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もし千里山の娘たちと相思相愛になったとして

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:15:25 1mRjkFGQ
怜とは

1年生の頃からの付き合いで下級生が入ってきてからは部のみんなと病弱な怜を支え続けて
最初こそ遠慮がちだった怜も3年生になった今となっては数少ない男手だと言わんばかりに
あれやってこれやってとこき使われ時には「ひざまくら〜……」と許可を得ずに寝転んできて
安心しきった表情で寝息を立ててる怜を見下ろして(こっちの気も知らねーで……)と苦笑し
おんぶしろだの荷物持ってだのまるで都合の良いパシりのような扱いを受けながらそれでも
怜の為に何かしてあげられるのが嬉しくて(惚れた弱みだな)と自嘲しつつ日々を過ごして
ある日いつものように怜に頼まれ事されて部室に戻る途中で急に目眩がして倒れてしまい
どうやらそのまま階段から落ちて片腕と片脚を骨折したらしくすぐに入院する事になって
見舞いに来て労ってくれる竜華たちに「心配掛けて悪かったな」と謝って暇な入院生活を
存分に満喫していると静かに病室の扉が開いて怜が入ってきたので「おう」と声を掛けるも
いつもの掴みどころのない表情は鳴りを潜めており遠慮がちにベッドの傍まで歩いてきて
そんな怜の第一声が「ごめん……」だったので「……え?」と呟いて「な、何が?」と返し
頭を下げている怜をとりあえず椅子に座らせてからもう一度問うと「……私のせいや……」と
震える声で呟いて「もう勝手なことせぇへん。ワガママも言わんから……」と俯いてしまい
最後に「ほんまに、ごめんな……」とだけ呟いたきり押し黙ってしまった怜を何とか宥め
いつしか泣き疲れたのかベッドに突っ伏し静かに寝息を立て始めた怜の頭を優しく撫でて
ふといつもと立場が逆だなーなんて考えながらたまにはこっちがこき使ってやろうかなと
柔らかな微笑みを浮かべたい


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:16:12 ohtPHDlI
また始まってる!


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:17:27 hB474B46
待ってた!


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:33:58 1mRjkFGQ
よね


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:34:14 x/CcxdT.
イイゾ〜


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:34:46 9dewTatk
きたわね。


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:43:57 1mRjkFGQ
泉とは

2つ年下の後輩として入部してきてから小生意気な後輩(しかも本人は自覚なし)として
ちょくちょく他のメンバーに弄られているのに便乗して自分も先輩という立場を濫用して
毎日のように弄り続けていると最初の頃は大袈裟に驚いたりしていた泉が慣れてきたのか
反応が面白くなかったりワンパターンになったりしてきたので全力でダメ出ししてやると
「わ、私別にリアクション芸人やないんですけど!」と腑に落ちない表情でツッコミする
そんな泉と日々を過ごし時には無茶振りをして時には分かりにくいボケをかましていって
いつしか生意気だけど憎めない奴なんだなと思うようになりたまに見せる年相応の笑顔や
誉められた時の誇らしげな照れ顔など見た事のない泉を知るほど大切な後輩になっていき
麻雀でやらかした時には誰よりも早く我ながら不器用に慰めていつか『大切な後輩』から
更にその先の段階に進んだ事を自覚するも変なプライドがあるのか年下の女子に対しては
自分からグイグイ行くのは何か違うな…と勝手に考えて泉との距離が少し離れ始めてから
ある日の部活終わりに下駄箱で靴を履き替えてると下駄箱の陰から「……先輩っ」と泉が
顔を出して「ご一緒してもえぇですか?」と言うので頷いてから2人で並んで歩き出し
「……こうして2人で話すの、なんか久しぶりですね」と言う泉に「そうだな」と返すと
唐突に「……なんで私の事弄らなくなったんです?」とか言い出すので思わず「え?」と
何言ってんだ状態になるも「あっ、別に変な意味やなくて……」と咄嗟に弁解し出す泉に
「理由なんてあるわけないだろ」と返すと「……え、ひどっ!」懐かしい反応を見せて
「じゃあ毎日私に意地悪しとったのも理由なくですか!」と更に突っ掛かってくる泉に
「強いて言うなら……まぁ、その、小学生の頃のあれと同じだよ」と観念して言うけれど
「え?どういう意味です?」と首を傾げるので「いや、分かんないならいい」と言って
足を早めると泉も「ちょ、待って下さいよ!」と追い掛けてくるので小さく笑いながら
意地悪してもう少しだけ速度を上げたい


8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:44:16 1mRjkFGQ
よね


9 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:45:17 N/wRw0h6
ウン


10 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:49:00 AXBsG5AA
泉かわかわ


11 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 22:53:57 xQONzwPU
セーラあくしろ


12 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:08:11 1mRjkFGQ
セーラとは

1年生で知り合ってからはどちらかというとお互いに遊び相手として仲良くなっていって
体育館や校庭でスポーツしたり食べ放題に行ったりして早くも1年が経ったある夏の日に
インターハイで敗退して東京から戻ってきた後で何となく家には帰らず部室に顔を出すと
窓枠に腰掛け1人泣いているセーラとばったり出会ってしまいこちらに気付いたセーラが
慌てて涙を拭って「……なんや、まだ帰ってなかったんか」と明らかに無理して笑いつつ
「なぁ、この後ってヒマか?お好み焼きでも食いに行かへん?」と捲し立ててくるので
多分『今のは見なかった事にしてくれ』っていう事なんだなとすぐに察しはついたものの
初めて見たセーラの弱々しい姿が目に焼き付いて離れずどうやっても耐えらなかったので
彼女を半ば強引に抱き寄せて「肩、貸してやる」とクッソ気障ったらしい台詞を抜かすと
セーラも「……な、なにを急に似合わんこと言うとんねん……」と呆れ気味に呟きながらも
されるがままで抵抗せず肩に顔をうずめてるのでやり過ぎかなと思いつつも何も言わずに
背中を優しく叩いてやるとそれを皮切りにセーラが肩を震わせて嗚咽を漏らし始めたので
無言でずっとそのまま背中をさすり続けてあげたい



そして3年生になって高校最後のインターハイに臨まんと気合いを入れているセーラが
「じゃあ行ってくるわ」と言うので緊張を解そうと「肩ならいつでも貸してやるから」と
からかうような笑いを浮かべると「……アホ。こういう時は普通に応援せぇや」と返して
あっけらかんと笑うのでそんなセーラに(……余計なお世話だったか)と笑い返しながら
「頑張れよ」と拳を突き出して「おう!」とそれに応えて歩いていったセーラの背中に
心の中でもう一度(頑張れよ)と呟きたい


13 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:08:38 tjlLQuus
わかる


14 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:10:16 1mRjkFGQ
よね


15 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:14:05 xQONzwPU
いい!いい!


16 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:26:19 jDAA8SsU
君これ休日一日かけて考えたんか?


17 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:26:56 1mRjkFGQ
浩子とは

後輩ながらも明晰な頭脳や物怖じしない性格が目立ち自分もちょくちょく毒舌を喰らい
そこそこ辛辣なツッコミを貰ったりして(先輩って思われてなくね?)と考えながらも
麻雀については論理的な説明や実践的なデータを踏まえて教えてもらう事も多々あって
いつの間にか後輩だけど尊敬できる存在になっていた浩子と一緒に時には牌譜研究やら
資料整理やらをして日々を過ごしながらとある日に夜遅くまでパソコンとタブレットを
無言で弄っている浩子に「まだ帰らないのか?」と声を掛けると「……えぇ、まぁ」と
視線を画面に向けたまま呟くので熱心だな…と笑うと「先帰って頂いて結構ですよ」と
やっとこちらを向いて「先輩が遅くまで付き合う必要はありませんから」と言うので
「確かにそうだな」と同意してから帰った振りをして缶コーヒーを買って部室に戻ると
浩子が「……忘れ物ですか?」と聞いてくるので「ん、まぁそんな感じかな」と返すと
曖昧な返事をしたこちらを訝しげに見てくるので「……ほらよ」と缶コーヒーを置いて
「あんまり根詰め過ぎるなよ?」と笑うと浩子が少し意外そうな表情を見せているので
ドヤ顔でウィンクすると気に障ったのか「…………いや全っ然格好良くないですから」と
これまた辛辣に呟いて「それと、私無糖は飲めへんです」と追い討ちをかけてきたので
なんだそれ格好つかねぇ…と項垂れていると小さな笑い声が聞こえて「……冗談です」と
浩子が言うので「何だよそれ……」と安堵の溜息をつき自分の缶コーヒーを開けて飲むと
勢いよく喉に流し込み過ぎたせいで「ゲホゲホッ!!」と一口で噎せて涙目になってしまい
「何やってるんですか……」とクッソ呆れ顔をしてる浩子に「わ、悪い悪い」と謝ると
ボソッと「……なんでこんなんに惚れてもうたんや……」と蚊の鳴くような呟きが聞こえ
「何か言ったか?」と問うも「いえ、別に」と返しまたパソコンに向き直る浩子を見て
まだ少し噎せながら「?」を浮かべていたい


18 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:28:24 1mRjkFGQ
よね


19 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:33:09 MsozXIl.
アーサイコサイコ‥‥


20 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:43:52 T7X56Kjg
フナQかわいい


21 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/21(日) 23:52:17 AXBsG5AA
Qかわいい


22 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 00:07:48 8C9zc2xU
竜華とは

甲斐甲斐しく怜の世話をしてる姿や麻雀を打ってる時の凛々しい姿を見てすぐに惚れて
運良く1年の頃から友人になれた事もあってもう少しだけお近づきになろうと企むけど
何故か怜が要所要所で絡んでくるせいでいつも失敗に終わりニヤニヤしてる怜を睨んで
(まさか……)と眉を潜めると「バレバレやで」とこちらの考えを見透かしたように笑い
「竜華のこと好きなんやろ?」と告げるので「な、なんで……」と驚いて後ずさりすると
「むしろあれでバレないと思ってたんか……」と溜息混じりに言われ必死で誤魔化すも
どうやら無駄らしくしかも当の竜華には怜と悪友みたいな関係になっている所を見られ
「これからも怜と仲良くしてあげてや」と良い笑顔で言われてしまったのでそれからは
誤解を解く為に竜華の好感度を上げる為に1年2年と過ごしていって多分きっと竜華も
そこそこは好きになってくれてるんじゃないかとは感じるものの残された時間は少なく
あっという間に卒業式を迎えてしまい3年生が部員に挨拶を終え解散しそうだという時に
もうなりふり構ってられないので「……なぁ、ちょっといいか?」と竜華を呼び出して
「うん、えぇけど」と頷いた竜華と2人で部室を出て扉を閉める直前に怜や後輩たちが
こちらを見て『やっとか』という表情を全員が全員していたので妙に恥ずかしくなって
廊下を歩きながら「……生徒としてここを歩くのも今日で最後なんやな」と呟く竜華に
同意しながらも何の用か聞かずに着いてきてくれる彼女に感謝しつつ体育館裏まで来て
こんなん状況的に今から何をするかバレバレだろと我ながら単純さに落胆し自嘲するも
何も言わずに待っていてくれてる竜華に「……な、なぁ……」と向き直ると「……うん」と
両手を後ろで組んで頷く竜華に勇気を振り絞り「俺、お前の事……」と掠れた声を出すも
緊張してるせいか次に続く言葉が全く出て来ずみっともなく口をパクパクさせていると
笑ってるのか呆れてるのか曖昧な表情をした竜華が「…………頑張って」と呼び掛けてきて
その言葉に勇気付けられてからやっと竜華に想いを告げたい


23 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 00:09:13 8C9zc2xU
よね(終わり)


24 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 00:10:11 GjM8uKYY
かわいい(かわいい)


25 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 06:38:23 Oj5eJIUI
イイゾ〜これ


26 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 06:59:18 QKNLXCPo
竜華しゅき


27 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 21:20:32 wyGTcCjs
やるやん…


28 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 21:35:24 52EPtOhQ
白糸台あくしろよ


29 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 21:57:13 8C9zc2xU
姫松!(クソデカ大声)


30 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 22:27:52 g5Oy4Mcc
船Qイイゾ^〜


31 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2018/10/22(月) 22:32:34 8C9zc2xU
話し変わって申し訳ないが
もしかして長文兄貴って東京住まい?


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