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中原岬「田所くん。ほんとにこのままでいいの?」
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岬「最近、ほとんど外に出てないでしょ。わたし知ってるんだから」
たどちゃん「まあ、多少はね?」
岬「多少って…普段は週にどれくらい外に出てるの?」
たどちゃん「1か2ぐらいですね」
岬「それしか出てないの!? それって完全に引きこもりだよ」
たどちゃん「いやーそうでもないですよ」
岬「田所くん。自分の立場わかってる? このままじゃ永久に引きこもりだよ? 二度と社会に出れないんだよ?」
たどちゃん「いや、で〜、出ますよ多分」
岬「今のたどころくんじゃ無理ね。もう何年引きこもってると思う?」
たどちゃん「そうですね〜、5年ぐらい」
岬「5年間も引きこもってた人がいきなり社会に出てやっていけるわけないじゃない」
たどちゃん「そうですね。う〜ん…」
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岬「田所くん。今では初対面の人とまともに話せないでしょ?」
たどちゃん「ありますあります」
岬「そうだと思ったわ」
たどちゃん「何でこんなキツいんすかねえ」
岬「ずっと引きこもってるとみんなそうなっちゃうんだよ」
たどちゃん「しょうがないね」
岬「しょうがなくないです。田所くんにはちょっと厳しいことを言う必要があるわ」
たどちゃん「ファッ!?」
岬「田所くん、あなたご両親に申し訳ないと思わないの? 彼らが今まであなたを育てるのにどれだけつぎ込んだか分かる? なのにあなたときたら大学を留年した挙句に……」
たどちゃん「ぬあああああん!」
岬「わかったでしょ? 自分が最低にダメな人だってことが」
たどちゃん「やめたくなりますよ〜」
岬「でも、もう大丈夫だよ。田所くん。わたしが田所くんを天使のように救ってあげる」
たどちゃん「やりますねぇ!」
岬「何も心配しなくてもいいよ。田所くんはわたしの言う通りしてればいいの」
たどちゃん「オッス、お願いしまーす!」
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岬ちゃんいつになったら来てくれるんだろう
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これは名作
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岬「早速、田所くんが引きこもりになった原因を考察しようか。そこから突破口が見つかるはずだわ」
たどちゃん「ん、そうですね……」
岬「どうしたの田所くん? 言いにくいことでも、気にしないで言って?」
たどちゃん「いいっすか?ハーイ!」
岬「えっ!? 過去に出演したビデオがネット上でネタにされているから、世間が怖くて引きこもりになった?」
たどちゃん「あたまにきますよ〜」
岬「田所くん、あなたがどんなビデオに出たのか知らないけど、ビデオに出てるあなたが馬鹿にされたからなんだっていうの? そんなに気にすることじゃないわ。わかるでしょ?」
たどちゃん「わかりますよ」
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岬「だったらもっと自分に自信を持たなきゃ。ね?」
たどちゃん「こ↑こ↓」
岬「え? 実際にそのビデオを見てみろって?」
たどちゃん「ほら見とけよ見とけよ〜」
岬「しょうがないなあ。この動画を見ればいいんでしょ」
岬「……」
岬「……」
岬「……」
岬「…………カァッ///」
たどちゃん「おっ、大丈夫か?大丈夫か?」
岬「ちっ違うもん! 見てないからっ わたし田所くんがあんなことやこんなことするところは全然見てないから―っ///」
たどちゃん「ダメみたいですね……」
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もう始まってる!
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いいゾ〜これ
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ストーリーたどちゃんいいゾーこれ
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岬「ごめんね。びっくりしてあなたのスマホを放り投げちゃって。壊れてないといいんだけど……」
たどちゃん「大丈夫でしょ」
岬(どうしよう……田所くんがこんなに重い過去を背負ってるなんて思いもしなかった)
たどちゃん「シュー……」
岬(ううん、違う。過去だけじゃない。田所くんは今もそのことで笑いものにされ続けてる)
岬(きっとネット上でみんなが笑いものにされているから、現実でも人から馬鹿にされているように感じてしまうんだわ)
岬(そのことが怖くて、引きこもりになったなんて、田所くん……)
たどちゃん「見ろよ〜。なんだよぉー、ホラ見ろよ」
岬「ちょっと田所くん。もうビデオはいいからっ!」
たどちゃん「逃げんなよぉ」
岬「田所くん、来週もわたしのカウンセリングに来てね。プロジェクトを考えて待ってるから」
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俺んとこに岬ちゃんが来ないんですけど、それは大丈夫なんですかね?
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岬「おはよう、田所くん。今日はマフラーしてきちゃった。田所くんはそんな恰好で寒くないの?」
たどちゃん「ばっちぇー冷えてますよ〜」
岬「もっと厚着しなとだめ、風邪ひいちゃうよ? もしかして冬物あんまり持ってないの?」
たどちゃん「服とか結構困りますよね」
岬「こんど、私がついて行ってあげるから、そこでちゃんと冬物買おうよ」
たどちゃん「うん」
岬「あれ? 田所くん、急に立ち止まってどうしたの?」
たどちゃん「……」
岬「田所くん?」
たどちゃん「……入って、どうぞ」
岬「もしかしてレディーファースト? 意外と男らしいところもあるんだね」
たどちゃん「あーもう待っててあげますよぉ」
岬「ありがとね。田所くん」
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わた中原岬さんは汚いホモビデオなんか見たりしないよ。きっと何かの間違いだよ。
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山崎くん役は遠野かな?
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岬「はい。それではカウンセリングを始めます」
たどちゃん「オッス、お願いしまーす!」
岬「じゃあまずは心理テストからはじめようかな。田所君、この紙に書いてある図形が何に見える?」
たどちゃん「え〜とそうですね。あの、ボクサー型の、っていうんですかね。ちょっとスパッツに近い感じ…」
岬「え? スパッツ? これのどの辺がスパッツだと思ったの?」
たどちゃん「この辺が、セクシーで…エロいっ!」
岬「そうかなあ?」
たどちゃん「はっきりわかんだね」
岬「そっそうなんだ。自信を持って答えてくれるのはいいんだけど」
岬(う〜んスパッツかあ。これをスパッツだと判断した人がどういう心理なのかはさすがにこの本には書いてないよね)パラパラ
岬「今のテストからは何も田所くんのことが知れなかったみたい。手間取らせてごめんなさい」
たどちゃん「いや全然」
岬「それじゃ次いきます。田所君。最近なにか不調に襲われたことない? 立ちくらみとか、頭痛とか」
たどちゃん「ないです」
岬「そう……」
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岬「もうまどろっこしいことはやめて、本題に入ります」
たどちゃん「いいねぇー! フゥー」
岬「あれからね。わたしが田所くんのためにできることはないかを考えてたの」
岬「どうすれば田所くんが傷つかずに田所くんを救えるかを」
岬「一番いいのはネットの人たちに田所くんのことを忘れさせることなんだろうけど、それはわたしにどうこうできることじゃないし、それに……」
たどちゃん「オォン!アォン!」
岬「キャッ!? ちょっと田所くん。いきなり大声出さないでよ」
たどちゃん「硬くなってんぜ?」
岬「え? あっそっか。ちょっと緊張しすぎてたわ。もっとリラックスしないとね」
たどちゃん「やった方がいいよね。うん」
岬「おかげで少しほぐれたかも。ありがとね」
岬「でね。田所くんが笑いものにされるのを止めるだけなら、わたし一人でもできると思うのよ」
岬「わたしが「田所くんを笑いものにしないでください」って涙ながらにお願いすれば、ネットの人たちも考えを改めてくれるんじゃないかな」
岬「たとえ一回だけじゃ効果がなくても、何十、何百とそんな動画をこのニコニコとかに乗せれば絶対に効果があるはずよ」
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岬「わたし、田所くんを笑いものにしている人たちは良心がないんじゃないかって思ったわ。だってあんまりひどいことをするんだもの」
岬「でもね、わたし、気づいたの。あの人たちはごく普通の人たちで、田所くんを実在の人間としてではなく、なにかのキャラクターとしてしか見てないだけだって」
岬「だから、あの人たちはそれを本人が見たらどんなに怒ったり、悲しんだりするか分からないような動画をなんの抵抗もなく作る。当然だよね。相手はビデオに出てくる一キャラクターなんだもの」
岬「でも、わたしは田所君くんとは違うわ。あの人たちだって自分の作る動画が一人の少女を泣かせることに繋がることを考えたら、そう安易に田所くんのことを取り上げたりしないと思うのよ」
岬「田所くん、どう思う?このプロジェクト」
たどちゃん「んにゃぴ……」
岬「えっ? わたしまであのファミリーに加わることはないって?」
岬「田所くん、わたしが傷つくのが心配してるの?」
たどちゃん「してますね」
岬「大丈夫だよ。田所くん。わたしは天使だもん。天使はどこまで落ちて行っても、最後は必ず空に帰るんだよ」
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淫夢厨として普通に刺さるんですけど(悔恨)
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大島薫にでも会わせればいいんじゃない?(適当)
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クッキーの例とか見るにお願いよりも金儲けに走れば連中は冷めるんじゃないか
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岬「ただいま〜 って靴がある。もう帰ってたんだ。佐藤くん」
佐藤「おかえり。遅かったな」
岬「佐藤くんは早すぎ。職安に行ってたんじゃないの?」
佐藤「先輩から呼び出されてさ、さっきまで先輩のところにいたんだよ」
岬「ふ〜ん」
佐藤「なんだよその目つきは。言っとくけどな、俺は先輩の愚痴を聞きに行っただけだからな」
岬「じゃあなんでそんなにお酒臭いのさ」
佐藤「先輩はさ、ほら、また離婚しただろ? だから自棄になって、また薬に手を出しかねないだろ、それよりかは俺と酒盛りでもしてさ、酔っぱらってくれてたほうがいいじゃないか」
岬「そうだったんだ」
佐藤「岬こそ遅かったじゃないか。カウンセリングが長引いたのか?」
岬「うん。今度のプロジェクトの契約者はちょっと面倒な事情を抱えてるからね。少し話し込んじゃった」
佐藤「まあ、ほどほどにな。あんまり入れ込みすぎるなよ」
岬「佐藤くん。私との契約内容覚えてる? 佐藤くんは……」
佐藤「俺以外を対象にしたプロジェクトに口を挟まない、だろ。わかってるよ」
岬「よかった」
佐藤「でもな。俺、時々不安になるんだよ。お前が以前と同じようにプロジェクトをやっているのは、お前の居場所がここにないからなんじゃないかって」
岬「……」
佐藤「こういう心配するのも契約違反か?」
岬「そんなことない。恋人として当然だよ」
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地域別|
http://aeruyo.2-d.jp/sefuredeai/0013/
写メ
http://aeruyo.2-d.jp/free/adult/1/
募集書き込み一覧
http://galscom.eek.jp/aeruyo/zds05/000/
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佐藤くんの立ち位置をたどちゃんに置き換えたSSかと思ったらそうじゃないんすね
一応ほんへの後っていう設定なのかな?
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岬ちゃん進歩してなくない?
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今度は依存のためじゃなくて他人のためにやってるんじゃない(適当)
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こんなところで日本ホモ協会SSの恩恵にあずかるとはな
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NHKにようこそいいゾ〜これ
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