(ロッテ・29歳)    ※2年連続3度目
   (114試合 .300 (434-130) 6本 72打点 55三振 39四球 0盗塁 出塁率.363 OPS.766)

内野:フランコ(ロッテ・35歳)    ※初
   (129試合 .300 (464-139) 21本 78打点 90三振 52四球 2盗塁 出塁率.372 OPS.868)

内野:李承ヨプ(ロッテ・28歳)    ※初
   (117試合 .260 (408-106) 30本 82打点 79三振 33四球 5盗塁 出塁率.315 OPS.866)

内野:平野恵一(オリックス・26歳)  ※初
   (118試合 .285 (397-113) 3本 33打点 66三振 34四球 6盗塁 出塁率.347 OPS.687)

外野:宮地克彦(ソフトバンク・33歳) ※初
   (125試合 .311 (409-127) 3本 36打点 43三振 29四球 1盗塁 出塁率.361 OPS.752)


548 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/02(金) 00:03:03 e5uCRMJk

【2005年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 5-6 セ 7月22日・インボイス・セ62勝73敗8分
(勝:五十嵐 1勝 敗:西口 1敗 S:クルーン 1S)

※セが逆転勝利。打線は3点を追う5回に清原のソロで反撃すると、続く6回には金城の適時二塁打などで3点を奪って逆転。投げては5回から五十嵐、藤川、石井、岩瀬、クルーンと屈指の救援陣が無失点リレーを見せた。MVPは金城龍彦。

第2戦
セ 5-3 パ 7月23日・甲子園・セ63勝73敗8分
(勝:黒田 1勝 敗:杉内 1敗 S:藤川 1S)

※セが5年ぶりの全勝。打線は初回に今岡、岩村、前田の適時打で幸先よく3点を先制し、4回には今岡、5回にも前田の適時打でリードを広げた。8回には五十嵐、9回は藤川が2試合続けて登板し、リードを守り抜いた。MVPは前田智徳。


549 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/02(金) 00:03:42 e5uCRMJk

【第55回・2005年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

なし

【パ・リーグ】

・吉武真太郎(ソフトバンク・投手・当時30歳) 国東高→93年ドラフト4位→ダイエー・ソフトバンク(94-06)→巨人(07-08)

05年成績:61登板 2勝4敗 1S 32H 66.1投球回 49奪三振 19与四球 70被安打 防3.12
通算成績:319登板 30勝41敗 5S 52H 669.0投球回 402奪三振 201与四球 682被安打 防3.81
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※高校時代はプロ入りに興味がなく、教員志望でありドラフト当日も指名されたことを知らぬまま帰宅中だった。ダイエーにプロ入り後は2年目の95年から先発として1軍で台頭し、その後は中継ぎ・抑えも任されるなどフル回転。97年には6月に3試合連続完投勝利をあげて月間MVPも獲得する。その後成績は低迷し、チームが連覇した00年には1軍登板なしにまで落ち込んでしまう。
 その後は中継ぎに専念すると、03年に再び這い上がって42試合に登板して日本一に貢献。05,06年には2年連続で60試合に登板するなどセットアッパーとして活躍する。その後07年に小久保裕紀のFA移籍に伴い、人的補償で巨人に移籍。しかし08年に越智大祐、山口鉄也の台頭もあって戦力外となって引退。その後は巨人の打撃投手、スカウトとして活動した。
 プロ入り12年目の05年に初選出となった球宴では2点ビハインドの7回に4番手として登板。矢野輝弘、井端弘和を外野フライに、続く荒木雅博から三振を奪い、1回無失点と結果を残した。

・石井義人(西武・内野手・当時27歳) 浦和学院高→96年ドラフト4位→横浜(97-02)→西武(03-11)→巨人(12-14)

05年成績:125試合 .312 (414-129) 6本 38打点 74三振 51四球 7盗塁 出塁率.391 OPS.821
通算成績:939試合 .290 (2224-645) 30本 212打点 421三振 252四球 22盗塁 出塁率.362 OPS.754
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※浦和学院高では甲子園に3度出場し、96年のドラフトで4位指名を受けて横浜に入団。入団当初は三塁手で、4年目の00年から準レギュラーとして活躍するも、守備面の不安や、古木克明や村田修一の存在もあって定位置は得られず。02年オフに2対2のトレードで西武に移籍すると、高木浩之の不調から二塁手のレギュラーを獲得。天性の打撃センスを発揮し、05年にはリーグ4位の打率.312をマークする。
 その後は片岡易之の台頭もあって、中村剛也と三塁手で併用され、09年にはブラゼルに代わって一塁手に定着し、自身2度目の打率3割を記録した。しかし11年に戦力外となり、トライアウトを経て巨人に移籍。12年には代打打率4割超と勝負強い打撃を見せ、中日とのCSでは第5戦でサヨナラ安打を放ってMVPも獲得した。14年に現役を引退し、その後はBC・武蔵のコーチを務め、19年には女子プロ野球のコーチとしても活動した。
 西武移籍3年目の05年に初選出された球宴では、第1戦で6回に二死一塁から西岡剛の代打として登場するも、一塁走者の宮地が盗塁死となり打席途中で3アウトになり、守備にもつかずに終わってしまう。続く第2戦では9番・二塁手でスタメンするも、4回には併殺打を放つなど4打数無安打と快音は生まれなかった。

・木元邦之(日本ハム・内野手・当時26歳) 京都西高→龍谷大→00年ドラフト2位(逆指名)→日本ハム(01-07)→オリックス(07-09)

05年成績:132試合 .281 (513-144) 18本 73打点 138三振 45四球 4盗塁 出塁率.342 OPS.775
通算成績:586試合 .269 (1979-532) 49本 249打点 477三振 154四球 21盗塁 出塁率.326 OPS.716
球宴成績:2試合 .500 (4-2) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※龍谷大では関西六大学リーグで00年秋に史上5人目の三冠王となり、同年のドラフト2位で日本ハムを逆指名して入団。2年目の02年に奈良原浩、金子誠と併用される形で1軍に定着し、2年目の03年には規定打席不足ながら打率.300 14本塁打の好成績をマーク。04年には規定打席にも到達し、プレーオフ第1ステージでの西武戦では2点を追う9回に豊田清から起死回生の同点2ランを放つ活躍も見せる。
 05年には二塁手として自己最多の18本塁打をマークする。その後07年途中に2対2のトレードでオリックスに移籍。同年9月にはサヨナラ安打を放ったもののそれ以降は目立った活躍は出来ず、09年に戦力外となって引退。現在は教師に転身しており、京都市内の公立中学校で保健体育の教員を務めている。
 プロ入り5年目の05年に初選出となった球宴では第1戦で同僚の小笠原道大に代わって三塁手として途中出場。続く第2戦では8番・三塁手としてスタメンし、2回には黒田博樹から、6回には工藤公康からそれぞれ安打を放ち、存在感を見せた。

・マット・フランコ(ロッテ・内野手・当時35歳) ロッテ(04-06)

05年成績:129試合 .300 (464-139) 21本 78打点 90三振 52四球 2盗塁 出塁率.372 OPS.868
通算成績:350試合 .283 (1177-333) 44本 163打点 205三振 131四球 4盗塁 出塁率.356 OPS.815
球宴成績:2試合 .400 (5-2) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.400 OPS.800

※メッツ時代にはバレンタイン監督のもと、代打の切り札として活躍するなど、MLB8年間で661試合に出場し、通算22本塁打を記録。そして04年にそのバレンタインが監督に就任したロッテに自身も入団して来日する。1年目から130試合に出場して打率.278 16本とまずまずの成績を残すと、
 翌05年には打率3割、21本塁打の好成績を残してチームの日本一に貢献し、外野手のベストナインも獲得する。しかし翌06年は不振に陥り、37歳という高年齢もあって同年限りで退団。引退後はスタントウーマンを務める妻と結婚し、子供2人とともにロサンゼルス郊外で優雅に暮らしている。
 来日2年目の05年に、李承ヨプとともに選出された球宴では第1戦では礒部公一に代わって右翼手として途中出場するも2打席連続三振。続く第2戦では7番・右翼手でスタメン氏、黒田博樹、下柳剛から安打を記録し、結果を残した。

・宮地克彦(ソフトバンク・外野手・当時33歳) 尽誠学園高→89年ドラフト4位→西武(90-03)→ダイエー・ソフトバンク(04-06)

05年成績:125試合 .311 (409-127) 3本 36打点 43三振 29四球 1盗塁 出塁率.361 OPS.752
通算成績:457試合 .275 (1151-316) 12本 111打点 142三振 80四球 14盗塁 出塁率.323 OPS.677
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※尽誠学園高では89年の甲子園に春夏連続出場を果たし、主将・エースとして活躍し、同年のドラフトで4位指名を受けて西武に入団。当初は投手だったが、変則フォームがボークと取られてしまうことから調子が上がらず、持ち前の打撃センスと強肩を活かすべく4年目の93年に外野手に転向。98年には2軍で首位打者となるも当時の豊富な外野陣に阻まれ、00年にはパリーグ史上2人目の先頭打者ランニングホームランを記録したもののレギュラーは獲得できず。02年には伊原春樹監督の「日替わり3番打者」構想から右投手の先発時に3番で起用されてリーグ優勝に貢献してようやく注目を浴びるも、03年には戦力外となってしまう。
 その後4球団の入団テストを受け、ダイエーに移籍。すると移籍1年目から93試合で打率3割超の好成績を残すと、05年にはプロ16年目にして初の規定打席に到達し、打率.311をマークしてベストナインも獲得。「リストラの星」とも呼ばれる逆転人生を送った。しかしその翌年に故障もあって戦力外となり、その後はBC・富山でコーチ兼任でプレーし、07年に引退。その後はソフトバンク、西武、BC・栃木のコーチを歴任し、現在はエイジェック女子野球部のヘッドコーチを務めている。
 1度は戦力外も味わったもののそこから這い上がり、プロ入り16年目にしてついに掴み取った05年の球宴では、第1戦で8番・中堅手でスタメン。6回には藤川球児から四球を選んで出塁するも、谷繫元信の肩によって盗塁を阻止される。続く第2戦では平野恵一に代わって中堅、さらに李承ヨプに代わって一塁の守備にもつき、夢の大舞台で躍動を見せた。


550 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/02(金) 00:54:17 xe5zeXyw
>>549
石井は代打の記憶しかない
レギュラーで出てる年あったんか
オールスター出てるのも意外


551 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 00:04:27 0xrUjKFQ

【第56回・2006年】

【2006年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 神:8人 中:4人(1) 横:4人 ヤ:5人 巨:4人(1) 広:3人 計:28人

監督:岡田彰布(阪神・48歳)

コーチ:落合博満(中日・52歳)
コーチ:牛島和彦(横浜・45歳)

【ファン投票選出】

先発:川上憲伸(中日・31歳)   ※3年連続5度目(ファン投票は8年ぶり2度目)
   (29登板 17勝7敗 0S 0H 215.0投球回 194奪三振 39与四球 166被安打 防2.51)

中継:藤川球児(阪神・26歳)   ※2年連続2度目
   (63登板 5勝0敗 17S 30H 79.1投球回 122奪三振 22与四球 46被安打 防0.68)

抑え:クルーン(横浜・33歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (47登板 2勝5敗 27S 4H 48.0投球回 70奪三振 8与四球 38被安打 防3.00)

捕手:古田敦也(ヤクルト・40歳) ※17年連続17度目(ファン投票は2年連続13度目)
   (36試合 .244 (90-22) 0本 8打点 13三振 7四球 0盗塁 出塁率.299 OPS.599)

一塁:シーツ(阪神・34歳)    ※初
   (143試合 .310 (580-180) 19本 75打点 120三振 42四球 0盗塁 出塁率.355 OPS.821)

二塁:藤本敦士(阪神・28歳)   ※2年連続3度目
   (138試合 .237 (393-93) 3本 30打点 56三振 27四球 3盗塁 出塁率.285 OPS.581)

三塁:小久保裕紀(巨人・34歳)  ※2年ぶり9度目(ファン投票は2年ぶり6度目)→出場辞退
   (88試合 .256 (308-79) 19本 55打点 68三振 31四球 1盗塁 出塁率.325 OPS.782)

遊撃:鳥谷敬(阪神・25歳)    ※2年連続2度目
   (146試合 .289 (543-157) 15本 58打点 111三振 60四球 5盗塁 出塁率.362 OPS.793)

外野:福留孝介(中日・29歳)   ※2年ぶり5度目(ファン投票は初)→出場辞退
   (130試合 .351 (496-174) 31本 104打点 94三振 76四球 11盗塁 出塁率.438 OPS1.091)

外野:金本知憲(阪神・38歳)   ※4年連続9度目(ファン投票は4年連続7度目)
   (146試合 .303 (545-165) 26本 98打点 98三振 79四球 2盗塁 出塁率.393 OPS.897)

外野:赤星憲広(阪神・30歳)   ※2年連続3度目
   (142試合 .269 (566-152) 0本 20打点 94三振 60四球 35盗塁 出塁率.344 OPS.647)


552 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 00:05:07 0xrUjKFQ

【監督推薦】

投手:岩瀬仁紀(中日・31歳)   ※2年連続5度目
   (56登板 2勝2敗 40S 5H 55.1投球回 44奪三振 8与四球 40被安打 防1.30)

投手:朝倉健太(中日・25歳)   ※初
   (25登板 13勝6敗 0S 0H 154.2投球回 107奪三振 33与四球 155被安打 防2.79)

投手:三浦大輔(横浜・32歳)   ※2年ぶり3度目
   (30登板 8勝12敗 0S 0H 216.2投球回 160奪三振 44与四球 227被安打 防3.44)

投手:木田優夫(ヤクルト・37歳) ※16年ぶり2度目(移籍後初)
   (56登板 3勝5敗 8S 23H 58.1投球回 47奪三振 18与四球 66被安打 防3.09)

投手:石川雅規(ヤクルト・26歳) ※初
   (29登板 10勝10敗 0S 0H 151.0投球回 81奪三振 17与四球 191被安打 防4.53)

投手:内海哲也(巨人・24歳)   ※初
   (31登板 12勝13敗 0S 1H 194.0投球回 179奪三振 52与四球 163被安打 防2.78)

投手:黒田博樹(広島・31歳)   ※2年連続3度目
   (26登板 13勝6敗 1S 0H 189.1投球回 144奪三振 21与四球 169被安打 防1.85)

投手:永川勝浩(広島・25歳)   ※3年ぶり2度目
   (65登板 5勝6敗 27S 9H 70.2投球回 86奪三振 24与四球 45被安打 防1.66)

捕手:矢野輝弘(阪神・37歳)  ※5年連続6度目
   (133試合 .274 (453-124) 17本 78打点 94三振 32四球 0盗塁 出塁率.323 OPS.766)

捕手:阿部慎之助(巨人・27歳) ※2年ぶり3度目
   (129試合 .294 (452-133) 10本 56打点 76三振 35四球 0盗塁 出塁率.349 OPS.776)

内野:村田修一(横浜・25歳)   ※初
   (145試合 .266 (545-145) 34本 114打点 153三振 39四球 1盗塁 出塁率.325 OPS.844)

内野:岩村明憲(ヤクルト・27歳) ※3年連続4度目
   (145試合 .311 (546-170) 32本 77打点 128三振 70四球 8盗塁 出塁率.389 OPS.933)

内野:二岡智宏(巨人・30歳)   ※2年ぶり5度目
   (146試合 .289 (551-159) 25本 79打点 113三振 30四球 0盗塁 出塁率.329 OPS.801)

内野:李承ヨプ(巨人・29歳)   ※2年連続2度目(移籍後初)
   (143試合 .323 (524-169) 41本 108打点 126三振 56四球 5盗塁 出塁率.389 OPS1.003)

内野:東出輝裕(広島・25歳)   ※初
   (138試合 .282 (504-142) 0本 23打点 60三振 27四球 11盗塁 出塁率.321 OPS.626)

外野:濱中治(阪神・28歳)    ※3年ぶり2度目(小久保裕紀の出場辞退による補充)
   (139試合 .302 (486-147) 20本 75打点 80三振 43四球 2盗塁 出塁率.361 OPS.844)

外野:アレックス(中日・34歳)  ※初
   (138試合 .273 (523-143) 15本 77打点 86三振 52四球 2盗塁 出塁率.341 OPS.761)

外野:金城龍彦(横浜・29歳)   ※2年連続3度目(福留孝介の出場辞退による補充)
   (144試合 .268 (552-148) 11本 59打点 57三振 48四球 2盗塁 出塁率.333 OPS.708)

外野:青木宣親(ヤクルト・24歳) ※2年連続2度目
   (146試合 .321 (599-192) 13本 62打点 78三振 68四球 41盗塁 出塁率.396 OPS.836)


553 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 00:05:36 0xrUjKFQ

【パ・リーグ】 ロ:4人(1) ソ:7人 西:4人 オ:6人 日:5人 楽:2人 計:28人

監督:バレンタイン(ロッテ・56歳)

コーチ:王貞治(ソフトバンク・66歳)  →出場辞退
コーチ:森脇浩司(ソフトバンク・45歳) ※王貞治の出場辞退による補充
コーチ:伊東勤(西武・43歳)

【ファン投票選出】

先発:松坂大輔(西武・25歳)     ※8年連続8度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (25登板 17勝5敗 0S 0H 186.1投球回 200奪三振 34与四球 138被安打 防2.13)

中継:菊地原毅(オリックス・31歳)  ※初
   (45登板 1勝3敗 2S 22H 34.0投球回 30奪三振 11与四球 31被安打 防3.44)

抑え:馬原孝浩(ソフトバンク・24歳) ※初
   (51登板 0勝4敗 29S 1H 54.2投球回 62奪三振 14与四球 47被安打 防1.65)

捕手:里崎智也(ロッテ・30歳)    ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (116試合 .264 (382-101) 17本 56打点 95三振 45四球 2盗塁 出塁率.351 OPS.815)

一塁:小笠原道大(日本ハム・32歳)  ※8年連続8度目(ファン投票は5年連続5度目、一塁手では4年ぶり2度目)
   (135試合 .313 (496-155) 32本 100打点 85三振 73四球 4盗塁 出塁率.397 OPS.970)

二塁:本間満(ソフトバンク・33歳)  ※初
   (116試合 .244 (328-80) 2本 30打点 96三振 25四球 1盗塁 出塁率.303 OPS.607)

三塁:今江敏晃(ロッテ・22歳)    ※初
   (126試合 .267 (457-122) 9本 47打点 74三振 17四球 3盗塁 出塁率.293 OPS.682)

遊撃:川崎宗則(ソフトバンク・25歳) ※3年連続3度目
   (115試合 .312 (449-140) 3本 27打点 54三振 32四球 24盗塁 出塁率.364 OPS.774)

外野:SHINJO(日本ハム・34歳)    ※3年連続7度目
   (126試合 .258 (438-113) 16本 62打点 76三振 24四球 2盗塁 出塁率.298 OPS.716)

外野:柴原洋(ソフトバンク・32歳)  ※5年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (121試合 .277 (361-100) 3本 48打点 67三振 38四球 6盗塁 出塁率.353 OPS.732)

外野:谷佳知(オリックス・33歳)   ※2年ぶり5度目
   (118試合 .267 (434-116) 6本 30打点 41三振 30四球 1盗塁 出塁率.316 OPS.661)

DH:清原和博(オリックス・38歳)  ※2年連続19度目(ファン投票は2年連続18度目、指名打者では初、移籍後初)
   (67試合 .222 (203-45) 11本 36打点 83三振 36四球 0盗塁 出塁率.340 OPS.759)


554 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 00:06:12 0xrUjKFQ

【監督推薦】

投手:小林雅英(ロッテ・32歳)    ※2年連続5度目
   (53登板 6勝2敗 34S 3H 53.2投球回 48奪三振 8与四球 49被安打 防2.68)

投手:斉藤和巳(ソフトバンク・29歳) ※3年ぶり2度目
   (26登板 18勝5敗 0S 0H 201.0投球回 205奪三振 46与四球 147被安打 防1.75)

投手:涌井秀章(西武・20歳)     ※初
   (26登板 12勝8敗 0S 0H 178.0投球回 136奪三振 53与四球 161被安打 防3.24)

投手:吉井理人(オリックス・41歳)  ※9年ぶり5度目(移籍後初)
   (19登板 7勝9敗 0S 0H 101.2投球回 33奪三振 22与四球 109被安打 防3.81)

投手:平野佳寿(オリックス・22歳)  ※初
   (26登板 7勝11敗 0S 0H 172.1投球回 105奪三振 39与四球 182被安打 防3.81)

投手:八木智哉(日本ハム・22歳)   ※初
   (26登板 12勝8敗 0S 0H 170.2投球回 108奪三振 51与四球 134被安打 防2.48)

投手:武田久(日本ハム・27歳)    ※初
   (75登板 5勝3敗 3S 40H 81.2投球回 61奪三振 8与四球 71被安打 防2.09)

投手:福盛和男(楽天・29歳)     ※初
   (50登板 0勝3敗 21S 10H 58.0投球回 55奪三振 27与四球 50被安打 防2.17)

捕手:日高剛(オリックス・28歳) ※4年ぶり4度目
   (115試合 .240 (304-73) 1本 29打点 53三振 28四球 3盗塁 出塁率.311 OPS.597)

内野:福浦和也(ロッテ・30歳)    ※3年連続4度目→出場辞退
   (114試合 .312 (436-136) 4本 52打点 52三振 33四球 0盗塁 出塁率.362 OPS.752)

内野:西岡剛(ロッテ・21歳)     ※2年連続2度目
   (115試合 .282 (426-120) 4本 27打点 61三振 49四球 33盗塁 出塁率.358 OPS.747)

内野:松中信彦(ソフトバンク・32歳) ※4年連続7度目
   (131試合 .324 (447-145) 19本 76打点 37三振 102四球 2盗塁 出塁率.453 OPS.981)

内野:カブレラ(西武・34歳)     ※3年ぶり4度目
   (126試合 .315 (466-147) 31本 100打点 115三振 68四球 0盗塁 出塁率.404 OPS.968)

内野:中島裕之(西武・23歳)     ※2年ぶり2度目
   (105試合 .306 (412-126) 16本 63打点 66三振 30四球 14盗塁 出塁率.368 OPS.849)

内野:フェルナンデス(楽天・31歳)  ※初
   (132試合 .302 (490-148) 28本 88打点 75三振 53四球 2盗塁 出塁率.370 OPS.911)

外野:大村直之(ソフトバンク・30歳) ※4年ぶり3度目(福浦和也の出場辞退による補充、移籍後初)
   (136試合 .294 (562-165) 6本 60打点 70三振 41四球 22盗塁 出塁率.345 OPS.715)

外野:森本稀哲(日本ハム・25歳)   ※初
   (134試合 .285 (520-148) 9本 42打点 103三振 46四球 13盗塁 出塁率.343 OPS.757)


555 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 00:07:23 0xrUjKFQ

【2006年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 3-1 パ 7月21日・神宮・セ64勝73敗8分
(勝:三浦 1勝 敗:吉井 1敗 S:クルーン 1S)

※セが前年から3連勝。打線は1点を追う2回に李承ヨプの適時二塁打で追いつき、3回には青木のソロで勝ち越し。6回には岩村のソロでリードを広げた。9回には藤川がカブレラ、小笠原を相手に全球直球で連続三振を奪った。MVPは青木宣親。

第2戦
パ 4-7 セ 7月23日・宮崎サンマリン・セ65勝73敗8分
(勝:永川 1勝 敗:馬原 1敗 S:クルーン 2S)

※セが2年連続の全勝。1点を追う4回にアレックスの2ランで一時逆転すると、再度1点ビハインドとなった6回にシーツのソロで同点に。そして8回には藤本の2点適時打で勝ち越しに成功した。投げてはクルーンが2試合連続のセーブ。MVPは藤本敦士。


556 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 00:07:52 0xrUjKFQ

【第56回・2006年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・朝倉健太(中日・投手・当時25歳) 東邦高→99年ドラフト1位→中日(00-15)

06年成績:25登板 13勝6敗 0S 0H 154.2投球回 107奪三振 33与四球 155被安打 防2.79
通算成績:236登板 65勝70敗 1S 2H 1139.2投球回 739奪三振 390与四球 1265被安打 防4.11
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 7被安打 防9.00

※99年のドラフトで河内貴哉を外した中日が1位指名してプロ入り。2年目までは制球に苦しみ結果を残せなかったが、フォームを改造した02年に先発ローテ入りを果たし、11勝をマークしてブレイクを果たす。その後は故障もあって再び長らく低迷するも、06年には再び先発ローテの一員として活躍し、自己最多の13勝をあげてリーグ優勝に貢献。
 翌07年にも12勝をあげ、日本シリーズ第3戦でも勝利投手となって日本一も経験した。その後09年にも2桁勝利をあげたもののそこから成績は急降下。14年には4年ぶりの白星を含む4勝をあげたものの、翌15年に現役を引退。その後も中日に残り、17〜18年には投手コーチを務めた。
 自身2度目の2桁勝利を挙げた06年に初選出となった球宴では、第2戦の1点リードの5回から3番手として登板。しかし1死後から森本稀哲、西岡剛、中島裕之、カブレラに4者連続安打を打たれて2点を失って逆転を許すと、続く6回にもフェルナンデス、柴原洋、大村直之に安打を打たれて満塁のピンチを背負うもなんとか無失点で踏ん張り、7安打を打たれながらも2回2失点となった。

・アンディ・シーツ(阪神・一塁手・当時34歳) 広島(03-04)→阪神(05-07)

06年成績:143試合 .310 (580-180) 19本 75打点 120三振 42四球 0盗塁 出塁率.355 OPS.821
通算成績:682試合 .289 (2694-778) 95本 374打点 626三振 216四球 6盗塁 出塁率.342 OPS.796
球宴成績:2試合 .500 (6-3) 1本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.500

※MLBではマリナーズをはじめ、5球団でプレーし通算356試合に出場。02年オフにデビルレイズから金銭トレードという形で来日し、広島に入団する。当初は遊撃の守備力を買われての獲得であり、実際に華麗な守備も見せたことはあったもののそれ以上に打撃でチームに貢献し、4番打者としても活躍するなど2年間で48本塁打をマーク。その後05年にアリアスの後釜を探していた阪神に移籍。
 阪神では一塁手に転向し、卓越した守備力を披露して3年連続でGG賞を獲得し、05年のリーグ優勝に貢献した。打撃不振に陥った07年に自由契約となり、「阪神以外でプレーする気はない」として現役を引退。その後は阪神の駐米スカウトとなり、14年の日本シリーズ進出を支えたマートンやゴメス、今年の躍進の立役者であるサンズやマルテの獲得に貢献しており、敏腕スカウトとしても評価されている。
 広島時代は選出されず、阪神移籍2年目の06年のみ球宴に出場。第1戦では6回に古田敦也の代打として登場するも、平野佳寿の前に併殺打に倒れる。続く第2戦では6番・一塁手としてスタメン出場すると、4回に涌井秀章から安打、6回には八木智哉から同点ソロを放ち、8回には馬原孝浩から勝ち越しの口火となる安打を放ち、猛打賞の活躍を見せた。

・アレックス・オチョア(中日・外野手・当時34歳) 中日(03-06)→広島(07-08)

06年成績:138試合 .273 (523-143) 15本 77打点 86三振 52四球 2盗塁 出塁率.341 OPS.761
通算成績:765試合 .289 (2933-847) 97本 416打点 474三振 255四球 17盗塁 出塁率.350 OPS.794
球宴成績:2試合 .800 (5-4) 1本 2打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.800 OPS2.400

※MLBでは8年間で6球団を跨いでプレーし、807試合で46本塁打をマーク。03年に契約を結びながらも来日拒否したミラーに代わって中日が獲得して来日。来日1年目から中堅手として定着し、パンチ力のある打撃でチームの中軸を担い、04年には左翼・英智、右翼・福留孝介とともに鉄壁の外野陣を形成して驚異的な強肩を武器に活躍し、リーグ優勝に貢献。またサイクル安打も達成し、MLB時代にも96年に記録していたことから現在でも史上唯一の日米サイクル安打達成者となる。
 その後は藤井淳志の台頭もあって左翼手に回り、同年も優勝に貢献したが高年俸、年齢を理由に退団。その後はマイナーリーグでプレーしていたが、07年のシーズン途中に広島に入団して再来日。08年には来日初の打率3割もマークするなど衰えを見せない活躍っぷりを披露するも、同年限りで引退。その後はバレンタイン監督の元、12年にはレッドソックスの一塁コーチも務め、現在は代理人のスコット・ボラスが開業したスポーツジムの所長を務めている。
 来日4年目の06年に初選出となった球宴では第1戦の7回に藤本敦士の代打で登場し、菊地原毅から安打。続く第2戦では7番・左翼手でスタメン。2回に斉藤和巳から安打を放つと、4回には涌井秀章から一時逆転となる2ランを放ち、8回にも馬原孝浩から二塁打を打ち、シーツとともに猛打賞の活躍を見せた。


557 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 00:08:22 0xrUjKFQ

【パ・リーグ】

・菊地原毅(オリックス・投手・当時31歳) 相武台高→92年ドラフト2位→広島(93-04)→オリックス(05-10)→広島(11-13)

06年成績:45登板 1勝3敗 2S 22H 34.0投球回 30奪三振 11与四球 31被安打 防3.44
通算成績:474登板 15勝26敗 3S 107H 393.0投球回 327奪三振 147与四球 404被安打 防4.51
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※相武台高から92年のドラフトで2位指名を受け、ヤクルトとの競合の末に広島に入団。プロ入りから4年間は1軍登板はなく、その間の95年には業務提携していた台湾・時報に派遣される。プロ入り5年目の97年にデビューしたものの長らく芽は出ないまま迎えた9年目の01年に左の中継ぎとして台頭し、当時シーズン最多タイとなる78試合に登板して一気に日の目を浴びる。
 その後も左の中継ぎとして活躍している中で、05年にトレードでオリックスに移籍。加藤大輔、大久保勝信とともに「KKO」と呼ばれた強力リリーフ陣を形成し、リーグ最多の71登板、33ホールドをマークして最優秀中継ぎのタイトルを獲得し、その後もオリックスのセットアッパーとして活躍する。11年には再びトレードで広島に復帰し、6年ぶりの白星をあげた13年に現役を引退。その後は広島の投手コーチとなり、現在は2軍投手コーチを務めている。
 オリックスに移籍して2年目の06年に球宴に出場すると、第1戦で同僚の吉井理人、平野佳寿に続いて自身も7回から4番手として登板。二岡智宏、矢野輝弘を連続で打ち取ると、続くアレックスに安打を打たれるも、青木宣親をセンターフライに打ち取り、1回無失点と結果を残した。

・八木智哉(日本ハム・投手・当時22歳) 日本航空高→創価大→05年ドラフト希望枠→日本ハム(06-12)→オリックス(13-14)→中日(15-17)

06年成績:26登板 12勝8敗 0S 0H 170.2投球回 108奪三振 51与四球 134被安打 防2.48
通算成績:112登板 39勝34敗 0S 0H 600.2投球回 361奪三振 185与四球 591被安打 防3.69
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 3被安打 防4.50

※創価大では通算35勝をマークし、05年のドラフトで日本ハムに希望入団枠でプロ入り。1年目から先発ローテの一員となり、4月のソフトバンク戦では延長10回までノーノーに抑えるなどの快投を見せ、12勝をマークしてリーグ優勝、日本一に貢献して新人王を獲得。その後も09年に9勝をあげて再び優勝に貢献したものの、
 それ以降は成績が上向かず、12年オフに糸井嘉男とともに2対3のトレードでオリックスに移籍。しかしオリックスでは2年間で6試合の登板にとどまり、14年オフに戦力外となる。その後トライアウトを経て中日に移籍。15年には4勝全てを広島からあげるカープキラーとして脚光を浴びたものの活躍は長く続かず、17年に2度目の戦力外となり、引退。現在は中日のスカウトとして活動している。
 ルーキーながら監督推薦で06年の球宴に選出されると、自身は第2戦の5回から3番手として登板。1点リードで迎えた5回は青木宣親に安打を許しながら無失点で乗り切るも、続く6回にシーツに同点ソロを浴びて2回1失点で降板した。

・本間満(ソフトバンク・二塁手・当時33歳) 駒大岩見沢高→駒澤大→94年ドラフト3位→ダイエー・ソフトバンク(95-09)

06年成績:116試合 .244 (328-80) 2本 30打点 96三振 25四球 1盗塁 出塁率.303 OPS.607
通算成績:767試合 .248 (1592-395) 12本 135打点 398三振 106四球 16盗塁 出塁率.297 OPS.623
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※駒澤大では鉄壁の遊撃手として高木浩之らと活躍し、94年のドラフトで3位指名を受けてダイエーに入団。当初は右打ちだったものの、1年目のオフに左打ちに転向。しばらくは内野の控えの時期が続いたが、00年に浜名千広や柳田聖人の故障もあって二塁手の定位置を掴み、チームの連覇に貢献。しかし翌年は井口資仁が二塁手に転向したこともあり、さらに遊撃には鳥越裕介、遊撃には川崎宗則がいたために再び内野の控えとなる。
 その後井口がメジャーに移籍したために05年からは再び二塁手として活躍。06年には自己最多の116試合に出場するも、本多雄一らの台頭もあり規定打席には届かず。その後は代打の切り札、内野のユーティリティとして活躍し、09年に退団。翌年はBC・石川に移籍し、打点王となるも同年限りで引退。その後は解説者や滋慶学園の監督として活動し、現在はスポーツスクール会社のリーフラスに入社し、勤務している。
 プロ入り12年目の06年に二塁手のファン投票1位で初選出となった球宴では、第1戦で9番・二塁手でスタメン出場するも、2打席凡退で6回から西岡剛と交代。続く第2戦では森本稀哲に代わって9回表から左翼手として途中出場した。

・ホセ・フェルナンデス(楽天・内野手・当時31歳) ロッテ(03)→西武(04-05)→楽天(06-08)→オリックス(09)→西武(10-11)→楽天(12)→オリックス(13)

06年成績:132試合 .302 (490-148) 28本 88打点 75三振 53四球 2盗塁 出塁率.370 OPS.911
通算成績:1253試合 .282 (4566-1286) 206本 772打点 822三振 443四球 39盗塁 出塁率.348 OPS.820
球宴成績:2試合 .400 (5-2) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.400 OPS.800

※韓国・SKでは02年に当時外国人最多タイとなるシーズン45本塁打をマークし、03年に来日してロッテに入団。来日1年目から3割・30本・100打点を達成するなど日本野球に適応するも、李承ヨプの獲得に伴い1年で退団。翌年からは西武に移籍すると、04年には33本塁打を放ってチーム12年ぶりの日本一に貢献する。その後06年からは楽天に移籍。黎明期のチームを支え、同年には球団創設初のタイトルとなる三塁手のベストナインを獲得する。
 その後も安定した活躍を見せたが、中村紀洋の入団に伴い退団。09年にはオリックスに移籍し、カブレラ・ローズ・ラロッカとともに重量打線の一員となる。そして10年には西武に復帰し、通算1000安打も達成。そして12年には楽天、13年にはオリックスでも再びプレーし、計11年間NPBで活躍した。その後は阪神のスカウトを務め、現在は西武のスカウトとして活動している。
 パリーグ4球団を跨いで活躍した00年代の名助っ人ではあるものの、球宴出場は楽天時代の1度のみ。球団野手唯一の出場となった06年の球宴では第1戦で今江敏晃に代わって三塁手として5回から途中出場し、2打席無安打。続く第2戦では5番・三塁手でスタメン出場し、4回に黒田博樹から、6回には朝倉健太からそれぞれ安打を放ち、3打数2安打と存在感を示した。


558 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 00:39:01 8bIV0l4k
>>556
肩がバカみたいに強かったアレックス
オールスター出てたのか
>>557
フェルナンデスの球団遍歴なんかすごいなー
最初ロッテにいたのか
西武からだと思ってた


559 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 01:07:20 hoz9Z/aw
フェルナンデスは守備が糞マズいタイプの選手でしたが
本人が守りたがりでDHを嫌がってましたね・・・・


560 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 03:29:40 0gLapmH.
本間満はたしか王さんがホークス監督やってた期間の全てでホークス在籍してた唯一の選手


561 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 04:07:15 ea47SaK.
先日のオーティズもそうだけど助っ人は
「なぜそのタイミングだけ?」ってのが結構多いわね


562 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 08:47:45 MmpYVTTk
本筋とは外れるけど2006年オールスターといえば、伝説の藤川vsカブレラ+北の侍 オールストレート勝負の年やな


563 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/03(土) 15:54:14 UoJqop2k
フェルナンデスといえば盗塁
このサイレント盗塁は今も謎のまま
https://youtu.be/q7WCX2HUpto
どのカメラもその瞬間を捉えてないという


564 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 00:10:18 ism8rbwU

【第57回・2007年】

【2007年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 中:7人 神:2人 ヤ:5人 巨:8人 広:4人 横:4人 計:30人

監督:落合博満(中日・53歳)

コーチ:岡田彰布(阪神・49歳)
コーチ:古田敦也(ヤクルト・41歳)

【ファン投票選出】

先発:黒田博樹(広島・32歳)   ※3年連続4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (26登板 12勝8敗 0S 0H 179.2投球回 123奪三振 42与四球 176被安打 防3.56)

中継:林昌範(巨人・23歳)    ※初
   (41登板 2勝1敗 3S 13H 38.1投球回 42奪三振 9与四球 34被安打 防3.29)

抑え:藤川球児(阪神・27歳)   ※3年連続3度目(抑えとしては初)
   (71登板 5勝5敗 46S 6H 83.0投球回 115奪三振 18与四球 50被安打 防1.63)

捕手:阿部慎之助(巨人・28歳)  ※2年連続4度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (140試合 .275 (499-137) 33本 101打点 76三振 57四球 1盗塁 出塁率.355 OPS.868)

一塁:栗原健太(広島・25歳)   ※初
   (144試合 .310 (565-175) 25本 92打点 94三振 46四球 3盗塁 出塁率.361 OPS.873)

二塁:仁志敏久(横浜・35歳)   ※3年ぶり5度目(ファン投票は6年ぶり4度目、移籍後初)
   (137試合 .270 (556-150) 10本 45打点 63三振 36四球 3盗塁 出塁率.312 OPS.692)

三塁:小笠原道大(巨人・33歳)  ※9年連続9度目(ファン投票は6年連続6度目、移籍後初)
   (142試合 .313 (566-177) 31本 88打点 98三振 43四球 4盗塁 出塁率.363 OPS.902)

遊撃:井端弘和(中日・32歳)   ※2年ぶり4度目(ファン投票は5年ぶり2度目)
   (144試合 .296 (588-174) 5本 45打点 74三振 63四球 23盗塁 出塁率.368 OPS.761)

外野:前田智徳(広島・36歳)   ※2年ぶり6度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (124試合 .285 (414-118) 15本 71打点 31三振 20四球 1盗塁 出塁率.327 OPS.762)

外野:青木宣親(ヤクルト・25歳) ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (143試合 .346 (557-193) 20本 58打点 66三振 80四球 17盗塁 出塁率.434 OPS.942)

外野:福留孝介(中日・30歳)   ※2年連続6度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (81試合 .294 (269-79) 13本 48打点 66三振 69四球 5盗塁 出塁率.443 OPS.963)


565 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 00:12:27 ism8rbwU


【監督推薦】

投手:岩瀬仁紀(中日・32歳)      ※3年連続6度目
   (61登板 2勝4敗 43S 3H 59.0投球回 50奪三振 9与四球 53被安打 防2.44)

投手:中田賢一(中日・25歳)      ※初
   (28登板 14勝8敗 0S 1H 170.1投球回 177奪三振 81与四球 158被安打 防3.59)

投手:久保田智之(阪神・26歳)     ※初
   (90登板 9勝3敗 0S 46H 108.0投球回 101奪三振 32与四球 97被安打 防1.75)

投手:高津臣吾(ヤクルト・38歳)    ※4年ぶり6度目
   (25登板 0勝5敗 13S 0H 23.1投球回 15奪三振 7与四球 32被安打 防6.17)

投手:グライシンガー(ヤクルト・31歳) ※初
   (30登板 16勝8敗 0S 0H 209.0投球回 159奪三振 31与四球 185被安打 防2.84)

投手:上原浩治(巨人・32歳)      ※2年ぶり8度目
   (55登板 4勝3敗 32S 4H 62.0投球回 66奪三振 4与四球 47被安打 防1.74)

投手:内海哲也(巨人・25歳)      ※2年連続2度目
   (28登板 14勝7敗 0S 0H 187.2投球回 180奪三振 48与四球 183被安打 防3.02)

投手:高橋尚成(巨人・32歳)      ※初
   (28登板 14勝4敗 0S 0H 186.2投球回 141奪三振 50与四球 168被安打 防2.75)

投手:クルーン(横浜・34歳)      ※3年連続3度目
   (43登板 3勝1敗 31S 0H 42.1投球回 65奪三振 15与四球 35被安打 防2.76)

投手:木塚敦志(横浜・30歳)      ※初
   (76登板 3勝1敗 0S 29H 35.1投球回 25奪三振 10与四球 32被安打 防3.06)

捕手:谷繫元信(中日・36歳)   ※2年ぶり9度目
   (134試合 .236 (382-90) 6本 44打点 85三振 62四球 0盗塁 出塁率.347 OPS.669)

捕手:相川亮二(ヤクルト・31歳) ※初
   (123試合 .302 (391-118) 2本 33打点 51三振 40四球 0盗塁 出塁率.369 OPS.722)

内野:T.ウッズ(中日・37歳)  ※4年ぶり2度目(移籍後初)
   (139試合 .270 (466-126) 35本 102打点 153三振 121四球 3盗塁 出塁率.418 OPS.948)

内野:森野将彦(中日・28歳)   ※初
   (142試合 .294 (530-156) 18本 97打点 93三振 59四球 1盗塁 出塁率.366 OPS.824)

内野:宮本慎也(ヤクルト・36歳) ※4年ぶり3度目
   (131試合 .300 (464-139) 5本 39打点 55三振 22四球 3盗塁 出塁率.338 OPS.722)

内野:新井貴浩(広島・30歳)   ※2年ぶり3度目
   (144試合 .290 (556-161) 28本 102打点 136三振 55四球 1盗塁 出塁率.351 OPS.831)

外野:ラミレス(ヤクルト・32歳) ※4年ぶり3度目
   (144試合 .343 (594-204) 29本 122打点 106三振 23四球 0盗塁 出塁率.371 OPS.940)

外野:高橋由伸(巨人・32歳)   ※3年ぶり8度目
   (133試合 .308 (503-155) 35本 88打点 107三振 66四球 1盗塁 出塁率.404 OPS.982)

外野:谷佳知(巨人・34歳)    ※2年連続6度目(移籍後初)
   (141試合 .318 (541-172) 10本 53打点 48三振 30四球 10盗塁 出塁率.357 OPS.787)


566 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 00:12:55 ism8rbwU

【パ・リーグ】 日:5人 西:3人 ソ:6人 ロ:6人 オ:3人 楽:7人(1) 計:30人

監督:ヒルマン(日本ハム・44歳)

コーチ:伊東勤(西武・44歳)
コーチ:秋山幸二(ソフトバンク・45歳)

【ファン投票選出】

先発:田中将大(楽天・18歳)      ※初
   (28登板 11勝7敗 0S 0H 186.1投球回 196奪三振 68与四球 183被安打 防3.82)

中継:松本輝(楽天・29歳)       ※初→出場辞退
   (33登板 2勝1敗 1S 4H 32.1投球回 20奪三振 16与四球 36被安打 防6.12)

抑え:福盛和男(楽天・30歳)      ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (34登板 4勝2敗 17S 0H 36.0投球回 33奪三振 17与四球 44被安打 防4.75)

捕手:嶋基宏(楽天・22歳)       ※初
   (125試合 .183 (312-57) 2本 16打点 74三振 20四球 3盗塁 出塁率.234 OPS.455)

一塁:松中信彦(ソフトバンク・33歳)  ※5年連続8度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (123試合 .266 (440-117) 15本 68打点 66三振 68四球 1盗塁 出塁率.366 OPS.798)

二塁:高須洋介(楽天・31歳)      ※初
   (130試合 .283 (481-136) 1本 44打点 51三振 32四球 15盗塁 出塁率.334 OPS.681)

三塁:小久保裕紀(ソフトバンク・35歳) ※2年連続10度目(ファン投票は2年連続7度目、移籍後初)
   (124試合 .277 (466-129) 25本 82打点 103三振 41四球 2盗塁 出塁率.338 OPS.831)

遊撃:川崎宗則(ソフトバンク・26歳)  ※4年連続4度目
   (95試合 .329 (383-126) 4本 43打点 46三振 29四球 23盗塁 出塁率.381 OPS.809)

外野:礒部公一(楽天・33歳)      ※2年ぶり3度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (123試合 .277 (441-122) 5本 48打点 72三振 33四球 5盗塁 出塁率.326 OPS.691)

外野:鉄平(楽天・24歳)        ※初
   (135試合 .254 (472-120) 10本 48打点 73三振 36四球 8盗塁 出塁率.311 OPS.675)

外野:ローズ(オリックス・40歳)    ※3年ぶり9度目(ファン投票は3年ぶり8度目)
   (132試合 .291 (464-135) 42本 96打点 147三振 88四球 0盗塁 出塁率.403 OPS1.006)

DH:山崎武司(楽天・38歳)      ※7年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (141試合 .261 (506-132) 43本 108打点 142三振 71四球 1盗塁 出塁率.359 OPS.936)


567 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 00:13:49 ism8rbwU

【監督推薦】

投手:武田久(日本ハム・28歳)     ※2年連続2度目
   (64登板 7勝6敗 2S 28H 74.1投球回 53奪三振 16与四球 68被安打 防2.42)

投手:ダルビッシュ有(日本ハム・20歳) ※初
   (26登板 15勝5敗 0S 0H 207.2投球回 210奪三振 49与四球 123被安打 防1.82)

投手:涌井秀章(西武・21歳)      ※2年連続2度目
   (28登板 17勝10敗 0S 0H 213.0投球回 141奪三振 50与四球 199被安打 防2.79)

投手:杉内俊哉(ソフトバンク・26歳)  ※2年ぶり2度目
   (28登板 15勝6敗 0S 0H 197.2投球回 187奪三振 46与四球 166被安打 防2.46)

投手:馬原孝浩(ソフトバンク・25歳)  ※2年連続2度目
   (54登板 2勝4敗 38S 1H 67.1投球回 68奪三振 18与四球 50被安打 防1.47)

投手:小林宏之(ロッテ・29歳)     ※2年ぶり4度目
   (25登板 13勝3敗 0S 0H 170.2投球回 163奪三振 38与四球 157被安打 防2.69)

投手:薮田安彦(ロッテ・34歳)     ※2年ぶり2度目
   (58登板 4勝6敗 4S 34H 62.2投球回 45奪三振 10与四球 64被安打 防2.73)

投手:成瀬善久(ロッテ・21歳)     ※初
   (24登板 16勝1敗 0S 0H 173.1投球回 138奪三振 27与四球 132被安打 防1.81)

投手:加藤大輔(オリックス・26歳)   ※初(松本輝の出場辞退による補充)
   (63登板 3勝4敗 26S 4H 73.0投球回 71奪三振 21与四球 63被安打 防2.59)

捕手:高橋信二(日本ハム・28歳) ※3年ぶり2度目
   (112試合 .255 (385-98) 10本 43打点 64三振 26四球 2盗塁 出塁率.306 OPS.698)

捕手:里崎智也(ロッテ・31歳)  ※3年連続3度目
   (127試合 .270 (477-129) 14本 75打点 109三振 36四球 1盗塁 出塁率.324 OPS.752)

内野:カブレラ(西武・35歳)    ※2年連続5度目
   (119試合 .295 (441-130) 27本 81打点 109三振 53四球 0盗塁 出塁率.377 OPS.890)

内野:中島裕之(西武・24歳)    ※2年連続3度目
   (143試合 .300 (533-160) 12本 74打点 134三振 41四球 9盗塁 出塁率.361 OPS.801)

内野:TSUYOSHI(ロッテ・22歳)   ※3年連続3度目
   (130試合 .300 (494-148) 3本 40打点 73三振 50四球 27盗塁 出塁率.366 OPS.759)

内野:ラロッカ(オリックス・34歳) ※3年ぶり2度目(移籍後初)
   (136試合 .286 (503-144) 27本 79打点 74三振 39四球 2盗塁 出塁率.366 OPS.871)

外野:稲葉篤紀(日本ハム・34歳)   ※6年ぶり3度目(移籍後初)
   (137試合 .334 (527-176) 17本 87打点 69三振 35四球 6盗塁 出塁率.387 OPS.892)

外野:森本稀哲(日本ハム・26歳)   ※2年連続2度目
   (144試合 .300 (584-175) 3本 44打点 111三振 47四球 31盗塁 出塁率.355 OPS.726)

外野:大村直之(ソフトバンク・31歳) ※2年連続4度目
   (113試合 .319 (455-145) 1本 31打点 51三振 9四球 11盗塁 出塁率.344 OPS.713)

外野:早川大輔(ロッテ・32歳)    ※初
   (133試合 .283 (459-130) 5本 44打点 74三振 34四球 16盗塁 出塁率.351 OPS.739)


568 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 00:14:21 ism8rbwU

【2007年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 4-0 パ 7月20日・東京ドーム・セ66勝73敗8分
(勝:久保田 1勝 敗:馬原 1敗)

※セが5連勝。打線は双方無得点で迎えた7回にラミレスの2ランと前田智のソロで3点を先制。続く8回には代打・森野のソロでリードを広げた。投げては上原・高津・林・木塚・岩瀬・黒田・久保田・クルーン・藤川の9人が1イニングずつ抑え、1安打の完封リレーを見せた。MVPはラミレス。

第2戦
パ 5-11 セ 7月21日・フルスタ宮城・セ67勝73敗8分 ※雨天コールド
(勝:高橋尚 1勝 敗:田中 1敗)

※セが球宴最長タイの6連勝。打線は2点を追う6回に阿部の3ラン、井端と仁志の適時二塁打などで一挙6点を奪って逆転。続く3回にも井端と青木の連続適時打でリードを広げ、7回には新井のソロ、8回には代打・ラミレスの2ランでダメ押し。試合はそのラミレスの本塁打を最後に8回表で雨天コールドとなった。MVPは阿部慎之助。


569 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 00:15:19 ism8rbwU

【第57回・2007年のみ選出された選手たち】

・林昌範(巨人・投手・当時23歳) 市立船橋高→01年ドラフト7位→巨人(02-08)→日本ハム(09-11)→DeNA(12-17)

07年成績:41登板 2勝1敗 3S 13H 38.1投球回 42奪三振 9与四球 34被安打 防3.29
通算成績:421登板 22勝26敗 22S 99H 536.0投球回 502奪三振 219与四球 500被安打 防3.49
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※市立船橋高から01年のドラフトで7位指名を受けて巨人に入団。2年目の03年に先発ローテ入りして1軍に定着すると、フォームをスリークォーター気味に改造した05年には、内海哲也の台頭もあって05年に中継ぎに転向。シーズン後半には抑えも任されて18セーブをマーク。翌06年にはセットアッパーとして自己最多の62試合に登板して20ホールドを記録する。
 その後08年に二岡智宏ととおもに2対2のトレードで日本ハムに移籍。左の中継ぎとして起用され、09年のリーグ優勝に貢献する。その後11年に戦力外となるも、DeNAに移籍。ここでもブルペンの柱として14年には56試合に登板し、全球団勝利も達成した。17年に2度目の戦力外となり、同年限りで引退。その後は解説者として活動している。
 3球団で中継ぎとして活躍し、通算421試合に登板した鉄腕ではあるものの、球宴出場は巨人時代の1度のみ。本拠地・東京ドームで行われた第1戦では3回に3番手として登板。先頭の高橋信二から三振を奪うと、川崎宗則、TSUYOSHIも連続で打ち取り、1回無失点の好救援を見せた。

・中田賢一(中日・投手・当時25歳) 八幡高→北九州市立大→04年ドラフト2位→中日(05-13)→ソフトバンク(14-19)→阪神(20-現役)

07年成績:28登板 14勝8敗 0S 1H 170.1投球回 177奪三振 81与四球 158被安打 防3.59
通算成績:297登板 100勝79敗 1S 16H 1550.1投球回 1350奪三振 621与四球 1429被安打 防3.75 (7月4日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 3奪三振 0与四球 3被安打 防4.50

※北九州市立大から04年のドラフトで2位指名を受けて中日に入団。多少の制球難を抜群の球威で賄う「暴れ馬」スタイルで活躍し、1年目から開幕ローテ入りを果たすなど球団新人タイ記録の6連勝を含む8勝をマークすると、3年目の07年には自己最多の14勝をあげて日本一に貢献する。その後も長らく先発の一員として活躍し、13年にはセットアッパーとしても起用される。
 同年オフにFA権を行使し、ソフトバンクに移籍。移籍1年目から自身7年ぶりの2桁勝利をあげるなど、ここでも先発としてチームの黄金時代を支え、18年には通算100勝も達成。19年オフには金銭トレードで阪神に移籍。プロ入り17年目の今季も現役であり、現在は2軍調整中。躍進するチームの中で1軍昇格を目指している。
 3年目の07年に初選出となった球宴では第2戦において6点リードの3回から2番手として登板。3回には中島裕之、大村直之から連続三振を奪うなど3人で締めると、続く4回にはカブレラに適時打を浴びたものの、2回1失点とまずまずの結果を残した。

・セス・グライシンガー(ヤクルト・投手・当時31歳) ヤクルト(07)→巨人(08-11)→ロッテ(12-14)

07年成績:30登板 16勝8敗 0S 0H 209.0投球回 159奪三振 31与四球 185被安打 防2.84
通算成績:139登板 64勝42敗 0S 0H 885.0投球回 630奪三振 146与四球 861被安打 防3.16
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※バージニア大学時代の96年にアトランタ五輪の代表として3勝をマークし、銅メダル獲得に貢献すると、同年のMLBドラフト全体6位でタイガースに入団。05年には韓国・起亜に入団し、06年には14勝をマークする。その実績が注目され、07年にヤクルトに入団。開幕ローテ入りを果たすと勝ち星を積み重ね、16勝をマークして最多勝のタイトルを獲得する。同年オフに他球団との争奪戦の末に巨人に移籍すると、08年には自己最多の17勝をマークして2年連続の最多勝のタイトルを獲得。
 09年には開幕投手も務め、13勝をあげて3連覇に貢献した。しかしその後は右肘の故障もあって成績が低迷し、11年オフに退団してロッテに移籍。12年には外国人史上初の全球団勝利も達成して12勝をマークして復活を果たす。しかし再び故障に悩まされ、1軍登板なしに終わった14年に自由契約となり、日本を去った。
 3球団で4度の2桁勝利をあげた名助っ人投手だが、球宴の大舞台は来日1年目のヤクルト時代のみ。自身は第2戦の5回に3番手として登板し、森本稀哲、大村直之に安打を浴びながらも山崎武司を併殺に打ち取り、1回無失点の好救援を見せた。

・高橋尚成(巨人・投手・当時32歳) 修徳高→駒澤大→東芝→99年ドラフト1位(逆指名)→巨人(00-09)→メッツ(10)→エンゼルス(11-12)→パイレーツ(12)→カブス(13)→DeNA(14-15)

07年成績:28登板 14勝4敗 0S 0H 186.2投球回 141奪三振 50与四球 168被安打 防2.75
通算成績:261登板 79勝73敗 15S 5H 1348.1投球回 1069奪三振 384与四球 1350被安打 防3.79
球宴成績:1登板 1勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 3被安打 防9.00

※東芝では99年の都市対抗で優勝に貢献し、同年のドラフトで巨人を逆指名してプロ入り。即戦力として1年目から開幕ローテ入りを果たして9勝をマークし、ダイエーとの日本シリーズでは史上10人目の初登板初完封を達成する。その後も上原浩治らとともに00年代の巨人のローテを支え、06年にはチーム事情から抑えも任されて15セーブをマーク。先発に復帰した07年には自己最多の14勝、防2.75をあげて最高勝率、最優秀防御率のタイトルを獲得する。
 その後10年に米国に渡ってメジャーリーガーとなり、メッツでは25年ぶりとなる新人での2桁勝利を達成。エンゼルスではリリーフとして2年間で100試合以上に登板。14年にはNPBに復帰し、DeNAに入団。しかし開幕6連敗を喫するなど成績は伸び悩み、翌15年に引退。現在は解説者として活動している。
 自身8年目の07年に初選出となった球宴では第2戦の先発に抜擢。初回に中島裕之に二塁打を浴びた後、山崎武司に先制の2ランを浴びたものの、続く2回は礒部公一、高須洋介、嶋基宏の楽天打者陣を3者凡退とし、2回2失点で降板。その間にセは6得点の猛攻で逆転しており、試合はそのまま雨天コールドで終わったため、勝利投手となっている。

・木塚敦志(横浜・投手・当時30歳) 浦和学院高→明治大→99年ドラフト2位(逆指名)→横浜(00-10)

07年成績:76登板 3勝1敗 0S 29H 35.1投球回 25奪三振 10与四球 32被安打 防3.06
通算成績:490登板 35勝25敗 24S 88H 462.1投球回 367奪三振 127与四球 402被安打 防3.35
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※明治大では星野仙一以来のノーノーを達成するなどの活躍を見せ、99年のドラフトで横浜を逆指名してプロ入り。サイドスローから繰り出すキレのある直球と変化球を武器に1年目から中継ぎの一員として1軍で活躍し、シーズン後半からは抑えも任されて18セーブをあげる。翌01年には69試合に登板し、9勝3セーブで最優秀中継ぎのタイトルを獲得する。その後05年には川村丈夫、加藤武治、クルーンとともに「クワトロK」と呼ばれる中継ぎ4本柱の一員となり、
 07年には自己最多の76試合に登板し、チーム最多の29ホールドをマークする。プロ入りから10年の引退まで1度も先発せずにリリーフを貫き、通算490試合に登板した。その後は横浜・DeNAのコーチを務めており、現在は1軍投手コーチとして活動している。
 歴代9位タイのシーズン76登板を記録した07年に選出された球宴では第1戦の4回表に4番手として登板。森本稀哲、ラロッカを連続で打ち取り、最後はローズから三振を奪ってこちらも1回無失点の好救援を見せた。


570 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 00:15:41 ism8rbwU

【パ・リーグ】

・松本輝(楽天・投手・当時29歳) 熊本工業高→95年ドラフト2位→ダイエー・ソフトバンク(96-06)→楽天(06-11)

07年成績:33登板 2勝1敗 1S 4H 32.1投球回 20奪三振 16与四球 36被安打 防6.12
通算成績:109登板 2勝7敗 1S 5H 152.2投球回 86奪三振 66与四球 196被安打 防5.78
球宴成績:出場辞退

※熊本工業高では荒木雅博と同級生であり、95年のドラフトでダイエーから2位指名を受けてプロ入り。本格派投手として同年のドラフト1位の斉藤和巳に勝るとも劣らない期待を受けていたが、制球難や調子の波の激しさからなかなか1軍で結果を残せず、さらに投手の層も厚かったことから10年間で40登板にとどまり、1勝もあげられなかった。そんな中の06年に斉藤秀光とのトレードで楽天に移籍。
 すると07年には4月にプロ入り12年目にして念願の初勝利をあげると、その後は中継ぎとして1軍に定着するも、故障もあってかシーズン後半は打ち込まれて6点台に終わり、翌年以降も不振が続き、11年に戦力外となって引退。その後は古巣・ソフトバンクの打撃投手として活動し、今年からスカウトに転身している。
 楽天の本拠地となって初めてフルスタ宮城での球宴開催となったことから、07年のファン投票では楽天の選手が多く選ばれ、自身も武田久や加藤大輔、薮田安彦を抑えて中継ぎのファン投票1位で選出されるも、自身は右股関節の故障から出場を辞退している。

・高須洋介(楽天・内野手・当時31歳) 金沢高→青山学院大→97年ドラフト2位(逆指名)→近鉄(98-04)→楽天(05-13)

07年成績:130試合 .283 (481-136) 1本 44打点 51三振 32四球 15盗塁 出塁率.334 OPS.681
通算成績:1134試合 .268 (3452-925) 19本 331打点 419三振 272四球 67盗塁 出塁率.327 OPS.664
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※やんごとなき殿下。青山学院大では1年先輩の井口資仁と二遊間を組むなど、二塁・遊撃・三塁の3ポジションでベストナインを獲得するなどチームの黄金時代を築き、97年のドラフトで近鉄を逆指名に入団。大石大二郎の後継者として期待され、2年目の99年には116試合に出場するも、右肘靭帯の手術を受けるなど成績は低迷。ポジションを確保できないまま球団は消滅し、分配ドラフトで楽天に移籍する。すると05年には球団初安打を放つなど二塁手のレギュラーを掴み取り、
 06年には初の規定打席到達を果たす。同年から2年連続でリーグ最高の得点圏打率をマークするなど、野村監督から「必殺仕事人」と命名され勝負強い打撃で活躍し、楽天の黎明期を支え続けた。チームが初のリーグ優勝・日本一を達成した13年は1軍出場なしに終わり、同年限りで戦力外となりBC・新潟で1年プレーして14年に引退。その後はDeNAのコーチを経て、18年には古巣・楽天の打撃コーチとしても活動。そして昨年6月には台湾・味全の内野守備コーチに就任している。
 ファン投票1位で二塁手として選出された07年の球宴では第1戦でTSUYOSHIに代わって二塁手として出場するも2打席凡退。続いて本拠地・フルスタ宮城で開催された第2戦では8番・二塁手でスタメン出場し、6回の第3打席では1死2,3塁から犠飛を放って1打点をあげた。

・早川大輔(ロッテ・外野手・当時32歳) 県立船橋高→立教大→ホンダ→01年ドラフト5位→オリックス(02-06)→ロッテ(07-09)→横浜(10-11)

07年成績:133試合 .283 (459-130) 5本 44打点 74三振 34四球 16盗塁 出塁率.351 OPS.739
通算成績:632試合 .258 (1646-425) 18本 138打点 305三振 99四球 76盗塁 出塁率.320 OPS.669
球宴成績:出場なし

※ホンダでは補強選手としても含めて3度の都市対抗出場を経験し、00年のドラフト5位でオリックスに入団。俊足と強肩を武器に1年目から外野の準レギュラーとして1軍で活躍し、そんな中の06年オフに辻俊哉とのトレードでロッテに移籍。すると2番・中堅手のレギュラーを獲得し、同じく両打の俊足打者、TSUYOSHIとともに1,2番コンビを形成した。
 しかしスイングした際に故意にバットを投げる行為が問題視されることもあり、出場機会も減った09年オフに金銭トレードで横浜に移籍。しかし下園辰哉らの活躍もあって出番は稼げず、11年に現役引退。その後はオリックスのスカウトとして活動し、大学の後輩である大城滉二の獲得に貢献。16〜19年には2軍外野守備走塁コーチも務め、昨年からは再びスカウトに戻っている。
 07年の球宴に監督推薦で選出されるも、タイミングの悪いことに前半戦最終戦で指を負傷。辞退はせずにベンチ入りはしたものの2試合通じて試合出場はないまま大舞台を終えた。


571 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 02:53:49 IE8RfXOA
そういやこの年は宮城開催もあって楽天票が凄かったの思い出した
もう10年以上前なのか…


572 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 08:13:37 HWmTlAgo
>>569

中田賢一の登場で遂に現役選手が出てきましたね


573 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 10:16:46 oFIsfN26
>>569
吉見がしてない100勝をまさか中田が達成するとは
阪神でもう一花咲かしてほしいすね


574 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 10:17:03 oFIsfN26
>>569
吉見がしてない100勝をまさか中田が達成するとは
阪神でもう一花咲かしてほしいすね


575 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/04(日) 10:38:06 9u3HBC4Q
TSUYOSHIとかいう気の迷い


576 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 00:01:50 VIjK8XpY

【第58回・2008年】

【2008年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:4人 中:6人(1) 神:6人 横:3人 広:5人(1) ヤ:4人 計:28人

監督:原辰徳(巨人・50歳)

コーチ:落合博満(中日・54歳)
コーチ:岡田彰布(阪神・50歳)

【ファン投票選出】

先発:高橋建(広島・39歳)    ※5年ぶり4度目(ファン投票は初)
   (21登板 8勝5敗 0S 0H 115.2投球回 71奪三振 42与四球 124被安打 防3.50)

中継:久保田智之(阪神・27歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (69登板 6勝3敗 0S 31H 85.1投球回 75奪三振 34与四球 87被安打 防3.16)

抑え:藤川球児(阪神・28歳)   ※4年連続4度目
   (63登板 8勝1敗 38S 5H 67.2投球回 90奪三振 13与四球 34被安打 防0.67)

捕手:阿部慎之助(巨人・29歳)  ※3年連続5度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (125試合 .271 (428-116) 24本 67打点 66三振 44四球 1盗塁 出塁率.350 OPS.852)

一塁:新井貴浩(阪神・31歳)   ※2年連続4度目(ファン投票は初、移籍後初)
   (94試合 .306 (366-112) 8本 59打点 83三振 35四球 2盗塁 出塁率.371 OPS.824)

二塁:東出輝裕(広島・27歳)   ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (138試合 .310 (522-162) 0本 31打点 63三振 24四球 13盗塁 出塁率.341 OPS.678)

三塁:村田修一(横浜・27歳)   ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (132試合 .323 (489-158) 46本 114打点 113三振 55四球 0盗塁 出塁率.397 OPS1.062)

遊撃:坂本勇人(巨人・19歳)   ※初
   (144試合 .257 (521-134) 8本 43打点 98三振 28四球 10盗塁 出塁率.297 OPS.650)

外野:青木宣親(ヤクルト・26歳) ※4年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (112試合 .347 (444-154) 14本 64打点 47三振 42四球 31盗塁 出塁率.413 OPS.942)

外野:前田智徳(広島・37歳)   ※2年連続7度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (84試合 .270 (174-47) 4本 29打点 24三振 8四球 0盗塁 出塁率.306 OPS.680)

外野:金本知憲(阪神・40歳)   ※2年ぶり10度目(ファン投票は2年ぶり8度目)
   (144試合 .307 (535-164) 27本 108打点 99三振 77四球 2盗塁 出塁率.392 OPS.919)

【選手間投票選出】 ※以下の年度も含め、ファン投票と重複している選手は省略

投手:ルイス(広島・29歳)   ※初→出場辞退
   (26登板 15勝8敗 0S 0H 178.0投球回 183奪三振 27与四球 151被安打 防2.68)

一塁:T.ウッズ(中日・38歳) ※2年連続3度目
   (140試合 .276 (490-135) 35本 77打点 138三振 78四球 0盗塁 出塁率.377 OPS.904)

二塁:荒木雅博(中日・30歳)  ※3年ぶり2度目
   (130試合 .243 (538-131) 4本 28打点 81三振 35四球 7盗塁 出塁率.292 OPS.593)

遊撃:井端弘和(中日・33歳)  ※2年連続5度目
   (106試合 .277 (408-113) 5本 23打点 56三振 37四球 8盗塁 出塁率.340 OPS.708)

外野:ラミレス(巨人・33歳)  ※2年連続4度目(移籍後初)
   (144試合 .319 (548-175) 45本 125打点 90三振 39四球 1盗塁 出塁率.373 OPS.990)


577 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 00:02:25 VIjK8XpY

【監督推薦】

投手:クルーン(巨人・35歳)   ※4年連続4度目(移籍後初)
   (61登板 1勝4敗 41S 3H 61.0投球回 91奪三振 27与四球 34被安打 防2.21)

投手:川上憲伸(中日・33歳)   ※2年ぶり6度目
   (20登板 9勝5敗 0S 1H 117.1投球回 112奪三振 25与四球 99被安打 防2.30)

投手:吉見一起(中日・23歳)   ※初→出場辞退
   (35登板 10勝3敗 0S 10H 114.1投球回 82奪三振 25与四球 118被安打 防3.23)

投手:小笠原孝(中日・31歳)   ※初(吉見一起の出場辞退による補充)
   (26登板 8勝11敗 0S 1H 132.0投球回 89奪三振 42与四球 147被安打 防4.70)

投手:下柳剛(阪神・40歳)    ※3年ぶり5度目
   (27登板 11勝6敗 0S 0H 162.1投球回 89奪三振 41与四球 154被安打 防2.99)

投手:寺原隼人(横浜・24歳)   ※初
   (41登板 3勝9敗 22S 1H 71.0投球回 66奪三振 12与四球 57被安打 防3.30)

投手:大竹寛(広島・25歳)    ※初(ルイスの出場辞退による補充)
   (28登板 9勝13敗 0S 1H 171.0投球回 99奪三振 67与四球 189被安打 防3.84)

投手:石川雅規(ヤクルト・28歳) ※2年ぶり2度目
   (30登板 12勝10敗 0S 1H 195.0投球回 112奪三振 41与四球 180被安打 防2.68)

投手:館山昌平(ヤクルト・27歳) ※初
   (24登板 12勝3敗 0S 0H 153.1投球回 99奪三振 31与四球 137被安打 防2.99)

捕手:矢野輝弘(阪神・39歳) ※2年ぶり7度目
   (119試合 .275 (371-102) 4本 36打点 100三振 16四球 0盗塁 出塁率.305 OPS.663)

捕手:石原慶幸(広島・28歳) ※初
   (123試合 .265 (422-112) 9本 50打点 80三振 22四球 6盗塁 出塁率.302 OPS.676)

内野:宮本慎也(ヤクルト・37歳) ※2年連続4度目
   (116試合 .308 (422-130) 3本 32打点 52三振 26四球 3盗塁 出塁率.354 OPS.709)

外野:和田一浩(中日・36歳) ※3年ぶり4度目(移籍後初)
   (136試合 .302 (520-157) 16本 74打点 71三振 34四球 1盗塁 出塁率.345 OPS.820)

外野:内川聖一(横浜・25歳) ※初
   (135試合 .378 (500-189) 14本 67打点 49三振 31四球 2盗塁 出塁率.416 OPS.956)


578 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 00:03:10 VIjK8XpY

【パ・リーグ】 日:5人 ロ:4人 ソ:4人(1) 楽:4人 西:6人 オ:5人 計:28人

監督:梨田昌孝(日本ハム・54歳)

コーチ:バレンタイン(ロッテ・58歳)
コーチ:秋山幸二(ソフトバンク・46歳)

【ファン投票選出】

先発:ダルビッシュ有(日本ハム・21歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (25登板 16勝4敗 0S 0H 200.2投球回 208奪三振 44与四球 136被安打 防1.88)

中継:武田久(日本ハム・29歳)     ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (62登板 4勝7敗 6S 21H 61.1投球回 40奪三振 19与四球 68被安打 防4.40)

抑え:加藤大輔(オリックス・28歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (63登板 2勝5敗 33S 1H 63.0投球回 65奪三振 17与四球 60被安打 防3.29)

捕手:細川亨(西武・28歳)       ※初
   (133試合 .238 (404-96) 16本 58打点 129三振 12四球 0盗塁 出塁率.263 OPS.674)

一塁:小久保裕紀(ソフトバンク・36歳) ※3年連続11度目(ファン投票は3年連続8度目、一塁手としては初)
   (106試合 .253 (383-97) 20本 56打点 95三振 42四球 1盗塁 出塁率.334 OPS.799)

二塁:田中賢介(日本ハム・27歳)    ※初
   (144試合 .297 (536-159) 11本 63打点 80三振 62四球 21盗塁 出塁率.379 OPS.831)

三塁:中村剛也(西武・24歳)      ※初
   (143試合 .244 (524-128) 46本 101打点 162三振 53四球 2盗塁 出塁率.320 OPS.889)

遊撃:川崎宗則(ソフトバンク・27歳)  ※5年連続5度目
   (99試合 .321 (424-136) 1本 34打点 40三振 16四球 19盗塁 出塁率.350 OPS.744)

外野:G.G.佐藤(西武・29歳)      ※初
   (105試合 .302 (388-117) 21本 62打点 62三振 31四球 1盗塁 出塁率.368 OPS.914)

外野:稲葉篤紀(日本ハム・35歳)    ※2年連続4度目(ファン投票は初)
   (127試合 .301 (448-135) 20本 82打点 85三振 56四球 2盗塁 出塁率.380 OPS.894)

外野:柴原洋(ソフトバンク・34歳)   ※2年ぶり4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)→出場辞退
   (96試合 .277 (339-94) 3本 34打点 55三振 22四球 2盗塁 出塁率.328 OPS.682)

DH:ローズ(オリックス・39歳)    ※2年連続10度目(ファン投票は2年連続9度目)
   (142試合 .277 (499-138) 40本 118打点 145三振 95四球 2盗塁 出塁率.394 OPS.977)

【選手間投票選出】

一塁:松中信彦(ソフトバンク・34歳) ※6年連続9度目
   (144試合 .290 (538-156) 25本 92打点 91三振 77四球 3盗塁 出塁率.382 OPS.871)

二塁:片岡易之(西武・25歳)     ※初
   (139試合 .287 (582-167) 4本 46打点 57三振 24四球 50盗塁 出塁率.322 OPS.693)

DH:山崎武司(楽天・39歳)     ※2年連続4度目
   (142試合 .276 (510-141) 26本 80打点 118三振 73四球 1盗塁 出塁率.372 OPS.842)


579 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 00:03:43 VIjK8XpY

【監督推薦】

投手:清水直行(ロッテ・32歳)    ※3年ぶり3度目
   (25登板 13勝9敗 0S 0H 165.2投球回 108奪三振 41与四球 151被安打 防3.75)

投手:成瀬善久(ロッテ・22歳)    ※2年連続2度目
   (22登板 8勝6敗 0S 0H 150.2投球回 119奪三振 35与四球 126被安打 防3.23)

投手:杉内俊哉(ソフトバンク・27歳) ※2年連続3度目
   (25登板 10勝8敗 0S 0H 196.0投球回 213奪三振 36与四球 162被安打 防2.66)

投手:岩隈久志(楽天・27歳)     ※4年ぶり3度目(移籍後初)
   (28登板 21勝4敗 0S 0H 201.2投球回 159奪三振 36与四球 161被安打 防1.87)

投手:田中将大(楽天・19歳)     ※2年連続2度目
   (25登板 9勝7敗 1S 0H 172.2投球回 159奪三振 54与四球 171被安打 防3.49)

投手:帆足和幸(西武・29歳)     ※3年ぶり2度目
   (27登板 11勝6敗 0S 0H 174.2投球回 115奪三振 38与四球 169被安打 防2.63)

投手:山本省吾(オリックス・30歳)  ※初
   (30登板 10勝6敗 0S 2H 154.2投球回 90奪三振 30与四球 166被安打 防3.38)

投手:小松聖(オリックス・26歳)   ※初
   (36登板 15勝3敗 0S 3H 172.1投球回 151奪三振 42与四球 134被安打 防2.51)

捕手:日高剛(オリックス・30歳) ※2年ぶり5度目
   (134試合 .269 (417-112) 13本 47打点 67三振 28四球 1盗塁 出塁率.325 OPS.756)

内野:西岡剛(ロッテ・24歳)  ※4年連続4度目
   (116試合 .300 (473-142) 13本 49打点 68三振 36四球 18盗塁 出塁率.357 OPS.820)

内野:リック(楽天・35歳)   ※初
   (134試合 .332 (491-163) 12本 71打点 51三振 25四球 4盗塁 出塁率.365 OPS.841)

内野:中島裕之(西武・26歳)  ※3年連続4度目
   (124試合 .331 (486-161) 21本 81打点 96三振 55四球 25盗塁 出塁率.410 OPS.937)

外野:森本稀哲(日本ハム・27歳) ※3年連続3度目
   (121試合 .253 (478-121) 0本 21打点 81三振 49四球 12盗塁 出塁率.327 OPS.616)

外野:大松尚逸(ロッテ・26歳)  ※初(柴原洋の出場辞退による補充)
   (134試合 .262 (447-117) 24本 91打点 73三振 33四球 1盗塁 出塁率.316 OPS.815)


580 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 00:04:12 VIjK8XpY

【2008年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 5x-4 セ 7月31日・京セラD大阪・パ74勝67敗8分
(勝:加藤 1勝 敗:久保田 1敗)

※パが連敗を6で止めて4年ぶりの白星。1点を追う2回に小久保の犠飛で同点とすると、5回には相手の失策などで2点を奪って一時勝ち越し。その後逆転を許すも、9回には松中、山崎武の連続代打適時打で2点をあげて試合をひっくり返した。MVPは山崎武司。

第2戦
セ 11-6 パ 8月1日・横浜・セ68勝74敗8分
(勝:石川 1勝 敗:杉内 1敗)

※セが乱打戦を制した。1点を追う3回に井端の適時二塁打などで2点を奪って逆転すると、4回には荒木の2点適時打で追加点。さらに5回にはT.ウッズのソロを皮切りに打者一巡の猛攻で一挙6点を奪って相手を突き放した。対するパも松中、大松、日高の本塁打などで反撃するも力及ばず。MVPは荒木雅博。


581 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 00:04:50 VIjK8XpY

【第58回・2008年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・小笠原孝(中日・投手・当時31歳) 市立船橋高→明治大→98年ドラフト3位→中日(99-12)

08年成績:26登板 8勝11敗 0S 1H 132.0投球回 89奪三振 42与四球 147被安打 防4.70
通算成績:191登板 31勝40敗 0S 3H 692.2投球回 539奪三振 209与四球 723被安打 防4.20
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 4被安打 防0.00

※明治大では1年先輩で後にチームメイトとなる川上憲伸とともに活躍し、98年のドラフトで大学のOBである星野仙一が監督を務めていた中日が3位指名してプロ入り。4年目の02年に先発ローテ入りし、プロ初勝利を含む5勝をあげて頭角を現すも、その後は長らく目立った活躍は出来ず。
 しかし07年には5月に4勝をあげて月間MVPとなるなど6勝をマークし、同年の巨人とのCS第1戦では奇襲先発を任され、日本一への原動力ともなった。08年には自己最多の8勝をマークするなど落合政権下の先発の一員として活躍を続けた。晩年は故障が相次ぎ、12年に戦力外となって引退。現在は2軍投手コーチを務めている。
 08年の球宴では出場辞退した吉見一起の代役として選出され、自身は第1戦の2番手として3回から登板。3回には日高剛、川崎宗則、稲葉篤紀に計3安打を浴びながらなんとか無失点に抑え、続く4回も先頭のG.G.佐藤に安打を打たれるも、ここも無失点に抑え2回無失点で同点の状況をキープした。

【パ・リーグ】

・山本省吾(オリックス・投手・当時30歳) 星稜高→慶應義塾大→00年ドラフト1位(逆指名)→近鉄(01-04)→オリックス(05-10)→横浜・DeNA(11-12)→ソフトバンク(13)

08年成績:30登板 10勝6敗 0S 2H 154.2投球回 90奪三振 30与四球 166被安打 防3.38
通算成績:287登板 40勝42敗 2S 11H 743.1投球回 501奪三振 200与四球 867被安打 防4.41
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※星稜高では95年夏の甲子園で石川県勢初の準優勝に貢献し、その後慶應大に進んで00年のドラフトで近鉄を逆指名してプロ入り。2年目の02年にはリリーフとして56試合に登板して頭角を現し、04年オフの球団合併に伴う分配ドラフトでオリックスに移籍。オリックスでもしばらくは中継ぎとして起用されるも、08年には離脱者が相次いだことから先発の一員に抜擢。
 ローテ唯一の左腕として重宝され、自己最多の10勝をマークし、チーム9年ぶりのAクラス進出に貢献した。その後も先発として活躍するも、10年オフに寺原隼人らとの2対2のトレードで横浜に移籍。11年には開幕投手を務めたものの、2勝11敗と大きく負け越すなど成績は低迷。さらに12年オフには3対3のトレードでソフトバンクに移籍するも、1年で戦力外となって現役引退。現在はソフトバンクのスカウトとして活動している。
 チームが躍進を果たした08年の球宴に初選出されると、本拠地・京セラドームで行われた第1戦に3番手として5回から登板。金本知憲、阿部慎之助から三振を奪うなど、2回を投げて打者6人を完璧に抑える好投を見せた。

・小松聖(オリックス・投手・当時26歳) 勿来工業高→国士舘大→JR九州→06年ドラフト希望枠→オリックス(07-16)

08年成績:36登板 15勝3敗 0S 3H 172.1投球回 151奪三振 42与四球 134被安打 防2.51
通算成績:159登板 25勝26敗 1S 11H 482.2投球回 388奪三振 154与四球 506被安打 防4.38
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※ご存知「ドネーション」の男。JR九州では05年にチーム69年ぶりの4強入りに貢献するなど注目を浴び、06年のドラフトで希望入団枠でオリックスに指名されて入団。2年目の08年には先発に抜擢され、後半戦で勝ち星を積み重ね、チーム13年ぶりとなるシーズン15勝をマークしてチームの2位躍進に貢献し、新人王のタイトルを獲得。
 翌09年には第2回WBCの代表に選出され世界一も経験した。同年には開幕投手を務めたが成績は低迷。その後は長らく不振が続き、中継ぎとしても起用されたが成績は上向かず、16年に引退。その後はオリックスの投手コーチを務め、今年からはスカウトとして活動している。
 新人王を獲得した08年に球宴にも選出されており、自身は第2戦で5点ビハインドの8回に6番手として登板。T.ウッズ、坂本勇人に安打を浴びるもピンチで踏ん張り、1回無失点と結果を残した。

・細川亨(西武・捕手・当時28歳) 青森北高→青森大→01年ドラフト自由枠→西武(02-10)→ソフトバンク(11-16)→楽天(17-18)→ロッテ(19-20)

08年成績:133試合 .238 (404-96) 16本 58打点 129三振 12四球 0盗塁 出塁率.263 OPS.674
通算成績:1428試合 .203 (3354-680) 84本 367打点 1005三振 190四球 8盗塁 出塁率.254 OPS.581
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※青森大から01年のドラフト自由枠で西武に入団。長らくチームの正捕手を務めた伊東勤の後釜として期待され、野田浩輔とのレギュラー争いを制して正捕手の座を掴む。04年には日本一に貢献。パンチ力のある打撃と強肩を武器に活躍し、08年にはベストナイン・GG賞のタイトルも獲得する。その後は炭谷銀仁朗や上本達之の台頭もあり、10年オフにFAでソフトバンクに移籍。
 ソフトバンクでも移籍1年目から正捕手となり、鶴岡慎也や山﨑勝己とともに在籍6年で3度の日本一に貢献。その後17年には楽天に移籍。その2年後にはロッテでもプレーし、昨年限りで引退。今年からは九州アジアリーグの火の国サラマンダーズの監督を務めている。
 パリーグ4球団を渡り歩いた名捕手だが球宴出場は西武時代の1度のみ。ファン投票1位で選出された08年の球宴では第1戦で8回から日高剛に代わって出場。続く第2戦では9番・捕手で先発出場し、岩隈久志、杉内俊哉、成瀬善久の3投手とバッテリーを組むも、自身の失策もあって計11失点を喫してしまった。


582 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 00:05:08 VIjK8XpY

・リック・ショート(楽天・内野手・当時35歳) ロッテ(03)→楽天(06-09)

08年成績:134試合 .332 (491-163) 12本 71打点 51三振 25四球 4盗塁 出塁率.365 OPS.841
通算成績:546試合 .314 (1966-617) 35本 229打点 230三振 128四球 18盗塁 出塁率.361 OPS.795
球宴成績:2試合 .500 (4-2) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.250

※MLBではマイナーリーグで8年間プレーするもメジャーデビューはできず。その中の03年に来日してロッテに入団。主に三塁や左翼を守り、来日1年目ながら打率3割をマークするなど活躍するも、1年で退団となる。その後米国に戻り、05年には32歳にしてナショナルズでメジャー初昇格を果たす。そして06年に再来日して楽天に入団。
 楽天でもアベレージヒッターとして活躍し、3年連続で打率3割をマーク。07年には稲葉篤紀に惜しくも敗れリーグ2位の打率に終わったものの、08年には打率.332でパリーグ外国人では19年ぶりとなる首位打者のタイトルを獲得した。しかし09年に肩を故障し、同年限りで引退。その後はダイヤモンドバックスのスカウトを経てマイナーのコーチとなり、先月には元中日のコールズに代わって打撃コーチとしてもメジャー昇格を果たした。
 首位打者となった08年に選出された球宴では第1戦で小久保裕紀に代わって一塁手として途中出場し、9回には久保田智之から二塁打を放ってサヨナラ勝利への口火となり、続く第2戦では7番・一塁手で先発出場し、6回にまたも久保田智之から安打を放っている。

・G.G.佐藤(西武・外野手・当時29歳) 桐蔭学園高→法政大→03年ドラフト7位→西武(04-11)→ロッテ(13-14)

08年成績:105試合 .302 (388-117) 21本 62打点 62三振 31四球 1盗塁 出塁率.368 OPS.914
通算成績:587試合 .276 (1835-507) 88本 270打点 429三振 136四球 12盗塁 出塁率.338 OPS.825
球宴成績:2試合 .429 (7-3) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.429 OPS1.000

※本名は佐藤隆彦。法政大卒業後に渡米し、フィリーズのマイナーでプレーし、帰国後はジャニーズタレントの警備のアルバイトをしていたが、そこで受けた西武の入団テストで伊東勤の目に止まり、03年のドラフトで7位指名を受けてプロ入りを果たす。当初は捕手だったが、打撃力を買われて3年目の05年からは外野手に転向。07年には一時期チームの4番も務めるなど自己最多の25本塁打をマーク。08年にも打撃好調をキープし、同年には北京五輪の代表に選出されるも、慣れない左翼守備で失策を連発するなど精彩を欠いてしまう。
 翌09年まで活躍を続けるも、その後は成績は低迷し、11年に戦力外となってしまう。その後はイタリアや富山のクラブチームでプレーし、その後13年に伊東勤が監督となったロッテに入団しNPBに復帰。同年の楽天とのCSでは3ランも放ったが、翌14年には1軍出場なしに終わり、2度目の戦力外となって引退。その後は父が社長を務める一般企業に就職しながら解説者やタレントとして活動。現在はYouTubeやTwitterでも精力的に活動している。
 北京五輪の2週間前に行われた08年の球宴で、両リーグ最多の得票数を獲得してファン投票1位で選出。第1戦では5番・左翼手で先発し、2回に高橋建から二塁打、4回には小笠原孝から安打を記録。続く第2戦では稲葉篤紀に代わって右翼手で途中出場し、5回に館山昌平、7回に寺原隼人から安打。2試合連続のマルチ安打と大舞台でキモティー活躍を見せた。

・大松尚逸(ロッテ・外野手・当時26歳) 金沢高→東海大→04年ドラフト5位→ロッテ(05-16)→ヤクルト(17-18)

08年成績:134試合 .262 (447-117) 24本 91打点 73三振 33四球 1盗塁 出塁率.316 OPS.815
通算成績:905試合 .245 (2654-650) 84本 367打点 491三振 209四球 3盗塁 出塁率.304 OPS.699
球宴成績:2試合 .333 (6-2) 2本 2打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS1.667

※東海大から04年のドラフトで5位指名を受けてロッテに入団。2年目の06年にプロ初本塁打となる逆転満塁本塁打を放つなど長打力を武器に頭角を現すと、4年目の08年には7月に31打点をあげて月間MVPとなるなど24本塁打、91打点とキャリアハイの成績を残す。その後もチームの中軸を担う中で、09年にはそれまで無安打に抑えていた多田野数人から9回2死の場面で安打を放ってノーノーを阻止し、一躍注目を浴びる。
 しかし11年以降は打撃成績が低迷し、16年にはアキレス腱を断裂したことから1軍出場なしに終わり、戦力外となる。その後入団テストを経てヤクルトに移籍。17年には2本の代打サヨナラ本塁打を放って復活の片鱗を見せたが、翌18年は再び1軍出場なしとなり、2度目の戦力外となる。翌19年にはBC・福井に入団するも左膝を負傷。身体も限界を迎え同年限りで引退した。昨年からは古巣・ヤクルトの2軍打撃コーチとなり、指導者への道を歩んでいる。
 柴原洋の出場辞退により、代替選手として選出された08年の球宴では、第1戦で稲葉篤紀の代走として出場。5回には東出輝裕の失策で出塁している。続く第2戦では8番・中堅で先発出場すると、3回には石川雅規、5回には館山昌平とヤクルトの2枚看板から2打席連続ホームランを放ち、チームは敗れたもののMVP級の大活躍を見せた。


583 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 00:27:50 CdJcAd4c
なんjのレジェンドがちょくちょくおるやんけ
小笠原は月間MVPの選出記事で
一人だけ明記を省略されせいで「ら様」なんて呼ばれてたな


584 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 00:44:18 kzfNYKoE
細川1回は以外だわ

たしかこの頃に野球chからなんJに移住してんじゃなかろうか


585 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/05(月) 01:15:12 R6498spE
>>576
選手間投票ってこの年からできたんか


586 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:09:43 eV0fVf8w

【第59回・2009年】

【2009年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:6人 神:2人 中:5人 広:7人 ヤ:6人 横:2人 計:28人

監督:原辰徳(巨人・51歳)

コーチ:真弓明信(阪神・56歳)
コーチ:落合博満(中日・55歳)

【ファン投票選出】

先発:大竹寛(広島・26歳)    ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (29登板 10勝8敗 0S 0H 185.2投球回 127奪三振 60与四球 177被安打 防2.81)

中継:山口鉄也(巨人・25歳)   ※初
   (73登板 9勝1敗 4S 35H 78.0投球回 62奪三振 14与四球 53被安打 防1.27)

抑え:林昌勇(ヤクルト・33歳)  ※初
   (57登板 5勝4敗 28S 5H 57.0投球回 52奪三振 19与四球 40被安打 防2.05)

捕手:石原慶幸(広島・29歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (124試合 .206 (364-75) 10本 37打点 90三振 39四球 2盗塁 出塁率.287 OPS.622)

一塁:栗原健太(広島・27歳)   ※2年ぶり2度目
   (140試合 .257 (521-134) 23本 79打点 82三振 48四球 1盗塁 出塁率.327 OPS.757)

二塁:東出輝裕(広島・28歳)   ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (142試合 .294 (558-164) 0本 26打点 39三振 44四球 14盗塁 出塁率.345 OPS.696)

三塁:小笠原道大(巨人・35歳)  ※2年ぶり10度目(ファン投票は2年ぶり7度目)
   (139試合 .309 (514-159) 31本 107打点 107三振 60四球 2盗塁 出塁率.384 OPS.927)

遊撃:坂本勇人(巨人・20歳)   ※2年連続2度目
   (141試合 .306 (581-178) 18本 62打点 101三振 44四球 5盗塁 出塁率.357 OPS.823)

外野:青木宣親(ヤクルト・27歳) ※5年連続5度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (142試合 .303 (531-161) 16本 66打点 65三振 75四球 18盗塁 出塁率.400 OPS.844)

外野:赤松真人(広島・26歳)   ※初
   (137試合 .232 (423-98) 6本 43打点 79三振 33四球 14盗塁 出塁率.289 OPS.613)

外野:内川聖一(横浜・26歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (132試合 .318 (503-160) 17本 66打点 56三振 42四球 1盗塁 出塁率.369 OPS.860)

【選手間投票選出】

捕手:阿部慎之助(巨人・30歳) ※4年連続6度目
   (123試合 .293 (409-120) 32本 76打点 87三振 34四球 1盗塁 出塁率.357 OPS.943)

一塁:ブランコ(中日・28歳)  ※初
   (144試合 .275 (549-151) 39本 110打点 157三振 48四球 1盗塁 出塁率.346 OPS.880)

二塁:荒木雅博(中日・31歳)  ※2年連続3度目
   (140試合 .270 (582-157) 2本 38打点 70三振 25四球 37盗塁 出塁率.304 OPS.624)

外野:金本知憲(阪神・41歳)  ※2年連続11度目
   (144試合 .261 (518-135) 21本 91打点 98三振 88四球 8盗塁 出塁率.368 OPS.822)

外野:ラミレス(巨人・34歳)  ※3年連続5度目
   (144試合 .322 (577-186) 31本 103打点 88三振 21四球 4盗塁 出塁率.347 OPS.891)


587 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:11:24 eV0fVf8w

【監督推薦】

投手:ゴンザレス(巨人・30歳)  ※初
   (23登板 15勝2敗 0S 0H 162.0投球回 113奪三振 25与四球 134被安打 防2.11)

投手:藤川球児(阪神・29歳)   ※5年連続5度目
   (49登板 5勝3敗 25S 3H 57.2投球回 86奪三振 15与四球 32被安打 防1.25)

投手:吉見一起(中日・24歳)   ※2年連続2度目
   (27登板 16勝7敗 0S 1H 189.1投球回 147奪三振 33与四球 166被安打 防2.00)

投手:川井雄太(中日・29歳)   ※初
   (20登板 11勝5敗 0S 0H 119.0投球回 57奪三振 31与四球 126被安打 防3.78)

投手:永川勝浩(広島・28歳)   ※3年ぶり3度目
   (56登板 3勝6敗 36S 3H 56.0投球回 48奪三振 21与四球 53被安打 防2.73)

投手:ルイス(広島・29歳)    ※2年連続2度目
   (29登板 11勝9敗 0S 1H 176.1投球回 186奪三振 19与四球 156被安打 防2.96)

投手:館山昌平(ヤクルト・28歳) ※2年連続2度目
   (27登板 16勝6敗 0S 0H 188.1投球回 126奪三振 45与四球 195被安打 防3.39)

投手:由規(ヤクルト・19歳)   ※初
   (22登板 5勝10敗 0S 0H 121.0投球回 91奪三振 57与四球 109被安打 防3.50)

投手:三浦大輔(横浜・35歳)   ※3年ぶり4度目
   (28登板 11勝11敗 0S 0H 195.1投球回 138奪三振 37与四球 175被安打 防3.32)

捕手:相川亮二(ヤクルト・33歳) ※2年ぶり2度目
   (122試合 .247 (413-102) 5本 43打点 69三振 23四球 2盗塁 出塁率.286 OPS.625)

内野:井端弘和(中日・34歳)   ※3年連続6度目
   (144試合 .306 (569-174) 5本 39打点 66三振 72四球 13盗塁 出塁率.388 OPS.770)

内野:宮本慎也(ヤクルト・38歳) ※3年連続5度目
   (128試合 .294 (469-138) 5本 46打点 58三振 16四球 3盗塁 出塁率.320 OPS.719)


588 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:12:18 eV0fVf8w

【パ・リーグ】 西:4人 オ:2人 日:7人 ロ:4人 楽:3人 ソ:8人 計:28人

監督:渡辺久信(西武・43歳)

コーチ:大石大二郎(オリックス・50歳)
コーチ:梨田昌孝(日本ハム・55歳)

【ファン投票選出】

先発:ダルビッシュ有(日本ハム・22歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (23登板 15勝5敗 0S 0H 182.0投球回 167奪三振 45与四球 118被安打 防1.73)

中継:攝津正(ソフトバンク・27歳)   ※初
   (70登板 5勝2敗 0S 34H 79.2投球回 102奪三振 35与四球 51被安打 防1.47)

抑え:武田久(日本ハム・30歳)     ※4年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目、抑えでは初)
   (55登板 3勝0敗 34S 4H 60.0投球回 38奪三振 14与四球 54被安打 防1.20)

捕手:里崎智也(ロッテ・33歳)     ※2年ぶり4度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (124試合 .234 (414-97) 10本 49打点 121三振 49四球 0盗塁 出塁率.321 OPS.686)

一塁:小久保裕紀(ソフトバンク・37歳) ※4年連続12度目(ファン投票は4年連続9度目)
   (144試合 .266 (533-142) 18本 81打点 101三振 50四球 2盗塁 出塁率.344 OPS.762)

二塁:井口資仁(ロッテ・34歳)     ※5年ぶり5度目(移籍後初)
   (123試合 .281 (448-126) 19本 65打点 101三振 68四球 4盗塁 出塁率.391 OPS.866)

三塁:中村剛也(西武・25歳)      ※2年連続2度目
   (128試合 .285 (501-143) 48本 122打点 154三振 52四球 3盗塁 出塁率.359 OPS1.010)

遊撃:川崎宗則(ソフトバンク・28歳)  ※6年連続6度目
   (143試合 .259 (540-140) 4本 34打点 90三振 47四球 44盗塁 出塁率.325 OPS.684)

外野:稲葉篤紀(日本ハム・36歳)    ※3年連続5度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (135試合 .300 (500-150) 17本 85打点 96三振 65四球 5盗塁 出塁率.391 OPS.883)

外野:大村直之(オリックス・33歳)   ※2年ぶり5度目(ファン投票は初)
   (119試合 .291 (419-122) 0本 30打点 35三振 18四球 5盗塁 出塁率.326 OPS.667)

外野:草野大輔(楽天・32歳)      ※初
   (122試合 .305 (462-141) 7本 54打点 60三振 27四球 3盗塁 出塁率.364 OPS.775)

DH:二岡智宏(日本ハム・33歳)    ※3年ぶり6度目(ファン投票は5年ぶり4度目、移籍後初)
   (69試合 .253 (170-43) 4本 25打点 36三振 10四球 0盗塁 出塁率.303 OPS.656)

【選手間投票選出】

遊撃:中島裕之(西武・26歳)      ※4年連続5度目
   (144試合 .309 (560-173) 22本 92打点 113三振 75四球 20盗塁 出塁率.398 OPS.891)

外野:サブロー(ロッテ・33歳)     ※7年ぶり2度目
   (119試合 .314 (427-134) 22本 68打点 105三振 43四球 13盗塁 出塁率.331 OPS.721)

外野:長谷川勇也(ソフトバンク・24歳) ※初
   (143試合 .312 (509-159) 7本 44打点 89三振 57四球 10盗塁 出塁率.387 OPS.814)

DH:松中信彦(ソフトバンク・35歳)  ※7年連続10度目
   (126試合 .279 (448-125) 23本 80打点 77三振 62四球 2盗塁 出塁率.374 OPS.854)


589 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:13:15 eV0fVf8w

【監督推薦】

投手:涌井秀章(西武・23歳)         ※2年ぶり3度目
   (27登板 16勝6敗 0S 0H 211.2投球回 199奪三振 76与四球 162被安打 防2.30)

投手:岸孝之(西武・24歳)          ※初
   (26登板 13勝5敗 0S 0H 179.2投球回 138奪三振 53与四球 168被安打 防3.26)

投手:金子千尋(オリックス・25歳)      ※初
   (32登板 11勝8敗 4S 0H 171.2投球回 165奪三振 34与四球 149被安打 防2.57)

投手:シコースキー(ロッテ・34歳)      ※初
   (55登板 8勝5敗 15S 15H 65.2投球回 73奪三振 19与四球 41被安打 防2.19)

投手:田中将大(楽天・20歳)         ※3年連続3度目
   (25登板 15勝6敗 1S 0H 189.2投球回 171奪三振 43与四球 170被安打 防2.33)

投手:有銘兼久(楽天・30歳)         ※初
   (54登板 0勝2敗 3S 20H 43.2投球回 42奪三振 27与四球 33被安打 防5.15)

投手:杉内俊哉(ソフトバンク・28歳)     ※3年連続4度目
   (26登板 15勝5敗 0S 0H 191.0投球回 204奪三振 63与四球 145被安打 防2.36)

投手:ファルケンボーグ(ソフトバンク・31歳) ※初
   (46登板 6勝0敗 1S 23H 51.2投球回 62奪三振 9与四球 39被安打 防1.74)

捕手:高橋信二(日本ハム・30歳)   ※2年ぶり3度目
   (134試合 .309 (508-157) 8本 75打点 78三振 35四球 7盗塁 出塁率.358 OPS.761)

捕手:田上秀則(ソフトバンク・29歳) ※初
   (138試合 .251 (463-116) 26本 80打点 122三振 29四球 0盗塁 出塁率.299 OPS.757)

内野:金子誠(日本ハム・33歳) ※5年ぶり3度目
   (136試合 .304 (454-138) 14本 66打点 88三振 27四球 6盗塁 出塁率.344 OPS.818)

外野:糸井嘉男(日本ハム・27歳) ※初
   (131試合 .306 (425-130) 15本 58打点 93三振 46四球 24盗塁 出塁率.381 OPS.901)


590 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:13:47 eV0fVf8w

【2009年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 8-10 セ 7月24日・札幌ドーム・セ69勝74敗8分
(勝:三浦 1勝 敗:武田久 1敗)

※セが大逆転勝利。打線は5点ビハインドで迎えた8回にラミレス、内川の適時打などで4点を返して1点差に迫ると、9回には青木の2ランとブランコの適時打で3点を奪って試合をひっくり返した。MVPは青木宣親。

第2戦
セ 4-7 パ 7月25日・マツダ・パ75勝69敗8分
(勝:杉内 1勝 敗:吉見 1敗)

※パは2回に中村、4回に松中のソロが飛び出すと、1点を追う5回にはサブローのソロで同点に。さらに6回には松中の2本塁打目となる2ランで勝ち越しに成功するなど、一発攻勢で試合を優位に進めた。MVPは松中信彦。


591 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:14:33 eV0fVf8w

【第59回・2009年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・ディッキー・ゴンザレス(巨人・投手・当時30歳) ヤクルト(04-08)→巨人(09-12)→ロッテ(13)

09年成績:23登板 15勝2敗 0S 0H 162.0投球回 113奪三振 25与四球 134被安打 防2.11
通算成績:143登板 45勝41敗 0S 6H 714.2投球回 508奪三振 150与四球 758被安打 防3.55
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 1与四球 1被安打 防0.00

※メッツ時代の01年に新庄剛志と同僚となったことが来日のきっかけとなり、マイナー通算71勝の実績を引っ提げ、04年にヤクルトに入団。2年目までは先発と中継ぎの双方をこなす便利屋として活躍し、3年目の06年には外国人枠の兼ね合いでガトームソンと併用されながら先発として9勝をマークする。しかし翌07年にトミー・ジョン手術を受けて1年を棒に振り、08年に復帰するも1勝にとどまって自由契約となる。
 その後巨人に移籍すると、09年5月には5勝をマークして月間MVPとなるなど自己最多の15勝をマークして日本一に貢献。しかし活躍は長く続かず、12年にはホールトンの加入もあって出番も減少し退団。その後はロッテに移籍するも1勝もできず、1年で戦力外となった。
 巨人移籍1年目に選出された09年の球宴では第1戦の先発に抜擢。初回に先頭の糸井を四球で出塁させると、続く井口資仁の内野安打に、二塁手・荒木雅博のエラーが絡んで先制点を許してしまう。しかしその後は立ち直り、2回は中島裕之、大村直之、里崎智也を全て内野ゴロに打ち取り、2回1失点とまずまずの投球を見せた。

・川井雄太(中日・投手・当時29歳) 上田西高→大東文化大→日本通運→04年ドラフト4位→中日(05-16)

09年成績:20登板 11勝5敗 0S 0H 119.0投球回 57奪三振 31与四球 126被安打 防3.78
通算成績:100登板 28勝31敗 0S 1H 489.2投球回 247奪三振 125与四球 504被安打 防3.44
球宴成績:1登板 0勝0敗 0s 2.0投球回 1奪三振 1与四球 8被安打 防13.50

※日本通運では2年連続で都市対抗に出場し、04年のドラフトで4位指名を受けて中日に入団。4年目の08年までは2軍生活が長く続き、目立った成績は残せなかったが、5年目の09年に先発ローテに定着。6月には4勝をあげて月間MVPを獲得するなど開幕11連勝を記録してブレイクを果たす。
 その後は11年にも谷間の先発として5勝をマークし、日本シリーズでは第4戦に先発するなど活躍を見せ、14年にも6勝をあげたものの成績の浮き沈みが激しく、登板機会がなかった16年に現役を引退。その後は中日のスカウトとして活動している。
 吉見一起とともに出場した09年の球宴では第1戦の1点リードの6回から4番手として登板。しかし1アウトから3連打を許すと、里崎智也に押し出し四球を許して同点に。さらに7回にも続けて登板するも、自身と三塁・小笠原道大の失策も絡んだ上で高橋信二に適時二塁打を浴びるなど5点を失い、2回6失点の大炎上。しかしその後セ打線が再逆転し、黒星は免れた。

・赤松真人(広島・外野手・当時26歳) 平安高→立命館大→04年ドラフト6位→阪神(05-07)→広島(08-19)

09年成績:137試合 .232 (423-98) 6本 43打点 79三振 33四球 14盗塁 出塁率.289 OPS.613
通算成績:868試合 .249 (1618-403) 21本 144打点 287三振 92四球 136盗塁 出塁率.297 OPS.633
球宴成績:2試合 .400 (5-2) 0本 0打点 0三振 0四球 2盗塁 出塁率.400 OPS.800

※平安高では99年春の選抜でベスト8となり、進んだ立命館大では主将として4年春の関西学生リーグ優勝に導いた。04年のドラフトで6位指名を受けて阪神に入団。1年目から2軍の首位打者・盗塁王となるなどの活躍を見せ、赤星憲広の故障から07年に1軍でも台頭し、同年オフに新井貴浩のFA移籍に伴う人的補償で広島に移籍する。すると天谷宗一郎と併用されながらレギュラーに定着し、高い守備力と脚力を活かして活躍。
 10年にはフェンスによじ登ってホームランキャッチを見せ、世界中で話題になるなどの活躍でGG賞も獲得。その後は丸佳浩の台頭もあって代走の切り札として起用され、16年のリーグ優勝にも貢献した。しかし同年オフに胃癌を発症。長いリハビリを経て18年に2軍で実践復帰を果たすも、1軍復帰は叶わぬまま19年に現役を引退。しかし引退試合で9回から中堅手として3年ぶりに1軍の公式戦に出場した。昨年からは広島の2軍外野守備走塁コーチを務めている。
 09年のファン投票で外野手部門2位となり、自身初の球宴選出。第1戦では8回にラミレスの代走として出場すると、9回には打席が回り武田久から安打を放ち、盗塁も成功する。続く第2戦では8番・右翼で先発出場し、2回に涌井秀章から安打。さらにここでも盗塁を成功させ、2試合で2安打2盗塁の活躍。2試合を通じて最も印象的な活躍をした選手に贈られる「マツダ・アクセラ賞」も受賞した。


592 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:14:52 eV0fVf8w

【パ・リーグ】

・有銘兼久(楽天・投手・当時30歳) 浦添商業高→大仙→九州自動車→01年ドラフト3位→近鉄(02-04)→楽天(05-12)

09年成績:54登板 0勝2敗 3S 20H 43.2投球回 42奪三振 27与四球 33被安打 防5.15
通算成績:303登板 9勝34敗 6S 57H 465.1投球回 394奪三振 199与四球 476被安打 防4.53
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 0.1投球回 0奪三振 2与四球 3被安打 防108.00

※九州自動車では帆足和幸とともに活躍し、00年の都市対抗では日産自動車九州の補強選手として出場。翌01年のドラフトで3位指名を受けて近鉄に入団。近鉄時代はおもにリリーフとして起用されるも制球に苦しんで成績は振るわず、その後球団合併により、分配ドラフトで楽天に移籍。05年には開幕2戦目に救援登板するも、1アウトも取れぬまま5失点を喫して0-26の敗戦を経験。その後は先発として起用され、06年には勝ち負け付かずに終わったものの188球を投げて延長12回を投げ抜き、17奪三振をマークする。
 07年にはリリーフに転向し、次第に左のワンポイントとして評価を上げ、08年にはリーグ最多の66試合に登板するなどセットアッパーとして活躍し、09年にはシーズン後半に打ち込まれるもチームの2位躍進に貢献。しかしその後は不振に苦しみ、片山博視らの台頭もあって12年に戦力外通告を受けて引退。その後は球団職員やBC・信濃の投手コーチとして活動し、現在はイーグルスアカデミーのコーチの傍らで、解説者も務めている。
 監督推薦で初選出となった09年の球宴では、第1戦で5点リードの8回に登板するも立ち上がりから制球に苦しんでラミレス、内川聖一に適時二塁打を浴び、1アウトしか取れないまま4失点を喫して攝津正と交代。あまりの乱調っぷりから近鉄時代の先輩である大村直之から命じられ、ベンチで正座をさせられている。

・田上秀則(ソフトバンク・捕手・当時29歳) 大阪産業大付高→九州共立大→01年ドラフト3位→中日(02-05)→ソフトバンク(06-13)

09年成績:138試合 .251 (463-116) 26本 80打点 122三振 29四球 0盗塁 出塁率.299 OPS.757
通算成績:470試合 .247 (1377-340) 50本 184打点 337三振 61四球 0盗塁 出塁率.281 OPS.686
球宴成績:2試合 .333 (3-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.333

※九州共立大では山村路直、新垣渚とともにバッテリーを組み、01年のドラフトで3位指名を受けて中日に入団。2年目の03年には2軍で本塁打王となるなど打力で期待されるも、4年間で1軍出場はわずか13試合に終わり、05年に戦力外となる。その後入団テストを経てソフトバンクに入団。移籍1年目こそは打力を買われて指名打者として起用されるも、次第に捕手として起用されるようになり、城島健司が去った後のチームの要として成長。
 そして09年には打撃の才能が開花し、自己最多でパリーグ4位の26本塁打をマークしてベストナインも獲得する。しかし10年には史上ワーストとなる盗塁阻止率.069を記録するなど攻守で精彩を欠き、さらに細川亨の加入もあって出場機会が急減。13年には2軍の日本選手権で決勝本塁打を放ってMVPとなるも、直後に引退を発表。その後は同僚だった仲澤忠厚とともに大阪市内にバーを開業し、18年には母校の大阪産業大付高の監督に就任している。
 監督推薦で選出された09年の球宴では、第1戦で8回に二岡智宏の代打として出場するも、三浦大輔の前に遊ゴロ。続く第2戦では9番・捕手で先発出場。守備面では涌井秀章と同僚・杉内俊哉をリードし、バットでは5回に藤川球児から安打を放ち、存在感を示した。

・草野大輔(楽天・外野手・当時32歳) 延岡学園高→NTT東京→NTT九州→ホンダ熊本→05年大社ドラフト8位→楽天(06-12)

09年成績:122試合 .305 (462-141) 7本 54打点 60三振 27四球 3盗塁 出塁率.364 OPS.775
通算成績:629試合 .278 (1890-526) 26本 204打点 231三振 136四球 9盗塁 出塁率.341 OPS.721
球宴成績:2試合 .200 (5-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.400

※社会人ではNTTやホンダでなんと11年間プレーし、05年の大社ドラフト8位で29歳・妻子持ちという異例のプロ入りを果たし、楽天に入団。2年目の07年後半から打撃で結果を残し、3番打者として規定打席未満ながら打率.320の好成績を残す。三塁を中心に二塁や外野でも起用され、
 09年には自身初の規定打席到達を果たして打率3割をマークし、チームの2位躍進に大きく貢献する。その後は若手選手の台頭もありながらも頼れるベテランとしてチームを支えるも、12年に戦力外となって引退。その後は楽天のアンバサダーや2軍打撃コーチとして活動し、現在は解説者として活動している。
 外野手のファン投票3位で選出された09年の球宴では、第1戦の4回に大村直之の代走として出場。そのまま左翼の守備につき、6回には川井雄太から安打を放ち、7回にも併殺打の間に走者が生還して追加点を挙げている。続く第2戦では井口資仁に代わって二塁手として出場。途中からは三塁も守るなど大舞台でも便利屋として活躍した。


593 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:22:07 jtZKlF1.
>>592
田上の阻止率酷すぎる

今も現役の選手の名前が増えてきた


594 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:30:59 m25KXFUU
有銘はオールスターから帰ってきたら違う選手になっていたな


595 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/06(火) 00:32:35 ufom1uW6
田練


596 : IW26一生ボンバーヘッドダイビングタバコの火を消すブルースリー :2021/07/06(火) 00:37:18 ???
川井進さんもおるやん


597 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:08:37 Glo7pg6.

【第60回・2010年】

【2010年・オールスターゲーム選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:9人 中:7人 ヤ:3人 神:6人 広:3人(1) 横:1人 計:29人

監督:原辰徳(巨人・52歳)

コーチ:落合博満(中日・56歳)
コーチ:小川淳司(ヤクルト・52歳)

【ファン投票選出】

先発:前田健太(広島・22歳)   ※初
   (28登板 15勝8敗 0S 0H 215.2投球回 174奪三振 46与四球 166被安打 防2.21)

中継:越智大祐(巨人・27歳)   ※初
   (59登板 4勝4敗 5S 21H 56.1投球回 49奪三振 23与四球 52被安打 防3.20)

抑え:藤川球児(阪神・30歳)   ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり5度目)
   (58登板 3勝4敗 28S 5H 62.2投球回 81奪三振 20与四球 47被安打 防2.01)

捕手:城島健司(阪神・34歳)   ※5年ぶり10度目(移籍後初)
   (144試合 .303 (554-168) 28本 91打点 53三振 27四球 9盗塁 出塁率.352 OPS.859)

一塁:栗原健太(広島・28歳)   ※2年連続3度目→出場辞退
   (105試合 .295 (386-114) 15本 65打点 70三振 51四球 3盗塁 出塁率.382 OPS.851)

二塁:東出輝裕(広島・29歳)   ※3年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (108試合 .267 (454-121) 1本 40打点 55三振 26四球 10盗塁 出塁率.307 OPS.644)

三塁:小笠原道大(巨人・36歳)  ※2年連続11度目(ファン投票は2年連続8度目)
   (137試合 .308 (510-157) 34本 90打点 101三振 73四球 1盗塁 出塁率.394 OPS.953)

遊撃:坂本勇人(巨人・21歳)   ※3年連続3度目
   (144試合 .281 (609-171) 31本 85打点 83三振 47四球 14盗塁 出塁率.332 OPS.836)

外野:青木宣親(ヤクルト・28歳) ※6年連続6度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (144試合 .358 (583-209) 14本 63打点 61三振 63四球 19盗塁 出塁率.435 OPS.944)

外野:松本哲也(巨人・26歳)   ※初
   (94試合 .287 (317-91) 0本 22打点 56三振 17四球 17盗塁 出塁率.331 OPS.672)

外野:ラミレス(巨人・35歳)   ※4年連続6度目(ファン投票は初)
   (144試合 .304 (566-172) 49本 129打点 98三振 21四球 1盗塁 出塁率.338 OPS.951)

【選手間投票選出】

捕手:阿部慎之助(巨人・31歳) ※5年連続7度目
   (140試合 .281 (498-140) 44本 92打点 91三振 58四球 0盗塁 出塁率.368 OPS.976)

一塁:ブランコ(中日・29歳)  ※2年連続2度目
   (134試合 .264 (493-130) 32本 86打点 158三振 57四球 0盗塁 出塁率.349 OPS.850)

二塁:井端弘和(中日・35歳)  ※4年連続7度目
   (53試合 .261 (180-47) 0本 16打点 28三振 21四球 0盗塁 出塁率.345 OPS.639)

外野:和田一浩(中日・38歳)  ※2年ぶり5度目
   (144試合 .339 (505-171) 37本 93打点 77三振 92四球 5盗塁 出塁率.437 OPS1.061)


598 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:10:08 Glo7pg6.

【監督推薦】

投手:内海哲也(巨人・28歳)   ※3年ぶり3度目
   (27登板 11勝8敗 0S 0H 148.0投球回 121奪三振 32与四球 168被安打 防4.38)

投手:久保裕也(巨人・30歳)   ※初
   (79登板 8勝1敗 1S 32H 91.0投球回 96奪三振 23与四球 72被安打 防2.77)

投手:東野峻(巨人・24歳)    ※初
   (27登板 13勝8敗 0S 0H 157.0投球回 140奪三振 55与四球 152被安打 防3.27)

投手:岩瀬仁紀(中日・35歳)   ※3年ぶり7度目
   (54登板 1勝3敗 42S 3H 48.0投球回 41奪三振 13与四球 47被安打 防2.25)

投手:吉見一起(中日・25歳)   ※3年連続3度目
   (25登板 12勝9敗 0S 0H 156.2投球回 115奪三振 25与四球 159被安打 防3.50)

投手:浅尾拓也(中日・25歳)   ※初
   (72登板 12勝3敗 1S 47H 80.1投球回 75奪三振 10与四球 60被安打 防1.68)

投手:林昌勇(ヤクルト・34歳)  ※2年連続2度目
   (53登板 1勝2敗 35S 6H 55.2投球回 53奪三振 16与四球 32被安打 防1.46)

投手:久保康友(阪神・29歳)   ※初
   (29登板 14勝5敗 0S 0H 202.1投球回 158奪三振 45与四球 183被安打 防3.25)

投手:山口俊(横浜・23歳)    ※初
   (54登板 2勝8敗 30S 2H 68.2投球回 78奪三振 24与四球 57被安打 防2.62)

捕手:相川亮二(ヤクルト・34歳) ※2年連続3度目
   (120試合 .293 (427-125) 11本 65打点 70三振 30四球 2盗塁 出塁率.340 OPS.759)

内野:森野将彦(中日・31歳) ※3年ぶり2度目
   (144試合 .327 (547-179) 22本 84打点 77三振 64四球 2盗塁 出塁率.399 OPS.936)

内野:平野恵一(阪神・31歳) ※5年ぶり2度目(移籍後初)
   (139試合 .350 (492-172) 1本 24打点 55三振 34四球 6盗塁 出塁率.399 OPS.820)

外野:マートン(阪神・28歳) ※初
   (144試合 .349 (613-214) 17本 91打点 70三振 47四球 11盗塁 出塁率.395 OPS.894)

外野:廣瀬純(広島・31歳)  ※初(栗原健太の出場辞退による補充)
   (135試合 .309 (482-149) 12本 57打点 66三振 36四球 3盗塁 出塁率.374 OPS.836)

【プラスワン投票選出】

内野:ブラゼル(阪神・30歳) ※初
   (143試合 .296 (564-167) 47本 117打点 153三振 25四球 1盗塁 出塁率.329 OPS.902)


599 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:11:07 Glo7pg6.

【パ・リーグ】 日:6人 楽:5人 ソ:6人 西:4人(1) ロ:5人 オ:3人 計:29人

監督:梨田昌孝(日本ハム・56歳)

コーチ:ブラウン(楽天・47歳)
コーチ:秋山幸二(ソフトバンク・48歳)

【ファン投票選出】

先発:杉内俊哉(ソフトバンク・29歳)     ※4年連続5度目(ファン投票は初)
   (27登板 16勝7敗 0S 0H 182.2投球回 218奪三振 60与四球 169被安打 防3.55)

中継:ファルケンボーグ(ソフトバンク・32歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (60登板 3勝2敗 1S 39H 62.0投球回 83奪三振 8与四球 39被安打 防1.02)

抑え:馬原孝浩(ソフトバンク・28歳)     ※3年ぶり3度目(ファン投票は4年ぶり2度目)
   (53登板 5勝2敗 32S 2H 60.2投球回 49奪三振 12与四球 54被安打 防1.63)

捕手:里崎智也(ロッテ・34歳)        ※2年連続5度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (78試合 .263 (247-65) 10本 29打点 91三振 40四球 1盗塁 出塁率.375 OPS.800)

一塁:金泰均(ロッテ・28歳)         ※初
   (141試合 .268 (527-141) 21本 92打点 140三振 74四球 0盗塁 出塁率.357 OPS.786)

二塁:井口資仁(ロッテ・35歳)        ※2年連続6度目
   (143試合 .294 (531-156) 17本 103打点 114三振 98四球 2盗塁 出塁率.412 OPS.888)

三塁:中村剛也(西武・26歳)         ※3年連続3度目→出場辞退
   (85試合 .234 (304-71) 25本 57打点 111三振 44四球 1盗塁 出塁率.333 OPS.873)

遊撃:川崎宗則(ソフトバンク・29歳)     ※7年連続7度目
   (144試合 .316 (602-190) 4本 53打点 86三振 43四球 30盗塁 出塁率.350 OPS.765)

外野:稲葉篤紀(日本ハム・37歳)       ※4年連続6度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (137試合 .287 (530-152) 16本 79打点 86三振 43四球 3盗塁 出塁率.351 OPS.811)

外野:T-岡田(オリックス・22歳)      ※初
   (129試合 .284 (461-131) 33本 96打点 136三振 49四球 0盗塁 出塁率.358 OPS.933)

外野:多村仁志(ソフトバンク・33歳)     ※初
   (140試合 .324 (513-166) 27本 89打点 93三振 33四球 2盗塁 出塁率.374 OPS.924)

DH:二岡智宏(日本ハム・34歳)       ※2年連続7度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (103試合 .262 (328-86) 7本 47打点 59三振 18四球 0盗塁 出塁率.300 OPS.672)

【選手間投票選出】

投手:ダルビッシュ有(日本ハム・23歳) ※4年連続4度目
   (26登板 12勝8敗 0S 0H 202.0投球回 222奪三振 47与四球 158被安打 防1.78)

捕手:嶋基宏(楽天・25歳)       ※3年ぶり2度目
   (127試合 .315 (422-133) 3本 43打点 90三振 45四球 9盗塁 出塁率.380 OPS.757)

二塁:片岡易之(西武・27歳)      ※2年ぶり2度目
   (137試合 .295 (576-170) 13本 54打点 72三振 43四球 59盗塁 出塁率.347 OPS.781)

遊撃:中島裕之(西武・27歳)      ※5年連続6度目
   (130試合 .314 (503-158) 20本 93打点 97三振 52四球 15盗塁 出塁率.385 OPS.896)

外野:鉄平(楽天・27歳)        ※3年ぶり2度目
   (127試合 .318 (481-153) 9本 64打点 57三振 53四球 13盗塁 出塁率.391 OPS.855)

外野:糸井嘉男(日本ハム・28歳)    ※2年連続2度目
   (138試合 .309 (488-151) 15本 64打点 94三振 71四球 26盗塁 出塁率.407 OPS.889)

DH:山﨑武司(楽天・41歳)      ※2年ぶり5度目
   (141試合 .239 (540-129) 28本 93打点 147三振 45四球 1盗塁 出塁率.303 OPS.749)


600 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:11:51 Glo7pg6.

【監督推薦】

投手:永井怜(楽天・25歳)     ※初
   (27登板 10勝10敗 0S 0H 182.2投球回 125奪三振 69与四球 173被安打 防3.74)

投手:川岸強(楽天・30歳)     ※初
   (49登板 2勝5敗 13S 4H 50.0投球回 46奪三振 18与四球 67被安打 防6.12)

投手:和田毅(ソフトバンク・29歳) ※6年ぶり3度目
   (26登板 17勝8敗 0S 0H 169.1投球回 169奪三振 55与四球 145被安打 防3.14)

投手:涌井秀章(西武・24歳)    ※2年連続4度目
   (27登板 14勝8敗 0S 0H 196.1投球回 154奪三振 54与四球 191被安打 防3.67)

投手:シコースキー(西武・35歳)  ※2年連続2度目(移籍後初)
   (58登板 2勝5敗 33S 5H 63.0投球回 48奪三振 19与四球 50被安打 防2.57)

投手:小林宏(ロッテ・32歳)    ※3年ぶり5度目
   (57登板 3勝3敗 29S 5H 61.0投球回 53奪三振 14与四球 51被安打 防2.21)

投手:木佐貫洋(オリックス・30歳) ※7年ぶり2度目(移籍後初)
   (28登板 10勝12敗 0S 0H 174.1投球回 140奪三振 71与四球 174被安打 防3.98)

投手:平野佳寿(オリックス・36歳) ※4年ぶり2度目
   (63登板 7勝2敗 2S 32H 80.2投球回 101奪三振 28与四球 67被安打 防1.67)

内野:小谷野栄一(日本ハム・29歳) ※初(中村剛也の出場辞退による補充)
   (144試合 .311 (569-177) 16本 109打点 87三振 29四球 8盗塁 出塁率.344 OPS.811)

内野:西岡剛(ロッテ・25歳)    ※2年ぶり5度目
   (144試合 .346 (596-206) 11本 59打点 96三振 79四球 22盗塁 出塁率.423 OPS.904)

【プラスワン投票選出】

内野:田中賢介(日本ハム・29歳) ※2年ぶり2度目
   (143試合 .335 (576-193) 5本 54打点 66三振 72四球 10盗塁 出塁率.408 OPS.825)


601 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:12:08 Glo7pg6.

【2010年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 1-4 セ 7月23日・ヤフードーム・セ70勝75敗8分
(勝:前田健 1勝 敗:和田 1敗 S:藤川球 1S)

※セは2回に阿部の適時打で先制すると、4回にも阿部の適時二塁打で追加点。さらに5回には森野、7回には東出の適時打でリードを広げた。投げては前田健、内海、久保、山口、越智、岩瀬、藤川球の継投でパ打線を4安打1失点に封じ込めた。MVPは阿部慎之助。

第2戦
セ 5-5 パ 7月24日・新潟・セ70勝75敗9分

※パは初回に稲葉の適時打で先制し、2回には山﨑武のソロと里崎の2ランで3点を追加。対するセも4点を追う5回に青木の適時三塁打と森野の犠飛で3点を返すと、8回にはブラゼルのソロで試合を振り出しに戻した。試合は7年ぶりの引き分けに。MVPは4安打の片岡易之。


602 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:12:54 Glo7pg6.

【第60回・2010年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・越智大祐(巨人・投手・当時27歳) 新田高→早稲田大→05年大社ドラフト4位→巨人(06-14)

10年成績:59登板 4勝4敗 5S 21H 56.1投球回 49奪三振 23与四球 52被安打 防3.20
通算成績:240登板 18勝13敗 15S 66H 242.0投球回 263奪三振 96与四球 205被安打 防3.05
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※早大では1年春から2年秋まで無傷の11連勝を達成し、早大史上初の六大学4連覇に貢献。05年の大社ドラフト4位で指名されて巨人に入団。2年目の07年までは2軍生活が続くと、3年目の08年に1軍デビュー。落差の大きい「雷電フォーク」と速球を武器に山口鉄也とともに「風神・雷神」コンビを組んでブルペンを支え、セットアッパーとして活躍。
 順調にプロ生活を歩んでいたが、12年に国指定の難病「黄色靭帯骨化症」を発症。手術を経てリハビリを続けるも1軍復帰は叶わず、14年に戦力外となって現役を引退。その後は東京都内で焼き肉店を開業するも、現在は閉店している。
 中継ぎ部門のファン投票1位で選出された10年の球宴では、第1戦で4点リードの7回に登板。先頭の井口資仁を外野フライに打ち取ると、続く中島裕之に安打を許す。しかし続く稲葉篤紀をセカンドフライに打ち取ると、その中島が塁を飛び出していたためにゲッツー。1回無失点とセットアッパーの役割を果たした。

・東野峻(巨人・投手・当時24歳) 鉾田一高→04年ドラフト7位→巨人(05-12)→オリックス(13-14)→DeNA(15)

10年成績:27登板 13勝8敗 0S 0H 157.0投球回 140奪三振 55与四球 152被安打 防3.27
通算成績:124登板 32勝30敗 2S 2H 556.1投球回 458奪三振 203与四球 494被安打 防3.43
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 6被安打 防18.00

※鉾田一高から04年のドラフトで7位指名を受けて巨人に入団。3年目の07年までは故障もあって目立った成績は残せなかったが、4年目の08年に中継ぎとして1軍に定着。09年には先発ローテに加わり、8勝をマークしてチームの3連覇に貢献した。そして10年には自己最多の13勝をあげてブレイクを果たす。
 続く11年には開幕投手に抜擢されて8勝をあげたものの、12年にはわずか1勝に終わり、オフに2対2のトレードでオリックスに移籍。しかしオリックスでも2年間で1勝に終わり、14年オフに戦力外に。トライアウトを経てDeNAに移籍するも、1年で戦力外となり現役を引退。その後はDeNAの打撃投手を務め、現在はスコアラーとして活動している。
 前半戦だけで11勝をマークした10年に監督推薦で球宴に選出されると、自身は第2戦の先発に抜擢。しかし初回いきなり稲葉篤紀に適時打を浴びて失点すると、続く2回には山﨑武司にソロ、鉄平の二塁打を挟んで里崎智也には2ランも被弾し、2回6安打4失点と打ち込まれてしまった。

・久保康友(阪神・投手・当時29歳) 関西大一高→松下電器→04年ドラフト自由枠→ロッテ(05-08)→阪神(09-13)→DeNA(14-17)

10年成績:29登板 14勝5敗 0S 0H 202.1投球回 158奪三振 45与四球 183被安打 防3.25
通算成績:304登板 97勝86敗 6S 20H 1540.1投球回 1130奪三振 398与四球 1553被安打 防3.70
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※関東一高では98年春の選抜で松坂大輔擁する横浜高に敗れるも準優勝を果たす。その後は松下電器に進み、04年のドラフトにおいて自由獲得枠でロッテに入団。後に多田野数人がプロ入りするまでは「松坂世代最後の大物」と注目されていた。1年目から先発ローテに加わって球団新人史上55年ぶりとなる2桁勝利を記録し、チームの日本一に貢献。翌06年には開幕投手を務め、その後も先発ローテを支えていたが09年に橋本健太郎とのトレードで阪神に移籍。
 ここでも先発として活躍し、10年には自己最多の14勝をマークする。13年にはメジャーに移籍した藤川球児の後任として抑えも務め、同年オフにFAでDeNAに移籍。DeNAでもエース格として活躍し、14年には12勝をマーク。15年には9年ぶりに開幕投手を務めるなど衰えぬ活躍を見せた。17年に退団し、その後は米独立リーグやメキシコでプレー。現在はコロナ禍で海外でプレー出来ない状況が続いているものの、現役として野球を続ける意向を示している。
 ロッテ・阪神・DeNAの3球団でいずれも2桁勝利をあげ、通算97勝をあげた右腕ではあるものの、球宴選出は阪神時代の1度のみ。10年の球宴では第2戦で上記の東野の後を継いで2番手として登板。3回にはT-岡田、二岡智宏から連続三振を奪い、続く4回も3者連続で内野ゴロに打ち取り、2回無失点の好救援を見せた。

・クレイグ・ブラゼル(阪神・内野手・当時30歳) 西武(08)→阪神(09-12)→ロッテ(13-14)

10年成績:143試合 .296 (564-167) 47本 117打点 153三振 25四球 1盗塁 出塁率.329 OPS.902
通算成績:670試合 .269 (2278-613) 133本 412打点 564三振 126四球 1盗塁 出塁率.316 OPS.800
球宴成績:2試合 .400 (5-2) 1本 1打点 2三振 1四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.500

※07年にマイナーで39本塁打を放ち、同年オフに来日して西武に入団。オリックスに移籍したカブレラの穴を埋める活躍を期待されると、08年6月には月間MVPを獲得するなど27本塁打をマーク。しかしシーズン後半に対策されて成績が低迷した上に、シーズン終盤には頭部死球も受けて離脱となり、そのまま退団となる。その後は米独立リーグでプレーしていたが、メンチがあまりにも打てなかったことから代役の助っ人を探していた阪神が獲得。09年は82試合で16本塁打を放って期待に応えると、
 続く10年には新助っ人のマートンとともに強力打線を支え、球団助っ人ではバース以来の40本塁打以上となる自己最多の47本塁打をマークし、ベストナインも獲得する。しかし翌年から統一球の影響により本塁打が急減し、12年オフに退団となる。しかし翌年6月にロッテが獲得し、再来日。ホワイトセルの代役として活躍して62試合で11本塁打を記録したものの、翌14年は故障により35試合の出場に終わって自由契約となり、引退。現在は妻が手がけるピラティス教室の営業に携わっている。
 この年から新たに導入された「プラスワン投票」により、セリーグの最後の1名として選出。第1戦では小笠原道大に代わって一塁手として途中出場し、8回の第2打席でファルケンボーグから安打。続く第2戦では5番・一塁で先発出場し、1点を追う8回には川岸強から値千金の同点ソロを放ち、試合を引き分けに持ち込んでいる。

・松本哲也(巨人・外野手・当時26歳) 山梨学院大付高→06年育成ドラフト3位→巨人(07-17)

10年成績:94試合 .287 (317-91) 0本 22打点 56三振 17四球 17盗塁 出塁率.331 OPS.672
通算成績:591試合 .263 (1280-336) 0本 57打点 231三振 84四球 65盗塁 出塁率.313 OPS.615
球宴成績:2試合 .250 (4-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.500

※専修大では主将として長谷川勇也とともに活躍し、06年の育成ドラフトで3位指名を受けて巨人に入団。すると1年目の春季キャンプで早くも支配下登録を勝ち取り、球団初の育成出身支配下選手となる。そして迎えた3年目の09年には2番打者に定着し、打率.293、16盗塁、リーグ最多の27犠打を記録するなどの活躍を見せ、育成出身では初となるゴールデングラブ賞、野手では初の新人王を獲得し、一躍「育成の星」として注目を浴びる。
 その後は長野久義の入団もあって準レギュラーとなるものの、守備・走塁面で安定した活躍を見せるなど10年代の巨人を陰ながら支え続けた。FAで陽岱鋼が加入し、重信慎之介や立岡宗一郎の台頭もあって1軍出場なしに終わった17年に現役を引退。その後はコーチとなり、現在は巨人の2軍野手総合コーチを務めている。
 新人王を獲得した翌10年に外野手のファン投票2位で選出され、育成出身選手では初となるオールスター出場も達成。第1戦では9回に青木宣親の代打で登場するも馬原孝浩を前に一ゴロ。続く第2戦では9番・右翼手で先発出場すると、5回の第2打席で永井怜から安打を放ち、チームの反撃に繋げる活躍を見せた。


603 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:13:12 Glo7pg6.

【パ・リーグ】

・永井怜(楽天・投手・当時25歳) 東農大二高→東洋大→06年大社ドラフト1位→楽天(07-15)

10年成績:27登板 10勝10敗 0S 0H 182.2投球回 125奪三振 69与四球 173被安打 防3.74
通算成績:155登板 43勝43敗 0S 2H 789.0投球回 616奪三振 270与四球 741被安打 防3.65
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 5被安打 防13.50

※東洋大から06年の大社ドラフトで楽天から1位指名を受けて入団。1年目から先発と中継ぎの双方で活躍すると、3年目の09年には岩隈久志、田中将大とともに先発3本柱の1人としてフル回転し、自己最多の13勝をマークしてチームの2位躍進に貢献する。翌10年も2桁勝利をマークしてローテを支えたが、
 次第に故障や、塩見貴洋、辛島航、美馬学らの台頭もあって出場機会も減少。1軍での出番がなかった15年に引退を表明し、引退試合では大学の先輩である清田育宏から三振を奪ってマウンドを去った。その後は楽天のジュニアコーチとして活動し、昨年からは育成コーチとして活動している。
 ブレイクを果たした翌年の10年に初選出となった球宴では第2戦で4点リードの5回から登板。しかし立ち上がりから東出輝裕、松本哲也に連打を浴びると、青木宣親に適時三塁打、森野将彦に犠飛を浴びて3点を失い、1点差にまで縮められてしまう。続く6回も東出輝裕に二塁打を浴びたがなんとか無失点で踏ん張り、2回3失点の結果に終わった。

・川岸強(楽天・投手・当時30歳) 桐蔭学園高→駒澤大→トヨタ自動車→03年ドラフト7位→中日(04-06)→楽天(07-12)

10年成績:49登板 2勝5敗 13S 4H 50.0投球回 46奪三振 18与四球 67被安打 防6.12
通算成績:187登板 12勝14敗 18S 27H 212.2投球回 163奪三振 75与四球 232被安打 防4.27
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 2奪三振 0与四球 1被安打 防9.00

※桐蔭学園では97年夏の甲子園に出場し、駒澤大では神宮大会で優勝を経験。さらにトヨタ自動車では金子千尋とともに活躍し、03年のドラフトで7位指名を受けて中日に入団。右のサイドスローから多彩な変化球を放つ技巧派として、2年目の05年は中継ぎとして23試合に登板するも、翌06年は故障が相次いで1軍登板なしに終わりわずか3年で中日を戦力外となってしまう。その後入団テストを経て楽天に移籍すると、
 移籍2年目の08年に中継ぎとして台頭し、自己最多の54試合に登板。10年には一時期抑えも任されるなど13セーブをあげたものの、防御率は6点台と低迷。その後は他の中継ぎの台頭もあり、12年には1軍登板なしに終わってしまい、2度目の戦力外を受けて現役を引退。その後は楽天のジュニアコーチとして活動しており、現在は楽天リトルシニアの監督を務めている。
 上記の永井怜とともに初選出となった10年の球宴では第2戦の1点リードで迎えた8回に5番手として登板。しかし先頭のブラゼルに痛恨の同点ソロを被弾してしまう。その後はマートンを二ゴロ、相川亮二と東出輝裕から連続三振を奪って立ち直るも、悔しい登板となった。

・金泰均(ロッテ・内野手・当時28歳) ロッテ(10-11)

10年成績:141試合 .268 (527-141) 21本 92打点 140三振 74四球 0盗塁 出塁率.357 OPS.786
通算成績:172試合 .265 (631-167) 22本 106打点 163三振 86四球 0盗塁 出塁率.353 OPS.765
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※韓国では01年にハンファに入団。高卒1年目ながらシーズン20本塁打を放って新人王となると、08年には本塁打王となり、09年には第2回WBCにおいて韓国代表の4番打者を務め、大会歴代最多の11打点をあげて一塁のベストナインを獲得。その後10年に来日してロッテに入団。開幕から4番打者を担い、チームの主軸として活躍し、後半は失速するも21本塁打 92打点と成績を残し、チームの逆転日本一に貢献する。
 しかし翌11年は不振に陥り、手首や腰の故障もあってこの年限りで退団。その後は帰国して再びハンファに復帰。12年には首位打者となるなど衰えるどころかむしろ成績は来日以前より向上し、通算2014試合、2209安打、311本塁打をマーク。昨年限りで現役を引退し、今年からは解説者として活動。ハンファで背負った背番号「52」はチームの永久欠番となった。
 一塁手のファン投票1位で選出された10年の球宴では、第1戦で6番・一塁、第2戦では5番・指名打者で2試合とも先発出場。しかしいずれも試合中盤で交代しており、計3打席凡退に終わっている。

・小谷野栄一(日本ハム・内野手・当時29歳) 創価高→創価大→02年ドラフト5位→日本ハム(03-14)→オリックス(15-18)

10年成績:144試合 .311 (569-177) 16本 109打点 87三振 29四球 8盗塁 出塁率.344 OPS.811
通算成績:1394試合 .264 (4765-1260) 71本 566打点 796三振 287四球 31盗塁 出塁率.309 OPS.670
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※創価大から02年のドラフトで5位指名を受けて日本ハムに入団。1年目から次第に出場機会を増やしていたが、06年の2軍在籍中にパニック障害を発症。打席に立てないレベルまで深刻に陥るも、当時の2軍監督代行だった福良淳一の支えもあってこれを克服。翌07年には三塁手のレギュラーを掴み取ると、勝負強い打撃でチームの主軸打者へと成長。10年には4番打者として109打点をマークして打点王、ベストナイン、GG賞を獲得する。その後も三塁手としてチームを支え、14年オフにFAでオリックスに移籍。
 オリックスでは移籍2年目までは故障に悩まされて精彩を欠くも、17年には正三塁手として復活し、4年ぶりの規定打席到達も果たした。翌18年に現役を引退すると、19年には楽天のコーチを務め、現在はオリックスの2軍野手総合コーチとなっている。
 中村剛也の出場辞退によって選出された10年の球宴では、第1戦で中島裕之に代わって三塁手として8回から途中出場するも、打席は回らず。続く第2戦では8番・三塁で先発出場するも、3打席無安打に終わっている。なおこの第2戦では里崎智也、坂本勇人も先発出場している。

・多村仁志(ソフトバンク・外野手・当時33歳) 横浜高→94年ドラフト4位→横浜(95-06)→ソフトバンク(07-12)→DeNA(13-15)→中日(16)

10年成績:140試合 .324 (513-166) 27本 89打点 93三振 33四球 2盗塁 出塁率.374 OPS.924
通算成績:1342試合 .281 (4140-1162) 195本 643打点 962三振 333四球 43盗塁 出塁率.340 OPS.819
球宴成績:2試合 .250 (4-1) 0本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.500

※横浜高では94年の甲子園に春夏連続出場を経験し、94年のドラフトで4位指名を受けて地元・横浜に入団。長い2軍生活を経て6年目の00年に準レギュラーとして84試合に出場して台頭。そして04年には日本人では球団史上初の40本塁打を達成し、翌05年にも31本塁打を放つなどチームの主砲として活躍。06年には第1回WBCの日本代表に選出され、チーム最多の3本塁打、9打点をマークして優勝に貢献している。同年オフに寺原隼人ととのトレードでソフトバンクに移籍すると、10年には打率.324 27本塁打をマークして優勝に貢献し、ベストナインも獲得する。
 13年には3対3のトレードでDeNAに復帰し、同年4月には巨人戦で代打2ランとサヨナラ3ランを放って7点差をひっくり返す大逆転勝利も演出したものの、梶谷隆幸や筒香嘉智の台頭もあって15年に戦力外に。そして16年には育成選手として中日に入団。しかし支配下復帰を果たせぬまま、同年限りで引退。選手としての能力は高かったものの、毎年のように故障を繰り返していたことから「スペランカー」とも称された。
 そしてその故障の多さ故か、球宴出場はソフトバンク時代の1度のみ。ファン投票3位で外野手として選出された10年の球宴では、第1戦で4番・右翼手として先発出場するも2打席凡退で途中交代。しかし第2戦では稲葉篤紀に代わって右翼手として途中出場し、5回にはこの年日本記録の59ホールドポイントを記録した浅尾拓也から適時打を放ち、大舞台で実力を発揮した。


604 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:20:22 dil6fQ.o
久保がロッテ時代に1度も選出されていないことが意外すぎる


605 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:24:03 H3tqgcsA
多村がまさか一回だけとは


606 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:25:13 fosktxAo
>>602
松本ほんとすき
育成の星だった


607 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:29:26 RV/7p4Fs
川岸さん出てたんだ
全然覚えていない


608 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 00:49:10 A6YL0G8Y
多村仁志さんすき


609 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/07(水) 08:11:08 uZo9Ud66
意外なのが、JFKの一員であったジェフウィリアムスは2009年に阪神退団してるから、地味にオールスターに出たことないという事実


610 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/08(木) 11:12:36 n0yany72

【第61回・2011年】

【2011年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 中:5人 神:4人 巨:7人 ヤ:8人 広:4人 横:4人 計:32人

監督:落合博満(中日・57歳)

コーチ:真弓明信(阪神・58歳)
コーチ:原辰徳(巨人・53歳)

【ファン投票選出】

先発:由規(ヤクルト・21歳)     ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (15登板 7勝6敗 0S 0H 100.2投球回 83奪三振 41与四球 84被安打 防2.86)

中継:浅尾拓也(中日・26歳)     ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (79登板 7勝2敗 10S 45H 87.1投球回 100奪三振 15与四球 57被安打 防0.41)

抑え:藤川球児(阪神・31歳)     ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (56登板 3勝3敗 41S 5H 51.0投球回 80奪三振 13与四球 25被安打 防1.24)

捕手:阿部慎之助(巨人・32歳)    ※6年連続8度目(ファン投票は3年ぶり4度目)
   (114試合 .292 (390-114) 20本 61打点 66三振 35四球 1盗塁 出塁率.363 OPS.863)

一塁:畠山和洋(ヤクルト・28歳)   ※初
   (142試合 .269 (494-133) 23本 85打点 94三振 78四球 1盗塁 出塁率.373 OPS.834)

二塁:井端弘和(中日・36歳)     ※5年連続8度目(ファン投票は4年ぶり3度目、二塁手では初)
   (104試合 .234 (376-88) 1本 29打点 53三振 25四球 3盗塁 出塁率.280 OPS.551)

三塁:村田修一(横浜・30歳)     ※3年ぶり3度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (144試合 .253 (530-134) 20本 70打点 103三振 44四球 0盗塁 出塁率.321 OPS.744)

遊撃:坂本勇人(巨人・22歳)     ※4年連続4度目
   (144試合 .262 (568-149) 16本 59打点 91三振 37四球 8盗塁 出塁率.313 OPS.714)

外野:青木宣親(ヤクルト・29歳)   ※7年連続7度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (144試合 .292 (583-170) 4本 44打点 55三振 51四球 8盗塁 出塁率.358 OPS.718)

外野:バレンティン(ヤクルト・27歳) ※初
   (140試合 .228 (486-111) 31本 76打点 131三振 61四球 3盗塁 出塁率.314 OPS.783)

外野:ラミレス(巨人・36歳)     ※5年連続7度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (137試合 .279 (477-133) 23本 73打点 72三振 30四球 2盗塁 出塁率.322 OPS.775)

【選手間投票選出】

投手:内海哲也(巨人・29歳) ※2年連続4度目
   (28登板 18勝5敗 0S 0H 185.2投球回 144奪三振 47与四球 153被安打 防1.70)

二塁:平野恵一(阪神・32歳) ※2年連続3度目
   (142試合 .295 (542-160) 1本 29打点 67三振 33四球 6盗塁 出塁率.341 OPS.684)

外野:長野久義(巨人・26歳) ※初
   (140試合 .316 (519-164) 17本 69打点 85三振 48四球 19盗塁 出塁率.379 OPS.847)


611 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/08(木) 11:13:31 n0yany72

【監督推薦】

投手:岩瀬仁紀(中日・36歳)   ※2年連続8度目
   (56登板 0勝1敗 37S 7H 48.2投球回 45奪三振 10与四球 50被安打 防1.48)

投手:吉見一起(中日・26歳)   ※4年連続4度目
   (26登板 18勝3敗 0S 0H 190.2投球回 120奪三振 23与四球 143被安打 防1.65)

投手:榎田大樹(阪神・24歳)   ※初
   (62登板 3勝3敗 1S 33H 63.1投球回 71奪三振 28与四球 43被安打 防2.27)

投手:久保裕也(巨人・31歳)   ※2年連続2度目
   (67登板 4勝2敗 20S 21H 69.0投球回 67奪三振 20与四球 45被安打 防1.17)

投手:林昌勇(ヤクルト・35歳)  ※3年連続3度目
   (65登板 4勝2敗 32S 4H 62.1投球回 69奪三振 22与四球 40被安打 防2.17)

投手:館山昌平(ヤクルト・30歳) ※2年ぶり3度目
   (26登板 11勝5敗 0S 1H 180.2投球回 130奪三振 29与四球 146被安打 防2.04)

投手:バリントン(広島・30歳)  ※初
   (30登板 13勝11敗 0S 0H 204.1投球回 136奪三振 43与四球 183被安打 防2.42)

投手:サファテ(広島・30歳)   ※初
   (57登板 1勝3敗 35S 1H 60.2投球回 82奪三振 16与四球 40被安打 防1.34)

投手:山口俊(横浜・24歳)    ※2年連続2度目
   (59登板 2勝6敗 34S 1H 61.1投球回 48奪三振 19与四球 46被安打 防2.49)

投手:江尻慎太郎(横浜・34歳)  ※初
   (65登板 2勝2敗 0S 22H 56.2投球回 38奪三振 11与四球 47被安打 防2.06)

捕手:相川亮二(ヤクルト・35歳) ※3年連続4度目
   (126試合 .244 (409-100) 1本 33打点 62三振 30四球 0盗塁 出塁率.300 OPS.591)

捕手:石原慶幸(広島・31歳)   ※2年ぶり3度目
   (110試合 .201 (299-60) 4本 27打点 49三振 22四球 2盗塁 出塁率.262 OPS.536)

内野:荒木雅博(中日・33歳)   ※2年ぶり4度目
   (135試合 .263 (543-143) 2本 24打点 73三振 36四球 18盗塁 出塁率.312 OPS.631)

内野:宮本慎也(ヤクルト・40歳) ※2年ぶり6度目
   (136試合 .302 (474-143) 2本 35打点 37三振 17四球 2盗塁 出塁率.333 OPS.687)

内野:栗原健太(広島・29歳)   ※3年連続4度目
   (144試合 .293 (536-157) 17本 87打点 84三振 40四球 0盗塁 出塁率.351 OPS.793)

内野:渡辺直人(横浜・30歳)   ※初
   (126試合 .266 (403-107) 1本 24打点 73三振 36四球 7盗塁 出塁率.342 OPS.665)

外野:マートン(阪神・29歳) ※2年連続2度目
   (142試合 .311 (579-180) 13本 60打点 76三振 24四球 6盗塁 出塁率.339 OPS.762)

【プラスワン投票選出】

投手:澤村拓一(巨人・23歳) ※初
   (29登板 11勝11敗 0S 0H 200.0投球回 174奪三振 45与四球 149被安打 防2.03)


612 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/08(木) 11:14:26 n0yany72

【パ・リーグ】 ソ:9人(1) 西:4人 ロ:3人 日:8人 オ:5人 楽:3人 計:32人

監督:秋山幸二(ソフトバンク・49歳)

コーチ:渡辺久信(西武・45歳)
コーチ:西村徳文(ロッテ・51歳)

【ファン投票選出】

先発:ダルビッシュ有(日本ハム・24歳) ※5年連続5度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (28登板 18勝6敗 0S 0H 232.0投球回 276奪三振 36与四球 156被安打 防1.44)

中継:森福允彦(ソフトバンク・24歳)  ※初
   (60登板 4勝2敗 1S 34H 55.2投球回 45奪三振 10与四球 38被安打 防1.13)

抑え:馬原孝浩(ソフトバンク・29歳)  ※2年連続4度目(ファン投票は2年連続3度目)→出場辞退
   (33登板 1勝2敗 19S 2H 32.1投球回 33奪三振 8与四球 29被安打 防3.06)

捕手:嶋基宏(楽天・26歳)       ※2年連続3度目(ファン投票は4年ぶり2度目)
   (129試合 .224 (362-81) 2本 28打点 85三振 30四球 7盗塁 出塁率.287 OPS.577)

一塁:山﨑武司(楽天・42歳)      ※2年連続6度目(ファン投票は4年ぶり2度目、一塁手では初)
   (102試合 .229 (362-83) 11本 48打点 89三振 28四球 0盗塁 出塁率.286 OPS.653)

二塁:井口資仁(ロッテ・36歳)     ※3年連続7度目
   (140試合 .265 (509-135) 9本 73打点 96三振 72四球 1盗塁 出塁率.362 OPS.737)

三塁:松田宣浩(ソフトバンク・28歳)  ※初
   (144試合 .282 (525-148) 25本 83打点 128三振 41四球 27盗塁 出塁率.344 OPS.854)

遊撃:川崎宗則(ソフトバンク・30歳)  ※8年連続8度目
   (144試合 .267 (603-161) 1本 37打点 84三振 36四球 31盗塁 出塁率.310 OPS.637)

外野:内川聖一(ソフトバンク・28歳)  ※2年ぶり3度目(ファン投票は2年ぶり2度目、移籍後初)
   (114試合 .338 (429-145) 12本 74打点 48三振 25四球 4盗塁 出塁率.371 OPS.856)

外野:中田翔(日本ハム・22歳)     ※初
   (143試合 .237 (527-125) 18本 91打点 133三振 31四球 4盗塁 出塁率.307 OPS.727)

外野:T-岡田(オリックス・23歳)   ※2年連続2度目
   (134試合 .260 (492-128) 16本 85打点 116三振 39四球 4盗塁 出塁率.331 OPS.741)

DH:稲葉篤紀(日本ハム・38歳)    ※5年連続7度目(ファン投票は4年連続4度目、指名打者は初)
   (137試合 .262 (473-124) 12本 54打点 71三振 27四球 4盗塁 出塁率.311 OPS.709)

【選手間投票選出】

一塁:小久保裕紀(ソフトバンク・39歳) ※2年ぶり13度目
   (98試合 .269 (342-92) 10本 48打点 72三振 22四球 0盗塁 出塁率.323 OPS.741)

二塁:本多雄一(ソフトバンク・26歳)  ※初
   (144試合 .305 (522-159) 0本 43打点 78三振 53四球 60盗塁 出塁率.367 OPS.735)

遊撃:中島裕之(西武・28歳)      ※6年連続7度目
   (144試合 .297 (566-168) 16本 100打点 93三振 44四球 21盗塁 出塁率.354 OPS.787)

外野:糸井嘉男(日本ハム・29歳)    ※3年連続3度目
   (137試合 .319 (489-156) 11本 54打点 91三振 59四球 31盗塁 出塁率.411 OPS.859)


613 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/08(木) 11:15:02 n0yany72

【監督推薦】

投手:杉内俊哉(ソフトバンク・30歳) ※5年連続6度目
   (23登板 8勝7敗 0S 0H 171.1投球回 177奪三振 49与四球 122被安打 防1.94)

投手:和田毅(ソフトバンク・30歳)  ※2年連続4度目
   (26登板 16勝5敗 0S 0H 184.2投球回 168奪三振 40与四球 145被安打 防1.51)

投手:攝津正(ソフトバンク・29歳)  ※2年ぶり2度目
   (26登板 14勝8敗 0S 0H 177.2投球回 150奪三振 31与四球 148被安打 防2.79)

投手:牧田和久(西武・26歳)     ※初
   (55登板 5勝7敗 22S 1H 127.2投球回 86奪三振 16与四球 105被安打 防2.61)

投手:唐川侑己(ロッテ・22歳)    ※初
   (24登板 12勝6敗 0S 0H 168.1投球回 122奪三振 35与四球 146被安打 防2.41)

投手:武田久(日本ハム・32歳)    ※2年ぶり5度目
   (53登板 2勝2敗 37S 1H 52.1投球回 28奪三振 9与四球 32被安打 防1.03)

投手:武田勝(日本ハム・33歳)    ※初
   (25登板 11勝12敗 0S 0H 164.2投球回 87奪三振 18与四球 143被安打 防2.46)

投手:増井浩俊(日本ハム・27歳)   ※初(馬原孝浩の出場辞退による補充)
   (56登板 0勝4敗 0S 34H 53.2投球回 58奪三振 19与四球 38被安打 防1.84)

投手:平野佳寿(オリックス・27歳)  ※2年連続3度目
   (72登板 6勝2敗 2S 43H 83.2投球回 99奪三振 17与四球 48被安打 防1.94)

投手:寺原隼人(オリックス・27歳)  ※3年ぶり2度目(移籍後初)
   (25登板 12勝10敗 0S 0H 170.1投球回 112奪三振 43与四球 162被安打 防3.06)

投手:岸田護(オリックス・30歳)   ※初
   (68登板 5勝6敗 33S 0H 69.0投球回 74奪三振 15与四球 66被安打 防2.61)

投手:田中将大(楽天・22歳)     ※2年ぶり4度目
   (27登板 19勝5敗 0S 0H 226.1投球回 241奪三振 27与四球 171被安打 防1.27)

捕手:銀仁朗(西武・24歳)   ※初
   (122試合 .218 (317-69) 2本 22打点 79三振 11四球 4盗塁 出塁率.244 OPS.509)

捕手:里崎智也(ロッテ・35歳) ※3年連続6度目
   (109試合 .222 (338-75) 5本 25打点 91三振 40四球 0盗塁 出塁率.306 OPS.606)

内野:中村剛也(西武・27歳) ※4年連続4度目
   (144試合 .269 (525-141) 48本 116打点 134三振 79四球 4盗塁 出塁率.373 OPS.973)

外野:坂口智隆(オリックス・27歳) ※初
   (144試合 .297 (590-175) 3本 45打点 77三振 54四球 5盗塁 出塁率.359 OPS.729)

【プラスワン投票選出】

投手:斎藤佑樹(日本ハム・23歳) ※初
   (19登板 6勝6敗 0S 0H 107.0投球回 62奪三振 35与四球 122被安打 防2.69)


614 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/08(木) 11:15:24 n0yany72

【2011年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 9-4 パ 7月22日・ナゴヤドーム・セ71勝75敗9分
(勝:山口 1勝 敗:武田勝 1敗)

※セが逆転勝利。打線は3点を追う4回にバレンティンの適時二塁打で1点を返すと、続く5回には荒木の2ラン、畠山の3ラン、バレンティンの2ラン、長野のソロが飛び出すなど打者一巡の猛攻で8点を奪って試合をひっくり返した。投げては先発の岩瀬から9人の継投で1回をそれぞれ投げ抜いた。MVPは畠山和洋。

第2戦
パ 4-3 セ 7月23日・QVCマリン・パ76勝71敗9分
(勝:唐川 1勝 敗:館山 1敗 S:武田久 1S)

※パが2年ぶりの白星。打線は初回に中村の2ランで先制すると、4回には中村が2打席連続弾となるソロを放って追加点。1点差で迎えた7回には代打・内川の適時二塁打でダメ押しした。MVPは中村剛也。

第3戦
パ 5-0 セ 7月24日・Kスタ宮城・パ77勝71敗9分
(勝:田中 1勝 敗:由規 1敗)

※パが7年ぶりの勝ち越し。打線は初回に稲葉の2ランで先制すると、3回には稲葉の適時打、4回にはT-岡田のソロ、6回には代打・内川の適時打で得点を重ねた。投げては田中、ダルビッシュ、和田、攝津、斎藤佑、森福、増井、岸田の継投でセ打線をシャットアウトした。MVPは稲葉篤紀。


615 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/08(木) 11:15:47 n0yany72

【第61回・2011年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・ブライアン・バリントン(広島・投手・当時30歳) 広島(11-14)→オリックス(15)

11年成績:30登板 13勝11敗 0S 0H 204.1投球回 136奪三振 43与四球 183被安打 防2.42
通算成績:124登板 45勝45敗 0S 0H 758.0投球回 521奪三振 184与四球 708被安打 防3.25
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防4.50

※バリバリバリントン。02年のMLBドラフトにおいて全体1位でパイレーツに指名され、05年にメジャーデビュー。その後は球団を転々とし、10年オフに来日して広島に入団。来日1年目にして開幕4連勝を達成して4月の月間MVPを獲得するなど、前田健太とともに先発ローテの軸として活躍し、チーム最多の13勝をマーク。
 翌12年は29登板中、15登板で援護点0という不運もあって7勝14敗と大きく負け越すものの、13年には開幕投手を任されるなど名助っ人として活躍を続けた。15年にはオリックスに移籍したものの、故障もあって5勝に終わり同年限りで退団。その後は帰国してマイナーでプレーするもメジャー再昇格は果たせず16年に引退。現在はブルワーズのスカウトを務めている。
 来日1年目にサファテとともに選出された11年の球宴では、第3戦の3番手として4回から登板。1死走者なしの場面でT-岡田にソロを被弾したものの、その後は安定した投球を見せ、2回1失点とまずまずの結果を残した。 

・渡辺直人(横浜・内野手・当時30歳) 牛久高→城西大→三菱ふそう川崎→06年大社ドラフト5位→楽天(07-10)→横浜・DeNA(11-13)→西武(13-17)→楽天(18-20)

11年成績:126試合 .266 (403-107) 1本 24打点 73三振 36四球 7盗塁 出塁率.342 OPS.665
通算成績:1135試合 .259 (3301-855) 7本 229打点 478三振 325四球 115盗塁 出塁率.342 OPS.656
球宴成績:3試合 .500 (6-3) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※06年の大社ドラフト5位で楽天に入団すると、1年目から遊撃手のレギュラーを獲得し、07年の新人では唯一の規定打席到達を果たすなど、リーグ7位の25盗塁もマーク。翌08年には自己最多の34盗塁を記録し、09年にはリードオフマンとしてチームの2位躍進に貢献する。しかし10年オフに横浜への金銭トレードが発表され、球団内外に大きな波紋を呼んだ。横浜では移籍1年目こそ二塁手として活躍したものの、
 その後は他の選手の台頭が相次ぎ、13年7月に長田秀一郎とのトレードで西武に移籍。故障者の相次ぐチームの中で内野のユーティリティとして起用され、また勝負強い打撃でいぶし銀の活躍も見せた。源田壮亮や外崎修汰の台頭もあった17年に戦力外となり、オフに8年ぶりに楽天に復帰。19年には打撃コーチも兼任し、松坂世代最後の野手となった昨年に現役を引退。今年からはコーチに専念し、チームを支え続けている。
 楽天時代は選出経験がなく、横浜移籍1年目の11年に監督推薦でオールスターに出場。第1戦は荒木雅博に代わって二塁手として途中出場するも打席は回らず。第2戦では平野恵一に代わって同じく二塁手として途中出場し、8回に平野佳寿から内野安打を記録。そして古巣の本拠地・Kスタ宮城で開催された第3戦では9番・二塁手として先発。2回にはダルビッシュ有、4回には攝津正から計2安打を放ち、被災したかつての本拠地で躍動を見せた。

【パ・リーグ】

・武田勝(日本ハム・投手・当時33歳) 関東第一高→立正大→シダックス→05年大社ドラフト4位→日本ハム(06-16)

11年成績:25登板 11勝12敗 0S 0H 164.2投球回 87奪三振 18与四球 143被安打 防2.46
通算成績:244登板 82勝61敗 1S 15H 1242.2投球回 701奪三振 190与四球 1166被安打 防3.02
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 1.1投球回 0奪三振 0与四球 10被安打 防60.75

※シダックスでは野村克也監督のもと野間口貴彦とともにダブルエースとして活躍し、即戦力の技巧派左腕として05年の大社ドラフトで4位指名を受けて日本ハムに入団。1年目から投手陣の一員として日本シリーズでも勝利投手となるなど日本一に貢献。その後もダルビッシュ有とともに日本ハムの先発ローテを支え、10年には自己最多の14勝をマークする。11年には5試合連続で援護点0で黒星を喫するなどの不運はあったものの、
 12年には球団左腕では史上初となる4年連続2桁勝利も達成する。その後は成績が低迷し、16年に現役を引退。「俺のために優勝しろ」「俺のために日本一になれ」とチームを鼓舞し、そのままチームも日本一となった。引退後は球団職員となり、BC・石川にコーチとして派遣され、18,19年には監督に就任。そして昨年からは日本ハムの1軍投手コーチに就任している。
 ダルビッシュ有、武田久、増井浩俊、斎藤佑樹とともにチームから5投手が選出された11年の球宴では第1戦で2番手として3点リードの4回から登板。しかしバレンティンに適時二塁打を浴びて1点を失うと、続く5回には荒木雅博、畠山和洋、バレンティン、長野久義に計4被弾を喫するなど球宴ワーストの9失点と大炎上を喫してしまった。

・本多雄一(ソフトバンク・内野手・当時26歳) 鹿児島実業高→三菱重工名古屋→05年大社ドラフト5位→ソフトバンク(06-18)

11年成績:144試合 .305 (522-159) 0本 43打点 78三振 53四球 60盗塁 出塁率.367 OPS.735
通算成績:1313試合 .276 (4673-1289) 15本 347打点 767三振 363四球 342盗塁 出塁率.329 OPS.674
球宴成績:3試合 .500 (8-4) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※05年大社ドラフト5位でソフトバンクに入団。1年目から本間満とともに二塁手のレギュラーを争い、2年目の07年には正二塁手に定着。川崎宗則とともに二遊間、1,2番コンビを組んでチャンスメーカーとして活躍し、盗塁を量産。10年には59盗塁をマークして盗塁王となると、翌11年にはチームでは38年ぶりとなるシーズン60盗塁を達成するなど2年連続の盗塁王となる。
 その後13年には第3回WBCの日本代表に選出され、代走の切り札として活躍。その後もホークスの黄金期を支えたが、首の故障の影響や明石健志、川島慶三といった層の厚い内野陣の活躍もあり、18年に引退。現在はソフトバンクの1軍内野守備走塁コーチとして活動している。
 通算342盗塁を記録した韋駄天だが球宴は選手間投票で選出された11年の1度のみ。第1戦では2番・二塁で先発し、初回に岩瀬仁紀から適時内野安打を放って先制点をあげ、6回にも斎藤佑樹から安打。第2戦でも途中出場ながら8回に澤村拓一から安打を放ち、再び2番・二塁で先発した第3戦でも由規から内野安打を記録するなど3試合で4安打の活躍を見せた。


616 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 00:06:49 tPXbz8XI

【第62回・2012年】

【2012年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 中:6人(1) ヤ:7人 巨:8人 神:4人(1) 広:4人 De:3人 計:32人

監督:高木守道(中日・71歳)

コーチ:小川淳司(ヤクルト・54歳)
コーチ:原辰徳(巨人・54歳)

【ファン投票選出】

先発:前田健太(広島・24歳)   ※2年ぶり2度目
   (29登板 14勝7敗 0S 0H 206.1投球回 171奪三振 44与四球 161被安打 防1.53)

中継:山口鉄也(巨人・28歳)   ※3年ぶり2度目
   (72登板 3勝2敗 5S 44H 75.1投球回 68奪三振 7与四球 47被安打 防0.84)

抑え:藤川球児(阪神・32歳)   ※8年連続8度目(ファン投票は3年連続7度目)
   (48登板 2勝2敗 24S 2H 47.2投球回 58奪三振 15与四球 34被安打 防1.32)

捕手:阿部慎之助(巨人・33歳)  ※7年連続9度目(ファン投票は2年連続5度目)
   (138試合 .340 (467-159) 27本 104打点 47三振 69四球 0盗塁 出塁率.429 OPS.994)

一塁:中村紀洋(DeNA・38歳)   ※8年ぶり8度目(ファン投票は10年ぶり5度目、一塁手では初、移籍後初)
   (126試合 .274 (442-121) 11本 61打点 72三振 50四球 1盗塁 出塁率.346 OPS.753)

二塁:平野恵一(阪神・33歳)   ※3年連続4度目(ファン投票は初)
   (134試合 .245 (458-112) 1本 24打点 61三振 42四球 6盗塁 出塁率.313 OPS.584)

三塁:宮本慎也(ヤクルト・41歳) ※2年連続7度目(ファン投票は初)
   (110試合 .267 (356-95) 3本 23打点 38三振 16四球 1盗塁 出塁率.307 OPS.613)

遊撃:鳥谷敬(阪神・31歳)    ※6年ぶり3度目
   (144試合 .262 (515-135) 8本 59打点 91三振 94四球 15盗塁 出塁率.373 OPS.748)

外野:長野久義(巨人・27歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (144試合 .301 (574-173) 14本 60打点 100三振 75四球 20盗塁 出塁率.382 OPS.815)

外野:高橋由伸(巨人・37歳)   ※5年ぶり9度目(ファン投票は8年ぶり7度目)
   (130試合 .239 (368-88) 8本 56打点 77三振 61四球 2盗塁 出塁率.356 OPS.707)

外野:ラミレス(DeNA・37歳)   ※6年連続8度目(ファン投票は3年連続3度目、移籍後初)
   (137試合 .300 (476-143) 19本 76打点 60三振 18四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.806)

【選手間投票選出】

投手:杉内俊哉(巨人・31歳)  ※6年連続7度目(移籍後初)
   (24登板 12勝4敗 0S 0H 163.0投球回 172奪三振 43与四球 116被安打 防2.04)

一塁:ブランコ(中日・31歳)  ※2年ぶり3度目→出場辞退
   (96試合 .248 (311-77) 24本 65打点 84三振 40四球 2盗塁 出塁率.340 OPS.851)

遊撃:坂本勇人(巨人・23歳)  ※5年連続5度目
   (144試合 .311 (557-173) 14本 69打点 90三振 39四球 16盗塁 出塁率.359 OPS.815)

外野:和田一浩(中日・40歳)  ※2年ぶり6度目
   (144試合 .285 (508-145) 9本 63打点 72三振 71四球 2盗塁 出塁率.370 OPS.780)


617 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 00:07:48 tPXbz8XI

【監督推薦】

投手:岩瀬仁紀(中日・37歳)    ※3年連続9度目
   (54登板 1勝3敗 33S 6H 51.0投球回 30奪三振 13与四球 44被安打 防2.29)

投手:田島慎二(中日・22歳)    ※初(榎田大樹の出場辞退による補充)
   (56登板 5勝3敗 0S 30H 70.2投球回 56奪三振 17与四球 50被安打 防1.15)

投手:館山昌平(ヤクルト・31歳)  ※2年連続4度目
   (25登板 12勝8敗 0S 1H 168.1投球回 119奪三振 45与四球 141被安打 防2.25)

投手:バーネット(ヤクルト・28歳) ※初
   (57登板 1勝2敗 33S 3H 54.1投球回 52奪三振 11与四球 44被安打 防1.82)

投手:赤川克紀(ヤクルト・21歳)  ※初
   (28登板 8勝9敗 0S 0H 156.2投球回 91奪三振 52与四球 156被安打 防3.79)

投手:内海哲也(巨人・30歳)    ※3年連続5度目
   (28登板 15勝6敗 0S 0H 186.0投球回 121奪三振 40与四球 173被安打 防1.98)

投手:榎田大樹(阪神・25歳)    ※2年連続2度目(ブランコの出場辞退による補充)→出場辞退
   (48登板 3勝3敗 2S 21H 42.1投球回 37奪三振 20与四球 36被安打 防2.34)

投手:能見篤史(阪神・33歳)    ※初
   (29登板 10勝10敗 0S 0H 182.0投球回 172奪三振 37与四球 157被安打 防2.42)

投手:大竹寛(広島・29歳)     ※3年ぶり3度目
   (24登板 11勝5敗 0S 0H 144.2投球回 85奪三振 43与四球 144被安打 防2.36)

投手:野村祐輔(広島・23歳)    ※初
   (27登板 9勝11敗 0S 0H 172.2投球回 103奪三振 52与四球 143被安打 防1.98)

投手:三浦大輔(DeNA・38歳)    ※3年ぶり5度目
   (25登板 9勝9敗 0S 0H 175.2投球回 107奪三振 48与四球 160被安打 防2.86)

捕手:谷繫元信(中日・41歳)   ※5年ぶり10度目
   (134試合 .228 (386-88) 5本 32打点 67三振 52四球 0盗塁 出塁率.324 OPS.627)

捕手:相川亮二(ヤクルト・35歳) ※4年連続5度目
   (72試合 .245 (220-54) 1本 28打点 33三振 20四球 0盗塁 出塁率.309 OPS.604)

内野:荒木雅博(中日・34歳)   ※2年連続5度目
   (129試合 .251 (510-128) 3本 31打点 65三振 19四球 12盗塁 出塁率.280 OPS.593)

内野:畠山和洋(ヤクルト・29歳) ※2年連続2度目
   (121試合 .266 (455-121) 13本 55打点 64三振 37四球 2盗塁 出塁率.323 OPS.725)

内野:村田修一(巨人・31歳)   ※2年連続4度目(移籍後初)
   (144試合 .252 (516-130) 12本 58打点 85三振 36四球 1盗塁 出塁率.316 OPS.690)

外野:大島洋平(中日・26歳)     ※初
   (144試合 .310 (555-172) 1本 13打点 80三振 46四球 32盗塁 出塁率.376 OPS.744)

外野:バレンティン(ヤクルト・28歳) ※2年連続2度目
   (106試合 .272 (353-96) 31本 81打点 92三振 64四球 1盗塁 出塁率.386 OPS.958)

【プラスワン投票選出】

内野:堂林翔太(広島・20歳) ※初
   (144試合 .242 (488-118) 14本 45打点 150三振 44四球 5盗塁 出塁率.321 OPS.718)


618 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 00:09:05 tPXbz8XI

【パ・リーグ】 ソ:6人 日:9人(1) 西:3人 オ:4人 楽:5人 ロ:5人(1) 計:32人

監督:秋山幸二(ソフトバンク・50歳)

コーチ:栗山英樹(日本ハム・51歳)
コーチ:渡辺久信(西武・46歳)

【ファン投票選出】

先発:斎藤佑樹(日本ハム・23歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (19登板 5勝8敗 0S 0H 104.0投球回 59奪三振 48与四球 126被安打 防3.98)

中継:平野佳寿(オリックス・28歳)  ※3年連続4度目(ファン投票は初)
   (70登板 7勝4敗 9S 21H 79.2投球回 80奪三振 5与四球 65被安打 防2.15)

抑え:武田久(日本ハム・33歳)    ※2年連続6度目(ファン投票は3年ぶり3度目)
   (56登板 4勝4敗 32S 3H 54.1投球回 34奪三振 19与四球 56被安打 防2.32)

捕手:鶴岡慎也(日本ハム・31歳)   ※初
   (116試合 .266 (289-77) 0本 25打点 41三振 14四球 3盗塁 出塁率.302 OPS.611)

一塁:稲葉篤紀(日本ハム・39歳)   ※6年連続8度目(ファン投票は5年連続5度目、一塁手では初)
   (127試合 .290 (449-130) 10本 61打点 70三振 32四球 0盗塁 出塁率.342 OPS.762)

二塁:井口資仁(ロッテ・37歳)    ※4年連続8度目
   (140試合 .255 (505-129) 11本 60打点 99三振 53四球 3盗塁 出塁率.343 OPS.727)

三塁:松田宣浩(ソフトバンク・29歳) ※2年連続2度目
   (95試合 .300 (360-108) 9本 56打点 63三振 27四球 16盗塁 出塁率.349 OPS.840)

遊撃:中島裕之(西武・29歳)     ※7年連続8度目(ファン投票は初)
   (136試合 .311 (499-155) 13本 74打点 76三振 52四球 7盗塁 出塁率.382 OPS.833)

外野:糸井嘉男(日本ハム・30歳)   ※4年連続4度目(ファン投票は初)
   (134試合 .304 (510-155) 9本 48打点 86三振 75四球 22盗塁 出塁率.404 OPS.813)

外野:中田翔(日本ハム・23歳)    ※2年連続2度目
   (144試合 .239 (547-131) 24本 77打点 101三振 50四球 5盗塁 出塁率.307 OPS.727)

外野:陽岱鋼(日本ハム・25歳)    ※初
   (144試合 .287 (533-153) 7本 55打点 123三振 37四球 17盗塁 出塁率.337 OPS.735)

DH:スレッジ(日本ハム・35歳)   ※初→出場辞退
   (47試合 .232 (138-32) 5本 23打点 47三振 12四球 0盗塁 出塁率.303 OPS.709)

【選手間投票選出】

投手:田中将大(楽天・23歳)     ※2年連続5度目
   (22登板 10勝4敗 0S 0H 173.0投球回 169奪三振 19与四球 160被安打 防1.87)

捕手:嶋基宏(楽天・27歳)      ※3年連続4度目
   (91試合 .291 (265-77) 1本 8打点 51三振 33四球 3盗塁 出塁率.376 OPS.710)

二塁:田中賢介(日本ハム・31歳)   ※2年ぶり3度目
   (114試合 .300 (457-137) 3本 32打点 36三振 35四球 13盗塁 出塁率.350 OPS.713)

三塁:中村剛也(西武・28歳)     ※5年連続5度目
   (123試合 .231 (432-100) 27本 79打点 125三振 56四球 2盗塁 出塁率.331 OPS.792)

外野:内川聖一(ソフトバンク・29歳) ※2年連続4度目
   (138試合 .300 (523-157) 7本 53打点 36三振 31四球 6盗塁 出塁率.342 OPS.734)

外野:聖澤諒(楽天・26歳)      ※初
   (138試合 .270 (523-141) 4本 45打点 104三振 49四球 54盗塁 出塁率.338 OPS.671)

DH:ペーニャ(ソフトバンク・30歳) ※初
   (130試合 .280 (461-129) 21本 76打点 130三振 35四球 2盗塁 出塁率.339 OPS.829)


619 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 00:10:06 tPXbz8XI

【監督推薦】

投手:森福允彦(ソフトバンク・25歳) ※2年連続2度目
   (65登板 2勝5敗 17S 24H 58.1投球回 55奪三振 17与四球 40被安打 防1.39)

投手:大隣憲司(ソフトバンク・27歳) ※初
   (25登板 12勝8敗 0S 0H 177.1投球回 134奪三振 46与四球 147被安打 防2.03)

投手:吉川光夫(日本ハム・24歳)   ※初
   (25登板 14勝5敗 0S 0H 173.2投球回 158奪三振 45与四球 108被安打 防1.71)

投手:岸孝之(西武・27歳)      ※3年ぶり2度目
   (26登板 11勝12敗 0S 0H 187.2投球回 150奪三振 40与四球 141被安打 防2.45)

投手:岸田護(オリックス・31歳)   ※2年連続2度目
   (52登板 4勝2敗 18S 3H 52.0投球回 49奪三振 13与四球 49被安打 防2.42)

投手:西勇輝(オリックス・21歳)   ※初
   (19登板 8勝3敗 0S 0H 123.0投球回 87奪三振 33与四球 106被安打 防2.78)

投手:青山浩二(楽天・28歳)     ※初
   (61登板 5勝4敗 22S 2H 64.2投球回 54奪三振 19与四球 48被安打 防2.51)

投手:塩見貴洋(楽天・23歳)     ※初(唐川侑己の出場辞退による補充)
   (19登板 6勝10敗 0S 0H 106.2投球回 67奪三振 33与四球 102被安打 防3.71)

投手:成瀬善久(ロッテ・26歳)    ※4年ぶり3度目
   (28登板 12勝11敗 0S 0H 200.2投球回 122奪三振 21与四球 176被安打 防2.83)

投手:唐川侑己(ロッテ・23歳)    ※2年連続2度目→出場辞退
   (12登板 8勝2敗 0S 0H 84.2投球回 32奪三振 15与四球 81被安打 防2.66)

投手:益田直也(ロッテ・22歳)    ※初
   (72登板 2勝2敗 1S 41H 75.1投球回 57奪三振 19与四球 61被安打 防1.67)

捕手:里崎智也(ロッテ・36歳) ※4年連続7度目
   (120試合 .244 (385-94) 9本 41打点 80三振 33四球 0盗塁 出塁率.308 OPS.653)

内野:明石健志(ソフトバンク・26歳) ※初(スレッジの出場辞退による補充)
   (135試合 .254 (508-129) 1本 27打点 98三振 33四球 25盗塁 出塁率.301 OPS.601)

内野:李大浩(オリックス・30歳)   ※初
   (144試合 .286 (525-150) 24本 91打点 85三振 64四球 0盗塁 出塁率.368 OPS.846)

【プラスワン投票選出】

外野:角中勝也(ロッテ・25歳) ※初
   (128試合 .312 (477-149) 3本 61打点 68三振 38四球 8盗塁 出塁率.366 OPS.782)


620 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 00:10:40 tPXbz8XI

【2012年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 1-4 セ 7月20日・京セラD大阪・セ72勝77敗9分
(勝:杉内 1勝 敗:斎藤佑 1敗 S:バーネット 1S)

※セは1点を追う2回に中村の2ランで逆転に成功。その後3回にはバレンティンの適時内野安打、5回にもバレンティンの犠飛でリードを広げた。投げては杉内、館山、田島、能見、山口、バーネットの継投でパ打線を4安打1得点に封じ込めた。MVPは中村紀洋。

第2戦
セ 4-0 パ 7月21日・松山・セ73勝77敗9分
(勝:前田健 1勝 敗:成瀬 1敗)

※セは初回にバレンティンの適時打で先制すると、3回には坂本の2ランで追加点。6回には中村の適時打でリードを広げた。投げては前田健、内海、野村、藤川の4投手がパ打線を4安打無得点でシャットアウト。MVPは前田健太。

第3戦
パ 6-2 セ 7月23日・盛岡・パ78勝73敗9分
(勝:塩見 1勝 敗:三浦 1敗)

※パが意地を見せた。打線は3回に陽の3ランと李大浩の適時打で4点を先制。続く4回にも中田と陽の適時打で2点を追加した。投げては田中、塩見、岸、武田久、青山と繋ぎ、リードを守り抜いた。MVPは陽岱鋼。


621 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 00:11:30 tPXbz8XI

【第62回・2012年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・赤川克紀(ヤクルト・投手・当時21歳) 宮崎商業高→08年ドラフト1位→ヤクルト(09-15)

12年成績:28登板 8勝9敗 0S 0H 156.2投球回 91奪三振 52与四球 156被安打 防3.79
通算成績:76登板 14勝20敗 0S 0H 319.2投球回 202奪三振 127与四球 325被安打 防4.17
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 2奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※あっ、ホモだ。宮崎商業高では08年夏の甲子園でチーム39年ぶりの出場、44年ぶりの白星に貢献。同年のドラフトでヤクルトから1位指名を受けてプロ入りを果たす。2年目までは2軍生活が続いていたが、
 3年目の11年に先発ローテに定着し、6勝をマーク。翌12年には規定投球回にも到達し、自己最多の8勝をあげた。しかし翌年からは成績が低迷。チームが14年ぶりに優勝を果たした15年には1軍登板なしに終わり、戦力外となった。その後は建築関係企業に勤務しながら、軟式野球のクラブチームで活動している。
 監督推薦で選出された12年の球宴では、第3戦の3番手として6回から登板。8回には松田宣浩、中田翔から連続三振を奪うなど3回を投げて無安打無失点のパーフェクトピッチングを見せ、3試合通じて最もファンの印象に残った選手に贈られる「SKYACTIV TECHNOLOGY賞」を獲得した。

【パ・リーグ】

・大隣憲司(ソフトバンク・投手・当時27歳) 京都学園高→近畿大→06年ドラフト希望枠→ソフトバンク(07-17)→ロッテ(18)

12年成績:25登板 12勝8敗 0S 0H 177.1投球回 134奪三振 46与四球 147被安打 防2.03
通算成績:141登板 52勝50敗 0S 0H 834.2投球回 650奪三振 239与四球 753被安打 防3.36
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 3.0投球回 3奪三振 0与四球 5被安打 防3.00

※近畿大ではライバルである立命館大の金刃憲人と熱戦を繰り広げ、4年秋にはその立命館大を相手にノーノーを達成。06年の大社ドラフトでは最大の目玉とされ、争奪戦の末に希望入団枠でソフトバンクに入団。2年目の08年に開幕ローテに抜擢されると、チーム最多の11勝をあげて飛躍を果たす。その後もソフトバンクの強力な先発ローテの一員として活躍を続け、
 12年には自己最多の12勝、リーグ4位の防御率2.03の好成績をあげ、翌13年には第3回WBCで侍ジャパンにも選出された。同年に国指定の難病「黄色靭帯骨化症」を発症するも、リハビリを経て15年には5勝をあげるなど回復を見せていたが、次第に1軍からも遠ざかり、17年に戦力外となる。その後は入団テストを経てロッテに移籍し、18年に引退。現在はロッテの2軍投手コーチを務めている。
 12年の球宴では監督推薦で選出され、自身は松山で行われた第2戦で3点ビハインドの6回から3番手として登板。その6回に長野久義、ラミレス、中村紀洋に安打を浴びて1点を失うも、7回からは立ち直って3回1失点とまずまずの投球を見せた。

・塩見貴洋(楽天・投手・当時23歳) 帝京第五高→八戸大→10年ドラフト1位→楽天(11-現役)

12年成績:19登板 6勝10敗 0S 0H 106.2投球回 67奪三振 33与四球 102被安打 防3.71
通算成績:149登板 46勝56敗 0S 0H 872.1投球回 644奪三振 196与四球 861被安打 防3.78 (7月8日現在)
球宴成績:1登板 1勝0敗 0S 3.0投球回 2奪三振 0与四球 2被安打 防3.00

※八戸大では「みちのくのドクターK」と称され、秋山翔吾とともに活躍。10年のドラフトではヤクルトとの競合の末に楽天が獲得し、ドラフト1位で入団。1年目から先発ローテに加わり、田中将大とともに活躍。球団の左腕では史上初となる規定投球回も達成し、新人王こそ牧田和久に譲るも9勝をマーク。球団初のリーグ優勝を果たした13年は左肩の故障で1軍登板なしに終わったものの、
 14年に復帰を果たし、故障もあって勝ち星こそ伸び悩んだものの辛島航とともにチームの左腕先発としてローテを守り、ここまで通算46勝をマーク。新たに即戦力の左腕先発である早川隆久の入団もあり、今年はなかなか出番が回ってこない状況が続いていたが6月1日のヤクルト戦で初登板し、5回2失点とまずまずの投球。8年ぶりのリーグ優勝を狙うチームの中で、次なる出番を虎視眈々と狙っている。
 唐川侑己の出場辞退によって代替選手として選出された12年の球宴では、盛岡で行われた第3戦で同僚の田中将大に続いて2番手として登板。4回に畠山和洋からソロを被弾したものの、その間に6点の大量援護を受け、自身も3回1失点と好投。試合はそのままパが勝利したため、唯一の登板ながら勝利投手となっている。


622 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 00:11:45 tPXbz8XI

・明石健志(ソフトバンク・内野手・当時26歳) 山梨学院大付高→03年ドラフト4位→ダイエー・ソフトバンク(04-現役)

12年成績:135試合 .254 (508-129) 1本 27打点 98三振 33四球 25盗塁 出塁率.301 OPS.601
通算成績:977試合 .254 (2523-641) 17本 210打点 540三振 201四球 93盗塁 出塁率.311 OPS.649(7月8日現在)
球宴成績:3試合 .333 (3-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.667

※山梨学院大付高では内村賢介と同級生であり、甲子園出場経験はなかったものの身体能力の高さを評価されて03年のドラフトでダイエーから4位指名を受けて入団。プロ入り3年目までは故障もあって1軍にはなかなか呼ばれなかったものの、4年目の08年から内外野問わず守れるユーティリティとして準レギュラーに定着。徐々に出場機会を増やす中で、川崎宗則がメジャーへと旅立った12年に遊撃手として開幕スタメンを果たす。その後は今宮健太の台頭に加え、本多雄一の故障から二塁手に定着。さらに松田宣浩も故障したことから三塁も守った上に、
 守備固めで一塁手としても起用されるなど獅子奮迅の活躍を見せ、結果的に自己最多の135試合に出場し、25盗塁をマークする。15年には日本シリーズで本塁打を放ち、19年にはサヨナラ3ランを放って秋山幸二ばりのバク宙ホームインを見せるなど、現在に至るまで多岐に渡る活躍を見せて重宝されており、気付けば野手では最後となるダイエー戦士となった21年も、チームを支え続けている。
 下記のスレッジの出場辞退による代替選手として選出された12年の球宴では、3試合いずれも途中出場。第2戦では打席が回った7回に野村祐輔から安打を放ち、また遊撃守備では好プレーを連発したこともあり同試合の敢闘賞を獲得している。

・ターメル・スレッジ(日本ハム・外野手・当時35歳) 日本ハム(08-09)→横浜(10-11)→日本ハム(12)

12年成績:47試合 .232 (138-32) 5本 23打点 47三振 12四球 0盗塁 出塁率.303 OPS.709
通算成績:501試合 .263 (1759-463) 96本 315打点 469三振 200四球 1盗塁 出塁率.343 OPS.830
球宴成績:出場辞退

※MLBでは04年にエクスポズで正左翼手として活躍して15本塁打を放ち、05年にチームがナショナルズとなった際には改名後第1号となる本塁打も放っている。その後パドレスを経て07年オフに来日して日本ハムに入団。退団したセギノールの代役として期待され、1年目から勝負強い打撃でチームの主軸として活躍。09年には4番・高橋信二に続く5番打者として活躍して27本塁打をマークして優勝に貢献。同年の楽天とのCS第1戦では3点ビハインドの9回に福盛和男から起死回生の逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、第4戦でも岩隈久志から3ランを放つなど計10打点をあげてCSのMVPを獲得し、同時に楽天ファンのトラウマとなる。
 同年オフに日本ハムを退団し、10年には横浜に移籍。こちらでも村田修一、ハーパーとともにチームの主軸として活躍し、10年には自己最多の28本塁打、11年には故障もありながら96試合で20本塁打を放ったもののラミレスの加入に伴い、同年限りで退団。そして12年には日本ハムに復帰し、5月のDeNA戦では全球団本塁打も達成したものの、故障によって47試合の出場、5本塁打にとどまり同年限りで引退。その後はマイナーリーグで打撃コーチとして活動し、19〜20年にはカブスの打撃コーチ補佐も務めた。
 来日1年目からスラッガーとして活躍してはいたものの球宴にはなかなか縁がなく、日本ハムに復帰した12年に指名打者のファン投票1位でようやく初選出となったものの、運悪く左太腿の軟骨を損傷する怪我を負っていたために泣く泣く辞退。夢の大舞台出場は叶わなかった。

・聖澤諒(楽天・外野手・当時26歳) 松代高→國學院大→07年大社ドラフト4位→楽天(08-18)

12年成績:138試合 .270 (523-141) 4本 45打点 104三振 49四球 54盗塁 出塁率.338 OPS.671
通算成績:1034試合 .274 (3004-823) 19本 249打点 660三振 234四球 197盗塁 出塁率.333 OPS.677
球宴成績:2試合 .167 (6-1) 0本 0打点 3三振 0四球 0盗塁 出塁率.167 OPS.333

※國學院大から07年の大社ドラフト4位で楽天に入団。1年目のフレッシュオールスターでは3安打3盗塁の活躍を見せると、翌09年には代走として1軍に定着し15盗塁をマーク。その後は中堅手の定位置を獲得。安定してかつ勝負強い打撃と卓越した外野守備、そして脚力を武器に活躍し、11年にはリーグ2位の52盗塁をマークするなどと一気に飛躍。
 12年には12個の三盗を記録するなど自己最多の54盗塁をマークして球団初の盗塁王となる。その後は盗塁数は減少したものの14年には外野手の守備機会連続無失策の日本新記録を達成。その後は島内宏明、田中和基らの台頭もあり、18年に戦力外通告を受けて引退。現在は球団職員としてイーグルスアカデミーのコーチを務める傍らで、解説者としても活動している。
 ファン投票では外野手部門8位だったが、選手間投票では3位となり球宴初選出。第1戦では出番なしに終わり、1番・中堅でスタメン出場した第2戦も2三振を喫するなど3打席無安打。そして第3戦では2番・右翼手で先発。ここでも第1打席は併殺打、第2打席も三振を喫したが、第3打席で大竹寛から安打を放ち結果を残した。


623 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 00:22:50 gxb8GGeU
現役の選手も入るのか(困惑)


624 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 00:23:52 5vnQf0Uo
ノリさんが斎藤からホームラン打ったのこの年かな来年かな


625 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/09(金) 01:29:01 0lXcveT.
ジョイナス!な年ですね


626 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 00:06:39 Q2js/xFk

【第63回・2013年】

【2013年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:8人 中:3人(1) ヤ:5人 広:5人 神:7人 De:4人 計:32人

監督:原辰徳(巨人・55歳)

コーチ:高木守道(中日・72歳)
コーチ:小川淳司(ヤクルト・55歳)

【ファン投票選出】

先発:前田健太(広島・25歳)     ※2年連続3度目
   (26登板 15勝7敗 0S 0H 175.2投球回 158奪三振 40与四球 129被安打 防2.10)

中継:山口鉄也(巨人・29歳)     ※2年連続3度目
   (64登板 4勝3敗 6S 38H 66.2投球回 55奪三振 17与四球 47被安打 防1.22)

抑え:岩瀬仁紀(中日・38歳)     ※4年連続10度目(ファン投票は10年ぶり3度目)
   (55登板 2勝3敗 36S 8H 53.1投球回 37奪三振 19与四球 48被安打 防1.86)

捕手:阿部慎之助(巨人・34歳)    ※8年連続10度目(ファン投票は3年連続6度目)
   (135試合 .296 (422-125) 32本 91打点 59三振 86四球 0盗塁 出塁率.427 OPS.991)

一塁:ブランコ(DeNA・32歳)     ※2年連続4度目(ファン投票は初、移籍後初)
   (134試合 .333 (483-161) 41本 136打点 118三振 62四球 1盗塁 出塁率.416 OPS1.049)

二塁:西岡剛(阪神・28歳)      ※3年ぶり6度目(ファン投票は8年ぶり2度目、移籍後初)
   (122試合 .290 (497-144) 4本 44打点 65三振 45四球 11盗塁 出塁率.346 OPS.729)

三塁:宮本慎也(ヤクルト・42歳)   ※3年連続8度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (104試合 .266 (237-63) 0本 17打点 28三振 14四球 1盗塁 出塁率.308 OPS.578)

遊撃:鳥谷敬(阪神・32歳)      ※2年連続4度目
   (144試合 .282 (532-150) 10本 65打点 65三振 104四球 15盗塁 出塁率.402 OPS.812)

外野:バレンティン(ヤクルト・29歳) ※3年連続3度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (130試合 .330 (439-145) 60本 131打点 105三振 103四球 0盗塁 出塁率.455 OPS1.234)

外野:丸佳浩(広島・24歳)      ※初
   (140試合 .273 (506-138) 14本 58打点 103三振 85四球 29盗塁 出塁率.376 OPS.801)

外野:廣瀬純(広島・34歳)      ※3年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (106試合 .270 (274-74) 9本 39打点 51三振 43四球 7盗塁 出塁率.379 OPS.784)

【選手間投票選出】

三塁:ルナ(中日・33歳)   ※初→出場辞退
   (85試合 .350 (329-115) 9本 51打点 57三振 26四球 4盗塁 出塁率.399 OPS.919)

遊撃:坂本勇人(巨人・24歳) ※6年連続6度目
   (144試合 .265 (554-147) 12本 54打点 87三振 55四球 24盗塁 出塁率.334 OPS.728)

外野:マートン(阪神・31歳) ※2年ぶり3度目
   (143試合 .314 (566-178) 19本 85打点 81三振 42四球 6盗塁 出塁率.361 OPS.845)

外野:長野久義(巨人・28歳) ※3年連続3度目
   (144試合 .281 (590-166) 19本 65打点 101三振 48四球 14盗塁 出塁率.336 OPS.760)


627 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 00:07:18 Q2js/xFk

【監督推薦】

投手:澤村拓一(巨人・25歳)   ※2年ぶり2度目
   (34登板 5勝10敗 0S 6H 158.1投球回 148奪三振 43与四球 138被安打 防3.13)

投手:菅野智之(巨人・24歳)   ※初
   (27登板 13勝6敗 0S 0H 176.0投球回 155奪三振 37与四球 166被安打 防3.12)

投手:西村健太朗(巨人・28歳)  ※初
   (71登板 4勝3敗 42S 10H 71.2投球回 71奪三振 31与四球 47被安打 防1.13)

投手:小川泰弘(ヤクルト・23歳) ※初
   (26登板 16勝4敗 0S 0H 178.0投球回 135奪三振 45与四球 155被安打 防2.93)

投手:石山泰稚(ヤクルト・24歳) ※初
   (60登板 3勝3敗 10S 21H 58.1投球回 59奪三振 30与四球 58被安打 防2.78)

投手:山本哲哉(ヤクルト・27歳) ※初
   (64登板 1勝3敗 11S 25H 59.2投球回 38奪三振 17与四球 57被安打 防2.87)

投手:大竹寛(広島・30歳)    ※2年連続4度目
   (25登板 10勝10敗 0S 0H 163.0投球回 100奪三振 49与四球 152被安打 防3.37)

投手:能見篤史(阪神・34歳)   ※2年連続2度目
   (25登板 11勝7敗 0S 0H 180.2投球回 127奪三振 41与四球 155被安打 防2.69)

投手:藤浪晋太郎(阪神・19歳)  ※初
   (24登板 10勝6敗 0S 0H 137.2投球回 126奪三振 44与四球 119被安打 防2.75)

投手:三浦大輔(DeNA・39歳)   ※2年連続6度目
   (27登板 9勝13敗 0S 0H 175.2投球回 109奪三振 33与四球 181被安打 防3.94)

投手:三嶋一輝(DeNA・23歳)   ※初
   (34登板 6勝9敗 0S 1H 146.1投球回 145奪三振 79与四球 138被安打 防3.94)

捕手:谷繫元信(中日・42歳) ※2年連続11度目
   (130試合 .216 (379-82) 6本 34打点 70三振 46四球 1盗塁 出塁率.306 OPS.601)

捕手:藤井彰人(阪神・37歳) ※初
   (112試合 .258 (298-77) 1本 24打点 43三振 27四球 1盗塁 出塁率.317 OPS.612)

内野:寺内崇幸(巨人・30歳) ※初(ルナの出場辞退による補充)
   (114試合 .225 (240-54) 2本 12打点 45三振 11四球 6盗塁 出塁率.265 OPS.544)

内野:新井貴浩(阪神・36歳) ※5年ぶり5度目
   (140試合 .267 (476-127) 15本 70打点 110三振 60四球 2盗塁 出塁率.350 OPS.753)

内野:中村紀洋(DeNA・39歳) ※2年連続9度目
   (122試合 .281 (431-121) 14本 61打点 66三振 32四球 1盗塁 出塁率.334 OPS.761)

外野:大島洋平(中日・27歳) ※2年連続2度目
   (140試合 .248 (499-124) 3本 27打点 69三振 37四球 19盗塁 出塁率.306 OPS.617)

【プラスワン投票選出】

内野:堂林翔太(広島・21歳) ※2年連続2度目
   (105試合 .217 (364-79) 6本 41打点 96三振 33四球 10盗塁 出塁率.294 OPS.599)


628 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 00:07:49 Q2js/xFk

【パ・リーグ】 日:9人 西:3人 ソ:5人 楽:5人 ロ:5人 オ:5人 計:32人

監督:栗山英樹(日本ハム・52歳)

コーチ:渡辺久信(西武・47歳)
コーチ:秋山幸二(ソフトバンク・51歳)

【ファン投票選出】

先発:田中将大(楽天・24歳)     ※3年連続6度目(ファン投票は6年ぶり2度目)
   (28登板 24勝0敗 1S 0H 212.0投球回 183奪三振 32与四球 168被安打 防1.27)

中継:増井浩俊(日本ハム・29歳)   ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (66登板 4勝4敗 4S 28H 63.0投球回 63奪三振 16与四球 71被安打 防3.71)

抑え:平野佳寿(オリックス・29歳)  ※4年連続5度目(ファン投票は2年連続2度目、抑えでは初)
   (60登板 2勝5敗 31S 9H 62.2投球回 71奪三振 14与四球 57被安打 防1.87)

捕手:伊藤光(オリックス・24歳)   ※初
   (137試合 .285 (410-117) 3本 40打点 84三振 24四球 4盗塁 出塁率.327 OPS.693)

一塁:李大浩(オリックス・31歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (141試合 .303 (521-158) 24本 91打点 80三振 64四球 0盗塁 出塁率.384 OPS.878)

二塁:井口資仁(ロッテ・38歳)    ※5年連続9度目
   (135試合 .297 (485-144) 23本 83打点 81三振 67四球 4盗塁 出塁率.390 OPS.902)

三塁:松田宣浩(ソフトバンク・30歳) ※3年連続3度目
   (144試合 .279 (584-163) 20本 90打点 124三振 27四球 13盗塁 出塁率.314 OPS.758)

遊撃:松井稼頭央(楽天・37歳)    ※10年ぶり8度目(移籍後初)
   (125試合 .248 (448-111) 11本 58打点 85三振 40四球 1盗塁 出塁率.311 OPS.700)

外野:糸井嘉男(オリックス・31歳)  ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続2度目、移籍後初)
   (141試合 .300 (524-157) 17本 61打点 93三振 66四球 33盗塁 出塁率.384 OPS.852)

外野:中田翔(日本ハム・24歳)    ※3年連続3度目
   (108試合 .306 (407-124) 28本 73打点 77三振 45四球 1盗塁 出塁率.381 OPS.932)

外野:大谷翔平(日本ハム・19歳)   ※初
   (77試合 .238 (189-45) 3本 20打点 64三振 12四球 4盗塁 出塁率.284 OPS.660)

DH:ジョーンズ(楽天・36歳)    ※初
   (143試合 .243 (478-116) 26本 94打点 164三振 105四球 4盗塁 出塁率.391 OPS.845)

【選手間投票選出】

捕手:嶋基宏(楽天・28歳)   ※4年連続5度目
   (134試合 .257 (447-115) 4本 48打点 92三振 39四球 3盗塁 出塁率.318 OPS.635)

外野:陽岱鋼(日本ハム・26歳) ※2年連続2度目
   (144試合 .282 (574-162) 18本 67打点 142三振 69四球 47盗塁 出塁率.367 OPS.797)


629 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 00:08:30 Q2js/xFk

【監督推薦】

投手:木佐貫洋(日本ハム・33歳)   ※3年ぶり3度目(移籍後初)
   (24登板 9勝8敗 0S 0H 145.0投球回 95奪三振 50与四球 141被安打 防3.66)

投手:吉川光夫(日本ハム・25歳)   ※2年連続2度目
   (26登板 7勝15敗 0S 0H 160.1投球回 125奪三振 57与四球 150被安打 防3.31)

投手:矢貫俊之(日本ハム・29歳)   ※初
   (57登板 2勝3敗 0S 13H 65.2投球回 59奪三振 27与四球 61被安打 防3.43)

投手:牧田和久(西武・28歳)     ※2年ぶり2度目
   (26登板 8勝9敗 0S 0H 166.0投球回 87奪三振 39与四球 169被安打 防2.60)

投手:菊池雄星(西武・22歳)     ※初
   (17登板 9勝4敗 0S 0H 108.0投球回 92奪三振 44与四球 79被安打 防1.92)

投手:岩嵜翔(ソフトバンク・23歳)  ※初
   (47登板 1勝4敗 2S 14H 68.2投球回 54奪三振 14与四球 79被安打 防4.33)

投手:千賀滉大(ソフトバンク・20歳) ※初
   (51登板 1勝4敗 1S 17H 56.1投球回 85奪三振 26与四球 32被安打 防2.40)

投手:青山浩二(楽天・29歳)     ※2年連続2度目
   (60登板 3勝5敗 11S 17H 60.1投球回 60奪三振 20与四球 61被安打 防3.43)

投手:益田直也(ロッテ・23歳)    ※2年連続2度目
   (68登板 2勝6敗 33S 9H 62.0投球回 66奪三振 16与四球 65被安打 防2.76)

投手:西野勇士(ロッテ・22歳)    ※初
   (24登板 9勝6敗 0S 0H 139.2投球回 106奪三振 40与四球 140被安打 防3.80)

投手:佐藤達也(オリックス・26歳)  ※初
   (67登板 2勝4敗 0S 40H 78.0投球回 88奪三振 41与四球 46被安打 防1.73)

捕手:鶴岡慎也(日本ハム・32歳) ※2年連続2度目
   (114試合 .295 (244-72) 2本 26打点 28三振 16四球 1盗塁 出塁率.342 OPS.699)

内野:大引啓次(日本ハム・29歳) ※初
   (120試合 .266 (402-107) 3本 32打点 86三振 50四球 13盗塁 出塁率.359 OPS.692)

内野:浅村栄斗(西武・22歳)   ※初
   (144試合 .317 (543-172) 27本 110打点 88三振 61四球 14盗塁 出塁率.388 OPS.943)

内野:今江敏晃(ロッテ・29歳)  ※7年ぶり2度目
   (132試合 .325 (508-165) 10本 74打点 45三振 26四球 5盗塁 出塁率.355 OPS.790)

内野:鈴木大地(ロッテ・23歳)  ※初
   (144試合 .264 (481-127) 5本 50打点 66三振 38四球 2盗塁 出塁率.330 OPS.712)

外野:長谷川勇也(ソフトバンク・28歳) ※4年ぶり2度目
   (144試合 .341 (580-198) 19本 83打点 111三振 47四球 12盗塁 出塁率.392 OPS.903)

【プラスワン投票選出】

外野:内川聖一(ソフトバンク・30歳) ※3年連続5度目
   (144試合 .316 (570-180) 19本 92打点 47三振 46四球 1盗塁 出塁率.376 OPS.853)


630 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 00:08:55 Q2js/xFk

【2013年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 1-1 セ 7月19日・札幌ドーム・パ78勝73敗10分

※パは初回に糸井の適時打で1点を先制。対するセも7回に中村の適時打で同点とした。セは前田健・澤村、パは田中・大谷・菊池・平野佳と後のメジャーリーガーの投手たちが奮闘し、試合は3年ぶり10度目の引き分けに終わった。MVPは3回無失点の澤村拓一。

第2戦
セ 3-1 パ 7月20日・神宮・セ74勝78敗10分
(勝:小川 1勝 敗:牧田 1敗 S:山本哲 1S)

※セは1点を追う2回に宮本の適時打で同点とすると、続く3回には新井貴の適時打で勝ち越し。6回には坂本の適時打でリードを広げた。投げては菅野、小川、石山、藤浪と同時のルーキーたちが好投した。MVPは新井貴浩。

第3戦
パ 3-1 セ 7月22日・いわき・パ79勝74敗10分
(勝:益田 1勝 敗:山本哲 1敗1S S:青山 1S)

※パは1点を追う8回に大谷と内川の適時打で3点を奪って逆転に成功。投げては木佐貫、西野、岩嵜、矢貫、益田、青山の継投でセ打線を1得点に封じ込めた。MVPは内川聖一。なお微動だにしない新井さんGIFが生まれた試合である。


631 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 00:09:36 Q2js/xFk

【第63回・2013年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・西村健太朗(巨人・投手・当時28歳) 広陵高→03年ドラフト2位→巨人(04-18)

13年成績:71登板 4勝3敗 42S 10H 71.2投球回 71奪三振 31与四球 47被安打 防1.13
通算成績:470登板 38勝34敗 81S 77H 752.1投球回 529奪三振 265与四球 711被安打 防3.12
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 1.1投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※広陵高では白濱裕太とバッテリーを組み、03年春には成瀬善久、涌井秀章を擁する横浜高を破って全国制覇を達成。同年のドラフトでは巨人から2位指名を受けてプロ入りを果たす。3年目の06年に先発・中継ぎ双方をこなして31試合に登板して飛躍を果たすと、07〜08年にはセットアッパー、10〜11年には先発として起用されるなど便利屋として重宝される。そして12年からは抑えに抜擢され、マシソン、山口鉄也とともに「スコット鉄太朗」と呼ばれる勝利の方程式を形成。
 13年には球団歴代最多の42セーブをあげ、最多セーブのタイトルを獲得した。その後はマシソンに抑えの座を譲り、再び中継ぎとして活躍し、18年に引退。現在はジャイアンツアカデミーのコーチの傍ら、解説者としても活動している。「投げるアニオタ」としても有名であり、登場曲を「ハレ晴レユカイ」にしようとして球団に断られている。なお現在は畠世周がバンドリの楽曲を登場曲にしたり、ハルヒ新刊にコメントを寄せたりと、西村2世ではないかと秘かに話題となっている。
 監督推薦で選出された13年の球宴では2試合に登板。第1戦では同点の9回裏に登板し、中田翔、今江敏晃、大谷翔平を打ち取って試合を引き分けに持ち込む。第3戦では3失点とKOされた山本哲哉に代わって8回2死から登板し、浅村栄斗をゴロに打ち取っている。

・山本哲哉(ヤクルト・投手・当時27歳) 南部高→近畿大→三菱重工神戸→09年ドラフト2位→ヤクルト(10-18)

13年成績:64登板 1勝3敗 11S 25H 59.2投球回 38奪三振 17与四球 57被安打 防2.87
通算成績:228登板 6勝11敗 14S 55H 214.0投球回 124奪三振 69与四球 229被安打 防3.07
球宴成績:2登板 0勝1敗 1S 1.2投球回 0奪三振 0与四球 4被安打 防5.40

※近畿大では大隣憲司に次ぐ2番手エースとして活躍し、その後進んだ三菱重工神戸では都市対抗に2年連続で出場。09年のドラフトでヤクルトから2位指名を受けてプロ入りするも、1年目のオープン戦で靭帯を損傷し、トミージョン手術を受けていきなり1年を棒に振ってしまう。それでもリハビリを続け、3年目の12年にはシーズン途中からセットアッパーに定着し、50登板で防1.21の好成績を残す。
 そして翌13年には一時期抑えも務めるなど自己最多の64試合に登板して11セーブ25ホールドと大車輪の活躍を見せた。しかし翌年からは不振に陥り、15年には2度目のトミージョン手術を受け、翌16年も1軍登板なしに終わる。17年には32試合に登板して復調したものの、翌18年に引退を表明。松岡健一とともに引退試合に臨み、阪神・陽川尚将を打ち取ってマウンドを去った。その後はヤクルトのスカウトを務め、今年からは2軍育成投手コーチとなっている。
 小川泰弘、石山泰稚のルーキーコンビとともに監督推薦で選出された13年の球宴では、第2戦で2点リードの9回に登板し、1回無失点で抑えてセーブを記録。続く第3戦でも1点リードの8回に登板したものの、大谷翔平、内川聖一に適時打を浴びて4安打3失点と乱調。チームはそのまま敗れ、敗戦投手となってしまった。

・藤井彰人(阪神・捕手・当時37歳) 近畿大附高→近畿大→98年ドラフト2位→近鉄(99-04)→楽天(05-10)→阪神(11-15)

13年成績:112試合 .258 (298-77) 1本 24打点 43三振 27四球 1盗塁 出塁率.317 OPS.612
通算成績:1073試合 .236 (2395-565) 10本 173打点 385三振 177四球 18盗塁 出塁率.290 OPS.578
球宴成績:1試合 .333 (3-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.667

※男前。近畿大では二岡智宏、宇高伸次とともに活躍し、97年には史上初のアマチュア5冠を達成。98年のドラフトで近鉄から2位指名を受けてプロ入り。2年目の右膝の靭帯を断裂して1年を棒に振るも、復帰した02年から次第に出場機会を増やし、04年には的山哲也とともに正捕手を争いながら、同年最多勝をあげた岩隈久志の専属捕手としても活躍した。
 その後分配ドラフトを経て楽天に移籍。楽天でも岩隈と組み、岩隈が21勝をあげた08年には最優秀バッテリー賞も受賞。しかしその後は嶋基宏の台頭もあり、10年オフにFAで阪神に移籍。城島健司の不調もあって移籍1年目から正捕手として活躍。その後は鶴岡一成の加入や梅野隆太郎のプロ入りもあって、15年に引退。その後はBC・福井への派遣を経て、17年からは阪神のコーチに就任。19年からは1軍バッテリーコーチを務めている。
 プロ入り15年目にして初の選出となった13年の球宴では、第3戦で9番・捕手としてスタメン。3回には西野勇士から安打を放ち、試合には敗れたもののフル出場して5投手をリードした。

・寺内崇幸(巨人・内野手・当時30歳) 栃木工業高→JR東日本→06年大社ドラフト6位→巨人(07-18)

13年成績:114試合 .225 (240-54) 2本 12打点 45三振 11四球 6盗塁 出塁率.265 OPS.544
通算成績:670試合 .218 (818-178) 5本 39打点 193三振 40四球 40盗塁 出塁率.265 OPS.538
球宴成績:2試合 1.000 (1-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率1.000 OPS2.000

※JR東日本から06年の大社ドラフトで6位指名を受けて巨人に入団。2年目の08年に準レギュラーとして1軍に定着すると、二塁や三塁の守備固め要員として活躍。その後は藤村大介とともに二塁手で併用され、12年には中日のCS第6戦では先制の2点適時打を放つなどチームの日本一に貢献。そして13年にはさらに活躍の場を増やし、CSの広島戦では前田健太から3ラン、楽天・日本シリーズでは田中将大からソロを放つなど意外性のある打撃で活躍した。
 しかし14年からは片岡治大の加入もあり、出場機会が減少。17年にはサヨナラ3ランを放ったもののその後は目立った活躍が出来ず、18年に戦力外となり引退。19年からはBC・栃木の監督となり、同年にはチーム初のリーグ優勝を達成。昨年10月にはNHKの連続テレビ小説「エール」において俳優として出演している。
 ルナの出場辞退による補充として原監督の推薦で抜擢された13年の球宴では、第2戦で宮本慎也に代わって三塁手として8回から途中出場。9回には坂本勇人に代わって遊撃手としても出場した。そして第3戦では西岡剛に代わって二塁手として途中出場し、8回には益田直也から決死のヘッドスライディングで内野安打を記録し、打率10割で球宴を終えている。


632 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 00:10:36 Q2js/xFk

【パ・リーグ】

・矢貫俊之(日本ハム・投手・当時29歳) 仙台育英学園高→常盤大→三菱ふそう川崎→08年ドラフト3位→日本ハム(09-15)→巨人(15-16)

13年成績:57登板 2勝3敗 0S 13H 65.2投球回 59奪三振 27与四球 61被安打 防3.43
通算成績:121登板 6勝8敗 1S 15H 186.2投球回 150奪三振 79与四球 186被安打 防3.76
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 1与四球 2被安打 防4.50

※三菱ふそう川崎では08年に都市対抗に出場し、同年のドラフト3位で日本ハムに入団。1年目の秋には米国に野球留学水、アリゾナ秋季リーグでは最優秀防御率を獲得。2年目に肘の手術を受けた影響もあり3年目まではなかなか登板機会はなかったが、4年目の12年にリリーフとして1軍に定着。13年には開幕戦で負傷降板した武田勝の後を継いでロングリリーフで白星を挙げると、そこからはあらゆる場面で起用され、自己最多の57試合に登板して13ホールドをマークする。
 しかし翌年からは不振に苦しみ、15年6月に矢野謙次らとの2対2のトレードで巨人に移籍。しかし巨人でも目立った活躍はできず、さらに8月には背中の疲労骨折にも見舞われ、同年限りで戦力外となり引退。その後は巨人の球団職員を経て、今年の5月に3軍投手コーチに就任している。
 栗山英樹監督の推薦で選出された13年の球宴では2試合に登板。第1戦では1点リードの7回に登板するも、先頭のブランコに四球を与えると代走・大島洋平に盗塁を決められ、続く中村紀洋に適時打を打たれてリードを守り切れず。しかし第3戦では1点ビハインドの7回に登板し、丸佳浩、宮本慎也、藤井彰人を3者凡退に抑え、その後の逆転勝利に繋げている。

・岩嵜翔(ソフトバンク・投手・当時23歳) 市立船橋高→07年高校ドラフト1位→ソフトバンク(08-現役)

13年成績:47登板 5勝10敗 0S 3H 120.1投球回 77奪三振 27与四球 113被安打 防3.14
通算成績:283登板 30勝29敗 6S 93H 580.2投球回 407奪三振 138与四球 550被安打 防3.38(7月9日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 3被安打 防0.00

※07年の高校ドラフトでは由規を外した中日と、中田翔を外したソフトバンクがハズレ1位で競合し、抽選の末にソフトバンクに入団。3年目オフに大場翔太とともにプエルトリコのウィンターリーグに派遣されて最優秀投手となる。翌11年に開幕ローテ入りを果たすと、日本人では55年ぶりとなる奪三振0での完封勝利を記録するなど、6勝をマークして日本一に貢献。その後13年には先発の傍らでセットアッパーも務めるなど便利屋として起用され、
 17年にはサファテに繋ぐ8回のセットアッパーに定着。球団史上最多の72登板、46ホールドポイントを記録し、平成生まれ初の最優秀中継ぎ投手となる。翌18年からは右肘の故障で1軍から遠ざかるも、昨年に再びセットアッパーとして復帰。今年も主にセットアッパーを務めており、森唯斗とモイネロの離脱期間中は抑えも任されている。今年でまだ32歳と、今後の活躍次第ではまだまだ選出の可能性を残している選手でもある。
 監督推薦で選出された13年の球宴では、第3戦の5回から登板。双方無得点で迎えた5回には1死2塁から藤井彰人を中飛に打ち取った際に中堅手・陽岱鋼が三塁に悪送球し、その間に先制点を奪われてしまう。しかしその後は立ち直り、6回もピンチを背負ったものの踏ん張って2回1失点。チームは8回に逆転したため敗戦投手は免れている。

・アンドリュー・ジョーンズ(楽天・外野手・当時36歳) 楽天(13-14)

13年成績:143試合 .243 (478-116) 26本 94打点 164三振 105四球 4盗塁 出塁率.391 OPS.845
通算成績:281試合 .232 (926-215) 50本 165打点 304三振 223四球 6盗塁 出塁率.392 OPS.833
球宴成績:3試合 .167 (6-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.167 OPS.333

※オランダのキュラソー島に産まれ、93年に16歳でブレーブスに入団。96年に19歳でメジャーデビューを果たすと、同年のワールドシリーズでは史上最年少で本塁打を記録。98年には中堅手のレギュラーを掴むと、ここから10年連続でゴールドグラブ賞を受賞。さらに打撃では05年に51本塁打、128打点をマークし、打撃二冠を獲得。12年にヤンキースを退団するまで実に2196試合に出場し、通算1933安打、434本塁打、1289打点、152盗塁という圧倒的な成績を残す。
 そんなMLBを代表するレジェンド級の選手だったが13年に電撃来日して楽天に入団。開幕から4番打者として起用されると実績通り主軸として活躍し、24本塁打、94打点をマークして球団初のリーグ優勝・日本一に貢献。また「散歩」とも称されるほどに四球を量産し、2年目の14年には安打数よりも四球数の方が多くなり、NPBでは通算打率.232に対し、出塁率.392という圧巻の数字を残している。15年に楽天を退団した後はプレミア12のオランダ代表として出場。そして16年1月に現役を引退。その後はオランダ代表のコーチとして活動している。
 MLBではブレーブス時代に5度の球宴出場を経験しており、来日1年目の13年には指名打者部門のファン投票1位で日本の球宴にも出場。第1戦、第2戦は無安打に終わったものの、5番・指名打者でスタメンとなった第3戦では7回に三嶋一輝から安打を記録。なお3戦通じて四球は1個もなかった。


633 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 00:12:34 .l6MMCTg
Deの三嶋は今年選出されなければ今回紹介されるところだったのね


634 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 01:17:27 AgGgNmwk
>>628
井口セカンドで選出されてんの凄いな
もうファースト専になってるイメージだった
>>632
間違い見つけました
アンドリュージョーンズのところで"24本塁打、94打点をマークして"とありますが26本塁打です


635 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 12:08:58 CJBwqpqQ
男前藤井、苦労人て感じそのまんまですき


636 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/10(土) 13:42:19 crai3VFE
城島いるのに阪神なんか行ったって出番ないしいくら年俸上がっても楽天だったら指導者ルート合っただろうに…

とか思ってたら正捕手になって男前キャラついてオールスターにも出て阪神で指導者になって本人にとっても大成功FAでしたね


637 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/11(日) 00:05:20 gq3KnKX2

【第64回・2014年】

【2014年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:5人 神:3人 広:8人 中:5人 De:3人 ヤ:4人 計:28人

監督:原辰徳(巨人・55歳)

コーチ:和田豊(阪神・51歳)
コーチ:野村謙二郎(広島・47歳)

【ファン投票選出】

先発:前田健太(広島・26歳)     ※3年連続4度目
   (27登板 11勝9敗 0S 0H 187.0投球回 161奪三振 41与四球 164被安打 防2.60)

中継:一岡竜司(広島・23歳)     ※初
   (31登板 2勝0敗 2S 16H 31.0投球回 27奪三振 7与四球 16被安打 防0.58)

抑え:ミコライオ(広島・30歳)    ※初
   (51登板 1勝1敗 25S 7H 47.2投球回 29奪三振 18与四球 39被安打 防2.45)

捕手:阿部慎之助(巨人・35歳)    ※9年連続11度目(ファン投票は4年連続7度目)
   (131試合 .248 (459-114) 19本 57打点 77三振 58四球 1盗塁 出塁率.340 OPS.765)

一塁:キラ(広島・30歳)       ※初
   (88試合 257 (288-74) 11本 40打点 85三振 41四球 0盗塁 出塁率.355 OPS.772)

二塁:菊池涼介(広島・24歳)     ※初
   (144試合 .325 (579-188) 11本 58打点 79三振 24四球 23盗塁 出塁率.352 OPS.808)

三塁:堂林翔太(広島・22歳)     ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (93試合 .246 (284-70) 8本 28打点 87三振 32四球 1盗塁 出塁率.332 OPS.713)

遊撃:鳥谷敬(阪神・33歳)      ※3年連続5度目
   (144試合 .313 (550-172) 8本 73打点 80三振 87四球 10盗塁 出塁率.406 OPS.821)

外野:丸佳浩(広島・25歳)      ※2年連続2度目
   (144試合 .310 (536-166) 19本 67打点 95三振 100四球 26盗塁 出塁率.419 OPS.910)

外野:エルドレッド(広島・34歳)   ※初
   (118試合 .260 (454-118) 37本 104打点 169三振 41四球 2盗塁 出塁率.329 OPS.873)

外野:バレンティン(ヤクルト・30歳) ※4年連続4度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (112試合 .301 (366-110) 31本 69打点 95三振 75四球 2盗塁 出塁率.419 OPS1.007)

【選手間投票選出】

投手:菅野智之(巨人・24歳) ※2年連続2度目
   (23登板 12勝5敗 0S 0H 158.2投球回 122奪三振 36与四球 138被安打 防2.33)

一塁:ブランコ(DeNA・33歳) ※3年連続5度目
   (85試合 .283 (311-88) 17本 60打点 91三振 18四球 0盗塁 出塁率.330 OPS.822)

三塁:村田修一(巨人・33歳) ※2年ぶり5度目
   (143試合 .256 (519-133) 21本 68打点 83三振 39四球 2盗塁 出塁率.322 OPS.732)

外野:マートン(阪神・32歳) ※2年連続4度目
   (142試合 .338 (532-180) 14本 84打点 64三振 46四球 2盗塁 出塁率.394 OPS.872)


638 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/11(日) 00:05:55 gq3KnKX2

【監督推薦】

投手:山口鉄也(巨人・30歳)   ※3年連続4度目
   (60登板 4勝3敗 2S 35H 56.1投球回 42奪三振 20与四球 61被安打 防3.04)

投手:藤浪晋太郎(阪神・20歳)  ※2年連続2度目
   (25登板 11勝8敗 0S 0H 163.0投球回 172奪三振 64与四球 150被安打 防3.53)

投手:山井大介(中日・36歳)   ※初
   (27登板 13勝5敗 0S 0H 173.2投球回 103奪三振 66与四球 156被安打 防3.21)

投手:大野雄大(中日・25歳)   ※初
   (25登板 10勝8敗 0S 0H 165.0投球回 119奪三振 47与四球 156被安打 防2.89)

投手:福谷浩司(中日・23歳)   ※初
   (72登板 2勝4敗 11S 32H 74.2投球回 72奪三振 26与四球 54被安打 防1.81)

投手:井納翔一(DeNA・28歳)   ※初
   (25登板 11勝9敗 0S 0H 159.1投球回 104奪三振 49与四球 163被安打 防4.01)

投手:三上朋也(DeNA・25歳)   ※初
   (65登板 1勝4敗 21S 13H 65.2投球回 67奪三振 27与四球 55被安打 防2.33)

捕手:谷繫元信(中日・43歳)   ※3年連続12度目
   (91試合 .195 (226-44) 1本 23打点 36三振 39四球 0盗塁 出塁率.316 OPS.573)

捕手:中村悠平(ヤクルト・24歳) ※初
   (99試合 .298 (325-97) 5本 41打点 51三振 26四球 0盗塁 出塁率.355 OPS.733)

内野:坂本勇人(巨人・25歳)   ※7年連続7度目
   (144試合 .279 (545-152) 12本 68打点 79三振 65四球 10盗塁 出塁率.353 OPS.754)

内野:山田哲人(ヤクルト・22歳) ※初
   (143試合 .324 (596-193) 29本 89打点 95三振 74四球 15盗塁 出塁率.403 OPS.941)

外野:大島洋平(中日・28歳) ※3年連続3度目
   (141試合 .318 (585-186) 2本 28打点 56三振 43四球 28盗塁 出塁率.369 OPS.735)

外野:雄平(ヤクルト・30歳) ※初
   (141試合 .316 (547-173) 23本 90打点 103三振 48四球 10盗塁 出塁率.372 OPS.877)


639 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/11(日) 00:06:40 gq3KnKX2

【パ・リーグ】 楽:5人 西:3人 ロ:1人 ソ:6人(1) オ:7人 日:6人 計:28人

監督:星野仙一(楽天・67歳) ※出場辞退
監督:伊東勤(ロッテ・51歳) ※星野仙一の出場辞退によって監督として出場

コーチ:田辺徳雄(西武・48歳)
コーチ:大久保博元(楽天・47歳) ※星野仙一の出場辞退による補充

【ファン投票選出】

先発:西勇輝(オリックス・23歳)   ※2年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (24登板 12勝10敗 0S 0H 156.0投球回 119奪三振 35与四球 146被安打 防3.29)

中継:佐藤達也(オリックス・27歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (67登板 6勝4敗 1S 42H 74.1投球回 85奪三振 30与四球 39被安打 防1.09)

抑え:平野佳寿(オリックス・30歳)  ※5年連続6度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (62登板 1勝6敗 40S 8H 60.1投球回 70奪三振 13与四球 52被安打 防3.43)

捕手:嶋基宏(楽天・29歳)      ※5年連続6度目(ファン投票は3年ぶり3度目)
   (126試合 .263 (350-92) 1本 36打点 84三振 65四球 6盗塁 出塁率.375 OPS.684)

一塁:中村剛也(西武・30歳)     ※2年ぶり6度目(ファン投票は4年ぶり4度目、一塁手では初)
   (111試合 .257 (382-98) 34本 90打点 124三振 79四球 0盗塁 出塁率.384 OPS.963)

二塁:浅村栄斗(西武・23歳)     ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (118試合 .273 (440-120) 14本 55打点 100三振 47四球 3盗塁 出塁率.345 OPS.761)

三塁:松田宣浩(ソフトバンク・31歳) ※4年連続4度目→出場辞退
   (101試合 .301 (392-118) 18本 56打点 80三振 24四球 12盗塁 出塁率.341 OPS.846)

遊撃:今宮健太(ソフトバンク・23歳) ※初
   (144試合 .240 (551-132) 3本 42打点 104三振 41四球 10盗塁 出塁率.295 OPS.602)

外野:糸井嘉男(オリックス・32歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (140試合 .331 (502-166) 19本 81打点 73三振 70四球 31盗塁 出塁率.424 OPS.948)

外野:中田翔(日本ハム・25歳)    ※4年連続4度目
   (144試合 .269 (531-143) 27本 100打点 89三振 58四球 0盗塁 出塁率.344 OPS.800)

外野:陽岱鋼(日本ハム・27歳)    ※3年連続3度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (125試合 .293 (471-138) 25本 85打点 108三振 45四球 20盗塁 出塁率.367 OPS.862)

DH:ペーニャ(オリックス・32歳)  ※2年ぶり2度目(ファン投票は初、移籍後初)
   (140試合 .255 (502-128) 32本 90打点 124三振 59四球 2盗塁 出塁率.344 OPS.830)

【選手間投票選出】

投手:金子千尋(オリックス・30歳)   ※5年ぶり2度目
   (26登板 16勝5敗 0S 0H 191.0投球回 199奪三振 42与四球 157被安打 防1.98)

一塁:李大浩(ソフトバンク・32歳)   ※3年連続3度目
   (144試合 .300 (566-170) 19本 68打点 97三振 46四球 0盗塁 出塁率.362 OPS.816)

二塁:藤田一也(楽天・32歳)      ※初
   (144試合 .269 (517-139) 2本 36打点 55三振 16四球 3盗塁 出塁率.320 OPS.646)

外野:長谷川勇也(ソフトバンク・29歳) ※2年連続3度目
   (135試合 .300 (473-142) 6本 55打点 95三振 54四球 7盗塁 出塁率.375 OPS.790)


640 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/11(日) 00:07:19 gq3KnKX2

【監督推薦】

投手:則本昂大(楽天・23歳)      ※初
   (30登板 14勝10敗 0S 0H 202.2投球回 204奪三振 39与四球 187被安打 防3.02)

投手:福山博之(楽天・25歳)      ※初
   (65登板 4勝2敗 1S 23H 67.1投球回 32奪三振 12与四球 63被安打 防1.87)

投手:岸孝之(西武・29歳)       ※2年ぶり3度目
   (23登板 13勝4敗 0S 0H 161.1投球回 126奪三振 36与四球 126被安打 防2.51)

投手:五十嵐亮太(ソフトバンク・35歳) ※9年ぶり6度目(移籍後初)
   (63登板 1勝3敗 2S 44H 59.1投球回 71奪三振 18与四球 33被安打 防1.52)

投手:サファテ(ソフトバンク・33歳)  ※3年ぶり2度目
   (64登板 7勝1敗 37S 7H 68.1投球回 96奪三振 22与四球 50被安打 防1.05)

投手:大谷翔平(日本ハム・20歳)    ※2年連続2度目(投手では初)
   (24登板 11勝4敗 0S 0H 155.1投球回 179奪三振 57与四球 125被安打 防2.61)

投手:クロッタ(日本ハム・29歳)    ※初
   (61登板 4勝5敗 6S 30H 58.1投球回 36奪三振 16与四球 49被安打 防2.62)

捕手:伊藤光(オリックス・25歳) ※2年連続2度目
   (137試合 .285 (358-92) 3本 48打点 80三振 24四球 0盗塁 出塁率.310 OPS.643)

捕手:大野奨太(日本ハム・27歳) ※初
   (105試合 .174 (259-45) 6本 19打点 52三振 19四球 0盗塁 出塁率.242 OPS.524)

内野:銀次(楽天・26歳)     ※初(松田宣浩の出場辞退による補充)
   (117試合 .327 (459-150) 4本 70打点 45三振 43四球 1盗塁 出塁率.365 OPS.769)

内野:鈴木大地(ロッテ・24歳)  ※2年連続2度目
   (144試合 .287 (533-153) 3本 43打点 57三振 45四球 7盗塁 出塁率.347 OPS.732)

内野:大引啓次(日本ハム・30歳) ※2年連続2度目
   (132試合 .245 (432-106) 5本 47打点 98三振 51四球 21盗塁 出塁率.325 OPS.656)

外野:柳田悠岐(ソフトバンク・25歳) ※初
   (144試合 .317 (524-166) 15本 70打点 131三振 72四球 33盗塁 出塁率.413 OPS.865)


641 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/11(日) 00:07:47 gq3KnKX2

【2014年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 0-7 セ 7月18日・西武ドーム・セ75勝79敗10分
(勝:前田 1勝 敗:西 1敗)

※セは3回に菊池、鳥谷、エルドレッドの適時打で3点を先制すると、7回にはエルドレッドが2ランを放つなど効率よく得点を積み重ねた。投げては前田、大野、井納、一岡、山口、三上と繋いでパ打線をシャットアウトした。MVPはエルドレッド。

第2戦
セ 6-12 パ 7月19日・甲子園・パ80勝75敗10分
(勝:大谷 1勝 敗:藤浪 1敗)

※乱打戦をパが制した。初回に糸井の適時打とペーニャの3ランで4点を先制すると、6回には中田の適時二塁打と柳田の2ランで3点を追加。続く7回にも鈴木、大引、陽の適時打で3点を加えるなどパ打線が18安打12得点と火を噴いた。MVPは柳田悠岐。


642 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/11(日) 00:10:36 gq3KnKX2

【第64回・2014年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・一岡竜司(広島・投手・当時23歳) 桐蔭高→沖データコンピュータ教育学院→11年ドラフト3位→巨人(12-13)→広島(14-現役)

14年成績:31登板 2勝0敗 2S 16H 31.0投球回 27奪三振 7与四球 16被安打 防0.58
通算成績:279登板 16勝14敗 7S 83H 271.0投球回 245奪三振 98与四球 232被安打 防2.79 (7月10日現在)
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 1.1投球回 0奪三振 0与四球 3被安打 防6.75

※11年の都市対抗ではJR九州の補強選手として出場し、同年のドラフトでは巨人から3位指名を受けてプロ入り。巨人2軍では抑えとして活躍し、13年には15セーブを記録する。同年オフにプエルトリコに派遣され、帰国してから1か月後の12月にFAで移籍した大竹寛の人的補償として広島に移籍。
 すると新天地ではセットアッパーに抜擢され、右肩の故障で後半戦は離脱するも31試合の登板で防0.58という驚異の安定感を見せて飛躍を果たす。その後も広島のセットアッパーとして活躍し、チームの3連覇に貢献。しかし昨年は佐野恵太にサヨナラ満塁弾を被弾するなど不振に陥り、今年はまだ1軍登板すらない状態。かつての黄金期を支えた右腕は試練の1年を迎えている。
 広島移籍1年目に中継ぎ部門でファン投票1位となって選出された14年の球宴では2試合とも登板。第1戦では2死1,2塁で迎えた6回に登板し、中田翔と対戦して三ゴロに打ち取ってピンチを脱し、完封リレーに貢献。続く第2戦では3点ビハインドの5回に3番手として登板するも、陽岱鋼、銀次に連続で長打を浴び、1回1失点に終わった。

・キャム・ミコライオ(広島・投手・当時30歳) 広島(12-14)→楽天(15-16)

14年成績:51登板 1勝1敗 25S 7H 47.2投球回 29奪三振 18与四球 39被安打 防2.45
通算成績:214登板 11勝11敗 73S 51H 208.1投球回 151奪三振 60与四球 166被安打 防2.42
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※オリオールズでは後に同僚となるサファテとチームメイトであり、その後ダイヤモンドバックスを経て12年に来日し、広島に入団。205cmの長身から繰り出される速球を武器に、シーズン序盤はセットアッパーとして起用されるも、抑えを務めていたサファテが不振に陥ったためにその代役を務め、21セーブをマーク。その後も広島の抑えとして活躍し、13年には16年ぶりのAクラス入りに貢献した。
 14年オフに退団すると、楽天に移籍。楽天でも抑えを務める予定だったが、開幕前に椎間板ヘルニアを発症し、結果的にリハビリで1年を棒に振ってしまう。翌16年は抑えの松井裕樹に繋ぐセットアッパーとして1軍復帰を果たし、45登板で23ホールドをマークしたがこの年限りで退団。その後はマイナーリーグや米独立リーグでプレーし、19年に現役を引退した。
 来日3年目の14年に抑え部門のファン投票で2位の呉昇桓に12,000票の僅差で1位となり、球宴に出場。自身は第2戦で6点ビハインドの9回に登板。嶋基宏から三振を奪い、続く藤田一也、柳田悠岐も打ち取って3者凡退とし、この試合でセ投手陣唯一の無失点で降板している。

・山井大介(中日・投手・当時36歳) 神戸広陵学園高→奈良産業大→河合楽器→01年ドラフト6位→中日(02-現役)

14年成績:27登板 13勝5敗 0S 0H 173.2投球回 103奪三振 66与四球 156被安打 防3.21
通算成績:335登板 62勝70敗 20S 32H 1232.0投球回 866奪三振 448与四球 1177被安打 防3.75 (7月10日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.2投球回 1奪三振 1与四球 6被安打 防27.00

※河合楽器では01年の都市対抗でチームの初優勝に導いたが、この年限りでチームが休部。特例措置として社会人1年目ながらドラフト指名対象となり、同年のドラフトで中日から6位指名を受けて入団する。1年目から先発・中継ぎの双方で活躍して6勝をマークしたものの、その後は2軍生活が続き、06年には右肩の故障から1軍登板なしに終わる。しかし、翌07年には再び先発ローテ入りを果たすと、同年の日本ハムとの日本シリーズでは第5戦に先発し、8回まで打者24人を完璧に抑え、岩瀬仁紀とともに継投での完全試合を達成し、日本一に貢献する。
 その後はチームの便利屋としても活躍し、12年には1年だけで先発、ロングリリーフ、セットアッパー、抑えを経験するなどフル回転を果たす。翌13年にはDeNA戦で史上77人目のノーヒットノーランも達成すると、14年には自己最多の13勝をあげて36歳にして初タイトルとなる最多勝、最高勝率を獲得する。43歳となり、球界最年長投手となった今年はここまで1軍登板はないものの、2軍で先発として調整を続けており、現在、ソフトバンクの大竹耕太郎と並んでウエスタン最多勝となっている。
 プロ13年目、36歳にして初の選出となった14年の球宴では第2戦で、2点ビハインドの6回から4番手として登板。しかし先頭の今宮健太に二塁打を浴びると、続く代打・中田翔に適時二塁打を浴び、さらに柳田悠岐にも2ランを被弾して6回は3失点。さらに7回も続投したものの、2死走者なしから大野奨太、鈴木大地に連打を浴びて降板。後続の福谷浩司も打ち込まれたために計5失点、防御率は27.00に終わり、試合の流れを手放してしまう結果となった。

・福谷浩司(中日・投手・当時23歳) 横須賀高→慶應義塾大→12年ドラフト1位→中日(13-現役)

14年成績:72登板 2勝4敗 11S 32H 74.2投球回 72奪三振 26与四球 54被安打 防1.81
通算成績:247登板 19勝23敗 38S 53H 394.0投球回 313奪三振 109与四球 386被安打 防3.61 (7月10日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.1投球回 2奪三振 0与四球 3被安打 防6.75

※慶大では3年春にチームの完全優勝に貢献し、大学選手権でも準優勝を経験。12年のドラフトでは1位指名を受けて中日に入団する。1年目こそ肉離れによって2軍生活が続いたものの、2年目の14年にはセットアッパーとして1軍に定着。岩瀬仁紀の離脱後は抑えも任され、リーグ最多の72試合に登板して32ホールド、11セーブをマークする。翌15年も抑えを任されたが不振に陥り、田島慎二にその座を奪われてしまう。
 その後は中継ぎとして起用されるも不甲斐ない成績が続き、19年には左腰椎の椎間板ヘルニアを発症してほぼ1年を棒に振ってしまう。しかし昨年に先発として8勝をマークして復活を果たし、今年には開幕投手に抜擢。エースの大野雄大、柳裕也とともにローテを守り続けている。大学時代から非常に研究熱心なことで知られ、理工学部の履修科目の成績は全てA判定。卒論も球の出所の見辛さをテーマにした画像研究を行うなど、まさに文武両道な選手でもある。
 セットアッパーとしてフル回転した14年の球宴に監督推薦で選出。イニング途中で降板した山井大介の後を継いで降板するも、柳田悠岐、大引啓次、陽岱鋼に3連打を浴びて山井の出した走者も返し、自身も1失点。しかし8回は立ち直って浅村栄斗と今宮健太を連続三振にとるなど3者凡退にまとめて降板した。

・キラ・カアイフエ(広島・内野手・当時30歳) 広島(13-14)

14年成績:88試合 .257 (288-74) 11本 40打点 85三振 41四球 0盗塁 出塁率.355 OPS.772
通算成績:154試合 .258 (512-132) 25本 85打点 150三振 77四球 0盗塁 出塁率.358 OPS.805
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※ハワ イに産まれ、02年にロイヤルズに入団。マイナー通算196本塁打の実績を引っ提げ、13年6月に広島に入団。1ヵ月の2軍調整を経て7月に1軍昇格を果たすと、初出場から3試合連続で本塁打を放つ鮮烈なデビューを果たすなど主軸として定着し、66試合の出場ながら14本塁打をマークし、チームのAクラス入りに貢献。
 翌14年も開幕から5番打者として活躍するも、後半戦は故障に加え、ロサリオの台頭もあって成績が急降下。88試合で11本塁打に終わり、同年限りで退団となった。その後はマイナーリーグでプレーし、16年に引退。その後はハワ イの学生野球の指導者に転身し、今年からはハワ  イ大学のコーチを務めている。現役時代はチームメイトの「エル」ドレッドとは「デスノートコンビ」と呼ばれ、話題となった。
 14年の球宴では一塁手部門で畠山和洋にわずか1,700票差で上回り、1位で選出。第1戦では5番・一塁手として先発し、4番・エルドレッドとクリーンナップを形成するも、岸孝之・福山博之に三振を喫するなど3打席凡退に終わる。続く第2戦では阿部慎之助の代打として5回に登場するも、五十嵐亮太の前に二ゴロに倒れ、快音は残せなかった。


643 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/11(日) 00:11:05 gq3KnKX2

【パ・リーグ】

・福山博之(楽天・投手・当時25歳) 大東高→大阪商業大→10年ドラフト6位→横浜・DeNA(11-12)→楽天(13-現役)

14年成績:65登板 4勝2敗 1S 23H 67.1投球回 32奪三振 12与四球 63被安打 防1.87
通算成績:373登板 17勝15敗 9S 102H 381.2投球回 181奪三振 114与四球 374被安打 防2.95 (7月10日現在)
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 4.0投球回 2奪三振 0与四球 6被安打 防4.50

※大商大では「高校時代は投手だった」と嘘をついて二塁手から投手に転向するも、その投手として才能が開花し、10年のドラフトで横浜から6位指名を受けて入団。しかしプロ入りから苦しみ、12年には球団から俊足を活かした野手転向を打診されるもこれを断って退団し、楽天に移籍。すると13年には中継ぎの一員としてチームの日本一を経験すると、翌14年からはセットアッパーとして定着。
 4年連続で60試合に登板するなど大車輪の活躍を見せ、17年には開幕から36試合連続自責点ゼロをマークするなど、防御率1.06の好成績を残す。19年には右肩を故障し、手術の影響もあってオフに育成落ちも経験。しかし昨年には支配下復帰を果たし、今年5月には史上34人目の通算100ホールドも達成。13年の日本一を知る鉄腕リリーフとして8年ぶりのリーグ制覇を目指している。
 戦力外からわずか1年半後の14年に監督推薦で球宴出場を果たすと、2日連続で2イニングを投げるフル回転。第2戦では堂林翔太にソロを被弾し、いずれも2回1失点に終わったものの鉄腕っぷりを見せた。

・マイケル・クロッタ(日本ハム・投手・当時29歳) 日本ハム(14-15)

14年成績:61登板 4勝5敗 6S 30H 58.1投球回 36奪三振 16与四球 49被安打 防2.62
通算成績:91登板 6勝7敗 6S 37H 87.0投球回 54奪三振 35与四球 85被安打 防3.93
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 3被安打 防18.00

※11年にパイレーツでデビューを果たすも、その後はマイナー暮らしが続いており、13年オフに来日して日本ハムに入団。201cmの長身から繰り出す速球を武器に開幕からセットアッパーとして起用され、
 武田久、増井浩俊の不振もあって一時期はクローザーも務めるなどフル回転し、61登板で30ホールドをマークする。しかし翌15年は不調に陥り、30登板、防御率6.59と成績は振るわず、同年限りで退団。その後はマイナーリーグでプレーし17年に引退。現在は米国内で野球教室のコーチを務めている。
 大谷翔平とともに監督推薦で選出された14年の球宴では、第1戦で4点ビハインドの7回に登板。しかし先頭の丸佳浩に二塁打を浴びると、2死まで漕ぎつけたもののエルドレッドに2ランを被弾し、1回2失点に終わった。

・大野奨太(日本ハム・捕手・当時27歳) 岐阜総合学園高→東洋大→08年ドラフト1位→日本ハム(09-17)→中日(18-現役)

14年成績:105試合 .174 (259-45) 6本 19打点 52三振 19四球 0盗塁 出塁率.242 OPS.524
通算成績:891試合 .214 (1960-419) 31本 168打点 402三振 173四球 3盗塁 出塁率.291 OPS.599 (7月10日現在)
球宴成績:2試合 1.000 (1-1) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率1.000 OPS3.000

※東洋大では3年春から正捕手となり、そこから4季連続優勝、神宮大会連覇に貢献。08年のドラフトで球団捕手では實松一成以来2人目となる1位指名を受けて日本ハムに入団する。1年目から鶴岡慎也とともに併用され、日本シリーズでは新人捕手では史上初のスタメン出場も果たす。その後も鶴岡との2枚看板でチームを支え、
 鶴岡の移籍後は市川友也とのレギュラー争いを演じ、16年にはついに念願の正捕手として自己最多の109試合に出場し、リーグ優勝、日本一に貢献。翌17年には1試合の出場ながら第4回WBCの侍ジャパンにも選出され、同年オフにFAで中日に移籍。中日では松井雅人、加藤拓馬、木下拓哉の存在もあり、次第に1軍から遠ざかり、昨年からは2軍暮らしが続いているものの頼れるベテランということもあり、若手選手の見本役としてもチームを支えている。
 14年の球宴では監督推薦で選出され、自身は2試合とも途中出場。第1戦では5回からマスクを被り、6回の打席では井納翔一から四球を選んで出塁。続く第2戦では中田翔の代走として出場し、そのまま捕手として出場。7回に回ってきた打席では山井大介から二塁打を放ち、この回の3点追加の立役者となった。

・藤田一也(楽天・内野手・当時32歳) 鳴門一高→近畿大→04年ドラフト4位→横浜・DeNA(05-12)→楽天(12-現役)

14年成績:144試合 .269 (517-139) 2本 36打点 55三振 16四球 3盗塁 出塁率.294 OPS.611
通算成績:1407試合 .268 (3804-1019) 24本 322打点 373三振 170四球 37盗塁 出塁率.305 OPS.637 (7月10日現在)
球宴成績:2試合 .400 (5-2) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.400 OPS.800

※近畿大から04年のドラフト4位で横浜に入団。プロ入りから内野の準レギュラーとして起用され、5年目の09年には仁志敏久の不調から二塁手のレギュラーを獲得し、120試合に出場する。その後は石川雄洋やカスティーヨ、渡辺直人らと併用されながら安定した成績を残していた中で12年6月に内村賢介とのトレードで楽天に移籍。
 すると楽天では二塁手の定位置を完全に掴み、安定した打撃と卓越した守備力を武器に、13年には2番・二塁手としてチームの初優勝、初日本一に大きく貢献。2年連続でベストナイン、GG賞を獲得するなどの活躍を見せた。その後は浅村栄斗、鈴木大地の加入もあって出場機会は減り、今年も未だ1軍出場なしの状態が続くがファンからの信頼も厚い選手である。
 自身唯一の全試合出場を果たした14年に、二塁手部門の選手間投票1位で球宴に選出。第1戦では7番・二塁手として先発し、3回には前田健太から、4回には大野雄大から安打を放ち、4打数2安打。続く第2戦では9回に鈴木大地の代打として登場するも、ミコライオに右飛に打ち取られ、その裏から二塁の守備についている。


644 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/11(日) 01:04:59 yU.d9DzE
>>642
山井の野球人生面白い
特例ドラフトだったの初めて知った


645 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/11(日) 01:47:35 wAgSsbs2
エルドレッドは自打球当てて倒れ込んだ次の球をホームランにしてて興奮した思い出


646 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/12(月) 00:08:13 kZnao.E.

【第65回・2015年】

【2015年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:5人 神:3人 広:7人 中:3人 De:5人 ヤ:5人 計:28人

監督:原辰徳(巨人・56歳)

コーチ:和田豊(阪神・52歳)
コーチ:緒方孝市(広島・46歳)

【ファン投票選出】

先発:黒田博樹(広島・40歳)   ※8年ぶり5度目(ファン投票は8年ぶり3度目、復帰後初)
   (26登板 11勝8敗 0S 0H 169.2投球回 106奪三振 29与四球 158被安打 防2.55)

中継:山口鉄也(巨人・31歳)   ※4年連続5度目(ファン投票は2年ぶり4度目)
   (60登板 4勝5敗 2s 29H 52.2投球回 31奪三振 15与四球 48被安打 防2.73)

抑え:山﨑康晃(DeNA・22歳)   ※初
   (58登板 2勝4敗 37S 7H 56.1投球回 66奪三振 11与四球 38被安打 防1.92)

捕手:會澤翼(広島・27歳)    ※初
   (93試合 .246 (252-62) 6本 30打点 49三振 26四球 0盗塁 出塁率.330 OPS.699)

一塁:新井貴浩(広島・38歳)   ※2年ぶり6度目(ファン投票は7年ぶり2度目)
   (125試合 .275 (426-117) 7本 57打点 73三振 48四球 3盗塁 出塁率.348 OPS.733)

二塁:菊池涼介(広島・25歳)   ※2年連続2度目
   (143試合 .254 (562-143) 8本 32打点 92三振 29四球 19盗塁 出塁率.292 OPS.640)

三塁:川端慎吾(ヤクルト・27歳) ※初
   (143試合 .336 (581-195) 8本 57打点 72三振 43四球 4盗塁 出塁率.383 OPS.822)

遊撃:鳥谷敬(阪神・34歳)    ※4年連続6度目
   (143試合 .281 (551-155) 6本 42打点 77三振 89四球 9盗塁 出塁率.380 OPS.747)

外野:筒香嘉智(DeNA・23歳)   ※初
   (138試合 .317 (496-157) 24本 93打点 98三振 68四球 0盗塁 出塁率.400 OPS.922)

外野:丸佳浩(広島・26歳)    ※3年連続3度目
   (143試合 .249 (530-132) 19本 63打点 143三振 94四球 15盗塁 出塁率.361 OPS.777)

外野:梶谷隆幸(DeNA・26歳)   ※初
   (134試合 .275 (520-143) 13本 66打点 132三振 54四球 28盗塁 出塁率.342 OPS.767)

【選手間投票選出】

捕手:阿部慎之助(巨人・36歳) ※10年連続12度目
   (111試合 .242 (343-83) 15本 47打点 84三振 64四球 0盗塁 出塁率.370 OPS.784)

一塁:ロペス(DeNA・31歳)   ※初
   (140試合 .291 (516-150) 25本 73打点 82三振 44四球 1盗塁 出塁率.347 OPS.843)

外野:雄平(ヤクルト・31歳)  ※2年連続2度目
   (141試合 .270 (551-149) 8本 60打点 82三振 27四球 7盗塁 出塁率.307 OPS.695)


647 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/12(月) 00:08:55 kZnao.E.

【監督推薦】

投手:菅野智之(巨人・25歳)    ※3年連続3度目
   (25登板 10勝11敗 0S 0H 179.0投球回 126奪三振 41与四球 148被安打 防1.91)

投手:高木勇人(巨人・26歳)    ※初
   (26登板 9勝10敗 0S 0H 163.2投球回 131奪三振 47与四球 143被安打 防3.19)

投手:藤浪晋太郎(阪神・21歳)   ※3年連続3度目
   (28登板 14勝7敗 0S 0H 199.0投球回 221奪三振 82与四球 162被安打 防2.40)

投手:呉昇桓(阪神・33歳)     ※初
   (63登板 2勝3敗 41S 7H 69.1投球回 66奪三振 16与四球 64被安打 防2.73)

投手:前田健太(広島・27歳)    ※4年連続5度目
   (29登板 15勝8敗 0S 0H 206.1投球回 175奪三振 41与四球 164被安打 防2.09)

投手:大野雄大(中日・26歳)    ※2年連続2度目
   (28登板 11勝10敗 0S 1H 207.1投球回 154奪三振 47与四球 169被安打 防2.52)

投手:田中健二朗(DeNA・25歳)   ※初
   (35登板 2勝2敗 1S 16H 32.2投球回 29奪三振 16与四球 29被安打 防2.20)

投手:バーネット(ヤクルト・31歳) ※3年ぶり2度目
   (59登板 3勝1敗 41S 6H 62.2投球回 56奪三振 19与四球 37被安打 防1.29)

捕手:中村悠平(ヤクルト・25歳) ※2年連続2度目
   (136試合 .231 (442-102) 2本 33打点 80三振 40四球 3盗塁 出塁率.299 OPS.575)

内野:田中広輔(広島・26歳)   ※初
   (141試合 .274 (543-149) 8本 45打点 105三振 34四球 6盗塁 出塁率.325 OPS.737)

内野:ルナ(中日・35歳)     ※2年ぶり2度目
   (134試合 .292 (496-145) 8本 60打点 77三振 57四球 11盗塁 出塁率.367 OPS.768)

内野:山田哲人(ヤクルト・23歳) ※2年連続2度目
   (143試合 .329 (557-183) 38本 100打点 111三振 81四球 34盗塁 出塁率.416 OPS1.027)

外野:鈴木尚広(巨人・37歳) ※初
   (65試合 .294 (17-5) 1本 4打点 4三振 2四球 10盗塁 出塁率.400 OPS.929)

外野:平田良介(中日・27歳) ※初
   (130試合 .283 (491-139) 13本 53打点 86三振 64四球 11盗塁 出塁率.369 OPS.799)


648 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/12(月) 00:09:25 kZnao.E.

【パ・リーグ】 ソ:5人(1) オ:3人 日:5人 ロ:4人 西:8人 楽:3人 計:28人

監督:工藤公康(ソフトバンク・52歳)

コーチ:福良淳一(オリックス・55歳)
コーチ:栗山英樹(日本ハム・54歳)

【ファン投票選出】

先発:大谷翔平(日本ハム・21歳)   ※3年連続3度目(ファン投票は2年ぶり2度目、投手では初)
   (22登板 15勝5敗 0S 0H 160.2投球回 196奪三振 46与四球 100被安打 防2.24)

中継:バリオス(ソフトバンク・26歳) ※初→出場辞退
   (30登板 0勝2敗 1S 20H 34.0投球回 34奪三振 16与四球 37被安打 防3.18)

抑え:松井裕樹(楽天・19歳)     ※初
   (63登板 3勝2敗 33S 12H 72.1投球回 103奪三振 28与四球 37被安打 防0.87)

捕手:嶋基宏(楽天・30歳)      ※6年連続7度目(ファン投票は2年連続4度目)
   (117試合 .219 (338-74) 4本 18打点 69三振 60四球 6盗塁 出塁率.338 OPS.624)

一塁:中田翔(日本ハム・26歳)    ※5年連続5度目(一塁手では初)
   (143試合 .263 (539-142) 30本 102打点 120三振 64四球 1盗塁 出塁率.339 OPS.817)

二塁:浅村栄斗(西武・24歳)     ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (141試合 .270 (537-145) 13本 81打点 136三振 69四球 12盗塁 出塁率.362 OPS.747)

三塁:中村剛也(西武・31歳)     ※2年連続7度目(ファン投票は2年連続5度目、三塁手では5年ぶり4度目)
   (139試合 .278 (521-145) 37本 124打点 172三振 68四球 1盗塁 出塁率.367 OPS.926)

遊撃:今宮健太(ソフトバンク・24歳) ※2年連続2度目
   (142試合 .228 (457-104) 7本 45打点 83三振 34四球 3盗塁 出塁率.279 OPS.605)

外野:柳田悠岐(ソフトバンク・26歳) ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (138試合 .363 (502-182) 34本 99打点 101三振 88四球 32盗塁 出塁率.469 OPS1.101)

外野:秋山翔吾(西武・27歳)     ※初
   (143試合 .359 (602-216) 14本 55打点 78三振 60四球 17盗塁 出塁率.419 OPS.941)

外野:糸井嘉男(オリックス・33歳)  ※7年連続7度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (132試合 .262 (484-127) 17本 68打点 78三振 72四球 11盗塁 出塁率.366 OPS.779)

DH:森友哉(西武・19歳)      ※初
   (138試合 .287 (474-136) 17本 68打点 143三振 44四球 0盗塁 出塁率.357 OPS.825)

【選手間投票選出】

外野:清田育宏(ロッテ・29歳) ※初
   (130試合 .317 (489-155) 15本 67打点 93三振 54四球 10盗塁 出塁率.387 OPS.890)


649 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/12(月) 00:09:58 kZnao.E.

【監督推薦】

投手:武田翔太(ソフトバンク・22歳) ※初
   (25登板 13勝6敗 0S 0H 164.2投球回 163奪三振 59与四球 142被安打 防3.17)

投手:森唯斗(ソフトバンク・23歳)  ※初(バリオスの出場辞退による補充)
   (55登板 5勝2敗 0S 16H 60.1投球回 66奪三振 10与四球 46被安打 防2.69)

投手:西勇輝(オリックス・24歳)   ※2年連続3度目
   (24登板 10勝6敗 0S 0H 162.2投球回 143奪三振 43与四球 140被安打 防2.38)

投手:ディクソン(オリックス・30歳) ※初
   (20登板 9勝9敗 0S 0H 130.2投球回 88奪三振 44与四球 119被安打 防2.48)

投手:吉川光夫(日本ハム・27歳)   ※2年ぶり3度目
   (26登板 11勝8敗 0S 0H 159.1投球回 93奪三振 57与四球 151被安打 防3.84)

投手:宮西尚生(日本ハム・30歳)   ※初
   (50登板 3勝3敗 0S 25H 40.0投球回 30奪三振 11与四球 29被安打 防2.70)

投手:涌井秀章(ロッテ・29歳)    ※5年ぶり5度目(移籍後初)
   (28登板 15勝9敗 0S 0H 188.2投球回 117奪三振 57与四球 178被安打 防3.39)

投手:十亀剣(西武・27歳)      ※初
   (26登板 11勝7敗 0S 0H 152.0投球回 107奪三振 53与四球 145被安打 防3.55)

投手:高橋朋己(西武・26歳)     ※初
   (62登板 2勝3敗 22S 14H 61.2投球回 55奪三振 26与四球 49被安打 防2.92)

投手:増田達至(西武・27歳)     ※初
   (72登板 2勝4敗 3S 40H 74.0投球回 62奪三振 15与四球 64被安打 防3.04)

捕手:炭谷銀仁朗(西武・27歳) ※4年ぶり2度目
   (133試合 .211 (399-84) 4本 35打点 87三振 16四球 0盗塁 出塁率.247 OPS.528)

内野:松田宣浩(ソフトバンク・32歳) ※5年連続5度目
   (143試合 .287 (533-153) 35本 94打点 135三振 60四球 8盗塁 出塁率.357 OPS.889)

内野:中島卓也(日本ハム・24歳)   ※初
   (143試合 .264 (515-136) 0本 39打点 93三振 66四球 34盗塁 出塁率.350 OPS.637)

内野:クルーズ(ロッテ・31歳)    ※初
   (133試合 .255 (501-128) 16本 73打点 66三振 24四球 0盗塁 出塁率.289 OPS.691)

外野:角中勝也(ロッテ・28歳) ※3年ぶり2度目
   (111試合 .293 (427-125) 6本 52打点 52三振 47四球 8盗塁 出塁率.363 OPS.768)

外野:松井稼頭央(楽天・39歳) ※2年ぶり9度目(外野手では初)
   (126試合 .256 (445-114) 10本 48打点 82三振 43四球 14盗塁 出塁率.324 OPS.690)


650 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/12(月) 00:10:14 kZnao.E.

【2015年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 8-6 パ 7月17日・東京ドーム・セ76勝80敗10分
(勝:藤浪 1勝 敗:涌井 1敗)

※セは2点を追う5回に梶谷の適時二塁打などで同点とすると、続く6回には阿部のソロと川端、鳥谷の適時打で3点を奪って勝ち越し。8回には田中の適時三塁打でダメ押しした。MVPは3回をパーフェクトに抑えた藤浪晋太郎。

第2戦
セ 8-3 パ 7月18日・マツダ・セ77勝80敗10分
(勝:前田 1勝 敗:ディクソン 1敗)

※セが8年ぶりの全勝。3回に會澤のソロで先制すると、4回には梶谷、田中の適時打で3点を追加。さらに5回にも筒香、新井、梶谷の適時打で3点を奪い、8回には平田のソロでダメ押しした。投げては黒田、前田の広島のエース2人が計4回無失点の好投。MVPは會澤翼。


651 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/12(月) 00:10:58 kZnao.E.

【第65回・2015年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・高木勇人(巨人・投手・当時26歳) 海星高→三菱重工名古屋→14年ドラフト3位→巨人(15-17)→西武(18-19)

15年成績:26登板 9勝10敗 0S 0H 163.2投球回 131奪三振 47与四球 143被安打 防3.19
通算成績:77登板 16勝23敗 0S 1H 330.0投球回 248奪三振 103与四球 313被安打 防3.90
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※三菱重工名古屋では7年間在籍し、補強選手も含めて都市対抗には6度の出場を経験。14年のドラフトでは3位指名を受けて巨人に入団する。1年目から開幕ローテに抜擢され、開幕第3戦では球団新人55年ぶりとなる開幕カードプロ初登板初先発初勝利も達成し、堀内恒夫以来49年ぶりとなるデビュー5連勝もあげる。その後は勝ち星があまり伸びず9勝に終わるも、新人王候補に名前が挙がる活躍を見せる。
 翌16年も開幕ローテ入りを果たすも成績が振るわず、シーズン途中から中継ぎに転向。その後17年オフにFAで加入した野上亮磨の人的補償で西武に移籍。しかし西武では2年間で1勝に終わり、19年に戦力外となる。その後はメキシカンリーグ挑戦を表明するも、新型コロナの影響もあってこれを断念。現在はBC・神奈川でプレーしている。
 ルーキーながら監督推薦で選出された15年の球宴では、本拠地・東京ドームで開催された第1戦で3番手として7回に登板。先頭のクルーズに安打を許すも、角中勝也、松井稼頭央を連続で打ち取り、最後は中島卓也から三振を奪って1回無失点の好救援を見せた。

・呉昇桓(阪神・投手・当時33歳) 阪神(14-15)

15年成績:63登板 2勝3敗 41S 7H 69.1投球回 66奪三振 16与四球 64被安打 防2.73
通算成績:127登板 4勝7敗 80S 12H 136.0投球回 147奪三振 29与四球 105被安打 防2.25
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※04年のドラフトで韓国・サムスンに入団すると、「石直球」と呼ばれるノビのあるストレートを武器に抑えとして活躍。13年までに5度の最多セーブを獲得するなど277セーブをあげ、WBCでも第1回から代表として活躍する。その実績を引っ提げ、14年には来日して阪神に移籍。日本でも守護神の座を任され、来日1年目から39セーブをマークして最多セーブのタイトルを獲得し、チームの日本シリーズ進出に貢献する。
 翌15年にも抑えとしてフル回転し、球団史上2人目となる40セーブを達成するなど2年連続の最多セーブのタイトルを獲得した。その後阪神を退団し、カージナルスに移籍してメジャーデビュー。ここでも抑えとして活躍し、その後ブルージェイズ、ロッキーズでもプレーし、19年8月に古巣・サムスンに復帰。今年4月には韓国プロ野球では史上初の300セーブを達成するなど、現在も守護神として君臨している。
 監督推薦で選出された15年の球宴では第2戦で5点リードの9回に登板。森友哉、清田育宏、今宮健太を相手に3者連続でレフトフライに抑え、セの連勝に貢献した。

・田中健二朗(DeNA・投手・当時25歳) 常陽菊川高→07年高校ドラフト1位→横浜・DeNA(08-現役)

15年成績:35登板 2勝2敗 1S 16H 32.2投球回 29奪三振 16与四球 29被安打 防2.20
通算成績:208登板 11勝13敗 1S 50H 228.1投球回 186奪三振 90与四球 235被安打 防3.86 (7月11日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防9.00

※常陽菊川高では07年春の選抜でチームを優勝に導くなど甲子園通算6勝をあげ、同年のドラフトでは横浜から1位指名を受けてプロ入りを果たす。先発・中継ぎの双方で起用されるもなかなか1軍に定着できなかったものの、15年に開幕からセットアッパーとして起用さ16ホールドをマークしたものの、オールスターを境に2軍に降格しそのままシーズンを終える。
 しかし翌16年にはシーズン通してセットアッパーとして活躍し、自己最多の61登板、23ホールドをマークする。しかし19年にトミー・ジョン手術を受けたことから同年オフに育成選手となりリハビリに専念。そして今年3月には2年半ぶりに2軍公式戦に登板し、昨月15日に念願の支配下復帰を果たした。なお直後に国吉佑樹がロッテに移籍したため、現在ではDeNA唯一のTBS時代からの生え抜き選手となっている。
 ルーキーの山﨑康晃とともに選出された15年の球宴では第2戦で4点リードの5回に登板。秋山翔吾にソロを被弾したものの、続く浅村栄斗から三振を奪うなど立ち直って1回1失点で降板した。

・梶谷隆幸(DeNA・外野手・当時26歳) 開星高→06年高校ドラフト3位→横浜・DeNA(07-20)→巨人(21-現役)

15年成績:134試合 .275 (520-143) 13本 66打点 132三振 54四球 28盗塁 出塁率.342 OPS.767
通算成績:956試合 .270 (3352-904) 123本 420打点 834三振 368四球 160盗塁 出塁率.345 OPS.795 (7月11日現在)
球宴成績:2試合 .444 (9-4) 0本 3打点 4三振 0四球 0盗塁 出塁率.444 OPS1.000

※開星高では06年夏の甲子園に出場し、同年の高校ドラフトで横浜から3位指名を受けて入団。10年には2軍で盗塁王となるなど次第に力を付け、球団がDeNAとなった12年から1軍で台頭。13年にはシーズン序盤で二塁から消失する珍プレーもあり、2軍落ちを経験するも夏場から打撃の才能が開花し、後半戦だけで16本塁打をマークする。翌14年には外野手に転向し、自己最多の39盗塁をマークして盗塁王のタイトルを獲得する。
 その後は俊足強打の外野手として活躍し、17年には球団39年ぶりの20本塁打・20盗塁をマークする。その後は神里和毅らの台頭もあったものの、昨年には打率.323、19本塁打をマークして復活。同年オフにFAで巨人に移籍。今年は故障で1ヵ月の離脱があったものの復帰を果たし、主に1番打者として活躍していたがつい先日に今度は骨折。移籍1年目は不運な1年を送っている。
 前半戦首位とチームが好調だったこともあり、15年の球宴では外野手のファン投票3位で初選出。第1戦では1番・中堅手で先発し、5回には涌井秀章から適時二塁打を放つなど2安打1打点の活躍。続く第2戦でも6番・中堅手で先発し、4回、5回と2打席連続で十亀剣から適時打を放つなど、2試合通じて4安打3打点と大活躍を見せた。

・鈴木尚広(巨人・外野手・当時37歳) 相馬高→96年ドラフト4位→巨人(97-16)

15年成績:65試合 .294 (17-5) 1本 4打点 4三振 2四球 10盗塁 出塁率.400 OPS.929
通算成績:1130試合 .265 (1339-355) 10本 75打点 244三振 73四球 228盗塁 出塁率.307 OPS.642
球宴成績:2試合 .000 (0-0) 0本 0打点 0三振 0四球 2盗塁 出塁率.000 OPS.000

※相馬高から96年のドラフトで4位指名を受けて巨人に入団。当初は右打ちだったが俊足を活かすべく左打ちにも挑戦し、2軍で実績を積み重ねて02年に代走の切り札として1軍に定着。二塁手と中堅手を兼任しながら出場機会を増やし、08年にはチーム18年ぶりの30盗塁をマークし、ゴールデングラブ賞も受賞した。
 その後は亀井善行、長野久義らの台頭もあり、代走のスペシャリストとして活躍。引退する16年まで12年連続で2桁盗塁を記録し、14年には一度も規定打席に到達しなかった選手では史上初の200盗塁を達成し、代走としては歴代最多の132盗塁をマークした。16年に引退後は解説者を経て19年には巨人の1軍外野守備走塁コーチを務めたが、一身上の都合で1年で退団。現在は農業の傍らで野球指導者としても活動している。
 原辰徳監督直々の推薦で、川藤幸三に並んで歴代最遅のプロ19年目での初選出となった15年の球宴ではやはり代走として2試合に出場。第1戦の5回では中村悠平の代走として登場すると初球から二塁に盗塁し、その後梶谷隆幸の適時二塁打で本塁に生還。続く第2戦ではロペスの代走として8回に登場し、再び初球から盗塁成功。直後に三盗も試みたが、高橋朋己の送球によりアウトとなっている。


652 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/12(月) 00:11:30 kZnao.E.

【パ・リーグ】

・エディソン・バリオス(ソフトバンク・投手・当時26歳) ソフトバンク(11-16)→DeNA(18-19)

15年成績:30登板 0勝2敗 1S 20H 34.0投球回 34奪三振 16与四球 37被安打 防3.18
通算成績:63登板 5勝12敗 1S 23H 131.2投球回 111奪三振 50与四球 142被安打 防3.96
球宴成績:出場辞退

※ベネズエラから11年に来日し、関西独立リーグ・神戸でプレー。先発として11年前期の優勝に貢献する。その活躍に注目したソフトバンクが7月末に獲得。翌12年に育成選手となり、さらに6月にはトミージョン手術も受け、1年間のリハビリの末に13年7月に復帰。期限ギリギリで支配下復帰を果たすと、同年8月には2勝をマークする。その後はサファテ、スタンリッジ、ウルフ、李大浩と他球団から助っ人が大量に移籍したこともあり再び1軍からは遠ざかるも、
 15年には佐藤義則コーチから評価されてセットアッパーとして開幕1軍に抜擢。開幕2戦目から5月にかけて、05年の藤川球児に並ぶプロ野球タイ記録となる17試合連続ホールドも達成する。故障もあって7月には2軍落ちとなるもポストシーズンで復帰し、日本シリーズでも2試合に登板して活躍した。しかし翌16年は不振に陥り、同年限りで退団。その後はBC・富山を経て18年からはDeNAに移籍。主に先発として起用されるも打線の援護がなく2勝に終わり、翌19年も外国人枠に阻まれて同年に退団。現在はメキシカンリーグで現役を続けている。
 15年の球宴ファン投票では中継ぎ部門で2位の増田達至にわずか1,020票という僅差を制して1位で選出となるも、右肩の故障を理由に出場を辞退。代替選手としてチームメイトだった森唯斗が選出されている。

・武田翔太(ソフトバンク・投手・当時22歳) 宮崎日大高→11年ドラフト1位→ソフトバンク(12-現役)

15年成績:25登板 13勝6敗 0S 0H 164.2投球回 163奪三振 59与四球 142被安打 防3.17
通算成績:178登板 63勝45敗 2S 9H 932.0投球回 786奪三振 393与四球 829被安打 防3.33 (7月11日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※宮崎日大高では「九州のダルビッシュ」と称され、11年のドラフトで1位指名を受けてソフトバンクに入団。高卒1年目の7月に1軍デビューを果たすと、そこから勝ち星を積み重ねて11試合の登板ながら8勝、防1.07の好成績を残す。その後も先発ローテの一員として活躍し、15年には13勝をマークして日本一に貢献。翌16年には自己最多の14勝をマークし、エースとして活躍。15年のプレミア12、17年の第4回WBCにも侍ジャパンの一員として選出される。
 しかしその後は不安定な投球が続き、18年からはたびたびリリーフに回ることも多くなり、昨年は自己ワーストの2勝に終わる。背水の陣で迎えた今年はエース・千賀滉大の離脱もありながら、3年ぶりの完投勝利も記録するなどここまで先発ローテを守り続けており、復活を予感させている。
 監督推薦で選出された15年の球宴では第2戦で4点ビハインドの7回に登板。山田哲人、川端慎吾、阿部慎之助と対戦し3者凡退に抑え、実力を発揮した。

・十亀剣(西武・投手・当時27歳) 愛工大名電高→日本大→JR東日本→11年ドラフト1位→西武(12-現役)

15年成績:26登板 11勝7敗 0S 0H 152.0投球回 107奪三振 53与四球 145被安打 防3.55
通算成績:232登板 53勝50敗 3S 20H 890.0投球回 605奪三振 315与四球 895被安打 防4.01 (7月11日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 1与四球 7被安打 防22.50

※愛工大名電高時代にフォームをサイドスローに変え、05年春の選抜では優勝を経験。その後日大を経てJR東日本に進むと11年には都市対抗で優勝に貢献。同年のドラフトでは1位指名を受けて西武に入団。1年目から中継ぎとして1軍で起用されて41試合に登板すると、翌13年には先発に転向して8勝をマークする。その後15年には自己最多の11勝をあげる。
 その後は先発の一員として活躍し、17年6月には月間MVPを獲得するも調子の波が激しく勝ち星が伸びず。昨年は1勝に終わり悔しいシーズンを送った。今年は中継ぎとして起用されており、セットアッパーの一員として活躍するなどチームに欠かせない投手となっている。ソフトバンク・松田宣浩が天敵として有名であり、2020年までの通算成績は57打数29安打10本塁打で打率.509、OPS1.711。
 自己最多の11勝をマークした15年に監督推薦で球宴に選出されると、自身は第2戦の1点ビハインドの4回から3番手として登板。すると4回には梶谷隆幸、田中広輔の適時打を浴びて3失点を喫すると、続く5回にも筒香嘉智、新井貴浩、梶谷隆幸に3連続適時打を浴びるなど2回7安打6失点と乱調を喫し、悔しい結果に終わった。

・高橋朋己(西武・投手・当時26歳) 加藤学園高→岐阜聖徳学園大→西濃運輸→12年ドラフト4位→西武(13-20)

15年成績:62登板 2勝3敗 22S 14H 61.2投球回 55奪三振 26与四球 49被安打 防2.92
通算成績:160登板 6勝5敗 52S 40H 151.0投球回 167奪三振 67与四球 115被安打 防2.74
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防9.00

※西濃運輸では直前に左肩を故障したものの12年のドラフトで西武から4位指名を受けてプロ入り。その後リハビリを経て1年目の8月から中継ぎとして1軍で活躍。翌14年には抑えを任され、自己最多の29セーブをマークして飛躍を果たす。
 翌15年も抑えとして活躍したもののシーズン終盤に右足を骨折。さらに翌16年には左肘のトミージョン手術を受け、18年オフには育成選手となる。昨年には投球すらできない状態になり、現役引退を表明。最終登板では鎮痛剤を飲みながら106km/hの直球を投げ抜いてマウンドを去った。現在は西武のアカデミーコーチとして少年野球の指導者となり、解説者としても活動している。
 監督推薦で選出された15年の球宴では第2戦の8回に登板。代走・鈴木尚広の三盗を自らの送球でアウトにしたものの、直後に平田良介にソロを被弾。1回1失点で降板した。


653 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/12(月) 00:11:45 kZnao.E.

・ブランドン・ディクソン(オリックス・投手・当時30歳) オリックス(13-21)

15年成績:20登板 9勝9敗 0S 0H 130.2投球回 88奪三振 44与四球 119被安打 防2.48
通算成績:215登板 49勝58敗 34S 10H 892.1投球回 673奪三振 323与四球 883被安打 防3.32
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防9.00

※11年にカージナルスメジャーデビューを果たし、13年に来日してオリックスに入団。大きく曲がるナックルカーブを武器に1年目から先発ローテ入りを果たし、17年まで43勝をあげるなど長らくオリックスで活躍。
 19年には不調の増井浩俊に代わって抑えに転向し、18セーブをマーク。同年のプレミア12では米国代表として選出され、救援部門のベストナインも獲得する。昨年もクローザーとして活躍したが、新型コロナの影響で今年は来日できず。5月に退団を申請し、6月にカージナルスに9年ぶりに復帰している。
 来日3年目の15年に監督推薦で選出されると、自身は第2戦の2番手として0-0の3回から登板。會澤翼に先制点となるソロを被弾して1回1失点で降板し、そのままチームは敗れたため敗戦投手となっている。

・中島卓也(日本ハム・内野手・当時24歳) 福岡工業高→08年ドラフト5位→日本ハム(09-現役)

15年成績:143試合 .264 (515-136) 0本 39打点 93三振 66四球 34盗塁 出塁率.350 OPS.637
通算成績:1105試合 .239 (2820-675) 2本 167打点 650三振 297四球 176盗塁 出塁率.313 OPS.582 (7月11日現在)
球宴成績:2試合 .250 (4-1) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.500

※福岡工業高から08年のドラフトで日本ハムから5位指名を受けて入団。4年目の12年から代走・守備要員として1軍に定着を果たすと、13年には二塁・遊撃の双方で起用されて23盗塁をマーク。15年には遊撃手の定位置を獲得し、34盗塁をマークして盗塁王のタイトルを獲得し、ベストナインも獲得する。
 16年にはリーグ最多の62犠打を記録してチームの優勝に貢献した。現在は石井一成や平沼翔太の台頭もあり、出場機会を大幅に減らしており巻き返しに期待したいところ。卓越した内野守備と走塁力を武器としており、また粘り強く打球をファウルにするカット技術は球界随一である。
 監督推薦で選出された15年の球宴では、第1戦で嶋基宏の代打として途中出場するも、2打席連続で三振を喫する。続く第2戦では8番・遊撃手で先発すると、2回に黒田博樹から安打を記録している。

・ルイス・クルーズ(ロッテ・内野手・当時31歳) ロッテ(14-15)→巨人(16-17)→楽天(17)

15年成績:133試合 .255 (501-128) 16本 73打点 66三振 24四球 0盗塁 出塁率.289 OPS.691
通算成績:362試合 .244 (1321-322) 43本 176打点 160三振 53四球 1盗塁 出塁率.273 OPS.672
球宴成績:2試合 .500 (4-2) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.500 OPS1.000

※08年にパイレーツでメジャーデビューすると、ドジャースでは12年に78試合に出場し、6本塁打をマークする。14年に来日してロッテに入団すると、内野のユーティリティとして起用されながらチーム最多の16本塁打、61打点をマークする。翌15年には二塁手として起用され、ゴールデングラブ賞も受賞する。
 その後オフに巨人に移籍。巨人でも二塁手として起用されるも、故障もあって81試合の出場にとどまり、さらに翌年にはマギーやカミネロの入団もあって外国人枠に入り切れず、7月に金銭トレードで楽天に移籍。主力打者の故障もあってその代役として期待されるも、打撃不振に苦しみ結局半年足らずで退団となった。現在はメキシカンリーグでプレーしている。
 前半戦好調だった15年に監督推薦で球宴に選出。第1戦では7回に浅村栄斗の代打として登場すると、高木勇人から安打を記録。続く第2戦では2番・二塁手として先発し、初回に黒田博樹から安打を放ち、2試合で4打数2安打と存在感を示した。

・清田育宏(ロッテ・外野手・当時29歳) 柏高→東洋大→NTT東日本→09年ドラフト4位→ロッテ(10-21)

15年成績:130試合 .317 (489-155) 15本 67打点 93三振 54四球 10盗塁 出塁率.387 OPS.890
通算成績:919試合 .258 (2770-716) 58本 333打点 649三振 312四球 36盗塁 出塁率.339 OPS.725
球宴成績:2試合 .167 (6-1) 1本 3打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.167 OPS.833

※NTT東日本では2年連続で都市対抗に出場し、09年のドラフトで4位指名を受けて入団。同年のドラフト1位・荻野貴司が故障で離脱した5月から1軍に昇格され、外野手のレギュラーを獲得。同年のCSでは2本の本塁打を放ち、さらに日本シリーズでは長嶋茂雄以来52年ぶりとなる新人の初戦本塁打を記録するなど6打点の活躍で逆転日本一に貢献。その後は角中勝也や岡田幸文の活躍もあって準レギュラーの立ち位置に落ち込むも、
 フォームを改造した15年に打撃が開花し、4試合連続猛打賞を記録するなどリーグ4位の打率.317をマークし、ベストナイン・GG賞も獲得する。しかしその後は打撃不振に苦しむも、19年からは再び勝負強い打撃で活躍…していたのだが、コロナ禍の中で不倫を繰り返し、さらに球団への虚偽報告もあったことから今年5月に球団を解雇される。現在はG.G.佐藤が務める会社が保有するグラウンドで黙々と練習を続けている。
 15年の球宴では選手間投票で糸井嘉男と6票差で外野手部門3位に輝き、大舞台に選出。2番・右翼手で先発した第1戦では1-1の同点で迎えた3回に菅野智之から一時勝ち越しの3ランを放って優秀選手賞を獲得。第2戦を通じてこれが唯一の安打となったが、躍動を見せた。


654 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 00:09:25 .aBSMr6E

【第66回・2016年】

【2016年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 ヤ:6人 巨:3人 神:4人 広:7人 中:2人 De:6人(1) 計:28人

監督:真中満(ヤクルト・45歳)

コーチ:高橋由伸(巨人・41歳)
コーチ:金本知憲(阪神・48歳)

【ファン投票選出】

先発:菅野智之(巨人・26歳)   ※4年連続4度目(ファン投票は初)
   (26登板 9勝6敗 0S 0H 183.1投球回 189奪三振 26与四球 156被安打 防2.01)

中継:田島慎二(中日・27歳)   ※4年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (59登板 3勝4敗 17S 18H 59.0投球回 61奪三振 25与四球 68被安打 防2.28)

抑え:山﨑康晃(DeNA・23歳)   ※2年連続2度目
   (59登板 2勝5敗 33S 7H 57.2投球回 61奪三振 23与四球 57被安打 防3.59)

捕手:中村悠平(ヤクルト・26歳) ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (106試合 .187 (321-60) 3本 37打点 47三振 31四球 2盗塁 出塁率.266 OPS.525)

一塁:新井貴浩(広島・39歳)   ※2年連続7度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (132試合 .300 (454-136) 19本 101打点 101三振 54四球 0盗塁 出塁率.372 OPS.857)

二塁:山田哲人(ヤクルト・24歳) ※3年連続3度目(ファン投票は初)
   (133試合 .304 (481-146) 38本 102打点 101三振 97四球 30盗塁 出塁率.425 OPS1.032)

三塁:川端慎吾(ヤクルト・28歳) ※2年連続2度目
   (103試合 .302 (420-127) 1本 32打点 31三振 34四球 3盗塁 出塁率.354 OPS.721)

遊撃:坂本勇人(巨人・27歳)   ※2年ぶり8度目(ファン投票は5年ぶり5度目)
   (137試合 .344 (488-168) 23本 75打点 67三振 81四球 13盗塁 出塁率.433 OPS.988)

外野:筒香嘉智(DeNA・24歳)   ※2年連続2度目
   (133試合 .322 (469-151) 44本 110打点 105三振 87四球 0盗塁 出塁率.430 OPS1.110)

外野:丸佳浩(広島・27歳)    ※4年連続4度目
   (143試合 .308 (556-171) 23本 92打点 113三振 83四球 13盗塁 出塁率.398 OPS.903)

外野:高山俊(阪神・23歳)    ※初
   (134試合 .275 (494-136) 8本 65打点 109三振 27四球 5盗塁 出塁率.316 OPS.707)

【選手間投票選出】

外野:バレンティン(ヤクルト・32歳) ※2年ぶり5度目
   (132試合 .269 (457-123) 31本 96打点 116三振 72四球 0盗塁 出塁率.369 OPS.885)

外野:エルドレッド(広島・36歳)   ※2年ぶり2度目
   (95試合 .294 (316-93) 21本 53打点 86三振 31四球 1盗塁 出塁率.362 OPS.900)


655 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 00:10:05 .aBSMr6E

【監督推薦】

投手:秋吉亮(ヤクルト・27歳)  ※初
   (70登板 3勝4敗 19S 10H 70.0投球回 68奪三振 15与四球 50被安打 防2.19)

投手:マシソン(巨人・32歳)   ※初
   (70登板 8勝4敗 1S 41H 80.0投球回 98奪三振 22与四球 65被安打 防2.36)

投手:藤浪晋太郎(阪神・22歳)  ※4年連続4度目
   (26登板 7勝11敗 0S 0H 169.0投球回 176奪三振 70与四球 152被安打 防3.25)

投手:岩貞祐太(阪神・24歳)   ※初
   (25登板 10勝9敗 0S 0H 158.1投球回 156奪三振 55与四球 119被安打 防2.90)

投手:野村祐輔(広島・27歳)   ※4年ぶり2度目
   (25登板 16勝3敗 0S 0H 152.2投球回 91奪三振 37与四球 139被安打 防2.71)

投手:中崎翔太(広島・23歳)   ※初
   (61登板 3勝4敗 34S 7H 61.1投球回 54奪三振 19与四球 50被安打 防1.32)

投手:山口俊(DeNA・29歳)    ※5年ぶり3度目→出場辞退
   (19登板 11勝5敗 0S 0H 138.2投球回 121奪三振 44与四球 112被安打 防2.86)

投手:井納翔一(DeNA・30歳)   ※2年ぶり2度目(山口俊の出場辞退による補充)
   (23登板 7勝11敗 0S 0H 151.2投球回 113奪三振 47与四球 156被安打 防3.50)

投手:三上朋也(DeNA・27歳)   ※2年ぶり2度目
   (59登板 2勝4敗 2S 32H 58.2投球回 36奪三振 18与四球 47被安打 防2.61)

投手:石田健大(DeNA・23歳)   ※初
   (25登板 9勝4敗 0S 0H 153.0投球回 132奪三振 36与四球 128被安打 防3.12)

捕手:原口文仁(阪神・24歳) ※初
   (107試合 .299 (318-95) 11本 46打点 52三振 26四球 1盗塁 出塁率.376 OPS.829)

捕手:戸柱恭孝(DeNA・26歳) ※初
   (124試合 .226 (367-83) 2本 23打点 63三振 20四球 0盗塁 出塁率.267 OPS.532)

内野:大引啓次(ヤクルト・32歳) ※2年ぶり3度目(移籍後初)
   (100試合 .250 (348-87) 5本 27打点 82三振 40四球 7盗塁 出塁率.326 OPS.671)

内野:菊池涼介(広島・26歳)   ※3年連続3度目
   (141試合 .315 (574-181) 13本 56打点 106三振 40四球 13盗塁 出塁率.358 OPS.790)

外野:鈴木誠也(広島・21歳) ※初
   (129試合 .335 (466-156) 29本 95打点 79三振 53四球 16盗塁 出塁率.404 OPS1.015)

外野:ビシエド(中日・27歳) ※初
   (119試合 .274 (416-114) 22本 68打点 68三振 44四球 1盗塁 出塁率.352 OPS.838)


656 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 00:10:40 .aBSMr6E

【パ・リーグ】 ソ:6人 日:5人 ロ:7人 西:6人 オ:2人 楽:2人 計:28人

監督:工藤公康(ソフトバンク・53歳)

コーチ:栗山英樹(日本ハム・55歳)
コーチ:伊東勤(ロッテ・52歳)

【ファン投票選出】

先発:大谷翔平(日本ハム・22歳)    ※4年連続4度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (21登板 10勝4敗 0S 1H 140.0投球回 174奪三振 45与四球 89被安打 防1.86)

中継:牧田和久(西武・31歳)      ※3年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (50登板 7勝1敗 0S 25H 78.2投球回 43奪三振 16与四球 54被安打 防1.60)

抑え:サファテ(ソフトバンク・35歳)  ※2年ぶり3度目(ファン投票は初)
   (64登板 0勝7敗 43S 8H 62.1投球回 73奪三振 11与四球 40被安打 防1.88)

捕手:炭谷銀仁朗(西武・28歳)     ※2年連続3度目(ファン投票は初)
   (117試合 .218 (294-64) 1本 22打点 48三振 13四球 0盗塁 出塁率.251 OPS.520)

一塁:中田翔(日本ハム・27歳)     ※6年連続6度目
   (141試合 .250 (569-142) 25本 110打点 126三振 47四球 2盗塁 出塁率.308 OPS.738)

二塁:浅村栄斗(西武・25歳)      ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (143試合 .309 (557-172) 24本 82打点 108三振 38四球 8盗塁 出塁率.357 OPS.867)

三塁:松田宣浩(ソフトバンク・33歳)  ※6年連続6度目(ファン投票は2年ぶり5度目)
   (143試合 .259 (548-142) 27本 85打点 141三振 48四球 6盗塁 出塁率.325 OPS.792)

遊撃:今宮健太(ソフトバンク・25歳)  ※3年連続3度目
   (137試合 .245 (497-122) 10本 56打点 86三振 47四球 8盗塁 出塁率.312 OPS.682)

外野:柳田悠岐(ソフトバンク・27歳)  ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (120試合 .306 (428-131) 18本 73打点 97三振 100四球 23盗塁 出塁率.446 OPS.969)

外野:秋山翔吾(西武・28歳)      ※2年連続2度目
   (143試合 .296 (578-171) 11本 62打点 103三振 77四球 18盗塁 出塁率.385 OPS.807)

外野:糸井嘉男(オリックス・34歳)   ※8年連続8度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (143試合 .306 (532-163) 17本 70打点 84三振 75四球 53盗塁 出塁率.398 OPS.849)

DH:長谷川勇也(ソフトバンク・31歳) ※2年ぶり4度目(ファン投票は初)
   (122試合 .271 (387-105) 10本 51打点 95三振 51四球 2盗塁 出塁率.361 OPS.764)

【選手間投票選出】

一塁:メヒア(西武・30歳) ※初
   (137試合 .252 (511-129) 35本 103打点 148三振 59四球 1盗塁 出塁率.333 OPS.842)


657 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 00:11:32 .aBSMr6E

【監督推薦】

投手:和田毅(ソフトバンク・35歳) ※5年ぶり5度目
   (24登板 15勝5敗 0S 0H 163.0投球回 157奪三振 38与四球 138被安打 防3.04)

投手:有原航平(日本ハム・23歳)  ※初
   (22登板 11勝9敗 0S 0H 156.0投球回 103奪三振 38与四球 150被安打 防2.94)

投手:マーティン(日本ハム・30歳) ※初
   (52登板 2勝0敗 21S 19H 50.2投球回 57奪三振 7与四球 25被安打 防1.07)

投手:涌井秀章(ロッテ・30歳)   ※2年連続6度目
   (26登板 10勝7敗 0S 0H 188.2投球回 118奪三振 48与四球 195被安打 防3.01)

投手:益田直也(ロッテ・26歳)   ※3年ぶり3度目
   (61登板 3勝2敗 14S 21H 59.0投球回 36奪三振 16与四球 53被安打 防1.83)

投手:西野勇士(ロッテ・25歳)   ※3年ぶり2度目
   (42登板 3勝6敗 21S 5H 43.0投球回 36奪三振 11与四球 39被安打 防3.35)

投手:石川歩(ロッテ・28歳)    ※初
   (23登板 14勝5敗 0S 0H 162.1投球回 104奪三振 22与四球 142被安打 防2.16)

投手:塚原頌平(オリックス・24歳) ※初
   (54登板 4勝1敗 0S 13H 54.0投球回 40奪三振 31与四球 44被安打 防2.67)

投手:則本昂大(楽天・25歳)    ※2年ぶり2度目
   (28登板 11勝11敗 0S 0H 195.0投球回 216奪三振 50与四球 192被安打 防2.91)

捕手:田村龍弘(ロッテ・22歳) ※初
   (130試合 .256 (371-95) 2本 38打点 91三振 38四球 6盗塁 出塁率.324 OPS.656)

内野:レアード(日本ハム・28歳) ※初
   (143試合 .263 (547-144) 39本 97打点 138三振 44四球 0盗塁 出塁率.319 OPS.835)

内野:鈴木大地(ロッテ・26歳)  ※2年ぶり3度目
   (143試合 .285 (501-143) 6本 61打点 56三振 50四球 3盗塁 出塁率.356 OPS.745)

外野:角中勝也(ロッテ・29歳) ※2年連続3度目
   (143試合 .339 (525-178) 8本 69打点 64三振 68四球 12盗塁 出塁率.417 OPS.877)

外野:栗山巧(西武・32歳)   ※初
   (135試合 .279 (477-133) 3本 41打点 87三振 83四球 0盗塁 出塁率.390 OPS.759)

外野:岡島豪郎(楽天・26歳)  ※初
   (127試合 .252 (420-106) 6本 35打点 49三振 46四球 7盗塁 出塁率.338 OPS.683)


658 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 00:12:00 .aBSMr6E

【2016年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 4-5 セ 7月15日・ヤフオクドーム・セ78勝80敗10分
(勝:藤浪 1勝 敗:石川 1敗 S:中崎 1S)

※セが3連勝。打線は4回に坂本のソロで先制すると、5回には筒香とバレンティンのソロで追加点。9回には代打・戸柱の2点適時打でダメ押しした。対するパも9回に栗山の2ランで1点差に迫るも力及ばず。MVPは筒香嘉智。

第2戦
セ 5-5 パ 7月16日・横浜・セ78勝80敗11分

※セは2回に筒香のソロなどで2点を先制し、3回には丸のソロで追加点。対するパも5回に大谷のソロと浅村の2ランで同点とする。その後1点リードで迎えた7回にセが原口と大引の適時打で逆転するも、8回にパが大谷の適時打で同点とし、そのまま引き分けに持ち込んだ。MVPは大谷翔平。


659 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 00:12:24 .aBSMr6E

【第66回・2016年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・秋吉亮(ヤクルト・投手・当時27歳) 足立新田高→中央学院大→パナソニック→13年ドラフト3位→ヤクルト(14-18)→日本ハム(19-現役)

16年成績:70登板 3勝4敗 19S 10H 70.0投球回 68奪三振 15与四球 50被安打 防2.19
通算成績:375登板 20勝24敗 71S 78H 386.0投球か会い 355奪三振 116与四球 303被安打 防3.01 (7月12日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防9.00

※パナソニックから13年のドラフトでヤクルトから3位指名を受けてプロ入り。1年目から中継ぎとして定着し、セットアッパーとして活躍し61試合に登板。翌15年にはオンドルセク、ロマンとともに勝利の方程式として活躍し、球団歴代最多の74試合に登板してリーグ優勝に貢献した。その後はオンドルセクの退団を受けて抑えを任され、17年には第4回WBCの侍ジャパンにも選出。しかしその後は故障や不振に悩まされ、18年オフに高梨裕稔らとの2対2のトレードで日本ハムに移籍。
 新天地でも抑えを任されると、史上最少の通算49セーブで全球団セーブを達成するなど自己最多の25セーブをマーク。しかし昨年は不振に苦しみ、抑えの座を元同僚の杉浦稔大に譲る。今年は開幕から2軍暮らしが続いていたが、6月に1軍昇格。返り咲きを目指すべく奮闘を続けている。
 プロ3年目の16年に監督推薦で球宴に初選出されると、自身は第2戦で3-3の同点で迎えた7回に登板。先頭の大谷翔平に安打を許すと、レアード、浅村栄斗を打ち取って2アウトまで漕ぎつけるも、続く今宮健太が放った内野フライが安打になり、これが適時打となって1点を勝ち越される。しかし直後にセが逆転し、そのまま引き分けとなったため敗戦投手は免れた。

・スコット・マシソン(巨人・投手・当時32歳) 巨人(12-19)

16年成績:70登板 8勝4敗 1S 41H 80.0投球回 98奪三振 22与四球 65被安打 防2.36
通算成績:421登板 27勝29敗 54S 174H 431.0投球回 492奪三振 135与四球 338被安打 防2.46
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防9.00

※06年に第1回WBCのカナダ代表に選出され、同年にフィリーズでメジャーデビュー。その後12年に来日して巨人に入団。1年目から中継ぎとして起用されると、山口鉄也、西村健太朗とともに強力な勝利の方程式「スコット鉄太朗」を形成し、13年には最優秀中継ぎとなり、14年には西村健太朗に代わって抑えも任されて30セーブをあげるなどリーグ3連覇に貢献した。
 その後も巨人のリリーフ陣を支え、16年には自己最多の70登板、41ホールドをマークして3年ぶり2度目の最優秀中継ぎとなる。19年にプロとしては現役引退を表明し、カナダ代表として東京五輪出場を目指していたが、6月5日に行われたドミニカ共和国戦に敗れ五輪出場は叶わず。そして同時期にマギーや岡島秀樹らとともに巨人の駐米スカウトとして第2の人生を歩む。
 8年間で421試合に登板した名助っ人であるものの、球宴出場は1度のみ。自身は第1戦で3点リードの8回に登板。鈴木大地に二塁打を浴び、続く田村龍弘に適時打を浴びて1点を失うも、今宮健太を併殺に打ち取ってリードを守り抜いた。

・石田健大(DeNA・投手・当時23歳) 広島工業高→法政大→14年ドラフト2位→DeNA(15-現役)

16年成績:25登板 9勝4敗 0S 0H 153.0投球回 132奪三振 36与四球 128被安打 防3.12
通算成績:200登板 26勝29敗 0S 37H 570.2投球回 538奪三振 180与四球 510被安打 防3.42 (7月12日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 3奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※法政大では救援投手として2年秋に神宮大会で15年ぶりの決勝進出に導き、その後4年時に左肩を故障したものの14年のドラフトでDeANから2位指名を受けてプロ入り。1年目の夏場から1軍の先発ローテに入り、打線の援護に恵まれずも2勝をマーク。翌16年には同じ左の先発の今永昇太とともに活躍し、自己最多の9勝をマークする。
 翌17年には開幕投手も務め、故障もあったものの6勝をあげてチームの日本シリーズ進出に貢献。19年には選手会長も務め、シーズン途中から中継ぎに転向。昨年は左のセットアッパーとして活躍し、チーム最多の25ホールドをあげた。今年はここまで32試合で防御率5.61と開幕から乱調。2軍調整を経て今月10日に1軍復帰を果たし、後半戦の巻き返しに期待したいところ。
 プロ2年目の16年に監督推薦で球宴に選出されると、本拠地・横浜で行われた第2戦の先発に抜擢。初回に栗山巧に二塁打を浴びるも、糸井嘉男とメヒアから連続三振を奪い、続く2回にも大谷翔平から三振を奪うなど3者凡退の好投で2回無失点と、大舞台で躍動を見せた。

・高山俊(阪神・外野手・当時23歳) 日大三高→明治大→15年ドラフト1位→阪神(16-現役)

16年成績:134試合 .275 (494-136) 8本 65打点 109三振 27四球 5盗塁 出塁率.316 OPS.707
通算成績:429試合 .253 (1267-320) 20本 135打点 274三振 79四球 21盗塁 出塁率.301 OPS.660 (7月12日現在)
球宴成績:2試合 .200 (5-1) 0本 0打点 1三振 0四球 1盗塁 出塁率.200 OPS.400

※日大三高では3年夏の甲子園でチームを優勝に導き、その後進んだ明治大では大学のOBである高田繫の記録を38年ぶりに更新する六大学通算131安打を達成。そして15年のドラフトでは1位指名でヤクルトと競合し、真中満のガッツポを経て阪神に入団。開幕戦から1番打者としてデビューを果たすと、シーズンを通して安打を量産し、NPB新人では長嶋茂雄に次ぐ歴代2位の13度の猛打賞を記録して新人王を獲得する。
 しかし翌年からは不振に悩まされる。19年には5月の巨人戦で代打サヨナラ満塁本塁打を放つなど105試合に出場して復調するものの、昨年は再度不振に苦しみ自己最少の42試合の出場に終わる。今年はサンズの活躍や佐藤輝明の加入もあり、ここまで未だ1軍出場がない状況。2軍でも打率2割前後と苦しんでおり、試練の1年を迎えている。
 ルーキーながら外野手部門のファン投票で3位に入って球宴選出を果たすと、第1戦では8番・右翼手でスタメンし、5回には則本昂大から内野安打を放ち、その後盗塁も決めて1安打1盗塁の活躍。続く第2戦では筒香嘉智の代走として途中出場し、8回に有原航平と対戦するも左飛に倒れている。


660 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 00:12:50 .aBSMr6E

【パ・リーグ】

・クリス・マーティン(日本ハム・投手・当時30歳) 日本ハム(16-17)

16年成績:52登板 2勝0敗 21S 19H 50.2投球回 57奪三振 7与四球 25被安打 防1.07
通算成績:92登板 2勝2敗 22S 48H 88.1投球回 91奪三振 13与四球 46被安打 防1.12
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※14年にロッキーズでメジャーデビューを果たすと、翌15年にはヤンキースで24試合に登板。その後来日して日本ハムに入団。当初はセットアッパーとして起用されるも、抑えを務めていた増井浩俊の離脱からクローザーに抜擢。最速158km/hの速球を武器に21セーブをマークし、シーズン終盤に故障で離脱するもチームの日本一に貢献した。
 翌17年は再びセットアッパーに戻り、40試合の登板ながら29ホールド、防1.19と好成績を残す。その後18年からはメジャーに復帰。レンジャーズではエンゼルス・大谷翔平と対戦するも本塁打を打たれている。現在はブレーブスに在籍しており、活躍を続けている。
 大谷翔平、有原航平と後のメジャーリーガーたちとともに選出された16年の球宴では第1戦の7回に登板。これまた後のメジャーリーガーとなる先頭の筒香嘉智に二塁打を許すも、そこから新井貴浩、バレンティン、高山俊を凡打に抑え、1回無失点と結果を残した。

・塚原頌平(オリックス・投手・当時24歳) つくば秀英高→10年ドラフト4位→オリックス(11-19)

16年成績:54登板 4勝1敗 0S 13H 54.0投球回 40奪三振 31与四球 44被安打 防2.67
通算成績:115登板 5勝6敗 1S 28H 137.1投球回 94奪三振 70与四球 111被安打 防3.21
球宴成績:2登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防4.50

※つくば秀英高では「茨城のドクターK」と称され、10年のドラフトで4位指名を受けてオリックスに入団。2年目の12年に中継ぎとして1軍で活躍し、先発を務めた6月のDeNA戦では球団投手では平井正史以来となる10代での勝利投手となる。しかしシーズン中盤に右肘を故障し手術を受けたことでその後2年間は1軍登板なしに終わってしまう。
 しかし15年に1軍復帰を果たすと、1イニング3死球のワーストタイ記録を残したものの中継ぎとして活躍し、13ホールドをマーク。翌16年には自己最多の54試合に登板するなどフル回転を果たす。しかし翌年以降は右肘の故障が再発。再び手術を受けたことで18年オフには育成落ちも経験。しかし支配下復帰は叶わず、19年限りで引退を表明。現在は不動産会社に勤務しつつ草野球でプレーしている。
 チーム唯一の投手として監督推薦で16年の球宴で選出されると、2試合とも登板。第1戦では8回表に登板し、丸佳浩に安打を許すも、続く川端慎吾を併殺に打ち取って1回無失点。続く第2戦では3回に2番手として登板するも、再び丸佳浩に今度はソロを被弾し、1回1失点に終わった。

・エルネスト・メヒア(西武・内野手・当時30歳) 西武(14-現役)

16年成績:137試合 .252 (511-129) 35本 103打点 148三振 59四球 1盗塁 出塁率.333 OPS.842
通算成績:738試合 .242 (2323-562) 142本 406打点 759三振 240四球 4盗塁 出塁率.317 OPS.795 (7月12日現在)
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※マイナーリーグでは02年から10年以上プレーするもメジャーデビューは果たせぬまま14年5月に来日し西武に入団。すると合流してからすぐさま本塁打を量産して34本塁打をマークし、同僚の中村剛也とともに、シーズン途中に入団した選手としては史上初となる本塁打王のタイトルを獲得する。16年には4月までに10本塁打を記録して月間MVPを獲得するなど自己最多の35本塁打、103打点をマークする。
 しかしその後は不調に苦しみ、山川穂高の台頭もあって出場機会が減少。それでも19年には代打の切り札として起用され勝負強さを発揮。来日8年目の今年は開幕から2軍暮らしが続き、5月末に1軍昇格を果たすも打率.143と不振に苦しみ、6月末に再び抹消。永久の帰依を誓い続けているファンのためにも巻き返しを期待したいところ。
 来日3年目の16年に一塁手、指名打者の双方の部門で選手間投票1位となり球宴選出。第1戦では中田翔の代打として登場するも2打席凡退。続く第2戦では4番・一塁手として先発するも、初回に石田健大に三振、4回には岩貞祐太に対して併殺打に倒れるなど2試合無安打に終わり、悔しい結果となった。

・栗山巧(西武・外野手・当時32歳) 育英高→01年ドラフト4位→西武(02-現役)

16年成績:135試合 .279 (477-133) 3本 41打点 87三振 83四球 0盗塁 出塁率.390 OPS.759
通算成績:2020試合 .282 (7041-1983) 116本 832打点 1257三振 941四球 83盗塁 出塁率.370 OPS.762 (7月12日現在)
球宴成績:2試合 .750 (4-3) 1本 2打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.750 OPS2.500

※育英高では00年に甲子園に春夏連続で出場し、夏にはベスト4を経験。01年のドラフトで4位指名を受けて西武に入団すると、4年目の05年に1軍定着を果たし、84試合に出場。その後は広角に打ち分け、かつ選球眼、出塁力に優れた巧打者として活躍し、08年には2番打者に定着して自己最高の打率.317をマークし、最多安打のタイトルを獲得。
 その後は選手が移り行く中で西武一筋で安定した活躍を続け、15年連続で100試合に出場した昨年には37歳ながら自己最多タイの12本塁打を記録して指名打者部門のベストナインも獲得した。そして今年も故障者が相次ぐチームの中で主軸を担い続けており、球団生え抜き初の通算2000安打達成も目前。既に球団のレジェンドとして名を連ねようとしている中でまだまだ衰えぬ活躍を見せている。
 1500安打を達成し、15年目にして念願の初選出となった16年の球宴では第1戦で角中勝也に代わって左翼手として途中出場。すると9回に迎えた打席で中崎翔太から2ランを放って球場を湧かせ、一夜にして「オールスターが似合う」男となった。続く第2戦では2番・左翼手で先発し、石田健大から二塁打、岩貞祐太からは内野安打を放ち、大舞台で2試合3安打の大活躍を見せた。

・岡島豪郎(楽天・外野手・当時26歳) 関東学園大附高→白鷗大→11年ドラフト4位→楽天(12-現役)

16年成績:127試合 .252 (420-106) 6本 35打点 49三振 46四球 7盗塁 出塁率.338 OPS.683
通算成績:756試合 .264 (2327-614) 30本 214打点 368三振 235四球 35盗塁 出塁率.336 OPS.699 (7月12日現在)
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※11年のドラフトでは当初、指名リストになかったものの星野仙一監督の意向から急遽4位で指名され、楽天に入団。嶋基宏の故障もあって1年目の6月から1軍に昇格し、嶋の復帰後も2番手捕手として活躍。翌13年には外野手に転向し、1番打者として定着。規定打席には届かずも打率.323の好成績をマークして球団初のリーグ優勝、日本一に貢献する。
 翌14年には自己最多の142試合に出場し、その後もチームの巧打者として活躍。その後19年には捕手再転向を目指したものの、左肩の手術で同年は1軍出場なしに終わる。昨年も35試合の出場に終わり、今年からは再び外野手に。すると5月には4割近い打率をマークすると、現在に至るまで高打率をキープしており、先日には規定打席に到達してリーグ2位に。惜しくも球宴再選出はならずも、首位打者争いに名乗りを上げた。抱き枕に名前を付ける男でもある。
 監督推薦で選出された16年の球宴では、第1戦で柳田悠岐の代打として途中出場するも2打席凡退。続く第2戦では1番・中堅手として先発するも、3回の第2打席では秋山拓巳を前に併殺打に倒れるなど2試合4打席無安打と快音は残せなかった。


661 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 00:45:35 iB3iTuQI
枕に名前をつける男で新たな楽天語録スレが立つ可能性が……?


662 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 00:47:22 fHGXiZp2
ここ10年のオールスターでは栗山の『オールスターが似合います』ホームランがパ・リーグベンチ総立ちのシーンも含め、1番印象に残ってるなぁ

しかし実績十分(1500安打達成)、人気選手(ライオンズ内では)、イケメン(心もルックスも)なのにここまでオールスターに見放されてたのは、ある種都市伝説級だよなぁ


663 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/13(火) 01:21:07 FGgbqwwY
西武って10年代前半は低迷期でしたし強い時はキャラ立った選手多いですからね…
なかなかスポットが当たらない


664 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:01:55 pAB8ji.o

【第67回・2017年】

【2017年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 広:7人 巨:6人 De:5人(1) 神:5人 ヤ:1人 中:4人 計:28人

監督:緒方孝市(広島・48歳)

コーチ:高橋由伸(巨人・42歳)
コーチ:ラミレス(DeNA・42歳)

【ファン投票選出】

先発:菅野智之(巨人・27歳)   ※5年連続5度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (25登板 17勝5敗 0S 0H 187.1投球回 171奪三振 31与四球 129被安打 防1.59)

中継:マテオ(阪神・33歳)    ※初
   (63登板 7勝4敗 0S 36H 59.0投球回 62奪三振 17与四球 49被安打 防2.75)

抑え:山﨑康晃(DeNA・24歳)   ※3年連続3度目
   (68登板 4勝2敗 26S 15H 65.2投球回 63奪三振 18与四球 40被安打 防1.64)

捕手:梅野隆太郎(阪神・26歳)  ※初
   (112試合 .206 (282-58) 2本 33打点 63三振 24四球 1盗塁 出塁率.275 OPS.548)

一塁:新井貴浩(広島・40歳)   ※3年連続8度目(ファン投票は3年連続4度目)
   (100試合 .292 (243-71) 9本 48打点 56三振 40四球 2盗塁 出塁率.389 OPS.850)

二塁:菊池涼介(広島・27歳)   ※4年連続4度目(ファン投票は2年ぶり3度目)
   (138試合 .271 (565-153) 14本 56打点 107三振 32四球 8盗塁 出塁率.311 OPS.716)

三塁:鳥谷敬(阪神・36歳)    ※2年ぶり7度目(三塁手としては初)
   (143試合 .293 (488-143) 4本 41打点 62三振 77四球 8盗塁 出塁率.390 OPS.767)

遊撃:坂本勇人(巨人・28歳)   ※2年連続9度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (142試合 .291 (539-157) 15本 61打点 85三振 68四球 14盗塁 出塁率.372 OPS.802)

外野:鈴木誠也(広島・22歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (115試合 .300 (437-131) 26本 90打点 80三振 62四球 16盗塁 出塁率.389 OPS.936)

外野:糸井嘉男(阪神・35歳)   ※9年連続9度目(ファン投票は6年連続6度目、移籍後初)
   (114試合 .290 (427-124) 17本 62打点 62三振 59四球 21盗塁 出塁率.381 OPS.828)

外野:筒香嘉智(DeNA・25歳)   ※3年連続3度目
   (139試合 .284 (503-143) 28本 94打点 115三振 93四球 1盗塁 出塁率.396 OPS.909)

【選手間投票選出】

捕手:小林誠司(巨人・28歳)  ※初
   (138試合 .206 (378-78) 2本 27打点 64三振 41四球 2盗塁 出塁率.285 OPS.542)

一塁:阿部慎之助(巨人・38歳) ※2年ぶり13度目
   (129試合 .262 (455-119) 15本 76打点 67三振 41四球 0盗塁 出塁率.329 OPS.718)

三塁:マギー(巨人・34歳)   ※初
   (139試合 .315 (523-165) 18本 77打点 107三振 58四球 4盗塁 出塁率.382 OPS.897)


665 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:02:31 pAB8ji.o

【監督推薦】

投手:岡田明丈(広島・23歳)   ※初
   (24登板 12勝5敗 0S 0H 141.2投球回 109奪三振 63与四球 134被安打 防4.00)

投手:薮田和樹(広島・24歳)   ※初
   (38登板 15勝3敗 0S 0H 129.0投球回 115奪三振 51与四球 102被安打 防2.58)

投手:田口麗斗(巨人・21歳)   ※初
   (26登板 13勝4敗 0S 0H 170.2投球回 122奪三振 49与四球 159被安打 防3.01)

投手:井納翔一(DeNA・31歳)   ※2年連続3度目(濱口遥大の出場辞退による補充)
   (25登板 6勝10敗 0S 0H 152.1投球回 93奪三振 46与四球 147被安打 防3.84)

投手:濱口遥大(DeNA・22歳)   ※初→出場辞退
   (22登板 10勝6敗 0S 0H 123.2投球回 136奪三振 69与四球 116被安打 防3.57)

投手:秋山拓巳(阪神・26歳)   ※初
   (25登板 12勝6敗 0S 0H 159.1投球回 123奪三振 16与四球 158被安打 防2.99)

投手:小川泰弘(ヤクルト・27歳) ※4年ぶり2度目
   (22登板 8勝7敗 0S 1H 124.0投球回 109奪三振 39与四球 104被安打 防2.83)

投手:バルデス(中日・39歳)   ※初
   (23登板 6勝9敗 0S 0H 146.0投球回 83奪三振 47与四球 139被安打 防3.76)

投手:又吉克樹(中日・26歳)   ※初
   (50登板 8勝3敗 0S 21H 110.0投球回 78奪三振 36与四球 84被安打 防2.13)

捕手:戸柱恭孝(DeNA・27歳) ※2年連続2度目
   (112試合 .214 (336-72) 9本 52打点 59三振 19四球 0盗塁 出塁率.255 OPS.588)

内野:田中広輔(広島・28歳) ※2年ぶり2度目
   (143試合 .290 (565-164) 8本 60打点 120三振 89四球 35盗塁 出塁率.398 OPS.805)

内野:宮崎敏郎(DeNA・28歳) ※初
   (128試合 .323 (480-155) 15本 62打点 47三振 38四球 0盗塁 出塁率.377 OPS.856)

内野:ゲレーロ(中日・30歳) ※初
   (130試合 .279 (469-131) 35本 86打点 98三振 24四球 1盗塁 出塁率.333 OPS.896)

外野:丸佳浩(広島・28歳)  ※5年連続5度目
   (143試合 .308 (556-171) 23本 92打点 113三振 83四球 13盗塁 出塁率.398 OPS.903)

外野:大島洋平(中日・32歳) ※3年ぶり4度目
   (119試合 .313 (476-149) 3本 29打点 66三振 37四球 23盗塁 出塁率.365 OPS.752)


666 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:03:09 pAB8ji.o

【パ・リーグ】 日:5人(1) ソ:7人 ロ:3人 西:5人 楽:4人(1) オ:4人 計:28人

監督:栗山英樹(日本ハム・56歳)

コーチ:工藤公康(ソフトバンク・54歳)
コーチ:伊東勤(ロッテ・54歳)

【ファン投票選出】

先発:千賀滉大(ソフトバンク・24歳) ※4年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (22登板 13勝4敗 0S 0H 143.0投球回 151奪三振 46与四球 107被安打 防2.64)

中継:牧田和久(西武・32歳)     ※2年連続4度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (58登板 3勝3敗 0S 28H 62.2投球回 35奪三振 5与四球 59被安打 防2.30)

抑え:松井裕樹(楽天・21歳)     ※2年ぶり2度目
   (52登板 3勝3敗 33S 5H 52.2投球回 62奪三振 26与四球 31被安打 防1.20)

捕手:嶋基宏(楽天・32歳)      ※2年ぶり8度目(ファン投票は2年ぶり5度目)
   (112試合 .199 (281-56) 3本 28打点 62三振 40四球 4盗塁 出塁率.339 OPS.603)

一塁:中田翔(日本ハム・28歳)    ※7年連続7度目
   (129試合 .216 (472-102) 16本 67打点 103三振 61四球 0盗塁 出塁率.310 OPS.676)

二塁:浅村栄斗(西武・26歳)     ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (143試合 .291 (574-167) 19本 99打点 96三振 44四球 5盗塁 出塁率.347 OPS.799)

三塁:松田宣浩(ソフトバンク・34歳) ※7年連続7度目(ファン投票は2年連続6度目)
   (143試合 .264 (531-140) 24本 71打点 128三振 43四球 5盗塁 出塁率.319 OPS.777)

遊撃:今宮健太(ソフトバンク・26歳) ※4年連続4度目
   (141試合 .264 (526-139) 14本 64打点 93三振 38四球 15盗塁 出塁率.317 OPS.739)

外野:柳田悠岐(ソフトバンク・28歳) ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (130試合 .310 (448-139) 31本 99打点 123三振 89四球 14盗塁 出塁率.426 OPS1.016)

外野:秋山翔吾(西武・29歳)     ※3年連続3度目
   (143試合 .322 (575-185) 25本 89打点 97三振 72四球 16盗塁 出塁率.398 OPS.933)

外野:上林誠知(ソフトバンク・21歳) ※初
   (134試合 .260 (415-108) 13本 51打点 96三振 24四球 12盗塁 出塁率.302 OPS.736)

DH:大谷翔平(日本ハム・23歳)   ※5年連続5度目(ファン投票は3年連続3度目、指名打者では初)
   (65試合 .332 (202-67) 8本 31打点 63三振 24四球 0盗塁 出塁率.403 OPS.942)

【選手間投票選出】

投手:則本昂大(楽天・26歳)      ※2年連続3度目
   (25登板 15勝7敗 0S 0H 185.2投球回 222奪三振 48与四球 148被安打 防2.57)

一塁:内川聖一(ソフトバンク・34歳)  ※4年ぶり6度目
   (73試合 .297 (266-79) 12本 50打点 26三振 32四球 0盗塁 出塁率.370 OPS.851)

遊撃:茂木栄五郎(楽天・23歳)     ※初→出場辞退
   (103試合 .296 (398-118) 17本 47打点 84三振 45四球 3盗塁 出塁率.370 OPS.867)

外野:近藤健介(日本ハム・23歳)    ※初→出場辞退
   (57試合 .413 (167-69) 3本 29打点 27三振 60四球 3盗塁 出塁率.567 OPS1.124)

DH:デスパイネ(ソフトバンク・31歳) ※初
   (136試合 .262 (478-125) 35本 103打点 119三振 59四球 3盗塁 出塁率.347 OPS.859)


667 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:03:43 pAB8ji.o

【監督推薦】

投手:谷元圭介(日本ハム・32歳)   ※初
   (54登板 0勝3敗 1S 27H 50.2投球回 38奪三振 22与四球 46被安打 防4.26)

投手:二木康太(ロッテ・21歳)    ※初
   (23登板 7勝9敗 0S 0H 143.1投球回 128奪三振 35与四球 136被安打 防3.39)

投手:菊池雄星(西武・26歳)     ※4年ぶり2度目
   (26登板 16勝6敗 0S 0H 187.2投球回 217奪三振 49与四球 122被安打 防1.97)

投手:美馬学(楽天・30歳)      ※初
   (26登板 11勝8敗 0S 0H 171.1投球回 134奪三振 33与四球 155被安打 防3.26)

投手:金子千尋(オリックス・33歳)  ※3年ぶり3度目
   (27登板 12勝8敗 0S 0H 184.1投球回 141奪三振 56与四球 160被安打 防3.47)

投手:山岡泰輔(オリックス・21歳)  ※初
   (24登板 8勝11敗 0S 0H 149.1投球回 133奪三振 54与四球 136被安打 防3.74)

投手:黒木優太(オリックス・22歳)  ※初
   (55登板 6勝3敗 2S 25H 53.1投球回 62奪三振 26与四球 39被安打 防4.22)

捕手:田村龍弘(ロッテ・23歳) ※2年連続2度目
   (132試合 .248 (311-77) 3本 36打点 68三振 26四球 4盗塁 出塁率.304 OPS.638)

内野:レアード(日本ハム・29歳) ※2年連続2度目
   (137試合 .229 (503-115) 32本 90打点 125三振 54四球 0盗塁 出塁率.308 OPS.767)

内野:鈴木大地(ロッテ・27歳)  ※2年連続4度目
   (143試合 .260 (508-132) 11本 52打点 85三振 55四球 6盗塁 出塁率.350 OPS.748)

内野:源田壮亮(西武・24歳)   ※初(茂木栄五郎の出場辞退による補充)
   (143試合 .270 (575-155) 3本 57打点 100三振 36四球 37盗塁 出塁率.317 OPS.669)

外野:西川遥輝(日本ハム・25歳)  ※初(近藤健介の出場辞退による補充)
   (138試合 .296 (541-160) 9本 44打点 103三振 69四球 39盗塁 出塁率.378 OPS.794)

外野:T-岡田(オリックス・29歳) ※6年ぶり3度目
   (143試合 .266 (504-134) 31本 68打点 141三振 83四球 2盗塁 出塁率.374 OPS.862)


668 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:03:59 pAB8ji.o

【2017年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 2-6 パ 7月14日・ナゴヤドーム・パ81勝78敗11分
(勝:山岡 1勝 敗:マテオ 1敗)

※パが3年ぶりの白星。打線は初回に秋山の先頭打者弾で先制。その後1点を追う展開とされるも、7回に代打・デスパイネの適時打で同点とし、8回には内川の適時打と西川の2ランで3点を奪って勝ち越し。9回には中田のソロでダメ押しした。MVPは内川聖一。

第2戦
パ 3-1 セ 7月15日・ZOZOマリン・パ82勝78敗11分
(勝:美馬 1勝 敗:井納 1敗 S:谷元 1S)

※パが13年ぶりの全勝。打線は1点を追う4回にデスパイネのソロで同点とすると、続く5回には秋山の適時二塁打で勝ち越し。さらに7回には鈴木のソロでリードを広げた。投げては先発の則本、3番手の美馬の楽天コンビがともに2回無安打3奪三振の好投。MVPはデスパイネ。


669 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:04:39 pAB8ji.o

【第67回・2017年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・岡田明丈(広島・投手・当時23歳) 大阪商業大高→大阪商業大→15年ドラフト1位→広島(16-現役)

17年成績:24登板 12勝5敗 0S 0H 141.2投球回 109奪三振 63与四球 134被安打 防4.00
通算成績:71登板 24勝17敗 0S 2H 376.0投球回 287奪三振 161与四球 369被安打 防4.36 (7月13日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※大阪商業大では4年時に春秋通じて12連勝を記録し、同年のドラフトで広島から1位指名を受けてプロ入りを果たす。1年目から開幕ローテ入りを果たし、なかなか勝ち星を得られなかったものの9試合目の6月下旬でようやくプロ初勝利を掴み、4勝をマークする。
 翌17年には開幕から勝ち星を積み重ねて12勝をマークし、チームの連覇に貢献。翌18年も8勝をあげて3連覇に貢献するも、調子の波が激しく防御率は5点台に。その後はイップスも発症し、先発ローテからも外れ、昨年は1軍登板なしに終わるなど低迷。今年も開幕から2軍暮らしが続いている。
 プロ2年目の17年に選出された球宴では第1戦の1-1の同点の5回から登板。先頭の中田翔から三振を奪うと、上林誠知、嶋基宏を抑えて3人で5回を終え、続く6回も源田壮亮、秋山翔吾、浅村栄斗の西武打者を3者凡退に打ち取り、2回をパーフェクトに抑える好救援を見せた。

・薮田和樹(広島・投手・当時24歳) 岡山理科大附高→亜細亜大→14年ドラフト2位→広島(15-現役)

17年成績:38登板 15勝3敗 0S 3H 129.0投球回 115奪三振 51与四球 102被安打 防2.58
通算成績:102登板 22勝11敗 0S 5H 276.0投球回 213奪三振 171与四球 240被安打 防3.85 (7月13日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※亜細亜大では2度右肘の手術を受けたことにより4年間で3試合の登板に終わったものの、母親が運転手をした際にたまたま松田オーナーを乗せたことをきっかけにスカウトの目に止まり、全くの無名だったものの14年のドラフトで2位指名を受けて広島に入団する。するとそこから1年目の15年にはプロ初登板初先発初勝利をマークすると、
 16年には中継ぎとしてチームの優勝に貢献。そして17年には先発、中継ぎの双方でフル回転して自己最多の15勝をマークし、最高勝率のタイトルを獲得する。しかしその後は制球難を課題に成績が低迷。昨年は中継ぎとして28試合に登板したものの完全復活とはならず。今年も6月の西武戦で今季初登板となるも5与四球で5回を投げ切れず、そのまま再び2軍落ち。若手が躍動するチーム状況の中で試練の1年を迎えている。
 上記の岡田とともに選出された17年の球宴では第2戦で2点ビハインドの8回に登板。西川遥輝、デスパイネを凡退とすると、続くレアードからも三振を奪って1回無失点と結果を残している。

・濱口遥大(DeNA・投手・当時22歳) 三養基高→神奈川大→16年ドラフト1位→DeNA(17-現役)

17年成績:22登板 10勝6敗 0S 0H 123.2投球回 136奪三振 69与四球 116被安打 防3.57
通算成績:88登板 31勝26敗 0S 2H 458.1投球回 459奪三振 243与四球 410被安打 防3.67 (7月13日現在)
球宴成績:出場辞退

※神奈川大から16年のドラフトで地元・DeNAから1位指名を受けてプロ入り。1年目から開幕ローテ入りを果たすと、離脱はあったもののシーズン通して先発として活躍し、球団新人では川村丈夫以来20年ぶりとなる2桁勝利を達成。チーム19年ぶりの日本シリーズでは第4戦で先発し、ソフトバンク打線を相手に8回途中無失点に抑える力投を見せ、新人王こそ中日・京田陽太に譲るも優秀賞を獲得した。
 その後、翌年から現在にかけてまでDeNAの先発として活躍を続けており、5年目の今年は初の開幕投手に抜擢。現在は左脇腹の故障で登録を抹消されているもののここまでチーム最多の5勝をマーク。残念ながら今年の選出はならなかったものの今後の球宴出場も大いに期待できるであろう選手である。
 新人年の17年に監督推薦で球宴には選出されていたものの、球宴前最後の試合で先発した際に左肩を故障。急遽出場を辞退することとなり、代役として同僚の井納翔一が選出されている。
 
・秋山拓巳(阪神・投手・当時26歳) 西条高→09年ドラフト4位→阪神(10-現役)

17年成績:25登板 12勝6敗 0S 0H 159.1投球回 123奪三振 16与四球 158被安打 防2.99
通算成績:116登板 45勝37敗 0S 0H 645.0投球回 473奪三振 113与四球 655被安打 防3.70 (7月13日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 1被安打 防4.50

※西条高ではエースであるとともに、高校通算48本塁打を記録したスラッガーでもあり、「伊予ゴジラ」とも称されていた。09年のドラフトでは4位指名を受けて阪神に入団。高卒1年目ながら夏場から先発として活躍し、球団新人では遠山昭治以来24年ぶりの完封も記録するなど4勝をマークする。しかしその後は伸び悩み、16年までの6年間でわずか2勝に終わってしまう。
 しかし背番号を「46」に変更し、背水の陣で臨んだ17年に才能が開花。160イニング近く投げて与四球は16と抜群の制球力を武器にシーズン通して先発ローテを守り抜き、自己最多の12勝をマーク。昨年も西勇輝とともにエース級の活躍を見せて11勝をあげ、今年も開幕から先発として活躍し、ここまで7勝をマーク。チーム16年ぶりのリーグ優勝への原動力として強力先発陣の一員を務めている。
 8年目の17年に初選出となった球宴では第2戦で1点リードの3回から2番手として登板。3回は源田壮亮、秋山翔吾、柳田悠岐を抑えて3人で終えるも、続く4回にデスパイネに同点となるソロを被弾し、2回1失点で降板している。


670 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:04:56 pAB8ji.o

・マルコス・マテオ(阪神・投手・当時33歳) 阪神(16-18)

17年成績:63登板 7勝4敗 0S 36H 59.0投球回 62奪三振 17与四球 49被安打 防2.75
通算成績:132登板 8勝8敗 20S 47H 128.2投球回 131奪三振 52与四球 108被安打 防2.80
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 1.0投球回 2奪三振 0与四球 3被安打 防27.00

※10年にカブスでメジャーデビューを果たすと、中継ぎとして活躍し、4年ぶりにメジャー復帰を果たした15年にはパドレスで26試合に登板。同年オフに来日してドリスとともに阪神に入団する。そのドリスとともに呉昇桓の去った抑えの座を争い、20セーブをマークする。翌17年にはドリスと入れ替えでセットアッパーを務め、桑原謙太朗とともに勝利の方程式を構築。
 7勝36ホールドの好成績を残してその桑原と最優秀中継ぎのタイトルを分かち合った。しかしその翌年に右肩の故障もあって17試合の登板に終わって退団。その後19年3月にはBC・石川と契約を結ぶも再来日せず、そのまま契約は破棄。その後の詳細は明らかになっていなかったが、今年1月のドミニカのウィンターリーグでプレーしていることが判明した。
 17年の球宴では中継ぎ部門のファン投票で、岩瀬仁紀、ジャクソン、マシソンとの熾烈な得票争いを制して1位となり球宴選出を果たす。そして第1戦の2-2の同点で迎えた8回にセットアッパーとして登場するも、秋山翔吾、内川聖一に安打を許してピンチを招くと、西川遥輝に痛恨の勝ち越し3ランを被弾。1回3失点に終わってそのまま敗戦投手となってしまっている。

・ラウル・バルデス(中日・投手・当時39歳) 中日(15-17)

17年成績:23登板 6勝9敗 0S 0H 146.0投球回 83奪三振 47与四球 139被安打 防3.76
通算成績:65登板 17勝24敗 0S 0H 404.2投球回 279奪三振 122与四球 391被安打 防3.49
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 2被安打 防4.50

※10年にメッツでメジャーデビューを果たすと、同年は38試合に登板。その後は4球団を渡り歩き、15年に来日して中日に入団。開幕からローテ入りを果たして9試合目の時点で防御率2.66と安定した投球を見せたものの援護に恵まれず、5月半ばの10試合目でようやく初勝利を掴むも、結局この年は22試合の登板ながら5勝に終わる。
 その後も計3年間にわたって中日の先発ローテを守り抜くもやはり援護に恵まれず、65試合の登板で17勝にとどまり、17年オフに退団。その時既に40代に差し掛かっていたが、現在に至るまで現役を続けており、43歳となった今年には東京五輪のドミニカ代表に選出。予選でのプエルトリコ戦では7回2失点の好投を見せ、本選出場に貢献。侍ジャパンとの対決も実現する可能性がある。
 17年の球宴では先発のファン投票で菅野智之に次ぐ2位にランクインし、監督推薦で初選出。第1戦が本拠地・ナゴヤドームで行われたこともあって、なんと前半最終戦で6回を投げたにも関わらず中1日で先発に抜擢される。初回、先頭の秋山翔吾に本塁打を被弾したものの、そこからは立ち直って2回1失点と大舞台でも年齢を感じさせぬ躍動を見せた。

・ケーシー・マギー(巨人・内野手・当時34歳) 楽天(13)→巨人(17-18)

17年成績:139試合 .315 (523-165) 18本 77打点 107三振 58四球 4盗塁 出塁率.382 OPS.897
通算成績:415試合 .298 (1535-457) 67本 254打点 318三振 169四球 8盗塁 出塁率.366 OPS.865
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※ブルワーズでは正三塁手として活躍し、10年には当時の球団記録となるシーズン104打点をマーク。その後パイレーツ、ヤンキースを経て12年オフにジョーンズと来日して楽天に入団する。13年にはそのジョーンズの後を打つ5番打者として活躍し、28本塁打、93打点の好成績をマークして球団初のリーグ優勝、日本一に貢献して三塁のベストナインを獲得する。
 翌14年からはMLBに復帰し、マーリンズでは正三塁手として自己最多の177安打をマークし、カムバック賞を受賞。その後MLB球団を転々とし、17年に巨人に入団して再来日。巨人ではシーズン途中から二塁で起用され、セリーグ新記録の48二塁打もマーク。翌18年も主軸として活躍し、同年オフに引退。そして今年6月に巨人の駐米スカウトに就任した。
 楽天時代は球宴出場ならずも、再来日した巨人時代の17年に選手間投票で選出。第1戦では鳥谷敬に代わって三塁手として途中出場するも、8回に牧田和久を相手に併殺打に倒れる。続く第2戦では3番・三塁で先発し、則本昂大、美馬学の元同僚2人と対戦するもいずれも三振に倒れている。

・アレックス・ゲレーロ(中日・内野手・当時30歳) 中日(17)→巨人(18-19)

17年成績:130試合 .279 (469-131) 35本 86打点 98三振 24四球 1盗塁 出塁率.333 OPS.896
通算成績:313試合 .258 (1043-269) 71本 180打点 219三振 93四球 4盗塁 出塁率.332 OPS.856
球宴成績:2試合 .167 (6-1) 0本 1打点 3三振 0四球 0盗塁 出塁率.167 OPS.500

※キューバから13年に亡命し、翌14年にメジャーデビュー。15年には4月に打率423、5本塁打をマークしてルーキー・オブ・ザ・マンスを受賞する。その後16年オフに来日して中日に入団。当初は苦戦したものの5月から日本野球に適応して本塁打を量産し、5月末からは球団新記録の6試合連続本塁打をマーク。
 ソロ本塁打が多かったため「ソローロ」とは呼ばれたものの、結果的に35本塁打をマークして本塁打王のタイトルを獲得する。オフに残留交渉が決裂し、巨人に移籍。2年総額8億の大型契約を結ぶも、シーズンに入ると好不調の波が激しく、19年には21本塁打をマークしたものの同年オフに自由契約となった。
 監督推薦で選出された17年の球宴では、本拠地・ナゴヤドームで行われた第1戦で5番・指名打者で先発し、6回には山岡泰輔から一時勝ち越しの適時二塁打を放つ。続く第2戦でも6番・左翼手で先発するも2打席凡退に倒れている。


671 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:05:25 pAB8ji.o

【パ・リーグ】

・谷元圭介(日本ハム・投手・当時32歳) 稲生高→中部大→バイタルネット→08年ドラフト7位→日本ハム(09-17)→中日(17-現役)

17年成績:54登板 0勝3敗 1S 27H 50.2投球回 38奪三振 22与四球 46被安打 防4.26(2球団合計)
通算成績:483登板 28勝25敗 6S 148H 558.1投球回 432奪三振 204与四球 525被安打 防3.58 (7月13日現在)
球宴成績:2登板 0勝0敗 1S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※バイタルネットから入団テストを経て、隠し玉として08年のドラフトで7位指名を受けてプロ入りを果たす。すると1年目目から中継ぎとして1軍で活躍し、3年目の11年から一気に飛躍。その後は谷間の先発を任されるなどチームを支え、14年からはセットアッパーとして起用され、16年には自己最多の28ホールドをマークしてチームの日本一に貢献。
 その後17年7月末に中日に金銭トレードで電撃移籍。中日では18年まで不振に苦しむも、19年からは主にピンチの場面での火消し役として活躍。今季も開幕から安定した投球を続けており、気付けば歴代9位の通算148ホールドをマークしている。
 監督推薦で選出された17年の球宴では、2試合とも登板。第1戦では1-1の同点で迎えた5回に3番手として登板し、梅野隆太郎、菊池涼介、大島洋平を相手に3者凡退。続く第2戦では2点リードの9回に登板し、先頭の梅野隆太郎に安打を許すも、鈴木誠也、丸佳浩、鳥谷敬を打ち取って試合を締め、セーブをあげた。

・黒木優太(オリックス・投手・当時22歳) 橘学苑高→立正大→16年ドラフト2位→オリックス(17-現役)

17年成績:55登板 6勝3敗 2S 25H 53.1投球回 62奪三振 26与四球 39被安打 防4.22
通算成績:94登板 7勝4敗 2S 42H 87.1投球回 88奪三振 38与四球 76被安打 防4.33 (7月13日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※立正大では最速153キロの速球を武器に活躍し、16年のドラフトでオリックスから2位指名を受けて入団。オープン戦で福良淳一監督から高評価を受け、開幕から勝利の方程式入りを果たす。6月には救援登板だけで球団新人では46鰤となる月間4勝をマーク。さらに後半戦では平野佳寿の不調からクローザーに抜擢されるなど、終わってみれば55登板で6勝25ホールドをマークする。
 翌18年も中継ぎとして活躍したが、19年に靭帯炎症を発症し、6月にトミージョン手術を受ける。その後育成契約に切り替え、リハビリを経て昨年10月に支配下に復帰。今年は開幕から2軍生活が続いているが、3年ぶりの1軍登板を目指している。
 同じく16年のドラフトで1位指名を受けた山岡泰輔とともに新人ながら監督推薦で球宴に出場。自身は第2戦で2点リードの8回から登板し、大島洋平、菊池涼介、坂本勇人を相手に3者凡退に抑え、セットアッパーの役割を果たした。

・上林誠知(ソフトバンク・外野手・当時21歳) 仙台育英高→13年ドラフト4位→ソフトバンク(14-現役)

17年成績:134試合 .260 (415-108) 13本 51打点 96三振 24四球 12盗塁 出塁率.302 OPS.736
通算成績:499試合 .243 (1498-364) 56本 182打点 359三振 85四球 45盗塁 出塁率.290 OPS.719 (7月13日現在)
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※仙台育英高では夏の甲子園で2年連続で出場。13年のドラフトではソフトバンクから4位指名を受けてプロ入り。2年目の15年には球団史上最年少で満塁本塁打を放って鮮烈なデビューを果たすと、その後17年には右翼手のレギュラーを獲得し、13本塁打をマークしてブレイクを果たす。
 翌18年には全試合に出場し、自己最多の22本塁打をマークした他、NPBでは65年ぶりで歴代4位タイとなる14三塁打を達成する。しかし19年からは不振に苦しみ、現在も栗原隆矢らの台頭もあり、今年も5月に1軍昇格を果たすも打率.196と苦しみ、6月に2軍落ち。そして6月末には2軍戦で死球を受けて右肩の肩甲骨を骨折し、苦しい1年を送っている。
 17年の球宴では、ファン投票で外野手部門3位となり選出。第1戦では7番・左翼手で先発するも、2打席凡退でデスパイネと交代。続く第2戦では秋山翔吾に代わって右翼手で途中出場するも、打席が回った際に浅村栄斗を代打に出されて打席には立たなかった。


672 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:10:28 jbT7KKEs
広島の岡田投手は高校大学は大阪だけど中学までは関東(大泉学園出身)という珍しい経歴


673 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 00:40:28 RhUund8g
>>669
岡田と薮田がいたら広島最下位にならんかっただろうに


674 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/14(水) 23:50:00 Z5sJNEPQ
2017小林とかいうチーム成績関係ないところでばかり暴れた謎人物


675 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:02:55 SRYpOmAQ

【第68回・2018年】

【2018年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 広:6人 神:4人 De:5人 巨:5人 中:3人 ヤ:6人 計:29人

監督:緒方孝市(広島・49歳)

コーチ:金本知憲(阪神・50歳)
コーチ:ラミレス(DeNA・43歳)

【ファン投票選出】

先発:松坂大輔(中日・37歳)   ※12年ぶり9度目(ファン投票は12年ぶり7度目、移籍後初)
   (11登板 6勝4敗 0S 0H 55.1投球回 51奪三振 32与四球 50被安打 防3.74)

中継:上原浩治(巨人・42歳)   ※11年ぶり9度目(ファン投票は13年ぶり5度目)
   (36登板 0勝5敗 0S 14H 34.2投球回 24奪三振 5与四球 32被安打 防3.63)

抑え:山﨑康晃(DeNA・25歳)   ※4年連続4度目
   (57登板 2勝4敗 37S 3H 56.1投球回 63奪三振 18与四球 40被安打 防2.72)

捕手:小林誠司(巨人・29歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (119試合 .219 (265-58) 2本 26打点 58三振 27四球 0盗塁 出塁率.300 OPS.575)

一塁:岡本和真(巨人・22歳)   ※初
   (143試合 .309 (540-167) 33本 100打点 120三振 72四球 2盗塁 出塁率.394 OPS.935)

二塁:山田哲人(ヤクルト・25歳) ※2年ぶり4度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (140試合 .315 (524-165) 34本 89打点 119三振 106四球 33盗塁 出塁率.432 OPS1.014)

三塁:宮崎敏郎(DeNA・29歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (142試合 .318 (551-175) 28本 71打点 45三振 38四球 0盗塁 出塁率.363 OPS.894)

遊撃:坂本勇人(巨人・29歳)   ※3年連続10度目(ファン投票は3年連続7度目)
   (109試合 .345 (441-152) 18本 67打点 83三振 68四球 9盗塁 出塁率.424 OPS.962)

外野:筒香嘉智(DeNA・26歳)   ※4年連続4度目
   (139試合 .295 (495-146) 38本 89打点 107三振 80四球 0盗塁 出塁率.393 OPS.989)

外野:青木宣親(ヤクルト・36歳) ※7年ぶり8度目(ファン投票は7年ぶり6度目)
   (127試合 .327 (495-162) 10本 67打点 48三振 51四球 3盗塁 出塁率.409 OPS.884)

外野:鈴木誠也(広島・23歳)   ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (124試合 .320 (422-135) 30本 94打点 116三振 88四球 4盗塁 出塁率.438 OPS1.057)

【選手間投票選出】

投手:菅野智之(巨人・28歳) ※6年連続6度目
   (28登板 15勝8敗 0S 0H 202.0投球回 200奪三振 37与四球 166被安打 防2.14)

一塁:ロペス(DeNA・34歳)  ※3年ぶり2度目
   (142試合 .301 (569-171) 30本 105打点 80三振 27四球 0盗塁 出塁率.330 OPS.863)

二塁:菊池涼介(広島・28歳) ※5年連続5度目
   (139試合 .233 (557-130) 13本 60打点 111三振 51四球 10盗塁 出塁率.301 OPS.656)

外野:糸井嘉男(阪神・36歳) ※10年連続10度目
   (119試合 .308 (419-129) 16本 68打点 63三振 77四球 22盗塁 出塁率.420 OPS.900)


676 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:03:25 SRYpOmAQ

【監督推薦】

投手:中崎翔太(広島・25歳)    ※2年ぶり2度目
   (68登板 4勝2敗 32S 6H 66.1投球回 56奪三振 29与四球 66被安打 防2.71)

投手:大瀬良大地(広島・27歳)   ※初
   (27登板 15勝7敗 0S 0H 182.0投球回 159奪三振 41与四球 143被安打 防2.62)

投手:岩貞祐太(阪神・26歳)    ※2年ぶり2度目
   (23登板 7勝10敗 0S 0H 132.0投球回 122奪三振 32与四球 128被安打 防3.48)

投手:メッセンジャー(阪神・36歳) ※初
   (28登板 11勝7敗 0S 0H 173.2投球回 149奪三振 58与四球 160被安打 防3.63)

投手:東克樹(DeNA・22歳)     ※初
   (24登板 11勝5敗 0S 0H 154.0投球回 155奪三振 42与四球 130被安打 防2.45)

投手:ガルシア(中日・28歳)    ※初
   (27登板 13勝9敗 0S 0H 168.2投球回 132奪三振 73与四球 144被安打 防2.99)

投手:石山泰稚(ヤクルト・29歳)  ※5年ぶり2度目
   (71登板 3勝2敗 35S 7H 73.2投球回 62奪三振 15与四球 63被安打 防2.08)

捕手:會澤翼(広島・30歳)    ※3年ぶり2度目
   (106試合 .305 (315-96) 13本 42打点 56三振 39四球 0盗塁 出塁率.401 OPS.893)

捕手:中村悠平(ヤクルト・28歳) ※2年ぶり4度目
   (123試合 .211 (341-72) 5本 26打点 39三振 31四球 2盗塁 出塁率.285 OPS.572)

内野:田中広輔(広島・29歳) ※2年連続3度目
   (143試合 .262 (572-150) 10本 60打点 118三振 75四球 32盗塁 出塁率.362 OPS.745)

内野:糸原健斗(阪神・25歳) ※初
   (143試合 .286 (531-152) 1本 35打点 73三振 86四球 6盗塁 出塁率.390 OPS.752)

外野:平田良介(中日・30歳)     ※3年ぶり2度目
   (138試合 .329 (493-162) 9本 55打点 69三振 67四球 8盗塁 出塁率.410 OPS.866)

外野:バレンティン(ヤクルト・34歳) ※2年ぶり6度目
   (142試合 .268 (514-138) 38本 131打点 121三振 85四球 1盗塁 出塁率.370 OPS.904)

【プラスワン投票選出】

内野:坂口智隆(ヤクルト・34歳) ※7年ぶり2度目(移籍後初)
   (139試合 .317 (508-161) 3本 37打点 60三振 75四球 9盗塁 出塁率.406 OPS.800)


677 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:04:16 SRYpOmAQ

【パ・リーグ】 ソ:7人 西:7人 楽:2人 オ:5人 日:4人(1) ロ:4人(1) 計:29人

監督:工藤公康(ソフトバンク・55歳)

コーチ:辻発彦(西武・49歳)
コーチ:梨田昌孝(楽天・64歳) ※球宴前に辞任
コーチ:平石洋介(楽天・38歳) ※梨田昌孝の監督代行としてコーチで代替出場

【ファン投票選出】

先発:菊池雄星(西武・27歳)     ※4年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (26登板 16勝6敗 0S 0H 187.2投球回 217奪三振 49与四球 122被安打 防1.97)

中継:宮西尚生(日本ハム・33歳)   ※3年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (55登板 4勝3敗 0S 37H 45.0投球回 39奪三振 20与四球 29被安打 防1.80)

抑え:増井浩俊(オリックス・34歳)  ※5年ぶり3度目(ファン投票は5年ぶり2度目、抑えでは初、移籍後初)
   (63登板 2勝5敗 35S 9H 65.0投球回 69奪三振 33与四球 55被安打 防2.49)

捕手:森友哉(西武・22歳)      ※3年ぶり2度目(ファン投票は初)
   (136試合 .275 (473-130) 16本 80打点 105三振 70四球 7盗塁 出塁率.366 OPS.823)

一塁:山川穂高(西武・26歳)     ※初
   (143試合 .281 (541-152) 47本 124打点 138三振 88四球 0盗塁 出塁率.396 OPS.985)

二塁:浅村栄斗(西武・27歳)     ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)
   (143試合 .310 (565-175) 32本 127打点 105三振 68四球 4盗塁 出塁率.383 OPS.910)

三塁:松田宣浩(ソフトバンク・35歳) ※8年連続8度目(ファン投票は3年連続7度目)
   (143試合 .248 (517-128) 32本 82打点 113三振 56四球 3盗塁 出塁率.324 OPS.810)

遊撃:源田壮亮(西武・25歳)     ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (143試合 .278 (594-165) 4本 57打点 101三振 48四球 34盗塁 出塁率.333 OPS.707)

外野:柳田悠岐(ソフトバンク・29歳) ※5年連続5度目(ファン投票は4年連続4度目)
   (130試合 .352 (475-167) 36本 102打点 105三振 62四球 21盗塁 出塁率.431 OPS1.092)

外野:秋山翔吾(西武・30歳)     ※4年連続4度目
   (143試合 .323 (603-195) 24本 82打点 96三振 77四球 15盗塁 出塁率.403 OPS.937)

外野:吉田正尚(オリックス・24歳)  ※初
   (143試合 .321 (514-165) 26本 86打点 74三振 69四球 3盗塁 出塁率.403 OPS.956)

DH:近藤健介(日本ハム・24歳)   ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (129試合 .323 (462-149) 9本 69打点 90三振 87四球 5盗塁 出塁率.427 OPS.884)

【選手間投票選出】

投手:岸孝之(楽天・33歳)       ※4年ぶり4度目(移籍後初)
   (23登板 11勝4敗 0S 0H 159.0投球回 159奪三振 29与四球 127被安打 防2.72)

捕手:甲斐拓也(ソフトバンク・25歳)  ※初
   (133試合 .213 (314-67) 7本 37打点 79三振 26四球 2盗塁 出塁率.274 OPS.602)

DH:デスパイネ(ソフトバンク・32歳) ※2年連続2度目
   (116試合 .238 (407-97) 29本 74打点 93三振 55四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.826)


678 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:04:55 SRYpOmAQ

【監督推薦】

投手:森唯斗(ソフトバンク・26歳)  ※3年ぶり2度目
   (66登板 2勝4敗 37S 6H 61.1投球回 61奪三振 19与四球 51被安打 防2.79)

投手:加治屋蓮(ソフトバンク・26歳) ※初
   (72登板 4勝3敗 0S 31H 66.2投球回 53奪三振 25与四球 67被安打 防3.38)

投手:アルバース(オリックス・32歳) ※初
   (19登板 9勝2敗 0S 0H 114.0投球回 83奪三振 21与四球 105被安打 防3.08)

投手:山本由伸(オリックス・19歳)  ※初
   (54登板 4勝2敗 1S 32H 53.0投球回 46奪三振 16与四球 40被安打 防2.89)

投手:上沢直之(日本ハム・24歳)   ※初
   (25登板 11勝6敗 0S 0H 165.1投球回 151奪三振 38与四球 146被安打 防3.16)

投手:石川歩(ロッテ・30歳)     ※2年ぶり2度目
   (21登板 9勝8敗 0S 0H 133.1投球回 77奪三振 29与四球 137被安打 防3.92)

投手:内竜也(ロッテ・33歳)     ※初
   (58登板 3勝5敗 26S 7H 58.2投球回 54奪三振 19与四球 51被安打 防3.84)

投手:ボルシンガー(ロッテ・30歳)  ※初
   (20登板 13勝2敗 0S 0H 117.2投球回 84奪三振 43与四球 100被安打 防3.06)

内野:外崎修汰(西武・25歳)    ※初
   (119試合 .287 (438-113) 10本 48打点 109三振 33四球 23盗塁 出塁率.315 OPS.706)

内野:今江年晶(楽天・34歳)    ※5年ぶり3度目(移籍後初)
   (127試合 .276 (421-116) 10本 49打点 76三振 32四球 0盗塁 出塁率.334 OPS.731)

内野:中田翔(日本ハム・29歳)   ※8年連続8度目
   (140試合 .265 (540-143) 25本 106打点 81三振 43四球 0盗塁 出塁率.316 OPS.778)

内野:中村奨吾(ロッテ・26歳)   ※初
   (143試合 .284 (552-157) 8本 57打点 94三振 60四球 39盗塁 出塁率.374 OPS.767)

外野:荻野貴司(ロッテ・32歳)   ※初→出場辞退
   (78試合 .287 (317-91) 2本 25打点 25三振 13四球 20盗塁 出塁率.330 OPS.703)

外野:中村晃(ソフトバンク・28歳) ※初(荻野貴司の出場辞退による補充)
   (136試合 .292 (506-148) 14本 57打点 68三振 60四球 1盗塁 出塁率.369 OPS.804)

【プラスワン投票選出】

外野:大田泰示(日本ハム・28歳)  ※初→出場辞退
   (104試合 .274 (383-105) 14本 59打点 103三振 38四球 3盗塁 出塁率.350 OPS.812)

内野:安達了一(オリックス・30歳) ※初(大田泰示の出場辞退による補充)
   (140試合 .219 (465-102) 3本 41打点 64三振 25四球 20盗塁 出塁率.261 OPS.538)


679 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:05:12 SRYpOmAQ

【2018年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 7-6 セ 7月13日・京セラD大阪・パ83勝78敗11分
(勝:宮西 1勝 敗:ガルシア 1敗 S:増井 1S)

※パは先発の松坂を相手に初回、秋山の先頭打者弾を皮切りに、吉田正の適時打や森の3ランが飛び出して一挙5点を先制。対するセも2回に鈴木のソロ、宮崎の2ラン、3回には筒香の2ランで追いつくも、パは6回にデスパイネと山川の連続適時打で2点を奪って勝ち越しに成功した。MVPは森友哉。

第2戦
セ 1-5 パ 7月14日・熊本・パ84勝78敗11分
(勝:アルバース 1勝 敗:岩貞 1敗)

※パが前年から4連勝で2年連続全勝。打線は5回に源田と甲斐の連続適時打で2点を先制すると、7回には代打・今江の適時打、8回には柳田と浅村の連続適時打でリードを広げた。投げては岸、アルバース、石川、上沢、加治屋、森の継投でセ打線を7安打1得点に抑えた。MVPは源田壮亮。


680 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:08:12 SRYpOmAQ

【第68回・2018年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・ランディ・メッセンジャー(阪神・投手・当時36歳) 阪神(10-19)

18年成績:28登板 11勝7敗 0S 0H 173.2投球回 149奪三振 58与四球 160被安打 防3.63
通算成績:263登板 98勝84敗 0S 1H 1606.1投球回 1475奪三振 526与四球 1450被安打 防3.13
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※05年にマーリンズでメジャーデビューを果たすと、06年には中継ぎとして59試合に登板。08年にはマリナーズで城島健司とバッテリーを組み、その城島の勧めから来日して阪神に入団する。当初はリリーフとして起用されていたものの、フォッサムの不調もあって先発に転向。この年は5勝に終わるも首脳陣の判断から残留となる。すると翌11年からはスタンリッジとともに開幕からローテを支え、能見篤史とともにチーム最多の12勝をマーク。
 その後もイニングイーターとして活躍し、13年から6度の開幕投手も務め、同年から2年連続で最多奪三振、14年には13勝をあげて最多勝のタイトルを獲得。18年までに7度の2桁勝利、8年連続100奪三振をマークするなど10年代の阪神を代表する助っ人として活躍。来日10年目の19年に現役引退を表明し、外国人投手としては異例の大規模な引退セレモニーも行われた。ラーメンが好物であり、天下一品では「こっさり」がお気に入りで、一番好きなラーメン店は「吉村家」。
 それ以前もリーグ屈指の成績を残していたものの球宴に全く縁がなく、来日9年目の18年に監督推薦でようやく念願の初選出。自身は第1戦の2番手して登板し、29球全て直球で勝負。秋山翔吾、柳田悠岐、近藤健介、山川穂高、吉田正尚らといった並居る強打者たちを捻じ伏せ、2回無失点の好投を見せた。

・東克樹(DeNA・投手・当時22歳) 愛工大名電高→立命館大→17年ドラフト1位→DeNA(18-現役)

18年成績:24登板 11勝5敗 0S 0H 154.0投球回 155奪三振 42与四球 130被安打 防2.45
通算成績:31登板 15勝7敗 0S 0H 192.1投球回 186奪三振 52与四球 168被安打 防2.71 (7月14日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 1与四球 2被安打 防0.00

※愛工大名電では3度の甲子園出場を経験し、その後進んだ立命館大では4年次に日本代表にも選出され、17年のユニバーシアードで優勝に貢献。同年のドラフトでは1巡目で唯一の単独指名を受けてDeNAに入団する。石田健大、今永昇太、濱口遥大と左腕先発が充実していたチーム状況だったものの開幕からローテ入りを果たすと安定した投球を披露し、勝ち星を積み重ねてチーム最多の11勝をマークし、新人王のタイトルを獲得する。
 しかしシーズン終了後に左肘の炎症が判明し、翌19年は4勝に終わる。昨年は2月にトミー・ジョン手術を受けたことにより、実践復帰まで1年半と診断。今年も2軍公式戦への登板はまだないものの、完全復活を目指して日々調整を続けている。プロ入りから使っているグラブには金運と白星を願って、金色のうんこと白の星マークの刺繍が施されている。AZM?なんのこったよ(すっとぼけ)
 18年の球宴では両リーグ通じて新人唯一の選出を果たし、第1戦では2点ビハインドの7回から4番手として登板。7回には甲斐拓也に安打、源田壮亮に四球を許すも、続く外崎修汰を併殺に打ち取り、続く8回も山川穂高から三振を奪い、2回無失点と躍動を見せた。
 
・オルネ  キ・ガルシア(中日・投手・当時28歳) 中日(18)→阪神(19-20)

18年成績:27登板 13勝9敗 0S 0H 168.2投球回 132奪三振 73与四球 144被安打 防2.99
通算成績:62登板 21勝23敗 0S 0H 347.2投球回 262奪三振 148与四球 338被安打 防3.81
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 3.0投球回 1奪三振 0与四球 6被安打 防6.00

※13年にドジャースでメジャーデビューを果たし、その後球団を転々としながら17年にはロイヤルズに在籍し、同年オフに来日して中日に入団。開幕から先発ローテ入りを果たすと安定した投球を披露し、特に本拠地・ナゴヤドームでは1年で10勝をマークするなど、球団助っ人ではネルソン以来7年ぶりとなる2桁勝利となる13勝をマークする。しかしオフに残留交渉が拗れ、そのまま阪神に移籍。
 しかし翌19年は開幕から3試合連続で7失点を喫するなど乱調で、シーズン終盤には中継ぎに転向。いわゆる第2先発として活躍し、CS進出に貢献。昨年も開幕ローテ入りこそ果たすも2勝に終わり、同年限りで退団。今年からは台湾・中信でプレーする予定だったが3月のメディカルチェックで肘と肩の故障が判明し、解雇されている。
 中日時代の来日1年目に監督推薦で選出されて球宴に出場。第1戦では5-5の同点で迎えた4回から3番手として登板。4回、5回は走者を出しながらも無失点で踏ん張ったものの、6回に1死から外崎修汰、中村晃、デスパイネ、山川穂高に4連打を許して2点を失い、3イニングは投げ抜いたものの結果的にこれが決勝点となり、そのまま敗戦投手となってしまった。

・糸原健斗(阪神・内野手・当時25歳) 開星高→明治大→JX-ENEOS→16年ドラフト5位→阪神(17-現役)

18年成績:143試合 .286 (531-152) 1本 35打点 73三振 86四球 6盗塁 出塁率.390 OPS.752
通算成績:482試合 .278 (1649-458) 8本 149打点 239三振 205四球 19盗塁 出塁率.363 OPS.718 (7月14日現在)
球宴成績:2試合 .333 (3-1) 0本 1打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS1.000

※開星高では甲子園に2度出場、明治大では神宮大会で2年連続準優勝を経験し、JX-ENEOSでも東芝の補強選手として都市対抗に出場。経験豊富なアマチュア時代を送り、16年のドラフトでは5位指名を受け、大学時代の後輩で合った高山俊、坂本誠志郎のいる阪神に入団。1年目の5月に1軍デビューを果たすと、リーグ新人記録となる10打席連続出塁も記録。同年は守備中に右膝の靭帯を損傷したことで66試合の出場に終わるも、翌18年には二塁手のレギュラーを獲得。
 高い選球眼を武器に4割近い出塁率をマークして同年から2年連続で全試合に出場。昨年は骨折やコロナ感染もあって63試合の出場に終わったものの、今年は開幕から2番・二塁手として打線を支え、6月半ばまで打率3割をキープ。16年ぶりの優勝を狙うチームの要へと成長している。
 プロ2年目の18年に球宴初選出を果たすと、第1戦では宮崎敏郎に代わって三塁手として途中出場。第2戦では坂本勇人に代わって遊撃手として途中出場するも、8回に森友哉の打球を落球して失点に繋がるエラーをしてしまう。しかしその裏に迎えた打席では加治屋蓮から適時二塁打を放ち、名誉挽回の活躍を見せた。セの二塁手は菊池涼介、山田哲人の二大巨頭がおり今年も選出はならなかったが、今後に期待したいところ。


681 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:08:38 SRYpOmAQ

【パ・リーグ】

・加治屋蓮(ソフトバンク・投手・当時26歳) 福島高→JR九州→13年ドラフト1位→ソフトバンク(14-20)→阪神(21-現役)

18年成績:72登板 4勝3敗 0S 31H 66.2投球回 53奪三振 25与四球 67被安打 防3.38
通算成績:119登板 8勝6敗 0S 38H 120.2投球回 84奪三振 56与四球 134被安打 防4.77 (7月14日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防9.00

※JR九州では4年目の13年に都市対抗に出場。同年のドラフトで松井裕樹、杉浦稔大を外したソフトバンクが1位指名してプロ入りを果たす。1年目は右肩の故障で2軍でもほぼ登板できなかったものの、翌年からは2軍で次第に力を付け、17年には2軍で抑えを任されて15セーブをマーク。翌18年には岩嵜翔に代わってセットアッパーとして開幕1軍に抜擢され、シーズン通してフル回転。
 前年その岩嵜がマークした球団記録に並ぶ72試合に登板して31ホールドをマークした。しかし翌年右肩を故障し、わずか6試合の登板に終わった昨年に戦力外となる。その後阪神に移籍し、セットアッパー候補と期待されて開幕1軍を勝ち取るも、3月31日の広島戦でクロンに勝ち越しのソロを被弾。4月2日の中日戦では2点リードの場面から3失点を喫して逆転負けを許すなど2敗を喫し、4月半ばには2軍落ち。現在は2軍調整中である。
 監督推薦で選出された18年の球宴では第2戦で5点リードの8回に登板。先頭の菊池涼介に安打を許すと、続く糸原健斗に適時二塁打を浴びて1点を失うも、そこからは立ち直って中村悠平、田中広輔、坂口智隆を打ち取って1回1失点で降板した。

・アンドリュー・アルバース(オリックス・投手・当時32歳) オリックス(18-20)

18年成績:19登板 9勝2敗 0S 0H 114.0投球回 83奪三振 21与四球 105被安打 防3.08
通算成績:48登板 15勝16敗 0S 0H 266.1投球回 194奪三振 53与四球 282被安打 防4.02
球宴成績:1登板 1勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 1与四球 1被安打 防0.00

※米独立リーグ、韓国プロ野球、MLBと球団を転々とする中で13,17年にはカナダ代表としてWBCに連続出場。17年にはマリナーズで5勝をあげ、同年オフに来日してオリックスに入団。開幕ローテ入りを果たすと、安定した投球で勝ち星を積み重ね、6月末までに9勝をマークする快進撃を見せ、8月上旬には早くも翌年からの2年契約を結ぶ。しかし8月半ばに腰を痛めて2軍落ちし、結果的にそのまま9勝でシーズンを終える。
 翌年も先発として起用されるも、椎間板ヘルニアを患うなど1軍と2軍を行き来し、わずか2勝に。昨年も16試合に先発したものの不安定な投球が続いて4勝に終わり、同年限りで退団。現在はツインズのマイナーでプレーしており、マシソンとともに五輪予選のカナダ代表に選出。コロンビア相手に7回ノーノーの好投で勝利投手となったものの、チームの五輪出場は叶わなかった。プロ野球選手として生活できなかった時のために保険として教員免許を取得しており、来日前のシーズンオフでは中学の臨時教員としても活動していた。
 来日1年目の18年の球宴で監督推薦で選出されると、自身は第2戦の2番手として3回から登板。3回は3者凡退に抑えると、続く4回には筒香嘉智に四球、鈴木誠也に安打を許すも、続くバレンティンを併殺に打ち取り、2回無失点の好投。チームは直後の5回に2点を奪って勝ち越してそのまま勝ったために、勝利投手となっている。

・内竜也(ロッテ・投手・当時33歳) 川崎工業高→03年ドラフト1位→ロッテ(04-20)

18年成績:58登板 3勝5敗 26S 7H 58.2投球回 54奪三振 19与四球 51被安打 防3.84
通算成績:308登板 20勝12敗 56S 87H 324.2投球回 311奪三振 131与四球 268被安打 防3.33
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防9.00

※川崎工業高では加藤幹典、吉田幸央とともに「神奈川公立三羽烏」として注目を浴び、甲子園出場はならなかったが03年のドラフトでロッテから1位指名を受けてプロ入り。プロ入りからしばらくは2軍生活が主だったが、6年目の09年に中継ぎとして1軍に定着し、31試合に登板。翌10年にはシーズン終盤からフル回転を果たし、特に中日との日本シリーズでは4試合に登板して8回13奪三振無失点と圧巻の投球を見せ、日本一に大きく貢献する。その後はセットアッパーとして活躍するも、毎年のように故障に苦しみ、14年まで5年連続で手術。
 そして17年には益田直也の不振もあって抑えに抜擢され、プロ14年目にして初めてシーズン通して1軍に帯同し、16セーブをマーク。翌18年には26セーブを挙げたものの救援失敗も目立ち、同年オフには再び右肘を手術。その後はリハビリを続けるも1軍再昇格を果たせぬまま昨年限りで現役を引退した。現在はYouTuberとして活動しながら、埼玉県戸田市の野球教室でコーチを務めている。前述の通りとにかく故障の多い投手であり、実に9度の手術を受けながらも18年間のプロ生活を送った。なお楽天のオコエ瑠偉は親戚であり、17年には初対戦の初球を本塁打にされている。
 プロ15年目にして初の球宴出場を果たし、自身は第1戦で2点リードの8回に登板。先頭の田中広輔に安打と盗塁を許し、1死3塁の場面から平田良介のゴロの間に1点を失うも、続く中村悠平から三振を奪い、1回1失点でリードを守り抜いている。

・マイク・ボルシンガー(ロッテ・投手・当時30歳) ロッテ(18-19)

18年成績:20登板 13勝2敗 0S 0H 117.2投球回 84奪三振 43与四球 100被安打 防3.06
通算成績:40登板 17勝8敗 0S 0H 220.2投球回 170奪三振 95与四球 205被安打 防3.79
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※15年にはドジャースで6勝をマークするなどの活躍を見せ、ブルージェイズから17年オフに来日してロッテに入団。開幕ローテ入りを果たすと安定した投球を披露し、5月4日の日本ハム戦から7月21日オリックス戦にかけて外国人史上最長タイとなる11連勝を記録。いつしかファンからは「ボル神ガー」と呼ばれるようになり、9月に故障で離脱するも13勝をあげて最高勝率のタイトルを獲得した。
 しかし翌19年は不振に悩まされて4勝に終わり、同年限りで退団となる。その後、サイン盗みが判明したアストロズを提訴したものの今年3月に裁判は破棄されている。なお現在は米独立リーグでプレー中。
 前半戦終了時10連勝中だったこともあり監督推薦で球宴に選出されると、自身は第1戦の5-5の同点で迎えた4回から3番手として登板。4回には宮崎敏郎、岡本和真、會澤翼を3者連続サードゴロに打ち取ると、続く5回も山田哲人、青木宣親、田中広輔を3者凡退に抑え、2回無失点のパーフェクトピッチングを見せた。


682 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:08:55 SRYpOmAQ

・外崎修汰(西武・内野手・当時25歳) 弘前実業高→富士大→14年ドラフト3位→西武(15-現役)

18年成績:119試合 .287 (453-130) 18本 67打点 102三振 47四球 25盗塁 出塁率.357 OPS.830
通算成績:612試合 .260 (2061-536) 66本 259打点 481三振 208四球 107盗塁 出塁率.332 OPS.748 (7月14日現在)
球宴成績:2試合 .200 (5-1) 0本 0打点 2三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.400

※富士大から同大学の1年先輩だった山川穂高の後を追う形で14年のドラフトで3位指名を受けて西武に入団。当初は遊撃手として起用され、金子侑司や鬼崎裕司らと定位置を争うも、17年に源田壮亮の入団もあって外野手に転向。二塁もこなせるユーティリティプレイヤーとして1軍に定着し、135試合に出場して23盗塁をマークするなど飛躍を果たす。
 そして浅村栄斗が楽天に移籍した19年には二塁手の定位置を掴み、全試合に出場して自己最多の26本塁打、22盗塁を記録。昨年も全120試合に出場し、打撃は落ち込んだものの二塁のGG賞を獲得した。今年も活躍が期待されたものの、4月に死球を受けて左腓骨を骨折。約3か月の離脱となったものの今月3日に1軍復帰。実力の高い選手であり、来年以降の球宴再選出も大いに狙えるはず。
 監督推薦で選出された18年の球宴では、第1戦で6回に秋山翔吾の代打として登場し、ガルシアから安打。その後デスパイネの適時打で生還し、勝ち越しのホームを踏んだ。続く第2戦では2番・右翼手で先発したものの、菅野智之、大瀬良大地の前に連続三振を喫するなど3打席凡退に終わり、7回に浅村栄斗が代打に送られている。

・安達了一(オリックス・内野手・当時30歳) 榛名高→上武大→東芝→11年ドラフト1位→オリックス(12-現役)

18年成績:140試合 .219 (465-102) 3本 41打点 64三振 25四球 20盗塁 出塁率.261 OPS.538
通算成績:1022試合 .246 (3280-807) 35本 292打点 544三振 316四球 120盗塁 出塁率.318 OPS.641 (7月14日現在)
球宴成績:2試合 .250 (4-1) 0本 0打点 0三振 0四球 1盗塁 出塁率.250 OPS.500

※上武大では4年次の神宮大会で4番打者としてチームの準優勝に貢献するもドラフト指名されず、その後進んだ東芝では10年の都市対抗で優勝に貢献し若獅子賞も受賞し、翌11年のドラフトでオリックスから1位指名を受けてプロ入りを果たす。1年目から1軍の準レギュラーとして活躍すると、翌13年には遊撃手の定位置を獲得。俊足と高い守備力を武器に活躍し、14年には自己最多の29盗塁も記録したものの、16年のキャンプ前に国指定の難病、「潰瘍性大腸炎」を患って緊急入院。
 一時は選手生命も危ぶまれたが復帰を果たし、その後もオリックスの正遊撃手として活躍。先述の難病に加え、今年も開幕前にコロナに感染するなど体への負担を背負いながらも、6月には通算1000試合出場も達成。紅林弘太郎の台頭もあって現在は二塁を守りながら、チームの躍進を支えている。
 18年の球宴では監督推薦も含めて選出されておらず、プラスワン投票でも1位と16000票差の2位に終わるも、1位の大田泰示が故障によって辞退したため繰り上げで初出場を果たす。自身は本拠地・京セラD大阪で行われた第1戦で9番・遊撃で先発すると、2回にメッセンジャーから安打を放ち、さらに盗塁も記録して存在感を放った。

・中村晃(ソフトバンク・外野手・当時28歳) 帝京高→07年高校ドラフト3位→ソフトバンク(08-現役)

18年成績:136試合 .292 (506-148) 14本 57打点 68三振 60四球 1盗塁 出塁率.369 OPS.804
通算成績:1113試合 .285 (3912-1113) 49本 396打点 465三振 509四球 41盗塁 出塁率.370 OPS.742 (7月14日現在)
球宴成績:2試合 .200 (5-1) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.200 OPS.400

※帝京高では1年秋から不動の4番打者となり、2年夏から3季連続で甲子園に出場するなど高校通算60本塁打をマーク。07年の高校ドラフトで3位指名を受けてソフトバンクに入団。3年目までは2軍で経験を積み、4年目の11年に主力の故障から1軍デビューを果たす。その後は巧みなバットコントロールと卓越した選球眼、そして勝負強さを身に着け、13年には1番打者に定着し打率3割をマーク。14年には176安打を放って最多安打のタイトルを獲得すると、15年にはプレミア12の代表に選出。
 その後も様々な打順をこなしながらホークスの黄金時代を支え、特にポストシーズンでは無類の強さを誇り、14年から7年連続で本塁打を記録。19年には自律神経失調症を患いながらも、昨年には一塁のGG賞も獲得するなど現在に至るまでホークスに欠かせない名選手となっている。
 まだまだ現役バリバリの選手ではあるものの、実は球宴出場はここまで1度のみ。荻野貴司の故障により代替選手として選出された18年の球宴では、第1戦で柳田悠岐の代打で登場すると、6回にはガルシアから安打を放ってこの回の勝ち越しに貢献。しかし6番・左翼手で先発した第2戦では1死1,2塁の好機で迎えた4回に岩貞祐太の前に併殺打に倒れている。


683 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:12:18 fGRvS1fM
メッセと安達とおリンゴぉ^〜と鷹のたどちゃんが全員一回だけっていうのは意外でしたね


684 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 00:53:09 a82I3dD.
メッセは同時期に藤浪とノウミサンもいたしで伸びにくかったのかな?
吉村家この前初めて行ったけど美味しかった


685 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 22:25:42 YVjttf9A
2018年とか3年前なのにセ・リーグ選抜の監督コーチがみんないないとかすごく昔のように感じる
梨田前半戦で辞任もまだ3年前だったんだな


686 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/15(木) 22:29:59 euQfiKQQ
そう考えたら梨田監督激動の3年だなぁ


687 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:01:44 UovYQM8s

【第69回・2019年】

【2019年・オールスター選出選手一覧】

【セ・リーグ】 広:6人 ヤ:4人(1) 巨:5人 De:5人 中:3人 神:6人 計:29人

監督:緒方孝市(広島・50歳)

コーチ:小川淳司(ヤクルト・61歳)
コーチ:原辰徳(巨人・60歳)

【ファン投票選出】

先発:大瀬良大地(広島・28歳)  ※2年連続2度目(ファン投票は初)
   (26登板 11勝9敗 0S 0H 173.1投球回 136奪三振 35与四球 176被安打 防3.53)

中継:ジョンソン(阪神・28歳)  ※初
   (58登板 2勝3敗 0S 40H 58.2投球回 91奪三振 13与四球 34被安打 防1.38)

抑え:山﨑康晃(DeNA・26歳)   ※5年連続5度目
   (61登板 3勝2敗 30S 4H 60.0投球回 54奪三振 19与四球 44被安打 防1.95)

捕手:梅野隆太郎(阪神・28歳)  ※2年ぶり2度目
   (129試合 .266 (433-115) 9本 59打点 83三振 34四球 14盗塁 出塁率.326 OPS.718)

一塁:岡本和真(巨人・23歳)   ※2年連続2度目
   (143試合 .265 (555-147) 31本 94打点 132三振 62四球 3盗塁 出塁率.343 OPS.828)

二塁:山田哲人(ヤクルト・26歳) ※2年連続5度目(ファン投票は2年連続3度目)
   (142試合 .271 (520-141) 35本 98打点 121三振 110四球 33盗塁 出塁率.401 OPS.961)

三塁:村上宗隆(ヤクルト・19歳) ※初
   (143試合 .231 (511-118) 36本 96打点 184三振 74四球 5盗塁 出塁率.332 OPS.814)

遊撃:坂本勇人(巨人・30歳)   ※4年連続11度目(ファン投票は4年連続8度目)
   (143試合 .312 (555-173) 40本 94打点 123三振 77四球 5盗塁 出塁率.396 OPS.971)

外野:鈴木誠也(広島・24歳)   ※4年連続4度目(ファン投票は3年連続3度目)
   (140試合 .335 (499-167) 28本 87打点 81三振 103四球 25盗塁 出塁率.453 OPS1.018)

外野:近本光司(阪神・24歳)   ※初
   (142試合 .271 (586-159) 9本 42打点 110三振 31四球 36盗塁 出塁率.313 OPS.689)

外野:筒香嘉智(DeNA・27歳)   ※5年連続5度目
   (131試合 .272 (464-126) 29本 79打点 141三振 88四球 0盗塁 出塁率.388 OPS.899)

【選手間投票選出】

一塁:ロペス(DeNA・35歳)  ※2年連続3度目
   (142試合 .241 (551-133) 31本 84打点 107三振 39四球 0盗塁 出塁率.295 OPS.756)

三塁:高橋周平(中日・25歳) ※初
   (117試合 .293 (430-126) 7本 59打点 70三振 32四球 3盗塁 出塁率.345 OPS.776)

外野:丸佳浩(巨人・30歳)  ※2年ぶり6度目(移籍後初)
   (143試合 .292 (535-156) 27本 89打点 125三振 86四球 12盗塁 出塁率.388 OPS.884)


688 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:02:20 UovYQM8s

【監督推薦】

投手:床田寛樹(広島・24歳)   ※初
   (25登板 7勝6敗 0S 0H 139.2投球回 101奪三振 48与四球 131被安打 防2.96)

投手:フランスア(広島・25歳)  ※初
   (67登板 8勝6敗 12S 18H 71.2投球回 94奪三振 32与四球 55被安打 防2.76)

投手:石山泰稚(ヤクルト・30歳) ※2年連続3度目→出場辞退
   (34登板 2勝2敗 10S 5H 33.0投球回 31奪三振 8与四球 30被安打 防2.73)

投手:マクガフ(ヤクルト・29歳) ※初(石山泰稚の出場辞退による補充)
   (65登板 6勝3敗 11S 18H 68.2投球回 64奪三振 22与四球 71被安打 防3.15)

投手:菅野智之(巨人・29歳)   ※7年連続7度目
   (22登板 11勝6敗 0S 0H 136.1投球回 120奪三振 32与四球 138被安打 防3.89)

投手:山口俊(巨人・32歳)    ※3年ぶり4度目(移籍後初)
   (26登板 15勝4敗 0S 0H 170.0投球回 188奪三振 60与四球 137被安打 防2.91)

投手:今永昇太(DeNA・25歳)   ※初
   (25登板 13勝7敗 0S 0H 170.0投球回 186奪三振 56与四球 128被安打 防2.91)

投手:柳裕也(中日・25歳)    ※初
   (26登板 11勝7敗 0S 0H 170.2投球回 146奪三振 38与四球 165被安打 防3.53)

投手:藤川球児(阪神・38歳)   ※7年ぶり9度目
   (56登板 4勝1敗 16S 23H 56.0投球回 83奪三振 32与四球 29被安打 防1.77)

投手:青柳晃洋(阪神・25歳)   ※初
   (25登板 9勝9敗 0S 0H 143.1投球回 100奪三振 42与四球 145被安打 防3.14)

捕手:會澤翼(広島・31歳)    ※2年連続3度目
   (126試合 .277 (376-104) 12本 63打点 81三振 58四球 2盗塁 出塁率.387 OPS.826)

捕手:中村悠平(ヤクルト・29歳) ※2年連続5度目
   (126試合 .269 (372-100) 5本 36打点 64三振 53四球 1盗塁 出塁率.373 OPS.757)

内野:菊池涼介(広島・29歳) ※6年連続6度目
   (138試合 .261 (547-143) 13本 48打点 102三振 41四球 14盗塁 出塁率.313 OPS.719)

内野:京田陽太(中日・25歳) ※初
   (140試合 .249 (507-126) 3本 40打点 91三振 37四球 17盗塁 出塁率.302 OPS.615)

外野:神里和毅(DeNA・25歳) ※初
   (123試合 .279 (427-119) 6本 35打点 121三振 26四球 15盗塁 出塁率.323 OPS.731)

【プラスワン投票選出】

捕手:原口文仁(阪神・27歳) ※3年ぶり2度目
   (43試合 .276 (87-24) 1本 11打点 23三振 4四球 0盗塁 出塁率.309 OPS.665)


689 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:02:53 UovYQM8s

【パ・リーグ】 西:7人 ソ:6人(2) 日:4人(1) オ:3人 ロ:4人 楽:5人 計:29人

監督:辻発彦(西武・60歳)

コーチ:工藤公康(ソフトバンク・56歳)
コーチ:栗山英樹(日本ハム・58歳)

【ファン投票選出】

先発:千賀滉大(ソフトバンク・26歳) ※2年ぶり3度目(ファン投票は2年ぶり2度目)
   (26登板 13勝8敗 0S 0H 180.1投球回 227奪三振 75与四球 134被安打 防2.79)

中継:宮西尚生(日本ハム・34歳)   ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (55登板 1勝2敗 0S 43H 47.1投球回 51奪三振 6与四球 32被安打 防1.71)

抑え:松井裕樹(楽天・23歳)     ※2年ぶり3度目
   (68登板 2勝8敗 38S 12H 69.2投球回 107奪三振 24与四球 40被安打 防1.94)

捕手:森友哉(西武・23歳)      ※2年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (135試合 .329 (492-162) 23本 105打点 89三振 72四球 3盗塁 出塁率.413 OPS.959)

一塁:山川穂高(西武・27歳)     ※2年連続2度目
   (143試合 .256 (524-134) 43本 120打点 142三振 86四球 1盗塁 出塁率.372 OPS.912)

二塁:浅村栄斗(楽天・28歳)     ※7年連続7度目(ファン投票は6年連続6度目、移籍後初)
   (143試合 .263 (529-139) 33本 92打点 162三振 93四球 1盗塁 出塁率.372 OPS.878)

三塁:レアード(ロッテ・31歳)    ※2年ぶり3度目(ファン投票は初、移籍後初)
   (139試合 .248 (487-121) 32本 89打点 128三振 55四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.815)

遊撃:今宮健太(ソフトバンク・27歳) ※2年ぶり5度目→出場辞退
   (106試合 .256 (383-98) 14本 41打点 67三振 32四球 4盗塁 出塁率.317 OPS.722)

外野:秋山翔吾(西武・31歳)     ※5年連続5度目
   (143試合 .303 (590-179) 20本 62打点 108三振 78四球 12盗塁 出塁率.392 OPS.864)

外野:吉田正尚(オリックス・25歳)  ※2年連続2度目
   (143試合 .322 (521-168) 29本 85打点 64三振 79四球 5盗塁 出塁率.413 OPS.956)

外野:柳田悠岐(ソフトバンク・30歳) ※6年連続6度目(ファン投票は5年連続5度目)→出場辞退
   (38試合 .289 (128-37) 7本 23打点 28三振 28四球 4盗塁 出塁率.420 OPS.936)

DH:近藤健介(日本ハム・25歳)   ※3年連続3度目(ファン投票は2年連続2度目)
   (138試合 .302 (490-148) 2本 59打点 81三振 103四球 1盗塁 出塁率.422 OPS.822)

【選手間投票選出】

三塁:松田宣浩(ソフトバンク・36歳)  ※9年連続9度目
   (143試合 .260 (534-139) 30本 76打点 115三振 33四球 5盗塁 出塁率.305 OPS.788)

外野:西川遥輝(日本ハム・27歳)    ※2年ぶり2度目
   (142試合 .288 (548-158) 5本 41打点 111三振 93四球 19盗塁 出塁率.393 OPS.779)

DH:デスパイネ(ソフトバンク・33歳) ※3年連続3度目
   (130試合 .259 (448-116) 36本 88打点 119三振 63四球 0盗塁 出塁率.355 OPS.875)


690 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:03:25 UovYQM8s

【監督推薦】

投手:増田達至(西武・31歳)    ※4年ぶり2度目(今宮健太の出場辞退による補充)
   (65登板 4勝1敗 30S 7H 69.2投球回 74奪三振 10与四球 51被安打 防1.81)

投手:高橋光成(西武・22歳)    ※初
   (21登板 10勝6敗 0S 0H 123.2投球回 90奪三振 47与四球 144被安打 防4.51)

投手:平井克典(西武・27歳)    ※初
   (81登板 5勝4敗 0S 36H 82.1投球回 66奪三振 32与四球 77被安打 防3.50)

投手:高橋礼(ソフトバンク・23歳) ※初
   (23登板 12勝6敗 0S 0H 143.0投球回 73奪三振 49与四球 114被安打 防3.34)

投手:有原航平(日本ハム・26歳)  ※3年ぶり2度目
   (24登板 15勝8敗 0S 0H 164.1投球回 161奪三振 40与四球 111被安打 防2.46)

投手:山岡泰輔(オリックス・23歳) ※2年ぶり2度目
   (26登板 13勝4敗 0S 0H 170.0投球回 154奪三振 45与四球 154被安打 防3.71)

投手:山本由伸(オリックス・20歳) ※2年連続2度目
   (20登板 8勝6敗 0S 0H 143.0投球回 127奪三振 36与四球 101被安打 防1.95)

投手:二木康太(ロッテ・23歳)   ※2年ぶり2度目
   (22登板 7勝10敗 0S 0H 128.2投球回 115奪三振 30与四球 127被安打 防4.41)

投手:美馬学(楽天・32歳)     ※2年ぶり2度目
   (25登板 8勝5敗 0S 0H 143.2投球回 112奪三振 24与四球 146被安打 防4.01)

捕手:甲斐拓也(ソフトバンク・26歳) ※2年連続2度目
   (137試合 .260 (377-98) 11本 43打点 114三振 50四球 9盗塁 出塁率.346 OPS.733)

内野:鈴木大地(ロッテ・29歳) ※2年ぶり5度目
   (140試合 .288 (527-152) 15本 68打点 75三振 56四球 3盗塁 出塁率.373 OPS.826)

内野:茂木栄五郎(楽天・25歳) ※2年ぶり2度目
   (141試合 .282 (568-160) 13本 55打点 121三振 66四球 7盗塁 出塁率.358 OPS.779)

内野:銀次(楽天・31歳)    ※5年ぶり2度目
   (141試合 .304 (529-161) 5本 56打点 58三振 52四球 2盗塁 出塁率.370 OPS.752)

外野:荻野貴司(ロッテ・33歳)     ※2年連続2度目
   (125試合 .315 (508-160) 10本 46打点 56三振 40四球 28盗塁 出塁率.371 OPS.842)

外野:グラシアル(ソフトバンク・33歳) ※初(柳田悠岐の出場辞退による補充)
   (103試合 .319 (373-119) 28本 68打点 84三振 22四球 4盗塁 出塁率.365 OPS.960)

【プラスワン投票選出】

外野:大田泰示(日本ハム・29歳) ※2年連続2度目→出場辞退
   (132試合 .289 (557-161) 20本 77打点 111三振 27四球 6盗塁 出塁率.325 OPS.776)

内野:源田壮亮(西武・26歳)   ※3年連続3度目(大田泰示の出場辞退による補充)
   (135試合 .274 (540-148) 2本 41打点 67三振 40四球 30盗塁 出塁率.324 OPS.674)


691 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:03:42 UovYQM8s

【2019年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
セ 3-6 パ 7月12日・東京ドーム・パ85勝78敗11分
(勝:千賀 1勝 敗:大瀬良 1敗 S:山本 1S)

※パが5連勝。2回に森の2ランで先制すると、6回には浅村、山川の連続本塁打で追加点。さらに9回には荻野の適時打などで2点を奪ってダメ押しした。MVPは森友哉。

第2戦
セ 11-3 パ 7月13日・甲子園・セ79勝85敗11分
(勝:菅野 1勝 敗:山岡 1敗)

※セが3年ぶりの白星。打線は初回に近本の先頭打者弾などで2点を先制すると、2回には原口、梅野の連続本塁打や筒香の3ランなどで一挙6点を追加。さらに4回には鈴木のソロも飛び出し、そして7回には近本が球宴史上2人目のサイクル安打を達成した。MVPは近本光司。


692 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:04:27 UovYQM8s

【第69回・2019年のみ選出された選手たち】

【セ・リーグ】

・ピアース・ジョンソン(阪神・投手・当時28歳) 阪神(19)

19年成績:58登板 2勝3敗 0S 40H 58.2投球回 91奪三振 13与四球 34被安打 防1.38
通算成績:同上
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※17年にカブスでメジャーデビューを果たすと、翌18年にはジャイアンツで37試合に登板。同年オフに来日して阪神に入団する。最速156km/hの速球と独特の軌道を描くパワーカーブを武器とし、開幕から8回のセットアッパーを担当。球団助っ人では歴代最長となる16試合連続無失点、セリーグ歴代3位の12登板連続ホールドを記録するなど圧巻の成績を残し、
 終わってみれば58登板で40ホールド、防1.38と好成績を残す。しかし残留交渉が難航して同年限りで退団となり、その後パドレスでメジャー復帰。今年も中継ぎの一員として活躍しており、ダルビッシュ有とともにプレーしている。
 来日1年目ながら中継ぎのファン投票で2位・一岡竜司に16万票と大差を付けて1位となって球宴に選出。自身は本拠地・甲子園で行われた第2戦で5番手として8回に登板。後のメジャーリーガーとなる秋山翔吾から三振を奪い、その後浅村栄斗に二塁打を打たれたものの、1回無失点で乗り切っている。

・床田寛樹(広島・投手・当時24歳) 箕面学園高→中部学院大→16年ドラフト3位→広島(17-現役)

19年成績:25登板 7勝6敗 0S 0H 139.2投球回 101奪三振 48与四球 131被安打 防2.96
通算成績:51登板 14勝17敗 0S 0H 274.1投球回 208奪三振 85与四球 303被安打 防3.81 (7月15日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 2被安打 防0.00

※中部学院大から16年のドラフトで3位指名を受けて広島に入団。1年目ながら開幕ローテに抜擢され、2戦目でプロ初勝利を掴むも直後に左肘を故障。7月にトミージョン手術を受けてそのままシーズンを終える。その後18年はシーズン通じてリハビリに専念し、
 そして19年に再び開幕ローテ入りを果たして復帰。開幕から安定した投球を見せ、打線の援護に恵まれずも7勝をあげて飛躍を果たす。昨年は好不調の波が激しく5勝に終わり、今年も開幕ローテ入りを果たすも不調が続き、1勝にとどまり5月末に2軍落ち。再起を目指して2軍で調整を続けている。
 19年の球宴では緒方孝市直々に監督推薦で選出され、自身は第2戦の7回に登板。甲斐拓也、西川遥輝に安打を許すも、近藤健介を併殺打に打ち取って1回無失点で踏ん張って結果を残した。

・ヘロニモ・フランスア(広島・投手・当時25歳) 広島(18-現役)

19年成績:67登板 8勝6敗 12S 18H 71.2投球回 94奪三振 32与四球 55被安打 防2.76
通算成績:173登板 14勝15敗 32S 45H 196.1投球回 241奪三振 86与四球 139被安打 防2.43 (7月15日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※14年にドミニカのカープアカデミーに入団。その後カープの練習生として来日して16年3月には四国IL・高知に派遣される。そして18年に広島と育成契約を結んでプロ入りを果たす。2軍で好成績を残したことから5月に支配下登録を勝ち取り、先発として1軍デビューを果たす。後半戦からはリリーフとしてフル回転し、8月にはプロ野球タイ記録となる月間18登板を達成し、月間MVPも獲得するなどチームの3連覇に貢献した。
 翌19年には中崎翔太に代わってクローザーも務めるなど自己最多の67試合に登板。昨年もシーズン途中から抑えを務め、自己最多の19セーブをあげた。4年目の今年はコロナに感染して来日が遅れ、さらに右膝の手術もあって長らく離脱していたが、6月末に1軍復帰。リリーフ陣の不調もあって低迷するチームの救世主となれるか。
 19年に緒方孝市監督の推薦で選出された球宴では、第1戦で3点ビハインドの8回に登板。先頭のデスパイネから三振を奪うと、続く浅村栄斗、山川穂高も連続で打ち取り、3人で1回を締めた。

・今永昇太(DeNA・投手・当時25歳) 北筑高→駒澤大→15年ドラフト1位→DeNA(16-現役)

19年成績:25登板 13勝7敗 0S 0H 170.0投球回 186奪三振 56与四球 128被安打 防2.91
通算成績:111登板 44勝39敗 0S 4H 638.1投球回 648奪三振 217与四球 546被安打 防3.52 (7月15日現在)
球宴成績:1登板 0勝オ0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※駒澤大では3年秋にチーム13年ぶりの優勝に貢献するなど当時から大学No.1左腕として注目されるも、4年次に左肩を故障。それでも15年ドラフトではDeNAから1位指名を受けてプロ入りを果たす。開幕ローテ入りを果たし、4月末には球団新人最多タイの14奪三振を記録するなどの活躍を見せ、8勝をあげる。翌17年にはチームのエースとなり、球団左腕では12年ぶりとなる2桁勝利をあげ、日本シリーズでもチームは敗れたものの2登板いずれも2桁奪三振を記録するなど大車輪の活躍を見せた。
 翌18年は不振に陥り4勝に終わるも、開幕投手を任された19年には自己最多の13勝をマークし、同年のプレミア12では侍ジャパンの一員として優勝に貢献した。昨年10月に左肩の手術を受けたこともあり、今年も開幕からは出遅れたものの5月に1軍復帰。前半戦最後の登板では2桁奪三振をあげて3勝目をあげるなど、後半戦のキーマンとして注目される。新人時代から謙虚かつ達観したコメントを出していたことから「投げる哲学者」の異名でファンから愛されている。
 19年に監督推薦で球宴初選出を果たすと、自身は第1戦の3回から2番手として登板。3回は茂木栄五郎、秋山翔吾、近藤健介を、4回には浅村栄斗、山川穂高、吉田正尚を相手にいずれも3者凡退に抑え、2回無失点のパーフェクトピッチングを見せている。


693 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:04:52 UovYQM8s

・高橋周平(中日・内野手・当時25歳) 東海大甲府高→11年ドラフト1位→中日(12-現役)

19年成績:117試合 .293 (430-126) 7本 59打点 70三振 32四球 3盗塁 出塁率.345 OPS.776
通算成績:772試合 .261 (2510-656) 53本 301打点 516三振 205四球 7盗塁 出塁率.319 OPS.710 (7月15日現在)
球宴成績:2試合 .800 (5-4) 0本 2打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.800 OPS2.000

※シュウヘイ…。東海大甲府では甲子園出場はならずも高校通算71本塁打を放ち、アジア選手権では優勝に貢献してMVPも獲得。11年のドラフトではオリックス、ヤクルトとの競合の末に中日がドラフト1位で獲得してプロ入りを果たす。1年目の12年6月にドラフト制以降では史上最年少とおなる18歳4か月で本塁打を、13年8月には球団史上最年少の満塁本塁打を放つなど毎年のようにその後を期待させる活躍を見せたものの、故障もあって長らくレギュラーは獲得できない年が続いていたが、
 プロ7年目の18年に二塁手の定位置を掴んで自身初の規定打席到達を果たす。そして主将となった19年には三塁手の定位置を獲得し、ベストナイン・GG賞を獲得するなど飛躍を果たす。昨年には自身初の打率3割も達成するなど才能が開花。今年はやや不調気味ではあるものの、それでもドラゴンズ打線を支える上で欠かせない選手として成長。セリーグの三塁手は村上宗隆、岡本和真、大山悠輔とライバルが多いものの今後の球宴再選出も大いに狙える選手である。
 19年の球宴では選手間投票において村上宗隆に35票差を付けて三塁手部門で選出。第1戦では岡本和真に代わって三塁手として途中出場し、9回には山本由伸から安打を記録。続く第2戦では2番・三塁手として先発すると、初回に山岡泰輔から安打、2回には高橋光成から適時二塁打を記録。さらに3回にも美馬学から2打席連続の適時二塁打を放ち、サイクル安打を記録した近本光司の陰には隠れたものの、3安打2打点とこちらも圧巻の活躍を見せた。

・京田陽太(中日・内野手・当時25歳) 青森山田高→日本大→16年ドラフト2位→中日(17-現役)

19年成績:140試合 .249 (507-126) 3本 40打点 91三振 37四球 17盗塁 出塁率.302 OPS.615
通算成績:602試合 .249 (2289-570) 17本 160打点 426三振 109四球 73盗塁 出塁率.290 OPS.617 (7月15日現在)
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※日大では4年次に日米野球選手権に選抜され、吉川尚輝と二遊間を組んで優勝に貢献。その後16年のドラフトで中日から2位指名を受けて入団。開幕から遊撃手の定位置を掴むと、球団新人では歴代最多の149安打を記録して新人王を獲得。その後も中日の正遊撃手として現在に至るまで活躍しており、
 ここまでGG賞は獲得経験こそないものの、リーグ屈指の守備力を武器に躍動。今年は5月末に打撃不振からプロ入り初の2軍落ちも経験したものの、6月末に1軍に復帰。課題の打撃を向上させ、セリーグを代表する遊撃手へと駆け上がりたいところ。
 19年の球宴では監督推薦で選出され、第1戦では坂本勇人の代走として出場し、そのまま遊撃守備に。続く第2戦では9番・遊撃手で先発するも、3打席凡退に終わり快音は残せなかった。

・神里和毅(DeNA・外野手・当時25歳) 糸満高→中央大→日本生命→17年ドラフト2位→DeNA(18-現役)

19年成績:123試合 .279 (427-119) 6本 35打点 121三振 26四球 15盗塁 出塁率.323 OPS.731
通算成績:336試合 .267 (920-246) 18本 85打点 264三振 62四球 40盗塁 出塁率.318 OPS.717 (7月15日現在)
球宴成績:1試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※糸満高校では3年夏にチーム史上初の甲子園出場に貢献。その後中央大を経て日本生命では17年に社会人ベストナインとなる。同年のドラフトでは2位指名を受けてDeNAに入団。開幕戦で7番・右翼手でデビューを果たすと、4月にはプロ初本塁打となる先頭打者本塁打も記録。8月に足を骨折しそのままシーズンを終えるも、86試合の出場で打率.251 15盗塁をマークする。
 翌19年には1番・中堅手で定着し、自己最多の123試合に出場してチームのCS進出に貢献。昨年は代打での出番が増え、規定打席には届かずも打率3割をマーク。しかし今年は桑原将志の好調に加え、自身も打撃不振に陥り、さらに6月には左足首を故障して2軍落ち。後半戦での復帰を目指している。
 19年は交流戦期間中に打率.330に到達するなど好調で、監督推薦で球宴にも選出。しかし第1戦では出番が与えられず、第2戦でもスタメンではなく、4回にロペスの代走として途中出場するも直後に甲斐キャノンの前に盗塁失敗。その後2回打席が回るもいずれも凡退に終わるなど悔しい結果に終わっている。


694 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:05:19 UovYQM8s

【パ・リーグ】

・高橋光成(西武・投手・当時22歳) 前橋育英高→14年ドラフト1位→西武(15-現役)

19年成績:21登板 10勝6敗 0S 0H 123.2投球回 90奪三振 47与四球 144被安打 防4.51
通算成績:98登板 40勝36敗 0S 0H 575.2投球回 423奪三振 241与四球 551被安打 防3.94 (7月15日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 7被安打 防54.00

※前橋育英高では2年夏の甲子園で6試合50イニングを投げて防御率0.36という圧巻の投球でチームを初出場初優勝に導き、翌14年のドラフトで西武から1位指名を受けてプロ入り。8月に1軍デビューを果たすといきなり月間4勝をマークし、史上最年少となる18歳6か月で月間MVPを獲得。翌16年は4勝11敗に終わるなどその後数年は不振に苦しんだものの、
 19年にはシーズン通してローテを守り抜き、自己最多の10勝をあげてリーグ連覇に貢献。昨年もチーム最多の8勝をあげ、今年は初の開幕投手に抜擢。交流戦前まで負けなしの5連勝を記録するなどここまでチームトップの8勝をあげており、順調にチームのエースへの道を歩んでいる。なお今年は松本航と今井達也に球宴の座を譲っている。
 19年の球宴では辻発彦監督直々に推薦されて選出されるも、第2戦で2番手として2点ビハインドの2回に登板。しかしいきなり原口文仁と梅野隆太郎に連続被弾を喫すると、近本光司、高橋周平に連続二塁打を浴びて3点目を失い、さらに山田哲人の安打を挟んで筒香嘉智に3ランまで被弾。1回6失点という大炎上と苦い結果に終わっている。

・平井克典(西武・投手・当時27歳) 飛龍高→愛知産業大→Honda鈴鹿→16年ドラフト5位→西武(17-現役)

19年成績:81登板 5勝4敗 0S 36H 82.1投球回 66奪三振 32与四球 77被安打 防3.50
通算成績:241登板 18勝13敗 0S 68H 294.2投球回 262奪三振 97与四球 287被安打 防3.70 (7月15日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※Honda鈴鹿でサイドスローに転向し、都市対抗ではベスト8入りに貢献。16年のドラフトでは5位指名を受けて西武に入団する。1年目の5月に1軍デビューを果たすと、そこからシーズン通して中継ぎとして活躍して42試合に登板。翌18年にはセットアッパーに定着し、64試合に登板して21ホールドをマークして10年ぶりのリーグ優勝に貢献。
 そして翌19年には開幕からハイペースで登板を重ね、終わってみればパリーグ歴代最多となる81試合に登板し、5勝36ホールドで連覇に貢献した。昨年中盤からは先発に転向し、今年も開幕ローテ入りを果たして3戦3勝を記録するも、その後は白星がなく5月末に2軍落ち。6月末に1軍復帰すると、7月からは救援に再転向している。
 監督推薦で選出された19年の球宴では第2戦で7点ビハインドの5回に登板。梅野隆太郎、京田陽太を打ち取ると、続く近本光司に二塁打を浴びたものの、高橋周平を一ゴロに打ち取り、1回無失点と結果を残した。なおこの年の平井はオープン戦、球宴、プレーオフを含めると92試合に登板している。

・高橋礼(ソフトバンク・投手・当時23歳) 専修大松戸高→専修大→17年ドラフト2位→ソフトバンク(18-現役)

19年成績:23登板 12勝6敗 0S 0H 143.0投球回 73奪三振 49与四球 114被安打 防3.34
通算成績:92登板 17勝10敗 0S 23H 250.0投球回 124奪三振 108与四球 199被安打 防3.35 (7月15日現在)
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 0奪三振 0与四球 4被安打 防4.50

※中学3年次にアンダースローに転向すると、その後進んだ専修大から17年のドラフトでは2位指名を受けてソフトバンクに入団。1年目の11月の日米野球で侍ジャパンに選出されるなど期待を集め、そして19年には開幕ローテ入りを果たし、シーズン通して先発として活躍。自己最多の12勝をあげて新人王となり、第2回プレミア12でも侍ジャパンの一員として世界一に貢献する。
 昨年はリリーフに転向し、モイネロや嘉弥真新也とともに勝利の方程式の一員としてチーム3年ぶりの優勝に貢献した。今年は再び先発として開幕ローテに抜擢されるも、26イニングで27四死球と制球に苦しみ、4月末に2軍落ち。現在は再調整中となっている。
 プロ2年目の19年に監督推薦で選出された球宴では第2戦で6回から登板。6回は先頭の菊池涼介に安打を許すも、続く丸佳浩を併殺に打ち取るなど1回無失点。続く7回には2死走者なしの場面で坂本勇人に安打を許すと、続く近本光司に球宴史上2度目のサイクル安打達成となる適時三塁打を浴び、2回1失点で降板している。

・ジュリスベル・グラシアル(ソフトバンク・外野手・当時33歳) ソフトバンク(18-現役)

19年成績:103試合 .319 (373-119) 28本 68打点 84三振 22四球 4盗塁 出塁率.365 OPS.960
通算成績:263試合 .300 (952-286) 52本 148打点 207三振 64四球 9盗塁 出塁率.350 OPS.862 (7月15日現在)
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.333

※キューバでは大学卒業後に軍隊に入り、コマンドー部隊に所属していたものの除隊して野球に専念。17年の第4回WBCではキューバ代表に選出され、菅野智之から本塁打を記録。その後18年に派遣という形で来日し、ソフトバンクに入団。外国人枠の関係や自身の故障もあって54試合の出場に終わったものの打率.292 9本塁打を放ってチームの日本一に貢献。
 翌19年にはキューバ代表として日本を離れた期間を除いて主軸として活躍し、自己最多の28本塁打をマーク。また同年の日本シリーズでは4試合で3本塁打を放ってMVPを獲得した。今年も開幕から好調を維持していたが5月に右手の指の靭帯を損傷、さらに剥離骨折の大怪我を負って離脱。現在も目途は立っていないが、いち早い復帰をファンは願っている。
 19年の球宴では柳田悠岐の出場辞退から代替選手として選出。第1戦では吉田正尚に代わって左翼手として途中出場するも、9回の初打席で山﨑康晃から死球を受ける。続く第2戦では2番・右翼手で先発するも、菅野智之を前に二ゴロ、柳裕也からは三振に倒れ、2打席凡退で交代している。


695 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:06:23 UovYQM8s
※もうちっとだけ続くんじゃ。


696 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 00:53:54 LmpompiU
続けてどうぞ


697 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/16(金) 01:18:04 uHkRdh06
そういや去年AS無かったっすね


698 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/17(土) 00:11:27 PYfPvtF2

【2020年】

※新型コロナの影響で中止。ここではNaNじぇいで9月に開催された2020年オールスターファン投票結果を参考とする。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1600484406/l50

【セ・リーグ】 巨:9人 De:4人 神:3人 広:3人 中:6人 ヤ:4人 計:29人

監督:原辰徳(巨人・62歳)

コーチ:ラミレス(DeNA・46歳)
コーチ:矢野燿大(阪神・42歳)

【ファン投票1位】

先発:菅野智之(巨人・31歳)
   (20登板 14勝2敗 0S 0H 137.1投球回 131奪三振 25与四球 97被安打 防1.97)

中継:中川皓太(巨人・26歳)
   (37登板 2勝1敗 6S 15H 36.0投球回 26奪三振 10与四球 24被安打 防1.00)

抑え:三嶋一輝(DeNA・30歳)
   (48登板 3勝1敗 18S 5H 47.2投球回 46奪三振 13与四球 30被安打 防2.45)

捕手:梅野隆太郎(阪神・29歳)
   (98試合 .262 (298-78) 7本 29打点 77三振 33四球 5盗塁 出塁率.333 OPS.723)

一塁:村上宗隆(ヤクルト・20歳)
   (120試合 .307 (424-130) 28本 86打点 115三振 87四球 11盗塁 出塁率.427 OPS1.012)

二塁:山田哲人(ヤクルト・28歳)
   (94試合 .254 (334-85) 12本 52打点 83三振 48四球 8盗塁 出塁率.346 OPS.766)

三塁:岡本和真(巨人・24歳)
   (118試合 .275 (440-121) 31本 97打点 85三振 55四球 2盗塁 出塁率.362 OPS.907)

遊撃:坂本勇人(巨人・32歳)
   (115試合 .289 (412-119) 19本 65打点 85三振 62四球 4盗塁 出塁率.379 OPS.879)

外野:佐野恵太(DeNA・26歳)
   (106試合 .328 (402-132) 20本 69打点 58三振 42四球 0盗塁 出塁率.395 OPS.927)

外野:鈴木誠也(広島・26歳)
   (118試合 .300 (430-129) 25本 75打点 73三振 72四球 6盗塁 出塁率.409 OPS.953)

外野:青木宣親(ヤクルト・38歳)
   (107試合 .317 (357-113) 18本 51打点 51三振 62四球 2盗塁 出塁率.424 OPS.981)


699 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/17(土) 00:11:54 PYfPvtF2

【次点選手たち】

先発2位:大野雄大(中日・32歳)
    (20登板 11勝6敗 0S 0H 148.2投球回 148奪三振 23与四球 106被安打 防1.82)

先発3位:平良拳太郎(DeNA・25歳)
    (14登板 4勝6敗 0S 0H 83.1投球回 65奪三振 17与四球 75被安打 防2.27)

先発3位:森下暢仁(広島・23歳)
    (18登板 10勝3敗 0S 0H 122.2投球回 124奪三振 32与四球 102被安打 防1.91)

先発5位:戸郷翔征(巨人・20歳)
    (19登板 9勝6敗 0S 0H 107.2投球回 106奪三振 42与四球 87被安打 防2.76)

中継2位:高梨雄平(巨人・28歳)
    (44登板 1勝1敗 2S 21H 37.1投球回 37奪三振 13与四球 17被安打 防1.93)

中継3位:石田健大(DeNA・27歳)
    (50登板 1勝4敗 0S 25H 42.2投球回 46奪三振 14与四球 32被安打 防2.53)

中継3位:清水昇(ヤクルト・24歳)
    (52登板 0勝4敗 0S 30H 53.1投球回 58奪三振 16与四球 45被安打 防3.54)

抑え2位:スアレス(阪神・29歳)
    (51登板 3勝1敗 25S 8H 52.1投球回 50奪三振 19与四球 36被安打 防2.24)

抑え3位:R.マルティネス(中日・24歳)
    (40登板 2勝0敗 21S 7H 40.0投球回 49奪三振 12与四球 24被安打 防1.13)

捕手2位:大城卓三(巨人・27歳)
    (93試合 .270 (274-74) 9本 41打点 82三振 30四球 1盗塁 出塁率.339 OPS.751)

捕手3位:A.マルティネス(中日・24歳)
    (39試合 .295 (95-28) 2本 13打点 31三振 14四球 0盗塁 出塁率.385 OPS.806)

一塁2位:ボーア(阪神・32歳)
    (99試合 .243 (329-80) 17本 45打点 88三振 45四球 1盗塁 出塁率.338 OPS.760)

一塁2位:ビシエド(中日・31歳)
    (109試合 .329 (409-109) 17本 82打点 48三振 34四球 3盗塁 出塁率.329 OPS.776)

二塁2位:阿部寿樹(中日・31歳)
    (115試合 .257 (421-108) 13本 61打点 92三振 30四球 2盗塁 出塁率.306 OPS.715)

三塁3位:堂林翔太(広島・29歳) ※三塁2位は村上宗隆。
    (111試合 .279 (401-112) 14本 58打点 91三振 41四球 17盗塁 出塁率.350 OPS.787)

遊撃2位:京田陽太(中日・26歳)
    (120試合 .247 (442-109) 5本 29打点 80三振 27四球 8盗塁 出塁率.298 OPS.647)

外野4位:丸佳浩(巨人・31歳)
    (120試合 .284 (423-120) 27本 77打点 101三振 63四球 8盗塁 出塁率.375 OPS.928)

外野5位:ウィーラー(巨人・33歳)
    (98試合 .247 (263-65) 12本 36打点 47三振 22四球 3盗塁 出塁率.309 OPS.727)


700 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/17(土) 00:12:11 PYfPvtF2

【パ・リーグ】 西:6人 ソ:5人 楽:4人 ロ:6人 日:4人 オ:4人 計:29人

監督:辻発彦(西武・62歳)

コーチ:工藤公康(ソフトバンク・57歳)
コーチ:三木肇(楽天・43歳)

【ファン投票1位】

先発:涌井秀章(楽天・34歳)
   (20登板 11勝4敗 0S 0H 130.0投球回 110奪三振 38与四球 110被安打 防3.60)

中継:モイネロ(ソフトバンク・25歳)
   (50登板 2勝3敗 1S 38H 48.0投球回 77奪三振 25与四球 26被安打 防3.08)

抑え:益田直也(ロッテ・31歳)
   (54登板 3勝5敗 31S 5H 52.0投球回 53奪三振 17与四球 42被安打 防2.25)

捕手:森友哉(西武・25歳)
   (104試合 .251 (358-90) 9本 38打点 67三振 38四球 4盗塁 出塁率.325 OPS.705)

一塁:山川穂高(西武・29歳)
   (102試合 .205 (322-66) 24本 73打点 100三振 64四球 0盗塁 出塁率.357 OPS.807)

二塁:浅村栄斗(楽天・30歳)
   (120試合 .280 (432-121) 32本 104打点 111三振 91四球 1盗塁 出塁率.408 OPS.969)

三塁:鈴木大地(楽天・31歳)
   (120試合 .295 (478-141) 4本 55打点 58三振 46四球 1盗塁 出塁率.363 OPS.744)

遊撃:茂木栄五郎(楽天・26歳)
   (73試合 .301 (276-83) 7本 33打点 52三振 39四球 8盗塁 出塁率.396 OPS.852)

外野:柳田悠岐(ソフトバンク・32歳)
   (119試合 .342 (427-146) 29本 86打点 103三振 84四球 7盗塁 出塁率.449 OPS1.071)

外野:吉田正尚(オリックス・27歳)
   (120試合 .350 (408-143) 14本 64打点 29三振 72四球 8盗塁 出塁率.453 OPS.966)

外野:近藤健介(日本ハム・27歳)
   (108試合 .340 (371-126) 5本 60打点 72三振 89四球 4盗塁 出塁率.465 OPS.934)

DH:中田翔(日本ハム・31歳)
   (119試合 .239 (440-105) 31本 108打点 109三振 55四球 1盗塁 出塁率.320 OPS.811)


701 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/17(土) 00:12:30 PYfPvtF2

【次点選手たち】

先発2位:山本由伸(オリックス・22歳)
    (18登板 8勝4敗 0S 0H 126.2投球回 149奪三振 37与四球 82被安打 防2.20)

先発3位:石川歩(ロッテ・32歳)
    (21登板 7勝6敗 0S 0H 133.1投球回 77奪三振 26与四球 138被安打 防4.25)

先発3位:上沢直之(日本ハム・26歳)
    (15登板 8勝6敗 0S 0H 97.0投球回 90奪三振 38与四球 85被安打 防3.06)

先発3位:田嶋大樹(オリックス・24歳)
    (20登板 4勝6敗 0S 0H 122.1投球回 89奪三振 42与四球 102被安打 防4.05)

中継2位:宮西尚生(日本ハム・35歳)
    (50登板 2勝1敗 8S 21H 48.1投球回 53奪三振 22与四球 34被安打 防2.05)

中継3位:平良海馬(西武・21歳)
    (54登板 1勝0敗 1S 33H 53.0投球回 62奪三振 29与四球 22被安打 防1.87)

抑え2位:増田達至(西武・32歳)
    (48登板 5勝0敗 33S 1H 49.0投球回 42奪三振 10与四球 41被安打 防2.02)

抑え3位:森唯斗(ソフトバンク・28歳)
    (52登板 1勝1敗 32S 6H 51.1投球回 40奪三振 13与四球 39被安打 防2.28)

捕手2位:若月健矢(オリックス・25歳)
    (75試合 .240 (192-46) 3本 19打点 40三振 9四球 2盗塁 出塁率.290 OPS.639)

捕手3位:甲斐拓也(ソフトバンク・28歳)
    (104試合 .211 (289-61) 11本 33打点 80三振 43四球 4盗塁 出塁率.317 OPS.694)

一塁2位:井上晴哉(ロッテ・31歳)
    (113試合 .245 (376-92) 15本 67打点 93三振 59四球 0盗塁 出塁率.356 OPS.749)

二塁2位:中村奨吾(ロッテ・28歳)
    (120試合 .249 (422-105) 8本 49打点 97三振 52四球 6盗塁 出塁率.341 OPS.706)

三塁2位:松田宣浩(ソフトバンク・37歳)
    (116試合 .228 (395-90) 13本 46打点 76三振 32四球 1盗塁 出塁率.285 OPS.668)

遊撃2位:源田壮亮(西武・27歳)
    (120試合 .270 (455-123) 1本 21打点 80三振 38四球 18盗塁 出塁率.327 OPS.656)

外野4位:和田康士朗(ロッテ・21歳)
    (71試合 .203 (59-12) 0本 0打点 23三振 6四球 23盗塁 出塁率.288 OPS.508)

外野4位:マーティン(ロッテ・32歳)
    (104試合 .234 (359-84) 25本 65打点 100三振 70四球 7盗塁 出塁率.382 OPS.866)

DH2位:栗山巧(西武・37歳)
    (111試合 .272 (372-101) 12本 67打点 77三振 53四球 0盗塁 出塁率.362 OPS.790)


702 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/17(土) 01:44:19 LwG5jo3Y
ここの投票結果は草


703 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/17(土) 02:34:19 P0OQysdc
乙シャス!


704 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/17(土) 03:01:59 yTJ7XaIQ
大田…


705 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/17(土) 09:35:25 vc6IZPN.
なんてすごいんだ…(恍惚)
お疲れ様でした
純粋に興味深かった


706 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:18:49 U.a12Zvw

【第70回・2021年】

【2021年・オールスターゲーム選出選手一覧】

【セ・リーグ】 巨:7人 神:8人 中:5人 De:3人 広:4人 ヤ:5人 計:32人

監督:原辰徳(巨人・62歳)

コーチ:矢野燿大(阪神・52歳)
コーチ:与田剛(中日・55歳)

【ファン投票選出】

先発:森下暢仁(広島・23歳)   ※初
   (13登板 6勝4敗 0S 0H 90.1投球回 72奪三振 26与四球 69被安打 防2.29)

中継:岩崎優(阪神・30歳)    ※初
   (34登板 1勝3敗 0S 22H 30.1投球回 27奪三振 10与四球 28被安打 防3.56)

抑え:スアレス(阪神・30歳)   ※初
   (36登板 1勝1敗 25S 0H 35.1投球回 31奪三振 4与四球 22被安打 防1.53)

捕手:梅野隆太郎(阪神・30歳)  ※2回連続3度目
   (83試合 .247 (271-67) 2本 24打点 70三振 26四球 7盗塁 出塁率.314 OPS.646)

一塁:マルテ(阪神・30歳)    ※初
   (84試合 .284 (282-80) 16本 46打点 49三振 52四球 0盗塁 出塁率.400 OPS.900)

二塁:山田哲人(ヤクルト・29歳) ※3回連続6度目(ファン投票は3回連続4度目)
   (80試合 .268 (295-79) 25本 65打点 64三振 46四球 3盗塁 出塁率.367 OPS.926)

三塁:村上宗隆(ヤクルト・21歳) ※2回連続2度目
   (83試合 .258 (291-75) 26本 61打点 78三振 61四球 8盗塁 出塁率.387 OPS.954)

遊撃:中野拓夢(阪神・25歳)   ※初
   (76試合 .278 (248-69) 1本 17打点 47三振 19四球 16盗塁 出塁率.332 OPS.671)

外野:佐藤輝明(阪神・23歳)   ※初
   (84試合 .267 (311-83) 20本 52打点 121三振 16四球 5盗塁 出塁率.306 OPS.833)

外野:近本光司(阪神・26歳)   ※2回連続2度目
   (84試合 .292 (343-100) 6本 31打点 29三振 18四球 17盗塁 出塁率.328 OPS.745)

外野:鈴木誠也(広島・26歳)   ※5回連続5度目(ファン投票は4回連続4度目)
   (72試合 .306 (248-76) 15本 38打点 48三振 42四球 6盗塁 出塁率.407 OPS.955)

【選手間投票】

投手:柳裕也(中日・27歳)   ※初
   (16登板 7勝5敗 0S 0H 107.2投球回 112奪三振 22与四球 77被安打 防2.42)

一塁:ビシエド(中日・32歳)  ※5年ぶり2度目
   (77試合 .295 (288-85) 14本 50打点 36三振 18四球 1盗塁 出塁率.343 OPS.839)

二塁:菊池涼介(広島・31歳)  ※7回連続7度目
   (73試合 .288 (288-83) 7本 25打点 59三振 22四球 1盗塁 出塁率.337 OPS.750)

三塁:岡本和真(巨人・25歳)  ※3回連続3度目
   (85試合 .271 (314-85) 27本 80打点 66三振 30四球 1盗塁 出塁率.337 OPS.910)

遊撃:坂本勇人(巨人・33歳)  ※5回連続12度目
   (60試合 .272 (213-58) 11本 23打点 39三振 32四球 2盗塁 出塁率.367 OPS.856)

外野:ウィーラー(巨人・34歳) ※初
   (68試合 .319 (248-79) 10本 40打点 56三振 24四球 2盗塁 出塁率.388 OPS.912)


707 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:19:11 U.a12Zvw

【監督推薦】

投手:高橋優貴(巨人・24歳)   ※初
   (15登板 9勝3敗 0S 0H 93.1投球回 50奪三振 39与四球 73被安打 防2.51)

投手:戸郷翔征(巨人・21歳)   ※初
   (14登板 8勝4敗 0S 0H 83.2投球回 78奪三振 32与四球 77被安打 防3.87)

投手:ビエイラ(巨人・28歳)   ※初
   (34登板 0勝0敗 9S 1H 35.2投球回 42奪三振 16与四球 23被安打 防2.52)

投手:高梨雄平(巨人・29歳)   ※初
   (35登板 2勝1敗 1S 15H 22.1投球回 23奪三振 13与四球 19被安打 防3.22)

投手:青柳晃洋(阪神・27歳)   ※2回連続2度目
   (14登板 8勝2敗 0S 0H 95.1投球回 66奪三振 25与四球 76被安打 防1.79)

投手:又吉克樹(中日・30歳)   ※4年ぶり2度目
   (42登板 0勝1敗 8S 18H 39.2投球回 29奪三振 9与四球 36被安打 防1.13)

投手:山崎康晃(DeNA・28歳)   ※6回連続6度目
   (39登板 3勝1敗 0S 18H 38.0投球回 26奪三振 9与四球 36被安打 防2.37)

投手:三嶋一輝(DeNA・31歳)   ※8年ぶり2度目
   (38登板 1勝4敗 16S 0H 36.1投球回 37奪三振 10与四球 39被安打 防2.97)

投手:栗林良吏(広島・25歳)   ※初
   (34登板 0勝1敗 18S 0H 33.2投球回 54奪三振 16与四球 13被安打 防0.53)

投手:マクガフ(ヤクルト・31歳) ※2回連続2度目
   (39登板 2勝1敗 16S 14H 37.2投球回 53奪三振 13与四球 27被安打 防2.39)

投手:清水昇(ヤクルト・24歳)  ※初
   (41登板 2勝4敗 1S 25H 38.2投球回 40奪三振 7与四球 35被安打 防2.79)

捕手:木下拓哉(中日・29歳)   ※初
   (78試合 .271 (236-64) 7本 26打点 39三振 23四球 1盗塁 出塁率.337 OPS.752)

捕手:中村悠平(ヤクルト・31歳) ※3回連続6度目
   (71試合 .294 (214-63) 2本 23打点 36三振 31四球 0盗塁 出塁率.382 OPS.775)

外野:大島洋平(中日・35歳)   ※4年ぶり5度目
   (84試合 .297 (333-99) 1本 21打点 38三振 25四球 11盗塁 出塁率.346 OPS.728)

外野:佐野恵太(DeNA・26歳)   ※初
   (86試合 .328 (332-109) 8本 34打点 39三振 34四球 0盗塁 出塁率.392 OPS.880)


708 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:19:34 U.a12Zvw

【パ・リーグ】 ソ:5人 ロ:6人 西:8人 楽:7人 日:2人 オ:4人 計:32人

監督:工藤公康(ソフトバンク・58歳)

コーチ:井口資仁(ロッテ・46歳)
コーチ:辻発彦(西武・52歳)

【ファン投票選出】

先発:宮城大弥(オリックス・19歳)  ※初
   (14登板 9勝1敗 0S 0H 94.1投球回 94奪三振 24与四球 59被安打 防2.10)

中継:平良海馬(西武・21歳)     ※初
   (41登板 1勝1敗 11S 21H 39.2投球回 52奪三振 16与四球 23被安打 防0.23)

抑え:松井裕樹(楽天・25歳)     ※2回連続4度目
   (41登板 0勝2敗 23S 0H 41.0投球回 57奪三振 21与四球 21被安打 防0.66)

捕手:森友哉(西武・25歳)      ※3回連続4度目(ファン投票は3回連続3度目)
   (77試合 .304 (273-83) 9本 26打点 42三振 42四球 1盗塁 出塁率.402 OPS.900)

一塁:山川穂高(西武・29歳)     ※3回連続3度目
   (56試合 .222 (180-40) 13本 35打点 52三振 25四球 0盗塁 出塁率.330 OPS.814)

二塁:浅村栄斗(楽天・30歳)     ※8回連続8度目(ファン投票は7回連続7度目)
   (88試合 .293 (300-88) 10本 43打点 63三振 70四球 0盗塁 出塁率.427 OPS.874)

三塁:中村剛也(西武・37歳)     ※6年ぶり8度目(ファン投票は6年ぶり4度目)
   (71試合 .277 (238-66) 9本 38打点 58三振 21四球 0盗塁 出塁率.335 OPS.759)

遊撃:源田壮亮(西武・28歳)     ※4回連続4度目(ファン投票は3年ぶり2度目)
   (65試合 .282 (248-70) 1本 15打点 40三振 19四球 18盗塁 出塁率.337 OPS.708)

外野:吉田正尚(オリックス・28歳)  ※3回連続3度目
   (87試合 .343 (315-108) 17本 55打点 19三振 46四球 0盗塁 出塁率.431 OPS.989)

外野:柳田悠岐(ソフトバンク・32歳) ※7回連続7度目(ファン投票は6回連続6度目)
   (88試合 .296 (331-98) 22本 53打点 70三振 37四球 3盗塁 出塁率.371 OPS.942)

外野:マーティン(ロッテ・33歳)   ※初
   (83試合 .252 (301-76) 21本 58打点 88三振 52四球 3盗塁 出塁率.370 OPS.902)

DH:レアード(ロッテ・33歳)    ※2回連続4度目(ファン投票は2回連続2度目、指名打者では初)
   (76試合 .284 (261-74) 18本 55打点 54三振 30四球 0盗塁 出塁率.358 OPS.887)

【選手間投票選出】

投手:山本由伸(オリックス・22歳)  ※3回連続3度目
   (16登板 9勝5敗 0S 0H 113.2投球回 121奪三振 24与四球 84被安打 防1.82)

三塁:松田宣浩(ソフトバンク・38歳) ※10回連続10度目
   (84試合 .233 (275-64) 10本 33打点 51三振 22四球 3盗塁 出塁率.290 OPS.683)


709 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:19:55 U.a12Zvw

【監督推薦】

投手:津森宥紀(ソフトバンク・23歳) ※初
   (37登板 1勝0敗 0S 9H 28.0投球回 36奪三振 6与四球 19被安打 防1.93)

投手:益田直也(ロッテ・31歳)    ※5年ぶり4度目
   (39登板 0勝4敗 22S 0H 36.1投球回 33奪三振 10与四球 27被安打 防2.23)

投手:佐々木千隼(ロッテ・27歳)   ※初
   (31登板 4勝0敗 1S 12H 34.0投球回 19奪三振 9与四球 21被安打 防1.06)

投手:今井達也(西武・23歳)     ※初
   (14登板 6勝3敗 0S 0H 90.0投球回 75奪三振 58与四球 67被安打 防2.60)

投手:松本航(西武・24歳)      ※初
   (13登板 7勝4敗 0S 0H 83.1投球回 64奪三振 38与四球 76被安打 防3.35)

投手:田中将大(楽天・32歳)     ※8年ぶり7度目
   (13登板 4勝5敗 0S 0H 85.0投球回 76奪三振 15与四球 70被安打 防2.86)

投手:則本昂大(楽天・30歳)     ※4年ぶり4度目
   (14登板 7勝4敗 0S 0H 88.2投球回 92奪三振 18与四球 75被安打 防3.45)

投手:宋家豪(楽天・28歳)      ※初
   (37登板 1勝1敗 0S 20H 35.1投球回 31奪三振 15与四球 27被安打 防2.04)

投手:上沢直之(日本ハム・27歳)   ※3年ぶり2度目
   (15登板 6勝4敗 0S 0H 97.0投球回 73奪三振 39与四球 74被安打 防3.43)

捕手:甲斐拓也(ソフトバンク・28歳) ※3回連続3度目
   (88試合 .237 (270-64) 8本 32打点 96三振 28四球 4盗塁 出塁率.309 OPS.672)

捕手:栗原陵矢(ソフトバンク・25歳) ※初
   (88試合 .278 (327-91) 10本 42打点 57三振 29四球 4盗塁 出塁率.333 OPS.771)

内野:中村奨吾(ロッテ・29歳)    ※3年ぶり2度目
   (83試合 .305 (298-91) 6本 50打点 53三振 48四球 6盗塁 出塁率.403 OPS.850)

内野:呉念庭(西武・28歳)      ※初
   (80試合 .272 (276-75) 7本 42打点 46三振 25四球 3盗塁 出塁率.337 OPS.735)

内野:小深田大翔(楽天・25歳)    ※初
   (84試合 .248 (298-74) 2本 10打点 49三振 34四球 5盗塁 出塁率.329 OPS.645)

外野:荻野貴司(ロッテ・35歳)    ※3回連続3度目
   (83試合 .307 (339-104) 6本 31打点 43三振 27四球 15盗塁 出塁率.365 OPS.805)

外野:島内宏明(楽天・31歳)     ※初
   (86試合 .252 (302-76) 12本 66打点 56三振 54四球 1盗塁 出塁率.372 OPS.832)

外野:近藤健介(日本ハム・27歳)   ※4回連続4度目
   (76試合 .282 (252-71) 7本 41打点 51三振 58四球 2盗塁 出塁率.418 OPS.866)

外野:杉本裕太郎(オリックス・30歳) ※初
   (78試合 .297 (276-82) 18本 54打点 62三振 26四球 2盗塁 出塁率.370 OPS.917)


710 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:20:16 U.a12Zvw

【2021年・オールスターゲーム試合結果】

第1戦
パ 4-5 セ 7月16日・メットライフ・セ80勝85敗11分
(勝:ビエイラ 1勝 敗:益田 1敗 S:スアレス 1S)

※セが接戦を制した。打線は3点を追う5回に梅野と近本の連続適時打で1点差とすると、続く6回には菊池涼の2ランで逆転。そして同点で迎えた9回には2死満塁から中野が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功した。MVPは菊池涼介。

第2戦
パ 4-3 セ 7月17日・楽天生命パーク・パ86勝80敗11分
(勝:宋家豪 1勝 敗:栗林 1敗 S:松井 1S)

※第2戦はパが接戦を制した。打線は1点を追う2回に杉本のソロで同点とすると、続く3回位には島内の適時打で2点を勝ち越し。その後同点とされるも、8回には再び島内が適時二塁打を放って試合を決めた。MVPは島内宏明。


711 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:21:12 U.a12Zvw

【2021年・初出場の選手たち】

【セ・リーグ】

・森下暢仁(広島・投手・23歳) 大分商業高→明治大→19年ドラフト1位→広島(20-現役)

21年成績:13登板 6勝4敗 0S 0H 90.1投球回 72奪三振 26与四球 69被安打 防2.29
通算成績:31登板 16勝7敗 0S 0H 213.0投球回 196奪三振 58与四球 171被安打 防2.07
球宴成績:

※高校では投手と三塁手の二刀流としてプレーし、その後進んだ明治大では19年の全日本選手権で優勝を果たし、同年のドラフトでは広島が単独で1位指名してプロ入り。前田健太の退団後、空き番だった「18」を背負うこととなる。開幕ローテを掴み取ると、2試合目の中日戦で9回途中3失点の力投を見せてプロ初勝利をあげ、8月の阪神戦では12奪三振無四球での完封勝利をあげるなど、
 終わってみれば18試合で10勝3敗、リーグ2位の防御率1.91と圧巻の成績を残して新人王に輝く。今年も開幕から好投を続けており、5月にはコロナの濃厚接触者と判定されて離脱したものの、ここまで6勝をマーク。東京五輪の代表にも選ばれるなど順調に成長を続けている。
 先発部門のファン投票1位で選出された今年の球宴では、第2戦で2番手として登板。3回は甲斐拓也、荻野貴司に打たれて1死2,3塁とされ、続く島内宏明に適時打を打たれて2点を失う。しかし続く中村剛也を併殺とし、続く4回もレアード、中村奨吾、杉本裕太郎を打ち取って3者凡退とし、2回2失点で役目を終えた。

・岩崎優(阪神・投手・30歳) 清水東高→国士舘大→13年ドラフト6位→阪神(14-現役)

21年成績:34登板 1勝3敗 0S 22H 30.1投球回 27奪三振 10与四球 28被安打 防3.56
通算成績:298登板 25勝28敗 2S 90H 498.2投球回 472奪三振 166与四球 439被安打 防3.14
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※国士舘大ではリリーフの要として活躍し、13年のドラフトでは6位指名を受けて阪神に入団。オープン戦で結果を残し、1年目から先発ローテの一員となり、ドラフト6位以下の球団新人では史上初となる5勝をマークする。翌年以降も先発としてプレーするも勝ち星は伸び悩み、16年からは故障者が続出したことから左の中継ぎに配置転換される。するとこれが功を奏し、17年には高橋聡文、桑原謙太朗、マテオ、ドリスとともに強力な勝利の方程式の一員となり、翌18年まで2年連続で60試合に登板。
 19年には自己最多の26ホールド、防御率1.01をマークするなど飛躍を遂げる。今年もセットアッパーとしてチームの躍進に貢献し、5月末からは打ち込まれることも多くなったもののここまでチーム最多の22ホールドをマーク。五輪代表にも選出されるなどリーグを代表する救援投手へと成長した。
 中継ぎ部門のファン投票では山﨑康晃との順位争いを制して1位となり球宴初選出。自身は第2戦で3番手として登板。栗原陵矢を中飛、甲斐拓也から三振とし、さらに小深田大翔も左飛に打ち取って1回を完璧に抑えた。

・ロベルト・スアレス(阪神・投手・30歳) ソフトバンク(16-19)→阪神(20-現役)

21年成績:36登板 1勝1敗 25S 0H 35.1投球回 31奪三振 4与四球 22被安打 防1.53
通算成績:165登板 7勝13敗 51S 37H 178.0投球回 182奪三振 66与四球 150被安打 防3.13
球宴成績:1登板 0勝0敗 1S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※15年にメキシカンリーグで抑えとして活躍し、MLBの球団も獲得を狙っていた中で同年オフにソフトバンクと契約を結んで来日。「あぶさん」の主人公・景浦安武が付けていた背番号「90」を球団史上初めて着用することとなる。来日1年目から守護神・サファテに繋ぐセットアッパーとして活躍し、26ホールドをマークする。しかしベネゼエラ代表として出場した翌17年の第4回WBCで右肩を故障。トミージョン手術を受けるもその後は結果を残せず、19年に0勝4敗に終わって戦力外通告を受ける。
 しかし同年オフに阪神に移籍すると、昨年には藤川球児に代わって抑えに抜擢され、25セーブをあげて最多セーブのタイトルを獲得。そして今年は自己最速の163km/hをマークするなど開幕から絶好調で、球団新記録の12試合連続セーブをあげるなど前半戦で既に昨年と同じ25セーブをあげる大活躍。首位を走るチームの守護神として君臨している。ヤクルトに在籍するアルバート・スアレスは実兄であり、昨年10月には兄が先発した試合で自身も登板し、史上初の外国人兄弟による投げ合いも実現している。
 抑え部門のファン投票では2位・栗林良吏にわずか7000票差で1位となり、球宴に初選出。1点リードで迎えた第1戦の9回に8番手として登板すると、中村奨吾に安打を浴びたものの、続く小深田大翔、荻野貴司を打ち取って1回を投げ切り、見事初登板初セーブをあげている。

・高橋優貴(巨人・投手・24歳) 東海大菅生高→八戸学院大→18年ドラフト1位→巨人(19-現役)

21年成績:15登板 9勝3敗 0S 0H 93.1投球回 50奪三振 39与四球 73被安打 防2.51
通算成績:41登板 15勝13敗 0S 2H 209.1投球回 162奪三振 99与四球 165被安打 防3.01
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 1与四球 2被安打 防9.00

※八戸学院大ではそれまで多和田真三郎が持っていた東北大リーグ記録を塗り替える通算301奪三振をマーク。18年のドラフトでは根尾昂、辰己涼介を外した巨人が1位で指名してプロ入りを果たす。翌19年の開幕6戦目でデビューすると、球団大卒新人では青木宥明以来59年ぶりとなる初先発初勝利を達成し、同年は先発の一員として5勝をマークする。
 昨年は左肘の故障で開幕から出遅れ、わずか1勝に終わったものの、開幕から5戦5勝を達成するなど、不振に喘ぐ菅野智之に代わってエースとして活躍しており、ここまでリーグ最多タイの9勝をあげる大活躍。巨人軍の新たな左のエースとして期待される。
 監督推薦で初選出となった今年の球宴では、第1戦の先発に抜擢。初回はレアードから三振を奪うなど3人で抑えたものの、続く2回には吉田正尚に安打、マーティンに四球を許すと、続く山川穂高に先制点となる2点適時二塁打を浴びる。その後は立ち直って呉念庭、松田宣浩、源田壮亮を打ち取り、2回2失点で降板した。

・戸郷翔征(巨人・投手・21歳) 聖心ウルスラ学園高→18年ドラフト6位→巨人(19-現役)

21年成績:14登板 8勝4敗 0S 0H 83.2投球回 78奪三振 32与四球 77被安打 防3.87
通算成績:35登板 18勝10敗 0S 0H 200.0投球回 195奪三振 77与四球 170被安打 防3.20
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 1被安打 防9.00

※聖心ウルスラ学園高では2年夏に甲子園出場を経験。その後18年のドラフトで巨人から6位指名を受けてプロ入りする。1年目の19年には9月末にチームの優勝がかかった大一番でプロ初登板初先発という異例のデビューを果たし、またCS第3戦でも先発、日本シリーズでは球団高卒新人では堀内恒夫以来53年ぶりとなる登板を果たすなど重役を任される。
 2年目の昨年は先発の一員として新人王こそ森下暢仁に譲るも、9勝をマークして新人特別賞を受賞。今年も5月、6月と2か月連続で3勝をマークし、ここまでチーム2位の8勝をあげており、将来有望な若手エースとしてチームを支えている。
 高橋優貴とともに監督推薦で選出された今年の球宴では、その高橋に続いて第1戦の2番手として登板。先頭の柳田悠岐から三振を奪い、森友哉も打ち取って2死とするもそこからレアードにソロを被弾し、1回1失点に終わった。


712 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:21:33 U.a12Zvw

・チアゴ・ビエイラ(巨人・投手・28歳) 巨人(20-現役)

21年成績:34登板 0勝0敗 9S 1H 35.2投球回 42奪三振 16与四球 23被安打 防2.52
通算成績:61登板 0勝1敗 9S 3H 60.1投球回 71奪三振 33与四球 50被安打 防2.83
球宴成績:1登板 1勝0敗 0S 1.0投球回 2奪三振 0与四球 1被安打 防0.00

※10年に17歳でサンパウロ・ヤクルト野球アカデミーに合格し、プレーが評価されて9月にマリナーズとマイナー契約。第3回WBCではブラジル代表に選出されるなど徐々に力を付け、17年に念願のメジャーデビュー。その後ホワイトソックスに移籍し、18年には16試合に登板。そして19年オフに来日して巨人に入団。
 1年目の昨年は外国人枠もあって1軍と2軍を行き来しながらもリリーフとして活躍し、10月末のヤクルト戦では胴上げ投手となって優勝に貢献。同年の日本シリーズでは自己最速の164km/hをマークした。今年も開幕から活躍を続け、6月からはデラロサに代わって抑えに抜擢。5月からここまで23試合連続無失点で前半戦を終え、新たな巨人の守護神として期待される。
 監督推薦で球宴に選出され、自身は第1戦で同点の8回に登板。先頭のレアードを163km/hの直球で三振とすると、続く島内宏明に安打を許すも、杉本裕太郎も161km/hの直球で三振。そして山川穂高も遊飛とし、1回無失点で降板。その後チームが勝ち越してそのまま勝利したため、初登板で初勝利となった。

・高梨雄平(巨人・投手・29歳) 川越東高→早稲田大→JX-ENEOS→16年ドラフト9位→楽天(17-20)→巨人(20-現役)

21年成績:35登板 2勝1敗 1S 15H 22.1投球回 23奪三振 13与四球 19被安打 防3.22
通算成績:243登板 7勝7敗 4S 80H 182.2投球回 202奪三振 89与四球 130被安打 防2.07
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 0.1投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※早大では3年春に六大学リーグ史上3人目の完全試合を達成。その後進んだJX-ENEOSでフォームをサイドスローに変更し、16年のドラフトでは楽天から9位指名を受けてプロ入りを果たす。森原康平、菅原秀とともに新人ながら開幕から中継ぎとして活躍し、46試合に登板して防御率1.03と新人王級の活躍を見せる。
 翌18年には球団歴代最多の70登板を記録するなど左の中継ぎとして活躍を続けていたが、昨年7月に高田萌生とのトレードで巨人に電撃移籍。すると巨人でもセットアッパーとして活躍を続け、チームの連覇に貢献。今年も開幕からチームのブルペンを支えている。楽天時代から料理上手の一面をアピールしており、YouTubeチャンネルも開設している。
 プロ入り5年目にして初の球宴選出を果たした今年は、第2戦の8回裏に栗林良吏に代わって2死3塁から登板。左打者の呉念庭と対戦して二ゴロとし、古巣の本拠地で躍動を見せた。

・栗林良吏(広島・投手・25歳) 愛知黎明高→名城大→トヨタ自動車→20年ドラフト1位→広島(21-現役)

21年成績:34登板 0勝1敗 18S 0H 33.2投球回 54奪三振 16与四球 13被安打 防0.53
通算成績:同上
球宴成績:1登板 0勝1敗 0S 0.2投球回 1奪三振 1与四球 1被安打 防13.50

※高校で投手に転向し、名城大では山内壮馬コーチのもとで成長を遂げ、通算32勝をマーク。その後トヨタ自動車でもエースとして活躍し、昨年のドラフトで広島から1位指名を受けてプロ入り。佐々岡真司監督から直々に抑えに任命される。
 開幕第2戦で初登板初セーブをマークすると、そこから安定した投球で試合を締め続け、6月のオリックス戦でサヨナラ負けを喫したもののそこまで新人歴代最長の22試合連続無失点を達成。ここまでリーグ2位の18セーブをあげており、新人ながら東京五輪代表にも選出されている。
 ファン投票の抑え部門はわずかの差でスアレスに譲るも、監督推薦で選出されて1年目ながら球宴に出場。自身は第2戦で3-3の同点で迎えた8回に6番手として登板。先頭の小深田大翔に四球を出すと、源田壮亮から三振を奪うも、続く島内宏明に適時二塁打を打たれて勝ち越しを許し、森友哉を一ゴロに打ち取ったところで降板。敗戦投手となり、初の大舞台は悔しい結果に終わった。

・清水昇(ヤクルト・投手・24歳) 帝京高→國學院大→18年ドラフト1位→ヤクルト(19-現役)

21年成績:41登板 2勝4敗 1S 25H 38.2投球回 40奪三振 7与四球 35被安打 防2.79
通算成績:104登板 2勝11敗 1S 55H 118.0投球回 122奪三振 36与四球 113被安打 防4.12
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※國學院大では東都大リーグで4年春に最優秀防御率となり、同年のドラフトでヤクルトから1位指名を受けてプロ入り。1年目こそ11試合に登板するも防御率7.26とプロの洗礼を浴びる形となったものの、2年目の昨年はセットアッパーとして大車輪の活躍を見せ、チーム最多の52試合に登板してリーグ最多の30ホールドをマークして最優秀中継ぎのタイトルを獲得する。
 今年も開幕からフル回転しており、ここまでリーグ最多の25ホールドを記録。なかなか勝ち星に恵まれていなかったものの、通算100試合目の登板となった7月1日の阪神戦で念願のプロ初勝利を掴んだ。
 チームの守護神・マクガフとともに選出された今年の球宴では第1戦で3点ビハインドの4回から登板。マーティン、山川穂高、呉念庭と対戦して3者凡退に抑え、きっちりと結果を残した。


713 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:22:11 U.a12Zvw

・木下拓哉(中日・捕手・29歳) 高知高→法政大→トヨタ自動車→15年ドラフト3位→中日(16-現役)

21年成績:78試合 .271 (236-64) 7本 26打点 39三振 23四球 1盗塁 出塁率.337 OPS.752
通算成績:281試合 .250 (696-174) 17本 74打点 146三振 54四球 1盗塁 出塁率.308 OPS.693
球宴成績:1試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※法政大では三嶋一輝、石田健大とバッテリーを組み、その後進んだトヨタ自動車では14年の日本選手権優勝に貢献。15年のドラフトでは中日から3位指名を受けて入団する。桂依央利、杉山翔大、松井雅人、大野奨太らと正捕手を争うライバルが多い中で徐々に力を付け、
 5年目の昨年には打率.267、両リーグ最高の盗塁阻止率.455をマークするなど攻守でアピールを続けてレギュラーの座を獲得。エースの大野雄大とともに最優秀バッテリー賞を獲得する。今年も開幕から正捕手として活躍しており、チームの要へと成長した。
 監督推薦で初選出となった球宴では、第1戦ではセの野手では唯一出番なし。続く第2戦ではチームメイトの柳裕也とバッテリーを組み、また森下暢仁、岩崎優もリード。打席では2回に宮城大弥、5回には津森宥紀と対戦するも2打席凡退に倒れた。

・ジェフリー・マルテ(阪神・内野手・30歳) 阪神(19-現役)

21年成績:84試合 .284 (282-80) 16本 46打点 49三振 52四球 0盗塁 出塁率.400 OPS.900
通算成績:218試合 .279 (734-205) 32本 109打点 136三振 117四球 1盗塁 出塁率.382 OPS.848
球宴成績:2試合 .250 (4-1) 0本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.250 OPS.500

※07年にメッツでプロ入りすると、15年にタイガースでメジャーデビュー。翌16年から移籍したエンゼルスでは内野の準レギュラーとして活躍し、大谷翔平とチームメイトとなった18年には自己最多の90試合に出場する。同年オフに来日して阪神に入団。1年目は故障で開幕から出遅れるも、チームの主軸として活躍し、打率.284 12本塁打をマークする。
 2年目の昨年はボーア、サンズの入団もあり、さらに自身も故障で3か月以上離脱。わずか29試合の出場に終わり、守備でも一塁手歴代ワーストの1試合4失策を喫するなど精彩を欠いてしまう。背水の陣で迎えた3年目の今年は開幕から3番・一塁手として勝負強い打撃でチームの躍進を支えており、既に自己最多の16本塁打をマークしている。本塁打を打った際にベンチ前で左手を天に掲げて弓を引く「ラパンパラ」と呼ばれるパフォーマンスが人気を博している。
 一塁手のファン投票では2位・ウィーラーに84000票差を付けて1位となり、球宴に初出場。第1戦では6番・一塁手で先発するも、3打席凡退に倒れる。しかし続く第2戦では8回表にウィーラーの代打で登場すると、宋家豪から一時同点となる適時打を放ち、敢闘賞を受賞した。

・中野拓夢(阪神・内野手・25歳) 日大山形高→東北福祉大→三菱自動車岡崎→20年ドラフト6位→阪神(21-現役)

21年成績:76試合 .278 (248-69) 1本 17打点 47三振 19四球 16盗塁 出塁率.332 OPS.671
通算成績:同上
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 1打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.333

※三菱自動車岡崎から20年のドラフトで6位指名を受けて阪神に入団。ドラフト後に行われた都市対抗ではチームメイトとなったドラ2・伊藤将司擁するJR東日本と対戦している。ドラ1・佐藤輝明やその伊藤将司とともに開幕1軍を掴み取ると、当初はベンチ要因だったものの4月半ばに遊撃手として先発すると打撃でアピールし、4月を打率.340で終えるなど絶好調。
 その後は足でも活躍し、初盗塁から12連続で盗塁を成功。また守備でも非凡なセンスを披露するなど木浪聖也、北條史也といったライバルを押しのけて見事正遊撃手の座を獲得。首位を走るチームを支える1人となっている。
 その勢いを評価され、故障で離脱していた坂本勇人に8万票差をつけて遊撃手のファン投票で1位で選出。第1戦では坂本勇人に代わって遊撃手として途中出場すると、9回に2死満塁の場面で打席が回り、益田直也から押し出しの四球を選んで決勝点をあげる活躍を見せる。続く第2戦では9番・遊撃手で先発。松本航、津森宥紀と対戦するも2打席凡退に終わったものの初めての大舞台で存在感を放った。


714 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:22:28 U.a12Zvw

・佐藤輝明(阪神・外野手・22歳) 仁川学院高→近畿大→20年ドラフト1位→阪神(21-現役)

21年成績:84試合 .267 (311-83) 20本 52打点 121三振 16四球 5盗塁 出塁率.306 OPS.833
通算成績:同上
球宴成績:2試合 .125 (8-1) 1本 1打点 3三振 0四球 0盗塁 出塁率.125 OPS.625

※「令和の怪物」。近畿大では4年秋に関西リーグ歴代最多の通算14本塁打を達成。昨年のドラフトではオリックス、ソフトバンク、巨人との競合の末に阪神が交渉権を獲得してプロ入りを果たす。するとオープン戦から新人離れした長打力を披露し、新人では歴代最多の6本塁打をマークしてファンの注目を浴び、
 そしてその長打力は開幕後も勢いを増し、初の4番を務めた広島戦ではプロ初の満塁本塁打、5月末の西武戦では新人では長嶋茂雄以来となる1試合3本塁打を放ち、5月の月間MVPも獲得。ここまで既に20本塁打を放っており、新人記録更新も大いに期待されるなど新人離れした活躍を見せている。
 ファン投票では新人では史上初となるリーグ最多の435000票を集め、外野手部門の1位で選出。第1戦では2番・左翼手で先発するも、2三振含む4打席無安打に終わる。しかし続く第2戦では6番・右翼手で続けてスタメンすると、2回に宮城大弥から新人では史上5人目の一発となる先制のソロ本塁打を放つ。それが2試合通じて唯一の安打となったものの、第2戦の敢闘賞を受賞した。

・ゼラス・ウィーラー(巨人・外野手・34歳) 楽天(15-20)→巨人(20-現役)

21年成績:68試合 .319 (248-79) 10本 40打点 56三振 24四球 2盗塁 出塁率.388 OPS.912
通算成績:762試合 .266 (2623-697) 128本 421打点 574三振 260四球 21盗塁 出塁率.340 OPS.801
球宴成績:2試合 .750 (4-3) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.750 OPS1.750

※「大魔王」。ヤンキースでは14年にメジャーデビューを果たし、イチロー・田中将大とともにプレー。同年オフに来日して楽天に入団する。内外野問わず守れるユーティリティとして起用され、パンチ力のある打撃で活躍。2年目の16年にはリーグ3位の27本塁打、翌17年には球団助っ人では歴代最多の31本塁打を放ち、また明るいキャラクター性から気付けばチームの名助っ人として活躍。
 その後ブラッシュやロメロの入団もあり、昨年6月に池田駿とのトレードで巨人に電撃移籍する。巨人でもキャラクターはそのまま、選手としても便利屋として活躍して信頼を積み重ね、そして今年は開幕から絶好調をキープ。途中で新型コロナに感染して離脱したものの復帰後も現在に至るまで打率3割をキープ。チームに欠かせない助っ人として活躍を続けている。
 楽天時代は選出経験はなかったものの、その活躍を評価されて来日7年目にして選手間投票で外野手部門3位となって球宴に初出場。第1戦ではマルテに代わって一塁手として途中出場し、9回には先頭打者として益田直也から安打を放ってこの回の勝ち越しに貢献。続く第2戦では3番・一塁で先発し、初回には宮城大弥から安打、4回には松本航から二塁打を放つ。6回には元同僚の則本昂大と対戦し、直球勝負の末に三振に倒れたものの笑顔を見せた。

・佐野恵太(DeNA・外野手・26歳) 広陵高→明治大→16年ドラフト9位→DeNA(17-現役)

21年成績:86試合 .328 (332-109) 8本 34打点 47三振 39四球 0盗塁 出塁率.392 OPS.880
通算成績:372試合 .306 (1081-331) 38本 151打点 167三振 95四球 1盗塁 出塁率.365 OPS.838
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※明治大では同期の柳裕也・星知弥とともに活躍し、16年のドラフトでは9位指名を受けてDeNAに入団。1年目から2軍でチーム最多の11本塁打を放つと、次第に1軍でも力を発揮し、19年には後半戦から4番も務め、チームの2位躍進に貢献。ラミレス監督から主将に抜擢された昨年には開幕から4番打者として活躍し、打率.328で首位打者のタイトルを獲得し、ベストナインにも選出された。
 今年も開幕から4番、途中からはオースティンに代わって3番打者として活躍しており、ここまでリーグ1位の打率.328、最多の109安打をマーク。2年連続のタイトル受賞を目指し、後半戦の活躍にも期待される。SNKIT?なんのこったよ(すっとぼけ)
 監督推薦で初選出となった今年の球宴では第1戦で佐藤輝明に代わって左翼手として出場。9回には1死満塁と一時勝ち越しの好機で打席に立つも益田直也の前に三振に倒れる。続く第2戦では7番・左翼手で先発。しかし宮城大弥、津森宥紀、則本昂大の前に3打席凡退に終わり、初の大舞台は悔しい結果に終わった。


715 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:23:08 U.a12Zvw

【パ・リーグ】

・宮城大弥(オリックス・投手・19歳) 興南高→19年ドラフト1位→オリックス(20-現役)

21年成績:14登板 9勝1敗 0S 0H 94.1投球回 94奪三振 24与四球 59被安打 防2.10
通算成績:17登板 10勝2敗 0S 0H 110.1投球回 110奪三振 30与四球 78被安打 防2.37
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 1奪三振 0与四球 2被安打 防4.50

※「大明神」。興南高では甲子園に2度出場し、19年にはU18代表にも選出される。同年のドラフトではオリックスから1位指名を受けてプロ入り。1年目は2軍で6勝をあげて最多勝となり、11月には日本ハム戦でプロ初勝利をあげる。
 そして2年目の今年は開幕ローテ入りを果たすと、10代左腕では鈴木啓示以来54年ぶりとなる開幕5連勝を達成。緩急を武器とし、ベテランさながらの投球でチームの首位躍進を支えており、ここまでリーグ最多タイの9勝。新人王最有力候補として期待されている。
 ファン投票では2位の田中将大にダブルスコアを付けて1位となり、10代ながら初選出。自身は第2戦の先発に抜擢される。初回はウィーラーに安打を許すも1回無失点で乗り切るも、続く2回に佐藤輝明に先制のソロを被弾。2回1失点に終わったものの、大舞台で躍動を見せた。

・平良海馬(西武・投手・21歳) 八重山商工高→17年ドラフト4位→西武(18-現役)

21年成績:41登板 1勝1敗 11S 21H 39.2投球回 52奪三振 16与四球 23被安打 防0.23
通算成績:121登板 4勝2敗 13S 60H 116.2投球回 137奪三振 54与四球 74被安打 防1.62
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※高校時代は甲子園に出場経験はなかったものの最速154km/hを計測し、17年のドラフトで4位指名を受けて西武に入団。1年目は2軍暮らしが続き、2年目の19年7月に1軍デビュー。中継ぎの一員として26試合に登板してチームの連覇に貢献。昨年にはチームのセットアッパーとして大車輪の活躍を見せ、リーグ最多タイの54試合に登板して33ホールドをマーク。
 楽天・小深田大翔を抑え、3年目ながら新人王を獲得する。そして今年は開幕からさらに安定し、不調で離脱した増田達至に代わって抑えに抜擢されながらもプロ野球新記録となる39試合連続無失点を達成した。五輪代表にも選出されるなど新時代の豪腕リリーバーとして今後も期待される。
 中継ぎ部門のファン投票では2位・モイネロにトリプルスコアを付けて1位となって初選出。自身は本拠地・メットライフドームで行われた第1戦で4-4の同点で8回に登板。大島洋平、村上宗隆を連続で打ち取ると、続く山田哲人を3球三振として1回無失点と結果を残した。

・津森宥紀(ソフトバンク・投手・23歳) 和歌山東高→東北福祉大→19年ドラフト3位→ソフトバンク(20-現役)

21年成績:37登板 1勝0敗 0S 9H 28.0投球回 36奪三振 6与四球 19被安打 防1.93
通算成績:51登板 2勝0敗 0S 12H 44.1投球回 53奪三振 14与四球 34被安打 防2.23
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 0奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※和歌山東高で1年秋にサイドスローに転向すると、その後進んだ東北福祉大で3年次の全日本選手権ではリリーフとしてチーム14年ぶりの優勝に貢献して最優秀選手となる。翌19年のドラフトではソフトバンクから3位指名を受けてプロ入り。1年目の昨年はプロ初登板で先頭の井上晴哉に満塁本塁打を被弾してプロの洗礼をいきなり浴びたものの14試合に登板。
 2年目の今年は開幕からリリーフの一員として活躍しており、主に右のワンポイントとして活躍。ここまでチーム2位の37試合に登板しており、今後の活躍が期待される。
 監督推薦で初選出となった球宴では第2戦の3番手として2点リードの5回に登板。佐野恵太、木下拓哉、中野拓夢と全員球宴初出場の3人と対戦し、3者凡退で1回無失点としっかり役割を果たした。

・佐々木千隼(ロッテ・投手・27歳) 日野高→桜美林大→16年ドラフト1位→ロッテ(17-現役)

21年成績:31登板 4勝0敗 1S 12H 34.0投球回 19奪三振 9与四球 21被安打 防1.06
通算成績:58登板 10勝8敗 1S 12H 155.2投球回 105奪三振 71与四球 129被安打 防3.30
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※桜美林大では首都大リーグで菅野智之に並ぶ歴代最多タイの年間7完封をマークし、神宮大会でも準優勝を経験。16年のドラフトでは巨人、日本ハム、広島、DeNAとともにハズレ1位としては歴代最多の5球団の競合の末にロッテが獲得してプロ入り。1年目から先発として起用され、7敗と負け越したものの4勝をマークする。
 その後は右肘の故障、手術もあって1軍から遠ざかり、昨年も5登板で防御率8.31に終わる。そして5年目の今年はリリーフに専念すると開幕から安定した投球を見せ、唐川侑己の離脱後はセットアッパーに定着。ここまで31試合に登板して防御率1.06の好成績を残しており、飛躍を果たしている。
 監督推薦で初選出となった今年の球宴では第1戦で1点ビハインドの7回に登板。先頭の近本光司を一ゴロに打ち取って彼の連続安打記録を止めると、続く坂本勇人も三振に。そして佐藤輝明も中飛に打ち取って1回無失点の好投を見せた。


716 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:23:31 U.a12Zvw

・今井達也(西武・投手・23歳) 作新学院高→16年ドラフト1位→西武(17-現役)

21年成績:14登板 6勝3敗 0S 0H 90.0投球回 75奪三振 58与四球 67被安打 防2.60
通算成績:71登板 21勝21敗 0S 0H 365.2投球回 289奪三振 217与四球 340被安打 防4.31
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 2奪三振 0与四球 3被安打 防0.00

※作新学院高では3年夏の甲子園で5勝をマークしてチーム54年ぶりの優勝に貢献し、U18アジア大会でも決勝戦で好投して優勝に貢献。同年のドラフトでは西武から1位指名を受けてプロ入り。2年目の18年に未成年喫煙で謹慎処分を受けたこともあったが、同年6月に松坂大輔以来となる初先発初勝利をあげるなどシーズン5勝をマーク。
 その後は先発の一員として活躍を続け、19年5月にはプロ野球では令和初の完封勝利をあげる。制球に多少難があるものの最速159km/hの速球とスライダーを武器に今年はさらに飛躍を遂げ、ここまで6勝をマーク。自身初の2桁勝利を狙って後半戦の活躍にも期待したいところ。
 5年目にして初選出となった球宴では、本拠地・メットライフで行われた第1戦で3回から2番手として登板。3回は菊池涼介、近本光司に安打を浴びるも坂本勇人、佐藤輝明を打ち取って無失点で踏ん張り、続く4回もビシエドに安打を許しながらもここも無失点に抑え、2回無失点と躍動を見せた。

・松本航(西武・投手・24歳) 明石商業高→日本体育大→18年ドラフト1位→西武(19-現役)

21年成績:17登板 7勝4敗 0S 0H 83.1投球回 64奪三振 38与四球 76被安打 防3.35
通算成績:53登板 20勝15敗 0S 0H 271.2投球回 195奪三振 140与四球 252被安打 防4.11
球宴成績:1登板 0勝0敗 0S 2.0投球回 3奪三振 0与四球 0被安打 防0.00

※日体大では首都大リーグで2年秋にMVPとなるなど通算30勝をマークし、18年のドラフトで西武から1位指名を受けてプロ入り。1年目から先発として活躍し、新人としては両リーグ最多タイとなる7勝をマークして連覇に貢献。
 昨年もリーグワーストの19被本塁打を喫して精彩を欠いたものの6勝をマークする。今年も開幕当初こそは乱調が続き、中継ぎでの調整も経験。5月に先発復帰するとそこから6連勝をマークするなど復活を果たし、既に自己最多タイの7勝をマーク。高橋光成、今井達也とともに先発3本柱として活躍を続けている。
 今井達也とともに監督推薦で初選出となった球宴では、第2戦で2番手として登板。3回は全て直球で勝負し、中野拓夢、山田哲人、大島洋平を相手に3者凡退に。続く4回にはウィーラーに二塁打を浴びたもののそこから村上宗隆、岡本和真、佐藤輝明といったセの強打者たちを相手に3者連続奪三振と獅子奮迅の活躍を見せた。

・宋家豪(楽天・投手・28歳) 楽天(16-現役)

21年成績:37登板 1勝1敗 0S 20H 35.1投球回 31奪三振 15与四球 27被安打 防2.04
通算成績:168登板 10勝8敗 0S 63H 163.1投球回 144奪三振 77与四球 125被安打 防3.14
球宴成績:1登板 1勝0敗 0S 1.0投球回 1奪三振 0与四球 3被安打 防0.00

※台湾時代から既に日本球界入りを目指しており、15年には統一ライオンズからドラフトで指名を受けるもこれを拒否。第1回プレミア12での活躍が評価され、15年オフに育成契約ながら夢が叶って楽天に入団。2軍で好成績を残し、2年目の17年7月末に支配下登録を勝ち取る。翌18年からは中継ぎの一員として活躍し、
 19年には48試合の登板で24ホールドをマークするなどセットアッパーとして活躍。昨年は不振に悩まされるも、今年は開幕から安定した投球を見せており、抑えの松井裕樹に繋ぐ8回のセットアッパーに定着。前半戦で20ホールドをあげるなど、酒居知史とともに強力な勝利の方程式を構築している。
 監督推薦で初選出となった今年の球宴では、本拠地・楽天生命パークで行われた第2戦で2点リードの8回に登板。先頭の菊池涼介に安打を許し、続く坂本勇人には二塁打を打たれ、返球が逸れる間に1点を失う。さらに1死1,3塁とされると代打・マルテに適時打を打たれて同点とされる。結果的に1回2失点で終わったものの、チームはその後勝ち越したため勝利投手となっている。


717 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:23:52 U.a12Zvw

・栗原陵矢(ソフトバンク・捕手・25歳) 春江工業高→14年ドラフト2位→ソフトバンク(15-現役)

21年成績:88試合 .278 (327-91) 10本 42打点 57三振 29四球 4盗塁 出塁率.333 OPS.771
通算成績:252試合 .254 (818-208) 28本 122打点 162三振 70四球 9盗塁 出塁率.315 OPS.734
球宴成績:2試合 .000 (4-0) 0本 0打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※春江工業高では14年のU18W杯で主将・正捕手として活躍し、同年のドラフトで2位指名を受けてソフトバンクに入団。2軍で実績を積み、18年には左肩の脱臼で長期離脱も経験するも、翌19年には1軍でプロ初本塁打を放つなど徐々に台頭。そして昨年には一塁や外野を守るユーティリティとして1軍に定着し、自己最多の17本塁打、74打点をマークして優勝に貢献。
 そして同年の日本シリーズでは第1戦で菅野智之から先制2ランを放ち、第2戦でも4安打と大暴れを見せ、シリーズMVPに輝いた。今年も勝負強い打撃でチームの主軸として活躍しており、三塁・右翼を中心に活躍。さらに捕手もできるその便利さから東京五輪でも万能選手として活躍が期待されている。
 監督推薦で初選出となった今年の球宴では第1戦では7回に森友哉の代打として登場し、マクガフの前に三振に倒れその後三塁の守備に。そして続く第2戦では8番・一塁手で先発。打席では3打席凡退に終わったものの、4回には三塁、7回には左翼、8回には捕手、そして9回には再び一塁を守り、球宴では史上初となる1試合4ポジションを守るなど存在感を発揮した。

・呉念庭(西武・内野手・28歳) 共生高→第一工業大→15年ドラフト7位→西武(16-現役)

21年成績:80試合 .272 (276-75) 7本 42打点 46三振 25四球 3盗塁 出塁率.337 OPS.735
通算成績:197試合 .241 (494-119) 7本 63打点 92三振 47四球 7盗塁 出塁率.313 OPS.649
球宴成績:2試合 .000 (3-0) 0本 0打点 0三振 0四球 0盗塁 出塁率.000 OPS.000

※台湾から留学という形で来日し、11年12月には四国ILのドラフト会議で愛媛に指名されて入団するも、わずか1ヵ月で退団。その後第一工業大に進み、15年のドラフトで西武から7位指名を受けてプロ入りを果たす。1年目の16年6月には2軍で打率4割を記録して月間MVPとなりフレッシュオールスターにも出場し、8月からは1軍でプレーして42試合に出場。
 その後は2軍暮らしが長く続いたが、昨年に山川穂高の故障やメヒアの不調もあって1軍に昇格され、一塁手として51試合に出場した。そして今年も山川穂高の故障もあって再び1軍昇格を果たすと、次第に勝負強さを身に着け、故障者が相次ぐチームの中で4番を務めるなど奮闘。山川、外崎の復帰後も内野のユーティリティとしてリーグ2位の得点圏打率.403を武器に活躍を続けている。
 監督推薦で初選出となった球宴では本拠地・メットライフで行われた第1戦で7番・二塁手として先発し、途中からは三塁を守るも2打席凡退。第2戦でもレアードに代わって一塁手として出場し、8回の打席では高梨雄平の前に凡退に終わるも、2試合で内野3ポジションを守るなどこちらも栗原陵矢に負けず便利屋として起用された。

・小深田大翔(楽天・内野手・25歳) 神戸国際大付高→近畿大→大阪ガス→19年ドラフト1位→楽天(20-現役)

21年成績:84試合 .248 (298-74) 2本 10打点 49三振 34四球 5盗塁 出塁率.329 OPS.645
通算成績:196試合 .271 (676-183) 5本 41打点 108三振 76四球 22盗塁 出塁率.349 OPS.701
球宴成績:2試合 .200 (5-1) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.533

※大阪ガスでは18年の都市対抗でチームの初優勝に貢献し、若獅子賞も受賞。翌19年のドラフトでは楽天から1位指名を受けてプロ入り。1年目から即戦力として期待されて開幕1軍入りを果たすと、当初は代走・守備固め要員だったものの、茂木栄五郎の離脱もあって次第に遊撃手として定着。安定した打撃と俊足を武器に規定打席にも到達し、打率.288 17盗塁の好成績をマーク。新人王こそ平良海馬に譲るも野手ではナンバーワンの活躍を見せた。
 今年はやや守備面に課題を残し、打撃も5月末時点では2割1分台と苦戦していたが、6月に入って調子を取り戻して月間打率.348をマーク。チームの1番打者として固定されており、リードオフマンとしてさらなる成績向上を期待したいところ。
 前年の活躍も評価されたこともあり、監督推薦で球宴に初選出。第1戦では源田壮亮に代わって遊撃手として途中出場すると、7回の初打席にはマクガフから一時勝ち越しに繋げる安打を放つ。そして本拠地・楽天生命パークで行われた第2戦では1番・遊撃手として先発。3打席目までは無安打に終わるも、8回に先頭打者として栗林良吏から四球を選び、島内宏明の二塁打の間に激走し本塁に生還。勝ち越しのホームを踏むなどチームの勝利に貢献した。


718 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:24:11 U.a12Zvw

・レオニス・マーティン(ロッテ・外野手・33歳) ロッテ(19-現役)

21年成績:83試合 .252 (301-76) 21本 58打点 88三振 52四球 3盗塁 出塁率.370 OPS.902
通算成績:239試合 .240 (854-205) 60本 162打点 245三振 148四球 13盗塁 出塁率.369 OPS.872
球宴成績:2試合 .000 (2-0) 0本 0打点 0三振 1四球 0盗塁 出塁率.333 OPS.333

※09年に第2回WBCでキューバ代表に選出され、11年にレンジャーズでメジャーデビュー。13年からは中堅手のレギュラーを掴み、規定打席に到達してアリーグ5位の36盗塁をマーク。その後もメジャーの球団を転々とし、通算770試合に出場し、58本塁打、126盗塁をマーク。そんな実績を引っ提げて19年7月に来日し、ロッテに入団。わずか52試合の出場ながら14本塁打を放つなど長打力をアピールし、守備面でも強肩を武器に活躍。
 昨年も打率こそ.234に終わるもチーム最多の25本塁打を放つなど主軸として活躍する。3年目の今年は開幕から本塁打を量産し、4月末にはチームでは85年の落合博満以来36年ぶりとなるリーグ最速の10号を記録し、月間MVPも獲得。ここまでリーグ2位の21本塁打を放っており、千葉移転後では球団初となる本塁打王を目指し、後半戦もパワーを見せたいところ。本人公認の広瀬アリスそっくりさんである。
 外野手のファン投票では4位の栗原陵矢に6万票差を付けて3位となり、また選手間投票では外野手部門、指名打者部門の双方で選出。第1戦では6番・右翼手で先発し、2回には高橋優貴から四球を選び、直後の山川穂高の適時二塁打によって本塁に生還。続く第2戦では甲斐拓也の代打として登場するも、山﨑康晃の前に一飛に倒れ、快音は生まれなかった。

・島内宏明(楽天・外野手・31歳) 星稜高→明治大→11年ドラフト6位→楽天(12-現役)

21年成績:86試合 .252 (302-76) 12本 66打点 56三振 54四球 1盗塁 出塁率.372 OPS.832
通算成績:922試合 .275 (3129-860) 74本 396打点 432三振 350四球 55盗塁 出塁率.352 OPS.754
球宴成績:2試合 .800 (5-4) 0本 3打点 0三振 0四球 1盗塁 出塁率.800 OPS1.800

※明治大では野村祐輔らとともに活躍し、11年のドラフトで楽天から6位指名を受けてプロ入り。新人ながら開幕1軍入りを果たすと岡島豪郎とともに活躍し、外野の準レギュラーとして活躍。翌13年には聖澤諒とともに中堅手として併用され、球団初のリーグ優勝・日本一に貢献。その後は17年に自己最多の14本塁打を放つなど順調に打撃力を向上させ、
 19年には史上11人目の全打順本塁打を達成。昨年からは勝負強さを買われて(本人は嫌々ながら)4番打者を務めており、今年は気付けばここまで2位・マーティンに8打点差をつけて暫定打点王となっている。何かしらの活躍を見せるたびに記者に面白いコメントを残すのが通例となっており、そちらの方面でも毎回期待されている。
 プロ10年目にして初の出場となった今年の球宴では第1戦で吉田正尚に代わって左翼手として出場。8回の打席ではビエイラの初球の163km/hの直球をセンター前に運び、さらに盗塁にも成功。そして本拠地・楽天生命パークで行われた第2戦では3番・左翼手で先発。3回には森下暢仁から2点適時打を放って一時勝ち越しに成功すると、再び同点で迎えた8回には栗林良吏からも適時二塁打を放ち、3安打3打点の大活躍で見事MVPを獲得した。

・杉本裕太郎(オリックス・外野手・30歳) 徳島商業高→青山学院大→JR西日本→15年ドラフト10位→オリックス(16-現役)

21年成績:78試合 .297 (276-82) 18本 54打点 62三振 26四球 2盗塁 出塁率.370 OPS.917
通算成績:154試合 .265 (486-129) 27本 88打点 129三振 37四球 4盗塁 出塁率.331 OPS.811
球宴成績:2試合 .400 (5-2) 1本 1打点 1三振 0四球 0盗塁 出塁率.400 OPS1.400

※青山学院大では吉田正尚の2年先輩として活躍し、その後JR西日本を経て15年のドラフトでオリックスから10位指名を受けて入団。3年目の18年までは2軍生活が主だったが、その18年には2試合連続で満塁本塁打を放つなど存在感を見せ、翌19年も8安打に終わったもののそのうち4本が本塁打という離れ業を見せる。
 昨年も故障で41試合の出場に終わったものの打撃能力は次第に成長し、そして今年開花。5月には8本塁打を放ち、6月には打率.375 5本塁打の活躍で月間MVPを獲得するなど既に18本塁打をマーク。吉田正尚とともに強力な中軸を作り上げ、チームの首位躍進のキーマンと言っても過言ではない活躍を見せている。「北斗の拳」のラオウの大ファンであり、自身の愛称としても親しまれている。
 監督推薦で初選出となった球宴では第1戦でマーティンの代打として途中出場するも2打席凡退。しかし続く第2戦では7番・右翼手で先発すると、2回に柳裕也から同点となるソロ本塁打を放つ。7回には山﨑康晃から内野安打を記録するも、直後に変則ゲッツーに阻まれて走塁死。それでも第2戦の敢闘賞を受賞した。


719 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:24:38 U.a12Zvw
というわけで5月から始まったこの企画も今日の更新をもって最後となります
まずは最後までご覧いただき本当にありがとうございました

このまとめを始めた頃はまだ開催も不透明で一時はどうなるかとも思いましたが、こうして無事に70回目の球宴が開催され、
かつ、近年でもハイレベルな2試合になって日本中を盛り上げてくれたのは一ファンとしてとても嬉しい限りです
ここでまとめた選手の中にはまだまだ現役の選手もたくさんいますが、2度目3度目とまた選ばれるように、
そして今後初めて選ばれるであろう未来の選手たちにも期待しつつ今後もオールスターという野球の祭典を見守っていきたいなと思います

さて、ここからは予告…にはなりますが、実は既に1つ新たな野球まとめを今年のペナント終了後にやろうかな、と既に画策しております
予定通りいけば恐らくそれはこれまでのまとめの集大成になるようなものであり、かつ「NaNじぇい」らしいまとめになるんじゃないかなと思っております
ぜひ期待していただければと思います

これからプロ野球は約1ヵ月の中断期間を挟みますが、後半戦も野球総合スレで試合をまとめつつ応援していきたいと思っておりますので今後ともよろしくお願いいたします
以上、「オールスターに一度だけ選ばれた男たち」でした
またお会いしましょう


720 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 03:26:45 Uxrgk5RQ
乙です
見ごたえあって面白かったゾ


721 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 04:59:31 VhSC5AG.
まさかこの人がっていうのが結構あって面白かった


722 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 05:22:19 l6WpQ6NI
ウィーラー今年が初めてだったんだ


723 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 07:40:12 ct8XjQqs
今年は初選出の選手が多かった印象があったけど改めて見たらめちゃくちゃ多かった
バント、申告敬遠、ホームスチール有りで楽しい球宴でした

お疲れ様でした
次のまとめも期待してます


724 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/18(日) 20:29:05 /dR11hqo
おもしろかったねー!


725 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2021/07/19(月) 14:27:16 rFrVr.5A

すばらしいデータスレだった!


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