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【IFSS】綾「私の好きな人は…」
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・きんモザss.分岐ルートあり
・きんいろモザイクPretty Daysのネタバレ含みます。まだ見てない方はそっちからがいいゾ〜^
では、どうぞ
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忍、陽子は私の親友だ
彼女達と離れ離れになるのはさみしい。でも、自分の進路だから後悔はしたくない。そう思って2人に勉強を教えつつ、自分でも頑張ってきた。
2人は着々と成績を上げ、私も嬉しかったわね。
私は、本当は3人で…
綾「番号…あったわ…」
第一志望だった水蓮女学院、うれしいのか悲しいのかよくわからず呆けてしまっていたようだ。
綾「これからどうすればいいの…」
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私は結局最後まで悩み、もえぎ高校の入試も受けた
陽子「あやー、私達のもみてー」
やれやれ、陽子は本当にしょうがないわね。ほら、自分の目で確かめなさい
陽子「あったー!」
忍「ありました!綾ちゃんありがとうございます!」
綾「おめでとう。私も頑張るわ」
これで後悔はない。送別会で2人が泣いてたときは私も釣られたわ
結局、私は悩みに悩んだ挙句、水蓮に決めた
ここで新しい生活をする。陽子、忍とは帰れば会えるものね
さみしい…
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ここはいわゆるお嬢様学校
勉強も難しいけど、それ以上に気品のある人が多いわね
先輩「ごきげんよう一年生の皆さん」
綾(ほ、ほんとにごきげんようっていってるー!)
「私達の水蓮では気品ある淑女を育てるため…」
(ここでやってける自信が無いわ)
私は早速後悔した。私が人前に出れたのは陽子みたいな活発な子がいたから。ここじゃ…
でも、しばらくして意外な形で居場所をみつけることができた
私の好きな恋バナで
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同級生「ねえねえ、綾さんは好きな人っていますの?」
綾「ええっ!?い、いない////」
って、なんで陽子が出てくるのよ!////
私は陽子が王子様なんて…
同級生「私は、生徒会長のことをお慕い申し上げますわ。夜も眠れませんの」
綾「あれ!?ここ女子校よね?」
同級生「そうよ?私はここにきて初めて気がついたわ。殿方よりも好きな方がいらっしゃいますの」
綾「(゜д゜)」
正直、とても勇気のいる話だと思う。私も壁を作らないで話さないといけないと思った。
綾「あのっ、実は私は…!」
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同級生「なるほど…その猪熊陽子というお方が貴女の運命の人なのね^〜」
綾「ううう、運命って////別に陽子なんて好きじゃないんだから!/////////」
同級生「綾さん、今まで何か緊張なさってたけど陽子さんの話してる時はいきいきしてましたわよ。」
綾「…そうね。私は陽子が好きよ。どうすれば叶うかしら。」
同級生「綾さん、陽子さんとちゃんと連絡はとってらっしゃるの?」
綾「ええ…。でも最近は忙しくて」
同級生「だめよ!共学なら変な虫がつくわ。今のうちに綾さん色に染めなさいな!」
綾「え、ええ!?」
同級生「さあさあ、キマシタワー!あら、先生がキマシタワ」
先生「はい、今日は留学生を紹介します」
ザワザワ…
綾「きれい…」
私が同性愛者だからか、はたまたその輝きか、私は目の前の少女に釘付けになっていた。
カレン「九条カレンデース!」
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九条家
カレン『パパ、日本に行きたいデース!留学するデス』
カレンママ『ならここにしなさい。水蓮女学院というところは高度な教育ができるらしいわ』
カレン『でも…レベルが…』
カレンパパ『そこは私の権力で[検閲削除]すれば…』
というわけで1度アリスに鉛筆を返してからキマシタ
綾「ええ…。ところで、そのアリスって子がもえぎにいるのは本当なの?」
カレン「本当デース!シノとヨーコとも仲良くしてたデスヨ」
綾「そう…よかった…。」
なんだろうこのモヤモヤした気持ち…。私はそのアリスって子に嫉妬してるのかもしれない
いけないわ。シノは元々金髪好きだもの。でも陽子は…
カレン「アヤヤはかわいいデスネ」
綾「何よー!それに綾よ!」
カレン「アヤヤー!アヤヤー!」
陽子と似たような子ね…。でも学校では異色の子で楽しくなりそうだわ。
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カレン「Hey!アヤヤ、宿題教えて欲しいデース」
綾「ちょっとまたやってないの?ここはこうするの」
同級生「カレンさんも綾さんとお似合いですわね^〜」
いつの間にか陽子で空いた穴はカレンが埋めていた。いつも側にはカレンがいた。
でも、夢の王子様はまだ…
私は誰がいいんだろう…
それにカレンもアリスって子が好きなんじゃ
そうこうしてるうちに夏がきて、私は帰省した
なぜかカレンもきた
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忍「綾ちゃん、お久しぶりです!」
綾「シノ、会いたかったわ。」
やはりシノは親友だ。今の私がいるのはシノと…
陽子「よっ、元気してた?」
綾「え、ええ」
陽子のお陰だ。やっぱり私は陽子が好き
アリス「初めまして。アリス・カータレットです。話は聞いてるよ、アヤ」
綾「ええ、よろしくアリス」
アリス「ところでカレン、綾に迷惑かけてない?」
カレン「ごめんデース」
ほんとにこの2人は幼なじみみたいね
こうして5人それぞれの思い出話が始まった
そしてそれぞれの学校の話が出たとき
後悔した
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陽子「ところでさー、私ラブレター貰ったんだよね」
真夏なのに寒い。世界がきんいろからモノクロに変わる。話の内容はよく覚えてない
でも、陽子は男の子と付き合ってる
頭がクラクラする
綾「あ、私そろそろいくわね」
精いっぱいの笑顔を繕って3人を送った
そして泣いた
私はあの言葉を思い出した
『共学なら変な虫がつくわ!』
いいえ、変な虫は私よ。陽子は男の子といた方が…
縮こまった少女のそばにいたのは、普段やかましいきんいろの娘だった
カレン「アヤヤ、どうしたデース?私何かしちゃったデスか?」
カレン…あなたになら話せるかもしれないわ
あなたも、水蓮の生徒だもの
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カレン「元気だすデース。確かに辛いことデス。でも、それから楽しいことも増えるんデスよ。私も、好きな人を忍にとられたデース。」
綾「え、ということはあなたアリスのことが」
カレン「…それでも、シノを恨む気にはなれませんデシタ。シノとはいい友達になれそうデース。それに私はもっと大切な存在に気づけマシタ」
綾「もっと大切な…?」
そう言おうとしたとき、時間がゆっくりになった
夏の日差しが照りつける中、私は少女と接吻をした
カレン「…答え、待ってマス」
私はしばらく動けなかった
そして出来たのは二つの大きな塊
どちらを選ぶべき?
それとも、どれも選ばないの?
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綾「…と、言うわけよ。聞いてる?」
同級生「綾さんも恋する乙女ですわね〜」
学校が始まってからも答えを出せず、カレンともなかなかうまくいかないまま過ごしてきた
水蓮はもっぱら同性カップルが堂々と手を繋いでる状態
だからこそ難しいこともある
綾「そういえばカレン宿題はやったかしら。また怒られてるんじゃ…」
同級生「クスクス、もう決まってるんじゃないですか?あなたの好きな人」
綾「あっ」
同級生「ずっとカレンさんの心配してましたわよ。陽子さんは王子様なのはわかりましたわ。でも、女の子として好きなのは、どっちですの?」
私は、まだ自分の本質を受け入れてなかったかもしれない
今までだって、異性愛の男キャラを陽子に変えて想像してた。陽子が男だったらと何度も思った。
でも、カレンが好き。女の子としてのカレンが。
私は次の日早めに登校しカレンを待った
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綾「カレン!」
カレン「なんデス?」
綾「…待っててくれてありがとう。付き合って下さい」
カレン「後悔しないデスか?」
綾「ええ、あなたが好きよ!」
カレン「I LOVE YOUアヤヤ!」
綾「もう、カレンったら」
本当に、ありがとう。私はまた成長できたわ。
カレン「ところでアヤヤ」
カレン「恋人なら宿題見せてデス!」
綾「カレンはたまには後悔しなさい」
ひどいデース!
陽子ともちゃんと連絡は取ってる
彼氏とは順調らしい
私がカレンと付き合ってることを教えたらノンケは私だけかよって言ってたわね
陽子はまだ好きかもしれない
でも、私には守る人ができたから…
カレン「アヤヤ、ずっと一緒デース」
綾「ええ、愛してるわ、カレン」
おわり
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オツシャス
鬱かと思ったらハッピーエンドで安心したゾ
カレあや流行れ
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nu
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乙
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